城井崇

きいたかし

小選挙区(福岡県第十区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

城井崇の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第198回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
議事録を見る
○城井分科員 国民民主党の衆議院議員、城井崇でございます。  本日は、予算委員会の分科会での質疑の機会をいただきました。ありがとうございます。  本日は、地元北九州市の国への要望を踏まえまして、それをお伝えをし、そして、改善をしていく政策提案をさせていただきながら、国土交通大...全文を見る
○城井分科員 ありがとうございます。  需要がどうかということでありますけれども、今、航空各社が就航を検討するときに、北九州空港の資料を見ますと、滑走路二千五百メートルというふうに書いてあります。つまり、実際に、荷物の多い少ないがありますけれども、就航しようと思ったときに、関係...全文を見る
○城井分科員 大臣からもお話がありましたように、平成三十二年度というところまでが取組かというふうに思いますので、その間の動きをぜひ見ていただきながらで、地方の空港、北九州空港を含めての実績が出てきているところについての応援の手段について、ぜひ今後も御検討を続けていただきたいという...全文を見る
○城井分科員 ありがとうございました。  なぜここまでCIQの常駐化にこだわっているかという点をもう一つ申し上げたいというふうに思います。それは、北九州空港が、先ほど申した路線の誘致をするときに支障が出ているからであります。  エアライン誘致に当たっては、CIQ官庁が常駐して...全文を見る
○城井分科員 ありがとうございました。  国土交通大臣におかれても、環境整備という観点で、先ほど御説明申し上げたような状況でありますので、ぜひ注視をいただきながら、必要な働きかけをお願いしたいというように思います。  そして、関係各省におかれましても、現場の職員、そして地元自...全文を見る
○城井分科員 続いて、貨物エリアの整備について大臣にお伺いします。  北九州空港には、二つの大型貨物用のエプロンがあります。貨物拠点化には必須の施設であります。大きな特徴にもなっています。  しかし、荷役作業スペースの不足から、貨物専用機を二機同時にそこには駐機する環境があり...全文を見る
○城井分科員 昼間時間帯の呼び込みも含めて、地元自治体や経済界もこれから更に努力をしていくというふうに思いますので、現況をしっかり注視をいただきながらで、早目の対応での整備、協力をお願いしたいというふうに思います。  続いて、一問飛ばさせていただきまして、北九州空港の空港島の非...全文を見る
○城井分科員 今大臣の御答弁にもありましたが、船舶の活用という点について、提案を含めて一点御質問申し上げたいと思います。  北九州空港の空港島の北側にあります新門司の長距離フェリーターミナルに停泊するフェリー、大きな会社が三社ございますけれども、これを空港島に接岸できるようにし...全文を見る
○城井分科員 ありがとうございました。ぜひ前向きに検討をと思います。ちなみに、通告はしておりましたので、大臣、よろしくお願いします。  続きまして、下水道施設の改築への国費負担の継続について大臣にお伺いをいたします。  平成二十九年度財政制度等審議会におきまして、下水道事業は...全文を見る
○城井分科員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
03月14日第198回国会 衆議院 本会議 第12号
議事録を見る
○城井崇君 国民民主党の城井崇です。  国民民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました大学等における修学の支援に関する法律案及び学校教育法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。(拍手)  我が国は、経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約、いわゆる...全文を見る
03月15日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
議事録を見る
○城井委員 国民民主党の城井崇です。  本日も、柴山文部科学大臣に現場の声を伝えながら、真剣議論でいきたいというふうに思います。よろしくお願いします。  さて、本日はまず、教育機会確保法にまつわる課題と問題点、特にフリースクールの質の確保について、大臣にお伺いしてまいりたいと...全文を見る
○城井委員 今御紹介いただいた事例は承知されていると。ただ、網羅的には把握していないというお話だったかと思います。  大臣からお話のあった調査研究は、あくまでモデル調査だというふうに考えています。その意味では、全国津々浦々にフリースクールがたくさんございますが、そこをまだ国とし...全文を見る
○城井委員 ぜひ実態把握をお急ぎいただきたいと思います。  民間設置だというのは、確かにそうなんです。ただ、ニーズが高くなっていますので、税金投入は今後広がってくるだろうという部分がありますのと、じゃ、そのフリースクールが、いわゆる義務教育の一端の部分を担う、あるいは義務教育に...全文を見る
○城井委員 フリースクールの実態についても少し触れておきたいと思います。  理科室や体育館などの設備がないフリースクールがあるという事実を国として把握をしていらっしゃるでしょうか。例えば、京都のフリースクールは、近隣の学校に出向いて理科の授業を教員から受けている、こうした事例も...全文を見る
○城井委員 調査研究、モデル調査の部分での確認をということでございますが、税金投入がふさわしいか、公教育の担い手としてふさわしいかという点は、今後のフリースクールに対するかかわり方のその手前の話ではないか、義務教育の基本に照らしたときにどうかということかというように思いますので、...全文を見る
○城井委員 学習に支障がないということで、その点を重視している旨を今触れていただいたかと思います。  もともと、公教育では、学校施設、教育内容、そして教員、この三つでもって、教育の質の担保、つまり学習に支障がないようにということをやってきているはずで、そこを今回のフリースクール...全文を見る
○城井委員 ありがとうございます。  家庭訪問は極めて重要だと思います。  私が申し上げている趣旨は、休養の必要性を踏まえてということについての誤解によって家庭訪問が遠のきますと、例えば発達障害ですとか、先ほどの質疑でもありました、虐待の早期発見などを行うことができないのでは...全文を見る
○城井委員 次に、虐待対応についても触れておきたいと思います。  休養の必要性に依拠し過ぎて教師による家庭訪問が減りますと、虐待を受けている子供を見逃すケースもあります。休養の必要性とともに、教師の働き方改革が強調され過ぎる余り、必要な家庭訪問まで行わない教師がふえているのでは...全文を見る
○城井委員 緊急点検での結果は、ぜひ御報告をお願いしたいというふうに思います。その上で、家庭訪問での子供をやはり直接確認をしてということの重要性を引き続きしっかり御指示をいただきながら、取組をいただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。  続いて、大学入試における英...全文を見る
○城井委員 大臣、受検回数ではございませんで、私の指摘は、検定料を含めた共通テストのコスト、受験生のコストが二倍以上になってしまう、手元から出ていくお金がこれまでの二倍以上になってしまうぞ、この点を申し上げているわけです。  更に申し上げると、せんだっての質疑でも、この検定料の...全文を見る
○城井委員 受験料を勘案した給付型奨学金の話がございましたけれども、あの給付型奨学金は、世帯の年収目安が限られています。税金を納めて保険料を支払って、手取りが残らず貯金がないというその御家庭には、真面目な納税者の世帯には、届かないわけであります。そういう方々のお子さんたちがこの受...全文を見る
○城井委員 さらなる努力を求めるというのは、再度、引下げの要請をいただけるという理解でよろしいですか。
○城井委員 ぜひよろしくお願いします。  これだけのコストをかけて何が得られるかということを考えるわけです。受検料が二倍以上になって、さあ、どうか。現状では、CEFRのA2レベル以上を出願資格としている大学が多い状況です。高いコストをかけて民間試験を受けて、A2レベル以上と認め...全文を見る
○城井委員 大臣、英語の四技能の教育の充実は私も賛成なんです。  でも、四技能の教育の充実のときに、では、この民間試験導入という入り口がその四技能教育の充実の入り口なのかといったときに、今申したような、経済的な不公平の話を今申していますが、そういうさまざま問題がある中で、では、...全文を見る
○城井委員 今の御答弁ですと、昨年、委員会質疑で伺った内容から前進が見られていないというふうに思います。  一体、会場は幾つふえたのか。特に、車やバスなどの一時間以上かかるような移動で会場に行ってしまうというような、地理的な不公平もあろうかというように思いますし、離島の件でも、...全文を見る
○城井委員 ということは、増加した会場の部分の確認はとれていないということでよろしいんでしょうか。  ということは、変わっていないということになりますね、大臣。もう一回、お願いします。
○城井委員 もう一点、懸念をお伝えしながら質問させてください。  受検を希望する者全員が、事故なく受検できるかというのもいまだ心配です。  以下、具体的な点を確認させてください。  民間試験のうち、英検とGTECに受検者が集中する見通しです。それが、特定の実施下に集中した場...全文を見る
○城井委員 もう一点確認させてください。  大学入試センター試験では、リスニングの機器のふぐあいが少数ながら発生をしています。再試験などの方策がとられています。スピーキングを録音する試験では、リスニングとは比較にならない頻度でトラブルが発生すると予想されます。正確に録音されてい...全文を見る
○城井委員 大臣、一度スピーキングのテストの現場を見ていただければと思います。受検生が並んで、タブレットに向かって一斉にしゃべります。隣の声が聞こえたりします。タイミングがおくれて、後から小さな声でぼそぼそしゃべったりします。そんな受検生の置かれている状況も含めて、ぜひ直接確認を...全文を見る
