菅直人

かんなおと

小選挙区(東京都第十八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数14回

菅直人の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第171回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○菅(直)委員 予算委員会の理事という初めての立場になりまして、よろしくお願いしたいと思います。  まず総理に、ちょっと個人的なことで恐縮なんですが、総理は、タイムカードを押すような、そういう仕事をされたことはありますか。
○菅(直)委員 総理がいろいろと視察をされる中でハローワークに視察をされたときに、職探しをしていた青年に、何かありませんかではなくしっかり目的意識を持てというようなことを言われたと。私は本当に職を失って困っている人にアドバイスされるにはちょっと的外れじゃないかなと感じたんですね。...全文を見る
○菅(直)委員 この問題はこの程度にとどめますが、やはり総理にしろ、あるいは政府関係者が、本当にみずから職を求めて、それを失った人に対しての発言ということについては、本当に気をつけていただいた方がいいのではないかということを重ねて申し上げておきます。  そこで、総理にお聞きしま...全文を見る
○菅(直)委員 ちゃんと本当に聞いていただいたんですか。私は、従来も、景気が悪くなって、確かに肩たたきとかいろいろな時代がありました。しかし、今は特に派遣のような形で、つまり、会社が直雇いをしていないから、まさに急激な景気悪化で即切る。そして、寮を出、家もない。そういう事態は、単...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、私も多少国会に長くおりますので、一九八五年ですか、労働者派遣法が、最初は通訳とかコンピュータープログラマーとか、そういう専門職について認められて、九九年、二〇〇四年とだんだんと緩和されてきた。私もその質疑の中身を少し見てみました。  法案の質疑は二〇〇...全文を見る
○菅(直)委員 厚生労働大臣、まずは、一月二日にお電話を差し上げまして、派遣村のことでいろいろとお骨折りいただいたこと、また河村官房長官にもお骨折りをいただいたことを私からもお礼申し上げておきます。  それはそれとして、厚労相が、派遣法改正について、製造業の規制も視野に入れてと...全文を見る
○菅(直)委員 舛添厚労大臣は確かに一貫してそういう主張をされているというのは、私も聞き及んでおります。  ただ、閣僚というのは、単に個人としてそう思っているでは済まないんですね。つまりは、この担当大臣なんですから、それを本当に思うんだったら、麻生内閣がそういう方向に進むように...全文を見る
○菅(直)委員 今の話も、前半と後半で大分意味が違うんですね。前半は望ましいと言われた。後半は慎重にと言われた。  今政府が出している労働者派遣法の改正案は全く関係ありませんよね、これとは。どうですか、舛添さん。関係あるかないか、頭でこうやってもらえばいいですから。
○菅(直)委員 言葉はどうでも使えますが、少なくとも業種を限定するという中身にはなっていないじゃないですかと言っているんです。
○菅(直)委員 ですから、今の政府が出されている法案は、製造業について二〇〇四年に拡大を認めたものについて、経過措置等はいろいろ議論が当然ありますよ。あしたからとかいうことはもちろんできません。そういう中で、議論をすべきだということの趣旨を総理は言われながら、一方で慎重にと言われ...全文を見る
○菅(直)委員 一歩前に出てもらいましたけれども、実は、製造業の派遣というのは別の側面も出ているんですね。  つまりは、どちらにしても短期雇用なものですから、あるいはどんどんかわるものですから、いわゆる技術の伝承、もっと言えば専門的な技能の伝承というものがだんだんできにくくなっ...全文を見る
○菅(直)委員 前向きな答弁をいただきましたが、そこで、厚労大臣、一つは、どういうふうに労働におけるセーフティーネット、さらに言えば、労働を含めて、場合によっては、今回の場合、生活保護の申請をされた方も大分多いわけですが、そのセーフティーネットが機能しているのか、していないのか。...全文を見る
○菅(直)委員 今も六カ月という数字が出ましたが、一年に比べれば六カ月は短いわけですが、では、六カ月未満の人はその網から外れるということになるんですか。  私は、かつては、日雇いといいましょうか、日雇いの失業保険も今でも部分的には残っていると思いますけれども、つまりは、登録型を...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、できるだけという言い方は、派遣法が規制を緩和される中でも常に言われてきたわけですよ。しかし、現実が、それを超えて現実が起きているわけですから、今さらできるだけなんという言い方じゃなくて、きちんと。それはよほど例外的に、私は学生さんのアルバイトでも場合によ...全文を見る
○菅(直)委員 麻生総理、同感でしたら同感とおっしゃっていただければ結構ですが。
○菅(直)委員 もう余り繰り返しませんが、そういう分かち合うという社会から、格差がある方が元気な社会だというふうに、この十年、二十年、そういうある意味での新自由主義の行き過ぎ、あるいは暴走する資本主義といったような形で動いた結果、特に小泉内閣のときのそういった結果が今現実のものと...全文を見る
○菅(直)委員 提案者の皆さん、どうもありがとうございました。  そこで、少し角度を変えてお尋ねをします。  麻生総理、さもしいというのはどういう意味ですか。
○菅(直)委員 広辞苑には、卑劣であると。総理は、例えば所得の高い人がこの定額給付金をもし支給されることになって受け取った場合は、卑劣である、つまりさもしい、こう言われたんですね。
○菅(直)委員 物欲しそうであるという言い方は少なくとも広辞苑には書いてありませんが、少なくとも、非常にこれはある意味では、例えば私が、おまえはさもしい男だと言われたら、侮辱されたと思いますね。  ですから、総理は、まだ給付が決まっていませんからだれとははっきりしませんが、そう...全文を見る
○菅(直)委員 総理はどうされるんですか。
○菅(直)委員 国民の皆さんに、今の答弁を聞かれてどうですか。  つまり、全員と最初は言い、それからある段階では高額所得者は遠慮してもらいたいと言い、また今は全員と言い、しかし、さもしいと言ったこともあって、御本人はどうするかわからない、しかし皆さんはちゃんと受け取りなさい。こ...全文を見る
○菅(直)委員 これは別に、麻生さんが自分のポケットマネーで何か寄附をする、いやいや、麻生さんからもらうわけにいかないとか、いやいや、じゃ、ありがたくもらおうという話と違うんですよ、全く。国民の税金で、少なくとも国民の税金をもとにする埋蔵金で、それを二兆円も政府の提案で定額給付金...全文を見る
○菅(直)委員 予算が通るまではもらうかもらわないかわからないと言えば、どの予算も通っていませんよ。これが総理の言うことですか。しかも、総理はこれまで発言がなかったんじゃないんですよ。ある段階では、高額の所得を持っている人が受け取るのはさもしいとまで言われたんですよ。  それを...全文を見る
○菅(直)委員 まず、先ほど公明党の北側幹事長が、去年の、最初にこの案を福田政権のもとで決めるときから二つのことがあるんだ、そして当時の幹事長の麻生さんとそう言ったと言われたじゃないですか。最初から二つのことがあったんでしょう。しかし、総理は、初めは全員と言って、その後はやめると...全文を見る
○菅(直)委員 自民党の野田毅さんが、いや、菅さん、これは連立のコストだよとたしかテレビでも……(発言する者あり)そこにもおられましたか、テレビでも言われていました。  それから、これは私の見方ですが、公明党の選挙対策費だと。公明党の選挙で、かつての振興券と同じように、自分たち...全文を見る
○菅(直)委員 少なくとも、さもしいと言うよりは、私は、選挙対策にいろいろなことをやるのは世の常ですから、しかしそれが行き過ぎているかどうかですから。  総理、渡辺喜美氏の自民党総裁への提言は読まれましたか。
○菅(直)委員 なぜ読まないんですか、総裁あての文書を。自民党の総裁が、自分の党の議員が言ったことが都合が悪いと読まないという姿勢なんですか、どうですか。
○菅(直)委員 では、私が七項目の一項目だけ読み上げましょう。「定額給付金を撤回し、二兆円を地方による緊急弱者対策に振り向けるなど、二次補正予算案の修正を国会において行なうべきである。」いかがですか、この意見について。これが受け入れられない場合は離党すると書かれていますね。
○菅(直)委員 総務大臣、自治体の中にこれについて批判的な自治体もたくさんあります。もし自治体が条例を、例えば首長が議会に出さなかった場合、あるいは出しても議会で過半数を得られなくて否決された場合、これは実行できますか。
○菅(直)委員 ということは、実行できないということですね。
○菅(直)委員 これは、国民の皆さん、お聞きだと思いますが、結局、自治体の皆さんは、もしそれだけの金額を自治体に交付を受けられるのであれば、その中身そのものの判断も自分たちに任せてくれないかと。中には、場合によってはそういう、ある人たちに配る自治体も出るかもしれませんが、場合によ...全文を見る
○菅(直)委員 この問題は同僚議員がもっと詰めて後に議論しますが、少なくとも仕組みとしてはできない、それが総務大臣の答弁だった。つまりは分権じゃないということですよ。つまりは、それ以外には使わせない、使わないんだったら一文もやらない。  そこで、いいですか、二兆円というお金がど...全文を見る
○菅(直)委員 総理は本当に質問を聞いておられるんですか。ここに書いてあるでしょう。二次補正というのは、皆さんが出された二次補正です。隣は野党の修正案で、補正予算からの二兆円削除と書いてあるんです。それ以外はそのままと書いてあるんです。そして、そのお金をどうするかというのが、もち...全文を見る
○菅(直)委員 そういういちゃもんで、お答えにならないなら結構です。というのは……(発言する者あり)ちょっと静かにさせてもらえますか。  よく皆さん、おわかりだと思うんですけれども、わかっている方は。富田さんもよく聞いてください。この二兆円は、いわゆる埋蔵金から出されるんですよ...全文を見る
