北側一雄

きたがわかずお

小選挙区(大阪府第十六区)選出
公明党
当選回数10回

北側一雄の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第162回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(北側一雄君) 二問、御質問をちょうだいいたしました。  一問は、住宅等の耐震化と津波対策でございます。  これまで、耐震診断、改修に対する補助制度、融資制度など、制度の充実に努めてきたわけでございますが、さらに平成十七年度予算案では、従来の補助事業を一元化、統合化...全文を見る
01月26日第162回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(北側一雄君) 二問御質問をちょうだいいたしました。一問は津波対策でございます。  津波対策につきましては、その現状と課題につきまして、現在、専門家の方々にも御参加いただきまして総点検を行っているところでございます。今後の基本的な方針、また対策について今年度中に取りま...全文を見る
01月27日第162回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○北側国務大臣 御指摘のように、昨年は豪雨災害また台風被害が重なりました。それを受けまして、私の方で、これまでの豪雨災害対策、これをもう一度総点検しましょう、見直しをしようということで今やらせていただいておるところでございます。  まず、中小河川においてのはんらんが多かったわけ...全文を見る
○北側国務大臣 最初の御質問のJR高山線でございますが、今約三十八キロにわたりまして運転中止になっている状況でございます。大変な被災状況でございまして、河川それから道路の災害復旧とこの鉄道の復旧とは一体的に実施する必要があるということで、今岐阜県の方と協議をしている真っ最中でござ...全文を見る
○北側国務大臣 今委員の方から御指摘のあったとおりでございます。  我が国は、歴史的に見ても地形的に見ても、この豪雨災害、台風災害、風水害から私は避けて通れないというふうに思っております。  三点重要な点があるかと思うんですけれども、一つは、河川整備等、そういう社会資本整備を...全文を見る
○北側国務大臣 住宅の耐震化につきましては、私ども、要求官庁の方でございます。予算面におきましても、また税制面におきましても、耐震化を支援する措置は極めて重要であるというふうに思っております。  それから新幹線でございますが、今、事故調査委員会で事故の原因について調査をしておる...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃっております首都機能を代替し得る危機管理的なものという意味の副首都は、世界の主要な国ではないと承知をしております。ただし、立法府と行政府が別々の都市にあるだとか、それから行政府が複数の都市に分散されている国々というのはございます。
01月28日第162回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○北側国務大臣 委員御指摘のように、このたびの中越地震は中山間地を襲いました直下型地震であるということで、御指摘のような住宅宅地における擁壁の倒壊等の地盤災害が多数発生をいたしました。私どもといたしましては、今ある制度をできるだけ柔軟に活用しようということで、精いっぱいの運用をさ...全文を見る
○北側国務大臣 今、総理からお話がございましたように、総理の御指示は、事務次官等行政経験者の任用を固定化しないというところにあるかと思います。  今御紹介がございました鉄道建設・運輸施設整備支援機構でございますが、この現理事長は昨年の十一月一日に理事長になったわけでございますが...全文を見る
01月31日第162回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(北側一雄君) 委員今御指摘ございましたように、非常に新潟県の旅館等ではキャンセルがたくさん出ております。しかし、一月二十七日時点で建物自体の損壊により営業を廃止、停止をしている宿泊施設はわずか十五軒でございまして、それ以外はすべて営業をしておるわけでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 住宅についての耐震化も現在まだ不十分な住宅が二五%程度ございます。また、非住宅の、今もお話ございましたが、非住宅でも多数の方々が利用される建築物におきましてまだ三五%が耐震性が不十分というふうに見ております。  この耐震化につきましては、関係大臣とも是...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 来年度予算の話になりますが、平成十七年度予算におきましても従来の耐震改修、また耐震診断の幾つかの補助事業につきまして、これを地方公共団体が使いやすいようにしていただこうということで統合化をさせていただきたいと思っております。  また、住宅政策といたしま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) お答えいたします。  新潟県知事が昨年の十一月の二十六日付けで二つの入港条件を万景峰号に提示をしたところでございます。二つの条件といいますのは、一つは、平成十七年一月一日以降に入港する際には適正な保険契約を締結していること、もう一つは、新潟港内において...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員も御承知かと思いますが、油濁損害賠償保障法という法律、改正をさせていただきました。これが三月の一日から施行になるわけでございます。これはもうあらゆる船がすべてでございますけれども、座礁船等の問題等がございましてこの法律が改正をされたわけでございまして...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この法律改正は何も北朝鮮船だけを対象にしたものではございません。すべての外航船舶について、座礁船の放置問題等が生じたことによって、これではいけないということで改正なされたわけでございます。三月一日から施行になるわけでございまして、すべての外航船舶に対して...全文を見る
02月01日第162回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(北側一雄君) 具体例を幾つか申し上げたいと思いますが、例えば昨年の中越地震によりまして、河道閉塞と言いまして、信濃川水系の芋川が、河道が閉塞をいたしました。御承知のように大きな池のようなものが三つできてしまったと、そのことは皆さんもよく御承知のことと思います。(発言す...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、都道府県管理の河川が例えばどの程度あるかと申し上げますと、一級河川の中で都道府県管理の区間が、これは延長で七万七千キロございます。さらに二級河川、これは都道府県管理でございます、これが三万六千キロございまして、合計十一万三千キロが都道府県管理の河川と...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず一つは、先ほど申し上げたように、河川整備といってもまだ都道府県管理では三分の一程度にとどまっておるということでございます。ですから、優先順位をやはり明確にしていくということが大事だ。全国規模で見ておりますのはやはり国でございますので、国が全体を見て、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員の方から御指摘があったとおりだというふうに思っております。  全国では各市町村が地域の再生に向けて様々な取組をしております。また一方で、その地域住民の方々が様々な取組もなされている。そこにまたノウハウを持った民間の方々が参加をする、そういうところ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 国土交通省といたしましては、島民の皆様の帰島後に早く以前の生活が取り戻すことができるように、その安全の確保や、また生活再建に全力で支援をさせていただきたいと思っているところでございます。  その一環として、今も委員の方からお話ございました三宅島の主要な...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 失礼いたしました。  道路整備に関しましては、災害発生時の緊急輸送等を円滑に進めるために交通ネットワークやライフライン施策を多重化する、多元化する、又は予備の手段をきちんと確保しておくということが重要であると考えております。今御指摘の格子状道路や、それ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 迅速な洪水予測情報を提供することが重要であると考えております。  気象庁の方では、今、降水ナウキャストといいまして、できるだけ地域を限定して十分単位で洪水の予測情報を提供する、これ昨年の六月から開始をいたしました。この技術を更に開発をいたしまして、水位...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 昨年の風水害の死者、行方不明者の数は二百三名でございました。そのうち六十五歳以上の高齢者が百二十四名で、六〇%でございます。  本日閣議決定をいたしました水防法等の改正法案の中で、浸水想定区域内や土砂災害警戒区域内に所在します高齢者や乳幼児等が主として...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず、この兵庫県の被災者住宅再建共済制度でございますが、私はまず、この県の方が努力をされて知恵を出されてこのような制度をまとめられたこと、まず敬意を表したいというふうに思っております。  その上で、今も防災担当大臣が申し上げたような問題点、課題はあるか...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 国土交通省所管の公共事業とか公共施設の管理で仕事を提供できないかという御質問でございます。  現在、国土交通省におきましては、これらにつきまして民間事業者と契約を締結して事業を行っております。当然、契約に当たりましては公平性、競争性、原則、当然、入札と...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この油濁損害賠償保障法一部改正法、これは委員も御承知かと思いますが、放置座礁船問題に対処するため、百トン以上の外航船舶につきまして一定の保険契約の締結を義務化したという法律でございます。その保険に入っていなかったならば日本の港へ入港ができないと、こういう...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この法律は、すべての、北朝鮮船に限らず、すべての船に対して適用があるものでございます。すべての船舶に対して、外航船舶に対して厳格に適用させていただきます。
○国務大臣(北側一雄君) ありがとうございます。  今委員のお話のとおり、今この女性専用車両につきましては、全国で十三事業者が導入しているんですが、残念ながら東京では一事業者のみでございます。首都圏でも三事業者という状況でございます。車両内での痴漢等の迷惑行為への対応策の一つで...全文を見る
02月02日第162回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○北側国務大臣 このインド洋の大津波を受けまして、やはりこれを我が国の今後の教訓としていかなきゃいけないということで、私の方から、国内での津波対策の現状と課題について総点検をしてもらいたい、そして、専門家の方々にも入ってもらって、今年度中、ことしの三月までに今後の津波対策の基本的...全文を見る
○北側国務大臣 良好な、また快適な水環境をつくるというのは、私はこれからのまちづくりの重要な柱であるというふうに思っております。  今御指摘ございました、例えば下水処理水でいいますと、東京都に限って申し上げますと、一日に四百八十万立米下水処理されています。その下水処理されている...全文を見る
02月03日第162回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○北側国務大臣 関西空港の需要見込みでございますが、二〇〇七年度の二本目の滑走路を必要とする時点では十三万回程度、また、二〇〇八年度には十三・五万回程度の総発着回数を想定しており、見込んでおるところでございます。  昨年も関西空港は、一昨年のSARSの影響から脱しまして、需要は...全文を見る
02月04日第162回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○北側国務大臣 まず、防災に向けてのITの活用ということでございますが、災害時の情報を的確に被災地に通知する、連携をとるということは、極めて被害を少なくするために大事なことだと思っております。  今、お話ございました気象庁の方では、こうした技術を活用させていただいておりまして、...全文を見る
○北側国務大臣 現在、与野党で御議論いただいているところでございますが、これは台湾という、地域の問題でございます。
02月07日第162回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○北側国務大臣 見ております。しっかりとかどうかは別といたしまして、中は読ませていただいております。
○北側国務大臣 岩國委員よく御承知かと思いますが、この定率減税の見直しの問題は、一昨年の年末の税制改正、ですから平成十六年度の税制改正の論議の際に、与党間で、自公間で大きな議論の焦点になりました。  また、委員御承知かと思いますが、公明党のマニフェストの方には、年金改革に関連い...全文を見る
○北側国務大臣 前回の三%から五%に消費税を引き上げるときの話ですね。そのとき、私は反対させていただきました。それは、バブルが崩壊して経済がまだまだ厳しい中で、消費税について、引き上げることについては時期尚早であるというふうな趣旨で反対したかと思っております。  それで、ちょっ...全文を見る
○北側国務大臣 我が党は、昭和三十九年に結党されました。その際に、これは私どもの先輩方の時代でございますが、やはり政治の浄化ということが、政治に対する信頼、国民の信頼を回復するということが大切である、そういう観点から、公明党という名称にされたというふうに聞いております。
○北側国務大臣 委員も御承知のように、公共事業予算は平成十四年度から四年連続削減をしております。十四年度では一〇%以上、十五、十六、そして今御審議いただいております十七年度予算案、それぞれ三%以上の削減をしてまいりました。十三年度に比べると、約二〇%、公共事業予算は削減をされてい...全文を見る
○北側国務大臣 今の委員の御指摘は、大変重要な問題点であると認識をしておるところでございます。  今、公共投資が抑制されたお話をさせてもらいましたが、公共投資だけではなくて、民間建設投資の方も減ってきております。  少し具体的な数字を申し上げますと、建設投資額は、ピーク時は平...全文を見る
○北側国務大臣 平成十七年度予算案の財源の話ですか。今後の話は、これは今後検討するということになっているわけでございます。  今回は……(発言する者あり)そうですね、谷垣財務大臣の方が答弁者としてはふさわしいのかもしれませんが、政府・与党の申し合わせで、今後の整備新幹線の取り扱...全文を見る
○北側国務大臣 JRとは今後の協議でございます。
○北側国務大臣 今、財務大臣の申したとおりなんですが、もう少し具体的にこの根元受益の話をさせていただきますと、例えば東北新幹線、盛岡から八戸まで、これは開業になりました。この開業に伴う、ここは貸付料ということでちょうだいしているわけですね、JRから。この盛岡—八戸間が整備され開業...全文を見る
○北側国務大臣 平成十七年度予算案におきまして、新直轄方式による高速自動車国道の建設につきまして、国費で一千七百十二億円計上しております。
02月09日第162回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○北側国務大臣 お答え申し上げます。  ただいま、一般船舶保障契約証明書の交付申請についてどうなっておるのかというお問いでございます。  この交付申請につきましては、昨年の十二月の一日から開始をいたしまして、二月の七日時点で全国で二百十件の申請がなされております。そして、証明...全文を見る
○北側国務大臣 まず、先ほどのお尋ねでございますが、北朝鮮籍の船舶に係る申請は、二月七日時点で七件ございます。七件の申請がございますが、まだ交付をしている件数はないという状況でございます。  それで、今お尋ねの保険以外の保障契約の問題でございます。これは、そもそも法律の中に、損...全文を見る
02月10日第162回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○北側国務大臣 私も拝見させていただきました。  国土交通省の所管の関連では、特に社会資本整備で、交通インフラの整備を重点的に置いて行うという御指摘がございました。また、観光振興の点についてもお触れになっております。  私、ちなみに近々呉市の方に参る予定がございまして、海上保...全文を見る
○北側国務大臣 ライフラインが、そうした大きな地震があったときにも機能する、また、早期に復旧できるというふうに平時から準備をしておくことが極めて重要なことであると思っております。  おっしゃったように、今、共同溝というものを全国に整備を進めさせていただいております。全国では平成...全文を見る
○北側国務大臣 今お話がございましたように、平成七年の阪神・淡路大震災を契機といたしまして、道路橋の耐震基準の見直しをさせていただきました。新しい耐震基準をつくらせていただきまして、高速道路や国道などの重要な橋梁に対しましては、例えば、中規模の地震に対しては損傷を生じさせない、ま...全文を見る
○北側国務大臣 公団住宅につきましては、今御質問にございましたように、昭和四十年の後半に建てられたものが大変多いわけでございます。  それで、こうした昭和五十六年の新耐震基準以前に建設されました中高層住棟のうち、九八%に当たる一万三千百棟につきまして耐震診断が実施済みでございま...全文を見る
02月14日第162回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○北側国務大臣 今政府を挙げまして、ビジット・ジャパン・キャンペーンを展開しております。昨年は一年間で六百十四万人、外国人のお客様がいらっしゃいました。ことしは何としても、愛知万博もございますので七百万人、ぜひ目指したいというふうに思っております。  今委員御指摘のように、中国...全文を見る
02月15日第162回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○北側国務大臣 これから本格的な高齢社会がやってくるわけでございまして、今委員御指摘のように、そういう高齢社会に対応するような住宅政策というものがやはり大事であるというふうに考えております。  都市再生機構の賃貸住宅に関して申し上げますと、建てかえに当たりましては、すべて段差解...全文を見る
○北側国務大臣 御承知のように、回数券につきましては、組織的な偽造事件が発覚をいたし、摘発される、こういう事件がございました。そういうこともございまして高速道路の回数券廃止ということにさせていただいたわけでございますが、それにかわる措置、これをしっかりやらぬといけないという御指摘...全文を見る
02月16日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○北側国務大臣 国土交通行政につきまして、私の所信を述べさせていただきます。  昨年は、豪雨や台風による災害の多発や、新潟県中越地震、海外でもスマトラ島沖地震などにより、甚大な被害が発生しました。お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心からお...全文を見る
02月16日第162回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○北側国務大臣 現石垣空港は滑走路が一千五百メートルでございます。そういう制約がございまして、今は百五十人乗りの小型ジェット機しか運用できないという状況にあるわけでございます。  しかしながら、この石垣というのは、非常に航空需要が旺盛でございまして、平成十五年度も年間で百八十一...全文を見る
○北側国務大臣 大陸棚の限界延長の問題は、我が国の国益にとりまして極めて重要な課題であると考えております。  国土交通省の中では海上保安庁がこれを担当しておりまして、精密海底地形調査、海底の精密な調査をやっております。もう一つは地殻構造探査。さらに海底の下の地殻がどのようになっ...全文を見る
○北側国務大臣 そのとおりでございます。日本大陸棚調査株式会社という民間企業に協力をいただいておるところでございます。
○北側国務大臣 おおむね、今の委員の御指摘で結構だと思います。
○北側国務大臣 委員が先ほどおっしゃいましたように、既設の新幹線の譲渡収入を財源とさせていただいております。既設の新幹線譲渡収入というのは、平成三年に既設の新幹線、東海道新幹線等ですね、その新幹線をJR三社に売却した際の売却代金のうちの一兆一千億円の金額でございます。これにつきま...全文を見る
○北側国務大臣 工法につきましても、どんどん技術的に発展をしております。そういう新規工法に基づきましてやれば、相当コスト削減ができる部分がございます。  また、その他種々あるわけでございますけれども、これにつきまして、かなり技術的な問題もありますので、必要であればきょうは政府委...全文を見る
○北側国務大臣 今回、政府・与党間申し合わせに書かれております根元受益、正確に定義を申し上げますと、他社線区の新幹線整備に伴って、それに接続する自社線区の新幹線の流動量が増加することにより発生する自社線区の受益の増加ということでございます。  具体例で申し上げますと、北海道新幹...全文を見る
○北側国務大臣 盛岡—八戸間、これを開業いたしました。この盛岡—八戸間につきましては貸付料をちょうだいしているわけです。この貸付料の算定に際して、盛岡から八戸の開業に伴って、東京—盛岡間の受益も当然織り込んでこの盛岡—八戸間の貸付料の算定というのはなされているわけでございます。こ...全文を見る
○北側国務大臣 ちょっと御質問の趣旨が私まだ理解できておらないと思いますが、具体的な名前を申し上げますと、JR東日本が新青森まで当然新幹線の運用をしているわけでございます。それ以降は北海道新幹線ということでJR北海道になるわけでございますね。この新青森から新函館まで整備されること...全文を見る
○北側国務大臣 JR北海道の方にも、この新幹線が仮に整備されましたら、当然これは貸付料という形になるわけなんです。その貸付料の算定に当たって、当然さまざまな要素は考慮されることになります。
○北側国務大臣 平成八年に、政府・与党、JR間で議論がなされたことはそのとおりでございます。ただし、その際は、このいわゆる根元受益の問題について、最終的な結論は出なかったわけです。まあ、今後の継続的な論議にしようということになったというふうに私は理解をしておるところでございます。...全文を見る
02月17日第162回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○北側国務大臣 昨年、民営化の関係法を成立させていただきました。本年の十月に道路関係四公団を民営化するわけでございますが、これが円滑に民営化ができるように今準備をしているところでございます。  六つの民営化会社になるわけでございます。また、もう一つ、独立行政法人の日本高速道路保...全文を見る
○北側国務大臣 今、政府を挙げましてビジット・ジャパン・キャンペーンに取り組んでいるところでございます。きょうは中部国際空港が無事開港をされました。中部国際空港また成田空港、関西空港、この三つの国際空港を着実に整備していくとともに、これを活用していくことが非常に大事だというふうに...全文を見る
○北側国務大臣 今、日本は、政府を挙げましてビジット・ジャパン・キャンペーンという取り組みをさせていただいております。平成十五年から取り組みをさせていただいているわけでございますが、観光立国ということを目指しまして、二〇一〇年には一千万人のお客様を海外から迎えることができるように...全文を見る
○北側国務大臣 大変な御支援の御質問をちょうだいしまして、ありがとうございます。  ただ、ほかの国のこういう海外観光宣伝事業費を見てみますと、必ずしも日本の金額が大変少ないとは私は思っておりません。例えばお隣の韓国でございますと、約二十億円なんです。そういう意味では、むしろ、ソ...全文を見る
○北側国務大臣 観光振興の観点から、国内移動のコストを下げるということが非常に重要だという御指摘だと思います。私も全くそのとおりであると思っております。  今、これは余り知られておらないかもしれないのですが、例えばJALとかANAでも、海外からの外国人の方々が国内線を乗り継ぎす...全文を見る
○北側国務大臣 観光立国に向けての応援の御質問だというふうに御理解させていただいております。  おっしゃるとおり、例えばフランスなんというのは七千七百万人、一年間で外国人の旅行者がいるということでございます。そこまで行くのにはなかなか容易ではないと思いますが、この一千万人という...全文を見る
02月18日第162回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○北側国務大臣 まず、西武鉄道の件につきましては、我が国土交通省の所管する企業でございます。当時、上場していた企業、また鉄道事業という、公益事業者である鉄道事業者、そういう西武鉄道が、今おっしゃったような、投資家また株主、さらに強いて言えば証券市場の信頼を失わせる、そうした事件を...全文を見る
02月22日第162回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○北側国務大臣 これからその内容を御議論いただくとともに、私どももしっかりと議論していきたいと思っております。  きょう私がこれから申し上げることは、私の現時点での意見ということで聞いていただけば結構でございますが、限られた予算の中で、社会資本整備、優先順位を明確にしていく必要...全文を見る
○北側国務大臣 非常に大事な視点であると思います。  例えば道路。道路の必要性というのは、全国どこでも道路は必要でございます。また、道路整備の要請についても全国どこからもあるわけでございますが、例えば、あと少しやればネットワークができる、こういうのはやはり早くやって経済効果を出...全文を見る
○北側国務大臣 今委員御指摘のように、都市にお住まいの方々が地方に住みたい、そういうニーズが高まっていることは間違いないと思います。そういう中で、地方定住を促進することは非常に大事な政策であるというふうに考えております。  例えばこのUJIターンなんですけれども、これにつきまし...全文を見る
○北側国務大臣 おっしゃっているとおり、環境負荷の小さい交通体系を構築していくことは急務であるというふうに思っております。  ただ、今飛行機の話とか高速道路の話もなされたわけでございますが、確かに、今日本の運輸部門における二酸化炭素の排出量、これは全体の二一%になります。ただ、...全文を見る
02月23日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○北側国務大臣 森田委員におかれましては、先輩の大臣でございまして、どうか今後とも御指導賜りますようによろしくお願いを申し上げます。  今、情報革命というお話がございました。この情報革命が経済また社会に対して非常に大きな影響を与えている、全くそのとおりであるというふうに思います...全文を見る
○北側国務大臣 地方にできることは地方に、これは小泉内閣の非常に大切な基本的な方針でございます。  国土交通行政の中にも、もっと地方が使いやすいように、また、地方に権限を与えた方がいいものは地方に権限を与える、そういう方向にしていくことは私はやはり大切なことであると思っておりま...全文を見る
○北側国務大臣 国土の均衡ある発展、これの持つ意義といいますか意味といいますか、例えば、全国画一に社会資本整備する、またどこの地域でもフルセットで整備をしていくというふうな意味では、国土の均衡ある発展というのもこれからは少し意味が違ってくるのではないのかというふうに私は思っており...全文を見る
○北側国務大臣 今の五つの御指摘につきましては、全くそのとおりであるというふうに思います。  そのすべてにお答えをするわけにはいきませんけれども、国土交通行政というのは、国民の生活の安心、安全を確保していく、そうした基盤を整備していく、これが一つ大きな仕事。もう一つは、先ほども...全文を見る
○北側国務大臣 きょうは本当に大所高所からの御質問、御意見をちょうだいしまして、本当にありがとうございました。  先ほど来申し上げていますとおり、今、日本の社会自体が非常に大きな転換点に来ておるというふうに思っております。人口がどんどん増加をしていく、経済がどんどんどんどん発展...全文を見る
○北側国務大臣 先ほどの森田先生の御質問の中でもお話をさせていただきましたが、やはり人口減少社会をどうとらえていくかということが非常に大事なテーマといいますか課題なんだろうというふうに私は思っているところでございます。  国土交通行政というのは、本当に社会資本の基盤整備をしてい...全文を見る
○北側国務大臣 今、市町村合併が進んでおります。私はやはり、基礎的な自治体である市町村が充実をしてくるということは非常に大事なことだというふうに思っております。  人的にもまた財政的にも充実をしてくるということは、国がこれまで果たしていたさまざまな役割、これは国だけではなくて都...全文を見る
○北側国務大臣 地方分権という言葉は使っておらなかったかもしれませんが、地方の自主性とか裁量性を高めることが大切だという趣旨のことはたしかどこかに書かれていたかというふうに思うんですね。  また、具体的な制度改革でも、今、先ほど私が申し上げたように、補助金の統合化だとか交付金化...全文を見る
○北側国務大臣 一つは、先ほどの地方分権ともかかわるかもしれません。これまでの全総の場合は、地方公共団体、地方団体の意見をくみ上げていくというふうな仕組みにはなっておらなかったと思います。そこは、これからはそうであってはならないというふうに思うわけでございます。  地方といって...全文を見る
○北側国務大臣 地方の意見をしっかり取り入れていく、また地方自身に計画をつくっていただく、また社会情勢、経済情勢がもう全く変わってきている中での国土計画をどうしていくのか。おっしゃっているとおり、そういう意味では、全く従来とは違った国土計画のあり方、進め方というものを議論していか...全文を見る
○北側国務大臣 先ほどお答えしましたように、抜本的な見直しを今回させていただくということでございます。
○北側国務大臣 国土交通省になりましてもう四年目でしょうか、四つの省庁が一緒になったわけでございます。特に旧運輸、旧建設の融合というものをできるだけ進めていかないといけない、そのことによるさまざまな施策の推進、今幾つか具体的におっしゃっていただきましたが、そういうものがたくさんあ...全文を見る
○北側国務大臣 公共工事の品質確保というのは、これは前から言われているところでございます。最近になって急に出てきた話ではなくて、以前から、公共工事の品質をいかに確保していくか、また、確保していくことが大事だねということはこれまでも何度か言われてきたところでございます。  政府の...全文を見る
○北側国務大臣 今国会では、そういうことは予定をしておりません。むしろ、この国会では、昨年から御議論されております政党間での御議論を私どもは注目をしている、注視をしているというところでございます。
○北側国務大臣 独立行政法人への移行に当たりまして、業務の効率化はしっかりと進めていかないといけないというふうに思っているところでございます。  今の計画でも、独立行政法人移行までの間に従前の人員削減目標の倍のペース、これは年二%以上でございますが、この人員を削減するということ...全文を見る
○北側国務大臣 委員が御指摘のように、海上保安庁の役割は非常に高まっていると私も思っております。そういう面で、海上保安庁の職員の方々がその職務を全うできるような条件、環境というものをしっかりつくっていかないといけないというふうに思っております。  自衛隊との役割分担の問題でござ...全文を見る
○北側国務大臣 総理からは、大臣就任の際も具体的に幾つかの御指示がございました。また、その後も幾つかの点につきまして御意見また御指示もちょうだいをしているところでございます。  きょうそのすべてをお話しするわけにもいきませんけれども、一点だけお話ししますと、例えば観光立国、これ...全文を見る
○北側国務大臣 所信表明の中には、地方にできることは地方にというフレーズは使っておりませんが、地方の自主性、裁量性を高めることは大切であるというふうな趣旨のことは書かせていただいた、述べさせていただいたというふうに思っておりますし、具体的な制度の改革につきましても、例えばまちづく...全文を見る
○北側国務大臣 例えば交付金化の問題でも、まちづくり交付金を六百億円拡充させていただいたり、また地域住宅交付金という制度の創設をさせていただいたり、それから、これはもう国土交通省の中だけではなくて省を超えて、各省連携の交付金の創設、例えば汚水処理の問題ですと、これまで何度も指摘が...全文を見る
○北側国務大臣 国民の安全、安心を確保していくということは、一義的には私はやはり国の責任であるというふうに思います。昨年も非常に災害が多い年でございました。防災、減災にかかわる基本的なところは、これはやはり国がきっちりとやっていかないといけないと思います。また、先ほども海上保安庁...全文を見る
○北側国務大臣 今御指摘の耐震化の問題は、私も本当に急ぐことだと思います。優先順位が高いというふうに思っております。  まず住宅でございますけれども、住宅につきましては、日本の住宅のうち、まだ四分の一は耐震性が不十分でございます。また、その他の建造物についても三五%がまだ耐震性...全文を見る
○北側国務大臣 今の御質問には多岐的なお話があったかと思いますが、まず首都機能移転の問題でございますが、今の委員の御指摘は、危機管理という観点からやはり首都機能の移転という問題をしっかり考えた方がいいよという御指摘だったかと思います。それは私もそのとおりだというふうに思っておりま...全文を見る
○北側国務大臣 今、日本の社会は非常に大きな転換点にあると思っております。その一番の大きな課題が人口減少であると思います。日本の歴史の中でこのような人口減少を経験したことはございません。有史以来初めてこのような人口減少時代を迎えるわけでございます。経済が右肩上がり、人口が増加をす...全文を見る
○北側国務大臣 非常に大事な御指摘であると思っております。  この新たな国土形成計画というものは、当然、国土交通省の中だけの話ではなくて、他省庁に対しても、総合的かつ基本的な計画として反映をされてこないといけない計画であるというふうに思っているところでございます。しっかりと関係...全文を見る
○北側国務大臣 私も、委員のこの御質問を通じまして、日本下水道事業団が障害者法定雇用率が〇・八八と極めて低い状況でございまして、これは大変遺憾なことであるというふうに思います。既に去年の十月に公共職業安定所よりこのことで指導を受けておりまして、現在、改善に取り組んでいるところとい...全文を見る
