岸信夫

きしのぶお

小選挙区(山口県第二区)選出
自由民主党
当選回数4(参2)回

岸信夫の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月16日第200回国会 衆議院 議院運営委員会 第16号
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○岸委員 令和二年度の衆議院歳出予算の要求について、庶務小委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。  令和二年度の本院予定経費要求額は六百六十六億七千二百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、六十九億百万円余の減額となっております。  ...全文を見る
01月16日第200回国会 衆議院 議院運営委員会庶務小委員会 第1号
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○岸小委員長 これより庶務小委員会を開会いたします。  本日は、令和二年度本院歳出予算要求の件について審査をいたしたいと存じます。  まず、令和二年度予算に関しまして、昨年十二月十一日、いわゆるトップ会談において財政当局と協議した結果を御報告いたします。  高木議院運営委員...全文を見る
○岸小委員長 これより懇談に入ります。     〔午後一時三十三分懇談に入る〕     〔午後一時四十四分懇談を終わる〕
○岸小委員長 これにて懇談を閉じます。  それでは、令和二年度本院歳出予算要求の件につきましては、お手元の印刷物のとおり決定するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岸小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  なお、本日の議院運営委員会において、以上の審査の経過及び結果を私から御報告いたしますので、御了承願いたいと存じます。  本日は、これにて散会いたします。     午後一時四十五分散会
04月07日第201回国会 衆議院 議院運営委員会 第18号
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○岸委員 自民党の岸信夫でございます。  総理におかれましては、この緊急事態発令の大変お忙しい中、このような時間をつくっていただきましたことに、感謝を申し上げたいと思います。  限られた時間ですので、簡潔に御質問させていただきます。  冒頭、新型コロナウイルス感染症により亡...全文を見る
○岸委員 ありがとうございました。  以上です。
04月27日第201回国会 参議院 議院運営委員会 第16号
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○衆議院議員(岸信夫君) お答えを申し上げます。  今回の審議をお願いをしています歳費法改正案による歳費の月額の削減につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に端を発したものでございます。そういう意味においては、参議院におけます自主返納とは趣旨を異にするものであると了解...全文を見る
06月16日第201回国会 衆議院 議院運営委員会 第39号
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○岸委員 動議を提出いたします。  お手元に配付してあります新藤義孝君外五名提出の特定給付金等の迅速かつ確実な給付のための給付名簿等の作成等に関する法律案外六案件は、本会議において趣旨説明を聴取しないこととし、議長においてそれぞれ所管の委員会に付託されることを望みます。   ...全文を見る
09月10日第201回国会 衆議院 議院運営委員会庶務小委員会 第1号
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○岸小委員長 これより庶務小委員会を開会いたします。  本日は、令和三年度本院予算概算要求の件について御協議願うことといたします。  まず、事務総長の説明を求めます。
○岸小委員長 これより懇談に入ります。     〔午前十一時三十三分懇談に入る〕     〔午前十一時四十四分懇談を終わる〕
○岸小委員長 これにて懇談を閉じます。  それでは、令和三年度本院予算概算要求の件につきましては、ただいま御協議いただきました方針に基づいて処理することとし、小委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岸小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十一時四十五分散会
10月30日第203回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(岸信夫君) 水岡俊一議員にお答えをいたします。  普天間飛行場の辺野古移設に関し、沖縄防衛局の対応についてお尋ねがありました。  御指摘の国会議員の方々の沖縄防衛局への御訪問については、御訪問について事前に御連絡をいただいていたものの、具体的な対応者の調整は御訪問...全文を見る
11月04日第203回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○岸国務大臣 お答えいたします。  談話にありますように、この抑止力をいかに高めていくか、我が国への弾道ミサイル等による攻撃の可能性を一層低下させていくかということについて、迎撃能力以外にこのような能力としてどのようなものが考えられるかということについて検討しているということで...全文を見る
○岸国務大臣 今政府で検討している抑止力とは、安倍前総理も述べていますとおり、例えば、日本にミサイルを撃ち込もうとしている相手にそれはやめた方がいいと思わせる、そういう能力を意味しているものだと解しております。ということでございます。
○岸国務大臣 現在、我が国を取り巻く安全保障環境が大変厳しさを増している状況です。特に、今委員も御指摘の北朝鮮、弾道ミサイルの発射や核実験、こういったものを繰り返している。こうした軍事動向は、我が国の安全に対して重大かつ差し迫った脅威となっているわけです。  こうした中で、国民...全文を見る
11月05日第203回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(岸信夫君) 御指名いただきましてありがとうございます。  ただ、私、防衛大臣でございまして、これ所掌と全く異なることですので、防衛大臣としての発言は控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(岸信夫君) まあ所掌、所掌か所掌じゃないかということでございますけれども、いずれにしましても、台湾の場合は政府として判断をされるということになるんだと思います。(発言する者あり)いや、総理を含めて判断をされるということだと思います。  あくまで日本と台湾という関係で...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) イージス・アショアの代替案ですけれども、本年六月に代替案の配備を、配備に関するプロセスを停止して以降、その代替案について防衛省において検討してきたところであります。  現在決まっておりますのは、洋上式のプラットフォームに、洋上プラットフォームにイージス・...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) イージス・アショアの導入を決めてから、その場所の選定を進めてまいったところであります。その段階で、いわゆるミサイルの一段目のブースターの落下場所について、安全が確保できるところに落とせるということに確証がないということでございましたので、それまでの説明と異...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 御質問の趣旨が費用の比較ということでございますね。  先ほども言いましたけれども、地上案、地上に配備する予定だったイージス・アショアの配備を、プロセスを停止したのは、ブースターの落下場所について確定できないと、安全性を確保できないということから停止を、停...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 九月に発せられました内閣総理大臣の談話の中で、迎撃能力を向上させるだけで本当に国民の命や平和な暮らしを守り抜くことができるのかという問題意識がございました。その下で、抑止力を強化するためにミサイル阻止に関する安保政策の新たな方針について検討していると、こう...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) ミサイル阻止の、どのように進めていくか、こういうことについてはあくまでも憲法の範囲内で考えていくということであります。
○国務大臣(岸信夫君) 今、サイバー攻撃の能力についてお問合せがございました。  おっしゃるとおり、日本にミサイルを撃ち込もうとしている相手にそれはやめた方がいいと思わせる、これがまあ抑止力であると、こういう位置付けにしております。その上で、ミサイル阻止の能力という意味でいえば...全文を見る
11月10日第203回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○岸国務大臣 防衛大臣の岸信夫でございます。  本日は、若宮委員長を始め、理事及び委員の皆様に、防衛大臣としての所信を申し上げたいと思います。  我が国を取り巻く安全保障環境は、国際社会のパワーバランスが大きく変化をしつつある中、厳しさと不確実性を増しております。  北朝鮮...全文を見る
11月12日第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(岸信夫君) おはようございます。防衛大臣の岸信夫でございます。本日は、長峯委員長を始め、理事及び委員の皆様に防衛大臣として御挨拶申し上げます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、国際社会のパワーバランスが大きく変化しつつある中、厳しさと不確実性を増しています。  ...全文を見る
11月13日第203回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○岸国務大臣 大野委員にお答えをいたしたいと思います。  初めての答弁ですので、どうぞよろしくお願いします。  大統領選につきましては、先般、バイデン候補が当選確実というような状況になっております。  昨日、菅総理からも、バイデン次期大統領との電話会談が実施されて、その中で...全文を見る
○岸国務大臣 我々は、何よりも国民の平和な暮らしを守っていく、こういう大きな責務があるわけです。その中で、我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増していく中でも、このことだけは崩せないわけですね。不確実性が増してくる、厳しさが増してくる、その中で、みずからを守っていく主体的、自主...全文を見る
○岸国務大臣 遠山委員にお答えします。  日米関係は、いかなる政権であっても日米同盟というものが我が国の安全保障の基軸である、こういうことは何ら変わりはないもの、こう思っております。インド太平洋地域の平和、自由、繁栄のまさに礎でありますし、防衛省としては、ガイドラインや防衛大綱...全文を見る
○岸国務大臣 我が国を取り巻く安全保障環境、本当に格段に速いスピードで厳しさと不確実性を増している、こういう状況だと思います。そういった中で、国民の命、平和な暮らしを守り抜く、このためには、防衛大綱、中期防を踏まえて、能力強化、先端技術の獲得を進めて、いわゆる多次元統合防衛力の構...全文を見る
○岸国務大臣 委員お尋ねのLAWS、この定義については、まだ国際的にはコンセンサスが得られていないもの、こういうふうに承知をしております。  その上で、これまで答弁してきたとおり、防衛省・自衛隊においては、人間が介在しない致死性の兵器は現存せず、これに関する研究開発を行う具体的...全文を見る
