城内実

きうちみのる

小選挙区(静岡県第七区)選出
自由民主党
当選回数6回

城内実の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第180回国会 衆議院 法務委員会 第1号
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○城内委員 自由民主党・無所属の会の城内実でございます。  まず冒頭、先般手術を受けられた天皇陛下の一日も早い御快癒を心からお祈り申し上げます。  次に、小川大臣、さきの選挙から六人目の法務大臣ですけれども、御就任おめでとうございます。  本日は、三つの質問をさせていただき...全文を見る
○城内委員 いや、一般論としておっしゃったようなことをおっしゃいますけれども、現に、これは国民も非常に関心を持って、重要な裁判なわけですよ。例えばこれにかかわっている方々に予断を与えるようなことがあっていいんでしょうか。私は、これは決してよくないと思いますよ、大変誤解を招きますか...全文を見る
○城内委員 いや、ただ、それにしても、こういった問題については、大臣としては答弁を全く差し控えるべきじゃないですか。  現に行われている裁判ですし、これは多分、階委員からすると、どちらかというと小沢議員の立場に立って質問したような印象を受けますけれども、であるからこそ、こういっ...全文を見る
○城内委員 具体的な個々の案件については踏み込んでいないと申しますけれども、こういったことについて、これは、大臣なんですから、大臣がこういう答弁をするということは、何度も言うように、今行われている司法手続に悪影響を及ぼしますから、もっと慎重に、答弁は差し控えますというふうに言うべ...全文を見る
○城内委員 済みません、もう堂々めぐりになっちゃうので私もここでやめますけれども、これはしっかりと理事会で議論していただきたいと思いますが、よろしいですか、お約束いただけますか。
○城内委員 全く納得できませんね。  こういった問題については、本当に大臣として軽率な答弁だというふうに私は理解しておりますけれども、そう思いませんか。
○城内委員 もうこれはやめますけれども、もう一度言いますけれども、強制起訴をとめるという制度設定を含めて考えるべきではないかということについて、一般論としてでも、検討しますと言うのは、これは本当に非常識な答弁だというふうに私は思います。
○城内委員 済みません、全く納得できません。  これは今まさに、階議員は、小沢事件という個別の今まさに司法でプロセスが行われている案件についての質問なわけですから、大臣としては、一般論とはいえ、そういう答弁を全くすべきでないし、この司法プロセスにかかわっている人たちが今の大臣の...全文を見る
○城内委員 いや、意図があったら困りますよ。だから、誤解があるような答弁だから問題だというふうに私は指摘しているのであります。  いずれにしても、私は、中立的な立場からしても、小沢事件で、小沢一郎議員を何か援護するようなすごい印象を強く感じました。何かそういう、今まさにそういう...全文を見る
○城内委員 繰り返しになりますけれども、本来、やはり大臣として、この問題については今司法プロセスで手続が行われているので、答弁は差し控えます、以上、おしまいという答弁であってしかるべきなんです。やはり私は、検討しますと言うと、何か非常にこれは関係者に悪影響を与える、予断を与えるよ...全文を見る
○城内委員 誤解を招いたことは認めていただけませんか。私はそういうふうに受けとめましたから。我々の理事もそう言っているじゃないですか。
○城内委員 いや、一般論であり、一般論であっても、個別の案件に全く影響を及ぼさないということはないわけですから、やはり私は、大臣の先ほどの答弁は非常に軽率だと思っております。  時間がもうなくなってしまうので、質問を続行していいですか。
○城内委員 しっかりと理事会で議論していただきたいというふうに思います。
○城内委員 はい。  まず、裁判官の報酬、検察官の俸給等に関する質問ですけれども、当法案につきましては、削減分が大体六千億円と言われておりますが、震災復興目的に供されるということですから、私自身は基本的に反対することはありませんが、しかし、人事院勧告を超えた給与引き下げを複数年...全文を見る
○城内委員 次に、ちょっとこれは通告はしていないんですけれども、そもそも、マクロ経済学的に見て、国家公務員の給与を一人平均七・八%、総額約六千億円というふうに言われておりますけれども、これだけ減らすということは、まさにデフレ要因以外の何物でもない。しかも、民主党政権はこれから消費...全文を見る
○城内委員 国会議員の歳費の削減の問題についても、ぜひ民主党内のみならず超党派で議論していただきたいというふうに思います。  次に、人権侵害救済機関について質問させていただきたいと思います。  この問題につきまして、私は、千葉大臣、柳田大臣、江田大臣、そして平岡大臣と、もう常...全文を見る
○城内委員 私も人権擁護については、これは大事ですから、人後に落ちません。これはもう絶対、人権擁護というのは大事な、どなたにもかかわる、国民全員がかかわる、あるいは日本に住んでいる外国人も含めて、あるいは世界じゅうの人たる人がかかわる重要な問題でありますから、これを全く軽視するつ...全文を見る
○城内委員 大臣は昨日、予算委員会で、柴山委員からの質問でいろいろ御答弁されましたけれども、その中でも、アメリカですか、そういったほかの国と比較して、では、アメリカとかドイツ、フランス、イタリア、いわゆるG8の国々に、全てこういった人権救済機関、日本の、これから、法務大臣が検討し...全文を見る
○城内委員 まさに大臣のおっしゃるとおりなんですよ。アメリカの例もそうなんですけれども、労働、雇用、そういった側面で不当な差別をなくす、例えば皮膚の色とか、どこの民族の出身だということで差別されないようにということでそういった人権に関する委員会が設置されているわけであって、これか...全文を見る
○城内委員 今、大臣、現行の救済手続では十分救済できない人権侵害事案が社会上たくさんあるというような趣旨の御答弁をされましたけれども、では、どれだけあるんですか。  私の理解では、毎年二万件前後の人権侵害事案があって、うち、実に九九%が現行の制度で解決できているというふうに、こ...全文を見る
○城内委員 今、大臣、人権擁護局をまさに将来発展的に解消して人権委員会を設置するというような趣旨のことをおっしゃいましたけれども、だとすれば、まさに、政府から独立した機関ではなくて、実態上、人権擁護局が定員と予算をふやして人権委員会という巨大な組織に大化けして、今までどおり人権侵...全文を見る
○城内委員 いや、まさに、同程度の横滑りであれば、何もそういった機関を設置する必要は私は逆にないと思いますが、聞くところによると、人権委員会は国家行政組織法のいわゆる第三条委員会として設置するというふうに聞いております。例えば、これに当たるのは公正取引委員会でありますよね。公正取...全文を見る
○城内委員 強制権限を持たせないというのであれば、三条委員会である必要はないんですよね。  ちなみに、平成十七年、当時野党の民主党さんが出した人権侵害救済法案の中身を言うと、出頭要求や令状なしの立入調査、これは憲法三十五条違反と言われていますけれども、まさに警察もびっくりの強権...全文を見る
