岸信夫

きしのぶお

小選挙区(山口県第二区)選出
自由民主党
当選回数4(参2)回

岸信夫の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
議事録を見る
○岸信夫君 五百旗頭参考人そして船橋参考人には、本当に今日は有意義な御意見を拝聴する機会をいただきまして本当にありがとうございました。御両名の日ごろの御研究そして御努力に深く敬意を表する次第でございます。  日米関係ということでございますが、ペリーの来航以来この百五十年、世界を...全文を見る
03月10日第162回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
議事録を見る
○岸信夫君 自民党の岸信夫でございます。  近年の厳しい財政事情の中、また三位一体改革という大きな枠組み見直しの中で、様々な幅広い政策課題に取り組むための新しい予算案、二兆九千六百七十二億円という予算案を作成されましたことに対しまして、大臣始め農水省の皆さんの御努力にまず敬意を...全文を見る
○岸信夫君 ありがとうございます。是非、不断の努力をもってお進めいただきたいというふうに思います。  次に、新しい基本計画についてお尋ねを申し上げます。先ほども岩永理事からもいろいろと御質問がございました新しい食料・農業・農村基本計画でございます。  前回の平成十二年に策定さ...全文を見る
○岸信夫君 先ほどからも話が出ておりますけれども、その食料の自給率の問題です。  前回、計画でカロリーベースで四五%という目標を平成二十二年度に向けて取組なされたわけですけれども、結果的には、ずっとその後四〇%レベルでの横ばいということで自給率がなかなか向上しない。また、ただ、...全文を見る
○岸信夫君 このフードガイドですけれども、是非、非常に分かりやすい形で作っていただきたいと思います。ただ数字を羅列するだけでは国民にとっては全く分からない。広く国民の方々が理解をして、それに向けてじゃ変えていこうと、こういうふうに思えるようなものを作っていただきたいというふうに思...全文を見る
○岸信夫君 是非、それぞれの地域で使いやすい形で進めていただきたいというふうに思っております。  最後の質問でございますけれども、大臣は攻めの農政ということをこれからの一つの柱としてお考えだと思います。その中で、輸出、農産物の輸出でございます。七日の話だったと思いますが、農林水...全文を見る
○岸信夫君 時間になりましたので、最後に一言だけ申し上げます。  これも輸出の話、日本の農業は弱い弱いと言われて農家の方々も落ち込んでどうしても暗くなりがちなところですけれども、そこにシンボリックなものとはいえ非常に明るさを与える、勇気を与えることだと思います。是非進めていただ...全文を見る
03月16日第162回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○岸信夫君 自民党の岸信夫でございます。小泉先生と同じく、今回初めて予算委員会で質問をさせていただきます。  まず、在日米軍の関係についてお尋ねしたいことがございますが、まず第一点として、二月に行われました日米の安全保障協議会、協議委員会、いわゆる2プラス2でございますが、ここ...全文を見る
○岸信夫君 ありがとうございました。  在日米軍の再編に当たりまして、政府としては、在日米軍の抑止力を維持する、また沖縄を含むそれぞれ基地のある地域の地元の過重な負担を軽減していこうという方針であると理解しておりますけれども、こうしたことは、私の地元山口県にも岩国基地がございま...全文を見る
○岸信夫君 先日、読売新聞の第一面に出ておりました、こういう記事ですけれども、「厚木から岩国移転」と、さも限定的な、確定されたような新聞記事が載っておりましたことは大臣もよく御存じのことと思います。横須賀を事実上の母港とする空母キティホークの艦載機、約七十機ぐらいだと思いますが、...全文を見る
○岸信夫君 私も何度も岩国基地参りました。周辺の住民の方ともいろいろお話をしてまいりました。自衛隊やアメリカの海兵隊の方々、これは地域の方々と非常に平素より親睦を深めておられます。交流活動も大変盛んなところで、良好な関係を築いてきているところであるわけです。基地との共生ということ...全文を見る
○岸信夫君 ありがとうございます。是非そうした形で農村社会が活力があふれる農村にしていっていただきたいと、このように思っております。  続きまして、同じ基本計画でございますけれども、食料自給率の目標です。  平成十二年の計画では四五%の目標をまず掲げておりましたけれども、結果...全文を見る
