城内実

きうちみのる

小選挙区(静岡県第七区)選出
自由民主党
当選回数6回

城内実の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○城内委員 無所属の城内実でございます。お時間をいただきまして、ありがとうございます。  まず、きょうは、朝鮮高級学校に対する就学支援金の支給の問題、そして、さらに時間があれば小学校における英語教育の実施、さらには幼保一体化の問題について、大臣に御質問させていただきたいと思いま...全文を見る
○城内委員 朝鮮総連の立場は、韓国居留民団、いわゆる民団と立場が違って、在日外国人の地方参政権には朝鮮総連は反対ですが、もし仮に大臣は賛成ということであれば、朝鮮総連の幹部を含めた朝鮮総連の関係者にも参政権を与えるべきだという御認識でしょうか。
○城内委員 それでは、朝鮮高級学校に対します就学支援金の問題について質問させていただきます。  これまで高木大臣は各種委員会で、はっきり言うと、非常に私としては理解しにくい答弁をされております。常に、北朝鮮による砲撃の事態は、我が国など北東アジアの平和と安全を損なう事態であり、...全文を見る
○城内委員 国民の生命財産、これは要するに日本国民ということですね。そうしますと、日本国民の生命財産が具体的にだれによって脅かされる事態を想定しているんでしょうか。
○城内委員 今の答弁から推測すると、日本国民の生命財産が、北朝鮮の砲撃に呼応して、在日の、いわゆる北朝鮮系の在日の、いわゆる朝鮮総連系の方が決起して日本の国民の生命財産を何か脅かすことを想定したかのような、私は逆に言うとこれは、北朝鮮系の方にすると、何か言いがかりだとか人権侵害じ...全文を見る
○城内委員 いや、北朝鮮の砲撃事件というのはありましたけれども、南北朝鮮の緊張関係というのは別に何も今始まったことではなくて、時々突発的に起きているわけですから、何で急に、国民の生命財産の安定を脅かす事態になった、だから朝鮮高級学校に対する就学支援金を停止した、何か全然、因果関係...全文を見る
○城内委員 大臣初め官房長官、押しなべて、外交的配慮をしたわけではない、朝鮮高校に就学支援金を支給するしないは教育的内容で判断する、これを一貫して答弁されております。今でもこの答弁を変更するつもりはありませんね。
○城内委員 しかし、国民の生命財産の安定を脅かす事態というのは、外国の行為があってのことですから、当然、これは広い意味での外交的配慮というものであるわけであって、まさに大臣初め関係者の皆さんの答弁というのは、詭弁、強弁、方便、最近こういうのがはやっていますけれども、民主党政権です...全文を見る
○城内委員 だから、まさに外的な要因ですよ。北朝鮮が韓国を砲撃したというのは、まさに外交ですよね。広い意味での外交問題ですから、そういう外交的判断をしたと言えば済む話なのに、何か不測の事態がどうだ、こういう何か本当に詭弁というか、一般の国民が聞いても何だかよくわからないんですね。...全文を見る
○城内委員 民主党さんは、まさに政治主導ということをおっしゃっているわけですから、何か官僚がつくった、木で鼻をくくったような答弁はだれも聞きたくないんですよ。  仮に総理の指示があったとしても、大臣として主体性を持って、やはり納得いくような答弁を我々にしていただけませんか。そこ...全文を見る
○城内委員 別に官僚がつくったと、官僚がつくった答弁に似たような、何か詭弁、まさに中身が何だかよくわからないということを言っているわけであって、官僚だったら、もうちょっとましな答弁をつくるんじゃないかなと思いますが。  最後に、質問をかえますけれども、小学校における外国語活動、...全文を見る
○城内委員 全体の予算からいったら微々たるものかもしれませんが、やはりこれも国民の血税です。導入するからには効果がなければいけないと思うんです。しかし、いわゆるALT、外国語指導助手という肩書を持っている人たちが教えるのが当然一番ベストですよね、ネーティブに近いわけですから、ある...全文を見る
○城内委員 大臣、よろしくお願いします。  以上、私の質問を終わります。
03月09日第177回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○城内委員 無所属、国益と国民の生活を守る会の城内実でございます。本日、十五分、時間をいただきまして、ありがとうございます。  本日は、江田大臣に、人権救済機関の設置、そして、時間がありましたら、司法修習生の給費制の復活の問題について質問させていただきたいと思います。  本題...全文を見る
○城内委員 今の大臣の御答弁を聞きますと、在日外国人の方については前向きに検討してもいいのではないかというふうに受けとめられるんですが、例えば朝鮮総連の幹部である方々についてもそれを認めるということなんでしょうか。
○城内委員 あと、京都地検が前原前外務大臣を外国人献金ということで刑事告発したという記事が載っておりましたが、よもや尖閣問題のように、那覇地検が勝手に判断したということで、身内の民主党の議員に対しては不問に付す、そしてその判断を大臣ないし官邸が了とするというようなことが起きないと...全文を見る
○城内委員 法と証拠にのっとって、与党議員であろうが野党議員であろうが、適切に淡々粛々と対処していただきたいというふうに考えております。お願いいたします。  さて、人権侵害救済機関の設置についてお尋ねしますが、二月二十二日の所信表明におきまして、江田大臣から「多岐にわたる法務行...全文を見る
○城内委員 私はこれまで、千葉景子当時の法務大臣、そして柳田元法務大臣にも、この問題について質問をしてまいりました。この人権侵害救済機構を設置する、しかも、内閣府のもとに人権委員会、しかもさらに、行政組織法上のいわゆる第三条委員会として、公正取引委員会あるいは公害等調整委員会のよ...全文を見る
○城内委員 やはり制度設計をするに当たってはぜひ試算をしていただいて、それをその判断基準にさせていただきたいと思います。  また、先ほど、稲田朋美議員から、自衛隊行事での民間人の政権批判を封殺するような、まさに憲法が保障する表現の自由違反になりかねない事案についての話がございま...全文を見る
○城内委員 大臣は所信の中で、「スピード感を持って政策判断を行います。」という話をされましたが、同時に、「もちろん、拙速に過ぎたり、独断で進めていくつもりはありません。国民の皆様からのさまざまな御意見、国会等での御議論、関係各方面の御見解などを虚心坦懐にお聞きします。」とおっしゃ...全文を見る
○城内委員 ぜひ前向きにお願いいたします。  これで質問を終わります。ありがとうございました。
03月30日第177回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○城内委員 国益と国民の生活を守る会の城内実でございます。  まず、このたびの震災におきます被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。また、被災地の救援と復興及び原発の復旧に向けて命がけで頑張っていらっしゃっておられる自衛官...全文を見る
