菅直人

かんなおと

小選挙区(東京都第十八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数14回

菅直人の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第156回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○菅(直)委員 小泉総理、私が民主党代表に就任して初めての議論をさせていただきます。どうか小泉総理に、はぐらかさないで真正面からお答えをいただきたい。私の方も、経済政策を中心にきちっと対案を用意して、総理に読んでいただけているかどうかわかりませんが、お示しをして議論をしております...全文を見る
○菅(直)委員 最初の最初からはぐらかされましたね。  私はちゃんと二つの条件を言ったわけです。つまりは、査察の結果を待たないでということを言ったのは、もちろん、査察が途中で中断をイラクの責任でやられた場合は、それも一つの結果です。また、国際社会というのは、国連の新たな決議とい...全文を見る
○菅(直)委員 査察の結果が出るまでは攻撃には反対だと理解していいんですか。はっきり答えてください、イエスかノーで。
○菅(直)委員 はっきりというふうに理解されるかどうかは国民の判断にまちますが、私からすると、相変わらず声だけ大きいだけで、中身ははぐらかしているとしか思えません。  北朝鮮について申し上げます。  私たちは、小泉総理が訪朝をされて、そしてその結果、五人の拉致被害者が帰国をす...全文を見る
○菅(直)委員 私が焦っているんじゃありません、全く。現実に日朝会談は、日朝交渉は中断をされているわけですから、私が何にも焦っているわけではありません。私は、総理自身が北朝鮮に訪問されて、金正日総書記との間でちゃんとサインをされた。サインをされた、ある意味では、国と国との約束が守...全文を見る
○菅(直)委員 私は、今総理が言われたこと自体は別に反対しません。別に、ほごにされたからといって、では一切もうこれから日朝のことは何もしないでいいと私は申し上げているんじゃありません。私が申し上げたのは、総理自身がサインされた文章がほごにされたんじゃないですかということを申し上げ...全文を見る
○菅(直)委員 これ以上この問題に時間を費やすことは避けますが、少なくとも、総理は、平壌宣言が誠実に履行されることの努力をする、それは当然でしょう。現時点で、少なくとも総理が出かけた時点では、北朝鮮はNPT条約に加盟していたんですよ。いいですか。変化がないんだったらわかりますよ。...全文を見る
○菅(直)委員 いいですか、相変わらずはぐらかしていますね。私の意見は幾らでも言いますけれども、私のような意見だけじゃない人もたくさんあるんです。総理にこのことをそのままやってくれと望んでいる人もあるんです。靖国神社にこのとおり参拝してほしいと望んだ人もいるんです。多分、そういう...全文を見る
○菅(直)委員 よく国民の皆さんにはわかっていただけたと思いますね、今の答弁で。  この程度という話ですよ。つまり、総理大臣になる、あるいは自民党総裁になる、そのときの選挙で言うことは、この程度の約束は後になったら幾らでもほごにしてもいいんですよということをみずから認められた。...全文を見る
○菅(直)委員 後で、新しい本を買いましたので……
○菅(直)委員 後で、もしよろしかったら置いていきますけれども、新しい本をわざわざ買ってまいりましたので。  この本の中だけではないんですが、この本の中で、小泉総理は不況のときにデフレ政策を強行した当時の井上準之助大蔵大臣あるいはその当時のアメリカのフーバー大統領とよく似ている...全文を見る
○菅(直)委員 この認識、こんな程度の認識を持っている総理のもとで政権運営がされたら、本当に大恐慌になりますね。そういうおそれがあるということで議論していると思ったら、全く状況が違うと。何が全く違うんですか。  これを見てください。これは、総理になってから、二〇〇一年四月から今...全文を見る
○菅(直)委員 まあ、本当にあきれますね。  一九三〇年代だって、初めからアメリカのGDPが一挙に十分の一になったわけではなくて、いろいろな段階があってだんだん深刻になっていくわけですよ。日本だってそう、ドイツだってそうです。そして生まれてきたのは、ドイツでは、まさにデフレ克服...全文を見る
○菅(直)委員 いいですか、相変わらずごまかしていますね。税収見通しが誤ることはしょっちゅうある、私はそんなことは聞いていません。税収見通しが誤ったその原因が、つまりは、四十六兆八千億入るはずが四十四兆三千億しか入らないという税収見積もりが誤った原因が、小泉政権における経済政策の...全文を見る
○菅(直)委員 竹中さんにこういう言い方をするのはちょっときついかもしれませんが、やはり大学に戻られたらどうですか。つまりは、財政運営をやっている、経済運営をやっている責任大臣の言葉とは思えない。つまりは、全部解説じゃないですか、実勢がどうで、名目がどうで。  私が言っているの...全文を見る
○菅(直)委員 今の答弁をよく後で見てください。私は三十兆以上も国債出したんですよと自慢されたですね、今。  こんな議論ができるんですか。先ほどは三十兆で守ろうとしたけれどもと言った、それが今度は三十兆を超したことを自慢にする総理。こんなことを言っていて、一体、経済議論ができる...全文を見る
○菅(直)委員 それでは、ちゃんと言いますから、ちょっと黙って聞いていてください、総理。  まず、私の方から、そこで、民主党の考え方をきちんと今から出しますから、もしあれでしたら文書も全部できていますが。今月の十八日の民主党大会で、私、代表としてのあいさつをいたしました。そのう...全文を見る
○菅(直)委員 公共事業でそういったコンクリートの塊でつくるよりも、私も五木村に行ってまいりました。あの村には二万五千ヘクタールの山があるそうです。その山の保全のためにはたくさんの人が、もしお金があれば、仕事でやることができます。こういうことに重点を置くべきではないか、こういうこ...全文を見る
○菅(直)委員 それでは、諫早湾については自民党長崎県連と相談されたわけですね。金子知事と相談されたわけですね。
○菅(直)委員 総理も本当に野党の党首にしたいですね。野党の党首としては最高の質問ですよね。  私は、少なくとも政権を担当している総理大臣に、皆さんが予算案を出しているその総理に質問しているんですよ。  総理に対して、いいですか、話をもとに戻しますよ。長崎県連と相談するのは当...全文を見る
○菅(直)委員 長崎県連の当時の責任者、会長はだれですか、総裁。  では、知っておられないのだったら、私が調べた限りでは、虎島さんですね、その前が久間さんですね。  ぜひ聞こうじゃありませんか、この人たちに。県連の責任者でしょう。まさに皆さんが地元とよく相談される一番の対象は...全文を見る
○菅(直)委員 地元と相談すること全部を私は否定しておりません。そうではなくて、その地元が、特定寄附を集めている幹事長であったり、それで応援してもらった知事であったりするという、その問題についてどう考えているかと聞いているんですが、総理はどうも自分の都合の悪い質問はけろっと忘れら...全文を見る
○菅(直)委員 そこで、もう一点、この根本的な解決方法を、私のこの提案の中の具体策の五番目と七番目に申し上げてあります。  簡単に言えば、個別事業に対して自治体に補助金を出す、直轄事業でお金を出すというやり方をやめたらどうか。先日も長野の田中知事と話をしましたけれども、たしか六...全文を見る
○菅(直)委員 経済財政諮問会議がそういう意図でつくられたということは、私もそうだろうと思っています。しかし現実は、結局、第二の主計局になるのかならないのか、あるいはお役人がそこにまた、じゃ、あっちでだめならこっちで言うのか。  今、政治主導と言われましたが、これは間違いです、...全文を見る
○菅(直)委員 時間ですので終わりますが、我が党は、この補正予算に対しても、野党四党で政府に対する組み替え要求を既に提案をしております。また、本予算に対しても組み替えの、これは動議の形になると思いますが、出したいと思っております。  どうかこれは国民の皆さんにも、民主党、野党が...全文を見る
02月06日第156回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○菅(直)委員 きょうは、一月二十三日の補正予算の審議に続いて、私が代表になってから、総理とは第二ラウンドということになります。この間に、民主党は、民主党としての平成十五年度予算案を作成いたしまして、昨日、発表いたしました。本来なら、我が党民主党の予算案を国会に提出して、内閣が出...全文を見る
○菅(直)委員 私は、イラクに大量破壊兵器の疑惑はある、かつてクルドに使用した、あるいはイラン・イラク戦争で使用した、そういういわば過去の経歴があるわけですから、そのことは当然よくわかっております。  ただ、川口大臣の論理は、証拠が出ないということは証拠を出さない方が問題だ、つ...全文を見る
○菅(直)委員 総理、きょうの未明というべきか、国連安保理でパウエル長官が発言をされました。  総理は、ブレア・イギリス首相と電話会談もされたようでありますが、そういうことを踏まえて、結局のところ、パウエル発言を含むこの中で、どういう判断をされたんですか。例えば、ロシアやフラン...全文を見る
○菅(直)委員 初めて、新しい安保理決議についての意見が、私が聞いたところでは初めて言われましたね、望ましいということを。  そこで、少し話を進めたいと思います。  小泉総理は、私が前回に質問したときにも、他の議員に対しても、韓国の金大中大統領あるいは盧武鉉次期大統領が太陽政...全文を見る
○菅(直)委員 私は、必ずしもそのことが悪いと言っているんじゃないんです。必ずしも悪いと言っているんじゃないんですが、イラクと北朝鮮というこの二つの問題は、大量破壊兵器の開発疑惑ということでは共通です。そして、ちょうどきょうのニュースを見ておりますと、ラムズフェルド・アメリカ国防...全文を見る
