岸田文雄

きしだふみお

小選挙区(広島県第一区)選出
自由民主党
当選回数10回

岸田文雄の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月17日第208回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、我が国は、オミクロン株の感染急拡大に直面しています。  まず、新型コロナに感染し、苦しんでおられる方々にお見舞いを申し上げます。  また、長期にわたり新型コロナとの闘いに御協力いただいている国民の皆さんに心から感謝申し上げます。  そして、...全文を見る
01月17日第208回国会 参議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、我が国は、オミクロン株の感染急拡大に直面しています。  まず、新型コロナに感染し、苦しんでおられる方々にお見舞いを申し上げます。  また、長期にわたり新型コロナとの闘いに御協力いただいている国民の皆さんに、心から感謝申し上げます。  そして...全文を見る
01月19日第208回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 泉健太議員からの御質問にお答えいたします。  新型コロナ対策についてお尋ねがありました。  蔓延防止等重点措置や緊急事態宣言について、オミクロン株に対しても、専門家の意見を踏まえ、現在の医療体制の逼迫度に重点を置いたレベル分類を踏まえた総合的判断...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 梶山弘志議員の御質問にお答えいたします。  新型コロナ対策についてお尋ねがありました。  これまで、G7で最も厳しい水準の水際対策により、海外からのオミクロン株流入を最小限に抑え、国内感染の増加に備える時間を確保することができました。世界の新規感...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 小川淳也議員の御質問にお答えいたします。  まず冒頭、トンガ沖海底噴火に伴う政府の対応についてお尋ねがありました。  十五日に発生したトンガ付近の大規模噴火に伴い、日本各地で潮位変化が観測されました。この変化は地震に伴う津波とは異なるメカニズムで...全文を見る
01月20日第208回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 馬場伸幸議員からの御質問にお答えいたします。  新型コロナ対策についてお尋ねがありました。  新型コロナへの対応については、これまでも、科学的な知見やエビデンスを重視し、その時点その時点の分科会の意見を踏まえた基本的対処方針に基づき、対策を講じて...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 石井啓一議員の御質問にお答えいたします。  オミクロン株の特性を踏まえた対応や経口薬の確保についてお尋ねがありました。  濃厚接触者の待機期間については、オミクロン株に関する科学的知見に基づき原則十日とした上で、地域における社会機能の維持のために...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 玉木雄一郎議員からの御質問にお答えいたします。  子育て世帯への給付についてお尋ねがありました。  子育て世帯への給付については、迅速に支給するため、児童手当の仕組みを活用しており、所得制限を設けた場合でも、給付を行う必要の高い子育て世帯に対して...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 志位和夫議員の御質問にお答えいたします。  ワクチンの三回目接種についてお尋ねがありました。  二回目の接種完了から三回目の接種までの接種間隔については、ワクチンの予防効果に加え、自治体の準備期間やワクチンの供給力など、厚生労働省の審議会での委員...全文を見る
01月20日第208回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 水岡俊一議員の御質問にお答えいたします。  今国会の召集日についてお尋ねがありました。  今国会の召集日については、国会法の規定を踏まえ、予算編成作業など諸要素を総合的に勘案し、一月十七日に決定したところです。その上で、施政方針演説において、二十...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 松山政司議員の御質問にお答えいたします。  オミクロン株の対策についてお尋ねがありました。  オミクロン株については、専門家から、感染力が高い一方、感染者の多くは軽症、無症状であり、重症化率は低い可能性が高い、また、高齢者等で急速に感染が広がると...全文を見る
01月21日第208回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 山口那津男議員の御質問にお答えいたします。  予防、検査、早期治療のための体制強化についてお尋ねがありました。  ワクチンについては、必要なワクチンの更なる確保に努めつつ、高齢者への接種を加速するとともに、高齢者以外の一般の方五千五百万人について...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 舟山康江議員の御質問にお答えいたします。  オミクロン株の特性についてまずお尋ねがありました。  オミクロン株については、厚生労働省の専門家組織から、感染力が高いが、感染者の多くは軽症、無症状であり、重症化率は低い可能性が高い、他方で、高齢者等で...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 浅田均議員の御質問にお答えいたします。  オミクロン株の対策についてお尋ねがありました。  検査については、これまで、症状の有無にかかわらず、必要な方が確実に検査を受けられるよう、検査の充実を図るとともに、オミクロン株の感染が拡大する中で、感染不...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 小池晃議員の御質問にお答えいたします。  中小事業者への支援についてお尋ねがありました。  足下でも、政府系金融機関による実質無利子、無担保融資や事業再構築補助金など、中小事業者のための各種施策を実施し、事業継続を支援しております。  また、事...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 福島みずほ議員の御質問にお答えいたします。  NPO等の現場についてお尋ねがありました。  長引くコロナ禍により、貧困を抱える世帯の生活が厳しくなるとともに、孤独・孤立の問題が深刻な社会問題となる中、困難を抱える方々と行政の橋渡しをするNPOへの...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 宇都隆史議員の御質問にお答えいたします。  新型コロナの感染症法上の位置付けについてお尋ねがありました。  御指摘の五類感染症は、感染力及び罹患した場合の重篤性に基づく総合的な観点から危険性が高くない等の要件に該当する感染症が指定されており、仮に...全文を見る
01月24日第208回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○岸田内閣総理大臣 御指摘の令和三年四月二十七日に閣議決定された答弁書に示された政府の立場、これは岸田内閣においても変わっておりません。
○岸田内閣総理大臣 歴史認識に係る問題については、私の内閣においても重視をしております。政府としては、国際社会において客観的事実に基づく正しい歴史認識が形成され、我が国の基本的立場やこれまでの取組に対して正当な評価を受けることを強く求め、いわれなき中傷には毅然と対応してまいります...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、委員御指摘のように、デジタル化が進む中で、使用電力量が増大する、その電力を賄うためには、グリーンという観点、もちろん大事ですが、あわせて、安定供給と、そして価格、コスト、これらもしっかり勘案していかなければいけない、そのためにも多様なエネルギー源が求めら...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の経済安全保障は、待ったなしの課題であり、新しい資本主義といった経済政策においても重要な柱であると認識をしております。  そして、継続的な予算措置、これは重要であります。例えば、五千億円規模に向けた基金を設けて、未来にとって不可欠な分野における研究開発...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 国民の皆さん一人一人が安心で充実した生活を送ることができるよう、御指摘のように、学校や地域社会など様々な場において社会制度の理解を深めていただくこと、これは重要なことだと考えます。  このため、学校においては、子供の発達段階に応じて、公的サービスの在り方を学...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、オミクロン株につきましては、厚生労働省の専門家組織から、感染力が高い一方、感染者の多くは軽症、無症状であり、重症化率は低い可能性が高い、ただし、高齢者等で急速に感染が広がると重症者が発生する割合が高くなるおそれがあるといった分析が報告されており、政府とし...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 子育て世帯への給付は、新型コロナが長期化し、その影響が様々な人々に及ぶ中、子供たちを支援する観点から、ゼロ歳から高校三年生までの子供たちを対象に給付するものです。迅速に支給するため、児童手当の仕組みを活用し、昨年のうちに九九%、ほぼ全ての市区町村で支給が開始さ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、我が国においては、一九九〇年代のバブル崩壊以降、低い経済成長と長引くデフレによって停滞の時代を経験しました。企業は投資や賃金を抑制し、消費者も将来への不安から消費を減らさざるを得ず、結果として需要が低迷しました。そして、デフレが加速し、競争力も低下する、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、格差ですとか気候変動、さらには中間層の衰退による健全な民主主義の危機など、資本主義経済の弊害、これは我が国だけではなくしてグローバルに顕著になってきた、これが現代であると思っています。  新しい資本主義は、これらの問題解決を市場や競争に全てを...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 デジタル田園都市国家構想は、高齢化あるいは過疎化など社会課題に直面する地方にこそ新しいデジタル技術を活用するニーズがあるということに鑑み、デジタル技術の活用によって、地域の個性を生かしながら地方の課題を解決し、地方から全国へとボトムアップの成長を実現していきた...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先日公表された中長期試算においては、現時点で二〇二五年度のプライマリーバランスの黒字化の目標年度の変更が求められる状況にはない、こうしたことを確認したところです。  財政は国の信頼の礎であり、中長期的な財政の持続可能性への信頼、信認が失われないよう、しっかり...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、委員御指摘のように、我が国周辺においては、相当数の弾道ミサイルが開発、そして配備されています。これは、一たび発射されたならば、極めて短時間で我が国に到達し、国民の生命財産に甚大な被害を与えるおそれがあります。  その上で、極超音速滑空兵器、変則軌道で飛...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先日行った日米首脳テレビ会談において、今年前半にバイデン大統領の訪日を得て、いわゆるクアッド、日米豪印の首脳会談を行うということについて合意をいたしました。  こういった日程をにらみながら日米でしっかりとこの議論を行っていきたいと思いますが、首脳会談における...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 ただいま国交大臣それから国家公安委員長からありましたように、今、現行の法制の下で、警察機関と自衛隊の連携、これをしっかり充実させようということで取組を進めております。  そして、今後の取組については、法整備が必要という声もあります。その中で、各機関の連携を充...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、地方自治体の首長の選挙の結果について政府の立場から見解を述べることは控えたいと思いますが、一般論として申し上げれば、地方自治体の首長選挙は住民の方々にとって身近な事柄が争点になると認識をしております。  その中で、二つの市長選挙、特に渡具知名護市長は、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、先ほど委員から説明がありましたように、この二重計上の問題が生じていたわけですが、この点について、国土交通省においては、令和三年四月分から集計方法を改め、令和二年一月分からは新たな方法に基づく数字を公表していた。  昨年の臨時国会での私の答弁は、その時点...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今回の国土交通省の検証委員会等の報告を受け、直ちに関係大臣に対し、再発防止に取り組むよう改めて指示を行いました。  さらに、統計委員会において、国土交通省の検証委員会報告を精査し、統計作成上の問題点や課題を抽出し、各府省の基幹統計について集計プロセスを点検す...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 私自身、総理に就任してから、デルタ株を超える強力な変異株が現れる、そうした最悪の事態を想定して、慎重の上にも慎重を期して、政府を挙げて取り組んできました。  これまで、G7の中でも最も厳しい水準の水際対策により、海外からオミクロン株流入を最小限に抑え、国内感...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、新型コロナへの対応は、政権の最優先課題であり、最悪の事態を想定して、政権を挙げて、政府を挙げて取り組んできたところです。オミクロン株については、まだ未知のことも多く、全てを見通した上で判断を行えるというわけではありませんが、専門家の意見を伺いながら、過度...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 重症化率が低いと言われているオミクロン株への対応において、専門家からも、軽症の自宅療養者の増加に対応した医療体制の確保が重要であるという指摘をいただいております。  政府としても、在宅、宿泊療養に対する地域の医療機関を、全国一・六万、全体像の計画の更に三割上...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 小学校の臨時休校等により仕事を休まざるを得なくなった保護者を支援するための小学校休業等対応助成金については、政府としても、保護者の方が必要な休暇を取得できるよう、是非、事業主の方に活用していただきたいと考えています。  今般、学校現場等に対して保護者への周知...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、新型コロナの危機を乗り越え、経済をしっかり立て直す、そして財政健全化に向けて取り組んでいく、これが私の経済財政運営の基本であります。  まずは、新型コロナとの戦いに打ちかち、経済を再生させるために、危機に対する必要な財政支出、ちゅうちょなく行い、万全を...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 政府としましては、誰もが納得した待遇の下で、一人一人の希望に応じて、多様で柔軟な働き方を選択できる社会、これを実現していくことが重要であると考えます。  同一労働同一賃金については、労働局による助言指導等により、法の履行確保、これを図るとともに、事業主向けの...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の男女間賃金格差は、適正な分配がなされていないことの表れの一つとも言えます。私が掲げる新しい資本主義を全員参加で進めていく上でも、この縮小を図ることは極めて重要であると考えます。  男女間賃金格差は、縮小傾向にはありますが、依然として大きく、主な要因と...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 マイナンバーカードは、対面に加え、オンラインでも確実な本人確認ができる最高位の身分証であり、デジタル社会の安全、安心のためのパスポートでもあります。その利便性を改善していくことにより普及を進めてまいります。  例えば、昨年十月より健康保険証としての利用の本格...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 ミサイル開発、そして経済状況、そして拉致問題、三点、御質問いただきました。  北朝鮮による核・ミサイル開発、これは断じて容認することはできません。そして、こうした行動は、我が国と地域の平和と安全を脅かすものであり、国際社会全体にとって深刻な課題です。  そ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 成長と分配の好循環の流れを加速化させていくための鍵、これは日本の未来を担う子育て、若者世代であることから、子供たち一人一人の個性や能力を最大限伸ばすことができるような教育環境の整備、これが必要であると考えます。  このため、一人一台の端末や高速通信ネットワー...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 国難と呼ぶべき現在の状況の中において、人々の心を癒やし、勇気づける文化芸術の力、これは必要であり、その灯は絶対に絶やしてはならないと考えます。  今委員の方から、日本の国と海外の違いについて御指摘がありました。そういったことにも思いを巡らせながら政府としても...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 詳細が必要であれば担当大臣からお答えさせますが、基本的なところをまず私から申し上げさせていただきます。  おっしゃるように、十万円の給付については、迅速な支給を心がけなければいけないということで、児童手当の仕組みを使って支給を行い、昨年中に九九%の市区町村に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の給付金については、児童手当の仕組みを使って迅速な支給に心がけたということで、この取組を進めました。御指摘のように、その仕組みにおいて該当しない方がおられる、これはそのとおりだと思います。  ただ、この仕組みにおいても、児童手当の仕掛けを使うことにおい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 だからこそ、施策をしっかり用意をし、メニューを用意することが大事だということを申し上げています。様々な施策を重層的に施行することによって、できるだけ幅広く、多くの方々に恩恵を届けていく、こういった姿勢が大事である。トータルで国民のできるだけ幅広い方々にしっかり...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、御指摘の総務省所管一般会計歳出予算各目明細書の積算内訳に誤りがあったこと、これは大変遺憾なことであり、まず心からおわびを申し上げます。  総務大臣に対して再発を防止するための取組を行うように指示を行ったところであり、今後このようなことが起こらないよう、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 憲法については、本会議の代表質問において、度々多くの方々から御質問いただきました。  基本的なお答えとして、内容あるいは国会での議論の進め方について私の立場から具体的に申し上げるのは控えさせていただきますということを申し上げた上で、しかし、憲法は国民のもので...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今の御質問で、最初、飲食店に対しての対応について御質問がありました。  様々な議論があるとは承知していますが、ただ、政府の専門家の意見の中には、やはりマスクを外して大声で飲食するようなリスクの高い場面はできるだけ避けることが望ましい、人数制限も行うことは考え...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今が忙しいからできませんということは私は申し上げません。  今、昨年から最悪の事態を想定してということで体制を整え、オミクロン株の存在が注目を集めてから、それに向けてもしっかり準備を進めてきました。今の法律の中で何ができるのか、これを追求してきました。  ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今申し上げているのは、我々政府の対応であります。政府としては、今言った考え方に基づいて、オミクロン株についても科学的知見、随分集まってきましたが、まだ十分分かっていない部分がある、その中で今対策を進めています。そういった中で、現実、何が足りないのか、これを十分...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 私が総裁選挙等で申し上げてきた健康危機管理庁、これは、おっしゃる司令塔機能を担った組織ということを念頭に申し上げてきました。  そういった体制づくりについても、今、コロナとの戦いの中で、しっかりと現状を把握した上で、このありようについて考えていかなければなら...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、御質問の最初にあった、成長と分配の好循環は今までもあった言葉ではないか、これはそのとおりであります。  その上で何が違うかというのであるならば、これは、今の資本主義において様々な課題として浮かび上がってきた気候変動とか格差とか、あるいはデジタル化の遅れ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 申し上げているのは、成長も分配もということでありまして、要は、分配だけということになれば、これは当然、その分配の原資、これを考えていかなければいけないわけであります。そのまますぐ増税ということにはいかないわけであります。だからこそ、成長あってこその分配だと思っ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、日米地位協定と米国が他の国と結んでいる協定との違いについては、各国の駐留の在り方とか、実際の運用ですとか、さらには安全保障環境等の背景、こういった全体像で判断する必要があります。  その中で、今回の検疫ということについても、英国や韓国など、米軍基地から...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 我が国をめぐる安全保障環境、大変な厳しさを示しています。ミサイルの技術についても、極超音速滑空兵器ですとか変則軌道ミサイルですとか、日々技術が向上している。この中で、我が国の国民の命や暮らし、しっかり守れるのかどうか、こういった議論を行っています。  まずは...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の昭和三十一年の政府答弁ですが、その後、我が国においては、安倍政権時代に平和安全法制の議論を行い、そして、昭和四十七年の政府見解に現状を当てはめる形で、新しい武力行使の三要件を確認をいたしました。我が国の武力の行使については、その原則に基づいて対応すべき...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 日米の役割分担は変えることはないということを申し上げております。我が国として、専守防衛を始め、基本的な安全保障の姿勢はこれからも大事にしていかなければならないと思っています。
○岸田内閣総理大臣 大変遺憾なことであり、資料の誤り、あるいは発言の誤り、こうしたことについては心からおわびを申し上げます。
○岸田内閣総理大臣 御指摘の点については、国土交通省の統計において合算計上が行われ、二重計上が行われていた、この点について国土交通省において令和三年四月分から集計方法を改め、令和二年一月分から新たな方法に基づく数字を公表していた、その時点での調査で明らかになっていたこういった事実...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 私の発言、修正、改善という言葉について疑念があるという御指摘がありました。だからこそ、今、御説明を申し上げた次第であります。私の発言の趣旨は今申し上げたとおりであります。  しかし、それに加えて様々な不適切な対応があった、このことは深刻に受け止めて、信頼回復...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、私自身、最悪の事態を想定して、慎重の上にも慎重を期して対応をしてきました。G7で最も厳しい水際対策を用意し、そして感染を最小限に抑え、時間を確保することによって、国内の医療体制をしっかりと用意をし、そして予防、検査、早期治療の流れをしっかり強化...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 従来から申し上げていますが、昨年の段階から、デルタ株を超える新たな変異株の出現によって感染が拡大するという事態を想定して、様々な対応を行ってきました。今回のオミクロン株、少なくとも新規感染者の数ということにおいては、デルタ株を超える大きな感染者の数を示していま...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 ただいま厚労大臣からありましたように、我が国は、各国よりワクチン接種の開始、一回目と二回目ですが、これが遅れたために、三回目もこれから本格化すると考えております。  さっき、これも答弁の中にありましたが、現時点で、全国の八四%の自治体が、二月末までに対象とな...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 軽症者が多いと言われているオミクロン株への対応ですので、専門家の皆様方の御指摘の中においても、自宅療養が重要であるという御指摘がありました。  自宅療養に備えての対応をしっかり考えなければいけないということで、昨年十一月の全体像の計画との比較においても、三割...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 いずれにせよ、日本側からの強い申入れに基づいて、現在、日本に入国する全ての在日米軍関係者の出国前七十二時間以内の検査、入国後二十四時間以内の検査及び入国後五日以降の検査、計三段階の検査を実施しているということは報告を受けています。  ただ、委員の御質問は、そ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 オミクロン株への対応については、様々なお立場の方から、私の方にも直接いろいろな御意見を承っております。  水際対策についても、それぞれのお立場によって、より厳しくしてもらいたいという意見もあれば、より緩和して、世界への窓を広げてもらいたい等の意見もあります。...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 昨年の十一月明らかにさせていただいた全体像という計画の中においても、昨年の夏の段階と比べて二倍の感染力あるいは三倍の感染力、こうした形で感染が広がったとしてどう対応するのか、こうした計画を作らせていただきました。  そういった体制の中で、病床の逼迫等について...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほど言いましたように、昨年の夏と比べて二倍、三倍、更にその上の状況が起こったとしても医療が逼迫しないように病床をどう確保するか、あるいは、何よりも、自宅療養において、去年、医療にアクセスできずに大変厳しい状況に陥ってしまった、この点をしっかり振り返って、自宅...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 政府としては、まずは目の前のリスクにしっかりと対応しなければいけないということで、今の法律の中でできること全てをやらなければいけないということで、準備を進めてきました。  病床についても、公的病院中心に病床の確保を進めながら、民間の皆さんとも書面をもって契約...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず最初に、先ほどの答弁の中で、臨時の医療施設、入院待機施設、去年の夏の四倍強となる三万四千と申し上げたようですが、三千四百、四倍強の三千四百でありました。訂正をいたします。  その上で、今の提案ですが、基本的な考え方は、政府としては、先ほど申し上げたように...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 尾身会長も、その後、発言については訂正をされたと承知をしています。結果としまして、オミクロンの特性を踏まえ、マイクをつけずに会話をするなど、リスクの高い場面での接触機会を減らすための人流制限に重点を置くということでありましたが、あわせて、地域の実情に応じた人流...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 基本的対処方針の中にも、従来から、三密の回避、それから換気、あるいは手の消毒と併せてマスクの重要性、これはもう記載しているところであります。  委員の御質問は素材の話でありますが、不織布マスクとウレタンマスクについて申し上げるなら、一般的に不織布マスクの方が...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 政府の統一的な見解を示す、これは重要なことであります。そして、そのためにも、基本的対処方針、これがありますので、この基本的対処方針の中に今言った点も含めてどう明らかにするのか、是非検討していきたいと思います。(長妻委員「じゃ、理事会で」と呼ぶ)
○岸田内閣総理大臣 今の非正規雇用の在り方についての御質問ですが、平成十五年の製造業への労働者派遣の解禁、これは、厳しい雇用環境の中にあって雇用の場の確保等を行う、これを目的として行われたものですので、この措置自体はこれは転換すべきではないと私は思っています。  非正規雇用の待...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 岩盤規制云々の御質問ではありますが、ちょっとその前後の文脈が分かりませんので、どういった意味でその発言が行われているか、そして、それをどうするかということについては、それが分からないとちょっとお答えするのは難しいと思っています。
○岸田内閣総理大臣 労働法制についてどう考えているかということでありますが、どういった課題において、どういった考え方に基づいて労働法制をどうするか、これは個別に丁寧に言わないと、一般論として労働法制についてどう考えるか、これにちょっと一概に答えることは難しいと考えます。
01月25日第208回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○岸田内閣総理大臣 まず、この資料の過ち、総務省に加えて、また三省の資料に過ちがあったということ、このことにつきましては、大変遺憾なことであり、改めて重ねておわびを申し上げなければならないと考えております。  そして、こうしたこと、気の緩みであるという御指摘、これは当然のことで...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 いい悪いということについて、どこで線を引くかということは難しいかとは思いますが、委員おっしゃるように、まず、今回の物価上昇は、原油を始めとする世界的な原材料費の高騰、ガソリンやエネルギーの価格高騰、こうしたものを背景としたものであると思います。ただ、資料で御指...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほど申し上げたように、物価上昇が行われているにもかかわらず、企業が価格転嫁を行うことができず、結果として収益が圧迫され、賃金が引き上がらない、こうした悪循環は脱しなければならない、こういったことだと思います。  そういったことから、今回、年末に策定した経済...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員御指摘のように、物価上昇を消費者価格に転嫁することが大事だということ、これはそのとおりだと思います。  ただ、消費者物価に転嫁するための環境を整備しなければいけない、こうした御質問の趣旨に関して言うならば、これは何といっても、社会全体の賃金の引上げ、所得...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、委員が御指摘になりました賃金・物価スライド、それからマクロ経済スライド、この仕組みにつきましては、やはり、将来世代の負担が過重にならないようにしながら長期的な給付と負担のバランスを確保する、あるいは現在の受給世代と将来の受給世代のバランスを図る、こういっ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 求償に関する法律的な解釈については、今財務大臣から申し上げたとおりであります。そうした法律的な解釈に基づいて、どうあるべきなのかを考えなければいけない。財務省の判断としては、今回は難しいという判断だと報告を受けております。
○岸田内閣総理大臣 証人喚問、国会でやるべきではないか、こういった御質問ですが、国会においてどういった対応をされるかということについては、国会、与野党において御議論される問題ではないかと認識をしております。
○岸田内閣総理大臣 まず、赤木さんがお亡くなりになったことについては、改めてお悔やみを申し上げ、御遺族の皆様方にお悔やみを申し上げる次第ですが、今回の件につきましては、これまでも、財務省において自らの非を認めた報告書が出され、会計検査院においても二度調査が行われ、そして、第三者で...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 オミクロン株については、科学的な見知がだんだん集まってきて、まず一つの特徴として、感染力が大変高いということが指摘をされています。それに対して、国立感染症研究所が示す基本的な予防策ですが、その予防策としては、従来同様、三密の回避、換気、マスクの着用、手洗い、こ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今、判断について御質問をいただきました。  まず、学校で感染が確認された場合においては、学校の設置者が臨時休業について適切に判断できるようガイドラインというものは設けて、その周知徹底を図っているというのが現実であります。  ただ、おっしゃるように、オンライ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の小学校休業等対応助成金については、新型コロナに関する対応として臨時休校等をした小学校等に通う子供や、新型コロナに感染した又は風邪症状があるなど新型コロナに感染したおそれのある、小学校等に通う子供の世話を行うことが必要となった保護者を支給対象とするもので...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 返還については、今、山際大臣の方から答弁させていただいたように、自治体とよく意思疎通を図って、どうあるべきなのかを考えていきたいと思います。そして、全体を考えた場合に、できるだけ早くお困りの方に給付を届けるという観点から、制度の詳細、これからしっかり詰めていき...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 子供政策については、安定財源を確保しながら、保育の受皿整備ですとか、幼児教育、保育の無償化など、様々な施策を進めてきましたが、令和四年度予算においても、不妊治療の保険適用の開始ですとか、新子育て安心プランに基づく保育の受皿整備、こういったものに取り組んでいく次...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今の子供政策の予算については、社会全体の負担の在り方を含め幅広く検討し、安定財源を確保するということを申し上げました。  子供政策に関する予算は、今後はこども家庭庁の下で、子供の視線に立って、体系的に取りまとめていきたいと考えています。その際に、期限とか規模...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今の財務大臣の答弁は、目的や趣旨や事業内容が過去の事業と類似するもの、あるいは同じ表現のものもあったかもしれないけれども、しかし、一回一回、予算において、目的や必要性、これを精査した結果、予算を積み上げて、そして予算をお願いしたということを説明したんだと思いま...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員御指摘のように、あらゆる国、地域においてワクチンへの公平なアクセスの確保がされる、これは大変重要なことであり、国際協調を進めつつ、我が国としましても支援を行っていかなければならないと思います。  具体的には、財政支援ということでいうならば、昨年六月にワク...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、濃厚接触者の待機期間の問題、これは、感染を防ぐという観点と、そして社会経済を回すという観点と、このバランスという議論の中で大変重要な論点となっていると承知をしています。  現状は委員御指摘のように原則十日でありますが、社会機能の維持のために、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員の問題意識、社会経済活動を回していくために、濃厚接触者の待機期間、これを短くしていくことを考えるべきだ、これは私も同感です。  ただ、これは、何の根拠もなしに短くするということは申し上げるわけにはいかない。先ほど言いましたルールにつきましても、科学的な知...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員の方から、検討する、検討するばかりではないかとおっしゃいましたが、これは、先ほど申し上げました原則の期間についても、当初十四日だったものを十日に短縮する、あるいは社会機能維持者についても、どこまで短縮できるのかということで、検査と組み合わせる形で七日、六日...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 放置するのかという質問に対しては、放置はいたしません。
○岸田内閣総理大臣 放置しない、ですから、検討すると申し上げております。
○岸田内閣総理大臣 当然、結論を出すために検討するわけであります。
○岸田内閣総理大臣 方向性は、短縮の方向で検討すると再三申し上げております。その方向で検討いたします。  そして、それは、先ほど厚労大臣からもありましたように、一定のリスクは伴うものだという中で、どこまで国民の皆さんの安心という観点からいって適切なのか、これを政府として、政治と...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 オミクロン株、これは自然との戦いでありますし、国民の命、安全が懸かった問題です。期限を区切ってと申し上げることは控えなければならないと思っております。
○岸田内閣総理大臣 正確には確認をさせますが、先週指示を出したと記憶をしております。
○岸田内閣総理大臣 在庫四百六十万回分、これは最近の出荷量と比べますと三週間分に相当すると承知しております。
○岸田内閣総理大臣 おっしゃるように、現実においては目詰まり等が生じているケースがあるということは承知をしております。  しかし、総量ということを考えた場合に、四百六十万回分、三週間分をまず今確保した上で、メーカーに対する生産につきましても、一日五十万回分だったものを八十万回に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 日本においては、一回目と二回目のワクチン接種、これは国民の多くの皆さんのお力をいただいて、大変速いペースで接種を行うことができました。しかし、残念ながら、一回目、二回目、スタートが遅れたために、三回目、間隔を空けて接種を行わなければいけないということであります...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほども申し上げたように、二回目の接種との間隔を空けるという条件はあるわけですが、その中にあって、今、三千百万人の医療従事者と高齢者の方々については三回目の接種をどんどんと進めている状況であり、そして、一般の方五千五百万人の方々の接種もそれに続けて行っていく。...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 厳しい事業者の方々の状況を考えてしっかり支援をしていく、こういった考え方は大変重要だと思います。  そして、御指摘の事業復活支援金ですが、これは、内容としまして、固定費の約半分を目安に、昨年十一月から三月まで五か月分を一括して支払うことになっていますし、そし...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 事業復活支援金を始め様々な対策を、今年の春まで見通せる形で経済対策の中で用意しました。そして、こうした用意したものを、申請を受けて、これから実行するわけです。まずこれを早く届けることに全力を注ぐ、これが第一であるということ、これは間違いないと思います。  支...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 二月をめどに努力をしろということでありますが、間違いなく二月から支給を開始できる自治体は存在すると思いますし、できるだけ多くの自治体にこの支給を急いでもらうよう政府としても働きかけを行っていきたいと思っています。
○岸田内閣総理大臣 週の労働時間二十時間以上等の要件に該当する短時間労働者に対する被用者保険の適用について、様々な改革が進められています。従業員百人以上の企業は本年十月から、従業員五十人超の企業は令和六年十月から行うということになっていますが、基本的には、被用者保険の適用拡大、こ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 勤労者皆保険は、御指摘のように、兼業、副業、フリーランス、どのような働き方をしてもセーフティーネットが確保される、そうしたことによって、誰もが安心して希望どおりに働くことが可能となる、これが基本的な考え方です。  御指摘の働き方も含めて、社会保障の支え手を増...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 従来の被用者保険、これを拡大し、フリーランスを始め多くの方にもその制度に参加してもらう形で共通のセーフティーネットをつくる、これが基本的な考え方だと思っています。
○岸田内閣総理大臣 おっしゃるように、経済社会全体を変えていかなければいけない構想であると認識をしています。中長期的な構想であるという御指摘はそのとおりだと思います。  そして、ただ、その構想のスケジュール、タイムスパンということを考えた場合には、中身によって違ってくると思いま...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、社会を大きく変えようとしている、そして変わってきている、この中にあって、労働移動の円滑化というのは大変大きなポイントになると思います。だからこそ、この今の内閣においても、人への投資ということで、三年間で四百億円の施策パッケージを用意して、そして、民間のニ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、先ほどの答弁で一つだけ訂正させてください。人への投資の施策パッケージ、三年間で何か四百億と言ってしまったようですが、四千億の間違いでありました。  訂正した上で、今の御質問にお答えさせていただきますが、先ほど委員もおっしゃったように、社会保障と労働市場...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 歴史的なスケールの社会変革の動きということですが、委員御指摘になられました先週の米国バイデン大統領とのテレビ会談においても、何が支持されたかということで申し上げるならば、今の資本主義において、格差や分断、あるいは、民主主義の基盤であります中間層の毀損、あるいは...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今、先ほど申し上げたような国際的な議論がある中にあって、少なくとも、民主的な資本主義国家の中では、市場機能、これをまず基盤とするということ、これにおいては議論は共通していると思います。その基盤の上に立って、今課題とされている気候変動とか格差の問題を解決するため...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、委員の今の話を聞いておりまして、全く同感であります。おっしゃるように、まずは市場機能をしっかりと活用する、これが経済政策の基盤であると思いますし、国が全部できるものではない、そのとおりであります。  だからこそ、成長においても分配においても、官民協働と...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 ただいま牧島大臣の方から、デジタルという課題についての基本的な考え方を紹介させていただきました。  要は、デジタル改革ということを一つ取っても、デジタルの改革だけではなくして、制度や様々な規制改革、そして行政改革、これを三位一体で進めていかなければいけない、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、縦割りは何を指すのかということですが、これまでの子供政策を考えますと、教育、福祉、保健、医療、あるいは雇用、こうした様々な関連分野がありました。それぞれ個別の法律があり、そして事務、そして政府全体の司令機能についても、これまで内閣府、厚生労働省等の各府省...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 子供の予算、これまでも令和四年度予算において、不妊治療の保険適用や、新子育て安心プランに基づく保育の受皿整備など、様々な予算を盛り込んできましたが、今後は、こども家庭庁の下で子供政策がど真ん中に据えられて、安定財源の確保について幅広く検討を行っていきたいと思い...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 文部科学省も大変重要な役割を果たしている、先ほど来の議論の中にあったとおりだと認識はしておりますが、こども家庭庁、これも子供の目線で新たな子供政策をしっかり進めていく。  先ほど申し上げました日本版DBSももちろんですし、それから委員が御指摘になられました子...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、開催回数は前回より減っているという点、これは御指摘は謙虚に受け止めなければならないと思います。  ただ、国家戦略特区の議論、これは、この会議の回数ももちろんですが、どういった成果を上げてきたか、これがしっかり評価されなければならないと思ってい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、御指摘の点について、政府として、個別の裁判結果あるいは野党の合同ヒアリングについてコメントすることは控えたいとは思いますが、一般論で申し上げるならば、国家戦略特区制度については、法令にのっとり、オープンなプロセスで行われており、外部からの問合せに対しても...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今議論を聞かせていただきまして、いずれにせよ、安全性、効果について、国民から見て分かりやすく、かつ正確な情報発信、これは何よりも重要であります。これからの情報発信の中で、そういった姿勢はしっかりと大事にしていきたいと考えます。
○岸田内閣総理大臣 まず、御指摘の十万円給付の件については、今までも答弁させていただいておりますように、できるだけスピード感を持って支給を行うために、従来の児童手当の仕組みを利用して支給を行ったということであります。そして、そういった仕掛けをつくることによって、不利益を被った方々...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の政調の中にある組織は、従来からあった組織であります。そして、新しくできた組織、これは、総裁直属の下で特に重要な課題として党全体として議論をする、こうした課題を取り上げて議論する組織であります。  そして、党として政策を確定するに当たっては、政調審議会...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 それぞれ議論を行い、そして、決定するということになると、決議ですとか法案ですとか、そういった形で党の方針を決定するわけですから、それは党のシステムの中で、政調審議会、総務会、ここで諮り、そして了承を取らない限り正式に党の方針にはならない、こうしたシステムになっ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 おっしゃるように、MMTといった考え方、これは自民党のみならず、党の外においても様々な議論が行われ、それを主張される方がおられると認識をしております。  私自身につきましては、財政というのは国の信頼の礎であります。そして、評価は、市場であったり国際社会が評価...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 国の財政を考えた場合に、財源、特に安定財源の重要性は御指摘のとおりだと思います。  だからこそ、私が従来から申し上げているのは、今現在は、コロナとの戦いにおいて必要な財政出動、これはちゅうちょなく行いますが、次にやらなければいけないのは、まず経済の再生である...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 これについても、先日、政府として発表した中長期的な見直しの中で、従来我が国においては骨太の方針等において努力をしているこうした取組を進めることによって、成長ベース、より高い成長のケースを考えた場合には、二〇二五年プライマリーバランス黒字化のこの基準年を変更する...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の中長期試算の中における成長実現ケースというケースですが、これは、これまでの経済成長の中で、過去の実績も踏まえたペースの中で最も高いものを試算として用いた、こういったことであります。  おっしゃるように、近年の実績と、そして今、成長実現ケースにおいて用...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今委員から御紹介があったいわゆる株主資本主義という考え方、世界的にもステークホルダー資本主義等の言葉が使われ、多くの国で議論されてきた議論であると認識をしています。企業文化という中でこの分配を考えた場合に、おっしゃるような点、大変重要であり、そうした考え方に基...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 おっしゃるように、株主資本主義からの転換を考える際に、民間あるいは市場や競争に任せるのではなくして、やはり、政治、政府の立場からも様々な環境整備をしていかなければならない、こういった問題意識を持っています。  どこにどう手を差し伸べるかということについて、先...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 制度の変更、政治の環境整備、これは大事だと思います。だからこそ、市場や競争に全て任せるのではなく、官民協働でそういった仕掛けをつくっていこう、こういったことを繰り返しているのは、そういった点を考えてのことであります。
○岸田内閣総理大臣 まず、賃上げ税制については、効果があったかどうかということについて、アベノミクス時代も、二%程度の賃上げ、これは実現しているわけですから、これはそれなりの努力の結果であると思います。ただ、不十分であるという指摘もあり、だからこそ、今回の賃上げ税制についても、従...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今委員から手紙を読んでいただきまして、改めて、拉致問題は我が国の最重要課題であり、そして、拉致被害者の方々全員の帰国を今でもまだ実現できていないこの政治の状況に対して心からおわびを申し上げなければなりませんし、そして、一刻の猶予もない、こうした危機感も改めて感...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 昨年あった診療体制確保のための診療報酬上の支援は何でなくなったのかということですが、端的に言いますと、切替えを行ったということであります。  発熱外来について、昨年秋以降、診療・検査医療機関において、新型コロナの疑いのある患者に対して、必要な感染予防策を講じ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 抗原検査キットについては、職場において、昨年六月から、直接入手をして検査できるようにし、そして、高齢者施設に対して、昨年七月から七百八十万回分の配付を行いました。そして、さらに、家庭等で検査ができるようにするため、昨年九月末には薬局における販売を可能とし、直接...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 済みません、国内供給能力について知ったのはいつか、ちょっと質問の趣旨を十分把握しておりませんが、要は、国内の供給体制については、昨年九月に薬局においてキットの販売が可能になったことを受けて、メーカーに対して増産を要請いたしました。そのことによって、在庫数はそれ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 ただいま後藤大臣から御説明させていただきましたように、医師国家試験を始めとする国家試験の様々な事情を勘案して、追試験は難しいという判断を厚労省としてもしていると承知をしております。  当日の別室での試験、濃厚接触者に対しての配慮等、別室での試験等の様々な工夫...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 私が申し上げたのは、一九八〇年代以降、新自由主義的な考え方が世界的に主流とする中で、欧米諸国を中心に中間層の所得が減少し、格差や貧困が拡大したということであります。例えば、国民総所得に対する雇用者報酬の割合を示す労働分配率で見ると、日本は横ばいである一方、アメ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 新自由主義的な経済政策によって市場や競争が重視されたことによって様々な課題も生じてしまったということを申し上げてきました。  新自由主義的な経済政策そのものについては、まずは成長のエンジンとして大きな役割を果たしたと思っています。ただ、その中でも幾つか課題が...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の竹中平蔵氏につきましては、政府の会議の中で、デジタル田園都市国家構想会議において議論に参加していただいているということであります。全体の枠組みではなくして、デジタル、この分野において今日までの知見に基づいて貢献していただければということでお願いをしてい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 女性活躍推進法ですが、求職者の職業選択等に資するよう、女性活躍に関する情報の公表を義務づけることで、企業に女性活躍推進の取組を促しており、結果として、男女間賃金格差の是正も期待してきたところですが、その際に、同法においては、女性活躍の状況や課題が事業主によって...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御質問に端的に答えるならば、御指摘のとおり、賃金格差が女性の進路選択に影響を与えると考えられると認識をいたします。
○岸田内閣総理大臣 まず、御指摘のように、二歳児までの約六割が保育所等を利用せず、在宅での子育てということになっています。  こうした家庭に対する支援、現状、様々な支援を紹介させていただくならば、家庭生活の安定や児童の健やかな成長に資するため、中学生以下の子供を持つ方に支給する...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、一時保育の重要性については、私も同感であります。  昨年十一月ですが、私も、保育所を訪問し、車座で、保育士を含め現場の皆さんのお話を伺う機会がありました。その中で、保育士の皆さんからも、直接、自らの子育ての中に一時保育を利用した、こういった経験について...全文を見る
01月26日第208回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○岸田内閣総理大臣 委員御指摘のように、経済的に困窮した学生が学びを諦めることがないよう、しっかりと支えていく、これは大変重要なことだと思います。その中で、今御指摘のような問題意識が提起されました。  制度あるいは間口、これはいろいろ考える必要があるのではないか、こういった御質...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員御指摘の、ワクチン、治療薬を国内で開発、生産できる体制をつくっておくということ、これは、国民生活に不可欠な物資を、危機のときに、また短期間に必要とする全ての国民に供給しなければならない事態において極めて重要だという問題意識を持っています。医療に関する経済安...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、中台関係につきましては、経済分野を中心に深い結びつきを有している一方で、その軍事バランスは全体として中国側に有利に変化しており、最近の動向を含め、関心を持って注視をしております。  台湾は、日本にとって、基本的価値を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、先ほどの答弁で、一か所、ちょっと訂正させていただきます。  先ほど、台湾から日本へのマスクや酸素濃縮器の供与など、その後、私は中台関係と申し上げたようですが、日台関係は更に深まっている、日台関係であるということ、ちょっと修正させていただきます。  そ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、委員御指摘のように、厳しさを増す安全保障環境の中で、同盟国あるいは同志国との連携、これが重要であるという問題意識、私も共有をいたします。  そのためにも、我が国としては、米国、豪州、インド、ASEAN、欧州などとの連携、自由で開かれたインド太平洋の実現...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、日米同盟は我が国の外交、安全保障の基軸であり、我々はこの同盟関係に信頼を寄せておりますが、我が国をめぐる安全保障環境、ミサイルに関する技術、急速なスピードで変化、進化している、そういった中で、国民の命や暮らしを守るために我が国自体十分な備えができているか...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 デジタル田園都市国家構想は、高齢化あるいは過疎化といった社会課題に直面する地方にこそ新たなデジタル技術を活用するニーズがあるということを鑑み、その活用によって、地域の個性を生かしながら地方を活性化していく、そして持続可能な経済社会をつくっていく、こうしたことを...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 被爆地に足を運んで、被爆の実相に直接触れてもらうということは、正確な認識を持ってもらうという点も含めて、核軍縮に向けたあらゆる取組のスタートであると認識をしています。  そのため、御指摘のように、先日のNPTに関する日米共同声明においても、政治指導者また若者...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今申し上げたように、被爆地において被爆の実相に触れるということ、これは大変重要なことであると認識をしております。  そして、御質問のG7サミットをどこで開くのかということについては、広島を始め複数の都市が今立候補されている状況であります。これから、まず、都市...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 私として、核軍縮・不拡散、核兵器のない世界を目指す、こうしたテーマはライフワークとして大変重要な課題であると認識をしています。  ただ、G7の開催地については、日本の国益、そして様々な点を総合的に勘案して、しっかり決定したいと思っております。
○岸田内閣総理大臣 先日の日米テレビ首脳会談においては、バイデン大統領との間において様々な課題を議論する中にあって、核軍縮・不拡散についても間違いなく議論を行いましたし、そして、少なくとも核兵器のない世界を目指すという大きな方向性については共有できたと思っています。  委員おっ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 私も本の中で書かせていただいていますが、核兵器のない世界を目指すという大きな目標に向けて自分なりにロードマップを考え、その際に、この核兵器禁止条約、これは核兵器のない世界に向けての出口に当たる大変重要な条約だと認識をしています。ああした法的な枠組みをしっかりつ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 ウクライナ情勢については、ウクライナ国境周辺地域におけるロシア軍の増強の動き等、重大な懸念を持って注視をしています。  ウクライナの主権ですとか領土、これは大変重要な問題であり、日本としても大きな関心を持って注視をしているところですが、今後の動きについて予断...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 二十一日の日に行われました日米テレビ首脳会談においては、日本側として、仮にロシアによるウクライナ侵攻が起きた場合には、どのような強い行動があり得るかという点について、米国とも緊密に調整し、そして検討していくこと、これを確認をいたしました。  その詳細は控えま...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今、御質問の最後は、強い、軍事行動をすると御質問されたんですか。ちょっと確認をお願いします。
○岸田内閣総理大臣 今回、このウクライナ問題、具体的にどう行動するかは今後の状況をしっかり見た上で考えますが、基本的に、G7の枠組み等をしっかり念頭に置きながら、国際社会と連携をしていきたいと思っています。  そして、その際に、我が国としての国益をしっかり考えながら、この対応を...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 当然のことながら、我が国が主権を有する島であります。
○岸田内閣総理大臣 我が国の北方領土問題に対する姿勢は、四島の帰属の問題を明らかにして平和条約締結を目指すというものであると承知をしております。
○岸田内閣総理大臣 二〇一八年のシンガポールにおいて、日ロ間で、首脳の間で重要な合意が行われた、これはそのとおりであります。そして、その後も、アルゼンチン・ブエノスアイレス等において首脳会談は続けられてきました。これらの流れをしっかり引き継ぐということを申し上げております。  ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 合意の内容は多岐にわたっています。安倍総理のその記事、発言について触れることは控えますが、しっかり外交のやり取りの中で確認したこと、話し合ったこと、こういったことをしっかり受け継いでいるところであります。
○岸田内閣総理大臣 先ほども申し上げましたが、安倍総理のその発言については直接お伺いしておりませんのでコメントは控えますが、外交のやり取りの中で、我が国としてロシアとしっかりやり取りしたことについては、しっかり確認をし、引き継いでいきたいと考えております。
○岸田内閣総理大臣 我が国の立場、これは、北方領土は我が国が主権を有する島々であり、平和条約交渉の対象は四島の帰属の問題である、この一貫した立場、これは今も変わっていないと認識しています。  そして、安倍総理の発言について直接コメントすることは控えますが、我が国が今日まで行って...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 ワクチン接種に関しては、我が国において、一回目、二回目の接種、これは、結果として八割以上の国民の皆さんが接種を受けるなど、大きな数字を示すことができました。多くの皆さんの協力のおかげだと思っていますが、ただ、一回目、二回目のタイミングは各国と比べて遅れてしまっ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 様々な御指摘はしっかり受け止めながら、今、高齢者を中心に三千百万人の方に三回目の接種を進めているわけですが、その後、一般の方五千五百万人も含めて、余力のある自治体にはできるだけ前倒しをお願いするという方針を伝えさせていただいております。  是非、できるだけス...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 しっかりと科学的知見を集約して対応を急ぎます。
○岸田内閣総理大臣 政治の最大の責務は国民の命や暮らしを守ることであると認識をしています。  総理に就任してから後、強力な変異株が出現する等も含めて、最悪の事態を想定し、取組を進めてきました。  今回のオミクロン株の流行に際しても、G7で最も厳しい水際対策を行うことによって、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、政治姿勢を引き継いでいるのかとの御質問に対しましては、しっかり引き継いでおります。  そして、困難を抱える方々と行政の橋渡しをされるNPO等の方々への支援、これは誠に重要であると思っています。  私も、子供食堂ですとか、あるいは困窮者支援を行う方々、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 見通しが立つために、先ほど紹介しました重点計画というものを作りました。この重点計画、政府として初めて作った重点計画に基づいて、これからの見通しをしっかりと感じていただける中で、政府としてもしっかり支援を行っていきたいと思っています。
○岸田内閣総理大臣 御指摘の場所には行ったことはありませんが、先ほど紹介させていただきました車座対話の中に、新宿で食料支援を行われている方も参加していただいて、その方々からお話を伺う、こういった機会はありました。
○岸田内閣総理大臣 まず、委員御指摘のような現状に対して、政治としてしっかり責任を果たしていかなければいけない、これは御指摘のとおりだと思います。  また、住宅ということで申し上げるならば、空き家の総数は増加しているにもかかわらず、このコロナ禍の影響等によって収入減等が起こり、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 気候変動問題、これは、今現在の国際社会において人類共通の課題であり、そして、私の内閣においても、これは優先課題が下がっているのではないかという御指摘でありますが、そんなことは全くないということを改めて申し上げさせていただきたいと思います。  私が訴えている新...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 新しい資本主義を御理解いただくために、いろいろな場で発信をさせていただいておりますが、その中の一つが御指摘の、それは雑誌の記事でありますが、その記事も私の発信の一つであるということであります。
○岸田内閣総理大臣 委員が今おっしゃったような言い方は当たらないと思っています。  アベノミクス、安倍政権において行われた経済政策、これは間違いなく第二次安倍政権前の日本の経済の状況を大きく転換するきっかけになったと確信をしております。GDPにおいても、雇用においても、企業収益...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 アベノミクスは経済成長において大きな成果を上げたと確信をしておりますが、その一方で、つけ加えなければいけない部分、足りなかった部分については、改めて点検した上で、この次の時代に備えていかなければならない、こういった思いでこの経済モデルについて考えさせていただき...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 二〇三〇年度、二〇一三年度比四六%削減という目標であると認識をしております。
○岸田内閣総理大臣 気候変動の議論、私も外務大臣時代、随分深く関わりましたが、各国が気候変動を考える際の基準年は、それぞれの国の様々な取組、経過の中で最も特徴的な年を選んで基準年にしているということで、結果として様々であります。  我が国においては、東日本大震災、大きな災害を受...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 大胆な投資と規制の見直し、これは、成長戦略の文脈の中で申し上げたことだと思います。  成長戦略を考える場合に、今まで課題とされていた分野、デジタルですとか経済安全保障そして気候変動を始めとする、資本主義あるいは我が国の経済において課題とされている分野を成長の...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 気候変動分野で申し上げるならば、先ほどおっしゃった高い目標を達成するためには、エネルギーの供給サイドだけではなくして、需要サイドの産業構造の変革とか、あるいは私たちの暮らし自体も変わっていかなければならないと思いますし、地方の、地域の在り方も変わっていかなけれ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 その記事の中身については、ボリュームの制限もありますので十二分に書き込めなかったところも多々あったかもしれませんが、おっしゃるように、省エネ、再エネのみならず省エネ、これも大きな目標を達成するために大変重要な取組であり、先ほど申し上げたように、生活あるいは地域...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 最初の方はリデュースだと思います。
○岸田内閣総理大臣 気候変動の高い目標を達成するためには、あらゆる方策を動員しなければいけません。身近なところ、足下からしっかり努力するという委員の指摘、これも大変重要な指摘だと受け止め、しっかり政策を進めていきたいと考えます。
○岸田内閣総理大臣 御指摘、しっかり受け止めて、我々なりに考え、検討してみたいと思います。
○岸田内閣総理大臣 まず、問題意識として、今日までの資本主義の中で浮かび上がってきた課題を解決していかないと持続可能な経済をつくることができない、これはもう世界各国同じ思いで、新しい経済について考えている、こうしたことであります。そして、成長と分配の好循環という言葉は今までもずっ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 成長と分配、それぞれに、先ほど申し上げたように、課題解決の仕組みを埋め込んで回していくわけですが、その際に、官と民が協力をしていかなければいけない、市場や競争に任せっ放しではなくして、政治も、官もしっかりと役割を果たして、民間の投資を呼び込めるような環境整備を...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、二〇二〇年度の温室効果ガスの排出量は、二〇一三年度比で一八・四%の減少となりました。  この数字の評価でありますが、委員はこれは不十分だという指摘でありますが、おっしゃるように、二〇五〇年のカーボンニュートラル、二〇三〇年度四六%削減、こうし...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の自動車産業ですが、雇用の一割、輸出の約二割を我が国の経済の中で占めている基幹産業であり、日本経済の牽引役を担っている産業であります。世界的な脱炭素化という大きな環境変化の中でも、引き続き、我が国の基幹産業である自動車産業の国際競争力、これを維持強化して...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 おっしゃるように、政府、官の役割、これは重要だと思います。  二兆円のグリーンイノベーション基金の活用、もちろん大事ですし、先ほどサプライヤーの構造転換も重要だと申し上げましたが、エンジン部品のメーカーが新たに電動車の部品製造に挑戦するといった前向きな事業転...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 おっしゃるように、中国、これは世界最大の温室効果ガス排出国であると同時に、国内では再エネ導入量を伸ばしている、こうした存在であります。  世界は脱炭素の大競争時代に突入しており、脱炭素という投資分野で技術や市場を獲得していくことが我が国の成長戦略としても不可...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今、総務大臣から答弁させていただいたように、政府においても、総務省を中心にこうした課題についてしっかり検討を続けています。  ただ、これは、先ほどの答弁の中にもありましたように、新しい投票方法を認めるかどうか、これは選挙制度の根幹に関わる話ですので、政府にお...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員御指摘のように、レギュラーガソリンの全国平均価格が百七十円を超えたことを受けて、明日から、元売事業者等に対して一リットル当たり三・四円支給することとし、これにより小売価格の上昇も順次抑制されていくものと考えておりますが、御質問は、それが本当に反映されるのか...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 トリガー条項については、従来から、発動された場合の買い控え、その反動、こうした流通の混乱、あるいは国、地方の税収への影響、こうしたものを指摘をし、凍結解除は適当ではないと考えていると申し上げてきました。  今委員の方からいろいろ御提案をいただきました。こうい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今御指摘いただいたように、我が国の基本的な考え方は、四島の帰属の問題を明らかにして平和条約を締結する、これが基本的な考え方であります。  そして、先ほど御指摘があった二〇一八年のシンガポール合意、これを基本的に、一九五六年の日ソ共同声明の考え方を基本にしなが...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 そのとおりであります。
○岸田内閣総理大臣 二〇一八年のシンガポール合意をしっかり引き継いでいくというのは、安倍政権、菅政権、岸田政権、一貫して政府の方針として引き継いでおります。  直接菅総理から聞いたのかという今御質問でありましたが、これは直接菅総理とは聞いておりませんが、政府の方針として一貫して...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 その前後関係は正確に記憶しておりませんが、ほぼ同じ時期に、安倍総理からは、外交課題、日ロ関係についても様々なアドバイスをもらったことは記憶をしております。
○岸田内閣総理大臣 詳細は今ここですぐ、記憶は定かでありませんが、当然、日ロ関係については議論を行ったと記憶はしております。当然、北方領土問題についても話題は及んだと考えます。
○岸田内閣総理大臣 先ほど申し上げたように、基本的な方針は、四島の帰属の問題を明らかにして平和条約を締結する、これに尽きるわけであります。  この方針をこれからもしっかり守りながら、そして、加えて、これまでの諸合意、合意した様々な結果、成果をしっかり踏まえて、日ロ関係、前進させ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 これも度々申し上げておりますが、成長も分配もが私の基本的な方針であります。  分配するものをしっかりと獲得しなければならない、だから成長は重要であると思っておりますし、そして分配においては、人への投資、これは、消費やそして需要の創出という点において、そして次...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 最低賃金の引上げについては、御指摘のように、できる限り早期に全国加重平均が千円以上になるように努力を、取り組んでいきたい、このように考えております。  これは、以上というところに、千円を更に超えてできるだけ金額を引き上げる努力を続けたいという思いが込められて...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の人への投資において、子供たちが、誰もが家庭の経済事情にかかわらず質の高い教育を受けられるチャンスを平等に与えられ、個性や能力を最大限伸ばすことができるようになること、これは誠に重要だと思います。その観点から、人への投資、しっかりと伸ばしていきたいと思い...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の二〇五〇年カーボンニュートラルを目指す中で、これからデジタル化を思い切って進めていくことによって電力需要の更なる増加も見込まれていきます。よって、エネルギーを考えた際に、脱炭素はもちろん大事でありますが、あわせて、供給の安定性、またコスト、こうしたもの...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 我が国は国際社会においてもこうした気候変動問題にしっかり貢献をしていかなければならないわけですが、その中で、世界を見回した場合に、アジアにおいては我が国と似たエネルギー構造を持っている国、これがたくさんあります。よって、水素やアンモニアなど日本の技術、制度、ノ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今、基本的な考え方は野田大臣からあったとおりであります。  子供をめぐる課題、児童虐待、いじめ、貧困、さらには少子化、本当に複雑化しておりますし、多岐にわたっています。こうした子供をめぐる課題に対して、子供を中心に置いて、子供目線で、縦割り行政を排して司令塔...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 お話を聞いておりまして、子供に関する様々な課題にしっかり取り組んでいく、特に、子供さんの置かれている立場は一人一人、皆違うわけですから、そうした多様なニーズあるいは課題に取り組んでいく際に、組織論として、委員がおっしゃるように、一つの組織をつくって、ぽてんヒッ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先日の十万円の給付については、児童手当という仕組みを使うことによって支給を行うということであります。児童手当という仕組み自体に所得制限等の仕組みがあるということから、その制度を使ったわけですから、給付においても同様の考え方が踏襲されているということだと思います...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 おっしゃるように、資産等を十分把握できていないという点は御指摘のとおりだと思いますが、所得等、その制度の中でできるだけそれを反映した形で様々な給付を行っているということであります。  ですから、委員の主張されている制度との比較において、所得や資産をどう把握し...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今のやり取りを聞いておりまして、まず、マイナンバーカードにおいて、なかなか取組が進まないというのは理解の問題であってロジックではないという点、それはそのとおりだと思います。  マイナンバーカードの口座のひもつけ……(足立委員「マイナンバーですね」と呼ぶ)マイ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今回の燃料価格高騰に対しては、政府として、ただいま経産大臣から説明させていただきました激変緩和措置もありますし、また業種ごとへの支援もあれば、地方自治体が独自に支援する際に国としてしっかり財源を支援していく、こうした仕組みであったり、様々な仕組みを重層的に用意...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 議論になっております子育て世帯への給付ですが、児童手当の仕組みを利用して、昨年のうちに九九%、ほぼ全ての市町村で支給が開始されています。  そして、御指摘のように、所得制限が設けられているわけですが、給付を行う必要性の高い子育て世帯に対して幅広く支援を行うこ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今、高等教育の修学支援新制度について御指摘をいただきました。こうした制度では不十分ではないか、こういった指摘であります。  令和四年度において、安定財源を確保しながら、給付型奨学金ですとか授業料減免等、様々な支援を行っているわけですが、その際に多子世帯への配...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 私が発言しております敵基地攻撃能力というのは、急速なスピードで変化、そして進化しているミサイル技術などに対して国民の命や暮らしを十分守ることができるのか、こういった課題に対してあらゆる選択肢を排除せず議論するべきである、敵基地攻撃能力も含め、あらゆる選択肢を排...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、さっきの続きを一言だけ申し上げさせていただくならば、まず、ミサイル迎撃システム、これは引き続き大変重要なシステムであり、この迎撃システムの信頼性向上のために引き続き努力をしていかなければいけません。しかし、それで十分なのかどうかという観点から、あらゆる選...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 敵基地攻撃能力については、国家安全保障戦略等を考える中で、先ほど申し上げました、憲法や国際法や日米の役割分担、この従来からの、こうした我々が守るべき様々なルールに基づいて、しっかりと議論をしていくということであります。  間違っても、こうした憲法や国際法や日...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 安倍元総理の発言については、私は直接コメントは申し上げておりません。  一般論として、我が国が武力の行使を行う際に、新三要件に基づいて、そのルールに基づいてしっかりと行う、これはもう当然のことであり、先ほど申し上げた、憲法や国際法や日米の基本的な役割と併せて...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 いや、敵基地攻撃能力そのものをどうするのか、その具体的な議論をこれから始めようとするわけですから、今の時点で具体的に申し上げることはできません。  しかし、これから議論をするにしても、先ほど申し上げましたように、憲法や国際法や日米の基本的な役割分担、さらには...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 共同計画の策定状況ですとかその内容、これはまさに我が国の緊急事態における日米両国の対応に関わるものでありますから、こうした場でお答えすること、事柄の性質上、これは控えなければならないと思っています。
