菅直人

かんなおと

小選挙区(東京都第十八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数14回

菅直人の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第159回国会 衆議院 本会議 第2号
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○菅直人君 民主党・無所属クラブを代表して、さらには今回我が民主党に支持をいただいた二千二百万人を超える国民の皆さんを代表して、そして五十八名の新しい議員を選出していただいた国民の皆さんを代表して、さらに言えば、さきの選挙では小泉総理の言葉を信じて投票はしたけれども、その後の小泉...全文を見る
○菅直人君 今の小泉総理の答弁は、従来からのイラクに対する自衛隊派遣に対する見解を超えたものではありません。しかし、私が質問をしたのは、まさに、その小泉総理のこれまでの説明がまともな説明になっていないのではないかということなんです。  先ほども小泉総理は、自衛隊を送る理由として...全文を見る
02月18日第159回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○菅直人君 総選挙後の初めての党首討論ということで、今日はまず農業問題から総理に質問をしたいと思います。  今、安心できる食べ物あるいは安全な食べ物を欲する国民の声は大変強くなっております。地産地消という考え方を出された篠原さんも我が党の議員として加わっていただきました。  ...全文を見る
○菅直人君 今から三十年前を見てみますと、日本の食糧自給率が大体六〇%、そしてイギリスは四六%程度でした。そして今日は、今、総理が言われるように、日本はカロリーベースで四〇%を少し切っております。そして、イギリスは現在七四%まで自給率が上がっています。同じ島国で工業国として発展し...全文を見る
○菅直人君 いろいろ言われましたけれども、思うように進まなかったと、これまでの農政を改善しなければいけない、その点では総理と一致をしているようです。  私も、昨年から今年にかけて、秋田の大潟村あるいは米どころ富山、さらには鳥インフルエンザの関係で山口県、また酪農の関係では昨年は...全文を見る
○菅直人君 こちらが出したものを取り入れていただくのは結構ですが、自らも出してほしいということを重ねて申し上げておきます。  そこで、話を変えますが、小泉総理は自ら発明をしたことがありますか。
○菅直人君 私は小さな発明は自らしたこともありますが、最近のビッグニュースとしては、青色発光ダイオードの職務発明に関して中村修二さんに二百億円の特許料の支払を裁判所が会社に命じたというこのことがあります。私は大変結構なことだと思っています。  これまで子供たちは、例えばサッカー...全文を見る
○菅直人君 あえてこの二つのことを申し上げたのは、日本がこれから行き詰まった今の状況を打開していくには、やっぱり農林水産業といった第一次産業とそして技術革新といった、こういった分野とがある意味では両輪となっていかなければいけない。私は、これまでの自民党の長い政治はこの両方の劣化を...全文を見る
○菅直人君 もしよろしければ、後置いていきますから、お読みいただければと思いますが。  これは御存じの方も多いと思いますが、吉田茂氏が総理大臣のころに当時の外務省の若手官僚に指示をして、なぜあの満州事変から太平洋戦争まで、あそこまで行ってしまったんだと、途中の過程で、何らかの段...全文を見る
○菅直人君 ほかのことはいいんです、大義名分の話でいいですから。
○菅直人君 まず、総理はこの間、今のような答弁を繰り返してきました。しかし、少なくともイラクの戦争が始まった時点では、大量破壊兵器が存在する、それが他の独裁国やテロリストに渡ると九・一一を超えるような惨劇が繰り返されるおそれがあるから、それを防ぐために先制攻撃を支持するんだと言わ...全文を見る
○菅直人君 このこと、この説明を聞いて、なるほどサマワあるいはイラクのバグダッド空港は非戦闘地域だから自衛隊が派遣されたんだと、そのとおりに受け止める国民が果たしてどれだけおられるでしょうか。  私たちは、イラクに対する人道支援や復興支援が必要ないと言っているんじゃありません。...全文を見る
○菅直人君 要職というのは責任があった人ですよ。
○菅直人君 私は、この問題をこれ以上、別に小泉総理の個人的な攻撃のために使って言っているわけではありません。そうではなくて、私は昭和二十一年の生まれです。多分ここにおられる方も戦争中はまだそれこそ要職や責任ある立場におられなかったでしょう。しかし、この本には、その当時要職にあった...全文を見る
