岸本周平

きしもとしゅうへい

小選挙区(和歌山県第一区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数5回

岸本周平の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第183回国会 衆議院 本会議 第5号
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○岸本周平君 民主党の岸本周平です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、平成二十四年度補正予算の財政演説に対して質問をいたします。(拍手)  まず、安倍新内閣の船出を祝福するとともに、私は、経済財政運営の成功のために、責任野党として、協力すべきは協力したいと思っているこ...全文を見る
○岸本周平君(続) 補正予算そのものがだめだと言っているわけではありません。補正予算にはシーリングが適用されないので、今申し上げましたように、当初予算に計上できなかった予算を補正に回すなど、どうしても予算制約が甘くなるからです。  まして、今回のように十兆円とか二十兆円とかそう...全文を見る
02月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○岸本委員 民主党の岸本周平です。  一昨日の代表質問の続きを一問一答の形式でさせていただきたいと存じます。  午前中も前原委員から、金融政策の出口戦略について指摘がありました。これは本当に、私は、本当にアベノミクスは現在までに効果を上げていますので、代表質問でも申し上げたよ...全文を見る
○岸本委員 あらかじめ質問通告をするほどの問題ではございません。日本の総理であり財務大臣であれば、このような基礎的な金融システムもわからずに物価上昇二%にした方がいいとかという議論をするのはいささか乱暴だと思います。山本幸三先輩は御存じだと思いますけれども。  つまり、毎月、日...全文を見る
○岸本委員 今の御説明で大体当たっているんですけれども、基本的なことを申し上げますと、ケインズ効果というのは時間の概念がないんです。それで、新古典の経済学だと時間の概念が出てきます、フォワードルッキングな。そこの差なんです。  もうちょっとかみ砕いて言いますと、一つは、まさに社...全文を見る
○岸本委員 足元はわかっておるんですが、物価が今低いんですね。二%になった世界で国債金利は何%ぐらいとお考えかという質問だったんですが。  これは、今おっしゃったように、きのう、きょうですと十年物でも〇・七%台です。大変安定しています。それでいきますと、仮にゼロ近辺の物価で〇・...全文を見る
○岸本委員 全くそのとおりでありまして、例えば、後年度の歳出歳入の負担の予測を必ず毎年財務省は出します。麻生大臣も、今度の当初予算の予算委員会の審議のときに出されると思います。そこで推計します。あるいは、経済財政の中長期試算というものを必ずどの内閣も出してきました。  官僚はど...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  法務大臣ではあられましたけれども、本当に今の自民党内閣で財政規律を最も大切にされている政治家と思ったものですから、一政治家として御質問をさせていただきました。  それで、あと二つだけ御質問をさせていただきます。  一つは、今言いましたよ...全文を見る
○岸本委員 適正な時期というのはいつごろなんでしょうか。  といいますのは、これも代表質問で申し上げましたが、安倍総理は、財政規律を極めて重要であると認識されており、プライマリーバランスの黒字化を目指すと何度も明言されておられ、来年度予算編成について、日本経済再生と中長期的に持...全文を見る
○岸本委員 それでは、できるだけ早目にお出しをいただきたいと思います。  最後に、これも代表質問で申し上げました。また、今、玉木委員も、いい補正予算もあるんですけれども、どうしても補正予算について費用対効果がきちんとわからない。今、経済効果があるあるということを例えば岸田外務大...全文を見る
○岸本委員 もちろん、防災関係はそうかもしれませんが、経済効果があるからとあれだけ答弁された以上、できるものについては定量的な費用対効果分析をお出しいただくように、委員長、理事会で御協議をお願いいたします。
○岸本委員 それでは、私の質問はこれで終わります。今後ともよろしくお願い申し上げます。
02月14日第183回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○岸本委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提案の平成二十四年度補正予算三案を撤回のうえ編成替えを求めるの動議に関して、その趣旨を説明いたします。  まず、編成替えを求める理由を申し述べます。  民主党としても、一定規模の補正予算は必要である...全文を見る
03月14日第183回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○岸本委員 おはようございます。民主党の岸本周平でございます。  予算委員会で二回目の質問の機会を頂戴いたしました。本当に、委員長初め理事の皆さん、ありがとうございます。  この前も申し上げましたけれども、日本の財政制度、仕組みも運用も、どうしても財政規律が甘くなるような要素...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  今、私、一般会計について、財務基盤強化が主なものだというふうに申し上げましたけれども、実際、一般会計の出資額も相当大きい金額が出ておりますが、私が申し上げましたように、全て財務基盤強化型と考えてよろしいんでしょうか。一般会計の場合でも、何か...全文を見る
○岸本委員 実は、これは民主党政権のときもそうでして、リスクマネーを国が供給することによって、呼び水という言い方もありますし、民間の活力を利用していくということが言われております。それは美辞麗句としては大変美しい言葉でありますけれども、本当に国がリスクをとるということがいいことな...全文を見る
