菅直人

かんなおと

小選挙区(東京都第十八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数14回

菅直人の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第151回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○菅(直)委員 新しい国会になりまして、初めての通常国会が開かれました。きょうは、私が野党の第一バッターということで、森総理初め森政権の皆さんに御質問をいたしますが、森総理、ダボスに行かれましたよね。私は、民主党の鳩山代表も出かけられて、あるいは石原都知事も出かけられて、顔が見え...全文を見る
○菅(直)委員 今のことで国民の皆さんが理解されると思いますか。  私が言っているのじゃないんですよ。つまりこの議論は、総理がわざわざダボスまで行かれて、全世界の人たちに対して、今の日本がこういう状況にあるということを説明されているんですよ。何か過程だとか過程の中での問題だとか...全文を見る
○菅(直)委員 現実をきちんと把握しないでおいて、それに対する対応策が出るとはとても思えません。  きょうは、宮澤そして橋本元総理も閣僚席におられます。  これは、一九八六年から二〇〇〇あるいは二〇〇一年度の年度末のいわゆる国と地方の長期債務の推移、金額とGDP比であらわして...全文を見る
○菅(直)委員 宮澤さん、実は私が聞いていることを一つも答えておられないんですよね。宮澤さんは今の状態が来年に向かってどうなるかということをいろいろ言われました。  私は、宮澤大臣が最初の大蔵大臣のころから何度かこの場で議論をいたしました。それはバブルの発生のときでした。土地に...全文を見る
○菅(直)委員 私は、宮澤大臣の話を聞いているといつもこう感じるんですよ。反論はいたしませんとか、ほかの方法はなかったかと言われるとあったかもしれませんと言われるんです。しかし、その裏にどういう言葉が入っているか。私ほどの人間ができなかったことをほかの人にできるわけがないじゃない...全文を見る
○菅(直)委員 国民の皆さんは、私と総理あるいは宮澤、橋本両大臣のお話を聞いて、森総理が言われるほど今の日本が、さあ過去の負の遺産を解消してやっている状況でないということは、常識的にも御存じでしょうし、それは森さんの夢の中の期待の幻だということはおわかりいただけたと思います。 ...全文を見る
○菅(直)委員 非常にはっきりしていてよかったですよね。つまりは、相変わらず即効性、カンフル注射ということですよね。  私は、もうちょっと話を進めたいと思います。  先ほど保守党の方が金利のことを言われました、金利という言い方はされませんでしたが。本来は、もっと高い金利水準に...全文を見る
○菅(直)委員 そこで、少し話を進めます。  森総理も大変親しいようですが、きょう朝も出られた亀井政調会長が、ペイオフについて、再度の延期について触れられました。このペイオフ問題は、いろいろな意味で極めて重要です。  もともとは、ペイオフを一年前にやることを前提にしてあの金融...全文を見る
○菅(直)委員 担当大臣としては言われることはわかりますが、歯切れは悪いですよね。判断が分かれるところだと。柳澤さんとしては、その判断の分かれた方の片方の、延期する必要はないと。  しかし、株が一万三千円を切りかけている。わずか七カ月で百兆円の株資産がロスしている。森総理が政権...全文を見る
○菅(直)委員 ありがとうございました。  日銀総裁としては、先行きが不透明な理由までは触れられませんでしたが、私が感じるところでは、森内閣ではとても先行きが不透明だから、国民が心配で消費ができない、株価も七千円も下がっている、そういうふうに私は認識をいたしております。  そ...全文を見る
○菅(直)委員 今私が言ったことと総理の答えられたことは、全く別の話をされていますよね。  私が言ったのは、別に官僚が悪いとか官僚がいいと言っているのじゃなくて、そういう官僚計画型の経済がかつてはうまくいっていたけれども、今はそういうものがうまくいかなくなって、しかし、それを残...全文を見る
○菅(直)委員 坂口大臣のおっしゃることは私も同感でありまして、そう違っていないのだと思います。  そこで、そろそろこの議論を一たん区切りをつけたいと思いますが、我が党では財政再建ということを議論いたしております。現状の深刻さを見ますと、両大臣おられませんが、残念ながら、財政再...全文を見る
○菅(直)委員 残念ながら、心配していたことがやはり起きました。先日、農水省に伺ったときには、谷津大臣は、そういう検討会の皆さんが水門をあけた調査もやれということであればやろうというふうに言われたんですが、その後、総理の答弁を聞いておりますと、調査の後の判断、しかもそれは九月ごろ...全文を見る
○菅(直)委員 松岡副大臣も……(発言する者あり)筆頭理事がやじを飛ばすんじゃないでしょう。松岡副大臣もなかなか弁舌さわやかで、相変わらず元気で本当によかったですね。  二、三だけ反論しておきたいと思います。  この諫早干拓はもともと食糧難のときに米増産から計画が始まったとい...全文を見る
○菅(直)委員 今申し上げたように、予断を持たないという意味は、原状、少なくとも四年前の状況に戻した形で見るべきではないかと思っています。  そこで、ちょっと総理に別の観点から申し上げてみたいと思いますが、新作の狂言で「ムツゴロウ」という狂言があるのを御存じですか。
○菅(直)委員 これは梅原猛先生がわざわざつくられた狂言でありまして、京都でも上演され、またもう一度東京でも近く上演をされます。これはムツゴロウが、あの上がゴルフ場になった想定のようでありますが、そこでゴルフをしている人間に霊が取りついて、いわば復讐をするというテーマの狂言であり...全文を見る
○菅(直)委員 この問題は、私は間違いなくもっともっと大きな動きが出てくると思っております。  今九月とかいろいろ言われましたが、逆に言えば、たしか十月ごろからノリの新しい芽つけをするわけですから、ぎりぎりの段階で水門をあけるということはより難しくなるでしょうし、秋は台風シーズ...全文を見る
○菅(直)委員 ちょっとおかしいのじゃないですか。  先ほど、金額についてはちゃんと現官房長官、言われましたよね、公明党の議員の人に。つまり、これだけ払っているということを言われたわけですね。なぜ言えないのですか。
○菅(直)委員 では、少し別の方からいきましょう。  この室長はだれから現金を受け取ったのですか。
○菅(直)委員 その総理官邸付の、私が聞いたところによれば、外務省から来た総理の秘書官付の事務官だと聞いておりますが、その事務官に、このお金を松尾室長に渡してくれ、あるいは渡しなさいと言ったのはだれですか。
○菅(直)委員 その首席参事官は、だれの許可を得て報償費を持ち出して渡すように指示をしたのですか。
○菅(直)委員 ということは、官房長官の決裁でこの松尾室長に内閣官房報償費が渡されていた、そういう理解でいいのですか。
○菅(直)委員 私も、何人か官房長官経験者に聞いてみました。河野さんは答えられませんが、私の聞いた方は、そういうお金を扱った覚えはないなと言われていました。  河野さん、そろそろ思い出したでしょうか。
○菅(直)委員 ちょっと河野さん、あなた責任者でしょう、外務省の。一般の人が聞いていてわかりませんか、今私が言っていることがどういうお金か。  松尾室長に渡る、あるいは当時松尾室長がいなかったわけですから、きょう朝の議論からいえば、例えばアメリカに行くのに、北米一課かどこかわか...全文を見る
○菅(直)委員 第三者経由じゃなくて、官房長官を経験されたときにそういうことがあったという記憶があるのか。そんな、あったであろうとかというんじゃないんですよ。官房長官としてそういう決裁をしたと、例えばそのお金は、これは一千万ほど、たしか宮澤さんが総理のときの官房長官ですから、宮澤...全文を見る
○菅(直)委員 ちょっとひどいですね。現官房長官は出していると認めていて、もとの官房長官はそれは言えない。  じゃ、もうちょっと視点を変えて、まず進めてみましょう。  今回の問題で、非常に私は、よく話を聞いていて、本人が責任というのは、それは説明を受ければわかります。では、そ...全文を見る
○菅(直)委員 被害届が出ているのは内閣官房ですよね。そうすると、きょうの午前中の話でしたか、この九億六千五百万の中から少なくとも五千四百万円が横領されたという趣旨の被害届ですか。
