岸田文雄
きしだふみお
小選挙区(広島県第一区)選出
自由民主党
当選回数10回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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04月11日 | 第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号 議事録を見る | ○岸田委員 ただいま議題となりました石油の安定的な供給の確保のための石油備蓄法等の一部を改正する等の法律案に対する修正案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、社会民主党・市民連合、保守党、21世紀クラブを代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 ...全文を見る |
04月12日 | 第151回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号 議事録を見る | ○岸田委員 おはようございます。自由民主党の岸田文雄でございます。 まず最初に、三月二十四日、芸予地震において亡くなられた皆様方の御冥福をお祈り申し上げ、また被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げながら、質問を始めさせていただきたいと存じます。 私も、ちょっと時間が限...全文を見る |
○岸田委員 おっしゃるように、がけ近と言われておりますが、こうした補助事業があるわけであります。しかし、これは最大七十八万円というようなことになっております。先ほど申し上げました呉の場合は、手作業で密集地において作業をしなければいけない、車両が入れないということから、すべて手作業...全文を見る | ||
○岸田委員 今、竹村局長の御答弁の中で、連携しながら対処していくということで、少し前向きな御答弁だったかと私は理解いたしました。ぜひ対処していただき、そしてその結果どうなっていくのか、その辺また教えていただきますよう、御報告いただきますようお願いを申し上げまして、質問を終わらせて...全文を見る | ||
05月17日 | 第151回国会 参議院 文教科学委員会 第8号 議事録を見る | ○副大臣(岸田文雄君) このたび文部科学副大臣を拝命いたしました岸田文雄でございます。 我々、激動の時代になるであろうと言われている二十一世紀を迎えたわけでありますが、こうした時代に当たりまして、人材の育成ですとかあるいは知的資産の創出は我が国の存立基盤にかかわる重要な課題だ...全文を見る |
05月18日 | 第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号 議事録を見る | ○岸田副大臣 このたび、文部科学副大臣を拝命いたしました岸田文雄でございます。 先ほど大臣のあいさつの中にもございましたが、我々は二十一世紀を迎えたわけでありますが、この二十一世紀、激動の時代になると予想されております。この中にありまして、人材の育成、そして知的資産の創出、こ...全文を見る |
05月23日 | 第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号 議事録を見る | ○岸田副大臣 歴史教科書につきましては、先生御案内のとおり、民間の教科書発行者が著作、編集したものにつきまして、近隣諸国条項も含めまして、検定基準に基づいて、教科用図書検定調査審議会、この審議を経て、適切に実施しているところであります。 それに対しまして、今御指摘がありました...全文を見る |
○岸田副大臣 あくまでもこの制度を守り、制度の範囲内でどう対応するか、今精査をしているところであります。 この精査をした結果はまだ出ていない状況でありますから、これからの対応は、その結果いかんではありますが、しかし、いずれにしましても、この制度の枠組みはしっかり守っていきたい...全文を見る | ||
○岸田副大臣 制度としまして、自主的な対応というのは認められているとは認識しております。 | ||
○岸田副大臣 文部科学省としましては、外務省と連絡をとりつつ、まず、この教科書検定の結果につきまして、発表の際に、外務省の方から、中国政府あるいは韓国政府に対しまして、この教科書検定制度の趣旨、内容及び結果について説明をお願いしたところであります。今後も、外務省と連携はしっかりと...全文を見る | ||
○岸田副大臣 いろいろな立場でいろいろな考え方があるのは事実でありますが、我が国の教科書検定制度、この制度は大切に守っていかなければいけないと思っております。その中で、公正な採択に影響が及ばないようにそれぞれ慎重に対応しなければいけない、そのことだけは感じております。 | ||
○岸田副大臣 済みません、文部科学省の認識につきまして、私の方からお話しさせていただきます。 まずもって、子供たちが地域社会の中で、大人ですとかあるいはさまざまな年齢の子供たちと交流する、そしてさまざまな生活体験ですとか社会体験、こうした経験を豊かに積み重ねていくということ、...全文を見る | ||
○岸田副大臣 コミュニティースクールについての御質問でございますが、先生御案内のとおり、このコミュニティースクールの議論につきましては、昨年の教育国民会議において議論をされたわけでありますが、趣旨としましては、多様な教育を提供するとともに、起業家精神を持った人間を学校教育に引き込...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生御指摘のように、今の学校、公教育におきまして、教育の機会均等ですとかあるいは一定水準の教育水準を確保するとか、こうした重要な役割を担っていると思います。 今、活性化するといっても、これは、要はこうした新しいタイプの学校の可能性を探る、こうした選択肢を探るとい...全文を見る | ||
○岸田副大臣 この内容につきましては、具体的な内容は必ずしもまだ明確化できておりません。しかし、先ほどちょっと御説明しましたように、このコミュニティースクールというもの、地域の事情ですとか独自性を尊重しながら、あくまでも公立学校でありますから、従来の公教育の理念とどのような関係に...全文を見る | ||
○岸田副大臣 数字だけちょっと申し上げさせていただきます。 日本の高等教育の公財政支出、OECDの調べによりますと、対GDP比、我が国は〇・五%ということであります。アメリカ一・四、イギリス〇・七、フランス一・〇、ドイツ一・〇というふうになっております。 おっしゃるとおり...全文を見る | ||
○岸田副大臣 明確な理由は持ってはおりませんが、今の日本の国のさまざまな現状、御指摘の財政も含めまして、いろいろな現状の中で、こうした数字が結果として出ているというふうに思っております。 しかし、いずれにしましても、文部科学省としまして、高等教育の存在、大変大きいものであると...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず、今回、多くの学生に影響を及ぼし、そして国立大学の信頼を損ねたということ、このことにつきましては大変残念に感じております。 そして、先生の方から、まず、どうしてこんなことになったかという点でありますが、今、現状受けている報告の範囲内で申し上げるならば、平成九...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生から今御指摘いただきましたように、この事業の取り扱いにつきましては、平成八年の閣議決定におきまして、五年間の経過措置を講じて終了するということになっているわけであります。政府としては、特別対策延長は考えていないわけです。 そして、十四年以降は一般施策の枠内で...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今先生から御指摘いただいた例も含めまして、いろいろな関係者からいろいろな実態について御意見を承っております。そういった実態を認識した上で、制度としましては一般の枠内でどういったことができるのか、そういった考え方で今検討しているということでございます。 | ||
○岸田副大臣 一般の施策につきましても、一般奨学事業としまして、国においては、日本育英会が高等学校及び大学等の学生生徒に対する育英奨学事業を行う。一方、都道府県においては、多くの都道府県が主に高等学校などの生徒に対する奨学事業を行っている。こういった実態を踏まえて、一般事業として...全文を見る | ||
○岸田副大臣 国立大学の施設の整備についてでありますけれども、本年三月三十日に閣議決定されました科学技術基本計画におきましても最重要課題として位置づけられております。これを受けまして、文部科学省といたしましては、国立大学等の施設の重点的そして計画的な整備を図ることとし、四月十八日...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生御指摘のように、こうした数字を見まして、今複雑化する現代社会におきまして、いろいろな要素が絡んでいるとは思いますが、生徒指導上あるいは教科指導上の心身の疲労や悩み、これも一つの背景になっているというふうに考えられると思います。 そして、先ほど子供たちのストレ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 一九九八年にこうした最終見解をいただいた。その後の努力にもかかわらず、数字がふえている、悪化している、御指摘をいただきました。 この手の問題、そして教育全体の大きな問題、なかなか一つの施策をしてすぐ結果が出てくるものではないということを考えますときに、この辺、大...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず、児童生徒のいじめについてでありますが、平成十一年度の発生件数は約三万一千件でありまして、四年連続減少しております。数字を重視するというのであるならば、これは、減少しているということは、一つ注目するべき点だというふうに思っております。 こうした結果を見ながら...全文を見る | ||
○岸田副大臣 定義を広げるかどうかは別としまして、暴言というものの意味合い、これはしっかりと受けとめなければいけないというふうに思っております。それも含めまして、先ほど大臣からお答えさせていただきましたように、この問題は、子供たち、生徒側の態度も含めて、全体の雰囲気の中で体罰がな...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今先生から御指摘いただきました歴史学者からの五十一カ所の修正につきましてはちょっと承知しておりませんので、それにつきましては具体的な答弁をちょっと差し控えさせていただきたいと存じます。 この御指摘の歴史教科書の検定でありますけれども、近隣諸国条項も含めた検定基準...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今、教科書というお話でありましたので、教科書ということで申し上げさせていただくならば、今回の教科書の検定はその厳正な手続に基づいて実施されたというふうに認識しております。 それで、個別の問題を取り上げるかどうかという問題でありますけれども、この制度におきましては...全文を見る | ||
○岸田副大臣 政府の歴史認識につきましては、従来どおりであります。 しかし、その検定制度の中で、合格した教科書が政府の歴史認識と必ずしも一致するものではない、そういう制度であるということをぜひ御理解いただきたいと思います。 ですから、この中でどういった事項を取り上げるのか...全文を見る | ||
05月24日 | 第151回国会 参議院 文教科学委員会 第9号 議事録を見る | ○副大臣(岸田文雄君) 文部科学省の対応につきまして、ちょっと私の方からお話をさせていただきたいと存じます。 今、先生から御指摘がありましたように、国際的な調査において理数系の成績がトップクラスなのに意欲が大変減退しているということ、あるいは学年が上がるにつれまして授業がわか...全文を見る |
○副大臣(岸田文雄君) 先生の御認識は大変重要な点だと考えております。 先生から御指摘がありましたスイスのビジネススクールの大学の評価についてでありますが、この評価自体は、その内容を聞いてみますと、各国の企業の幹部が自分の国の大学に対して評価を行ったということでありまして、自...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今の取り組みにつきまして、私の方から御説明をさせていただきたいと存じます。 先生から御指摘いただきましたように、家庭教育はすべての教育の出発点であるというふうに認識しております。その中にあって、家庭の教育力が低下していること、これは御指摘のとおりだと認...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 教科書の検定制度についてでありますが、今、先生のお話の中にありましたように、その執筆者の創意工夫のもとに教科書としてふさわしい内容が学習指導要領等の基準に照らして盛り込まれているか、それを判定する制度であります。 〔委員長退席、理事亀井郁夫君着席〕...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生から御指摘いただきましたように、全国的に実情を把握する材料がなかったということ、こうした調査が行われてこなかったということは大変大きな問題であったというふうに思っております。 そういった中にありまして、まず現行の学習指導要領のもとで、小中学校につい...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 総合学習の時間ですが、各教科で学ぶ知識や技能を体験的な活動の中で実感を持って理解し、実生活において生かされ、総合的に働くようにする、これがねらいでありますが、先生がおっしゃったように、この重要性をしっかり認識していかなければいけないと思っております。 ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生御指摘のように、先ほどの答弁にありましたこの総合的な学習は大変重要なものだと認識しております。これを活用するためにも、新しい制度の例示する努力、これは大変重要だと思っております。ぜひその辺を工夫してしっかりとした例示をPRしていきたいと思っております。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 教科書の採択につきましては、教育委員会の判断と責任において行うべきものではありますが、先生から御指摘いただきましたように、一部の県におきまして選定資料等において必ずしも適切でないものがあるということを認識しております。 こういった状況に対しまして、どう...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生御指摘の北海道の例につきましてはちょっと承知をしてはおりませんが、そうした懸念が抱かれるような状況があるとすればこれは好ましいことではない、これは当然のことであります。 そういった懸念を抱かれることがないようにするためにも、やはり開かれた採択の重要...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) これは、その個別の事例のみならず、全体的にそういった状況がどうなっているのか、これを把握することは文部科学省として大切な責任だと感じております。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、政党や職員、職員団体が教育について意見、見解を表明することは基本的には自由だというふうに認識しております。 そして、先ほど来申し上げておりますように、教科書採択はあくまでも教育委員会の判断と見識、責任において適切に行われるべきものであり、公正な採...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、北海道、四六協定に基づき、問題のある内容を有する通知、通達が存在しております。当然のことながら、学校の適正な管理運営の妨げとなっているこれらの通知を改めるよう北海道教育委員会を指導していきたいと考えております。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 学校教育におきまして、社会の動向ですとかあるいは産業の動き、こういったものを敏感に反映して適切に対応していくことは大変重要だと思っております。そういった見地から、初等教育、中等教育におきましても、こういった認識のもとにしっかりと内容を充実していかなければい...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、現代社会はドッグイヤーと言われるような物すごいスピードで企業とか産業をめぐる環境も変化していると認識しております。二十一世紀を迎えましてますますこのスピードが速まっていくのではないかなと予想されておりますので、その企業側のニーズもどんどんと変化している...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) ハード面での御質問でありますが、例えば高等学校におけるコンピューターの整備状況ですが、平成十二年三月現在で一応設置率は一〇〇%ということになっております。そして、一校当たりの平均設置台数が八十一・九台ということになっております。 そして、高等学校におき...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 済みません。先ほど日本の現状につきまして御説明したときに、多分態度が大きかったので胸を張ったと見えたかもしれませんが、決してこれで十分だと自信を持って申し上げたつもりはございません。おっしゃるとおりに、日本の現状はまだまだお寒い限りだという認識にあることは...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、日本の社会においては、特に公的なサービスにかかわる寄附については、一たん国なり上の方で吸い上げた上で上からまたおろしてくるというような仕組みが明治以来伝統的にあるような気がしております。そういった中にあって、例えば今、日本の社会においては...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) いろいろなシステムを勉強する中にあって、そうした決して一律横並びでないシステム、こういったものもしっかりと考えるべきものだというふうに思います。そうしたシステムに加えて、さらにはそれ以外にも税制の問題ですとかいろいろな課題があると思います。その辺の環境整備...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 御指摘のIT分野の重要性は強く認識しております。寄附全般ということになりますと、ITのみならずさまざまな分野にもかかわる問題だと思っておりますので、そのIT分野の重要性をしっかりと認識しつつ、全体の寄附制度についてはしっかり勉強したいと思っております。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 実態の把握は重要だと思いますので、ぜひまず実態の把握に努めたいと存じます。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、先生の方から地教行法につきましてお話をいただきました。指導、助言の範囲内でのかかわりだという御指摘、そのとおりだと思います。 ですから、北海道の件につきましても、またほかのケースにつきましても、指導、助言という形で文部科学省は教育委員会と連携をとり...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、そもそも独立行政法人制度は、国の行政機能のうち、まず民間や地方にゆだねることが可能なものがないか、そして可能なものはできる限りゆだねた上で、それが困難なものを独立行政法人化するというのが議論の道筋だというふうに考えております。 ですから、国立大学...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、先生から御指摘がありましたように、どの事項を取り上げるかはまず執筆者の判断にゆだねられているわけであります。学習指導要領に具体的に示されていない事項について記述を求めるようなことはできないという制度の趣旨になっているわけであります。 そして、今回、...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 広島県教育委員会からの報告によりますと、本年四月、平成十三年度入学式の国歌斉唱時において起立をしないなど校長の指導に従わなかった職員について、一つは校長の指示に従わなかった行為の内容や理由、その行為を行ったことに対する反省等を記載した当該職員のてんまつ書と...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生御指摘のように、労働者がさまざまな場におきまして職業に必要な知識ですとか技能を身につけるということ、それを積極的に支援することは大変重要なことだと思っております。 しかし、今御指摘いただきました日本育英会の奨学金の範囲を拡大するという話になりますと...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 具体的には、平成十年以降、例えば学習指導要領の改訂に当たりまして、こうした体験活動あるいは道徳活動の充実を通じて心の教育の充実を図るとか、あるいは教員の資質、能力の向上のために生徒指導総合研究講座においていじめ問題への教育的支援などの講義を実施するとか、あ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 文部科学省といたしましては、児童も人格を持った一つの人間として尊重していくということが条約全体の趣旨とまず認識しており、第二回の報告書作成に当たりましても、児童生徒の人権に十分配慮し、一人一人を大切にした教育を行うという視点に立って鋭意作成を進めていくべき...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 具体的な書きっぷり、表現については今検討中でありますが、今申し上げましたような中身が大切だと、この部分をしっかりと検討会議の中で訴えて、その内容を報告書の中に盛り込むよう努力をさせていただきたいと思います。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 児童の権利条約の十二条一項、意見表明の部分に関しましては、先ほど大臣から御説明したとおりでございます。 その趣旨としまして、児童の意見を年齢に応じて相応に考慮することを求めるものでありまして、児童の意見を無制限に認めるものではないというのが文部科学省と...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、我が国政府の歴史認識につきましては、村山総理談話以降一貫していると認識しております。 その中にありまして、まず御理解いただきたいのは、教科書検定制度そのものが国が特定の歴史認識や歴史観を確定するという立場に立って行われるものではないという点でござ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今回の検定に当たりましては、御指摘の近隣諸国条項、こうした基準に照らして検定が行われ、それだからこそ問題になっているその教科書につきましても百三十七カ所も訂正が行われたという結果になったというふうに思っております。厳正な手続に基づいて結果が出たというふうに...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 発言を許していただきましてありがとうございます。 今、先生のお話を大変感銘深く聞かせていただきました。やはり先生の姿というものは生徒に大変大きな影響があるなと改めて感じ入りながら聞かせていただきました。 そして、今のお話の中に御指摘がありましたよう...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、大臣からお答えしたように、全国的に一定の水準を保つ、あるいは学習の機会の均等を図る、そういった意味から一定の基準は大変重要なことだと思っております。 しかし、その一定の基準のもとで、やはり各地域あるいは学校の事情等もあります。その中で工夫を凝らして...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、先生のお話をお伺いしておりまして、私も小学校の時代、アメリカで過ごしまして、向こうのパブリックスクールに通いましたので、先生のおっしゃらんとすること、何かわかるような気がいたします。 その中で、まず選択の幅がもう少しあってもいいんではないか、あるい...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、学ぶ生徒の意欲というものを引き出すような運営ですとか工夫は大切なことだと思います。 ただ一方で、子供たちにとりまして、ボランティア活動ですとかさまざまな体験というのは初めての体験のケースが随分多いんではないかなという気がします。こうい...全文を見る | ||