○城内委員 国会議員の方々と今おっしゃいましたけれども、これは当時野党の民主党、社民党、国民新党の三党が特別背任未遂の疑いがあるとして東京地検に刑事告発したものであります。したがいまして、これは、ただ国会議員というのではなくて、今まさに与党、社民党を除く与党の民主党と国民新党であ...全文を見る
○城内委員 今大臣、御自身の所管じゃないとおっしゃいましたけれども、検察がこれを不起訴にしたこと自体、私はおかしいと思うんですね。  かんぽの宿は国民の共有の財産であると申し上げましたけれども、まさにこのたびの震災における避難者を特別プランの災害プランということで受け入れている...全文を見る
○城内委員 大臣、この問題は非常に大きな問題ですから、引き続きちゃんとフォローしていただきたいと思います。  次の質問に移ります。  福島第一原発におきまして、二十四日、東京電力の協力会社の、これは下請ですね、三人の作業員の方が被曝されました。しかも、二十六日に東電は、しっか...全文を見る
○城内委員 確かに退院されておりますけれども、しかし、被曝されているということは、将来何か起きるんじゃないかという恐怖感と闘うわけですから、やはりこれは私は人権問題だと思います。  また、これは仮定の話ですけれども、政府中枢でもし情報の隠ぺいが行われていたことが後になって判明し...全文を見る
○城内委員 その大臣のお言葉を本当に私としても信じたいと思います。  次の質問に移りますけれども、被災地におきまして、無人の金融機関から四千万円の現金を盗んだ事件、あるいは窃盗団がそこに行っているとか、きょうもそういう質問がありましたけれども、空き巣、さらには募金詐欺、募金箱強...全文を見る
○城内委員 大臣、そうおっしゃいますけれども、実際、例えば盗犯等ノ防止及処分ニ関スル法律では、通常の窃盗罪であっても、いわゆる累犯、何度も繰り返してする常習犯については十年以下の懲役ではなくて二十年以下の懲役ということにしておりますが、私はやはり特別立法ということは理論上可能じゃ...全文を見る
○城内委員 であれば、もしそのニーズが生じた場合は検討の余地があるという理解でよろしいでしょうか。
○城内委員 時間がないのでこれでおしまいにしますが、今まさに非常事態なわけですから、当然、警察官の方と自衛官の方の役割分担というのはあると思いますけれども、やはり現場の状況に応じて柔軟に対応する、ただし、柔軟に対応するにしても、やはりしっかりと法律を整備して、特別な立法あるいは時...全文を見る
04月13日第177回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○城内委員 国益と国民の生活を守る会の城内実でございます。  実は、私は昨日、東京の後援会の皆さんとともに、乗用車、トラック、計十台で、陸路、被災地岩手県に入りまして救援物資を届けてまいりました。救援物資お届けに際しましては、不要なものを届けるというよりも、事前に岩手県庁の担当...全文を見る
○城内委員 今、余り適切でないと言いましたけれども、全く、不適切どころか言語道断でありまして、自衛隊の皆さんは、たった一言、よく頑張っている、ありがとう、この一言だけで一生懸命やっているんですよ。そういう認識をぜひ閣僚、政権中枢でもうちょっと持っていただきたい、このことを申し上げ...全文を見る
○城内委員 客観的な数字はどうあれ、やはり現地の方々は非常に不安に感じているわけです。  被災地における治安という点については、三月に、福島及び仙台地検が計六十一名の被疑者を県警との相談もろくにしないで釈放してしまった。その後、四月二日、そのうちの一人、窃盗容疑で勾留して釈放さ...全文を見る
○城内委員 大臣が今、地域の方々に不安を与えたということをお認めになったことは私は評価いたしますが、検察官の方々の個々の判断を信頼するということはもちろん大事ですけれども、結果として、被災されて、まさに非常に厳しい生活を受けていらっしゃる方が、自分たちもそういう犯罪者に何かされる...全文を見る
○城内委員 もう時間がないので終わりますが、今の大臣の御説明ですと、平成二十一年七月から六月、パーセンテージは少ないとはいえ、二万一千人中一人ですね。そして、この緩和後、二十二年七月から一月、これは半年ですよね、九人。九倍じゃなくて、十二カ月で一人、六カ月で九人ですから、九掛ける...全文を見る
04月19日第177回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○城内委員 城内実でございます。  本日は、民法等の一部を改正する法律案について質問をさせていただきたいと思います。  現在、少子高齢化が我が日本社会において進んでおりますが、そういった観点から、ますます子は宝ということが言えるのではないかと思います。その点で、後を絶たない児...全文を見る
○城内委員 それでは、親権停止の期間を上限を二年といたしたわけですけれども、先ほども大臣御答弁されたように、一律二年というわけにいかない、個々の事案ごとに家庭裁判所で決めてもらう必要があるのではないか、これは全くそのとおりだと思うんですが、ただ、この上限がなぜ二年であって一年では...全文を見る
○城内委員 私、個人的には、二年はちょっと長いんじゃないかなと。これは、運用して実際やってみないとわからないということはあると思いますが、私は、二年親権を停止するというのはちょっと行き過ぎているんじゃないかと思って、一年が妥当じゃないかというのはあくまでも個人的な見解ですが、そこ...全文を見る
○城内委員 基本的には、親権を停止するということについて、私はこれはやむを得ないと思っているんですが、ただ、場合によっては、親権の中の一部の権利のみを停止するというようなことはできないんでしょうか。
○城内委員 よくわかりました。  そこで、ちょっとこれは質問通告していなかったんですが、民事局長に質問したいんですけれども、親権の喪失等の請求権者の見直しというところですが、今までは子の親族及び検察官とされていたのが、子そのもの、そして未成年後見人及び未成年後見監督人も、親権の...全文を見る
○城内委員 やはり、行き過ぎた親子関係の破壊ということにならないように、実態に即して法律をぜひ運用していただきたいと思います。  時間がないので、最後の質問を大臣にさせていただきたいんですが、先ほど懲戒権という話をいたしました。これは私はやはりしつけというふうに理解しておりまし...全文を見る
○城内委員 大臣のお人柄あふれる御答弁、本当にありがとうございました。  時間がないので、これで終わります。
04月20日第177回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○城内委員 城内実でございます。  三人の先生方、きょうは本当にお疲れさまでございます。まず、吉田先生、大村先生、磯谷先生、それぞれお三人の先生に共通してお聞きしたいことがございます。  まず、未成年後見制度についてですけれども、これまでは一人の個人ということでありましたけれ...全文を見る
○城内委員 それぞれの先生方の御説明、本当にありがとうございました。  次に、磯谷先生にちょっと質問したいんですが、いわゆるネグレクトということがございまして、実際、片親のお母さんが子供に食事を与えずに遊び歩いたというような事件がございましたけれども、そして餓死してしまった、こ...全文を見る