○菅(直)委員 推測というのはどういう意味ですか。被害届を出されたんでしょう、五千四百万という。外務省は告発をしたんでしょう。被害届を出された以上は、どういうお金が流れたら、そのうちからこれだけ横領されたということになるんじゃないですか、どうですか。
○菅(直)委員 よくわからないですね、言っていることが。つまり、お金を出したのは官房機密費だとすれば、官房長官の責任でしょう。それから不正にとられたとすれば、少なくとも不正に盗まれた責任が官房長官にあるんじゃないですか。違うんですか。何かさっきの話だと、外務省にあるんですか。盗ま...全文を見る
○菅(直)委員 ちょっと、どういうことですか、それは。だって被害届を出したんじゃないのですか。被害届を出したのにその被害があったかどうかわからないというのでは、被害届を出したことにならないじゃないですか。  ちょっと待ってください。きょう朝のたしか北側議員の質問に対しては、六年...全文を見る
○菅(直)委員 高村さん、ちょっと場違いで恐縮ですが、もっともあなたもついこの間まで外務大臣でしたが、外務大臣はこういうことを承知しているのですか。つまりは、そういうお金は官房機密費から出してもらうのだということは承知していたのですか。
○菅(直)委員 河野外務大臣はどうですか。
○菅(直)委員 河野さんは九四年にも外務大臣を村山内閣のときにされているのですよね。今回も、発覚する前からやっておられるだけで、後で調べたということではなくて、もともとそういうやり方をしているということは、外務大臣として、高村さんは知っていなかったと言われたけれども、河野さんは知...全文を見る
○菅(直)委員 河野さんは知っていたのですかと聞いているのですよ、村山内閣のときにおられたのだから。本人のことを言ってください。人のことは言わないで結構ですから。自分のことを言ってくださいよ。
○菅(直)委員 余り水かけ論をやっても、よくわけがわからないのですが、少なくとも、国民の皆さんから見て今の討論というのは、問うている私でもわからないのですから、それを聞いている人はもっとわからないと思うのです。  普通被害届を出すというのは、ここに例えば百万円あったら五十万円な...全文を見る
○菅(直)委員 これまで内部調査を官房長が中心でやっていたのを、官房長が病気で倒れられて、副大臣の荒木副大臣に指名されたというのが報道で出ておりましたが、それは事実ですか。     〔自見委員長代理退席、委員長着席〕
○菅(直)委員 荒木副大臣、来られていますか。——では、荒木副大臣にお尋ねをします。  さきの外務省の調査は、私どもから見ると全くいいかげんな調査で、調査の名に値しない。与党の皆さんもそういう趣旨のことを言われていますが、新たにそういう立場になった荒木副大臣として、今ここで非常...全文を見る
○菅(直)委員 告発状の写しと被害届の写しを、それぞれ外務省と官房長官からいただきたいのですが、いただけますか。
○菅(直)委員 外務省の告発状はどうですか。
○菅(直)委員 ちょっと委員長、はっきりしてくださいよ。先ほどは、官房長官は出してもいいと言っていたのを、後ろから副長官がちょろちょろして、一応預かりになった。ただ、外務大臣は拒否しているんですよ。拒否しているんですよ、外務大臣は。どうするんですか。それをはっきりしてください。
○菅(直)委員 こういう姿を見て、余りにも不透明。それは我々も官房機密費が一切要らないとは言いません。しかし、少なくとも、我々に説明をされているお金は、総理が外遊するに当たって随行する人のホテル代などの差額だとかというふうに言われているのであれば、何もそんなに高度の機密に属するも...全文を見る
○菅(直)委員 外務大臣がいろいろ言われました。  私も厚生大臣を務めたときの事件が、その後強制捜査がありました。私が厚生大臣をやめた後に東京地検が厚生省に入りまして資料を押収しました。当時の調査で見つからなかったテープも出てきました。しかし、検察に任せればいいということであれ...全文を見る
○菅(直)委員 これを国民が聞かれて、外務大臣が、外務省の職員が外務省の仕事に関連して起こした事件について、私の責任じゃないというのですか、告発をしたらそれで終わりだというのですか。そんな話は通らないですよ。それならやめてくださいよ、すぐに。総理、やめさせてください。
○菅(直)委員 とにかく、自分の役所の中で起きたことについて、私も一〇〇%調べ切れなかったという思いは当時ありました。しかし、少なくとも、訴えればそれで済むという話でない。わざわざ副大臣を指名してやられているんですから。それなのに、何か居直ったことを言われるから、それならやめられ...全文を見る
○菅(直)委員 この問題は、先ほどの告発状の問題を含めて、また同僚議員がさらに追及をすることになると思います。  そこで、次の課題に移りたいと思います。  KSDをめぐりましては大変多くの問題が指摘をされております。一つは言うまでもなく架空党員、党費の問題、さらにはものつくり...全文を見る
○菅(直)委員 一般的なこと以上は言えないというのは当然でしょう。そこで、一般的でない人にお聞きをいたします。  九五年の当時、たしか幹事長が森総理でしたね。ですから、そこにちょっと絞ってみたいと思いますが、入党手続に問題があったのじゃないでしょうか。どうですか、総理。
○菅(直)委員 ちょっとよく聞いてきてくださいよ。その入党届がにせだった、私文書が偽造されていた、そういうことが言われているんですよ。ですから、偽造があったということがここにも報道されていますし、この間、関係者がたくさんしゃべっています。偽造であれば、当然正規の届け出じゃないじゃ...全文を見る
○菅(直)委員 一歩前に進んだじゃないですか。当時としてはそうされたんでしょう、当時としては架空党員だということがわからなかったから。しかし、今、架空党員だったということを関係者が次々に証言している。違うというんですか、調べてみたらそうじゃなかったと。ちゃんと調べる立場にあるんで...全文を見る
○菅(直)委員 どういうことですか。前から調査をしているんじゃないんですか、こんなことはもう指摘されて長くなるわけで。党本部がわからないといったって、支部に聞けばいいじゃないですか。この豊明支部に、東京都連を通してでも直接でも。親しいんでしょう、森さんは。何で聞かないんですか。 ...全文を見る
○菅(直)委員 大臣とも思えないですね。ちゃんと条文を見てください。構成員が払っていない場合に党費という扱いになりますか。
○菅(直)委員 条文をいろいろ言い出すと周りの方にわかりにくいと思って言わなかったんですが、この条文によれば、この法律の規定を適用する場合には、「法人その他の団体が負担する党費又は会費は、寄附とみなす。」と書いてあるじゃないですか。元自治省でしょう。余りうそのことを言わないでくだ...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、団体が払った場合は寄附とみなされるわけですよ。  それはそれとして、もう一度話を戻しますが、いいですか、入党届が本人の了解もなく勝手に印鑑を押されて他人が書いて出された場合は、これは私文書偽造になりますよ。うちの弁護士さん、たくさんいますよ。その偽造さ...全文を見る
○菅(直)委員 調査をしてにせだとわかったらどうされるんですか。
○菅(直)委員 そのお金はKSDの補助金で使われているんじゃないですか。中小企業の人たちが払った会費の一部が流れているんじゃないですか。その会費を、何億円も党が違法に受けていることがわかったときにも、それはどうするかは党の中だけで構わないということですか。猫ばばしてもいいというこ...全文を見る
○菅(直)委員 今の答弁の中で、道義的責任があるので調査を始めたという話でした。調査を始められたことは結構なことです。ただ、道義的ということにはとどまりません。  先ほど言いましたように、これを他人が書いて印鑑を押していれば、有印私文書偽造に当たるわけですから、それは決して単な...全文を見る
○菅(直)委員 まだまだいろいろありますので、自由民主党の党費そのものが、あるいは党員そのものが架空であったということが指摘されているわけですから、これは党ぐるみの問題ですから、そういう意味ではきちんとした対応をされないと、自民党という党そのものが架空党員によって構成され、そして...全文を見る
○菅(直)委員 福田官房長官はいかがですか。
○菅(直)委員 総理はいかがですか。
○菅(直)委員 調査はしたけれども聞いていなかったということですね。
