北側一雄

きたがわかずお

小選挙区(大阪府第十六区)選出
公明党
当選回数10回

北側一雄の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月06日第123回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号
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○北側委員 公明党の北側一雄でございます。  まず最初に、政治倫理の確立の問題でお聞きをしたいと思いますけれども、これまでのロッキード、リクルート、また今回の共和や佐川の一連の事件を通じまして常に私思いますことは、やはり大切なことは、国会みずからがこうした問題が起こったときに自...全文を見る
○北側委員 今大臣がおっしゃった政治倫理審査会というのは、現実にはもう機能しておらないわけですね。やはり常任委員会として、ほかの常任委員会と同様な立場で、地位で、権威を持った政治倫理委員会というのを私は国会、院の中に設置をしていくべきじゃないかなというふうに思います。これは今大臣...全文を見る
○北側委員 非常に今大臣積極的な御答弁いただきまして、今ある政治倫理審査会をさらにもっと機能を拡大して、権威を高めたそういうものにしていくべきである、そういう御趣旨の御発言だと理解しております。ぜひそういうことで前向きに、これはもう与野党ともでございますけれども、積極的にぜひ今度...全文を見る
○北側委員 なかなか政府の方からはこうした話はお答えのしにくい問題だというふうに思うのですけれども、大臣、少なくとも我々は選挙によって公職についた議員なわけですね。選挙犯罪を犯して汚れた選挙で公職についた場合は、あなた公民権停止をしますよという規定になっているわけなんです。それは...全文を見る
○北側委員 今おっしゃった背任罪とかと収賄罪とは全然質が違うわけです。私がなぜ収賄罪だけを一般刑法犯罪の中で取り上げて言っているかといいますと、それはやはり公職、公の地位、立場、そういうものを汚した、また国民の信頼を裏切った、そういうところに着目をしているわけなんです。収賄罪とい...全文を見る
○北側委員 大臣、いかがですかね、この連座制の強化というのも、やはり今回の一連の政治改革をなすべきこうした時期に当たって、改めて検討し直すべきである、強化していくべきであると考えますけれども、大臣のお考え、いかがですか。
○北側委員 いずれにしましても、昨年の法案の中に入っている制度でございますので、それよりも後退するようなことがないようにしていかないといけないんじゃないかというふうに考えております。  それで、ここでちょっと、きょう私選挙権行使の機会の保障の問題について二、三質問をさせていただ...全文を見る
○北側委員 具体的にどういう基準かというのはおっしゃっていただけますか。
○北側委員 これ、どうして、これはもう法律にも政令の中にも五十という数字はどこにも書いてないのですね。これは自治省の指導、通知で五十人以上の病床を持つ、また老人ホームについても何様ですね。どうしてこれ、五十という数字にしないといけないのか。これが私にはちょっと理解できないのです。...全文を見る
○北側委員 余り時間がないのでくどくやりませんけれども、今おっしゃっている趣旨だったらどうして五十なんだということなんですね。選挙の公正さを保つという意味だったら、別に五十でなくても構わないわけですよ。そこはもっと柔軟に考えていくべきじゃないか。昭和二十五年に出された自治省の指導...全文を見る
○北側委員 よくわかりません。なぜ五十という数字なのかがよくわからない。四十年以上これでやっているわけですよ。ぜひこれはちょっと検討し直してもらえませんか。現実に小さな病院があるわけです。小さな病院に入院されている方がたくさんおられるわけです。そういう患者さんが投票できない、これ...全文を見る
○北側委員 私、これまでの議事録なんかも幾つか見させていただいたんですよ。全然答弁が昔から変わってないわけなんですよ。現実には寝たきり老人の数というのはふえている。現場の選管からも要請がある。本当に自治省は本気になって選挙権行使の機会を保障していこうという気があるのかどうか、私は...全文を見る
○北側委員 次に、今大臣のお手元にちょっと資料をお持ちしたんですけれども、これはどういう資料かというと、海外におられる在留邦人の数の調査表なんです。大臣、これはごらんになったらわかるとおり、飛躍的に海外在留邦人の数というのがふえておるわけなんです。  この表はどういう表かという...全文を見る
○北側委員 だから私、今三つ提案したわけなんですね。一つは選挙のできる指定病院それから指定老人ホーム、この基準を広くしてください、それから二番目に、寝たきり老人についても選挙権行使の機会が確保されるように、そういう制度を考えてください、三番目に、今申し上げたように、在留邦人の方が...全文を見る
○北側委員 ありがとうございました。
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○北側分科員 公明党の北側一雄でございます。きょうはNGOに対する支援の問題で質問をさせていただきたいと思います。  ODAによって大規模な政府間援助がなされているわけなんですけれども、それとは全く違った意味で、NGOによる途上国支援というのは非常に重要な役割を持っていると思っ...全文を見る