○菅(直)委員 この程度のことしか言えない財務大臣で大丈夫なんですかね。  財投特会というものについて、それの一部を出すという案が政府案になっているじゃないですか。埋蔵金という言葉は、自民党の中でも、あるのないのと言って、今回たくさんあることを認めたんじゃないですか。だから、わ...全文を見る
○菅(直)委員 多少はわかっているという意味ではほっとしました。それもわからないで財務大臣をやられたら困りますからね。  この議論はさらに同僚議員が続けると思いますが、少なくとも、まともな政策議論をしようということで修正案を出し、そして修正で減額した二兆円を、同じ財投特会に残る...全文を見る
○菅(直)委員 十月七日の質問ですよね、私の。(河村国務大臣「そうです、十月七日ですね」と呼ぶ)  これはどういうことかというと、少しわかりやすく言いますと、私が十月七日の本院の予算委員会で質問したのは、オウム真理教という、麻原彰晃教祖が党首として真理党という党をつくって、二十...全文を見る
○菅(直)委員 では、あえて斉藤さんに聞きましょう。  なぜあなたは、創価学会と矢野さんとの裁判のことについてわざわざ説明に立たれたんですか。
○菅(直)委員 百歩譲って、今の答弁がそういう理由であったとしても、少なくとも自分たちの元党首を擁護する立場ではなくて、その党首を逆に糾弾する立場で答弁されているんですよね、あのときの答弁は。それからいって、今のあなたが言っていることは、自分たちの元の党首で大事だから私がかわりに...全文を見る
○菅(直)委員 理事会には私も出ることになりますので、そのときにまたお願いをしますけれども。  もう一度、話を少し戻します。  第二次補正予算の中で、先ほど、定額給付金以外の部分について、私どもは決してすべてが十分だとは思っておりません。ただし、修正案を皆さんが賛同していただ...全文を見る
○菅(直)委員 改めて申し上げるまでもありませんが、我が党は、高速道路の無料化、つまり、ETCも要らない、ゲートもない、そして、出入り口は今の三倍ぐらいつくってもそんな大工事にはならない、そういう提案をしているわけでありまして、ORSEという、わざわざ私が名前も言っていないものま...全文を見る
02月04日第171回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○菅(直)委員 一月の予算委員会に引き続きまして、総理を中心に御質問を申し上げます。  アメリカではオバマ大統領が一月二十日に就任をされて、大変高い支持率を誇っておられます。私は、オバマ大統領がこれだけ高い支持率を誇っておられるのは、やはり選挙を通してアメリカ国民の信頼をかち得...全文を見る
○菅(直)委員 政治空白と総理みずからが認めるわけにいかないんでしょうが、ほとんどの皆さん、私を含めて、つまりは、国民の信頼がない政権が何をやろうにもリーダーシップがとれないわけでありまして、そういう意味で私は政治空白だと。  つまりは、幾ら政策をやったって、麻生総理本人はいろ...全文を見る
○菅(直)委員 いや、今まさに総理が答えられたことが安定財源ということになるんですか。つまり、附則では、安定財源を確保した上でと書いてあるにもかかわらず、二十一年度、二十二年度、西暦でいえば二〇〇九年度、二〇一〇年度は、財投特会のいわゆる埋蔵金から使うということを今言われたんじゃ...全文を見る
○菅(直)委員 ほとんどわかっていないですね、総理は。  平成十六年の国民年金法改正の附則に特例なんて書いていないんですよ。今回の予算措置としての特例であって、附則に書いてあるのは、「所要の安定した財源を確保する税制の抜本的な改革を行った上で、」と。財務大臣どこに行ったんですか...全文を見る
○菅(直)委員 いや、私が次に聞こうと思っていたことを先に答えていただいたので、ぴったりなんです。  国民の皆さんにおわかりをいただきたいんですが、西暦でいいますと二〇〇九年、二〇一〇年は、この国民年金改正法の附則の考え方に従わないで、つまり安定財源はないものだから、いわゆる財...全文を見る
○菅(直)委員 中川大臣、一方では万が一という言葉を使われましたね。万が一ということは、つまり、万が一、二〇一一年に税制抜本改正によって消費税を引き上げができないときは、また別の異例の措置を続けると。では、万が一ということは、万が九千九百九十九は消費税を上げるということですね。だ...全文を見る
○菅(直)委員 なぜこんなことを言いたいかというと、言葉の言いかえでごまかしているということを明らかにするために言っているんです。片方では、恒久的な財源が必要だと法律に書いてあったのを、二年間だけ異例、特例だ。ということは、三年目からやるというのが前提だから異例だという言い方がで...全文を見る
○菅(直)委員 今のことをちゃんと聞いていただいていればわかると思いますが、結局いいところのつまみ食いなんですよ。つまりは、一方では二〇一一年から消費税を上げてその手当てをすることをにおわせながら、一方では、全治三年といったら、私の計算が間違いなければ、三年たてば、九年、一〇年、...全文を見る
○菅(直)委員 いつから厚生労働大臣が景気対策の責任者になったのか。少なくとも雇用の担当大臣である厚生労働大臣、国民の皆さんにちゃんと数字を挙げますから……(発言する者あり)ちょっと静かにさせてください。静かに。  平成四年の段階でこの失業給付等の収支が、積立金が四兆七千億ぐら...全文を見る
○菅(直)委員 閣内で、もちろん厚生労働大臣であっても、防衛に関しても外交に関しても何を議論されてもいいことは、私もそう思っております。ただ……(発言する者あり)ちょっとうるさいですよ。
○菅(直)委員 つまり、もう同じ数字は挙げませんが、景気の悪いときには年間で一兆円以上の単年度の赤字が出ていることがつい数年前あったわけですから、そういうことを考えたときに、政策がちぐはぐしている。いろいろな埋蔵金を使うことは我々も考えていますが、少なくとも、今、雇用が一番厳しい...全文を見る
○菅(直)委員 聞いていることを全然答えないのは困りますね。  私が言っている数字が違うんならちゃんと言ってください、舛添さん。皆さんが出したデータによると、〇七年六月で製造業への派遣が約四十六万人というのはいいですね、舛添さん。(舛添国務大臣「いいですよ」と呼ぶ)ですから、そ...全文を見る
○菅(直)委員 国民の皆さん、政策というのは、ある程度予想するから政策を立てるんじゃないんですか。つまりは、どれだけの人が雇用を失うかという見通しの中で、先ほども申し上げた、例えば雇用保険の費用がふえるとかやるわけですよ。  ですから、私も何回も聞いたんです、厚生労働省のお役人...全文を見る
○菅(直)委員 私は現在、別に厚生労働大臣は務めておりませんが、なぜ私がそういう見通しを挙げたかという根拠を、私の見通しの根拠を申し上げれば、たしか〇六年の段階では製造業の派遣は半分ぐらいだったんですね。二十四万ぐらいだったはずです。一年間で四十六万、つまりほぼ倍になっているんで...全文を見る
○菅(直)委員 ちゃんとした政策論をやっているんですから。  会社が受け持っていたそういう職業訓練とかいろいろなスキルアップをするものを会社が受けとめられない雇用形態になった中では、単なるセーフティーネットじゃないんです、もっと積極的なんです、トランポリンなんです。受けるだけじ...全文を見る
○菅(直)委員 厚生労働省といいましょうか、この本予算の中にも、たしか二年間だったでしょうか、大臣、介護の分野でこれに似たようなことをやられるというのが入っているのはよく知っています。ただ、私は、そういう単発の政策ではなくて、恒常的に、今雇用形態が変わった中では、こういうものを入...全文を見る
○菅(直)委員 短期的な雇用調整というのは、例えば、四月に引っ越しが多いとかいうときの引っ越しのお手伝いとか、そういうときにどうしても百人、二百人、一時的に必要だというような、そういう調整だと言われていたんですよ、当時は。それが結果として全然違ったんです。  ですから、私たちと...全文を見る
○菅(直)委員 つまり、私が申し上げたいのは、舛添さんはわかっているのに答えられないのかもしれませんが、今の景気状況を見ると、どちらにしても、労働者派遣法を改正するにしても、政府が出している今の小さい改正は別ですよ、本格的な改正は、経過措置も要りますから、そんなに半年ですぐ実行な...全文を見る
○菅(直)委員 では、麻生総理にあえて聞きますが、舛添厚労大臣はこの分野、先ほど申し上げたような派遣の問題とかセーフティーネットではほとんど同じだと言われましたが、麻生総理は舛添大臣と同じお考えと考えていいんですか。特に製造業の派遣について、同じ考えと考えていいんですか。
○菅(直)委員 よく総理は常用雇用と言われるんですよ。普通は正規雇用と非正規雇用という言葉があります。それから、派遣において常用型とか登録型はあります。総理が言われる常用雇用というのはいわゆる正規雇用のことですか。(麻生内閣総理大臣「そうです」と呼ぶ)  ということは、正規雇用...全文を見る
○菅(直)委員 総理は、先ほども言いましたけれども、都合のいいところは、つまみ食い的には御存じですが……(発言する者あり)ちょっとうるさいですよ。都合のいいところは御存じですが、構造的に本当にわかっておられるかというと、この製造業派遣は〇四年に決まったんですが、特にふえたのは、偽...全文を見る
○菅(直)委員 政府の案は、第一次補正で一・八兆、第二次補正で約五兆、この予算、平成二十一年度予算で約五兆、合わせて、いわゆる財政出動でいうと、財政支出でいうと十二兆なんです。真水でいうと十二兆なんです。それに与信枠、いわゆる融資の枠が六十三兆で、合わせて七十五兆というのが、総理...全文を見る
○菅(直)委員 二兆円、そして中小企業対策などが八・五兆円、合わせて真水で五十七兆円。  そして現在、私たちは中小企業の信用枠としてまずは三十兆。これは場合によったらちょっとふやすこともあるかもしれませんが、少なくとも今提案しているだけで真水五十七兆の与信枠三十兆で、余り数で勝...全文を見る
○菅(直)委員 今最後に言われたのは、実は政府の方もいろいろなものがあるんです。二年間のもあったり一部三年間もあったり、いろいろありますから、「三年以内」と書いたのは、私は割と良心的に書いたつもりですよ。我が党は「四年間」と書いて、政府案は「三年以内」とわざわざ書いてあるじゃない...全文を見る
○菅(直)委員 もう一度だけ申し上げておきます。(発言する者あり)