○岸田内閣総理大臣 二〇一五年に策定された日米防衛協力のための指針の下、日米両政府は、我が国の平和と安全に関連する緊急事態についての共同計画を策定、更新することとしております。  しかし、この内容については、まさに緊急事態、国民の命や暮らしに関わる事柄でありますからして、お答え...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 物価変動というものに貨幣が影響を与えるという意味では、デフレは貨幣的現象であると考えられます。ただ、デフレを始めとする物価変動には他の様々な要因も影響を与えるということについては、留意しておかなければならないと思います。
○岸田内閣総理大臣 政府と日銀は合意を行い、そして、日銀としては、二%の物価目標の下に金融政策を進めていく、こうしたことに取り組んでいるわけですが、こういった姿勢は私の政権になってからも関係大臣の中で再確認をしております。
○岸田内閣総理大臣 政策の目的は、先ほど言いましたように、従来どおり引き継がれています。それに向けてどのような具体的な政策を取るのか。具体的な金融政策については、これは日銀にお任せするというのが基本的な姿勢であると思います。  是非、引き続き、二%の物価目標実現のために日銀とし...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 少なくとも政府として、MMTと言われるような経済政策は取っておりません。  そして、政府としては、今の政府の方針に従って財政政策を進めていくことが国際社会における信頼を維持するために重要であるという考えに基づいて政策を進めてまいります。
○岸田内閣総理大臣 様々な政策議論あるいは学説があります。それぞれが信頼を得ることができるかどうか、これは論争の中で争っていかれることだと思いますが、政府としては、MMTといった政策は取っていないわけでありますし、その政府の政策に基づいて信頼を維持していくことが大事であると考えて...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のような意見は、通貨発行を行う日本銀行が国債を直接買い取るというようなことになるわけでありますから、政府が財源を調達し、歳出に充てることであり、これはまさに財政ファイナンスそのものということになってしまうのではないかと理解をいたします。  日本銀行によ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 全く考えておりません。取っておりません。
○岸田内閣総理大臣 今の法制の中でやれることはたくさんある、こういったことで、今日まで最悪の事態を想定して準備を進めてきました。問題は、それがしっかりと機能することであると思っています。  そして、法改正ということで申し上げるならば、このオミクロン株、科学的知見、随分集まってき...全文を見る
01月31日第208回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○岸田内閣総理大臣 委員おっしゃるように、賃上げ、今年、大変重要だと認識しております。賃上げの主体は民間ですので、官製春闘という表現は、ちょっと誤解を与えないようにしなければならないとは思っておりますが、いずれにせよ、新しい資本主義、実現に向けて、成長と分配の好循環を起動させるた...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、委員御指摘のように、諸外国において科学技術そしてイノベーションへの投資が大きく伸びている中、熾烈な国家間競争を勝ち抜くため、人工知能、量子、バイオ、さらには宇宙、こうした最先端科学技術の研究開発への大胆な投資を行っていくこと、これは極めて重要だと思ってい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、委員御指摘のように、我が国のジェンダーギャップの指数、低い順位であり、特に政治分野そして経済分野、この二つにおいてスコアが低調であると認識をしています。我が国の取組が諸外国と比べて遅れていることを示していると謙虚に受け止めているところです。  そして、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員のお持ちの問題意識、大変重要な問題意識であると私も思います。  先ほども申し上げたように、社会として、政策に民意をしっかり反映するという観点からも、女性の皆さんが政治の分野で活躍していただくということ、これは大変重要だと思います。  行政においても、今...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、統計データなどのエビデンスを用いて政策の課題把握、立案、検証を行う御指摘のEBPM、これは、行政機能や政策効果を向上させ、国民から信頼される行政を展開する観点から、重要な取組であるとまず認識をしております。  社会のデジタル化が進む中で、データに基づく...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 政治の立場からして、この感染症の拡大等、こうした危機的な事態に直面する中で、まずは最悪の事態を想定してしっかりと準備をしておく、こういったことが重要であるということを申し上げてきましたが、そうした思いを御指摘のケネディ大統領の言葉にも込めさせていただいたと考え...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、野党の皆さんを始め多くの皆さんから様々な指摘を受ける、また様々な英知を結集していただく、こうしたことについては謙虚に受け止めていきたいと思います。  その上で、今の御質問ですが、今回の事態に対して、今の政府においては、昨年の十一月の段階で全体像というも...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 十分であったかどうかという評価については様々な評価がある、これは、いろいろな評価は謙虚に受け止めなければならないと思いますが、ただ、今現状において、先ほど申し上げました十一月の全体像に基づいて用意した様々な体制が本当に機能するかどうか、そして今の厳しい状況に耐...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 緊急事態宣言を始めとする様々な取組については、昨年明らかにしているように、病院の逼迫度に重点を置いたレベル分類、これを参考にしながら総合的に判断するという考え方、これを基本的対処方針の中にも明記をさせていただいています。  そして、病床の逼迫ということで申し...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほど申し上げたように、基本的な考え方は基本的対処方針に書き込んではおりますが、おっしゃるように、現実、今はオミクロン株が拡大している、こうした中ですので、オミクロン株の特性とか、そういったものもしっかり加味して判断しなければならないと思っています。  そし...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 レベル分類の考え方として、蔓延等重点措置は、自治体の意向をよりしっかり尊重しながら判断していくという考え方に立っていたと思います。  緊急事態宣言については、もちろん自治体の意見もしっかり聞かせていただきますが、政府としてしっかり判断をしていかなければならな...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、自衛隊の大型接種会場については、委員今おっしゃったとおりであります。  ただ、全体の接種の体制ということで申し上げるならば、政府としては、これから二月、三月と見通す中で、必要なワクチンの量はしっかり確保し、そして、自治体に協力をいただいて、自治体におい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 三回目の接種は、先ほど申し上げたように、二回目の接種から六か月過ぎた方が対象となるということで、これからが我が国において三回目の接種は本格化する時期であると思っております。だからこそ、それに備えて準備を進めてきたということであります。  そして、地方の状況に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、地方の体制において、遅れているところに合わせたとか、悪平等とか、そういったことは全く当たらないと思っています。  しっかりと前向きに接種に努めてもらいたい、これをお願いしておりますし、これからも、可能であるならば、六か月たった方、接種券を持っているので...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 我が国の接種については、一回目、二回目の接種、各国より遅れたということもあり、これから本格化すると思っています。  そして、御指摘の点についてはしっかりと、二回目の予約等も見ながらしっかり拡充していきたいと考えます。
○岸田内閣総理大臣 この間隔の議論については、昨年来、オミクロン株の出現が確認をされてから様々な議論が行われ、そして、八か月からだんだん短くなってきたという議論が世界で行われてきたわけであります。  そして、我が国においてもそうした議論がありましたが、薬事上の承認、これは六か月...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のメルク社の経口薬については、合計で百六十万を確保し、昨年末に二十万人分が国内で利用可能となっている、こうした状況であります。  そして、一薬局三人ではないかという御指摘がありました。これは、全体のバランスを考えて三人としておりますが、その一方で、その...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のファイザー社の経口薬ですが、これは一月十四日に特例承認を求める申請がなされ、今、薬事審査中であります。そして、現在、二百万人分の購入に関する最終合意に向けて最後の調整を行っており、結果的に、二月中、できるだけ早く実用化を目指していきたいと考えております...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 詳細は厚生労働省によく確認していただきたいと思いますが、おっしゃるように、国内の経口薬の開発、これは大変重要な取組であると思います。よって、国としても、研究開発の段階での支援、これは当然のことでありますが、治験段階においても費用等の支援はしっかり行っているとい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、オミクロン株の特性、感染が急速に拡大する、一方で、重症化する可能性が低い可能性が高い、そういった専門家の判断があります。これを考えますときに、感染拡大を防止するという取組と、あと一方で、社会の活動をいかに維持するかという問題と、この二つをいかに両立させる...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御質問の趣旨は、医療の従事者と同様に保育、教師あるいは介護士を扱うことができないか、毎日検査することによって活動する扱いができないか、こういった趣旨だと思いますが、介護士については、医療従事者ということで同様の扱いが行われていると承知をしています。  それで...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、社会を動かしていくという観点から、このエッセンシャルワーカーの取扱い、これは大変重要な観点だと思います。  だからこそ、先ほど申し上げたように、この度も、一般の方々は七日間でありますが、エッセンシャルワーカーの皆さんについては、二回の検査と組み合わせる...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、当時の総理の判断で、進めようということで、今取組を進めているということを御報告させていただいたわけです。ただ、今、現時点では科学的な知見がまだ確立していないということで、引き続き対応を行っているという報告をさせていただいたと認識をしております。...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、保健所の機能を維持することは大変重要であると思います。そのために、まずは保健所自体の体制を強化する、そして、今委員御指摘のように、業務の合理化、これも大切な取組です。積極的疫学調査の重点化と業務の合理化、これはしっかり行わなければならないと思い...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員御指摘の方向でしっかりと地方自治体にも取組を進めてもらうようにいたします。
○岸田内閣総理大臣 御指摘のトリガー条項については、これまでも申し上げてきたように、発動された場合、ガソリンの買い控え、そしてその反動等の流通の混乱ですとか、国、地方の財政への影響、こういったことから、その凍結解除は適当でないと政府としては考えております。  そして、だからこそ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今、オミクロン株の特性を考えるときに、感染拡大の防止と、社会をどう動かしていくのか、この二つのバランスが重要だということを先ほど来申し上げています。  その中で、委員の問題意識、これは大変重要なポイントであると私も思いますが、具体的にどうするかということにつ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 教員の皆さんの待遇改善、コロナ禍、大変厳しい状況にある中、なおさらしっかりと考えていかなければいけない課題であるということは私も同感であります。  教員の皆さんの待遇に関しては、そもそも厳しい勤務実態がある中ですので、学校における働き方改革、これを進めること...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の事業復活支援金ですが、これは、新型コロナの影響により厳しい経営状況が続く事業者の皆様に対して、固定費の約半分を目安として、昨年十一月から三月までの五か月分を一括で給付するというものであります。  事業規模に応じて支援上限額を法人で最大二百五十万円とし...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、御指摘の月次支援金については、緊急事態宣言等の影響を受けた事業者を支援するものとして、これまで、累計約二百四十九万件の申請に対して二百三十三万件の給付を行っております。  この月次支援金の審査でありますが、過去の給付金で不正受給が多発したことを踏まえて...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まずもって、四つの省の各目明細書に誤りがあったことについては、大変遺憾なことであり、改めておわびを申し上げる次第であります。  その上で、こうした国交省の二重計上の影響等について御質問があったわけですが、この影響については、ただいま大臣の方からありましたよう...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 その影響について、この遡及改定等について検討会議において議論するわけでありますから、その内容について、予断を持って今の段階で私から何か言うのは控えなければならないと思います。  結果を受けて、そして適切に対応する、これがあるべき姿だと思っています。
○岸田内閣総理大臣 GDPの推計については、先ほど申し上げた検討会議において、GDP推計に用いられる建設総合統計についても検討がなされるものと承知をしています。  そして、GDPの再算定については、GDPの推計に用いられる建設総合統計の時系列データの遡及改定が必要となってきます...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、お尋ねの検察審査会の議決についてはもちろん承知はしておりますが、これは個別の事件における検察審査会の判断に係る事柄ですので、私の立場から今の段階でこれについて何か申し上げることは、これは当然控えなければいけないと考えています。  しかし、いずれにせよ、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員の方から、随分たくさん、いろいろ御質問いただきました。まとめて答えなければなりません。  ただ、冒頭、委員の、核兵器のない世界を目指す、そして広島の人間としての思い、これはもう大変すばらしい思いであり、しっかり受け止めさせていただきたいと思います。そして...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、炭素中立型の社会経済に向けた変革については、あらゆる可能性を排除せず、使える技術を全て使うことが重要であると思います。  そして、こうした中で、CO2を資源として活用することでコンクリートや燃料などの製品を作り出すカーボンリサイクルは、炭素中立型の社会...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、個人の方の人格や名誉を傷つけるような誹謗中傷、これはもとより許されるものではない、これは強く感じます。  お亡くなりになられた木村花さんに心から哀悼の誠をささげ、そしてお母様にお悔やみを申し上げますが、是非、個人の人格や名誉が傷つけられるような誹謗中傷...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、委員が御指摘になるような強い権限を有する第三者機関を新たに設ける、このことについては、表現の自由との関係を始めとする検討課題があると思っています。  ですから、政府としましては、インターネットやSNS上の誹謗中傷については、法務省の人権擁護機関が、寄せ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、先ほども申し上げたように、誹謗中傷にはしっかり対応していかなければなりません。  そして、資金について、あるいは基金について今御質問がありましたが、インターネット、SNS上の誹謗中傷の被害者に対しては、国及び民間事業者が支援を現在でも実施をしています。...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、委員の質問の前半部分ですが、今コロナ禍の中にあって、必要な財政出動はちゅうちょなく行わなければいけないということで、医療体制の維持、雇用の保持、さらには生活を守るために、あらゆる施策を用意している。結果として大量の国債発行ということになっているわけであり...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、赤木さんがお亡くなりになったことについては改めて謹んで御冥福をお祈りし、そして、御家族の皆様方には改めてお悔やみを申し上げたいと思います。  その上で、財務省としても、裁判等を通じて、そして自らの報告書を通じて、さらには会計検査院の調査、そして検察での...全文を見る
02月01日第208回国会 衆議院 本会議 第4号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 藤丸敏議員にお答えいたします。  賃上げ税制についてお尋ねがありました。  成長と分配の好循環による持続可能な経済を実現する要となるのが分配戦略であり、その第一の柱は、所得の向上につながる賃上げです。  成長の果実を広く国民お一人お一人に分配す...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 伴野豊議員にお答えいたします。  賃上げ税制についてお尋ねがありました。  賃上げは、税制のみならず、企業収益や雇用情勢等に影響を受けるものであり、税制の効果だけを定量的に測ることは難しいものの、アベノミクスの取組の中で二%程度の賃上げを達成して...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 吉田豊史議員の御質問にお答えいたします。  令和四年度税制改正等についてお尋ねがありました。  令和四年度税制改正大綱では、賃上げに係る税制措置の抜本的な強化などを盛り込んでおり、こうした改正と併せて、公的価格の引上げ、中小企業が適正な価格転嫁を...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 岸本周平議員の御質問にお答えいたします。  トリガー条項の発動についてお尋ねがありました。  トリガー条項については、これまでも申し上げているとおり、発動された場合、ガソリンの買い控えや、その反動による流通の混乱、国、地方の財政への多大な影響など...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 田村貴昭議員の御質問にお答えいたします。  格差や貧困を含む新自由主義の弊害についてお尋ねがありました。  一九八〇年代以降、新自由主義的な考え方が世界的に主流となり、世界経済の成長の原動力となりましたが、一方で、市場に依存し過ぎたことで公平な分...全文を見る
02月02日第208回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○岸田内閣総理大臣 まず、委員御指摘のように、九七%の自治体が二月末までに、対象となる希望する高齢者の接種を完了する見込みであるということを申し上げております。今後は、配付したワクチン、もう既に自治体に配付したワクチン、これを一〇〇%利用していただいて、実際に接種が進むよう更なる...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 自衛隊による大規模接種の取組、これは、政府の強い姿勢を示す意味からも大変重要な対応であると認識をしています。  そして、自衛隊による大規模接種については、東京会場での接種能力を早急に拡大するべく、防衛省において検討を行っているところですが、昨年と同様のペース...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の水際対策については、これまで、G7で最も厳しい水準の水際対策により、海外からのオミクロン株流入を最小限に抑え、国内感染の増加に備える時間を確保できたと考えております。  水際対策については、委員御指摘のように、内外の感染状況の差が大きかったこと、また...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、国産の経口薬については、委員御指摘のように、大変重要なものであり、しっかり支援をしていかなければならないということで、これまでも取組を進めてきました。  御指摘の塩野義製薬において、現在、開発の最終段階である国内第二相、第三相の試験を実施中であるという...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、先ほど委員も御指摘になられたように、感染拡大の防止と社会活動の維持、このバランスの中で何をするべきなのか、具体的に考えていかなければならないと思っています。  そして、今委員の方から御指摘のあった点につきましては、現状の取組、様々な感染防止の制度、枠組...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員御指摘のPPPですが、あれはたしか令和二年の四月の予算委員会で、私が政調会長として質問に立たせていただいた、その際にこうした仕組みも紹介させていただき、考えていくべきではないか、問題提起をさせていただいたと記憶しています。  委員の問題意識、私も共有して...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 昨年の経済対策においても、児童手当の仕組みを活用した子育て世帯への給付、また、住民税非課税世帯に対する給付金について公金受取口座登録法に基づく特定公的給付に指定することによって、自治体が児童手当の受給資格あるいは課税情報等を活用して迅速な給付を実施できるようサ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 私が今主張している新しい経済モデルにおいても、成長戦略ということにおいて、デジタル、気候変動等の社会的な課題、ここに投資を集めて成長のエンジンにするということを申し上げております。  その中にあって、例えばデジタルということを考えた場合においても、デジタルの...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員御指摘のように、これからの対策を考えましても、オミクロン株の特性、これをしっかり踏まえたものを考えていかなければならないと思います。  このオミクロン株の特性を踏まえ、従来からも、まずは命を守ることを第一に、入院体制をしっかり動かすこと、また、軽症で自宅...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、自動車産業は、製造業の出荷額の二割、そして雇用の一割を占める基幹産業であり、我が国の経済の牽引役を担っていただいております。世界的な脱炭素という大きな環境変化の中でも、引き続き、我が国の自動車産業が国際競争力を維持し、強化し、世界をリードしていく、これは...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 新しい資本主義においては、官と民が協働して、格差ですとかあるいは気候変動といった課題を解決する仕組みをこのモデルの中にしっかりと埋め込んで、そうした課題を解決しながら成長と分配の好循環を生み出していくということを申し上げています。  まずは、成長戦略の中で課...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 ごめんなさい。  そして、次の成長につなげていくということであります。  要は、賃上げを通じた人への分配はコストではなく、次の未来への投資であるという考え方に基づいて、分配、しっかり考えていくということであります。そうした考えに基づいて、賃上げの環境整備、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、三回目の接種については、二回目の接種から一定程度の間隔を空けなければいけないということによって、我が国においてはこれから三回目の接種が本格化していく、こうした段階にあると認識をしています。  その中にあって、委員の方から、ワクチンの供給、そして接種の担...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、ワクチンの接種に向けては、政府一丸となって、あるいは自治体、あるいは関係者の皆さんと力を合わせて全力で取り組んでいかなければならない課題だと思います。  その中で、今委員の方から御指摘があった自衛隊による大規模接種ですが、これは国がまずしっか...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 政府としましても、重点計画を定めて、その中で、デジタルの活用により、一人一人のニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会、これを目指すとしています。そのため、デジタル庁を司令塔として、国民一人一人に即したサービス提供を実現するための様々...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 若い世代の結婚をめぐる状況を見ますと、男女共に多くの人がいずれ結婚することを希望しながら、適当な相手に巡り合わない、あるいは資金が足りないなどの理由で、その希望がかなえられていないというのが現状だと認識をしています。  委員御指摘のように、結婚を希望する若者...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、強い危機感と警戒感、これは委員とも共有しながら、しっかり取組を進めていきたいと考えております。  その中にあって、緊急事態について御質問いただきましたが、緊急事態、さらには蔓延防止等重点措置、こうした取組については、病床の逼迫度に重点を置いたレベル分類...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 現状の認識について今申し上げました。  しかし、これは、状況はどんどん変化するわけですし、委員御指摘のように、専門家の方々も、重症等については遅れてピークがやってくるという御指摘、これは私も承知をしております。こういった点も含めて総合的に考えていかなければな...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほど申し上げたように、今は検討していないということであります。  しかし、毎日毎日、状況は変化するわけでありますから、その状況をしっかり把握して、絶えず次の手を考えていく、こうした機動的な考え方は重要だと思っています。これを毎日毎日、政府としても続けている...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 従来から申し上げておりますが、今回のオミクロン株の特性、これはしっかり踏まえた上で、具体的な、現実的な対応をしなければいけないと政府で思っています。  そして、緊急事態宣言等においても、オミクロン株の特性をしっかり考えた上でどうあるべきなのか、これを考えてい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 議論の在り方については工夫はしたいと思いますが、ただ、実際、結果として、この基本的対処方針は、今までも見直しはちゃんと行っています。  オミクロン株の特性を踏まえて、社会経済活動を維持する観点で、濃厚接触者の待機期間、ずっと短縮をしてきています。また、訪問診...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 少なくとも、御指摘のような発言をしたことはないと私は思っております。
○岸田内閣総理大臣 まず、委員御指摘のように、今後については、引き続き危機感、警戒感、しっかり持たなければならない、そのとおりだと思います。  そして、新たな変異株の可能性についての御質問ですが、まず、新型コロナ自体が絶えず変異を繰り返していく、そして変異のスピードも大変速い、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 メッセージ自体が十分だったかどうかは、これは国民の皆さんや社会全体が評価するものであるとは思いますが、私自身、この委員とのやり取りもしっかり踏まえながら、年末年始にかけて、様々なメッセージの発出には努めました。  私自身も、年末の県をまたいでの移動は控えると...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、三回目の接種については、委員まさにおっしゃったように、昨年、世界の議論の中で、多くの国々が、二回目と三回目の間隔、八か月から始まって、それをだんだんと短縮していった、こういった議論が行われてきたわけです。  そして、我が国においては、二回目の接種との間...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、さっきの資料につきましては、人口との比較においてはそのとおりでありますが、接種間隔の関係で、対象者となる中でどれだけ接種が進んでいるか、この点についてしっかり念頭に置きながら努力を続けていきたいと思っております。  その上で、目標についてということであ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 三千百万人の方は、先ほど申し上げました、九七%の自治体が、二月末までに対象となる方で希望される方の接種を終えると言っているわけですから、その中に含まれる人数であると承知をしております。
○岸田内閣総理大臣 指示ということで申し上げるならば、厚生労働省において一月十四日に増産を要請し、そして一月十八日に私から改めて指示をし、そして増産の要請を行ったということであります。
○岸田内閣総理大臣 私が先頭に立って、しっかり取組を行います。  検査ということで申し上げるならば、昨年の段階ではPCR検査が主流であって、この抗原検査の需要は大変低い状況が続いてきました。しかし、ここへ来て、感染が急拡大する中で、この抗原検査のキットの需要は急増したという状況...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 ゲノム解析の情報収集そして分析については、今外務大臣と厚労大臣からあったとおりであります。  その中で何ができるのか、これは政府としてもしっかり考えていきたいと思っています。
○岸田内閣総理大臣 委員御指摘のように、地方の活性という観点からも、人への投資というのは大変重要だと思います。  そして、人への投資の定義とは何かということでありますが、これはまさに、御説明申し上げている、経済モデルの中での人への投資の位置づけ、これが示しているんだと思っていま...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 人への投資、これは、今申し上げたように、経済の循環の中で、労働の移動あるいは人材育成、そういった観点から投入される政府としての取組でありますので、数量的にこれを幾らなのかと申し上げることは、それは不可能であると思っています。それを成果として、所得を引き上げると...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 冒頭申し上げたように、諸外国に比べて我が国の人への投資が少ないと申し上げたわけですが、これは、具体的にはオフJTの研修費用など、企業におけるこうした費用が諸外国に比べて低くなっている、そしてそれが低下傾向にある、そういったことを問題意識として挙げています。です...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 人への投資が幾らなのか、先ほど言った数字もありますし、また、施策の中で、人への投資の施策パッケージ、三年間で四千億の施策パッケージ等を用意している、こういった数字を示して、現状について、そしてこれからについてお示しすることはできると思います。そういったことをし...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほどから申し上げているような様々な数値については、しっかり整理をして報告をさせていただきます。
○岸田内閣総理大臣 地域経済の維持発展のために事業者の身近な支え手である地域金融機関が一層貢献していくこと、これは期待されるところであります。そして、地域金融機関、今、厳しい経営環境が続く中で、地域経済に引き続き貢献するため、経営改革を進め、経営基盤の強化に取り組むことが求められ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 当然のことながら、個別のこうした取組について私の立場から論評をすることは、これは控えなければならないと考えておりますが、いずれにせよ、先ほど来の議論の中で、地方金融機関というのは地方経済において大変重要な役割を果たしている、そして、事業者の支え手として重要な役...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 様々な不測の事態に備えていかなければならない、こういった問題意識はおっしゃるとおりだと思います。  その中で、政府備蓄米の在り方、これをどうするのか。これについては、これは様々な要素が絡みます。法律もあります。その中で考えていくべき課題ではないかと思っており...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、地方においては、大きな存在であります農林水産業、多様な農林水産業が地域経済を支えている、そして、輸出促進やスマート化など、農林水産業の成長のための投資と改革、これを更に進めて、国際競争やあるいは災害にも負けない足腰の強い農林水産業を構築していかなければな...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 当然のことであります。  だからこそ、この今の時代に合った地方創生、地方の活力、こうしたものを考えなければならないということで一つの提案をさせていただき、多くの皆さんの議論に供させていただいているということであります。
○岸田内閣総理大臣 もちろん、最先端のこの取組については、地方の大学も含めてしっかりと評価し、支援を行っていかなければならないと思っています。  御指摘の総合科学技術・イノベーション会議におけるパッケージ、御指摘いただいたパッケージでありますが、これは、こうした大学改革に加えて...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、地方発で新たな産業を創出する、また日本の成長のエネルギーをしっかりとつくっていく、こうしたことにおいて、最先端の研究開発拠点、これは重要な要素であると認識をしています。  そして、先ほど来大学の議論が続いていますが、地方における大学等を中核として産学官...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 おっしゃるように、軽症の自宅療養者の方々の増加に対してしっかり対応しなければいけないということで、健康観察を始め、地域の医療の対応体制、これを構築してきたわけです。  現在どういう状況にあるかという御質問でありますが、これは、今、短期間で感染者が急増したこと...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 自宅療養の体制については、健康観察、パルスオキシメーターの配付、あるいは経口薬へのアクセス、こうした体制を保健所を通らずともしっかり構築していく、こうした方針で取り組んできました。そして、対応していただく地方の医療機関についても、一・六万、十一月の全体像に基づ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、委員おっしゃるように、昨年のような大変悲惨な状況を起こしてはならないということ、これはもうおっしゃるとおりだと思います。  だからこそ、政治の責任として、医療体制を逼迫させてそうした事態が起こらないような、しっかり体制を用意し、そしてそれをしっかり機能...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 かかりつけ医の制度の構築ということについては、委員から御提案もあり、これは様々な議論や取組があるんだと思いますが、ただ、御指摘になったこの資料の中で、緑と点線の部分ですが、この緑の部分においては、ITも活用しながら保健所に頼らず地域の医療機関において健康観察等...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 感染症法の在り方については、オミクロン株の特性を始め、様々な観点から丁寧に議論を続けたいと思います。その中で、委員の問題意識というのも念頭に置きながら、様々な観点からこの法改正ということについて議論を進めていきたいと考えます。
○岸田内閣総理大臣 まず、二〇五〇年カーボンニュートラルに向けては、需要側、供給側、産業構造も生活も大きく変化をしていかなければなりませんが、その大変革の中で、自動車産業、今現在においても、日本の雇用の一割、輸出の二割を占める基幹産業であり、日本の経済の牽引役であります。  こ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員おっしゃるように、カーボンニュートラルを実現するためには、自動車の走行時だけではなくして、製造から廃棄を含めたライフサイクル全体のCO2排出量に着目する、こうした考え方は重要であると政府においても考えております。  例えば電気自動車の場合、蓄電池の製造時...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、電気自動車の製造には、蓄電池やモーター、こうしたものが基幹部品として不可欠であり、特に蓄電池においては、脱炭素化が進む社会において基盤となるキーテクノロジーであると認識をいたします。そのために、電池に係る技術的優位性の確保、そして安定供給体制の構築、これ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、基本的には両議院の議論の在り方の問題ですので、委員御指摘の点も含めて各党各派において議論していただければと思いますが、ただ、その上で申し上げさせていただくならば、国会関連業務のデジタル化が進むということについては、政府としてもこれは前向きに捉えるべきこと...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の憲法草案については、平成二十四年に自民党としてこの案をまとめたと承知をしております。  そして、その後、あれは二〇一八年の党大会で、現在自民党として主張させていただいております四項目のたたき台素案、これを優先的に改正の議論の中で進めていく、これをその...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 これは前々から申し上げておりますが、自民党の四項目のたたき台素案、これに基づいて憲法を改正していくべきだと私は考えております。  この四項目全ては国民にとって極めて現代的な課題であると認識をし、改正に向けて、国民の理解を得るべく、国会議員もそれぞれの立場で議...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の昨年七月十六日に行われた臨時国会の召集要求については、前内閣において、国会のことでもありますので与党とも相談しながら対応を検討し、政府として十月四日に臨時国会を召集する旨を閣議決定したものと承知をしております。  当該召集の決定については、菅前内閣に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 憲法五十三条の解釈については、御指摘の合理的な期間、これについて、臨時国会で審議すべき事項は何なのかなど、様々な観点を総合的に勘案して判断するべきであります。  そして、自民党草案についてどう考えるかということでありますが、これについて、御指摘のように、平成...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 適切な、合理的な期間の判断については、当時の菅内閣において、様々な観点を勘案した上で判断したものと承知をしております。少なくとも、憲法五十三条との関係においては適切に判断したものであると認識をしています。  今後どうするかという質問については、まさに、今後と...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 内閣総理大臣として、議事の進め方あるいは内容について直接触れることは控えますが、委員おっしゃるように、憲法の三大原則、国民主権、基本的人権の尊重、そして平和主義、こうした原則は、自民党も、大変重要な原則である、原則は尊重しなければならない、こういった思いである...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、三回目の接種については、再三申し上げているように、二回目接種からの一定の間隔を置いて接種を進めるということでありますので、スケジュール的に毎日毎日一定の数字を確定して接種を進めるということは、これは現実に合わないと思っています。  しかしながら、接種を...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、知事会の皆さんと昨日、意見交換をさせていただきました。その際に、特に知事会の皆様方から出た意見としては、幾つかありました。オミクロン株の特性に鑑みてしっかり対応してもらいたいとか、幾つか要望がある中で特に印象的だったのは、学校あるいは保育所、こ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今文部科学大臣からありましたように、憲法については、学習指導要領に基づいて指導するということになっています。  そして、御指摘のケースにつきましては、実際に学校においてどのような指導が行われたのか、現在、文部科学省において、新潟県教育委員会を通じて確認をして...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、私がデジタル田園都市国家構想で申し上げているのは、高齢化あるいは過疎化など社会課題に直面する地方こそ、デジタル技術を活用するニーズがあるということに鑑みて、まさに地方が主役になってデジタル技術を活用し、個性を生かしながら地域を活性化し、持続可能な経済社会...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員御指摘のように、少子化、また人口減少、これは我が国の社会経済の根幹を揺るがしかねない喫緊の課題であると認識をしています。  そして、子供政策については、様々な今までの課題を振り返る中で、教育をしっかり担う文部科学省と、子供の育ちを担うこども家庭庁、こうし...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、少子化そして人口減少は、経済あるいは社会の根幹を揺るがしかねない重要な喫緊の課題であるということについては、全く同感であります。  そして、これから何をやるかというのは、先ほどロードマップの御質問の中で、これまでの取組、そしてこの予算の中での取組、そし...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 ワクチンの議論は、コロナ対策、昨年、一昨年から続いているコロナ対策の議論の中で行われてきた議論ではありますが、あわせて、昨年十一月の段階で、世界的にオミクロン株の感染拡大が指摘をされた。そして、当初、二回目と三回目の接種の間隔について、世界的にも、八か月から始...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 去年の十一月、十二月の世界的な議論のありようは、先ほど申し上げたとおりであります。その中にあって、日本の三回目の接種のタイミングという具体的な条件の中で、いつ決断をするのかということだったと思います。  少なくとも、今現在、これからのワクチン接種に必要なワク...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員御指摘の感染症法上の分類の変更の議論ですが、この議論自体は、私は、しっかり議論を行うべきであり、そして、これについて考え方を整理していくべき課題であると認識をしています。  ただ、申し上げているのは、今、感染が急拡大している中にあって、隔離の問題や、ある...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 引き続き、問題意識を持って、厚生労働省の審議会等において議論は続けさせます。その議論の経過をしっかり踏まえた上で、方針を確定したいと思います。  少なくとも、六月までにはそうした方針を確定したいというふうに思っておりますが、いずれにせよ、この議論の行方をしっ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 感染の状況、変化、そして議論の行方をしっかり見定めた上で判断していきたいと思っています。
○岸田内閣総理大臣 まず、御指摘の法案については、昨年、熱海で大規模な土石流災害が発生したことを踏まえ、これまで規制をかけることができなかった地域も含めて、地域の用途にかかわらず盛土行為を許可制とするなど、危険な盛土を包括的に規制する法制度を構築することとしております。  そし...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のあった、総理経験者が発した書簡については、多くの子供たちが甲状腺がんに苦しみというような表現があるということ、これは承知をしております。  福島県が実施する県民健康調査において甲状腺検査により見つかった甲状腺がんについては、福島県や国連などの専門家会...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、今日まで、オミクロン株の世界的な感染拡大を受けて、日本としても、G7で最も厳しい水準の水際対策により、海外からのオミクロン株流入を最小限に抑え、国内感染の増加に備える時間を確保できたと考えております。  そして、このオミクロン株については、現状、国内外...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 外国人留学生については、先ほど全体の水際対策に対する考え方を申し上げさせていただきましたが、諸外国との友好関係を構築する、我が国の教育研究力の向上を図るなどにおいて重要であり、外国人留学生の新規入国については、人道上、国益上の観点から、個別の事情を慎重に勘案し...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 国会にどのような委員会を設けるかという議論については、まさに委員おっしゃったように、これは国会で、与野党で決めることであり、行政府としてコメントするのは控えなければならないのかもしれませんが、しかし、検証という問題を考えた場合に、政府としても、まずは、今は現下...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 私が申し上げている新しい資本主義ですが、基本的な考え方として、一九八〇年代以降続く新自由主義的な考え方の下、格差や気候変動といった二十一世紀型の課題、これがグローバルに顕著になり、そして、各国もこれからの経済モデルについて考えを深めている。こうした中にあって、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、委員のお話を聞いておりまして、私も、共感できる部分がたくさんあると思いながら聞いておりました。  委員の方から第二次世界大戦までの様々な資本主義の動きについて今お話がありましたが、第二次世界大戦後を考えても、例えば、先ほど言いました一九八〇年代の新自由...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今委員が御指摘になられたように、一九九〇年代以降、バブル崩壊後、日本の経済、デフレが進み、悪循環が繰り返されていた、こうしたことを経験いたしました。  今後とも、日銀とは緊密に連携しながら政策を進めていかなければならないと認識しておりますが、御質問の金融政策...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、赤字企業もしっかりと賃上げができる環境をつくっていかなければいけない、御指摘はそのとおりだと思います。  だからこそ、賃上げ税制、もちろん大事でありますが、事業再構築補助金など補助金における、賃上げを行う企業への優先的な取扱い、これも用意しなければなら...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 覚えております。
○岸田内閣総理大臣 御指摘の事業復活支援金ですが、コロナ禍で御苦労されておられる事業者の皆様が三月までの見通しを立てていただけるように、固定費の約半分を目安として、昨年の十一月から三月までの五か月分、これを一括で支援するという制度にしております。  そして、内容、持続化給付金よ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 事業者支援、重要だということ、それは当然のことであります。  そして、先ほど来様々な制度を説明させていただいておりますが、昨年の十月までは、月次支援金ということで、毎月毎月、支援金を支給してきたわけであります。それに加えて、十一月以降、五か月分まとめて支援す...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 エネルギーをめぐる事情は各国千差万別です。我が国の置かれている状況、資源が乏しく、周囲を海に囲まれた、こうした状況の中で、温暖化対策と、安価なエネルギーの供給と、そして安定したエネルギーの供給、この三つを満たす単一のエネルギー源というのはないのが現状であり、多...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員、気候危機という言葉を使われましたが、気候問題、これはもう人類全体にとっての大変重要な課題、危機であると認識をしております。
○岸田内閣総理大臣 先ほど経産大臣からお答えさせていただいたように、二〇五〇年カーボンニュートラル、こうした大きな目標、大変挑戦的な目標に向けて、日本国、総力を挙げて努力を続けていきたいと考えます。
○岸田内閣総理大臣 経済安全保障、すなわち我が国の経済の成長においても、そして安全保障という観点においても、これは重要な取組であると考えています。  経済の成長ということについては、従来から申し上げているように、我が国の経済における課題、これを是非エンジンにしていこうということ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 しっかりと説明しなきゃいけないので少し時間が延びますが、それはお許しいただきたいと思います。  御指摘の点、例えば、米国法の域外適用による不公正な扱いについては、企業から懸念の声があるということ、これは政府としても承知をしております。  政府として実態や影...全文を見る
02月07日第208回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○岸田内閣総理大臣 感染力の強いオミクロン株への対応に当たっては、御指摘のように、ワクチンの三回目の接種、発症予防という点からも、また重症化予防の点からも要になるものであると認識をいたします。  二月からは一般高齢者の前倒し接種が本格化しており、国、自治体、企業挙げて、二月ので...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 自衛隊による大規模接種については、東京会場と同様に、大阪会場の接種能力も早急に拡大すべく、防衛省において検討を行っているところです。  昨年と同様のペースで接種を進めるべく、二月十四日をめどに、一日当たり接種回数を二千五百回程度まで拡大したいと考えます。
○岸田内閣総理大臣 私も昨年十月に福島第一原発を視察し、廃炉が着実に進展していることを確認いたしましたが、しかし一方で、立ち並ぶたくさんの処理水のタンクが今後の廃炉作業に必要なスペースを圧迫していること、さらには、ロボットを活用し、十分に把握できていない原子炉内部の状況を明らかに...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 原子力災害の被災地域の復興再生に取り組む中で、廃炉に必要となる研究開発を通じた廃炉人材を確保すること、また、廃炉作業への地元企業への参入促進による廃炉関連産業を集積していかなければならないということ、また、国際研究教育拠点における最先端な研究の推進による専門的...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の国際研究教育拠点ですが、これは、福島の復興に向けた夢や希望となるとともに、委員御指摘のとおり、我が国の科学技術力、産業競争力の強化、ひいては日本全体の産業構造の変革にもつながる、こうした研究拠点とすることが重要であると考えます。  この実現に向けて、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 福島県が実施している検査により見つかった甲状腺がんについては、国内外の公的な専門家会議により、現時点では放射線の影響等は考えにくいという趣旨の評価がなされています。  このため、元総理五人の書簡による「多くの子供たちが甲状腺がんに苦しみ、」という記述は、いわ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 近年、デジタル関連技術が進展する中、デジタル機器やサービスを活用し、これまでできないと諦めていたことが可能な時代となってきています。このような時代だからこそ、様々な障害の種類や程度に応じ、利用者の視点を第一に、利用しやすさに最大限配慮したデジタル機器やサービス...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 女性が、子育てや働き盛りの時期を含め、生涯を通じて健康で明るく充実した日々を過ごせるよう、女性の健康を生涯にわたり包括的に支援していくこと、これは大変重要な課題であると認識をしています。  政府としては、女性が人生の各段階に応じて抱える健康に関する問題を把握...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 統計データなどのエビデンスを用いて政策の課題把握、立案、検証を行うEBPMは、行政機能や政策効果を向上させ、国民により信頼される行政を展開する観点から、重要な取組であると考えています。  このため、エビデンスとして求められる統計に対するニーズを可能な限り反映...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 人手不足や生産性の向上などの社会的課題や日本の弱みとされてきた部分を成長のエンジンへと転換していく上で、デジタル技術を活用した規制改革は重要です。  先ほども牧島大臣から答弁がありましたが、常駐、専任規制の見直しは、感染症対策だけでなく、リモートワークや兼務...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員御指摘のように、国産の経口治療薬の開発、これは大変重要であると考えており、問題意識は共有しております。このため、研究開発への支援のほか、治験費用への補助など、実用化を加速するための支援も実施しているところであり、しっかりと後押しをしていきたいと考えます。 ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 国産の経口治療薬の実用化、これは大変重要であると考えており、これを重点的に支援するため、政府としても治験等に係る費用補助を行っており、海外での治験経費も補助対象としているところです。  御指摘の国産経口治療薬については、現在、開発の最終段階である第二相、第三...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 オミクロン株による感染拡大が続く中、感染の場が、学校や保育所、そして高齢者施設に広がっています。  こうした状況を踏まえ、政府としては、先週二月四日の日ですが示された政府のコロナ分科会の提言を踏まえて、オミクロン株の特性に即しためり張りのある感染防止策を更に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 三回目の接種のタイミングということについてですが、我が国におけるワクチンの接種、振り返りますと、昨年の十月の段階で、一回目、二回目の接種がまだ一日七十五万回接種されていた、こういった状況でありました。十一月の段階でも、一回目、二回目の接種が一日二十万回のペース...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、昨年十一月の全体像と銘打った計画においては、よく見ていただければ分かりますように、二倍を想定しながらも、三倍以上もしっかりと……(小川委員「四倍じゃないですか」と呼ぶ)いや、三倍以上もしっかり対応できる、こういった全体像を掲げて準備を進めたということであ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、二か月何をしていたかということでありますが、それは、まさに先ほど、十一月、お示しさせていただいた全体像、これを取りまとめ、しっかりと次の体制の準備に充ててきたということだと思っています。  そして、先ほど、ワクチン接種、遅いではないか、九月にはできたの...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御質問の趣旨は、この法案についてそこで話し合えということでしょうか。(小川委員「まあ、それに限らず中身を広く」と呼ぶ)はい。  いずれにせよ、これは国会において、法案の取扱い、そしてどのような議論を進めていくのか、これは国会のそうした協議会等の場でしっかりお...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 法案の取扱いということでありますので、これは国会でお決めいただかなければならないということです。議論については、政府としてしっかり、申し上げること、説明すべきことはしっかり責任を果たしていきたいと存じます。
○岸田内閣総理大臣 前半の部分については、感染症対策をしっかり進めるということ、そして、社会経済活動をできるだけ継続していくということ、この二つのバランスを取っていくことが大事であるということで、様々な対策を取っています。  そして、最後の質問、緊急事態宣言、考えていないのかと...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、御指摘の布製マスクですが、これは、かつて日本の国においてマスクが不足をし、国民の中で、マスクが不足をしている、そしてマスクが高騰していく、大きな不安が社会の中で広がっていた、こうした事態に対して、少しでも国民の不安を和らげるために何か施策がないか、こうい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、統計の不適切な処理によって統計の信頼が損なわれているという点については、大変遺憾なことであると思います。  その上で、委員の御質問でありますが、今回、国土交通省でも検証委員会の議論を行い、報告を行ったわけですが、この報告も含めて、今度は政府の統計委員会...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 二点御質問をいただきました。  まず一点目につきましては、国家賠償法に基づく求償については、当事者たる財務省において、国が個々の職員に対して求償権を有するとは考えていないと判断しているということを承知しています。この判断につきましては、当事者たる財務省、すな...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 三回目のワクチン接種については、午前中も申し上げたように、二回目の接種からの間隔を空けた上で行わなければいけない等の条件の中で、二月、三月、本格的に三回目の接種が進む大変重要な時期を迎える、そういった認識の下に、一日百万回をできるだけ二月、早い時期に実現する、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 接種の体制については、これも午前中、答弁申し上げましたが、自衛隊の大型接種会場の能力増強も行ってまいります。地方においても大型接種会場等の数を増やしていく、こうした取組を日々続けてもらっています。そして、何よりも、二月後半から職域接種が全国で始まります。そして...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 二月の後半、職域接種等も始まる、その中で達成できる数字であると考えております。
○岸田内閣総理大臣 今日申し上げているのは、二月、できるだけ早い時期にと申し上げております。そして、体制については、今申し上げたとおりであります。この体制がしっかり稼働することによって、二月後半、百万の目標を達成できると考えております。
○岸田内閣総理大臣 御指摘の方々については、ワクチンを用意し、接種体制を整え、そして、委員御指摘のように、しっかりと希望していただき、接種を受けていただく、これがそろわなければなりません。まず、それをしっかりそろえるべく、広報等においても政府としてしっかり働きかけを行っていきたい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の三千七百万の方々については、御指摘のように、希望、手を挙げていただく、こういった部分もありますので、その点を加味した上での数字を考えなければいけませんが、先ほども申し上げたように、これは接種券の発送の前倒しをお願いしています。一般の方も含めて前倒しをで...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 三千七百万人のうち、どれだけの方に接種いただけるか、これは、再三指摘されているように、希望者を対象にしているわけでありますから、できるだけ、政府としても、安全性、有効性をしっかりとPRする中で、多くの方々に接種をお願いしていく、こうした努力が必要となってきます...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほど来、昨年との比較を再三おっしゃいますが、昨年については、先ほども申し上げたように、一回目、二回目の接種、併せて行うということで接種回数について目標を定めてきました。  今回は、二回目の接種との間隔も考えた上で三回目を行わなければいけない。条件が違うとい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 日米の間において、こうした地元の住民の皆さんの安心、安全に関わる問題、これは大変重要な課題であるという認識の下にしっかりと協力をしていく、こういったことを確認した次第であります。  御指摘の点についても、そもそも日米の間の対応、検査ということについても、米国...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 国民生活安定緊急措置法を今回のケースに当てはめるべきではないか、こういった御質問でありますが、この措置法の適用に当たっては、価格の著しい上昇、あるいは買占め、そして売惜しみ、こうしたおそれのある事態といった要件が求められています。それに該当する必要があるわけで...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 シンガポール合意に対する評価の御質問ですが、二〇一八年、シンガポールにおいて、ロシアとの平和条約交渉における安倍総理とプーチン大統領の間で行われた重要な合意であると認識をしています。  その合意も含めて、これまでの我が国の二国間における諸合意、こうしたものを...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 私も、就任しましてから間もなく、プーチン大統領との間で日ロ首脳電話会談を行いました。引き続き、平和条約問題を始め、両国間における様々な課題について取り組んでいく、こうしたことを確認した次第であります。
○岸田内閣総理大臣 ウクライナ情勢については、今緊迫した情勢にあると認識しておりますが、仮定の御質問に答えることは控えなければならないと思いますが、基本的に、G7を始めとする国際社会との連携、これを大事にしながら、適切に判断していきたいと思います。  当然のことながら、我が国の...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、先ほど経産大臣からお答えさせていただいたように、スタートしました激変緩和措置、これの効果をしっかり見ていきたいと思います。  そして、四月以降どうかという御質問でありますが、それについては、先ほど来申し上げているように、何が効果的なのか、これを政府全体...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 何が効果的なのか、政府全体として考えたいと思っています。  ただ、今現在、トリガー条項について触ることは考えておりません。
○岸田内閣総理大臣 四月以降について、今の段階で、トリガー条項について触ることは考えておりません。  しかし、あらゆる選択肢、何が効果的なのかをしっかり政府として考えてまいります。
○岸田内閣総理大臣 委員の御質問は、二つ方法を挙げられて、それができるかできないかという御質問ですが、我々がお答えしているのは、四月以降、先ほど御指摘があったウクライナの情勢を始め、様々な状況が考えられます。その状況に応じて、何が効果的なのか、これをしっかり考え、方針を決めるとい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の建設総合統計については、国土交通省の検討会議での議論の結果、どのような結論が出るか、これに応じて対応していかなければならない課題だと考えます。是非、この議論の結果を踏まえて適切に対応していきたいと考えております。
○岸田内閣総理大臣 御指摘の光電融合技術ですが、低消費電力かつ超高速大容量など、次世代の通信インフラを支える技術であり、二〇三〇年代の導入が期待されるビヨンド5G、いわゆる6Gの実現に向け、その技術の実用化が期待されているものと承知をしております。  私自身、昨年十一月ですが、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の航空機産業は、足下では新型コロナの影響により大きな影響を受けていますが、高い技術力と広い裾野を有し、中長期的には持続的な成長が見込まれる重要な産業だと認識をしております。  そして、委員御指摘の民間の国産旅客機、三菱スペースジェットについては、民間に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 平成のバブル景気の崩壊以降、雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った、いわゆる就職氷河期世代の方々には、不本意ながら非正規雇用で働いている方、またあるいは引きこもり状態にある方など、様々な課題に直面してきた方々が含まれていると認識をしています。これは、個々人やそ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、私も、労働市場の在り方、そして、特に労働移動を促進していくという考え方、これは重要な考え方であると思っています。  その中で、今委員の方から御指摘がありましたように、人への投資を重視する観点から、三年間で四千億の施策パッケージを用意したわけですが、その...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほども山際大臣から答弁がありましたように、就職氷河期世代支援プログラムについては、実行に着手した直後、新型コロナにより日本経済は大きく下振れし、就職氷河期世代の方々をめぐる雇用状況は厳しくなってきたということでありますが、その中にあっても、ハローワークの職業...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、エネルギーをめぐる状況は、各国とも千差万別です。我が国の場合、資源が乏しく、周囲を海で囲まれています。こうした我が国においては、単一で完璧なエネルギー源は存在しないと認識をいたします。  また、二〇五〇年カーボンニュートラルに向けて、デジタル化によって...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の有識者会議の報告書ですが、附帯決議に示された課題について大変丁寧に議論を尽くしていただき、バランスの取れた報告書になっていると考えています。  政府としては、この報告書を尊重することとし、国会に報告したところです。現在、国会において検討が行われている...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 働き方に中立な社会保障制度をつくるという考え方は、大変重要な考え方だと思います。  それに対するアプローチの仕方として、御党においてはベーシックインカム等を考えられた。そして、政府・与党、自民党においても、二〇一六年頃から、政調の文書等において、国民皆保険制...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、高等教育への公的支出と労働生産性には正の相関関係があるという研究結果がある、このことについては承知をしております。  政府としましても、高等教育の充実、これは大変重要だという認識に基づいて、これまでも高等教育の無償化等様々な施策に取り組んでき...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のような研究結果があるということを承知しております。  これも一つ、大切な指摘である、研究結果であると受け止めて、我が国の高等教育の充実に向けて努力をする際の大いなる参考にさせていただきたいと考えます。
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、文教予算、人への投資、こうした予算は重要であると認識をしています。  過去の予算が削られているという指摘がありましたが、これは、時代の変化の中で、様々な議論の結果だと思います。しかし、これからを考えた場合に、当然のことながら、文教予算、そして...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 人への投資、文教予算は重要であると認識をいたします。  しかし、この金額をどれだけ積み上げるかということは、当然のことながら、社会情勢、そして予算全体の中でしっかり考えていくということであります。その条件の中で、最大限、文教予算あるいは人への投資、これをしっ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 国家として、将来を見据えて様々なビジョンを描いていく、その財源においても、単年度主義を打破してしっかりと確保していく、こういった基本的な考え方は、従来から私も申し上げております。  その中で、教育、おっしゃるように大変重要な課題であります。教育についても、今...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今回の事態を受けて、今外務大臣からもお話をさせていただいたように、これは、検査につきましてもしっかり三段階の検査を確保し、そして一月三十一日まで外出禁止などの厳しい感染防止措置を取ってきたところであります。  そして、その結果として、一月十四日の段階で在日米...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 日米の間でどのような情報交換をしたかということについては、先ほど外務大臣から答弁させていただいたとおりであります。  大事なのは、日本国民の安心、安全を守るということであります。こうしたやり取りの結果、アメリカにおいても、三度の検査をしっかり実施する、外出禁...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員の方から、裏の議論があるのではないかという今御指摘でありますが、我が国として、特定海域における領海の幅についての考え方、これは、外務大臣そして海洋政策担当大臣から述べたとおりであり、これを維持することが適切であると考えているわけであり、政府の判断、これは現...全文を見る
02月18日第208回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○岸田内閣総理大臣 まず、岩屋委員には、長い友人として引き続き厳しい指摘もいただければと思っております。  その上で、ウクライナ情勢について御質問いただきました。  このウクライナをめぐる情勢、これは、欧州にとどまらず、アジアを始め国際社会の秩序に関わる問題であると考え、重大...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のワクチンの三回目の接種については、関係者の皆様の御尽力によって、十五日以降、VRS、すなわちワクチン接種記録システム入力ベースで、一日百万回程度までペースは上がってきました。二月から高齢者の方々の前倒し接種が本格化しており、希望する高齢者施設での入所者...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 新型コロナの影響により、観光関連産業は甚大な影響を受けています。  観光産業は、委員御指摘のように、人口減少時代を迎えている我が国にとって、成長戦略の柱であり、地方創生の切り札であると認識をしています。  このため、引き続き、今後の感染状況を見極めつつ、安...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 我が国においては、一九九〇年代のバブル崩壊以降、低い経済成長と長引くデフレによって停滞の時代を経験してきました。企業においては投資あるいは賃金を抑制する、消費者においては将来への不安から消費を抑制する、こうしたことで需要が低迷しデフレが加速化する、こうした悪循...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 いわゆる敵基地攻撃能力という名称についてですが、様々な議論があるということは承知をしております。ただ、国会で議論する際に、一般に広く用いられている用語を現時点では使用しているということであります。様々な議論がある中で、今後、名称も含めて検討していくことは考えて...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、かねてより高水準にあった原油価格、このウクライナ情勢の緊迫化なども受けて、より一層上昇傾向にあり、企業や暮らしへの影響、これはしっかり注視していかなければならないと考えます。  委員御指摘のこれまでの取組、激変緩和措置ですとか業種ごとへの対応...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、世界的にも医薬品産業は成長産業であり、国民の保健医療水準を向上する観点からも、重要な産業であると認識をいたします。  このため、日本の製薬産業が絶え間ないイノベーションにより革新的な新薬を生み出し、グローバルに競争するための環境、これを整備していくこと...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、新型コロナ対応につきましては、委員御指摘のように、感染症への対応とそして社会経済活動の維持、このバランスが重要であるという認識に基づいて取り組んできました。その中で、特に要点として挙げてきた点が三点あります。  一点目は、何よりも国民の命を守ること。二...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、国産の経口治療薬の開発は大変重要であるという認識、これはまず、委員と認識を共有いたします。  このため、これまでも、研究開発への支援のほか、治験費用への補助など実用化を加速するための支援も実施しているところであり、しっかりと後押しをしていきたいと思いま...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、少子化及びそれに伴う人口減少の進展、これは我が国の社会経済の根幹を揺るがしかねない喫緊の課題であると認識をいたします。  こうした認識の下、これまでも、保育の受皿整備や幼児教育、保育の無償化など、様々な政策を進めてきたところですが、こうした少子化対策、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、こどもまんなか社会ということについて、これはどういう考え方かという御指摘について申し上げるならば、これは、常に子供の最善の利益を第一に考え、子供に関する取組の政策が我が国社会の真ん中に据えられる、据えられている、こうした社会を目指すということであります。...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、御指摘のように、G20の財務大臣・中央銀行総裁会議、これは、先進主要国、また新興国が一堂に会し、そして世界の経済における諸課題について議論をする重要な機会であるということ、私も同様の認識を持っております。  その中にあって、鈴木財務大臣、参加すべく準備...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 やむを得ず財務大臣本人が出席しない場合に、代わりに出席する人間、適切な人間を選ばなければいけない、こうした観点で考えましたときに、様々な会議において、それに適した対応が求められます。  現在ジャカルタで開催中のG20については、財務大臣が現地に参加できない国...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 重要な国際会議に自ら出席する、総理や大臣が出席する、これは大変重要なことであるとまず認識をいたします。  しかし、出席に当たっては、国内の様々な政治日程、事情、これをしっかり踏まえた上で、それをベースにしながら国際社会の中で発言していく、これが基本であると思...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、御指摘のTPP11そしてRCEPに野田元総理が御努力をされたこと、これは大変大きな成果であったと思いますし、私もそれぞれの交渉に外務大臣として関わった一人として、こうしたTPP11、RCEPの大きな意義を感じているところです。そして、こうした取組によって...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 おっしゃるように、大平元総理の環太平洋構想が、その後のAPECですとかTPP11ですとかRCEP、こうした大きな自由貿易圏の形成につながっていたということ、私もそのとおりだと思っています。改めて、一九七〇年代、大平元総理がこうした大きな構想を持っておられたとい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 TPP11につきましては、御指摘のように、様々な国あるいは地域から加入申請あるいは関心が寄せられています。  基本的には、我が国として、これらの国、地域がTPP11の高いレベル、これを完全に満たす用意ができているかどうか、これを見極めていくということであると...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほど、冒頭申し上げたように、TPP11の加入ということについては、あくまでも、TPP11の高いレベルを満たす用意を、意欲を示している国あるいは地域が満たしているかどうか、これが基本であると思います。それをしっかりと見た上でこの問題について考えていかなければい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、米国がインド太平洋地域の国際秩序に関与していくということは、戦略的観点から大変重要なことであると認識をします。その観点から、米国がTPPに復帰することは望ましいと、我が国としても、私も強く思っているところです。ですから、先日行われました日米テレビ首脳会談...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、御指摘の、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議の報告書ですが、この報告書においては、皇位継承について、今上陛下、秋篠宮皇嗣殿下、悠仁親王殿下がいらっしゃることを前提に、この皇位継承の流れをゆるがせにしてはならないとい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 この御指摘の、内親王あるいは女王が婚姻後も皇族の身分を保持することとするという方策につきましては、皇族数を確保するための方策の一つとして示されたものですが、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持することについては様々な議論があります。そうした議論もありますので、配...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の点については、この報告書の中で一つの方策として示されたものだと認識をしています。よって、具体的な制度をどのようなものにしていくのか、これは国会での議論を経て今後検討されるべきものであると考えます。  委員のように、様々な御意見をお持ちの方がおられます...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のとおり、東京圏への転入超過、これが続いてきました。これは様々な理由があるものの、結果として転入超過になってきたということについては御指摘のとおりだと思います。  そして、これも委員が御指摘のように、コロナ禍の中で、私たちは改めてデジタルとかリモートに...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員の御指摘、私は全く同感であります。  だからこそ、デジタル田園都市構想を進めるに当たって、地方にこそデジタルインフラ、これを整備しなければいけないということで、5Gですとか、光ファイバーですとか、海底ケーブル、地方にこそ率先してしっかりと整備していくべき...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、先ほどの議論の中で、地方こそインフラ整備を率先して行うべきであるということについて、私も同感だと申し上げたわけですが、これは、今年度中に新たな整備計画を策定して、具体的な整備目標を定めて、強力に推進していきたいと思います。  その際に、過疎地などの整備...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の、大学、企業、さらには政府機関の地方移転、これについては、政府としましても、しっかりと取り組んでいきたいと考えます。  サテライトキャンパスの設置に向けた地方公共団体と大学のマッチング、こうしたものにも支援を行っておりますし、中央省庁七機関、研究機関...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 昨晩の日ロ電話首脳会談においては、当然のことながらウクライナ問題が主要な課題であり、それについてロシア側も日本側もそれぞれの立場を表明しましたが、基本的にこの問題は外交手段を通じて解決するべきであるという点で一致した上で、それを基本としながら意見交換をしたとい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほど、この問題については外交交渉を基本としながら緊張緩和に向けて努力するべきだということを基調として議論をしたと申し上げましたが、当然のことながら、我が国の考え方、ウクライナをめぐる情勢、これは、欧州にとどまらず、アジアを含む国際社会の秩序に関わる問題である...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 二〇一四年のクリミア併合当時の国際情勢、委員も私の前任の外務大臣でいらっしゃいますので、そのときの状況を記憶されておられると思いますが、当時と今の国際情勢、これは随分と変化をしている、異なっているということは基本的に強く感じています。  また、我が国を取り巻...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 実際に事態がどう変化していくか、これからどう展開していくか、これは今の段階で予断を持って申し上げるのは控えなければならないと思いますが、状況の変化に応じて、G7を始めとする国際社会との連携をしっかり大切にしながら対応を考えていかなければならない、これが基本的な...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 様々な意味で、様々な条件が異なっています。その中で、我が国として、国益をしっかり念頭に置きながらも、国際社会との連携をどうしていくのか、適切な判断をしていかなければならないと考えます。
