城井崇

きいたかし

小選挙区(福岡県第十区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

城井崇の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第204回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○城井委員 立憲民主党・無所属の城井崇です。  予算委員会での質疑の機会をいただき、ありがとうございます。  早速質問に入ります。コロナ禍での教育支援について、文部科学大臣にまずお伺いいたします。  新型コロナウイルス感染症の拡大による昨年の春の学校臨時休業の影響を受け、学...全文を見る
○城井委員 今大臣から、例年どおりの進度でということ、そして学習内容の定着には懸念がという答弁でございました。私もその点を、二つ目の点を特に心配をしております。  小中学校、特に小六と中三で、残ったカリキュラム、きちんとこなせるか。今度の四月の話であります。教育課程はこなしたと...全文を見る
○城井委員 大臣、例えばなんですが、小学校六年生の理科の授業で、四時間かけて学ぶはずのところを一時間授業した上でもうテスト、こんなことが現場では起こっています。家庭学習も、ついてこれる子はいいんですが、そこがままならないケースも多々あるというのを考えますと、学校側での丁寧な対応を...全文を見る
○城井委員 是非、落ち着いた環境となるように、大臣の立場からも御努力を引き続きお願いできたらと思います。  それでは、本来の質問に戻りたいと思います。  トータル一万人規模の要請ということで、橋本大臣が一月二十六日の予算委員会で答弁をされた医療スタッフの確保状況について、是非...全文を見る
○城井委員 そういたしますと、橋本大臣、先ほど七月二十五日の例を出されましたが、目指すという表現でした。医師会や看護協会の方と話がまとまった、確保ができた、見込みが立ったというふうに断言できないということでしょうか。
○城井委員 努力をしているということでございましたが、ただ、先ほど申したように、ワクチン接種もしかり、通常診療もしかりで、新型コロナ対応はもちろんのことなんですが、もう既に医師や看護師がとても足りない状況がある。それぞれの、ほかの関係の担当大臣にもきちんと伺いたいと思います。 ...全文を見る
○城井委員 ワクチン接種というお話がございました。  ワクチン担当大臣、この東京オリンピック・パラリンピックに必要な医師、看護師を確保した上で、ワクチン体制、きちんと組めるでしょうか。
○城井委員 あわせて、コロナ対策担当大臣にも同様の趣旨をお伺いしたいと思います。医師、看護師確保、新型コロナ対策に影響なくできるでしょうか。
○城井委員 それぞれの大臣の所掌、本分もあろうかと思います。そこを守りながらで確保していくのは本当に大変なことかと思います。  コロナに打ちかつといっても、開催後に感染が広がれば台なしですと、東京都医師会長の言葉は真をついているというふうに思っています。開催の可否判断に必須であ...全文を見る
○城井委員 それでは、お伺いしたいと思います。  新型コロナワクチンの学校での集団接種について、文部科学大臣、厚生労働大臣、そして河野新型コロナワクチン担当大臣にお伺いしたいと思います。  学校での集団接種は行うんでしょうか。教育現場からは、学校が関わることでの懸念が拭えない...全文を見る
○城井委員 ワクチン担当大臣、今の両大臣の認識ということでロジ回しもよろしいでしょうか。
○城井委員 過去の健康被害も踏まえまして、安全対策を是非徹底いただきたいということをお願いしたいと思います。  続きまして、寒波や大雪で電力需給が逼迫した件について経済産業大臣にお伺いいたします。  必要な電力確保に向けて、非常時のバックアップ体制が取れていたかという点を心配...全文を見る
○城井委員 是非よろしくお願いしたいと思います。  事業者には供給力の確保義務はありますが、方法自体は任されています。ただ、前日までに供給力が把握できない不安定な新電力があるのも事実でございます。事業の予見性が高まりませんと、仮に既存の電力会社に何とかしろとねじを巻くにしても、...全文を見る
○城井委員 最後に、マイナンバー、特にマイナポータルの利用状況について平井大臣にお伺いいたします。  このマイナンバー、自治体職員の導入への使命感と努力とは裏腹に、マイナンバーカードは取得に労力がかかる一方でメリットは少ないとの国民の受け止めが多いところであります。  このマ...全文を見る
○城井委員 国民の三・二%にしか届いていないという時点で、未完成というには余りにも未完成だと思います。残りの九六・八%の皆様にもきちんと行政デジタル化が届くように政府にも努力いただきたいと思いますし、我々からも政策提案に努めてまいりたいと思います。  終わります。
02月25日第204回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○城井分科員 立憲民主党の城井崇です。  国土交通省関連予算について、地元北九州市の国への要望を踏まえ、順次質問いたします。赤羽国土交通大臣、今日もよろしくお願いします。いつもお世話になります。  まず、北九州空港の機能拡充、活性化についてお伺いします。  まず、三千メート...全文を見る
