宇都隆史
うとたかし
比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月09日 | 第177回国会 参議院 予算委員会 第5号 議事録を見る | ○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 事務次官通達と情報保全隊の件に関し、引き続き関連質問をいたします。北澤防衛大臣、よろしくお願いいたします。 通達発出の遠因とも言える昨年七月二十八日、航空自衛隊入間基地納涼祭における松崎哲久議員、この言動の調査についてお伺いをしま...全文を見る |
○宇都隆史君 では、大臣は、御自分の所轄する防衛省の調査は終わったけれども、民主党の方で調査していることに関しては自分はノータッチだと、どういうような進捗で進んでいるか、あるいは終了しているかも自分は関知していない、こういうことですね。 | ||
○宇都隆史君 少なくとも、大臣が所轄している防衛省の隊員に対しても意見が食い違っている話なんですから、これは大臣が民主党に対して早くするような働きかけがあってしかるべきだと私は思います。また、もしこの調査が終了しているのであればその終了したという報告を受ける、あるいは自分から確認...全文を見る | ||
○宇都隆史君 私、大臣の答弁、非常に不服なんですけれども。大臣は自分の部下隊員を守るための指揮官としての責務があるんじゃないですか。自分の部下隊員が言っていること、あるいは松崎哲久議員が言っていることに疑義を生じているんであれば、あなたは自分の部下を守るためにちゃんとその調査の結...全文を見る | ||
○宇都隆史君 私は、今回の件は決して政治的な問題等では全くないと、そのように考えていますよ。与えられた任務のとおりにやって、あの記事が正しいとすれば、松崎哲久議員が言っていること自体が全くもって論外な話だと思いますが。 では、もしこの民主党の調査結果が終わっていたとして、大臣...全文を見る | ||
○宇都隆史君 まず真っ先に目を通して、自分の部下隊員が任務どおりに仕事をしていて全く間違いがなかったかどうかとかいうのをしっかりと自分の目で確認するということを指揮官として必ずやってください。 その上で、せめて、理事会に預けるということですけれども、事実として分かっている部分...全文を見る | ||
○宇都隆史君 新聞に報道されて、当日は約二万人もの外部のお客様がこの納涼会に来ているわけです。様々な民間の方が見ているわけですね。私の支援者の中でも実際にその現場を見ていたという方がおります。そういうようなもう一般の目に触れていることにもかかわらず、しかもこの交通統制員が、一方通...全文を見る | ||
○宇都隆史君 この交通統制員の隊員が言っていることと松崎議員が言っていること、相互に食い違いの部分があります。食い違いの部分はこれ理事会で協議してもらって私は構わないと思うんですね。ただ、松崎議員に関しても、食い違っていない部分について聞いているんですけれども、松崎議員もこの徒歩...全文を見る | ||
○宇都隆史君 非常に無責任な答弁だと思いますね。自分が所轄の防衛省の大臣をされていて、あなたの部下隊員、入間の基地司令ですね、その基地司令から命令を受けた隊員ですよ。命令どおりにやったにもかかわらずこのようなことになった。それに対して防衛省の中で報告書が上がってきているわけですよ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 今理事にお話しいただいて、では、それは後刻理事会でしっかりとこの場に出すということですので、委員長を信じてそこに委ねたいと思いますが。 私がお尋ねをした、この交通統制をした、あるいは逆走したというのは、どちらも主張としてはそれは事実として認めている範疇なんです。...全文を見る | ||
○宇都隆史君 質問が、済みません、あらあらでした。 松崎議員に対して基地側から謝罪に行ったというのは事実ですね。 | ||
○宇都隆史君 それがまた松崎議員のホームページの主張と食い違うんですね。 松崎議員はホームページの中で、「後日、基地側から謝罪がありましたが、私が謝罪を求めたのではなく、あくまで誘導システムに問題があることを指摘したのです。」と書いてあるんですよ。 謝罪に行ったのは事実じ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 ここは、じゃ、もう一度事務方も含めて確認をしてください。 私が言いたかったのは、今、松崎議員と隊員との間で意見のそごが出ているわけですね。それぞれの主張がまだ理事会にも上がっていないから、今どちらの言い分が正しいかどうかは分からないという話にもかかわらず、基地側...全文を見る | ||
○宇都隆史君 入間基地の十一月の航空祭の件に関しては行ったという事実、今確認させていただきましたけれども、基地司令と文書課長が伴ってこの民主党、松崎議員のところに説明、謝罪というか説明に行かれたという事実は、その時点で、行く前に大臣は把握をしておられましたか。 | ||
○宇都隆史君 承知しておりませんということなので、まあ大臣がそこまで、一航空部隊の基地司令の行動まで把握するものではないとは思いますが。 それに重ねてちょっと確認をするんですけれども、入間基地司令の指揮監督権が航友会の会長に及ばない、これは当然ですよね。航友会の会長の発言に対...全文を見る | ||
○宇都隆史君 それであれば、今大臣がおっしゃったように、この基地司令の指揮監督権が及ぶのは、この基地に所在している部隊、それからここに寄宿している隊員だけなんですよ。その以外の部外の方が、幾ら基地祭であっても、その中で民主党が言われる不適切な発言をした、この責任は基地司令には全く...全文を見る | ||
○宇都隆史君 その答弁は私は全くおかしいと思いますよ。もし、防衛省側として、その施設を実際に使っていた、その当日、その施設にあったということで説明責任を感じていらっしゃるんだとすれば、別に基地司令を伴わずに、そういうものは内局でしっかりやればいい話じゃないですか。一々、基地司令の...全文を見る | ||
○宇都隆史君 おっしゃるとおり、全く関係ないわけですよね。 ただ、大臣が文民統制、文民統制と言う、あるいは政治の世界から自衛官を遠ざける、そのことで自衛官は正式な本来の文民統制の意味からどんどん離れた文民統制になっていくわけですよ。何かというと、制服組は選挙で選ばれた政治家の...全文を見る | ||
○宇都隆史君 今の大臣の御答弁で、大臣はしんから自分の隊員の任務それから実行についての行動を信用していないというのがよく分かりました。 今までの質疑により、私は二点、大臣にお願いしたいと思います。 まず一点目は、この双方の報告書、しっかりと理事会の中で事実確認して、部下隊...全文を見る | ||
○宇都隆史君 よろしいですか、委員長。済みません。 委員長、これを要求します。お願いいたします。 | ||
○宇都隆史君 では、情報保全隊の関連で質問しますけれども、先ほども再三質疑の関連がありましたが、私はこの情報保全隊の問題に対して二つの重要な問題点が示されていると思っております。一つは、監視対象に反社会的思想とは全く関係のない保守系の議員あるいは有識者が含まれていること、二点目は...全文を見る | ||
○宇都隆史君 時間も参りましたので、残りの部分についてはまた外防委員会等で質問させていただきますが、本日、質疑をさせていただきまして本当にありがとうございました。特にこの言論通達に関しては、お互いのためにも、この防衛関係を本質的な議論をするためにも前に進めていただくことを大臣にお...全文を見る | ||
03月25日 | 第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号 議事録を見る | ○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 まず初めに、今回の災害におきましてお亡くなりになりました多くの犠牲者の皆様に対するお悔やみを申し上げますとともに、被災者の皆様に対するお見舞いと、そして被災地で現在も活躍している自衛隊あるいは消防・警察関係者、東電社員、ボランティアの...全文を見る |
○宇都隆史君 この松崎哲久議員との隊員のトラブルに関しては、言った言わない、あるいは体に触れた触れないのことは私は瑣末なことだと、このように思っています。 ただ、それだけだと私は防衛省の認識は甘いと思っておりまして、これは指揮系統にない人間が越権行為をしてその隊員を動かしたと...全文を見る | ||
○宇都隆史君 私は、間違いなく国民、あるいはああいう発言を聞いたメディアの人間もそうでしょう、私たちもそうですけれども、そんなひどい状態なのかというような一瞬不安に陥ったわけです。防衛大臣として、やはりされる発言、特に公式の場においてされる発言には十分注意をして発言していただきた...全文を見る | ||
○宇都隆史君 防衛大臣のこの発言についての外務大臣としての御認識ということで伺ったんですけど、よく今の答弁で分からなかったんですが、全世界が日本の各級大臣の一挙手一投足に今注目しているわけです。そのときの発言というのは、今御苦労されて非常に疲れている中ではございますが、非常に外国...全文を見る | ||
○宇都隆史君 実は私が質問しているのは、大臣のこの発言の言挙げを決してしようと思ってやっているわけじゃないんです。 私の認識が間違っているかどうかということでこの質問で確認をしたいんですけれども、今回の福島原発で派遣されている部隊の隊員たちは、原子力災害対策特別措置法に基づい...全文を見る | ||
○宇都隆史君 北澤大臣が実施したという認識がおかしくないかという質問をもう一度させてください。災害対策本部に対してこの部隊をいわゆる提出をしているわけですね、防衛省としては。実際にこれを指揮、運用する権限は対策本部長にあると私は認識していて、この決心、判断、最終的な責任を取るのも...全文を見る | ||
○宇都隆史君 恐らくこれは私の推測では防衛省が混乱しているのかなと思うんですが、もしかしたら混乱はしていないかもしれません。 ただ、こういう発言を聞くと、何か指揮系統がごちゃ混ぜになっているんじゃないかなと。実際、例えば、東北四県と茨城全域において災害派遣で出動している隊員た...全文を見る | ||
○宇都隆史君 今回のこの緊急発進をした対応に鑑みまして、三月二十二日、外務大臣、記者会見を行われました。記者からのこういったことに対して抗議をしているのか、あるいは今後される考えがあるのかという質問に対して、我が国に対してお見舞いの言葉をいただき、支援をしようという申出をいただい...全文を見る | ||
○宇都隆史君 国際法上は、公海上を飛行している、だから我が国の主権を侵害しているわけではない、そのとおりなんですね。 ただ、この緊急発進、私もまさにこの緊急発進を掛ける現場で仕事をしていた人間ですから、あのタイミングで掛けなければ、真っすぐ飛んでくれば侵犯されるんですよ。たま...全文を見る | ||
○宇都隆史君 私は、こういうときだからというのではないんですけれども、ともするとこの災害派遣に十万人出していますから、向こうの出している方だけがメディアでもあるいはいろんなところで注視されるんですけれども、出しているということは残った隊員は通常以上の体制で、同じく現場に出ている隊...全文を見る | ||