○岸田内閣総理大臣 いわゆる敵基地攻撃能力と言われる議論でありますが、この議論は、昭和三十年代から続く、長い歴史のある議論であります。ただ、昭和三十年代と比べて、ミサイルをめぐる技術一つ取りましても大きな変化が生じています。まさに現代的な議論でもある、重要な議論であると思っていま...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 いわゆる敵基地攻撃能力という議論、長い歴史の中で、おっしゃるように様々な議論が行われ、そして変化をしていきました。そして、今も様々な議論があります。  しかし、再三強調させていただいているのは、どんな議論を行うにしても、憲法、あるいは先制攻撃を始めとする国際...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 いわゆる敵基地攻撃能力の議論は、我が国の国家安全保障戦略を改定する議論の中で議論を進めていきたいと申し上げておりますので、今ここで私の考え方を断定的に申し上げるのは控えなければならないと思いますが、私も外務大臣を務め、特に平和安全法制の議論、担当大臣としてこの...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 福島第一原発の廃炉については、着実に遂行していかなければならない重要な課題であると考えます。  このため、原子力災害対策特別措置法に基づいて、私自身が議長を務める原子力災害対策本部の下、関係省庁や原子力損害賠償・廃炉等支援機構等が連携し、日本の総力を結集した...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のトリチウム分離技術については、過去に国費を投じて実証試験を実施しておりますが、その際に、専門家からは、実用化できる段階にある技術は確認されなかったとの評価がされていると承知をしています。また、IAEAにおいても同様の認識を示していると承知をしています。...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、我が国にとって喫緊の課題であります経済安全保障について、今月下旬の法案提出を目指し、政府として準備を加速しております。その中で、このような重要な時期に本事案が生じたこと、これは誠に遺憾なことであると認識をいたします。  まずは、事実関係をしっかり把握す...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、今回の水際対策の緩和につきましては、国の内外の感染状況、そして各国の水際対策、そして、そもそも我が国の感染の状況、さらには検疫体制、こうしたものを総合的に勘案して、緩和の方針を明らかにさせていただいた、こういったことであります。  入国の上限五千という...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 昨年来、未知の部分の多かったオミクロン株の対応に当たって重視した三つの点を申し上げるならば、一つは、国民の命を守るということ、二点目として、軽症の自宅療養されている方々の不安に応えるということ、そして三つ目として、社会経済活動、これをいかに維持していくかという...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のようなケース、これは重く受け止め、しっかり政治としても対応を考えていかなければならないと思います。  軽症の自宅療養者の方々の安心という観点から、地域の医療体制、さらには経口薬の確保など、こうした取組も充実していかなければなりませんし、さらに、病床に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、コロナ禍の中で、観光関連産業の皆様方、甚大な影響を受けておられるということ、これをしっかりと受け止めなければならないと思います。その中にあっても、中小の観光関連産業の皆様方の負担、大変大きなものがあるということを認識いたします。  その中で、今般の経済...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の事案につきましては、例えば広島の案件につきましては、法に基づいて処分が行われていると承知をしておりますし、それぞれ状況、事案の内容は様々であると認識をしております。  そして、先ほど来のやり取りを聞いておりまして、今回の資金の流れにつきましては、二之...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今回の京都府連の資金の流れについては、先ほど来、二之湯大臣の方から、法にのっとって処理をしているという説明をさせていただいていると承知をしています。  そして、必要であれば、引き続き説明を尽くしていただくことが大事であると認識をしております。
○岸田内閣総理大臣 今の内閣における感染対策のポイントは、医療提供体制の充実と、そして予防、検査、早期治療、こうした流れを強化していく、こうした全体像をしっかり示すことによって国民の皆さんの安心を得るということであると承知をしております。  その中の一つの対応、人流抑制のありよ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の蔓延防止等重点措置の適用外の地域につきましては、御指摘の事業復活支援金、もちろんこれは大切な取組でありますが、併せて、様々な資金繰り支援、あるいは雇用調整助成金の特例等の人件費の支援等、様々な支援が重層的に用意されているというのが支援の体制であります。...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 この人への投資の倍増ということにつきましては、具体的な予算を倍増するということを申し上げたわけでありますから、具体的な予算としては、オフJTの研修費用等の予算、投資、これを是非倍増させたいということを申し上げた次第であります。最近の推計値で、GDP比〇・一〇%...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 失礼。二千億ではなく、五千億でございます。
○岸田内閣総理大臣 まず、その点はそのとおりであります。  ただ、それにとどまるのではなくして、先ほど申し上げました、三年間で四千億の施策パッケージなど、広い意味での人への投資、しっかりと充実していきたいということを申し上げております。
○岸田内閣総理大臣 まず、御指摘の蔓延防止等重点措置の効果について、適用されたところと適用されていないところ、比較してという御指摘がありましたが、これは、蔓延防止等重点措置の適用されている都道府県を見ましても、この内容、飲食店において酒類の提供を全く控えている県もあれば提供してい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 この点に関しては様々な意見があります。私は先ほど、専門家の意見として紹介をさせていただきました。  そして、クラスターが減少しているということについて、エビデンスについては、今、山際大臣の方から紹介させていただいたように、そういったエビデンスを把握しているか...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 私も、かつて、初代の消費者行政推進担当大臣というのを務めたことがありました。そのときの経験からして、消費者の信頼という観点において、表示の適正化、これがいかに大事なことであるか、これを強く認識をしております。  本件につきましては、関係機関一体となって、食品...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 我が国に退避されたアフガニスタン人の方々に対する対応ですが、例えば大使館の現地職員については、日本政府として、住居や食事、日本語教育の機会の提供等の支援を行っているわけですが、その他のアフガニスタン人ということにつきましては、事情は様々であります。NGO等が身...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、今現在、コロナ禍の中で大変な危機に直面している、こうした危機に対する必要な財政支出はちゅうちょなく行い、万全を期す、これが現在の状況だと思います。  そして、その次に、経済あっての財政であり、経済を立て直し、そして財政についても考えていく、こうした順番...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 賃上げに向けては、先ほど御指摘がありました賃上げ税制についても、かつて行われた税制と比較しても、税率等深掘りをするなど拡充を行う、あるいは、看護、介護、保育といった公的価格を引き上げる、中小企業に賃上げを行う余力をしっかり確保してもらうためにも、適正な価格転嫁...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほども申し上げたように、経済の成長、これは、好循環を実現するためにも、持続可能性を維持するためにも、大変重要な課題であると思います。経済の成長をしっかりと考えていきます。  ただ一方、財政について御質問いただきましたが、財政は国の信頼の礎であるとも思ってい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の〇・三兆円超の事項については、今、野田大臣からも答弁があったとおりであります。  これは全部消化していないのではないかという御指摘でありますが、政権交代以降、平成二十九年の新しい経済政策パッケージや、今年度からの新子育て安心プラン、こうした様々な取組...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 岸田政権においては、成長と分配の好循環を通じた新しい資本主義の実現により、官と民の協働によって経済の再生に取り組む、こうした方針であり、その分配戦略の第一の柱が賃上げであると認識をしています。  まずは国が主導して、公的価格の引上げを行うとともに、賃上げ税制...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、赤字法人であっても賃上げを前向きに考えることができるようなインセンティブ措置を講ずること、これは重要であると認識をしています。  政府としては、賃上げ税制に併せ、法人事業税についても、赤字法人でも課税される外形標準課税の対象法人に対して、三%以上の賃上...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 固定資産税とか消費税については、税の性質上、たちまち触ることは難しいのではないかとは思いますが、この問題提起は重要だと思います。  様々な税目の中で検討することができるものはないのか、こうしたことは考えてみる意味はあると思います。
○岸田内閣総理大臣 エネルギー価格の高騰さらには急騰から国民生活や日本経済を守るために、実効ある激変緩和措置が必要であると認識をしています。  ガソリン、軽油、灯油、重油を対象とする激変緩和措置とともに、農業、水産業など業界、業種ごとの支援、地域の事情に応じた対策を行う自治体の...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 エネルギー価格の重要性については、委員御指摘のとおりだと思います。そして、今後の状況も踏まえて、国民生活あるいは日本経済を守るために、あらゆる選択肢を排除せず検討しなければならない。  御指摘の点も含めて、真に効果的な、あらゆる選択肢を排除せず、集中的に検討...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 何が効果的なのか、しっかり検証したいと思います。あらゆる選択肢を排除しない、そうした姿勢で早急に検討したいと思います。あらゆる選択肢は排除いたしません。
○岸田内閣総理大臣 あらゆる選択肢を排除しないと再三申し上げております。
○岸田内閣総理大臣 御指摘の点も踏まえて、あらゆる選択肢を排除いたしません。
○岸田内閣総理大臣 あらゆる選択肢を排除しないというのは、あらゆる政策、しっかりと検討の俎上に上げるということであります。
○岸田内閣総理大臣 御指摘の試算もしっかり踏まえた上で、最も効果的な政策、しっかり早急に検討したいと思います。
○岸田内閣総理大臣 まず、冒頭御指摘の文教予算については、これは令和三年度補正予算、そして令和四年度本予算、十六か月予算の中でしっかり確保しながら、この文教予算、そして政策、充実させていきたいと考えています。  そして、人への投資ということについても、先ほど来議論が行われていま...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 経済安全保障は多岐にわたる新しい課題であり、御指摘の人材の安定的な育成、確保についても、経済安全保障を確保していく上で重要であると認識をいたします。  例えば、私の主張する人的投資の強化は経済成長の基盤であるとともに、技術革新を担う研究者、高度IT人材、特殊...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 保育士の給与は他の職種に比べ低い状況にあり、その人材確保に向けて処遇改善に取り組む必要があると思います。  このため、これまでの累次の処遇改善に加えて、新しい資本主義を起動するための分配戦略として、保育などの現場で働く方々の給与を三%程度、月額九千円程度引き...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 公定価格の人件費、これは国家公務員の給与に準じて算定しており、令和四年度から公定価格の減額改定を行うことが予定されているということであります。  しかし、令和四年度以降も処遇改善の効果が継続するように、令和三年度補正予算において、令和四年四月から九月までの間...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 これは手続の問題でありますが、第二回、第三回、こうした申請は行われることになっていくと認識をしております。
○岸田内閣総理大臣 予算、この補助金等はしっかり措置しているわけでありますから、これは、自治体としっかり意思疎通を図った上で適切な対応を考えていただく、こうした環境をつくっていくことが重要であると考えます。
○岸田内閣総理大臣 まず、先ほど来、再三説明しておりますように、人勧による減額分をしっかり手当てした上で、その上に、この三%、九千円の処遇改善、これを用意しているということであります。  令和四年度十月以降についても、本年夏の人事院勧告の状況も見つつ、処遇改善の効果が継続される...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、人事院勧告自体は、民間に準拠する形で、制度としてこの取決めが続けられています。こうした考え方は一つ重要であると思います。  そして、申し上げている保育士の処遇につきましては、人勧による減額分もしっかり補填した上で、更にその上に三%、約九千円の上乗せをす...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 人勧につきましては、民間準拠だということを先ほど申し上げました。だからこそ、国が率先して民間の賃上げの呼び水となるべく環境整備をすることが大事だということを再三申し上げてきているわけであります。  民間も含めて全体の賃上げが実現したならば、人勧においても引上...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 資本主義ですので、市場や競争、これは基本であるということ、これはこれからも変わらないと思っています。その市場や競争を通じて、経済社会に効率性、あるいは起業家精神、あるいは活力、こうした成長の原動力をもたらす、これが資本主義における大きな長所であると思っています...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、資本主義ですので、競争や市場、これはもう基本であると思っています。  ただ、市場や競争に任せっ放しというのでは、格差や分断、あるいは気候変動、こうした様々な課題を生ずることになってしまった。こういったことから、官と民、これが協働する形でこうした課題に取...全文を見る
02月21日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○岸田内閣総理大臣 御指摘のG20財務大臣・中央銀行総裁会議、これは、主要国と新興国が一堂に会し、世界経済の諸課題について議論する大変重要な機会であるということ、これは私も十分意識を共有するところです。  ですので、こうした会議に財務大臣自ら出るということについては大変重要なこ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、委員御指摘のように、賃金の引上げ、これは大変重要な取組であり、そうした社会の機運を盛り上げるためにも、政府、官が呼び水となるべき政策をしっかり進めて、社会全体として賃上げを盛り上げていく、こうした雰囲気をつくっていくことが重要であると考えます。  その...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、御指摘のイージス・アショアの取組については、委員自身も今御指摘されたように、この配備を急ぐ必要があると考え、米側の協議、安全措置の検討、そして地元の説明、これを並行して実施するということによって、結果として約束を果たすことができなくなった、慎重さあるいは...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 賃上げ、経済成長、そして金融緩和、この三者の関係についてということで、財務大臣からも今答弁があったわけですが、別の視点で申し上げるならば、こうした経済の好循環ということで申し上げるならば、物価だけではなくして、物価だけが上がる状態ではなく、企業収益の拡大が賃金...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 要は、日銀の人事についての御質問ですが、今の黒田総裁の任期は令和五年四月八日までとなっています。内閣としては、その時点で日本銀行総裁に最もふさわしいと判断する方を任命する、これが基本であると思います。よって、今の時点において、現時点において、特定の人事案につい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、今コロナ禍の中で大変な危機的な状況にあり、国民の命、暮らし、そして事業を守るためにあらゆる政策を尽くさなければいけない、そのために必要な財政出動はしっかり行わなければいけない、こうしたことで経済政策あるいは予算についても政府として取り組んでいるということ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほども申し上げたように、まずは、経済の再生にしっかりと取り組んでまいります。そして、その先に財政も考えなければならないということを申し上げました。  財政は国の信頼の礎でありますが、信頼というのは、自分自身が信頼できると言い張って得られるものではありません...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 賃上げが大事である、人への投資が重要である、こういった認識は全く同感であります。共有しております。  そして、そのためにあらゆる政策を動員しなければいけないということで、既に財務委員会でも、賃上げ税制ですとか様々な議論が行われてきたと承知をしています。補助金...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、御指摘の点について、政府としましては、内閣府に設置された経済財政諮問会議において、専門的、中立的な知見を有する学識経験者なども参加する形で、経済見通しや予算編成の基本方針など、経済財政運営についての議論を行っており、こうした体制で引き続き適切な政策運営を...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 金融所得課税の見直しについては、成長と分配の好循環を実現する上で、様々な分配政策を進める選択肢の一つとして挙げたものであります。そして、分配政策については様々な政策の順番が大事だということを申し上げております。  令和四年度税制改正においては、政府としては、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほど申し上げたように、私自身としては、分配政策の中で賃上げ税制を優先するべきであるという判断の下に、政策を用意いたしました。  一方、御指摘の金融所得に関する課税の在り方については、令和四年度の与党税制改正大綱において、高所得者層において、所得に占める金融...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 消費税については、社会保障に係る費用をあらゆる世代が広く公平に分かち合うという観点から社会保障の財源として位置づけられており、当面、消費税について触れることは考えておりません。  そして、賃金の引上げ、大事だという議論を先ほど来させていただいておりますが、そ...全文を見る
02月21日第208回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○岸田内閣総理大臣 まず、委員の方から先週の予算委員会について御指摘がありました。  先週の予算委員会、国民民主党の玉木代表からもトリガー条項等について御質問をいただきました。その際に私の方から、あらゆる選択肢を排除せずということを申し上げました。これは、文字どおり、トリガー条...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員御指摘のように、物価だけが上がる状況ではなくして、企業収益の拡大が賃金の上昇や雇用の拡大につながり、そして、消費の拡大や投資の増加を通じて更なる企業収益の拡大に結びつく、こうした好循環が力強く回る中で経済成長に見合った物価上昇が実現する、こうしたことが重要...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今委員の方から御紹介いただきました大平総理の田園都市国家構想と、私が今掲げさせていただいておりますデジタル田園都市国家構想には、個性を生かした地域の活性化、あるいは集中から分散へといった考え方において共通するところがあり、いずれも、都市と地方の格差を是正し、新...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 地域が抱える課題をデジタルの力で解決する、こうしたデジタル田園都市国家構想の実現に向けては、委員おっしゃるように、担い手となるデジタル人材の確保、さらには育成、これが不可欠であると思います。中でも、高い技能によりデジタル実装を進め地域が抱える課題の解決を牽引す...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、私の経済財政運営の基本は、危機に対する必要な財政支出はちゅうちょなく行い万全を期す、そして、経済あっての財政であり、経済を立て直し、そして財政健全化に取り組んでいく、こうしたものであります。  新型コロナの危機にあって、医療体制の確保あるいは事業の継続...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、委員御指摘のように、新型コロナから国民の命そして暮らしを守り抜くということを最優先にして、様々な施策を講じてきました。  暮らしを守るという観点から、雇用調整助成金の特例措置、実質無利子無担保融資、あるいは、緊急小口資金の貸付け、生活困窮者自立支援金の...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、人への分配は、コストではなく、未来への投資だということを申し上げております。賃上げや人への投資は、成長と分配の好循環による持続可能な経済を実現する要であると考え、全力で取り組んでいきたいと思います。  そして、その中で、第一に、いわゆる所得の向上につな...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 ただいま官房長官から説明させていただきましたように、今、法案の提出に向けて準備を加速化させているところでありますが、その法案の作成過程において、元審議官の個人的な考え方が影響する余地はないということを説明させていただきました。  この法案については、国会にお...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、エネルギー高騰から国民生活そして日本経済を守るために、実効ある激変緩和措置が必要であると認識をいたします。  ガソリン、軽油、灯油、重油を対象とする激変緩和措置とともに、先ほど農水大臣からもありましたような業界、業種ごとの支援、また地域の事情...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 追加の対策についてはいろいろな議論があります。御指摘のトリガー条項についても、油種が限定されている等の御指摘があるということも承知をしています。  そういった点を踏まえて、あらゆる選択肢を排除せずに検討を早急に進めるということを申し上げている次第であります。
○岸田内閣総理大臣 現在、政府においては、激変緩和措置を始め、様々な施策を重層的に用意をし、事態に対応しています。  ただ、今後、ウクライナ情勢を始め、エネルギーをめぐる環境、不透明なものがあります。そうした将来も見据えながら、この追加の策について議論を始めるということを申し上...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、三回目のワクチン接種に対する自治体の皆様方の協力について御指摘がありました。  我が国においては、昨年十月、十一月まで、一回目、二回目の接種を続ける中で、十一月に薬事承認を行い、そして十二月から三回目の接種を開始したということでありました。その間、二回...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、お亡くなりになられた方には、心からお悔やみを申し上げ、哀悼の誠をささげさせていただきたいと思います。  その上で、今回のオミクロン株の特性、委員御自身がおっしゃったように、感染力は強いけれども重症の確率は低いという指摘がありました。その中で、医療提供体...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほども申し上げたように、亡くなられた方には改めて哀悼の誠をささげさせていただきたいと思います。  そして、今はまだ戦いの最中であります。政治の責任として、こうした事態に対して尽くすべきこと、やるべきこと、これを全て尽くして対応していく、これが政治の責任とし...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 三回目の接種の開始当初の八か月という接種間隔についても、そしてその後の接種間隔の前倒しについても、その当時の最新のエビデンスあるいは感染状況を踏まえながら判断してきたものであると認識をしています。  少なくとも、接種体制の準備が遅れている自治体に全体の接種ス...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 諸外国において三回目のブースター接種を開始した時期、これは委員御指摘の、お示しになられた資料にありますように九月頃であります。諸外国においては、その九月頃というのは、二回目の接種を始めた時期からもう既におおむね八か月たった時期の話であります。  やはり各国に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほども申したように、各国とも八か月から始まって、様々な接種間隔についての議論を行い、それぞれ今取組を進めているということであります。我が国においても、一回目、二回目の接種状況を踏まえて、適切な間隔について議論を行ってきた。十一月の段階では、ワクチン分科会の議...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今月対象となられる三千七百万人分の方へ接種するに当たって、十分なワクチン量は既に確保し、そして自治体に配付をしています。そして、接種体制についても、先ほど申し上げたように、準備を進め、職域接種も本格的に開始をしています。接種体制も用意できました。そして、接種券...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 三回目の接種について様々な御指摘をいただいていますが、三回目の接種、これは世界的に見ても、我が国より先行している各国の状況、米国、アメリカにおいて三割弱であります。そして、英仏独、こうした先行した国においても五割前後ということであります。三回目の接種は、一回目...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 医療提供体制の確保については、昨年十一月の全体像を示す中で、まず、病床については、書面で協定を結ぶことによって、稼働率、これを八割以上に引き上げる等を行うことによって、全国での、前回ピーク時の一・三倍の受入れ病床を確保したということであります。  なおかつ、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、政治の責任として、全体像をしっかり示し、そして医療提供体制等をしっかり準備をする、これは重要なことであると思います。その点について説明をさせていただいているわけですが、委員御指摘のように、現場において様々な混乱が生じているということ、この点についてはしっ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、今回のオミクロン株の感染拡大において、当初、在日米軍施設・区域内の感染状況がその原因の一つであった可能性、これは否定できないと日本政府においても考えております。だからこそ、米国あるいは在日米軍とも話合いを行い、そして検査回数についても確認をし、そして具体...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、ウクライナをめぐる情勢は、欧州のみならず、アジアを始め国際社会全体の秩序に関わる問題であるということで、重大な懸念を持って注視をしています。そして今、世界各国が緊張緩和に向けて努力を行い、ロシア、ウクライナを始め関係国に対して働きかけを続けています。 ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほど申したように、ウクライナ情勢は、欧州にとどまらず、アジアを始め国際社会の秩序に関わる、こうした問題であると認識をしています。  そういった認識でこの問題について日本としても真剣に取り組んでいかなければならないと考えております。
○岸田内閣総理大臣 株価の動きについては、様々な要因があります。私の立場からそれを評価するということは、逆に控えなければいけないと認識をしています。  ただ、その上で、委員御指摘のように、私の経済政策に対して、もし市場関係者の皆様から懸念の声が出ているというのであるならば、これ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 ちょっと、質問の趣旨、十分に理解しているかどうか分かりませんが、今御指摘になられたように、企業の資金調達の額とそして株主への還元額、こうした大きな差があるということについては、資料を拝見しまして、こうした現実について改めて感じるところであります。
○岸田内閣総理大臣 先ほど申し上げたように、資本主義というもの、関与するステークホルダーそれぞれに資するものでなければ持続可能なものにならないという観点から考えた場合に、還元という形でその成長の果実等が流出しているということについては、しっかりと受け止め、この現状について考えてい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 それがまさに先ほどから申し上げている趣旨であります。だから、資本主義の持続可能性を考えたならば、その成長の果実が一方的に、今委員は流出するとおっしゃいましたが、一部に資するだけで終わってしまったのでは続かないということを申し上げているわけでありますから。  ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 エネルギーを始めとする物価高、これは国民の皆さんの生活に大きな影響を与えるものであると認識をしております。高齢者の方の生活にも影響が出る課題であると認識をいたします。
○岸田内閣総理大臣 来年度の年金額改定率はマイナス〇・四%となっておりますが、これは、物価、賃金がマイナスとなったことを反映している数字であります。  公的年金制度については、将来世代の負担が過重なものにならないことを避けつつ、長期的な給付と負担のバランスを確保する仕組みとなっ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほど申しましたように、将来世代の負担が過重にならないようにする、あるいは長期的な給付と負担のバランスを確保する、こうした点から、年金の仕組み、これは大事な仕組みであると認識をしています。  その上で、物価については政治としてしっかり考えていかなければならな...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 急速なスピードで変化あるいは進化しているミサイルなどの技術に対しても、国民の命や暮らしを守るために十分な備えができているのか、これは、あらゆる選択肢を排除せず、現実的に検討してまいります。  御指摘の防衛大臣の答弁については、今般の検討は、憲法及び国際法の範...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、我が国の武力の行使については、委員御指摘の平和安全法制の議論の中で新三要件に満たされたものしか許されない、これが基本であると認識をしております。  その上で、なおかつ、憲法や国際法、そして日米の基本的な役割分担、こうしたものをしっかり守りながら、何がで...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 政府としては引き継いでおります。そして、具体的な対応を考える上で、憲法、国際法、日米の基本的な役割、これをしっかり守ってまいります、その上で現実的な議論をしてまいります、こうしたことを申し上げております。
○岸田内閣総理大臣 私の申し上げている経済再生のモデルですが、これはあくまでも資本主義でありますので、市場、競争が経済成長の原動力であるということ、これはこれからも変わらないと思っています。ですから、市場主義とかあるいは競争主義を否定するなどということは決して申し上げておりません...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 岸田内閣においては、新しい資本主義の下、様々な社会課題を成長のエンジンに転換する、社会課題を解決しながら持続可能な経済を目指す、こうした取組を進めようとしています。  農林水産業においても、こうした考え方に合致する、御指摘のみどりの食料システム戦略、この推進...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 ワクチンの三回目接種については、関係者の御尽力により、十五日以降、VRS入力ベースで、一日百万回程度までペースが上がってきました。二月から高齢者の前倒し接種が本格化しており、希望する高齢者施設の入所者等への接種についても、既に大半の自治体で施設接種や巡回接種に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、技能実習生の入国を待ち望む多くの事業者の方々の御要望があること、これは承知しております。  三月一日から、技能実習生についても、入国者総数の枠内で、受入れ責任者の管理の下、入国が認められることになります。技能実習生の入国の申請手続が迅速かつ円滑に進むよ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 十一月二十六日の打合せ、会議ですが、御指摘をいただきましたので、事前に通告いただきましたので確認をいたしました。  昨年十一月二十六日は、ワクチンの三回目接種の接種間隔について、厚生労働省の原則八か月後との方針に対し自治体からその原則の例外の取扱いを明確にす...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 接種間隔については、この委員会でも度々申し上げたように、八か月という専門家の意見等をベースに議論を始めましたが、その後、感染状況ですとか各国の状況等もしっかり把握した上で、接種間隔を前倒しする、こうした取組を進めてきたということであります。
○岸田内閣総理大臣 十一月二十六日の段階では、そういった報告を受け、それを徹底するように指示をした、こうしたことであります。
○岸田内閣総理大臣 この会議においては、自治体の方から、原則八か月後という方針に対して、例外の取扱い、これを明確にしてもらいたいという要望があり、厚生労働省の方でその基準、考え方を整理したということを報告を受けたということであります。  そして、先ほども申し上げたように、八か月...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 これは、自治体から、この例外の基準を明らかにしてもらいたいという要望に対して、厚生労働省として考えを整理したという報告を受けたわけであります。そして、その報告を受けて、そして引き続きこの前倒しの範囲についてしっかりと検討することを指示をしたというのがあの会議の...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 十一月二十六日の段階で厚生労働省としての考え方を整理したということであり、より具体的な整理については、是非厚生労働大臣に確認をしていただきたいと思います。  その報告を受けたわけですが、報告を受けた上で、更に前倒しを検討することを私の方から指示をした、これが...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 我が国においては、一回目、二回目の接種のタイミングがあり、その後、一定期間を空けて三回目の接種を行わなければならない、こういった状況の中、条件の中で三回目の接種に取り組んできました。  そして、結果として、この接種、三回目接種自体、タイミングも各国に比べて一...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 ワクチンの接種間隔については、八か月という原則から始まって、今、六か月に短縮すべく全力で取り組んでいます。  その取組を進める中にあって、いろいろ具体的な指示が出た、そしていろいろな議論が行われた、そのことについて一つ一つ挙げるならばいろいろ考えることはあり...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 新型コロナ対策、そしてオミクロン株への対応については、オミクロン株の特性を踏まえた上で、医療提供体制の充実と、予防、検査、早期治療の流れの強化、これにしっかり取り組んできた。この対策のポイントは、この全体像をしっかり用意するということであったと思っています。 ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほど申しました全体像に基づいて医療提供体制をしっかり用意することに努力をしてきました。そして病床の数、そして稼働率を引き上げる、こうしたことによって、昨年夏の状況と比べましても一・三倍の病床を用意した、そして見える化を図ってきた、こうしたことであります。そし...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、病床の確保、これは誠に重要です。だからこそ、昨年の夏の状況と比較しても、しっかりと病床を確保しなければいけない、努力をしてきた。その結果として、昨年の夏はもう重症病床も含めて満杯状況でありましたが、今、今日、昨年の夏の四倍の新規感染者が報告される中にあっ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 政治として、まずしっかりとした政策を進め、結果を出さなければならないと思っています。引き続き努力は続けたいと思いますが、その中で、亡くなられた方に対して言葉がないかということについては、誠に、政治として、政治は結果責任でありますから、亡くなられたことについては...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 新型コロナ対応につきましては、今内閣の中で、山際大臣、後藤大臣、堀内大臣を始め関係閣僚が緊密に連携してコロナ対応に当たっております。そして様々な指摘については謙虚に受け止め、そして改善すべきこと、取り組むべきこと、しっかりと進めていきたいと思っています。  ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の、病床とか医療スタッフ、医療人材の確保、調整ということについては、国として全体像を示し、そして基本的対処方針などの方針を示して、そして都道府県の計画策定を促し、そして医療体制の自己点検を自治体に要請するなど、自治体と緊密に連携して取り組んでいます。 ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 私が先週来申し上げておりますのは、原油高騰、エネルギーの価格高騰に対してしっかり対応していかなければならない、効果的な激変緩和措置を考えなければいけない、そういったことから、今、政府として取組を行ってはおりますが、今後の不透明な状況を考えたときに、更なる対策に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今のエネルギー価格の高騰に対して、政府としても、激変緩和措置を始め重層的な対応を用意しています。  しかし、将来を考えた場合に、不透明なこれからを考えた場合に、あらゆる方策を排除せず、しっかりと議論をしていかなければいけない、しっかりとした準備をしておかなけ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 重症化率の低いと言われるオミクロン株の対策において、御指摘の、軽症の自宅療養者への対応、これが鍵であると認識をし、保健所に頼らない地域の医療体制、経口薬の確保、こういったものに全力で取り組んできました。  自治体によって、当日ないし翌日に連絡を取ることができ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のかかりつけ医については、その機能を明確化しつつ、患者と医療者双方にとってその機能が有効に発揮されるための具体的な方策、これを検討し、かかりつけ医が広く普及するよう、しっかり取組を進めていきたいと考えます。
○岸田内閣総理大臣 御指摘の問題については、先月二十一日の日ですが、総務省に対し、日本郵便から、調査結果、再発防止策の実施などの報告があり、総務省において、再発防止策などのフォローアップを行うこととしています。  日本郵便に対しては、引き続き、監督官庁である総務省において適切に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 午前中も答弁させていただいたとおり、トリガー条項の凍結解除、これは検討から排除はいたしません。  その上で大切なことは、何が実効的で有効な措置なのかということだと思っています。与党からも多くの提言をいただいており、官房長官の下でしっかりと検討した上で必要な措...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 トリガー条項の凍結解除を含むあらゆる選択肢を検討する中で、御党のこれまでの検討やあるいは御提案についても、しっかりと参考にさせていただきたいと思います。
○岸田内閣総理大臣 防衛大臣の発言は、国民の命や暮らしを守るためにあらゆる選択肢を排除せずに議論するべきであるという趣旨で発言されたものだと認識をしています。その際に、憲法、国際法、さらには日米の基本的な役割分担、これがしっかりと守られるということ、これは当然のことであります。そ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 我が国の武力行使に当たっては、新三要件の下に行使されなければならない、これは当然のことであります。そして、それに合致するかどうか、具体的なケースについては、それぞれのケースを当てはめて判断しなければなりません。  いずれにしても、憲法、国際法、日米の基本的な...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 武力の行使の三要件につきましては、それぞれのケース、具体的に当てはめて判断しなければならない課題だと思います。  いずれにせよ、憲法、国際法、日米の基本的な役割、これはしっかり守られなければならないと認識をしています。
○岸田内閣総理大臣 新三要件に該当するかは、具体的な事案をそのケース、ケースに応じてしっかりと当てはめた上で判断しなければなりません。その上で、憲法、国際法、そして日米の基本的な役割は守られなければならないと考えます。
○岸田内閣総理大臣 経済については、昭和の時代から、成長か分配かという議論が続いてきました。その中にあって、私は、成長も分配もということを申し上げています。やはり、この分配の原資はなければならない、成長がまず基本としてあって、その果実を適切に分配することによって好循環が実現する、...全文を見る
02月24日第208回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のノートですが、今も手元に持っておりますが、この国会に入ってからまだ一冊は終えていないと思います。様々な点、記入させてもらっております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 答弁においてこの政府の方針について説明する、これはこの国会における議論の積み重ねの結果であると思っています。  今御指摘いただいて、その政府の方針についてより良いものを説明するに当たって、与党の議員のときに説明しているということについて御指摘をいた...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今申したように、与野党問わず様々な議論が行われてきた、その議論の積み重ねの結果、政府としての対応のありようについて考え、そして方針を明らかにしてきたと認識をしております。  野党の考え方、御意見もしっかり受け止めながら、政府のありようについて考えて...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、ウクライナ情勢については緊迫の度を高めていると認識をしています。そして、ウクライナ情勢については、これは単に欧州の問題にとどまらず、アジアを含む国際秩序、国際社会の秩序に関わる問題であると認識をしております。  ロシアは、二月二十一日にいわゆ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほども申し上げたように、自称共和国を認めるということは国際法違反であると認識をしております。我が国としてそれを承認するということは考えておりません。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 現状は今申し上げたような認識に立っております。こうした状況が続く限りは承認することはないと考えます。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアの一連の動きを受けて、米国、そしてEUを始めとする欧州諸国も様々な措置を明らかにしています。日本もこうした動きと連携して強い意思を示すということは、この欧米諸国、そしてG7を始めとする国際社会が一致してロシアに対して強い意思を示すという意...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今後のロシアの動き、また情勢の変化については今現在予断を持って申し上げることは難しいと思います。  しかしながら、G7を始めとする国際社会が強い意思を示すことは重要であると思いますし、それを受けてロシアがどういった対応を取るのか、これは引き続き注視...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今申し上げたように、G7を始めとする国際社会と連携をしていきながら、事態の緊張緩和に向けて努力を続けていかなければならないと思います。そして、その中でG7を始めとする関係国としっかり意思疎通を図り、情報交換をしていくことは重要であると思います。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国としましては、G7を始めとする国際社会と連携しながら、ロシアに対しては外交プロセスを通じて事態の打開に向けて努力をするべく働きかけを続けていくことは重要であると思います。しかし、今、具体的な対応については何も今決定をしておりません。今後の状況も...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、外交において人と人とのつながり、人間関係というのは大事な要素ではあります。しかし、基本的に、国際秩序ですとかあるいは国際法、基本的な理念、こうしたものは大変重要であります。こうした国際法を始めとする基本的なルール、理念、これをしっか...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 基本的な考え方は今申し上げたとおりであります。  しかし、特使を始めとするその具体的な対応については今は予定はありません。今後の動向をしっかり見ながら適切に対応していきたいと考えます。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど申し上げたように、今回のウクライナの事態はアジアを含む国際社会の秩序にも関わる重要な事態であると認識をしております。  今後、アジアを始め各地域にどのような影響を及ぼすのか、こういった点についてはしっかり注視をしていかなければならないと思って...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 北朝鮮がミサイル、度重なるミサイル発射等を行っていることについては、我が国として強い懸念を持って注視をしています。  こうした事態の推移、引き続き冷静に分析しながら、この我が国の国民の命や暮らしを守るためにどうあるべきなのか、外交、そして安全保障政...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私もこれ、この回収することができれば、技術的な情報が得られるとか、あるいは抑止力にもつながるとか、そういった可能性があるということは感じます。  ですから、その回収する、落下した、落下点の水域の状況など、技術的な問題も含めて総合的に判断し、この回収...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 敵基地攻撃能力という言葉については、いわゆる敵基地攻撃能力という形で使っております。すなわち、この議論については様々な議論が今日まで行われています。そうした議論を指すに当たって多く使われている用語という意味で、いわゆる敵基地攻撃能力という言葉を使わせ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) そういう歴史があるということについては承知はしておりませんでした。  しかし、今、現下のこの様々な課題について論ずるに当たってこの状況を適切に表現するために、いわゆる敵基地攻撃能力という用語を使いました。  議論を、国会における議論を深める意味で...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の平和安全法制の議論、これはあくまでも憲法の範囲内で我が国の安全保障を議論した議論であると承知をしております。平和安全法制の議論の中で、武力の行使につきましても新三要件という形でこの範囲を明らかにした、こうした議論も行われました。  こうした...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 非核三原則は、我が国にとって国是であると認識をしております。核兵器を使用する、保有する、我が国においてそうした選択肢はないと考えております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の点について具体的にどういう、どういう事態なのか、これはしっかりと確認しなければなりませんが、少なくとも我が国として、憲法との関係においても武力の行使は新三要件のこの範囲内で考えていかなければならない、さらには、非核三原則は国是であると認識をし...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 要するに、政策目的として様々な目的があるということを説明があったわけですが、その中で、キャッシュレス化を進めていく、我が国においてキャッシュレス決済を普及させていく、これも大きな政策目的であるということ、説明があったと思います。そのために、今説明があ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) コロナ禍を乗り越えるために、この国難を乗り越えるために、当然政治として大きな責任を果たしていかなければなりませんが、そのためにも国民の皆様方に基本的な感染防止対策を始め、様々な形で御協力をいただかなければなりません。そして、その際に、大変なこの御苦労...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) エネルギー価格の上昇に対しましては、今の政府において、激変緩和措置のみならず、業界や分野別のこの様々な支援、それから地方自治体への支援、様々な支援、重層的に用意をしています。まずはこうしたこの様々な政策をしっかり稼働させることが重要であると考えます。...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) エネルギー市場の動向をしっかり見据えながら、国民生活、そして事業を守るために、政府として対策を考えていきたいと存じます。あらゆる選択肢は排除せず、この市場の動向に適切に対応すべく、追加の策も官房長官の下でしっかり議論を進めたいと思っています。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 政府として、重層的な政策を用意しました。その成果はしっかり確認しなければなりません。しかし、あわせて、ウクライナを始め様々な不確定要素があります。そうした事態にもしっかり備えるべく、あらゆる選択肢を排除することなく、この追加の策も考えていかなければな...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、エネルギーを始めとする物価は高騰しています。国民の皆さんの生活、事業、大変厳しい状況にあるということで政策を用意しているわけであります。その政策の効果を見ながら今後の政策についても考えていく、これは当然のことであると思っております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど来議論になっている物価高が国民生活あるいは事業に大きな影響を与えているときだからこそ、賃上げ大変重要だと認識をしています。  賃上げについては、税制のみならず、補助金あるいは公共事業、公共調達においても賃上げに前向きな企業を優遇する、あるいは...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 所得倍増計画、子育て、若い世代の世帯所得を引き上げるところから始まって、しっかりと所得を倍増する、この流れをつくっていきたいということを申し上げています。  そうした大きな目標を立てて、賃上げに向けて引き続き努力をしていきたいと考えます。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 従来から、いつまでということは申し上げておりません。これは、状況の中で最大限努力をすることによってこの賃上げをしっかり実現し、そして倍増に向けて努力をしていきたいと考えております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 賃上げというのは、今日までの日本の経済を考えても決して簡単なことではないと思います。社会全体のありようを変えていかなければならない、そして、経済全体の仕組みをこの成長と分配の好循環をつくることによって持続可能なものにしていかなければいけない、そうした...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、調査、事実関係の確認、進めているわけでありますが、これは速やかに調査を進めていく考えであります。  しかしながら、事実関係の確認には一定の期間、時間を要するものであり、現時点でいつまでと申し上げることは難しいと考えます。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、この国家安全保障局のこの運営等については厳正なルールに基づいて運営されるべきものであります。  そして、御指摘の点も含めて、事実関係について確認をし、調査を実施しているところです。そして、今後、この事実が判明した場合には、この判明...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、経済安全保障については法案提出を目指して準備を加速しているところであり、こうした重要な時期にこの本事案が生じたこと、これは誠に遺憾なことであると認識をいたします。  この事実関係のこの確認、調査、これを実施し、今後、判明した事実に基づいて厳正に...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国の経済において、中小企業、これは大変重要な役割を担っています。そして、中小企業の中には世界に誇るべきすばらしい技術を持った企業もたくさんある、こうしたことを強く認識をしております。  円安を始め様々な経済状況は変化をしていますが、その中にあっ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 二月二十日からの大雪により、二十一日には北海道函館江差自動車道において車両数十台が絡む多重衝突事故が発生し、一名の方が亡くなり、十六名の方が救急搬送されました。また、この冬を通じて、本日午前七時の時点で、人的被害として除雪作業中の事故などによる死者七...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、現状につきましては大きな災害であるという認識に立って対応しなければならないと考えます。大雪によるこの近年の被害の発生状況等も踏まえ、降積雪期における防災体制の強化についてあらかじめ関係機関等に呼びかけを行ったわけですが、昨年の十二月...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) こうした雪害に対しましては、既に関係省庁災害警戒会議、これを開催しております。災害という認識で本件につきましてもしっかり対応を続けていきたいと考えます。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 豪雪地帯では毎年の恒常的な降雪により生活の利便あるいは産業の振興が阻害されています。そして、委員の方から最近は状況が変わってきたという指摘がありましたが、特に近年はこの集中的な降雪による交通阻害や、人口減少、高齢化の進展等を背景として高齢者の雪下ろし...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、私自身、条件を付けずに向き合うということは、私自身が金正恩委員長と直接向き合うという決意を明確な形で述べたものであるという、私自身も認識をしております。  そして、後半の質問は、事務方、済みません、ちょっと聞き取れなかったんですが、後半は事務...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 当然のことながら様々な働きかけは行い続けております。具体的な内容については明らかにすることができませんが、是非、先ほど申し上げました直接向き合うなど具体的なこの北朝鮮との向き合い方につなげられるように努力を、そして働きかけを続けていきたいと考えており...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 条件に付けずと、あっ、いや、付けずにというのは、この北朝鮮の核、ミサイル、そして最も重要な拉致問題の解決に向けて、相互不信の殻を破り、条件を付けずに直接向き合うということを申し上げた次第であります。そういった趣旨で申し上げております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、我が国としてはそうした様々な課題を包括的に解決をしていく、こうした方針で臨んでいます。  しかし、そのためにも直接向き合うことが重要であるということであり、その向き合う中でこの御指摘の諸課題についてしっかりとこの解決に向けて努力を...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、拉致被害者の御家族の御年齢等を考えましても、この問題はもはや時間との闘いであると思います。そして、今日に至るまで全ての拉致被害者の方々の帰国を果たすことができていないということ、これは大変申し訳ないことであると思います。そうした認識の下に取組を...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほども申し上げたように、様々なルートを通じて様々な働きかけ続けております。その外交のやり取りの中で明らかにしてはならない部分はあるとは思いますが、少なくとも私自身、条件を付けずに向き合う、こういった姿勢を明らかにする中で北朝鮮に対して前向きな対応を...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) これまでも子供政策については、安定財源を確保しつつ、保育の受皿整備、あるいは幼児教育、保育の無償化など様々な支援を充実させてきたところでありますが、しかし、今の日本の現状、少子化、人口減少といった問題、さらにはこれから未来に向けてこの経済、科学技術を...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 人口減少、少子化に対する危機感は強く共有をいたします。そして、予算ということについて、先ほど厚労大臣から数字も申し上げたところでありますが、こうした数字と併せて、この予算の内容、その活用の仕方、これが大事であるとも認識しております。  だからこそ、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) これは、御指摘の発言、具体的な発言については、私自身その場にもおりませんし、直接コメントすることは控えますが、いずれにせよ、子供は、子供を育てる責任は自己責任なのか、あるいは家庭なのか、あるいは社会なのか、こうした様々な議論が当時は行われていたという...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 基本的な認識、子育てに対する認識は、先ほど申し上げましたこの民主、自民、公明党の三党合意に基づくこの考え方、これを、これが児童手当の見直しに当たって法改正の目的規定の中に記載をされています。この認識に基づいて子育てについても考えていくということである...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 子供政策に対する基本的な考え方あるいは予算に対する考え方は先ほど来申し上げているところであります。  その中にあって、御指摘の子供コミッショナーについては、現在、与党において新しい基本法案と併せて議員立法の方向で議論が行われていると承知をしています...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、御指摘の物価高につきましては、主に原油を始めとする世界的なこの原材料費の価格上昇、こうしたものを背景にしたものであると認識をしています。  これに対しまして、激変緩和措置を始め様々な政策、重層的に用意をしているところでありますが、これと併せて...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私自身、総理に就任してから、デルタ株を超える強力な変異株が現れる、そうした事態を想定して、新型コロナ感染が一時的に落ち着いている時期、すなわち昨年の十月、十一月挙げて様々な取組を進めてきました。そして、昨年十一月の全体像においてこの対策を明らかにした...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) こうした昨年の夏を上回る厳しい事態が生じることも想定して、先ほど申し上げましたように、昨年十一月の全体像の中で、二倍、三倍、それ以上の感染力が示されたとしても対応しなければいけないということで医療提供体制等を用意してきました。結果として、この病床を用...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) これはウイルスとの闘い、自然との闘いであります。この先については誰も確信を持って判断することはできない、こうした闘いであります。  だからこそ、昨年の夏の状況の二倍、三倍の感染力を示したとしても対応できる医療提供体制を用意したということであります。...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、全体の医療提供体制については先ほど申し上げたとおりであります。しかし、オミクロン株の特性の中で、様々なこの現実、更なる対応が求められているというのが現状であると認識をしております。  高齢者施設での医療体制の強化の必要性、今御指摘のとおりだと...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 二十一日の日から、いわゆる二つの共和国の独立の承認など、ロシアの一連のこの行動が報じられています、確認をされています。これについては、ウクライナの主権及び領土の一体性を侵害するものであり、国際違法、国際法違反であり、認めることはできないとして、我が国...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私自身、総理に就任したときから、デルタ株を超える強力な感染力を持つ変異株が現れる、こういった事態を想定して準備を進めました。だからこそ、十月、十一月と準備を進め、十一月には医療提供体制等の全体像をこれしっかり示して、この次の事態に備えてきたということ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 総理に就任した十月の段階においては、今申し上げたデルタ株を超えるこの変異株の出現も想定しながら準備を進めてきたということであります。  その後、この冬にこうした第六波が来ることを想定していたかということでありますが、オミクロン株につきまして、世界的...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 就任した当時は、いつ次の波が来るか、これは十分予測することは難しかったと思います。  この第六波と言われるような波が来ることも想定して準備を始めたということであり、いつの時点で第六波が来るか、十月の段階では予想するのは難しかったと振り返っております...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 冬に第六波が来たとしても対応できるように、十一月の、十一月に全体像を明らかにして体制を用意したということであります。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ワクチンの効果の経時的推移につきましては、昨年の十月二十八日にこの厚生労働省の審議会において、感染予防効果は二回目接種後六か月までにおいて全年代で経時的に低下するとの報告があったこと、また、発生予防効果や重症化予防効果に関しては二回目接種後半年程度維...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) はい、私も十月二十八日にそうした資料が提出されたということを確認し、その専門家の考えとしてもそういったワクチン効果の経時的推移があるということを承知した次第であります。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 様々な議論があったことは記憶していますが、政治家として、私自身、総理として、専門家のこの判断としてワクチン効果の経時的な推移があるということについて確認、しっかり確認したのは、先ほど申し上げたこの報告においてであると認識をしています。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) いや、ワクチン接種につきましては、諸外国の状況を見ても、九月の段階で三回目の接種の必要を確認したということですが、九月の段階において既に諸外国においては我が国より一回目、二回目の接種が先行しておりましたので、二回目の接種との間隔、これ既に八か月たった...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ワクチンの効果が減退する、あるいは二回目の接種からどれだけの間隔が必要なのか、こうした議論が世界的にも行われ、そして日本も、一回目、二回目遅れたわけでありますが、この二回目との間隔を考えて適切に議論を行ってきたということであります。  その中で、高...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ワクチンの効果の経時的推移について、世界においても日本においても昨年議論が行われました。  その科学的なエビデンスに基づいて一定の間隔を二回目からの間に空けなければいけない、そういった条件の中で、我が国としてもできるだけ早く接種を進めなければいけな...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、世界における三回目のワクチンの接種につきましては、ワクチンの効果が減退するという議論の下で三回目の必要があるという議論が行われていた時期、その時点で各国においては既に二回目の接種から八か月が過ぎていた、こういったタイミングで行われたものでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 三回目の接種については、専門家の科学的な知見によって、その二回目の接種との間隔について様々な議論が行われました。あわせて、日本においては、三回目の接種、一回目、二回目の接種との間隔を空けなければいけない、こういった事情の中で、できるだけ早期に接種を始...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど申し上げたように、専門家の意見、科学的な知見においても、世界的に八か月から始まって六か月と間隔の短縮が行われた。日本においてもそういった議論が行われました。  十二月スタートの段階では八か月ということでありましたが、その後、科学的な知見に基づ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のその専門家の知見についても、原則八か月、そして六か月まで短縮が可能だ、そういった報告であったと記憶しています。そうした知見に基づいて、まずは一日も早く接種をスタートさせるということで十二月から接種を開始したということであります。その上で、この...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今厚労大臣からも申し上げたやり取り、十一月二十六日の段階で、この医療機関や高齢者施設等でのクラスターが発生した場合などは例外的に六か月間隔で接種しても差し支えないことを自治体に伝えるとともに、あわせて、今後の我が国の感染拡大に備えて、八か月を待たずし...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 十一月二十六日のやり取りは、厚生労働省の原則は八か月後という方針に対して、まずはこの例外の取扱いを明確にするということ、そしてあわせて、私の方から、今後の我が国の感染拡大に備えて八か月を待たずして接種を行う範囲について更にこの拡大することについて検討...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 医療面での最悪の事態、要は感染者が拡大し、重症者が増え、そして重症病棟、病床もいっぱいになり対応できなくなってしまうような事態、これは避けなければならないということで、昨年十一月来、最悪の事態に備えるという考えに基づいて医療提供体制を用意したというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 病床については、病床使用率が高まり、そして重症病床の使用率も高まってしまい、さらに一般医療を大きく制限しなければならないような事態、こうした事態が最悪の事態であり、これを避けなければならないと考えます。  昨年、新たにレベル分類基準というのを明らか...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 病床については、先ほど申し上げましたように、全体としてこの対応できる病床の数を用意していると認識をしておりますが、今、一年で最も救急患者が多いこの時期に、発熱などによりコロナの疑いがある方の搬送が増えた結果、救急の受入れが難しいなどのケースが生じてい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 第五波以降、すなわち昨年の夏の状況を振り返る中で、取り組んできたのは、まずは、昨年の夏の状況と比べて二倍、三倍の感染力が示されたとしても対応できるだけの医療提供体制をしっかり用意するということ、昨年の夏の一・三倍の医療提供体制を用意する、そして、予防...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) もちろん、それを前提として全体像を作成して、お示しをしていただいているわけであります。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 全体像のポイントは、医療提供体制を用意し、そして予防、発見、早期治療の流れを強化する、この全体の中で国民の皆さんの命や健康をどう守っていくのか、これが全体像のポイントであると思います。ワクチン接種も一つの大きなポイントではありますが、この医療提供体制...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 十一月の全体像については、医療提供体制と、そしてワクチンを始めとする予防、そして検査体制、そして経口治療薬を始めとする早期治療、この全体を示すことによって国民の命やそして健康を守っていく、これがこの全体像の重要な点であると思います。その全体像の中で、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 検査体制につきましては、昨年、全体像の中でも無料検査体制をしっかり充実させなければならない、そして、昨年の段階ではPCR検査が主力でありましたが、このオミクロン株への対応を考えた場合に、濃厚接触者のその待機期間をできるだけ短くするためにも検査キットを...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) このオミクロン株への対応につきましては、この特性が明らかになるに応じて、先ほど申し上げました十一月の全体像を拡充するという形で取り組んできました。  高齢者施設への対応の重要性、こうしたこともこの議論の中で専門家から指摘をされ、それに対してどう対応...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) はい。憲法審査会の役割については、私自身、様々な説明を受けております。今あったような説明を憲法審査会が担っていると承知をしております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ウクライナ情勢については、ロシア軍がウクライナ領域内に侵攻したという報に接しております。政府部内において詳細な情報を収集し、情勢の把握に全力を挙げているところであります。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 情勢は極めて緊迫していると認識をしています。御指摘のように、邦人の保護等、政府として具体的に取り組まなければならない課題、山積であります。  政府としては、適切なタイミングで国家安全保障会議、開催したいと思っております。その国会の御了解もいただきな...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ただいま委員会のお許しをいただき、NSC四大臣会合を開催いたしました。御配慮いただきましたこと、感謝を申し上げます。  四大臣会合でのこの議論の詳細についてはこの場で説明することは控えますが、ウクライナ情勢について関係省庁から説明を受けたところであ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今委員の方からありましたプーチン大統領の軍事行動に対するこの表明等、様々な情報に接し、そして、我が国としましても、関係各国とも連携しながら情報収集に努めてきたわけでありますが、ウクライナ国内において多くの爆発音等が報告されるなど、緊迫した情勢にあると...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の令和四年度本予算のこの審議ですが、まずはこの新型コロナ対策に万全を期しつつ、新しい資本主義を起動させ、日本の経済を再生させるために重要な予算であると認識をしております。オミクロン株の感染拡大が続く中、本予算の一日も早い成立を図り、国民の皆様に...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ワクチンの三回目の接種については、御指摘のとおり、接種の最前線に立つ自治体と緊密に連携すること、これが重要です。私自身が知事とオンラインで面会し、接種の加速化を直接要請するとともに、関係閣僚等が都道府県知事や政令市長と直接連絡し、接種加速化の要請とと...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) オミクロン株の感染拡大のペースは落ち着き始めていますが、新規感染者の絶対数は多く、遅れて重症者数が増加するリスクもあり、警戒を緩める状況にはないと認識をしています。  そうした現状認識の下、慎重になるべきところでは引き続き慎重さを堅持しながら、第六...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) オミクロン株の科学的知見が徐々に蓄積され、内外の感染状況等が変化する中で、先ほどもありましたように、三月一日から、検査、行動把握、そして感染拡大リスクが高い場合の待機期間の設定といった基本的な条件を守りつつ、水際対策の骨格を段階的に緩和していくことと...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 委員御指摘のとおり、エネルギー価格の急騰から国民生活や日本経済を守るために実効ある措置が必要とされます。  ガソリン、軽油、灯油、重油を対象とする激変緩和措置等、様々な土地を、あっ、措置を重層的に実施しているところではありますが、エネルギー市場が更...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ブロードバンドサービスは、デジタル田園都市国家構想を実現するための基盤として大変重要であると考えています。このため、未整備地域解消のための財政支援を引き続き実施するとともに、電気通信事業法の改正案を今国会に提出し、光ファイバーなどをユニバーサルサービ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) オミクロン株による感染拡大が続く中にあって、学校に通うこともできず、先生や友達とも会えない、楽しみにしていた学校行事が中止になるなど、かけがえのない学校生活に様々な不便が出てしまっていることは、不安も大きく、大変つらいことであると思います。  一方...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) GDPといった経済指標だけではなくして、この国民一人一人が健康で生きがいを持って幸せに暮らすことができることが重要であるというこのウエルビーイングの考え方、これは私も大変重要な視点だと考えます。  新しい資本主義においても、官と民が全体像を共有し協...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 成長と分配の好循環の流れを加速していくための鍵は人への投資であり、ウエルビーイングの観点からも教育費の支援、重要だと考えます。  令和四年度予算案においても、低所得世帯の学生に対し給付型奨学金と授業料減免を実施するとともに、貸与型奨学金については、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 大平元総理の田園都市国家構想と私が掲げているデジタル田園都市国家構想には、地域の個性を生かした活性化、また集中から分散へ、こうした考え方において共通するところがあり、いずれも都市と地方の格差を是正し、新たな成長につなげていくことを目指すものです。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、改めて、上野委員が中心になって党においてウエルビーイングに関して積極的に取り組まれていることに心から敬意を表したいと思います。本日の議論を通じて、ウエルビーイングの実現は岸田政権が目指す国民一人一人が豊かで生き生きと暮らせる社会、そして全ての人...全文を見る