○菅(直)委員 問題となっております小渕元総理の施政方針演説が決まる過程で、何度か勉強会が開かれて、いろいろな段階があったようであります。  最初の勉強会において、各省庁から上がってきたものの取りまとめを第一段階でやったというふうに聞いておりますが、これはたしか一月の十八日だと...全文を見る
○菅(直)委員 ちょっと、もう一度念のためにお聞きしますが、ということは、平成十二年のこの施政方針の草案づくりに対しては、労働省としてはそうしたものつくり大学について入れてほしいという要請はされていないという理解でよろしいですね。はいだけ言ってください。
○菅(直)委員 そこで、きょう、福田官房長官が個人的に聞いてみたというか調べてみたというような趣旨のことを言われていました。個人的という言い方はちょっと難しいので、官房長官としてお答えいただきたいのですが、つまり、調査したというなら調査したでいいのですよ。当時のことを調査されたと...全文を見る
○菅(直)委員 そして、最終的にそれが入るわけですが、入った経緯はだれが御存じなんでしょうか、長官。
○菅(直)委員 これは、だれでもその検討会に入れるわけではないですよね。検討会に額賀さんは入っていた、あるいは事務の官房副長官も入っておられたかもしれません。政治家で、ここにおられる閣僚の中で、そのときの経緯がわかる方はおられますか。だれかおられたらお答えいただきたいんですが。
○菅(直)委員 委員長、こういう場合どうしたらいいんでしょうか。
○菅(直)委員 いや、質問は続けますが、我々が聞きたいことに答えをできる人がいない。やはりこの委員会に呼んでもらうしかないんじゃないですか。委員長、そのことをだれもかわって答えられない以上は、御本人に来てもらうしかないんじゃないでしょうか、委員長。
○菅(直)委員 総理はいろいろなことを言われますが、別にそんなことを聞いていないんですよね。私は、施政方針の中にこの問題が入ってよかった悪かったをまだ言っているんじゃないんですよ。入ってきた経緯を聞いているんですよ。  それは我々も、当然ながら、野党であってもこういう予算をふや...全文を見る
○菅(直)委員 とにかく、検討会の中に額賀さんがいたということは、先ほど福田官房長官も認められているし、いろいろな記録に残っております。ですから、額賀さんがどういうかかわりを持っていたかを、総理が当時そばにくっついてでもいたんならまだわかりますけれども、そうでないのに、こうであっ...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、大臣としてあるいは政治家として、どなたに聞けばその経緯がわかるかということです。  労働省としては入れていなかったと言われるのはわかったんですが、そうすると、あとはだれに聞けばわかるんですか。
○菅(直)委員 ごく当たり前のことですよ。御本人に聞けばわかるわけですから。そんなことは、もうだれが考えたって当たり前なんです。  ですから、説明がきちんとできない以上は、御本人に出てきてもらう。何か参議院の方では村上さんを呼ぶということを事実上もう与野党で決められたようですが...全文を見る
○菅(直)委員 大変委員長の前向きな答弁をいただきまして、それは、最終的に手を入れられたのは故小渕前総理だと思いますが、まさに小渕総理にお聞きするわけにいかないわけですから、一番そばにいた額賀さんに聞くのが当然のことだと委員長がそこまで言われたわけですから、まさか与党の皆さんが臭...全文を見る
○菅(直)委員 私たちは、参議院において、党名を書くことを条件にすべきだ、同じ非拘束であっても党名を書くことを必須要件にするという改正案を今用意いたしております。  今、総務庁長官は、失礼、なかなか名前がすっと出てきませんね。片山大臣は横流しという言葉にいろいろと抵抗されており...全文を見る
○菅(直)委員 私は、多分今のやり方で一番損をするのは自由民主党だと思っているんですよ、実は。多分、皆さん方の友党の皆さんが、選挙区では応援をするから、比例ではこの固有名詞の我が党の人に入れてほしいと言われて、自由民主党の比例票は私は減るんじゃないかな、こういうふうに推測をいたし...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、これは聞いておられればわかるように、詭弁なんですよ。名簿を選ぶ、名簿を選ぶと言われるけれども、実は名簿は選んでなくて、候補者名を書いているだけじゃないですか、選ぶというよりは。候補者を書くんじゃないですか。ですから、候補者名を書くだけであって、名簿を選ぶ...全文を見る
○菅(直)委員 昨日の参議院でしたでしょうか、他党の私のこともいろいろと触れていただきまして、もちろん、何かあればどこでも私も出て発言なりするつもりですが、他党であっても亀井さんに、あなたももしあれであれば私とともにちゃんとそういうところに出てやったらどうか、そういうふうに言われ...全文を見る
○菅(直)委員 信じられるのはもちろんそれぞれの自由ですから御自由ですが、少なくとも元建設省、現在の国土交通省の責任者として、やはり元大臣の問題で起きた問題ですから、そこはそれなりの関連があるのでお聞きをいたしました。  そこで、あと残された時間、もう一、二点、お尋ねをしてみた...全文を見る
○菅(直)委員 せっかくの機会ですから大いに説明していただいてよかったわけですが、私は、教育の問題、大変難しいわけですが、文部省の、今回名前が変わりましたが旧名称で言わせていただくと、文部省の従来のやり方を見ておりますと、あるいは森総理の発言なども聞いておりますと、何か一つの価値...全文を見る
○菅(直)委員 個人個人の個性が生かされるということは、私も基本的には賛成です。ただ、先ほど申し上げたように、これは必ずしも町村大臣でないかもしれませんが、何か一つの価値にそろえるという感じがしないでもないところがありますので、そこをちょっと申し上げたわけです。  最後に、残さ...全文を見る
○菅(直)委員 戦後の残された一番懸案の日朝とこの日ロの、大変重要で難しい問題だということは承知をしております。私も、若干、ヨーロッパなどに行って、ヨーロッパの関係者の話を聞きますと、プーチン大統領というのは軍に対して比較的強いリーダーシップを持っているから、ある意味では大きな決...全文を見る
05月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○菅(直)委員 小泉総理、見事な総裁選の戦いぶりで総裁になられ、総理になられました。ただ、今日本の置かれた状況は極めて厳しいわけでありますから、そういった点では、おめでとうというよりも大変御苦労さまですと、まず激励を申し上げておきたいと思います。  また、各閣僚の皆さんにも、特...全文を見る
○菅(直)委員 マジックなのかマジックでないのか、まさに議論を通して明らかにしていきたいと思います。  ここに総理の所信表明で述べられた三つの言葉があります。痛みを恐れずに、既得権益の壁にひるまずに、過去の経験にとらわれずにやりたい。これを私流に少し変えてみました。もしかしたら...全文を見る
○菅(直)委員 入り口のところはこの程度にして、まさにその覚悟を今から……(発言する者あり)
○菅(直)委員 その中身を今から具体的にいきますから、やじを飛ばすときにはそれを聞いてからにしてください。  まず、小泉総理はいろいろなことを過去に言われているように見えて、私もいろいろ調べてみましたが、郵政事業の民営化以外では、厚生行政について少し言われていますが、余りいろい...全文を見る
○菅(直)委員 含めてというのは、立法府の責任も問われているわけですから、立法府に関しても相談をする。例えば各党の党首会談を開くのか、あるいは衆参の議運で協議するのか、あるいは本会議で何らかの決議をするのか、いろいろ手だてはあると思いますが、立法府がこのらい予防法の廃止を少なくと...全文を見る
○菅(直)委員 きょうはその程度でとどめておきますが、国の利害に関係のある訴訟についての法務大臣の権限等に関する法律というのがありますけれども、法務大臣が代表できるのは、あくまで行政庁についてはできますけれども、立法府についてできるという規定は入っておりません。ある意味で、本格的...全文を見る
○菅(直)委員 次に、小泉総理は、首相公選についていろいろな発言をされております。我が党の中でも、昨年の衆議院では首相公選制の検討ということを公約に掲げました。私自身も、この問題について多少調べていろいろな意見を聞いております。特に、森政権の時代は、密室の五人組で決まって、我々が...全文を見る