○北側国務大臣 障害者の皆様の雇用の促進というのは大変大事な要請でございまして、これが、この関連会社、子会社においてこのような実態であるということは私も初めて知りました。これにつきましても、きちんと法令にのっとって目標が達成できるようにぜひお願いをしたいと思います。
○北側国務大臣 御趣旨のとおり調査をさせていただきたい。努力をさせていただきます。
○北側国務大臣 国土交通省は、例えばまちづくりではユニバーサルデザインに基づくまちづくりだとか、もちろん今までもバリアフリー、しっかり推進をしてまいりました。今委員の御指摘のように、雇用の面においても障害者の方々との共生社会をつくっていくというのは極めて大事なこれからの方向性でご...全文を見る
○北側国務大臣 下水道整備を含みます生活排水の整備をどうしていくのかということは、これは直接の主体は県であり、また市町村でございます。  これは個別の地域を見ますと、下水道の占める割合というのは、これは当然といえば当然なんですが、都会の方が下水道整備が高いんですね。これは全国全...全文を見る
○北側国務大臣 今委員の方から御紹介をいただきましたこの平成十四年八月の話なんですね。これは確かにそのとおりでございまして、小泉総理も私の目の前にいらっしゃったんですけれども、私の方から、この生活排水の処理、これは、これからは必ずしも公共下水道でなくてもいいんじゃないでしょうか、...全文を見る
○北側国務大臣 この泉北ニュータウンに私も一時期住んでおりましたので、ここの状況はよくよく理解をしておるところでございまして、大阪でいいますと千里と同様高齢化も進んでいる、地域によっては、今おっしゃったように建物の老朽化も進んできておるというふうな実態で、この泉北ニュータウン、千...全文を見る
○北側国務大臣 それは全く変わっておりません。そのように社会還元、福祉活用をする方向で今検討されているというふうに聞いております。  先般開催をいたしました、道路関係四公団の長とそれから国土交通省の道路局長との間で連絡会というのをつくっているんですが、その連絡会の席上、近藤総裁...全文を見る
○北側国務大臣 私もよく勉強をさせていただきたいと思いますが、これは、恐らく政府全体でよく議論しないといけない、雇用政策全体にかかわる話ですので、政府全体でやはり議論をしなきゃいけない事項ではないのかというふうに思います。
○北側国務大臣 委員の御指摘のとおりだと思います。  住宅の耐震化が不十分なのがまだ二五%、その他の建造物で三五%が不十分。これを早く耐震化を進めるように促進していかないといけないと思っています。優先順位が高い課題だと私は思います。  十七年度予算案でも、地域住宅交付金制度と...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃったとおり、自動車の検査・点検整備制度というのは、車両の安全の確保、またそれだけではなくて、今問題になっております環境の保全という観点からも基本となる制度でございます。  自動車の検査・点検整備に関する基礎調査検討会というのがございまして、そこで...全文を見る
○北側国務大臣 先般、京都議定書が発効になったわけでございますが、CO2の抑制をしていくに当たりまして課題になっておりますのは、一つは運輸部門なんですね、これはきょうの御質問とは異なりますが。もう一つが、やはり生活部門でございます。生活部門でのCO2の排出がなかなか抑制できないで...全文を見る
○北側国務大臣 住宅政策に限らず、まちづくりにおきましても、子供さんたちを安心して産み育てられる、そういう条件、環境をつくっていくということは大変大事な政策課題であるというふうに思っております。  これまでも、子育て支援という観点から住宅政策においても取り組んできたわけでござい...全文を見る
○北側国務大臣 この河川整備計画というのは、委員の御地元であると淀川ですよね、淀川の河川整備計画をつくらないといけないわけです。  しかし、例えば、現実の治水の必要性というのは、そんな、計画ができてしまわないと一切やっちゃいけないとなったら、それは治水が進まないわけでございます...全文を見る
02月24日第162回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○北側国務大臣 住宅金融公庫の今行っております証券化支援事業でございますが、平成十五年十月から始めました。最近急激に伸びておりまして、この二月十六日段階で一万一千九百三十八戸というふうに、最近急激に伸びてきておるところでございます。  この制度を、今の御質問は、変動金利型の民間...全文を見る
○北側国務大臣 もう委員は恐らくすべて御承知の上で御質問されているわけでございますが、我が国の領域で発生しました民間航空機に係る航空事故については、航空・鉄道事故調査委員会で調査を行うということになっておるところでございます。米軍機のみに係る航空事故については、日米地位協定に基づ...全文を見る
○北側国務大臣 そういう意味では、米軍機のみのです。米軍機のみの航空事故については、日米地位協定で在日米軍が調査するということになっているわけでございまして、仮にこれに米軍機以外の航空機がかかわっているならば、これは我が国の航空・鉄道事故調査委員会の調査の権限でございます。  ...全文を見る
02月25日第162回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○北側国務大臣 国土交通省関係の平成十七年度予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成十七年度一般会計予算に計上しました国土交通省関係予算額は、六兆五千六百五十六億円です。  このほか、自動車損害賠償保障事業特別会計、道路整備特別会計、治水特別会計、港湾整備特別...全文を見る
○北側国務大臣 いよいよこれから我が国社会は本格的な高齢社会に入ってまいります。もちろん、高齢者だけではなく、障害者の方々にも優しいまちづくりをしていかないといけないわけでございます。そういう意味で、駅のバリアフリー化はもちろんのこと、また、多くの方々が利用される建物、建造物、建...全文を見る
○北側国務大臣 今の御質問をずっと聞いておりまして、これは青森に限らず、東京に行く足ですよね、これまで六便ですか、これが一便減るということは、その地域にとりまして大変な大きなマイナスの影響を与えていくわけでございまして、委員のおっしゃっていることは非常によく理解をできます。  ...全文を見る
○北側国務大臣 航空会社というのは公共交通機関でございます。国民の、県民の貴重な足となっているわけでございます。また、経済活動のまさしく基盤になる機関でございまして、そういう意味では、公益性という観点からはやはり当然一定の使命というものを果たしていただかないといけない、地元の県民...全文を見る
○北側国務大臣 航空会社の持つ公共的な使命ということを考えたときに、航空行政をこれからどのような方向に進めていくかということでは、やはり連携をよくとること、またよく呼吸を合わせていくことというのは非常に大事なことだというふうに思います。よく検討させていただきたいと思います。
○北側国務大臣 利根川水系の河川整備基本方針及び河川整備計画につきましては、これは利根川の治水計画の基本となる計画でございますので、できるだけ早期に策定する必要があると考えております。  現在、利根川水系では、近年の降雨資料の整理、解析を含めまして、必要な調査、検討をしていると...全文を見る
○北側国務大臣 昔の計画といったって、それは今生きているわけでございます。昔の計画が無効になったわけではございません。また、現実に、治水の必要性というのは昨年一年間を見てのとおりでございまして、治水の必要性というのは大変高いわけでございまして、新たな河川整備計画ができていないから...全文を見る
○北側国務大臣 今も河川局長が答弁しておりましたが、すべてをダムでやろうということではございません。さまざまな方法があるわけでございます。一番いい方法を地元との協議のもとで決めていかないといけないというふうに考えております。
○北側国務大臣 水利用の合理化というのは、私も必要だというふうに思っております。水利権の転用を初めといたしまして、水道施設における漏水の防止、工業用水における回収利用の向上、それから、下水処理水の再生利用、また雨水の有効利用等々、水利用の合理化はこれからもしっかりと推進をさせてい...全文を見る
○北側国務大臣 羽田空港は我が国最大の空港でございますし、また、その果たしている経済的な役割を考えますと、それはもう本当に大きな役割を果たしていただいております。これも、地元の皆様の長年にわたる御理解、御協力があってこの羽田空港があるわけでございまして、それは心から御礼を申し上げ...全文を見る
○北側国務大臣 大切な御指摘をちょうだいいたしました。  ますます経済はこれからもグローバル化していくと思います。また、人と人の交流もますます広がってくる。その中でも特に私ども日本が意識をしないといけないのは、おっしゃっている東アジアだというふうに思います。今、東アジアは、特に...全文を見る
○北側国務大臣 経済的な規制の緩和というのは今ずっと進めてきているわけでございますが、きょうお話しのバスの話だけではなくて、ほかのところでも同じような問題はたくさんございます。お酒もしかりでございます。そういう意味では、規制緩和、規制改革がすべて正しいと私は思いません。  もち...全文を見る
○北側国務大臣 大都市圏における環状道路、これは、道路整備の中でも最も優先順位の高い道路であるというふうに私は思っております。この圏央道もその大事な一つでございます。  今も委員の御質問の中にありましたとおり、この三環状道路、圏央道も含めます三環状道路が完成をいたしますと、都心...全文を見る
○北側国務大臣 大事な御指摘だと思います。  今おっしゃったように、この圏央道につきましては、都心部への流入をできるだけ避けてもらおう、必要のない車についてはというところが一番大きなねらいでございます。それによって大きな経済効果をもたらすと我々は考えているわけで、それで圏央道を...全文を見る
○北側国務大臣 まず、私も先般、中部国際空港に行かせていただきまして、本当に立派な空港をつくっていただきました。この空港ができるまでに本当に多くの方々の御努力があったわけでございまして、心から御礼を申し上げたいと思います。  今委員の御指摘の課題は、非常に重要な課題であると思っ...全文を見る
○北側国務大臣 日本はやはり山国でございまして、日本の国土の約七割が中山間地域でございます。全国の森林の約八割が、そして農地の四割が、中山間地域にあるわけでございます。そこで果たしている機能というのは大変大きいものがありまして、農産物の生産はもちろんでございますけれども、国土の保...全文を見る
○北側国務大臣 都もそして地元の区の皆様も、非常に情熱を持って推進をされておられます。整備も着実に進んでおります。予定どおり十九年度中に開業ができるように、国としても全力を挙げて取り組みをさせていただきたいと思います。
○北側国務大臣 最後の御質問につきましては、JRそして都、また関係の区の皆様としっかり協議をさせていただきまして、知恵を出して、いい方法でこの長年の課題を解決できるように、私どもしっかりと取り組みをさせていただきたいと思います。
○北側国務大臣 大都市圏における環状道路の整備というのは道路の整備の中でも最も優先順位の高い道路整備の一つだというふうに私は考えております。中でもこの圏央道はそうだというふうに思っております。  圏央道が整備されることによって、本来都心部に行かなくてもいい車がこの圏央道を利用し...全文を見る
○北側国務大臣 後で事務方からも答弁をしていただきますが、今、全国で地域再生ということがテーマになっておるわけでございますけれども、その地域再生の非常に重要な手段として、これはもう本当にどこの地域でも観光ということに力を入れております。  今、委員から御指摘ありましたように、観...全文を見る
○北側国務大臣 今局長の方から答弁をさせていただきましたが、各種行政事務だとか、また自動車ユーザーに混乱を生じないようにすることも大事でございます。そうしたことに留意をした上で、しかしながら、今回の趣旨というのは、あくまで町おこし、また地域振興等にぜひ貢献をしたいというふうな趣旨...全文を見る
○北側国務大臣 駅をどのように整備するかというのは、これは鉄道事業者、そして地方自治体等でよく協議をしていただいて、整備計画を策定していただきたいと思います。  確かに、いろいろな駅があるようです。御指摘のありました対面式ホームの駅でそれぞれのホームに改札口、スロープを整備する...全文を見る
02月28日第162回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○北側国務大臣 今委員からもお話がございましたように、首都圏の航空需要というのはますますこれから増加していくと思います。それは、旅客だけではなくて貨物においてもますますふえていく。そういう意味で、首都圏の空港整備というのは、我が国経済の本当に基礎的な基盤を整備することでございまし...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど申し上げましたように、日本国内の地方空港から羽田空港の便を増便してもらいたい、また新設してもらいたいという需要も大変強いわけでございます。もちろん、成田にもどんどん国内線が入っていただきたいと思うわけでございますが、地方空港からしますと、やはり羽田へのニーズ...全文を見る
○北側国務大臣 私も、先般、神奈川口構想に関する協議会に出席をさせていただきました。神奈川県知事、横浜市長、川崎市長とも協議をさせていただいたところでございます。  また、連絡道路につきましては、東京都も入りまして京浜臨海部幹線道路網整備検討会議というのが今開かれているところで...全文を見る
○北側国務大臣 国直轄でやってもらいたいというお話は、先ほど申し上げました会議でも要望として出ているところでございます。よく検討させていただきたい、協議をさせてもらいたいと思っております。
○北側国務大臣 これは今、社会実験として実施をさせていただいておりまして、その効果でございますが、ETC利用者が約二一%増加しているという効果が見られているところでございます。  これは、決定するのは首都高でございますけれども、平成十六年度の実績がこういういい結果が出ております...全文を見る
○北側国務大臣 申しわけございません、私の地元でもスーパー堤防をやっておりまして。  私の地元は大阪の堺なんですが、大和川という一級河川、これはすごい天井川でございまして、大阪市側の一番低いところから二十メートル近くも高い川なんですね。そういう意味では、この大和川が万が一破堤な...全文を見る
○北側国務大臣 北九州空港につきましては、平成十七年度末の開港の方針でございます。  この十七年度末に予定どおり開港ができるように、事業費の確保、また事業の実施につきまして引き続き努力をしてまいりたいというふうに考えております。
○北側国務大臣 限られた予算しかない中で必要な事業はいっぱいあるわけでございますけれども、優先順位をつけて事業を実施していかないといけないわけでございまして、貴重な国民の税金を使うわけでございますから、当然その公共事業の透明性というものは確保をされねばならない、非常に大切なことだ...全文を見る
○北側国務大臣 これは、VJCだけではなくてすべての事業において、きちんと当初予定したような効果が出されているのかどうか、そこをきちんと検証することは本当に大切なことであるというふうに思っております。  このVJCにつきましても事業評価はやっておりまして、例えば、事前の企画、マ...全文を見る
○北側国務大臣 道路は、特に首都圏でいいますと、どうしても東京への道路、これはもう早くから整備をされてきているわけですね。こういう放射線の、東京から地方へ、地方から東京へ、これは整備されているんですが、一方で、その横の、環状道路といいますか、そういうのは非常に整備がおくれておる。...全文を見る
○北側国務大臣 私もよく高速道路を利用しておりますけれども、今委員がおっしゃったような感想を持つ場面がこれまでもございました。  おっしゃっているとおり、ETCをますます普及をさせていこうとするわけですから、ETCを利用する方々にとって本当に便利だなというふうに思っていただける...全文を見る
○北側国務大臣 従来は、ナンバープレートというのは、自動車検査登録事務所が新設をされた場合に限って新たな地域名表示というものが創設されてきました。ところが、地方公共団体から、そういう新たな事務所ができたというのではなくて、自分たちの地域の地名を、地域振興や観光振興の目的のために、...全文を見る
○北側国務大臣 実を言いますと、ほかの委員の方からも川越ナンバーというお話、この委員会で御質問を受けているところでございます。  先ほど冒頭申し上げましたように、地域振興等の趣旨でこうした御当地ナンバーの導入を図ったわけでございますので、まずはともかく地元の方々の意見というもの...全文を見る
○北側国務大臣 まず、鉄道の複線化につきましても、当然これはコストのかかる話でございますので、その必要性がどの程度強いのか、そしてそのコストがどの程度かかるのか、それによってどの程度の利益があるのか、そういうのをきちんと見ていかないといけないと思うわけでございます。その点につきま...全文を見る
○北側国務大臣 今、直下型地震はもちろんのこと、あと海溝型の東海地震や東南海・南海地震なんかも想定をされているわけでございまして、国土交通省の中にありましても、この減災対策、仮に地震が生じたとしても損害を本当に最小限にしていくための対策をしっかりとってもらいたいということは、私、...全文を見る
○北側国務大臣 今、率直に申し上げて、委員の御指摘のように、このままのペースだとなかなか、平成二十二年というのはそんなに簡単ではないなという感想は持ちます。
○北側国務大臣 まだございません。
○北側国務大臣 ダムにつきましては、当然、社会情勢や経済情勢も変化しますので、その都度適正な見直しというのは必要だと思います。  しかし一方で、治水面から見た場合には、これはもう本当にめったに来ないことがやってくるのが災害でございまして、やはりそういうことを想定して整備をしてい...全文を見る
○北側国務大臣 ボートピアというのは、多くの人々が集まる施設であると思います。そういう意味で、その施設の周辺への影響を当然考慮する必要があるわけでございまして、設置に当たり、設置者は当然のこととして地元の住民の理解が得られるように努めないといけないし、また、地元調整が十分に行われ...全文を見る
○北側国務大臣 今海事局長が答弁したとおりでございますが、いずれにいたしましても、地元の住民の方々の実質的な同意を得ることが必要。実質的な同意を得るためには、当然、大切な情報が広く住民の方々に周知されていないといけないわけでございますし、また、その地元住民の同意というのが、多くの...全文を見る
○北側国務大臣 少し古い資料でございますが、平成十二年度に建設発生土の場外搬出量というのは二億八千万立米ございました。このうち利用されているものは約三割でございまして、約七割は工事間利用されていないという状況でございました。一方、建設工事における土砂利用量は一億五千六百万立米であ...全文を見る
○北側国務大臣 建設事業というのは多くの廃棄物が出てまいります。これは土だけではなくてたくさん出てくるわけでございますが、それをいかに再利用していくか、また、出てくるものをいかに抑制するかということは、循環型社会を形成するに当たって非常に重要な課題であるというふうに思っております...全文を見る
○北側国務大臣 私も万博会場の方には視察に行かせていただきました。本当に自然との共生ということを一番大きなテーマとしてなされているということを、実際に見させていただきましてそのような感じをいたしました。  ですから、今委員のおっしゃったように、万博会場だけじゃなくて、その周辺に...全文を見る
○北側国務大臣 本当に昨年は新潟県にとりましては大変な災害が続いた年でございました。今も豪雪で大変な状況であることはよく聞いております。  先般もこの豪雪対策ということで、特に市町村道についての対策、これまでは交付金対策でやっておったわけでございますが、それでは足らないので道路...全文を見る
○北側国務大臣 私も全く同感でございます。一部に、ある国の犯罪者が多いというその一点を取り上げて出入国管理、また治安等のことをおっしゃって、ビザの開放について消極的な意見がございます。私は、そうではないと思っております。大体、日本で犯罪を犯している方々というのは、そういう団体旅行...全文を見る
03月03日第162回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(北側一雄君) 今国会で住宅金融公庫につきましては、特殊法人等整理合理化計画に基づきまして平成十九年四月に廃止をしまして、独立行政法人を設立するための法案を今国会に提出をしているところでございます。この改革によりまして、住宅金融公庫は直接融資から民間の証券化支援へと抜本...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 住宅の耐震化につきましては現在二五%が耐震性が不十分でございます。また、その他建造物につきましては三五%が耐震性が不十分ということでございます。
○国務大臣(北側一雄君) 十七年度予算案におきましても、一つは、従来補助金が様々あったんですが、それを統合化いたしまして、地方公共団体が使いやすい制度にさしていただきました。また、新たに地域住宅交付金制度というのを創設いたしまして、地方公共団体で独自に耐震の補助制度というものをつ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この耐震化の問題は、おっしゃっているとおり、所有者の方々また市町村、その耐震化に向けての啓蒙といいますか、そういうことが非常に重要であると思っております。  また、いざ地震が起こりますと、先ほど報告がございましたように、家屋の倒壊による、また火災による...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 済みません。ちょっと質問が、よく聞いていませんで。  今の御質問は、復旧から復興までに向けての法律を……
○国務大臣(北側一雄君) 阪神の震災の後、復興にこれまで十年、地元の方々が本当に大変な御苦労をされてここまで復興されてきたわけでございますけれども、そこでも、その復興の過程の中で、例えば防災ということにもっとその中心を置いた町づくりをしていこうということで様々都市計画等がなされて...全文を見る
03月04日第162回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(北側一雄君) 今、社会資本整備の今後の在り方について、もう人口減少社会になりますし、また高齢社会がますます進んでいきますし、その辺についての在り方をしっかり、この国会でも全総法の改正を出しますが、見直しをさせていただきたいと思っております。  そういう中で、やはり優...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 我が国の航空需要は非常に堅調に伸びております。そういう中で空港の整備を着実に進めてまいりました。一方で、この空港の整備とともに、今委員御指摘のように、空域の容量拡大というのがこれは急務の問題である、課題であるというふうに考えております。  例えば、羽田...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど少し申し上げたんですが、羽田から西日本に向かう飛行機でございますが、横田空域の手前で十分な高度に上昇しなければなりません、そうしませんと横田空域を通れませんので。そうしますと、東京湾内で、これは羽田空港を使っていらっしゃる先生方はよく知っていらっし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員のおっしゃっているとおり、住宅政策においても今大きな変わり目にあると思っております。  やっぱり、これまでは住宅が足らないということで、例えば公営住宅を直接県が、市が、また公団がどんどん造ると、新しく造るという、直接供給をしてきたわけでございますが...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど市場重視、またストック重視というふうに言わしていただきましたが、市場重視という観点からは、既存の民間住宅を公営住宅として借り上げると。これはこれまでもやってまいりました。これまで実績として一万七千戸の借り上げ、また買取り型の公営住宅の供給をしてきた...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) バランスの取れたコミュニティーの形成だとか、それから子育てしやすい居住環境をつくっていくということは非常に重要であると考えております。  今、委員の方から御紹介いただきました地域住宅交付金制度でございます。この国会で法案また予算案も審議されておる中で、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これ技術的に、技術的にといいますか、このいわゆる女性専用車両というものを導入した場合に、逆に朝の時間帯が、その導入に伴ってほかの車両が混雑をしてしまって大変なことになるというような問題点がある場合もあるんですね。また、相互直通運転、特に首都圏の場合は多い...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私の所管ではございませんが、あえて御質問でございますので答弁させていただきたいと思います。  委員も御承知のとおり、この基礎年金の国庫負担割合、これを三分の一から二分の一にする、これ、現時点でも二兆七千億以上の財源が必要でございます。これ、ますますそれ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今度は私の所管について御質問いただきましたので答弁させていただきたいと思いますが、これからの日本の社会を考えたときに、この社会保障も本当に持続可能な社会保障にしていくためには、やはり一定の経済の発展というものがなかったら社会保障が支えられないわけでござい...全文を見る
03月07日第162回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(北側一雄君) 当然、民間の企業でございますので、それは事業者の自主性、主体性を尊重するということは極めて大事であるというふうに思います。もう御承知のとおり、需給調整規制そのものはもう廃止をされております。今ずっと御議論されておりますのは運賃の問題でございます、運賃に関...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 地域の公共交通の活性化を図っていくというのは大切な要請であると思います。  これまでも様々取組をさせていただいておるわけでございますけれども、平成十七年度予算案におきましては、地域交通の改善に資する具体策づくりを関係機関、関係者が集まりまして行います公...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) よく様々な指標としてGDP比というのをよく使うんですが、一つの目安かもしれませんが、社会資本整備に関して言わせていただきますと、それは一つの目安にしかすぎないというふうに私は思います。なぜならば、GDPというのはこれはフローの世界の話でございますが、やは...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員の御意見に全く私も賛成でございます。やはり子供のときにいろんな遊びを通して、そこには当然危ないことというのはございます、小さなリスクというのはございます。そういうのを通して子供たちは、これは危ないんだな、これは危険なんだな、またそういう危険を回避する...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 日本は高度経済成長のころから水への需要というのは急速に高まってまいりました。この四十年間で都市用水の使用量は約三倍になっております。この水需要の増大に対処するために、水資源開発施設の整備を推進してきたわけでございますが、一方で、各企業においても、工業用水...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 下水道再生水の有効利用というのは、これから非常に大事な政策であると思います。下水道だけではなくて、合併浄化槽による処理水も含めまして貴重な水資源であるというふうに考えております。下水道だけでいいますと、下水処理水というのは、年間何と百三十億立米もございま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この規制緩和によりまして、一方ではタクシー業界の皆さん、福祉タクシーに代表されるように、いろんな自由な形態で仕事ができるようになりました。それは市民の方々に好評をいただいている部分も相当ありまして、そういうのでタクシーに対する需要が高まっている部分もある...全文を見る
03月08日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○国務大臣(北側一雄君) 国土交通行政につきまして、私の所信を述べさせていただきます。  昨年は、豪雨や台風による災害の多発や、新潟県中越地震、海外でもスマトラ島沖地震などにより、甚大な被害が発生しました。お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々...全文を見る
03月08日第162回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(北側一雄君) 私は、前川委員のことは大阪弁護士会の派閥の先生方から聞いておりましたので、大阪弁護士会では同じ派閥で、国会に来たら違う会派でございますが、どうか今後ともよろしくお願いしたいと思います。  御質問の道路の渋滞対策でございますが、この交通渋滞というのは時間...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員がおっしゃったように、今年は特に新潟県中越地震の被災地等の北陸地方の山間部とか青森県等の東北地方北部を中心に平年を大幅に積雪が上回っておりまして、除雪費の不足が深刻であるという要望を私も各地から直接聞かしていただいているところでございます。  市...全文を見る
03月09日第162回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(北側一雄君) さきの大臣と同様でございます。社会保険における労使折半負担のルールに従って、公務員とその使用者としての国が折半負担しているものであるというふうに理解しております。
○国務大臣(北側一雄君) 日本のCO2排出の約二割は自動車を起源とするものでございまして、失礼しました、運輸部門でございます。その運輸部門の中の九割は自動車を起源とするということで、この自動車からのCO2排出の抑制をどうしていくのかということは極めて重要な課題と認識をしております...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) もう既にこの高速道路の割引につきましては一割以上の引下げを実施をしているところでございます。こういう一律の割引ももちろん大事なんであるわけでございますが、このETCを活用することによって様々な多様な割引が可能になってまいります。  例えば、特定の時間帯...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 一点だけ国土交通省としての課題を申し上げたいと思いますが、サマータイムを仮に実施するとしますと、その切替えのときにおける交通機関の運行ダイヤの調整の問題がございます。それを、国民への周知徹底を当然図っていかなきゃいけないわけでございますが、特に問題なのは...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず結論から申し上げますと、まだ移転先は最終決定しておりません。まずそのことを答弁させていただきます。  今委員がおっしゃったように、航空保安大学校は現在、羽田にあるんですが、一つは羽田空港再拡張後の整理地区に当たっておること、それともう一点は、私も現...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 昨年、私もその伊丹周辺の市長さんからお話は聞いております。地元の方々の御意向はよく分かっておりますので、そういうものもしっかり踏まえながら、ただ、先ほど申し上げましたように、管制官というこれからの日本の航空保安業務を担っていただく方々を育てるにはどこがい...全文を見る
03月10日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○国務大臣(北側一雄君) おかげさまで昨年、平成十六年は過去最高の、一年間で六百十四万人だったと思いますが、の海外からの訪日外国人を迎えることができました。今年は是非とも、この今月二十五日から愛知万博も開かれますので、是非ともそれも活用した上で七百万人を超える訪日外国人をお迎えし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず、新潟県の昨年の中越地震でございますが、今大変な豪雪になっております。また、これから春になってまいりますとこの雪が解けてまいります。融雪時期に入ってまいります。この豪雪、今のこの豪雪時期、そしてまたこれからの融雪時期、それぞれ災害が、二次災害がまた発...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 国土交通省、もう委員も御承知のように、国土交通省というのは極めて広い分野を所管をしております。旧の運輸省、旧の建設省、北海道開発庁、そして国土庁と、この四つが統合されて、それに外局としても海上保安庁や気象庁、国土地理院等を抱えているということでございまし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) よく勉強させていただきたいと思います。今の委員の御指摘、大事な御意見だと思いますので、よく勉強させてもらいます。  ただ、今も委員のお話の中にありましたように、今例に出されました新幹線の大規模改修引当金制度、これ今あるわけでございますが、これはもうはっ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ETCの普及の問題と、今ずっとちょうだいしましたORSEに関する問題とは、これ、立て分けて考える必要があると思います。  ETCは、私はやはりこれからしっかりと普及をしていく必要があると考えています。  その上で、その上で、このORSEというのは、こ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 一杯御質問ちょうだいしましたので、もうすべてにはお答えいたしませんが、ただ、これから道路公団始め民営化がいよいよなされていくわけでございます。民営化をするということは、これは何のために民営化するのかといえば、これは利用者の利便性を向上させていただくために...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私、この件に関しましては、JALグループの役員の方と二度お会いいたしました。この事案が判明した直後に来られましたので、私からは厳しく指導をさせていただきました。  厳しくというのは二点ございまして、二つございまして、一つは、これは明確な管制指示違反でご...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 公共事業投資が景気効果がないということ、そんなことはあり得ないわけでございまして、当然これは経済効果があることは明らかでございます。  問題は、一方で財政の健全化というものが本当に求められている中で、従来のような公共事業予算がどんどん増えてくるというふ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今の御指摘は、東京、首都圏にすべて一極集中していると、それで、万が一想定されているような首都圏での直下型地震、また海溝型の東海地震等で首都圏が大変な被災、被害を負ったときに大丈夫なのかと、そういうことをきちんと想定して、危機管理をやはりきちんと国土計画と...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 昨年末のあのインド洋の大津波の本当に悲惨な被災状況を目の当たりにいたしまして、私の方から今年の年頭に、我が国国内の津波対策について、その現状、課題について総点検を是非この機会にしてもらいたいということをお願いをいたしました。今委員の方からおっしゃったよう...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、蓮実副大臣の方から答弁させていただきましたように、直下型の地震であれ、また海溝型の地震であれ、住宅また建造物の損壊による被害というのが一番多いわけでございます。やはりこの住宅・建造物の耐震化、早急にこれは進めていく必要がある。十七年度予算でも予算面、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これまで同様に、沿線地方公共団体全体の同意を得た上で工事実施計画の認可を行い、着工するということでございます。これが基本でございます。