05月30日 | 第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号 議事録を見る | ○岸田副大臣 今先生の方から御指摘ありましたように、校長にリーダーシップを発揮してもらい、そして機動的な学校運営を行ってもらう、こういったために優秀な人材を確保することは大変重要であるというような認識から、平成十二年の四月から、教員免許を有しない者であっても校長に登用できるという...全文を見る |
○岸田副大臣 今先生から御指摘いただきましたように、委員の構成、固定化しているあるいは偏りがある、実際現実だというふうに認識しております。だからこそ今回こうした改正を行うわけでありますが、その中にあって、配慮義務、努力義務ではなくして、もう義務とすべきだという御指摘だったわけです...全文を見る | ||
○岸田副大臣 指導が不適切な教員につきまして、指導に当たることがないように措置するということが必要であるというようなことで今回の法改正も行われているわけでありますが、御指摘のように、まず分限免職や分限休職に該当する者につきましては、当該処分をしっかり行うべきだというふうに考えてお...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今御指摘がありましたように、家庭ですとかあるいは親子の関係、教育におきましてもまず基本だというふうに思っています。また、親から子へ、教育あるいはしつけというもの、次々と伝えられるということを考えますと、しつけにつきましても、あるいは教育につきましても、親が学ぶという...全文を見る | ||
○岸田副大臣 就学前の児童を持つ親ですとか、あるいは小学校、中学校に通っている子供たちを持つ親に対する対応は先ほど申し上げたわけでありますが、それにとどまらず、もっと広くという御指摘でございました。 今回、法律の改正をお願いしているわけでありますが、その中に、家庭、学校、そし...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生御指摘のように、総合的な学習の時間、大変重要であると考えておりますし、大切にしていかなければいけないというふうに思っております。 各教科で学ぶ事柄を体験的な活動の中で実感を持って理解する、あるいは実生活において、さまざまな教科で習ったものを総合的に生かしてい...全文を見る | ||
○岸田副大臣 ただいま先生の方から一ついい例を出していただきましたが、完全学校五日制に移行する、そして先ほどの総合的な学習の時間の導入が行われる、そういった中にありまして、学校、家庭、地域の連携、一体となって教育機能を発揮するということ、これは大変重要だというふうに考えております...全文を見る | ||
○岸田副大臣 二十一世紀を迎えまして、今の社会がドッグイヤーと言われるようなすごいスピードで変化しております。また、冷戦構造崩壊後、随分時間はたったわけですが、その後、世界の優秀な人材がしのぎを削り、各国とも新しい秩序の形成の中でそれなりのポジションを占めようと思い、大変熾烈な競...全文を見る | ||
○岸田副大臣 済みません、大臣の答弁のとおりなんですが、先生御指摘ありました教育改革国民会議の最終報告の中にも、義務化という言葉は明記はされていないということをまず確認させていただきたいと存じます。それから、その報告の中には、奉仕活動のみならず自然体験などさまざまな体験活動の充実...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生から御指摘のあったような考え方もあるかと思いますが、ぜひ御理解いただきたいのは、中教審に諮っているのは、その体験活動等が是か非かということではなくして、具体的にどうあるべきかということを御検討いただいているわけでありまして、恐らく体験活動につきましては、その意味...全文を見る | ||
○岸田副大臣 この社会奉仕体験活動等の充実のために、活動の場ですとかあるいはその指導者の確保、こういったことを行うためのシステムづくりが重要であるという認識のもとに、平成十三年度から新たに、教育委員会ですとか学校ですとかPTAですとか、あるいは青少年団体ですとか、そうした各関係者...全文を見る | ||
○岸田副大臣 共同生活の重要性につきましては、先生御指摘のとおりだと思います。互いの交流を通じて、社会のルールあるいは思いやり等を育成する上で大変効果が高いというふうに思っています。 今、モデル事業の中に入っているかという御質問でありますが、モデル事業の中には入ってはおりませ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 御指摘のように、今回の改正によって学校間格差が拡大したり、あるいは受験戦争が激化すること、これはあってはならないことだと思っています。 その中にあって、今回、改正によってそういったことが心配されるんではないかということでありますが、この問題につきましては、例えば...全文を見る | ||
○岸田副大臣 具体的な方策としましては、やはり入学者の選抜方法の部分になるかなと思っています。その多様化あるいは評価尺度の多元化、このあたりがまず具体的な部分かというふうに思っております。それに加えて、先ほど言いました方向性で努力をしなければいけないということかと思います。 | ||
○岸田副大臣 飛び入学につきましては、能力、資質を伸ばすという意味で意味があるというふうに考えており、今回、今先生御指摘がありましたように、より範囲を拡大したわけであります。 範囲の拡大の趣旨でありますが、例えば対象分野を数学、物理に限定されていたものを広げた意味合いにつきま...全文を見る | ||
○岸田副大臣 基本的に、短大等まで広げたその思いは、要は、情報ですとか芸術の分野におきましては、研究のみが目的ではない、やはり実学という面でもこういった才能を伸ばすということは考える必要があるのではないか、そういったことが基本にあるのだというふうに思っています。 そして、今御...全文を見る | ||
○岸田副大臣 御指摘のように、飛び入学した者は、高校を卒業せずに大学に入学するため、制度上は高校中退の扱いになります。 こういうリスクは、本人の自覚はもとより、受け入れ大学においても、飛び入学を受け入れた以上は、責任を持って卒業させるような教育指導体制を整えるようにしなければ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 情報公開の重要性にかんがみ、教育委員会の会議を公開すべきということを規定したわけでありますが、人事に関する事件その他の事件について公開しないことができるものとしたわけですが、その「その他の事件」とは何かという御質問でありますが、例えば、個別の生徒指導上の問題に関する...全文を見る | ||
○岸田副大臣 この三分の二以上の議決がある場合は公開しないというのは、例えば地方自治法における地方議会の秘密会の規定等との比較もあるんだというふうに思いますが、どのような案件について非公開にするかは教育委員会の判断にゆだねられているものでありまして、それから、できる限り公開するよ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 そのとおりでございます。 | ||
○岸田副大臣 入りません。 | ||
○岸田副大臣 分限免職や分限休職に該当する者については、まず当該処分を行うべきものだというふうに考えております。ですから、従来の仕組みはしっかりと徹底しなければいけないと思っております。 今回の措置は、要は分限免職等までに至らない者についてどうするかということでありますので、...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今、大臣の方から例としまして三点、知識の不足ですとか、方法の不適切あるいは意欲の欠如、こういった例を挙げたわけですが、この辺の具体例につきましては、施行通知等によって、より具体的に示すことは検討しなければいけないと思っております。その施行通知等の方法によりまして、こ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今、先生の方から、向山洋一さんの講座の例を挙げていただきました。その中身、詳しくは存じ上げておりませんが、そのお名前等をお伺いしております。 教育公務員特例法におきまして、教員の研修については努力義務が課されておりますので、こうしたさまざまな民間の講座を利用する...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず、考え方としまして、分限免職あるいは分限休職に該当する者については、当該処分をまずしっかりとやるべきものだというふうに思っています。 ですから、そこに至らない者についてどうするのか。他の職に転職させる道を広げるというのが今回の趣旨であります。そういう整理で考...全文を見る | ||
○岸田副大臣 教育委員会の委員につきましては、知事ですとか市町村長が議会の同意を得て任命するということになっております。ですから、まずもって、どのような人選をするのかというのは知事や市町村長の判断ということになるわけですが、委員につきまして、やはり限られた人数の中にどういった人材...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まさに、教育委員会の歴史そのものがタウンミーティングから始まったというふうに認識しております。ですから、そういった要素は大変重要だというふうに思っております。今回、法改正をお認めいただけましたならば、保護者の委員への加入等、さまざまな形で教育委員会に新しい要素を盛り...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今回の改正で、多様化する地域住民の教育行政に対する関心や要求に的確にこたえるため、地域住民の個別の意見や苦情等のいわゆる行政相談を受けつけ、これに迅速に対応できるよう、教育行政相談に関する事務を担当する職員を指定し、そして公表するということになっておりますが、実際に...全文を見る | ||
○岸田副大臣 御指摘、ごもっともだと思います。しかし、現状、こうした窓口がある地方自治体自体が一割とか二割とか、大変数字的にお寒い状況であります。このあたり、まず窓口の存在自体を広げていくことに努めながら、今先生の御指摘がありましたように内容においても充実する、これは大切なことだ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生の御趣旨は大いに理解いたします。今お話がありましたように、財政状況等ともいろいろ検討した上で、研究してまいりたいと存じます。 | ||
○岸田副大臣 あと、今の大臣の答弁に加えまして、先生の方から情報の提供、交換の御指摘がありました。それにつきましては、現在、全国に子どもセンターというのを三年間で千カ所を目標に設置しております。現在七百カ所ほどでき上がっておりますが、ここで親や子供たちにさまざまな体験活動に関する...全文を見る | ||
○岸田副大臣 飛び入学の制度につきましては、特定の分野にすぐれた資質を有する者にチャンスを与えるということで意義を感じるわけでありますが、先生御指摘のように、安易な学生集めに利用されるようなことがあってはならないということ、申すまでもないわけであります。 そういった中にあって...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今先生御指摘の調査につきましては、見ますと、例えば委員の構成が、都道府県におきましては六十歳以上が八割を占めている、あるいは市町村におきましては六十歳以上が七割を占めているとか、あるいは委員に占める女性の割合が、都道府県レベルで二三・四%、市町村レベルで一七・八%。...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今先生の方から、大阪の教育委員会において、何らかの問題があると思われる教員の話、そして著しく問題がある教員の話の御指摘がありました。 その資料を取り寄せてみまして、著しく問題がある教員〇・三%程度というその数字を公表したわけでありますけれども、これは、中身を聞き...全文を見る | ||
○岸田副大臣 済みません、先生の今の御指摘の中で、ちょっと確認だけさせていただきます。 まず、町村前文部科学大臣の発言について御指摘がありました。御指摘は、本年三月十二日の参議院予算委員会における竹村議員の質疑に対する町村前文部科学大臣の答弁についてであります。 この答弁...全文を見る | ||
○岸田副大臣 教育委員会のあり方につきましては、先ほど御説明したように、さまざまな努力は続けてきたわけでありますが、残念ながら、今先生から御指摘がありましたように、現状の教育委員会、年齢ですとか性別等において偏りがある、委員が名誉職化しているのではないかという批判がある、おっしゃ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今先生から御指摘がありましたように、構成が変わったとしても運営面で変わらなければなかなか教育委員会というものは変わらない、おっしゃるとおりだというふうに思っています。 運営面におきまして、例えば、会議そのものの運営方法を工夫しなければいけないとか、あるいは、教育...全文を見る | ||
○岸田副大臣 三分の二以上の議決で非公開にするという規定を盛り込んだわけでありますが、このあたりは、例えば地方自治法における地方議会の秘密会の実施等の条項を参考にしながら、教育委員会、地方自治の考えの中でどうあるべきか、こういったあたりでこの規定が盛り込まれたのではないかというふ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 御指摘のように、分限免職あるいは分限休職に該当する者につきましては、その当該処分、しっかりと行うべきだというふうに思っております。 今回の措置につきましては、その分限免職等にまで至らない者につきまして他の職に転職させる等の道を広げるということでありますから、まず...全文を見る | ||
○岸田副大臣 これは説明の仕方でありますが、要は、本法案において転職の措置の対象になる者は、もともと分限免職等に該当する教員はもう除外されているわけであります。ですから、本措置が設けられることによって分限措置が進まなくなることは趣旨としてはないわけであります。 しかし、運用上...全文を見る | ||
○岸田副大臣 児童生徒への指導が不適切な教員については、校長等による指導や研修が行われていることがまず一般的でありますから、本法律案に定める要件の一つである、研修等必要な措置が講じられたとしてもなお指導を適切に行うことができないと認められること、これに該当するかどうかは、通常、こ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 制度の趣旨に基づいて厳正に対応すること、これは重要であると考えます。 | ||
○岸田副大臣 昨年の教育改革国民会議報告におきましても、勤務成績が優秀な教員について適切な評価がなされるとともに、その勤務実績に応じた適切な処遇がされることは重要であるというふうに指摘されております。このことは重要であると私も考えます。 このため、文部科学省としまして、さきに...全文を見る | ||
○岸田副大臣 去る四月十一日に、中央教育審議会に対しまして、今後の免許制度のあり方について諮問したところでありますが、その中で、免許更新制の可能性についての検討もお願いしているところであります。 その免許更新制の可能性の検討に当たっては、今先生から御指摘がありました点も含めま...全文を見る | ||
05月31日 | 第151回国会 参議院 文教科学委員会 第10号 議事録を見る | ○副大臣(岸田文雄君) 今、先生から御指摘がありましたように、近年の医療の高度化ですとかあるいは人口の高齢化の進展に伴いまして、その専門知識・技術のみならず、豊かな人間性ですとかあるいは的確な判断力を有する質の高い看護婦等の医療技術者を大学において養成することは極めて重要だという...全文を見る |
○副大臣(岸田文雄君) 評価、そして中期目標についての御質問でございました。 通則法による独立行政法人におきましては、主務大臣が中期目標を定め、これを当該法人に指示することとされております。また、当該法人は、中期目標期間中の実務の実績について、主務省に置かれる評価委員会による...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、一点目でございますが、先生御指摘のとおり、大学は社会の現代的な要請に適時にこたえることも大切でありますが、一方で、人類の知的資産の継承と未来を開く新しい知の創造等、さまざまな面において社会の発展を支えていく中心的な役割を果たすことが期待されているとい...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、先生から人口減との比較において大学の定員についての御指摘をいただいたわけですが、十八歳人口の減少の中で大学教育全体の質の維持向上を図る観点から、現実、大学の学部定員の全体規模については基本的に抑制的に対応して、国立大学の学部について言うと、平成四年が十...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生から御指摘がありましたように、大講座制の採用によりまして講座制のさまざまな弊害、欠点と言われている部分に少しずつ対応がされてきたというのは事実でありますが、さらにその流れに加えまして今回の改正はどんな意味があるのかという御質問だと存じます。 基本的...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 要するに、予算措置を必要とせず入学定員の変更がない場合ということでありますが、その枠内で知恵を絞ることができるということでございます。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 公務員型、非公務員型の議論につきましては、その法人の目的とか業務等を総合的に勘案した上でどっちになるべきかという判断がされるかと思いますが、その辺は今検討をお願いしているところでありますので、どちらになるべきかということは今の段階では申し上げるべきではない...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) それぞれのそのメリット、デメリットを比較しつつ幅広く検討しているわけでありますから、これは検討の段階において可能性としては、それは結論は両方あるというふうに考えるべきだと思っています。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 公務員型、非公務員型、それぞれメリット、デメリットがあるということ、先生もこの辺は十分もう御案内のとおりだというふうに思っています。 また、この辺、それぞれのメリット、それから給与を初めとする待遇面等々、その辺も全部総合的に検討した上でどうあるべきかを...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 給与についての御質問でございますが、給与につきましては、公務員型、非公務員型、いずれの場合でありましても、法人独自に定める給与基準に基づいて教員の実績に応じた給与決定が行われるものだと考えております。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) それは新たにでき上がったその法人の判断だと思いますので、可能だと考えます。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今申し上げましたように、仕組みとしては可能であります。しかし、人件費総額等を国会に報告する等、そういったさまざまな仕組みの中でどこまで柔軟な対応ができるかは、これはそれぞれの法人ができ上がった中で状況を勘案して決めなければいけないと考えております。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 決定するのはあくまでもその法人でございます。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 公務員型でなければならない理由についてという御質問でありますが、公務員制度改革が今検討されておるわけであります。その公務員制度改革の中で公務員自体がどうあるべきかという議論が行われておりますが、その中で、一つ争議権の問題と、公務員型でなければならない、公務...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) それはそのさまざまな要素の中にそういった部分も含まれるとは思います。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 国立大学を法人化した場合、予算の編成ですとか組織の改廃あるいは給与の決定など従来国が行ってきた大学の経営に関する事項につきましては、大学みずからが判断し決定していくことになると認識しております。ですから、法人化後の国立大学におきましては、役員体制、学内の審...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) さまざまな御意見があります。そのさまざまな御意見を踏まえまして、今、調査検討会議というもので議論しているわけであります。その議論の中でそういった部分もしっかりと議論されるものだというふうに考えております。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生が御指摘いただいた点は重要な点だとは思います。その辺も含めてしっかりと検討をしていかなければいけないと思います。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 文部省所管分のオーバーヘッド分の数字でございます。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生から御指摘いただきました看護婦や理学療法士につきましては、三年以上の課程で養成されるということになっているわけですが、我が文部科学省としましては、かねてから厚生労働省と協議しながら、科学的思考を基盤とした看護の実践力、あるいは保健、医療、福祉全般にわた...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 通信制の大学につきましては、その通信教育という方法、実態にかんがみまして、その校舎等の面積について大学として必要な教育研究水準を担保する観点から基準を定めているところであります。 この基準ですが、教員の研究室あるいは図書館、事務室など、必要な教育研究機...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、先生から御指摘がありましたように、医療の安全性向上において、看護職員の数の改善、これは大変重要だという認識でおります。そして、平成十三年度予算においては、国立大学附属病院における看護体制の大幅な強化を図るべく、まずは非常勤看護職員を約八百人増員するとと...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、平成十三年度予算におきまして、診療放射線技師や臨床衛生検査技師などの医療技術職員についても約百名の非常勤職員の増員の措置は講じたところであります。 しかし、今後も各国立大学附属病院におきまして安全性向上のために適切な体制がとられるよう対応していか...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、三点御質問をいただきましたが、まず一点、十四年度の予定についてでありますが、文部科学省の基本的な方針としましては、高度な看護、そして人材の育成、これを実現するためにこうした転換を行うわけですが、要は大学側の準備のぐあい、そして財政状況、この二つの許す限...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 高等学校衛生看護科の専攻科は衛生看護科の生徒の卒業後の進路として看護婦資格の取得を目的として設置されているところでございます。他方、高等学校衛生看護科は准看護婦養成の課程に位置づけられますが、文部科学省としましては、准看護婦の資格制度が存続する以上、今後と...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 近年、我が国において、高齢者介護サービスの需要が増大するに伴って、介護福祉関係の人材養成に対する社会的要請が高まっているところは先生御指摘のとおりであります。 国立大学におきましては、七大学において社会福祉士養成課程を設けているところであります。これは...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 国の施設等の機関は国家行政組織法に基づき法律または政令により設置することができることとされておりまして、国立大学や国立短期大学は国立学校設置法を根拠として設置されております。 法律で大学の名称、位置などを規定している趣旨は、国立大学が国民の教育機関とし...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生御指摘のように、大学の自主性とか自律性、こういったものはしっかりと尊重していかなければいけないと思っておりますし、過程の中で各国立大学の自主的な検討の成果ですとか意向はしっかりと受けとめるよう文部科学省としても努力をしているところであります。そういった...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先ほど来御説明しているような法律あるいはその仕組み、対応によりまして関係者の意向やら意見を吸収できるように努力はしているわけでありますが、先生の御指摘等は重要な点だと思っております。ですから、これからも、まずは今の制度、仕組みの中でどこまでそういった関係者...全文を見る | ||