○岸信夫君 今大臣がおっしゃられたとおり、やはり国産の食料を食べてもらわないことにはどうしようもない。一方で、食の西洋化あるいは多様化ということがどんどん進んでいるわけですけれども、日本人として最も日本人の健康に合った形の食生活というのをもう一度見直していく時期ではないかと、この...全文を見る
○岸信夫君 今答弁の中にもございました中国は、いよいよ輸入国になったわけです。  世界のそういう食料生産考えますと、確かに二〇〇四年、二〇〇五年は相当な増加ということになったわけですけれども、それまでの数年間見ていると、やはりこれは毎年減少が続いていたわけです。世界的にも気候が...全文を見る
○岸信夫君 今お話ございましたけれども、飼料用を含めたこの穀物の自給率、たったの二七%と、大変心細い限りであります。何としてもこれを引き上げるような施策をどんどん推し進めていただきたいというふうに思っています。  攻めの農政についてであります。  一部農林水産委員会でも触らせ...全文を見る
○岸信夫君 今、その輸出ですけれども、我が国の農生産物、恐らく非常にプレミアム品を出すということになると思います。そうしたときに問題になるのが、その新品種、新しく改良された品種の保護ということだと思います。せっかく日本でいいものを作ったものが不法に持ち出されて海外で作られている。...全文を見る
○岸信夫君 これから我が国が輸出を進めていこうと考える場合、やはり海外で作られてしまうこと自体が問題になってきますんで、そこをしっかりとやっていただきたいと思います。  最後、農林水産予算ですけれども、十七年度、二兆九千六百七十二億円の計上でございますが、かつて三兆七千億ぐらい...全文を見る
○岸信夫君 ありがとうございます。
04月12日第162回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
議事録を見る
○岸信夫君 自民党の岸信夫でございます。よろしくお願いいたします。  種苗法の一部を改正する法律案について御質問をいたします。  現在、我が国は東アジアの各国とFTAあるいはEPAの交渉を進めております。WTOの交渉も含めて、本年中にこれらの交渉がまた本格化してくるわけですけ...全文を見る
○岸信夫君 このたびの法改正は、DNAによる品種識別技術が進みまして加工品についても可能になったことでこの改正案が提出されたわけでございますけれども、まだいまだに識別可能な農産物というのは、小豆やインゲン、イグサあるいはお茶程度に限られております。現在、ありとあらゆる加工食品が輸...全文を見る
○岸信夫君 科学技術は日進月歩ですんで、どんどん新しい技術が開発されてくると思いますし、我が国もそういった点について後れることのないようにしっかりやっていただきたいと、こういうふうに思っております。  先日より新聞などでも報道されているんですけれども、独立行政法人の種苗管理セン...全文を見る
○岸信夫君 これまでも農産物の権利侵害を受けたというふうな方がかなりおられると思います。そうした件数もかなりの数に上っているんではないかと思いますけれども、そうした個別の対応をこの四人で直接やるということになるんでしょうか。すなわち、直接問い合わせが入ってくるようなことになるんで...全文を見る
○岸信夫君 これは本当に大切な機能を備えたところだと思いますので、是非しっかりやっていただきたいと思います。  自家増殖に関してでありますけれども、現在自家増殖については原則育成者権が及ばない、こういうふうになっていると思います。我が国の農業の慣例として、農家がその収穫物の一部...全文を見る
○岸信夫君 今、副大臣がおっしゃられたとおりだと思うんですけれども、この育成者権が及ぶか及ばないか、むしろ及ぶことを原則として例外規定を設けていく、こういう形に変えていかなければいけないと思います。海外の事情というのもそれぞれどうも違っているようです。育成者権を認めるところもあり...全文を見る
○岸信夫君 特に、今おっしゃられたとおりでこれは進めていかなきゃいけないんですけれども、あと、やはりうっかり、要は法律を十分認識しないでうっかり持ち出してしまうと、こういうケースも多々あると思いますので、そういった面からもやはり育成者権の重要性というものを十分国民一般に知らせてい...全文を見る
