宇都隆史

うとたかし

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回

宇都隆史の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第180回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。  まず初めに、質問の機会を与えていただいたことに感謝を申し上げます。  まず、前提としてお話をさせていただきたいんですが、この国家公務員の給与削減法に関して、昨年の六月に閣議決定がされていながらここまで長いこと引きずってしまったわけで...全文を見る
○宇都隆史君 率直に反省の弁を求めたんですが、なかなかしっかりとした、これは政府の失策であると、先ほども我が方の礒崎委員からも質疑がなされましたけど、そういう答弁がいただけなかったことは非常に残念に思います。  その上で、今回この法案、三党合意の中で非常に細かいところまで煮詰め...全文を見る
○宇都隆史君 発議者の方から。まず、前回の衆議院の方で発議者それぞれに答弁が食い違っていたので、統一の見解を示してもらえませんか。
○宇都隆史君 ありがとうございます。〇・二三に関してはどう充てられるか分からないという話。済みません、そこは私も少し読み違えていたところがあるかもしれません。  しかしながら、じゃ、百歩譲って、この七・八%が復興財源に充てられる財源だとしましょう。そうであるとしても、今回のよう...全文を見る
○宇都隆史君 政府として、東北の復興財源、これを何とか捻出しなければならないという、極めて厳しい国家財政の中から何とかというところでの頭を悩ましている部分、これに関しては非常に強い共感といいますか御努力をなさっているなということは非常に強く分かるんです。しかしながら、国家公務員の...全文を見る
○宇都隆史君 済みません、総務大臣でお答えになられるんですか。
○宇都隆史君 今お聞きをしていますと、ここまでしか下げられないだろうということで、それも非常にアバウトなパーセントが出てきているわけなんです。  じゃ、なぜ、これ二年間なんでしょう。
○宇都隆史君 結局、数字の選定としては極めて曖昧な選定の仕方をしているわけなんですよ。大体一〇%ぐらいだったら何とかなるだろう。あるいは、期間にしても二年ぐらいが限度だろうということで、これ年間約二千九百億円を見込んでいるわけですよね、削減を。  これにしても、では、積み上げで...全文を見る
○宇都隆史君 だから、元々復興財源のために、今回その目的を持って七・八%平均下げさせてもらいますよと法案ではうたっておきながら、何か本来その目的じゃやっぱりないわけですよ。非常に曖昧な形で、まず減らされるところを減らします、特定の期間、二年間だけ減らしますということで、そこにやっ...全文を見る
○宇都隆史君 ありがとうございます。  時間になりましたので、発議者の方に最後質問させてください。  今回、六か月間自衛官に関しては免除をするというような形で、六か月を超えない範囲でということが法案に明記されていますが、これは六か月間、明確に自衛官に関しては免除するということ...全文を見る
○宇都隆史君 六か月ということでよろしいんですね。
○宇都隆史君 明確に六か月ということを御答弁いただきたかったんですけれども、非常に残念です。  時間がありませんので、最後一言申し上げておきますけれども、今回の、自衛官も準じてということで同率に扱っていますけれども、自衛官の俸給の仕組みと一般職の俸給の仕組みの違いというのをよく...全文を見る
03月05日第180回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○宇都隆史君 ありがとうございます。自由民主党の宇都隆史です。  岩田先生に是非お聞きしたいんですけれども、私は先生御著書の「経済学的思考のすすめ」を読ませていただいて、先生の大ファンなんですけれども、先生が、先ほどデータを基に考えなきゃいけないということで、数理的な仮説、演繹...全文を見る
03月21日第180回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。  私、本日は沖縄の問題を取り上げさせていただきます。その中でも、特に沖縄で戦死された方々の遺骨の収集の問題について今日はやらせていただきたいと思います。  その前に、冒頭、先日硫黄島に行ってまいりました。硫黄島の戦没者の御遺族の方々が...全文を見る
○宇都隆史君 ありがとうございます。  私、もう一つあると思うんですね。一点目は、まさに大臣言われたとおり、軍属軍人だけでない戦死者が多くいたというのがこれ沖縄の特徴です。もう一つは、現在、今のこの空間、時間帯、時間で、沖縄には一般の人が生活しているということなんですよ。硫黄島...全文を見る
○宇都隆史君 ありがとうございました。  今、政務官の方からもありましたとおり、厚生労働省が出している、国が出している推計数と沖縄県が出している推計数は若干違うんですね。で、今、回収した数というのは、国が出している推計数はほぼ満たしている状態、しかし沖縄県が出している推計による...全文を見る
○宇都隆史君 厚生労働省としても非常に大きく御努力をいただいていることは強く理解をしております。  ただ、ちょっと事実で確認をしておきたいですが、この沖縄の遺骨収集に関しては、宅地の造成であったりいろんな公共事業に伴って、共にそこに財源を出して回収をすると。ですから、もっと言う...全文を見る
○宇都隆史君 決して努力が足りないとかいう、そういうのを責めるつもりはないんです。ただ、もっとリーダーシップを発揮して政治主導でやれば、もっと硫黄島のようにできるんではないかということをここで申し上げたいんです。  先ほど御覧になっていただいたように、二十三年度、二十四年度の予...全文を見る
○宇都隆史君 恐らくこの外事室がやっている事業というのは、ニューギニアとか南方戦線、それから大陸の方もありますから、そこに行く旅費であったり情報収集に係るお金、あるいは民間に委託しているお金等で、やはりお金が掛かる事業ではあるんですよね。  ただ、それにしても、国内における最大...全文を見る
○宇都隆史君 つまり、我が国は、国として遺骨を回収しなければならないという法律がないんです。つまり、戦後の二十七年、昭和の二十七年のときに衆参でこの決議をして、当時はもちろん軍がこの回収義務があったわけですけれども、軍が解体されるわけですから、厚生省の方に復員局として委託を受けて...全文を見る
○宇都隆史君 ありがとうございました。  今、政務官の方からも御答弁いただいたとおり、去年の八月に沖縄県に、八月じゃない、十月でしたかね、情報収集センターというのができていますよね。先ほどのこの予算の中から年間の、一年分の予算として一千万近く付けてやっているわけです。これは、現...全文を見る
○宇都隆史君 最後、大臣、一点だけ。  先ほどの菅元総理の例も引き合いに出しましたが、これは総理の強いリーダーシップで大きく変わると思うんですね。そして、今年はまさに日本に沖縄が戻って、返還されてから四十周年の節目を迎えますので、沖縄の皆さんにも中央政府は沖縄を決して見捨ててい...全文を見る
○宇都隆史君 終わります。