○岸国務大臣 イージス・アショアの配備に関しては、今、重徳議員からも御紹介がありました経緯をたどって、そして配備の停止、こういうふうになったわけでございます。  私も、配備予定地がむつみ演習場、これは山口県の中ということで、地元に近いということでいろいろと注目をしていたところな...全文を見る
○岸国務大臣 イージス・アショアの代替案につきましては、現在、イージス・アショアの構成品を移動式の洋上プラットホームに載せるという方向で、米政府や日米の民間業者を交えて、あるべき方策を取りまとめていくべく鋭意検討を進めている、こういう状況でございます。  現時点においても、陸上...全文を見る
○岸国務大臣 まず、代替案としては、いわゆるイージスシステムは陸に置いて、発射装置、いわゆるVLSを海上、こういうことも、これを陸上案の代替案として検討することは行いました。しかしながら、その陸上案については、イージス・アショアの配備に適している代替地を見つけることが大変困難であ...全文を見る
○岸国務大臣 このイージス・アショアの代替案については、先ほどからも繰り返しになりますけれども、現在、イージス・アショアの構成品を移動式の洋上プラットホームに搭載する方向で調整をしております。米政府や日米の民間事業者を交えて、あるべき方策を取りまとめるべく検討中でございます。まだ...全文を見る
○岸国務大臣 繰り返しになりますけれども、どういうものにするか、洋上プラットホームを何にするかということについては、その運用主体についても何も確定しているわけではないわけです。あるべき方策を今取りまとめるべく鋭意検討を行っているところではございます。  その上でなんですけれども...全文を見る
○岸国務大臣 北朝鮮のミサイル事案でございますけれども、二〇一六年から一七年にかけて弾道ミサイルの発射を繰り返しておりました。その中に、いわゆるロフテッド軌道で発射されたものや潜水艦、あるいは発射台つきの車両を使用したもの、複数同時に発射させたもの、固定燃料を使用したものなどが存...全文を見る
○岸国務大臣 まず、日米安保条約に基づく日米安保体制、そして、それを中核とします日米同盟、これは我が国の平和と安全に不可欠である。我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増しているわけですけれども、その重要性はこれまで以上に高まっていると考えております。  我が国として、日米間の...全文を見る
○岸国務大臣 いわゆる敵基地攻撃と憲法との関係ということになります。  あくまで一般論として申し上げるならば、政府は従来から、昭和三十一年の統一見解を踏まえて、誘導弾等による攻撃が行われた場合に、そのような攻撃を防ぐのに万やむを得ない必要最小限度の措置をとること、例えば、誘導弾...全文を見る
○岸国務大臣 まず、本多委員には、私がこの安保委員会の委員長を務めておりましたとき、野党筆頭を務めていただいて、本当にいろいろな委員会の進行に御尽力をいただいた覚えがあります。本当に感謝をしておるところでございます。  その上で、この今御指摘の課題ですね、防衛大学校の、特に自殺...全文を見る
○岸国務大臣 今委員の御指摘のところ、例えば四月の時点で学生諸君が閉じ込められた、こういうような事態ですけれども、当時の判断としては、県をまたぐこと自体がよくないんじゃないか、こういう判断もあったんだと思います。その中で、集団生活を送っている中で、地元にそこから帰していくのがいい...全文を見る
○岸国務大臣 まず、防衛省に対しましてはさまざまな文書が送付されております。この種のいわゆる申立て書も複数来ているところでございますが、この点については逐一お答えすることは差し控えたいと思いますけれども、いずれにいたしましても、防衛省として、防衛大学校の適切な管理運営に努めてまい...全文を見る
○岸国務大臣 状況の改善は当然必要なことだと思います。しっかりやってまいりたいと思います。
○岸国務大臣 将官の天下りについてということですね。(本多委員「はい、将官の方ですね。天下った人は何人いるんだと、このあっせんで」と呼ぶ)はい。  自衛隊法六十五条の二の第一項に基づき、再就職等規制違反と認定された企業等への情報提供行為は二十六件ありました。将官の数で二十五人分...全文を見る
○岸国務大臣 しっかり対応していくようにいたします。
○岸国務大臣 平成二十七年の十月以降、ルールが変わった、こういうことであります。  新しい規則として、利害関係企業等への問題としては、在職中の求職の規制というものがかかっておるところでございますけれども、こういったルールを含めて、我々としては厳格に今運用しているところでございま...全文を見る
○岸国務大臣 今、委員御指摘の点、内閣人事局主導の件ということですけれども、ちょっと今手元にその資料がないので、どういう発言があったかということは後ほどまた御連絡させていただきたいと思います。
○岸国務大臣 委員御指摘の件、多々、防衛省にも大きな諸課題がございます。しっかり正面から取り組んでまいりたいというふうに思います。
○岸国務大臣 これは御存じのとおり、もともと、九月十一日の総理大臣の談話、この中で、あるべき方策を取りまとめていくと述べられておりまして、菅総理も、この総理の談話を踏まえて検討を進めていく、こういうふうに述べられておるところでございます。
○岸国務大臣 これは、菅総理の御発言ですから、政府として、引き続き談話を踏まえて議論を進め、あるべき方策を取りまとめていく、この考えに変わりはない、こういうことであります。
○岸国務大臣 政府として、引き続きこの総理の談話を踏まえて議論を進めていく、こういうことです。
○岸国務大臣 イージスの代替策、これについても、内閣総理大臣の談話の中にはございます。総理はそれを踏まえて、大臣の談話を踏まえてあるべき方策をやっていく、取りまとめていく、こういうことだと思います。
○岸国務大臣 ミサイル阻止能力について、先送りしたということではなくて、両方とも、総理の談話を踏まえてあるべき方策を取りまとめていくということです。
○岸国務大臣 イージスの代替とミサイル阻止の方策は、中身としては別物であります。
○岸国務大臣 政府は、従来から、武力行使の目的を持って武装した部隊を他国の領土、領空、領海に派遣する、いわゆる海外派兵は、一般に自衛のための必要最小限度を超えるものであって、憲法上許されないと解しています。  これは、我が国に対する武力攻撃が発生し、これを排除するために武力の行...全文を見る
○岸国務大臣 まず、御指摘の栗栖元統幕議長の御発言ですけれども、これは防衛省としての公式な見解を述べたものではないと考えられることから、逐一コメントすることは差し控えたいというふうに思います。  いずれにいたしましても、政府としては、総理大臣の談話で述べた問題意識のもとで、抑止...全文を見る
○岸国務大臣 我が国の基本的な考え方として、いずれにしても、憲法の範囲内であること、それから、日米間の基本的な役割分担を変えることなく、国際法を遵守しつつ、専守防衛の考え方のもとで行われる、こういうことでございます。
○岸国務大臣 武力行使の三要件ですね。必要最小限度の具体的限度は、武力攻撃の規模、態様等から個別具体的に判断されるものである、限られた与件のみをもって判断することではないということではございます。  その上で、いわゆる敵基地攻撃と憲法との関係について、あくまで一般論として申し上...全文を見る
○岸国務大臣 政府は従来から、昭和三十一年の統一見解を踏まえて、誘導弾等の攻撃が行われた場合に、そのような攻撃を防ぐのに万やむを得ない必要最小限度の措置をとること、例えば、誘導弾による攻撃を防御するのに、他に手段がないと認められる限り、誘導弾等の基地をたたくことは、憲法上、法理的...全文を見る
○岸国務大臣 お答えをいたします。  埋立変更承認申請書に記載されております埋立土砂の一部であるいわゆる岩ズリの沖縄県内における採取場所については、沖縄防衛局から委託を受けた業者が行った採石業者に対するアンケート調査の結果、普天間飛行場代替施設建設事業に岩ズリを出荷することが可...全文を見る
○岸国務大臣 沖縄はさきの大戦で大変凄惨な地上戦を経験されて、そして、特に本島南部地域においては多くの命が、とうとい命が失われました。沖縄の地は焦土と化して、我々としては、沖縄の方々の筆舌に尽くしがたい困難と癒えることのない深い悲しみ、これらを胸に刻みながら、戦争の惨禍を二度と繰...全文を見る
○岸国務大臣 今、防衛省としての局長から答弁がありましたけれども、いずれにいたしましても、沖縄県における遺骨収集、これは、発見された御遺骨の状況に応じて、厚労省と沖縄県で連携して、先ほど御批判がありましたけれども、適切に対応されているものと承知をしておりますし、適切に対応されなけ...全文を見る
○岸国務大臣 歴史に学ぶ、歴史を教訓にする、これは大変重要なことだというふうに思っております。  その上で、委員御指摘のトゥキュディデスのわなについて、これが今の米中関係にそのまま当てはまるかどうかということについては、慎重な分析をしていく必要があると思います。  ただ、いず...全文を見る
○岸国務大臣 中国の軍事動向、最近の中国の軍事的な活動に対しては、我々としても強い懸念を持っている、こういう状況でございます。  こうした状況のもとで、先方には、我々の率直な懸念というものをしっかり伝えるべく、外務、防衛合同の協議の枠組みとしては、次官級の日中安保対話を開催し、...全文を見る
○岸国務大臣 今委員の御指摘のありました、いわゆる防衛施設周辺における外国人、外国資本の土地の取得に関して、これは本当に国家の安全保障にかかわる重要な問題だ、こういう認識でおるところでございます。  現在、内閣官房において、安全保障上重要な土地の利用、管理等のあり方について課題...全文を見る
○岸国務大臣 ただいま議題となりました防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げたいと思います。  防衛省職員の給与について、本年度の官民較差に基づく改定を実施するため、所要の措置を講ずる必要があります。  以上...全文を見る
11月19日第203回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○岸国務大臣 御質問ありがとうございます。  まず、御本をいただけるということで、しっかり読ませていただいて参考にさせていただければと思います。  今委員御指摘のバトルフォース二〇四五についてですけれども、まだこれは構想段階のものでありまして、今後、米政府の中で更にさまざまな...全文を見る
○岸国務大臣 まず、イージス・アショアの代替案についてでございますけれども、現在のところ、移動式の洋上プラットホームに搭載をするという方向で、米政府や日米の民間業者を始め、あるべき方策を取りまとめるべく鋭意検討をしているというところでございます。  その上で、防衛大綱及び中期防...全文を見る
○岸国務大臣 現在のこの安全保障環境のもと、我が国周辺の海域の水中における情報収集、警戒監視、哨戒、防衛を有効に行うための潜水艦部隊の増強というものは不可欠である、このように考えております。  防衛省としては、防衛大綱で定められましたこの潜水艦二十二隻の体制の、まず早期の完成に...全文を見る
○岸国務大臣 繰り返しになりますけれども、大綱と中期防の見直しということについては、何も決まったものではございませんので、コメントは差し控えさせていただきたいと思いますが、いずれにしても、現在の我が国の人口減少という状況、それから最近の情勢の中で、警戒監視活動等の各種任務が長期化...全文を見る
○岸国務大臣 ジョセフ・ウーの発言については承知をしているところでございますが、台湾有事といった仮定の御質問にはなかなかお答えすることは差し控えたいと思いますが、その上で申し上げます。  中国が最近台湾周辺の海空域において軍事活動を活発化させている。例えば、本年四月には空母遼寧...全文を見る
○岸国務大臣 昨今、南シナ海や東シナ海での中国の、中国軍の活動が非常に活発化をしている、そして台湾は、その南シナ海、東シナ海の結節点に位置しているわけですから、当然、そういう意味で、この地域全体の安全保障の状況、これは非常に我々も注視をしているところでございます。  一方で、台...全文を見る
○岸国務大臣 米国の場合は、国連において中国を承認、台湾と断交したところで、関係法というものを一方で国内法として設けたわけであります。  日本の場合はその状況がちょっと違ったと思うんですけれども、今、いわゆる台湾関係法というような、あるいはそれに相当するような法律というものは有...全文を見る
