菅直人

かんなおと

小選挙区(東京都第十八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数14回

菅直人の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第204回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○菅(直)委員 菅総理とのこういう場での質疑は初めてかと思います。  表記が漢字でいうと菅さんと私は同じなものですから、かつては時折混同もされていましたが、今では菅総理が総理として活躍されているので、そういうことも少なくなっております。  先週の十二日ですか、夜かなり遅く、大...全文を見る
○菅(直)委員 一般論としては分かるんですが、この間のいろいろな対応を見ていると、例えばGoToイートとかGoToキャンペーンとか、そういうことは、どちらかといえば、経済対策ではあるけれども、感染症そのものを抑制するという対策ではちょっと違うと思うんです。そういう意味で、コロナ危...全文を見る
○菅(直)委員 繰り返しませんが、それは変異株とか、ある意味で新しい現象が出てきていることに対して対応されようとするのは、それは当然必要なことだと思います。しかし、過去にはスペイン風邪とかいろいろな歴史もありまして、そういう中で、約一年前あるいはもう少し前からこのコロナが世界的に...全文を見る
○菅(直)委員 もう繰り返しませんけれども、今の総理の発想は、新たに何か起きたときのことをいろいろ言われていますけれども、もう一年間、いろいろな国でいろいろなことが起きて、日本でも起きているわけで、そういう中で、ここまでのことが起きる可能性があるけれども、それに対してはこうするん...全文を見る
○菅(直)委員 私が、十年前のときには、たしか事故発生から数日の間に、当時の谷垣総裁ですか、他の野党の党首にもお話を伺いました。今の答弁の中で、私が聞いていることにお答えください、そういう、野党の党首とさしで、あるいは、もちろん何人かでもいいですよ、総理自身が話を聞かれるというつ...全文を見る
○菅(直)委員 もう一度だけ。党首会談をやられるつもりはあるんですか、ないんですか。イエスかノーかで答えてください。
○菅(直)委員 今まさに必要なときだと思うから提案をしているので、必要があればとおっしゃったので、是非その必要性を考えていただきたいと思います。  そこで、少し、今日のグリーンエネルギーの問題も述べていきたいと思います。  菅総理が所信表明演説で、二〇五〇年までにいわゆるカー...全文を見る
○菅(直)委員 今経産大臣がお答えになったのは二〇一九年、それはそのとおりです。二〇一九年は、原発が全電力のたしか六%、そして再エネが一八%。私のお示ししているこの表は、二〇一一年から一九年、これは年度です、年度でいいますと、再エネが一四%、原子力は三%ですよ、三%なんです。 ...全文を見る
○菅(直)委員 農林大臣に今日はお出ましをいただいています。  私は、この質問は、昨年の暮れ、質問主意書でも実は行っているんですね。つまりは、営農型太陽光発電、これは後ほど農林大臣にお聞きしたいと思いますが、このやり方を活用すれば日本の電力は全てそれで賄えるのではないかという質...全文を見る
○菅(直)委員 今の農林大臣の御答弁、是非経産大臣にも総理大臣にもよくお聞きをいただきたいんです。  つまり、太陽光発電というのはかなり面積が必要なんですね。ですから、私も、オーストラリアみたいなところであれば面積があるから大丈夫だけれども、日本はなかなか難しいだろうと思ってい...全文を見る
○菅(直)委員 今農水大臣は、私が提出した質問主意書、これでは、大体一〇〇%になるには農地の、四、四、十六だから、四〇%を今言ったソーラーシェアリングに当てはめればいいんじゃないかということを、菅内閣、これは菅総理からの返事なんですよね、それに対して菅総理の返事も今農林大臣が言っ...全文を見る
○菅(直)委員 今の農水大臣の答弁、私は非常に前向きに伺いました。つまりは、農業を活発にしていくことと共存するのであれば大変いいんじゃないかということをおっしゃったわけですよね。  ですから、それに対してあえて経産大臣にお聞きするとすれば、経産大臣はいろいろバックグラウンドが、...全文を見る
○菅(直)委員 NEDOが福島で太陽光発電をした電力を使って水素を作っていますよね。私は是非見たいと思っていたんですが、コロナでちょっと行けていないんですけれども、水素もキーワードだと思うんです。先ほど申し上げたように、少なくとも、机の上の計算ではありますけれども、四百万ヘクター...全文を見る
