菅直人

かんなおと

小選挙区(東京都第十八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数14回

菅直人の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第177回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 演説に先立ち、一言申し上げます。  一昨日、宮崎県において高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されました。政府は、当日中に鳥インフルエンザ対策本部を開催し、初動対応を行ったところです。本件も含め、感染拡大の防止など、対応には万全を期してまいります。 ...全文を見る
01月24日第177回国会 参議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 演説に先立ち、一言申し上げます。  一昨日、宮崎県において高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されました。政府は、当日中に鳥インフルエンザ対策本部を開催し、初動対応を行ったところです。本件も含め、感染拡大の防止など、対応には万全を期してまいります。 ...全文を見る
01月26日第177回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 谷垣総裁の御質問に、聞いておられる国民の皆さんにもわかりやすいように、私の考え方も紹介しながらしっかり答弁をさせていただきたいと思います。  また、質問によっては、内容に応じてまとめてお答えさせていただくことを御了解いただきたいと思います。  最初...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君)(続) これから議論をさらに進めていき、成案を得る段階では内閣の不統一といったことはあり得ない。私は、そのことは全く心配をいたしておりません。  社会保障改革について申し上げれば、既に取り組みを始めております。昨年の末には改革の五原則をまとめました。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君)(続) この基本原則に基づき野党の皆さんとの協議も提案をいたしておりますので、決して、一方的かつ不誠実との御指摘は当たらないと考えております。  これから四月までに、五原則を具体化して、あるべき社会保障の姿、方向性を明らかにし、六月までに、具体的な制度...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 城島議員の質問にお答えする前に、谷垣議員の質問に補充答弁を求められておりますので、お答えを申し上げます。  政府・与党としては、六月までに社会保障と税の一体改革の基本方針をお示しすると先ほど答弁をいたしました。  消費税の引き上げ幅や時期を含めた税...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 小池議員の真摯な御質問に、真摯に答えたいと思います。  小池議員の方から、最後の質問の中で、国会運営に関する御質問をいただきました。冒頭、このことについてまず申し上げたいと思います。  国会運営については、小池議員が御指摘されるように、私は、率直に...全文を見る
01月27日第177回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 昨日の小池百合子議員の質問において二つの答弁漏れがあったことをおわび申し上げ、改めて答弁させていただきます。またさらに、一層丁寧にお答えした方がよい質問が二問ありましたので、あわせて答弁をさせていただきます。  まず、来年度の予算についての御質問があ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 井上義久議員の御質問にお答えを申し上げます。  まず、井上議員から、最後のところで、私に余り謙虚さが見られない、あるいは誠実さが見られないというお話をいただきました。  私としては、参議院選挙に大きく敗北して、私なりに誠実に、謙虚に対応してきたつも...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君)(続) その際に、土地利用型農業の構造改革については、全国一律の単価設定により加速化されると考えられますが、それをさらに促進するため、最終的に規模拡大加算を導入することといたしました。  また、遅くとも田植えの最盛期前には制度を固めることが円滑な実施を...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 一点答弁漏れがありましたので、おわび申し上げ、答弁を補足させていただきます。  与謝野大臣の起用について申し上げましたが、追加をさせて答弁させていただきます。  与謝野大臣の過去の発言についてお尋ねがありました。  過去に与謝野大臣としていろいろ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 志位委員長にお答えを申し上げます。  まず、高病原性鳥インフルエンザの防疫対応及び農家への支援についての御質問です。  高病原性鳥インフルエンザの蔓延防止は、危機管理上重要な課題であると認識しており、宮崎県の第一例目の発生確認当日に私を本部長とする...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 重野議員の御質問にお答えをいたします。  政権交代時の三党合意に関する御質問をいただきました。  二〇〇九年九月九日に社会民主党、国民新党、民主党の三党党首間で調印した連立政権樹立に当たっての政策合意につきましては、その後も、社会民主党と民主党、国...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 渡辺喜美議員の御質問にできるだけ誠実に答えたいと思っております。  ただ、質問の通告をいただいたのが午前中の参議院の質疑中でありまして、事実上、答弁を準備する時間はほとんどとれませんでしたので、多少答弁が食い違うかもしれないことは、これは渡辺さん御自...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君)(続) ですから、私が申し上げたのは、常に無駄の削減はこれからも内閣のまさに大きな方針として続けながら、同時に社会保障などの議論をしていこうということでありまして、決して間違っているとは思っておりません。  また、埋蔵金についていろいろな項目を挙げられ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 田中康夫議員の方から、大変建設的な、また大変アイデアに富んだ提案をいただきまして、ありがとうございます。  まず第一に、宅幼老所の整備について御質問をいただきました。  高齢者、児童などが、ともに家庭的な雰囲気の中で、個々のニーズに応じたサービスを...全文を見る
01月27日第177回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 中曽根弘文議員の御質問にお答えをいたします。  聞いておられる国民の皆さんにも、できるだけ分かりやすいように、私の考え方も含めながら、質問によっては一部をまとめてお答えするということもお許しをいただきたいと思っております。  まず最初に、皇室を敬う...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 輿石参議院会長から御質問をいただきました。  まず、新政権の下での新しい政治についての御質問をいただきました。  マニフェストに掲げた政策の実現を始め、政権交代以来の民主党政権の取組は私は決して間違っていなかったと、このように確信をいたしております...全文を見る
01月28日第177回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 山口那津男代表にお答えを申し上げます。  まず、社会保障と税制の改革に向けた与野党協議についての御質問をいただきました。  私の発言についていろいろと話をされましたが、私の思いは、社会保障と税の一体改革はもうこれ以上先送りできない大変重要な課題だと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 川田龍平議員にお答えをいたします。  先ほど川田龍平議員からは、渡辺みんなの党代表の質問に私が答弁をしなかったように言われましたが、そんなことはありません。ただ、昨日、最終的な文書をいただいたのは十一時三十分で、まだ私はこの議場におりました。二時から...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 岩城議員の御質問にお答えをいたします。  まず、交付税の法定率の引上げについて御質問をいただきました。  平成二十三年度予算では、法定率の引上げは行っておりませんが、地方の財源不足額についてはしっかりと対応してまいりました。交付税総額を〇・五兆円増...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど、日本国債格下げの件について参議院本会議直後と申し上げましたのは、衆議院本会議直後の誤りでありました。また、格付について疎いということを申し上げたのは、その時点で情報が私のところには上がっていなかったので聞いていないということを申し上げたところで...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 広野ただし議員にお答えを申し上げます。  まず、消費税など、マニフェストの見直しについての御質問にお答えをいたします。  まず、マニフェストは国民に対する約束であり、現在着実に実行されていることは御存じのとおりであります。二十二年、二十三年度予算を...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 有村治子議員の御質問にお答えをいたします。  まず、皇室、国旗・国歌についての御質問をいただきました。  日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴であります天皇陛下を敬うことは当然のことと考え、私もそのような気持ちを強く持っております。そして、天皇陛...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 大石尚子議員にお答えを申し上げます。  最小不幸社会の実現と不条理を正す政治について御質問をいただきました。  施政方針演説では、平成の開国、最小不幸社会の実現、不条理を正す政治の三つの理念を日本に体現させることが私の政治理念であると申し上げました...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 市田議員にお答えを申し上げます。  まず、賃金引上げによる国内経済の活性化についての質問です。  日本経済を本格的な成長軌道に乗せ豊かな暮らしを実現するには、雇用の創出を起点とした需要の創造が必要であり、雇用の拡大により失業率が低下すれば賃金上昇圧...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 藤井孝男議員にお答えを申し上げます。  まず、我が国の安全保障政策についての御質問にお答えします。  北朝鮮による大量破壊兵器・弾道ミサイル開発や軍事的な挑発行動、中国の透明性を欠いた国防力の強化や周辺海域における活動の拡大、活発化など、我が国周辺...全文を見る
01月31日第177回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○菅内閣総理大臣 まず、馬淵委員に、この間、国交大臣として本当に大きな仕事をしていただいたことを心からお礼を申し上げます。  また同時に、これから党の立場で広報委員長という、ある意味では我が党にとってもう一つの最も重要な役割をお願いいたしておりまして、その点でも、これからもさら...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、馬淵議員の方から、国民の皆さんの声を真摯に耳を傾けて聞くようにと、それは全くおっしゃるとおりだと思っております。  多少の思いを申し上げてみますと、例えば、さきの臨時国会でも、野党の皆さんのいろいろな予算審議の時間的な要望にはできるだけこたえて、私なりに真...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、馬淵委員の方から、この間のいろいろな状況について述べられました。  先ほど申し上げたダボスの基本的なテーマが、ニューリアリティー、新たな現実、こういうものに対してどう対応していくかというものが基本的なテーマでありました。そういう意味で、私もこの間、この数年...全文を見る
○菅内閣総理大臣 確かに、昨年、特に尖閣諸島における漁船衝突事件の経緯の中で、特に国民の皆さんにとって、本当に民主党にそうした外交を任せて大丈夫なのかという懸念が生じたということは、これは否定できないことだと思っております。  そういう中で、今、この中国の関係を中心に馬淵議員の...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど清国のことで、満州族と言うべきところを蒙古族と申し上げたことを訂正させていただきます。  最後に、今の馬淵さんのお話に私の感想を一言だけ申し上げますと、先日、リチウムで世界の半分近くが存在していると言われているボリビアの大統領とお会いしたときに、自分たち...全文を見る
○菅内閣総理大臣 朝日新聞の「声」の欄の紹介をいただきましたが、JALの再生に当たって、私も、この企業再生機構の最初の担当大臣をいたした関係で、この問題のスタートの段階で、まあスタートといいましょうか破綻処理のときにいろいろかかわりを持ちました。  この「声」の欄で言われている...全文を見る
○菅内閣総理大臣 やはり、いろいろな無駄の削減というものの中で、国民の皆さんにも痛みを伴う面があります。また、公務員の皆さんにも、総人件費二割カットということで、いろいろと痛みを伴うこともお願いしなければなりません。そういう中にあって、私たち国会議員も、今のままの定数でいいのか、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、ダボス会議には初めて出席をいたしましたが、後半の、最後の一日というか二日間でありました。このニューリアリティーという大きな、新しい現実に対してどうするかという、大変私にとっても、滞在時間は六時間でしたけれども、エキサイティングな時間でありました。  特に...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ダボス会議でも、国を開くと言ったときに、一番印象に残った指摘は、国を開くときはここから始めてくれと。つまり、頭の中から始めろという指摘をされました。  今、高木大臣からもありましたように、基本的な語学を含めた学力、それと、大学というのが、日本の大学は非常に、簡...全文を見る
○菅内閣総理大臣 小沢元代表が強制起訴されたということを、私も、この場にはおりましたが、その知らせを受け、承知をいたしております。  このことについて、基本的には司法手続に関することでありますし、まだ詳細なことについてはそれ以上お聞きをいたしておりませんので、この場でそれ以上の...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、下地委員から大変力強い激励を込めての御意見をいただきました。  来年度の予算、民主党、国民新党のこの連立政権にとっては、スタートから予算をつくるという意味では、初めての予算とも言うことができます。まさに国民の生活が第一というその基本に立ってこの予算案をつく...全文を見る
○菅内閣総理大臣 連立合意の中でこの郵政改革法案が含まれていて、この国会で何としても成立させたいということも合意をしているということはもちろん下地議員も御承知のとおりであります。  と同時に、今おっしゃったように、この法案が通らないと、ある意味ではこれから将来に向かっての方向性...全文を見る
○菅内閣総理大臣 下地議員が、まさに沖縄の、最も地元の議員としてよくおわかりの上での御議論ということで、大変重要な御議論をいただいていると思います。  その難しさはひしひしと感じております。ひしと感じておりますけれども、これも否定はしていただかなかったわけですが、やはり日米合意...全文を見る
02月01日第177回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○菅内閣総理大臣 きょう朝も閣議前に、この豪雪の問題と霧島山・新燃岳の問題について関係閣僚が集まりまして、対策に万全を期したいということで話し合ったところであります。  自衛隊にも出動要請が福井県の方から出されて、そして車の動かなくなったものについては、現時点ではすべて動くよう...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、元代表である小沢議員が起訴されたことは大変残念なことだ、このように考えております。  そういう中で、この間、起訴をされる前でありますけれども、国会できちんと説明をする、御本人もそういう意思を表明されておりましたので、そういうことを実現することに向けて、政...全文を見る
○菅内閣総理大臣 民主党として、あるいは私としての方向性は、九月の代表選以来一貫をいたしております。  代表選で、私は、クリーンでオープンな政治運営、これは、党としてもそういう方針でいくべきだと思いますし、政治全体の運営においてもそういう方針でいくべきだということで、党員、サポ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も長年この国会に籍を置いて、ちょうど私が一九八〇年に当選したころには、田中元首相がかなりの大きな影響力を持たれておりました。  率直に申し上げまして、政治家の政治と金の問題というのは、最終的には、これは政策論とは若干違いますので、御本人がきちんと説明されれば...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げたように、我が党として、クリーンでオープンな政治運営ということを党の中でもあるいは国の政治においても目指しているということは明確ですし、私もその姿勢で臨んでおります。  何度も申し上げますが、小沢元代表のこの国会における説明については、必要であるとい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私が与謝野さんに閣僚をお願いした理由は極めて明確です。  これは国民の皆さんにももちろんお伝えをしているつもりでありますが、つまり、社会保障と税の一体改革というのはやはりこの二十年間ある意味で先送りをされてきた問題であって、我が党としてもこの問題に先送りするこ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、前段で、我が党の中にそういう人材がいる、いないというようなことも言われました。  私はあえてこの問題であれこれ深入りするつもりはありませんが、例えば自民党の政権の中でも時折民間の方を入れることもありますし、いろいろな方を入れることもあるわけであって、それ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、石原議員の方から、熟議の国会に関してと予算について御意見をいただきました。(発言する者あり)
○菅内閣総理大臣 率直に申し上げて、民主党、野党時代、いろいろな場面がありました。そういう中では、野党時代の民主党の国会対応に対して反省すべき点もあった、私はこのように思っております。  と同時に、さきの臨時国会では、野党の要望に相当配慮して長時間の審議時間を確保するなど、私た...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたように、私たち内閣として、最善のものということで提出をいたしたわけですから、その最善のものという立場で、この質疑の中でいろいろな御意見にはお答えしながら、その意見については十分耳を傾けたい。しかし、最善であるという考え方を少なくとも私たちは変えて...全文を見る
○菅内閣総理大臣 最初のことで、同じことを余り繰り返したくはありませんが、少なくとも記者に聞かれた段階では、スタンダード・アンド・プアーズの格付が下がったというその事実を私がまだ聞いていなかったという意味で申し上げたということだけは、しっかりと改めて申し上げておきたいと思います。...全文を見る
○菅内閣総理大臣 デフレに関して言えば、デフレ状態をいかに脱却するかということで、多くの政策的な手だてを打っております。そして、今年中にデフレから何とか、いわゆる物価が、物価下落から、少なくとも下落ではないところまで持っていくという目標を持って対応いたしているところであります。 ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 子ども手当については、我が党のマニフェストの中の極めて重要な政策であります。石原さん初め、しきりにばらまきという言葉を使われます。しかし、これはばらまきではありません。  政策目的の第一は、今の少子化に対してしっかりとした対応をしようということが第一にあるわけ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、この子ども手当を含むマニフェストについては、昨年の段階でもそうですが、いろいろと無駄の削減等で、一部埋蔵金もありますが、三兆円余りの財源を捻出する中から、その一部を充ててこの子ども手当を実現したということであります。そして、今回の三歳児までの引き上げについ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 何度も申し上げておりますが、ばらまきとか浪費とかという言葉を使われること自体は御自由ですが、私たちは、子ども手当はばらまきとか浪費とは思っていないということは申し上げておきたいと思います。  また、公立高校の授業料というのがそこの二番目にありますが、これも私は...全文を見る
○菅内閣総理大臣 石破議員も、長い政治経歴の中で、いろいろな立場でこの問題あるいは小沢元代表との問題にもかかわってこられたことは私もよく承知をしております。また、今言われた中でも、すべてとは言いませんが、共感を持ってお聞きする部分も多々あったことも率直に申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 基本的には、私、石破さんが今言われたことを否定するつもりはありません。  今、社会保障については、昨年の暮れに、基本的な考え方を五項目まとめました。その一つは、先ほども議論になりましたけれども、若い世代への支援を強化する全世代型対応の社会保障とすること、それか...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、石破さんのいろいろおっしゃったこと全部を否定するつもりはありません。それからまた、ごまかしてお答えしているつもりもありません。  つまりは、まずマニフェストについて言えば、先ほど来申し上げていますように、確かに、皆さんは、ばらまきということを、例えば子ど...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、鳩山内閣においても副総理という立場でこの問題にかかわり、また財務大臣としてもかかわってまいりました。  昨年、財政運営戦略というものをまとめました。この中で掲げた目標は、御党が出された財政健全化法と基本的にほとんどの点で一致をいたしております。つまりは、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今御指摘の件は、防衛省の事務次官通達についての件だと承知をしておりますけれども、自衛隊というものは、もうよくよく御承知のように、シビリアンコントロールの原則のもとに置かれた実力集団であり、自衛隊法で規定する政治的中立性が確保されることが極めて重要だと考えておりま...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ちょっと突然の、尖閣の話にテーマが飛びましたので、どういう点を聞かれているのか、必ずしも定かではありませんが、少なくとも、尖閣諸島は我が国固有の領土であって、いわゆる領土問題は存在をいたしておりません。その中で、法に反するような行為がとられれば、法にのっとって対...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いろいろおっしゃいましたけれども、一点だけ、農地が収益還元価格よりは非常に高い状況が戦後ずっと続いておりまして、そういった問題も今指摘された中にはあったのかなと、私もそこにはずっと関心を持ち続けてまいりました。  TPPについて、御承知のように、現在行っている...全文を見る
○菅内閣総理大臣 年金についていろいろな観点で提案を行っておりますけれども、いずれにしましても、衆議院のマニフェストは今言われた〇九年、参議院のマニフェストでは一〇年において示した現在の民主党案は、社会保険方式、つまりは所得比例年金の部分と、税方式、つまりは最低保障年金の双方の組...全文を見る
○菅内閣総理大臣 念のために申し上げておきますが、民主党のマニフェスト、いろいろな段階で確かに多少表現方法が変化をしております。  そこで、先ほど申し上げたように、二〇〇九年と二〇一〇年の、いわゆる政権交代に至った選挙とその後の参議院選挙で申し上げたことを先ほど申し上げたわけで...全文を見る
○菅内閣総理大臣 マニフェストというのは、もちろん、子ども手当とか戸別所得補償以外にも、これまで積み上げてきたいろいろな政策を、ある意味ですべて公約というかマニフェストに盛り込んだことはそのとおりでありますけれども、この間議論されていた、いろいろと、ばらまきとか云々という、そうい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まさに二十年にもわたってこの社会保障制度についていろいろと議論がある中で、やはり今ほとんどの国民の皆さんが、このままで安心できる社会保障制度であり続けることができるのか、そのことについては、私は、圧倒的に多数の国民の皆さんが強い関心を持ち、場合によっては心配をさ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、この国会に長くいて、いろいろな政党の、新たな政党ができたりあるいはいろいろ合併があったり、いろいろな場面を見てまいりました。ですから、私もその場その場でいろいろな発言をしておりますので、私自身の発言も含めて、申し上げることがすべてが整合性があるとまでは申し...全文を見る
○菅内閣総理大臣 自由民主党から、たちあがれ日本の結成に参加をされ、その後無所属になられたという経緯はもちろん存じ上げておりますが、何か仮定を持って、こういう場合だったらどうか、ああいう場合だったらどうかということは考えたことはありません。そのままの与謝野さんの存在の中で、私とし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 同じお答えで恐縮でありますけれども、まさに大義ということを聞かれました。私は、今私たちが置かれた状況の中で、社会保障と税の問題というのは極めて大きな国民的な課題であって、これにふさわしい方に責任を持って取り組んでいただくということは、国民の皆さんに対して本当に、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 もう野田委員おわかりの上で聞かれていると思いますが、私が疎いと言ったのは、あくまで、本会議の直後でしたので、その話を聞いていないということで申し上げたので、別にそのことをリカバーしなければならない問題だとはまず思っておりません。  それから、今回のダボスのメー...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、一般的にも広く言われていることですけれども、日本の国債は大部分を国内で消化されているということ。それから、今、基本的に、例えば企業がどんどん銀行からお金を借りて投資をするという活動が非常に低迷していて、全体として金余り状況にあって、多くの地方銀行などでも預...全文を見る
○菅内閣総理大臣 野田委員がおっしゃられていることについて、私も基本的には考え方を一にしているつもりです。  つまり、この今の日本の財政状況そのものは、もうだれのせいであるとかないとかを超えて、どなたが総理であろうが、どの党が政権を握っていようが、しっかり取り組まなければならな...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、野田委員から、いわゆる建設国債と赤字国債についての違いを指摘いただきました。ただ、私は、建設国債が相対的によかったというのは、少しその意味合いが違うと思います。  つまり、建設国債というのは、本来はそれを使うことで、例えば東京—大阪の新幹線ができる、あるい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、先ほどの件ですが、私は野田委員ほどは確かに詳しくないかもしれませんが、財政法上、いわゆる建設国債についてはある範囲の中で出すことが許されているわけですが、赤字国債はその都度、特例公債法、法案という形でやらなければならない、より厳しい制約を課しているというこ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 提出されたことは承知をしておりますが、詳細な分析を私自身がやっているかといえば、まだ詳細な分析はやっておりません。
○菅内閣総理大臣 今、野田財務大臣からも同趣旨の話がありましたが、私もいろいろな機会に、ことしの九月がほぼ、衆議院の任期の四年間ということでいえば真ん中になりますので、この間に、マニフェストに沿って進んでいること、着手したこと、しかし、いろいろな理由からこれ以上進めることが難しい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 御指摘が必ずしも正確にわかって答えられるかどうかわかりませんが、今申し上げたように、マニフェストにもいろいろな課題があります。例えば子ども手当でいえば、来年度に向けては三歳児までは月二万円という形で今お示しをしております。そういうことについては、それを前提とした...全文を見る
○菅内閣総理大臣 どういうことで言われているのか、必ずしも正確にわかりませんが、この間申し上げているのは、四月をめどに社会保障改革の形を、党と内閣で考え方をまとめる、その上で、その社会保障の新しい改革を進める上で、財源の問題を含んだ議論を六月ごろにはまとめてお示ししたい、こういう...全文を見る
○菅内閣総理大臣 野田委員が言われていることを私なりに理解をしますと、確かに、マニフェストの中で、子ども手当とかあるいは求職者支援とか、広い意味での社会保障に関するものも入っておりますから、そういうものを含めた社会保障制度改革というものに関連がある部分があることは、確かにおっしゃ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、野田委員が従来から考えておられることについては、大変貴重だし、参考にしなければいけないところもたくさんあると思って私自身考えておりますので、そういう点で、今おっしゃったように、確かに、昨年の参議院の段階で自由民主党として消費税一〇%というものを明示されたこ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 野田さんの言われることの相当部分は私も同じような考え方なんですが、つまり、この問題は、当初、野田さんも言われていたように、一年、二年で起きた問題ではないんです、先ほど言われたように。ですから、この問題を越えていくには与野党含めた議論が必要ではないかということも申...全文を見る
○菅内閣総理大臣 野田さんが言われた中で、前半部分までは、危機感を含めて、私も財務大臣をやったときに、ギリシャの問題を含めて、何度となく各国と議論をし、また私もそれなりに国内でも申し上げてきたつもりであります。そういう意味での危機感については、野田さんが持たれている危機感と私はそ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 目は通しました。
○菅内閣総理大臣 率直に申し上げて、塩崎さんの言われていることは、少し何かこう、私の認識とはずれているんですね。これは円の為替相場の場合もそうですが、国債の金利の場合もそうですけれども、つまり、私の総理大臣という立場で何を言うべきで何を言うべきでないかということもあるんです。 ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今はどういう意味での御質問か必ずしもわかりませんが、まず、先ほど申し上げたように、それはマーケットというのはいろいろあります。しかし、一番直接的なマーケットというのは、国債に対する金利がどう動くかということが、これが一番の直接的な問題でありますから、そういう意味...全文を見る
○菅内閣総理大臣 よく国が民間に迷惑をかけているというのを私に対して言われるんですが、私は、本当のところ、これだけの一千兆円近い国債発行残高があって、先ほど来申し上げているように、財政の運営戦略を立てて、そしてそれに沿って、少なくともそれと矛盾しない形で来年度の予算を提示して、ま...全文を見る
○菅内閣総理大臣 知らないです。
○菅内閣総理大臣 他の委員の皆さんにもお答えしてきたところでありますが、マニフェスト、特に〇九年マニフェストについて、相当程度既に実施をいたしております。子ども手当についても初年度は半分ではありますが実施しましたし、それから農業の戸別的所得補償、さらには高校の無償化等々、相当程度...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、一般的に言っても、こういう時期にいつ選挙をやるのかということを確定的に言うことはできないし、またすべきでもないと思っております。  先ほど来議論がありますように、百四条の規定の中で、一定の政府を、まあ今の法律は自公政権下でつくられた法律ではありますが、一...全文を見る
○菅内閣総理大臣 経済成長を促す意味では、それぞれの要素が重要だと思いますが、例えば労働力は、今、労働力人口が減少しかねない状況の中で、女性や高齢者の就労をさらに拡大するという意味で、少なくともそれが下がらないようにしていきたいし、資本についても、法人税を引き下げて、目的の一つに...全文を見る
○菅内閣総理大臣 一番の第二の道の間違いの本質を聞いていただいて、大変ありがとうございます。  第二の道、つまり小泉、竹中さんの時代にやられたことは、簡単に言えば、余り具体的な会社名を出したらあれかもしれませんが、ある自動車会社が徹底的なリストラをやって、コストカットをやったわ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 一言、成長戦略について述べさせていただきますが、私は鳩山内閣のときに国家戦略担当となりまして、この成長戦略を、十二月の三十日に基本方針をまとめ、去年の六月に最終的なものをまとめました。  この中で、まさに先ほど塩崎議員との議論でもありましたように、第二の道の間...全文を見る
○菅内閣総理大臣 少しこれとやはり関連するものですから、先ほど言われたことにちょっと戻りますけれども、私が申し上げているのは、介護のところでいえば、今、甘利さんは何か失対事業のようなニュアンスで言われましたけれども、そういうことを考えているわけでは全くありません。  つまりは、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 御承知のように、リーマン・ショックというのは、もともとはいわゆるサブプライムローン、金融の面で来たわけですが、我が国は、幸いにして、金融は他の先進国に比べても相当健全性を維持していたわけです。しかし、それでありながら非常に経済的な形で大幅に後退した原因は、これは...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、外需を内需化しなきゃいけないという御指摘は、全くそのとおりだと思っています。また、EUの場合は、EU内の取引が非常に大きいわけですから、これを外需といえば外需ですが、EUという単位でいえば、いわばその部分は東京と大阪の間で鋭意取引しているようなものですから...全文を見る
○菅内閣総理大臣 平成二十三年度の科学技術関係予算は三兆六千四百八十五億円と、前年度当初予算比七百五十億円増となっております。その中でも、科学研究費補助金については、特に若手研究者への支援など大幅に拡充するとともに、その一部の研究費について、研究費の使い勝手を向上させるため、基金...全文を見る
○菅内閣総理大臣 御承知だと思いますが、マニフェストには二つの面があります。一つは、こういうことをいつからやりたい、例えば子ども手当を創設してこうやりたいというものと、そして、ある意味でその財源となる無駄の削減でこれだけのものを捻出していきたい、これが相まって一つのマニフェストに...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど申し上げたように、マニフェストについては、ある意味で入りと出とペアでマニフェストになっていた関係で、できる限りこの二年間で、最終的には四年間ですが、やれるところからやってきて、そして、削るべきところについて、捻出するものができたところで新たな施策を進めてい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 これは、ぜひ国民の皆さんにもお聞きをいただきたいんですが、一括交付金にするということの最大の目的は、今回は県ですけれども、県が自主的に、例えばこれを橋に使いたい、いや、これは圃場整備に使いたいということを自分たちで決められるようにするということなんです。  そ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど来、与謝野大臣を任命したことについての大義がどこにあるのかという趣旨の同じ御質問だと思います。  私は、この社会保障と税の一体改革という問題は本当に大きな課題だと思っております。いろいろな政党間の変化というのは、私も三十年この国会におりますので、いろいろ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私たち民主党という立場でいえば、政権担当をしたのは一年半前が初めてであります。私は自社さ政権のもとで厚生大臣を一年弱務めましたが、そういう経験が若干ある方もおられますけれども、率直に申し上げて、財政の本当の中身、さっき一兆数千億の鉄道関係基金のことも言われました...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私が申し上げたのは、国会での御本人の説明が必要だ、そのように考えている、そして、そのことについては国会の手続の問題がありますので、我が党でいえば岡田幹事長を中心に、与野党間でよく協議をしていただきたい、このように申し上げました。
○菅内閣総理大臣 国会での手続を、それは総理大臣という立場と党の代表という立場はありますけれども、残念ながら、いつまでにどうするということを単独で決めることは私はできない種類のことだと。ですから、与野党でよく話し合っていただきたいと申し上げたんです。
○菅内閣総理大臣 私は、その公判がどういう形で進むかという予測をする立場にありませんし、もしそういう予測を柴山さんがされたからといって、その仮定に基づいて何か申し上げるということはやはりすべきではないと思っております。
○菅内閣総理大臣 今お聞きになったことを私自身、承知をいたしておりません。
○菅内閣総理大臣 一般的に申し上げれば、私たち民主党はいろいろな団体に御支援をいただいております。労働組合でいえば、いわゆる連合の皆さんにも多く御支援をいただいております。そういう中にたくさんの組合があるわけであります。  そういう意味で、そういう皆さんとのおつき合いというのは...全文を見る
02月02日第177回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○菅内閣総理大臣 石井議員がおっしゃるとおり、宮崎、さらには鹿児島、幾つかの災害が重なっております。加えて、全国的に豪雪の被害が広がっております。今おっしゃった点すべてについて、私どもも同様の考え方を持って対応いたしているところです。  簡単に申し上げますと、まずは、大雪で亡く...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど、私のいろいろな発言について御指摘がありました。  率直に申し上げて、この問題は、この二十年近くの急激な人口の変化等も含めて、必ずしも対応が、これは我が党を含めて、十分であったかといえば決して十分ではなくて、いよいよこの安心できる社会保障制度、あるいはそ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 我が党が野党時代の対応についての御指摘、確かに、いろいろな場面について思い起こしてみますと、反省が必要なところもあったと思います。やはり野党という立場ではやや政局的に物事を考えがちであったな、こう思っております。  余り他のことまで言うのは時間があれですが、か...全文を見る
○菅内閣総理大臣 我が党の案も含めて詳しく御説明いただいて、ありがとうございます。  我が党の案、今御説明のあった二〇〇三年、それからその次は何年でしょうか、いろいろな段階でありますが、現時点のマニフェストは、二〇〇九年そして二〇一〇年の衆議院選挙、参議院選挙で提示をいたしてい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、非常にわかりやすくそこに我が党の案も二つ書いていただきましたが、二〇〇三年の段階と、先ほど申し上げましたように、二〇〇九年、一〇年の段階でいえば、下の、つまりそこで言う二番目に書かれたものが二〇〇九年、二〇一〇年の我が党の提示をしているイメージでありまして...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この一元化というものの難しさは私たちも認識をいたしております。  これは、もう一つは、いわゆる公務員やいろいろな共済制度と今の厚生年金についても、たしかこれについては皆さん方も一元化という方向を、こちらの部分だけ、被用者保険については言われていると思いますが、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど来申し上げていますように、政府・与党の中で、四月に向けて、今いよいよ本格的に議論を始めようとしております。ですから、〇九年、一〇年マニフェストに申し上げたことそのものを現時点で何か詰めていくということではなくて、先ほど与謝野担当大臣からもお話がありましたよ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、景気・デフレ対策が中途半端というふうに言われますが、リーマン・ショックの直後に政権交代があった中で、その時点で継続して予算案をつくり、現在は来年度予算案をつくっておりますけれども、この段階で、まだ出口戦略に、日本の場合は景気の状況が厳しいだろうということで...全文を見る
○菅内閣総理大臣 何度も申し上げておりますが、私の立場からすると、マニフェストについては相当前進している、こう思っております。  例えば子ども手当について、従来、もちろん児童手当を公明党の皆さんの努力でつくられてきたわけでありますが、一般的に言えば、高齢者に対する福祉については...全文を見る
○菅内閣総理大臣 同じ繰り返しは避けた方がいいと思いますが、主要政策という中で、今私が申し上げましたように、子ども手当については、一万三千円に加えて、三歳児まで二万円ということですから、何割という言い方はしにくいですけれども、少なくとも相当程度実行されていますし、あるいは農業の戸...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この高額療養費制度というのは、実は私、初当選したときに、当時の社会労働委員会に所属をして取り組んだ問題の一つでもありました。当時、薬の使い過ぎというようなこともありましたので、私は社民連という、社会労働委員会でただ一人の委員でありましたが、薬の方の自己負担を若干...全文を見る
○菅内閣総理大臣 高木委員の今おっしゃった基本的な考え方には私も同感いたします。私も、HTLVの問題では公明党の江田議員とも御一緒させていただきましたが、そういった問題について、本当に困った人、本当に厳しい状況にある人に対して手を差し伸べるということは大変優先度が高い問題だと思っ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、この介護報酬を引き上げるという考え方は、基本的には大変強く必要だといろいろな場で言ってきたところであります。それは二重の意味で申し上げてまいりました。  一つは、もちろん、余りにも労働条件が厳しい、そういう社会的な中での、何といいましょうか、仕事に見合っ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、代表選ではクリーンでオープンな政治ということで、これは党運営においてもそういうことでやるべきだと思っておりますし、現在そういう姿勢で臨んでおります。日本の政治全体についてもそうあるべきだと思っております。  この中で、小沢元代表のことに関して、強制起訴と...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、先ほど来申し上げていますように、小沢元代表が国会で説明されるべきだということは、もう言ったとおりであります。  けじめというときに、私は、この党の運営を含めて、何かこの政治と金の問題は、政策論とは若干違いますよね。やはり最終的には、そのかかわった政治家自...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まさに公共交通でもありますし、航空、飛行機という極めて安全性に気を配らなければならない分野でありますので、その点は、おっしゃるとおり、安全性が大前提でなければならない、こう考えております。
○菅内閣総理大臣 どういう場面で、どういう前後の脈絡でおっしゃられた言葉を紹介されたのかわかりませんので、正確に言葉としてどうこう申し上げることは差し控えたいと思いますが、私が理解している日航のこれまでの状況は、どちらかといえば親方日の丸、場合によっては、いろいろな政治的な関係も...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、こういう表をいただきまして、ああ、こうなっているのかとわかりましたが、必ずしも、この日本航空の再建に当たって、どういう形のいわゆる人員整理が具体的にどういう形で行われているかというところまで詳細にフォローする立場ではありませんので、詳細なことまでは承知をいた...全文を見る
○菅内閣総理大臣 一般的に言えば、先ほど志位委員長も言われましたけれども、どういう社会であっても、真新しい技術の習得とかそういうことは比較的若い人が適格かもしれませんが、やはり経験が物を言うといいましょうか、そういう分野もたくさんあります。この政治の分野でも両面があると思いますし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 御指摘されていることは私も私なりに理解いたします。つまりは、体調不良でも無理をして乗務するようなことになる、そういう原因をつくることは好ましくないというか、よくないということはそのとおりだと思います。  そのことに関して、どのような形で、だれがどう判断するかと...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まずTPPについて、今そこに表を並べられたわけですが、私の全体の見方と志位委員長の見方はやや違っているなという感じがいたしております。  つまり、日本はもともと貿易の自由化の優等生とも言える国で、WTOドーハ・ラウンドにも積極的にかかわってきたわけですが、残念...全文を見る
○菅内閣総理大臣 TPPに関する各国との協議というのはいろいろな形で進んでおりまして、一〇〇%すべての報告を受け取っているかどうかは別として、適宜報告は受けております。
○菅内閣総理大臣 所得三百万円に対して一〇%をかなり超える負担というのは、負担感としてはかなり重い、そういう感じはいたします。
○菅内閣総理大臣 今、志位委員長が言われたことそのものは、本当に胸の痛む思いもいたしております。  ただ、全体のことをちょっと申し上げますと、国民健康保険そのものの構造的な問題というのがあることはもうよく御承知だと思うんです。つまりは、比較的所得の少ない人あるいは職業についてい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、日本が抱えている最大の問題が少子化というようにおっしゃったことは、私も基本的には同感です。別の表現をしますと、人口減少というのは、多分、日本の歴史の中で初めてのことではないか。こういうことを考えますと、その最大の原因といいましょうか、減少は少子化があるわけで...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、子ども手当について、小さい子供を持たれている親御さんについて、現物給付、つまりは、保育といったところにもっと力を入れるべきだ、私はその基本的考え方は全く賛成であります。そういう意味では、特命チームをつくって、待機児童をゼロにする、さらに、今御指摘のあった子...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、タイガーマスク運動ということについて、私は、多くの国民がやはり何らかの形で、困っている子供だけには限りません、いろいろな形で困っている人に対して手を差し伸べたいという思いを持っておられることの一つのあらわれだと思っております。そして、このことはよく、寄附に...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、野田大臣からもありましたように、この五百万を超える皆さんの中で、本当に控除がなくなる対象者は百万人程度と見ておりまして、その上で、パーソナルサポートについて、いろいろなサポートがありますけれども、雇用について特に重要だと考えております。これは、新卒者の雇用と...全文を見る
○菅内閣総理大臣 言葉を素直に理解していただければ、御理解いただけると思います。変えたわけではありません。つまり、逆立ちしても鼻血の出ないほど完全に無駄をなくしたと言えるところまでやろう、つまり、徹底的に無駄をなくそうということを申し上げてきたわけで、それに対して、せんだっての渡...全文を見る
○菅内閣総理大臣 四年間というのは、衆議院の任期の四年間ということでありまして、私たちが約束しているのは、そうした消費税など大きな税制改正、消費税を引き上げるといったときには、必ず、それよりも前に、最終的に、国民の皆さんにそれについて信を問う、そのことを行った上でやるということを...全文を見る
○菅内閣総理大臣 基本的な考え方としてはそういう設計図ですが、今、与野党間の協議がまだ始まっておりませんけれども、与野党でもそうしたことを含めた議論をしていきたい。つまりは、私の考えだけで物事が決められる問題と、この問題は中期、長期の財政の問題も含めてやりますので、基本的考え方は...全文を見る
○菅内閣総理大臣 どの部分を指摘されているのかわかりませんが、基本的に全部の閣僚が給与一割カットを従来からいたしております。
○菅内閣総理大臣 今の御指摘は、いわゆる公務員給与と横並び、私たちも広い意味では公務員でありますから、そういう意味でのカットであって、今御指摘をされているように、まさに国民の皆さんに、いろいろな面で、ある意味厳しいことをお願いしなきゃいけないときに対して、我々が身を切るということ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 既に民主党としては幾つかの考え方を提示いたしております。衆議院の定数を八十名、参議院については四十名程度の削減という方向性を打ち出しております。  ただ、御承知のように、この問題は、やはり内閣が提案して行うという性質のものではなくて、さらに加えて言えば、いわゆ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 そのとおりです。
○菅内閣総理大臣 これも、既に我が党の考え方は申し上げているところでありますけれども、企業・団体献金の全面禁止、そしてその場合には三年間の経過措置をつけ、そしてその間に個人献金がより広がるような手だてをとっていく、こういうことを我が党の方針としては決めておりまして、これもぜひ政党...全文を見る
○菅内閣総理大臣 内容的に、先ほど申し上げたように方向性を出しておりますし、今、法律の案づくりもやっておりまして、ほぼまとまりつつあります。  ただ、先ほど来申し上げているように、これはやはり各政党間の協議の上で、閣法として出すには余りふさわしくないものだと思いますので……(江...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど申し上げたように、私が御説明したように、企業・団体献金は禁止、そしてその場合には三年の経過措置の中で、一定の経過措置を設けて、その間に個人献金を充実できるようにしていく、そういう法案については今準備しています。  ですから、それがいつ施行できるか云々は、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今まさに片山大臣から話がありましたように、現在のルールでは人事院勧告というものがベースになっておりますので、そういう形ではなく、ある意味での労使交渉で物事が決められる、そういう制度的な改革を行った上で、まさにそうした協議を行うことになります。  そのときには、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まさに二〇〇九年、政権交代のもと、鳩山内閣がスタートした中で、大変厳しい状況にあったことは御指摘のとおりであります。まさにリーマン・ショックの真っただ中で、当初、さきの政権、つまりは麻生政権で見通した税収がその後九兆円も落ち込むといった極めて厳しい中でありました...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ちょうど四年前、まだ野党の時代でありましたけれども、初めて硫黄島に自衛隊機で視察に参りました。一泊、泊まりまして、またその前後に、幾つかの本や当時上映されていた二つの映画なども拝見をいたしました。  本当に、現地に行って、いろいろなごうに入りましたけれども、狭...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私がこの間申し上げているのは、一括交付金という形で、従来ならそれぞれの省庁がまさに箇所づけをして、補助金を割り当てて箇所づけをするのを、少なくとも、まだ今回は公共事業という大きな範疇ではありますけれども、それぞれの省庁から、この部分は補助金の形をとらないで一括交...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私が今の片山大臣の説明をそばで聞いている中で言えば、現実の問題として、初年度が五千億強で、そのうちの九割は継続事業ということでありますので、五百億前後がある意味で継続事業以外の形で配分される。そのときのルールが重要であることは、私も、金子議員が言われるとおり、大...全文を見る
○菅内閣総理大臣 九割について忘れてくださいと言われますけれども、この間の経緯を私も何度も申し上げておりますが、議論の中では、当初二十八億円しか各省庁が一括交付金化をすることに出してきませんでした。それは、二十八億円でも五百億円でも五千億円でも同じだといえば、それは性格は同じかも...全文を見る
02月03日第177回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○菅内閣総理大臣 相撲は、おっしゃるとおり、我が国で大変歴史もあり、また国民的にも非常に多くのファンを得ている、まさに国技であります。そういう中において、本来、正々堂々と全力を出し合って相撲をとって勝負をつけるところにそうした意味があるわけでありまして、これが八百長があったとすれ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど御指摘をいただきましたように、私が温家宝総理との懇談で申し上げたことは、尖閣諸島は我が国固有の領土であって、領土問題は存在しない、このことを申し上げました。
○菅内閣総理大臣 私が申し上げたことは、私は、はっきりと今この場で申し上げました。それ以上でも以下でもありません。
○菅内閣総理大臣 何回も申し上げていますように、私が言ったことは、今この場で申し上げたことに尽きております。
○菅内閣総理大臣 社会保障の大きな要素は、今御指摘の年金、医療、さらには介護、場合によっては、子供や雇用の問題も広い意味では社会保障にかかわる問題だと思います。そういう意味で、今御指摘のあったものは当然社会保障改革の大きな要素、こういうふうに理解をいたしております。
○菅内閣総理大臣 これは、与謝野大臣に担当していただいて、いろいろな団体等から出ている案も含めて議論をしようということにしておりますので、その中では、子供に対する対応も、我が党、現実に子ども手当を実行しておりますので、当然それも含まった形で議論が行われる、こう理解しております。
○菅内閣総理大臣 私は、地球環境問題、CO2削減問題、大変重要な課題だと私自身も思っております。  二五%という高い目標を鳩山前総理が国連で全世界に対して提示をされました。今、齋藤さんからお話がありましたように、これにはもちろん、アメリカ、中国といった合わせて排出四〇%も占めて...全文を見る
○菅内閣総理大臣 このマニフェストは、御承知のように、基本的には四年間のマニフェストということになっております。この十六・八兆円というのは、四年目のいわゆる財源あるいは支出でありまして、そういう意味では、この埋蔵金の項目も四年目においてこの程度のことは捻出できる、そういうことで盛...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、社会保障制度のあり方の根本的なあり方について一定の方向を出し、その上で、社会保障をそういう形で安定的なものにする上での財源についても税等を含めて一体的な改革の方向性を出していく、それにぜひ野党の皆さんにも共同の場で御議論いただきたい、こういうことを申し上げ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ですから、先ほど来申し上げていますように、私もさきの参議院の選挙のときに一つの方向性を出しましたが、必ずしもそれが国民の皆さんに少なくとも私が思っていた意味ではない形で伝わってしまいました。ですから、党の方でも、そして今回も、まずは社会保障制度のあり方についてし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私としては本当に丁寧に答えているつもりですけれども、まさにこの問題は議論の順序が重要なのでありまして、先ほど与謝野大臣もお話があったように、そうした社会保障制度をどのような形で維持可能な形で安心できるものにするか、そういう議論がまずあって、その上で、その財源問題...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、そんなに複雑なことを申し上げているつもりはありません。  現在の社会保障にかかっている費用も、結果的には、もちろんお金に色がついているわけではありませんが、赤字国債が相当充当されて現在の予算を組まざるを得ない状況にあるわけでありまして、そういうことはもち...全文を見る
○菅内閣総理大臣 民主党としての基本的な提案は、そこに示していただいたように、二〇〇九年の総選挙マニフェスト、さらには二〇一〇年の参議院のマニフェストにお示しした、社会保険方式と税方式の組み合わせを基本とするものであります。今後の検討の過程においては、この民主党案をベースとしなが...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたように、民主党案をベースとしながら、他の党や他の団体の意見も十分拝聴して、まさにそういう議論の中から成案を取りまとめたい、このように考えております。
○菅内閣総理大臣 今、田村委員から言われたことは、私は少し何か違っているんじゃないかと思います。  つまり、出生率が、それは、悪いときに比べてよくなったというのは、その二つの比較をすれば、前の出生率より上がった出生率になった方が、その比較だけすれば、確かにプラスになるかもしれま...全文を見る
○菅内閣総理大臣 一般的には、積立方式の要素を持ちつつ賦課方式を基本とする仕組みになっている、このように理解しております。
○菅内閣総理大臣 過去勤務債務という、過去の保険料拠出に見合った給付を行うために必要な金額をこういう表現をしていると理解しておりますけれども、厚生年金・国民年金平成十六年財政再計算報告書によれば、厚生年金の積立金による財源百六十兆に対して、給付に必要な額は四百三十兆円で、その差分...全文を見る
○菅内閣総理大臣 現在の、現実に今ある年金制度がこうなっている、こういうことを申し上げたんです。
○菅内閣総理大臣 民主党が提案をしている所得比例年金というのは、基本的には賦課方式を想定いたしております。
○菅内閣総理大臣 委員御承知のように、TPPというのは、現在九カ国で話し合いを含めて行われております。  我が国としての対応は、この十年近く、例えば韓国などが非常に意欲的にFTAやEPAなどを進める中で、我が国として二国間あるいは地域における経済連携にやや足踏み状態になった。そ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、今TPPに参加するということを決めているわけではありません。いろいろな情報を収集するために関係国と協議をする中で、今言われたように、TPPに入ったときのメリット、あるいは逆に言えば入らなかったときのデメリット、さらに逆に入ったときのデ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、現在の日本の農業の置かれた状況というのは、もちろん小里議員よく御存じだと思います。この二十年間で農業生産が二割程度下がっておりますし、農業に従事している人の平均年齢が六十六歳に達しております。  つまり、日本の農業は若い人がなかなか参入できないということ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど来私はきちんと説明をしているつもりでありますけれども、確かに、二国間のFTAあるいは地域的ないろいろな枠組み、それぞれ我が国も努力をしてきました。  しかし、この十年間を見ると、やや立ちおくれた形になっているわけでありまして、今EUとの関係も、先ほど来い...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、富田議員からの御質問、私も聞いていて、言われていることは大変筋が通っていることだと思いました。何らかの形で、高校修学支援基金の活用という形で対応をされるものと私は理解をしております。  そのことについて、少し細かいことはそれぞれの担当大臣にお聞きをいただき...全文を見る
○菅内閣総理大臣 昨年の遠山さんからのその御質疑、私もよく覚えております。当時、大変不十分な点があったということで反省を申し上げ、その後については、私自身もできる限り、そういう機会には、時間がとれるところはとるように、また、それぞれの省庁で政務三役ができる限り地方の声を受けとめる...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この国営諫早湾干拓事業は、かなり古い歴史がある中で、私がかかわりを直接的に持ったのは、たしか一九九九年、いわゆるギロチンと呼ばれたあの外受け、潮受け堤防の閉鎖事業のころからでありました。何度も現地に足を運び、また、その間、長崎に限りませんが、福岡、佐賀、いろいろ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、決断の時点のことはありますけれども、最終的に、上告期限の直前に長崎県知事初め県の皆さんが来られまして、私、直接お会いをしました。そして、知事や関係市の市長さん初め県会議員の皆さんからも御意見を聞きました。それも含めて、若干の時間がまだ上告の期限までありまし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まさに中国と日本は一衣帯水の重要な隣国でありまして、そして今御指摘の海も、友好の海であると同時に平和な海でなければならないと思います。そういった点で、今外務大臣からもお話がありましたように、やはりこの地域で周辺国を含めてしっかりとしたルールといいましょうか、そう...全文を見る
○菅内閣総理大臣 新しい防衛大綱では、かつてのいわゆる基盤的防衛力という考え方から、動的防衛力という考え方に転換をし、また、この南西地域について、先ほど赤嶺議員からも御指摘がありましたように、この尖閣のいろいろな課題や、あるいは一般的にも、この地域においての、より平和で友好な地域...全文を見る
○菅内閣総理大臣 かつて冷戦構造のときには、ソ連という国と我が国を含む西側とのいわば対立構造があって、それを念頭に置く中で、北海道などに自衛隊がかなり色濃く配備をされたわけであります。  つまり、我が国の防衛という観点で適切に努力をするということは、私は、平和にとって資すること...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、十二月に沖縄を訪問し、その沖縄での仲井真知事との会談の席でも、ある意味では、沖縄県民の皆さんに対して、私の考え方をその場の発言を通してお伝えしたつもりであります。  その内容は、照屋先生も御存じだと思いますけれども、沖縄のいろいろな歴史の中で、特に日本に...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、北澤防衛大臣からもお話がありましたが、行政あるいは議会という意味で、県知事、県議会、あるいは該当する自治体の市長あるいは市議会、そういったことももちろん大変重要な、理解を得なければならない方々でありますと同時に、やはりこれは、沖縄県民の皆さん全体の中でどれだ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、この立場になり、あるいはその少し前から、新興国あるいは途上国のリーダーの方といろいろ話をする機会がこの間数多くありました。そういう国々のリーダーの中で、やはり日本のこれまでの支援、そうしたODAを含めた技術的、文化的、あるいは健康の面での支援というものに対...全文を見る
○菅内閣総理大臣 JICAの緒方理事長ともいろいろお話をする機会が最近ふえておりまして、緒方さんからも、今の山内委員と同じように、やはり日本にとってあるいは世界にとって、そうしたODAというのは極めて重要なので、できるだけ予算規模を縮小しないようにという要請もいただいております。...全文を見る
02月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○菅内閣総理大臣 私は、この予算委員会、確かにさや当てとかある程度はありますけれども、かなりしっかりした議論を野党の皆さんからもいろいろ提示いただき、政府としてもしっかり丁寧に答えていると思っております。  その上で、今、泉議員が言われましたように、この国会の審議というのは、そ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、泉議員より多少古くから国会にいる関係で、古く言いますと、たしか一九八九年、参議院で与野党が逆転をいたしました。その後も何度か与野党逆転がありまして、私が特に思い出すのは、たしか一九九八年ですか、小渕内閣のときの金融国会の折も、これは私たちが野党という立場で...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、このねじれという状況の中では、今、泉議員が言われたように、国会として、予算さらには予算関連法案、いずれにしても、予算は衆議院の優位はありますけれども、関連法案に関しては衆議院、参議院での成立が必要でありますので、そういう意味では、ともに、まあ全く同じだけの...全文を見る
○菅内閣総理大臣 一言。先ほどの二つの表は大変わかりやすくて、確かに、高い所得の方は、控除がなくなることによって所得税が少しふえることで、事実上、高い所得の方には、ネットでいえば、これでいうとゼロになっている。つまりは、高い所得の人には払わないというその所得制限を結果としては入れ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 御承知のように、政権交代一年半前の時点、リーマン・ショックのまさに直後というか渦中でありまして、一方では税収が非常に下がった中で、一方では景気に対しては一定程度刺激的な政策を維持しなければならない。しかし、さらに言えば、今御指摘もあったように、日本の財政の健全性...全文を見る
○菅内閣総理大臣 マニフェストの財源についていろいろ御指摘がありますけれども、私どもが理解をしているというか申し上げているのは、いろいろな無駄の削減などを含めて、捻出した範囲内でマニフェストを実行しているというのが基本的な姿勢であります。  その具体的なことを申し上げますと、事...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、マニフェストについて、主要な項目についてはかなり実施されておりますし、また着手をされているものもたくさんあります。  今お聞きになりませんでしたので個々には申し上げませんが、その上で、金額的におっしゃった点は、我が党のマニフェストで、当初、平成二十二年度...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いや、今申し上げましたように、マニフェストについて主要項目幾つか御指摘もありましたけれども、子ども手当については、御承知のように、初年度月一万三千円を来年度は三歳児まで二万円という形で実行しておりますし、農業の戸別所得補償も初年度に比べて拡大をしておりますし、高...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、同じ答弁を余り繰り返しても申しわけないと思いますので、少し言い方を変えますけれども、つまり、子ども手当が必要である、ないという議論をぜひお願いしたいと思うんです。  私は、これまで確かに高齢者について、医療、年金、介護、いろいろと手当てを高めてまいりまし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、基本的に、マニフェストに子ども手当を盛り込んだ……(茂木委員「質問に答えてください」と呼ぶ)子ども手当を聞かれているんですから、その原則をまずは申し上げているんです。(茂木委員「原則はわかっていますから」と呼ぶ)いやいや、ちゃんと申し上げますから。  子...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この消費性向に関して、一般的には、この平均消費性向が当時お答えしたのは〇・七であって、それがほぼ限界消費性向と一致をするということが一般的に言われていた、そういう、学者やあるいはこれまでの官庁エコノミストの中で言われたことでありましたので、そういうふうに当時お答...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたけれども、平均的な、いわゆる平均消費性向が七割程度で、当時私が申し上げたのは、それ以外の限界ということについては特にストレートにはありませんでしたので、この平均消費性向を限界として考えているということを申し上げたんです。
○菅内閣総理大臣 今茂木さんが言われたような表現をした、しないを細かくは覚えていませんが、そういう答弁をしたとして、何か問題がありますか。つまりは、私が当時そういう認識をしていたということを申し上げたわけでありまして、現在この調査の結果が違っているということは、先ほど申し上げたよ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 では、もう一度、若干整理をしてお答えしますと、平均消費性向が〇・七であって、一回目の子ども手当について、私は限界消費性向もそのくらいになるのではないかと言いましたが、確かに現在そうなっておりません。  ただ、その理由は、先ほど申し上げたように、これが安定的に継...全文を見る
○菅内閣総理大臣 茂木議員がおっしゃっているのは、この表で、貯蓄が四八・二ということを指摘されて、つまりは、約半分が貯蓄をされたんだから半分しか使われていない、それが限界消費性向という意味で〇・五でなかったか、そういうふうにおっしゃっているとすれば、このデータそのものからは確かに...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほども申し上げましたが、この二つ表を出して、データを出していただきましたが、一方は、内閣府の平成二十一年十一月ということは、これはまだ実施前の調査で、その次に厚生労働省が二十二年、昨年の九月ということで、ほぼ貯蓄の比率は同じようになっております。そういう意味で...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私が第三の道と申し上げたのは、茂木さん、よくおわかりの上で言われていると思いますが、まずは、一九八〇年代以降……(茂木委員「だから、それは結構だと言っているんですよ」と呼ぶ)ちょっと待ってください、ちゃんと言いますから。  公共事業を中心とした景気刺激策が、結...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、雇用については、一般的にはまだ失業率が高い水準にあって、ただ、四・九に下がったということは、雇用全体としては、データとしては出されているわけです。その中で、新卒者についての厳しさが、これまで以上に厳しいということは十分理解をいたしてお...全文を見る
○菅内閣総理大臣 リストラという、普通の意味でいえば、過剰であるかないかはいろいろありますけれども、人員を削減していくということを一般的にはリストラ、あるいは、場合によったら正社員からいわゆる非正規社員に変えることも、人件費を抑えるという意味で広い意味でのリストラという概念に入る...全文を見る
○菅内閣総理大臣 余り個別企業のことをどこまで申し上げていいかわかりませんが……(茂木委員「御自身がおっしゃったことで、自分で言ったことなんじゃないですか」と呼ぶ)いや、答えますから。  そういう個別的なことをどこまで申し上げるべきかわかりませんが、私が理解していることでいえば...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今初めていただいた資料ですので、一つは、ここに臨時雇用を含まずというのが入っているのが一つと、この数字を見ますと、これは人数が〇三年と〇四年の一年間で一・五倍になっていますね、十一万九千と十六万九千ですから。  ですから、私は初めて見ましたので、この数字につい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、この表でありますが、特に最後の新成長戦略について、私もこの取りまとめの最初の段階から担当しておりますが、やはり、日本の経済の低迷の、二十年間続いたものをいかに回復するかということで、まさに、第三の道を含めて、潜在的な需要のあるところに資金を投じる、あるいは...全文を見る
○菅内閣総理大臣 企業・団体献金を禁止するという基本的な考え方は変わっておりません。具体的にその方向で、他党との御議論もありますが、我が党としては法案を出す準備をいたしております。
○菅内閣総理大臣 企業・団体献金の禁止の法案の私たちが考えている中身は、禁止をすることを決めて、暫定的な三年間の経過措置を設けて、そしてその間に個人献金が拡大できるような、例えば税制的な議論をやっていこうということで、そういう意味では、現在はまだ法律ができておりませんし、また、で...全文を見る
○菅内閣総理大臣 あらかじめ質問通告があれば調べてきておりますが、今突然お聞きになられても、ちょっと私自身の記憶で、どうなっているかをこの場でお答えする資料を持ち合わせておりません。
○菅内閣総理大臣 ですから、私もかなり多くの個人ないし団体から、余りそう一挙に大きな額はもらっていないと私は認識しておりますが、かなりの団体あるいは個人からいただいておりますので、ちゃんと調べろと言われれば、ちゃんと調べて御報告します。
○菅内閣総理大臣 民主党として、衆議院の定数八十削減ということの方針を持っていて、今も持っております。  そのことについては、やはり、政府が出すべき種類の法案ではないと思いますので、与野党間でしっかりと議論をいただいて実現を図っていきたい、こう考えています。
○菅内閣総理大臣 今申し上げたように、民主党の考え方はまとまっております。  ただ、それを、民主党が他の野党の皆さんあるいは他の与党の皆さんともきちっと話をしないで、一方的に法案を出すのがいいのかどうか、そこは私は与野党間での協議があるというのが自然なことではないかと思っており...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私たちとしては、党の方針はきちっと固めております。その議論について、これは参議院のこともありますし、参議院は一票の格差の問題もあり、議長もいろいろと提案をされておりますので、そういうことについては与野党間で、やはり党の立場でいろいろと御議論をいただくということで...全文を見る
○菅内閣総理大臣 前の問題も、自民党の方からちゃんと話し合いを、定数是正ですが、議論しようというふうに言っていただけるなら、ぜひ始めさせてもらいたいと思っております。  子ども手当については、御承知のように、来年度の予算案の中で三歳児までの二万円の上乗せを提案させていただいてい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私が理解しておりますのは、この定数の問題あるいは政治資金の問題、各党いろいろな考え方をお持ちで、できるだけ、まず政治資金の問題なども、どの程度フォーマルかインフォーマルかは別として、話し合いたいという姿勢を持っておりますが、残念ながらまだそういう状況になっていな...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたように、来年の予算に関しては、三歳児まで二万円に上乗せをした。今後については、地方自治体等との議論も含めて、どのようにしていくのか。実は、そのマニフェストでしょうか、参議院のマニフェストにおいても、一万三千円から上乗せをすると。上乗せをするときに...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたように、この二万六千円ということについて、初年度が一万三千円で、来年度については三歳児まで二万円というところまでは具体的に既に提案をいたしております。  これから先のことについては、先ほど申し上げたように、さらに上乗せをしていきたいということの...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この間、いろいろ議論をしてきていることは御承知のとおりでありまして、ことしの秋に衆議院の任期の折り返し点を迎えますので、そういった意味で、これまで実行できているもの、さらに着手をして道半ばのもの、あるいは一部まだスタートができていない、あるいは難しいものなど、検...全文を見る
○菅内閣総理大臣 同じ答弁になって恐縮ですが、今申し上げたように、相当部分は既に実行し、あるいは着手をいたしております。まだ幾つかの問題では最初のマニフェストどおりにできていないものもあることは事実であります。  それも含めて検証し、それに関して国民の皆さんに、どうしても難しい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 年金についてお答えしますが、その前に、一般的に私たちが、特に当時注目をされたのは、先ほどの子ども手当、そして農業における戸別所得補償、さらには高校の無償化、高速道路の無料化、あるいはガソリン暫定税率の問題でありました。  そういった意味で、先ほどの議論でも申し...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたように、マニフェストの中で来年度からきちんと制度設計も含めて議論しようということを申し上げております。  と同時に、御承知のように、社会保障と税の一体改革についての議論の中で、まずは社会保障制度のあり方についての議論を、今、与謝野担当大臣を中心...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ですから、今申し上げたように、最低保障年金七万円という基本的な考え方に基づいた制度設計について、二十四年から議論を始めたいということをこのマニフェストに申し上げている。その線に沿って進めたいと思っております。
○菅内閣総理大臣 最低保障年金七万円ということを申し上げているので、それを含めた制度設計をきちんと手順を追ってしていきたい、こう申し上げております。
○菅内閣総理大臣 私は素直に言っているつもりですが、民主党の考え方の中に最低保障年金七万円というものが入っておりまして、それをどういう形で制度として組み立てるか、これについて議論をしていきたい、こういうことを申し上げているんです。
○菅内閣総理大臣 先ほど申し上げたように、まず、現在同時に、社会保障のあり方について、四月に向けて、いろいろな党あるいはいろいろな団体の御意見も聞きながら議論をするということでスタートしているところです。民主党として、そのベースになる民主党の考え方は、今申し上げたように最低保障年...全文を見る
○菅内閣総理大臣 棚橋さんもおわかりの上で質問されているんでしょうけれども、つまりは、この年金の問題は、最低保障年金の額だけではなくていろいろな大きな要素があります。一元化の問題、あるいはどの範囲でそれを保障するのか等々ありますので、そういうものも含めた議論を今一部始めております...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ちょっとその質問の意味が必ずしも私には正確にわからないんですが、私たちが申し上げてきているのは、これまで掛けている人たちの基本的な権利は当然勘案しなければならないということを前提として制度設計を考えておりますので、何か、掛けない方が有利なんですねという御質問には...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ですから、そういう御質問につながると思ったから、先ほど来、ちゃんと制度設計を二十四年度から始めるというのがこのマニフェストに……
○菅内閣総理大臣 いやいや、制度設計は二十四年からということを申し上げているわけで、その制度設計の仕方によっていろいろな形が、あるいは負担があり得る、このように理解しています。
○菅内閣総理大臣 現在、御承知のように、社会実験をやっておりまして、首都高、あるいは関西の、大阪の阪神については、もともとそれには入っておりません。
○菅内閣総理大臣 東名に関しては後ほどあれですが、私が理解しているのは、首都高のように、ある意味で別の理由で、つまりは、余り都心に車を入れるべきでないという理由で無料化をしない方がいいというものは外しております。その上で、現在、社会実験を行っております。  もし詳細が必要であれ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、これは国民の皆さんが聞いておられるので、もう少し正確に申し上げます。  なぜこの議論が出てきているかといえば、もともと高速道路というのは、法律上、償還が終われば無料化することになっているわけです。それをプール制という形で、結果的に、例えば東名などは、もう...全文を見る
○菅内閣総理大臣 中小企業について一一%に引き下げるというこのマニフェストについて、今回、今、野田大臣からありましたように、一五%まで引き下げたわけです。  今後については、他の税制の関係、景気の関係を含めて、これを目指すという姿勢には変わりはありませんが、これから検討していき...全文を見る
○菅内閣総理大臣 その前に一言だけ申し上げますが、先ほど高速道路の無料化に関して、高速道路を使っていない人の税金を使ってと言われましたが、実は、高速道路を使っている人も、今税制が若干変わりましたが、ガソリン税は払っているんです。一般道の人もガソリン税を払っているんです。しかし、高...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、マニフェストについては、基本的に四年間で実現をするという基本原則で今進めているところであります。  その上で、私は、政権交代というものが、完全な形であったかどうかは別として、九三年とか何回かありました。私も、他の国の政権交代、イギリスなどを見ていると、や...全文を見る
○菅内閣総理大臣 大変建設的な議論をいただきまして、ありがとうございます。  三点を挙げて、私たちが提案し、あるいは実行している子ども手当は要らないということを言われました。  しかし、一つ一つ、なるべく簡単にお答えしますが、まず第一に、社会保障全体の中で、子育てなどに関する...全文を見る
○菅内閣総理大臣 実際に地方自治体の皆さんとしっかり協議をいただいているのは担当大臣でありますので、担当大臣から今詳しい答弁をしていただきましたが、私の理解しているところでは、今大臣からも話がありましたけれども、かなりの部分は理解をしていただけているんだと思うんです。  つまり...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今やっとお認めいただいたと言っていいのか、結局、国が全額出すというのを自治体に押しつけるのはけしからぬという表現でよく言われますけれども、自治体に新たな負担をお願いしているのでは、金額的に、お金の面では、ないんです。  つまり、児童手当のときに負担をしておられ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど、マニフェストに盛り込んでいるいないということで官房長官から説明があったわけでありまして、私は、先ほど来申し上げているように、これは国民の皆さんにできるだけわかりやすくと思って、決して新たな負担を自治体にお願いしているのではなくて、ある意味では、今までの負...全文を見る
○菅内閣総理大臣 午前中の質疑で、茂木委員の方から、ある民間企業のリストラ状況について、逆に従業員がふえたという御指摘があったので、調べてまいりました。  この企業では、九九年十月にリバイバルプランを発表して、九九年から〇一年にかけて、定年退職、村山工場の工場閉鎖に伴う選択的定...全文を見る
○菅内閣総理大臣 冒頭、総理就任にお祝いの言葉をありがとうございます。大変長い間、野党同士でも御一緒してきたことを思い出しながら、ありがたくお聞きをいたしました。  今、坂口先生の方から、社会保障の財源を考えるときに、その伸びについてどういう見通しを持っているか、考えを持ってい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、先日の石井政調会長への答弁の中で、後ほどまた少し詳しく申し上げますが、一元化あるいは最低保障年金について、多少のものを言ったことは覚えておりますが、固まっていないという意味で申し上げたつもりはありません。いろいろ難しい問題があるとか、そういうことは申し上げ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 このお答えの前にちょっと一つだけ。  先ほど、一元化についてはもう釈迦に説法ですが、被用者の中でも一元化の問題があり、もちろん、それと自営業者を含めての一元化の問題もありますので、そういう意味を含めて、我が党としては、一元化という方向性とこの最低保障年金という...全文を見る
○菅内閣総理大臣 各党、いろいろな表現をされておりまして、私たちとしては、できるだけ早い段階から公明党の皆さんを含めて協議をさせていただきたいとは思っております。  ただ、ちゃんとした案を政府として、与党として出すのが先ではないかという御指摘もいただいておりますので、いずれにし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 一万三千円、ことしの段階で賛成をいただきまして、ありがとうございました。来年以降について大変重要な御指摘をいただきました。  二〇一〇年の参議院のマニフェストにおいて、私どもは、この問題について、一万三千円を上積みしたいと。ただ、その上積みについては、地域の実...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今おっしゃった考え方は、基本的には私も問題意識を同一にいたしております。チルドレンファーストという考え方をベースにして、子ども・子育て新システムを構築していきたいと考えております。  それに加えて、待機児童ゼロということをこのシステムが成立するまでの間にも実行...全文を見る
○菅内閣総理大臣 社会保障制度では、国から一方的に特定のサービスを押しつけるといったことではなくて、利用者のニーズに応じて多様なサービスをきめ細かく提供するシステムが望ましいと思っております。  今言われたように、何かそうした選択の幅が広がるのではなくて、逆にサービスを受けられ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、阿部委員の方からもお話がありましたように、一九六一年ですか、国民皆保険制度がスタートして、ある意味我が国は、そのおかげもあって長寿社会が達成できた、大変いい効果を上げてきたと思っております。  しかし、この国民健康保険、当初は自営業者中心の制度と言われてお...全文を見る
○菅内閣総理大臣 その先ほどの志位共産党委員長の御指摘のときにもお答えを申し上げましたが、具体的な数字ということで私が詳しく認識していたわけではありませんが、今、全体に医療費が上がり、また、一般的に国保財政、これは自治体によってさまざまではありますけれども、より厳しい財政状況にあ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 クエスチョンタイム、いわゆる党首討論は、私の方からもぜひやるべきだということで申し上げてきました。  国会の一定のルールは必要かと思いますが、一般的に言えば、私は、ぜひ、どちらからも質問ができるクエスチョンタイムを行うことは、基本的には必要だし、望ましいと思っ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 これは他の議員の人にもお答えしましたが、一元化を実現するには越えなければいけない難しい問題があるという趣旨のことは申し上げました。  ただ、御承知のように、一元化案にも、被用者保険内における一元化と、それから自営業者あるいは無業者の皆さんも含めた全部の一元化と...全文を見る
○菅内閣総理大臣 これは両方とも被用者年金の中で、先ほど申し上げたように、この中での一元化と、さらに自営業者を含めた一元化がありますけれども、少なくとも、この被用者保険の中でもいわゆる官民格差というものが従来から指摘されておりまして、被用者保険の中でも一元化によってそれを公平にし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この間、先ほど少し議論がありましたが、鳩山政権のもとでも、一つの勉強会といいましょうか、そういうことをやろうということがありましたし、今日においては、現在、社会保障制度のあり方を、四月までにその姿を示すということで、与謝野担当大臣のもとで精力的に、多くのいろいろ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 現在は、民主党の基本的考え方の一つが歳入庁創設にあることは、浅尾議員もよく御承知だと思っております。私はかなり古くからこの問題に関心を持っておりまして、やはり税の徴収も社会保険の徴収も、基本はほとんど、所得をベースにして、いろいろな条件を含めて算出するわけです。...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ほかの議員の方にもお答えしましたけれども、何か私が難しいというのをできないという趣旨で言ったというふうにもし受けとめられているとしたら、それは私の真意ではありません。つまりは、一元化するときに、特に自営業者まで含めたときの負担をどうするかといった大変難しい問題が...全文を見る
02月09日第177回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 谷垣総裁から、最初の、初めての党首討論ということで、私も野党としては党首討論に出たことはありますが、総理としての出席は初めてであります。是非、この党首討論は一方的な質問だけではなくてお互いに討論をするわけで、まさに熟議の国会にふさわしく、その討論を通し...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、谷垣総裁の言われることではありますけれども、順序が逆というのは私には全く理解できません。  つまり、これは是非、最初に私が申し上げたスケジュール観を申し上げました。今、私と谷垣総裁はほぼ同い年に近いところでありまして、この団塊世代の前後にとって...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど、私が参議院選挙で確かに消費税のことについて自民党の提起された一〇%ということを参考にしたいということを申し上げたと、それはそのとおりであります。しかし、秋になってそのことをころっと引っ込めたというのは間違っております。  つまり、簡単に申し上...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、私が分かりやすく国民の皆さんにお伝えしたと思うんです。  四月までに社会保障のあるべき姿についてしっかりと議論をしてその姿をお示しします。税については、その社会保障のあるべき姿について、そのことを実行していくためにはどれだけの財源が必要で、そして...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 何度も同じことをお尋ねになり、同じことを答えるしかありません。  社会保障のあるべき姿ということは、かなり多岐にわたっております。もちろん、医療や介護や年金や、あるいは広い意味では、これは議論もありましたけれども、子ども手当そのものは、これは無駄の削...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この百四条という法案は、もちろん御存じのとおり、自公政権時代に法案として成立をしているわけでありまして、法律として成立している以上、私たちの内閣も、基本的にはこの法律が変わらない限りはこれに沿って進めていきたいと、このように考えております。そういう意味...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いろいろたくさん言われますので、私も一つ一つ申し上げなければなりません。  まず、今の谷垣総裁の答弁といいましょうか、お話を聞いていると、お話を聞いていると、結局のところは、いかに私たちが四月、六月に案を出しても、それでは議論には乗れないと、解散をし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 実は、二〇〇九年のマニフェストに……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) いいですか。二〇〇九年のマニフェストに加えて、二〇一〇年の参議院のときにもこのマニフェストを提案をいたしました。  二〇一〇年のマニフェストにおいては、ここにちゃんと書いてあります。つまり、全体は長いですから、「早期に結論を得ることをめざして、消費税...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど、マニフェストについて、相変わらずばらまきという言葉を使われました。しかし、ばらまきではないんです。このマニフェストは、従来の政権でできなかった新たな政策を掲げたんです。そして、その中で現実に進んでいることも幾つもあります。例えば農業政策でも、か...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 子ども手当についても議論はありますけれども、議論はありますけれども、従来は子供に対する手当てが相対的に非常に薄かったわけでありますから、それに対してきちんと手当てをしようというのは新しい政策なんです。高校の無償化も実行いたしました。ですから、それがばら...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、私も初めての党首討論ということで、大変開けたことを良かったと思っております。  その上で、先ほど我が党の年金の案について幾つかの御指摘をいただきました。  一元化ということについて私が予算委員会等で申し上げたのは、難しい問題があるという認識を...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 議院内閣制における政権というものについての考え方はいろいろあります。例えばイギリスの場合は、新たな政権ができれば、一応任期の満了までを一つの単位にして、その中でやれたことに対して国民から最終的には任期満了の近くで信を問うというのが大体の恒例のやり方にな...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 小沢元代表の件について御質問いただきました。  私、先ほども申し上げましたけれども、小沢元代表としてやはり国会の場で説明をされるべきだと、その認識は今も変わっておりません。その上で、この問題については、長年いろいろな場面を私も承知をいたしておりますけ...全文を見る
02月15日第177回国会 衆議院 本会議 第4号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 岡田康裕議員にお答えをいたします。  今、経済、財政、社会保障の一体的な強化といったことに真正面から取り組んでいくには、まず隗より始めよ、そういう覚悟で臨まなければならないという御指摘をいただきました。私も、そのとおりだ、このように考えております。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 若干、質問の順番とか一部変更があったようですので、少し行ったり来たりするかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。  まず、熟議の国会に関連した御質問をいただきました。  マニフェストは国民との約束でありまして、子ども手当、高校授業料の実質...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 竹内議員の御質問にお答えを申し上げます。  平成二十三年度予算案とデフレ脱却についての御質問をまずいただきました。  私は、雇用の創造こそが、国民に安心と生きがいを与えるとともに、消費をふやし、内需をふやす契機であり、デフレ脱却と景気回復のかぎであ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 佐々木議員にお答え申し上げます。  まず、附則百四条についての御質問です。  附則百四条の規定は、平成二十三年度、つまりは二十四年の三月末までに、年金、医療、介護、子育てなど社会保障に必要な費用の増大を踏まえ、消費税を含む税制抜本改革法案を提出する...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 中島議員にお答え申し上げます。  財政運営戦略における歳出の大枠と新規国債発行額について御質問いただきました。  財政運営戦略では、二〇一五年度までに、国、地方の基礎的財政収支、いわゆるプライマリーバランスの赤字の対GDP比を半減し、二〇二〇年度ま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 皆吉稲生議員にお答えを申し上げます。  一括交付金についての御質問をいただきました。  この一括交付金については、皆吉議員からもお話がありましたように、当初は、投資的経費約三兆余りの中で、二十八億円しか各省庁から出てきませんでした。そこで、片山大臣...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 坂本哲志議員にお答えを申し上げます。  まず、答弁に際して、坂本議員の方から私と小沢議員の対応について御意見をいただきましたので、一言申し上げておきます。  昨日、民主党の役員会において、小沢議員を党倫理規則に基づき、判決が確定するまでの間、党員権...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 西議員にお答えを申し上げます。  地方の歳入改革の方向性についての御質問をいただきました。  平成二十三年度においては、交付税を〇・五兆円増額確保するなど地方の一般財源総額を適切に確保するとともに、ひもつき補助金の一括交付金化を行ったところでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 塩川鉄也議員にお答えを申し上げます。  まず、地方分権改革との違い等についての御質問をいただきました。  地域主権改革は、地域のことは地域に住む住民が責任を持って決められるようにするための改革であり、この国の形を変える大改革だと認識をいたしておりま...全文を見る
02月16日第177回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○菅内閣総理大臣 中国という国の歴史、過去、私もいろいろな機会に物の本を読んだり話を聞くわけでありますが、同時に、これから未来を見通すというのは極めて難しいことだと思っております。  その中で、一つは、GDPが二位、三位が逆転したということに象徴されるように、中国が経済的に大き...全文を見る
○菅内閣総理大臣 基本的には、今外務大臣から話がありましたように、私のところにも、外務大臣あるいは外務省、あるいは幾つかのところから、一般的な意味でそういう可能性といったものについての情報は聞いておりました。  それがどこまで、どの時点で、何といいましょうか、確実なものであるか...全文を見る
○菅内閣総理大臣 沖縄の基地負担をいかにして軽減するかというこの問題は、普天間の危険性除去と相まって大変重要な課題だと思っております。  今、いろいろな形態を改めてお聞きいたしまして、そういう形も含めて、できるだけ沖縄の負担軽減を進めるように、共同使用の拡大といったようなことも...全文を見る
○菅内閣総理大臣 少し田中議員の決めつけが最初にあるわけです。  まず、TPPに関しては、現在は、情報収集を含めて関係国との協議をいたしております。  それから、私の問題意識の最初には、この十年余り、日本のいわゆる経済連携が他の韓国等に比べて非常におくれていた。それは、FTA...全文を見る
○菅内閣総理大臣 やはり、一言は小沢議員のことを申し上げなければなりません。  一昨日の役員会で党員資格停止の処分の発議を行いまして、そして、昨日の常任幹事会において処分案が決定されて、倫理委員会にかけられているところであります。処分が大甘と言われましたからやはり反論はさせてい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、日本とアメリカと中国の関係は、もちろん経済の関係、文化の関係、歴史の関係、いろいろあります。そういう中で、私は、安全保障を中心としてあるいは政治的なものを中心として見たときに、私自身が正三角形というような表現をいたした覚えはありません。やはり日米が基軸の中...全文を見る
○菅内閣総理大臣 マニフェストは、当時の執行部を中心にいろいろ議論をしてつくったものでありまして、私も代表代行という立場ではありましたけれども、個人個人の思いまでは全部は承知をいたしておりません。  私が感じておりますのは、緊密でというのは、大いに私は緊密でいいと思うんです。対...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私が言ったことをちゃんと聞いていただければ。  あのイラク戦争が始まった時点で、アメリカはイラクに大量破壊兵器があるという前提でいろいろな行動をとられたわけで、それに対して日本も、必ずしも我が国自身の情報が、当時は私は野党におりましたから、我が国がどの程度の確...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ここに町村さんが、「対等な日米同盟を実現する方策」、バツとマルがついているんですが、私は、マルの中にもいろいろと議論があるところですけれども、それ以上に、この中に、例えば日本が、今は多少減りはしましたけれども、ODAを通して多くの国に支援しているとか、そういうも...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、沖縄の海兵隊を含む在日米軍は、我が国の安全のみならず、アジア太平洋地域の平和と安定のために極めて重要な役割を果たしている、ある意味での公共財的な役割を果たしているもの、このように認識をいたしております。
○菅内閣総理大臣 私は、十二月に沖縄に出かけたときに、知事とお話をすると同時に、そこにはマスメディアがすべて入っておられましたので、県民の皆様にもきちっと伝えたいということで、少し長いあいさつの中で、普天間の移転に関して、いろいろな意味で辺野古への移転ということが、後で少し批判は...全文を見る
○菅内閣総理大臣 現在出している内閣としての予算は、もちろん、出す以上はベストなものだと考えて、予算関連法案も含めて一日も早く成立をお願いいたしているところであります。  と同時に、政府がベストと思って出しているわけですが、与野党間でいろいろな議論があることは、これは議会制とい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ですから、今申し上げましたように、内閣としては、提案をさせていただいているものが最もベストな案だということで、一日も早い成立をお願いいたしております。  ただ、政党間で、与党も含めて議論をしていることについて、それはそれとして、そうした議論があることは、私は当...全文を見る
○菅内閣総理大臣 我が党は、玄葉戦略大臣に、同時に党の政調会長という重要な役割をお願いいたしております。そういった意味で、政党間の政策的な協議の責任者でもあるわけです。  もちろん私も党の代表ではありますけれども、内閣総理大臣という立場は、やはり予算案提案という立場でいえば主の...全文を見る
○菅内閣総理大臣 直接、鳩山前総理から話を聞いたわけではありません。ただ、先ほど来、町村議員の御質問にもお答えいたしておりますように、私は、総理に就任した時点から基本的には今日までこの問題で同じことを申し上げているつもりであります。  つまりは、一つは、五月の二十八日の日米合意...全文を見る
○菅内閣総理大臣 沖縄の地元の有力紙がインタビューされたというふうに承知をし、またその新聞は読んでおります。また、その後、鳩山前総理みずから若干のコメントですか、ぶら下がりですか、されたという報道もお聞きをいたしております。  やはり、発言をされた方の真意というかそういうものは...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、陸海空、アメリカの場合は四軍制で海兵隊があり、海兵隊がどういう役割を果たしているかというのは私なりには、中谷委員ほどではないかもしれませんが、理解をいたしているつもりです。  ただ、それらの関係性とか役割とかというものを、私の今の立場で事細かに申し上げる...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、前原外務大臣の方から少し、いわゆる揚陸艦というんでしょうか、海兵隊を運ぶ船の配置とかいろいろなことも言われました。  ですから、私は、海兵隊というのは、まさに日米安保条約のもとで、もし我が国に対するどこかの国の攻撃があったときにともに戦ってくださる、そうい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、中谷議員が言われた形で、アフガニスタンへの自衛隊の医官派遣について、幾つかの協議をいたしました。昨年十一月十三日、日米首脳会談において、私からオバマ大統領に、アフガニスタン国軍の医療分野での教育訓練について要請があると承知しており、前向きに検討していると述べ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この普天間の問題、一方で、ことし前半の間に私がアメリカを訪れて、オバマ大統領と日米同盟の深化について、できれば何らかの共同声明といったようなものを出していきたい、こういうスケジュールになっておりますが、そのことが、例えば普天間の問題でいついつまでに何をこうしてい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この問題は、一つは、いわゆる経済連携ということについて言えば、この十年間、例えば隣国の韓国などに比べて、多くの国とのFTA、EPAの締結がおくれていたわけでありまして、それを、現在、インドとのEPAが結ばれ、ペルーと結ばれ、また今、一番難しいとされるオーストラリ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 そういった意味で、農業についての改革についても、今議論を進めているところであります。  TPPは、御承知のように、そういった地域連携の中の一つのあり方でありまして、これについては、昨年の十一月の段階で、情報収集を含めて関係国との協議を開始するということで、現在...全文を見る
○菅内閣総理大臣 TPPの交渉に参加をするかどうかということを決めたい、こう考えております。
○菅内閣総理大臣 今、各関係大臣から申し上げていますように、TPPについては六月に、参加をするというのではなくて、いわゆる参加について交渉に入るということであります。もちろん、TPPそれ自体も……(発言する者あり)いや、ずっと言っています、そういうふうに。六月には交渉に入るかどう...全文を見る
○菅内閣総理大臣 赤澤委員十分御承知の上で言われていると思いますが、日本とオーストラリアの交渉というのは、ある意味では、スタートができたことを含めて、私は大きな前進だと思っております。そして、もちろん、オーストラリアもTPPの九カ国の一員でもありますから、こういったことがすべて並...全文を見る