○菅(直)委員 どうですか、自民党の皆さん、これでいいんですか。あなた方の総裁ですよ。経緯がいろいろ違うということと、現在問題になっている大量破壊兵器を、一方はNPT条約からの脱退を宣言し、一方は今現実に査察を受けている。イラクが停戦決議に違反しているところが、何かこの大量破壊兵...全文を見る
○菅(直)委員 本当に、これが我が国の総理大臣の言うことですかね。何か教科書の棒読みでもしているんじゃないですか。日本にとっての脅威が、イラクの大量破壊兵器と北朝鮮の破壊兵器とどっちが大きいんですか。国民はそのことを心配しているんじゃないですか。そのことをベースにして聞いているん...全文を見る
○菅(直)委員 私どもも機会を見つけて、金大中あるいは盧武鉉次期大統領と、この問題で意見交換をしてみたいと思っています。  そこでもう一点、北朝鮮の人権抑圧に対して、国連には人権小委員会というものがあって、いろいろな国を現地調査しているはずです。我が国は、北朝鮮、在日の人で北に...全文を見る
○菅(直)委員 なぜ最後のポイントだけ答えないんですか。そういうことをやっておられることは知っています。現地調査の要請をその小委員会に出されたことがありますか。
○菅(直)委員 たしか与党、公明党の皆さんもその関係者に会われてそういう要請を受けられたと聞いておりますけれども、なぜなんでしょうね、これだけ日本に関係の深い人が北朝鮮で人権抑圧を受けている可能性が高い中で現地調査という、これはなかなか、それはイラクはオーケーしましたが、北朝鮮が...全文を見る
○菅(直)委員 なぜそういうふうに逃げるんですか。総理、どう思われますか。ちょっと答えてください。
○菅(直)委員 北朝鮮のことについて、政府あるいは与党は一生懸命だということを言っておられるし、私もそれは認めます。しかし、今のことを聞くと、私は、現地に調査団を出すことを要請するのがほかのことと矛盾するとはとても思えない。あるいは、北朝鮮との何かのやりとりが裏であって、いや、そ...全文を見る
○菅(直)委員 それでは、次の問題に移ってまいります。  総理大臣、もっと大きなことということをせんだって総理は言われました。もっと大きなことがあるから、まあ三つの公約は大したことはなかったんだと言われましたが、そのもっと大きなことというのは総理にとって何なんですか。総理が、三...全文を見る
○菅(直)委員 私は一言聞いたんですが、わけのわからない話が大分長く続きました。  私の方から今の総理の言葉を解釈すれば、やはり行財政改革を進めるという大きなことのために、まあ個々のことではいろいろあるということかなと思います。  そこで、財政改革、財政健全化について、総理は...全文を見る
○菅(直)委員 それじゃ、このパネルをごらんいただきたい、あるいは手元にはお渡しをしております。  総理がまさに総理大臣に就任された直前ですが、二〇〇一年、森内閣のときのプライマリーバランスは、差額が二十一兆五千億でありました。そして、昨年出された「改革と展望」では、上にかいた...全文を見る
○菅(直)委員 今の財務大臣の答弁はうそですからね、はっきり言っておきますけれども。  じゃ、何でこの上の数字を「改革と展望」で試算を出したんですか。あなたは閣僚じゃないんですか。これは閣議決定ですよ。平成十四年一月二十五日の閣議決定の中で、その添付資料の中に、参考資料の中にこ...全文を見る
○菅(直)委員 いいですか、総理、話をきちんとベースからもとへ戻して言いますと、総理が大きなことと思われたのは行財政改革、そして、財政改革については三十兆という目標はやめたけれども、二〇一〇年初頭のプライマリーバランスの回復という方向は変えていない。今の竹中さんもそう言われました...全文を見る
○菅(直)委員 それじゃ、神武元年からということになるじゃないですか。自分の内閣でないときのことに責任を押しつけて、それで済むんですか。前のことだってわかるじゃないですか。そんな無責任なことを言うんだったら、国民の前で説明責任を果たしていませんよ。十四年初頭には、これだけ税金が取...全文を見る
○菅(直)委員 結局は見通しが間違ったということでしょう。だって、デフレについて先ほどの二〇〇二年の方は、こういうことをやればデフレは克服できると書いてあるけれども、予想以上にデフレが激しかったというのは、予想が間違って、デフレについても前に進めると思ったけれども、一年目標を延ば...全文を見る
○菅(直)委員 それはそれで、一つのエピソードですから。  そこで、今いろいろと財務大臣も竹中大臣も、見通しの間違いを認められました。私は、総理に一つ、総理就任直後にカルロス・ゴーンさんに会われましたよね、カルロス・ゴーン、日産のCEO。そこで改革について秘訣を教えてもらおうと...全文を見る
○菅(直)委員 私も、カルロス・ゴーンさんという人は、経営者として大した人だと思います。  そこで、場所は違いますが、ゴーンさんと総理の実績をちょっと比べてみました。  カルロス・ゴーンさんがCEO、責任者に就任されたのは一九九九年の六月、そして九月には、日産再建のためにはど...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、成果が上がっていないことを認められた上で、まだしばらくやらせてくれ、そういうのが今のお答えだったと思いますね。  しかし、先ほど、あなたの最も大きなもの、つまり行財政改革の一方の柱である財政再建あるいはデフレの解消が、山に登る、登る、二〇一〇年初頭まで...全文を見る
○菅(直)委員 私に対してでもいいですが、また後ほど我が党政調会長も質問に立ちますので、もし御質問があれば、そちらの席からでもやっていただければ。  きちっとした試算に基づいてやっている。少なくとも、我が党は財務省のお役人にお願いしたわけじゃありませんので、我が党自前でやったん...全文を見る
○菅(直)委員 今の説明は、小泉内閣の予算では何人新たな雇用が発生するか試算ができていない、わからないということだと思います。  なかなか難しいことはわかりますが、私たちは、例えばグループホームを建設することに予算をつけて、それにかかわって十万人の雇用が発生する、あるいは緊急地...全文を見る
○菅(直)委員 そういうふうに大いに連携をとって、効果的にやっていただきたい。ただ、二〇〇二年の年間の失業率は五・四という、この間の最悪の結果が出ていることだけはよく頭に入れておいていただきたい。  次に、先ほど申し上げましたように、地方分権を推進する、そういう考え方の予算にな...全文を見る
○菅(直)委員 片山総務大臣とは余り意見が合わないことが多いんですが、特に住基ネットなどでは大変対立をしているんですが、大きい方向では我が党と同じで。  今回は、平成十五年の予算という形の中での組み替えですが、将来的にはまさに税制まで含めて財源そのものを、権限と財源を自治体に移...全文を見る
○菅(直)委員 まさにそういう議論をこれからしっかり予算委員会、あるいは総括、一般質疑の中で個々の課題について、まさに小泉内閣と我が党、次の内閣のメンバーおりますので、その間でやっていきたいと思っております。  そこで、もう一つ、居住空間倍増計画というものを私はさきの予算委員会...全文を見る
○菅(直)委員 大変前向きな答弁をいただきまして、私ももちろん国民のプラスになることのために議論をしているわけで、別にやじを飛ばされても構いませんから、よく聞いていただいているものだとは思っていますが、せっかくですから時々反応をさせていただいているということです。  次に、今安...全文を見る
○菅(直)委員 先ほど、ちょっと我が党の数字と政府の数字を間違えましたが、政府が千幾つですよね、我が党は実は六千百六十億、政府案の五・七倍をこれに振り向ける、そういう案になっておりまして、また、学校耐震化改修促進法という法律も用意をいたしております。  総理は、いつの国会ですか...全文を見る
○菅(直)委員 そこで、少し財政投融資に関連した問題に移ってまいりたいと思います。  道路関係四公団民営化推進委員会が昨年十二月の六日に意見書を出されました。私は、本当に御苦労されたと思います。特にこの中で、プール制による新たな建設というのがもう完全に行き詰まっている、国会も通...全文を見る
○菅(直)委員 勉強はされているのかもしれませんが、私の聞いたことには答えがありませんでした。いいですか、一般的なことを聞いたんじゃありません。これは平成十五年度予算の審議をしているんです。  平成十五年度予算の中に、直轄で千三百億円の予算が計上されているんです。先の話じゃあり...全文を見る
○菅(直)委員 全く答えになっていないんですが、これはちょっと総理にも聞いておかなきゃいけません。  総理は、いろいろな発言をされたのでややこしいんですが、たしか平成十四年のときは、国費は投入しないとたしか言われました。当然国民は、四公団に対して国費を投入しないんだろう、こう思...全文を見る
○菅(直)委員 私はちゃんと読んでいます。ですから、先ほどの質問もそのように申し上げました。しかし、平成十四年度の予算の前に、我が党やいろいろなときには、国費は投入しない、こういうふうに言われていました。頭に何々公団とありませんでした。その後に閣議決定を見たら、ちゃんと三公団が外...全文を見る
○菅(直)委員 基本的なところが抜け落ちています。理念がないんですね。  つまり、理念がないという意味は、高速道路というものは、あるところは公団、あるところは税金で無料でつくって、あるところはそれを民営化して、あるところは、民営化する前か後か知りませんが、国費投入する。(発言す...全文を見る
○菅(直)委員 乱暴でなきゃだめなんですよ。目の前の改革なんかやっていたってだめなんですよ。公団をつぶさなきゃいけないと言ったのは総理じゃないですか。それを何か、何とかの人数が少ない、多い。ここに書いてあるじゃないですか、数万人がぶら下がっているじゃないですか、ファミリー企業で。...全文を見る