○岸信夫君 今ちょっとお話ございましたけれども、韓国でのイチゴの「あまおう」ですね、これが不正に栽培されているという報道があったわけですけれども、この全品種への拡大に十年間の猶予がまだ付いていたと、こういうふうに了解しています。こうした、条約に加盟していても、いろいろなまだまだ抜...全文を見る
04月18日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第8号
議事録を見る
○岸信夫君 この調査会におきまして多くの参考人の先生から様々な御意見をいただきながら議論してまいったわけでございますけれども、この東アジア共同体において何を目指していくかということを考えますと、やはり私は、まず第一に、この地域、各国の経済の発展、そしてそれに伴いますこの地域の安定...全文を見る
05月11日第162回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○岸信夫君 自民党の岸信夫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  ただいま町村外務大臣より御報告ありましたイラクにおける邦人の行方不明事件について、まず御質問いたします。  事件の概要についてはただいま大臣より御報告をいただきましたけれども、現段階ではまだ拘束された...全文を見る
○岸信夫君 政府におかれては、まず、その事件の正確な情報の入手、それから事実確認に努めていただきまして、また、報道されているようなこと、すなわち齋藤氏が実際に拘束されているということであれば、是非とも無事に解放されるように全力を尽くしていただくよう強く要請いたします。  今もち...全文を見る
○岸信夫君 確かに、このイラク、ずっと以前からも退避勧告が出ている地域ですし、そこにあえて危険な任務を承知の上で入っておられるわけです。そうしたことから、先方から日本政府の方に連絡をしてくる、滞在をしているということを連絡してくるということはまずないんだとは思いますけれども、さは...全文を見る
○岸信夫君 今大臣から伺いましたとおり、この政治プロセス、これから年内、非常に多くのことをこなしていかなければいけないわけです。この政治、政権運営にも予断が許せないような状況だと思います。イラクで民主的な国家、政府が定着いたしまして、社会が復興してイラクの民衆に平和がもたらされて...全文を見る
○岸信夫君 どうもありがとうございます。  続きまして、現在の治安の状況と今後の見通しについてお伺いしたいというふうに思います。  ようやく新政権が立ち上がったところでありますけれども、またこれがスムースにいかないということになると反対勢力やテロ勢力を勢い付けてしまう、こうい...全文を見る
○岸信夫君 今お話ございましたとおり、この治安の任務というのは今後現地の方に移行していくと、これが大きな流れだと思います。  自衛隊のおりますムサンナ県、サマワですけれども、この地域の治安の状況についてお尋ねいたします。  三月にオランダ軍からイギリス軍に治安の維持の任務が移...全文を見る
○岸信夫君 ありがとうございます。  自衛隊の活動状況、今後の方針についてお伺いいたします。  今、現地には第五次の派遣部隊が任務を行っております。また、今月には第六次の部隊が派遣されておるわけであります。特別措置法に基づく基本計画によりますと、自衛隊の派遣期間、今年の十二月...全文を見る
○岸信夫君 どうもありがとうございます。  自衛隊のこの活動についての国民に対する広報の件であります。  大変現地のニーズに即した活動を自衛隊の皆さんに続けていただいておるわけでございまして、また一方で現地の住民の雇用を創出するということもあって大変地元住民の方には喜ばれてお...全文を見る
○岸信夫君 ありがとうございます。  先ほどもちょっと触れました中国や韓国、こうした国に対しても、我が国はこれだけ世界の平和に今寄与しているんだと、こういうことをPRしていくということもこれ大変大事なことじゃないかというふうに考えますけども、町村大臣、もし御意見ございましたらお...全文を見る
○岸信夫君 どうぞ引き続き最善の努力を続けていただくようお願いいたします。  続きまして、国民の保護に関する基本指針についてお伺いいたします。  この基本指針が閣議決定されたと、こういうことでございますが、国民の生命と財産を守るという、この国の責務を果たすための枠組みが具体化...全文を見る