○城内委員 いや、だから、何度も言いますように、そもそも最初から三条委員会である必要は全くなくて、まさに強制権限がない形であれば、百歩譲って、人権擁護局を外局の人権委員会として、これまでどおりしっかりと、例えば「人権の擁護」という冊子をつくっておりますけれども、人権啓発活動をした...全文を見る
○城内委員 まさに、政府から独立したというのであれば、裁判員制度じゃないですけれども国民の間からそれこそ抽せんで選んで、本当に独立した人権侵害救済機関をつくって、本当に救済できない案件がどれだけあるのか知りませんが、そういった案件があるたびにそういう人たちに集まってもらって議論し...全文を見る
○城内委員 これは法務大臣としての答弁というふうに私は理解しますけれども、今の答弁、これは実は、過去、非常に問題になったんですよ。朝鮮総連という日本に対する非常に敵対的なそういった団体の者が人権擁護委員になるんではないか、そういう大きな懸念があって、これは大議論になった話なんです...全文を見る
○城内委員 この人権侵害救済機関について、私は、これは拙速に導入すべきではない、そういう立場ですけれども、もし仮に今の民主党政権が拙速にこれを導入して、小川法務大臣であった場合、そうしたら小川法務大臣のもとでそういった外国人の方も、ふさわしい方であれば、ふさわしいというのはいろい...全文を見る
○城内委員 今、大臣御自身の一存でとおっしゃいましたけれども、大臣は法務大臣ですからね。閣法ですよ。ですから、これは、今、答弁が食い違っていますから、ぜひちょっと理事会で取り上げて、いやいや、食い違っていますよ。(発言する者あり)
○城内委員 いや、でも、今まさに小川議員は法務大臣ですから、法務大臣としての答弁として私は理解しますし、現に、大臣の一存でといいますけれども、大臣がまさに法律をつくるわけで、だから、最初のその制度設計をするのは大臣なんですよ、まさに。にもかかわらず、そのような答弁をするというのは...全文を見る
○城内委員 いずれにしましても、これまで、千葉法務大臣から始まって、この問題について私は何度も何度も質問してきましたけれども、残念ながら、きょうも、大臣から納得のいく、説得力のある御答弁はいただけなかったんですよ。  ですから、私は一野党の議員にしかすぎないんですけれども、ぜひ...全文を見る
○城内委員 大臣、ぜひお願いします。  何度も言うように、これは本当に、一部の人ではなくて全ての日本に居住する人が、人間がかかわる問題ですから、相当慎重に例えば人権侵害の定義とかも定義づけないと、もう何でもありで、それこそ、独裁的な政府ができたら、この人権委員会をうまく利用して...全文を見る
03月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○城内委員 自由民主党・無所属の会の城内実でございます。  質問に先立ちまして、先般手術を受けられた天皇陛下の一日も早い御快癒をお祈り申し上げます。  本日、予算委員会での質問の機会を与えていただきましたこと、まことにありがとうございます。十分という短い時間ですから、重箱の隅...全文を見る
○城内委員 しかし、女性宮家創設を突破口にして、男系か女系かといった道を切り開くという懸念もありますので、これはまさに総理の歴史観、宗教観、哲学にかかわる問題ですから、何とぞ、これは慎重に御判断いただきたいというふうに思います。  次の質問に移りますが、新政権発足に当たりまして...全文を見る
○城内委員 無駄をカットすることについて私は反対しませんけれども、必要な予算をつけるべきであって、無駄なものは徹底的にカットすべきであるということをやっていただきたかったと思います。  次の質問に移ります。  尖閣諸島の問題ですが、これはまさに、海洋国家日本の権益が侵されかね...全文を見る
○城内委員 もう時間がありませんので、次の質問に移ります。  最後に、TPPの質問です。  自国の国益を追求することとは、我が国の国民の幸せ、企業、団体の利益を踏まえて、あらゆる合法的手段を使って目的を実現すること、そしてそのために、外交交渉に当たっては他国の不当な圧力に屈し...全文を見る
○城内委員 であるならば、既に、日本のTPPへの参加条件として、アメリカ産業界からさまざまな要求が出されています。環境に優しい我が国の軽自動車の制度を廃止せよとか、食品の検疫を緩めろとか、こうした要求が既にありますよね。アメリカ政府がその企業、団体の意見を踏まえて日本に突きつけて...全文を見る
○城内委員 仮定の話ですけれども、もし政府からあったとしても、それはきちっと突っぱねていただきたい、そういうふうに思います。領土問題を初め、外交の対応がいまいちなので、私は、こういった点はしっかりとやっていただきたいと思います。  最後に、総理は、世界経済の成長を取り込み、産業...全文を見る
○城内委員 時間が来ましたので、これで質問を終わります。ありがとうございました。
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○城内分科員 自由民主党・無所属の会の城内実でございます。  本日は、TPPの問題について、そして二つ目はODAについて、三つ目は日欧関係の今後について質問させていただきます。  まず、TPPについてお尋ねいたします。  政府からも既に発表されているように、TPPの交渉分野...全文を見る
○城内分科員 今副大臣から御答弁ありましたけれども、これは牛肉の問題もそうでしたけれども、やはり食品の安全というのは我が国国民にとって非常に重要な問題ですので、そういったアメリカの圧力団体がアメリカ政府に働きかけて、交渉ベースでそういった、無理難題と私は思いますけれども、押しつけ...全文を見る
○城内分科員 ぜひ、今副大臣おっしゃったようなことをはっきりとアメリカに申し上げていただいて、まさにWTOとの整合性についてのことも含めて、はっきりとこれは突っぱねていただきたいなと思います。  これに関連して、これは質問じゃありませんので、ちょっと聞いていただくだけで結構です...全文を見る
○城内分科員 今副大臣おっしゃったように、まさに濫訴ということはあります。アメリカはどちらかというと訴訟国家ですから、ある意味ごね得というようなことがありますので、何か一つのことをきっかけに、いちゃもんという言い方がありますけれども、文句を言って、これは協定違反じゃないかとか非関...全文を見る
○城内分科員 ちょっと、もう余り時間がないので。  保険外診療を認めるということは、まさに国民皆保険制度を解体に導くということになりますので、やはり慎重にならなきゃいけないということと、先ほど副大臣、アンリーズナブルなことを言われないようにというふうにおっしゃいましたけれども、...全文を見る
○城内分科員 ぜひ財務省に負けないように頑張っていただきたいと思います。  この関連で、昨年三月の震災後、二〇一一年度第一次補正予算ではODA関連予算が全体で約一割削減ということになっておりますが、あれだけ世界の国々の人たちが、それこそ開発途上国の皆さんも含めて、日本の震災、原...全文を見る