○岸国務大臣 自衛隊の募集、また充足率等々について御質問がございました。  平成二十七年度から三十年度にかけては、入隊者が採用計画数を下回っておりました。令和元年度においては、採用計画数を上回る入隊者を確保しているというような状況でございます。  他方で、自衛官の採用について...全文を見る
○岸国務大臣 まず、委員のおっしゃられた、自衛隊を魅力的な組織にしていくということ、これは常に考えていかなければいけないと思います。国民の皆さんから愛される自衛隊でなければいけないな、こういうふうに思っておるところでございます。  今お問合せの工科学校について、これは、中学校卒...全文を見る
○岸国務大臣 陸上自衛隊高等工科学校は、将来陸上自衛官になるべき者を養成する学校として、普通科高校と同様の教育を行う一般教育、そして工業高校に準ずる専門的技術の教育を行う専門教育、そして陸上自衛官として必要な防衛に関する教養や各種訓練を行う防衛基礎学を主たる教育として実施をしてい...全文を見る
○岸国務大臣 今委員御指摘のとおり、陸上自衛隊の高等工科学校、こちらでは男子のみを今採用しています。これは、一般に、技術系を選択する女子が男子に比べて少ないということ、また技術関係の知識、技能を有する女性自衛官については、一般曹候補生や自衛官候補生の枠組みで入隊した者の中から確保...全文を見る
○岸国務大臣 まず、防衛大学校におけるサイバー教育についてでございますが、全学年必修科目であります防衛学の授業科目において、サイバー戦に関する基礎的な知識の付与を目的とした授業を平成二十七年から実施をしております。サイバーに関する一定の知見を有した幹部候補生、幹部候補要員の育成に...全文を見る
○岸国務大臣 昨年の2プラス2会合では、領域横断作戦のための協力として、サイバー分野における協力を強化していくということで一致をしたところでございます。サイバー攻撃が日米安保第五条に言う武力攻撃に当たる場合があるということを確認いたしました。  自衛隊と米軍の協力を含めて、米軍...全文を見る
○岸国務大臣 境目がはっきりしない場合ということでございますが、いずれにしても、武力行使の三要件を満たす場合には、憲法上、自衛の措置として武力の行使が許容されると考えられています。いかなる場合にこの武力行使の三要件を満たすかについては、そのときの情勢、相手国の明示された意図、攻撃...全文を見る
○岸国務大臣 宇宙領域においてということでございますが、先ほど申しました武力行使の三要件を満たすかどうかということでございます。満たす場合には、憲法上、自衛の措置としてこれが許容される、武力の行使が許容されるということでございます。そのときの国際情勢や相手国の明示された意図や攻撃...全文を見る
○岸国務大臣 まず、御指摘の河野前大臣の御答弁については、憲法上の自衛の措置としての武力の行使が許容されるのは武力行使の三要件を満たす場合に限られる、そして、いかなる場合にこの三要件を満たすかについては個別具体的な状況を踏まえて判断する必要があるという答弁をした中で、宇宙やサイバ...全文を見る
○岸国務大臣 バイデン政権における米中関係、あるいは台湾をめぐる中国の動向について、政権発足前でもあります、予断を持ってお答えすることは差し控えたいと思いますけれども、ただ一方で、米国全体として、中国に対する見方に対しては、厳しい見方が増しているというふうに承知をしております。現...全文を見る
○岸国務大臣 中国の海警法についてですけれども、中国の意図についてお答えする立場にはございませんけれども、御指摘の法案を含めて、中国海警局をめぐる動向については、引き続き高い関心を持って注視していきたいと考えております。  その上で、最近の尖閣諸島をめぐる情勢について申し上げま...全文を見る
○岸国務大臣 まず、バイデン次期大統領と菅総理との間での電話会談において、安保条約五条の尖閣への適用についてのコミットメントがあったということでございます。  私自身も、先週実施をしましたミラー国防長官代行との電話会談において、同様の確認を、改めて確認をしたところでございます。...全文を見る
○岸国務大臣 戦後七十年以上を経た今でも、国土面積の〇・六%の沖縄県内に全国の約七〇%の在日米軍専用施設・区域が以前として集中している。沖縄の皆様には大きな基地負担を負っていただいている、まずこのように認識をしております。この現状については、到底是認できるものではありません。沖縄...全文を見る
○岸国務大臣 委員御指摘のチチェーン御嶽の拝所についてですけれども、以前は立入りが認められていたところでございます。しかしながら、二〇〇一年の九・一一同時多発テロ以降、米軍の施設の警備が強化されたということから立入りが困難になって、現在はフェンス越しに例祭が認められていると承知を...全文を見る
○岸国務大臣 先ほど外務副大臣からも答弁があったところでございますが、新バイデン政権のもとでカマラ副大統領が果たされる役割、人種の分断とか、そういうものに対する問題意識、そういったものも、委員おっしゃるとおり、その嘉間良の地区に凝縮をされていると今おっしゃられましたけれども、そう...全文を見る
○岸国務大臣 今委員御指摘の全国知事会の決議については、知事会の御意見としてしっかり受けとめてまいりたいと思います。  その上で、大事なことは、基地負担軽減について、できることを全て行い、目に見える形で実現をしていくこと、そして周辺住民の方々のさまざまな御不安を払拭していく、こ...全文を見る
○岸国務大臣 那覇港湾施設につきましては、二〇一三年の四月の沖縄統合計画において、その機能を浦添埠頭地区に建設される代替施設へ移設した後に返還されることとされております。  防衛省としては、この返還条件を満たすよう進めていくことが返還に向けた早道である、こういうふうに考えておる...全文を見る
○岸国務大臣 ジュゴンは、環境省のレッドリストにおいて平成十九年から、ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が高い種、いわゆる絶滅危惧の1A類に指定されているものと承知しております。  普天間飛行場代替施設建設事業では、平成十九年から、約五年間の環境影響評価手続を行っておりま...全文を見る
○岸国務大臣 これまで、環境監視等委員会から録音データの提出は求められておりません。  環境監視等委員会では、これまでも、航空機や水中録音装置などを用いた調査の結果とジュゴンの行動範囲や行動生態などの知見を総合的に考慮しながら分析、検討しており、ジュゴンの生息状況を確認していた...全文を見る
○岸国務大臣 沖縄防衛局は、受託業者から録音データの識別を終えて整理した結果の提出を受けておりますが、当該業務の契約において、録音データの提出を受けることにはなっておらず、沖縄防衛局が保管するものではないために、録音データを提出することは考えていないところでございます。
○岸国務大臣 委員の御指摘の点ですが、いずれにいたしましても、環境監視等委員会では、これまでも、航空機や水中録音装置などを用いた調査の結果とジュゴンの行動範囲や行動生態などの知見を総合的に考慮しながら分析、検討をいたしまして、ジュゴンの生息状況を確認していただいているものと承知を...全文を見る
○岸国務大臣 今委員から御紹介をいただきましたとおり、自衛隊としては、クルーズ船のダイヤモンド・プリンセス号において、延べ約二千七百名の隊員が乗客等に対する医療支援等を行いました。隊員に一人の感染者も出すことなく、任務を完遂することができました。この背景としては、隊員一人一人が、...全文を見る
○岸国務大臣 今委員御指摘の宇宙、サイバー、電磁波といった新しい領域における優位性を確保していくこと、これは、従来の延長線上ではない、真に実効的な防衛力の構築という意味におきまして大変重要である。大綱、中期防を踏まえて、この新たな領域における能力の獲得、強化、これを着実に進めてい...全文を見る
○岸国務大臣 今現在、防衛大臣政策参与につきましては、任命している方はおられません。  この参与は、防衛省の所管における重要な事項について、防衛大臣に対して直接進言をし、意見具申をしていただくための制度である、こういうふうに理解をしております。  今後、制度の趣旨を踏まえつつ...全文を見る
11月19日第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(岸信夫君) どのような経緯があったか詳細には存じ上げませんが、引き続き、委員会の皆様とはしっかり連携を取れるように、そして議論が深まるように、しっかり連携をしてまいります。
○国務大臣(岸信夫君) 今委員御指摘の点でございますが、本年の早い時期に、防衛省が想定していたブースターの落下に関する安全対策を実現するために、イージスシステムのソフトウエアの改修のみでは不十分なおそれがあると、そして、SM3のハードウエアを含めてシステム全体の改修が必要ではない...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 済みません。ちょっと質問の意図がよく分かりませんでした。
○国務大臣(岸信夫君) 済みません。その件については承知しておりません。
○国務大臣(岸信夫君) その何ですか、自己目的化という部分についてはもちろん共有するところです。持っておるアセットを有効に使うということは、これはこれで必要なことだと思っています。
○国務大臣(岸信夫君) まず一つは、イージス・アショアの代替案に関して、今のところ、洋上プラットフォームに載せるということですけれども、具体的に何にするかについては決まっているものではございません。  いずれにいたしましても、イージス・アショアの構成品を移動式の洋上プラットフォ...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 委員のおっしゃるとおり、SPY6は元々洋上と、そしてSPY7の前提としては陸上ということで比較をしたものでございますけれども、これもSPY7を洋上に持ってくるということを前提に比較検討をしてまいりたいというふうに思います。
○国務大臣(岸信夫君) 現時点では、代替案を決定し、具体的な内容を固めるには至っていないことから、代替案に関する、要する経費や運用期間においてお答えすることは困難でございますけれども、今後、イージス・アショア代替案を決定し、経費等について精査をした上で、適切な時期に国民の皆様に丁...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) ブースターの落下場所について、これまでなかなか限定できなかったということは聞いておりますので、一方で、陸地についてこれまでもいろいろ探してまいりましたけれども適切な場所が見付からなかったと。こういうことからして、陸地のそばにもしリグを置くような前提であれば...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) まずは、その洋上のプラットフォームの運用についてはまだ決まっておるものではございませんので、これからしっかり検討していかなければいけないわけですけれども、あえてその一般論で申し上げるならば、この迎撃ミサイルの二段目、三段目のロケットの落下位置については、風...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) まず、いずれにいたしましても、このイージス・アショアの代替案の検討につきましては、米政府や日米の民間事業者を交えて、SPY7を含めたイージス・アショアの構成品について、陸上で運用されるイージス・アショアで予定していた能力が洋上プラットフォームでも発揮できる...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) もちろん試験の必要性については理解はしております。