○菅(直)委員 何か誤解があるようですが、議会を廃止なんてだれも言っていませんよ。アメリカ型だろうがイスラエル型だろうが、議会は議会で当然あるわけでありまして、立法府ですから。  今のお話を聞いていると、結局、まだアメリカ型なのかイスラエル型なのかもよくはっきりしないと。(小泉...全文を見る
○菅(直)委員 入るという答弁であります。  憲法二十条には、国及びその機関がいかなる宗教活動もしてはならないと書いてあります。靖国の問題は、この問題が一つあるんですよね、総理。そして、もう一つの問題が、いわゆるA級戦犯合祀の問題があるわけです。  この間の総理の発言を聞いて...全文を見る
○菅(直)委員 言われればとかと、私が言っているんじゃないんですよ。だから、総理は、お参りをすることは宗教的活動でないからいいんだ、そういう意味ですか。それともう一つ、先ほど申し上げたA級戦犯の合祀についてはどう考えられているのか、きちんとお答えください。
○菅(直)委員 拍手なんかをしても仕方ないでしょう。私は論理的に議論しているんですからね。  今の答弁は、少なくとも不十分です。私は、個人的見解なんか聞いているんじゃありません。宗教活動でないという認識でいくのか、それとも、宗教活動であっても構わない、憲法二十条違反であっても構...全文を見る
○菅(直)委員 総理、よくおわかりになったでしょう。私は、もちろんあのことは全部知っていますよ。だから聞いているんですよ。小泉総理は公式であろうが非公式であろうが関係ないとかいろいろ言われるけれども、公式、非公式じゃないんですよ。宗教的な活動に当たらないか当たるかの問題なんです。...全文を見る
○菅(直)委員 説はいろいろありまして、制服組の自衛官であった経験者はこの文民ではないという解釈もあるということも御存じの上でやられたわけですね。
○菅(直)委員 いろいろ自由民主党の方はやじを飛ばされていますけれども、ちゃんと国民の皆さんに、そういうことがわかってやったのならわかってやったと言っていただければいいんです。それを判断するのは国民ですから。  私は、少なくとも靖国の問題について言えば、そういう意味で、宗教的な...全文を見る
○菅(直)委員 とめないということですので、国対委員長かどなたかわかりませんが、とめないという前提で対応していただきたい。  それから、これは森政権のころに大変議論がありました。まだ決着がついていない問題がたくさんKSDの問題で残っておりますが、特に自由民主党に対しての幽霊党員...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、かなりそういう事実があるということがもう関係者から言われているわけですから、そういう事実がはっきりしたら返却をされますかと聞いたんです。
○菅(直)委員 ちょっと歯切れが悪いですね。歯切れの悪いところでとめておきましょう。  次に、外交問題についてお聞きをいたします。  小泉総理は国連の常任理事国入りについて、かねがね慎重ないしは反対に近い立場を表明されておりましたが、総理になっても同じですか。先ほどは靖国は全...全文を見る
○菅(直)委員 聞きようによれば、九条を変えない限りは入るべきではないとも聞こえるわけでありまして、そこはまさに総理になられたんですから、きょうのこの場所ではこの程度にとどめますが、少なくともきちんとした説明を世界に向かっても日本の中でもしていただきたいと思います。  そこで、...全文を見る
○菅(直)委員 ちょっと今のは間違いじゃないですか、有罪として対応されたと。有罪になんかなっていませんよ。つまり、軍事法廷は開かれていないんですからね。つまりは、単なる調査が行われただけで、あとは行政的な処分が行われただけですから、有罪にはなっていませんよ。事実の認識からして違っ...全文を見る
○菅(直)委員 横文字で何と言われるか知りませんが、私がすべて知る限りでは、少なくとも軍事法廷にはかけられておりません。ですから、いわば行政処分と刑事罰の中間的とも言われていますけれども、いわゆる司令官の裁量による処分が行われたと。一説には、軍法会議にかけると無罪になる可能性が高...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、それに対してどうお考えですかと聞いているんですよ。それで仕方がないということですかということですよ。
○菅(直)委員 私は、多分被害者の皆さんの感覚からすれば、これで何人もの命が亡くなって、やはり常識的に考えれば、日本的に言えば業務上過失致死に当たるわけですから、その処罰が重い軽いは別として、そういうきちっとしたけじめがなかったことにやはり何らかの遺憾の意を表明するのが当然だと思...全文を見る
○菅(直)委員 もう一度聞きますよ、森山大臣。  あなたは関係の会議の中でと言われましたが、関係の会議とほかの方が言われるのは結構です。しかし、法務大臣は入管の責任者で、私は入管の関係者にヒアリングをいたしましたが、内容を言ってくれと言ったら、言えないと。では、大臣に報告をした...全文を見る
○菅(直)委員 一体どういうことですか。結局、私は、あの直後の総理の記者会見を聞いてみても、法律にのっとって処理されたと承知していると。承知しているというのは、自分が判断したという意味なのか、だれかが判断したということを聞いているという意味なのか、はっきりしませんでした。  今...全文を見る
○菅(直)委員 外務大臣、一般的には、外務省が強くできるだけ早い時期の強制退去を望んだと言われていますが、それは田中大臣の判断ですか。
○菅(直)委員 ですから、その人定ができてないわけでしょう。
○菅(直)委員 それでも帰すようにということを了解されたわけですか。今言っていることと違うじゃないですか。人定をちゃんとしてからという話をしたけれども、人定ができなかったのに、それでも仕方ないという判断をされたんですか、大臣としては外務大臣として。
○菅(直)委員 私は、外務大臣に聞いているのであって、入管法のことを外務大臣に聞いたんじゃありません。入管法に基づけば裁量なんですよね、これは。五千人ぐらいのうちの二十人ぐらいは、いろいろな意味で悪質だ、薬だとかいろいろな問題がある、それは告発をする。告発をされたケースでは全部が...全文を見る
○菅(直)委員 この問題は、また機会が同僚議員からあると思いますが、総合的という形で余り総理、逃げないでくださいね。  私は、もうちょっとはっきり言われた方がいいと思うんです。未確認だけれども、かなり有力な筋からこういう人物だということが指摘があったので、それも含めて最終的な判...全文を見る
○菅(直)委員 総理大臣がわかれば、総理大臣に。
○菅(直)委員 総理は聞かれておりますか、米側から。
○菅(直)委員 どういうことなんでしょうね。  それは、日米安保条約によれば、日本国の米軍基地から直接、軍事行動に飛び立つ場合には事前協議の対象になるけれども、偵察作戦行動であれば事前協議の対象ではないという解釈だそうであります。その解釈は結構です。  しかし、それはそれとし...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、それでいいんですかというのですよ。米軍が何をやっても、知らされなくても仕方がない、今の答弁はそう聞こえますよ、知らされなかったのは仕方がないと。
○菅(直)委員 ですから、私があらかじめ申し上げたじゃないですか。事前協議の範囲ではないということはちゃんと私が説明した上で、決して私は落とし穴で質問したんじゃないのですよ。そうではない、直接の軍事行動の場合はなると。例えば、嘉手納から爆弾を持ってベトナムに落とす場合は、これは事...全文を見る
○菅(直)委員 これも国民の皆さんに聞いていただければいいのです。何回も申し上げるように、日米安保上の事前協議の範疇には入らないという説明を受けています。ただ、それはそれとして、日本の領土内にある基地から発進した偵察機が起こした事故なり、ある種の衝突なんであって、それを、報告がな...全文を見る
○菅(直)委員 小泉さん、国民の皆さんはがっかりしますよ。私が今そんなことを聞きましたか。ちゃんと中身を聞いたのですよ。二島については先行返還で、あとの二島については協議をするというところで森さんとプーチンさんのイルクーツクでの合意があって、それを、小泉首相はプーチン大統領との電...全文を見る