○城井委員 経済的不公平、地理的不公平、そして現場での事故の可能性、さらには記述型の試験も導入されるものですから、共通テスト全体のコストも上がってくるだろう、検定料も上がるんじゃないか、こんな心配もあります。こうしたことを考えますと、二〇二〇年度の実施は立ちどまって考え直すという...全文を見る
○城井委員 終わります。ありがとうございました。
04月10日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
議事録を見る
○城井委員 ただいま議題となりました大学等における修学の支援に関する法律案及び学校教育法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、国民民主党・無所属クラブを代表して、順次その趣旨を御説明申し上げます。  まず、大学等における修学の支援に関する法律案に対する修正案につい...全文を見る
○城井委員 お答え申し上げます。  政府案では、修学支援の財源について、消費税の増額分を財源として活用することと定めておりますが、消費税の増額分は本来少子化対策に充てられるべきものであります。もし用いるならば、消費税の使い道に教育も加えるべきところであります。加えて、景気後退局...全文を見る
○城井委員 お答え申し上げます。  現在、各大学が独自に行っている授業料減免の取組の中には、修学支援法が支援の対象としている、想定している世帯年収よりも高い年収について、五百万円か六百万円ぐらいが多いわけですが、授業料減免を行うといった取組も相当数ございます。中間層を想定しての...全文を見る
○城井委員 お答え申し上げます。  委員からもございましたように、政府案は、いわゆる低所得者世帯向けの施策だということであります。しかし、社会権規約の高等教育の漸進的無償化の理念に沿うならば、段階的に修学支援の対象となる学生を拡大し、将来的には全ての学生が修学支援の対象となるこ...全文を見る
○城井委員 お答え申し上げます。  政府案では、学校法人の理事長の選定及び解職については、現行法のまま、寄附行為によるとしています。しかし、今回の私立学校法の改正が学校法人のガバナンスの改善を図るものであることに鑑みれば、理事長が不正を行った場合等に学校法人内で理事長の解職を進...全文を見る
○城井委員 国民民主党の城井崇です。  国民民主党・無所属クラブを代表して、大学修学支援法案並びに学校教育法等改正案について、国民民主党修正案に賛成、政府原案に賛成の立場から討論を行います。  私たちは、経済状況や生まれた環境に左右されず、希望する全ての子供たちが学ぶチャンス...全文を見る
04月24日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
議事録を見る
○城井委員 国民民主党の城井崇です。  本日も、閣法並びに国民民主党提出の対案について質問をさせていただく機会をいただきました。まことにありがとうございます。  きょうは、閣法については、そして対案についても、文部科学大臣と、そして法務副大臣にお越しいただきました。よろしくお...全文を見る
○城井委員 現場の声を踏まえて、具体的な改善提案ということでございました。  続いて、法案の中身についてお伺いしたいと思います。  まず、司法試験法の一部改正についての提案を今回対案の中では述べているわけでありますが、この試験制度全体の部分について、現行の司法試験制度について...全文を見る
○城井委員 今、答弁の中でも言及をいただきましたが、きょうの法案質疑でも焦点の一つになっておりますのが、いわゆる司法試験の予備試験であります。  この国民民主党提出の対案の中では、司法試験予備試験を廃止するということを盛り込んでおるということが先ほどの答弁でもございましたけれど...全文を見る
○城井委員 多様性の確保を別の形でという提案だったかと思います。  続いて、司法修習についても言及がございます。その点についてお伺いしたいと思います。  この対案、本法案によりまして司法修習制度はどのように変わっていくか、また、この制度の変更に当たって、現行の司法修習制度につ...全文を見る
○城井委員 あと二点お伺いしたいと思います。  今回のこの対案によりますと、法科大学院の教育と司法試験等との連携等に関する法律、今回も法案質疑にかかっている閣法の改正案もございますが、この法律を廃止するという趣旨になっているかと思います。この趣旨を御説明いただけますでしょうか。
○城井委員 提出者に最後にお伺いします。  この法案によりまして、法科大学院のあり方、役割も大きく変えていく形を想定しての提案になっているかというふうに思いますが、具体的にどのように変わるのか、御説明いただけますか。
○城井委員 ここまで、提出者に、今回の国民民主党提出の対案の概要、狙いについて説明いただきました。  この内容につきまして、文部科学大臣そして法務副大臣に、それぞれ受けとめをお伺いしたいというふうに思います。まず文部科学大臣からお願いします。
○城井委員 間もなく前半の時間が終わりそうでありますので、一言申し上げて、まずは前半戦の質問を終わりたいと思いますが、今ほどの国民民主党対案に対しての受けとめを聞いておりまして、この法科大学院の改善、改革は十五年やってきているはずだ、しかも、そのスタートもプロセスによる教育、法曹...全文を見る
○城井委員 午前中に引き続きまして、法科大学院と司法試験の連携の閣法の法案について質問を続けたいと思います。よろしくお願いします。  さて、午前中の他の委員の質疑、答弁も含めて確認をしてきたところですが、文部科学大臣からもお話がありましたように、今回のこの法科大学院にこれまで込...全文を見る
○城井委員 大臣、十五年ですので、なかなか長い期間でありまして、その期間での取組を踏まえても、今回のように、これまでの道のマイナーチェンジに本当に手が届くかというところが心配という部分がありましたので、我々からは、具体的な、大きな改善を促すような提案を出しているということでありま...全文を見る
○城井委員 大臣、まさにおっしゃるとおりでして、目的を間違えてはいけない。私が一番大切だと思って今回の審議に臨んでおりますのは、人生をかけて法曹という職種を選んでいくときに、この道が、その人生をかけるのにそれだけの重みや価値があるかというふうなところが最も問われている、つまり、こ...全文を見る
○城井委員 その一定の効果がどれぐらいかというところが問われている部分だというふうに思うんです。  法曹志願者が約五万人から、最新数字でも五千人ぐらいということで、相当に激減してきた期間というのは、とても残念なんですけれども、法科大学院ができてからの時期と重なっております。参考...全文を見る
○城井委員 今の御答弁で少し確認ですが、法科大学院自体の絞り込みは今後も統廃合を促すという形でやっていくということ、そしてハードルを高くして人材の質を上げていこう、その法科大学院の中でハードルを上げて、レベルを上げていこうということ、そして、定員の管理はするんですね。この三つを改...全文を見る
○城井委員 最後の点はおっしゃるとおりで、人数が確定しないと、ハード面やソフト面など含めて応援していくメニューや準備というものは計算が立たないというふうに思うので、そこはおっしゃるとおりだと思います。  そうやって、中でも努力をしていただくというところとともに、出口の部分での予...全文を見る
○城井委員 副大臣、今の現場でとっていただいている方法で、実際にふえていくきっかけがつくれる、他の職種にもまして裁判官の仕事を選んでいただけるという部分、具体的にどれぐらいふやしていけるというふうに見込めますか。
○城井委員 例年の予算要求の段階で、判事や判事補の確保についていつも示す定数はあるけれども、実際に採用できた数はそこに追いつかないものがもう何年続いているかというのが実態のはずなんです。そうすると、せめて、要求している定数のところまでは、必要でもあるし、予算の確保もしているという...全文を見る
○城井委員 ということは、副大臣、これまでの定数要求は少し過大であった、今の人数で足りている、こういうお話だったかと思うんですが、今の理解でよろしいですか。
○城井委員 厳格な定数でのお取組をぜひお願いしたいというふうに思います。  もう定数と実際の配置の数が間があいている状況はこの一、二年ではありませんので、そこはぜひ最高裁判所などとも連携しながら取組を続けていただければと思います。  続いて、法学部への影響についてお伺いしたい...全文を見る
○城井委員 時間が参りましたので、きょうは、ここで終わりたいと思います。  残余の質問は次回に譲りたいと思いますが、委員長、きょうの午後にかけての質疑でも、論点がまだまだ尽くされていない状況が相当数ございますので、質疑時間の十分な確保と、そして司法試験や司法修習を所管する法務委...全文を見る
○城井委員 終わります。ありがとうございました。
04月26日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
議事録を見る
○城井委員 国民民主党の城井崇です。  本日も質疑の機会をいただき、ありがとうございます。  法科大学院と司法試験の連携の閣法につきまして、文部科学大臣、そして法務副大臣にお伺いしてまいりたいと思います。よろしくお願いします。  まず、先日からの続きということになりますが、...全文を見る
○城井委員 大臣、今のお答えですと、私から提示をした心配というのは、早目に司法試験を受けられるようになるけれども、では、その準備をいつやるのか。学部そして法科大学院というふうにつながったときに、どの時期にどれぐらいの期間、司法試験の準備をするのかといったときに、結局、直前の期間、...全文を見る
○城井委員 今大臣の答弁にもありましたように、人によって臨む環境、状況、その手前までにどんな準備ができているかというのは違うというのは確かにそうなんだろうというふうに思いますが、それも踏まえて次の質問をと思います。いわゆる3+2とともに在学中受験を同時にやる、この影響について確認...全文を見る
○城井委員 法務副大臣、今の答弁、確認をいたしますが、与党の文科、法務の合同部会で出てきて、文科省と相談して法務省が決めた、これでよろしいですか。
○城井委員 となると、今回のこの在学中受験の決まり方には疑念を持たざるを得ないと思います。  ここまで、法科大学院、そして司法試験、司法修習と、法曹養成の改革については、現場や専門家の声もしっかり伺いながら相当に詰めた深掘りの議論をしてきているはずであります。  私が先ほど申...全文を見る
○城井委員 今私が確認したのは、政府における正式の審議会等の諮問機関などでの議論をきちんと経ましたかということを確認したわけです。  文部科学大臣、中教審もかかわっております。中教審の関係の会議でかからずにここで出てきているというプロセス、疑義があると思いますが、文部科学省でも...全文を見る
