岸本周平

きしもとしゅうへい

小選挙区(和歌山県第一区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数5回

岸本周平の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第208回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  本日は、質問の機会を与えていただいて、ありがとうございます。  まず最初に、先ほどの質問に出ていましたけれども、トリガー条項についてお伺いをしたいと思います。  トリガー条項といいましても、テレビで拝見されている方にはぴんとこないか...全文を見る
○岸本委員 財務大臣、茶谷主計局長が書かれた答弁をそのままお読みいただいて、ありがとうございます。  それで、先ほども申しましたように、コロナ対策もいろいろなことをやりました。やむを得ないものもたくさんあったと思います。しかし、これはやはり検証すべきだと思いますね。  その上...全文を見る
○岸本委員 いや、もちろん成長は必要なんです。財政再建するためには絶対成長が必要です。しかし、余りにもかけ離れているんです。  昔、僕は、高校生のときに五十メーター走を六秒半で走りました。速い、今でも走れますと言っているのと同じなんですよ。  日本経済は成熟しているんですよ。...全文を見る
02月01日第208回国会 衆議院 本会議 第4号
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○岸本周平君 国民民主党・無所属クラブの岸本周平です。  本法案につきまして、会派を代表して質問をいたします。(拍手)  政府は、一月二十七日、ガソリン補助金制度を実施いたしましたが、現場のガソリンスタンドでは、値下げは一部に限定され、据え置き若しくは引き上げたスタンドすら見...全文を見る
02月04日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  本日は、質問の機会を与えていただいて、ありがとうございます。  今日は、政策の効果の検証について幾つか質問をしたいと思って参りました。  一つは、二〇二〇年に実施いたしました特別定額給付金ですね、国民一人当たり十万円の給付をした、こ...全文を見る
○岸本委員 今財務大臣から前向きな答弁がありましたので、理事会におきましても、財務省からただいまの検証についての結果報告を求めるようにお諮りしたいと思いますが、いかがでしょうか、委員長。
○岸本委員 ありがとうございます。  それでは、私の質問、特別定額給付金の政策効果の検証について御質問をいたします。  まず、政策効果を検証する前には、政策目的が何だったのかということを正確に確定しなければいけません。二〇二〇年の一人当たり十万円給付、特別定額給付金の政策目的...全文を見る
○岸本委員 ただいまの財務大臣の御答弁からしますと、家計の支援が主な目的であったというふうに感じました、今の御答弁であれば。いろいろ形容詞はついていましたけれども、家計の支援ということなんでしょうか。  最初は、皆さん御記憶でしょう、原案は違いましたよね。原案は、コロナによって...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  そういう冷静な分析を政府、財務省はされているわけです。一人当たり十万円使った結果がこういうことだと今おっしゃった。だとすれば、なぜ今回、子育て世帯への臨時特別給付金、十八歳以下十万円給付や住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の政策にそれ...全文を見る
○岸本委員 そういう答弁をずっと、岸田総理、財務大臣も続けておられますけれども、財務省の想定問答を書かれた官僚の皆さんには、やはりもうちょっと省内で議論をしていただいて、岡本さんもお若いでしょう、もうちょっと前向きの答弁をしたいと思っていらっしゃるでしょう、分かります、もう目を見...全文を見る
○岸本委員 今御答弁されたようなことを続けてきた結果、国の借金が一千兆を超えているということを指摘して、私の質問を終わります。  御清聴ありがとうございました。
02月09日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  早速質問に入らせていただきます。  今日は賃上げ税制について私も質問したいと存じますが、まず最初に、これは租税特別措置であります。租税特別措置、今回の所得税法等の一部改正法案は租税特別措置の改正が多うございます。つまり、抜本的な大きな...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。スクラップ・アンド・ビルドの考え方を堅持していただいているということをお聞きしまして、安心をいたしました。  そこでです、同僚議員の皆さん。この賃上げ税制、今までの審議を聞いていると、何か、いかにも日本政府が、この賃上げ税制は、もちろん税制だけ...全文を見る
○岸本委員 今、大臣のお答えの中で明快にはおっしゃっていただけませんでした。逆に、令和三年は、新卒の初任給ですね、初任給を上げることに対しての税制改正に変えましたと。これ、今年はないんですね。  何で令和三年だけ新卒の初任給、これは簡単なんです。減税額がほとんどないんです。新卒...全文を見る