○城内分科員 ぜひ大臣、お願いいたします。  ODAの関連でもう一点、中国の対外援助についてですが、昨年、初めて中国が対外援助白書というものを発行したそうであります。ただし、今その中国が、ある意味、あるときは開発途上国、あるときはほかの開発途上国を援助する先進国のように立場を使...全文を見る
○城内分科員 ぜひ、今政務官がおっしゃったように、透明性、説明責任をしっかり果たすように働きかけていただきたいと思います。  最後の質問に移ります。  アメリカ、中国ときましたので、ヨーロッパに目を向けますが、戦後、我が国はアメリカやアジアとの関係を重視してきておりましたけれ...全文を見る
○城内分科員 時間が来たのでこれで終わりますが、まず、日・EU・EPAに最初に取り組んでいただいて、実現して、TPPはいろいろな懸念がありますので、慎重に、じっくり時間をかけてやっていただきたいと申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○城内分科員 自由民主党・無所属の会の城内実でございます。  本日は、TPP、そして林業の問題、さらには内水面の問題等について御質問させていただきたいと思います。  まず、私の地元、静岡県浜松市、湖西市というのは、農業生産高で日本有数のところなんですね。本当に日夜、先般も若手...全文を見る
○城内分科員 大臣、これは我が国の国益にかかわることですから、ぜひ頑張っていただきたいと思いますし、御承知のとおり、TPPというのは、農業とか事業者だけじゃなくて、まさに金融サービス、二十一分野にわたる大きな交渉事ですから、ここだけは絶対守るというのは守っていただかないと、本当に...全文を見る
○城内分科員 今の御答弁があったように、だからこそ、やはりこういう守るべきところ、特に林業もそうなんですけれども、TPPに参加することによって我が国の林業が衰退してしまうということにならないように、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  さらに、林業の関連の質問でありますけれど...全文を見る
○城内分科員 ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。  また、森林の集約化についてですけれども、本予算における関連予算額及び過去の執行額との増減について調べてみましたら、三百十三億円ということで、かなり積極的な予算措置であります。私は、こういったことは非常に評価しており...全文を見る
○城内分科員 副大臣、ありがとうございます。  次の質問に移りたいと思いますけれども、私は、例えば間伐材の名刺を使ったり、あるいは、木育という観点から、子供たちが知育、体育、徳育、食育に次いで、木になれ親しんで木に対する理解をする。例えば、一部の人たちは、間伐材を使うと何か環境...全文を見る
○城内分科員 今副大臣から前向きな答弁がございましたが、ぜひ積極的に進めていただきたいと思います。  私は、昨年十月二十六日の文部科学委員会におきましても、この問題を取り上げました。  その際、当時の中川文科大臣が、私の木造校舎の建築推進をという質問に対して、ぜひとも進めてい...全文を見る
○城内分科員 今副大臣が、丸太あるいは製材品だと思いますけれども、既にまさに自由化されてしまって大変な大打撃を受けられたという御認識、全くそのとおりでありますので、繰り返しになりますけれども、合板についてもしっかりとこれを守っていただかないと、日本の国産材というのはもう衰退の一途...全文を見る
○城内分科員 副大臣、ありがとうございます。  真ん中から上というのは、あくまでわかりやすく言ったことで、急峻な、急勾配のところのことを意味したわけでありまして、いわゆるそういう針広混交林というのをぜひ進めていただいて、まさに動物が住む環境と人間がアクセスして木材を利活用する地...全文を見る
○城内分科員 極めて前向きな御答弁なので、私も感動しました。ぜひ、言葉だけじゃなくて、あるいは予算措置、そういった観点から積極的に対処していただきたいと思います。  私の地元、まさに、浜名湖、天竜川、内水面漁業が本当に盛んなんですね。それに従事されている方の痛切な声をきょう私が...全文を見る
○城内分科員 今政務官から御答弁がありましたけれども、私の地元の本当にやる気のあるプロの若い農業者というのは、どんどんどんどん、まさに政務官がおっしゃったように、担い手への農地集積、これを進めていただきたい、そして休耕地、休耕田を活用させてほしい、農業者に戸別所得補償なんかもう必...全文を見る
○城内分科員 ありがとうございました。  時間がありませんのでこれで終わりますけれども、きょうは、大臣、副大臣、政務官から極めて前向きな御答弁をいただいたことを大変高く評価しますが、だからこそ、TPPについては本当に慎重に、場合によっては交渉から撤退するというようなことも含めて...全文を見る
03月16日第180回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○城内委員 城内実でございます。  本日は、人権侵害救済機関、そして司法修習生の問題、そして、時間があれば個人通報制度について質問させていただきますが、まず、私は、二月二十二日の当委員会で、階委員が小沢一郎議員の強制起訴についてされた発言、それに対する大臣の御答弁について、いま...全文を見る
○城内委員 いや、しかし、階議員は、まさに個別の事案、小沢一郎議員の強制起訴の問題、これがそうじゃなくて、一般論として、あえて触れずに一般論として改正すべき点があるんじゃないですかという質問であればいいですけれども、これはまさに小沢一郎議員の強制起訴という個別の事案についての階議...全文を見る
○城内委員 であるならば、百歩譲って、個別の事案については答弁は差し控えますが、あえて一般論を言えばというところを、そこら辺が非常に曖昧ですから、私も、記録を何度読み返しても、個別の事案について大臣が前向きな答弁をしたというふうに受けとめたんですよ。  ですから、そういう誤解を...全文を見る
○城内委員 いや、大臣はそうおっしゃいますけれども、私は別に曲解したり歪曲しているわけじゃなくて、議事録をもう一度読み返してみても、これは非常に不用意な発言ですから、まさに、私は別に大臣をいじめるとかじゃなくて、誤解を与えているから、むしろすっぱりと発言を撤回していただいた方が、...全文を見る
○城内委員 いや、私は誤解しているんじゃなくて、議事録を読んで、どう読んでもそういうふうに受けとめられるので、私だけじゃなくて他の委員もこれはそう受けとめているわけですから。そういう人が、一人だけならまだしも、たくさんいるわけですから。大臣、ですから、ぜひ撤回してくださいよ。
○城内委員 私がもし大臣の立場だったら、もうこういうのははっきりと撤回して、誤解を招いたことを、謝罪はしなくてもいいですけれども、もう一度、御自身の誤解を招かないような答弁を改めてしていただければそれで済む話ですから。私だったらそうしますが、もう余り時間が、この問題について、また...全文を見る
○城内委員 影響を受けないといっても、いわゆるサブリミナル効果というのがありますし……(発言する者あり)いやいや、やはり何か目がそっちに行っちゃいますよね。目がそっちに行くということは、やはり心理的な、サブリミナルよりもっと強い効果がありますよ、逆に言うと。サブリミナル効果の一億...全文を見る