03月22日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。  本日は、防衛関係に特化した質問をさせていただきたいと思います。  外務大臣には申し訳ないですけれども、外務省に対する質問はありませんが、是非緊張して座っていていただきたいなと、このように思います。  さて、防衛大臣、昨年の三月十一...全文を見る
○宇都隆史君 この次期主力戦闘機の選定に関しては随分と遅れたわけですね。その第一の理由として、当初、F22という、アメリカが今主力戦闘機にしていますが、この戦闘機に購入できないかというような調整が続いておりながら、これを頓挫してしまったという経緯があったやに聞いております。  ...全文を見る
○宇都隆史君 私、そこがポイントだと思います。ただ、それがよく分からないんです。  今世界の、近隣諸国、ロシアと中国の例を出されましたよね。殲20の話、それからスホーイ50の話されました。防衛大臣も、三月十二日でしたか、予算委員会、山本一太議員の質問で、どうしてこのF35なんで...全文を見る
○宇都隆史君 もう少し具体的に聞きますね。  レーダーに映らない戦闘機とレーダーに映らない戦闘機が空対空戦闘をしたらどうなるんですか。
○宇都隆史君 今副大臣が言われたのは、恐らくIRSTの、いわゆる赤外線の熱を探知して相手がどこにいるかという能力がこれ付与されていますから、そういうところで全く見えないわけではないという話を今されたわけですよね。  しかしながら、重要なのは、ちゃんと相手をレーダーで捕捉して、ロ...全文を見る
○宇都隆史君 防衛大臣、余りとんでもないことは言わない方がいいと思いますよ。今の大臣の答弁を要約すれば、中国、ロシアがステルス機を持っているのは、戦略的に、自分たちの勢力を広げていく意図が戦略的にあるというようなお話の仕方今されましたけど、そういうことじゃないんですよ。  ステ...全文を見る
○宇都隆史君 逆です。
○宇都隆史君 完全なステルスモードにしたときに何発積めるんですか。
○宇都隆史君 ちょっと確認して、明確に数字で御答弁いただけませんか。
○宇都隆史君 この飛んでいる写真を是非委員の皆様も御覧ください、左下の方ですね。この赤く見えているのが、これ爆弾です。開いている蓋のところに若干付いているのが見えると思いますが、一発ずつ、中距離ミサイルが一発ずつしか積めないんですよ。計二発ですね、と爆弾が二発。  今我が国が保...全文を見る
○宇都隆史君 ここ聞きますって言っていますので。
○宇都隆史君 要は、こういう感覚で新しい機種を選定しているということなんです。ミサイルが搭載できなければただの鉄くずなんですよ、見えようが見えまいが。今のF15、フル装備すれば八発八発積めるんです。それだともちろん重くなるんで、いろんな高機動はできなくなりますよ。でも、これ衆議院...全文を見る
○宇都隆史君 質問の内容と答弁の内容が今、違いましたよね。質問通告していないと今言われましたけれども、搭載武装について確認しますよという話は一応してありますので。  このことは、私、今日は一般のこういう表に出ている、書店で買えるような本を買ってきましたけれども、どの本にも書いて...全文を見る
○宇都隆史君 ある数量、明確な数字は言えませんけれども、ある数量のこの同型ミサイルは我が国も保有しているという情報は聞いております。ただ、この一六年の導入に当たって、プラスアルファこの新しいアメリカが主力で使っているミサイルを購入するという話はここに出てきていませんよね。つまり、...全文を見る
○宇都隆史君 私は、今防衛戦闘の概要を聞いたんですよね。別に専門的な話じゃないです。あなた方が指揮官じゃないですか。概要がどういうふうに推移するのかぐらいは分かっていなければ、これ自衛隊を運用できないですよ。  敵機がまず侵攻してきたら、一番最初には地上レーダーが見付けるんじゃ...全文を見る
○宇都隆史君 よろしいですか。じゃ、そのステルス性のところは少しおいておきましょう。  もう一つ、性能の部分でお聞きしたい面があるんです。  F35のこの性能点、最大点数が付いたのは、一つは、このF35が中に装備しているところのネットワーク関連の部分、ミッションコンピューター...全文を見る
○宇都隆史君 じゃ、再度確認しますけれども、ブロック3が開発完了して、我が方にそれを輸出されるまではこの購入は遅れるということでよろしいですね。
○宇都隆史君 ありがとうございます。ブロック3が開発間に合わなければ購入しないということを答弁いただきました。  簡単に説明いたしますと、ブロック2というのは簡単な訓練戦闘できるぐらいのミッションソフトウエアしか積んでいないんですよ。だから、先ほど言ったようなこのF35に搭載さ...全文を見る
○宇都隆史君 私の質問に正確に端的に答えてください。大臣が言った言葉ですよ。「全体で六百億の費用を計上をいたしております。その範囲内で購入ができれば購入をするということは、私は考えておるところであります。」です。これ、正しいんですか。
○宇都隆史君 ということは、この九十九億以外に付けている値段、シミュレーター分、二百五億がありますよね。シミュレーターだけではこれはありません。初度経費にかかわる様々な部品費であったりそういう整備にかかわるものも入っていますけど、それは多少犠牲になっても四機の購入が進められれば、...全文を見る
○宇都隆史君 大臣、あなたとは質問にならないですよ。言ったことをころころ変えないでください。先ほどは、このトータルの値段の中で四機購入できるんであれば九十九億を超えても買うつもりですかと言ったら、そういうつもりですと言ったじゃないですか。だから、私はシミュレーター分の二百五億が多...全文を見る
○宇都隆史君 端的にだから答えてください。言っていることは同じじゃないですか。九十九億を前提に調整をしている、それは分かっています。でも、アメリカの、米議会で二十四年度のF35は日本円に換算して百二十億の値段が付いたんでしょう。アメリカの法律では、FMSでは自国の価格以上に安くで...全文を見る
○宇都隆史君 つまり、一六年に間に合って高い買物をしても、シミュレーターの数がそろわなければそれに乗る戦闘機パイロットは養成できないということなんですよ。そのことを犠牲にすると今言った、大変な答弁今いただいたんですよ。その可能性もあると言ったんですから。だったら、何のための買物な...全文を見る
○宇都隆史君 副大臣と大臣の間で答弁内容が違うようなことは避けてくださいね。誤ったことを言ってしまったときは、ちゃんと答弁の撤回をしてください。混乱していますよ、議会が。全く説明責任果たしていないじゃないですか。もう少し丁寧にこれだけのお金を付けてくださいということをやることが国...全文を見る
○宇都隆史君 一言だけ。  是非、35に決めたからにはしっかりとした交渉を行い、そしてアメリカだけを見ずに、議会もしっかり見てくださいね。国民が、ああそれならばそれだけのお金を出して我が国の空を守ってもらおうという納得ができる説明を、精神論ではなくて、こういう具体的なデータを使...全文を見る
03月26日第180回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。  本日は、我が国が抱えている防衛政策の根本的な大問題点、これまでの各政権が全て先送りにしてきたことです。このことをしっかりと審議をさせていただきながら、国民の皆さんに、今この現状において我が国がいかに危うい状況にあるか、このことを確認さ...全文を見る