○城井委員 大臣、今申し上げているのは、内容がよいものになったかどうかの手前の話であります。決まり方の問題であります。  行政府として、関係者に意見を聴取して最終的に決めるというプロセスはあるんでしょう。ですけれども、この法曹養成に関しての仕組みの変更のところでは、政府としての...全文を見る
○城井委員 法務副大臣、そういたしましたら、急いでいるので審議会の議論は在学中受験についてはパスしましたというふうにおっしゃったというふうに聞こえるわけですが、今の認識でよろしいんでしょうか。
○城井委員 聞いていることをきちんと答えていただきたいと思います。  今確認しておりますのは、3+2の議論は、審議会も含めて、法務省側も文部科学省側も審議会をきちんと経て議論をやってきたという経緯じゃないですか。でも、在学中受験の部分は、幾ら与党の側の提案だからといって、政府で...全文を見る
○城井委員 今の御発言は相当に問題だと思いますよ。  時間的制約といっても、そのスケジュールを組むのは政府の側であります。審議会を経ずに出しても、時間的制約と政府が言えば構わないんだ、審議会など要らないんだ、通らなくていいんだ、副大臣、こういうことでしょうか。  今回の在学中...全文を見る
○城井委員 副大臣、拙速に過ぎるということを申し上げざるを得ません。  政府が準備したスケジュール、そして、審議会も含めて政府での正式な手続はあるはずです。今回の在学中受験の部分を審議会を経ずに出すということで決めていいというような認識であるのかということ、もう一回確認したいと...全文を見る
○城井委員 全く理解ができません。審議会を通らずに決めてきたものを立法府に示して。立法府をばかにしているんですか。このことを言わざるを得ませんよ。  文部科学大臣、文部科学省も同様の問題を抱えています。この在学中受験の部分を含めた議論についてきちんと審議会で詰めていないと私は認...全文を見る
○城井委員 在学中受験を認めるということが法曹になろうとする学生や受験生の生き方、人生にどれほど大きな影響を与えるかということを考えますと、時間もかけ、そして関係者を含めて議論を深掘りするというのは当然重要だ。  この内容自体が全くだめだと言っているわけじゃないんですよ。与党の...全文を見る
○城井委員 大臣、順番が違うということを申し上げております。  国会の仕事の一つは、行政の監視であります。プロセスがちゃんと進んでいるか、審議会でどんなふうに諮ったのかな、そして与党とのやりとりはどうだっただろうか、その一つ一つを見ていくというのが我々の仕事じゃないですか。それ...全文を見る
○城井委員 大臣、プロセスの進み方の理解はここまでのやりとりで大分理解をできてきているというふうに思うんですが、急ぐという部分で、では、所定の手続を飛ばしてしまっていいんですね、そんな物の決め方をするんですね、そういう政府なんですねということになってしまう。  文部科学省だけで...全文を見る
○城井委員 副大臣、今回の政府案の提示に関して、手続が欠けています、手続に瑕疵があると申し上げているんです。今回議論している政府案に必要な手続がとられていない部分があるということを申し上げているんです。この部分をきちんと正して、我々に改めて政府案を出していただけますねということを...全文を見る
○城井委員 緊急だ、急ぐというお話を先ほどからおっしゃっておられますけれども、急ぐにしても確認すべき中身がある、急ぐなりにきちんと準備をして持ってきていただけるものだと思って我々は受けとめて、こうやって今回、特に連合審査も必要だ、質疑の時間も十分にと申し上げながらやっているわけで...全文を見る
○城井委員 緊急性という言葉で、行政のプロセスや立法府に対しての信義を曲げてもいい、そういうことですね、副大臣。曲げるということですね。お答えください、副大臣。
○城井委員 法務副大臣、そういたしましたら、今回のケースですと、日弁連や法科大学院協会などに話を聞けば、審議会は重要であるが要らないと言っているのと同じですよ。要らないんですね。お答えください、副大臣。
○城井委員 審議会、要らないんですね。議論、要らないんですね、副大臣。そんないいかげんな物の決め方で立法府に対して案を示すんですね。国民に対して示すんですね。  文部科学大臣、文部科学省で例えるならば、中教審の議論をすっ飛ばして、急ぐときは文部科学省が決めていいと法務省が言って...全文を見る
○城井委員 大臣、私から聞いていますのは、まさかあの文部科学大臣が中教審の議論をくぐらなくても決めていいとおっしゃらないと思うので、その一点を確認しているんです。その点を確認させてください。
○城井委員 在学中受験というのは、それほどに軽い中身なんでしょうか。審議会を含めてきちんとくぐるだけの大きな中身じゃないでしょうか。  3+2の部分も、そういう意味では重みが大きいので、これまでの慎重に慎重にくぐってきた経緯は理解ができると思っているんです。なのに、在学中受験の...全文を見る
○城井委員 中教審の関係の部会と、日弁連や法科大学院協会の人のお話を聞くというのは、必ずしも全てが重なるわけではないというのは、大臣、当然御承知の上でおっしゃっているというふうに思います。審議会にかわる代替的な措置として、行政としても、手続プロセスに問題はない、瑕疵はないというこ...全文を見る
○城井委員 大臣、在学中受験の件は、つけ加えで、プラスアルファでつけてくるような、そんな軽い中身じゃないですよ。  今、大臣御みずからも、カリキュラムに影響というお話をおっしゃいましたけれども、私もこの後伺おうと思っていたのは、この在学中受験は、カリキュラムに、法曹に必要な部分...全文を見る
○城井委員 在学中受験そのものの影響と、今おっしゃったように、その後の学びの多様性の部分の議論はまた別な話だと思います。  今申していたのは、大臣もオプションだというふうにおっしゃっている、つまり、影響する人数が少ないから、選ぶ人の人数が少ないからこれぐらいはという感じで、もし...全文を見る
○城井委員 時間がなくなりましたので発言でとどめさせていただきますが、審議会をくぐらない内容で、しかも制度の根幹、前提にかかわるような仕組みを持ち込もうとしているということ、そして、審議会は必要でない、くぐらずともいいんだ、理解してくれというふうに押しつける先ほどからの答弁は本当...全文を見る
05月08日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
議事録を見る
○城井委員 国民民主党の城井崇です。  令和最初の質疑の機会をいただきました。ありがとうございます。  きょうも、文部科学大臣そして法務副大臣に順次御質問申し上げてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、平成の積み残しから参りたいと思います。  審議...全文を見る
○城井委員 法務副大臣、利害関係者の一部にしか話を聞いていない、このことで十分中立性の確保はできていないわけですよ。中立性の確保をどこの点で行ったのか、具体的に申し上げていただけますか。予定していないですとか、瑕疵はないですとか、御意見は拝聴しましょう。でも、その裏づけを我々に示...全文を見る
○城井委員 利害関係者の一部に話を聞いたからそれで決めていいんだ、これでいいんですかということを聞いているんですよ。日弁連や法科大学院協会の意見をしっかり聞きました、法科大学院協会の了承までもらいました、これでいいのかと言っているんです。学生や受験生を始めとして、そのほかの利害関...全文を見る
○城井委員 では、その具体的な意見聴取の詳細な資料をお示しいただけますか。具体的に示していただけますか。そして、それをどの場でどういうふうに議論をしてその扱いを決めたのかということも含めて、きちんとお示しいただけますか。副大臣、お願いします。
○城井委員 利害関係者の一部以外に話を聞いたということをおっしゃっておられるから、そのことがきちんと確認できる資料をお見せくださいということを申し上げているんですが、これが出てこないんじゃ、これ以上議論のしようがありません。  委員長、検討の内容がきちんとわかる資料を提出いただ...全文を見る
○城井委員 審議会をやらずに出してくる中身だから、緊急性があるからということで出してきているはずですよね。そうしたら、せめて、こういう確認をしたので、こういう議論をくぐったので、緊急性に鑑みて今回政府案として出させていただきましたと説明するのが筋じゃないでしょうか。なのに、利害関...全文を見る
○城井委員 いつ、どこで、誰が、どのような意見を聞いて、それを踏まえて、今回の、学生、受験生の人生にも大きくかかわる、そして法曹養成制度そのものの期間や内容、カリキュラムにかかわる、根幹にかかわる在学中受験を決めるに当たって、今の、担当官が聞きましたから記録はありませんがと。こん...全文を見る
○城井委員 それでは、法務副大臣がそのお答えができないということでしたら、その職員の方にこの委員会に来ていただいて、かわりに答えていただきたいと思います。大変重要な内容でございますから、確認ができなかったら、これ以上、議論、前に進めません。  委員長、お図りをお願いします。
○城井委員 審議会をくぐっていない内容だ、ならば、そのかわりに、せめて議論の中立性の確保ぐらいはしているんでしょうねということを確認させてもらっているわけであります。ところが、先ほどよりお話がありましたのは、利害関係者の一部である日弁連や法科大学院協会。意見を聞くなとは言いません...全文を見る
○城井委員 それでは、副大臣、その意見書も記録化されていないんですか。
○城井委員 その御意見の内容を披瀝いただけますか。
○城井委員 その慎重な意見をどのように省内では取り扱われたんですか。
○城井委員 どのように具体的に踏まえたか、教えていただけますか。
○城井委員 私が確認していますのは、利害関係者の一部にすぎない日弁連や法科大学院協会から伺った意見の扱いではなくて、そのほかの利害関係者の意見についてどのように踏まえたか、そのことで中立性の確保はできているかを確認したいわけでして、その部分の意見の取扱いはどうだったかということを...全文を見る
○城井委員 慎重な意見を述べられた方々は、利害が小さかったんですか。
○城井委員 その意見を聞いて踏まえた議論というのは、どれぐらいの時間をかけて行われましたか。
○城井委員 本来ですと、この在学中受験のような大きな制度の変更は、審議会等を経てというのが筋だというふうに思います。でも、先ほどの意見書を複数踏まえてという形で、慎重意見は利害関係が小さいからということでありましたけれども、こうした程度の検討が、審議会にかわる検討で十分だというふ...全文を見る