○国務大臣(北側一雄君) そのように御理解いただいて結構でございます。
○国務大臣(北側一雄君) 整備新幹線のこれまでの整備につきましては、これは地元の自治体、県、市町村等々、それはもう是非この整備新幹線を整備してもらいたいと、そういう強い要請があって、そして整備をしてきたわけでございます。そして、その上でJRへの経営の過重な負担を避けるために、第二...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今の事案につきましては、今年の一月に、停留所の新設及び路線の延伸を含めた事業計画の変更申請が提出をされたところでございます。  もう委員もよく御承知のように、停留所の新設につきましては、現行制度では基本的に事業者の自主的な判断で行うということになってお...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 当然、安全、安全面での、安全面の確保というのは、特にこういう交通事業者にとっては最優先のことであると思っております。  そういうその安全面からの社会的な規制というのは当然あってしかるべきものでございまして、それが規制緩和、規制改革という一点でそうした規...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 新千歳空港での事案につきましてJALの役員の方々が来られたときに私が申し上げましたのは、今委員がおっしゃったとおりでございまして、大事故というのは、結局軽微ないろんなミスが重なって大事故につながっているのではないかと、私は今回のこういう事案というものをも...全文を見る
03月14日第162回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(北側一雄君) 私も、静岡県知事始め地元の多くの皆様からこの空港、静岡空港の整備促進についての御要請はこれまで何度もお受けをしておるところでございます。地元の皆様の空港に対する情熱といいますか、そういうものはしっかりと受け止めをさせていただいているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 道路特定財源の趣旨、沿革でございます。  戦後、我が国の道路、まだまだ未整備な状況が続いておる中で、緊急に整備をしていくことが日本の社会並びに経済の発展につながるというふうに考えまして、昭和二十八年に道路整備費の財源等に関する臨時措置法という法律が制定...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員のお尋ねは金額のお尋ねだと思います。恐らく委員の御趣旨は、直接道路整備に使っていないものがあるだろうと、その予算がどの程度なんだというお話だと思います。平成十五年度は二千二百九十五億円、平成十六年度は三千五百七十八億円、そして平成十七年度予算案につ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 平成十七年度予算案につきまして、この五千七百七十二億円の使途でございますが、例えば、有料道路の料金社会実験に八十九億円だとか、道路事業に係る地籍調査に二十九億円だとか、それからまちづくり交付金のうち道路事業相当分に五百五十億円だとか、その他いろいろござい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 本四公団の債務処理の問題につきましては、平成十四年十二月に本四公団の債務処理について有利子債務の一部、約一兆三千億円を切り離しまして国の特定、道路特定財源により早期に処理するというふうに申し合わせたところでございます。これを受けまして、法律をつくらしてい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 道路特定財源という意味では、この本四公団の債務につきましても、道路の建設に伴い生じた債務を確実に返済しようとするものでございまして、その趣旨に合致すると私どもは考えておりますが、ただ、今委員からおっしゃったような疑念もあるということで、きちんと法律に明確...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員のおっしゃっている御意見もよく理解できるわけでございますが、一方で、この本四公団の累積した債務をどうしていくのかというのを考えたときに、道路特定財源というのはやはり道路、失礼いたしました、この本四公団の債務というのは道路建設に伴って生じた債務であると...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほどのその平成十五年の法律、平成十五年度に、あっ、失礼しました、本四、四国、本州四国連絡橋公団の債務の負担の軽減を図るために平成十五年度において緊急に講ずべき特別措置に関する法律、そして平成十五年度において政府が承継する本州四国連絡橋公団の債務を定める...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員のおっしゃったように、当初からこういう債務処理に充てることを考えていたということは、当然それはないというふうに思います。  しかし、本四公団のこの債務というのはなぜ発生しているかといいますと、それは道路建設に伴って発生した債務でありまして、そうい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 本来、昭和二十八年に道路特定財源というものを制度としてつくった時点でこのようなことを想定しておったかといいますと、それはそういうことはないというふうに思います。
○国務大臣(北側一雄君) 当然、道路整備若しくは道路整備に密接に関連する事項に使っていくということになると思います。
○国務大臣(北側一雄君) 率直に申し上げまして、平成十八年度予算がどういう形で編成されるかというのは全くこれからの話なんで何とも言えないわけでございますが、ただ、本四公団の債務処理がいずれ近い将来、予定されているものが終わるだろうと、そうしたら特に自動車重量税の関係で相当お金が余...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 大変重要な課題だというふうに認識をしております。新婚の御家庭、また子育て世帯、そういう若い御夫婦の方々に無理のない負担で住宅を確保できる、そういう住宅政策をしっかり推進していくことがこれからの非常に重要な、少子化対策という観点からも重要な課題であるという...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 市町村などの地方公共団体も、特に都市部でございますけれども、いかに若い人たちに、若い世帯に住んでもらえるかということはもうどの市町村も今考えております。そういうそれぞれの市町村の取組をしっかり国として支援をしていくようにしてまいりたいと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) おっしゃられるとおり、検査というのは非常に大事だと思っております。公共工事におきましては、その品質、信頼性の確保を図るため、この検査について充実を期してまいりたいと思っております。  国土交通省が発注する公共工事におきましては、これは、この検査につきま...全文を見る
03月16日第162回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(北側一雄君) 今その議論をしている真っ最中でございます。  住宅につきましては、数だけとらえますと、量的には既に充足をしていると言われております。ただし一方では、質の問題については、例えば耐震化の問題であったりバリアフリーの問題であったり等々、まだまだ課題がたくさん...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今の委員のお話は非常に重要な御指摘だと私も思います。  住宅というのは、私的な面と、一方で非常に公的な面と、双方がやはりあると思っております。私的な面というのは、もう言うまでもなく、その個人や家族にとっての生活の基盤でございます。子供を育てる、老後を暮...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 非常に重要な御指摘をちょうだいしたと思います。  定期借家法という法律が今もうできておるわけでございまして、もっとそういう意味じゃこの定期借家法を活用しないといけないなというふうにも思います。そうした今御指摘のあったミスマッチを解消するために、また、貸...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 官から民へという観点から、もっと民間市場を活用すべきではないかという御質問でございます。  委員も御承知のとおり、平成八年度から公営住宅の供給方式につきまして、民間住宅の買取り、借り上げというふうな手段を通じて公営住宅の供給を拡充をさせていただいておる...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今日は午前中から大変有益な御意見、御議論ちょうだいいたしました。  冒頭に申させていただきましたように、今、住宅政策の基本につきまして転化のときであるというふうに考えておりまして、今年の秋ぐらいを目指しまして専門家の先生方にも入っていただいて御議論をい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今住宅局長が答弁しましたように、私も心配しておりましたが、昨年の年末ぐらいから急激に需要が増えてまいりました。是非この調子で伸ばしていく必要があるというふうに思っているところでございます。  いずれにしましても、住宅金融公庫はもう廃止をされるということ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 調査によりますと国民の八割以上は木造住宅を希望されていらっしゃいます。また、現実に新築の戸建て住宅の八割以上が木造住宅でございまして、この木造住宅に対するニーズというものは大変根強いものがある。また、この傾向はこれからも変わらないというふうに思っていると...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) タクシーの業界の皆様から、大阪はもちろんのこと、各地方でも様々お声はちょうだいをしております。一言で言いますと大変厳しいというお話をちょうだいをしているところでございます。  今委員がお話がございましたように、平成十四年の二月に需給調整規制を廃止をいた...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほども答弁をさせていただいたんですが、一方では、規制緩和をすることによって運賃体系だとか、それから様々な多様な事業を展開することによって事業の活性化が図られている側面もあります。  ただ、全体として、マイカーが普及されている、普及していく中でタクシー...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 是非そういう方向で検討したいと思います。ただ、その際に、何度も申し上げますが、関係行政機関との連携がやはり重要であるというふうに考えております。
○国務大臣(北側一雄君) 特に厚生労働省でございます。
○国務大臣(北側一雄君) 今委員の御指摘のように、ETCレーンにおける料金収受員の方々がそのETCレーンを渡る際に事故に遭い死亡するという事故がございました。その際、これ平成十五年度の話でございますが、料金収受員の安全確保に関する措置を徹底するようにということで、日本道路公団始め...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 高速道路上で事故が発生した場合に、これは重大事故につながる可能性が高いものでございます。その際、人命救助を図る際にその発生場所や道路状況によってはドクターヘリを活用することが極めて有効と、医療機関への搬送時間を大幅に短縮できるわけでございますので、そのよ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 冒頭お話ございましたように、この利根川の中流域というのは、かつて昭和二十二年にカスリーン台風があって、首都圏に大変な被害をもたらしました。現在、ここが万が一破堤をすることになりますと、先ほどおっしゃったように、首都圏にはもう大変な被害をもたらすことになる...全文を見る
03月17日第162回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(北側一雄君) 最初にちょっと、私、この委員会に遅参したことをまずおわびを申し上げたいと思います。  今の御質問でございますが、マラッカ・シンガポール海峡というのが、先ほど来話がありますように、日本にとりまして非常に重要な海域でございまして、海上交通路でございまして、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 領海のこの関係の三国としっかり連携を取らしていただいて、共同の訓練ということがしっかりとできますように協議をさしていただきたいと思います。
○国務大臣(北側一雄君) 大変重要な御指摘だと思います。  防衛庁また外務省としっかり連携を取り、また関係各国としっかり連携を取りまして、こうした海賊事犯が本当になくしていけれるようにしっかり取組をさしていただきたいと思います。
○国務大臣(北側一雄君) 実を言いますと、私も大臣に就任しまして、この羽田の再拡張、もう少し早くならないのかと。特に今委員がおっしゃった二〇〇八年には北京オリンピックがありますから、何とかそれに間に合わせられないのかということは、実を言いますと私も航空局等々に確認をいたしました。...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 必要であれば技術的なことは航空局長答弁させますが、なかなか難しいのは、現在ある三本の滑走路を使いながら、ここを止めてそこだけの、四本目の滑走路を造るだけでいいというんならいいんですが、三本の滑走路を活用しながら一方で四本目の滑走路を造る工事をするわけです...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) もう首都圏の航空需要は極めて旺盛でございまして、これからもますます伸びていくと思われます。それは国際線だけではなくて国内線もしかりなんです。羽田空港の発着枠も今、目一杯になっています。地方の空港から羽田に入れてもらいたい、入れてもらいたいという要請はもう...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 二〇〇九年の四つ目の滑走路の供用時点において、今おおむね三万回というふうに言っているわけでございますが、これに絶対そうでなきゃいけないというふうに思っているわけじゃございません。ただ、今の航空需要、国内の航空需要、また国際の航空需要から見ると、そのような...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 現時点の見通しでございます。おおむね三万回以下でないといけないと言っているわけではございません。
○国務大臣(北側一雄君) 航空局長が答弁したとおりなんですが、是非委員にも御理解をお願いしたいのは、なかなかデリケートな問題でございまして、この航空協定というのは、例えば我が国からもどこどこの都市に行きたいという希望が、ニーズが一杯あるわけなんですよ。それはその都市のある国と交渉...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この羽田空港の再拡張の話は幾つかの要因がありまして、要因といいますか検討すべき事項。  一つは成田の空港の問題。これは決着してないんです。今、一生懸命やっているんです。この動向がどうなっていくのかということをよく見ないといけない。これが一点。  それ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今日の委員の、委員の羽田空港国際化に向けてのお話につきましては、今後の議論の中で、そういう強いお話があったことはよく踏まえて検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(北側一雄君) 委員からの資料要求は、これは日本道路公団関係に関する資料要求でございますので……
○国務大臣(北側一雄君) 当然、その資料要求への対応につきまして、日本道路公団の方に対しまして国土交通省の方から、こうした資料要求があるということで、その旨を伝えてあるということでございます。  今委員の御指摘の、そのそもそもこの対象になっている、問題になっている企業の方にこう...全文を見る
03月18日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○北側国務大臣 公共工事はだれのためか。これはもちろん国民のため、また将来の世代の国民のために行う社会資本整備がまさしく公共工事であると思います。安全、安心の確保をしていく、また、私どもの生活、また社会経済活動のまさしく基盤をつくるのが社会資本整備でございまして、そのための事業が...全文を見る
○北側国務大臣 いわゆる官製談合、これはあってはならないことであるというふうに思っております。  価格だけではなくて技術や品質も重視していく必要があるという、その方向性自体は私は大切な方向性であると思います。それは国民にとっても大事な視点であると思います。  しかしながら一方...全文を見る
○北側国務大臣 こういう建設事業というのは、これはもう官民問わず、元請業者の方々と、そして数多くの下請業者の方々の共同でその事業ができる、成功するものでございます。そういう意味で、元請、下請関係の適正化というのは極めて重要なことである。特に、今委員のおっしゃった、下請代金の支払い...全文を見る
○北側国務大臣 いい仕事をしていただく必要がある、すばらしい技術を持ったお仕事をしていただく必要がある、そういう意味で品質等を重視していく必要があるということでございまして、そういう意味では、予定価格のあり方につきましても、そうした価格と品質の両面で適切に審査ができるような予定価...全文を見る
○北側国務大臣 このお話は以前から、相当昔からあった議論だというふうに聞いております。我が国では、公契約における労働条項に関する条約、これは現在批准をしておりません。なぜ批准をしておらないかといいますと、民間部門における賃金等の労働条件については、公共工事に係るものであるか否かに...全文を見る
○北側国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、関係省庁との連携を図りつつ、公共工事の品質確保の促進に努力してまいる所存でございます。
○北側国務大臣 本法律案の御提案に当たり、委員長及び委員各位の御見識に深く敬意を表するものでございます。  政府といたしましては、半島地域の社会経済情勢にかんがみ、本法律案については特に異存はございません。  この法律案が可決された暁には、関係省庁と連携を図りつつ、その適正な...全文を見る
03月18日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○国務大臣(北側一雄君) 国土交通省関係の平成十七年度予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成十七年度一般会計予算に計上しました国土交通省関係予算額は、六兆五千六百五十六億円でございます。  このほか、自動車損害賠償保障事業特別会計、道路整備特別会計、治水特別会計...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今の御意見、また先日の予算委員会での直嶋委員の御議論、私もずっと拝聴しておりますし、議論にも参加をさしていただいております。問題の所在は理解をしておるところでございます。恐らく、道路局長も相当問題意識は持っておるというふうに思っております。この年末、十八...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今おっしゃっているとおり、この道路特定財源というのは自動車利用者の方々に支払っていただいている税金でございます。納税者の方々の理解なし、理解を超えるような使い方というのは、これはできないわけでございまして、そこの基本のところはしっかり押さえて議論をしてい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 津波発生時の避難場所として高速道路を利用できないかという御提案でございます。  高速道路は、もう委員も御承知のとおり、構造的にこれは自動車専用道路でございますので、容易に人が立ち入れないと、そういう構造になっております。また、昨年の新潟県中越地震の例に...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、ビジット・ジャパン・キャンペーンに官民挙げて取り組んでいるところでございます。昨年は、その成果もあってか、過去最高の六百十四万人の外国人のお客様が日本にいらっしゃいました。今年は、愛知万博もございますので、何としても少なくとも七百万人は達成したいと。...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この東武の踏切事故の件に関しましては、これからその再発防止に向けまして、これは足立区なんですが、区、そして都、更には交通事業者、そして私どもの間で今後どうしていくのか、しっかり協議をさせていただきたいと思っているんです。  あの現場は、たしかあれ橋があ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先般もその委員の御意見はちょうだいいたしました。  このETCというのは、活用される、普及がなされますことによりまして様々な効果が期待ができます。それは料金所での渋滞解消につながってくる。現に今でもETCが普及が大分進んできまして、この年末年始において...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 専門的なところは今気象庁長官の答弁したところでございます。  過去の歴史を見ましても、日本というのは地震が日本の国土のあちこちで起こってきているんですね。そのときにもう大変な被害をもたらしたという記録は今もたくさん残っているところでございます。日本とい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 公共交通にとりまして、安全確保というのは一番の優先すべきことでございます。今回の幾つかの事件、また事故を通しまして、私は改めて、その交通事業者の方々すべてに安全総点検について今お願いをして、近々その総点検の中身につきましては取りまとめをいたしますが、四月...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この件につきましては、一つは、司法の場でも工事着工の禁止の仮処分申請がされて、大分地裁の方ではいったん却下されています。現在、福岡高裁で即時抗告がされているというふうに聞いておるところでございます。そういう司法の場でも判断がなされると思います。  また...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ですから、今申し上げたつもりなんですが、地元の住民の方々とよく話合いをしていただいて、その理解を得れるようにしっかり努力をしてもらいたいということでございます。
○国務大臣(北側一雄君) 一方で高速道路ができて多くの人たちが利便性を向上させているわけでございますけれども、今委員のおっしゃったように、一方でこうした騒音・振動問題で大変な御苦労をされていらっしゃる住民の方々がいらっしゃるということを忘れてはならないというふうに思います。  ...全文を見る
03月23日第162回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(北側一雄君) 建築基本法につきまして学識経験者の方々がグループをつくられまして研究会をされているのは承知しております。その内容につきましては、まだ具体的には国土交通省の方に御提案をいただいているわけではございませんのでよく承知はしておりませんが、よく勉強させていただき...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) いよいよ道路関係四公団につきましてもこの十月に民営化がなされます。今その準備で努めているところではございます。    〔理事若林正俊君退席、委員長着席〕  その中で、かねてからファミリー企業改革というのが大きな課題でございます。そのファミリー企業改革...全文を見る
03月28日第162回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(北側一雄君) 先ほど来お話が出ておりますように、地震の際の被害の多くは住宅又は建造物の倒壊、損壊に基づくものが非常に多いわけでございます。今、海溝型地震を始め、また直下型地震を始め、これからも想定をされている中で、やはり私は住宅、また様々な建築物、また構造物等も含めま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず、結論から言いますと、もう極めて遺憾であるというふうに考えております。  航空輸送というのは、ほかの鉄道ももちろんそうでございますけれども、多くの利用者の方々の命を預かっているわけでございます。安全確保というのは最大の、企業にとって、それに携わる企...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今日も先ほど答弁させていただきましたが、航空局長自ら……
○国務大臣(北側一雄君) 今日も航空局長自らが、JALグループが今行っております、これは我々が指示したわけでございますが、JALに参りましてその安全総点検の状況につきまして直接査察をさせていただきました。  今回のこの一連の事案につきましては、今も幾つか御紹介ございましたけれど...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) もう全く同感でございます。  技術がどんどん進歩いたしまして、航空輸送の効率化を図っていこうとすると。しかし、今問題になっているようなヒューマンエラーというのはもうそれ以前の問題でございまして、そうしたことが起こってしまいましたならば本当にこれは大きな...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) おっしゃっているとおり、東京を中心とする首都圏に経済、政治、教育等々様々な日本の機能が、重要な機能が集中をしておる。そういう中で、万一この首都圏に直下型地震等が起こって甚大な仮に被害が生じたとしたならば、それは独り首都圏だけの問題ではなくて、日本全体の、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、経済がますますグローバル化しております。なかんずく、今世界の中で一番経済が発展しているのは東アジアでございます。この東アジアとの、中国を中心とする東アジアとの関係を考えましても、特にまた、我が国日本の企業が水平分業という形で中国を中心として立地をして...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 大変貴重な御意見、ありがとうございます。  もう御承知のとおり、公共事業予算全体が厳しく抑制されている中で、国土交通省としても優先順位というものを明確にしながら予算配分していくしかないというふうに考えております。  今委員のおっしゃった、国際競争力を...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員おっしゃっているとおり、我が国社会はこれから本格的な高齢社会を迎えます。今はまだまだ序の口でございまして、これからいよいよ本格的な高齢社会が到来をしてくるわけでございまして、様々な交通、また町づくりに当たりましてこのバリアフリー化はしっかりと進めてい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員の御指摘のように、二〇〇二年の大臣合意で、「供用開始に必要な施設の整備については、今後の需要動向や会社の経営状況等を見つつ行う。」というふうに、これは塩川前財務大臣と扇前大臣との間でこのように合意をされました。  それで、昨年末、この関空の二期事...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 同様でございます。  三空港の役割分担につきましても、昨年の予算編成過程の中で、伊丹空港、そして神戸空港、そして関西空港の役割分担について議論をし、明確にさせていただきました。伊丹はやはり、これは環境調和型の空港としていかねばなりません。そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) はい、そのとおりでございます。
○国務大臣(北側一雄君) ちなみに、成田空港も今暫定平行路、平行滑走路が供用されているわけでございますが、その際も、その供用前の発着回数、一本だけのときですね、これは年間十三・三万回だったわけですね。それと同じ程度の発着回数にこの二〇〇七年度には達するというふうに見込んで、二〇〇...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 最初の御質問も後の御質問も結局、大都市圏の国際空港、これをどう位置付けていくのか、国のかかわりはどうなのか、国としてどこまで責任を持って進めていくのか、その辺の認識の問題が私、恐らく委員と私どもでもしかすると少し違うのかなというように思うんですね。  ...全文を見る
03月29日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○北側国務大臣 ただいま議題となりました民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するための都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  稚内から石垣までを合い言葉に国を挙げて取り組んでおります全国都市再生につきましては、平成十六年度...全文を見る
03月29日第162回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(北側一雄君) 民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するための都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  稚内から石垣までを合い言葉に国を挙げて取り組んでいる全国都市再生につきましては、平成十六年度に創設したまちづ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 七問、御質問をちょうだいいたしました。  中小都市の都市再生の予算、制度についてのお尋ねでございます。  都市再生の推進は、大都市、中小都市にかかわらず、地域が、中心市街地の活性化などのそれぞれの重点的な課題に対応して、創意工夫を発揮しながらまちづく...全文を見る
03月29日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○国務大臣(北側一雄君) 恐らく現場では、今委員がおっしゃったような御苦労が出てくるというふうに思っております。したがって、一方でそうした国民の方々、市民の方々からあらぬ疑念を持たれないようにやはり透明度を高めていくと、また情報公開に努める、そうしたことがこれまで以上に大切になっ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、官房長の答弁したとおりでございますが、公共事業の最も主たる官庁が国土交通省でございまして、私どもが一番の責任があると思っております。
○国務大臣(北側一雄君) いずれにしましても、談合等の不正行為はあってはならないことであると思っております。  これまでも、今委員が御指摘のように、様々取組をしてまいりました。ただ、今回のこの法律が成立をいたしますと、発注者の方が判断をしなければならない事柄が大変多くなってまい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 民間部門における賃金等の労働条件につきまして、これは公共工事に係るものであるかにかかわらず、その基準というのは労働基準法で定めているところでございまして、その労働基準法等の法規の範囲内で当事者間の自主的な取決めにゆだねられるというふうに認識をしているとこ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員の御指摘のように、品質の確保ということ、観点からは、このマル適制度の活用、しっかり図っていくということは重要であるというふうに考えております。また、これ手続を簡素化するという観点からもその方がいいわけでございます。  しかしながら、それを行政指導...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ただいま御決議のございました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重し、関係省庁との連携を図りつつ、公共工事の品質確保の促進に努力をしてまいる所存でございます。