○菅直人君 今の言葉は、総理自身が任命された民営化推進委員会の委員長代理をやられた田中一昭さんが今月号の月刊文芸春秋でインタビューに応じられています。その言葉です。私たちの言葉じゃありません。  そこで、「一番悪いのは、失敗したのにそれを認めないことです。失敗なら早くやり直さな...全文を見る
○菅直人君 全然そう言っていない、当事者が。
○菅直人君 自分で画期的画期的と何回言われましたかね。少なくとも、推進委員会の会長が事実上出席されなくなった後、委員長ですか、委員長代理を務めた方、あるいはそれに加えて国鉄改革をやったときのその経験を買われて委員になった松田さん、お二人とも、今読み上げましたように、画期的どころか...全文を見る
○菅直人君 聞いていることを答えてください、自民党のことを。
○菅直人君 その投票の結果が、比例では我が党の方が与党第一党の自民党よりも多くの支持を得るという結果でちゃんと出ました。総理はそれでも構わないんだという判断ですよね。そして、そのことはどういう効果で現れているでしょうか。  私は、自民党が公明党と連立を組まれるのは、それは大いに...全文を見る
○菅直人君 私も連立政権を経験しておりますから、政権そのものが連立することは、先ほども申し上げたように決して否定も批判もしておりません。しかし、一つの政党が他の党に比例を入れてくれ、それは、小選挙区で調整して一人に絞ったというのはよく分かります。我が党でもそういうことはしました。...全文を見る
04月09日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○菅(直)委員 きょうは、本来、四月一日衆議院本会議での小泉総理の不十分な答弁に対してこの場で我が党からの質問をする、そういう機会としてこれが認められました。しかし、それにも増して重大な出来事が発生をいたしましたので、冒頭に、私から総理に対して、イラクにおける三人の日本人が人質に...全文を見る
○菅(直)委員 私は、今直前に、三人の人質になられた皆さんの、今井さんの御両親、高遠さんの御兄弟、そして郡山さんのお母さんやおばさんとお目にかかってまいりました。ぜひに総理にも直接お目にかかりたい、このことをまずはお伝えいたします。  と同時に、この場でぜひこれを総理にお伝えい...全文を見る
○菅(直)委員 会うんですか。
○菅(直)委員 やはり、直接に、こういった事態を招くいろいろな背景については、当然のことながら政府全体がいわば責任を持った行動の中で、しかし心配されたことが起きたわけですから、私は、総理が会われる当然の責任がある、このことを申し上げておきます。  同時に、今、サマワの状況が非常...全文を見る
○菅(直)委員 テロに屈してはならない、その言葉は、言葉どおりでいえば、私たちもそのとおりだと思っております。しかし、テロそのものを発生することを抑えることにこのイラクの戦争がつながったのか、逆に、テロを広げることにつながったのではないか、これは当初から私たちが指摘をしていること...全文を見る
04月14日第159回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○菅直人君 今日の午前中、ブッシュ大統領がイラク情勢について久しぶりに記者会見をされました。その映像をテレビで見ていて、あるいはそのしゃべっておられる内容を聞いていて、何と小泉総理、よく似ているなと、そんな感じがしたのは多分私だけではないと思います。つまり、ブッシュ大統領に対して...全文を見る
○菅直人君 いいですか、これ国民の皆さんによくお聞きをいただきたいと思いますが、私は、ブッシュ大統領が推し進めた一国主義的な戦争そのものが失敗し、間違ったんじゃないかと聞いているんです。復興支援のことを今聞いているんじゃありません。  すぐに小泉総理は物事をすり替える。復興支援...全文を見る
○菅直人君 もう一つ聞きたいと思います。  今、ファルージャの状況を一体総理はどう見られているか。確かにファルージャは、元々スンニ・トライアングルと言われる、いわゆるフセイン政権の下でのいろいろな人たちが多い地域ではあります。しかし、それにしても、四人のアメリカの民間人が殺され...全文を見る
○菅直人君 これも真正面から全く答えようとしていない。  私が言ったことははっきりしているじゃないですか。ファルージャで激しい戦闘が起きて、一時休戦になった。今ファルージャ付近に我が国の三人の人質も拘束されている可能性が高い。そういうことも含めて、これ以上のファルージャにおける...全文を見る
○菅直人君 じゃ、ノーですね。
