城井崇

きいたかし

小選挙区(福岡県第十区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

城井崇の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第208回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○城井委員 立憲民主党の城井崇です。  質疑の機会をいただき、誠にありがとうございます。  早速質問に入ります。  オミクロン株による子供への感染拡大について、岸田総理に伺います。  子供への感染拡大に対応を強めなければならないというふうに思います。政府でも、例えば、一月...全文を見る
○城井委員 最新の科学的知見で臨機応変、是非お願いしたいというふうに思うんですが、今、昨日も今日もそうなんですが、各子供さんのいる御家庭でどんなことが起こっているか。特に感染前の御家庭、判断が難しいということを、たくさんお声が届いています、育児と家事と仕事の両立が難しいと。  ...全文を見る
○城井委員 基準は基準として示しながらですが、御家庭の、真剣に受け止めたときに、悩んでいるこの部分については、是非踏まえていただきたいということをお願いしたいと思います。  陽性の確認があったお子さんのお話や、また濃厚接触者になったケースの場合については、後ほど山井議員から同様...全文を見る
○城井委員 総理、確かにスタートは時限的だったんです。ところが、感染確認状況があり、延長したという経緯がありました。ですので、延長したという部分も含めて、時限的とは必ずしも言い難い。しっかり、どの状況の方でも申し込めるように、オンラインを含めての対応を是非御検討いただきたいという...全文を見る
○城井委員 今、全額国費でという答弁をいただきました。これは、地方創生臨時交付金を使うという意味ではなくて、先ほどの子育て世帯への特別給付について、その制度を見直して、その国費の中から支給する、こういう認識でよろしいですか。
○城井委員 もう一点、確認します。  一月二十四日の予算委員会で岸田総理からは、できるだけ早くということでございました。いつまでに検討、いつまでに実際に通知して、いつまでに届けるか、この点、お答えいただけますか。
○城井委員 御家庭の方々にもめどが立つ形で、早い段階での日程のお示しをいただきたいということをお願いしたいと思います。  もう一点、伺います。  給付金を返還すべき、子供を養育していない元配偶者への対応、正式な仕組みで渡したものですから取り返しは難しいという議論があるのは承知...全文を見る
○城井委員 今、山際大臣もよくお分かりでおっしゃったと思うんですが、法的な、仕組みの部分では確かにそのような部分もあるかもしれない。でも、じゃ、その渡された給付金が、子供のために、子供の支援のために使うといって渡したお金を子供を育てていない方に渡して、これで目的を達したと言えるの...全文を見る
○城井委員 渡すべきでない方に渡してしまったというのは、急いだからといって使った児童手当の仕組み、これで抜けていたという意味で、国の仕組みのミスなんです。国の仕組みのミスは、国がちゃんと手当てしないと駄目です、大臣、総理。  ですので、先ほどの、届いていない子供に給付金を全員届...全文を見る
○城井委員 あと二つ、確認をと思います。  一つは、高校生の申請手続について。もしかして同じ問題が起こるんじゃないかという指摘があります。この点、いかがでしょうか。
○城井委員 もう一点、確認をいたしたいと思います。  今のままですと里親の御家庭にも影響があると、実際に里子さんを預かっていらっしゃる里親さんから伺いました。実の親と里親では、実の親に給付金が行く仕組みになっているということでした。実の親からの手続があれば、里親の元におられる子...全文を見る
○城井委員 今回受け取れなかった御家庭は、今の離婚の世帯やあるいは里親さんの場合もありましたし、あと、たまたま昨年九月に拘置所に入っていた親御さん方、その間だけ児童手当が停止していた、こんなふうなケースもあったりしました。ですので、様々ケースがあると思いますので、せっかく制度の手...全文を見る
○城井委員 幅広く検討する例ということで今総理から答弁がございましたが、必ずしも具体的ではないなということを、今お聞きしながら感じております。  子供関連の予算を思い切って倍増していかなければならないと、昨年秋の自民党総裁選挙で岸田総理は明言をされました。この子供、子育ての支援...全文を見る
○城井委員 こども家庭庁で取りまとめ、期限、規模というところは今明言はなく、でも将来的には倍増という話でした。  今の答弁ですと、ここでの倍増発言もまたイメージだけかなというふうに聞こえてしまう。期限、規模がなかなか区切れないという点では、総理、ここもやはり、言ったけれどもなか...全文を見る
○城井委員 総理、今の財務大臣の答弁をお聞きいただいて、お感じいただけますでしょうか。  コロナ対策といいながら、目的にも概要にも、どうコロナ対策になるかということは書いていない。今までと同じ内容のものがそのまままかり通っている。私どもの確認では八十九事業ということでしたが、そ...全文を見る
○城井委員 八十九事業、改めて予算委員会の場でもお示ししながら、この件は議論したいと思います。  次に参ります。雇用調整助成金の不正受給について伺います。  事実と異なる雇用調整助成金の支給申請などを行うとして合計九千六百七十三万円を不正受給している実態が、会計検査院が抽出を...全文を見る
○城井委員 今の未返還四十三件の金額をお示しいただけますか。
○城井委員 不正受給の三分の一が未回収ということであります。徹して取り組んでいただきたいということをお願いしたいと思います。手続の簡素化は大事だったというふうに思うんです。でも、不正が見つけにくいということでは本末転倒。その点も含めてのお取組をお願いしたいと思います。  GoT...全文を見る
○城井委員 大臣、二千百五十三万円、特定できたのは二百十万円で十分の一、さらに返還がかなったのはその十分の一弱の十四万円ということでありました。これじゃお話にならないと思いますので、引き続き、今後の様々な審査の見直しもあると思いますが、まず目の前のこの不正受給、コロナ対策について...全文を見る
○城井委員 大臣、いつまでに公表いただけますか。
○城井委員 持続化給付金の不正受給についても対応状況を確認させてください。  会計検査院によりますと、中小企業庁は令和三年九月までに、五百九十一件、給付額にして五億八千九百五十八万円を不正受給と認定しました。この時点で、返還金の一部又は全部が国庫に納付されていないものは二百二十...全文を見る
○城井委員 貴重な税金からの支援でございますので、この未納分の、今の、特に締切りを過ぎているものを含めての一億九千万円、しっかり対応いただきたいということを改めてお願いしたいと思います。  次に、特別定額給付金、国民全員十万円の給付でありました、これについて総理に伺います。 ...全文を見る