○菅内閣総理大臣 対策も含めてです。  ですから、先ほど農業に関して申し上げたように……(赤澤委員「事前に示すかと聞いているんですよ。イエス、ノーしかないです、答えは」と呼ぶ)
○菅内閣総理大臣 ですから、それも、今申し上げたように、同時並行的に物事を検討して進めていくということを申し上げているんです。
○菅内閣総理大臣 まさに私たちが十一月のAPECの前にこうした問題を含めた基本方針を定めたのは、そういう議論をしっかりやった上で方向性を六月に決めていこうという、まさにそのためにその手前の方針を決めたんです。  それまでは、約十年間、例えばオーストラリアとのEPA交渉も、アメリ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私が申し上げたのは、日本が例えば若者の留学なども含めて減っているとか、いろいろな意味でもっと日本が自信を持って国際社会に責任を果たしていこうということを含めて開国を申し上げたわけであって、決して、何かそういった限定的なことで申し上げたわけではありません。
○菅内閣総理大臣 御指摘をいただいたことは本当に大変重要なことだと思っております。私も、一九七〇年代に中国に初めて出かけ、当時は、孫平化さん、もう亡くなられましたが、そういう皆さんとお会いをし、ずっとやってまいりました。  あの事件が起きたとき、これは余り申し上げてはいけないこ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私もこの数字を、グラフを拝見いたしまして、ある意味、大変ショックを受けました。確かに尖閣をめぐる問題が大きな影響を両国の国民に与えたんだと思っております。  そこで、私も幾つかの努力をしなければと思っております。  先日は、中国との関係の深い、特に経済界の皆...全文を見る
○菅内閣総理大臣 もう富田さんはよく御存じの上での質問でありますが、辛亥革命、まさに清朝を倒して、そして中国を近代化していく。何度も革命に失敗した孫文を日本に亡命を受け入れて、多くの日本人が助けて、その中から蒋介石も誕生すると同時に、今の共産党につながる皆さんも誕生していった一つ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 おっしゃったように、この孫文の考え方、三民主義というものの中で、私、かつて土地問題の関係で民生主義の中における問題を少し取り上げたことがありますけれども、私たちが今においても大きく参考になる考え方であると思っております。  また、有名な孫文の日本における演説に...全文を見る
○菅内閣総理大臣 行事については、機会があればぜひ私自身も行きたいところですが、私が行けないときには必ずだれかに出させたいと思っております。
○菅内閣総理大臣 大変いいというだけではなくて重い御指摘をいただいたと思っております。  私も、この演説が行われた一九二四年当時のこともあわせて考えてみますと、ちょうど日本が満州事変に至り、二十一カ条ということの中で、日中戦争に入っていく段階における日本の、ある意味で真髄をつい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど同趣旨のお話を他の委員からいただきましたけれども、現在提出をさせていただいている予算は、内閣としてはベストのもの、そういうふうに考えておりまして、これをそのままの形でぜひ成立をさせていただきたい、こう思っております。  と同時に、党と党が、与党と野党がい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、審議中に、総理である私がそういう可能性を余り踏み込んで申し上げると誤解を招きますので、私ども、つまり内閣としては、このままの形でぜひ成立をさせていただきたい、それがまさに基本的な姿勢だということであります。
○菅内閣総理大臣 今、最後に言われたのは、ことし前半にアメリカに行くということを申し上げたので、普天間のことについては、期限を切っての取り組みではなくて全力を挙げて取り組むという趣旨で申し上げましたので、そこだけ最初にちょっと念を押しておきます。  今の遠山委員からの御指摘は、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 前半はお話がもうありましたが、今JBICが属している日本政策金融公庫というのは、いろいろな機能を合併させたために、ややJBIC的な役割が、全体の中ではどうしても機動性がないということで、そうしたいというふうに理解いたしております。  また、雇用にどうつながるか...全文を見る
○菅内閣総理大臣 本来なら海江田経産大臣が答えていただくのが直截ではありますが、今おっしゃったことは大変重要だと考えております。  そこで、経産大臣を中心に、農水省、金融庁、財務省など関係機関が協力して、現在も中小企業の海外展開支援を一体的に取り組んでおりますし、さらに努力した...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私、鳩山前総理から直接にお聞きはいたしておりません。報道で拝見をいたしました。  私としては、鳩山前総理はその後、若干の釈明の、ぶら下がりといいますか取材にも応じておられましたが、いずれにしても、そうした表現についても、本当に問題でもありますと同時に、私自身の...全文を見る
○菅内閣総理大臣 全く、そういった表現を含めて、そういう趣旨のことはお聞きをいたしたことはありません。
○菅内閣総理大臣 少なくとも、私自身の認識とは大きく違っております。
○菅内閣総理大臣 赤嶺議員のお気持ちあるいは見方でおっしゃることは、それはそれとして、そういう見方もあろうかと思いますが、私なり内閣としての基本的な考え方は、やはり日本の安全、平和というものの中で、日米安保条約というものは日本にとっても必要なものであり、またその日米安保条約の大き...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私、総理になる前、特に野党の時代にそうした趣旨のことを、私もいつ、どこの場ということまでは今すぐはわかりませんが、言っていたことは十分あり得るということで、お聞きをいたしておりました。  その上で、どの時点で変えたかということでありますが、何月何日の時点という...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、私もその本を出したことは記憶をちゃんとしておりますけれども、冷戦時代、それからポスト冷戦になって、さらには、九・一一を含む、ある意味、ポスト冷戦からさらに変化をしてきている国際情勢の中で、私は、冷戦時代と、ポスト冷戦と、さらに九・一一以降の大きな国際的安全...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、防衛大臣の方からお話がありまして、私もそういう趣旨だと説明をいただいております。つまりは、準備段階における技術的な事項であり、その法的手続において、法令に基づいて粛々と対応すべき種類のもので、不服申し立てに至ったと。  もとより、この手続をもって、普天間飛...全文を見る
○菅内閣総理大臣 鳩山前総理の発言、私も沖縄の新聞で読ませていただきました。直接には話はお聞きをしておりませんで、その真意について、その後、釈明の会見といいましょうか、そういうものも若干されたことを報道で見ております。  いずれにしても、私どもとして、この五月二十八日の日米合意...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほどの質問は防衛大臣が答えられましたが、私の理解するところでは、北部訓練場の高江ヘリパッドは普天間とはちょっと別の、関連のない案件だとお聞きしております。それも含めて、党と党の議論が行われていると承知をいたしております。  それから、人口密集地域ということに...全文を見る
○菅内閣総理大臣 正確かどうかわかりませんが、二百万人前後だと思っております。
○菅内閣総理大臣 現在のところで、そうしたいろいろな関連、仲井真知事を含め稲嶺名護市長、沖縄県議会、名護市議会といった皆さんから、辺野古移設については厳しい御意見があることは、よく承知をいたしております。  この問題については、もちろんそうした行政に携わる、あるいは議会の関係者...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど、私が新自由主義に行ったという趣旨のお話がありましたが、私は、自分自身、そういう認識を持っておりません。特に、私は、雇用とか最小不幸社会の実現ということを正面に掲げております。  確かに貿易についての自由化のことは必要だと思っておりますが、決して、小泉・...全文を見る
○菅内閣総理大臣 昨年の十一月の一日、メドベージェフ大統領が国後を訪問する、その直後においても私は直接に抗議をいたしました。また、その後もロシアの閣僚の北方領土の訪問が幾つかありました。そういうことに対して、私は、日本国民の多くは、それを認められない、許せないという思いを持たれて...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、前原大臣からお話があったように、招待そのものは、私は今でも生きていると思っております。  ただ、行くとなれば、領土問題の交渉、場合によっては経済的ないろいろな案件の問題も話し合うことになりますので、それに向けて、今回外相同士の話し合いが行われたことも踏まえ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 NSCの考え方は、各方面からもいろいろ意見をいただいております。  その中で、私が考えますのは、やはり今、日本の基本的な役所の体制は、外務省、防衛省、あるいはいろいろな関係の縦割り構造を官邸において統合的にやっていくには、相当しっかりした青写真をかかなければな...全文を見る
02月16日第177回国会 参議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 松野信夫議員にお答えを申し上げます。  まず、不適切な経理処理等が多額に上っている実態についての御質問でした。  平成二十一年度検査報告において不適切な経理処理が多額に上ったことは会計検査院の機能が発揮された結果であるとも言えるわけですけれども、同...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 消費税の改革の前提としての経済条件に関する質問にまずお答えを申し上げます。  社会保障改革については、議論の順序が重要だと考えております。消費税増税ありきではなくて、まずはあるべき社会保障の姿をしっかりと議論をし、その上で、社会保障制度の安定強化に必...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 渡辺孝男議員にお答えを申し上げます。  まず、クリーンな政治の実行についての御質問です。  政治家と金にまつわる不祥事、法令違反は国民の政治不信を招いており、厳しい対応と不断の制度改善が必要だと認識をいたしております。民主党としては、党の政治資金の...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 寺田典城議員にお答えをいたします。  まず、ねじれ国会と日本の将来像についての御質問をいただきました。  ねじれは必ずしもマイナス面だけではなくて、ねじれであるからこそ国民に情報が十分に開示されるので、与野党が互いに知恵を絞り、競い合い、そして協力...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 井上哲士議員にお答えを申し上げます。  まず、二〇〇九年度の決算についての御質問です。  私の内閣として国民にお約束をしたことを政治主導、官邸主導で一つ一つ実施をしており、次第に成果が上がってきていると、こう思っております。予算に関しましても、従来...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 舛添要一議員にお答えを申し上げます。  まず、民主党らしい政策あるいは自民党との違いについて、当初、内政を中心にお聞きになったことにお答えをしたいと思います。  私は、この国会において、平成の開国、そして最小不幸社会の実現、そして不条理を正す政治と...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ただいまの御決議に対しまして所信を申し述べます。  政府としては、従来から国の諸施策の推進に当たって、適正かつ効率的に執行するよう最善の努力を行っているところでありますが、今般八項目にわたる御指摘を受けましたことは誠に遺憾であります。  これらの御...全文を見る
02月21日第177回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○菅内閣総理大臣 大変温かい言葉をかけていただいて、ありがとうございます。  私が昨年の六月に鳩山内閣を引き継いで政権の責任者となって八カ月がたとうといたしております。私は、この中で、まず緊急にやらなければならないこと、そして、国民の約束として進めなければいけないこと、さらには...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、本多議員が、そうした特に弱い立場の人々に対することを議員としても取り上げ、そして他党の皆さんの提案でも、そういう問題についてはしっかりとうなずくというか賛成の意をあらわされたということ、大変私は重要なことだと思っております。  私も、さきの臨時国会の折に...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先日、「八十七歳の青春」という市川房枝先生の亡くなられて三十年を記念しての上映会がありまして、私も顔を出させていただきました。  私が選挙というものに初めて深くかかわるようになったのは、一九七四年の市川房枝先生の参議院全国区の選挙でありました。市川先生は、従来...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、落選をしたときに大変苦しい思いをしたというのは、これはもう本当に落選経験のある方に共通だと思います。私も三度落選をしましたが、何とか弁理士という仕事を一方でやりながら活動を続けて、四度目に当選することができました。  ただ、それは個人のこととして申し上げる...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、本多議員のお話を聞きながら、ぜひ国民の皆さんにも本当に理解をいただきたいのは、多くのそうした若い議員の皆さんは自分の歳費の中からいろいろな政治の活動費も捻出している。私も長年そういう形をやってまいりました。言ってみれば中小企業の売り上げのようなもので、必ずし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、統一自治体選挙を前にして、大変仲間の皆さんが御苦労いただいている。  実は、私の家内が、いつも自治体選挙になると地元の市議会議員と一緒に歩くわけですが、その歩きを始めております。府中、武蔵野を今歩いております。  そういう中で、いろいろな声を聞く中で、今...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、本当に、国民の皆さんに伝えたい気持ちで伝え切れていないという御指摘、私もいろいろな場で残念ながら感じております。それは、私にとって、やらなければならないこと、先ほども申し上げましたが、やはり政権というものを担当した中でいえば、すぐにやらなければならないこと...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私もそのとおりだと思っています。先ほど市川房枝先生の話を出しましたけれども、当時、いろいろな法律の中では、必ずしも、かなりのところまで派閥やいろいろなものがお金を使っても、それほど厳しい処罰はありませんでした。当時は、いわゆる秘書が捕まったとか、あるいは本人が逮...全文を見る
○菅内閣総理大臣 例えば、現在は政党助成金という形で、国民の皆さんから税金で党としての政治活動に資金をいただいているわけであります。これをいかに透明性あるいはまさに妥当性を持ってきちっと使うかということは、やはりこれは、それをいただいている党の大きな責任だと思っております。  ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 やはり、選挙という制度をベースにする民主主義において、一人一票というのは、当然のことですけれども、その一票の価値が基本的には同一でなければならないというのは大原則だと思います。  ただ、あえて申し上げれば、連邦的な国の場合は、州によって、アメリカなどでは一州か...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、この現在の憲法ができる過程の中で、この一院制、二院制についてもどういう議論があったかということも、多少物の本で読んだことがあります。  やはり、その時点の議論では、まさに熟議ではありませんが、一院の決定に対してもう一度再検討する、そういう形が望ましいであ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、一年生議員のころにアメリカの議会を視察に行きまして、下院議員でたしか十八名のいわゆる秘書、上院議員の場合は委員会等を含めると五十人とか六十人のスタッフを持っている、そういう実態を見ました。当時、日本は二人の公設秘書でありまして、なかなか活動する上での人の問...全文を見る
○菅内閣総理大臣 大変貴重なアドバイスをいただきました。ありがとうございました。
○菅内閣総理大臣 そういう指摘があり、そういう報道があったことも知っておりますが、きょう、通告があればちゃんと調べてきたんですが、通告がなかったものですから、もし必要であれば午後にでもお知らせをいたします。
○菅内閣総理大臣 今の稲田委員と前原大臣のやりとりをお聞きしておりましたが、私は全く問題のない行動だったと思っております。
○菅内閣総理大臣 私も多少、かつての国鉄のいろいろな歴史を知っておりますので、そういう問題については、個人的には注意をしながら対応してきているつもりであります。  今御指摘の問題は、私が、もちろんこの九月あるいは六月に代表になる段階ではなくて、その前の段階で公認をされて、手続が...全文を見る
○菅内閣総理大臣 指摘を受けましたので調査をいたしました。二〇〇九年、一度だけ組合の方から二十万円、支部にいただいております。
○菅内閣総理大臣 この労働組合は連合加盟の組合で、私も連合の皆さんとはきちんとしたおつき合いをしておりまして、そういうことも含めて、応援の気持ちで寄附をいただいたと思っておりますので、返すという予定はありません。
○菅内閣総理大臣 私は、午前の質疑でも申し上げましたように、内閣の責任者となったときに、まず緊急にやらなければいけない経済対策、あるいは予算そのものを成立し実行ということと、中期的あるいは長期的にやらなければならない社会保障と税の一体改革、そういったことを何としても進めたい。その...全文を見る
○菅内閣総理大臣 不名誉除隊というのは自衛隊のことを言われているのかと思いますが、自由民主党という政党がどういう判断でどうされたということと、国の重要な機関である自衛隊との対比をおっしゃるのは、ちょっと理屈が違うのではないか、このように感じております。
○菅内閣総理大臣 大変大きな、私なんかの感覚からいうと非常に大きな金額の贈与ということが指摘をされているわけですが、その処理については、今、国税庁からも一般論的な説明がありましたけれども、国税当局としては当然きちんとした対応をされたんだろう。  また、政治的な意味では、鳩山前総...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、具体的な話としては初めてお聞きしましたので、やはり、国会の中でどういう新たな一つのルールといいましょうか、何かをつくるといったことについては、国会の中で御議論いただくのがいいのではないか。私の立場で、余り詳しいことを知らないであれこれコメントするのは、少し遠...全文を見る
○菅内閣総理大臣 石川議員は、現在、党を自発的に離れておられると理解しておりまして、どういうことをおっしゃりたいのかわかりませんが、私は、そうした御本人の対応を党としても理解をしている、このように承知しております。
○菅内閣総理大臣 私も多少この国会の場が長いので、私が当選してしばらくしたときに、田中角栄元首相が一審で有罪判決があったときに、議員辞職の議論がいろいろとあったことは私もよく覚えております。  いろいろな場面、いろいろなことがあると思いますが、一議員として答えろということであり...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほどのことは、官房長官が答えられたので、あえて繰り返す必要はないかもしれませんが、何か、裁判の中でいろいろなやりとりがあるということを、柴山さんも専門家ですからいろいろ取り上げられるのは、そのこと自体は自由ですが、その中身を、こういう中身があったからこうすべき...全文を見る
○菅内閣総理大臣 どうも柴山さんの論理は、非常に厳しいようで、私には少しずれているように思うんですね。  つまり、私自身が申し上げたのは、御本人が判断されるべきことではないかということを申し上げたんです。そういう意味で、私は、考え方を特にそれから変えたわけではありません。  ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 もしかしたら御心配をしていただいているのかとも思いますけれども、この問題がどのくらい一般的にも難しい問題であるかということを、柴山さんもよくおわかりだと思うんです。先ほど田中角栄先生の話が出ましたが、一審有罪判決が出た後、当時の自民党は、当然ながら、議員辞職は必...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほども申し上げたんですけれども、柴山さんの議論は非常に精密に聞こえるんですが、しかし、責任を持ってというのは何に対する責任なんですか。  私たちがやろうとしているのは、党の中の手続は、きちんと一つのルールにのっとって、まさに、これは私ももちろん責任ですが、党...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も一生懸命聞いているつもりですけれども、十六人の皆さんが会派を出たいということを実際言われたことは事実です。しかし、それに対して幹事長の方から、いや、それは認められないということで、実際の国会手続においても会派離脱は現実のものにはなっておりません。  何かそ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほどのことも、どうしても私は、なぜそのことを柴山さんが、我が党の、何か、三分の二なのか、あるいは予算関連法案について心配をしていただいているのであれば、ぜひそれは賛成をしていただきたいと。これは国民的にも混乱を招くからどうするんだと言われるのなら、ぜひ賛成をし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、クリーンでオープンな政治ということを掲げて九月の代表選に出まして、多くの皆さんに支持をいただいて再選をしていただきました。ですから、そういう形で党の運営も、その後、心がけているつもりであります。  そういう意味で、いろいろな、きょう午前中の議論にもありま...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は筆跡鑑定をする立場でもありませんので、私がそれについてコメントをする立場にはないと思っております。
○菅内閣総理大臣 これも、幾つか何かが飛躍があると思います。  一つは、たしかこれは自由党の中のことで、それについては、当時合併前でありますし、党が違いますので、そのことを前提にいろいろとおっしゃるのは、どうして私におっしゃるのかなというふうに思います。  ですから、何か、そ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いや、今申し上げたとおりで、私が当時党が違った党のことをあれこれ言うのはふさわしくないと申し上げているんです。
○菅内閣総理大臣 大変有意義な提案だと思います。  先ほど来の議論、私には特に御質問がありませんでしたけれども、党の合併に伴う段階で、自由党として、もう既に選挙準備などの費用をかなり支出されていたということもあって、一定の処理を当時の岡田幹事長とともに正式の手続の中でやったわけ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まさに、私が代表選でクリーンでオープンな政治と申し上げた中には、いろいろな思いが入っているわけでありまして、党の運営というのは、私は、特に政党助成金をいただく中では、これまで以上にしっかりとした透明性が必要だと。少なくとも、私が代表になって以降、あるいは過去の時...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今の武部先生の引かれた言葉は、私は余り直接には出典等存じ上げておりませんけれども、やはり政治家が考えなければいけないことは、まさに国民の生活がどうなっているか、かまどの火がおきているのか、それとも、そういう食べ物もなくて苦労しているのか、そういうことに大きな責任...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、小沢元代表の名前も出されていろいろおっしゃいましたけれども、私自身、小沢さんの問題の中にもいろいろな問題があると思うから、先ほど来申し上げているように、代表選でクリーンでオープンな政治ということを掲げて努力してきているわけでありまして、私は、この問題は越えな...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まだ党としての処分の最終的な結論は、あす、倫理委員会等で決まる予定でありますが、今私たちが発議しているそのことについても、いろいろな意見があります。甘いとか中途半端だとか、武部さん初め言われている方もありますし、いや、厳し過ぎると言われる方もあります。  しか...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私がこの間申し上げてきたのは、やはり小沢元代表におかれても国会できちんと説明されることは必要ではないかと。御本人も私との話の中では、政倫審への出席について自分はそれをしないと言っているわけではないという趣旨の話はありました。  どういう形で国会で説明をされるか...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、この予算委員会の与党筆頭理事、中川さんとのメモというのは、細かい中身まではきょう初めて拝見をいたしましたが、この政倫審というものの出席が望ましいというのは、私も、先ほど来申し上げていますように、小沢代表に対してもそのことをお尋ねしたところであります。  ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、小泉総理がそういう発言をされたことそのことは、個人としてはなかなかのものだと思いますけれども、その結果がよかったとは全く思いません。つまりは、その後起きたことは何ですか。小泉・竹中改革の中で格差が拡大し、政治は結果責任ですから、幾ら格好いいことを言ったから...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほどまさに武部先生が国民の生活のことを言われました。私は、政権交代、あるいは私が担当してからも、最も緊急な問題である景気と雇用については、確実に回復に向かっている、ここにありますけれども、つまりは、成長率もマイナス六・三%がプラス三・九になり、失業率も五・三が...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、先ほど社会保障についておっしゃいました。私は、短期的な課題として、まずは景気を回復させ、雇用を回復させることが今の緊急の課題だと考えております。同時に、中期的あるいは長期的には、この社会保障と税の一体改革を、これは何としてもやり遂げなければならないという考...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も武部先生の強い言葉についつい反応をしてしまいそうなので、気をつけて物を申し上げなきゃいけないと思いますけれども、この小沢さんの問題というのは、私以上に皆さん方が長年の中でよく御存じのことだと思うんです。  私は、人のせいとかそうではなくて、実は、現在の党に...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、大口委員からも御紹介がありましたように、我が党としては、先週十七日の党政治改革推進本部役員会において、国会議員歳費の一割削減ということについて、党としてその法律案が了承されて、近々国会に提出をすることになっております。方針そのものは昨年の段階でも決まっており...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この国会議員の身分に関する制度改正については、各党各会派の一定の合意に基づいて実施をすることが慣例で、御党が急遽提出された修正案について各党における議論が間に合わずに、そういう意味で合意ができず、調整が調わず否決されたもの、このように私は承知しております。
○菅内閣総理大臣 大口先生も国会のいろいろなことは御承知の上でお聞きになっていると思います。ですから、確かに、私どもも法案という形では今回正式に決めまして、それは前回できなかったことは今考えてみれば残念だと思っております。  ただ、当時も方針はある程度決めていたんですが、やはり...全文を見る
○菅内閣総理大臣 鳩山前総理が大変巨額な贈与を母上から受け取られていたというのは、私などの感覚から見ても大変大きなお金だなというのは率直なところ感じております。  そういう中で、私は、税務当局は、何か特に前総理だから甘くしたとかということではなくて、手続にのっとって処理をしたの...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、今申し上げたように、鳩山前総理については、やはり総理を辞任するという形でこの問題も含めて責任をとられたと思っておりますので、それについて一つの政治的なけじめではあった、このように理解をいたしております。
○菅内閣総理大臣 二つのことを関連づけておっしゃいましたけれども、若干二つのことは、全く関連がないとまでは申し上げませんが、ちょっと違う話だと思っています。  まず、十日に小沢元代表にお会いをして私から申し上げたのは、おっしゃったように、裁判が終わるまで党を離れられたらいかがで...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、考え方として、そんなに考え方を変えたというつもりはありません。と同時に、現実に、国会でやはりきちっと説明をされることが小沢元代表にとっても必要だということを私は一貫して申し上げておりますし、御本人にも申し上げております。  十日のときでしたか、そのときも...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど申し上げたように、国会のいろいろなルールのことを総理という立場で決めるのではなくて、やはりここは各党間の協議の中で決めていただくことが必要なのではないでしょうか。
○菅内閣総理大臣 この問題は、私も、やはり考えなければいけない問題だ。つまり、それが何派であるかということではなくて、まさにおっしゃったとおり、公費助成を受けている政党が解散のときに残金があったものを何か党ではないところの主体が自由に使えるという形は、これはやはり国民の理解は得ら...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、この問題、個々の問題でもあるのでどこまで申し上げていいかわかりませんが、当時、小沢さんは党の選挙の責任者をやっておられました。その責任者が若い方にいろいろと応援をするということは、一般的にはあり得ていいことだと思っております。今御指摘のあったように、当時民...全文を見る
○菅内閣総理大臣 公明党からそうした提案がかなり前から出ていることは私も何度もお話を伺っておりまして、大変前向きな提案だということも理解をいたしております。  と同時に、これも何度か申し上げましたように、今おっしゃった選任または監督ということが実態的にどういうことになるのか。ま...全文を見る
○菅内閣総理大臣 そういうことを含めた考え方になっております。  ただ、法律案までいっておりませんので、それも含めて御議論させていただきたいと思っています。
○菅内閣総理大臣 多分、副総理として、財務大臣として座っていたと思いますが、内容までは、率直なところ、すぐには思い出せません。
○菅内閣総理大臣 昨年三月二日は、鳩山総理はお答えになっているようですが……(笠井委員「二月十七日は」と呼ぶ)ああ、そうですか。では、ちょっと違いますね。  今ちょっとおっしゃったところ、場合によったらもう一度御質問いただきたいんですが、私が何かを具体的に指示したはずだというこ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 個別のそういう案件については触れておりません。いわゆる、国会で一般的に説明することが必要だという趣旨のことを申し上げました。
○菅内閣総理大臣 私も詳細は存じ上げませんが、今の笠井委員と大畠大臣とのやりとりを含めてお聞きをいたしておりまして、やはり国交省において不十分な点があるならば、適切にさらなる調査を行っていくよう指導していきたいと思います。
○菅内閣総理大臣 先週十七日に、党の政治改革推進本部役員会において、政治資金規正法の改正案の骨子が了承されました。法制化作業に入っておりまして、提出の準備が整えば、この国会にも提出をしていきたい。本気でやってまいります。
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたように、この法案の骨子が十七日、先週了承されましたので、この国会中に法案を出す、それに向けて、私もきっちりやらせるための指導性を発揮していきたい。  今おっしゃった内容については、それを出した中で、もっと政党間協議で強力なものにする、あるいは三...全文を見る
○菅内閣総理大臣 そういう立場でやります。
○菅内閣総理大臣 私にとっては、実はこれは三十年以上にわたる課題でありまして、そういう意味では、何としてもやらなければいけない。  今のところ、まだ自由民主党の方でもなかなか企業献金禁止ということに踏み切っていただけていないようですけれども、たとえそうであっても、我が党としては...全文を見る
○菅内閣総理大臣 それを含めて、ぜひ進めたいと思います。  決して言いわけで言うんではなくて、例えば鉛筆一本を買うところもありますし、いろいろな事例がありますので、なかなかこれは、議論をしていくとそういった問題があることも御承知だと思います。  しかし、基本的に、国民の皆さん...全文を見る
○菅内閣総理大臣 おっしゃるように、今国民の皆さんにも大変厳しい財政状況の中でいろいろと厳しいこともお願いを申し上げなければならない、そういう時期に来ております。そういう中にあって、公務員の皆さんにも場合によったらかなり厳しいことをお願いしなければならない。その中で、私たち国会議...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、政治献金については、先ほども申し上げましたが、基本的に企業・団体献金を禁止するという方針は以前から変わっておりません。それに加えて、先週十七日の我が党の政治改革本部において、役員会において法案の骨子を決めました。それに沿って、先ほども共産党の議員の方に答弁...全文を見る
○菅内閣総理大臣 大変積極的なといいましょうか、私に対してある意味で激励の気持ちを込めての発言をいただいて、ありがとうございます。  私も、先ほど三十年、四十年と申し上げたのは、今御指摘にあった、市川房枝先生の選挙の直後に、市川さんが最初に経団連に乗り込んだテーマが企業献金の禁...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、いわゆる証人喚問という制度が従来から議院証言法という形であった上でこの政治倫理審査会をつくったということは、やはり政治家が国民から疑惑を持たれた場合にはみずからその場で国民の皆さんに説明する、そういうために生まれた制度だと思っております。  それだけに、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今法務大臣のお話にもありましたように、この制度そのものができてまだ、こういう特に起訴議決の制度ができたのは最近でありますので、今の段階ですぐにどうこうということではなくて、もう少し運用を見守って、その中からまた必要があるということが強くなれば考えるべきではないか...全文を見る
○菅内閣総理大臣 少し、二種類のことを片方しか言われないのではないかと思っています。  このときにベースになったのは、昨年の人事院勧告があった中で、一般職の給与との均衡、特別職の相互間の給与の均衡等を考慮して、一般職に準じて行うことが妥当と判断したものであります。  これに加...全文を見る
○菅内閣総理大臣 そう理解していただいて結構です。
○菅内閣総理大臣 私も細かい手続は知りませんが、一般的に、国会議員が閣僚なり政務三役になった場合には、国会議員の給料に、当然ですが、大臣の給料が全部ぼんと乗るわけではありませんで、大臣の給料の内側に国会議員の給料があって、その差額分だけが支給され、それが多くの場合は、実はいろいろ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 これも柿澤さんは御存じで言われているんでしょうけれども、一般職の公務員の給与を含めて、いわゆる人事院というものがこれまでの制度のベースになっていて、いわゆる労働三権というものを制約するかわりに、人事院が民間準拠の形で一つの水準を提起して勧告をしてきたわけでありま...全文を見る
○菅内閣総理大臣 柿澤議員が当初の資源エネルギー庁長官の件を指摘され、そしてこれがあっせんでないから、天下りという、今の段階では当たらないということを確かに政府としてはお答えしておりますが、それが果たして、国民的に考えられて、それなら仕方ないということにはなかなかならないというの...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今この問題で、閣議決定でという御指摘でした。  実は私、厚生大臣のときに薬害エイズの問題があったときに、このような製薬メーカーに対する天下りといいましょうか、それは禁止するということを私の大臣のときには決めてまいりました。そういう点で、今おっしゃったことが効果...全文を見る
○菅内閣総理大臣 一票の格差をイコールにしなきゃいけないというのは、これは議会制民主主義あるいは選挙の大原則だと考えております。  ただ同時に、アメリカなど連邦型の政権の場合には、上院は各州ごとに定数二ということで、これは人口比にはなっておりません。  そういう意味で、我が国...全文を見る
02月23日第177回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○菅内閣総理大臣 まず、ニュージーランドのこの被害に遭われた方にお見舞いを申し上げたいと思います。  今、十五分ほど前、八時四十分から第二回のニュージーランド地震対策関係閣僚会議を開きました。その中で、まず、昨日、ニュージーランドから正式な国際緊急援助隊の支援要請を受け、先遣隊...全文を見る
○菅内閣総理大臣 中小企業については、私も昨年、大田区の物づくり中小企業、また、城井さんの地元でもあります北九州にも出かけて、いろいろと省エネあるいは電池などの企業の実態を見てまいりました。  今御指摘のように、いろいろな制度や仕組みがあるわけですけれども、中小企業の皆さんから...全文を見る
○菅内閣総理大臣 大変いい御指摘をいただきましたので、行政刷新担当大臣とともにしっかり取り組んでまいります。
○菅内閣総理大臣 一点、ニュージーランドのことをお触れいただきましたけれども、きょう午後二時ごろには緊急援助隊を政府専用機で成田から出発させるということで、しっかりと救援に当たりたい、こう考えております。  今御指摘の特例公債法案については、財務大臣からも答弁をいたしましたよう...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、この高速道路の無料化という考え、金子議員は専門家に近い立場ですのでよくよく御承知だと思いますが、もともとの法律は、それぞれの区間で償還が終わったら無料にする、そういう形にもとはなっていたわけであります。それをプール方式という形で、例えば東名などは、償還が十...全文を見る
○菅内閣総理大臣 高速道路無料化というのは、たしか二〇〇三年の、私が当時民主党の代表であったときのマニフェストに盛り込んだものであります。そういう意味で、私としては、無料化することによって地域が活性化する、あるいは物流コストが下がる、そういうトータルの経済効果はあると考えておりま...全文を見る
○菅内閣総理大臣 現在の二〇〇九年マニフェストの考え方そのものが、四年間というものの中で実現を目指すという、必ずしもこの高速道路無料化に限らないので、マニフェストそのものがそういう仕組みになっておりますので、その一環としてそれを目指していくという姿勢に変わりはないということをその...全文を見る
○菅内閣総理大臣 制度的な問題で今おっしゃいましたけれども、高速道路の無料化の最大の肝は、つくったものの中で使われていない多くの、これは全部が高速道路会社ではありませんが、本州四国とかアクアラインとか、そういうものがある。しかも、インターチェンジの間が大体十三キロです。アメリカの...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、金子議員は、国土交通省国土技術政策総合研究所の報告の中に、費用便益分析で、たしか料金をゼロとしたときに、どの数字でしょうか、この二兆七千億でしょうか、あるいは七兆八千億でしょうか、こういう結果が出たわけですよね、国総研の中で。しかし、それを、自分のところの研...全文を見る
○菅内閣総理大臣 民営化という概念は、私は無料化の概念とは違っていると思います。つまり、今一般国道ありますよね。これは無料ですよね。無料なんですよ。基本的には道路というのは無料なんです。それは税金でつくるからです。ですから、民営化ということの方が、私は、道路に関して言えば異例なん...全文を見る
○菅内閣総理大臣 これは、現在、予算の審議をまさにこの委員会でお願いしているわけですが、そういう予算として私たちとしては最もベストなものだということでお願いをしておりますので、今御指摘のようなことを私から国交大臣に申し上げるつもりはありません。
○菅内閣総理大臣 多少、私の思い違いがあったようであります。  しかし、この問題については、今、大畠大臣からありましたように、提示している方針でいかせていただきたい、こう思っております。
○菅内閣総理大臣 私は、手続的なことでいえば、当然、予算は予算で採決があり、関連法案は関連法案で採決があるわけですから、それをどう扱うかは国会のルールで行われるべきだと。  ただ、成立をするということが重要なのであって、ですから、成立をするということを、何とか実現のために努力を...全文を見る
○菅内閣総理大臣 二〇〇九年のマニフェストは、もちろん国民の皆さんに対する約束ですから、今、鋭意全力を挙げて実現のために努力をいたしております。と同時に、衆議院の任期の半ばを前にして検証を行うということも既に申し上げているとおりであります。
○菅内閣総理大臣 マニフェストについての御質問でありましたので、マニフェスト全体についてお答えをいたしました。
○菅内閣総理大臣 天下りのあっせんということを、先ほど、いわゆるマニフェストに関しておっしゃったということだと思いますので、天下りのあっせんについては禁止する、その考え方で現在も変わっておりません。  天下りについて何が問題か、その認識をお尋ねです。  私は、政権交代の少し前...全文を見る
○菅内閣総理大臣 公務員制度担当大臣です。
○菅内閣総理大臣 これらの御指摘、私は直接には確認はできませんが、この場で出されていることですから、それを前提としてお話をいたします。  いろいろな公益法人改革をやっておりますけれども、必ずしもすべてをチェックし切れていないところがあって、それは、これからもっとしっかりチェック...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほども申し上げたように、確かに公益法人について十分なチェックはできていない、また、今関係大臣からのお話のように、個別のことについて必ずしも報告を受けない中でこれが行われている。このことは、御指摘をされたとおり、やはり政務三役としてしっかり把握をして、基本的な方...全文を見る
○菅内閣総理大臣 御指摘の点については、決してこれでいいというふうには思っておりません。  監視機能の強化について、昨年、新たな監視機関の設置を盛り込んだ国家公務員法改正案を出しましたが、残念ながら、審議未了で廃案になっております。  いずれにしても、こういったことがきちんと...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この第二次改造内閣を編成するに当たりまして、もちろんいろいろなことを考えました。私は、蓮舫大臣、事業仕分けを含めて大変活発な活動をしていただいていると思います。同時に、この公務員制度というのも、かなりといいましょうか、大きな仕事であります。それぞれの仕事量とかい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この委員会が始まる直前に、二度目のニュージーランド地震対策関係閣僚会議を開きました。その中で、緊急援助隊についてニュージーランド政府から正式な要請がありました。そこで、昨日の段階で先遣隊三名を派遣し、それはきょうの朝のうちに現地に着いております。それに加えて、予...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、玄葉担当大臣からもお話がありましたが、FTA、EPAあるいはWHO、いろいろな場で、経済の連携についての議論を各国あるいはマルチでやっております。そういう中にあって、このTPPについては、御承知のように、現在は情報収集を含めて関係国との協議をしているところで...全文を見る
○菅内閣総理大臣 このP4、つまりは、シンガポール、チリ、ニュージーランド、ブルネイ、四カ国によって二〇〇六年に締結された環太平洋戦略的経済連携協定というものは、二十章百九十六条から成る、かなり厚いものであります。私も手にとって幾つかのページをめくってはみました。同時に、それの概...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、農業のことをかなり西先生は言われましたが、農業をいかにして改革するか、私のもとに今実現検討会議を開いておりまして、これも御承知のように、経済連携と関連する部分もありますが、例えば就業者の平均年齢が六十六歳といったようなことは、必ずしも経済連携ということだけ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、今国民の皆さんにとって最も重要なことは、やはり雇用、景気。そういう意味では、この間、かなり景気の回復傾向に来ている中で、それを本物の成長につなげるには、まず来年度の予算を成立させて、そしてそれを実行することにある、これが今のまず第一の課題だと考えております...全文を見る
○菅内閣総理大臣 もともとのマニフェストが、最終的に月二万六千円ということをマニフェストに盛り込んでいることは、おっしゃるとおりであります。そういう中で、昨年といいましょうか、今年度は月一万三千円からスタートいたしました。  大分議論いたしました。これの上乗せをする、一万三千円...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほども申し上げましたけれども、このマニフェストは、〇九年総選挙における国民の皆さんとの約束であります。その上で、できるもの、さらに、着手しているもの、しかし、なかなか難しいものも確かにあります。そこで、九月ごろをめどにして全体の検証を行おうということにいたして...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど申し上げたように、一万三千円の上乗せの中に、現金でいくのか現物でいくのか、現物ということになれば、二万六千円という現金ではなくて、ある割合を現金で、ある割合は現物でということになることも十分あり得るということであります。
○菅内閣総理大臣 現実に衆参でねじれという状況にあるということは、私たちも十分に認識をいたしております。しかし同時に、内閣としては、予算を提案し、あるいは必要と考える法案を提案するというのも内閣としてのやはり責任であろうと思っております。  その上で、それらの予算さらには関連す...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、子ども手当、確かに御党が児童手当で大変努力をされてきたことは、それはそれとして敬意をあらわしたいと思います。  それを含めて、一般的に言えば、高齢者に対するいろいろな社会保障制度はだんだんと充実してきた中で、子供あるいは若者に対するいろいろな社会保障的な...全文を見る
○菅内閣総理大臣 これは、こういう場で申し上げるのが適切かどうかわかりませんけれども、マニフェストをぜひ実行したいという思いは、私自身を含めて民主党の全議員が考えている、思っていることだと思います。それを実現したいという最大限の努力の中で、それが実際に、例えば財源の問題等で実現が...全文を見る
○菅内閣総理大臣 さきの総選挙で民主党が国民の皆さんにお約束をしたことは、今回の総選挙の任期中に消費税の引き上げは行わないということを申し上げ、その方針は今でも変わってはおりません。
○菅内閣総理大臣 そういう答弁をしたということは、そのとおりであります。
○菅内閣総理大臣 先ほど佐々木議員から読み上げていただきましたけれども、「撤回、削除ということも考える可能性も私はあり得るかと思いますが、そのことをどの段階でどのようにやるかについては、しかるべき時期が来たところで判断をしていきたい、」こう答えております。  率直に申し上げて、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 これは、所得税や法人税、消費税、それぞれ負担をしていただいている立場からすれば、できるだけその負担が軽い方がいいというのは、それぞれの方のあるいはそれぞれの立場の思いであろう、私はこのように思います。  と同時に、一番大きなもう一つの背景は、この二十年間、日本...全文を見る
○菅内閣総理大臣 中島先生とは、まだ市長をやっておられたころを含めて、この荒瀬ダムあるいは今の川辺川ダム、いろいろ御一緒したことを思い出しながら聞いておりました。  この荒瀬ダム撤去ということになりますと、ある意味では、日本のダム行政にとって画期的なことになると考えております。...全文を見る
○菅内閣総理大臣 しっかりと受けとめて、検討を国交大臣とともにしてみたいと思います。
○菅内閣総理大臣 私も、野党時代に何度となくお邪魔をいたしました。鹿児島知事の大変な英断で中止が決まったと理解をいたしております。  今の私の立場で行くことがちょっと過大な期待につながることもありますので、国交大臣と役割をしっかりしながら、個人的にはまた何度も行きたいところなん...全文を見る
○菅内閣総理大臣 昨年の十一月に、経済の連携についての基本方針を閣議で決定いたしました。FTA、EPA、いろいろとこの間おくれてきているものを推し進めなければならないということを言うと同時に、このTPPについては、情報収集のためを含めて関係国との協議を行うということにいたしました...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、十二月ですか、米どころ山形の庄内に視察に行ってまいりました。幅が六十メートル、長さが三百メートルの一枚の田んぼがあるところを視察いたしてまいりました。そういう大規模化がきちんとできているところの生産性は大変高くなっていることも改めて知りました。  そうい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 きょう、どういうわけか農水大臣をお呼びでないようでありますから、どこまで踏み込んだお話をしていいかわかりませんが、まさに我が党が、農業の戸別所得補償を昨年導入しようということでスタートを切ったわけであります。  もちろん、その中に、今、江田議員が言われるように...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、農業についていろいろな機会にいろいろな役割をしておりまして、専門家とまでは申し上げませんが、いろいろお聞きをいたしております。  今指摘をされたことは、個々のことだけでいえば、それはそのとおりという部分もありますが、全体としてそれで成り立った一つの絵にな...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私が社会に出て最初に取り組んだ問題が土地問題でありまして、最初に竹下総理とお話をしたのが農地法あるいは農地委員会の問題でありました。  また、ドイツに土地利用計画の視察にも行ってまいりました。日本とヨーロッパで一番違うのが、今言われた土地の利用と所有の問題です...全文を見る
02月23日第177回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○内閣総理大臣(菅直人君) まず、昨日、日本時間の午前八時五十一分にニュージーランド南部で地震が発生をいたしました。そして、昨日の段階で第一回目の関係閣僚会議を開き、今日の予算委員会の前に第二回目の関係閣僚会議を開きました。ニュージーランドから正式な国際緊急援助隊の派遣の要請があ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 谷垣総裁に、是非、この、私が答えた後には、私がした質問に答えてくださいね。(発言する者あり)つまり、いや、今から、今から答えますから。  つまり、私が質問をしたのは、今の国民の生活にとって最も重要なのは予算の成立と執行だと思うけれどもどうですかという...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、組替え動議を出されるということを今、谷垣総裁約束されました。是非、いい立派な組替え動議を出していただきたいと思っております。  先ほど金融国会のときのことを谷垣さんもお認めになりました。当時、政府からも法案が出ていました、ブリッジバンク法案とい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、ロシアの問題についてお話がありました。  実は、先日もロシアの専門家の皆さんに何人かお集まりをいただきまして、これからのロシア問題を考える上で私なりにいろいろな話を聞きました。谷垣さんも御承知のとおりでありますけれども、この六十五年間の日ロある...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この日ロの領土問題については、今あるところまで谷垣さんと私の認識、一致をいたしております。つまりは、六十五年間の中でいろんな時期があったわけです。残念ながら、橋本総理の後、エリツィン大統領も体調を壊された後、残念ながらそれからの進展は長くありませんでし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 五月の二十八日、鳩山内閣の下で改めて日米合意が行われたことはもう皆さんがよく御承知のとおりであります。それを踏まえて私がこの普天間についても対応していくということを申し上げました。その意味で、この日米合意に沿った形で私たちの予算も提案をさせていただいて...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、山口代表の方からお話をいただきましたように、ニュージーランドのこの直下型の地震と思われる地震の被害は相当程度であります。今、私の方に入っている情報でいいますと、いわゆる富山外国語専門学校二十三人の方のうち十三名が救出をされ、安否確認中が十名になって...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、私が総理に就任をしたときにこの問題についていろいろとマスコミを含めて問われましたので、私は、現在沖縄にいる海兵隊を含め、在日米軍は、この日本の安全にとっても、このアジア太平洋地域の平和、安全にとっても大変重要な役割を果たしていると、そういう認識を...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、最後に防衛大綱のことをお話がありました。御承知のように、この議論は本来なら一年前に合意すべきものを一年間延ばして議論をいたしました。そして、それまではいわゆるスタティックといいましょうか、基盤的防衛という、整備という考え方にあったものをダイナミック...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) はい、分かりました。  そのことを明確に申し上げておきたいと思います。(拍手)
02月24日第177回国会 衆議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 郡議員にお答えを申し上げます。  まず、ニュージーランドの地震についてのお尋ねです。  まず、この地震で被害に遭われた皆さんに心からお見舞いを申し上げます。  そして、日本から派遣をいたしました国際緊急援助隊、日本時間で本日の午前七時から、行方不...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 田村憲久議員にお答えを申し上げます。  まず、子ども手当が時限立法である理由についての御質問です。  平成二十三年度の子ども手当については、平成二十四年度以降の年少扶養控除等の見直しによる地方の増収分の取り扱いについて地方と協議を重ねながら十分検討...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 古屋議員にお答えをいたします。  まず、マニフェストの、子ども手当についての御質問です。  子ども手当は、次代の社会を担う子供一人一人の育ちを社会全体で応援する観点から支給するものです。その結果として、保育所の整備等の現物給付などと相まって、子供を...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 高橋千鶴子議員にお答えを申し上げます。  子ども手当が単年度限りの法案となった理由についての質問です。  平成二十三年度の子ども手当については、平成二十四年度以降の年少扶養控除等の見直しによる地方の増収分の取り扱いについて地方と協議を重ねながら十分...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 小児科医として、子供にたくさん触れられて、いろいろとかかわってこられた阿部知子議員に、お答えをさせていただきます。  まず、子供たちへのメッセージということであります。  昔から、子は、いろいろな意味で社会の宝と言われます。私も、あらゆる生物がそう...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君)(続) その検証の中では、この子ども手当についても、多くの皆さんの意見を聞きながら、しっかりと検証を行ってまいりたい、このように考えております。  次に、住民税の扶養控除について御質問をいただきました。  住民税の扶養控除の廃止は、所得税において扶養...全文を見る
02月28日第177回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○菅内閣総理大臣 今の日本の憲法の大原則は国民主権であることは言うまでもありません。そういった意味で、私は、衆参の皆さんに首班指名をいただき、そして天皇陛下の認証、信任によってこの総理大臣という立場につかせていただきました。
○菅内閣総理大臣 私自身の政治の最も大事にしているものが、まさに国民主権。私の場合は、自治体の中では市民参加という形でのいろいろな活動を通して、国政においてはそれを大きく国民主権という形で表現されておりますけれども、そういう政治を実現したいというのが私の原点であります。  そう...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、ある時期、政党というものをいろいろ考えたことがあります。極端に言えば、政党というのは、一人の人がこういう考え方を持って一つの政党をつくるんだと言えば、今の政党助成金等の制度とは違いますけれども、だれでもが政党をつくるということも原理的には可能だと思っており...全文を見る
○菅内閣総理大臣 伊吹先生から、私が最も輝いていたのは野党のときだというふうに言っていただきました。  逆に言いますと、私も、野党の生活が長かったし、そういう運動的な発想で物事に当たることが多かったので、ある部分、なかなかその体質というか性格が抜け切れないかもしれません。  ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、原則的に、マニフェストというものが相当程度実行されているという客観的なことを申し上げておきたいと思います。  例えば、従来、どちらかといえば高齢者中心の社会保障の充実が図られてきましたけれども、子供や若い人に対して必ずしも十分でなかったということで、子ど...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、公債特例法、確かに、この十年ほどは予算と一緒に出されているケースが多いわけですが、しかし、例えば平成元年は六月二十六日がたしか公債の衆議院の本会採決でありますし、それ以前はほとんど一カ月ないし二カ月、予算よりもおくれております。ですから、それが必ずしも慣例...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、この三号被保険者の問題、いろいろと説明をよく聞いてまいりました。  現在の年金制度が制度的にかなり複雑で、特に制度間の異動について、私自身も、厚生大臣になったときに国家公務員共済に入って、そちらに移るようにと言われたんですが、大臣はそちらの年金には入れな...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、谷委員から言われたことの性格は、いわゆる公共事業全体の予算が減ったということと一括交付金約五千億が積まれたということと、どういう関係で御質問か、若干私には理解が難しいんですけれども、一括交付金にした意義というのは、今おっしゃっていただいたように、従来は個別的...全文を見る
○菅内閣総理大臣 少し論点が私には正確ではないように受けとめられました。  といいますのは、今回、こういう制度を入れることに対して、本当に各省庁、物すごい抵抗をいたしました。なぜ抵抗したか。確かに、谷委員言われるように、初年度は、これまでの事業が継続しているものまでばっさばっさ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、個々の配分というもののあり方については、総務大臣のもとで、この間の議論でも、ある考え方は提出をされているところです。  ぜひ、総務大臣を呼んで、個別的なことについてはお聞きをいただきたいと思います。(発言する者あり)
○菅内閣総理大臣 まず、小泉議員がみずからのこと、あるいはみずからの党のことも含めて、もちろん与党・政府も当然ですが、反省すべきことはきちんと反省すべきだと言われたことは、私、大変勇気ある発言だということで評価をいたしたいと思います。  マニフェストについて、この間の議論でも申...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ですから、マニフェストの中にいろいろな項目があります。初年度でも、暫定税率については、残念ながらマニフェストで申し上げたとおりには実行ができませんでした。  そういうことも含めて、マニフェストで申し上げたとおりにできるもの、あるいは若干の修正が必要になるもの、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ですから、先ほど来申し上げていますように、マニフェストの多くは実行しております。そして、マニフェストは、基本的には四年間の中で実行するということで、国民との約束としてお示しをしてきたわけであります。しかし、その中で、いろいろな理由で難しいものも率直なところ出てき...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いろいろな政策について、いろいろな議論をいたしておりました。そういう中で、それまでの経緯などの議論と、かなり思い切った形での提案が出てきておりましたので、従来の提案に比べてここまでという意味では多少びっくりしたことを思い出したので、そうお答えをいたしたわけですが...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この件については、例えば参議院のマニフェストでは、月一万三千円をベースにしてその上乗せを図る、その上乗せについては、現金給付あるいは現物給付、そういうことを含めて検討しようと。そして、現実に今提示をしている予算案では、三歳児までについてはプラス七千円の二万円とい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 何度も申し上げましたように、マニフェストは、党として決定をして、国民の皆さんにお約束をして提案いたしたわけであります。  その上で、何度も申し上げていますように、それを実現すべく最大限の努力を現在も続けております。そして、相当部分は実行しました。特に小泉さんの...全文を見る
○菅内閣総理大臣 政策的に小泉議員、よくおわかりの上で言われているんでしょうけれども、現在の制度そのものが、かつての児童手当の制度にある意味上乗せとする形で子ども手当をつくっております。そういうことを含めて、私は、岡田幹事長が、深層心理まではわかりませんけれども、そうした政策論と...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今後のいろいろな与野党協議の中のいろいろな可能性として発言された、私はこのように理解しております。
○菅内閣総理大臣 いろいろな議論がもう既に野党の皆さんからも出ているわけでありますので、いろいろな可能性のある姿として幹事長としての発言があったんだろう、こういうふうに思っております。
○菅内閣総理大臣 子ども手当について、先ほども申し上げましたけれども、我が国では、比較的高齢者に対する社会保障の充実というものは進んでまいりましたが、例えば少子化対策とかそういう意味では必ずしも十分に進んでこなかった中で、一つの考え方として、子供を育てるものを社会全体の役割として...全文を見る
○菅内閣総理大臣 言葉として厳密であるかないかは別として、いろいろと言われておりますが、政策には、今お話もありましたように、例えば介護保険の議論のときもありました。つまりは、お年寄りの面倒を本当は家族でやるべきだけれどもという議論もありました。しかし、それを社会化しようというのが...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私には小泉議員がなぜそこまでおっしゃるのか少しわからないんですが、つまり、議論をしてきているわけです。議論をしている中で、当然、私たちとしては、最もベストなものと考えて子ども手当をこれまで提案してきましたし、今も基本的にはその姿勢は変わっておりませんが、しかし、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 国民の皆さん、いろいろな思いがあったと思います。やはり、長い間の自民党を中心としたそういう政治のあり方に対して、いろいろな意味で変えてほしい、そういう思いもあり、そういうことの力が総合的にこの政権交代をある意味実現させる力になった、こう思っています。
○菅内閣総理大臣 私は、政権交代を繰り返している多くの先進国といいましょうか、そういう国全部を知っているわけではありませんが、少なくとも、例えば、イギリスで最近政権交代が行われましたけれども、その直後にイギリスは、消費税、あれは財務大臣の指示だけで上げられるわけですけれども、マニ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げたつもりです。  ですから、不信感を今持たれて、我が党が厳しい状況にあるということをちゃんと認めた上で、四年間で見てもらいたいというのが国民の皆さんに対する私のお願いでもあるわけです。
○菅内閣総理大臣 何を私に言わせたいというか、そう言うのか、ちょっとよくわからないのですが、つまり、短期間で答えが出ないことはたくさんあるわけです。ですから、確かに、期待したのにまだできていないじゃないかとか、いろいろなことはあると思います。ですから、私はお答えしたはずです。四年...全文を見る
○菅内閣総理大臣 支持率というものについて、私もそれは、一つの国民の皆さんの考え方、見方として真摯に受けとめなければならない、こう思っております。  と同時に、今の小泉議員との議論でも申し上げましたように、確かに、当初のいろいろな提案を、国民の皆さんはもっと早い形で実現を期待さ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 当時私、代表代行という仕事をしていて、いろいろな課題、例えば代表とか幹事長とかがやっておられない課題を中心に、私自身、特命的な課題を多く受け持っていたことを覚えております。  そういう意味で、マニフェストについて、もちろん代表代行として重要な会議には出ておりま...全文を見る
○菅内閣総理大臣 斉藤さんも政調会長もやられたわけでありますから、政策というものは、常にいろいろな可能性を考えながら政策を立てていくわけです。ですから、私が申し上げたのは、いろいろな議論の過程、今申し上げましたように、そのど真ん中に位置はしておりませんでしたけれども、いろいろな漏...全文を見る
○菅内閣総理大臣 確かに、マニフェストにはいわゆる入りと出、両方について述べております。無駄の削減等によって従来のものを削って財源として、新たなマニフェストの政策課題にその財源をもって充てていく、そういう考え方に立っております。少なくとも昨年、昨年といいましょうか今年度予算、そし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 少し、先ほど財務大臣からもマニフェストと国債との関係については答弁をされましたけれども、私は、政権交代をしたときから一年半余りたっていますが、そのときは日本がどういう経済状況にあったのか。まさにリーマン・ショックの中で、全体に不況にも落ち込む、あるいは半ば落ち込...全文を見る
○菅内閣総理大臣 せんだっての党首討論のときにも山口代表の方からそういう御指摘を受けました。もしそういうふうに見えたとすれば、あるいは受けとめられたとすれば、まさに私の不徳のいたすところだと思っております。  私は、素直という言葉はいろいろな意味があると思いますが、決して、すべ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 斉藤さんがおっしゃるように、第一の責任が私、さらに言えば内閣にあるという御指摘は、そのとおりだと思っております。  その上でいろいろなことを申し上げたのは、同時に、国会の場で理解をいただけない限りは、特にねじれ状況にある今回の状況の中では、内閣あるいは与党だけ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、斉藤さんからそういう発言が出るのは若干びっくりするのでありますけれども、つまり、このねじれ状況の中でいえば、国民の皆さんは、何とか国会という場で、それは、政府が言うとおりにならないことも含めて、しっかり国民の皆さんにとってベターな選択をしてほしいというのが...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この問題は、斉藤さんが環境大臣の折にも、ある意味では党派を超えて非常に頑張っておられた課題であって、私も、その当時からその努力を評価してきたところであります。  率直に申し上げて、この問題は、一つは、今環境大臣からもありましたように、いわゆる前提となるアメリカ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ちょっと私はその差を、どうしてそういう解釈になるのかよくわからないんですけれども、もともと、これは鳩山内閣のときからだと記憶しておりますけれども、いわゆる〇九年の、衆議院の任期の間に消費税を上げることはない、何らかの形で進める場合は国民の皆さんに聞くという考え方...全文を見る
○菅内閣総理大臣 くれぐれも申し上げますが、消費税ありきの議論を社会保障の議論でしているわけではありませんし、そういうつもりはありません。  まずは、社会保障のあるべき姿について議論をし、その上で、その安定的な財源をどうするかという形で議論をしようとしているわけでありまして、私...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、政権交代が今後日本の中で次第と定着化していく場合に、やはり任期の四年間は、基本的にはその前の衆議院で多数をもらった政党あるいはグループ、連立がきちんと責任を持つんだ、そのことが定着することが必要だと。  そういう意味で、今、下地さんが言っていただいたよう...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、二〇一〇年の六月の八日に首班指名をいただきました。この二〇一〇年の六月八日、この日というのは、私は、今の日本にとって本当に、ある意味厳しいけれども、ある意味日本を立て直す、まだ十分に間に合うときだ、このように認識をいたしております。  そのためには、やは...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、この間の藤田議員の内閣あるいは私に対する御支援に、心から感謝を申し上げます。  国民の皆さんに本当に申し上げたいのは、一年半前の政権交代、大きな変化が日本の政治に進んでいる、私はこのことをまず申し上げたいと思います。  例えば、かつて経済対策といえば公...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、政権交代後の鳩山内閣ができたときに、まず二つの点で大きなこれまでの政治との決定構造が変わりました。  その一つは、事務次官会議を廃止したということであります。  よくも悪くも、それまでの政権は、事務次官会議を中心として霞が関全体が一つの物事を決定する案...全文を見る
○菅内閣総理大臣 民主党は、さきの総選挙で国民の生活が第一というスローガンを掲げました。私自身も従来から、福祉社会、かつては福祉国家という言い方もしておりましたが、やはり国民が老後やあるいは子育てにおいて安心できる社会をつくることが政治の大きな役目だ、こういう認識でおりましたし、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、社会保障全般にわたって、高齢者に対する医療、介護、年金はかなり充実をしてきた一方で、子供は、これまでは、どちらかといえば家族あるいは両親にお任せをするという形がとられてまいりました。  そういった意味で、今回の子ども手当を大きく我が党がマニフェストに掲げ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、日本の一般的な意味での貿易の自由化というのは、世界でもトップ水準で進んでいる、WTOでもそういう位置にある。農産物を含めても、一部の品目はありますけれども、トータルとしては非常に輸入も多いですし、そういう状況にある。  ただ、あえて申し上げますと、この十...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げたように、一般的には我が国は……(発言する者あり)私、吉井さんに答えているので。(吉井委員「私は、だからこの認識は変わらないんですねと聞いているんですよ」と呼ぶ)ですから、先ほど申し上げたように、こういう認識を一方で持ちながら、一方で、FTAとかEPA...全文を見る
○菅内閣総理大臣 こういった姿勢で交渉に臨むということについては変わっておりません。
○菅内閣総理大臣 マニフェストに掲げたことは、もちろん我が党の方針として、現在も方針としてそのままになっております。
○菅内閣総理大臣 当時、実はマニフェストの中で、外交の部門で、アメリカとの交渉の中で、先ほど御指摘になりましたように、締結という言葉がやや誤解を招きやすいということで、交渉を促進すると。これは自民党の皆さんも同じような表現を使っておられますが、そういう姿勢を改めて明確にしたところ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほどの点は玄葉大臣からもお答えをしていただきましたけれども、二十二年十一月六日、私の内閣のもとで包括経済連携に関する基本方針というものを閣議決定いたしまして、その中で、特に、政治的、経済的に重要で、我が国に特に利益をもたらすEPAや広域経済連携については、セン...全文を見る
○菅内閣総理大臣 メキシコの状況をつぶさに承知しているわけではありませんけれども、そういったものがエタノールの、いわばバイオエタノールの材料として使えることで農産物の価格高騰の一因になっている、そういうことについては承知をいたしております。
○菅内閣総理大臣 先ほどオーストラリアとアメリカとの比較も出されましたが、私は、先日、山形県の庄内に行きまして、幅六十メートル、長さ三百メートルの一枚の水田を見ました。つまり、日本において、一般的に言えば、そういう大規模化や合理化といいましょうか、いわゆる生産性を高める努力という...全文を見る
○菅内閣総理大臣 言葉には確かにいろいろな理解があると思います。  私がこの間のことで私なりのイメージで申し上げているのは、若者の海外留学が減るなど、日本がやや内向きに全体としてなっているのではないか。そういう今の日本の状況を、もう一度、世界に若者も羽ばたき、また、イノベーショ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、阿部さんが最初に言われた、TPPについて政府主催でやっていることについて言われたことは、まさに、だからやらなきゃいけないと思っているんです。私、この議論は大いにやるべきだと思っているんです、TPPについては。ですから、その中でいろいろな指摘が出てくることは...全文を見る
○菅内閣総理大臣 どうも私は、少し話が違っているような気がします。私も、この四〇%ということについて実現は目指すべきだと思っておりますし、先ほど来、共産党の方の質問にも農林水産大臣が答えられましたが、つまり、国境措置を単に全部、関税ゼロに何も手を打たないでやった場合の数値が農林省...全文を見る
○菅内閣総理大臣 これは柿澤議員のときにも申し上げましたが、閣僚の給与はかなり前の内閣の時代から一割はカットしております。しかし、私も、例えば現在我が党でも、国会議員の歳費、御党もいろいろ議論というか提案がありますけれども、これについても、一割を削減するという方向で今党の方で集約...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も歳入庁については浅尾議員と、同じ党におられたときから一緒といいましょうか、前向きに取り組んできた一人であったと自覚をいたしております。それは国税と社会保険だけではなくて、私は、地方税についても場合によっては同じような問題もあり得るのではないかと思っております...全文を見る
○菅内閣総理大臣 稲見さんの方から、改めて、この予算案、予算関連法案の成立を目指す意味というものを国民の皆さんに訴える機会をいただきましてありがとうございます。  私は、大きく、まず、この予算については二つの目的があり、国民の皆さんに役立つものだと考えております。  その一つ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私、若いころに読んだ本のことを自分なりに考えた時期がありまして、それは、政治というものが持つ役割、意味ということであります。  ある意味、私が学生時代は、いろいろなイデオロギーを掲げて、これこそが正しい道なんだというような主張をする方も多くありました。しかし、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 世論調査の結果については、私は、国民の皆さんの一つの見方、考え方ということで真摯に受けとめていかなければならないと常に思っております。  そのこととこの予算についてでありますが、予算そのものは、私たちとしては、最も望ましいベストなものということでこの委員会、国...全文を見る
○菅内閣総理大臣 三号被保険者の問題については、私も今の状況についていろいろと聞くことをいたしました。その上で、私は、厚生労働大臣を中心に総務大臣も交えて、これからしっかりした方向性を出すと、せんだっての予算委員会で一たん留保したものについてしっかりと方向性を出すということを、た...全文を見る
○菅内閣総理大臣 三つかどうか、私もすべてはあれですが、まずTPPに関してでありますが、昨年の十一月に、経済のいわゆる自由貿易の連携について閣議で決定をいたしました。その方針の中に、TPPについては、まずは情報を得るために関係国と協議をしよう、そして六月をめどに交渉に参加するかし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 大変、石破さんの方から、ある意味深いお話をいただいたと思っております。私もこの間の議論の中で、私なりにいろいろな課題について、短期だけではなく中長期のことも考えながら物事を進め、あるいは発言をしてきたつもりであります。  特に、社会保障と税の一体改革を、四月に...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、前原外務大臣の方からも説明がありましたけれども、この十年あるいは最近の五年をとっても、日本を取り巻く安全保障の状況というのは、私は、従来以上に厳しさを増している、このように思っております。  そういう中で、在日米軍駐留経費の負担の総額について、この地域の平...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど申し上げましたけれども、日本を取り巻く安全保障の環境というのは大変厳しいものがあります。今回、防衛大綱の見直しも行いましたが、同時に日米安保五十周年を迎えましたけれども、日米同盟が我が国及びアジア太平洋地域にある種の平和と安定をもたらしている、そういうふう...全文を見る
○菅内閣総理大臣 やはり、党の代表という立場で、そうした行動を党所属の議員がとったことは大変遺憾なことだ、こう思っております。  対応については、今初めて具体的なことを、私は、何人が何人というところまでは正確には知りませんでしたので、事実関係をきっちりと把握した中で、やはり幹事...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ちょっと私は、浅尾さんの議論、何か二つのことがやや一緒になっているような感じがいたします。  一般的に、よく法人税についていろいろな党の方が言われましたが、私は、海外に工場が出てしまうことを考えますと、国内で工場をつくっていただく、そのことは雇用にとっても、あ...全文を見る
03月04日第177回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 来年度予算案は何よりも現在重要な案件であり、私たちとしては、しっかりと参議院においても質疑をし、そして一日も早く成立をさせていただきたい、このように考えているところであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) 予算と予算関連法案の国会における取扱いについては基本的には国会の運営に委ねるべきでありまして、私からこの国会での扱いを直接こうすべき、ああすべきということを指示したことはありません。  今御指摘のあったことについては、過去の例を見て、この最近は同時に...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 元々、赤字国債というもの自体が過大にあるいは出されることを抑制するためのそういう意味での特例法になっていると理解をいたしておりまして、そういうことを含めて、確かにその赤字国債がこの間大きく膨らんできているということは、もちろん来年度予算においてもそうで...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、分離が当然だということを申し上げたことはありません。過去においてそういう扱いがあったということも指摘をしたことは事実であります。ただ、何度も申し上げますように、この予算さらには予算関連法案についての国会での取扱いは国会でお決めいただくことだと思っ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 何度も同じ答弁になって恐縮ですけれども、予算と予算関連法案の国会の取扱いについては、やはり国会の運営に委ねられるべきものであるということで、私の総理という立場で、やはり国会の中での御議論で扱いを決めていただきたいと、こういう立場です。
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、子ども手当そのものの政策的目的は、第一には、この間、日本の社会保障、高齢者に対してはいろいろと施策を重ね、あるいは充実してきた部分もありますけれども、子供とか若い人に対する施策は必ずしも十分でなかった。少子化ということも進んできているわけでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、多少重なりますけれども、政策目的そのものの第一義的なところが、私たちは子供の育ちを社会全体が支えるという目的でこの政策を提案をしているわけです。  経済効果について、乗数効果というのは、林議員とも過去の委員会でいろいろ議論をし、大変勉強をさせてい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 党首討論の議論で、かつて金融国会において、当時の民主党の提案に当時の小渕内閣として、あるいは当時の与党が賛成をしていただいたと、その中で丸のみという言葉を使わせていただきました。  今回のこの提案は、私も自由民主党からの組替え動議の内容について私なり...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今丸のみできるかというふうにおっしゃいましたので、丸のみということにはなかなかならない。今も幾つか申し上げました。ばらまき四Kについては、私たちはばらまきとは思っておりませんし、必要だと思っております。  まだ細かく言えといえば申し上げますけれども、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今提案している来年度予算案では、三歳児までについて今年の一万三千円から二万円に引き上げると、そういう中身でお願いをいたしております。もちろん、マニフェストで二万六千円というものを掲げてきたわけですので、それに向かって努力をしなければならないと思っており...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 児童手当に上乗せする、上乗せといいましょうか、その制度の上に子ども手当という形で昨年といいましょうか今年度スタートをし、来年度についても更なる上乗せの三歳までのことを提案をいたしておりまして、児童手当をどうするかという御質問、ちょっと趣旨が私にははっき...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、子ども手当の法案を国会にお願いして議論をして、現在は衆議院段階だと思いますが、議論していただいておりますので、何としても成立をさせていただきたいというのが私の立場でありまして、今それができないときにどうするということを申し上げるのは適切ではない、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) どういう場面であったかは別として、私が申し上げた趣旨は、例えば大統領、あるいは我が国でいえば市長さんや知事さんも、一応四年間というものを期限を切って、そうした選挙で役割を与えられると。議院内閣制においても、一応衆議院の任期を一つの基準にすれば四年間とい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) それはそのとおりでありまして、つまり、今の憲法は国民主権ですから、国民が主権者であって、その国民が選挙で一定のルールの下に国会に権限を与え、その国会が総理大臣を決めるわけでありますから、もちろん最終的権限、権力は国民にある、国民主権こそがまさに我が国の...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) そういう申出があったことは大変残念ですが、今幹事長の方でその取扱いについて検討をしていただいております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、残念に思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は残念に思っておりますが、その理由等々を余り、直接お会いして話を聞いていないのに余り憶測で物を言うのも問題だと思いますので、何か減税党に入りたいという趣旨のことを言われたというのは報道等で聞いておりますけれども、いずれにしても、民主党として当選された...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、社会保障、さらに税の一体改革というのは本当に避けて通れない重大な課題だと考えておりまして、そういった点で、この問題に最も志を持って取り組んで、しかも大変高い能力を持たれている方ということで内閣に入っていただくようお願いしたということであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) まあいろんな経緯があったと思います。自由民主党を離党されたときにそれなりの自民党としての対応もされたんではないでしょうか。  私は、私の内閣にお願いをしたことは今申し上げたことで、内閣にお迎えしたことについては国民の皆さんも御理解をいただけていると、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まだ佐藤議員は離党はちゃんとした手続としてはいたしておりません。  そして、与謝野さんについては、私は内閣にお迎えしたことについて国民の皆さんには理解がいただけると、このように思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、何度も申し上げましたように、社会保障と税の一体改革といったこの大きな課題について最も能力、志を持たれているということでお願いをしたわけであります。そういう意味で、私はそのことで国民の皆さんの理解は得られると、このように思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、いろいろな場面を私もたくさん見てまいりました。小坂さんも党を替えられたこともありますし、私も党を替えたこともありますし、いろんな場面を見てまいりました。そのことを一つ一つ、どれが良くてどれが悪いということを申し上げるつもりはありません。  私が...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げましたように、佐藤ゆうこ議員がそういう申出があったということは聞いておりますが、直接にその理由とかそういうものを聞いているわけではありませんので、私は山本さんから、理解が得られないのではないかと、そういう例を言われましたので、一般論として...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) そういう御意見も含めて、私自身まだ聞いておりませんので、その一つ一つの言葉について余り、何といいましょうか、直接の話を聞かないでこうだああだと言うことは控えたいと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 本当に、私もこの国会にもう三十年余りいるものですから、いろんな場面を見てまいりました。いろんな場面の中で、確かに、そういう党内が割れるとかいろんな経緯もいろんな党についても見てまいりました。  私は、この十六人の方がこれも会派の離脱を希望されるという...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いつも全くとかという言葉で何か絶対的に何かと言うつもりはありません。  ただ、現在、私の内閣を中心に、内閣として活動し、そして与党の皆さんとももちろんしっかりと、与党のいろいろな政調や幹事長を含めていろいろ協議をして連携してやっていると、そういうこと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まあ山本さんもあれじゃないですか、いつの日にか総裁、総理を目指すという気持ちはお分かりなんじゃないですか。そういう意味で、いろんな方がそういう機会があれば大いにやっていきたいという、私はそれはごく自然なことだと思っています。
○内閣総理大臣(菅直人君) 別に私も二十年も三十年も代表をやっているつもりはありませんので、当然、何かの段階で次の代表選が行われるのはルール上も当然でありますから、そういうときにどんどん若い方がチャレンジされるというのは、私は民主党が健全なまさに証拠だと、そういう意味では大変頼も...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) やはり世論調査というのも一つの大きな国民の声の一つの表れですから、真摯に受け止めております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、最も国民の皆さんにとって必要なことは、せっかく景気が回復しつつある中で、やはり予算を成立させてそれを執行することだと、私はこう考えておりますので、解散は全く考えておりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 憲法上のルールは幾つかあります。憲法上のルールにのっとった形であればそれを無視することはありません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 憲法上のルールにのっとって行動するということです。
○内閣総理大臣(菅直人君) いや、今、私に解散というようなことを聞かれましたから、私は解散するつもりはありませんけれども、憲法上のルールで何らかの選択を迫られることがあったときは、それは憲法上のルールにのっとって行動するということを申し上げたんです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、今、前原大臣が言われたことは、極めてある意味あるべき姿を言われたのではないかと思っております。ただ、個別的な話はまだいたしておりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も同じような考え方です。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今環境問題について前原大臣言われましたが、環境の問題とかいろいろな人権の問題とか、いろんな分野があります。ですから、大きい流れとしてはもう経済成長が著しい国について従来行っていた意味での応援は不要かもしれませんが、そういう目的によっては必要な部分も当然...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も、丹羽大使御本人から丹羽さんの個人的な意見としてお聞きしました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 万全を期したいと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 当時、私、代表代行ということでいろんな役割をやっておりましたが、直接この議論には深くはかかわっていない中でその話を聞いたときに、ああ思い切った数字を出されたんだなと、そういう感想を申し上げたところです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げたように、その数字を聞いたときに、いや、これはなかなか思い切った形だなと。その後もそのことを前提として、今実現に努めているところです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げたように、私として、実際に聞いたときにややびっくりしたものですからびっくりしたと申し上げて、それ以上でも以下でもありません。
○内閣総理大臣(菅直人君) マニフェストに載ったものについては、私も公認候補でありますから、マニフェスト全体を訴えるということは当然だと思っています。
○内閣総理大臣(菅直人君) 何回も申し上げておりますが、あるやり取りの中でびっくりしたという感想を当時持ったので、素直にびっくりしたと申し上げたんです。
○内閣総理大臣(菅直人君) いろいろな政策を出すときに、いろんな、例えば私は割と早い段階から、高速道路無料化ということを私が代表時代にも申し上げました。人によっては、それはびっくりされた方があるかもしれません。  いろんな議論があるわけでありまして、当時の感想を申し上げたという...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) どうも同じことを余り私も言うのは恐縮ですけれども、私が申し上げた意味は、先ほど来言っていますように、当時の感じたことを率直に申し上げたことです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私、まだ岡田幹事長がどういう趣旨でどういう場面で発言されたかちゃんと掌握していませんが、現在国会に提出をして審議をいただいている中身が最善だと考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) ですから、現在国会で審議をいただいている法律にはそういう形になっておりません。ですから、現在出しているものが最も望ましい形ということで今まさに審議をお願いしているわけですから、私の立場としてはそれがベストなものという考え方です。
○内閣総理大臣(菅直人君) 何度も申し上げたように、今出している法案には所得制限が入っておりません。それがベストだということで審議をお願いしている。これが提出した責任者の私の態度です。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は内閣の責任者として、内閣が出している法案について責任を持っております。そういう意味で、現在出している法案がベストなものということで審議をお願いしています。
○内閣総理大臣(菅直人君) 何度も申し上げていますけれども、政府が提出している法案については、この法案ももちろんですが、ベストなものと考えて提出をさせていただいています。野党の皆さんからもいろんな議論が出ているので、それは、政党間でいろんな議論があることはごく自然なことですが、少...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これは、ごく普通に考えていただければ、与野党協議というのはいろんな形であります、この問題に限らず。しかし、内閣として、内閣として今の法案について何か変えるつもりがあるかというふうに聞かれれば、そういうことは考えていません。(発言する者あり)いや、何を聞...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これ、聞いていただいている方は理解いただけると思いますが、与野党でいろんな議論があったり、いろんな討論会であったりするのはごく自然なことです。  私が今聞かれているのは、内容的に子ども手当について何かこの所得制限云々について考えているかというもし質問...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) できればもう一度御質問していただけますか。私としては本当に答えたつもりなものですから、更に答えるとしても同じ答えしかできません。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 岡田幹事長の発言は幹事長としての発言です。
○内閣総理大臣(菅直人君) 山本さんもよくお分かりのように、いろいろな場面で幹事長という重要な役目の方は各党といろんな議論をするので、それを内容的に聞かれたことについては、私は政府の立場は今お答えいたしました。  しかし、一つ一つの、場合によったら交渉事になるのか何か分かりませ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど官房長官から答えた以上のことはないと思いますが、もしあれでしたら、本当に何をそれ以上答えればいいのか、もしあれでしたらもう一度御質問ください。
○内閣総理大臣(菅直人君) やはり社会保障・税の一体改革という問題で大変高い見識をお持ちで、志もこの問題についてしっかりやってこられた方だと、そういうふうに考えて、私から内閣に入ってほしいということをお願いを申し上げました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 民主党のマニフェスト、〇九年マニフェストにおいて、私たちとしてはその方向で実現をしたいし、できるという考え方で掲げたところであります。一年半たちましたが、相当部分は実行段階に入っているわけでありますが、同時に、なかなか難しい部分もありますので、任期の半...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この北方領土の問題は長く六十五年間にわたって日ロ間、日ソ間の最大とも言える課題でありまして、私が就任して十一月の初めにメドベージェフ大統領が国後島に上陸されるということがあって、その時点でも、APECの折のバイの会談で私から抗議を申し上げました。そうい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、日ロ間のこの領土問題というのは、私も過去の経緯もある程度改めてこの立場になってからいろいろ調べました。ある時期には、例えばエリツィン大統領と橋本総理の間でかなり前進の可能性ができた時期もあったように思いますが、その後必ずしも進展がこの十年余りなか...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げたように、私としてまさにメドベージェフ大統領が国後に上陸をするという行動はやはり我が国の国民の気持ちを無視する、踏みにじるものだと思いましたので。  戦略的云々ということに関して言われたので、今申し上げたように、日ロ間のこういった問題はそう...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げたところに私は答えているつもりですが、先ほど来より申し上げたように、いろいろな場面が今後も想定されます。しかし、今そう簡単にこの問題が前進する状況になかなかない中で、この時点で私なりに国民の感情を、私なりに感じた感情を伝えることも私は一つの、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 外務大臣が申し上げたとおりです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 日本の基本的スタンスは北方四島の領土問題を解決して平和条約を結ぶという、その原則を変えないで粘り強く取り組んでまいりたいと思っています。
○内閣総理大臣(菅直人君) 昨年十一月に経済連携に関する基本的な方針というものを閣議決定をいたしました。  その内容を読み上げても結構でありますけれども、その中で、FTA、EPA、あるいは幾つかのWTOを含めたそういう議論に含めて、TPPについては情報を得るということを目的とし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げた包括的経済連携に関する基本方針の中で、現在、TPP協定の参加国からいろいろ情報収集のための協議を行っておりますが、この交渉に参加するかしないかについて、入るか入らないかじゃありません、交渉に参加するかしないかについて六月をめどに結論を出すと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) つまり、交渉に参加するかしないかを決定するということでありますから、当然、参加する場合と参加しない場合があり得るということです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、山本さん自身読み上げていただきましたが、今案文は手元にありませんが、国内で申し上げているのと同じことを申し上げました。つまりは、六月には、その交渉に参加するかどうかを六月をめどに決めますということをその場でも申し上げました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げたように、私が申し上げたことは、先ほど山本さんが読み上げられたとおりであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) どういう意味で鎖国ということを言われたか分かりませんけれども、私が申し上げてきたのは、やはり我が国がこの十年ぐらいの中で、例えば隣国の韓国などに比べて、例えばEUとのFTA、EPA、あるいはアメリカとのFTAなど、そういう国々との経済連携がなかなか進ま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 情報保全隊の存在は知っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 自衛隊の情報保全隊は、外部からの働きかけ等に対して自衛隊の部隊や隊員等を保全するため、関係法令に従って従来より適切な方向で活動していると、そういう趣旨の組織だと理解しています。
○内閣総理大臣(菅直人君) 日本の領土です。