○北側分科員 今大臣おっしゃったように、NGOによる途上国支援というのは非常にプラスの点がある。今おっしゃった、草の根の援助ができる、また災害などの緊急時における迅速な対応が可能であるとか、そのほかにも非常にきめ細やかな対応が可能であるとか、またNGOによる支援であると直接内政干...全文を見る
○北側分科員 そういう意味で、日本のNGOは欧米に比べますとやはり歴史も浅いということもありますし、財政基盤も非常に不安定な団体が多いということもございますし、NGOの重要性からいいまして、NGOを育てていくような助成策というものが今後非常に重要じゃないか。一方、日本のNGOも最...全文を見る
○北側分科員 NGO事業補助金制度それから小規模無償資金協力制度、これはともに平成元年度から始まっているのですね。徐々に予算がふえてきてはおるのですけれども、これ、ともに三億前後の予算じゃないかと思うのです。もっとこの金額を多くしていただかないといけないのじゃないのかと訴えたいと...全文を見る
○北側分科員 ぜひNGOが支援を受けやすいような環境整備をしていただきたいというふうに思います。  次に、このNGOの事業補助金というのは事業に対する補助なのですけれども、NGOをしっかり育成をしていこう、そういう環境整備をしていこうとするならばそういう事業の補助だけではなくて...全文を見る
○北側分科員 小規模無償資金協力についてお聞きいたします。  これは提案なのですが、災害などの緊急時の支援のあり方として、こういう緊急時の支援というのは迅速な支援策というのがないと、後でやっても余り意味はないのですね。そういう場合に、一定の資金枠、限度を設けまして、本省の方の事...全文を見る
○北側分科員 大臣、このNGOの事業補助金制度や小規模無償資金協力制度はNGOを支援していくために私は非常にいい制度だというふうに思うのです。ところが実際問題、予算額としては、始まったばかりですけれども、補助金制度の方は九二年度三億四千万円、それから小規模無償資金協力九〇年度二億...全文を見る
○北側分科員 そうなんですけれども、もとの金額自体が非常に少ないですからね。大臣、NGOの自己資金の対ODA比というのがあるのですね。これが日本の場合は八九年で一・四%なんですよ。海外に比べて物すごく低いわけなんですね。また、ODAに占めるNGOの補助金の割合も八九年で〇・八%、...全文を見る
○北側分科員 しかし、それは恐らく預金をされている方の意思には合っていないと思います。だから、ことし二十四億というかなり大きな寄附金になってまいったわけで、これをさらに定着し、この制度をさらに広めていくためには、そういう特別の措置がなされることによってさらにこれが定着をしていくの...全文を見る
○北側分科員 終わります。
03月12日第123回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○北側委員 公明党の北側一雄でございます。  今回の法案でホーチミンの方に総領事館ができるということでございます。私も、昨年の夏にホーチミンの方に行かしていただきまして、その際、日本のホーチミンの元総領事館に立ち寄らせていただきました。建物はしっかり残っておりまして、中では現地...全文を見る
○北側委員 ぜひその旨進めていただきたいと思います。  まず、日本の外交のあり方といいますか、非常に基本的なところでございますけれども、これをお聞きしたいと思っております。  御承知のように、今、国際社会の相互依存関係が飛躍的に深まっております。内政と外交、また国内問題と国際...全文を見る
○北側委員 やはり外交をこれからさらに重視をしていかないといけない。内政も大切ですけれども、外政をより重視していかないといけない。そのためには、私はやはりそれなりのスタッフが必要であると思うのです。他の先進国、欧米諸国に比べまして、外務省の職員の数というのが余りにも少な過ぎる。今...全文を見る
○北側委員 本当に一挙にはできないことであるとは思うのですけれども、時間をかけまして計画的に人材育成を進めながら外交スタッフを充実させていただきたいとお願いを申し上げる次第でございます。  これに関連いたしましてちょっとお聞きいたしますが、カンボジアの在プノンペン日本大使館、こ...全文を見る
○北側委員 外務省の方では、プノンペンでのほかの国の、特に欧米の国々の大使館でどの程度の外交スタッフを有しているのか、掌握しておられるでしょうか。
○北側委員 今カンボジア問題は世界が非常に注視をしている問題でございます。欧米とかASEANの国々が競って人を派遣する。世界がカンボジアの和平、復興の行方に関心を持っている。特に、国連がカンボジア問題でどれだけの役割を果たしていくのかということを注視している。世界の多くの目がカン...全文を見る
○北側委員 カンボジアヘの支援策についてお聞きをいたします。  いよいよUNTAC、国連カンボジア暫定行政機構が本格的な活動を始めます。報道によりますと、一昨日の十日に、UNTACに所属するところのPKFの第一陣、たしかインドネシアじゃなかったかと思いますけれども、PKFの第一...全文を見る
○北側委員 これまで日本が選挙監視団に参加したことが何度がございます。私の知っているところでは、八九年の十一月に国連ナミビア独立支援グループに二十七名の選挙監視要員を派遣、さらに九〇年の二月に国連ニカラグア選挙監視団に六名の選挙監視要員を派遣。この二例の選挙監視団に参加した際、具...全文を見る