○菅直人君 私たちは、この人質問題が起きてから、脅される形で政策を変えるとか、要求に応じる形で自衛隊を撤退するとか、そういう立場には立たないことは一貫して明確にしてまいりました。しかし……(発言する者あり)ちょっと、やめさせてください。
○菅直人君 しかしですね……(発言する者あり)
○菅直人君 さきの党首討論の場でも、総理は、イラクにおいてあるいはサマワ周辺において非戦闘地域ということが崩れた場合、その場合には自衛隊を退避させるあるいは撤退させると、そういうことをはっきりこの場で言われました。法律の審議の中でもそう言われました。  今、比較的安定していると...全文を見る
○菅直人君 法律のことを聞いているんですよ、法律のことを。
○菅直人君 法律のことを聞いているんです、法律のことを。
○菅直人君 法律のことを言っているんです。
○菅直人君 何が仮定ですか。
○菅直人君 何が仮定ですか。
○菅直人君 何が仮定ですか。現実じゃないですか。
○菅直人君 総理、あなたは、法律が決めたことでも、状況が、例えば今の人質がある状況では法律が必要だといった場合でもやらないと言うんですか。少なくとも私は仮定の問題なんか一言も言っていません。現状がそうではないかということを言っているんです。  現実に、(発言する者あり)現実にあ...全文を見る
○菅直人君 総理、法律による非戦闘地域というものが認められない状態になったときの撤退あるいは退避ということは、これは当然行われるんでしょうね、法律に基づいて。総理。
○菅直人君 辛うじて法律は守るということを言われましたから、少なくとも法律に現状が、現状が非戦闘地域と言えるかどうかということをこれから十分に議論をしていかなきゃいけない、このように思っております。  そこでもう一つ、今日のブッシュ大統領の演説の中で、ブッシュ大統領は、戦争で亡...全文を見る
○菅直人君 なぜ会われないんですか。
○菅直人君 私は、民主主義国でこういったことが起きた場合に、トップである総理が、それは会っていろいろなことが言えないというのは分かりますけれども、会うこと自体を拒否するというのは私にはとても理解できません。結局のところはだれか任せにしてしまおうとするのか。そういう生の声を聞くこと...全文を見る
○菅直人君 一元化が望ましいと言ったんじゃない。またうそをついている。
○菅直人君 またですね、またごまかしの発言がありましたね。最後にちょろりと、給付を受けるには二十年先、三十年先でしょうと言いました。  それはそのとおりですよ。今厚生年金のもう掛金を受けている人は、今その人が八十歳で百二十歳まで生きているとしたら、それは、あと四十年間給付はその...全文を見る
○菅直人君 いいですか。どれだけインチキなことを言っておられるかを皆さんもお分かりでしょう。  今総理自身が出している法案がですよ、十四年間毎年引き上げるという法案を出しているんですよ。それを私たちが認めてしまったら、十四年間分オーケーしたことになるじゃないですか。認められっこ...全文を見る
10月26日第161回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○菅(直)委員 きょうは新しく大臣に就任された北側国交大臣に対する初質疑ということで、私は、新しく岡田代表のもとで民主党のネクストキャビネット、次の内閣の国交ネクスト大臣という立場になりましたので、ある意味では現政権の国交大臣と次の政権の国交大臣という立場で直接の議論をできるだけ...全文を見る
○菅(直)委員 内閣としても多分前向きに対応していただけるということで、うなずいておられますので、大臣の姿勢もそのことを期待しております。  あわせて、被災者生活再建支援法、これは阪神・淡路の後に、特に個人の住宅を失われた皆さんに対して日本では補償措置がない、私どもも含めて超党...全文を見る
○菅(直)委員 これも前向きに対応していただきたい。大臣からも、閣議の席等では、ぜひそういう姿勢で臨んでいただきたいと思います。  そこで、上越新幹線の脱線事故、まさに四十年になる新幹線の歴史の中で、乗客が乗って走っていた新幹線が脱線をするというのは初めての事故であります。 ...全文を見る
○菅(直)委員 状況はわからないではないんですが、私はもっと強い危機感を持っております。  一九九八年にドイツで、やはり二百キロ程度で走行中のドイツの新幹線が、原因は別ですが、脱線、転覆をして、百名前後の犠牲者を出す大惨事があったことは、あるいは大臣も覚えておられるかもしれませ...全文を見る