○岸本委員 時間が来ましたので、また来週審議を続けさせていただきます。  ありがとうございました。
02月15日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。  藤巻委員が五分短くしましたけれども、その分、私の分が五分増えるわけではありませんので、早速質問に入りたいと思います。  前回、賃上げ税制について議論しておりまして、少し残りましたので、引き続き賃上げ税制について議論をしていきた...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  そうはいっても、やはり基本的な適用対象が給与総額でありますと、なかなか持続的な賃金上昇にはつながらないかと存じます。  その上で、本日の審議でも同僚議員の皆さんから、先週私が申し上げた租税特別措置の適用実態調査の結果に関する報告書が随分と...全文を見る
○岸本委員 いや、難しい問題を申し上げたわけではありませんし、質問通告もしております。  付加価値額の大きい製造業よりも、付加価値額の小さい卸、小売業の方が、よりたくさんこの税制を使っている比率が高い。つまり、付加価値には給与総額が含まれるんです、給与が含まれる付加価値額の大小...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  いずれにしても、今申し上げましたように、適用対象が給与総額があることによって持続的な賃上げが期待できない。これ、詰めてくださいね。この効果を分析していただく必要がありますけれども、少なくとも、業種によって使い勝手のよしあしがありそうな税制で...全文を見る
○岸本委員 そういう御答弁は予測はしておりましたけれども、昔々、税と社会保障の一体改革を、自民党、公明党、当時の民主党、三党でやったときに、当時は消費税の逆進性緩和のための制度としてではありましたけれども、給付つき税額控除制度というものも検討するということで三党で合意をして、財務...全文を見る
○岸本委員 是非、税の公平公正のためにも、これは課税の御当局の大変な御努力も必要だと思いますけれども、ただ、今のような税制のあめとむちではなかなか現実には動かないというのが、私の地元の税理士の先生方からは伺っておりますので、更なる御検討をお願いしたいと思います。  それから、電...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  少しそれは現場で感じているよりも前向きな御答弁だったと思いますので、その辺はまた税理士会の方からちょっと突き合わせをさせていただいて、大変前向きな御答弁だったと思いますので、詰めていきたいと思います。ありがとうございます。  それから、免...全文を見る
○岸本委員 理屈上からはある程度理解できます。  ただ、本当に現場で、今回のインボイスの導入によって、これは、特に一人親方、よく言われますのは一人親方の、内装屋さんとかそういう方々が、一千万未満のビジネスをやっている方が全部外れていくんじゃないかというような点も現場では本当に心...全文を見る
02月16日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○岸本委員 本日は、昨日に引き続きまして、インボイスの関係の質問をさせていただきたいと思います。  といいますのも、本当に、インボイスの導入については、私どもは実務の観点からも反対をずっとしてきたわけですけれども、しかし、時間が経過をし、もう目の前にインボイスの導入ということに...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。そこをはっきりさせていただきましたので、現場も安心をすると思います。  引き続きましてですが、この登録に際しまして、令和五年分を適用開始課税期間とする課税事業者選択届出書を提出した場合に、令和五年一月一日から同年の十二月三十一日に行った課税資産...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。そこもはっきりさせていただきましたので、ありがたく思います。  それで、引き続きましてですけれども、免税事業者、個人の事業者ですけれども、免税事業者が令和五年十月一日の属する課税期間中に登録を受ける場合には、登録日の属する課税期間中にその課税期...全文を見る
○岸本委員 それで、制度はそうなっているので明快なんですけれども、初めて、免税事業者になる、これまで全く消費税の実務経験がない方々がいるわけで、これも、昨日の審議でも何万人になるのかみたいな話がありましたけれども、かなりの数の恐らく免税事業者の方が今回チャレンジをされるということ...全文を見る
○岸本委員 確かに、制度の運用をされる側からするとそういうお答えになるんだろうと私も思いますけれども、現場の方々からの気持ちからすると、なかなか、お上は冷たいなというような感じになりますので、是非、理屈上やむを得ないと思いますけれども、いろいろな工夫を今後検討していただければと思...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  今日は、現場で本当に実務に携わっている方々、それから、今、本当に悩んで、課税事業者になろうかな、どうしようかなと思っている方々の現場のお悩みの声を代弁させていただきました。  本当にこれは、制度上、我々は反対ですけれども、制度を運用してい...全文を見る