○城井委員 続きまして、教育データ利活用ロードマップについて伺いたいと思います。  岸田内閣の教育のデジタル化のミッションは、誰もが、いつでもどこからでも、誰とでも、自分らしく学べる社会と掲げています。ただ、これを実現するために示したロードマップの内容が検討不十分だと御指摘申し...全文を見る
○城井委員 この件は、まだまだ心配、懸念がたくさんありますので、改めてただしたいと思います。  最後に、総理に、発展途上国のワクチン確保への日本外交の役割について伺いたいと思います。  人間の命、生活、尊厳に対する脅威から人々を守ることを最優先する人間の安全保障の考え方は、我...全文を見る
○城井委員 終わります。ありがとうございました。
01月31日第208回国会 衆議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○城井委員 立憲民主党の城井崇です。  岸田総理を始め大臣の皆様、引き続きよろしくお願いしたいと思います。  まず、追加で通告を一問申し上げました。総理にお聞きしたいと思います。  週末の経済産業大臣の発言の報道がございまして、ガソリン税を下げるトリガー条項の凍結解除発動と...全文を見る
○城井委員 今現在は考えていない、あらゆる選択肢は排除しないといった答弁だったかと思います。  立憲民主党を始め野党からも、このトリガー条項の凍結解除については既に提案済みであります。北国はもちろんのこと、国民の関心が大変高いものですから、この一問を聞かせていただきました。 ...全文を見る
○城井委員 たくさん御説明をありがとうございました。  聞きたいのは一つ。防衛大臣、今の御説明で、第一撃を日本が担う可能性があるか、それを含むか、この一点をお答えください。含むか含まないか。お願いします。
○城井委員 議論の前提を確認させていただきました。引き続き、この点は予算委員会でも私どもから議論させていただきたいと思います。  続きまして、新型コロナの濃厚接触者の待機期間について岸田総理にお伺いいたします。  先ほども少し同僚議員との議論がございました。十日から七日間に短...全文を見る
○城井委員 では、具体的にどうしたらいいかということです。  ばらばらでやっていくと、では、国民の側に、あるいは自治体の側に結局丸投げすることになるのではないかと思うわけですが、この点、もう一回教えていただけますか。
○城井委員 今、政府が示している目安でこの混乱が起きているというのが問題だということで申し上げているわけです。だからこそ総理に、ここはこの基準でということをきちっと示していただきたい。今の目安では足りないということを申し上げたいんです。  なぜこんなことを申しているかといいます...全文を見る
○城井委員 今回政府が七日間と言ったのは、社会の機能を維持するための妥協点ということで、我々も受け止めねばならぬなというふうには思うんです。ただ、それを運用していくに当たっての今ほどの指摘です。  ですので、それが、ある意味で地域の運用が異なりますと、国民の混乱が広がるようじゃ...全文を見る
○城井委員 既に学校現場でも、職員室の隣の先生が一年間で三回替わったというふうな事例まで出てきています。教員不足は相当に深刻でありますので、今ほどの手だてだけで足りるか、厳しいところがあるというふうに思いますので、引き続きの対応の拡充検討をお願いしたいということを申し上げたいと思...全文を見る
○城井委員 今回の政府案は、例えば、五千万円の売上げ減があった企業に百万円しか届かない、持続化給付金のときよりも規模が小さくなってしまうという残念な状況にあるということをお伝えせねばなりません。  様々な、重層的なというんですが、昨年に比べると、今年、その前と比べても、中小企業...全文を見る
○城井委員 総理、事務局の担当者次第で不当な不備ループに陥っているケースがあるものですから、今総理からも、大臣に言ったら直させるというふうに言っていただきましたので、経済産業大臣に具体的にお伝えをして、是非改善を促してまいりたいと思いますので、総理からも御指示をお願いしたいと思い...全文を見る
○城井委員 今回のことについての再発防止策として、複数者によるチェック体制の強化ですとか、あるいは、幹部職員から一般職員までの意識づけの強化などが挙げられています。でも、こうしたことも含めて、ふだんから、総理、できていないとおかしい内容ですし、わざわざ言う話でもないというふうに思...全文を見る
○城井委員 この点、しっかり引き締めてお取り組みいただきたいということを改めて申し上げたいと思います。  次に、国の統計の改ざんについて、特に国土交通省の建設統計改ざんについてお伺いいたします。  統計は社会を映す鏡です。しかし、今回、ゆがめられてしまいました。そして、ゆがん...全文を見る
○城井委員 その上で、GDPの再算定についてはお約束いただきたいということを申し上げているわけであります。総理、お約束いただけますか。
○城井委員 遡及改定を否定しているわけじゃないんです。ちゃんと、できる限り復元した上で、そこに連なるものは、数字は計算し直しましょうね。我々も本当に軽微だったか確認したいんです、目の前で。だからこそ、GDPの再算定まで含めてきちっと、これだけ軽微だったですよというのをちゃんと示し...全文を見る
○城井委員 総理、最後に一言お願いします。GDPの再算定、是非お願いします。
○城井委員 時間が参りましたので終わります。またやります。ありがとうございました。
02月10日第208回国会 衆議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○城井委員 立憲民主党の城井崇です。  本日も、各大臣の皆様、よろしくお願いいたします。  まず、経済安全保障法案担当者の更迭について、官房長官に一問だけ確認をさせてください。立憲民主党、渡辺周議員からの問いで随分お答えいただきましたので、一点だけ、改めての確認をと思います。...全文を見る
○城井委員 官房長官、せめて、法案提出前なのか、この衆議院での予算審議のさなかなのか。少なくとも、この予算も経済安全保障関連法案と連動する予算でありますから、予算審議中には当然示す、調査結果を示すということで明言をいただけますか。
○城井委員 この点、我が党を含めて、引き続き厳しくただしてまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。  官房長官、お仕事がありましょうから、御退席をどうぞされてください。  それでは、次に参ります。  次に、政治資金の問題について、二之湯国務大臣にお伺いをい...全文を見る
○城井委員 配っているのはそのとおりということでございました。  では、今ほどの二之湯大臣の御本人の部分についても前段で触れていただきましたが、平成二十八年の、御自身が、二之湯大臣が立候補された参議院選挙に当たって、自民党京都府連経由で自治体議員にお金を配りましたか。