○北側委員 ということは、軍事部門は別にしまして、仮にこういう文民警察なり選挙監視、行政監視等の文民部門に日本がしっかり参加をしていこうと思えば、これは今までのナミビアとそれからニカラグアの例でもわかりますとおり、外務省に勤めている方は別として、そうでない方は一たん外務省の職員と...全文を見る
○北側委員 そういう方法でやるとしたら、先ほどの外務省定員法ですね、この定員の枠内で派遣をしないといけない、定員の枠内でやらないといけないということになりますね。
○北側委員 要するにそういうことでございまして、今までのナミビアとかニカラグアの場合と今回は違うわけなんですね。カンボジアの場合は先ほどの話でもわかるとおり、三千六百人の文民警察、二千人の文官、これは最大規模の時点ですけれども。一方、カンボジアというのは日本から非常に近いアジアの...全文を見る
○北側委員 私が心配しておりますのは、このPKO法案は成立をしない、そういう事態になってしまった場合に、結局日本としてカンボジアに本当に数名とか数十名程度の人しか派遣をできない結果になってしまうんじゃないのか、私はそれを一番恐れておるわけでございます。だから、このPKOの法案につ...全文を見る
○北側委員 私は、私個人はPKOは賛成でございます。ただ、国民の御理解を得ながら徐々に進めていかない上いけないのではないのかなというふうなことも感じます。  そういう意味で、先般我が党の方で、とりあえずは小型武器を所持しなければいけないような人の参加については将来的な問題として...全文を見る
○北側委員 いや、私が言っているのは、これ以上質問をいたしませんけれども、仮に成立が何らかの形でできたとしても、じゃ法律ができればすぐに人が派遣できるのかといったら、そうじゃないと思うのです。やはりそのための準備作業を事文民部門については今からしっかりしておかないといけないのでは...全文を見る
○北側委員 関連いたしまして、カンボジアにはアンコール・ワットというすばらしい遺跡がございます。アンコール・ワヅト、アンコール・トムですね。先般カンボジアに行ってこられた議連の方からもお伺いしたのですけれども、相当この遺跡が傷んでおるというのをお聞きいたしました。日本でも上智大の...全文を見る
○北側委員 昨日、UNTACの明石事務総長特別代表が国際平和協力特別委員会で、UNTACの総額、これは推計でございますけれども、二十八億ドルの経費の分担につきまして、日本の国連の予算分担率一二・四五%に加えて、総額として三分の一程度の負担をぜひしてもらいたい、また誘い水の役割を果...全文を見る
○北側委員 このカンボジアと日本との地理的な関係、また歴史的な関係、また経済的な状況を考えましても、やはり私は相当な支援をしなければいけないというふうに考えます。どうせやるなら、どうせ相当な財政支援をするならば、後から出すのじゃなくて、きのうの明石さんのお話じゃないけれども、こう...全文を見る
○北側委員 それでは、時間も余りございませんけれども、カンボジアの問題はこれぐらいにいたしまして、お隣のミャンマーの情勢に対する対応についてお聞きをいたします。  ミャンマーにつきましては、御承知のように九〇年の五月に総選挙が実施されまして、アウン・サン・スー・チー女史が率いる...全文を見る
○北側委員 このミャンマーの問題につきましても非常に世界が注目していることでございますので、積極的な役割を日本政府は果たしていただきたい。特に欧米の国々がなかなかミャンマーに対して影響を与えることができないというふうな状況にあるようでもございますので、そういう意味で本当に日本の立...全文を見る
○北側委員 十万人余りの難民、これは毎日毎日ふえておるというふうに報道をなされております。この問題につきましても積極的な政府の対応をお願いをいたしまして、質問を終わります。  以上でございます。
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○北側分科員 大臣、長時間御苦労さまでございます。私は、公明党の北側一雄でございます。きょう私、学校保健の問題で幾つか御質問をさせていただきたいと思います。大臣の手元に保健室利用者調査報告書というのが行っておりますでしょうか。きょうはこれに基づいて幾つか御質問をさせていただきたい...全文を見る
○北側分科員 大臣ももう目をお通しのことと存じますけれども、私、この報告書を読ませていただきまして、非常に時宜に即した調査であるというふうに思います。  かいつまんで、私が非常に感じた部分をちょっと見させていただきますけれども、大臣、ちょっとごらんになっていただけますか。五ペー...全文を見る
○北側分科員 御丁寧な御答弁ありがとうございます。もう少し簡明で結構でございます。  今子供の健康というのが大きなテーマになっておるわけなんですね。養護教諭の先生、学校の先生などに聞きましても、何が問題かといいますと、病気ではないんだけれどもどこかおかしい子、どことなく何となく...全文を見る
○北側分科員 大臣、この調査報告書を見ていただいても、養護教諭の方というのは大変だなという実感を恐らく持っていただけるんじゃないのかなと私思うんです。養護教諭の仕事として、例えば健康診断をしたときの生データなどを集計いたしまして統計的な資料として報告するなどという作業を、養護教諭...全文を見る
○北側分科員 私は、保健教育というのは、要するに子供たちの心と体の健康教育ではないのかというふうに思います。健康教育について具体的にどのように取り組んでおられるのか、御答弁をお願いできますか。