○宇都隆史君 実は先日の参議院予算委員会の公聴会で拓殖大学の森本教授が、非常に私、興味深い話だなと思って聞かせていただいたんですけれども、今原子力災害に対して各国が支援を申し入れて、いろんな部隊が入って応援をしてくださっている。この意図がどこにあるのかという質問をされたときに、森...全文を見る | ||
○宇都隆史君 非常に今厳しいこういう中ですけれども、是非外交は、森本教授が言うようなこの冷厳な顔というのを忘れずに、我が国の初代総理大臣の名に恥じぬ外相としての対応をなさっていただきたいと、このように思います。 国際外交、非常に厳しい社会ですから。今CMの中でACの宣伝ばかり...全文を見る | ||
○宇都隆史君 是非よろしくお願いします。 現場の隊員は、本当、有事になればこれ以上のストレスが掛かってくるわけですから、そこで必要以上な甘やかしをする必要はないと思います。ただ、その補償とかそういうのではなくて、彼らに対してやっぱり身分の保障をしっかりさせる、尊厳、名誉を回復...全文を見る | ||
03月31日 | 第177回国会 参議院 内閣委員会 第3号 議事録を見る | ○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 本日は、震災対応、誠にお忙しい中、各大臣、副大臣におかれましては、こちらにお越しいただきまして本当にありがとうございます。また、全力で災害に対応に当たってくださっていますことを心から敬意を表したいと思います。 その上で質問に移らせ...全文を見る |
○宇都隆史君 これは統一性を図るということの意義だけではないと思うんですね。その名前を後世の方が聞いたときに、何の地震であったのか、何の災害で我々が被害を受けたのかというのを直感的にやはり分かるような名称にしていただきたいと、これを要望いたします。 次の質問に移らせていただき...全文を見る | ||
○宇都隆史君 是非行って、この自衛官、頑張っている自衛官の姿を見ていただきたいんです。といいますのも、蓮舫大臣、事業仕分を担当されまして、昨年の十一月でした、予算に関する自衛隊の増員要求をめぐってのやり取りが、一昨年ですね、済みません、ございまして、その中でこういうやり取りがあっ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 行政仕分という非常に矢面に立たされる蓮舫大臣のお気持ちも非常によく分かるんです。財政が非常に厳しい折ですから、個々の部分最適だけを述べていては全体最適が図れないわけですね。ただし、私やはり御理解いただきたいのは、あのときに後方部隊のやはりアウトソーシング、民間委託と...全文を見る | ||
○宇都隆史君 あのときの事業仕分の中で、ともするとこういう言い方がやはりされたんですね、第一線部隊以外の後方部隊はということで。ただ、それは非常に誤解を生む用語だと私は思うんです。 といいますのも、今回の災害派遣、現地で活躍されている部隊、どういう部隊か御存じですか。後方部隊...全文を見る | ||
○宇都隆史君 端的にお答えいただきたいんですが、事業仕分の中で、これは国会の中でもさんざん質疑もなされましたでしょうが、もう一度お尋ねしますけれども、事業仕分の中で使われている無駄という言葉、この定義を、蓮舫大臣、どのようにお考えですか。 | ||
○宇都隆史君 税金の浪費という言い方をしても無駄という言い方をしても、私は根本的にお考えは一緒だと思うんです。短期的に結果が出るもの、あるいは額で少なく収まればそちらの方が効率的ではないかという、そういう考えに立たれているわけですね。 でも、それにそぐわないやはり場合があるわ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 答弁が長くて内容が全然分からなかったんですけど、要は対応できないんですよ、残り十二万では、実際の武力攻撃対処には。そのことを防衛省はちゃんと言わなきゃいけないんですよ。 災害に関してはいつ起こるか分からないんでしょう。武力攻撃対処が起きたときに同時に起こるかもし...全文を見る | ||
○宇都隆史君 先ほど、法的には問題ないと、基本的には現地の検事が判断することであるというような御答弁ございましたけれども、これ、ふだんであればもちろんやらないわけですよね。今、このような緊急事態であるからという条件が加味されているというふうにとらえてよろしいですか。 | ||
○宇都隆史君 基本的には、これは平時と違うというところでできないという部分は、いわゆる業務量が過多になっていて人的にそういう余裕がないと、そのようにとらえてよろしいんでしょうか。 | ||
○宇都隆史君 容疑者のいわゆる人権あるいは生命を守るという考えは非常に大事だと思うんですけれども、同時に被災地の皆様方の治安をいかにして維持するかというこのバランスは非常に大事だと思います。 今回のやり方は、非常に国民として納得がいかない、被災地の皆さんも納得がいっていないや...全文を見る | ||
○宇都隆史君 地震があってから三十数分後に津波があったわけですね。そもそも、この津波という可能性をみんな現地の方々はそれほど大きなものととらえていなかった。中にこういうようなお話も聞きました。元々いた窃盗団は、三十何分の間に実際に空き巣に入って、沿岸地に入っていたんじゃないかと。...全文を見る | ||
○宇都隆史君 是非、警察、その他の、他県の警察もいろいろな業務があるんでしょうけれども、これは国家の一大事ですから、是非もう少し警察の集中投入というのを考えていただきたいんです。警察官は事務系の職員も合わせると全国で二十九万人ですよね。二十九万人中一万二千人を投入しています。自衛...全文を見る | ||
○宇都隆史君 ありがとうございました。私も弟が県警察で仕事をしておりますから、警察の皆さんが本当に一生懸命今回も努力をされている姿、現地で目の当たりにいたしました。 質問を変えさせていただきますけれども、政府の危機管理の体制についての質問に移らせていただきます。 やはり野...全文を見る | ||
○宇都隆史君 組織としては内閣府に設置をしているということで、私も官邸に所在するということは確認をしていたんですけれども、この元々の原子力災害対策特別措置法では内閣府に設置しなさいということになっているわけですよね。じゃ、実際に今回の原子力災害に対する官邸と内閣府の位置付けという...全文を見る | ||
○宇都隆史君 法律で内閣府と書いてあるのになぜ官邸に置くのかとか、こういう言挙げをするつもりではないんですね。その辺が非常に分かりにくくなっているので、その辺の説明はやはり丁寧にされた方がよろしいかと思います。 それで、実際にこの原子力関係の直接指揮をされているのは副本部長の...全文を見る | ||
○宇都隆史君 その時々において指揮を執りやすい場所に移動するというのはもちろんそのとおりなんでしょうが、ふだん一番その指揮を執るのに適して長い時間いらっしゃるのは、経産省の中で指揮を執られているという認識を持っているんですが、そのような形ではないんですか。 | ||
○宇都隆史君 私、この危機管理に関する法律の全体の不備のところはこれ実はあると思っているんです、今の民主党政権のやり方の不備というよりは。個々のいろんな法律でそれぞれの所掌が決まっていて、縦割りというか、それぞれの担当省庁が違ったりしている部分がありますし。ただ、その横の連携とい...全文を見る | ||
○宇都隆史君 今の官房副長官の言うことは非常によく分かるんです。もしそれだったら、やたら補佐官を増やしたり、あるいは復興庁という新しい省庁を増やしたり、それこそ無駄なんですよ。会議を何度も何度も増やすのが無駄だと言うんであれば、それよりも、私は思うんです、今の官僚組織、官僚制度と...全文を見る | ||
○宇都隆史君 先ほどの質問、一点だけ訂正いたします。補佐官ではなくて参与の間違いでございました。 以上で質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
04月19日 | 第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号 議事録を見る | ○宇都隆史君 おはようございます。自由民主党の宇都隆史です。 まず、震災対応で非常にお忙しい中、松本大臣以下御出席をいただきましたことを心から感謝を申し上げまして、早速ではございますが質問に入らせていただきます。 まずは、本日議題となります法律案のこの在外公館の名称及び位...全文を見る |
○宇都隆史君 それぞれの在外公館において警備官というのが、国内からは警察官あるいは自衛官等も派遣されながら警備の体制を取っているというふうには認識しているんですけれども、極めて人数が少ない中で運営をしていると。あるいは、その実質的な警備の状況というのはその国の民間の会社等に委ねて...全文を見る | ||
○宇都隆史君 私も、この震災の中で起こった事件でありましたのでなかなか表に出なかった事件でありますけれども、非常に重大な事件だなと思いながらこのニュースを見ておりました。 日本の岡村大使公邸に武装した傭兵部隊が押し入って約五時間にわたって占拠をしたと。大使等に被害はなかったと...全文を見る | ||
○宇都隆史君 確かに、治安の良くない在外公館においては、いろんなことを考えながら警備に遺漏なきことを考えていかなければならないというのも分かるんですが、そうではない、治安が比較的良いところでも、我が国の大使がいて、そこに存在する我が国の邦人の生命を守るのが大使館の一義的な任務でも...全文を見る | ||
○宇都隆史君 検討は防衛省、外務省の間でも逐次なされているという認識でよろしいわけですね。 引き続き、何とか定員を満たすという努力をしていただきたいと思います。と申しますのも、やはり防衛駐在官の任務の一つには、各国から安全保障にかかわる情報を入手するという重要な任務があります...全文を見る | ||
○宇都隆史君 今何ができるかというのでお話しすれば、今副大臣が言われたまさにそのとおりだと思うんですけれども、やはり私は、あるべき姿を追求していくのがやはり防衛省としても本来取るべきスタンスであると、このように思っています。やはり海外において我が国の邦人を守る、あるいは全権を委任...全文を見る | ||
○宇都隆史君 産経新聞の記事の中からの引用なんですが、外相会談をした後の共同声明の中でクリントン国務大臣の方からは、米国の専門家は前代未聞の規模の危機だと認識していると非常に強い指摘があったと、このような記事が出ておりますが、これに関しては事実ですか。 | ||
○宇都隆史君 先ほど大臣からありました、今回のクリントン国務長官の来日の意図はホームページにあるこのとおりだというような御答弁ございましたけれども、私は果たしてそれだけだったのかなと思っているところがございます。また、日本の外務省が、ただそれだけのためにクリントン国務長官が来日さ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 私は、大臣の今のその認識、非常に甘いと、このように思っております。ヒラリー・クリントンという政治家は、オバマ大統領とも大統領選を争った方なんですよね。場合によってはアメリカ合衆国、米国軍隊の百四十万人を率いる最高指揮官の地位も取れたかもしれない、そういう政治家がわざ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 今回の会談の内容をホームページでも、いろんなところで確認しましたところ、政府側にこの原発の問題、あるいは今回の大きな東日本大震災で起こった影響が国内問題としてしかとらえられていないようなイメージが非常に強いように、いや、もしかしたら大臣はそうではないかもしれませんが...全文を見る | ||