02月25日第208回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今回のウクライナの、ウクライナへのこの侵攻、このロシア軍によるウクライナへの侵攻ですが、これは力による一方的な現状変更であり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、断じて容認できず、厳しく非難をいたします。  こうい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシア軍によるウクライナへの侵攻は、力による一方的な現状変更であり、おっしゃるように、欧州にとどまらず、アジアを含む国際社会の秩序の根幹を揺るがしかねない深刻な行為であると思います。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をするわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシア軍のウクライナへの侵攻については、先ほど来申し上げているように強く非難をするものですが、こうしたウクライナ情勢を始め国際情勢、厳しさ、さらには複雑さ、こうしたものを増しています。こうした国際情勢の中で、我が国はどのように生き、そして国民の...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) オミクロン株による感染拡大が長引く中で、学校に通うことができず、先生や友達とも会えない、楽しみにしていた学校行事が中止になるなど、かけがえのない学校生活に様々な不便が出てしまっていることは、不安も大きく、大変つらいこともあると思います。  一方で、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 新型コロナの中で少子化は更に深刻化しています。また、児童虐待、いじめ、子供の貧困など子供をめぐる課題、これ一段と複雑化しています。子供政策を我が国社会の真ん中に据えて、こうした様々な課題に子供目線に立って適切に対応し、縦割りを排した行政を進めていくた...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、委員には、昨日、NSCの開催に当たりまして御協力をいただきましたこと、感謝を申し上げます。  その上で、原油高騰について我が国の影響、我が国への影響ということで御質問いただきました。  まず、我が国においては、原油に関しましては国、民間を合...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、今五円とされている対策についてどこまで深掘りをするのか、これを今至急調整しているところです。できるだけ早くそれを確認して明らかにしていきたいと思っています。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど申し上げたように、備蓄等の関係で今すぐに大きな影響はないと思いますが、しかし、状況の変化、不透明でありますので、来週にはそうした激変緩和措置の拡充について明らかにしていきたいと考えております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まずは当面の措置を考えております。そして、将来的な措置、そして状況の変化に対する対応ということについては、先ほど申し上げたように、さらに、あらゆる選択肢を排除せず、この追加措置を用意するべく、官房長官の下で準備を進めていきたいと考えます。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず当面は今の激変緩和措置の拡充で対応したいと思います。  しかし、その先、将来的には更なる原油高騰もあり得るわけでありますので、そうした事態に向けては、あらゆる選択肢を排除せず、準備を進めていきたいと存じます。そのあらゆる選択肢、トリガー条項を始...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) トリガー条項については、この予算委員会等審議の場で再三質問を受ける中で、あらゆる選択肢を排除せず議論を進めますということを申し上げております。そして、その中に、あらゆる選択肢の中にトリガー条項も含まれるというお答えをしたことは記憶をしております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 委員会で答弁させていただいたとおりであります。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) コロナ対策については、まずは、昨年十一月の段階で、昨年夏の第五波と言われる厳しい状況を振り返りながらしっかり体制をつくらなければいけないということで、全体像を示し、そして医療提供体制、そして予防、発見、早期治療の流れを強化する、こうした取組の全体像を...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今申し上げたように、医療提供体制を昨年の夏の状況も振り返りながらしっかり準備しなければいけないということで、病床を確保し、そして稼働率を引き上げることによって昨年の夏の一・三倍の病床を用意するということで次の波に備えたということであります。  結果...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 昨年の夏の四倍近い新規感染者が報告される中にあって、専門家の皆様方からも、こうした新規感染者の波から遅れて重症者の方々が、方々の増加する、こうしたリスクがあるということを聞いております。こうした重症者の方々の波が遅れて来ているということ、これは警戒感...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど申し上げたのは、昨年の夏に比べて四倍の新規感染者が出ている、そして、去年の夏においては病床はもう満杯状況でありました。それとの比較において、病床を用意することによって病床の余力がまだ存在するという全体のことについて申し上げた次第であります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、大勢の方がお亡くなりになられたということについては、政治は結果責任でありますので、これは大変申し訳ないことであり、心から哀悼の誠をささげたいと思います。  専門家の分析においては、この死亡者の中心である高齢者の中には、基礎疾患の悪化などの影響...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 済みません、今の質問について答える前に答弁を終えてしまいました。先ほど来の流れで答えたものですから、失礼いたしました。  ワクチン接種について、もちろんこのワクチン接種は大変有効なものであると認識をしています。しかし、我が国においてのワクチン接種の...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国の接種の体制、二月末までに対象となられる医療関係者、そして高齢者の方々、こうした方々への接種に十分なワクチンの量を確保いたしました。そして、各地にそのワクチンを配布しております。そして、各地において様々な接種体制、準備をしていただきました。職域...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど申し上げた体制を準備する上で、できるだけ多くの方々に接種をお願いしたいということで、この一つの目標をということで一日百万回という目標を立てました。  登録ベースで百二十万回ペースまでペースは上がってきました。是非、これを安定させていくことによ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 毎日毎日、登録された結果の積み上げとしては、今数字が毎日毎日積み上がっているわけです。登録で百二十万回を記録したということを申し上げましたが、その登録の中には、何日分、何日分、複数の日にち分が含まれているわけですから、毎日登録する中で徐々にこの日にち...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 経口薬、さらにはこの治療薬については、多様な治療方法が今用意されつつあります。  メルク社のモルヌピラビルについては百六十万人分を確保しており、三月末までに六十万人分が納入されており、既に全国の医療機関、薬局に十四万八千人分以上お届けし、これまでに...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 薬で申し上げるならば、先ほど申し上げたように、この全体の量については、しっかり契約をし、確保しています。それを現場に届けるということについて御指摘の点がありました。  この状況について、ちょっと今数字を今委員との質問の中でお伺いしましたが、どうして...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) BA.2につきましては、この感染、市中感染等も報告される中で、その特性について様々な報告がされています。専門家の中でも感染力がより強いものであるという指摘もあるということは聞いております。  こうしたBA.2の存在についてもしっかりと把握をしながら...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず今現在政府としてやるべきことは、厳しい状況をしっかりと把握しながら、このオミクロン株の特性等もしっかりと念頭に置きながら具体的な対応を行っていくことであると思っています。  そして、司令塔機能について、なぜ今ではないのかということでありますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まずは今の厳しい現実にしっかり対応しなければなりません。司令塔機能は、感染提供、あっ、失礼、医療提供体制のこの準備と、他の課題ともしっかり併せて、必要な法改正があるとしたならば法改正も併せてしっかりとしたものを用意したいということで、一定の期間が要る...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 情報発信について各大臣もそれぞれ努めることは大事だと思います。しかし、政府全体としてどういった形で発信をし、全体としての発信力を高めていく、こういった観点も大事にしながら、官房長官を中心に、あるべき発信の姿、しっかり考えていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、学校指導員については今文科大臣からお答えしたとおりでありますが、委員御指摘のように、オミクロン株の特性をしっかり把握して機動的に対応しなければならない、こういった指摘はそのとおりだと思います。  これまでもこのオミクロン株のこの特性に鑑みて待機...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のGoToトラベルに関わる予算については、このコロナ禍によって大きな影響を受けた観光業界あるいは宿泊業界から大変大きな期待が寄せられている予算であると認識をしています。  ただ、この予算の執行は、旅行者、そして地元の安全、この命や健康をしっか...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) コロナ対策の予算は、未知の感染症との闘いの中で、この感染の拡大について十分予測が不可能な中にあって万全を期さなければいけないということで、しっかり十分な予算を確保し、そして、その多くの予算が自治体や個人からの申請、要請を受けて執行するという仕組みにな...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 財政については様々な議論があります。そしてその中で、財政の単年度主義ということについてどう評価するか、こうした議論があります。  そして、この長期的な視点で政策を考えるという観点からした場合に、余り予算の単年度主義に陥ってしまっては不都合な部分もあ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 基金については、経済安全保障ですとかグリーンですとか、あるいは科学技術等、この必要とされるまず事業の性質をしっかり考えた上で、先ほど申し上げましたような単年度主義の弊害の観点からこの基金を活用して複数年度にわたる支援を行うということで基金の対応を立ち...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) エネルギー価格の急騰から国民生活、日本経済を守るために実効ある措置が必要であると政府としても認識をしております。  ガソリン、軽油、灯油、重油を対象とする激変緩和措置による支援、これを深掘りするとともに、農業、水産業など業界、業種ごとの支援、あるい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、原油については今我が国においては二百四十日分の備蓄があり、LNGにおいても電力会社、ガス会社合わせて二週間から三週間の備蓄がある、こうしたことであり、今たちまちすぐに大きな需給において逼迫した状況が起こるということではないと認識をして...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、市場の安定、これは極めて重要であると認識をいたします。政府として、この穀物、エネルギー等の国際商品市況も含め、足下の市場動向や経済動向を引き続き注視するとともに、御指摘のように、政府と日銀一体となって経済財政運営に万全を期していかなけ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 日銀総裁を始め日銀の関係者とは経済財政諮問会議を始め様々な場面で絶えず情報交換をし、意思疎通を図っているところであります。こうしたこの状況の変化を考えますときに、より緊密に連携を図っていく必要は感じているところであります。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 各国の制裁の内容につきましてはそれぞれ明らかにしているところでありますが、我が国の制裁については、既に米国あるいは欧州諸国ともしっかり緊密に調整をした上で我が国の制裁の内容を決定いたしました。  まずは、本日発表した措置を速やかに実施すべく必要な手...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今申し上げたように、まずは我が国が明らかにした制裁の措置を実行してまいります。そして、今後については、状況の変化をしっかりと注視しながら、国際社会との連携を考えた上で対応を考えていくということであります。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今委員から御指摘がありましたように、今の物価高騰の背景には様々な要因があると認識をいたしますが、しかし、その中にあっても、特にこの原油を始めとする世界的な原材料価格の上昇、これはこの物価高騰の背景として大きな要素であると認識をしています。  そして...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 具体的な為替の水準について申し上げることは控えなければならないかとは思いますが、一般論で申し上げるならば、為替の変動が経済に与える影響について申し上げると、為替の円安方向への動きにより、輸出企業の収益は改善する一方、輸入物価の上昇を通じて中小企業や消...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 円安について私の立場から何か評価するのは控えなければならないと思います。為替というものが様々な物価にも影響しているということは一般論として申し上げることはできると思っております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 委員御指摘のように、成長の果実を賃金あるいは設備投資など次の新たな成長につながるようなこの分配にしっかりつなげていく、こうしたことは重要であると認識をしています。  そして、そのためにも、政府としても環境整備をしていかなければいけないということで、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 新型コロナの国産ワクチンの開発については、今委員の方から御紹介がありましたように、公明党の皆様からも御提言をいただいておりますが、政府としても、国内で開発、生産ができる体制を確立していくことは危機管理上も極めて重要であると認識をしております。  こ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 新型コロナ感染症のような世界に甚大な影響を与える感染症に対しては、G7を始め国際社会が一致して対応する必要があります。  我が国は、パンデミックへの対応に関する新たな法的文書の作成に関して、感染症危機への対応を強化するとの目的に賛同し、我が国の経験...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、中小企業が増大する債務に苦しむ状況が長引けば、経済の回復、成長の遅れにつながる恐れがあるところ、委員御指摘の中小企業の事業再生等に関するガイドラインの策定、これは非常に重要であると認識をいたします。  本ガイ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今後、金融機関には、取引先の業況、地域経済への影響を丁寧に把握し、重点的に支援が必要な先を特定した上で、ガイドラインを積極的に活用し、事業者の再生支援に一層注力いただくことが必要であると考えます。  増大する債務に苦しむ多くの中小企業の再生支援等を...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 雇用調整助成金については、これまでに例のない特例措置を講じ、事業主の雇用の維持を強力に支援してきたところです。そして、おっしゃるように、四月以降の取扱いについては、雇用情勢を見極めながら具体的な助成内容を検討の上、二月末までに改めてお知らせすることと...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) バスを始めとする交通事業者は国民生活や経済活動を支えていますが、現在、新型コロナの影響で厳しい状況にあると認識をしております。  このような中、交通サービスを維持するため、政府においては、交通事業者に対し、累次の補正予算により感染症対策や観光事業者...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ヤングケアラーへの支援については、その実態把握を進めつつ、相談体制の構築など必要な支援を当事者の方々にしっかりと届けていきたいと考えます。  さらに、ヤングケアラーにとどまらず、介護、育児、引きこもりなど、孤独、孤立の中で不安を抱えておられる方々に...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 再生可能エネルギーの導入拡大を推進する上で、地域の懸念に応える意味でも、太陽光パネルの適切な廃棄に関する取組を進めることは重要であると認識をいたします。  現在、ガイドラインなどでメーカーや工務店に対して廃棄の適切な進め方に関して周知するほか、業界...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 萩生田経済産業大臣が担当しております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアによるウクライナ侵攻、これは明白な国際法違反であり、我が国として強く非難をしています。  そして、この今回の事態を受け、既に明らかにしている制裁措置に加えて、制裁措置を強化するということを本日明らかにいたしました。資産凍結と査証発給停止...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 従来から、我が国は、領土問題を解決して日ロ平和条約を締結するという基本方針の下に、この経済を始め日ロ関係全体を底上げしていく中にあって両国の関係を構築していくという方針であります。ということから、この日ロにおける経済関係を支え、盛り上げていく職責は重...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、エネルギー価格の高騰、これは国民生活そして日本経済に大きな影響を与える課題であり、実効ある措置が求められています。そして、従来から政府においては、ガソリン、灯油、軽油、重油を対象とする激変緩和措置に加えて、分野・業種別の支援、さらには地方自治体...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、政府として用意した政策、しっかり実行してまいります。本日新たにこの表明した激変緩和措置の拡充、しっかりと実行してまいります。その上で、トリガー条項を始めとする様々な選択肢、決してどれも排除することなく、どれが効果的なのか、しっかりと官房長官の下...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 新しい資本主義の考え方に基づいて、市場、競争に全てを任せるのではなくして、官と民が協働して、このデジタルとかあるいはグリーンといった今の資本主義の課題、これを是正する仕組みを資本主義の中に埋め込んで、課題解決をしながら持続可能な経済を構築していく、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、小林大臣の方から答弁させていただきましたように、この官民であわせて投資を促進していくということが基本的に大事であると考えています。だからこそ、官、政府においてしっかり予算を用意をし、そして、市場の方向性あるいはこの市場の将来的な規模等、この基本的...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど新しい資本主義の考え方について申し上げましたが、今の様々な政策課題、経済安全保障、グリーンあるいはデジタル、こういった課題に官民の投資を集中することによって、社会的な課題を解決しながら経済を成長していく、だからこそ経済は持続可能なものになる、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、先ほど来からお話を聞いておりまして、いろいろな立場の方々が苦しんでおられる、そうした悩みについては真摯に受け止めなければならない、このように感じます。  そして、先ほど、各大臣から児童手当を始めとする各制度について説明がありました。こうした制...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 様々な立場の方々、様々な課題を持っておられる方がおられます。様々な形で御意見を聞けるような工夫を続けていきたいと思います。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 政府においては、これまでも子育て世帯への支援について、保育の受皿整備、幼児教育、保育の無償化、高等教育の無償化など様々な支援、取り組んできたところです。  今後は、こども家庭庁の下、昨年末取りまとめたこども政策の新たな推進体制に関する基本方針に基づ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 食品表示が消費者の自主的かつ合理的な食品の選択の機会の確保に関して重要な役割を果たしているということ、私もかつて消費者担当大臣を務めたことがあります。あのときの経験からしても、この表示というのが今申し上げた意味で重要であるという認識は強く持っています...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、ウクライナ侵攻という事態に直面しています。ロシアに対して強く非難し、そして厳しい制裁等を示していかなければなりません。そして、今まで萩生田大臣においてロシアとのこの経済の関係について仕事をしてきた、関わってきたわけでありますが、その立場において、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今のこの萩生田大臣のポストにおいて、今申し上げた政府としての意思表示において何ができるかということもまず考えなければならないと思います。たちまちポストを廃止するというのではなくして、我が国としての意思を国際社会にしっかり示すために何をするのか、これを...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 少子化の背景には様々な要因があります。個々人の結婚や出産、子育ての希望実現を阻む様々な要因、複雑に絡み合っていると認識をしています。  その中にあって、御指摘のように、この子育てや教育に係る費用負担の重さ、これがこの大きな課題としてある、こうした認...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 子供政策において、御指摘のように予算のこの大きさ、これももちろん重要な点でありますが、おっしゃるように、その予算を的確に使う、こうした視点も重要であると考えます。  だからこそ、こども家庭庁という新しい組織をつくり、様々な政策の真ん中に子供政策を持...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ありがとうございます。  岸田三原則と言って御示しいただきました。これは三点ともこの方向性として全く異存はございません。給与の確保、賃金の引上げ等、しっかりとした分配が行われなければならない、そのように申し上げております。  教育費のこれ完全無償...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ヤングケアラーについての問題意識は政府としてしっかり持っております。しかしながら、それが徹底していないという御指摘をいただいたわけです。  昨年五月、厚生労働省と文部科学省の合同チームにおいて報告書を取りまとめています。その実態把握を、この報告書に...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先月四日、熊本市の慈恵病院が記者会見を行い、母親が医療機関において実名を伏せて出産できる、いわゆる内密出産を実施したと公表したということを承知しております。  内密出産については、一般的に、子供の出自を知る権利をどう考えるか、未成年が内密出産を希望...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、この内密出産について、厚生労働省、法務局が示した取扱いに基づき、熊本市慈恵病院が採用している方法については現行制度下でもこれ対応が可能であるということであり、そして今、厚労大臣、法務大臣からこの取組を、取組について説明があったわけであります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今経産大臣からありましたように、我が国においては自動車において完全な技術は存在しないということで、特定の技術に限定せず多様な技術の選択肢を追求していく、これが基本的な立場であります。  そして、購入に至るまで何が必要なのかという御質問でありま...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 委員御指摘のように、今朝も新たな制裁措置について、我が国の制裁措置について明らかにさせていただきました。まずは、こうした制裁措置を実行していく、このG7を始めとする国際社会と協調する形でこれを実行していく、これがロシアに対するメッセージとして重要であ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアによるウクライナ侵攻は、単にヨーロッパにおける出来事ではなくして、アジアを含む国際社会の秩序に関わる大変重要な、重大な事態であると認識をしております。力による現状変更を許すということになったならば、他の地域においても様々な影響を及ぼす事態...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国の従来の姿勢、領土問題に、北方領土問題に取り組み、そして平和条約をロシアとの間に締結をしていく、こういった基本的な方針は変わらないと思っています。  ただ、こうしたこの緊迫した事態、ロシアのウクライナに、ロシアがウクライナに侵攻するといった、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 昨年の段階では、検査体制を充実させるということで、全国の自治体においてPCR検査を中心に無料の検査体制を充実させていく、こういった取組を進めてきました。  そして、その後、オミクロン株の感染拡大の中で、オミクロン株の特性をしっかりと把握した上で社会...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) この入試における不正行為は、公平公正に実施されることを信じて受験した多くの受験生の努力を裏切る行為であり、これは誠に残念なことであります。  こうした不正行為に対して、文部科学省においてもこの不正防止の防止対策、これを検討をしているところであります...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 従来から申し上げているように、経済安全保障という観点、経済成長という観点からも、またこの我が国の安全保障という観点からも大変重要な観点であると認識をしております。  その際に、民間の自由な経済活動、予見可能性、こういった点についてもしっかりと配慮し...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 中間層ということについて厳密な定義があるということは承知はしておりませんが、私が使っている中間層は、所得における中間層、こうした方々の層が分厚くなることが、社会の安定としても、また健全な民主主義の発展ということにおいても重要であるということを申し上げ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) この新しい資本主義の中で、成長の果実をしっかりと得た上で、その成長の果実を分配していくことが重要であると、その分配の一つの大きな柱が人への投資、賃金の引上げであるということを申し上げています。  そして、賃金を引き上げるということについては、官民共...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まずは、人への投資はコストではなくしてこの次の成長への投資であるということを申し上げています。  そして、賃上げということについて今様々な政策を紹介させていただきましたが、人への投資という観点からも三年間で四千億の施策パッケージを用意をし、そして労...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御党の主張されているこの政策、要はベーシックインカムと称されるこの政策については、既に国会で何度か議論をさせていただいております。  このベーシックインカムというこの考え方については、現状、我が国においてはこの社会保障制度、これ社会保険方式を基本と...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 安全な食料を将来にわたって安定的に確保していくためには、荒廃農地の解消、新規就農者の確保、海外依存度の高い化学肥料の利用低減、国産飼料の生産推進などの課題を克服し、国内で生産できるものはできる限り国内で生産していくことが重要であると認識をいたします。...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) そもそも自称共和国を国家承認するということ自体が国際法違反でありますので、その共和国からの要請を受けて、この国連憲章五十一条及び両共和国との友好協力相互支援協定に従って軍事行動を実施したという主張、これはそもそも成り立つはずがありません。この基本的な...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアのウクライナに対する侵攻、これは、先ほど申し上げたように、基本的なところから国際法違反であります。そうした行為について、核兵器であろうが通常兵器であろうが、これは国際社会として認めることができない、これは当然のことであります。よって、こう...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 通常兵器による威嚇も認められない、今回の事態はそういった事態であると思っています。よって、核兵器による威嚇、当然認めることはできません。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) コロナ対策については、全体像を昨年十一月明らかにし、そして医療提供体制、そして予防、発見、早期治療の流れ、これをしっかりしたものにする、こうした取組を行ったわけでありますが、その後、オミクロン株の感染拡大があり、そしてオミクロン株の科学的な知見、特性...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 政府として、病床、そして重症病床をしっかりと提供する、こうした体制を準備をしてきました。  結果として、昨年の夏の段階ではこの病床は満杯状況でありましたが、今の現状において、昨年の夏と比べて新規感染者の数、四倍近くになっていますが、病床のこの稼働率...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 検査については、今委員の方からありましたように、社会活動を止めないためにも必要であるということをおっしゃいましたが、昨年から振り返りますときに、昨年の検査、PCR検査が主流でありましたが、オミクロン株の特性を勘案して社会経済活動を動かしていくという段...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ただいま委員と厚労大臣の間で様々な議論が闘わされました。その中で、外部人材の活用等による人員のこの拡充、そして様々な業務の効率化、そして、コロナ禍においては、保健所を経由しない形での軽症の自宅療養体制の整備など様々な取組が行われてきましたが、その中で...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の金融所得課税の見直しですが、これは、新しい経済モデル、新しい資本主義と言われるこういうこの経済モデルの中で、この分配政策の選択肢の一つとして掲げました。  そして、実際この新しい資本主義を稼働するに当たって、その分配の原資を、まず、この増税...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 済みません、承知しておりません。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 金融所得課税に対する判断は官邸の判断であるという御指摘でありますが、過去の官邸の判断というのは十分承知しておりませんが、私の内閣、私の官邸における判断は、先ほど申し上げたように、この分配の原資をまず増税によって得るのではなくして、成長をしっかりと果た...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 内部留保については、成長の果実が内部留保だけではなく、賃金や設備投資に向けられることが重要であると思います。この成長の果実が賃金や設備投資に向けられることで次の成長につながっていく、持続可能な経済ができ上がっていくという観点から、成長の果実の分配のあ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 成長の果実を分配する、この分配する先でありますが、先ほど申し上げたように、内部留保だけではなくして、この賃上げあるいは設備投資、この次の成長につなげるためにもこうしたこの分配は重要だと思いますし、そもそもこれは資本主義、株主、株式会社ですので、株主へ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほども申し上げたように、成長の果実を、内部留保のみならず、賃金、設備投資、価格転嫁、そして株主に対する配当、こうしたものに適切に分配することが重要であると考えます。そのために、一つの手法として内部留保への課税を提案されたわけでありますが、政府としま...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国においては、バブル経済崩壊後、デフレと、そして低成長によって企業の投資が減少する、そして、消費者も将来への見通しの厳しさから消費を控える、こうしたことでこの悪循環が生じてしまってきた。こういったことから諸外国に比べて低成長に甘んじてしまっている...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 済みません、今資料を見て、十分に内容を吟味する時間がありませんので、完全に一致しているとは考えにくいですが、重なる部分は多分にあるんだと思います。しかし、一つ一つの要素、消費税減税とかですね、ちょっと一部完全にこれは一致できない部分もあります。  ...全文を見る
02月28日第208回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今回のロシアによるウクライナ侵略は力による現状変更であり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難いたします。そして、こうした思いをG7を始めとする国際社会と連携する形でしっかりと表す、行動していく...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 資産凍結につきましては、速やかに事態を確認して、速やかに行動に移したいと考えております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 北方領土問題については、次の世代に先送りせず、領土問題を解決して平和条約を締結するという方針の下、これまで我が国としましても粘り強く交渉を進めてきました。  しかしながら、今回のロシアによるウクライナ侵略、これは力による一方的な現状変更であり、国際...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今委員がおっしゃったとおりだと思います。  だからこそ、北方領土問題について展望は申し上げるような状況ではない、何よりもこの力による現状変更あるいは国際法違反、断じて認めることはできない、強い非難をする、この思いをしっかりと行動に示さなければならな...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のSWIFTからのロシアの特定銀行の排除といった措置への参加でありますが、これについては、欧米諸国から参加の要請を受け、そして、こうした措置への参加を我が国としても表明したということであります。これらについては、他のG7諸国から、これを強く歓迎...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 関係国と意思疎通を図っていますが、これはできるだけ早くこうした措置を実行するために努力をしています。スピードが大事だという点についても御指摘のとおりだと考えます。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、今回の措置によってエネルギー価格を始め国民生活やあるいは日本経済に関わる様々な分野に影響が出ること、これは十分想定されます。  政府としましても、これ注視していかなければなりませんし、国民生活を守るために、また日本経済を守るために...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今後のウクライナ情勢の展開については予断をすることはできない、緊張感を持って注意をしなければならない、このように認識をしています。  ですから、今後の展開、しっかりと注視し、把握した上で、国際社会との連携を重視しながら適切に対応していかなければなり...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 当然のことながら、今後の状況の変化を見ながら、日本政府としましても国際社会との連携の下に適切に対応していきたいと考えます。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ベラルーシについては、今回のロシアの軍事行動を支えており、日本としても同国を強く非難いたします。  御指摘のように、この制裁についても今検討を行っているところですが、おっしゃるように早急に結論を出したいと思います。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今外務大臣からお答えさせていただきましたように、核に言及するということは、こうした事態を更に不安定化させる、こうした危険な行為であると認識をいたします。そして、核ということについて、唯一の戦争被爆国である我が国としましても、厳しくこうした問題点を指摘...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のウクライナ侵略は力による現状変更であり、これは、欧州のみならずアジアを含む国際秩序、国際社会の秩序を揺るがす事態であると認識をいたします。国際、力による現状変更、決して許してはならない、こうした強い意思を示すことが重要であると認識をいたします。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、有事の際にはこうした工作等が行われることも念頭に、まずは政府全体として情報収集、分析を行っていかなければならないと思います。そして、国際社会、地方自治体を含む国民の皆様に対して適切な情報を発信できるように、この幅広く体制を整えていか...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今御指摘ありました総理経験者によるこの書簡には、多くの子供たちが甲状腺がんに苦しみという記述が含まれていますが、この記述は福島県の子供に放射線による健康障害が生じているという誤った情報を広め、いわれのない差別や偏見を助長する懸念、助長することが懸念さ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ミサイル技術につきましては、日々様々な改良が行われ、そして進歩をしています。  こうした中にあって、我が国の国民の命や暮らしを守るために何が求められるのか、冷静に現実的にしっかり議論をしていかなければなりません。是非この国家安全保障戦略のこの議論等...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 水際対策については、このオミクロン株の科学的知見が徐々に蓄積され、内外の感染状況等が変化する中で、検査、行動把握、そして感染拡大リスクが高い場合の待機期間の設定といった基本的な条件を守りつつ段階的に緩和していくという方針を明らかにしたところであります...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、御指摘のように、量子技術ですとかAIといった最先端の技術をこの防衛技術に活用する、これは大変重要な観点だと思います。  それぞれ、政府においても民間においても活発に研究開発が進められているわけですが、まずはこの省庁が連携して研究開発を加速する...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今環境大臣からお答えしたその政府の方針に基づき、委員の御指摘等も勘案しながら、政府としての取組について考えていきたいと思います。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、戦後長きにわたって我が国で平和が保たれた背景には、外交努力に加えて、自衛隊と、そして日米同盟によるしっかりとした抑止力があると考えています。  同時に、我が国は、憲法九条及び前文に示されている平和主義の理念の下、平和国家として国際社会の平和や...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国は、平和国家として戦後一貫して世界の平和と繁栄のために尽力し、途上国の開発にも貢献してきました。この観点から、国際社会の中で平和構築の事業に積極的に取り組んできました。  具体的には、国連平和維持活動への貢献や平和構築分野における人材育成など...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 一九四五年に国連が創設されて以来、国際社会の構図は大きく変化をしましたが、安保理の構成、これはほとんど変化していない、これが現実であります。安保理が国際社会の現実を反映し、国際社会の諸課題に有効に対処するためには、日本の常任理事国入りを含む安保理改革...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 被爆地広島出身の総理大臣として、核兵器のない世界に向けて全力を尽くしていきたいと考えます。  外務大臣としての四年八か月の経験から、核兵器のない世界を実現するためには核兵器国を巻き込んでいくこと、これは現実を動かすという意味で不可欠であると痛感いた...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 新型コロナの再拡大によって酒類業界に大きな影響が生じていること、これは承知をしております。  新型コロナによる影響を受けた事業者に対しては、売上げが減少した事業者に対して、地域や業種を問わず最大二百五十万円を一括支給する事業復活支援金を設置するとと...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、今回のウクライナの、ロシアのウクライナに対する侵略、これは力による現状変更であり、国際法違反であり、認めることはできない、強く非難をするところです。  今般のこのロシアのウクライナ侵略や緊張する米中関係に見られるように、この厳しさと...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) この御指摘のニュークリアシェアリングという課題ですが、その中身について、平素から自国の領土に米国等の核兵器を置き、有事には自国の戦闘機等に核兵器を搭載、運用可能な体制を保持することによって自国の防衛のために米国の抑止力を共有する、そういった枠組みを想...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私自身も、ウクライナ情勢の緊迫した情勢を受けて、邦人の安全確保は重要であるということから、外務省を始め政府に対して、邦人の安否確認、そしてできるだけ早くの退避、これを呼びかけるべく努力をするように指示を出してきたところであります。  日本としても、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 邦人の方々の退避につきましては、先ほど政治家のメッセージということをおっしゃいましたが、私も官房長官も外務大臣も、会見の場で度々この退避の必要については申し上げ、退避をお願いしてきました。  そして、今事務的な退避勧告のありようについて御指摘があり...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 政府にとりまして、邦人の方の命、安全を守ること、これは最も重要な役割であると認識をしています。今現在も、あのキエフにおいて、松田大使を始め現地の職員は命懸けで邦人の安全のために努力を続けています。リビウにおける臨時事務所においても同様であります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ウクライナに進出している日系企業は、商社や自動車販売業など五十二社が確認をされています。うち十五社に邦人が勤務していますが、配偶者が現地の方などの理由により、現時点で現地にとどまるのは二社三名と承知をしており、全員無事を確認をしています。  引き続...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ウクライナに対する支援は、先日、一億ドルの借款をゼレンスキー大統領に直接伝えるなど行ってきましたが、それに加えて、この度、人道支援ということで、一億ドルの緊急人道支援を行っていく、このことを明らかにいたしました。  現地の状況、流動的であります。今...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 国際社会との連携の下に、ウクライナ情勢全体をしっかり判断し、その中での日本の役割を総合的に判断する、こうしたことが重要であると思います。そして、支援のやり方、内容につきましても、各国それぞれ国の事情が違いますので、日本として求められる支援、内容におい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 人道支援については、各国との協調も大事ですが、何よりも現地のニーズ、これが重要であると思います。その中で、委員御指摘のように、ジェンダーの視点というのは大事な視点であると認識をいたします。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 外務省の定員数につきましては、外交実施体制の整備が、我が国、内閣の最重要課題であることを踏まえてこれまでも重点的に措置を行ってきた、毎年毎年こうした人員の拡充について努力、折衝を行ってきた、こうしたことではありました。  業務の合理化、効率化、人員...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 外交の観点から人員等についても拡充を図るべく努力は続けなければならないと思います。もちろん、現実においては、政府全体としてこの限られた財政をどのように効率的に配分していくのか、こういった観点は大事だとは思いますが、その中にあっても、政府の取組として、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 韓国との関係について御質問いただきましたが、北朝鮮への対応を始め地域の安定ということを考えた際に、日韓あるいは日米韓、こうした連携は不可欠であると認識をしています。  日韓関係については、旧朝鮮半島出身労働者問題あるいは慰安婦問題などによって非常に...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 韓国の大統領選の状況あるいは行方、これは内政の問題でありますので今私から何か申し上げることは控えなければならないとは思いますが、いずれにせよ、先ほど申し上げました我が国の基本的な立場は大事にしながら、対話というのはあらゆるレベルで続けていくことは重要...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 旧優生保護法については、この法律に基づき、あるいはこの法律の存在を背景として、多くの方が特定の疾病や障害を理由に生殖を不能にする手術等を受けることを強いられ、心身に重大な苦痛を受けてこられたことについて、政府として真摯に反省をし、心から深くおわびを申...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、厚生労働省、法務省、関係省庁において精査中であります。この段階でありますので、私としてもその精査の結果を待って適切に対応していきたいと思います。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 二之湯大臣にあっては、御指摘の京都府連における資金の流れについて、先ほど来、法令にのっとって適正に処理している旨説明をしているところであり、与えられた職務を全うしてもらいたいと考えています。  その上で、必要があるならば引き続き説明を尽くしていただ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 選択的夫婦別氏制度、これは広く国民全体に影響を与えるものであり、現在でも国民の間には依然様々な意見があると承知をしています。  それゆえ、その制度の導入についてはしっかり議論をし、より幅広い国民の理解を得る必要があると考えており、賛成の方の声にも、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、今回の措置によって国民生活や日本経済に関する様々な分野への影響が出ること、これは十分想定されます。政府としては、まずはその動向をしっかり注視していかなければなりませんし、国民生活あるいは日本経済を守るために対応すべきことについてはし...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、小林大臣からありましたように、経済安全保障において人材の安定的な育成確保、これは極めて重要な要素であると認識をいたします。  そして、人的投資の強化、これは経済成長の基盤であるとともに、人を大切にする経済社会をつくることで日本に人材が定着するこ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) IT人材の育成について、政府としても、今、牧島大臣から答弁させていただいたように、様々な取組を進めていきたいと思いますが、私も申し上げているデジタル田園都市国家構想、地方においてこそこのIT技術を活用するニーズが大変多いと、大きいということを申し上げ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 国産の経口薬としては、二月二十五日に塩野義製薬から条件付承認を求める申請がなされたところです。  まずは、医薬品医療機器総合機構及び厚生労働省の審議会において条件付承認制度への該当性について評価していくこととなります。早期実用化に向けて、提出された...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 戦没者等の御遺族には、国として弔慰の意を表するため、戦後二十周年以降、十年ごと、そして現在は五年ごとの特別な機会を捉え特別弔慰金を支給してきたところですが、これまでも請求書類の一部廃止等により事務処理の迅速化、図ってきたところではありますが、委員御指...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど消費者庁からも答弁がありましたが、香りの強さの感じ方には個人差があります。自分にとって快適な香りでも不快に感じる人がいることから、周囲への配慮が必要であると考えます。そして、引き続き、必要な研究、これは進めなければなりません。  そして、その...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、エネルギー価格始め市場、マーケットの動きについて私の立場から何かを申し上げることは、これは当然控えなければならないことではあるとは思いますが、ウクライナをめぐる状態は緊迫度を増しており、元々上昇していた原油価格が更に高騰する要因にはなっていると...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 基本的な考え方は今申し上げたとおりであります。具体的な制度設計については、今最終的に詰めております。今週中には明らかにしたいということを先日来申し上げております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) トリガー条項については、予算委員会の議論の中でも申し上げているように、再三の御質問を受ける中で、あらゆる選択肢を排除せず議論を進めると申し上げております。あらゆる選択肢、何が最も効果的なのか、こうした観点から、更なる価格高騰等にも備えておくことは重要...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 再三、あらゆる選択肢を排除せずと申し上げております。  どの政策が効果的なのか、さらにはどういった組合せが効果的なのか、そういった観点も踏まえて準備を進めていきたいと考えています。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ウクライナ情勢を始め、今後の様々な動きについては、今予断を持って確定的に申し上げることは難しいとは思います。ただ、様々な動きに備えておかなければならない、あらゆる事態において国民生活あるいは日本経済を守っていかなければいけない、これは御指摘のとおりだ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まずは、今週、激変緩和措置の拡充強化、具体策を明らかにいたします。そして、それを実行いたします。そして、その上で、ウクライナ情勢を始め様々な状況をしっかりと把握しながら、今後の状況の変化をしっかり注視し、適切にそれに対応する、そのための準備を政府とし...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、御指摘のように、昨年の予算委員会において浜口委員からこの御提案をいただいた、このことも踏まえて、一月十三日、斉藤国交大臣とともに自動車整備士始め自動車整備業界の方々と車座対話を行わさせていただきました。  その際に、まず人手不足の中で自動車整...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、地方の自動車整備士の方々との車座対話、これも重要だと認識をいたします。  御提案についても、国交省や経産省など担当省庁には地方支分部局もあり、できる限り平素から丁寧に話を聞かなければならないと思います。  そして、これからも様々な...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 車座対話、今具体的なまだ予定はつくってはおりませんが、こうした車座対話を行う際には、地元の関係者の皆さんやいわゆるその業界関係の皆様方にはできるだけお伝えすることは大事だと思います。ただ、具体的にどうするか、これはちょっと、場所にもよりますし、業界に...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、人材確保には処遇の改善、働く環境の改善、大変重要だと思います。処遇改善、賃上げ、もちろん重要であります。また、この整備事業者における新たな技術に対応した設備の導入等によって事業者の生産性を向上する、こうしたことも働く方々の環境整備と...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、気候変動問題、これは新しい資本主義を実現することによって克服すべき最大の課題であり、二〇三〇年度四六%削減、二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けた道のり、これは決して簡単なものではないと認識をいたします。  目標実現に向け、単にエネルギ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) Eフューエルですが、我が国がこれまで培ってきたエンジン技術の活用を可能としつつカーボンニュートラルの実現に大きく寄与する、こうした技術であると認識をしています。  昨年閣議決定された成長戦略実行計画では、「技術開発・実証を今後十年間で集中的に行い、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 水素は発電、産業、運輸など、幅広い分野の脱炭素化を可能とするカーボンニュートラル実現に不可欠なエネルギーの一つだと認識をしています。水素社会の実現に向けては、水素の需要拡大と投資拡大、そして供給コスト低減、これを一体的に取り組むことが重要であると考え...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今委員の方から、かつてのプラハの春と今回の件について比較して考えるという点に御指摘がありましたが、かつてのプラハの春は、冷戦構造下で、東側陣営の中にあるチェコスロバキアにおいて民主化運動が起こった、そして当時のソ連の軍事介入を招いた、こういったことで...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 国と国との間における約束、条約であったり国際法であったり様々な取決め、こうしたものを守っていく、これは国と国との関係を考える上において基本となることであると思います。  こうしたことを一つ一つ積み重ねることが両国の未来を考える上でも重要である、これ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 国際法違反、まず、そもそも自称共和国を国家承認をするということはウクライナの主権や領土の一体性の侵害ということになる、これは国際法違反であると思いますし、そもそも武力の行使、これは、国連憲章五十一条と国連憲章第七章の集団安全保障以外武力の行使というの...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私自身、今回、ロシアによるウクライナの侵略、武力行使が行われる前の段階で、ロシア・プーチン大統領にもウクライナ・ゼレンスキー大統領に対しても直接電話会談を行い、外交努力を通じて緊張緩和に向けて努力をするべきであるということについては働きかけを行いまし...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、ウクライナ、ロシアでの間で話合いの動きがあるということは承知をしています。実際どういった状況になっているのか、注目はしていきたいと思います。  しかし、いずれにせよ、それと並行して、侵略が進んでいる、武力行使が行われている、そして多...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 様々な外交を展開するに当たって、それぞれの国が自らの国益を考えながら外交を進めている、これは現実であり、どの国においても同じであると思います。  そして、我が国においては、これまでロシアとの関係において、領土問題を解決して、そして平和条約を締結する...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今の時点においては、先ほど申し上げました、強く非難をし、そしてこの国際社会と連携しながら、しっかりとしたこの非難の思いを行動として示すことが重要であると思います。  そして、この外交の世界においては、状況をしっかり見ながら、あらゆる国と話合い...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 北方領土問題に対する我が国の立場、さらには御高齢になられた元島民の方々への思いに何とか応えたいという私自身の思い、これについてはいささかも変わりがないと思っておりますが、先ほども申し上げたように、今このときの状況に鑑みれば、我が国として、国際社会と連...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど申し上げましたように、領土問題を解決して平和条約を締結すると、一連のこの流れの中に今御指摘がありました墓参の問題を始めとする人道的な取組も含まれているので先ほどのように申し上げましたが、人道的な見地からの取組、これは大切にしなければいけない取組...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) お尋ねの検察審査会の議決については、個別の事件に関わる、検察審査会の判断に関わる事柄であり、また、今検察による再調査、再捜査、これが行われているところでありますので、私の立場から具体的にコメントすることは控えなければならないと思いますが、いずれにせよ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) この事件に関しましては、党から交付された資金が買収に使われたかどうか、これは大変重要な論点でありました。  そして、御指摘のように、私自身も県連会長であったときに、党本部に対して、説明責任を果たしてもらいたい、こうした要望を行ったところであります。...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今申し上げた手続によって、この領収書等の必要書類も添付された形でこの報告が行われている、そういった形で、この党から出た一億五千万、買収には使われていないということが説明されたと承知をしております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 昨年九月の党による説明では、運動員買収に当たると認定された職員三名分の給与について、この三名の給与は、第七支部、すなわち当時の支部長は河井案里氏でありますが、この第七支部の人件費に計上されているが、政党助成金からは支払われていない、このようにされてい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど申し上げた形で報告書が出されています。そして、御指摘の点についても、政党助成金から支払われてはいない、こうした説明が行われています。公認会計士、税理士等の監査を経てこうした報告書が出されているわけでありますので、説明が果たされていると認識をして...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 京都府連における資金の流れについては、ただいまのやり取りもそうですが、関係者から法令に則して処理をしたという説明がされていると承知をしています。そして、必要であれば引き続き説明を尽くしていただくこと、これは大事なことであると認識をいたします。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど来、山際大臣から答弁させていただいていますが、フリーランス、これ、提供した役務や成果物に対して支払われる、こうした、このフリーランスに対するこの報酬というのはそういうものであるという観点から、時間単位で最低報酬額を設定すること、これは課題が多い...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 具体的な事例については承知をしておりませんが、厚生労働省として、今大臣が説明した基本的な考え方においてしっかりと対応してもらわなければならないと思っております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) このフリーランスに対する保障ということですが、これは給付の仕組みや水準、費用負担の在り方など多くの課題があると考えています。今後、この多様な働き方に対応したセーフティーネットを確保するために勤労者皆保険のこの議論も進めていきたいと思いますが、そうした...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、フリーランスの働き方に様々な課題がある、考えなければいけない問題点がある、これは御指摘のとおりだと思います。だからこそ、先ほど厚労大臣からも答弁したように、セーフティーネットについてもしっかり考えていかなければならないと思いますし、そ...全文を見る
03月02日第208回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) ウクライナ情勢の現状及び政府の対応について御報告をいたします。  今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をいたします。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほども申し上げましたが、今回のロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、明白な国際法違反であり、厳しく非難をいたします。そして、こうした強い非難、思いを行動によって示していくこと、これが重要であると認識をしています。  国際...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがす行為です。我が国の安全保障にも関わる国際秩序の根幹を守り抜くため、我が国として自ら断固として行動していく必要があると考えています。  今回の事態を受けて、国民の皆様、また日本企業の関係者に...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 原油を始めとするエネルギー市場の安定化、これは世界及び我が国の経済の安定化のためにも極めて重要なことです。  政府としては、これまで、原油価格の高騰を受け、OPEC加盟国を始めとする産油国に対し、原油増産に向けた働きかけを行ってまいりました。また、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私自身、核兵器のない世界を目指し全力を尽くす覚悟であります。我が国は、NPT、核兵器不拡散条約を国際的な核軍縮・不拡散体制の礎石として重視をしています。  延期となったNPT運用検討会議の開催時期については、引き続き締約国間で議論が行われている段階...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私も前回のNPT運用検討会議、二〇一五年の運用検討会議の際には外務大臣を務めておりましたので、成果文書を合意することができずに終わってしまった、大変な残念な結果に終わってしまったこと、今でも振り返り、その当時の残念な思いを思い返すところです。是非、次...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど申し上げたように、我が国はNPTを核軍縮・不拡散体制の礎石として重視をしておりますが、実質的な核軍縮を進めるためには、最近、この核兵器禁止条約に焦点が集まって忘れられてしまった感すらあるCTBT、包括的核実験禁止条約や、あるいは御指摘のカットオ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、経済においてしっかりと成長を実現した上で、その成長の果実を広く国民お一人お一人に分配する、そのことによって消費を拡大し、次の成長につなげていく、こうした循環をつくり上げていくことが重要であると申し上げています。  まずは、デジタルや気候変動問...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 多様で柔軟な働き方を選択でき、安心して働くことができる環境整備、これが重要であると認識をいたします。  そして、御指摘の選択的週休三日制度については、猪口委員が本部長であった自由民主党一億総活躍推進本部の提言を受けて、骨太の方針二〇二一にも導入を促...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアによるウクライナ侵略、これは国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、国際違反でもあります。日本として厳しく非難をいたします。そして、そうした思いをしっかり行動として示さなければならない、こうした暴挙には高い代償を伴うこと、行動を通じて示してい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今後の対応について幾つか御指摘をいただきました。  まず最初の、このアジアの諸国に働きかけを行うべきではないか、こういった指摘については、このロシアによるウクライナ侵略に対して国際社会が結束して対応することが重要であるという認識に立っており、このア...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今回のロシアによるウクライナ侵略は、欧州のみならずアジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、強く非難をするところですが、今回のウクライナ侵略のような力による一方的な現状変更をインド太平洋、とりわけ東アジアで許してはならない、これが今後、日...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 新しい資本主義においては、官と民が協働することで国民一人一人が豊かで生き生きと暮らせる社会を構築する、これを目指しております。  そうした意味で、従業員の活力や生産性の向上につながる取組や労働環境の改善といった健康投資は、この新しい資本主義の中でも...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 政府においては、この職場での健康投資を促進するために、健康経営優良法人認定制度を通じて、中小企業も含めた健康経営を推進しています。健康経営に取り組むことは、企業自身の生産性向上に加えて、情報開示を進めることで金融市場や労働市場などでの評価を得やすくし...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ただいま答弁させていただいたように、人への投資あるいは健康投資、こうした取組は政府としても重要であると考え、様々な政策、これを動員する形でこうした動きを後押ししていきたいと思います。  そして、その中に税制としてそうした動きを後押しすることは考えな...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) たしか先日の議論は、核保有というか核共有の議論であったと思います。そして、その核共有ということについて、その核共有の中身ですが、この平素から自国の領土に米国の核兵器を置き、有事には自国の戦闘機等に核兵器を搭載運用可能な体制を保持することによって自国等...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私はその番組の発言直接聞いておりませんので、そのどういった流れであったか、趣旨であったか十分承知していないので、私の立場から具体的にそれについて申し上げることは控えますが、いずれにせよ、核共有ということについては先ほど申し上げたとおり認識をしておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、我が国としましては、ロシアのウクライナ侵略に対して、認めることはできない、厳しい非難の意を表するとともに、これを行動で表さなければいけないということで、この制裁措置を明らかにすると同時に、ウクライナの今置かれている厳しい状況に鑑みて支援も既に表...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、観光関連産業は地方におけるこの経済を支える大きな役割を果たしていますし、今後の地方の発展を考えた場合にも大きな存在であると認識をいたします。そして、コロナ禍でそうした関係関連産業の皆様方が大変厳しい状況にあるということ、これはもう委...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今後の状況の変化については不透明ではありますが、だからこそ政府としましてはしっかり情報提供を行い、そして変化に応じて政府としてもしっかり支援をしていかなければいけない。収入の、収入減少など様々な事態にも政府としてできる限りの支援を行う、こうした姿勢は...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) エネルギーの上昇については、従来から分野、業種ごとの支援ですとか、地域の事情に応じて自治体が支援をする際にその自治体に対して支援をしていく、さらには激変緩和措置、こうした政策を重層的に用意をして支援を行ってきたところでありますが、まずは、このエネルギ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、足下、先ほど申し上げました激変緩和措置、これを拡充強化いたします。この今、本年度できる範囲内でしっかりと対応してまいります。  そして、来年度以降については、状況の変化しっかり踏まえなければなりませんが、少なくとも一般予備費五千億、この一般予...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、足下、激変緩和措置について拡充強化するということを申し上げています。そして、その具体的な内容、今週中に明らかにいたします。それによって、この燃料価格、どういった状況になるのか、しっかり把握をしていかなければなりません。  そして、ウクライナ情...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国の食料自給率、カロリーベースで三七%、そして生産額ベースで六七%であると認識をしております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、農林水産業は国の基です。将来にわたって多様な農林水産業が地域を支え、地域経済を支え、国民に豊かな食を提供するとともに、多面的機能を発揮していくためには、この農林漁業者の減少や少子高齢化、人口減少による国内市場の縮小、そして気候変動への対応など、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私も委員の認識、全く共有いたします。食料安全保障を始めとする日本の安全保障は大変重要な課題でありますが、今国際社会が不透明な時代を迎えているこうしたとき、また国際情勢が複雑な状況になっているこのとき、改めて安全保障、とりわけ食料安全保障という考え方は...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ただいま委員の方から三つの危機について御指摘がありました。気候変動、感染症、そして戦争、テロ、こうした三つの危機について御指摘がありました。  まず、そうした三つの危機の存在、これは全く私も同感であります。そして、この危機に対して、それぞれの国が国...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 国連は、さきの大戦後、二度と戦争を起こさないための組織として創設されたものであります。しかし、国連憲章に定められているとおり、常任理事国には拒否権があり、特に米ソ冷戦時代には国連が国際の平和と安全の維持の機能を果たすことができなかった、こうした事例が...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアによるウクライナの侵略は、国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、明白な国際法違反でもあり、厳しく非難をいたします。  これに対し、日本を含む多くの国々が経済分野を中心に厳しい対ロ制裁措置を導入していますが、そうした圧力に対抗する文脈でロシ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 安倍元総理の出演された番組、私はちょっと拝見していませんのでそれについて直接言及することは控えますが、政府として、先ほど来申し上げているように、核共有というものの中身、平素から自国の領土に米国の核兵器を置いて、有事にはこの自国の戦闘機等によって核兵器...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 自民党のみならず、この国内において核共有について様々な議論があるということは承知をしております。  しかしながら、私の考え方、そして政府の考え方、これは先ほど申し上げたとおりであります。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 政府としてこの核共有は認めないと申し上げています。政府として議論をすることは考えておりません。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 党の内外でこの核共有について様々な意見があるということは承知をしています。  しかし、政府としてこうした考え方は認めませんし、議論していくことは考えてはおりません。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 自民党の党の内外、そして日本において、そして世界において、核共有について様々な意見があることは承知をしています。  だから、政府の方針として、政府においては核共有というものは認めない、議論は行わない、これを再三、公の場でこの発言をさせていただいてい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 党の内外、そして世の中に様々な意見があることを承知しています。  だからこそ、政府としての考え方、非核三原則の考え方、さらには原子力の平和利用を定めている我が国の原子力基本法を始めとする法体系との関係においてこうした考え方は認められないということを...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 政府においては、金融分野において、このロシアの中央銀行に対する制裁と加えて、御指摘のSWIFTにおけるロシアの銀行の排除、こうした取組に参加をする、こうしたことを申し上げています。  今、このSWIFTからの排除ということについても、対象銀行等にお...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今回のロシアのウクライナ侵略、これは再三申し上げているように、力による現状変更であり、これは受け入れることができない。強く非難をし、そしてそれを行動で示さなければならないと思っています。国際社会は、このロシアとの関係、これまでどおりにしていくこ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) トリガー条項については、御指摘のそのエネルギー価格の高騰の中で政府として国民生活そして日本経済を守っていかなければいけないということで、現在、今の激変緩和措置と、そして分野、課題、分野そして業界ごとの対策、さらには、地方の事情を勘案して自治体が行える...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、広島の事件については、これは買収が、買収の罪が確定をし、そして処罰が行われている案件であります。  そして、今議論になっている京都府連の案件については、今、二之湯大臣としても法律にのっとって適正に処理をされているということを説明している、こう...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 様々なこの疑念に答えるために、調査はしっかり行わなければなりません。  そして、調査結果の取扱いについては、委員長の御指示の下に予算委員会で取り扱われるものであると承知をしております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず最初に、新型コロナの危機によって多くの方々の事業や生活に大きな影響が及んでいます。こうしたこの感染状況を受けて、雇用調整助成金の特例、緊急小口資金の特例貸付けなどの支援、これを二月二十五日、三か月延長することといたしました。こうしたまず政策はしっ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 子供の食事の確保や子供たちが安心して過ごせる居場所を提供する観点から、子供食堂やこども宅食等の活動、これは大変重要なものであると考えています。  このため、政府としては、地域の困窮する子供に対し食事の提供等を行う子供食堂等を支援する事業を令和三年度...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) がんや難病を抱え、医療的ケアが必要となるお子さんとその御家族に対しては、療養面のみならず、学びや遊び、触れ合い、御家族の休息等を含めて総合的な支援が必要であると認識をしています。  そのため、現在、関係省庁において小児がん患者に対する在宅医療の実態...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 政府としましては、国際社会への影響を見極めつつ、ロシアに対して最大のコストを課すといった観点から、引き続きG7を始めとする国際社会と緊密に連携しつつ対応していく必要があると考えています。  その際に、今回の措置によって国民生活や日本経済に関する様々...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 食料についての御質問ですが、まず委員が今御指摘になられたように、ロシアやウクライナは小麦やトウモロコシの主要輸出国ですが、我が国は両国からの輸入はほとんどありませんので、食料供給へのこの今回の事態による直接な、直接的な影響、これは現時点では確認されて...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、熊野委員におかれましては、農林水産大臣政務官時代、みどりの食料システム戦略検討チーム長として戦略の取りまとめに尽力されたと承知をしております。  そして、みどりの食料システム戦略は、デジタル、気候変動、そして経済安全保障などの諸課題を成長のエ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 治療薬、さらにはワクチン、こうしたものを国内で開発、生産できる体制を確立しておくこと、これは極めて重要なことです。これは医療に関わる経済安全保障にもつながるものであると考えます。  新型コロナのワクチンや治療薬の開発が遅れることとなってしまった一因...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 医薬品産業政策には、研究開発支援を含めた産業振興や経済安全保障など様々な側面があり、政府全体で総合的な対策を実施していくため、司令塔機能の確立、これが必要であると認識をいたします。  このため、まずは来年度、厚生労働省において、医薬品等の開発の企業...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の点、駐日ウクライナ大使との面会については、今外務大臣からありましたように、双方の日程等様々な事情があったと想像はいたしますが、いずれにせよ、こうした緊迫した事態の中で関係国と意思疎通を図っていくことは、これは重要なことであると思います。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、政府においては、御指摘のように、激変緩和措置、業種あるいは分野ごとの支援、そして地域の事情に応じた自治体による支援など、重層的なこの支援を用意しています。  しかし、委員の、委員から今御指摘があったように、国民の皆さんがそうした効果についてど...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ウクライナの情勢、そして先ほど委員が御指摘になった間接的な様々な影響等を考えますときに、これから先の見通し、確たるものは申し上げることは難しいと思っています。ですから、まずは足下、その激変緩和措置について大幅に拡充強化をしなければいけないということで...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほども申し上げましたが、今後更に原油価格等が上昇し続けた場合の対応について、国民生活あるいは事業、日本経済、こうしたものへのこの悪影響を最小限に抑えられるよう、何が効果的で、そして何が実効的なのか、こうした点についてあらゆる選択肢を排除することなく...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、委員の御指摘の働き方にこの社会保障制度や税制が影響を与えるべきではないという問題意識、それは私も共有いたします。  いわゆるこの百三十万円の壁のような、この労働時間や収入によって社会保険の適用が変わる問題などについて、働き方に中立的な制度にな...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による現状変更であり、欧州のみならずアジアを含む国際社会の秩序の根幹に、根幹を揺るがす行為であると考えます。明白な国際法違反であり、厳しく非難をいたします。そして、重要なことは、今回のような力による現状変更...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 台湾は、日本にとって、基本的価値観を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する極めて重要なパートナーであり、大切な友人であると考えます。  その上で、CPTPP、TPP11については、日本として、加入申請に向けて様々な取組を公にしてきている台湾が加入...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国としましては、まず、これまでに発表した措置を速やかに実施すべく、必要な手続を進めてまいります。そして、委員の御指摘の点については、今後どのような動きがあるのか、今後の状況を踏まえつつ、引き続きG7を始めとする国際社会と連携して適切に取り組んでい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) エネルギー価格の上昇については、今現在、今の激変緩和措置と、それから業種や業界ごとの支援、そして地域の実情に応じた自治体の支援、こうしたものを重層的に用意しているわけですが、まずは今の足下、厳しい状況に鑑みて、今申し上げた中の激変緩和措置、これを大幅...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ロシアがいかなる判断で今回のウクライナ侵略を決定したかということについて、我が国としてこれはコメントする立場にはないと思っています。  しかし、どんな判断があったにせよ、今回のロシアによるウクライナ侵略、これは国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、い...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアによるウクライナの侵略は、欧州のみならずアジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為です。明白な国際違反であり、厳しく非難をいたします。  今回のウクライナの、今回のロシアのウクライナ侵略のような力による一方的な現状変更、これをインド太平洋...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 台湾をめぐる情勢の安定は、我が国の安全保障にとっても重要であると認識をしています。また、台湾をめぐる問題については、対話により平和的に解決されることを期待するというのが我が国政府の従来からの一貫した立場であると認識をしております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 戦後長きにわたって日本で平和が保たれた背景には、外交努力に加えて、自衛隊と、そして日米同盟によるしっかりとした抑止力があると認識をしています。また、いかなる事態にも対応できるよう万全を期していくために、これまでも平和安全法制の整備等を行ってきた次第で...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のウクライナ侵略のような力による一方的な現状変更をインド太平洋、とりわけ東アジアで許してはなりません。  その上で、我が国を取り巻く安全保障環境は急速に厳しさを増しています。政府として、いかなる事態にも対応できるよう万全を期していくことは当然で...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今委員御指摘がありました憲法前文の「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」との文言は、全世界の国民は基本的人権が維持され保障されるための条件である平和を享受する権利を有している...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアによるウクライナ侵略、これは国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、明白な国際法違反であり、厳しく非難をいたします。こうしたこの思いを毅然と行動で示さなければならないと思っています。  国際社会はロシアの侵略によりロシアとの関係をこれまでど...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) サハリン2には日本の民間企業が参加をしています。まずはその民間企業として今後の状況に、状況を注視しながら自らの対応を考えていかなければならないと思いますが、政府としましても、制裁措置など政府の取組の影響等も鑑みながら、民間の対応に相談に乗り、協力すべ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、二月二十八日付けで、松井広島市長と田上長崎市長が連名で、この強い憤りを表明しつつ、第三の戦争被爆地を、失礼、戦争被爆地を生むことは絶対にあってはならない、こうした表明をされたということを承知をしております。  ロシアが核抑止力部隊の...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、自民党の中、そして自民党の外にも、そして今、日本の社会において、核、核共有について様々な意見があることは承知をしています。だからこそ、政府としての考え方をしっかりと明らかにしなければいけない、強く表明しなければいけない、このように認識...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 少なくとも私は、そうした核共有の議論が行われたということは承知をしておりません。そして、重ねて申し上げますが、私の考え方、そして政府の立場については先ほど申し上げたとおりであります。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、優生保護法については、この法律に基づき、あるいはこの法律の存在を背景として、多くの方が特定の疾病や障害を理由に生殖を不能にする手術等を受けることを強いられ、心身に多大な苦痛を受けられたことについて、政府として真摯に反省し、心からおわびを申し上げ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) いずれにせよ、内容について厚生労働省、法務省において今精査を行っています。その上で適切に判断をいたします。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今現在、法務省、厚労省において内容を精査し、対応を検討しています。この段階で私の立場から何か申し上げるのは適切でないと申し上げています。精査した上で適切に対応いたします。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 国連憲章においては、第二条第三項において、全ての加盟国は、その国際紛争を平和的手段によって国際平和及び安全並びに正義を危うくしないよう解決しなければならない、このように定められております。また、同条第四項において、武力による威嚇又は武力の行使、これを...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、ミサイルをめぐる技術、これは急速なスピードで変化、そして進化しています。その中にあっても、国民の命や暮らしを守るために十分な備えができているのか、これをあらゆる選択肢を排除せず現実的に検討していくこと、これは政治の責任として重要な取組であると認識...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 具体的な議論、これは国家安全保障戦略を始めとする安全保障に関する文書の改定の議論の中で進めていきたいということを申し上げています。これから議論を進めるわけです。その際に、申し上げたこの憲法、国際法の範囲、そして日米の基本的な役割分担、これをしっかりと...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど申し上げたように、敵基地攻撃能力を含むあらゆる選択肢についての検討は、憲法及び国際法の範囲内、範囲で、日米の基本的な役割分担を維持しつつ進めています。相手国をせん滅する全面戦争を行う、それができる軍事力を持てとの考えで検討するものではありません...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 相手国をせん滅する全面戦争を行う、そうした軍事力を持つ、これは先ほど申し上げました、国際法の観点からも憲法の観点からも、日米の役割、基本的な役割分担からも、そうした範囲内に収まるものではないと認識をいたします。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほどから申し上げている憲法、国際法の範囲内ということについては、先ほど防衛大臣からありました昭和三十一年の敵基地、いわゆる敵基地攻撃に関する政府見解、さらには、我が国の武力の行使についても、旧三要件から平和安全法制の議論の中で新三要件という形に変わ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど来からこんな事態に至らないようにと繰り返されておりますが、私自身その番組見ておりませんので、こんな事態というのがどういう事態か十分に把握してはおりませんが、いかに、いかなる事態においても、外交手段を使って、外交交渉を使ってこの緊張を緩和するべく...全文を見る