○北側分科員 教科として教えるのもいいんですけれども、やはりその一人一人の子供の個に応じた健康教育をしていかないといけないんじゃないのか。そういう意味で、私は、保健教育、健康教育の中心者として、先ほどから挙げております養護教諭の方を位置づけていくべきなんじゃないのかなというふうに...全文を見る
○北側分科員 ですから、保健管理、保健指導というだけじゃなくて、私が言いたいのは、教育ということを言っているんですね。保健教育の、健康教育の中心者として位置づけるべきじゃないのかということを申し上げているわけでございます。その意味で、今学校教育法では、教諭、一般の先生方の教諭と養...全文を見る
○北側分科員 大臣、この養護教諭という名称をどう思いますか。これはよく誤解されるんですよ、養護学校の先生と。私は、この養護教諭という名称も変えるべきであると思います。保健室も、保健室というんじゃなくて、健康センターとか健康教育センターというふうに変えるとか、そういう発想があってい...全文を見る
○北側分科員 単に名称だけじゃなくて、養護教諭というもののあり方、本質の問題ですね、そこをやはり変えていかないといけないというふうに思います。
○北側分科員 要するに養護教諭の先生も健康教育、保健教育をつかさどる先生であるというふうに私はしっかりと位置づけをしていくべきであるというふうに思います。  余り時間がなくなってきたんですけれども、先ほど申したように子供の健康というのは今非常に大きな問題になっているんですが、先...全文を見る
○北側分科員 最後に一問だけ、健康診断についてお聞きいたします。  まず、小学校の就学時の健康診断なんですけれども、私は、個に応じた健康教育をしていこうと思いましたら、その小学校に就学するまでの子供の健康状況とか養育された環境について理解する必要があると思います。これを可能な範...全文を見る
○北側分科員 以上でございます。
03月26日第123回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○北側委員 公明党の北側一雄でございます。  今上田先生からも実態調査について御質問がございました。私も、まずこの実態調査の点から質問をさせていただきたいと思っております。  昨年の十二月に地域改善対策協議会が出しました意見具申、その中にも「これまでの地域改善対策の効果を測定...全文を見る
○北側委員 それは目的じゃなくて内容なんですね。何のために行うのかということを私は聞いておるんです。
○北側委員 そういうことだと思うのですね。「同和地区の実態や国民の意識等について把握することは重要である。」と指摘しているわけですから、単にこれまでの地域改善対策の効果測定だけをするのじゃなくて、これは今後の同和行政のあり方に反映させよう、特にその重点課題とされているようなものに...全文を見る
○北側委員 この調査をどのような内容で、どのような方法で、遅くてもいつごろまでには実施しようと考えておられるのか。正確な時期については御答弁いただく必要はございませんが、大体いつごろまでにぜひ実施をしたいというふうに今総務庁がお考えなのか、御答弁をお願いします。
○北側委員 私が最初に目的について聞かしていただいた趣旨は、この全国規模の調査を行う目的というのは、単に効果測定だけじゃないんだ、今後の同和行政の具体的な施策に反映をさしていくためにこういう調査を行うんである。一方では、今提出されている法案というのは時限立法五年間でございます。そ...全文を見る
○北側委員 それでは質問を変えますけれども、御存じのように大阪府が一昨年の五月にかなり大規模な調査を実施しております。一昨年の五月に実施をいたしまして、そして昨年の三月に取りまとめられました同和対策事業対象地域住民生活実態調査、もう一つありまして、大阪府民の人権問題に関する意識調...全文を見る
○北側委員 私論ましていただきまして、この大阪府の答申、本当に非常に具体的、詳細に書かれておりまして、ぜひ参考にしていただきたいと思うのです。  ちょっと個別の話をさせていただきますが、この大阪府の実態調査の中で、結婚に伴う被差別体験という項目があるんですね。これについて次のよ...全文を見る
○北側委員 そのとおりで、啓発が重要であるというふうに意見具申も言っているわけですね。ちょっと意見具申を読ませていただきますと、啓発活動について今審議官が読まれた後の文章です。   同和問題が国民的課題であるという趣旨は、  国民の一人ひとりが本問題に主体的に取り組む  こ...全文を見る
○北側委員 大臣、啓発というのが非常に私は重要であると思います用意見具申でもそのように述べられております。予算も平成四年度予算で少しふえておるのですけれども、創意工夫をするとともに、やはりもともとのこの予算の額が私は少ないと思うのです。もっと大幅な予算額の計上というのも必要じゃな...全文を見る
○北側委員 以上でございます。ありがとうございました。
03月27日第123回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○北側委員 公明党の北側一雄でございます。  まず最初に、今回の法案では、永住資格のない長期滞在者につきましては指紋押捺制度を廃止しないということになっております。この長期滞在者について指紋押捺制度を廃止しない合理的な理由というのは一体何なのか、具体的に説明をお願いしたいと思い...全文を見る
○北側委員 私が答弁を求めておりますのは、長期滞在者について、なぜ指紋押捺制度を廃止すると同一性の確認の支障になるのかということを具体的に説明してくださいということを求めているわけです。