○城内委員 別に私は、大臣が謝罪したから大臣はやめろとか言っているわけじゃなくて、やはりこういうことでマスコミにも出て、これって一体どうなっているんだということで世間をお騒がせしたという意味で、日本人というのはそうじゃないですか、一回謝罪すれば水に流すというか、そういう民族性があ...全文を見る
○城内委員 パチンコもそうですけれども、趣味でやっている範囲と、パチプロというのもいるわけですよ。例えば競馬だってそうじゃないですか。まさに月十万円の報酬を得るような職の兼職は禁止されているわけですから、十万掛ける十二で百二十万ですけれども、大臣の場合、一千万とか多額なわけですよ...全文を見る
○城内委員 御理解が得られたらという条件を今付されましたけれども、実際、私が漏れ聞くところによりますと、与党民主党内では反対なさっている方が何か少なくないようですよ。  大臣、そういった、民主党の中で反対意見が結構あるということは御存じですか。
○城内委員 これから質問しますけれども、今までの法案と本質的には全く変わっていないんです。  ちなみに、これは他党のことですから余り口を出す話じゃありませんけれども、例えば自民党でいうと、総務会というところで意見が集約されて、そこで了承されると法律の改正とかいろいろな形で意思決...全文を見る
○城内委員 その民主的な手順というのが何かよくわからないんですけれども。  いずれにしても、もう一度繰り返しますけれども、民主党の中にも、この人権侵害救済機関の制度設計そして中身について問題だと、私と全く同じ立場の人たちがいらっしゃるんですよ。ですから、そういった方々の意見も集...全文を見る
○城内委員 私は今、「その他」について質問したんです。  差別助長行為についての大臣の御答弁は、実はこれについても納得できないんです。なぜかというと、要するに、不当な差別的取り扱いというのは一体具体的にどういうものかというのが全く明らかにされていなくて、何でも差別助長行為、これ...全文を見る
○城内委員 いや、今の定義だったら、まさに曖昧なんですよね。まさに人権侵害とは人権侵害であるみたいなことですよ。  しかも、大臣は今、私人間においては、民法、刑法その他の人権にかかわる法令の規定に照らして違法とされる侵害行為と言いますけれども、公権力はまだしも、私人間において何...全文を見る
○城内委員 全く理解できません。何度も質問していますけれども、こういった機関を実際つくらなければ救済できない事案というのはどういう事案があるか。  以前、いじめとかいう答弁が返ってきました。これは小川大臣だったか前の大臣かわかりませんけれども。一体、この人権侵害救済機関、しかも...全文を見る
○城内委員 全く説得力がないですよ。だって、今大臣は、その予防をしなきゃならないとかそういう話をされましたけれども、現状、今まさに、各地域に人権擁護委員がいらっしゃいますし、人権擁護局だってあるわけですよね。そういった人たちが活動して、それなりに効果を上げているわけですよ。  ...全文を見る
○城内委員 いや、全然私は納得できません。なぜ三条委員会なのか。三条委員会じゃなければ政府から独立した機関とは言えないということはないですよね。でも、何で三条委員会なのか、私はよくわからないんです。  ちなみに三条委員会というのは、GHQの占領下に二十以上つくられたそうですが、...全文を見る
○城内委員 まず私の質問に答えていただきたいんですけれども、御皇族を含めて全ての日本に居住する人間、国民及び御皇族そして外国人が対象になりますか、ならないのかという御答弁。  そして、今、権限を持っていないと言いますけれども、では、権限を持つ必要がないのであれば三条委員会である...全文を見る
○城内委員 これははっきりと答えていただかないと困ります。差し控えるんですか、それとも、対象になるのかならないのか。なるかならない、あるいは差し控える。私は、なるかならないか、どっちかで答えていただきたいんです。
○城内委員 これは対象にならないと今答弁されましたけれども、なぜならないんですか。
○城内委員 それについての何か根拠条文というのがあるんでしょうか。規定があるんでしょうか。
○城内委員 では、その他の、いわゆる皇室の方々には、全てにそういうことでよろしいんでしょうか。
○城内委員 これは大事な質問ですよね。  では、これはやはりしっかりと答えていただきたいんですが、例えば、前回も質問しましたけれども、国会議員とかはどうなんですか。国会議員は。
○城内委員 だとすれば、国会議員はよくて、一般の何の罪もない市民の方が国会議員と同じような発言をして、国会議員は人権委員会で人権侵害事案として扱われないのに、一般市民の方は全く同じ発言をしてその対象となるというのは、これはおかしくないですか。
○城内委員 でも、おかしいですよね。人権侵害を受けたとされる者にとっては、その発言、あるいはまさに差別的言動としますよ、国会の発言だろうが国会外での発言だろうが、感じた人権侵害、差別的言動というのは、受けた者からすると同じはずじゃないですか。どうなんですか。
○城内委員 いずれにしても、非常に制度設計が抽象的で曖昧なわけですよ。いろいろなケースで、こういうケースはどうだとか、ろくに議論もしないで非常に、何でもできるような機関をつくろうとしているわけです。  ですから、こういった観点からも、私、実は用意している質問の五分の一もまだ質問...全文を見る
○城内委員 わかりました。  では、視点を変えて、その六十三名の中に経済的理由で諦めた方がいると思いますか、思いませんか。いないと思いますか。
○城内委員 いるんですよ、実際に。少なからずいらっしゃるんですよ。ですから、いるという事実を踏まえて、そういった方々がまさに法曹への道を断念している、その事実を踏まえて、そうならないようにするのがまさに政治の力じゃないかと私は思うので、もう時間がないので、この問題についてもたくさ...全文を見る
06月08日第180回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○城内委員 自由民主党の城内実でございます。  滝大臣以下、新政務三役の御就任おめでとうございます。  特に、滝大臣は、私の自民党一年生時代の先輩でありますし、また郵政民営化法案に青票を出した同志でありますので、大変尊敬しております。当時、南野知恵子法務大臣にかわって難しい質...全文を見る
○城内委員 やはり、大臣、本当に木で鼻をくくったような答弁ですよ。既に、前原政調会長とか、まさにこの丹羽大使を推薦したと思われる岡田克也副総理も、この発言に対してこれは問題だというふうに指摘していらっしゃるわけですから、私は、法務大臣としてもきちっとこれは問題だという認識を持って...全文を見る
○城内委員 今、辻委員から前向きな御答弁をいただきましたので、給費制も排除する趣旨ではないということと、当然過去にさかのぼっていくことも検討されるという御答弁でしたので、ほっと安心した次第でございます。  次に、合議制の組織について質問させていただきたいと思います。  まず第...全文を見る