03月04日第208回国会 参議院 本会議 第6号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 古賀之士議員の御質問にお答えいたします。  今回のロシアの行動が侵略に当たるかについて御質問がありました。  これまで政府が答弁しているとおり、侵略の定義については国際場裏において様々な議論が行われてきており、その内容が十分明確になっているわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 宮崎勝議員の御質問にお答えいたします。  賃上げ税制の要件についてお尋ねがありました。  今般、より多くの企業に賃上げ税制を活用いただけるよう、税額控除率を大胆に引き上げるなど、抜本拡充をしております。これにより、新たに適用要件に加えたマルチステ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 大塚耕平議員の御質問にお答えいたします。  ロシアに対する経済制裁についてお尋ねがありました。  まず、SWIFTとCIPSのこの違いについてですが、SWIFTは、決済機能を持たず、様々な通貨の送金等に関するメッセージを伝達するサービスとして多国...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 浅田均議員の御質問にお答えいたします。  実質実効為替レートについてお尋ねがありました。  実質実効為替レートは、名目為替レートの変動に加えて、国内外の物価上昇率の差が反映されるものです。日本の場合、とりわけ海外と比較して国内の物価上昇率が低いこ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 大門実紀史議員の御質問にお答えをいたします。  ロシアに対する経済制裁についてお尋ねがありました。  ロシアのウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがすものであり、国際社会が結束して毅然と対応することが重要です。  今般、EUがロシアの七つの銀...全文を見る
03月07日第208回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今般のロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがすものです。国際社会は、ウクライナ支援のために結束し、前例のない対応を行っています。  我が国も、既に公表している人道支援等に加えて、ウクライナからの要請を踏まえて、ウクライナへの強い連帯の...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、欧州のみならずアジアを含む国際社会の秩序の根幹を揺らがす行為です。明確な国際法違反であり、断じて容認できず、厳しく非難をいたします。  また、今回のウクライナ侵略のような力に...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほども申し上げましたが、今回のロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがす行為です。ウクライナのザポリージャ原子力発電所への攻撃については、福島第一原発を、原発事故を経験した我が国として、このようなロシアの暴挙、断じて認められず、強く非難を...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、経済安全保障は待ったなしの課題であり、新しい資本主義の重要な柱でもあります。  まず、自律性の向上、そして優位性、ひいては不可欠性の確保、そして基本価値やルールに基づく国際秩序の維持強化、これらを目標とし、経済界やアカデミアなどの様々な分野の...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 地域の公共交通は地域住民の生活や経済活動を支える不可欠なサービスであり、デジタル田園都市国家構想を推進し、地方の活性化を図っていく上で重要な社会基盤であります。  委員御指摘のように、我が国においては多くの場合、民間事業者が公共交通の運営を担ってい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、現状ですが、ロシア軍は徐々にその勢力を拡大させてきており、首都キエフの制圧を目指し攻勢を強める一方、ウクライナ側も各地で懸命の防戦を続けていると承知をしています。これまで二回にわたって行われてきた停戦交渉については、今週中にも三回目の交渉が行わ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 介護、そして障害福祉の現場で御努力いただいている皆様方におかれましては、新型コロナの感染が続く中にあっても利用者のために強い使命感を持って御尽力をいただいており、改めて心から敬意とそして感謝を表し申し上げたいと思います。  こうした方々がそれぞれの...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、感染防止とできる限りの社会経済活動の維持、この二つのバランスを取っていく、そのために、この介護の現場、保育所あるいは学校、こうした施設においてしっかりとした対策を講じていく、この点は大変重要な観点だと思います。是非、政府としましても、続けてこう...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、ウクライナ、ウクライナの方々、今回の事態を受けて大変厳しい状況に置かれています。こうした方々に対して、我が国としましても国際社会と協力しながらしっかり支援を行っていかなければいけないということで、既に人道支援等、この一億ドルの緊急支...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、我々はウクライナの厳しい状況について連日報道等で目の当たりにするわけですが、あの戦火の中で御苦労されているウクライナの方々の状況、また思いに私たち自身も思いを巡らせていかなければならないと思います。そして、ああした状況、力による現状変更、あれは...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ただいま文科大臣から説明がありましたように、この学校給食においてどのような感染対策を行うか、これはその地域の感染状況等も様々ですので、その状況も見ながら学校で判断するものではありますが、ただ、大臣からもありました、また委員からもありました、子供たちの...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) オミクロン株の感染拡大によって学校に通うことができず、先生や友達と会えないなど、学校生活に様々な不便が出ていること、これは子供たちにとって不安も大きく、つらいことも多いと考えます。  その中で、委員御指摘のように、この感染者などに対する差別や偏見に...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 子供たちは私たちの国の未来を担う希望であり、私たちの世代の責任として、健全に、そして心豊かに育ってもらわなければならないと認識をいたします。  そして、今委員の方から、コロナ禍の中で心のケアとして今の体制が十分なのかと、こういう御指摘をいただきまし...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 既にエネルギーを中心に様々な物価が高騰しているということによって生活や経済に影響が出ていると認識をしています。  だからこそ、この政府としましても、こうした物価が高騰することを受けて、価格転嫁が中小企業、零細企業においてもしっかりと進むようにという...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、先ほど物価が上がっているからこそ賃上げが大事だということは申し上げました。ただ、委員の方から、この賃上げでは十分ではないのではないか、こうした御指摘がありました。その上で減税という御提案をいただいたわけですが、政府としては、まずはこの賃上げの努...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私は、トリガー条項については、こうした予算委員会の場で発言をした内容以上のことは何も約束はしておりません。予算委員会において発言したこと、すなわち、今政府としては激変緩和措置等対応しております、しかし、今後更に価格が高騰した場合には、今の対策の効果等...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほども申し上げたとおり、私が予算委員会等で、公の場で発言したことが全てであります。  更に言うならば、三月四日の日に、国民新、あっ、失礼、国民民主党が予算に賛成したことを重く受け止め、与党として、公明党山口代表とともに玉木代表の話を聞かせていただ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 三月四日の会談については、先ほども申し上げましたが、玉木代表からトリガー条項を含む様々な政策について御提言をいただいた上で意見交換をし、今後も意見交換を続けていくことを確認いたしました。そして、その進め方については今後調整していくということを確認した...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今申し上げたように、これからも話合いを続けていく、その話合いの進め方については今後調整をしていく、こうしたことを確認いたしました。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御質問の再三の質問とは、これまで国会において御指摘の二月十八日の玉木議員からの質問以前も含め、立憲民主党議員やそれ以外の議員からも御質問を受けた、これを指しております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、ロシアがウクライナの同意なくウクライナ領域内に軍隊を派遣し軍事行動を行っていることは、国連憲章第二条四項が禁じる違法な武力の行使であり、重大な国際法違反です。また、ロシアが武力の行使を開始する以前にも、威嚇的な軍の展開を進めながらウクライナに様...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、このウクライナの事態に対しては、再三申し上げているように、力による一方的な現状変更であり、決して認めることはできない国際法違反であり、強く非難する、こういった意思をしっかり表明した上で、ウクライナの国民の皆さんの厳しい状況に対しては人道支援、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、先ほどのちょっと発言にちょっと付け加えるならば、先ほど日本として仲介等を、に努力すべきだという話がありましたが、しかし、何といっても今回は、ロシアの行動が力による一方的な現状変更であり国際法違反であると、このことはまず強調しておかなければなりま...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回による、今回のロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがす行為です。明白な国際法違反であり、厳しく非難をいたします。そして、国際秩序の根幹を守り抜くため国際社会が結束して、我が国としても毅然として対処してまいります。このことはまた、平和主...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 固有の領土という御質問ですが、外交的には我が国が主権を有する領土であるという表現を使っていたかと記憶しております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国固有の領土であるか、我が国が主権を有する領土であるか。私自身、この用語を使い分けたという記憶はありませんが、いずれにせよ、我が国の固有の領土である、我が国が主権を有する領土である、共にこれ我が国の対応であると認識をいたします。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 核共有という言葉の中身ですが、これはいろんな議論が行われておりますので確認した上で申し上げるならば、NATO諸国等で行われている、平素から自国の領土に、日本の場合であれば米国の核兵器を置き、有事には自国の、日本の戦闘機等により核兵器を搭載運用可能な体...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) これ再三申し上げているように、核共有、ニュークリアシェアリングについては政府としては認めておりませんので、詳細について政府として、これ内容、この検討したことはありませんので、この非核三原則との関係においても詳細に申し上げることはできませんが、先ほど申...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ちょっと済みません。今の質問の趣旨ですが、当たり得るというのは何に当たり……(発言する者あり)済みません、ちょっともう一回だけ整理して質問をお願いします。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 政府として詳細検討したことはありませんので確たることは申し上げられませんが、一般論として申し上げるならば、我が国の非核三原則、これはもう全体としてそういった考え方は認められないというふうに考えます。  その中で、持つという部分に当たるのではないかと...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国は、非核三原則を国是として堅持していると考えております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私自身、そして私の内閣としても国是として堅持をしております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 委員の御質問の趣旨は、両元総理が在任中は核共有等の必要性を訴えなかったのに退任後はなぜ核共有の議論の必要を訴えているのか、そういった趣旨だと理解をいたしますが、両元総理の退任後の発言についてはコメントは控えますが、政府としては、一貫して非核三原則は堅...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) これ九条との関係でありますが、ちょっと待ってください、これ、まず憲法と核の関係で申し上げるならば、この純法理的な問題として、我が国には固有の自衛権があり、自衛のための必要最小限の実力を保持することは憲法第九条第二項によっても禁止されているわけではあり...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) これはですね、かつて、二〇一〇年の当時の岡田外務大臣のこの発言でありますが、余り仮定の議論をすべきではないと思いますが、緊急事態ということが発生して、しかし、核の一時的寄港ということを認めないと日本の安全が守れないというような事態がもし発生したとすれ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 委員が今発言されたとおりには書いてはありませんが、全体として問題意識、委員のこの今御指摘になったような意識について、ノートには何か所かに分けて書いてあります。それを総合しますと、御指摘のように、今後の対応にも注意しなければいけない、こういった内容にな...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 政府においては、国の基本的な方針、そして昨年十一月に全体像を取りまとめて、医療提供体制を用意いたしました。そしてその後も、このオミクロン株の特性等を踏まえて、絶えず改善を行ってきました。  結論として、御指摘の附帯決議にあるPDCAサイクル、これを...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 子ども・子育て支援策については、政権交代以降、新子育て安心プラン等に基づいて約一・四兆円程度を確保し、幼児教育、保育の無償化、あるいは保育の受皿確保などを進めてきました。  そして、御指摘のこの年収千二百万円以上の者に対する月額五千円の児童手当の特...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 新型コロナの影響でお困りの方々の暮らしを支えるために、住民税非課税世帯に対する十万円の給付、生活困窮者自立支援金の再給付、再就職や正社員化に向けた学び直しや職業訓練の支援など、重層的な支援を講じてきたところです。この十万円の給付は、まさにこの二月、三...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今申し上げた対策、これはまさに年金生活者に対してもこの様々な支援になる、こうした政策は重なると考えております。今申し上げた、この前段で申し上げた様々な政策、これはまさに年金生活者の生活支援にもなる政策であります。こうした政策をしっかりと実行していきた...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、野田大臣からお答えしたように、そもそも、こども家庭庁というもの、子供の政策が文部科学省、厚生労働省、法務省、国土交通省、多岐にわたることからして、司令塔機能として存在する、そうしたことを考えての対策であるということを申し上げました。その中で、この...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今担当大臣から申し上げたように、子供政策をこの社会の真ん中に据えて、縦割り行政等を排してしっかりと政策を進めていく、そのために、組織論ももちろんでありますが、様々な政策を用意する、こうした基本的な方針について申し上げています。  そして、予算につい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、ユニセフの調査によれば、我が国は三十八か国中、身体的健康は一位ですが、精神的幸福度は三十七位となっています。  こうした結果を踏まえると、全ての子供が自己肯定感を持ちながら幸せな状態で成長できるよう社会全体で子供の成長をしっかり支え...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 子供の意見表明権については、児童の権利条約が掲げる基本原則の一つであると承知をしております。  子供の声に耳を傾けることは子供を大切にする第一歩であり、こども家庭庁において子供や若者から意見を聞く様々な取組を行い、年齢や発達の程度に応じて積極的かつ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 子供コミッショナーについては、御指摘のように、与野党間で様々な議論、提案がなされていると承知をしております。  国会の場で議論が行われているということでありますので、政府の立場から直接申し上げることは控えますが、しかし、議論の行方は政府としても注視...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 昨年末に閣議決定したこども政策の新たな推進体制に関する基本方針においては、こども家庭庁と文部科学省において、幼稚園、保育所、認定こども園の教育、保育内容の基準の整合性を制度的に担保するとされました。これを踏まえて、先日、国会に提出したこども家庭庁設置...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 答弁させていただいているように、こども家庭庁は複雑化し深刻化する子供政策の司令塔として機能すべき組織であると思います。この具体的な個別の政策についてはそれぞれの担当省庁もあるかと思いますが、子供政策ということについては代表してこども家庭庁が様々な課題...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、明日三月八日は一九七五年に国連が定めた国際女性の日です。男女平等と女性の経済的自立に日頃から尽力されている全ての方々の熱意と取組に、心から敬意と感謝を表する次第です。  そして、政府としましても、こうした国連制定の国際女性の日の意...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 世界銀行の調査において我が国の順位は昨年と比較して下がっているということ、これは御指摘のとおりであります。各国が男女平等に向けた取組を進める中、我が国としても取組を格段加速させていかなければならない、このように認識をしております。  そして、我が国...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今般のロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがすものです。国際社会はウクライナ支援のために結束し、前例のない対応を行っております。我が国も、ウクライナからの要請を踏まえ、ウクライナへの強い連帯の意を表するため、防弾チョッキ、ヘルメット、防...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアによるウクライナ侵略は、欧州のみならずアジアを含む国際社会の秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、厳しく非難をいたします。  先日の日米豪印、いわゆるクアッドのテレビ会議においては、ウクライナ情勢について率直な議論...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 委員御指摘のように、医療現場の負担を軽減する取組、これは誠に重要であり、戦略的イノベーション創造プログラム、SIPにおいて、AI、IoTなどを医療現場に実装することにより、業務の効率化を図り、医療従事者の抜本的負担軽減の実現を目指すAIホスピタルシス...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ラジオアイソトープと呼ばれるこの放射性同位元素には、がんの診断や治療にも使用される医療用のものもありますが、これらの医療用ラジオアイソトープの多くは海外からの輸入に頼っていることから、その国産化に向けた取組は経済安全保障の観点からも重要であると考えて...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 国産の医療用ラジオアイソトープの製造を進め、患者の元に届けることは、我が国の医療充実の観点のみならず、経済安全保障の観点からも大変重要だと認識をいたします。政府の定める、関係する各種戦略等に適切に位置付け、政府一体となって取り組むよう検討を進めてまい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 福島国際研究教育機構は、福島のこの復興を牽引し、国内外に誇れる研究活動を推進する司令塔となるものです。  委員御指摘の燃料デブリの取り出しは世界でも前例のない困難な取組でありますが、原発の廃炉、ひいては福島の復興を実現するためには避けては通れない課...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 福島国際研究教育機構は、創造的復興の中核拠点として、福島に既に立地している研究施設等の取組について横串を刺す司令塔としての役割を有することとしております。  本通常国会に提出している法案においてこうした機構の位置付けを明確にするとともに、研究の加速...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 災害ケースマネジメントについて、政府としては、被災者の方が自らに適した支援制度を活用して生活再建に取り組むことができるよう、見守り、相談の機会や被災者台帳を活用したきめ細かな支援等を行ってきたところです。  内閣府において、災害ケースマネジメントの...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 本年三月で東日本大震災の発災から十一年を迎える中、復興は着実に進展をしている一方で、委員から御指摘あったように、被災地の主要産業である水産加工業の支援など持続可能で活力ある地域社会づくりを推進するとともに、福島の本格的な復興再生に向けて福島国際研究教...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国は、主権と領土、そして祖国と家族を守ろうと懸命に行動するウクライナの国民と共にあります。  困難に直面するウクライナの皆さんを支えるため、ポーランドなど周辺国に避難された方や子供への支援を含め、UNHCRやユニセフなどの国際機関と協力して一億...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、明白な国際違反であり、厳しく非難をいたします。経済制裁については、政府として、国際社会への影響を見極めつつ、ロシアに対して今回のウクライナ侵略のような暴挙には高い代償を伴うことを...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 各国による制裁措置及びそれに対するロシアによる対抗措置を受けて、航空便の運航停止が相次いでいます。よって、この出国手段が著しく制限されているという現状にあります。また、各国の制裁措置によりロシアの市民生活にも影響が出始めており、種々の緊張した状況が生...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、先週の金曜日、官房長官の下の関係閣僚会議において、原油価格高騰に対する緊急対策、これを取りまとめました。緊急避難的にガソリン、軽油、灯油、重油を対象とする激変緩和措置の支給上限を最大二十五円に拡大することでこの小売価格の急騰を抑制していくという...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回、政府において明らかにした激変緩和措置は、小売価格の急騰を抑制するための対策であります。この対策によって、この対策をスタートする時点の水準、たしか百七十二円程度だったと思いますが、この水準をしばらく維持していくという形で激変、その価格の急騰の影響...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、まずは価格の急騰にしっかり対応するべく、価格のこの急騰を抑える対策が必要であると思います。  しかし、その先については、委員おっしゃっているように様々なことが考えられますし、更なる対策が求められる、こういった場面も想定されるわけですから、今から...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) これは再三この予算委員会の場でも申し上げております。日本経済を守るために、そして国民生活を守るために何が効果的なのか、何が有効なのかという観点から、あらゆる選択肢を排除することなく、トリガーに、トリガーを始め様々な選択肢を排除することなく検討を進めて...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど来申し上げているように、燃料価格等の高騰に対して、政府としてもしっかり対策を用意いたします。  また、様々なコスト高騰に対して中小零細企業がしっかりとした価格転嫁が行えるようなパッケージ、これ既に明らかにしておりますが、中小企業庁、公正取引委...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) トリガー条項については再三申し上げております。あらゆる選択肢を排除せず、しっかりと政府として考えてまいります。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 高速道路は、国民生活あるいは地域の産業、経済を支える基幹的なインフラとして重要な役割を担っております。そして、高速道路料金の引下げは、御指摘のように、利用者の負担軽減のほかに地域間交流等を通じた地域経済の活性化など、様々な効果が期待できるということも...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 日本の高速道路の料金については、先ほど国交大臣から説明がありましたように、建設に、高速道路を建設するに当たって有料制を取ったなど、今日までの建設の経緯等があり、そして、先ほども少し触れましたが、三十二兆円というこの債務が今存在している、これに対しての...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今国交大臣から三点申し上げましたが、その中で、特に二番目の議論、この償還主義の見直し、永久有料化による料金引下げについては、これ国交省のその審議会においても、これ将来、人口減少に伴い交通量が減少し、高速道路ネットワークの有効活用が難しくなることも想定...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど国交大臣からも答弁がありましたように、委員の御提案のような、御提案、この新たな料金システム、これを決して否定するものではありません。  ただ、私も今委員のお話を聞いていただき、いろいろ考えたことがありました。例えば、先ほど一キロ六十六円という...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) はい。拝見したいと思います。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 日本関係のアフガニスタン人の出国については、現地職員等以外についても、個別の事情を踏まえ、元日本留学生を含め必要に応じて支援を行ってきており、政府全体として今後もきめ細かに対応を続けていきたいと考えます。  また、タリバーンに対しては、アフガニスタ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 委員御指摘のように、まずはこの御親族や知人が日本にいる方々について受入れを想定し、そしてそれにとどまらず人道的な観点から対応していくわけですが、避難民の方から入国の要請がある場合には直ちにこの方針に沿って対応をするように私の方から既に指示を出しており...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今回のロシアによるウクライナ侵略に対しては、力による一方的な現状であり、国際秩序に関わる問題であり、国際法違反でもあり、日本としては厳しく批判をするわけですが、こうしたロシアに対するこの厳しい意思を行動で示す、そしてさらにこれは国際社会と協調す...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 日本として発動する制裁の中身、可能性についてはまだ幾つもあります。そういったことについて、状況を見ながら、何が効果的なのか、いつが適切なのか等も踏まえてしっかりと判断をし、発動していきたいと考えています。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど、各国の制裁措置、大きなところは協調し、一致していると申し上げましたが、詳細については様々な違いがあるということを申し上げました。特に大きな違いがあるのはまさにエネルギー分野への対応であると考えています。  そういったことから、我が国も大きな...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 国民の皆さんに対する呼びかけということですが、これまでも感染拡大のおそれのある、種々、のあるこの様々な機会を捉えて感染対策を徹底いただくよう国民の皆様に呼びかけをしており、先日、三月三日の記者会見においても年度末や新年度の過ごし方について注意喚起を行...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先日公表された気候変動に関する政府間パネル、いわゆるIPCCの報告書においては、人間活動が原因となり引き起こされた気候変動が、水資源へのアクセス、食料生産、人の健康など幅広い分野で悪影響を及ぼし、それに関連した損害を引き起こしていることが示されました...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の化石賞については、COP26での私の演説において、アジアで、化石燃料を使う火力からアンモニア、水素などのゼロエミッション火力への転換を推進することを表明したことが理由であるとされていますが、アンモニアや水素などを活用したゼロエミッション火力へ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 済みません、詳細については経産大臣からあるかと思いますが、今おっしゃったように、日本が延命策とおっしゃいましたが、アンモニア、水素を活用したゼロエミッション火力、これ最初はおっしゃるように混合するわけでありますが、最後は純粋にアンモニア、水素、化石燃...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、委員の方からこの戦略について御説明がありました。  数字の根拠については、それが適切なのかどうか、ちょっとたちまち聞いただけですので、私も判断はできないと思っていますが、ただ、世界各地で異常気象が発生する中、世界はまさに気候危機と呼ぶべき状況...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の制度については、今大臣からありましたように、事業主の理解等、政府からもしっかりと促していかなければならないと思いますが、この一つの制度だけで全てを解決することはできない、これは当然のことであります。だからこそ、重層的な政策を用意して、様々な政...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 例えば、介護職員や保育士の平均賃金は全産業平均と比べて低くなっていますが、これは平均勤続年数が短いことが要因の一つになっていると認識をしています。このため、賃金改善と併せて長く働くことができる環境整備が重要であり、環境整備や保育士について、環境職員や...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 介護、保育等の分野においては、委員御指摘のとおり、女性の労働者の割合が比較的高く、こうした分野における現場で働く方々の賃金の引上げは男女の賃金格差解消にも資するものであると考えています。政府としては、男女の賃金格差については更なる格差の改善が必要だと...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 昨年の総裁選挙においては、看護師、介護士、幼稚園教諭、保育士など、賃金が公的に決まるにもかかわらず仕事内容に比して報酬が十分でない皆様の収入を思い切って増やすため、公的価格評価検討委員会を設置し、公的価格を抜本的に見直す、こうした公約を掲げた次第であ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど申し上げました公約に従って、昨年、公的価格評価検討委員会、これを新たに設置をいたしました。そして、新しい資本主義を起動するための分配戦略として、介護、障害福祉、保育などの現場で働く方々の給与を引き上げる措置を行った次第です。そして、引上げに当た...全文を見る
03月10日第208回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) まずは、尹次期大統領の選出を歓迎し、心よりお祝いを申し上げたいと思います。  日韓は互いに重要な隣国であり、そして、この国際社会がまさに時代を画するようなこの変化に直面する中、健全な日韓関係、これは、ルールに基づく国際秩序を重視し、地域及び世界の平...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) プーチン大統領とゼレンスキー大統領の直接対話についての御提案、御質問ですが、ゼレンスキー大統領はプーチン大統領に、停戦に向けた直接交渉、これは何度も呼びかけています。しかしながら、プーチン大統領はこれに応じていないという状況にあります。  プーチン...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、委員御指摘のように、核共有につきましては、政府としては、非核三原則の存在、さらには原子力の平和利用を前提とした原子力基本法を始めとする我が国の法体系との関係から考えても、議論することは考えておりません。  その上で、一般論として申し上げるなら...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 現状の我が国を取り巻く安全保障環境、あるいは現実に核兵器が存在している、こうした現実を踏まえたならば、核抑止力を含む米国のこの拡大抑止は現状不可欠であり、米国と緊密に協議、協力をしていくこと、これは重要であります。よって、現状の日米拡大抑止、これは重...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、先ほども申し上げましたが、尹次期大統領の選出、これ歓迎し、お祝いを申し上げたいと思います。  そして、日韓、お互いに重要な隣国同士であり、国際秩序を守る、そして地域や国際社会の平和、安定、繁栄を守る意味からも日韓関係は重要であり、日米韓の連携...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、日韓両国の間には、この旧朝鮮半島出身労働者問題あるいは慰安婦問題などにより、非常に厳しい状況にあります。ただ、このまま放置することはできないと私も認識をしております。そして、その際に、委員御指摘のように、首脳間の信頼関係は大事であるということ、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今回のロシアによるウクライナ侵略は明確な国際法違反であり、これは厳しく批判されなければなりません。  そして、委員の方から今、G7との連携ばかりで日本がその主体的な対応を取っていないのではないか、こう指摘がありますが、ただ、こうしたこの厳しい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、委員がおっしゃるように、これ状況の変化をしっかり踏まえなければなりません。  今の状況において、まずはロシアによるこの軍事的な行動、力による現状変更、これをまず中止をして、そして緊張緩和に努めてもらわなければならない、そういったことを国際社会...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 次のG7の会合の議題、課題等はまだ何も決まったとは聞いておりませんが、しかし、当然のことながら、ウクライナ情勢を受けて、国際社会の在り方、経済も含めて、この幅広いこの議論が行われることになると想像いたします。その際に、経済の問題、世界的な原材料費の高...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 既に核共有については、自民党の中だけではなくして、自民党の外、いろんな政党が議論を行っているということは私も認識をしております。ですから、こうした国民的な議論というのはあり得るべき、あり得るんだということを先ほど申し上げたわけであります。  ただ、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 核共有の議論は自民党の中でも議論がある、これは御指摘のとおりですが、自民党の外においてもいろいろな政党において議論が行われている、これが現実であると承知をしています。  だからこそ、政府としての考え方は明らかにしなければいけない、しっかりと示さなけ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、原子力発電所のこの安全管理については、我が国として国内法体系の中で万全を期しております。  その上で、ミサイル攻撃についてどうかという御質問でありますが、これは、ミサイル防衛については、この我が国の国民の命や暮らしを守るという観点から、従来か...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今回の藤井元内閣審議官の事案については、国民の公務員に対する信頼性を著しく失墜されるもの、させるものであり、これは言語道断であると思います。このような事案が生じたこと、大変遺憾なことであるとまず認識をいたします。  そして、その上で、これは法...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国としては、今、第六波のこの感染拡大を何とか抑え込み、そして経済社会活動を取り戻すべく、今全力を挙げて取り組んでいきます。必ずやこの困難を乗り越えて国民の皆さんの経済社会活動を取り戻していきたいと思っておりますが、その過程で、今委員御指摘のように...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 委員御指摘の点、これは、政府、政治の責任として大変重要な課題であると認識をいたします。  先ほど来、厚生労働大臣、法務大臣を始め、この政府の取組について答弁がありましたが、おっしゃるように、政府一丸となって、こうした方々に対する支援、より一層力を入...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) さきの大戦で悲惨な地上戦が行われた。こうした悲惨な地上戦を経験した沖縄において、御指摘のこの御遺骨の問題、これは大変重要な問題であるということは私も強く認識をいたします。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアによるウクライナ侵略により、この穀物、そして化学肥料原料の国際価格、これは高い水準で推移をしています。我が国の食料供給への様々な影響、これ想定されます。  こうしたことから、委員がおっしゃるように、危機感を持ってこうした動向を注視し、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の五歳から十一歳までの子供へのこのワクチン接種については、何よりも重要なことは、本人や保護者にワクチンの有効性、安全性を御理解いただいた上で、希望される方に安心して接種を受けていただくことであると考えています。  このため、政府としての取組は...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回の事案は、国土交通省の第三者委員会の報告書において、長年にわたり複数の不適切な処理がなされていた、さらには問題発覚後に国土交通省の内部における不適切な事後対応があった、こうしたことが明らかになっています。  このことを重く受け止め、今、国土交通...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) この統計のこの調査票の情報は、再計算など事後に検証できるよう保存することが適当であると考えます。一方、この御指摘の紙の調査票の長期保存については、保存スペースの確保や事後に検証する際の情報抽出の困難さといった課題があります。このため、公的統計のデジタ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ロシア軍は、ウクライナ各地で激しい攻撃を続け、首都キエフの制圧を目指し攻勢を強めており、ウクライナ側は各地で懸命の防戦を続けています。そうした中、七日、第三回目となる停戦交渉が行われましたが、前進はなかったと承知をしています。  国際秩序の根幹を守...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 薬剤耐性菌にも効果があるこの感染症治療薬の開発、これは極めて重要であり、製薬企業に開発を促すためにも、御指摘のプル型インセンティブを含む市場インセンティブの検討、これは重要であると認識をしております。他方、その具体的な手法については、製造販売承認取得...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ここ数十年、小中学生の視力は低下傾向が続いており、子供の目の健康に配慮することは重要な課題だと認識をしております。これまで、毎学年のこの学校健康診断において視力検査を行い、視力に問題がある場合は医療機関での精密検査の指示等を行っています。  文部科...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 子供を出産した際の親御さんのこの負担の軽減や利便性の向上が図られるよう、手続のワンストップ化やデジタル化、プッシュ型の支援を進めることは極めて重要な取組であると認識をいたしております。  出産時の手続を含む子育てに関する各種手続の負担軽減については...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、二千八百万人の来場を見込む大イベントです。全世界がコロナによるパンデミックから立ち上がろうとしている中、同万博のテーマである「誰もがいのちの続く限り、楽しくいきいきと生きることができる社会...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) エネルギー市場の高騰から国民生活や日本経済を守るために、先週金曜日、官房長官の下での関係閣僚会合において、原油価格高騰に対する緊急対策、取りまとめました。  その中で、当面の間の緊急避難的な措置として、燃油価格の激変緩和事業について、急激な価格上昇...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、エネルギー市場の高騰に対しては、まずは緊急避難的に激変緩和措置を拡充し、これを実行することで急騰を抑えていきたいと思います。  そして、その上で、御指摘のトリガー条項については、この予算委員会の審議の場でも再三質問を受ける中でお答えしているよ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、まん延防止等重点措置については、今、山際大臣からお答えしたように、中長期的にはその検証を行い、その効果について定量的に分析するということはあり得るかもしれませんが、今の段階で定量的にこの効果をお示しするというのは難しいと私も思っています。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、我が国の未来を担う学生が経済的な困難によって学びを諦める、こういったことはないようにしっかりと支えること、これは重要だと認識をいたします。  そして、御指摘の高等教育の無償化ですが、政府においてもそうした問題、問題意識を持って支援を行ってきま...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、三月四日に行われたザポリージャ原子力発電所に対する攻撃、これはまず国際法違反であり、決してこれ許されない暴挙であり、福島第一原子力発電所事故を経験した我が国として、これ強く非難をいたします。  また、九日には、ウクライナ国営電力会社は、チェル...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の原子力損害の範囲の判定に、判定等に関する中間指針は、類型化が可能で、一律に賠償すべき損害の範囲や項目の目安を示すものです。その上で、さらに個別具体的な事情に応じて、中間指針に示された考え方以外の損害や異なる賠償額が認められることがあり得るもの...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 明日で事故から十一年が経過するわけですが、福島原発事故によりいまだに多くの方々が避難生活を余儀なくされていること、これは重く受け止めなければならないと考えます。  自宅に帰りたいという切実な思いに応えていくべく、将来的に帰還困難区域の全てについて避...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) これは、将来的に帰還困難区域全域の避難指示を解除し、復興再生に責任を持って取り組むとの決意、これは揺るぎない考え、これは間違いございません。  そして、この考えの下、特定復興再生拠点区域外については、まずは二〇二〇年代にかけて、帰還意向のある住民の...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず確認しておきたいことは、政府が海洋放出を決定したのは汚染水ではなくALPS処理水であります。  そして、ALPS処理水の処分については、タンクにより敷地が逼迫する中、福島の復興に不可欠な廃炉を成し遂げるためには避けて通れない課題である、こうした...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ALPS処理水の処分に当たり、漁業関係者など地元を始めとした方々の御理解を得られるよう努力し続けることが重要であるという認識は一貫して変わっておりません。実際の処分までの時間を最大限有効活用し、地元の皆様の御懸念を払拭すべく、処理水の安全性や政府の風...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) その回数については私自身、具体的には承知しておりませんが、これ、実際の処分までの時間、引き続き最大限有効活用し、この処理水の安全性や政府の風評対策などへの理解を深めていただくよう、引き続き政府としては取り組んでいかなければならないと認識をしております...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今経産大臣からも答弁がありましたが、政府としては、引き続き最新の技術動向などを注視しつつも、敷地が逼迫し、廃炉、復興のために早期に処理水のこの貯蔵タンクを減らしていくことが必要である、こうした現状においては海洋放出が現実的な対応であると認識をしており...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど海洋放出が現実的な対応であると認識をしている、そう御答弁を申し上げましたが、政府としては、併せてこの最新の技術動向にも注視し続けていきたいと思います。最新の技術動向なども注視しつつも、現実的な対応として海洋放出があるんだという認識を持っている次...全文を見る
03月14日第208回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、我が国周辺には、質、量とも強大なこの軍事力が集中し、そして、その軍事力は更に強化されている。さらには、軍事活動の活発化、こうしたことも傾向、顕著となっています。  こうした厳しい安全保障環境の中で、我が国は我が国の国民の命や安全を守っていかな...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回の国際社会の平和と安定に大きな責任を持つ国連安全保障理事会の常任理事国であるロシアのこの暴挙は、新たな国際秩序の枠組みの必要性を示していると考えています。  委員御指摘のように、我が国は、この常任理事国による拒否権の行使、従来から最大限自制され...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、御指摘のコロナで困窮する学生への給付金については、留学生も対象でありますが、多くは日本人の学生に対する支給となっており、三月までの事業としております。  そして、全国民に十万円を配るべきだということにつきましては、現時点ではそうしたことは考え...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 拉致問題対策本部は、委員まさに御指摘いただいたように、私、総理大臣が本部長であります。そして、副本部長として、内閣官房長官兼拉致問題担当大臣、そして外務大臣、この二人をこの副本部長とし、そして他の全ての国務大臣を構成員としておりますので、これ、組織と...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、新型コロナという未知の感染症への危機対応に当たっては、国民の命や暮らしを守る観点から必要な施策を積み上げた結果として、十分な規模を備えた経済対策を講じてきたところです。今回のこの新型コロナ対応の経験を今後の危機への対応に生かしていく、こうした御...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、我が国の未来を担う学生が将来のこの返済の不安なく安心して奨学金を借りることができるよう環境を整備し、勉学に、学んでいただくこと、大変重要だと思います。  そして、今、出産ですとか結婚を機にこの配慮ができないかというこの委員の御指摘でありますが...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 海外で生産された原薬により製造された医薬品は全体の七割程度になっており、採算性等の観点から、委員御指摘のように、多くは中国、インド等の海外から輸入している状況にあると承知をしています。  こうした状況を踏まえて、医療上必要な医薬品を安定的に供給する...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、我々がこうして予算委員会で議論しているこの瞬間も、ウクライナにおいては罪のない市民あるいは将来のある子供たちが命を落としているということ、このことをしっかりと受け止めて、我々はこの問題に真剣に取り組んでいかなければいけない、改めて強く感じます。...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 北方領土問題、そして平和条約交渉について、これからについて何か申し上げられるような状況にはないと考えます。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 委員も取り組まれたNPDIの枠組みのこの議論、私も外相時代に広島でNPDI外相会議を開くなど、この枠組みの重要性に鑑みて、この議論を深めました。この枠組み、大変重要だと思います。  二〇一五年の前回のNPT運用検討会議においても、NPDIの枠組みで...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) NPDIの枠組み、このNPT運用検討会議に貢献するといっても、その会議までの間にもう何か月も掛けてその枠組みで議論を行って文書を詰めて、そうして準備を進めていくわけです。今回も、八月だとしても、様々な文書の取りまとめ、これはかなり膨大な作業を急ピッチ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私が申し上げたかったのは、NPT運用検討会議があり、NPDIの枠組みのこの協議や様々な会議は頻繁に行われることからして、それを活用してできるだけ早期にタイムリーに発信をすることが大事だと申し上げています。NPT運用検討会議を待ってということではござい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 原子力発電所の安全に対して国民の皆さんの関心が高まっている今、福井での取組、これを横展開することができないかどうか、こうした観点で考えてみることは重要だと思います。  是非、福井での取組、これをしっかりと検証した上で、こうした議論を展開するよう考え...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) NATOの核共有の目的でありますが、(発言する者あり)はい、これは正式にはしっかりとした取決めがあるとは思いますが、基本的には、その国におけるこの安全保障、国民の命や暮らしを守るという政治にとって大切な目的、これを果たすための一つの政策、考え方である...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国が外交・安全保障政策を通じて国民の命や暮らしを守るために、外交政策と、そして我が国自身の防衛力の強化と、そしてこの拡大抑止を含む日米安全保障体制、この三つは大変重要な取組であると認識をいたします。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) NATO型の核共有については、従来から発言させていただいているように、非核三原則、また原子力基本法を始めとする原子力の平和利用を基本とする我が国の法体系からしても認められないと思っていますし、おっしゃるように、日米同盟の下、拡大抑止は機能していると考...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) もう再三申し上げていますように、NATO型の核共有というものは、我が国の国是である非核三原則との関係においても、原子力の平和利用を前提とする原子力基本法を始めとする我が国の法体系との関係においても、こうした議論は政府としては認めないということを申し上...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まずは、この足下、我が国の国民の命や暮らしを守るために現実的に対応していくということと、将来に向けて核兵器のない世界を目指すという大きな目標を掲げること、これは決して矛盾するものではないと信じています。  そして、この方向性としては、委員御指摘のよ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ロシア航空機の領空通過の問題、それ以外にも、このロシアに対する強い制裁を考える上で様々な課題があります。  大きな方向性としては、G7を始めとして国際社会は一致しておりますが、その詳細においてはそれぞれの国益の中で対応を考えているというのが現実であ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今回の激変緩和措置は、この急激な価格の上昇を抑制するものであり、そもそも値下げを狙うものではないということは確認しておきたいと思います。よって、これ、制度拡充を決定した時点の価格である全国平均百七十二円程度からの急激な上昇の抑制を狙うというもの...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、委員御指摘の二十一億円の予算ですが、昨年末、予算編成をした、その後今回のような大変批判、非難されるべき大変な事態が生じた、事態が変化したわけでありますが、今後この事態どう変化するのか、これは予断を持って申し上げることはできません。よって、今の時...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアの暴挙については、我が国は強く非難をし、国際社会とともに様々なこの厳しい措置を講じています。そして、我が国の措置は国際社会からも高く評価されているわけであります。  そして、今議論になっているのはこの二十一億円の議論でありますが、この議...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国がこの過去の様々な経験の中で蓄積した原子力あるいは原子力事故に関するこの経験や知見、これは大変重要なものであり、今後の様々な事態に生かしていくことは我々として大きな責任であると思います。  ただ、具体的に、この御指摘のウクライナの状況の中で、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、原子力発電所に対する武力攻撃は、ジュネーブ諸条約第一追加議定書違反であり、国際法違反であります。これは強く非難されなければなりません。しかし、現実、この原子力発電所の安全をどう守っていかなければいけないかという観点については、国内法においては、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今現在、世界的な原油を始めとする様々な原材料のこの高騰によって、こうした世界的な動きを背景として、我が国において物価高、この国民生活あるいは経済に影響を与え始めています。このことについてはしっかり認識をしていかなければならない。  政府としても、激...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) だからこそ物価に対してしっかり対応していかなければいけないということで、エネルギーについては激変緩和措置等、様々な措置を重層的に用意をし、そして御指摘の小麦等については、特別会計を通じてこれは政府が売り渡すという仕組みになっています。政府としても、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、消費税につきましては、従来から申し上げておりますように、社会保障における大変重要な財源でありますので、政府としては触ることは考えておりません。  その上で、物価対策については、先ほど申し上げたように、様々な物価に対してそれぞれのこの制度、そし...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 調査、政府としてしっかり行ったと考えております。  そして、法案との関係で申し上げるならば、これ法案の中身、特定個人の一存で法案の中身がゆがめられた等、そうした余地はない、そうした構造になっている、そして制作、法案の制作過程であったと認識をしており...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 立憲主義とは、主権者たる国民が、その意思に基づき、憲法において国家権力の行使の在り方について定め、これにより国民の基本的人権を保障するという近代憲法の基本的な考え方であると認識をしております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) タブーのようなものがあって触れない方がいいのかという御質問ですが、そのタブーのようなものということについて私もちょっと、十分その、どういうことか理解はしておりませんが、政府としては、皇室、例えばこの安定的な皇位継承の維持、これはもう国の基本に関わるも...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 日常生活でそうしたこの議論に触れる機会というのはそう多くはないとは思いますが、しかし、皇室というものを考える際に、天皇陛下、あるいは皇室の歴史とか制度、こうしたものに国民が正しい、正確な理解、先ほど委員が御指摘になられた女性天皇や女系天皇といった言葉...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今のやり取り、ちょっと整理いたしますと、平成十八年一月二十日の施政方針演説は、悠仁親王殿下がお生まれになる前、次の世代の男性皇族がどなたもいらっしゃらない状況において、平成十七年に開催された御指摘のこの皇室典範に関する有識者会議の報告書を踏まえて、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、選挙制度そのものの議論については、これは議会政治の根幹に関わる重要な課題であり、これは各党各会派、国会において御議論いただくべき事柄であると思います。  ただ、今委員の質問は、同日選挙をやったとして国民が理解できるかということでありますので、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 委員御指摘のように、衆議院と参議院、それぞれ国会の審議においてもこれは密接に様々な関連があり、お互い影響を及ぼす存在であるということであります。よって、そのそれぞれの院を選ぶ際の議論、これは国会として、衆議院、参議院共に議論を深めていくことが重要であ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ただいまワクチンの議論をしていただきましたが、ワクチンを国内で開発、生産できる体制を確立しておくこと、これは危機管理上も極めて重要です。これは医療に関わる経済安全保障にもつながるものであると認識をいたします。  ワクチン開発・生産体制強化戦略につい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、委員御指摘のように、ウクライナにおけるこの状況を、状況に鑑みて、日本としてこの人道支援等をしっかりと今後とも考えていかなければいけないと思いますし、それと併せて、御指摘のこの避難民の方々の受入れについて、我が国としても受入れをしっかりと進めてい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 全国各地で豪雨災害が激甚化、そして頻発化する中で、中小の河川や下水道についても浸水が想定される範囲や深さを示した浸水想定区域図を作成し、水害リスク情報の空白化の解消を図り、災害時の迅速な避難に役立てていくことが重要であると考えます。  このため、ま...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 水害時の逃げ遅れ等を防ぐためには、御指摘のとおり、このデジタル技術を積極的に活用し、デジタルトランスフォーメーションの取組の強化を図ることが有効であると認識をいたします。  このため、具体的には、例えばインターネット通信事業者と連携し、防災アプリで...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、避難民の受入れにつきましては、まずは日本に親戚や知人がおありの方からと申し上げましたが、あわせて、当初から、人道的見地からこうした受入れの範囲は広げていく、こういったことは申し上げております。今、現状は先ほど外務大臣から申し上げたような数字であ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、さきの大戦において、全ての国民が何らかの戦争の犠牲を被り、一般市民の中にも筆舌に尽くし難い労苦を体験された方が多数おられること、十分承知をしております。  政府としては、これまで、一般戦災者に対して、一般のこの社会保障施策の充実などを図る中で...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 政府においては、先ほど来申し上げておりますように、一般戦災者に対しては一般の社会福祉政策の充実という形で対応をし、なおかつ追悼の意を表するために情報の整理、発信に努めている、こうした現状にあるわけでありますが、こうした対応を取っていることについて様々...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 委員御指摘のように、コロナの影響、そして円安、さらにはウクライナ情勢、様々なこの事態を背景として国際的なこの原材料費の価格等があり、そのことによって我が国の国内においても輸入物価、そして国内企業物価、上昇しています。しかし一方で、これ、消費者物価の上...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) コロナの感染拡大等もあり、多くの事業者が影響を受ける中、事業継続、雇用の維持に万全を期すために資金繰り支援を徹底すること、これは大変重要であると思っています。  こうした観点から、金融機関に対し、貸付条件の変更等について事業者の実情に応じて迅速かつ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、物価高騰する中で、国民生活、そして日本の経済に大きな影響が出つつある、このことは政治として真剣に受け止めなければいけない重要な課題であると認識をいたします。  そのために様々な方策を用意しなければいけないわけですが、ただ、その様々な方策の中で、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 食料安全保障の考え方の中で、何といっても、国内で生産できるものはできる限り国内で生産していけるよう体制を整える、これが何といっても重要であり基本であると認識をいたします。  そのために、先ほど委員の方から、デジタルによる生産基盤の強化あるいは輸出力...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 委員御指摘のように、各国においては、EUの農地面積に応じた直接支払ですとか米国の収入減少対策など、それぞれの課題に応じて必要な政策を実施していると承知をしております。  その中で、我が国としては、主食用米の需要が毎年減少するということが見込まれる中...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、経済安全保障は、安全保障と経済を横断する新しい課題として広く認識されるようになったと受け止めています。そして、御指摘の食料安全保障ですとかあるいは医療安全保障、これらについては従来から重要課題と捉えており、農林水産業や厚生労働省を中心として様々...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 令和二年度の活用実績によれば、間伐や木材利用など、山村においても、また都市においても、地域の事情に応じた様々な施策の活用が進んでいますが、制度のスタートから二年目であり、今後、これ本格的な活用を見込む自治体も多いと承知しています。  その上で、見直...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今回のロシアの暴挙に対して、我が国として、国際社会と協力する形で強い制裁を行い、強い非難の意思を示すことは大事だと思います。あわせて、我が国として、ウクライナあるいは周辺国に対して、人道支援など我が国として我が国らしい支援を行っていく、これが重...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 医療保険の療養費は、支給が適正なものとなるよう、請求内容に疑義がある場合に保険者が患者に対して事実関係を確認するための照会を行っているわけですが、こうした照会については、支給の適正化とともに、患者や施術所の負担、支給決定の迅速化等にも配慮しながら行う...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 自動車と歩行者の中間に位置する乗り物に関する論点は、関係者が多岐にわたりますが、これまでも、官民連携の下で、その利用促進に向けた取組は着実に進められてきました。  例えば、自動二輪車については、四輪車用の駐車場への駐車を可能としたことや自治体による...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回の支援は、このウクライナ及び周辺国のポーランド、ハンガリー、モルドバ、スロバキア、ルーマニアに避難したウクライナの人々に対して、一時的避難施設、保健、医療、水、衛生、食料、また子供の保護といった緊急性の高い分野で人道支援を実施するものです。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、国連からは合わせて十七億ドルのこの支援要請がなされています。その中で我が国は一億ドル、これ各国と比較してこれは決して少ない数字ではないと考えております。またあわせて、日本以外の国々も支援を行うということで、国連からの支援要請はある程度満たされる...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 現在、コロナの影響もあり、国内外の人の往来、制約を受けるなど、御指摘のように、それ以外も様々な情勢変化の中で、社会経済情勢、変化をしています。しかし、中長期的な観点から、我が国が観光先進国となる上でIRは重要な取組と考えています。  IRの整備には...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今計画されているIR、これは開業は二〇二〇年代後半を想定しています。そして、我が国としては、観光というもの、コロナを乗り越えて、そしてこの人口減少を迎えているこの我が国において、この成長戦略の柱、地方創生の切り札として期待されている、これが観光...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) これは午前中の審議の中でも申し上げましたが、私は、核兵器のない世界を目指すという大きな目標に向けて、御指摘の核兵器禁止条約、これは出口に当たる重要な条約であるということを申し上げております。  そうした目標に向けて我々は現実的に努力をしなければいけ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、被爆の実相に対する正確な認識を持つということは、核軍縮、核廃絶に向けたあらゆる取組の原点であると認識をしています。こうした認識の下に、国連総会における核兵器廃絶決議や本年一月に発出したNPTに関する日米共同声明において、核兵器使用による非人道的...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のこの審査の指針においては、原告と同じような事情にある者、ある方として、黒い雨に遭った方で十一種類の障害を伴う一定の疾病にかかっている方といたしました。広島県、広島市とも協議した上でこのようにした上で、これ、この黒い雨に遭った方を幅広く救済できる...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 広島と長崎、それぞれで裁判が行われた、そして広島の裁判においては一審、二審のこの事実認定、そして内閣総理大臣の談話、こうした結果を踏まえて対応することになったわけですが、長崎の裁判においては、先ほど厚生労働大臣からありましたように、過去の裁判例との整...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほどの裁判の議論につきましては、法律は一つであります。地域によって法律の当てはめが違うのではないかということを御指摘がありましたが、これは、この広島と長崎において客観的な事実のこの有無について整理をする必要があるということを申し上げております。それ...全文を見る