○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました下水道法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  下水道の整備等により、公共用水域の水質は総じて改善傾向にあるものの、湾や湖沼などの閉鎖性水域においては改善が進んでおりません。したがって、その原因である...全文を見る
03月30日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○北側国務大臣 私も、委員の昨日来の御質問をお伺いしながら、私も都市再生本部の立ち上げにつきましてはかかわった一人でございます。私も御質問を聞きながら、いろいろ思い起こしながら考えておったわけでございますけれども、最初は、都市再生本部というのが提案をされ、そして閣議決定がされたの...全文を見る
○北側国務大臣 まちづくりを進めていくためには、もちろん市町村が重要な役割を担うわけでございますが、それとともに、その地域にお住まいの方々、その地元の方々、そして、まちづくりの専門家の方々、この三者がうまく合わないと、なかなかまちづくりというのは効果的な成果を上げないのではないか...全文を見る
○北側国務大臣 今、世の中、時代といいますか社会といいますか、大きな変化の時期だというふうに思っております。一番大きなのは、これから人口減少時代に入ってくるというのもありますし、また、少子化、高齢化、特に高齢社会というのは、これから本格的な高齢社会が到来をしてくるわけでございます...全文を見る
○北側国務大臣 私が先ほど申し上げましたのは、四年前にスタートしたこの都市再生、三つの流れがございました。今委員のおっしゃった話というのは二つ目の話でございまして、民間都市開発を促進していく必要がある。ところが、そのときもさまざまな民間都市開発プロジェクト、今予定されているものを...全文を見る
○北側国務大臣 今委員がおっしゃっている地方都市における中心市街地が本当に疲弊をしている中で、まさしくそういう地方都市の活性化に向けてそこに重点化すべきじゃないのか、こういう御趣旨でおっしゃっているんだというふうに思います。そこは非常に大事な視点であり大事な分野である、都市再生を...全文を見る
○北側国務大臣 一つの御見識であると思います。  ただ、人口だけで言えない部分があります。例えば東京都でも、いろいろな地域がやはりあります。埼玉県にもいろいろな地域があります。大きな市でも、例えば政令市だとか政令市並みの大きな人口を抱えている中にもいろいろな地域性があるわけでご...全文を見る
○北側国務大臣 数字のお話でございましたので局長の方がいいかなというふうに思ったんですが、数字だけ申し上げましょう。  都市開発資金貸し付けの過去五年間の予算及び実績は、平成十一年度、予算額七百八十三億円、実績額が五百五十五億円、平成十二年度、予算額六百三十七億円、実績額四百八...全文を見る
○北側国務大臣 結論から申し上げますと、書類不備については、厳格な審査を実施しなければならないわけでございますので、こうした書類不備については遺憾と言わざるを得ないと思います。審査体制については見直す必要があると考えておるところでございます。
○北側国務大臣 先ほど答弁したとおりでございます。  書類の不備というのはやはりあってはならないわけでございまして、今後、その審査体制については見直すことが必要かというふうに考えております。
○北側国務大臣 先ほど来の答弁と一緒でございます。書類の不備というのはあってはならないわけでございまして、やはり厳正な審査を実施する立場からは、この審査体制については見直すことも検討しなければならないというふうに考えております。
○北側国務大臣 事務方の方から報告は受けております。
○北側国務大臣 ちょっと御質問の趣旨がよくわかりませんが、会社の名前も聞いております。  全体の事実関係についても、報告は概略、聞いております。
○北側国務大臣 むしろ具体的にお聞きになっていただいた方がいいんじゃないでしょうかね。こういうことを聞いておるのかとか……(三日月委員「いや、聞かれたことを答えてください」と呼ぶ)いやいや、何を聞かれたとか、そんな全体的な話を質問されないで、具体的に何を聞かれているのか。
○北側国務大臣 私が事務方から聞いたというのは、きょうの御質問があるということで聞いたということですよ。というふうに御理解いただきたいと思うんですが、この見積書につきましても、私が事務方から聞いておるところはこういうことでございます。  議員御指摘の見積書は、平成十三年度予算の...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど来申し上げていますとおり、この見積書というのは十三年二月の当初要望時に参考資料として添付されてきた資料であるということでございまして、当該要望時に提出する必要のない資料でございます。  大切なことは、実際の貸付額を決めているのは平成十三年九月に提出されまし...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど答弁したとおりでございますが、これは春日市議会の方でも調査特別委員会というのが設置されて、そしてこの買収価格について適切であったのかどうかということも、これはその市議会の特別委員会で審査がなされているわけですね。そこでどういう結果になったか。  委員長の報...全文を見る
○北側国務大臣 何か行政がゆがめられたとか、それから価格の決定において非常に、全く正当な、適正な価格にならなかったとか、そういうことであればそれは問題にしなきゃいけませんよ。しかし、先ほど来申し上げているとおり、価格自体は今から書類を見ても適正な価格になっているわけなんです。地元...全文を見る
○北側国務大臣 同じ答弁で大変恐縮なんですけれども、十三年九月が大切なんですね。十三年九月に提出された貸付申請書類に記載された用地補償費の積算根拠は、用地費については土地鑑定、補償費については用地対策連絡協議会の損失補償基準に即して算定されていることを確認しておるわけです。妥当な...全文を見る
○北側国務大臣 いずれにしましても、この件については妥当な価格が計算されたということを申し上げるしかございません。
○北側国務大臣 委員の御指摘のように、かつては土地の値段が上がるのが当たり前というふうな中で、さまざまな事業の取り組みがあったわけですね。しかし、その後、おっしゃったように、バブルの崩壊で地価が下落する中で、保留地の処分金による収入が当初予定したようには入ってこないというふうなこ...全文を見る
○北側国務大臣 大型店舗の立地規制の問題につきましては、この委員会でも何度か御議論をいただいているところでございます。  先ほども答弁させていただきましたが、都市計画、まちづくりというのは基本は市町村が担っているわけでございますけれども、市町村がさまざま計画を策定しても、隣の市...全文を見る
○北側国務大臣 都市再生機構がニュータウンを整備するに当たっては、ニュータウンに居住することとなる住民の利便性の観点から、住宅はもちろんですけれども、学校、公園、商業施設等の用地を確保することが原則でございます。  このような土地の利用計画を定めるに当たっては、地方公共団体とも...全文を見る
○北側国務大臣 民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するための都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことに深く感謝を申し上げる次第でございます。  今後、審議中における委員各位の御高...全文を見る
○北側国務大臣 私も同感でございまして、地方におきましても、この統合のメリットをさらに発揮していくために、整備局また運輸局について一体化できるように、やはりこれは計画的に考えていかないといけないというふうに考えておるところでございます。
○北側国務大臣 三月一日現在で、国土交通省からは五十の国の在外公館に九十七人が出向をしております。私も調べさせていただきましたならば、主要な国、米国、中国等々の在外公館には既に複数の職員が派遣をされているところでございます。  これらの職員は、国土交通行政のノウハウを基盤としつ...全文を見る
○北側国務大臣 確かに、各大使館で日本の観光立国、観光振興に向けてもっとPR、宣伝をしていただく必要がある、そういう今委員の方から御指摘いただいたところは、しっかりこれから検討する必要があるというふうに思っているところでございます。確かに、国交省から出向いている人がふえればいいわ...全文を見る
○北側国務大臣 まず、中馬先生の非常に大変な御努力もちょうだいいたしまして、台湾の方につきましては、愛知万博期間中のビザ免除のための法律を今国会、この委員会で通していただいたところでございます。成立をいたしまして、三月の十一日から実施をしているところでございます。  こちらの方...全文を見る
○北側国務大臣 航空輸送というのはたくさんの人命を預かっているわけでございます。大量の旅客の人命を預かる公共輸送機関として、当然のことなんですけれども、安全確保というのが、それは航空会社にとって最大の役割、使命であるというふうに思うわけでございます。  この千歳での事案、また、...全文を見る
○北側国務大臣 今回の一連の事案を見ますと、まさしく人為的なミス、ヒューマンエラー、これが目につくわけでございます。こうした人為的なミスが重なって大きな事故につながっているというのが過去の大事故の教訓ではないかというふうに私は思います。  こうしたヒューマンエラー、人為的なミス...全文を見る
○北側国務大臣 万博開会前に行かせていただいております。中部国際空港の開港もございましたので、ことしに入って、ですから二度ほど行かせていただいておりますが、開会後はまだ行っておりません。ぜひ行かせていただきたい、近々行かせていただきたいと思っております。
○北側国務大臣 地元の愛知の皆様はもちろんのこと、全国からこの万博会場に行かれるわけでございます。全国から来られる方々は必ずしも地理に明るいわけではない。そういう方々が行かれるわけでございまして、そういう方々が行って、本当に楽しかったな、よかったなというふうにやはり感じてもらわな...全文を見る
○北側国務大臣 まずおくれないことが大切だと思いますけれども、遅延をしないということが。  その上で、遅延をした場合に、異なる鉄道事業者間で、特に遅延をした側が乗り継ぎ面で利用者に迷惑をかけるわけでございますので、そういう意味では鉄道事業者間でよく協議をしてもらわないといけない...全文を見る
○北側国務大臣 二度、一度は三社の社長が来られました。一度は兼子さんも含めて三社の社長が来られました。私の方から強く申し上げましたのは、ここにいらっしゃる経営トップの方々が、現場の方々と一体となって再発防止に向けての取り組みをしっかりやってもらいたいということを厳しくお話をさせて...全文を見る
○北側国務大臣 ただいま議題となりました都市鉄道等利便増進法案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国においては、三大都市圏その他政令指定都市を中心とした大都市圏が形成されており、その社会経済活動は我が国の活力の源泉となっております。その中で、我が国の都市鉄道は、世...全文を見る
03月30日第162回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(北側一雄君) 加藤議員から、建設、運輸部門における中小企業の景況及び経済全体の中で果たすべき役割等についてお尋ねがございました。  我が国の建設産業の九九%を占めますのは中小建設業者でございます。しかしながら、政府また民間投資を合わせましても、建設投資は、ピーク時、...全文を見る
03月31日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○国務大臣(北側一雄君) 先ほど来の小池議員の御論議に関しましては非常に私も勉強になりました。非常に重要な課題について御指摘をいただいたというふうに思っております。  先ほどの下水道法の一条ですね、ここには、今委員がおっしゃったように、都市の健全な発展及び公衆衛生の向上と、それ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど来お話ございますように、下水道というのは私たちの生活にとりまして非常に大事な、健康だとか、それから水質の保全だとか、さらには防災だとか、非常に大事な役割を果たしてくれているわけでございます。  その下水道の普及でございますが、今委員が御指摘ござい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほどの上流と下流のお話でございますけれども、私からも一言申し上げますと、下流、私も下流に住んでいる人間でございますが、下流に住んでいる人間というのは必ずしも上流の苦労というのを理解していない場合が多いなということを最近つくづく、これは治水面でも、それか...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これは治水の面でも多分そうだと思うんですけれども、治水や利水の面でもそうだと思うんですが、やはり川、水の問題というのは、やはり流域を単位として様々な整備をしていくということの重要性は非常に私は高いと思います。流域全体の中で、やはり様々な整備をすることによ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 下水処理水というのは年間百三十億立米処理をされておりまして、今下水再生水として有効利用されておりますのは二億立米、まだわずかでございます。大きく分けますと二つあるかと思うんですが、一つは環境用水といいまして、一つは、今まで水が、川でほとんど水量がないと、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これから私は、水循環を健全化していくということは環境問題の中でも非常に重要なテーマに私はなってくると思っております。それは、国内的にも恐らく国際的にも水循環の健全化というのが大きなテーマになってくるというふうに認識をしております。そういう意味で、総合的に...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 下水道法の一部を改正する法律案につきまして、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決をされましたこと、深く感謝を申し上げる次第でございます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提議され...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました航空法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国における航空輸送需要は、近年の東アジアの経済発展や地域間交流のニーズの高まりを背景として、今後も増加傾向が続くことが予測されております。これに対応し...全文を見る
04月05日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○国務大臣(北側一雄君) まず、航空機の運航における安全確保について御報告を申し上げます。  航空輸送の安全確保は航空行政の根幹であると認識しており、日本航空グループにおいて安全上重大な事態につながりかねないトラブルが短期間のうちに連続して起こったことは、多くの人命を預かる公共...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず、JALの方でございますが、今JALグループに対しまして、なぜこのような事案が次々と起こってしまったのかということについて、その原因、要因、背景というものをしっかり分析して報告してもらいたいということを言っております。  一つ一つの事案を見ますと、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 安全を確保するということは利用者に対する最大のサービスなんですよね。飛行機に乗って様々なサービスを私どもは受けるわけでございますが、それがサービスではなくて、一番のサービスというのはともかく安全で走行していただくと、安全で飛ばしていただくということが最大...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 確かに、平成八年の法律改正によりまして、独立した検査組織を置かなくてもよいということにはしてございます。しかし、ダブルチェックの必要性について要らないというふうに言っているわけではございません。  やはり今回の一連の事案についてもヒューマンエラーが大変...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この航空輸送というのは、いったん事故が起こってしまいましたら、これはもう取り返しの付かない大変な被害が生じてしまうわけでございまして、もう何よりもこの安全の確保ということを最優先にしていただかないといけないということでございます。  この一連のJALグ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、渕上先生おっしゃっているように、例えば客室乗務員であれば客室乗務員の中の連携とか呼吸だとか、一体感だとか、そういうことが非常に安全を確保していくために重要であることはもうおっしゃっているとおりだというふうに思っております。  したがって、仮に派遣社...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 限られた予算の中で、やはりこうした安全の確保のための予算というのはやはり重点配分をしていかないといけないというふうに思っております。地方自治体の皆様、地方自治体の方々、そして事業者の方々ともよく連携を取って、しっかり重点配分ができるように努めてまいりたい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 渕上委員のこの点に関する御所見は、かねてからお伺いをしているところでございます。  おっしゃっているとおり、この事故調査委員会というものは、独立性を十分確保するということが大変大切なことであると考えております。この設置をする法律におきましても、独立して...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) もう専門家の委員が御指摘のように、我が国の航空業界が非常に激しい国際競争の中にさらされていることはもう全くそのとおりでございまして、そういう意味で、そうした環境の中で、この国際競争力にさらされている中で、更にこれは工夫をしていただいて頑張っていただかない...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 非常に根本的なお話をちょうだいしました。  今日は、一番向こうに鉄道局長、そして航空局長、そして自動車交通局長がいらっしゃるわけでございますけれども、確かにこの交通、一方で、交通の基盤を整備しなければならないという仕事を一方で担っておって、そして一方で...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 国土交通省というのは、国民の皆様が日常の生活において、また日常の経済活動において安全、安心を確保していくということが最大の役割、使命であるというふうに思っております。そういう意味で、こうした一連の事案、事故に対してしっかりと厳しく再発防止に向けて厳しく指...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 兼子さんが代表権のない会長ですか、になられたということで、責任取ったと、なんていうのは全く思っておりません、そのようには。そんなことで済むとは全く思っておらないわけでございまして、だからこそ、その後航空局長自ら査察に行かしていただいているところでございま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 地域の地元の方々の非常に大切な足になっておる鉄道でございます。また、学校がしばらくしましたら始まります。今この宿毛駅、終点の宿毛駅自体は駅舎が大変損壊をしているところが大きいのですぐには使えない状況でございますけれども、先ほど鉄道局長からの報告によります...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、成田空港会社の方では地権者の皆様と最後の詰めの交渉をされていると聞いております。三月末まで交渉して私のところへ報告をということで指示をしておったわけでございますが、まだその最終的な交渉がいましばらく続いておりまして、近々成田空港会社社長の方から私の方...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 末松委員もよく御承知のとおり、関西の国内航空需要、また国際航空需要を考えましても、関西空港だけで賄うことはできません。やはり、伊丹空港というのは関西圏の国内空港の拠点としてやはりこれからも機能をしていただかないといけないと思っております。関空だけでは賄え...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今日も午前中から委員の先生方から非常に貴重な御意見ちょうだいいたしました。しっかりそれを念頭に置いて今後JALとの対応に当たっていきたいと思っておりますが、今日午前中にも申し上げましたが、私はこの一連のトラブル、事案を通じまして、これは表に表れているもの...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この新千歳の事案については、その報告という問題については二つ問題があったと思っております。  一つは、一か月以上国土交通省への報告が遅れたわけでございますけれども、これはJALグループの中で、JALのトップの人たち、経営陣の方にも報告が行っていなかった...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私も大江委員と一緒の関西でございますので、いつも羽田から関西に向かっていくときに、本当に高い高度まで上がってから行くと。横田空域を避けているわけでございます。  この空域の返還問題につきましては、外務省、また防衛庁ともしっかり連携を取らせていただきまし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 二〇〇四年、六百十四万人の外国人の方が日本に来ていただきましたが、そのうちの六割は四つの国なんですね、四つの国。一番が韓国です、二番台湾、そして中国、香港なんですね。やっぱり、近隣の方々がやっぱり日本に来ていただけるわけで、最大の市場なわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の改正で民間活用、検査において民間活用をさしていただく案でございますが、あくまでこれは安全上の影響が少ない部位の設計の検査だとか、既に確立されております定型的な試験結果の確認といった、限定された範囲について民間の能力を活用していこうというものでござい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) いずれにいたしましても、先ほど来申し上げておりますとおり、トップの方々が現場の方々と一体となって今回の一連の事態をしっかり受け止めていただいて、安全確保最優先に取組をしていただきたい、そのための在り方をしっかり検討してもらいたいし、私は今JALグループの...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私は、今回の一連の事案を受けまして感じているところは、そのJALグループの社内に、先ほどから申し上げておりますように様々な構造的な課題、問題があるのではないかと思っているんです。それは、一番大切な安全確保という最優先すべき事項についても問題があったり、ま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今日も朝から御議論いただいておりますように、安全性の確保というのは航空行政の中でも最重要の課題であると思っております。  今御指摘のことにつきましては、あくまで安全上重要な部分については従来どおり国が直接検査を実施をしてまいりますし、民間活用に当たりま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国の経済活動を支える物流につきましては、在庫管理の徹底等による物流コストの低減を通じた国際競争力の強化や、多様化する消費者の需要に即...全文を見る
04月06日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○北側国務大臣 今、委員の方から、冒頭、今回の法案のポイントを非常に簡明にお話をしていただきました。もうすべてそこに含まれておると思うわけでございますが、昔に比べますと都市の鉄道のネットワークというのは相当整備されてきたというふうに思います。ネットワークそのものはほぼでき上がって...全文を見る
○北側国務大臣 これまで、いわば輸送需要対応型の鉄道整備をしてまいりました。これは、今まではやはり、都市鉄道ネットワークが不十分である中で、地下鉄をつくりたい、またニュータウン鉄道をつくりたい、さらには空港アクセスの鉄道をつくりたい等々のさまざまなニーズがある中で、それぞれ補助制...全文を見る
○北側国務大臣 公共事業予算をどう配分するかということでございます。ここはぜひこの委員会でも、恐らくいろいろなお考えがあると思うんですね、ぜひここは御議論をいただいて、方向性を示していただければ大変ありがたいというふうに思っているところでございます。  私先ほど、鉄道事業の需要...全文を見る
○北側国務大臣 昔に比べますと、三大都市圏、大都市におきまして、都市の鉄道というのは、私なんかも昔を振り返ってみますと、相当整備されてきたな、ネットワークとしておおむねできつつあるのかなというふうな認識を持っております。
○北側国務大臣 確かに、首都圏でいいますと、東京に向かう鉄道は十分整備されていると思うんですが、横の、例えば埼玉なんていいましたら、東京に向かう鉄道はいっぱいあるんですけれども、横の連絡が本当に不便だとか、確かにおっしゃっているようなところは、これは恐らく道路の方もそうでございま...全文を見る
○北側国務大臣 委員の方でおっしゃっていただきましたように、今回の法案につきまして、法案の第一条で、その目的で、利用者の利便の増進ということを真正面から取り上げさせていただいたところでございます。これは委員の御指摘にあるとおり、初めてのことでございまして、この利用者の利便の増進と...全文を見る
○北側国務大臣 この法律案を審議するからではないんですが、この間の日曜日に、私、地元の親しい人たちと須磨に、御地元にちょっと行かせていただいて、桜が咲いているかなと思ったら全然咲いてなかったんですが、その帰り、三宮の駅近くでお昼御飯を食べて帰ってきたんです。  今冒頭に土肥先生...全文を見る
○北側国務大臣 今回の西武鉄道の事件につきましては、これは有価証券報告書、それに虚偽記載をしたということでございます。これは、上場企業、また今委員がおっしゃっているように、公共鉄道という立場から考えても、これはあってはならないことでございます。投資家、株主の信頼を裏切る、また証券...全文を見る
○北側国務大臣 踏切対策につきましては、重要かつ喫緊の課題であるというふうに認識をしております。  これまでも国土交通省といたしまして取り組みをしてきたわけでございますが、抜本対策による立体交差化とか踏切の除去とか、それと、こちらの方は一方では時間がかかりますので、速効対策によ...全文を見る
○北側国務大臣 都市鉄道等利便増進法案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起されました事項の趣旨を十分に尊重してまいる所存でござ...全文を見る
○北側国務大臣 ただいま議題となりました水防法及び土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  近年、梅雨期の集中豪雨やたび重なる台風の上陸により、全国各地で激甚な水災及び土砂災害が数多く発生して...全文を見る
04月06日第162回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(北側一雄君) 公共工事の入札契約制度の改革や官製談合の防止の今後の取組についてお尋ねがございました。  国土交通省におきましては、官製談合等の不正行為を防止し、入札契約制度の競争性、透明性等の向上を図る観点から、大規模工事における一般競争入札の導入、総合評価方式等の...全文を見る
04月07日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○国務大臣(北側一雄君) 今、世界の経済を見まして、世界の経済をリードしておりますのは、これはまさしく東アジアの経済でございます。急成長をしておるわけでございますが、特に中国を中心とする東アジア、これまでは生産拠点というイメージが強かったわけでございますが、単に生産拠点であるだけ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私はあの予算委員会のときはこういう問題意識を持って発言させていただいたわけですね。これから日本の社会というのは本当に、本当にこれから高齢社会を迎えます。人口減少社会がやってまいります。その話だけ聞いていますと、経済がどんどん縮小していくのではないかと。し...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 我が国の物流業の雇用者の、働いている方々の数というのは約百四十四万人でございます。非常に大きな雇用の受皿になっております。一方、先ほど来お話が出ておりますように、中小企業が大変多いという特質を持っております。そういう意味で今委員のおっしゃった御指摘はしっ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 我が国のCO2の排出の中で、全体の中で二割を占めておりますのが運輸部門でございます。その運輸部門が二割を占めているんですが、その中で約九割が自動車の分野からCO2が排出をされております。したがって、これからの地球温暖化対策ということ、これを積極的に推進を...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 四月二日の日に、これ関経連が主催をいたしまして、特に、元々関経連の方で物流の改革につきまして非常に関心を持っておりました。元々、昨年来、関経連の方では研究会等を立ち上げてずっと勉強をされてきたみたいです。問題意識を持ってやってこられました。今、国土交通省...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど来私答弁さしていただきましたけれども、物流業というのは、トラック運送事業を始めといたしまして中小事業者の方々が大変多い業界でございます。また、多くの我が国の雇用を支えていただいている業界でございます。そういう意味で、中小企業、中小事業者への配慮とい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 雇用にどういう影響を与えるかということは、よく見ていく必要があると思っております。  ただ、企業、荷主の側が物流部門をアウトソーシングするとした場合に、これ荷主側としては、これまで使っていた経営資源を他の営業活動等に集中的に振り向けられるだとか、それか...全文を見る
04月08日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○北側国務大臣 おっしゃっているとおりだと思います。  我が国は、これまでも大変災害の多い国でございました。これからも災害は避けて通れないと思います。そういう際に、やはり被災者の方々に対して、政治家がまず真っ先に被災地に飛び、被災者の方々を激励し、とるべき対策をしっかりとってい...全文を見る
○北側国務大臣 ちょっと議論を整理させていただきたいと思うんですが、宅地にそもそも欠陥があるという場合と、今回の法案、提案しております浸水想定区域に指定されているというのとは、ちょっとこれは全然状況が違いますので、欠陥があれば業者の側に責任が生じてくるのは当然の話でございますし、...全文を見る
○北側国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、昨年は集中豪雨による災害が各地で発生したわけでございますけれども、統計的な資料を見てみますと、昨年だけではなくて近年集中豪雨の発生というのが非常に増加をしているということが明らかでございます。  なぜそうなっているのかということに...全文を見る
○北側国務大臣 これは、防災に限らず、福祉でも、それから教育でも、またさまざまなまちづくりにあっても、そういう、これからは、その地域の方々を中心とするボランティアを初めとする方々の力というのが絶対に必要だと私は思います。これは防災だけに限らないと思うんですね。防犯でもそうですね。...全文を見る
○北側国務大臣 昨年の一連の豪雨災害を受けまして、もちろん一つはハードの整備、堤防強化等の河川改修を初めさまざまなハードの対策に取り組んでいかねばならないわけでございますけれども、一方でそれは時間とコストがかかるわけでございます。  そういう意味で、やはり一方でソフトの対策につ...全文を見る
○北側国務大臣 全く同感でございます。地域力と言っていいかもしれませんが、防災、減災をしていくためには地域コミュニティー、地域力というものが備わっていないと、私は、幾らいろいろな制度をつくったとしてもなかなかそれが機能しないというふうに思います。そういう意味で、この地域コミュニテ...全文を見る
○北側国務大臣 水防法及び土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見...全文を見る
04月08日第162回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(北側一雄君) 民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するための都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  「稚内から石垣まで」を合い言葉に国を挙げて取り組んでおります全国都市再生につきましては、平成十六年度に創設し...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 芝議員にお答えをいたします。  八問御質問をちょうだいいたしました。  地方都市の中心市街地の空洞化の原因分析が第一問でございます。  地方都市の中心市街地の空洞化の原因につきましては、都市ごとに様々であると思われますが、住宅の郊外への立地が進んだ...全文を見る
04月12日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