○菅(直)委員 ちょっと的外れですよね、先ほどの話から。  今、再生可能エネルギーだけではなくて、先ほど御本人が言われたように、たしか八〇%近くは化石燃料なんですよ、現在。問題は、化石燃料をいかに減らすかということが第一であって、そのために、今申し上げたように、電気だけ、発電だ...全文を見る
○菅(直)委員 では、これで終わります。
03月31日第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○菅(直)委員 まず、こういう機会をいただきまして、委員長始め理事の皆さんにお礼を申し上げます。  今日は、主に二つのことを取り上げたいと思っております。一つは、卸電力市場価格の高騰によるいろいろな影響が出ていますが、そのことについて。もう一つは、原子力損害賠償・廃炉支援機構、...全文を見る
○菅(直)委員 今、個別企業のことは言いにくいということは、それはそれとして理解できないわけではありませんが。  しかし、もう一つ、たしか一月分のインバランス料金について、これは今年の十二月までの分割払いが可能になったということですが、これは、少なくとも短期的な回避措置としては...全文を見る
○菅(直)委員 先ほど申し上げましたように、二月の十七日に先ほど申し上げたようなことが言われているわけです。  今大臣が言われたことで、ちょっと私の聞き間違いかどうか分かりませんが、消費者が負担しろということを言われたんですか。どういう表現、今の表現が、何かちょっと、聞き間違い...全文を見る
○菅(直)委員 ちょっとよく理解できないんですけれども、需要家というのは誰のことを指していますか。消費者ですか。消費者にどうやって還元するんですか、具体的に。どこのお金を消費者に還元するんですか。答えてください。
○菅(直)委員 今のでもちょっと私にはよく分からないんですが、消費者に還元するというのは、それは結構なことですよ。消費者というのは、そういう、例えば、これでいえば新電力のエフパワーで電力を買っていた人が一時的に高い料金を払わなきゃいけないから、ではその人たちにお金を何らかの形で償...全文を見る
○菅(直)委員 そうすると、個別と言われましたが、この新電力のエフパワーも、かなり新電力としては大手だというふうに報道でもなされています。  じゃ、そういうところが潰れるのは仕方がないということなんですか。そういうところが、やはり、これはややこのマーケットのまだ不十分性があった...全文を見る
○菅(直)委員 全く不十分ですね。  つまりは、元の九電力、いわゆる大手電力は、結果的には、わざわざそれを狙ったかどうかは別として、経済的な損失は被らない、場合によっては一時的な利益が上がった。しかし、新電力の中では、もちろんうまくヘッジをしていたところも聞いていますけれども、...全文を見る
○菅(直)委員 ちょっと方面を変えて、今日は公取委にもおいでいただいています。公取委の方も、経産省と一緒になって、いろいろとこの問題についての指針を出されています。  私は、公取委というのは準司法的な性格もあって、まさにこういうときにこそ、国民全体の状況を見て、今の話で言えば、...全文を見る
○菅(直)委員 公取委にもう一つお聞きしますけれども、この背景には売り入札減が大きく原因した、その認識は公取委も見ておられますか。
○菅(直)委員 経産大臣も聞いておられますけれども、結局、原因は、意図的であるかないかを言っているんじゃないですよ、結果として売り入札が減って高値張りつきを起こして、その背景には、市場制度が不十分で公正な競争環境が整備されていない政策的問題があった、つまりはマーケットが未完成であ...全文を見る
○菅(直)委員 今の答弁の中で一番気になるのは、恣意的か不可抗力かと言われましたが、恣意的だと私は言っているんじゃないんですよ。マーケットが不完全で、結果としてそういうことが起きたと。起きたことははっきりしているわけですよ。  だから、恣意的だったら、それはそれこそ公取委の問題...全文を見る
○菅(直)委員 全く納得できません。  過去の分はできないと。だから政策的じゃないんですかということを答えているんですよ。今までのルールではそうでしょう。しかし、マーケットがそういう十分に成熟されていない中で予定以外の状況が起きたんですから、それが一部の再エネ業者に集中的にかか...全文を見る
○菅(直)委員 東電の現在の筆頭株主は誰で、持ち株比率は幾らになっていますか。あわせて、国が東電に交付されている交付国債の総額は幾らですか。
○菅(直)委員 交付国債に関しては、これは理事長に聞くのがいいのかどうか分かりませんが、どうなっていますか。