○岸本委員 そういうことなんです。何百億円と国が国民の財産を使って出資をしたリターンが何百万円。  事務方に聞きましたけれども、これから先どうなるんですか、それはわかりませんと。恐らくほとんど出てこない。これは国民の財産なんです。このお金で国債を返すべき財産を、事業官庁なりある...全文を見る
○岸本委員 尊敬する副大臣の言葉ではありますが、リターンが返っていないんじゃなくて損失が出ているわけです。数千億円の損失が出ているわけです。このほか十法人三百八十三億円が同じく毀損しているわけであります。  こういうことをやっていて、それから、さっき申された四つの法人、これにも...全文を見る
○岸本委員 そのようにうまくいけばよいわけであります。農業を主体とする会社の株が高く売れる、上場する、それはベストだと思いますけれども、なかなかそうはいかないのではないかということを議事録に残させていただいて、五年後、十年後を楽しみに待たせて、楽しくないですね、楽しくないです、こ...全文を見る
○岸本委員 おっしゃるとおりでありますので、ぜひ茂木大臣、頑張っていただいて、本当にいい人材を集めていただく。それから民間資金も、今、民間から聞くと百億円ぐらいしかどうも集まっていないようですので、できれば茂木大臣のパワーで、何とか五百億円に近づける額を民間からも集めていただいて...全文を見る
○岸本委員 主務大臣とおっしゃいましたが、本当に主務大臣でよいのか。主務大臣はかわります、ころころとかわります。これは短くても五年でリクープするような場合、もう担当者もいなければ、課長もかわっていれば、大臣もかわっているわけで、ここは非常に難しいと思うんですね。  私は、むしろ...全文を見る
○岸本委員 終わります。
03月22日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○岸本委員 おはようございます。民主党の岸本周平でございます。  本日は、北朝鮮に対する輸出入禁止措置の延長に係る国会承認について御質問の機会をいただきました。委員長初め理事各位に感謝を申し上げたいと存じます。  まず初めに、実は、当初は野田内閣のもとで、昨年、国会に承認を求...全文を見る
○岸本委員 北朝鮮は、平成二十四年度に限って見ても、四月と十二月にミサイルを発射、そして、先月二月に核実験を行っているわけであります。そしてまた、一方で、これを非難する議長声明や安保理決議が全会一致で採択されています。  このような国際的に大変厳しい状況に置かれているにもかかわ...全文を見る
○岸本委員 ぜひ、加藤副長官のリーダーシップで、官邸内でしっかりと御議論、御検討をいただきたいと存じます。副長官、これで御退席いただいて結構でございます。  新聞報道等によりますと、北朝鮮のミサイル発射や核実験に伴って、米国と中国が中心となって国連安保理決議の発出をめぐる協議が...全文を見る
○岸本委員 北朝鮮の制裁につきましては、十分な効果を上げる観点から、経産大臣にもいろいろとリーダーシップを発揮していただかなければならないと存じます。  ここ一年の新しい北朝鮮の政治体制のもとで、相当挑戦的な態度を新しいリーダーがとられている。日朝平壌宣言や二〇〇五年九月の六者...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。大変心強く感じております。  それで、北朝鮮の制裁措置といいますのは、いろいろな組み合わせであります。人、物、金ということでありまして、人については法務省が担当、外務省も担当されています。そして、金の部分は財務省が担当されているわけで、物が今お...全文を見る
○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  午前中の北朝鮮の問題から引き続き質問をさせていただきます。  きょうは、生産性の問題、サービス業と製造業について大臣と議論をさせていただきたいと思うんです。  まず、アベノミクスにつきましては、現在、円安、株高が続いておりますし...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  大臣がおっしゃるとおりでして、生産性が低いので所得も低い。いわゆるサラリーマンの平均給与が、直近の統計ですと全体で四百九万円、その中でサービス業は三百二十二万円と低いわけでありますし、あと、どうしてもサービス産業は派遣労働者、いわゆる非正規...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  先ほど、一つのやり方として、製造業とも連携しながらという御指摘がありました。私も全く同感であります。  そして、製造業は、何といいましても、日本経済の中心の産業であります。自動車を初め鉄鋼、機械、特に素材関係など、非常に日本の強みが発揮さ...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  今、事業転換というのをいみじくもおっしゃいました。  実は、二〇〇二年から二〇〇七年、思い出していただきますと、円安の時代があったわけであります。当時は、欧米がある意味でバブっておりまして、大変な好景気でありました。そのときの円安水準でも...全文を見る
○岸本委員 全く同感でありますので、野党として質問しづらいのでありますけれども、全く大臣のおっしゃるとおりだろうと思います。  ただ、それは一方で厚生労働省の頑強な壁があって、なかなか理屈どおりにこれまでいっていないというのも事実であります。私も去年まではそちら側に大臣政務官で...全文を見る
○岸本委員 それで、TPPについて指摘だけさせていただきます。  私も、内閣府の大臣政務官でTPPを担当しておりました。野田内閣としては、ぎりぎりまで交渉参加を目指していたわけでありますけれども、当時、一つだけ障害がありましたのは、アメリカとの事前交渉で、TPPで議論すべき自動...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  ぜひ、野党ですけれども、応援させていただきます。  少し財政の話に戻るんですが、私自身は予算委員会を通じて財政規律の重要性をずっと指摘してきているわけでありますけれども、財政規律の中にペイ・アズ・ユー・ゴー原則というのがあります。これはア...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  さはさりながら、これも本当に難しいんです。ですから、そこは野党としてどう応援できるかわかりませんが、心の底から応援させていただきます。  前段の御答弁の中でも、医療や介護の関連のお話がございました。まさに、我が国のサービス産業を育てていく...全文を見る