○岸本委員 是非よろしくお願い申し上げます。  ありがとうございました。
02月21日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  本日は、締めくくり総括質疑の機会を与えていただいて、ありがとうございます。  この間、財務金融委員会では、十分な、充実した審議が行われてきたと思います。特に、拝聴していて、野田委員や中川委員のような大先輩の非常に格調の高い質問、大変参...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  また私たちも具体的な提案をしてまいりたいと思いますので、何とか賃上げのできる経済をつくっていくことを一緒にやっていきたいと思います。  その上で、今、私の前の維新の委員の質疑にもありましたけれども、まず経済再生が大事、しかし、やはりその上...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  是非、この財務金融委員会の場で、独立財政機関のメリット、デメリット、必要性について議論を続けたいと思います。  本日は、ありがとうございました。
○岸本委員 私は、国民民主党・無所属クラブを代表し、本法案に賛成の立場で討論をいたします。  本法案の目玉政策である賃上げ税制については、賃金を引き上げることは日本経済にとって喫緊の課題であり、国民民主党もさきの衆議院総選挙では、給料が上がる経済を公約に掲げました。  一方で...全文を見る
03月08日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。  本日も質問の機会を与えていただいてありがとうございます。  まず、財務省の出先機関というのがあります。三つ大きな出先機関があります。いわゆる財務局、財務事務所。これは割と行政的な仕事であります。その次は、国税局、税務署。これも...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。業務の高度化に加えて、やはり深夜、早朝の作業の多い税関職員の人事配置や勤務の条件について、是非温かい御配慮をいただきたいと思います。  一方で、取締りの方に議論を移したいと思います。  不正薬物全体の摘発件数は、二〇二一年も前年比で一割以上増...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  是非、本当に現場で苦労されている職員の皆さんの処遇あるいは職場環境の改善、心からお願いしたいと同時に、今おっしゃいましたスマート税関構想二〇二〇、やはり、AIも含めていろいろな最先端の技術も使いながら、職員の負担を減らすということを強くお願...全文を見る
03月09日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  本日も質問の機会をいただいて、ありがとうございます。  今日、休憩の前、野田元総理の大変格調の高い、大きな視点からの御質問がありました。また、江田委員からも同様に、ウクライナ問題についての大所高所の御議論がありましたので、私も、そのお...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  おっしゃるとおりで、一兆円、我々から見ると大きな金額ですけれども、メガバンクからすれば十分備えがあるということだと思います。しかし、地方銀行を始め、零細な機関投資家にとってはそれなりの影響もあると思いますので、よく金融御当局として目くばせを...全文を見る
○岸本委員 日本はそうなんですけれども、私が申し上げたかったのは世界経済全体ですね。世界の取引について、中国を迂回する。  恐らく中国は、今の状況ではロシアを相当な思い入れで手伝うはずです。協力関係、国際関係をにらみながらでしょうけれども。中国を迂回して貿易面のダメージをできる...全文を見る
03月11日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。本日も、質問の機会をいただいて、ありがとうございます。  今、審議の間でいろいろありましたけれども、IDAを含む世銀グループによる開発援助、かなり効果を上げてきたと思います。いろんな課題はありますけれども、これまでいろんな効果を上げ...全文を見る
○岸本委員 それでは、引き続いて質問をさせていただきたいと思います。  今年は第八回のアフリカ開発会議、TICAD8の開催が予定されております。  アフリカの中でも多くの低所得国があるわけでありますが、低所得国では、いろんな問題はあるんですけれども、特に、子供の栄養不足、ある...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  それで、これまでの審議でも、開発援助におきまして、マルチがいいのか、バイがいいのかというような御議論がありましたけれども、これはもちろん、両方のバランスをどう取っていくかということなんだろうと思います。  バイでいいますと、いろんな日本政...全文を見る
○岸本委員 時間が参りました。これで終わります。どうもありがとうございました。
03月16日第208回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  本日は、質問の機会をお与えいただきまして、ありがとうございます。  今、私の同僚議員である福島委員から、現場の声を代弁する、本当に熱い御質疑がありました。  私も実は、この復興特に参加をさせていただいて以来、ALPS処理水の問題をず...全文を見る