○菅(直)委員 もうこれ以上言いませんが、今言われた数字だけいっても天下りが六九%。これは天下りというんですかね、一体。ほとんどが天下りでなっていて、例外的に外から採っているというんじゃないですか。そういうのは天下りといわないんですよ。もともとが官営なんですよ。ですから、そういう...全文を見る
○菅(直)委員 総理は厚生大臣を二度やられているわけですから、私の質問の中身はわかっていると思うんですね。別に、私が消費税を上げろと言ったんじゃありません。財界の方からいろいろと皆さんの方に言っているので、山崎幹事長がそういうこともあり得るということを言われたので、あなたが最も頼...全文を見る
○菅(直)委員 坂口さんは大変人柄のいい方ですから、率直なお話を聞かせていただいたと思っています。  まさにこれだけの巨額のお金、一方ではPKOに使われているんじゃないか、プライス・キーピング・オペレーションに使われているんじゃないかという疑惑を常に持たれ、そういう最後のツケは...全文を見る
○菅(直)委員 これは督促をしていただいているようですから、前進を期待したいと思います。  もう一点、公共事業受注企業からの献金に対して、野党四党は法案を出していますが、総理は当然賛成していただけますね。
○菅(直)委員 これは言うまでもないことですが、税金の使い道ということを我が党も一番重要視しておりますし、総理も先ほどそういう言葉も使われました。やはり、税金を使っている先から多くの政治献金をもらっていれば、国民はそれの使い道がその献金によって左右されているのではないかという疑い...全文を見る
○菅(直)委員 変節をした小泉総理に協力をすることはできませんのであしからずということを申し上げて、私の質問を終わります。
02月12日第156回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○菅直人君 今日は、私にとっては初めての党首討論であります。小沢自由党党首の持ち時間も譲っていただきまして、三十二分間、小沢党首の思いも込めて精一杯質問をさせていただきます。  総理、最近の国会答弁を見ていると、何か棒読みばかり多くてちょっと元気がないように思いますが、今日はい...全文を見る
○菅直人君 私も、イギリスのクエスチョンタイムを見ましたが、ずばっずばっと言い合うわけですから、どうか小泉総理も持ち味を生かして、私もずばっと質問しますから、ずばっと答えていただきたいと思います。  まず、イラク情勢についてであります。  今、フランスとドイツ、あるいはロシア...全文を見る
○菅直人君 相変わらず結論が分からないですね。  ドイツの総理も、シラク・フランス大統領も、プーチン・ロシア大統領も、はっきり自分の意見を言っています。今は一か月前、二か月前とは違います。ここまで来て、まだ、いや、イラクが十分に国連決議を尊重しない、履行しないからと。もちろんそ...全文を見る
○菅直人君 いや、極めて今の答弁を聞いているとはっきりしていますよ、確かに。つまりは、アメリカが言うのを待ってアメリカに付いていくと、はっきり言えばいいじゃないですか。  少なくとも、NATO諸国はそれぞれの意見を自分で言っています。総理は、NATO諸国の中で意見の割れがあるそ...全文を見る
○菅直人君 国民の皆さんが聞いたら、いかに総理が逃げているかということがよく分かるでしょう。  そこで、少し話を進めますが、総理はスコット・リッターさんという名前を最近お聞きになっていませんか、イラクのことで。
○菅直人君 ここに彼のインタビューの「イラク戦争」というものがあり、また日本でも講演をされたようであります。  彼は、UNSCOMというんですか、国連大量破壊兵器廃棄特別委員会で、九一年から九八年まで、イラクでこの査察に当たっていた当事者、アメリカ人です。  彼の言い方は、い...全文を見る
○菅直人君 よく分からないですね。査察が捜査でない、査察は査察ですよ。怪しいところに行って調べるのはかなり捜査に似ていますよね。それは川口さんみたいに、初めから有罪だからおまえ証拠を出せというのもやり方かもしれないけれども、普通、査察というのは怪しいところを調べてその証拠を見付け...全文を見る
○菅直人君 これを国民が聞いて、総理は一体何を考えているんだろうかと。何一言言わないじゃないですか。私は、仮定といっても、前提といっても、あり得る前提をはっきり言いました。あり得る前提をはっきり言いました。  つまり、新たな武力行使容認決議がなく、つまりは一四四一のままで、そし...全文を見る
○菅直人君 余りこういう言葉は使いたくないですけれども、ちょっとお粗末じゃないですか。  つまりは、各国の首脳はここまで来てきちんと……(発言する者あり)
○菅直人君 自分の言葉で語っているのに、十四日まで待つ、八日まで待つ、何とかまで待つ。少なくともドイツやフランスや、あるいはロシアや中国もきちんと自分の意見を言っていますよ。ですから、アメリカに後を付いていくと言うんなら、その意見をきちんと国民に伝えればいいんですよ。それも言わな...全文を見る
○菅直人君 総理は、あるときには、たしかこれはプリマコフさんのとき、プリコフスキー氏との会談では、まず北朝鮮がNPT脱退決定を撤回するなど対応すべきだ、瀬戸際政策を続ける限り対話は難しいという考えを強調したと。そんな古い話じゃないんですよ。こういうふうにもあります。  一昨日、...全文を見る
○菅直人君 相変わらず抽象的で何も答えていませんね。私は具体的なことを言ったんですよ、具体的なことを。  今、北朝鮮ははっきりと脅しているんですよ。はっきりと我が国やアメリカを脅しているんですよ。脅しているときに、じゃ、脅している限りは交渉に応じない、話合いに応じないのか。それ...全文を見る
○菅直人君 とにかく意見を聞く意見を聞く、自分の意見は何も持っていないというのが今の結論です。  そこで、少し別な話をします。    〔資料配付〕
○菅直人君 お手元に先日の予算委員会でパネルにしたこの表をお渡ししましたが、あのときに総理は二〇一〇年初頭にプライマリーバランスを黒字にするというその目標は変えられないで発言をされました。しかし、塩川財務大臣も竹中経済担当大臣も、税収の見通しが大幅に狂った、デフレ克服が明らかに遅...全文を見る
○菅直人君 はい、分かりました。  公約を守れるのかどうか、また後になって大したことがないと言われないようにしっかり答えてください。
○菅直人君 最後まで何一つ答えられなかったのは残念だということを指摘して、質問を終わります。
02月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○菅(直)委員 きょうは医療問題を中心に総理と質疑を交わしたいと思いますが、ちょっと医療とは関係のないことですが、この間のいろいろな総理との議論の中で懸案になっていることを一、二点だけお聞きしたいと思います。  一昨日、パウエル米国国務長官とお会いになって、きょうの午前中の質疑...全文を見る
○菅(直)委員 もう私も何度も総理に聞くたびに、例えば十二日だと十四日に何かがあるから、いついつだとまた次が何かがあるからと、常にそういう、そのときそのとき先延ばしのごまかし答弁。  昨日もテレビの場面ではありますが、麻生政調会長ははっきりとこのことについて、まあ政調会長の意見...全文を見る
○菅(直)委員 今の坂口さんの言われたことと冬柴さんの言われたことが真反対だったものですからお聞きしたのでありまして、冬柴幹事長はその場でも撤回をされておりませんので、この点については、まあ神崎さんは、最近の報道では、新たな決議なしの武力行使には反対だ、これは党首として言われたん...全文を見る
○菅(直)委員 ちょっとおかしな話ですね。国会同意というのは、具体的な名前を挙げていただかなければ同意できるかどうか決まらないわけですから。私、別に問い詰めるつもりで申し上げたんじゃなくて、日程的にそろそろ決まると聞いたものですから、もし決まったのであればどうですかとお聞きしたん...全文を見る
○菅(直)委員 それでは、本題に入りたいと思います。  国会でいわゆる患者の三割負担という問題が、昨年、与党の強行採決で決まって、今回の予算にも、それを前提として政府案は組まれております。我が党は、他の野党の皆さんと一緒に、三割を従来どおり二割に凍結する、それに必要な四百億の予...全文を見る
○菅(直)委員 大変、私が厚生大臣を務めたときのことを大事に思っていただいて、それはありがたいんですけれども、正確に申し上げますと、小泉総理が厚生大臣になられた九七年の十一月段階では、私は、さきがけを離れて旧民主党を立ち上げておりますので、厚生大臣に小泉さんがなられたときには野党...全文を見る
○菅(直)委員 ちょっと正確にお聞きしたいんですが。民主党の改革案というのは二〇〇二年六月に国民の皆さんに提出をしております。必要なら、ここにも二部か三部持ってきておりますが。  自由民主党は、単独でないとしたら、現在の与党三党でそういう改革案をきちっと国民にお示しなのですかと...全文を見る
○菅(直)委員 私は、この議論をぜひ国民の皆さんによく聞いてもらいたいと思うんです。少なくとも二〇〇〇年には抜本改革をやると当時の小泉厚生大臣が言われました。いろいろな経緯はありますが、現在の民主党は二〇〇二年に「安心の医療」という、かなり包括的な案を国民の前に提出いたしました。...全文を見る
○菅(直)委員 昨年というのは、この平成十四年の八月の改革の基本方向という、これですか。
○菅(直)委員 民主党の案をちょっとお渡しをしますが、どうぞ。  民主党が出したのが二〇〇二年の六月でありますが、厚生省が出されたのが同じ二〇〇二年の八月でありまして、部分的には我が党の提案をつまみ食い的にいろいろ取り上げておられます。(発言する者あり)  しかし、いいですか...全文を見る