○城井委員 本来ですと、政府が区切った期限が集中改革期間としてある、ならば、これほど大きな改革でしたら、そのように内部での乱暴な取扱いということではなくて、本来のとおり審議会を通ってやるべきということを改めて申し上げたいというふうに思っています。  文部科学大臣、中教審でのこれ...全文を見る
○城井委員 時間が終わりましたのでこれで終わりたいと思いますが、最後に、法務副大臣、連休前、そして本日の議論を踏まえてでございますが、この議論の中立性の確保は大変大きな議題であります。今回、政策実行に当たっても、法案の今後の、仮に成立した場合も含めてでありますが、極めて慎重にその...全文を見る
○城井委員 終わります。ありがとうございました。
○城井委員 国民民主党の城井崇です。  国民民主党・無所属クラブを代表して、政府提出の法科大学院の教育と司法試験等との連携等に関する法律等の一部を改正する法律案に反対、国民民主党、社会保障を立て直す国民会議提出の司法試験法等の一部を改正する等の法律案に賛成する立場から討論を行い...全文を見る
05月15日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
議事録を見る
○城井議員 お答え申し上げます。  第三条第四項では、通信情報技術を活用した学校事務の効率化により学校の教職員の負担を軽減することについて規定をしておりますけれども、この規定の趣旨は、教職員の多忙化を解消し、子供と向き合う時間を確保することで、児童生徒に対する教育の充実を図ろう...全文を見る
○城井議員 お答え申し上げます。  本法案の第三条第三項では、学校教育のICT化の推進は、全ての児童生徒が、その家庭の経済的な状況や障害の有無等にかかわらず、ひとしく学校教育のICT化の恵沢を享受し、もって教育の機会均等が図られるように行われなければならないと定めておりまして、...全文を見る
05月22日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
議事録を見る
○城井委員 国民民主党の城井崇です。  きょうも質疑の機会をいただきました。ありがとうございます。  早速質問に入ります。  残念ながら、この件から始めなければなりません。白須賀文部科学大臣政務官が在京当番で不在だった件であります。  私自身も文部科学大臣政務官の経験者で...全文を見る
○城井委員 幾ら隣県とはいえ、万が一の事態に備えてということで、私も含め、都内での対応というのがほとんどの政務官の対応かというふうに思いますので、その点は心していただきたいということを改めて申し上げたいと思います。  文部科学大臣に確認をしたいと思います。  みずからの代理を...全文を見る
○城井委員 政務官におかれても、そして大臣におかれても、文部科学省は緩いんじゃないかということを今後も伝え続けるようでは、これは職務にならないというふうに思いますので、しっかり引き締めてやっていただきたい。私どももしっかり見ていきますし、参議院でも今後審議があろうかというふうに思...全文を見る
○城井委員 試験の実施運営団体側の事情というよりも、むしろ障害のある方々の事情に寄り添った形で、文部科学省としては、しっかり指導監督、引き続きやっていただきたいと思いますので、その点、遺漏なきようによろしくお願いいたします。  続いて、問題の事前漏えいの防止など、大学入試センタ...全文を見る
○城井委員 もう一点お伺いをいたします。  せんだっての当委員会での質疑で、私から大臣に問いまして、この民間試験にかかわるスピーキングテストの現場視察をいただけるという旨の答弁をいただいたと記憶しております。その後の対応、いかがされるか、されたかということをお答えください。
○城井委員 ぜひ視察実現をというふうに思います。  あのときに指摘をした問題点のほかに、その後、試験団体の方でも少し工夫をしているようであります。例えば、イヤーマフといって、周りの騒音の対応の対策などを打つというところも出てきているようでありますが、それはそれでまた別の問題が出...全文を見る
○城井委員 大臣、これまでの質疑、議論でもありましたが、今回法律で決めた制度も崖があります。さらに、中間層のあたりは、そのうちの相当数が借金という形の奨学金を使いながら大学に通うという現状です。そのことを考えたときに、もし仮に、中間層向けの授業料減免が、大学の政策でその分の見合い...全文を見る
○城井委員 授業料減額、免除は、減額だったり免除だったりしますが、貸与型奨学金は、あくまで借金であります。質が違うと思いますので、そこを踏まえての対応、検討をぜひお願いしたいというふうに思います。  さて、オリンピック・パラリンピック担当大臣、お待たせしました。  オリンピッ...全文を見る
○城井委員 大臣、ボランティア保険の確認はいただけましたか。
○城井委員 ありがとうございました。引き続き、抜かりなきように御準備をお願いしたいというふうに思います。  さて、そろそろ時間ですが、最後に、文部科学大臣、奨学金の件について一つ確認をと思います。  奨学金返済猶予による返済逃れを促すような動きが一つありまして、ちょっと確認を...全文を見る
○城井委員 またチェック状況を注視したいと思います。  終わります。
05月31日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
議事録を見る
○城井委員 国民民主党の城井崇です。  本日もよろしくお願いいたします。  早速ですが、先ほどの川内委員に続きまして、白須賀文部科学大臣政務官の在京当番時の不在の件について、引き続き御質問申し上げなければならないと思っています。大変残念でありますが、在京当番時の当て逃げについ...全文を見る
○城井委員 では、何で言わなかったんですか。  実際に当て逃げがあって、そして通報を後にして、そして警察から事情聴取もあったわけですよね。そうすると、それが、在京当番時の行動を含め、そこで制限が当然かかってくるわけですよ。そうしたことも含めて、あのときにこうしたことがあったけれ...全文を見る
○城井委員 警察からの事情聴取もあったという事実については、その事故、当て逃げをきっかけにして実際に行われたわけですし、たまたま私の質疑の答弁の機会が、その週刊誌報道の前の日だったんです。質問が終わった後に、永田町でもいわゆる早刷りなるものも回りながらということで、その情報が明ら...全文を見る
○城井委員 週刊誌報道の取材は、私の質疑における答弁の前に、週刊誌からの問合せなり取材なりはございましたか。
○城井委員 取材まで受けておいて、答弁の中でその件を触れないというのはやはり違うというふうに思います。  大臣、この文部科学委員会における答弁において今ほどのように、これまで問うてきたのは、在京当番時における不在状況はいかがかという部分の議論も当然ございましたけれども、そのやり...全文を見る
○城井委員 この件、今後も、参議院などとも連動しながら、きちんと事実確認等も含めてただしてまいりたいと思いますので、ぜひ御対応よろしくお願いします。  続いての質問に移ります。  低所得者世帯の高校生のための奨学給付金の保護者による流用と代理受領制度についてお伺いいたします。...全文を見る
○城井委員 大臣のおっしゃるように、代理受領の制度自体は認められる、行うことができるけれども、都道府県が実施するという部分と、所管外を含めての対応がばらつきがあってというので各都道府県でも状況がさまざまだというのは私も認識をしています。ただ、そのときに、では、都道府県それぞればら...全文を見る
○城井委員 交付要綱そして今後の調査についてということで、細やかな対応をありがとうございます。恐らく、質問できなかった間に対応いただけたのかなというふうに勝手に推測をいたしたいと思いますけれども、フォローアップが大事だということは大臣自身もおっしゃっていただきました。制度はあるが...全文を見る
○城井委員 例外措置についてもう一点、懸念を申し上げたいと思います。  この例外措置は浪人生についても設けられましたけれども、現在の高校三年生はこの恩恵を受けることができません。入試センターが受検生と成績を関連づけるIDが来年一月ごろまでは発行されない、そして、今年度中に試験を...全文を見る
○城井委員 そこは、浪人になった場合というのも含めて考えるべきだという点は御考慮いただけませんかね。現在の高校三年生だけの横並びということでは、浪人まで含めた例外措置を準備した、その趣旨とは少しずれてくるんじゃないかと思うんですが、現在の高校三年生の取扱いについてもう一回御検討い...全文を見る
○城井委員 ぜひ現場の声を聞いていただきたいというふうに思います。  もう一点、採点者の質の確保についてもお伺いしておきたいと思います。  今回、国の共通テストであるにもかかわらず、何と、アジアなど海外の委託業者や学生のアルバイトなども採点者として認められている状況です。国の...全文を見る
○城井委員 大臣、今回の件は、もう既に明らかになっている、試験実施前にわかっている問題でありますので、その点をしっかり確認をいただきたいということでの趣旨できょう御質問申し上げておりますので、ぜひ確認をいただきたいと思います。  時間が参りましたので、最後に一点だけ短くと思いま...全文を見る
○城井委員 終わります。ありがとうございました。
06月20日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
議事録を見る
○衆議院議員(城井崇君) 学校におけるICT活用の推進については、政府の教育振興基本計画でも言及され、これに基づいて、各地方自治体においてその地域の実情に応じて進められているところでございます。学校現場の自主性を阻害しないように配慮することが重要であることは御指摘のとおりでありま...全文を見る
10月30日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
議事録を見る
○城井委員 国民民主党の城井崇です。  共同会派、立国社、本日一番バッターとして質疑の機会をいただきました。ありがとうございます。  誰もが望めば学ぶチャンスをつかめる、スタートラインに立てる日本にしていくべく、きょうも質問をさせていただきたいと思います。きょうは、文部科学大...全文を見る
○城井委員 承知をしていないというお答えでした。  政府内での議論という報道でした。事実確認をいただけますでしょうか。
○城井委員 当委員会に報告をいただきたいと思いますが、委員長、お取り計らい願えるでしょうか。
○城井委員 この英語民間試験延期論が政府内でという点は大変大きな報道だというふうに思っています。  この報道の内容も含めてでありますけれども、大臣、ここまで議論があります国の大学入試共通テスト、英語民間試験の導入も含めてでありますけれども、これは国の共通テストですから、国に責任...全文を見る