○菅(直)委員 重ねて申し上げますが、ユレダスが機能しないということを大臣は認められましたよね。ということは、何一つ地震に対しての対応は、直下型に対してはできていないということを認められたわけですよね。しかし、毎日現実に走っているわけですよ。脱線しないようにするといっても、現実に...全文を見る
○菅(直)委員 重ねてもう一度だけ申し上げますが、今回のような直下型であるからユレダスが機能しない、まさにそうですから、今回起きたわけですから、同じことが別の場所で起きる可能性がゼロじゃないわけですから。まさに今回起きたから聞いているわけでして、今回起きていないことを聞いているわ...全文を見る
○菅(直)委員 大変積極的な答弁をいただきました。いろいろなJRが存在しておりますけれども、特に四国というのは、この間高速道路がかなり整備されたこともあって、ある意味では収入が落ちている、そういう現実もあるわけでありまして、そういう幾つかのことを考えますと、特に今回のような連続的...全文を見る
○菅(直)委員 今申し上げたように、通常イメージする、波が越えたとか、あるいは波が、水が入ったとかそういうことをはるかに超えて、本当に古かったといってもかなり大きなものですから、普通そんなものが壊れて、十メートルも吹っ飛んで家の中に飛び込むという、倒れるぐらいまではもしあったとし...全文を見る
○菅(直)委員 台風被害について、大規模な震災ということで、冒頭申し上げました激甚災害あるいは被災者生活再建、これを決して地震だけに適用するということではなくて、私は、今回の一連の台風災害もまさに激甚災害に当たる部分が十分にあるのではないか。そういう意味では、特に今言われました堤...全文を見る
○菅(直)委員 大臣にどこまで細かいことをお聞きするか今迷っているところですが、私も現地を見て、河床部というのは、簡単に言うと、深掘れしたところに石をぼんぼん入れて、何十億という金を使って、しかも何年かかるかわからない。今のペースでいけば、三十年とかそのぐらいかかってやっと掘れた...全文を見る
○菅(直)委員 いや、目的はそれで結構です。ただ、今言ったように、しっかりするという計画が後退しているというふうに少なくとも現地のかなりの人が見ていますし、別に報道機関がすべてとは言いませんが、例えば、ここには、国交省が方針見直しというのが地元の熊日にも出ていますし、あるいは中止...全文を見る
○菅(直)委員 過去の発言は結構です。私の質問に答えてください、小泉さんのように逃げないでね。  二重取りをしているんじゃないですかと言ったんですよ。高速道路で走っている車はガソリン税を払っているわけです。一般道を走っている車とそこは変わりません。そして、ガソリン税などを中心に...全文を見る
○菅(直)委員 聞いていてわかりますか。  先ほど言いましたように、高速道路で払われている自動車諸税は二兆円規模と言われているわけですよ。決して百億とか二百億ということじゃないんですよ。つまりは、高速道路を走っているトラックは、高速道路と一般道を半分ずつ走っているとすれば、一般...全文を見る
○菅(直)委員 どうも小泉さんに似てきましたね。まともに答えないですりかえるのは小泉流ですから。  今も言いましたように、では、逆に言えば、金額的に百億とか二百億の金だけが高速道路で、つまり高速道路を走っている車から取られているんじゃないんですよ。ほぼ通行料に匹敵するぐらいの、...全文を見る
○菅(直)委員 頭がいいと思っている北側さんがわざわざそういう答弁をされるのは、答弁に詰まっているからだろうと思います。  何回も言いましたように、高速道路を走っているときにガソリンを使うんでしょう。私は、一般道を走っている車のガソリン税を高速道路に使えという意味で言っているん...全文を見る
○菅(直)委員 重なりますからこれ以上はやめますが、わかっていてああいう答弁をされると、こちらもいろいろ考えなければいけません。  つまりは、高速道路を走っているとき、例えばきょう、東京から、今はとまっていますが長岡まで行った、その高速道路を走っているときにガソリンがどのくらい...全文を見る
○菅(直)委員 どういう内容ですか。
○菅(直)委員 ここに、公明新聞に、自民、公明、当時の自由党の三党合意はちゃんと書いてあります。その後、今私が問うたのは、小泉政権にかわる時点で、三党であったか二党だったかいろいろな変化がありますが、少なくとも自民党、公明党を含む政権合意が文書としてあるか。  私が調べた限り、...全文を見る
○菅(直)委員 これで終わりますが、決して突然の質問じゃありません。昨日にそういうことを聞くということを聞いていて、後になって説明していただけるそうですから、必ず私個人なり、あるいは同僚議員に対してきちっと、政権をつくる前ですよ、つくった後じゃないですよ、つくる前に、いついつどう...全文を見る