○城内委員 時間もありませんので、まだまだ質問したいことはたくさんありますが、私の質問はこれで終わります。  ありがとうございました。
04月20日第177回国会 衆議院 法務委員会青少年問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○城内委員 無所属の、国益と国民の生活を守る会の城内実でございます。本日、質問の時間をいただきましたこと、ありがとうございます。  さて、本日は、この合同審査会に蓮舫大臣も来ていらっしゃいますので、今までやや江田大臣に対する質問が多かったので、蓮舫大臣に対する質問も幾つか加えさ...全文を見る
○城内委員 踊らない会議は結構なんですが、ぜひ私がお願いしたいのは、いろいろ多岐にわたる項目がありますけれども、重点、優先順位をしっかりして、何でもかんでも事業仕分け的発想でばさばさ切るのじゃなくて、この重点項目はいっぱい予算を使って早急に迅速にやる、これは少し後回しとか、やはり...全文を見る
○城内委員 ぜひ蓮舫大臣にお願いしたいのは、私も、まさに心そして体のケア、これは本当に、子供は成長しますし、やはり心の面で、メンタルな部分で一生取り返しのつかないことになることがあり得ますから、ぜひきょう、さらに厚労省、文科省の皆さんにも、迅速に、スピード感を持ってやっていただき...全文を見る
○城内委員 しかしながら、自衛隊員の方々からすると、やはり自分たちの誇りというものを大事にしていますから、そういう誤解がないようにしっかりと御説明していただきたいし、そのようなことがないようにしていただきたい。  二つ目は、実はスーパー堤防の問題なんですが、大臣は、去年ですか、...全文を見る
○城内委員 何年かかってもこつこつ、それこそ千年に一度ということもあるわけですから、何でもかんでも、特に私が申し上げたいのは、自衛隊員の誇り、あるいは我が国の国民、市民の生命、安全にかかわるものについて、やたらとこれは無駄だとかいうことで、いや、何百年もかかるからやめましょうとい...全文を見る
○城内委員 私は無所属で、非常に中立な、どちらかというと、自分で言うのも変ですけれども、市民、国民の立場に立って物を見ているつもりであります。別に与党の民主党さんの足を引っ張るというつもりはないんですが、しかしながら、総理及び関係閣僚の皆さんの行動を見てみますと、何でも東京電力の...全文を見る
○城内委員 どちらかというと、私は個人的には慎重派ですよ。ですけれども、私は別に原発をやめろというんじゃなくて、ぜひ方向性を早く示してほしい。しかも、現に福島原発がもう使えなくなって廃炉ですから、足し算、引き算で、これだけのまさに消費を賄うにはどれだけ節電するか、そのためにはエネ...全文を見る
04月26日第177回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○城内委員 城内実でございます。  本日は、民法等の一部を改正する法律案について、積み残し案件であります民法七百六十六条の改正、この問題について質問させていただきたいと思います。  今回の民法七百六十六条の改正におきましては、親子の面会交流及び養育費について明示されることにな...全文を見る
○城内委員 今大臣は、これは積極的に認めるべきだ、そのとおりであるということを御答弁いただきましたけれども、ということは、子供は、その両親の離婚後も、基本的にお父さん、お母さん、父母と別個に会える機会を持つことになるということですが、しかし、この際、やはりきちんとした基準を設けな...全文を見る
○城内委員 今民事局長から、一義的な基準を設けることはなかなか難しいというような御答弁がありましたけれども、やはり実態として、監護者である親が非監護者となった一方の親に対してなかなか会わせないという実態が多いわけですから、何度も言うように、絵にかいたもちにならないように、やはり面...全文を見る
○城内委員 私は、戦後の行き過ぎた個人主義で、子供がいるにもかかわらず、安直な離婚というのが非常にふえているような感じがいたします。もちろん、DVだとかいろいろなさまざまな理由があって離婚をするということは、これはもう当然認められるべきだと思いますが、やはりそうした風潮に歯どめを...全文を見る
○城内委員 今御答弁ありましたけれども、実態は、私はいろいろ調べたら、やはり連れ去っちゃった方が勝ちみたいな、その後、連れ去られたと感じている方が言ってもなかなか会わせてくれないという実態があって、強制力もありませんし、さらに、会わせてくれと行ったら、まだ離婚が成立していないけれ...全文を見る
○城内委員 いずれにしましても、監護者のエゴ、あるいは監護者が親権を既得権として一方の非監護者の権利を排除するような事例、これはやはり児童の福祉、権利という観点からも、あってはならないことだと私は思います。虐待といったような特異なケースを除いて、やはりこれは運用面、あるいは基準を...全文を見る
○城内委員 もう質問時間が終了しましたが、幅広い意見があるという意味ではなくて、それはもう当然ですよ。しかし、そういった反対意見にもぜひしっかりと耳を傾けていただいて、これまで大臣にも何度も質問させていただいているように、人権委員の選出方法をどうするのかとか、あるいは、まさに人権...全文を見る
04月27日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○城内委員 城内実でございます。  本日は、質問の時間をいただきまして、関係者各位に深く御礼申し上げます。  残された時間も余りありませんが、三つ質問させていただきたいと思います。一つは、原子力損害賠償について。二つ目は、私の地元の近くに浜岡原発というのがありますが、その安全...全文を見る
○城内委員 まだ発表されていないということで、あしたということですが、どういう中身かについては、しっかりとその中身を精査させていただきたいと思います。  実は、私の知り合いの方で、まさにその半径三キロメートル圏内に工場を持っていらっしゃる方、双葉町です、いらっしゃいまして、三月...全文を見る
○城内委員 大臣から今御答弁いただきましたけれども、やはり私は、あしたというのはちょっと遅過ぎるんじゃないかと思うんです。とにかく、関係者の方々は一体どうなっているのかと不安でしようがないんですよ。やはりこれは、あした出るということはもうしようがないんですけれども、かつ、スピード...全文を見る
○城内委員 今、工場の話をしましたが、これは農業もそうなんですけれども、農作物についても、いろいろな風評被害も含めて、現に多大な損害を皆さんこうむっているわけですし、また、避難を強いられたことによって大変な精神的な苦痛も受けているわけですから、こういったことについては、早くかつ十...全文を見る
○城内委員 承知しているということですが、その中で興直孝先生という方が、これは静岡文化芸術大学の理事の方で、原子力行政の専門家の方ですが、この方がこういう発言をしたんですね。福島では想定外のことが起きた。砂丘が、砂丘というのは中部電力の浜岡原発のことですが、砂丘が崩れないというこ...全文を見る
○城内委員 承知しているということであればさらに質問させていただきますが、その中で、その静岡県防災・原子力学術会議の顧問でいらっしゃる有馬朗人先生、この方は東大元総長の方ですし、まさに原子力の専門家の方ですが、こういう重要な発言があったんですね。何という発言をしたかというと、津波...全文を見る