○宇都隆史君 大臣、是非、海外が注目しているのは、決して友愛とか日本を助けたいというヒューマニズムだけではなくて、今回の問題が海外にとっても非常に大きな影響を与える問題であるから海外も早く収束をさせてほしいんだという、こういう気持ちを持って応援しているという、こういう認識を持って...全文を見る | ||
○宇都隆史君 これは防衛省の十万人体制をどの段階で削減していって、縮小していくかという話ともリンクしてくる話だと思うんですけれども、是非、現在の災害の状況次第で流動的になるんだと、そういうような認識ではなくて、自ら積極的にマイルストーンをつくって、ここまでにできれば自衛隊も何万人...全文を見る | ||
○宇都隆史君 今回、中国船の船長、我が国の排他的経済水域ということでは前回の尖閣の状況とは若干違うんですけれども、たった一日で保釈金が払われ、釈放されたというような状況です。 海上保安庁、この担保金というのは幾らですか。 | ||
○宇都隆史君 大臣、この中国の排他的経済水域における我が国の国益を損なうような漁業、たった四百万払えば翌日に帰してもらえる、こういう現状にあるわけなんです。 法的枠組みがあるとはいえ、このような同様の事案を繰り返させないことが我が国の国益に対して取るべき行動だとは思いますが、...全文を見る | ||
○宇都隆史君 質問にお答えいただいていないんですけれども、私の質問は、外務省として、外務大臣として、中国政府に対して今回の件に対し抗議をされましたかと質問しているんです。 | ||
○宇都隆史君 抗議をしていないという認識でよろしいですね。 | ||
○宇都隆史君 今回のこのような行為、やはり私は外務省として正式に抗議をすべきであると思っております。というのは、四百万払えれば翌日に解放される、このことが抑止効果があると、大臣、そのように考えられていますか。四百万さえ払えば漁業をしてもらっても構わないと。外務省として、この国の国...全文を見る | ||
○宇都隆史君 ただ、これは排他的経済水域における漁業なわけですから、我が国が漁業権を有している海域なわけですよね。それに関して国家間の外交上の話合いが必ずそこに出てくるはずなわけですから、我が国の国益を守るための外務省としては、この件に関して言及する義務があるのではないんですか。...全文を見る | ||
○宇都隆史君 私、外務省のそういう我が国の国益を何としてでも守ろうとすることのない姿勢というのが、前回の尖閣沖の話でも同じような形で出てきたのではないかと、そのように思っています。 これは今朝の新聞です。実際の報道は昨日の十八日に行われていますけれども、尖閣問題の件です。今回...全文を見る | ||
○宇都隆史君 今回の検察審査会の出した資料を見ますと、我々が当時の尖閣問題で認識していた以上のことがいろいろ出てきております。あのときに那覇地検が釈放した理由の一つとしては、計画性がない、あるいは乗組員に対して傷害がなかった、あるいは航行がすぐできないような大きな損傷を受けていな...全文を見る | ||
○宇都隆史君 当時、那覇地検はこのように言っているんですね。我が国の日本人に対する影響と日中関係を考慮して不起訴処分とすると、釈放するというふうな判断をしているんですけれども、まさに日本人に対する影響、それから今後の日中関係の影響を考えるのは外務大臣の職責ではないですか。 | ||
○宇都隆史君 検察の立場と外務大臣としての立場、そこに対して言及をしているのではなくて、私は、外務省としてのそもそもの姿勢、我が国の国益を守ろうとしている姿勢に非常に弱いところが見られると、このところを指摘をしております。これは是非、ほかのところにも現れておりますので、外務大臣と...全文を見る | ||
○宇都隆史君 ありがとうございます。 防衛省としてはこれは極めて危険な行為だというふうな認識を持っているわけですが、現状の法体系の中で自衛隊としてあるいは海上自衛官として行える行為というのは非常にこれは限られておりますよね。恐らく現場ではもう最大限できる限りのことを法律の範囲...全文を見る | ||
○宇都隆史君 確認いたしますが、それは大臣から行っているという認識でよろしいですか。 | ||
○宇都隆史君 再度確認いたしますが、大臣は、じゃこの件に関しては大臣として何らかの表明をした、あるいは会見をした、申入れを行った、そのようなことはやっていないという認識でよろしいですね。 | ||
○宇都隆史君 どのルートを選択したかのその権限が大臣にあるかないかの質問はしておりません。大臣がやったのかどうかの確認だけここではさせてください。 | ||
○宇都隆史君 三月二十五日、私は本委員会で、ロシア軍機における領空接近事案をめぐる関連で大臣に質問をいたしました。我が国の領空を侵犯したわけではない、公海上であるので抗議を行うつもりはないというような御答弁でございましたけれども、これは同じく我が国の領空に対して接近する事案、公海...全文を見る | ||
○宇都隆史君 先ほどの会見は平成二十三年四月十五日の夕方十六時五分からの会見ですので、是非また後から御確認いただきたいと思うんですが。 大臣がおっしゃっていることは日本側の竹島に関する認識を述べているだけなんですよ。それは抗議でも何でもなく、今やっていることに対しての中止を求...全文を見る | ||
○宇都隆史君 この場でどれだけ質問しても大臣から抗議をするというお言葉は引き出すことができなさそうですので、では改めて、この竹島に関する認識だけ正確に御答弁いただきたいと思うんですが、改めて問い直しますけれども、この竹島、韓国による竹島の占拠は、国際法上何ら根拠のないまま行われて...全文を見る | ||
○宇都隆史君 不法占拠でよろしいんですね。 | ||
○宇都隆史君 これはさんざん部会の中でもやり取りをしている話で、認識が分からない、その違いが。国民にもこれは理解できないところだと思うんです。一方で、ホームページの中ではそういう不法占拠という文言を使っておきながら、公式な答弁あるいは質問に対する回答には決してその言葉を使わない、...全文を見る | ||
○宇都隆史君 それであれば、外務省の公式サイト、これに載せてある言葉も変更すべきであると。もしそういう、大臣が今使われている言葉が今の政府の正しい認識であり必要とされるメッセージであるというふうな認識を思われて使われているのであれば、このサイトの言葉も変えるべきであると思うんです...全文を見る | ||
○宇都隆史君 私は外務省のホームページの中で、日本語では、韓国がやっていることは国際法上何ら根拠のない不法占拠であるという言葉を使って国民にそれを示しながら、一方で、大臣が発する言葉は、これはすぐに翻訳されて向こうの大臣あるいは要人も見られるでしょうから、そういうところでは言葉を...全文を見る | ||
○宇都隆史君 今の御答弁では全く納得がいきません。この四つの工事が行われていることは外務省としても認識をしているはずなんです。いろんなメディアでもこれはもう出されている話で、国民の目にこれ触れているものですから。国民が目に触れているものなのに、政府がまだ情報をしっかりと認識してい...全文を見る | ||
04月21日 | 第177回国会 参議院 内閣委員会 第6号 議事録を見る | ○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。官房長官、小川副大臣、お忙しい中、本当にありがとうございます。よろしくお願いいたします。 早速質問に移らせていただきますが、まず本日は、四月十八日に出ました那覇検察審査会、この起訴相当の議決の質問から入らせていただきます。 公務執行...全文を見る |
○宇都隆史君 当時、この事件が起こったときの官房長官は仙谷官房長官でしたが、仙谷官房長官は、那覇地検の判断は適切であったと、このように官房長官として判断しておりますし、当時、小川副大臣は、そのまま副大臣の立場として、この発言に対して追認するような態度を示しているわけなんです。 ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 これは、政府の一員であるかないかにかかわらず、政治家である以上、正しい根拠、あるいは何らかの根拠を持たずに推測で物を言うことは非常によろしくないことだと私は思いますけれども、当時の発言、これはよくなかったんであるということで撤回をされてはどうですか。 | ||
○宇都隆史君 なかなか、今の官房長官という立場から、いろんなことが申し上げにくいという、そういうことなんでしょう。 ただ、当時この発言をなさった背景には、私はこうだと思うんですね。枝野議員自体が弁護士としてやはりいろんなケースを見てこられた見識の高い方ですので、今回の検察の対...全文を見る | ||
○宇都隆史君 捜査は終了しているわけですね。もう既に証拠物としての価値を失っているものであり、また一部、もうこれはユーチューブでも出ている。あるいは国会の中ではもう既に公開されている話、それを国民の目にさらさない、そこに対して国民は非常に不信感、何か隠しているんじゃないかと逆に疑...全文を見る | ||
○宇都隆史君 当時の政府としての意見も、それから今の副大臣の御意見、御答弁も、やはり国民としては納得のいかないものだと思いますよ。 法的に、確かに法廷が終結している、捜査は終わっているとはいえ証拠物を余りみだりに出すものではないという、その考えについては賛同するところもありま...全文を見る | ||
○宇都隆史君 もう少し具体的に踏み込んでお聞きしたいんですけど、そういう場合にはやはり中国政府に対して身柄の引渡し要求等を政府として行う、こういうような選択もあり得るわけでしょうか。 | ||
○宇都隆史君 ありがとうございました。 なかなか今の段階で、まだ決まっているわけでもないですから、個別的な話についての言及はできないのは承知しておりますが、何しろ国民が望んでいる非常に関心事の高いことですから、政府として誠実に検討いただきたいと、このように思います。 ちょ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 いや、一般的な話を質問しているんではないんですよ。 このケースについて、質問主意書で向こうからの処置が何ら返答がなければどうするのかという質問に対して、政府側から閣議決定された内容で、それについては督促状を郵送するなどと具体的な行為も付けた上で必要な措置を実施す...全文を見る | ||
○宇都隆史君 これ、済みません、事前に通告していなかったので、今ここで詳しい回答を最後まで求めるつもりはございません、また別の機会に確認させていただきますけれども。今確認しているのは、向こうがその通知を受け取った後にどういうアクションを起こすかではなくて、追加措置として我が方が何...全文を見る | ||
○宇都隆史君 私は、先ほどの中国人船長の件と似ていると思いますよ。そのときの判断については地検が行ったから全く問題はないと。でも、実際それが問題が起こってみたら、後から、いや、やっぱりおかしかったんじゃないかと、それは疑問が残ると。そんなことじゃやはりいけないと思うんですね。私は...全文を見る | ||
○宇都隆史君 ありがとうございます。 これは首相の強い意志でつくられたというふうな私の認識でありますけれども、では、法的根拠のないこの組織、この任務は何なんでしょうか。それが一点と、もう一つ、細野豪志首相補佐官がいろいろと現地において指示を出しているようなんですが、彼の統合本...全文を見る | ||