○北側委員 では、私の質問を変えましょう。永住資格のない長期滞在者について、鮮明な写真そして署名でどうして同一性の確認ができないのか、そこを具体的に、どういう場合を想定して同一性の確認がしにくいとおっしゃっているのかを答弁してくださいというふうに質問しているわけです。
○北側委員 鮮明な写真と署名でどうして同一性の確認ができないのかと聞いているのです。
○北側委員 通常は鮮明な写真と署名さえあれば同一性の確認はできるのじゃないですか。
○北側委員 私は今回の法案についての説明を求めているのじゃなくて、そもそも長期滞在者について、私が思うには鮮明な写真や署名があれば通常は十分に同一性の確認はできるんじゃないのですかというふうに聞いているんです。それがだめだというなら、そのためだという具体的な理由をおっしゃっていた...全文を見る
○北側委員 今私は、法務省のこれまでの考えは長期在留者さらには永住者こそ不正規在留者と区別するために指紋押捺が必要なんだと言っていたんですよ、それの変更になるんじゃないですかということを申し上げているのです。
○北側委員 どうも御答弁ができないようですね。  もう一つ言わしていただきますと、やはり八七年の外国人登録法改正の際に同じく入管局長がこういう答弁をしているのですよ。永住者とその他の外国人を区別できないんだという答弁をなされているのですね。永住者とそれ以外の方とを区別することに...全文を見る
○北側委員 先ほど附帯決議のお話をされましたけれども、附帯決議では区別するなんということは一つも書いてないですよ。衆議院の法務委員会での附帯決議は「同一人性の確認の手段について、指紋押なつ制度に代わる制度の開発に努めること。」永住者とそうでない長期在留者とを区別しろだなんというこ...全文を見る
○北側委員 質問しても恐らく御答弁無理なのでしょうからもう質問はいたしませんけれども、要 するに今回の法案に長期滞在者について指紋押捺制度を残されたというのは、これまでの法務省のお考えとも反するし、理論的にもおかしいし、そして実際的にも、私は鮮明な写真、署名で十分通常は同一人性...全文を見る
○北側委員 大臣、私今ずっと質疑をやってきまして、そういう理由からもう指紋押捺制度について全廃すべきである、そして長期滞在者については鮮明な写真それから署名、これで同一人性確認の手段としていくという方法を採用すべきじゃないかなというふうに思うのですけれども、大臣いかがですか。
○北側委員 いずれにしても私は、永住資格のある人と長期滞在者は区別する理由はないというように思います。ぜひこれは検討をしていただきたいと思うのです。こういう制度をつくって、三段階になりますね。そして、今度は欧米からの外圧があってまた何か変えないといけないなんというのは本当にみっと...全文を見る
○北側委員 これ以上質問しても仕方ないので別のにしますけれども、これまでに採取された指紋はどういうふうに処置されるのですか。
○北側委員 法務省の方に行っております指紋原紙はどのようにされますか。
○北側委員 この法案が通りましたら、法務省に今保管されてございます指紋原紙を残しておく必要性は全くないと思いますけれども、どうですか。
○北側委員 入管局長から必要がなくなるという認識の御答弁がございました。この指紋原紙を他に転写しているというようなことはございませんね。
○北側委員 では次に、署名の問題についてお聞きをいたします。  今回、永住資格を取得されている方々については署名義務が出てきます。この署名、身体障害なんかで署名が困難な人、それから時には十分な識字能力がない人、さらには病気等で本人が市町村に出頭できないような場合、こういう場合に...全文を見る
○北側委員 この署名したものを外国人登録証に転写するわけですね。この署名を転写する必要性というのが一体どこにあるのか、具体的に説明をしていただけますか。
○北側委員 ただ指紋と同じで、現場で署名義務なんというのはないんですよね。
○北側委員 だから、そういう意味では、現場での同一性の確認というふうに転写する必要性の理由をおっしゃったんですよね。ところが、署名義務なんかないわけですから、登録証にあえて転写する必要性はないのじゃないかというふうに私は申し上げているわけなんです。
○北側委員 ほかにもたくさん質問したいので次に行きますけれども、不署名罪の罰則が今回設けられているわけですね。これが十八条の一項の八号の二で新設をされておるわけなんですが、「一年以下の懲役若しくは禁錮又は二十万円以下の罰金」これは余りにも重罰過ぎるのじゃないか、厳罰過ぎるのじゃな...全文を見る
○北側委員 よく納得できないですね。署名しないことによってこうむる不利益ですか。署名しないことによってこうむる損失、不利益がその懲役、禁錮刑また二十万円以下の罰金を科さなければいけないような果たして不利益なのかどうか、ちょっと私には納得できないですね。  この改正法案が仮に通り...全文を見る
○北側委員 この法案が通りましたら、この中では永住資格を取得された方々については指紋押捺義務はもうなくなるわけです。それを、施行まで法律が生きているから形式的に、しゃくし定規に十六歳に至ったから適用するというのはおかしいと思います。これは当然何らかの経過措置を設けるべきであると思...全文を見る
○北側委員 もう廃止をする法でございますので、ぜひ経過措置をとっていただきたいと強くお願い申し上げる次第でございます。次に、登録証の常時携帯義務の問題についてお聞きをいたしたいと思うのであります。  昨年の日韓覚書の中では「外国人登録証の携帯制度については、運用の在り方も含め適...全文を見る