○城内委員 今、しっかりと点検し、安全チェックもしますという御答弁でしたけれども、しっかりと点検、チェックしても、これはちょっと危険だなという、そういう結論が出ることもあり得るんでしょうか。
○城内委員 ぜひ、科学的な観点とおっしゃいましたが、非常にそこが大事なんですよ。  科学的な観点からすると、実はこれは、東大、東北大学、名古屋大学、京都大学、海洋研究開発機構が平成二十年から二十四年度までに実施するプロジェクトで、そのタイトルが東海・東南海・南海地震の連動性評価...全文を見る
○城内委員 私がちょっと調べてみたら、研究開発局原子力課というのと科学技術・学術政策局の原子力安全課というのがあって、そのほとんどは経産省の方に移っているというのが実態でありました。  そこで、ぜひ大臣にお願いしたいのは、きょう、原子力安全・保安院の方がいらっしゃいますと原子力...全文を見る
○城内委員 今、大臣、原発の撤退の可能性はないような趣旨の発言をされましたけれども、私は、これだけ科学技術が進歩すれば、原発を使わなくても、いずれ人類の英知によって、よりクリーンで、かつ放射能汚染がないような、もっともっと効率的なエネルギー源というのは出てくるんじゃないかと思って...全文を見る
○城内委員 やはり、これは二酸化炭素と違って、二酸化炭素は地球温暖化に影響すると言われておりますけれども、しかし、では原発というのは本当にクリーンかというと、これは福島の県民、市民、住民の方に聞いたら、こんな怖いものとは知らなかったという答えが一〇〇%近く返ってくると思うんです。...全文を見る
○城内委員 これで私の質問を終わります。ありがとうございました。
05月11日第177回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○城内委員 国益と国民の生活を守る会の城内実でございます。  本日は、浜岡原発の停止要請、その法的側面について質問させていただきたいと思いますが、本題に入る前に、昨日、菅直人総理が記者会見の中で、福島第一原発の事故の収束のめどが立つまで総理の役職給を六月から返上するということを...全文を見る
○城内委員 こういう給料返上というのも、これも非常に唐突感があるんですが、一昨日、中部電力が総理の要請によって浜岡原子力発電所を停止するということを決めたわけです。私自身、浜岡原発というのが、東海沖巨大地震が来た場合のことを考えますと大変危険ですから、結論としては英断であると評価...全文を見る
○城内委員 いや、スピード感というのは確かにそのとおりなんですけれども、まさに江田大臣も含めて、これは非常に重要な決定事項ですから、最低限、閣僚とか地域の首長さんには、こうこうこういう理由で停止要請を出しますよということを、仮に、いや、ちょっと待ってくれと言われても、事前にやはり...全文を見る
○城内委員 今、政治的な判断とおっしゃいましたけれども、だとすると、これは事実上の行政指導に当たるわけですから、当然、行政指導を受けた側の中部電力はいろいろな被害をこうむったり、株価が低迷するとか、あるいは、まさに浜岡原発の関係で取引先があったりするわけですよ。そうすると、会社が...全文を見る
○城内委員 いや、今大臣がおっしゃったことはもっともなところもあるんですが、私がなぜこういう質問を、これは本来であれば、総理とか経済産業大臣に質問する質問を大臣にしているのは、まさに利害関係がない。私は、何度も言うように、法治国家としての体をなしていないのじゃないかという観点から...全文を見る
○城内委員 時間がないのでこれで終わりますが、ぜひ、きょう私が申し上げたことを、大臣としてもしっかりと御認識していただきたいと思います。ありがとうございました。
05月17日第177回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○城内委員 国益と国民の生活を守る会の城内実でございます。質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。  本日は、まず家事事件手続法案について、そして二番目に、人権侵害救済機関の設置について再度質問させていただきます。  既に本日の法務委員会で、大口委員、柴山委員から、...全文を見る
○城内委員 ぜひ、子供によってはしっかり意見表明ができる子もいるわけですから、原則として意見の陳述ができる、それを聴取できるというふうな原則論でお願いしたいと思います。  時間がないので、人権侵害救済法案についてお尋ねしたいと思います。  四月に、民主党内に人権侵害救済機関検...全文を見る
○城内委員 内閣府どころか内閣に設置するというような考えもあるというふうに漏れ聞いているんですが、内閣府というと、何か、原子力安全委員会が内閣府にあって、経産省のもとで原子力安全・保安院がある、こういう構図と似ていますよね。だって、法務省には人権擁護局という立派な局があるわけです...全文を見る
○城内委員 ぜひ、これは本当に重要な問題ですから、拙速を避けて、十分議論していただきたいと思います。  まだ時間がありますので、質問通告はしておりませんが、元労働大臣の村上正邦氏が、喜連川社会復帰促進センターに収監中の守屋元防衛事務次官に会いに行きましたという話がございます。 ...全文を見る
○城内委員 私が言いたいのは、まずは法務省の中における人権侵害と思われるような行為をなくすことが最初にあって、人権委員会をつくる前に、まずみずから襟を正していただきたい、これを申し上げたくてこの話を取り上げさせていただきました。  もう時間も終わりましたので、これで質問を終わり...全文を見る
05月18日第177回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○城内委員 無所属の城内実でございます。  本日は、三人の参考人の先生方に、検察のあり方の問題、特に可視化の問題について質問させていただきたいと思います。  まず、先ほど江川参考人もお話しされましたけれども、外部の声が必要である、あるいは目とか風ですね。検察の在り方検討会議の...全文を見る
○城内委員 今の但木参考人の率直な、虚心坦懐に聞く、そしてまた冒頭も、検察の持っているいろいろな体質を根本的に改めるべきであると認めたことは大変私も評価しております。  さはさりながら、私は別に検察の側に立つというわけじゃないですけれども、やはりどの組織にも、先輩が後輩を指導し...全文を見る
○城内委員 さらに石田参考人にお尋ねしたいんです。  全面可視化した場合、私もいろいろ、賛成の立場と反対の立場の意見をしっかり自分なりに調べたんですが、例えば、組織犯罪に所属していた者が被疑者となって取り調べをされているときに、これを例えば全面可視化した場合、報復されるんじゃな...全文を見る
○城内委員 しかし、私は、善良な一般市民が被疑者となった場合と、あるいは前科五犯の、それこそ凶悪犯罪とを一緒にするというのはおかしいと思うんですね。  検察官の方も、もちろん、その良心に従って、あっ、こいつは凶悪犯だとしたら、これはどこまで許容されるかわかりませんけれども、多少...全文を見る