○岸本委員 経産省というのは他省庁から嫌がられるんです。厚労省の土俵に入っていっていろいろやられるものですから嫌がられるわけですけれども、そこは産業競争力会議という場もあるわけでありますから、これまで経済産業省が産業政策として蓄積してきた、まさに助成のあり方も変えるとおっしゃった...全文を見る
04月05日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○岸本委員 おはようございます。民主党の岸本周平でございます。  本日は、四名の参考人の皆様、貴重なお時間を割いて私どものために意見の陳述にお越しいただきました。まず御礼を申し上げたいと存じます。  時間が短いので、他の委員の質問もございますので、IT調達を中心にシステムの問...全文を見る
○岸本委員 そういうこともありまして、今回は、政府CIOをきちんとした法律の根拠で位置づけて、政府の中でも大きな権限を持っていただき、また、予算の配分についてもしっかりした強い意見を言えるような法律を今提出しておるわけであります。  しかし、CIOは、今、特に遠藤さんという大変...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  これは本当に、アカデミアも政府も民間も知恵を出していかないといけない分野だと思いますし、これはまた委員会の本当の質疑の方で私も追求していきたいと思っております。  そして、いずれマイポータルができるわけであります。これは、反対の立場の清水...全文を見る
○岸本委員 マイポータルに関しまして、清水参考人にお伺いしたいんですが、基本的に先ほどのプレゼンテーションで、ある意味、論理的な御指摘をいただいていますので、我々推進派も心してやらなければいけないと思っておりますが、その中でマイポータルというサービスを想定しているわけです。  ...全文を見る
○岸本委員 大変貴重な御指摘、ありがとうございました。  今の清水参考人の陳述と関連するんですけれども、まさに認証の部分ですね。これは、清原市長もおっしゃいましたけれども、かなりの事務が実は地方公共団体でやっていただくことになるわけであります。そして、これも社会保険庁でのぞき見...全文を見る
○岸本委員 どうもありがとうございました。  最後に、清原市長に一つお伺いしたいと思います。  先ほど、費用の問題をおっしゃっていました。費用も大事です。これは国がきちんとやらなければなりませんが、実は、移行の際に一番大変なのは地方公共団体で働かれる職員の方なんですね。  ...全文を見る
○岸本委員 終わります。
04月10日第183回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  本日、質問の機会をいただきました。どうもありがとうございます。  本日は、昨日の私の同僚議員である玉木委員それから後藤委員の補足、フォローアップという意味で、行政改革について、安倍内閣の基本的なスタンスをお伺いしてまいりたいと存じ...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  距離が遠いので、また戻っていただくと大変なので私の方で答えますけれども、行政事業レビュー、あと調達改善計画といいますか、そういう政府調達の改善もやられる。具体的にはこの二本柱でスタートされたと承知しております。  それで、それぞれ私どもの...全文を見る
○岸本委員 大変立派な、想定問答どおりの答えを頂戴いたしました。もう少し自分のお言葉でお話をいただければと存じますが、官房長官にお聞きをさせていただきます。  四月五日の行政改革推進本部で、安倍総理は、無駄の撲滅に向けて行政事業レビューと調達改革を行うことを述べられました。そし...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  先ほど稲田大臣に失礼な言葉があったとすると、おわびはしたいと思いますが、それだけ私がしつこくこのことを官房長官にまで来ていただいてお聞きするのは、安倍総理が二月二十八日の施政方針演説で、二〇一五年度までにプライマリー赤字の半減をされる、二〇...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  大変御立派な答弁だと思います。私も同様に考えます。  つまり、行政改革というのは、もちろん投入を減らす、資源の投入を減らすという面が強調されます。それも大事ですけれども、実は、やはり行政サービスをよくする。今、国民のニーズとおっしゃいまし...全文を見る
○岸本委員 ただいまのお二人の御答弁に私も同感であります。  さらに、もう一つ、これは私が公務員をやっていた経験から申し上げたいのでありますけれども、実は、政府の官僚の中には、効率化をする、行政改革をすることが自分の仕事だと思っている人がいないんです。効率化が自分の責任だと思っ...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  まさにそういうことでありまして、行政改革をやりたくて、やむにやまれず飛び出した人間もおれば、中で本当に頑張っている同僚もおります。ぜひ御指導をお願いしたいと思います。  官房長官にお引き取りいただく前に、簡単にちょっと指摘をしておきたいの...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。今、財務大臣が指摘された部分が一つあるんです。インセンティブの問題です。  そもそもなんですが、財務省が所管をされているわけですけれども、会計システムがございます。これが、レガシーというか、何かガラパゴスみたいなシステムでありまして、一件につき...全文を見る