○菅(直)委員 経産大臣は、この機構との関係を含めてどういう立場ですか。経産大臣ですよ、経産大臣の立場を聞いているんですよ。
○菅(直)委員 本当ですか、そのことは。そんな答えが通るのかな。  当機構に係る主務大臣は、内閣総理大臣、経産大臣及び文科大臣であると。主務大臣の一人じゃないんですか。しかも、経産大臣が内閣府特命大臣(原子力損害賠償・廃炉支援機構担当)を兼務し、特命大臣の下に置かれる内閣府原子...全文を見る
○菅(直)委員 いいですか。よくその辺りを、ごまかさないでください。経産大臣は、単に経産大臣としてだけではなくて、機構の担当責任者として、そういう立場にあるわけですよ。  そして、更に言えば、じゃ、東電は当機構を介して実質国有化されている、こういう見方を指摘されている人もいます...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、そういうことからすれば、実質上、東電は当機構を介して国有化されていると言われる状況にあると私も思いますが、それは違いますか。
○菅(直)委員 それならお聞きしましょう。  福島第一の事故を起こした、特に一号から四号機の廃炉について、いろいろと、どのぐらい時間がかかるとかどのぐらいの費用がかかると言われていますが、大臣として、関与されているというのであれば、この一号から四号の廃炉について、期間と費用がど...全文を見る
○菅(直)委員 今のところではなくて、大臣自身がその程度の費用とその程度の期間でやれると思っておられるんですか。  例えばチェルノブイリ、私も行ってきました。事故が起きて三十五年たっています。現在どういう状況にあるか御存じだと思いますが、かつては石棺というのを造ってかぶせていま...全文を見る
○菅(直)委員 それなら最初からそう答えられたらどうですか。これだけで大丈夫だ、大丈夫だと。  今ほとんどの場合、大丈夫だ、大丈夫だと言われているんですよ、期間も費用も。しかし、現実には、私から見ると、期間も、チェルノブイリの例から見ても、それではとても無理だし、費用もそれでは...全文を見る
○菅(直)委員 まあ、余り細かいことを聞いても恐縮ですけれども、一つだけ今の言葉を取り上げれば、蓋然性ってどういう蓋然性ですか。私が知る限り、デブリの状況というのは、まだ存在自身をやっとロボットで分かったとか、あるいは、宇宙から飛んでくる線をカウントしてある程度分かったとか、その...全文を見る
○菅(直)委員 余りこういうことは言いたくないんですけれども、スリーマイルと違うんですよ、全然。スリーマイルはメルトダウンが起きていないんですよ、御存じでしょう。失礼しました、メルトダウンは起きたけれども、メルトスルーは起きていないんですよ。つまりは、圧力容器の中で燃料が溶けたん...全文を見る
○菅(直)委員 そろそろ時間なので、これ以上は水かけ論はやめますけれども、余りにも、この事故、ちょうど十年たったわけですよ。あしたは、予定どおりいけば、原子力委で東電の関係者からも話を聞くことにしていますが、やはり十年たっていろいろなことが改めて分かってきたのと、改めてその処理の...全文を見る
04月08日第204回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
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○菅(直)委員 今日は、福島原発事故から十年を経た中での原子力特別委員会ということで、更田委員長に加えて東電の小早川社長にもお出ましをいただきまして、どうもありがとうございます。  さて、この十年たった段階で、いろいろな新たな検証が発表されています。  例えば、船橋洋一さんが...全文を見る
○菅(直)委員 今の委員長の説明を受けて少し私も安心したんですが、少なくとも、この原子力防災対策マニュアルを読むと、横並びの一つとして自衛隊が書かれていて、自衛隊にそういうときに備えた装備をしっかりと持つことが可能になっているのかどうか、必ずしも明らかになっておりませんでした。 ...全文を見る
○菅(直)委員 当時、直接には福島原発事故の対応には当たっておられなかったというように、今の答弁も含めてお聞きをいたしております。  そこで、ちょっと具体的なことになるんですが、当時責任者でなかったことは分かった上でお聞きするんですけれども、例えば、二〇一一年三月十二日十五時三...全文を見る
○菅(直)委員 全く答えになっていません。  当時、東電本店からは武黒元副社長が官邸に来て、状況を伝えていただきました。もちろん、それ以外にも原子力安全・保安院の院長も来ていました。しかし、その人たちからも、特に東電から来ていた人たちも、今社長そのものが言われたように、一時間以...全文を見る