○城内委員 時間が来ましたので、これで終わります。ありがとうございました。
05月27日第177回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○城内委員 城内実でございます。  本日は、情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一部を改正する法律案、特にサイバー犯罪関係について質問させていただきたいと思います。また、時間がありましたら、大臣に、しつこいようですが、人権救済機関の設置の問題についてもまた質問をさせていた...全文を見る
○城内委員 ぜひ大臣からも、捜査当局に対して、決して濫用をしないようにという指導をしていただいて、大臣がかわるたびに引き継ぎをしていただきたいというふうに思っております。  作成についてですけれども、いわゆるハッキングとかウイルス作成というのは、確かに悪質な行為でありますが、た...全文を見る
○城内委員 大臣から今踏み込んだ御答弁をいただきまして、本当にそれは評価いたします。  次の質問ですが、大臣、コンピューター監視法という言葉が、今インターネットあるいは一部の民間団体の方々が使っておりますが、なぜコンピューター監視法と言われているか、御存じでしょうか。
○城内委員 ぜひ大臣、そういった声を、今、有益な対話をしていきたいとおっしゃいましたけれども、しっかり聞いていただきたいと思います。  このコンピューター監視法という表現がついたのは、やはり保全要請のところなんですね。捜査機関が目星をつけた容疑者の通信記録について令状なしに保全...全文を見る
○城内委員 大臣、濫用が極力ないようにという話をされましたが、絶対に起こらないように十分注意していただきたいというふうに思います。  もう時間がないので、人権侵害救済機関の設置については次回また改めて質問させていただきたいと思います。ありがとうございました。
05月31日第177回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○城内委員 城内実でございます。  本日は、先生方、お忙しい中をお越しいただきまして、ありがとうございます。  まず、指宿参考人に質問したいと思います。  指宿先生は、先ほど、通信履歴の保全要請及び差し押さえについてはいかなる犯罪類型も対象とできる、通信傍受法の場合は非常に...全文を見る
○城内委員 今まで話を聞きまして、指宿先生はどちらかというと慎重、反対というか、侵害法益の大きさに比べて強制の要件が緩やか過ぎるということですが、他方、今井先生、安冨先生は、今非常にコンピューター犯罪がふえているという社会的な要請もあって、むしろ前向きで積極的であり、かつ、先ほど...全文を見る
○城内委員 またちょっと別の論点に移りますが、指宿先生は、この論文の中で、通信履歴については電子メールに関する範囲の点で解釈上争いの余地があるということを述べておられます。もし通信履歴としてログなどをすべて網羅するとするならば、電子メールのいわゆるヘッダー情報ですね、何月何日、だ...全文を見る
○城内委員 今御指摘あったように、通信内容に踏み込まないようにということですが、件名についても、これをどう扱うかによっては通信内容そのものとみなされる場合もあるので、ここら辺はやはりもう少し捜査当局がきちんとルールをつくって適用しないと、どんどん通信内容に踏み込んでいくような危険...全文を見る
○城内委員 ありがとうございました。  これで終わります。
○城内委員 城内実でございます。  けさの朝日新聞の記事がございまして、その中で、今、急速な普及を見せている多機能携帯電話、いわゆるスマートフォンというのがありますが、これをねらったコンピューターウイルスが急増している、そういう内容の記事でありました。セキュリティーソフト大手ト...全文を見る
○城内委員 私は一般人には理解できないというふうに考えておりますけれども、そもそも、その定義のあいまいさが恣意的な運用を生むということもありますので、その点については十分注意していただきたいというふうに思います。  次の質問に移りますが、先ほど、たしか大口委員の質問に対する大臣...全文を見る
○城内委員 今大臣から、検討する余地があるという、やや前向きな御答弁をいただきましたので、実際運用してみて、いろいろ支障が出てきた場合には、ぜひ前向きに検討していただきたいというふうに思います。  次に、同じく通信履歴の保全要請あるいは差し押さえについてなんですが、通信履歴の定...全文を見る
○城内委員 該当しないという考えでよろしいわけですね。わかりました。  次の質問に移りますけれども、何度も、先ほど大口委員、辻委員からも御指摘あったと思いますが、バグとウイルスの違いでございますけれども、大臣は先ほど、バグについては、重大な影響を及ぼす場合は、そしてあと、故意性...全文を見る
○城内委員 しかし、重大な障害を生じるということを十分知りながらとか、悪意を持ってと、これはなかなか証明するのは難しいので、おまえは悪意を持ってやったんだろうと言われちゃうと、それを否定してもそうなってしまう可能性もあるわけですから、そこら辺は本当に、運用上十分気をつけていただき...全文を見る
○城内委員 しかし、これはどれだけ財政的措置がかかるのかというのがわからないと判断のしようがないし、実際にどれだけその効果があるのかとか、私は基本的に反対の立場で、個別法をつくって、人権擁護局がしっかりと、日本全国にいらっしゃる人権擁護委員の方々と……(発言する者あり)
○城内委員 連携をすればいいと思っていますが、いずれにしてもここははっきりさせていただきたいと思いますので、時間がないので私はここで質問を終わりますが、また次回質問させていただきます。  以上です。ありがとうございました。
06月01日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○城内委員 城内実でございます。  きょうは、原子力損害賠償に関する第二次指針と、お茶の風評被害について質問させていただきたいと思います。もし時間がありましたら、いわゆる君が代訴訟に対する最高裁判決が出ましたが、大臣の御所見をお伺いしたいと思います。  まず、昨日、原子力損害...全文を見る
○城内委員 ぜひ、静岡県のお茶のみならず、東日本全体のお茶もこの風評被害の対象にしていただきたいと思います。  第二次指針の中で非常にこれは参考になる文章がありまして、ちょっと読み上げさせていただきますが、「食品である農林水産物については、以下の特徴が認められる。」「消費者が摂...全文を見る
○城内委員 ぜひ農水省の皆さんも農家の皆さんの声をしっかりと聞いて、やはり対策を早急にしていただきたいというふうに思っております。  次に、これは厚生労働省にお尋ねしたいと思いますが、では、その暫定規制値というのは何かと思って調べてみましたら、食品衛生法上、確かに、放射性セシウ...全文を見る
○城内委員 ぜひ、早急にしっかりとした規制値を設定していただきたい。  実際、乾燥された状態の荒茶を毎日どんぶり三杯ばりばり食べるなんという人はいないわけですから、そもそも意味がないんですよね。やはりそこは、最終消費の段階の飲用する状態でどれだけ入っているかというのを基準にしな...全文を見る