○菅(直)委員 私は、厚生省が、もちろん議論するのは当然だと思いますが、やはり国民の医療のあり方を考えるときに、政党は政党の責任としていろいろな関係者と話し合うことがあっていいので、ややもすれば、厚生省、まあ厚生省に限りませんが、霞が関というところは、自分たちの権限にかかわる問題...全文を見る
○菅(直)委員 そこで、もっとこういう本質的な議論を続けたいところですが、やはり、三割負担という問題が現実に今政府から出されているわけであります。  総理はよく、三方一両損だと。いわゆる健康保険料を上げる、あるいは医療費を若干下げる、患者の自己負担を上げる、三方一両損だ、こうい...全文を見る
○菅(直)委員 私たちも、大いにそういう医療の質に踏み込む議論に中心を据えていきたいと思って提案をしているわけですから、いただきたい。  そこで、具体的な問題を一つだけ取り上げたいと思います。  これは、坂口大臣でももちろん結構ですが、C型肝炎という大変深刻な問題が、本当に長...全文を見る
○菅(直)委員 あとは同僚議員に譲りますけれども、今、最後の一言だけは、厚生労働大臣、いただけない言葉だったと思います。つまりは、一企業がつくった製薬については裁判だから言えない、これでいいんですか。薬というのは一企業がつくって勝手に売れるんですか。薬事法上、最終的にはすべて厚生...全文を見る
○菅(直)委員 きょうはこれで終わりますが、今の答弁は、やはり厚生省が本来とるべき注意義務あるいは安全性を十分にやってこなかったということを、厚生大臣もよくおわかりだと思うんですが、やはりそこはきちんとある段階で表明をされて、そして百五十万人ということになると、これは裁判というよ...全文を見る
03月19日第156回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○菅直人君 昨日の十時のブッシュ大統領の演説というのは、全国民にとって、あるいは全世界の人にとって、世界が大変大きな曲がり角にあるということを嫌というほど知らしめた演説だったと思います。  その中でも、ブッシュ大統領が、国連安保理が責任を果たしていないから、それにかわって自分た...全文を見る
○菅直人君 きょうはなかなか総理が元気がよろしいようで、私にとっては大変結構なことです。ただ、今聞かれたことはきちんと答えますから、総理も、私が質問したことも答えてください。いいですか。  私は、今総理が言われたことを、必ずしも最初のことは否定しません。つまり、イラクが十分に協...全文を見る
○菅直人君 川口大臣にお聞きできないのが残念ですが、川口大臣は、答弁の中で一四四一は武力行使の理由にならないということをはっきり述べられています。それから、六七八、六八七というのは、十年、十二年前、つまりはイラクがクウェートに侵入したとき、あるいはその停戦のときの決議であって、一...全文を見る
○菅直人君 与党席がちょっとうるさ過ぎますよ。甘利さん、我々はイラクの肩を持ったことなんかないんですからね。そういうやじはやめなさい。  いいですか、総理。先ほど総理自身認められました。国によっては、今回の行動が国連憲章に違反するのではないかと言っている国もあると。国どころじゃ...全文を見る
○菅直人君 官房長官が言っていることを総理が知らなかったというのは私には驚きですけれども、きのうの予算委員会、きょうの記者会見で官房長官は、日朝平壌宣言の破棄の可能性について、北朝鮮の対応が日本の安全保障に直接脅威を与えるようなものであれば、宣言の維持はいけないのではないかと述べ...全文を見る
○菅直人君 いいですか。これは国民の皆さんが一番よくおわかりだと思うんです。  きのう、つまりブッシュ大統領の最後通告があった後に、一時から衆議院の本会議をやっているときにインタビューを受けて、そのときに初めてアメリカを支持すると言って、それ以前に支持するという言葉がもしあった...全文を見る
04月23日第156回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第3号
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○菅直人君 小泉総理、保守新党は小泉政権を支える与党の一員だと思いますが、そうですか。
○菅直人君 今行われている衆参の補欠選挙でも、小泉総理は、たしか茨城で、公明党、保守新党と一緒になって戦っている、こういうふうに言われましたね。  その保守新党の名物議員とも言える松浪健四郎氏が、暴力団員が会長をする企業からやみ献金を受けていた。しかも、当初は組員であることを知...全文を見る
○菅直人君 これに対して保守新党の扇大臣、元保守党党首は、やはりきちんとけじめをつけるべきだと。私は、立派なことを言われたと本当に思っております。  私たち野党も、きょう、この問題に関して、暴力団とのかかわりですから、やみ社会とのかかわりですから、不良債権問題やいろいろな問題に...全文を見る
○菅直人君 こういうことになると一向にはっきりしないんですね。同じ党の扇さんもはっきり物を言っているのに、総理が、政倫審というのはもともと何かで釈明をしなければいけないときだ。本人が認めているわけですから、暴力団とのつき合いを。ですから、それは必要がない、どうしても出たければ予算...全文を見る
○菅直人君 本人は記者会見でもうちゃんと事実関係も認められているわけで、総理の歯切れというのは、自分が都合が悪くなると歯が切れなくなりますから、この程度にしておきます。  そこで、小泉政権がそろそろ満二年が来ようとしています。小泉政権ができたときに、構造改革なくして景気回復なし...全文を見る
○菅直人君 具体的に、一つでもいいから挙げてみてください。総理が自分で言っていることですからね。どうぞ。
○菅直人君 久しぶりに元気のいい総理を見て安心しました。これでなきゃ議論になりません。  きょう安倍晋三官房副長官のところから、「ここまで進んだ小泉改革」という内閣府が出したものがちょうど手に届きました。十三項目あるんですね。ちょうど今から我々が言おうと思っている十三項目とそっ...全文を見る
○菅直人君 今の話を聞いて、そうだと思う人が二年前にはたくさんおられましたよね。また言っているというのが、ほとんどの人のことでしょう。  それに、しきりに、民主党はどうなんだ、民主党が言っている、民主党が言っていると。では、民主党が言ったことをやるんですか。私たちに約束したんじ...全文を見る
○菅直人君 電話でも会談されていませんか。
○菅直人君 いいですか。今、日本の戦後最大とも言える安全保障上の問題は北の核問題ですよ。これには、もちろん、韓国、アメリカ、大変重要です。しかし、今申し上げたように、逆に北を経済的にも支えてきた中国がどういう態度をとるかは、それと同じぐらいに重要な立場です。まさにきょうから始まる...全文を見る
○菅直人君 いや、総理が心配していないということじゃないでしょう。今が重要じゃないですかと。  この間、川口さんが行かれましたよね。李外務大臣と話をされましたよね。私も話をしました。私は、その李外務大臣に対して、予算委員会でも申し上げた、アメリカと韓国と日本が、北朝鮮に対して、...全文を見る
○菅直人君 私も、日本と韓国を入れた会議が必要だと思って、そのことは胡錦濤主席にも伝えて、中国は別に制限をするつもりはないという姿勢でありました。  ただ、今総理が、練り上げた日本の北朝鮮に対する考え方が平壌宣言だと言われたのは、これは一体どういうことですか。平壌宣言というのは...全文を見る
○菅直人君 テレビを見ていられる国民の皆さんにもよくおわかりだと思いますが、総理の得意わざなんですね、すりかえるんですよ。  私は、日本政府としての北朝鮮問題に対する練り上げた方針があるんですかと聞いたら、平壌宣言だと言われるから、平壌宣言というのは二国間の協定であって、政府の...全文を見る
○菅直人君 これで外交ができたら大したものですね。相手が何を考えているかを全くせんさくしないで、それで外交ができたら大したものです。相手が何を考えているかを必死になって考えて、それに対してどういう対応を打つかを考えるのが外交です。  そこで、少し話は変わりますが、総理、私がもし...全文を見る
○菅直人君 知事でもですか。
○菅直人君 我が党の荒井議員が質問主意書で総理に聞きましたら、今言われたことを答えられました。私は、考えていないというのは不思議ですよね。分権を推進するための特命大臣などにそういう経験がある人になってもらうのは、私は大いに結構なことだと思っています。法律的には禁止規定はありません...全文を見る
05月28日第156回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○菅(直)委員 小泉総理、地球を一周されて、またロシアあるいはエビアン・サミットでフランスに出かけられる、その合間のような時間のこの衆参の予算委員会であります。しかし、総理が外に出ておられる間も、残念ながら我が国では、経済危機あるいは地震など多くの課題が発生をいたしております。 ...全文を見る
○菅(直)委員 私の質問のポイントのところをまだお答えいただいていません。  私が申し上げたのは、例えば一昨年の九月十一日のあのテロ以来、それに対する反撃として、アルカイーダが存在するアフガニスタンを攻撃し、そして、私も、かつてのカンボジアのように非常に不安定な状況の中では国内...全文を見る
○菅(直)委員 委員長も首をかしげられていましたが、果たして今のが答弁になったんでしょうか。  いろいろな考え方がある、当たり前ですよ、いろいろな考え方があるのは。しかし、そのいろいろな考え方の中で、例えばですよ、きょうテレビを見ておりました、ラムズフェルド国防長官は、イラクの...全文を見る
○菅(直)委員 また出ましたね。はぐらかしの次は今度はすりかえですか。  ブッシュ政権について、前もこの場で言われましたけれども、それは一つの政権の考え方について賛成な部分もあります。しかし、こういう考え方で大丈夫なのかなと。例えば、あの武力行使について私は反対をいたしました。...全文を見る