○内閣総理大臣(菅直人君) 外務大臣の申し上げたとおりです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 同じ答弁で恐縮ですが、外務大臣が申し上げたとおりです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 同じ答弁で恐縮ですが、外務大臣が申し上げたとおりです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 大変同じ答弁で恐縮ですが、外務大臣が申し上げたとおりです。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も何度も同じ答弁になって恐縮ですが、外務大臣が申し上げたとおりであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、国民の皆さんにとって、せっかく景気が少し回復しつつある中で、予算を審議をしていただいているこの重要な予算委員会であります。まず、予算について徹底的な議論をしていただき、そして予算を成立させていただき、それを執行させていただくことが私は国民の大多数が...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 昨年六月の新成長戦略では、東アジア共同体構想の具体化の一環として、アジア太平洋自由貿易圏、FTAAPの構築のためのあり得べき道筋を探求すると、このように書いてあります。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私もオバマ大統領のサントリーホールのスピーチを聞いておりまして、たしかそのときが初めてではなかったかと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 率直に申し上げて、それほどヒアリングがよくできるわけではありませんが、あの講演の中でそうした話があったということを、その場というか、それから後、その講演についてそういう中身が入っていたということを改めて確認をしたところであります。  私自身、三月十五...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたが、昨年六月の新成長戦略の中に、東アジア共同体構想の具体化の一環として、アジア太平洋自由貿易圏、FTAAPの構築のためのあり得べき道筋ということを盛り込んでおります。このFTAAPというのは、もちろん林議員御承知のように、アジア太...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ですから、今申し上げましたように、アジア太平洋自由貿易圏を包括的な自由貿易協定として追求していく上でASEANプラス3とかASEANプラス6とかいろいろあるわけで、そういう幾つかの道筋の中の一つとして位置付けられるものと。だから、イコールということを申...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども何度も申し上げましたが、FTAAP実現のための道筋の検討という項目は、この二〇一〇年、二〇一一年から二〇二〇年までに向かっての矢印のところにFTAAP実現のための道筋の検討ということが入っておりまして、先ほど申し上げましたように、FTAAPの道...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ですから、先ほど来、一対一対応で申し上げているんではなくて、一つの考え方としてFTAAPという道筋の中に幾つかの道筋があり得るわけですから、そういう道筋の一つがTPPだということを先ほど来申し上げているところです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 二国間での交渉ということについて、例えばEU、例えばオーストラリア、例えばアメリカ、いろんな国々との可能性があるわけですが、一般的に言って、この十年間、韓国などに比べてそういう国々とのFTA、EPAはやや立ち遅れた感じをいたしております。  そういう...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 余り画一的にこのルートしかないとかこの段取りしかないということではありません。これはもう御承知のように、WTO自体が今年に全体のことをやらなければならないという考え方で、APECでもそういう方向性を決めました。  ですから、FTAAPは大変大きな方向...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私、昨年の六月の八日に総理に就任をいたしました。本格的な国会、臨時国会がこの十月からスタート、九月の終わりからでしたかもしれませんが、ありましたので、そうした、本格的な総理としての所信表明演説ということで、いろいろ、当然所信表明演説に何を盛り込むかは議...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来申し上げていますように、私が認識を、まあだんだんと深めたという言い方が果たしていいかどうか分かりませんが、少なくとも、日本がこうした経済連携においてかなりこの十年立ち遅れてきたという認識をだんだん強くしておりました。  そういう中で、財務大臣...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げたのは、この組替え動議の左の下の箱の中に、基礎年金国庫負担二分の一の財源に鉄道・運輸支援機構の剰余金を充てず恒久財源とすると書いてあることは私もよく承知しております。  この恒久財源という意味がどういうことを意味しているのかということが...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ですから、今申し上げましたように、そういう考え方ということはここに書いてあることは分かっておりますが、例えば恒久財源という場合に、私たちは必ずしも恒久財源にはこの鉄運機構はなっていないことは承知していますが、その前年度等も必ずしも恒久財源ではできており...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ですから、四Kという、ばらまきという形容詞が付いているので、余り私たちはばらまきというふうに認識しておりませんが、基本的には私たちもマニフェストにかかわる必要な財源はいろいろな無駄な経費などを削減する中から捻出をするという考え方に立っておりますので、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) そういう意味では分かりました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども小坂議員にお答えをした中で、丸のみという言葉をさきの党首討論で申し上げたのは、一九九八年でしたか、金融国会の折に、当時の小渕政権が出していた法案に対して、我が党を中心に野党が出したものを、まさに法案でしたから、一字一句そのまま我が党中心の法案を...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ですから、林委員もお分かりのように、私たちとしては最善のものという形でお示しをしておりますので、今私が、ここは譲る余地がある、あそこが譲る余地があるとかいうことは私はこの場で申し上げることは控えますが、しかし議論として、具体的にこういうことについてはど...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほどの例を挙げましたが、予算は一般の法案とは若干仕組みが違いますけれども、ねじれ国会というのは、これはよく御承知のように、金融国会のときもそうでしたけれども、当時はちょうど逆の立場でした。そして、当時の小渕政権は、衆議院ではブリッジバンク法案を通すこ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も多少花粉症ぎみなものですから、大変注目をしてこの提案を拝見させていただきました。東京に限りませんが、三多摩は花粉がたくさん飛ぶものですから、私の近くであります。  少し事情を聞きましたら、私は、だからこの考え方は私自身大いに参考になる考え方だと思...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 何度も申し上げますけれども、今私たちは内閣としてはこれがベストだというものを出しているわけです。また、私がもし、いや、それはいろいろな修正の可能性があると言われたら、じゃ、初めから修正して持ってこいとまた言われるに決まっているわけでありまして、つまりは...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 大変同じ答弁になって恐縮ですが、提案をしている立場でいえば、ベストなものを提案をさせていただいているわけですから、あらかじめやるやらないというよりは、やはり議論をする中で、先ほどの花粉の対策も、そのままの形では実際に実効性が従来上がらなかったという報告...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 実質的に参議院での予算審議は今日から始まったわけでありますので、やはり大きな項目、あるいは具体的なことについてだんだんと議論が、何といいましょうか、煮詰まっていく段階で、例えば先ほど林さんがおっしゃられたように、あるいはこの組替えに入っているその花粉症...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 国会の運び等について、衆議院でそういう議論をどこまでするのか、先ほど内容的なことも申し上げました。また、二院制でありますので、参議院での議論もあるわけであります。余りあれこれ言うと逆にまずいかもしれませんが、一九九三年のときには、衆議院で通ったものが参...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 内容も含めて我が党の政調等の意見ももちろん聞きました。その結果、出された組替え動議のように、まさに丸のみということで考えれば、とても丸のみできる中身ではないという、そういう判断を党としてもしておりましたので、それ以上私から、そういう判断をした政調等に私...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 分かって何度もお聞きになっているんだと思いますけれども、そのために国会という場があり、与野党の議論の場があるわけですから、今私が、それは党の代表ではありますけれども、やはり内閣として、予算を出した責任者の立場で、まだそうした、議論が今から参議院では始ま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) もうよくお分かりで言われていると思うんですが、余り過去の例やいろんな例を挙げても恐縮ですけれども、先ほども言いましたように、かつての金融国会でも同じような、ある種の逆の立場があって、それで当時の与党であった自民党は、政府が出したブリッジバンク法案の採決...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げましたように、クエスチョンタイムの折に申し上げて、実質的にはその翌日か二日後に動議の中身を提示をいただきました。我が党は我が党なりにその中身を精査をして、話し合う余地といいましょうか、そういうものがあり得るのかどうかということも党の方でも...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げたように、内容的なことの判断も含めてそれは難しいという判断が党としてもありましたので、それ以上私から、それでもやれとかやるなとか、そういうことは申し上げておりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 基本的には政調で検討をしておりますが、私のところには、政調の検討を経てこういう中身であったということを秘書官からも見ましたし、そういう中で、私も直接見て、確かに皆さんが言われているような四つのマニフェスト全部を否定されているような内容についてはなかなか...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 玄葉光一郎さんに政調会長兼国家戦略担当大臣をお願いしております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 党と党の問題と、院としてどのようにそれぞれの予算案や法案を処理していくかという問題、それぞれあるわけです。衆議院の段階でいえば、これをいただいたのがここに二月二十四日と書かれております。たしか二月二十四日、中央公聴会が終わって、二十五日が分科会になる段...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 余り一般論で言われて決め付けられても私も困るんですが、先ほど来申し上げていますように、内容的にもこれは余りにも距離があり過ぎて難しいなという判断も政調からいただいておりましたので、しかも衆議院の段階でやはりしっかり衆議院の予算の議論をやって、相当の時間...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 最終的に、何か明示的云々とかは別にして、最終的には私もそれでよしと、最終的判断は私がいたしました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 強行とかいろいろな言葉は私どもの認識とは違います。先ほど申し上げましたように、たしか一月の二十八日から予算の審議が始まって、ずっと審議を重ねて、中央公聴会も経て、最終的には分科会も一部始まってと、そういう一般的な意味の予算審議がある意味粛々と進んできた...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 社会保障の姿を四月にお示しをし、社会保障と税の一体改革について六月に一つの考え方をまとめてお示ししたいということをこの間申し上げてきております。  今、林さんの方から、なぜ四月、六月なんだという御指摘もありますが、やはりこの議論は議論の順番が極めて重...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私もいろいろ参議院選挙のときに、御党が消費税について一〇%というものを出されたときに、それを参考にしてという表現をいたしまして、必ずしも、私としてはそれをベースに与野党協議をしようという意味で申し上げたつもりでしたが、私の表現力も不足していたのか、何か...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私自身、参議院の選挙で大きく敗退した中で、改めて党の方でこういった問題も含めて議論をいただきたいということで申し上げました。しかし、私が何か前言ったことを内容的に、いや、前言ったことはこうだったけどそれはやめたと、そういうことではなくて、やや私が問題提...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 最終的に六月に一体的に提示をするという途中の段取りにおいて先ほど申し上げたことで、今財務大臣からも話がありましたが、何か矛盾があるとは全く考えておりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) この三号被保険者の取扱いについて、私も多少状況を報告を受けておりますが、現在、厚生大臣を中心に、総務大臣も含めて、これからの対応の在り方についてしっかりした方向性を出すために協議をしてもらっているところであります。  まずは、今の状況に対してきちんと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、国民の皆さんが不安に思っておられるというような御指摘をいただきましたけれども、私は、この一年半の間、マニフェストの中でも進んでいるものもたくさんありますし、最も心配をされた経済の状態は、少なくとも一年半前のリーマン・ショック以降改善が進んできてお...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この間、解散という言葉をよく野党の方が使われておりますが、私は、例えば大統領制でいえば四年間の任期、あるいは知事もそのケースが多いです。そして、議院内閣制はやはり衆議院の四年の任期、私は本来これが一つの単位であるべきだし、現実に政権交代が定常化している...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 何度もこの時点の民主党から自由党への三億円の寄附については聞かれておりまして、その都度明確にお答えをいたしております。  つまりは、この合併当時、自由党も既に次の衆議院の選挙などの準備をされていて、いろいろな資材などに費用が掛かっていたと。それを、合...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いや、私が言っていることがおかしいですか。  合併前に、合併前にきちんとそういう、この新たな民主党に一本になるわけですから、そうするとそのときに、合併前に既にいろいろな費用が掛かっていたので、こういうものについては合併後には使えなくなる、例えば自由党...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 三億円を寄附をした。当然、三億円の寄附に対する領収書を、私、当時、手続まではやっておりませんが、当然それはいただいて報告書に載せていると。当然じゃないでしょうか。
○内閣総理大臣(菅直人君) 何か、仮の話というか、仮定の話についてお答えする立場にありません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 報告は受けておりませんでした。
○内閣総理大臣(菅直人君) 報告を受けていないので知りませんでした。
○内閣総理大臣(菅直人君) 早速調べて、問題のあることが明確になった場合にはきちんと、返還も含めた処置をとりたいと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 早速調査してみます。
○内閣総理大臣(菅直人君) 我が党の場合、一般的には党の会計は幹事長あるいは担当の財務委員長がやっておりますので、早速調査を指示してはっきりさせてまいります。
○内閣総理大臣(菅直人君) 党については、今申し上げましたように、早速しっかりと事実関係を確認したいと思います。  それぞれの政治家については、今御本人の方から説明をされているわけでありまして、その説明によって御理解をいただけるものと、こう考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 少し話が飛躍しているように思いますが、私も多少長くなった経験の中でいろいろなお金にまつわる場面を見ておりますが、確かに気を付けなければならないことはもちろんなんですけれども、その人物がどういう人かということを、もちろん知っていて付き合うときは当然ながら...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず御本人がきちんと全貌を把握したいというふうに言われているわけですから、まずはそれが、私もそうあるべきだと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) まず御本人がちゃんと全貌を調べたいと言われていますから、まずはそのことにまちたいと思っています。
○内閣総理大臣(菅直人君) 大変言葉鋭くおっしゃいますけれども、まず事実関係をきちんと把握するというのは当然だと思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 私の答弁がそれは西田さんは気に入らないかもしれませんけれども、私もいろんなケースを過去に見ていますから、余り短兵急に何かやはり判断をするというのは必ずしも、私自身、党のことも、先ほど、これとは関係ありませんでしたけれども、聞いていなかったので。だから、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私自身が経緯を細かくもちろん知っているわけじゃありませんが、今のやり取りの中で前原大臣自ら、そういう部分についてそういうことがあったないしはあったようだということの指摘がありましたから、それはやはり注意をしていかなければならないのかと。  率直に申し...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたけれども、私もたくさんのいろんな事例を見てきておりますから、今日初めて西田さんが言われ、あるいはその答弁もお聞きしました。しかし、御本人も更に全貌をしっかり把握したいということを言われているわけですから、まずはそうした御本人のそう...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御本人が全貌を調べてと言われているんですから、そのことを待ちたいということを申し上げているんです。
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、支持率が低下をしている。この支持率というのは、国民の皆さんの一つの意思の表れということで真摯に受け止めなければならないと、このように考えております。  原因というのはなかなか、ある意味当事者でありますので、言いにくいといいましょうか、いろんな言...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 平田議員おっしゃるとおり、マニフェストは二〇〇九年の総選挙における民主党と国民の皆さん、有権者の皆さんとのお約束であります。  そして、その中でも、今御指摘のあった子ども手当始め多くの分野で、特に若い人、子供たち、そういう人たちに対して子育てを社会で...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この議論をしたときに、地域主権戦略会議の中には現職の知事も二人おられまして、それぞれ日ごろは厳しい意見もいただいていますけれども、この制度についてはお二人とも大変高い評価をしていただきました。  ただ、今、片山大臣からもありましたように、初年度は、一...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 行政刷新会議、それの本会議といいましょうか、本体会議は私が責任者ということになっております。もちろん、その場で行政刷新担当大臣が中心になっていろいろなことを進めていただいております。そういった意味では、行政刷新担当大臣には、この行政刷新会議や事業仕分を...全文を見る
03月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 前原外務大臣、私は、大変外務大臣としてしっかりした仕事をやっていただいていたと、このように認識をいたしております。しかし、残念ながら、御本人は承知をされていなかったようでありますけれども、外国籍の方からの献金があったということで、その責任を取って辞任を...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今御指摘のように、マニフェストは国民との約束という大変重い位置付けがあると考えております。それだけに、二〇〇九年のマニフェストに盛り込まれたことについてできる限りそれを実現しようということで、この間、一川先生を含めて与党あるいは政府で努力をしてまいりま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず第一には、先ほど申し上げましたように、マニフェストに盛り込んだことを実行していくというのが政権を預かった内閣の第一の仕事だと考えております。  と同時に、予算を含め、今の日本の経済状態、成長と雇用という観点からしっかりそれらを確保できるような経済...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 党首討論の折に、たしか一九九七年の金融国会における当時の民主党提出の、あるいは野党提出の法案をそのまま当時の与党が賛成をされて成立したという、そのことを当時も丸のみという表現をされまして、その話の流れで丸のみという言葉を使いました。  今おっしゃるよ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) おっしゃるとおり、さきの臨時国会の折もそうですし、この通常国会においても参議院の与党の皆さんには特に大変な御苦労をいただいていると、そのことを強く認識をいたしております。  この衆参のねじれという問題で、やはり何とか、特に参議院で与野党の合意が得られ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 我が国の景気は、昨年の秋ごろから足踏み状態にありましたが、このところ持ち直しに向けた動きが見られ、失業率が高水準にあるなどまだ依然として厳しい状況にもあるものの、足踏み状態を脱しつつあるという認識が政府の中でも持たれております。  二〇一〇年の実質経...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 前原外務大臣から昨夜、辞表が提出されましたので、これを受理し、本日付けで国務大臣を免ずることといたしました。今朝、持ち回り閣議を行いましたが、ただいま、九時半過ぎに天皇陛下に国務大臣免官の認証を行っていただいた旨、報告があったところであります。  な...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) さきの臨時国会で行田議員の方からも御指摘があり、また今日は、一川議員の方からこの資料を私も今説明を聞きながら拝見させていただいておりました。  我が国の土地売買に関する現行制度は、個人の財産権を尊重する一方、規制については取引の安全や土地利用の適正化...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 小泉内閣時代の郵政の議論を私もいろいろそばにいてあるいは見聞きをしておりました。やはり非常に大きなものが抜け落ちていたのは、いわゆる全国あまねくこうしたサービスをしっかり受けることができるようにするという、そういう観点がやや抜け落ちて、いわゆる金融の自...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 新成長戦略、実は鳩山内閣の十二月の三十日に最初の報告を私、担当として出させていただきまして、昨年の六月に現在の新成長戦略としてまとまったものであります。  こういう中で、今、植松さん御指摘のように、いろいろなインフラをパッケージで元気のいい国に提供し...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、一般的にアフリカに対しては日本は大変力を入れて支援をしておりまして、ミレニアム開発目標、MDGsについて私も国連で首脳としての演説もさせていただきました。  その中で、今、鎌形赤血球症のことを、実は今回質問をいただくということで初めて資料も拝見...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) グルタミン酸というと、グルタミン酸ソーダといえばいろいろ、余り商品名を言ってはいけないかもしれませんが、味の素などで使われているというのを小さいころから知っておりまして、当時はそれを使うと頭が良くなるというようなことも言われていたわけですが、そういった...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、植松議員も御承知かと思いますが、高速道路というのは元々は、ある範囲で造って、そこの費用が償還できれば無料になるという法体系になっておりました。それがある時期から、例えば東名が本来ならもうこれで償還が終わったというときに、プール制という形でそこで上...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 体感不安という形で今日の状況を指摘をいただきました。御指摘のように、ある時期から若年層を含めた失業、さらには非正規雇用、さらには少子高齢化、あるいは地域の崩壊等、多くの意味で従来と社会構造が変化する中で不安感が高まっているということは、私もそのように感...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私もこの吉川さんのグラフを見て、本当に、この年だと五十六万人というのが卒業予定者ということですから、当然その中に就職希望者もあれば就職ではなくて大学院等に行かれる方もあるわけですから、それは把握ができると思うんですね。  ですから、そういった意味では...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 基本的に吉川議員のおっしゃるとおりだと思っております。新卒者の就職・採用活動については早期化、長期化し、それにより学生の負担が大きくなっていると認識しています。また、御指摘の調査結果でも、多くの企業がこの状況を問題視しつつも、改善が困難な原因として、他...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 若者に限りませんけれども、若者は、就職できなければもちろん生計を維持することができず、たとえ働いた場合でも非正規労働者である場合は正規労働者と比べて雇用調整の対象となりやすい、相対的に低賃金である等の雇用が不安定であるという問題があると認識しております...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私としては、前原外務大臣には外務大臣としての職責を非常にしっかりと担っていただいてきたと、このようにまず認識をしておりました。今でもそう思っております。  一方で、問題となりました献金について、御本人、まだ調査の途中ではありましたけれども、そのことを...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、一つはまだ調査の途中だという話でありましたし、私が御本人から聞いていた範囲でいえば、献金の事実を知らなかったということも言われておりましたので、そういうことを勘案して、それと冒頭申し上げましたように、外務大臣としての仕事はしっか...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御本人の私に対する説明、あるいはほかの場面でもそうだと思いますが、調べてみて献金の事実があったということはもちろん認められているわけですが、そのことは少なくとも指摘のあるまでは知らなかったということでありましたので、そういうことも含めてきちんと調べてそ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 外務大臣という職責は、もちろん他の大臣も同様でありますけれども、非常に重い職責だと思っております。  そういう中で、先ほど来申し上げておりますように、確かに金曜日の質疑、私も聞いておりましたけれども、指摘を受けて、御本人がそうした献金があったことは認...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) もちろん外務大臣という職責は、先ほども申し上げたように他の大臣ももとよりでありますけれども、特に海外へのいろいろな出張の多いポジションでありますので、現在のいわゆる臨時的な代理というのは、余りそれを長引かせることは適切ではないと認識しております。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) おっしゃっている点はよく私も分かっているつもりです。ただ、私自身が時間を取れませんと例えば認証手続等も進めることができませんので、今日の時間、あしたの時間、いろいろ外国の賓客も今日本に来られていますので、そういうことも考えながら、一般的に言えばなるべく...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先週の審議の中でも、あるいは私との話でも、自分のことについてちゃんと調べている途中だという認識を示されておりました。そういうものがきちんと分かった段階で御本人として説明をされるものと、そう理解しております。
○内閣総理大臣(菅直人君) いろいろな機会に申し上げておりますが、私は、日本で政権交代が定着したとまではまだ言えない状況ではありますけれども、ある意味、本格的な政権交代が一年半前に実現をしたわけであります。  その場合に、他のイギリスなどのそういう政権交代を繰り返している国の例...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 予算と予算関連法案というのは、もちろん予算を執行する上で関連法案の重要性は大変高いわけでありますから、一体として成立させていただくことが私たちにとっても望ましいと思っております。しかし、そのことがねじれ国会という中でなかなか議論がそういった形での合意が...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、予算と予算関連法案を是非成立をさせていただきたいという意味ではもちろんそのとおりであります。  ただ、成立するために、やはり少なくとも関連法案に関しては参議院における何らかの合意がなければ成立をしないわけでありますから、そうい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現時点、御承知のように、社会保障と税の一体改革について、まずは四月中に社会保障のあるべき姿を提示ができるよう、現在集中討議を行っているところであります。その上で、六月までには、具体的な制度改革案と必要財源の安定確保と、そうしたものを含めた税を含む一体的...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、四月、六月というのは分かっているということでありましたが、その段階で是非、御党を含め、自民党も含め、野党の皆さんとそういう議論を行う場を遅くともそのころにつくらせていただきたいということを申し上げているわけです。もちろん、その結...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、作業としては、先々週は、労働団体、経済団体、主な団体の提案をお話をいただきました。たしか先週は、主な新聞社が提案されている、まあ一社だけ資料だけでありましたけれども、提案されている年金制度についての説明をいただき、それをいろいろ検討いたしました。...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 被用者年金といわゆる今でいう国民年金、これについては、先ほど与謝野担当大臣もお話がありましたように、これを一元化することにおいてはいろいろ議論があることは私もよく承知をしておりますし、また、共通番号といいましょうか、そういう問題も、やはりそういうものが...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これは、野党もいろいろな党があっていろんな趣旨の発言をされておりますが、簡単に言えば、ちゃんとあるレベルまでまとめてこなければ、議論をしよう、議論をしようと言ってもできないではないかというのが一般的におっしゃっていることだと私も理解しました。ですから、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、一番重要なことは、国民の皆さんにとってこのことをどのように将来に向かって、ある意味従来のやり方が適切でないとすれば変えて、しかし同時に、どういう救済が公平性との観点で重要か、必要かということをきちんと示すことが最も今の大臣にやっていただかなければ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私の指示が不徹底でそうした報告が行かなかったことについてはおわびを申し上げます。
○内閣総理大臣(菅直人君) この件は何度も提起をいただきまして、私の方もしっかり受け止めるということを何度も申し上げながら、なかなか我が党の最終的な方向性が提示できなかったことは申し訳なく思っております。  この公明党として出された問題に加えて、いわゆる企業・団体献金の禁止につ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私たち、国民の皆さんの生活にどう影響が出るかということは、客観的にいろいろ議論がなされることはそれは当然だと思っておりますが、何かそれを人質に取るといったような考えは全くありません。  私がよく例に挙げます、これは公明党も当時は同じ一緒の野党でありま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 日本の厚生労働省も幾つかの研究機関を持っていて、このCDCともいろいろ連携をした活動もしていると、私、もう大分以前ですが、厚生大臣をやったときにもそういう話は聞いておりました。  今おっしゃったように、予防というものが結果において病気になる人が少なく...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今日こういう形で詳しくこのピロリ菌のそうしたものに対する原因であるという知見が、専門家の中でも言わばきちんとそういう認識になっているということを具体的にお聞きしたのは初めてでありますので、是非厚生労働省においても、独自のいろいろな研究もやっているようで...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御指摘の法案に盛り込まれている正しい知識の普及や予防措置の実施は、子宮頸がん対策に大変重要だと考えております。  これらは総合的ながん対策を進めるがん対策基本法や各種予防措置により進めているところでありますが、更に子宮頸がん対策を推進するため、国会で...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 質問をいただくということで、私も天下りについて改めて少し考えてみました。  現在の位置付けは、府省庁による天下りのあっせんは、特定の企業、団体等との癒着や行政の無駄などの原因となり、公務の公正性の確保の観点から問題があると。そういうことで、具体的には...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 過去いろいろな経緯があったということも承知しておりますけれども、今の御指摘に直接答える立場で申し上げれば、これを任命を急ぐべきだと考えております。そういった意味で、この再就職監視委員会の委員の任命については急ぎ案を作り、国会の方に提示をさせていただきた...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来それぞれ説明がありましたけれども、私が理解しているところで言いますと、当初はこの再就職監視委員会よりもっと強力な監視機能を持ったものの法律を、たしか通常国会ですか、さきの、に提出をして、それが通ればその中で監視機能を持たせようという考えであった...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来説明があったように、私の理解では、考え方を、これは政権交代前だと思いますが、いわゆる何年間は駄目だという考え方から、いわゆるあっせんの有無によって判断するという考え方に変えた中で政権交代があったわけでありまして、そういう意味で、従来の考え方でい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたように、平成十九年の国家公務員法の改正によって、現在のいわゆる事前規制から行為規制に変わったと。そして、その後政権交代があって、私たちとしては必ずしも、その十九年の国家公務員法の改正の内容が不十分だということで考えて、昨年の通常国...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来申し上げていますように、結果として、おっしゃることは私にもよく理解できます。  ただ、先ほど申し上げたのは、その間何もしなかったということではないと申し上げたのは、先ほど申し上げたように、より強力なそういった機関をつくろうということで法律を出...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来、中野担当大臣からもお話がありましたように、決して何か意図を持って延ばしているということではありませんので、ただ、こういう方針で改めていこうということを私の方で指示をした上で今準備に入っておりますので、今月中ということには今手続上なっていないよ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今もそれぞれの担当から申し上げましたように、私もできるだけ早くということで対応したいと思っています。決して今月中しないとか来月しないというのではなくて、可能であれば今月中にできるようにしたいと思いますし、ただ、先ほど申し上げたように、こういう形で現行の...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 少しこれ個別の問題のお答えになりますので、私も当時の経緯、担当大臣として亀井大臣が当時の総理と相談されたのかと思いますが、これ、この天下りとの関係でどういうふうに考えるべきなのか、もうかなり早い段階で役所から離れられていた方でありますので、少し、もし必...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 当時申し上げていたことは私もよく覚えております。つまりは、天下りというもののいろいろな弊害の中で、よく言われたのは、天下りの人が一人行くと年間このぐらいの事業が行く、十人行くとこのぐらいの事業が行くというのが何かこうあらかじめ裏でといいましょうか決まっ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) あっせんをするかしないかという考え方で、いわゆる事前規制等から行為規制になったと、これが平成十九年の国家公務員法、つまり政権交代前の渡辺喜美大臣のときの法律改正でありますので、その法律に少なくとも現在は沿っての考え方で整理をしているということであります...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたように、必ずしもそれでは十分でないということで昨年の通常国会にも法律を出したわけでありますけれども、残念ながらそれは廃案になっております。という意味で、現在の法律は平成十九年のものでありますから、それについても今、更に強い強化のた...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私、政権交代前に、短期間ですけれどもイギリスに調査に行きまして、天下りについてもいろいろ聞いてまいりました。いわゆるイギリスの役所には、天下りとか縦割りという、これはかなり日本では表裏一体のようなところがありますが、そういうものはないというのが向こうの...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 一般論として、特定財源というのが好ましくないという考え方は、私も一般的には今でも基本的なものとしては考えております。  ただ、場合によっては、そういう課税をするときの納税者の理解を得るときに、例えばこれは社会福祉目的に使おうとか、これは環境に使おうと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私が申し上げているのは、まずは社会保障の絵姿をかき、そして税との一体改革案を出し、できれば与野党の合意を得て、最終的に消費税を含む税制改正を、大きい改正をするときにはそれが実施されるまでには国民の信を問うと、そういうお約束をしておりますので、そのことは...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) たしか金曜日のこの委員会の席の中であります。
○内閣総理大臣(菅直人君) 聞いておりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) できるだけ間を置かないで後任を決めたいと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) いずれにしても、適任者を早く決めたいと、こう思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 適任者をしっかりと決めたいと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) もちろん、全ての閣僚を総理として任命するわけですから、その任命責任というのは私にあることはもちろんであります。  その上で言えば、前原大臣、私は外務大臣としてはしっかりとした仕事をしてくれたと思っております。しかし、その問題が起きまして、本人として政...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私としては、党首討論というものについて、私の方からお断りはしないで、そういう申出があれば受けたいという、そういう私の考え方は国会対策関係者にお伝えしています。
○内閣総理大臣(菅直人君) やはり、これは国会のルールですので、国会でお決めいただきたいと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 介護保険制度が導入される段階の議論の多くは、家庭で、例えば嫁とかあるいは娘とか女性が多かったですが、それが面倒を見るべきだという議論と、社会的にやはり面倒を見ようという議論があって、社会的に見ようということで介護保険制度が導入され、私はその大きな流れは...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回、質問をいただくまでは知りませんでした。
○内閣総理大臣(菅直人君) この経管栄養になっている人たちの在り方について、これもいろいろな議論がありますけれども、今御指摘のように、そういう人たちだけを集めて看護ないしは介護をするというのは、そのサービスがきちんとしたものであればそれは一つの在り方かと思いますけれども、そのサー...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 確かにそういう形で本当に御本人のためになるのかということは考えなければならない、こう思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) やはり御指摘はそれぞれごもっともなわけでありまして、そういうことに対してよりしっかりしたサービスを提供できる体制をどのようにしたらつくれるのか、あるいは経管での栄養補給という形がどういう形で考えるべきなのか、多くの問題を含んでいると思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 一般的に特養あるいはこうした施設の不足はおっしゃるとおりでありまして、それを在宅、あるいは更に言えば二十四時間介護といった、いろいろな今仕組みをそれぞれの関係者が努力をされております。そういう意味で、いずれにしても、しっかりしたこういう方々に対するサー...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今から東京を始め大都市圏は極めて高齢化が急速に進むという認識を持っております。それを、例えば東京でいえば東京都内だけで対応するのか、あるいは場合によっては他の地域にも協力を求めていくのか、いろいろな知恵の出し方があると思います。その中での公有地の利用と...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これは本人も全貌を調べて御報告すると、この委員会でも言われていましたし、私にもそういうふうに言われていますので、どういう形かで説明されるものと、そう理解しております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、外務大臣として前原大臣はよくやってもらったと認識しております。今回の問題は、まさに外国人の方からの献金を受け取っていたということを本人が認めてその政治責任を取られたわけで、そういう点でそれは一つの御本人の判断だと。私としては、外務大臣という職責を...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も覚えておりますが、片山先生の方から、このねじれ国会において、それをある意味、意味のあるものにするには与野党の真摯な協議というか合意形成が必要だということを言われまして、私としても、私なりにいろいろな、まあ何といいましょうか、関係を私なりにフルに生か...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 予算と予算関連法案が内容的にある意味で共通のことを実行する上での案であることは言うまでもありません。  私は、この予算関連法案について、まさに私としても真摯な気持ちで、国民にとってどうなるのかというその一点から、もし政府・与党が何かこうすべきだという...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、これは余りまた言うと余計にいろいろな方の反発を買うかもしれませんが、基本的には、政権交代をある程度定常的に繰り返している議院内閣制の国においても、やはり一つの政権が衆議院の任期を一つのめどとして物事を進めていくと。その間、いろいろと連立やあるいは...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、あの鳩山政権ができて以来、雇用と成長ということを大きな柱にして、私の政権でもそのことを念頭に置いてまいりました。つまり、まず景気を回復させて何とか成長軌道に乗せたいと。  もう片山先生が御覧になってお分かりのように、緊縮財政で財政再建を急ぐとい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) マニフェストについては、私たちはこれまでの予算の中で、無駄といいましょうか、そういうものを削減することで捻出をすると。その原則は今も変わっておりません。  ですから、子ども手当、確かに初年度一万三千円でありますけれども、それを含めて、皆さん、皆さんと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) その観点は私も全くそう思っておりました。先ほど日銀の方からもありましたように、やはり地域ごとに特徴のある分野があるので、私も幾つか見てまいりましたが、野菜農家が非常に元気なところもありますし、また場合によっては、先ほど来介護のことが指摘をされておりまし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、与謝野担当大臣からお話しいただきましたように、現在、政府と与党の合同の社会保障改革検討本部で私が本部長で与謝野さんと枝野長官に本部長代理をやっていただいています。  今おっしゃったことでいえば、今はいろいろな経済団体、労働団体、あるいは新聞、でき...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御本人も全体のことをちゃんと調べて報告したいと言われておりますので、そういう形での説明が行われるものと理解しております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先週のこの場の議論の中でも幾つかの指摘がなされた中で、きちんと調べて説明したいと言われていましたので、先週の指摘の問題を含んだ説明があると、こう理解しております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 大きいところで間違っていたと思います。構造改革という言葉そのものが間違っていたのではなくて、デフレ下におけるデフレ政策であったという意味で間違っていたと思っています。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、あの時期一番問題だったのは、需要が足らない、そういう経済状態にあって、逆にいわゆる構造改革という名で、例えば非正規雇用を増やす、あるいはいろいろなものを切る、そのことが結果において需要を増やすのではなくて更に削ってしまう、そうい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 強い者、弱い者というのは、私も、社会保障とかそういう考え方ではやはり強きをくじき、弱い人を助けなければならないと、こう思っております。  経済においてどういう考え方でいくのか。私は、やはり今の日本がもう一度成長路線に戻らなければ、やはり社会保障の安定...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 全く違います。  先ほど来申し上げているように、小泉構造改革は、例えば会社でいえば、できるだけ賃金を安くして、あるいはリストラして非正規に替えていくと。そういうやり方が個々の企業にとっては確かに収益を高めたところはあります。しかし、じゃ、そういうこと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) みんなが働ける、そして高い給料で働けるという状況をつくることを私はそれが日本の経済にも個人にとっても必要だと思って、そういう道筋で進めているつもりであります。  また、TPPあるいは農業改革についても、いつも申し上げますけれども、つまり、日本という国...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いや、だから、ですから、福島さんはよくそう言われるんですが、何が正反対なんですか。私は、雇用、雇用、雇用と言っているんですよ。雇用をつくることが逆に成長につながると。例えば介護の問題などでは、福祉の問題では、今までは福祉は負担という見方が多かったわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 何度も申し上げていますように、私もいろんな地域を見てまいりました。そうすると、少なくとも名目の税率でいうと日本よりも他のアジアの国々が法人税がかなり低い国が多くあります。そうすると、どちらで立地しようかというときに、どうしてもインセンティブが日本よりも...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ですから、そういう税制についても、あるいはそういう科学技術に対する予算も今回増やしたところでありまして、私は、日本がこれから特に省エネとか環境の分野で伸びていくにはまさにイノベーション、我が党の、我が内閣の成長戦略の中には大きな柱としてグリーンイノベー...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 多分そのデータは、何も農業について改革とかいろいろなサポートをしない場合の数字として農林省が出されたものだと理解をいたしております。そういう意味で、もちろん私は自給率が低下していいとは全く思っておりません。ですから、農業をいかにして再生させるかというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、ちょっと前後しますが、私はこのTPP議論は大いにこういう場で、今もやっていただいていますが、やるべきだと思っております。もちろんそれは、農業のことあるいは輸出産業のこと、さらには二十四項目という、いろいろなことを大いに議論すべきだと思っています。...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まさに、大いに議論をする中で、六月をめどに決めようということを申し上げているのは、交渉への参加をするかどうかということを決めようとしているわけです。もしそこで交渉に参加をするとしても、もちろん交渉事ですから、結果としてそれが合意に至るか至らないか、それ...全文を見る
03月08日第177回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○内閣総理大臣(菅直人君) この足利事件については、平成二年、栃木県足利市で当時四歳の女の子が殺害、遺棄されたという大変痛ましい事件であることは仰せのとおりであります。また、犯人でない方が、菅家さんが長期間にわたって刑に服すという冤罪事件でもあります。  そういった意味で、今お...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 安井委員の方から、私が平成の開国という言葉を使ったことについての意味を問われました。  私は、二つのことを感じております。  一つは、やはりこの十年ぐらいの長さで見たときに、新興国が非常に経済発展がする中で、例えば隣国の韓国などは、EUとの間、アメ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 確かに、経済がグローバル化が進む中で多くの国といろいろな分野での競争が激化してきていることはおっしゃるとおりだと思います。これは、歴史が進んでいく中で、ある時期、例えば日本が繊維製品でアメリカの市場に入り、その後自動車などで入り、逆に新興国が今度は日本...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、先ほど冒頭申し上げましたように、私の問題意識の中でいえば、この間、他の新興国に比べてやや経済連携の二国間なり多国間の進展が足踏み状態にあったという認識を申し上げました。  このTPPについては、確かに、いろんな経緯の中でまだ本格的な議論が、国際...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 安井さんも海外での経験が長いわけですから状況はよくお分かりの中でおっしゃっているんだと思いますけれども、先ほど来申し上げておりますように、TPPが確かに注目されていることはよく分かっておりますけれども、実際には、例えば韓国はアメリカとの間でのFTAを締...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私もこの問題に特に深くかかわるようになって、過去のいろいろな経緯も若干調べてみました。  一番マルチのルールは、言うまでもありませんが、WTOドーハ・ラウンドであります。多分我が国にとっては、本来は世界共通のルールというものの中で、しっかりとそのルー...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 大変いい質問をいただいたと思っております。  昨年、先ほど指摘された、閣議決定された食料・農業・農村基本計画では、平成三十二年度にカロリーベースで五〇%、生産額ベースで七〇%という目標が設定されております。生産額ベースでは現在、少し今年上がっておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いや、本当に私もいい質問をいただいたと思っております。  まさに、本当にこれは両立を自動的にするものだと考えて申し上げているわけではありません。いかにすれば両立するかということに私たちが本当に考えていかなければいけないと思っております。  御承知の...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御承知のように、政党間のいろいろなやり取りというのは、私もかなり長くこの国会におりますので、かつてもいろいろな離合集散の中で、いろいろな場での話がありました。  そういう中で、私としては最終的に、社会保障を改革し、税との一体改革ということにおいて能力...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたけれども、私が与謝野さんに是非内閣に入ってほしいとお願いをしたのは、この社会保障、さらには税の一体改革において能力としても志としても最もそうしたものをお持ちの方だと、こういうふうな認識を持っていたからお願いしたわけであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来、数合わせというような言葉が出ておりますが、私の頭の中に別に数合わせがあったわけでは全くありません。
○内閣総理大臣(菅直人君) ですから、今こういう表を出されて、何か数合わせのためにということを何か示唆されるようなことを言われておりますが、私にはそういう考え方は全くありません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 国会議員である与謝野さんに、私は現在進めようとしていることをお願いをしているわけです。
○内閣総理大臣(菅直人君) この席に一九八二年からおられたということなので、そういう種類の質問がもっと来るのかなと思っておりましたが、少し方面が違うようであります。  私も、いろいろな制度の変化や政党の離合集散の中で三十年余り、最初の立候補からいえばもう三十五年になろうとしてお...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) どうも先ほど来、話を聞いていて、スパコンも、私は学生時代、手回し計算機を使っていた世代でありますけれども、その後のスパコンの成長も私なりに見てまいりました。  また、今いろいろとおっしゃいますけれども、私は冒頭にも申し上げましたように、この社会保障と...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 正確にいつというのを覚えておりませんが、こういう議論が以前も何かの中であったときに、組合費が入るということを指摘を受けて、そのときに認識をいたしました。ちょっと、いつという正確な日時までは覚えておりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど財務大臣からお答えしたところでありますが、私の理解では、職業上の団体の経費という概念に幾つかのものが入ると。例えば、事業所得者の場合は同業者団体の会費などが入ると。そういう中の考え方として、特にこの職業上の団体の経費というものから労働組合の組合費...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) どの組合がどういうふうにということは、特に通告がなかったので調べてまいりませんでしたが、何かそういう報道があったというのは知っておりますが、正確には今この場で覚えているわけではありません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、企業・団体献金の禁止、経過措置は含まれておりますが、その法制化ということでほぼ作業が終わっております。その下では、企業、団体のパーティー券の購入も献金と同様の扱いとして禁止をすると。できれば、今急がせておりますけれども、この国会中といわず今月中に...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 本当に事実関係を細かくは聞いておりませんが、いわゆる個人として購入をするということはこれは構わないと。いわゆる企業・団体献金あるいはその企業、団体が企業として、団体としてパーティー券を購入することについては禁止をするという中に盛り込むと、その予定で今法...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 大変いい御質問をいただきまして、ありがとうございます。  私は、まさにマクロ経済的に見たときに、小泉・竹中路線は私が言う第二の道であって、そのことが日本にもたらした大きなつめ跡が現在も残っていると、こう認識しております。つまり、経済政策というのは、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) きちんと、今政策的な議論をしておりますのでお聞きをいただきたいと思いますが、そういう意味で、まず新自由主義という考え方と、基本的なこれ、経済政策でありますから、基本的なところで違っているということを一点申し上げておきます。  農業については先生まさに...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど私が農山村のことを言っていたのは、最近は高いレベルの経済連携との両立ということを言っていると、まさに両立ということを一点申し上げているんです。もちろん、自動的に両立するとは申し上げておりません。両立するような政策を大いに議論をし、考えていこうとい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、山田先生のような農業の専門家を含めて、こういう議論を大いにやるべきだと思っております。できれば、自由民主党の中にも、積極的に発言されていた、委員会でもそういう意見も聞いておりますので、是非とも、そういう各党それぞれいろんな立場の意見がある、これは...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、一方では農業の再生本部の責任者も務めていて、今その議論もいたしております。帰りの飛行機で、篠原副大臣と、フランスにおいて行われている若い人たちを農業にもっと従事をしていく、そういう仕組みについて調べてほしいと言いましたら、先日、その会議にも出して...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) そういうことでは全くありません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 我が国は、EUとの間でもまだこのEPAが締結されておりませんし、アメリカとの間でももちろんFTAも締結されておりません。  オーストラリアとの間で今精力的にいろいろ議論が行われておりまして、二つの原理とおっしゃったのがどれとどれというのが必ずしもはっ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、現在の状況は、御存じのように、情報収集のために関係国との協議をするということを昨年の十一月の閣議決定で決めまして、そのことで今それぞれ活動しているわけです。六月に行うと言っているのも、もう御承知のように、交渉参加についての是非を決めると、交渉に参...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 最後に言われたことは、私も全く同感であります。  つまり、この間、十年ほど、そういうものがなかなか進んでこなかったことはよく御存じだと思うんです。一番大きなWTOのドーハ・ラウンドも、この十年近く動きが止まっております。また、日本と例えば韓国、中国の...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来申し上げていますように、国会の場だけでなくていろいろな場で、このTPPも含む、あるいは農業の改革を含む議論が、いろいろ議論として活発に闘わされることは大変結構なことだと思っております。  確かに、我が党の中にもいろんな議論がありますし、御党の...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 山谷委員のお話は二つのことが重なっているのかと思っております。一つは、まさに地下水あるいは森といったものを大事にするということと、もう一つは、外国人によるそういったものの取得についての懸念ということだと思います。  まず第一のことでいえば、私も、林業...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も、一般的に言えば、公開できる情報はできるだけ公開をして、国会の審議等に供すべきだと基本的には思っております。ただ、外交的ないろいろな交渉事等については、すぐに出せるもの、あるいはすぐには出せない、しかし何年かたてばその記録を公開するというルールも作...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) マニフェストについては、かなりのものについてかなり具体的に前進をしていることは御承知のとおりであります。子ども手当についても、初年度一万三千円、そして今の提案をさせていただいている法案あるいは予算では三歳児まで二万円ということになりましたし、また高校の...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 政策についていろいろな議論があることは承知をいたしております。  どういう意味で潮目と言われたのか分かりませんが、私はいつも申し上げておりますように、政権交代をある程度繰り返している先進国においてはやはり、例えば四年間の任期、イギリスの場合だと五年で...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の運用三号の問題で、課長の通達ですか、通知ですか、そういう形で対応したということについて、現在、細川大臣の方でそれに対する対応を検討していただいているところであります。  私としては、そうした極めて重要な問題を課長の段階で決裁をしたという在り方に...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これは、私も多少いろんなケースをかつて経験をいたしました。もちろん、こういったことが一般的にあっていいとはもちろん思いませんし、そのことについては必要に応じて閣議や閣僚懇談会でも話をしております。改めてそのことも指摘をしておきたいと思います。  ただ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 岡田幹事長の発言、まだ細かく全ての趣旨を聞いているわけではありませんが、私が理解しているところによれば、例えばインターネット献金などにおいて一万円とかを振り込まれたときに、その段階で振り込んでいただいた方の国籍はなかなか表示をするという形には一般的には...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ですから、今申し上げましたように、まずはどういう形でこういう問題を、何といいましょうか、調査をするにしても、インターネットの場合に、じゃ、全部いただいた方に改めて国籍をお問合せをするというようなことが果たして妥当なのかどうかということも含めて、そういう...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 若干の想像も交えて言えば、やはり人工林、特に杉の人工林が大変多い地域で、樹齢がほぼそろっているというところで多くて、そうでない杉の人工林の少ないところでは少ないのかなと、若干の推測も含めてそう考えます。
○内閣総理大臣(菅直人君) 林委員の質問にもお答えしたのも聞いていただいたと思いますが、私も今もう、ちょっと花粉症ぎみで、この問題、当事者としても大変関心を持っております。そういう意味では、政策としては、政策の目標としては、私は今でも正しかったんだと思っております。  ただ、過...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、B型肝炎訴訟そのものについて、もちろん小野議員御承知のように、これは大変、C型肝炎とか他のものと違って非常にこのウイルスに感染している方が多いものですから、そのことでいろいろと裁判所を含めて対応したことはよく御承知だと思います。  その上で、二...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も、薬害エイズの折にもこういった裁判に当時は被告としてもかかわって、最終的な和解を成立させたことがありますので、おっしゃる気持ちはよく分かります。  私としても、何らかの対応はすべきだということを前提に、先ほど申し上げましたように、その対応の仕方と...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、世界的にもちろん人口も増えておりますし、場合によっては穀物を他の用途に使うといったこともあったり、あるいは干ばつ等の影響もあって、食料の不足というものが心配されているということは認識を共通にいたしております。我が国においても、我が国はある意味、食...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御承知だと思いますが、平成三十二年度にこの食料・農業・農村計画では、カロリーベースで五〇%、生産額ベースで七〇%という食料自給率目標を掲げております。現在はカロリーベースでは四〇%でありますが、生産額ベースでは七〇%にほぼ達しております。  そういう...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、農業について戸別所得補償制度を今年度から取り入れております。そういったいろいろな政策を総合的に進めることを含めて、今農水大臣からもありましたように、カロリーベースあるいは金額ベースありますけれども、カロリーベースにおいても自給率五〇%を目指していく...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私はまさにそういう議論をお願いをしているわけですけれども、例えば戸別的所得補償、あるいはそういう形を取れば、米については今まではどちらかといえば価格維持政策でありましたけれども……(発言する者あり)ちょっと静かにしてもらえますか。価格維持政策でありまし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 表現の仕方は若干違ったかもしれませんが、所得補償あるいは直接支払、ヨーロッパやアメリカでも広く行われていて、日本では必ずしも従来はそういう形ではなかったわけですが、今年度から所得補償を導入して来年度拡大しようということであります。  そういったことも...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御承知で御質問だと思いますが、TPPについて六月をめどに交渉に参加するかしないかを決めたいと、そして農業の再生についても六月に方針を出し、十月に計画を出していきたいと、そういうことが両立できる道を今議論をしていただいていると、こういう状況です。
○内閣総理大臣(菅直人君) いずれにしても、かなり長くデフレが続いております。このデフレが続くということは、経済の成長、さらには社会保障の負担の問題等々含めて、より厳しい条件になっていくわけでありますので、そういった意味では、デフレからの脱却、何としてもそれを達成しようということ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、そこの見方はかなり片山先生とは違います。  私は、この予算を作るときに雇用と成長ということを一番念頭に置いて進めました。特に雇用については、例えば介護あるいは子育てのような社会保障分野で、従来は負担という言葉で語られ、必ずしも成長という分野とは...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず予算を成立させていただき、同時に予算関連の法案を成立させていただいて、これを予算を執行していくこと、これは喫緊の課題として大変重要で、今お話がありましたように、経済全体に与える、あるいは国民生活に与える影響も含めて、何としてもこの予算の成立と執行が...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず国会の場では、今まさにこの場でありますけれども、予算委員会を中心にそうしたことの必要性を私からは国民の皆さんの前で、与野党の議論の中でいろいろ申し上げているところでありますし、また場合によっては政党間、あるいはもっと幅広い国民的な議論も含めて、こう...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これは、今私の立場、予算をお願いしている立場からいえば、政府で出さしていただいている予算がベストだという立場でお願いをいたしております。  衆議院の段階で組替え動議を出していただきまして、それについての我が党あるいは私の立場からの見解は申し上げたとこ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 基本的に責任を負っている、あるいは権限を内閣という形でいただいている政府、内閣あるいは私に責任があるという御指摘はそのとおりだと思います。  と同時に、国会というところは、もう一つ国会という場でありますので、ここは与野党がねじれ状況にある中で、どうい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) そこはおっしゃるとおりだと思います。私も、バイオマス、岡山にも銘建工業といったような先発的な企業がありますし、しっかりやらなければならないと、こう思っています。
○内閣総理大臣(菅直人君) 二〇〇九年の九月九日に、御党社会民主党と国民新党、民主党の三党党首間で調印をいたしました連立政権樹立に当たっての政策合意については、その後も社会民主党と民主党、さらには国民新党と民主党との間で、この三党合意を尊重し引き継ぐことを確認を御承知のようにいた...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、三党合意の中で私たちが、あるいは民主党が国民にお約束したのは、今回、今回というのは二〇〇九年ですが、二〇〇九年の総選挙の任期中に消費税の引上げは行わないということでありまして、この方針は現在でも変わっておりません。  それから、歳出の見直しにつ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 消費税ありきという議論というふうにおっしゃられましたけれども、本当にそういう考え方を取っているわけではありません。社会保障の在り方をしっかりと将来に向かって安心できるものにする、そのためにどういった財源が必要かと、こういう議論の進め方、先ほど歳出の削減...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 高木文科大臣の方からもお話がありましたが、昨年十一月二十三日の北朝鮮の砲撃というのは、我が国にとっても国家の安全にかかわる重大な事態というふうに認識をして、国内においても、政府を挙げて情報収集に努め、また不測の事態に備えて国民の生命、財産を守るための万...全文を見る
03月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 今、与謝野担当大臣の方からお話をいただきましたけれども、現在、四月に向けて、あるべき社会保障の姿、これをまず徹底的に議論していこう、この順番が非常に重要だと思っております。その中で、それを実現するため、あるいは維持可能なものにするためにどういう財政的な...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この土肥議員の発言は極めて遺憾であります。竹島は我が国の固有の領土であり、そのことは変わりない事実であります。  この土肥議員の発言について、現在、内閣のメンバーに入っておられるわけではない関係もありまして、現在、党の方で、党の立場あるいは国会での立...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この問題について幹事長と話をして、幹事長の方で対応するという、そういうことを言っていただいておりますし、私も、まずは党の方で対応していただきたい、こういうふうに指示をしたところであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私が与謝野さんに私の内閣に是非参加をしていただきたいというふうにお願いをしたのは、まさに社会保障、さらには税の一体改革、こういった問題で与謝野先生が従来から高い志を持ち、そしてまた大変高い能力をお持ちだと、そういうことでお願いをした、これに尽きるところ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 百四条に関しては、従来、この日程の問題について、率直に申し上げて、これに合わせることができるかどうか、当初、政権交代をした後しばらくは、場合によってはこれを時間的に合わなくなった場合には変えることもあり得るということも鳩山政権下で申し上げておりました。...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、自民党もそういう姿勢だからできるはずだということをおっしゃったわけですが、是非そういう姿勢で協議に臨んでいただければ、その協議の中で社会保障の在り方を含めて議論をさせていただきたいと、こう思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) この問題、いつも申し上げているように、私が、御承知のようにさきの参議院選挙のときに自由民主党の五%引上げということについて一つの参考として与野党協議をしたいということを申し上げたところ、結果として、私の表現も不十分で、何かもうすぐ上げることを決めたかの...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 法律というのは時の内閣をやはり基本的には拘束している、もし矛盾があるとすれば、それは法律を変えなければならなくなると、こういう認識ですから、現在法律があるわけですから、その法律によって一つの方向付けがなされている。必要にどうしてもなる場合にはそれを変え...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) マニフェストで、私たちは年金制度を一元化し、月額七万円の最低保障年金を実現しますと、こういうふうに書いております。その工程表の中で、二十四年度制度設計を始め、二十五年度にその制度の決定という、こういう工程表を示しております。と同時に、現在、与謝野大臣に...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来申し上げていますように、今現実に一番精力的にやっているのは、党と内閣でこの本部をつくってやっておりまして、その中で、まずは社会保障の全体像をお示しし、そして税の問題も含めた提案をして、さらに与野党協議も是非お願いしたいと。  そういう前提があ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) やはり一つは、まず全国民にとってできるだけ分かりやすくて透明性の高い、あるいは公平な制度が年金というのは当然いいと思います。ヨーロッパの国々の中でも、いわゆる日本でいう自営業者も含めて一元化されている国もたくさんあります。そういった意味で、我が党が当初...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も年金のことも多少長く見てまいっておりますが、今おっしゃったような姿を取っている国も結構あるんですよね、現実に。ですから、私は当然それも一つの案として、一元化を推し進めようということの中の有力な案として私は検討すべきだと。ただ、それをどういう段取りで...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、かなり前ですが厚生大臣を仰せ付かりましたが、私の経験の中でもいろんなケースがあったように思います。  ただ、今回のこの第三号被保険者の問題は、やはり私は、一つは構造的な問題があったということ、先ほど川合我が党の議員の質問にも非常によく表れており...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) はい。  ですから、そういうことがありますので、私は今回の、例えば大臣から大臣への引継ぎ、あるいは政務官から大臣への、知っていたことをどのようにすべきだということで、私はそのことも含めて、細川大臣がしっかりと真摯に反省すべきことは反省して、将来に向か...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げたように、私は、厚生大臣自らが真摯にそういったことを考えた上での一定の処分といいましょうか、そういうこともされたわけでありますから、その判断を多としたいと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、前大臣から現大臣への引継ぎというのは当然しっかりやられるべきであって、ただ、多分膨大な案件になりますので、その中でも特にこれとこれとは注意をしてというようなことも必要なものはあると思っております。  そういった意味で、一般的に言えば、重要なもの...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この公害の訴訟、あるいは薬害の訴訟、それぞれ、川田さんも自らの経験もあり、私もいろいろかかわりを持ってまいりました。先日はイレッサのことでもいろいろありました。  私も、このアスベストについて、もう大変長い経緯のあるものでありますから、基本的にそうい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 正社員の雇用の方が望ましい、私もそう思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今も厚生労働大臣からお話がありましたが、女性、御指摘のように妊娠、出産等を理由として契約が更新されなかった場合は男女雇用機会均等法上の不利益な取扱いに該当すると考えますので、こういった場合については都道府県の労働局等において厳正に対処をして、有期契約労...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 長い時間は申し上げませんが、いろいろな御指摘は私も聞いていて大変おかしなことだと思っております。  つまりは、こういうことになる直接的な個々のことと、大きく非正規の形を取った方が正規社員よりも会社にとって有利だという構造そのものが、いわゆる均等待遇の...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) つまり、いろいろな議論の手順が間違うと、せっかくの議論が本来の中心的な議論からやや外れることもあると。率直に申し上げて、私も参議院の選挙の折に自民党の出された案を参考にしてと申し上げたんですが、もう参考と言った途端にそれで行くんだろうというふうに言われ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 一言で申し上げるのは難しいと思いますが、確かに社会保険庁、今はあの形が少し変わりましたが、この持っている根深い問題点、やはり大きく影響している、こう感じております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今も厚労大臣が言われたように、一応の昨年十二月に新制度の案が取りまとめられておりますが、いろんな意見をいただいておりますので、そういう意見を含めて、更に厚生労働大臣の下で調整させていただきたいと思っています。
○内閣総理大臣(菅直人君) この問題は、健康保険でも同様だと思っております。特に、このことは保険制度ということだけではなく、先ほど雇用の問題が共産党の委員の方からもありましたが、いわゆる非正規の形の方が企業にとって負担が社会保険的な面で軽いということがいろんな意味で格差の一つの原...全文を見る
03月11日第177回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 今朝の報道について御説明をいたします。  私が仲人をしました知人から数年前に、中学、高校の同期生で不動産関係の仕事をしている人として紹介をされました。釣りに誘われて、その知人と三人で出かけたこともあり、数回会食をいたしたこともあります。日本名の方で、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 政権交代から一年半が経過をして、この間のマニフェスト、さらには予算の方針、どういう形で進んでいるかというお尋ねをいただきました。  まず、政権交代をして、お約束をしたマニフェストについては、御承知のように、その多くを実施を始めあるいは着手をいたしてお...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 藤谷議員から、遺骨、その中でも朝鮮半島出身者の民間徴用などで亡くなられた方の遺骨について、一日も早く御家族の元へという思いを込めての御質問をいただきました。  日本政府としては、人道的な観点から、朝鮮半島出身の方々の御遺骨の返還に可能な限り真摯に対応...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) もう詳しいことは財務大臣からお話がありましたので。  私も、かつて二期生か三期生のころにアメリカのあのGAOという制度をいろいろ調べて、日本に導入できないかということで法律を出したこともあります。今言われたように、今回かなり件数も多く、多額の指摘があ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 不適正経理を減らすための考え方として一括交付金というものをしっかりと拡大していくと、このことが一つの大きな効果があると、こう考えております。  一括交付金は、対象となる事業において、各府省の枠にとらわれず自由に事業を選択して使えるものであります。地方...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 会計検査院という制度は憲法で規定されている、私はかなり活用によっては強力な立場を持っているところだと認識をしております。同時に、決算及び決算検査報告の国会への早期提出については、やはり国会、特に参議院からの御要請も踏まえ、会計検査院とも協力して、平成十...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 子ども手当については、二〇〇九年のマニフェストの大きな課題であります。それにおいて、初年度月一万三千円という形でスタートいたしました。現在出している法案あるいは予算案では三歳児まで月二万円という形でお願いをいたしております。そして、これを実現するために...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 衆議院の予算審議の中で自由民主党の方から組替え動議が出されました。その組替え動議では、我が党のマニフェストの主要の四項目について、いわゆるばらまきだという指摘の中で、この子ども手当についても廃止という形で自由民主党の組替え動議の中では提起をされておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 大変重要な、そしていい御質問をいただきました。  私、国会の在り方については制度的な問題と運営上の問題が、一部重なりますがあると思っております。  実は、政権交代を実現する少し前に、短時間ですが、イギリスに行ってイギリスの国会をいろんな視点で見てま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いよいよ地デジへの転換のときだと、たしかそう思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) これは総務大臣担当ですが、総務省によれば、地デジ対応受信機の世帯普及は、今御指摘のように、十二月末までには約九五%、今九四・九という数字を挙げていただきましたが、進んでおります。受信機の世帯普及は順調に進んでおりますが、山間部等でテレビ放送の受信が困難...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も八十九になる母親と今一緒に住んでおりますが、多くの時間、テレビを母親も見ております。ちょっと心配なのは、この地デジと同時に、今操作が難しくてなかなか、デジタルになったときに操作がちゃんとできるかなということを若干、私でさえ時々操作ができなくなるので...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今日の報道について御説明を申し上げます。  まず、私が仲人をした知人から、自らの中学、高校の同期生で不動産関係の仕事をしている人として数年前に紹介をいただいた方があります。釣りなどに誘われてその知人とともに一度出かけたことがあり、またそれ以外にも数回...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、この方は日本名であり、そして日本国籍の方であると思っておりましたので、調査をいたしましても、日本名で私、届出、ちゃんと手続も、政治資金の手続も取っておりますので、それでは見付からないということであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私が前原大臣のときに、その後の質疑でも申し上げましたけれども、こういうことの再発を防止するためにはどうしたらいいかということを党の方で検討いただいております。  私についても、今申し上げましたように、個人献金をかなりの方からいただいておりますけれども...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 比較的まれのことであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げましたように、この方は、私が仲人をした知人の方から、中学校、高校の同級生、たしか同期生ということで紹介された方でありまして、そういう認識の下で紹介をされておりました。  以上です。
○内閣総理大臣(菅直人君) たしか五、六年前のことで報道されておりますけれども、今記憶にあるかと言われればその時点で報告があったかどうかの記憶はありませんが、今回報道がありましたので、事務所の方に確認をしましたら、そういう方からの献金を受けていたということは今回改めて確認をいたし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来お答えいたしておりますように、私が仲人を務めました、仲人を務めました知人からその方の中学、高校の同期生ということで数年前紹介され、不動産関係の仕事をしている人との紹介を受けました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 知りませんでした。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来申し上げておりますように、私がよく知っているのは、仲人を務めましたその知人はよく私は知っている方であります。その方からの紹介で自分の中学、高校の同期生、同級生であるということで紹介され、不動産関係の仕事をしている方と、そういう紹介をいただきまし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、現在、事実関係は私も改めて調査をさせております。  その上で今の御質問にお答えをいたしますと、何度も申し上げて恐縮ですが、私の仲人を務めた知人から紹介をされて釣りに一度御一緒したりしたことはありますが、それ以上詳しいことは、私、その人のことにつ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げたように、私が、その方については、日本名でもありましたし、日本国籍の方だと思っておりましたし、現在でも、報道は見ておりますけれども、その方が日本国籍であるのかそうでないのかをまだ私自身は確認ができておりませんので、現在調査をしております。
○内閣総理大臣(菅直人君) もし外国籍の方だということが判明したら、全額を返金いたします。
○内閣総理大臣(菅直人君) 平成二十年度決算は、平成二十一年十一月二十四日に提出をされ、本年二月十六日に参議院本会議で議決され、是認をされました。現在、衆議院で審議が行われております。ここまで一つの決算に係る審議が長引いていることは、いろいろな原因がある、御指摘もありますが、遺憾...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 昨年の参議院前の国会運営についていろいろ御指摘をいただいております。私としてはやはり反省すべきところはあると、このように認識をいたしております。
○内閣総理大臣(菅直人君) できるだけ充実した議論が次の予算に反映するようにということで、そうした努力はすべきだと、こう考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今文科大臣からも答弁ありましたけれども、都道府県に対する調査に基づいて二月十五日に閣議決定した御指摘の質問主意書に対する答弁書について、データを調査するため全都道府県に問い合わせたところ、事後的に訂正する県が多くあり、結果として一部に実態と異なる内容が...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、今回のこのニュージーランドの地震は本当に多くの犠牲者が出られて、本当に心から冥福をお祈りしなければならないと思っております。  と同時に、今回はかなり早い段階で前原前大臣も動かれて、十二時、もっと早くから、今も報告がありましたように、八時五十一...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、高木文科大臣から御報告がありましたように、公立小中学校の耐震化ということについては大変重要な課題だということで、この間、歴代政権が、当初予算に加えて、今言われた予備費とか補正とかを積み上げて、先ほど報告がありましたように二十一年四月一日に六七%、二...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今言いましたように、そういう例があるから、まず現在の予算を通していただければ、成立させていただければ、少なくともその本予算の中で、本予算の中でやれる事業ももちろんあるわけです。それに更にどうしていけばいいかというのは、本予算の執行が始まる段階から更に検...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 午前中も申し上げましたが、私が仲人を務めました知人から、その自分の同級生であった方を紹介を数年前にされました。不動産関係のお仕事の方だとお聞きをいたしました。釣りに誘われて、その知人と一緒に一度釣りに出かけたほか、数回の会食を行ったことを覚えております...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) もうかなり前のことでありますが、正確な、率直に言って正確な記憶はありません。ただ、今申し上げたように、私が非常に親しい、仲人まで務めた人の交友関係だということがありましたので、必ずしも名刺をいただいたかどうか記憶は定かではありません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私が与謝野先生に期待をしてお願いをしたのは、この二十年間、それぞれの内閣でも進めようとしながらなかなか進まなかった社会保障の抜本的な改革と同時に、それに必要な財源を含めた税の一体改革、こういった問題に関して高い志と高い見識を持っておられると、そういう方...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 質問の趣旨というか気持ちは、個人のレベルでいえばいろいろ思いはありますけれども、しかし、やはり内閣の責任者という立場でいえば、今財務大臣が言われたように、個別の案件について何か気持ちでもってこうだああだと言うことは適切ではないと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 竹島は我が国の固有の領土でありまして、その立場はいささかも変わりません。そういった意味で、土肥議員の発言は極めて遺憾なものと、こう考えております。  その土肥議員に対して、先ほど御紹介がありましたように、今、内閣の一員という形ではありませんので党の方...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、国会の役職である政倫審の会長を辞任し、党の役職である常任幹事会の議長を辞任すると、こういう形で御本人としてあるいは党として一定のけじめを付けられたと。しかし、そうあったとしても、もちろん今回の言動が認められるものではない、そのこ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 同じ答弁になって恐縮ですけれども、竹島は我が国固有の領土であって、その考え、その立場に全く変わりはありません。土肥議員の言動に関して、私は大変遺憾な発言であった、このように考えております。  その上で、御本人が党としての役職、さらには国会の役職を辞任...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 国旗と国歌は、いずれの国においても国家の象徴として大切に扱われ、また扱われなければならないものであり、日本においても日の丸・君が代が国旗・国歌として定着し、そして尊敬を集めていることは多くの国民が認めていると、こう認識をいたしております。こうした国民感...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 修正案が否決され、原案について、賛否について党として自由な投票をしようということになりまして、私としては反対をいたしたところであります。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 私が申し上げたのは、例えば、それはアメリカの国歌とかフランスの国歌とか、私もそうたくさんは知りませんが、割とこう、マーチのような形の国歌もありますし、いろんな国歌があるわけです。ですから、そういう意味で、比較的、比較的そういった意味で、荘厳といえば荘厳...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 世論調査は国民の皆さんの意見の一つの表れだと受け止めておりますので、真摯に受け止めたいと、こう思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) やはりこれ国民の皆さんが聞いておられるところですので、やっぱりきちんと全体としてお答えをさせていただきます。  今日の朝刊等で報道された私に対する献金の問題でありますけれども、私が仲人した知人から、自分の中学、高校の同期生ということで、数年前、不動産...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げたとおりであります。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 今日、朝の報道で、私も自らその報道で指摘されたことについて、私として弁護士に依頼をして……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 幾つかのことを調査をいたしております。  いずれにしても、今日、朝の報道以上のことを私もまだ聞いておりませんし、今調査を続けているところでありますから、いずれというこの選択肢には必ずしも当てはまりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) もちろん一般的に、それぞれ閣僚に限らず議員としてこうしたことが再発をしないようにどうすべきか、これは党の方でも御議論をいただいております。  そういう意味で、できるだけこういったことが起きないようにしていくためにどうすべきかという議論も含めてきちっと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今財務大臣から全体として答弁をされましたけれども、この二つの法案、私も、今、岡田委員の方から趣旨も、ある程度の方向性もお示しをいただきましたが、大変重要な前向きな法案だと理解をさせていただきました。そういった意味も含めて、提出をしていただいたときには政...全文を見る
03月29日第177回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 大震災の発生から二週間余りが経過をいたしました。この大震災によって亡くなられた皆様に心から御冥福をお祈りするとともに、被災された皆さん、心からのお見舞いを申し上げたいと思います。  また、多くの国民の皆さんに自宅を離れての避難あるいは計画停電などで大...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) おっしゃるように、今次の地震、津波、さらにそれに伴う原子力事故といった問題は、戦後に限らず、あるいは日本にとって最大とも言える危機だと認識をいたしております。  それぞれに対して対応しなければなりませんが、まず地震、津波に対しては、救命を当初は最重要...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これは国民の皆さんにも是非お聞きをいただきたいと思いますけれども、たしかこの委員会室の場でありましたが、十一日の十四時四十六分、震災が発生いたしました。そして、直後に災害対策本部を設けました。それと、しばらくして福島原発におけるいわゆる冷却機能のダウン...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) それは全く違います。  前日、つまり地震発生の日、深夜というよりも午前に至るまで危機対策のセンターにおりまして、そこに安全委員会の皆さん、東電の皆さん、保安院の皆さん同席をしていただき、そして対応方をその場でいろいろ議論した中で、経産大臣を中心に対応...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 少なくとも私の認識は、現地の状況を把握することが極めて重要だと、そういう認識を持っておりました。どういう表現をしたか、私自身、そういう言葉を発した記憶は必ずしもありませんけれども、少なくとも状況を把握したいという意味で発言をしたことは当然あったと思って...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これは、指揮の仕方、今おっしゃったこともよく分かります。一方で、陣頭指揮という言葉もあるように、ある部分しっかりと現地を把握をしなければならない、あるいは把握をした方がいい問題もあります。  率直に申し上げて、私はその後の経緯を考えますと、現地に行っ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたが、私は、この原子力事故の報告を聞いたときに、大変重大な状況である、あるいは状況になり得るという認識をまずいたしました。  そこで、先ほど来、海江田大臣からもお話がありますように、東電関係者あるいは保安院あるいは原子力安全委員会...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この東電と政府との関係は、先ほど申し上げましたように、原子力災害特別措置法というものの中で、通常であれば一般の民間企業に対して政府が、例えば自動車会社に対してこうしろああしろと言うことはありません。しかし、あるいわゆる冷却機能がダウンしたといったような...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 該当する議員、私のかつての秘書でありましたが、大変その言動は遺憾であると、このように思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) まさに御指摘のように、本当に日本の最大級の危機というときに私が総理大臣という立場にあったことの責任の重さは痛感をいたしております。その中で、パフォーマンスという言葉もありましたけれども、私はこの大きな大きな危機に対して何か個人的なパフォーマンスを考えて...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、現在の状況がどうであるかということについて知り得ること、例えばいろいろな線量とかですね、それについては全て公開するように、この間も公開をしてきております。そして、今経産大臣からもありましたが、原子力安全委員会の認識あるいは保安院の認識も含めて、炉...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来、私は決して逃げて答弁をしているつもりはありません。  この問題は、まずは原子力安全委員会というのは、原子力の専門家が五人の委員の下で百名余りのスタッフを持って、ある意味、第三者的な立場も含めていろいろな状況に対して意見を言われるわけです。こ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) おっしゃっていることは私もそのとおりだと思います。まずは、事実をきちんと伝えることと、それがどういう影響を与えるかということは説明をする必要があると思っています。  官房長官が会見でいろいろ説明をされておりますが、例えば一年中食べたときにはこういうこ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来申し上げていますように、まずは、いろいろな理由によって放射能が原子炉からあるいは原子力発電所から外に出ると、その範囲を原子力安全委員会の方でしっかりと考えられて、この範囲内はやはり人がいると危ない、許容範囲もありますけれども、危ないからというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど指摘もありましたけれども、これいろいろな段階、私が全て詳細に知っているわけじゃありませんが、いろいろな段階がありました。一番最初は電源車の問題があり、そして水を注入するためのポンプの問題がありました。その注入は、上からの注入ではなくて直接炉に注入...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) もちろん、この問題の本部の中では全ての閣僚が出ておりますので、私からは、今委員が言われたように、防衛大臣、総務大臣、もちろん担当でもある経産大臣、あるいは警察である国家公安委員長含めて、全ての閣僚にこの問題について全力を挙げて連携をして当たるように、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 被災されている皆さんには、皆さんを孤立させない、特に親御さんを亡くされたような子供さんもたくさんおられまして、そういう子供たちを孤立させないと、そして最後まで国としてそういう皆さんの生活再建に対して責任を持つと、このことをこの場でお約束をさせていただき...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、公明党におかれていろいろこの災害に関して積極的な御提言をいただいていることにお礼を申し上げます。中でも、キリンと呼ばれるあの装置について提案をいただき、早速採用させていただきましたが、そのこともお礼を申し上げておきたいと思います。  今お話のあ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、地震、津波の被災者に対する支援それ自体もまだまだ極めて重大な状況でありますし、復興という問題も控えております。同時に、福島原発事故に関しては本当に高い緊張感を持って当たらなければいけない状況が継続いたしております。  そういった中で、今TPP、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) マニフェストについては、この間いろいろ、この大震災が起こる前から議論をいただいておりまして、私どもはこのマニフェストの実行に全力を挙げる立場というその原則そのものは現在でも変わっておりません。  しかし、現実にこれだけの大震災が発生した中で、優先度と...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 十一日、この大震災が十四時四十六分に発生をいたしまして、原子力に関して、まずは十五時四十二分に全交流電源喪失のため、一、二、三号機に関し、原災法第十条の規定に基づく特定事象発生の東電からの通報を受けました。十六時四十五分に、一、二号機に関して、原子力災...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) そのとおりです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたが、いろいろな見解はあろうかと思います。私は、この宣言を出すことになったこの事象について極めて重大な問題だという認識を持ちました。同時に、地震、津波の被害も大変大きいものであるというところで、地震、津波の状況をこれはヘリコプターの...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) もちろん、地震は予期せぬ段階で来ますので、その時点でそれぞれの関係者がどこにおられるかということはそれぞれあります。私は決算委員会に出ておりました。  そういう中で、先ほど来経産大臣からもお話がありましたように、発生した日に官邸のそうした危機管理のセ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 例えば宮城県においては、地震後に連絡の付かない方々や身元が確認された犠牲者の方々の氏名などを県の警察のウエブサイトに掲載しているというふうに承知しております。こうした方策の成果……