○城内委員 確かに、公正中立な立場でこういう指針をつくっておりますけれども、大臣としての御認識をしっかり深めていただいて、こういったお茶のような、ある意味では特殊な加工物について暫定値をどう設定するかということについては、より認識を深めていただきたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○城内委員 済みません、これは私の認識違いだったかもしれませんが、いずれにしても、この最高裁判決について、大臣としては前向きに評価するんでしょうか。どうでしょうか。
○城内委員 済みません。時間が来ましたのでこれで終わります。ありがとうございました。      ————◇—————
06月15日第177回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○城内委員 城内実でございます。  本日は、東日本大震災に伴う相続の承認又は放棄をすべき期間に係る民法の特例に関する法律案について、簡単に質問させていただきたいと思います。  先ほど、提出者の方から趣旨説明がありました。私も、さらに、五月二十六日付の日弁連の「相続放棄等の熟慮...全文を見る
○城内委員 いずれにしましても、そういった観点から債権者の利益が侵害されたのだと主張する者が出て訴訟が多発しないことを期待しているわけですけれども。  そもそも論で、最高裁が三月十三日付で、既に、法定期間、熟慮期間等の伸長につき弾力的な運用をするということを各裁判所へ通知したん...全文を見る
○城内委員 時間もないので、最後に、既に指摘された、いわゆる憲法三十九条の関連の問題です。  昨年十二月十一日に相続開始を知ったものにまでさかのぼって適用する、これについての問題が本委員会でも指摘されておりますが、日弁連の五月二十六日の意見書でも、調べてみたら、ここまでの遡及に...全文を見る
○城内委員 今、提出者の階委員からの答弁がありました。聞いてみるとそうかなという気もしますけれども、ただやはり、憲法の保障されている二十九条、三十九条の権利の侵害だということで訴訟が起こる可能性があると私は思うんですね。ですから、こういったことを踏まえて、まずは運用してみて、その...全文を見る
08月09日第177回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○城内委員 国益と国民の生活を守る会の城内実でございます。  本日は、人権救済機関の設置の問題について、恐らくきょうで千葉大臣そして柳田大臣から数えると四回目か五回目の質問なんですが、八月二日に法務省政務三役の名前で「新たな人権救済機関の設置について」という基本方針が出されまし...全文を見る
○城内委員 私は以前、内閣府に設置する方が官邸直結ですからなお悪いというようなことは申し上げましたけれども、仮に法務省に設置したとしても、まさに刑務所の刑務官による人権侵害もあるわけですから、はっきり言うと、どっちも同じなんですよ。  しかも、一番問題なのは、結局、三条委員会で...全文を見る
○城内委員 独立性はいいんですけれども、いわゆる国家行政組織法上の三条委員会だとやはり相当な権限を持っているわけですから、それが暴走する可能性があるということを私は何度も申し上げたんです。  しかも、人権委員の選任が国会の同意人事とされておりますね。先ほども平沢議員そして稲田議...全文を見る
○城内委員 しかし、人権関係の学者については、確かに立派な方もいらっしゃるかもしれませんけれども、かつて学生運動をしていたような過激派の方だっているわけですよ。国会同意人事というのは、例えば衆参、今ねじれていますけれども、ねじれていなければ、やはり与党が都合のよい、与党寄りの学者...全文を見る
○城内委員 だったら、明確に、日本国籍を有する者に限るという国籍条項をしっかりと設けていただきたいですね。だから、そこら辺が非常に、何か気がついてみたら在日外国人の方もなれるみたいな、そういう誤解を招くわけですから、では、そこははっきりとそういうふうにしていただきたいと思います。...全文を見る
○城内委員 大臣、私は、例えば辛光洙の署名について大臣も謝罪されたから、どこかの隣の国みたいに何回も何回も謝罪しろなんてことは、もうこの点については一切触れません。しかし、今のこの市民の党の問題というのは非常に大きな問題ですよ。この点についてはやはりしっかりとお答えいただきたい。...全文を見る
○城内委員 しかし、一般の国民から見て、本当に拉致問題というのは、例えば差別的発言や行為で人権侵害を受けた者と比べても、もう彼らは誘拐されているわけですから、人権事案としては物すごく重篤なわけですよ。  この拉致問題を放置して、まあ放置していないとおっしゃるでしょうけれども、こ...全文を見る
○城内委員 しかし、これは国民の血税で、もし仮に、私は反対ですけれども、人権委員会を設置した場合は国民の血税を使って運営していくわけですよ。  かつ、私が調べたら、平成二十二年の現制度で実に二万一千六百九十六件の新規救済手続がなされて、そのうちの九九%の二万一千五百件が適切に処...全文を見る
○城内委員 きょう大臣の答弁を聞いて本当にがっかりしました。全く具体性に欠けますし、明確じゃない。  そして、八月二日の大臣の記者会見で、国連の委員会などからも早くつくれと言われているので人権救済機関を生み出したいとの発言をされました。結局、外国から言われているからつくりますと...全文を見る
○城内委員 これで質疑を終わります。
10月25日第179回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○城内委員 城内実でございます。  本日は、平岡大臣に、人権侵害救済機関の設置の問題について、そして、時間がありましたら、司法修習生の給費制の存続の問題について質問させていただきたいと思います。  私は、平成十七年、自民党の国会議員でありまして、その年の三月十日に自民党法務部...全文を見る
○城内委員 今大臣御指摘したとおりでありますし、さらに、人権侵害したとされる加害者の人権の保護が不十分という点もあります。先ほど平沢議員そして稲田朋美議員が、大臣が太田総理という番組で被害者よりも加害者の方に同情的な発言をされましたが、それは論外として、それにしても、人権を侵害さ...全文を見る
○城内委員 日本共産党は、部落解放同盟の利権の維持になる、だから反対、二つ目、法務省の外局で人権救済機関をつくるということは権限が強過ぎるので反対、三つ目、差別の定義があいまいであり、表現の自由を侵害する。日本共産党ですら反対なんですよ。  平岡大臣は、どうしてこの人権救済機関...全文を見る
○城内委員 しかし、今、中立、独立の機関とおっしゃいましたけれども、法務省の外局に置くわけですよね。刑務官による人権侵害の問題もありますし、また、人権委員会のメンバーは国会の同意人事ですから、もし衆参でねじれていなければ、民主党さんが国会同意人事で自分たちの都合のよい、民主党寄り...全文を見る
○城内委員 例えばアメリカの場合は、そういった機関に、与党と野党で三対二とか、野党からもそういったメンバーを送れるような仕組みがあるというふうに聞いておりますけれども、実際、国会同意人事だったとしても、民主党が与党であれば、与党寄りの人間が委員に選ばれる、その結果、場合によっては...全文を見る