03月17日第208回国会 衆議院 本会議 第12号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 工藤彰三議員の御質問にお答えいたします。  経済安全保障推進法案の意義についてお尋ねがありました。  経済安全保障の取組を進めるに当たっては、民間の自由な経済活動を阻害しない形で、経済構造の自律性の向上、日本の技術優位性ひいては不可欠性の確保を目...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 篠原豪議員の御質問にお答えいたします。  まず、藤井元審議官の不適切な行為による経済安全保障推進法案への影響及び任命責任についてお尋ねがありました。  本法案は、十六回に及ぶ有識者会議での議論を経た提言を踏まえるとともに、与野党、経済団体、労働組...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 青柳仁士議員の御質問にお答えいたします。  現下の国際情勢を踏まえた安全保障の認識などについてお尋ねがありました。  今回のロシアの暴挙は、ヨーロッパのみならず、世界の秩序、平和に対する挑戦であり、我々は、今回の暴挙を我が事として捉え、対応してい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 伊佐進一議員の御質問にお答えいたします。  日本として目指すべき国際秩序についてお尋ねがありました。  今、国際社会が長きにわたる懸命な努力と多くの犠牲の上に築き上げてきた国際秩序の根幹が、ロシアのウクライナ侵略により脅かされています。この力によ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 浅野哲議員の御質問にお答えいたします。  トリガー条項の発動についてお尋ねがありました。  原油価格の高騰に対しては、ガソリン価格を百七十二円程度に抑える激変緩和措置など、当面の対応を講じ、国民生活や企業活動への影響を最小限に抑えていくこととして...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 笠井亮議員の御質問にお答えいたします。  経済安全保障の定義についてお尋ねがありました。  絶えず変化する国際情勢や厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、経済構造の自律性の確保、我が国の優位性、不可欠性の獲得、基本価値やルールに基づく国際秩序の維持強...全文を見る
03月17日第208回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 昨日二十三時三十六分頃、福島県沖を震源とする地震により、宮城県及び福島県において最大震度六強の強い揺れが発生し、直ちに私の方から三点指示を出しました。すなわち、早急に被害状況を把握すること、地方自治体とも緊密に連携し、人命第一の方針の下、政府一体とな...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、委員おっしゃるように、今回のロシアによるウクライナ侵略、これは力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為です。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をいたします。今回のロシアによるウクライナ侵略に対しては、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 北方領土問題に対する考え方ということですが、ロシアによる北方領土の占拠については、法的根拠のない占拠であり、不法占拠されているという立場であります。こうした立場には引き続き変わりはないと考えております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の塩野義製薬の経口薬については、二月二十五日に条件付承認を求める申請がなされ、現在、医薬品医療機器総合機構、PMDAにおいて審査が行われていると承知をしています。  早期実用化に向けて、提出されたデータに基づいて優先かつ迅速に審査が進められて...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 余震につきましては、先ほども少し触れさせていただきましたが、今後一週間、特にここ二、三日はこの同等の地震が発生する可能性が高いという可能性も、可能性もあるということについて専門家からの指摘もあります。  政府としましても、万全の体制で余震にも備えて...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) はい、テレビで拝見いたしました。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアによるウクライナ侵略は力による一方的な現状変更であり、これは世界の秩序あるいは平和に対する挑戦であると認識をします。これは、ヨーロッパのみならず、アジア、そして我が国にとっても我が事として受け止めなければならない、こうした問題を我々に突き...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今回、ロシア・プーチン大統領が核の態勢を引き上げるということを表明したこと、要するに核による威嚇、ましてや使用、こんなことは絶対あってはならないと強く思います。  そうした考え方を国際社会とともに我が国もしっかりとこの国際、この世界に向けて発...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 安倍政権を含めてこれまで我が国は、この日ロ関係については、そのエネルギーを始め様々な日ロ関係全体を底上げする中で、領土問題等についても考え、そして平和条約を締結するべく外交を進めてきたということであります。  しかしながら、今回の事態を受けて、従来...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ゴールまでたどり着いたかという質問でありますが、我が国は、ロシアとの関係において、北方領土問題を解決して平和条約を締結するという目標を立て、努力をしてきました。残念ながら、その目標は達成されておりません。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 日本の外交姿勢がプーチン大統領を助長させたのではないかという質問でありますが、我々の基本的、我が国の外交の基本的な方針は先ほど申し上げたとおりであります。  それをロシアが、ロシア側がどのように受け止めたかということについては申し上げる立場にはあり...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 八項目の協力プラン、今の状況を考えた場合に、当然新しい取組は行うことはできないと認識をしています。  ただ、協力プランに向けて様々な予算も用意しているわけですが、その中には、このプランに参加した日本企業に必要な情報提供など、今後不透明な状況の中で日...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、予算編成した時点では今回の事態は想定されておりません。その後、大きく国際情勢が変化し、ロシアのウクライナ侵略という、この事態が発生したということであります。  しかし、そのことによって、そもそもこのプランに参加していた日本企業は今...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 元々、日本企業に対する情報提供などの予算として設けられているわけでありますから、状況の変化に対して日本企業が対応していく、そのための情報提供、これも大事な予算であると認識をいたします。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) これは、ロシアの地方都市で実施してきた医療に対する協力、こうした事業も含まれているということであります。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) そうした健康も含めて、医療に対する予算ということであると認識をいたします。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 人道予算とこの線引きの話かと思いますが、これは、こうした医療予算、人道予算ということでこの用意したものであると思います。  いずれにせよ、この状況は変化いたしましたが、この予算、今申し上げた必要な予算も含まれていますし、なおかつ今後の展開については...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど医療の予算ということで申し上げましたが、委員御指摘の点なども含まれているとは存じますが、この小児がんや高齢者医療の共同研究を始め、こうした、人道支援と十分言えるこうした予算も含まれているということであります。  なおかつ、先ほど申し上げたよう...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) この今の取組、これを前進させることはできない、これはおっしゃるとおりであります。しかし、今後の展開が不透明な中でこの予算をどうするのか、具体的にこの判断することはできない。よって、このプランの予算についても、先ほど申し上げた内容も含まれていることから...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 具体的なこの中身について、様々な議論があるのかもしれませんが、しかし、今の時点から前に前進させることはまずない、これが現状の立場であります。  そして、これからを考えた場合に、ウクライナをめぐる情勢、これは不透明であり、どういった展開をたどっていく...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) この予算について、前進させることは、今の現状を考えた場合に、あり得ません。それは間違いないと思います。  その上で、今後の展開を考えた場合に、日本企業が、プランに参加していた日本企業がどのような状況に置かれるのか。この不透明な状況の中であらゆる対応...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) この御指摘の事業については、これは我が国の権益としてしっかり確保した上で進めてきた事業であります。  我が国が権益を有しているということ、これは長期契約等を通じて安定的にLNGを廉価に確保することができる、我が国として大切なこの権益であり、エネルギ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) この事業の今後について、我が国のエネルギー安全保障、そして我が国の国民の生活、そして日本経済において資する形で考えていかなければならないと思っています。そのためにどうあるべきなのか、政府として今後のウクライナ情勢等もしっかり見ながら考えていきたいと思...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど申し上げたように、G7の首脳声明においては、一定の時間軸の中でロシアに対する依存を低減していく、こういったことでこの考え方を共有しています。その際に、我が国の安全保障を考えた場合に、ロシアに協力するとかロシアとのビジネスと、我が国のエネルギー安...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) サハリン1、サハリン2、そして御指摘のアーク2、こうしたこのプロジェクトに共通するのは、我が国の権益を確保することによって長期的に安定的に廉価にエネルギーを確保することができる、こうしたプロジェクトであるということだと認識をしています。  先ほど申...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、こうしたプロジェクトを考える際に、今我が国の置かれている状況、国際市場の高騰によってエネルギー価格が高騰している、我が国の国民の生活、そして日本経済をしっかり守っていかなければいけない、この環境の中で、このプロジェクト、日本の権益をどう扱うかと...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) こうしたプロジェクトを考える場合に、まず日本の国益をしっかり考えていかなければいけない。そして、御指摘の点等について、事情は、どの国においてもこうしたエネルギー等をめぐる様々な事情を抱えております。だからこそ、このアメリカに、アメリカ・バイデン大統領...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、委員おっしゃるように、今回のロシアによるウクライナ侵略、これは決してヨーロッパだけの話ではなくして、アジアを含む我が国の事柄として受け止めなければいけない、力による現状変更はインド太平洋を始め我が国周辺においても決して許してはならない、こうした...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 日本とロシアの原子力協定についてどう考えるかということですが、この原子力協定とはどういうものかということについて申し上げるならば、私も、外務大臣在任中、トルコやインド、様々な国との原子力協定の審議に臨ませていただきました。これ、締結の時点においては、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 委員御指摘のように、今のロシアが国際法を犯してウクライナに侵略をしている、こういったことを考えますときに、こうした協定を守るのかどうかという指摘については、これは、この守ると言い切ることはできない、こういった現状だと思います。この守るかどうかについて...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国の原子力発電、発電所に対する安全ということについては、まずは、この平時において、この原子力規制委員会が規制する発電所の設備上の対応や事業者の対応によって確保する、また、原子炉等規制法においては意図的な航空機衝突等のテロリズムへの備えまで事業者に...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、原子力発電所の再稼働において安全が第一であるという考え方、それは政府も同様であります。原子力規制委員会による新しい規制基準にしっかり適合する、こうした安全が大前提であり、その上で、それをしっかりとクリアしたものについては再稼働を進めていく、これ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私も外務大臣時代、ウクライナに二回行かせていただきました。歴史、あるいはチェルノブイリ原発を始め核をめぐる様々議論についても勉強させていただきました。委員御指摘の点についても、この大きなこの流れ、考え方については承知をしております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) これについては、再三申し上げておりますが、このNATO型の核共有というのは、我が国において、非核三原則、あるいは原子力の平和利用を前提とした原子力基本法を始めとする法体系からして認めることはできないというのが政府の立場であります。この方針は変わりませ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 日本とウクライナについては、原子力をめぐる様々な技術共有、チェルノブイリ原子力発電所、私も外務大臣時代、現地を見させていただきましたが、この事故処理、もう長年取り組んでいるこの処理においても様々な技術共有が行われてきました。  今後、このウクライナ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 物価、エネルギー、穀物を始め様々な物価が上がっている、こうしたことは承知しております。  実際、高くなったなと感じる部分があるかということでありますが、一番気になりますのは、町を車で走っておりますと、ガソリンスタンドのボードにガソリン価格が大きく貼...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 物価の見通しについて私の立場で何か申し上げるのはこれ控えなければならないと思いますが、おっしゃるような不安が国民の皆さんの中にあるということ、日本経済の中にあるということ、これはしっかり受け止めておかなければならないと思います。だからこそ、状況をしっ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 物価上昇にも様々な物価上昇があります。経済が成長した成果として、この経済、経済の好循環が回る中にあって物価が上昇していく、賃金も上がり、消費が喚起され、そして物価も上がっていく、こうした前向きな物価上昇ということを我々は目指していかなければならないわ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先日、自民党、公明党、両党の幹事長、政調会長により、年金生活者に対する臨時特別の給付金の支給について申入れをいただきました。  これは、年金生活者について、新型コロナの影響による賃金の低下によって年金額がマイナス改定されることとなっている一方で、今...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) この公的年金制度については、将来世代の負担が過重なものになることを避けつつ、長期的な給付と負担のバランスを確保する仕組みとなっています。これはこのバランスを取る上で大変重要な仕組みであり、この仕組みは維持していきたいと存じます。  ただ、このシステ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 要は、基本的には、物価高あるいはコロナの影響の中で重層的に様々な政策を用意していますが、その中で対応が及んでいない方がおられる、おられるかどうか、こういった議論なんだと思います。  いずれにせよ、与党からお申入れは政府としていただきました。これをど...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今採用しているシステムは、長期的な給付と負担のバランスを取り、結果として年金制度の持続可能性をしっかり維持するために重要なシステムであると思います。  しかしながら、先ほど言いましたように、状況の中でこの更なる政策が必要なのかどうか、これを考えてい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、我が国としましては、ウクライナ及び周辺国に対して人道支援をしっかり行わなければいけない、こうしたことで取組を進めています。あわせて、委員御指摘のウクライナの、ウクライナの避難民の方々の受入れを我が国としても進めていく、これを表明させていただいて...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、原油価格の高騰については、この激変緩和措置の大幅な拡充を始め、原油価格高騰に対する緊急対策、この取りまとめた緊急対策を着実に進めていくことで国民生活や企業活動への影響を最小限に抑えてまいります。  今後更に原油価格が上昇し続けた場合の対応につ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、コロナ禍であり、ウクライナ情勢等不透明な状況もあり、そして原油を始めとする国際市場の高騰を背景として日本の国内の物価が上昇している、このことは、国民生活あるいは日本経済を守るという観点から、政府として真剣に取り組まなければいけない重要な課題であ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 政府としましても、今後、エネルギー価格等が引き続き引き上がるということであるならば、あらゆる選択肢を排除せず、この追加の対策を考えていかなければいけないと申し上げております。  ですから、この三党による検討チームにおいても、現実をしっかりと把握した...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の二十一億のこの予算については、先ほどの議論の中でも申し上げたように、内容においてこの日本企業への支援、人道支援等が含まれているという点、そして、委員おっしゃるように、この今の状況の中で新たなプロジェクトを前進させるということはあり得ないとは思...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 全国的な感染者数はこのピーク時の半分程度まで落ち着いてきており、病床使用率についても地域差はあるものの低下傾向が確認をされています。  足下で感染者数が増加している自治体がある、こうした御指摘はそのとおりでありますが、いずれもこの医療への負荷の増加...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) リバウンドに対する対策ですが、先ほども少し触れさせていただきましたが、今後しばらくは最大限の警戒をしながら可能な限り日常生活を取り戻す移行期間であると捉え、全体像に基づいて準備した医療体制を堅持いたします。また、オミクロン株の特性に応じて強化した様々...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更であり、世界のこの秩序あるいは平和に対する挑戦であると思います。これは決してヨーロッパの出来事であるなどとこの他人事のように扱ってはならない。これは、アジアあるいは我が国周辺においても力によ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、御指摘のインボイス制度ですが、複数税率の下で適正な課税を行うためにやっぱり必要なものであると認識をしています。  そして、制度の移行に伴い現在免税業者である方々からこの課税業者に転換した場合、新たに消費税の申告等の事務負担が生じること、免税事...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど申し上げたように、広報、周知、広報にしっかり努めなければならない。そのことによって弱い立場の方々がそうしたしわ寄せを負うことにならないように、この制度、インボイス制度が複数税率の下で適正な課税を行うために必要なものである、この本来の趣旨に沿って...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) これ、趣旨が、インボイス制度の趣旨が複数税率の下で適正な課税を行うために必要なもの、こうした制度でありますので、これは、基本的にはこれは消費者が負担するということになるわけであります。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) このインボイス制度については、円滑な移行を図る観点から、事業者の準備や負担を軽減、緩和するために軽減税率の実施から十年間の十分な措置を設けているところであります。  そして、そうしたこの経過措置の中で、様々な負担に対して政府としても必要な支援を行っ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 少なくともこの消費税について私自身、何か触れる、税率について触れるということは考えてはおりません。  今、インボイス導入がそうした税率引上げを目指しているのではないか、こういった御質問でありましたが、そういった議論とインボイス、税率の議論とインボイ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) これ様々な議論があるとは存じますが、政府としましては、このインボイス制度、この複数税率の下で適正な課税を行うために必要であるという認識であります。そして、その例として、先ほど鈴木大臣の方からも一般論として税も挙げさせて、あっ、例も挙げさせていただきま...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 税制は、各国それぞれの考え方に基づいて制度を構築しています。  我が国においては、消費税、この少子、社会保障に係る費用をあらゆる世代が広く公平に分かち合うという観点から、社会保障の財源として位置付けられています。こういった点を考えますときに、この消...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 消費税は、安定した財源として社会保障に使われるということ、法律で担保されています。  この消費税は、政府として、社会保障の財源として重要であると考え、当面触れることは考えていない、これが政府の考え方であります。
03月22日第208回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更であり、国際秩序を大きく揺るがすものであると認識をいたします。委員御指摘のように、罪のない市民、そして未来のある子供たちが多く命を落としている、こうした状況を、状況について、さらには、原子力...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今のウクライナ情勢についての我が国の考え方は申し上げたとおりであります。  そして、今回の事態を引き起こしたのは、全てロシアのこうした国際法違反の暴挙であると考えます。それを今回、ロシア外務省は、我が国に対して北方領土交渉や平和条約交渉を停止する等...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、先ほども申し上げたように、我が国は、こうしたロシアに対する厳しい非難を毅然とした行動で示さなければいけないということで、金融措置、輸出入管理あるいは資産凍結など、こうした厳しい制裁を国際社会と協調しながら明らかにしています。我が国の対応は国際社...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、委員おっしゃるように、こうした事態を収拾する、軍事行動を停止させる、緊張を緩和させるために話合いということは重要であると認識をしています。そして、今、ウクライナとロシアの間においては暫定的に交渉が行われている、こうしたことです。  ただ、交渉...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 岸田内閣においては、まずはコロナ、新型コロナの危機を乗り越えた上で経済の再生に取り組んでいかなければいけないということで、新しい資本主義という考え方を示させていただいています。これは、すなわち、官民が協働する形で成長戦略と分配戦略を展開していく、その...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 税務行政は、国際化やあるいはIT化により複雑化しています。申告件数も増加している、その中で引き続き適正、公正な課税を実現していく、大変重要な課題を抱えておられます。  こうしたこの税務の複雑性、困難性を踏まえて、引き続きこの国税職員の皆さんの処遇改...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の点は大変重要な課題であると認識した上で、需要不足に対してどう対応していくのか。  まずは、今現在、コロナ禍の影響が残る中にあって、このコロナ禍をしっかり乗り越えた上で経済の再生に努めなければいけないわけですが、その中にあって、その需要不足に...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今の経済の状況、景気の状況をしっかり政府としても受け止めて、先ほど申し上げました価格高騰対策と併せて、様々なこの事業支援のための対策、雇用調整助成金ですとか無利子無担保融資ですとか事業復活支援金ですとか、こういった取組も少なくとも六月まで続けるという...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、これ従来から申し上げているところですが、私の内閣として、まずはコロナ禍をしっかり乗り越えた上で経済の再生に取り組んでいかなければならない。そして、財政についてももちろん考えていかなければならないわけですが、しかし、経済あっての財政であるというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御質問は、二〇二五年度のプライマリーバランス黒字化という大きな目標を達成したとして、その後どう経済財政運営を行うのか、こういった趣旨かと思いますが、仮に二〇二五年度プライマリーバランス黒字化、これを実現できたとして、その後については、この持続可能な経...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 委員御指摘のように、アイスランドと日本、その御指摘の順位において大きな差があるわけですが、アイスランドでは、男女の賃金を同一にすることを法律で定めるとともに、女性の労働参画が進んでいる、こういった指摘があります。他方、日本では、男女間の賃金格差の存在...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、私も、女性の社会進出を促進することが経済の成長につながる、あるいは社会の活性につながる、こうした考え方に同感であります。そうした考え方は重要であると認識をしております。  御質問には、それでよろしいですか。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、この男女間の賃金格差の解消を含め、全ての女性が活躍できる社会を実現していくこと、これは重要な課題であると思っています。  そして、委員御指摘のその情報開示の部分ですが、この男女間の賃金格差の是正に向けて、有価証券報告書の開示項目、有...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 委員御指摘のゼレンスキー大統領の第三次世界大戦発言等につきましては、間違いなくゼレンスキー大統領を始め当事者の大変な危機感の表れであると思います。そうした強い危機感をそういった言葉に、言葉を使って表明している、こうしたことであると受け止めています。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の吉田ドクトリンは、その後、池田勇人総理に引き継がれ、そしてその流れを宏池会という政策集団が引き継いでいるということでありますが、こうした吉田ドクトリンと言われるような考え方、委員御指摘のように非核、軽武装、経済重視という考え方、これは、最初か...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 最後の革命型というところをちょっとまだ十分理解しておりませんが、委員が御指摘のような様々なこの課題、物差しの中で我が国はどのバランスを取っていくのか、これが現実的な対応であると思っています。  今回のウクライナ情勢の中で私たちは様々な教訓を得たわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国の今日までのありようについては様々な議論があり、そして我々はこれからコロナ禍を乗り越えて新しい時代を切り開かなければならない、これまでの道のりも参考にしながら新しい時代をどう切り開いていくのか、これを考えていかなければならないと思います。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 済みません、消費減税、消費税減税でよろしいですか。  一言申し上げるならば、おっしゃるように、税制、大変重要であり、経済のコントロールのために税制はしっかりと考えていかなければなりませんが、その中にあって、消費税ということについては、政府としては、...全文を見る
03月22日第208回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、三月二十四日、NATO臨時首脳会合及び欧州理事会、こうした会合が開催される折にG7首脳会合がブリュッセルで開催される予定であり、もし諸般の事情が許せば、私自身、対面で参加する意向で、今調整中であります。  まずは、このG7において、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今申し上げましたG7の首脳会合、先週末決まったばかりでありますので、私が、G7首脳会合、対面で参加するとした場合の日米首脳会談を含むバイ会談についてはまだ何ら決まっている状況ではありません。  ただ、このブリュッセル滞在、恐らく短時間になると思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) オスプレイの佐賀空港配備については様々な声がある中、この佐賀県有明海漁協において配備受入れに向けて御判断をしていただいたと承知をしており、大変重く受け止めている次第です。  その中で、有明海の水産資源が依然として厳しい状況にあること、これは十分承知...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まずは、再三申し上げているように、ロシアによる今回のウクライナ侵略、これは力による一方的な現状変更であり、国際秩序の根幹を揺るがすものであり、国際法違反であり、厳しく批判、非難をするところですが、今委員の御指摘、ロシアの対応ですが、今回の事態は全てロ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ロシア側が交渉を中断するということを表明したという、この態度自体が、今申し上げたように、今回の事態、ロシア、このロシアのこの侵略が起因しているのにもかかわらず、日ロ関係にこれを転嫁しようとする姿勢であると考えています。これは受け入れられない。よって、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) これも再三申し上げておりますが、北方領土問題を解決して平和条約を締結するという基本的な我が国の立場は変わってはおりません。しかし、今回のロシアのウクライナ侵略によって、こうしたことについて展望を申し上げることはできないということを申し上げてきました。...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) この令和四年度予算に盛り込まれている二十一億円の予算、ロシアに対するこの協力プランに関する予算、これについては、再三申し上げておりますように、この中身は、こうした協力に参加した日本企業を支えるための予算が含まれている等、こうした内容においても、また、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) これも何度か申し上げておりますが、今この状況の中で、このロシアとの間において新たな協力を行うということはあり得ないと思っております。  ただ、今委員御指摘のように、撤退という言葉がありましたが、撤退等を行うに当たっても、日本企業それぞれこの努力をし...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、日本とインドは外交樹立七十周年の年を迎えています。加えて、インドは、クアッド、日米豪印四か国のこの会議体の一翼を担う大変重要な国であります。こうしたインドとのこの外交関係を更に進めていく、そして首脳間の信頼関係をつくっていく、こうした...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、ルーチンで訪問したのではないかという指摘ですが、日本の総理大臣はこの四年間、インドは訪問しておりませんでした。そして、その中で、先ほど申し上げましたインドのインド太平洋の地域における重要性を考えた際に、訪問を、総理として訪問をする、これは大変重...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ウクライナから第三国に避難された方々を我が国として受け入れさせていただきたいと思っておりますが、委員御指摘のように、日本国内に知人や親戚のおられる方、こういった方はまずしっかりと受入れをさせていただきたいと思っておりますし、それ以外にも人道的な見地か...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御質問は、年金生活者の方々に対する五千円の支援、こちらの方の話ですね。(発言する者あり)作業チームというか、これについては、先般、自民、公明の幹事長、政調会長からお申入れをいただきました。  政府としてそのお申入れを受け止めたわけでありますが、これ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 世論調査等で様々な意見があるということは承知しております。  ただ、この問題は、今コロナ禍の中で多くの方々が苦しんでおられる、それに対しまして、住民税非課税世帯に対する十万円の支援ですとか、子育て世帯に対する十万円の支援ですとか、あるいは学生に対す...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 消費税につきましては、従来から申し上げているように、政府としては、社会保障の重大な、重要な財源であるからして触ることは考えてはおりませんが、委員御指摘のように、様々なこの政府としての対策、この物価高騰等、様々な状況の変化に合わせてしっかり用意していく...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、新型コロナ対策、ウクライナ情勢、また物価高騰の状況など、国民生活、そして日本経済に関わる大きな課題が山積であります。政府としても、強い覚悟で対応していかなければならないと思います。国会においても是非しっかりとした御議論をお願いしたい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回の事態ももちろんですし、今後様々な状況の変化の中で、電力の供給、これは誠に重要であります。また、未来に向けても、我が国としてデジタル化を進めていく、こうした取組を国としても進めていくわけですが、ますます電力需要は高まっていく、こうした状況にあると...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアの対応については、委員御指摘のように、人道的な取組まで含めているということであり、なおさらこうした対応は不当であると、受け入れることはできないと強く思うところであります。  そして、この人道支援ということについては、具体的には様々な事態...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 令和四年度予算の御指摘の二十一億円の予算については、御指摘のように、人道的な取組という部分も含まれている、それ以外もある、これは御指摘のとおりであります。  そして、人道支援の部分もあることに加えて、今、ウクライナ情勢、今後の動きについては不透明で...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私も映像等を通じてウクライナの情勢を見させていただく中で、罪のない市民、そして未来のある子供たちが次々と命を落としている、こうした状況について誠に心が痛む思いであります。その中で、私も一人の政治家として、また日本政府も、自由や民主主義、法の支配、人権...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 一日も早くロシアが侵略をやめ、軍事的な行動を停止することを実現しなければならないと思います。そのために、委員おっしゃるように、様々な話合い、交渉は大事だと思っています。  ただ、そしてその中で、ウクライナとロシアの間において交渉は断続的に続いており...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国の基本的な外交姿勢については先ほど来申し上げているとおりであります。まずは、今回のロシアによるウクライナ侵略、暴挙は認めることができない、国際社会と連携して毅然とした対応を取ると、あわせて、ウクライナ、周辺国に対する人道支援、これをしっかり行っ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国のこの外交方針としては、日朝平壌宣言に基づき、諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算し、国交正常化を目指す、この方針、これは全く変わってはおりません。  しかし、今御質問は北朝鮮側が日朝平壌宣言を誠実に履行しているかということでありますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 自民党党大会の総裁の挨拶の中に拉致問題という文言が入っていなかったという御指摘でありますが、今御指摘を受けて、私自身、逆にそういった指摘を受けて驚いたところであります。  これは、総裁としてのこの演説、様々な課題に触れなければいけないのかもしれませ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 最近はスーパー、コンビニ等に足を運ぶことが少なくなりましたので、最も目に付くのはガソリンスタンドの価格だというふうに申し上げました。取りあえずは、そういった点で物価の上がっていることを具体的な数字として実感しているということであります。  ただ、も...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、連合が三月十八日に公表した春闘の第一回回答集計によりますと、賃上げ率は二・一四%と三年ぶりに二%を上回ったということを承知しております。  是非、政府としては、様々な政策を通じて賃上げも支援する一方で、御指摘のように、この物価の高騰、これが賃...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、鈴木大臣から答弁させていただいたように、地域金融機関のこのありようについてはそれぞれの経営判断に基づくものであるとは思いますが、そうした考え方は状況の変化に応じて適切に対応しなければならないと思います。  今、これからを考えますと、是非コロナ禍...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、委員御指摘のように、鉄道というもの、医療、教育、福祉を始め様々な分野に効果、影響をもたらすものであると認識をしております。今、国交大臣の方からもクロスセクター効果という言葉がありました。こうした大きな効果がある存在であると認識をいたします。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ボリュームとしては一冊ほどでありますが、しかし、おかげさまで様々な貴重な御提案をいただきました。内容においては大変充実したノートとなったと感じております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、我が国のウクライナへのこの対応ですが、人道支援ということで申し上げるならば、これまでウクライナ及び周辺国に対して一億ドルの緊急人道支援を行ってまいりましたが、今般のウクライナにおける人道支援ニーズの高まり及び周辺国の困難な状況を踏まえて、ウクラ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、ワクチンの三回目の接種については、関係者の皆様方の御協力により二月中旬には一日百万回の接種を実現したところですが、今月末には高齢者の約八割の接種を完了する、こうした見込みとなっております。また、四月から十二歳から十七歳の方々への三回目接種も開始...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 航空ネットワークは、公共交通として国民の社会経済活動を支える重要なインフラです。新型コロナの甚大な影響が長期化する中で、さらにロシアのウクライナ侵略を踏まえた運航ルートの変更などにより、航空会社を取り巻く経営環境は一段と厳しさを増している状況であると...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) エネルギー市場の高騰に対し、国民生活や産業に広く燃料として使用されているガソリン、軽油、灯油、重油の四油種を対象とした当面の緊急避難的な激変事業、これを行うこととしたわけですが、それに加えて、漁業、農林水産業、運輸業など業種別の対応など、重層的に政策...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 自動車に関しては、取得、保有、走行、各段階において総合的な課税が行われています。そして、自動車ユーザーの税負担という意味では、車体課税、御指摘のこの車体課税ですが、車体課税のみならず、燃料課税なども考慮する必要があると考えています。その上で、車体課税...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今後更に原油価格が上昇し続けた場合の対応については、十六日に三党の幹事長会談が行われ、新たに検討チームを立ち上げ、トリガー条項を含め検討していくことになったと承知をしています。まずは、その場において、何が実効的で有効な措置なのかという観点から、あらゆ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ただいま経産大臣、環境大臣からお答えさせていただきましたが、二〇五〇年カーボンニュートラルを実現するためには経済社会全体の大変革がまず必要であるということです。そして、そのためにクリーンエネルギー戦略を進めてこの大きな投資を生み出していかなければなら...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 文書通信交通滞在費については、今までも一定のルールに基づいて全国会議員が対応してきたと認識をしています。その上で、さらに今、各与野党の間でこの協議が行われており、そして、文書通信交通滞在費の名称ですとか目的ですとか、さらにはどのような費用を含め対象と...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 文書通信交通滞在費のありようについては、今委員がおっしゃったような取扱いが今日まで続けられてきております。これが国民の皆さんに十分理解されるものであるのかどうか、我々は政治の信頼という観点から真剣に考えていかなければならないと思います。  目的や名...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国の外交のありようを考えた場合に、我が国として、平和外交を進めていく上においてODAの存在は大変重要であると認識をしています。このODAを活用することによって、我が国独自の平和外交を進めることができると認識をしています。私も外務大臣時代、このOD...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のウクライナの事態は、我が国の外交あるいは我が国の政府のありようについて様々な課題も突き付けてきた、こうした課題であると認識をしています。おっしゃるように、在留邦人の保護等を担当する領事部局の重要性、これも強く感じたところでありますし、また、この...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私もかつて内閣府担当大臣を担ったときに自殺問題担当大臣として仕事をさせていただいた経験があります。  この自殺問題、我が国の社会に、社会の中の様々な課題に関わる大変深刻な、そして重要な課題であると認識をいたします。そして、今、コロナ禍の中で国民の孤...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 日ロ両国の間の最大の懸案である北方領土問題を解決して平和条約を締結するという方針の下、これまで粘り強く平和条約交渉を進めてきました。この領土問題を解決して平和条約を締結することは、まさに日本の国益に資するものであると考えております。  以上です。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国の方針、今申し上げた基本的な方針、これは何ら変更はないと考えております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 北方領土問題を解決して平和条約を締結するという方針、これはこの我が国の方針として何ら変更はありません。この基本的な方針は今後とも維持をいたします。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、この北方墓参あるいは自由訪問、こうした事業がコロナ、新型コロナの影響で二年間にわたって実施されていない、現状そういう状況にあります。このロシア側が新型コロナの状況を理由に事業の再開に応じてこなかったということでありますが、私自身、先ほど申し上げ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) どんな厳しい状況にあっても、どんな難しい状況の中にあっても、人道的な見地から取るべき対応、これは大事にしていかなければならないと思います。  おっしゃるように、この北方墓参あるいはこの自由訪問、こうした取組は人道的な見地から大変重要な取組であり、我...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国の国益というのは外交においてしっかり考えていかなければいけない大切な課題であると思います。  ただ、今のウクライナの情勢、この軍事行動が続いている、こうした厳しい状況を考えますと、今御指摘の具体的な交渉について何か展望を申し上げることは今は難...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 事態を平和的に解決するためには、最後はこの話合いというものが大事になってくると思います。  そして、今、ウクライナとロシアの間においては断続的に交渉が行われています。ただ、交渉の内容を見ますときに、ロシアの要求、中立化ですとか非軍事化、あるいは非ナ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ICJの暫定措置命令についての私の考え方どうかという御質問かと思いますが、我が国としては、国際社会と連携し、ICJによる暫定措置命令を支持するとともに、ロシアに対し、直ちに暫定措置命令に従うこと、これを強く求めていきたいと考えております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国は、三月三日の国連総会の緊急特別会合における決議においても、できるだけ多くの国がこの決議案に賛成し、その共同提案国入りするよう働きかけを行いました。  そして、今、さらにウクライナの人道状況に関する総会決議案の採択に向けて議論が行われています...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今般のロシアのウクライナ侵略、これは国際法違反の暴挙であり、国際秩序の根幹を揺るがすものであり、強く非難をしています。  そして、御質問の、当時どう対応したかということですが、まず、当時は今とは状況は異なっていたと思います。二〇一四年、御指摘のよう...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど外務省からも説明がありました。国際社会もこうしたクリミアの事態に向けてこの制裁措置を行ったわけですが、我が国もそうした措置に合わせて、我が国として一連の措置を行った次第であります。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど申し上げましたが、当時は、国際社会が制裁を行うと同時に、ロシア、ウクライナ両方に直接働きかけを行い、事態の緊張緩和に努めていた、こうした状況にありました。ヨーロッパ諸国もミンスク合意等の合意に向けて努力をした。そして、ヨーロッパ諸国も、ロシアと...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 当時の状況は、国際社会全体が両国との関係を安定させる中で両国と、両国の間の緊張を緩和していく、こうした取組を続けていました。  ヨーロッパにおいても、当時、エネルギーを始め様々なプロジェクトを進める中で両国への働きかけを続けていたということでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、先ほど申し上げました、当時、二〇一四年後の国際的な動きの中で、日本もこの事態の安定のために努力をした、その中にあって、御指摘のこの北方領土問題あるいは平和条約問題についても取り組んだ、こうしたことであります。  ロシアとは、平和条約締結交渉を...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 日本学術会議が法律に基づいて推薦を行う、これは大事なことであります。しかし、その前に意見交換が行われる、これを、この意見交換も大切なことであります。  この意見交換については従来から行われてきたということ、国会において答弁をさせていただいていると申...全文を見る
03月28日第208回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、ゼレンスキー大統領の国会での演説、私も聞かせていただきまして、大変な困難の中で祖国を、そしてウクライナの国民を守り抜くという強い決意、さらにはこの勇気を示した演説であったと受け止めています。大変感銘を受けました。  私たちは、決してロシアの暴...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のG7首脳会合は、委員御指摘のように、このロシアの暴挙を決して許してはならない、こうした思いをG7が一致結束して国際社会に示す、G7が主導して国際社会の秩序を守り抜く、こうした決意を確認する大変有意義な会合であったと私も思っております。  その...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) これまでも、我が国はロシアに対して輸出入管理の制限ですとか資産凍結、さらには金融制裁等を行ってきました。そして、この度、委員御指摘のように、ぜいたく品の輸出禁止と併せて最恵国待遇の停止、さらには資産凍結の更なる強化など、新たな対策を示させていただいた...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、国際社会が連携してロシアに対して強い措置を講じていかなければならないわけですが、委員御指摘のように、その措置の抜け道があってはならない、抜け道を与えてはならない、こうした考え方もG7の首脳会合の中で確認をされました。  それぞれの国がそういっ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 三月十六日、福島県沖を震源とする大きな地震が発生しました。お亡くなりになられた方々に心より哀悼の意を表し申し上げ、被災された方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  東日本大震災の被災地の復興、多くの皆さんの努力によって復興は進んできてはお...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 日本海の漁業、その中で石川県の漁業は、ブリ、スルメイカ、ズワイガニなど多様な水産物を供給し、能登半島を始め地域経済を支えている、そうした存在であると承知をいたします。  一方で、漁業者の皆様が、大和堆周辺での外国漁船等の違法操業、燃油価格の高騰、さ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のみどりの食料システム戦略については、昨年秋策定した新しい資本主義を起動させるための経済対策にその推進策を盛り込み、戦略の実行に着手したところです。さらに、この今国会に、改革を強力に推進するためのみどりの食料システム法案、これを提出しているとこ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 日本酒、焼酎、泡盛といった日本の伝統的なお酒は、我が国が誇る、我が国が世界に誇る文化資源であり、今国会の施政方針演説の中でも、ユネスコ無形文化遺産への登録を目指す、こうした旨、私から申し上げたところであります。  文化審議会の選定を受けて、先般、三...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のG7首脳会合においては、私から、ロシアの侵略はエネルギーや食料の価格高騰に拍車を掛けており、G7が協調し、他国への支援や自由貿易の推進を含め、エネルギー安全保障や食料安全保障の確保に向け行動する重要性を主張いたしました。  また、私の方からは...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、国際社会は、ロシアによるウクライナ侵略によって、ロシアとの関係をこれまでどおりにするということはこれはもはやできないと考えます。そして、G7の首脳会合においても、国際機関や多国間フォーラムは、もはやこれまでどおりにロシアとの間で活動を行うべきで...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今回のG7首脳会合は、ロシアの暴挙を決して許さず、G7が主導して国際社会の秩序を守り抜くという強い決意を確認する大変有意義な会合であったと思っております。また、ウクライナ避難民の人道状況についての深刻な懸念がG7首脳間で共有されました。私からは...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のG7首脳会合では、私から、北朝鮮が新型ICBMと考えられる弾道ミサイルを日本海に向け発射し、我が国のEEZ内に着弾したことを報告をいたしました。国際社会の平和と安定に対する深刻な脅威であるとして、北朝鮮を強く非難をしたところです。  会合にお...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 海外との比較という御質問ですが、我が国はこのバブル崩壊以降、長引くデフレ等を背景に他国と比べて低い経済成長が続きました。この間、企業は賃金を抑制し、消費者も将来不安などから消費を抑制した結果、需要が低迷し、デフレが継続する、こうした悪循環となりました...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 道路、空港、港湾、こうした交通、物流、都市インフラは、国民の安全、安心を確保し、社会経済活動を支える基盤であり、我が国の持続的な発展のため、しっかりと整備していくことは重要であると考えます。  こうした観点に立って、令和三年度補正予算、そして令和四...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国が三月十一日決定しました一億ドルの緊急人道支援は、現地で活躍するユニセフ、UNHCRあるいはWFP等の国際機関及び日本のNGOを通じて、ウクライナ国内で影響を受けている人々、また周辺国に避難しているウクライナの人々に対して、一時的避難施設、保健...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のとおり、昨年十二月、この東京栄養サミット二〇二一を開催し、私から、この開会スピーチの中で、世界の栄養状況の改善のために三年間で三千億円以上の栄養関連支援を行うことを発表いたしました。また、各国政府、民間企業、市民社会を含む多様なステークホルダ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 災害時における情報伝達、委員御指摘のように、これ、国民の命に直結するものであるからして、的確になされること、これは重要であり、特に障害者の方々に対する伝達についてはより一層配慮が求められるということです。  そして、障害者の方々に対する情報伝達につ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 国旗及び国歌に関する法律では、慣習法として定着していた君が代が我が国の国歌であることを明確に規定し、その歌詞と楽曲のみが定められていますが、御指摘のように、これまで政府として国歌の手話表現を定めることはしておりません。  こうした中、国歌斉唱に際し...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアによるウクライナ侵略を受けて、国際社会が連携して毅然とした対応を示す、これは大変重要なことであります。我が国も国際社会と連携しながらこの様々な制裁措置を行っている、こうした状況にあります。  そして、その中にあって、委員の方から、この企...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、おっしゃるように、私自身、これからの経済考えた場合に、この成長の果実を人への投資に向けることは重要であると、これが持続可能な経済実現のために必要である、こういったことは申し上げています。しかし、これは、いろんな分野、いろんな業界によって様々な事...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、御指摘のこの財政投融資特別会計の投資勘定につきましては、二〇〇六年に行政改革推進法において、民間投資その他の状況を勘案し、その廃止も含めて検討するものとされた、こうした経緯があります。そして、これも委員御承知かとは思いますが、その後様々な議論が...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 特別会計に対するこの問題意識ですが、先ほども少し触れさせていただきましたが、今回も御指摘いただいております財政投融資特別会計の投資勘定については、今日まで様々な議論が行われてきました。二〇〇八年の段階では、行政改革推進法において、民間投資その他の状況...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の点については、連日報道等でも大きく取り上げられています。私自身も様々な報道、議論に接しております。そういった問題があるということは承知をしております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回の法改正によって成年年齢が引き下げられて、十八歳、十九歳の方々は自分の判断で契約を結ぶことが可能になる、こうしたことでありますが、委員の御質問は、そういったことによって今御指摘のような被害を受けられる方がおられる、そういったことを私自身が、何とい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、先ほども申し上げましたが、法改正が行われます。そして、この十八歳、十九歳の方々は自分の判断で契約を結ぶことが可能となります。そして、そのことによって、委員の御質問の方は、未成年者の取消し権がなくなることによって問題が生じるということについて問題...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) その部分についてお答えしたと認識をしております。  その部分に対する対応として、民法や消費者契約法や刑法や、さらには職業安定法、労働者派遣法、様々な法律を適用して、成人として扱われる方々の様々な権利や立場を守っていく、法治国家としてそれをしっかりと...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、午前中も申し上げたように、私も委員御指摘の問題意識、共有をさせていただいています。新たに成人となる十八歳、十九歳の方々が未成年取消しの保護対象でなくなることによって性的搾取の被害に遭うこと、これは避けなければならないと思います。  そして、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今申し上げたように、委員の問題意識、私も共有いたします。その上で、政府の対応についてですが、今の法律の中で最大限やる、やれること、これは追求しなければいけないと思いますが、それでも足りないという議論が今超党派で行われている、このことは政府としても重く...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の無痛分娩も含め、妊婦の方々が安心して、そして安全に出産できる環境を整えること、これは重要であると強く認識をしております。このため、出産する方々の経済的負担を軽減するために出産育児一時金を支給するとともに、無痛分娩については、この安全な実施体制...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 当時のロシアに対する国際社会の対応は、二〇一四年にクリミア併合が行われ、まず国際社会が連携して制裁を行う、こうした対応を取りました。しかし、その後は、国際社会は、ロシア、ウクライナ両方に働きかけることによって事態の緊張緩和に努めたという取組を続けまし...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今の状況をもって二〇一四年以降の国際的な努力を無駄、全て無駄だと一概に切って捨てることは適切ではないと思います。  二〇一四年、クリミアの占拠が行われた、占領が行われた後、国際社会としては緊張緩和のために様々な努力をロシアにもウクライナにも働きかけ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 二〇一四年以降の我が国の取組については今申し上げたとおりであります。  そして、今の質問は、令和二年、あっ、四年予算において二十一億円のロシア協力の予算が組み込まれている、これが間違ったメッセージにつながるのではないか、こうした指摘だと思いますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 経済協力にそもそも参加して、参加しようと名のりを上げた企業が今後どうするのか、これをしっかり政府としても考えていかなければならない、こうした観点から、情報提供等の取組は引き続き政府として考えていかなければならない、このように思います。  しかし、い...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 予算については今申し上げたとおりでありますが、今度の質問は執行の方の話でありますので、執行については、当然のことながら、これは目的外使用にならないように予算の趣旨に沿って適切に執行していかなければなりません。  よって、そもそもこのプランに参加した...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、現状において新たなロシアに対する協力等ができる状況にない、これはそのとおりであります。  しかしながら、予算の扱いということで議論をさせていただいています。その予算の扱いとして、今後、状況不透明であり、どういった展開が今後控えているのか予断を持...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ですから、先ほど申し上げたように、二〇一四年以降の世界のロシア、ウクライナ関係に対する取組、先ほど申し上げたとおりであります。その中で、日本としても、ロシアに対してもウクライナに対しても様々な働きかけ、経済を始めとする協力を行うことによって緊張緩和に...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 野党の質問に答えたくなかったということは決してありません。  政府としては、動いていくウクライナ情勢の中で日本として何をするべきなのか、厳しい制裁と併せて人道支援を行っていかなければいけない、この二つを追求し続けてきました。  しかし、今御指摘の...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 政府としましては、避難民の受入れに関して、官房長官の下にウクライナ避難民対策連絡調整会議を設け、その会議の下に関係省庁によるタスクフォースを設置し、この体制を強化している、こうした状況にあります。そして、ポーランドにもウクライナ避難民支援チームを派遣...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 第六波の出口に関する見通しについての御質問ですが、これ、まん延防止等重点措置は全国において解除するというところには来ました。しかしながら、専門家の意見において、意見を参考にする中で、決して油断することはできないと思います。  よって、今はまだ移行期...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 第六波につきましても、今現在、県によってはこの新規感染者数が増えているという県もある、これは御指摘のとおりでありますが、全国的に見れば、これは一か月以上にわたり緩やかな減少が続いていると承知しておりますし、病床使用率あるいは自宅療養者数についても、地...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 堀内大臣は、オリンピック・パラリンピック担当大臣でもあります。これは、法律上、この大臣の任期、大臣の数が三月末で減るということにどう対応していくのか、これを政府として考えていかなければならないということであります。  政府として、今後に不安がないよ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) コロナ、新型コロナ関連予算ですが、これは基本的に新型コロナの感染状況と密接に関連した事業への支出ということでありますので、この新型コロナの感染状況の変化、これ見通しを立てるというのは困難な、かなり困難なことでありますので、結果としてこの支出ができない...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) このマスクにつきましては、その当時の議論の中で、保管する際に毎年毎年多くの資金が必要とされる、こうした指摘があり、それについてどうするのか、こういった議論が行われていました。そこで、私としても、この問題についてこのまま放置することはできないということ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今のアビガンの購入、それから先ほどのこの布製マスクの配布を始め、新型コロナの初期の段階における対策として、この未知の感染症への対応の中で、その時々の状況の中で何ができるのか、最大限可能性を追求した結果取り得る対策を講じた、こうしたことであると認識をし...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 気候変動に対してしっかり対応していかなければいけない、政府としてあらゆる施策を考えていかなければいけないわけですが、その中にあって、御指摘の建設物省エネ法ですが、これについては、昨年十月に決定したエネルギー基本計画等において、建築物省エネ法を改正し、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 住宅及び小規模建築物の省エネルギー基準への適合、これを義務化するわけです。二五年度までにこの義務化を実現するために準備をし、そして法律を用意するということであります。できるだけこうした取組を早く進めること、これは当然大事なことでありますが、こうした義...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど申し上げたように、岸田内閣としては、気候変動問題、省エネを始めとするエネルギー対策、あらゆる法律を用意して、そして重層的に取り組んでいかなければならないと思います。その中にあって、御指摘の法律については、義務化を伴うということから準備を急いでい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、保育や介護の現場で働く方々の給与を本年二月から引き上げるための措置、これは行っております。  ただ、現場、様々な意見があるということを御指摘しております。例えば、介護の分野においては、この介護職員を対象としていますが、現場からの要望も踏まえて...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今回のロシアによるウクライナ侵略、これは国際社会の秩序の根幹を揺るがす事態であると認識をしています。そして、今後の展開についても、大量破壊兵器の使用の可能性が取り沙汰されるなど、極めて不透明な状況にあります。  そして、こうしたこのロシアの対応に対...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 大量破壊兵器については、まず三月二十四日のG7首脳声明においてこの警告を発し、G7としてロシアに大量破壊兵器を使用しないよう強いメッセージを送ったところです。唯一の戦争被爆国として、この核兵器による威嚇、使用、決して許すわけにはいきませんし、生物化学...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 開発協力大綱は、我が国の開発協力政策の基本方針を定めるものです。そして、委員御指摘のように、二〇一五年にこの開発協力大綱がスタートしたわけですが、当時、私、外務大臣でしたので、元々あったODA大綱を開発協力大綱に改正する、改定する、こうした作業に関わ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今回の事態は、国連の安全保障理事会の常任理事国であるロシア、すなわち国連において世界の平和と安定に大きな責任を担うはずの常任理事国ロシアが国際法を、国際法に違反する、国際秩序の枠組みを大きく変えようとする、こうした暴挙に出たことが大きな問題にな...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 新型コロナで傷ついた日本経済を再生していくためには、まさにこれからが正念場であると考えています。まずは、これ、先般成立した過去最大の令和四年度予算を迅速かつ適切に執行していく、できるだけ早く国民の皆様の元に届ける、これが第一であると思っています。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 原油価格の高騰に対しては、ガソリン価格を百七十二円程度に抑える激変緩和措置など当面の対応を講じ、国民生活や企業活動への影響を最小限に抑えていくこととしております。  その上で、新型コロナからの経済社会活動の回復を確かなものとするために、ウクライナ情...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、ワクチン、治療薬を国内で開発、生産できる体制を確立しておくこと、これが極めて重要であると考えます。  このため、ワクチンについては、ワクチン開発・生産体制強化戦略に基づいて、日本医療研究開発機構、AMEDに先進的研究開発戦略センター、SCAR...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 新しい資本主義を支える基盤となるのは、全ての人が生きがいを感じられる、多様性が尊重される社会であり、この中に、御指摘のように、性的指向、性自認の多様性も含まれております。  骨太の方針二〇二一においては、性的指向、性自認に関する正しい理解を促進する...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、東日本大震災の被災地の復興は多くの方々の努力によって進展していると認識をしておりますが、この同じ地域にその後大きな災害が度々と襲う、こうした事態が発生しています。令和元年には東日本台風、台風の被害がありました。そして、委員御指摘のように、昨年、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今回のウクライナ侵略を受けて、改めてエネルギー安全保障の重要性を認識いたします。G7や欧米でも、エネルギーをめぐって様々な取組や方針の表明が行われています。  エネルギー価格の高騰に対しては、我が国経済や国民生活を守るため、機動的に対応してま...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、インドは世界第三位のCO2排出国であるとともに、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた重要なパートナーです。これまで、環境やエネルギーの分野を含め、首脳級、閣僚級など様々な形で協力を進めてきました。  そして、御指摘のJCMですが、今月十九...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 折しも先週、この東京電力管内で電力需給逼迫警報を発令する状況となりました。家庭やオフィス、産業界を始め国民の皆様に節電を御協力いただき、停電を回避することができました。このことはまず感謝を申し上げなければならないと思います。  現在のこのエネルギー...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、委員の方から幾つか御質問、御指摘がありました。  まず、この衆議院で予算が成立した後にウクライナ侵略が始まったではないか、状況が大きく変わったという御指摘がありました。  こうした状況の変化を受けて、政府としては、原油価格の高騰に対して激変...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、御指摘のレポートについてはつまびらかに承知はしておりませんが、政府に対して様々な御指摘をいただくこと、政府の対策に対して科学的な分析をいただくということはこれは重要なことであり、そうした御指摘も含めて、専門家の方々の意見は引き続きしっかりと伺っ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、保健と医療の緊密な連携を推進して、必要な方が必要な医療にアクセスできる、こうした対応は重要であると認識をしています。そして、委員御指摘のように、現状は、都道府県が設置する保健所については二次医療圏を参酌して所管区域を設定することとしている一方で...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、統計の専門家から成る第三者委員会である統計委員会において、国土交通省の検証委員会の報告の精査、そして各府省の基本統計についての集計プロセスの点検に向けた議論、再発防止やデジタル化、人材育成についてこの施策の整理をしている、こういった状...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 委員の御指摘ではありますが、補助金であれ、あるいは減税であれ、これは財源をしっかりと確保する必要がある、この点は変わりがないと思っています。  予算を編成する際には、毎回その中身についてしっかり吟味、精査をし、必要なものをしっかりお願いする、こうし...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、三月十五日、自民党、公明党両党の幹事長、政調会長により、年金生活者等に対する臨時特別の給付の支給について申入れをいただきました。これは基本的には、コロナによる影響、原油価格等の高騰の中で、重層的な政策を用意しているものの、その中で対応...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、現在の年金が物価や所得に連動するという仕組みについては、この年金の持続可能性を維持するという観点から、これは必要な制度であると認識をしています。  その上で、社会保障の基本的なこの考え方についての御指摘でありますが、これも以前も委員と議論した...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、電力の安定供給の確保に向けては、所管する経済産業省において、あらゆる事態を想定しつつ、需給両面で必要な対策を検討していくことが重要であると考えます。  一方で、この原子力発電所の再稼働ということについては、独立した原子力規制委員会が新規制基準...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 原子力政策については国民の理解が重要であります。その際に、これ、安全性に関する考え方は政府として従来どおり変えないということを申し上げています。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、エネルギーに関しては、我が国は気候変動問題に関して、二〇五〇年カーボンニュートラルという野心的な目標を掲げています。  しかし、エネルギー政策を考えますと、こうしたこのクリーンという観点、これも重要でありますが、エネルギー安全保障という観点か...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) このクリーン、安定、安価、この三つをしっかり追求した上で、我が国にふさわしいエネルギー政策をしっかり進めていかなければなりません。  今委員の御指摘もしっかり踏まえながら、政府としてしっかり取り組んでいきたいと考えております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ワクチン接種後に副反応と疑われる症状の発生を把握した場合、医師やワクチンの製造販売業者等は医療品医療機器総合機構、PMDAに報告することとされており、副反応と疑われる症状の発生を早期に探知できるシステムは構築されています。  しかしながら、今委員の...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、先ほども答弁の中にありましたが、ワクチン接種後の副反応が疑われる症状については常に情報収集をしているところです。ただ、現にこのような症状に悩まれている方に寄り添うことは大切であり、既に厚生労働省から都道府県に対し、ワクチンとの因果関係の有無にか...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、岸田内閣においても規制改革が重要な取組であるという考え方、これは全く変わっておりません。  成長戦略の柱として、デジタル、気候変動などを掲げていますが、とりわけデジタルの活用を成長戦略の最も重要な柱と位置付けており、デジタル改革、規制・制度改...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の兵庫県養父市で活用されているこの国家戦略特区の法人農地取得特例については、調査を粛々と実施し、成長戦略フォローアップに基づいて対応したいと考えています。  そして、今農林水産大臣から報告がありました、答弁がありました。年度内の実施に向けて調...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 年度内に実施する、年度内に着手すると認識をしております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の成長戦略フォローアップに基づいて岸田内閣としても政策を進めていきたいと考えています。御指摘の調査についても、年度内実施、年度内着手するべく取組を進めていると私自身認識をしております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、二月二十七日、プーチン大統領は核抑止力部隊の態勢の引上げを命令しており、これは情勢の更なる不安定化につながる危険な行動であると認識をしております。これを受けて、三月二十四日、G7の首脳声明においても、核兵器の使用に関するいかなる威嚇に対しても警...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、ロシアによるウクライナの侵略の影響によりエネルギー価格等が高騰していることを受けて、既に我が国においては、このガソリン価格を百七十二円程度に抑える激変緩和措置、また漁業、農林水産業、運輸業など業種別の対策など当面の対応を決定し、この対策をお届け...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、緊急経済対策においては、予備費あるいはコロナ予備費をまず利用する形で機動的な対応を考えなければならないと思います。その上で更に何が必要なのか、しっかりと検討を行っていきたいと思っています。  ただ、その中にあって、消費税ということについては、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) これは、令和三年の物価変動率、これがマイナス〇・二%となっています。そして、直近三年度平均の実質賃金変動率がマイナス〇・二%となっています。これらを合わせて、令和三年度の名目賃金変動率はマイナス〇・四%。結果として来年度の年金額改定率はマイナス〇・四...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 年金制度については、今申し上げたように、将来世代の負担が過重なものにならないようにするため、長期的な給付と負担のバランスを確保するため、ひいてはこうした年金制度の持続可能性を維持するため、こうしたルール、システムを取っているということであり、この仕組...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 年金制度の持続可能性、将来世代の負担軽減、こういった観点から、今の制度は維持していかなければならないと思います。そして、こうした制度の下で年金額改定率がマイナスとなった、そのときに、今コロナ禍という我が国にとって戦後最大の国難に直面している、この状況...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御質問が私の認識ということでありましたので、具体的にはまた小林大臣にも答弁してもらいたいと思いますが、私の認識で申し上げるならば、我が国の研究水準の状況、この二十年近く、論文数などの実数は大きく低下して、我が国の論文数の実数などは低下していないものの...全文を見る