○城井分科員 ありがとうございます。現地調査の上でということでございました。  必要な手続はあるというふうに思いますけれども、そこは、国側も地元自治体側も工夫、努力はあるというふうに思っていますので、一つ一つ、丁寧かつ迅速に進めていただければと思います。私どもも、党派を超えて、...全文を見る
○城井分科員 ありがとうございます。  協定の締結へということで、大変心強い答弁だったかというふうに思います。  実際に災害時の取組をしていくにいたしましても、この北九州空港へのアクセスが現在は連絡橋一本ということでありますので、複数化することは、これは最小限だというふうに思...全文を見る
○城井分科員 ありがとうございます。  予算措置、そして貸付料等を含めての目配りということでお答えいただきました。ありがとうございました。  引き続き、地元の声も細やかにお聞きいただきながら、一つ一つ、この洋上風力発電の普及に向けた拠点化ということでのお力添えを是非お願いした...全文を見る
○城井分科員 ありがとうございます。引き続き、着実な進捗を遂げていけるように、国としての目配りをお願いしたいというふうに思います。  続きまして、下関北九州道路の取組についてお伺いをいたします。  本州と九州を結ぶ機能はこれまで関門トンネルと関門橋が担ってきましたが、関門国道...全文を見る
○城井分科員 ありがとうございます。安全確保、そしてリダンダンシーの確保の観点からも重要な取組かと存じます。一つ一つ、引き続き国としての取組を加速いただけることをお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。  続きまして、国道三号黒崎バイパスの建設促進についてお伺いをいた...全文を見る
○城井分科員 ありがとうございます。  補正予算での予算投入による準備の加速など、お取組いただいたというお答えでございました。ありがとうございます。引き続き、早期の完成を目指しての取組に御協力をいただければということをお願いしたいと思います。  続きまして、北九州港及び関門航...全文を見る
○城井分科員 ありがとうございます。一つ一つ丁寧にお答えいただいたことに感謝を申し上げたいと思います。  大臣お触れいただいたように、五か年加速化計画、防災・減災、国土強靱化のこの新たな取組は、地域自治体からも大変大きな期待があるところでございます。ただ、実際の事業執行に当たっ...全文を見る
○城井分科員 ありがとうございます。  是非、国からも支援や助言をお願いしたいと思いますが、逆線引きそのものは、長期的には必要な方法だというのは、これはかなりの方に賛成をいただけるんじゃないかというふうに思っています。  ただ、今まさに住んでいる方々から、先日も街頭で活動して...全文を見る
○城井分科員 ありがとうございます。  引き続き、着実な支援をお願いしたいというふうに思います。  特に戸畑枝光線は、もともと都市計画道路として、しかも環状線として構想されたものだったんですが、そこだけ今途切れていてというところで、地元での予算だけで手が届けばいいんですけれど...全文を見る
○城井分科員 ありがとうございます。  実際に、今、空き家が多そうに見えても、介護施設などに入られている当事者の方からすると、うちは空き家ではないというふうに思っていらっしゃるケースがとても多い。でも、その活用のためには、その後の相続などを含めての手続ですとか、実際に空き家は固...全文を見る
03月17日第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○城井委員 立憲民主党の城井崇です。  本日も質疑の機会をいただき、ありがとうございます。今回も赤羽国土交通大臣との議論ということで、大臣、よろしくお願いをいたします。  さて、今日は、タクシー特措法に関する国会報告から入りたいと思います。  先日、三月十二日の本委員会の理...全文を見る
○城井委員 大臣おっしゃるように、各タクシー会社での努力もお願いしていかなきゃいけないというふうに私自身も思います。ただ、今回のこの施行状況と効果の報告をいただきながら、先ほど資料でお示しした表なども参照いたしますと、タクシーの運転者の方の月間の労働時間が全産業の男性労働者に比べ...全文を見る
○城井委員 今の大臣のおっしゃった、確保、育成の予算のところと働き方改革のところを足し算するとというのが国土交通省の現在の見解かというふうに私自身も受け止めております。ただ、そこだけ見たときに、本当に船員の数を増やしていこうという大目標がある中での支援の適切な形かというところを少...全文を見る
○城井委員 大臣おっしゃったように、独立行政法人としてのということですが、一定の合理化あるいは自己収入を増やす自主努力を求めるという意味は、私自身も理解をしているつもりです。  ただ、この海技教育機構は教育機関です。教育を施していくときに、人が真ん中で、そこに教育費用をかけてい...全文を見る
○城井委員 海事局からの報告によるとという前置きがございましたけれども、大臣、船員不足がどのような状況にあるかというのは、若い世代が選んでもらう職種になっているかという入り口の部分の議論と、後ほどお伺いいたしますが、六十歳以上の方が、ある意味で勤め続けていただくことで何とかしのい...全文を見る
○城井委員 そうした授業料減免、あるいは貸与型、給付型の奨学金が、同じ年代が進路が違ってもきちんとスタートラインで同様な取扱いになるようにきちんと確認いただきたいというのがこの質問の趣旨でございますので、この機会に一度、実態に人数なども含めてのチェックの検討を是非、大臣、お願いで...全文を見る