○城内委員 今、辻委員から原則一年以内というお言葉がありましたけれども、私は、論点とか議論はもう出尽くしているわけですから、本当に早急に結論を出していただきたいというふうに思っております。  そして、組織の構成について質問させていただきたいんです。  従前の検討体制をより強化...全文を見る
○城内委員 要するに、現場の声を知らないような学者の方ばかりではなくて、ビギナーズ・ネットを初め、まさに当事者というか関係者の悲痛な叫び、これについてはまた私は後で御紹介させていただきたいと思いますけれども、そういう声もちゃんと反映できるような合議制の組織にぜひしていただきたいと...全文を見る
○城内委員 いや、今大臣、御自身は法曹ではないとおっしゃいましたけれども、自民党時代も法務副大臣というか、実質的には南野大臣にかわる法務大臣だったわけですよ。ですから、本当に当事者意識を持っていただいて、まさに政治主導でしっかりと合議制の、もちろん議論はあると思いますけれども、正...全文を見る
○城内委員 今、滝大臣、膨大な財政的な問題があるとおっしゃいましたけれども、私、何度も言いますように、確かにお金がなければできないということはあると思いますけれども、やはり、何が大事か、何が必要か、何が日本の社会にとって大事かという観点から、お金がないからやめますなんというのは誰...全文を見る
○城内委員 いや、私もこの問題にずっとかかわっておりますけれども、今、滝大臣は、そのときの案と比べて問題がかなりクリアされているとおっしゃいましたけれども、ほとんどクリアされていないんですよね。一部変わったところがありますけれども、人権委員会が三条委員会であるという問題とか、ある...全文を見る
○城内委員 今、谷副大臣、松野政務官からも御答弁がありましたけれども、時間がないので、また次回に質問させていただきたいと思います。基本的に前向きなんですが、私は、その必要性とか、今のこの現状で何が解決できないのかということについて非常に疑問を持っていますので、また次回、お時間をい...全文を見る
○城内委員 三点目は、大臣は就任後、法務省の関係部局、人権擁護局でいいと思いますけれども、何らかの、この点についてブリーフとかやりとりはあったんでしょうか。
○城内委員 ぜひ、これは本当にいろいろな問題、憲法の表現の自由にかかわる問題でもありますので、慎重に、この委員会できちっと議論をしていただいた上で進めていただかないと、本当にこれは後へ禍根を残す問題ではないかと思います。  次の論点ですけれども、私は、小川前法務大臣に二度ほど質...全文を見る
○城内委員 賛成とか反対の立場でないということでありますから、私は、慎重であるというふうに、いい意味で解釈しますけれども、小川前大臣は、二月二十二日の私の質問に対して、外国人参政権賛成の立場から、外国人の人権擁護委員就任について、「個人の見解」として、「人権擁護の職務を行うのにふ...全文を見る
06月15日第180回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○城内委員 城内実でございます。  引き続き、丹羽大使の件で質問させていただきたいと思います。  大臣は、フィナンシャル・タイムズの記事を多分読まれたと思うんですが、そこに、非常に重大な危機を日中間にもたらすと。これは英語でも私も確認したんですが、エクストリームリー・グレーブ...全文を見る
○城内委員 私自身、この非常に重大な危機、これは英国人にも確認しましたけれども、武力衝突を想定、戦争ですね、こういうことを我が方の中国大使が発言していいかということですよ。これは中国側に、いわゆる核心的利益、チベットやウイグルと同じように、武力衝突をもってしてでも解決する、そうい...全文を見る
○城内委員 いや、今大臣はしっかり伝わっているとおっしゃいましたけれども、これは外務省のつくった資料ですけれども、六月八日付の北京青年報に何て書いてあるかというと、藤村官房長官は以前、必要があれば政府として、これは魚釣島のことだと思いますけれども、購入することもあるかもしれないと...全文を見る
○城内委員 中国という国は、勝手に大陸棚説とか自分に都合のいいようなことを言ってきて、しかもそういった東南アジアの中小国をいじめて、とんでもない、ならず者国家なわけですよ、はっきり言うと。  ですから逆に、中国大使としては、まさに西沙諸島、南沙諸島についてはいいかげんにしろと注...全文を見る
○城内委員 今大臣おっしゃいましたけれども、私は別に民間大使を否定するわけじゃありませんけれども、よりによって中国大使というのはないでしょうと。先ほど言いましたようにブータンとか、ほかにも、すごく友好的でほとんど利害関係がなくて仲よくやっている、そういう国であれば、丹羽大使みたい...全文を見る
○城内委員 大臣の御答弁、全く納得できませんが、もう時間も来ましたので、これで終わらせていただきます。
06月15日第180回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○城内委員 城内実でございます。  人権侵害救済機関について質問させていただきたいと思います。もし時間がありましたら個人通報制度についても触れたいと思いますが、基本的に一時間、この問題についてやらせていただきたいと思います。  今、柴山委員からも指摘がありましたけれども、大臣...全文を見る
○城内委員 いや、目指すのはいいんですけれども、やはりいろいろな問題をまずクリアして、禍根を残さないように、後にも述べますけれども、目指されているところは、いわゆる国家行政組織法上の三条委員会という強力な権限を持ち得る、そういう委員会を設置しようとされているわけですから、なおさら...全文を見る
○城内委員 今大臣おっしゃいましたように、人権侵害事案があって、どこに持っていったらいいのかわからない人、いらっしゃると私は思いますよ。そういう人は、とにかく一人でも多く救ってあげたい。どこに行っていいかわからなくて家で泣いていたり、あるいは不幸なことに自殺をしてしまうようなこと...全文を見る
○城内委員 まさに大臣、図らずも今お認めになったわけですよ。そんな巨大な機関をつくる必要がなくて、むしろ、人権擁護委員の方々、今はボランティアで、将来的には国家公務員の資格を与える、私はややそれには慎重なんですけれども、人権擁護委員の数をふやすとか人権啓発活動をもっとやるというこ...全文を見る
○城内委員 ですから、これは、根拠法とかそういう条文にも当然書かれないと思いますが、結局、対象にならないと解釈されるとか、人権委員会が設置されたら、その人権委員のあんちょこというか彼ら独自の基準か何か、あるいは本人の価値観に基づいて、対象にするしないという、そういう非常に曖昧な解...全文を見る
○城内委員 今大臣がおっしゃったように、要するに、まずは考えにくい、まあそれはないだろうとか、そういうことになっちゃうんですよね。なぜかというと、これは要するに、日本に居住している人が対象ですし、あらゆる人権侵害というものを対象にして、個別の対象者あるいは個別の事案、これとこれだ...全文を見る
○城内委員 大臣、私、全くそのとおりだと思います。賛成です。  だから、社会が存在する限り、社会における常識で判断すればよくて、人権委員会というのは、はっきり言うと人権オタクみたいな人がなったりするかもしれないんですね。何でもこれでも人権侵害、人権侵害と、もう常に人権侵害のこと...全文を見る