○菅(直)委員 あえてこの中でもう一点だけ申し上げておきます。  政府は、たしか二次補正の中で、高速道路料金を五千億円かけて、たしかこれは二年でしたか三年でしたか、引き下げることをやりました。私たちは、大分以前から高速道路の無料化を申し上げています。何が違うか。単に値段が違うん...全文を見る
○菅(直)委員 国土交通大臣がこの程度の認識で道路行政を担当されたら、ちょっとたまらないですね。  国民の皆さんにちゃんとおわかりになりやすいように申し上げますが、高速道路を使っている利用者は今まで二重取りされてきたということを国土交通大臣はわかって言っているんでしょうね。つま...全文を見る
○菅(直)委員 これは文科大臣には個別には質問通告をしていないので答えられなければ仕方ありませんが、一九八〇年当時、科学技術庁が、風トピア計画、風力に対しての検証をしたことがあるのは御存じですか。御存じない。いや、いいですよ。これはちょっと事柄としては知っている方が少ないんです。...全文を見る
○菅(直)委員 実は予算編成のあり方についても少し用意をしたんですが、もう時間が余りないので、一言だけにとどめます。  実は、我が国の予算編成、経済財政諮問会議がよくも悪くも生まれて後は若干変わりましたが、基本的には、各省庁の下からの積み上げによってだんだんとシーリングがかぶさ...全文を見る
○菅(直)委員 これで終わります。
02月19日第171回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○菅(直)委員 私、総理が本当にどんなふうに中川財務大臣の辞任について言われるのかなと耳をそばだてて聞いておりました。私は、多くの国民の皆さんも、麻生総理の盟友とも言われ、お友達という言い方もありますけれども、その中川大臣の辞任にどういうふうに総理が国民の皆さんにおわびを言われる...全文を見る
○菅(直)委員 何回も食事をしたけれどもお酒を飲んだことはないと言われれば、それは、私も別に同席したことは一度もありませんから、そのこと自体を私も否定する根拠はありません。  ただ、総理大臣として、いろいろな情報が入っていたんじゃないんですか。総理大臣はそういううわさを一切聞い...全文を見る
○菅(直)委員 今総理は、早い段階に、それは中川さんが閣僚になられて早い段階ですよね、お酒については注意したと言われましたね。言われましたね。どうです、今言われたこと。
○菅(直)委員 ということは、うわさであったか何であったかは別として、心配して注意された。私はよかったと思いますよ。結果として、その注意にきちんとした対応ができなかった、総理の注意にちゃんとした対応ができなかった、そういうことじゃないですか。  だから、総理として、自分がそうい...全文を見る
○菅(直)委員 中川財務大臣が帰国をして、二月十六日にまず総理に会って陳謝をしたと報道があります。それに対して総理は、いや、職務に専念して頑張れと激励されたと報道に出ております。十六日の夕方です。  そして、十七日の朝、いろいろありますけれども、衆議院、参議院でそれぞれ委員会が...全文を見る
○菅(直)委員 まさにそういうことを総理が、前もってもうここまで来たら無理じゃないのと言うんじゃなくて、じゃ、大丈夫でしょう、次は予算が通過まで、じゃ、それもいいでしょう、最後は、いや、即座にやめると。判断がぶれまくっているじゃないですか。  少なくとも任免権者ですよ。つまりは...全文を見る
○菅(直)委員 個人的には心配をいたしているということを申し上げておきたいと思います。  そこで、もう一度麻生総理に戻りますが、支持率のことを余り私も一々この場で取り上げるつもりはありません。ただ、私もこの席にずっと、今予算の理事をしておりますので、ほぼすべてのこの間の予算委員...全文を見る
○菅(直)委員 聞いておられる皆さんの方が判断できると思いますが、解散の詔書にサインするしないでもめたとみずから言われたんですよ。解散を決定するのに賛成されたんじゃないですか、最終的に。決定そのものに参加しているんじゃないですか。閣議決定がその間もいろいろあったんでしょう。人が決...全文を見る
○菅(直)委員 同じ繰り返しはもうする必要もないぐらいに、国民の皆さんはわかっておられると思います。  そこで、もう一つ。そういう麻生総理の発言に対して、小泉元総理が痛烈な批判をされました。私は、その後の私の定例記者会見でも申し上げたんですが、先ほども自民党の方が麻生総理のいろ...全文を見る
○菅(直)委員 やじの中に、自民党の中でのことだから大きなお世話だというやじもありましたけれども、やはり、元総理が発言されていることについて聞くのは当たり前のことでありまして、それに対して率直な答えでした、今の麻生総理の、真意をはかりかねていると。私が小泉さんにかわって真意を言う...全文を見る
○菅(直)委員 今の予算審議がまだ続いている途中に、うかつなことが言えないという立場はよくわかります。  ただ、あえて私は国民の皆さんに申し上げておきたいのは、時々、総理でしたか、どなたかでしたか、与党の方だったかもしれませんが、昨年の暮れにも我が党が法案を出したときに、ツーリ...全文を見る
02月27日第171回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○菅(直)委員 きょうは、締めくくり総括という形になっておりますが、私たちとしては、まだまだ大きな課題、重要な課題が残っていて、もっと議論を続けるべきだということを冒頭に申し上げた上で、しかし、委員長の職権で締めくくりということになっておりますので、この国会をまさに総括しながら少...全文を見る
○菅(直)委員 つまり、十五万八千という数字、それ自体大変深刻であると同時に、先ほど来、前回も申し上げましたが、この数字自体が、これは三月末までを調査、現在わかっているところで調査をしたと言われますが、三月末までがこの程度で終わらないんではないかというその危機感が私は重要ではない...全文を見る
○菅(直)委員 私もこの間、仙台市のやっているシェルター、そういうものを見たり、東京の二十三区の共同事業でやっているところを見たり、あるいは、北九州にも行ってそういう関係の会合をやったりいたしております。  自治体が中心になってというのは、それはそのとおりなんですけれども、逆に...全文を見る
○菅(直)委員 政党間協議のことは後ほど触れようと思っておりました。憲法で規定された政党間協議について後ほど触れますので、よくそのときにお聞きください。  そこで、きょうはもう一つ、少し夢のある話をいたしてみたいと思います。  今、グリーン・ニューディールとかいろいろな表現が...全文を見る
○菅(直)委員 麦わらということを特に注目されておられますが、もちろん麦わらも使えますし、実は普通の草であっても使えるわけであります。  そこで、せっかくですから、NEDOの関係もありますので、二階大臣、ぜひ太陽エネルギーに加えてこれも御支援をいただきたいと思いますが、いかがで...全文を見る
○菅(直)委員 せっかくですから斉藤大臣にもお聞きしたいんですが、もうよく御理解されていると思いますけれども、環境とエネルギーの両方にとって、もしこれが実用化すれば、画期的なものになります。  植物というのは、言うまでもありませんが、成長するときには大気中のCO2を吸収してCと...全文を見る
○菅(直)委員 かなり心強い三省での協力ということで、お願いを申し上げたいと思います。  一つだけ、せっかくですから、やじの中で材料はどうやって集めますかと言うのですが、例えば、都市部もあるんですよ。都市部でも建設廃材なんというのは処理ができなくて、チップ状にして、それこそ総理...全文を見る
○菅(直)委員 きょうは、私も余り声を荒げるようなことをしないで紳士的に話をしているつもりなんですが、やはり少しすりかえられるんですね。確かに、小選挙区というのは二大政党制になりやすいということを含めて私も賛成で、あのときに生まれたわけですが、二大政党制になった後のビヘービア、行...全文を見る
05月07日第171回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○菅(直)委員 百年に一度と言われるこの景気、経済の落ち込みの中で、十四兆を超える大型の補正予算が提出をされて、いよいよ本格的な議論がスタートいたしました。野党のトップバッターとして、私、菅直人、質問に立たせていただくことを大変うれしく思っております。  まず、喫緊の課題として...全文を見る
○菅(直)委員 この点はまさに危機管理で、それこそ党派を超えた問題だと思いますので、私たちも協力すべきところは全力を挙げて協力したい、このことを申し上げておきたいと思います。  さてもう一点、これは多少微妙な問題でありますが、衆議院の任期があと四カ月ちょうどになろうといたしてお...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、質問でも申し上げたように、意図的にやっているかやっていないかとまでは言いませんが、結果として政局をもてあそんでいることになるのではないか、このことを申し上げておきたいと思います。  そこで、いよいよ本題に入ってまいりたいと思います。  麻生総理、あな...全文を見る
○菅(直)委員 政局的なことをこれ以上申し上げませんが、それは、麻生総理が解散をして勝っておられれば同じことをやられたかもしれません。しかし、私たちが勝っていればこんなばかなことはやっていませんから、それだけははっきり言っておきます。  そこで、ばかなことであるかどうかをこれか...全文を見る
○菅(直)委員 私は経済は本格的に勉強しておりませんから、もしかしたらこれは私のうろ覚えかもしれませんが、ケインズという経済学者がこんなことを言ったと言われています、一般に。景気が悪くなったときには、穴を掘った人に例えば千円渡して、その穴を埋めた人にまた千円渡す、それでもお金がど...全文を見る
○菅(直)委員 そこで、幾つかの例を具体的に挙げてみたいと思っております。  先ほど来、子育て支援について、たしかこの補正予算では千三百億円のお金が積まれております。これについては、また後に同僚議員が詳しく指摘をすることになると思いますが、私は大まかなところだけ申し上げておきた...全文を見る
○菅(直)委員 今の財務大臣の答弁は、かなりの部分、天につばするものがあることをもう皆さん御存じですよね。ほとんどの財源は将来に対する借金で賄っているのが政府案そのものじゃないですか。私たちが何か言うと将来への負担だと。自分たちが借金をしたら、それは将来への負担じゃないんですか。...全文を見る