○内閣総理大臣(菅直人君) はい。成果を踏まえつつ、関係者のプライバシーにも配慮しながら、今後の在り方についてはしっかり研究してまいりたいと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 当時の津波に対する認識が結果として大きく間違っていたということは、これはもう否定しようがないと思っております。そういう意味で、どこまでの予測をするか、あるいはそれに、よく言われるように何年に一度の津波というようなことがありますけれども、いずれにしても、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いずれにいたしましても、大きな事故でありますので、今申し上げたような原因を含め、しっかりと検証する必要がある。また同時に、このエネルギー政策全般の中でも、我が国は太陽エネルギーあるいはバイオマスエネルギーなどクリーンなエネルギーについてもかなり力を入れ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この法人税減税につきましては、従来いろいろお答えしたように、大企業を応援するというよりも、海外に移転することを国内での立地を促進する、それによって雇用を維持確保するという、そういう側面から提案をさせていただいているわけであります。  しかし同時に、今...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 法人税減税を含め全てのことについて、予算の中には元々防災とかそういうものに入るものもありますけれども、そうでないものについてどうあるべきか、法人税減税も含めて優先すべきものは何なのか、そういうものも含めて補正予算の議論の中ではしっかりと議論してまいりた...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今財務大臣から言われたように、まさにこういう未曽有の大震災に対していかにどうした財源で対応していくか、こういう中には当然全てのことが入る中でこの問題も入っていくと、検討の材料になっていくと、このように申し上げていいと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 我が国の原子力損害賠償制度では、原子力損害が発生した場合、一義的に原子力事業者がその賠償責任を負うことになっていると、このように認識をしておりまして、一義的には当然東電の責任だと、こう考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、いわゆるこの地震のための災害対策本部と、それから原発事故、これは法律でも決められていますが、これの災害対策本部を設け、それぞれ私が法律上責任者、本部長になっておりますが、それぞれ担当大臣がおりますので、それぞれの担当大臣の下で、今、片山先生がおっ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げましたように、物事を決めることについては政務三役に、それぞれの所掌の役所、責任ある事務次官を始め官僚の皆さんにしっかりと加わってといいましょうか、構成をしていただいています。それに加えて、例えば原子力に関連するところであれば、その体制は御...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この未曽有の危機に対して適材適所で物事を進めたい、こう考えまして、この間の定常的な体制に加えて、考えた上でそのお二人にも必要なところにお願いをいたしたと、こういうことであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) これも他の委員にも申し上げましたが、今、片山先生がおっしゃったように、これだけの大災害でありますので補正予算が必要になる、それも一度で済むかどうかは分からないぐらいに重要だと思っております。  そういう意味で、その段階では、今回予算を通して成立させて...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) マニフェストについて、皆さんは無駄遣い、ばらまきという指摘をいただきますが、私たちとしては、この震災が起きる前の段階までずっと申し上げているように、それは政策的な判断としていろいろ議論があるけれども、重要で必要な施策だというこの認識は、元々の認識は別に...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まさにこれから補正予算、まだ本予算そのものが成立しておりませんので、それが成立させていただいた後に補正予算を考えることになります。そのときにあらゆる可能性を探らなければならないと思っておりますが、今この時点で増税を考えているか考えていないかということに...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この無利子非課税国債、あるいはそれは相続税免除があるのかないのかもいろいろありますけれども、いろいろな議論があることは承知をいたしております。いろいろな議論があることを含めて、これから本格的な議論を始めることになると。この段階で私が個別のことを申し上げ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 大変いい御提案だと思います。私も、今回のことを教訓というか、それ以上に、新たな再生に向けたときに、太陽エネルギー、あるいはバイオマスエネルギー、他のクリーンなエネルギーを日本が世界の先頭を切って開発をしていくと。今までもかなりのレベルの水準を持っており...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来の議論のように、今回の震災対策に関しては、この今の予算が今日成立をさせていただいた後に間を置かず補正予算を組む必要がある、四月中には補正予算を組む必要があると考えておりまして、その財源として何を振り向けていくか、野党の皆さんの議論も十分伺いなが...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) やはり震災が優先度、ある意味で極めて高いものであるということはそのとおりだと思っております。  それぞれこの間提案していたものは、他党の皆さんにも申し上げましたが、マニフェストについても我が党としてはそれぞれ意味を持った政策ということでこの間提案をし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これも先ほど申し上げましたように、私たちが法人税減税を提案をいたしたのは、決して大企業を応援しようということではなくて、雇用を維持する、海外への移転をできるだけ抑えるという目的で提案をしてまいりました。しかし、これもまさに未曽有の大震災に対する対応とし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) それも一つの大きな選択肢だと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) それも一つの選択肢だと考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) これから実際に補正予算あるいは被災者支援から復興へと議論が移っていくと思います。私もこの間、他のこともやりながら、それに向けていろんな人の意見を聞いたり私なりに考えております。  ただ、先ほど申し上げましたように、この問題を進めるには、まずは現在の予...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) あらゆる選択肢ということの中にはそれも入っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 最終的には一定の安定状況になった後に専門家の御意見を聞いて決めることになると思いますが、その可能性は高いと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) これは先ほど経産大臣も言われましたが、現在、電力が全体として極めて不足している中で、もちろん安全性はしっかりと確認しなければなりませんが、今すぐにどうこうということは考えておりません。
04月15日第177回国会 参議院 本会議 第10号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 今般の東日本大震災では、広い地域で甚大な被害が生じました。外国人の方も含め、被災された方々とその御家族に心からお見舞いを申し上げます。  福島第一原子力発電所の状況については、一日も早い安定化に向けて努力をしているところです。引き続き、最大限の透明性...全文を見る
04月18日第177回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 大震災という大変我が国未曽有の事態が起きた中で統一地方選挙が行われました。確かに、我が党民主党にとってはこの前半戦の選挙が厳しい結果であったということは謙虚に受け止めなければならないと、こう思っております。その原因等についてはいろいろな議論があり得ると...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 日本にも過去に多くの危機を経験をいたしております。しかし、私は、戦後六十五年、この間でいえば最も大きな危機が今回の大震災によって招来している、そういう基本的な認識を持っております。  特に、今回申し上げたいのは、地震の規模、さらには大津波といったそう...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 四月の十一日にまず復興構想会議をスタートさせました。先ほど官房長官の報告にもありましたように、有識者そして地元の三人の知事を始めとするそういう皆さんに、どういう考え方でこの復興を進めるべきか、単に元に戻すのではなく創造的な復興という青写真をお願いしたい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 基本的には、復旧から復興へ向けてスピーディーな対応が必要だという考えでは全く同感であります。  それに向けて、先ほど申し上げましたように、復興構想会議をスタートさせて、そして、できれば六月末をめどに一つの方向性を出していただきたいと、このことをお願い...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) このロードマップ、私の方からも、発災一か月を経過して、国民の皆さん、特にこの福島原発事故で避難をされている皆さんにとって、将来の見通しがどうなんだということが最も関心の高いことでありますし、心配なことだと考えておりまして、一定の方向性を出すように努力し...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は従来から、政治の役割というのは、御本人のせいではない理由でいろいろな被害を受けられる、いわゆる不幸になる、そういうことに対して、その不幸を最小化することこそ政治の役割だということを申し上げてまいりました。今回の大震災、さらにはそれに伴う原子力被害、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 武内議員がおっしゃったこと、私は基本的には全く同感であります。  私自身も含めて、原子力については幾重かの安全な体制を組んでいると、そういう認識の下で安全性を大事にしながら原子力による発電などを肯定してきたわけであります。しかし、今回のこの事故が招来...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まさにこの原子力事故発生以来、本当に命懸けでこの安定化に向かっての作業をしていただいている東電職員あるいは関係企業、さらには自衛隊、消防、また米軍にもいろいろな資材等を提供いただき、知恵も提供いただいております。そういう点で、そうした皆さんの努力に本当...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の東日本大震災においては、東北地方、北関東中心の被害が大きかったわけでありますが、しかし武内議員おっしゃるように、全国にも被害が広がっていることを認識しております。  高知県では二十五隻の漁船、そして今もお話のありました養殖施設が二十五件前後被害...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、御承知のように、緊急災害対策本部、これは法律に基づいてこの官邸、東京にありますけれども、現地においても三か所についてこの災害対策本部の現地事務所をつくっているところであります。  今御指摘は、今後の復旧から復興に向けての体制づくりの中でもそうい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、三月十一日、ちょうど発災の瞬間、ここで、この場で参議院の決算委員会に席を置いておりました。休憩が宣せられて官邸に戻って以来、本当に、まあ一秒のと言えば言い過ぎかもしれませんが、全力を挙げてこの問題に取り組んでまいりました。  私は、いろいろな事...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 武力攻撃に関しては、これは安全保障の議論の中で私もそういった議論にいろいろな場面で加わったこともありまして、私なりの意識を持っております。  原子力災害については、この原子力災害特別措置法という法律は、平成十一年にできて、ある意味で今回初めてのいわゆ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、野党の時代でありますけれども、東海の臨界事故などのときに、なぜこういうことが起きたのかということで当時いろんな関係者から話を聞いております。そういう意味で、原子力事故について何も考えていなかったということではありません。チェルノブイリについても関...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 突然の御質問ですので、何を指されているか分かりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 詳しい内容については記憶しておりませんが、やはりこうしたいろいろな地震等を想定したことではなかったかと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 少なくとも私にとって、そうした原子力のいろいろな事故は、過去においても海外においても多くありましたし、日本では臨界事故というものが最も大きかったわけでありますから、そういった意味で一般的な認識は持っておりましたし、そういう想定に立ってのそうした訓練が行...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 率直に申し上げて、そういう御指摘そのものには十分反省をしなければならないと思っております。と同時に、総理という役割はまさに森羅万象のことに対して対応しなければなりませんので、それぞれの役割が内閣全体としてはあるわけでありますから、私が細かいところまで全...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、この問題について、こういう事故になってしまって多くの皆さんに大変な御不便、御迷惑を掛けていることについては本当に心から行政の責任者として謝らなければならない、謝ってきているところであります。  そのことと、今回の事故に対してどのような対応が必要...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げましたように、チェルノブイリとかあるいはスリーマイルとかそういう報告書は一部読んでおりますけれども、今、脇委員から御指摘のそういったものを直接読んでいるかと言われれば、直接は読んでおりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 一言だけ申し上げますが、最初に十条の、いわゆる電源が喪失した、交流電源が喪失したという知らせを受けたときに、私は本当にこれは大変なことになると、なりかねない、このように極めて強い危機感を持ちました。そういう中で、いわゆる官邸内に十六時三十六分に福島第一...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 官邸に原子力災害対策本部を立ち上げ、同時に現地にも本部を立ち上げました。私から池田経産副大臣にその現地の対策本部の責任者をお願いいたしました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 現地本部には現地本部としてのそういう重要な役割があると、そう認識しておりました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 三月の十一日十四時四十六分に大震災が発生し、そしてその後、津波によって、先ほど来御指摘のありますように、十条、十五条の通知がありました。  先ほども委員も言われましたように、物事を東京で、いわゆる本部で判断すべきことと、やはり現地の状況を把握すること...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) そういう方と話をして、その後の対策にとっては大変私は有効であったと、このように考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今御指摘をされたのは、十一日のことでしょうか、十二日のことでしょうか。十一日に党首会談をやり……(発言する者あり)それ、何か誤解されているんじゃないでしょうか。私の記録では十一日の十八時十二分に与野党党首会談を官邸で行いました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げたように、十一日は党首会談をやりましたが、十二日についてもう一度きちんと調べてお答えします。
○内閣総理大臣(菅直人君) ここはしっかり国民の皆さんにもお伝えしなきゃいけないので、経緯を申し上げますと、十五日の……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 早い時間に東電の関係者から、私には大臣からですが、現地から退避をするといったようなことが伝わってきまして、そこで清水社長に来ていただいて、そのことについて、これは大変重大なことですので、社長にお出ましをいただいて話を聞きました。そしたら社長は、いやいや...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) お答えしますからちゃんと聞いてください。  そこで、これまでの段階で、やはり本部が官邸にあって、本部と東電本店、そして本店と現地のいわゆる福島の第一原発の事務所、この間接的な情報の中で、なかなか状況が、例えば水素爆発が起きてもすぐには伝わってこないと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 了解をいただいて、そしてそれを設置したわけです。そして、私が出席をしたのは、その最初の会議を東電本店でやることにいたしまして、そこに出かけたのが最初であります。  そして、現実に、本店には全ての情報がちゃんと現場とつながるような、そういうテレビ通信も...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私はその本は読んでおりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、カイワレについての判決について申し上げますと、私がカイワレが食材として原因であるということを申し上げたのは、疫学の専門家の皆さんにきちっと調査をしてもらった上でそういった結論になったので、専門家の皆さんと共にそういう記者会見を行ったことはそのとお...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、私がそういう発言をしたということは全くありません。事実無根です。そして、今御指摘がありましたように、昨日東電が見通しを発表しておりますけれども、それにのっとって私がこの委員会でも今日も申し上げましたが、三か月後のステップワン、そして更に三か月から...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、この福島原子力発電所の事故というものの重大性ということについては私なりに十分感じておりました。そういう立場ではありましたけれども、決して、そういった言葉として云々ということでいえば、そういう表現をした覚えはありません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は発災の翌日の朝、ヘリコプターの上空から宮城県の沿岸部を訪れました。その二週間後に実は石巻に行く予定にしておりましたが、天候の関係でできませんでした。その後に石巻に出かけていろいろと現場を見、あるいは陸前高田にも出かけてまいりました。  そういった...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げたように、私がキャンセルしたことはありません。    〔理事森ゆうこ君退席、委員長着席〕  天候の問題というのは、私は、ヘリコプターの場合は天候に左右されることがあります。その後の視察は、実はいわゆる飛行機で仙台の方まで、松島基地まで...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) こういう復興に当たっての実施体制を含めて、基本法という言い方もされておりますので、野党の中でもですね、その在り方も含めて御議論に参加をしていただければと、このように考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 公明党からは、三月二十二日あるいは四月の五日にそれぞれ詳細な要望書をいただいております。例えば、避難所の対策、仮設住宅の早期建設、復興に向けての政府の体制強化など多岐にわたっております。これらについて、四月の十四日には、公明党山口代表に対しまして、そう...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いろいろな場面で、二次災害と今加藤委員が言われたような事象が発生をしているということは私の耳にも幾つか入っております。  できるだけそういうことがないように、一つは、迅速な対応と同時に、ある意味、実際にもう多くの自治体や企業やあるいはNPO、ありとあ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、この大震災以降、記者会見等で幾つかのことを直接国民の皆さんに申し上げることはありますけれども、それ以外でいろいろなことを直接言うことは基本的に控えてまいっております。  今いろいろ御指摘をいただきましたが、いずれも私が私の言葉として申し上げたと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず御理解をいただきたいのは、先ほども自民党の委員の方からもリストがありましたけれども、大きく言って二つのことがあるわけです。  つまりは、今回は地震、そしてそれに伴って生じた津波の直接的な被害の問題と、そして福島原子力発電所の重大事故という問題があ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いろいろなことに関連してお話がありましたが、ODAに関しては、現在、いろいろな関係の方の御意見も聞きながら最終的な取りまとめを行っている状況にあります。  それから、マニフェストについて言えば、もう従来より見直しをしていくということはこの震災発生前か...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、最も重要なことは、この大震災に対して、まずは瓦れきの処理などを含めた復旧作業でありますので、そのための予算を出そうということで今作業を進めております。  国会の状況は皆さんも御存じのような状況でありますので、できれば案を作る段階から野党の皆さん...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、発災からしばらくして津波によって福島原子力発電所の交流電源が落ちたと、さらにその後、冷却機能が停止をしたと、その報告を受けたときに、本当にこんなことが日本においても起きるのかという、大変驚くと同時に、極めて強い危機感を持ちました。  チェルノブ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この閣僚を三人増やす案という表現をされましたけれども、今内閣としては内閣法の改正ができないかということで野党の皆さんに幹事長などを通してお話をさしていただいております。  それは、今日、朝からいろんな議論がありましたけれども、例えば現在、海江田大臣に...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 法案が成立をする見通しが立てば出したいと思っておりますが、まだ現在、法案を提出しても野党の皆さんの賛成が得られるかどうかはっきりしていない段階で、まだ出しておりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) それは全く違います。今も申し上げましたように、今日の議論でも、例えばこの放射性の、濃度なんかにおいてどういう形で避難を進めるかといった、そういう判断はもちろん官僚の皆さんにも専門的知識をいただきますけれども、かなりの部分で最終的な判断を政務三役がしなけ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 不正確というのではなくて、私が申し上げていないということを申し上げ、また御本人も、自分の意見であって、私が言ったわけではないというふうにその後記者団に語られたようであります。  そういったことで、今、松本さんについてどうこうということにはなっておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ですから、全く違います。  現実に、昨日は東京電力が今後の工程表について発表いたしましたけれども、その中においても三か月のステップワン、さらに三か月から六か月のステップツーでしっかりと予定どおりに進めば、除染作業等を含めて、できるだけ多くの方に希望さ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 少し二つのことが混乱していると思うんですが、前言は、高台にという話は、まさに津波を防ぐために高いところにという話である、そのことと福島原発のこととはそれは別の話でありまして、そういう意味で、先ほど来申し上げていますように、福島原発に関しては、私の立場は...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この天下りのいろいろな議論の中で、いわゆるあっせんというものがあるなしということで判断をするという形に現在なっていると私は理解をいたしております。  そういう中では、現在の法制度なり考え方に一概に反するとは言えませんが、今経産大臣からも指摘がありまし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) その後の報道でそういうメモがあったのではないかという御指摘がありましたが、その水素爆発があったというメモは私にはその時点では入っておりません。  更に言えば、その報告が非常に来なくて、ですから、私は、なぜテレビでもう放映されているのにそういう報告がき...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、今政府としてやらなければいけないのは、言うまでもありませんが、福島原発をいかに安定化するかということであります。それがある程度の段階に来れば、徹底的な原因の検証をしなければならないと思っております。そして、現在、原子力の問題とまたCO2のいわゆる...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の事故の原因、もちろんある段階で徹底的な検証が必要でありますが、少なくとも地震によって原子炉本体が停止をする、あるいは外部電源が途絶をする、ここまではあり得るという認識の下で、その場合には非常用電源、ディーゼルが稼働して冷却機能は維持されるというの...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この事故が起きる以前には詳細は承知しておりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私が十一日に最初に電源が落ちたときに、いろいろ保安院あるいは原子力安全委員、そして東電の関係者と一緒に議論したときには、最初は電源を、電源車を送れば大丈夫だというか、冷却機能が回復をするというところから始まり、それを送る手当てをいろいろいたしておりまし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、まさにあらゆる人がこういうことが事実上初めてのまさに経験であった中で、少なくとも当時、ベントに関してもなかなか、官邸にあった対策本部から東電関係者、集まっていた関係者にこれでいこうといって指示を出してもそれが実行されない、こういう中で、やはり官邸...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まだ渦中にある中で私自身が私のこの間のことに対して採点をするというのは、まだまだそういう時期ではないと思います。  ただ、あえて申し上げれば、私はまさに菅内閣の責任者であります。その菅内閣としてこの地震発生以来取ってきた事柄について、私は、例えば早い...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) その中には私に対する御批判というか、今どなたかが人徳という言葉も出されましたけれども、そういう面もあろうかと思っております。  と同時に、やはりそれぞれの党の中で、私はこの震災は少なくともある段階までは、本当に国難ですから、まずは迅速に対応するという...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も六十数年生きてきましたから、私なりに私の心は持っているつもりですけれども、それが私が思うように伝えられているかということを言われれば、確かに私の不徳の致すところもあると思っております。  しかし、こういう時点で私が総理の座にいたということの中で、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も、例えば関東大震災における復興院、当時の話も多少調べてみました。後藤新平氏が主導したことであります。また、阪神・淡路のときに中心的な役割を担われた方の話も何人かからお聞きをいたしました。  そういう中で、例えば阪神・淡路のときには下河辺委員会とい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 片山議員がおっしゃる意味は、私なりに大変重い意味を持っているというふうにお伺いをいたしておりました。  私も政治家になってかなり長くなりますけれども、やはり偶然の巡り合わせということも含めて、やらなければいけない責任からは私は逃れるつもりはありません...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 政府広報において、小学校、特別支援学校の児童の皆さんに総理と文科大臣の連名でこうしたメッセージを出すというのが慣例になっておりまして、今回も出させていただきました。その中で、大震災に関して、つらい春になってしまいました、あるいは、御家族を亡くされたり、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、この委員会においても、そういった意味で、今回の原子力事故が起きたことについて、政府としてそれを進めてきた立場にあり、また先ほど来いろいろな、原因はまだこれからちゃんと検証しなきゃなりませんが、少なくとも政府にも全く責任がないとは申し上げておりませ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この原子力の大きな事故を踏まえて、先ほど来申し上げていますように、本格的な検証をやらなければいけない段階が必ず来ると思います。その中で、本当にこれまでのやり方を含めて原子力発電の在り方を徹底的に検証する中で将来のことを考えていかなければならない。現在何...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 浜岡原発について多くの議論があることは私も承知をいたしております。  そういう中で今回の福島原発の大きな事故が現在発生しているわけでありまして、先ほど来申し上げていますように、やはり少し落ち着いた段階で徹底した検証をする中で、同時に、浜岡を含めた他の...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げたことと重複しますけれども、まずやらなければならないのは福島原発の安定化であり、そして、ある段階から、徹底した今回の原因、さらには日本全体の原子力発電所の安全性の基準などが今まででいいのかどうかという、そのチェックもやらなければなりません...全文を見る
04月22日第177回国会 衆議院 本会議 第16号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 今般の東日本大震災は、かつてない多くの犠牲者と甚大な被害をもたらしました。亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、御遺族や被災された方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。  また、福島での原子力発電所の事故により、多大の御不便をおかけし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択されました御決議の趣旨を十分に体しまして、日独関係を一層緊密なものへと発展させるとともに、欧州諸国との関係を強化し、世界の平和と安定を実現すべく、最大限の努力を払ってい...全文を見る
04月25日第177回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○内閣総理大臣(菅直人君) まず、三月十一日のこの決算委員会のときに大震災が発生して、委員長が迅速に休憩を宣してその後の対応に当たることができたことについて、その扱いを含めて改めてお礼を申し上げたいと思います。  それから四十日余り経過をいたしました。私は、今回の大震災、震災、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御承知のように、現在、福島原子力発電所の事故はまだ継続中でありまして、一定の工程表は出ましたけれども、それに沿って一日も早く安定させたいということで関係者一同努力をいたしております。  今御指摘のありました問題含めて、この事故の原因やあるいはそれを防...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御指摘のように、現在、復興基本法案に関して政府としても、あるいは与野党間でも御議論をいただいております。  現在、まずは復興構想会議というものを四月十一日に発足をさせ、六月末をめどに一定の方針、方向を打ち出していただきたいと思っております。  この...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) リーマン・ショックの中で、税収が激減し、一方では景気対策を打たなければならないという中で、かなりの国債を発行した、その結果、今御指摘のように国債に対する依存度が高まっております。また、このリーマン・ショックに至る以前から、長年にわたる財政運営の結果、ま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 公務員等の不正経理の防止を徹底することは大変重要でありまして、御党から、昨年の十月の参議院の決算委員会で木庭健太郎議員からも、そうした考え方をベースにして、政党間でそのことを積極的に検討するよう御提案をいただいております。会計検査院の機能の向上などがテ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、大震災から一か月の段階で復興構想会議を設け、どういう考え方で復興を進めていくのか、まさに単なる元に戻す復旧ではなくて創造的な復興という考え方で今検討をいただいております。そして、六月段階で一定の方向性を出していただこうと思っておりますが、それまで...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、この福島原発の事故の最初の報告が、まず交流電源が落ちたという形で届きました。十条が発動され、そしてその後、冷却機能のダウンということが伝わってまいりました。これがどういうことを意味しているのか。私も多少、チェルノブイリとかスリーマイルの報告書など...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) そういうことは、いろんな表現はあったかもしれません。しかし、対応としては、ありとあらゆる可能性を排除しないで、一刻一刻変化する事態に対して関係者が全力を挙げて対応してきたわけでありまして、決して初動が間違っていたということは私はあり得ない、このように自...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 時間がないのでできるだけ簡潔に申し上げますが、原子力発電所を操作をする、オペレーションするということは、乗用車であれば、おまえ運転下手だから俺に替われということは可能かもしれませんが、原子力発電所の操作というのはそうなまじのことではありません。そういう...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現時点はまだ原発事故が収束しておりませんので、まずは何をおいても収束の努力をすることが当然必要だと考えております。  その上で、今御指摘にもありましたように、じゃなぜこれだけの重大事故の発生を防げなかったのか、これまでの考え方が十分だったのか、これも...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の原発事故の重大性というものを考え、また今後原子力政策、さらには広くエネルギー政策全体に与える影響というものも考え、またこの原因というものもこれから徹底的な検証をしなければいけないということも当然あるわけでありまして、そういう点では、これまで決めて...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、白紙というふうに申し上げたのは、今あるものをやめるという意味ではなくて、検討するときに、これまでの計画がこうなっているからそのまま行くという、そういうことについてはもう一度白紙から検証しようということであります。  そういう意味で、今、既存の原...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も、我が国のこの自然エネルギーの取組は、技術的には高いものがありますけれども、残念ながら量的にはまだまだ不十分だと思っておりまして、もっと積極的に取組を強めるべきだと思っております。と同時に、やはりエネルギー全体の短期、中期、長期の見通しを持って計画...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 原子力災害特別措置法という法律があることはよく御存じだと思います。普通の場合、例えば何らかの製造会社がその工場で事故が起きたからといって、まあ消防とかはもちろん行きますけれども、政府が直接そのことについて指示を出したりすることは普通の場合はありません。...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 責任という言葉がいろいろな意味を持っておりますが、私は、確かに補償を含めてそういった問題について一義的に東電があるけれども、しかし最終的には国が責任を持つということは佐藤知事にも申し上げました。そういう意味での責任であれば、全くおっしゃるとおりです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 首都機能移転については、国会に設置された政党間両院協議会において検討がなされてきて、その中で、今御指摘のありましたように、座長の取りまとめにおいて、この同協議会が調査検討を行うこととされております。  私も、こういう大きな震災というものが起きた、その...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず一点目の、三月十二日、野党の党首の皆さんと話をしたときに水素爆発が起きました。しかし、その場には東電からは報告が届きませんで、一時間後に届きました。  私は、実はこの水素爆発ということについて若干心配をしておりましたので、当初、安全委員会の方にも...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 被災された方がまずは食べ物とか水とかを必要とされることは当然でありますけれども、その後、最も必要なことの一つが、もちろん仮設住宅等もありますが、雇用だと考えております。そういった意味で、政府としては、ありとあらゆる政策手段を使って被災された皆さんに雇用...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、第一次補正でも被災された方々の雇用確保のための必要な予算を計上することにいたしております。また、解雇や雇い止めについては、災害を理由とすれば無条件にそういうものが認められるというものではないということを明確に申し上げて、そして各企業においても適切...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この問題は本当に長い経緯の中で、こうした最終的な四党の申入れに対して、四党の責任者と当時財務大臣であった私も含めた三大臣でこのことで合意をいたしたわけであります。その後の経緯について今国土交通大臣からも話がありましたが、JRでの雇用については、具体的な...全文を見る
04月25日第177回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 私も、地震、津波の被災地に加えて、先日、福島の原発が存在する近くから避難されている皆さんのところに、増子議員にも同行いただき行ってまいりました。今御紹介のありました、うちへ帰りたいんだと、今自分のうちは、自分の町はアメリカよりも遠いというその言葉を私自...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この事故が発生したのは、言うまでもありません、三月の十一日でありました。そして、一か月が経過したほぼその段階で私の方から、多少原発の状況も安定してきましたので、東電に対して、今後の見通しについてその方向性を示してほしいということを申し上げました。それに...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、この原子力政策は、国がある意味で挙げて推進してきた政策課題でありますので、今回のことについて国自身にやはり大きな責任があると、このように考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、今回のこの原子力事故の一つの大きな背景には、今、増子議員が読み上げられました我が国が大量のエネルギーを使って生活をするというその生活パターンを、大きな原子力発電によって、あるいは他のエネルギー政策によってそういう社会を実現してきたと、そういうこと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これも増子議員御存じのことだと思いますけれども、現在のこの工程表というものをある意味見通した中でいえば、新たに計画的避難区域というものを設けざるを得ませんでした。そういった形を含めて、住民の皆さんにまだまだ多くの御不便をお掛けすることに対して、できるだ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、党としてまとまって対応していくということの重要性は痛感をいたしております。是非、今、増子さんの言われたようなことを実現するために努力したいと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) ほぼ震災発生から一か月たった時点で、原発の状況もやや安定をしてきた状況でありましたので、やはり何らかの日程的な見通しを国民の皆さんにお示しするには、まずは事業者である東電がその見通しを、実際に運転をしている立場として見通しをまず示してほしい、私の方から...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 広島、長崎の原爆とは全く違います。  最も違うのは、今の大臣のお話にもありましたように、核兵器の場合は、一瞬にして核反応を起こして、そして極めて高い温度が生まれ、かつ放射能が広くまき散らされます。原発の場合は、平常時でもコントロールされた状況での核反...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) もちろん、広島、長崎のように、巨大な熱が出て一瞬にして多くの人が亡くなるといったようなことにはもちろんなっておりませんし、その点では安心というか、そういう被害には立ち至っておりません。  ただ、放射能の拡散という面では、原爆の場合は一瞬にして広く出ま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、その一時立ち寄りの計画を各自治体とそれから該当する皆さんの意思も確かめながら準備をしております。  できるだけ早くという言い方でありますけれども、連休明け、そう遅くならないところからスタートをしたいと。ただ、今もおっしゃったように、二万六千世帯...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の原子力事故、あるいはその背景となっている原子力の推進という国策として進められてきた中でのこの事故でありますから、冒頭の御質問にもお答えしましたように、そういった意味で、国が全体に対しての責任を持っていると。その中で、具体的な補償については、まずは...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、経産大臣にお聞きしましたが、三月三十日に行ったということであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、現在動いている原子炉についての安全性の問題は、実は、既にそういう指示があるということと完全にそれが大丈夫な状況になっているかということでは、若干まだ必要性があると私は見ております。例えば、全国の配電計画などを見ておりますと、本来は二系列から来てい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、いろいろ組織が増えているという言い方をされますが、私はよく申し上げるんですが、今回の場合は、地震、津波ということと、それに伴って原子力事故という二つの問題に、二正面作戦を取らざるを得ないんです。これは法律上も、地震、津波については災害対策本部を設...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、猪口議員の方から数十時間と言われましたけれども、とても数十時間の状況ではありませんでした。まさに津波が来てすぐに十条、十五条でありますし、私がオバマ大統領とこの件で最初に電話会談をしたのは十二日の午前の早い時期で、零時十五分でありまして、発生からま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) アメリカは、地震、津波についても、そして同時に発生した原子力事故についても本当に最大限の協力を早い段階で申し出て、同時に、まずはロナルド・レーガン航空母艦を三陸沖に派遣してくれるなど、非常に迅速な対応をしてくれました。  そして、先ほども申し上げまし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、多くの国から地震、津波についての救援の申出、あるいは実際にも救援隊を送っていただき、原子力問題についてもアメリカだけではなく幾つかの国からいろいろな支援の申出をいただきました。そういうことに対して、やはり日本国民が大変そういう支援の申出に感謝をし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 大変いい質問をいただきました。  今言われていましたように、佐藤委員から言われましたように、まさに今回の危機は二つのことが同時に事実上起きたわけです。ですから、あの危機管理センターに確かにパネルがあっていろんな情報が入ってきます。それは、例えば自衛隊...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 佐藤議員もいろいろな経験をお持ちですので行政の形はかなり分かった上でおっしゃっていると思いますが、この問題だけはきちんと説明しないとなかなか御理解いただけないんです。  つまり、十五日の段階で少なくとも私のところに大臣から報告があったのは、東電がいろ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 関係者の一番いる統合対策本部を本店に設けたということであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、現在、どういう本部をつくるか、あるいはそれに伴って基本法を作るかということで与野党も含めて御協議をいただいております。もちろん腹案はありますけれども、決まっているかといえば、まだ決まってはおりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 分かりました。検討します。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私が午前六時に出ましたのは、一つは地震、津波の状況を、これは上空からですが、見ておきたいということが一つと、それともう一つが、この福島原発の現場で関係者から話を聞きたいと、この二つで出かけました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 何度も申し上げていますが、もうベントの指示は何度となくされておりまして、特に、午前一時三十分には経産大臣の方からベントをするようにということをきちんと指示しておりまして、そういう意味で、なぜ、逆に言えば、後になっていろいろ説明を受けましたけれども、その...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いや、認識をして、なぜ、だから現地に行ったときも早くベントをするようにということを改めて指示をいたしました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 同じことを答えて恐縮ですが、私としては二つの目的で出かけました。  一つは、被災の状況を、実際にも仙台上空から石巻の方までヘリコプターの上から視察をいたしました。もう一つは、私はこの原子力事故の重大性というものを非常に危機感を持っておりましたので、や...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ベントの指示は既に出しておりましたけれども、実際に行われてまだいなかったので、私が到着したときにもベントを急いで行うようにということを現地の関係者にも申し上げ、そうしますということでした。
○内閣総理大臣(菅直人君) こういう事態のときに、確かに官邸にいてじっとしている選択と、ある意味陣頭指揮でできるだけ状況を把握する、今委員からも、それは大臣が行く選択あるいは私が行く選択、いろいろな選択はそれはあり得たと思います。  しかし、私としては、やはり直接に、このベント...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も福島の原発事故によって避難をされている皆さんの避難所に行きまして、いろいろ話を聞く中で、もちろん津波の被害に遭われた方も大変でありますけれども、この原発による被害は、今もう四重苦と言われましたけれども、風評被害を含めて大変な状況に置かれているという...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、今回の大震災と原子力事故に関して、被災地の支援については評価をされている方、まだこれも半分には達しておりませんが、かなりおられる中で、特に原発事故に対する評価が低いということはいずれにしても大変真摯に受け止めなければならないと思っております。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、この三月十一日の大震災、さらにこの原子力発電所事故のそのときに私がこういう立場、総理という立場にいたことそのものを、もちろん私が望んだとか望まないではなくて、一つの運命であると、このように私自身考えております。  その中で、私は、やるべきことに...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほどの原子力発電所の表現の仕方においても、大変そういう風評的な被害をもたらしているという御指摘をいただき、私もそれをできる限り改めたいということを申し上げました。福島に住み、生活されている皆さんにとっては、今、小熊委員からのお話がありましたように、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 確かに、先日もクリントン国務大臣あるいはフランスの大統領、さらにはオーストラリアの首相などおいでいただきまして、そういう皆さんが日本に来て、日本のある意味安全性を世界にアピールしてくださった効果もあったと思います。そういう点で、国際会議とかあるいはいろ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) もちろん、言うまでもありません。私が政治というものを志したのは、私流の言い方で言う最小不幸社会というものの実現ということにありますので、そういう考え方の中で、今この時点で私がやるべきこと、先ほども申し上げましたように、もちろんこういう事態を予想していた...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 結果という言い方は、私流に言えば、この原発事故をまず収束させ、そして復旧復興、日本の再生、そういうものを実現させることです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私もこの三十年余り国会に籍を置き、またいろいろな役割をやらせていただきました。私も、現在の私の内閣がどういうことをやり、あるいはどういうことができ、場合によったらどういうことができていないか、私なりには冷静に見ているつもりであります。  そういう中で...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) おっしゃっているように、医療施設が震災で大きく破壊したものを地域住民のために復活させるということは大変重要だと思っております。  既に副大臣からもお話がありましたように、当面の問題と、また既に措置してあります地域医療再生基金、これが二千百億積んであり...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御指摘のこの造血幹細胞の事前採取、凍結という、この手法について私も事前に聞いております。これを採用してそういう作業員の皆さんに対応していただくかということについて、これいろいろな面での影響がありますので、原子力安全委員会の方からも助言をいただいておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 人命を軽んじるという御趣旨は、私には必ずしもそういう判断で云々ということではありません。  確かに両説はあり得ると私も説明を聞いて思いました。ただ、現在の原子力安全委員会について、それは将来いろいろな在り方について議論がある、あるいはいろんな今でも議...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これは、原子力安全委員会がERC医療班よりあった復旧作業従事者の造血幹細胞採取の必要性の有無に関する照会に対して回答しておりまして、造血幹細胞の事前採取については、作業従事者に更なる精神的、身体的負担を掛けるという問題があり、また関連国際機関等において...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は今、舛添議員が言われる問題で、結果として、必ずしも情報の開示がタイムリーに適切にやられたかということについては問題があったというふうに反省も含めていたしております。もちろん、当初はデータそのものが、電源がダウンしていた関係もあってデータそのものがな...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も、結論的には今おっしゃったことはそのとおりだと思っております。  ただ、いつも申し上げていますように、今回、非常に複雑に受け止められておりますけれども、二つのことをやらざるを得ないという、極めてある意味では日本の歴史において初めてなんです。つまり...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この二十ミリシーベルトという数字等については、さらにはこの学校施設の利用の判断における暫定的な考え方等について、児童生徒等の安全確保の観点から、国際放射線防護委員会の勧告及び原子力安全委員会の助言を踏まえて、そして原子力災害対策本部で取りまとめた見解で...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) おっしゃるように、仮払いがまず必要ということで、現在仮払いの手続が進んでいると、こう理解しております。
○内閣総理大臣(菅直人君) この原子力事故の補償については、何度も申し上げておりますが、第一義的には東電の責任だと考えております。しかし、政府はそれが適切に進むように最終的な責任は負わなければならない立場にあると考えております。  今御指摘にありましたように、いろいろな形で、東...全文を見る
04月26日第177回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○菅内閣総理大臣 大震災発生以来、安住議員には、地元での被災がありながら、国会対策委員長という立場でも、その中でも大変活動いただいたことをお礼申し上げ、また地元の皆さんにもそういった経緯を私の方からも説明を申し上げたい、こう思っております。  今、今回の地震、津波、原発、いわゆ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、宮城、岩手、福島、それぞれ被災地さらには避難所を幾つか回ってお話を聞いてまいりました。おっしゃるように、本当に、体育館に段ボールで仕切った中に家族でおられる、それも一カ月を越しておられるという中で、そういう意味では、もう限界だ、早くうちへ帰りたい、あるいは...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、今回の地震、津波、そして福島の原発事故、大きな問題が二つ……(小野寺委員「総理、出たことあるかどうかだけお答えください」と呼ぶ)いや、ちゃんと説明をしないと誤解を招きますので。
○菅内閣総理大臣 基本的には、地震、津波に対する災害対策本部と原発の事故に対する原子力災害対策本部の……(発言する者あり)
○菅内閣総理大臣 二つの本部については、これは法律で規定されておりまして、私が直接本部長を務めております。そのもとにいろいろな対策のためのチームをつくっておりまして、その名称が会議であったり、さらに本部であったりしておりますけれども、基本的には、そうした個々のチームについては、私...全文を見る
○菅内閣総理大臣 申し上げますが、事実だけ申し上げますけれども、今御指摘のあった被災者生活支援特別対策本部は、今答弁をされた松本防災担当大臣が本部長を務めて、今お話しのように、連日のようにこの会議が開かれて物事が進んでいる。必要な報告は私の方に本部長である松本大臣からお聞かせをい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 同行した官邸のスタッフだったと思います。
○菅内閣総理大臣 十二日の早朝に宮城県の仙台上空を視察し、またそれに先立って、福島原発に、これは現場に行って関係者の話を聞きました。  今、確認しましたら、この写真は官邸の公式のカメラマンであって、今御指摘をされた方ではないと今ちょっと秘書官に聞いたんですが、これは、私は特に仙...全文を見る
○菅内閣総理大臣 全員を私、SPさんを含めてたくさんおられますので、わかりませんけれども、政治家としては寺田補佐官、それから今御指摘のあった下村参事官、それから公式の、お名前すぐには浮かびませんが、官邸のカメラマン、また、警備の人は何人か同行をしております。
○菅内閣総理大臣 それから、班目委員長もそのお一人です。
○菅内閣総理大臣 まず、事実をはっきりと申し上げておきます。  十一日の十四時四十六分、参議院の決算委員会で審議の真っ最中でありました。委員長が休憩を宣せられて、すぐ官邸に戻りました。それから一週間、もっと長いんですけれども、私は、視察に出た以外で官邸を離れたことは一秒たりとも...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、さきに私が視察に行くときに、人が少ないから集めろとか何か言ったということは全くありません。私が出かけることについても、現地に迷惑をかけるようなことがあるのではないかという指摘もありまして、そういうことがないようにということを強くスタッフに私からは申しており...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私には、すぐにはわかりません。
○菅内閣総理大臣 今回の統一地方選挙で我が党がある意味で敗北をしたということは、率直に認めなければならないと思っております。そして、そのことは本当に真摯に、私自身を含めて、我が党のこれまでのあり方について反省すべきところはないか、しっかり考えなければならないと思っております。 ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私がこの大震災が起きた時点で総理という立場にいたことについて、運命というふうに申し上げたことが何か思い上がりのように言われるのは、私はそんなつもりは全くありません。まさに、当たり前のことですけれども、こういうことを予想していたわけでは全くありませんので、そういう...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この福島原子力発電所事故は、もう言うまでもありませんが、我が国にとって初めての、最大級の原子力事故であります。そういう中で、当初は本当に、今でもそうでありますけれども、私の頭から一秒たりともこの事故の状況なりそのことが離れたことはありません。  そういういろい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたように、ステップ2で冷温停止という安定した状況にならないと、それから後の展望が打ち出すことがなかなか難しいわけでありますので、私としては、六カ月から九カ月というものが、多少の幅もありますので、少なくとも九カ月という最大限の中で、できることなら、そ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 このステップ1、ステップ2の表現ぶりの中で、先ほども申し上げましたように、冷温停止というものがステップ2の目標になっております。そこまで起きたときに、その時点で、例えばモニタリング、その段階での線量がどうなっている等々、あるいは土壌汚染に対して除染がどこまで進ん...全文を見る
○菅内閣総理大臣 松本参与が言われたというのは報道でも聞きましたけれども、私はそういったことは言っておりません。そしてまた、松本参与もその後、あれは私が、私というのは参与御自身が言ったことであって、私が言ったことでないという形にきちんと言い直されております。  参与はもともと北...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今もお話がありましたように、原子力発電所の、例えば具体的にどういうふうにオペレーションするか等々については、もちろん、安全委員会が基本的な安全性を、一般的に基準などを持ち、また安全・保安院が日常的にそういう事業者の安全性をチェックしているわけですけれども……(額...全文を見る
○菅内閣総理大臣 最初の御指摘、私は大変重要であるし、そのとおりだと思っております。  この原発事故について、いよいよ、その原因をしっかり究明する、そういった委員会といいましょうか、そういうものを考えなければいけない時期に来ていると思っております。加えて、来月の下旬にはG8があ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 全党的な形で取り組もうという温かい御支援も、お言葉もいただいておりますので、そのことが可能になるような形は、今御指摘の特別委員会なども含めて、ぜひ国会の方で、国会に関することについては国会の方で、そういう姿勢でお取り組みをいただきたいし、私も、おっしゃったことに...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど他の委員の御質問にもお答えいたしましたが、特に今回の統一地方選挙、前半、後半、我が党としては敗北をしたということは認めざるを得ない結果だと思っております。真摯に受けとめなければならないと思っております。  それの原因については、党内でも今後議論することに...全文を見る
○菅内閣総理大臣 これは、今後我が党の中でもしっかりと反省といいましょうか検証をするということに幹事長を中心に段取りをしていただいておりますけれども、先ほど申し上げたように、私の見方は、一年半前に政権交代を達成させていただいた、そのときに多くの国民からいろいろな意味で大きな期待を...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、実際に漁に出られない漁民の皆さん、あるいは農業が実際に壊滅的状況に立ち至っている農民の皆さんにとって、やはり生活をしていく上でも資金が必要ですので、何らかの形でそうした今の御指摘のようなことがとり得るように努力をすべきと考えております。
○菅内閣総理大臣 緊急電源が作動しない、そして冷却機能がダウンするということは、本当に大変重大な事故を惹起するものであることはわかっておりましたので、まさにおっしゃるとおり、あってはならない事故だ、そう感じました。
○菅内閣総理大臣 これまでは、いろいろな多重的な防護があることによってこういうことは生じないと言っていたわけでありますけれども、結果としてはそれを超えて生じてしまったわけでありますから、そういう意味では、当時の政府の答弁は、事実という意味でやはり間違っていたと言わざるを得ないと思...全文を見る
○菅内閣総理大臣 冷却機能そのものがダウンするということは、通常は、そのまま放置しておけば燃料棒が露出をしてくる、その後実際にも一部起きたわけですが、燃料の損傷とか燃料棒の溶融とか、そういうことが当然ながらそのまま放置されれば予想される、そのことは十分理解しておりました。
○菅内閣総理大臣 今、経産大臣の方からもお話がありましたように、まさにそういう判断に立って、もちろんその判断には原子力安全委員会さらには保安院等の専門家の意見も含めて、まさに今おっしゃったような判断に立って、ベントをすべきだということで、先ほど、総理大臣がみずから指示をすることも...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今回の事故、大きくは国策として原子力発電を推進してきたという立場にも政府はあります。  そういう中で、一義的な補償責任は事業者である東京電力にありますけれども、的確な、適切な補償がなされるよう、政府としても責任を持って対応する、そのことはお約束をいたします。
○菅内閣総理大臣 まさにその第一義的という意味は、今、吉井議員が言われたことそのものを申し上げているわけです。しかし、その上で、東電がそのすべての能力を使っても例えば不十分だということにならないように、きちっとして、政府としても、それを実現できるようにフォローしていく、そういうこ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 瓦れきの処理が復旧復興のまず第一歩といいましょうか、大変重要なところだという認識は、内閣挙げて持っているところであります。  そういった意味で、今御指摘のように、全国の自治体からの協力もさらにお願いをする、あるいは政府としてもそうした必要な人材をできるだけ送る...全文を見る
○菅内閣総理大臣 答弁の順序が逆になりますけれども、検証委員会、つまりは今回の事故の原因をしっかりと検証する、そうした体制をそう遠くない時期に立ち上げなければならない段階に来ている、このように思っております。そのときには、もちろん、いろいろな立場で過去も含めて発言なり行動されてき...全文を見る
○菅内閣総理大臣 現在、今月中に予定している第一次補正においては、国債の発行の増発はしないで、この間のいろいろな、ある意味で、やりくりを含めて提案をさせていただこうと思っております。  本格的な復興のための財源は相当の規模になりますので、やはり、まずは、それを復興債と呼ぶか、呼...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この議論を、私も何度か御党あるいは他の方からもお聞きしております。  国債整理基金、さらには労働保険特別会計、私も、財務省が言うからとか、お役人が言うからということで判断をするつもりはありません。しかし、やはり国債のマーケットというものはいろいろなものが影響す...全文を見る
04月28日第177回国会 衆議院 本会議 第17号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 石原伸晃議員にお答えを申し上げます。  まず、冒頭、東日本大震災の対策については、自由民主党を初め各政党には、党首会談や実務者会合など熱心にお取り組みをいただき、建設的な御提案を賜り、さらに、国会審議においても御協力をいただいてきたことに心から感謝を...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君)(続) それだけに、この復興は、単なるもとに戻すという復旧ではなくて、この復興の中から日本全体が再生されるといった創造的な復興を目指していくことが重要だ、このように考えております。  このような観点から、我が国の英知を結集して、震災からの復興構想につい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 斉藤鉄夫議員の御質問にお答えします。  この震災発生から、公明党におかれましても、党首会談や実務会談などに熱心にお取り組みをいただき、国会審議においても御協力をいただいてきたことを、まずもってお礼を申し上げます。  まず第一に、被災者に対する国の支...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 穀田恵二議員にお答えを申し上げます。  まず、避難所に対する国の支援についての御質問です。  震災から一カ月半以上たった現在においても、全国で十三万人にも上る方々が避難所における不自由な生活を強いられておられまして、大変申しわけなく思っております。...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 重野議員にお答え申し上げます。  まず、関係機関、事業者の責任についての御質問であります。  今回の福島第一原発事故を通して、原子力に対する安全神話というものが政府にも事業者にもあったのではないかということについては、私もそのように感じて、謙虚に反...全文を見る
04月28日第177回国会 参議院 本会議 第13号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 塚田一郎議員の御質問にお答えいたします。  まず、御質問に答える前に、この大震災発生直後から、自由民主党を始め各政党には党首会談や実務者会合などに熱心にお取り組みをいただき、建設的な御提案を賜り、さらに国会審議においても御協力をいただいたことについて...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 荒木清寛議員にお答えをいたします。  まず、答弁の前に、公明党におかれましても、党首会談や実務者会合など、大震災後に大変熱心にお取り組みいただき、建設的な御意見を賜り、さらに国会審議においても御協力をいただいたことに心から感謝を申し上げます。  仮...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 小熊議員にお答えをします。  まず、統一地方選の選挙結果についての御質問であります。  この統一地方選挙は、全体としては大変民主党に厳しい結果であったことを真摯に受け止めているところであります。その分析と総括はこれから党の各級機関で進めることにいた...全文を見る
04月29日第177回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○菅内閣総理大臣 被災地でもある福島から選出をされている渡部恒三先生からお話をいただきました。私も今、渡部恒三先生が厚生大臣時代、被爆者援護法など、そういった課題でも何度も議論をさせていただいたことを思い出しながら、お話を聞いておりました。  私も、この大震災発生以来、何度か現...全文を見る
○菅内閣総理大臣 地震と津波という自然災害に加えて、この原発の重大な事故が起きました。  今おっしゃるように、東電福島原発から発電された電気はすべて、東京を中心とする関東に送られてきている、そして、私たち東京を中心とする地域のエネルギー源として大変豊かな生活を支えていただいてい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私自身、今の渡部恒三先生のお話を聞きながら、自分自身を無にして頑張らなければならない。私の姿勢が謙虚さに欠けるというふうに見られがちで、大変そういう意味では、皆さんに、いろいろな面で私の態度が不十分であったことをおわび申し上げたいと思います。  これからそうい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 地元宮城の中でのいろいろな状況をこれまでもお伝えいただいて、ありがとうございます。  その中で、これからいよいよ復旧復興に向けて歩み出すときに、いろいろな工場の立地、さらには観光のさらなる復活から発展へと、そのためには、高速道路、東北自動車道について料金を無料...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、この復興を進める上で相当程度の財源が必要になる、それは、使い道をしっかりと、復興につながる、あるいは経済の活性化につながる、そういうものに振り向ければ経済的にも効果が高いわけでありますので、そこは思い切って財政出動が必要だと基本的には考えております。ですか...全文を見る
○菅内閣総理大臣 クリーンエネルギーというときに、いろいろな考え方がありますが、私は、いわゆる化石燃料によるエネルギーと、それから原子力によるエネルギーを入れないで、例えば太陽、風力、バイオ、水力、そういうものをクリーンエネルギーと、多分、その議論のときもそういうイメージで申し上...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、三月十九日に私が電話で谷垣総裁に申し上げたということについて、そうした電話によるそういう話をしたことについて、必ずしも適切ではなかった、つまりは、先ほど渡部恒三先生からも言われましたが、そういう形そのものが、やや私の思慮に欠けるところであったと反省をいたし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、特に被災地の皆さんとできるだけお会いをする、あるいは、東京に上がってこられたときにはお会いをするように努力をしております。ただ、御指摘のように、なかなかいろいろ、意見が届かないとか、あるいは私自身に対しても、十分にその心が見えないとか、そういう指摘はいただ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、本部については、大きな本部が二つあることは御承知のとおりであります。一つは、緊急災害対策本部、これも法律に基づいて私が本部長です。そして、原子力事故に対しては原子力災害対策本部、これも法律に基づいて私が本部長です。その二つのもとに関連したものがいろいろつい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、マニフェストに関して申し上げれば、この大震災発生の前にもちろん提示をし、ある部分実行してきたものであります。しかし、この大震災の発生によって、最も優先すべきことは復旧復興でありますから、そういう優先度も考えて、マニフェストに含まれていたものも、ある意味、見...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、復興国債あるいは復興債という御党の考え方については、私たちも、一つの有力な考え方である、このように認識をいたしております。一次補正においては国債を出さないという形で捻出をいたしましたが、二次補正は相当の大きさになるという中では、そういった考え方も十分検討を...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、今、石破議員のお話を聞いていて、目標というか、目的は私どもも同じような目標を持って今検討をいたしております。つまりは、強力な権限を持って迅速に復興への作業を進められる体制をつくりたいということであります。  その場合に、御党が復興再生院という形で表現され...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いや、これまでそういう言葉は聞いたことはありません。
○菅内閣総理大臣 原子力を推進してきた基本的な力は、国が、エネルギーとして原子力を重視していこう、そういう方針のもとに進めてきた、私はこのように考えております。  もちろん、実際の発電所は、東電初めそれぞれの民間企業としての電力会社が運転をしておりますけれども、今委員からもお話...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この責任の問題、私は、政府として原子力政策全体に責任を持ってきたわけですから、そういう意味で申し上げたわけです。  この原子力の法律の場合は、今先生が言われたこの規定ということをもしそのまま認めるということは、いわば東電に対して免責するということを意味しており...全文を見る
○菅内閣総理大臣 委員からも御指摘がありましたように、昨日この第一次の指針が出されまして、その中には御指摘のように「営業損害」という項目がありまして、営業がいろいろな、この原子力事故によって減収があった場合の減収分を、損害として判定をいたしているところであります。そして、迅速な賠...全文を見る
○菅内閣総理大臣 本当に重要な指摘をいただいたと思っております。  私も、この大震災に当たって、松本大臣はもともと防災にも大変見識が深い大臣でありますので、ぜひ専任の大臣という形にならないかということはまず考えました。  そのときに、現在の内閣法では、閣僚の数が総理以外で十七...全文を見る
○菅内閣総理大臣 その折にも申し上げましたが、八月の中旬ごろと認識をしております。
○菅内閣総理大臣 今避難されている皆さんの中で、いわゆる仮設住宅に希望も含めて入っていただく方、あるいは既存のいろいろな、例えば国家公務員の宿舎など利用されていないものを利用できるようにして入っていただく方、あるいは御本人が探したアパートを県が借り上げて入っていただける方、いろい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 もうよく谷委員も御承知のように、今回の場合は、地震、津波そのものによる被害と、それに原子力事故が重なった部分の被害とあります。今御指摘の部分は、まさに、放射能を浴びている可能性のある瓦れきということで、それの重なった部分に当たるわけであります。  そういった意...全文を見る
○菅内閣総理大臣 現在審議をいただいている第一次補正が復旧というものに焦点を当てた中身であり、いよいよこれから復興に向かって進まなければならない。既に、四月十一日に復興構想会議を設け、有識者、さらには地元知事等を含めた皆さんに復興の基本的な考え方を協議いただいております。  そ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほども申し上げましたが、現在、どういう形での復興を目指していくのか、私からは、単にもとに戻すのではなくて、創造的な復興を考えてほしいということを復興構想会議の皆さんに諮問のときに申し上げました。  そういう中で、今、秋葉議員からもお話のありました、水につかっ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 基本的には、復旧という考えではなくて、新たな町、新たな地域づくりという考えに立って、青写真をまず議論していただきたい。その中には、今の路線変更、あるいは逆に、太平洋側に、今もいろいろ一部進んでおりますが、高規格の道路といったものも含めて考えられることも必要かとも...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、現地のいろいろな方にお会いをした中で、もっと急いで仮設住宅やいろいろなことをやってほしいとか、多くの要望をいただきます。そういう点で、政府として相当に頑張っているつもりでありますけれども、被災されている皆さんから見ると、もっとやってくれという要望が多いこと...全文を見る
○菅内閣総理大臣 液状化によって家が傾くということは従来からあるわけですが、全体が沈んでしまっているというような場合に、傾きはないけれどもそのままでは使えないといったような問題等々、いろいろなことが起きているということも私も承知をいたしております。  これらについても、しっかり...全文を見る
○菅内閣総理大臣 これからいよいよ復興の本格段階に入る中で、今御指摘がありましたように、現場の声が必ずしっかり届くような、そういう仕組みも取り入れていきたいとお約束をいたしたいと思います。
○菅内閣総理大臣 汚染水を、高濃度のものを収容するためとはいえ、低濃度の汚染水の海への放出について事前の連絡は、事前といいましょうか、そういう可能性の連絡はあったと聞いておりますが、直接、いついつこの程度のものを放出するということの連絡が十分できていなかったことは大変遺憾なことだ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、官房長官からも答弁がありましたが、特に南相馬市の皆さんにはいろいろな面で御無理なお願いをした中で、そういう御指摘があることは本当に申しわけないと思っておりますが、十分ではなかったという反省もあります。  もう一つ申し上げますと、最初にベントのこともお話があ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今回の第一次補正については、歳出面については理解をいただいた中で、歳入面についてのいろいろな問題点を指摘をいただきました。  御承知のように、今回の第一次補正は何とかこれで御了解をいただきたいと思いますが、いずれにしても、復興に向けての第二次補正予算をかなり大...全文を見る
○菅内閣総理大臣 おっしゃるように、大震災、津波によって亡くなられた方が多い中で、本当に、幸いにして助かった方が、病院であるいは避難所で体調を壊されて亡くなる。中には、将来を悲観して亡くなるといった方もお聞きをいたしております。  そういうことがないようにということで、まずは、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、高橋委員の方から、そういう線引きをしないようにという御指摘、気持ちはよくわかります。同じ町の人たちが、全くみずからの責任ではないことでいろいろに分けられて対応を迫られるというのは、大変申しわけなく思っております。  同時に、この指針というものが、昨日、第一...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私もちょうど、テレビ放送でこの遠野市のことを少し見ておりました。また、大震災発生から直後に、例えば九州地域の各県、さらには関西の地域、幾つかの県や自治体がグループになって、役割分担を決めて各被災地に人を送る、物を送る、また、都内でも杉並区などが南相馬の方との連携...全文を見る
○菅内閣総理大臣 一括交付金という制度そのもの、さきの予算で、これは災害ではありませんが、提案をいたして実現をさせました。  今、阿部議員の方から、災害において特にこういう形が効果的だという御指摘をいただきまして、ぜひ、このことについて私自身もよく検討して、総務大臣初め関係者と...全文を見る
○菅内閣総理大臣 県ができるだけ自主的な判断で復興に当たられるという意味で、基金ということを提案いただいていると理解しております。  いろいろな仕組みの中で、今、金利ということも言われましたが、多くの基金が、今は低金利で、相当の金額を積まないと金利部分では余り事業ができないとい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 幾つかの提案が冒頭なされました。  実は、各県の知事にも参加をいただいている構想会議の中でも、宮城の知事の方から、町ごとに一つの復興のための株式会社をつくって、そこでいろいろな事業を展開する。つまりは、自治体という形では受け入れられないような仕事も、国から例え...全文を見る
○菅内閣総理大臣 震災が発生した日に、第一回目の党首会談を開かせていただきました。そのときは、渡辺代表は、かわりの方が出ておられたと思います。二度目の会合が二日目に行われました。  今、私のところに出たメモについて、これまでも何度か、そのメモに水素爆発の報告があったのではないか...全文を見る
○菅内閣総理大臣 そういうメモではありません。  水素爆発というものが起きた起きないというのは、やはりそれなりのきちっとした情報でなければ、外から見ただけではどういう種類の爆発かはわかりませんので、当然ながら、私も、前の日から、つまり地震発生のときから、その後、原子力緊急事態宣...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いろいろなことを言われましたので、どの部分をお答えしていいかわかりませんけれども、まず事実関係は、やはり事実としてきちんと把握してください。  水素爆発が、当初、格納炉内は窒素が入っているのでそこでは起きないということを原子力委員会は言っていたわけですが、結果...全文を見る
04月30日第177回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○菅内閣総理大臣 小佐古参与については、放射能被害の専門家ということでお話がありまして、参与にお願いをいたしてまいりました。そして、原子力安全委員会などの議論にも、参与という立場で参加をしてアドバイスをいただいてきたところであります。  専門家の皆さんの間でいろいろな意見が出る...全文を見る
○菅内閣総理大臣 自由民主党の方から、震災対策全般にわたって、二度にわたる詳細な緊急提言をいただきました。それぞれについて政府からも回答を申し上げているところであります。  政府としては、この間、いただいた御提言の趣旨も十分に踏まえて、震災の損失の繰り戻しによる法人税額の還付、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 選挙期日等の特例法、この法律一本だと思います。
○菅内閣総理大臣 御承知のように、大震災が発生したその日に緊急災害対策本部を設け、その後、その本部のもとに生活支援等の体制を組んだところであります。そして、発災当日には、私の方から自衛隊に対しても、全力を尽くしていただくよう指示をいたしたところであります。また、御承知のように、幾...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、阪神・淡路の震災の折には、自社さ政権のさきがけの政調会長という立場で与党の一角で、私どもなりの対応をさせていただきまして、そのときのことは、お父上の小里担当大臣のもとでいろいろなことが進んだこともよく覚えております。  今、専任の大臣ということであります...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ガソリン等については、先ほども申し上げましたように、当初、本当に供給がおくれて御迷惑をおかけいたしました。  ただ、仮設住宅の表現については、政府としては、仮設住宅の供給ということの意味は、完成という意味で一貫して用いているところでありまして、もちろん完成から...全文を見る
○菅内閣総理大臣 御承知のとおり、現在御審議をいただいている第一次補正は、まさに、いかにして救命から被災者支援、そして復旧に至るかという、その段階での必要なものを予算としてお願いをいたしております。特に、瓦れきの処理、そして仮設住宅の建設、そういった形で生活再建に全力を挙げる、そ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、原子力事故に関して言えば、御承知のように、原子力災害対策本部、これは全閣僚を含む、これが法律で規定されていて、私が本部長にあります。これに関することの最終決定はこの本部で行い、必要なことは閣議でそれを確認する、そういう形になります。  今お話のありました...全文を見る
○菅内閣総理大臣 避難所のままでお盆までということにならないように、今も国交大臣から説明しましたように、県内を希望される方が多いですが、県外まで含めれば、受け入れてもいいといういろいろな施設の申し出も来ております。そういった意味では、仮設住宅のスケジュールが決まって、入るのにはこ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今おっしゃるように、学校の耐震化工事は、やはり夏休みという一つの時間を活用することが重要だと思いますので、それに間に合う形で対応するよう、これからいろいろ検討し、努力したいと思います。
○菅内閣総理大臣 志位委員長が大震災に伴ういろいろな要請に来られたときに、この制度を発足させた経緯について意見交換をいたしました。  そういう中で、いまだ被害の全容が明らかになっていないところでありますが、まずは基礎支援金百万円を速やかに支給できるようにすべきということで、それ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたように、今般の被害の甚大さを考えた中で、この仕組みはもうよく御承知だと思いますが、それぞれ自治体が拠出し合うという形も含めて、国も負担をするという形もありますので、そういうものを含めて、どのような形が最も被災者にとってあるいは新たなまちづくりにと...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、阪神・淡路の視察に行ったときにも、埋立地がかなり液状化の状況を見ることができました。  今の御指摘のように、今回、かなり広範に起きておりますし、また、それによる被害が、宅地ばかりではなく工業施設についても起きている。こういうことを考えますと、そうしたこと...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、この間の経緯の中で、何をおいてもやはり子供たちの健康、安全ということが最優先されなければならない、このように考えております。  そういった中で、いろいろと、今回辞任された参与も含めて、原子力安全委員会の中で相当程度の議論をしていただいたと思います。その助...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この間、特にこの事故発生直後は、私自身も東電関係者、あるいは保安院、あるいは安全委員会の皆さんと相当の時間、連日同席をして、情報を直接シェアしておりました。その後、一定の安定が成っておりますので、今はそこまではやっておりません。  しかし今、柿澤さんの方から幾...全文を見る
05月01日第177回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 野村委員おっしゃるように、私も幾つかの避難所を訪れまして、本当にもう一か月半を超えようとしている避難生活の中で大変御苦労いただいております、そういう皆さんの声もたくさん聞かせていただきました。何としても一日も早く仮設住宅あるいはいろいろな住宅に移れるよ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) お盆までに私の内閣の責任で、全ての人が希望される方は仮設住宅に入れるように、まだ決まっていないところがあるとすれば、それを急がせて必ずやらせます。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 金融の範囲だけで対応できない問題があることをよく承知をしております。その場合には、場合によっては出資という形を考えることもできないかと。各県知事からは、これは町ごとに一つの株式会社を首長を中心につくっていろいろな事業をという形でやれないかという提案も既...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今経産大臣からも答弁いたしましたけれども、二つの要素があります。一つは、原子炉そのものが安定をする、それにはステップツーで冷温停止状態になることが必要であります。それと同時に放射能が、既に放出された放射能とあるいは残っている放射能、これがステップツーで...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 小沢元代表に関して自ら国会において説明責任を果たされるべきだという基本的な考え方は、私、全く変わっておりません。  ただ、今御指摘のあった件について言えば、これは裁判の中で出された証言でありますけれども、個別の案件で、その裁判の中で出された証言につい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 事前に玄葉政調会長から経緯を聞き、そしてこういう趣旨でいきたいということの提案があり、私もそれでいいと了承いたしました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の三党の政調会長合意については、大変建設的な立場で議論を積み重ねられた結果というふうに受け止めておりまして、私としては大変よく考えていただいた中身だと、そういうふうに評価をいたしております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 御承知のように、我が国は先進国の中でもいわゆる国の借金の比率が極めて突出して高い状況にあるわけであります。そういう中で、本予算についてもぎりぎりの一つのいわゆる財政についての健全化の方向性も示しながら、この一つの段階を踏んで本予算も成立をさせていただい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今財務大臣からお答えがあったとおりでありまして、つまり、この三党合意にも盛り込んでいただきましたけれども、第二次補正、いわゆる復興のときの財政出動はかなり大きなものになるだろうと。この場合には、御党あるいは三党のこの合意にもありますように、従来の国債と...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げましたように、一つの国際的な信認というものは我が国にとって大変重要なことでありまして、言葉の表現でいいますと、この二番目でいいますと、復旧復興のために必要な財源については、既存歳出の削減とともに、復興のための国債発行等により賄うと、復興の...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今も委員から御指摘がありましたように、今回、臨時財源約二・五兆円を活用させていただくわけでありますけれども、これについては、税制抜本改革によって確保される財源を活用することにより、長期的な年金財政の安定を確保し、保険料や年金額への影響を生じさせないこと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 大震災前からこの問題について議論を進めておりまして、当初は四月中に一つの新しい社会保障の姿を示し、六月末に社会保障と税のまさに一体改革の案を示すということにいたしておりました。若干、大震災によって作業の形が少し変わった部分もありますが、最終的な結論は、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、現在、復興構想会議で復興についての基本的な青写真を議論をしていただいております。そこに私から諮問しているのは、六月末までにその復興の青写真を提示してほしいということで提示をいたしております。  そういったことも考え、またこの一次補正の執行状態も...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) おっしゃるとおりだと思っております。私たちがやらなければいけないことは、できるだけ迅速、正確に国民の皆さん、さらには国際社会に対してきちっと事実というかデータを公表して、少なくとも国が発表していることは信用できるんだという、そういう信頼をきちっと維持確...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) たしか本会議でもお答えをいたしたわけですけれども、その前の委員会での私の言葉を引いて塚田委員が御質問をされました。その前の、ちょっと正確に日にちは覚えておりませんが、予算委員会で私が申し上げたのは、必ずしも原発ということではなくてこの震災全体についてで...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 三月十一日に大震災が発生し、津波を受けた直後に原子力事故も発生をいたしました。私は、その直後に法律に基づいて緊急災害対策本部と原子力災害対策本部を立ち上げ、法律に基づいて私自身が本部長となりました。それ以来、震災についても原子力事故についても私の頭から...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたように、私も被災地でいろんな避難されている方とお話をしていて、直接に、本当に大変な避難生活についてもう少し何とかならないかとか、あるいは仮設住宅をもっと急げないかとか、さらに、原発事故の地域では、あれだけ安全だ安全だと言っていたの...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 出荷制限、摂取制限については、原子力災害対策本部が示しました食品の出荷制限等の設定・解除の考え方において、まず出荷制限については、暫定規制値を超えた品目について生産地域の広がりがあると考えられる場合、地域、品目を対象とし、また摂取制限については、著しい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 五月の末のG8とそれから六月のIAEA閣僚会議、いずれも我が国の原発事故が最大の主要課題となると認識をしております。  既に来日されたサルコジ大統領、このG8の議長国でありますが、冒頭のスピーチといいましょうか報告を私に日本の状況を踏まえてしてほしい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 一つは、これからこの原発事故の調査委員会といったものを設ける準備に入りたいと思っております。これはある意味で、国内でもそうですが、海外からも、今回の事故がどういう原因で、日本の独特の問題であるのか、あるいは原発一般にわたる共通の問題であるのか、そういっ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 沖縄北方問題の特別委員会が十分に開かれていないという御指摘、大変申し訳なく思っております。  その理由は、私も、政府の多忙さにある部分もあるかもしれませんが、基本的にはやはり国会の運営でありますので国会の中でお決めをいただきたいと、それに対しては政府...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 官房長官が沖縄担当大臣を兼任をいたしております。いろいろな課題について現在、内閣法のことを言うといろいろと言われますが、閣僚の数は総理以外で十七名と決まっておりまして、この大震災前でもいろいろな課題について兼任がかなり出て、兼任せざるを得ない状況があり...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の原発事故が極めて重大であり、その原因はこれから徹底的に究明しなければならないと思っております。また同時に、エネルギー源として化石燃料、さらには太陽や風力といったようなクリーンなエネルギー、そしてこの原子力エネルギー、大きくはこの三つのエネルギーで...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今の指摘を私も注意深く聞いておりましたけれども、外部電源がダウンした、いわゆる遮断された後、いわゆる非常用のディーゼル発電がすぐ起動したけれどもまた停電をしたというようなことを、保安院の説明の中にあったのかなかったのか少し曖昧でありました。  いずれ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、原子力災害特別措置法の下の本部がつくられ、私が法律に基づいて本部長となっていて、いろいろなことの最終的な決定は、私に任されているものや、しかし同時に専門機関でもあります原子力安全委員会の助言を得て判断するものなどいろいろあるわけであります。私も子...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の大震災は本当に未曽有の震災で、まだ行方不明者だけでも一万人を超えているという状況でありますから、救命、そしてそういう皆さんの捜索、さらには瓦れきの処理含めて、そうした復旧を含めた作業がまだまだ必要だということは全く同感であります。と同時に、やはり...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も、被災の現場、現地も幾つか訪れました。例えば、石巻などでは海岸沿いのいわゆる水産施設が非常に大きな被害を受けておりました。そこでも水産関係者からは、もちろん瓦れきの問題あるいは打ち上げられた漁船の問題など復旧の作業も急いでもらいたいと言われると同時...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 復興構想会議が昨日も行われ、私も、国会が終わった後の時間でありますが、同席をさせていただきました。この会議はこれからの復興の青写真を議論をいただく場でありますけれども、まずは地元の三県の知事にも参加をいただき、また東北地方にゆかりのある方にかなり入って...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず考えなければならないのは、復興そのものといいますか、復興してどういう町に、どういう地域社会に、あるいは、新たな産業を含めて、そういうものをその地域で再生あるいは新規につくり出していくのか。エネルギーの在り方についても先ほど来御議論もありましたが、ど...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も先ほど来申し上げていますように、まずは復旧あるいは行方不明者の捜索といった、そういうことはもちろんこれからもしっかりやらなければなりませんが、それに加えて、今後の新たな町づくり、新たな地域産業をどうしていくのかという、そういう議論は私は始めることに...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も、今回の大震災、そして直後に官邸の危機管理センターに入り、また官邸の中で全体の報告を受けながら指揮を執る中で、万が一官邸も震災の大きな影響を受け、そういう機能が失われたときにどうなるのかということが一瞬頭に浮かびました。もちろん副都心等にもいろいろ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、大震災のこれからのまさに復旧から復興に向けての大きなやらなければならない事業が、これはまさに国家的な責任でやらなければいけない事業だと思っております。同時に、こういう大震災、更に起きてくる可能性も高いわけでありますから、それも並行的に考えていかな...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 三月十一日の大震災発災以来、政府としてできる限りの対応をしようと努力をしてきたつもりであります。しかし、被災者の皆さんから見れば、もっと急いでこうしてほしいあるいはこうすべきだと、そういう御指摘をたくさんいただいていることも事実であります。  また、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、根本的に、大震災と原子力事故という、これいずれも法律に基づく本部が必要で、それぞれの下にいろいろな事実上のワーキングチームがあったわけですが、確かにおっしゃるように、一般の方から見たり、あるいはそうしたことが分かりにくい、あるいは屋上屋ではないか...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御承知のように、今、復興に向けては復興構想会議で、地元の三知事を含めて、どういう復興を目指すべきか青写真作りの議論をお願いいたしております。一応の私の諮問のめどが六月の末ということであります。しかし、もちろんそれよりも早くやらなければならない更なること...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 少なくとも復興ということに遅れがないように、それにしっかりと時間的にも間に合う形で出してまいりたいと、こう考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) できるだけ早い仮払いは、担当している海江田大臣を通して東電に指示を出していただいております。  また、今御指摘のように、個人と事業主が違うと。たしかジェー・シー・オーの場合も仮払いが請求のまず五割だったということもお聞きをいたしております。そういうこ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、マニフェスト、そして公務員の人件費、さらには法人税について、第二次補正、復興の財源として切り込むつもりがあるかと。  しっかりその方向で検討したいと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 小佐古さんは、今、小野議員からもありましたように、この放射線汚染等について大変高い知識を持たれている方と、ある方を通してこういう方がふさわしいんではないかということでお願いをいたしました。  基本的には、参与という形は確かに私にいろいろアドバイスをい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたけれども、私が細かい指針全てを承知をしているわけでも、あるいはその指針がどういう形で執行されているかということを全てを承知しているわけでもありません。しかし、多くの問題は、原子力保安院と、そしてこの問題で一つの基準を作っている原子力安全...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 同じような答弁で恐縮でありますけれども、確かに、原子力災害特別措置法に基づいて私が本部長であり最終責任者であることはもちろんでありますけれども、特にこういう専門的な範囲については、そういう専門的な知見を有している原子力安全委員会を中心に一つの助言をいた...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 本件に関しては、四月の十一日の夜に経産省から説明したいという話がありまして、翌日十二日の朝の閣議終了後に経産大臣から説明を受け、その場で了としたものであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) この問題は、たしか安全・保安院と原子力安全委員会とそれぞれの段階で資料を収集され、最終的には保安院の方でこういう判断をしようということで私に上がったということが手続だと思います。  私は安全委員会からそういうことを正式に直接聞いた覚えはありませんけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) おっしゃるとおり、原子力の経済効率性というところでどこまでの範囲をその経済の範囲に考えるのか。例えば最終処分地といったことまで含めて考えるとすれば、必ずしも全部を考えた中でのコスト計算になっていたのか。もちろん、今回のような事故、それに伴う補償といった...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) エネルギー政策そのものを今回の事故によってもう一度白紙から考える必要があると思っておりますので、これまでに決まっているからそのとおりにするということはあり得ないと、そういう意味での白紙という考え方で結構だと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 中部電力がたしか株主総会等に備えてそういう方向性を打ち出したということは報道等として聞いております。同時に、地元の知事は、もっと今回の原発事故を踏まえてのしっかりした安全基準といったものが出されて、それが満たされているかどうか、そういうことがきちんとさ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたが、これまでのコスト計算というものがどの範囲までを見通して計算されたものか、改めて今回の事故を踏まえて考える必要があると思います。  と同時に、エネルギーそのもの全体をどのような形で、例えば原子力発電に頼らないとすれば、それに代...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、個人的には地球を救うのは植物だと思っておりまして、太陽エネルギーを最も地球に、この四十五億年間吸収してきたのは植物だと思っております。  そういう個人的な考え方は考え方としても、今お話がありましたように、これから日本が目指すべき方向は、クリーン...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 本日もいろいろ議論がありましたように、今回の原子力事故の問題に関して、一つは炉自身がまだまだ完全に安定していないという問題と、もう一つは、いわゆる積算線量とでもいいますか、つまりはどの地域に濃度が相対的に高い線量が蓄積しているかという、そういう二つの要...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) その日程が先ほど申し上げた東電が出した工程表のステップワンそしてステップツーの工程の日程でありまして、そのステップツーが完了する、いい形で完了する段階でできるだけ多くの人がどの時期かにきちっと帰れるように、例えば除染の作業とか、例えばそれに伴ういろいろ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、各担当大臣からお話がありましたように、相当因果関係という言葉で表されているようでありますが、今言われたようなことも含めてその相当因果関係に含まれる部分はあろうかと思っております。その考え方にのっとって、相当因果関係が認められるものは原子力損害賠償法...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この原子力損害賠償紛争審査会というものがまず指針を出して、その範囲にどこまで含まれるかということの中でまずは補償の議論がなされるものと思っております。  いわゆる政治的に更なる支援等々ということが別な意味であるかもしれませんけれども、まずは補償の問題...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 指針を含めて、今後の指針でその範囲が議論され、決まっていくものと考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私もできるだけ早い次の段階で入れるべきだと、こう考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、各党の御意見も伺いながら政府としても話を詰めていることでありまして、この連休にもう入っておりますけれども、連休が明けるころにはきちんとした方向性を出したいと、こう思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) この復興に向かう一つの考え方と、それに加えて、復興を実際に実行していく上の体制をどのような形でつくっていくのか、そのことが盛り込まれることになります。