○岸本委員 済みません、私の言い方が悪かったのは、原子力規制委員会の審査結果が一〇〇%説得力を持つと言ったんじゃなくて、説得力を持たせるようにしっかりと説明してくださいということを申し上げたわけであります。その上で、やはり、国際的な専門機関であるIAEAのモニタリング情報というも...全文を見る
○岸本委員 これは、政府としてやれることは限られている中で、原子力規制委員会による説得力ある説明や、IAEAを使った国内外への情報発信ということを強くお願いするわけであります。それは本当に一生懸命やっていただきたい。  しかし、なかなか難しいですし、関係者は、一生懸命それを見ま...全文を見る
○岸本委員 それをどうやって国際的にアピールしていくのかというのは、特に日本政府は対外的な情報発信が決して上手ではない。  民主党政権の時代も、首相官邸に特別な、国際的な広報部隊を民間の専門家を入れてつくりました。恐らくその後も、政権は替わりましたけれども、同様のことは行われて...全文を見る
○岸本委員 損害賠償については、徐々に進んでおられることは理解していますけれども、もう少し早めに具体的に進めていただかないといけませんし、漁業でいうと、実は、試験操業がある程度順調に来て漁獲量も増えました。増えたといっても、震災前に比べると一割とか二割とかということなんですね。損...全文を見る
○岸本委員 できるだけ早急に基本構想を出していただけましたら、私どもは、その基本構想を基に充実した審議をさせていただきたいと思います。  これで終わります。ありがとうございました。
03月23日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  本日も質問の機会をいただきまして、ありがとうございました。  今、三十五分間の、赤木委員の精緻で網羅的な御質問、大変ありがとうございます。今の赤木委員の質問の上に成り立って、私の質問をさせていただきたいと思います。本当によく整理されて...全文を見る
○岸本委員 それで、やはり生命保険というのは、従来の死亡型に加えて、個人年金型というのが加わりました。これは橋本大蔵大臣のときだったんです。私、主税局におりましたのでよく覚えていますけれども、橋本大蔵大臣のときに個人年金型が入りました。  今後を考えても、公的年金を補完するとい...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  さらに、もう少し詳しく、年代別に生命保険文化センターが調査をされていまして、これで見ますと、二十歳代、二十歳代の方というのは余り生命保険に入られないんですけれども、実は、この制度改正をした後、二〇一三年以降は、二十歳代の個人加入率が上昇して...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  介護、医療の保険はニーズに合って増えていっているんですけれども、例えば、旧来の一般生命保険と個人年金、これは、二〇一一年以前は上限五万円でした。旧保険から新保険にどんどん入れ替わっていますから、もう十年たっていますから、どんどん入れ替わって...全文を見る
○岸本委員 今の社会保障の予算は、これは必ず適正化をしていかなければなりません。今のような形で財源を考えたときに、もつはずがないんです。そんなのはみんな分かっているんです。抜本的な社会保障制度の改革をしなければいけない、年金も医療も介護も含めて適正化、合理化をしていかなければいけ...全文を見る
○岸本委員 本当に大変つらい立場で御答弁をいただきました。申し訳ございません。  しかし、本当に、財務大臣として査定担当の大臣と要求官庁である金融担当大臣を兼務されるということの是非についても、もう今日は議論しませんけれども、大変おつらい立場だと思います、人格が真っ二つに割れる...全文を見る
03月25日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  今日も質問の機会を与えていただいて、ありがとうございます。  今日は、財務大臣に、新しい資本主義ということについて御見解を伺っていきたいと思っております。  岸田内閣が発足されまして、新しい資本主義ということを掲げておられます。よく...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  新しい資本主義実現会議の議論を拝見しておりますと、まだ始まったばかりですけれども、企業の財務分析等から始めておられます。  これも、この委員会でも、ほかの委員の先生方からも御指摘があった数字でありますけれども、例えばこの二十年間、二〇〇〇...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。内部留保については、私も同様に考えております。  さらに、内部留保といいましても、これは実は、貸方と借方で常に使っているお金もたくさんあるわけでして、まさにMアンドAの投資とかに使っているものもありますけれども、問題は現預金ですよね。現預金が多...全文を見る
○岸本委員 それで、今いろいろ税金を使った施策の議論をさせていただきましたけれども、税金というのは、当たり前ですけれども、罰金ではありません。罰金ではありません。何かよくないことを止めるために税金をかけるという発想は、これはおかしいんです、それなら罰金でやればいいので。税金は罰金...全文を見る