○宇都隆史君 この原子力災害対策特別措置法の中では本部長がいろんな権限を委任できるような形でちゃんと書いてあるわけですけれども、明確な委任は細野首相補佐官にはされていないですよね。これは、委任する場合についてはそれを明確にしなければならないというふうに法律でなっているんですけど、...全文を見る | ||
○宇都隆史君 いや、私が、中に実際関係者以外は入れないですから、これは伝聞でしかないんですけれども、指示をしているような話も聞いております。 どうも御答弁を聞いていると、責任あるいは権限の所在が明確にならないんですね。ですから、どうしてもうがった考え方で見ていくと、今回のこの...全文を見る | ||
○宇都隆史君 官房長官、それは認識が全く逆だと思いますよ。 今回、緊急対策、緊急対処のオペレーションとしてやっているわけなんですね。こういう緊急対処のオペレーションのときの大原則、イロハのイは、ちゃんと時系列で大事なところはしっかり押さえていく、何時何分に誰が何という行動を発...全文を見る | ||
○宇都隆史君 官房長官、逆説的になって大変恐縮なんですけど、今現場で実際に行うのは東電の社員あるいはそのプラント関係企業だという話を示されましたけれども、それだけでできないでしょう、今回の収束に関しては。実際、自衛隊もやっていますし、消防等の手も借りている。これ、東電の一つの計画...全文を見る | ||
○宇都隆史君 ありがとうございます。 非常に前向きな御答弁いただいたと、今認識をしております。 さて、この東電の関連に関してはもう一つ質問させていただくんですけれども、四月十三日の枝野官房長官の記者会見で、この放射能漏れ事故を起こした東電の会社に対して監督官庁である経済産...全文を見る | ||
○宇都隆史君 官房長官、それはおかしいですよ。官房長官が四月十三日の記者会見でされた発言は、この天下りの実態が法律上該当するかどうか、これは関係ないという話をされているんです、官房長官は。そうじゃないんだと、実際に監督省庁である経産省から監督をされる側の会社に対して自分の立場を移...全文を見る | ||
○宇都隆史君 官房長官、そんなこと言っちゃ駄目ですよ。せっかく国としてのチェックがしっかり動かないということに対して言及したんですから、やはりそこをしっかりとついていかないと、法治国家なんだから法律に触れてなければというように今取られましたよ。そうじゃなくて、チェック機能をしっか...全文を見る | ||
○宇都隆史君 同じ質問、小川副大臣にも是非御回答いただきたいんですけれども。小川副大臣も今回の参議院選挙で電力総連から大きな支援をいただいているわけですが、こういう傘下にある組合からの支援をいただき、またこうやって支援をすることに対する、私は官僚の天下りあるいはチェック機能がなく...全文を見る | ||
○宇都隆史君 ありがとうございます。 是非そのような形であることを願うわけですが、最後に、やはり今回の事故は未曽有の事態です。国の存続にかかわるようなこういう大きな事故になっているわけですから、是非とも菅内閣にはしっかりとこれを責任を取るという覚悟で臨んでいただきたいと思いま...全文を見る | ||
05月11日 | 第177回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 本日は、在沖縄米軍基地問題について質問をさせていただきます。時間も限られておりますので、端的な答弁をお願いいたしたいと思います。委員長、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、外務大臣、本年三月十一日、本特別委員会における外務大臣...全文を見る |
○宇都隆史君 原因を聞いております。端的に質問に答えてください。 | ||
○宇都隆史君 私は、この質問作るに当たって、昨日一日、大臣が本常会における各委員会でどのような発言をされているか全てチェックをしてまいりました。全く誠実を欠いた官僚答弁、質問にも全く答えないその態度に私は非常にがっかりしております。熟議の国会と言われるのであれば、質問者に対してや...全文を見る | ||
○宇都隆史君 私もこのウィキリークスというサイト、この情報の公開手段に対しては非常に懸念をしております。しかも、外交上、非常に国家機密にかかわるようなことが公になるということに関する危機はもちろん感じておりますが、事この沖縄の問題です。あなた方民主党政権でこれだけの混乱を起こして...全文を見る | ||
○宇都隆史君 これはニュースベースですけれども、鳩山首相はこのような発言をしていないと否定をしているわけです。薮中次官はもう現在外務省にはおりませんので、コメントもしていない。 薮中次官がじゃ勝手なことを言ったのか。私は官僚がそういうことをするはずはないと思うんです。あるいは...全文を見る | ||
○宇都隆史君 私は全く当事者意識がないと思いますよ。自分たちの、少なくとも県外という誤ったメッセージを沖縄県民に与えたことで、あと二年ぐらいで解決するかもしれなかったこの問題を暗礁に乗り上げて全く先の見通しが立たない状態にしておきながら、去年、一〇年の五月に履行した2プラス2の合...全文を見る | ||
○宇都隆史君 明確にお答え願いたいんですけれども、この中に含まれているのは、普天間の問題、2プラス2、ちゃんと言葉にしてお話しなさったんですか。 | ||
○宇都隆史君 答弁を聞いていて、本当にそれをしゃべったのかしゃべっていないかも全く分からないわけですが。 私は、前回のこの委員会の中で、是非渡航してくださいと、この基地問題は非常にこの国にとっても、あるいはアジアにとっても重要なことですから、2プラス2の日程調整も含めて是非行...全文を見る | ||
○宇都隆史君 私、今の民主党政権の努力は、非常にそれは努力しているということは理解しています。ただ、努力しているということと、やらなきゃいけないことをやっていないということは別なんですよ。V字案、I字案、このことが決まっていなければ、それは外務大臣、そうですよね、2プラス2の日程...全文を見る | ||
○宇都隆史君 全く順序が逆であるということを申し上げておきます。まずは工法を決める、そしてこのようにやる、辺野古にちゃんと移設をする、計画はこのようにする、そういうのを決めた時点で2プラス2の協議をしなければ私は米国は絶対乗ってこないと思います。 もう一度端的に外務大臣にお伺...全文を見る | ||
○宇都隆史君 御答弁で変更ないと御回答いただいたというふうに理解をいたします。 そこで御質問いたしますけれども、二日前ですね、五月九日、訪米していた国民新党幹事長の下地幹郎議員、国会内で記者会見をされました。米国政府あるいは議会関係者と会談した成果を詳細にわたって御報告してい...全文を見る | ||
○宇都隆史君 与党内でその辺のすり合わせ、あるいは一致をまだ見ていない部分があるんじゃないんですか。沖縄出身の議員さんがそういうことを言い出す。それは、党の中でもしっかりと議論をして、最終的にこの一〇年五月の2プラス2、辺野古案で落ち着きますよという話であれば、ちゃんとそれはまず...全文を見る | ||
05月19日 | 第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号 議事録を見る | ○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 本日は質問の非常に長い時間をいただきまして、委員長始め委員の皆様方に感謝をいたします。 それで、多くの時間いただきましたので、本日は条約の審議ということではあるんですが、我が国の国防を担う防衛省の本来のあるべき姿ということに関して...全文を見る |
○宇都隆史君 大臣、私は事実を教えてくださいと今質問した気はないんですね。こういう事実は確かにそうなんです。ただ、それを事後的に、いわゆる代替案があったんじゃないかと、自衛隊機が出る必要がなかったんじゃないかというのはあくまで事後的な話で、そういう認識はちょっとお改めになった方が...全文を見る | ||
○宇都隆史君 恐らく打診があったというのは、防衛省からいただいているこの時系列の話でいうと、車の中で移動中に電話で掛かってきたという、そういう段階ですよね。 ただ、私はそのときに、やはり被災者の輸送支援、医療の支援ですか、DMATですから、それももちろん大事なんですけれども、...全文を見る | ||
○宇都隆史君 机上訓練をして、実際に部隊がどの程度動いたかは今すぐは御答弁できないというお話ですけれども、調べると、部隊はちゃんと実際に動いて原発対応訓練には参加しているんですよ。 具体的にどういう訓練やっているかというと、実際今回のようなことが起こって水を入れたりとかそうい...全文を見る | ||
○宇都隆史君 恐らくそこら辺のところがやり取りの、情報の混乱しているところはあったと思うんですが、私が確認したいのは、現地にそういう準備をさせていますよという等々の報告があったかもしれません、その車の中で。恐らく二十三時二十分ごろだったと思われるんですけれども、実際にそれが上がっ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 その離陸していたのを大臣が御存じなかったということに関して大臣を追及する、そういうつもりはないんですね。 今御答弁いただいたということで分かったことは、結局、大臣は車の中で報告を受けたときには、その130が上に上がっているかどうかは御存じなかったわけですよね。翌...全文を見る | ||
○宇都隆史君 離陸されたというのを大臣御存じなかったという話ですので、恐らくこれは政務三役の皆様も御存じなかったわけですよね。私は、もし御存じであったというお話であれば、帰らせないで、もうそのまま、じゃ行けという判断もあったのかなと思うんですけれども、御存じなかったということなの...全文を見る | ||
○宇都隆史君 打診あるいはこういうことが実際できるのかという話があったところが、あれだけの大災害で情報が錯綜している中ですから、どこかで取り違ってしまって許可ができているかのような、それはあったのかもしれません。 ただ、その緊急対策チームの中でそういう打診があったときに、これ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 防衛大臣、私、この件に関して細かくいろんなものを突き詰めていきながら、実際誰がこの原因の責任者なのかと、そういうような犯人捜しをする気は毛頭ございませんので、いろんな個人名とかそれをこの私の質問の答弁の中で挙げていただく必要はありません。 ただ、ここだけは明快に...全文を見る | ||
○宇都隆史君 大臣のその他のいろいろなこの件ではない件に関するこれまで行ってこられた大臣としてのいろんな指示、指導は果たして今までずっとそうでしたか。今回の災害が起こったからという感情論で何かこう、もちろん大臣の部下をかばう優しさがそこにあふれているんだとは思うんですけど、例えば...全文を見る | ||
○宇都隆史君 大臣は実際にそれを、命令を下した人間を守ろうというか、部下だからそこに行きたくないという話をされていますけれども、そうじゃなくて、これ実際に大臣が知らずに勝手に部隊が運用されている事実なんですから、これ大臣の責任問題なんですよ。文民統制をしっかり図れていないという、...全文を見る | ||
○宇都隆史君 よく分からなかったので、もう一度確認しますけれども、いわゆる官僚は統制をされる側の人間なわけですよね。いわゆる統制をする側の文民には当たらないんですね。そのことだけはっきり答えてください。 | ||
