菅家一郎

かんけいちろう

比例代表(東北)選出
自由民主党
当選回数4回

菅家一郎の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○菅家委員 おはようございます。自由民主党、福島県第四選挙区、会津代表として、新議員になりました菅家一郎でございます。  質問の機会を与えていただきまして、心から感謝を申し上げたいと存じます。よろしくお願いいたします。  まず初めに、TPP参加を安倍総理は十五日に表明されたわ...全文を見る
○菅家委員 ぜひ、その強い決意を持って取り組んでいただきたい、このように思います。  今度はTPPの交渉に当たるわけでありますけれども、甘利大臣を中心として交渉に入るというわけでありますが、参加諸国との交渉に当たって、農林水産省として、参加諸国と今度は個別になるのでしょうか。今...全文を見る
○菅家委員 TPP参加諸国、アメリカだけじゃないわけですので、アメリカは中心だと思うんですが、アメリカ以外の各諸国に対しても、二国間での協議、交渉ということになろうかと思いますが、そういう理解でよろしいかどうかの確認です。いかがですか。
○菅家委員 交渉の中で、よくわからないのは、アメリカとの関係というのは重く受けとめているわけで、アメリカとの交渉というのは基本だと思うんですけれども、TPPはアメリカだけじゃなくて諸外国がたくさんあるわけですね。そういうところと丁寧に、アメリカ中心に交渉だと思うんですけれども、当...全文を見る
○菅家委員 ということであれば、繰り返しになりますけれども、やはり交渉が極めて重要だということになるわけですね。  そうしますと、今ほど副大臣からお話がありましたけれども、交渉に当たっては、当然、専門的な知識がある、それから交渉能力というんですか、これは農林水産分野に限って申し...全文を見る
○菅家委員 大変心強く思ったところでありますが、ただ、TPPに参加する云々でも議論があって、やはり乗りおくれているんじゃないか、果たして交渉の中で守られるのかどうかと不安視している実態もあるわけですね。しかし、表明して、参加すれば、これはしっかりと、いわゆる農林水産分野の重要五品...全文を見る
○菅家委員 ぜひ、これは決意を承りましたので、大臣を中心に農林水産省を挙げて、今度は具体的な交渉に入りますから、どうかひとつ国益を守るために、日本の農業を守るために全力で取り組んでいただきたいとお願いを申し上げて、次のテーマに移らせていただきます。  次は、農業を担うリーダー育...全文を見る
○菅家委員 新たにそういう人材育成制度を設けて取り組むということは評価申し上げたいと思いますし、それとあわせながら、やはり意識の問題もありますから、ある意味では、よし頑張ろう、そういう人材を国で直接プロジェクト化するということもぜひ御検討いただきたい、このように思います。  そ...全文を見る
○菅家委員 もう時間がありませんので、最後に一点だけお聞きしたいんですが、いわゆる国際的な食糧援助への米の活用についてなんですね。  食糧援助、非常に飢餓で苦しんでいる方に対して対応しているわけでありますけれども、やはり日本は米ですね。環境に恵まれ、水もある。たくさんお米がとれ...全文を見る
○菅家委員 時間になりました。  ぜひ、大臣、地域間紛争で、難民で、飢餓で苦しんでいる方々をお救いするというような考え方を持って、日本の米を生かすということで、ひとつ御尽力賜りますことをお願い申し上げ、そして、TPP交渉においては、全力で国益を守るために、省庁を挙げて頑張ってい...全文を見る
03月25日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○菅家委員 御紹介いただきました菅家一郎でございます。よろしくお願いいたします。  福島県の会津から選出されまして、三・一一のときは、会津若松の市長を務めまして、原発における避難を余儀なくされた多くの方々の受け入れをさせていただきました。特に、会津若松市は大熊の町民の方がたくさ...全文を見る
○菅家委員 いわゆる原子力規制委員会、確かに、専門的な方々で構成されておられますから、これからのトラブル云々に関しても、そういった見地から正しい判断がされるかと思うんですが、やはり、この規制委員会あるいは規制庁のそういう方々の役割は、トラブルが起きたときに、閣僚の皆様方が総理に例...全文を見る
○菅家委員 ぜひ、トラブルがないにこしたことはありませんから、絶対ないように対応しながら、万が一のときには迅速に対応していただきたい、このように思います。  今回、ネズミと見られる小動物の死骸があって、接触し、配電盤がショートし、停電の原因の可能性が示されたが、これもあくまでも...全文を見る
○菅家委員 安全確保を第一として、ひとつ対応をよろしくお願い申し上げたいと思います。  それで、避難解除等区域復興再生計画、これを実施するわけでございますけれども、その計画の取り組み方針、目標において、東京電力福島第一原子力発電所の安全確保、これが明示、提起されているわけでござ...全文を見る