○内閣総理大臣(菅直人君) いろいろな案を検討はいたしております。最終的には、今申し上げましたように、連休明けにはきちんとした形で御提示できると考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 関東大震災のときに、時の内務大臣であった後藤新平内相の下に帝都復興院がつくられた。また、阪神・淡路のときは復興対策本部というものがつくられたということは承知をし、それぞれの経過についても物の本なりあるいは関係者のお話を聞いております。  昨日も、復興...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 阪神・淡路大震災の折には、まず下河辺さんを中心とする下河辺委員会というもので一つの復興の方向性が議論され、そして、総理がトップでしょうけれども、当時の小里大臣が本部長となって、たしか石原信雄さんが言わば事務局長的な官僚の組織の束ね役となって今申し上げま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も、個別にも、少し前ですが、石原信雄さんから当時のお話を聞かせていただきました。その中で、今も御指摘のとおり、新しい役所のようなものをつくると、元々ある役所との関係で権限の問題が曖昧になりやすくて、二重行政になることは注意しなければならないという御指...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、片山議員から御指摘をされている問題も含め、またいろいろな議論が我が党の中でも出ておりますので、あるいは各党からも出ておりますので、そういう議論を含めてしっかりと検討してまいりたいと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 御指摘いただいていることは大変重要な視点だと思っております。  やはり考え方の基本は、やはり地元の皆さんの声や希望というものを最大限復興の形に反映させなければならないと。現在復興構想会議にも地元三県の知事にお出ましをいただいておりますけれども、実施体...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 片山先生がおっしゃることは、私にもあるべき姿として、しっかりした方を実質的な実行役に据えて全ての省庁が一丸となって協力できる体制をつくって、そうした下に本部長という形で座ると、そういう形ができれば私も理想的だと考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 大変な激励というふうに受け止めさせていただきます。ありがとうございました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 被災された皆さんの思い、私もいろいろな被災地あるいは避難所でお話を聞いて、いろいろなことをもっと急いでほしい、そういう痛切な声も聞いております。そういう意味で、この復旧を急がなければならないという思いはおっしゃるとおりだと思っております。  と同時に...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私が今日の午前中申し上げたのは、いろいろな形で、金融的な支援ということに加えて、場合によっては出資という形での支援ということも考えられないだろうかと。これは、ある県知事の提案では、各自治体に市長を社長とする事業体をつくって、そういうところが仕事をいろい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) そういったことを可能にするにはどうしたらいいのか、それを進める場合に法律が必要になるのかならないのかも含めて、いずれにしても、二重ローンというものが大変これからの復興にとって被災者の皆さんに極めて重い負担になりますので、できるだけそれを避けるための手だ...全文を見る
05月02日第177回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 私なりに二つのパターンがあるかと思います。  一つは、大変個性を持って、あるいは個人というものの一つの発信力を持って全体を引っ張っていくというそういうリーダーシップ、もう一つは、やはりチームのリーダーとしてそのチーム全体が力を発揮できるようにしていく...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず結果として、何か私が今御指摘をされたような言葉を発したように結果として伝わってしまったことについて、それは私にも参与といった方を任命したという立場もありますので、大変申し訳なく思っております。  ただ、多少の経緯を申しますと、私は、震災発災以来、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 松本参与は、御本人が記者団に対して、自分が言ったことで私が言ったことではないということを直後に釈明をされております。そういったことを含めて、私としては、それぞれの参与の皆さんにはいろんな場面でのアドバイスをいただいておりますので、そういった形でいいので...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) このときの発言、少し前があります。その前も含めて読ませていただきますと、関係者の命懸けの努力が少しずつ状況を前進させている、まだ危機的状況を脱したというところまでは行かないが、脱する光明が見えてきたと、これは三月の二十一日に申し上げたところであります。...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、私はその前の、前というのはこの同じ発言の中で、危機的状況を脱したというところまでは行かないという、そういう認識をきちっと申し上げております。  そういう中でいろんな事象があります。いろんな事象がありますけれども、外部電源が回復...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 五月いっぱいに三万戸という数字、あるいは個々の目標等については私も掌握しておりました。  ただ、お盆までということが一〇〇%それぞれの部署で確定的になっていたわけではありません。しかし、私なりに判断をして、私がそういう方針でやってほしいということを言...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げましたように、一つの見通しは私のところにきちんと伝わってきておりましたので、その見通しを含めて、もっと私の方から、自治体を含め、あるいは厚労、国交を含めてしっかりと、場合によっては更に人を増やすなりいろんな手当てを含めてやってもらえば達成...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 発言をしたのは四月の終わりでありますが、五月いっぱいで三万戸、で、七万二千戸という一つの数字、もちろん私も現場や知事と話をしていますから、用地の確保などなかなか大変なことは分かっておりますが、国有地の提供も財務省からも提起され、また場合によっては資材も...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 林さんのおっしゃることは私なりに、そういう在り方も大変重要だと思っております。  この仮設住宅、先ほど林議員もおっしゃいましたけれども、本当に現場に行きますと、ああいうプライバシーも十分に確保されない避難所で一日も早くということを強くおっしゃって、も...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この山内教授の「経済教室」、私も読ませていただきまして、いろいろな面で大変いい勉強になります。  先ほど私、二つのパターンのリーダーシップということを申し上げましたが、こういうどっかり座って、後は、この場合だと将軍はどっかり座って、当時、保科、これは...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いろいろな選択はあったと思います。その中で、私自身、実際の地震、津波の現状を、これは上空からですが、視察することと、そして原子力、東電福島の第一サイトに行って直接現場の関係者と話をしたかったということで私自身が出かけました。そのとき、経産大臣も同行しよ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど少し説明しましたけれども、十五日ですか、私が東電に出かけたのは、政府と東電の統合対策本部というものをつくることで清水社長とも了解というか合意をいただきまして、その第一回目の会議を開く場所をどこに置くかということがまずあったわけですが、もちろん官邸...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来申し上げていますように、リーダーシップの発揮の仕方あるいはそういう立場にある者の行動の仕方は、確かにいろいろなパターンがあると思います。  しかし、私にとっては、この原子力災害は、もちろん震災そのものの災害も極めて大きかったわけですけれども、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、自衛隊の最高指揮官として防衛大臣としっかり相談をいたしました。そして、私と防衛大臣が、ここはいろいろ難しい面はあるけれども、ヘリコプターからの水の投下はやらなければならない、やってもらおうということになりまして、その私と防衛大臣の十分の相談の上に...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、防衛大臣の説明は私と相談した上でこうしたという説明でありましたから、当然そのことが含まれていると。当然のことじゃないでしょうか。
○内閣総理大臣(菅直人君) この分野で大変知見の高い方だということをある方から紹介をされて、私が任命をいたしました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 我が党の国会議員で、この分野で比較的経験のある議員でありまして、その学生時代の先生であったと言われる、担当教授であったとお聞きをいたしております。
○内閣総理大臣(菅直人君) そのとおりです。
○内閣総理大臣(菅直人君) この問題で直接に今担当していろいろ対応してもらっているのは先ほどの統合対策本部の事務局長を担っている細野総理大臣補佐官でありまして、細野補佐官との間でいろいろと話をしていただきました。
○内閣総理大臣(菅直人君) この問題、いろいろな原子力安全委員会等との議論の中に参与も参加をして一緒に議論をされていて、そういう、まあ言わば専門的な議論の中でのいろいろな意見の差であったと聞いておりましたので、私はその議論そのものに同席をしたり、あるいは詳しくかかわっていたわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私自身、小佐古先生とは特にそれ以前には面識はありませんで、今も申し上げましたように、大変この分野で高い知見をお持ちの方だと、関係者に聞いてもそれはどなたもそうだとおっしゃいましたので、そういう推薦のされた方の見方を私なりに尊重して任命をいたしました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、この原子力事故が起きたときに、もちろん経産省の下にある安全・保安院、そして同時に原子力安全委員会といった、言わば法律で定められた機関があります。しかし同時に、この原子力という分野について、もちろんいろいろなところに専門家がおられるわけでありまして...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今改めて全ての原発について安全性の点検ということでありますが、確かに一時的な対応が進んではいるけれども、根本的な対応はまだまだ進んでは、時間が掛かる等を含めて、おりません。  また、今お話のありました、地震そのものによって、どこまで安全性が確保できる...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の大震災を受けて、御指摘がありますように、原子力発電所全体に対して、地震そして津波の想定が従来よりも大きいものが現実にあったわけでありますから、それを前提とした見直しが行われなければならないと思っております。そういう点では、浜岡については従来より地...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど経産大臣の方からもお話がありましたけれども、最終的に私が経産大臣と相談をしたりあるいは官房長官と相談したものであっても、政治的責任が私にあることは間違いありません。  ただ、法律的に誰が指示をするかというのはそれぞれの項目で一定の決まり、決まっ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、浜岡原発は四号機、五号機が運転中で、三号機が定期検査中と承知をいたしております。そういう中で、今回の原子力事故を経験して、より地震あるいは津波に対する安全性の確認が必要だと思っております。  このいわゆる東電福島の原子力発電所の事故についても、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、こういった問題について決定をするときには原子力安全委員会の助言を求めるという形で物事を進めるべきだし、またこれまでも進めてきているつもりであります。  もちろん、専門家の皆さんの中にもいろいろな意見があって、今、福島さんが言われたような御意見も...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げましたように、いろいろな意味での御指摘を十分踏まえて検討してまいりたいと思います。
05月13日第177回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の大震災に当たりまして、本当に多くの国々、そして国際機関からもいろいろな形での支援の申出があり、実際にも人を送り、あるいは物を送り、あるいはカンパを送っていただきました。  一昨日もそういう皆さんに対する感謝の集いを外務省が催されまして、私も、短...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今御指摘のNHKの番組、私自身は見ていないんですが私の妻が見て、何か三百メートルのところに水道がなかなか引けないんだと、何でそのぐらいできないのと私に、まあ怒られたわけでありますが、その後聞きましたら、何らかの形でできるようになったということもお聞きし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回、浜岡原発について中電に対して運転停止の要請をいたしました。その理由は、今、今野議員おっしゃったように、いわゆる想定される東海地震、相当大規模なものが想定されているわけですが、文部省の地震調査研究推進本部の評価によれば、三十年以内に八七%の確率でマ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今御指摘のあったエネルギー基本計画では、二〇三〇年、電力に占める原子力発電所の割合が五〇%、そして再生可能エネルギーが二〇%となっておりますけれども、今回の事故を踏まえてこれから調査委員会をスタートさせて徹底的な検証をいたしますけれども、その検証を踏ま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今財務大臣からもお話がありましたように、次の本格的な復興に向けての予算を組むには、まずは瓦れきの処理や仮設住宅の進行、そしてまた各県、各自治体がいろいろと計画を今立案中であります。そういう立案はもう少し時間が必要だというふうにそれぞれの県からもお聞きい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず一言だけ、先ほどの御質問でありますけれども、三月十一日の発災以来、まず予備費をたしか合わせると二千億近く支出をいたしまして、必要な財源は常に供給をいたしてきました。そして、今回の五月二日の皆さんにも御賛成いただいた第一次補正で四兆円を超える予算を組...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど運転停止をした法律的根拠がないというふうにおっしゃいました。そして、原子炉等の規制法等、それから電気事業法等のそれに沿って安全性が確認されているというふうに、たしかそういう趣旨のことをおっしゃいました。  それは、福島の原発もそういう形で許可さ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、今回の東電福島原発の事故の調査を通して、このこれまでの基準がそのままでいいということには多分ならないと思います。たしか原子力委員会の方でもそういう趣旨のことをもう既に言われていると思います。  しかし、先ほど申し上げましたように、いろいろなデー...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、松本大臣に環境大臣と防災大臣を兼務していただいておりまして、特に三月十一日のこの大震災以降、防災大臣としての仕事が極めて多忙であり、環境大臣の仕事は主に副大臣の方で対応していただくという、そういうお話も聞いております。  しかし、今おっしゃると...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 内閣法を是非成立させていただきたいと、改正法ですね、思っておりますが、それがどの時期にどうなるか、そういうことも含めて、今後のことについてはその段階で判断をさせていただきたいと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) まさに川口議員がおっしゃったように、この分野についてきちっとした法律の手当てがこれまでできておりませんでした。しかし、現実にこういうことが事態として起きておりますので、福島県内のこうした廃棄物の当面の取扱いについては、五月の二日に関係省庁で取りまとめた...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来御議論いただいているように、この問題に関しては法律的な枠組みがこの間存在しておりませんでした。ですから、そういうときには内閣の責任として、関係省庁が集まって、まず法律的枠組みがないけれどもどうしようかと相談するのは、私はごく自然なことだと思って...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この扱いについて法律が必要ということになれば、それは検討することになりますし、現在それも含めて関係省庁で検討いただいているところでありますから、その検討を含めて対応は今後判断していきたいと思っております。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 同じ形になって恐縮ですが、そういうことを含めて、もちろんいろんな事柄について法律に基づいて対応することが多いわけですけれども、しかし、中身においてそういうことが必要なのか、例えばほかの手だて、それが政令であるのかいろんなことであるのか分かりませんが、ど...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御承知のように、当初は避難区域と言いましたが、現在は警戒区域は基本的には人が自由には入れない形になっております。その中について、これは原子炉の周りでありますから、場合によってはある程度放射能に汚染されたものもあり得るわけでありますが、少なくとも人が入ら...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これはお分かりいただけると思うんですけれども、例えば三省庁は、厚生省と……(発言する者あり)答えていますから。
○内閣総理大臣(菅直人君) 厚生省は当然ながら国民の健康のことを考えますし、経産省は原子炉の基本的な管理のことがありますし、環境省はそうした廃棄物のことを考えておりますから、まさに関係した省庁が現在相談をしていると。その相談をした上で、法律が必要であればそのときはそのときで考えま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 議論を始めてこの取扱いが決まったのが五月の二日でありますから、そう遠い時期ではないと思いますが、私としては、その結論が細かく何月何日までに出るという報告は受けておりませんが、そう長い時間は掛からないと、こう認識しております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私もこの間、幾つかの避難所を訪れ、避難されている皆さんあるいはその自治体の関係者、また避難を受け入れている自治体の関係者の皆さんともいろいろとお話を聞いてまいりました。  もう発災から二か月を超えまして、本当に皆さん、大変な生活を余儀なくされておられ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 厳密な定義ということであるかどうかは別として、例えば避難をした方が、従来の、病気の方の場合は病気の治療が十分でないとか、あるいはお年寄りの方で、生活のいろんな意味の肉体的あるいは精神的ストレスによって命を失われる、そういう方がかなり出ておられるというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) エネルギー基本計画というのは、これまでは三年に一度検討するということになっておりまして、現在のものは昨年たしか六月に改定が行われたものであります。その中身はもう御承知だと思いますが、その中身について、例えば二〇三〇年に原子力の比率を五〇%にするといった...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、もちろんこのエネルギー政策というのはある意味では経済政策あるいは他の政策にも非常に影響を及ぼすところがありますから、例えば成長戦略等も含めてエネルギーの考え方が変われば変わることは当然あります。ただ、そのエネルギー基本計画を見直...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この賠償スキームについて、現在、今日の朝の閣僚懇で一応の方向性は打ち出しましたが、その中を含めて、東電自身にも大きな努力、あるいは第一の努力をしていただかなければならないというのは当然だと思っております。  その努力の中でどのところまで切り込むか、あ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 全てをなくされた方にとって、残っているのが借金だけという状況から立ち上がるのは大変厳しい状況であると、それに対して政府として、あるいは社会としても何とかしなければならない、そういう大変重要な課題であると、こう認識しております。  どういう形があり得る...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) かつて不動産の問題で債権処理をした時期がありまして、そのときはどちらかといえば金融機関の破綻を防ぐ要素もありました。しかし、今、大門委員からは、そうではなくて、二重ローンに苦しむ事業者に、二重ローンにならないようなスキームとしての提案だと受け止めました...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御承知のように、今回の東電福島原発も、従来の基準でいえばそれをクリアしていた原発が、結果としてこれだけの事故に陥っているわけであります。今回、浜岡に関して申し上げているのは、ほかの方にも申し上げていますように、東海地震の、かなり大きい地震の可能性が政府...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この問題では相当の議論をこの間もいただいております。もう経緯は今文科大臣からもお話がありましたが、国際放射線防護委員会の勧告を踏まえて、そして原子力安全委員会の助言を得てこうした形を、助言を得て本部の決定といたしております。  決して二十ミリを、何か...全文を見る
05月16日第177回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○菅内閣総理大臣 三月十一日の地震発災から一時間足らずの段階で津波が訪れ、そして、全電源がダウンし、冷却機能が停止をする、それから二カ月余りが経過をいたしました。  この間、現場、特に東京電力の従業員、あるいはその下請の皆さん、また、当初は、自衛隊、警察、消防、そういう皆さんも...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、大臣初めそれぞれの立場で説明がありましたが、私の理解も、もちろんそういう皆さんと基本的に共通しております。今、中川議員が言われましたように、ある段階までは、水位がはっきりしない中で、まだかなり水位が高い水準であるのではないかということを前提として、いわゆる水...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、中川議員からおっしゃいましたように、仮払い、さらには的確な賠償が的確な時間的な中で行われることは特に重要だと思っております。賠償支払いは東電が基本的には行うものでありますけれども、原子力被害の被害者が迅速かつ適切に賠償が受けられるようにするということは、おっ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、被災各県あるいは避難されている皆さんを受け入れていただいた埼玉県などを含めて何度か視察に訪れ、また関係者といろいろな形でお話を聞かせていただきました。そういう中で、本当に、避難されている皆さんの厳しい生活の状況を見るごとに、一日も早く仮設住宅等安定した生活...全文を見る
○菅内閣総理大臣 原発事故に関連して、新たに計画的な避難ということで始まり、また一方では、警戒区域の中における一時帰宅ということも始まりました。そういう中で、先ほども申し上げましたが、やはり原子力事故そのものを収束させるということが進む中でより明確な今後の見通しが打ち出せると思っ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 四月の十七日に東電から一つの工程表が示されまして、あす、五月の十七日にこの改訂版が出されることになっております。  それと同時に、政府としても、これから、避難されている皆さんなどについて、どういう段階ではどのようなことが提案できるかといったことを含めて、政府と...全文を見る
○菅内閣総理大臣 大震災が発生以来、当初は、予備費等を使って、この問題に必要な緊急の財政需要に応じてまいりました。そして、五月の二日に、御党も含め、すべての賛成をいただきまして、第一次補正、約四兆円を少し超える規模の補正予算を組ませていただきました。  よく承知のように、これに...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、財務大臣の方からもお話がありましたように、必要な財政措置はとらなければならないのは当然だと考えております。現在、五月二日に第一次補正を成立させていただきましたので、私は、相当程度のことはこの第一次補正でできると思っております。  現在、塩崎委員の方から、復...全文を見る
○菅内閣総理大臣 内閣として現在議論しておりますのは、国家公務員の一般職について、いろいろこれまでの制度がありますので、その制度を変えるにはもっと議論が必要になります。そこで、一般職の方について、いわゆる労使交渉のような形でやっていこうと。  自治体は、基本的には各自治体の判断...全文を見る
○菅内閣総理大臣 自衛隊については、一般職ということではないということはよく承知をしております。また、特に今回の大震災において、もちろん警察や消防やいろんな、公務員全体としてもよく頑張っていただいていると私は思っておりますが、特に自衛隊の皆さんには非常に頑張っていただいたという認...全文を見る
○菅内閣総理大臣 自衛隊のことは、一般職ではないという認識は持っておりまして、これは別な形で御議論をいただきたい、こう思っております。  それから、この三党の政調会長の合意については、私を含め、事前にも了解をした中でこの合意をしていただいておりますので、この趣旨を私たちとしても...全文を見る
○菅内閣総理大臣 画一的に、一般職の皆さんと同じに議論するということはしないと。しかし、もちろん、非常に頑張っていただいていますので、そういうことも勘案した中での、どういうやり方がいいのかということの議論は別個、一般的なものとは別個、必要なことは話し合ってくださいということにして...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、塩崎議員御本人から、長く与党におられて政権を握っておられて、安い原発、安全な原発と言ってきたけれども、その神話が崩れたとみずから認められました。  私も、原子力については安全性を確保しながら進めていくという立場をとっておりましたので、そういった意味では、今...全文を見る
○菅内閣総理大臣 内閣の責任でこの委員会を発足させたいと思っておりますので、最終的には私に対する報告ということになると考えております。
○菅内閣総理大臣 先ほど塩崎議員御本人からお話がありましたように、先ほどの三つの原則の包括性という中には、当然、行政の責任者としての私を含めたことはありますけれども、率直に申し上げて、過去の長い原子力行政の中で、なぜこうしたことが私たちも含めてとめることができなかったか、そういう...全文を見る
○菅内閣総理大臣 最も重要なことは、ここに、前の紙に書かれておりましたけれども、被災者の皆さんがちゃんとした補償が受けられるようなスキームでなければならないということが私は一番重要だと考えております。そしてそのときに、これまでも申し上げてきましたのは、第一義的な責任は、それは東電...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、やはり東電が第一義的に責任を果たすというときにあっては、もちろん、経営陣の給与等のカットということももう既に出されておりますけれども、いろいろな資産の中で売却できるものは売却していただく、あるいはリストラについても、しっかりと、より効率のいい体制にしていた...全文を見る
○菅内閣総理大臣 現在、統合対策本部というものを設けておりまして、それぞれ内閣と東電から出た中で、事務局長の一人を務めていただいております。
○菅内閣総理大臣 今、社債権者についての御指摘でありますけれども、これは海江田大臣からも答弁しましたように、今の東電の社債については、例えば、被害者に対する補償よりも、お金がぎりぎりなくなったときに優先する、そういう扱いになっているということを私も聞いておりまして、この塩崎さんが...全文を見る
○菅内閣総理大臣 塩崎議員もまさに日銀におられて、そういうマーケットといったようなことは私以上に経験もおありだと思いますが、私が申し上げたのは、先ほど海江田大臣が答弁をされたように、現在のこの東電の社債の扱いが今そういう形になっているということを申し上げたわけであります。
○菅内閣総理大臣 ぜひ、塩崎議員あるいは御党からも、ではどういう形が、もっとこう変えればいいとか、提案をいただきたいと思うんです。  最初にもう言われたから、私もあえて重ねては申し上げませんが、いわば地域独占で、こういう形で、最終処分地等も含めて国費が非常に出されていて、安い安...全文を見る
○菅内閣総理大臣 事実を的確に御判断いただきたいんですが、先ほど海江田大臣からもお話がありましたように、発災の日の早い段階から危機管理センターに詰めまして、特にこの原子炉の問題については、東電の関係者、さらには保安院、さらには原子力安全委員も同じ部屋にずっと詰めて、私と経産大臣と...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど来申し上げていますように、十一日の夕方のかなり早い段階から、東電の、少なくともこの問題で責任ある人にもきちんと官邸に来ていただいて、そして、保安院さらには安全委員会の委員長にも同席をしていただいて、私そして海江田大臣もそこにいたわけであります。  ですか...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど来何度も申し上げておりますけれども、ベントというのは、単に作業として東電が行うというだけではなくて、東電はこういう状況の中ではみずからも判断をしているわけです。  例えば、午前三時には、経産省において経産大臣、つまり海江田大臣と小森東電常務がベント実施に...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、最初に、すべての電源が落ちて冷却機能が停止したということの報告を聞いたときから、これは大変な事故だという認識は強く持っておりました。そういう中で、先ほど来申し上げていますように、通常、格納容器はたしか三気圧とか五気圧で運転されているのが、それの通常よりかな...全文を見る
○菅内閣総理大臣 西村議員はよく理解されて言われているんでしょうけれども、いわゆる格納容器の圧が上がっているということとベントを行うということは、これはある意味、圧力を下げるためにベントを行うんです。爆発というのを、別にこれは水素爆発のことを言われているんじゃないと思うんです。こ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 何度もお答えをいたしております。  つまり、格納容器の圧力が高くなっている、だからこそベントが必要だということで、格納容器が高くなっているということは、そのまま放置すれば格納容器に何らかのひび割れ等が起きることがあり得る、そういうことを含めて、なぜ、早くベント...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今委員長が言われたように、実は大きな危機管理センターの一画の比較的小さな部屋に関係者全部おりまして、かなり長時間、そこで状況把握をいたしておりました。ですから、目の前に東電の関係者、そして委員長、そして保安院がおられるわけですし、海江田大臣もおられたわけでありま...全文を見る
○菅内閣総理大臣 何度も申し上げていますように、先ほどの原子力安全委員長の認識も、私も、もちろんそういう専門家の皆さんから、圧力容器の圧力が上がっている、それを下げるためにはベントが必要だ、そして注水が必要だ、それをしないと燃料が損傷ないしは溶融する、そういう認識は、もちろん専門...全文を見る
○菅内閣総理大臣 何回も申し上げますけれども、私としては、やはり現地で実際に指揮をとっておられる方と話をすることが極めて重要だ、そういう認識で行ったわけでありまして、そのことがその後のいろいろな対応を決める上でも大変プラスになった、こう考えております。
○菅内閣総理大臣 今おっしゃったように、青森県には、原子力発電所だけではなくて、使用済み燃料の、いわゆる原子力燃料サイクルの施設があって、それが日本の原子力利用にとって極めて重要な、ある意味ではこれなくしては長期的なそうした核燃料サイクルが回らない極めて重要な施設がある、そしてそ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたけれども、私が白紙と申し上げたのは、エネルギー基本計画がこれまでのままではないだろうという意味で申し上げたわけで、この青森にある施設について、それをどうこうということを直接申し上げたわけではありません。  もちろん、今後、原子力政策がどういう形...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたように、このエネルギー基本計画というのは、化石燃料も含めて、そして原子力、さらには再生可能エネルギー、そういったものすべて含めてのエネルギー基本計画なわけであります。ですから、その中で大きな柱の一つである原子力について、今回の事故を踏まえた検証が...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いろいろな御質問ですから少し私の考え方を申し上げますと、今回の東電福島原発の事故において、特に第一サイトでいえば、原子炉は六基であります。それに加えて、使用済み燃料のプールが各原子炉に一つずつ、プラス共用プールがありまして、七つのプールがあります。特に四号炉にお...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど、使用済み燃料について、若干正確でなかったかもしれませんが、今委員御指摘のように、むつ市に中間貯蔵施設があるわけでありますが、現在、福島の場合においては、各原発の施設の中にとどめ置かれているということであります。  それから、何度も申し上げていますように...全文を見る
○菅内閣総理大臣 例えばJCの皆さんが地域で、衆議院選挙の折ですが、公開討論会を開かれて、そういう折には、私もできる限り出席をするようにいたしております。  主催者が、余り政党にかかわりのない方がやられるのが一般だという意味では、私も、一般的にはそのようには思っております。ただ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 何か、今申し上げたように、特にそのことが悪いこととかなんとかというふうには思いませんので、それは地元で有権者の皆さんなり関係者の皆さんがこれはおかしいじゃないかとか言われるのは自由ですが、特に今のお話で調査をするというところまで申し上げるのは、ちょっと申し上げら...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、いろいろな施設、いろいろなものを見るのは極めて興味を持っておりますので、機会がありましたら拝見させていただきたいと思います。
○菅内閣総理大臣 まだ、この大震災について自分自身がやってきたこと、いることを総括するというところまで、私自身、気持ちを含めてそこまでは来ておりません。  言えることは、震災発生後、まず命を救うということで、自衛隊、警察、消防といったところにまずは出動のお願いをし、そしてその後...全文を見る
○菅内閣総理大臣 農水大臣がもちろんこの分野で大変頑張っていただいておりまして、また、場合によれば、地方自治体に対する特別交付税措置といったようないろいろな仕組みなども使えるのかどうか、このあたりはできるだけ、そういう意欲のある農家あるいはいろいろな皆さんが前向きに動けるように、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 原賠法に基づく賠償について、指針を決めて、そして具体的に賠償していく。一次の指針が決まりましたけれども、風評被害については、これからのさらなる指針の中で決めていかれる、そう理解しております。  言うまでもありませんけれども、事故との相当因果関係が認められるもの...全文を見る
○菅内閣総理大臣 答弁をこの委員会でした後、それぞれの秘書官を通して関係省庁に検討を指示いたしております。  この内容について、もうよく御承知のように、ローンについては震災後、金融庁からは貸し付け条件の変更の申し込みに積極的に応ずるようということになっており、また、今般の一次補...全文を見る
○菅内閣総理大臣 関係省庁の各大臣に、知恵を出して検討するように指示を改めて出したいと思います。
○菅内閣総理大臣 この問題について、既にいろいろな機会にも申し上げておりますけれども、もちろん一つは、東電福島原発の事故そのものが、従来の法律規制からいえばいわば認められていた施設が、まさにそうした想定をはるかに超えた形で津波を受け、そして大変厳しい原子力事故へとつながってきたと...全文を見る
○菅内閣総理大臣 基本的には、地震の、他の地域に比べて突出した高い確率ということでありますが、もう一つの要素として、今御指摘のように、この地域が、ある意味で、東京、そして名古屋、大阪の間に位置して、そうした交通の動脈が通っている比較的近傍である、万一の場合の影響は極めて経済に対す...全文を見る
○菅内閣総理大臣 復旧から復興に向けて、財源が必要なものについては順次それを用意しなければいけないという基本的な考え方では、全く違いないと思っております。今回も、当初は予備費を使い、そして、五月二日に四兆円を超える規模の第一次補正を全党の賛成をいただいてスタートはできたところであ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、多くの避難所を訪れまして、先行きの展望がないまま県外のそういう施設等に移ることにかなり抵抗感があるというお話はお聞きいたしました。先ほど厚労大臣からお話がありましたように、そうした県外に出られた方についても、きちっと情報が伝達されて、そして県内にとどまって...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先日、一号機で燃料棒よりも極めて低い位置に水位があるという報告があり、それを考えてみると、相当早い時期に燃料棒が溶けて、東電の言葉で言えばメルトダウンという言い方になっている、そういう認識が示されました。そのこと自体は、当初は、まだ水が燃料棒の三分の二程度のとこ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、全面賠償という言葉を笠井委員からいただきました。私は、趣旨は同じだと思いますが、原発事故と相当因果関係が認められる損害についてはすべて賠償する、それは一義的には東電の責任であるけれども、政府も、原子力政策を進めてきたということも含めて、適切な賠償が行われるよ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 同じ繰り返しになりますけれども、この地球が生まれて四十六億年になりますので、その間いろいろな地殻変動があって、今日の地球になっているものと思います。ですから、その四十六億年間を考えてみれば、どういうことがこれから先起こるかということは、これは本当のところ、だれに...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今言われた特に後半部分、つまりは、自然エネルギー、いわゆる再生可能エネルギーと省エネの技術をさらにさらに高めることは、これは我が国のエネルギー政策にとって重要だということと同時に、世界に向かってそういう技術を持って成長を目指して頑張っていく、さらには、地球の温暖...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ある段階で統合対策本部というものを立ち上げて、それ以降、東電、そして保安院、そして安全委員会、また政府の担当者が共通の議論のベースに立つことが相当程度できたと思っております。  そういう中で、しかし、残念ながら、大変重大な認識でありましたメルトダウンについて、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、厚生労働大臣からかなり詳しい答弁がありましたが、柿澤委員からの御指摘でもあります。  私自身も、この外部被曝、内部被曝の問題、あるいは積算の問題、あるいはそのときそのときの線量の問題等、かなり単位もいろいろ変わりますし、そういった点で一般の方も非常に理解が...全文を見る
05月19日第177回国会 衆議院 本会議 第21号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 山口壯議員にお答えを申し上げます。  まず、今回の内閣法の改正について、増員する国務大臣等についての御質問をいただきました。  東日本大震災の発生後、私の内閣では、私と十七名の大臣を初め、すべての副大臣、政務官などが、持てる力の限りを尽くして、全力...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 小池百合子議員にお答えを申し上げます。  まず第一に、今後の補正予算についての御質問をいただきました。  先日の五月二日、四兆円を超える規模の補正予算を全党会派一致で成立をさせていただきました。まずお礼を申し上げたいと思います。まずは、この一次補正...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 高木毅議員の御質問にお答えをいたします。  まず、内閣法及び内閣府設置法の一部を改正する法律案の提出時期についての質問をいただきました。  東日本大震災の発生後、私の内閣では、私と十七名の大臣を初め、すべての副大臣、政務官等が、持てる力の限りを尽く...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 遠山清彦議員の御質問にお答えをいたします。  まず、第二次補正予算及びその後の補正予算についての御質問、これに一括してお答えを申し上げます。  五月の二日、四兆円規模の補正予算が成立をいたしました。まずは、第一次補正に盛り込まれた瓦れき処理、仮設住...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 高橋千鶴子議員にお答えを申し上げます。  まず、避難所の環境の改善についての御質問をいただきました。  震災発生から二カ月以上たった今も、避難者の皆様は困難な状況に置かれており、生活環境の改善は極めて重要な課題だと認識をいたしております。私も、幾つ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 吉泉秀男議員にお答えを申し上げます。  まず、被災者の声にこたえることについての御質問です。  海を返せ、ふるさとを返せという本当にそういう声、私も、多くの避難所で、もとの生活にいつ戻れるのかという御指摘を多くいただきました。  震災発生から二カ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 柿澤未途議員にお答えいたします。  復興構想会議の提言についての御質問をいただきました。  復興構想会議においては、我が国の英知を結集し、復興構想について幅広く御議論をいただいているところでありますが、特に、被災地の実情に合った検討ができるよう、被...全文を見る
05月20日第177回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 今日で震災発生から七十日を数えております。この間まずやらなければならなかったのは救命であり、そして復旧でありました。まだ福島においては原子力事故の収束はできておりませんので、そうしたことも当然急がなければなりません。しかし、その中で、これから未来に向か...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これからの東北の復興に向けて、観光においてもまたいろいろな物流においても高速道路の持つ意味は大変大きいと思っております。そういった意味で、この東北自動車道を中心とする東北地方の高速道路について、復興の一つの大きな手掛かりとしてそれを無料化していくという...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、この高速道路については従来から、アメリカの高速道路などを見るといわゆるインターチェンジが三キロ置きにある、日本は十三キロ置きにしかないと。そして、従来のフリーウエーと言われるところは、ドイツでもそうでありますけれども、一般道からちょっと入ってまた...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 平山議員のその本当に熱意というものが私は東北の皆さんにも伝わるのではないかと。その熱意を私も全面的に受け止めて前向きに検討してまいりたいと、こう思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 一括交付金という考え方そのものをさきの今年度予算の中に盛り込んで、それを認めていただきました。今御提案の話は、復興において特にこの仕組みを大胆に活用したらどうかという御指摘であります。  そういう点で、私もこれから、それぞれの被災地の特徴がかなりそれ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、今の平山議員の、本当に被災者の皆さんのことを思ってできるだけ早く物事を進めるべきだと、その上で、それには第二次補正も急ぐべきだという、そのお気持ちと考え方は決して私は間違っているとは思っておりません。そのとおりだと思っております。  ただ、申し...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) お答えする前に、一つ前の御質問の中で、実は明日、あさってと日中韓のサミットが行われまして、明日は、温家宝中国首相、そして李明博韓国大統領が被災地にお見舞いに入っていただきます。福島においでをいただく予定で、私も福島でお迎えをすることにいたしております。...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 三月十一日の発災のとき、ちょうどこの委員会室で参議院の決算委員会の真っただ中でありました。その折にも委員長が早速休憩を宣していただきまして、それ以来、国会の運営においても、野党の皆さんもこの大震災に対応するという活動を考慮されていろいろと御協力をいただ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 大震災が発生した後、民主党の代表経験者の皆さんに、現在幹事長をやっておられる岡田さん以外の経験者の皆さんにお集まりをいただきまして御協力をお願いをいたしました。その中で、こういうときであるからしっかり協力するからという言葉もいただきました。そういう意味...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、私としては、歴代代表経験者の皆さんにこれまでも協力要請をし、また、そういう姿勢を示していただいていると思っております。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) そういう意味で、今申し上げましたように、党の中でどういう役割を担って、どういう形を取っていくことが望ましいかというのは、党の方でも御議論をいただきたいと、このように思っているところであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) 一つの形として、陛下の方から、いろいろな機会にいろいろな立場の人に対していろいろなことを報告といいましょうか、内奏という形でお話をするということが行われております。私もそういう形のあるときには必ず出席といいましょうか出させていただいている、そのことだけ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の福島原発事故が起きまして、浜岡については従来からいろいろな指摘もあったわけですが、改めて我が国のいろいろな地震の起きる可能性等のいろいろな議論もあり、また資料もあり、またいろいろな皆さんからのお話を聞きました。  そういう中で、海江田経産大臣か...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 海江田大臣が六日に官邸に来られて、そしてお話をして、その場で最終的に判断をいたしました。
○内閣総理大臣(菅直人君) こういう重大な物事の判断でありますので、私としてはいろいろな方の話も時間を掛けて聞いております。そういうことも踏まえて最終的な段階のことを言えということであれば、今、海江田大臣が言われたように、六日の午後に海江田大臣が官邸に来られて、前日の視察を踏まえ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、午後早い時間に官邸に来られて、その中で何時間かにわたって最終的な協議をして判断をしたということであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) この浜岡原発の牧野議員は比較的近いところに住んでおられるということで、冒頭にいろんな方からも心配の声が上がっていると、そういう話をされました。私も多くの方から、それは地元、地元でないをかかわらず多くの方から心配の声をいろんな形でお聞きをいたしておりまし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) そういう意味で、地元に住んでおられる皆さんからもいろんな意見をお聞きをいたしておりました中で、最終的に海江田大臣が前日の視察を踏まえてそうした要請をすべきだという考え方を示され、そして私も、最終的にはそうした要請を行うべきだと、こういう判断をいたしたわ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 全く私の考えとは異なっております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 御承知のように、今回の福島原発も従来の基準等には適していたわけでありますが、予想以上のまさに想定を超えた地震、津波によってああした事故に立ち至ったわけであります。そういうことを踏まえて、他の原発についてもいろいろと経産大臣が緊急の措置を指示する、あるい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いろいろとこういう問題の扱いについては形があると思います。  私は、記者会見のときにも申し上げましたし、また大臣からもお話がありますように、確かに、今の現行法の幾つかに基づくその規定あるいは安全基準、そのことからいえば、命令をしたり指示をするという形...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたが、まずは国民の安全と安心を考え、そして、万一あの地域で原子力事故が起きた場合の経済に与える重大な影響も一つの判断材料にさせていただいたということは、これまでも申し上げました。  その上で、先ほど電力の供給の面についても、私もそ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) もう、一番よく御存じだと思いますけれども、このことを私が申し上げたのは、文部科学省の地震調査研究推進本部の評価によって、これから三十年以内にマグニチュード八程度の想定東海地震が発生する可能性が八七%ということが発表されているわけです。  つまり、三十...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 韓国の国会議員が北方領土を訪問するということについて、報道があったことは承知をいたしております。現在、事実関係を確認中であります。
○内閣総理大臣(菅直人君) こういう国際的な問題は、まずは事実を確認するということが当然でありまして、事実が確認された場合には、そのときにきちっとした対応を取りたいと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、佐藤議員、何号機とおっしゃいましたか。(発言する者あり)  二号機は、私は、三号機が十一時一分に、十四日に爆発していますが、二号はどうでしたか、ちょっと、私の思い違いでなければ、それ、違いませんか。二号機ですか、本当に。
○内閣総理大臣(菅直人君) 確認をいたします。事実関係を確認します。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今確認をいたしましたけれども、二号機での水素爆発は起きていないはずであります。二号機で起きたのは、あくまで圧力制御室で何らかの大きな音がしたということで、今水素爆発と言われましたけれども、建屋も現在二号機は大部分は残っております。ですから、若干、言って...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の事故は、特に一号機から四号機までがそれぞれ交差していろんなことが起きていますので、率直に申し上げて、しっかり資料を見ないと、号機によってのいろんな形が違っております。  今、後になって急に避難指示をされたと言われますけれども、既に、三月十一日で...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 安全・保安院から上がってきていると聞いておりますが、私が直接そういうものを、私のところまでは直接には上がってきておりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) おっしゃるように、作業員の方が倒れられ、亡くなられたことは大変本当に申し訳ないといいましょうか、遺憾に思っております。今御指摘のように、その時間帯に第一原発の方に医師が詰めていなかった、あるいはそういう勤務体制になっていたということで、これも十分な体制...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、国家公務員の給与について政府として議論をいたしております。それは、一般職の公務員ということでありまして、自衛隊員はこの一般職には入りません。私の方からは、今回の震災で大変御苦労を現在までいただいている自衛官の皆さんに対してどのような形を取るのか、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 計画的避難区域から他の地域に移っていただく、それはもちろんそういう皆さんの安全を考えてのことではありますけれども、国の方針としてお願いをしているわけですから、おっしゃるように、補償を含めて最終的にはきちんと政府が、国が責任を持ちますので、その点は安心し...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 緊急災害対策本部は、法律に基づいて当日本部を立ち上げ、全閣僚が参加した中でこの震災に関するあらゆる問題について対応をするという立場になっております。  確かに、震災から二か月以上たった今日でもまだ多くの皆様が困難な状況にあり、中でも医療関係については...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほどDMATのことも触れていただきました。今回の東日本大震災に際しても、発災直後の対応として、防災基本計画で位置付けられております災害急性期、つまりは発災後四十八時間以内に活動できる機動性を持った、そしてトレーニングを受けた災害派遣医療チーム、DMA...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたように、震災が発生した即日に法律に基づいて緊急災害対策本部を設けました。この中には厚生労働大臣ももちろんメンバーとして入っておられます。そして、被災者生活、現在は支援チームという形になっておりますが、本部と言った時代から位置付けは...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 魚住議員がおっしゃいますように、被災された皆さんは本当にまだ御苦労の真っただ中にあるわけでありまして、そういう意味で、私たち国会議員もあるいは国会にいる全員がそういう皆さんのために今何をしなければならないか、そのことを考えて行動しなければならないという...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、メルトダウンということについてでありますけれども、私も、三月十一日の発災以来、いろいろな意見を内外から、内外というのは政府内あるいは外からもお聞きをいたしております。そういう中において、たしか五月の十五日の東電の発表までは、第一号機において燃料棒の...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の事故に関しては、今おっしゃるように、いろいろな技術上の問題点の解明はもちろん必要であります。と同時に、そうした事故を防げなかったこれまでの原子力行政の在り方、あるいは法制度、いろいろな組織の在り方、そしてもちろん初動対応を含めた現内閣の在り方も含...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今の御指摘は、私も、原子力政策を国策として進めてきた政府、国として責任を免れるものではないと思っております。  しかし、まずは直接的な事業者は東京電力でありまして、法律の仕組みからいっても、まず第一義的には東京電力が賠償の責任を負うと。そしてそれが、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 決して政府が何か責任を逃げようということではありません。逆に言えば、じゃ、政府が全て肩代わりをして東電に責任がないということにはならないわけでありますから、そういう意味で、仮払いを含めて今指針の、第一次の指針も出していただきまして、これから農業、漁業あ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、中部電力におかれて、私なり経産大臣の運転停止要請を受け入れていただいたことに心から感謝を申し上げたいと思います。  私は、この問題で常に申し上げておりますように、国民の皆様の安全と安心という観点から、特にこの地域が地震が起きる可能性が高いという...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 電力需給に関してこの判断をするに当たって、経産大臣ともいろいろとお話をいたしました。そういう中で、他の電力会社の協力もいただくことができればそうした需給に対しても何とかクリアできるのではないかと、もちろん場合によっては需要者の皆さんへの節電のお願いもい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も原則的には公平に扱うべきだと思います。  ただ、この法律、私も今の話を聞いておりまして、震災復旧のために例えば急いである程度火力発電所を新規に造ろうとしたときに、これまで電力を供給していた、あるいは、さらにはする責任を持っている立場にあるところに...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 大震災という、こういう状況がありまして、やや当初考えていたよりも遅れたことは申し訳ないと思っております。  この国会中に提出をすると言っておりましたが、改めてそう遠くない時期に国会同意人事案件を国会に提出をさせていただきたい。もちろん、この会期内でも...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私もこの国会の場に長くいて、例えば自社さ政権といったときには内閣にも入った経験も持っております。  もちろん、今回のように民主党を中心とした本格的な政権交代の中で、当初考えたとおりに全てが進んだとは思っておりません。しかし、政権交代というものが持つや...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、前の統合対策本部を統合連絡室という形でしっかりと東電とも統合した形で物事を進めておりますので、今の御指摘は、その統合対策本部の、現対策室の責任者としてもしっかり把握をして国会に資料を出すように指導してまいりたいと、こう思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 国民の皆さんが国会に期待をすると、そういうふうに言っていただけるのは大変うれしいといいましょうか、そのように思っております。  予算に関して言えば、五月二日に一次補正を全党派で成立させていただきましたので、まずやらなければならない瓦れきの処理等につい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 各自治体からもいろいろな要望をいただいております。二次補正を急ぐようにという要望もいただいております。各党からもいただいております。それらも含めてしっかりと検討させていただいて、そういう中から必要だという判断をすればその適切な時期に出させていただこうと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これは片山先生の一つの見方かもしれませんが、私は、特に参議院の選挙で大きく民主党が敗北をした後、ねじれ状態という形に国会がなっておりますので、そういう意味では、少なくともそうした野党の皆さんの意見をしっかり受け止めようと、少なくとも私たち政権といいまし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 長い長い政治経験を持たれている片山先生のお言葉ですので、御指摘をされた何人かの方は、私も多少の教えをいただいたりした方であります。そういう意味では、自由民主党の政権は一つのそういったノウハウをお持ちであった、そのことはいい面もあると同時に、場合によって...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これまで日本のエネルギー政策は、化石燃料、原子力という二つの柱がありました。それに加えて、私は、自然エネルギー、省エネという更なる二つの柱をもって構成すべきで、特にこの自然エネルギーと省エネルギーの柱はもっと力を注いで進めなければならないと思っておりま...全文を見る
05月23日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○菅内閣総理大臣 まず、この復興特別委員会について、私も黄川田委員長に、そうした御家族の不幸を乗り越えて、責任ある委員長として就任していただいたことに本当に心から敬意をあらわし、また、内容ある委員会として私たちも全力を挙げてまいりたい、このように思っております。  また、基本法...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この時点では、それまでの状況を踏まえて、海水注入に当たってどのようなことを考えなければならないか、そういった議論がありまして、私の方からいわゆる再臨界という課題も、私にもありましたし、その場の議論の中でも出ておりましたので、そういうことを含めて、海水注入をするに...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私自身、今の委員長のお話もありましたように、水を入れる、冷却機能が停止をしているわけですから、水を入れなければならないという認識は極めて最初から強く、そういう皆さんの指摘も含めて、ありました。そのために、いろいろな消防車等を電源車と同時に送って注水を行う、真水の...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、私が検討をお願いした時点は、当日の十八時から十八時二十分ごろと、当時の関係者がきちんと時間を特定してくれました。そして、その後、これは私どもには通知が来ておりませんでしたけれども、十九時四分から東電が試験注入をし、十九時二十五分にそれをやめたということであ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 これは私が申し上げることが適切かどうかわかりませんけれども、先ほど班目委員長御本人からお話がありましたように、可能性はゼロではないという表現であったという御本人からのお話もあって、一昨日の表現を班目委員長の言われている表現に差しかえて昨日発表した、そのように理解...全文を見る
○菅内閣総理大臣 原子力事故ということについて、私は原子力の専門家ではありませんので、すべてを知っているわけではもちろんありません。  そこで、私は、発災以来、常に東電の関係者、それから原子力安全・保安院のメンバー、そして原子力安全委員会の委員長を初めとする委員の方に、ほとんど...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど来申し上げていますように、十八時の時点でそういったことの検討のお願いをいたしました。当然ながら、その検討をお願いしたのは、そこにおられました東電の関係者、そして原子力安全・保安院の方、そして班目委員長を含めた原子力安全委員会の皆さんに検討をお願いしたわけで...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど、班目委員長御本人からも、可能性はゼロではないということをお話しされたということを今この場でもお話しになりました。それに基づいてといいましょうか、それも含めて検討をお願いしたわけでありまして、何が納得できないと言われているのか、私には、少なくともこの問題に...全文を見る
○菅内閣総理大臣 同じ答えになって恐縮ですが、いずれにしても、今、班目委員長御自身がおっしゃったように、再臨界の可能性についてゼロとは、可能性がゼロではないというふうにもおっしゃいましたし、私も、他の危険性も含めて再臨界というものが一つ、幾つかある危険性、危険性といいましょうか、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ですから、私は、検討をお願いしたことがおかしかったというふうには思いませんけれども。
○菅内閣総理大臣 今官房長官からも説明がありましたけれども、つまりは、この経緯の議論は、比較的最近になって、いろいろな報道を通して問題提起をされました。  私は、できるだけ正確にといいましょうか、関係者の記憶なり記録があるならば正確な形できちんと発表をしてくれ、こういうことは申...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど来申し上げていますように、その前に真水の注入が行われて、真水がなくなった後に海水注入をすべきだというのは、私を含めて、その場の関係者の共通認識であったと私は思います。  ホームページに、十八時、菅総理大臣の指示と書いてあるのは、先ほど申し上げました、海水...全文を見る
○菅内閣総理大臣 十一日に大震災が発生し、そして原子力事故が発生した中で、私は、翌日の早朝に、一つは、地震、津波の被害の状況を、これは上空からですが、視察をしたいと。もう一つは、原子力事故が起きたこの福島第一原発について現場の方ときちんと意見交換をすることが重要ではないか、私はこ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 総理大臣という立場は、原子力事故あるいは震災についても最終的な責任を持つ両方の本部長でありますから、そういう意味で、すべてに対して責任がある立場ということはよく私も認識をいたしております。  ただ、今、谷垣総裁がおっしゃったように、私が視察に行くことが何かベン...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ずっと、十一日の夜もそういったいろいろな状況を把握しておりましたので、最終的にはもちろん直前でありますけれども、十一日の夜ないしは十二日の未明に行くということを決めて、準備をするように指示をいたしました。
○菅内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、ベントについては、前の日から、圧力が上がれば必要だという認識は、私を含めて、先ほど官邸で対策に当たっていた関係者の一致した意見でありました。そして、一時半には改めて経産大臣の方からもそういったことを発表しております。  そういった意...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、発災以来、それぞれの被災地を訪れ、また、避難されている皆さんの避難所にも足を運び、知事、首長、あるいは地方議会の議員さんはもとより、直接の被災者の皆さんからもいろいろお話を聞いてまいりました。  今、梶山議員が言われますように、全く当事者には責任のない原...全文を見る
○菅内閣総理大臣 おっしゃるとおり、被災者の皆さんからすると、本当に着のみ着のままで出られたわけでありますから、そうした中で、仮払いが遅いあるいは義援金の配付が遅い、そういう御意見を多く聞きました。  今、海江田大臣の答弁もありましたが、今後、例えば二度目、三度目となる場合の仮...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、今まさに梶山委員が言われたように、私たちが一番考えなければいけないのは、やはり、被害者といいましょうか被災者といいましょうか、そういう皆さんに最終的にきちんとした補償が行えるということであります。  と同時に、それに向かっていろいろな形で、例えば、東電が...全文を見る
○菅内閣総理大臣 三月十一日に十五条の状況が発生し、原子力緊急事態を宣言し、そして原子力災害対策本部を法律に基づいて立ち上げ、私が本部長となりました。そういった意味で、この本部長という立場からも、もちろん内閣総理大臣という立場からも、今、額賀先生が言われましたように、この問題にお...全文を見る
○菅内閣総理大臣 判断ができないという表現をしたかどうかあれですが、例えば、非常に重要なことでいえば、ベントについては相当早い段階から、東電関係者も含め、安全委員会も含めて、そして私や海江田大臣も含めて、行うべきだということを何度も指示したにもかかわらず、結果としてそれが行われる...全文を見る
○菅内閣総理大臣 一昨日、昨日と、まず日中韓の三カ国のサミットを行いました。この中でも大きな課題が今回の原子力事故を含めた問題であり、私の方から、今、額賀議員からもお話がありましたこととも共通しますけれども、この事故の教訓といいましょうか、いろいろな事実関係をそれらの国を含む国際...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど申し上げることがちょっと不足しましたけれども、まず、IAEAが我が国に調査団を近く派遣してまいります。そして、六月にはIAEAの閣僚会議が開かれ、その時点までにはIAEAに対して報告書を提出することになっております。  御承知のように、IAEAは、国際的...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、この復旧復興は、まさに国民が、党派を超えて協力をしてやってほしいという思いが大変強い課題であり、そういった意味で、自民党から出されている案も、私たちとしては真摯に受けとめていきたいと思っております。  我が政府が出したものについて、余り時間を費やすわけに...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私たちは、復旧さらに将来の復興に向けて必要な財源はきちっと補正あるいは本予算で組まなければならないという、その考えは全く同じであります。  現時点で、五月の二日に全党派で賛同いただいた第一次補正、これでも相当程度の瓦れき処理あるいは仮設住宅などにそれを消化して...全文を見る
○菅内閣総理大臣 これは国民の皆さんにも被災者の皆さんにもぜひ聞いていただきたいんですが、私たちは、復旧復興に必要な財源はきちんと間に合うように手当てをしなきゃいけない、これは原則としてそのように考えております。  ですから、今いろいろ提起のあった中でも、もしそれが現在の一次補...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私もいろいろ、現地あるいは多くの自治体の首長さんともお話をいたしております。今まさにおっしゃったとおりだと私も認識しております。  例えば、ある町で、高台に住居は移って町を改めてつくろう、そういうときのために、現在、建築基準の許可などを一定期間とめるということ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 阪神・淡路の震災のときには自社さ政権でありまして、私もさきがけの、与党の一人としてその推進のお手伝いをした一人であります。そういう意味で、阪神・淡路と共通な部分、またかなり違う部分、それぞれあります。そのことも念頭に置いて、例えば阪神・淡路の場合は、ほぼ兵庫県、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 おっしゃることは、全くそのとおりだと思います。  先ほどの総務大臣の説明で、いろいろ工夫はし、あるいは電話などで、遠慮なく要望してほしいということの作業もしていただいているようでありますけれども、結果としてまだまだ、本当ならいろいろな人が必要なのに、また、やっ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 おおよそ十一万人ではないかと認識しています。
○菅内閣総理大臣 まず、阪神・淡路のときと比べますと、あのときの経験を踏まえて、今回は緊急災害対策本部、かなり強力な権限を持った本部を法律に基づいて立ち上げ、そのもとにいろいろな、例えば避難をされた方などの生活支援などを含めた対策のチームを立ち上げ、そういう中で相当のことは、例え...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、私は、最も重要なことは、どういう復興を行うかという、まさにその青写真があって、かつ、それを実行できる体制があるということが重要だと思っております。  私も、この法案を考えるに当たって、当時中心的な役割の一人を果たされた石原信雄さんとは話をいたしました。構...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、一九九五年の阪神・淡路の震災のときでありますけれども、当時の法制度では、国土庁長官がこうしたことの責任者に当たることが決まっておりました。現在は、国土庁は当時の建設省と一緒で、さらには運輸省と一緒になっておりますけれども。  そして、震災が発生したときは...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今の御説明を含めて、公明党案を拝見させていただきまして、私は、基本的なねらいというか理念はそう大きく差はないのではないかと思っております。  ここに、新設する組織としては「復興担当相を任命し」ということがありますが、本部を設けた場合も、現在は防災担当の松本大臣...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、この制度自体が国民の皆さん、被災者の皆さんに役に立つ立たないは、それが何を実現できるかにもちろんかかっていると思っております。そして、実現する青写真については、現在、復興構想会議に議論をいただいておりまして、その上で被災者の皆さんに、単なるもとに戻すという...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、現在までの政府が発表している原子力事故に関するいろいろなことについて、国民の皆さんがかなり不信を持っておられることについては、責任者として本当に申しわけなく思っております。  その中で申し上げますと、今言われましたメルトダウンにつきましても、もちろん、当...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は斉藤さん以上に詳しいというふうには思いませんけれども、一定程度のことはいろいろな方から聞いておりました。  その中で、私も、今、斉藤議員が示されたこの表がありますけれども、それとほぼ同じ、東電が五月十五日に発表したグラフと多分共通のものだと思いますが、この...全文を見る
○菅内閣総理大臣 これはもう斉藤議員よくおわかりの上で言っておられると思いますが、いろいろな可能性については、もちろん私も自分の中で考えられる範囲で考えておりましたし、東電でも保安院でも、もちろん安全委員会でも考えておられました。そういう意味で、再臨界ということについても可能性は...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、おっしゃるように、被災地に行き被災者の方にお会いしますと、何とかもとの生活に戻してほしい、素直にといいましょうか、率直にそう言われる方が大変多くおられますし、本当にそのとおりだと思います。  と同時に、しかし、例えば低いところに住宅を同じようにつくった場...全文を見る
○菅内閣総理大臣 それはそのとおりだと思います。  ただ、今私が大規模化と申し上げたのは、漁業の関係の中にそういう御意見が地元からもあるという意味で申し上げたわけです。
○菅内閣総理大臣 今、農水大臣からもお話があったように、やはり私も幾つかの被災地を見ていて、既に高台に集落がかつて移っているところもあり、またその後、低いところに集落が生まれたところもあります。そういったことも含めて、やはりそうした安全なところに住んで、そして漁業を復活して頑張っ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先日、志位委員長が来られて、共産党は原子力から撤退するということを言われ、これまでの政策をやはり変えられたのかなという感じがいたしました、共産党としてですね。  私が申し上げたのは、今回の原子力事故について、まずは徹底的な調査、検証をする、その中で、より安全な...全文を見る
○菅内閣総理大臣 おっしゃるように、六ケ所村はあくまで再処理施設として位置づけられており、最終処分場ではないということは、我が内閣においてもその認識は変わっておりません。
○菅内閣総理大臣 今回の大震災における被害額というものについて、幾つかの試算があるようですが、たしか十六兆から二十三兆、その程度に及ぶのではないかと言われております。  そういう中で、復興構想会議にお願いをしているのは、どういう考え方で復興を進めていくのか、いわば青写真をぜひ検...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いろいろな心配される可能性の中で、そういうものも含まれていたので、そういうことに対して専門家の皆さんに御意見を聞いたわけであります。
○菅内閣総理大臣 この事故の経緯は柿澤さんもずっとフォローされていると思いますけれども、私が物事を判断する場合は、原子力安全委員会の委員長初め皆さんと、原子力安全・保安院の皆さんと、それから当事者である東電の官邸に詰めている責任者にほぼ常に同席をしていただいて、皆さんの御意見を聞...全文を見る
○菅内閣総理大臣 補正予算、四兆円を超えた規模でありまして、みんなの党の皆さんから見れば、まだまだ小さいという指摘なのかもしれませんが、私は、この段階ではかなり思い切った補正予算であったと思っております。また、必要に応じて二次補正についても、必要なことについてはしっかり財源措置を...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、園田議員とは、言うまでもなく、さきがけ時代に御一緒させていただきまして、大変お世話になってきたと今でも感謝をいたしております。  園田議員と直接にも時折お話をしてきましたけれども、当初は、筋を曲げないでしっかりやれという激励もいただいた時期もあったように...全文を見る
○菅内閣総理大臣 さきの御意見にも一言だけ申し上げますが、ポピュリズムに陥らないように私なりに考えて行動しているつもりでありますけれども、そのように見えた、あるいはそのような形になっているとしたら、大変申しわけないというか、残念だと思っております。私自身は、それに陥らないように、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 その考え方は、可能だとすれば非常にいい考え方だと思います。  つまり、私が電力会社のかわりに物を言う必要はないんですけれども、例えば、今回、原子力発電所がとまって、そのかわりに、いわゆる化石燃料、石油等を使ったときのコスト増とかいろいろなことがあり、それに加え...全文を見る
05月31日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○菅内閣総理大臣 私が吉田所長にお目にかかったのは、震災の翌朝、現地視察に行きまして、福島第一原発に出かけたときが初めてであります。その中で、ベントのことなどを私の方からもさらに催促などもいたしましたが、非常にしっかりした受け答えをされて、私の印象としても、頑張っている人だな、し...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、原子力災害対策本部を震災当日に設置してから、ほぼ、原子力事故に関しての議論をするときには、まず東電からも責任者に来てもらい、それから原子力安全・保安院からも責任者に同席してもらい、さらには原子力安全委員会からも責任者に来てもらい、そして海江田大臣と私と何人...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、中川先生、この事故が最初に起きたときの十五条事象というのは、非常用炉心冷却装置注水不能ということが起きたことの通知から、あの十五条の発令になったわけです。  その時点で何を考えたかといえば、もちろんいろいろな方に集まってもらいましたけれども、とにかく冷却...全文を見る
○菅内閣総理大臣 中川委員に申し上げますけれども、私たちがメルトダウンというものを、例えば東電なり保安院なりから、こうなっていますということがあったのを隠したなんということは、それはあり得ません。まして、統一地方選挙があるからないからでそんなことを隠したなんということはあり得ない...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、総理に就任して最初に、二十年にわたる日本の低迷をどうやって脱却していくのか、そういう課題に取り組むということを申し上げました。そして、三月十一日のこの大震災を経て、危機の中の危機、そういう二十年にわたる低迷の中で、この大震災、さらに加えて原子力事故という問...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、松本防災大臣の方から申し上げましたように、現在、この生活支援金については順次支給を開始いたしているところと承知をしております。そのことを、できるだけ急いで、そういう申請があったものに対しては対応するように私からも進めてまいりたい、こう思っております。
○菅内閣総理大臣 現在避難されている方が約十万強というふうに理解をしておりまして、そういう中で、少なくとも、正確な数字は私も記憶をいたしておりませんけれども、その被災者の数の中で考えれば、十万あるいはそれを少し下回る程度ではないかと思います。
○菅内閣総理大臣 申請があったものに対してできるだけ早く対応するように、私からもさらに督促をしてまいりたいと思っております。
○菅内閣総理大臣 今、防災大臣からも、地方負担のあり方も含めてどうするかということは議論しなければなりませんが、基本的に、被災された方がきちんとこの資金が受けられるように、お金がないから出せないなんということは絶対に起きないように、補正も含めてしっかり対応していきたい。  つま...全文を見る
○菅内閣総理大臣 被災者、特に今、次に御指摘のあった農林漁業あるいは中小企業の皆さんに対する仮払いについて、もちろん一定のルールを決めることは必要ですけれども、実際に仮払いをするに当たって、財源がないからそれがおくれるとかできないとか、そういうことにはならないように、政府としても...全文を見る
○菅内閣総理大臣 削り取った土を移すということは、学校にとってはそうあるべき姿だと思います。移す先について、いろいろこの間の関係者の議論をお願いしているわけですが、率直に申し上げて、なかなか移す先のめどが立たないというのが現状だと認識しております。  しかし、子供たちの安全とい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 現地にできるだけ副大臣あるいは政務官が常駐できる体制が好ましいとは私も思っております。  今、そういうことで、副大臣が体調を壊されて、復帰が少し難しいということでありますので、早急に他の副大臣あるいは政務官に対応してもらうように海江田大臣とも相談をしたいと思い...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、基本的には副大臣なり政務官が常駐することが望ましいというふうに、基本的には思っております。  この間の経緯で体調を崩されたという話を聞いておりまして、最終的に、他の人に行ってもらうか、あるいはどうするかということを、私もG8から帰った後に今相談をしており...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、今回の原子力事故、原発事故について、徹底的な調査、検証が必要である、その点については全く私もそう考えて、そして今回、この調査・検証委員会を立ち上げました。  その顔ぶれが明らかになっておりますが、三つの原則、一つは、これまでの原子力行政からの独立性、それ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 三月十一日に震災が発生し、そして原子炉の事故も発生をいたしました。その中で私なりに考えたのは、私としては、被災地を上空からでもまずは見て、その後のことを考えたい。また、原発事故についても、この間の議論でもおわかりのように、官邸にある危機管理センターと東電の本店と...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、現地そして避難所などを何度かお邪魔し、また関係者ともいろいろとお会いしました。そういう中で、今なお十万人を超える避難の方、そして、今数字を挙げられましたが、多くの方が亡くなり、行方不明になっている状況、私としても大変本当にお気の毒だということを超えて、強く...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いろいろな問題で、確かに、当初の発表と、後にその発表の中身が違っていたということで訂正などがあっていることは、全体の責任者の私として責任を感じております。こういう問題も、最終的には調査検討委員会で、こういったことがなぜ生じたのかということもあわせて検討いただきた...全文を見る
○菅内閣総理大臣 大島先生から、私の不十分さについて御指摘をいただきまして、おっしゃることは、私の不徳のいたすところも多々あるとお聞きをいたしておりました。  ただ、あえてもう一つだけ私が申し上げますと、何年か前に金融危機がありました。当時、私は民主党の責任者でありました。その...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、斉藤委員が福島に住む方のメールを紹介いただきましたけれども、そういうお子さんをお持ちの方の心配、私にも、私なりによく理解できるつもりです。  どうすればいいのか。これはもう斉藤委員もよくおわかりのように、この原発事故はまだ完全に収束しておりません。何とか冷...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いや、これは大変重要なことなものですから、しっかり答えさせてください。  まず、もう斉藤委員もよくおわかりで言われていると思いますけれども、とにかく、冷却機能が失われた中で水を炉心に注入して冷却するということが何よりも重要だということで、もうそのことは、もちろ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、私が海水注入をとめるような要請を出したことは一度もありません。  何回も言っていますように、真水がなくなれば海水注入をすべきだというのは、私を含め、そこにいた者の全員の意思でありまして、ですから、十八時の段階でも、海水注入ということを前提として、準備に時...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今おっしゃるように、原発事故に関して、メルトダウンの問題あるいは注水の問題等々で、国民の皆さんの目から見て、明らかに以前の発表と異なる発表を、訂正といいましょうか、してきた出来事が幾つもあった、このことは、私もこの問題の最高責任者として痛切に反省をし、またおわび...全文を見る
○菅内閣総理大臣 原子力の持っている特性というものは、もちろん他の化学反応などとは根底的に違っているわけです。そういう特性の本質的な違いというものも考えなければならない場面もあるかと思います。  ただ、私がこの間申し上げているのは、今回のいわゆる原子力発電所の事故を踏まえて原子...全文を見る
○菅内閣総理大臣 阿部先生はもともと小児科医で、特に健康とか安全ということに関心が強いということは承知をしております。私の答弁がやや無機質に聞こえるとすれば、私が物理学的に、つい放射能という言葉に反応しているせいかもしれないと、さっきのお答えを聞きながら反省をいたしておりました。...全文を見る
○菅内閣総理大臣 原子力は、国策として歴代政府が取り組んできた政策課題でありますので、今回の事故についても、国の責任というものは大変大きいと思っております。  今御指摘のように、決して、東電にだけ押しつけるという意味で一義的という言葉を使っているのではありません。まさに国も、国...全文を見る
○菅内閣総理大臣 それは、先ほども申し上げましたように、まさにこの全体の責任、それは、原子力災害特別措置法によって、この十五条状態が発生し、原子力緊急事態が宣言され、この本部がつくられ、私にその権限が与えられたということを含めて、政府の責任が全体に、総括的にあるということを先ほど...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この一千万戸という表現をいたしましたのは、現在のエネルギー基本計画で、二〇三〇年までに再生可能エネルギー、いわゆる自然エネルギーの割合を二〇%にするということが従来出されております。その内訳の中で見ますと、最初は石油換算になっておりますが、電力換算で申し上げます...全文を見る
06月01日第177回国会 参議院 本会議 第19号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、五月二十四日から二十九日までの日程で外国訪問を行い、フランスを公式訪問するとともに、OECD設立五十周年記念式典、G8ドーヴィル・サミット及び日・EU定期首脳協議に出席しました。  フランス公式訪問では、サルコジ大統領、そしてフィヨン首相との間...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 一川保夫議員から激励の意味を込めての御質問をいただきまして、ありがとうございました。  まず、サミットでの原発事故に関する説明等についての御質問であります。  サミットでは、原発事故について、周辺住民の避難、退避は続いているものの、世界の英知と技術...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 石井準一議員にお答えを申し上げます。  まず、第二次補正予算と会期の延長についての御質問に一括してお答えを申し上げます。  一次補正には、瓦れき処理、仮設住宅の建設など、大震災からの早期復旧に必要な経費を計上したところであります。まずは、その迅速か...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 石川博崇議員にお答えをいたします。  まず、情報発信の在り方に関する質問にお答えいたします。  原発事故発生直後には政府関係部局と東京電力との間の意思疎通が必ずしも十分に行われていないと感じ、三月十五日に東京電力本店に事故対策統合本部、現在の統合対...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 松田公太議員にお答えを申し上げます。  まず、原発事故の情報公開に関する御質問をいただきました。  メルトダウンについては、事故の当初から官房長官は記者会見等でその可能性に言及されていたと理解をいたしておりますが、政府としてそうした可能性についての...全文を見る
06月01日第177回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第3号
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○内閣総理大臣(菅直人君) きょうは震災後初めての党首討論で、国民の皆さんにもぜひ私と谷垣総裁のこの討論をお聞きいただきたいと思って、いい機会を与えていただいたと思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、谷垣総理に、失礼、谷垣総裁に、今、谷垣さんからもお話がありましたけれども……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 国民の皆さんは、今、私たち政治家、特にこの国会に対して一番何を求めておられるとお思いでしょうか。今、ほとんどの国民の皆さんは、この大震災に当たって、国会が一丸となってとにかく復旧復興に当たってほしい、そして、原子力事故に対してその収束を図ってほしい、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 原子力行政に携わっておられた関係の人たちから警戒心が大変強まっていることを、私自身、非常に実感をいたしております。  そういう中で、しかし私は、そうではないと。決して原子力を否定するものではなくて、これまで原子力と化石エネルギー、二つの柱で物事を進め...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この原子力事故のことについて、平成十一年に生まれたこの新しい法律制度、まさに原子力災害が、その法律によって初めて緊急事態という宣言をいたしまして、その日から、私が東電を含む電力事業に対して指示をするという立場になりました。  しかし、当然のことであり...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 谷垣総裁から大変前向きな、建設的な御意見をいただいたと思っております。今おっしゃったようなことについて、いよいよこれから、復興に向かって具体化していかなければならない課題だと考えております。  まず、五月の二日に、御党の賛成もいただきまして四兆円余り...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、谷垣総裁御本人が言われたようなことも含めて、しっかりと議論して結論を出す。三党の政審会長、政調会長の皆さんの合意もありますので、そういった合意の実現に向けて、この延長された国会の中で……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) しっかり結論を出していくという、そういう姿勢をとっていただければと私からお願い申し上げたいと思いますが、いかがでしょうか。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 復興の特別委員会を設けていただきまして、現在、基本法の質疑もいただいております。そして、その中でも、今、谷垣総裁からお話しのような意見も含めて、しっかりと議論の中でお聞きをいたしております。  現在は、五月の二日に第一次補正予算ができておりますので、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 例えば復興国債というものについてどう考えるのか、こういったことを議論していかなければならないことは、これは谷垣総裁もよくよく御存じだと思うんですよ。  従来の一般の建設国債、赤字国債のように、六十年償還でそれの財源をつくるのか、それとも、復興債という...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 第二次補正は大きな規模になることが当然予想されますので、何に使うかということと同時に、その財源をどういう形で調達して、どういう形で場合によったら償還していくのか、どうか谷垣総裁、こういう議論も、ぜひ特別委員会あるいは与野党で、三党合意の中にも入っていま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 谷垣総裁から、私が与党民主党の……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 衆議院の全体を十分に束ね切れていないということの御指摘がありました。御指摘をいただいていることは私も重々承知をいたしております。  しかし、政策的に申し上げますと、例えば小沢元代表は、今、自由民主党が最も厳しく批判をしている四Kについて、基本的にはそ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) そういった意味で、野党であるからいろいろな戦術、戦略を使われることは、それは十分理解はできますけれども、少なくとも国民の皆さんには、政策的な軸がどこにあるのか、軸がなくて、ただそういうものを政局にだけ使おうとしているのか、そこを国民の皆さんは見ておられ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 三月の十一日の発災以来、これは私個人というよりは内閣として、もちろん、最初は救命でありました。警察、自衛隊、消防、海上保安庁、私は全力を挙げていただいたと思います。  そして、復旧に当たっても、それぞれのお立場の人たちが全力を挙げて取り組み、そして、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、現地の本部長について、体調を壊されたためにおられなかったことについては申しわけなかったと思いまして、昨日、田嶋要大臣政務官をその任につけることにいたしました。これは申しわけなかったと思っております。  その上で、今お話のありましたいろいろな費用...全文を見る
06月03日第177回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○内閣総理大臣(菅直人君) まず冒頭、昨日の衆議院の不信任案の件について御指摘ありました。  私も本当に、何としてもこの大震災の復旧復興こそが重要であり、また原子力事故の収束こそが最優先だと考えております。  私の不十分さもあってそういう不信任案が出されたわけでありますが、結...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今の舟山議員のいろいろな指摘、私自身も、この間、この事故が起きて以来の経緯の中で、今後調査・検証委員会にお願いすることになりますけれども、こうしたこれまでのシステムというか制度というものが果たしてこれでいいのだろうかという、そういうことは必ず検証しなけ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) おっしゃるように、一次補正は五月二日に成立をいたしましたけれども、その中に含まれた、例えば瓦れき処理とか仮設住宅等々がありますが、今御指摘のあったようなもの、あるいは例えば被災者の生活支援の全額はまだ入っておりませんし、中小企業、農林水産業の事業の再ス...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、昨日衆議院で不信任決議案を野党の皆さん中心に出されまして、結果としては大きな差で否決をしていただきました。私は、いろんな意見はありますけれども、ほとんどの国民は今、震災復旧復興に国会が一丸となってやってほしいという思いの強い中でこういう事態に立ち...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたが、私は公開の席で先ほど読み上げたとおりのことを申し上げたんです。決して私はそんなに何か分かりづらい言葉を使ったわけでもありません。素直に理解をしていただければ、私の心情は私が話したことの中に表れているわけでありまして、それをメデ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 物事、正確に表現をお願いしたいと思います。  今、今度は夕方、まあ夜でしたけれども、記者会見の私の言葉を、いろいろマスコミがとらえられていることは事実ですが、ここに議事録が出ております。記者の方が、まず、原発事故に関して工程表の話も出たが、避難民の自...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) どうも山本議員のお話を聞いていると、マスコミが言ったからこうだとか、言わないからこうだとかと言われているんですね。私は、私は自分が……(発言する者あり)ちょっと、答えさせてください。答えていますから……
○内閣総理大臣(菅直人君) つまり、私が公の席、しかも代議士会という極めて重要な席で私自身が発言したあるいは言葉に出したことを私自身が否定をしたことは一度もありません。ですから、私はまさに言ったとおりのことをまさに申し上げたわけでありまして、そのことを前提で御理解をいただければ結...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、東内閣府副大臣、そして鈴木克昌総務副大臣、三井辨雄国土交通副大臣、樋高剛環境大臣政務官、私は、本当に私の昨日の代議士会での発言を、直接ないしは間接かもしれませんが、しっかりと受け止めていただいたと思っております。  私は、その場で自分の発言として...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) そして、大震災の、ここで申し上げましたように、取り組むことで一定のめどが付いた段階でということを申し上げました。  私は、めどという言葉はいろんなところで一般的に使われております。それは、それぞれの中で若干の幅はあるかもしれませんけれども、常識的に考...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 昨日、たしか午前十一時四十、もうちょっと前ですね、二十分ごろでしょうか、その前からの連絡がありまして、鳩山前総理がお会いしたいということで、私もお会いいたしました。  実は、その二日前は私の方からお願いして、いろいろと意見交換をいたしました。そのとき...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたけれども、私と鳩山さんの会談には岡田克也幹事長と平野博文前官房長官が同席をされております。その同席をした立場で岡田さんはおっしゃっているわけですから、それは同席をされた立場で岡田さんの認識を述べられたものと、こう思っております。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 山本委員の方からマスコミ報道を通しての話で私にお聞きになられても、それにお答えをすることはやっぱり控えた方がいいと思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 私と鳩山前総理とはかなり長い間政治行動を共にしてまいりました。いろんな場面を経験をいたしました。さきがけから離党して、その後現在の民主党の、旧民主党を立ち上げたり、そういうことも行いました。  今の御質問は、鳩山総理が岡田幹事長が言われたことに対して...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 昨日の役員会には私も出席をいたしました。そして、その役員会での一定の方向性を持って次の常任幹事会が行われ、私、冒頭の挨拶をいたしまして、常任委員会は、その後はその場を立ち去りました。  私が後で報告を聞いたのは、不信任案に賛成をされた二人の方について...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 五月の二十六、二十七にドーヴィルで行われましたサミット、G8において、並行して多くの国の首脳とバイの会談を行いました。オバマ大統領とはたしか四回目の会談になりました。そういう中で今申し上げたようなことをオバマ大統領との間で意見交換をいたしまして、その方...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今も申し上げましたけれども、こういう形でオバマ大統領とこの間の話あるいはこれからの問題についても話し合いまして、私としては、その場でお話をした方向で実現に向けて全力を挙げていきたいと、こう考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、二つの点で事実と異なるということを申し上げておきます。  一つは、SPEEDIの、先ほどのように、試算結果が三月十二日、原子力安全・保安院から官邸地下のオペレーションルームの原子力安全・保安院の連絡担当者に送付されたということでありますけれども...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず先ほど、避難の中で多くの方が、まあ強さはいろいろあったにしても、そういう被曝の危険性といいましょうか、そういうところで対応されざるを得なかったという状況をつくったことは、私も全体の責任者として大変申し訳なく思っております。  先ほど申し上げました...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 福島にこういった問題に取り組むいろいろな研究機関等を設置する、一つの有力な意見として受け止めたいと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 西田委員からは従来から非常に厳しい私に対する御指摘を何度もいただいております。  私は、確かに私の物の言い方が、よく心がないとか信がないとか言われますけれども、私なりに私の言葉には責任を持って申し上げてきたつもりであります。過去においてもいろんな場面...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 前原大臣に、たしか西田委員だったと記憶をしておりますが、外国籍の方の献金の問題を指摘され、その後、前原大臣として、細かい表現は忘れましたけれども、その問題の言わば責任を取る形で辞任されたと承知をしております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私について、ちょうど三月十一日にそういう指摘を受け、またその前の日でしたか、ある週刊誌等からの取材がありましたので、私自身、事実関係を調べました。まだ三月十一日の時点では事実関係が判明しておりませんでしたので、そこで分かる範囲のことを申し上げ、その後、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私自身のことは答えます。私自身のことでいえば、そういう外国籍の方だとは全く承知をしておらなくて、紹介をしていただいた方も私が仲人をした日本の方でありましたので、若いころからの友人ということでありましたので、当然日本の方だと認識をしていた。その前原さんと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ちょっと質問の意味が正確に分からないんですが、私は、前原当時の外務大臣のその献金等の事実関係は全く承知していないということは、それは申し上げたかもしれません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私として直接前原大臣にそのことで何か問い合わせたということはありません。党の関係のことを聞かれましたので、党の方の関係のことについては党の方に調査をお願いをいたしました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私としては是非外務大臣を継続をしてやっていただきたいと、こう思っておりました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今事務方からの御説明にもありましたが、私は、その方が日本国籍以外の国籍のいわゆる外国人の方だということは全く承知をいたしておりませんでした。  そういう意味で、私としては、分かった段階でまさに道義的な立場でそれを返還したということでありまして、しかし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 前の質疑のときにも申し上げましたが、私がその方と知り合ったのは、私の比較的若い友人が結婚をするというときに私が仲人を務めた方がおりまして、その人の中学、高校の同級生、同窓生ということで、ある段階で御紹介をいただきました。そして、一緒に三人で食事をしたこ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私が紹介された方の名前、日本の通称名になるかもしれませんが、承知しております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 名字は覚えておりますが、もし必要ならフルネームで、今すぐ下の名前の記憶は、今すぐはありません。必要なら取り寄せます。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私が知っている方の名前とは少なくとも名字は違います。