○城井委員 大臣の気合いは少し理解をしたつもりですが、ただ、ここまでの経緯の理解が、不明が多いということでは御理解いただけている部分が少ないのではないかというふうに大変心配をいたしますし、今ほど触れていただいた会場やあるいは試験の実施日時なども含めて、きょう時点で固まっていない部...全文を見る
○城井委員 そもそも、実施要領は二年前までに示すというのがルールだったんじゃないですか。ここが守られていなくて、十一月一日にはと。実施の五カ月前ですよ。約束が違うんじゃないですか。そうやって文部科学省も実施団体も、実施する場所や内容や日時なども含めて、延ばして延ばして延ばして延ば...全文を見る
○城井委員 そもそも、五カ月前になって、こうした形で、実施する内容や場所や日時も含めて示されていないという時点で、準備不足を余りにもさらしてしまっているということを大臣は自覚すべきであります。こんな状況で受験生が前に進めるわけがありません。  この一年半余り、今申した内容も含め...全文を見る
○城井委員 五万七百六十円。受けるかどうか決めるのに、軽減額もわからない。これで、大臣、選べるわけがないというふうに考えますが、いかがでしょうか。
○城井委員 問題は、一定の負担が幾らになるかというところが問題なんですよ。  例えば、北海道の稚内からCEFRでいうC1以上を目指す方法を仮に見積もった場合、札幌で一番安いGTECCBTを二回、練習受験を一回、そして実施団体の公式教材を仮に六千円で購入した場合に、英語一科目を受...全文を見る
○城井委員 給付型奨学金とおっしゃいましたが、後ほど聞きますが、大学生活に使うお金を先食いして使えというのは相当無責任だと思いますね。  これまでも、この軽減について実施団体に要請しているというせりふはもう聞き飽きましたけれども、国の共通テストです。減額も、ほんの微々たる割合で...全文を見る
○城井委員 二〇一九年度から英検が上げています。ぜひ確認いただきたいと思います。  こういう状況です。国から要請しても、実施団体はむしろ値上げをするような状況なんですよ。減額金額も、そうした受験生が判断するに足る料金にはなっていないという現状を理解いただかないと、この仕組みは前...全文を見る
○城井委員 再度要請をして下げさせるということですか。下げるめどは、どこまでを要請として言うんですか。大臣、もう一回お答えください。
○城井委員 国の共通テストですよ、大臣。実施団体のテストに国がおもねってどうするんですか。国からこうしろと言うのが筋じゃないですか。  どのように要請するか、もう一回お答えください。
○城井委員 問題は費用面だけにはとどまりません。各地域で暮らす人たち、都会と田舎という言い方も世間ではされています。この地理的な格差、不公平についても触れざるを得ません。これまでも何度も指摘しましたが、この点がまだ解消されていません。  例えば、試験会場から遠い地方の生徒で、民...全文を見る
○城井委員 そうすると、僻地の場合、例えば先ほど例に出した稚内から札幌へというケースの場合は、こうした補助からは外れるという認識でよろしいですか。
○城井委員 そうした離島以外だと、特に僻地の場合ですとその不公平は残るということを大臣から今御答弁いただきました。  さて、大臣は、二回選んで受けてもらえればという発言をされましたが、それがかなわない受験生に思いが至っていません。  経済的事情により一回しか受けられない人も出...全文を見る
○城井委員 今大臣がお答えになった点は、これまでも要請を続けてきている内容でありますし、この五カ月前になっても既に確定ができていない状況であります。そこで今の、今までと同じ答えをそうして言われても、説得力が全くないというふうに言わざるを得ません。  更に続けて申し上げたいと思い...全文を見る
○城井委員 英語民間試験の平均受験料は一万七千円です。その意味では、今おっしゃった数字想定自体も低目だというふうに思いますし、何よりも、算定の根拠たる数字の想定が示されなければ、給付型奨学金の金額自体が、それが実態に見合ったものなのかどうかということを国民にすら説明することができ...全文を見る
○城井委員 やはり算定根拠を示していただけない。大学生活で本来用いるもののはずなのに、こうして受験の部分に先食いをしても、その部分で手当てが足りるかどうかも説明できないということが明らかになったと思います。  この問題は本当にたくさんの問題がありますが、もう一点お伺いしたいと思...全文を見る
○城井委員 公開会場ですので、公平性や公正性を担保するのは当然だというふうに思います。その点は当然徹底をしていただくべきであります。  もう一点、それに絡んでお伺いをと思います。  高校を借りる公開会場の場合、高校教員が試験監督責任者にはならないというふうに文部科学省から説明...全文を見る
○城井委員 今大臣からお話がありましたように、この件は教員の働き方改革にもかかわってくる話であります。その点は指摘をしておきたいと思います。  もう一点、学校を借りる場合のことについてお伺いをと思います。  よそから、外部から人が入ってくることになります。いわゆる置き勉といっ...全文を見る
○城井委員 いかなる理由で学校が責任をとらなきゃいけないんでしょうか。会場の確保は実施団体の責任ではありませんか。もう一度お願いします。
○城井委員 今の御説明では学校現場の懸念は晴れないというふうに私は受けとめました。  更に質問を続けたいと思います。  これまでの問題点の一つとして、仕組みの徹底や周知などが追いついていない上に、おざなりになっているということも改めて申し上げなければなりません。  例えば、...全文を見る
○城井委員 文部科学省からのこの間の説明は、一生懸命頑張っている部分もありますけれども、内容に不誠実なところが相当に多いというのはとても残念な状況です。  例えば、大学入試英語成績提供システムへの参加試験の実施主体における第三者評価の受審についても、細やかに確認をしてまいりまし...全文を見る
○城井委員 このような状況で、受験生に選べ、判断しろというのは相当に困難だということを改めて申し上げたいと思います。  もう一つ、受験生に負担をかけている件を質問します。  英検二〇二〇ワンデーSCBTというテストがあります。英検が、予約金三千円とともに、場所確保に奔走してい...全文を見る
○城井委員 実施団体などへの要請では、要請内容に従った形で改善が進んでいないというとても残念な状況だということを、大臣、ここまでの質疑でぜひお感じいただきたいと思うんです。  これまで、さまざまな問題、実害をたくさん指摘してまいりました。きょうは、通告でもたくさんの問題をほかに...全文を見る
○城井委員 これまでの努力、そして今おっしゃった内容では、受験生の不安を取り除くのには時間も手間暇も足りないというふうに考えます。  ここは延期を決断していただきたいということ、きょうはこのことを改めてお願いして、大臣の決断を待ちたいと思います。あとは同僚議員の質問に譲りたいと...全文を見る
○城井委員 状況を注視したいと思います。  最後に、オリパラ大臣、お待たせをいたしました。一問だけ聞かせてください。  二〇二〇東京オリンピックのマラソン競技の会場変更の報道が出てきております。移転費用を心配しております。幾らかかるか、誰が負担するか、東京都は負担するのか、お...全文を見る
○城井委員 終わります。ありがとうございました。     〔馳委員長代理退席、委員長着席〕
11月13日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
議事録を見る
○城井委員 国民民主党の城井崇です。  共同会派、立国社を含め、野党側、本日のラストバッターということで、大臣に集中して、きょうは質問をさせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。  まず、教員の働き方改革にもかかわります大学入試共通テスト、特に記述式問題について...全文を見る
○城井委員 大臣、事前の問題や正答例の漏えいという、事前に示すということがどれだけ重いことかというのをぜひ自覚をいただきたいんです。  これまでセンター試験ですとか二次試験などで、この問題の事前漏えい防止にどれだけ各所で神経をとがらせてきたかということをぜひ知っていただきたいん...全文を見る
○城井委員 大臣にしっかりとした判断をいただきたい、英語民間試験の延期のときのようにしていただきたいと思うから、事実を差し上げているわけでして、そこはしっかり受けとめて御判断をいただきたいというふうに思います。  大臣、そもそも、今回のこの採点請負業者たるベネッセグループの企業...全文を見る
○城井委員 大臣、人数や会場数がはっきりしなければ、採点体制が組めるか、そこで働く方々の賃金はどうか、そこから掛け算をしたときに今回の入札金額で間に合うのか、もしかして追加でふえたりしないか、こういうところの判断が全くつきません。  大臣に一つお話を申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○城井委員 このアルバイトの募集のされ方は御存じでしょうか。
○城井委員 この採点請負業者がどのようにアルバイトを募集しているかという情報を少し申し上げたいと思います。  まず一つ、今回の請負業者、株式会社学力評価研究機構が、何と、採点、編集、次が問題です、採点基準の作成補助を仕事内容としたアルバイトをアルバイト募集業者のウエブサイトで募...全文を見る
○城井委員 確かな能力の方をというふうに説明を受けていたので、本当だろうかと思って確認をしておりましたら、この始末です。  もう一点申し上げます。  株式会社学力評価研究機構、今回の採点請負業者でありますが、二〇一九年度高校生テスト研修(社会人)採点スタッフ募集、こうした御案...全文を見る
○城井委員 今回の請負業者などのセレクトについては、これまでの実施状況の実績などを勘案してというはずであります。ふだんがこれなら本番が信じられるかということを申し上げなければなりません。  大臣、こうしたずさんな体制だけでも十分に、採点請負業者に今回の採点を預けることはできない...全文を見る
○城井委員 業者第一で対応してもらっては困るということ、受験生第一に戻さねばならないということを申し上げたいというふうに思います。  また、この件については、最初に申した大きな四つの問題点を含めて、先ほどの十二項目、越えられていないところがたくさんあるということを順次、質疑にて...全文を見る
○城井委員 続いてお聞きをしたいと思います。  二〇一六年の文部科学省教員勤務実態調査によりますと、平日一日の勤務時間は、小学校で学内勤務時間が十一時間十五分、持ち帰り時間が二十九分、中学校で学内勤務時間が十一時間三十二分、持ち帰り時間が二十分、土日の一日の勤務時間が、小学校で...全文を見る