○城井委員 今、二之湯大臣が配っていたというふうに答弁いただいた、その平成二十八年のお金については、政治資金収支報告書を私も確認をいたしまして、恐らくこれのことかと思いますが、平成二十八年の参議院選挙、これは七月でしたが、その前、平成二十八年四月二十七日付の、自民党京都府連に、二...全文を見る
○城井委員 使い道は党勢拡大ということでしたが、ただ、参議院選挙の直前の時期の支出であるという点は指摘しておきたいと思います。  その上で、大臣、この支出、府連への交付金支出は、この九百六十万円という規模、毎年の支出ですか。
○城井委員 大臣、今御答弁いただきましたように、実は、この前後の年は、京都府連への交付金支出は、平成二十七年は二百六十万円、平成二十九年はゼロ円でした。ですので、この平成二十八年の九百六十万円は明らかに突出した支出だという点を御指摘申し上げたいと思います。  では、なぜこの年だ...全文を見る
○城井委員 なぜ御自身の、二之湯大臣の立候補される参議院選挙の前だけこんなに金額が多かったかというのが、今の御説明だと分からないんです。毎年協力をしているということならば、理由になるかもしれない。この直前に、李下に冠を正さずという言葉もあります、この選挙の直前に九百六十万円、この...全文を見る
○城井委員 あと幾つか伺おうと思いますが、大臣、今回のこの九百六十万円の支出は、御自身からの申出ですか。それとも、自民党京都府連のシステムや仕組みに基づいて出されたものですか。つまり、参議院選挙前に京都府連から何らか指示があってこれを出してくださいという話だったのか、この点を確認...全文を見る
○城井委員 個人の判断ということでございましたが、今回、報道の中でも一つのポイントになっているのは、こうした仕組みがあるというのを書いてある引継書があるかないか、こういう話になっております。  そこで、伺います。  二之湯大臣が前回出馬をされた平成二十八年の選挙の前、二年前ぐ...全文を見る
○城井委員 まだ聞いていないんですが、今伺いたかったのは、では、その府連会長当時に事務局長は替わられましたか。あるいは、府連会長を退いて次の会長に替わるときに事務局長の引継ぎがありましたか。
○城井委員 その当時の引継ぎの段階ということなんですが、引継書を作成されたとされる当時の府連の事務局長から当時の二之湯府連会長に、引継ぎについての相談があったかなかったか、この点をお願いします。
○城井委員 今の点は重要な御答弁だと思いますので、また議事録精査をいたしたいと思います。  さて、ここまで、自民党京都府連所属の二之湯大臣に事実確認をまず申し上げました。伺う限り、実態はまだ明らかではないというふうに感じています。  二〇一九年の参議院選挙でも、昨年の衆議院選...全文を見る
○城井委員 それはおかしいですね。  私も公開情報を丹念に調べてみました。過去に、評価は様々ありますが、事業仕分という政府の取組がございまして、その中で、各国家試験を作成している作成主体もその事業仕分での聞き取り対象になっていて、その中で幾つか、国家試験をどのように作っているか...全文を見る
○城井委員 いわゆる予備問題の存在は、あるということでよろしいですか。
○城井委員 予備問題はあるが、レベルの調整を含めて準備が十分ではないから使えないんだ、こういう認識ですか。
○城井委員 それでは、大臣、二〇一四年に追加試験を実施したときの問題はどうやって確保したんですか。
○城井委員 やりくりでは説明が全く分からないわけですが。  今、大学入学共通テストと比較をおっしゃいました。確かに、機会の確保とそして試験の公平性の確保というのを両立するのは難しい。我々からも、特例追試験をやった場合に公平性は大丈夫か、こういう議論はしました。  ただ、あれは...全文を見る
○城井委員 新型コロナのコロナ禍ど真ん中、緊急事態宣言のときにもできていないというのも問題なんです。  そもそもが、今ほど職業資格のということをおっしゃいましたが、今回機会を奪われることで、就職内定の取消しですとか、実際に人材が足りない医療、介護現場で、来てもらえるはずの人が奪...全文を見る
○城井委員 二〇一四年は災害を理由にというのは、これまでの過去の国会答弁もありますので、ここは言い逃れができないというふうに思いますよ。  大臣、今回、私も二、三歩踏み込んで申し上げているのは、やはり、受験と感染の二重のストレスで今回の受験生はさらされたわけです。そして、この二...全文を見る
○城井委員 感染がこれだけ拡大して、若い人たちにも広がっていて、表に出かけずに受験勉強を頑張ってという学生さんに、感染があったから、はい駄目です、一年待ちなさいというふうに政府は背中を押してしまうんでしょうか。予備問題もある、過去の蓄積もある、ぎりぎりまで努力して、三月追試験、是...全文を見る
○城井委員 残念です。やらない言い訳ではなくて、やるための工夫と努力の答弁が欲しかったです。この件は引き続きまたお伺いしてまいりたいと思います。  続きまして、公共事業の総合評価落札方式における、賃上げを実施する企業に対する加点措置についてお伺いしたいと思います。  パネルと...全文を見る
○城井委員 業界関係者に対するプレッシャーは相当のものですよ。今、都道府県からも通達が出始めているところでありますが、これはしっかり見直していただかなきゃいけない。  もう一点、御指摘を申し上げます。  今回の仕組みでは、過去の努力に対する評価が微妙だというふうに感じています...全文を見る
○城井委員 過去分の配慮がないとやはり不公平という指摘は逃れないというふうに思います。  もう一点、伺います。  この仕組み、いつまで続けるかも問題です。  日本建設業連合会からは、経営計画の策定に関わるため、次年度以降の具体的な方針を明らかにしてほしいという要望があります...全文を見る
○城井委員 一点、国交大臣に伺います。  日本建設業連合会から、仮にこの仕組みを導入するのであれば、賃上げの原資確保や更なる適正利潤の確保に向けた国の施策として、設計労務単価、現場管理費、一般管理費などの引上げ、これに伴う調査基準価格の引上げが必要、また、民間工事を含めた対応が...全文を見る
○城井委員 賃上げ自体はいいんです。でも、課題がたくさんあります。拙速な導入をせずに、是非見直しをお願いしたいと思います。  総務大臣、若宮大臣、次の機会にまた質疑をさせてください。  ありがとうございました。
02月17日第208回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
議事録を見る
○城井分科員 立憲民主党の城井崇です。  分科会でも質疑の機会をいただき、ありがとうございます。  金子総務大臣、黄川田内閣府副大臣、赤池内閣府副大臣、渡辺国土交通副大臣におかれては、今日は質疑でお世話になります。よろしくお願いしたいと思います。  それでは、質問に入ります...全文を見る