○菅(直)委員 私は、国内の政策といいましょうか、今、いろいろな社会現象、行き詰まりの中で最大と言っていい問題は、やはりこの少子化だと思います。出生率が、私が今住んでいる東京は、一時期、一を切りました。私は、それ以来、大都市に地方から人が集まってきて、地方はまだ出生率が一・三とか...全文を見る
○菅(直)委員 討論としては、こういう討論は大いに、どこかでやっても結構ですし、私も何度かこの予算委員会の場に出て、昨年でしたか、私は昨年中の選挙があると思っていましたから、そのときの我が党がマニフェストに盛り込むであろう提案をいたしまして、その財源についてもその時点でこの場で説...全文を見る
○菅(直)委員 今の子育て支援については、詳細は後ほど西村智奈美議員からまた補足があると思いますが、もう一、二例挙げてみたいと思います。  たくさんの基金が今回つくられますね。幾つ基金がつくられ、それには幾らのお金が積まれるのか、お答えください。
○菅(直)委員 今度の補正予算で四十六の基金が積まれ、総額にするとたしか四兆円をかなり超える、今ちょっと聞き取れなかったんですが、そういう数字が言われたと思います。  私は、すべてがまずいとは決して言いません。中には、単年度ではできないから二年度、三年度にわたってする、私たちか...全文を見る
○菅(直)委員 私は、財務大臣、今のは大変いい答弁をいただいたと思うんです。  四十六の基金について、我が党は、他の野党の皆さんと一緒に、各省大臣に一つ一つの基金について聞きたいと思いますから、委員長、それだけの審議時間をきちんと確保してください。それを約束してください。
○菅(直)委員 この中で、これから、本当に多くの疑問があります、国民の皆さんも疑問を感じているんですから。それを私一人が一時間の間に四十六もできません、一分もありませんから。ですから、今委員長にも申し上げたように、しっかりとこれは質疑をしたいと思うんです。  一つだけ国民の皆さ...全文を見る
○菅(直)委員 平日が無料化になったときにだれが一番効果を上げるか。これは輸送にかかるコストが下がるんですよ。今トラック業者の皆さん、大変ですよ、競争で。確かに自家用車も重要です。しかし、輸送にかかるコストが下がるんですよ。しかも、輸送をする大きなトラックは、コストを少しでも安く...全文を見る
○菅(直)委員 金子国交大臣は、先日の我が党の馬淵議員との議論を忘れられたのかもしれませんが、経済的効果ということでいえば、三〇%の値下げよりも一〇〇%の値下げの方がかかった費用を超えて効果があるというのを、国交省の関係シンクタンクが発表していたということを認められたじゃないです...全文を見る
○菅(直)委員 予算が幾らだったかというのを私から言いましょう。二十年に五億、二十一年に十三億、合わせると十八億円の予算をつけていながら、二千三百六十万円しか使われなかった。この最大の原因がどこにあるか。  私、派遣村とかいろいろな関係者の皆さんから聞いてみました。そうしたら、...全文を見る
○菅(直)委員 いや、私は、別にインチキな人にまで払えなんてことも一切言っていませんよ。これまで五億とか十三億の予算をつけたのは皆さん方なんですからね。当然きちんとした形でそれが支給されるだろうと思ってやったら、貸し付けで最後に返還免除という制度をつくったけれども、できなかったん...全文を見る
○菅(直)委員 別に協力しないとは言っていませんから、先ほどから。  だから、走りながら考える、考えながら走るのはいいけれども、七千億という巨額なお金だということの認識を、十億、二十億でもかなり大きなお金だったのが、七千億という巨額なお金ということでいえば、私は、横から見ていて...全文を見る
○菅(直)委員 これは国民の皆さんによく聞いてもらいたいんですよ。つまりは、下がるのは確実だと財務大臣みずから言われた。しかし、確実な数字がわからないから今回は出さなかった。つまり、下がらないままに置いているんですよ。しかし、現実には下がることは確実だと。  ですから、見通しと...全文を見る
○菅(直)委員 この答弁の判断も国民の皆さんに任せたいと思います。  つまり、一方では確実に下がると言いながら、一方ではそのときになってみないとわからないと。支離滅裂な答弁だから、これはほっておく以外にない。  そこで、一枚目のパネルを。これは国だけではありませんが、きょう、...全文を見る
○菅(直)委員 一つ抜けているんじゃないですか。歳出に見合う歳入が確保できなかったと。逆に言うと、歳入に見合う歳出に削減できなかった、そういう言葉が出てこないんですか。これだけ無駄な公共投資、公共事業が積み上がったということを見ても、歳入に見合う歳出に抑え切れなかったというふうに...全文を見る
○菅(直)委員 ここが、似て非なるものという言葉もありますが、与謝野財務大臣が言われることは全くわからないわけではないんですけれども、考え方としてかつてからあったんです。いろいろな時代がありました。いわゆる増税なき財政再建という言葉もありました。つまり、国民に理解してもらうには、...全文を見る
○菅(直)委員 答弁そのものは、私たちに対する答弁以上に、与党の皆さんがよく聞かれた方がいいんじゃないですか、今の答弁は。つまりは、言いわけばかりしているのが与党だということの意味だと私は受けとめましたね。  そこで、一、二確認しておきたいと思います。  二〇一一年にプライマ...全文を見る
○菅(直)委員 率直に聞けば、もう旗はとてももたなくなっているというのが率直な今のお答えだったと私は理解します。  そのときに、与謝野大臣、私も考えてみたんですよ、ではどうやれば変えていけるかと。今の根本的な国の形や内閣の形のままで、いろいろな不断の努力をしたことによってできる...全文を見る
○菅(直)委員 前向きな話をしたら一生懸命やじを飛ばす人がいますけれども、後ろ向きな話をした方がいいんだったら後ろ向きな話をしますけれども、そんなことはしたくないので。  ですから、そういう意味で、官僚内閣制を国会内閣制にかえて、国会議員とそれの任命したポリティカルアポインティ...全文を見る
○菅(直)委員 そういう意味で、いろいろ考え方はもちろんあっていいんですけれども、そういうふうに国の形を、集権化した明治維新の流れを、百四十年たった今日、ある意味では、小さくて強い中央政府と、そしてそれ以外のことはすべて自治体に任せる、そういう地方主権型の国家に国の形を変えていく...全文を見る
○菅(直)委員 もう少し時間がありますので、麻生総理が先月の八日に発言された中身についてちょっとお尋ねをしたいと思います。  麻生総理は国家公務員合同新人研修会で訓示をされて、私は公務員の優秀さを疑ったことはない、問題は使いこなせない政治家の方にあると。私は、これを聞いて、後半...全文を見る
○菅(直)委員 つまり、ここでも、官僚内閣制という言葉をあえて申し上げたのは、官僚の皆さん、私も個人的には親しい人もたくさんいますし、私にとっても相談に乗っていただける人もたくさんいます。  ただ、政治家が官僚を使いこなせなかったという言い方がありますが、私は逆だと思っているん...全文を見る
○菅(直)委員 例えば、地方整備局の全廃を我が党は言っております。先日、ちょうどテレビを見ていましたら、これは本予算にのったのかもしれませんが、そういう中央省庁の地方における総合庁舎を、一たんは総合庁舎はやらないことに、たしか丹羽さんの委員会で、麻生総理のもとにつくられた委員会で...全文を見る
○菅(直)委員 先ほどから申し上げましたように、私は公務員の優秀さを疑ったことはない、問題は使いこなせない政治家の方にあるというふうに、こういうことを発言されているから、その真意を聞こうと思ったんです。  私も、いろいろな経験は、短い厚生大臣のときでしたけれども、いたしました。...全文を見る
○菅(直)委員 同じ繰り返しになりますので、もうこれで最後にしますけれども、私は、最後に麻生総理が言われた感覚は、以前はそう思っておりました。つまり、分権というのはだんだんと進むのかなと思っていました。特に機関委任事務の廃止を自社さ政権ができるときの合意に盛り込んだとき、私はさき...全文を見る
10月28日第173回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(菅直人君) 予算編成の方針に関連して、国家戦略室と私にいろいろと御心配をいただきまして、ありがとうございました。多分、しばらくすると、心配して損をしたと思われるのではないかと思っております。  もう総理からも触れていただきましたけれども、今進行していることについて西...全文を見る
10月30日第173回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(菅直人君) 円議員からの御質問をいただきまして、ありがとうございます。  第一点は、雇用政策、在宅就業支援についての御質問でありました。  先週の二十三日、緊急雇用対策を鳩山本部長の下でまとめましたが、特に注意をしたことは、新たな雇用をいかにして創造していくか、介...全文を見る
11月02日第173回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○菅国務大臣 国家戦略室としては、税財政の骨格について方向性を他の大臣と協力して出すようにということでありますので、そういう立場から少し答弁させていただきたいと思います。  まず、今進行していることは、もう海江田議員もおわかりのように、財政の額の問題もありますけれども、中身を根...全文を見る
○菅国務大臣 今、総理の方から、国家戦略、将来は局、現在の室についての位置づけを明確にして説明していただきました。  そういう中で、今、法的な根拠がないという表現がありましたけれども、九月の十八日に、内閣総理大臣決定という形で国家戦略室の設置に関する規則というものが決定されてお...全文を見る
○菅国務大臣 この問題は総理からも指示をいただいておりまして、小沢環境大臣に事務局長になっていただいて、取り組みを進めております。  一言だけ補足的に申し上げますと、この問題が何か日本の経済にマイナスの影響を及ぼすのではないかとか、そういう主張も一方でありますけれども、私は全く...全文を見る
○菅国務大臣 経済財政担当大臣として、今の御質問にあらかじめお答えいたします。  金利の上昇ということをいろいろ御心配のようでありますが、金利の上昇には二つ一般的に言われておりまして、景気がよくなることを見通しての上昇と、それから国債の発行がふえることによるマーケットの窮屈さを...全文を見る