○菅(直)委員 全く答弁が変わっていません。電話一本だってかけられるじゃないですか。武黒元副社長に電話一本、こういうことが起きたとかけられるじゃないですか。先ほどのオフサイトセンターのことも私も知っています。オフサイトセンターが機能しなかったといっても、テレビ会議は、つけたとかつ...全文を見る
○菅(直)委員 社長、自らの手で再検証されましたか。その説明は、私も嫌というほど聞いています。  しかし、例えば、私が十五日に東電本店に行って、かなり厳しいことを言いました。それも、画像は残っているけれども音声は残っていないといって、いまだに公表されていないんですよ。不自然じゃ...全文を見る
○菅(直)委員 これでは、東電に対して国民が信頼を回復するなんてことは不可能じゃないですか。  先ほど申し上げたように、そういう報告が来ていることはよく知っていますよ。しかし、改めて、ある意味では、当時社長という場になかったあなただからこそ、ある意味、白紙の立場で、もう一度調べ...全文を見る
○菅(直)委員 結局は、再調査を拒否するということですか。
○菅(直)委員 まさに調査を拒否する、そういう意味ですね。  では、もう一、二点、同じようなことでお聞きします。  先日のいろいろな報告といいましょうか、中で、NHKのEテレが三月六日に放送した中身、これには少し驚きました。その中では、自衛隊の広中統合幕僚監部運用部長、当時は...全文を見る
○菅(直)委員 ということは、勝俣元会長には問合せもしていないということですか。
○菅(直)委員 政府事故調、民間事故調、国会事故調とあります。  政府事故調は、確かに、調査をするときに、その公表をそのままはしておりません。しかし、その後、しゃべった当事者が公表して結構ですよと言われたものは、全部公表しました。私なども、ヒアリングを受けた当事者です。  当...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、個人として決めたものであるから会社として言う必要がない、そんなことで、今も、今日も問題になったあの柏崎刈羽の問題も、同じことになるじゃないですか。  会社としての責任というのはないんですか。少なくとも、これだけの大きな事故が起きて、今なお大勢の人が避難...全文を見る
○菅(直)委員 私の聞いたことに答えてください。再調査をしないということですか、あるいは、そういう皆さんに対してお願いをしないということですか。  過去のことを聞いているんじゃないんです。今まではこうだったという説明ばかりじゃないですか。これから再調査をするのか、しないのか。こ...全文を見る
○菅(直)委員 ですから、そこはもう三回も四回も聞きました。その上で、やはり十年たって、いろいろな方がいろいろな新たな当時の状況を検証して、いろいろ発表されています。そういうことを踏まえて、せっかく小早川さんは、当時は直接に関係しなかった、ある意味では中立といったらいいかどうか分...全文を見る
○菅(直)委員 繰り返しますが、過去のことを聞いていません。これからもう一度再検証をすることは、やれませんか。そして、その中に、当時の会長とか社長に対しても、当時のその調査でしゃべられたことを公表するように要請されませんかと、未来のことを聞いているんです。あなたは、過去はこうだ、...全文を見る
○菅(直)委員 だから、再調査をやるかやらないか、少なくとも社長の意思としてですよ、それについてイエスかノーか答えてください。
○菅(直)委員 質疑の時間が来ましたので、あえてこれ以上は同じことを繰り返しませんが、これは、委員長を始め、ここにおられる皆さん、お分かりだと思うんです。  私は、別に十年前のことの責任を暴き立てるためにやってくれと言っているんじゃないんです。ですから、社長も、当時は関係のない...全文を見る
○菅(直)委員 はい。ありがとうございました。
11月11日第206回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第1号
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○菅(直)委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○菅(直)委員 ただいまの阿部知子君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅(直)委員 御異議なしと認めます。よって、赤澤亮正君が委員長に御当選になりました。  委員長赤澤亮正君に本席を譲ります。     〔赤澤委員長、委員長席に着く〕