○宇都隆史君 恐らくは、この民主党の政権交代の大きな力になったのもそこにあったと思うんですよ。今まで大事なことを、一番やらなければならないことをどんどん先送りにしてきた政権、その背信行為が民主の敵なんじゃないか、そこをだから変えようというつもりで政権の座に立ったはずなんですね。こ...全文を見る
○宇都隆史君 我が国は、政府の解釈としては一貫してこの専守防衛というのは戦略守勢と同じような意義であるという解釈をしているんですけれども、私は根本的にここが間違っていると思うんです。  専守防衛という我が国の防衛の基本方針は、別にこれは閣議決定されたものでもありませんよね。法律...全文を見る
○宇都隆史君 もう一度確認しますが、緒戦において攻撃を受けた場合については、敵国に対する攻撃は憲法の範囲内で許されるということでよろしいんですね。
○宇都隆史君 今、国会において新たな解釈を述べていただいたんだと思います。これまでは、弾道ミサイル等に特化して、この場合については先制攻撃等、先制攻撃ではないですね、敵の策源地攻撃、これに関しては解釈上認められるんではないか、あるいは憲法上否定はされていないんではないかという解釈...全文を見る
○宇都隆史君 憲法上も、先に攻撃を受けた場合については、敵国の航空基地であったり港湾であったり、そういう戦力発揮場所を攻撃することはできると答弁今いただきました。  それともう一つ、我が国は……(発言する者あり)
○宇都隆史君 総理、よろしいですか。  総理、今の答弁で政府解釈としてよろしいんですね。(発言する者あり)
○宇都隆史君 そこで、我が国はそういう装備体系を保有していない、整備をしていないというお話、今お二人からもありましたけれども、先日、三月十二日の予算委員会において、山本一太委員からの大臣に対する質問、F35の質問でした。どうしてこのF35のステルス機、これが欲しいんですかという質...全文を見る
○宇都隆史君 ですから、今大臣がお答えになったことは、先日の外交防衛委員会でも空自の運用と合わないというお話をしたじゃないですか。確かに、見えない航空機と見える航空機が空対空で戦えば見えない方が勝つに決まっているんです。でも、見えない航空機をどうやって管制して防空戦闘するんです、...全文を見る
○宇都隆史君 大いに心配ですよ。今、国民の皆さんも大いに心配になっていますよ、我が国の運用を全く分かっていないんですから。それで新しい航空機買って運用なんかできないでしょう。  私は、あのとき大臣が、これは専守防衛にとって非常に必要な状況にあると言ったときにこういう解釈をしたん...全文を見る
○宇都隆史君 結局、防衛大臣の答弁は、いざとなればアメリカ頼みで守ってもらうという話なんですよ。  最高指揮官、どうやって守らせるんですか、現場の自衛官に。これだけの兵力差、多勢に無勢がある中で、どうやって守れという指示を出すんですか。
○宇都隆史君 多勢に無勢の中で運用の妙と精神力で乗り越えようなんて、そんなの大戦と一緒じゃないですか。さきの大戦と一緒じゃないですか。  そうではなくて、私が言いたいのは、今、専守防衛という枠組みで手足が縛られているわけですよ。先ほど総理も別の答弁の中で言いました。アメリカの矛...全文を見る
○宇都隆史君 では、シーレーンはこの専守防衛の範疇に含まれるんですか。
○宇都隆史君 では、ホルムズ海峡の件で、我が国の原油の八割を輸入に頼っているあそこを機雷で閉鎖された場合、これは我が国に対する自衛の範疇で機雷を掃海する、これは可能なんでしょうか。防衛大臣お願いします。あくまで防衛オプションとしてそれが可能なのか、お伺いします。
○宇都隆史君 今の状況ではできないと言いましたけれども、今紛争が起こっているんですか、もう既に。
○宇都隆史君 ありがとうございます。  武力行使と一体になるような派遣はできないけれども、ホルムズ海峡に機雷を敷設されれば、これは我が国にとっても甚大なことなので、掃海することは法理論上不可能ではないという答弁を今いただきました。  次の質問です。  専守防衛において、有事...全文を見る
○宇都隆史君 結局、今答弁をいただいたように、我が国が武力事態が起こって戦う戦場というのは、我が国の海岸線あるいは野山なわけですよね。つまり、専守防衛という言葉を使うと国民の皆さんには非常にいいように聞こえるかもしれないけれども、我が国は、いざとなったら本土決戦をするというのを初...全文を見る
○宇都隆史君 私はそういうことは聞いていません。先ほどの質問は、日本全国をくまなくカバーできるだけのペトリオットシステムがあるんですかという話をしたんです。
○宇都隆史君 じゃ、有事の際に関しては、政経中枢あるいは戦力発揮基盤である航空基地の周りに固めるわけですよね。弾道ミサイルが我が国の上空を通るからといって、今回のように宮古の向こうの方に配備するとかいうことはかなわない、そういう地域が出てくるということですよ。  最高指揮官とし...全文を見る
○宇都隆史君 大臣、そんなうそを言っちゃ駄目ですよ。弾道弾なんというのは、いつどの方面に撃つというのが分かっているから、あらかじめイージス艦を配置して、その方向にビームを撃ってつかまえるんじゃないですか。いつ来るか分からないようなのをSM3が海から撃てるから大丈夫なんて、そんなう...全文を見る
○宇都隆史君 専守防衛の質問、これで終わりますけれども、結局、私が言いたかったのは、専守防衛という枠組みに縛られて我が国の領土、領海を戦場にする限り、今の防衛力、防衛予算では守り切れないということを言っているんです。もっともっと増やして、もう日本全体を要塞化して、スイスのように全...全文を見る
○宇都隆史君 今、防衛大臣が言われた三つの緊急性、非代替性、そして均衡性というのは、確かに三つはそうなんですけれども、大臣、今おっしゃられたのは一般的な、国際的な三要素ではなくて、我が国における三要素を今言われたんだと思います。一点間違いがあります。頭に我が国及び国民に対する攻撃...全文を見る
○宇都隆史君 つまり、政府解釈としては、先ほどの三要件のどれを満たさないと言っているんですか、大臣。
○宇都隆史君 では、大臣、集団的自衛権と集団安全保障、この違いを教えてください。
○宇都隆史君 もう少し端的に言ってください。二者においてはどこが違うんですか。  通告していますよ。
○宇都隆史君 三度目の質問です。違いを端的に答えてください。
○宇都隆史君 主体が違うというのは、何が違うんですか、大臣。
○宇都隆史君 総理、最高指揮官として教えてください。集団的自衛権、我が国は行使できないと、憲法上行使できないとしています。それと集団安全保障、これはどう違うんでしょう。
○宇都隆史君 今総理に御答弁いただいて、それが一番私もしっくりくる答弁で、要は国際基調、平和をつくる枠組みなのか、それともあくまで軍事同盟なのかと、そういう違いですよね。  ちょっとポンチ絵を出してください。左側の方に出しているのが集団安全保障です。国連のようなのを想像してもら...全文を見る
○宇都隆史君 それがよく言われる日米同盟の片務性というやつですよね。普通の同盟ではない、もう極めてイレギュラーなものですよね。  防衛大臣、この片務性があるからこそ存在しているもので、今大臣を多分最も困らせているもの、頭を悩ませているものだと思うんですけれども、何ですか。
○宇都隆史君 そうなんですよね。我が国は、片務性、守ってもらう、アメリカが攻撃されても我が国は自国の攻撃とみなして攻撃をしない、そういう片務性を持っている代わりに日米安全保障条約の中において基地の提供義務等々の様々な義務を負っているわけじゃないですか。そのことをよく考えたら、民主...全文を見る