○菅(直)委員 私が誤解しているんじゃないんですよ。だから、もしこの報道が全然違っている、あるいはテレビでの森総理の発言が全く違っているというのなら、違っているとはっきり言ってくださいよ。  森総理がテレビでしゃべり、そしてそれを聞いた記者がこういういうふうに、この新聞によれば...全文を見る
○菅(直)委員 これも相変わらず、きのうも何か森総理とはたしか福田長官も含めて何時間かにわたって懇談をされたと報道には出ております。今言われた帰属の明確化ということと返還の分離ということはあり得る、あり得るというのは別に論理として矛盾していないわけで、そういうことなんですかと聞い...全文を見る
○菅(直)委員 今後、森前総理がみずから発言された中身でありますから、別にマスコミが勝手に書いたというのであれば、森総理から抗議をしていただきたいけれども、テレビの生の放送ですから、前総理みずからが行った日ロ首脳会談でこういうことだったんだ、それを引き継いだ小泉さんも継続している...全文を見る
○菅(直)委員 そこで、少し中身に踏み込んでいきます。  田中大臣は、たしか就任直後の記者会見でしたか、機密費問題について、必ずしも前政権、前外相の段階での処理は十分だとは思わない、こういうことを言われておりましたし、これは私たちも全く同感であります。あんないいかげんな調査で、...全文を見る
○菅(直)委員 私が聞いている限りは、まだその新しい責任者を、みずからがやられるのか、だれか副大臣を命じられるのか、どういう形になるのか、動き出していないというのを先週段階で聞いております。やはり、先ほど申し上げたように、機密費問題というのはなかなかややこしい問題ですから、私は、...全文を見る
○菅(直)委員 要綱というのは、もしかしたら改革案の要綱かもしれませんが、若干調査と改革案は違いますので、調査は調査で、上納金があったのかなかったのか、これはもうはっきりありかなしかですから、これはいつごろまでに調べられますか。
○菅(直)委員 所信表明で、総理は減額という表現をされております。私たち野党が、減額の組み替えあるいは修正を衆参で出しました。そのときは、与党の皆さんはそれを否決されました。そのときには小泉さんも、総理大臣ではないけれども、与党の一員でありました。今になって凍結といったようなこと...全文を見る
○菅(直)委員 少なくとも言葉として減額という場合は、予算減額なんですよね。凍結というのは、使わなかったというので、減額ではありません。ですから、やはり、所信表明で減額と言われた以上は、ちゃんと予算を減額すべきじゃないですか、総理。
○菅(直)委員 これが国民に対しての説明責任とはとても言わない。予算で減額しないで、執行で最後にこれだけ残ったからこれだけ減額したのと同じだと。それは個人の、小泉家の家計だったらだれも文句は言いません。予算主義というものがあって予算を審議しているんですから、予算を審議した上で、決...全文を見る
○菅(直)委員 聞いておられる国民の皆さんが、どちらの方が透明性が高いか、これはもう議論は明らかですので、これ以上は言いません。  そこで次に、アーミテージ国務副長官が来日をされました。結果的には官房長官と総理が会われたようですが、アーミテージ氏の来日の目的は、一説にはブッシュ...全文を見る
○菅(直)委員 ということは、ABM条約に関する話はなかったということですか。
○菅(直)委員 ところで、田中外務大臣、大臣はパウエル長官との電話で、アーミテージ副長官が来られることは楽しみにしていると言われていたと報道されていますが、実際に来られたときには直前にキャンセルをされた。  私が理解するところ、アーミテージ国務副長官は、アメリカの国務省の中でも...全文を見る
○菅(直)委員 少なくとも私の耳にはいろいろなことが入っています。ただ、それがすべて事実かどうかはわかりません。  ただ、今の話だけで考えても、少なくとも田中外相は、事前のパウエル長官との電話会談で、アーミテージ氏が来られることを楽しみにしているという話をされたことは認められま...全文を見る
○菅(直)委員 同じことを繰り返しませんが、繰り返しはもうこれ以上は避けますが、やはり国民が、田中大臣に限りませんが、期待しているのは、もちろん、機密費問題で場合によっては大いに役所とけんかをすることも期待をしているかもしれませんが、しかし同時に、特に外交関係というのは、国内の役...全文を見る
○菅(直)委員 今のお答えは大変重大ですよ、今の答えは。小泉総理は本会議の場で、我が党の枝野議員の質問に対して手を振り上げて、我が小泉内閣ではそんなことはさせないと。片山さん、あなたは小泉内閣の総務大臣じゃないのですか。もし変えないというのだったら、やめるのか、どちらかがやめられ...全文を見る
○菅(直)委員 小泉さんも、私に負けずなんと言ったら怒られるかもしれませんが、大変言葉がうまいのですよね。  私の内閣ではやらせませんと言ったら、今起きたってそんなことはやらせないというふうに国民が受け取るのは当たり前じゃないですか。もう地域振興券なんというのは果たして二度も三...全文を見る
○菅(直)委員 私は、小泉さんが今言われたことはちょっとおかしいのですね。(発言する者あり)私がおかしいと言っているのですから、黙って聞いてください。自民党内で多数に従うのは当然だと。あなたはかつて郵政大臣もやられましたね。それで、多数に従った結果、何もできなかった。ですから、多...全文を見る
○菅(直)委員 特定郵便局について田中大臣は、まだ大臣になられる前ですが、父が郵政相のときにつくったのが特定郵便局だ、そこをつぶすのじゃない、私が見張っているからつぶさせないと、これは総裁選のときの街頭遊説ですから、多分このとおり言われたのでしょう。これは矛盾しているのですか、し...全文を見る
○菅(直)委員 とにかく、言葉の遊びをするのではないのですが、総理の話を聞いていると、いつの間にか特定がなくなったり、私は今、特定郵便局というこの独特の制度について話をしているのであって、それが一番、自由民主党にとっては大きな大きな支持母体なわけですから、それについて言っているわ...全文を見る
○菅(直)委員 ゼロベースという言葉を、私は役所の説明でもよく聞くのですよね。ゼロベースというのは全く違う二つの意味があるわけですよ。今の状態をゼロベースと思っている人と、もともとないことをゼロベースと思っている人とあるのです。お役所はほとんど今の状態をゼロベースと思っていますよ...全文を見る
○菅(直)委員 小泉さんは、我が党の鳩山代表が幾つかのことについて、法律を出せばそれを判断すると言われました。私も、小泉総理がそこまで言われるんなら、きちんと法律を出してみてください。それが私たちの考えに一致するならもちろん賛成します。幾ら、ゼロベースでやる、私は変えていないと言...全文を見る
○菅(直)委員 総理が自由民主党を信じられるならどうぞ御自由に。私たちは自由民主党の政治を信じていませんから。  それから、今、郵政大臣だったらできないけれども、総理大臣だったらできると言われた。しかし、郵政相のときに法案をつくっても同じように与党が賛成しなかった。当時、たしか...全文を見る
○菅(直)委員 手をたたいている人は多分無条件で小泉さんの案に賛成するんでしょう。しかし、先ほど久間さんも一生懸命、長崎の諫早の干拓になったら絶対にやめちゃだめだという話ですから、果たして具体的になったときにどうなるか。ちょっと具体的なことを申し上げてみます。よろしいですか。 ...全文を見る
○菅(直)委員 こういうところで自民党の席から拍手でも出れば多少はやるのかなと思いますが、こういうところでは一つの拍手も出ない。これが、本音がやはり出るというところなのですね。  そこで、もう少し具体的なところをお聞きします。  先ほど、午前中でしたか、お隣に座っておられる久...全文を見る
○菅(直)委員 私の持ち時間がもう少しですので、今のに関連して、自由民主党の中にはむだな公共事業発生装置というのが備えつけられているのを、総理、御存じですか。  例えば農水省であれば、かつての構造改善局が、それこそ一兆円を超える予算を使わなければ翌年も予算がとれない、だから干拓...全文を見る
○菅(直)委員 すべては国民の皆さんが判断することですから。  私から見れば、特に比例選挙の、公共事業官庁、これは税金を使うんです。税金を使って、いわば天下り先という形、業界という形、そして典型的にはそこから出てきた候補者。これは、KSDの場合は役所という関係も若干ありますけれ...全文を見る