06月01日 | 第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号 議事録を見る | ○岸田副大臣 指導力不足に関する調査研究は、平成十二年度から原則として三年間で実施することとなっておりまして、現在、その調査研究を進めている過程にあります。 ただ、その調査研究の現状を見た場合に、一部におきましては、指導力不足教員に対する校内、校外、こうした研修等のやや実践的...全文を見る |
○岸田副大臣 まず、先ほどの質問の残りの部分ですが、今年度委嘱した残りの教育委員会につきましては、二年をめどにその結果を得たいというふうに考えております。 それから、ただいま幾つか御質問をいただきました。 まず、不適格教員の定義はだれが決めるのか、それから、ばらつきがある...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず御理解いただきたいと思いますのは、これは、本人の能力をより発揮できる職に転職ということであります。何もその人物評価が低いから転職するという趣旨ではないということを御理解いただきたいのと、それから、事務職とおっしゃいましたが、事務職に限ったものではないということを...全文を見る | ||
○岸田副大臣 平成十一年度の分限休職者数は四千五百二十一人であり、最近五年間で八百八十四名増加しております。休職者数の内訳は、心身の故障のため長期の休養を必要とする、いわゆる病気休職が四千四百七十名と全休職者数のほとんどを占めておりまして、そのうち、精神性疾患によるものが一千九百...全文を見る | ||
○岸田副大臣 不適切な教員が生じる原因につきましてはいろいろなものがあるとは思いますが、今先生御指摘がありましたように、学校現場が大変忙しいということ、現場におきまして多忙感を感じておられるということ、これも一つの大きな要因だというふうに認識しております。 そういったことから...全文を見る | ||
○岸田副大臣 何ゆえに一緒にするのか、社会体験、奉仕体験、分けたらどうかということですが、今回の改正によりまして、要するに体験活動の重要性を強調しているわけでありますが、広い意味で、奉仕活動、社会活動、すべてこの体験活動の一部だというふうに考えております。その体験活動の中で特に重...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生御指摘のように、期間につきましてはこの法文の中に何も触れていないわけであります。そして、これからのあるべき姿としましても、体験活動というものはいろいろな形が想定されます。それぞれの地域におきましてどんな体験活動をするのか、さまざまな体験活動のバランスですとか、あ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 学校教育におきましては、児童生徒の発達段階に応じて適切な目標とか内容を設定し、かつ適切な方法が行われることが肝要だと考えておりますが、小学校段階においては、日常生活において必要な基礎的な事項についての知識、技能を身につけさせることが重要だと考えておりまして、要するに...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今先生が例示として挙げられました職業とかあるいは進路ということを考えましても、日ごろのこうした指導を通してそれぞれの生徒の特性をよく把握している学級担任ですとかあるいは進路指導主事が中心となって、教育活動全体を通して計画的、組織的に行うこと、これはまず大事だというふ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 ただいま厚生労働省の取り組みについてお話があったわけでありますが、一つ考えなければいけないこととして、労働者を対象とする場合と生徒を対象とする場合、その支援方法とか内容の相違については考えなければいけないというふうに思っております。このあたりは検討しなければいけない...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今先生御指摘ありましたように、この制度は数学、物理に限定してスタートしたわけですが、今二十一世紀を迎えまして、我々の社会は大変なスピードで複雑化し、そして変化をしております。ですから、学問分野自体も、従来の仕切りの枠を超えて複合化あるいは学際化というのでしょうか、こ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 具体例をもっとはっきりさせろということの御指摘でございますが、法律論としまして、例えば、本法律案の措置に類似したものとしまして、地方公務員法の第二十八条一項、分限免職等の基準となる要件というのがありますが、この要件にしましても、勤務成績がよくない場合あるいはその職務...全文を見る | ||
○岸田副大臣 質問の趣旨を十分に把握しているかどうか定かではありませんが、ちょっと、もう一度お願いできますか。済みません。 | ||
○岸田副大臣 教育改革国民会議の議論、そして最終報告を踏まえてこうした動きが続いているという御指摘でございますが、おっしゃるとおり、教育改革国民会議の議論も踏まえた上で、今までの議論の蓄積の上で、ことしに入って二十一世紀教育新生プランが策定されたわけでありますが、このプランは、あ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず、先ほどの先生の御指摘で中教審の話がありましたが、過去の歴史を振り返りましても、すべての案件を中教審にかけて、その結果に基づいて物事が決まったというものではないというふうに思っております。これは御理解いただけると存じます。ですから、中教審の関係につきましては、先...全文を見る | ||
○岸田副大臣 教育基本法につきましては、再三答弁させていただきますように、制定以来半世紀たつ中にあって、大きな時代の変化、教育全般についてさまざまな問題、こういったあたりを念頭に、見直しの必要があるかどうか、議論が進んでいるわけであります。 そこで、どこが問題かということにつ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今現在、文部科学省の中で検討しておりますが、中教審に御議論いただくつもりでおります。 | ||
○岸田副大臣 今お話ししました三つの点につきまして、現実我々が生きている社会の状態と教育基本法の中身、十分一致しているのか、そのあたりが議論をされなければいけないと思っております。 | ||
○岸田副大臣 今先生から御指摘ありましたように、平成十一年度に精神性疾患により休職となった教員の数は一千九百二十四名でありまして、年々増加している状況にあります。 こうした状況については、真剣に受けとめなければいけないという認識のもとに、今までも、校務分掌のバランスを整えると...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今先生から御指摘がありましたような、恣意的な判断が行われないためにも、手続の明確化、これが何よりも大切だというふうに考えております。そして、手続を教育委員会の規則で定めるということになっているわけでありますが、この手続につきましても、文部科学省としましては、必要な手...全文を見る | ||
○岸田副大臣 もちろん、先ほど規則の中で申し上げましたように、本人の意見を述べる機会は与えるということでありますが、同意までは必要ないと考えております。 | ||
○岸田副大臣 そのとおりでございます。 | ||
06月05日 | 第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号 議事録を見る | ○岸田副大臣 私も、よい意味での競争、大変重要だというふうに思っています。子供たちが意欲を持って学ぶ、あるいは人類の進歩そのものにとりましても、よい競争というもの、大変重要だと考えております。 子供たちがそれぞれ、自分たちが認められたいという願望の中で、よい競争を活用すること...全文を見る |
○岸田副大臣 今先生から御指摘がありましたように、この制度の趣旨、要は問題のある生徒を適切に指導するとともに、それ以外の生徒の学ぶ権利を確保する、このバランスをしっかり考えていかなければいけないという認識でおります。 その上で、今、人員等適切な対応ができるのかどうか、そういっ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず分限免職、従来の分限処分に該当する案件につきましては、従来の制度でしっかりやっていかなければいけない、これは従来どおりであります。ですから、新しい仕組みがスタートしましても、その部分は従来どおりしっかりと処分を行っていかなければいけないと思っております。 そ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 従来の分限処分につきまして、これは懲戒ではないと思っております。 | ||
○岸田副大臣 指導が不適切との疑いがある教員の状況については、これは他の教員の指導の状況と同じでありますが、まず、校長が日々の授業状況等から把握しており、市町村の教育委員会も、校長の報告に基づきまして必要に応じて指導主事等を把握し、みずからも状況を把握していく、これが通常の形だと...全文を見る | ||
○岸田副大臣 例といたしましては、例えば教科に関する専門的知識、技術等が不足しているため学習指導を適切に行うことができない場合、指導方法が不適切であるために学習指導を適切に行うことができない場合、あるいは児童生徒の心を理解する能力や意欲に欠け、学級経営や生徒指導を適切に行うことが...全文を見る | ||
○岸田副大臣 想定しておりますのは、「研修等必要な措置」として、校長あるいは市町村教育委員会または都道府県教育委員会によりまして、学校内における校長や教頭等による指導、学級担任を外すなどの校務分掌の変更、都道府県教育委員会または市町村教育委員会による研修、あるいは他の学校への転任...全文を見る | ||
○岸田副大臣 具体的にはそれぞれの対応があると思いますが、そういったケースも想定されると思います。 | ||
○岸田副大臣 指導が不適切であるかどうか等を判断するための手続を教育委員会規則で定めるということでありますが、その手続、もし法律を通していただきましたら、施行通知等で示すことを今検討しているわけであります。 その手続としまして、教育委員会内に判定委員会等を設けて判断すること、...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生御指摘のように、状況を把握している校長等に授業状況等を報告させること、あるいは当該教員の意見を述べる機会を確保すること、この重要性はおっしゃるとおりであります。 ここで、必要に応じてと書いてある、これはどういうことかということでありますが、要は、市町村の教育...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生がおっしゃる最初の段階においては、校長の判断プラス市町村教育委員会の判断ということになると存じます。 | ||
○岸田副大臣 不服申し立てができると考えております。 | ||
○岸田副大臣 今先生がおっしゃったように、法律上、一体不可分に実施されるものであり、免職のみが行われて採用がされないということはあり得ないと考えております。 | ||
○岸田副大臣 その措置の趣旨は、新たにつく職に必要な能力を有すると認められる場合に限り適用できるという形になっております。ですから、単なる数合わせということにはならないというふうに思っております。 | ||
○岸田副大臣 免職と採用を分離して、その途中の段階でさまざまな措置や判断が入るというのではなくして、あらかじめ措置を行うかどうか判断した上で免職と採用を一体として行うということでございます。 | ||
○岸田副大臣 先ほども申しましたように、本措置は、新たにつく職に必要な能力を有すると認められる場合に限り適用するものであり、指導が不適切である等の要件に該当すれば直ちに適用されるものではございません。 ですから、文部科学省としましては、各都道府県教育委員会に対しまして、この趣...全文を見る | ||
○岸田副大臣 この措置につきましては、まず、基本的に本人の意に反して行われるものでありますから、判断に当たって、本人の自発的な意思によることを前提とする任用がえ試験だとか、それからインターンシップですとか、これはなじまないのではないかなというふうに思っております。そういった理由か...全文を見る | ||
○岸田副大臣 従来の対応に加えて新たにこうした措置を行う、道を開くことによってその措置の適切な運用をしっかりとした結果に結びつけるべく努力をしなければいけないというふうに思っています。 最初からこれは数字を想定した措置ではありませんので、こうした措置の本旨にのっとってしっかり...全文を見る | ||
○岸田副大臣 ボランティア活動と社会奉仕体験活動との関係、そして、こういった言葉を使った意味についての御質問でありました。 まず、一般的に、ボランティア活動というのは、自発的な意思に基づき労働の対価を目的とせず技能や時間等を提供し、他人の社会公共のために役に立つことをすること...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今回の法改正におきまして、体験活動の重要性を指摘し、その体験活動のその一つの例示として社会奉仕体験活動というものを挙げ、そしてその中のまたさらにその例示としてボランティア活動というものを挙げているわけでございます。ですから、それぞれ、先ほど申しましたように違いを感じ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 平成九年度に飛び入学制度を導入して以来、これまで、平成十年度から千葉大学において物理学の分野で四年間、十二名が入学しております。また、平成十三年度から名城大学において数学の分野で四名が入学しております。 そして、この千葉大学における四年間の実績を見ますと、受験競...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今先生の方から学生本人への影響あるいは高校教育への影響について御質問いただきましたが、まず学生本人への影響でありますけれども、千葉大学からは、飛び入学により入学した学生は、物理学関連の科目の成績が優秀であるばかりでなく他の分野の成績も良好であるという話、あるいは当該...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先ほど答弁の中で申し上げましたような結果、そして評価をしていることでありますが、今先生がお話しになりましたように、将来、新しい措置を行った上でどんな結果につながるかというのは、シミュレーションということは持っておりません。 | ||
○岸田副大臣 先ほど申し上げましたのは、従来の生徒指導担当教員の加配に加えて、平成十三年度から各県二名の上乗せをするということでございます。ですから、平成十三年度から上乗せする部分だけを今二名と申し上げたわけでございます。 第七次義務教育諸学校教職員定数改善計画におきましても...全文を見る | ||
○岸田副大臣 出席停止の措置は、国民の就学義務ともかかわる重要な措置であることにかんがみまして、市町村教育委員会の権限と責任において行われるものとされております。 こうした責任、市町村教育委員会が適切に果たすことができるように、出席停止に至るまでの指導の過程において、まず、学...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず、事前に児童生徒あるいは保護者の意見を聞き、処分に慎重を期することが重要であるということ、そして実際に、一連の指導の過程を通じてその意向を把握し、措置について理解を得るための対応をとらなければいけないということ、先生のおっしゃるとおりだというふうに認識しておりま...全文を見る | ||
○岸田副大臣 平成十一年のいわゆる地方分権一括法においては、公立高等学校の通学区域の規定について改正をされております。その内容は、都道府県教育委員会が、市町村立高等学校を含め、都道府県内のすべての公立高等学校の通学区域の設定を行っていた制度を改めて、市町村教育委員会が設置者の立場...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生おっしゃるとおりに、これは義務づけるものではないわけであります。 具体的にどのような形で徹底するのかという御質問でございますが、これは、法律が改正されましたならば、通知によりまして法改正の趣旨を徹底してまいる、こういった形で徹底していきたいというふうに思って...全文を見る | ||
○岸田副大臣 義務づけるものでないということ、そして、この奉仕活動というのは、発達段階とか自発性に配慮し、地域の事情等に応じて多様な形で行われることが大切だという趣旨を、通知を通して徹底していきたいというふうに思っております。 | ||
○岸田副大臣 通知の中に盛り込む内容は今申し上げたとおりでありますが、表現としてどのような表現をとるのか、これは検討してみたいと思います。 | ||
○岸田副大臣 先生御指摘のように、混乱を生じないように、義務づけるものではないということがわかりやすい表現にしたいと思っております。 | ||
○岸田副大臣 理屈といたしましては、努力義務でありますから、そういったケースが法令違反になるということはないと思います。 | ||
○岸田副大臣 それは学校のそれぞれの自主的な判断によるものだと考えます。 | ||
○岸田副大臣 先生から御指摘がありました奨学金制度の拡充の問題ですが、まず、基本的に、限られた財源の中でどのような充実策を講じるべきなのか、こうした検討の観点というのは大変重要だと思っております。 充実に最大限努めていきたいという姿勢でおりますが、今先生の方から御指摘がありま...全文を見る | ||
○岸田副大臣 出席停止の措置は市町村教育委員会の権限と責任において行われるものとされておりますが、今回の法改正によりましてその事前手続について規定を整備して、一層適切な運営を期するということになっております。 今先生から御指摘がありましたように、出席停止を緊急に命ずる必要があ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 文部科学省におきましても、サポートチームを組織して指導援助に当たることは大切だと認識しております。 具体的にどんなスケジュールでという御質問でございますが、平成十三年度は、サポートチームを初め、問題行動を起こす児童生徒に対する地域における支援体制のあり方について...全文を見る | ||
○岸田副大臣 児童生徒の問題行動につきまして、従来も、例えば、わかりやすい授業を行いその子供たちに達成感を味わわせる楽しい学校を実現するとか、あるいは規範意識の徹底、それから心の教育の充実、生徒指導に関する研修の実施によって教員の指導力向上とか、あるいはスクールカウンセラーや教育...全文を見る | ||
○岸田副大臣 教育休暇制度導入の促進に向けて、経済団体への働きかけがどうなっているかという御質問でございますが、具体的には、本年三月に、経済団体連合会、経済同友会、日本青年会議所等の経済団体との教育改革に関する懇談会等の場におきまして、我が省より教育休暇制度の積極的な導入について...全文を見る | ||
○岸田副大臣 幼稚園と保育所、異なる目的、役割を持つ施設であり、それぞれの制度の中で整備充実に努められてきているわけですが、両施設とも就学前の幼児を対象にしているということから、類似した機能を求められる面があるのも事実であり、文部科学省としましても厚生労働省と、両施設の連携を強化...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今ちょっと資料を出してまいりましたが、幼稚園、保育所の施設の共用化でありますが、合築、併設、同一敷地内での共用、こういったものを合わせまして百六十一例がその実績として上がっております。 それから、教育内容、保育内容の整合性の確保というようなことにつきましては、幼...全文を見る | ||
○岸田副大臣 教育改革国民会議で提案されました教育の日の制定は、地域における教育への関心と支援を高めるための取り組みであると理解しております。そして一方、自由党が御提案の道徳の日は、家庭や道徳や集団生活のルールを学ぶ日であるというふうに理解しております。 まず、教育の日の制定...全文を見る | ||
○岸田副大臣 九月入学につきまして、大学のみならず小中高についてもどうだろうかという御質問でございます。 まず、大学の九月入学ということにつきましては、従来四月入学が原則だったところ、各大学の判断により、学期の区分により、つまり秋期からでも入学できるようになっております。これ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生の方から、社会奉仕体験活動につきまして三つ御質問をいただきました。 まず、学校でこの教育をやる意味があるのかという御指摘でございますが、現在、少子化あるいは都市化、こうした現象の中で人間関係の希薄化が進む中で、まずもって児童生徒が社会の構成員として、規範意識...全文を見る | ||
○岸田副大臣 決して、すべての子供が問題があるという認識のもとに、すべての子供にこうした体験活動を経験してもらおうというのではございません。やはり、こうした体験活動を通じてさまざまな経験をする、その中でさまざまなものを吸収する、さまざまなものを感じる、これは問題があろうがなかろう...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今先生からお話があったように、今までも実際にこうした体験活動をやっているところは、地方自治体レベルでも幾つかあるわけでありますし、やっているところはあるわけであります。しかし、全体を見た場合、みんながこうした体験活動等を経験できているかということを考えますと、まだま...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず具体的な例につきましては、児童生徒の発育段階ですとか、それから地域の事情によりまして、いろいろな実例をそれぞれの地域におきまして工夫をしていくということになると思いますが、例えばリサイクル活動でしたらアルミ缶やペットボトルの回収とか使用済みテレホンカードの回収と...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今回の飛び入学制度ですが、さまざまな分野ですぐれた資質を有する者に早期に大学進学の機会を与えようとするものであり、多くの生徒が受験対策をしたりあるいは一般の試験で競い合ったりというものではなく、また大学の都合により学生集めに利するものではないというふうに考えておりま...全文を見る | ||
○岸田副大臣 資料として千葉大学の例がどうなっているかということでありますが、平成九年度に飛び入学制度を導入したわけですが、平成十年度から、千葉大学においては、物理学の分野で四年間に十二名が入学しております。また、平成十三年度から、今度は名城大学におきまして、数学の分野で四名が入...全文を見る | ||