○宇都隆史君 防衛省内の呼び名で制服組のことをユニホームと言いますよね。内部部局のことを何と言います。 | ||
○宇都隆史君 そうなんですよ。これ、内部部局のことをシビリアン、略してシビル、シビルと言っているんです。これは別に細かいところ突っ込むとかじゃなくて、やはり防衛省のあるべき論として、私、大臣が言われたように、政治家としての大臣のシビリアンコントロールをカバーするのは背広組じゃなく...全文を見る | ||
○宇都隆史君 実は、自民党の中でも十一回の会議を開いて、ちゃんと有識者も呼びながら積み上げてきているんです。防衛関係は党の垣根はないんだと大臣もおっしゃっていますよね。であれば、やはりその政権交代前の積み上げてきたものを無駄にしない。丸々のめなんて言ってないです。それもやはりちゃ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 内閣官房、申し訳ございませんでした。 「あたご」の事案についてちょっと確認をさせてください、残りの時間で。 この「あたご」の事案に関して、五月の十一日でした、横浜の地裁で無罪判決が出されております。この案件は、平成の二十年二月十九日に護衛艦「あたご」とそれか...全文を見る | ||
○宇都隆史君 これは私、また行政監視委員会の方でもこの検察の在り方を含めやらせていただきたいと思うんですけれども、今回の海上保安庁のこんなこと、ニュースの中で流れています。 公判では、清徳丸の僚船の乗組員が事情聴取の際にかいた清徳丸の位置関係を示す略図などを後に海上保安官側が...全文を見る | ||
○宇都隆史君 これは防衛省側にも認識を是非伺いたいんですね。 この被告人、平成二十一年の五月二十二日付けでお二人がこの刑事訴訟の被告人になっておるわけですけれども、停職三十日、停職二十日、いずれも免職とか降任に次ぐすごい重たい処分なんです。公務員をしていた人間からすると、これ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 その当時の調査等は適切であったという今の御答弁ですけど、果たしてそうなんでしょうか。これ、記録も余り正確に残っていない事故だったわけなんですよね。 実際に私、防衛省のホームページから当時の防衛省が作った事故調査報告書を見ました。これ見ると、事故の原因って何て書い...全文を見る | ||
○宇都隆史君 ありがとうございます。 防衛省の方は、いや、九二%いるから高い方ですと今多分御答弁いただいたと思うんですけれども、そもそもおかしいでしょう、一〇〇%で運用するように造られている船なんですから。それが九二%なんですね。 その他のOBの皆さんから、今の海上自衛隊...全文を見る | ||
○宇都隆史君 私も、決して「あたご」の原因の中に充足率が足りないことがあると言っているわけではないんですよ。ただ、これは防衛省が解決しなきゃいけない潜在的な大きな問題じゃないですか。それを、こういうことが起こったときにやはり表に出して、解決していこうという姿勢を省庁として見せてく...全文を見る | ||
○宇都隆史君 政権与党にある防衛大臣がそんな責任のなすりつけみたいな答弁しちゃ駄目ですよ。確かに自民党時代で減らしてきたのは、それは事実です。ですから、私は、今の民主党政権になってからおかしくなっていますよなんてことは一言も言っていませんよね。日本政府の防衛省として、やはりこうい...全文を見る | ||
○宇都隆史君 そうなんです、ないんですよ。 空の航空法では、これはあるんですよ。空の航空法では、レシプロ機がやっぱりよけなきゃいけない、あるいは小さな小型で機動性がある方がやっぱりよけなきゃいけないという、位置関係だけ見たら優先権があってもそういうふうになっているんですね。例...全文を見る | ||
○宇都隆史君 少なくとも、例えば今回のように平時に起こるような事故もそうですし、例えば武力事態が起こったときには実際に武器を使うわけですから、またいろんなこれは事故等も起こる可能性は非常に高くなるわけです。そのときに、今の法制度の中ではどのように裁かれるのか、こういう検証作業ぐら...全文を見る | ||
○宇都隆史君 防衛問題は与野党を超えて考えていかなきゃいけない問題は本当に山積していると思いますので、そういうところに関しては今後とも建設的な議論をさせていただきたいと思います。 今日はありがとうございました。 ───────────── | ||
05月26日 | 第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号 議事録を見る | ○宇都隆史君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました図書に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定に対しまして、反対の立場から討論を行います。 一昨日、本件の審議に資すため、本委員会は宮内庁書陵部を視察し、朝鮮王朝儀軌を始めとした図書の一部を視察しました。色鮮...全文を見る |
05月30日 | 第177回国会 参議院 行政監視委員会 第5号 議事録を見る | ○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 今日は三人の先生方、本当に貴重な御意見をありがとうございました。座って質問させていただきます。 私からは三人の先生方にそれぞれ御質問させていただきたいんですが、まず中島参考人の方へ。 お話、今お聞きしておりますと、事業仕分、そ...全文を見る |
○宇都隆史君 ありがとうございました。質問を終わります。 | ||
08月09日 | 第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号 議事録を見る | ○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 本日は、我が国の防衛体制に、在り方に対して我々は経験から何を学んでいくべきか、そういう趣旨の質問をさせていただきたいと思います。 ただ、しかしながら、本日私がいただきました時間はこの条約審議の時間でもございますので、冒頭、外務大臣...全文を見る |
○宇都隆史君 もしその九月の初めに実現させるとするのであれば、そのときの日米首脳会談のメーンの議題、あるいは外交成果として何を求めるかというのを外相としてはどのように考えておりますか。 | ||
○宇都隆史君 答弁が漠然とし過ぎていると思います。日米同盟に、じゃ特化してお聞きしましょう。 この日米同盟に特化して、何をテーマに、具体的に何を話し合って、どういう成果を得ようとしているんですか。 | ||
○宇都隆史君 外務大臣、私はそれは外交成果とは言わないと思います。成果にならないから向こうも乗ってこないんだと思うんです。それじゃ、ただ日本まで来てもらって、あるいはこちら側がアメリカに行ってお話をしたと、それだけの話じゃないですか。案件事項はいっぱい抱えているんですから、例えば...全文を見る | ||
○宇都隆史君 もう少し踏み込んで御答弁いただきたいんですけど、しかるべき時期というのは大体どのぐらいまでに、一般の国民の皆さんに、このような反省点が防衛省としてなされましたというのが目に触れるような形になるんでしょうか。 | ||
○宇都隆史君 恐らく、今の御答弁であれば、明確にいつまでにという指示はまだ大臣から出ていないというふうに判断するわけですけれども、是非まだ国民の意識が熱いうちに、ホットなうちに、自衛隊としてはこれだけのことをやったけれどもこんな反省点もあってというようなものを出して、自衛隊の信頼...全文を見る | ||
○宇都隆史君 人員の削減に関しては、自民党政権時代からも大きく減らしてきたことですから、これは我々としても大きく反省をしなければならないと思うんですが、前回よりも相対的にそんなに減らしていませんですよというのは、防衛省の意見、発言としてはこれは決して褒められた発言ではないと思うん...全文を見る | ||
○宇都隆史君 是非、今御答弁いただいたお気持ちの中で、できる限りの努力をしていただきたいと思います。 ただ、今御答弁なさったのは、人が足りないと、あるいはお金もなく、少ないんだと、その中でできるだけのことをするというお話がありましたけれども、人、お金を使わないでできることがご...全文を見る | ||
○宇都隆史君 憲法を遵守することと、我々がもっとより良い憲法を持っていこうということに対して議論することは、全くこれは矛盾しないことであるということを付け加えさせていただいて、次の質問に移ります。 FCLPの代替地としての馬毛島の交渉の進展についてお聞きするんですが、私、先日...全文を見る | ||
○宇都隆史君 順番が全く逆ですよね。地元に説明をしてからこういう交渉事というのは進めなければならないと思うんですけれども。 しかも、今の答弁の中で若干そごするところがあるんですけれども。確かに、馬毛島が検討対象となる旨地元に説明すると書いていますよ。しかし、その後に、併せて米...全文を見る | ||
○宇都隆史君 事実を聞いているんです。あったのかという、そういう事実が。 | ||
○宇都隆史君 雑誌には、アメリカ側から2プラス2を開催せずともいいのではないかと打診があったと書いてあるんです。その事実を私は今確認しています。 | ||
○宇都隆史君 これ雑誌ベースですから、全てをうのみにしてという話ではないですけれども、私が問題にしたいのは、この後がまだ続きがありまして、打診があったほどです、そこで急遽、馬毛島で艦載機の離発着訓練を受け入れるという手土産を用意したわけで、準備不足はあえて承知の上のことですと。こ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 ということは、まだ交渉の途中段階ということですね。ということは、交渉が成立されるという見込みは一〇〇%ではない、交渉が決裂される可能性も残っているわけですね。そういうような状況の中で、外交上アメリカと約束をし、共同文書の中に馬毛島とまで文言を入れること、これが本当に...全文を見る | ||
○宇都隆史君 私は今の御答弁を聞いて、もう完全にこれはフライングだと思います。そして、この馬毛島の問題、FCLPの代替地の問題は民主党が政権を替わったとしても絶対にやらなきゃいけない問題なんです。ここで壊してほしくないという気持ちが我々にはすごく強くある。ですから、是非この交渉事...全文を見る | ||
○宇都隆史君 私は、こういうことを検討課題に防衛省がのせたということに対して実は非常に評価をしていまして、非常に僣越な言い方をすれば、やっと自民党のレベルに近づいてきてくれたのかなというふうにも思っているんです。 ただ、これは大きな矛盾があるなということを思っているんですけれ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 最後に、これに絡めてもう一点だけ重要な指摘といいますか、質問をさせていただきたいんですけれども、これは今回の輸送、これを検討しますよという話は災害派遣の話ではございませんよね。有事において南西防衛のために人員、装具、部隊を輸送していくという話です。 そのときに、...全文を見る | ||
○宇都隆史君 私は、それは机上の空論で、実際に米軍の艦艇が日本の自衛隊だけ乗せているわけではないですよね。アメリカ軍の兵力も乗せているわけですし、彼らだって攻撃されれば反撃をします。我々もそれに対して、乗っていながら何も反撃することはできないわけですから、恐らくこれはそういうとこ...全文を見る | ||