○宇都隆史君 結局、この日米同盟というのは極めて危うい状況のままで進んできているわけですよね。この片務性を全員が理解しているはずなのに、そこに誰も手を付けようとしない、そこの座に座った方は。この集団的自衛権がとげだということは御本人も分かっている。分かっているのに、その席に座った...全文を見る
○宇都隆史君 武力事態にもまだなっていない極めてグレーな状態、そして邦人も乗っていない、この限定だったらどうですか。アメリカの国民しか乗っていないアメリカ機、これが攻撃を受けている。朝鮮半島有事、いつあるか分かりませんよね。御自分が言っているように現実に起こり得るかもしれない。そ...全文を見る
○宇都隆史君 恐らくこのシチュエーション、まだ何も議論もされていない、決まっていないので誰も判断できないと思います。その状況の中でもし米軍機が落とされれば、その瞬間に日米同盟は雲散霧消ですよ、消えますよ、そんな状況の中で守ってもらえないような日米同盟であれば。  私、そのことを...全文を見る
○宇都隆史君 時間にもなりましたので終わりますけれども、最後、そういう政治的な大決断をしていただけなかったことに我々若い世代として非常に失望を覚えます。この国の未来に対して夢を抱けない、そういう総理の下で国家運営をしちゃいけないということを最後に申し上げて、終わります。
03月27日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。  山本一太議員に引き続いて、核セキュリティ・サミットのテーマからまずは入っていきたいと思うんですが、外務大臣、そもそもこの核セキュリティ・サミット、元々始まった経緯は九・一一の同時多発テロからでしたよね。そして、今回が二回目のサミットと...全文を見る
○宇都隆史君 質問に端的にお答えいただきたいと思います。  私が聞きましたのは、今回の核セキュリティ・サミットの主要議題は何かということを質問いたしました。もう私の方から答えますけれども、これは元々第一回目からの引き続きで、原子力発電所等に対する核テロリズム、これにどうやって対...全文を見る
○宇都隆史君 今、外務大臣から御答弁をいただいたように、北朝鮮の問題というのは元々のテーマではなかったんですね。とすれば、元々の大きな二大テーマというのは、核テロリズムにどうやって対応していくか、そしてもう一つの重大テーマは、自然災害に対してこの核施設をどうやって守るのかというの...全文を見る
○宇都隆史君 私も大臣を困らせるつもりはないので、昨日も丁寧に質問通告いたしました。そんないいかげんな答弁をするんだったら、もう質問通告なんかいいかげんにしますよ。  もう少し具体的に、じゃ、お聞きします。あのときに、民間航空機がハイジャックされて突っ込んだわけですよね。では、...全文を見る
○宇都隆史君 だから、端的に答えてください。  現行法規の中で取れる手段があるんですかというお話を聞いています。もう副大臣答えてください。副大臣お願いします。
○宇都隆史君 そのとおりですよね。結局、政治の無作為なんですよ。判断難しいんですよ。だから政治が決めておかなきゃいけないんじゃないですか。だから、いざとなったら、その落ちていくところの住宅密集地、あるいは原発に住んでいる周りの人を見殺しにするか、あるいは現場のパイロットが業務上過...全文を見る
○宇都隆史君 確認しますけど、非公式ではあるけれども、省内にそういうチームをつくって検証を進めているということでよろしいですか。
○宇都隆史君 それでは前に進んだと言わないですよね。やはり法律に変えていかなければそれをやったとは言えないわけですから。  これ、防衛大臣、まず核の、これに関しては、昨年はあれだけの大きな自然災害が起こったわけですから、省内に警護出動を含めた、原発を自衛隊が守れるだけの法的措置...全文を見る
○宇都隆史君 ありがとうございました。  ただ、要は、今の現段階では航空脅威に対する対応、それから原発のテロ対応に関しても何もまだ決まっていないわけですよね。ということは、今回の核サミットの最大テーマであるテロへの脅威ということに対して、我が国はあれ以降こういうことをやりました...全文を見る
○宇都隆史君 質問に答えてください。  当時、私が四月二十一日にこういう質問をした以降、各省庁にそういうのを取りなさいというような指示が政府、官邸の方から出たんですかという話を聞いています。
○宇都隆史君 後半の、各文書課にそういう歴史的な資料を残すようにという資料があるんですか。あれば委員会に提出をお願いしたいんですけれども。あるんですか、どちらにしても。
○宇都隆史君 ですから、私はそういうことを聞いていないでしょう。私がこうやった以降に、ちゃんと指示、何らかの形になった指示が出されたんですかという話を聞いています。  そういう会議で口頭で言ったとかそういうことではなくて、あったんですか、なかったんですか。
○宇都隆史君 恐らく、もうそれ以上は答えられないんでしょうから、時間の無駄ですので。やっていないんですよ、結局、そういうことを。  国会の審議の中でちゃんと答弁もしておきながら、ちゃんとした形で指示、何らかのそういうことをしていない。だからこそ、昨年、こういうことが起こった今年...全文を見る
○宇都隆史君 私が求めているもの、ちゃんと事前の質問通告でお願いしていたのに答弁をしてもらえませんから、時間もったいないので私から答えます。  今、この国会事故調査委員会というのはスタックしているんですよ、止まっているんです。機能していないんです、動いていないんです。なぜ動いて...全文を見る
○宇都隆史君 つまり、海外であったり、あるいは国民もそうかもしれません、今回の原発事故で一番知りたい部分はここだと思うんです。この事故において関係行政機関その他関係者が事故に対し講じた措置の内容、被害の軽減のために講じた措置の内容、措置が講じられるまでの経緯並びに措置の効果を究明...全文を見る
○宇都隆史君 つまり、海上保安庁と海上自衛隊が共同して原発の付近の海域を守るというのは、これまでもやっているんですよ。別に今までやっていなかったことを急にやりますと言ったわけじゃない。より頑張りますということを言っているだけなんですね。  もう一つ、びっくりしましたけれども、産...全文を見る
○宇都隆史君 確認しますけれども、それはいわゆるこの核セキュリティ・サミットが想定をしているようなテロだったりゲリラ部隊だったり、そういうのに対するような能力保有ではないですよね。そして、もっと言うと、二百名の警官の増員のことをこれは言っていると聞いていますが、それで正しいですか...全文を見る
○宇都隆史君 つまり、二百名の警官を増員した、そしてその装備に関しては決して軍隊と同じようなものを持っているとかそんなんじゃないんです。警察が元々持っていたような装備を更に拡充したという、それだけに過ぎないんですね。  外務省、外務大臣、これ武装治安要員というふうに書いています...全文を見る
○宇都隆史君 つまり、最後まとめますけれども、持っていく成果がなかったから何とか形だけ繕ったというのが今回の総理のこの表明なんじゃないんでしょうか。  でも、何でこういう弱い外交になるのかといえば、我が国の防衛がリアリズムを欠いているからですよ。現実をちゃんと直視して、やらねば...全文を見る