○岸田副大臣 ですから、実証する資料としましては、この飛び入学制度は、数学、物理学という分野を限定してスタートして、今日までの実績、これがその資料のすべてであります。 今後については、要は、現状の学問における学際化ですとかあるいは複合化、こういった現状の中で、この間口を広げる...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先ほど実績につきまして、千葉大十二名あるいは名城大学四名というお話をさせていただきました。現在、十八歳人口百三十万の中にあって、短大、大学進学希望者は五十八万人であります。この大きな全体像の中で、飛び入学制度がどれだけ活用されるのかという議論になってくるかと思います...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生の御指摘について先ほど三点申し上げたことが、それに対する対策だと我々は考えております。 | ||
○岸田副大臣 高卒を要件としており、その附則等で措置ができなかったものとしましては、電波法におきます無線従事者の免許取得要件、消防法におきます消防設備士試験の受験資格、作業環境測定法におきます作業環境測定士試験の受験資格、そして保健婦助産婦看護婦法における看護婦国家試験の受験資格...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今先生御指摘ありましたように、学校において教育活動を実施するに当たり、児童生徒の安全に十分配慮することが必要だということ、これは当然のことであります。 しかしながら、不幸にして事故が起こった場合に、保護者の負担を軽減し、学校教育の円滑な実施に資するために、日本体...全文を見る | ||
○岸田副大臣 学校等において、教育等の目的で児童生徒に対して行われる処分については、教育の性質にかんがみ、一般的な不服審査にはなじまないことから、出席停止に関しては、行政不服審査法に基づく事後の不服申し立ての適用が除外されているところであります。学校の出席停止についてのみ不服審査...全文を見る | ||
06月06日 | 第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号 議事録を見る | ○岸田副大臣 今先生から御指摘がありましたように、平成十年の教員免許制度の改正におきまして教育実習の延長等が行われたわけでありますが、この新しいカリキュラム、平成十二年度から実施がされているわけでありますが、ぜひこれからこのあたりをしっかりと活用されるべく努力をし、そして、それを...全文を見る |
○岸田副大臣 今先生の方から、採用する側の責任についての御指摘をいただきました。 どの分野におきましても、人を採用するということ、大変難しいものだというふうに思っております。特に今日のように、価値観が多様化している、あるいは激動する現代にあって人を採用することの難しさを改めて...全文を見る | ||
○岸田副大臣 採用を行った後に、研修等さらなる研さんの中ですばらしい教員を養成していく、こうした全体の中で指導力のある有能な教師を養成していくことによって、これは責任を果たすべきものだというふうに考えております。 | ||
○岸田副大臣 まず第一義的には、しっかりと研修を行う、あるいは自己研さんに努めてもらう、そういったことは必要なことだと思っております。 | ||
○岸田副大臣 まず、本法律案における措置は、直接指導に当たる教員に対する措置ということでありますので、校長、教頭等はその対象とはしておりません。ただ、先生御指摘がありましたように、校長、教頭の責任の重大さはおっしゃるとおりであります。ですから、問題を有する校長や教頭に対する措置、...全文を見る | ||
○岸田副大臣 おっしゃるとおり、教頭先生方、教えておられるわけですが、教頭の職務には、児童生徒の教育をつかさどること、これも含まれておりますが、これは必要に応じて行うものでありまして、その主たる任務は、校長を補佐し、校務を整理することというふうに認識しております。 | ||
○岸田副大臣 先生、理屈としてはそうなんでありましょうが、指導力不足の教頭は、逆に指導には当たらないというのがあるべき姿ではないかなというふうに思います。 | ||
○岸田副大臣 まず、指導力不足の教員の定義の問題ですが、各都道府県教育委員会が調査研究事業を行っている中にあっての指導力不足教員の定義、これは各都道府県教育委員会それぞれで定義を行っているということでありまして、その中身はまちまちであります。ですから、今回の法案におきます「指導力...全文を見る | ||
○岸田副大臣 児童生徒への指導が不適切な教員につきましては、校長による指導や研修が平素から行われていることが一般的であります。ですから、今回の措置における判断をする際に、これらの、平素行われている指導や研修の結果に基づいて判断することが可能な場合もあるというふうに考えております。...全文を見る | ||
○岸田副大臣 これは、今この措置の解釈として申し上げたわけでありますが、この段階に至るまでに、平素から研修、指導というのはずっと積み重ねてきているものだというふうに思います。こうした積み重ねがあった上でこうした措置があるというふうに考えますので、いきなり、突然その教員に対して、全...全文を見る | ||
○岸田副大臣 そのとおりでございます。 | ||
○岸田副大臣 今回の措置はあくまでも、新たにつく職に必要な適性や能力、こういったものを判断し、そして定員上あきがある場合にこの措置を行うということでありますから、そうした条件が整わなければこの措置を適用することはできないと思っています。 | ||
○岸田副大臣 それは、従来からの指導、研修、これをより徹底するという方向になると思います。 | ||
○岸田副大臣 ですから、今までは分限処分に至らない指導力不足の教員に対して対応する道がなかったわけでありますが、今回こういった措置によって、少しでも現場において指導力不足の教員を動かすということによっていい結果を導いていこうという新たな道を設けたということでございます。 | ||
○岸田副大臣 まず一つ申し上げたいのは、先生、この制度、要するにポストがないからこの制度というのは活用できないのではないかというお話でありますけれども、やはり現実問題、今の現実において何か対応しなければいけない、この措置を講ずる。そして、その行き場としまして、各教育委員会の中に指...全文を見る | ||
○岸田副大臣 現行制度上、国家公務員や同一の地方公共団体内の地方公務員であれば、指導力が不適切であることに該当するか否かを問わず、当該教員を、本人の意思とはかかわりなく、教員以外の職に転任させることは可能になっております。ですから、国家公務員の場合は、現状で対応できると考えており...全文を見る | ||
○岸田副大臣 同一の市町村内であれば、現在の制度で対応できるということでございます。 | ||
○岸田副大臣 今の御質問の趣旨でお答えするならば、結果責任ではありません。 | ||
○岸田副大臣 先ほども例として申し上げましたように、技能あるいは方法、その能力においてどうかということでありますので、その置かれる現状はさまざまだというふうに思っております。ですから、そのようなことはないと考えております。 | ||
○岸田副大臣 行き場につきましては、教育委員会におきます指導にかかわらない職等を考えるわけですが、さらにそこへ転職した後、知事部局等に転ずる、異動するというようなこともあり得るというふうに考えておりますので、こうした異動先というのはそれぞれやはり確保していかなければいけないと思い...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今、先ほど来先生からも御指摘がありました、現場の憂うべき状況があるわけです。それに対して、今までは何も、今申し上げたことすらできなかったというのが現状でありました。その中で、分限処分に至らない教師に対して一つこういった道を開くということ、これは大変意義があることだと...全文を見る | ||
○岸田副大臣 出席停止の件数、過去三年間を見てみますと、平成十一年度が八十四件、平成十年度が五十七件、そして平成九年度が五十一件となっております。 | ||
○岸田副大臣 八十四件、中学校の数字でございます。 | ||
○岸田副大臣 理由別に分けますと、対教師暴力が三十五件、生徒間暴力が十六件、器物損壊三件、授業妨害十二件、いじめ六件、そして、その他十二件となっております。 | ||
○岸田副大臣 内容につきましてはこれから検討していかなければいけないとは存じますが、そういった趣旨は大切なことだと思いますし、また、おっしゃったように、これは文部科学省だけでできる問題ではありませんので、こうした問題意識を持ちながら、その情報収集に当たる、実態を把握する、こういっ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生御指摘いただきましたように、平成十年から、教員免許制度の改正によりましてカリキュラムを変えているわけであります。そして、そのカリキュラムの内容としましては、教員としての使命感の育成、教育実習の充実、あるいはカウンセリングに関する学習など、こうした部分におきまして...全文を見る | ||
○岸田副大臣 御指摘の「充実に努める」という部分でありますが、学校が児童に対して教育指導を行う際に、特別活動、総合的な学習の時間、各教科等において、体験的な学習活動、とりわけ期間的、内容的に一定のまとまりのある活動を身をもって経験する体験活動を、質的にも、量的にも豊かに取り入れる...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず体験活動につきましては、各学校におきまして、それぞれ判断をし、そして適切に実施されるものだというふうに思っておりますので、画一的にこの活動について文部科学省で示すことは適当でないとは考えております。 ただ、その参考になるものを示す、こういったことは重要だと考...全文を見る | ||
○岸田副大臣 体験活動につきましては、先ほども申し上げましたが、各学校が、各地域の事情ですとか、さまざまな条件を勘案して柔軟に対応するのが適当であるというふうに思っております。ですから、その期間につきましても、特に明示することは考えておりません。要は、こうした体制づくりを進め、一...全文を見る | ||
○岸田副大臣 あくまでも各地域の事情、学校の判断で行っていただくわけですが、やはり体験活動の重要性はぜひ認識していただきまして、しっかりとこの体験活動を活用し、そして促進していただくよう、その理解に努めたいと思っておりますし、そういったことを促していく努力はしっかりとしていきたい...全文を見る | ||
○岸田副大臣 その辺、混乱がないように、法の趣旨あるいはその留意事項というもの、学校に対するものあるいは教育委員会に対するもの、こういったものを示し、なおかつ具体的な参考例も示した上で、こうした体験活動を実施していただくということであります。 そういったものを参考にしていただ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 体験活動につきましても、その経費につきましては、通常の学校教育の活動と同様に、設置者及び参加する児童生徒、その保護者において負担されるべきだというふうに思っておりますが、ただ、これは、一定程度まとまった実施が行われる、やり方につきましては各学校、現場の判断にゆだねる...全文を見る | ||
○岸田副大臣 公布後すぐということでございます。 | ||
○岸田副大臣 平成十四年度施行の新しい学習指導要領におきましても、豊かな人間性や社会性などを育成し、生きる力をはぐくむ観点から、社会奉仕体験活動や自然体験活動、そして障害のある人や高齢者等との交流などについて充実を図ったというところであります。 ですから、この趣旨は今回の法律...全文を見る | ||
○岸田副大臣 ですから、物の考え方としまして、平成十四年度から新しい学習指導要領をスタートさせる、これは議論があり、そしてそれを決定して、もう予定されているわけであります。ですから、そういった、指導要領に合わせてさまざまな体制の充実を図る、それで法律の改正を今お願いしているという...全文を見る | ||
○岸田副大臣 なかなか難しい問題だとは思いますが、今先生から御指摘をいただきました問題、言うなれば社会全体のモラルの低下の問題ではないかなという気がいたします。そうなりますと、子供だけの問題ではなくして、大人を含む社会全体の問題だと認識しなければいけないと思っております。ですから...全文を見る | ||
○岸田副大臣 体験活動につきましては、地域の事情はもちろんですが、それとともに、児童生徒の発達段階を踏まえて適切に実施されることが大切だというふうに思っております。ですから、その発達段階、学年等によりまして実施される体験活動の種類、それぞれいろいろなものが考えられるのではないかな...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今先生から御指摘がありましたように、いろいろな年齢層、さまざまな方々との接触によって大きな成果が出てくるということは同感でございます。ですから、今回、学校の場におきましても、体験活動の支援というものを盛り込んだわけですが、この社会教育法の改正の中で、学校の外でもこう...全文を見る | ||
○岸田副大臣 完全学校週五日制におきましては、学校、地域そして家庭、これが一体となってそれぞれの教育機能を発揮する中で、自然体験や社会体験などを行う場や機会をふやし、豊かな心あるいはたくましさ、こういったものが育っていく、これは大変大切なことだと思っております。 そして、文部...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今先生から御指摘がありましたように、現代社会におきまして、NPOですとかあるいは社会教育関係団体、幅広く活躍をし、そしてその役割、ますます重要度を増していると考えております。そういったNPOや社会教育関係団体と行政が一層連携していく重要性を感じているところであります...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生御指摘の教育改革国民会議の報告等も踏まえまして、本年四月十一日、文部科学大臣から中央教育審議会に対しまして、青少年の奉仕活動そして体験活動の推進方策等について諮問を行ったところであります。 その中で、初等中等教育を終了した十八歳以降の青年がさまざまな分野にお...全文を見る | ||
06月08日 | 第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号 議事録を見る | ○岸田副大臣 今先生から御指摘がありましたように、子供たちが豊かな社会性あるいは人間性をはぐくむ上で、学校教育あるいは社会教育を通じまして、自然体験活動等の体験活動といったものを経験する、こうした機会を充実することは大変重要だというふうに思っております。 そういった中にあって...全文を見る |
○岸田副大臣 今の三法案については、国会で御審議をいただいているところでありますが、我々は、修正案ということについては何も承知しておりません。 | ||
○岸田副大臣 修正等は国会で御論議いただくものだと思っております。それにつきまして、我々からどうこう申し上げることはないと思っております。 | ||
○岸田副大臣 学生の就職活動、年々早期化しあるいは長期化していることにつきまして、学生が一定期間授業に出席できないとか、あるいは卒業研究指導が十分できないなど、影響が生じていることを基本的に憂慮しております。 それに対しまして、大学側の申し合わせあるいは企業側の倫理憲章、こう...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず、基本的な考え方としまして、大学におきます学生の就職活動というのは、広く一般的に行われる活動だと思っております。一方、今回の飛び入学制度は、特定の分野にすぐれた資質を有する者にそうした機会を与えようとするもので、一般の生徒を対象とするものではないというふうに考え...全文を見る | ||
○岸田副大臣 もちろんそういった問題意識は重要だというふうに思っています。しかし、この制度、先ほど申し上げましたように、特にすぐれた資質を持つ学生を対象とする例外的な措置だというふうに思っております。一般の試験で争ってこの制度を活用するというようなことではないというふうに思ってお...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今の御質問につきましては、要は受け入れる側の指導体制あるいはカリキュラム、そういった内容がやはり重要だというふうに考えております。 ですから、短期大学におきましても、大学と同様、深く専門の学芸を教授研究する、学校教育法の第六十九条の二第一項に規定されているわけで...全文を見る | ||
○岸田副大臣 この制度は、そもそもこれだけ需要があるからこれに対応するというものではなくして、可能性を広げるというのがこの制度の趣旨だというふうに思っています。ですから、その間口を広げる等、可能性を広げることによって、これをぜひ活用していただいて、特にすぐれた資質を持つ学生生徒が...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今御指摘がありましたように、飛び入学した者については高校中退の扱いとなるわけです。リスクがあるわけであります。 ですから、まず基本的に、その受け入れ大学におきまして、責任を持って卒業をさせるような指導体制がしっかりしているということ、このことが重要だと思っており...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生の問題意識、理解いたします。ですから、先ほど申し上げましたさまざまなケースに対応できるよう、それぞれの対応をしっかりと充実することによって不都合が生じないように対応していきたいと思っております。 | ||
○岸田副大臣 特別活動の当該部分の事項につきましては、変更はないと理解しております。 | ||
○岸田副大臣 そのとおりでございます。変わりません。 | ||
○岸田副大臣 学校におきまして、児童生徒がボランティア活動について学んだりあるいは体験したりしてボランティア精神を養い、あるいは将来、社会人としてボランティア活動に積極的に参加していく意欲とかあるいは態度を養っていくこと、こういったことは大変重要だというふうに思っております。 ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今の先生からお話がありましたように、兵庫県のトライやる・ウイーク事業等の例を見ましても、やはり生徒の希望、自発性に配慮した取り組み、これは重要なことだと思っております。 しかし、こうした取り組みの結果、どのような授業を行うのか、どのような体験活動を行うのか、これ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 社会教育法第三条におきましては、社会教育に関する国及び地方公共団体の任務としまして、「すべての国民があらゆる機会、あらゆる場所を利用して、自ら実際生活に即する文化的教養を高め得るような環境を醸成するように努めなければならない。」と規定しておりまして、社会教育行政の基...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず、教育基本法第七条の趣旨は、社会教育が国民の間で自主的にかつ多様な形態で行われるよう国及び地方公共団体によって奨励されなければならないというものでございます。このような基本的な考え方は、今回の改正においても変わるものではないというふうに考えております。 それ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 男女共同参画社会を形成することは大変重要な課題でありまして、こうした社会の実現に向けて教育の果たす役割は大変大きいものというふうに認識しております。 文部科学省としましては、昨年十二月に策定されました男女共同参画基本計画に沿って関係施策を推進するとともに、都道府...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今先生おっしゃったとおり、今回の法改正は、青少年に対して体験活動を行うことを義務づけるものではございません。青少年に対してさまざまな体験活動の場を提供し、そしてそれらを青少年や保護者がみずから選択できるような環境を整備していくこと、このことが重要だというふうに考えて...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今回の事件を受けまして、文部科学省におきましても対策本部を立ち上げまして、私自身、大臣から本部長の命を受けまして、本日一時に会合を開き、この本部としての対応をスタートさせていただきました。 その際に、今回の事件、あってはならない事件でありますし、大変残念のきわみ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず、受け入れ側の拡大の問題であります。 まず短期大学ですが、短期大学も、大学と同様、深く専門の学芸を教授、研究するということを目的としております。学校教育法第六十九条の二の第一項にこう規定されているわけであります。今回の受け入れ先の拡大においては、要は受け入れ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 特にすぐれた資質というもの、特定の分野で他にぬきんでたすぐれた資質のことでありまして、総合化する思考力、構想力、斬新な発想や独創的な考えを提起する力などの点において極めて高い能力を有するなど、こういった才能であるというふうに理解しております。 これを判定するとい...全文を見る | ||
○岸田副大臣 判定につきましては、各大学のそれぞれが工夫し、判断していくということになると思いますが、その見込みにつきましては、これはこの制度に対して現在これだけのニーズがあるからこれに対応するというのであれば見込みというのは立つかと思いますが、この制度の趣旨は、特にすぐれた資質...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今先生の方から、東大、東工大等の大学でやっていないではないか、あるいはこれからやる予定があるのかというような御質問をいただきました。 基本的に各大学の判断に任せている、自主的な判断に任せるんだということを申し上げているわけでありますが、要は、自主的な判断の根拠と...全文を見る | ||
○岸田副大臣 例えば学校の清掃から始まって、地域の清掃、さらには花壇の手入れ、あるいは老人施設等で交流を図る、あるいはさまざまな幼稚園等の施設において手伝いをする、そういったこと等々、さまざまな活動が想定されると思います。 | ||
○岸田副大臣 ボランティア活動といった場合に自発的な意思が重要な要素であるということ、それはおっしゃるとおりであります。ただ、学校教育及び社会教育における体験活動ということになりますと、自発性の低い活動も含まれると考えます。それがために、ボランティア活動も含めて、ボランティア活動...全文を見る | ||
○岸田副大臣 奉仕活動を含めてどんな体験活動をするのかということにつきましては、学校教育におきましても生徒の自主性というものをしっかりと尊重していかなければいけないと思っておりますし、また、社会教育においてはより一層自主性というものは尊重されなければいけないと思います。ですから、...全文を見る | ||
○岸田副大臣 ですから、そうした選ぶ自主性ということは尊重しなければいけないと思います。しかし、そうした学校教育等で体験活動をやる際に、やはり子供たちにとりましても初めての経験ということは随分あるのではないかというふうに思います。その中に、学校の中で指導という形でヒントを与えたり...全文を見る | ||
○岸田副大臣 ですから、そういった自主的な取り組みは重要だと思いますし、そうした自主的な取り組みも含めて社会奉仕活動という定義になっているというふうに思っております。 | ||
○岸田副大臣 今、学校を休んでというお話がありましたが、学校教育における社会奉仕体験活動というのは授業時間内での対応でありますので、それはその範囲をはみ出してしまうのではないかなと思います。 | ||
○岸田副大臣 内容は、その現場、学校の判断でありますが、そうした自主的な取り組みは当然許されるものだと思っております。 | ||
06月13日 | 第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第19号 議事録を見る | ○岸田副大臣 先生御指摘のように、余裕教室を活用すること、大変重要だというふうに認識しております。実情に応じまして、特別教室や多目的教室、さらにはPTA室など、地域との連携のためのスペースの活用ですとか、あるいは生涯学習、あるいは児童福祉施設への転用、こういったものも近年行われて...全文を見る |