○国務大臣(岸信夫君) 我が国の防衛能力、防衛力整備につきましては、元々、中国含む特定の国・地域を脅威とみなして、これが軍事的に対応していくという発想に立つものではございません。いかなる事態にあっても我が国の領土、領海、領空を断固として守り抜くための隙のない防衛体制を構築していく...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) そういう意味では、イージス・アショアを選定したとき、時点と今の時点と、その安全保障の環境、またいろいろ変わっているところもあります。そういう意味で、この洋上プラットフォームに変えるということにおいて、今委員御指摘のようなその運用の弾力性、柔軟性、これは大き...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) ベースライン9のイージスシステムとレーダーは、どちらもロッキード・マーチン社が製造しております。同システムとレーダーの接続には問題がないということでございます。  一方、レイセオン社のレーダーであるSPY6では、そのままロッキード・マーチン社が製造してい...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) イージス・アショアの構成品を洋上プラットフォーム、移動式の洋上プラットフォームに搭載するという方向ですが、これ、議員おっしゃいましたとおり、自己防護性、運用の柔軟性、相互運用性、そして拡張性等も含めた移動式の洋上プラットフォームに係る運用構想及び要求性能を...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) これは、二〇一八年七月に実施しましたそのイージス・アショアのレーダー等の構成品の選定において、SPY6とSPY7のレーダーについても性能の比較を行いました。先ほど申しましたけれども、基本性能に加えて後方支援、経費についてもSPY7の方が優れていたと。こうい...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 先ほど官房長からも説明があったとおり、宿泊施設の利用自体が危機管理体制の確保というあくまでも公務のためのものでしたので公費として支出をしたと、こういうことでございまして、既に処理が行われているものでございます。  そのため、防衛省としては、従来から山本副...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 山本議員は既に防衛省の副大臣の職を離れておられます。防衛省としては、特別職の職員の給与に関する法律によって副大臣給与から返納することが可能であるものの、国会議員として議員歳費を国庫に返納するということは公職選挙法上の規定により禁止されていると、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 規定として防衛省が大臣に返納を求めるということはできないわけであります。  ですから、山本議員が自主的に返納する、そういう手だてがあればいいわけですけど、今、公職を離れていますのでそれができない状態にあるということでございます。ですから、今、(発言する者...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 一つは、何かしらの特別職に就いた場合またそこで自主返納すると、その超えている部分についてですね。それからもう一つは、立候補する意思がなくなった場合、一般国民として、一般国民として国庫に納めるということはできる、可能であると。
○国務大臣(岸信夫君) 他国とのこの共同訓練については、様々な国と今進めております。  これまで米軍とやっていたこと、あるいは今豪州とかインドとか、こういった面で進めているわけですけれども、これは、一つは戦術技量の向上という観点がございます。特にこの御指摘の件では海上の訓練とい...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 白先生御指摘のとおり、部隊を運用する中で、このコロナ禍という状況をしっかりコントロールしながらやっていくということは必要だと思います。  部隊の中で感染が広がりますと、これはまさにその運用の力というものが失われていってしまうわけですから、そこは軍にしても...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) いわゆるコロナ、これは一月、二月ですけれども、ダイヤモンド・プリンセスのとき、船内での感染防止等々について自衛隊が実際に支援に入っております。そうした形で自衛隊のノウハウも蓄積していますけれども、自衛隊自身もあの活動の中では一人の感染者も出していない、そう...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) まず、台湾は我が国にとってその基本的価値を共有する大変重要なパートナーであります。大変大切な友人であるという状況でございます。  その上で、日本の台湾に関する基本的な立場というものは、一九七二年の日中共同声明のとおり、台湾との関係を非政府間の実務関係とし...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 委員御指摘の雑誌については、私のそれまでの議員の活動の中で台湾との関係に基づいて話をさせていただいたものでございます。  今は内閣の一員でございます。先ほど申しましたその日中共同声明における我が国の立場、そうしたものを踏まえて適切に対応してまいりたいと、...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 今、少子化の進行によります採用対象人口の減少などの影響で、自衛官の人材確保をめぐる環境は大変厳しい状況になっております。優秀な人材を将来にわたり安定的に確保し、自衛官、自衛隊に求められる多様な活動を適時適切に行っていくためにも、人材の有効活用についてより一...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 採用対象人口が減少している中で、優秀な人材を安定的に確保すると、女性自衛官の採用を拡大するとともに、活躍を推進していくことも大変重要だと考えております。  そのような観点も踏まえて、これまで、育児等の事情でやむを得ず中途退職した自衛官の再採用の制度、また...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 艦艇勤務の隊員については、その勤務環境の特殊性もありまして、人材の確保が大変厳しい状況にあります。    〔理事三宅伸吾君退席、委員長着席〕  長期間の航海に際し、艦艇勤務隊員とその家族等の連絡手段については、艦艇に設置されている家庭通信用の端末により...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 今委員のお尋ねでございますけれども、まず、この敵基地攻撃という言葉については、我々、今使用しているということではないわけでございます。  いわゆる敵基地攻撃という言葉については、昭和三十一年の統一見解において、誘導弾等による攻撃が行われた場合、座して自滅...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 今先生おっしゃられたとおり、時代は大きく変わっています。安全保障環境も大変大きく変化をしている。一方で、安全保障環境自体は、見ますと、昔にはなかったような厳しさというものが一方で存在をしているという状況であると思います。  例えば、北朝鮮、弾道ミサイルを...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 今委員御指摘の電磁レールガンについてですけれども、従来の火砲技術で頭打ちとなりましたその射程及び威力の大幅な向上を目指して、我が国も含む一部の国で以前から研究が行われているというふうに承知をしているところでございます。電磁レールガンが将来の軍事バランスを一...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 高出力レーザーシステムに関します研究につきましては、ゲームチェンジャーとなり得る最先端の技術の一つであるということ、というふうに認識をしております。  具体的に研究開発、進捗状況を申し上げます。  平成二十二年度から平成二十八年度にかけて高出力レーザー...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 厳しさを増します安全保障環境の中で、軍事力の質、量に優れた脅威に対する実効的な抑止力及び対処を可能にするためには、宇宙、サイバー、電磁波といった新たな領域と陸海空という従来の領域、この両方の組合せによります戦闘様相に適応することが死活的に重要であるという状...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 日米共同開発の場合、様々な面で日米間で連携をしているところでございますけれども、その機微な技術等について全て共有しているということではないと理解をしております。
○国務大臣(岸信夫君) イージス・アショアの装備としてSPY7を考えておりましたので、当初は陸上用のものとしてSPY7を調達したということでございます。
○国務大臣(岸信夫君) このSPYのS、P、Yですね、それぞれの意味として、Sがウオーター、すなわち海上、Pがレーダーの意味と、そしてYはサーベイランスということでございまして、いわゆる監視ということでございます。これを代表している文字だというふうに聞いております。
○国務大臣(岸信夫君) その当時、様々な比較検討を行いました。各、それぞれの詳細の機能についてSPY7が優れているというふうな観点から総合的に判断をした、総合的にSPY7を採用したということでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 今のお問合せですけれども、SPY7そのものは一般調達で、そのイージス、それ以外の全体はFMSというふうに了解をしています。
○国務大臣(岸信夫君) まず、そのイージス・アショアの導入については、厳しいこの安全保障環境、ミサイルの状況等々を勘案して導入を決めたものでありますけれども、一方で残念ながらそれが断念に追い込まれたと。  これは、先ほども申しましたけれども、もちろんそのブースターの問題があって...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 日米安保条約に基づきます日米安保体制というものは、我が国自身の努力と相まって、我が国の安全保障の基軸であります。日米同盟の強化は、我が国の安全保障、安全の確保にとってこれまで以上に重要になっていると、こういうふうに考えております。  中国について申し上げ...全文を見る
11月24日第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(岸信夫君) おはようございます。  ただいま議題となりました防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  防衛省職員の給与について、本年度の官民較差に基づく改定を実施するため、所要の措置を講ずる必...全文を見る
11月26日第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(岸信夫君) その数字が高い低いということではなくて、やはり防衛大学校、防衛医大、そうした将来自衛官として中枢を担っていくその人材が途中で流出してしまうということ自体は非常に残念なことだというふうに思います。  今、少子化が進んでいる中で、自衛隊としての人員の確保、特...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 大塚大使は、ジプチへの任命ということは、あくまで本人のキャリア、そういったことから、適材適所の観点から行われたものと、こういうふうに承知をしております。