○内閣総理大臣(菅直人君) ちょっとページを間違えまして、失礼しました。  この一ページ目の河本さんというお名前でした。
○内閣総理大臣(菅直人君) そういうお名前でした。
○内閣総理大臣(菅直人君) ですから、名前は河本というこのお名前です。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたが、名刺の交換ということをやったやらないも正確には思い出せておりませんが、何か、このお名前を見たからといって、私は、先ほど申し上げたように、私の親しい友人からの紹介でありましたので、名刺を見たかどうかの記憶はありませんが、今これを...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この資料を拝見したのも今が初めてですし、そういった事情があったとしても、私にはその事情は分かりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) こういう大会があること自体全く知りませんし、どなたからか何か紹介などはお願いされたとかということは全く私の知り得る限りありません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 我が党として外国人に地方参政権を付与すべきという、そういうことを党の方針として決めたことはあります。  ただ、今いろいろ議論が出ておりまして、まだ党内として具体的にどうするかということでは意見集約には至っておりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、地方自治体について、限定的ではありますけれども参政権を付与することは、私個人としてはいいのではないかと思っておりますが、党の議論はまだたくさんあるというのが現状です。
○内閣総理大臣(菅直人君) 我が党が与党になって、そういった議論がいろいろなところから出てきて、今後については党の中で検討をしている、あるいはいたしたいと思っています。
○内閣総理大臣(菅直人君) 変えることも含めて検討をするということです。
○内閣総理大臣(菅直人君) いろいろな団体があって、その中でいろいろな関係の方が、例えば、場合によってはある方が仕事をしていて日本人従業員などもおられたりするわけですから、いろいろなケースがあるということを私も承知をしております。ですから、今具体的に何かこのケースがおかしいとかと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 三月四日の予算委員会でしたか、S氏が民主党に献金をしていたという御指摘の中で調査をするということを申し上げました。  党の方で確認をしたところ、寄附は受けていないけれどもパーティー券については購入の事実が確認され、その金額が三百九十万円ということであ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いろいろな週刊誌等で多少の報道があったということは聞いておりますけれども、私自身が直接この経緯を知っておりませんので、直接話を聞くということはいたしておりません。もしやるとしても、党の方でお願いをいたしています。
○内閣総理大臣(菅直人君) 結果として、その後、どの時点であったかはあれですが、御本人が先ほどのような経緯で辞任をされましたので、結果として指示をするというところまでは至りませんでした。
○内閣総理大臣(菅直人君) この問題と言われましても、党の責任でこの方からの献金あるいはパーティー券については調査をして、今申し上げました。この問題と抽象的に言われても、今裁判のいろんな手続とかをいろいろ言われましたけれども、そういったことについて私が何か調査をするとかということ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 国会の言わば委員会あるいはそれに準ずるものの人事でありますから、それは国会の方できちっと……(発言する者あり)国会の方できちっとやっていただければ結構だと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 原子力事故の重大性というものを、さらには被害の大きさというものを考えました。そして、これについてはもちろん当事者であります東電の関係者も自ら給与の削減等、これについても十分かどうかという議論はありますけれども、そういう形で一定の対応をされていると聞いて...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 一般の皆さんと全く同額だと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) それぞれ苦労されている、あるいは苦労していると思います。  十六万というのは多分いろいろな経費やいろんなものを引かれた結果ではないかと思います。閣僚になるまでは、私も実は弁理士という資格を持って特許事務所をある時期まで経営をいたしておりました。今は閣...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、私は、三月十一日、この大震災発災以来、この復旧復興、そして原発事故の収束に向けて内閣を挙げて全力で取り組み、ある意味、与野党を超えていろいろ御協力をいただいてきたと思います。  そういう中で、まだまだ不十分な点多々あることは多く私の責任もあると...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私はそれほど特別な言葉を使っているつもりはありません。  今も申し上げましたように、私がやるべき一定の役割が果たせた段階で若い世代の皆さんにいろいろな責任を引き継いでいただきたいと。この大震災、原発事故に対して一定のめどが付くまでは是非とも私にその責...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 谷合議員もマスコミの報道のことはよく御承知でしょうけれども、自分の言葉で言ったことがそのまま書かれるものと、自分で言った言葉をそれぞれが解釈をしてそれぞれ書かれるものとあるわけでありまして、私は私が述べた言葉には責任を持ちます。しかし、マスコミがどう書...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 同じ答えで恐縮ですが、私は、マスコミが報道していることについて、それをどうこうと言うつもりはありません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私が申し上げた言葉を素直に理解していただいて、谷合さんがそういうふうに理解されるのは、当然、自然でありますから。  ただ、私が申し上げた言葉はこういう申し上げ方でありまして、一定のめどが付いたら、ある意味、若い方に責任を継いでいきたい、まさにそのこと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私が申し上げた言葉は、本当にここに別に隠しているわけじゃないわけでして、この大震災への取組が一定のめどが付いた段階でと、この震災の取組が一定のめどが付いた段階でということを申し上げ、また、この大震災、原発事故に対して一定のめどが付くまでは是非ともその責...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 何回も申し上げますけれども、私は公の席で申し上げたわけでありまして、それをそれぞれ素直に理解をいただければいいので、決して私はそのことを何か理解が間違っているなんということを言ってはおりません。  ただ、その表現の仕方として、今申し上げましたように、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、この大震災にめどを付けることが大変重要だと思っております。ですから、一日も早くめどを付けたいと。  実は原発のことも記者が聞かれたので、退避まで見届けられるんですかと聞かれたので、失礼、退避ではなくて、退避された方が戻るところまで見届けられるの...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたように、私は、一定の役割が果たせた段階で若い世代に責任を引き継ぐということと、それに併せて、大震災、原発事故に対して一定のめどが付くまでは是非とも私にその責任を果たさせていただきたいということを申し上げました。私は、その気持ちは、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いろいろな問題において、確かに、結果として東電あるいは政府の公表したものが後に訂正されるなど、そういった面があったことは大変遺憾に思っております。私も本部長としてそうした責任を感じております。もっとしっかりと把握をして、そういったことがないよう、迅速か...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 基本的にはこれ、自治体とともに、自治体が、都道府県が相互扶助の観点で基金を出してこの被災者生活再建支援制度ができていて、それに国の方も費用を提供するわけで、私は、今の御質問、一般的に言えば、条件を満たす方には全て支援金が支給されるものと、そう理解してお...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来いろいろ私のことについておっしゃるのを聞きながら、率直に言って、私も野党時代かなり厳しく時の総理を責め立ててまいってきましたので、まあその当時の総理は大変だったろうなと改めて感じたところであります。  しかし、私自身、やはり本当に内閣全体とし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今も申し上げましたが、あるいは小野議員からのお読み上げいただいたその後の続きが、この大震災、原発事故に対して一定のめどが付くまで是非とも私にその責任を果たさせていただきたいと、まさにこのことを私は代議士会で仲間の皆さんに訴え、御理解をいただいたと、こう...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は個別のそういった条文までは存じておりませんけれども、私は、公の場で政治家としてきちんと自分の言葉で語ったわけでありますから、そういう公の場で語ったという、そういう意味において私自身の言葉には責任は持ちたいと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、小野議員の言われるその論理立て、私には必ずしも、よく理解が必ずしもできませんけれども、そんなに特別なことを言っているわけではなくて、例えば衆議院の任期はまだ二年半あります。代表の任期も……(発言する者あり)いやいや、衆議院の任期は一般的に言って二年...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の場合、実は、三日ほど前になりますが、私の方から鳩山前総理に一度お会いをしたいということでいろいろお話をさせていただきました。昨日は鳩山総理の方から人を介していろいろお話がありまして、そして官邸に来られるということで、そのときには、鳩山総理の官房長...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 是非その文書をお読みいただければ……(発言する者あり)その文書をお読みいただければ、そのことはちゃんと理解をいただけると思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私が何かこういう条件の下で何かをお約束をするということは、そういう約束をしたかということでいえば、そういう約束には全くなっておりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) この大震災、原発事故に対して一定のめどが付くまでは是非とも私に責任を果たさせていただきたいと、これが申し上げたことであると同時に、今私自身も皆さんに申し上げているところです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 最終的に会期は国会で決めていただくことでありますけれども、こういう大震災という状況の中で、多くの被災者の皆さん、国民の皆さんが、やはり迅速にどういう時点でも審議をできるような国会であってほしいという期待も大きいと思いますので、是非、通年国会ということに...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、原発事故の重大性ということは最初の段階から強く認識をしておりました。しかし、こういう表現をしたことはありません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、こういった基準について必ず原子力安全・保安院あるいは原子力委員会、そういう皆さんのいろいろな意見を聞くようにしておりますけれども、たしか保安院だったと思いますが、あるいは東電だったかもしれませんが、レベル5という段階から変更したいということは言っ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これも事実ではありません。多くの方が自分の意見を言われることは私のところであります。私は、その多くの方のいろんな意見を聞いていることもあります。このときのやり取りも、後でマスコミの方とこの参与とのやり取りを見ますと、いろいろ参与が言われた後、マスコミの...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、これまでのエネルギー政策が原子力と化石燃料という二本の柱であったのに加えて、再生可能エネルギーと省エネルギーを加えて四本の柱で推進していきたい、こういう考えであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、鹿野農水大臣からも答弁をいただきましたけれども、この間、昨年の十一月に基本方針を閣議決定いたしましたけれども、その後震災が発生したことも踏まえて、改めて、基本方針の基本的考え方を維持する旨の政策推進指針を五月に改めて閣議決定をいたしました。  そ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど財務大臣からも私はかなり前向きな答弁をしていただいたと思っております。  まさに二重ローンの問題は、通常の金融による対応だけではなかなか対応できないわけでありまして、それを超えての対応を今内閣全体として関係省庁と連携させながら取り組んでまいって...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたように、現在、関係省庁連携で対応を協議をいたしております。一方で、民主党の党の方においても、既に直嶋参議院議員が座長を務める復興ビジョンチームにおいて検討を行い、論点整理が進んでいると聞いております。同時に、自民党からも政策協議の...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は委員長の指摘に沿って答弁をしておりまして。  この問題は、今厚生省の担当者の議論もありましたけれども、福島県や関係自治体の意向を十分に踏まえて、今の御提案も含めて、しっかりと対応してまいりたいと考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先日、アクションプログラム、説明をわざわざおいでいただいていただきました。私も、さきのOECDの冒頭のスピーチで、今までエネルギー基本計画においては二〇三〇年までに自然エネルギー率を二〇%にするというこの目標を前倒しにして、二〇二〇年代早いうちに二〇%...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今までのエネルギー政策を見ておりますと、確かに、私も国会に来て三十年になりますけれども、風力の問題やバイオマスの問題も何度か取り上げました。しかし、なかなかこれまではそういうものは実用性がないということでメーンの基幹的なエネルギーとしては扱われない中で...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御指摘の電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法、これは再生エネルギーの導入拡大を目指した全量固定価格買取り制度を創設をするための法律案でありまして、我が内閣にとっても極めて重要な法案であると、このように考えております。  再生...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 原子力発電所について、今回の事故を踏まえて、安全性を確認する、あるいはより安全性を高める、この努力は当然行わなければなりませんし、緊急の課題については既に指示をいたしているところであります。そういった安全性をしっかり確認をした中で、それがクリアされたも...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 自然エネルギーの多くは、風力であっても太陽であっても、一つで何十万キロ、百万キロという規模の大型にはなりません、地域分散型になります。また、同じ水力でも、最近では小型水力というものが見直されております。さらに、省エネにおいても、場合によっては、各家庭の...全文を見る
06月09日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○菅内閣総理大臣 私は、三月十一日の発災以来、最優先課題がこの震災、そして原発事故対応だと、その立場で全力を挙げてまいりましたし、現在もその立場で全力を挙げております。そういった意味で、国民の皆さん、被災者の皆さんのことを最優先するのは当然だと思っております。  御指摘の文章は...全文を見る
○菅内閣総理大臣 六月の二日に、衆議院の本会議を前にして、代議士会がありました。その場で私が申し上げたのは、この大震災に対するいろいろな努力を今しておりますけれども、それが一定のめどがついたところで、ぜひ責任を若い世代に引き継いでいきたいということを申し上げたと同時に、それまでは...全文を見る
○菅内閣総理大臣 谷先生も、阪神・淡路、私も当時、自社さ政権の与党におりましたけれども、それを現地でまさに体験され、あるいはいろいろなお仕事をされたわけでありますから、よく御承知だと思います。  今、私の内閣は、それぞれ役割分担の中で全力を挙げて取り組んでいるんです。そして、私...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いろいろな仮払いがもっと早く積極的に行われるということは、被災者の皆さんにとって大変重要なことだと思っております。  御指摘の第二次指針で認められた損害についても、迅速、公平かつ適切な損害賠償が行われるよう、まずは東京電力に対して対応を求めていきたいと考えてお...全文を見る
○菅内閣総理大臣 大変重要な指摘をいただいておると思います。もちろん多くは政府にあるいは与党に責任がありますけれども、やはり迅速に物を進めるには、与野党を超えて国会の場で議論を急いで結論を出していくことが重要でありますので、ぜひともそういう姿勢で与野党を超えての皆さんの御協力も心...全文を見る
○菅内閣総理大臣 法の仕組みの問題については官房長官から今お答えいただいたとおりだと思いますが、あえて私の考え方を申し上げますと、結局のところは、内閣と国会とがしっかり連携して動けば、今言われたように縦割りを超えて、かつスピーディーに物事が動くわけでありますけれども、これは私に、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、政治家らしくない政治家だという、ある意味で最大限のお褒めをいただいたのかなと思っております。  そして、今おっしゃったように、やはり今回の原発事故というのは、日本のエネルギー基本計画を白紙から見直すということをやらなければならない。その中で、私は、これま...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、いろいろな方が総理をされ、また総理の任から外れた後のいろいろな方の行動を見ております。細川護熙総理は、やめられた後しばらくいろいろな活動をされておりましたが、今は、陶器をつくるとかいろいろなことで、別な分野で活躍をされております。  私も、もともとは発明...全文を見る
06月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 大変根源的な御質問をいただいたと思っております。  私も社会保障の重要性ということはもちろん非常に強く感じておりましたが、改めて社会保障というものをこの御質問をいただくことで考えてみました。  今、憲法の二十五条に、よく引かれるわけでありますが、「...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これも大変重要であると同時に、それぞれの政権が取り組みながら、難しい課題でもあり続けていると思っております。  まず、ちょっと当面のことを申し上げますと、大震災がもたらした経済のいろいろな問題を克服して潜在的な成長力を回復することがまず必要だと思って...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今介護のことも触れられましたけれども、ちょうど一九九六年、私が厚生大臣を務めたときに介護保険法をまとめて、次の小泉厚生大臣のときに提出をしたということを思い出しながら、当時はまだ介護は家族でやるべきだ、まさに嫁がやるべきだという強い声が一部ありました。...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 大変、グラフを使っての御説明で、私も改めていろいろなことが整理をされて、思い出したり、あるいは考えていることが整理されたりしてきております。  本当に、一九九〇年と二〇一一年を比べるだけでも社会保障のウエートが倍近くになっております。また、税収の額そ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 林議員とはお父様の時代からお付き合いがありまして、私も今の野党の中では次の時代を担う大変有用、有望な方だと認識をいたしております。  是非私はお願いしたいのは、いろいろ野党として批判をされるのは、私も野党のその席にいたときにはかなり激しくやりましたの...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど、我が党の長浜議員が社会保障について大変有意義な質疑をしていただいたと思っております。その中でも申し上げましたように、現在、社会保障と税の一体改革の議論を進めておりまして、そしてそれをこの六月中には成案をまとめて出したいと思っております。  私...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いろいろとこうした古い言葉には含蓄があるといいましょうか、いろいろ参考になるところがあります。おっしゃることは、決して、特に反論をすべきところはありません。  ただ、この問題が、特に社会保障と税の問題は、あるいはTPPもそうかもしれません、いわゆる御...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 復興会議という形で基本的な青写真をお願いをいたしております。  しかし、同時に、現在、内閣として取り組むべきことは当然ながら取り組むべきでありまして、それらを、一次補正で取り組めることはやったつもりでありますが、ほかの課題においてもそうした内閣の責任...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 最初から、矛盾してもというふうに言われますと、矛盾しないようにするのが望ましいことは確かですし、もうだんだんと議論が煮詰まってきておりますので、私は、そういう議論の煮詰まり方も見ながら、早めにやるべきことはやっていただいて結構だし、それは農水省の中で検...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まさに、そのシーズンというものがある中で、例えばこの時期にやらなければ意味がないというものは、それはもちろん構想会議の結論を待たないでもやっても結構だと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今の環境大臣さらには防災担当をしていただいている松本大臣からの話そのものが、自治体に最終的には負担を掛けないからやってくれということであります。私もそうあるべきだと思いますので、是非自治体の皆さんには、最終的には政府が全ての瓦れき処理の負担はいたします...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も改めて瓦れきの処理の状況を、先日も環境大臣から説明を受けましたし、いろいろな状況を自治体からも聞いております。かなり進んでいるところもあるし、かなり遅れているところもあるわけであります。私は、今申し上げましたように、最終的には全て財政的な責任は負い...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 長浜について触れられましたが、長浜……(発言する者あり)あっ失礼、浜岡原発について、失礼しました、浜岡原発について触れられましたけれども、海江田大臣の方からこういう方向でいきたいということがあって、二人で十分協議をした上で決めたのであって、少し今、林さ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 何か少し議論が、当日ないしはその翌日といった話とその後の報道の話が非常に混乱をしているんじゃないかと思います。  つまり、三月の十二日の段階で、今も海江田大臣からありましたように、真水がなくなれば海水注入をするということは、私も海江田大臣も、あるいは...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 問題は、三月十二日の段階で、真水がなくなった場合には冷却のためには海水注入が必要だという点では、今も申し上げたように関係者は一致していたんです。ただ、この海水注入をめぐる問題については、その後いろいろな経緯や事実が判明して、当初の説明が訂正されるなどの...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど高木文科大臣からも答弁がありましたが、教育というものは政治的には中立かつ公正に行われるべきものでありまして、また労働組合という、その団体は労働組合としての一つの法律の中での合法的な活動がありますので、私は、この教育の中立性というものをきちんと確保...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私はこういう中国語あるいは中国読みは必ずしも承知をしておりませんが、若干、事前にそういう質問があるということで調べましたら、このユワンシーカイというのは袁世凱、チャンチェシーというのは蒋介石と、そういうことだというふうに、聞いたことによって承知をいたし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 教科書の人名の表記、先ほど申し上げたように、私も片仮名で表記されたものだと私自身はすぐは理解ができません。ただ、どういう形になっているんでしょうか、日本語読みと中国語読みを併記しているものが多いというふうにも聞いております。いずれにしても、具体的にどう...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 大震災発災の日に私の方から防衛大臣にも、まず救命のために自衛隊に全面的に活動してほしいと。もちろん、警察、消防等についてもそういう指示を出しました。  そういう意味で、最終的には十万人体制ということで大変これまでも頑張っていただきましたし、これからも...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私自身は、先ほど申し上げましたように、特に今回の活動はもとより、PKOの活動やいろいろな活動において自衛隊の皆さんには大変頑張っていただいていますし、その活動については誇りに思っております。  いろいろな意見を教科書で紹介することがどうであるかという...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 三月の十一日にたしか参議院の決算委員会で指摘を受け、また、その直前といいましょうか、前日か前々日にある週刊誌から取材を受けました。そこで、私は弁護士に依頼をいたしまして、三月十一日以降はあの大震災の発災で私自身ほとんどほかのことに時間が取れませんでした...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) その弁護士の方に処理は任せましたので、どういう形であるか、事前に御質問があれば調べてきましたけれども、とにかく弁護士の方がそういう国籍をきちんと公的な文書で確認した上で返却をしたという報告を受けております。  それに伴う政治資金規正法上の修正なり訂正...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 我が党には大変有為な人材がたくさんおられると思っておりまして、その中の有為な方の一人だと、そういうふうに認識をいたしております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 食品中の放射性物質については、厚生労働省において、原子力安全委員会が設定した飲食物の摂取制限に関する指標を基に食品衛生法に基づく暫定規制値を設け、対応をいたしております。  茶葉については、お茶として飲まれる以外に直接摂取される可能性もあり、流通の各...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げたつもりでありますけれども、茶葉については、お茶として飲まれる以外に直接摂取される可能性もあり、流通の各段階で規制することが重要であることから、こういう形の決定をいたしました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 安全です。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今出回っているお茶はこの基準以下に限られていますから安全ですと申し上げました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は先ほど丸川議員と東電の話をそばで聞いておりましたが、まず、その電気駆動の方は電磁弁が交流で設計されているので、たしか直流では設計されていないという趣旨のことを言われたと聞こえました。ですから、事実関係をちょっと、その部分をもし言われるんだったら確認...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 実際に避難をした先でいろいろな行政サービスを受けたい、あるいは受けた方がいい。しかし、やっぱり根っこといいましょうか、元々のところにもしっかりと根っこを置いておきたい、こういう皆さんに対して、その両方が可能になるようにということで総務大臣中心にいろいろ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 多分、被災者支援を確実に行うために神戸や西宮で今申し上げたようなやり方をしているわけでありまして……
○内閣総理大臣(菅直人君) いや、質問に答えているんですけれども……(発言する者あり)ですから、答えているんですよ。  そういういい例をしっかりと採用してやっていこうということで、現在、総務大臣中心に進めております。できるだけ早いにこしたことはありませんが、力のある自治体と、も...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 率直に申し上げて、私に対する個人的ないろんな批判は結構ですけれども、一番重要なのは避難されている皆さんの生活です。  私も、双葉町から避難をされて埼玉県の加須市に行かれている方のところに、もう大分前ですが行きました。加須市の市長、それから埼玉県の知事...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) それぞれいろいろな課題について各大臣が担当しておられますので、まずその話を聞いていただくというのがごく自然なことでありまして、その上で今のことで申し上げれば、今回の全県民を対象とした健康追跡そのものも、福島県の方から福島県が主体として実施するという意向...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) そこは見解の相違ということだと思います。  御指摘の中国漁船衝突事件については、検察当局が法と証拠に基づいて適切に対応したと承知をしております。その上で、いろいろな手続が進んでいることは聞いてはおりますけれども、私が申し上げているのは、この尖閣諸島と...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これは、多少、歴史のことを全部申し上げると長くなりますが、よろしいですか。  つまり、我が国はロシアより早い段階で北方四島の存在を知って、十七世紀前半には北方四島を明記した地図などを編さんし、統治を確立していくなど、我が国の国民が父祖伝来の土地として...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私たちの立場からすれば、メドベージェフ大統領がたしか昨年こういうところにも出かけられましたが、そういうことがあるとなかなか交渉ということが難しくなりますので、そういうことでない静かな状況ということを念頭に置いて申し上げました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も、森と海の連携、いろんな方がこれまでにも努力をされてきているわけでありまして、やはり、山で育った木や草が川を通していろいろな養分を海に送り、場合によっては川を通して遡上したサケなどが逆に山にいろいろな肥料をもたらすと。そういう中で、一つの、文化とい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この今回の東電福島原発の事故、発災以来、もちろんでありますけれども、専門家であります原子力安全委員会、それから安全・保安院、さらに事業者である東電そのもの、そういう専門家の皆さんと、ある意味では常に意見を聞きながら、あるいは意見を交わしながら、特に当初...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 委員からの何度もにわたる御指摘を私なりに内閣の中で真摯に検討するよう指示をして、今財務大臣の方からもありましたように、ファンドの創設、私的整理のガイドライン、無償償却など、少なくともある程度踏み込んだ対応を、検討が進んでおります。  ただ、さらに、委...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) このスキームでは小さいところは難しいという御指摘、私的整理の場合も、ある程度の資金を残した形での整理を認めるといったようないろいろな工夫も聞いてはおります。それでどこの範囲が救われるのか、あるいは再生できるのか。確かにいろいろな可能性も含めて検討が必要...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、この大震災あるいは原発事故というこの渦中にあって、やはりその責任をきちんと果たすところまでは果たして、そして引き継ぐべきものはその責任を次の形で引き継がなきゃいけないというふうに思っておりますから、そういう中であの二日の発言をいたしました。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は逆に、まあ片山先生は大先輩でありますから、是非逆に聞いていただきたいんですが、まさに今行政としては、五月の補正予算を含めてやるべきことは、まあいろいろ御批判はありますけれども、やっているんです。瓦れきの処理も順次進んでいますし、仮設住宅の建設も進ん...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私もできるだけ余り批判的なことは申し上げないようにしてきているつもりです。  つまりは、私に対して、例えば六月一日の党首討論で谷垣総裁は、あなたが辞めれば党派を超えて新しい日本の団結をしていく道は幾らだってできるだろうと、こういう認識を示されました。...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今私が、その大連立がこうあるべきだとかこうする方が好ましいとかということを今私自身が申し上げるつもりはありません。  いろんな方が言っていただきました。先ほど申し上げましたように、六月一日の党首討論では谷垣総裁の方から、党派を超えて新しい日本のために...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 保安院の在り方については、IAEAにも報告をしたように、少なくとも今の形ではまずいだろうということはほぼ一致した意見だと思います。  そのことを含めて、今エネルギーシフトということを言われました。私も、再生可能な自然エネルギーとそして省エネルギー、こ...全文を見る
06月13日第177回国会 参議院 本会議 第21号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 金子恵美議員の御質問にお答えを申し上げます。  まず、義援金の早期配分についてであります。  私も義援金の配付はもっと急げないかということで、いろいろ私なりに関係者の状況を把握をしてまいりました。義援金を被災した方々のお手元に一日でも早くお届けする...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 佐藤信秋議員にお答えを申し上げます。  まず、復興基本法に基づく復興の推進についての御質問をいただきました。  まず、与野党間で大局的な見地から復興基本法の在り方について精力的に御議論をいただき、東日本大震災復興基本法案を取りまとめていただいたこと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 竹谷とし子議員にお答えを申し上げます。  義援金等の支給が遅れていることへの対応策についてであります。  義援金や弔慰金、被災者生活再建支援金を被災された方々のお手元に一日でも早くお届けすることの重要性は私もひしひしと感じております。  配付事務...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 小野次郎議員にお答えを申し上げます。  まず、本部及び復興庁の枠組みについての御質問をいただきました。  東日本大震災からの復興は、各党各会派の間の対立を超えて、広く英知を結集して取り組むべき課題であると考えております。今般の基本法の中では、復興対...全文を見る
06月14日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○内閣総理大臣(菅直人君) この復興には女性の視点というものが重要であるという御指摘はそのとおりだと思っております。当初のメンバーの中に女性の方が結果として少なくなっているということについては大変申し訳なく思っております。今後、これが法律による正式な形の復興構想会議という形になり...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 障がい者制度推進会議において、いろいろな課題の中に障害者御本人に参加していただいて、その視点から見ていくということは本当に重要だと思っております。これについても、今後の運営の中でこういう皆さんに参加をしてもらえる方向で五百旗頭議長ともお話をしてみたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、岡崎委員の方からお話がありましたように、東北地方というのは、特に太平洋側は太陽光が大変強い地域であり、また東北全体、風力においては大変風力発電に適している地域というふうに私も認識をしております。  そういった中で、今回の大震災に伴って発生した原発...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この法案が成立させていただきますと、復興構想会議もこの基本法に基づく会議になるわけでありますが、もう既に議論していただいているものは、そのものを踏まえながらの更なる継続になっていくと理解をいたしております。今お話しのように、この出されてくることが予想さ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も、今回の特に被災の大きかった東北地方が農業、林業、漁業の大変ウエートの高い地域であって、そういう点では、まずは復旧、そしてこの農林水産業の復興ということが極めて重要であるということはそのとおりだと思っております。  と同時に、私は、先日この問題の...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御承知のように、現在の原災法に基づいて即日本部を立ち上げ、そしてこの現地対策本部を立ち上げたわけでありますけれども、いわゆる五キロ圏あるいは十キロ圏、さらには二十キロ圏、その地域についての避難を指示をいたしました。そういう経緯もありまして、現在福島市に...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 昭和二十一年の一か月違いの生まれということで、大変温かい見方での御質問をいただいて有り難いと本当に思っております。  余り全部のことを申し上げるのも恐縮ですが、私の仲間にも有機農業を非常に進めている仲間がたくさんおりまして、私もそういうものの重要性を...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 菅直人と申します。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も丸山和也というお名前は従来から聞いて知っておりましたし、間接的にはいろいろと政治への参加を、働きかけを、届いたかどうかは分かりませんが、いたしたこともあったように覚えております。  ただ、私、率直に丸山さんについて申し上げますと、今も名前を挙げて...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私、中曽根元総理とは元々の縁は薄かったわけですが、政治的に当初は大変強く批判をしておりました。中曽根内閣ができたときのことを今でも覚えておりますが、今は余りやじを飛ばしませんが、当時は最前列で田中曽根内閣と大きな声を出したことも覚えております。相当の批...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 李登輝さんとも私、もう何年前になりますか、台湾を訪れたときに御自宅までお招きをいただきまして、かなり長時間お話をしたことがあります。本当に、ある意味日本人が忘れてしまっている日本人の原点といったものをそのお話の中で聞かせていただきまして、ここに出ている...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は鳩山総理の後の総理になって、その直後に参議院選挙を迎えることになりました。最初のたしか所信表明演説だと思いますが、これまで二十年間先送りされてきた大きな課題を、何としても私の内閣で取り組み、進めていきたいということを申し上げました。そして、その一つ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、中曽根元総理の「自省録」で引かれたところは、私も今読み直して、あるいは読んでみて、まさにそのとおりだという感じをしております。つまりは、そのときにおいてはジャーナリストの批判もあり、まさに世論の毀誉褒貶もあり、そういうものの渦中で中曽根総理も座禅を...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 丸山さんのいろんな御意見はできるだけ私も本当にしっかり聞いてお答えしているつもりですけれども、今おっしゃったことはよく私には理解ができません。  つまり、私は、申し上げてきたことは、幾つかの御質問に対して言いましたように、私なりの考え方は今でも、今か...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来の議論でもありましたように、私は、これは野党の方も言われていますが、この大震災に対しては与党も野党もないんだと、みんなが協力し合ってやろうという、基本的にはそれぞれそういう立場でいていただいているものと思っております。  事前にもいろいろと御...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の大震災の当日、緊急災害対策本部、法律に基づいて立ち上げました。これは、かつての阪神・淡路の反省を得て総理が本部長となる体制で、全閣僚がその中で参加をしております。その下で、この復旧に向け、あるいは救助、復旧に向けてやってまいりました。ある段階が来...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、これまでの原発事故に関する情報公開についていろいろ遅れや後の訂正があったことは事実でありまして、こういう不信を招くような対応が続いたことについて全体の責任者として申し訳なく思っております。  そこで、今御指摘の点でありますけれども、結論を申し上...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私自身、今も御指摘ありましたが、こういう震災のまだ大変、復旧復興が真っただ中、原子力事故もまだ収束していない中では、多くの国民の皆さんは与野党という壁を超えて協力をしてほしいと思われていたと思いますし、私も不十分かもしれませんが、そういう気持ちで野党の...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、特許事務所を経営していて、これはもう一定のめどどころではなくて、何月何日を一日でも超えたら権利が失効するような仕事でありましたので、常に日程というものは厳しく管理もし、認識もいたしておりました。  政治の社会とビジネスの社会が共通の部分と違う部...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 概略の比較については読ませていただきました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 二つのことが、おっしゃっていると思います。  一つは、この復興基本法というものそのものの中に、どういうところまで将来のことを入れるのか。今回の復興基本法は、政府案は取り下げました。ですから、民主党を含む、あるいは自民党、公明党三党で今改めて出されてい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) みんなの党の案がいわゆる埋蔵金で捻出しようということになっていることは承知をしております。しかし、私どもも埋蔵金をこの間たくさん使ってきました。あるいは、民主党が政権をつくる前にも、自民党も、自民党政権も当初は埋蔵金なんてないと言う方もありましたけれど...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 基本的に、こうした被害がきちんと根拠があるものについて最終的に東京電力が責任を持つということは当然だと思っております。  ただ、数字の問題でいいますと、いろいろな数字が書かれておりますが、私が聞いていますのは、例えば出荷制限に掛かるものなどについては...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この問題に必要な財源についてはきちっと、できるだけ早く二次補正等を含めて対応したいと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 三月十一日の発災以来、緊急災害対策本部を設け、その下に生活支援チームを設け、私は、やらなければいけない優先度の高いものから順次取り組んできたと。  確かに、私から見てももう少し早くならないかとかいうことは多々ありますけれども、少なくとも、政府ばかりで...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、浜岡原発について私なりに長い歴史の中でいろいろな意見は聞いておりました。しかし、今回のいわゆる原発事故が発生するまでは、いろいろな意見はあったことは承知しておりましたが、そういう中で、やはり行政として一定の基準を設けて、安全基準を設けて、それをク...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、事故調査委員会も動き出して、もちろん将来的にはきちんとした基準を、今の基準ではない基準を定めなければいけません。しかし私は、原子力に限らずエネルギーの在り方というのは、日本の社会、世界の将来を決めるわけですから、私は最終的には国民の選択で決めるべ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先日釜石に参りましたら、製氷施設が壊れているので、これは残念ながら一次補正に入っていないと。これ、二重ローン対策の中で対応ができるということであります。また、先ほど来出ておりますように、交付税を増額するという形で各自治体が自由に使えるお金を早く出したら...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今のお二人の大臣のお話を聞きながら、私もこの間、このデフレの問題を考えてまいりました。デフレの原因は何か。一言で言えば、物を使うよりも金を持っていた方が安心だと、この状態が私は今の日本におけるデフレだと思っています。そうすると、その金を持っていた方が安...全文を見る
06月17日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 藤原委員のおっしゃる考え方、私は基本的に大きく違っておりません。つまり、当初は、大型の二次補正をまさに復興債といったことも含めて作っていこう、それには、構想会議の結論が一応六月末に出ますので、そういうものを待ってやることが適切かなと、こう考えて本当にお...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 三陸縦貫自動車道は今回の震災でも命の道として大変機能をしたと聞いております。この重要性は十分認識しており、調査を着実に進めた上で早期整備が重要だと認識をいたしております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 存じています。
○内閣総理大臣(菅直人君) 汗と同じで、一度言葉も外に出せばそれを戻すことはできない、そういう意味だと理解しております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 日本のあるべき姿を考える上で、今回の震災あるいは原発事故、やはり国民が安心して、そして安全に生きられるということが一つの前提条件にならなければならないと思っております。  また、今、黄川田委員長からもお話がありましたように、高齢化社会が大変進んでおり...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 東電がロードマップを二度出しましたが、実は今日夕方、三度目のロードマップを出すことになっております。当初よりステップツーの完了時期、遅くとも一月半ばということになっておりまして、私がそのことをめどと言ったことが若干誤解を生みましたが、それはロードマップ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) あっ、そうですか。  そうしますと、若干一般的なことを申し上げますと、私は、ステップワンがあと一か月になっておりますが、何とかそれもほぼ予定どおりでいけるのではないか、部分的にはそれの一部の前倒しも始まるのではないか。そうしますと、ステップツーの終了...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げましたように、この工程表で申し上げためどということと少し混乱があったかもしれませんが、あくまで記者に対して申し上げたのは、原子炉の一つのめどとして申し上げたわけであります。  今、冷温停止ということがありましたけれども、私もその専門的な...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) イエス、ノーで申し上げにくいのは、今、増子さんが言われたのは、普通の原子炉が停止をしたときはそれでいいと思うんです。今の原子炉は普通の状態ではなくて、つまり燃料棒がメルトダウンした状況でありますから、これの冷却というのは通常の冷却の形になっておりません...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、今、増子さんがおっしゃることはそのとおりでなければならないと当初から思っておりますし、今も思っております。  しかし、残念ながら、結果として、ある段階で東電なり保安院なりが発表したことが、後になって、いや、それはそうではなかったといった形で訂正...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私の問題意識は、現在の原災法は、例えば私の本部長の機能は、必ずしも原子炉に対してこうしろああしろということではなくて、こういう場合は逃げてくれとか、こういう場合は出荷停止をしてくれと。じゃ、誰がこういう場合に原子炉をこうしろということの権限があるかとい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、この三十年、四十年あるいは五十年、我が国は、いわゆる石油、天然ガスを中心とする化石燃料とそして原子力エネルギーと、二つの基幹的なエネルギーの柱としてきたと思います。  しかし、今回の事故を含め、あるいは地球温暖化の問題を含めて考えると、やはり再...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 川口議員からリーダーシップについて具体的例を挙げて言われました。(発言する者あり)私、答弁をしているんですから、少し静かにしてください。  つまり……
○内閣総理大臣(菅直人君) リーダーシップにもいろいろあると思います。私は私なりに、例えば原発事故に対して現地に足を運ぶなど、それも必要なリーダーシップだと思って行ってまいりました。もちろん、不十分なところもありますけれども、リーダーシップについてはいろいろな形があると。先ほど浜...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私もこのことを大変気になっておりまして、今、川口議員が言われたように、廃掃法には放射性物質といいましょうか、放射能を帯びたものを外してありますので、現在のところこれをカバーする法律体系ができておりません。ですから、私、今検討を……(発言する者あり)ちょ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、放射性物質により汚染されたおそれのある災害廃棄物の処理の方針概要といったようなものも検討をいただいておりますので、私は、これは従来の法体系で対応できないということになりますので、何らかの法体系を作る必要があるだろうと。しかし、法律を作るまでに、ま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まずは、今回の問題にきちっと対応できる方向性をまず打ち出したいと。法律についてはどの時点かで私は必要になると思っておりますが、今すぐ、法律を作ってからというのでは間に合いませんので、まずは内閣として方向性を定めたいと、こう申し上げたんです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 川口委員も環境大臣を務められたのであればそういう法律になっているということは御承知であったわけでしょうから、私としては、まあいろいろと産業廃棄物の問題でも取り組んだことがあります、豊島の問題でも。しかし、この問題については、今申し上げたように、これだけ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来申し上げていますように、私は、だから、法律の不備があるということは法律がなくていいと言っているわけじゃ全くありませんから。  法律に不備がある場合にはどうするかといえば、これは緊急対応として行政がやるしかないと、そして、法律の不備についてはや...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 産業廃棄物のことも先ほど言われましたが、私が厚生大臣のときに豊島に出かけまして、豊島の五十万トンの産業廃棄物についての中間処理を決めました。私が何かそういうところに行ったことがないように言われているとすれば、それは間違いであります。  また、必要な法...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も、愛知さんが言われたように、やはりこの大震災の中で現地に行き、またいろいろな自治体の首長にもお会いをし、あるいは避難所も訪れる中で感じるのは、本当にいろいろな面でもっとしっかりやってもらいたいという声、大変強く感じます。今、行政の責任者としての私に...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 不信任が出されたことの理由ということを私が言うのは余り適切ではないと思います。私たちも野党時代には何度も不信任を出しました。野党は、やはり多くの場合、政権交代を目指していますから、野党が時の政権に対してこういう問題は適切でないということで不信任を出すこ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、この目標について大畠大臣とも、あるいは松本防災大臣ともその後もお話をしておりますが、私が申し上げた日程でやれる、やり得ると、そういう報告も受けていますし、私もそういうふうに認識をいたしております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 御承知だと思いますけれども、たしか当初は七万二千戸必要だということで進めてきたわけですが、いろいろな希望の変更があって、かなり仮設という形の希望は減ってきております。そして、公営住宅とかいろんな民間アパートとかにも希望が変わってきております。また、でき...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 国民の皆さんがどういうふうに判断されるか分かりませんが、お盆までにはできるということを担当大臣も言っておられますし、大丈夫だということを申し上げているので、じゃ一戸足らなかったら、二戸足らなかったらどうするのかと。まずはその結果を見てからその段階で言っ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 愛知さんに本当はもっと何年か後に改めてよく検証していただきたいんですが、まさに三月十一日に発生して、そして、早い段階からベントの必要性を言いながらなかなかコミュニケーションが、官邸の危機管理センターと本店と現地の間でコミュニケーションが取りにくかったん...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この議論は、この委員会でも衆議院の委員会でも相当やりましたので。  ただ、メルトダウンした、いろんなことがあります。それはいろいろなことが重なってありますけれども、私は確かに原災本部の本部長ですが、例えばメルトダウンしたという事実そのものに対して、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これもいろいろな機会にはっきり申し上げておりますけれども、この浜岡原発については、文部省の下にあります地震調査研究本部が三十年以内にマグニチュード八程度の想定東海地震が発生する可能性が八七%という、そういう評価を出していると。一方で、今回のような事故が...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げましたように、この数字は私が作って申し上げたわけではありません。文部科学省の地震調査研究所の本部がこういう数字を出しているわけです。ですから、三十年間の間にという中で八七%というのをこの研究機関として一定の考え方に基づいて算出されたと、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これは、最初に要請を出すということを決めて、要請を出した後の記者会見でも申し上げましたように、きちんとした、今経産大臣からもありましたように、防潮堤の設置など中長期の対策を確実に実施するということが、そういう中長期的なものが完了して安全性が確保されたこ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私もちゃんとここで座って資料を見ながら話を聞いていますが、時々聞こえる言葉が途切れるぐらいに残念ながらやじが大きいわけであります。  今お聞きになったのは、高木大臣と同じような認識かということを言われましたね。  この問題は、文科省として今、森さん...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、経産大臣からも話がありましたように、当時、私のところあるいは経産大臣のところにはこういうことの、ある意味で仮の設定を置いて、仮の設定を置いてこういうものが出たということそのものが伝わってきておりませんので、私はどういう性格のものが出ているかいないか...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来申し上げていますように、文科省としては文科省として、あるいは保安院は保安院として、こうした形の対応をされていたことは、その当時はそういうことが行われてこういう結果が出ているということは残念ながら私のところには伝わっておりませんでした。そういう意...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私、今ここで読んでおりますが、推測し、避難行動の参考等として本来は活用すべきであったという反省が書かれているわけです。ですから、今、森さんが言われたようなことをちゃんとやるべきではなかったかということだと思います、今経産大臣がおっしゃったように。そうい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 何を、私がということですか、森さん。(発言する者あり)私がということですか。私が何かしろということですか。どういうことですか。
○内閣総理大臣(菅直人君) このIAEAに対する報告書は、私が本部長で、現実にはこの連絡室の事務局長をやりました細野補佐官に実務を担っていただきました。できるだけ分かっている範囲のことはしっかりと公開するようにということを指示して作られたものでありまして、今言われたところで、どこ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど他の議員からもお話がありましたが、確かにこの分野は法がきちんと対応できる体制になっておりませんので、この間は行政の責任で、あるいは本部長の責任でそれぞれの対応を決めて、やらせていただきました。また、全体としては、今、環境大臣を含めて検討をしていた...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の大震災の中で海外からのいろいろな評価があります。私は、日本国民に対しての海外の評価は、非常に冷静に行動する、あるいはしっかりと頑張っている、そういう評価が極めて高くて、多くの皆さんからそのことを言っていただき、本当に誇りに感じたところであります。...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、この復旧復興、本当に、もちろん今までも、今も、今から後かなりの期間は大変重要な状況が続くと思っております。それだけに、少なくとも何か変化があるにしても、きちんとやるべきことを次の段階にも引き継げるように、そうした形で責任を引き継ぎたいと。つまり、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の原発事故、かつて他の国にあった原発事故と幾つかの点で異なっていると思います。一つは、言うまでもなく、地震、津波という大きな災害と同時に、それが原因で起きたということであります。それから、複数の原子炉が同時にまさに電源が落ち、事故につながったという...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、この三十年、四十年間の我が国のエネルギー政策は、もちろん石油、天然ガスといった化石燃料とそして原子力エネルギーに大きく依存するというか、それを基軸エネルギーとして積極的に進めてきた数十年であったと思います。  今回の事故が発生した後、私がエネル...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 造血幹細胞の件は、そのときにも申し上げましたが、確かに一つの考え方としてあるということは私も承知をいたしております。と同時に、このことについてそれを行うべきでは必ずしもないんではないかという意見もあり、我が国では、原子力安全委員会も現時点でのそうした処...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 戦前の軍部になぞらえられましたけれども、御批判をされることそのものは私にも理解できないわけではありません。また、何か言えばすぐ言い訳ということになりますから、今の段階で余り多くは申し上げませんが、私自身にとっても、やはり個人として初めてという意味だけで...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) また、セシウムのみならずストロンチウム、プルトニウムについても、まずは福島県を対象にした測定箇所を増やして検査を強化したところでありますけれども、これからもしっかりとそれを範囲を拡大してやっていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) モニタリングについては、国の責任できちんとやれるように指示をしてまいりたいと思います。  今おっしゃったのは、医者、診断のことですか。
○内閣総理大臣(菅直人君) この点については、福島県自らも行いたいということを言われておりますので、国も全面的に協力し、あるいは国自身も含めてやってまいりたいと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 少なくとも、これまでの安全指針をクリアしていた福島原発、東電原発がこうした重大な事故を起こしたわけでありますから、これまでの指針が十分でなかったということは、これははっきりと申し上げることができると思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の事故で全電源が落ちたこと、そしてそれを本来ならカバーすべきディーゼルが津波で動かなかったこと、また今御指摘のように、地震そのものでどの部分が大丈夫であったか、あるいはどの部分に損傷があったのかということはその後の津波の影響ではっきりとしない状況に...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 最終的には安全指針や基準というものが、検証の結果変えられていくということになろうかと思います。
06月20日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 小西議員、千葉の選出でありますが、先日、土曜日、森田知事、浦安の松崎市長、そして習志野の宮本市長、そして千葉の熊谷市長の皆さんに同行いただきまして、液状化被害の現状についていろいろと視察をしてまいりました。  一見、家が大きく傾くとか、そういうところ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御指摘は大変説得力のある提案だと思っております。復興の重要性に鑑みて復興特区制度の積極的な活用を図っていくべきと考えており、旧来の発想にとらわれることなく、被災地域が真に求める規制改革などを省庁縦割りを超えて強力に推進すべきと考えております。  今月...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の東日本大震災は、マグニチュード九・〇という地震と、実際にはそれに伴った津波による被害が極めて甚大であったということは、もちろん皆さん承知のとおりであります。岡田議員始め与野党の議員の皆さんが津波対策の推進に関する法律案を提出をし、十七日に参議院で...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ちょうど大震災発災の日に、この不正経理防止法案について岡田議員から質問いただいたことを今思い出しておりました。そのときにも申し上げたと思いますけれども、大変この法律の趣旨は重要な趣旨だと考えております。予算執行の適正化、会計事務手続における職務の分担に...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 太陽は核融合で熱を出しておりますので、普通は核融合の温度は何億度という単位でありますが、表面はそれに比べれば少し低いのかなと、何千万度という程度ではないかと、確かな記憶ではありませんが、そのように理解しております。
○内閣総理大臣(菅直人君) まず太陽については、私も、地球上のエネルギーのうち、直接の太陽光パネルはもとよりですが、例えば水力も太陽の熱で海の水が蒸発して水力発電になり、風も太陽によって吹く、そして植物も太陽と水によって育ってバイオマス、そういう意味では、原子力と地熱以外のエネル...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これはまさに、現在国会に出しております全量買取り制度、いわゆる再生エネルギー促進法が成立することが極めて大きな促進剤になると考えております。つまりは、そのパネルで生まれる電力料金がこれまでのコスト計算でいう原子力とかあるいは化石燃料に比べれば、現在は割...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この基本法の成立は大変大きな、復旧から復興へ向かう大きな新しいステージに向かうことになると思います。それにふさわしい方ということですが、まだ具体的なことは、法律が正式に成立してから考えたいと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、官房長官からもお話がありましたが、私も、このSPEEDIのそうした仮の計算にしてもあったものが、私のところあるいは官房長官のところに来ないことによって活用ができなかったということは、結果として本部長として責任を感じております。  と同時に、これは...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 重複を避けますが、先般の日中韓の首脳会議でも温家宝首相そして李明博大統領が福島においでになり、またその直後に中国の観光関係の方の会合がありました。またさらには、日本の観光業者が中国では営業がなかなかできなかったのを、まだ一企業ではありますけれども、それ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 大変積極的な提案いただきまして、ありがとうございます。  本当に私ももっと多くの政務三役がいれば、Jヴィレッジも含めて配置をしたいと思いますが、残念ながら、そのための内閣法の改正に野党の皆さんの協力が得られないために、自民党時代からの政務三役の数の中...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今のお話を聞いて、この図面を見る限りは、おっしゃるように、いずれにしても、国が全額見るんであれば、直接払うのが一つの簡便な方法ではないかと感じました。  ただ、先ほどの厚労大臣の話にもありましたように、その場合は被災県が全く知らないことになりますので...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も、いろいろな被災地を回り、またいろんな避難所の方とお話をし、もちろん首長さんともお話をしました。そういう中で、私が全体の責任者でありますので、いろいろなことが遅れている、あるいはいろいろな要望が十分こたえ切れていない、そういうことについてはおわびを...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いや、本当に被災された皆さんには、こういう形になってしまうことを防げなかった、そしてそれに対して十分なスピードと十分な対応がまだまだできていない、このことについては心からおわびを申し上げたいと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 前回も同趣旨の御質問に私なりにお答えをしたと思いますが、一つは復興院という表現だと思いますが、御党の復興院というのは、三年の時限で復興院は被災地に設置し、将来東北州に鋭意移行するという考え方になっております。道州制というのは御党の基本的考え方かと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) もちろん、私、民主党の代表でありますけれども、各院の運営はそれぞれの院の党の役員がいろいろ御議論をいただいて、他党とも議論いただいて、かなり自主的な範囲でやっていただいています。そういう中での扱いでありますので、是非それぞれの国会対策担当者の間でお話合...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 基本的には私も同様な認識です。
○内閣総理大臣(菅直人君) 考え方はもう官房長官から答弁したとおりで、あと東電自身が自らの判断で行う、そのことについて迅速に行うようにということは申し上げたいと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) リーダーシップには、ごく普通の言い方をすれば、陣頭指揮型のリーダーシップと、それからチームを全体として機能させる言わば監督型とでも言うんでしょうか、そういうものも一般論としてはあろうかと思います。しかし、現実には私はその二つが組み合わさったものだと思っ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、現在の原災法というものが本部をつくることを命じてその本部長になっているわけですが、今回の復興基本法に基づく復興本部とこの原災法に基づく本部は、やはりかなりダブる部分もありますが、性格を異にする部分もあるので、これは少なくともある時期までは併存せざ...全文を見る
07月06日第177回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○菅内閣総理大臣 松本前大臣について、被災地の皆さんに大変ある意味で不快な発言なりがあったということで、本当に被災地の皆さんに私からもおわびを申し上げたいと思います。  今、郡さんからもお話がありましたように、松本大臣、防災大臣としても大変被災地のことを思って活動されてきただけ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 復興構想会議、当初は内閣として、私として諮問をしたわけでありますが、その後、復興基本法が成立をして、この法律に基づく復興構想会議というふうに位置づけがなされて、六月の二十五日に提言をいただきました。私も、できるだけこの会議に陪席をしてお話を聞き、もちろん読ませて...全文を見る
○菅内閣総理大臣 松本前復興大臣について、先ほどの質疑でも申し上げましたように、被災地の皆さんに大変申しわけない発言がありまして、その点について私からもおわびを申し上げたいと思います。と同時に、松本大臣も防災大臣として大変、被災地に足を何度となく運び、取り組んできておられたという...全文を見る
○菅内閣総理大臣 三月十一日の大震災発生以来、行政府としてまずやったことは、言うまでもありません、救命ということで、自衛隊、警察、消防あるいは海上保安庁含めて、全力を挙げて取り組みを始めました。数多くの皆さんがそういう現場の皆さんの活躍で助かったことも事実であります。行政が何もや...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、御承知のことだと思いますけれども、この廃棄物の処理の費用に関しては、いろいろな補助率のかさ上げ等々を手当てして、最終的には自治体に負担が生じない措置をとっているところであります。  そして、廃棄物の処理そのものについて、この間、瓦れきは環境省の担当という...全文を見る
○菅内閣総理大臣 自民党などが、賠償額全体の一部について国が立てかえ払いを行い、その後、東京電力に請求することを内容とする原子力事故被害者緊急措置法案を提出されていることは、承知をいたしております。  いずれにせよ、政府としては、東京電力による迅速かつ適切な賠償に万全を期すため...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、浜田議員に関して申し上げますと、浜田議員の方から、この大震災に当たってぜひ復旧復興に関して自分も役立ちたい、そういう考えのもとに協力をしていただけるというお話がありました。私としては、復旧復興に協力をしていいという姿勢を示しておられる方でありましたので、ぜ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、今回の松本前復興大臣の発言なりが被災地の皆さんに対して大変不快なといいましょうか反発を買うような発言であったことについては、私からもおわびを申し上げたいと思います。  と同時に、松本大臣は、三月十一日以来、防災大臣という立場、先ほ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私の政治資金の流れはすべて正式に届け出をいたしております。その中で表現されていることはそのとおり事実であります。
○菅内閣総理大臣 この小学校のこういう状態について、今、放射能を含んだ廃棄物の処理が、従来の法律制度ではどこが扱うかが決まっていないという問題もありますので、環境省を中心にそういった問題に対応できるよう、今、指示をいたしているところであります。  私の出処進退については、常日ご...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、大臣の増員について、何か私が……(石破委員「質問に答えてください」と呼ぶ)いや、そういう御指摘をいただきましたので、指摘されたことについてはお答えをさせていただきます。  その問題については、かつての橋本内閣時代には二十名の閣僚があったわけでありますが、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 基本的には、国政選挙でありますから、与党の場合は、政権に対する評価が大きな要素であるということはおっしゃるとおりであります。と同時に、それぞれの政策課題についての判断も含めて有権者の皆さんがなさったことだ、このように理解しております。
○菅内閣総理大臣 私のところにお話がありましたのは、いろいろ今お名前も出ましたけれども、何人かの方から間接的にお話がありまして、そのときに浜田議員が、ぜひ、この大震災に当たって、国際的ないろいろな関係もあるので、自分としてはそういう仕事を担いたい、そういう役割が果たせるならば協力...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、石破委員が今御指摘のような表現、かなり近い表現を使ったことは確かにあります。  その意味はどういうことかといえば、日本の場合は議院内閣制でありますけれども、例えばアメリカの大統領選挙であれば、大統領に就任した大統領は非常に大きな権限を持っております。しか...全文を見る
○菅内閣総理大臣 やめるという、あるいは退陣という言葉を私自身も、私自身に対して使ったことは私自身ない、こう思っております。  ただ、六月二日に申し上げたのは、一定のめどがついた段階で若い方に責任を譲りたい、それまではぜひ頑張らせていただきたいということを、これは党内の代議士会...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ちょっとその質問の趣旨を正確に理解できないのかもしれませんが、特別にその理由ということを聞かれても、私にもよくわかりません。
○菅内閣総理大臣 今おっしゃるように、一事不再議というのは、通常は、議会一般においても、その会期の中で一度議決されたものについて同じ会期の中ではそれをもう一度議決することはしないという、これはやはり、ある意味、議会というものを順調にといいましょうか、適切に運営する上でのルールだと...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いろいろ御指摘をいただいているので、私も少し答えさせてください。  まず、私が内閣の責任者としてどういう気持ちで今、周りからはいろいろ批判をいただきながらも、頑張らなければならないと思っているかというのは、やはり震災発生から百十日を過ぎて、まだまだ途切れること...全文を見る
○菅内閣総理大臣 最初にその前の二つについてちょっと申し上げますけれども、私は、例えば岡田幹事長が御党との議論の中で、例えば閣僚の数を三人拡大できないか、そのときに復興担当や原子力担当ということをお話しいただいたというふうに理解をいたしております、同席をしておりませんからわかりま...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私が現地の話やいろいろな方の話を聞きますと、仮設住宅に入った場合には、まず自活といいましょうか、自分で食べ物の材料を買ってくる、あるいは電気代を払う、ガス代を払う、そういうことの場合に、仕事を失われている方からすると、そういった負担についてやはり心配になる。そう...全文を見る
○菅内閣総理大臣 基本的には、私、今の石破議員のお話を聞いていて、同感であります。  現在の二次補正については、当初は、一次補正の後、本格的復興に向けての二次補正という考え方が確かにありました、私の頭にも。しかし、多くの野党の皆さんからも、例えば二重ローンの問題とか、まだ、一次...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、法律の中で想定されている免責条項というのは、当時の法律ができるときの議論があったようでありますけれども、極端に言えば大きな隕石が降ってきてといったような、考えられないようなことが起きたときに適用されるもので、今回は、確かにこれまででいえば未曾有の震災ではあ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この問題は、金融担当大臣が担当していますので、まずは自見大臣から答弁をさせていただきたいと思います。
○菅内閣総理大臣 今御指摘になったのは、この示された、したかの文書ですか。
○菅内閣総理大臣 ちょっとどの資料なのかがはっきりしませんので、まずは本人に聞いていただけますか。
○菅内閣総理大臣 今どういう状況にあるかということを申し上げますと、EU諸国では、例えばストレステストという形で原子力発電所の安全性の評価が行われているわけです。(塩崎委員「そんなこと聞いていない。うまくやってくれというのはどういう意味かと聞いているんですよ」と呼ぶ)答えますから...全文を見る
○菅内閣総理大臣 知事の方からそういう要望があるということは聞いております。  今申し上げましたように、このことは、現在の日本にある原子力発電所、もちろん定期点検中のものも稼働中のものもありますが、今後、この安全性について、従来のルールだけでいいのかといえば、私は、従来のルール...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、塩崎議員から御指摘になった考え方については、内閣としてもそう違わない方向性を持っていると認識をしております。  まず第一義的には、東電といっても、その経営陣なりその会社の資産等ができるだけ引き上げられることであり、それぞれのステークホルダーにそれなりのいわ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この原則の考え方それ自身は、私も妥当なものだと、今の御説明をいただいた中では妥当なものだと感じました。
○菅内閣総理大臣 御承知のように、今回の東電福島原発の大きな事故が起きた中で、これまでの基準とかこれまでの制度がそのままでいいのかどうかということは、これは本格的に議論が必要なところだと思っております。もちろん、現在調査・検証委員会も動いておりますが、すべてそれを待っていたのでは...全文を見る
○菅内閣総理大臣 与野党各議員の御尽力によって、衆議院の災害対策特別委員会提出による津波対策の推進に関する法律案が、六月の十七日、参議院本会議で全会一致をもって成立をいたしたということは、私も承知をいたしております。  その途中の過程について必ずしもつまびらかではありませんが、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私が皆さん方が出された法案を説明するのが適切かどうかわかりませんけれども、ソフト面とハード面の対策が組み合わされた、そうした津波対策に関する法律だ、こう認識をいたしております。
○菅内閣総理大臣 確かに、内閣総理大臣というのは行政において最も責任のある立場であるので、いろいろ委員の方から行政について御指摘をされるのは当然だと思っております。  ただ、国会の中での質疑については、やはり国会の中のルールによって質疑が行われておりますので、そういう意味で、も...全文を見る
○菅内閣総理大臣 申しわけありませんが、私も、この法律がどういう時期に出されて、どういう形で時間がかかったということは、少なくとも当時は十分に認識をしておりませんでした。  しかし、先ほど申し上げましたように、大変先見性の高い法律ということで、皆さん方の努力が十分に、我々の受け...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、もうかなり古い話ですが、学生時代に三陸をずっと歩きとヒッチハイクで南下したことがありまして、そのときにいろいろなところで、かつてのチリ地震でチリ津波がここまでやってきたという標識といいましょうか、そういうものを見たことを今でもよく覚えております。当時、こん...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、なるべく質問に対して、私なりには真剣に受けとめてお答えをしているつもりですし、今もお答えをしたいと思っております。  ただ、国会に出てくる法案というのは多岐にわたっておりますし、私が総理という立場で、確かに与党の代表でもありますけれども、すべての法案につ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 率直に申し上げて、今、現実に三月十一日の大震災があった中で、御指摘をされているそのお気持ちなりその意味は、おっしゃることはよくわかります。  ただ、チリ地震が起きたのは、たしか六十数年前でありまして……(発言する者あり)いや、私が先ほど歩いたと言ったのはかなり...全文を見る
○菅内閣総理大臣 我が国は、一般的に言っても大変災害の多い国でありますし、また地震のかなり頻度の高い国でありますので、その点について、私もそうした関心を持っているつもりでありますが、先ほど申し上げたのは、確かに私が大規模なチリ津波がやってきた跡を見たのは今から約四十年前の三陸を歩...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、三月十一日の大震災発災以来、内閣として、一次補正を初め、多くのこの問題への取り組みを進めてまいりました。今、六月二日以降のことを特に言われましたけれども、この間におきましても、多くの野党の皆さんの御指摘も含めて、二次補正の編成に当たってまいりました。そうい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いろいろな経緯の中で、我が党と野党との間で、幹事長同士あるいは政調会長同士、いろいろな議論があり、お約束がなされた中で、必ずしもそれが十分に実行できなかった部分があったということを私も感じております。もちろん、私にもその責任があります。そのことを別に否定する気は...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたように、政党間の協議の中でそれが十分に満たされないその原因に、我が党あるいは私の言動がその原因の一つであるということは認識しておりまして、そういう点では申しわけなかったと思っております。
○菅内閣総理大臣 この点については、午前中の質疑でも申し上げましたように、大震災という事態を迎えて、御本人として、ぜひその復旧復興に力をかしたい、こういうお話があるということを私に伝えていただいた方がありまして、御協力をいただけるということで、そういう形で御協力をお願いいたしまし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 松本前大臣が被災地の皆さんのある意味で気持ちを逆なでするような発言をされたということは、大変私も被災地の皆さんに申しわけなく思っております。  と同時に、松本大臣は、三月十一日の震災発生以来、防災大臣という立場でこの課題に全力で取り組まれ、現地も大変数多く足を...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、率直に申し上げて、このときの発言については、もしかしたら受けとめ方が少し違うかもしれません。  私は、松本前大臣が言われたのは、民主党を含めて言われたわけでありますけれども、つまりは、この大震災の対応においては、民主党もない、あるいは自民党、公明党といっ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほども申し上げましたが、今私が説明した言葉とは違いますけれども、松本大臣が現地でいろいろな発言をされたことが被災者の皆さんに大変不愉快な思いをさせるような発言であったということについては、私も大変申しわけない、私からも、任命責任者という立場も含めて、国民の皆さ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど、釜石に私が出かけたことも触れられましたけれども、私の記憶では、相当長い時間滞在をして……(高木(美)委員「石巻です」と呼ぶ)失礼しました。かつて石巻にも出かけましたけれども、そんなに短い時間の滞在ではなかったと記憶をいたしております。  そして、今、私...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この原子力被害に対する賠償が重要だということについて、私自身も極めて重要な政策課題だと認識をいたしております。  私が一定のめどと言ったことについて、重要性ということでいえば、まだまだたくさんあるわけでありますけれども、先ほど、六月二日、あるいはほかの問題も含...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いろいろと、会期の延長あるいはその後の人事の問題等で、特に国対委員長を初め国対関係者の皆さんには大変御苦労いただいております。特に、私の言動がその御苦労に輪をかけているというところもありまして、大変申しわけなく思っております。  そういう中でありますけれども、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 たしかその文章といいましょうかその表現は、三党でいろいろ御協議をいただいた過程の中で存在した文書に盛り込まれたものだと思っております。(高木(美)委員「いえいえ、総理が勝手にほごにしたんですよ」と呼ぶ)そういう意味で、その部分じゃないんですか。その部分で指摘をさ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げたとおりです。
○菅内閣総理大臣 農地に対する法制が宅地とは大きく異なっていることは承知をしており、どの会場でしたか、そういうことが話題になったことは記憶をいたしておりますが、申しわけありませんが、それを、どういう扱いになっているかをきちっと確かめて、私自身が認識をしているところまではまだ至って...全文を見る
○菅内閣総理大臣 政府としてIAEAに提出をしたものでありますので、できるだけ今回の事故に関して明らかなものについては盛り込んで、そしてそうした議論の場に提供した、そういうつもりであります。
○菅内閣総理大臣 済みません。  仮設の店舗を、一時転用許可を受けて農地に設置することは可能です。  以上です。
○菅内閣総理大臣 このような取り扱いについては、被災地の関係地方自治体に対して周知をする予定です。  失礼しました。
○菅内閣総理大臣 まず、これまでの法体系でそのまま進めていいかという問題が最初にあったわけであります。これだけの東電福島原発の事故がありましたので、従来のルールであれば、保安院の判断、そして経産大臣の判断で再稼働については判断できるという法律になっておりますけれども、やはり国民的...全文を見る
○菅内閣総理大臣 承知をいたしておりませんでした。
○菅内閣総理大臣 今、海江田経産大臣の方からも、もしそういうことがあれば大変けしからぬという強い意思が表明され、私も全く、もしそういうやらせ的なことがあったとすれば大変けしからぬことだ、そう考えますので、そういうことがないようにきちっとさせなければなりません。
○菅内閣総理大臣 基本的にこれまでの、つまり保安院が中心になり、必ずしも原子力安全委員会も事前の相談にあずかっていない中でありましたので、そういう形ではなくて、新たな、原子力安全委員会もかかわった形のルールをつくって、改めて、国民の皆さんが納得できる形での判断が出るように、両大臣...全文を見る
○菅内閣総理大臣 従来の法律のままでは対応ができませんので、従来の法律によって正しい手続であったとしても、十分でないものは改めて新しいルールの中でやっていく必要がある、このように考えております。
○菅内閣総理大臣 原発事故発生以来、私もいろいろな場面を経験しまして、これまでの原子力行政のあり方、あるいはこういう事故に対する対応のこれまでの制度や法律というものが極めて不備であるということを痛感いたしております。  それもありまして、今回、原子力事故担当大臣を細野さんにお願...全文を見る
○菅内閣総理大臣 かなり数多くの提案をいただきましたので、個々にすべてお答えすることはできませんが、私も、将来のエネルギーのあり方、このエネルギーというのはある意味で社会のあり方をも規定することになりますので、それについては最終的には国民が選択すべきもの、ヨーロッパでは国民投票と...全文を見る
○菅内閣総理大臣 率直に申し上げて、渡辺議員がおっしゃっていることの中の幾つかは私とも共通の認識であります。  私、三十年ぐらい前にアメリカで風力発電を見たときに、まさに電灯線に電力を売っていました。日本に帰ってみましたら、電気事業法があって、それができませんでした。その後いろ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、今回の原子力事故があったことも極めて大きなきっかけではありますけれども、従来から、もっと、まさに地産地消という言葉も使われましたが、自然エネルギーというのは、どちらかといえば地域の小型の発電設備がいろいろな意味で多いわけでありますから、そういう意味では、今...全文を見る
○菅内閣総理大臣 古賀さんについては、いろいろとお話は間接的には伺っておりますが、特に私が個人的に親しい方ではありません。  私としても、いろいろな課題の中では、これはという官僚の皆さんに協力を求めあるいは参加を求めて、やっていることも幾つかあります。そういった意味で、今御指摘...全文を見る
○菅内閣総理大臣 塩野七生さんの文章を私も読ませていただきまして、大変、ある意味勇気づけられました。現在、渡辺喜美議員からも、激励の意味と私は受けとめさせていただきましたが、大きな激励をいただいたものと。満身創痍、刀折れ矢尽きるまで、私も、ある意味で、私の力の及ぶ限りやるべきこと...全文を見る
07月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 二〇二〇年に再生可能な自然エネルギーの比率を電力発生の中で二〇%にしたいと、これは当初三〇%であったものを十年前倒ししたいという趣旨で今御指摘のOECD五十周年の記念行事で申し上げました。この根拠は、元々二〇三〇年に予定していたものの前倒しということで...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 実はこのときに私が申し上げたのは、現在、成長戦略の会議の中で経団連等の方も出席をされております。そのときは、経団連会長が書面で意見を出された中に、この制度について、電力コストが上がることについて懸念を示されて、慎重にするようにという、そういう御指摘があ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、一般的には、原子力はキロワットアワー当たり四・八円から六・二円、あるいは石油火力は十円から十七円、あるいはLNGが五・八円から七・一円等となっていて、太陽光は先ほどのように四十三円あるいは四十九円というふうに言われております。  原子力について...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の東電福島原発のこの大きな事故を踏まえて、私もずっとこれまでの原子力行政の在り方でいいのかということに対して、少なくともそのままであっていいとは言えない、これは多くの方が感じておられることだと思います。  そういう中で、IAEAに対して政府として...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) はい。  そういう中で、今回の一つの経緯で申し上げますと、確かに従来の法律でいえば、再開、つまり点検中の原子炉の再開に関しては、保安院の一つの考え方、チェックで経産大臣が決めることができることになっておりますが、しかし、私はやはりそれではこの大きな事...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、大久保さんが最後におっしゃったことは私も全く同感であります。  つまり、この有明干拓のことは、もう半世紀あるいは戦後以来、当時の食糧増産という立場から大きな干拓事業が計画されたわけでありますけれども、その後、どちらかといえば減反が進む中で目的も少...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 広島、長崎の原爆の日には昨年も出席をさせていただきました。できるだけ万難を排して広島、長崎のその式典には出席をいたしたいと、このように考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、私が国会で首班指名をいただいたのが昨年の六月でありました。そして今回の三月の十一日の大震災が発生いたしまして、私として、その責任を負った総理である以上、その復旧復興に向けての内閣としての取組を全力を挙げ、そしてこの東電、福島の原発事故に対してもそ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 松本前大臣の一連の発言が被災地の皆さんに対して、今お話がありましたように、神経を逆なでするといいますか、非常に強い反発を受けるような内容であったことについては私からもおわびを申し上げたいと、このように思っております。私として、任命をした者としての責任を...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の震災に当たって、直接ではありませんが、人を介して浜田参議院議員の方から、是非こうした震災に向けての仕事に自分の能力を発揮させてもらいたいと、特に国際的な協力関係について自分はいろいろなそういう知見を持っているので協力をしたい、こういうお話が伝わっ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も三十年余り国会におりますので、いろいろなことが過去にもありました。それは自民党が他党から多くの方を引き戻した時期もありました。  私は、最終的にはこういった問題は、政治家本人の判断と、そしてそれを有権者がどのように判断されるかというのが、究極的に...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 不快な思いをさせてしまったことについては申し訳なく思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 幾つかの点に御指摘をいただきました。  この件について、まず、返金ということでありますけれども、三月十四日に弁護士を通じて現金で弁護士の方から返金したと、そういう報告を受けております。返金を行った三月十四日に弁護士が領収書をもらって、弁護士の方で預か...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 領収書を収支……失礼しました。  まず、ちょっといろいろな、領収書は……(発言する者あり)いいですか、ちょっと説明しますので。まず、これは、新たに私のいわゆる後援会、政治団体から返金という形で支出をすることに法律的にはなります。そういう形で支出をした...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私はこの件について弁護士の方にお願いをいたしておりまして、弁護士から、本日御本人にお会いをして、そして現金で三月十四日に返金したと、こういう報告をいただいております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私について何の、連絡などは一切ありません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 政権交代を実現する市民の会への寄附に関しましては、政治資金規正法にのっとって寄附をし、収支報告をいたしております。  また、私としては、当時の党役職者としての職務を果たすために、このローカルパーティー、市民の党と党の活動の連携支援のためのものとしてそ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたが、当時、私、多分代表代行という党の役職を務めておりましたが、その職務を果たす上で、ローカルパーティーである市民の党、市民の会と党の活動の連携支援のためのものとして寄附をいたしました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、ローカルパーティーとしての市民の会との連携支援のために行いました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私としてはちゃんとお答えをしているつもりです。連携支援のために私として寄附をいたしました。
○内閣総理大臣(菅直人君) これは、いろいろな政治活動を行う上でいろんな団体と連携をされているケースはそれぞれあると思います。そういう意味では、政治的にいろいろな意味で連携をすることにとってプラスになると、そう考えましたので寄附をいたしたわけでありまして、そういうことをきちっとお...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、私として、私としての判断で寄附をいたしたものでありまして、特に今返金を求めるというつもりはありません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 午前中の質疑の最後に野党提出のその三法案について御指摘をいただき、今も御指摘をいただきました。大変、私は内容的には示唆に富む内容だと思っております。  私どもも既に原子力損害賠償支援機構法案を提出をしておりますので、野党が出された原子力災害賠償金の政...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 何度か同趣旨の質問をこの委員会でもいただきまして、その都度お答えいたしておりますけれども、まず基本的な認識として、冷却のために注水が必要だという認識は一貫して私も、あるいは海江田大臣も、あるいは保安院も、安全委員会も持っておりました。その中で、淡水がな...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いろいろ一方的に、私のまた十二日のことでベントがどうと言われましたが、この間の経緯で、その日の午前一時半に経産大臣の方からもベントの指示を、出ておりますし、私の出かけたことがベントの遅れの原因ではないということは東電御自身がきちんと表明されているので、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 二重ローン対策については、この委員会でもいろいろ議論をいただきまして、野党の皆さんとも我が党いろいろと意見交換をする中で、今回の二次補正の中に二重債務の問題についてまずは盛り込ませていただいたところであります。  六月の十七日に決定した対応方針に基づ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 片山委員にきちんと私もお答えしなければいけないと思っております。  つまり、現在の……(発言する者あり)ちょっと静かにしてください。