○菅(直)委員 少し具体的な形でお聞きをいたします。  首脳会談で総理は、C130を派遣して、そして人道的な輸送に当たらせたいということを言われております。一体どんなものをどこからどこに運ぶことを想定されているんですか。C130というのは航続距離が短いんです。あのアフガンのとき...全文を見る
○菅(直)委員 ですから聞いているんですよ。かつてヨルダンかどこかに物を送ったことがありますが、日本から送ることを考えているんですか、この足の短い輸送機で。それとも、ヨルダンと例えばイランとか、どこかあの周辺国で何かお互いが物を動かすのに日本が輸送業務に当たるという意味なんですか...全文を見る
○菅(直)委員 結局のところは、思いつきにしかすぎないということですよね。何が必要性があるのかこれから考えると言いながら、C130という具体的な自衛隊が持っている輸送機の名前まで挙げておいて、いざとなったら、いやこれから必要があればと。それはそうでしょう。これから必要があればいろ...全文を見る
○菅(直)委員 さすがに与党席も静かですね。  平壌宣言によれば、「双方は、朝鮮半島の核問題の包括的な解決のため、関連するすべての国際的合意を遵守することを確認した。」これから変わっていないんですね、今も。この宣言どおりに考えて取り組んでいくということですね。
○菅(直)委員 全く矛盾したことを平気で言って、本来ならこんな答弁、成り立たないですよ。対話と圧力と一方で言いながら、だれがこれが遵守されていると思うんですか。遵守されていないということを日米間で話しているんじゃないんですか。核兵器の開発について、少なくともアメリカの情報機関では...全文を見る
○菅(直)委員 私は、平壌宣言をアメリカが九月十七日以降認めたという話は聞いたことがありませんね。だって、全く矛盾しているじゃないですか。アメリカは、北朝鮮が遵守していないと言っているじゃないですか。何をそんなインチキを言っているんですか。  いつ言ったんですか、アメリカの大統...全文を見る
○菅(直)委員 またはぐらかしていますね。ちょっと、これね、場合によったら、こんな議論をしていて、日本の外交の議論になるんですか、これで。  私が読み上げたところは、私が言っているんじゃないんですよ、総理がサインされているんですよ。「双方は、朝鮮半島の核問題の包括的な解決のため...全文を見る
○菅(直)委員 これは、国会の皆さんは少なくとも少しはおわかりだし、多分、一般にごらんになっている皆さんもわかると思うんですよ。九月十七日ですからね。九月十七日から後に、あの核査察も追い出し、NPTですか、あれの脱退も宣言をし、アメリカに対して核保有もみずから言ったんですからね。...全文を見る
○菅(直)委員 私は、ほかの場面でも申し上げたことがあるんですが、小泉総理の論理というのは、自分に都合の悪いことは一切聞こえない、一切見えない、そういう前提ですね。よく、ダチョウが、怖いものが来たら砂の中に頭を突っ込んで一切見えない、聞こえない。こうやってちゃんと文書にまでなって...全文を見る
○菅(直)委員 残念だという言葉はありました。残念だというのは、これは謝罪になるんでしょうか。日本の総理大臣として、またその座長なり議長として、二兆円余りの国民の税金を投入しようとしていて、原因は銀行にある、残念だ、これで成り立つんですか。国民に対しては謝罪されないんですか。はっ...全文を見る
○菅(直)委員 結局は、謝罪しないということですね。  ということは、総理、この問題に関して総理は責任はあるんですか、それとも責任はないんですか。私は責任があると思いますが、いかがですか。
○菅(直)委員 一般論を言っているんじゃありません。小泉政権二年間の経済政策の失敗がこの誘因になっているという意味での責任があるんではないですかと言っているんです。
○菅(直)委員 重ねて聞きますが、残念だけれども責任はないと言われるんですね。
○菅(直)委員 またはぐらかしているでしょう。当たり前じゃないですか。私は、このりそなの破綻に対して二兆円余りを投入しなきゃいけないことに対して、この二年間、例えば株価が二年前と同じ水準であれば、このような自己資本比率に低下は多分していなかったでしょう、そういうことを含めて総理に...全文を見る
○菅(直)委員 今の話を聞いていて、そうだと思った人は、多分、総理以外一人もおられないんじゃないでしょうか。総理の辞書には責任という言葉は多分入っていないんでしょうね。  つまり、歴代内閣、いろいろな事情がありました。もちろん、バブルで上がり過ぎたのもあります。別に、上がったの...全文を見る
○菅(直)委員 いつの時点ですか。竹中さんから、つまり四%は割っている、二%は超えている、債務超過ではない。つまり、債務超過であればこういう諮問が出ないはずです。この諮問は、預金保険法百二条一号ということがもう既に書いてあります。いつの時点で聞かれたんですか。
○菅(直)委員 それでは、竹中さんにお聞きをいたします。  三月期決算、私も拝見をいたしました。私は公認会計士ではありませんし、それほどの専門家ではありませんから、いろいろな皆さんの専門的な知識もお聞きをいたしました。  単体でいうと、繰り延べ税金資産が三千九百十六億計上され...全文を見る
○菅(直)委員 今、三つのことを分けてちゃんと答えると言われましたが、三つ目については最後の一言があっただけです。しかし、そのことをもう一度お聞きします。  竹中大臣が金融庁に、監査法人に対して圧力をかけるな、接触を余りするんじゃない、こういうふうに言われたという話は聞いており...全文を見る
○菅(直)委員 ちょっとはっきり答えてくださいよ。私はあえてここでは固有名詞を言いませんでしたが、おわかりでしょう、固有名詞は。私も、薬害エイズのときに全部の固有名詞の中で調査をさせました。報道があってから、大臣自身がその固有名詞に該当する人、一つは金融庁の担当です、一つはりそな...全文を見る
○菅(直)委員 もう一回、確認をした上でそういうことはないということだったんですね。確認した上で、あなたが直接会った上で本人から、そういうことはありませんでした、相手のりそなの常務からもそういう話を聞かれたということですね、あなた本人が。自分で言われたんですか、本当に。
○菅(直)委員 余り固有名詞を言うつもりはありませんでしたが、担当、担当と言われても担当者はたくさんおりますから。  報道によれば、金融庁の銀行第一課長の鈴木と言われる方だそうでありますが、りそなの常務の大谷という方ですが、その二人に直接ただされて、そういう返事を聞かれて、そう...全文を見る
○菅(直)委員 なぜですか。なぜそんなことを言えるんですか。なぜですか。金融庁は監督責任があるんじゃないですか。  ということは、片方しか聞いていないということですね。相手の話は聞いていないということですね。
○菅(直)委員 ワープロ打ちであるかないかのことが重要なんじゃないんです、今も同僚が言っておりますが。二兆円を超える公的資金を導入するかどうかの判断が問題なんです。ワープロ紙が問題じゃないんです。印鑑が百個ついてあろうがなかろうが、二兆円のお金があなたのポケットマネーから出るわけ...全文を見る
○菅(直)委員 総理にもう一度聞きます。  いいですか。技術的なことを聞いているんじゃないですよ、今。それは、結果として同じだったら同じだったでいいんですよ。結果として同じだったら同じだったでいいんですよ。少なくとも、監査法人によって認識が違っていたということは事実なんですから...全文を見る
○菅(直)委員 終わります。
06月11日第156回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第4号
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○菅直人君 小泉総理、今日はイラクの大量破壊兵器についてまずお尋ねをします。  三月の、アメリカが、ブッシュ大統領がイラク攻撃を決めて、その翌日でしたか、総理は、イラクに隠し持たれている大量破壊兵器が他の独裁国やテロリストに渡ると極めて危険だ、それを防ぐためにアメリカの武力行使...全文を見る
○菅直人君 発見をされるであろうと、総理がそれは確信を持たれているのは個人としては結構です。しかし、それが持たれていることを、確信持たれていることを前提として、政府として、小泉内閣として、アメリカの軍事行動を支持した。さらにはそれを前提として新たな法律も出そうとしている。単に仮説...全文を見る
○菅直人君 元々のこれまでの公約と意味が違うから申し上げているんです。(発言する者あり)ちょっと皆さん静かにしてください。  いいですか、総理。これまでの公約は、どちらかといえば活力ある日本をつくりたいとかいろいろな希望的なことを並べました。あるいは、必ずしもその公約が次の内閣...全文を見る
○菅直人君 総理は民主党も同じだと言われますが、じゃ、ちゃんと勝負しましょうよ。私が責任者で、民主党はまとめると私が言っているんですよ。選挙のときにちゃんとまとめると私が申し上げているのに、総理はまとめるという自信がないからやじを飛ばしているだけじゃないですか。  例えば高速道...全文を見る
○菅直人君 私は、今の総理の発言は、大変ある意味で国民の皆さんに判断してもらう上で重要な指摘があったと思います。  つまり、議院内閣制というのは、特に小選挙区においては、全選挙区で小選挙区では一人ずつの公認候補が立ちます。そして、これは国会議員、衆議院議員を選ぶと同時に、その結...全文を見る
○菅直人君 私はこの議論は今後も続けたいと思いますが、かなりよく国民の皆さんに理解していただいたと。つまりは、マニフェストというのは、単に政党にいろんな考えがあるその一つを掲げたんじゃありません。国会で多数派を握った場合にはこういうことを実際に実行します、さっき例を挙げました、三...全文を見る
07月18日第156回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○菅(直)委員 小泉総理初め、おはようございます。  今、国民の皆さんが何を心配されているか。子供たちを巻き込んだ犯罪、治安の悪化、このことがまず一番ではないかと思います。また同時に、長い景気低迷の中での倒産、リストラ、さらには自殺、こういったことも大きな心配です。加えて、イラ...全文を見る