○城内委員 大臣、今の答弁は論理が飛躍していると思うんです。だから人権委員会がという話でありますけれども、やはり国会もありますし、人権擁護局もありますし、全国に人権擁護委員の方がいらっしゃるんだから、そういった方々が社会の常識に照らして対応すればいいのであって、いきなり人権委員会...全文を見る
○城内委員 今ガイドラインをつくってとおっしゃいましたけれども、別に人権委員会がなくても、人権擁護局がしっかりガイドラインをつくればいいですし、また個別法で対応するということだってあり得るわけですね。  この関連で、まさに副大臣、政務官にもお尋ねしたいんですけれども、実際に今、...全文を見る
○城内委員 今、副大臣、政務官がそれぞれ御答弁ありましたけれども、ちょっと私、再度質問させていただきたいんです。  谷副大臣は今、人権委員会をつくった方がいわゆる人権侵害をされたとする方々にとって利用しやすいとおっしゃいますけれども、今、人権擁護局もありますし、各地方法務局もあ...全文を見る
○城内委員 いや、もう本当に、済みません、答えに全くなっていないんですけれども。  今、審議会の答申とか、独立性を持った機関をパリ原則でつくれ、こういう話は私ももう百回ぐらい聞いているんですけれども、だからといって、人権委員会という機関をつくったら、それがより利便性があって利用...全文を見る
○城内委員 でしたら、百歩譲って一般法をつくって対処すればいいのであって、だからといって、そういう箱物を、人権委員会という巨大な組織、ちょっと次の質問に移りますけれども、つくる必要はないと思うんですね。しかも、国家行政組織法上、第三条委員会といって、これは今でいえば公正取引委員会...全文を見る
○城内委員 今、要するに一言で言うと、そんなこそくなことは考えていませんよという大臣の答弁なんですけれども、私はやはり疑っているんですよね。そもそも何で三条委員会じゃなきゃいけないのか。ないんですよね。八条委員会でも必要ないし、そういう機関が必要じゃないんです。  それで、この...全文を見る
○城内委員 一丁目一番地の一、一の一の一です。  では、もう一つ質問しますけれども、一丁目一番地の一に、済みません、これは通告していないのでわからなかったらわからないでいいです、同じ住所にある機関がありますけれども、何か御存じですか。
○城内委員 大臣、正解です。公安調査庁も千代田区霞が関一の一の一です。もう一つ、公正取引委員会、これも合同庁舎六号ですから、一の一の一です。  ここで、どうして私がこういう質問をしたかというと、政府から独立した機関をつくるのであれば、よもや千代田区霞が関一の一の一ではないですよ...全文を見る
○城内委員 ただ、おやめになった小川大臣は、人権擁護局の横滑りとして、独立した機関であるけれども人権委員会をつくるとおっしゃっているんですよ。横滑りということは、人権擁護局というのは恐らく霞が関一の一の一の法務省のどこかにあるんでしょうけれども、そこを看板を書きかえて、職員も法務...全文を見る
○城内委員 国民のイメージからすると、法務省とか公安調査庁と同じ住所に人権委員会というのがあれば、独立したイメージはないですよね。そう思いませんか。
○城内委員 今、行政改革とか、民主党さんがお好きな事業仕分けで無駄を削っているんですけれども、では、人権擁護局じゃない、それを多分横滑りだからなくして、どこか借りるんですよね、恐らく千代田区のどこかに。どんなに安く見積もったって賃料は月二百万ぐらいじゃないでしょうかね、職員の数に...全文を見る
○城内委員 もう私も質問していて何か自分が恥ずかしくなってきているんですけれども、さっきの御答弁もそうですけれども、もうちょっと、今後いろいろな新しい人権が出てくるとか、そして、ではどこに設置するかということもろくに詰めずにということは、冒頭申しましたように、どこかの団体が早くつ...全文を見る
○城内委員 今、枠組みが決まってからの話とおっしゃいますけれども、ある機関をつくるには、定員と予算、これが非常に重要なんですよ。そこからまず入ってくださいよ。それから入らずに、パリ原則を持ち出したり、何か審議会の答申、審議会だって間違った答申をすることもあるじゃないですか。それを...全文を見る
○城内委員 いや、理解をしなきゃいけないと大臣が幾ら思っても、そういう方々は世の中にいらっしゃるわけですから。  それで、専門家というと、どちらかというとそういう方々が、私が人権問題については専門家ですからということでお仕事をされて、間違って人権委員会の委員になったら、どうせ上...全文を見る
○城内委員 今大臣、そういう校長先生が悩まなくてもなんておっしゃいますけれども、私からすると、校長先生の方が人権侵害を受けていますよ。法律と、あるいは条例とか校則にのっとって生徒を指導したにもかかわらず、わけのわからないそんな勧告書が来て、おまえは人権侵害した者だなんていって、私...全文を見る
○城内委員 いずれにしても、人権委員会をつくる、つくらないという結論は私は出て、つくる必要ないんですね。百歩というか一万歩ぐらい譲歩すれば、今の人権擁護局の皆さんも頑張っていらっしゃいますから、法務省のもとに人権擁護庁、これは反対派の人に怒られるかもしれません、人権擁護庁なんとい...全文を見る
○城内委員 大臣、私は追及しませんけれども、大臣が今、日本人は中庸です、韓国では激しいというこの発言自体が、人権委員会では差別的な言動ととられるんですから、御注意くださいね。本当ですよ、これ。ちょっと、これは冗談じゃなくて、今大臣がおっしゃった、日本人はどちらかというと中庸、韓国...全文を見る
○城内委員 私は善意に解釈しますけれども、そう解釈しない人が必ず出てきますから。過去の発言についてまでも問われる可能性が非常に高いような私はこの人権委員会だと思う。というのは、いや、それは昔の発言なんといったって、いまだに私はそれでもう心証を害して、夜も眠れなくて病気になりかかっ...全文を見る
○城内委員 実はあとまだ三分の一残っておりますけれども、時間が来ましたので。  ぜひ、事務方と詰めて、もう少し説得力ある答弁をしていただきたいということと、これは一つ宿題ですけれども、歴代大臣にも宿題を出して全く答えられていないんですけれども、では、人権委員会、私は反対ですが、...全文を見る
07月31日第180回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○城内委員 城内実でございます。  本日は、裁判所職員定員法について、そして二つ目はいじめの問題、最後に三つ目として、いつも質問しています人権侵害救済機関について、今回で十二回目ですけれども、質問させていただきたいと思います。  まず、裁判所職員定員法の改正についてですが、我...全文を見る
○城内委員 ぜひ増員をしていただいて、今おっしゃったように、適切な事件処理を少ない人数でやっていただきたいなと思います。  私は、そもそも、政府の国家公務員新規採用削減という方針には非常に慎重ないし反対の立場なんですね。  そもそも国家公務員というのは、国益と国民の生活を守る...全文を見る