03月31日第208回国会 衆議院 本会議 第16号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私は、三月二十四日にベルギー・ブリュッセルで開催されたG7首脳会合に出席をいたしました。その概要を報告いたします。  今回のG7首脳会合は、ロシアのウクライナ侵略に関し、G7首脳が対面で議論する最初の機会となりましたが、ロシアの暴挙を決して許さず、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 中谷真一議員の御質問にお答えをいたします。  G7首脳会合の意義及び成果についてお尋ねがありました。  今回の会合は、ロシアのウクライナ侵略に関し、G7首脳が対面で議論する最初の機会であり、ロシアの暴挙を決して許さず、G7が主導して国際社会の秩序...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 西村智奈美議員の御質問にお答えいたします。  ウクライナそしてロシアによる停戦協議についてお尋ねがありました。  ロシアとウクライナとの間の停戦交渉については、一定の前進があったとの報道もありますが、具体的な停戦に結びつくかは依然不透明なままです...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 藤田文武議員からの御質問にお答えいたします。  ロシアによるウクライナ侵略を踏まえた国家安全保障戦略等の見直し、我が国の防衛力の強化等についてお尋ねがありました。  ロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、明白な国際法違...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 吉田宣弘議員の御質問にお答えいたします。  安保理改革に向けたリーダーシップの発揮についてお尋ねがありました。  国際社会の平和と安全の維持に大きな責任を持つ安保理の常任理事国であるロシアが国際秩序の根幹を揺るがす暴挙に出たことは、新たな国際秩序...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 玉木雄一郎議員の御質問にお答えいたします。  対ロ制裁の効果についてお尋ねがありました。  一刻も早くロシアが国際社会の声に耳を傾け侵略をやめるよう、G7各国、国際社会が連携して、ロシアに対して迅速に厳しい制裁措置を打ち出してきています。経済制裁...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 本村伸子議員の御質問にお答えいたします。  ロシアのウクライナ侵略を終結させるための外交努力についてお尋ねがありました。  今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為です。明白な国際法違...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 佐々木紀議員の御質問にお答えいたします。  法改正の背景と必要についてお尋ねがありました。  感染症に対する我が国の危機管理強化の観点から、緊急時において、必要な医薬品等を速やかに国民に届けるとともに、オンラインで完結する非対面型の医療提供を行う...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 早稲田ゆき議員の御質問にお答えいたします。  ウクライナ避難民の受入れを表明した自治体への財政支援措置についてお尋ねがありました。  ウクライナ避難民の状況に心を痛めた日本の多くの自治体や民間企業、団体の方々から避難民の受入れに協力したいとの声が...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 吉田とも代議員の御質問にお答えいたします。  蔓延防止等重点措置の効果についてお尋ねがありました。  蔓延防止等重点措置を含む感染対策に取り組んだ結果として、飲食店でのクラスターが減少したほか、病床を始めとする医療体制がしっかり稼働し、全国的な感...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 伊佐進一議員の御質問にお答えいたします。  薬価制度についてお尋ねがありました。  日本の製薬産業が絶え間ないイノベーションにより革新的な新薬を生み出し、グローバルに競争するための環境整備をしていくことは重要であると考えます。  同時に、公的保...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、田中健議員にお答えする前に、先ほどの玉木雄一郎議員に対する答弁の中で、足下の日本経済の動向に関する認識について発言をいたしましたが、その答弁に加えて、潜在成長率と実態との差であるデフレギャップについて、内閣府の推計によれば、二〇二一年七―九月期...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 宮本徹議員にお答えいたします。  物価高騰への対応についてお尋ねがありました。  ウクライナ情勢に伴う原油価格や物価の高騰による国民生活や経済活動への影響に緊急かつ機動的に対応し、コロナ禍からの経済社会活動の回復を確かなものとするため、今月二十九...全文を見る
04月01日第208回国会 参議院 本会議 第13号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私は、三月二十四日にベルギー・ブリュッセルで開催されたG7首脳会合に出席をいたしました。その概要を報告いたします。  今回のG7首脳会合は、ロシアのウクライナ侵略に関し、G7首脳が対面で議論する最初の機会となりましたが、ロシアの暴挙を決して許さず、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 石井浩郎議員の質問にお答えいたします。  G7首脳会合の意義及び成果についてお尋ねがありました。  今回の会合は、ロシアのウクライナ侵略に関し、G7首脳が対面で議論する最初の機会であり、ロシアの暴挙を決して許さず、G7が主導して国際社会の秩序を守...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 福山哲郎議員の御質問にお答えいたします。  中国の対ロシア支援に関する中国への働きかけ、ウクライナ情勢に対するアジア各国の姿勢、国連改革についてお尋ねがありました。  中国とロシアは、近年、緊密な関係を維持し、軍事協力も緊密化しており、その動向を...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 高橋光男議員の御質問にお答えいたします。  欧州訪問の意義、成果、停戦合意、そして平和、安定を取り戻すための我が国の役割についてお尋ねがありました。  G7首脳会合は、ロシアの暴挙を決して許さず、G7が主導して国際社会の秩序を守り抜くとの強い決意...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 大塚耕平議員にお答えをいたします。  対ロ外交や来年のG7議長国としてロシアに対する国際的な取組等についてお尋ねがありました。  ロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがす暴挙であり、断じて許すことはできません。  ウクライナによる...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 浅田均議員の御質問にお答えをいたします。  ロシアの侵略を止め、侵略をやめさせられない理由、ブダペスト覚書がロシアによってほごにされていることに対する見解についてお尋ねがありました。  ロシアが一刻も早く国際社会の声に耳を傾け、侵略をやめるよう、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 山下芳生議員にお答えをいたします。  ウクライナの人々の心のケアを含めた人道支援の強化についてお尋ねがありました。  ウクライナの人々の心のケアについてですが、三月十一日に決定済みの一億ドルの支援の中で、国際機関を通じた支援として、紛争の影響を受...全文を見る
04月06日第208回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○岸田内閣総理大臣 まず、結論から申し上げるならば、委員御指摘の自由で開かれた経済活動と、そして、経済等を通じて自国の国益あるいはルール等を考えていく、ルールそして国益を経済面からも大事にしていく、こうした考え方、このバランス、これが現実の対応において重要であるということであると...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 経済の観点から考えた場合に、自由で開かれた経済活動が基本であるということ、これは委員御指摘のとおりだと思います。  ただ、今の法案においても、経済と安全保障を通じて様々な国益、ルールを考えていくというようなことを考えますときに、やはり、自由や民主主義、法の支...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、中国は、御指摘のように、我が国にとりまして最大の貿易相手国であり、そして国際社会においても大国であります。中国に対しては、隣国である我が国としても、主張すべきことはしっかり主張し、そして責任ある行動を求めていかなければならないと思います。同時に、共通の諸...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 自由な活力ある経済ということを考えた場合に、やはり民間企業が主役にならなければならない、これは大切な考え方であると思います。  ただ、あわせて、複雑化する、そして拡大する国際社会において、国として国益を考え、役割を果たしていく、官民協力する形で日本の経済につ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 本法案におきましては、措置の対象となる物資、事業、あるいは技術分野等は、御指摘のように、政令あるいは省令で定める仕組みとなっております。  ただ、その際の要件については、法律上、可能な限り明確化していると認識をしておりますし、これらの対象物資等は、政令や省令...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 こうした法律と、そして政令、省令、下位法令との関係については、委員御指摘のような様々な考え方があるとは承知していますが、やはり現実の社会の中で、複雑化する、そして激しく変化する社会の中で機動的に法律を稼働させていく、こうした観点からこのバランスは考えられていか...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、経済安全保障の取組を進める上では、企業の経済活動、またアカデミアの研究活動、こうしたものは原則自由であるとの大前提に立った上で、これらを大きく阻害することがないようにすること、これは重要な考え方であると思います。そして、そのため、この法律によって講ずる規...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 法律において基本的な考え方、事項を明らかにしていくこと、これは大変重要なことだと思いますが、一方で、この法律を適用する現実の国際情勢、国際経済の状況は絶えず変化をし、流動化し、複雑化している、こういった現実があります。この現実に適切に法律を当てはめていく際にど...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今の挙げられた例が適切なのかどうかということでありますが、今の例に関しては、決して政府として対抗措置として講じたという説明ではなくして、あくまでも法律を厳格に適用するという形でこうした対応を行った、こういった説明を行ったと承知をしております。法律に基づいて対応...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 本法案では、安定供給確保を図るべき物資の選定あるいは問題の把握を図るために、当該物資のサプライチェーンについて調査が可能な旨規定を置いているわけですが、その際に、一般的な事業者に対するサプライチェーン調査、これは本法の規制や支援の枠組みに入っていない事業者も広...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 政府と与党のやり取りについては、今、小林大臣から答弁させていただいたとおりであります。  この議論については、罰則をつける、つけない、これについて様々な議論があったというのは事実だと思います。最終的には、このサプライチェーンの調査に関して、本法の規制や支援の...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、国民生活あるいは経済活動を支える産業が直面するリスクを総点検、評価した上で、脆弱性を解消するとともに優位性、不可欠性を獲得する、こうした取組は経済安全保障の観点から大変重要だと考えております。  そして、こうした認識の下に、関係閣僚から成る経済安全保障...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 経済とそして安全保障を横断する領域で国家間の競争が激化する中、人工知能や量子といった、世界の未来にとって不可欠な分野における研究開発投資を後押ししていくこと、これは大変重要であると考えます。  そういった観点から、委員御指摘のように、前国会の所信表明演説の中...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 結論から言いますと、位置づけることを考えております。  平成二十五年に我が国初の国家安全保障戦略が策定されて約八年が経過をいたしました。その間、世界のパワーバランスは変化しました。我が国をめぐる安全保障環境もより厳しさを増しています。その中で、この国家安全保...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、有識者会議において一部の委員から御指摘の発言があったこと、これは事実でありますが、会議での議論を取りまとめた提言の中には、そうした、警察、防衛のニーズを研究者と結びつけるといった記載はないものと承知しております。  そもそも、この法案に基づく協議会は、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 協議会に参加する方に対する罰則を伴う守秘義務、これは研究開発に有用な機微な情報を官民の間で円滑に共有や交換ができるようにするためのものであります。機微な情報としては、例えば、政府のこれまでの研究成果、またサイバーセキュリティーの脆弱性情報などを想定しており、こ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 特定秘密の保護に関する法律において、適性評価のために調査する事項は第十二条第二項に規定されており、具体的には、特定有害活動及びテロリズムとの関係に関する事項、犯罪及び懲戒の経歴に関する事項、そして情報の取扱いに係る非違の経歴に関する事項など、七つの項目について...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 お尋ねのセキュリティークリアランスですが、諸外国との共同研究等を進めていく上で、クリアランスを我が国でも取得できないかといった声があることは承知をしています。今後検討していくべき課題の一つであると認識しておりますが、現時点、具体的な制度の検討段階には入っていな...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の、無辜の市民の方々が大勢犠牲となった今回の事件、事案につきましては、非人道的な事例であり、国際法違反であり、絶対に許すことができない、これは強く感じております。  そして、委員御指摘のように、国連事務総長、さらには、たしかEUの委員長も調査について触...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 できるだけ公平な立場の人間が実態を把握するということから、我が国としてはICCの捜査を重視したわけでありますが、いずれにせよ、様々な形で実態を把握するということは重要であると認識をしております。
○岸田内閣総理大臣 北方四島への取組ということについては、二〇一四年のクリミア併合後、世界がウクライナそしてロシアとどう向き合うのか、様々な取組が行われました。  まずは厳しく制裁を科す一方で、国際社会は両国に対して働きかけを続ける。ミンスク1、ミンスク2の交渉ですとか、あるい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 プーチン大統領がどういった未来を見ておられたのか、私は十分承知しておりませんので、同じ未来を見たことがあるかという問いに対しては、お答えする材料がありません。
○岸田内閣総理大臣 今、国際社会を考える際に、国際社会自体が複雑化し、そして変化する中で、経済と安全保障、これを横断的に考えるという観点は、国民の暮らし、そして日本の経済、日本の社会を守るためにも重要であるという認識を持っています。  そして、こうした経済安全保障の考え方に基づ...全文を見る
04月12日第208回国会 衆議院 本会議 第19号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 八木哲也議員の御質問にお答えいたします。  ロシアによるウクライナ侵略に対する今後の外交戦略についてお尋ねがありました。  一刻も早い停戦を実現し、ロシアによるウクライナ侵略をやめさせるためには、国際社会が結束して強固な制裁を講じていくことが重要...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 末松義規議員の御質問にお答えいたします。  ウクライナ訪問の可能性についてお尋ねがありました。  我が国はウクライナと共にあります。ロシアによるウクライナ侵略以降、私も二度、ゼレンスキー大統領と電話会談を行い、我が国の連帯を伝達したところです。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 藤巻健太議員の御質問にお答えいたします。  今回の関税暫定措置法の改正案の効果についてお尋ねがありました。  今回の法改正は、国際社会と一致団結してロシアに対して厳しい措置を取るという我が国の意思を強く示すことに大きな意義があります。三月十一日の...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 中川宏昌議員の御質問にお答えいたします。  関税上の制裁措置の実効性確保のための取組についてお尋ねがありました。  御指摘のような、ロシアを原産地とする貨物が第三国を迂回して輸入されるおそれに対しては、税関の審査や検査の際に、契約書等の関係書類、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 鈴木敦議員の御質問にお答えいたします。  シベリア抑留についての私の思い、今後の政府の広報活動についてお尋ねがありました。  いわゆるシベリア抑留は、人道上問題であるのみならず、当時の国際法に照らしても問題のある行為であったと認識をしております。...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 田村貴昭議員の御質問にお答えいたします。  ロシアによる侵略と無差別攻撃を直ちにやめさせ、戦争犯罪の責任を追及するための外交努力についてお尋ねがありました。  ロシアによる残虐で非人道的な行為が、キーウ近郊のブチャのみならず、ウクライナ各地で次々...全文を見る
04月13日第208回国会 参議院 本会議 第16号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 宇都隆史議員からの御質問にお答えいたします。  四大臣会合の構成についてお尋ねがありました。  国家安全保障会議の四大臣会合の構成員については、機動的な審議を確保するため、外交・安全保障政策に特に関連の深い少数の大臣に限定する観点から、総理のほか...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 杉尾秀哉議員の御質問にお答えをいたします。  まず、新しい資本主義についてお尋ねがありました。  新しい資本主義は、市場競争に全てを任せるのではなく、官と民が協働して、市場の失敗、外部不経済を是正する観点から、デジタルや気候変動等の社会課題を解決...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 塩田博昭議員の御質問にお答えいたします。  事業者の経済活動に対する過度な介入の回避と規制の実効性の確保の両立についてお尋ねがありました。  経済安全保障の取組を進める上では、事業者の経済活動は原則自由であるとの大前提に立った上で、これらを大きく...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 礒崎哲史議員の御質問にお答えいたします。  石炭の輸入禁止に伴う電力供給確保策と燃料価格高騰対策についてお尋ねがありました。  電力供給に関しては、今年の夏や冬の電力供給は厳しい見通しですが、ロシア以外の生産国やスポット市場からの燃料の代替調達、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 柴田巧議員の御質問にお答えをいたします。  経済安全保障の対象や方向性についてお尋ねがありました。  お尋ねの経済活動に関して行われる国家及び国民の安全を害する行為とは、例えば、大規模かつ長期にわたる停電をもたらすサイバー攻撃など、外国政府等の主...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 田村智子議員の御質問にお答えをいたします。  経済安全保障の基本的な考え方についてお尋ねがありました。  経済安全保障は多岐にわたる新しい課題であり、明確な定義があるわけではありませんが、御指摘も含め、様々な考え方があるところですが、政府としては...全文を見る
04月15日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○岸田内閣総理大臣 まず、一点目の、今般創設されます緊急承認制度について、その運用についての御指摘でありますが、この緊急承認制度の運用については、国民の皆様により早く必要な医療等をお届けできる、こうした観点から、どうあるべきなのか、具体的なこの制度運用の点において、御指摘のように...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、今の新型コロナ対応につきましては、今後しばらく、平時への移行期間として、最大の警戒を続けながら、安全、安心を確保しつつ、可能な限り日常生活を取り戻す期間と考えております。要は、緊張感を持って、全体像で示した医療提供体制を堅持し、そして、オミクロン株の特徴...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、新型コロナウイルスのいわゆる後遺症のメカニズムを解明していく取組、これは大変重要であると認識をしております。  後遺症については、いまだ明らかになっていないことも多いと承知をしています。よって、新型コロナ感染症の入院歴のある患者の方々の追跡調...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、我が国の研究開発力等を考えました際に、人の力は大変重要であると認識をしています。  もちろん、その前提として、様々な予算、大学ファンド等の予算や、大学改革、様々な制度や組織の改革、これも重要なことでありますが、その中にあって、人材、御指摘のP...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、基本的に、委員御指摘のような環境を整備することの重要性、これは私も全く同感であります。今の日本の現状を見た場合に、様々な点において工夫をし、そしてより優秀な研究者に日本を舞台に活躍してもらう、こうした環境をつくっていく、こういったことが大事だと思います。...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員の今御指摘があった点で申し上げるならば、今、政府としましても、十兆円の大学ファンドを創設していますが、併せて大学改革をやらなければいけない。その最も重要な点は、研究と経営の分離であるということを申し上げています。研究者の方々に、より研究に専念してもらえるよ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、昨年夏の感染拡大においては、感染の拡大に病床の確保が追いつかない状態や、治療の開始が遅れ、重症化する事例や、在宅で亡くなられる事例が多く見られた。このことは、政治として重く受け止めなければならないと思っています。  こうした経験を踏まえて、今の内閣にお...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 新型コロナの対応を経て、ワクチン接種あるいは自宅療養者への対応など、身近で頼りになるかかりつけ医の重要性、これは政府においても改めて強く認識をしているところです。  今後、このかかりつけ医については、その機能を明確化しつつ、患者と医療者双方にとってその機能が...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員御指摘のように、まず、足下の状況に対して応えなければならない、そのとおりであります。  だからこそ、先ほど申し上げましたように、自宅療養者に対する医療機関あるいは発熱外来、こうしたものを今のこの法律の中でできることとして、しっかりと拡充する、これを取組を...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 そうした事態を起こしてならないからこそ、政府として、今、法律の中で、今の体制の中で、できることを全てやるということで体制を用意させていただいているということであります。そうした取組を進めることによって、政治としての責任をしっかり果たしていきたいと考えております...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほども申し上げさせていただきましたが、今、新型コロナ対応については、できるだけ早期に平常の生活を取り戻すための移行期間に今あるんだという認識に立っています。感染症対策と、そして、社会経済を動かしていく、この二つのバランスが重要だと認識をしています。  よっ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 是非、今の政府の基本的なスタンスを御理解いただきたいと思います。  医療提供体制、これは従来どおりしっかり堅持をするということで、ワクチンや検査や治療薬についてもしっかり用意をする。ワクチンについても、今、高齢者については既に八六%が三回目の接種を終えていま...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、一点目につきましては、昨年八月から九月までの間に自宅で亡くなられた方について、都道府県を通じた調査を行いました。その結果を、各都道府県の取組事例について、本年一月に厚生労働省の専門家会議において報告するとともに、各都道府県に対して取組の参考にさせていただ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今般の新型コロナの経験も踏まえて、国民の命と健康を守る医薬品というものについて、我が国における開発力の強化、これが重要であるということ、こうした課題について改めて強く認識をしているところです。委員の問題意識と共有するところがあります。  その中で、委員御指摘...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 日本の製薬産業が絶え間ないイノベーションによって革新的な新薬を生み出し、グローバルな競争をするための環境整備をしていく、これは私も重要であると認識をしています。  同時に、公的保険で賄える薬剤費全体は高齢化の進展等により増加する傾向にあり、国民皆保険の持続性...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、ワクチンの費用対効果について御質問いただきましたが、新型コロナワクチンの確実な確保、これは国民の生命、健康を守る上で極めて重要であると認識をします。  未知のウイルスに対して世界各国で獲得競争が継続する中、国民の皆様に有効なワクチンをお届けできるよう、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 新型コロナワクチンの確保、そして接種に要する予算について全体像を明らかにするべきではないかという御指摘ですが、これは国民の税金ですので、税金の使い方として明らかにする、これは重要なことだと思います。  そして、ワクチンの確保に約二・四兆円、接種費用として約一...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、新型コロナ対応を経て、ワクチン接種や自宅療養者への対応など、身近で頼りになるかかりつけ医の重要性、このかかりつけ医の重要性については改めて私も強く認識をいたします。  そして、今後、かかりつけ医について、その機能を明確化しつつ、患者と医療者双方にとって...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 急な御質問ですが、私の認識を申し上げるならば、たしか飛沫感染からエアロゾル感染の可能性は専門家も指摘をしていると思います。空気感染についてはいろいろな議論があったと記憶しております。
○岸田内閣総理大臣 重症化リスクが高い方々が入院、入所している高齢者施設や医療機関において確実に感染対策を行っていくこと、これは重要であり、より頻回の検査を実施することは有効であることをお示しし、そして定期的な検査、これは進めるべきだと思います。  ただ、その頻度等については、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今申し上げたように、定期的な検査、この重要性、必要性、これは認識をいたします。そして、どれだけの頻度が有効なのかということについては、今たちまち私も材料を持ち合わせておりませんので、是非、専門家の意見も聞きながら、頻度を上げていく、こうしたことは大事だと思いま...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 新型コロナの感染経路につきましては、飛沫やエアロゾルの吸入、接触感染であると認識しており、引き続き、国民の皆様には、マスクの着用、手洗い等の手指消毒、三密の回避、換気への協力を呼びかけているところですが、政府としましても、飲食店など不特定多数の人が利用する施設...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほども少し申し上げましたが、日本の製薬産業について、絶え間ないイノベーションにより革新的な新薬を生み出し、グローバルに競争するための環境を整備していくこと、これは重要な課題であると認識をいたします。  そして、薬価については、市場実勢価格に基づく改定を行っ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 最後の点というのは、自宅療養者に対する対応の部分かと思いますが、これにつきましては、先ほども少し答弁の中で触れさせていただきましたが、自宅療養者に対応する医療機関の数、これも拡充させていただく、そして、発熱外来の対応についても、具体的に対応できる場所の数、これ...全文を見る
04月15日第208回国会 参議院 本会議 第17号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 小野田紀美議員にお答えをいたします。  インド太平洋地域における力による一方的な現状変更への懸念の高まりに対する外交・安全保障政策についてお尋ねがありました。  今回のロシアによるウクライナ侵略や緊張する米中関係に見られるとおり、国際情勢は厳しさ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 熊谷裕人議員の御質問にお答えいたします。  ゼレンスキー大統領との面会、ロシアへの外交特使の派遣、中国への直接の働きかけ、そして国際刑事裁判所への支援についてお尋ねがありました。  我が国はウクライナと共にあります。私はこれまで三回、ゼレンスキー...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 大塚耕平議員の御質問にお答えいたします。  主要国によるロシアへの最恵国待遇撤回の状況、ロシアからの輸入品に対する我が国基本税率とWTO協定税率の関係、そして我が国によるロシアへの最恵国待遇撤回の効果についてお尋ねがありました。  主要国の関税率...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 浅田均議員にお答えいたします。  石炭禁輸措置及び今回の関税暫定措置法改正によりロシア経済が被る影響についてお尋ねがありました。  ロシア産の石炭の禁輸措置や今回の関税暫定措置法の改正は、国際社会と一致団結してロシアに対して厳しい措置をとるという...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 大門実紀史議員の御質問にお答えをいたします。  ウクライナへの物資輸送のための自衛隊機派遣についてお尋ねがありました。  今回のロシアによるウクライナ侵略に対しては、国際社会が結束して対応することが重要です。現時点で自衛隊機の派遣について具体的に...全文を見る
04月19日第208回国会 衆議院 本会議 第21号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 伊東良孝議員の御質問にお答えいたします。  子供政策を推進していくに当たっての基本的な考え方についてお尋ねがありました。  これからの子供政策の推進に当たっては、子供の視点に立って、社会が保護すべきところは保護しつつ、子供の意見表明と自己決定を年...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 森山浩行議員の御質問にお答えいたします。  こどもまんなか社会についてお尋ねがありました。  こどもまんなか社会とは、常に子供の最善の利益を第一に考え、子供に関する取組、政策が我が国社会の真ん中に据えられる社会のことであり、御党の考えとも基本的に...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 堀場幸子議員の御質問にお答えいたします。  新しい資本主義と子供の問題の関係についてお尋ねがありました。  新しい資本主義を支える基盤となるのは、子供たちを含め全ての人が生きがいを感じられる、多様性が尊重される社会であると考えています。  新型...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 中野洋昌議員の御質問にお答えいたします。  今後の子供政策の基本姿勢についてお尋ねがありました。  これからの子供政策の推進に当たっては、子供の視点に立って、社会が保護すべきところは保護しつつ、子供の意見表明と自己決定を年齢や発達段階に応じて尊重...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 浅野哲議員の御質問にお答えいたします。  少子化の原因についてお尋ねがありました。  少子化の背景には、個々人の結婚や出産、子育ての希望の実現を阻む様々な要因が複雑に絡み合っていると認識をしています。  その中でも、子育てや教育に係る費用負担の...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 塩川鉄也議員の御質問にお答えいたします。  子供の実態の認識などについてお尋ねがありました。  新型コロナの中で、少子化は更に深刻化し、また、児童虐待、いじめ、子供の貧困など、子供をめぐる課題は一段と複雑化していると認識をしております。  御指...全文を見る
04月28日第208回国会 衆議院 本会議 第24号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  本年五月十五日、沖縄の本土復帰から五十年の大きな節目を迎えます。  昭和四十七年の復帰以降、政府においては、各種社会資本整備や産業振興など、沖縄振興に取り組んでまいりました。この間、沖縄県民の...全文を見る
04月28日第208回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、諸外国が科学技術イノベーションへのこの投資を大きく伸ばしている中で熾烈な国家間競争を勝ち抜くため、先端科学技術の研究開発などに大胆に投資を行っていくこと、これは極めて重要なことであると考えます。  このため、政府では、二〇二一年から...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ロシアによるウクライナ侵略などの影響を受けて、電力需給の逼迫のリスク、また電力・ガス料金上昇による家計、産業への打撃、こうしたものが急速に強まっています。こうした中で、既存の原子力発電所の活用は、需給、価格の両面での電力のこの安定供給のために重要であ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 外為法によるこの安全保障貿易管理は、その目的である国際的な平和及び安全の維持を確保するためにも、輸出者にとって明確な制度であること、これは重要であると認識をいたします。  その上で、御議論いただいておるこの安全保障貿易管理のこの制度、この本制度にお...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、新しい経済モデルとして説明をさせていただいております新しい資本主義という考え方ですが、これは、市場や競争に全てを任せるのではなく、官と民が協働して、市場の失敗あるいは外部不経済を是正する観点から、デジタルや気候変動等の社会課題を解決することを成長...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、基本的には、政府として国会にしっかりとした説明を果たす上からも、補正予算において様々な費目等を明らかにして御審議をお願いする、これが基本であると考えます。  しかしながら、今、私たちの置かれているこの状況を考えましたときに、新型コ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、ロシアによるウクライナ侵略の中で核兵器が使用される可能性を深刻に懸念しています。唯一の戦争被爆国として、核兵器の使用も威嚇も、これは決してあってはならないと引き続き強く訴えていかなければならないと考えます。  その上で、我が国の周辺には質、量...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 現下のウクライナ情勢は、改めて核兵器のない世界への道のりの厳しさを私たちに示していると思っています。私も被爆地出身の総理大臣として、核兵器のない世界に向けてこれからも全力を尽くしていきたいと考えております。  そして、委員御指摘の核兵器の人道的影響...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、委員御指摘の点が、賢人会議、前回の一連の賢人会議の最終報告で掲げられているということ、これは私も十分認識をしております。  核軍縮については、近年、核兵器国と非核兵器国の間のみならず、非核兵器国の間でも核兵器禁止条約の参加国と非参加国のこの間...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、御指摘の国際経済、国際社会のこの大きな方向性については、政府もしっかりとこの方向性を示す役割を果たしていかなければならないと思っています。  本法案は、国民の生存や国民生活、経済活動にとって重要な物資を特定重要物資に指定し、民間事業者が主体と...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) もちろん、この法律の運用としては今申し上げた形で大きな方向性を示していく、これは重要なことだと思います。  ただ、民間企業の皆さんはこうした法律をしっかり活用していただきながら経済活動を行っていただくわけですが、やはり全体としては、こうしたこの、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、御指摘のように、経済安全保障の取組の実効性を担保するためには、それを下支えする幅広い情報収集あるいは分析、こうした機能や体制の強化、これが重要だと認識をいたします。  このため、まずは政府として経済インテリジェンスを担う人員の増員を図ったとこ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ですから、今委員が御指摘があった部分、これについては、まさに多くの国民の皆さんがこうした政府の売渡価格の制度というものを御存じでない方たくさんおられると思いますので、改めて制度を説明し、そして、ウクライナ情勢の影響が出る前と変わらない価格が維持される...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、現下のこの国際価格、この小麦に関してはウクライナ情勢によって一割以上上昇しています。しかし、その中にあっても、小麦の価格についてはこうした上昇前の価格を四月一日から九月三十日までこれずっと維持するということ、これは、国民の皆さんの生活の安心とい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 日米貿易摩擦を契機に積極的な産業政策を後退させたことが、半導体産業の凋落の一因でもあったと考えております。一方で、当時の日の丸自前主義に固執したこと、あるいは当時の関連企業が世界の半導体産業の潮流を見極められなかったことなど、そうした様々な要因もあっ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、人材育成の重要性についての御指摘については、私も同感であります。そして、近年、イノベーションの源泉として人材の重要性が高まる中、世界的に研究者や技術者の獲得競争、これますます過熱していると認識をしています。  この半導体産業について言うならば...全文を見る
05月12日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 委員御指摘のように、今般の処遇改善の対象につきましては、医療機関に関して申し上げるならば、この看護職員に限定する一方で、現場の要望も踏まえて、処遇改善のための収入を活用して理学療法士や作業療法士など他の職種の処遇改善に充てる柔軟な運用を認めているとい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 緊急承認された医薬品については、通常承認と同水準で安全性の確認を行うこと、これをもう前提としております。健康被害が発生した場合には現行の健康被害救済制度の対象となります。現行の健康被害救済制度においては、厳密な医学的な因果関係までは必要とされないとの...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、委員の方から、G7、すなわち海外出張の際にマスクをしていなかったのではないかという御視察、あっ、御指摘ありました。これについては、この海外出張先、相手国のルールに沿って対応するという対応をさせていただいた次第であります。  その上で、マイクの...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、新型コロナワクチンの接種は、オミクロン株に対しても感染予防効果、それから発症予防効果、そして重症化予防効果、これらがあると承知をしており、三回目の接種を受けた方はそうでない方と比べてどの年齢であっても大幅に感染が少なくなっている、こういったエビ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほども申したように、感染予防効果、発症予防効果、重症化予防効果、どれをもっても数字的にこの三回目の接種が行われているかどうか、数字的な違いがあるということ、これエビデンス、まあ手元に今持ってこさせていただいておりますが、数字的な違いがあると、まずそ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 緊急承認制度の発動、さらには終了時期等を明確化すると、するべきであるという御指摘、こうした問題意識は重要であると認識をいたします。そして、それだからこそ、この緊急承認制度の適用対象となる医薬品は、法律上、緊急に使用する必要性と代替の困難性、こうした要...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 緊急承認の終了時期についての御質問ですが、終了時期については、これ、医薬品を緊急に使用する必要性やパンデミックの収束状況を踏まえて個別に判断するということになりますが、国民への分かりやすい情報提供が重要であると認識をしており、政府として、個別の感染症...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 閣議決定に至るまでに、各その閣僚はそれぞれの立場でその課題についてしっかり判断をし、そして結果は政府全体としてしっかりとした結論を出すということになるんだと、なります。  そういった考え方に基づいて政府としてしっかりとした判断を行うことになりますが...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 感染危機への備え、中長期的には、次の感染症危機への備えについては、本年六月をめどに、これまでの対応を客観的に評価した上で、危機に迅速、的確に対応するための司令塔機能の強化、感染症法の在り方、保健医療体制の確保など、こうした必要な対応を取りまとめること...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、偏見や差別の解消に向けてしっかり取り組んでいかなければいけないという御指摘、これはもうそのとおりであると思います。  そして、感染症法においては、過去に感染症の患者等に対するいわれのない差別や偏見が存在したという事実を重く受け止め...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今般創設する緊急承認制度は、緊急に使用する必要性、そして代替の困難性を要件として、安全性の確認を前提に有効性が推定された段階で迅速に薬事承認を与える仕組みとなっており、国産のワクチンや治療薬の実用化を促す効果はあると考えております。  そして、緊急...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) フィブリノゲン製剤の適正使用についてですが、過去の薬害を踏まえ、薬害被害者の方々、学会の専門家の方々に加え、厚生労働省や製造販売業者も参画し、真摯な議論が行われてきたと承知をしており、秋野議員を始め、御尽力いただいた関係者の方々に敬意を表したいと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 民生委員・児童委員の日であると承知をしております。今日、朝、車座で対話をしてきたところでありますので、その点、その話題に出ておりました。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ステージ3、レベル3ですが、レベル3と判断している都道府県は、現在はないと承知をしております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) オミクロン株への対策については、その特性も踏まえながら、めり張りの利いた対策を、都道府県の意見も聞きながら用意しなければいけないということで対策を進めてきました。  そして、御指摘のまん延防止等重点措置、この選択のメニューがあるのかという部分につい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今般創設する緊急承認制度においては、安全性については通常の薬事承認と同等の水準の試験の成績で確認することとしています。  そして、日本人での臨床試験が実施されていない場合であっても、海外の臨床試験のデータや科学的な知見に基づき、人種差があっても高い...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) この電子処方箋には、真正性を担保するために医師等の電子署名を付すこととしております。そして、現時点で利用可能な電子署名の仕組みはHPKIカードのみであり、電子処方箋の有効な運用開始に向け、令和三年度補正予算による保健医療福祉分野の公開鍵基盤普及・啓発...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 革新的な創薬の実用化に向けて新たなこのシーズを生み出すこの基礎研究、これは言うまでもなく、これは大変重要なものであります。  政府としては、健康・医療戦略推進法に基づく健康・医療戦略に沿って、AMEDを通じ、基礎研究を含めた早期フェーズの研究開発を...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 基幹産業の意味、定義、これはちょっと定かなものを承知はしておりませんが、間違いなく基幹産業と言っていいほど大きな存在であると、それだけ重い存在であると私も認識をしております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 医療のICT化に関して、省庁の縦割りになっているんではないか、連携が取れていないんではないか、こういった御指摘だと思いますが、この保健医療分野におけるデータの利活用、デジタル化の推進、これは健康寿命の延伸や国民の利便性向上の観点からこれ重要な課題であ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今委員の方から御指摘がありました薬剤の過剰投与については、様々なケースがあるんだと思います。医師が自らの判断で患者の治療に必要と認める範囲において定められた用量を超えて処方するなどの場合など、様々な状況が想定される。しかし、そうした場合でも、この薬剤...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今般創設する緊急承認制度ですが、これは、緊急時に新たな医薬品等を速やかに薬事承認するため、有効性については推定された段階で承認を可能とするというものでありますが、他方で、緊急時であっても医薬品の安全性の確保ということはこれはもう必要であるということか...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の新型コロナワクチンについてですが、これ個別事例の因果関係の評価には一定の限界があるものの、評価不能となった事例も含めて、厚生労働省の審議会において、集団としてのデータを系統的に検討していくとの方針の下、安全性の評価に取り組んでおり、これまでも...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 緊急承認された医薬品については、通常承認と同水準で安全性を確認、安全性の確認を行うこと、これを前提としておるということ、先ほど来から申し上げているところですが、よって、この健康被害が発生した場合には現行の健康被害救済制度の対象となります。  そして...全文を見る
05月26日第208回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○岸田内閣総理大臣 今回の日米首脳会談において、御指摘の拡大抑止に関する議論としましては、バイデン大統領の方から、まず、核を含むあらゆる種類の能力によって裏づけられた、日米安全保障条約の下で、日本の防衛に対する米国のコミットメントを改めて表明をされました。  そして、その上で、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、先日、自民党の方から、新たな国家安全保障戦略等の策定に向けた提言をいただきました。小野寺委員を始め、関わった皆様方から直接手交をしていただきました。  この中身において、御指摘の反撃能力を始めとする提案については、重く、しっかりと受け止めていきたいと思...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、委員がおっしゃるように、ウクライナの情勢等を見るにつけても、フェイクニュースですとかSNSによる偽情報による認知戦への対応、認知領域を含む情報戦への対応、こうしたものが重要であるということを強く感じています。  是非、こうした対応についても、国家安全保...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 厳しさを増す安全保障環境の中で、まず考えなければいけないのは、先ほど来申し上げておりますように、国民の命や暮らしを守るために、現実的に、具体的に考えた場合に何が必要なのか、こうした議論を行って、その積み重ねを行っていくことであると考えています。  その結果、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、新しい資本主義、一言で言うならば、委員の方からも御指摘がありました、資本主義のバージョンアップであると思っています。より力強く、そして持続可能な資本主義、これを実現していかなければならない、このように思っています。  そして、今の資本主義、二つの大きな...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほど来、委員の方から大変有意義な議論を展開していただいておりますが、委員が御指摘になられました我が国における金融資産、二千兆円の金融資産のうちの半分が預貯金であるということ、ここに我が国の潜在力やポテンシャルがあるんだという考え方に基づいて、貯蓄から投資への...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の自民党の提言、NFTホワイトペーパーという提言をいただいておりますが、その中では、ウェブ3時代の到来、これは日本にとって大きなチャンスであり、この流れに乗り遅れないようにという観点から様々な提言をいただきました。大変貴重な提言をいただいたと思っています...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 少子化の進展は、我が国の社会経済の根幹を揺るがしかねない喫緊の課題であると認識をしており、妊婦の方々が安心して安全に出産できる環境を整える、これは大変重要であると考えます。  御指摘の出産育児一時金ですが、平成十八年に三十万円から三十五万円に引き上げられた後...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 労働者の男女間賃金格差の解消のため、早急に女性活躍推進法の制度改正を実施し、労働者三百人を超える事業主に対して、男性の賃金に対する女性の賃金の割合を開示することを義務化し、この夏に施行できるよう準備を進めてまいります。  政府としては、女性の活躍を一層促進す...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今、まさにポスト冷戦時代の終えんとも言える現下の国際情勢の中にあります。その中で、日米首脳会談、そして日米豪印首脳会合、こうした会談、会合において、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持発展を目指す、こうしたメッセージを東京から世界に向けて力強く発信する...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今回の日米首脳会談においては、厳しさを増す国際情勢の中で、まずは日本自身が防衛力を抜本的に強化する、そしてその裏づけとなる防衛費の相当な増額を確保する、これを日本側から表明をし、そして、バイデン大統領からは、これに対する強い支持があった。  我が国の防衛力の...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 ただいま申し上げたように、日米首脳会談においては、我が国の防衛力の強化、そして日米同盟の抑止力、対処力の強化、こうしたものをしっかり確認をしたわけでありますが、おっしゃるように、国家安全保障の要諦は、こうした安全保障上の準備と併せて、力強い外交を推進することに...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 足下のウクライナ情勢に伴う原油価格や物価の高騰等については、総合緊急対策によって緊急かつ機動的に対応していきますが、おっしゃるように、今後の、災害ですとか新型コロナの再拡大ですとかウクライナ情勢の長期化に伴う原油価格、物価の更なる高騰など、状況は予断を許さない...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 おっしゃるように、政労使の合意を得て政策を進めるということは大事なことだと思います。一方で、これも委員が御指摘になられたように、賃上げというのは、各企業の事情に応じて、それぞれの企業、個別に労使で交渉し、合意した上で決定される、こうしたものでもあります。  ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 日米首脳会談の中では、東アジアの安全保障環境についても議論を行いました。その中で、一つ、台湾に関しましては、両国の基本的な立場には変更がない、こうしたことを会談の中では確認をしておりました。  ですから、そういう認識に立っておりましたし、日本は、当然のことな...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 米中での首脳電話会談ということについて、私は、具体的には何も情報を得ておりません。
○岸田内閣総理大臣 我が国の中国との関係ですが、日中関係、様々な課題はありますが、主張すべきことは主張し、中国には大国としての責任を果たしてもらわなければならない、一方で、協力すべき課題においては協力していく、こうした建設的な関係を維持していかなければならないと思っています。 ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 拉致問題は岸田政権においても最重要課題であるということを申し上げ、取組を進めています。  そして、今委員の方から、国民の前に見える形でこの取組を示してもらいたいという御指摘がありました。  これは当然のことでありますが、この拉致問題に関しまして、我が国とし...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の日米貿易協定ですが、これは、今現在、協議は続けられております。もちろん、大切なのは、意味ある、結果を出すということ、合意に至るということでありますので、委員の御指摘のような経過を踏まえて、今、引き続き、どういった合意を得るのか、対象とする分野の協議も含...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、御指摘の日米貿易協定については、この自動車・自動車部品の部分については、協定の誠実な履行中は追加関税を課さない旨を確認するなど、協議を続けておりました。  そして、TPPへの復帰を求めたという点については、TPPに復帰すればこれは全部含有されるわけであ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今現在、並行して協議をしているということを申し上げているわけでありまして、お尻が両方一致しているということは申し上げておりません。日米貿易協定についても協議は続けております。
○岸田内閣総理大臣 まず、私の立場から為替の水準について具体的に申し上げることは控えなければならないとは思いますが、いずれにせよ、為替というものが急激に変動するということは望ましくない、これは間違いないところであると思います。  そして、円安の影響ということを申し上げるならば、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 年金生活者の皆さんも含めて、政府としては様々な政策を用意しています。  そして、年金生活者の方々に直接影響する政策としましては、昨年十一月に策定した経済対策、住民税非課税世帯に対しまして十万円の給付を行うということ、これは二月から三月にかけて給付が始まってお...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、欧米の中央銀行においては金融緩和の見直しについて様々な動きがあるということは承知をしております。ただ、これは各国の金融政策、それぞれの国の経済あるいは物価情勢、こうしたものによって判断される、実施されるものであると思っています。  我が国にお...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 不透明なものがあります。これは誰にも判断することは難しいわけでありますが、どんな事態が起こっても、国民生活の安定のためにしっかりと政府として責任を負う、そのための補正予算であると考えております。
○岸田内閣総理大臣 まず、委員の方から、対策が小さ過ぎるという話がありましたが、今のこの政府の政策、昨年十一月に発表した九十七兆円の総合経済対策、昨年度の補正予算の繰越分と、そして本年度の本予算の執行、これを今行っている。先ほど、去年決めたことではないかということをおっしゃいまし...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、最初は、ロンドンの講演等を引き合いに、何も変わっていないのではないか、こうした御指摘がありましたが、マクロ経済政策においては引き続き現状を維持するということを申し上げた上で、政府として、新しい資本主義、新しい時代に向けての経済モデルをしっかり示していこう...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 消費を喚起するということですが、やはり何よりも基本は、生活、事業に関わる、エネルギーを始めとする価格高騰の負担をいかに軽減していくのか、これが重要であると考えます。  ですから、今回の総合緊急対策においても、ガソリン等については激変緩和措置を深掘りする形で対...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 倍増という目標に向けて努力をする、そのためのプロセスを示すことが大事だということを再三申し上げております。  こども家庭庁が設立されたならば、そこが中心になって、子供政策として何が必要なのか、これをしっかりと整理した上で、そのために必要な財源を社会全体でどの...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 だからこそ、具体的なプロセスが大事だということを申し上げています。具体的にどうやってこの予算を増やすのか、それをしっかり示すことが大事だということを再三申し上げております。  是非、このプロセスを一つ一つ積み上げることによって、それぞれの政策にどれだけのお金...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほど来申し上げているように、具体的な政策を整理して、それを社会でどう負担するかを明らかにし、その結果として数字が出てくるということであります。ですから、倍増ということについても、そのプロセスの結果であると認識をしております。
○岸田内閣総理大臣 はい。防衛費についても、具体的な数字等は申し上げておりません。  先ほど言いましたように、国民の命や暮らしを守るために何が必要なのか、これを具体的に、現実的に考えた上で積み重ねていく、そしてその裏づけとなる予算をしっかり確保する、こうした議論、取組を、年末に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今申し上げた取組を進めていく、こうしたことについて、国会でも今まで再三申し上げている次第であります。
○岸田内閣総理大臣 政府の、御指摘の点についての取組、当然のことながら、政府、政治の立場で、国民の命や暮らしを守る、これは最優先課題でありますので、あらゆる事態を想定して様々な準備を進めている、これは当然のことだと思っています。  そして、御指摘の点についても、離島等からの退避...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、一言だけ。先ほどの有事の対応ですが、あれはあくまでも有事の対応でありますので、平素から、実際どう対応するのか、これを全部明らかにするということが難しい面があることは御理解いただきたいと思います。  その上で、今、核共有の方の話でありますが、核共有につき...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 はい。非核三原則はしっかり守っていかなければならないと思っていますし、核共有について議論は考えておりません。  こうした厳しい現実に対して、先ほど申し上げておりますように、我が国の防衛力を抜本的に強化するとともに、日米同盟の抑止力、対処力を向上していく、こう...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 安全保障のジレンマ、私が承知している安全保障のジレンマは、自分の国が軍事力を強化する、そうすると、相手は更に軍事力を強化する、結果として、自分の国の脅威が増すことになってしまう、これを安全保障のジレンマだと言っていると承知をしております。
○岸田内閣総理大臣 対中国、中国に限らず、近隣諸国との関係を考えた場合に、安全保障のジレンマということとの関連でいうのであるならば、安全保障の世界において様々な技術が進歩している等にそれぞれの国がしっかり対応しなければならないと思います。  よって、軍事力の充実と安全保障分野に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 中国との関係については、先ほども議論になりましたが、我が国としては、中国との関係において、主張すべきことは主張し、そして大国としての責任をしっかり果たしてもらうように働きかける、一方で、協力すべき課題については協力を行う、こうした建設的な安定した関係を築いてい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 はい。私も、三月の初めに三回目を打ちましたので、専門家の判断によって定めた時期が来たならば、打ちたいと思っております。
○岸田内閣総理大臣 まず、新型コロナによってお亡くなりになられた方がおられる。政治は結果責任でありますから、そういった方がおられる以上、これは政治として重く受け止めて責任を感じなければいけない、これは改めて申し上げるまでもないことだと思います。  その上で、おっしゃったように、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほど申し上げたのは、先ほど申し上げた様々な事情があるからして、直接、新型コロナが死因であるかどうか、それを確認するのが難しいケースもあるということを申し上げたわけであります。  ただ、コロナとの戦い、三年目に入って、今、平時への移行期間ということで取組を続...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 老後について、確たるものがあるわけではありませんが、今はまず、今の職責に専念しております。その努力をしながら、老後についても考えていきたいと思っております。
○岸田内閣総理大臣 まず、御指摘の年金額が引き下げられるという仕組みについては、委員はもう十分御案内のとおりかと思いますが、将来の世代の負担が過重にならないために給付と負担のバランスを確保していく、持続可能な仕組みにするということで設けられた制度であります。ですから、その制度に基...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、委員御指摘のように、年金生活者の方を始め、今の厳しい経済状況の中で御苦労されておられる、そのことに思いを巡らすこと、これは政治の立場から大変重要だと思っています。  そうした中で、こうした年金生活者の方々を始め、困窮者に対する支援ということで、四月末に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 配偶者、直系血族、兄弟姉妹、それに加えて、特別な事情がある場合には三親等内の親族、このように対応していると承知をしております。
○岸田内閣総理大臣 年金につきましては、先ほど申し上げた、持続可能な制度を維持するという考え方が大事であり、政府としては、今の方式を大事にしながら年金の運用を考えていきたいと思っています。ですから、それに向けて更に様々な生活支援を用意する、必要なものは用意する、こうしたことで、総...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の孤独死の把握については、東京都など一部の自治体がこうした統計を作成している、さらには民間において推計が行われている、こうした現状にあるということを承知しておりますが、今、野田大臣から答弁がありましたように、そもそも定義を明らかにするところから始めなけれ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今、野田大臣の方から御答弁させていただいたように、現状においては、子供予算ということで様々な整理があります。少子化対策関係予算あるいは子供、若者育成支援施策関係予算、それぞれ六兆円、五兆円という数字を示させていただきましたが、こうしたものについて、是非、こども...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 出産育児一時金については、現状、四十二万円程度となっていますが、これは、先ほど申し上げましたように、しっかりと整理をした上で、この予算について考えていき、負担も考えていかなければならないと思いますが、私自身、この政策は子供政策の中に入ると認識をいたします。
○岸田内閣総理大臣 全ての項目を全部倍にするということは申し上げておりません。先ほど言いましたように、必要な政策、これをしっかりと整理し、そして積み上げた上で、その財源について社会でどのように負担をするのか、それを整理をし、そして、結果としてトータルの予算が幾らになるのか、そのト...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほど来申し上げているように、改めて、どの政策を子供政策として取り上げるのか、これは整理しなければいけませんが、おっしゃるように、児童手当についてはその中に入ると私は認識しております。
○岸田内閣総理大臣 こども家庭庁のスタートは来年四月を目標に今努力をしておりますので、その発足後、その作業に入ります。  それ以降について、詳細は今申し上げることはできませんが、できるだけ早くそうした作業は進めたいと思います。
○岸田内閣総理大臣 まず、少子化は国の根幹に関わる喫緊の課題である、それまで放置するのかという御指摘がありました。そんなことは申しておりません。先ほど言いました出産育児一時金につきましても、今現状、四十二万円の現状に対して、是非充実を一歩一歩進めていきたいと思っています。  先...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほど申し上げたことを整理させていただきますと、個々の政策、出産育児一時金を始めとする様々な子育てあるいは少子化対策の政策、これは着実に進めてまいります。  先ほど申し上げたのは、司令塔機能として、こども家庭庁が全体をまとめるのについてのスケジュールを申し上...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の有識者会議は、ちょっと日にちは今手元にありませんが、三回やっております。そして、引き続き議論は続いております。引き続きしっかり議論をした上で、先ほど申し上げましたような司令塔機能、感染症法の扱い、さらには医療提供体制の取組、こうした点、中長期的な課題と...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 はい。従来から、六月をめどにこの議論をまとめたいということは申し上げております。
○岸田内閣総理大臣 今日までのパンデミックとの戦い、感染症との戦い、これを検証するということについては、これは引き続きしっかりと検証は続けていかなければならないと思います。  私が申し上げているのは、その中で、従来から申し上げている司令塔機能と、そして感染症法の在り方と、そして...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 これは、先ほども申し上げましたが、新型コロナによってお亡くなりになられた方々がおられるわけですから、政治の立場、政府の立場からして、至らなかった部分についてはしっかりとその指摘を受け止めて、そしておわび申し上げなければならない、こういったことであるとは思います...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 数字については、先ほど申し上げたように、どう把握していいのか、これをよく考えなければならない。実際、現実において、新型コロナとの関係についてしっかりと検証する必要がある、こういったことは申し上げています。  そして、政府としては、様々な、医療提供体制、ワクチ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほども申し上げましたが、有識者会議において、まさにその司令塔機能も一つの大きなテーマであります。その議論を今進めてもらっています。是非、六月をめどに結論を出すよう努力をしたいと思っています。
○岸田内閣総理大臣 御質問の趣旨は、司令塔機能の議論はしているけれども、去年の総裁選挙で言った健康管理庁、あれを念頭に議論しているかという。(江田委員「それも含んで議論しているのか」と呼ぶ)  もちろん、選択肢は排除しているものではありません。司令塔機能、これが大事だという観点...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、基本的には、為替の水準について具体的に私の立場から申し上げるのは控えますが、一般論として、円安というもの、要は、急激な為替変動というもの、これは望ましくないということだと思っています。  一般論として、円安によって様々な影響が出てくる。輸出産業あるいは...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 私の立場から直接触れるのは控えますが、先ほど言いました、両方の面があるというのが事実だということを申し上げています。  ですから、黒田総裁も、プラスの面、全体としてプラスとおっしゃったということでありますが、マイナス面についても触れられている。両方の面がある...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 円安にプラスの面とマイナスの面があると申し上げております。私の立場からは、それ以上は申し上げません。
○岸田内閣総理大臣 今申し上げたように両面があります。しかし、それ以上何か私が言えば、まさに為替について評価したことになる、これは当然のことでありますので、それ以上は申し上げません。
○岸田内閣総理大臣 それは、今の段階では判断はできないと思います。長引くか、短期で終わるか、これは、為替の背景には様々な要素があるわけですから、今の段階で段階的に申し上げることはできないと思っています。
○岸田内閣総理大臣 為替について直接触れることは控えますが、今後の見通しは不透明であります。だからこそ、今補正予算をお願いし、あらゆる不測の事態に備えるべく、政府として対応していかなければいけない、こうしたことを申し上げている次第です。  今後の不透明な状況の中で、いかなる事態...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 具体的な金融政策の手法については日銀の判断に委ねなければならないと思っています。  そして、政府としては、平成二十五年のこの共同声明に基づいて、日銀に物価目標達成の、持続的、安定的な達成に向けて努力を続けていくことを期待している、これが基本的な立場です。 ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、金融政策の具体的な手法、金融緩和の出口も含めて、こうした手法については日銀に委ねなければならない、このように思います。  しかし、今委員の方から、金融資産二千兆のうち一千兆が預金である、これが流出するのではないか、こういった点については、やはり、こうし...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 新しい資本主義の考え方は、市場や競争に過度に依存することなく、官民で協働して社会課題に対応する、こういったことであります。これは決して民間に負担をお願いして目標を達成するということではなくして、協力して全体の持続可能なシステムをつくっていこうということでありま...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、今の表について申し上げるならば、それなりの利益があるとするならば、それは是非、それぞれの企業において、人への投資ですとか設備投資に回してもらいたい。そうしたことによって、資本主義の好循環を維持してもらいたい。そういったお願いを政府として行うべきであると思...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 政府として申し上げておりますのは、全国加重平均千円以上を目指すということを再三申し上げています。千円をできるだけ早く実現した上で、更に上を目指すということを申し上げております。  おっしゃるように、中小企業、特に地方の中小企業、小規模事業者に対する配慮、これ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 是非、全国加重平均千円以上を目指します。できるだけ早く千円を実現いたします。そして、更にその上を目指してまいります。  そして、今委員の方から、様々な学説について御紹介がありました。そうした説についてもしっかりと注目し、研究していかなければならないと思います...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の判決が出たことについては、当然承知をしております。  個別の裁判所の判断について私の立場から政府としてコメントするということは控えなければならないと思いますが、いずれにせよ、本件によって国民の政治不信を招いたということについては重く受け止める必要があ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御質問の中に三点ポイントがあったと思います。  まず、最初の十増十減については、政府としては、審議会の勧告を受けて区割り画定法案を粛々と国会に提出する、これが現行法に基づく対応であると認識をしています。  そして、二点目の、要は議員定数に関わる発言でありま...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の事案については、委員御指摘のように、様々な難しい課題があるんだと思います。  しかし、行政府の長として、立法府の議長のありようについて直接コメントすることは控えなければならないと思います。  議会においてこれをどう取り扱うのか、これは議会において考...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の事案については、議長あるいは議会において適切に対応をされるものであると思っています。  少なくとも、私は今、行政府の長でありますので、行政府の立場から立法府に関わる問題について具体的にコメントすることは控えなければならないと思っております。
○岸田内閣総理大臣 先ほども申し上げましたが、自民党総裁でありますが、しかし、行政府の長でもあります。三権分立の考え方からして、直接申し上げることは控えなければならないと思います。  また、これは細かい話かもしれませんが、議長でありますので、当然、自民党会派、これは外れておられ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 ただいま国交大臣からありましたように、海難救助の体制強化、これを今しっかり検討し、進めていかなければならないと思います。  そして、今後、この安全対策や海難救助の体制強化に関する検討の進捗状況等を踏まえて、配置の見直しなど適切な対応が求められる、こうしたこと...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今、国交大臣から答弁させていただきましたように、海難救助についての今までのありようがあり、その中で、国の支援について様々な意見がある、こうした説明がありました。  国としては、今大臣からありましたように、日本水難救済会が行う水難救済事業に対する支援や協力、こ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員御指摘のように、経済格差が教育格差を生み、そして、それが将来の格差にもつながっているという負のスパイラルが生じているということ、このことについて重く受け止めなければならないと思います。  こうした状況に対して、従来も、幼児教育の無償化、保育の無償化、高等...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 学校給食費に対する対応ですが、経済的に厳しい義務教育段階の児童生徒に対して、御指摘の学校給食費、さらには学用品費などについて、就学援助等による支援、これは政府としても行っているところであり、これについても、今後ともしっかりと充実に向けて取り組んでいきたいと考え...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 教育費の在り方については、公的負担と、そして家計負担の割合という議論があります。  これはOECD平均ですと、私費負担が三、公的負担が七、こういった数字になっていますが、日本においてはこれが逆転しているという指摘があります。日本においては、私的負担が七、公的...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 高等教育の支援において、委員が御指摘のように、制度の崖があるという指摘、こういった御指摘があるということ、これは承知をしています。ですから、基本的な考え方として、こうした崖をできるだけなだらかにするべく、この制度を考えていく、こうした考え方が重要であると思って...全文を見る