○城内委員 今、大臣、学校におけるいじめの問題と。では、そういう個別法をまたつくればいいじゃないですか。実際、個別法をつくって対応するというのが一番きめ細かくていいんですよ、お金もかかりませんし。私も何度もこの場で申し上げているように、ネズミはネズミ取り、ゴキブリはネズミ取りじゃ...全文を見る
○城内委員 今、大臣、行政のスリム化とおっしゃいましたけれども、人権委員会をつくることが逆行しているんですよ。今まさに民主党さんは事業仕分けをしているわけですよね。  これは、例えば公正取引委員会はいわゆる三条委員会、今、政府・民主党、与党民主党がつくろうとしている人権救済機関...全文を見る
○城内委員 私は、法務省の人権擁護局、人権啓発等の活動で、まさに地方の法務局や地域でボランティアで頑張っていらっしゃる人権擁護委員の草の根の活動で、関係者は本当に頑張っていると思うんですよ。ですから、むしろ、そういった人権啓発に予算を振り向けたり、あるいは人権擁護委員の方々が、無...全文を見る
○城内委員 いや、巨大な組織ではないとおっしゃいましたけれども、現にいわゆる三条委員会でありますし、独立、中立の機関をつくるわけですから、当然やはり人的な措置が、では、法務省の中につくるんですか、そういうことも含めて、いろいろな意味でお金と人員がかかるわけですから、私はそれは、特...全文を見る
○城内委員 いや、窓口というのは、それは各市町村にもそういった人権関係の部署もありますし、人権擁護委員が全国に人権擁護委員という札を掲げて、もう身近な存在として存在しているんですよ。窓口といいますけれども、では、東京まで北海道や沖縄の人が出てくるんですか。そういう、何か詭弁を弄さ...全文を見る
○城内委員 いや、私は、人権侵害には日本人も中国の方も関係ないと思うんですよね。やはりこれは国籍を超えて、現に拷問を受けたり、虐待している人がいたら、それを助けてあげたりするのが人としての務めだと私は思いますから。何でそういった人たちにもっと目を向けないで、一生懸命人権侵害事案を...全文を見る
○城内委員 いや、それはおかしいじゃないですか。国会議員と、あるいはメディア条項がないということですからメディアはよくて、一善良な市民がちょっと口が滑って、今私が申し上げたようなことを、根も葉もないうわさかもしれませんけれども発言して、それを著しく不快あるいは差別的言動である、そ...全文を見る
○城内委員 いや、それでもやはりあいまいですから、まず、ぜひ、ちゃんとリストをつくって、具体的な事例を挙げて、それをまさに国民とともに、法務委員会のみならず、やはり国民の理解をいただいた上で進めていただきたいと私は思います。もしそれを進めれば、国民は、こんな機関は必要ない、そうい...全文を見る
○城内委員 私も、当初は貸与制でいいんじゃないかと思っていたんです。しかし、いろいろな司法修習生の皆さんの切実な声を聞いているうちに転向したんですよ。だって、彼らは法科大学へ行って一生懸命勉強しなきゃいけないわけですよね。そして、司法修習生になって。借金を抱えている人だっているわ...全文を見る
○城内委員 時間がないのでこれでおしまいにしますけれども、フォーラムの取りまとめはそれはそれとして尊重して、私は、やはり大臣が御自身の立場で、政治主導で、給費制存続という大いなる決断をぜひ下していただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
10月26日第179回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○城内委員 城内実でございます。  中川大臣、文部科学大臣御就任おめでとうございます。  きょう、私から何点か御質問させていただきたいと思いますが、一点目は、福島原発事故に起因する原子力損害賠償の問題について、特に地元の茶農家の皆さんから要望が来ておりますので、その点について...全文を見る
○城内委員 決して焼け太りというようなことがあってはならないと思いますけれども、やはり中間指針で定められたもの、ある意味では大ざっぱな枠組みでございますので、今申し上げたケースも含めて、実情に応じてよりきめ細かな、そして柔軟な対応をぜひしていただきたいというふうに思っておりますの...全文を見る
○城内委員 大臣の前向きな御答弁、本当に評価いたします。  きょうも地元の小学生の皆さんが国会見学に参りまして、引率の教員の先生方からも本当に切実な声をきょう伺ってまいりましたので、もう本当に早急に実現していただきたいと思います。  といいますのも、教員の負担軽減が学校教育の...全文を見る
○城内委員 大臣、今、数年に一度という話をされましたけれども、これは、いわゆる学力を政府が分析するため、そういう目的もあるとは思いますが、例えば、産経新聞によれば、抽出方式のもとで実施対象とならなかった全国の小学校の実に七六・二%、ですから八〇%近くですよ、自分たちもやりたいと希...全文を見る
○城内委員 ぜひ、現場の、学校の先生方のみならず、御父兄、PTAなどの関係者の意見も踏まえて、この問題について前向きに私は取り組んでいただきたいというふうに思っております。  次に、朝鮮高級学校への就学支援金の問題について質問させていただきたいと思います。  私は、昨年十月の...全文を見る
○城内委員 具体的な記述を再度繰り返して取り上げさせていただきますとすれば、まず例えば、大韓航空事件は南朝鮮当局のでっち上げである、あるいは朝鮮戦争について、「米帝と南朝鮮統治者たちの犯罪行為」である。あるいは、アメリカをヤンキー呼ばわりして、「朝鮮でヤンキーたちはヒトラーさえも...全文を見る
○城内委員 確かに、子供には罪はないと思いますけれども、一定の限度を超えているこういった教育内容については、やはり是正をしていただくという前提で就学支援金を支給するというのが筋であるし、国民の皆さんも納得するんじゃないかなというふうに私は感じているわけであります。  さて、きょ...全文を見る
○城内委員 ぜひお願いいたします。  最後に、もう時間がありませんので、環境に配慮した学校について質問させていただきたいと思います。  大臣は、今臨時国会の所信、いわゆるごあいさつの中で、学校は地域コミュニティーの拠点である、そういうことを述べられました。私も大賛成であります...全文を見る
○城内委員 時間がないのでもうこれで質問を終わりますが、知育、体育、徳育、食育の次にぜひ木育ということも重視していただいて、大臣に前向きに取り組んでいただきたいと思います。  きょうはこれで終わります。ありがとうございました。
12月02日第179回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○城内委員 国益と国民の生活を守る会の城内実でございます。  本日は、前回に引き続き、人権救済機関について質問させていただきます。また、時間がありましたら、先ほど柴山委員からも質問がありましたけれども、死刑廃止問題について、さらに司法修習生の給費制問題についても時間があれば質問...全文を見る
○城内委員 事実だと今おっしゃいましたが、もし差し支えなければ、どこから、どのような企業あるいは団体から二十万円の献金を受けたか、お答えいただけないでしょうか。