○城井委員 次に伺いたいと思います。  今ほど紹介した数字も含めてでございますが、時間外の勤務は、その多くは超勤四項目に基づく時間外勤務ではないものだというふうに考えています。こうした、原則として時間外勤務を命じないとされているにもかかわらず、膨大な業務量から、超勤四項目以外の...全文を見る
○城井委員 続いて、通告を一つ飛ばさせていただきまして、自治体には、上限指針を参考に、条例、規則等において教員の在校等時間の上限を定め、それを遵守する義務が生じる、こうした認識でよろしいかというのを確認したいと思います。大臣、お願いします。
○城井委員 続きまして、客観的な勤務時間の管理について、一点だけ確認をさせてください。  十月十八日の大臣記者会見で、萩生田大臣はこうおっしゃいました。必ずしもタイムカードではからなくても、きちんとできるんじゃないかと思っています、こうした発言であります。  客観的な勤務時間...全文を見る
○城井委員 続きまして、持ち帰り業務の時間の把握の件についてお伺いしたいと思います。  同僚議員からの質疑の折に、外形的な把握が困難だというのが文部科学省からの答弁としてございました。ただ、外形的な把握が困難だからといって放置ができるわけではありません。  私の関心は、例えば...全文を見る
○城井委員 続きまして、土日の週休日に出勤して授業準備した時間や部活動指導時間も勤務時間管理の計測対象となるでしょうか。すべきだと思いますが、大臣、いかがでしょう。
○城井委員 続いて、週休日の確保は具体的にどのように規定いたしますか、大臣。
○城井委員 続いて、記録の問題を確認したいと思います。  客観的に把握される前提ですが、在校等時間の記録は、大臣、公文書ということでよろしかったですね。
○城井委員 では、ということですが、その記録と保存に万全を期すべきだと考えています。  そこで、一つお伺いします。  地方公務員公務災害補償における障害補償及び遺族補償を受ける権利の消滅時効が五年間であることからすれば、最低でも五年間は保存すべきと考えます。大臣、いかがでしょ...全文を見る
○城井委員 この点、大事だと思いますので、ぜひお願いいたします。  続きまして、在校等時間数の上限についてお伺いいたします。  上限時間まで勤務を推奨するものではない、あくまで参考だ、時間外労働の抑制を一層図る観点から、教育委員会は独自に上限を引き下げることも妨げるものではな...全文を見る
○城井委員 続きまして、上限時間を守るため持ち帰る業務が増加することのないよう、文部科学省は、服務監督権者である教育委員会、校長に徹底すべきと考えますが、いかがでしょうか。
○城井委員 続きまして、指針の上限を超えて勤務を行った実態が判明した場合は教育委員会による速やかな改善を図るべきと考えますが、大臣、いかがでしょうか。
○城井委員 続きまして、臨時的な特別の事情とはいかなる事情でしょうか。また、臨時的な特別な事情は、極めて例外的で、突発的な場合に限るべきと考えますが、大臣、お答えください。
○城井委員 通告を二つ飛ばしまして、学校における条件整備について大臣と少し議論をさせていただきたいと思います。専門スタッフや外部人材の活用が念頭の件であります。  きょうの委員会でも、例えば、部活動指導員ですとかスクールサポートスタッフ、あるいは学校徴収金の徴収、管理、統合型校...全文を見る
○城井委員 地方自治体に努力をお願いするというのは当然かというふうに思います。  ただ、大臣、今回の仕組みの変更は、国が行うもの、現在の政府が内閣として提案をする内容であります。  きっかけをつくっているのは国であります。その国がきっかけとしてつくる仕組みがそうした業務時間削...全文を見る
○城井委員 ここからは、一年単位の変形労働時間制の導入についてお伺いしてまいりたいと思います。  本日、吉川委員からも質疑がございましたが、何点か大事な点を確認させてください。  休日のまとめどりに限定して一年単位の変形労働時間制が導入される、こうした認識でよいか。それ以外は...全文を見る
○城井委員 通告を一問飛ばしまして、まとめどり休日は、勤務時間の割り振られない日として一日単位で設定すべきというふうに考えますが、この点いかがでしょうか。
○城井委員 もう一点確認をさせてください。  一年単位の変形労働時間制は、あくまで休日の移しかえであり、これ自体では長時間労働削減にはならない、別の手段による業務時間削減があって初めて長時間労働の是正につながる、こうした認識でよろしいでしょうか、大臣。
○城井委員 今回の仕組み導入に関して、長時間労働を助長する、あるいは職務命令による業務を肥大化するなどといった懸念の指摘もあります。忙し過ぎる状況を、目をつぶってしまうのではないかというのが、実は野党の国会議員の間にも随分と意見があります。大臣、この点いかがでしょうか。
○城井委員 いわゆる閑散期の受けとめ、扱いについて、大臣、一つ確認をさせてください。  きょう、吉川委員の質疑の中では、文科省の局長から、閑散期については一概に判断できない、業務削減を徹底的にやりたい、こうした旨の答弁があったと承知をしております。  夏休み等の長期休業期間中...全文を見る
○城井委員 今、業務削減を長期休業期間中にもということで御努力の話をいただいたと思います。  そうした業務の縮減を教育行政の責任のもと推進しながら、閑散期をつくって、少なくとも夏休み、冬休み、春休み等にまとめどり休日が、教育行政が意図的に指定して確保すべきという考え方があります...全文を見る
○城井委員 少し飛ばしまして、労使協定の件について私からも確認をさせてください。  村上委員からも提起済みでありますが、本来は、労使での話合いの場を確保する意味からも、三六協定同様に学校ごとの労使協定を締結するのが筋だというふうに考えます。  まず、大臣、この筋論についてお聞...全文を見る
○城井委員 条例をもって労使協定のかわりとする場合に、本来、労使協定で定めなければならない事項、一つは一年単位の変形労働時間制を適用する職員の範囲、二つ目に一年単位の変形労働時間制の対象とする期間、通常は一年間ですけれども、そして三つ目に特定期間、これは特に忙しい期間、そして四つ...全文を見る
○城井委員 私自身ももちろん、民主的コントロールの観点から、勤務条件条例主義も理解しているつもりであります。地方公務員の勤務条件は条例で定めるものであり、労働基準法上の労使協定を結ぶことはできない仕組みであることは、これを踏まえるとしても、一年単位の変形労働時間制を導入することは...全文を見る
○城井委員 最後の質問にしようと思います。  三年後に行うという二〇二二年度の文部科学省教員勤務実態調査で、持ち帰り業務を含めた勤務実態を把握すべきだと思っています。ただ、必ず行うという担保がありません。本来ですと、法律に明記をすべきだと思います。  大臣、これを必ず行うと明...全文を見る
○城井委員 終わります。ありがとうございました。
11月15日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
議事録を見る
○城井委員 国民民主党の城井崇です。  きょうも大臣に質問を集中してお願いしたいと思います。よろしくお願いします。  さて、まず大学入試共通テスト、特に記述式問題につきまして質問をと思います。  初鹿委員の質問に関連して、大臣、一点確認をさせてください。  先ほどより議論...全文を見る
○城井委員 私は、内容をはしょったり、あるいは縮めたり、解釈したりして言っているわけではありません。仕様書に書いてある部分をそのまま申し上げています。もしセンターの説明が違うのであれば、それは仕様書に書いていることとは違うことを説明しているという極めて重大な事態となります。  ...全文を見る
○城井委員 お昼の理事懇談会で、この件、しっかり確認した上でなければ審議は前へ進めないというように思いますので、ぜひ理事会でのお取り計らいをお願いしたいと思います。
○城井委員 続きまして、大学入試共通テスト、記述式問題の件でもう一点と思います。先ほど初鹿委員も取り上げられました共同通信での報道、二段階選抜で国語の記述式除外を国公立大学へ要請、文部科学省、こうした報道であります。  これは、大臣、文部科学省にお尋ねをいたしましたら、こういう...全文を見る
○城井委員 この報道で指摘をされている内容はとても重たいと思っています。  文部科学省に取材をした結果ということで指摘された記述式導入の問題点、例えば、自己採点が難しい、採点ミスも起きやすい、二段階選抜後に何らかの問題が判明すると救済が難しい、自己採点と実際の成績のずれによる混...全文を見る
○城井委員 課題は承知でという御答弁でありました。大臣、課題は承知の上で、国語の記述式除外を国公立に要請を検討しているということは事実だということでよろしいですね。
○城井委員 含めての検討ということで、やっているということをお認めいただいたと思います。  文部科学省も問題だと認めるような、記述式問題の導入にはそれだけ多くの問題がございますが、もう一点だけお伺いをと思います。採点体制についてであります。  これまでも当委員会におきまして、...全文を見る
○城井委員 こうした会場数ですとか人数の点について、今お答えをいただけませんでした。このあたりがわからなければ、では、必要な会場数を満たしているのか、採点者や採点監督者の人数、その賃金の待遇のよしあしなど、国会として確認をすることができません。記述式問題導入にたえ得る体制が組めて...全文を見る
○城井委員 今大臣から御説明いただいた募集の部分については、経験者一千八十円、新人一千七十円、そして、高校のテストでの採点の経験がなくても、小学校、中学校の部分があれば経験者と数える、こうしたいいかげんな、そこにしかどんな人を募集していますかということが限定できない内容であったと...全文を見る
○城井委員 質問を続けます。  大臣、未経験者歓迎、年齢、経験不問、これでいいんでしょうか。
○城井委員 大臣、御指摘申し上げたのはそこではありません。今お答えいただいた二つ目のさくっとの採点アルバイトのところは、日ごろそのようにして集めている業者が信用できないということを申し上げているんです。そのようにして登録のアルバイトを集めているんです。そういう業者を信用できないと...全文を見る
○城井委員 この請負業者の登録アルバイトのところは、先ほど大臣がおっしゃったような質の高いというところにはならないんです。採点基準の作成補助すら未経験者大歓迎、年齢、経験不問とありまして、短時間でさくっとなわけであります。こうした業者の日ごろの姿勢に、大臣、目を向けていただかなき...全文を見る