08月10日 | 第177回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 質問の時間をいただきましたことを委員の皆様に感謝申し上げて、質問に入りたいと思います。 まず冒頭、沖縄担当大臣、枝野大臣よろしいですか、枝野大臣に質問させていただきますけれども、沖縄振興といったときにこの範囲がどこになるのか、これ...全文を見る |
○宇都隆史君 ともいたしますと、この沖縄振興という話をしたときに、どうしても基地問題等々ありますので、沖縄本島の振興というふうにとらえがちなところがあって、やはり我々は沖縄県全体の振興、あの南の島まで考えた振興というのを考えていかなければならないなというふうに常々思っているわけで...全文を見る | ||
○宇都隆史君 ありがとうございました。 私、もちろんそれが最も大きな沖縄が抱えた特殊性だと思っております。あと二つぐらい私はこの特殊性というのを考えてみたんですけれども、二つ目に関しては、戦後の復興が非常に遅れてしまったので、都市部、先に復興を果たしたところとの格差が大きく広...全文を見る | ||
○宇都隆史君 この督促の手続というのは、今度はまた海上保安庁の方から直接やる形になるんでしょうか。 | ||
○宇都隆史君 これは、おおむねいつごろに督促状を向こうに届けるような形になるんでしょうか、もし分かっていれば教えていただきたいんですけれども。 | ||
○宇都隆史君 確認ですが、督促状はもう発送をしているという──分かりました。ありがとうございます。 この件、ちょっと時間が掛かり過ぎているところも強く指摘はしたいんですけれども、是非、時間はある程度掛かるのも仕方がないと思います。しかしながら、この犯罪行為によって器物破損を受...全文を見る | ||
○宇都隆史君 その回答は納得がいかないんですね。 法務省の方で先に不起訴相当というふうに決断を下し、今回のこの検察審査会、確かに法務省の今おっしゃられたような監督下にないかもしれませんけど、逆にこれは言ってみれば、国民が司法当局がなされた判断に対しておかしいという形でつくられ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 納得のできない答弁なんですが。 枝野担当大臣は、二十二日の記者会見でこの件を記者に尋ねられたときに、個別具体的な事件に関する検察審査会という準司法手続のことであるから、行政府としてお答えする立場にないというような御回答をされています。 ただし、先ほど冒頭にも...全文を見る | ||
○宇都隆史君 じゃ、もう少し踏み込んでお尋ねしたいんですが、これと同じようなケースが二度と起こらないという可能性はもちろんないわけです。これは毎年同じようにこのような時期に起こってきて、実際に衝突を故意的にされたというケースが今回初めてだったというだけで、今からもこの可能性はある...全文を見る | ||
○宇都隆史君 もう一つ言えば、こういうのは危機管理ですよね。危機管理というのはあらゆるケーススタディーを考えて対策を講じていくべき話なんですけれども、では、個別具体的なことは答えられないという御返答であれば、様々なケーススタディーを用意して準備はしてあるというふうに受け取ってもよ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 分かりました。なかなか信じられない政府ですけれども、それは信じたいと思います。恐らく次に同じようなことが起こったときにどういう対処方針を持っていたのかということは明らかになるでしょうから、決してそういうことにならないように、もう一か月すれば、去年と同じようなシチュエ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 これは、外務省としてはこれに関する、刑事手続に関する協力要請等は中国政府にしてあるんですか。 | ||
○宇都隆史君 現段階ではされていないということでよろしいんですか。 | ||
○宇都隆史君 先ほど法務副大臣の方から主権の及ばない範疇ですからという話も御答弁ありましたけれども、先週でしたか、衆議院の方でもこれ質疑が、衆議院の七月二十七日、外務委員会の方でも質疑がなされた内容を私も見ていたんですけれども、二〇〇八年に日中間で交わした刑事に関する共助に関する...全文を見る | ||
○宇都隆史君 しかるべきところからの要請がしっかりと外務省にあれば、外務省はこの条約にのっとって中国政府にしっかりとした要請を行うと、これでよろしいですね。 | ||
○宇都隆史君 御答弁ありがとうございました。是非、外務省としてもこの条約をしっかりと履行させるように中国政府の方に働きかけをしていただきたいと思います。 さて、海上保安庁の方に現状の尖閣諸島海域等々の件について若干お伺いしたいんですが、あれから約一年たちます。あの事件が起こっ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 もう一点確認したいんですけれども、去年の八月、九月は非常に多かったというお話なんですが、これは大体毎年八月、九月になると多くなってくる、特に去年が顕著だったと、このようにとらえてよろしいんですかね。 | ||
○宇都隆史君 毎年八月、九月、この時期になると多くなるという統計が出ているということでよろしいんですか。 | ||
○宇都隆史君 ありがとうございます。 この八月、九月がまたやってくるということですから、そのことを念頭に置きながら是非やっていただきたいと思うんですが、海保としてこの事件を機に具体的に、また再発防止もそうですけれども、いろんなことを強化するためにやった取組がありましたら教えて...全文を見る | ||
○宇都隆史君 ありがとうございます。 現場は、ああいうような事件が起こりますと、必ず次に同じような二の轍を踏まないようにしようということで最大限の努力をいたします。 海保の話も今も聞きましたし、先日もわざわざ来ていただいてお話を聞くと、いろいろな法改正の話であったり、そう...全文を見る | ||
○宇都隆史君 ありがとうございました。 これはあのときも、非常にまだホットな話題であったときに表に出ていた問題で、海上保安庁が保有する船だけで本当に日本の海域を守れるのかという話がありました。そのときに、では海上自衛隊の船を出したらいいじゃないかという話もあったんですけれども...全文を見る | ||
○宇都隆史君 全く納得がいかない答弁です。もうこの今の現行法規の中でできないことは、防衛省がそれを理解していないと言うんだったら、なおさら問題だと思います。実際に海上警備行動を発令するそのハードルというのは、防衛省が一番理解していると思うんです。今回のような件で海上警備行動を発令...全文を見る | ||
○宇都隆史君 内閣官房の方でよろしいでしょうか。 | ||
○宇都隆史君 是非、外交なんですから、外交問題にもかかわってくるところなんですから、徹底的なリアリズムと現状を直視した目で見ていただきたいんです。平穏かつ安定的な尖閣の運用をしましょうと日中間でお互いに認識していた時代と今の時代と違うじゃないですか。平穏かつ安定的に本当に中国もや...全文を見る | ||
○宇都隆史君 ありがとうございました。 これ、米軍の射爆場として五十三年六月までは使っていたんですけれども、実は現在使われていないという島、また海域なんです。ここをもし使っていないんであれば、今米軍再編の移転の問題もあります。あるいはFCLPの代替地として今探している問題もあ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 ありがとうございました。是非、共同使用等も考えて、いろんなケーススタディーを考えて、実効支配を強化する形でやっていただきたいと思います。 時間になりました。私、八月の十七日から二十二日、衆議院の枠ではございますけれども、北方領土、国後、択捉両島を視察に行ってまい...全文を見る | ||
10月27日 | 第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号 議事録を見る | ○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 本日は、外務大臣、そして防衛大臣の所信に関する質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、外務大臣、早速ですが、お話を伺いたいんですが、大臣の所信の中で冒頭に出てまいりました、外交の目的は国益を最大にすること...全文を見る |
○宇都隆史君 私は、この国益という国家の戦略を語る上でも非常に大事な価値基準でございますから、客観的判断基準であるべきだと思うんです。 もう少し具体的に言いますと、時々の大臣が替わることによってこの国益がころころ変わる、あるいは、そのときの大臣のお考え一つで国益を、どちらを取...全文を見る | ||
○宇都隆史君 それに更に付け加えて御質問しますけれども、国益という定義が定まっていないんであれば、どうして外交青書の中で開かれた国益という言葉を使えるんでしょうか。 国益というものが明確に定まった中で、ここの部分を海外とシェアするんだ、あるいは共に共有するんだというのなら分か...全文を見る | ||
○宇都隆史君 非常にそこのところがやはり、外務省としてだけではなく国家として、これは我々の政権時代の責任でももちろんあります、日本全体としてのやはり問題点だと、このように思います。 大臣は所信の中で、この国益を最大化すると言った後にちゃんと順序立てているんですね。第一に国及び...全文を見る | ||
○宇都隆史君 もう一つ踏み込んで、是非閣僚会議等を開きながら、国会の中で議論をすることでも構いません。そういう国益に対してきっちりとした定義付けを国家として行うということをやっていただきたいと思います。これは、今後どういう政党が政権取っていく中でも非常に重要なことになると思います...全文を見る | ||
○宇都隆史君 非常に、韓国が隣国であり、我が国にとって重要な国であるということは理解をしているんです。ただ、外交事ですから、午前中の質疑の中でもありました、非常にお互いにしのぎを削りながらぎりぎりのところで折衝しているわけですね。であるとすれば、野田総理とそれから玄葉外務大臣が我...全文を見る | ||
○宇都隆史君 今の外務大臣がおっしゃった言葉、そのまま向こうで、向こうの外相会談の中で使われたというのは報道にも出ておりましたので、私も確認しました。しかし、もう少しやはり言葉を駆使して強いメッセージを与えていただきたいんだと思うんです。決して日本として許容できないと言うだけでは...全文を見る | ||
○宇都隆史君 私は、前の外務大臣でございます松本前外務大臣の対応等々には非常に失望をしておりました。是非、外務大臣、現外務大臣である玄葉大臣は、強いメッセージを常に発信をしながら、このもう所信のとおりです、我が国の国益の最大化を図ることに全力を尽くしていただきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 熟議をしたいので簡潔にお願いしたいと思うんですが、是非そのような形でよろしくお願いします。 ただし、今大臣が言われた国家としての情報的な部分を集めますというのは時間も掛かることですし、これ組織もつくらねばならないから財源もやはり掛かってきます。やりながら、もちろ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 つまり、北朝鮮というのは非常に予測ができない行動をする国家だと思いますので、我が国の防衛省としても引き続き予断を許さぬ対応をしていかなければならない、そういう認識でよろしいんですね。 | ||
