菅直人
かんなおと
小選挙区(東京都第十八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数14回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月22日 | 第193回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号 議事録を見る | ○菅(直)分科員 世耕大臣とこういう形で議論するのは初めてだと思いますが、よろしくお願いします。 まず、安倍内閣でのエネルギー基本計画の中で、再生可能エネルギー、電力の中で二二から二四という目標値が挙がっているわけです。私個人はもっと高い目標値で進めるべきだと思いますが、いず...全文を見る |
○菅(直)分科員 大臣、一般的な答弁としてはそれでいいのかもしれませんが、私が聞いたことが外れているんですよ。つまり、原発用に送電網はある。例えば、ここの記事の書き方によれば、あいている送電線がないわけではないと。そこの後の方におもしろい言い方がされています。四車線の高速道路がが...全文を見る | ||
○菅(直)分科員 大臣、最後の、それでいいんですか。再エネ事業者ができるだけ接続できるようにということで。 | ||
○菅(直)分科員 これ以上この問題に時間は割きませんが、この記事の中で、秋田県で石炭火力の接続をする、そのために埋まっているんじゃないかということがささやかれていると。これはささやかれているんだから、私も確証があるわけではありません。つまりは、せっかく風況のいい風力の活用を、ほか...全文を見る | ||
○菅(直)分科員 一般的ではまだないと思います。 私もいろいろと見てきました。せっかくですからこの資料を、第二番目に、私が先日行ったところであります。川俣町の、これは兼業農家だったんですね。サラリーマンの方が稲作もやっていた。その稲作のところに、稲作を継続しながら、その田んぼ...全文を見る | ||
○菅(直)分科員 まだ農林省が、これは柱のところだけですね。農地転用するんですよね。そういう手続もあって、事実上始まったのが平成二十五年ですから、この三年間で今言ったような件数で、事前にいただいた資料だと、合わせて百五十二ヘクタールといいますから、一つのところでいえばかなり大きい...全文を見る | ||
○菅(直)分科員 あわせて、この写真のところも、実は福島県川俣町、つまり被災地域なんですね。 被災地域については復興庁がいろいろと特例的な扱いをされているということで、いろいろ聞いてみました。そうすると、例えば農地として使えないから宅地転用したいというような場合には、従来のほ...全文を見る | ||
○菅(直)分科員 大臣にも聞いておいていただきたいんですが、ここでお見せしたもの以外にも、飯舘という、御存じのように、非常にある意味で線量が高くて、飯舘牛という、酪農家の皆さんが、もう酪農はできない、しかし何とか帰りたいと、飯舘電力というのをつくられたんですね。その中心の方はもと...全文を見る | ||
○菅(直)分科員 大変前向きな答弁をいただきまして、ありがとうございます。 多少釈迦に説法になるかもしれませんが、つまり、今、日本は、多分二十兆円をかなり超すぐらいのエネルギー代金を外国に払っていると思うんですね。私は、いろいろな国やいろいろなところを見てきましたが、日本のエ...全文を見る | ||
○菅(直)分科員 それでは、残りの時間で、福島原発の廃炉について少しお尋ねをしたいと思います。 私は、この廃炉についての方針について、ことしの夏ぐらいまでに方針を決めたいというようなことを聞いておりますけれども、責任の体制とそれから技術的な問題と、二点まずお聞きしたいと思いま...全文を見る | ||
○菅(直)分科員 多少私が聞いた話だけ紹介しておきますと、格納容器はどのくらいもつんですかと聞いたら、一応四十年から六十年使用することを前提としていると。ただ、それはメンテナンスをしているわけです。さびたらペイントを塗りかえるとか。しかしそれには、従来から定期点検でやっていたわけ...全文を見る | ||
○菅(直)分科員 政府においてというのは私もよく使いましたけれども、これを見ると、その閣僚会議の議長は内閣官房長官、副議長は経産大臣です。 もちろん、私は、最終的に政府が決めるということは当然あり得ると思います。ただ、その場合に、今申し上げたような、専門的な知見とこういう決定...全文を見る | ||
○菅(直)分科員 時間ですのでこれで終わりにしますけれども、今まさに大臣が最後に言われたこと自体を私は若干心配しているんですよ、本当に。 つまりは、東電であったりIRIDであったり、いろいろな専門家もいます。だから、相当そういうものを煮詰めていかないと、結局、目先のことで物事...全文を見る | ||
03月14日 | 第193回国会 衆議院 環境委員会 第4号 議事録を見る | ○菅(直)委員 二〇一二年に原子力規制委員会が発足して四年半が経過をしたわけです。また、その翌年に新規制基準が定められて、審査が開始された。 そこでまず、原子力規制委員長、お出ましをいただいていますので、この四年間の原子力規制委員会として、いろいろな苦労をされてきたと思います...全文を見る |
○菅(直)委員 いろいろと御苦労されていることは、私もいろいろな場でお聞きをいたしております。 最後に委員長が言われたように、もちろん事業者といろいろ意見交換することはたくさんあることは当然だと思いますが、一方で、立地自治体を初め、そういう自治体の関係者などとの意見交換、こう...全文を見る | ||
○菅(直)委員 委員長がおっしゃることもわからないではないんですけれども、例えば、自治体にとっては、特に立地自治体にとっては、事故が起きたときに本当に安全に避難できるんだろうかと。これは原子力規制委員会の所管ではないというふうに、何度も田中委員長はいろいろな場でお答えになっていま...全文を見る | ||
○菅(直)委員 今、率直にお答えいただきましたけれども、潜在的リスクが大きいと。 きょうは理事長にお出ましいただいていますので、まず当事者である理事長からもお話を聞きたいと思います。 東海再処理施設には高放射性廃液がたしか四百立米以上存在して、その処理ができていないという...全文を見る | ||
○菅(直)委員 ちょっと私が聞いたこととは、余り的が当たっていないんですが、個別的に聞いていきます。 今、地震があって、ガラス固化を十九本やったと。しかし、先ほど委員長が言われたのは、今の状態そのものが高いリスクがある、リスクが大きいと言われたわけです。 資料を一つ、資料...全文を見る | ||
○菅(直)委員 百シーベルト。二号炉のことがいろいろ言われていますけれども、六百五十シーベルトとかいろいろ言われていますが、これは原子炉じゃないんですよね。つまり、高放射性廃液を貯蔵している、それが百シーベルト。つまり、今も言われたように、もし人間が近寄れば多分数分で亡くなる強さ...全文を見る | ||
○菅(直)委員 誰が評価しているんですか。 | ||
○菅(直)委員 それは自分で評価しているという話じゃないですか。新規制基準の評価としては、できていないわけですよ。それは時間的な問題もあることも知っています。だから、少なくとも今の状態が新規制基準にはマッチしていない状態なんですよ。 いろいろな時期があるので私も細かく知りませ...全文を見る | ||
○菅(直)委員 つまり、現状は新規制基準にもマッチしていない。それから、安全対策で安全だというのは、それは機構が自分で言っているだけで。 では、どういうことができているんですか。例えば電源がどこか高いところにあるというのは聞いています。しかし、あの東日本大震災と同じような津波...全文を見る | ||
○菅(直)委員 誰がそういう判断をしているんですか、誰が。 | ||
○菅(直)委員 ですから、自分のところがやったことを自分が判断して、それで大丈夫だと国民の皆さんに言えるんですか。 一般的に言えばかなりリスクが高いと、それはどの点を委員長がおっしゃったか知りませんが、私がいろいろ私なりに見てみたところでいうと、先ほど言われたように、液化とい...全文を見る | ||
○菅(直)委員 ですから、私はもちろん専門家でありませんし、データがありませんけれども、十四・何メートルの津波が来ても大丈夫だと。当事者が大丈夫だと言っていたんです、東電もずっと、そんなことは起きないと。実際に起きたんですよ。 今、起きるかもしれないという状況にあるのが理事長...全文を見る | ||
○菅(直)委員 もう一度聞きますが、例えばコンクリート製のセル、資料四のセルですが、これに対しての何か補強工事というのはしてあるんですか。 | ||
○菅(直)委員 どういう補強工事がしてあるんですか。 | ||
○菅(直)委員 固体廃棄物は別なんじゃないですか。 誰か、ちゃんと説明してください。これは皆さんがつくられた資料ですよ。皆さんのつくられた図面ですよ。 | ||
○菅(直)委員 ですから、これについてどういう、対策をとったと言われたからどうですかと言ったら別の話をされたから。 これについてはどういう対策がとられたんですか。 | ||
○菅(直)委員 ということは、耐震性強化の措置はとっていないということですね。 | ||
○菅(直)委員 もう一つだけ資料をお示しします。 これは資料三ですけれども、東海再処理施設というのがどこにあるかというのは、この図でもわかるように、東海第二原発のたしか三キロ程度南にあるというふうに認識をしております。この三十キロ圏内、どのくらいの人口があるかというと、実は、...全文を見る | ||
○菅(直)委員 今の話はどういうことを想定しているんですか。コンクリートの、セルですか、それが壊れた場合のことを想定して今言われたんですか。 | ||
○菅(直)委員 ですから、そのことを考えなくていいのかということを従来から言っているわけですよ。 つまりは、緊急用電源を持ってきているから大丈夫だと言われるのは、蒸発の問題とか水素の問題でしょう。津波でこのセルが壊されたときには一挙に中身が外に出るじゃないですか。そういう想定...全文を見る | ||
○菅(直)委員 余り同じことであれしたくないんですが、評価をされていますじゃないでしょう。勝手に自分たちが評価をしていますでしょう。規制委員会が評価しているわけでも何でもないでしょう。 私から言うのも変ですが、つまりは、中越沖でとまって、その後、東日本大震災が来て、新しい規制...全文を見る | ||
○菅(直)委員 この施設全体を廃止するという方針を出されているわけですよね、機構としては。それには、一説には七十年とかいろいろな数字があります。あるいは費用もいろいろと言われています。大体の時間と費用をどのぐらい見積もられていますか。 | ||
○菅(直)委員 そのお金はどうやって調達するんですか。 | ||
○菅(直)委員 国のお金というのは決まっているんですか。それだけのお金を出すことが国の方針として決まっているんですか。 | ||
○菅(直)委員 二千億を超えるお金が十年間でかかる。単純に計算できるかどうかは別として、同じレベルで七十年かかれば、一兆四千億を超えるわけですね。そういうことを含めて、監督官庁も来てもらっていますが、どういう見通しを持っているんですか、この費用について、文科省。 | ||
○菅(直)委員 文科省としては、どのくらいの費用がかかるという見通しを持っていますか。 | ||
○菅(直)委員 ちょっと、国の予算ですよ、国の予算を決めるのは別に機構じゃないんですよ。少なくとも担当部局である文科省が予算編成で要求して、それを国会で決めるわけですよ。 今、例えばの話、東電の福島原発についていろいろな費用がありますが、二十一・五兆円とか、廃炉だけで一兆円だ...全文を見る | ||
○菅(直)委員 ここに、機構の方から、ことしの一月十一日に、東海再処理施設廃止に向けての計画等という資料を私も手にしております。この中にも、七十年とか十年とか、いろいろなものがあります。 もともと、この施設はかなり古いんですよね。ですから、逆に言うと、七十年後はもう終わってい...全文を見る | ||
○菅(直)委員 今まで、ほとんどの計画が計画どおり進んでいないわけですよね。今回も、始めたらすぐに、クレーンですか、何かが故障で、たしか数日で作業がとまったんじゃないですか。 これはどの部分のどの責任かということは皆さんの方できちんとしてもらいたいけれども、つまりは、この施設...全文を見る | ||
○菅(直)委員 決して今の答弁で国民的に理解されるとは私は思いません。 繰り返しになるので、ちょっと視点を変えて、あとの残りの時間でもう一度田中規制委員長なり規制委員会の方にお尋ねしたいんですが、もちろん費用の問題まで規制委員会が考える立場でないことはよくわかっています。それ...全文を見る | ||
○菅(直)委員 もちろん、機構に廃止をする場合の当事者として義務があるということは当然でしょう。しかし、それができるのかということを聞いているんですよ。 「もんじゅ」の場合は、当然、運転する権限なり責任は機構にあったわけですよ。しかし、そういうことの対応力が足らないから、主体...全文を見る | ||
○菅(直)委員 もう時間も少ないですから、最後にもう一度念を押して、この資料をよく見てください。機構がつくられた資料ですからね、これ。資料四ですか、私からの。 この施設がいつごろできているかというと、昭和六十一年三月に竣工。ということは、三十一年前ですよ、施設として。コンクリ...全文を見る | ||
○菅(直)委員 今、青森の方でも、いわゆる再処理で、ガラス固化というのはなかなか難航しています。ここの施設は以前はかなりやった実績を持っておられますが、少なくともこの間はほとんど進んでいません。 もう重なりますのでこれでやめますけれども、少なくとも、非常に危険性の高い、まさに...全文を見る | ||
04月11日 | 第193回国会 衆議院 環境委員会 第11号 議事録を見る | ○菅(直)委員 土壌汚染対策法の改正案の審議ということで、私も少し法案などを見させていただきました。 土壌汚染というと、今、国民的に一番やはり関心が高いのは、豊洲新市場の問題だと思います。 この問題はかなり古くて、私も何年か前に党の視察で現場に行ったことを記憶しております...全文を見る |
○菅(直)委員 このプロセスの中には、当時の民主党が対案を出したり、国会でもいろいろな問題を提起した、その背景には豊洲の問題が関連していたと思われます。そういったことで、現在は豊洲そのものがこの法律の対象になっているわけです。 そこで、豊洲の新市場は、土壌対策法の手続ではどの...全文を見る | ||
○菅(直)委員 これは、私も事前に説明を聞いたんですが、届け出を受ける方も東京都、出す方も東京都、もちろん部局は違いますけれども、そういうことになっているために、一体どういうやりとりがあったのか、これを説明を聞いてもなかなか私の頭でも十分には理解をできなかったものですからお尋ねを...全文を見る | ||
○菅(直)委員 解除できる見込みがないと聞いているという伝聞調ですが、では、解除できないということは、どういう法律効果があるんですか。普通は、何か汚染の除去を行って、そして、汚染の除去が終わったところで解除して、通常であれば、それが行われた段階でいよいよ建設に入るとか、そういうこ...全文を見る | ||
○菅(直)委員 後で戻るかもしれませんが、少し前に進めます。 農林省にもおいでいただいておりますが、まず、農林省は、豊洲市場の移転に関連して、どのような権限を持っておられるんですか。 | ||
○菅(直)委員 ということは、現在のところはまだ白紙だということですか。もちろん申請も出ていなくて、白紙だということですか。 | ||
○菅(直)委員 つまり、白紙だということでいいんですか。 | ||
○菅(直)委員 資料二に、昨年、小池知事が会見をされたときの資料をつけさせていただきました。 このときの小池知事の記者会見では、ここにありますように、ことしの一月に地下水モニタリングの結果、これは九回目がもう出されて、今その再検査も行われたわけです、四月ごろに専門家会議の審議...全文を見る | ||
○菅(直)委員 今、認可基準という言葉が出ましたが、認可に当たっての条件、特に、ここはまさに生鮮食料品を扱うわけです、そういうことに関して、認可に当たっての条件はどういうふうに、何によって規定されていますか。 | ||
○菅(直)委員 今、中央卸売市場整備計画ということをおっしゃいましたが、一番最近のは二〇一六年、第十次の計画が出されていると思いますが、その中で、生鮮食料品に関してはどういうふうにこの計画では述べられていますか。 | ||
○菅(直)委員 つまり、これは今から話を進めていきますが、農林省の立場からすれば、生鮮食料品の安全を確保し、消費者等の安心につながるよう留意すると。この計画が充足されていれば、申請があった場合にはオーケーを出す。あるいは、必ずしもこれで十分でなければ、場合によってはノーと言う。厳...全文を見る | ||
○菅(直)委員 経路がないというのは、きょうの参考人の方も、揮発性のものの場合にどうなるというようなことを議論されていました。 あらゆる経路がないんですか。私が今わざわざこの二つの例示を、皆さんが多分例示を出されているんでしょう、ですから、地下水を飲むとかあるいは泥んこ遊びを...全文を見る | ||
○菅(直)委員 いいですか。つまり、掘削するとかしないということを聞いているんじゃないんですって。豊洲のことで聞いているんです。 豊洲は生鮮食料品を扱う場所なんですよ。そういうところにおいて実際にベンゼンとかシアンというものが検出されている。そういうことが、皆さんが所管されて...全文を見る | ||
○菅(直)委員 ここは、大臣、なぜこんなことを私がしきりに聞いているかというのをあらかじめ申し上げると、つまりは、土壌汚染対策法の範疇と、それから農水省が、先ほど政務官が述べられた、いわゆる生鮮食料品の安全、さらには消費者の安心という観点とが本当にダブっているのかあるいは離れてい...全文を見る | ||
○菅(直)委員 少しはっきりしましたよね。これまでにそういう例が、少なくとも環境省は知らないから、そういう経路については考慮していない。 そこで、一つ先に進めます。 資料の三に添えたわけですが、資料の三は、豊洲新市場予定地における土壌汚染等に関する専門家会議、先ほども専門...全文を見る | ||
○菅(直)委員 ですから、わざわざこれを見せたわけですよ。今は知っているわけですよ、少なくとも東京都の専門家会議がこういうことを言っているということを。先ほどまで知らなかったのかもしれないけれども、質問通告には行っているはずですけれどもね。 だから、結局は、今まではそういうこ...全文を見る | ||
○菅(直)委員 やっと一つ前へ進みました。現在のところは、大気経由に関して現状は基準がありませんと。 そこで、もう一回農林省の方に戻りたいと思います。 農林省の、先ほど政務官も認められたいわゆる整備計画の中で、先ほど私が読んだんでしたか、どちらが読んだんでしたか、あります...全文を見る | ||
○菅(直)委員 ちょっと今の答弁は、何か都の専門家会議の判断に委ねているように普通だったら聞こえますよ。だから最初に言ったんですよ。この問題は、マスコミ紙上でも東京都の問題としてほとんどが報道されていますが、しかし、実際には、農林大臣が移転を認可しなければ豊洲は動かないんですよ。...全文を見る | ||
○菅(直)委員 一義的にはという言葉は私も使いましたが、それはあくまで、たくさんの市場がある中で、それぞれの自治体の市場ということは、それは当然自治体が計画を立てるわけですよ。しかし、認可するかどうかは、一義的に東京都じゃないですよ。特に、東京都の場合、先ほども言ったように、やや...全文を見る | ||
○菅(直)委員 お役人みたいな答弁をしないでくださいよ、あなたも政治家なんだから。だから、順序を追ってやっているわけですよ。 ここにあるじゃないですか、あなたも認めたじゃないですか、この整備計画の文言を。文言の中に基準が書いてあるわけですよ、「生鮮食料品等の安全を確保し、消費...全文を見る | ||
○菅(直)委員 だから聞いているんですよ。具体的に、ベンゼンやシアンが揮発して、表面の水に溶け込む可能性があることを、あなたも言った専門家会議が認めているんですよ。しかし大丈夫だと言っているんですよ、もちろん、彼らは。しかし、その前には盛り土の問題があったんですよ。中身が出てきて...全文を見る | ||
○菅(直)委員 もう一回だけ同じことを念のために聞いておきますが、では、この整備計画に反しているとなれば許可しないということですね、反していれば。 | ||
○菅(直)委員 余り、お互い政治家なんだから、それは言いにくいことがあることはわからないわけじゃないけれども、少なくとも、ここまで話が具体的になっているんですよ。将来の、五年先、十年先じゃなくて、もうそれこそ、都議選が七月二日に投票日となっていますが、私の見通しでは、それまでにも...全文を見る | ||
○菅(直)委員 環境大臣もやりとりを聞いていたと思うんですけれども、この問題は、たしか、共産党のある議員の方から質問主意書もかなりかつて出ています。同じような趣旨のことが出ています。当時の福田総理が答弁されています。 結局のところ、今の問題に戻るわけですよ。ですから、これは環...全文を見る | ||
○菅(直)委員 ですから、そこはやはり違うと思いますよ、私は。 国会で本当にいろいろな議論をやっているんですよ、先輩の環境大臣は。若林さんとか斉藤鉄夫さんとか、いろいろな方がやっているんですよ、この議論を。 結局、東京都の問題だと言うけれども、さっきも言ったように、法律で...全文を見る | ||
○菅(直)委員 今の、法律を上回る対応という、そういうことが議論があったんですよ。たしか、その中に盛り土が入っているんですよ、都の専門家会議で。それをやれば上回って、多少下の方にあっても地上には浮いてこないだろうと。きょうもどこかでやっていました、地下と地上が違うんだと。しかし、...全文を見る | ||
05月09日 | 第193回国会 衆議院 環境委員会 第15号 議事録を見る | ○菅(直)委員 四月の本委員会において、私は、豊洲の新市場、これは土壌汚染が非常に激しいものですから、そのことを取り上げさせていただきました。そのときは、土壌汚染法のある時期の改正によって、豊洲もいわば適用範囲に入るというふうな答弁もいただいております。 その後、四月の十四日...全文を見る |
○菅(直)委員 花押を書かれたときに、この案件だということを認識されていましたか。 | ||
○菅(直)委員 まあ、認識をされていたというふうに理解をしておきましょう。 きょうは、やはり、その質問主意書の答弁を含めて、いろいろな問題点、特に豊洲の問題は今、これは東京だけではないと思いますが、非常に大きな関心を持たれていますので、そのことについて申し上げていきたいと思い...全文を見る | ||
○菅(直)委員 順番に聞いていきますから、用意された資料を全部読まないでください。 今お聞きしたのは、まさにその質問主意書に書かれた専門家会議と、今政務官が言われた平成十九年につくられていた専門家会議が同一のものですかどうですかということを、まず順番を追って論議を進めていきま...全文を見る | ||
○菅(直)委員 資料一と二を皆さんにお示ししております。 資料一には、今、質問主意書の答弁で出てきた平成二十八年に設置された会議のメンバーが出ております。それから、資料二の二ページ目には、平成十九年に設置された、名称は若干異なっておりますが、メンバーが、リストが出ております。...全文を見る | ||
○菅(直)委員 認識を聞いているんですよ、実質的に同一じゃないですかと。四人の方がつくられていたかつての専門家会議。対象は全部全く同じですよ。これが三人になって新たにつくられた。実質的に同一じゃないですかというのを、認識を聞いているんです。これから順番に行きますから。 農林大...全文を見る | ||
○菅(直)委員 それで結構なんですよ。 それで、早々と何か先ほど言われましたが、この最初に設置されたときの、いわゆるもとのという言い方をしますが、もとの専門家会議で、平成二十年七月に報告書が出ていますよね。これは資料の二に、その概略だけ皆さんにお示しをしております。 この...全文を見る | ||
○菅(直)委員 まさにそのとおりですよね。 実際にそれは行われたんですか。これは、平成十九年、いわゆる二〇〇八年です。多分、石原知事の時代でしょう。それで、今の小池知事になっていろいろなことがわかりました。わかった中で、このときの、今まさに政務官が言われた盛り土とそれからもう...全文を見る | ||
○菅(直)委員 現時点でということを言ったはずですよ。地下水の調査を小池知事になって二度やっています。それでこれに適合していますか。現時点でということをちゃんと言ったんですよ。ちゃんと聞いて答えてください。 | ||
○菅(直)委員 ということは、このときの、もとの専門家会議の提言はいずれも実行されていない、現時点でですよ、ということですね。 | ||
○菅(直)委員 私が聞いているのは、事実を聞いているんですよ。先ほども政務官は事実という表現をされたけれども。つまり、ここに書かれている提言が現時点で実行されているか、いないか、事実を聞いているんです。見解を聞いているんじゃないんです。 | ||
○菅(直)委員 もう一回言いますけれども、最初の、盛り土にかえてというのは、誰がかえたんですか。少なくとも、もとの専門家会議は盛り土をしろと書いているんですよ。この後にはもっとその詳しい図面もあるんです。それはたくさんのページになるからやめましたけれども、相当の土地を削って盛り土...全文を見る | ||
○菅(直)委員 それでいいんですよ。提言書と異なるというよりは、提言書のことはやられていないんですよ。 そこで、順次行きますから、余り慌てないでくださいね。 この提言書の中で、こういうことをやれば、例えば、土壌汚染、地下水の暴露による健康被害の防止とか、揮発性ガス、ベンゼ...全文を見る | ||
○菅(直)委員 その答弁だけでいえばそれでいいんですよ。ただ、前回の質疑の中で政務官自身も、そしてこの質問主意書に対する安倍総理の答弁の中でも、そういうふうに素直に言っていないんですよ。 つまりは、この質問主意書の答弁によれば、わざわざ、平成二十八年、後に設置された専門家会議...全文を見る | ||
○菅(直)委員 聞いていることを答えてください。 つまり、平成二十年に、この資料二に出したように、前の専門家会議がこういう報告書を出している、こうすべきだと。逆に言うと、こうしなければ安全性は確保できない、事実上そういうことを言っているわけですよ。ちゃんとこれも判断材料にする...全文を見る | ||
○菅(直)委員 政治家みたいな、何か逃げのあれを余りやらないでくださいよ。私が聞いているのは、事実関係を聞いているんですから。 当たり前のことでしょう。だって、事実上同一のメンバーが平成二十年に出した提言をちゃんとやられていたかどうか、参考にするのは当たり前でしょう、判断する...全文を見る | ||
○菅(直)委員 もう一回聞きますよ。 平成二十年のこの報告書について、答弁書でも触れていない。あなたも、答弁で触れたかどうか知りません、はっきりしない。これも判断をする材料になるんですねということを聞いているんです。極めて簡単なことを聞いているんです。その点について答えてくだ...全文を見る | ||
○菅(直)委員 事実関係の中には、この平成二十年の報告書は入っているんですね。存在を認めて、その内容もきちんと把握しているということですね、事実関係として。 | ||
○菅(直)委員 だから、最初からそう答えればいいんですよ。 一つだけちょっと、関連したことを聞きます。 これは、たしか交付金が出ていますよね、農林省から。これは予算ですよね。一方で、まだ認可は申請が出されていない。私は、二百八億円でしたか、交付金が出ているのが、認可が出さ...全文を見る | ||
○菅(直)委員 これは認可がおりなかったらどうなるんですか、認可がおりなかったら。この移転のですよ。 | ||
○菅(直)委員 予算について聞いているんですよ。払ったものがどうなるんですか、認可が出されなかった場合に。仮定じゃなくて、まさにそうなった場合はどうなるんですか。事務方の説明は返してもらいますと言っていますけれども、違うんですか。 | ||
○菅(直)委員 返してもらうというふうに私は説明を聞きましたが、違うんですか。適切に処理というのはどういう形をとるんですか。 | ||
○菅(直)委員 あなたの言っていることは本当にお役人とそっくりですよね。 つまり、一方で、二百八億円を出すについては、こういうことを考えたら適切だと思うからいろいろな判断をして出したといいながら、一方では、もし認可がおりなかったら、認可権限を持っているわけですから、何が言いた...全文を見る | ||
○菅(直)委員 繰り返しになるからあれしますけれども、予断を持ってとかじゃなくて、先ほど言った手続上どうなっているんですか、その何とか法に基づいて。一旦出したものが、それがその目的がなくなったときに何とか法に基づいてどうなっているんですか。予断のことを聞いているんじゃないです。手...全文を見る | ||
○菅(直)委員 時間ですから、最後にちょっと山本大臣に。 このことは、前回の質疑でも、直接環境省が生鮮食料品の安全性についてまで関与してはいないという趣旨の話は聞いております。しかし、閣議でこういう答弁を出されているわけです。だから、その閣僚として、これは土壌汚染に非常に深い...全文を見る | ||
○菅(直)委員 時間ですので終わりますが、関心を持って、所掌外ではなくて、閣議の席というのは所掌外であっても議論していいというのが、少なくとも我が党が内閣を担当したときはそういう扱いをやっていました。ですから、ぜひそういういい例に沿ってやっていただきたい、そのことを申し上げて、質...全文を見る | ||
05月25日 | 第193回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号 議事録を見る | ○菅(直)委員 福島原発事故からもう六年余りを経過したわけですが、事故直後のいろいろな東電からの報告あるいはいろいろな報道が、その後、東電自身がいろいろな検証を繰り返される中で、実は、当時最初に発表したようなことが後になって間違っていたというケースも多々見られていることは私も承知...全文を見る |
○菅(直)委員 それで結構なんです。 それで、資料一に、一つ具体的な例を挙げておきました。これは発信が三月十一日の午後十時二十分、二十二時二十分というふうになっておりますが、この中で、下の方でちょっと見えにくいですが、一号機、TAFプラス五百五十ミリメートル、これは燃料棒の上...全文を見る | ||
○菅(直)委員 順を追って行きますので、資料二が、今社長がお話しいただいたことに関連しますが。 まず、資料一のTAFプラス五百五十というのは、水位計が間違っていたことを当時吉田所長も把握されていなかったのか、少なくともこういう数字が来ていたわけです。当時、官邸でも、経産省から...全文を見る | ||
○菅(直)委員 いや、二十二時にまだ水があると言われていたけれども、ここに書いてあるように、十八時四十分ごろには炉心の損傷が始まった。私が聞いているのは、それから少なくとも一時間以内ぐらいにはまさに溶融が始まったと東電から聞いているんですけれども、夜という言い方は、では、まるっき...全文を見る | ||
○菅(直)委員 ですから、そのように私が言ったら、そのとおりだと言っていただければいいんです。夜の間なんて言ったら、夜は十二時までありますからね。十八時四十分から一時間程度の間というのが皆さんのところの私に対する説明で、今、社長の説明とやっと一致をしたということです。 そこで...全文を見る | ||
○菅(直)委員 ですから、資料の二の中にある圧力容器の破損時間、十二日の五時四十分ごろというのと今社長が言われたことはほぼ一致する。当たり前なんですけれどもね、これは東電の資料ですから。それを確認させてもらいました。 そこで、このメルトスルーがこの時刻に起きたということが、検...全文を見る | ||
○菅(直)委員 そうですよね。 実は、私は、三月の十二日の朝、現場にヘリコプターで行ったわけですが、ですから、今考えてみると、その時点は七時ごろでしたから、もうメルトスルーが始まっていた、相当放射線量が高くなっていた時期でした。まだ当時はそういう状況に至っているという報告はい...全文を見る | ||
○菅(直)委員 資料三に私もつけておきました。 ここにはついていませんが、吉田調書によれば、吉田所長に海水注入の停止を武黒フェローが指示したと吉田所長が証言されていますが、これは東電の調査でもそうですか。 | ||
○菅(直)委員 ですから、武黒さんが指示をし、最終的には東電の社長が決めた、これでいいんですね。 | ||
○菅(直)委員 余り時間をとりたくないので。 私がどう言った、こう言ったという話もいろいろ出ています。しかし、この場で言っておきますと、私は海水注入をとめたことはありません。私と同席した人で、一人としてそういうことを言っている人はいません。 武黒さんが、私たちが六時から六...全文を見る | ||
○菅(直)委員 資料四の一に、これも東電の資料ですが、その時間も書いてあります。 そこで、実際に海水注入は停止されていたんですか、どうですか。 | ||
○菅(直)委員 まず聞きます。 海水注入がとまったという発表を東電がされたのはいつで、いや、実はとまっていなかったという発表をされたのはいつなのか、日にちと時間を言ってください。時間までは結構です。日にちを。 | ||
○菅(直)委員 ですから、三月の十二日に起きた、海水注入がとまった、とまらないという話を、本店はとまったと思って、しかし、発表をしていないんですね。今の徴収があって、約二カ月後の五月の十六日に発表しているわけです。 そこで、一つだけ、ちょっとこれは政治的な文書ですが、資料の五...全文を見る | ||
○菅(直)委員 ですから、当時、ある時点ある時点ではいろいろな間違いがあったというのは最初に言ったわけです。今の時点で、とまっていなかったというのを認められていたわけですから、ということは、少なくとも安倍晋三議員が当時言ったことは事実とは異なりますねということを聞いているんです。...全文を見る | ||
○菅(直)委員 ということは、このメルマガの情報は間違っていますね。 | ||
○菅(直)委員 いいですか。ちゃんと最初から言っているじゃないですか。東電が自分で言ったことでも、後になったら、検証したら違っていたことはたくさんあるんですよ。 何でこういうことを安倍さんが言われたかということを社長に聞いているんじゃないんです。メルマガのこのことが事実かどう...全文を見る | ||
○菅(直)委員 もう繰り返しませんが、だから、このメルマガの表現は間違っていますね。 | ||
○菅(直)委員 だから、間違っていますね。 | ||
○菅(直)委員 資料の六を見てください。できれば一緒に資料の八もごらんいただきたいと思います。 結局、先ほど社長が言われましたように、東電は、本店は、二十四、二十五に吉田所長が休暇から戻ってこられて、話を、みずから、やはり実はとめていなかったんだということを言われて、それで調...全文を見る | ||
○菅(直)委員 私が手に入れている情報では、二十日あるいはその前ぐらいに東電の幹部がいろいろな放送局や新聞社に行って、菅総理がとめたんだと言った、それを真に受けた読売と産経がこう書いたと。しかし、少なくともほかの、朝日とか毎日とか日経は書いておりません。そして、今度は二十六日の報...全文を見る | ||
○菅(直)委員 大変よくわかっていただいてありがたいと思いますが、私がお聞きしたのは、もう一つ踏み込んだんです。 つまり、総理経験者であった安倍晋三議員が、不信任案のことをわざわざこれに絡めて言っているわけですよ。つまりは、菅総理が間違った判断でとめた、そのことを追及して、そ...全文を見る | ||
○菅(直)委員 非常に見識ある御意見、ありがとうございました。 確かに、事故が起きたときに、当時、自民党は谷垣総裁、もちろん公明党の皆さんとも話をして、ある意味での、これはもう与野党超えて協力し合おうということでやったんです。 しかし、その中で、安倍当時の議員は、不信任案...全文を見る | ||
09月14日 | 第193回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第6号 議事録を見る | ○菅(直)委員 民進党の菅直人です。 きょうは、アドバイザリーの皆さん、ありがとうございます。 ちょっと一点だけお聞きしたいんですが、今、北朝鮮のミサイルの問題で、政府は常時警戒体制をとっているわけですが、これに対して、そういうことを警戒する以上は、原発で稼働しているもの...全文を見る |