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○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するための都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  稚内から石垣までを合い言葉に国を挙げて取り組んでいる全国都市再生につきましては、平成十...全文を見る
04月13日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○北側国務大臣 今回の一連の中国でのデモにつきましては、私も、中国政府当局が、その国内にある大使館また企業が暴力的な行為に遭った場合に、きちんと警備をしていく、守っていくというのは当然のことでございまして、これは、仮に我が国で、どんな理由があるにせよ、そうした行為があった場合には...全文を見る
○北側国務大臣 今、委員がおっしゃいましたように、公共事業がむだである、悪であるというふうな風潮というのは、私も間違っているというふうに思います。現在の国民、また私どもの将来の世代のために必要な社会資本整備というのはたくさんまだまだ残っていると思うわけでございまして、社会資本整備...全文を見る
○北側国務大臣 タクシーの運転手の皆様の置かれている厳しい状況につきましては、これまでも予算委員会初め、たびたび取り上げをされてこられました。私も地元は大阪でございますので、その厳しい状況についてはよく認識をしておるつもりでございます。  きょう、これから金田先生には詳細な御質...全文を見る
○北側国務大臣 この間、東北の運輸局長と話をする機会がございまして、その仙台の今置かれているタクシー業界、また運転手の方々の状況について報告も受けたところでございます。大変厳しい状況にあることは聞かせていただいているところでございます。今委員がおっしゃったようなるるの問題点がある...全文を見る
○北側国務大臣 そろそろこの問題のかなり本質的な部分に入ってきたかと私は思っているんですけれども、議論が。  先ほど、平成十一年の運政審の答申を金田先生、読んでいただきました。私、今回の一連の問題、確かに全体としてのタクシー需要がなかなか伸びてこない、ここに一つ大きな要因があり...全文を見る
○北側国務大臣 航空業界というのは多くのお客様の人命を預かっておる公共交通機関でございまして、何よりも安全確保というのが最大の役割であると思います。  先ほど委員がおっしゃったように、航空業界の最大の利用者へのサービスは何かといえば、それはもう何にも増して安全に目的地まで届ける...全文を見る
○北側国務大臣 タクシー事業の問題につきましては、先ほど金田委員から詳細な御質問もちょうだいいたしました。三年前の規制緩和後、非常に増車数がふえる、一方でタクシーの運転手の方々の収入は大変減る、そういう大変厳しい状況にあるということは私も認識をしておるところでございます。その実態...全文を見る
○北側国務大臣 運輸事業を営む業界の皆様、それは航空もタクシーもトラックも含めまして、これは何よりも安全な走行、安全の確保というのが一番大事なことであるというふうに思います。  今委員のおっしゃったように、時計を昔に戻すのではなくて、昔のような事前規制、それをやれと言っているん...全文を見る
○北側国務大臣 内閣また政府、やはりこの国会というのは、議会というのは唯一の立法機関でございます。憲法にも唯一の立法機関で最高の機関であるというふうに明記をされているところでございまして、何にも増して委員会や本会議での議論というのは重要でございますし、政府にある者につきましては、...全文を見る
○北側国務大臣 まず、いかなる企業であれ、どんな業界であれ、労働保険とか社会保険に入っていない、入れていない企業というのは企業としての社会的な責任を果たしていないわけでございまして、そういうのは私はとんでもないと思います。これは別に運輸業界に限ったことではなくて、そういうことはあ...全文を見る
○北側国務大臣 先般、今回の竹ノ塚駅の踏切の事故がありまして、その後でございますが、地元の方々、地元の区長さん等々とお会いをさせていただきました。この竹ノ塚の問題につきましては、もうかねてからの地元での大きな課題であったわけでございます。  今回、都とそれから区と地元と、鉄道事...全文を見る
○北側国務大臣 タクシーは、多くの国民の皆様が利用される非常に重要な交通手段でございます。もちろんのこと、安全走行というのが最大のサービスであるというのは、そのとおりであると私も思っているところでございます。  先ほど、運転者の健康状態に起因する事故等の件数がふえているのではな...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど来、非常に有益な御議論をこの委員会でちょうだいしております。きょうの各委員からちょうだいした御意見もよく踏まえて、実態をよく見させていただきたいと思っております。そういう指示をしておるところでございます。  規制緩和後三年たちました。プラスの面もあると思い...全文を見る
○北側国務大臣 ただいま議題となりました港湾の活性化のための港湾法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国の経済活動を支える港湾については、近年、近隣のアジア諸港がコンテナ取扱量を急激に増加させる中で、我が国コンテナ港湾は相対的地位を低下させ...全文を見る
04月14日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○国務大臣(北側一雄君) 今、岡田先生の方からお話のいただいたとおりでございます。  このまちづくり交付金、平成十六年度からスタートをさしていただいたわけでございます。非常に地方団体の皆様からは好評をいただいております。  一つは、これまでの個別の補助制度ではございませんので...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 是非、陸の環濠の今井町に私も近いですので、自宅から。一度行かしていただきたいと思います。  我が国の戦後は、本当に急速な経済の発展、また急速な都市化というものが進んでまいりました。国としても、また地方の行政の方もその急速な経済の発展、急速な都市化、その...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 前田先生から、これ予算委員会でもこのコミュニティーの再生のお話をテーマにして御意見をちょうだいいたしました。  私も、全国都市再生、地方都市の再生をこれから進めていくに当たって、コミュニティーをどう形成していくか、どう再生していくかという観点は極めて重...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、山口副総裁や竹歳局長の方からお話をさしていただきましたように、民都機構の出資する部分というのは、やはりリスクが比較的高いところを役割を担わせていただくわけでございます。したがって、当然のこととしてリスク管理というのが極めて大事になってくるというふうに...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 非常に大事な御指摘ちょうだいしたと思っております。前田先生のこの本会議での質疑は平成九年でございますので、本当に以前からそのような御提言をちょうだいしていたことに心から敬意を申し上げたいと思います。  ようやく我が国の金融も健全化してきたといいますか、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 土地区画整理会社方式ということを今回の法案で提案をさせていただいております。従来の組合方式ではなかったメリットもたくさんあると思っております。  今委員の方から御指摘のあった点につきましては、しっかりそれを踏まえて運用をしてまいりたいというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) おっしゃっているとおり、東京一極集中が進んでいるというふうに思います。危機管理という観点からは、東京にすべてが集中しているという今の状況というのは決して良くないというふうに考えております。やはり国土利用の在り方として、東京に一極、東京だけにすべてが集中す...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これからのまちづくりに当たりましては、それぞれ地方の特性というのがございます。良さというのがございます。それはもう様々でございまして、今委員のおっしゃった歴史、文化、伝統等、その地域に根付いたものを大切にしながらまちづくりを進めていくということが非常に大...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今日の佐藤先生の御質問は一貫して、当省の緊急整備地域の都市再生、大都市部における都市の再生と全国の地方の都市の再生、これは質的に違うぞというお話を一貫してなされているというふうに思います。  確かに、大都市の場合は、これはむしろ大都市というよりも、我が...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今コンパクトシティーというお話がございましたが、歩いて暮らせるまちづくりと私はずっと言わしていただいているんですね。  これから日本の社会は高齢化が進んでまいります。本格的な高齢社会がこれから到来するわけでございますが、その中で高齢者の方々が、ある一定...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これはこの問題だけではなくて、もうこのバブルの崩壊、そして資産デフレ、長引く資産デフレ、そういう中で、これはその一つの例だと思うんですが、これだけではなくて、様々なところで、今委員がおっしゃったように、一九八〇年代までは、日本の土地の値は下がらないと多く...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 開かずの踏切につきまして、これの立体交差化も含めまして様々な対策を取ることは急務だというふうに考えています。ですから、優先順位を持ってもちろんやっていきますが、今局長の方から答弁をさせていただきましたように、開かずの踏切だけではなくて、さらにボトルネック...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まちづくりにおきましては、今日も様々な御意見をちょうだいいたしましたが、これはあくまで住民の方々、そこにお住まいの住民の方々の参画というのが不可欠であるというふうに思っております。それは土地区画整理事業についても同様でございます。特に土地区画整理事業につ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今先生おっしゃいましたように、都市再生につきましては、都市再生本部がこれは平成十三年の五月に設置をされたわけでございます。以降、三つの流れがございまして、三つの柱があるわけでございます。  一つは、都市再生プロジェクトでございます。都市再生プロジェクト...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するための都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や...全文を見る
04月15日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○北側国務大臣 今赤羽委員のおっしゃったことは非常に重要な課題であると認識をしております。  今、国交省の中でも、これは歴史的な経緯があるわけでございますけれども、今御指摘のあった点につきましては議論をしておるところでございます。いずれにいたしましても、港、港で全く独立して港湾...全文を見る
○北側国務大臣 今、松崎委員の方から具体的な都市の名前を挙げていただきまして、急速に伸びている都市というのは、すべてこれは東アジアの港でございます。やはり東アジアの、中国を中心といたしまして経済の発展、極めて急速な経済成長をしている、それが一つもちろんあると思います。さらには、そ...全文を見る
○北側国務大臣 大変貴重な御議論をいただきまして、ありがとうございました。全くおっしゃっているとおりだと私も認識をしております。  国土交通省になりまして、旧の運輸省それから建設省が一緒になりました。私は、この物流の問題というのは、その融合のメリットをしっかり発揮できる場面では...全文を見る
○北側国務大臣 私もそういう問題意識を持っております。  そういう意味で、港について一体的に運営をしていくということが非常に重要である。それはもう、できれば、その港にたくさん船が来ていただいたならば、それなりのメリットがある、収入がある、そういうインセンティブがきちんと働くよう...全文を見る
○北側国務大臣 港湾の活性化のための港湾法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起されました事項の趣旨を十...全文を見る
○北側国務大臣 ただいま議題となりました通訳案内業法及び外国人観光旅客の来訪地域の多様化の促進による国際観光の振興に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  近年、国際交流の増進、我が国経済の活性化の観点から、観光立国に向けての戦略的な取り組...全文を見る
04月19日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○北側国務大臣 今、我が国政府は、二〇一〇年、一千万人の訪日外国人を目標にいたしまして、観光立国の施策、さまざま推進をさせていただいているところでございます。  今回の法案につきましては、柱は大きく二つございます。一つは、通訳ガイド制度の改善をやっていこうということでございます...全文を見る
○北側国務大臣 二〇一〇年に一千万人の訪日外国人のお客様を日本にお迎えする、これが目標で取り組んでいるところでございます。昨年は六百十四万人、これまでで最高の外国人の方がいらっしゃいました。ことしは、まず七百万人をぜひ達成したいと思っているところでございます。  愛知万博も今開...全文を見る
○北側国務大臣 このユビキタスという技術は本当にすばらしい技術だというふうに思います。東京大学の坂村先生という方がこの世界では第一人者なんですけれども、坂村先生が、本当にこのユビキタス技術を活用して、さまざまな取り組みを今していただいているところでございます。  それで、観光に...全文を見る
○北側国務大臣 サプライズも必要だと思いますが、外国人の方から見て、我々日本人が当たり前のように思っていることに結構サプライズを覚える方々もいらっしゃるんですね。我々日本人自身が我々日本の魅力を知っていない部分が結構あるんじゃないかと私は思うんですね。  先ほど委員もちょっとお...全文を見る
○北側国務大臣 観光立国ということを、小泉内閣になって観光立国担当大臣をつくりまして、これは石原大臣が最初でございますが、それから、二〇〇三年度から、今横文字はよくないとおっしゃいましたけれども、ビジット・ジャパン・キャンペーンという政策をとり始めました。  二〇〇三年が五百二...全文を見る
○北側国務大臣 ことしですよね、二〇〇五年。  今の中国で起こっている反日デモ等々、また竹島問題を通じての韓国での反日運動、私は、だからこそ、こうした隣国の日韓関係、また日中関係というのは極めて大事でございます。そういう意味で、こうした二国間関係について、やはり、中国も韓国も、...全文を見る
○北側国務大臣 結局、外国人の方々、観光客の方々が何に魅力を感じるのかというところは非常に多様だと思うのですね。初めて日本に来る方はやはり富士山とかなるのですが、やはりリピーターになりますとそうではなくて、地方の、本当に田舎の棚田とか、そういうのを見て感動される方もいらっしゃるわ...全文を見る
○北側国務大臣 私も、委員の御質問がございましたので調べてみましたら、成田国際空港のトランジット客というのは年間二百八十五万人いらっしゃるんですね。えらい数字なんですね。関西国際空港は三十万人でございます。  このトランジット、確かに我々も海外に行ったときに、ある空港にトランジ...全文を見る
○北側国務大臣 私どもが多くの外国人に来ていただこうとしておるのは、観光客だけではなくて、今委員のおっしゃったお仕事で日本にいらっしゃる外国人の方々、その方々もできるだけ多くしよう、また、来ていただいたらできるだけ支障が、障害がないようにしようというのが、私どものこの観光立国、観...全文を見る
○北側国務大臣 はい。観光立国閣僚会議というのがございまして、そこには当然全閣僚が参加をしております。
○北側国務大臣 京都の路面電車はなくなったんですかね。(穀田委員「そうです、なくなったんですよ」と呼ぶ)なくなったんですよね。  あれ、何でなくしたんですかね。私も京都に二年間ぐらい住んでいたんですけれども、よくあの路面電車は乗っていましたけれども、本当に京都の町並みに合う路面...全文を見る
○北側国務大臣 ただいま議題となりました公的資金による住宅及び宅地の供給体制の整備のための公営住宅法等の一部を改正する法律案及び地域における多様な需要に応じた公的賃貸住宅等の整備等に関する特別措置法案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  まず、公的資金による住宅及び宅地...全文を見る
04月19日第162回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(北側一雄君) 公的資金による住宅及び宅地の供給体制の整備のための公営住宅法等の一部を改正する法律案及び地域における多様な需要に応じた公的賃貸住宅等の整備等に関する特別措置法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、公的資金による住宅及び宅地の供給体制の...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 室井議員にお答えをいたします。  賃貸住宅政策を含めた住宅政策の転換についてお尋ねがございました。  我が国の住宅は、量的には既に充足しておりますが、持ち家の一戸当たり床面積が百二十四平米であるのに対し、借家は四十六平米にとどまっているほか、耐震性、...全文を見る
04月19日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第12号
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○国務大臣(北側一雄君) 航空機の運航における安全確保について御報告をいたします。  既に御報告をいたしておりますとおり、三月十七日、日本航空グループにおいて発生した一連の安全上のトラブルにかんがみ、日本航空インターナショナルに対して事業改善命令を、また日本航空ジャパン及び両社...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員おっしゃっていますように、経済規制は緩和しても、特に安全確保という面では、そうした面での社会的規制はやはり堅持を私はしていかねばならないというふうに思っております。これまで規制改革、規制緩和がずっとされているわけでございますが、そういう中で、今委員の...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 率直に申し上げさしていただきたいと思いますけれども、まずこの一連のトラブルの、特に国民の皆様がどうなっているんだというふうに御関心を持たれることになった案件は、御承知のとおり、新千歳空港における管制指示違反の事案でございます。これ私ども当局の方で知りまし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私はこの報告書を出してもらうときに注文をあえて出させていただきました。それは、一個一個のそういうトラブルについては、忘れていた、失念していた、誤認をした、そういう一個一個の直接の原因を書いてもらってそれで報告書、それじゃ駄目だと。その一連のこうしたトラブ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員おっしゃっていますとおり、これはJAL一社だけの問題ではなくて、航空業界全体に与えられた警告であるというふうに是非認識をいたしまして、航空業界、またそれだけではなくて鉄道業界も含めまして、そういう交通事業に携わっている事業者の方々に対する大きな警告で...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました水防法及び土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  近年、梅雨期の集中豪雨や度重なる台風の上陸により、全国各地で激甚な水災及び土砂災害が数多く...全文を見る
04月20日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○北側国務大臣 言うまでもございませんが、航空会社というのは、利用者の生命を預かっている、そういう仕事でございます。安全に輸送するというのが最大の役割であり、また最大のサービス。それなくしてほかのサービスなんかあり得ないわけでございまして、そこのところをもう一度、こうした一連の事...全文を見る
○北側国務大臣 四月十四日のJALグループからの報告書が提出されるまでには、実を言いますと、若干やりとりがございました。私の方から注文も出させていただきました。それは、一つ一つの事案について、例えばだれだれが何とかを失念した、誤認した等々、そうした事案が起こる直接原因について言う...全文を見る
○北側国務大臣 事業改善命令を出してからもさまざまなトラブルが起こったことは極めて遺憾でございます。ただ、さまざま報道されておりますトラブルもさまざまなものがございまして、前から、また他社においてもよくある、またそれが大きな事故等につながることはない、そういうようなトラブルについ...全文を見る
○北側国務大臣 これは、平成十五年三月に、道路関係四公団民営化に関し直ちに取り組む事項ということで、一つは天下り人事の見直しに関しまして、一つは、公団職員については、今後、ファミリー企業の役員に就任しない、二番目に、ファミリー企業に対し、公団OBの社長への就任の自粛、公団OB社長...全文を見る
○北側国務大臣 平成十五年三月にこのように取り決めをしているわけでございます。それに必要な情報開示をするのは当然だというふうに思います。
○北側国務大臣 いずれにいたしましても、国民から不信や誤解、疑惑を招くようなことがあってはならないと思います。そういうこともございまして、平成十五年に先ほどのような取り決めを、直ちに取り組む事項ということで取り決めをさせていただいたわけでございまして、それをしっかりと実行してもら...全文を見る
○北側国務大臣 これは、これまでの公団とファミリー企業との関係というのは、専らファミリー企業というのは公団のさまざまな管理、メンテナンス等々の仕事を請け負っている、それでやっている会社でございます。そういう意味で、国民から見て、そこがやはり透明性を持って、また疑惑を持たれないよう...全文を見る
○北側国務大臣 逃げ口上というのはどういう意味なんですか。  私が言っているのは、この十五年三月に取り決めた事項をしっかりと実行してもらう必要があると何度も答弁しているわけです。
○北側国務大臣 だから、先ほどから答弁していますように実質が大事ですからね。実質関係で道路公団がそれなりの影響力を持っているのであれば、その影響力を行使して、この十五年三月に取り決めた事項をしっかり実行するようにしてもらいたいということでございます。
○北側国務大臣 道路関係の公団につきましては、御承知のとおり、ことしの十月から民営化されるわけでございます。道路公団が三社、そして首都、阪神、本四と、六つの民営会社が設立されるわけでございます。そういう意味では、これは何のために民営化をするのかという議論とも関連してくるわけでござ...全文を見る
○北側国務大臣 障害者の雇用の促進というのは極めて大事な、大切な課題であると認識をしております。  今、そもそも、国土交通省の重要政策の中に、ユニバーサルデザインということを言っているんですね。まちづくりとか、いろいろな社会資本だけユニバーサルであっていいわけがないわけでござい...全文を見る
○北側国務大臣 おっしゃっているとおり、これは道路に限らないかもしれません。戦後、社会資本整備を急速に進めてまいって、今それなりのストックができ上がっている。これから、そうした道路を初めとしてさまざまな整備がなされた社会資本について、これは当然高齢化が進んでくるわけでございまして...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃったように、市町村合併が非常に急速に進んでいる中で、合併したはいいけれども非常に不便になったということのないようにしないといけません。やはり合併した市町村が一体化を図っていくことが極めて大事でございまして、それによって行政サービスの向上だとか効率化...全文を見る
○北側国務大臣 業界の皆様から、今委員がおっしゃった御要望をちょうだいしておるところでございます。  この軽油引取税というのは結構大きな財源でございまして、全体では一兆円を超えるような税収額なんですけれども、その暫定部分、七円八十銭分の暫定部分だけでも二千六百十二億円というふう...全文を見る
○北側国務大臣 これは前も御質問いただきましたですね。(穀田委員「違います。それは八幡町のボートピア。あれは京都府」と呼ぶ)失礼いたしました。別の委員の方から御質問をいただいているようでございます。(穀田委員「全然違う県。場所が違うんです」と呼ぶ)場所が違うんですか。失礼いたしま...全文を見る
04月21日第162回国会 衆議院 本会議 第21号
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○国務大臣(北側一雄君) 独立行政法人住宅金融支援機構法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  これまで住宅金融公庫は、住宅資金の直接供給を行うことにより、住宅不足の解消や居住水準の向上などの成果を上げてまいりました。しかしながら、今般の社会経済情勢の変化により、市場...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず、証券化支援業務の意義についてお尋ねがございました。  この新法人の業務の柱となる証券化支援業務により供給される証券化ローンの仕組みは、従来の住宅金融公庫融資に比べまして、次の点に特徴がございます。  まず第一に、従来の公庫融資では、金利とは別に...全文を見る
04月21日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○国務大臣(北側一雄君) 今委員のおっしゃったように、集中豪雨の回数、またその程度というのは、これは統計的にも非常にその回数が多くなり、またいったん集中豪雨があったときの時間雨量が大変多くなっているという傾向は明らかでございます。  そういう中で、昨年、あのような水害が何度もあ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 都市部におきましては、宅地化が急速に進んだために、保水能力、また浸透能力といいますか浸透力といいますか、そういうのが本当に急速に低下をいたしまして、いったん大雨が降ってしまいますと一気に、それまでは河川の水が余りないのが一気に水が流れてくる、そして内水の...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 昨年は約二千五百か所で土砂災害が起きました。これはもう統計取ってから初めて、最高の件数でございます。今委員のおっしゃったように、この土砂災害対策、土砂災害というのは急にやってまいりますので、やはりそのハードの対策が重要である、全くそのとおりであると思いま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 済みません。  これ、十一月にこの政策委員会立ち上げをしていただいて議論を始めました。  それで、まずこの十七年度予算とか、またこの通常国会で是非制度改正すべきというふうな問題については、これはもう年内に、昨年中に取りまとめていただかないと間に合いま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど河川局長が答弁しましたように、必ずしも地方自治体の方では、情報力、情報また技術等々から見て、そうしたハザードマップを作るだけの準備といいますか、力がないというところもあるわけでございまして、各方面ごとに御承知のとおり整備局もございます、河川事務所も...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今この委員会で御審議いただいております水防法等の改正法案でございますが、例えばハザードマップ、全国展開すると。これにつきましては、昨年十一月にこの委員会を立ち上げて、そして十二月に緊急にやるべき事項として取りまとめていただいたものの中に、このハザードマッ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 水防法及び土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、全会一致をもって可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました都市鉄道等利便増進法案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国においては、三大都市圏その他政令指定都市を中心とした大都市圏が形成されており、その社会経済活動は我が国の活力の源泉となっております。その中で、我が国の都市...全文を見る
04月22日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○北側国務大臣 今、住宅局長から、これまでの住宅政策、特に公的賃貸住宅政策についての戦後の政策の流れについて御報告をさせていただきました。  冒頭、委員の方から、今、大きな転換期にあるのではないかとおっしゃいましたが、全くそのとおりでございます。人口減少時代、そして本格的な高齢...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃった視点というのは非常に大事な視点であると思っております。  既成市街地の中に老朽化した公営住宅などの公共住宅団地というのはたくさんあるわけでございます。非常に立地に恵まれた地域に公営住宅等がある、団地がある、これを住宅市街地の再生に生かしていく...全文を見る
○北側国務大臣 人口減少時代に入ってくるわけでございまして、先ほど来申し上げておりますように、ストックを今まで長い期間にわたってつくってまいりました。この既存のストックをどう有効に活用していくか、次の世代にどうつなげていくのかということがこれから非常に大事な視点であると思っており...全文を見る
○北側国務大臣 今、住宅政策の今後のあり方について論議をしている真っ最中でございます。先ほども申し上げましたが、日本の社会が人口減少社会に入ってくる、また量的には住宅は充足をされている、そういう中で今後の住宅政策をどうしていくのか。  一つは、やはり既存の住宅ストックをいかに有...全文を見る
○北側国務大臣 和田委員も長年大蔵省にいらっしゃいましたので、財政をお預かりでございましたから、住宅金融公庫のことは一番よく御承知のことと思います、その経過につきましては。  住宅金融公庫は、民間の金融機関ではございません。これまで、先ほど来議論が出ておりますように、戦後、住宅...全文を見る
○北側国務大臣 いや、私、逆に委員にお聞きしたいんですけれども、住宅金融公庫を利用して住宅をつくられた、そしてローンを住宅金融公庫に毎月返済されている、そういう方々が、さまざまな事情によって一括返済をしたいというときに、それはだめですよ、補償金を、何百万という補償金をあなた払って...全文を見る
○北側国務大臣 委員に私も逆にまたお聞きしたいんですけれども、急激な金利リスク、金利差、これを利用者の方々に負わせていいんでしょうか。  あのバブルの時代は、大変な金利、高金利でございました。今は超低金利、信じられないような超低金利。あの高金利、バブルの時代に、仮に法定金利が五...全文を見る
○北側国務大臣 だから、恐らく委員は、財政の健全化ということを、それをまずがあんと中心に置かれてお考えになられていらっしゃるんだと思うんですよ。  住宅金融公庫というのは、昭和二十五年に設立以来、当時も住宅が、非常に貧しい住宅、また数も少ない、そういう中で、社会政策、住宅政策と...全文を見る
○北側国務大臣 ですから、先ほど来申し上げておりますとおり、社会政策としての住宅政策として住宅金融公庫の役割は果たされてきたわけです。私は大きな役割を果たしてきたと思いますよ。そこのところ、だから、これまでも毎年毎年予算の中で、委員も一番よく御承知のとおり、毎年の予算編成の中で、...全文を見る
○北側国務大臣 都市再生機構はもう既に独立行政法人として今機能しております。そして、住宅金融公庫も廃止をされまして、独立行政法人に平成十九年からなるわけでございます。独立行政法人になるということは、これは自立的な経営をしてもらわないといけない。独立行政法人でございます。  そう...全文を見る
○北側国務大臣 私、堺の選出なんですけれども、かつてその御池台に住んでおりましたので、よくわかっております。  今委員のおっしゃったお話は、先ほど来議論していただいております、住宅政策が今大きな転換点にあって、既存ストックをいかに有効活用するかということがこれから大事だというふ...全文を見る
○北側国務大臣 既存ストックを有効に活用する、そして少子高齢社会にふさわしいさまざまな政策を実施していくためにこの既存ストックを有効活用したいという、地方公共団体の側のそうした希望があったときにきちんと柔軟に対応していくのは当然の話であるというふうに思います。
○北側国務大臣 一本一本慎重に論議するのもいいと思いますが、ただ、関連するところがあるものについては、できるだけ一緒にその法案について御審議をいただくということでございます。  このいずれの法律改正も、詳細は申し上げませんけれども、国、地方公共団体そして民間、住宅金融公庫、機構...全文を見る
○北側国務大臣 委員の御趣旨に沿ってできるように、また協議させていただきながら進めさせていただきたいと思います。
○北側国務大臣 これまで、公団時代から、機構全体で一つの勘定でございました。その中で、ニュータウン事業については、これは今後やらないということでございますので、また繰り上げ償還の対象ともなります、そうしたニュータウン事業等について特別勘定にする。そして、賃貸住宅の管理だとか、それ...全文を見る
○北側国務大臣 当然そういうことだというふうに私は理解をしております。国土交通大臣の承認が必要なわけでございまして、そこでしっかりチェックをしますし、また、評価委員会の方で透明性ある形で審査もしていただくわけでございまして、委員の御懸念のようなことがないように、また、機構そのもの...全文を見る
○北側国務大臣 低所得者の方々を中心といたしまして、住宅に困窮されている方々の居住の安定を確保していくというのは国の大きな責務であるというふうに思っております。  現在、この公営住宅は二百十九万戸でございます。ちょっと、これまでどれぐらい公営住宅を建設してきたのか、その経過を見...全文を見る