○岸本委員 全くそのとおりだと思いますし、最後に、質問の時間がなくなりましたので、問題提起だけをして終わりたいと思いますが、まさに賃上げを通じた分配というのは、これをコストと見るのではない、企業のコストではないんだ、価値創造の基盤になる投資なんだというふうに考える。そのために、投...全文を見る
04月05日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。  今日は、元上司の黒田総裁に質問をする機会を与えていただきまして、大変感慨深いものがあります。  ちょうど二十年以上前になりますけれども、アジア通貨危機の後、新宮沢構想、それからチェンマイ・イニシアティブに至る過程で、国際局長、...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  恐らく、私たちの目の黒いうちは変わらないんだろうというふうに私も思います。  それで、少し戻るんですが、円の国際化は、二十世紀の最後の段階で、本当に当時の大蔵省、財務省は力を入れていたと思うんですけれども、副大臣に、財務省として現時点で、...全文を見る
○岸本委員 今のが財務省の公式な見解ですけれども、これは実は質問通告していないんですけれども、黒田総裁、今の御説明を聞いて何か補足するようなことがあれば、お聞きしたいと思います。いかがでしょうか。
○岸本委員 ありがとうございます。  それで、もう残り時間が余りないんですけれども、先ほど立憲民主党の野田委員、中川委員の議論が大変基礎的な、いい議論だったと思いますし、どちらの理論の立て方もよく理解できるわけであります。  別に私は日銀の肩を持つつもりもないんですけれども、...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。そこまで言っていただいて大変ありがたいと思います。  私も、野田内閣の下で三党合意を実現するために、まだ一回生でしたけれども、そんなに選挙は強くなかったんですけれども、一生懸命やったことを思い出しました。  それで、今日は、本当に二十年前の局...全文を見る
04月08日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。よろしくお願いいたします。  これまでの審議を聞いておりまして、少し、私、違和感を持ちましたのは、役所の方の答弁が特に、政府委員の答弁が特にそうだったんですけれども、大手は立派で能力が高い、大手の監査法人はちゃんとしている、だけれども、準大...全文を見る
○岸本委員 その対応の結果としてなんだろうとは思うんですけれども、近年の処分事例を拝見しておりますと、大手監査法人によるいわゆる著しく不当な業務運営というのはないように表面的には見えるわけですけれども、これは今のような対応が功を奏したということなんでしょうか、副大臣、お願いします...全文を見る
○岸本委員 それで、今度は、いわゆる中小監査法人の方に移りたいんですけれども、同じような処分事例を拝見しておりまして、過去五年間の、著しく不当な業務運営ということで処分された事例、これを金融庁からいただきましたけれども、これはほとんど全て中小監査法人ということになっています。これ...全文を見る
○岸本委員 今副大臣からも少し触れていただいたんですけれども、じゃ、なぜ、大手の監査法人では今言ったような著しく不当な業務運営や専門研修の不適正受講がなくなっている、あるいは非常に少ない、しかし、中小監査法人においてはそれが多いということは、一体何が原因なのか。  今少し触れら...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  そうなりますと、今後とも、業界全体として公認会計士の能力向上をしていただく、あるいは、職業倫理の観点、特に、最初に申し上げた東芝とかオリンパスは職業倫理の観点から問題があったわけですから、そういうことの確立をやっていただく。  そのために...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  恐らく、特にガバナンスコードが重要になってくるんだろうと思いますけれども、監査法人の側から見ますとこれまで以上にいろいろな業務が増えていくということになるわけですから、その辺のバランスも取っていただいて、金融庁の方で、公認会計士協会と連携を...全文を見る
○岸本委員 いや、そのとおりで、そうしか答えられないと思いますが、恐縮です。  もう一つ、人手不足と言われる、監査法人から見たときの人手不足ですけれども、公認会計士の資格を持っていらっしゃる方が、実は、監査事務所以外のいわゆる事業会社あるいはコンサルティングの会社に行かれる方が...全文を見る
○岸本委員 時間が参りました。これで質問を終わります。  ありがとうございました。
04月13日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。  今日も質疑の機会を与えていただいて、ありがとうございます。  これまで、鷲尾委員や江田委員の質疑の中でもありましたけれども、経済制裁、これは西側諸国が一致団結して、より効果のあるものを引き続き強化していかなければならないものと...全文を見る
○岸本委員 そういうことですから、来年は物価は落ち着いてくるだろうということがコンセンサスなわけですから、今私たちがやる物価対策というのは本来どうあるべきかということを議論したいんです。  国会の中、あるいは大体私どもの頭の中は、いや、これは大変だ、ガソリンも上がって大変だね、...全文を見る