○城井委員 分かりました。私の質問趣旨は、スタート地点でそろえていただくことを、きちんと引き続き続けていただきたいということでありますので、その点を受け止めていただければと思います。引き続きよろしくお願いします。  続いて、船員不足の件についてお伺いしますが、これまで内航海運で...全文を見る
○城井委員 続きまして、外航日本人船員の確保、育成についてお伺いをいたします。二問まとめて伺います。  トン数標準税制導入に当たり設定した確保すべき日本船隻数、そして日本人船員の数値目標が何人か、その達成状況についてまずお答えいただきたいと思います。その上で、船舶数は増加してい...全文を見る
○城井委員 外航における日本人船員の確保は、我が国の経済安全保障に大きく関わる問題だというふうに私自身は認識しています。  コロナ禍における水際対策での船員交代におきましても、寄港船での外航日本人船員の交代は一定程度円滑に実施されていて、外国人船員に比べると円滑だという現場の報...全文を見る
○城井委員 引き続きよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、宅地建物取引についてお伺いします。具体的には、宅地建物取引における心理的瑕疵に係るガイドラインの作成についてお伺いをいたします。  心理的瑕疵となり得る取引等について、国民全体の利益の保護及び適正な宅地建物取...全文を見る
○城井委員 この夏に向けてということで詳細をお話しいただきまして、ありがとうございました。引き続き、慎重ながらにも、現場のニーズにかなう検討を是非お願いしたいと思います。  次に、空き家所有者に係る税情報の開示についてお伺いをいたします。  平成二十七年五月に全面施行された空...全文を見る
○城井委員 時間が参りましたので、終わります。  ありがとうございました。
03月24日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○城井委員 立憲民主党の城井崇です。  本日は、貴重な質問の機会をいただき、ありがとうございます。  久しぶりの文部科学委員会、今回も萩生田文部科学大臣との政治家同士の議論ということで、大臣、よろしくお願いしたいと思います。  まず、冒頭、文部科学省亀岡前文部科学副大臣と藤...全文を見る
○城井委員 先ほど川内委員からも質問があったかというふうに思いますが、行政がゆがめられていないか、法令にのっとった調査の徹底が必要であります。  大臣、速やかな調査ということでありますが、調査内容について、行政文書の形で本委員会に御提出をいただけますでしょうか。  委員長、理...全文を見る
○城井委員 委員会の方にも提出ということで、よろしくお願いしたいと思います。  委員長、よろしいでしょうか。
○城井委員 では、続いて質問をさせていただきたいと思います。  次に、新型コロナワクチンの接種順位に係る市町村への裁量付与についてお伺いいたしたいと思います。  ワクチンの接種順位については、政府分科会での議論を経て、国の役割の下決定しているのは承知をしております。ただ、社会...全文を見る
○城井委員 教職員の感染防止に関して重要だという点、そして、自治体も含めてですけれども、ワクチンの接種体制の整備については走りながら考えている部分もあろうかというふうに思いますけれども、今日申し上げたこの要望については、三月二十二日にも、北九州市からも直接要望をいただきました。 ...全文を見る
○城井委員 マスクについては後ほどお伺いをと思いますが、冷静な情報提供、確かに重要だというふうに思っています。ただ、各都道府県での変異株の確認報道が日々増えているものですから、そのことを踏まえて、現場での対応への不安の声を多くいただいての今回の質問でございました。最新情報の周知を...全文を見る
○城井委員 教育現場での丁寧な相談をという部分も大臣から言及いただいたと受け止めています。通知などのルールと、そして現場の実態の乖離がないように、国の方からも引き続き注視をいただきたいということをお願いしたいと思います。  次に、マスク着用による子供たちの心身への影響についてお...全文を見る
○城井委員 限定的ながらに現在取り得る感染防止の手段の一つがマスクだという部分も含めての認識かというふうに思いますが、大臣、文部科学省が示したルールと学校等での実際の運用の差異、学校ごとの運用の差異があるとの保護者からの意見もあります。変異株の感染拡大や、首都圏での緊急事態宣言解...全文を見る
○城井委員 今、最後におっしゃっていただいた無理してのという点は、大変大事な点をおっしゃっていただいたと思います。ありがとうございます。  続いてお伺いします。学校でのクラスター発生の実態への対応について伺います。  子供は感染しにくい、学校感染は少ないという意見をあちこちで...全文を見る
○城井委員 研究途上でありますし、学説が分かれるのも当然かというふうに思うんですが、大事なのは、最新の科学的根拠がきちんと国民に伝わること、そして、それを踏まえた対応であるということがきめ細かに周知をされることだというふうに思いますので、その点を踏まえての対応を是非引き続きお願い...全文を見る
○城井委員 続きまして、特例追試験の問題がセンター試験の過去問から出題されていた件について伺います。  国語の出題について、一九九五年のセンター試験本試験の現代文、そして一九九三年のセンター試験本試験古文で用いられた問題文章がそのまま使われていました。一部の傍線箇所も同じ箇所で...全文を見る