○岸田副大臣 今先生からお話がございましたように、この事件、楽しくそして安全に学べるはずの学校、そしてなおかつ教室の中で多くのとうとい命が奪われたということにおいて、日本の教育史上におきましても類のない大事件だと考えております。この事件の深刻さ、重さ、また影響の大きさ、こんなもの...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今御指摘いただきましたように、この問題、社会全体、安全な社会をどう実現していくか、そういった見地からも見なければいけない、先生おっしゃるとおりだと思います。 また、二点目、心のケアにつきまして万全を尽くすようにという御指示、これもしっかり受けとめて、全力で取り組...全文を見る | ||
○岸田副大臣 済みません、ちょっと一点、修正をさせてください。 先ほど、全国の学校に文部科学省から安全の通知を出したのを平成十一年と申し上げましたが、平成十二年の間違いでございました。訂正させていただきます。 | ||
○岸田副大臣 今御指摘ありましたように、今回の措置におきまして、どうしても適切な職がないという場合においては、教育センター等において引き続き研修に従事するなど、こうした対応をするということになると思います。 ただ、研修等において改善の見込みがない者をこの措置の対象にするわけで...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず、指導力不足、指導力が不適切な教員を教育の現場から離さなければいけないということにつきましては、教育センター等の研修を受けてもらう等、現状のシステムでも現場から外す方策は幾つかあるわけであります。しかし、現状のシステム、プラス今回こうした措置を講じる。 教育...全文を見る | ||
○岸田副大臣 我々も、今回の措置が適正に運用され、恣意的にならないようにすること、極めて重要な点だと認識しております。 そのために、施行通知等において具体例を示す、なおかつその手続は教育委員会の規則で定めること、法律上義務づけられているわけでありますが、この手続の具体的内容に...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今回の措置と分限処分との違いについての御質問だというふうに理解いたしますが、分限処分となっている場合、要は、授業等の指導が放棄されていたり、児童生徒が授業中に騒いでも全く指導を行わない等、指導が行われていないか、それとも同視し得る状況、こういった場合が従来から分限処...全文を見る | ||
○岸田副大臣 分限処分におきましては、要は、指導の不適切だけではなく、公務員一般に当てはまる勤務状況全般に基づいて判断されるというふうに思っております。 今回の法律案の措置は、児童生徒に対する指導が不適切か否かのみ、これにおいてのみ基づいて判断されるものと考えております。 | ||
○岸田副大臣 先ほど申し上げましたような方法を通じまして、恣意的なものが入らないよう努力をしていく所存でございます。 | ||
○岸田副大臣 先生おっしゃるとおりでございます。 地域の事情ですとか、今先生が御指摘されましたいろいろな問題点も勘案して、各教育委員会の判断にゆだねることがこの趣旨でありまして、全県一学区にすることや学区を拡大すること、ましてや学校間の競争をあおること、こういったことは決して...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生、大学と高校との連携機関を設けるのですかという御質問だったでしょうか。 大学と高校との連携は、大変重要な点だというふうに思っております。 特にすぐれた資質の判定に当たりましても、二年間、生徒をしっかり見てきた高校の判断等も踏まえて、大学においてその資質を...全文を見る | ||
○岸田副大臣 確かに、仕組みとしましては、短大や専修学校等、その範囲を拡大するわけであります。しかし、あくまでもこれは、特にすぐれた資質を伸ばすというのが趣旨でありまして、例外的な措置だというふうに考えております。 結果、どれだけ数字の上で範囲が拡大するかというのはなかなか予...全文を見る | ||
○岸田副大臣 こうした飛び入学というものは例外的なケースだと考えております。こうしたものも含めて、進路指導の業務の範囲内でこうした対応もされていかなければいけないというふうに考えておりますので、大きな負担にはならないとは考えておりますが、さりとて、先ほど申しました、大学との情報交...全文を見る | ||
○岸田副大臣 修正案につきましては、委員会、国会において御協議いただくものだと思っております。 今御指摘の点につきましては、やはり先ほども申し上げましたが、内容におきまして、指導体制あるいは判定の体制、こういったものが整っているということが重要だと我々考えておりまして、その内...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず、飛び入学を実施する大学に対しましては、制度を適切に運用し、学生のすぐれた資質を十分伸長する観点から、まず、教育上適切な指導体制を整えること、そして、生徒の資質を見出し得る立場にある高校側の推薦を求めるなど、特にすぐれた資質の判定の上での適切な配慮を行うこと、あ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 おっしゃるとおり、高校側の役割も大変重要だというふうに思っております。資質を見出し得る立場にある高校側の推薦を求めるなど、特にすぐれた資質の判定の上で適切な配慮を行うこと、これは高校側にも求めなければいけないと思っております。この高校側の推薦を求めることなどは、省令...全文を見る | ||
○岸田副大臣 おっしゃるとおりに、この新しい制度をお認めいただいてスタートしましても、飛び入学というもの、絶えずその調査研究をしていかなければいけないと考えております。 ですから、大学、高校のみならず、有識者、こういった方々も含めて全国レベルで協議の場を設けること、これは考え...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今先生おっしゃったように、基本的には、大学がこの対象分野を自主的に定めるということを基本としておりますが、やはり社会的に妥当な運用の確保、こうした対象分野におきましても当然必要だというふうに考えております。ですから、具体的には、対象分野につきましても、その指導体制と...全文を見る | ||
○岸田副大臣 おっしゃるとおりに、社会奉仕体験活動の中でボランティア活動というのは大変重要な活動の例だというふうに思っております。 しかし、学校教育、あるいはさらには社会教育における体験活動ですが、自発性の低い活動も全く含まれないかということになりますと、その実情あるいは学校...全文を見る | ||
○岸田副大臣 家庭教育というもの、すべての教育の出発点だというふうに考えますが、近年、都市化ですとか核家族化、あるいは少子化、こうした動きに伴いまして、家庭の教育力が低下しているというふうに認識しております。中教審の答申等におきましても、家庭教育に関する学習機会を充実していくこと...全文を見る | ||
○岸田副大臣 修正につきましては、委員会、国会で御協議いただくものだと思っておりますが、その御協議は大変重たいものだというふうに認識しております。 | ||
○岸田副大臣 先生おっしゃるように、評価というものは数字ではないと考えております。 どのような評価方法をとるかは、各学校における判断に任せることになります。その活動のねらいとか、特質に即して評価のあり方を工夫していかなければいけないと考えております。 新しい学習指導要領の...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生おっしゃるとおりでございます。 | ||
○岸田副大臣 先生おっしゃるように、そういった意思の疎通はしっかり図っていかなければいけないと思っております。法改正、もし御了解いただきましたならば、通知等を通じまして、法改正の趣旨ですとか、それからその手続のあり方、留意点につきまして、しっかりと徹底していきたいと思っております...全文を見る | ||
○岸田副大臣 出席停止に係る児童生徒につきましては、出席停止期間中、当該保護者や児童生徒等の状況を踏まえまして、まずは学級担任等の教職員が家庭を訪問し、学習課題を与えて指導したり、教育相談を行うというようなこと、さらには、関係機関と連携して、専門職員の協力を得て指導を行う、こうい...全文を見る | ||
○岸田副大臣 おっしゃるように、こうした対応における教員の負担の問題ですが、まず、こうした学校の取り組み、ぜひしっかりやってもらわなければいけないと思いますし、それを支援する意味から、本年度におきましては、従来から行っている学校における生徒指導担当教員の加配に加えて、さらに上乗せ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生から、ことし各都道府県二名程度の上乗せの話が出ておりましたが、これはあくまでも、従来の加配に加えて上乗せ部分がその数字だということであります。従来から、不登校担当教員等、第六次改善計画のもとでもその配置を重ねてまいりまして、実際の配置数は平成十二年度で九百六十八...全文を見る | ||
○岸田副大臣 御指摘の通知におきましては、過当な宣伝行為その他外部からの不当な影響等により採択の公正確保に関し問題がある場合には、教育委員会において適切な措置を講ずるとともに、文部科学省に報告するよう指導しているところであります。現在のところ、そのような報告は文部科学省の方におい...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先ほどの通知におきましては、報告するように指導しておりまして、その指導に基づいて報告は受けていないということを申し上げたわけであります。 そして、今市販されている教科書でありますが、この教科書が今後公正な採択を妨げる行為等に使われる、この教科書の扱い等が妨げる行...全文を見る | ||
○岸田副大臣 教科書の内容を、市販することを制限する法令はないわけであります。出版の自由等の関係もありまして、このあたりは慎重に考えなければいけないとは思いますが、今後、市販された教科書が大量に寄贈されるとか、過当な宣伝の手段に使われるとか、こういったことになれば公正な採択に影響...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず一点目でありますが、先生の方から、スクールポリスについての考え方について御質問がございました。 学校における安全管理というもの、その体制というもの、当該国の社会情勢や学校制度等に応じて、それぞれの国の置かれている状況に合ったさまざまなものが採用されるというふ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 現状、数字を御報告いたしますが、まず精神科医につきましては、すべての医科大学、医学部において精神科に関する講義や臨床実習などが実施され、養成されております。国公私立医科大学、医学部、全部で七十九大学、入学定員七千六百三十名であります。 そして、作業療法士の養成は...全文を見る | ||
○岸田副大臣 済みません、保険の部分につきましては、後ほど政務官からお答えさせていただきたいと存じます。 まず、財政支援の話でありますが、体験活動の経費も、一般的には通常の学校教育活動と同様に、設置者及び児童生徒、保護者において負担されるべきものだとは考えますが、さまざまな工...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生御指摘のように、事前の対応、まずもってこれがあって、これが重要であるということ、そのとおりだというふうに思っております。平素からこうした児童の様子をしっかりと把握し、そしてその心を受けとめ、そして適切な指導をしていく、こういったものがまずあった上で、その上で、も...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず、御質問の中で、教育委員会がだれに対してどういう責任を負うのかという御質問がありました。 この責任は、当該地方公共団体の住民に対して、合議制である教育委員会として負うということになるかと存じます。この責任は、一人一人の教育委員が負うというのではなくて、合議体...全文を見る | ||
○岸田副大臣 教育委員会の会議のあり方、活動のあり方についてでありますが、会議の開催状況、例えば平成九年度の資料によりますと、都道府県教育委員会におきまして十六・九回、市町村教育委員会におきまして十一・六回という数字が出ております。 こうした会議に加えまして、各教育委員会にお...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず、学校や教育委員会が、保護者あるいは地域住民の方々の信頼にこたえて、家庭や地域と連携協力しながら一体となって子供の健やかな成長を図っていくために、教育行政に関する意見や要望を十分に受けとめ、学校運営や教育行政に的確に反映していくこと、このことが重要であるというこ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず一つ目の御質問で、教員の自主退職ということですが、教員の自主退職という観点から集計した資料はございません。ただ、学校教員統計調査によれば、平成九年度において退職者が二万四千五百十四名となっております。その中で、定年や死亡といった理由ではなく、病気その他の理由でみ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 各教育委員会の規則で定める手続に盛り込む内容ですが、想定しているものとしまして、教育委員会内に判定委員会等を設けて判断すること、また、指導が不適切である原因が精神疾患等の病気に起因するおそれがある場合には精神科医の意見を聞くこと、さらには、必要に応じ校長等から授業状...全文を見る | ||
○岸田副大臣 分限免職に該当するかどうかということにつきましては、判例等でも厳格に対応しなければいけないということになっておりまして、実質的に授業が行われないというような状況、こういった段階まで至っている場合には分限免職の対象になるというふうに理解しております。 | ||
○岸田副大臣 今回の措置は、やはり児童生徒の立場に立って、児童生徒が適切な授業を受けることを確保する、要は、指導が不適切な教員を児童生徒に対する指導から離す、これがこの一番の趣旨だというふうに考えております。 | ||
○岸田副大臣 先生、幾つかあったので、最初に私からさっと答えさせていただきまして、最後に大臣から御答弁させていただきます。 まず最初に、地方公務員法と本措置との関係についてでありますが、指導力ということに着目して申し上げるならば、従来の分限処分の対象というのは、授業等の指導が...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず一点目の、高校と大学の連携につきまして、過去を検証してどうか、その検証の実績があるかということでありますが、現在、例えば高校生が大学の公開講座や科目等履修生として授業を受講した場合に、その学習を高校の単位として認定すること、あるいは大学教員による高校での授業の実...全文を見る | ||
○岸田副大臣 幾つか御指摘をいただきましたが、まず最初に、養成、採用、研修、すべての段階で教員の資質向上に努めなければいけないという点、それはそのとおりであると思います。そして、その上で、こうした現場での問題を研修等でみずから吸収する努力をするべきではないか。これは、まず一義的に...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生のお話、大変興味深く聞かせていただきました。 まず、ポイントとしまして、奉仕活動とボランティア活動の違い、あるいは強制かどうか、学校教育におけるこうした活動の扱い、こんなところがポイントかなというふうに考えます。 そして、まず奉仕活動とボランティア活動の...全文を見る | ||
○岸田副大臣 通学区域の撤廃あるいは飛び入学というものについての御質問でありました。 まず、通学区域の撤廃につきましては、あくまでもその地域の実情を反映して、各教育委員会の判断にゆだねるというのが趣旨であります。学生の選択の幅を広げる等々、さまざまな要素を勘案して、各教育委員...全文を見る | ||
06月19日 | 第151回国会 参議院 文教科学委員会 第12号 議事録を見る | ○副大臣(岸田文雄君) まず、今回の事件でありますが、大変に痛ましい事件であります。安心して楽しく学べる場所でなければいけない学校、しかもその教室の中において多くの児童の命が奪われたということは日本の教育史上におきましても類のない重大事件だと認識しております。文部科学省としまして...全文を見る |
○副大臣(岸田文雄君) 今回の事件につきまして、文部科学省の対応の柱は三つあると考えております。まず、被害を受けられた方々への万全の対応、そして二つ目がその被害に遭われた方々、関係者に対する心のケア、そして三番目としまして安全管理の問題があるというふうに考えております。 その...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、先生から御提案がありました警備員あるいは警察官を配置するということ、これは基本的にはそれぞれ学校の置かれている具体的な状況ですとかあるいは地域の事情等に応じて学校の設置者が判断すべきものであるとは考えておりますが、安全を守る上で一つの有効な手段であるこ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、一点目の学校の出入りの問題でありますけれども、校門の開閉をしっかり管理する、あるいは来校者をチェックする、こういった方法は不審者の侵入を防ぐ上で効果のある方法であるというようにまず考えております。 しかし一方、学校施設は、その形状とか周辺環境です...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、先生から御指摘がありましたように、近年、余裕教室等を生涯学習あるいは児童福祉施設、こういったものに転用するケースがふえてきております。さらに、非常災害時におきまして公立学校が応急避難所としての役割を果たす、こういったことを考えますときに、学校における耐...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、大学入試というものは、受験生にとっては一生を左右する問題だと言っても過言ではなく、細心の注意をして行わなければならないものであります。このたびのような事態は決して起こってはならないものであるということ、これはおっしゃるとおりであります。 今回、ど...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、先生の方から旧制中学、高校のお話を伺いました。かつての制度もそれなりの成果が上がったというお話だったと思いますが、一つ、旧制中学、高校の制度は多くの学生がその制度を利用する広く一般的に行われた制度であるという点において、今回の飛び入学はあくまでも基本は...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、衆議院の方での修正、大学院を有する大学に限るという修正、これは要するに外形的な要件、これが加わったわけであります。やはりあくまでも基本はその大学自体が飛び入学を受け入れるだけの内容を持っているかどうかという部分だというふうに思っております...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今回の公立高等学校の通学区域につきましては先ほど説明させていただきましたとおりでありますが、今御質問で、小中学校の通学区域についてはどうかということでございますが、公立小中学校の通学区域につきましては、各市町村教育委員会において教育上の影響等に留意しつつ弾...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生御指摘のように、学校教育における成否は教員の資質能力に負うことが極めて大きいと考えております。教員に高い資質が求められているということ、おっしゃるとおりだと思います。 この問題につきましては、まず基本的には、教員の養成、採用あるいは研修、各段階にお...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 御指摘がありましたように、体験活動を実施するに当たりまして、社会教育関係団体ですとか社会福祉関係団体、青少年教育施設あるいは福祉施設など地域の関係団体、機関と連携すること、そして連携できるような体制づくりをするということ、これは大変肝要なことだと思っており...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、先生から御指摘がありましたように、日本体育・学校健康センターの災害共済給付制度というのがあるわけですが、先ほどのお話に出ておりますように、ボランティアとかそういった幅広い関係者にこの体験活動を支援してもらう、協力をいただくということになると、これで全部...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 教育改革国民会議で高校教育への影響等、そうした議論がされたかという御質問でありますが、教育改革国民会議におきましては、独創的、創造的な活動ができる人材の育成の観点から、大学入学の年齢制限の撤廃に関し議論が行われたところであります。 その中で、高校との関...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、中教審の議論についても御指摘がありました。その平成九年の中教審におきましても、答申におきましては飛び入学の拡大は検討課題というふうに示されているわけでありまして、また十一年の答申におきましても同趣旨の御提言をいただいておるわけであります。そして、教育改...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 教育改革国民会議につきましては、発足に当たって教育改革のあり方について各界からの有識者や多数の国民から意見を伺い、そして中間報告後にも国民から意見募集を実施するとともに、公聴会や説明会を行う等の対応をしております。できるだけ多くの国民の意見に耳を傾けるよう...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) もちろん、大学飛び入学制度を実現し優秀な人材を育成すべきという積極的意見もございました。一方で消極的な意見もあった、これも事実でございます。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 平成十二年度より新しい教員の人事管理のあり方に対する調査研究事業、これを各都道府県・指定都市教育委員会に委嘱して実施しており、その幾つかある調査研究内容の一つとして、指導力不足教員に関する人事管理を取り上げてもらうこととしております。 この事業は、平成...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 平成十二年度は十六府県・指定都市教育委員会です。残りは全部十三年度です。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 具体例につきましては、現実問題、さまざまなものがあると考えております。三つ挙げたというのは、極めて一般的に想定されるものとしてこの三つを挙げた次第であります。この三つが一般的に想定されるものの例として挙げたわけでありますので、それ以外、細々とした例まで挙げ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) おっしゃるとおりに、現実の社会ですのですべてがこのパターンに全部当てはまるということではないとは思いますが、一番一般的な想定されるものを挙げておりますので、これはかなりの参考例としては現実に対応できるものだと考えております。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) これはあくまでも参考として一般的な例を申し上げているわけであります。ですから、具体的な例を細々と挙げるということが逆に適切な判断を損なうことも考えられると思います。その参考例として三つ具体例を挙げたということであります。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 教育委員会の規則において手続を定め、その手続に従ってその判断を行う、そういうことになると思います。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 結論から言いますと、該当いたしません。 今回、各都道府県で行っている調査はこの法案が提出される前から調査が始まっているものもあります。ですから、その定義が今回の法案の措置とは必ずしも一致していないわけであります。今回の法案の措置はあくまでも指導力不足と...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 中央教育審議会は、国家行政組織法第八条の規定に基づきまして、文部科学大臣の諮問に応じて、教育の振興、生涯学習の推進、スポーツの振興等に関する重要事項を調査審議するため、文部科学省に設置された機関であると認識しております。 この国家行政法第八条の条文のと...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 中教審の位置づけは今後も変わらないと考えます。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、先生の方から、教育は改革しなければいけない、それは同意するというお話がございました。 我が国の教育につきましては、さまざまな深刻な状況等も指摘され、迅速に改革を実行していくこと、これは不可欠だと我々も感じています。 そういった中にあって、先ほど...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、ボランティア活動についての御指摘ですが、今回の法改正は、教育指導を行うに当たって、学校がボランティア活動も含む社会奉仕体験活動、こうしたものもさらに含む大きな体験活動、ですから体験活動の一例が社会奉仕体験活動であり、その一例がボランティア活動というよ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 教育の内容につきましては、全国的に一定の水準を確保するとか、あるいは教育の機会均等を保障する、こういったことから大綱的な基準は設けているところであります。ですから、こうした体験活動を支援するということについても、国としてのさまざまな支援が必要な場合もありま...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、こうした体験活動につきましても、国が義務づけるということはするものではないと思っています。 ただ、ボランティア活動にしても社会奉仕体験活動にしても、子供たちの自主性は尊重しなければいけないと思うわけですが、しかし子供たち自体もそうした...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) お話を伺っておりまして、今の日本の児童生徒の現状ですけれども、例えば学力についてどうかというような議論の中で、学力自体本当に下がっているのかどうなのかといういろんな評価のメルクマールがあったりして議論があるところですが、少なくとも何かやろうという意欲につき...全文を見る | ||