○国務大臣(岸信夫君) 河野大臣が会見で大塚氏についてコメントを送られておりますが、委員会の場で私がそのことを触れることは控えさせていただきたいんですが、あくまで適材適所の観点から行われたと、こういうふうに承知をしているところでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 今お尋ねの件でございますが、九月十一日の会見のとき、記者からの質問に大臣答えられています。  質問は、大塚さんのジプチの就任ですけど、自衛官が大使に就任するのは戦後初めてということで、今回こうしたことを持つ意義をどう捉えていらっしゃるのかと、こういうよう...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 防衛省・自衛隊では、海賊対処行動を効果的に実施するために、平成二十三年六月からジプチにおける活動拠点を運用しているところでございます。  これまでのこのジプチの活動拠点は、海賊対処に加えて、南スーダンのPKOの派遣部隊への物資の輸送、それから西アフリカに...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 失礼しました。  過去の例を申し上げたわけですけれども、現実問題として発生すること、これを現在の国際状況に照らして考えますと、具体的に想定しているというものではございませんので、仮定の御質問についてお答えすることは避けさせていただきたいと思います。
○国務大臣(岸信夫君) 現在の状況からすれば、具体的に想定しているものではないということでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 今のお問合せですけど、安保法制のときには安倍総理も答弁で先ほど私が引用したようなことを答弁をしているわけですけれども、今の状況、今、今現時点でのその状況を考えれば想定していないということでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 当時の国際情勢に、現在の国際情勢について照らせば、現在の問題として発生することを具体的に想定をしているものではありませんと、このように当時の安倍総理は答弁をされているというふうに思います。(発言する者あり)
○国務大臣(岸信夫君) 失礼しました。  集団的自衛権との関係でいえば、現在もそのような状態というものを、すなわち、ホルムズ海峡における機雷掃海というものは新三要件に該当する場合もあり得るわけですが、今現在の情勢ということにおいていえば、現実の問題として発生するということでは想...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 現在の、武力行使の三要件を満たす場合に例外的に外国の領域において行う武力の行使について、ホルムズ海峡での機雷掃海が該当し得る旨を説明してきましたけれども、今現在の国際情勢に照らせば、現実の問題として発生するということを具体的に想定しているものではございませ...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 先ほどからの繰り返しになりますけれども、大塚氏のジプチ大使起用は適材適所ということでございます。今、外務大臣から答弁のあったとおりでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 九月十一日の談話で、今、菅総理からは所信表明でもお話がございましたとおり、この九月十一日の総理の談話を踏まえて、適切に、そしてあるべき方策をお示しをすると、こういうことになっております。
○国務大臣(岸信夫君) これは菅総理もおっしゃっているとおり、この談話を踏まえて議論を進める、あるべき方策を取りまとめていくと、こういうことでございます。
○国務大臣(岸信夫君) ミサイル阻止の方策については今検討をしている最中でございます。そういった状況の下で、九月十一日の総理の談話を踏まえてあるべき方策を示すということでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 政府として、これまで、いわゆる敵基地攻撃能力について、日米の役割分担の中で米国の打撃力に依存しております。  今後ともこうした日米間の基本的な役割分担を変更することは考えていないと、こういうことで説明をしてきておりまして、ミサイル阻止に関する安全保障政策...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 今御指摘の談話におけます助け合うということ云々の部分ですけれども、これは現在検討しておりますミサイル阻止に関する安全保障政策の新たな方針によって、我が国の抑止力を強化することを通じて、日米同盟全体としての抑止力を高め、我が国への弾道ミサイルへの可能性を一層...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 先ほど答弁も申し上げました、いわゆる打撃力は米国に依存しているという部分もあると思います。そうした意味で、日米の役割分担ということから助け合うということに、文章になっているというふうに考えております。
○国務大臣(岸信夫君) 政府として、敵基地攻撃能力について、日米の役割分担の中で米国の打撃力に依存していると、今後ともこうした日米間の基本的な役割分担を変更することは考えていないと説明してきておりまして、現在もその考えを維持をしておるところでございます。
○国務大臣(岸信夫君) ミサイル阻止に関するこの安保政策の新たな方針について、今様々検討しているところでございますけれども、あくまでもこのこれまでの考え方を、先ほど述べさせていただきましたけれども、現在もこの考え方を維持しているということでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 先ほど述べましたことですね、現在もこの考え方を維持している、こういうことで一貫をしてきておるところでございます。
○国務大臣(岸信夫君) そういうことを踏まえて今後検討をしているということでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 同じ御質問なので同じ答えになってしまうんですけれども、現在もこの考え方を維持をしていると、その考え方を踏まえて今検討を進めているということでございます。
○国務大臣(岸信夫君) ただいま検討中でございまして、結論が出ていないことでございますので、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(岸信夫君) いずれにいたしましても、この検討というものは、我が国の憲法を遵守し、そして国際法の下で行っているということでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 政府は、従来から、昭和三十一年の統一見解、これを踏まえて、誘導弾等による攻撃が行われた場合、そのような攻撃を防ぐのに万やむを得ない必要最小限度の措置をとること、例えば誘導弾等による攻撃を防御するのに、ほかに手段がないと認められる限り、誘導弾等の基地をたたく...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 個別具体的なケースで御答弁することは差し控えさせていただきたいと思いますが、他に手段がないと認められるときにという条件が付いておるということでございます。他に手段があると認められれば敵基地攻撃をすることはできないと、自衛の範囲を超えるということだと思います...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) いかなる場合、他に手段がないと認められるかどうかということについては、我が国として、いかなる状況において講ずるいかなる措置が自衛の範囲に含まれるかということについて、実際に発生をした武力攻撃の規模、態様に即して個別具体的に判断をされるものというふうに考えて...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 専守防衛ですね、相手からの武力攻撃を受けたときに初めて防衛力を行使をし、その態様からも自衛のための必要最小限にとどめ、また、保持する防衛力も自衛のための必要最小限のものに限ると、こういった憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略の姿勢というものでございます。...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 田中総理は、これは武力行使の目的を持って武装した部隊を他国の領土、領海、領空に派遣をするいわゆる海外派兵は、一般の自衛のための最小限度、必要最小限度を超えるものである、憲法上許されないと解してきている、この専守防衛という考え方と、それといわゆる海外派兵につ...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 田中角栄総理の、元総理の答弁というものは、専守防衛、これは先ほどのとおりなんですけれども、それといわゆる海外派兵が必要最小限度、自衛のための必要最小限度を超えるものであって憲法上許されない、こう解していますということを併せて答弁したものと、こういうふうに考...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 田中角栄総理の答弁は、専守防衛ないし専守防御というのは、防衛上の必要からも相手の基地を攻撃することなく、専ら我が国、我が国土及びその周辺において防衛を行うということでございまして、これは我が国の国防、防衛の基本的な方針でありということを述べられているもので...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 敵基地能力の武力行使の新三要件に基づく限定的な集団的自衛権の行使でも使用することが可能かどうかという御質問ですね。  従来から、武力の行使の目的を持って武装した部隊を他国の領土、領空、領海へ派遣するといういわゆる海外派兵については、一般的に、自衛のための...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 今委員御指摘の、お尋ねの三つのところです、防衛大学校、防衛医大、高等工科学校、これらは一般の大学、高校と異なりまして、原則としては全寮制という形を取っております。そして、現在、マスクの着用、手指衛生の徹底、定期的な検温、教育の場などにおける間隔の確保といっ...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 今お尋ねの件ですけれども、先ほど申しましたとおり、必要な感染防止策を講じた上で授業や訓練を実施をしております。そういうことから、学生や生徒の進級とか卒業に関して影響は生じないものと、このように考えております。
○国務大臣(岸信夫君) 今委員から御紹介のありましたその北朝鮮の十月十日のパレードにおきましては、新型のICBM級の弾道ミサイルの可能性があるものを登場させたと、こういうことでございます。  事柄の性質上、その詳細についてはお答えすることは差し控えますけれども、既存のICBM級...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 現在の格段にスピードを増していますこの安全保障環境の変化、こういったものに対応するため、防衛省として、従来とは抜本的に異なる速度で防衛力を強化していく、このことが必要であると、こう考えております。このため、現大綱、中期防においては、既存の予算、人員の配分に...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 安全保障環境が極めて格段に変化をしているということ、それから、技術の革新も一方でどんどん進んでいるという状況において、我々も柔軟に対応し、検討していかなければいけない課題だと考えております。
○国務大臣(岸信夫君) 様々なケースを検討していかなければいけないということでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 我が国周辺の国では、いわゆる第四世代の戦闘機の中でも最新型とされる機種の配備、第五世代の戦闘機の試験的配備、こういった航空戦力の近代化が急速に行われているというところでございます。  数の上で申し上げるならば、この第四世代、第五世代合わせて我が国は三百九...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 防衛医大における令和元年度の卒業生百八十四名のうち任官辞退者の数は二名であります。それから、高等工科学校における令和元年度の卒業生、これ二百八十名ですけれども、このうち任官辞退者は三名ということでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 令和元年度において、防衛大学校出身の隊員については百二十九名、防衛医大出身の隊員について四十七名、そして自衛隊高等工科学校出身の隊員については八十五名の方が中途退職という形を取られました。