○岸信夫君 我々国民一人一人の命にかかわってくる大変重要なことだと思いますので、是非しっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。また、今後のスケジュールについても、保護に関する計画、あと今年、来年度までかけてやられるということですけれども、こういった海外からの脅威等は待...全文を見る
06月09日第162回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
議事録を見る
○岸信夫君 自民党の岸信夫でございます。本日は農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律、いわゆるJAS法について御質問をいたします。  本題に入ります前に、二、三お尋ねいたします。  近年、食品に対する異物混入やあるいは残留農薬の問題、BSE、また食品の偽装表示の問題...全文を見る
○岸信夫君 食品の消費者の信頼が揺らいでいる中で、また全農、農協、いろいろ問題が発生しております。  秋田における米の不正取引、これなどは農業に頑張っておられる地方の農家をも裏切るような行為で、これは看過できないわけであります。JA自身も二度とこのようなことを起こさない、こうい...全文を見る
○岸信夫君 それでは、JAS法の改正案について御質問いたします。  JASの規格がこれまでに一般消費者の購買行動に際しまして商品の選択に果たしてきた役割についてお聞きしたいと思います。  JAS制度は、さかのぼること昭和二十五年、まがいものや粗悪品などを排除して業界全体の品質...全文を見る
○岸信夫君 ありがとうございました。  ただ、私の家内なども恐らくほとんどこのマークの存在を知らないままに買物をしているんじゃないかというふうにも思うわけでありまして、このJASマークの持つ意味がそういうことで最近は消費者の観点というものから大変重視されてくると、こういうことで...全文を見る
○岸信夫君 そのJAS規格の見直しでありますけれども、昨年の十月にまとめられましたJAS制度のあり方検討会、この最終報告によりますと、現行のJAS規格には特色規格、標準規格、等級別規格、そして業務用取引規格の要素が混在しており、規格の性格が明確でない品目が多いために、消費者、生産...全文を見る
○岸信夫君 特に消費者の具体的ニーズに応じてということで、非常に大切な視点だというふうに思いますので、是非その観点を忘れずにしっかりとやっていっていただきたいと思います。  そして、今回の改正案の中で大きな眼目となっております流通JAS規格の創設であります。JAS規格の基準とし...全文を見る
○岸信夫君 今お話ありましたように、このJASマークは確かに任意の制度であります。しかしながら、任意の制度ではありますけれども、これがマークに意味を持たせるということも、またこれは一方で必要なことだと思いますので、業者が更にその上をいく、これは企業努力でありますけれども、そのこと...全文を見る
○岸信夫君 その今の管理者をチェックする、流通行程管理者をチェックするこの登録認定機関、ここにも相当な専門性が当然要求されてくることだと思います。そして、このたびその登録認定機関の在り方がまた変わってくるわけです。今後、民間の登録認定機関による認定業務が行われる際の公平性をいかに...全文を見る
○岸信夫君 その同等性の問題なんですけれども、このJAS制度がその国においてあるかどうかということは、一つは、その国の食品産業に対する衛生管理というのがきっちり取られているかどうかということの一つの目安にもなるんじゃないかと思います。そういう制度がない国というのはちゃんと、食品の...全文を見る
○岸信夫君 そうしますと、結局、そういった認定機関を信用してマークを頼んで、認定を頼んで認定を受けた。ところが、そこがやめてしまったらまた新たに取り直さなきゃいけない、業者にとってはまた手間とコストが発生してしまうと、こういうことにもなるんだと思います。  また、その認定機関で...全文を見る
○岸信夫君 しっかりお願いいたします。  続きまして、加工食品の原料原産地表示の義務化についてでありますけれども、これは平成十三年の十月に始まっています。その後対象品目が拡大されまして、昨年には生鮮食品に近い加工食品二十食品群について実施が決まったと、そして十八年十月から義務化...全文を見る
○岸信夫君 ありがとうございます。  このJAS法に違反するような食品の不正表示というものが続出しておったわけでございます。表示に対する消費者の信頼が失墜してまいりました。これを取り戻すために、JAS法の改正によって違反者の公表の迅速化あるいは罰則の大幅強化と、こういうことが行...全文を見る