○城井委員 緊急対応用の問題を利用したわけですが、あれは一種類しか準備していなかったんですよね。ちょっとびっくりしました。  大臣、機会を設けることは否定していないんですが、公平な機会にしなきゃいけないというのが私からの指摘です。  二つ申し上げます。  一つは、現代文の出...全文を見る
○城井委員 よろしくお願いします。  続きまして、四月から新学年を迎える高校生も、この数年の大学入試改革の混乱の影響を大きく受けた世代です。一日も早く落ち着いた方針を示してほしいと切なる願いが多く届いています。  ここでは、特に、二〇二四年度から始まる新学習指導要領に対応した...全文を見る
○城井委員 続きまして、大学生の追加支援について伺います。  今年度後期の大学生のアルバイトへの就業状況及び収入状況を文部科学省としてどのように把握をしているでしょうか。今年度前半より改善をしたか。大学生からは、時短要請が長引いた飲食店でのアルバイトを中心に、経済的に厳しいとの...全文を見る
○城井委員 現在調査中ということであります。後ほどの御答弁で、いつ頃調査結果を出せそうかということも併せてお答えいただければと思います。  この苦境が続く学生に対して、追加支援が必要ではないかというふうに考えます。私ども立憲民主党ほか二党からは、コロナ特別給付金法案を既に国会提...全文を見る
○城井委員 バイト先から前借りのお話がございましたが、そのお店や会社も経営が苦しくてそのお金が捻出できないという状況だということが同時に起こっているということは申し上げておきたいと思います。  努力のしようのない学生がまだまだおられます。時短営業の影響で、飲食店勤務のアルバイト...全文を見る
○城井委員 一人一人に届けるのはなかなか難しい対策だというのは十分認識をしておりますが、これまでの対策実行にもかかわらず学生自殺者が増加しているという現実としっかり向き合っていただくことをお願いしたいというふうに思います。  続きまして、大学における対面授業の再開について伺いま...全文を見る
○城井委員 対面授業再開に当たっては大臣が責任を共に持つということで、心強い答弁をいただいたと思います。引き続きよろしくお願いしたいと思います。  続いて、大学院生の支援について一点お伺いいたしたいと思います。  日本若者協議会から十四項目の要請をいただきました。これを踏まえ...全文を見る
○城井委員 最後に、大臣、まとめて二問、高校の実質無償化に関わる部分についてお伺いをさせてください。  平成二十二年度から高校の実質無償化が実施をされています。これと同時期から、十六歳から十八歳の子の特定扶養控除が、高校無償化を理由に上乗せ措置が廃止をされて、減額をされています...全文を見る
○城井委員 是非よろしくお願いします。  終わります。
04月16日第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○城井委員 立憲民主党の城井崇です。  質問の機会をいただき、ありがとうございます。  海事産業強化法案につきまして、地元北九州市、門司港生まれ門司港育ちの私から、海の現場の声を踏まえて、今回も赤羽国土交通大臣の見解を順次お伺いをいたしたいと思いますので、よろしくお願いしたい...全文を見る
○城井委員 今、大臣からは、これまでの我が国の新造船建造量のシェアということで、一九%から二四%ということで一定の効果という御説明をいただきましたが、片や、造船売上げの数字で見ますと、国土交通省からの数字によりますと、二〇一六年には二・三兆円のところ、二〇一九年では二・五兆円と、...全文を見る
○城井委員 先ほど同僚委員の質疑の中でもありましたが、開発期間の半減なども含めたかなり大胆な取組ということになりますと、今大臣がおっしゃったように、これまでの延長では足りないということでよろしいのではないかというふうに私自身も思っています。  そこで、次に、今後の造船業への国の...全文を見る
○城井委員 特に荷主においては、コストというのは極めて大きな要素かというふうに存じております。後ほどこの点についてはお伺いしたいというふうに思います。  続きまして、中国、韓国による造船業への過度な支援の是正について伺いたいと思います。  この中国、韓国の両政府によるそれぞれ...全文を見る
○城井委員 大臣のおっしゃるとおりでして、公正な市場が確保されるべきということは言うまでもないと思います。不公正な状況が是正されていないということ、そして供給過剰はいいことがないということもおっしゃるとおりかというふうに思います。  これは、大臣、今のお答えを聞きながらなんです...全文を見る
○城井委員 続いてお伺いしたいと思います。  今回の法案で、我が国造船業のファイナンスの充実が図られ、中国、韓国の造船業と闘う基盤を整え、一定のコストダウンを図って反転攻勢に打って出る構えでありますが、国の支援が十分かという点について伺いたいと思います。  先ほどからもお話が...全文を見る
○城井委員 財政支援の充実についての要望は、この法案や支援パッケージが示された後に、造船業の現場から是非更なる充実をということでの要望をいただいたということでありますので、この場でもお伝えさせていただき、引き続きの取組をお願いしたいと思います。  次に参りたいと思います。  ...全文を見る