03月28日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。  委員長、まず冒頭に、私、昨日、この当委員会で、国会事故調査委員会の件に関して、現在止まっていると、機能していないという発言をしたんですけど、若干事実誤認がございました。委員会は現在作業を進めているということで、この発言に関しては訂正を...全文を見る
○宇都隆史君 これは、私がこの外交防衛委員会でもやりましたね。今回の南スーダンの派遣に関しては、紛争はもう終わっていると、当事国はいないんだということで、あくまで国づくりという前提で派遣をしているわけです。ですから、この要件が崩れるということは、派遣の要件そのものが崩れるというこ...全文を見る
○宇都隆史君 いわゆるPKO五原則にのっとってという話ですよね。  ただ、私、この委員会でも指摘させていただきましたのは、北のスーダン国との間ではいまだに武力的な小競り合いが続いていると。ただ、表面上は、建前上は停戦合意ができているということで、本当にそんな危険な地域に出しても...全文を見る
○宇都隆史君 次に求めます。  防衛大臣にも正確に求めておきたいと思いますが、今言ったような外務省の認識はこういう認識でしたけれども、そもそもの前提が私は崩れてくるんだと思います。実際に受入れ国の大統領が戦争中であるという発言をしているわけですから、これによって撤収をされる可能...全文を見る
○宇都隆史君 よく分かりませんでしたけれども、我が国として判断をするのはあなたなんですよね。で、私は今聞いているんです。この受入先の国の大統領がこれは戦争だという発言をしているけれども、我が国としては紛争は解決しているという前提で派遣を続けるという判断を今されているということです...全文を見る
○宇都隆史君 そうではなくて、PKOの派遣の原則の条件には、紛争のこの停戦合意が得られていることという条件が入っているんですよ。大臣の今の言い方であれば、停戦合意が得られてなくても、その地域が距離があって安全であれば派遣できるということに取られませんか。
○宇都隆史君 いえ、ちょっと待ってください。防衛大臣に確認します。  紛争当事者の停戦合意、これに抵触するんではないかという話を先ほどから私はしています。外務省からは先ほど意見はいただきました。防衛省としても、これは停戦合意が引き続き守られていると、この受入先の国の大統領がこれ...全文を見る
○宇都隆史君 外務大臣、私はそれは少し違うと思います。このPKOの五原則というのの元々の法の理念を考えていただきたいんです。  確かに、南スーダンというのは独立したての国ですから、その国としてどこかの国と紛争したという前提はありませんでした。だから、この国の中の元々紛争当事国と...全文を見る
○宇都隆史君 防衛大臣、身近な問題じゃないんですよ。隊員の命が懸かっている問題なんだ。家族が待っているんですよ、我が国の国内で。その家族に、お預かりして、大臣の命令で派遣して、我が国のために行ってもらっているんじゃないですか。そんな、身近な問題とか緊張感という問題じゃないんです、...全文を見る
○宇都隆史君 じゃ、一点だけどうぞ。
○宇都隆史君 この件はもう終わりますから、防衛省と外務省でよく話し合った上で、撤収計画の話を佐藤委員もされましたけれども、どういう条件をまず満たさなければ派遣の前提が崩れるんだ、あるいはどういう条件になったらもう撤収のフェーズに入らなければならないんだというのをちゃんと詰めた上で...全文を見る
○宇都隆史君 ありがとうございました。  私は、やはりああいう偏屈した報道は良くないと思うんですね。決して、我々野党が国内に引っ張って、行けなかった、時間が制約できなかったという意味ではないと思います。早めに帰ってきたのも党内の税と社会保障をまとめるために帰ってきたわけじゃない...全文を見る
○宇都隆史君 私は先ほど、大臣、ちょっと聞いていてくださいね、大臣が御答弁された内容と白書に書かれている内容とどちらが、これ整合性が取れないと思うんですけどということをお話ししたら、今、大臣は二つを続けて読んだだけなんですよ。──いえいえじゃなくて。  これまでの従来の答弁であ...全文を見る
○宇都隆史君 防衛大臣。ちょっと後ろから言うのをやめてください。私の言うことをちゃんと聞かせてください。  大臣、この矛盾が分からなければ、あなたはそこに座っている資格全くないですよ。この矛盾が分からなければ、バッジを付けている資格すらないですよ。  いや、私は先に攻撃を受け...全文を見る
○宇都隆史君 防衛省はこの矛盾しているところは理解はできますよね。
○宇都隆史君 質問通告丁寧にしておりますから、よく頭を整理してから来てください。  私は、通告でも言っていますけれども、大前提として確認をした上で、そして我が国に足りないところの掘り下げをしたいのでということを言っているんですけれども、確認のところでこけてしまうと、その積み上げ...全文を見る
04月25日第180回国会 参議院 憲法審査会 第4号
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○宇都隆史君 会長、ありがとうございます。  自民党の宇都隆史です。  私、大石参考人に、申し訳ございません、限定して二点だけ質問させていただきます。  まず一点目は、憲法に書き込む緊急条項、これのネガリスト化と、その場合の権力の統制手段をどうするかという点です。先ほど来あ...全文を見る
06月19日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。  まずは、森本防衛大臣、防衛大学校の先輩でもあり、また航空自衛隊の大先輩でもあります森本大臣と、この国権の最高機関である国会において、我が国の防衛問題、これに関して意見交換ができることを私は心から光栄に思っております。与えられた時間が短...全文を見る
○宇都隆史君 ありがとうございます。  大臣が今おっしゃったように、このシビリアンコントロールという法の趣旨、政治のシステム自体が輸入されたもの、しかしながら戦後に、果たして文民とは何なのか、その統制の意義、本旨とは何なのかというのは余り議論されないままに輸入されたような気がい...全文を見る
○宇都隆史君 私は、大臣が、いろいろな問題があると思いますがの後に付け加えた言葉が、日本の政治制度の中では私は十分に確保できるという言い方をされたので、このいろいろな問題というのは、見識がない前々、前大臣のことを言われたのかなと思いながら、でも今そうではないと、政治的調整機能とし...全文を見る
○宇都隆史君 私は、決して元自衛官が就いてはならないという、こういう発言の趣旨で申し上げているわけではないんです。元自衛官が民間に下野して防衛相に起用される、この先鞭を着けたことに関しては非常に有意義なことであるとは思っています。  ただし、米国を見てください。国防長官、一般の...全文を見る
○宇都隆史君 国籍は持っているんです。帰化している。
○宇都隆史君 これは国籍条項の話をしたかったんですけれども、実は国籍条項も明確には法文化されていないんです。これまでもいろんな裁判等でも争われて、ただ、それは外国の方が日本の公的な公務員に就くのは、当然の法理であるという決着で就けれないという話にはなっているんですが、やはりこの辺...全文を見る
○宇都隆史君 それは、評論家としての森本教授が政治家としての防衛大臣になって、国家としてすべきことと実際にできることの違いが改めて分かったということなんでしょうか。これまでも森本大臣は、「日本防衛再考論」という御著書の中で、日本の防衛に関する二つの大きな制約要件、集団的自衛権が行...全文を見る