○岸本委員 そうなんです。政府見通しは名目二・七、民間の、これは三月ですから、アベノミクスを織り込み済みの見通しの平均が一・八であります。相当大きな開きがあります。  これは、どうしてこういうふうに開くんでしょうか、甘利大臣。
○岸本委員 大臣の答弁としてはそういうことだと理解いたしますけれども、これはいつか来た道でありまして、当初の国債発行額を減らすためには、税収が多いとありがたいわけであります。税収が多いということを見通すためには、税収弾性値は一・一と決めていますので、名目経済成長率を蹴上げると税収...全文を見る
04月11日第183回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  きょうは、四人の公述人の皆様にお忙しい中お越しいただきましたこと、感謝申し上げますとともに、前段の御説明、大変興味深く聞かせていただきました。  それで、私は野党なんですけれども、アベノミクスのリスクはリスクとして指摘させていただ...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  大変知的刺激をいただきながら聞かせていただいておりました。  残された時間がございませんので、ちょっと私の個人的な知的興味で、小黒先生と嶋中先生にお伺いをしたいと思います。  先ほど小黒先生が補足的に資料を使われて十七ページで御説明をさ...全文を見る
○岸本委員 小田川先生にはちょっとお聞きする時間がなくて、失礼いたしました。  これで終わります。ありがとうございました。
04月24日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  きょうは、お三方の参考人、御多忙の中、我々のためにお運びをいただきました。まず感謝を申し上げたいと思います。  この問題は、そもそも、競争政策というもののあり方をどう考えるかというところから出てくる問題だろうと思います。自由な経済...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  あくまでも、私自身は、現行の制度を前提にこの法案に賛成の立場でありますけれども、お昼の時間で眠くなってはいけないので、少し聞かせていただきました。  ちょっと上西参考人に聞きたいんですけれども、実はこの話は、消費税ですので、いずれ軽減税率...全文を見る
○岸本委員 どうもありがとうございました。  参考にさせていただきながら、審議を続けたいと思います。  私の質問はこれで終わります。ありがとうございました。
04月24日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○岸本委員 おはようございます。民主党の岸本周平でございます。  本日、内閣委員会におきまして、マイナンバー法案に関する質問の機会をいただきました。本当にありがとうございます。  ちょうど昨年の解散・総選挙の前ですけれども、民主党政権としてマイナンバー法案を提出させていただい...全文を見る
○岸本委員 それは、いつごろ入手されて、これまで何回御利用になられましたでしょうか。
○岸本委員 やはり所管大臣としてお持ちいただいて、大変ありがたいと思いますけれども、実は、この住基カードは、最近の統計でいいますと、昨年の十二月までに累積七百十四万枚しか発行されておりません。昨年の十月段階の人口が総務省推計で一億二千七百五十二万人でありますから、何と国民の〇・〇...全文を見る
○岸本委員 今、総務省の模範答弁があったわけですけれども、それから、〇・〇五%は失礼しました。五%でした。  それで、今の決算のお話なんですけれども、実は事務方に聞いたんですけれども、決算ベースの数字はないということで、お答えはいただいておりません。それは恐らく大変なことですね...全文を見る
○岸本委員 ちなみに、私は、通産省の情報処理システム開発課長をしておりましたときに、住基の問題については十二分に勉強させていただいておりますので、つけ加えておきたいと思います。  それで、最初のとき本当に大変だったというのは、今思うとと大臣おっしゃったとおりですよね。それはやは...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  そこで、これはマイナンバーの方に話が移っていくわけでありますけれども、個人であること、個人認証の問題もありますが、一応、今の制度のたてつけは、個人番号カード、これをICカードでやるということになろうかと思います。恐らく、非接触型にするのか、...全文を見る
○岸本委員 ぜひ、時間もありませんので、その辺は総務大臣のリーダーシップで前に進めていただきたいと存じます。  それから、法案の附則の第六条によりますと、マイナンバーの利用範囲の拡大については、先ほど御答弁もありましたが、三年をめどに検討するということであります。  利用範囲...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  引き続き甘利国務大臣にお聞きしたいんですけれども、法案の第五十四条によりますと、今回新たにつくられます特定個人情報保護委員会の業務の一つとして、マイナンバー関連の情報システムに対して費用の節減等の合理化、効率化を図るということが挙げられてお...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  その辺はぜひ、新たに立ち上がる地方公共団体情報システム機構、LASDECを受け継ぐわけでしょうけれども、きちんと政府の方でも目を光らせていただきたいと思います。  それで、マイナンバーを国民の皆さんに理解していただくために少し細かい質問に...全文を見る
○岸本委員 そのように御説明されると、議事録を見た国民の皆さんはそうかなと思うのでありますけれども、私は情報処理システム開発課長を二年やっておりまして、当時、一生懸命勉強しておったんですが、ITの調達というのはなかなか難しいんです。  それで、今、マイポータルの関係の費用をおっ...全文を見る