○北側委員 これまで常時携帯義務について常識的かつ弾力的な運用ということを何度がおっしゃっておられます。弾力的運用とは何か、その基準を具体附に説明してください。
○北側委員 弾力的運用の基準を具体的に教えていただきたいのです。例えば現場の警察官が、弾力的運用と言われてもその具体的基準がなかったらわかりません。基準を述べていただきたいと思うのです。
○北側委員 きょうは警察庁の方も来られていますよね。この弾力的運用の現場での基準の判断は一体だれがするのか。
○北側委員 原則としては、現場の警察官が判断するにしては、審議官が先ほどおっしゃったような基準というのは余りにも不明確じゃないか、法的安定性というような問答にももとるんじゃないのか、そういうふうに私は思うのです。  そこで、ちょっと具体的な事例を通してお話をさせてもらいたいと思...全文を見る
○北側委員 だから、その常識的かつ弾力的な運用といっても、現実にこの種のケースで検挙されているわけですよ。それで高裁で無罪になっているわけですよ。弾力的運用、常識的な運用と言っても明確な基準がなかったら現場の警察官は判断できないですよ。
○北側委員 それでは、別の観点から質問しますけれども、登録証不携帯で検挙された件数はどのように推移していますか
○北側委員 その昨年の四十二件、三十四人の検挙の内容はどんな内容ですか。不携帯のみで検挙されている事例はありますか。
○北側委員 不携帯のみで検挙されている事例はありますか。
○北側委員 去年は、今御答弁がございましたように不携帯で検挙された件数、四十二件、三十四人。そのうち不携帯のみで検挙されているのは十一件。たった十一件なんですよ。そのために、そういう処理状況であるにもかかわらず、登録証携帯義務というのをとらなければいけないのかどうか。私は、そもそ...全文を見る
○北側委員 本法案がそもそも、永住者とそうでない人を、最初冒頭で盛んに質問したように、区別をしている法案なんですよ。甚だしい自己矛盾の御答弁だと私は思いますね。この問題についてはまだ後日しっかりさせていただきたいと思うのです。  今回の法案が仮に通りましたら、外国人登録原票の様...全文を見る
○北側委員 今私、ここに持っておりますのが、現在の外国人登録原票なんですね。私は去年の法務委員会で質問させていただいておるのですが、現在の原票の備考欄のところに、結果として刑務所など矯正施設への在監歴の記載が残ってしまうという問題について質問をさせていただきました。そのときは、当...全文を見る
○北側委員 当時左藤国務大臣でしたけれども、左藤大臣も、そういった面も含めてよく検討するというふうに言っていますので、この機会にそういうことがないようにしていただきたいとお願いを申し上げる次第でございます。時間が来ましたので、これで終わります。ありがとうございました。
08月28日第124回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○北側委員 まず最初に、UNTACへのPKO協力隊の日本からの派遣が近々に予想をされております。簡単に、法文に定めております国際平和協力手当についてお聞きをしたいと思います。  御承知のように、長年のカンボジアでの内戦が終わった地域でございます。もちろん治安状態も日本のようには...全文を見る
○北側委員 もう一点だけ質問させていただきます。  隊員が現地でこのPKOの業務に従事いたしまして、そのために万が一災害を受けた場合の補償の問題なんですが、これについてどのように考えているか。  もう一つ、保険の問題なんですね。隊員が恐らく行く前に損害保険等を掛けるかと思うの...全文を見る
○北側委員 ありがとうございました。  私も昨年の七月にカンボジアに行かしていただいておるのですけれども、非常に厳しい環境の中での長期間の任務となりますので、ぜひ厚い手当、また厚い待遇をしてあげていただきたいとお願い申し上げる次第でございます。  次に、調整手当の問題について...全文を見る
○北側委員 賃金、物価、生計費の三指標を参考に七市一町を選ばれたということでございます。私は、少し勉強させていただいたのですが、この調整手当の見直しの基準となる賃金、物価、生計費の三指標、これがそれぞれ当該地域の生活実態とか経済情勢を的確に反映していると本当に言えるのかどうか疑問...全文を見る
○北側委員 私は結論を聞いているのじゃなくて算出方法を聞いておるわけなんです、高石市の場合の。  もう時間がないので私の方から言いますけれども、高石市の場合は、この三つの指標のうちの物価それから生計費、これについては独自の指標がないのではないですか。
○北側委員 今のお話のとおり、物価、生計費については独自の指標がない。独自の指標がないから同じような人口のところの平均値ですかをもとにされて数値を出されておる。そうなりますと、人口は少ないけれども都市化されているようなところについての物価、生計費がどうしても低くなってしまうのです...全文を見る
○北側委員 先ほど申し上げたように、小さなこの大阪府下で都市化がすべて進んでいます。そういう小さな大阪府下で、一〇、六、三、〇なんて調整手当の割合が変わっていて、転勤があるごとに調整手当の額が変わってくるというのは私はおかしいと思う。特にこれは地方自治体に、準じる扱いをしろと一応...全文を見る
○北側委員 九年間の経過措置を考えておられるということでございます。それはそれで結構なんですが、経済情勢とか社会情勢というのは、これは短期間に大きく変化をしてまいります。今回この引き下げの該当地域になっている地域というのが、例えば泉大津や貝塚、泉佐野、和泉、高石、これは大阪の泉州...全文を見る