06月20日 | 第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第20号 議事録を見る | ○岸田副大臣 今先生から御指摘がありましたように、富山大学のケース、平成十一年三月に確認をされていたにもかかわらず、まず当時の入試責任者が適切な措置を講じなかった、それに加えて、事実を隠ぺいした、そういった意味で大変重大な事件であると認識しております。 その後、ことしに入って...全文を見る |
○岸田副大臣 まず、基本的には、入学者選抜そのものが各大学の自主的判断によって行われるものでありますから、その成績あるいは情報の開示、これも基本的には各大学の判断により決定されるものであります。 しかし、国立大学協会におきまして、平成十一年六月に「国立大学の入試情報開示に関す...全文を見る | ||
○岸田副大臣 近年、大学入学者選抜において、学力検査だけでなく、面接ですとか、小論文ですとか、あるいは推薦入学など、その多様化、個性化が進展していること、これはまずもって好ましい傾向だと考えております。そして、この大学入試センター試験の成績でありますが、ここにおきましても、各大学...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今回の改正でありますが、その考え方、要は、現行の設置形態を前提としつつ、国立大学の組織編制について柔軟かつ弾力的なものとするものであります。 それに対しまして、国立大学の法人化の検討というのは、国立大学に独立した法人格を付与するということで、従来以上にみずからの...全文を見る | ||
○岸田副大臣 法人化の議論が進んでそういったことが決まれば、先生がおっしゃるような形になると思います。 | ||
○岸田副大臣 今回の方針は、大学改革を担当する文部科学省の責任におきまして、大学、特に国立大学の構造改革の方針を、大学関係者はもとより、国民一般あるいは社会に対して表明したものであります。 今先生から御指摘がありました、その作業の中での関係者との調整の話でありますが、経済財政...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今後の進め方についての手続、考え方でありますが、まず、国立大学の大胆な再編統合を進める、この点につきましては、既に幾つかの検討途上の大学もあります。来年度から、可能なものについては一つでも二つでも実施してまいりたいと思っています。また、今後、各大学からの意見も踏まえ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生の御指摘ありました平成八年の薬学教育の改善に関する調査研究協力者会議の最終報告でございますが、この中での提言を踏まえまして、各大学薬学部においては、コミュニケーション論や医薬品情報学などの臨床教育の導入が進められるとともに、病院薬剤部や薬局における実務実習の充実...全文を見る | ||
○岸田副大臣 大学の入学時期につきましては、従来、四月入学が原則だったところ、各大学の判断により、学期の区分により、つまり秋期からでも入学できるようになっているところであります。そして、これにより秋期入学を実施している大学も増加してまいりまして、平成十一年度で国公私全体で三十七大...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先ほど申し上げましたのは、十一年度に秋期入学を実施した大学、三十七大学と申し上げております。 | ||
○岸田副大臣 済みません、十二年度の数字はまだ調査中でございます。 | ||
○岸田副大臣 我が国におきましては、大学において、入学者選抜の厳しさに比べて、進級、卒業が比較的容易であるという指摘がなされております。今後、大学において教育評価をより充実させ、その責任を果たしていくこと、これが重要であるということは当然のことであります。 ですから、学生教育...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生御指摘のように、今、現代社会、世の中自体が大きく変わっていく中にあって、大学におけるさまざまな制度、仕組み、こういったものに対する意識も変わらなければいけない、おっしゃるとおりだと思います。 ですから、関係者自体も、しっかりその辺を認識して対応しなければいけ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 国際的な大学間の交流と協力を促進し大学教育の充実を図ること、これは重大な課題であります。ですから、学生が国内外の他の大学において修得した単位を大学の定めるところにより自大学の単位としてみなし得る単位互換制度、この活用を今図っているところであります。この活用によりまし...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先ほど御説明しました上限の、三十単位から六十単位に拡大したということでありますが、大体、三十単位というのは一年分ですから、六十単位、二年分をこうした制度を利用することによって自分の大学の単位として認められる、こういった制度の仕組みになっております。 | ||
○岸田副大臣 三十単位というのがスタートをしたのは昭和四十七年だそうであります。そして、六十単位になったのが平成十一年ということでございます。 | ||
○岸田副大臣 インターンシップというものは、まず基本的な考え方として、大きな意義を有するものであり、この積極的な推進を図ることは重要だと考えております。 そして、現在の状況でありますが、大学においてインターンシップに取り組む学校は年々増加しておりまして、平成十一年度にインター...全文を見る | ||
○岸田副大臣 実施期間としましては、一週間、二週間が最も多いようであります。大学では、五六・五%が一週間から二週間、三八・七%が二週間から一カ月となっております。 ただ、個別の例を見ていきますと、長期のインターンシップの例としまして、四カ月から五カ月という例もあるという報告を...全文を見る | ||
○岸田副大臣 そういった対応は、法律上、制度としては可能な状況にはあります。ただ、具体的にどうするかは、やはり大学それぞれの判断に任せられているという状況であります。ですから、具体的にそれが認められるかどうかは、ちょっと一概には言えないかと思います。 | ||
○岸田副大臣 そのとおりでございます。 | ||
○岸田副大臣 先生から御指摘いただきましたのは、JETプログラムというプログラムのことだと思います。高校以下の語学教員の充実ということだと思います。こうしたプログラムの意義、大変大きいものがあると思っております。ぜひこれからも、しっかりと促進するためにどうあるべきなのかということ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 この国会では、まず教育委員会の活性化ということで法案も御審議をお願いしているところでありますが、地方分権の動きの中で教育委員会が活性化するその活性化のあり方ですが、いろいろな形の活性化があります。その中の一つとしまして、語学教育においても、教育委員会の独自の判断で工...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今回の改正によりまして、国立大学の教員組織編制の弾力化を図るとともに、この改正をより実効あるものとするため、大学全体として新たな予算あるいは定員措置を必要としない場合には、各大学が、予算要求の手続を経ず、年度途中でも講座等の新設、改廃を自主的に決定できるようにするこ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 看護婦等医療技術者の育成には、単に専門知識のみでなく、豊かな人間性の涵養が極めて重要だと考えております。こうしたことから、各大学においては、四年制への転換に際しまして、教養教育を重視するとともに、保健、医療、福祉全般にわたる、多様で幅の広い授業科目を履修できるカリキ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 文部科学省から、大阪教育大学教育学部附属池田小学校の事件について、御報告申し上げます。 六月八日に発生したこの事件は、八名の児童のとうとい命が奪われ、多くの負傷者が出るという、何とも痛ましく、決して許されない出来事であり、深い悲しみと心からの憤りを覚えます。ここ...全文を見る | ||
06月21日 | 第151回国会 参議院 文教科学委員会 第13号 議事録を見る | ○副大臣(岸田文雄君) ただいま先生の方から出席停止あるいは飛び入学につきまして御質問いただきました。 まず出席停止の部分でありますが、現行法におきましても出席停止は規定されておりまして、その具体的な運用につきましては、昭和五十八年に発した通知において指導してきたところであり...全文を見る |
○副大臣(岸田文雄君) 済みません。 その辺しっかり承りまして、高校卒業の資格の部分をお答えさせていただきます。 まず、高校を卒業せずに大学に入学するため、大学を中退した場合、いわば飛び入学の制度を利用した場合、高校中退そして中学卒業の扱いになる、これはおっしゃるとおりで...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 本法案におきます措置は、児童生徒への指導が不適切な教員のうち分限免職等にまで至らない者について教員以外の他の職に転職させる道を広げることとしたものであります。ですから、先生がおっしゃったように、分限免職あるいは分限休職に該当する者については従来の制度の中で...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生、優秀な教師に対する対応も一応御質問事項と考えていいんでしょうか、御指摘と伺えばいいんでしょうか。それもお答えいたしましょうか。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生がおっしゃるように、優秀な熱心な教員の皆さんは大勢おられるわけであります。そういった方々が適切に評価されることは大変重要なことだと思っております。そして、一律ということではなくして、こうした表彰制度等さまざまなシステムが教育委員会において具体的に検討さ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) そのような趣旨のお答えをしたと認識しております。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、出席停止の措置につきまして対症療法で終わってはならないという御指摘、その点につきましてはそのとおりだと考えております。 今回、従来から出席停止の措置というのは現行法においても規定をされていたわけでありますが、この手続を明文化する、さらに出席停止を...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、飛び入学の制度でありますが、高等学校卒業後に大学に進学するという原則、これは原則をしっかり守った上で特にすぐれた資質を有する者に例外的にこうした機会を与えるという制度であります。飛び入学につきましてはそういう趣旨であります。そして、飛び級は、同一の学...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今般の飛び入学制度でありますが、例えば高等学校の履修しなければいけない項目を全部早目に履修したら自動的に飛び入学ができるというような、要するに一般的な制度ではないわけであります。あくまでも、特にすぐれた資質を持っている児童生徒、きらりと光るような資質を持っ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) この制度の趣旨については、先ほど申し上げたとおりであります。こうした本来の趣旨が徹底されるためにどうあるべきか、先生方にいろいろ御指導をいただいているわけであります。我々文部科学省としましても、そういったマイナス面が出ないようにさまざまな工夫を加えていると...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生の御指摘でありますが、こうしたさまざまな関係者の意見、しっかりと吸収しなければいけない、そういったものを踏まえて議論しなければいけない、これは当然のことだと思っています。 ですから、今般の三法案の議論も先ほど大臣から申し上げさせていただきましたよう...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、飛び入学につきましては、趣旨は先ほど申し上げたとおりであります。ですから、この制度は、やはりしっかりとした体制をつくることがまずは第一で肝要でありますが、あわせてその状況をしっかりと公表し、情報公開し、そしてそれを多くの関係者においてしっかりと検証し...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、先生の方から教育基本法三条と憲法第二十六条との関係について御質問いただきましたが、この教育基本法第三条は、憲法の規定を受けて、法のもとの平等を教育の面において実現するため教育の機会均等の原則を明示したものでありまして、この点で憲法二十六条と教育基本法の...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) どれだけの数の大学が飛び入学を実施するかという御質問でありますが、大学が飛び入学を実施するかどうかの検討はこの法律が成立してから後に行われるわけであります。ですから、具体的に成立後どれだけの大学が検討するのか、これは今から見込みを申し上げることは大変難しい...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) この対象分野につきましても、各大学が教育研究の理念やあるいは教育研究実績、指導体制等を考慮して自主的に判断するものであります。 どんな分野が想定されるかということですが、例えば情報処理の分野、あるいは従来の物理、数学のほかであれば化学、生物学、こうした...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 受け入れ大学の数に関しまして、先ほど申し上げたような状況であります。そして、飛び入学の対象となる学生ですが、特にすぐれた資質を有している者であり特定の分野においてぬきんでてきらりと光るような才能を持つものであります。そういった対象者がどれだけいるのかという...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、先生から御指摘がありましたように、近年、都市化ですとか少子化あるいは人間関係の希薄化が進む中にありまして、子供の成長にとって欠かせないさまざまな体験の機会、自然との触れ合いなどのこうした体験の機会が乏しくなっていることが懸念をされているわけであります。...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、御指摘がありましたように、教育改革国民会議の報告におきましては、小中学校で二週間、高等学校で一カ月の奉仕活動を提唱するとともに、奉仕活動に限らず自然体験などさまざまな体験活動の充実について提言をしておるわけであります。今回の改正は、こうした報告を受けて...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、この法改正の趣旨ですが、体験活動の機会を与える、こうした体験活動の促進を図っているわけであります。そして、体験活動の例として社会奉仕体験活動あるいは自然体験活動、こういったものがあるというふうに整理をしております。ですから、広い意味での体験活動の一つ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 児童生徒の問題行動に適切に対応するために日ごろから学校と関係機関とがネットワークをつくっていくこと、これは重要なことであります。特に、個々の児童生徒に的確に対応するためにも、市町村や中学校区などにおいて、学校や教育委員会のみならず、児童相談所あるいは保護司...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 飛び入学の趣旨につきましては、今、先生からお話がありましたように、特にすぐれた資質を持つ者にこうした機会、チャンスを与えるということで大きな意義があると思っています。 しかし、この飛び入学がどうして多くの学校で実施されなかったかということでありますが、...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今回の飛び入学制度でありますが、要は、多くの生徒が受験対策をしたり、一般の試験で競ったりするものではないわけであります。あくまでも特にすぐれた資質を持つ者に例外的にチャンスを与えようということであります。ですから、一般的な制度ではありませんので、青田買い等...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先ほども答弁がありましたように、今回の改正は各教育委員会の判断にゆだねるというのがこの趣旨であります。過度の受験競争が問題であるということ、これはもう申すまでもないわけであります。これに関しましては、学校の個性化ですとかあるいは選抜方法の多様化、評価尺度の...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今ありました政策評価法案、この政策評価というものにつきましては、国民に対する説明責任の徹底、あるいは国民本位の効率的で質の高い行政の実現、あるいは国民的視点に立った成果重視の行政への転換、こういった諸点から極めて重大な課題だと文部科学省も認識しております。...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先ほど説明がありましたこの法案は、法改正を行うに当たって常に政策評価を行わなければならないというわけではないわけであります。 しかし…… | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先ほど申し上げました実施要領等に従いまして結果を政策に適切に反映していく、これはもう大切なことだと思っておりますので、その趣旨は大切にしながら対応していきたいと思っております。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) おっしゃるとおり、今御審議をお願いしております教育三法案は大変重大な、大切な中身を含んでいると存じます。ですから、この法律を御審議いただいて、そして通していただき、こうした体制がスタートしたならば、その結果等はしっかりと評価していかなければいけない、おっし...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、先生がおっしゃったように、現場で多くの教員の皆さんが大変な御努力をされておられるということ、それはおっしゃるとおりだと思います。ですから、こうした法案の御審議をお願いしているんですが、この法案の中でこうした体験活動の促進をうたっているわけですが、その...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今回の制度は、先ほど大臣からお答えしたように、旧制中学等における飛び級のように一般的な制度ではなくして例外的な制度であるということは先ほど大臣からあったとおりであります。その趣旨がしっかり守られるために、まずは衆議院の修正により、大学院が置かれていること、...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) この飛び入学制度を実施するに当たりまして、大学のしっかりとした受け入れ体制が必要であります。また、高校側との密接な連携、これが重要だと考えております。ぜひ省令や施行通知を通じまして、しっかりとその中身が充実しているかどうか、このあたりを確認するようにしなけ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、教育内容につきまして全国的に一定の教育水準を確保するとともに、教育の機会均等を実質的に保障するため、国において教育課程についての大綱的な基準、こうした基準は設けているわけであります。しかし、この基準は踏まえながら、やはり特色ある教育を展開すること、こ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、学校において体験活動、こうしたものを実施するに当たって、児童生徒の発展段階や活動内容に応じて、その自発性に配慮するとともに、地域の事情ですとかあるいはさまざまな活動の場、こういったものを考え、そして工夫をし、多様な形で実施すること、これは大切なことだ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、出席停止の件、そして指導力不足の教員の件、この件につきましては恣意的な運用がされてはならない、おっしゃるとおりだと思います。そのあたりはしっかりとした手続を踏むことによって恣意的な運用がされないように努めていかなければいけないと思っています。 そ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) おっしゃるとおりでありまして、今回の法改正の趣旨はまさにその教育委員会の判断においてそれを行うということでありますから、今回の法改正はまさに先生の御趣旨に合う法改正だと考えております。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 地方分権の動きの中で、教育においてもやはりできる限り地域の実情を把握した場で物事が判断できるような形を進めていくこと、これは当然あるべき姿だと思っています。 | ||
06月22日 | 第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第21号 議事録を見る | ○岸田副大臣 二点目の御質問でございますが、学校というもの、地域に対してもあるいは児童に対しても開かれたものでなければならないと考えています。しかし、従来の関係者が目指していた開かれた学校というのは、決して物理的に開かれた学校ではなくして、内容において開かれた学校だと認識しており...全文を見る |