○菅(直)委員 比較的はっきり言っていただいたので、国民の皆さんも聞いていただけたと思います。ただ、節穴という言葉は、私から総理にお返しをしたいと思うんです。なぜか。  さきの参議院選挙で小泉総理は、今回も出されるそうでありますが、郵政事業の民営化を言われました。しかし、小泉総...全文を見る
○菅(直)委員 では、後ほどお届けします。もしあれでしたら、扇大臣には洗顔クロスをお届けしたいと思っています。これは、なぜ私がこういうことを申し上げるかといいますと、この布一枚なんですけれども、これには物すごい、日本で開発されたナノテクノロジーが凝縮されているからなんです。  ...全文を見る
○菅(直)委員 例えば、一つだけ、せっかくの機会ですから、重ねてといいましょうか、お尋ねをしておきます。  かつてこの場でも、その典型的な一つの例として、全国で減反減反で四割前後の水田が転作なり遊休農地として存在している中で、諫早湾の上に農地をつくる事業が今なお続いている。総理...全文を見る
○菅(直)委員 今総理は何に答えたんですか、結局のところ。まさにはぐらかしの典型じゃないですか。  私は、農林水産大臣を任命した総理大臣に、農林水産省予算の直轄事業としてやられているこの事業をやめたらどうですかと言ったんです。一言も答えていない。農林水産大臣に命じてやめさせたら...全文を見る
○菅(直)委員 何度も申し上げますけれども、この事業をやっているのは県じゃありません。いいですか、この事業をやっているのは農水省の直轄事業です。唯一残った農水省の国営埋立事業です。干拓事業です。また逃げているじゃないですか。ちゃんと答えてください。  今の答えはこういうことです...全文を見る
○菅(直)委員 総理は、地元の事情はよくわからないと一方で言いながら、いろいろと水害のことを言われています。どちらかちゃんとはっきりしてくださいよ。  この二千五百億の事業については、大変注目をされておりますし、私自身も含めて、国会で何度となく議論をいたしました。扇大臣とも議論...全文を見る
○菅(直)委員 先ほどの節穴という言葉を総理にもお返しをしておきましょう。外受け堤防があれば防災を防げます。内側の干拓事業は少なくとも要りません。私、この問題でこれ以上細かいことは申し上げませんが、総理は、結局は自分が判断をしないということを今言われました。そのことが、この事業に...全文を見る
○菅(直)委員 民営化というのは、例えばJRの場合民営化ですが、できれば配当もしたい。そうすると、料金を取らないとすると、収入はあと何があるんですか。それは多少は直営の、何かサービスエリアの売り上げとかその敷金とかあるかもしれませんが。  約二兆円が今料金で入っていますよね。そ...全文を見る
○菅(直)委員 いいですか、私たちが今検討しているのは、通行料金という形で無料化すると何が可能になるか。一つは、当然ながら経営形態は、公団が必要ありませんから、もちろん道路局は必要かもしれませんよ、高速道路局は。しかし公団は必要ありませんから、天下り先はなくなります。  現在、...全文を見る
○菅(直)委員 初めて、自分の公約を守らなかったということを自分の口で言われました。  この二〇〇一年六月二十一日というのは、総理がまだ九〇%ぐらい支持率があったときですよ。そして、これは本会議でも、所信表明で述べられたことですよ。その最初の、ある意味では十数年かかっての財政再...全文を見る
○菅(直)委員 今総理は、いろいろやるから、かなり下がってはきているけれども、最終的には守れると思うという趣旨のことを言われました。しかし、一方で、もちろん自分の任期中消費税は上げません、先ほども言われました。税収はどんどん下がっています。国債発行額はどんどん上がっています。場合...全文を見る
○菅(直)委員 先ほど申し上げたんです、先ほど申し上げたのは、二〇〇一年のブレア政権のもとのマニフェスト、政権公約は、自分が約束をしたことが、ブレアさんは政権をとったんですから、政権をとった中でどこまでやれたか、やれないかということを自己検証しているんですよ。  総理が野党の立...全文を見る
○菅(直)委員 どうも総理は、政権公約ということを今なお理解をされていないようです。  私が二年前に民主党政権を率いてもし政権の座についていて、そして法律を出して、そしてそれができなかったときは今のことを言っていただいて結構です。  しかし、現実に、税収が減ったのも含めて、総...全文を見る
○菅(直)委員 とにかく、総理の言葉は、自分の調子の悪いところは国民が判断する。しかし、三十六兆に国債の発行をふやしたのは国民じゃありません、小泉政権なんですからね。そういうふうに、自分が変えたところは国民が判断する、責任だ。自分が約束したことを変えるのは、それは経済の状況だ。税...全文を見る
○菅(直)委員 もう一度質問しますよ。なぜ、この中に、公共事業そのものの補助金五兆円はこの削減対象に入れなかったのか。ちょっと待ってください。これは総理ですからね。今、総理の言い方は、四兆円について説明されましたが、公共事業費を削減対象に入れなかったことについては一言も返事してい...全文を見る
○菅(直)委員 先ほどのお化けの正体を国民の皆さんに見ていただきたいんですが、このお化けが税金のむだ遣いをするときに最も使われるのが公共事業であることは、もう皆さんもよく御存じであります。  結局、今回、地方分権化だ、三位一体だ、思い切って国が補助金を出すのを、地方に権限、財源...全文を見る
○菅(直)委員 総理の言うことは、自分には情報がないから。これだけの情報がありながら、テレビでもごらんになったと思いますが、これだけの情報があって、そして現実に、アビザイド司令官の記者会見もあって、先日は官房長官もそれについて答弁されていた。それだけの情報がありながら、いや、そう...全文を見る
○菅(直)委員 これが総理の詭弁の構造なんですね。私は構造改革を一つしようと思っているんですね。  総理は今も、国連決議とかいろいろ疑惑とか言われました。確かに当時、大量破壊兵器があるんではないかという疑惑はありました。しかし、それを確認するために査察をやっていて、我が党は査察...全文を見る
○菅(直)委員 ちょっと抗議を申し上げます。  私は、疑惑はないなんて一言も言っていませんよ。疑惑だと言っているのであって、あなたが存在すると言っているから、「問題は、大量破壊兵器を保有するイラクの脅威に私たちがどう対峙するかです。」と書いてあるじゃないですか。疑惑はあるなんて...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、何度も言いますが、当時疑惑があるなしを言っているんじゃありません。私たちも疑惑を持っておりました。しかし、あなたは、小泉総理は、この時点でイラクに大量破壊兵器があると断言された。その断言された根拠は何ですかと聞いているんです。いいですか。国連決議とかなん...全文を見る
○菅(直)委員 委員長も、この責任とってもらいますよ。  存在があると言ったのに、その根拠はと言ったら疑惑があると言っているだけじゃないですか。どうやって存在があるんですか。もう一回答えてください。(発言する者あり)
○菅(直)委員 三月二十日にイラクに大量破壊兵器があると明言したことをメルマガに書かれている、その明言された、大量破壊兵器があるという明言に対して、どういう根拠でそれを明言されたのか、それが私の質問で、今まで答えられたのは、疑惑については言われましたけれども、存在しているというこ...全文を見る
○菅(直)委員 とにかく、一言も答えていないということに対して抗議を申し上げ、それから、委員長も、ちゃんと質問と答えがかみ合うように、私は特別なことを言っているつもりはありません。総理が言ったことについて、あなたは、根拠を言ってくれと言っても、一向に答えません。このことに対して抗...全文を見る
07月23日第156回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第5号
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○菅直人君 今、世の中の母親の皆さんが一番心配な問題は何か。やはり何といっても、子供たちを巻き込んだ犯罪が本当に多くなっている、あるいは悪質化していることだと思います。このことを少なくしていく、なくしていくためには、一つは、犯罪に対する捜査能力をもっと高めて、そして、原因を解明し...全文を見る
○菅直人君 我が党が提出をしてきた被害者の人権を守るこの犯罪被害者基本法を、ぜひ与党の皆さんも率先して成立するように協力をしていただきたいと、重ねてお願いを申し上げておきます。  さきの予算委員会の翌日、総理はイギリスのブレア首相と箱根で会談をされたと報道で伺っております。 ...全文を見る
○菅直人君 今の総理の答弁は、さきの予算委員会と全く同じです。つまり、私が申し上げたのは、総理自身が断定をしたことが、疑惑であるということ以上の根拠がなくて断定したことが、誇張ではないのか、いいですか、誇張ではないのかと言ったんです。ブレア首相は、そのことによって、大変今苦境に陥...全文を見る
○菅直人君 そこで、次のことに関連をしますから、よく聞いてください。総理大臣がやじを飛ばすのも結構ですが、次のことをちゃんと聞いてください。  ここに、元防衛庁教育訓練局長、現在の新潟県加茂市の市長さんである小池さんが、全国会議員に対して要望書を出されています。総理はこれを読ま...全文を見る
○菅直人君 今のイラクに非戦闘地域というのがあるんですか、一体。これまでの答弁では、国際的な紛争という定義のもとで、組織的な攻撃とは言えない、いわば野盗なんという言葉を総理が使われたことがありますが、そういう散発的な行動はそういう意味でこの法律が言う国際的な紛争としての戦闘行為に...全文を見る