05月27日第208回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○岸田内閣総理大臣 御指摘の十増十減に関する発言、それから議員定数を含めた選挙制度に関する発言につきましては、これは議会の在り方に関わる重要な課題であり、こうした発言は重要な発言だとは思いますが、先日来申し上げておりますように、私は行政府の長という立場でもありますので、その立場か...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 おっしゃるように、私は自民党総裁であります。しかし、行政府の長であることも間違いありません。三権分立の考え方からしましても、行政府の長として、立法府の議長についてコメントすることは控えなければいけない、これは当然のことだと思っております。  三権の長たる議長...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 セクハラにつきましては、個人の尊厳また人権にも関わる大変重要な課題であり、政府として、このセクハラの問題について軽く考えてはならない、これは当然のことだと思います。  そして、自民党においても、こうした問題について軽く考えていることはないと信じております。具...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、昨年の事故後、特別監査が行われ、それに加え、抜き打ちで改善内容の確認も行ったという報告を受けていますが、にもかかわらず事業者の安全意識の欠如を十分に把握できなかったこと、このことは真摯に重く受け止めなければならない事案であると認識をいたします。
○岸田内閣総理大臣 まず、御指摘のあった書類の内容が同一であるという点については、その書類のやり取りが背景にあり、今、国交大臣の方からその背景にあるやり取りについて説明がありました。全体として国交省としての努力が十分だったかどうか、これが問われなければならないと思います。  い...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今委員が御指摘になられたやり取りがあり、いずれにせよ、結果として、この事業者の安全意識の欠如やその実情をしっかりと把握できなかった、このことは真摯に受け止めなければならないと考えます。だからこそ、今回の事案を重く受け止めて、私自身も、国土交通省に対して、第三者...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 特別監査等を通じて事業者の安全意識の欠如等を把握できなかったこと、これは、国土交通省として責任を十分果たすことができていなかった、こうしたことであると認識をいたします。  そうした責任を感じるからこそ、二度とこうした事故は起こしてはならない、そうした強い思い...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今、物価上昇に対する認識を御質問いただきましたが、物価上昇によって、今、日本国内においても、多くの国民の皆さん方また事業者の方々が大きな負担増の中で苦しんでおられる、このことは重く受け止めなければならないと思います。  しかし、この物価上昇と合わせて、今、経...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 結論から申し上げますと、これから先の見通し、極めて不透明であると思います。コロナ禍から我々は脱するべく努力を続けているわけですが、そういった中で、ウクライナ情勢についても今後の成り行き、この確たるものを申し上げることは難しいと思います。  こうした様々な複雑...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、基本的には、今後の物価について不透明な状況にあると認識をしております。  ですから、まず足下の物価高騰にしっかり備えなければいけないということで、十三兆円の総合緊急対策を用意いたしました。あらゆる事業者あるいは生活者に大きな影響のある燃料油価格に対する...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、九月までの燃油費等の激変緩和措置をしっかり用意をし、そして、それに併せて、不測の事態にしっかり備えていく予備費を用意したということを先ほど説明させていただきました。  九月までの間においても、ウクライナの情勢を始め、原油あるいは物価に関わる様々な状況、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 為替について具体的に申し上げることは控えますが、今回の原油あるいは様々な物価高騰の背景には、やはり主には国際的な市場の変化、国際的な原油、原材料の価格高騰、こうしたものが主にあるんだということを、昨日の予算委員会でも申し上げさせていただいた次第です。  いず...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 具体的に市場の動きに対して何か政府として申し上げることは控えなければならないと思いますが、円安ということに関して、政府の政策として、再エネ、原子力等を使うことによって資金ができるだけ海外に出ていかないように、インバウンド等をしっかりと進めることによって資金をで...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 済みません、たちまち、ここにシナリオ一、二、三、これは運用率が書いてあるんだと思いますが、具体的に何に投資したらこうなるのか、ちょっと具体的なものについてはすぐお答えができません。
○岸田内閣総理大臣 貯蓄から投資へと申し上げたわけですが、それはまさに、一つは、こうした、お示しいただいた資料にあるように、外国での運用と国内での運用の差が開いてしまっている。だからこそ、一つは、国内の資金運用の環境、市場をより魅力的なものにしようではないか、こうしたことを申し上...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、政府としては、平成二十五年の共同声明に基づいて、日銀において物価安定目標を掲げて努力を続けていかれることを期待しております。是非、そうした声明に基づいて、政府としても構造改革や財政政策をしっかり進めていきたいと考えています。  そして、それと、そうした...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 要は、物価を安定的に引き上げることによってデフレから脱却するということは大事なことであります。そして、賃金を引き上げるということは、経済の好循環を実現するために大事なことであります。共に重要な政策目標であり、それぞれの立場で、政府、日銀、努力を続けていきたいと...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、新型コロナ禍によって大きな影響を受けた事業者が事業の継続、雇用の維持に万全を期すために資金繰り支援を行う、こうしたことはまず基本的に重要であると思います。  だからこそ、政府としましても、金融機関に対して、貸付条件の変更等について、事業者の事情に応じて...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 元々農業というものは、食料自給率も当然でありますが、国土の保全を始め、様々な観点から我が国にとってなくてはならないものであると思っています。この農業が、食料安全保障の観点からも今大きな注目を集め、政府としてもしっかり支えていかなければいけない、こうした大きな問...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 私も、従来から申し上げておるように、私たちの国は今、歴史を画するような大きな課題、事態に直面をしている、こうしたことを申し上げております。委員がおっしゃるように、戦後最大か戦後最大のうちの一つかはともかくとして、大きな歴史的な転換点、大きな課題に直面している、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 言葉足らずで、失礼いたしました。  それはともかくとしてと申し上げたのは、どう表現するかはともかくとして、実態は、大変大きな歴史的な課題に直面している、大きな転換点に位置している、こうした強い問題意識を持っており、この点については委員と問題意識を共有している...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御質問は、領収書が出されないようなケースがあっていいのかという御質問かと思いますが、そうした取扱いについては、過去様々な経緯があったと想像はいたしますが、具体的に、どうしてそういうことになったかということについては承知をしておりません。しかし、今のルールにおい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 文書通信交通滞在費、これに対する議論につきましては、私も関心を持って、様々な議論、マスコミ等を通じまして拝見をさせていただいております。様々な指摘において、なるほどなと思う意見もあります。  しかし、これについては、議員活動の在り方、全議員が縛られるルールと...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 国民の皆様方にも関心のある課題だと思いますので、できるだけ早く結論を出すべきだと思います。しかし、いつまでと区切って議論をするということではないと承知をしております。
○岸田内閣総理大臣 今、激動する国際環境の中で、安全保障の分野においてもあらゆる選択肢を排除することなく議論をしていく、こういった基本的な姿勢は大事だと思っています。  しかし、安全保障の議論の中で様々な兵器が議論になるわけですが、核兵器というのは今までの歴史を見ましても特別な...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 国民の命や暮らしを守る、これが政治にとって最も大事なことであるということ、これは言うまでもありません。  その中にあって、どのような安全保障体制を取るのか、これをしっかり議論をしていかなければなりません。そして、その中で、核の取扱い、考え方、これは大きなポイ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御質問は、御指摘の、新三要件が憲法の限界であるという発言についてどう思うかということであるならば、私自身、あの平和安全法制の議論の際に、担当大臣、外務大臣でありましたので、一月から九月まで延々と国会を開き、この平和安全法制について議論をし尽くした一人であります...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今大臣からも答弁がありましたように、この芦田修正につきましては、侵略戦争でない自衛のための武力の行使、あるいは集団安全保障のための実力の保持や武力の行使、これには制限がない、こういう考え方であると承知をしておりますので、これは我が国の基本的な考え方と一致しない...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 いや、我々は、従来の考え方にとらわれているというのではなくして、憲法に対する議論、平和安全法制の議論の中で、我が国としてどこまで武力行使等が認められるのか、こういったことについて議論を行っています。あくまでも、憲法や関連法に基づいて、政府としてどこまで対応でき...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 消費税につきましては、その使い道など、国によって様々な税体系を持っています。  一部の欧州諸国においては、物価高騰への対応として一部品目の付加価値税率を引き下げた、こうした事例があるということは承知をしています。  ただ、我が国においては、消費税については...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今、足下の厳しい状況、物価高騰に対してしっかり対応しなければいけない、これは委員おっしゃるとおりだと思います。  だからこそ、消費税については、先ほど申し上げたように、今触ることは考えておりませんが、それに代わって、総合緊急対策、困っている方々への支援、ある...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 国民生活を守るために足下の厳しい状況に対応しなければいけない、そのとおりでありますが、しかし、基本的に、安心な生活を維持するために、社会保障、これもしっかり維持していかなければなりません。これを両立させていくためにどうあるべきなのか。  我が国においては、消...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、基本的に、給付金、迅速にお届けするためにプッシュ型の支給を行うこととしておりますが、その家計の状況を反映するために、把握できる限り直近の年間所得を活用する、こうしたことを制度として用意をいたしました。  御指摘のように、直近の変化について対応できるのか...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 マイナンバーカードを普及させなければならない、これはおっしゃるとおりであり、政府としても大きな問題意識を持っています。  マイナンバーカードは、最高位の身分証として、厳格な本人確認の下で交付する、こうしたものでありますが、そうした本人確認を考えますときに、カ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 やるのか、やらないのかという質問ですが、やるべきことをやるわけであります。  日米首脳会談の結果について御紹介いただきましたが、その中で、大変重要なポイントを改めて確認したことの意味を是非考えていただきたいと思います。  まず、日米安保条約の下で、あらゆる...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 首脳会談後の記者会見でも申し上げたように、いわゆる反撃能力を含めてあらゆる選択肢を排除せず議論をいたします、それを新しい国家安全保障戦略の策定の議論等においてしっかりと議論を進めていきます、このことを日米首脳会談においても確認をいたしましたし、その後の会見にお...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 拡大抑止についても、また我が国の防衛力についても、従来から日米の間で様々な議論を行っています。拡大抑止協議の中で、日米の間において、核兵器を含む日米同盟の在り方について議論を積み重ね、信頼を醸成してきた。今日までもやってきたところであります。これを改めて確認し...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今、ウクライナ情勢を始め国際秩序の根幹が揺るがされるような事態を前にしています。それを前にして、引き続き、日米同盟の抑止力、対処力を強化していくためにしっかり取組を続けていくことを確認したわけです。これからも、国民の命や暮らしを守るために何が必要なのか、これを...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 核をめぐる議論につきましては、戦後、NPTを始め様々な国際的な枠組みの中で議論を行い、そして国際社会として核をどのようにコントロールしていくのか、これは、各国の国民の安全、安心に関わる重大な課題として様々な議論を積み重ねてきて、今のこの秩序ができ上がっていると...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員おっしゃるように、国民の皆さんの中にいろいろな議論があるということについてはそのとおりだと思いますが、だからこそ、改めて、日米のトップが、日米同盟、そして核を含むあらゆる手段に裏づけられた日米安全保障体制、こうしたものの信頼性を改めて確認し、そして世界に向...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 経済安全保障という問題意識については、今までも、外為法であったり、あるいは電気事業法において様々な取組が行われてきました。  委員のおっしゃる個別の案件について発言することは控えますが、こうした様々な積み重ねの上に立って、今、今日、経済安全保障が改めて安全保...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員がおっしゃるように、これまでの様々な経緯の中で、いろいろ我々として考えなければいけない課題も存在します。そして、国際情勢はどんどんと変化をしています。こうした変化にも、そして今まで残された課題にも対応していかなければいけない、これが政府の立場だと思います。...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 ですから、過去の事例においても、問題のある部分について今後どうするか。終わってしまったからもう何もしなくていいということを申し上げているわけではありません。現実に対してどう対応していくか、こういったことについてもしっかり考えていく、なおかつ、未来に向けても変化...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 新しい資本主義、何が新しいかということですが、従来の資本主義であるならば、競争や市場に任せることによって、格差の問題、気候変動の問題、こうした外部不経済と言われるような課題が生じ、それとの兼ね合いで競争を続けている、こういったことでありました。  しかし、こ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 我が国における金融資産二千兆円のうちの半分を超える、一千兆円を超える預貯金、これを動かしていくことこそ日本経済における大きなポテンシャルであるということを申し上げた上で、こうした預貯金を是非投資に回すことを考えよう、こういったことで、先ほど御紹介いただきました...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今の委員の御発言の中で、規制緩和等を進めるのが先ではないかという発言がありましたが、私自身、規制緩和、さらには税制について、何か否定しているということは全くありません。大きな方向性をしっかり示すために、様々な規制改革あるいは税制、これを考えていかなければいけな...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、おっしゃるように、賃上げは重要であるということで、賃上げ税制ですとか、あるいは価格転嫁政策、さらには、公共調達に人件費を引き上げた企業を優遇するなど、様々な政策を用意しています。  そして、これが持続するのかどうかという御指摘でありますが、だからこそ、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今厚労大臣からお答えさせていただいたように、令和二年のこの法改正に基づいて、まずは被用者保険の適用拡大を行っていかなければならないと思います。  そして、その方向性で、委員がおっしゃるように、企業の負担が増えるという部分、これはあるということは当然認めなけれ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今、政府として提案させていただいているのは、勤労者皆保険制度、いかなる働き方をしても中立的なセーフティーネットをつくっていこう、こうしたことを申し上げています。  特に、今、働き方がますます多様化している中でありますので、これは中立でなければ労働移動もスムー...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほども申し上げましたが、あらゆる種類の働き方に中立的な社会保障制度をつくっていかなければならないと思っておりますし、それに向けての現実的なアプローチとして、先ほど来説明させていただいている手法を取っていきたいと思っています。  そして、委員の方から、企業に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 全世代型社会保障構築会議において先日取りまとめた議論の中間整理では、給付は高齢者中心、負担は現役世代中心、こういったことになっているこれまでの社会保障の構造を見直そうということを申し上げています。  要は、将来世代への負担を先送りせずに、能力に応じてみんなが...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今国交大臣が説明したのは観光客であります。添乗員つきのパッケージツアーだけまず六月十日からスタートする、添乗員が日本のマスク着用ルールを徹底させる、そして、それが破られた場合は国土交通省がしっかりと指導する、こういったシステムを説明いたしました。  おっしゃ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 これは今既に行っているところでありますが、ビジネスあるいは留学生として日本に入っていただく方々には、当然、日本におけるマスク着用のルール、これに従ってもらわなければなりません。  これは誰が責任を持つかということでありますが、私たちの国に入って勉強したりビジ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、委員の今の発言の前半の部分だけちょっと触れさせていただくならば、おっしゃるように、賃金の引上げ、これをしっかり定着させなければいけない、物価を超える賃金を、引上げを行わなければいけない。だからこそ、経済においても、そうした分配だけではなくして、成長があっ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 改めて現実を御指摘いただきましたが、私が申し上げているのは、金融資産のうちの一千兆を超える預貯金を動かしていこう、活用していこう、そこにポテンシャルがあるということであります。そして、こうした動きを中間層にもしっかり広げていこう、そういったことにおいて日本の可...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、政府としましては、午前中から御説明しておりますように、総合緊急対策の中で、低所得の子育て世帯への給付、あるいは地方自治体を通じた事業者あるいは給食に対する支援、こうしたきめ細かな政策を用意させていただいています。  そして、御提案の消費減税それからイン...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 政府としましては、炭素中立型社会への転換をするために、少なくとも今後十年間で、官民協調で百五十兆円超の脱炭素分野での新たな関連投資を実現することが必要であると認識をしています。  この官民合わせて百五十兆円の投資を引き出すためには、まずは官がその呼び水となる...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、我が国の今後のエネルギーを考えた場合に、価格の安定、そして安定供給、そして温暖化対策、こうした観点を踏まえた場合に、安全性を大前提としながら原子力を最大限活用していく、こうしたことは大事であると思います。  そして、御指摘のように、人材あるいは技術、こ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のウェブ3については、先ほど、ロンドンの講演の中でも触れさせていただきましたが、ウェブ3時代の到来を踏まえて、メタバースですとかノンファンジブルトークンといった新しいデジタルサービス、こうしたサービスが生まれやすい社会をつくっていくこと、これが経済成長に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 小麦の価格については、四月一日から九月三十日まで政府売渡価格を設定して、売渡しを行っております。結果として、この時期の前の水準、要は、国際価格が二割以上上昇する以前の国際価格に基づいて設定されているということであります。  この価格を政府としてはしっかりと維...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、小麦の政府売渡価格の設定によって、先ほども申し上げましたが、国際価格の比較において、この四月一日の前の段階と、そして今の段階、二割以上この格差が生じています。結果として、二割低い国際価格を基準にして価格を設定する、こうした価格になっています。これをしっか...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 消費税につきましては、先ほど申し上げたとおりであります。  消費税によって社会保障を維持する。所得税等について家計の負担を考えていく。また、法人税を通じて企業の負担を考えていく。こうした成長と分配、様々な分野においてしっかりとしたバランスを取ることによって、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 政府においても、最低賃金の引上げについて政策努力を続けております。できる限り早期に全国加重平均千円以上を目指す、こうした方針の下に積み上げておりますし、一千円に到達した後も、継続的に引上げに取り組んでいきたいと考えています。
○岸田内閣総理大臣 原油や原材料費の高騰に対しては、政府として、十三兆円の総合緊急対策を始め、様々な政策を用意しております。  最低賃金については、その様々な影響も勘案しながら、是非、政府の目標どおり、できるだけ早期に全国加重平均一千円以上を目指していきたいと考えています。
○岸田内閣総理大臣 目標を達成するべく、今努力を続けています。是非、千円以上を目指して努力を続けたいと思っています。
○岸田内閣総理大臣 質問は、最低賃金を引き上げるという……(宮本(徹)委員「最低賃金引上げへの中小企業への支援ですね」と呼ぶ)  済みません、最初、内部留保の話だと思っていたので、最後の質問の部分がちょっと違ったので戸惑いましたが、要するに、内部留保については、まず、委員の御提...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 政府としましては、賃上げは大変重要だと認識をしています。だから、賃上げ税制を始め様々な政策のメニューを用意して、賃上げの雰囲気を、社会的雰囲気をつくっていこう、こうしたことを申し上げていますし、これを安定的な賃上げにつなげるためにこそ成長が大事だということで、...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 公的年金制度については、将来世代の負担が過重にならないように、長期的な給付と負担のバランスを確保して、将来にわたって持続可能な仕組みとする、こうした考え方に基づいて今の制度を着実に実行していきたいと思っています。  そして、低所得、そして無年金、低年金の高齢...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 私は、まず数字ありきの議論はしておりません。国会でも従来から言っておりますように、この厳しい安全保障環境の中で国民の命を、暮らしを守るためには何が必要なのか、これを具体的に、現実的にしっかり積み上げていくということをまず申し上げています。そして、それに必要な予...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 防衛力の抜本的強化に当たって必要なものの裏づけとなる予算を確保するということを申し上げています。日米首脳会談においても、日本は、この防衛力、必要な防衛力、抜本的に強化する、それに相応する予算をしっかり用意する、こうした基本的な考え方を申し上げたわけであります。...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 政府にとって、国民の命や暮らしを守る、これは最も大切な役割であります。そのために必要なものが何なのか、そしてそれの裏づけとなる予算を用意する、これは政府として大きな責任であります。そういったことを申し上げています。  今の段階で、数字の積み上げもできていない...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今言った議論を、三点セットで、年末の国家安全保障戦略策定の議論等を進める中で行っていきたいということを申し上げております。今の段階で、まず数字ありきというような議論はしていないということを申し上げています。  是非、こういった政府の取組、国民の皆さんにもしっ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 制約要因という意味についてどう理解するかですが、少なくとも、我が国が武力行使をする際の三要件の一つとして、必要最小限という条件、これは掲げられています。そういったことによって、我が国が武力行使する際に当たって考慮しなければいけない大切な要素であると認識をしてお...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 武力攻撃の規模とか状況、態様、こうしたものに関わるものではありますが、少なくとも、そういった条件があるということは、我が国が具体的な対応を考える際に一つの大きな要素になると考えます。
○岸田内閣総理大臣 我が国の安全保障、国民の権利を守るために、必要最小限のものでなければならないという構成になっています。このことについては、日米安全保障条約が締結されてから今日まで、両国の関係者の中にあって延々と議論を行い、意思疎通を図ってきています。  ですから、日米安全保...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 従来から、日米同盟の抑止力、対処力を向上し、そして実行していくに当たって、それぞれの国ができることについてはしっかりと理解をされている、それは当たり前のことだと思います。それぞれ、具体的な事態にどう対応するか、それはその場の判断というものに関わるのかもしれませ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 我が国の安全保障における対応については憲法の枠内で対応していく、こうした基本的な考え方はアメリカ側においても十分理解されていると思いますし、そうしたことについて具体的に、スムーズに対応できるために、平素からの信頼関係が大事であると思っています。  我が国の憲...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 金利の水準については、その評価は、経済、財政の状況ですとか海外市場の状況ですとか、様々な要因を背景として評価されるということになると考えます。よって、その水準ということについて、私自身、評価を行うということは控えなければならないと思います。  金融政策は、日...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 公的債務が経済の成長の制約要因になっているかという質問でありますが、公的債務、日本の国の財政というのは、国債市場におけるまさに日本の評価の礎だと思っています。国債市場あるいは国際社会から日本の信認が問われる、信認が損なわれる、そういったことにならないような財政...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 日銀の具体的な金融政策の手法については日銀に任せなければなりませんが、物価安定目標を掲げ、日銀には引き続き金融政策を進めていただくことを期待しております。
○岸田内閣総理大臣 マクロ経済政策は維持しながらも、成長を考えるために新しい経済モデルをしっかりと用意をし、政策を進めていきたいということを国会においても申し上げさせていただいています。是非、多くの国民の理解を得ながら、新しい経済モデル、日本においてもしっかりと進めていきたいと考...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 デフレからの脱却は大変重要な目標であると思っています。物価を安定的に推移させるべく、目標を掲げて努力をする、こうした日銀の取組には引き続き期待をいたします。
○岸田内閣総理大臣 日銀に金融政策を進めてもらいながら、政府としては、構造改革、財政政策、しっかり進めていきたいと存じます。こうした政策が合わさることによって、是非、安定的な物価目標への到達を達成したいと思っております。
○岸田内閣総理大臣 物価高騰に関しましては、昨年十一月の経済対策に加えまして、新たに四月、十三兆円の総合経済対策、用意をいたしました。  燃料費等の高騰に対して激変緩和措置、また、特に困った方々に対しましては給付金、また、地方自治体における地方に対するきめ細かな支援、給食費等の...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほど来申し上げておりますが、消費税、我が国の社会保障の安定財源として位置づけられています。生活を守るためには、様々な国の支援は必要だと思いますが、その中において、社会保障、安定した社会保障を維持するということは、国民生活の安心という点において大変重要でありま...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほども申し上げました。消費税の減税は、私たちは考えません。
05月30日第208回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 財源確保については、そもそも、この経済の成長を引き出すことによって税収を引き上げる、そして、政府においても、絶えずこの予算というものを検証し、財政の在り方について考えていく、こうした効率化、簡素化、こうした努力を続けていく、こうしたことも併せて行うこ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、コロナ禍、また物価高の中で、政治の、政府の役割、財政出動の意味、大変大きいものがあると思います。特に、コロナ禍との闘いは自然との闘いです。この見通しについて大変不透明である、特に初期の段階においては、コロナ自体のこの正体、ありようが十...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、先ほど来の議論聞いておりまして、議論になっております地方創生臨時交付金、基本的には地方の実情に最も具体的に接している自治体の判断を尊重するという制度ではありますが、結果として、先ほど来、たしか大臣の議論の中にも、そのうちの七割は医療であったり、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ちょっと済みません、その数字の中身までは今すぐに承知はしておりませんが、やはりこうしたコロナ対策の予算というもの、全体の中で、やはり事業者であったり自治体の要請に基づいて支出する、こういった性格のものが多いというのがまず基本にあり、そういったことから...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 済みません、ちょっと質問の趣旨十分把握しているかどうか分かりませんが、基本的、先ほど申し上げましたのは、基本的にコロナとの闘い、この予見できない部分が多い、そしてなおかつ予算の執行に当たって、事業者やあるいは自治体の判断、要請、こうしたものに関わる部...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) こども家庭庁という取組、子供政策の司令塔として縦割り行政を排するなど、大変大きな期待が掛かる取組だと思います。  予算についての御質問ですが、これにつきましても、再三答弁させていただきますように、こども家庭庁において子供政策というものについてしっか...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 子供政策については、従来から、厚生労働省、文部科学省、国土交通省、警察庁、法務省、様々な省庁に縦割りで分散していた、こういった状況にあります。その中で、司令塔をしっかりつくって、全体をしっかりし、整理しようということを申し上げています。  この政策...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 組織を全部一緒にするというのは現実的ではないと思います。  先ほど申し上げました厚生労働省と文部科学省だけではありません。国土交通省にも法務省にも警察庁にも関わるこの子供政策について、大切なのは中身を司令塔としてしっかりグリップすることであると思い...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 予算について絶えず検証をし、効果的な使用について考えていく、国民の皆さんが納得される使い方を考えていく、こうした姿勢は大事だと思います。  ただ、子供政策については、先ほど申し上げました様々な課題、今現在も世の中が変化する中で、孤独、孤立ですとか、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) マイナポイントの第二弾の取組でありますが、先ほど来総務大臣からもありますように、マイナンバーカードを活用して、そしてこれをデジタル時代において重要なこの社会のパスポートとして活用する、こうした取組の重要性を考えますときに、このマイナンバーカード、そし...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 予算を有効的に効率的に使う、こういった姿勢は大事だとは思います。  しかし、先ほど申し上げておりますように、もちろん子供政策、大切な政策であり、こども家庭庁の議論の中でしっかり政府としても進めていきたいと思いますが、一方で、マイナンバーカード、マイ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今文科大臣から答弁させていただいたように、この民間事業者のありよう等を中心に議論が続いているという報告でありました。  御指摘の数字等もしっかり念頭に置きながらどう対応していくのか、この議論をまずしっかり進めてもらわなければなりません。その上で、国...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 国民生活、事業を守るためにということで、昨年の、昨年十一月の七十九兆円の経済対策を今現実に実行しております。十万円の給付等、二月、三月から支給を始めているところです。  その上で、足下の原油あるいは原材料の価格高騰にもしっかり対応しなければいけない...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今の原油高あるいは物価の、原材料等の物価高の背景には、世界的な原油高、価格高騰があります。そうした世界のこの市場の動き等によって、欧米諸国においては、電力、ガス等を見ましても四〇%から六〇%価格は引き上がっている、こういった状況にあります。日本におい...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 影響についてどの統計を取るかということだと思います。  私が申し上げたのは、輸入物価指数の上昇要因という、この日銀の公表する統計を踏まえて答弁をさせていただきました。この公表する数字、どのように評価するか、どのように捉えるか、そうしたことであると認...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、平成二十五年の共同声明、これは政府、日銀の間で交わされたものであります。具体的な金融政策は日銀にお任せしなければならないとは思いますが、政府としましては、こうした物価安定目標達成について日銀に取組を期待するわけでありますので、財政政...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 共同声明の中には、日銀として金融政策をしっかり進めていく、併せて共同声明の中に、政府としては構造改革、そして財政政策、こうしたものを責任持って進めていく、こうした内容になっていたと記憶しております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御質問は、金融緩和という言葉があるかという御質問でありましたが、今、金融緩和という言葉そのものが共同声明の中にあるかどうか今ちょっと確認をしているところですが、それについては今はちょっと確認はできておりません。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、先ほどは失礼いたしました。金融緩和という言葉を今たちまち探しておりまして、それが見付からなくてあのように発言いたしましたが、御指摘のように、共同声明の中に、「日本銀行は、」というこの主語の下で「金融緩和を推進し、」という部分があったこと、訂正し...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 報道あるいは民間調査でその品目数についていろいろな報道があることは承知しておりますが、どの数字がこの確証が高いものなのか、ちょっと十分に手元で把握しておりません。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 昨日今日の報道を見ましても、おっしゃるように三千という数字も挙がっておりました。多くの品目において価格が上がるということについてマスコミを始め関係者が指摘をしているということ、私も承知をしております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃるように、物価高騰に対して政治としてしっかり責任を果たしていかなければならない、そのとおりだと思います。  そして、物価の高騰については、先ほど来の答弁の中にもありましたように、様々な要因があります。そして、円安というのもこの要因の一つであ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、今御指摘の、共同声明に変えると、共同声明を変えるということについては考えておりません。何よりも、足下の物価高騰に対して政府として具体的に対応していかなければいけない。その物価高騰の背景に主に世界市場のありようがあるんだとするならば、政府として、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど申し上げたように、共同声明については今見直すことは考えておりません。  そして、物価高騰ということを考えますときに、円安の影響、これは否定するものではありませんが、円安は我が国の物価に影響を与えている。しかし一方で、日本の物価の状況、世界市場...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど申し上げましたが、円安の影響があることは否定はいたしませんが、我が国の物価の状況を考えますときに、例えばこの消費者物価指数についても、二〇二一年半ばから上昇してくる中で、二〇二二年の四月の同年、いや、失礼、前年同月比は二・五%でした。これに対し...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) オミクロン株が主流となった本年一月から三月の感染拡大に際しては、約四百六十万人が感染をし、九千七百四人の方がお亡くなりになられました。これについては、政治は結果責任であります。亡くなられた方については、至らなかったこと、これを心からおわびを申し上げ、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、十月の段階での質問主意書について御指摘がありました。その段階で先行き見通すことは難しい、こうした内容であったという御指摘でありますが、しかし、政府としては、最悪の事態に備えるということで、十一月には全体像という形でこのコロナ対策について医療提供...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) あれ、三回目のワクチンの効果、そして接種間隔等、様々な取扱いについては、まさに昨年九月、十月、世界的な議論が行われていたと記憶をしています。  ですので、三回目の接種そのものについて岸田ノートに書いていたかという御質問でありますが、具体的にはそれに...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、我が国のワクチン接種への取組については、先ほども少し触れさせていただきましたが、専門家の皆さんの意見を聞きながら、二回目、三回目の接種の効果ですとか二回目の接種との間隔ですとか、様々な議論を行いました。そして、専門家の意見をしっかりと尊重しなが...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 司令塔機能については、私が昨年九月の自民党総裁選挙でも言ったではないか、いつになったら結論出すんだとずうっと言われ続けてきました。そのコロナとの闘いの状況も見ながら、しっかり六月には、六月めどに結果を出したいということを申し上げてきました。そのお約束...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、先ほど来議論になっております高齢者施設への対応ということにつきましては、オミクロン株、確かに発見された時期は委員御指摘のとおりかもしれませんが、当初実態が分からず、オミクロン株のワクチンの効果等、様々な議論が行われてきました。そして、その後もオ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) おっしゃる課題は、これは並行して議論しなければ、課題であると思います。  その中で、特に、この予算委員会においても前々から、その三点についてどうするのかという質問をずうっといただいてきました。こうしたこの予算委員会あるいは国会での様々な議論を踏まえ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 有識者会議の皆様方には、先ほど申し上げたような考え方に基づいて議論をお願いしています。その有識者会議において呼ばれたら意見陳述に行くかどうかということについては、この有識者会議の皆さんがどんな議論を行うか、これ仮定に基づいてお答えするのは難しいと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のPDCAサイクル、これしっかり回していかなければならないと思い、今日まで取組は行ってまいりました。  まず、デルタ株等への対応における課題を分析した上で、最悪の事態も想定し、国の基本的な方針として、昨年十一月、全体像を取りまとめました。そし...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 茂木幹事長の発言の趣旨は、この具体的な内容を承知をしておりませんが、国会における議論は大変重要であります。その中で、立憲民主党を始め各党から建設的な御意見をいただく、これは大変重要なことであると思います。そうした意見をしっかり受け止めて、政府としてし...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) この五十年について様々な評価や議論があるということは承知しておりますが、しかし、私自身、昭和四十七年のこの復帰以降、沖縄において社会資本整備あるいは産業振興など様々な努力が続けられてきました。沖縄県民の皆さんのたゆまぬ努力によって県民総生産や就業者数...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私も外務大臣の時代から何度も沖縄は足を運ばせていただいてきましたが、記憶にある中でも何度か、複数回この物すごい爆音に直面したことがありました。  ただ、こうした騒音のこの物すごさは、現地に住まわれている方々にとりましては、これはどれほどの支障がある...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど来のやり取り聞いておりまして、まず、沖縄県民の皆様方の不安やこの問題に対するこの深刻な受け止めを考えますときに、まずは検出状況について把握をし、そして毒性の評価など最新の科学的知見、これをもう一度確認をするなどを行っていかなければならないと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私として、今のやり取りを聞く中で、先ほど言いました検出の状況と毒性等の科学的知見、これを一度確認をした上で、政府として県とともに何ができるのか、これを考えたいと申し上げています。  具体的にどうするのかということについては、今言った点を念頭に政府と...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 何が必要なのかを検討いたします。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 沖縄はさきの大戦で悲惨な地上戦の舞台となり、県民の皆様方は筆舌に尽くし難い苦難を経験されました。また、戦後も、復帰までに長い年月を要し、多大な苦難を味わってこられました。  今どうしてこうした集会が行われるのかという御質問でありますが、やはり、県民...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先日の日米首脳会談においては、この厳しさを増す安全保障環境の中で、まず、我が国の防衛力を強化することと日米同盟の抑止力、対処力を強化すること、この二つを日米間で改めて確認をいたしました。  そして、一点目の我が国の防衛力のこの抜本的な強化という部分...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) そうした記者会見でのやり取りがあったことは承知をしていますが、日米首脳会談の中では、台湾に関する両国の基本的な政策は変わりがないということはしっかり日米のトップの間で確認をしています。そして、御指摘の発言があった後、アメリカ政府から改めてそれを補足す...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほど来申し上げておりますように、厳しい安全保障環境の中で、我が国の防衛力の強化と日米同盟の抑止力、対処力の強化、これは大事だと思います。  ただし、この前提として、我が国として、外交力を使って我が国にとって好ましい国際環境をつくり出していく、こう...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 個別の裁判の、裁判所の判断についてコメントすることは控えますが、しかし、五人の閣僚経験者等が有罪判決を受けた、このことは間違いなく国民の政治不信を招いたと感じます。このことは重く受け止めなければならないと思います。やはり政治家たるもの、この責任を自覚...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) こうした有罪判決が国民の政治不信を招いたことは大変重たいと思います。私の政権においても、こうした国民の不信を招くことがないよう、襟を正して職務に努めていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) こうした感染症への対応、初動が大事だという御指摘、これはそのとおりだと思います。  御指摘のサル痘につきましても、我が国においては四類感染症として全数届出の対象となっていますが、今厚労大臣からありましたように、国内での感染は確認されていない、さらに...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国において賃金が上がらなかった理由、様々な面から説明が行われています。今、山際大臣の説明も一つの説明でありますが、私としては、一九九〇年代のバブル崩壊後、デフレが長引いた、長引くデフレを背景に他国と比べて低い経済成長が続いた、企業は賃金を抑制し、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の原さんが私のブレーンかどうかはちょっと私も認識はしておりませんが、おっしゃるように、いろいろ意見を聞かせていただいた、こういったことはあった、これはそのとおりであります。  そして、御指摘のように、私自身、新しい資本主義という切り口で議員連...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 一人当たり、国民一人当たりのGDPでありますが、今、山際大臣からの説明があり、それに加えて申し上げるならば、アベノミクスの時代等において、名目、実質とも一人当たりのGDPは増えています。しかしながら、御指摘の資料によりますと順位が下がっている。これに...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) アベノミクスについては、日銀、政府、共同する形で、デフレからの脱却を目指して努力を続けているということであります。そして、分配が進まなかった、このことについては、このトリクルダウンが起こるという言われ方もしていましたが、やはり競争や市場に任せるだけで...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ただいま黒田総裁の方からこれからの見通しについて発言がありましたが、政府の立場としては、目の前、足下のこの物価高騰にしっかり対応していかなければならないと考えています。  そして、今回のこの物価高騰の背景には、このロシアのウクライナ侵略等様々な動き...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) そもそも我が国に対する武力攻撃が発生するという事態、これは原発の規制水準云々という話ではなくして、我が国自身の防衛の問題であると認識をしています。  原発へのミサイルによる武力攻撃に対しては、イージス艦やPAC3など我が国の防衛力によって対処する、...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御質問は、今回のロシアの対応を機にシミュレーションを行ったかという質問だったと思いますが、この今回のロシアの事態を受けて、それに伴ってのシミュレーションというのはやっておりません。  しかし、我が国は、ミサイル攻撃等その武力攻撃に対して、北朝鮮の状...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、エネルギー政策については、各国とも置かれている状況は様々ですので、それぞれの国において適切な政策、戦略を考えていかなければならないと考えます。  我が国においても、今、国際環境の厳しさの中で、エネルギー安全保障と脱炭素、これをいかに両立させて...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 拉致問題につきましては、家族会の皆様方の高齢化等を考えますときに、一刻の猶予もない喫緊の課題であると認識をしておりますし、岸田内閣においても最重要課題だと位置付けて取り組んでいます。  そして、拉致問題について工程表を作るつもりがないかということで...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今現状、今現状において具体的なことを申し上げることは控えなければならないと思います。  是非、大きな具体的な前進の中で明らかにする、こうしたことにつなげていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 無人島に漂着して何を最初にするか。いろんなことを考えなきゃいけないんでしょうが、何といっても生きていかなきゃいけない、生きていくためには水と食料、これを何とかすることから始めるんだと考えます。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 食料の安定供給の確保、これは国家の国民に対する最も基本的な責務の一つであり、重要な課題です。そして、今、ウクライナ情勢等を受けて、原油、穀物等の国際価格、これはもう高騰しております。そして、それが我が国の国民の暮らしや仕事にも影響出ている、なおかつ今...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 食料安全保障の強化に向け、自民党において精力的な議論を行い、具体的対応策について提言をいただきました。そして、その中における委員の御努力にも敬意を表したいと思います。  そして、御質問は、新たな本部を政府の中で立ち上げるべきではないか、これについて...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、自民党の提言では、中長期的な視野に立って今後のリスクを検証し、将来にわたる食料の安定供給確保に必要な総合的な対策を構築するよう提言をいただいていると承知をしています。この提言を踏まえつつ、食料安全保障の強化に向けて政府一体となって対応していくこ...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 新しい資本主義の基本的な考え方、全てを競争や市場に任せるのではなくして、政治課題へ、あっ、社会課題にしっかりと取り組むためにも官民の協働が必要であるということ、官が呼び水となって民間の活力をしっかり導入してそうした課題に立ち向かっていく。食料安全保障...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 感染症対策については、人と動物は相互に密接な関係にあることから、ワンヘルスの考え方に基づいて総合的に対応していくこと、これが重要であると認識をいたします。  政府としては、これまでも薬剤耐性対策や鳥インフルエンザ等の人獣共通感染症対策に取り組んでき...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 新型コロナの対応を経て、ワクチン接種や自宅療養者への対応など、身近で頼りになるかかりつけ医の重要性、これ改めて認識をしています。  かかりつけ医については、今後、その機能を明確化しつつ、患者と医療者双方にとってその機能が有効に発揮されるための具体的...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 訪日観光の再開に当たっては、受入れ地域の皆様の理解や安心の醸成を図ること、これは重要です。  このため、受入れ開始に先立ち、旅行代理店等が留意すべき事項をまとめて策定するガイドラインにおいて、この旅行代理店等がツアー参加者から民間医療保険への加入の...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 全ての国民が障害の有無にかかわらず共に生きていく社会の実現に向けて、障害のある子供やその御家族への支援、これは重要であると思います。  御指摘のこども政策推進会議ですが、これは現在審議中の議員立法であるこども基本法案に基づき設置されるものであり、現...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 医師会を始めとする医療関係者や保険者などの御尽力により、この御指摘の産科補償制度、これは平成二十一年にできたこと、このことについては敬意を表したいと思います。  そして、御質問の点については、医療保険者が実質的に掛金を全て負担するこの民間の保険制度...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 足下のウクライナ情勢に伴う原油価格、物価の高騰等については総合緊急対策によって緊急かつ機動的に対応してまいりますが、今後の災害、あるいは新型コロナの再拡大、またウクライナ情勢の長期化に伴う原油価格、物価の更なる高騰など、状況は予断は許されないと思って...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 山口公明党代表からは、先般、G7首脳会議を広島で開催することなどを求める提言、私自身いただきました。世界がウクライナ侵略、大量破壊兵器の使用リスクの高まりという未曽有の危機に直面している中、来年のG7サミットでは、侵略も核兵器による威嚇も国際秩序の転...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ロシアによるウクライナ侵略という国際秩序の根幹を揺るがす危機に直面する中、今回の首脳会談において、バイデン大統領との間で、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け日米が国際社会を主導していく、こうしたことで一致をいたしました。  その上で、今回の会談...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがすものであり、また我が国の、我が国を取り巻く安全保障環境、急速に厳しさを増している、このように認識をしています。そのためには、一つは、それに対応するためには、一つは我が国自身の防衛力の抜本的な強...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、我が国の安全を確たるものにするためには、防衛力の抜本的強化のみならず、政府として総合的な取組が必要であると考えます。  具体的には、科学技術の発展やイノベーションを強力に進め、我が国産業の国際競争力を高めるといった各種の取組によって...全文を見る
○内閣総理大臣(岸田文雄君) これまでも、防衛大学校において東南アジア諸国を中心に数多くの留学生を受け入れているほか、学生を諸外国の士官学校に派遣をする、こうした取組を進めてきております。これらは、委員おっしゃるように、中長期的な人的関係を構築する、またアジア諸国等との関係強化に...全文を見る
06月01日第208回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○岸田内閣総理大臣 まず、江藤委員におかれましては、農林水産大臣時代に、御指摘の食料安全保障を確立する旨の内容を含んだ食料・農業・農村基本計画の取りまとめに努力をされた、また、引き続き党の農業政策調査会長として御尽力されていること、このことについては敬意を表し申し上げます。  ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、林業経営については、関係者の皆様方が、生産性の向上ですとか、あるいは規模拡大ですとか、様々な御努力をいただいてはおりますが、依然、委員御指摘のように、大変厳しい状況にあると認識をしています。  林業が地域経済を支え、そして国土の保全、水源の涵養、地球温...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 我が国の漁業生産量は、委員御指摘のように、かつて世界一でありました。  しかし、水産資源の減少、漁業者の減少などにより、ピーク時の約三分の一に減少している。食用魚介類の自給率は五七%になっている。こうした現状を見るときに、食料安全保障の観点から、漁獲量を増大...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 貸与型奨学金を利用し返済中の者のうち、約三分の二が年収四百万円以下であり、結婚後も夫婦共に返還を続け、出産等のライフイベントにより奨学金の返還の支払いが一時的に難しくなる、こうした場合があるということ、これは十分承知をしています。  こうした観点から、教育未...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、御指摘のとおり、月々の返還額の減額に伴って返還期間が延長する場合、有利子奨学金の返済に当たっては、その利息負担、これは増加することになります。この利息負担の在り方については、考えなければならないと思います。  利息負担の在り方について、出世払いの仕組み...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先般の教育未来創造会議においては、大学生に対する授業料減免や給付型奨学金の中間層への拡大について、特に負担軽減の必要性の高いと認められる多子世帯や理工系、農学系の学部で学ぶ学生等への支援に関し必要な改善を行うこと、これが提言されたところですが、委員の御指摘の年...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 国会の論戦を通じて各党の皆様方から様々な提案をいただき、政府としてしっかり受け止める、こうしたやり取りは誠に重要であると思います。こうした議論を国民の皆さんに見てもらい、国民の皆さんにも共に考えてもらう大変重要な機会であると思います。  そして、御質問は、こ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今の御指摘について、やれていますか、それは先ほど申し上げました。  昨年来、状況がずうっと変化している中で、政府として順次対策を講じています。その中で、燃油だけではなくして、物価高騰対策、しっかり行っているということを予算委員会の中でも再三説明をさせていただ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 昨年の経済対策、そして四月の総合緊急対策、補正予算、これを切れ目なく対応していくことが重要であると思っておりますし、そして、その結果として、今、こうした物価高騰の背景には世界的な価格高騰がある、そして、多くの国々が皆ひとしく影響を受けている中で、欧米諸国におい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 補正予算、補正予算とおっしゃいますが、政府の説明は、昨年の十一月来の経済対策、ずうっと順次行ってきた対策、この全体の中で対策を用意しているということを申し上げているわけであります。  食材費についても、小麦価格等様々な価格、政府売渡価格の維持を始め、様々な取...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 大切なことは、状況が変化する中で、どのような結果を出したか、具体的に何が変わったか、これが重要だと思っています。  ですから、先ほど、十一月の経済対策、あの時点でどうだったかということでありますが、十一月の経済対策によって、住民税非課税家庭に対して一律十万円...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 質問に答えたいと思います。是非答弁をさせてください。  だから、補正予算と併せて、一連の対策を用意することが大事である。その効果がどのタイミングでどう出てきたか、これをしっかり見ることが大事である。そして、様々な状況の変化がそれとのタイミングにおいてどうであ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、確認しておきたいのは、昨年十一月、経済対策を発表した、それはそのとおりでありますが、その具体的な効果あるいは変化、これはどの時点で生じているのか、これをしっかり確認しながら、現実の変化においてそれがどれだけ意味があったか、それに加えて何があるのか、それを...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 基本的なマクロ経済政策は維持するという考え方を申し上げさせていただいております。
○岸田内閣総理大臣 私の経済政策は、新しい経済モデルとして、新しい資本主義と申し上げております。アベノミクスとは呼んでおりません。  マクロ経済政策は維持しながら、経済全体の持続可能性を維持するために、成長と分配の好循環、成長も分配もと申し上げています。こうした経済モデル全体に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 全く異なると思っています。  マクロ経済政策は維持しながらも、経済の全体像について示させていただいております。この部分について一致している、そのとおりであります。基本的なマクロ経済政策は維持すると申し上げているわけですから、同じことが書いてある、当たり前のこ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の部分については、マクロ経済政策、しっかり維持をしていきたいと思っております。
○岸田内閣総理大臣 まず、マクロ経済政策は維持しながら私の経済モデルとしてお示しさせていただきますのは、従来のように過度に市場や競争に頼るのではなくして、官民協働で気候変動等の課題を成長エンジンに切り替えていく仕組みをつくっていこう、こうしたことを申し上げさせていただいています。...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、答弁の機会をいただけませんでしたが、先ほどの消費の重要性、年金生活者への支援の重要性、政府もしっかり認識して、しっかりと対策を用意しております。是非そうしたことにつきましても説明をさせていただく機会をいただきたかったものだと思っております。  その上で...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 一言言うならば、先ほどのシンガポール・ダイアログ、あれは、首脳で今回呼ばれているのは日本の総理と地元シンガポールの首脳だけだと思います。その中で日中の首脳会談は不可能だということは申し上げておきたいと思います。  その上で、今の点につきましては、我が国として...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の国交省の職員につきましては、専門家である委員の指示の下に、限られた時間で集中的に作業を行うため、過去の経緯を把握している、こうした人間を是非作業に参画させたい、そういったことで参画したと承知をしております。  この作業に参画したということと、その結論...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の委員会につきましては、構成メンバー、海事法制、船舶工学、船員養成、様々な分野の専門家に加えて、弁護士、消費者団体、こうした様々な立場の方、十四名にお集まりいただきまして、御議論いただいています。第三者委員会という立場で御議論いただいていると認識をしてお...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今御指摘の委員会につきましては、先ほど申し上げたような様々な立場の方に御参加いただいています。  ここで整理しておかなきゃいけないのは、私が指示してつくられた委員会、これは、再発防止の観点から、たちまち安全対策についてどうあるべきかを議論していただく、こうし...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 確認しておきたいのは、私の指示で立ち上がった検討委員会、これは安全対策の在り方について検討いたします。そして、こうした事故の重要性に鑑みて、恒常的な組織として独立行政委員会である運輸安全委員会が存在いたします。この委員会において、事故原因の究明、これはしっかり...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 事故原因を究明する、その中で、国土交通省の責任がどうだったかも含めて、独立行政委員会であります運輸安全委員会でしっかりと調査をしていただく。船舶事故調査官ももう調査を開始している、こうした取組の中で、国土交通省の在り方も含めてしっかりと判断していただく。これは...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員の方からそういう御指摘をいただきましたが、要は、今聞いておりますと、答弁の中で決断という言葉を何回使ったかということであります。決断という言葉を何回使ったかと決断を何回したか、これは別物であるということは改めて申し上げたいと思います。  議論の中で、様々...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 決断の言葉を使った数と決断をした数、これは別物であるということは御理解いただきたいと思います。
○岸田内閣総理大臣 使ったことはありません。
○岸田内閣総理大臣 具体的な事案については個別に判断されるものではありますが、一般論として申し上げて、オンラインカジノに係る賭博行為の一部が日本国内において行われた場合、刑法の賭博罪が成立することがある、このように承知しております。
○岸田内閣総理大臣 実際、オンラインカジノに関わる事案で逮捕、立件されたケースがあるということを承知しています。こうした違法な行動が広がるということは許してはならない、このように認識をいたします。
○岸田内閣総理大臣 オンラインカジノ担当大臣は置かれておりません。関係省庁で、それぞれ所掌に基づいて対応しているというのが現実であります。
○岸田内閣総理大臣 基本計画における記載が不十分だという御指摘でありますが、ギャンブル等依存症対策推進基本計画、この基本計画、文書の性質そのものが、そもそも、合法的なギャンブル等における関係事業者による依存症対策の取組を中心に記述するもの、このようにされています。  御指摘のよ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 オンラインカジノの入出金には様々な者が関与している可能性があると承知をしています。  そして、委員御指摘の決済代行業者、これがどのような存在なのか、その実態、必ずしも明らかにはなっていないと承知をしています。  しかしながら、取引が犯罪による収益である疑い...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、我が国のIR、これは、カジノだけではなくして、国際会議場や大規模なホテルなどを併設し、家族で楽しめる観光拠点をつくるという発想に基づいて取り組んでいる課題であります。  一方、御指摘のオンラインカジノ、これは、委員おっしゃるように違法なものであり、関係...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、委員の話を聞いておりまして、私も、外務大臣時代、サンクトペテルブルクでプーチン大統領と会談した際に、二時間近く待たされたことを思い返しました。そうした様々な、駆け引きとは申しませんが、様々なやり取りをされる方であると認識をいたします。  そして、御質問...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、ソチ五輪の出席は、時間軸でいいますと、クリミア併合の前でありました。そして、ソチ五輪に対して出席等が議論になった最大の理由は人権問題でありました。そして、国際社会は対応が割れて、結局、日本以外にも、イタリア、オランダ、チェコを始め、出席した国が出る、一方...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、二〇一六年の八項目の経済協力につきましては、これは、先ほど申し上げました、日本としては、ウクライナ、ロシア共に働きかけることによって緊張緩和を実現する、世界各国がそういった姿勢で臨んでいる中で、日本としての取組の一つであったと理解をしています。  一方...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 先ほど申し上げた八項目の共同経済活動、そして北方領土における共同経済活動、それぞれの意味合いは先ほど申し上げたとおりであります。  食い逃げされたのではないかということでありますが、北方領土交渉の中にあっても、新しいアプローチにおいて北方領土における共同経済...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘の二〇一八年のシンガポール合意は、基本的に、一九五六年の日ソ共同宣言を基礎とし、平和条約交渉を加速化させるという内容であったと承知をしています。一九五六年の日ソ共同宣言も、二島の取扱いについて明らかにしていますが、残り二島、これを決して諦めたというもので...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 日本、ロシアの外務大臣の交渉、振り返りますと、二〇一三年のロンドンにおけるG7外相、当時はG8外相会談において最初の顔合わせが始まったときから、絶えず、北方領土問題、平和条約問題、これについての議論ばかりであったと振り返っています。  その後、御指摘の二〇一...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 新時代リアリズム外交、これから新しい時代の外交を進めるに当たって、当然のことながら、これまで日本外交がどうであったか、こういった点についてしっかり振り返りながら前を向かなければいけない、このように思います。  先ほど申し上げたように、二〇一四年以降の日ロ外交...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 プーチン大統領に対しては、国連事務総長を始め各国首脳が様々な働きかけを行っています。しかし、今まだ、プーチン大統領は、自らの侵略を正当化し、そして強硬な態度を和らげようとしておりません。  このような状況においては、まずは国際社会が一致してメッセージを発する...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 ロシアの経済協力について、予算や大臣を残している意味についての御質問でありますが、今、ロシアによるウクライナ侵略によって、ロシアにおいて経済活動をしている日本企業、大変な苦しみの中にあります。撤退を余儀なくされる、そして、今後、ロシア国内での経済活動をどうする...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今、名称が変わりまして、調査研究広報滞在費となったと承知していますが、この議論については、議員活動の在り方に関わる重要な課題であるからこそ、与野党の間で議論をしていただくことが重要であると思っています。  行政府の長として、議員活動の基本に関わるような課題に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 自民党総裁ではありますが、行政府の長でありますので、具体的な中身までは控えさせていただくと申し上げているわけでありますが、こうした課題が国民の政治に対する信頼にも関わる問題であるということを考えますときに、是非、こうした問題について立法府がどう考えるのか、こう...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 調査研究広報滞在費、これについて、ルールができ上がる前であっても自ら対応しないのか、こうした御質問だったと思いますが、先ほどの答弁との関連で言いますならば、具体的に私がどういう物差しで対応するかということが、まさに一つのメッセージになってしまいます。  是非...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず前段の、海外出張時におけるマスクの着用については、相手国の防疫措置を踏まえて判断しているということです。  ロンドンを含むイングランドでは、一月二十七日にマスク着用義務が撤廃されており、こうした英国の防疫措置に沿った対応であるということを申し上げます。 ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、委員の方から世論調査の結果について御指摘がありましたが、世論調査の支持、今は高いとしたとしても、政治は一寸先は闇であります。これから先何が起こるか分からない、参議院選挙までにおいてもどんな事態が起こるか分からない、これが現実であると思います。引き続き緊張...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 様々な御指摘については謙虚に受け止めなければならないと思いますが、無策無敵内閣と言われますと、やはり私としては、具体的な結果を出しておりますということを申し上げなければならないんだと思います。  評価はともかくとして、新型コロナ対策につきましても、ワクチンや...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 これは、たしか衆議院の予算委員会でも似たような御質問をいただいたように記憶をしています。  国家像、どんな国を目指すのか、これは極めて基本的な部分で申し上げるならば、やはり国というのは、国と国民の皆さん、あるいは権力とそして国民生活、この関係について私は大事...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員の御指摘を踏まえて言うなら、まず、順番からいきますと、私は、総裁になる前から、まず、新しい資本主義という考え方に基づいて議員連盟を立ち上げて、勉強会を続けてきた、こうしたことであります。  その上で、まずは、成長と分配、両方が重要である、成長も分配もとい...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 委員の方から、先ほど来るるお話を聞かせていただきました。  なかなかお答えする時間がありませんので、ちょっと一言だけ言うと、まず、国家像をしっかり示す、大変重要なことです。私も、新しい資本主義、しっかりと説明をしていきたいと思います。  また、物価対策、大...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 幸せというものについては、それは、個々人、様々な立場、境遇、考え方によって様々だと思いますが、極めて単純に申し上げるならば、自ら選ぼうとする人生、生き方、これを選び取れるというのが基本的に最も大事ではないかと思います。
○岸田内閣総理大臣 政府としましては、昨年十一月の経済政策、七十九兆円の経済政策によって、住民税非課税世帯の皆さん方に十万円ずつの給付、これを二月、三月から支給を行っております。加えて、総合経済対策、十三兆円の対策の中で、五月から子育て世帯に対して五万円の給付を、五月末から給付を...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 今、現状の年金制度につきましては、給付と負担のバランスを取り、将来世代に過度な負担にならないように持続可能な制度としなければならない、こういった発想で制度ができ上がっています。持続可能な社会保障制度、これは大事なものであり、こういった観点から、今の制度、これは...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、前者の質問については、御指摘の点があるからこそ、経済モデルの全体像が大事だということを申し上げています。  賃金を引き上げること、これは政府の政策として、呼び水として大変重要だと思いますが、あわせて、先ほど来議論が出ている資産の活用等も併せることによっ...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、先般行われた沖縄復帰五十周年記念式典に先立って、玉城沖縄県知事より建議書を受け取らせていただきました。  本建議書では、五十年前の復帰措置に関する建議書に掲げられた考え方を尊重し、自立型経済の構築や基地のない平和の島の実現に一層取り組むことと...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、沖縄の歴史を考えますときに、四月二十八日、これは沖縄県民の皆さんにとって非常に重要な日であるということ、重々認識をしております。  四月二十八日当日に私は是正の指示について報告を受けましたが、この是正の指示については、国土交通大臣において、法...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 我が国のこれからを考える場合に、地方においてもデジタルの力で解決できる社会課題がたくさんあると認識をしています。  また、コロナの影響が長引く中で、ニーズの高いオンライン診療、遠隔教育など、デジタルの力で解決できる社会課題、さらには生産性の向上、こうした機会...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 まず、考え方、そして取組のメリットに対する思い、これは委員と全く共有していると思っています。  カードの保険証利用、あるいは、おっしゃった情報の共有、こういったことによって、まずは質の高い医療を実現する、そして医療費の適正化を図る、こうした効果は十分期待でき...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 御指摘のように、まずワクチンの提供等、これは大変重要でありますが、それだけにとどまってはならないということで、日本としても、輸送や接種能力の強化、これを重視して、コールドチェーンの整備ですとか、ラストワンマイル支援ですとか、あるいは、ワクチン接種データの管理に...全文を見る
○岸田内閣総理大臣 消費税減税は考えておりません。  社会保障の安定財源として重要である、また、システムの変更等を伴うことを考えますと、コストあるいは準備期間、大きなものが必要になります。機動的に対応することは不可能であると思っています。