○城井委員 海洋立国日本として、その力の根幹たる造船技術、安全保障の観点からも、是非、しっかり磨いていくべく、高めていくべく、取り組みをお願いしたいというふうに思います。  大臣、国土交通省の部分で申しますと、海上保安庁の船舶の老朽化の対応も、こうした文脈から、取組をきちんとす...全文を見る
○城井委員 大臣の思いとその方向性を確認させていただきました。ありがとうございます。  続きまして、次世代技術導入への支援について伺います。  日本造船工業会によりますと、環境技術で我が国に優位性がある、環境規制強化を受け、技術開発を更に進める、ジャパン・プレミアムを維持して...全文を見る
○城井委員 続いて、海運関係についても伺います。  まず、特定船舶導入計画認定制度の創設についてお伺いしたいと思います。  船社への支援は国際競争力の確保が目的とされますが、今回の特定船舶の導入支援によって、どのようにして十分な国際競争力の確保につながるのか。特に、国土交通省...全文を見る
○城井委員 続いて、特定船舶以外の船舶について伺います。  今回の特定船舶の指定の仕組みが、船社や船主において、特定船舶に該当しない船舶は低価格な海外の造船所を優先して選ぶことのきっかけになってしまうのではないかとの懸念にどのように対応するのか、特定船舶建造に強みがある我が国造...全文を見る
○城井委員 続きまして、特定船舶導入と海外の荷主との関係について伺います。  我が国外航海運事業者において、三国間輸送の割合が年々増加をいたしております。そのため、海外の荷主の意向の影響力が大きくなっていますが、我が国外航海運事業者が特定船舶を導入したいと考えても、低船価とそれ...全文を見る
○城井委員 続きまして、外国法人等のクルーズ事業者等の運航本格再開について伺いたいと思います。  本法案による外国クルーズ船に対する感染症の発生に係る報告義務の導入に関連して、先ほど同僚委員からは国際ルールの整備についての質疑がございましたが、ここでは、外国クルーズ船の我が国へ...全文を見る
○城井委員 続きまして、船員の働き方改革についてお伺いします。本法案における船長と船員、労務管理責任者の関係について確認をさせてください。  従来は、船員を船長が管理し、陸上へ報告する形でした。この法案により、海上と陸上での情報共有の形が変わりますが、伝統的な船長の役割と労務管...全文を見る
○城井委員 続いて、荷主と労務管理の関係について伺います。  海運業においては、荷主の発言力が圧倒的に強い状況です。労務管理のためとはいえ、労働者側から改善を申出しづらいのが実態です。労務管理改善を実施するにも、荷主側に対する環境整備が必要です。  本法案により創設される荷主...全文を見る
○城井委員 綿密なコミュニケーションとそして毅然たる対応ということで、確認をさせていただきました。  続きまして、若年船員が定着しない理由とその改善策についてお伺いします。  新規の船員は増えつつありますが、就職後の定着率に課題があると聞いています。三年以内に辞める新規就業者...全文を見る
○城井委員 若年船員が定着しない理由を国としてどのように考えているか。  国土交通省の二〇一六年のアンケートによりますと、退職理由で最も多いのが人間関係でした。特殊な勤務形態や労働環境が影響しています。勤務は、三か月連続して働き、一か月休むというパターンが多く、船舶という空間の...全文を見る
○城井委員 続きまして、船員の引き抜きや船員不足による運航停止への対応についてお伺いします。  内航業界内で、船員の引き抜きや予定していた船が運航できないといった事態が起こっています。国としてどのように現状を認識し、対応していく考えか、大臣から見解をお願いします。
○城井委員 続きまして、労働時間管理の適正化についてお伺いします。  国土交通省の議論でも、労働時間等の記録様式について、適切に記載されていない事例等が見受けられること、労働時間の適切な管理について、陸上の事務所や使用者の責任の有無等が不明確であることが指摘されています。  ...全文を見る
○城井委員 続きまして、労働時間の範囲の明確化、見直しについてお伺いします。  国土交通省の議論でも、職住一体である船内における各種活動について、労働時間として取り扱うかどうか必ずしも統一的に取り扱われていないこと、操練や引継ぎ作業等については労働時間への算入や対価の支払いを要...全文を見る
○城井委員 時間が参りましたので質問を終わりたいと思いますが、あと、休暇の確実な確保についてもお伺いしようと思いましたが、時間がなくなりましたので、要望にとどめたいというふうに思います。  大臣からも今日お答えいただきましたように、陸上の貨物でも、そして海上の貨物でも、そこで働...全文を見る
○城井委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  趣旨の説明は、案文を朗読して代えさせていただきたいと存じます。     海事産業の基盤強化のための海上運送法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) ...全文を見る
04月23日第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○城井委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  趣旨の説明は、案文を朗読して代えさせていただきたいと存じます。     住宅の質の向上及び円滑な取引環境の整備のための長期優良住宅の普及の促進に関する法律等...全文を見る