○菅直人君 まあ、すごい答弁ですね。自衛隊を最終的にその戦地に送ろうという総理が、私が知るわけはないじゃないですかと言って開き直る。  私が言っているのは、イラク全土が戦闘地域ではないですかと言ったんですよ。それに対して、そうでないのなら、例えばこの地域なら大丈夫だというのが一...全文を見る
07月25日第156回国会 衆議院 本会議 第47号
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○菅直人君 私は、民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合を代表し、小泉内閣不信任決議案提案の趣旨弁明を行います。(拍手)  まず、決議案を朗読します。   本院は、小泉内閣を信任せず。    右決議する。     〔拍手〕 以上であります。  ...全文を見る
09月29日第157回国会 衆議院 本会議 第2号
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○菅直人君 まず、北海道十勝沖地震で被災された皆さんに心からお見舞い申し上げますと同時に、政府に対して、的確迅速な復旧活動に従事されるよう強く申し上げます。  民主党と自由党が合併をいたしました。新しい民主党と無所属クラブを代表して、さきの小泉総理の所信表明演説に対して質問をい...全文を見る
○菅直人君 国民の皆さんは、今の小泉総理の答弁を聞かれて、どんなふうに思われたでしょうか。持論の郵政民営化の場合は、手を振り、声を上げ、いろいろと脱線ぎみの発言もありましたけれども、それ以外の答弁は、目を下に伏せて、私が必ずしも質問した項目にないところまでちゃんと読み上げられまし...全文を見る
10月01日第157回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○菅(直)委員 一昨日の本会議に続いて、小泉総理中心に幾つかの点で意見を申し上げ、また御質問をさせていただきます。  きょうの午前中の質疑を私もテレビで拝見しておりました。我が党の枝野幸男政調会長、郵政事業、さらには年金制度、そして高速道路の問題、それぞれ我が党の考え方を明確に...全文を見る
○菅(直)委員 ここに二〇〇〇年の自由民主党の党の公約があります。私も改めてざっと読ませていただきました。まさに見事な文章ですね。つまりは、どこにもしっぽをつかまれないように、努めます、努力します、推進します、拡充します、いついつまでに何をやるかということは全く書いてありません。...全文を見る
○菅(直)委員 マニフェストとこれまでの公約が同じであると総理が言われたということは、またこういうものを出されるつもりということなんでしょうかね。  さっき言いましたように、言葉が違うか違わないかは別として、従来の選挙公約というのは、どちらかといえば、こうありたい、こうしたいと...全文を見る
○菅(直)委員 そうすると、政権を持っていれば公約をする必要がないと聞こえますよね。つまり、毎年予算をつくっているんだからそれでいいじゃないか。つまりは、選挙のときに来年度の予算案が出ているんですか。  この十月に解散するとして、一昨日の本会議でも、四兆円の補助金については来年...全文を見る
○菅(直)委員 今、総理が言われたのは、いついつまでに法案を出すつもりだ、中身については一切触れられておりません。  では、その法案を出す前にもう一回衆議院選挙でもやるというんであれば、それで国民の皆さんに判断をしてもらうということもあるかもしれません。しかし、これで政権を維持...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、今申し上げたように、適材を採用されたというのはお聞きしましたから、その適材というのは、幅広く、内務省関係以外の人も含めて、あるいは官僚経験者以外も含めて選択をされたのか、その結果、偶然に内務省のいわゆるトップ経験者になったと言われるのか、それとも霞が関の...全文を見る
○菅(直)委員 結局、こういうところに、人事にたけた総理でありますけれども、しかし、官僚のいわばトップ中のトップとも言われる人事については、そういうみずからの指導力が発揮された気配は全くありません。官主導、官僚主導政権そのものだということが、少なくとも見る人が見ればわかると思いま...全文を見る
○菅(直)委員 本当に、国民の皆さんによくわかりやすかったと思いますね。本当にわかりやすかったと思います。私は、率直に申し上げて、違和感を感じますね。  私がもし同じ立場に立ったら、少なくとも、秘書官をやってすぐ自分の役所に戻るという人を秘書官には任命しません。それでは官僚主導...全文を見る
○菅(直)委員 やはり総理は余り実態を御存じないようですね。私が話を聞いたのが学長ということであって、私が申し上げたのは、一般の教授、助教授がそうだと言っているんです。  そして、まあ私も、大学の後輩などでアメリカの研究所なんかに三十代で行っている人たちの話を聞くと、本当にそう...全文を見る
○菅(直)委員 もう一点、所信表明の中に、総理はプライマリーバランスの二〇一〇年初頭のいわゆるバランスの回復ということを述べられておりました。たしかこの表現は二年半前の骨太方針などでも、あるいは見通しの中でしょうか、入っていた同じ表現ですよね。二年半前からだんだんといわゆる財政再...全文を見る
○菅(直)委員 言葉がなかなか国民の皆さんに説明が難しいプライマリーバランスでありますから、今の小泉総理の答弁がいかにインチキであるかということもわかりにくいところがあるかもしれません。  しかし、少なくとも小泉総理は、経済は生き物であると、まさにそのとおりです。その生き物であ...全文を見る
○菅(直)委員 地方にできることは地方でやれるように、ひもつき補助金を実質上全部移したらどうですかというのが私たちの提案だと言っているのに、四兆円を三年間で削減して移譲する、半分削減したら二兆円しか移譲しないことになりますよね。  二十一世紀臨調に集われた、私は改革派だと拝見し...全文を見る
○菅(直)委員 こういうのがマニフェストに当たらない表現ですよね。最善を尽くすとか、後の予算を見てくれとか。結局、項目まですべて具体化してその皆さんが要請をされた中で、何一つ答えていないわけであります。  そこで、この問題はまたこれからの他の議員の皆さんの議論にも任せるとして、...全文を見る
○菅(直)委員 アメリカの中でも、イギリスの中でも、この問題では、どうも大統領やブレア首相の国民に対する開戦当時の説明が少なくとも正確ではなかったんではないか、こういうことで大変な反発が起きております。我が国は、小泉総理の説明が大変うまいのか、それともその言葉のマジックに乗せられ...全文を見る
○菅(直)委員 今のは答弁なんですか、何ですか。単に事実関係の説明だけじゃありませんか。  劣化ウランというのは、総理は御存じですか。私も調べてみました、話を聞いて、電力会社の人からも。ウラン鉱から、原子力発電所とかそういうものに使えるような、いわゆる燃えるウランを抽出した後の...全文を見る
○菅(直)委員 というのは、今の答弁はどういうことですか。たしかあの法案のころは、派遣が必要だから法律をつくるんだと言われたはずですが、今はあれですか、派遣が必要なら派遣すると。  では、派遣が必要でないかもしれない、しかし法律だけつくったということですか、総理。
○菅(直)委員 こういうのを普通は法匪と言うんですけれどもね。確かに法律はそのとおりになっています。ただ、わざわざあれだけの反対を押し切って出されたのは、必要だと考えるからそういう法律をつくられたというのは、そういうふうに国民は受けとめるのは当然じゃないですか。それは、必要でも初...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、その主体的な判断をお尋ねをしているんですが、主体的判断をする、主体的判断をすると言うだけで、主体的判断の中身が一向に聞こえてこないから、あえてこちらがお聞きをしているんです。  これ以上聞いても、小泉総理の主体的判断はブッシュ大統領との会談の後に出るん...全文を見る
○菅(直)委員 それでは、きょうは、あるいは小泉総理と比較的長い時間議論をできるのは総選挙までにないかもしれませんので、少し時間をいただいて、総理の政治に対する考え方、あるいは私の政治に対する考え方、それぞれの考え方があると思いますが、それを私も表明しながら、総理の考え方もお尋ね...全文を見る
○菅(直)委員 これは特に反論とかがあるわけではありません。総理としての表現であり、私としての表現であって、国民の皆さんにもお聞きをいただければと思って申し上げてみました。  私の残された時間が少なくなっておりますが、幾つかの点を一括して、我が党の考え方を申し上げて、見解を伺い...全文を見る
○菅(直)委員 この政治改革の問題は、十年前の政権交代でも大きな争点になったわけであります。多くの国民の皆さんは、多分、私たち自身が自分たちで思っている以上に、政治家に対していろいろな意味で、ある意味での厳しい目を持っておられる。何か非常に大きな特権を享受していて、自分たちの権利...全文を見る
10月09日第157回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○菅直人君 いよいよあすが解散と言われております。本来なら、さきの通常国会と同じように小泉内閣不信任案を提出するところでありますが、御本人の方がみずから解散すると言われるのでありますから、きょうのこの党首討論をもって小泉内閣不信任のその理由を国民の皆さんの前に明らかにしていきたい...全文を見る
○菅直人君 ということは、少なくとも、自由民主党党首としてその場には出席をする、このことを約束いただけますね。