○城井分科員 大臣御説明いただきましたように、個々の状況によっての判断というところを仮に理解をしたとして、では、二つお伺いしたいんですが、一つは、今回の件、特に、改善のチャンスが何度もあったのに隠蔽があった、隠蔽を続けたという点について、大臣はそのように認識をされているかどうか、...全文を見る
○城井分科員 大臣、そういうのを隠蔽と呼ぶのではないかということを確認したいわけです。  つまり、国土交通省の担当責任者が会議の場で何人か集っていて、話をして、最終的にそこで気がついたのに、意図的に伏せたわけです。そのことを隠蔽と呼ぶのではないか、そこで担当者の意図が働いている...全文を見る
○城井分科員 委員会での精査を待つという御答弁でございました。  もう一つ私が申し上げたかったのは、先ほどの六十条二号の解釈と申しますか、法令の部分にも触れていただきましたが、そこに照らして、今回の事案はやはり抵触するのではないか。その場合に、そのことに、先ほどの委員会での結果...全文を見る
○城井分科員 続いて、公文書管理に係る不正についてもお伺いしたいと思います。  業者が提出する調査票は、公文書管理法上の行政文書ファイル管理簿に記載する必要があります。しかし、今回のこの一件で、国土交通省は、調査票をファイル登録せず、保存期間が過ぎて調査票を廃棄する際にも、公文...全文を見る
○城井分科員 公文書管理法七条、八条の違反ということで、副大臣から明言をいただきました。おっしゃるとおりだというふうに思っています。各府省に対しての対応を取っていただいている点については評価をしたいというふうに思います。  ただ、今回の公文書管理法そのものには罰則規定がない状況...全文を見る
○城井分科員 やはりこの手の違法行為は、捜査機関の個々の判断に最終的に至るまでの手前で、気がついた役所がきちんと捜査機関に情報提供するというのが筋だというふうに考えますので、今日御指摘を申し上げた三点の法律違反の疑いの部分については、是非各省で取組をいただきたいということを改めて...全文を見る
○城井分科員 民間金融機関ですので、経営判断でというのは十二分に理解をした上で、今回の話をしております。  総務大臣に二つ申し上げますと、一つは、ゆうちょ銀行は民間の会社ですが、国の関与がまだまだ大きい会社でもあります。ですので、国からどのようなお声がけがあるかというのはとても...全文を見る
○城井分科員 ITを使った遠隔点呼なども何とか進められるように、国の方からも目配りいただいているよという現場の声は伺っております。  もう一点お伺いしたいと思います。  管理職のみならず、タクシー運転手の確保にも相当な御苦労があるというふうに現場から聞いています。ドライバー確...全文を見る
○城井分科員 地域の公共交通としてのタクシーの人員確保についてお聞きをいたしました。  地域の末端の交通は、移動の保障という観点からして、毛細血管の役割を果たしているというふうに例えていいというふうに思っています。極めて公共性が高い。  ただ、この間も様々な政策の議論で、移動...全文を見る
○城井分科員 北九州空港の航空貨物拠点化に向けては、これまでに国が整備をした九州唯一の大型貨物機専門エプロンに加え、隣接する大型エプロンも活用して、貨物機の二機同時駐機と荷役対応が可能となるよう、改めて拡充整備を是非お願いしたいというふうに思っています。  また、海上空港の特性...全文を見る
○城井分科員 洋上ウィンドファームの建設にはSEP船等の特殊作業船が不可欠であり、その作業船の基地港湾周辺への集積により、洋上ウィンドファーム建設の工期短縮や経費削減につながります。作業船基地形成に必要な手続や整備等の支援をすべきと考えますが、国土交通省の見解をお願いします。
○城井分科員 SEP船については、保険などをきちんと整えている地元の船を使うべきだという声が現場からございます。どうしても建設業者のグループを使うといって地元が外されるケースがありまして、完成後の維持管理が心配だ、そうした声はリアリティーがあるというふうに思っています。国からも是...全文を見る
○城井分科員 続きまして、北九州港及び関門航路の整備促進について、短く伺いたいと思います。  これまでにも、北九州港は関門航路と一体となり、年間約四十七万TEUを取り扱うコンテナターミナル、西日本最大のフェリー基地などの物流拠点機能を生かして、西日本地域の産業を支えています。 ...全文を見る
○城井分科員 時間が参りましたので、最後に短く一言だけお伺いをと思います。  北九州市における区域区分の見直しであります。  これまでも、土砂災害などの危険のある斜面住宅地について、いわゆる市街化区域から市街化調整区域へ見直す取組を全国に先駆けて北九州市では進めています。ただ...全文を見る
○城井分科員 終わります。ありがとうございました。
02月18日第208回国会 衆議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○城井委員 立憲民主党の城井崇です。  岸田総理大臣並びに各大臣の皆様、今日もよろしくお願いをいたします。  まず、経済安保法案担当者の更迭についてお伺いをいたしたいと思います。  藤井敏彦前経済安全保障法制準備室長につきまして、御本人をこの予算委員会の場に参考人としてお呼...全文を見る
○城井委員 届出を提出せず、事前に相談がなかったという点について今答弁がありました。  併せてお伺いいたしたいと思いますが、公務員の兼業制限への抵触はなかったんでしょうか。併せて守秘義務違反を犯した部分はなかったか。この二つについて確認をしたいと思います。官房長官、お願いします...全文を見る
○城井委員 随分調査に時間がかかっている印象であります。  もう一点お伺いいたしたいと思います。  国家公務員倫理法にある、課長補佐級以上の職員が五千円を超える報酬を得る場合には、贈与等報告書を提出する必要があります。この点に抵触をしていたか。かなりの回数の外部講演を行い、講...全文を見る
○城井委員 官房長官、これは調べればすぐ分かることだというふうに思います。  既にこれは、今日初めて指摘をした内容ではございませんし、この間、一週間、何をやっていたのかということは強く申し上げなければならないと思います。  もう一点伺います。  二月十日の衆議院予算委員会で...全文を見る
○城井委員 断片的な情報は差し控えるということでありますが、官房長官、今日午前中の質疑での、法案への影響は随分とたくさんしゃべっていた、影響についての答弁はかなり雄弁にお答えになっていたということと、今の、調査中、差し控えるというのは少々差が過ぎるというふうに思います。情報がない...全文を見る
○城井委員 御質問にお答えいただきたいんですが。  今のは、法令に照らしてどうかという先ほどの質問とは違いまして、対外的な意見発表というのが何だったのか、それが、ビジネススクールで講演をしたりあるいは指導したりといったことで報酬を得ていた、これが対外的な意見発表ですかということ...全文を見る