○宇都隆史君 そこで、私は非常に不可解といいますか、もう一度現野田内閣で考えていただきたいこと、これに関しては言わずもがなですけど、朝鮮学校高校授業料無償化の再開に関してなんです。 これは、もちろん担当としては文科省の話ですけれども、これは文科省の話だけではないんですね。我が...全文を見る | ||
○宇都隆史君 ですから、これは様々な力がもちろん政治ですから働いていると思うんですけれども、やはりこの手続の再開ありきで、その後にこの情勢認識というのを後追いさせているというようにしか見えないわけなんです。国民の多くもそのように感じています。そこで、やはりもう一度政府の中で御議論...全文を見る | ||
○宇都隆史君 それは当然のことなんです。日米韓で同じ共有に基づいて行動していくと、すり合わせしていくというのは当然なんですけれども、我々に入ってきている情報では、韓国、米国がどのように思っているかが分からない中で、日本政府のみが明確な議論あるいは根拠も示さずに十一月以前の状況に戻...全文を見る | ||
○宇都隆史君 やはりこれは国民の理解を得られません。もう一度やっぱり再考していただくことを是非お願いしたいと思うんです。 なぜこれが国民にとっても非常に大きな関心事になっているかというと、もちろん、我が国の税金が朝鮮学校に使われる、その中の教育が我が国の文科省が出している指針...全文を見る | ||
○宇都隆史君 両大臣にもう非常に失望いたしました。何のために大臣になるのか、何のために政権を取るのかということをやはり考えていただきたいんです。恐らく、党内のいろんな意見集約もそれは難しいでしょう。ただし、私、そのことで民主党政権が別になくなってもいいんじゃないかと思うんです。我...全文を見る | ||
○宇都隆史君 地元に対する説明が若干遅かったというのは、具体的なことがなかなか分からない中で非常に難しい判断だと思うんですね。だから、それに対して批判を受けるのは、これは防衛省としては仕方がない面もあるかとは思うんですが、やはりこれを、現地にそういうミスがあったというだけではなく...全文を見る | ||
○宇都隆史君 十五日間掛かっているわけですね。その間、いろいろなこともありましたでしょう。こちらの中央の方でいろいろな公務もあったかと思います。しかしながら、十五日後ではなくて、その前ですよ、大臣は十月の十五日に石川県の民主党のパーティーに出席しているじゃないですか、金沢まで行っ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 この十月十日というのは非常に重要な日だったんですよ。私にとってもそうですし、防衛省にとっては非常に重要な日だったんです。そうですね、神風政務官。十月十日に沖縄で何があったか御存じですか。七月に訓練中に亡くなったF15のパイロットの葬送式を沖縄でやっているんです。神風...全文を見る | ||
○宇都隆史君 亡くなった隊員の名前を覚えていただいてありがとうございました。しかも、これは小松に家を持っている隊員なんですね。当日は、小松から奥様も小学校の息子さんも来ていたんですよ、沖縄に。やっぱり大臣に来てほしかったと私は思います。 時間もありませんので、最後に一つだけ。 | ||
○宇都隆史君 はい。もう七日からF15飛んでおりません、訓練やっておりません。訓練をやっていないということは、稼働率が落ちるとか能力が落ちるとかその前に、パイロットの実任務をする上での安全係数が下がることなんです。だから、同じ事故を起こさないようにも、できるだけ早い訓練の再開と、...全文を見る | ||
11月14日 | 第179回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 本日は、本日の委員会の冒頭で質問をなさいました民主党の田城議員とともに八月の十八日から四泊五日で北方領土、国後、択捉島に行ってまいりました。いただいた二十分の間、この北方領土に関しての質問をさせていただきたいと思います。 さて、今...全文を見る |
○宇都隆史君 積極的な御答弁、ありがとうございました。 まさにこの国のまずトップのリーダーが非常にこの返還に対して強い関心があるという姿勢を見せること、それから実際に運動に携わる国民の世論をやはり強く後押ししていくこと、非常に重要な二つのことだと思います。 また、川端大臣...全文を見る | ||
○宇都隆史君 ありがとうございます。 経済連携あるいは経済交流というのはやぶさかではないけれども、あくまでそれは我が方の主張、これを大前提としてこれを覆さないと、一貫性を持つという御答弁だったと思います。 しかしながら、このような情報もありまして、今この四島の開発、インフ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 問題は海外がどう見るかという話だと思うんですね。政府としては一貫してそういう姿勢を貫き国民にそういう意思を伝えていたとしても、先方から見れば、その日本の中の国民の一部がそういう行動をすれば、それをある程度容認しているというふうに見られてもこれは仕方がないと思います。...全文を見る | ||
○宇都隆史君 これは外交交渉の話ですから、形をつくる前に表立った形でのというのはなかなか難しいと思うんですけれども、やはり省内検討なり何らかの具体的な、結果としては表には出せませんという最終的な結果であったとしても、やはり検討していくべき話だと思います。 結局は、こういうとこ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 終わります。ありがとうございました。 | ||
11月17日 | 第179回国会 参議院 予算委員会 第5号 議事録を見る | ○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 本日は、東日本大震災における自衛隊の活動に対する教訓というのが今年の八月に出されました。この細かい一つ一つの教訓を受けた上で、今回の三次補正予算と、あるいは二十四年度の概算要求と今出されているわけですが、このことについて大臣と深みのあ...全文を見る |
○宇都隆史君 一川大臣、どうでしたか、御感想を。 | ||
○宇都隆史君 宮中の方からの御招待状等はありませんでしたか。 | ||
○宇都隆史君 国賓をお呼びしての公式行事ですよね。これ、公的な行事で非常に優先度の高い行事だと思いますが、その時間帯に一川大臣、その予定をキャンセルしてまで出られた行事というのは何なんですか。 | ||
○宇都隆史君 一川大臣、あなたは民主党の高橋千秋さんの政治資金パーティーに出られていたんですよね。しかも、そのパーティーの御挨拶の中で、今この時間帯、宮中でブータン国王を招いての宮中晩さん会が開かれているけれども、私はそれを欠席してこちらに来ていると発言までしているんですよ。あな...全文を見る | ||
○宇都隆史君 大臣、今のは言い訳としてもほとんど素人ですよね。何ですか、その高橋千秋さんがブータンのためにって。ブータンの国王を呼んで公式行事をしているんですから、そちらを優先するのは当たり前じゃないですか。 質問通告はしておりませんけれども、大臣であれば、ブータンの国王が来...全文を見る | ||
○宇都隆史君 ブータンの国防費は、インターネット等で調べるところによると千七百万ドル程度だそうですよ。ですから、日本円にすると大体十三億ぐらい。非常に小さな規模ですよね。その中で、今回、東日本大震災、三月十一日の終わった後、十八日ですよ、たった一週間後にブータンは義援金として我が...全文を見る | ||
○宇都隆史君 実際のもう質問に入っていくのでここで終わりますけれども、私は、大臣のこの優先順位、何が大切かというのは、本当に大臣としての資質を完全に疑います。 今までも三回やりましたね。私、別の外交防衛委員会でも指摘をさせていただきました。 十月十日、体育の日です。沖縄で...全文を見る | ||
○宇都隆史君 もう少し具体的にお答えください。 二十四万人の体制を増やすべきだ、あるいはこのまま維持するべきだ、減らすべきではない、あるいはまだ減らしても大丈夫、どういうふうにお考えですか。 | ||
○宇都隆史君 そういうことであれば、現在、防衛省設置法の改正案、これ出されていますけれども、これでもまた削減をしていますね、人員の削減を数百人単位で削減をしています。これに関してはおかしいんじゃないですか。 | ||
○宇都隆史君 公務員の二割削減という話もよく言われていますけれども、私は、元々が必要最小限度の人数ということで作っている以上、これを防衛省も同じ横並びで照らし合わせるのはそぐわないんではないかと思うんですけれども、一川大臣、これに関してはどうお考えですか。 | ||
○宇都隆史君 今、定数の話が出てきましたので、大臣、充足率という言葉がありますよね。この充足率とはそもそも何ですか。 | ||
○宇都隆史君 私がお尋ねしているのは、定員に対して実員の方が少ないわけですよね、だから充足が一〇〇になっていない、なぜ、そもそもそういう状況になっているんですか。 | ||
○宇都隆史君 一川大臣、そこはよく分かっていないですね、勉強されてください。 充足率という言葉が出てきたのは、元々自衛隊を最初つくったときに、求めている定員の数だけ人が集まらなかったんですよ。集まらなかったから集まっていない分予算を付けるのはおかしいということで、実員に対して...全文を見る | ||
○宇都隆史君 今回の災害派遣の教訓でも書かれているんですね。実際の活動においては、幹部あるいは准曹といった中堅層が非常に中心的な役割を果たしてくれたと、これは現場からも声が上がっています。 それで、若者を増やしたからといって精強化になるというのは、これは実際の運用をよく理解し...全文を見る | ||
○宇都隆史君 教訓です。 | ||
○宇都隆史君 原発事故に関してはそういう話なんでしょう。 もう一個先を見据えて、防衛大臣として国家の危機管理と考えたときに、今回から得られる何か教訓がありませんでしたか。 | ||
○宇都隆史君 大臣、今の御答弁は防衛大臣としてのセンスが余りにもなさ過ぎますよ。今回の事故は、原発の施設という脆弱性を露呈したんです。つまり、何かというと、核兵器なんか持たなくても、原発の施設に入り込んで電源を喪失させれば同じぐらいの攻撃が与えられるということが露呈されたんですよ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 是非やっていただきたいです。警護出動の中に原発は入っておりませんから、これもしっかりと検討をしてください。 次の質問です。 三月十一日以降、部隊の隊員の自殺者数、どうなっていますか。 | ||
○宇都隆史君 この数は例年の数に比べてどうですか。 | ||
○宇都隆史君 今回の四十九名の自殺の原因、どこにおありと考えられていますか、一川大臣。個々のケースあるでしょうが。 | ||
○宇都隆史君 一部現場から聞き及んでいる話によると、今回の災害派遣でかなりの時間、外に出ていた、しかし年間の訓練計画、やらなければならないことには変更がないということで、かなりしわ寄せが現場に来ているという話も聞いております。その辺もよく考えた上で、メンタルヘルスというのを是非行...全文を見る | ||