05月14日第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○城井委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  趣旨の説明は、案文を朗読して代えさせていただきたいと存じます。     航空法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当た...全文を見る
05月19日第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○城井委員 立憲民主党の城井崇です。  今回は、赤羽国土交通大臣、田所法務副大臣、よろしくお願いいたします。  まず、新型コロナ対策について伺います。具体的には、三つの職種のワクチン優先接種についての現場要望をお伝えしながら、お尋ねをいたします。  一つは、タクシー運転手へ...全文を見る
○城井委員 タクシー運転手の命、健康をしっかり守るという取組を是非お願いしたいと思いますが、地域でタクシーの配置状況がまちまちなところもあります。対応ができる地域と、そして、そこまでタクシーがいなくて、自治体から請われてもなかなか難しいというところもございますので、そうした地域の...全文を見る
○城井委員 今大臣から御説明をいただいた国の方針については、理解をしているつもりです。ただ、一律の対応だけで本当に大丈夫だろうかと思うからこそ、現場のお声をお伝えさせていただいています。  特に、今ほどの海事関係者の件で申しますと、一点だけ確認をするとするならば、船員に対しての...全文を見る
○城井委員 新型コロナワクチンについては、国際的には、三月二十五日、船員と航空機の乗務員について、社会機能の維持として医療従事者と同様にワクチンの優先接種の対象となるよう、国際海事機関、IMO、国際労働機関、ILO、そして世界保健機関、WHOなどにおいて決議が行われ、さらに、四月...全文を見る
○城井委員 ここまで、エッセンシャルワーカーである公共交通、海事、港湾に関わる三つの業界労働者への優先接種の現場要望をお尋ねしてまいりました。  大臣からもございましたように、できる限り早期に国民に提供するための十分な数量の確保を目指すこと、そして、接種順位の上位に位置づけられ...全文を見る
○城井委員 円滑な船員交代については、国土交通省からも是非政府内で働きかけるべきだというふうに考えますが、国土交通省の対応について、大臣から、やりますというふうに言っていただけるでしょうか。
○城井委員 是非よろしくお願いしたいと思います。  船員交代に関しましては、令和二年十二月の国連総会決議や、ILO事務局で採択された決議による、グローバルな協力とMLCの完全実施など、世界的なコンセンサスが醸成をされています。  船員交代のための一時的な航路変更や交代可能な寄...全文を見る
○城井委員 労働組合からの定期的な申入れへの対応や懇話会の開催といった部分については、大変意義深いことだというふうに思っています。  その上でなんですが、大臣も今御答弁でもおっしゃられましたが、政策的な議論に特化してという部分を仮に理解するとしても、そのときに、例えば、港湾に関...全文を見る
○城井委員 年に二度の申入れに対する対応については真摯に行っていただいているというふうに私自身も思うわけでありますが、ただ、案件によっては、立場が異なり、対立を抱えたまま前に進んでいるというケースも間々ありますので、そこは決めつけをせずに、是非、現場の事情、立場がそれぞれに違うケ...全文を見る
○城井委員 生産性の向上は大変重要な部分だというふうに思っています。それを行っていく折に、関係者の理解、協力を得ることは当然のことだというふうにも思います。  大臣、そこでやはり重要だと思いますのは、雇用の公正な移行、そしてそこに対する支援。つまり、職場が小さく縮んでいったとき...全文を見る
○城井委員 大臣、この要望の中身は、今ほど大臣がおっしゃったまさに申入れ、過去に港湾関係の労働組合からも出された内容でありますので、その点は是非踏まえていただきたいと思います。今後設定される意見交換の場などでも、議論した内容を踏まえた政策の具体化の段階でも、十分に情報共有の上で進...全文を見る
○城井委員 先ほど御紹介した要望のもう一点、ダンピング防止の点について、一点、要望を申し上げておきたいと思います。  届け出た料金から、事後、料金を下げて事業を行う、いわゆるダンピングの防止という趣旨ではなく、荷主との協議を経て届け出たとされるそもそもの料金が事業遂行に影響を与...全文を見る
05月21日第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
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○城井委員 立憲民主党の城井崇です。  今回は、海上交通安全法改正案、特に、この法律案が既存の他の法律もある中で現場においてどのように運用されるかなどについて、赤羽国土交通大臣と奥島海上保安庁長官に順次質問をいたします。よろしくお願いいたします。  まず、異常気象等に伴う船舶...全文を見る
○城井委員 事故発生当時、同空港周辺海域においては、海上保安庁による錨泊自粛の行政指導により走錨に起因する事故防止対策を実施していたにもかかわらず、衝突事故が発生しました。このことに鑑み、国として行ってきた行政指導による錨泊自粛や湾外避難の推奨の効果をどのように評価していますか。...全文を見る