○城井委員 官房長官、それは次の問いでして、一つ前の分の、今、更問いで内容の確認を申し上げておりました。  併せての問いを起こしたいというふうに思いますが、この対外的な意見発表というのが一体何だったのかということをまず確認したい。そして、今ほど官房長官は差し控えられましたが、相...全文を見る
○城井委員 そこを差し控えると、ここで、我々が国会で確認をせねばならない内容が確認できないんです。国民の前で明らかにすべきは、藤井氏の今回の言動に関わる、国家の安全保障に関わる事態があったかなかったか、このことを確認せねばなりません。  藤井氏が行った対外的な意見発表、つまり、...全文を見る
○城井委員 また調査中で差し控えられてしまいますと前に進むことができませんが、もう一点だけ伺いますよ、官房長官。  相手方との関係という、先ほどの官房長官答弁がありました。ここは極めて重要だと思います。藤井氏が行った対外的な意見発表を聞いたり、あるいは指導を受けたりしたビジネス...全文を見る
○城井委員 断片とおっしゃいますが、細部に真実が宿るわけであります。ここをお答えいただかなければ、今回の件は大丈夫だというふうに国会からは判断ができないわけであります。  藤井氏が関わっているビジネススクールが昨年十一月に発行したニューズレターがあります。これによりますと、少な...全文を見る
○城井委員 ここ、参加企業との関係は極めて重要です。  このビジネススクールの仕組みでは、講師のポストに合わせてゼミの参加企業が変わってくる、こうした仕組みになっておりました。利害関係企業が講師のポストごとに集うんです。防衛装備庁のポストのときには防衛関連企業が集い、経済安全保...全文を見る
○城井委員 調査範囲がどんどん広くなっておりますが、真実が宿る細部がなかなかお答えいただけません。  もう一つ、伺います。  藤井氏が、経済安全保障法制の原案を作っている間、ビジネススクールの参加企業やメディア関係者なども含めて、誰と接触をしたか、この確認も今回の調査では大変...全文を見る
○城井委員 誰と接触していたかは非常に重要です。藤井氏が、役所で、ビジネススクール参加企業の人と個別に会っていたという情報もあります。セキュリティーが最も固くなければならないはずの国家安全保障局で利害関係企業との面会があったならば、当然政府は、政府の内部情報や国家機密の情報漏えい...全文を見る
○城井委員 もう一点伺います。  この行動履歴の確認は大事です。藤井氏がメディア関係者と会った際に使ったタクシーチケットが問題になっています。官房指定のものを私的利用したのか、誰かからもらったものを使ったのか、この点を把握していますか。官房長官、お答えください。
○城井委員 委員長に申し上げます。  今ほどのこれらの面会記録、そして利用履歴、運行履歴、これを政府から予算委員会に即刻提出いただくように委員長からお取り計らいを願います。
○城井委員 さて、岸田総理、今、私はこれだけは確認せねばということで聞いた話で、調査中、差し控えるということを全部で十一回いただきまして、これでは真実が分からない、大丈夫だと判断できない、材料がない、足がかりがいただけていない、このように感じます。  このやり取りを踏まえまして...全文を見る
○城井委員 ここまで政府による調査内容をただしてまいりましたが、官房長官からの答弁では、少なくとも十一項目も確認ができないということでは、これは、よく分かりましたにはなりません。  やはりここは、当事者たる藤井氏御本人の話を聞かなければ、情報漏えいなど国家の安全に関わる懸念は拭...全文を見る
○城井委員 あわせて、本日指摘した点も含めてでありますが、今回の藤井氏の事案の経済安全保障法案への影響の有無について、政府から書面で予算委員会に報告をいただきたい。今回の答弁では、十一項目も答えていただいていないので、不十分だという認識であります。  この二点、委員長、お取り計...全文を見る
○城井委員 それでは、ここで官房長官、お仕事がありましょうから、御退席をお願いします。  続きまして、新型コロナ対策並びにワクチン接種についてお伺いいたします。  昨日夕刻、蔓延防止等重点措置の取扱いの政府決定後の岸田総理大臣からの記者会見がございました。この内容について、二...全文を見る
○城井委員 ポイントは、確実な検査の徹底だというふうに思っています。午前中にも二万人枠というふうな与党議員から発言もございましたが、早め早めにやはり関係者に示していけるように、体制の拡充整備、お願いしたいというふうに思います。  さて、もう一点の医療提供体制についてであります。...全文を見る
○城井委員 総理、最悪の想定ということでしたら、是非、入院できずに亡くなってしまった高齢者や、そして高齢者施設で亡くなった方々について思いを致していただきたい。  ポイントは、急変したときに医療にアクセスできずに亡くなってしまっているというところなんです。病院のベッドまでたどり...全文を見る
○城井委員 最後に、中小規模の観光関連産業支援について総理に伺います。  パネルと資料を御覧ください。  午前中の質疑では、GoToキャンペーンなど需要喚起策の議論がございました。しかし、実際には、この二年間、GoToキャンペーンをほとんど動かせなかったというのが現実でありま...全文を見る
○城井委員 二年たっても悲鳴が聞こえる観光関連産業です。是非、具体的な手だてを増やしていただくようにお願い申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
03月30日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
議事録を見る
○城井委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  趣旨の説明は、案文を朗読して代えさせていただきたいと存じます。     所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決...全文を見る
04月01日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
議事録を見る
○城井委員 立憲民主党の城井崇です。  斉藤大臣、今回もよろしくお願いいたします。  まず、建築工事費調査に関する統計委員会への報告について大臣に伺います。  基幹統計であります建築工事費調査の調査票の配付が当初予定である令和三年一月よりも遅れているということが判明をいたし...全文を見る
○城井委員 確認途中での発覚ということでございました。業務過多そしてマネジメントの不備という趣旨だったかと存じます。  ただ、今回のタスクフォースでの議論もそうなんですが、そもそもこの調査日程の管理がどのように行われていたのかというのが、どうにも解せない。通常のルーティンの仕事...全文を見る