○宇都隆史君 それは、全女性自衛官の中で何割ぐらいになるんでしょう。 | ||
○宇都隆史君 これは、少子化対策の観点もそうなんですけれども、今回、被災地で両親共に災害派遣の命令が出たときに託児預かりを急遽つくりましたね。これ、平時からやはり整備していくもう環境になってきていると思うんです。 現状の託児預かりの環境はどうなっていますか。 | ||
○宇都隆史君 予算の兼ね合いもありますでしょうけれども、是非早く全国にそういう形をつくっていただきたいと思います。 時間にもうなりましたので、最後に大臣に一つお願いをして、大臣、国民目線でシビリアンコントロールやっていくというお話されました。戦車の弾が飛ぶ距離とか船の名前とか...全文を見る | ||
○宇都隆史君 終わります。 | ||
11月22日 | 第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号 議事録を見る | ○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 先日、予算委員会の一般質疑の中で、防衛省が出しておりますこの東日本大震災への対応に関する教訓、この中身について質疑を行わせていただきました。しかしながら、冒頭に非常にくだらない質疑で時間を食ってしまいまして、残り積み残しがあったもので...全文を見る |
○宇都隆史君 大臣、御答弁されるんであれば、質問をよく聞いてから御答弁されてください。 現在の予備自衛官というのは、一番最高クラスで階級が二佐までしかいないんです。その上の一佐あるいは将補、将官クラスの予備自衛官、予備兵力というのはいないんです。これを考えていくべきではないで...全文を見る | ||
○宇都隆史君 はい、分かりました。 ここですぐに何かの答えを求めているというわけではないので、私がこの件でちょっとお伝えしたかったのは、今回のこの東日本大震災の教訓等々で出てきているところは、あくまで災害派遣をやる上でこういう問題点があったよねというところで終わっているわけな...全文を見る | ||
○宇都隆史君 今回、東日本大震災で自衛隊がやはりここまで活躍をすることができた一つ、何が一番かともし言われると、これは全て一から十まで全部自分でできる自己完結性を持っているということなんですね。だから、自衛隊に関しては、それを壊していくような民間委託であったりあるいは処遇の変更で...全文を見る | ||
○宇都隆史君 私は今、法的にというふうに質問しました。では、次はちょっと変えて、実効的に、実際にこの武器等防護でそれを実施することができるとお考えですか。 | ||
○宇都隆史君 私が申し上げたかったのは、法理論上可能であるということと実際にできるのかというのには、これは大きな隔たりがあると思うんです。確かに法解釈上は、武器等防護でいえば、警護任務が与えられていて、そこに緊急性、非代替性があって、そして事態に応じ合理的に必要と認められる範囲で...全文を見る | ||
○宇都隆史君 短めにお願いします。時間がないので。 | ||
○宇都隆史君 ありがとうございました。 残りの時間は、この教訓事項から若干離れて、馬毛島の問題をやらせていただきたいと思います。特に大臣からの積極的な答弁をお願いしたいと思うんですが。 昨日、防衛大臣、鹿児島県知事とお会いなさっていますよね。県知事の方から直接防衛省の方に...全文を見る | ||
○宇都隆史君 もう一つありませんでしたか、その理由が。 | ||
○宇都隆史君 大臣、それはちょっと認識が甘いですよ。私、鹿児島県出身ですから、地元の状況をよく分かっているんですけど。 〔理事谷岡郁子君退席、委員長着席〕 一点目は確かにそうなんです。地元の市町村の反対票が過半数をもう超えてしまったと、この状況下では知事としてオーケー...全文を見る | ||
○宇都隆史君 念を押しますけれども、それは一川大臣個人のお考えではなくて、防衛省としてそういうことはしないと考えてよろしいんですね。 | ||
○宇都隆史君 その辺りを地元にしっかりと説明をなさった方がいいですよ。 それと、一川大臣、実際に鹿児島県選出の民主党の先生方が馬毛島のこの誘致に対して反対をしているというのは御存じですか。 | ||
○宇都隆史君 地元の議会も知事も、防衛上の拠点をつくるということに対する重要性というのは非常によく理解していただいているんです。ただ、手法が余りにも稚拙だったので今回の過半数の反対票が増えた、この今の現況の中ではできないという話になっているんですね。 ですから、防衛省ももちろ...全文を見る | ||
12月06日 | 第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号 議事録を見る | ○宇都隆史君 まず冒頭に、今回の田中防衛局長の件で、防衛大臣、よろしいですか。 防衛大臣、いろいろ答弁されましたけど、これ、田中局長の発言が不適切というのではなくて、あなた方政府が不適切なんですよ。田中防衛局長、こう言っていますでしょう、私から、やる前にやるとか、いつごろやる...全文を見る |
○宇都隆史君 どちらですかと聞いているんです。紛争当事者はどちらなんですかとお聞きしている。 | ||
○宇都隆史君 官房長官、お答えください。紛争当事者はどちらになるんですか。 | ||
○宇都隆史君 そういうことなんです。今回は紛争当事者がいないというのが答えなんですよ。大臣、防衛大臣、全然分かっていないじゃないですか、御自分で隊員を派遣するのに。今回はもう和平合意が成立していて、南スーダン国の国づくりをするという名目だから紛争当事者はいないという建前を取って我...全文を見る | ||
○宇都隆史君 散発的であるとか組織的ではないということは、安全かどうかのファクターにはならないと思うんです。実際に武力を持った勢力がいて、実際に死亡者も出ているという現状なんですね。 大臣は、これ、五百キロ離れているから、相当距離があるから大丈夫だという、まあ報道ベースですけ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 分かりやすくは、大臣の答弁をもっと分かりやすくしてください。何を言っているか分かりません。これに対して否定的ではなく進めていくのかという質問を私したんです。 一部の報道では、来年の通常国会にこの改正を含めたものを提出しようかというような報道がなされているところも...全文を見る | ||
○宇都隆史君 積極的な御答弁ありがとうございました。慎重はいいんです。慎重であればこそ、国会でしっかり審議をやりましょう、時間を掛けて。 こんな報道を聞きました。悲しかったです。UNMISSの、今回行く、自衛隊が派遣される先ですよ、これの最高軍事司令官、オビさんという軍事司令...全文を見る | ||
○宇都隆史君 先ほど出口戦略の話がありました。今ハイチに約三百五十名の施設部隊を出しているわけですね。更にこれからまた三百人を出そうとするわけです。つまり、本来であれば国内にいるべき六百五十人は海外に出ていくわけですね。この国内の抑止力の低下について、大臣、どうお考えですか。 | ||
○宇都隆史君 それは当然ですよ。支障があるなんて言ったら、出せないじゃないですか。 私がお聞きしているのは、六百五十名からの特殊な部隊なんですよ、施設部隊という特殊な部隊を派遣していることにおいて、国内への影響力はないんですかという話をしたんです。 当然、大臣だったら、災...全文を見る | ||
○宇都隆史君 厳しい状況とかじゃなくて、大臣としてまた隊員を出さなきゃいけないんだから、国内の、我が国の守りのためにどれぐらいの人員が必要かということを常に考えて、必要なものは必要だとして財務省としっかり闘ってください。この前も言いましたけれども、それが言えるのは防衛省だけなんで...全文を見る | ||
○宇都隆史君 大臣が最終的にこれ決めるんですよ。そして、現在、更迭するかしないかと、いろんな報道ベースを見たら、FXの選定の重要な時期だから替えれないという話をしているんです、ある民主党幹部はですね。あなたがそういうのをすらっと出てこなきゃおかしいじゃないですか。 F35につ...全文を見る | ||
○宇都隆史君 十分に考慮するということでよろしいですか。 | ||
○宇都隆史君 できるだけステルス機だからということで飛び付かないでくださいね。各国の状況もよく見てください。これはもうオーストラリアも見送りましたから。オーストラリアも狙っていたんですが、FA18の方に変えました。カナダも早期購入は見送ると。特に今、米国の財政関係で防衛費の削減の...全文を見る | ||
○宇都隆史君 結局、これはすごく大問題になっているわけですよ、ここまで後ろにずれ込んで。F4はもうしばらくしたら飛べなくなるんですよ。その後継機がこれだけずれ込んで非常に問題になっているのに、質問しても誰も答えられない。本当に我が国の防衛を任していいんですか、この三人に。私、非常...全文を見る | ||
○宇都隆史君 何でもう少し周りがサポートしてくれないのかなと思いますね。 写真の下を見てください。写真の下にミサイルを付けているおなか側の写真がありますよね。このパイロンというのはタンクをぶら下げるだけではなくて、実はミサイルを装着するところなんです。しかも、このF15戦闘機...全文を見る | ||
○宇都隆史君 態勢移行って何ですかと聞いているんです。これも通告しています。 | ||
○宇都隆史君 態勢移行というのは、我が国が本当に有事に、蓋然性は低いにしても何かあったときに本当に戦うための態勢を上げていくんです。つまり、戦闘機の部隊はミサイルを積んでタンクを積んでフルに燃料をつくって、飛行機をつくって上げるんです。それが態勢移行と言うんです。その訓練を日々や...全文を見る | ||
○宇都隆史君 地域からの理解、あるいは国民からの信頼とかそういうのも非常に大事でしょう。その上で考えなければならないのは、防衛大臣、我が国の安全、独立、存続のことを考えるのが防衛大臣なんですよ。沖縄は態勢移行できなかったんですよ、F15しかなかったんで。沖縄にはF15しかないでし...全文を見る | ||
12月07日 | 第179回国会 参議院 憲法審査会 第3号 議事録を見る | ○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。発言の機会を与えていただきましてありがとうございます。 まず冒頭に、私はこう思うんですが、平成の十九年、百六十七回国会において、衆参の両院にこの審査会を設けるということが決まったにもかかわらず、四年間全くこの審査会自体が開かれなかった。...全文を見る |
12月09日 | 第179回国会 参議院 本会議 第12号 議事録を見る | ○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 私は、自由民主党・無所属の会、公明党を代表し、ただいま議題となりました一川保夫防衛大臣問責決議案に賛成の立場から討論を行います。 まず冒頭に、国権の最高機関である本国会において、我が国の独立と繁栄の根幹となる国防行政を所掌する防衛...全文を見る |
12月16日 | 第179回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○宇都隆史君 本日は、沖縄から本当にお疲れさまでございました。また、日ごろより基地問題、それからいろんな沖縄の振興の問題等々に御努力いただいていること、心から敬意を表したいと思います。 沖縄の基地問題に関してなんですが、これ、行く行くはやはり大きく縮小していく方向性というのは...全文を見る |