○宇都隆史君 野田総理が森本防衛大臣を任命されたときに、私は、任期の残りの期間でとうとう野田総理も覚悟をお決めになったんではないかなという期待感も持ったんです。是非、そこの部分は総理とよくよく御意見を合わせていただいて、評論家であった時代から森本大臣が言われていた信念ですね、我が...全文を見る
○宇都隆史君 南西方面の防衛力強化というのは、これはもう言うに及ばず、非常に重要なことであると思っています。ただし、今回のこの大綱、中期防の中でそれが具体的に表れるところというのが実際にどこがあるんだろうかというと、与那国島の部隊配置の実現等は大臣も当初の所見の中で述べられました...全文を見る
○宇都隆史君 今の防衛副大臣の答弁を聞いておりますと、信頼に足る同盟国であるから口約束で十分であると、それを議会として納得してくれというふうにしか取られないわけです。もしかしたら何らかのものを交わしているのかもしれない、それは今まだ表にできないということなのかもしれません。ただ、...全文を見る
○宇都隆史君 もう二つ質問をさせてください。  二〇一六年度末に我が国はこれを受領、取得するわけですけれども、それまでにこの開発が完成していなくても我が国はその開発していない四機分を購入していくということなのでしょうか。それが一点目。  そして、もしそうだとしたら、その後に開...全文を見る
○宇都隆史君 二点目の改修経費の話に関しては、同盟国であるからとかではなくて、ほかの機体との、機種選定の条件として、一六年度末に間に合うという条件でやっていたわけですから、これは厳しく調整をして、もし改修が必要になったときの経費はそちら持ちだということでやっていただきたいと思いま...全文を見る
○宇都隆史君 御答弁ありがとうございます。  それはきっとこういう意味なんだと思うんです。米国は、国防総省がSARによって、二〇一七年の八月をもってこのバージョン3、完成機を納入させると、空軍に納入させると言っているわけですから、つまり、米空軍が納入する完成バージョンの機体と我...全文を見る
○宇都隆史君 二十九日までの締結ということなので、まだ交渉の時間がもう少しあります。それで、もし出したときに、価格、性能、納期に関してできるだけぎりぎりの交渉をして、要は、機種選定に落とされた会社が不公平だということが出ないような交渉を是非防衛省として全力で取り組んでいただきたい...全文を見る
○宇都隆史君 これは委員の先生方もお分かりになったでしょうか。つまり、経費削減の一環の考え方として、部品を常に使うかどうか分からないのをたくさん購入していると、これはコストが高くなるものですから、必要なときだけもらうと。だから、調達もしないし、補給に関してもふだんはもう民間会社に...全文を見る
○宇都隆史君 防衛大臣の御答弁から、非常に問題点としては認識しているというような意味を受け取りました。  是非これは、平時においては確かにいいんです、コストダウンというのは。ただ、有事を考えたときに、これは完全にその補給側の方に我が方の補給統制能力を牛耳られるということにもつな...全文を見る
○宇都隆史君 是非ペースアップをして前向きな御検討をいただきたいと思います。  時間も限られてまいりました。最後の原発テロに関する質問をいたします。  この外交防衛委員会において前田中大臣から、三月二十七日の私の質問に対して、省内に原発を自衛隊が守るための法的措置を考えるプロ...全文を見る
○宇都隆史君 様々な努力をしているということに関しては十分認識しておりますが、御答弁いただいたのは防衛省内にという話をいただきました。これ決して、安全保障の観点だけで並行して防衛省が進めるということに何ら問題はないはずです。  先ほども佐藤委員の方からもありましたとおり、防衛省...全文を見る
07月31日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○宇都隆史君 おはようございます。自由民主党の宇都隆史です。  本日は、今回審議をいたします四つの条約にまず関して質問させていただきますが、この四つの条約、特にこの委員会において深く詰めなければならないような論点、問題点があるのではないかというのは特に私としては見当たらないので...全文を見る
○宇都隆史君 最後に付け加えたその中国政府の取組というか、中国政府としてこのACTA締結に向けて前向きであるのか、それとも余り政府としてはこれに入りたくないのか。その辺、外交交渉をしている感触として、外務省としてどうなんですか。
○宇都隆史君 外務省の事務方を通じてお聞きをしている情報では、中国政府としても、国内の法整備をきっちりと整えて国際社会の中で信頼に足るような形をつくっていかなければならないということで、決して完全な後ろ向きな姿勢ではないというふうには伺っております。できるだけ早くこの枠組みの中に...全文を見る
○宇都隆史君 具体的にちょっと教えていただきたいです。次、もし高官が北方領土に行かれた、そのときの抗議の手段、どのレベルでどういう抗議をなさる。まだ言えない、でしたらいいです。  では、前回メドベージェフ大統領が北方領土に不法入国したときは、どのレベルでどういう抗議をなさいまし...全文を見る
○宇都隆史君 次官が大使を呼んで直接遺憾の意を表明したという対応だったわけですね。一回目と何ら変わりがなかったんではないでしょうか。自民党側からも、これは外務大臣として、あるいは官邸として正式な表明として遺憾の意を示すべきではないかという、こういうような意見具申をしていると思うん...全文を見る
○宇都隆史君 なかなかこの委員会の場では具体的に何をするというのは言えないというお立場もよく理解した上で、ただ、今の外務省の対応を見ていると、何かが起こったときにそれを対症療法的に、事後的に対応しているような気がするんです。  ですから、やる前にそれを抑止する何かの手当てという...全文を見る
○宇都隆史君 つまり、要約いたしますと、現在の状況では、お互いに必要な情報を交換したときにそれを適切に管理するというのを約束しているような何か明確なものがないと。今回のこのGSOMIAを締結したからといって、お互いが持っている防衛情報がだだ漏れになるといいますか、自動的にお互いに...全文を見る
○宇都隆史君 韓国側が事前になってこの延期を申し入れてきたその背景には、韓国政府がこれを締結させるのに当たって、若干、秘密裏にという言い方を韓国の報道はしていますけれども、国民にオープンにしないうちに進めてきたことが非常に反政府感情を高めたというような記事がありましたけれども、こ...全文を見る
○宇都隆史君 お互い国を双肩に担う外務大臣としてお立場は非常に理解します、これはよく分かるんです。ただ、それと玄葉外務大臣が我が国の外務大臣としてそれをどういうふうにプレゼンスするかというのは、これまた別の問題です。今、承服しかねるというのはなかなか言えないからと言いましたけれど...全文を見る
○宇都隆史君 金星煥さん個人はよく理解していただいていると思うんです。ただし、韓国の外交通商部長官としての金さんはそうは思っていないんです。  それが証拠に、今月、もう一週間ぐらい前でしょうか、御党の前原誠司政調会長が訪韓されていますよね。そのときに金長官と、七月十六日です、昼...全文を見る
○宇都隆史君 やっぱり我が国の固有の地名というのをしっかり守っていくというスタンスの御答弁だと思います。  さて、そこで、尖閣諸島における問題にちょっと移らせていただきたいと思いますが、防衛省にまず確認しますけれども、尖閣諸島の中に大正島、久場島というこの二つの島がございますが...全文を見る