○菅国務大臣 ちょっと私は、加藤先生の言われているのは根本から間違っていると思っているんですね。  今、赤字国債を再度発行したのは確かに藤井先生のときかもしれませんが、その前のバブル時代にも建設国債を発行し続けております。しかも、当時は税収が抜群にふえた時代であります。なぜ、税...全文を見る
○菅国務大臣 経済財政担当ということで、少しお答えをいたします。  先ほど加藤先生の答弁でも申し上げたんですが、今最大に行われていることは財政の中身を根本的に変えていくという作業。それが、ちょうど私たちが政権を担当した時点では、十五兆の第一次補正が出されたものがまだ未執行のもの...全文を見る
○菅国務大臣 私たちは、一次補正を全額凍結したわけではもちろんありません。ですから、私たちが昨年、トランポリン法として出して皆さんが否決したけれども、一次補正には盛り込まれた人材育成の七千億のうちの相当部分は残っておりますから。それから、雇調金の問題ももちろん理解しております。そ...全文を見る
11月04日第173回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○菅国務大臣 現政権下において、温暖化対策の閣僚委員会が設けられておりまして、そのもとに、私が責任者になりましたこの二五%の中期目標達成チームというものができております。そのもとで、さきの麻生内閣が出された国民負担なども、タスクフォースを改めて立ち上げて、今、小沢環境大臣に事務局...全文を見る
○菅国務大臣 いろいろ我が党のマニフェストをよく精査していただいているようですが、我が党のマニフェストでは、同時に環境税の導入の検討ということも入っております。御承知のように、環境税とガソリン税とは若干ダブる部分あるいはダブらない部分があります。  それから、先ほど高速道路の無...全文を見る
○菅国務大臣 経済財政担当大臣としてお答えを申し上げます。  まず、新発の十年国債の利回り、確かにある時期少しずつ上がっておりましたが、直近は一・四を切っておりまして、この数日は一・四を切った水準になっているということをまず申し上げておきたいと思います。  また、今、四十四兆...全文を見る
○菅国務大臣 国家戦略室として最初に取り組んだ問題が、予算の編成のあり方ということを議論いたしまして、その中で、来年度予算から導入する、例えばいろいろな、オープンにしていくといった問題、そして、来年は時間の関係で難しいけれども、再来年以降、三年程度の複数年度予算というものを基本と...全文を見る
○菅国務大臣 もう閣議決定で表明をいたしておりますけれども、今年度の予算の段階では、先ほど申し上げましたように、中期的な、複数年度は難しいので、今年度の予算が終わって来年の四月以降、そう遠くない時期に複数年度予算の編成の考え方をまとめ、その中で中期財政フレームを、ですから、今から...全文を見る
○菅国務大臣 一つだけ訂正させてください。  実は、国家戦略室で先ほど申し上げたことを決めた後、二十二年度分については閣議決定しました。二十三年度以降については、閣議決定という形はとっておりませんが、国家戦略室の方針としては公表をいたしている、そこだけ訂正させていただきたいと思...全文を見る
○菅国務大臣 その点は全く同感でありまして、通常国会ではそういうことを含めて、政治主導の第二弾、つまり第二ラウンドということで進めていくべきだ、いきたい、こう考えております。
11月05日第173回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○菅国務大臣 一言、先ほど行政の中立ということを言われましたが、昨年、道路財源に関してそれをやめるべきではないというようなことを言われたのは、実は行政の主導によって各自治体がやっていたということを一言申し上げておきたいと思います。  そこで、四十四兆円の件ですが、私が理解してい...全文を見る
11月06日第173回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(菅直人君) 議院内閣制というものに対する理解が私は従来やや間違っていたと思っております。つまり、三権分立だから国会議員は国会で議論すればよくて、大臣以外は、内閣はあとは官僚に任せればいいという、それそのものが私は間違ってきたと思います。  そういう意味では、衆参、国...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 多分それも行政の執行の中立性ということであって、行政そのものは、例えばどこの知事でもどこの自治体でも首長はまさに政治家でありますから、当然公約したことを進めるのが当然であって、それを何か中立という表現が、もし政党が政党の公約をやるのが一方的だと言われたらそ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) だって、大臣は特別職ですし、当然、例えば選挙になれば、私なども、ついせんだっても神奈川と静岡に応援に行きました。これ、中立違反になるんですか。一般の公務員は当然中立義務があります。ですから、そういう意味で政治家である大臣は中立性の義務はありません。
○国務大臣(菅直人君) 現在、たしか、名称は調査員という形で、臨時、いわゆる常勤ではなくて採用をさせていただきました。ただ、給与は国からは出ない、そういう仕組みの中で、しかし、同席をするときには守秘義務等が掛かるという意味で、そういう形の採用をしていただきました。
○国務大臣(菅直人君) 私は、これは、イギリスの場合はスペシャルアドバイザーという形で、ポリティカルアポインティーについてはそういった一般の職員のような義務は掛かっておりません。  私は、今回の場合もそれと同様に、言わば特別職と同じ扱いでありますから、これはほかの立場もそうです...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 緊急雇用対策本部の本部長代行として、十月の二十三日に緊急雇用対策をまとめました。前原国交大臣の方からも転業支援という話もいただいておりまして、そういう中でグリーン雇用創造というものを一項目立てさせていただきました。  今委員がお話しのように、確かに農業、...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私、このマニフェストを作る中心は直嶋当時の政調会長中心でして、私自身がそのレベルまでかかわっておりませんでしたので、経緯を私にお聞きになってもよく分かりません。
○国務大臣(菅直人君) 大変国家戦略局に対する期待を込めての御質問、ありがとうございます。  今、もう総理からもお話がありましたが、人口減少というまさに内政における最大のこの問題、私は率直に申し上げて、やはり二十年ぐらい前から本格的に取り組んでおかなければならなかった問題が、や...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 平野議員おっしゃるように、今、足下は五・七がピークで、前回五・五、現在五・三というところまで失業率が下がっております。また、求人倍率も〇・四二が〇・四三に上がるといったところもありますが、今おっしゃるとおり、これはかなり雇用調整金で支えていると。つまり、企...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 税と財政の骨格を国家戦略室の方でということになっておりまして、今、平野議員の言われること、十分に頭に入っております。  特に今年度の税収見通し、これは麻生内閣四十六兆円としたわけですが、これそのものが四十兆を場合によっては切りかねないという更に厳しい条件...全文を見る
11月09日第173回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(菅直人君) これからの経済成長を担っていく分野ということを念頭に置きながら、現在、鳩山総理のチャレンジ25という意欲的な環境政策、これに関連して先般の総合科学技術会議でも私の方からグリーンイノベーションという言い方をいたしましたが、ある意味での環境に関するいろいろな新...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今農水大臣の方から農業の分野のことについて言われましたが、国交大臣の方からも、これから公共事業全体が少なくなる中で、事業転換というか業種転換を積極的に内閣として考えてほしいということも言われております。  今回、十月の二十三日に出しました緊急雇用対策の中...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 科学技術についてはもう今総理から言っていただきましたように、やはり日本にとっては最大の戦略的な重点を置かなければいけないところだと思っております。  今言われました都市鉱山といいましょうか、既にいろいろなものに使われているレアメタルを回収して完全に使える...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 先ほど申し上げたのは、これからの研究開発の重点分野として、いわゆる予算等を重点的に配分する研究分野として大きなもう一つの柱が健康長寿社会の実現ということを申し上げたところであります。  これを展開するのにどうすればいいかというのは本当に大きな課題でありま...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 国家戦略室に大変期待をいただいて、ありがとうございます。  今もお話がありましたように、FTA、さらにはWTOのドーハ・ラウンド、EPA、こういったいろいろな仕組みがあるわけですが、マルチのWTOのドーハ・ラウンドも大変重要な時期に来ておりまして、これを...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 十月に緊急雇用対策本部を鳩山総理の下につくっていただきまして、私がその本部長代行という立場で緊急雇用対策をまとめたことは御承知のとおりであります。  この中に、私も藤末議員と一緒に出かけたあのネットカフェに事実上住んでおられる人が満員の状態だったというこ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今、私、経済財政担当という大臣も仰せ付かっておりまして、日々その下でいわゆる旧経企庁のスタッフといろいろ議論しております。  