04月25日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○北側国務大臣 国土交通省所管の平成十五年度歳入歳出決算につきまして、概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計につきまして申し上げます。  収納済み歳入額は四百六十億三百万円余、支出済み歳出額は八兆七百九十五億六千九百万円余。  次に、特別会計につきまして申し上げます。...全文を見る
○北側国務大臣 平成十五年度決算における会計検査院の御指摘に対しまして国土交通省のとった措置について御説明申し上げます。  所管事業に係る予算につきましては、その適正な執行を図るよう常に努力しているところでありますが、平成十五年度の決算検査報告におきまして、工事の設計が適切でな...全文を見る
○北側国務大臣 今委員の方からお話ございましたように、本日午前九時二十分ころ、JR福知山線尼崎駅—塚口駅間の踏切におきまして、宝塚駅発同志社前駅行き快速列車が自動車と接触をしまして、脱線をいたしました。  事故発生の情報を受けまして、近畿運輸局の方から職員が現地に赴き、今情報収...全文を見る
04月26日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
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○北側国務大臣 昨日の福知山線での列車の脱線事故、甚大な被害が生じてしまいました。お亡くなりになられた方々に対しましては、心から御冥福をお祈り申し上げる次第でございます。また、多くの方々が重傷等、負傷を負われておられます。心からお見舞いを申し上げる次第でございます。  今は、現...全文を見る
○北側国務大臣 今の地方の公共交通の話につきましては、これまでも他の委員会でも何度も取り上げられておりまして、全国で同じような事例がたくさんあると認識をしておるところでございます。  これからの時代を考えますと、ますます地球環境の保全ということが重視をされる。そういう中で、鉄道...全文を見る
○北側国務大臣 今竹歳局長の方から答弁させていただきましたが、こうした悲惨な事故もありました。この連続立体交差化事業というのが抜本的な対策であることは全くそのとおりでございまして、地元の都と区と鉄道事業者とでつくりました協議会に国交省も入らせていただきます。入らせていただいて、今...全文を見る
○北側国務大臣 委員の御趣旨にのっとって、しっかり取り組みをさせていただきたいと思います。
○北側国務大臣 正直申し上げまして、外断熱のメリットというのは、きょうの委員の御質問、また質疑を通しながら私も勉強させていただきました。まずは断熱性のある建物をつくることが大事である、そのことが地球の温暖化防止にも資していくことだというふうに考えているところでございます。  た...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど道路局長から答弁させていただきました取り締まりの際、これはことしの一月の話でございますが、取り締まった実績の対象車両台数二十六台、うち違反車両が八台ということでございまして、そういう意味では、非常に高い率の違反車両が走行している実態がうかがわれるというふうに...全文を見る
○北側国務大臣 その件に関しては、総理が、私は適切に御判断をされるというふうに思っております。総理も、日韓関係も、そしてまた、私は総理の口から直接何度もお聞きしているんですけれども、日中関係も極めて重要な二国間関係であるということをこれまで何度もおっしゃっておられます。  私は...全文を見る
04月26日第162回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(北側一雄君) 昨日発生をいたしましたJR西日本福知山線における列車脱線事故に関しまして、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、御遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げます。また、事故で負傷された方々の一刻も早い御回復を心からお祈り申し上げます。  安全は運輸サー...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 昨日、JR西日本福知山線におきまして、甚大な被害を生じる列車脱線事故が発生をいたしました。  多くのお亡くなりになられた方々の御冥福を心からお祈りし、御遺族の皆様にお悔やみ申し上げる次第でございます。また、重体となっている方々も大勢いらっしゃいます。負...全文を見る
04月26日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第14号
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○国務大臣(北側一雄君) 西日本旅客鉄道株式会社福知山線における事故について御報告を申し上げます。  昨日、四月二十五日午前九時十八分ころ、西日本旅客鉄道株式会社福知山線の尼崎駅—塚口駅間において列車が脱線し、多数の死傷者が生じる事故が発生をいたしました。  まずは、事故に遭...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この委員会でもこれまで何度も御議論をちょうだいをしておりましたにもかかわらず、昨日、このような甚大な被害が生じます事故が生じたこと、極めて遺憾であるというふうに思っております。私も、昨日、現場に直行させていただきまして、その大惨事について目の当たりにいた...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員がおっしゃいましたように、この法案は三大都市圏及び政令指定都市を対象としているところでございますが、今委員のおっしゃいましたとおり、鉄道の役割に対する期待というのは、大都市部だけではなくて地方においても大変期待が大きいわけでございます。  平成十...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 交通事業者にとりまして、安全確保、安全な走行、利用者を目的地まで安全に送り届けると、これがもう最大の、大前提のサービスであるということを是非交通事業者の方々は改めて肝に銘じていただきたいということを今強く申し上げ、また痛感をしているところでございます。競...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 是非、機会があれば試乗さしていただきたいと思っております。
○国務大臣(北側一雄君) 確かに、予算面で見ますと、ほかのインフラ整備に比べますと少し少ないという委員の御指摘はごもっともであると思います。  ただ、鉄道事業の場合はほかと少し違っておりますのは、民間の投資を基本としておるため、その公共投資額、額といたしましては他の交通インフラ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど鷲頭審議官が答弁させていただきましたように、労使関係のトラブルによりまして旅行者の利益を害することがあってはならない、また旅行取引の公正はきちんと確保されないといけない、また旅行の安全も確保してもらわないといけないわけでございまして、労使関係のでき...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この法案につきましては、まず大都市圏において鉄道ネットワークの機能の高度化を図ることによりまして、我が国の都市の活力、また我が国全体の活力を増進をさせようということでこの法案を提案をさせていただきました。まずその大都市圏、三大都市圏並びに政令指定都市を対...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 昨日の事故は、皆様も御承知のとおり、マンションに列車が、カーブのところなんですけれども、衝突をすると。そして、一両目はもうマンションの一階の、駐車場なんですけれども、そこに突っ込んでしまっているわけです。二両目はマンションのへりにずっと重なるように曲がっ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この階段の端部、端部というのは先の角のところでございますが、ここを分かりやすく表示をする方法につきまして、国といたしましては、ガイドラインを踏まえつつ、各社で、交通事業者の方で工夫を図っているところでございますけれども、駅や鉄道事業者によっては、今おっし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 言うまでもなく、交通事業者にとりまして、安全の確保、安全なる走行というのが最大かつ大前提の責務であると思います。そのことを社を挙げて、トップから現場の方まで改めて肝に銘じていただきたいというふうに思っているところでございますが、事故調査委員会が九名の体制...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) おっしゃいますように、鉄道駅構内での旅客や駅係員に対する暴力事件というのが最近少し目立っておるというふうに思います。鉄道事業者におきましては、ガードマン等の巡回強化、また防犯カメラの設置などを図っているところでございますし、またポスターなんかも張ったりだ...全文を見る
04月27日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○北側国務大臣 西日本旅客鉄道株式会社福知山線における事故について御報告を申し上げます。  四月二十五日午前九時十八分ころ、西日本旅客鉄道株式会社福知山線の尼崎駅—塚口駅間において列車が脱線し、多数の死傷者が生じる事故が発生いたしました。事故に遭いお亡くなりになられた方々の御冥...全文を見る
○北側国務大臣 今は、まだ先頭車両に残された方々がいらっしゃいます。現場では、消防の方々を初め関係機関の方々が昼夜を徹しまして今もその救出作業に全力で取り組んでいるところでございます。今はまず被害者の方々の救出、そして救援、この被害者の方々への対応に万全を期すことが政府の務めであ...全文を見る
○北側国務大臣 済みません、ちょっと参議院の本会議の方に出席をしておりましたので、退席をしておりました。最初から御質問を聞いておりませんので、ちょっと違うところがあったらまた御指摘いただければと思います。  マンション管理の適正化につきましては、マンション管理の適正化の推進に関...全文を見る
○北側国務大臣 旧公団、都市再生機構には、約七十七万戸の賃貸住宅がございます。これまでも、少子高齢化へ対応するために、リニューアル、またバリアフリー化を推進してきたところでございますが、建てかえに際しまして、例えば、子育て支援施設だとか高齢者支援施設の併設に取り組むなど、住宅政策...全文を見る
○北側国務大臣 前回も同じ議論をさせていただいたわけでございますが、もうちょっと私なりに頭の中で整理してお答えしたいと思うんです。  この住宅金融公庫の任意繰り上げ返済というのは、制度発足当初から認められていたんです。それは法律上、住宅金融公庫法の二十一条の四、これは昭和二十五...全文を見る
○北側国務大臣 松崎委員はまだお若い議員でいらっしゃいます……(発言する者あり)若くないか。失礼いたしました。大変失礼いたしました。まだ国会に来られてそんなに期間たっておりませんので、もし、あの平成七年、八年、この中に先輩の議員もたくさんいらっしゃいますが、平成七年、八年のバブル...全文を見る
○北側国務大臣 では、ちょっと一言だけ答弁させていただいて、恐縮ですが、ちょっと退室をさせていただきたいと思います。  今の委員の御趣旨というのは、バブルをつくったのはだれで、崩壊させたのはだれに責任があったかという問題と、この問題とは余りにも次元が違う話で、それをひっくるめて...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃっておられますように、現在、社会資本整備審議会において、新たな住宅政策のあり方につきまして論議を引き続きしていただいている最中でございます。  住宅が持つ意味というものは、私は変わらないと思っております。住宅というのは、私ども国民生活のまさしく基...全文を見る
○北側国務大臣 私も、昨年九月に大臣に就任してから、理事長の方からこの件については何度か御報告を受けております。  極めて遺憾な、瑕疵に基づく問題でございまして、今の委員のお話にもあるとおり、住宅の取得というのは、普通の人にとっては一生に一回あるかないか、そういう重大な事柄でご...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃった認識と同様でございます。  公営住宅の管理には、今委員もおっしゃったように、中立公平な立場から判断をしていくことが求められるわけでございます。入居者等の決定の重要な管理行為について、公営住宅法上は、事業主体であるところの地方公共団体のみがその...全文を見る
○北側国務大臣 なぜ地方公共団体のほかは地方住宅供給公社に限っておるのか、この理由は、先ほど来住宅局長が答弁しているとおりでございますが、住宅に困窮する低額所得者の居住安定のため、公営住宅というのはございます。その管理の問題でございますが、やはり中立公平な立場に立った判断をしても...全文を見る
○北側国務大臣 地方住宅供給公社についての今委員からるる御指摘のあった問題、課題につきましては、非常に重要な問題であると私も認識をしておるところでございます。  これまでは、法律上、設立団体である地方公共団体が財務状況等を把握して、当該公社に対し適切に指導監督するということにな...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど来御議論ございますように、社会資本整備審議会で今後の住宅政策のあり方につきまして昨年来御論議をしていただいているところでございます。  結論から申し上げますと、今、住宅事情、また社会経済的情勢が大きく変化する中で、今後の住宅政策の基本理念、その施策の方向性...全文を見る
○北側国務大臣 非常に重要な指摘をいただいておると思います。昭和三十年代また四十年代に建築されました公的な住宅、公団も含めまして、また公営住宅も含めまして、そうした住宅の建てかえ時期がこれから次々とやってくるわけでございます。そういう建てかえの際に、当然、土地利用の高度化というこ...全文を見る
○北側国務大臣 例えば、首都圏におきまして想定されます直下型地震等に対応するために、防災公園をどう配置し、計画をしていくのかということは、これは政府としてもしっかりと、主体者として計画策定に参画をしていかないといけないというふうに思います。  ただ、当該地域の中で、団地を建てか...全文を見る
○北側国務大臣 まさしく今委員のおっしゃったことも、今、社会資本整備審議会のところで論議をされている中心テーマでございます。  現在、ストック、公的賃貸住宅につきましては、合計で三百四十万戸あるわけでございます。平成十三年度から十七年度までが第八期の住宅建設五カ年計画ということ...全文を見る
○北側国務大臣 今、福知山線の事故につきましては、航空・鉄道事故調査委員会が現地に十名体制で入っておりまして、この事故原因の調査に精力的に当たっているところでございます。  この事故原因につきましては、私は、予断を持ってはならないというふうに思っておりまして、この調査委員会が原...全文を見る
○北側国務大臣 ニュータウン用地の資産の評価損によって財務が悪化しておるというのは、そのとおりでございます。  バブル崩壊以前に取得したものもございますし、委員の御指摘のように、バブル崩壊後に土地を購入しているものもございます。しかし、あのバブル崩壊後、委員今九〇年以降とおっし...全文を見る
○北側国務大臣 都市再生機構の業務には、例えば、賃貸住宅の建てかえ事業におきまして、公営住宅等の公共施設や社会福祉施設、民間住宅等をあわせて建設することによる総合的なまちづくりを推進することだとか、市街地の整備改善事業により整備した敷地を定期借地として民間賃貸住宅の供給のために提...全文を見る
○北側国務大臣 公的資金による住宅及び宅地の供給体制の整備のための公営住宅法等の一部を改正する法律案及び地域における多様な需要に応じた公的賃貸住宅等の整備等に関する特別措置法案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をちょうだいし、ただいま可決されましたことに深く感謝を...全文を見る
○北側国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人住宅金融支援機構法案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  これまで住宅金融公庫は、住宅資金の直接供給を行うことにより、住宅不足の解消や居住水準の向上などの成果を上げてまいりました。しかしながら、今般の社会経済情勢の変化...全文を見る
04月27日第162回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(北側一雄君) 西日本旅客鉄道株式会社福知山線における事故について御報告をいたします。  四月二十五日午前九時十八分ころ、西日本旅客鉄道株式会社福知山線の尼崎駅—塚口駅間において列車が脱線し、多数の死傷者が生じる事故が発生をいたしました。事故に遭いお亡くなりになられた...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 末松議員にお答えをさせていただきます。  安全対策の確立と鉄道に対する国民の信頼回復に取り組むべきとのお尋ねがございました。  かねてより、安全は運輸サービスの基本であり、安全性の確保が利用者に対する最大のサービスでございます。今回、このような多数の...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 辻議員にお答えを申し上げます。  まず、事実関係及び原因等についてお尋ねがございました。  四月二十五日に発生いたしましたJR西日本福知山線における列車脱線事故では、塚口駅—尼崎駅間で、宝塚駅発同志社前駅行き七両編成の快速列車のうち前の五両が脱線し、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 谷合議員にお答えいたします。  被害者の方々への補償に関するお尋ねがございました。  今も事故現場では、消防の皆さん、警察、自衛隊、医療関係者の方々など、先頭車両に残された乗客の皆様の救出、救援に懸命に今取り組んでいるところでございます。政府といたし...全文を見る
05月10日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
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○国務大臣(北側一雄君) 四月二十九日に発生しました羽田空港閉鎖滑走路の管制ミスについて、まず御報告をいたします。  同日午後九時三十九分ころ、羽田空港において、事前の情報周知の不備により、管制官のチーム全員が滑走路閉鎖を失念した結果、管制ミスにより日本航空の便が閉鎖中の滑走路...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました港湾の活性化のための港湾法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国の経済活動を支える港湾については、近年、近隣のアジア諸港がコンテナ取扱量を急激に増加させる中で、我が国コンテナ港湾は相対的地位...全文を見る
05月12日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
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○国務大臣(北側一雄君) これまでの御議論を聞いておりまして、私自身も、港湾機能の競争力が相対的に低下をしてきた、その認識が不十分ではなかったのかと、またスピード感が少し欠けているのではないかという御批判については、私は甘受しなければならないというふうに思っております。  今、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 百七名という本当に多くの方々がこの重大事故でお亡くなりになられました。この列車を利用されておられた方々にとりまして全くの突発の事故でございます。私は、本当にさぞかし、御遺族の方はもちろんのこと、無念の思いというものを持っていらっしゃるということを痛感をし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ちょっと一点だけお話をさしてもらいたいと思います。  JR西日本でも、例えば環状線、大阪市内走っている環状線だとか大阪から京都に行く路線だとか、また大阪から神戸に行く路線だとか、そういう多くの利用者の方々が利用される路線についてはほとんど終わっておった...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、国土交通省の中で、国際物流への対応といたしまして国際物流施策推進本部というのをつくらせていただきまして、本年六月を目途に議論を今させていただいております。六月を目途に具体的な推進方策を取りまとめをさせていただきたいと思っているんですが、その中で、今委...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 港湾に期待されております役割、機能というものを十分に発揮をしていくためには、安定的な港湾運送の確保が必要不可欠だと考えております。そのためには、港湾における労働関係の安定化ということが非常に大事なことでございまして、そこに十分配慮をしていくことが大切であ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 港湾の活性化のための港湾法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起されました事項...全文を見る
05月13日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○北側国務大臣 委員のおっしゃっておられますように、今回のこの事故で被害に遭われた方々はもちろんのこと、この現場に居合わせた方々、また救助に当たった方々等々、私は、心に大変大きなダメージを与えてしまっている、受けていらっしゃるということは当然だと思います。この心のケアの問題という...全文を見る
○北側国務大臣 このJRの宝塚線は、委員もよく御承知のとおり、二十万人以上の利用者の方がいらっしゃいます。今、大変御不便をおかけしておるわけでございます。しかしながら、このような大惨事、重大事故が起こったわけでございまして、これは安全対策が十分にとられないと、私は、利用者の方々も...全文を見る
○北側国務大臣 今回のこの重大事故、事故の原因がどこにあるのか、これをきっちりと究明することが、私は、極めて大事であり、再発防止に向けてもそのことが大変大事であると思っております。今、事故調査委員会が究明に全力を挙げているところでございます。  先ほど委員の方から情報公開のお話...全文を見る
○北側国務大臣 経済的な規制、需給調整機能を初めといたしまして、そうした経済的規制につきましては、経済の活性化のため、またさまざまな利用者の利便性向上のため等々のために、そうした規制については、不断の見直しは私はやはり必要だと思います。  ただし、そうした経済規制が緩和をなされ...全文を見る
○北側国務大臣 冒頭に申し上げさせていただきましたが、今回のこの重大事故につきましての事故原因をきちんと究明しなければならないと思っております。そのためには、客観的に、科学的に、また冷静に、その事故原因について分析をしていただく必要があると私は思っております。一時の感情論ではなく...全文を見る
○北側国務大臣 今土肥委員からは非常に重要な御指摘を数々ちょうだいしたというふうに思っております。  事故に至る要因というのは、どの事故でも、単なる物理的な、理学的な要素だけで片づけられるものではなくて、そこには必ずと言っていいほどヒューマンファクター、ヒューマンエラーの要素が...全文を見る
05月16日第162回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○北側国務大臣 菅委員に御答弁申し上げます。  ダイヤの変更については届け出が当然なされます。安全の確保をすることは何よりも大前提でございますので、そのダイヤの変更について、当然、届け出があったものについて安全面からのチェックをするのは国交省の役割であると考えております。
○北側国務大臣 首都圏においても、また関西圏におきましても、いわゆる過密のダイヤというのは、もっとこれ以上の過密ダイヤというのはございます。  大事なことは、ほかの面も含めまして、安全上の基準がすべて守られているかどうか。この件に関しましては、制限速度を守るというのは当然の話で...全文を見る
○北側国務大臣 鉄道輸送において、当たり前の話でございますが、安全に輸送するというのは大前提のことでございます。ですから、何よりも、例えば速度の問題でいいましたら、決められた速度をきちんと守るということ、たとえそれがおくれていようとも、制限速度をきちんと守っていくということが優先...全文を見る
○北側国務大臣 そういう事案があったことは聞いております。
○北側国務大臣 言われております日勤教育の問題につきましては、昨年九月にJRの関係者の方から、そうした懲罰的な再教育としての日勤教育、具体的な事実関係の指摘がございまして、それは問題ではないかという指摘がございました。  それを受けまして、JR西日本に対し事実関係の調査を連絡し...全文を見る
○北側国務大臣 詳細は鉄道局長の方から答弁させますが、そのようなことはないと聞いております。
○北側国務大臣 今回の重大事故の事故原因につきましては、今、事故調査委員会が究明をしております。  今までの調査で、少なくとも次の点ははっきりしているというふうに言えるわけでございます。それは、半径三百メートルのカーブのところでございますが、その中ほどにおきまして、制限速度を大...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃいましたように、今回の事故、大惨事でございまして、安全確保が最大の使命、役割である鉄道事業者にとって、このような事故を起こしてしまったこと、極めて遺憾と言わざるを得ないというふうに思っております。原因究明について、徹底してさせていただきたいというふ...全文を見る
05月16日第162回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(北側一雄君) 今委員のお話がございましたように、事故原因につきましては、航空・鉄道事故調査委員会が今究明中でございます。  現時点で調査の結果、少なくともこの事実は明らかだと言える話は、あの事故現場は半径三百メートルの右カーブの中ほどでございますけれども、委員も御承...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど申し上げましたように、今回の事故が、制限速度を大幅に超過する速度で急カーブに来たというところが事故原因の大きな要因の一つであることは否めないと思います。  そういう意味で、今委員がおっしゃった、あのカーブの直前に、カーブの手前にATS—P型だとか...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) このJR福知山線、宝塚線とも言われますが、これは二十万人を超える利用者の方々が御利用になられておられます。そういう意味で非常に大きな動脈であるわけでございます。私どもの生活の足になっているわけでございまして、今大変利用者の方々に御不便を掛けておるところで...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員御指摘のように、運行ダイヤにつきましては国土交通相への届出がなされるものでございます。その届出の内容がきちんと安全性が確保されているかどうか、それは当然チェックをしなければならない義務があるわけでございます。  この運行ダイヤにつきましては、当然...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) こうした大惨事が起こってしまったわけでございまして、今委員のおっしゃった御指摘については、私は謙虚に受け止めないといけないというふうに思っているんです。やはり、安全性の確保というのが鉄道事業者にとりまして最大の利用者に対するサービスであり、最大の役割、使...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これも、ですから制限速度がきちんと守られているということが大前提でございますが、安全性は確保されておるというふうな認識でございます。
○国務大臣(北側一雄君) あそこの事故現場は、直線のところは制限速度が百二十キロでございます。そこからカーブに入っていくわけでございますが、カーブの手前から当然この制限速度は落としていくことになるわけでございますが、カーブのところは制限速度七十キロというのがあの事故現場の状況でご...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 予算面の対応、予算面の配分の問題も、今委員の御指摘のあった安全性の確保のところにもっとシフトをしていくべきではないのかという御趣旨かと思いますが、それも含めてしっかり検討をさせていただきたいと思っております。
○国務大臣(北側一雄君) 需給調整規制につきまして、規制の緩和がなされてきたわけでございますけれども、これはあくまで経済規制の話でございます。経済規制については、やはり経済の活性化をしていく、また利用者の方々の利便性を向上していくという観点から、そうした規制につきましてはやはり不...全文を見る
05月17日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○北側国務大臣 大変大事な御指摘をちょうだいしました。周知徹底をしっかり図ってまいりたいと思っております。  御指摘のように、平成十九年の四月に住宅金融公庫は廃止をされまして、独法でございます住宅金融支援機構が設立をされるわけでございます。  しかしながら、今までに公庫が融資...全文を見る
○北側国務大臣 犯罪被害者の優先入居につきましては、今も委員がおっしゃいました犯罪被害者等基本法の十六条で、「国及び地方公共団体は、犯罪等により従前の住居に居住することが困難となった犯罪被害者等の居住の安定を図るため、公営住宅への入居における特別の配慮等必要な施策を講ずるものとす...全文を見る
○北側国務大臣 私も必ずしも専門でございませんので。ただ、委員の今の御指摘がございましたので、他省庁、関係機関ともよく協議をいたしたいと思います。  先ほど住宅局長が答弁をさせていただきましたが、委員のきょうの御指摘がございましたので、関係機関と協議をして、どうなのか、よく検討...全文を見る
○北側国務大臣 財投からの返済といいますか、これは一般財源ですね、一般会計。今おっしゃったのは、任意繰り上げ返済のお話をされているわけですよね。これは、かねてからここで御議論されていたとおりでございます。  この任意繰り上げ返済に関しましては、過去においても、これは法律が制定さ...全文を見る
○北側国務大臣 我が国の住宅政策は、戦後、大変な住宅不足の中で、その解消を図らなければならないという強い要請がある中で、公庫融資、そして公営住宅、また公団住宅といった政策手法を通じて、住宅の新規大量供給をしてきたわけでございます。その後、昭和四十八年にはすべての都道府県で住宅数が...全文を見る
○北側国務大臣 独立行政法人化されるわけでございますが、そこで果たしていく業務というのは、一方で非常に公的な色彩も強いわけでございます。時代は変わっても、住宅のストックがふえたとはいうものの、やはり若い方々の間で中古住宅も含めまして良質な住宅を求めたい、そういう場合に、長期で固定...全文を見る
○北側国務大臣 今回、今回といいますか、証券化ローンについて、スタートいたしましてまだ間もないわけでございます。そういう意味で、まだ十分に認知がされていないということがあると思います。そういう意味では、しっかりと啓蒙をこれからも努めていかなければならないと思います。  もう一つ...全文を見る
○北側国務大臣 委員のおっしゃったように、従来、公庫が直接融資を果たすことを通して政策誘導をしてきたところがございます。それをどうするのかという御質問でございます。  それは、直接融資は原則やらないわけでございますが、一方で、住宅金融を通じて質の誘導を進めるための新たな枠組みを...全文を見る
○北側国務大臣 だからこそ、証券化支援業務をやろうとしているわけでございます。住宅事情が戦後の状況とは大きく変化していることは委員も御理解をいただけるのじゃないかと思います。民間の金融機関もさまざまな住宅ローンを、かつてはそんなにやっていませんでしたけれども、そういう住宅ローンの...全文を見る
○北側国務大臣 独立行政法人住宅金融支援機構法案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことに深く感謝申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起されました事項の趣旨を十分に尊重してまいる所...全文を見る
○北側国務大臣 ただいま議題となりました総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国が人口減少時代を迎えつつある今日、国民の不安感や不透明感が拡大する中で、国土及び国民生活の将来の姿を示すことが極め...全文を見る
05月17日第162回国会 衆議院 本会議 第25号
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○国務大臣(北側一雄君) 総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国が人口減少時代を迎えつつある今日、国民の不安感や不透明感が拡大する中で、国土及び国民生活の将来の姿を示すことが極めて重要であり...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 葉梨議員にお答え申し上げます。  今回の改革にかける決意についてお尋ねがございました。  国土総合開発法は昭和二十五年に制定をされましたが、その後、五次にわたる全国総合開発計画が策定されてまいりました。全総は、それぞれの時代に応じた国土政策の基本方向...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 三日月議員からは、全部で十四問の御質問をちょうだいいたしました。  まず最初に、交通運輸行政の安全確保についてお尋ねがございました。  公共交通機関の最大の使命は、輸送の安全確保でございます。今回の脱線事故を初め、事故やトラブルが短期間のうちに継続し...全文を見る