○宇都隆史君 お手元に配付しております資料①を御覧いただきたいんですけれども、(資料提示)これが防衛省の沖縄防衛局防衛施設図としてオープンにしている、公式に出しているものです。今御答弁いただいたように、赤尾嶼射爆場、これが大正島ですね、そして黄尾嶼射爆場、これが久場島の方になって...全文を見る
○宇都隆史君 私も、帝国陸軍のその地図、国会図書館にお願いしまして、やっと探し出しました。そのとおり書いてありました。ただし、旧帝国軍との関係を異常に嫌う外務省がこういうときだけ旧帝国軍を引き合いに出して、これが根拠だと言われるのは非常に違和感を感じてならない。  これ、歴史を...全文を見る
○宇都隆史君 ちょっとやっぱりそこが曖昧でよく分からないんですけれども、やはり政府として公式な名称というのはどこが決めるのかというのを明確にすべきだとまず一つは思います。  それで最後に、もう時間もありませんので、防衛大臣、外務大臣、それぞれにお聞きしたいんですけれども、やはり...全文を見る
○宇都隆史君 終わります。ありがとうございました。
08月20日第180回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
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○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。  まず、質問に先立って冒頭に、週末に尖閣諸島に行ってまいりました。私はもちろん上陸はしておりませんけれども、数十名の日本人が上陸したということで、国民の中からは、よくやってくれたという拍手喝采の声がある一方で、外交というのは非常にセンシ...全文を見る
○宇都隆史君 金額にすると幾らですか。
○宇都隆史君 事前に通告の段階では金額も教えていただいたんですけれども、外国人だけに支給されている総額が一千二百三十九億円、先ほど言われた外国人に支給している七万四千人で単純計算で割ると、平均で一人当たり百六十七万円が支給されていると。  ここに物すごい不公平感を感じているわけ...全文を見る
○宇都隆史君 もう一度確認しますけれども、これは厚生労働省が二十九年に出した厚生省社会局長通知ですね。法律ではありませんね。
○宇都隆史君 昭和二十九年というのを歴史的にやはり考えていくと、ポツダム宣言を受諾して、当時は日本人として同じように認識をしていた朝鮮人であったり台湾人が、自分たちの意思と関係なく、国籍を朝鮮、台湾に戻された、非常に生活的にも経済的にも混乱を極めて、明日食うか食われないかという、...全文を見る
○宇都隆史君 これ、法の背景、趣旨、まあ法ではないですね、この通知の背景を考えると、あした餓死するかもしれない、そういう人たちを本当に座して見過ごしていいのか、しかも今までは日本国民として一緒にやってきた同胞じゃないかという、まあそういう背景があるわけですよね。それで当分の間とい...全文を見る
○宇都隆史君 人道上の観点等々で言うのであれば、いろんな法にのっとった形はできると思うんですね。例えば難民指定にするとか、いろんな形はあります。これは全く法によらずに、人道上の観点という、そういうヒューマニズムだけで支給しているわけですよ。  でも、今どういう状況にありますか、...全文を見る
○宇都隆史君 では、厚生省にお伺いしますけれども、これだけ国民が、我々はまた課税される、そして年金をもらっている人間よりも生活保護をもらっている人たちの方がより高い金額をもらっている、こういう不平不満が非常にある中でこれからお願いしていかなきゃいけないわけですよね。この外国人に対...全文を見る
○宇都隆史君 厚生省として、現状どういうことになっているかというのをよく踏まえて、今後これをどういうふうに改善していかなきゃいけないかという意見をしっかりと持って改善をしていっていただきたいと思います。  中には、これ、私もまだ調べている、調査している途中ではっきりとした根拠を...全文を見る
○宇都隆史君 外務省設置法を読んでみると、ビザの発給要件云々と細かいことは書いてないんですよね。そうですよね。外国人に対するビザを発給する所掌事務、これは外務省にあって、その一番の責任者は外務大臣であるというふうにしか読み取れない。実際のこの要件というのをどうやっていじるかという...全文を見る
○宇都隆史君 もう少し詳しく教えてください。  その他各国のビザも要件緩和をしているという話ですけれども、今回、特に中国人のこの緩和をして呼び込もうといった背景には何があるんですか。
○宇都隆史君 ちょっと通告どおりにお答えいただけないみたいなので、ちょっと補足をしますけれども、民主党の中で新成長戦略というのをうたっていますよね。この中で、日本の経済というのを成長路線に乗せていこうと、そのためには、今、成長著しいこの中国の経済力というのをいかに取り込むか、それ...全文を見る
○宇都隆史君 閣僚懇談会で承認を受けて、しかしながら正式な機関ではないという話だったですけど、この外客誘致ワーキングチームというのは何らかの、ここで審議をして出た結論、これに対して政府の意思決定権限を持っているような、そういう機関なんですか。
○宇都隆史君 私は、そこが非常に民主党らしいというか、非常に意思決定プロセスが不透明だと思うんですね。こういう外客誘致をしていこうと、この新成長戦略に決まったような中国人の呼び込み、いろんなこれ法律を作ったり、あるいは先ほど外務大臣が言われたようなビザの緩和をしたりして前向きに進...全文を見る
○宇都隆史君 しかしながら、その緩和に至った流れというのが非常にやっぱり不明確、不透明で、果たしてしっかりとした議論をなされた上での決定事項なのかというのがやっぱり分からないんです。しかも、これはほとんど国民知らないですよ、こんなことが実際に行われているというのは。  二度にわ...全文を見る
○宇都隆史君 非常に多い割合ですよね。だからといって中国人皆が犯罪をするというわけではないんですけれども、よく、最近では凶悪な犯罪とかにも、海外の、特に中国人等も絡んでいるような話も聞きます。  このワーキングチームの中でこういう治安に対する問題点、あるいはこの外国人の検挙率を...全文を見る
○宇都隆史君 ありがとうございます。  国交省が出しているホームページからこのワーキングチームの議事要旨というのが出ていて、全五回やっているわけですよね。一回目に、確かに警察庁の次長が今御答弁いただいたような、治安を悪化させるような問題点があるとそれは問題であると、その辺はよく...全文を見る
○宇都隆史君 それはこの前の原発の問題と一緒じゃないんですか。公文書管理法の中で、やっぱりそこで政策決定のプロセスを明確にするためにこの法律があるわけじゃないですか。後々、国民が一体どういうような仕組みで、どういうような議論があってそういうふうな方向になったのかというのは後から確...全文を見る
○宇都隆史君 それじゃ公文書管理法の意味がありませんよね。国民に対して極めて不誠実な態度だったと思います。正式な機関ではないんだから、それは残す必要はないというんであれば、役所の自分たちの判断で何でも前に進められるじゃないですか。  しかも、これ立法府は全くかかわっていないんで...全文を見る