06月15日第151回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○菅(直)委員 田中眞紀子外務大臣、大変注目の中、連日の質疑を受けておられて御苦労さまです。  きょうは、訪米を直前にして、地球温暖化の問題を中心に大臣と少し議論をしておきたいと思いますが、その意味で百年単位、千年単位の問題ですけれども、その問題に入る前に、一、二点だけちょっと...全文を見る
○菅(直)委員 本当にこれは田中眞紀子外務大臣らしくないですね。調査というのは、外務省の予算がどう執行されたかを調査されればわかるはずです。私もいろいろな経験者に聞きましたが、上納の可能性があるということを言われた方もあります。しかし、それは大臣としては、予算を調べればわかるわけ...全文を見る
○菅(直)委員 そういう答弁しかできないところが、我々は田中眞紀子さんを応援したくてももう一つ大丈夫かなと思ってしまうところなんですね。  ではもう一つ、これは後、同僚議員がやるようですが、いろいろな資料要求が委員会として出ていると聞いております。いろいろな会談について、田中大...全文を見る
○菅(直)委員 どうも外務大臣は、外国の大臣とか他の人の発言をよく引用されるのですけれども、私が言っているのは、内閣として国会に対して連帯して責任を持っておられるということなんです。官僚はあくまで内閣の中の専門的な知識を持つ人たちであって、もちろん、彼らが必要な資料を秘匿すること...全文を見る
○菅(直)委員 いや、だから、事実だということですね。(田中国務大臣「もちろん」と呼ぶ)  前の問題は余りぶり返しませんが、私は、日本の大臣として国会に対して説明責任があるんじゃないですかと申し上げているので、外国の大臣が言われたことについて、私がそれを否定も肯定もしておりませ...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、見通しを聞いているんです。私は具体的に申し上げました。六月十二日のブッシュ大統領の声明によって京都の枠組みは致命的な欠陥があるという指摘が既にある、また、EUとの首脳会談でもこの問題では合意ができなかった、そういう中ではアメリカはもはやこの枠組みに戻る可...全文を見る
○菅(直)委員 この条約、京都議定書はアメリカも調印をいたしております。批准がされておりません。  お手元にグラフがあるかどうかわかりませんが、これはたしか外務省が出したグラフです。削減義務を負ういわゆる先進国でありますけれども、その中で、総排出量の五五%を占める国々が批准をし...全文を見る
○菅(直)委員 いや、合っているじゃなくて、京都議定書が発効する条件は、先進国等の総排出量が五五%を超えたときというのが条件になっている、そのことはそういうことでよろしいですね。
○菅(直)委員 よく聞いていてくださいよ、私の質問を。  そうすると、五五%になるにはどうなればいいか。EUとロシアと日本を合わせると五〇%に達するわけであります。逆に、アメリカと日本がともに反対すれば、ともに批准しなければ、それだけで四四・八%、つまりほぼ四五%ということは、...全文を見る
○菅(直)委員 これに関しての四月十八日と十九日の参議院と衆議院の国会決議はよく御存じですか、中身は。
○菅(直)委員 この中では、参議院の決議では「政府は率先して批准し、」とあります。衆議院の決議では「我が国は早期に批准し、」とあります。つまり、アメリカが批准をする、しないにかかわらず、「率先して」という意味は、先立ってということであります。「早期に」というのも、もちろん早くとい...全文を見る
○菅(直)委員 この問題は、大臣は理解されているかどうかわかりませんが、どういう構造になっているか。つまり、我が国が批准をすれば、ヨーロッパ、ロシアと一緒になれば、これが発効する可能性が高い。逆に言えば、アメリカはこの問題で孤立をするわけです。  世界はどう見ているかというと、...全文を見る
○菅(直)委員 これは、ハンセンの控訴断念と構造がよく似ているんです。私たち民主党を含む野党は、もう判決が出た時点から控訴は断念すべきだと言って、最後、総理が決断されたことは評価します。私たちがこの批准をすべきだということを主張し、国会の意思としても早期批准、率先批准を決めたんで...全文を見る
○菅(直)委員 それで、批准案件はこの国会中に出されるつもりはありますか。
○菅(直)委員 では、参議院選直後になるかと思いますが、次期国会には出されるつもりですか。
○菅(直)委員 国会決議からすれば、早期に、率先してとありますが、そうなれば、いつ出されるつもりですか。
○菅(直)委員 重さという言葉をよく使われますが、大臣は、国会決議というものは外務省、政府を拘束すると考えていますか、考えていませんか。
○菅(直)委員 法的拘束力がないと言われましたが、憲法的拘束力があるかどうかをお尋ねします。憲法としては、私は拘束していると思いますが、いかがですか。
○菅(直)委員 憲法六十六条には尊重なんという言葉はありません。内閣は、連帯して国会に責任を負うているんです。尊重なんて言葉はありません。  ですから、決議ですからある程度の幅はあります。しかし、少なくとも、国会決議に反する行動を内閣や閣僚がとられたときは、国会の意思としてそう...全文を見る
○菅(直)委員 田中さん、野党的とか与党的とか、あなたは大変言葉がうまいけれども、私は憲法六十六条のことを言ったのであって、民主党の綱領のことを言ったわけじゃないんですよ。憲法六十六条は、別に、民主党、野党の憲法じゃありませんからね。  憲法六十六条に、内閣は連帯して国会に責任...全文を見る
○菅(直)委員 まあ、法制局は多分そう言わないでしょうね。  これは個別の事案についての決議なんですよ。個別の事案について、この条約について早期に批准するという決議なんですよ。率先して批准するという個別の事案なんですよ。抽象的な事案じゃないんですよ。この個別の事案について、早期...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、尊重して判断した結果、それができないときには責任をとられますかと聞いているんです。
○菅(直)委員 そろそろ、その程度にしますけれども、田中さん、私たちが後ろ向きじゃないんですよ。この問題では、私の方が皆さんより前向きなんですよ。そのときに内閣の一員としてどうされるのか、これは我が同僚議員がそのうち川口大臣にも聞きます。実際には、総理にも機会があれば詰めたいと思...全文を見る
○菅(直)委員 もう一度だけ全体のことを申し上げて終わりたいと思いますが、今私は、田中眞紀子大臣の答弁を聞いていて、言われていることは一〇〇%賛成です。ですから、その上でのことを聞いているのですね。だから、仲よくやりましょう、ペシミスティックにいかないで楽観的にいきましょう、大い...全文を見る
10月04日第153回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○菅(直)委員 小泉総理、本論に入る前に一つだけ。  昨日来の本会議で総理は棒読みをずっと続けられておりまして、それは何か質問が悪いとでも言いかねないようなことを言われて、我が党の議員からも大変反発が出ております。きょうはぜひ私の質問に対して、総理としての御意見を伺いますので、...全文を見る
○菅(直)委員 たしか四月二十六日に就任されていますので、きょうで百六十二日目になろうかと思っております。  このように申し上げるのは、言うまでもありませんが、これまで何度も総理に私も議論をしますと、いや、菅さん、そう言ったって、まだ一、二カ月じゃできっこないじゃないの、三、四...全文を見る
○菅(直)委員 私は、総理が今、参議院選挙で国民の皆さんの支持を得て、そういう意味では自分の方が期待されている、私はそのとおりだと思います。ですから、まさに総理は、みずから公約をして総裁・総理になって、そして国民は参議院選挙でその小泉総理を支持されたわけです、多くの人が。だから、...全文を見る
○菅(直)委員 これがどういう意味を持つかは、皆さんおわかりだと思うんです。  今から新法を出されて自衛隊を、どういう理由をつけるかは別にしても、遠く日本から離れた地域に出すことになるかもしれない。そのときに、その真意が決して中国とか韓国とか、あるいはアジアに対する、もちろん軍...全文を見る
○菅(直)委員 私もやや似た感想を持っております。  つまり、かつての日本とアメリカの戦争、ベトナム戦争あるいはイラクをめぐる湾岸戦争、それは少なくともどの国とどの国が戦争をしているかということがはっきりしていた。多くの、日本の憲法も、場合によれば国連の憲章も、国と国の戦争を前...全文を見る