05月17日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○国務大臣(北側一雄君) 四月二十五日に発生いたしました西日本旅客鉄道株式会社福知山線における事故につきまして、先日御報告をしたところでございますが、現在の状況につきまして御説明をいたします。  まず、冒頭改めて、事故に遭い、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、御遺族の...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の大惨事を受けまして、私も現場に行かしていただきましたが、一つは、なぜこんな事故が起こってしまったのか、徹底して原因究明をしなければならないというふうに思います。  今、事故調の方で全力を挙げて取り組んでいるところでございます。  これは、先ほど...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず、いわゆる過密ダイヤと言われるものがすべていけないということではないと思うんですね。首都圏であれ、また関西の環状線であれ、それはもうこの福知山線、宝塚線以上の密なダイヤになっているわけでございまして、大事なことは、きちんと安全性が確保されているかどう...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) そういう報道をこういう公式の場で報道されるのは、是非私、慎重にしていただきたいと思うんです。  私はそんな、ルールで決まった速度を超えて回復運転をせざるを得なかったなんて言っている発言そのものがとんでもないと思うわけでございます。ルールを守るのは当たり...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、JR西日本の方でも今月末の安全性向上計画を策定のためにいろいろ議論していると思いますが、その中の一つとして、今委員から御指摘がございました、社員の方々、従業員の方々に対する教育、再教育の在り方についても当然私は議論をしていただいているものだというふう...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この国土交通委員会の先生方は経過はよく御承知のとおりだと思いますが、この委員会でも、例えば東武鉄道の踏切事故、そして土佐くろしお鉄道の衝突事故、またJALの一連のトラブル等がございまして、先生方の御意見もあり、そういうのも踏まえて、三月に鉄道事業者、航空...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) このダイヤの問題につきましては、今全事業者に適正かどうか点検してもらいたいということで指示を出しております。  今回のこの重大事故との関係でダイヤがどうであったのか、これは本当に事故調がもう当然これは関心を持っていただいていると思いますが、これは運転士...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 官から民へと、国鉄からJRになったということでございますけれども、しかしながら鉄道事業者、多くの私鉄の方々が、事業者の方々が安全を確保しながら運行をしているわけでございます。JRになったからその安全確保がおろそかになったというのは、私そういうことは、そう...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました通訳案内業法及び外国人観光旅客の来訪地域の多様化の促進による国際観光の振興に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  近年、国際交流の増進、我が国経済の活性化の観点から、観光立国に向けての戦略...全文を見る
05月18日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
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○北側国務大臣 背景といたしまして、大きな違いが幾つかあるかと思うわけでございます。  一つは、これまでは、紆余曲折はありながらもやはり経済というのは成長していく、そういう流れの中で我が国の国土の計画をどうしていくか、こういうことでございました。今は、少なくとも従来のような右肩...全文を見る
○北側国務大臣 この国土の均衡ある発展という言葉の本来の意味は、やはりこれは、地域の特性を生かしつつ国土利用の過度の偏在を是正していくというところに本来の趣旨があると思うわけでございます。あくまで地域の特性を生かしつつ、バランスのある、国土の均衡ある発展をしていくという意味だと思...全文を見る
○北側国務大臣 きょうは、先ほどの森田先生を初め、戦後政治の歴史を本当に勉強させていただいているなというふうに思っております。  この一全総の目標に、今、寺田委員のおっしゃいましたことが掲げられている。本当に卓見であるなと改めて感じているところでございます。おっしゃいましたよう...全文を見る
○北側国務大臣 全く私も同感でございます。  今、全国あちこちで町おこし、まちづくりが行われておりますが、私は最近いろいろなお話を聞かせていただきますと、地域地域で、まさしく今委員がおっしゃったように、その地域の特性、歴史、文化、伝統等を大切にしながら、むしろそれを財産としてそ...全文を見る
○北側国務大臣 既存のストック、本当に先輩方、先人の方々が大変な御苦労の中つくっていただいたこの既存のストックをいかにして有効に活用していくのか、今委員のおっしゃった選別も含めまして、そこがこれからの国土計画の極めて重要な課題であると私も認識をしておるところでございます。  こ...全文を見る
05月18日第162回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(北側一雄君) 公的資金による住宅及び宅地の供給体制の整備のための公営住宅法等の一部を改正する法律案及び地域における多様な需要に応じた公的賃貸住宅等の整備等に関する特別措置法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、公的資金による住宅及び宅地の供給体制の...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 岩本議員にお答えをいたします。  今回の法案提出の妥当性についてお尋ねがございました。  今後の住宅政策の推進に当たりましては、住宅が量的に充足し、国民の居住ニーズが多様化、高度化する中で、住宅と住宅資金の直接供給を基本とした政策から、市場機能を重視...全文を見る
05月19日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第18号
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○国務大臣(北側一雄君) 今委員のおっしゃいましたように、四月の十二日でございますが、浅草に行ってまいりまして、ユビキタスネットワークの技術を活用した観光ガイドシステムでございますけれども、モデル実験をやっております。それに参加をしてまいりました。  外国人の方々、この浅草には...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 是非達成をさしていただきたいと。そのために様々な努力をしていかねばならない、そんな簡単な目標ではないと私も思っております。  今年は愛知万博がございます。この愛知万博、半年間やっておりますので、それをフルに活用をさしていただいて、多くの外国人のお客様に...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほどのお祭り法の話は、一体何のためにあんな法律を作ったのかなというふうなことになっておるわけですね、実態がゼロなわけですから。だから、どうしてあんな要件を厳格にしてしまったのか、ニーズ、求められているニーズと全く違う制度になってしまったわけですね。 ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この二千五百メートル化の問題につきましては、今正に成田空港株式会社が精力的に地権者の皆様と交渉している真っ最中でございます。一部地権者の方々との間では、長年のこの空港問題の抜本的な解決のためにどうしていくかということを協議しましょうということで、テーブル...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 来年の三月の十六日に新北九州空港が開港予定というふうに聞いております。これ、海上にできる空港でございます。一方、福岡空港の方は、もう既にピーク時間当たりの離発着回数が三十五回程度になっておりまして、そういう意味ではそろそろ枠も厳しくなってきているという状...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) いや、私も初めてお話を聞かしていただきました。  京都というのは日本有数の観光地であり、京都駅というのはその玄関なわけで、まさしく外国人の方々に様々なサービスをしなければならない箇所でございます。  今委員のおっしゃったような実態があったということを...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず、道路公団と取引関係のある企業との問題ですが、これは今総裁も言っておりましたが、しっかり調査を道路公団としてしていただきたいというふうに思っております。いずれにいたしましても、取引関係のあるところと関係につきまして疑惑を持たれるようなことがあってはな...全文を見る
05月20日第162回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(北側一雄君) 公共交通機関の最大の使命は、もう何といっても安全の確保でございます。利用者に対する最大のサービスは、安全に目的地まで送り届けるというのがもう最大のサービスであり、大前提でございます。今回このような大惨事が起こりましたことについては、もう極めて遺憾というふ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 状況については、逐一総理の方には御報告をさせていただいております。事故当日も、その日の夜に現場に行きまして、帰ってまいりまして総理に御報告をさせていただきました。  今委員のおっしゃったのは、事故調査委員会、今、航空・鉄道事故調査委員会が原因究明に向け...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 緊急用車両につきましては優先通行にこれまでも十分配慮をしているところでございますが、この緊急自動車には公団の方から業務用通行証というのが発行されております。この業務用通行証というのはETCカード化されておりまして、あとは車両の方に車載器さえ設置をしていた...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 大切なことは制限速度内で走っていただくことだと思います。守られ、遅れていようが遅れていまいが、制限速度内で運行していただくことが大前提の話でございます。  今委員のおっしゃいましたように、運行計画は国に届けられます。国土交通省といたしましては、線路構造...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ATSの設置につきましては、これまでは赤信号で停止させる機能を有するものを義務化してまいりました。これは、昭和三十七年に三河島事故という大変大惨事がございまして、それは信号の見落としによる大事故でございました。そうした事故が多発をしたということを受けまし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほども答弁させていただきましたが、これまでのATSの義務化というのは、赤信号で停止させるATS、これについては義務化をし、そしてすべての鉄道に普及をしているところでございます。問題は、今回のような大惨事で起こりましたあの急カーブのところでの速度をいかに...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 詳細は省かしていただきますが、現在、国土交通省といたしましては、今回の事故を踏まえまして、運転士の方の適性、また教育訓練方法、健康管理などにつきまして、国等の第三者の関与の必要性も含めまして、外部の専門家の方々の御意見もいただきながら検討を進めているとこ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) JRの列車ダイヤにつきましては、今JR並びに、それから大手民鉄、それから公営地下鉄事業者に対しまして、列車ダイヤ等が適正かどうか、その総点検の実施を指示しているところでございまして、近々報告が上がってまいる予定でございます。  労務管理の点につきまして...全文を見る
06月07日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第9号
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○北側国務大臣 民間の事業者ですね。民間の大手の物流事業者の場合、全国に宅配便を送っております。ただし、一部の離島等につきましては、港に届ける、そこに地元の業者の方々がとりに来るだとか、そういうふうな取り扱いがなされている場合もございます。
06月07日第162回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○国務大臣(北側一雄君) 公共交通機関の安全確保というのは最大の役割でございまして、今委員長のおっしゃった様々な事故又はトラブル、今国民の皆様の公共交通に対する信頼が揺らいでいるというふうに言わざるを得ないというふうに思っておるところでございます。  経済的規制については、これ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ATSの導入につきましては、今委員がおっしゃいましたように、国鉄が民鉄に先行して導入をさせていただきました。昭和四十一年に国鉄では全線でこのATSの使用を開始をしたところでございます。民鉄につきましては、昭和四十二年に大手民鉄に対しまして設置を指導いたし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員に是非御理解をお願いしたいんですが、このATS、国鉄の全線で、昭和四十一年当時に全線で導入したATSも、昭和四十二年に速度照査機能を付加した形での民鉄に求めたATSも、赤信号の手前で列車を停止させるという意味では全く同じでございます。止まってしまうか...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 直嶋委員に是非御理解をお願いしたいんですが、急カーブの手前に、旧型であれ、そして速度照査型が付いたATSであれ、付いてなかったならば、付いてなかったならば速度は落ちないわけなんです。旧型のものでも、仮に付いていたならば列車は止まるんです。止まるんです。速...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 信号が青信号であっても、急カーブ手前で急速度で列車が走ってまいりましたら、これは従来の赤信号の場合に列車を止めるというふうなATSでは今回の事故は防げなかったわけなんです。  大切なことは、こういう急カーブの手前に、古い型でもいいんです、古い型でもAT...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 同じ答弁繰り返すようで大変恐縮なんですけれども、速度照査型でなくても構わないんです。速度照査型の、速度照査型のATSでなくても、急カーブの手前にそうした古い型のATSでもきちんと整備をされていたならば、されていたならば、それは列車は止まるわけでございまし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 確かに、赤信号であればそうですけれども、赤信号でなければ、ずっと青信号であるならば、急カーブの手前に付けていない限りは速度は抑制、制御できないわけでございます。
○国務大臣(北側一雄君) 今回の福知山線の事故、このような大惨事となったこと、もう極めて遺憾と言わざるを得ないと思っております。  なぜこのような事故に至ったか、今、航空・鉄道事故調査委員会が究明に当たっております。しっかりと原因究明をさせていただきたいと思いますし、またその中...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 報道で知りました。
○国務大臣(北側一雄君) 今回の橋梁の談合ですね。これが新聞等で報道されて知ったわけでございます。
○国務大臣(北側一雄君) このような全容、全容といいますか、公取の告発があって知ったわけでございます。  今官房長が申し上げましたように、国土交通省直轄工事でこのような告発事案があったというのは初めてでございますが、極めて遺憾なことであるというふうに考えております。今回のこの橋...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員も御承知かと思いますが、平成十五年六月から談合によるそうした損害額につきまして損害賠償額の予定をしておりまして、請負代金額の一〇%を違約金特約条項として支払うということが導入をされているところでございます。したがって、こうした告発の案件につきましては...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ただいまの橋梁談合について、JR西日本福知山線における列車脱線事故について、航空交通におけるトラブルの多発について、地方都市開発整備事業の実施について、公共施設等の耐震対策についての審査措置要求決議につきまして適切に対処いたしますとともに、橋梁談合、JR...全文を見る
06月07日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
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○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました公的資金による住宅及び宅地の供給体制の整備のための公営住宅法等の一部を改正する法律案及び地域における多様な需要に応じた公的賃貸住宅等の整備等に関する特別措置法案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  まず、公的資金による住...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 国土交通省といたしましても、安全に関する必要な社会的規制についてはこれまでも堅持をしてきたというふうに考えているところでございます。安全規制につきましては国際標準、航空の場合、特に国際標準がございます。この国際標準を踏まえつつ一連の安全上のトラブルも分析...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私の方からは、新町社長を始めトップの方々に、是非現場の声をよく聞いて、そしてトップの方々を始め現場の方々も含めて会社一丸となって安全確保のための体制をつくってもらいたいということを申し上げているところでございます。  いずれにしましても、健全な労使関係...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 渕上先生からは、以前からただいまの御所見をちょうだいをしているところでございます。  現在はこの国家行政組織法の八条機関でございます。しかしながら、この法律の中に、委員会の委員長及び委員は独立して職権を行うと。これは当然、私ども国土交通省の航空行政また...全文を見る
06月08日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○北側国務大臣 入札、契約におきまして談合等の不正行為、これはあってはならないものでありますし、また、決して許してはならないというふうに考えております。  これまでも国土交通省といたしまして不正行為の防止のためにさまざま取り組みをしてまいったわけでございますが、にもかかわらず、...全文を見る
○北側国務大臣 私も、昨日この資料を見せていただきました。率直に申し上げて、大変多い数だなというふうに思っております。  今回のこの談合事件に関しまして、国土交通省の退職者、元職員がこうした談合、不正行為に関与したという話は、これまでのところ私のところには上がっておりません。そ...全文を見る
○北側国務大臣 おっしゃっていますとおり、やる事業は、これは公共性のある事業をやっていただくわけでございます。また、民営化されるといっても、これはしょせん特殊会社でございまして、政府が出資をしている会社でございます。  そういう意味では、私はやはり、こうした今回の事案を受け、ま...全文を見る
○北側国務大臣 ちょっと整理して答弁させてもらいますが、まず、先ほどから官房長が答弁しておりますように、資料が保存されている過去五年分、これは当たり前の話でございますが、その過去五年分の各橋梁会社の受注実績のシェア、その変化につきましては、これはきちんと調査をします。調査がまとま...全文を見る
○北側国務大臣 冒頭申し上げましたように、談合行為等の不正行為、これは断じてあってはならないものでございます。こうしたことがあるから、必要な公共事業、重要な公共事業に対する国民の信頼がますます失われてしまうわけでございまして、ぜひ、こうした談合行為、不正行為というのは許してはなら...全文を見る
○北側国務大臣 大事な御指摘だと思っております。  先ほど申し上げた、国交省内で今検討委員会を立ち上げまして、これまでとってきたさまざまな不正行為防止のための対策、これをきちんと検証しようということになっております。そういう中で、今の委員の御質問の御意見も踏まえまして、しっかり...全文を見る
○北側国務大臣 特定運賃になっているところも、必ずしもJRの方が安いというわけではございません。関西の例で申し上げますと、例えば大阪—京都、これについてはJRは五百四十円ですが阪急三百九十円とか、それから大阪—宝塚、JR三百二十円が阪急二百七十円。近鉄でいいますと、京都—奈良間が...全文を見る
○北側国務大臣 今の御指摘、今後ぜひ検討してまいりたいと思います。  ただ、委員にもぜひひとつ御理解いただきたいなと思いますことは、JRの場合、都市部だけやっているわけじゃございません。当然、田舎の方の、ある意味では赤字路線と言われているような区間もJRはやっているわけでござい...全文を見る
○北側国務大臣 我が国は戦後急速に都市に人口が集中をする、それまで田んぼ、畑であったところを宅地化する、そうしたことが急速に進む中で、今委員のおっしゃったような、特に河川について非常に汚れてしまった、自然を、環境を破壊してきたということは、これは事実であるというふうに思っておりま...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど申し上げましたように、水環境を守ろう、親しめる河川にしていこう、そうした取り組みというのは全国あちこちで今なされております。そういう意味で、そうした方向、そういう取り組みをされている方々の思いというのは、今委員のおっしゃった思いと恐らく同様だと思うんですね。...全文を見る
○北側国務大臣 国土形成計画全国計画につきましては、策定に当たりましては、パブリックインボルブメントや地方公共団体からの意見聴取、さらには計画提案もしていただくというふうに、この全国計画を策定するまでに、広く国民の皆様、また地方の団体の方々の御意見を取り入れることを法律上義務づけ...全文を見る
○北側国務大臣 我が国の地形というのは、河川が山から流れてくるときに非常に急な流れになっているというのが我が国河川の大きな特徴でございます。欧米の大陸の河川とは、その点全く違う特性を持っていることがそもそもあるわけでございます。昨年、さまざまな災害がございました。豪雨災害もたくさ...全文を見る
○北側国務大臣 そういう報道があったことは知っておりますが、私の方から申し上げたのは、今委員もおっしゃっていただきましたが、これは私どもの方から安全性向上計画を提出してください、五月末までに出すようにということを指示いたしました。  しかしながら、私がJR西日本の方に申し上げま...全文を見る
○北側国務大臣 被害者の皆様へできるだけ丁寧にまた親切に対応していくのは、当然であるというふうに思います。また、被害者の立場に立って、どこに行ったらいいのかわからないだとかそういうことがないように精いっぱいの、最大限の配慮をしなければならないというのも、またこれも当然のことである...全文を見る
○北側国務大臣 事故調査委員会につきましては、今答弁がありましたように、できるだけ判明した事実関係については情報開示をきちんとしていくという姿勢で行われているというふうに思っております。しかしながら、逆に言いますと、確定できない事実関係については、これは予断を与えてはなりませんか...全文を見る
○北側国務大臣 これも私どもの方で指示をいたしまして、安全性向上計画が五月の三十一日に提出があったわけでございます。項目的には、必要な項目は書かれておるかというふうに思っております。  ただ、これはあくまでJR西日本の、安全性向上に向けた、また再発防止に向けた第一歩でございまし...全文を見る
○北側国務大臣 再教育というのは当然必要であると思っております。問題は中身でございまして、その中身が、さまざまなミスやトラブルがあった、場合によっては事故になった、そうしたことについて再発防止に資する再教育のあり方でなければならないというふうに思っております。
○北側国務大臣 今まさしく、運転士の資格のあり方等々につきまして検討をしている最中でございます。運転士の方々の適性だとか健康管理、また教育指導方法、体制等につきまして、外部の専門家の方々の意見も聞きながら、今検討を進めているところでございます。国等の第三者機関の関与の必要性も、そ...全文を見る
○北側国務大臣 今回の大惨事を受けまして、国土交通省といたしましても、鉄道会社に対する指導監督等、行政のあり方が適切であったのかどうか、ここはきちんと検証しなければならないと私も思っております。  今、鉄道局内に福知山線事故再発防止対策検討チームというものを設置いたしまして、議...全文を見る
○北側国務大臣 まず基金のお話でございますが、これにつきましては本会議で答弁したとおりでございます。  いずれにしましても、今後ますます財政制約は強まってまいります。そういう中で、やはり民間の自由な経済活動を促進しつつ、民間投資を誘発していくということが非常に重要な課題だと私は...全文を見る
○北側国務大臣 この国土の形成という言葉、法律用語でございます。中央省庁等改革基本法にも用いられておりまして、そこでもその意味というのは、今委員がおっしゃった国土の利用、整備、保全という意味として使われておりまして、その例をこの法律においても適用したということでございます。
○北側国務大臣 従来は全国総合開発計画、開発という言葉が使われておりまして、現実に開発というものが中心の計画であったというふうに思います。  そういう意味では、どんどん量的に拡大をしていく、こういうイメージがあるわけでございますが、これからはもうそうじゃないだろう。開発をしなけ...全文を見る
○北側国務大臣 よくお調べになられましたね。その調査に対して心から敬意を申し上げたいと思います。  ただ、私、二世議員というのはちょっとひっかかっておりまして、選挙区も違えば、うちの父親がやめてからもう大分たってから国会に来させていただいておりますので、地盤、看板も何もなく、た...全文を見る
○北側国務大臣 ちょっと御質問にきちんと答えられるかどうか自信がございませんけれども、本当に目前に迫りました人口減少時代、これは恐らく日本の有史では初めて経験することだと私は思います。この人口減少時代をどうとらえていくかということが極めて大事だと思います。  これは、さまざまな...全文を見る
○北側国務大臣 それはまさしくこれから検討しないといけないテーマでございまして、それも、さまざまな方々の御意見、また国会での御意見、さらには地方団体の御意見等もちょうだいしながら策定をしていくわけでございます。  ただ、問題意識は当然持っております。  一つは、先ほど来申し上...全文を見る
○北側国務大臣 スピード感のある実施ということは非常に大事だと思います。その方が経済効果が高いわけでございます。  昨年末に整備新幹線について政府・与党の間で取り決めをさせていただいたわけでございますが、平成二十六年、二十七年というふうに言っておりますが、これは少しでも早く実現...全文を見る
○北側国務大臣 今は、例えば先ほどの例で言えば、整備新幹線の問題でも、費用対効果、経済効果、採算性等々、事前にそういうことを詳細に検討した結果、それをきちんと事業を評価させていただいております。その評価を実施して、事業効果が高いということをきちんと認定をした上で事業認定するという...全文を見る
○北側国務大臣 これは両方あるんでしょうね。今ある景観をきちんと守ろうというのもあれば、失われた景観を取り戻すというのもあれば、さらには、今まで当たり前のように思っていた景観をこれをいかに活用するかというような観点もあると思います。さまざまあるんだろうと思います。
○北側国務大臣 やはりそれは議員になってからでございます。  私は初当選、平成二年でございまして、一九九〇年、バブル時代の一番最後からいよいよバブルが崩壊するころに国会の方に来させていただきました。  そのころの時代状況、経済情勢もございますが、正直申し上げますと、多極分散型...全文を見る
○北側国務大臣 それぞれの全総によって目的としたところは異なるわけでございますが、ただ、共通しているところも相当ございまして、それは先ほど少し申し上げましたが、人口、産業が大都市に集中している、これをいかにして地方分散をさせていくのかということについては、これは比較的一貫して求め...全文を見る
○北側国務大臣 一つは、従来の五つの全総につきましては、やはり開発ということが中心の計画であったというふうに思います。これからは、開発から、むしろ今まで先輩方の努力でつくっていただいたストックをいかに有効に活用していくか、国土の利用、また保全、整備、そうしたところに力点を置いてい...全文を見る
○北側国務大臣 そのとおりでございます。先輩方の努力によって、戦後、本当に日本というのは社会資本が、まだまだ不十分なところはあるとはいうものの非常に整備をされてきたというふうに考えております。  そういう意味では、この既存ストックをどう活用していくか、その活用という意味は、今委...全文を見る
○北側国務大臣 二十一世紀ビジョンの方は、経済財政諮問会議の方で御議論をいただいている中身でございます。こちら、国土形成計画の方は、今後の我が国の国土計画のビジョンをどうつくっていくのか、またそのときの手法をどういう手法でやっていくのかということを定めているわけでございます。 ...全文を見る
○北側国務大臣 首都機能移転につきましては、委員もメンバーのお一人として、国会の政党間両院協議会で現在検討が行われているというふうに聞いております。今後、防災、とりわけ危機管理の観点からの調査検討も行われるものと認識をしております。国交省といたしましては、国会における論議が円滑に...全文を見る
○北側国務大臣 何度も答弁させていただいておるんですが、一つは、従来は、人口がどんどん増加をする、そういう中で、やはり開発中心の国土計画でございました。この開発中心の、量的拡大型の国土計画から、むしろ質的に、従来、これまでつくっていただいたストックをいかに有効に活用するかというふ...全文を見る
○北側国務大臣 今の質問の御趣旨、ちょっともう一つよく理解していないのかもしれませんが、国会での論議は、これは当然、きょうもこういう形で法案の審議をしていただいておりますが、実際は、その基本的な方向をどうしていくのかという中身の御議論も相当ちょうだいをしておるわけでございまして、...全文を見る
○北側国務大臣 この二十一世紀の国土のグランドデザインで言っている自立の促進、誇りの持てる地域の創造、やはりそこには地方の方々、地方にもさまざま特性がございます。その特性に応じて、やはり地方の方々の主体的な参画というものがあってそうした実質的な、本当にその特性に応じた計画が策定さ...全文を見る
○北側国務大臣 この大きな転換期にあって、今後国土計画をどうしていくのか、それはまさしくこれからの議論でございます。ぜひ活発な御議論をちょうだいしたいと思っております。  その中で、私、やはり国の役割というのは非常に大きいと思うわけです。国の役割といいますか、国がきちんとビジョ...全文を見る
○北側国務大臣 広域地方計画というものは、これは、広域的な課題に対応するところの国が行う政策が中心であるということから、最終的には国が責任を持って策定する必要があるわけでございます。  しかしながら、広域地方計画の策定に当たりましては、当然これは地域整備に密接に関連するものでご...全文を見る
06月09日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第21号
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○国務大臣(北側一雄君) 今、北川委員のおっしゃったこと、私は全く同じ考えを持っております。  経済的な様々な規制につきましては、これは経済の活性化のためにも、また様々な利便性の向上のためにも、私はこれはやはり改革をしていく必要があると思っております。ただし、安全面での、安全確...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私の答弁すべきことを、すべて今、輿石委員がおっしゃっていただいたのかなというふうに思っているところでございます。  戦後、日本は人口がどんどんどんどん増えてまいりました。また、都市化が東京、大阪等、大都市に人口が急速に集中をいたしまして、昔は田んぼであ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) もうおっしゃっているとおりだと思います。  今のような金利が低金利の間に、金融情勢が安定している間にできるだけ早く繰上償還をしていく、そのために財源をきちんと確保することが大前提でありますので、財源をしっかり確保して、できるだけ早い時期に繰上償還をでき...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、委員のおっしゃっていますとおり、公営住宅の応募倍率が大都市を中心に非常に高くなっているということ、現実にはなかなか希望者があっても入居できない状況になっていて不公平感があるということは、非常に大きな課題であるというふうに認識をしております。  公営...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、審議会で検討していただいております。これはこの後、非常に大事なテーマでございますので、国民の皆様、また国会での御議論もしっかりちょうだいする必要があると思っておりまして、そういう国民の多様な御意見をしっかりちょうだいしながら、是非住宅基本法制を取りま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) そのとおりでございまして、平成二十四年度以降に既往債権に係る損失を処理するために補給金や出資金等を新独立行政法人に措置することは考えておりません。