○岸田副大臣 先生御指摘のように、心のケアの重大性、痛感しております。今回の事件における対策の中の大きな柱の一つであるということ、言うまでもないわけであります。 その中にあって、まず、心のケアというものについて、やはりいろいろな関係者、幅広く御協力をいただかなければいけないと...全文を見る | ||
○岸田副大臣 児童の心のケアを最重視するということからも、また保護者の方々の心情を考えたときからも、その事件のあった校舎において授業を再開することは適切でないと考えております。これは、私も現地を訪れた際に申し上げたとおりであります。 そして、今校舎について御質問がございました...全文を見る | ||
○岸田副大臣 そのトーンダウンしたという部分につきましてはちょっと詳細を存じておりませんが、建てかえにつきましては、以前も申し上げたように、事件があった校舎において授業を再開するようなこと、こんなことは決して許されないと考えております。そして、授業再開に向けて、今仮校舎の準備を進...全文を見る | ||
○岸田副大臣 後ほど大臣からも発言があると思いますが、詳細につきまして、事前にお話をさせていただきたいと存じます。 まず現地の対応でありますが、文部科学省にも対策本部があるわけですが、おっしゃったように、現地にも対策本部があります。そして対策本部の対応ですが、きょうお越しの中...全文を見る | ||
○岸田副大臣 文部科学省としましては、今回の事件を踏まえまして、校舎内外の通報設備、防犯設備の設置、あるいは敷地境界部の整備、あるいは教室や管理教室の再配置など、こうした学校施設の防犯対策についてどのような対応が可能か、新たな補助制度や地域財政措置、これを検討していかなければいけ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 具体的な形を含めて今総務省と検討をしております。ぜひ財政的な支援を行う方向で協議したいと思っております。 | ||
○岸田副大臣 こうした児童生徒の心の問題、ストレスや不満を抱えているような児童に対してどう対応していくか、こうしたことに対しましては、従来の指導的な側面のアプローチだけでは不十分でありまして、外部の専門家等の協力を得ながら、悩みや不安を受けとめて相談に当たる、こうした姿勢が大切だ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生御指摘のように、この対策において地域の理解や協力が大切だということ、おっしゃるとおりだと思います。 そして、現地に行って何をするかということでありますが、まず明後日、保護者に対する説明会がございます。この説明会において文部科学省としての対応、これをはっきりと...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先ほども申し上げましたように、関係者の理解を得て、ぜひ建てかえをしたいと思っておりますが、具体的にどこに建てかえるのかということでございますが、それも含め、そして今先生が御指摘されましたさまざまな点、ぜひ、学校、保護者、関係者の皆さん方の意向もしっかりと聞かせていた...全文を見る | ||
○岸田副大臣 ぜひ、文部科学省としては努力していきたいと思っております。そのために、財政当局初めその関係者の理解をお願いしたいと思っていますし、そのために、委員の先生方、関係者の皆様方の絶大なる御支援を賜りますよう、心からお願いを申し上げます。 | ||
○岸田副大臣 ぜひ、関係者と綿密に接触を図った上で、例えば大阪府、池田市、関係者の皆様方との窓口的な体制を、組織をつくりたいと思っております。 | ||
○岸田副大臣 これは警察庁の統計資料でありますが、学校を発生場所とする刑法犯、過去十年間という御指示でございますので、平成三年と十二年を比較いたしますと、その間増加傾向にありまして、平成三年が二万七千件、平成十二年は三万六千件となっております。そのうち、住居侵入に該当する件数、こ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 この数は、学校を発生場所とする刑法犯の総数でございます。 | ||
○岸田副大臣 申しわけありません。これは、御質問を受けるということで警察庁から資料を取り寄せたのですが、その詳しい資料まで手元にありませんので、また確認いたしまして改めて御報告いたします。 | ||
○岸田副大臣 この間の資料の中の「安全な社会のための政府全体の取組み」という部分についてでありますが、もちろん、文部科学省としましても、そのみずからの所轄する分野におきまして全力でこの安全対策に努力をしなければいけないわけであります。 今回の事件に関しましては、学校現場、教育...全文を見る | ||
○岸田副大臣 長期的に対応していかなければいけないという御指摘、そのとおりだと思います。被害に遭った当事者が一年生、二年生、幼い児童生徒であるということを考えましても、そういった児童の年齢的なもの、表現能力の関係で、後からさまざまな現象、兆候があらわれてくる、こういったことは予想...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず、人的な面について御質問がありました。 昨年一月に文部科学省として、安全管理の点検項目を全国の学校に通知をいたしました。その三十九の項目につきまして今御指摘をいただいたわけでありますが、まずもって、今回の事件後、この安全項目の再点検を全国に指示したわけであり...全文を見る | ||
○岸田副大臣 学校の警備員の話ですが、今、全国の学校に対しまして安全点検項目について意見を集めさせていただいております。こういった意見を踏まえまして、今後安全対策としてどうあるべきなのか、昨日省内に検討会議も立ち上げたところであります、こうした仕組みの中で現場の意向をしっかりと吸...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今、原因究明あるいはさまざまな事実の確認につきましては、各関係省庁、関係者が努力をされておられるわけであります。 文部科学省としましてもまた、先生がおっしゃったような問題意識も持ちながら、その事実を把握すること、これは重要なことだと思います。 | ||
06月26日 | 第151回国会 参議院 文教科学委員会 第15号 議事録を見る | ○副大臣(岸田文雄君) まず、教員研修につきましては、各教育委員会において教職経験あるいは職能、こうしたものに応じて研修の体系的整備を図ることが重要であります。そのために、先ほど先生から御質問がありました初任者研修とともに、御指摘があった教職経験五年経過の全教員及び教職経験十年経...全文を見る |
○副大臣(岸田文雄君) 教育公務員特例法第十九条によりまして、教員は絶えず研修に努めなければならないとされているわけであります。各教育委員会において研修に関する計画を樹立し、実施に努めなければならないわけでありますが、その各都道府県等が設置する教育センター、これは教員研修のための...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 教員免許状は内容のある充実したものでなければならない、これはもう当然のことだと思っております。その教員免許状の授与を受けるためには、一つは学士等の基礎資格を備え、国語、数学などの教科に関する科目、こうしたものを修得しなければいけません。そして、一方で生徒指...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず基本的に、停学とか退学ということは懲戒処分であり、その義務違反があった生徒に対する処罰としての性格を持っているわけですが、出席停止というのは他の児童生徒の教育を受ける権利を保障する観点からとられている措置でありまして、その目的や性格が基本的に異なってい...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、財政的な支援についてでありますが、具体的な体験活動の中身は各学校が工夫し、さまざまな事情を配慮して行うわけでありますが、こうしたまとまった体験を行う際に財政的な支出が必要になるということ、これは十分考えられることだと思います。ですから、これは今後具体...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生御指摘のように、教科書採択に当たって一部不適切な資料等が指摘されているところであります。そういった中でありますから、なおさら公開というものの重要性を痛感しております。 ですから、文部科学省といたしましては、教科書採択への保護者の参加、あるいは採択関...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、大臣からお答えさせていただきましたように、要は、すべての科目において優秀な成績をおさめられるとか、それから与えられた課程を早く履修することができるようなエリートを育てるという趣旨ではないわけであります。特定の分野においてきらりと光るような特にすぐれた資...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) これは例外的な措置であります。原則は、高等学校は三年間で卒業するという原則を守り、その中で例外的な措置であるということであります。 そして、どれだけの数かということでありますが、実績ということになりますと、千葉大学の十二名、名城大学の四名ということであ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、千葉大学の四年間をどう評価してこうした拡大を図ったのかということでありますが、千葉大学の四年間の実績に関しては、例えば青田買いなどの問題が生じていない、あるいは飛び入学した学生が物理等飛び入学の対象となった科目のみならず他の分野においても成績が良好で...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、先生が御指摘なされたとおり、やはり受け入れ体制というのが何よりも大切だと思っています。 分野の拡大については、先ほど申し上げた理由でチャンスの枠を広げることを考えなければいけないというふうに思っておりますが、千葉大学におきましても、先進科学センター...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず基本的に、飛び入学を導入するかどうかということについては各大学で判断することでありますが、その飛び入学を実施するに当たって大学が備えるべき要件ということにつきましては、こうした国会での議論を踏まえつつ、文部科学省として施行通知等で責任を持って指し示すべ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) こうした新しい制度を導入する際に、その考え方というのはいろんな考え方があると思います。要するに、実績とそうしたチャンスを広げるということ、これをいかに両立させるのかということだと思います。 ですから、その実績を積まなければそういった新しいチャンスを拡大...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) おっしゃるとおりでございます。 構成につきましても、大学あるいは高校関係者のみならず、さまざまな分野の有識者等を含めてしっかりとバランスのとれた構成を考えなければいけないと思っておりますし、そして全国レベルでこうした協議の場に参加していただく、こういっ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、平野先生から御指摘をいただきましたが、そういった衆議院の修正で飛び入学を実施できる大学が限定されたわけであります。こうした法律による限定のほかに、さまざまな問題点につきましては、省令や施行通知などを通じましてしっかりと適切な運用が図られるよう文部科学省...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 教育行政に関する意見とか要望、こういったものを十分受けとめて学校運営や教育行政に的確に反映していくこと、これはもう当然大切なことであります。御指摘の川西市の子どもの人権オンブズパーソン制度については、こうした取り組みの一つとして子供の人権救済の観点から設け...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) ボランティア活動につきましても評価の対象になります。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、ボランティア活動の重要性につきましてはもう先生おっしゃるとおりでございます。 それで、こうした活動の評価の話ですが、学校の教育活動としてそれぞれのねらいや教育計画に基づいて教師の適切な指導のもとにこうした活動は行われるわけですが、他の教育活動と同...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 出席停止とは、市町村立の小中学校において性行不良であって他の児童生徒の教育に妨げがあると認める児童生徒があるとき、市町村教育委員会が当該児童生徒の保護者に対して命ずることができるとされるものであります。 出席停止は、義務違反があった児童生徒に対する処罰...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 拡大解釈など安易な適用があってはならない、それはおっしゃるとおりだと思います。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今回の改正においては、市町村教育委員会は出席停止を命ずる場合はあらかじめ当該処分の名あて人である保護者から意見を聴取することとしております。 これは、一つには、行政手続法制上、行政処分を行う行政庁が意見陳述の機会を設けることを義務づけられる対象としては...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 例えば子どもの権利に関する条約の十二条二項を見ますと、自己に影響を及ぼす行政上の手続において、国内法の手続規則に合致する方法により直接または代理人もしくは適当な団体を通じて意見の聴取の機会を与えられるということになっております。これまでも出席停止の措置を適...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先ほど処分の名あて人、保護者ということで保護者を規定したと申し上げましたが、そして子供の直接意見聴取が法律上規定されていないことが問題ではないかという御指摘ですが、法律上こうしたものが規定されていないというのはこの法律だけではないわけであります。十五歳以下...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、唐突ではないかという御指摘がありました。 今回のその方針の発表の背景としましては、経済財政諮問会議において、今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針、いわゆる骨太の方針の検討が行われてきたわけですが、これはかなり速いペースで進めら...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生から御指摘がありましたように、活力に富み国際競争力のある大学としてその期待にこたえていくこと、これは喫緊の重要な課題であると認識しております。しかし、現下の厳しい経済あるいは財政状況、あるいは国全体の法人化の流れ、こういったものを考慮しつつ将来へのさら...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 教育の分野における行政の立場ですが、まず国は、実質的な教育の機会均等や全国的な教育水準の維持向上の観点から、基本的な制度の枠組みあるいは全国的な基準の制定、必要な財政援助、そして指導、助言等の役割を担っていると思います。そしてまた一方、地方公共団体は、それ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 国におきましては、要は教育水準の確保あるいは機会均等を実質的に保障するために、教育課程についての大綱的な基準を設けているわけであります。各教室というお話をいただきましたが、こうした各学校はこの基準を踏まえながら特色ある教育を展開すること、これはまさに大変重...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 自分で物事を決める、あるいは自分でやるんだという積極性を持つ、このことは大切なことだと思います。おっしゃるとおりでございます。 学校の裁量を広げ、学校の自主性あるいは自律性を確立すること、これはもう必要なことだと認識しております。ですから、教育課程の基...全文を見る | ||
06月27日 | 第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第22号 議事録を見る | ○岸田副大臣 不登校の問題ですが、不登校の原因あるいは背景というもの、ケースによってさまざまでありまして、家庭の問題あるいは学校のあり方の問題、さらには本人の意識の問題等々、本当にさまざまな要因が複雑に絡んで発生しているというふうに考えられます。 調査等を見ましても、平成十一...全文を見る |
○岸田副大臣 民間でそうしたさまざまな努力をされておられること、このこと自体は敬意を表し申し上げなければいけないと思います。ただ、不登校問題につきまして、文部科学省としましては、義務教育制度を前提としておりますので、学校に復帰すること、これを支援する。その復帰を促進する、こうした...全文を見る | ||
○岸田副大臣 教科書の採択は、あくまで教育委員会等採択権者の判断と責任において行うべきものであります。しかし、この採択は、やはり公正の確保を徹底しなければいけない、公正かつ適正に採択がされなければいけない、こうしたことは言うまでもないわけであります。ですから、通知等を発して公正か...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず手順でありますが、公立学校の教科書の採択権限、先ほども申しましたが、学校を設置する市町村教育委員会にあるわけであります。ですから、四月以降、都道府県教育委員会が行う指導、助言、援助を踏まえて教科書の選定を行うということで、その作業が始まっております。 そして...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今先生の御指摘がありました報道については承知しております。ただ、その具体的な誤りの指摘内容、あるいはその指摘している学会、こういったことにつきましては、文部科学省として、何らかの連絡、指摘等を直接受け取った事実は今のところございません。ですから、文部科学省としてはこ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 まず、文部科学省としましては、教科書検定は、その検定基準に基づいて、さまざまな学問成果あるいは資料に照らして、教科用図書検定調査審議会の専門的な審議も経て、厳正に実施されたものと承知しております。ですから、今回の検定につきましても、検定の制度にのっとり、適切に実施さ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 教科書検定、先ほど申しましたように、適正に実施していると認識しております。 具体的には、申請された教科書について、検定の時点における客観的な学問的成果等に照らして、明白な誤りや不正確な記述がないこと、あるいは特定の事項に偏った扱いとなっていないこと、児童生徒の発...全文を見る | ||
○岸田副大臣 文部科学省としては、こうした指摘は直接受け取っておりません。ですから、現状、調査等は行っておりません。 | ||
○岸田副大臣 今先生の御指摘になった部分につきましては、教科用図書検定調査審議会、ここの専門的な審議を経て決めるということでございます。 | ||
○岸田副大臣 権威のある学会のほとんどですか、多くが誤りを指摘しているというお話でありますが、その権威のある学会がどこなのか、どのぐらいの数なのかも含めて、我々ちょっと把握をしておりませんので、その辺につきましてはお答えのしようがないのですが、少なくとも教科用図書検定調査審議会、...全文を見る | ||
○岸田副大臣 検定はあくまでも適切に行われたと思っております。 しかし、こうした検定制度の仕組みの中で、外部から文部科学省に対して誤りの指摘、これは指摘が直接行われた場合には、その内容等に応じて適宜該当する教科書発行者に情報提供をする、こうした措置をとることとなっております。...全文を見る | ||
○岸田副大臣 採択は、あくまでも採択権者の判断と責任において行われるものであります。しかし、先ほど申しましたように、公正かつ適正に教科書採択が行われることを期待して通知等を発して指導を徹底しているところであります。こうした徹底の中で、その公正さ、適正さ、こうしたものを害することが...全文を見る | ||
○岸田副大臣 二十一の学会、ちょっと具体的にはどの学会かは今手元にありませんが、それぞれの団体がそれぞれの立場で意見を表明されること自体は、それは当然の権利だとは思います。しかし、その意見を持って何らかの働きかけをする、具体的な行動次第においては、適正な検定を害することになること...全文を見る | ||
○岸田副大臣 済みません、先生、ちょっと質問の趣旨を十分把握しなかったのですが、そういったさまざまな動きがあった、予見されていたのではないか、それに対して何か対応するべきではなかったかという御質問でよろしいのでしょうか。 | ||
○岸田副大臣 教科書検定をめぐりましては、いろいろな動きがあったのは御指摘のとおりであります。ですから、ことしもこうした通知等を通じて、適正かつ公正に行われるように努力をお願いしたわけであります。 こうした中で、文部科学省としてどこまでこうした事態に対応できるかということにな...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今の指摘に関しては、基本的には公正取引委員会の判断になるかと思います。文部科学省としては、文部科学省の立場から、公正、適正な採択が行われるよう、しっかりとその指導をし、お願いしていきたいと思っております。 | ||
○岸田副大臣 御指摘の点についての実態の把握は、あくまでも公正取引委員会の所管になると思います。 | ||
○岸田副大臣 先ほど申しましたように、正式には文部科学省に何らかの要請、要求はないんですが、先生がおっしゃったような御指摘、ごもっともだと思います。 実態を把握することは、文部科学省としても、さまざまな今後の対応について大いに資することになると思いますので、その状況につきまし...全文を見る | ||
○岸田副大臣 済みません。先ほどの発言、私の方から御発言しなきゃいけないところ、私の方からもおわびを申し上げます。 御指摘の国立大学の再編統合ですが、国立大学を活力あるものにし、国際競争力あるものとするために、運営基盤の強化を意図しているものであります。 そして、御指摘の...全文を見る | ||
○岸田副大臣 例えば、トップ三十の話でいきますと、平成十二年の答申の中で、国公私を通じた競争的経費の拡充による競争的環境の整備、こういった必要性も指摘されているわけであります。それ以外にも、平成十年の答申、平成十二年の答申、さまざま指摘がされております。こうしたさまざまな答申の中...全文を見る | ||
○岸田副大臣 トップ三十の育成をするための支援措置の内容、方法、今後、概算要求等の過程を通じてどういうあり方がいいのか検討していくこととなると考えておりますが、その場合、私学助成との関係もその検討の課題であります。 いずれにしましても、単一の予算事項で措置するということも考え...全文を見る | ||
06月28日 | 第151回国会 参議院 文教科学委員会 第16号 議事録を見る | ○副大臣(岸田文雄君) 政策評価におきましては、政策の達成状況の把握による政策の的確、着実な実施の推進、あるいは社会経済情勢の変化を踏まえた改善、見直し、こうしたもののため、政策の実施途上においても評価を行うことが求められております。 今、先生の御質問にありましたように、仮に...全文を見る |