○菅家委員 しっかりと、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  それで、この早期収束、廃炉なんですけれども、三十年、四十年ですか、廃炉の見通しが示されたわけですが、やはりできる限り早く対応すべきだと思います。これは東京電力の対応と国の対応があるわけですけれども、やはり、国策...全文を見る
○菅家委員 もう一つの課題は、高い放射線量といいますか、これが大きな課題だと言われておりますので、当然、遠隔操作やロボットなどの技術により対応していかなくてはならないわけであります。  そこで、国は、遠隔操作技術を初め、廃炉に関する技術開発のため、公募等により、国内外の最もすぐ...全文を見る
○菅家委員 それでは、よろしくお願いいたします。  次に移ります。  福島県は、平成二十三年三月十一日のいわゆる東日本大震災による原発事故だけではなくて、七月に、新潟・福島豪雨によりまして、会津地域、特に、奥只見ダムや田子倉ダム、只見ダム、これの放水によりまして只見川が深刻な...全文を見る
○菅家委員 今申し上げた点を踏まえますと、いわゆる原因、二度と同じ災害を繰り返さない、同じような災害が来たときには、また同じような災害になってしまうわけですから、徹底した原因調査を行う必要があると考えますが、お答えいただきたいと思います。
○菅家委員 はい、わかりました。  この只見川のダメージ、自然災害かどうかというのは、いろいろ地元では、今申し上げたような指摘をしているわけでありますので、しっかりと今回の洪水被害の原因を調査する必要があると思いますが、いかがでしょうか。
○菅家委員 私の趣旨はそうじゃなくて、只見川豪雨災害の原因をしっかりと調査すべきだというふうに申し上げておりますので、ひとつよろしく御答弁をお願いしたいと思います。
○菅家委員 そうではないんですね。私が聞いているのは、橋梁の云々の調査ではなくて、只見川豪雨災害における原因は、地元でこのような考え方が示されているわけですから、しっかりもう一回調査すべきじゃないですかというふうにお聞きしているんです。
○菅家委員 しっかりと原因調査をお願いしたい、このように受けとめさせていただきたいと思います。  それでは、次に移ります。  先ほど申し上げましたように、災害、東日本の震災、原発事故を受けて、会津若松市には避難を余儀なくされた大勢の方が避難されてこられております。二十五年の一...全文を見る
○菅家委員 被災している市町村によって温度差も違うし、状況も違うものですから、的確な対応をされるには、やはり正確な情報の収集が当然求められるわけであります。  いわゆる一つの提案なんですけれども、今もされていらっしゃると思うんですが、被災市町村へ、マンツーマンじゃありませんが、...全文を見る
○菅家委員 長期避難者生活拠点形成交付金、これの対象団体は、福島県とか受け入れ市町村、避難元市町村等、こう示されているわけでありますけれども、特に生活には、衣食住の中で住環境というのは非常に私は重要かなと思うんですね。先ほど申し上げた復興住宅に力を入れておられるわけですが、やはり...全文を見る
○菅家委員 ぜひ、地元の要望を踏まえて対応していただきたいと思います。  次に、風評被害なんですけれども、ちょっと放射線量をはかる器械を持ってきたんですけれども、この場所が〇・〇九マイクロシーベルト・パー・アワー、私の家できのうはかったら、〇・〇九マイクロシーベルト・パー・アワ...全文を見る
○菅家委員 それでは、ひとつ、一日も早い福島県、東日本震災の再生、復興に御尽力を賜りますようお願いを申し上げまして、これで質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○菅家分科員 福島県会津から選出されました、自民党の菅家一郎でございます。質問の機会を与えていただきまして、心から御礼を申し上げたいと存じます。  三月十一日の時点では会津若松の市長を務めておりまして、原発事故で多くの方が避難を余儀なくされたわけですが、会津地方は極めて放射線量...全文を見る
○菅家分科員 四月五日ですか、金曜日、二号地下貯水槽からの汚染水の漏えいを発見して、東京電力が汚染水漏れについて初めて記者会見を行ったわけであります。四月七日には、原子力規制委員長指示として、原子力規制庁から東電へ指示がなされているわけでございます。委員長が現地を視察され、現場検...全文を見る
○菅家分科員 ぜひ、規制委員会としての役割、期待しておりますので、しっかりお願いしたいと思います。  次に、監視体制についてなんですけれども、やはり心配なのは原因ですね。この漏えいの原因だとか、四月五日に発見されたというんですけれども、モニタリング等もやられていらっしゃると思う...全文を見る
○菅家分科員 問題は、今後タンクに移送するということでありますので、このタンクも、今ほどの緊急的なものでやるということではなくて、今度は、このタンクも漏れると大変な問題になりますから、万全な安全対策を講じてタンクを設置して、そこに移すわけですね。これらについて、現時点で東電と協議...全文を見る