○城内委員 次に、法務大臣にちょっと質問させていただきたいんですけれども、いわゆる司法修習生への経済的支援の問題です。  今まさにその経済的支援のあり方が問われているわけですが、私は、国民のより広範な、多様な層から裁判官が任官されるということが望ましいと思っているんですよ。いわ...全文を見る
○城内委員 大臣、ぜひ、当委員会における議論、そして新しく設置される合議体における議論を踏まえて、実態に即して、貸与制ということにはやはり無理がありますから、給費制に戻すということをぜひ前向きに検討していただきたいというふうに思っております。  それでは、次の質問に移ります。 ...全文を見る
○城内委員 しかし、この大津で、いじめと認定されていませんけれども、私はもうこれは明らかにいじめだというふうに受けとめておりますけれども、こういうひどいことが放置されて、実際起きているわけですね。多分、これも本当に氷山の一角だと思うんです。  文科省は、平成十八年に「いじめの問...全文を見る
○城内委員 今、学校、教育委員会の取り組みに期待するような話がありましたけれども、期待できないんですよ、はっきり言うと。だから、文科省がむしろ中央集権的にしっかり通達を出してコントロールしないと、もう放置されているばかりですよ。  今の御答弁もそうなんですが、共通するのは、何々...全文を見る
○城内委員 私は、いじめについては、中央の霞が関一丁目一番地に人権委員会をつくって、それで目を光らせれば日本じゅうのいじめがなくなるとはとても思えないんですよ。  やはり現場ですよ。現場でしっかり対応することが大事であって、第一に、学校現場におけるいじめの状況把握、担当教員から...全文を見る
○城内委員 ちょっと最後の人権侵害救済機関設置というところは納得できませんが、その前の、まさに大臣おっしゃったような、法務省で子どもの人権一一〇番というのがあって、それを活用すべしということについて、私は全く一〇〇%賛同します。  ですから、まさに今大臣おっしゃったように、法務...全文を見る
○城内委員 これだけ、まさに裁判官の数をふやす減らすとか、国家公務員の数を減らすという話がある中で、やはりきちっと青写真をつくっていただいて、では本当にそんなに必要なのかどうかとか、検討しようがないんですよね。ですから、それを速やかにやっていただきたいと思います。  いずれにし...全文を見る
○城内委員 まさに今大臣おっしゃったように、三十数億、多少ふえるという程度のものであるならば、そもそも必要ないんじゃないですか。その多少ふやすものを、今申しましたように、例えば人権啓発のチラシやポスターとかブックレットをいっぱいつくって、現場の学校に配って、ちゃんとその現場の先生...全文を見る
○城内委員 いずれにしましても、とにかく現場の草の根の人権擁護活動にやはり予算を振り分けていただく、そして、人権侵害救済機関という何かお化けみたいな機関はつくらない、そういう方向でぜひいっていただきたいと思います。  次に、いじめ問題について見ますと、私は、人権委員会がもし仮に...全文を見る
○城内委員 大臣、まさに今、地方と中央で情報を共有しながら適切に対応しますとおっしゃいましたけれども、では、今の人権擁護局と地方の人権擁護委員の方々あるいは地方法務局で情報の共有がされていないということですか。
○城内委員 大臣、今おっしゃったことですけれども、必ずしも国から独立した機関をつくらなければいけないということにはならないと思いますよ。実際、各地域にいらっしゃる人権擁護委員の活動については、地方の情報を中央の人権擁護局が吸い上げて、先ほど申しましたように文科省と連携して適切に対...全文を見る
○城内委員 しかし、独立した機関とおっしゃいますけれども、結局、前回の答弁もそうですけれども、恐らく人権擁護局の看板書きかえで、住所も変わらずに、霞が関一の一の一ですかに置くということになるんじゃないかと私は思うんですよ。しかも職員は、まさに社会保険庁じゃないですけれども、看板を...全文を見る
○城内委員 いや、それはおかしいですよ。海部・盧泰愚会談がどうあれ、大臣として答弁できないというのはおかしいですよ。  もう時間がありませんけれども、私は反対の立場ですけれども、現に小川前大臣は「人権擁護の職務を行うのにふさわしい方であれば、必ずしも日本人に限定する必要はない」...全文を見る
○城内委員 時間がありませんので、これで私の質問を終わりますけれども、また次回、質問させていただきたいと思います。
08月07日第180回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○城内委員 自由民主党の城内実でございます。  本題に入る前に、まず滝大臣に一点、質問通告しておりませんが発言したいことがございます。  先般、死刑の執行が行われました。これまで歴代の法務大臣は、この死刑の問題について、職責を放棄して、自身の個人的な価値観に基づいて、法務大臣...全文を見る
○城内委員 私を初め、ほかの委員の先生方も、滝大臣は歴代の法務大臣の中で本当に立派な方だと。やっとまともな法務大臣が来たという発言をした委員の方もいらっしゃいますけれども、私もまさにそのとおりだと思います。これまでの歴代の法務大臣は、私からすると、法務大臣になるべきじゃなかったと...全文を見る
○城内委員 二点目は、済みません、これはちょっと質問通告していなかったかもしれませんが、要するに、刑務所を出たら後は御自由にどうぞということではなくて、一部執行猶予を長期間つけることによって、再犯すればすぐに刑務所に戻ることになりますよという心理的な圧迫をもって、あるいは心理的強...全文を見る
○城内委員 わかりました。  次に、保護司について質問させていただきたいと思いますが、先ほど大口委員、そして先週、橘委員からも質問がありました。  保護観察の開始人員数についてですが、少子化に伴い、確かに、保護観察処分少年の数が減っております。また、他の類型の開始人員、例えば...全文を見る
○城内委員 ありがとうございました。  ぜひ広く一般市民にもっとPRをしていただきたい。知らない方が多いんですよね。やっていらっしゃる方々は、地元の名士さんとかあるいはお寺の住職さんとか、もう本当に善意で、自分の貴重な時間を削ってやって、そして、先ほど申しましたように、まさに時...全文を見る
○城内委員 保護司さんも常に危険と隣り合わせでありまして、自宅の器物を損壊されたり、あるいは火をつけられたりすることだってあるわけですから、まさに今の更生保護サポートセンター、お金はかかる話ですけれども、そういったものをちゃんとつくって、そういった安全な場所でしっかりとした保護活...全文を見る
○城内委員 もちろん、保護観察官と保護司さん、まさに一緒の研修を受ける必要はないですし、専門性からすると開きがあるわけですが、他方、何度も申しますように、薬物中毒患者の方のいろいろな特性というのは、実際に常日ごろ社会でかかわっているわけじゃありませんので、全くわからないわけですか...全文を見る
○城内委員 まさにそういった問題点があるんですが、私は、ここで、今大臣が御指摘にならなかった切り口がもう一つあると思うんですね。  それは、いわゆる善良な市民という方と、あるいは犯罪組織に属している者とか、極左あるいは極右の活動家みたいな場合と、やはり分けるべきじゃないかと思う...全文を見る