○国務大臣(岸信夫君) この防衛大学校の百二十九名というのは、累積の数であります。すなわち、四十年ぐらい勤め上げる、その中での中途退職ということで百二十九名という数を申し上げたところでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 中途で退職をされる方がそのように多いということでございますけれども、防衛力の中核として、自衛隊員はまさに中核の存在でございます。この確保が不可欠ということから、中途退職者の人材流出、これについてはこれまで以上に取り組んでいく必要があると、こういうふうに思い...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) それぞれの国によって事情はいろいろあると思います。ですから、様々な要素で決まってくるんだと思うんですけれども、我が国の場合は、自衛官の制度上の問題から、ほかの公務員の人事院の勧告、これに従った形で決めていると、こういうことだと思います。  ただ、自衛官の...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 済みません、存じ上げません。
○国務大臣(岸信夫君) 今委員おっしゃったことと自衛官としての一般的なところがございますので、そういった教育も含めて行っているところでございます。
○国務大臣(岸信夫君) そういう教育を行っておるところでございます。
○国務大臣(岸信夫君) これはいずれも学校教育法上の大学ではありません。ございませんが、卒業者については、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構によって大学又は大学院相当の水準の教育を行っているとの認定を受けている、そのことによりこの機構から学位を授与されているということでござい...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 委員御指摘の点、大変重要だと思います。特に今、陸海空以外にも、宇宙、サイバー、電磁波といった新たな領域でしっかりその優位性を保っておくということがまさに重要になってきている、そうした知識をしっかり蓄えておかなければいけないわけです。一方で、技術面では民間の...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 憲法二十三条に定められておりますこの学問の自由、広く全ての国民に保障された基本的人権であります。特に、大学における学問研究の自由、その成果の発表の自由、教授の自由、こうしたものを保障したものであって極めて重要な権利だと、こういうふうに認識をしているところで...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 安全保障技術研究推進制度の創設の趣旨については、公募要領の冒頭にも記載されているとおりでございます。他の競争的な資金制度とは異なるところであります。  中身としては、我が国の高い技術力は防衛力の基盤であるということ、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳し...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) まず、普天間飛行場の件でございますけれども、これは日米同盟の抑止力の維持、それから普天間飛行場の危険性除去、考え合わせたときに、この辺野古移設というものが唯一の解決策であり、その方針に基づいて着実に工事を進めていくことこそが、普天間飛行場の一日も早い返還を...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 我々として、訓練移転等を行ってきているわけでございます。訓練の移転によって普天間飛行場に所在する航空機が長期間沖縄を離れるということになりますので、その間の訓練の時間が削減されるという効果はあると、このように考えておるところでございます。  普天間飛行場...全文を見る
11月27日第203回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○岸国務大臣 防衛省・自衛隊としては、これまでもさまざまな形でのコロナウイルス感染拡大防止の対策をさせていただいております。  市中感染への対応としては、自治体職員や民間事業者に対する感染防止に係る教育支援、感染者の輸送支援、看護官、准看護師の病院への派遣等々を実施してきたとこ...全文を見る
○岸国務大臣 令和二年度の予算までに計上いたしました防衛関係費につきまして、令和三年度から令和七年度までの五年間における後年度負担については、合計で五兆一千二百九十億円でございます。このうち、FMS調達に係る後年度経費は五年間で合計一兆三千七百八十六億円、一般輸入等に係る後年度負...全文を見る
○岸国務大臣 今、さまざまな御指摘がございました。まさに科学技術の進歩は破壊的な進歩を遂げているという中で、将来を見据えて、しっかり我が国を守っていける、そういう体制を築いていかなければいけない、こういうふうに思っております。特に、ミサイル関係も含めて、さまざまな重要施策を遂行し...全文を見る
○岸国務大臣 しっかり取り組んでまいりたいと思います。
○岸国務大臣 実際、ことしの四月、普天間飛行場での泡消火剤の流出事故につきましては、環境事故について、過去に例がなかったわけですが、環境補足協定に基づく立入りを五回行った、こういうことでございます。水や土壌のサンプリングを実施し、政府、関係自治体、また米側で緊密に調整の上、さまざ...全文を見る
○岸国務大臣 お答えいたします。  陸上自衛隊の再就職等規制違反のあっせんを受けた将官二十五名のうち、予備的調査において、密接な関係にある企業に再就職した者は十四名となっています。
○岸国務大臣 各企業で、顧問という肩書で入った方でも、ちゃんとした仕事といいますか、それにふさわしい仕事をされている方はたくさんおられるというふうに思っております。これはそれぞれの企業の問題ですので一概に申し上げることは、言えぬと思うんですけれども、いずれにいたしましても、隊員が...全文を見る
○岸国務大臣 委員、まず与党への、自民党への説明でございますけれども、今の時点でどれかに決めたというものではなくて、先般の調査の結果についてまとめて、検討した結果について御報告をした、こういうところでございます。
○岸国務大臣 失礼しました。  ここに記されている「まや」型のケースであれば二千四百から二千五百ということですけれども、これはあくまでも、いわゆる導入コストに当たるものでございます。これまでも購入してきた、イージス・アショアのケースにおいて既に契約をしてきた、その部分を含めての...全文を見る
○岸国務大臣 配備プロセスを停止する以前において、海上自衛隊の最新の「まや」型のイージス艦二隻の取得及び三十年間にわたる維持運用費などに要する経費は約七千億円、こういうことで見積もっている、こういうことで説明をしてまいりました。これは、イージス・アショアの代替としての「まや」型と...全文を見る
○岸国務大臣 先ほどの総経費の件についてですけれども、中間報告等を踏まえますと、導入を予定していたイージス・アショアの一基当たりの総経費については、導入コストは、これまで説明してきた本体取得経費の約一千二百六十億円に、船舶やリグといった比較対象を踏まえて、特定の配備地を前提としな...全文を見る
○岸国務大臣 まず、ミサイルの弾については、必要な数をしっかり計上しているということでございます。(本多委員「しているんですか」と呼ぶ)はい、しております。
○岸国務大臣 今お問合せの件でございますけれども、SM3ブロック2Aということであれば、令和三年度の概算要求においては、イージス・アショアの代替案の検討を踏まえつつ、SM3ブロック2Aの取得時期等についてもさらなる検討が必要であること、米国の調達スケジュールとの整合性を含めて、よ...全文を見る
○岸国務大臣 従来から政府は、昭和三十一年の統一見解を踏まえて、このときは、誘導弾等による攻撃が行われた場合に、そのような攻撃を防ぐのに万やむを得ない必要最小限度の措置をとること、例えば誘導弾等による攻撃を防御するのに、ほかに手段がないと認められる限り、誘導弾等の基地をたたくこと...全文を見る
○岸国務大臣 過去、米軍の活動がある場合、米軍の支援がある場合というケースでの答弁については、質疑のやりとりの中で、当時はまだ、朝鮮の動乱からの問題だったんですけれども、朝鮮で再び動乱が発生し、米軍が日本の基地から朝鮮に爆撃を行い、それに対して朝鮮が日本の国内に報復爆撃を行ったと...全文を見る
○岸国務大臣 本多委員に御答弁申し上げたとおりのことを申し上げればよろしいですか。(篠原(豪)委員「これまでと変えたところがあるんだったら教えてください、政府解釈と」と呼ぶ)  そういうことであれば、申し上げましたのは、例えば、米軍等の他国の支援の有無といった限られた与件のみを...全文を見る
○岸国務大臣 これまで、米軍の支援があるケースというのは答弁があったと思うんですけれども、それは、米軍の支援というのみではなくて、さまざまな状況の中で答弁として答えられたものというふうに考えております。
○岸国務大臣 これまでの議論の中で例として挙げられたものは、それぞれ個別具体的なケースとして、それぞれの答弁で述べられたものというふうに解釈をしております。
○岸国務大臣 繰り返しになりますけれども、米軍等他国の支援の有無のみをもって判断する、できるというものではない、こういうことでございます。
○岸国務大臣 これはもともとは、御質問の中で、米軍等の支援があった場合というのはどうなんだ、こういうような趣旨でたしか御質問があったと思います。  そのことに対して私が、この米軍等の支援の有無をもって判断できるものではないというふうに答弁を申し上げたところだったと思います。
○岸国務大臣 北朝鮮は、二〇一六年、二〇一七年、弾道ミサイルの発射を繰り返しておりました。その中には、ロフテッド軌道で発射されたものあるいは潜水艦、そして発射台つき車両を使用したもの、複数同時に発射されたもの、固形燃料を使用したもの、こういったものが存在をしておったということです...全文を見る
○岸国務大臣 多少繰り返しになるかもしれませんけれども、二〇一七年の十二月にイージス・アショアの導入を決定いたしました。これは、あくまで我が国の弾道ミサイル防衛能力の抜本的な向上を図るというために行ったものでございます。  その上で、過去に何度か、イージス・アショアの巡航ミサイ...全文を見る
○岸国務大臣 日ロの2プラス2におけるやりとりについては、外交交渉ですから、詳細にお答えすることは、相手国との関係もありますので差し控えさせていただきますけれども、この協議において、当時の小野寺防衛大臣、河野外務大臣から、我が国のミサイル防衛システムは我が国が主体的に運用している...全文を見る
○岸国務大臣 御指摘のハワイの施設ですけれども、太平洋ミサイル実験施設には垂直発射装置を含めたイージス・アショアの試験施設が存在しますけれども、この施設は専ら試験に用いられるものでございます。現時点においても実戦に供してはいない、こういうふうに承知をしております。  いずれにい...全文を見る
○岸国務大臣 繰り返しになって申しわけないんですけれども、イージス・アショアの導入というのは、まさに我が国の弾道ミサイルの防衛能力の抜本的な向上を図るということで行ったものでございます。ぜひ御理解をいただきたい、こういうふうに思います。
○岸国務大臣 米国とは、我が国も同盟国としてさまざまなやりとりを常に行ってきているところでございます。ただ、その具体的な内容についてはお答えを差し控えさせていただきたいというふうに考えております。
○岸国務大臣 米国との間では、東アジアの地域情勢についても含めて、頻繁に、必要に応じて意見交換をしてきておるところでございます。ただ、その中身については差し控えさせていただきたいと考えております。