○副大臣(岸田文雄君) 先生から御指摘がありましたように、教育委員会というものは地方分権の流れの中で大変重要な役割をこれからも果たしていくものだと思っております。 今回の改正案におきまして、教育委員会に地域住民の意向をより的確に反映するため、教育委員の任命に当たってその構成に...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 中野区の教育委員の推薦制につきましても一つの工夫の例だと認識しております。 中野区においては、平成八年四月から区長が定めた要綱によって教育委員候補者区民推薦制度が行われておりますが、これは、区民が教育委員にふさわしいと考える人物を区長に推薦する、また推...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、御指摘がありましたように、社会の要請あるいは社会の実情を踏まえた教員の養成、採用、研修、こうした対応を考えていかなければいけない、これは大変重要な点だと思っております。 各段階におきましてそれぞれ努力をし、そしてこれからも努力を続けていかなければい...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、御指摘ありましたように、出席停止に係る児童生徒につきましては、学級担任等の教職員が家庭訪問をし、あるいはさまざまな教育相談を行う、こうしたことに加えて、関係機関との連携、専門職員の協力、こうしたことによる指導、取り組み、大変重要だと思っております。そう...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、前の方の質問、体験活動において学校の創意工夫あるいは児童の自主的な姿勢を尊重する、こういったことの大切さは言うまでもないわけであります。決して強制ではなくして、こうした姿勢をしっかりと支援していくこと、こうした指導が大切だと思っております。 そし...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今回の措置は、もちろん出席停止を受ける子供の学ぶ権利もしっかりと尊重しなければいけないわけですが、その趣旨としましては、他の大勢の生徒の学ぶ権利、これを守るということがあるわけであります。そして、こうした措置を講じてさまざまな支援をしていくわけですが、最終...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 隔離の論理、排除の論理、そういったものが好ましくない結果になるという認識は持っております。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) この間、評価の対象になるとお答えをいたしました。ボランティア活動というものについて、例えば公共性というものに着目して、社会の一員として自覚を持ち責任を持って役割を果たしたか、そうした意欲や態度が身についたか、こういった観点に照らして積極的に評価するというこ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) ですから、こうした社会において社会の一員として役割を果たす、そういった意欲や態度が身についたか、そういったことはアルミ缶を集めるというような活動を通じてもいろいろと考えられると思います。 具体的にどういった活動をするかは学校のさまざまな工夫に任されると...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今回の学校教育法の改正は、児童生徒の社会性や豊かな人間性をはぐくむ観点から、小中高等学校等において社会奉仕体験活動あるいは自然体験活動等の体験活動の充実に努め、それらの活動の促進を図ることを目的とするわけであります。ですから、こうした体験活動はそれぞれの地...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、先生おっしゃったように、まずこれは義務づけではないわけですし、学校教育の中でこうした体験学習を通じて子供たち、児童生徒がこうした体験をし、感激をし、そして自分の将来をまた考える上で大きな財産になる、こうした大きな成果につながることが期待されなければいけ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生おっしゃるように、さまざまな地域の事情ですとか自発性、こうしたものをしっかりと尊重してやること、これがこの法律の趣旨だと思っています。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 手続において慎重を期さなければいけない、これは先生がおっしゃったとおりであります。そして、こうした制度を実施するに当たりまして、先般も先生の方から政策評価の話もございました。絶えずこうした検証をしていかなければいけない、これはおっしゃるとおりだと思います。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 具体的な形はともかくといたしまして、先生の御指摘の問題意識は大変重要な点だと思います。そんな問題意識を持って議論をしていくこと、これはぜひ文部科学省においても進めていきたいと考えます。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、先生の方から、いじめですとか不登校ですとか御指摘をいただきました。 こうしたさまざまな問題行動ですが、その原因、背景につきましては実にさまざまであります。家庭、学校あるいは地域のあり方、さらに少子化、核家族化、都市化に伴う人間関係の希薄さ、そんない...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 確かに現代社会は人々の価値観も多様化しておりますし、世の中もドッグイヤーと言われるような物すごいスピードで変化しております。こうしたさまざまな動きの中で教育あるいは教育行政というものがどうあるべきなのかということを考えますと、これは絶えず点検をしていかなけ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生の方から今三法案、行き過ぎた平等主義による教育の画一化ではないか、あるいは押しつけではないか、そういった御意見をいただきました。 しかし、この教育改革三法案、例えば社会奉仕体験活動にしましても、先ほど来再々申し上げているように、これは実施するに当た...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、局長から説明させていただきましたように、法制的には二十六条に基づきまして出席停止に関しても教育委員会規則の明確な根拠を設け、校長に対し権限の委任を行うことは可能であります。 しかしながら、今回の法改正により、出席停止の手続について、新たに保護者から...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、家庭教育というものはすべての教育の出発点であります。基本的倫理観ですとか社会的マナー、あるいは自制心、自立心などを育成する上で重要な役割を果たすものであります。 しかしながら、今、先生から御指摘がありましたように、近年、核家族化ですとか少子化等に...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 最近、子育て中の親を支援する子育てサークルの活動が活発になっておりまして、今後、こうした関係者が気軽に集える場として公民館等を提供するなどの支援をしたり、あるいはこうした方々に社会教育行政の場で活躍していただくことは大変重要だと考えております。しかしながら...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) まず、一点目の幼稚園と保育所との連携のお話でありますが、幼稚園と保育所は異なる目的、役割を持つ施設であるわけですが、両施設とも就学前の幼児を対象としていることから、文部省と厚生労働省の両施設の連携を強化するように努力しなければいけない、これは御指摘のとおり...全文を見る | ||
10月25日 | 第153回国会 参議院 文教科学委員会 第1号 議事録を見る | ○副大臣(岸田文雄君) おはようございます。文部科学副大臣岸田文雄でございます。 私は、聖域なき構造改革に取り組む小泉内閣の文部科学副大臣といたしまして、遠山大臣を補佐し、さきの通常国会におきましても、教育改革関連法案の成立など教育改革の推進を我が国の最重要課題と認識して努力...全文を見る |
10月30日 | 第153回国会 参議院 文教科学委員会 第2号 議事録を見る | ○副大臣(岸田文雄君) 先生御指摘いただきましたように、昨今の国際情勢あるいは社会情勢を考えますときに、このワールドカップの安全面での対策、従来のフーリガン対策に加えてテロ対策等、幅広く検討しなければいけない、こういった状況にあるということ、おっしゃるとおりだと思っております。そ...全文を見る |
○副大臣(岸田文雄君) 採択地区内の教育委員会は、法令によりまして、種目ごとに協議して同一の教科書を採択するということになっております。そして、協議につきましては、通常、採択地区協議会を設けて行われているわけですが、まず基本的にどのような方法で協議を行うかにつきましては採択地区内...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今御指摘をいただきました三重県を初め、広島県、東京都あるいは北海道において、慣行等によりまして適正な手続を経ずに勤務時間中に組合活動が行われていた実態がありまして、文部科学省としましてもこれらの教育委員会に対しまして是正を指導してきたところであります。 ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生のお話を聞いておりまして、本当にいろんなことを考えさせられました。 出るくいは打たれるということですが、それで打たれるのが嫌だといえば、おっしゃるように夢を持つことはできないでしょうし、夢のない社会になってしまうんだと思います。 今、日本の社会...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生御指摘いただきましたように、この事業、平成十三年度末をもって地対財特法が失効することに伴い、終了することとなっております。他の地域改善対策特定事業と同様に、その後は同和地区や同和関係者に対象を限定しない一般対策によって対応するということになっているわけ...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生御指摘されましたように、さまざまな社会経験を持つ社会人を教員として採用するということ、これは学校の活性化という意味で大変重要なことだとまず認識しております。 その中で、教員採用における年齢制限の話ですけれども、平成八年四月の局長通知によりまして、教...全文を見る | ||
10月31日 | 第153回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号 議事録を見る | ○岸田副大臣 先生御指摘の日韓首脳会談におきます合意の件ですけれども、ちょっと確認させていただきますならば、小泉総理と金大統領との間で、日韓の歴史に関し、この歴史に関しという部分がちょっとポイントでありまして、歴史に関しまして専門家による共同研究を行うことについて大まかな合意がな...全文を見る |
○岸田副大臣 今回の教科書採択につきましては、一部の地域で、教育委員会等の採択関係者に対して外部から組織的な働きかけが行われたとか、あるいは公正な採択に影響を与えかねないような事態が生じているという報告を受けているところであります。 そういった報告を受けて、毎年この採択に関し...全文を見る | ||
○岸田副大臣 私立学校に対する重要性の認識は、今大臣の方から申し上げたとおりであります。こうした認識のもとに私立助成の充実に努力をしてきたところでありますが、まず、国の財政支援につきましては、平成十三年度予算におきまして、私立大学等経常費補助金としまして三千百四十二億五千万円を、...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今先生御指摘のように、私立学校振興助成法第四条で、国は、私立大学等を設置する学校法人に対し、当該大学等における教育、研究に係る経常的経費について、その二分の一以内を補助することができるとされております。加えて、同法の成立時の附帯決議において、「できるだけ速やかに二分...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今の御指摘の点なんですが、兵庫県の中学校教諭の事件等を踏まえまして、さきの都道府県・指定都市教育委員会委員長・教育長会議において、児童生徒に対するわいせつ行為等を行った教員は原則として懲戒免職にする旨指導した次第であります。 この原則としてという部分でありますけ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今、先生御指摘の、まず教科書についてでありますけれども、教科書は、いろいろな読み方はできると思います。 御指摘の箇所の人工妊娠中絶の記述ですが、これは教科書の中で、母性の健康と生命の誕生についての記述の中で、要は、経済的、精神的、健康的な理由などから妊娠しないこ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 済みません、大臣からお答えする前に、ちょっと事実関係だけ確認の上で申し上げさせていただきますが、先生御指摘のように、まず、育英事業というもの、人材育成そして教育の機会均等という意味から大変重要な意義があるわけであります。 その中で、御指摘の地対財特法が失効する、...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先ほど御説明させていただきましたように、この地対財特法の失効によりまして、従来の特別対策ではなくして一般対策に移行するわけであります。 その移行に伴いまして、今先生が御指摘されましたような点が心配されるということでありますが、こうした先ほど申し上げましたような移...全文を見る | ||
○岸田副大臣 今の先生御指摘されましたこの調査研究協力者会議、この最終報告、ことしの一月に提言されたわけであります。 文部科学省としては、この最終報告の提言を踏まえて、現在、教育委員会ですとか、学校関係者ですとか、さまざまな関係団体、こうした意見を聞きながらその具体的な制度改...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生御指摘のように、最終報告で、今後、障害のある者と障害のない者が同じ社会に生きる人間としてともに助け合って生きることが大切であり、このような考え方のもとに、障害のある児童生徒が地域社会の一員として人々と交流し、主体的に社会参加するために、生涯にわたり自立を支援して...全文を見る | ||
○岸田副大臣 近年、ノーマライゼーションの理念の普及によって、世界各国で障害者の自立と社会参加を目指す取り組みが進められております。障害のある子供に対する教育について、国連とかあるいはユネスコとか、こういった場において統合教育の考え方が提唱されていること、このことは十分承知してお...全文を見る | ||
○岸田副大臣 基本的な考え方は、先ほど申し上げたとおりであります。 やはり障害を持っておられる方、具体的なケースは本当にさまざまだと思います。皆さんそれぞれいろいろなケースを抱えておられるというふうに思います。そうした教育的なニーズを、それぞれ皆さん、いろいろなニーズを持って...全文を見る | ||
○岸田副大臣 盲、聾、養護学校に本来の基準に基づくならば就学すべき障害の程度に該当すると考えられる障害のある児童生徒が、市町村教育委員会の判断でその小中学校に受け入れられている事例があるということ、これは当然のことながら承知しております。 今回の制度改正、ノーマライゼーション...全文を見る | ||
○岸田副大臣 二段階であります。 まず、国においては、医学、科学技術等の進展を踏まえながら現実をしっかり見据えて、障害のある児童生徒が最も適切な教育を受けることができるように、その能力を最大限に伸ばし、自立できるように政令で就学基準を規定する。 そして、各教育委員会におい...全文を見る | ||
○岸田副大臣 障害のある児童生徒の就学すべき学校の決定に当たっては、法令に定める基準に従い、教育委員会が行うということになっているわけであります。 文部科学省としては、これまでも、保護者の皆さんの意見もそして考えもしっかり聞いた上で、その適切な指導を行うようにということを考え...全文を見る | ||
○岸田副大臣 済みません、内容ですので、私の方から御説明させていただきます。 具体的な仕組みの詳細については、目下関係の審議会等の有識者により検討中でありますが、例えば、この教育研究活動実績の具体的な評価の視点として、論文の被引用数あるいはインパクトの度合い、競争的資金等の獲...全文を見る | ||
○岸田副大臣 この審査委員会の公正性、公平性については、もちろんその人選も重要なポイントでありますが、やはりこの審査あるいは評価の基準、さらには審査結果を公表する、こういった面での透明性も大変重要なポイントだと思っております。 その各要素が相まって、社会から、そして国民から認...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先ほど来御議論いただいております大学構造改革、そしてトップ三十の議論がありますが、先ほど大臣から申し上げましたように、限られた資源を最大限どう活用していくかという発想のもとに再編統合の議論があったり、またトップ三十もある面ではそういった発想も大きなポイントだというふ...全文を見る | ||
○岸田副大臣 先生からの御指摘、私立大学教育研究高度化推進特別補助という名称で今平成十四年度の概算要求において要求している部分の御指摘だと存じます。 この部分、三百九十三億円の金額を、すぐれた教育研究を実践する卓越した大学院への支援ですとか、あるいは先端的、先導的研究を初めと...全文を見る | ||
○岸田副大臣 具体的な、済みません…… | ||
○岸田副大臣 教育現場でどのように教えるかという御質問だったので、ちょっと基本的な考え方だけ申し上げて、後ほど足りなければ大臣でお願いしたいと存じます。 申し上げたかったのは、基本的な考え方として、社会的な事象をどのように児童生徒に指導するかということについては、やはり各学校...全文を見る | ||
11月19日 | 第153回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第2号 議事録を見る | ○副大臣(岸田文雄君) 文部科学副大臣、岸田でございます。 私から文部科学省におきます児童虐待への対応について御説明をさせていただきたいと存じます。お手元に資料をお配りさせていただいておりますので、資料に基づいて御説明をさせていただきます。 資料の一ページ目、大きな一番で...全文を見る |
○副大臣(岸田文雄君) それでは手短に。 先生御指摘のように、児童が十二分に自分の気持ちやその状況を言葉にあらわすことができないというケースが随分あると思います。だからこそ、学校においては担任ですとか養護教諭が、子供たちの表情とか態度とか、それから不自然な傷とか身体的なサイン...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生御指摘の事件でありますけれども、埼玉県内で中学生、女子生徒二人が飛びおり自殺をしたこの事件ですが、埼玉県教育委員会からの報告によりますと、自殺した二人の生徒、ともに一年生のころから欠席が目立つようになり、今、先生御指摘のように、二年生のときから継続的に...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 教師の体罰につきましては、まずもって学校教育法で禁止されておりますし、現実の教育の場においても体罰というものを厳に慎む、禁止する、これはしっかりと守っていかなければいけないことだと認識しております。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生、虐待を受ける子供に対する教育ということ、要は子供が自分で自分の身を守る教育、そのことを御指摘だと思うんですが、これは大変重要な教育だと思っております。 例えばアメリカで生まれたCAPプログラムというのがあります。ディスカッションとかそれからロール...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 憲法十四条と共生社会の関係につきまして御質問をいただきました。 共生社会というものに対する認識、重要性、先生のお話伺いまして、大変同感をいたします。ただ、この共生社会の範囲あるいはそのための努力、大変広範囲にわたるものでありますので、当然のことながら憲...全文を見る | ||
11月20日 | 第153回国会 参議院 文教科学委員会 第3号 議事録を見る | ○副大臣(岸田文雄君) 今、先生御指摘になられましたように、スポーツ振興くじ収益による助成につきましては、十一月に文部科学省においてその基本方針を定めたところであります。そして、現在、日本体育・学校健康センターにおいて助成を具体的に実施するために必要な交付要綱等の作成に取り組んで...全文を見る |
○副大臣(岸田文雄君) 今、先生お話がありましたように、二〇〇二年ワールドカップサッカー大会におきましては、その安全対策一つとりましても、従来のフーリガン対策に加えてテロ対策を加えなければいけない等充実が求められるとか、あるいはその運送体制につきましてもさらなる充実が求められると...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 来年度から完全学校週五日制を実施することによりまして、標準授業時数、週当たり二時間減ることになるわけであります。その中にあって、重要な課題としましては、基礎、基本の確実な定着、そして個性や能力の伸長、この二つの課題をしっかりと解決していかなければいけないと...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 我が国の学校教育におきます私立の小中学校でありますが、今、先生御指摘されましたように、学校数や児童生徒数の全体に占める割合は少ないわけでありますが、建学の精神に基づいた特色ある教育を推進すること等によりまして、国民の多様なニーズにこたえ、教育改革をリードす...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 幾つか御指摘がありましたが、まず教頭への民間人の採用の件なんですが、校長のみならず校長を補佐する教頭にもすぐれた人材を確保すること、大変重要だと思っております。そうした認識から、昨年、教頭の資格要件を緩和し、教員免許状がなくても一定の要件を満たせば教頭にな...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 今、先生御指摘されましたさまざまな児童生徒の問題行動でありますが、今例に挙げられました不登校児童生徒数十三万四千人という数字、数字の上では一・数%というお話でございましたが、この十三万四千人という数字自体が過去最高の数字でありますから、これはもう大変憂慮す...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 済みません、先生、確認なんですが、前回の定数改善計画の成果という御質問だったでしょうか。 | ||
○副大臣(岸田文雄君) ですから、その学級規模に関しては、一律に引き下げるのではなくして、先生御指摘されましたチームティーチングですとか少人数指導、こういったことを行うことによってめり張りのきいた、あるいは目配りの行き届いた、こうした教育を実現しなければいけない、そういったこと、...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 先生御指摘のように、さきの通常国会におきまして法律改正を行ったわけであります。児童生徒の実態を考慮して、特に必要があると認める場合には都道府県教育委員会の判断により、国の定める標準より少ない数により基準を定めることを可能にしたわけであります。そして、実際に...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 御指摘のカラチの日本人学校につきましては、現状、その児童生徒十三名のうち十一名が今帰国しております。また、イスラマバードの日本人学校につきましては児童生徒二十五名のうち二十三名が今帰国しておりまして、その帰国した児童生徒については、住所地の学校へ一時的に体...全文を見る | ||
○副大臣(岸田文雄君) 読書活動を推進する意義につきましては、先ほど先生御自身がいろいろと挙げてくださいました。本当にそれぞれごもっともだと思います。創造力や考える習慣を身につけ、豊かな感性や情操そして思いやりの心をはぐくむ上で大切な営みでありますし、学校、家庭、地域を通じてその...全文を見る | ||
11月26日 | 第153回国会 参議院 行政監視委員会 第4号 議事録を見る | ○副大臣(岸田文雄君) 先生から御指摘いただきました幼稚園と保育所の問題ですが、先生十分御案内だと存じますが、まず基本的な原則におきましては、幼稚園というものは学校教育法に基づく学校教育施設であり、保育所の方は児童福祉法に基づく児童福祉施設であり、この性格、目的を異にするというこ...全文を見る |