○岸本委員 そうなんです。後でまた御質問しますけれども、かなりの窓口の事務負担は地方公共団体がなさり、また、機構を使うときにも費用を分担せざるを得ない。それが一体幾らぐらいかかるのか、まさに住基の世界で実績を総務省の事務方が把握されていない現状で、できれば本当に地方公共団体の立場...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  この場合も、ぜひ政務の皆さんには御認識いただきたいんですが、照会も一回なんです。一回で済むんです。一回照会すれば大丈夫ということですから、この関連のシステム開発もそんなに大きなものにならないということを一言申し添えておきたいと思います。 ...全文を見る
○岸本委員 ぜひ頑張っていただきたいと思います。  それから、また甘利大臣にお聞きをしたいんですけれども、先ほど来、セキュリティーの話が出てまいります。それは、技術的にセキュリティーを高めて、イタチごっことはいえ頑張っていくということも大事ですけれども、実は、社会保険庁で問題に...全文を見る
○岸本委員 それで、実際にこれから作業をしていただくわけですけれども、プロジェクトマネジメントという考え方があるんです。ITのシステム開発などをするときに大事なことなんですが、これがなかなか政府は得手が悪いし、実は、ベンダーさんもなかなか完璧なプロジェクトマネジメントをできるとこ...全文を見る
○岸本委員 それでは、山本大臣に引き続きお伺いしたいと思います。  これは本当に、マイナンバーのシステムというのは大きなチャレンジです。日本政府にとっても、これだけ大きなシステム開発をするというのは大きなチャレンジであります。そのために、実は政府CIO法案というのがこの中に入っ...全文を見る
○岸本委員 どうもありがとうございました。  各大臣から大変説明が明快で、議事録として必ず国民の皆様にわかりやすく御理解いただけると存じます。  そして、これは与野党全く関係なく、与野党で対立する部分ばかりがマスコミに取り上げられますが、与野党協調して、日本の国益のために、国...全文を見る
04月26日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  本日は、質疑に立たせていただきます機会をお与えいただきまして、本当に委員長初め理事各位に感謝を申し上げたいと存じます。  まず最初に、消費税の法案について一言申し上げたいと思います。  社会保障と税の一体改革は、民主党政権のもと...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございました。中村室長は、これで御退席をしていただいて結構でございます。  この後、消費税の転嫁対策法案についての審議をさせていただきたいと思います。  消費税は、消費に対しまして広く公平に負担を求める税であります。納税義務こそ事業者に課されておりますけ...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  独禁法は、今委員長がおっしゃったような総論を実施していくのに大変強いツールだと思います。しかし一方で、違反業者に対する罰則、ペナルティーは排除措置命令やら課徴金ということですので、大変重いペナルティーが科されるわけであります。したがいまして...全文を見る
○岸本委員 そういう意味では、大変立派なツールでありますけれども、そう簡単に発動するわけにはいかないということが今の件数でも明らかになりました。  今私が申し上げましたように、次は下請法なんです。  下請法は、事業者の優越的地位に関する認定が、資本金の大小等の外形標準によって...全文を見る
○岸本委員 下請法でありますと、少し弾力的運用が行われている、そのことをさらに進めて、今回の特別立法で十二分に対策をとっていただきたいということで、私どもは今この委員会で審議をさせていただいているわけであります。  既にこの間、いろいろ各同僚の委員の質問等で何度も出てまいりまし...全文を見る
○岸本委員 ぜひ、今回の二度にわたる消費税の引き上げに際して十全な監視をお願いしたい、取り締まりをお願いしたい、御指導をお願いしたいと存じますが、一方で、これは杉本委員長の前職にもかかわりますが、財政制約、予算の制約がありますから、どんどこ公取委員会の公務員をふやすわけにもまいら...全文を見る
○岸本委員 今まで、私も含め同僚委員が議論してまいりましたのは、規模の小さな事業者と優越的な地位に立ち得るような大きな事業者との関係での買いたたき、優越的地位の濫用の話でありましたが、実は、私は和歌山市の選出でありますけれども、和歌山市の商店街はシャッター通りになっているところが...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  そのような状況で必死で商売をされている皆さんにとりまして、消費税の円滑な転嫁は死活問題であります。  そして、これまた同僚委員が、おとついは近藤委員が質問されましたけれども、いわゆる消費税還元セールを禁止することの問題点であります。  ...全文を見る
○岸本委員 これはインターネットで中継されているんですけれども、今の政務官の御答弁が腑に落ちた、安心したよという商店主がどれだけいると思われますでしょうか。  私でも、聞いていてイメージが湧かないんですね。ですから、ガイドラインを出せとは言いません、ガイドラインのガイドラインぐ...全文を見る
○岸本委員 これは押し問答になりますので、ここでとめさせていただきます。  残された時間ですけれども、消費税の問題でありますので、きょうは財務政務官にも来ていただいていますので、竹内政務官にお聞きをしていきたいと思います。  実はこれも転嫁と同じなんですが、値札の張りかえ、表...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  ぜひしっかりと御指導いただいて、ともかく零細な事業者が安心して、そして消費者も安心して買い物ができるように、私どもを含めて、これは政府、政治家が一体となって頑張っていかなければならない課題だと思います。  あと少し残っておりますので、転嫁...全文を見る
○岸本委員 政務官としての御答弁として承りました。  最後に経産大臣にお聞きしたいんですけれども、複数税率の問題には、やはり中小零細の事業者の方々は大変な関心を持っています。  一方、都会型のちょっと気のきいた人であれば、今はパソコンを使っているでしょう、POSレジでしょうと...全文を見る