○城井委員 リスト化に時間がかかったという答弁でございました。  いつもよりも仕事が増えたならば、当然、そこにもう一人充ててということを、体制増強するというのが、政務三役、上司としての監督責任ではないかというふうに考えます。相談も不十分ということであるならば、なおさらです。 ...全文を見る
○城井委員 その際に、今後の取組の変更後のスケジュールがどうなるかという点を、もう一点、確認したいと思います。  調査対象となる企業にとっては、調査期間そのものが短縮ということになります。大きな負担になるというふうに考えます。どのように配慮をするのか、大臣、お願いします。
○城井委員 取組設計の変更をすると、恐らくは六月あたりからの調査スタートになるのではないかというふうに想像いたします。九月の締切りを変えないならば、かなり短期での取組になると思いますので、十分な配慮をお願いしたいというふうに思います。  次に参ります。  原油高騰に対する航空...全文を見る
○城井委員 大臣、別の形の支援、航空、空港支援パッケージなどが動いているのは承知をしています。ただ、あれは、二年以上長引くコロナ禍の需要減に対する影響を前提としながら組んだ支援のはずでございますので、そのときには燃料がここまで上がるとはということは想定に入っていなかったというふう...全文を見る
○城井委員 是非、現場に寄り添った支援をお願いしたいと思います。  次に参ります。  持続可能な地域公共交通の在り方について伺います。  地域公共交通については、先ほども他の委員からの質問で議論があったところでございますが、コロナ禍を理由にした地方鉄道の廃線など見直しを視野...全文を見る
○城井委員 鉄道は文化、胸に刻みました。ありがとうございます。  そこで、伺います。  地方公共交通の担い手はたくさんありますが、今日は二つ、地方鉄道とタクシーについて伺いたいと思いますが、まず鉄道です。  事業者にとっての採算は、鉄道を評価する視点のごく一部にすぎないと思...全文を見る
○城井委員 今、大臣が答弁でおっしゃっていただいた二月から始まった検討会、報道にこんなふうに載りました。コロナを理由に地方路線の廃止の議論を開始した、こういう報道でございました。  大臣の今おっしゃった部分、現実に対して持続可能性を追求するためのということで趣旨をおっしゃったと...全文を見る
○城井委員 ここまで、持続可能な公共交通をつくるには、鉄道事業者の二つの側面、一つは民間企業という面、そして社会インフラとしての公の性質の持つ面ということに着目しながら質問しました。  ただ、これまでの日本での取組は、鉄道への公的資金の投入は基本的にありませんでした。新幹線以外...全文を見る
○城井委員 とりわけに財政面での支援を含めてのお取組を、是非お願いしたいというふうに思います。  次に参ります。  地方公共交通の担い手としてのタクシーへの支援について伺います。通告二も、一括で伺いたいと思います。  公共性という点では、このタクシーも大きく関わってきます。...全文を見る
○城井委員 そうした既存の支援策を受けつつの中での現場の声ということでお伝えいたしました。是非、受け止めていただいての改善をお願いしたいと思います。  次に、公共工事の設計労務単価について伺います。  公共工事の設計労務単価は、現場の実勢調査を踏まえて賃金として労働者に支払わ...全文を見る
○城井委員 最後に、銀行の不動産仲介業参入及び保有不動産の賃貸の自由化について伺います。  高い知名度、豊富な情報量を持つ銀行に不動産仲介業を認めると、業界の八割以上を占める地域の中小宅建業者は大打撃を受けるというふうに考えます。国策である地方創生の流れにも大きく逆行します。 ...全文を見る
○城井委員 終わります。ありがとうございました。     〔委員長退席、塚田委員長代理着席〕
04月15日第208回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
議事録を見る
○城井委員 立憲民主党の城井崇です。  久しぶりに文部科学委員会での質疑の機会をいただきます。委員長、理事、委員各位の御配慮に感謝を申し上げたいと思っています。  今日は、末松文部科学大臣、そして小寺内閣府大臣政務官、防災担当ということで、よろしくお願いしたいと思います。 ...全文を見る
○城井委員 極めて前向きな答弁をいただけたと思っています。ありがとうございます。  実際に、宗教施設は、ふだんから人が集まる場所ということで、バリアフリーなどを含めて、かなり目配りが利いているケースがとても多くあると思っています。実際に、自治体がなかなか目を配りにくい福祉避難所...全文を見る
○城井委員 続きまして、二つ目の子供からの声です。  飛び級ができる仕組み、あるいは、逆に戻れる逆飛び級の仕組みはできないか。日本の教育は平均に合わせているため、もっとやりたい子が能力を伸ばすための仕組みや、もっとゆっくり勉強したい子に合わせる仕組みになっていない。例えば、その...全文を見る
○城井委員 学びの速い子、遅い子がいるところにどう寄り添ってくれるかというのを子供たちが見ているという意見だったかなというふうに思いまして、今の御質問をさせてもらいました。  三つ目の御意見です。スクラッチという新しいソフトを学校で使っており、いろいろな人や新しい人に出会うので...全文を見る
○城井委員 最後に、四つ目の声です。一言でございます。ランドセルが重い。これは、なかなかいろいろな問題をはらんでいると思いますが、大臣、どうお答えになりますか。
○城井委員 ありがとうございました。  この一つ一つの声は、現在の文部科学省や教育委員会や学校の取組を見ていての子供たちからの声だというのが重要だというふうに思っています。こうした子供たちの声を踏まえながら、今後も、子供の意見表明権の確保、そして意見の尊重に向けて、文部科学省と...全文を見る
○城井委員 実際に厳しい状況だというふうに思いますし、その厳しさが増しているのではないかという手応えであります。特に、今年度の方が教員不足は厳しいんじゃないか。例えば東京都内でも、昨年度はなかったけれども、今年度、さらに、担任が配置できないケースがあちこちであってというのが現場で...全文を見る
○城井委員 今の社会人特別免許状について、大臣、前向きな御答弁があったかと思うんですが、ここを少し、優遇策までは言わないんですが、それを取りやすい、薦めやすい、授与しやすい環境づくりが必要なのではないかというふうに考えます。  特に、今、小学校での教員が足りませんが、仮に、社会...全文を見る
○城井委員 今、審査基準の緩和ということにも言及いただきましたが、今準備ができている文部科学省からの指針だと、今ほど申したようなところ、私が三つほど提案しましたが、後ほど確認をいただければと思いますが、まだそうした手だてまでは届いていないという認識ですので、是非そうした、今提案し...全文を見る