○城井委員 では、関連して、採点処理以外で再委託、アウトソーシングする部分はあるか、する場合の再委託先はどこか、受け付け業務や事務局業務の受託、試験実施、試験に使用する印刷物の企画、印刷、配送などが想定されますが、この点がいかがかということと、大臣、あわせて、準備事業について、株...全文を見る
○城井委員 では、今ほどお答えいただいた内容で改めての確認ですが、この記述式問題の採点業務については、株式会社学力評価研究機構が独力で集めた採点者のみで行う、例えば単発の派遣などを充てることはないということでよろしいですね。
○城井委員 記述式問題の件は、改めてまた集中的一般質疑などでもさせていただきたいと思いますので、本日の議題、給特法の改正案の質疑に入りたいと思います。  さて、お時間も限られておりますので、少し飛ばしまして、通告でいうと六番目、一年単位の変形労働時間制の導入についてお伺いしたい...全文を見る
○城井委員 今ほどの文言は通告でもお伝えをしておりますので、大臣、御確認をいただけたらと思います。  さて、続いて、十一月十三日の文部科学委員会でも、そして本日も、労使協定の扱い、書面での協定の扱いなどが議論となりました。ここは、職場での話合いの場がつくられるかというとても大事...全文を見る
○城井委員 続きまして、学校閉庁日の日数によって勤務を延長できる日数が決まるべきというふうに考えますが、大臣、いかがでしょうか。
○城井委員 続きまして、まとめどり休日に部活動等を行わないようにすべきと考えますが、大臣、いかがでしょうか。
○城井委員 勤務時間を延長できるのは、学校行事、例えば運動会、学校祭等の準備、当日、高校入試業務等で業務量が特に多い時期に限定し、あらかじめ明示すべきと考えますが、大臣、いかがでしょうか。
○城井委員 勤務を延長した日は時間外勤務を行わせるべきではないと考えますが、大臣、いかがでしょうか。
○城井委員 勤務時間を延長することで新たな業務を付加すべきでないと考えますが、大臣、いかがでしょう。
○城井委員 勤務を延長する日と延長する時間数及び勤務を減ずる日と減ずる時間数については、あらかじめ明示されるのか、管理職が恣意的に勤務時間を変更することはないか、大臣、この点、見解をお聞かせください。
○城井委員 続きまして、繁忙期に勤務を延長する日の指定と延長する時間数については、学校が独自に判断し決定できるか、大臣、いかがでしょうか。
○城井委員 閑散期に勤務を減ずる日の時期についても、今の御説明と同様の解釈でよろしいですか。
○城井委員 時間が参りましたので、最後に短く。  大臣、十一月十三日の文部科学委員会での私の質疑への答弁で、大臣が給特法の見直しをやると明言をいただいたというふうに私は認識をいたしました。大変心強い答弁だったというふうに思いますが、改めて確認をさせてください。
○城井委員 終わります。ありがとうございました。
11月19日第200回国会 衆議院 本会議 第9号
議事録を見る
○城井崇君 国民民主党の城井崇です。  私は、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラムを代表して、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場から討論を行います。(拍手)  冒頭、一言申し上げます。  大学入試改革を...全文を見る
11月20日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
議事録を見る
○城井委員 国民民主党の城井崇です。  きょうも大臣に集中して御質問をというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、英語民間試験について、確認をせねばならぬニュースが昨晩飛び込んでまいりましたので、大臣に確認をさせてください。  二〇一九年十一月十九日十九時...全文を見る
○城井委員 その場に文部科学省の官僚は同席をしていたはずで、このよく指導していただきたいという発言を聞いたというのは間違いないでしょうか。
○城井委員 自民党内の会議でありますし、参加者の記録も含めて文部科学省にあるはずですが、そのあたり確認をいただけますか、大臣。
○城井委員 委員会に御報告をしていただきたいと思います。  報道で知ったということでございましたが、この発言、録音音声でありまして、発言があったことは事実であります。この発言は極めて問題だということを大臣にぜひ御認識いただきたい、対応をお願いしたいというふうに思います。  な...全文を見る
○城井委員 では伺いますが、関連して、週刊新潮二〇一九年十一月十四日号に掲載をされました、下村氏が東京大学に圧力をかけたという話の事実認識についてはいかがでしょうか。五神東大総長を呼びつけたということはあったのかなかったのか。大学に何らかの圧力をかけたということが一切ないと言える...全文を見る
○城井委員 そもそも、英語民間試験を使うか否かは各大学の判断に任されているというのがルールであります。  大臣、先ほどのNHKニュースでの報道内容部分の文部科学省内での調査も含め、そして、先ほど私が指摘申し上げた部分も含めて、改めてきちんと調べた上で、当委員会に大臣から御報告い...全文を見る
○城井委員 憲法二十三条が保障する学問の自由に抵触するおそれがあるということ、そして、教育基本法が禁じている教育への不当な支配に当たる可能性があるということ、この二つをもって十二分に、文部科学省として、文部科学大臣としてこの点はきっちり調べて、私どもに報告していただくべきだという...全文を見る
○城井委員 それでは、本日議題の高大接続改革にかかわる質問をというふうに思います。  今回の質問に当たりまして、大臣に質問通告をたくさん申し上げております。それは、記述式問題にかかわる問題点がとてもたくさんあることを改めて認識いただきたいからであります。  採点体制や実施体制...全文を見る
○城井委員 今時点で確認できていないだけでも大きな問題かと思います。  更に伺います。  採点部門の経験者が人事異動でもしや参考書などの部門に移る、こうした、今申した、同じ人が併任でということではないけれども、経験者を含めて人の出入りが人事異動上あるということが想定されますが...全文を見る
○城井委員 民間事業者の人事異動まで国が縛れるとはとても思えないわけでありますが。  今回の請負業者と大学入試センター並びに文部科学省ということになりますが、この関係、特に大学入試センターと請負業者の間で結ばれた業務請負契約を一つ一つ丹念に追っていきますと、これは見逃せないとい...全文を見る
○城井委員 基本的には請負業者に留保されるんですよね。そのことを確認しているんです。
○城井委員 では、請負業者に残って入試センターには来ないというものは、例えばどんなところでしょうか。今の話だと全く理解できないんですが。そもそも入試センターに留保すべき部分ではありませんか。
○城井委員 であるならば、そのように最初から、まず一義的に大学入試センターが留保するというふうに書くべきではありませんか。なぜそうなっていないんですか、大臣。
○城井委員 この業務請負契約書は、今申した一点だけでもかなり業者寄りです。  もう一点、御指摘を申し上げたいと思います。  業務請負契約の第六条に、乙、つまり請負業者は、本業務を受託する事実を利用して取引を誘引することにより、本業務の中立性及び信頼性を損なってはならないとあり...全文を見る
○城井委員 いやいや、大臣、既にそうした、採点を請け負うことがわかっているところが自己採点力の育成サービスみたいなサービスを出していたら、受験生はどう受けとめますか。そういうことがないようにということで、この取引を誘引する云々という項目が一項目入っているはずなんですよ。これに目を...全文を見る
○城井委員 抗議は当然でありますが、契約違反であります。この点を強く申し上げたいと思います。  こう書いているんです、そもそも。アドバイザリー業務の主な内容ということで、四角囲みでやっているところがこうです。記述式試作問題及び採点基準の作成に関すること、モニター調査の採点業務に...全文を見る
○城井委員 今申した、取引を誘引するために受託する事実をというお話でありましたが、ここはなかなか根が深いというふうに、大臣、思っております。  この採点請負業者との関係の部分で一つ一つたどっていきますと、見逃せない事実が浮かび上がってまいります。  きょう、通告の中で、平成二...全文を見る
○城井委員 今大臣からのお答えにも、作問に関するノウハウがなかったからというお答えがありました。つまり、このアドバイザリー業務にかかわった今の教育測定研究所さんとベネッセさんについては、当然、作問についても民間事業者が関与したということでよろしいですね。
○城井委員 私が聞いておりますのは、今申したアドバイザリー業務にかかわる二社が作問にかかわったか、つまり、問題作成や採点基準作成に具体的な提案をして、採用された部分があるかないかということを聞いているんです。大臣、もう一回お答えください。
○城井委員 あるというふうに思いますので、確認をぜひお願いしたいと思います。  続いて、平成二十九年度プレテストにおける実施補助業務、落札したのはどちらですか。
○城井委員 学力評価研究機構、つまりベネッセの子会社であります。アドバイザリー業務はベネッセ、そして実施補助業務もベネッセの関連会社。  続きまして、もう一点。  平成二十九年度プレテストにおける国語及び数学の記述式問題採点関係業務について、落札者はどちらですか、大臣。
○城井委員 これもベネッセであります。  今の部分で、じゃ、このベネッセコーポレーションは作問や採点基準の策定には関与しましたか。
○城井委員 私が聞いておりますのは、そのベネッセなどの提案が採用された部分があるかというところを確認したいわけであります。大臣、もう一回お願いします。
○城井委員 もう一点、平成三十年度プレテストにおける国語及び数学の記述式問題採点関係業務について、落札したのはどちらですか。
○城井委員 ベネッセということでした。  そのベネッセは、採点基準の作成や作問に関与をしましたか。
○城井委員 この業務の仕様書に、四ポツ、業務の概要の中の二、正答の条件等の作成支援という項目があり、ここに、可能な限り代替案、受注者と協議の上とあります。正答の条件等の作成支援にかかわるならば、ほぼ作問に関与したのと同じだというふうに考えます。  大臣、この点いかがでしょうか。
○城井委員 ここまで、いわゆるプレテストが二回あり、その試験をつくる業務、そこを補助する業務ということをいわゆる一般競争入札の形で進めてきたというのが国会に対する説明であったわけですが、じゃ、実際に作業に携わったのは誰ですか、落札者は誰かということを今ずっとたどってきました。全て...全文を見る