○城内委員 大臣は企業・団体献金についてどのような考えをお持ちでしょうか。企業・団体献金は将来やめるべきなのか、それとも継続するべきなのか、そのお考えを述べていただきたいと思います。
○城内委員 であれば、私の承知している限りでは、民主党は政権公約で、政治資金規正法を改正し、三年後に企業・団体献金を廃止すると明記されておりますけれども、今おっしゃったように、大臣は廃止すべきであると言いながら何で受領しているのか、私は全くわからないんですね。  大臣自身が、し...全文を見る
○城内委員 いや、まさに、今、棚橋理事もおっしゃっているように、さっきの答弁と全然違うんですよね。  だから、やめるべきだったら、三年後というのじゃなくて、すぐ、大臣が率先して、もう受け取らないというふうにすべきじゃないですか。額も少額ですから。私は、何で受領したかよくわからな...全文を見る
○城内委員 何かもう全く理解のできない答弁で、これ以上時間を消費したくないので、この問題については、また質問させていただきたいと思います。  前回、十月二十五日の法務委員会で、私は人権救済機関について質問させていただきました。残念ながら、大臣が余りこの問題について詳しくない、大...全文を見る
○城内委員 では、大臣は記者会見で、これは九月二日の大臣就任の記者会見です。先ほど野田総理から六点の重要課題について御指示を受けたと。その中の三番目の項目として、新たな人権救済機関の設置というふうにおっしゃっておりましたけれども、野田総理からどういう指示を受けたのでしょうか。お答...全文を見る
○城内委員 私は、野田総理は常々、この問題については、どちらかというと慎重派であったというふうに理解しているんですけれども、本当にそういう指示が総理からあったとはにわかに信じられないんですが、具体的にはどういう形式で指示を受けたのですか。口頭ですか、それとも文書ですか。
○城内委員 要するに、野田総理から、そういう文書で指示を受けたということですね。  次の質問に移りますけれども、大臣が以前、記者会見で、来年の通常国会での法案提出に向けて今作業を進めているというようなことをおっしゃっておりましたけれども、その中で、国民の理解を得られるような制度...全文を見る
○城内委員 TPPもそうなんですけれども、私も手元に法務省政務三役の基本方針がありますけれども、プロセスを全部明らかにしろとは言いませんけれども、この政務三役の基本方針の二枚紙が公開されただけで、全く、だれがどこでどのような議論をしているかというのがわからないんですね。これは、ま...全文を見る
○城内委員 重ねて申し上げますけれども、この問題というのは国民すべてが対象になる非常に重要な案件ですので、十分やはり議論をしていただきたいと思います。  今、基本方針のお話をされましたけれども、ちょうど九月二日の大臣の初登庁後の記者会見で、大臣はこういうことをおっしゃっているん...全文を見る
○城内委員 私は、とりあえずつくって見直しというんじゃなくて、そもそもこういう機関は必要ないんじゃないかということを極めてこれまで論理的に述べてきたつもりであるんですけれども、やはり最初から設置前提ありきで、小さく産んで大きく育てるということを大臣はまさにおっしゃったわけですけれ...全文を見る
○城内委員 今まさに、大臣、個別法をつくっていけばまた新たな組織をとおっしゃって、行政のスリム化が重要だと。私は、まさに、人権侵害救済機関をつくることが行政のスリム化に逆行するということをこれまで何度も指摘させていただいたんです。別に、個別法をつくっても、人権擁護局という立派な組...全文を見る
○城内委員 今の御説明を聞いて、やはり人権侵害救済機関というのは設置する必要がないんじゃないかというふうにしか一般の国民は理解できないと思うんですね。  差し迫った、次から次へと新たな形態の人権侵害というものが続出しているという現状があればまだしも、私の承知している限りでは、年...全文を見る
○城内委員 であれば、大臣、諸外国でそういう機関がある、だから日本もそういう機関を設置する必要があるとおっしゃっているんですか。
○城内委員 大臣は今、政府から独立したとおっしゃいますけれども、まさに法務省の外局ですよね。そして、いわゆる三条委員会という相当強い権限をもって、日本に住んでいるあらゆる人たちを対象にするわけですね。これは本当に、暴走をして、非常に危険な機関になる可能性があると私は思います。 ...全文を見る
○城内委員 今そういうことをおっしゃいましたけれども、三条委員会でやること自体がやはり権限が強いんですよね。今、大臣が、特別調査とか救済措置については当面やらないと。だから大丈夫だということにはならなくて、これは悪意を持って、将来、まさに特高警察じゃないですけれども、こういう機関...全文を見る
12月06日第179回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○城内委員 国益と国民の生活を守る会の城内実でございます。  まず、司法修習生の給与の問題について質問させていただきたいと思います。  正直に申しますと、私はもともと貸与制でいいのではないかという立場にありました。しかし、ビギナーズ・ネットの皆さんを初めとする院内集会に参加を...全文を見る
○城内委員 ありがとうございました。  本当に、財務省の論理ではなくて、まさにこういうところに政治主導をしていただきたいと思います。  次に、大臣ですけれども、死刑制度については大臣は何か独自のお考えを持っているようですが、まさにこの司法修習生の問題についてこそ大臣にぜひ政治...全文を見る
○城内委員 大臣、フォーラム、フォーラムとおっしゃいますけれども、ではフォーラムの議論がすべて正しいかというと、そうじゃないと思いますね。まさに財務省の論理に引っ張られている感じもします。国民の理解を得られないと言いますけれども、私も一国民ですけれども、私のように国民がまさに修習...全文を見る
○城内委員 いや、六十二名が全員経済的な理由でないにしろ、経済的な理由で辞退した方がいらっしゃるんですよ。だから、やはりそういった点をきちっと踏まえて御答弁いただきたいなと思います。  次の質問に移らせていただきますが、先ほど漆原委員の方からも御指摘ありましたけれども、海外にお...全文を見る
○城内委員 いずれにしましても、民主党の中にも給費制存続を求める声が非常に大きいというふうに伺っております。給費制存続に向けて大いにかじを切っていただきたいと思います。  また、受験の機会三回で資格を喪失するというのも、私はこれは職業選択の自由に反するんじゃないかなと。例えば、...全文を見る
○城内委員 早ければ来年の通常国会ということですが、やはりこの問題は国民全員あるいは日本に居住している外国人全員にかかわる非常に大きな問題ですから、しっかりと時間をかけて、拙速を避けていただきたいと思います。  次の質問に移りますが、改めて、人権救済機関を設置したらお金がどれだ...全文を見る
○城内委員 ですから、今大臣まさにおっしゃったのは、既存の組織を使って、それで人権擁護局を廃止してというようなお話がありましたけれども、やはり人が足りなければ、例えばOBの活用も含めていろいろと、では、裁判員みたいに人権救済機関の職員を急に抽せんで選ぶんですか、そうじゃないと思い...全文を見る