○岸本委員 まさに今大臣におっしゃっていただきましたけれども、売り上げ一千万から五千万は、簡易課税を使えるわけですけれども、免税事業者じゃありません。一千万以下は免税事業者であります。その一千万以上五千万未満が、二四%、四人に三人の方は自分で経理をしているわけであります。  そ...全文を見る
05月17日第183回国会 衆議院 本会議 第25号
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○岸本周平君 民主党の岸本周平です。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました株式会社海外需要開拓支援機構法案について質問をいたします。(拍手)  戦後、日本が培ってきた製造業を中心としたメード・イン・ジャパンの産業基盤は、今も日本経済の足腰であり、さら...全文を見る
05月29日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○岸本委員 おはようございます。民主党の岸本周平でございます。  本日は、小規模企業活性化法案の審議に際しまして質問の機会をいただきました。感謝申し上げたいと思います。  これまで何回か当委員会で質問に立たせていただきましたけれども、実は、経済産業省の政策は、余り与党、野党で...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  そういう意味で、中小企業庁の中での政策の継続性ということで、私どもも与野党の壁を乗り越えてできる限り応援させていただきたいと存じます。  今、いろいろなプロセスで検討していただき、具体的な道筋をつけていただいている過程だと存じます。  ...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  今の副大臣の御説明の中にもありましたけれども、今回、小規模企業の定義を弾力化するというのが一つの目玉になっていると思うんです。  そこで、政務官にお聞きをしたいんですが、今回、小規模企業の定義を弾力化する意義をもう一度御説明いただきたいの...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  それでは、政務官に引き続きお聞きをしたいんですが、中小企業の担い手について議論をしてまいりたいと存じます。  先ほど副大臣からも具体的な数字が出ましたけれども、確かに、この十年間で、我が国の中小企業は四百八十万社から四百二十万社ということ...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  今、まさに政務官がおっしゃいましたけれども、では、その担い手としてどういうところに着目するのかということで、若い層、青年の層、さらには女性という御発言がありました。  そこで、その点についてお伺いしたいんですが、実は、これは茂木大臣もたく...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  政務官は大変お優しい御性格であることがよくわかりましたが、まさに今回の基本法の改正案の中でも、女性の創業の促進ということを新たに規定されているわけであります。今おっしゃったようなメリットもある反面、逆に、女性が起業したり創業する場合に、障害...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  それでは次に、中小企業のITの利用状況、活用についてお伺いをさせていただきます。  今回の基本法改正案におきましても、情報通信技術の活用ということを新たに盛り込んでおられるわけですけれども、その前提として、現在の中小企業のITの利活用の現...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  このITの分野は茂木大臣も大変得意な分野で、これまでずっとかかわってこられた分野だと思いますけれども、今、政務官もおっしゃったように、フェイスブックなどのソーシャル・ネットワーク・サービス、SNS、これは本当に利用が進んでいます。また、クラ...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  今おっしゃったとおりだと思うんですけれども、一方で、ITについては、光の部分もあれば影の部分も存在いたします。企業経営の利便性は当然増すわけですが、リスクも大きいということだと存じます。成り済ましやハッカーによる攻撃、あるいはSNSをどこま...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  ぜひ、中小企業の皆さんのために、中小企業庁を中心とする経産省で具体化をしていっていただければと存じます。  それでは、最後の論点になりますけれども、中小企業金融についてお伺いをしてまいりたいと存じます。  まず、政府におきまして、今回、...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  政務官に引き続きお伺いしたいんですけれども、今回の法案の中で、中小企業、とりわけ小規模企業にとっての金融円滑化策、これは大変死活的な重要な課題であるわけです。金融円滑化法が終わって、この新しい改正案の中でどのような対応策がとられているのか、...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  今、電子記録債権のお話を御丁寧にいただいたものですから、政務官に引き続き電子記録債権についてお伺いをしたいと思います。  信用保証の対象に追加されたことは大変意義深いことだと思いますが、私も、財務省におりましたころから、この電子記録債権と...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  それでは、今度は副大臣にお聞きをしたいのですが、先ほど政務官が御指摘された具体的ないろいろな対応策の中で、日本政策金融公庫が、債務の株式化、デット・エクイティー・スワップに関する業務追加を今回行うということが改正案に入っているわけであります...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  今、副大臣がいみじくもおっしゃいましたけれども、民間の金融機関が本来目ききをして、それこそ昔、高度成長時代、あるいはその前は、銀行の支店長が、別に担保がなくても、経営者の目の色を見て、あるいは働く場所へ行って従業員の皆さんの働く姿を見てどん...全文を見る