○菅直人君 いま一つ日ごろの歯切れのよさが見えないわけですけれども、少なくとも、自由民主党党首として、自分は忙しいからほかの人なんということを各党党首が出る場でされないで、みずから出るということを今言われた、このように理解してよろしいですね。
○菅直人君 そこで、政権公約、マニフェストについて、小泉総理は総裁選の公約を必ず党の公約に盛り込むと言われました。我が党も、いろいろな議論はありましたが、最終的には私の判断で、五つの約束、二つの提言を含む政権公約を発表しました。そして、すべての衆議院候補には同意をいただくという手...全文を見る
○菅直人君 民主党は、この場で国民の皆さんにはっきりと党の考え方を申し上げます。民主党は、衆議院候補全員からマニフェストについて同意の署名をいただく、同意の署名がない方は公認はいたしません。  そして、小泉総理が心配なきようにと言われましたけれども、二年前の参議院の選挙で、はっ...全文を見る
○菅直人君 このことは、最終的には国民の皆さんがしっかり眼を見開いて見ていただきたい、このことを申し上げて、次に移ります。  私たちが小泉政権を不信任という最大の理由は、政権発足して二年半たちましたけれども、構造改革も何一つ進まない、景気回復も進まない、このことが最大の理由であ...全文を見る
○菅直人君 確かに、小泉総理の支持率は高いんですが、よく見ますと、経済政策に対する支持は、まあ一〇%か二〇%、あそこにおられる方もイロハのイの字も知らないと言われましたけれども、私も、小泉総理の経済の表現は、みずからの頭の中にあることだけで客観性が全くないと申し上げておきたいと思...全文を見る
○菅直人君 私も、この方の言われることに一〇〇%すべて同感ということではありませんが、しかし、今までの外務省のアメリカ一辺倒の姿勢を変えるには政権交代が必要だとこの方が述べられておりますが、私は、内政ばかりでなく外交においてもまさにそのとおりだ、この点については貴重な、ある意味で...全文を見る
○菅直人君 政策が、いろいろ意見が違うのは当然です。しかし、道路公団総裁を、私たちがやめろと言って、そして大臣がかわってからやめさせたんだと。ですから、なぜ前の大臣のときにやめさせないで今出したのかということを言ったら、今度は無料化とかなんとか、いつものはぐらかしの手がまた出てき...全文を見る
○菅直人君 小泉総理の見事なすりかえですが、例えば郵貯、簡保についても、どうするんだと言ったら、いや、どうするかはこれからだけれどもいついつに法案は出します、何とかはどうするんだと言えば、いや、どうするかはこれからだけれどもいついつにやります。  まさに、そこには福祉の専門家の...全文を見る
11月25日第158回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○菅(直)委員 総選挙が終わりました。今回の総選挙で、私たち民主党は二千二百万人を超える国民の皆さんに比例では投票いただき、第一党という形になりました。また、比例、小選挙区合わせて百七十七名が当選をいたしまして、衆議院における定数の三七%を占める二大政党の一方の柱という立場になり...全文を見る
○菅(直)委員 相変わらず全く答えておられません。  イラク特措法が私たちの反対を押し切って成立をしたのが七月であります。そして、それ以来何度となく政府はいろいろな調査団を派遣されました。どうですか。調査団の報告書というものはきちんとすべて国会に報告されているんですか、どうです...全文を見る
○菅(直)委員 今まで報告したことがありますか。今まで国会に報告をしたことがありますか、官房長官。
○菅(直)委員 全然答弁違うじゃないですか。できるものはするけれども、できないものはしない、しかし一つもしていない、一体どういうことなんですか。全く答えていないじゃないですか。
○菅(直)委員 じゃ、求めていますが、なぜしなかったのか、ちゃんと答弁してください。——とめてください、それなら。
○菅(直)委員 いいですか。いろいろな各種、与党三党も含めて十四回の調査団が出ていると聞いております。そしてここに、きょう朝、我が党の理事から、六月のときの紙一枚の調査報告というものが届いております。総理は、状況を見て判断する、状況を見て判断すると。そのために十四回にわたる調査団...全文を見る
○菅(直)委員 だからどうなんですか。  非戦闘地域について派遣をするという枠組みに、派遣できるという枠組みになっている。ですから、総理に以前聞いたら、そんなこと知るわけがないと。しかし、そろそろ出そうかどうか、状況を判断してということは、相当その状況を見ておられるんでしょう。...全文を見る
○菅(直)委員 一体何回、この数カ月間、同じ答弁を繰り返されているんですか。それなら、もうとてもではないけれども、今の状況から見てことし中の派遣は無理だ、はっきりそう言うなら、そうはっきり言われればどうですか。それをアメリカが、いや、そんなことは自分たちの期待に反することだと言わ...全文を見る
○菅(直)委員 小泉総理、いいですか、私たち……(発言する者あり)ちょっとうるさいですね、尾身さん。黙らせてください、尾身さんを。  いいですか、小泉総理、私たちは、単にイラクが危険だから自衛隊を派遣すべきでないと言っているのではありません。そうではなくて、イラクに対して、本来...全文を見る
○菅(直)委員 まずちゃんとお答えを私からもしますから、静かに聞いてください。  まず、私たちは、イラクの戦争を開始することには反対でした。しかし、戦争が終わった段階で、復興や人道支援について、一般的にそのことについて反対をしたことは一度もありません。そうではなくて、イラクの特...全文を見る
○菅(直)委員 そういった意味で、総理は、アメリカの今の政権がやっていることにただ盲目的に賛成することが日米関係を大事にするかのように言っています。しかし、現実には、アメリカと長年同盟を結んでいるNATO諸国であるドイツやフランスにおいても、この戦争に対してはスタートの段階からお...全文を見る
○菅(直)委員 この問題についてもう一度だけ申し上げておきたいと思います。  私は、ちょうど高校生から大学生のころがベトナム戦争でありました。当時のアメリカも、今と劣らないぐらい世界で最強の軍事力を持っておりました。しかし、あのベトナムに勝つことができませんでした。いろいろ理由...全文を見る
○菅(直)委員 問題を移しますが、一言だけ、私は対米協力がいけないとは言っておりません。対米というのはアメリカという国との協力です。もしアメリカのある政権が間違った政策を出したときに、それまで盲目的に協力するのが対米協力とは思いません。日米関係というものはもっと根の深いものだ。ま...全文を見る
○菅(直)委員 政府として責任を持ってやるつもりはない、党に任せておる、こういうことですか。それとも、平壌宣言というものがあるから、そのことを政府が言い出すとその宣言に反することになるということですか。はっきりと国民に、ちょっと、官房長官に聞いているんじゃありませんから、総理に聞...全文を見る
○菅(直)委員 平和的と言われますが、経済制裁も、少なくとも軍事的ではありませんからね。  それで、答えておられないことがあります。平壌宣言との関係でできないということなのですかということについて、関係がないなら関係がない、関係があるなら関係ある、はっきり答えてください。
○菅(直)委員 今、関係ないとおっしゃったようですが、それならそれで結構です。私は、読みようによれば、平壌宣言というのは、日朝間の関係を、いろいろな前提条件があって、私たちは、崩れたと思っていますが、総理は、崩れていないと言われますから、崩れていない中で日本が送金停止といったよう...全文を見る
○菅(直)委員 官僚の答弁を読まれるだけなら、出てこなくて結構です。  総理、これは政治判断ですよ。これは政治判断ですから、政治判断として、日本の拉致被害者で日本に帰られた方の御主人が元アメリカ国籍があって、アメリカからいわば刑事犯罪として逮捕状なり何が出ている、日本に帰られた...全文を見る
○菅(直)委員 自主的な外交と言う割には、こういう日本の法律に基づく適用ですら、はっきりしたことを言われないというのは残念です。  そこで、少し国内の問題に議論を進めたいと思います。  総理は、改革の芽が出てきたと言われておりますが、地方に行っても、その芽は全くと言っていいほ...全文を見る
○菅(直)委員 改革の芽という言葉は、何かさわやかな言葉になっておりますが、現実を見て言っておられるのか、それとも新丸ビルとか六本木の建物だけを見て言っておられるのか、私は、どうもそのように思えてならないということを申し添えておきたいと思います。  そこで、きょうは、道路公団総...全文を見る
○菅(直)委員 まあ総裁も、残念ながら、選挙中は自民党の参議院議員でおられたので、自民党のマニフェストに拘束されているのかもしれません。  私は、一度もただということを申し上げたつもりはありません。通行料を無料にすると言ったんです。その財源は道路財源から出すということですから、...全文を見る
○菅(直)委員 新国交大臣ですから余りいじめないようにしたいと思いますが、言っておられることがほとんど自己矛盾を起こしているということを申し上げておきたいと思います。  つまり、採算性を最終的に判断するのは、もし民営化するんであればその民間会社が判断するのが当然なんですね。それ...全文を見る
○菅(直)委員 これは国民の皆さんにもぜひ御理解いただきたい点ですが、私たちがこのマニフェストの「五つの約束、二つの提言」の第一項目に掲げたのが、「霞が関からの「ひも付き補助金」を全廃します。」そして、具体的には、二十兆円の補助金のうち十八兆円を財源移譲しますという最終目標を段階...全文を見る
○菅(直)委員 では、せっかくですから、財務大臣、どうぞ。
○菅(直)委員 私の持ち時間はそろそろ終わりますので最後にしますけれども、私たちは、この選挙の前に、全国知事会の皆さんからも何度もお話をいただきました。多分、自由民主党にも行かれたと思います。そして、県が担当している補助金のたしか九兆円ぐらいを独自財源に移してくれ、それに加えて、...全文を見る