○国務大臣(北側一雄君) まず、都市再生機構の話でございますが、これにつきましてはかねてから議論をしておるところでございます。  独立行政法人でございますので、これ関連会社があるとしても、当然、民間でできることは、これは民間でやってもらえばいいことでございますので、やはり関連会...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 何の家賃の話。どこの家賃。
○国務大臣(北側一雄君) 機構のですか、機構住宅のですか。
○国務大臣(北側一雄君) 機構住宅のこれ家賃というのは、我々国土交通省でこれ決めているわけじゃございません。  ただ、機構に、従来の公団にお住まいの方々の居住の安定を図るというのはこれは、大事なこれは機構の役割でございまして、それを大前提の下で当然家賃も検討されるものだというふ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず最初の御質問、決議、全く私も同じ考え方を持っております。  後半の御質問でございますが、民営化することは全く考えておりません。  都市機構、昔の公団でございますが、七十七万戸、今ストックがあるわけでございます。昭和三十年以降に大都市地域の良質なフ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 後でいたします。
○国務大臣(北側一雄君) これは、民間でも空き家率を極力小さくするというのはこれは当然の話だと思います。ですから、合理的な理由がある場合は別といたしまして、先ほども申し上げましたように、この機構の住宅というのは国民共有の財産、貴重な財産でございますので、それを有効に、できるだけ有...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この家賃の問題につきましては、建て替え時等々これまでも様々な制度をつくってきたことも御承知かというふうに思っております。  いずれにしましても、居住の、現在入っていらっしゃる、特に高齢者の場合なんか本当にそうだと思います、居住の安定に極力資するようにし...全文を見る
06月10日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○北側国務大臣 そういう事前のお問い合わせはちょっとなかったので、今初めて聞いた話でございますが、私も詳細は知りません。詳細を知っているわけではございません。  ただ、今、農業の多面的機能、これは非常に大切なことでございまして、そういう多面的機能を十分認識した上で農業というもの...全文を見る
○北側国務大臣 それは多ければ多いほどいいのかもしれませんが、全体の公務員の定員そのものを今抑制していく中で、これもどこも例外なくそういうふうにしているわけでございまして、ただ、先ほど局長から答弁があったように、国土庁時代と人員的にはほぼ同様の人員を確保しておるところでございます...全文を見る
○北側国務大臣 委員がおっしゃったように、国土形成計画というものは、これは全省にわたる計画でございます。したがって、国土交通大臣が関係府省とよく協議の上この国土形成計画を作成していくということになると考えております。  関係府省の方の各施策、事業とよく調整をして、国土形成計画が...全文を見る
○北側国務大臣 広域地方計画のことをおっしゃっておられるのだと思うんですが、この広域地方計画というのは、一つの県のことだけではなくて、当然広域的な、これは、その地域をどう考えるかというのはまた別の問題があるわけでございますが、複数の都府県にまたがる広域的な課題に対応しようとするも...全文を見る
○北側国務大臣 例えば、これは国土交通省所管に係る部分についてお話ししますと、委員も御承知のとおり、例えば直轄の河川の問題というのはやはり国が、もちろん河川はいろいろな県にまたがって流れておりますので、各県また各市のいろいろな意見を当然踏まえた上で、また各協力も求めていかないとい...全文を見る
○北側国務大臣 ありがとうございます。貴重な意見、ちょうだいいたしまして。  議論の繰り返しになってしまうかもしれませんが、住宅金融公庫から住宅ローンをお借りになった利用者の方々が期限到来前に一括返済をするということは、制度発足以来これは認めておったわけですね。それは制度として...全文を見る
○北側国務大臣 もう委員も私の答弁が十分わかっていらっしゃって御質問されていらっしゃると思いますが、形式的に言いますと、この郵政民営化法案それから中央省庁等改革基本法、いずれにつきましても私の所管ではございませんが、問題になっております中央省庁等改革基本法の三十三条一項六号という...全文を見る
○北側国務大臣 法律制度全般を見直す場合のやり方としては、委員もよく御承知のとおり幾つかの方法が、今委員がおっしゃった方法も含めてあるんだというふうに思っております。  今回の国土総合開発法の改正は、法律の題名、それから計画の名称を含めたほぼすべての条文の抜本的な見直しをしてい...全文を見る
○北側国務大臣 どうなんでしょうか。私は、委員の御意見にむしろ同じ方向を向いているというふうに思っておるんですけれども、今価値観が大分変わってきているんじゃないでしょうか。Uターンする方、Jターンの方、Iターンの方、こういう話もこれはふえてきております。老後は田舎の方でのんびりし...全文を見る
○北側国務大臣 御質問にすべて答えられないと思うんですけれども、今おっしゃった農村、田園風景というものを大切にしないといけない、それは全くそのとおりだと私は思います。農業とか林業の持つ、先ほど農業の話が出ておりましたが、農業や林業の持つ機能というのを単に、非常に短い単位での経済的...全文を見る
○北側国務大臣 先ほども篠原委員との論議の中でさまざまな御議論があったわけでございますが、一つは、やはり持続可能性ということは非常に大事なキーワードだと私は思います。  これまでは、戦後、我が国は、人口の増加、急速な都市化、都市への人口集中、そして産業の発展等々、そういう流れの...全文を見る
○北側国務大臣 この国土形成計画、この法律が通り、今後策定をされます国土形成計画というのは、各省庁のさまざまな計画、国土にかかわる計画の指針を示す計画になるわけで、そういう意味では極めて基本法的な性格を持っている法律であると思っております。  ただ、行政計画ではないのかというと...全文を見る
○北側国務大臣 私、ちょっと話がそれるかもしれませんが、先日、ソウルに行ったんですよ。ソウルでは、韓国の人口の半分近くがソウルに集中しているんです。今ソウルで何が問題になっているかというと、首都圏移転なんです。これが非常に大きなテーマになっております。  私は、確かに不十分であ...全文を見る
○北側国務大臣 委員も、治水対策、利水対策が必要だということまで否定されないと思うんですね、当然。治水対策、利水対策というのは、特に我が国の国土の状況から見れば、これは非常に重要な政策課題であると思います。その治水対策、利水対策を効果的に進めていくために、ダムも有効な対策手法の一...全文を見る
○北側国務大臣 ただいま議題となりました下水道法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  下水道の整備等により、公共用水域の水質は総じて改善傾向にあるものの、湾や湖沼などの閉鎖性水域においては改善が進んでおりません。したがって、その原因である窒素及び燐...全文を見る
06月13日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第13号
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○北側国務大臣 竹中大臣と同様でございます。
06月14日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第22号
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○北側国務大臣 ただいま、さまざま、この下水道の整備につきましてのこれまでの経過、問題点、課題等について幾つかの御指摘がございました。  まず、合併浄化槽との関係を申し上げますと、私自身も、何が何でも公共下水道でなきゃいけないというふうには全く思っておりません。それは、その地域...全文を見る
○北側国務大臣 今局長の答弁のとおりでございますが、一つは、やはり地方公共団体が努力をしてもらわないといけないところはあると思うんです。使用料については、やはりこれは適切に設定していただく必要があるわけでございまして、そのためには、住民の方々によく説明をしていただき理解をいただく...全文を見る
○北側国務大臣 冒頭申し上げましたが、公共下水道でなければならないというふうに考えているわけではございません。その地域地域の特性、状況に応じまして、その地域が選択をしていただく必要があると思っております。しっかり地方公共団体と私どもも、国は国で環境省や農水省ともよく連携をとり、ま...全文を見る
○北側国務大臣 先ほどの御質問にもお答えしたんですけれども、何が何でも下水道じゃなきゃいけないというのは、全くありません。そういう意識は全くないです。そこは明確にさせていただきたいと思います。  先ほど竹歳局長の方から少し紹介していただきましたが、あれは三年前の夏だったと思うん...全文を見る
○北側国務大臣 私は全く同感でございます。予定の期間内に整備が困難というのであれば、その区域の縮小を含めた区域の見直しをしっかりやっていただけるように、地方公共団体を指導してまいりたいというふうに思います。
○北側国務大臣 大事な御指摘をいただいたと思っております。これからはそんなむだなことはできないわけでございまして、特に汚水処理という意味では、できるだけ早く、そしてコストを安く仕上げていくということが一番大事なことだと私は思います。  そういう意味で、今おっしゃったお話につきま...全文を見る
○北側国務大臣 都市部の浸水対策につきましては、流域全体を視野に入れた総合的な治水対策が重要であるというふうに考えております。したがって、河川管理者と下水道管理者が緊密に連携協力をしなければならないというふうに考えるところでございます。  これまでもさまざま取り組みをしておりま...全文を見る
○北側国務大臣 下水道法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をちょうだいし、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起されました事項の趣旨を十...全文を見る
06月15日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第15号
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○北側国務大臣 ヤマト運輸とか日本通運、佐川急便等の大手の宅配便事業者におきましては、過疎地域を含む全国各地への配達がなされております。ただし、離島の一部においては、港にとどめたり、また地元の事業者がとりに来られるということがあります。
06月16日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第23号
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○国務大臣(北側一雄君) 今航空局長からJALの話だけさせていただきましたが、おっしゃいましたように、ANAもつい先日、あれは何ですか、高度計を見誤ると。これはもう全く、これは操縦士のミスでございます。こうした、これも高度が非常に高い高度になってしまいまして、これも時間によっては...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これまでも何度かお答えを申し上げてまいりましたが、やはり住宅政策におきましても今大きな転換点にあるというふうに認識をしております。住宅そのものの量は一昔前に比べますと相当充足をしてきておりますが、まだまだ質の面においては大きな課題を残しております。特にこ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、前田委員がおっしゃいましたコミュニティーの再生ということは、これはもう極めて重要な課題であると思っております。様々な政策、防災であろうと防犯であろうと、教育であろうと福祉であろうと、これはやはり各その地域の中にやはり様々な世代がいらっしゃると、居住を...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 以前から、前田委員から木の文化振興ということはかねてからお聞きをしているところでございます。  京都議定書も今年発効になりました。もう私が言うまでもなく、林業を活性化することによって森林の育成また保全に資するわけでございますし、また、そもそも木材住宅と...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今住宅局長が答弁をしたとおりでございますが、今住宅局長が申し上げたようななかなか難しい課題があると思います。  ただ、一方で、今委員のおっしゃったように、空き家の民間住宅が現に存すると、その既存ストックをいかに有効に活用していくかということは、これはや...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先週の金曜日に取りまとめができましたので、一昨日の中央防災会議で私の方からこの住宅・建築物の耐震化に向けての目標また施策について報告をさせていただきました。  その席では専門家の先生方もたくさん御参加をいただき、そして関係閣僚が参加をしておったわけでご...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 大先輩と言われますと私も年取ったのかなというふうに思うんですが、先ほども申し上げをさせていただきましたが、今やはり住宅政策の大きな転換点にあると認識をしております。  これまでは住宅又は住宅資金を直接供給することを中心とした政策でございましたが、これか...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今も申し上げましたが、住宅というのは私どもの人間の生活、健康にとって基盤となるものがまさしく住宅でございます。日本の憲法二十五条にも、すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有するというふうに規定しているところでございまして、その思想と全く...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ちょっと私も今初めて聞きましたからね。ただ、それがすべてだと言っているわけじゃないと思いますよ。そういう人も中にはいるという発言じゃないでしょうかね。そういうふうに私は聞きます。  確かに、公営住宅の整備が計画どおりに進んでいないという御指摘はそのとお...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 決めたということはございません。そういう報道の事実はございません。  今まさしく社会資本整備審議会で、新たな住宅政策に対応した制度的枠組みについて御審議をいただいている真っ最中でございます。その中で、公営住宅の入居者資格や家賃制度の在り方を始め、公的賃...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 住宅政策の柱の一つは住宅セーフティーネットを整備していくこと、これがやはりその柱の一つであると考えておるところでございます。  今その住宅の困窮される方々につきましては、所得が少ない方々はもちろんでございますけれども、高齢者の方々や障害者の方々、DV被...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 市場機能の重視とともに、やはり住宅セーフティーネットの機能の充実というのは今後とも必要であるというふうに私も考えておるところでございます。  この法案におきましては、地方公共団体が地域住宅計画というのを作らせていただきます。地域住宅交付金を活用した公営...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 公的資金による住宅及び宅地の供給体制の整備のための公営住宅法等の一部を改正する法律案及び地域における多様な需要に応じた公的賃貸住宅等の整備等に関する特別措置法案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をちょうだいし、ただいま可決されましたことに...全文を見る
06月22日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○北側国務大臣 ただいま御決議のありました建物の耐震化、津波軽減対策等の推進につきましては、対策の総点検と新たな施策の検討を行い、可能なものから実施をしているところでございます。  御決議の趣旨を踏まえ、今後とも、防災、減災の観点から、地震防災対策を強力に進め、地震に強い国土づ...全文を見る
06月23日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第24号
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○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました独立行政法人住宅金融支援機構法案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  これまで住宅金融公庫は、住宅資金の直接供給を行うことにより、住宅不足の解消や居住水準の向上などの成果を上げてきました。しかしながら、今般の社会経済情勢...全文を見る
06月28日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号
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○北側国務大臣 沖ノ鳥島につきましては、衛藤先生初め委員の先生方の御支援を賜りまして、十七年度予算で沖ノ鳥島に海象レーダーを設置するということとなったわけでございます。沖ノ鳥島の場合は直轄の海岸でございます。  尖閣諸島の魚釣島につきましては、これは国が、具体的には総務省でござ...全文を見る
○北側国務大臣 まず、先ほどのフリーゲージトレーンにつきましては、これはできるだけ早く実用化ができるように、いつとは申せませんが、できるだけ早く実用化ができるように取り組みは急がせたいというふうに思っております。  それで、超電導リニアの話でございますが、これは我が国独自の技術...全文を見る
○北側国務大臣 まず、道路整備につきましては、私も、昨年の九月に大臣就任以来、全国の各地域で道路整備に対するニーズがいかに強いかということは改めて実感をしておるところでございます。どの地域に行きましても、まず真っ先に上がってくる国土交通省に対する御要望は、やはり道路でございます。...全文を見る
○北側国務大臣 道路公団の橋梁会社に対する再就職、天下りの問題ですね、これについての。  これはこれから論議がされていきますので、またその中でもお話しできることはしたいというふうに思うわけでございますが、やはりこれ自体も大変多いなというのが率直なまず最初の感想でございます。
○北側国務大臣 これまた大変多いなというのは私の印象ではございますが、ただ、先ほどの道路公団と違いますのは、こちらの方は国家公務員法上の規制がございます。また、ルールがございます。  御承知かと思いますが、国家公務員法の百三条で、「離職後二年間は、営利企業の地位で、その離職前五...全文を見る
○北側国務大臣 国土交通省のOBが今回の橋梁に係る談合に関与したというふうな話は、私は聞いておりません。万一そんなことがあったとしたら、これは厳しく対処しないといけないと私は思っておりますが、そのような事実についてはまだ聞いておりません。
○北側国務大臣 そういうこともあって、先ほどの人事院規則がつくられてきたというふうに思うんですね。  これまでの過去の歴史でいろいろな経験がある中で、先ほど少し読ませていただきましたが、就職先のポストの職務に、在職機関に対する許認可、契約の折衝等の業務が含まれていないことという...全文を見る
○北側国務大臣 この役職というのは、再就職時の最初の役職という名称ですか。(中川(治)委員「はい、そうです」と呼ぶ)  先ほど申し上げましたが、名称、その役職の名前はともかくとして、実質的に、先ほど申し上げた、許認可だとか契約の折衝等の業務が含まれていないことということが基準な...全文を見る
○北側国務大臣 今私が大臣に就任してからのお話をされました。営利企業一般への就職の承認の話ですよね、それは。業務に密接に関連があるだとかそういうことではなくて、すべて営利企業一般への就職の承認についてのお話だというふうに思います。  先ほども申し上げましたが、それじゃ、営利企業...全文を見る
○北側国務大臣 これは一方で、先ほども申し上げましたが、公務員の今の制度そのものについて全く議論を前に進めないで個々の問題だけを取り上げていくのがどうかと私は申し上げているわけなんです。  ですから、例えば早期退職慣行というのがあるわけですよね。これでいいのかと、これで。私も中...全文を見る
○北側国務大臣 先ほどは再就職一般についてお話しされたから、私、今そのようなお答えをさせてもらったんです。  冒頭、委員も少しこれは褒めていただいたのかなと思うんですが、資料がいっぱいどんどん出てくると。これは私の方が、情報開示しっかりやれ、言われる前に出しなさいということでや...全文を見る
○北側国務大臣 これにつきましても、多いとは思います。多いなという感想は持ちます。  ただ、先ほども申し上げたとおりでございまして、これまで、国家公務員法並びに人事院規則に基づいたルール、基準に基づきまして、手続に乗っかって行われたものというふうに認識をしております。
○北側国務大臣 いや、もう中川委員の質問ですから、しつこいことはわかった上で私もここに座っておりますので。  まず、営利企業への再就職を一律にだめだ、そういうふうに考えるのは、私はいかがなものかというふうに思います。  ただ、その上で、現時点で私が申し上げるべきことは、例えば...全文を見る
○北側国務大臣 先ほども申し上げましたが、公務員の再就職、営利企業への再就職問題というのは、まあ営利企業だけではないかもしれません、やはり公務員の制度についてどう見直していくのかという議論と並行して論議をしていかないといけないというふうに思っております。
○北側国務大臣 私は、道路公団の民営化に向けまして、今おっしゃった再就職も含めた民間企業としての人事制度のあり方をどうしていくのか、倫理規程のあり方についてどうしていくのか。特に、今回このような事案が起こっている中で、その事案そのものの推移もよく見ないといけないと思いますが、当然...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど私が申し上げましたのは、道路公団内部で、今後の人事のルール、営利企業への再就職のあり方、人事制度、また倫理規程について検討がなされているというふうに思っております。  今おっしゃったのは、制度として国家公務員法百三条のような制度をつくったらどうなんだという...全文を見る
○北側国務大臣 ですから、国家公務員法というのはこれは人事院の承認なわけですよ。国家公務員であるから人事院の承認になっているわけでして、そうでない場合に、道路公団は今特殊法人ですが、特殊法人の場合に、じゃ、どこが一体その辺の承認をするのか、これは人事院ができるかといったら、できる...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど来何度も答弁をしておるつもりではおるんですが、まずは日本道路公団として、一義的には日本道路公団として、営利企業への再就職問題も含めた人事制度のあり方についてきちんとルール化、また考え方を取りまとめていただきたい。また、今議論をされている、検討されているという...全文を見る
○北側国務大臣 建設業が依然として厳しい経営環境にある中で、建設技能労働者の就業の場を確保し、その雇用の安定を図るということは大切なことであると思っております。ただし、今回のこの改正案というのは、そういう意味では緊急避難的かつ限定的な仕組みとして検討がなされているものというふうに...全文を見る
○北側国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、地震対策の最大の柱は、やはり住宅・建築物の耐震化を進めていくということが最も大切であり、また、減災対策として一番大切なことというふうに私は考えているところでございます。  今、もう委員も御承知のとおり、我が国住宅につきましては、総...全文を見る
○北側国務大臣 今おっしゃったのは、JR西日本の職員の数のことですね。これは、JR西日本に限らず、多くの鉄道事業者において、現業部門の職員数が減少を来しておるというふうに思っております。  大切なことは、安全性を確保することがやはり一番の大事なことでございまして、各鉄道事業者に...全文を見る
○北側国務大臣 よく承知しておりませんが。
○北側国務大臣 この安全性向上計画がきちんと実施をされていくのかどうか、これは今後、国土交通省としても厳しく監視、監督をしてまいりたいと思っております。その中で、今委員のおっしゃった人員の問題、修繕の問題、これにつきましても、我々も問題意識を持って見てまいりたいと思います。
○北側国務大臣 ただいま議題となりました航空法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国における航空輸送需要は、近年の東アジアの経済発展や地域間交流のニーズの高まりを背景として、今後も増加傾向が続くことが予測されております。これに対応して、平成十...全文を見る
06月28日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第25号
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○国務大臣(北側一雄君) これからも国民の方々の住宅取得を支援をしていくということは、やはり国の政策として私は大事な政策であるというふうに考えております。また、質のいい住宅を供給をしていくということも大事でございます。また、住宅のセーフティーネットというものを確保していくことも大...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員のおっしゃっているとおり、このMBSにつきまして、住宅ローン担保証券につきまして更に普及をしなけりゃならないという課題があることはもうおっしゃっているとおりでございます。しっかりその普及に取組をさせていただきたいというふうに思っているところでござい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 証券化ローンにおきまして利用者に提供する金利はどうやってその金利がはじかれるかといいますと、住宅金融公庫が毎月設定する提示金利があります。その提示金利に各金融機関がこれは自由に定める手数料、手数料分を上乗せすることによって設定されるということになるわけで...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど来この委員会でも議論されておりましたとおり、戦後、住宅金融公庫が果たしてきた役割というのは大変大きいものがあるというふうに私も思っております。ただ、一方で日本の財投そのものの改革を今している真っ最中でございます。また、できるだけ民間にできることは民...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これからこの法律が成立をさせていただきましたならば、住宅金融公庫は廃止をされまして住宅金融支援機構になるわけでございますが、その場合には証券化支援業務というものが中心の業務になってまいります。証券化支援業務を通じまして、またそれを着実に実施をすることによ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 住宅金融公庫は廃止をさせていただきますが、これは独立行政法人住宅金融機構に移行をしていきます。これはあくまで独法、独立行政法人、そういう意味ではやはり公的な業務はきちんと果たしてもらいたいということで、これは独立行政法人として、国として住宅政策、様々な住...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 独立行政法人住宅金融支援機構法案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をちょうだいし、ただいま可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起されました事項の趣旨を十分に...全文を見る
06月29日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第24号
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○北側国務大臣 経済的規制につきましては、今委員がおっしゃったように、累次緩和をしてまいりました。このことによりまして新規航空会社が参入をしてきたわけでございます。こうした新規参入によりまして、例えばさまざまな割引運賃の導入等により運賃が多様化されるということも出てきておりますし...全文を見る
○北側国務大臣 できるだけ時間どおりに運航していただく、定時性の確保、これも大切なことだとは思いますが、しかし、何もかもすべて、安全に走行していただく、安全に運航していただくというのは大前提の話であるというふうに思います。何よりも、利用者の方々に対する最大のサービスは安全に送り届...全文を見る
○北側国務大臣 今の、羽田のことを念頭に置かれたお話だというふうに思っております。いずれにしましても、空港の発着回数をふやす場合には、十分な安全間隔を保つこと、また、安全確保を念頭に置いた運用をしていくことが大事だというふうに考えているところでございます。  発着回数の増加につ...全文を見る
○北側国務大臣 やはり一番大きいのは羽田の問題だと思っております。羽田の第四滑走路につきまして、今、二〇〇九年中を目指して第四滑走路の供用ができるようにしたいというふうに思っているわけでございますが、そうでなくても羽田は非常に込んでいる、かつ、この第四滑走路ができればなおさらのこ...全文を見る
○北側国務大臣 今回の航空法改正におきましては、垂直間隔を一千フィートに縮小する飛行を行う航空機に対しまして、高度計システム等のハード面、高精度の計器をきちんと備えているという等のハード面だとか操縦士の訓練等のソフト面、この両面にわたりまして、具体的要件を定めて、これに適合するこ...全文を見る
○北側国務大臣 航空・鉄道事故調査委員会につきましては、現在、航空関係でいいますと、首席航空事故調査官一名、それから次席航空事故調査官三名を含めまして全員で二十二名の航空事故調査官がおります。年間四十件程度発生しております航空事故及び重大インシデントの調査を進めて、大体発生後一年...全文を見る
○北側国務大臣 今般の改正は、航空機の設計検査におきまして民間能力の活用を図るため、国の認定を受けた事業場が設計した航空機について国の検査を一部省略することができるという内容でございます。  これは、安全上の影響が小さい部分の設計の検査や、既に確立されております定型的な試験の実...全文を見る
○北側国務大臣 私は、そういうふうに受けとめはしませんでしたけれどもね。私は、両社長のお話を聞いておりまして、やはり経営トップの姿勢というのが非常に大事だと。また、一連のトラブルについて当然責任を感じていらっしゃるというふうに私は認識をしておるところでございます。また、そうしたト...全文を見る
○北側国務大臣 昨日に引き続きまして、同趣旨の御質問だというふうに理解をしております。自社においてすべてをやることが、それが安全なんだというふうにつながるものでは決してないと私は思っております。  航空会社の人員につきましては、運航、客室については特に変動しておりませんが、御指...全文を見る
○北側国務大臣 航空法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起されました事項の趣旨を十分に尊重してまいる所存...全文を見る
○北側国務大臣 ただいま議題となりました流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国の経済活動を支える物流につきましては、在庫管理の徹底等による物流コストの低減を通じた国際競争力の強化や、多様化する消費者の需要に即したサービ...全文を見る
06月29日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第20号
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○北側国務大臣 まず、国土交通省直轄の橋梁工事に続きまして、本日、日本道路公団が発注いたします同じく橋梁の工事につきまして、公正取引委員会から先ほど告発がございました。また、検察当局も公団等に対しまして強制捜査に入っているという連絡を受けておるところでございます。  こうした入...全文を見る
○北側国務大臣 委員は公共事業をどうとらえていらっしゃるか私よくわかりませんけれども、公共事業というのは、これは私どもの生活にとっての基盤をつくる仕事をしているわけでございます。それをすべて民間でやれなんというのは、それは無理な話でございます。また、安全、安心というのを確保してい...全文を見る
07月04日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第23号
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○北側国務大臣 正確を期すために申し上げますが、道路公団は十月一日から民営化されます。会長予定者の方は、すべて民間から候補を選ばせていただいております。
07月07日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第26号
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○国務大臣(北側一雄君) 発注する原資は、これは一つは、一つというか、これはもう国民の税金でございます。そこがまずしっかりと押さえないといけないところであると思います。また、やろうとしていることは、国民の皆様の生活、また経済活動の基盤、インフラを、社会資本を整備をしていくという極...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今この基本的な方針、今委員のおっしゃった基本的な方針を策定すべく、多くの皆様の御意見をちょうだいしながら検討している真っ最中でございます。できるだけ早く、委員のおっしゃるように、この基本方針が策定できるようにしっかりと進めさせていただきたいと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) たしか入札契約適正化法じゃないでしょうか。
○国務大臣(北側一雄君) 存じません。
○国務大臣(北側一雄君) 談合等の不正行為は断じてあってはならないと私は考えておりますし、今回の事件を踏んまえまして、これまでも様々な取組をしておりましたが、さらにこの不正行為防止に向けて、また法令遵守をしていただけるようにしっかり取組をさせていただきたいと思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) おっしