菅直人
かんなおと
小選挙区(東京都第十八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数14回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
05月17日 | 第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号 議事録を見る | ○菅(直)委員 きょうは、経産委員会の場で本格的に質疑をさせていただくのは初めてかと思います。委員長を始め同僚議員に、そうした機会を与えていただいたことを、まずもってお礼を申し上げたいと思います。 経産省は、あの東日本大震災に伴って福島原発事故が起きるまでは、まさに原発の推進...全文を見る |
○菅(直)委員 私は、今の大臣の意見、一点を除いては同感します。まあ、一点はそのうちわかると思いますけれども。 つまり、全くリスクのないものはないと言われました。そのリスクの大きさがどの程度あるかということが実は問題なんです。 資料Aをぜひごらんください。 これは、原...全文を見る | ||
○菅(直)委員 今、閣議決定に沿ってと。もちろん、閣僚ですから閣議決定に沿わなければいけないことは私も経験者として知っております。 しかし、一政治家として、例えば、先ほど申し上げた、もとの総理である小泉総理は、そうしたことを超えて、やはり自分たちの子孫にそういうものは残すべき...全文を見る | ||
○菅(直)委員 対応を進めるという、ちょっと中途半端なことを言わないでください。 このシビアアクシデント対策として三項目が掲げられていますが、これはきちんとそういうことに対して対応ができているのですかと聞いたんです。進めているんじゃなくて。 | ||
○菅(直)委員 ちょっと役所として勘違いしているんじゃないですか。私は今、特重の話はしていませんよ。(村瀬政府参考人「シビアアクシデントですね」と呼ぶ)そうでしょう、ちゃんとシビアアクシデントと限ってやったんですよ。この後に、その最後のテロ対策をやりますから。 | ||
○菅(直)委員 ですから、もう既にそれは実現しているという認識ですね。(村瀬政府参考人「はい、そうです」と呼ぶ) そこで、もう一つの、テロ対策についてです。 つまり、テロ対策としては、航空機の意図的な衝突など、これに対して特定重大事故対処施設が必要だということで、これも資...全文を見る | ||
○菅(直)委員 大臣、聞かれましたか。まだない。 一つもないんですか。 | ||
○菅(直)委員 いいですか、大臣。安倍総理は何度も、新規制基準というのは世界で最も厳しい基準なんだ、だから、それをきちんと整備をした場合には十分安全性は保てるんだという趣旨のことを何度も繰り返されています。しかし、八年たった今日、実はこのテロ対策の対応はできていないんですね。でき...全文を見る | ||
○菅(直)委員 ちょっと理解が正確でないですね。 つまり、原子力規制委員会は、当初は、たしか二〇一三年から五年ということになっていたはずです。しかし、それが、いろいろな要請があって、そういう二〇一三年というのではなくて、原子力本体のいろんな改良等の工事の認定がおりてから、それ...全文を見る | ||
○菅(直)委員 これは非常にはっきりした答弁をいただいてありがとうございます。 このことは非常に大きな問題です。ですから、その直前まで、原発関係の企業は相当いろいろなことを経産省やいろいろなところに言っていたはずです。 では、この五年間で期限が来るものについて、どういうも...全文を見る | ||
○菅(直)委員 今言われたので全部で何基になりますか。再稼働しているものが何基あって、この五年以内に期限が来るものは、今言われたのは何基ありますか。 | ||
○菅(直)委員 ということは、再稼働しているものは全てこの中に入っているということですか。 | ||
○菅(直)委員 大臣、そういうことなんですよ。 つまり、私が知っている限り、もちろんまだ期限がかなり先のものもあります。ですから、これから頑張ればそれに間に合うかもしれません。しかし、これまでの経緯でいうと、例えば先ほどの川内ももう動いていますが、とてもこのままでは三月は間に...全文を見る | ||
○菅(直)委員 大臣御存じのように、今の閣議決定をされたエネルギー基本計画では、原発を二〇三〇年に二〇パーから二二パーと言われています。現在が三パーから五パー、しかも、この中も、今のテロ対策のおくれによって更に減る可能性がある。まだテロ対策ができているものは一基もありませんからね...全文を見る | ||
○菅(直)委員 ですから、その安全を規定したのが新規制基準なわけですよ、最低限の要件として。それが現実に難しくなっているという状況を踏まえてお聞きしているのであって、安全性が云々であればという前提条件が崩れつつあるのではないかという認識をお聞きしたんです。これ以上お聞きしても同じ...全文を見る | ||
○菅(直)委員 武力攻撃事態などに該当するようなことになればと。 端的に言えば、国民として知りたいのは、そういう攻撃があったらということなんですか。実際にミサイルが着弾するというような攻撃が国内にあったらということなのか、いや、そういう危機が迫っているという状況判断があった場...全文を見る | ||
○菅(直)委員 私は一般的な防衛政策をお聞きしているわけじゃありません。 簡単に言えば、航空機が意図的に原子炉の方に向かって衝突する等という言い方があれには書いてあります、新規制基準の中では。それと、それは普通の爆弾だとしても、それを積んだロケットが、ミサイルが当たった場合と...全文を見る | ||
○菅(直)委員 余り生産的でないのでこれ以上言いませんが、武力事態のことについていろいろ防衛政策を言われるのは結構ですが、少なくとも、そういう危険性があるときに、原子力規制委員会が武力事態の内容を知っているわけじゃありませんから、また予想する立場じゃありませんから、私は、一般的に...全文を見る | ||
○菅(直)委員 的確な答弁ができないということをみずから言われたと私は認識しております。 そこで、資料Fをちょっとごらんいただきながらお聞きをいただきたいと思います。 これは、福島原発の地域の敷地を標高差で出したデータがないかと国会図書館に聞きましたら、地理院の地図がやっ...全文を見る | ||
○菅(直)委員 経産大臣も、最近ですか、現地に行かれたというふうに報道で聞きましたけれども、免震重要棟にも入られたかもしれませんが、あの場所はかなり高いんですよ。ですから、緊急用の発電機だけでもあの場所のそばに置いていれば、電線でつなぐだけですから、水をくみ上げるんじゃないですか...全文を見る | ||
○菅(直)委員 ですから、もう一年以上たって、経産委員会で審議する政府提案のものももうほとんどなくなってきつつあることはお互い知っているわけですから、そういう中で、きちんと審議をしていただきたいことを重ねて申し上げておきます。 そこで、この資料Eをごらんいただきたいと思います...全文を見る | ||
○菅(直)委員 では、聞き方を変えます。 再生可能エネルギーで、これは時間の問題がありますから、ここでは二〇三〇年ですが、更に将来、化石燃料も全部やめて、最終的には再生可能エネルギーで全ての電力を賄うことは私は技術的に可能だと考えています。それについての見解を聞きたいと思いま...全文を見る | ||
○菅(直)委員 今の答弁の中で、二二から二四というのはキャップではないということを言われたのは、大変私は大きな前進だと。 一般的に、今の政府は、非化石燃料として四四ですか、四二ですかということをよく言われますけれども、つまりは、同じことを四四としても、再エネのキャップでないと...全文を見る | ||
○菅(直)委員 ちょっとその表現は大分誤解がありますね。今の話だと、太陽光の相当部分を活用できたら、かなりの部分がいくだろうと。そんなものじゃないんですよ。 いろいろ資料を調べてみました。単位がややこしくて、十の十乗とかそういうふうになるんですが、調べてみましたら、一年間に人...全文を見る | ||
○菅(直)委員 私が調べたのは国会図書館で、丸善のエネルギー百科事典というものと、それからもう一つは日本エネルギー経済研究所計量分析ユニットの二〇一九年、これらを調べて計算してもらって、私も計算して、一万倍という数字が出ていますので、ぜひ、これは事務方で結構ですから、よく勉強して...全文を見る | ||
○菅(直)委員 いろんな災害を受けたときに、それに対するいろんな手当てを一般的に税でやるのは、これは当然、国会も承認すれば、追加的な税を取った場合もあります。それはあり得ると思います。 しかし、電力システム改革の中の託送料にそういう形で乗せるというのは、少なくとも、この指針が...全文を見る | ||
○菅(直)委員 時間が来ましたので最後にしますが、今の大臣の答弁は、私から言うと全く筋違いですよね。税の場合は、いろんな税の議論があるのはもちろん承知しています。ですから、それは税の中で議論すればいいんです。 しかし、電力システム改革という前向きな話なのかなと思ってみたら、そ...全文を見る | ||
05月23日 | 第198回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第4号 議事録を見る | ○菅(直)委員 きょうは、久しぶりにこの原子力特別委員会で質疑に立たせていただいております。 まず、更田委員長の方に、きょう、毎日新聞に、ちょっと気になるというか注目すべき報道がありまして、そのことをまず少しお聞きしたいんです。 この新聞、読まれたかもしれませんけれども、...全文を見る |
○菅(直)委員 いずれにしても、しっかりとこの安全性を確認されて判断をしていただきたいと思います。 きょうは、東電、文挾副社長にもお出ましをいただいておりますが、少し、福島原発事故が発生して八年余りたちまして、事故発生からかなりの間、当時いろいろと発表されていたことが、現在の...全文を見る | ||
○菅(直)委員 それによって、どの段階でメルトダウンが始まり、メルトスルーが始まったのか。東電がこのメルトダウンという言葉を使われたのは、たしか相当後になってですから、現在の認識をお聞きしたいと思います。 | ||
○菅(直)委員 メルトスルーはいつですか。 | ||
○菅(直)委員 いずれにしても、当時の状況で、少なくとも報道とかいろいろな形で言われたこととは非常に大きく違っていたわけです。 それに加えて、少しお聞きしたいのは、資料Bにもちょっと添えておきましたけれども、これは東電が出された未解明調査添付資料でありますけれども、いわゆる、...全文を見る | ||
○菅(直)委員 今、副社長は、ほとんど入らなかった可能性もあると。これはほかの、例えば、これはNHKスペシャルを本にしたものにも、原子炉に届いた水はほぼゼロだったという見出しがついております。 先ほどもお聞きしたメルトダウン、つまりTAFまでゼロというときに、水が入っていれば...全文を見る | ||
○菅(直)委員 もう一点、当時からちょっと気になっていたんですが、福島原発事故が発生したときに、現場は吉田所長が指揮をとられたことは非常にはっきりしています。 東電本店では、原子力事故そのものについて、もちろん、原子力についての認識を持っていて、きちんとした指揮をとっておられ...全文を見る | ||
○菅(直)委員 これは、もうかなり、八年もたったことですけれども、当時のいろいろなものを私も改めて読んでおりますと、例えば、何日目でしょうか、吉田所長が一生懸命所員の車からバッテリーを取り出してつないで、何とかメーターを見ようとする。もうその時点で、当然、東京からでもほかのところ...全文を見る | ||
○菅(直)委員 加えて、資料のCをごらんいただきたいんですけれども、ここに、今言われたように、つまりは、一号機に注水を行ったけれども、いろいろな検証の結果、バイパスでほかに流れてしまった、それに対して、柏崎刈羽では、以前からかその後かはわかりませんけれども、それに対する対策がとら...全文を見る | ||
○菅(直)委員 ちょっとこれに関して規制委員長にお尋ねしたいんですが、これは同じ東電の原発ですから、柏崎がそういうことの対応をされたというのは、それはそれでもっともなことなんですが、東電以外の原発で、もし同じように注水をしなきゃいけないようなときに、こういうふうな措置はとられてい...全文を見る | ||
○菅(直)委員 ぜひそこは、どこかには書いてあるのかもしれませんが、私も少し読んでみて、資料Cはたしか先ほど言った未解明云々の膨大な資料の中にあって、柏崎については対応がされていると。ただ、東電の報告書ですから、他の社の原子炉についてはちょっと記載が私には見つからなかったものです...全文を見る | ||
○菅(直)委員 私も、当然そのとおりだと思うんです。 つまりは、この経産大臣の表現はややそのあたりが、そういう事態に至る中で、規制委員会に、命ずるという判断を行うと。 つまりは、そういう事態になっているかどうかというのはちゃんと総理なりしかるべき部署が判断をして、そして直...全文を見る | ||
○菅(直)委員 大体時間になりましたのでそろそろ終わりにしますけれども、やはり八年たって、私も当時のことを思い出したり、あるいはもうかなり忘れていることも、改めて、先ほど申し上げた東電の未解明の報告が、今五回目ですか、出ておりまして、膨大な量なので全部読み込むことはできませんが、...全文を見る | ||
11月20日 | 第200回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号 議事録を見る | ○菅(直)委員 梶山大臣とは直接こういう形での議論は初めてですが、自社さ政権の当時、橋本内閣で私が初めて厚生大臣を拝命しまして、そのときの官房長官が梶山静六先生でありました。大変お世話になったということで、まずは、そのことの思い出を少し申し上げさせていただきました。 きょうは...全文を見る |
○菅(直)委員 次に、資料第二ですが、これはいろいろな資料に書いてあるんですけれども、一番わかりやすいのでこの新聞の記事をコピーさせていただきました。この新聞記事によれば、これは二〇一九年、ことしの八月十二日の朝日新聞ですが、「原発安全対策費五兆円超」と、電力十一社の対策費が五兆...全文を見る | ||
○菅(直)委員 大体この報道どおりだというのが今のお答えだったと思います。 そこで、これは原子力規制委員会の方にお聞きしたいと思いますが、この表の中で、再稼働している九基とかいろいろありますけれども、テロ対策工事が完成しているのは、全部の原発の中で幾つなのか。また、工事認可か...全文を見る | ||
○菅(直)委員 経産大臣もお聞きになりましたよね。つまりは、この九基の既に稼働している原発も含めて、一基も、特重施設、つまりテロ対策のための特重施設の工事は完了していない。そしてこの工事が工事認可から五年以内に完了しない場合は停止をさせると。 たしか川内原発は来年の三月が五年...全文を見る | ||
○菅(直)委員 つまり、原発の再稼働は、今申し上げたように、前提となる新規制基準を満たすために五兆円を超える膨大な投資が必要になることはもちろんお認めになりましたが、たとえ新規制基準を満たす安全対策が完了したとしても、今、完了もしていないですよね、一時的には再稼働が認められている...全文を見る | ||
○菅(直)委員 そこで、東電、きょうは副社長においでいただいていると思いますが、東電と機構において少しお聞かせをいただきたいと思います。 今回、私はこの質問をするに当たって、原子力損害賠償・廃炉等支援機構、以下、機構と呼ばせていただきますが、いろいろとちょっと読んでみました。...全文を見る | ||
○菅(直)委員 機構の方にも伺いたいと思います。 今、公的管理下にあることを東電の方も認められましたが、機構としても、東電の株を半分以上を持って、さらに、後ほどお聞きしますが、相当の資金を交付国債を通して拠出している。事実上、東電のそういった経営全体に対して監督責任、管理責任...全文を見る | ||
○菅(直)委員 私もそうなのかなと思っていたんですが、今理事長も言われた新々総特に企業価値の向上という項目がありますよね。どうやって企業価値を向上させるのかといろいろ読んでみると、東電の場合、今廃炉が決まっていない原発は柏崎刈羽の原発だけですけれども、それの再稼働によって企業価値...全文を見る | ||
○菅(直)委員 これは関係者の皆さん、大臣も含めてぜひ聞いていただきたいんですが、一般論として、例えばコストカットをするとか合理化をするということで東電がより企業価値を高めるというのは決して私は悪いことだと思いません。しかし、再稼働をすることによって企業価値を高めるということにな...全文を見る | ||
○菅(直)委員 私が御質問したことについては何一つ答えられていません。 今私が言ったのは、新々総特の中に、企業価値を高める、それには再稼働だ、そういうことを書かれているわけですから、そのことが不適切ではないかと御質問したんです。 あわせて御質問します。 まずは東電の方...全文を見る | ||
○菅(直)委員 非常に曖昧ですね。総特そのものが東電と機構がつくっているんですよ。それで、機構の職員が、現職職員が取締役に入っているんですよ。そして実際に了解しているんですよ。しかも、先ほど申し上げたように、私はこれは下手をすればというか、下手をしなくても、可能性として、二千二百...全文を見る | ||
○菅(直)委員 結局機構と同じ答弁なんですよ。 しかし、先ほど来申し上げているように、つまりは、特重を含むこの新規制基準を満足させるための新規の投資というのは焦げつく可能性が大変高いということを先ほど申し上げました。特に二千二百億円は、三千五百億のうちの二千二百億円と言われて...全文を見る | ||
○菅(直)委員 そこで、資料五に、原発の一時国有化による全電源廃炉政策(私案)をお示ししました。 ただ、これは私案ではありますけれども、実は、立憲民主党が既に、他の野党と一緒に原発ゼロ基本法を提出している。そして、その原発ゼロ基本法の中には、そのゼロ基本法が成立したときには二...全文を見る | ||
○菅(直)委員 何かはっきりしない御答弁ですが。 つまり、このままいったときに、どうなりますか。例えば、今、野党各党が出している法案が通って、原発をなくするということがもし国会で決まって、そのときの政府がそれを実施するということになったときに、そのままやったときに東電はどうで...全文を見る | ||
○菅(直)委員 つまり、もう頭が固定化しているんですよ。つまりは、思い切って、それは東芝だって日立だって大変だったと思いますよ、何千億、場合によっては何兆という金をつぎ込んだのを、全部損切りをしたんですよ。そういう時期に来ているのではないかということで、直接の当事者の、東電なり機...全文を見る | ||
○菅(直)委員 全然答えていないんですよ。 もちろん、しっかりと審議をするというのは、与党の皆さんによく言ってください。我々が審議しよう審議しようというのを、相変わらず審議を拒否しているのは与党ですからね。 そして、私が言っているのは、もう答えられないようですからあれです...全文を見る | ||
○菅(直)委員 私は、この会計制度の見直しというのは、半分は理解できるんです。つまり、どういうことかというと、あした破産になることがわかってやめましょうということは、東電からは言えない。しかし、少なくとも、そういうことにはならないで、先ほどの金融の国有化のときだって、結局、長銀と...全文を見る | ||
○菅(直)委員 いや、ですから、その説明責任が、つまりは再エネ関係の新電力にまで託送料として乗っけることになるのではないかということをお聞きしたんです。それは一般にはまだほとんど伝わっていませんよ。答えてください。大臣。 | ||
○菅(直)委員 ちゃんと答えてくださいよ、何度も繰り返させないで。新電力にまで託送料金で取ろうということですか。はっきり答えてください、大臣として。 | ||
○菅(直)委員 これは大変重大なことですよ。まだそこまで、与党、野党の中でも認識は完全には理解されていないでしょう。私もこの会計処理のややこしいのを見て。地方税法の改正まで絡んでいますから。 一つだけ、念のために聞いておきます。 同じ、廃炉とかいろいろな問題があるにしても...全文を見る | ||
○菅(直)委員 あえて、もう一度、東電と機構の責任者にお聞きしたいですが、今聞かれたことで、どうですか。つまり、東電にとって最大の負担は、もちろん、柏崎刈羽を動かせば一基当たり幾らの利益が上がるとかというのは、それは買い込んだ原子力燃料が山のように余っていますから、そういうことは...全文を見る | ||
○菅(直)委員 どのぐらいかかるということを東電としては見ているんですか、事故炉の処理に。 | ||
○菅(直)委員 東電の副社長、これは東電の何とかではありませんがという前置きをされますけれども、新々総特というのは東電と機構がつくっているんですよ。ほかの人がつくっているんじゃないんですよ。それで見通しとして大丈夫かと聞いたんですよ。ここにこう書いてあると、他人事みたいに言わない...全文を見る | ||
○菅(直)委員 では、理事長もこの道のある部分で専門家だからお聞きしますが、本当にこれでやれると、理事長としても思っているということですか。他から来た数字じゃなくて。一般的に言われているのは、二十二兆とかいろいろなことがいろいろな専門家によって言われています。しかし、機構として、...全文を見る | ||
○菅(直)委員 前半のことが本音だと思うんですよ。正確なことを言えないと。 余り技術的なことに踏み込みたくありませんが、もちろん理事長も御存じでしょう、スリーマイルというのは、メルトダウンはしたけれども、メルトスルーはしていないんですよ。それはプロだからおわかりでしょう。圧力...全文を見る | ||
○菅(直)委員 これ以上の水かけ論をやっても仕方ないかもしれませんが。つまり、政府の考え方というのは変わるんですよ、政権がかわれば。実際に変わったんですよ。 当時のことを余り細かく言いませんが、あの原発事故が起きたときに、いわゆる何とか賠償法で、全ての責任は、東電の責任はゼロ...全文を見る | ||
○菅(直)委員 これで終わりますが、やはりこの問題は次の総選挙で国民的にちゃんと判断をしてもらわなきゃいけない。だから、今のことで幾つかわかりましたけれども、このままいったら国民負担は、私の見る目では一体幾らになるかわからない、こんなやり方をとる政権をそのまま認めるのか、そうでは...全文を見る |