○城井委員 以上の、私からも申し上げたような厳しい現場状況を鑑みて、教員を選ばれる仕事にしていくためには、大臣、今年度予定の勤務実態調査を待たずして、長時間労働の更なる是正や、あるいは教職調整額による、私の言葉で申しますと残業代定額働かせ放題のこの現状を改善する給特法の抜本改正に...全文を見る
○城井委員 教員の処遇改善は、教員の確保、選ばれる仕事にしていくための核心部分だと思いますので、是非格段の取組をお願いしたいと思います。  あと五分弱となりましたので、最後に、十兆円大学ファンドと地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージについて、大学ファンドの法案審議に先駆...全文を見る
○城井委員 最後に、一点伺います。  今回、大学ファンドの運用益で支援を受けようといたしますと、年三%の事業成長が必要だということになっております。ただ、三%の成長というのは、二十数年後に収入が倍増するということを意味します。  文部科学省に聞きましたら、寄附や産学連携などで...全文を見る
○城井委員 大学ファンドの問題点については、今後、同僚議員からもしっかりただしていただけるものと思います。  時間が参りましたので終わります。ありがとうございました。
04月19日第208回国会 衆議院 本会議 第21号
議事録を見る
○城井崇君 立憲民主党の城井崇です。  ただいま議題となりました子どもの最善の利益が図られるための子ども施策の総合的かつ計画的な推進に関する法律案、通称子ども総合基本法案につきまして、提出者を代表して、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。  まず、この法律案の趣旨について御...全文を見る
○城井崇君 森山浩行議員から、子ども省とこども家庭庁の相違点、文部科学省所管の初等中等教育まで移管させるべきと考える理由についてお尋ねがありました。  今般、立憲民主党が提案している子ども省と政府提案のこども家庭庁の違いは、大きく二つあります。  一つ目は、こども家庭庁が内閣...全文を見る
○城井崇君 森山浩行議員からの質問に対し、子供コミッショナーを設置する意義、そして、子ども省との連携、役割の違いについてのお尋ねへの補充答弁を申し上げます。  立憲民主党案に明記した子どもの権利擁護委員会、いわゆる子供コミッショナーは、子供の権利の擁護について、政府が講じる施策...全文を見る
04月20日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
議事録を見る
○城井委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  趣旨の説明は、案文を朗読して代えさせていただきたいと存じます。     宅地造成等規制法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施...全文を見る
04月22日第208回国会 衆議院 内閣委員会 第21号
議事録を見る
○城井議員 お答え申し上げます。  立憲民主党が提出しました子ども総合基本法案には、我々のみならず、岸田総理からも言及がございました子供関連予算の倍増を念頭に、家族関係社会支出の対GDP比三%への引上げ等、国及び地方公共団体における予算の確保について定めております。  その上...全文を見る
05月13日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
議事録を見る
○城井委員 立憲民主党の城井崇です。  今回も質疑の機会をいただき、誠にありがとうございます。  大臣、今日もよろしくお願いいたします。  私からも、まず、知床遊覧船事故について国土交通大臣にお伺いいたしたいと思います。  改めて、お亡くなりになられた皆様に哀悼の意を表す...全文を見る
○城井委員 中に入っていた銀行のカードでお名前も分かったということでございましたので、一日も早い返還を、是非実現をお願いしたいというふうに思います。  それでは、質問に入ります。  まず、今回の事故に対する初動対応について伺います。  通報後、海上保安庁が現地到着するまでに...全文を見る
○城井委員 やはり初動対応で、元々対応できるめどが立てられていなかったという点は重いというふうに指摘をせざるを得ません。今、検討ということでございましたので、検討を急いでいただいての迅速な対応を改めてお願いしたいと思います。  続いて、今回の事故での捜索活動への協力者に対する支...全文を見る
○城井委員 では、日本水難救済会の事業についての支援は増強する、海上保安庁に指示して増強するという認識でよろしいですか。
○城井委員 是非お願いしたいと思います。実態に見合う支援をお届けできるように、努力をお願いしたいと思います。  続きまして、今回の事故における連絡手段の確保について伺います。  知床遊覧船の事務所の無線は、アンテナが折れていて使えませんでした。遊覧船搭載の衛星電話は故障してい...全文を見る
○城井委員 問題の一つはそこなんです。日本小型船舶の機構、いわゆるJCIですが、ここによる携帯電話に係る検査についての部分にやはり不備があったのではないか、この連絡手段の確認として不備があったというふうに考えています。  この陸上との常時通信可能かという点について、船長からの口...全文を見る
○城井委員 今ほど指摘をしたことに加えて、本当に多くの課題がございます。来週の国土交通委員会の質疑でもただしてまいりたいというふうに思いますし、国会におきましても、各種ヒアリングでまた御協力をいただきたいというふうに思いますので、引き続き、この点はただしてまいりたいと思います。 ...全文を見る
○城井委員 市街地等における駐車場所の確保を促す取組も必要だと考えます。駐車場法に基づく都市部における駐車場附置義務条例については、地域の実情に合わせて、必要に応じて荷さばき駐車施設の条項を盛り込むことが推奨されていますが、二〇一八年度末現在ですと、附置義務条例の制定都市は、百九...全文を見る
○城井委員 既に条例が制定されている場合でも、附置基準の充実化や、駐車場の確保ができないコンビニを始めとする店頭における物資搬入車両用、これはATM等の装填車両も含みますが、この駐車升の確保など、条例の拡充について地方自治体に働きかけをすべきだと考えますが、大臣、この点はいかがで...全文を見る
○城井委員 やはりトラック産業の業務の円滑化、そして何より休息時間の確保など、大変重要な部分につながりますので、引き続きのお取組をお願いしたいと思います。  次に、木造密集市街地についてお伺いします。  実は、この点については、私の事務所に来られました大学生のインターンから、...全文を見る
○城井委員 最後に、二問一括でお伺いしたいと思います。  では、今ほどの解消していない状況を、二〇三〇年までに解消する目標というふうに聞いていますが、これは実現可能なのかということ、そして、自治体財政の状況によって木造密集地域の解消スピードが異なるんじゃないか、自治体への国の支...全文を見る