○岸国務大臣 これは、配備までのプロセスの段階で、地元に対する説明が、防衛省からは、ブースターを演習地内に落とすことが確実にできる、こういう御説明をしてまいりました。秋田においては、洋上に落とすことができる、こういうことだったと思いますが、特に山口県萩の方については、演習場内に落...全文を見る
○岸国務大臣 確かに、この停止の判断をしたのは河野大臣でございました。その後、この代替案について検討を行い、そして、この代替案というものを最初にお示しした九月の段階では、私が大臣に就任してから間もなかったときだと思いますけれども、そのときまでには私も事務方から説明を受け、そういう...全文を見る
○岸国務大臣 このFFMですけれども、これは従来から護衛艦が担っているような警戒監視等の任務に加えて、機雷の処理なども可能になる、多様な任務への対応能力を向上させた護衛艦でございます。  海上自衛隊においては、このFFMを二十二隻含みます護衛艦の五十四隻体制への増勢を今進めてい...全文を見る
○岸国務大臣 今、このイージス・アショア、もともと弾道ミサイルからの防衛ということですけれども、現在の周辺の安全保障状況、環境を見ますと、大変厳しさが増しているような状況でございます。  その中で、イージス・アショアの代替案と抑止力の強化については、菅総理が所信表明演説でも述べ...全文を見る
○岸国務大臣 この普天間飛行場で起きましたPFOSの漏出事故でございますけれども、経緯については、今委員から御紹介があったとおりでございますね。米海兵隊の関係者が格納庫の前でバーベキューを行った際に、その調理器材の発した熱によって消火システムが作動し、PFOSを含む泡消火剤が漏出...全文を見る
○岸国務大臣 質問の前に、委員からございました領土・主権展示館、私も、九月だったと思うんですけれども、見てまいりました。竹島と北方領土とそれから尖閣と、それぞれ展示がしてあって、非常にいい施設だとは思いましたけれども、確かにおっしゃるとおり、ちょっと発信という意味ではまだまだ弱い...全文を見る
11月30日第203回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(岸信夫君) 芳賀議員にお答えをいたします。  まず、イージス・アショアの契約についてお尋ねがありました。  イージス・アショアについては、本年六月に配備プロセスを停止して以降、その代替案について検討しているところであり、今般、民間事業者から受けた中間報告等を踏まえ...全文を見る
12月01日第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(岸信夫君) 我が国を取り巻く安全保障環境、非常に厳しいわけであります。特に北朝鮮においては、弾道ミサイル発射、核実験、こういうものを繰り返してきておりまして、我が国の安全に対する重大かつ差し迫った脅威となっておるわけです。周辺国の軍事技術の進展に伴います多様な経空脅威...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) プロセスの停止のいきさつについては、これまでも何度も行っているところでございます。その上で、今イージス・アショアの代替案について検討を進めてきているところでございます。そういうことでありますので、このイージス・アショアの代替案をベースに話を進めて、検討を進...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 今もお話をさせていただきましたけれども、イージス・アショアの代替案を含めた我が国の今後のミサイル防衛体制の在り方について、NSS、NSCにおける議論も踏まえて、防衛省において検討をしていくということでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 今もお話をしたとおり、プロセスを停止をして、そして代替案について今検討を進めているというところでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 今のイージス・アショアについては、代替案としての洋上プラットフォーム案を検討しているということでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(岸信夫君) イージス・アショアについては、様々な代替地も含めて検討した結果、陸上については困難であると。その結果、洋上プラットフォームに載せるという方向で様々検討を進めてきているというところでございますけれども、現在はまだ結論を出したわけではございませんので、これから...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 現在、現時点では陸上案については困難、困難性が高いということでございますので、洋上プラットフォームに搭載する方向で米側とも、あるいは日米の民間業者を交えて技術的な実現性について確認、検討を行っているところでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 今検討を行っているところでございますが、その最終的なことも含めて、すなわち陸上をやめるかどうか、そういうことも含めて結論を出していくということでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 今行っていることは、洋上案を中心に検討をしているということでございます。
○国務大臣(岸信夫君) NSCの議論の中身はお答えを、答弁を差し控えさせていただきたいと思いますけれども、いずれにいたしましても、今洋上プラットフォーム案で検討を進めているということでございます。
○国務大臣(岸信夫君) NSCの議論の中身についてはお答えを差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(岸信夫君) そういうことも含めて、NSCについてはお答えを差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(岸信夫君) イージス・アショアの代替案につきましては、現在、イージス・アショアの構成品を洋上プラットフォームに搭載する方向で検討を進めています。  現在、体制整備を進めていますこのイージス艦八隻体制と組み合わせることによって、組み合わせて運用することによって、情勢に...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) このイージス・アショアの代替案としての洋上プラットフォームというのは、この八隻体制に加えてということでございますから、この八隻体制の運用自体にはBMDの負担が軽減されるということになると思います。
○国務大臣(岸信夫君) 今回の調査研究の結果では、まず四類型に、四つの種類にプラン分けしたわけであります。その上で、技術的実現性の有無といったことについて分析を行った。今回、その中間報告には導入コストに係る情報をお示ししているわけですけれども、イージス・アショアの構成品の洋上プラ...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 今後、他国に対して発生する武力攻撃であったとしても、その目的、規模、態様等によっては、我が国の存立を脅かすことも現実に起こり得るということでございます。  政府の認識において変わりはございません。
○国務大臣(岸信夫君) この存立危機事態として想定されるケースにつきましては、あらかじめ包括的に申し上げることは困難でございます。  これまで政府は、我が国近隣において我が国と密接な関係のある他国、例えば米国に対する武力攻撃が発生し、この場合において、我が国近隣の公海上で弾道ミ...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 今の二例について、我が国が実施しなければならない事例を存立危機事態に該当し得るケースとして説明してきております。この認識に変わりはございません。
○国務大臣(岸信夫君) 存立危機事態として想定するケースについては、あらかじめ包括的に申し上げることは困難でございますが、いずれにいたしましても、具体的にいかなる事態が存立危機事態に該当するかについて、実際に発生した事態の個別的、個別具体的な状況に即して、政府が全ての情報を総合し...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 繰り返しになりますけれども、存立危機事態として想定されるケースについては、あらかじめ包括的に申し上げることは困難だということでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 具体的にいかなるケース、事態が存立危機事態に該当するかについては、実際に発生をした事態の個別具体的な状況に即して、政府が全ての情報を総合して客観的、合理的に判断するということになります。
○国務大臣(岸信夫君) 現在、その当時と状況に変化はないと、変更はないというふうに考えております。ですので、政府として認識は変更していないということでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 失礼しました。  安保法制の制定時ですね、その三つの事例をお示ししたと思うんですけれども、存立危機事態として想定されるケースについては、当時もあらかじめ包括的に申し上げることは困難とした上で、三つの事例をお示ししたということでございます。  現在もその...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 当時、この三つの事例をお示ししました。その当時から現在、認識は変更していないと、こういうことでございます。  三事例については、先ほども私からもお話をしましたけれども、現在において政府としての認識に変更はないということでございます。
○国務大臣(岸信夫君) この三事例について、三事例以外にはあらかじめ包括的に申し上げることは困難であると、こういうふうに繰り返し申し上げているところでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 三事例以外はあらかじめ包括的に申し上げることは困難であると、こういうふうに申し上げております。
○国務大臣(岸信夫君) 具体的にいついかなる事態が存立危機事態に該当するかについては、実際に発生しました事態の具体的、個別具体的な状況に即して、政府が全ての情報を総合的に勘案して客観的、合理的に判断するということになっております。一概にお答えすることは困難でありますが、その上で、...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) あらゆる事態、まあいろいろな事態ではありますけど、どれだけ直近にということも含めて、あらゆるケースにおいて総合的に、客観的に、合理的に判断をするということであります。
○国務大臣(岸信夫君) 我々、想定外ということは許されないというふうに思っています。そういう意味で、あらゆる事態に対処できるように政府が全ての情報を総合して客観的、合理的に判断して決めるということになります。
○国務大臣(岸信夫君) 存立危機事態は、武力を用いた対処をしなければ、我が国に、国民に我が国が武力攻撃を受けた場合と同様の深刻な、重大な被害が及ぶことが明らかな状況ということであります。我が国として、我が国を防衛するためのやむを得ない自衛の措置として、武力行使の三要件に基づいて武...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 我が国に対します武力攻撃を行う他国が、いかなる評価の下にその攻撃を行うにせよ、我が国は、存立危機武力攻撃を含めて、我が国を防衛するためのやむを得ない自衛の措置としての武力行使の、武力の行使の三要件に基づいて武力を行使して対処するということであります。