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在の法律、制度でいえば、この定期検査について、点検について経産省の安全・保安院が一定の判断をして経産大臣がオーケーをすればそれでいいということになっておりますけれども、私は、今回の大事故を踏まえて、そのやり方では国民的な理解は得られないと。つまり、安...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、この委員会、国民の皆さんにも理解をいただきたいんですが、質問者が希望されればちゃんと担当大臣をお呼びいただけるんですよ。  そういう意味で、私が細野担当大臣をこの問題の担当大臣に任命し、また、海江田経産大臣もこの問題でやっているわけでありますか...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 適切な基準と適切な判断の場をきちんと準備をしてもらいたいということを指示をいたしているところであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) それぞれの大臣の発言について微妙なところのニュアンスを含めてお聞きになりたいんなら、御本人の、御本人の質問をしてください。  私の理解は、私の理解はですよ……(発言する者あり)今答弁中ですよ。今答弁をしております。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 法律のことを余り申し上げるのはもう片山議員が得意かと思いますのであれですが、現在私は……(発言する者あり)ちょっと静かにしてもらえませんか。原子力災害特別措置法の本部長という立場もあります。しかし、原災法に関して言えば、ある範囲の中での判断をすることに...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) エネルギー基本計画は御承知のように三年に一度改正されているものでありまして、これまでの法律ではエネルギー庁が中心になって立案をいたしております。今回の事故が起きた段階で、私は、その中に、二〇三〇年には、この資料にもありますように、電力の中に占める原子力...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、民間の皆さんからいろいろな提案が出ているというのは、私もあちらこちらから話を聞いております。しかし、その中身について、例えば幾ら幾らで買い上げる云々ということを私が申し上げているわけではありません。そういった意味で、何か私がそれを正しいとか正しく...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 金子議員はもちろん御地元でもありますし、御両親の時代からのいろいろな懸案の経緯は私以上に詳しい方だということは私もよく知っております。  その中で、この諫早干拓について、いろいろ事業そのものにも工事の途中から議論がありました。しかし、それはそれとして...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げましたように、金子議員は、先代の時代からこの問題かかわっておられますから、私よりも詳しいことはよく分かっております。しかし、私も何度か足を運び、いろんな関係者から話を聞きました。  今大変重要なことを言われたと思います。つまり、この地域...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この電気事業法そのものは経産省が所管している法律でありますので、先ほど経産大臣がきちんと私は答弁されたと思っております。  その上で、原子力損害賠償支援機構法案に関して言えば、つまりは東電がきちんと賠償ができるようにという観点から国としてそれを支援す...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 佐藤委員がおっしゃっていることが、私は一面ではおっしゃっている意味は分かりますけれども、原子力の安全性について、しっかりと国民の皆さんに安心できるようなそういう形を取らなければならないという観点が若干抜け落ちているのではないかと感じました。  つまり...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 基本的には、今経産大臣からお話がありましたように、ストレステストイコール何か資金需要というのは、それは、関係がないとは言いませんけれども、必ずしもイコールの関係にはありません。  そこで……(発言する者あり)お聞きいただけますか、皆さん。そこで、我が...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この浜岡原発について、私として、あの大きな東電福島原発の事故があった中でいろいろな指摘をいただいておりました。そういう中で、経産大臣とも御相談をいたしましたけれども、三十年以内にマグニチュード八程度の想定東海地震が発生する可能性が八七%と、こういうこと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 端的に言えば、東電のこの福島原発の大きな事故がありまして、当初はもちろん、今でもでありますけれども、その事態の収拾、収束に現在も当たっております。そういう中で、同じようなことが起きないようにということでいろいろな原子力発電所についても御指摘を受けていた...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、少し認識が違っていると思いますが、福島第一サイトの第四号機というのは、これは定期点検といっても本格的な点検でありまして、内部の燃料棒は全て抜き出した上でプールに保管されております。そして、そのプールのものがちゃんと冷温、ちゃんとクーリングをしなけ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 何かこの日でなければいけないとか、そういうことで申し上げたんではなくて、三月十一日にあれだけの事故が起きて、そしてその事故が収束がまだまだではありますけれども一定程度の落ち着きを見せる中で、他の原子力発電所についてもいろいろと指摘をいただきました。その...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ええ。浜岡の停止要請をする段階で、経産大臣とも、これが止まった場合のどの程度中部電力にとっての供給が減るかということも検討し、必ずしも、もちろんいろいろ御苦労はいただきますけれども、供給力はあるというふうに認識をいたしました。  それから、一般的にで...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 一応、じゃ、そういうことであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は常に、今の震災の状況あるいは原発の状況に対して我が内閣として何ができているか、このことを私なりに判断をしてまいりました。  幸いにして、今回、皆さんの御協力といいますか提案もいただいて基本法が成立をし、そして復興構想会議からの提案もいただき、そし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この三党合意、四月二十九日の三党合意に沿っていろいろと御党とも、あるいは自由民主党の皆さんとも政調会長を始め議論をしていただいていると聞いております。まだ完全な一致ではないかもしれませんが、大筋の方向性としては子供に対する手当などについても方向性がそろ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 思いは私も全く同じであります。  例えば義援金の配付事務について、事務を含めて、被災自治体の支援のために現在五県五十四市町村に対して千百三十九名の応援職員を派遣しているというのが七月一日の現在であります。いろいろ先ほど厚生労働大臣からも話がありました...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 昨年、鳩山政権の後を継いで私が総理になったときに、今御指摘のありましたように、この沖縄の普天間問題は最大の課題の大きな大きな一つとして私が引き継ぐことになりました。そして、五月のたしか二十八日ですか、鳩山内閣の下での日米合意を踏まえてこの一年間努力をし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 原子力災害現地対策本部や、また政府、東電の合同会見、そして枝野官房長官の会見などを通して、今御指摘のように、正確な情報提供をこれからも、あるいはこれから特に留意して行っていただきたいと。また、被災住民の方々の不安解消のために、現在、現地の対策本部が頻繁...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まずは昨年十二月の福岡高裁に関して、これは調査のための開門ということでありまして、そのことは私は適切な判断だと考え、上訴をいたしませんでした。今御指摘の長崎地裁の件に関しましては、若干請求内容などは異なっております。  そして、最後に特にお話のありま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、今回の三月十一日の発生した大震災に伴う東電の福島原発事故は、私自身にとっても、可能性として考えていた原子力事故というよりも、そういうものをはるかに大きく超えた大事故でありました。私自身の中でも、それまでの原子力発電所に対する考え方と、この事故を踏...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 基本的にはおっしゃるとおりだと思っております。つまりは、制度的には越境供給とかあるいはPPS等によって自由化を進めることが可能になっておりますが、実態的にはなかなかそれが進行していないわけでありまして、そういう点でそういったものがもっと進むようなことを...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、原子力事故の収束、それから今後の原子力行政、あるいはそれに伴う電力行政、あるいはエネルギー政策、私は、全てのある意味での見直しがこの事故を契機に必要になっていると思います。  今御指摘のありました発送電の分離といった問題も、これは当然、進めると...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 昨日の衆議院の予算委員会においても、御党の渡辺代表が同趣旨のお話をされました。そして、今の政府案に対しては生ぬるいというようなたしか表現もされておりました。  私としては、この政府案の中身について、確かにいろいろな御指摘、いろいろな立場からの不十分さ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) インサイダーの件は、私も報道を見まして、それが事実であればもう大変けしからない話だと、こう思っております。  また、古賀さんのことについて、昨日も渡辺代表からも同様な指摘がありました。私も個人的なお話をしたことはない方でありますが、おっしゃっている意...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 書かれたものもまだ詳しくは読んでおりませんが、一度書かれたものについても読んで、そういったことについても私なりの知見を持ちたいと、こう思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私自身、今回の東電の福島原発事故をまさに体験といいましょうか、それに遭遇して、これまで原子力発電所に持っていた私自身の一つの考え方も大きく揺らぎ、またある意味で考え直しを迫られている状況であります。  今御指摘のエネルギー基本計画については、白紙で見...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、これまでのエネルギーが大きく化石燃料そして原子力エネルギーに依存してきたこの計画をまず白紙にし、そして、再生可能な自然エネルギーとそして省エネルギーというものを大きな柱にしていくということを提起をいたしております。  今、私は、物事の考え方とし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この点については、全くおっしゃるとおりだと思います。これまで私も長年いろいろな時代を見てまいりましたが、かつて科学技術庁という役所もあり、いろいろな政策が取られていましたが、どちらかといえば再生可能エネルギーは抑えていくという、そういう傾向が大変強いま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、これから本格的な震災復興に向けて物事を進めるときに、例えば東北地方も風力あるいは太陽エネルギーの潜在能力の大変高いところだと指摘をされております。例えばそういうところにそうした設備を置くときに、特に特区的といいましょうか、地域を決めて、その地域が...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 検討に値する御意見だと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) そういった、これまで原子力というものをどんどん増やしていくということが前提として組み立てられてきたいろいろな政策についても根本的に再検討する必要があるだろうと、こう思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 松本前大臣の発言が被災地の皆さんに大変不快な念をもたらしたことについては、私からも重ねておわびを申し上げたいと思います。  今、震災発生から専任の大臣をすぐ置くべきではなかったかという御指摘、私もそれがより望ましいと、このように考えておりました。と同...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、新しい基本法が、これは野党の皆さんの参加も含めて成立をして、そして、改めて復興担当大臣ということでお願いをいたしました。私としては、いろんな経緯はあったかもしれませんが、全力で復興に当たるというその決意、並々ならない決意を持って就任をいただいたと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 大先輩の片山先生からは、この予算委員会等で、何度もいろいろと、ある意味信念を持って私にアドバイスをいただいているとお聞きをいたしております。  私も私自身の進退についてもちろん考えないわけではありません。私がいつも申し上げているのは、私個人が何をやり...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) あの三つの案件について、かなりそれぞれ性格を異にいたしております。  二次補正については、もう閣議決定をいたしまして、予定では今月の十五日に提出をいたします。内容的にはかなり野党の皆さんの御主張も取り入れておりますので、あるいは比較的早い時期に成立を...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いろいろな見方があると思います。ただ、例えば先ほども申し上げたように、公債特例法に関して言えば、これは予算を成立させていただくころからずっと議論をしてきたわけでありますけれども、なかなか野党の皆さんの理解を得るところまで行っておりません。そういった意味...全文を見る
07月08日第177回国会 衆議院 本会議 第31号
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○内閣総理大臣(菅直人君) まず冒頭、高邑議員におかれましては、福島県南相馬を初め被災地に寄り添って、長く滞在をして支援を行っていただいていることに、心から敬意をあらわしたいと思います。大変御苦労さまです。  まず、この法案が成立しなかった場合に予測される事態についての御質問を...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 額賀福志郎議員の御質問にお答えを申し上げます。  まず、民主党政権の政治姿勢についていろいろと御指摘をいただきました。  政権を一日でも長くもたせるために手段を選ばない政治手法というふうに私を批判されました。  しかし、私が考えておりますのは、行...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 佐藤茂樹議員の御質問にお答えを申し上げます。  まず最初に、この法案について、私が一定のめどとした項目に入っていないのは重要性を感じていないからではないかという御指摘をいただきましたが、これは全く、何か勘違いをされているのではないでしょうか。  つ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 吉井議員にお答えを申し上げます。  事故の原因と賠償責任についての御質問にお答えします。  今回の原子力事故、原発事故については、地震や津波に関する想定が不十分だったことなど、これまでの原子力安全行政が十分でなく、間違っていたということは認めざるを...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 吉泉秀男議員の御質問にお答えを申し上げます。  まず、特定避難勧奨地点の指定についての御質問であります。  避難区域の外に事故発生後一年間の積算線量が二十ミリシーベルトを超えると推定される地点が相当数存在しており、こうした地点を特定避難勧奨地点に設...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 柿澤議員にお答えします。  東京電力の法的整理についての御質問をいただきました。  現在、東京電力は、迅速かつ適切に損害賠償を実施するとともに、一刻も早く原子力発電所を安定化させることが求められております。このような中で、東京電力の法的整理が行われ...全文を見る
07月12日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第11号
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○菅内閣総理大臣 昨日で発災からちょうど四カ月ということで、本当に多くの皆さんがお亡くなりになり、改めて御冥福と、関係者にお見舞いを申し上げたいと思います。  今、後藤議員の方から、この四カ月間の政府の活動について、それぞれ頑張っていることはわかるけれども、国民的に見て、あるい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、私は、政府として、今回の原発事故はありましたけれども、電力供給については、もちろん電力会社あるいは国民の皆さんの理解、さらには電力を使用する企業の皆さんの理解と協力を含めて、そういうものがあれば、決して、生産活動に大きな支障が起きる、そういう形ではない形で...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、憲法六十六条を引かれましたけれども、内閣というものは一つの合議体として位置づけられている。私自身は、最終的な責任は総理大臣にあると思っておりますけれども、基本的には、内閣全体として一致をして物事を決めるという形になっておりますので、そこに根拠がある、このよう...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この点についてお答えしますけれども、しかし、一般的に、それぞれの所掌大臣が直接には所掌していますので、まず、今からこれにはお答えしますから、きちんとそういう意見もお聞きをいただきたいということは申し上げておきたいと思います。  まず最初の御質問ですが、この法案...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、資料はいただきまして、そして厚生労働省と何か出典のところに書いてあるわけですが、この表現が適切であるかどうかについては、今御指摘があったことも含めて、私も、今の高市委員の説明を聞いていて、果たしてこういう表現でいいのかなということは若干疑問に感じました。 ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 不規則発言ではありましたが、申しわけない発言だったと思います。  ただ、先ほど申し上げましたように、質問通告があるなしということについて、かなり具体的にこういうことについてすべてを私も通告なしで頭に入れることは不可能ですので、そういう点で、担当の大臣に詳しい点...全文を見る
○菅内閣総理大臣 三月十一日にあの事故が起きて、当初はその処理、現在も続いておりますが、その収束に向けて全力を挙げてまいりました。そして、その中で、たしか六月七日にIAEAに対して政府として報告書を提出いたしました。この中でも、原子力の安全規制について、まず第一に、原子力安全・保...全文を見る
○菅内閣総理大臣 御承知のように、浜岡原発については、いわゆる想定東海地震の可能性が極めて高い、切迫しているという特殊要因の中で、経産大臣の提言、進言をいただきまして、最終的に私としても停止要請をすべきだと判断をして、させていただきました。私が申し上げたのは、浜岡についてはそうい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、私の方から新しいルールあるいはどういうルールでということを関係大臣に検討を指示しまして、海江田経産大臣と細野原子力安全担当大臣とそれから官房長官とが、この三人の大臣の合意として、こういうことでどうでしょうかということを私に提案といいま...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど申し上げたように、三大臣が合意されたものについて私が了承するという形でこの統一見解をまとめましたので、そういう意味で、決して私がその責任逃れをするということではなくて、三大臣が、ですから、記者会見も含めて、三大臣のもとで合意されたものです。  そして、最...全文を見る
○菅内閣総理大臣 再生可能エネルギーの中で、水力を除けば発電総量のまだ一%程度ということは私もよく承知をしております。  まずは、過去のことでいえば、こういう形になってしまったのは、私も国会に三十年余りおりますけれども、当時から科学技術庁で風トピア計画といったような計画がありな...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど他の議員の御質問にもお答えいたしましたけれども、今回のストレステストに関して、私の指示が時期的に遅かったり、あるいは不十分だったりして、関係閣僚あるいは自治体の皆さんにも大変混乱を引き起こすことになって、その点は心からおわびを申し上げます。  そういう中...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いろいろと、思いつきで私がいろいろなことを言っているという御指摘をいただいています。  確かに、十分な説明がなくてそういうふうに受けとめられた部分が一部あったことは、すべては否定いたしません。しかし、後ほど議論になると思いますが、ストレステストの問題についても...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほども申し上げましたけれども、三月十一日の大事故から、もちろん、初めのうちは、本当に毎日毎日、背筋を寒くする思いの中で対応に追われてまいりました。そして、いろいろな段階を経て、IAEAに対して、閣僚会議の前に報告書を出すことになりました。六月七日にIAEAに対...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、こういった問題は、まさに、どういう項目をどういうふうにいわゆるテストの対象にするかということと、どういう場においてそれが行われるかというそのことと、二つの問題があると思っております。  つまりは、裁判官が判決を出すことは、一定の裁判官に対する信頼があって...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ストレステストというのは、既にヨーロッパでも行われておりますけれども、その中身については、それぞれの、ヨーロッパで行われるもの、あるいはこれから日本で行われるもの、一〇〇%何か決まっているとは承知をいたしておりません。  今回の場合は、先ほど申し上げましたよう...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど来申し上げていますように、私が今申し上げたようなことについて、いろいろと指示が十分な早い段階でできなかったことについて、いろいろ関係者に御迷惑をかけたことについては申しわけない、こう思っております。  その上で申し上げますと、現在の法体系は、余り細かく申...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私の理解では、原子力安全委員会は設置についての安全基準というものを持っておられますけれども、今、班目委員長も言われましたように、再開についての基準というものを原子力安全委員会自体が持っておられるというふうには伺っておりません。  ですから、今委員長が言われたよ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほどの御質問の中で、何か私が原子力委員会にそういう権限を与えたのではないかという趣旨のお話がありましたが、原子力安全委員会というのは極めて高い独立性を持った組織でありまして、もちろん法改正等があれば別として、私の立場でこういう権限を与えるとか与えないということ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほども申し上げましたが、IAEAで、日本の福島原発の問題を中心にした閣僚会議が行われました。もちろん、経産大臣に出席をいただきました。また、その前に、政府として、IAEAに報告書も提出をいたしました。できるだけ、ありのままといいましょうか、そういう形で、細野、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、基本的には、今の西村議員の考え方には方向性としては同感であります。  つまり、附則の六条も含めて、原賠法そのものがこういう大きな事故に対して対応できるかという、まずはやらなきゃいけないことを今回はいろいろ支援法でお願いしているわけですが、そういう原賠法の...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、いろいろな方からいろいろな御意見や、またこういう歌であったり川柳であったり、いろいろな言葉をいただいております。すべては、ある意味、私の不十分さや不徳のいたすところだと一方では考えております。  しかし、私自身は、常に申し上げているのは、私個人が何をした...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今お話がありましたように、双葉町から役所ごと埼玉の加須市に移転されておりまして、地元の上田知事そして市長にずっとおつき合いをいただいて、部屋数がたくさんありましたので、全部の部屋ということで、相当の時間、それぞれの方とお話をいたしました。  今でも覚えておりま...全文を見る
○菅内閣総理大臣 現在、参議院の方で、御党を含めた提案の仮払い法案が議論されていると承知をしております。  今お話しのように、今回提起をしているこの支援機構の法案とある意味では相まって、最もいい形で被災者の皆さんにそうした救済が一日も早く届くような、そういう形になるように、我が...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、先日の日曜日のNHK討論で各党の皆さんの御意見を聞いていて、斉藤議員の御意見もテレビで聞かせていただきました。かなり多くの党が脱原発といった方向を強く示唆される発言をされておりまして、私としても、そういう方向性が多くの党で強まっているということを、その議論...全文を見る
○菅内閣総理大臣 斉藤議員は環境大臣も務められて、この分野では我が党に負けず、あるいは我が党以上に熱心にCO2削減をある意味主導されてきたということで、大変私はすばらしいなと思って、この間も見てまいりました。  今、現実的に考えてというお話がありました。私は、今の議論の中でいう...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、三月十一日のあの大震災そして原子力事故までは、しっかりと安全性を確認しながら原子力発電を活用していく、そういう基本に立っておりました。しかし、あの三月十一日を経験、体験する中で、安全性というものはリスクの大きさとのバランスで当然ながら考えられなければならな...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、この問題については、果たして保安院だけでいいのかというのは、保安院のあり方についても議論をもう既にしていたわけです。その一つの具体的な例が、六月七日にIAEAに報告した中でも保安院を経産省から切り離そうと。これは海江田大臣とも話をし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ここに、三大臣からいただき、私が了とした文書がありまして、今のところで申し上げますと、これらの安全評価においては、現行法では関与が求められていない原子力安全委員会による確認のもと、評価項目、評価実施計画を作成し、これに沿って事業者が評価を行う、その結果について、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、この原子力行政については抜本的に見直さなければならないと、三月十一日以来ずっと思っております。  今回、細野君に原子力担当の大臣になってもらったのも、そういった議論を、確かに事故調・検証委員会等の議論も待たなければいけませんが、単に待っているだけではなく...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今のお話を聞いていて、確かに、突然の事故で避難を余儀なくされるそのときの一つの精神的な苦痛と、それが長引くことによる苦痛、なかなかこれは比較をすることは難しいように私にも思われます。そういう中で、何らかの基準を設けるという中でのそうした御議論があった上でのそうい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この法案のこの部分について、いろいろと御指摘をいただいております。  この「原子炉の運転等に係る事業の円滑な運営の確保を」というのは、基本的には、電力の安定供給と原発事故の収束を適切に行うことを確保する、そういう意味と理解いたしております。  電力事業形態の...全文を見る
○菅内閣総理大臣 きょうの一日の議論の中でも何度か申し上げましたが、私も三月十一日の前と後では、原子力エネルギーあるいは原発についての危険性、安全性の考え方について、大きく考え方が変わってまいりました。それまでは、安全性を確認して活用していく、こういうスタンスでありました。しかし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 一般にも、日本の電力料金は、従来からかなり高いということが言われていましたが、きょうは、特にお隣の国、韓国との比較での指摘であります。  もちろん、為替相場等々いろいろな要因があると思いますが、御指摘のありました電源立地対策費等がどう影響しているのか、それらを...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほども他の委員にお答えしましたが、本法案の第一条の目的規定、「原子炉の運転等に係る事業の円滑な運営の確保」というのは、基本的には電力の安定供給と原発事故の収束を適切に行うことを確保する、こういうことを意味していると理解しております。  電力事業形態のあり方等...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この条文の中身に関連して、浅尾委員が深く読み込まれた結果の一つの考え方だとお聞きをいたしました。  確かに、条文ということを超えて言えば、私も、今回の事故で使用済み燃料の方もどうこれから処理するのか。実は、フランスに出かけたときに、フランスの方は、もしあれでし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず一つの大きな違いは、御指摘の問題は金融危機のときでありまして、長銀、日債銀が破綻してしまうと、我が国ばかりでなく、日本発の世界金融恐慌を招きかねないという心配がありまして、そういう意味で一時国有化というスキームを民主党として提案し、今おっしゃったように、自民...全文を見る
○菅内閣総理大臣 本会議での答弁では、私に対する失政ということを言われたものですから、私にも失政がゼロだとはもちろん申し上げませんが、この原子力事故に関しては、長く政権の場におられた政党にもそれはそれとしての責任があるのではないかという趣旨で申し上げたので、個別に申し上げたわけで...全文を見る
07月15日第177回国会 衆議院 本会議 第33号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 山本公一議員にお答えを申し上げます。  まず、補正予算の規模についての御質問をいただきました。  本日提出した第二次補正予算案は、東日本大震災の復旧状況等の直近の状況を踏まえ、当面の復旧対策に万全を期すため、本格的な復興対策に先行して編成するよう指...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君)(続) したがって、まずは被災地の一日も早い復旧復興を図るため、今月中にも復興の基本方針を取りまとめ、それを実現するための三次補正予算の編成を進めてまいりますが、同時に、来年度予算編成についても、年内に編成ができるよう、しっかりと編成作業をしていくことが...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 野党が提出した再生支援機構法案に関する御質問を石井啓一議員からいただきました。  二重債務問題は、六月十七日に決定した政府の対応方針を踏まえ、中小企業基盤整備機構と地域金融機関が出資する新たな機構を設立することといたしております。  御指摘の、債権...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 宮本岳志議員にお答えを申し上げます。  まず、瓦れき処理における国の責任に関する質問をいただきました。  市町村における災害廃棄物処理の費用負担については、国庫補助率のかさ上げを行うとともに、残る地方負担分についても全額を災害対策債により対処し、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 中島隆利議員にお答えを申し上げます。  政府の震災対応についての御質問をいただきました。  大震災発生から四カ月が経過いたしましたが、この間、全力で震災対応に取り組んできたところであります。被災者支援、復旧復興、原発事故など、いろいろとまだ不十分な...全文を見る
07月15日第177回国会 参議院 本会議 第26号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 松村龍二議員にお答えを申し上げます。  まず、二重債務の問題についての御質問です。  二重債務問題については、六月十七日に決定した政府の対応方針に基づき、現在具体的な支援策について準備を進めており、第二次補正予算案においても七百七十四億円の予算措置...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 松あきら議員にお答えを申し上げます。  原発対応の法的根拠に関する御質問をいただきました。  今般の震災対応としては、震災当日に災害対策本部と原子力災害対策本部を設置いたしましたが、これらは災害対策基本法と原子力災害対策特別措置法によって本部の設立...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 柴田巧議員にお答えを申し上げます。  まず、補正予算の時期と規模についての御質問をいただきました。  本日提出した第二次補正予算案は、第一次補正予算では復旧に向けて足りないものがあるという各党や国会での御議論を踏まえ、大震災の復旧の直近の状況に鑑み...全文を見る
07月19日第177回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○菅内閣総理大臣 すばらしいプレーを私も生で月曜日の未明に見ておりました。今も近藤さんからもありましたように、外国選手、優勝戦はアメリカでありましたけれども、体格でいえば大きい選手が外国は多いわけですが、それに対して比較的小さな日本選手が、必ずプレーのときには接近して、相手に自由...全文を見る
○菅内閣総理大臣 昨年の六月に鳩山総理から総理の座を引き継ぎました。そして、特にことしの三月十一日の大震災そして原発事故の発生以来、私は、私個人というよりも、今のこの日本の危機に対して私の内閣として何ができているのか、逆に言えば、できていないことは何なのかということを常に私なりに...全文を見る
○菅内閣総理大臣 おっしゃるように、今回の大震災の被災地をどのようにして再生させ、さらに夢のある地域にしていくかということで、復興構想会議においても、この地域に再生可能エネルギーなどを含めた新たなそうしたものを誘致していく、あるいは特区といった形でそういうものを誘致しやすくしてい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 サミットと、その直前に行われましたOECDの冒頭のあいさつでも幾つかのことを申し上げました。その基本は、エネルギー基本計画というものが昨年決められていたわけですけれども、それの白紙からの見直しということを申し上げました。  つまりは、この基本計画では二〇三〇年...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、この郵政改革法案については、我が党と国民新党の間で成立を図るということでお約束をした大変重要な法案でありますので、できる限り審議に入ってもらいたい。私の方からも、幹事長を初め国対関係者にもお願いをいたしているところであります。  今、下地議員の方から、私...全文を見る
○菅内閣総理大臣 おっしゃるように、我が党と国民新党の間でこの件については政権ができる前から合意をいたして、私も代表としてその合意を確認した一人であります。この国会中にぜひこの法案の本格的な審議に入って、そして、できれば与野党の合意の中で方向性を決めていきたい。私として、幹事長あ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私として、両党の約束は私自身の責任だ、そう考えておりますので、全力を挙げて、審議に入って議論できるように努力いたします。
○菅内閣総理大臣 本当にすばらしい結果をなでしこジャパンの皆さんに出していただいたと思っております。  特に、先ほども申し上げましたが、外国選手に比べてどちらかといえば小柄な日本選手が、ある意味で体をぶつけるように、外国選手とまさに一対一でも負けない活動をして、そして、先行され...全文を見る
○菅内閣総理大臣 日本の場合は、今、東京オリンピックのことも指摘をされましたが、多くのスポーツ選手が企業の中で働きながらいろいろな種目で頑張ってこられている、そのことは私も認識をいたしております。  と同時に、国として、ある意味、従来は、アマチュアとプロというものの中でいろいろ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も報道でそのニュースを知りました。地震、津波の中で本当に、せっかく何とか命を保たれた方が、復旧復興あるいは避難生活の中で、あるいは将来の問題について、そういった形でみずから命を絶たれたということについては、政治の十分な手当てができなかったことを含めて、反省もし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、三月十一日のあの大震災、そして、まさに原発事故としても、我が国にとってはもとより、世界でもチェルノブイリやスリーマイルに匹敵する、場合によってはそれを超えるような重大な事故を経験したわけであります。  その中で、先ほども議論になりましたが、五月末のOEC...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど、浜岡のこと、あるいはストレステストのことも触れられました。余り細かくは申し上げませんが、浜岡の件については、経産大臣の方からの提案を受けて、二人だけではありませんが、経産大臣とも十分に話をして、そうした要請をいたしたものです。  それから、ストレステス...全文を見る
○菅内閣総理大臣 世論調査を含めて、国民の皆さんの声は真摯に受けとめなければならない、受けとめているつもりであります。  先ほども申し上げましたが、私は、三月十一日の大震災発災以来、内閣としてやるべきことがやれているか、それともやれていないか、私なりに見てまいりました。そして、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、復興担当大臣からもお話がありましたけれども、例えば義援金、私もいろいろ努力を厚生大臣にもお願いして、早めるような努力をしていただいてきたわけですけれども、現在、三千二十七億円のうち、都道府県には二千五百九十五億円、約八六%が渡り、そしてそのうち二千百三十五億...全文を見る
○菅内閣総理大臣 このハエとか蚊の発生は心配をいたしております。  先日、防衛大臣の方から、自衛隊の方でこういった駆除の部隊がいるので、それを派遣したいということをお話がありまして、それはぜひお願いしたいということも言ってまいりました。  そして、今環境大臣からもありましたが...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この瓦れきの処理について、大変重要であるという認識のもとで、三千六百二十六億円の第一次補正予算を皆さんの賛成もいただいて成立をさせたわけでありまして、基本的には、自治体がこの瓦れきの処理で負担が生じないように手当てをしてきている形になっております。  この執行...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今回、御党が十七兆円規模の二次補正案を出されたことは承知をいたしております。私は、若干、経緯として性格は違うというふうに認識をいたしております。  今回、政府として出しました二次補正案は、一次補正案が成立をした折から、御党を含めて、まだまだ一次補正に盛り込むべ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ちょっと質問の趣旨が私には十分に理解できませんが、基本的に、できるだけ、国内立地というものがやはり雇用の面でも重要でありますから、そうした産業が国内で立地が進むように、いろいろな施策は必要だと考えております。  やはり、基本的には、いろいろなイノベーションを進...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今回の第二次補正の性格は先ほど申し上げましたが、第一次補正である意味積み残したもの、あるいはその後指摘をされて早い対応が必要なものというものに、いわばそれを中心にしたということで、二兆円規模ということになったわけであります。  次の段階で、復興構想会議からの提...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、今回、牛の肉の中に基準以上のセシウムがあったということについては、それを事前に防止できなかった、その意味では、私自身含めて責任を感じており、大変申しわけなく思っております。  その上で、まずは、このような牛がどの範囲まで存在し得るのか。現在、農林水産省さ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 御指摘の復興基金については、復興構想会議の提言においても、「地域において、これまでの震災時の事例や民間寄付金の活用事例も参考にしながら、」「必要な事業の柔軟な実施を可能とする基金の設立を検討すべきである。」このように提言をされております。  復興基金については...全文を見る
○菅内閣総理大臣 現在、復興本部が立ち上がっておりまして、私が復興本部長、そして官房長官と平野大臣が副本部長という形になっております。この問題についても、復興本部としてきちんと物事を定めていきたいと思っております。
○菅内閣総理大臣 百三十項目、一つ一つきちんと把握しているかと言われますと、そこまでは把握いたしておりません。
○菅内閣総理大臣 ごらんになるという意味がちょっとわかりませんが、そういうものが存在しているということは承知をしておりますが、その詳細については必ずしも把握をいたしておりません。
○菅内閣総理大臣 義援金について、これまでも相当指摘をいただいております。基本的にできるだけ早くということはもちろんでありますけれども、政府としてその方向で進めているところです。  現在、御承知かもしれませんが、九万三千七百件の申請がいわゆる財団法人の都道府県会館に届いて、その...全文を見る
○菅内閣総理大臣 御指摘はそのとおりだと考えて、平野大臣のもとにそうした省庁を束ねた形の事務局をつくって対応してきているところでありますし、これからも努力したいと思います。
○菅内閣総理大臣 事前の通告をいただいていませんので、今思い出しておりますが、土曜日は、昼からは福島の方に出かけましたので、それまでは公邸におりました。
○菅内閣総理大臣 決して、私がそういうことについて何か意図を持って出席しなかったということではありません。  ロゲ会長は、たしかその前日に、多くの国際オリンピック委員と官邸に来られまして、多少の時間をかけて表敬の訪問をいただきました。そして、翌日は、視察に出る準備等も含めて午前...全文を見る
○菅内閣総理大臣 斎藤まさしという人物は知っております。
○菅内閣総理大臣 いろいろな活動の中で、協力をする場面もあったということです。
○菅内閣総理大臣 写真そのものは覚えておりません。
○菅内閣総理大臣 議員もおわかりだと思いますが、私たち、いろいろな機会に写真を撮ります。ですから、必ずしも、どういう顔ぶれでどういうふうに撮ったか、そういうことを一つ一つ覚えてはおりませんので、そういう意味で、この写真も、私の記憶の中で定かでないという趣旨のことを申し上げたんです...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど申し上げましたが、写真そのものをどういうときに、どういうメンバーで、どの場所で撮ったかということを聞かれると、私としてはその記憶をはっきり定かにはいたしておりません。  今言われた都議会の選挙をあの民主党の公認候補で戦ったことは事実であります。
○菅内閣総理大臣 少し御質問が、よく趣旨がわからないんですが、他のローカルパーティーといいましょうか、そういうものの関係について、特に今御指摘をいただくようなことがあるとは承知しておりませんが。
○菅内閣総理大臣 この市民の会への寄附に関しましては、政治資金規正法にのっとって寄附をし、収支報告にきちんと記載しており、法令に沿ったものであります。  寄附については、当時の党役職者としての職務を果たすため、ローカルパーティー、市民の会と党の活動の連携支援のためのものでありま...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私の政治資金に関しては全部報告してありますので、きょう事前に御質問があれば自分でもチェックをしてまいりましたが、私の報告書に書いたとおりであります。
○菅内閣総理大臣 本部長です。
○菅内閣総理大臣 全く存じ上げておりません。
○菅内閣総理大臣 私は、拉致被害者の皆さんについて、政府として、あるいは日本国として、一日も早くすべての拉致被害者の皆さんの帰国を実現する、そのことがこの拉致本部の最大の役割であり、それぞれ担当大臣に直接は担当していただいておりますが、私も本部長として、そういう姿勢で臨んできてい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、拉致被害者の皆さん、長い経緯の中で、まだ帰国できない家族を持って本当に御苦労されている中で、私も本部長として、そういう意味では、なかなかその帰国がかなわないことについて大変申しわけなく思っております。そういった意味で、まだまだこの問題での帰国がかなっていな...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、この拉致問題に関連して、過去の言動、行動についていろいろ批判をいただき、私として不注意な点があったことなどについては、そのときそのときで、おわびといいますか、私の不注意さを認めておわびをしたこともあります。  ただ、きょう御指摘になった件は、ある人物が三...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いろいろと自民党から建設的な御提案をいただいていることには、私からもお礼を申し上げたいと思います。  ただ、ここで、震災対策専任大臣の設置ということを提言された、確かにそのとおりでありますが、その後、内閣法改正という形で、それが可能になるような大臣、副大臣、政...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私にとっては、昨年の六月に政権を担当して、そのとき申し上げたのは、それまで二十年近く先送りをしてきた社会保障の問題等々、そういう問題にしっかり取り組みたいということを申し上げました。そして、三月十一日の震災、さらには原発事故、まさにそれに遭遇をいたしまして、何よ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたように、やらなければならないことを全力を挙げてやっている政治だと思っています。
○菅内閣総理大臣 まさに被災地の皆さんの声をしっかり聞いて復旧復興を進めていこうということで、特に、四月の段階で復興構想会議をつくりまして、六月の二十五日に復興に向かっての青写真をいただきました。これをまとめるに当たっては、被災三県の知事にも参加をいただきました。今回、知事会から...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この政権担当の前にマニフェストで提起した問題の中、幾つかのことでそのとおりに実行できなかったことがあったことは率直に認めて、申しわけないと思っております。  そういう中で、多くは、十分ではないかもしれませんが、マニフェストに沿って前進したものも相当程度あるわけ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いろいろ多岐にわたることに触れられたので、どのようにお答えしていいか戸惑っておりますが、少なくとも社会保障と税の一体改革に関しましては、冒頭申し上げましたように、私は、この十年、二十年、残念ながら先送りしてきた大きな政策課題であると。そういう意味ではそれをしっか...全文を見る
○菅内閣総理大臣 政策決定に関しては、私も野党時代は、自民党のされていた二元制といいましょうか、内閣については、どちらかというと、私の目からは、大臣主導というよりは官僚主導で、事務次官会議で物事が最終的にまとまってくる。一方で、党の方の政調会とか総務会の方で物事が、いわばそこで了...全文を見る
○菅内閣総理大臣 党のあり方について、それぞれ、いろいろな御指摘を紹介していただきましたが、その御指摘は、私は、全く当たっていないというふうには申し上げません。参考にすべきところは多々ある、このように感じております。  そして、今最後に私と鳩山前総理との間の文書について触れられ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、今回の三月十一日の大震災、津波、そして原発事故、今、武部議員からもお話がありましたように、私自身も含めて、そうした問題に対する、確かに、甘さといいましょうか、安心、安全という面で十分な危機感を持っていなかったということは率直に認めなければならない、こう思っ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 市場に出回る牛肉が、出回っているものは安心できるものだ、汚染されていない、基準以上の汚染がないものだ、そういうふうにきちんと言えるように、万全な措置をとるよう国の責任でやってまいります。
○菅内閣総理大臣 私自身、自分が語った言葉について、きちんと責任は持って行動したい、こう思っております。
○菅内閣総理大臣 あのときの解散、私の記憶が間違っていなければ、参議院において法案が否決をされた、そしてそれに対して衆議院を解散される、そういう形であったと記憶いたしております。  シングルイシューであっていいか悪いか、これはシングルの中身にもよると思います。大きな争点、例えば...全文を見る
○菅内閣総理大臣 原子力政策は、長い間、国の政策として進めてきたものであり、もちろん、私たち現政権も大きな責任があり、これまで進めてきた歴代政権にも責任があり、国としても責任がある、このように認識しております。
○菅内閣総理大臣 今、池坊議員御本人も言われましたように、あるいは私が申し上げましたように、原子力政策全体に対しては国は大きな責任を持っていると思います。  今回の事故に関しては、まさに第一義的には東京電力がその賠償の責任を負うものだと考えております。そういう中で、できるだけ適...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は基本的には、内容で判断する、あるいは議論していただきたいなと思っております。例えば、私がいろいろなことを言ったときに、唐突だとか、ぶれたとかといろいろ言われます。確かに私の問題提起が十分でない場合もありますけれども、それ以上に、その中身がどうなのか。今おっし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、今の細野大臣の答弁で、この問題については御理解いただけたのではないかと思います。  先ほど、官僚の立場と政治家の立場についていろいろ池坊議員の方から話がありましたので、一概に、もちろん官僚の言うことばかり聞くこともありませんし、かといって、何でもかんでも...全文を見る
○菅内閣総理大臣 御指摘の福島県原子力被災者・子ども健康基金は、福島県が設置する基金に対して交付金等を交付するものであります。  県側の負担については、その具体的なあり方を今後決定していくことになりますけれども、健康診断などの健康事業については一〇〇%国が補助することであります...全文を見る
○菅内閣総理大臣 復興構想会議の場合も、女性の委員の方が少ないということで、もっとふやすようにという御指摘も各方面からいただいております。  御指摘の復興基本法では、その基本理念として、「女性、子ども、障害者等を含めた多様な国民の意見が反映されるべき」ということを法律でも掲げて...全文を見る
○菅内閣総理大臣 江田議員がおっしゃっているそのこと自体、私も非常に重要な指摘だと思います。つまりは、自治体が一時的にしろ負担をしなければならないことが、将来たとえそれが国から返ってくるとしても、それがまだ時間差がある、あるいは確実かどうかがやや不安だ、こういう思いから瓦れき処理...全文を見る
○菅内閣総理大臣 確かにおっしゃるとおり、公共施設、例えば公立病院や学校などの解体処理がすべて自治体負担となっているということで、それが進まない大きな理由になっているという御指摘は大変重要だと思います。これについてどのような対応があり得るのか、現在の二次補正で難しければ次の第三次...全文を見る
○菅内閣総理大臣 もう今詳しく細野担当大臣からお話がありましたが、廃炉ということまで展望すると相当の時間がかかるという趣旨で申し上げました。
07月20日第177回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○菅内閣総理大臣 今、塩川議員の方からの問題提起あるいは問題点の指摘、そのことは私もそのとおりだと思います。つまりは、漁業は、魚をとってくればいいということではなくて、とってきた魚が、ちゃんと氷があり、あるいは加工があり、そして流通に回って初めて仕事として成立する。そういう意味で...全文を見る
○菅内閣総理大臣 地方自治体の負担について、地方財政措置を適切に講じることにより、地方自治体の財政負担の軽減に努めているところであります。  その中で、今も申し上げましたが、今御指摘の問題を含めて、確かに予備費を復旧復興に充てるという枠の中で積んでありますので、地方財政措置を適...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げたのは、今御指摘のことを含めて、担当する農水大臣、あるいは地方財政ということで総務大臣に、今委員が指摘をされたことを実現するためにどういうやり方が一番適切なのかを検討させたい、そういう趣旨でありますので、ぜひそうした検討をして、予備費もありますので、必...全文を見る
○菅内閣総理大臣 国土交通大臣そして復興担当大臣から、高台移転を含めて現在の仕組みと、それから復興構想会議からの提言なども含めて基本的な考え方、私は前向きな考え方だと思っておりますが、御説明があったと思います。  高台移転、つまりは、津波がまた将来やってきたときにも、安全なとこ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 御指摘のように、六月の十八日に、浦安を含めて、千葉の液状化の現地を見てまいりました。特に、マンションなどの多い地域でありましたが、一見、マンションそのものは特に被害を受けているように見えないんですけれども、よく見てみると、基盤のところの土地が、液状化によって、大...全文を見る
○菅内閣総理大臣 将来の震災などを考えますと、この液状化は、予防的な措置が重要だとも思っております。その中で、今御指摘がありました個人の住宅についての被害に対して今の制度の中で対応するには、先ほど申し上げたような都市インフラの補強といった形の延長上で対応することが比較的迅速に対応...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今回の牛肉からのセシウムが基準値以上のものが出たということは、こうしたことを防げなかったという意味で大変大きな責任を感じております。  そういう意味で、昨日武部先生からの御指摘、あるいは今、阿部委員からの御指摘も含めて、市場に出回っているものについては安心だと...全文を見る
○菅内閣総理大臣 おっしゃるように、今回の東電福島原発事故の影響は福島県全域のいろいろな分野に及んでおりまして、その復興再生に向けては、長期的な観点から国が継続して責任を持つべきと考えております。  特に、福島県からも、復興構想会議の場等を通じて、原子力災害に絞った協議の場の設...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、私の記者会見等についていろいろとお述べになりました。  御承知のように、私は、三月十一日、震災と東電福島原発の事故を受けて、それまで原子力について考えていたことから、私なりに深く考え、考え方を変えました。  それまでは、安全性を確認して原子力、原発は活...全文を見る
○菅内閣総理大臣 一つの指摘、あるいは我が党なり我が内閣の問題点といういろいろな指摘の一つとしては謙虚に受けとめなければならないと思っております。  ただ、あえて申し上げますと、私の長い野党生活の中で、内閣はほとんどそのプライドの高い官僚にお任せをして、そして党の方でそれをいわ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 昨日、なでしこジャパンの皆さんが来られたときに、まさに佐々木監督を中心としたそういうチームプレー、すばらしいということも申し上げさせていただいたところでありますし、それを学ぶには若干もう遅いかもしれませんが、そういうことを学びたいということも申し上げさせていただ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も、憲法の中で、当然のことですが、閣僚の任命、罷免は総理大臣の専権であるということは十分承知をいたしております。
○菅内閣総理大臣 江田議員の一つの見解としてお聞きをいたしておきます。
○菅内閣総理大臣 私は、かなり以前から、最終的に地球を救うのは植物だ、そういう考え方を持っております。もっと言えば、地球に動物が生存できる環境になったのは植物によるところが大というかほとんどでありますので、そういう考え方を持っております。  そういう時代から四十六億年の歴史を地...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたように、地球の歴史まで申し上げましたが、少なくとも、日本の社会の歴史の中でこの数十年間、原子力にかなり依存度を高めてきたわけですけれども、その依存度を下げていこう、そして原発がなくてもエネルギーがきちんと供給できる体制をつくっていこう、その考えそ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど申し上げましたけれども、現在、エネルギー基本計画を白紙から見直す、そういうことについても、経産大臣あるいは国家戦略大臣を軸にしていろいろな議論を既に進めていただいております。そういった中で、将来の、どういう段階でどういうところまで何を進めるかということは議...全文を見る
○菅内閣総理大臣 だんだん、みんなの党の議論の土俵に引っ張っていかれているのかなと、お聞きしながら話を聞いておりました。  コストの問題は根本から検証しなければならないと思っております。つまりは、これまでの原発のコストそのものが、もちろん今回の事故は想定をされていなかったわけで...全文を見る
○菅内閣総理大臣 内容的には、私も含めて、従来から再生可能なエネルギーというのは分散型のエネルギーが大部分でありますから、そういうものを受け入れるためにも、今御指摘になったことの多くはそういう議論とも一致をいたしていると思っています。  つまりは、太陽光、風力、小水力、あるいは...全文を見る
○菅内閣総理大臣 これから核燃料サイクルを従来の計画に沿って進めるのか、見直しをするのか、これも予断なく議論すべきだと思っております。既に、いろいろ専門家の中でも、今の江田議員と共通するような考え方を出されている方もありますし、これも長期のエネルギー基本計画との関係もありますので...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、昨日の議論、もちろん私も同席をしておりまして、なぜそういう形になっているのかということで、環境大臣の方に、それが一時的にしろ自治体の負担がかかる、後で戻ってくるにしても、かかるということが原因だとすれば、そういう形でなく支出をする方法がないのか検討してほし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 齋藤議員ももともと資源エネルギー庁でも仕事をされていたわけでありますから、そういう点では原子力についても齋藤さんなりのお考えがあろうかと思います。  私、先ほど申し上げましたように、三月十一日の事故を総理という立場で体験する中で、やはりリスク、安全性というのは...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたように、外交手続としては現在進んできております。そのあり方についてきちんと議論してまいりたいと思っております。
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたように、外交手続としては進んでおります。
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたように、これからどういう形で、IAEAとの関係等々を含めて、国際的な中でこの議論が進みますので、そういった中で議論を進めてまいりたいと思っております。
○菅内閣総理大臣 私は、常に申し上げておりますが、私の内閣として今何をなすべきか、そしてそれがどのように実行されているか、特に現在は、三月十一日のまさに大震災、そして原発事故に対する対応がどこまできちんと行われているか、私なりにいつも見ているつもりであります。  先ほど来、いろ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この問題は、私が当事者的な立場にありますので、余りお答えをしない方が今後のためになるのではないかと思いますので、控えさせていただきます。
○菅内閣総理大臣 七月の十六日に東京都が日本オリンピック委員会に二〇二〇年夏季オリンピック招致の立候補の意思表示を伝達された後、JOCが臨時理事会において国内立候補都市を東京都に決定したということは承知をいたしております。  これは、前回も東京都が立候補されて、残念ながら招致に...全文を見る
○菅内閣総理大臣 現在、海江田経産大臣から、この問題についてしっかりと調査をしたいという報告がありました。私の方からも、経産大臣に、ぜひそうしていただくようにということで指示をいたしております。(笠井委員「ほかの会社を含めてですね。ほかの電力会社」と呼ぶ)それについても、経産大臣...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど来、他の委員の御質問にもお答えをいたしておりますけれども、まず、エネルギー基本計画の中で、従来の計画では、今、阿部委員が言われたような新設なども含めて、二〇三〇年に五三%電力を供給するということになっておりましたが、それをまずは白紙に戻して将来のあり方を検...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今回の制度では、私の理解では、太陽光発電以外について一定の範囲で価格を定める、そして、太陽光についても少しそれとは別の枠で定めるとなっているわけでありまして、そういう意味で、どういう価格を定めるのか、この法案ができた後の作業になろうかと思います。  しかし同時...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど自民党の齋藤議員にもお答えいたしましたけれども、確かに、おっしゃるように、ことしの初め、ベトナムとの間で原子力についての一つの話がまとまって、今日まで外交的には手続が進行いたしております。  その過程の中で今回の三月十一日の大きな事故が起きたわけでありま...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いろいろな社会インフラを海外に提供していくという新成長戦略の中で、一つの大きな要素としてこれまで進めてきたところであります。そういったことも含めて、今申し上げましたように、これからの我が国における原子力政策のあり方も議論をしていくということが必要であり、あわせて...全文を見る
07月21日第177回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○内閣総理大臣(菅直人君) この二次補正が本格的な復興の対策に先行して必要だということで出させていただいたということは、まさにそのとおりであります。  そして、たしか六月十日でありますが、この参議院の予算委員会で林議員御本人からも、当初、復興構想会議の提言を待って本格的な復興に...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 個々にどういう形で議論を進めたかは別として、基本的に、この段階で出すということは、本格的な復興ということではなくて、まさに一次補正で盛り込まれなかった問題で急ぐ問題で出すということについては、当然、玄葉大臣も承知をされていたと認識しています。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたが、この二次補正を急ぐようにと言われたのは、これは林さん御自身を含めて御党の多くの方が言われました。  本格的な復興予算を組むためには、復興構想会議に、四月以来、六月の末をめどに一つの青写真を作っていただくようにお願いをしていた...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) どうも、議論の本質について私は申し上げているつもりであります。よく皆さん方が規模が小さいということも言われますが、例えば、もちろん阪神・淡路とは震災の規模が違いますけれども、阪神・淡路のときに二度目の補正を組まれたのは、時期的にも百十八日後に出されて百...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 本格復興に関して言えば、もっと大きな額の予算が必要なわけでありまして、そのことについては、その三党合意も踏まえ、あるいは基本法の考え方を踏まえて、当然より大きなもので編成することになると、その本質的なことをきちんとお答えをしているところです。
○内閣総理大臣(菅直人君) ですから、先ほど申し上げていますように、基本的にこの二次補正が本格的な復興に向けての予算ではないということは玄葉大臣も理解をして、最終的には閣議という形で決めますので、それは理解をしていただいたと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 何度もお答えしているつもりなんですが、私として、どういう言葉でどういう場面でどういう会話を交わしたかというところまでは覚えておりませんけれども、先ほど来申し上げていますように、二次補正というものを本格的なものにするにはもっと時間が掛かると。そのときには...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 当時は自社さ政権で、私もさきがけの一員で参加をしておりましたが、詳細な数字については記憶しておりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) どうも私、林議員が言われていることの趣旨が必ずしもよく理解できないんです。  先ほど来申し上げていますように、本格的な復興に関しては相当大きな補正予算を組む、そしてその場合には復興債を出してその区分を、一般の国債とは区分する、そういうことも、基本法あ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今も申し上げましたように、急いで必要なものを盛り込み、そしてまたいろいろとこの間の間でも復旧なりの問題で必要となる可能性があるものについても予備費という形で盛り込ませていただきました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来申し上げていますように、本格的な復興予算ということになりますと規模も大きくなりますし、当然復興債ということになりますし、その場合は復興債を一般の国債と区分してどういう形で償還するかということについても、これは御党を含めて与野党間で十分な議論が必...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) そういう趣旨で編成をいたしました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来私は一貫して申し上げていると思いますが、確かに、急ぐもの、そして本格的な復興の場合は、ある程度のきちんとした青写真を作って地元の合意を得て、そして予算に組まなければならないもの、いろいろとあると思います。先ほど冷凍設備の問題を言われましたが、私...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 水産関係でいえば、例えば、海岸がかなり地盤沈下をしている地域も私も視察でいろいろ話を聞いてまいりました。そうしたことまできちんと復興していくには相当大きな事業になるわけでありまして、そういう意味で、今、林議員の方から冷凍施設についての御指摘が質問の中で...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いや、私は何度もお答えしていると思いますが。  つまり、林議員も与党を長く経験されているからお分かりだと思いますが、予算を組んで、そしてそれを執行していくわけでありますので、どうしても急いでやらなければいけないこと、あるいは次の段階で手当てをすること...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 何度も申し上げましたように、まずはこの、旬という言い方を多くの方がされますが、その時期その時期に向けて急いでやっていただきたいという中に冷凍施設についてもお話がありました。  もちろん、全体からすれば、冷凍だけではありません、いろいろな加工施設等々、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 礒崎議員の要求につきましては、領収書は法令に基づき収支報告書に添付して総務省に提出をいたしますので、今年の提出の予定となっております。  こういうものについてあえて要求をされるんでありましたら、過去のいろいろな事例等、今後のこともありますので、委員会...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御理解をいただいていると思いますが、この件について、今回、返金という形で、それについて弁護士の方から返金をして、その返金をどういう形で法律的に処理をするかといえば、返金の時点での私の政治団体からの支出ということになりますので、その支出をきちんと総務省に...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) たしか礒崎議員の方からの当時の質問に対して、ここに議事録がありますけれども、領収書は今は出さぬという意味ですか、まあこれは、じゃ理事会で引き続き協議をいたそうと思いますけどもと、こういう理事の議事録になっております。  先ほども申し上げましたように、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、委員長の方から御指摘をいただきました。先ほど来、私、決して、議事録に沿って御説明をしているつもりですが、先ほどのところの前に、礒崎さんが、今領収書を提出してもらえますかという答弁を、ちょっと逆になりましたけれども……
○内閣総理大臣(菅直人君) はい。  筆頭理事の方からそういう理事会でのお話があったということはお聞きをいたしております。それに対して、先ほど私の見解を申し上げたところでありますが、更に検討した上で、筆頭理事の方に私の、どうするか、どういう考え方かということをきちんと御報告をさ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、委員長の方から理事会での御議論についても今お話がありました。そういうことも含めて、筆頭理事の方に私の方から、この件についてどのような対応をするか、あるいはどのような考え方でもって対応するか、きちんと御報告をさせていただきます。(...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 委員長から御指摘をいただきましたので、私として、もちろん筆頭理事からも以前といいましょうか、前に理事会での御議論についてはこちらにも御報告をいただきました。そのことに関して筆頭理事の方に私の方から、この扱いについての考え方とその対処の仕方についてきちん...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 筆頭理事の方にはできるだけ早く御報告をしたいと思いますが……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 今日、明日、週末でありますので、週明けのなるべく早い段階に御報告したいと思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたけれども、筆頭理事の方に、週明けできるだけ早い時期に、どういう形で対応するか、それに対する考え方も含めてきちんと報告をさせていただきます。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 三月十一日の原発事故発生以来、これまでのエネルギー政策のままでいいのかという中で、まずエネルギー基本計画について、従来は二〇三〇年までに五三%を原発で賄うとしていたこの計画を白紙から見直すことにいたしました。そして、既に内閣の中で議論を始めております。...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたけれども、三月十一日の東電福島原発事故というのは、もちろんチェルノブイリとかスリーマイルとかという大きな事故も外国ではありましたけれども、複数の原発が同時的にシビアアクシデントに襲われるという、ある意味最大級の事故であります。そし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ですから、今申し上げましたように、私がそうした指示などが遅れて、そういった面で御迷惑を掛けたということは率直におわびを申し上げたいと思います。  ただ、保安院だけでこうしたことを全部、基準も作り判断もするという今のルールのままであっていいということで...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げたことの繰り返しになりますけれども、問題は、どういう国民的な納得が得る形で安全性を確認するかということでありますので、私は新しいルールを、少なくとも将来、事故調の報告とか何かが全部出た後に、一年か二年後に新しい基準を作ることに当然なると思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今経産大臣からお話がありましたような電話でのやり取りがあったことはよく覚えております。そういった中で、私として、原発依存を下げていく、そういう原発に依存しない社会を目指していくという考え方、私は、そういったことを含めて、具体的なことについてはもちろん既...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今経産大臣からお話がありましたように、私が会見で申し上げた時点でも、経産省を始め国家戦略室においても、この夏あるいは冬に向けての電力需要のことについていろいろ検討をお願いをいたしておりました。  そういう段階では、もちろん国民の皆さんの理解と協力、あ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げたことと繰り返しになりますけれども、いろいろな状況を含めて、そしてまたいろいろな御協力もいただくことができることを前提として、何とかなるというふうに中間的な報告を受けておりました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 素直に私が言ったことを読むなり聞くなりしていただければいいわけでありまして、私がそうしたその所掌にある担当の省庁なり大臣にいろいろ、場合によっては直接事務方を呼んで状況を聞いたこともあります。そういう中でそうした話がありましたので、そのことを素直に申し...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたように、この三月十一日の原子力事故というのは、もちろん我が国にとっても未曽有の事故でありますし、世界的に見ても大変な事故でありました。そして、その後の、数日前にステップワンが一応予定に沿って終了しましたが、そういった中で、私も背筋...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、海江田大臣からもお話がありましたが、私が指示をした時点がやや物事の段階としては遅いために、大臣始め地元の皆さんにも大変御迷惑を掛けたことは改めておわびを申し上げたいと思います。  その上で申し上げますと、先ほど来申し上げていますように、IAEAに...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この、先ほど申し上げた、三大臣がまとめていただき私が了承して一つの統一的な方針になった中では、具体的には、原子力安全委員会の要求、七月六日を受け、次のような安全評価を行う。これらの安全評価については、現行法では関与が求められていない原子力安全委員会によ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、私からもあるいは細野大臣からもありましたけれども、私が指示をしたのは、国民的に安全、安心がきちんと得られるようにするために、従来のルールでは経産省に属する保安院だけの言わば基準作りやそうしたチェックでよかったかもしれませんけれども、それでは不十分で...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 何度も申し上げておりますが、私が問題意識を持ちましたのは、IAEAにも報告をいたしましたけれども、いわゆる経産省に属する原子力安全・保安院だけでそういったことを全て判断をするという、それは現在の法律ではそうなっておりますが、それについてはやはり国民的な...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この間の対応についてはどういう形が最も望ましいかということで、私の問題意識を伝えて、こういう考え方をまとめていただいたわけであります。  私自身が、何といいましょうか、例えば裁判であっても裁判の制度そのものがきちんとしてなければいけないわけですから、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) お分かりだと思いますけれども、ストレステストということはいろいろな国で、あるいはヨーロッパで行われている一つの、何といいましょうか、テストの考え方でありまして、先ほども申し上げましたけれども、ここにちゃんと書いてありますが、こうした状況を踏まえ、政府(...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の三月十一日の事故というものをどのように受け止めるかということが基本にあろうと思っております。つまりは、この大事故が起きてしまったのを止めることができなかったということは、これはもちろん政権を担当している私を含めた現内閣にもありますが、こうした原子...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 法律を乗り越えてという場合に、例えばその法律と矛盾するという場合と、特に安全性の問題では、ここまで、法律はここまででいいとされているのに対して、いやもっと高い安全性の検討が必要ではないかという、そういうことは当然あるわけです。特に、今回の三月十一日の大...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ちょっと静かに……。  先ほど来何度も申し上げておりますけれども、私が申し上げているのは、三月十一日、そして現在まで続くこの東電福島原発事故を経験をして、その、何といいましょうか、安全性というものに対しての考え方が、これは私自身の責任も含め、あるいは...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ですから、何度も申し上げているように、この文章を読んでいただければ、ストレステストといってもそれぞれの国、それぞれのところでその中身は違うわけですから、このヨーロッパにおけるストレステストを参考にして新しい手続やルールを作っていこうという、そのこと自体...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) どうも言葉の問題に非常になっているように思いますが、先ほど申し上げましたように、この統一的な見解には全て入っているわけです。  つまり、ストレステストというものも、もちろん国によって、あるいは地域によって項目が違うことは十分あり得るわけです。そこで、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 何度も申し上げていますように、現行法での権限が経産大臣に……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) そうした権限があるわけですけれども、こういった新しいルールに基づいて新しい手続によって専門家、つまりは保安院や原子力安全委員会にも確認をいただいた上で、最終的な政治的な責任は当然私が負わなければいけない。ただ、法律的なということでもし言われるとすれば、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 何度も申し上げますが、三月十一日の大きな事故があった中で、少なくとも、今言われましたように、長時間の電源喪失あるいは冷却機能が停止をすると、そういったことが従来の一つの基準の中では必ずしも想定されていなかったわけです。ですから、そういう必ずしも想定され...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたように、この考え方は、三大臣がこういう形が適切であろうということで合意をされ、私も説明を受けてこれで了解をしたものであります。  今、細野大臣からありましたように、一次評価というものについては定期検査で停止中の原子力発電所につい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、先ほど来もう繰り返して答弁をさせていただいておりますけれども、三月十一日の事故以来、エネルギー基本計画の見直し、さらにはいわゆる経産省にある保安院の位置付けの変更、さらには短期、中期、長期のエネルギー需要等については、既に内閣の中でもいろいろな場...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 我が国は、今回の事故の教訓を生かしつつ、原子力発電の安全性をこれまで以上に確保すべく、施設面、技術面で不断の努力を積み重ねていく必要があります。原子力発電の輸出については、新成長戦略の見直しの検討の中で今後議論を行ってまいりたいと考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、新成長戦略の中でいろいろなインフラに関しての海外への展開を基本的に進めてきたところでありますから、その議論の中で今後の原子力発電所についてもしっかりと議論していきたいということを申し上げています。
○内閣総理大臣(菅直人君) ベトナムとの間では外交交渉という形で進んできている経緯がありまして、この外交交渉の現状を留意しつつ、相互の信頼を損なわないように対応してまいりたいと考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたが、しっかりと今回の事故の教訓も踏まえて国内での議論も行いますけれども、同時に、こうした海外の国々とのこれまでの信頼関係も損なわないようにしっかりと今後の方向について議論をしていきたいと考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 時折、私が議論をすると言うとそれでは困るという話になるんですが、まさに新成長戦略を進めるという土俵の中で今後原子力についてもどのような対応をしていくか、これまでの外交的な経緯もありますので、きちっと議論していきたいと、こう申し上げているわけです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 新成長戦略について議論をする場がありますので、そういうところで、この新たないろいろな事象も含め、しかし同時にこれまでの経緯も含め、しっかりと議論していきたいということを申し上げているわけです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げているように、そういった御指摘されたような問題含めてきちっと議論してまいりたいということを申し上げているわけです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 繰り返しになって恐縮ですけれども、そうした今回の我が国の事故というものはまさに以前には全く想定されていなかったわけでありますので、そういったことを含め、より安全性を高めるという努力も当然必要になるわけであります。  一方では、外交的に物事が進んできた...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 本当に同じ答弁で恐縮ですが、今申し上げましたように、事故そのものはこの三月に起きたわけです。しかし、外交交渉はそれより前からずっと進んできておりますので、そういうことを踏まえてしっかりと方向性を議論して、方向性を定めてまいりたいと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 何度もお答えして恐縮ですが、こうした国際的な約束を前提として、そういった信頼関係を損なわないような対応の在り方も含めてきちんと議論してまいりたいと、こう申し上げているわけです。
○内閣総理大臣(菅直人君) エルドアン首相が再任されたことを受けて、私から祝意を示す親書を発出をいたしました。  親書の内容についてその詳細を明らかにすべきものではないと思いますが、私の方から、幅広い分野における協力の進展への期待をお伝えいたしました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、私の方から祝意を示す親書を発出をいたしました。  親書の内容についてその詳細を明らかにするということは通常もいたしておりません。私から、幅広い分野における協力の進展への期待をお伝えをいたしました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、幅広い分野における協力の進展への期待をお伝えをいたしました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来申し上げておりますように、親書に関して詳細に明らかにするということは一般的にいたしていないと理解しています。そういった中で、幅広い分野にはまさにいろいろな分野についてのこうした協力の進展を期待することをお伝えをいたしました。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほどから申し上げておりますが、幅広い分野という中に、これまでトルコとの間でいろいろな案件が進んでおりますので、そういったものも含まれているという認識でおります。
○内閣総理大臣(菅直人君) これまでトルコとの間でいろいろな案件がある中には、もちろん原子力のことも入っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 三月十一日にこうした大きな事故が起きたわけです。物事について、これだけの事故が起きたときに、このことに関して今後国内的にもどのようにやっていくかということは、その一瞬の段階で物事が定まるものではありません。  そういった意味で、先ほど来申し上げました...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の親書は、エルドアン首相が再任されたことを受けて祝意を表すということがメーンの、主題の親書でありまして、これを何か変えなければならないとは思っておりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 何度も申し上げますが、三月十一日という大きな事故があった中で、御党の中でもいろいろと今後のエネルギー政策あるいは原子力政策について議論があると思うんですよ。ですから、そういう議論を、ある一定の中で方向性を出していくことが必要だと思っております。  で...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) つまり、何度も申し上げますけれども、それぞれの国との間での経緯もあります。ですから、そういった経緯も踏まえながら議論を進めていきたいと。  何度も申し上げますが、私は、三月……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 三月の十一日の事故というのは、これは国内的にももちろん大きな事故でありますし、国際的にも大変注目されていて、今後の原子力の安全性についてはIAEAを始め国際機関の中でも相当の議論が必要になるわけであります。  そういった意味では、今後、国際的な中での...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 海外の皆さんから日本の技術を評価していただくことは大変うれしいし、有り難いことだと思っております。  それと同時に、今回の事故そのものが、国内のいろいろなこれまでの安全基準などで満たされているにもかかわらず、その基準の想定を超えて大きな事故に至ったと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 三月十一日のことを何度も申し上げますけれども、安全性というものとそして実際の電力供給ということについて、従来の基準で安全性が保たれると。実は私も三月十一日の事故に遭遇するまでは、安全性をきっちり確認していくことで原子力を活用していくという、そういうスタ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、幾つかの地域において節電のお願いもいたしているということを念頭に置いて申し上げました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど、塚田議員でなかったかもしれませんが、前の議員の方にも、今の内閣として基本的にどのようなルールでどのような形で判断するかということを説明を申し上げました。  そういう原子力安全委員会も関与する形で、あるいは保安院も関与する形で、そういう専門家の...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、海江田経産大臣には本当に御苦労をお掛けして、いろんな課題で頑張っていただいていると思っております。私の方で更迭などということは全く考えておりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の、何度も申し上げて恐縮ですが、三月十一日におけるこの東電福島原発事故がどのような形で今後の日本のエネルギー政策あるいは原子力政策にある意味変更をもたらさなければならないか、今まさにその議論をいたしております。  そして、先ほど来申し上げておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 解散については、私の頭の中には全くありません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も、歴代政権を見ております。小泉さんは参議院で法案が否決されて衆議院を解散されました。そういうやり方についても私はいろいろとそれなりに意見を持っておりますけれども、私として今申し上げられるのは、今解散について考えているかと言われたから、解散については...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 憲法には総理大臣のいろいろな役割や権限が書かれておりまして、そのことまで私は否定するつもりはありません。
○内閣総理大臣(菅直人君) どういうことでそういうことをおっしゃっているのか、もしかしたらそういう報道があったということでしょうか。  現在のところ、その件について特に何か準備をしているということはありません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私に紹介をしてくださる先輩がありまして、そうした紹介の中で知り合いました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先日、他の議員の、衆議院の審議でも申し上げましたが、私が現在、拉致問題の本部の本部長という立場にあります。そういう中で家族会の皆さんを含めて、拉致被害者の皆さん、そしてその家族の皆さんに対し、その全ての方に一日も早く日本にお帰りをいただけるようにしてい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、今三鷹の市議選のことについておっしゃったと思いますが、その人物については全く私承知をいたしておりません。その意味で、その人物がどういう人の、まあここには書いてありますけれども、父親とか母親がどういう人であるか、本人のことを一切知...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私の資金管理団体からのこの政権交代を実現する市民の会への寄附については、政治資金規正法にのっとってきちんと収支報告に記載をいたしております。寄附については、当時の党役職者として職務を果たすため、ローカルパーティー、政権交代の実現をめざす市民の会と党の活...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 連携と支援のためのものです。
○内閣総理大臣(菅直人君) 投稿やインタビューということで申し上げますと、多くのいろいろな雑誌や多くのいろいろな新聞などにそうしたことを行ってきたところで、必ずしもどの時期にどういうものに投稿ないしはインタビューに答えたかということは全てをもちろん記憶をいたしているわけではありま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来申し上げておりますように、私がこの団体に寄附をしたのは、そうしたローカルパーティーのこの市民の会と私が民主党の党の役職者の職務を果たすために、連携支援のためのものであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) 同じ答弁で恐縮でありますけれども、このローカルパーティーとの間での連携支援のためのものであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私自身、そういう政党、そういうグループであるということは承知をいたしておりません。ですから、そういう団体ということは承知をいたしておりませんでした。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来申し上げていますように、私もいろいろなところのインタビューを受けたりいたしますので、そういった団体ということの理解は少なくともいたしておりませんでした。
○内閣総理大臣(菅直人君) この件については、テレビ番組でもかつて安倍晋三議員からも指摘があり、また国会の場でも岸議員からも指摘があり、その都度私の方できちっと説明をいたしております。  つまり、当時、たしか社会党が中心になって、日本国内の在日韓国人の方が韓国に行っていわゆる民...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、斎藤まさしという人物は、先ほど申し上げましたように、かなり以前に紹介をされて知っておりますが、その方がどういう方の御主人であるかということは私は存じておりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今御指摘の点、私自らは調べておりませんので、まだ確認をいたしておりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 家族会の皆さんに、私が拉致問題の対策本部の本部長という立場にある中で、残念ながらまだ日本に関係者の皆さんをお帰りいただくことに実現ができていないことについては大変申し訳なく思っております。  衆議院における審議の中でお話があったことは先ほどの三鷹市議...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、私にはこの三鷹の方のことを言われたので……(発言する者あり)いやいや、ここにも三鷹の中のことが書いてあるわけです。ですから、私は、そうした、何といいますか、拉致に関連した人がこの党の関係者であるということについては、本当のところ承知をいたしておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) そうした関係にある、あるいはあったとすれば、それは大変申し訳ないことだと思います。ただ、そういう関係にあったということについて私自身が認識をしていないものですから、今申し上げたわけです。
○内閣総理大臣(菅直人君) この拉致事件というものが我が国の主権を侵すと同時に、まさに人権の最大限の侵害である、そういう事件を防げなかったこと、あるいはそれが、帰国をされることがまだ全ての人に関して実現できていないこと、大変申し訳なく思っております。  私もこの対策本部の本部長...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、こういった団体がそういう関係があるということ、そのことを私は知りませんでしたが、そういうことがあるとすれば、あるいはあったとすれば、そうした団体との言わば連携といった活動をしたことについて大変申し訳なく思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、個々の方がどこにいるといったようなことについて私自身個別に知っていたかということを言われますと、個別に全てを承知しているわけではありません。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げましたように、私としては、家族会からもいろいろな要請をいただく中で、どのようにすれば日本に帰ってきていただくためのいろいろな手だてが前進するのか、いろいろな方が、こういうパイプがあるあるいはああいうパイプがあるからそこでしっかり話をすれば...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私がそういう趣旨の発言をしたことは覚えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) つまり、我が国と韓国との関係の中で自衛隊というものを韓国に受け入れてもらうためには、やはりそれなりのいろいろな配慮といいましょうか、そういうものが必要でありまして、つまり、何かあったときにそうしたことができる状況をつくらなければならないという趣旨では、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 代表選挙規則について、従来は、政治資金規正法や他党の在り方も含めて、今御指摘の形で外国籍の方も党員になることを認めてまいっておりました。  しかし、今回、現在議論しているこの代表選挙規則の中で議論がなされております。一般的に、党員投票を含む代表選は昨...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) つまり、現在、幹事長のところで代表選挙規則の検討に入っております。任期の途中の場合は両院総会で決めますので、党員、サポーターを含む代表選は行われるとして二年置きですので、私が幹事長の方にお聞きをいたしましたら、まだ結論は出ていないけれども、少なくとも次...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 気に入る、気に入らないというよりも、事実とは違っていると思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 山谷さんの認識は、それ山谷さんの認識としておっしゃるのは自由ですけれども、私の認識とは違います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、党の代表選挙の投票権あるいは日本に住んでおられる外国人にどういう権限を認めるか、いろいろ議論があるわけでありまして、その山谷さんのような判断もありますし、そうでない判断もあるわけでありまして、それを山谷さんの判断でおっしゃること...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 午後の福島視察に備えて、そのいろいろな関係の連絡をいたしておりました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私の認識でドタキャンということには理解をいたしておりません。  ロゲ会長はその先日、多くの委員の皆さんと私のところに表敬に来られました。そういう中で、当日は他のいろいろなことがありまして、そうした形で副官房長官に出ていただきましたが、私、細かい日程上...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も、天皇陛下あるいは天皇皇后陛下が出席をされることで、総理として出るべきものについては、できるだけこの間出ているつもりであります。  今回のことについて、私としては、その午後の準備等を含め、またロゲ会長にはその先日お会いしたことも含めて、そうした判...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) どういう意味で傲慢だと言われているのか、よく分かりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) たしか百二十五代に当たられると思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私として、目をつむっていたことはあったかもしれませんが、居眠りをしていたということはありませんでした。
○内閣総理大臣(菅直人君) 国旗・国歌法については、もう長い経緯について何度も御説明申し上げましたが、そのときは党として国旗についての法律を対案として出しましたけれども、結果としてそれが採決をされない中で、党として自主投票にいたしたと記憶いたしております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 再生可能エネルギーをどんどん拡大していくことは、私は日本の経済にとっては大きなプラスになると思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、今、室井議員の言われました、この大震災に当たって我が国の国民が本当に、ある意味で我慢強く、ある意味で粘り強くこの問題に立ち向かっているその姿は本当に世界から称賛をされていると、大変誇りに思うところであります。  その上で、この間の見方は若干人に...全文を見る
07月22日第177回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 委員御承知のとおり、今般の事故に関する原子力損害賠償法上の賠償責任は、まず一義的に東京電力が負うべきものと考えております。他方、国としても原子力事業者と共同して原子力政策を推進してきたそうした責務を認識しており、被害者が迅速かつ適切な補償が得られるよう...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) マニフェストに関しては、この間、党の方でその見直しを含めて議論をしていただいておりました。昨日、岡田幹事長の方から一定の見解が示されたということは承知をいたしております。  私は、マニフェストの本質的な方向は決して間違っていないと今でも思っております...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この間、お盆までの入居が可能になるようにということで、特に国交大臣、国交省に大変頑張っていただきました。  今御報告がありましたように、当初の必要戸数とされた五万八百十四戸に関しては、もうほとんどの着工が確定して、何とか間に合わせてほしいと最後のとこ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御承知のように、一番最初のうちはもっと多くの仮設住宅の必要性が言われておりました、七万戸余りのですね。その後、いろいろな形で民間アパートとかあるいはホテルとか旅館とか、いろんな形でその必要の、何といいましょうか、目標が下がってまいりました。ですから、見...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これは、聞いていただいている国民の皆さんに是非御理解をいただきたいと思いますが、見通しについては、先ほど来申し上げておりますように、各県あるいは各自治体から要請が上がってきたものを全力を挙げて国交省が担当してやってきたわけであります。当初はもっと大きな...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) マニフェストについては、例えば子供を重視するといった点など、私は方向性として間違っていないものが大半であったと今でも思っております。  しかし、その中で、岡田幹事長も言われておりますけれども、それに必要な財源などの見通しがやや甘かったのではないか、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、私は、例えば子供の、未来の皆さんにもっと政策的に充実するといったことは大変重要でありますし、その方向に大きく踏み出したとも思っております。いろいろな農業の戸別的所得補償といった問題も、私は方向としては間違っていなかったし、現在も...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、昨日、原子力安全委員会の了解の下で総合的な安全評価、いわゆるストレステストの評価手法や実施計画が固まり、それに基づいて保安院が地元自治体に説明を行い、その後、事業者が実施をするということが予定されております。これによって、従来よりもよりしっかりし...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 原子力発電のコストについて、総合資源エネルギー調査会による平成十六年一月の試算では、一キロワットアワー当たり四・八円から六・二円程度とされております。  しかし、私は、今回の事故を踏まえて、これは再検証を行う必要があると考えております。つまりは、この...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 三・一一の原発事故が発生して以来、私は、まずはエネルギーの基本計画、これでは二〇三〇年に総発電量の五三%を原発で賄うと、こういうことを実は私の内閣でも決定をしてきていたわけでありますけれども、しかしこれは白紙に戻して検討、見直しをすべきだと、そういう方...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げましたように、エネルギーの基本計画を見直すということが、ひとつ日本の将来のエネルギーをどのような形で賄っていくかということにつながってくると思っております。  また、現在存在している原子炉のいわゆる耐久年数といったこと、あるいはそれに代...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、再生可能な自然エネルギーの一般的な特徴は分散型だということだと思います。そういう意味では、分散型の電源からどのような形で全体の国民に電気を配分するのか、これはいろいろと、例えば発送電体制を今のような形でいいのかという、そういう制度問題もあります。...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御党の強いこの政策についての提言は何度もお聞かせをいただきました。先ほど申し上げましたように、そういった一つの考え方も含めて、予断を持たないでまさに議論をすべきときだと、こう考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 地産地消型のこのエネルギーを供給することの考え方、私も全く賛成です。