○城井委員 密集市街地での火災などに遭った方々は、自力での復旧が本当に難しいということに直後から直面をされます。そうしたことにも思いを致しながら、対策の充実を是非お願いしたいと思います。  終わります。ありがとうございました。
05月26日第208回国会 衆議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○城井委員 立憲民主党の城井崇です。  引き続きの質疑、よろしくお願いいたします。  今日は、パネルのお手伝いは、宮崎一区の渡辺創委員です。  まず冒頭、総理に確認をせねばならない残念な報道が二つございます。  一つは、自民党政権で農水大臣を務められた吉川元大臣にまつわる...全文を見る
○城井委員 国民の間での政治不信の増大のきっかけになったという点は、大変重たいと思います。加えて、我々の関心からすると、行政がゆがめられたのではないかということについても、やはりここは厳しく指摘をせねばならぬというふうに思います。  改めて、現在の岸田内閣におきましても、綱紀の...全文を見る
○城井委員 総理、特に三つ目の一部報道の件、セクハラ疑惑、これは、対応は相当な注意が必要だと思います。  なぜかと申しますと、セクハラ疑惑に対応する場合、二つ大事なポイントがあります。一つは、第三者による事実確認です。二つ目は、セクハラをされた側の受け止めです。  報道にある...全文を見る
○城井委員 総理、あえて、自民党総裁として、第三者を交えた調査指示をされるべきだということを今問うております。  実際に細田議長からも本日もコメントがあったということを報道で接しました。ただ、セクハラをしたとされる側の言い分だけで片づく問題ではない。先ほど申したように、まず、事...全文を見る
○城井委員 総理であると同時に、自民党総裁でも総理はあられます。  その意味で、この話をもし、第三者による調査ですとか、あるいはセクハラされたと言われる方々への、受け止めの、あるいはフォローがないと、したとされる側を守ることにばかりなってしまう。そちら側に立ったんじゃないかとい...全文を見る
○城井委員 極めて残念な答弁が続いております。  立法府の長の在り方という、本当に国会の権威に関わる話でもありますし、万が一セクハラ疑惑があった場合に、その被害を受けた方々の個人の尊厳が守られるかどうかという重要な話ですから、ここは厳正な対応を是非お願いしたいとまた改めて申し上...全文を見る
○城井委員 責任については控えられましたが、一点申し上げなければなりません。  今回の落下、我々の仲間では脱落とも呼びますが、この落下に対する北海道の地元の怒りがすさまじいということを同僚議員から聞きました。  落下をなぜ見逃したのか。カズワンを曳航していたあの船には政府関係...全文を見る
○城井委員 その三名の海上保安官、政府として、カズワンの状況を順番に、常時監視していなかったんですか、大臣。
○城井委員 今回の脱落の手前、朝の八時時点ではあったということでした。その後、つっているロープの張りは見ていたというふうに政府から説明がありましたが、十時時点で船の姿が見えずということでの、水中カメラを下ろしての確認だったというふうにも聞いています。  今回の件、政府関係者が同...全文を見る
○城井委員 続いて、海難事故時の初動体制の改善について伺います。  今回の事故でも明らかになりました、海難事故時の初動体制の問題点でありました一時間以内の海難救助体制の空白地域を解消する政策提案を、本年五月十三日の衆議院国土交通委員会でも私から国土交通大臣に申し上げておりました...全文を見る
○城井委員 総理、安全対策の強化、そして再発防止は重要だというふうに考えます。  一方で、今後、この議論が進んでまいりますと、船舶の装備に例えば充実を迫られるのは、コロナで乗客や仕事を失った多くの中小船舶事業者、観光船の事業者になります。  今ほど、早速検討に入っていただいた...全文を見る
○城井委員 しっかり議論を追っかけていただきながら、必要な予算の確保に是非目配りをお願いしたいというふうに思います。  予算の関係で、もう一点伺います。  今回の捜索活動に協力いただいた方々に対する支援について伺います。  海難救助活動に出動した救難所やボランティア救助員に...全文を見る
○城井委員 今、国土交通大臣から御説明いただいた内容では不十分ではないかというふうに感じています。  総理、直接の費用補助を政府として検討いただけませんか。
○城井委員 シーマンシップの相互扶助、大変ありがたいですが、甘え過ぎてはいけないというふうに思っています。先ほど総理からございましたように、今後の取組を見て、また我々からも提起、提案をさせていただきたいと思います。  続きまして、今日、私の出番、役割の本題ということで、教育費の...全文を見る
○城井委員 続いて、具体的な政策を少し聞きたいと思います。  学校給食費等の負担について伺います。  今回の総合緊急対策で、学校給食等の負担軽減が盛り込まれました。物価高の学校給食に対する影響に対策を行うことは必要だと考えますが、もっと根本的なところにも目を向ける必要がありま...全文を見る
○城井委員 今の総理の御答弁も含めてですが、地方での対応、そして政府からの対応だけでは十分だと思えません。  学校教育費として、公立小学校ですと、大体、給食費まで含めますと年間十万円強という負担、公立中学校ですと年間十八万円強ということになります。  様々な調査からも、例えば...全文を見る
○城井委員 続いて、高等教育の修学支援制度の改善について、総理に伺わせてください。  資料を御覧ください。  そもそも、大学や専門学校の給付型奨学金そして授業料等減免については、教育支援の崖があります。階段状になっているのを御覧いただけると思います。  年収二百七十万円を超...全文を見る
○城井委員 世の中の一部には、学費は親が払うもの、こんな考え方もあるかもしれません。貸与型の奨学金は、総理も承知の上でおっしゃっていると思いますが、あれは借金です。結局返していかなければなりません。誰しもが同じように学費を自力で確保できるような状況にはないということ、このことは、...全文を見る
○城井委員 コロナ禍で傷んだ航空各社の財務体質の改善や有利子負債の返済に当たっては、長期にわたることから、引き続き、業界の声を聞きながら、今後見込まれる国際競争の再激化に耐え得る支援を行っていくべきだと考えます。  国土交通大臣、最後に短く一言お願いしたいと思います。
○城井委員 先ほど御答弁いただきましたように、まずは航空会社の努力が必要だというふうに思いますけれども、元々のコロナ禍に加えての物価高という予想外の状況でございますので、是非その辺りを踏まえていただいた上での更なるお取組をお願い申し上げまして、そろそろお時間かと存じます。質問を終...全文を見る