私が大変不思議なのは、例えば一兆円財政から何らかの形で支出をすると、貯蓄に回らなければ一兆円だけGDPが上がるというのが何か今の...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 子育てや教育は個人への投資という、コンクリートから人へというこの鳩山総理の考え方、今まさに財政構造の大改革という形でスタートをしていると認識をしております。  言うまでもないわけですが、日本の人口が二、三年前から減少に転じているわけですが、その傾向はもう...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) もう財務大臣の方からほとんど答えていただきましたが、まさに二〇〇九年という今年は、昨年のリーマン・ブラザーズの破綻からの回復というものがまだ十分でない中で、来年度の予算に関してもそういった過去の大きな傷をまだ残した中での予算編成になろうと思っております。そ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) まず、約三兆円の執行停止をしたことで〇・二%の成長率にマイナスの効果があるというのは、私は、これは事務方の計算で、後年度の支出の予定もありましたので、今年度についてだけの影響を考えると〇・九兆、いわゆる九千億程度と、それをGDPで割ると大体〇・二%という、...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 率直に申し上げて、昨年、私どももトランポリン法案という形で、当時は野党ですが、三党で出しまして、残念ながらそのときは与党の反対で否決されましたが、その内容に近いものを七千億のいわゆる人材支援の中に入っております。ですから、私たちはいいものはそっくりそのまま...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 実は、民主党は、二年ほど前に林業再生プランというものを当時の私の責任の下に作りました。その中で特に申し上げたいのは、例えば森の間伐をすれば森に大変いいことだというように一般的に言われていますが、これまで多くの補助金は切捨て間伐に投じられているわけです。つま...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 生産量要件の緩和ということについては、既に、さきに発表しました緊急雇用対策の中に……
○国務大臣(菅直人君) 盛り込む方向で検討しておりますし、それから、更に言えば、雇調金そのものがやや少なくなっておりますので、それに対しては、場合によっては今後の財政措置をも考えなければならないと。  この雇用調整金が現在のこれ以上の失業者の増大を止めているという効果は非常に大...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 確実に今後につなげるようにしていくということを総理の了解の下でお約束いたします。
○国務大臣(菅直人君) 先ほどの新卒者については、ちょっとだけ補足させていただきますと、高井美穂文科大臣政務官も含めて特に新卒者についての対応チームをつくっておりまして、今順次協議をして進めているということをちょっと申し添えておきたいと思います。  それから、約三兆円の補正予算...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) まず、この政権が誕生したのは九月の十六日でありまして、まだ六十日を経過いたしておりません。その中で最も早く対策を打ち出したのが、一つがこの緊急雇用対策でありまして、先ほども申し上げましたように、先ほど木庭議員の質問にも答えましたが、従来の政策は、ややもすれ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 考え方としては三つの分野ということで、どちらかといえばこれまで職を失っている人に、先ほどの議論のように、介護などの研修を受けたり、あるいは農業、林業などのを受けたり、あるいはNPOグループのいろんなものにミスマッチングをマッチングさせていくというものが中心...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 昨年は私も年越し派遣村に福島党首を始め与野党の皆さんと足を運びまして、あそこでの活動が、やはりあそこに行けば何とかなるという、いろんな人が相談に乗ってくれるという、そういう要素が非常に大きかったと思いまして、今言われたように、まさにワンストップサービスをハ...全文を見る
11月10日第173回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(菅直人君) せっかく農業の専門家である山田さんからの御質問ですので、ちょっと基本に戻って若干申し上げてみたいと思います。  私は、元々は、二十年ぐらい前は叶理論とかいろんな理論で農業の集約化をやるべきだという立場にいました。しかし、農地法の関係とかいろんなことを現実...全文を見る
11月11日第173回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○菅国務大臣 国家戦略担当大臣、経済財政政策、科学技術政策担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。  戦後初めての本格的な政権交代で生まれた鳩山内閣は、官僚主導の政治から政治家主導の政治へ大きくかじを切りました。鳩山総理のもとの国家戦略室は、いわばその象徴であります。従来...全文を見る
11月12日第173回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(菅直人君) 国家戦略担当大臣、経財財政政策、科学技術政策担当大臣として一言ごあいさつを申し上げます。  戦後初めての本格的政権交代で生まれた鳩山内閣は、官僚主導の政治から政治家主導の政治へ大きくかじを切りました。鳩山総理の下の国家戦略室は、言わばその象徴であります。...全文を見る
11月17日第173回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(菅直人君) 竹内譲議員の質問にお答えいたします。  新政権のマクロ経済政策、さらには中長期の経済成長戦略、財政再建計画についての御質問をいただきました。  八〇年代以降、多くの政権が何度となく経済戦略や財政再建計画を打ち出しましたが、ことごとく失敗をしてきたのはな...全文を見る
11月18日第173回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○菅国務大臣 市村議員は、阪神・淡路の大震災の後にも阪神・淡路コミュニティ基金の事務局長をやられたり、この問題では本当に私も以前からいろいろな示唆をいただいておりましたので、私が何かNPOについて言うのはやや釈迦に説法のような感じもいたしますが、せっかくの御質問ですから、私なりの...全文を見る
○菅国務大臣 先ほど市村さんから国の形という言葉が出ましたが、もちろんこの言葉は司馬遼太郎さんがよく使われる言葉で、私も、今我々が、場合によっては党派を超えて取り組まなければいけないのは、戦後六十数年、場合によったら明治から百四十数年たったこの国の形をもう一度根本から見直さなけれ...全文を見る
○菅国務大臣 私も経済財政担当大臣という立場でこの機構のスタート、そのセレモニーにも出させていただきました。その折にも、実は、増子議員に経緯をかなり当時聞きました。率直に申し上げて、私、この法律の成立過程はタッチをしておりませんでしたので。そういう中で、今まさに平井委員と増子さん...全文を見る
○菅国務大臣 私も率直に申し上げて、この政府CIO、情報化統括責任者というものが各国はどういう形になっているとか、そういうことについては必ずしもそう詳しくはありません。  そういう意味で、今の内閣にこれに相当する立場の人がいるのかという質問、一〇〇%ではありませんが、私の認識で...全文を見る
○菅国務大臣 平井議員は、自民党の中のe—Japan特命委員会の事務局長も務められて、この分野では自民党の中でも有数の、積極的に取り組んでおられることにまず敬意を表したいと思います。  私は、ITというのは、個人的にはかなり関心を高く持っております。かつてINSと呼ばれた時代が...全文を見る
○菅国務大臣 鳩山内閣のもとにマニフェストで新たにつくる機関として、当時の表現は国家戦略局と行政刷新会議という二つがあって、私の方の仕事は、室という形でスタートするときに、税財政の骨格、経済財政の基本的な政策という幾つかの課題に加えて、総理がこれはやってくれと言われたテーマに取り...全文を見る
○菅国務大臣 小泉進次郎議員から質問をいただきまして、私も小泉純一郎元総理とは大分議論をさせていただきましたが、ちょっと、場所が逆になったので、私なりに思いを持ってお聞きしておりました。また、もう一言だけ言いますと、私、初質問が、先日亡くなられた田さんの社民連というところで、十五...全文を見る
○菅国務大臣 先ほど言われたように、このマニフェストは、当時のNC官房長官、直嶋政調会長を中心にまとめられたもので、もちろん私も最終的な場面では会議に参加しましたが、それぞれの、個々の積み上げたものについてすべてを詳しく知っているわけではありません。  しかし、私の理解でいえば...全文を見る
○菅国務大臣 今、最初に話がありましたが、親と子の中で子供を親が育てていく、これはもちろん、これまで、ある意味ではほとんどの動物と言ってもいいですが、人間においてもそのことがなされてきたわけです。ですから、そのことを別に否定して、すべてを社会の役割にしようということではありません...全文を見る
○菅国務大臣 天下りという議論は私も何度もいたしました。天下りの最大の問題点は、私の理解しているところでは、例えば、現職の方がやめた後何らかの組織に天下る、そうするとそこにいろいろな資金が提供される、その提供される中身が、場合によっては非常に無駄に使われたり、あるいはそう必要がな...全文を見る
○菅国務大臣 まず、国家戦略局への格上げというか強化を支援いただきまして、ありがとうございました。  今、私の答弁を紹介していただきましたが、これで十分だと思って言ったわけではなくて、現在の位置づけがそうなっているということで申し上げました。  これは、マニフェストを見ていた...全文を見る