○内閣総理大臣(菅直人君) そのことがやはり被災者の皆さんにとっても最大の希望であり、最も望ましい。それに向かって頑張らなければと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 大変重要な観点だと思います。いろんな制度もありますけれども、是非そうした制度の活用も含めて、雇用という一つの一番重要な人間関係の一つがしっかり維持されながら復興へと向かうことを政府としても全力を挙げて支援してまいりたいと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 大変いい話の紹介をいただきました。そうしたまだ入社前の人たちも被災された会社に出かけていって、ボランティアでその復旧に当たっていくと。また、そのことが経営されている方にとっても力となって、そしてそれがその企業、会社含めて再生のエネルギーになっていく。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 震災を契機として被災地を中心に雇用に大きな影響が生じているわけですけれども、可能な限り雇用の維持を図りながら被災者の生活再建を図っていくということは、先ほどの、前の話も含めて大変重要だと思っております。  解雇、雇い止めについては、震災を理由とすれば...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回、この復興構想会議に関しては、かなりの方はそうした東北に関連の深い方を選んで、そういう立場も含めていろいろな案を自由に意見を出していただいたところであります。  そういった意味で、私は、そうした議論をしていただくに当たっていろいろな経済界からも委...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 復興構想会議のメンバーには、先ほども申し上げましたが、できるだけいろいろな分野から、そして同時に、東北地方あるいは被災地に関連の深い方をかなりのウエートでお願いをいたしました。そういった意味でそうした経済界からもお願いをしたわけでありまして、そのことは...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたように、経済界の皆さんにはそうした要請を強くお願いを申し上げております。何かこの、委員にお願いをするということから、それをそういう形をしたときには、あらかじめ委員になるときにそういうこともあり得るということを言わなければならなくな...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私の観点でも事情については関係者にお聞きをしてみたいと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の二次補正の性格については、他の委員の皆さんにも申し上げましたように、一次補正の中で盛り込まれなかったけれども急ぐ課題があると、そういうことで盛り込ませていただきました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど二次補正の性格を申し上げましたが、六月の二十五日には復興構想会議から復興の本格的な青写真、提言をいただいております。それを基に、今基本方針を、昨日もその骨子をまとめたところでありますが、今月中には基本方針をまとめていきたいと思っております。その上...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、復興構想会議の提言を受けて、そして基本方針を固めていく。その中には、いわゆる復興構想会議からもいただいている、あるいは基本法の中でもいただいております復興債をどのようにするのか、償還財源をどのようにするのかといったそういった議論...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、いつも申し上げておりますが、内閣としてやるべき仕事が今どういう状態にあるのか。今の最大の案件は、言うまでもありません、震災復旧復興であり、同時に原発の収束であります。  私は、今申し上げましたように、復旧復興に関しては四月に復興構想会議をお願い...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 多くの皆さんが、この予算委員会の席で非常に遅れているということを言われます。私は、もちろん被災されている皆さんから見て、もっとこうしてほしい、あるいはもっと早くこうあってほしいということの意味で、その遅れについて決して否定するものではありません。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ですから、私の内閣が続いている限りは、内閣としてのそうした仕事を進めるのが私の責任であると、こう考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来他の委員にもお答えを申し上げましたが、三月十一日のこの原子力事故以降、それまで二〇三〇年には五三%の発電を原子力によるとされてきたエネルギー基本計画の白紙からの見直しをまず始めました。また、今日の保安院の在り方についても、IAEAに対する報告書...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 議院内閣制の在り方についてはいろいろ議論がありますけれども、私は、従来の長い自民党の時代のやり方は内閣そのものを、ほとんどの決定を官僚任せにしてきたということを見てまいりましたので、そうではなくて、やはり政党が、つまりは多数をいただいた、選挙で多数をい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まさに今、片山総務大臣からいろいろな経験も踏まえてお話がありました。私もそういう両面があったのではないかと。そういう点で、このことについては落ち着いた段階で今後の自治体の在り方についてしっかり検証していく必要があるだろうと、こう考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今の委員からの御指摘と同様の指摘が、この自由度の高い交付金や基金をつくれという意味で復興構想会議からも提言をされております。今後、被災地の御意見や実情も十分に伺いながら、復興に必要な施策を円滑に実施することができるよう、そうした提案も含めて検討してまい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 東京電力福島第一原子力発電所の事故による影響から国民の健康を守るため、全国的に環境モニタリングや食品等の出荷制限、摂取制限を実施し、学校等において線量の低減策を講じる場合の財政支援を実施することといたしております。また、福島県原子力被害者・子ども健康基...全文を見る
07月25日第177回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 三月の十一日のこの原発事故の発災以来、私もその収束に当たってまいりました。その過程で、大変今考えても背筋が寒くなるような場面も何度かありました。  そういうことも踏まえて、まず私が内閣で、あるいは社会的に申し上げたのは、二〇三〇年までに電力のうちの五...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど御紹介いただきましたように、計画的、段階的に原発依存を下げ、将来は原発がなくてもきちんとやっていける社会の実現を目指したいと、こういうふうに申し上げました。つまり、私がここで申し上げたかったのは、方向性は示しましたけれども、それに向かうためにはそ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今日、そういう御質問をいただくという通告はいただいておりませんが、先日の委員会で委員長の方から我が党筆頭理事に報告をするようにと言われまして、筆頭理事の方に報告、私の対応の仕方について報告をいたしました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今関係大臣から各方面について御答弁があったと思いますが、御指摘の新たな公的な機関の設立に関しては、政府の対応方針に基づいて、中小企業基盤整備機構と地域金融機関が出資する新たな機構を設立し、地域の実情を踏まえた制度設計とすべく、被災県とも連携して具体的な...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 政府としては、現在提案をしている考え方で進めることが適切だと、こう思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) この間いろんな委員の方に御説明しておりますが、三月十一日の原子力発電所事故を私自身も総理という場で経験をして、その中で、例えばエネルギーの基本計画では二〇三〇年に原子力のウエートを五三%まで引き上げるとしておりましたが、まずはそれを白紙から見直そうと。...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) その点は全く私も同感で、これはバイオマスだけではなく、例えば風力でも地域の、海の、海面を使うこともありますし、場合によっては太陽光でもいろいろな従来の農地などを活用させていただくこともありますので、そしてそれらが地域の言わば産業として根付くかどうかとい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、この問題は二つに分けてきちんと議論をしなければならないと思っております。  確かに、いろいろな段取りなり経緯の中で、私がいわゆるストレステストと言われるものを参考にしてきちんとしたルールを作るようにという指摘の指示が遅くなったことで佐賀県の町長...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたが、私は、この問題は、確かに私の指示が遅れたことで関係者の皆さんにいろいろと御迷惑を掛けたことは本当に申し訳なく思っております。  しかし、これ国民の安全と安心に……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(菅直人君) 国民の安全と安心にかかわることでありますので、例えば経産省に属する保安院だけが一定の基準を決めて一定の判断をするというやり方は、私は国民の皆さんに理解は十分されないと思っておりますので、そこは若干いろいろと遅れて申し訳ないところはありましたけれども、や...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 検討してみたいと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 翌日佐賀に行きますという報告を受けまして、御苦労さまですという、多分そういう趣旨のことを申し上げたと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私として、どういうルールでどうするといったような具体的な報告はいただいてはおりませんでした。ただ、行かれるという以上はこの問題で行かれるということについては認識をしておりました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、再稼働について、どういうルールでどういうふうに進めていくかという具体的な説明はそれまで特に役所からもいただいておりませんでした。ですから、その課題で例えば現地の皆さんとお話をされるのだろうということは分かっておりました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来申し上げていますように、私がその時点でもっと早く、どういうルールで、どういう手順でやるのかということをお聞きをして方針を、もしストレステストということの必要性をやるとすれば、その時点で申し上げておればよかったと、それは先ほど来申し上げているよう...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) そういう意味では、私ももう少し詳しくお話を聞いて、そうした保安院だけの判断をベースに、いわゆる原子力安全委員会の判断が入っていないということがその時点で分かればそうした方がよかったかと今では反省をいたしております。  しかし、その時点では、原子力安全...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) それは、七月十一日の三大臣から私にいただいて了承したものの文書、さらには二十二日に、二十一、二十二といろいろ文書出ておりますが、それをよく読んでいただくとはっきりと出ているはずであります。  具体的に申し上げますと、「定期検査後の原子力発電所の再起動...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど申し上げましたように、この一次評価、二次評価ということを含めて、こういう形でやろうということについては三大臣の方からこういうことでいこうということで、その内容について私も了解をいたしました。  ですから、私が、一次評価と二次評価について私の理解...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この内容を具体的に決めたのは、先ほど申し上げましたように、保安院の原案に対して原子力安全委員会の方から何度か幾つかの指摘があって、最終的にたしか七月の二十一日に保安院の方から先ほど申し上げた評価手法及び実施計画案というものが出され、そしてその後、たしか...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 電力需給に関しては、これはもうこの委員会でもいろいろ指摘されていますように大変重要な課題であります。私の方からも、何度かにわたって経産省からもお話を伺っております。そういう中で必ずしも明確にならなかった点について、国家戦略室に私をサポートしてくれるスタ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) イレッサ訴訟のそうした経緯の中で、一つの、厚生労働省の職員が何か文書の事例を示していろいろなところに働きかけたということで一定の処分もなされたと聞いております。私は、あってはならないことだと思っております。  そして今、川田議員が言われたように、基本...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 一般的に言えば、その立場でかかわりのある人が国民の皆さんあるいは関係者に対して自分の、特に権限のある人でしょうが、きちっとその経緯について説明をすると、そういうことだと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、この復興構想会議、もちろん被災地の三県の知事もお入りをいただきましたし、また、いろいろな各方面の中でも、この東北にかかわりのある方、あるいは実際にも被災地に住んでおられる方も何人か入られております。  この被災地のことについては、今御指摘のあり...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御指摘の点は大変重要でもあり、また時間を余り掛けると後戻りというか元の形ができないという御指摘もよく分かります。是非これは担当大臣に、どういう形で今御指摘があったことに対応できるのか検討して、できるだけ前向きな対応を行いたいと、こう思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今農水大臣の方からお答えありましたように、いろいろな可能性を含めて検討をして、的確な対応を取っていきたいと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) このエネルギー政策あるいは原子力政策というのは、本当に日本の将来あるいは日本社会の将来を大きく左右する課題でありますので、私は最終的にはいろいろな選択は国民自身の手によって選択されるべきだと思っております。そういう意味で、これまでもいろいろな審議会等が...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 高速増殖炉の「もんじゅ」についても、かつての事故を含めて、必ずしも現在順調にいっている状況にはありません。また、使用済核燃料の再処理事業も同様にいろいろと問題点を抱えております。  そういうことの中で、今後の原子力政策あるいはこういう研究をどのように...全文を見る
07月26日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第16号
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○菅内閣総理大臣 先ほど額賀議員から御指摘をされた私の発言は、衆議院の代議士会の席で六月二日に申し上げたことであります。  四面楚歌、このあたりは海江田大臣の方がお詳しいのでありますが、三国志でしょうか、四面から楚の歌が聞こえてくるような状況に、たしか項羽ですか、追い込まれたと...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、額賀議員から四面楚歌ということを言われて、今の私の状況をそういう例えで言われたんだと思います。しかし、私は全くそうは思っておりません。  今、国民が一番求めておられるのは、震災に対する復旧復興とそして原子力事故に対する収束でありまして、それについて私は、...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、ステップ1の注水について言われましたけれども、確かに幾つかのトラブルは生じておりますけれども、基本的に、水の循環ができ始めることによって汚染水がこれ以上ふえることがなくなったという意味では、大変重要なステップであります。  もともと、こういった事故が起き...全文を見る
○菅内閣総理大臣 御党からは四Kという言い方で、私たちのマニフェストの主要政策についていろいろと御意見をいただいております。  その中で最大の案件は子ども手当であると認識しておりますが、その点については自民、公明両党の皆さんともいろいろとお話をさせていただいて、まだ最終的な合意...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、まずは基本的には、従来社会保障というものが比較的高い年齢層の皆さんにいろいろと手当てをしてきたわけですが、どちらかというと子供を含めた若年層に対する対応が不十分であったという認識のもとで、この部分に力を入れようというのが我が党の基本的な考え方であります。 ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、三月十一日の大震災が発災して確かに四カ月は経過しましたが、この段階で、確かにマニフェストは重要でありますが、そのことの見直しということを提起したら、見直しするのなら、撤回という言葉を使われましたが、私たちは見直しと言っていますが、それならば解散しろと本当に...全文を見る
○菅内閣総理大臣 もう両大臣から話があったとおりでありまして、きちっと必要なものについては買い上げるという方向で対応してまいりたいと思います。
○菅内閣総理大臣 今回のこの事故に関して、特に損害賠償の問題では第一義的には東電にあるということを申し上げ、そして、この政策を進めてきた政府として、それをきちんと賠償を実行できるようにする責任が政治にもある、そのことは明確に申し上げておりますし、ここでも改めて申し上げたいと思いま...全文を見る
○菅内閣総理大臣 佐藤委員おっしゃるように、賠償ということになりますと、第一義的には東電の責任でありますけれども、こういう原子力政策を進めてきた国が、賠償という意味では、きちんと東電が被災者に賠償ができるような、そういう意味での責任は私は大きくあると。そういう意味で今の法案も出さ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 関与という意味では、私もそのとおりだと思います。  責任という言葉は、いろいろなレベルで今、佐藤委員御自身が使われておりますが、まず一般的な責任はある、つまり、原子力行政を進めてきた責任はあると。今御指摘のこの法律の解釈については、文科大臣が言われましたけれど...全文を見る
○菅内閣総理大臣 御指摘はそのとおりだと思っています。  この間、ジェー・シー・オーの反省も含めて、同審査会における指針の作成に関する業務を法律でも加えていただきましたし、今文科大臣からも話がありましたが、実は、第二次補正予算で十億円ほど、こうした和解の仲介に当たるような法律専...全文を見る
○菅内閣総理大臣 御指摘のように、支援機構法案と五野党提出された仮払い法案とは、相対する法案ではなくて、原発事故の被害者に対する賠償を迅速かつ適切に行うための法案であると考えておりまして、ぜひ、両法案が修正の上、両方とも早く成立をさせていただきたいと思っております。  それに加...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今回の原子力発電所の事故により生じる損害については、事故と相当因果関係が認められるものは、原子力損害賠償法に基づいて、東京電力により適切に賠償が行われることになっております。  また、原子力損害賠償紛争審査会において、現在、賠償すべき原子力損害の範囲について指...全文を見る
○菅内閣総理大臣 議院内閣制のもとの総理大臣の権限というのは、議論をすればいろいろありますけれども、私はやはり、与党と内閣が一体的に、つまり、与党は政権党という形で一体的に行動したときに非常に強い指導力を持ち得る、そのように思っております。大統領制との比較等はありますけれども、き...全文を見る
○菅内閣総理大臣 これは御党を含めて、三月十一日のこの原子力事故を踏まえて、これから日本のエネルギー政策、原子力政策をどうするか。これは、だれが総理であろうが、どの内閣が存在しようが、相当に本格的な議論を進めなければいけないし、それによって大きな従来の仕組みも変えざるを得なくなる...全文を見る
○菅内閣総理大臣 全くその件については承知をいたしておりません。そして、報道があったことは承知をしておりますが、私がそうした予定なりあるいは準備を進めているということは全くありません。
07月29日第177回国会 参議院 本会議 第29号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 小西議員の御質問にお答えいたします。  私にはエネルギー政策に関する質問を一問いただきました。  三月十一日の原発事故発生以来、原発やエネルギー政策の在り方についての議論が様々な形で進んでおります。  例えば、エネルギー基本計画については、二〇三...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 松村祥史議員にお答えを申し上げます。  まず、復興のスピード感に関する御質問です。  今回の災害は、被害が大規模かつ広範囲にわたるだけでなく、地震、津波、原発事故の複合災害であり、未曽有の大震災であります。これに対し、政府としては講ずるべき対策は切...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 山本博司議員の御質問にお答えを申し上げます。  まず、冷温停止や廃炉に掛かる期間等についての御質問をいただきました。  事故収束に向けた工程表については、従来は東電が作成してきましたけれども、七月十九日には政府と東京電力が共同で新たな改訂版の工程表...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 中西健治議員にお答えを申し上げます。  まず一番目の、原子力損害賠償支援機構法案の修正過程に関する御質問です。  法案の修正協議は、与野党の担当議員がそれぞれの党の考え方に基づいて議論を行い合意されたものと理解しており、その過程における議員と政府職...全文を見る
08月01日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 金子議員、地元福島でこの問題、本当に身近にいろいろな関係者と接触をして取り組んでおられることにまず敬意を表したいと思います。  私も、この原発事故については二つの大きな面があると思っております。一つは、原子炉そのものがメルトダウンあるいは水素爆発等の...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほども申し上げましたが、原子炉そのものからの新たな放射性物質の放出というのは、もう事実上ほとんど、極めて少なくなっておりますが、かつて初期の段階で放出されたものがいろいろな形で地域に残っている。そこでやらなければいけないのは、まさに御指摘のように、除...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 郡司委員からの御指摘いただきましたように、六月の二十日に基本法がこれは野党の皆さんとも共同提案で成立をし、そして本部が立ち上がり、六月二十五日に復興構想会議の提言をいただき、そして七月二十九日にはそれに基づく基本方針が決まりました。そういった意味では、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、郡司委員の言われたことは、一方ではかなり自発的な形で行われているという今報告も総務大臣からありました。それを更に制度とか法律という形でやるということも含んでおられるのかというふうにもお聞きしましたけれども、確かに、いろいろな新たな状況になったときに...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 子供たちに対するこの放射線の影響を非常に親御さんたちが心配されている、そのことは私も多くの方からもお伺いしておりますし、直接の話も聞いております。そういった意味で、大変その点については私自身もそういう危険性を少しでもなくすることに全力を挙げなければなら...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先日、基本方針を決めることができました。  幾つか御指摘はありますけれども、財政的な面では、やはりこの復興に当たって国民の皆さんがそれぞれの立場で復興のためにある程度負担をしていく、現在、実際に社会で活動している世代がそれを賄っていくという、そういう...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、天皇陛下あるいは両陛下が出席される会で総理が出るべきものについては、これまでもできるだけ出席をしてきたところであります。  今回のことについては、当日の午後に福島に視察に行くことにいたしておりまして、その準備を含めて対応をしておりました。また、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、橋本委員の方からオリンピック委員会の皆さんとそうした話があったということをお聞きしたのは本当に残念に思っております。  私自身、同席をしてはおられませんでしたけれども、多くの方が同席をした中で、ロゲ会長とは、たしか翌日かに迫っていたなでしこジャパ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 水落議員御自身の体験も含めて、今回の震災で両親あるいは片親を亡くされた子供について本当に真摯な姿勢で御質問をいただきまして、ありがとうございます。  今両大臣からありましたように、いろいろな形で、年金の支給、あるいは里親となった親族に対して子供の生活...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) ただいま国土交通大臣から実情については御報告がありました。  私として、できるだけお盆までに希望される方全員が仮設住宅に入れるようにと。当時はたしか七万戸ぐらいが必要とされておりましたが、その後のいろいろな経緯の中で、いわゆる一般の住宅といいましょう...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、現在の緊急災害の法で法律的に私が本部長になり、また原発の問題でも特措法で私が本部長になった、これは法律上そのとおりであり、私の責任だと考えております。(発言する者あり)ちょっとうるさいなあ。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私がそうした全体の責任者であることは法律的にそのとおりでありますが、その下に設けられた対策チームについてはそれぞれ担当大臣に実質的な権限を全てお任せをし、全力でやってほしいと、私の方からそのことをお願い申し上げました。また、他の場面でも、そうした形でそ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今の御質問にお答えをいたします。(発言する者あり)いや、だってちゃんと指名を受けたんですから。今指名を受けましたので。  ストレステストについて、私は国民的に見て、決してこれが必要がないものだとは思っておりません。また、OECDにおける私の発言は二〇...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、避難区域の二十キロということをまず決めたわけであります。政府としては、避難区域の設定に当たっては、住民の方々の安全確保を最優先に各時点で得られた情報の下で最大限の対応を図ってきました。  今おっしゃっていることについては、この避難区域を半径二十...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたけれども、私が理解しているのは、この二十キロ圏という、あるいは十キロ圏、二十キロ圏というのは古川議員もお分かりだと思いますが、水素爆発などで急激に何か起きたときに逃げていくときに、どのくらいまであらかじめ逃げておくことが必要かということ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) こういった問題を私は常に原災本部長として判断するときには、保安院や原子力安全委員会、場合によっては他の専門家の皆さんの意見をお聞きしながらやってまいりました。  今、文科大臣から説明がありましたように、国際的な基準が一定のものがあり、そしてそれを踏ま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今の御指摘は、SPEEDIの情報を隠していたという前提でおっしゃっておりますけれども、少なくとも、今日はそういう御指摘を用意しておりませんが、もう何度もいろいろなところでお答えしておりますけれども、少なくとも、例えば三月十一日あるいは十二日、そういうデ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今般の事故に伴う損害賠償については、原子力損害賠償法の枠組みだけでは対応できない問題があると認識をしております。このために、今御審議いただいている新たなこの原子力損害賠償支援機構法の制定をお願いをいたしているところです。委員御指摘の特別立法はこの支援機...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 浜田議員から御質問をいただくということになりまして、少し状況を聞いてまいりました。おっしゃるように、菅原文太さん、水谷修さんたちが今御指摘のような活動をされていると、そのときに改めて承知したわけです。  私も以前、たしか篠原農林副大臣から、フランスに...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほどのときの議論は、過去の議論も含めて原賠法に関係しましたが、今御指摘がありました基本方針では、そうした文言が御党の強い主張も含めて盛り込まれたところで、私は大変盛り込まれてよかったと思っております。  つまりは、この原子力事故が起きた福島について...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 一年ほど前からJALのいろんなことに私もかかわっておりました。一般の会社の場合、経営がうまくいかなくて破綻処理するということはあるし、それは資本主義のルールに基づいてやるのが原則だと私も思っております。  ただ、今回の場合は、この大事故によるその問題...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 発送電についても予断なく議論をしようという趣旨のことを申し上げたつもりです。  発送電の必要性を唱えられる人、私もその意見にかなり近いところもありますけれども、例えば今回の再生可能エネルギーというのは分散型のエネルギーでありますので、今までのように大...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) おっしゃるように、セシウムで稲わらから牛肉が汚染されたという問題は、消費者の皆さん、さらには生産者の皆さんに本当に深刻なある意味での心配あるいは打撃を与えたと思っております。こうなったことを止められなかったという意味では責任を痛感をいたしております。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、各県においてそういう体制が取られております。また、出荷停止などは国の責任で指示を出しているところであります。  基本的には、最終的な責任はやはり国がしっかり持たなければならないと。ただ、実際に行うのは、最も効果的、効率的になるように、場合によれ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これは、政府としてあるいは農林水産省として責任を持ってこういうスキームでやっていこうということを提起しているわけですから、国としても責任を持たなければならないと、こう考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 原子力政策、御承知のように、長い間歴代政府が基本的には積極的にかかわり、積極的に進めてまいりました。そういった意味で、今委員がおっしゃるように、国の責任も極めて大きいと。まあ二人三脚という表現がいいかどうかは別として、そういう事業者が事業者としていろい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、三月十一日の発災以来、一次補正、二次補正、その途中では予備費を使ったこともあります。もう細々は申しませんが、私は、六月二十五日に復興構想会議の提言をいただいて、そして、今回は単に文書を作ったというよりも、もうその中にいろいろな自治体からの要請等も...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) マニフェストについては今、民主党と自民、公明党等々でいろいろ話合いをいたしておりますけれども、少なくとも、マニフェストに盛り込んだものの中でも、今回復興の方が優先すべきだ、あるいは当初予定していた財源が十分に捻出できなかったものについては見直しをすると...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 七月の二十九日に、エネルギー・環境会議におきまして革新的エネルギー・環境戦略の策定に向けた中間的整理というものをまとめて、決定し、発表いたしました。この中では、今、減原発という言葉も言われましたが、責任者である玄葉担当大臣が、原子力を減らすという意味で...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今経産大臣からもお話がありましたように、やはり必要な情報はきちんと開示すべきだと思いますし、政府としては開示していきたいと考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 会議そのものを玄葉大臣に責任者として進めていただいております。今お話がありましたように、結果はきちっと報告をする必要があると思っております。この議事の進め方については、いろんな判断をその責任者である玄葉大臣にお任せをいたしております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、この原子力の問題は、一つの会社の在り方というのを超えて、つまりは原子力政策そのものを現在でも最終処分の問題からいわゆる核燃料サイクルの問題から、実は完全に誰が責任を持って将来を見通しているかと、そこから議論が必要だということで、今回のエネルギー・...全文を見る
08月02日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第14号
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○内閣総理大臣(菅直人君) これが一般の製造業であれば、例えば一つの会社と次の会社が独自にテレビや何かを作っていて、こちらで何か補償があったときに他の会社に一緒にお願いするというのは、それは確かに普通は考えないことだと思います。  今回の場合は、やはり原子力発電ということが、も...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) これも、企業が何か間違ったことで賠償しなければならないときに、一般国民あるいは一般消費者がそれを負担するということは一般的にはあり得ないといいましょうか、そういう関係はないと思っております。  電力の場合に、御承知のように、地域独占の形で、そして総括...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) その点は全くそのとおりだと思っております。  つまりは、国が安全な基準というものを示して、それを超えたものについて、出荷を停止をしたものについてはもとより、場合によっては、それの範囲ではなくても、大きな影響、今、風評被害という言葉は余り適切じゃないと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 三月の十一日に震災発生、そして原子力事故が発生して以来、東電、保安院、原子力安全委員会、そして経産大臣ともほぼずっと一緒の場で情報を把握し、検討をいたしておりました。  このベントについては、格納容器の圧力が上がってきた段階で、そういった専門家の皆さ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) しっかり進めてまいります。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、発議者からの見解も伺いました。  私は、この東電の今後の在り方については、確かに、いわゆる債務超過になる、ならないという問題だけではなくて、先ほど廃炉の問題もありましたが、あるいは……(発言する者あり)ええ、いろいろな課題がありますので、私は必ず...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、長沢議員御自身がおっしゃったように、参議院の段階では仮払い法だけの議論で与野党あったわけでありますが、衆議院ではこの政府提出の法案と併せての議論になったという背景も今指摘がありましたが、私はおっしゃるとおりだと思っております。  支援機構法案と仮...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、長沢議員の方からこの原賠法の成立過程、特に我妻栄先生の委員長としての見解等を大変詳しくお述べになって、本当に私にとっても極めて当時の経緯をよく改めて分かった意味でお礼を申し上げたいと思います。    〔委員長退席、理事藤原良信君着席〕  その上...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この法律を提案している中で申し上げれば、東電の破綻ということは想定はいたしておりません。  しかし、先ほど来の議論でも出ましたけれども、私は、やはり原子力発電というものが本当に私企業でしっかりした責任を持ち切れるものなのか。つまりは、一般にこの、例え...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 一点目の保安院の在り方については、もう既にIAEAに対する報告なども含めて経産省からの分離という方向性は、経産大臣含めて基本的に内閣としては方向性を定めております。  それからもう一点、それでは原子力発電は国有化するのかというお話でありましたが、海外...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、今般の政府支援は、東京電力による最大限の経営合理化と経費削減などを大前提として国民負担の最小化を図ることが基本となっております。その上で、国からの資金援助を受けるためには、必要な特別事業計画というものを出してもらって、それの認定を行うことになりま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、いろいろ遅いという指摘をいただきますが、この原発事故の収束に関して申し上げれば、まさにこれは原子炉がメルトダウンしたものを、それも複数のものがなっていて、さらにプールには使用済燃料がある中で、これはしっかりとやってきたことによって、七月十九日のス...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 七月二十九日に決定しました東日本大震災からの復興の基本方針の中でも、今御指摘のありましたような福島県との協議の場を立ち上げて、法的措置を含めた検討を行い、早急に結論を得るということが記載されております。  八月中にも協議の場を設けるべく現在調整をして...全文を見る
08月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○菅内閣総理大臣 全く同様に、平和をこの間維持できたことはすばらしいことだと思っております。
○菅内閣総理大臣 この六十六年間、日本が平和な状態を維持できたことは、もちろん我が国自身の、あるいは国民のいろいろな努力、あるいは経済力の向上等、いろいろな要素があると思いますが、その中で、国際的には国連の存在、さらに、二国間でいえば、今おっしゃった日米の同盟関係、これが平和を維...全文を見る
○菅内閣総理大臣 抑止力という言葉を高村委員は特にお使いになっているわけですが、私が先ほど申し上げたのは、いろいろな要素のある中で、二国間でいえば、日本とアメリカの同盟関係は大変重要だ。もちろん、同盟関係の中には抑止力ということも含まれておりますが、どういう趣旨でおっしゃっている...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、北朝鮮のある意味での脅威というものに対する抑止力という意味でおっしゃったと思いますが、日米同盟がそういう効果を、あるいはそういう機能を持っていて、相当程度にその機能を果たしているというふうに私自身も思っております。  また、そういうことについて国民の皆様に...全文を見る
○菅内閣総理大臣 高村議員とは初当選同期でありますので、もうそんなになったかなと思いながら、三十一年という期間を聞いておりました。  私は、学生時代でありますが、「平和の代償」という、キューバ危機のときのことを永井陽之助先生という方が書かれたものを読んで、お話を聞いたことがあり...全文を見る
○菅内閣総理大臣 高村議員が私の発言をどこまでごらんになって言われたのかよくわかりませんが、先ほど申し上げましたように、私は抑止力の重要性ということはずっと基本的な大きな要素として感じておりましたから、私の発言の中で、例えば日米同盟の重要性とか、もっと言えば日米安保条約の重要性と...全文を見る
○菅内閣総理大臣 日米安保条約、そして、それに伴う米軍基地を我が国に相当程度受け入れているというこの構造は、私は、もちろん日本の防衛あるいは安全に大きな効果を発揮していると同時に、アメリカ自身が世界戦略の中で、特にアジア太平洋においてのいろいろな活動をする上で、我が国に存在する米...全文を見る
○菅内閣総理大臣 沖縄において、県民の相当数の皆さんが従来から沖縄の米軍基地の負担をもっともっと軽くしてほしいと、また、普天間の問題については橋本総理のころからの日米間における一つの約束になっていたわけであります。そういった点で、普天間の基地をできるだけその線に沿ってどこかに移す...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いろいろな同盟あるいは軍事同盟の中でお互いにどういう義務を課しているかというところは、一般的に言えばいろいろな形があります。また変化もいたします。  そういった意味で、今の日本とアメリカの安保条約がおっしゃったような性格を持っているということそのことは決して否...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今日の極東情勢、かつて冷戦後の大きな変化はありましたけれども、残念ながら極東の情勢は、先ほど指摘をされた北朝鮮のいろいろな言動も含めて、まだまだ安心できる状況にあるとは言えないと思っておりまして、そういう中において、沖縄における海兵隊の存在がそういったことに対す...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私、野党の時代がかなり長いものですから、例えばマニフェストにどういう表現をしたかということなどで言えば、できるだけ基地の負担を減らしていこうということをマニフェストに盛り込んだという記憶はありますけれども、どう言ったらいいんでしょうか、そういうものをすべて否定す...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、私の発言について、福島社民党党首が質問された中で、私が国際情勢の変化ということを言ったという御指摘がありました。私も、そういう表現を使った覚えはあります。  何か、高村さんは、国際情勢はそう変化はしていないと言われますが、私は、先ほどまさに高村さん自身が...全文を見る
○菅内閣総理大臣 周辺事態法という法律について、その必要性については、今御指摘のような場合に対応できる、そういう意味での法整備がなされた、このように理解しております。(発言する者あり)
○菅内閣総理大臣 これは、私以上に外交関係に携わってこられた高村議員のいろいろな知識を背景にした御質問だと思います。  私の知識の中でも、この問題は、いわゆる憲法九条の解釈の問題と極めて関連性の深い問題であります。そういった意味で、ある仮定のもとでこうなったらどうかという、そこ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 国会の手続の中で、いろいろな国の国会もありますが、フィリバスターという言葉がアメリカなどでは使われているようです。もちろん、それは国会のルールの中で、いわゆる許された範囲での、いわば質疑の引き延ばしということで理解されております。  私の場合に、最終的には議長...全文を見る
○菅内閣総理大臣 その報道されたものが誤報であるか誤報でないかをだれが判断するのか、少なくとも私は、公の席で発言をしたわけですから、その公の席で発言した中身をもって私は明確にしておりまして、そのことから判断をしていただければ結構だと思っております。
○菅内閣総理大臣 私、党の代議士会で申し上げたことをこの場で余りくどくど申し上げるつもりはありませんが、私が考えていたことを少しだけ申し上げさせていただきますと、私は、内閣として、例えば六月二日の時点で、何をやらなければいけないか、あるいは、何がやれていて何がやれていないかという...全文を見る
○菅内閣総理大臣 解散を今すべきだという御主張だとすれば、私は、この大震災あるいは原発事故の収束がこれからも必要な中では、ほとんどの国民の皆さんは今ではないだろうと思われているんだと思います。  また、衆参二院制度の中での選挙のあり方は、私もいろいろ考えてまいりました。  少...全文を見る
○菅内閣総理大臣 本件について、私は承知をいたしておりませんでした。
○菅内閣総理大臣 今、高木文科大臣からも説明がありましたように、手続は中止という形、中断といいましょうか……(馳委員「停止、停止」と呼ぶ)失礼しました。停止という形になっております。  そこに立ち至った経緯はもう御存じのとおりでありまして、いわゆる砲撃が北朝鮮から韓国の島に対し...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も総理に就任する前、財務大臣をいたしておりまして、特に当時はギリシャの危機の問題で、G7の財相会議、電話会議を含めて、連日のようにいたしました。今回は、野田財務大臣がそういう立場でしっかり取り組んでくださっていると思っております。  現時点で首脳同士のそうし...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、私の資金管理団体が寄附を行っているのは、政権をめざす市民の会に対してであります。そして、寄附の目的は、こうしたローカルパーティーである政権をめざす市民の会との連携支援といったことのためであります。
○菅内閣総理大臣 こういういろいろな団体、ほかにもローカルパーティーを名乗っておられる団体があり、いろいろ連携をしたり支援をしたりしている、その中身はいろいろですが、そういう関係もあります。そういう意味で、連携あるいは支援のためということであります。
○菅内閣総理大臣 政権交代をめざす市民の会という会が、この名称のように、政権交代を目指していこうという趣旨の会だと名称からもわかるわけでありますが、そういうところとの連携支援というのは決しておかしなことではない、こう思っております。
○菅内閣総理大臣 同じ言葉で恐縮ですが、連携とか支援ということの言葉の中でぜひ御理解をいただきたいと思います。
○菅内閣総理大臣 これはどの党も、どの政治家も、いろいろな団体、その相手が政治団体だったとしても、いろいろな関係性を持って活動されている例は多いと思います。そういった意味で、連携支援を行って、連携支援のために寄附をしたということであります。
○菅内閣総理大臣 今指摘をいただいているのは、私からの寄附について指摘をされているので、寄附の目的は連携あるいは支援だということを申し上げたんです。
○菅内閣総理大臣 何度も同じお答えで恐縮ですが、寄附をした目的について聞かれていますので、連携支援だということです。  それぞれの団体がいろいろな活動をしているということは、それは独自でもあり、まさに連携の中での活動もありますけれども、寄附については連携あるいは支援のためという...全文を見る
○菅内閣総理大臣 これは私の資金管理団体でありますので、最終的には私が判断をいたしました。
○菅内閣総理大臣 ちょっと私に問われている趣旨がよくわからないんですが、こういう団体がこういうことがあるということは、今こういう形で示されたということで、なぜ私にその件、お聞きになるのか、ちょっとその理由がよくわかりません。
○菅内閣総理大臣 他の議員の皆さんからの御質問にもお答えいたしましたけれども、かなり以前、先輩に当たる方から紹介をされております。
○菅内閣総理大臣 突然の御質問ですので正確にお答えできなくて恐縮ですが、最近は私もこういった立場でかなり多忙にいたしておりますので、少なくとも、何カ月単位か年単位かは別として、相当の期間お会いをしておりません。
○菅内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、かなり以前に紹介され、先ほど御指摘をされたことも、正確な記憶は定かでありませんが、いろいろ会って話をしたことがあることは事実であります。
○菅内閣総理大臣 このオスプレーに関して、従来いろいろな議論があったということは、多少は耳にいたしております。しかし、今回、そうした中で、改めて安全性や騒音等に対してもきちっと地元に説明をするということを含めて配備をされるという発表があった、このように承知をしております。
○菅内閣総理大臣 私も、総理になってから、普天間の固定化を、何とか固定化しないで、できるだけ早い時点で、私たちの方針としては辺野古でありますけれども、移転できないかということで、御理解いただけるよう努力をしてまいりました。  今おっしゃるように、辺野古についても大変厳しい御意見...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この七月の新潟・福島豪雨災害で、まず、亡くなられた皆さんに哀悼の意をささげたいと思います。  大変な集中的な豪雨の中で多くの被害が出ていることはよく承知をいたしております。それに対して、被災自治体の財政支援など、地方交付税の繰り上げといったことの検討を含め、積...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ちょうど一年二カ月前の六月に総理に就任して、最初の大きな外交日程がカナダ・ムスコカにおけるG8でありました。そのときには、ギリシャの経済危機など、今日にもつながっている大きな課題の議論が中心になったのを今でも鮮明に記憶いたしております。そして、今お話のありました...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、この大震災があって、特にそうした国々、それは、大きな国に限らず、途上国も含めて、我が国のことを本当に心配してくれている、本当にうれしくなりました。  また、震災前も、多くの首脳が我が国に来られたときに、アフガニスタンのカルザイ大統領も含めて、ややもすれば...全文を見る
○菅内閣総理大臣 もう申し上げるまでもありませんが、この拉致というのは、国家主権を侵し、また国民の生命、安全にかかわる重大な問題であります。そういった意味で、本当に一日も、一刻も早い拉致被害者全員の帰国のために全力を尽くさなければならないと思っております。  この間、拉致問題対...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まさにおっしゃるとおりだと思っております。  私も、日米同盟というのは三本の柱だと。一つは、もちろん安全保障の面。そして、やはり経済、これは、ともに経済が伸びていく、そういう環境をいかにしてつくっていくか。そして、人と文化の交流。特に私は、近年、我が国の若い人...全文を見る
○菅内閣総理大臣 せっかくそういう機会をいただきましたので、私からも申し上げたいと思います。  この中に含まれていない問題で、極めて大きな課題が、課題といいましょうか場面が幾つかありました。  まず、私が総理に就任した昨年の六月、カナダのムスコカでG8、そしてトロントでG20...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず第一に、日本における二国間関係で最も重要なものは日米関係でありまして、先ほども申し上げましたが、私が就任した時点で若干ぎくしゃくしていた関係を、しっかりと日米関係を正常な形にする、四度にわたるオバマ大統領との会談も含めて、そのことは私は実現できたと考えており...全文を見る
○菅内閣総理大臣 ことし五月のドービルで行われたG8に伴ってオバマ大統領とバイの会談を行い、オバマ大統領から訪米の招待をいただきました。今後調整していくということで一致をいたしまして、現在、実務的に調整をしていただいているところであります。  日米関係は、国民と国民の間、国と国...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今、佐藤さんから、ことし、これからの外交日程をお示しいただきました。  私が就任したときも、こういった形でずっといろいろな日程が出てきておりました。本当に考えましたのは、それから一年二カ月たちましたけれども、残念ながら我が国は、小泉政権は五年間とかなり長く続き...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今外務大臣からも御報告がありましたように、この間も中国側からのハイレベルな日本への訪日もあり、また、今回は日本から中国への招請が来ております。そういったことについて外務省を中心に検討をいただいていると承知をしております。
○菅内閣総理大臣 私も、スーダンからの独立をめぐる過程の中で、潘基文事務総長からも、当時、ヘリコプターについてのいろいろな申し出があったことは直接にもお伺いをいたしておりました。  そういった中で、今回、南スーダン共和国が独立をし、新たな国に対して我が国がしっかりと支援していく...全文を見る
○菅内閣総理大臣 等という言葉がどういう意味を持っているのか、具体的には承知をしておりません。
○菅内閣総理大臣 この新防衛大綱の御議論に、何か私が全くかかわっていなかったというふうに言われましたけれども、私も大変この重要性を認識しておりました。そういう意味では、動的防衛力という考え方も含めて、私も承知をした中で了解をいたしました。  今、武器輸出三原則につきましても、防...全文を見る
○菅内閣総理大臣 原発の輸出先で発生する使用済み燃料や放射性廃棄物の処理の具体的な方法については、基本的には、当該国が責任を持って取り組むべき課題であると認識をいたしております。  現時点では、ベトナムから使用済み燃料や放射性廃棄物を引き取ってほしいといった要望は聞いてはおりま...全文を見る
○菅内閣総理大臣 我が国で発生した使用済み燃料や高レベル放射性廃棄物について、外国で貯蔵、処分するといったことは現時点では考えておりません。
○菅内閣総理大臣 御承知だと思いますが、七月の二十九日に、エネルギー・環境会議において、中長期的な革新的エネルギー・環境政策の策定に向けた中間的な整理を取りまとめたところであります。その中では、今いろいろ御指摘のあった問題を含めて、原子力政策の徹底的な検証を行って、新たな姿を追求...全文を見る
○菅内閣総理大臣 十万年という日数を言われましたが、たしかプルトニウムの半減期が数万年という単位でありますので、それが四分の一、八分の一になるには十万年という年月になろうかと思っております。  そういったものをそれだけの長期間本当に管理し切れるのかということについては、なかなか...全文を見る
○菅内閣総理大臣 原子力というものを考えるときに、今回の事故そのものもそうでありますけれども、つまりは、ウランやプルトニウムというものを二重、三重、四重に封じ込めて、そしてエネルギーだけを取り出すという、その封じ込めが今回、事故によって破壊されて、放射性物質が外気に出たという、こ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私が、原発に依存しないでもやっていける社会を目指すということを申し上げました。この原発依存の中には、今のような使用済み燃料をどうするか、その一つとしての再処理、あるいは「もんじゅ」といったことも含まれているわけであります。  ですから、私は、この方向性をやはり...全文を見る
○菅内閣総理大臣 この服部さんの資料の中に「辺野古基地の建設強要は、」と書いてありますが、私たちも、全く理解が地元沖縄で得られない中で、例えば大反対運動を何かこう物理的に押しのけて強要するといったようなことは考えておりません。やはり理解をいただかなければと思っております。  そ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今回の交通事故といいますか、これは、成人式のために沖縄に帰省されていた十九歳の青年がとうとい命をなくされたと承知をしております。  私も、やはり人の命が、一人亡くなった中で、その処分が、少なくとも日本の中の常識的な感覚からすると、五年間の免許停止というのは余り...全文を見る
○菅内閣総理大臣 少し誤解があるようですが、私がこの一千万戸ということを申し上げたのは、もともとのエネルギー基本計画の中で、二〇三〇年度までに再生可能エネルギーを二〇%にするというものがもともと入っておりまして、その試算の中に、二〇三〇年において五千三百万キロワットの発電を太陽光...全文を見る
08月10日第177回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○菅内閣総理大臣 円高に関して、国内企業の海外移転への影響を含めて、さまざまな懸念があることはよく認識をしております。私が財務大臣のときにも、大変この問題では頭を悩ませたところであります。  ただ、この適正水準といったことについては、これは財務大臣当時もそうですし、今の立場でも...全文を見る
○菅内閣総理大臣 民主党は年金制度を一元化することを提案しておりまして、このような制度のもとですべての給与所得者が同じ年金制度に加入することとなることも含めて、歳入庁の創設ということを、税と社会保障の分野あわせて対応できるものをつくっていこうとマニフェストにも掲げられております。...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、悔しい思いとか残念な思いということを言われましたが、私はそういう思いは持っておりません。  内閣としてやらなければならないこと、特に三月十一日以降、私は、この震災に対する復旧復興、内閣一丸となって頑張っていただきましたし、与野党一丸となって頑張っていただ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、少し異なることを辻さんは一緒に言われていると思います。  つまり、党が一丸となってというのは、まさに、みんながそれぞれの役職なりいろいろなことで頑張ろうということで、私はほとんどの方、すべての方と言ってもいいぐらい、この党は、特にこの震災あるいは原発につ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 小林議員とも長いおつき合いでありますが、私は、政権交代には二種類の政権交代があると思っております。  つまり、従来の五五年体制下では、ほぼ自由民主党が中心となった政権の中で、いわゆる総理がかわるという形での政権交代でありました。しかし、九三年の政権交代、二〇〇...全文を見る
○菅内閣総理大臣 二つの意味で残念だと思っております。  一つは、言うまでもありませんが、四月の十二日に特別委員会が設置されて、もう四カ月になろうかといたしておりますけれども、残念ながら、野党の了解がなかなか得られない中で、しっかりした審議に入れていないという面での残念さであり...全文を見る
○菅内閣総理大臣 二〇〇五年の郵政解散、私もよく覚えております。その中で、当時の小泉総理は、命をかけるんだ、そういうあいさつをされ、そして刺客を送り込む。つまりは、政策の中身というよりは、小泉流のいわばやり方、パフォーマンスという言葉は余り使いたくありませんが、そういうあり方に国...全文を見る
○菅内閣総理大臣 政権交代というものそのものは、議会制民主主義の中で、平家から源氏という例えが挙げられましたけれども、私は、ある幅で交代があるのが議会制民主主義の本来期待されている立場だと思います。  それはそれとして、今、小林委員の方から、しっかりしたことを最後の最後まで責任...全文を見る
○菅内閣総理大臣 国会における決算の審査というのは、執行された予算が所期の目的を果たしているかどうかなどについて審議、検討いただくものでありまして、極めて重要なものと認識をいたしております。  政府としては、これまでも決算に関する国会の議決や会計検査院の検査報告などを予算へ反映...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まさに、その場でも申し上げましたように、マニフェストには多くの政策課題が盛り込まれております。そして、その幾つかについては、少なくとも、第一弾、第二弾と実行されているものもあり、国民の皆さんの期待にこたえているものもあります。しかし、中には、当初、いろいろな無駄...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたように、すべてができなかったということを申し上げているわけではなくて、できない部分があったということを率直に認め、そういったことについておわびを申し上げたということです。
○菅内閣総理大臣 予算について、そして決算について、最も決定権を含めてそれを有しているのは、言うまでもありません、国会であります。  と同時に、事業仕分けという一つのやり方で、これは自治体でもいろいろと例がありますし、御党でも、それをある意味進めようという皆さんもおられますけれ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 実は、私が国会に出て最初に質問をした問題が、この腎移植と透析の問題でありました。当時からいろいろな問題点があったわけでありますが、現在も透析によって多くの患者の皆さんが生活が維持できる、一方では非常に大きな負担があるという状況は、私も承知をいたしております。 ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今のお話を聞いた中で言えば、子供たちにそうした体験をさせることをすることは大変有意義なことだ、このように考えております。  事業仕分けについて今それぞれ指摘をされているわけですが、先ほどの腎疾患対策事業費は、私が了解しているところでは、事業仕分けで取り上げられ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 本件については、極めて遺憾と感じております。  八月一日、松本外務大臣から、申駐日韓国大使に対して、今回の措置は極めて遺憾であるとして、しかるべく申し入れを行ったところであります。
○菅内閣総理大臣 まず、御指摘の日韓首脳会談でありますけれども、五月に行いました日中韓サミットの機会に、それぞれの首脳とバイでも首脳会談を行ったものであります。  その際、李明博韓国大統領は、宮城県を訪問した後、温家宝中国首相とともに福島の避難所も訪れていただき、被災者を激励し...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど冒頭申し上げましたように、今回の一連の経緯、極めて遺憾と思っております。そして、この竹島問題に関しては、我が国の態度は、立場は一貫しており、粘り強く冷静に、大局的観点に立って対応してまいりたいと考えております。
○菅内閣総理大臣 きょうの朝刊各紙でいろいろとそうしたことが報道されていることは承知をいたしております。また、その中でも報道されておりますが、私は、六月二日の我が党代議士会で申し上げたこと、あるいはそれに関連して記者会見で申し上げたことについて、私が申し上げた事柄については、きち...全文を見る
○菅内閣総理大臣 マニフェストについては、党内でも議論を、必ずしも二〇〇九年に限らず、何度も繰り返して行ってまいりました。二〇〇九年の議論の中で、今御指摘のありましたように、総予算二百七兆円の全面組み替えによってこうした財源が捻出できる、そういう形で議論が進み、私も期待感も含めて...全文を見る
○菅内閣総理大臣 今申し上げましたように、これは党の中でいろいろな会議を重ねて議論を積み上げて、こうした形ができてくる中で、私も党の役員の一人をいたしておりまして、先ほど申し上げましたように、この二百七兆円の全面組み替えによってこうした形が可能であろう、あるいは可能にしなければな...全文を見る
○菅内閣総理大臣 指摘をいただいているところ全部が根拠がないとは申し上げません。私どもも、先ほど申し上げたように、いろいろな時代にマニフェストをつくり、ある時期は、消費税を三%ふやすことで年金の資金に充てるといったようなマニフェストを掲げて選挙を戦ったこともあります。  二〇〇...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、間違いを正確に申し上げておきたいと思います。アメリカの協力要請を断ったことはありません。根拠もなくそういうことを言うのは、私は適切ではないと思っております。  それから、沃素については、当時から自治体に配付する等で、基本的には原子力安全委員会とも相談して...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、最初の選挙は無所属でやりまして、その後、江田三郎議員がつくられた社会市民連合に参加をいたしまして、私も代表の一人になりました。その後、江田三郎さんが亡くなられて、五月さん、あるいはそういった皆さんと、翌年に田さん、楢崎さん、そういった皆さんと一緒に社民連と...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、私と楢崎元議員との関係は三十年前にさかのぼって、先ほど申し上げたような経緯であります。  それから、楢崎先生が、正確な日にちは忘れましたが、今言われたような時期に上京されて、私に会いたいというお話がありましたので、ちょっとその週は大...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、楢崎先生は、私にとっても本当に尊敬すべき、大変お世話になってきた方でありますし、今でも私のことを思っていろいろと言っていただいていると思います。  ただ、たしか権力欲というかそういう表現があった、私も事前に聞いていれば現物を持ってきたんですが、確かにそう...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほど来申し上げましたように、私が申し上げたことは、六月の二日の代議士会とその後の記者会見で申し上げたことであります。  代表を選ぶというのは、党のいわばルールであります。そして、総理大臣を選ぶというのは、言うまでもありません、国会で選ぶわけであります。私が一...全文を見る
○菅内閣総理大臣 最高裁の判決など、いろいろな指摘があることは承知をいたしております。そういった中で、定数の是正という問題と、あるいは委員からも後に出るのかもしれませんが、選挙制度というものとの考え方とは、当然これは重なってくるわけであります。つまりは、今言われた一人別枠方式とい...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私も十三回選挙をやり、幸い十回当選をさせていただき、いろいろな変化を体験してまいりました。  九三年当時、私はまだ、当初は社民連という小さな政党、さきがけという政党に移っておりましたが、やはり政権交代というものを実現するということが大変重要だと。当時は五五年体...全文を見る
○菅内閣総理大臣 九三年当時の議論を思い起こしておりましたけれども、それまで私が、それこそ楢崎先生などと一緒におりました社民連という政党は、今御指摘のドイツの併用制というものがいいのではないかということを主張した時期もありました。九三年の中では、たしか当初は二百五十、二百五十の並...全文を見る
08月10日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第35号
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○菅内閣総理大臣 今、お話を聞きながら当時のことを思い出しておりました。  二〇〇九年の衆議院選挙の前にイギリスに少し視察に行った折に、イギリスの予算制度の中で幾つか私の印象に残ったものがありました。例えば、予算を編成するに当たって、財務大臣はもちろんですが、必ずしもたくさんの...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私が財務大臣時代に、増税ということを考える前には鼻血が出なくなるまでの予算の効率化をすべきだということを申し上げたという、基本的にその考え方は今も変わっているわけではありません。まずは、無駄の削減、予算の効率化については、これまでも事業仕分けによる無駄の削減や特...全文を見る
○菅内閣総理大臣 御指摘のとおり、我が国の財政は極めて厳しい状況にありまして、財政健全化は、我が国経済全体への国際社会からの信認を得る上でも避けることのできない課題だと考えております。  この財政責任法に関しましては、自由民主党の方でこの法律の導入を主張されていて、私どもも大変...全文を見る
○菅内閣総理大臣 いろいろな議論の経緯を幹事長からお聞きをいたしておりました。  そして、最終的にこうしたものでまとまったという段階で、私は長崎に行っておりましたので帰ってきたときにお話を伺い、私としても、大変努力をいただき、また野党の皆さんにも大変御協力をいただいたということ...全文を見る
○菅内閣総理大臣 御心配といいますか、いろいろなことを考えての御指摘、ありがとうございます。  今、野田委員御本人から言っていただきましたように、党の代議士会で申し上げ、また、その後、よく三つの条件という言い方をされますけれども、私として一つのめどが立つということについて、その...全文を見る
○菅内閣総理大臣 かつてから同様のアドバイスもいただいておりましたが、御指摘をいただきました。  一年前の六月の参議院選挙のことも思い起こしながらお聞きをいたしておりました。私の中に幾つかの反省と幾つかの私自身の不十分さを感じているわけですが、こんな席でこういうことを申し上げる...全文を見る
○菅内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、六月の二日に、一定のめどがついたら若い方に責任を譲りたいということを申し上げ、今指摘をされた三つの課題、法案なり予算が成立したことをもって、私として一定のめどがついたという認識をするということも申し上げてまいりました。  その段階...全文を見る
○菅内閣総理大臣 機会を与えていただいて、大変ありがとうございます。  私は、内閣ができたときから、内閣としてやるべきことがやれているか、やれていないかということを自分なりにしっかりと見ていこうと考えてまいりました。当初は、二十年来の、先送りになった社会保障と税といったような課...全文を見る
○菅内閣総理大臣 私は、子ども手当のもともとの考え方、日本の社会保障は比較的高齢者に手厚く進んできたわけでありますが、子供も社会がしっかりと支え、育てる、そのための大きな施策として子ども手当を提案させていただいてきたと考えております。  今、廃止という言葉を使われましたけれども...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、本質的という前に、先ほども小宮山さんからもありましたけれども、具体的に言いますと、もともとの児童手当は、これはもうよく御承知だと思いますが、ある水準があるわけですけれども、給付水準でいえば、三歳未満においては、児童手当では一万円であったのが、今回の合意では...全文を見る
○菅内閣総理大臣 まず、子ども手当と児童手当は、今御議論いただきましたけれども、子供の育ちを支援するという面では共通する面があるわけでありまして、そういう中で、三党でいろいろと協議をしてこうした形に、それぞれの妥協という部分も含めて、なったということであります。  私は、この公...全文を見る
08月11日第177回国会 参議院 予算委員会 第24号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 引退された元大関魁皇氏については、今、大島議員からも紹介がありましたように、通算の成績で勝った回数が歴代一位、また幕内在位場所数が一位と、大変国民にも愛され、そして大きな勇気を与えてくださったと思っております。  私も、この魁皇という力士のこの魁とい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 大島議員の方から非常に前向きな提案をいただいていると思っております。元々、この復興本部というのは、野党の皆さんも含めた合意の中で生まれた復興基本法に基づいて設けられたまさに組織であります。残念ながら、現在の法律の中では直接野党の皆さんが加わる形にはなっ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この為替相場の動きがやや一方的な動きになっていることについては、この間も注視をいたしてまいりました。  そういった意味で、今財務大臣からもお話がありましたように、注目をしてしっかりとそれに対する対応を考えてまいりたいと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 直接的には大きな地震、それに伴う津波が原因でありますけれども、そういったことをある意味リスクとして、危険性として予測をして、そういったものが来ても大規模な事故には陥らないようにしておくことが本来の務めであったと思っております。そのことができていなかった...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 存じておりません。
○内閣総理大臣(菅直人君) この核燃料サイクルの在り方について、今御指摘がありましたように、長い年月が掛けられておりますけれども、必ずしも当初の目標とした年月で物事が進んでいない。しかも、ナトリウムによる事故等も起きて、これがどの段階で本当に完成できるのか、それともまだまだ難しい...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、平山議員の方からるるいろいろな議論がありまして、私、二つのことをまず感じました。  一つは、やはりこの研究というもの、特にその内容の判断、つまりはその評価というようなものはなかなか難しいものだと思います。  かつてアメリカが月に行くという計画を...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、政権を担当して以来、常に自分の内閣がやるべきことがやれているかどうかということを判断基準にしてまいりました。そして、当初は、二十年来先送りになってきた社会保障の問題等、そして三月十一日以降については、この震災対応、原発事故対応、そういうものに我が...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 世論調査に関しては、私は一つの民意として尊重しなければならないとは思っております。  しかし、それだけで物事を判断するわけではなくて、先ほど申し上げましたように、私は、内閣としてやるべきことがやれているかいないか、それがやれていないとなれば私の責任で...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、政治主導についての考え方はかなり違っております。  私も長年自民党中心の政権を見てまいりましたけれども、多くの内閣は官僚主導の内閣でありました。一方で、党の方でそれを、まあ何といいましょうか、別の形で党の意見を入れられていたことは事実であります...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いろいろな試行錯誤はありますけれども、政治主導というものの一つの実行は行われてきていると、このように思っております。  今、小坂先生の方から解散という言葉が出ました。  私は、三月十一日から、この大震災を経験した多くの皆さんが、今、既に十分な復旧復...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) そうした形を私は大多数の国民の皆さんは望んでおられるわけでありまして、それを無視して、そういう国民の声を無視して何か、何が何でも解散というふうに主張されるのは、私はまさに国民の意思から離れた御主張だと、そのように思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、思いつきということで最初に言われたのが社会保障と税の一体改革であります。  しかし、私が総理になって直後の参議院選挙で申し上げたのもまさにこの社会保障と税の問題でありまして、確かに、問題提起の仕方が十分でなくて参議院選挙において大変厳しい結果を...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、今外交の重要性について有村議員から御指摘がありましたが、私も、もちろんのことでありますが、国の存亡にとって外交というのは安全保障も含めて極めて重要な課題だと認識をいたしております。  日米関係について少し触れられましたけれども、私としては、ちょ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いろいろと指摘をいただきましたけれども、少し私からも申し上げさせていただきたいと思います。  つまり、例えば五月に行われたサミットであります。もちろん、このときはサルコジ大統領が議長でありましたけれども、特に大震災と原発事故を踏まえて、そうした中での...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、民主党は、他の党の規約なども参考にいたしまして、現在は、御指摘のように、在日外国人の方も党員になることができるという形になっております。しかし、その段階ではまだ野党しか経験をしていない時期でありましたので、今回、政権を担当することになって……(発...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 靖国神社についての私の参拝について御質問いただきました。  私は、昨年の六月十五日の参議院の本会議においても、靖国神社はA級戦犯が合祀されているといった問題などから、総理や閣僚が公式参拝をすることには問題があると考えていると、このように申し上げたわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私が申し上げているのは、この戦犯というものの法的な位置について、国内法での扱いを含めて、そういったことで判断を申し上げているわけではありません。  合祀という問題の中で、私、今日そこまで深く御質問があるのなら細かい経緯を調べてくればよかったですけれど...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私がこの間申し上げておりましたのは、御指摘の人物が私は日本の方だというように思っておりましたので、そうではなかったということがそれまで知っていなかったということを一貫して申し上げております。そして、それがはっきりした、弁護士さんがはっきりさせた段階でそ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私の依頼した弁護士が三月十四日にその当事者とお会いをして、きちんと、何といいましょうか、公的な文書で、外国籍であることを証明する公的な文書で確認をした上で返金をしたと、こういう報告を受けております。どこでとかということは、私、詳細は聞いておりません。弁...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 弁護士の報告は、現金であります。
○内閣総理大臣(菅直人君) 西田議員がいろいろと、自分なりの推測なのかあるいは想像なのか、いろいろと言われるのは、それは自由かもしれません。しかし、私が申し上げたことは私から申し上げたとおりでありまして、弁護士を通じて三月十四日に返金したということで、もしそうでないというなら、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 告発をされているということは、今報告もありましたけれども、これはどなたが告発をすることもできますから、告発を受けていることは私も承知をいたしております。  その他、この告発に関する全てのことは依頼した弁護士にお任せをいたしております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私はこの件については信頼する弁護士に任せておりまして、弁護士に全てを任せているということであります。
○内閣総理大臣(菅直人君) 西田議員から私の将来まで心配していただくとは思いませんでした。西田さんも、私は税理士さんであることは知っておりましたけれども、税理士以上にそういう犯罪捜査に向いておられるのであれば、そういうことをされるのも一つ将来の仕事かなと、このように思っております...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今御指摘をいただいているのは、私の政治資金団体が政権交代をめざす市民の会という団体に寄附をしたということを指摘をされているんだと思います。この会の目的は、このローカルパーティーである政権交代をめざす市民の会との連携支援ということであります。この名称でも...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 当時、私も、党のある意味で重要な役割、たしか代表代行だったと思いますが、そういう役割を担っておりました。そういう中で私なりに判断をしております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 少し、こうはしょられると困るんですけれども……(発言する者あり)ちょっと静かに……
○内閣総理大臣(菅直人君) つまり、この政権をめざす市民の会に寄附をするということについては、せんだってもどなたかに答えましたけれども、私が判断をいたしました。党としてそういったことに、私に対して云々というのは、それは私だけで判断するわけにはいきません。
○内閣総理大臣(菅直人君) ですから、そこを何か一体にしないでください。つまり、私が寄附をしたのはあくまで私の団体から寄附をしたんでありまして、そこを何かごっちゃにしたような質問をされるから、きちんと分けていただきたいということです。  また、私が党からの寄附を受けているのは、...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 余り、いいかげんにするなとかそういう表現は……(発言する者あり)きちんと、きちんと……
○内閣総理大臣(菅直人君) 例えばですね、例えば御党でも一定のいろいろな活動について党から資金を受けられることはあると思います。それには一定の手続があると思います。私も、事細かにそのときに誰と誰がどういう手続をしたということはありませんが、本来のあるべき手続をきちんと取ってやった...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 西田議員ともあろうものが、もし私が組織対策費をもらっているというのであれば、どこに……(発言する者あり)今、組織対策費のことを言われたじゃないですか。今、組織対策費のことを言われたから言っているんじゃないですか。  私は、少なくとも私が受け取った政治...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私の知る限りでは、斎藤まさしという人物です。
○内閣総理大臣(菅直人君) かなり以前でありますが、先輩、つまり政治的な先輩に紹介をいただきました。
○内閣総理大臣(菅直人君) やはりこれは、紹介していただいた方はもう故人ではありますけれども、やはりその方からの紹介ということを、その御本人の了解は取りようがありませんが、その方に紹介されました。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように私の先輩に当たる方でありまして、私がその故人の名前を御本人の了解なく申し上げるのは差し控えます。
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、先ほど、この表を見せられていろいろと言われました。なぜ私との関係が直接ある団体でないものがいろんなことをやっておられる等々、私との関係で言われているのかよく分かりません。例えば、この方がどういう人か私分かりませんが、少なくとも、私との関係ではない...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、聞いておられる皆さんに、あるいは見ておられる皆さんにきちんと申し上げておきたいんですが、私のこうした政治資金の会計は全て公開をされています、一定のルールで。ですから、私が何か物事を隠したということではありません。  虚偽報告ということを西田さん...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 一時赤字になるようだからそれは虚偽だということを言われるとしたら、私には全く分かりません。つまりは、この計算が合っているかどうかは私ももう一度検証しますけれども……
○内閣総理大臣(菅直人君) 例えばそれは立替えということもあると思いますから、虚偽報告ということについてはきちっと取り消していただきたい、虚偽報告ということについてはきちっと取り消していただきたい、このことを申し上げます。
○内閣総理大臣(菅直人君) 核軍縮に関する国際会議を我が国で開催するということは、唯一の戦争被爆国であります我が国が核兵器使用の惨禍の実態を核兵器廃絶への強い願いとともに国内外に発信する上で極めて有意義だと思っております。せんだっても、六日、九日と広島、長崎の式典にも出てまいりま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この原子力安全・保安院、もちろん三月十一日からその担当者、責任者にも来てもらって事態の収拾に当たってまいりました。  そういった中で、あるいは最近に至っても、そういう原子力安全・保安院が、例えば過去の例でいろいろと、やらせというふうに言われております...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 三月十一日以前からやっておくべきだったということを含んでいるとすれば、それは一般的にはそのとおりであります。  しかし、なかなかこういった問題、問題が起きる前にはまだ矛盾が全て事前に分かるわけではありません。分かってきてから何としても一刻も早く制度の...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いろいろな問題が霞が関、内閣にはあります。私も、御承知のように、あなたがまだ若いころに薬害エイズというものを知るまで、もちろん多少のことは、薬務局のことは知っていました、それは一年生議員のときから厚生労働委員会におりましたから。しかし、率直に申し上げて...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 児玉参考人の御指摘の中には、考えなければならない鋭い指摘が幾つか入っているというふうに感じました。例えば、従来は、高い線量の放射性物質による少量の汚染を想定していた、いろいろな大学で少量だけ使ったときの汚染といったことが想定されていたようなケースが多い...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 二つの点は区別をしていかなければいけないと思っています。  一つは現在の原子炉の状況。この間のステップワンの終了の時点で、現在、原子炉から例えば大気中に大量の放射能が出ている状態が続いているかといえば、それは既に非常に低い水準、濃い時代の二百万分の一...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私にとっても薬害エイズの取組というのは、政治家としての経験の中で、今回の原発事故とどちらが上下は言えませんが、極めて大きい私にとっての経験でありまして、その原点とも言える薬害をなくしていく、そのための努力は、私の人生が続く限り全力を挙げて続けてまいりた...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も、子供を、親御さんがなかなか遅くなって、あるいは深夜になってやっとたどり着いたときに保育所の皆さんがしっかりと守ってくれていたという、これは東京の例でありますが、そのお話もお聞きをいたしました。  そういった意味で、今、田村議員がおっしゃることは...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、今御指摘された議論は、そのこと自体は全く正しいと思います。ただ同時に、非常に待機児童がなかなか減らない中で、どうすればもっと、つまり保育サービスの提供ができるかという中で、そういった子供に対する安全性と並行してそうした保育サービスの拡大をどう両立...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 御質問がやや抽象的なので、どうお答えしていいか、ちょっと戸惑っておりますが、私が常日ごろ申し上げているのは、一般の皆さんは三権分立ということをよく言われるんですが、我が国の憲法の中には三権分立という言葉はありません。つまり、国会が行政の長を選ぶ形が議院...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私の感じで言うと、中山先生の言われていることは、私が言いたいことの逆を考えられているような気がします。  私は、三権分立ということが憲法に書いていないというのは、決して行政権が独立して勝手に動いていいということを言っているんじゃありません。全く逆です...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、三月十一日の原子力事故を踏まえて、先ほど東電の対策室のことも言われましたけれども、実際に対応をしてみて、官邸のいわゆる危機管理センター等にいて、なかなか東電の現場の情報が正確なものが入ってこないし、こちらがそこで決めたことも東電の現場にまで、つま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 七月の二十九日のエネルギー・環境会議におきまして、中期的な革新的エネルギー・環境戦略に向けた中間的整理をいたしました。現行の考え方をゼロベースで見直しまして、新たなベストミックスの実現に向けて原発依存度の低減のシナリオの作成や原子力政策の徹底検証などを...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、東電福島原発の事故の検証を現在行っており、またエネルギー全体の方向性も、まさに原発依存度を下げていくという方向で考えております。実際にスリーマイルなどの例を見ますと、大きな事故があった後、新増設というのは極めて外国の例でも難しく...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まあ今回の大事故を踏まえて、新増設というのがなかなか国民の理解を得にくい状況だということは、私もそう思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 原発に依存しない社会を目指していくということであります。新増設について、私は慎重に対応すべきだと思っております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、この問題に関しては細野担当大臣を軸にして案を検討していただいています。今、現状では環境省に置くという案と内閣府に大臣を設けて置くという案が出されていて、今調整をいたしているところであります。  いずれにしても、これまでのように経産省に、つまり原...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 少なくとも、どこかの植民地であったり、あるいは植民地と言われるような組織であったり、あるいはその推進をするところと行ったり来たりというようなことは、それは国民的な理解は得られない。  まあ片道切符という表現がいいかどうか分かりませんが、少なくとも独立...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) この組織は、現在、細野大臣が提案されているのでは、来年の四月ぐらいにスタートをさせるべく準備をしようということに案としては出てきております。そういった中で、今おっしゃったようなこともしっかりとその時点での責任ある方が考えて人選されるべきだと思っておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 少なくとも、これまで原子力について手放しで安全だとか、手放しでどんどん進めるという、そういう立場の人ではなくて、やはりきちんと両側といいましょうか、そういった原子力の問題点もきちっと分かった人がそういうポストには就くべきだと、こう考えております。
○内閣総理大臣(菅直人君) 国際的な原子力協力につきましては、先般、質問主意書の回答として、政府として基本的な考え方を閣議決定をいたしました。すなわち、現在、我が国では原子力事故調査・検証委員会が事故原因の調査を行っており、また、IAEAにおいても原子力安全への取組強化の検討が進...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今申し上げましたように、内閣として、あるいは関係閣僚の中で多少の議論はいたした中で、今申し上げましたように、この調査・検証委員会の調査が行っているわけでありますし、IAEAも国際的なルール作りに前向きなわけでありますから、こういったことを踏まえて、我が...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、この泊原発については、従来の原子力安全・保安院による検査のみでは国民の理解と安心を得ることは困難と考えております。このため、官房長官、原発事故担当大臣及び経産大臣で協議した結果、原子力安全委員会も関与した形での安全性の確認を行うことといたしており...全文を見る
08月22日第177回国会 参議院 本会議 第34号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 中谷智司議員にお答えを申し上げます。  まず、特例公債法案の審議状況と、成立しない場合の影響に関する御質問にお答えをいたします。  特例公債法案提出後、大震災が発生し、その対応のための第一次補正予算の財源確保のため特例公債法案を政府修正し、まずは一...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 愛知治郎議員にお答えを申し上げます。  まず、震災発生から五か月間の行政の停滞と私の出処進退に関する御質問をいただきました。  三月十一日の震災発生以来、内閣を挙げて復旧・復興に、そして原発事故の収束に向けて努力をしてまいりました。特に六月二日以降...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 秋野公造議員にお答えを申し上げます。  まず、特例公債法案について与野党合意を得るための努力に関する御質問をいただきました。  御指摘のように、特例公債法案は、今般の大震災に緊急に対応するための一次補正予算の財源を確保するため、四月二十八日に政府修...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 桜内文城議員の御質問にお答えをいたします。  桜内さんがこの政権交代とは結局何だったのかということの中で、従来の政官業の癒着による政治を変えようとしたことが必ずしもできなかったのではないかという趣旨の御質問だったと思っております。  確かに、私始め...全文を見る
08月23日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第21号
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○内閣総理大臣(菅直人君) 冒頭、藤田委員長から御懇篤な言葉をいただきまして、ありがとうございます。  今日は、参議院財政金融委員会の極めて重要な場に出させていただきまして、私もしっかりと答弁をさせていただきたいと、こう思っております。  まず、田中直紀委員の方から、法人税に...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 地球環境問題は、言うまでもなく地球全体の気候を狂わせ、国によっては国土が海面上昇で少なくなる、あるいはなくなってしまうといった危険も指摘をされております。そういった意味で、地球環境の観点から温暖化の防止はまさに人類共通の課題であり、この解決に向けて努力...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 年金財源をどのように賄っていくのか、あるいは対応していくのかということは、なかなか私も一言で申し上げるだけの用意が残念ながらありません。しかし、六月の三十日に党としてまとめました社会保障と税の一体改革といったことを含めて、これまでの社会保障制度、これを...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 率直に申し上げまして、今、佐藤議員からお話がありました特例公債法案を予算から切り離したということは、私どもにとっても、切離しではなくて一体で審議していただきたかったというのは、本当のところそのときも、今思い出しても思っているところであります。  しか...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど委員長の方からこの財金委員会は大変見識の高い委員会ということで御説明がありまして、代表選挙は大変重要な政治的課題でありますけれども、この場で私が代表であるからといって余りあれこれ議論するにはふさわしくない場かと思います。しかし、一応御質問でありま...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 西田議員とは、いろいろな委員会で御質問、まあ御質問よりももっと大きな声でいろいろと言葉を発せられておりましたけれども、今日が最後かどうかは私にも分かりません。是非、せっかくの国会でありますので、一度は政策的な議論をさせていただきたいなと思っておりました...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) いつもこうやってでたらめだとか虚偽表示だとか西田さんは言われますが、まず自分が出された数字の根拠をお示しください。
○内閣総理大臣(菅直人君) デフレの原因について、私はこの委員会でもいろんな方と議論をしてまいりました。西田さんとは初めてかも知れません。  私は、いつも申し上げますが、今の日本のデフレは、お金を持っていることと、お金を使って、例えば私の若いころだったら、まあ車でも買ってガール...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、実は三月十一日前から、国債を発行することが、そのこと自体が悪いと言っていたんじゃないんです。それが持続可能かということを問題にしていたんです。  つまり、国債が永久に国内で消化できて、今のように長期十年物の金利が一%前後で続くのなら、永久に続く...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず冒頭、私の今日の発言について触れられましたが、私が閣僚懇談会で申し上げたのは、二十六日に二つの法案がそれまでに成立をしていたときには、まず党の代表を辞すると、そして新たな代表が選ばれたときには総理大臣、つまりは総辞職をすると、そのことを、従来も申し...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 先ほど来申し上げておりますように、細かい経緯までは私も承知しておりませんが、今、小宮山副大臣からもお話がありましたが、党の方とちゃんと話をされた上での報告だと思いますので、そうした形で対処したいと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 総理大臣に対しての御質問には答えなければいけませんが、党の代表と言われますとやはり党の事情を知っている方にお聞きしたことをお伝えするしかないわけでありまして、そういう意味で申し上げたところです。  今おっしゃったのは何を指摘されているのか、必ずしも正...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、例えば中学生について一万円支給するということなど、児童手当のいいところと子ども手当のいいところがいろいろ議論された中で新たな形になってきたというふうに理解いたしております。  先ほど来、私も、あるいは小宮山議員からもありましたように、いろいろと...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) マニフェストというのは、従来の選挙公約という言葉から言わば政権公約という言い方で議論が進んできたと思います。かつての選挙公約ではどちらかというと、ウイッシュリストと言われるように、こうしたい、こうしたいというのが述べられたわけですが、マニフェストと言わ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私個人のことを申し上げたんじゃありませんよ。つまり、マニフェストという性格がその民主党なら民主党としての国民に対する四年間掛けてやるというお約束でありますから、もちろん部分的には初年度からできないものもありました。暫定税率の問題などありました。また、今...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) マニフェストの議論をしていた当時、いわゆる特別会計を含めた総予算約二百兆円の中で、全体を見直すことで、例えば一割程度の削減を含めてやれるんではないかと、やろうではないかという議論がありました。当時、それぞれの党内で取り組む立場はありましたけれども、党全...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 現在、幹事長を中心として党としても見直しの作業を進めております。そういった意味では、これ、マニフェストは選挙の公約ということも含めて党が中心になっての見直しをしておりますけれども、少なくとも現在の執行部としてそういう方向で作業を進めていると、そういうふ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、現在いろいろな意味で電力供給のリスクが指摘をされているあるいは懸念されていることは私も十分知っております。この最大の原因は、まさに三月十一日の大震災によって多くの原子力発電所、一部火力発電所も稼働を停止をしている、つまりは三月十一日の大震災による...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、先ほどの議論も聞いていただいたと思いますが、国債が悪いと言っているんではないんです。結局、国債がある限度を超えると持続可能でなくなる、まさにソブリンリスク、中西さんはまさにその道のプロであったと理解しておりますけれども、そういうことになるならない...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) まず、現在の政権として、内閣として、先ほど野田大臣からもお話がありましたように、TPPについては、大震災も受けて、協定交渉の参加の判断時期について総合的に検討し、できるだけ早く、早期に判断すると。これは内閣としての合意であり、党の方にも理解をいただいて...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、ちょっと今の質問は何か少し違っているんじゃないかと思います。私が世論調査で厳しい数字というのは、それは率直に受け止めなければなりません。ただ、私が提起している政策テーマが必ずしも否定されたのかというと、同じ世論調査でそうではないことも出ております...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私も、本質的には、今回の原発事故を踏まえて、事故調査・検証委員会などを経て新たないろいろな基準、それが新設の場合であろうが定期検査だろうが、新たな基準あるいは新たなチェックのための体制というものがつくられなければならないし、今一部は保安院を経産から切り...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は、ちゃんと原子力安全委員会も関与してチェックをするようにということを指示し、そういうふうになされたという報告を受けております。  今日質問があるということで、改めて法的背景を調べてみました。そうすると、この原子力委員会及び原子力安全委員会設置法の...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 別に後ろから資料が来たからではなくて、私がきちんと原子力安全委員会にも関与するように、すべきだと言ったときに、こういう設置法に基づいてそれが可能ですという説明を事前の段階で受けておりまして、その法律に基づいて原子力安全委員会の方に指示をしたという理解を...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 言われていることがそう違っているかどうか分かりませんが、私が一般的にやったことは、御承知のように、七月十一日に三大臣に新たなルールを作ってくれということで申し上げました。  実は、この新たなルールの中では、一次評価というものは、定期検査中で停止中の原...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) おっしゃるように、いわゆるピーク電力の問題でいえば、一般的には夏の昼間が最も高いということでありますし、夜は一般的にはそんなに使用量が高くありませんので、おっしゃるとおりだと、このように思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) できるだけ早い時期、もう余り回数はないかもしれませんが、閣議なり閣僚懇談会で、警察担当の中野大臣も含めて検討し、進めることができることについては早速進めるように伝えたい、指示したいと、こう思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 大変いい御質問をいただきました。林さんとの乗数効果の議論を思い起こしておりました。  私は、今、中山議員のおっしゃったこと、相当部分は賛成であります。ただ、若干の違いは、私がなぜ雇用、雇用、雇用ということをこれまで言ってきたかというと、同じ乗数効果で...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今おっしゃったことは、私は全く反対はありません。つまり、更新需要というのはまさに必要な需要です、特に車が走ったりしているところは。  ただ、従来から、私が二十年前あるいは三十年前のある時期からの公共事業を見ておりますと、全てとは言いませんけれども、先...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 今、震災復興、さらには共同溝というお話もいただきました。  先ほども申し上げましたように、震災復興は本当に被害を受けられた皆さんが必要とされているものでありますし、場合によっては、海岸沿いの道路も大変重要な道路整備だと、このように思っております。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) こういう席でこういうことを申し上げると後で怒られるかもしれませんが、この基本法は野党の皆さんも一緒になって成立しておりますし、できれば、まあ大連立云々というところを私がどうこう言うことではありませんけれども、復興に関しては、是非この復興基本法を共に作っ...全文を見る
○内閣総理大臣(菅直人君) 本当に温かい御質問をいただきまして、ありがとうございました。  確かに責任というのには、責任を果たすという意味での責任と、何か間違ったことをやったから責任を取るという責任、若干違うと思います。私は今回、代表あるいは総理を辞すると決意したのは、別に何か...全文を見る