○城井委員 注意喚起等の行政指導がなかなか実効性に欠けていた、だからこそ法制化によって実効性を確保しよう、こうした狙いだという答弁だったかと思います。  その上で、一点、お伝えをというふうに思います。事故発生時の海上保安庁の動きなどについて、海事関係者から以下のような意見もあり...全文を見る
○城井委員 海上保安庁長官に加え、大臣からも丁寧に、今回の法案に対する思いと趣旨をお述べいただきました。また、海上保安庁長官からも、先ほど厳しい意見ということでお伝えをさせていただきましたが、そこを受け止めての決意についても聞かせていただいたところであります。私どもはしっかり受け...全文を見る
○城井委員 本改正案による対策と他の手段による対策との比較についてお尋ねいたしました。港則法と同様にということでの対応という趣旨での答弁と受け止めさせていただきました。  次に、適用海域について伺います。  令和元年から実施されている走錨事故防止対策では、対策が必要な四十五か...全文を見る
○城井委員 本改正案と既存の規制海域との関係について確認をさせていただきました。  続きまして、事故対策を実施している四十五か所の重要施設のうち、長崎空港、渥美火力発電所、志布志国家石油備蓄基地の三つの施設が海交法及び港則法の適用海域外にあります。両法の適用海域外にある重要施設...全文を見る
○城井委員 船舶の航行の数が少ないということでの取扱いということで、今の答弁で確認をさせていただきましたが、後段で触れていただきました、きちんと監視をしながら適切な対応をという点は大変重要だというふうに思いますので、その点は是非お願いしたいと思います。  続きまして、湾外避難等...全文を見る
○城井委員 新しいルールを実際に現場で運用する折には日本の船舶でも戸惑う部分があるというふうに推察をされますし、そのような声も届いております。外国船舶ならなおさらだと思います。十分な周知を図っていただくように引き続きお願いしたいと思います。  続きまして、平成二十八年の海交法改...全文を見る
○城井委員 非常災害時と異常災害時の関係について確認させていただきました。前者については災害発生後、後者については予防的対応ということで、明確な区切りを確認させていただいたところであります。  次に参ります。異常気象等のときにおける海上保安庁長官による港長権限の代行制度の創設に...全文を見る
○城井委員 続きまして、港則法第四十六条では、非常災害時において、平時は港長の職権とされている港内における錨泊制限、航行制限、移動命令等の権限の一部を海上保安庁長官が代行できることとし、指定港等における指揮命令の権限を海上保安庁長官に一本化しています。一方、本改正案では、異常気象...全文を見る
○城井委員 海上保安庁長官による港長権限の代行の条件について確認をさせていただきました。  続いてお伺いします。本改正案では、港長権限による港外退去の代行の対象となる異常気象等のときにおける湾外退去の勧告等は、制度上、東京湾以外にも伊勢湾、瀬戸内海で行われ得るというふうに考えま...全文を見る
○城井委員 管制の一元化が行われていない海域での法運用について、平時でのあらかじめの準備があるという趣旨での御答弁だったというふうに受け止めさせていただきました。ありがとうございます。  続きまして、協議会の設置についてお伺いいたします。  本改正案では、異常気象等のときにお...全文を見る
○城井委員 港に設置されている台風対策の協議会は基本的には港の内側、そして本改正に基づく協議会は広域という趣旨の御答弁を確認させていただきました。  次に参ります。協議会で協議が調った事項について、協議会の構成員に協議結果の尊重義務が課されますが、海上保安庁長官も含めて尊重義務...全文を見る
○城井委員 協議会の決定内容については海上保安庁長官も含めてということでの決定だということで確認させていただきました。  続きまして、バーチャル航路標識の緊急表示制度の創設について伺います。  バーチャル航路標識はAISを搭載した船舶しか確認することはできませんが、AISの搭...全文を見る
○城井委員 ユーザー負担ですとか無線免許の必要性などといった点を踏まえてということで、今すぐ拡大は考えていないという趣旨の御答弁だったかと思います。ただ、視認性の低下する異常気象等時における船舶交通の安全性の確保というのが目的ということかというふうに思いますので、現実をしっかり確...全文を見る
○城井委員 続きまして、現在、灯台周辺の草刈り等の清掃活動や航路標識の周知啓発等を行っているボランティア団体は三十団体ありますが、こうした団体は協力団体の指定を受けなくてもこれまでどおりの活動を行うことができるということでよろしいでしょうか。大臣の見解をお願いします。
○城井委員 協力団体の指定を受けないケースについて確認をさせていただきました。  最後に、航路標識協力団体の活動として、参観寄附金等を当該団体が徴収することは想定をされているか。また、航路標識協力団体の附帯業務として利益が見込まれる業務を実施することも想定されますが、どのような...全文を見る
○城井委員 終わります。ありがとうございました。
06月01日第204回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第4号