○菅家分科員 大変不安なんですけれども、二度とないようにひとつお願いしたいと思います。  問題は、もう一つは、毎日四百トンですか、発生する地下水の処理ですね。これは、オーバーフローするわけにいかないし、海や地下汚染は絶対避けなければならないわけでありますから、ここが僕は非常に深...全文を見る
○菅家分科員 これはかなり深刻で、これからの議論にはなるんでしょうけれども、四百トンの地下水が流入している、これを何とかとめる方法だとか、でないと、どんどんどんどんタンクがふえ続けてしまうというような課題もありますから、抜本的な解決を踏まえながら、東電とぜひ協議をしていただきたい...全文を見る
○菅家分科員 国会には国会事故調などがつくられて、第三者的な観点から原因究明といいますか調査をしてきた、そして事故調からの報告もあるわけですが、事故調から、国会による継続監視が必要な事項が出されているわけで、今後もそういうような機関で徹底した究明も必要かなというふうに思うのであり...全文を見る
○菅家分科員 先ほど申し上げましたように、今、会津若松には四千人を超える方が避難をされているわけで、避難地域の解除とか帰還とか、いろいろ計画をされているわけですけれども、それは、環境放射線量が除染によって安全な状況になるとともに、やはり原発事故の収束、安全だ、安定しているというこ...全文を見る
○菅家分科員 私は、もはや東電任せというのが非常に限界に来ているのではないか、このように感じております。現地では大分疲労しているという話もあって、このままでは本当に福島県も日本も大変なダメージを受けてしまうのではないか。  ですから、国のプロジェクトとして、財源も含めて、東電と...全文を見る
○菅家分科員 どうかひとつ、国の役割、責任をしっかりと果たしながら、お願いしたいと思います。  三・一一のときに、私も受け入れをしてきまして、観光客の方も帰れなくなっていたり、あるいは燃料も枯渇して、緊急車両とかそういった車両の給油もままならない、こういう状況に置かれたわけです...全文を見る
○菅家分科員 ぜひひとつ、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  最後になりますが、受け入れをしていたときに、実は民間会社、具体的に申し上げますとNTTとか郵便局等の職員が、要請があっても外に出られない、水素爆発の後ですね。しかし、市の対策本部には何ら情報が入ってこなかった...全文を見る
○菅家分科員 ひとつ早期収束に御尽力されますようお願いを申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
04月19日第183回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○菅家委員 自民党の菅家一郎でございます。よろしくお願いいたします。  大変貴重な御意見を頂戴しました。やはり子の返還事由、返還拒否事由が極めて重要かなというのを改めて認識したものでありますので、この点について、ちょっと時間も限られますから絞って御意見を頂戴したい、このように思...全文を見る
○菅家委員 もう一つ、時間もあれなので、管轄の集中について高橋参考人にお聞きしたいんです。  先ほども裁判所の問題が出されたわけでありますが、管轄を東京家庭裁判所と大阪家庭裁判所、二庁に集中させた理由、これは専門的な知見の集積や事例の蓄積等を挙げていたわけではございますが、ハー...全文を見る
○菅家委員 どうもありがとうございました。
06月13日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○菅家委員 福島県に派遣された委員を代表いたしまして、団長にかわり、私からその概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、後藤田正純委員長を団長として、理事黄川田徹君、委員勝沼栄明君、門博文君、菅野さちこ君、佐々木紀君、高橋ひなこ君、吉田泉君、足立康史君、小熊慎司君、中野洋昌君、...全文を見る
11月13日第185回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○菅家委員 おはようございます。自由民主党の菅家一郎でございます。  このような質問の機会を与えていただきまして、心から御礼を申し上げたいと思います。  まず初めに、二十以上の学生の選挙権についてなんです。  私ごとで恐縮ですが、実は三人の息子がいまして、三人とも卒業して社...全文を見る
○菅家委員 これは、義務づけされていながら、実態はわからない。  私の調査では、福島県でもこのようにやっているのは数カ所しかないんですね。  現実に、同じような案件でも、ある市の二十代の大学生は選挙人名簿に登録されて選挙権があるところもあれば、別なところ、厳格にこの法律にのっ...全文を見る