○岸本委員 今の審議で、この法案の重要性が浮き彫りになったと思います。  これで質問を終わります。ありがとうございました。
06月12日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第19号
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○岸本委員 民主党の岸本周平です。  このたび、質問の機会を与えていただきましてありがとうございます。そしてまた、この委員会で、電事法の改正について、理事の皆さんを初め与野党の皆さん、真摯な御議論が続きました。そして、修正協議もしていただいて、前向きに進んでまいりましたことに、...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  大臣の御認識と私どもも同じような認識を持っておりますけれども、本当に現場は困っておられます。  例えば、普通鋼の電炉業なんかは大変な状況で、今取り沙汰されているような電力料金の値上げですと、本当に一年間の収益がそれだけで吹っ飛んでしまうよ...全文を見る
○岸本委員 それは当然のことでありまして、実は、これはもう二〇〇七年の第一次安倍政権において、総合取引所が提案をされております。私ども、それを受けまして、二〇一〇年十二月には、金融庁、経産省、農水省の三省庁が、二〇一三年の総合取引所を目指すとの中間整理をしました。そして、総合取引...全文を見る
○岸本委員 大体、我々民主党のときは、天下りについてはきちんとした基準をつくりまして、五代続けてトップをとっている場合はもうやめてくださいというような基準をつくりましたが、政権交代によって途中で終わってしまっています。  これは、皆さんおっしゃるんですよ。民間がやっているんです...全文を見る
○岸本委員 私の敬愛する茂木大臣と加藤官房副長官の強い政治的リーダーシップをお願いして、質問を終わります。
06月19日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第20号
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○岸本委員 民主党の岸本周平です。  先週、電気事業法の改正案の審議で、関連する先物取引の御質問をさせていただきました。それで、今、近藤委員からも、かなり大所高所からの観点で、総合取引所の早期の導入の重要性について指摘がありましたので、近藤委員の補足という形で、引き続き総合取引...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  もう一つ、十二日の御答弁の中で、総合取引所にした国、韓国とかシンガポールでも、一つになると、どうしても資金が株の先物に集中するので、コモディティーの方が薄くなってしまうんですよということで、流動性の低下を御指摘されています。  それはそう...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  いずれにしましても、役人が想定問答を書くときには、その気持ちがあらわれるんですよ。ですから、事実関係をできるだけ公平に書けと政務三役の方で御指導をいただきたいと思います。  それで、本題に入りたいんですけれども、今、本当に現場は困っておら...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  寺田副大臣にはぜひ、その長い経緯の中でこの総合取引所の実現に御尽力をいただきたいと思います。  そこで、先ほど申し上げましたけれども、私も経済産業省で二年間出向して働かせていただいて、本当に敬愛できる、尊敬できる同僚、上司、仲間の皆さんと...全文を見る
○岸本委員 ぜひ、政治的リーダーシップを発揮していただきたいと存じます。  残り少なくなりましたので、寺田副大臣にお聞きしたいんですが、先ほど近藤委員も実は取引所のシステムの関係を経産省側に聞かれましたので、金融庁側に聞きたいと思います。  今の商品取引所の参加企業は、基本的...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。問題点が明確になったと存じます。  最後に、寺田副大臣にお聞きしたいんです。  先ほどの答弁の中にも入っていましたけれども、今後、日本総合取引所の創設に向けて、これはもう政治的リーダーシップを発揮していただく一方で、マーケット参加者のことを考...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございました。  きょう、経済産業省と金融庁の政務三役の方に御答弁をいただきました。ぜひ政治的リーダーシップを発揮していただいて、経産省と金融庁と密に連携をとっていただいて、一日も早く規制改革実施計画が進みますようにお願いをいたしまして、質問を終わります。...全文を見る
11月08日第185回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  茂木大臣、御無沙汰しております。さきの通常国会以来、再び大臣と議論する機会をいただきまして、感謝申し上げます。  きょうは、時間も短いので、少し提案をさせていただきます。  これは、全く同じ方向を向いた提案であるということを申し...全文を見る
○岸本委員 大変温かい御答弁をありがとうございます。  今ヒントをいただきましたので、ぜひ、私の選挙区だけじゃなくて同僚の議員の皆さんも、派手さはないけれども地道な中小企業の提案を一つ一つ拾い上げていただきますように。私も頑張ります。今の言葉は社長に伝えて、提案をするように促し...全文を見る