○北側委員 時間が終わりましたので、終了いたします。ありがとうございました。
12月01日第125回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号
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○北側委員 公明党の北側一雄でございます。  今回の九増十減案でございますが、現行の定数配分が憲法違反の状況であるため、これを回避するための緊急是正であるというふうに思います。今、自民党の党内におきましても抜本的な選挙制度改革について議論はなされているかと思いますが、昨年の小選...全文を見る
○北側委員 私が申し上げたいのは、抜本的な選挙制度改革、私も必要であると思います。積極的に議論をしなければいけないと思います。しかし、それが合意に至るまでにはさまざまな困難が恐らくあるであろう。であるならば、現時点で、現行の中選挙区制度のもとでも抜本是正の道筋をやはりある程度明ら...全文を見る
○北側委員 いずれにしましても、今回のこの九増十減案というのはあくまで緊急是正にすぎないということだけは確認し合いたいと思いますし、この選挙制度改革について抜本的な議論をするにしても、仮に合意を得ないならば、やはり近い将来私はこの現行中選挙区制度の抜本是正をしなければいけない、そ...全文を見る
○北側委員 今お話に出た没収、追徴のことなんですけれども、例えば追徴、これは没収というのは現実的にはなかなかあり得ない話なんです。没収というのは特定物に対して、お金の場合は特定物じゃございませんから、追徴というのが大半の場合だと思います。ところが、個人の場合はいいですよ、量的制限...全文を見る
○北側委員 もう時間が来ましたのでこれで終わりますけれども、私は、選挙制度改革、抜本的な選挙制度改革をする前に、やはり我々が腐敗防止のための制度づくりを一生懸命汗を流してつくっていかなければいけない。  今私、罰則の強化の話をいたしましたが、それ以外にも政治資金の透明性の強化の...全文を見る
○北側委員 以上で終わります。
12月01日第125回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○北側委員 公明党の北側一雄でございます。  私は、主に自民党事件について質問をさせていただきます。  まず、自民党の動きについて警察庁の方に最初にお聞きをしたいと思っております。日本自民党が、今回問題になっておりますのけ八七年の竹下当時の幹事長に対する街宣活動、攻撃でござい...全文を見る
○北側委員 今の御答弁で、今問題になっておる自民党事件の五年前に既に日本自民党が森政調会長に対する攻撃を、今一日というふうにおっしゃいましたけれども、国誠会という団体と一緒に街宣活動をしておった、そういう事実が判明したわけでございます。  今回のこの自民党の街宣活動に対しまして...全文を見る
○北側委員 この八七年の自民党総裁選の前には、多くの右翼団体が竹下氏への攻撃をしておったというふうに理解しております。その中でも、この日本自民党の攻撃というのは非常に執拗で、かつ激しかった、そのように私は理解しております。この点、当局の認識がどうなのか。  また、私、警察庁の方...全文を見る
○北側委員 それでは、先日の竹下氏の証言、また金丸氏の証言、この証人喚問の結果をどう読むかということを総理にお聞きをさせていただきたい、そのように思います。  委員長、総理の方にこの金丸証言の速記録をぜひごらんになっていただきたいと思いますので……。  総理もこの金丸証言、お...全文を見る
○北側委員 ここは、なぜ覚えていないかという理由は、お酒を飲んでいたからじゃないんだというふうにおっしゃっているのです。お酒を飲んでいたから覚えていないのじゃなくて、そのときの話が自分にはほとんど関心がない自民党の話だったから自分は覚えていないんだ、このように証言されておることは...全文を見る
○北側委員 今国民が一番関心を持っておるこの佐川事件、国会で証人喚問がなされたその証言、それをどう読むか、それについて総理が御答弁できないというのは私はおかしい、そのように思います。  さらに言わせていただきますと、同じく金丸証言の四十七ページをごらんになっていただきたいのです...全文を見る
○北側委員 もう時間がないから次に行きますけれども、今のが三点目。  最後に四点目に、やはり竹下証言から、自民党の街宣停止に石井氏が介在したことを竹下氏は八八年十二月に知った、今述べました。それ以降の九一年六月に、多大の負債を負った東京佐川の再建について、二日間、竹下氏が渡邉氏...全文を見る
○北側委員 少し話を変えまして、金丸氏の受領した五億円の問題ですね、これについて、この課税関係について国税庁の方にお聞きをさせていただきます。  これからお話しすることは一般論でございます。一般論として先日も国税庁の方がこのように答弁されておりました。一般論として、政治家個人が...全文を見る
○北側委員 裏づけが必要である、要するに、政治活動に具体的にこのように使ったと証明できる資料を提出しなければ雑所得として課税されるべきと、このように考えてよろしいわけですか。
○北側委員 要するに、政治活動に具体的に使われたことが証明をされないといけないのですよね。  金丸氏が受領した五億円については、金丸氏個人が受領した政治資金であることを法務当局は認定しながら、この五億円について、金丸氏の保有金の収支報告もない、金丸氏の政治団体にも収支報告がない...全文を見る