○城井委員 大臣は、きょうの答弁でくしくも、大学入試センターには作問のノウハウがないのでという趣旨の御発言をなさいました。つまり、この一連の落札者たるベネッセコーポレーションとその関連会社によるノウハウの提供が、本試験の作問や採点に至るまで脈々と受け継がれる形に結果としてなってい...全文を見る
11月22日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
議事録を見る
○城井委員 国民民主党の城井崇です。  きょうも質問の時間をいただきました。ありがとうございます。  きょうも大臣に集中して御質問をというふうに思います。よろしくお願いをいたします。  まず、大学入試共通テスト、特に英語民間試験問題についてであります。  大臣に、まず一つ...全文を見る
○城井委員 では、その文部科学省の担当さんに聞いて、あったということでありましたので、その点について一つだけ伺わせてください。  その文部科学省からの同席者は、この下村氏の発言の中で、東大に英語民間試験導入をやるとの記者会見をさせるよう言っていただきたい、こうした趣旨の発言があ...全文を見る
○城井委員 この点、大変大事であります。御本人からは説明と言い、我々が聞いた録音音声では、指導していただきたい、指導という言葉でありました。大変強い言葉であります。  その指導を、何を求めたかというところが大変重要でございまして、今申した、やるという記者会見をやれということを指...全文を見る
○城井委員 よろしくお願いいたします。  委員長にも、ぜひお取り計らいをお願いしたいと思います。
○城井委員 この点、なぜ大事かということを改めて申し上げますと、一方で説明と言い、一方で指導と受けとめている、この言葉が同じというわけにはならないというふうに思っています。もし記述式問題の採点でしたら、説明と指導というのを同じだというふうに答えたら恐らくバツがつくというふうに思い...全文を見る
○城井委員 今ほど大臣からも、実際に人事で兼務をしていた方を、十二月一日までにその兼務を解いてという御説明でございました。  ただ、大臣、今回の業務請負契約はいつ締結をされたか。それは、その日にちから数えますと、この十二月一日というのは前か後かでいうと、当然、大臣、後ですね。お...全文を見る
○城井委員 ということは、業務請負契約で結んでいる中身に反した状況を十二月一日まで放置する、こういうことになります。こうした、締結時にその状況をつくれていないような請負業者を信用できるのか。先ほど大臣はくしくも、契約解除や損害賠償の対象としてもということにも触れられました。もう既...全文を見る
○城井委員 私が申し上げているのは、利益相反の指摘があり、その疑いが大きい中でこの状況があるということだから問題だということを申し上げています。  更に一点、御確認ですが、今ほどの話と重なるところもありますが、先ほどの確認書に向かってということになりますが、人事上の出入りをそれ...全文を見る
○城井委員 続いて確認をいたします。いわゆる著作権、知的財産権の留保の件であります。  一義的に請負業者に留保されるという旨の記載でありました。協議は可能だという大臣の答弁もございましたが、本来は、大学入試センターそのものが試験運営に係る著作権や知的財産権も留保すべきだと考えま...全文を見る
○城井委員 もう一点お伺いをと思います。ここは、大臣、まとめて聞かせてください。  平成二十九年度のアドバイザリー業務、そして平成二十九年度のプレテストの記述式の採点関連業務並びに平成三十年度プレテスト記述式問題の採点業務につきまして、それぞれ、受注者が問題作成や採点基準作成、...全文を見る
○城井委員 文言の追加など、かかわった部分もあったということでございました。やはりそうしたプレテスト段階から、特定企業が、作問にも採点基準の作成にも、そして今回の本試験における採点業務ということで、一貫して囲んでかかわっているということが明らかになったというふうに思います。  ...全文を見る
○城井委員 今指摘を申し上げた仕組みがそもそもないということに加えて、今の大臣の御説明にあった、三人一組で取り組んで、そしてそこから上がってきた意外な正解も含めて、取りまとめて確認しながらやっていくという説明でありますが、ただ、今の仕組みですと、一万五千人規模に及ぶということがき...全文を見る
○城井委員 これまでに、大学入試において過去五十年間で情報漏えいなどの事案があった数を数えましたら、三十一件ありました。大学入試という厳密で、厳格で、大学職員に限ってやってきたものでも、この五十年間で三十一件もあります。一万五千人が集まったときに、さあ何が起こるか。そこまで厳密に...全文を見る
○城井委員 大臣、ベネッセ、今回の採点請負業者を含めたグループには、利益相反がまだまだあります。もう一点、御指摘を申し上げたいと思います。  二〇一九年五月にベネッセが行った高校向けの研究会で、ある資料が配られました。共通テスト早期対策模試、モデル問題とあります。予想とあるのに...全文を見る
○城井委員 せんだっての文部科学委員会参考人質疑で、ベネッセの学校カンパニー長は、弊社が受注したということ、そして、先ほどの答弁でもございましたが、登録の採点者数は約二万人ということを答えたのもその学校カンパニー長であります。経営は一体であります。資本関係が切れているわけでありま...全文を見る
11月27日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
議事録を見る
○城井委員 国民民主党の城井崇です。  きょうも質疑の時間をいただきました。ありがとうございます。  大臣にきょうも直接議論を申し上げ、そして、ぜひ決断をいただきたいというふうに思います。きょうもよろしくお願いしたいと思います。  まず、英語民間試験の問題について質問したい...全文を見る
○城井委員 ほかの英語民間試験では、測定不可という取扱いです。つまり、英語力が認められないということになっているわけでありますが、この表記では、誤解を広げるような形に結果としてなっていると言わざるを得ないというふうに思います。  大臣、加えてもう一点。今ほどお示しした三ページ目...全文を見る
○城井委員 日本語に訳したと書いてあるんですよ。それをしんしゃくして書き直したと書くのが筋じゃありませんか。日本語に訳したと書いていますよね、大臣。お答えください。
○城井委員 意訳したなら意訳した、独自につくったなら独自につくったと書くのが筋じゃありませんか、大臣。こんないいかげんな書きぶりの試験を認めるわけですか。この影響は極めて大きいですよ。  例えば、今この白紙や日本語で記述したものがあなたの英語力ですというようなことで認められてい...全文を見る
○城井委員 白紙答案で英語力を認めるような試験をそもそも国が認定するのはおかしいということを改めて申し上げたいと思います。  次の質問に参ります。  もう一点だけ英語民間試験について伺います。  大学入試英語成績提供システムの運営大綱が廃止をされたことにより、このシステムは...全文を見る
○城井委員 大臣の責任ということで確認をさせていただきました。  続いて、記述式問題導入についてお伺いしたいと思います。  大臣、請負業者の採点のアルバイトの方々から、実際に採点をどのようにやっているか、複数情報を寄せていただきました。現状をお伝えしたいと思います。  まず...全文を見る
○城井委員 大臣、大臣が採点実績を見てこの請負業者を選んだという答弁をおっしゃったので、その実績の部分がこれだけひどい状況ですよということをお伝えをしているわけです。この点を、こうした実態を国として確認せずに、この採点請負業務をこのまま進めるんですか、大臣。
○城井委員 今、お二方の紹介をしましたけれども、実際に確認をとった上で今回のお話を申し上げています。公の委員会の場ですから、私も責任を持った発言はせねばならぬというふうに思いますから、そんなでっち上げたような話をするような、そんな私ではありません。  その意味で、このお二方の話...全文を見る
○城井委員 大臣、属性を問うておりますのは、他業種への配慮ということが大臣としてはあるようですが、国会の側から、税金の使い道として、今回のこの記述式問題のチェックをしていくときに、あの一月の下旬から二月の頭という、大学生、大学院生としてはめちゃくちゃ忙しい時期に人数を集めるとおっ...全文を見る
○城井委員 大臣すらこの情報をチェックしていないのであれば、採点者の質を確保していますなんてことは口が裂けても言えないというふうに思います。この点、極めて重要だと思います。  採点者については、もっと問題があります。例えば、試験実施後の採点者は、正答例や採点基準や採点マニュアル...全文を見る
○城井委員 大臣、くしくもおっしゃったように、その請負業者にそのノウハウなどの権利は残るんですよ。そこは極めて大きな問題だというふうに思います。  もう一点、伺います。  採点時の予想外の正答への対応について、これまで大臣と何度かやりとりしましたが、大臣は、採点の品質チェック...全文を見る
○城井委員 では、大臣、今の御説明に照らしながらですが、仕様書七ページの(三)1「採点基準、採点マニュアルの確定」、そして2の「採点」によりますと、試験実施後の採点基準策定委員会で採点基準を確定させるとしております、採点中に新たな意外な正答が出てきた場合に、採点基準を改定、更新し...全文を見る
○城井委員 採点基準を委員会で確定した後に意外な正答が見つかった場合はどうしますかと聞いております、大臣。もう一回お答えください。
○城井委員 それでは確定になりません、大臣。それでは確定になりません。都度更新するのはわかりますが、確定とおっしゃっているんですから。確定後にまた更新するんですか。そのようには仕様書には書いておりませんが。お答えください。
○城井委員 仕様書には書いていませんので、もう一度確認をいただきたいと思います。  続きまして、採点者の事前研修について一点伺います。  この事前研修で、これまで、本番の試験問題を使わないということでした。ただ、本番と類似しないものを使うのでは、研修自体やる意味がありません。...全文を見る
○城井委員 もう一点、伺います。  二〇一六年三月三十一日に高大接続システム改革会議が最終報告を出して散会した後、非公開の検討に移りました。その後に最初に出てきたのが、二〇一六年八月三十一日の高大接続改革の進捗状況についてでした。  その中で、幾つか記述がありますけれども、一...全文を見る
○城井委員 大変残念な答弁であります。  国の共通テストであるにもかかわらず、同一内容の答案を同一得点と採点するという、試験としての最低限の公平性が担保できるか、そこができないということをきょうの質疑でも確認させていただきました。  大臣、見切り発車をしますと、採点ミスや自己...全文を見る
○城井委員 終わります。ありがとうございました。