○岸本委員 十二件なんです。いわゆる笛太鼓で、鳴り物入りで、私も当時霞が関にいましたけれども、大騒ぎをしてつくったノーアクションレター制度が経産省所管で十二件。これまでの累積であります。  さて、松島副大臣。同級生の松島副大臣に質問する機会を与えていただいて、感謝しております。...全文を見る
○岸本委員 全くそれは模範答弁としてお受けいたします。  要するに、現場の課長補佐クラスの官僚がどう判断するかというところもあるので、多分これは一体化されていくんじゃないかと思うんですね、運用上は。絶対これは規制に当たりませんからこっちでいきましょうという場合もあるだろうし、こ...全文を見る
○岸本委員 次回また質問します。  ありがとうございました。
11月13日第185回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○岸本委員 おはようございます。民主党の岸本周平でございます。  先週に引き続いて質問の機会をいただきましたことを御礼申し上げます。先週は時間も短かったので予告編的な質問になりましたけれども、引き続ききょうは、認定制度というような、古いと言うと言い過ぎかもしれませんが、旧来の行...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  これは本当に、数字として、世界第二位の経済大国である日本、当時は二位、今は三位の経済規模を持つこの国のエンジェル税制で、申請した件数が三百四十五社、年間二十三社であります。一年間に二十三社。そして、投資した方も一年間で二百六十人、これは余り...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  そこで、質問を続けさせていただきます。  では、対象となる組合ですけれども、ファンドを絞られていないとおっしゃいましたけれども、経済産業省の事務方の説明では、相当厳しく絞り込みをされているというのが現状であります。例えば、ファンドは有限責...全文を見る
○岸本委員 副大臣が今おっしゃいましたが、投資事業有限責任組合契約に関する法律の所管省庁はどこですか。
○岸本委員 そうなんです。経済産業省所管の法律に基づく組合しか対象にしていないんですよ。そういうことなんです。自分たちの庭先で事を進めようというわけであります。裏を返せば、官僚答弁をすれば、自分たちが責任を持って監督しているところしか対象にしないんです。  有象無象はちょっと言...全文を見る
○岸本委員 いや、そうじゃないんですよ。エクスパンションステージのファンドの平均額は七億円しかないんです。アーリーステージが二十億円なんです。事業拡張期を推進したいなら、このエクスパンションステージのファンドをエンカレッジすべきなんです。  そうだとすると、せめて五億円。五億円...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。副大臣としてのぎりぎりの御答弁だと思いますが。  さらに、ファンドの目標収益率も、認定の対象として厳しい制限がかかっています。目標IRRが一五%以上でなければならないとなっています。この収益率一五%は大変大きい数字です。  実際、平成十九年度...全文を見る
○岸本委員 まさに、こういった目標値を設定していただくことに意味があるということであれば、別に一〇%でもいいのではないかと思いますが、この議論はここでおきたいと思います。  あと、同僚議員の皆さん、御存じかどうか。本当に細かい要件がずらずらと並んでいるんです。  それで、例え...全文を見る
○岸本委員 それはもちろんそうなんですよ。ハンズオンでやる以上、それは全てのベンチャーファンドの考え方として当然なんですけれども、では〇・五%じゃなぜいけないんですか。〇%じゃいけないですよ。では、〇・五じゃいけなくて一がいいのか、何で二じゃないんですか。こういうところを、もちろ...全文を見る
○岸本委員 私も赤羽副大臣のお気持ちは痛いほどわかるのでつらいんですけれども、ならば、最初の入り口を広げてあげたらどうですか。入り口を狭くして狭くして入れないようにして、さあ、どうぞというのは、同僚議員の皆さん、どうですか。今言った要件は全部入り口が狭いじゃないですか。お茶室のに...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  税制が絡んでいるから厳しい要件になっているという御趣旨の御答弁と思います。  損失準備金といいますのは、もちろん、その限りにおいて税制上優遇されます。しかし、損失準備金の本質は、課税の繰り延べでしかありません。未来永劫、国家が税収を失うわ...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。大変前向きな御答弁をいただきまして、意を強くいたしました。  そういう意味では、私もさきの通常国会から経済産業委員会に入れていただいて、いろいろな議論をしてまいりました。ほかの委員会もそうなんですけれども、委員会の現場で、実際いろいろな議論を深...全文を見る
11月20日第185回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○岸本委員 ありがとうございます。民主党の岸本周平でございます。  きょうは、一般質疑ということで、茂木大臣の胸をかりまして、産業競争力強化法案が衆議院で可決したわけですけれども、本当に企業の競争力を強くしていくために経済産業政策としてどういう手法がいいんだろうかということにつ...全文を見る
○岸本委員 現職の閣僚としてはそういう御答弁になると思うんですけれども、つまり、課税ベースを拡大するということは、税収をその分取り戻すということだけではないんです。行政政策の中立性を担保することにもなるわけですが、これはアメリカの経済を対象とした実証研究ですけれども、法人税を下げ...全文を見る
○岸本委員 茂木教授の講義をいただいて、私も思い出しました。そうなんですね。租税特別措置そのものが、政策ですから、全部が全部悪いということであれば今までなかったわけですからそうなんですけれども、それを二十一世紀の今私たちがやるべき経済産業政策として、少しその考えを変えていってはど...全文を見る