○北側委員 今私は、国会に報告をしていただきたいと、そのように質問したんですが。
○北側委員 私の方から最後に一問だけ委員長にお願いをいたしまして、冬柴議員にもう一問質問さしていただきたいと思っております。  きょうは衆議院での予算委員会の総括の質問でございます。私は、まだまだこの佐川事件の真相解明というのは始まったばかりであると思うんですね。そういう意味で...全文を見る
12月09日第125回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○北側委員 公明党の北側一雄でございます。今も同僚委員の方からソマリア支援の問題の質問がございました。私も、まずソマリアのこの支援の問題についてお聞きをさせていただきたいというふうに思っております。  御承知のように、このソマリアの今の状況は悲惨な状況になっておりまして、昨年の...全文を見る
○北側委員 この支援の内容として今経済支援のことを中心におっしゃったと思うのですが、多国籍軍が形成をされました。これに対する経費負担について例えば経済支援をしていかれる意思があるのかどうか、お尋ねをしたいと思います。
○北側委員 いずれにしましても、こうした経済支援というのはその時期に適切な対応をしていかないと、後でやっても何の意味もないと私は思うのですね。必要なときにさっと出すということが非常に大事じゃないかなと思うのです。今現実に、きょう多国籍軍がソマリアに上陸をするというように報道をされ...全文を見る
○北側委員 次の質問にいきますが、既にECはもう決めているのですね。国会もあすで終わるわけですね。やはり非常に重要なことでございますので、そういう非常に不明確な答弁しか出ないというのはいかがなものかなというふうに私は思うわけでございます。  それで、このソマリア支援について経済...全文を見る
○北側委員 今の御答弁は、ソマリアの今のこの悲惨な状況というのは主にこれは紛争に起因をしている、確かに干ばつという自然災害の側面もあるけれども、主に内戦の激化という紛争に起因するものだから、これは国際緊急援助隊の派遣というのはできないのですよ、これはやるとしたら国際緊急援助隊では...全文を見る
○北側委員 今の詳しい御答弁にあった通り、この国際緊急援助隊法の改正前であるならば、例えば今回のソマリアの問題でも、国外、ケニアとかエチオピアに百万人近い難民が移動してキャンプを張っているわけですね。例えばそういうところの医療活動等であれば日本も、かつての改正前の国際緊急援助隊で...全文を見る
○北側委員 目下検討しておるところを聞かせていただきたいのです。私は今の答弁は、今後のことを考えると非常に大事なところだと思うのですね。  ソマリアの支援を考えましたら、ソマリアの国内に入って支援活動をするというのももちろんあるのですけれども、先ほど申し上げましたように、ケニア...全文を見る
○北側委員 ちょっと念のために確認します。国外の難民支援をするとします。法律上、今この五原則がございますよね、人道的な国際救援活動においても五原則の要件があります。これがこの要件を満たしているのか満たしていないのか答えてください。
○北側委員 そういうことなんですよね。ソマリアじゃなくても、ケニアとかエチオピアの受け入れ同意があればこのPKO法に基づく人道的な国際救援活動の派遣ができるわけなんですよ。それを今検討しないといけないわけでございまして、改正前の国際緊急援助隊であれば当然外務省内部でやっているわけ...全文を見る
○北側委員 こういう支援というのは時期をおくらしたら何の意味もないわけなんですよ。それをいまだに検討しますというふうな御答弁では……。  この数年の間の一番の論点は、今まさしく日本というのは経済支援だけでいいのか、やはり人的な貢献をしないといけないんじゃないか、これがこの数年の...全文を見る
○北側委員 大臣、この間の改正で自衛隊の方もこの国際緊急援助隊に参加できるし、また、人道的な国際救援活動についても自衛隊の方が参加する必要性がある場合も当然出てくると思うんですね。  で、大臣にちょっとお聞きしたいんですが、自衛隊内部では、防衛庁内部ではと言った方がいいかもしれ...全文を見る
○北側委員 いずれにしましても、今の議論の中で、ソマリア国内については厳しいけれども国外難民の支援については、ケニアとかエチオピア等の受け入れ国の同意さえあれば法律上十分可能なわけですね。もちろん、現地のニーズとか安全性がどうなのかとか、そういう検討は当然必要なんですけれども、現...全文を見る
○北側委員 時間がないので私の方からお話ししますが、大臣もぜひちょっとこれを聞いていただきたいのですが、人的支援が重要である、その人的支援というのは、何もPKOとか緊急援助隊だけじゃないのですよね。例えば、私が聞いている情報でも、このソマリア支援の問題で日本の国内のNGOが、何と...全文を見る
○北側委員 というふうに、今一つの例ですよ、日本のNGOもソマリア支援でやろうとしているわけですよ。こういうNGOをしっかり政府としてバックアップをしてあげることが私は非常に重要であると思うのです。  去年、バングラデシュで台風がありました。私、その後に現地に行きました。実際現...全文を見る
○北側委員 時間が来ましたので質問を終わりますが、大臣も政府の一員として、ぜひこのNGOへの支援というのを検討していただきたいのです。今御答弁あったのですけれども、実を言うと緊急性には対応できないような制度ばかりなんですよ、二つとも。こういう緊急の場合に、そういう日本の国内NGO...全文を見る