○城内委員 それで、八月三日の大口議員に対する大臣の答弁がありましたけれども、いろいろな問題をクリアするために取り調べの技術のレベルアップが必要だというようなことを答弁されたようですけれども、仮にレベルをアップすることで対処できるのであれば、レベルアップするまで、全過程の録音、録...全文を見る
○城内委員 今の大臣の答弁、ちょっと抽象的でよくわからないんです。実際に取り調べをされている検察官の方々、当然、五年、十年のベテランから、まだ経験が浅い人と、いろいろあると思うんですよね。ですから、それぞれの人たちはそれぞれ先輩方から教えてもらったりして研さんを日々積んでいるはず...全文を見る
○城内委員 ぜひ、きっちりと類型化して、原則全面可視化というのではなくて、やはりどういう犯罪なのかによって類型化した上で適用していただきたいというふうに思います。そうしないと、先ほど申しましたように、あるいは犯罪組織、暴力団とか極左、極右活動家のような確信犯の人たちが、多分、早く...全文を見る
○城内委員 先ほど、そういった諸外国と比べての件数が日本は非常に少ないということがわかったわけですけれども、私はやはり、さっき申しましたように、善良な市民の場合と組織犯罪に所属する者とでは当然分けて通信の傍受あるいはおとり捜査をやらないと、まさに悪いやつはどんどんはびこるわけです...全文を見る
○城内委員 大臣、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  次に、いじめの問題について質問させていただきたいと思います。  先週、この法務委員会でも質問させていただきましたし、平沢委員もいじめ問題について本日質問されました。  いじめ防止法のような個別法は必要でなく、現行法で...全文を見る
○城内委員 先ほど平沢委員とのやりとりもありましたけれども、日本は法治国家であるにもかかわらず、大学あるいは小中高といった学校内は、あたかも聖域のような形になっていて、公権力が介入しにくいという実態が厳としてあるわけですよ、現実にあるわけですね。したがって、今回の大津事件を教訓に...全文を見る
○城内委員 いや、否定すべき話ではないという答弁じゃなくて、そのとおりですというしっかりした答弁をしていただきたいんですが、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  次に、警察庁に質問したいと思います。  先週、稲田議員も質問されましたけれども、滋賀県警が被害者の父親の被害届を...全文を見る
○城内委員 結果責任という言葉がありますけれども、ぜひ、責任の所在を明らかにして、大変不幸なことでありますけれどもこういう結果が生じたわけですから、誰かがやはり責任をとる。そういうことをしないと、また同じことが繰り返されるわけですから、きちっと責任の所在を明らかにしていただきたい...全文を見る
○城内委員 検証の結果、適切に対応するというんじゃなくて、検証を踏まえて責任の所在を明らかにさせていただきますという答弁を期待していたわけですが。  いずれにしましても、この大津事件のみならず、そういった被害届の受理というのはどうも、いろいろ調べてみたら、極めて恣意的なんですね...全文を見る
○城内委員 ぜひお願いします。  次に、文科省に質問させていただきたいと思います。  いじめの範疇に、暴行あるいは窃盗など、明らかな刑法犯罪に当たる行為が含まれていますが、私は、なぜ、いたずらに等しい行為とこうした犯罪行為を一緒に定義するのかわからないんです。先ほど平沢委員も...全文を見る
○城内委員 今御答弁ありましたけれども、実際、警察との連携といったって、なされていないんですよ、不十分なんですよ。ですから、文科省は徹底的に、全国に通達を出して、公権力の介入も含めて犯罪行為に対しては厳重に対応するということを、やはりきちっと指示を出していただきたい。  そして...全文を見る
○城内委員 具体的に言うと、いじめが行われている場合は、されている場合でもいいですけれども、実際に通報を義務化して、通報を怠る教員あるいは校長先生はしっかりと責任をとる、処分される、こういうシステムをつくれば、私はいじめというのは相当なくなると思います。  と同時に、いじめをし...全文を見る
○城内委員 今、設置の趣旨が異なるから一本化には慎重というお立場を答弁されましたけれども、再度申し上げますけれども、私がいじめを受けた子であれば、本当にどこに相談したらいいかわからないわけですよ。ですから、やはり窓口は一本化して、こういった中身によって、ではこのケースはNPOチャ...全文を見る
○城内委員 大臣、そういった人権作文コンテストとか、人権の花運動というんですか、大変結構なことだと思いますよ。しかし、私は、それは当然やるべきだと思いますけれども、そもそも、いじめを人権問題としてしまう法務省の切り口ではなくて、先ほど文科省に質問しましたけれども、やはり現場、現場...全文を見る
○城内委員 大臣、ぜひ検討していただきたいと思います。  残り時間も少なくなりましたので、最後の質問に移りたいと思います。人権救済機関の設置についてですが、今回でたしか十三回目か十二回目か忘れましたけれども、これまでずっと質問してまいりました。  八月一日付の産経新聞のこれは...全文を見る
○城内委員 大臣、何か野田総理から指示はありましたでしょうか。
○城内委員 報道によると、野田、ここには総理じゃなくて首相とありますけれども、野田首相は頭の整理ができたと。頭の整理、私、十三回ぐらい質問していまだに全然整理ができていないんです、問題点ばかり指摘していますが、全然納得していないんですけれども、何か知らないですけれども野田首相は整...全文を見る
○城内委員 しかし同時に、この人権侵害救済機関について、設置しないでくれ、やめてくれ、反対だという声は届いていないんでしょうか。
○城内委員 いや、法務省に届いているかわからないといいますけれども、届いているんですよ。私の推測ですけれども、反対の要請の方が圧倒的に多いはずですよ。  大臣、その届いているものをちゃんと読んでいただいて、全部じゃなくていいですから、一部でも二部でもいいですから読んでいただいて...全文を見る
○城内委員 わかりました。通常の業務が支障を来すということはよろしくないので、急にこれから来るものではなくて、逆に、さかのぼってどういうのが来ていたかというぐらいはチェックできるはずですから、それをぜひやっていただきたいと思います。  きょうもこの問題について、あとたくさん質問...全文を見る
○城内委員 当然対応するわけですから、身内のかわいさで刑務官に対する処分を控えたり、もみ消したりすることは絶対ないわけですよね。大臣がおっしゃったとおりです。  したがって、人権侵害救済機関を設置しないと刑務官によるそういった問題がなくならないということは全く説得力がないんじゃ...全文を見る
○城内委員 いろいろなチャネルが必要だとしても、私は、三条委員会という強力な権限を持つそういったものを設置する必要はないという結論については全く変わりません。  もう時間がないので、残された問題はまた次の機会に質問させていただきますが、冒頭述べましたように、今までの法務大臣とは...全文を見る