○菅(直)委員 今ので終わりですか。  アメリカは、アメリカとして自国を攻撃されたということで個別的自衛権の行使をしようとしている。NATO諸国は、NATOの条約の五条に基づく集団的自衛権の発動。あるいはオーストラリアも、ANZUSですか、同盟に基づく発動という位置づけをしてい...全文を見る
○菅(直)委員 総理も国民に誤解を招くような表現はされないでくださいね。  私が別に、日本の新しく用意されているものが自衛権の問題だとか集団的自衛権の問題だと言っているんじゃありませんよ。私は総理に聞いているんですよ。少なくともNATOはこういう位置づけでやっている、アメリカは...全文を見る
○菅(直)委員 これで少しはっきりしましたね。ちょっと声が小さくなりましたが、最後の総理の答弁は、今回の法律は個別自衛権とか集団的自衛権ということで考えてはいない、こう言われましたね。そういうことをちゃんと国民の前で説明された方がいいんじゃないかと思って、わざわざ質問しているので...全文を見る
○菅(直)委員 どうも総理は自分の言いたいことは言われますが、私たちが聞いておることについては半分ぐらいですね。  まず、少なくとも、我が国が世界の他の国に比べて、それは韓国も協力しているでしょう、NATO諸国も協力しているでしょう。しかし、基地提供等といったような形で直接的な...全文を見る
○菅(直)委員 いや、それでいいんですよ。ですから、そういう答弁をちゃんとしてくださいということで聞いているんじゃないですか。  多くの自民党の人たちの議論は、あるいは識者の議論の多くは……(発言する者あり)ちょっと静かにさせてください。多くの人たちは、湾岸のときに百三十億ドル...全文を見る
○菅(直)委員 それはアーミテージ氏が日本の柳井大使に言われたそうですが、その意味するところは何を見せろというんですか。旗というのは例えば何の旗ですか。
○菅(直)委員 お手元に、私も自分の能力では足らないものですから、二つの英和辞典を引いてみました。研究社の英和辞典では、ショー・ザ・フラッグという熟語に対して「外国の港を公式に訪問する。」というのに加えて「旗幟を鮮明にする。」つまり、態度を鮮明にするということが入っております。ま...全文を見る
○菅(直)委員 そこで、ちょっと外務大臣に嫌な質問をしなければなりません。  今回の事件に関連して何よりも重要なのは情報だ、このことが特に最近の情勢の中でパウエル長官などからも何度も繰り返されております。まさにそのとおりだと思います。逆に言えば、テロリスト側にとっても、情報とい...全文を見る
○菅(直)委員 それは、実害があるということはどういうことを意味しているか御存じなんでしょうね。実害があるということは、場合によったら五機目、六機目がその新しい場所に突っ込んでいたかもしれないということでありまして、実害がなかったことはまさによかったですけれども、抗議がなかったか...全文を見る
○菅(直)委員 女性に優しい総理ですから、それ以上あえて私からは申し上げませんが、そうした、まさに何もなかったからよかったというのはアメリカ国民にとっても日本国民にとってもでありまして、何かあったときでは遅いんですから、任命責任者である総理としても、その責任はともに負うということ...全文を見る
○菅(直)委員 それに直接は関係しないんですが、ただ、今回の中国、韓国との総理のディスコミュニケーションといいましょうか、コミュニケーションがしにくくなった大きな原因が靖国参拝にあることは周知の事実です。  来年の靖国参拝をどうされるのですか。また、来年までに、いろいろ議論があ...全文を見る
○菅(直)委員 それは来年の八月十五日までに間に合わせるという方向でやられるつもりですか。
○菅(直)委員 きょうは日中問題が中心じゃありませんので余り深入りはしませんが、たしか来年は国交回復三十周年。今の中国政府にとっては、その前の中華民国時代は別として、今の中国政府にとっては、国交回復イコール戦争状態が終わったという認識を持っておられます。戦争状態が終わるに当たって...全文を見る
○菅(直)委員 得意の小泉節が出ましたけれども、小泉さんの言葉ははっきりしているけれども、来年までにどうするかもはっきりしていませんし、また、小泉さんのそういう主張そのものが中国にも韓国にも受け入れられていないということを踏まえて、それではっきりしたことになるのか。私は、とてもそ...全文を見る
○菅(直)委員 長官は二つの例を挙げられました。それはそれなりに効果があったのだと思います。  ただ、現場を知っている人の評価はちょっと違うのですね。それは、来なかったよりは効果があったかもしれません。しかし、ルワンダではたしか五十数億円の費用をかけられていますが、確かに医療と...全文を見る
○菅(直)委員 余りこれ以上この問題ばかりをやるわけにはいきませんが、中谷さんはよくおわかりだと思いますが、やはり軍というのは戦うためにつくられているんですね、普通は。それに、特に日本の自衛隊は海外での作戦行動を余り前提としてつくられていないはずです。  ですから、本当にそうい...全文を見る
○菅(直)委員 ちょっと静かにさせてください。  私が申し上げているのは、いろいろな国々で活動した人の例を言っているので、自衛隊が出たことはほとんどありませんから、自衛隊のことを言っているのじゃありません。  そういう意味で、これからいろいろな委員会で審議されるときに、私は、...全文を見る
○菅(直)委員 この問題は、あす正式に新しい法案が閣議決定をされるようでありますし、国会での議論もこれから本格的になりますので、きょうのこの場は、この問題についてはこの程度にさせていただきますが、私は、必ずしも、アメリカを含むいろいろな国々と協力することが、もちろん悪いと言ってい...全文を見る
○菅(直)委員 それに対してどういう対応をとったのかが問題なんです。私が聞いたところによりますと、EUがランキングする申請でそのことが指摘をされたときに、当初は、薬や化粧品のランキングにもわたるので、EUの輸出があるから、ランク一の、一番大丈夫だろうと思って行ってみたらランク三に...全文を見る
○菅(直)委員 もう一つちょっとお聞きしますが、EUがレベルスリーにするといったときのその根拠に今の三百三十三トン以外にもう一つ指摘があったんじゃないですか。あったとすればそれは何ですか。
○菅(直)委員 私が農水省の担当者から聞きましたのは、二つ指摘があって、一つがそのイギリスからの購入、一つは、たしか国内の肉骨粉の扱いだと思いますが、輸入も含めてかもしれませんが、牛の飼料として肉骨粉を使うことの禁止が行政指導であった、法律的な禁止事項になっていなかった、こういう...全文を見る
○菅(直)委員 つまり、今になって考えれば、EUの指摘は、それが直接の原因になっているかどうかは別として、それぞれ的確な指摘をしているわけですよね。今、その危ないですよと言われたことに対して、いや、そんなことはありませんと言ったけれども結果的に出て、とっているやり方は、今度は行政...全文を見る
○菅(直)委員 ちょっと私も不勉強なんですが、肉骨粉と羽毛とどういう関係になるのですか。どういうことですか。フェザーミールというのは羽毛ですか。
○菅(直)委員 農水大臣、いろいろ御苦労されていることはわかりますが、何か安全だということを早く言いたいがために、結局、ちゃんとした原因とかそういうルートの押さえをしっかりしないうちに、結果だけ安全だと言いたいものですから、後になっていろいろな問題が出てきて、ますますその不信を買...全文を見る
○菅(直)委員 我が党にもこの対策本部をつくりまして、羽田特別代表に本部長になっていただいて、昨日も千葉の現地を視察いただいております。そこでも、我が党でも、三十カ月齢でいいのかなと。少なくとも二十四カ月齢には下げるべきではないか、場合によればもっと下げることも含めて考えるべきで...全文を見る
○菅(直)委員 わかったような気もしますが、結局のところ、どの部分をもう少し強くしたらいいのか、これはかなり細かい問題にもなりますので、きちっと、だれが見てもわかるように、文書か何かで記者発表するなりしていただきたい。  もう二点ほどといいましょうか、あれしておきますが、国内の...全文を見る
○菅(直)委員 そういうことというのは、法的に決めるということですか、決めないということですか。行政指導でいくということですか、法的に決めるということですか。