○菅国務大臣 今小泉議員本人も話をされたように、二十三年度の予算に向かって、今、予算編成のあり方の根本的な変更を議論し、一定の方向を既に閣議決定しております。  今議論しているのは二十二年度予算、来年度予算ですから、来年度予算が上がった後に、二十三年以降は複数年度予算というもの...全文を見る
○菅国務大臣 その話は、二十二年度、来年度の予算について、昨日ですか一昨日、今、事業仕分けを仙谷さんの方でやっておられますが、マニフェスト等事業仕分けの対象にしていない大きな政策課題については国家戦略室で取りまとめていくという方向になっております。その中で、国債の規模がどのくらい...全文を見る
○菅国務大臣 少し私は議論の性格が違うと思っています。  まず、最初に話をされた、私たちが子育てになぜこれだけの大きな金額を出そうとしたかといえば、子育てというものの有用性を非常に低く見て、どちらかといえば公共事業に長年どんどん使った。確かに、公共事業は地方に仕事をつくったりお...全文を見る
○菅国務大臣 いろいろ国家戦略室に御関心をお持ちいただきましてありがとうございます。  今委員からもありましたように、午前中の質疑でも現状について少し報告しましたが、重なりますが若干申し上げます。  国家戦略室は、もともと総理が、官邸といいましょうか、官房の中にこの国家戦略室...全文を見る
○菅国務大臣 委員も御承知のとおり、昨年暮れのリーマン・ブラザーズの破綻から始まる世界的な大不況の中で、さきの政権もいろいろ苦労されました。そして、本来なら、今年度予算ができて、通常は補正予算というのも、少なくとも数カ月は間を置くのが私の知っている例では通常、あるいは秋ぐらいにや...全文を見る
○菅国務大臣 建設国債と特例国債については、発行の経緯の中ではかなり違うものだという認識があった時代もありますけれども、少なくとも国債マーケットにおいて、これが建設国債だ、これが赤字国債だという区別はされていないというふうに認識しております。  それに加えて、かつては、例えば一...全文を見る
○菅国務大臣 マニフェストは、御承知のように、我が党が選挙のときに、これは実行するということでお約束をした項目であります。ただ、四年間という中で基本的にはお約束をしております。また、もともと、初年度からフルでなくて、初年度は部分的に施行するということをあらかじめ申し上げているもの...全文を見る
○菅国務大臣 来年度の予算、それに対する概算要求ということでいえば、浅尾議員が言われる数字は、精査しておりませんが、基本的にはそのとおりだと思っております。  ただ、この財政の中身を変えていくということの持つ意味がいかに大きいかということも、浅尾議員もよく理解されていると思いま...全文を見る
○菅国務大臣 浅尾議員も我が党のこのマニフェストをつくる過程はよく御存じだと思いますが、定常的なベースでいえば、二百兆余りの、一般財源プラス特定、いろいろな特殊法人などの財源の中から七兆円程度を捻出できるという基本的な設計で示しているわけです。ですから、基本的には、そのことが実行...全文を見る
11月19日第173回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(菅直人君) 国家戦略室の法的な裏付けという御質問ですが、直接には、九月十八日内閣総理大臣の決定というもので国家戦略室の設置に関する規則というものが決まっております。  これの前提は内閣官房組織令の十二条で、「この政令に定めるもののほか、内閣官房の内部組織に関し必要な...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私の理解では、この組織は総理大臣の直接の下にある組織と理解しております。実際に、今例示をされました予算編成の在り方というものについて、確かに国家戦略室が中心になっていろいろとヒアリング等は行いましたけれども、実際の決定はそういうものを踏まえて総理も出席され...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私の理解では、各省庁に対して直接的な指揮命令権はありません。
○国務大臣(菅直人君) 影響じゃない。指揮、指揮命令。
○国務大臣(菅直人君) 影響というのは非常に大きな広い言葉ですから、例えば財務大臣が従来でいえば予算の編成の主務大臣でありますから、いろんな役所に対して影響を持つということは当然あると思いますが、それも多分権限としてではなくて、まさに実質的な影響としてはあると思います。  です...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) ちょっとどういう趣旨か私にはその言葉の持つ意味が分かりませんが、総理大臣は、これもいろいろ解釈はありますけれども、少なくとも内閣全体を統括されているわけですから、私が総合調整の取りまとめの任に当たって、それが最終的に閣議決定になって各役所に対して指示が出る...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 元々、マニフェストの中で鳩山総理が国家戦略室と行政刷新会議というものを設けるということを盛り込まれまして、それに基づいて設置をされたものです。  現在の時点では、先ほど申し上げたような法律的な位置付けで国家戦略室という形になっておりますが、現在この組織を...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) これは、私にとっては実は、例えば定数の問題、現在は内閣府の例えば大臣が今いろいろ含めると七人いるわけですけれども、副大臣の定数は三になっております。政務官の定数も三になっております。そういう意味では、もっと私のところだけでもできれば副大臣二人と政務官三人配...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私は今申し上げたように、強化をしたときにその名称を元々のマニフェストに掲げられたように国家戦略局という名前に総理としてはされたいと思っておられるんじゃないだろうかと。ですから、それまでの間というふうに私は理解しています。
○国務大臣(菅直人君) せっかくそういう全体のことを聞かれたので、古川委員に多少私の考え方を申し上げますが、先ほど国家行政組織法のことを言われました。これと並んで各省庁の設置法というものがありますけれども、省庁の設置法がある国は私が調べた限りでは先進国の中では日本と韓国だけです。...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 法治主義というものを否定するつもりはありません。ただ、先ほど申し上げたのは、役所の壁というものが非常に日本は他の国に比べて固くて、それは逆に言うと縦割り行政を生み出す私は大きな原因にもなっていると。そして、その縦割り行政の弊害が現在の例えば財政の硬直化とか...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私は、一般論としてはいろんな段取りはあったと思います。  ただ、この行政の組織の変更というのは、どの範囲をやるかですけれども、大変なことです。橋本内閣の下で省庁の再編が行われました。一九九八年ですか。すさまじい議論があった中で、結果的に何が起きたか。当時...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 古川議員はイギリスでも勉強されておられたようでありますので、場合によっては私よりもイギリスの制度は詳しいかもしれません。この問題では、最近では六月の初めに、現在の戦略室長の古川、同じ名前ですが、副大臣と一緒にイギリスに改めて調査に行きまして、そしてナショナ...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 実は非常に重要なことを指摘されたんですが、つまりは行政の中立性という言葉を言われましたが、私は、今、仙谷さんからもありましたけれども、国会と内閣が独立しているというのは、私は間違った議論だと思っています。これは、アメリカ型の大統領制なら主権者である国民が大...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) ちょっと待ってください。それはちょっと聞き捨てなりません。それは駄目ですよ。委員長。そんなことはないでしょう。
○国務大臣(菅直人君) 何か逆を言われているのではないですか。最初に古川さんが行政の中立性ということを言われたから、行政が内閣から中立だということ、国会から中立のようなことを言われたから、それは違うんじゃないですかと。憲法六十五条に、行政権は内閣に属するとあるわけです。行政権を握...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 私も国会に出て大分長くなりますが、一貫して、官僚主導の政治からまずは政治主導の政治に変えなきゃいけない、その上で日本の国の形を変えなければならないと、こう思ってまいりましたので、その第一歩であるいわゆる官僚内閣制を国民の皆さんが選んだ内閣という意味で国会内...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) せっかくの御質問ですからちょっぴり前の話からしますと、私は、小泉内閣からリーマン・ショックまでの間、経済が比較的良かったという見方がありますけれども、考えてみますと、外需に依存した経済であって、必ずしも小泉総理が考えられたような、何といいましょうか、規制緩...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 数字の上での計算で私が申し上げましたのは、補正予算約二兆九千億を凍結した中で、今年度に直接響くのが〇・九兆円、それをGDPで割ると〇・二のマイナス効果があると、これは既に申し上げました。  ただ、あえて申し上げますと、それはあくまで凍結をした部分に関する...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 景気というものに対する見方はいろいろありまして、ある人たちにとってはそういう気持ちを持たれたかもしれないし、逆に言えば、そういう無駄なものを削るという現在の鳩山政権の姿勢が将来に対する逆に安心感を与えたかもしれません。  先ほど答弁は要らないと言われまし...