○岸本委員 そういう御答弁になるんでしょうけれども。  物すごく単純に、小学生の頭で考えますと、ガソリンの価格が上がっている、灯油の価格が上がっている、軽油が上がっている。じゃ、節約しましょうということになりますよね。それは、私はいいことだと思いますよ。いいことだと思いますよ。...全文を見る
○岸本委員 だけれども、資料が全部ないんです、物価関係の過去の政府の資料が。内閣府の、経済を分析される方が見られないんですよね。本当にそれでいいんでしょうか。  それでいうと、行政改革、これから省庁再編成があり得ると思いますけれども、ノスタルジーで言っているわけではありませんけ...全文を見る
○岸本委員 昔の経済企画庁には、個人名でエコノミストとして有名な人が何人もいました。今、内閣府には一人もいらっしゃらないことを指摘して、質問を終わります。
05月17日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。質問の機会をいただいて、ありがとうございます。  これまでもるる御質問がありましたけれども、例えば、企業物価指数が、直近、二桁、一〇%を超えるという大変な上昇を示している、あるいは、輸入物価指数も四〇%を超える直近の上昇ということで...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  今の副大臣の御答弁のとおりで、非常に、私ども、日本政府として参考にすべきエッセンスが含まれていると思います。  それで、今、レポートの中で、需要をどうやって抑制するのかということについても提案がありまして、例えばですけれども、建物のエネル...全文を見る
○岸本委員 具体的な省エネ対策等は理解できるんですけれども、実は、国民に対して需要抑制のお願いは余り今回していないですよね。だから、危機感が違うんだと思うんですね。  今、二十度とおっしゃいました。あるいは、夏だと二十五度でしたかね。IEAの提言は、それを一度下げましょうと。冬...全文を見る
○岸本委員 本当に、三か月とかそういうことであれば、目先、激変緩和ということなんでしょうけれども、副大臣、今、当分の間とおっしゃいました。当分の間というのはどれぐらいですか。
○岸本委員 しかし、今のウクライナ情勢は、短期的にすぐ解決されるとは誰も思っていません。そうだとすると、資源価格、エネルギーは今年の上半期だけで終わるはずないじゃないですか。そのときはどうされるんですか。
○岸本委員 行政のたてつけとしてはそういうことだと思いますけれども、恐らくこれは、鈴木財務大臣、続くんですよ、ある程度。  今回、補正予算がありますけれども、現在行われているエネルギー価格低減のための補助金、物価対策の補助金が仮に今後一年続いたとして、これ、幾らかかりますか、教...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  上半期で一・五兆円なんです。一年続いたら三兆円なんです。三兆円で市場価格メカニズムをゆがめようと私たちはしています。もしこの三兆円を脱炭素の補助金に使ったら、三〇年の四六%の減少に相当貢献するのではないかと思います。お金の使い方が本当にいい...全文を見る
○岸本委員 時間が来ましたので、最後に申し上げたいのは、今の物価対策予算についても赤字国債でやります。そして、これまでのコロナ対応の予算も赤字国債でやってきました。それはしようがないと思います。目先、今は増税なんか出来ませんから、状況的に。  しかし、再三申し上げていますように...全文を見る
06月08日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
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○岸本委員 岸本周平でございます。  本日は、一般質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  今日は、昨日閣議決定をされました骨太の方針について、まずもって御質問したいと思います。  今年の骨太の方針では、昨年までは明記されました、いわゆる二〇二五年度にプラ...全文を見る
○岸本委員 だったら、「現行の目標年度により、状況に応じたマクロ経済政策の選択肢が歪められてはならない。」というのは何なんだろうかという思いもいたします。何か言い訳が書いてあるわけですね。  そして、現実に、実は、安倍内閣、菅内閣の間は歳出歳入の改革の議論が行われず、もちろん決...全文を見る
○岸本委員 別に、私、厳しいことを申し上げているわけではなくて、今おっしゃいました、じゃ、歳出歳入改革の具体的な議論をこれまで、安倍内閣、菅内閣ではしてこなかったではありませんかということです。岸田内閣でも、今日までには、それは行われていないわけです。  そして、今回の骨太の方...全文を見る
○岸本委員 大変残念であります。  そして、最後に、これも毎回申し上げているところですけれども、今回のコロナ対策、予備費の使い方については苦言を呈したいと思いますけれども、ある程度必要やむを得なかったコロナ対策の費用も何十兆円という残高になっています。借金です、これ。そして、今...全文を見る
○岸本委員 ありがとうございます。  是非検討をお願いして、質問を終わります。  御清聴ありがとうございました。