08月28日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。  まず、日韓外交の方から入っていきたいんですが、玄葉大臣、日韓関係が最も最悪な状況に今なっているんではないかなという認識は多分共有していただけるんだと思います。私は、これまでの配慮外交、外務大臣ももう配慮する必要はこれからはないんだとい...全文を見る
○宇都隆史君 私は、今の副長官のその答弁で、改めてこの野田政権の外交に対するセンスのなさが分かるんですけれども、日韓関係の重要性というのをよく御理解いただけていないんじゃないですか。日韓関係の足並みがそろわなくなるというのはどういうことですか。それによって最も困る国というのはどこ...全文を見る
○宇都隆史君 短く。
○宇都隆史君 玄葉大臣、ありがとうございます。  ただ、我々も批判だけはしませんから、このいただいた時間の中で提言を今日は何個かさせていただきます。先ほど大臣も、これは政局は関係ないんだと、足の引っ張り合いじゃなくて超党派でやろうというお話されましたので、できるだけ端的に是非答...全文を見る
○宇都隆史君 玄葉大臣、もう一歩ちょっと踏み込んで。つまり、韓国側と外交ルートでバイでいろんなアクションを起こしたということなんですが、例えばそこに米国を介して、米国側からちょっと待てと、この三つの連携を崩すということがいかにこの極東の安定に資さないかというようなアプローチ、これ...全文を見る
○宇都隆史君 今御答弁の中で、実際に上陸されるまでは米国を介したようなメッセージの発出はしなかったと。そこなんですね、ポイントが。やっぱりそういうことをしなきゃいけない。それがやっぱり外交だと思うんですよ。国民性を理解してください、韓国のですね。一度火が付いてしまうと、バイで話そ...全文を見る
○宇都隆史君 その答弁書の最後の一文だけでよろしかったんですけどね。防衛省としては特に具体的な措置はしていないということで。ただ、国防上の何らかのメッセージをやはり発信していくということも非常に大事なような気がするんです。  そこで、防衛省にお伺いしますけれども、韓国は今この竹...全文を見る
○宇都隆史君 韓国側が自国の領土だというふうに主張しているわけですから、自分たちで使うエリアを勝手に設定する分には向こう側の論理としては構わないわけですね。  であれば、ちょっと資料①を見てください。(資料提示)この資料①は、防衛省からいただいた、我が国の、通称ADIZ、正式名...全文を見る
○宇都隆史君 私もそれは十分認識しています。ADIZの中に入れたからといって、何ら自衛隊の活動が変わるものではありません。ただし、政治的なメッセージはありますね。だから、できることをやりませんかという提案をしているんです。  それもやらないというんだったら、今までの国民にそっぽ...全文を見る
○宇都隆史君 その韓国の入管法十一条というのは、いわゆるテロ条文なんですよね、そういうテロリストのような者は入れないという条文なんですけれども。であれば、我が国も入管法にのっとって対処したらいかがなんですか。  我が国の出入国管理及び難民認定法には、第五条にこういう条文が入って...全文を見る
○宇都隆史君 答弁によって、法務省は全くやる気がないということが分かりました。将来の事項であっても、竹島に今から渡る意思があるのかどうか確認したらできる話じゃないですか。結局やる気がないわけですよ。だから、そういう全く今までの踏襲、外交として一歩も前に出ないという姿勢が相手に見透...全文を見る
○宇都隆史君 つまり、これ正式な招聘であれば、まず外務省に正式文書として招聘の文書が来るんですよね。それを持って外務省は宮内庁の方に行って、こういう形があるのでということで政府として御訪韓いただこうという話になるんですけど、実際のそういう事実すらもないんですよ。ただ下調整で、ちょ...全文を見る
○宇都隆史君 つまり、どなたかからそういうような御指摘があったときに、防衛省という役所は非常に過剰反応しますから、いや、それはもうお分かりですね、政務官もね、非礼があってはならないということで、じゃ、できればもうそれはやめた方がいいんじゃないかという話になっているんですけど、それ...全文を見る
○宇都隆史君 駐在武官ですね。
○宇都隆史君 これは誤解なきようにちょっと補足をしておくんですけど、決して宮内庁がそういうことをやめてくれと言っている話ではないようなんです。  それと、海外まちまちだというお話をされましたけれども、またよく調べていただきたいんですけど、伝統と歴史ある国家は必ずやっているはずで...全文を見る
○宇都隆史君 防衛大臣はお呼ばれにならなかったですけれども、防衛大臣も今のような御認識でよろしいですか、安全保障会議を開くケースではないという御認識で。
○宇都隆史君 今、防衛大臣が御答弁をいただいたこの安全保障会議設置法の第二条の八項、九項がまさにそれなんですね。つまり、内閣総理大臣が必要と認める国防に関する重要事項が今起こっているか、あるいは、国防でないにしても必要と認める重大緊急事態、例えば前回の東日本大震災のような非常にク...全文を見る
○宇都隆史君 副大臣は、昨日オープンになされた三十分間のカット版のビデオ、これはもちろん御覧になっているんですか。
○宇都隆史君 御覧になっているんだったら、先ほどの自分の御答弁がいかに詭弁といいますか、うそかというのがよく分かりますよね。  皆さんも御覧になってください。ちょうどあの三十分ある映像の十九分ぐらいと二十二分ぐらい、これは上陸前です。きっちりと接岸した状態で、そんな暴れていない...全文を見る
○宇都隆史君 大臣の御答弁を聞いていると、何か海上保安庁が対処できないような事態になれば自動的に自衛隊が出ていけるような、そんなようなニュアンスを受けるんですね。そうはなっていないでしょう。だって、相手が武器も持っていない、軍艦でもない、普通の民船であったり公船だったりしたら自衛...全文を見る
○宇都隆史君 防衛大臣、防衛大臣にも是非お伺いしたいんですけど、ここを、地位協定の改定をして日米共同の射爆撃場等にするという、こういう提案はいかがでしょう。つまり、バルカン砲の射撃に関しては、今、日本の中でも射撃をするエリアはあるんですけれども、実爆弾を伴った実訓練をできる射爆場...全文を見る
○宇都隆史君 御答弁ありがとうございました。是非、前向きな検討をいただきたいと思います。  私は、個人的には最終的にはそこまで行ければいいんじゃないかなと思っているんですけど、なかなかこれは外交上もいろんな問題をはらみますから難しいでしょう。  そこで外務大臣、これ、簡単な一...全文を見る
○宇都隆史君 なかなか委員会の中でさっと御答弁いただくのは難しいと思いますけど、非常にいい案だとは思うんです。ですから、前向きにまた御検討をこれもいただきたいと思います。我々野党も一生懸命協力をしたいと思います。  残された時間の中で、ちょっとこれは非常に問題だなと思うところが...全文を見る
○宇都隆史君 国交省にも短くお答えいただきたいんですけど、この割愛制度というものの重要性というのは、国交省側、つまり民間側も非常に強く認識しているということでよろしいですよね。
○宇都隆史君 国防上も実はすごく重要なんです。パイロットの予備役というのは実はいないんです。ただし、実際に戦闘になったら、一番最初に損耗していくのはパイロットですから、そういう意味では、パイロットをしていた方々が民間で技量を落とさずに、そしていざとなったときにはちょっとした訓練を...全文を見る