○国務大臣(岸信夫君) これまで、存立危機事態に該当する状況は、同時に武力攻撃事態等に該当することが多いと説明をしてきております。事態の推移によっては、その後、存立危機武力攻撃を行う他国から我が国に対する武力攻撃が発生をし、我が国に被害を及ぼす場合もあり得ると考えております。その...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 元々これ、存立危機事態になっているということでございます。我が国の国民に武力攻撃が及ぶ可能性があるわけでございますから。  その上で、今お問合せの件ですけれども、どのような状況が生じるかについては個々の事態ごとに異なると、このように考えております。一概に...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 自衛隊の任務はこれまでも常にリスクを伴うものでございます。平和安全法制の整備による新たな任務にもこれまで同様のリスクはございます。  その上で、存立危機事態に該当する状況は、武力を用いた対処をしなければ、国民に我が国が武力攻撃を受けた場合と同様の深刻、重...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 一般論として申し上げますと、リスクとして自衛隊、自衛官の被害も否定はできないと考えております。そういったリスクを極小化、局限化する観点で、訓練、演習を通じて隊員の練度向上に努めているところでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 限定的な集団的自衛権の行使を行った場合に具体的にどのような状況が生じるかについては、個々の事態ごとに異なると考えますので、一概にお答えすることは困難でございます。
○国務大臣(岸信夫君) 限定的に集団的自衛権を行使した場合に具体的にどのような状況が生じるかは個々の事態ごとに異なると、こう考えておるところでございます。  そもそも、存立危機事態という状況に置かれた中で、自衛官が国民の命を守るために前線に立って活動してもらうわけであります。そ...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 退職自衛官が在職時に培いましたその専門的な知識また実務経験等を生かして地方公共団体に再就職することは、自衛隊と地方公共団体との協力関係の構築、また相互の連携強化に寄与するとともに、地方公共団体側にとっても防災を始めとする危機管理能力の向上につながるものと、...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 優秀な人材を将来にわたり安定的に確保していく、そして自衛隊に求められる多様な活動を適時適切に行っていくため、女性自衛官の採用拡大及び活躍の推進は極めて重要であります。令和三年度の概算要求においても所要の関連経費として約五十億円の計上をしております。  議...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 自衛隊はこれまで、ダイヤモンド・プリンセス号のケース、また市中感染拡大に対します災害派遣活動等において、医療支援また生活支援を実施しております。隊員に一人の感染者も出すことなく任務を遂行、完遂いたしました。自衛隊がこれまでの活動において得てきた知見、経験を...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 陸上自衛隊の各師団、旅団には、人員数は限定的ではありますけれども、医務官、衛生隊の隊員等、衛生の専門知識を有する隊員が配属をされております。  これらの隊員は、自衛隊がこれまでの活動において得てきた知見、経験を有しているところです。自衛隊が自治体から教育...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 委員御指摘の大量破壊兵器等の拡散の脅威につきましては、現防衛大綱においては、核兵器の脅威に対しては、核抑止力を含む米国の拡大抑止や総合ミサイル防衛などを含む我が国自身による対処のための取組などに言及しつつ、大量破壊兵器やその運搬手段となり得るミサイルの拡散...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 我が国の安全保障を脅かすようなサイバー空間における脅威に対しましては、内閣官房を中心に関係省庁が一体となって、取り得る全ての有効な手段と能力を活用し、断固たる対応を取ることとしておるところでございます。  その中において、民間との協力については、例えば重...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 安全保障環境が一層厳しさを増す中で、国際テロ、ゲリラ等から我が国及び国民の安全を守るためには、関係省庁と連携しつつ、平素から安全保障や国民の安全に直接関わる情報の収集を強化することが極めて重要です。  防衛省では、電波情報、画像情報、人的情報、公開情報の...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 現行の防衛大綱においては、あらゆる段階において、防衛省・自衛隊のみならず、民間団体等との協力を可能とし、我が国が持てる力を総合する防衛体制を構築することとしております。  宇宙、サイバーといった新たな領域においてもそのような協力が重要と考えております。例...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) これまでも御答弁させていただいたように、移動式の洋上プラットフォームを何にするかということもまだ決まっていないわけでございます。その中で、自衛隊の運用についてもこれは今後検討していかなければいけません。人材を有効活用していくという観点も含めて今後検討してま...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) これは本当に運用の問題であって、どのようなプラットフォームにするかということによっても、どの部隊を、陸海空どこになるのかということも含めて今後考えていかなければいけない、検討していく項目の一つであります。
○国務大臣(岸信夫君) 防衛省として、イージス・アショアの代替案に関連するまず経費につきましては、今回の中間報告を踏まえて初めてお示しをしたところでございます。その上で、今回の中間報告においてお示しした洋上プラットフォームを形態、機能の観点から場合分けした各プランの一基当たりの総...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 現在の航空機騒音規制措置は、飛行場周辺の住民の方々への御負担をできる限り軽減するという課題と日米安保条約の目的を達成するために米側の運用上必要な活動を確保するという課題との間でどのような方策が取り得るかということについて、日米間で鋭意協議を重ねた結果取りま...全文を見る
12月03日第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(岸信夫君) イージス・アショアにつきましては、本年六月に山口県むつみ演習場と秋田県の新屋演習場を含む東北地方の二十か所の国有地の配備を断念したことを防衛省として発表いたしました。また、六月以降も代替地の調査を継続的に実施いたしましたが、代替地はないとの結論に至り、九月...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) イージス・アショアの代替案の検討において、最終的にどのようなプラットフォーム、洋上プラットフォームにするのか、陸上配備をやめるか否かも含めてまだ結論を出していないところであります。結論を出すべく今検討をしているところでございますので、現在、現時点での結論を...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) イージス・アショアの構成品を移動式の洋上プラットフォームに搭載する場合、それだけでは、定期整備の問題、そして気象や海象等の影響によって常時持続的な態勢に制約はあると、ただし、現在体制整備を進めておりますイージス艦八隻と組み合わせて運用することによって、情勢...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 御指摘の情勢に応じとは、弾道ミサイルを迎撃する態勢を取ることが必要な場合ということを意味しております。いかなる場合に必要になるかにつきましては、具体的な、個別具体的な状況を踏まえまして判断をしていくことになります。
○国務大臣(岸信夫君) イージス・アショアそのもので述べていた時点とは、先ほど申しましたけれども、状況が変わっている部分はありますが、それは、定期整備や気象、海象等の影響によって常時持続的な態勢には制約があるということではありますけれども、現在の体制を進めていますイージス艦八隻の...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 移動式の洋上プラットフォームにつきましては、定期整備や補給のために、一定の期間、任務を離れる必要が出てきます。当該プラットフォームによって二十四時間三百六十五日、我が国全域を防護する態勢を取ることは困難ではありますが、現在体制整備を進めているこのイージス艦...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) イージス・アショアの代替品の検討につきましては、SPY7を含むイージス・アショアの構成品を移動式の洋上プラットフォームに搭載する方向で、今、米政府や日米の民間業者と検討を行っているところでございますが、そのため、今般の中間報告等における検討において、導入コ...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 今、政府参考人からお話があったとおりでございます。政府としての考え方を述べたところでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 存立危機事態に該当する状況は、武力を用いた対処をしなければ、我が国が武力攻撃を受けた場合と同様の深刻、重大な被害が国民に及ぶことが明らかな状況であり、我が国として、我が国の存立を全うし、国民を守るため、すなわち我が国を防衛するためのやむを得ない自衛の措置と...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 従来から、武力の行使の目的を持って武装した部隊を他国の領土、領海、領空へ派遣をする、言わば、いわゆる海外派兵は、一般に、自衛のための必要最小限度を超えるものであって憲法上許されないと解してきています。  他方で、政府としては、平成二十六年七月の閣議決定以...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 法理上、弾道ミサイルが他国に向けて発射されるというだけで武力の行使の三要件を満たすことになるということではございませんけれども、平和安全法制の考え方の下では、その時点における状況の全体を評価した結果、これが武力の行使の三要件を満たす場合には、あくまでも我が...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 今のお話ですけれども、一概に申し上げることは難しいと思います。
○国務大臣(岸信夫君) 着手の考え方ですけれども、いかなる時点で着手されたということが判断されるかということもございます。  そういう意味をもって一概にお答えすることは難しいと申し上げておるところでございます。
○国務大臣(岸信夫君) 先ほどの繰り返しになりますけれども、法理上、弾道ミサイルが他国に向けて発射されるというだけで武力の行使の三要件を満たすことになるということではありませんが、平和安全法制の考え方の下では、その時点における状況の全体を評価した結果、これが武力の行使の三要件を満...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 特定防衛施設周辺整備調整交付金は、環境整備法第九条の規定に基づいて、特定防衛施設の関連市町村に対して、防衛施設の面積や運用の実態、運用状況の変化等を総合的に判断して交付しているものでございます。  このうち運用の態様の変更に係る額は、環境整備法施行令第十...全文を見る
○国務大臣(岸信夫君) 御指摘の環境原則に関する共同発表は、あくまで環境汚染防止を含む在日米軍施設・区域に関連します環境保護のための協力を強化していくことへのコミットメントを表明したものでございます。  その上で、外来機の固定翼機であるか否かにかかわらず、普天間飛行場などの米軍...全文を見る