○菅家委員 この最高裁の判決をもって、現実は、二十代の若者がターゲットになってと言ってはおかしいですけれども、実際、確認して取り組んでいるのは二十代だけなんですね。全ての選挙人というか有権者の実態を調査する必要があるんですけれども、これは現実的に無理なんですね。そうすると、残って...全文を見る
○菅家委員 大変ありがとうございます。問題意識は持つということだけでも非常にありがたいと思っています。  資料の一番最後に、これは投票率の推移、調査ができるときからの資料なんですが、衆議院と参議院があるんですけれども、衆議院の場合、二十代が昭和四十二年、六六・六九なんですけれど...全文を見る
○菅家委員 今、私自身がやはり、同じ当該学生でも、住んでいる市町村の確認業務によっては不公平が生じる。片っ方は選挙ができる、できないという。一般社会人であっても、実態調査しておりませんから、実際は住民票のあるところで選挙ができるが、当該学生だけはできないということが現実的にあるわ...全文を見る
○菅家委員 ぜひ二〇二〇年オリンピック開催に合わせて取り組んでほしいし、国としても、そういった意味で、今後の自動運転自動車の開発といいますか、組織的なといいますか、踏まえた体制を整備していく必要があるのではないかと思っているんです。問題は、自動運転でも、運転手がハンドルを持つのと...全文を見る
○菅家委員 ぜひ、国の今後の目指すべき、技術革新とあわせて法整備をいろいろやりますから、そういった意味では、連携を図りながら、私は、もうこれは世界の流れになってくる、自動車革命であり、どんどん進化するというふうに思います。  世界的な競争もありますし、やはり国とメーカーが一体と...全文を見る
11月14日第185回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○菅家委員 自由民主党の菅家一郎でございます。  発言の機会を与えていただき、心から御礼申し上げたいと存じます。  福島第一原発事故の対応について、何点かお伺いしたいと存じます。  まず、原子力規制委員会の、帰還に向けた安全・安心対策に関する検討チームは、十一月十一日の会合...全文を見る
○菅家委員 特に線量のはかり方、これについては、現在、二十四時間のうち、屋内に十六時間、屋外に八時間いると仮定して推計してきたわけでありますが、今後は、線量計を装着し、個人の行動に応じて実際の線量を測定すること、これが大きな見直しだ、このように私は思うわけであります。  今まで...全文を見る
○菅家委員 いわゆる年間積算量が一から二十ミリシーベルトを下回る、まずは、年間二十ミリシーベルトを下回ることが実は住民が帰還するに当たっての基準なんですね。ですから、二十ミリシーベルトというのはそんなに低い数字ではないし、今避難されている方が帰還するのに、安全、安心からすると、例...全文を見る
○菅家委員 では、確認なんですけれども、いわゆる空間線量といいますか、そういう今までの年間積算線量の基準を尊重して、当然一ミリシーベルトに持っていくための除染活動をするんだよと。今回見直しをして、まさに個人的な測定器をつけて、その実測値ではなくて、年間、今までと変わらない、除染的...全文を見る
○菅家委員 そうだとすれば、今、福島第一原子力発電所の立地する、例えば大熊町ではこういう意見も上がっているんですね。帰還促進を狙っているんじゃないかとか、あるいは危険なところに帰すつもりなんじゃないか、そんな報道もあって、こういう懸念の声も実は上がっているんですね。  いわゆる...全文を見る
○菅家委員 それでは、こういった条件、見直しの条件の中で、やはり、ああ、いいですよと帰還する被災者も中にはいらっしゃると思うし、ああ、帰れてよかったと。もう一つは、やはりすごく不安だと。これは、戻らない被災者も恐らく現実的には出てくる可能性は僕は高いと思うんですね。  その場合...全文を見る
○菅家委員 大変心強い御答弁をありがとうございます。第三次提言の実現に向けて、ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。  では、次に行きます。  実は、あの原発事故が起きたときには、私は会津若松の市長をしていまして、大熊町などの避難民の方の受け入れをしてきました。現在もか...全文を見る
○菅家委員 どうかひとつ前向きに、積極的に取り組んでいただきたいとお願いを申し上げたいと思います。  そこで、もう最後の御質問ですが、いわゆる原子力規制委員会原子力規制庁福島第一原子力規制事務所の役割なのでありますけれども、今、いろいろな問題、人為的ミス、トラブルが相次いでおり...全文を見る
○菅家委員 ぜひ、二度と後手後手にならないように、ミスを未然に防ぐということで、万全な体制で取り組んでいただくことをお願い申し上げ、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。