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○城井委員 立憲民主党の城井崇といいます。  今日は、貴重なお話をありがとうございました。深い絶望の中に希望の光が二つ、三つという印象で、今日のお話を伺わせていただきました。  お三方にそれぞれ伺いたいと思いますが、そんな状況を見ている若い世代が飛び込んでくれるかどうか、どう...全文を見る
○城井委員 それぞれに、ありがとうございました。  余り、やはり残された時間は少ない。今中央で頑張っていただいている方々に一騎当千的に頑張っていただきながら、その間に、先ほど原山参考人からいただいたように、面白い教育、面白い機会をいかに増やしていくかというところの努力、国会の方...全文を見る
12月15日第207回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○城井委員 立憲民主党の城井崇です。  岸田総理を始め大臣の皆様、よろしくお願いをいたします。  まず、総理に伺います。  新型コロナの自宅療養で亡くなった方の遺族会の皆さんとの面会、聞き取りの件についてでございます。  十三日の衆議院予算委員会、立憲民主党長妻昭委員の質...全文を見る
○城井委員 総理、サンプルでの検証を指示ということでありました。ありがとうございます。  今後、コロナ対策の検証作業の中でも、そうした御遺族や当事者の御家族の経験も踏まえて対応いただくように是非お願いしたいというふうに思います。  続きまして、困窮学生への対応について、総理と...全文を見る
○城井委員 運用での対応範囲ということの趣旨の御答弁だったと思いますが、これは知らないと手が届きませんので、周知の徹底を是非改めてお願いしたいと思いますし、今ほど文科大臣からお触れいただきましたように、家庭状況によってかなり差があるというふうに思いますので、この点も是非お願いした...全文を見る
○城井委員 住民税非課税世帯への支援の部分はテーブルにのりやすいんです。ただ、税金を納めて、保険料を支払って、教育費を自前で出して、介護のお金も工面した。そうすると、手取りが残らず、貯金もない。こういう御家庭が、手だてが足りないのではないかというふうに私は感じています。  そう...全文を見る
○城井委員 もう一点の問題を御指摘申し上げます。それは、意思決定の混乱です。  航空会社への要請について、国土交通省の事務連絡の内容については、国土交通省航空局が原因ということにされていますが、航空局に一日当たりの入国者数の決定過程について私から聞きましたところ、内閣官房副長官...全文を見る
○城井委員 邦人保護の観点にしても、航空会社との連携にしても、今ほど総理がおっしゃった関係大臣会合に情報を差し上げるタスクフォースが目が届いていなければ、そうしたことが関係大臣にも上がらないというふうに思うので、このタスクフォースにおける今ほど二つ申し上げた問題点について、是非対...全文を見る
○城井委員 総理、観光関連産業の現場では、もう既に人件費を限界まで削っていますし、借金をぎりぎりまで重ねています。彼らから要望を伺うときに、我々は忘れられた産業ではないかということまで口にせざるを得ないぐらいに追い込まれている状況だと。苦境に耐え切れず、人材の流出も始まっていると...全文を見る
○城井委員 財務大臣の認識は少し甘いと思っています。経営者の方々の方がシビアに見ていると思います。ほとんどの社員の給与を上げない形でもしメリットが得られるならば、この税制の仕組みを使うケース、あり得ると思います。  次に、もう一つ御指摘を申し上げます。  もう一つのケースは、...全文を見る
○城井委員 今回、控除割合が増えていますから、そこを含めての計算が立つのかどうかというのは、経営者はシビアに見てくるというふうに考えています。  もう二つ、御指摘申し上げます。  当該年度はないんですが、次の年度以降に心配なケースが二つあります。  一つは、外部発注を非正規...全文を見る
○城井委員 財務大臣、内製化した場合に、超えてくるケースは全くないとお考えですか。
○城井委員 給与総額が増える場合を想定してお伺いしているわけですが、今申した方法で給与総額が増えて対象に入るというケースがあるのかないのか、お答えください。
○城井委員 その次の年度に適用になるかどうかということを伺っているわけですが、今の話だと、入ってくるという認識でよろしいですかね。
○城井委員 もう一点、翌年度、次年度以降に関わるケースについて御指摘を申し上げます。  毎年小さな会社を経営統合して給与総額を増やすというケース、あるんじゃないか。継続する雇用者の給与総額が増える形で、毎年、先ほどの、四%を目指して、給与総額が増えるように、健全な企業、小さな企...全文を見る
○城井委員 その年度は、今の大臣の説明だと思います。私が心配しているのは、その次の年度です。  その次の年度は、もう既にその会社の中の人という計算になるはずですから、当然含まれて、給与総額は増えるという計算ですよね。
○城井委員 総理、お聞きのとおりでございます。  四つの、あえて抜け道というふうに表現しますが、このことで、本来は一人一人の給与を上げたい仕組みのはずなんですが、その趣旨が届かずに、もしかすると、給与総額やあるいは平均値は上がるかもしれない、でも、一人一人が上がっているか、処遇...全文を見る
○城井委員 総理、機運では困る。きちんと届かなきゃいけない。先ほどのように、かえって格差が広がる形や、処遇が改善されないのにルールをクリアしてしまうような抜け道を見逃していては、機運だけでは届かないというふうに思いますので、一人一人の賃金、給与が実質的に上がる仕組みとなるように取...全文を見る