○菅(直)委員 私も、O157のケースのときに、あの病気を法定伝染病に指定をするという法律をつくったことがあります。隔離がなくてもいい伝染病に指定することによって報告義務が出ますので、それによって発生を抑えるという。  ですから、行政指導と法律というのは、単に効果が強い、弱いだ...全文を見る
○菅(直)委員 ちょっと聞いていることが違うのですよ。  つまりは、先ほど申し上げたようにランクスリーになる理由として三百三十三トンというものが言われて、最近、九月になってやっと担当者をイギリスに送られたようですが、本来なら、その時点で送って、その時点で事実関係を明らかにして、...全文を見る
○菅(直)委員 あえて、もう一度だけ申し上げますが、この狂牛病というのは、多分酪農の世界ばかりではなく、この数年間のヨーロッパの少なくとも大きなニュースの一つで、先ほど申し上げたように五百万頭近い牛を処分しなきゃいけなくなる、少なくとも数千億、場合によってはそれ以上の費用がそれに...全文を見る
○菅(直)委員 小泉総理がいかにこの問題がわかっていないかということがよくわかりました。どれだけの議論がこの間あって、どれだけのいろいろな答申なりが出ているかということを御存じないのでしょう。結局は、お役所が決めるまでは待っている。それでこの工程表が本当にできるのでしょうか。 ...全文を見る
○菅(直)委員 総理、勘違いじゃないですか。それは先行プログラムのことを言われているんじゃないですか。先行プログラムじゃないですよ、私が言っているのは。改革工程表のことを言っているのですよ。  十四年度だけじゃありませんよ。先ほどのもうちょっと続きを読みましょうか。さっきのは十...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、整理して何ができるかが書いてあるのなら、こんなことまで言いません。この事業については十五年度でこうしますとか、これまでには結論を出しますとか言っているのなら言いません。十五年度以降の文章そのものが「引き続き、重点的に見直し検討を実施する。」と。見直し検討...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、例えば司法制度改革なんかは、去年ですか、ことしの報告が出ていますから、かなり具体的に書いてありました。しかし、少なくとも大きな課題にこの間なってきている社会資本整備という大きな項目について、今具体的に申し上げたんです。決して細かい、重箱の隅みたいなことを...全文を見る
○菅(直)委員 扇大臣、国土交通省の皆さんに聞きますと、九千三百四十二という数字がよく出てきますよね。これは、整備計画で決定されているんだ、国幹審で決めたんだから金科玉条だ、変えられないんだと。どういうふうな認識ですか。そういう思いですか。それとも、いやいや、これは大臣の権限で変...全文を見る
○菅(直)委員 そうすると、そこまで言われるのなら、先ほど申し上げた四公団を合同した後、六つに分けた民営化というのは大臣は賛成ですか。
○菅(直)委員 隣から久間さんが、それでいいんだ、それでいいんだと言われていますから、まさにお役人と自民党の道路族の言うとおりのことを大臣が言われておるわけです。  つまり、本四架橋を……(発言する者あり)ちょっと待ってください。本四架橋を特殊会社化するということはどういうこと...全文を見る
○菅(直)委員 何か、役人が痛みを感じている、感じているということを代弁されますけれども、痛みを感じているのは国民ですからね、間違わないでください。つまり、公団がなくなって痛みを感じるのは、それは天下りの痛みかもしれないけれども、その赤字をかぶっているのは国民ですから、逆じゃない...全文を見る
○菅(直)委員 我が党は、本当にやらなければいけない行政改革については、小泉内閣ができるよりもずっと前からきちんとした提案を出してきております、公共事業の見直しを含めて。ですから、いろいろな議論があることは結構ですし、我々も、国会に、例えば先ほどのような案を、我々が納得できるよう...全文を見る
○菅(直)委員 総理はよく御存じでしょうが、間違っても、例えば、小選挙区中心にする制度が我が党に特別有利かといえば、まさにせんだっての参議院の比例選挙を小選挙区に当てはめてみたら、我が党の小選挙区の議席はただ一つというデータですよ。羽田孜先生のところだけですよ。  決して我が党...全文を見る
11月09日第153回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○菅(直)委員 きょうは、我が党の質問時間の中で少し時間をいただきまして、従来から何度か大臣とも議論しております川辺川ダムについて、多少緊迫した状況がありますので、質疑に立たせていただきます。  今月の四日、五日、人吉に行ってまいりまして、いろいろな漁業関係者にもお会いをいたし...全文を見る
○菅(直)委員 沖縄だと、もしかしたら、これは西しか出ませんでしたので。しかし、私は質問通告をしているのに、大臣にちゃんと説明していないというのはどうかしていますよね、きょう川辺川について質問するということを言ってあるわけですから。  では大臣に、技術的に言えば堤防のかさ上げで...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、いろいろ報告を聞かれるのは結構なんです。川が、一部だけ堤防が高くても低いところがあれば流れ出るのは当たり前ですから、そんなことはもう常識の範囲です。しかし、こういう提案が出て、専門家が見ても、ある程度の、一つの検討に値するという見解も出ていますから、今の...全文を見る
○菅(直)委員 そこで、もう一つの資料をお届けいたしております。それは「くまがわ漁報」という資料。  これは、漁業補償金の交渉を国土交通省とやっている球磨川漁協のたしか十月の漁報でありまして、この十四億プラス二億五千万、約十六億五千万で承認いたしましたと、こういうふうなことを漁...全文を見る
○菅(直)委員 では、まだ合意はしていないということですね。(扇国務大臣「そうです」と呼ぶ)わかりました。それなら結構です。  そこで、まず、この相手なんですけれども、球磨川漁協に対して、もう一つ、これまでの交渉に関する経過概要というのがお手元に行っていると思いますが、そこの中...全文を見る
○菅(直)委員 つまり、この漁協は、昨年の九月の一日に二つの議決をいたしました。一つは、新しい監事等の選任であります。もう一つは、補償交渉委員会の設置であります。その二つの議決に対して疑義があるということで、ちゃんと法律に基づいて総会を開くようにと申し入れたわけであります、もちろ...全文を見る
○菅(直)委員 よく聞いてください、大臣。この漁協に対して、運営のやり方が違法であるということで過料が言われているんですよ、運営のやり方が。その運営のやり方というのは、二十日以内にやらなければいけない総会を、半年たっても、もうほぼ一年たちましたけれども、一年たっても開かない。その...全文を見る
○菅(直)委員 私が言うことがよくわかったと言われたので、それで結構なんです。  つまり、例えば道路の所有権を、ある人が、Aという人が持っている、それが、道路の拡幅のために補償交渉する、しかし、よく聞いてみたら、その土地は担保が入っているとか、あるいは実は相続でその人が本当の所...全文を見る
○菅(直)委員 ということは、言っていないということと同時に、そういうことはないということですね、大臣。
○菅(直)委員 ちょっとおかしいんじゃないですか。これから交渉に入るんですか。この間交渉で、ここに書いてある一ページ目を見てくださいよ大臣、交渉で、もう承認したと相手は言っているけれども、国土交通省は、まだ白紙だと。だから、もちろんこんなことも言ってないし、交渉にはまだ入っていな...全文を見る
○菅(直)委員 聞いている方が聞かれれば、今の大臣の逃げ口上が、どのくらいの逃げ口上かよくおわかりになるわけであって、今補償交渉で買い取ろうとしているときに、その交渉が妥結するかどうかのときに、当然当たり前のことで、収用のことを、別に収用というのは交渉じゃありませんから、法律的手...全文を見る
○菅(直)委員 何を言っているのですかね。私はわからなくなってくるね、あの言葉を聞いていると。  これは、だれが出しているかというと、皆さん方が交渉相手にしている人が出しているものなんですよ。反対運動の人が出している広報じゃないのですよ。交渉相手にしている木下さんでしたか、とい...全文を見る