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 亀井大臣とはいろんな機会に意見交換をいたしております。そういう中で、亀井大臣がいろいろ、今委員が言われたような発言なり、それに近いことも言われていることもよく承知をしております。  先ほども申し上げましたように、私は足下の景気、経済状況に対して決して楽観...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) マニフェストで約束をしたものは工程表というものも付けていることは御承知のとおりであります。四年間の中で基本的に実現を目指すという形で、来年はその初年度に当たるわけです。そういった点で、もちろん相当の苦労は率直なところいたしておりますけれども、少なくともそう...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、初年度について工程表にもいろんな書き方がしてあります。例えば高速道路の無料化というのは一部実施という形で出ていますし、あるいは農業における戸別的所得補償も制度設計をしながら実験的に実施すると。そういうことも含めて、ぎりぎり約束を守る...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 中小企業についての厳しい状況も、私たちもある意味では委員と認識をかなり共通にしているつもりであります。  この問題については、今名前の出ました亀井金融担当大臣の方からも、御承知のように、貸し渋り、貸しはがしをさせないための新しい法案も出され、今議論をいた...全文を見る
11月20日第173回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○菅国務大臣 中川秀直委員にこういう形で質問いただくのは大変光栄だと思っております。  昭和五十一年に私も初めて衆議院選挙に出て落選をしたとき、中川議員が初当選され、この間、いろいろな機会にはお話をすることもありましたが、こういう形での議論は初めてかと思っております。いろいろと...全文を見る
○菅国務大臣 私は、スーパーコンピューターは大変重要なものだと考えておりまして、仕分けで決まったのは、決して、仕分けの段階での意見ということでありまして、これから行政刷新会議の本会議で扱いは改めて決めることになっている、こう認識しております。
○菅国務大臣 私は、科学技術担当大臣として、また、総理も科学技術こそがある意味で日本のこれからの将来をつくっていく上でも極めて重要な柱である、そういう認識を総理ともともにしていると思いますので、そういう基本的な考え方の中でこの問題も対応していきたいと思っています。
○菅国務大臣 鳩山総理御自身のいろいろな政治資金をめぐって、総理みずから認められている間違いといいますか、そういう面もあったということは私も総理からいろいろな機会に発言を聞いております。  そういう中で、従来の発言とかなり矛盾があるのではないかという御指摘ですが、やはりそこも含...全文を見る
○菅国務大臣 やはり、こういう席で中川議員のようなベテランの議員の方が言われるときに、確実な情報があるというのであれば、その確実な情報を示されて質問されるべきではないか。仮定の問題に答える、この問題については答える立場にはありません。
○菅国務大臣 私もいろいろ議論を中川議員とも野党時代にさせていただきました。それは、中川議員に対して質疑をしたつもりであります。私は、今のように確実な情報と言われても、その情報なりその確実なものが私に示されたわけでもありませんし、それに対してコメントする、そういう立場にはないと思...全文を見る
○菅国務大臣 例えば、私が、菅さん、あなたが選挙違反をしたらそれは法律違反ですよねと言われれば、ある意味で当たり前のことですよね。しかし、選挙違反であるかないかというのは、まさにそれは争いがあるかもしれません。  ですから、幾ら仮定の話だと言われても、事実関係がないものを私があ...全文を見る
○菅国務大臣 冒頭申し上げましたように、脱官僚という考え方の中で、私は、内閣が官僚のもとにある官僚内閣制を変えるというのが、ある意味で新しい内閣としての最も大きな課題だということで申し上げたところです。もちろん、天下りについても、従来から我が党の方針としてそれは認めないということ...全文を見る
○菅国務大臣 撤回する考えはありません。
○菅国務大臣 先ほど、郵政のあり方について若干触れられましたが、かつて、小泉総理あるいは小泉議員の主張が、郵政と当時の大蔵とのある種の確執と言っていいのか、ある種の考え方の違いと言っていいのか、そういうものが背景にあったというふうにも理解しております。  そういった意味で、私も...全文を見る
○菅国務大臣 いや、十分に答えたつもりですが。私は、先ほど申し上げたように……(中川(秀)委員「同じ考えかどうかと聞いているんです」と呼ぶ)いや、言葉じりの、何といいましょうか、この部分、この部分と言われるのであれば私も資料を取り寄せて言いますけれども、基本的には同じ考えです。
○菅国務大臣 中川議員の方から、当初、ざっくばらんという表現がいいかどうかわかりませんが、大いに個人としての考え方を述べてくれと言われましたので、できるだけそういう姿勢で今お答えしているつもりです。  ただ、あえて申し上げますと、この問題、私は直接は所掌はいたしておりません。御...全文を見る
○菅国務大臣 ですから、そういう御質問をいただくのであれば、どうしてもであれば、私も十分用意をしてきます。しかし、先ほど来申し上げているように、決して逃げるつもりはありませんから、できるだけお答えしているんですよ。しかし、直接の所掌は官房長官ですので。  それが法律の解釈として...全文を見る
○菅国務大臣 ですから、正式な見解は、官房長官が既に明らかにされているとおりです。
○菅国務大臣 私も余りやじにお答えするつもりはないんですが、一方で信念を述べろと言われたり、一方で、今中川委員がおっしゃったように、その見解が法律に反していると。そうすると、どの法律のどの部分に反しているかというのは、まさに先ほど申し上げたように、私も、この問題、普通の議員と同じ...全文を見る
○菅国務大臣 もし、場合によれば、担当されている官房長官にお尋ねになるのがより適切ではないかと思います。
○菅国務大臣 この委員会については、たしか選挙の前にも相当予算委員会等で議論になったことを、私も予算の理事をしておりましたのでそばで聞いておりました。我が党としては、たしか、この監視委員会そのものの意義を認めていないという立場だったというふうに記憶をいたしております。  それか...全文を見る
○菅国務大臣 せっかく天下りとか公務員のことについていろいろ議論をいただいたので、ちょっとだけ時間をいただきますが、私、イギリスに行って、なぜ天下りがないのか調べてきました。人事制度がかなり違います。  一つのポストが、例えば現職でも、あくと全部公募です。それは、同じ役所の下の...全文を見る
○菅国務大臣 まず、財務省主導ではないかと言われましたけれども、従来の予算編成過程は、多分、概算要求が出た後、かなりの期間、財務省の主計局と各省庁の担当の間での議論であって、国民からはほぼ全く見えない中での議論であったと思います。そして、最終場面で、政治家といいましょうか大臣が、...全文を見る
○菅国務大臣 四十四兆円という数字について、今中川さんからは甘いと言われ、また、ほかの方からは辛過ぎると言われているところで、そういう状況にあることは十分御承知のことだと思います。  また、税収よりもいわゆる国債の方が多くなると言われました。その危険性を私もひしひしと感じており...全文を見る
○菅国務大臣 もう一つ、中川議員がこの間提起された問題が埋蔵金論争だったと思っております。  当初、自民党の当時の内閣メンバーは埋蔵金などないと言われたのを、中川議員がそんなはずはないじゃないかと言って指摘をし、その後、埋蔵金が続々と、掘り出されたというべきなのか、出てきて、そ...全文を見る
○菅国務大臣 経済財政あるいは予算の方針が見えにくいと言われるんですが、私は全く逆だと思うんですね。これほどはっきりと見えている内閣はこれまでなかったのではないか。  つまり、これまでの長年の財政出動の中身が間違っていると私たちは思っておりますので、その中身の変更を本格的に始め...全文を見る
○菅国務大臣 まず、十月二十三日に出しました緊急雇用対策の中で、十万人の新規雇用、そしてそれの多くの部分を、介護や、場合によっては森林再生などに振り向ける、それに必要な財源については、これまで前政権が積み上げたものも使わせていただく。そういう意味では、数値目標を、少なくとも雇用に...全文を見る
○菅国務大臣 実は、数値ということを言われましたのであえて申し上げますが、どういう計算式か私も徹底的に聞いてみました。今御質問のことをお答えしますと、約二兆九千億の凍結をした中で今年度に響くものが〇・九兆だとカウントされて、それを約五百兆のGDPで割りますと〇・二%。つまりは、財...全文を見る
○菅国務大臣 皆さん方もいろいろ努力されたんだと思いますが、私たちも、昨年の暮れにトランポリン法というのを当時の野党三党で出しまして、まさに、雇用保険を受けられなかった人が一挙に生活保護、ないしはそれも受けられないような、ある人が滑り台社会と言っていましたが、そういうことにならな...全文を見る
○菅国務大臣 先ほど仙谷大臣からもありましたように、この事業仕分けの持つ意味というのは、まさに公開の場で、一般国民の目から見て本当に効果的にお金が使われているであろうかという疑問を呈して、その中で一定の判断を出していただくという意味だと理解をしております。  ただ、それは、それ...全文を見る
11月30日第173回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(菅直人君) 広田議員の方から、プライマリーバランス悪化の原因は、昨年のリーマン・ショックだけではなくて、前政権の経済運営、景気見通しに問題があったからではないかと、こういう御質問であります。  言うまでもありませんが、プライマリーバランスは利息を除いて歳入と歳出の差...全文を見る
○国務大臣(菅直人君) 秋元議員にお答えを申し上げます。  御質問は、成長戦略を打ち出して民間の活力が発揮できるような政策を実施しろということでありました。全くそのとおりだと考えております。  そこで、今、過去に出された成長戦略を全部洗い直しております。二十年間の間に十数本出...全文を見る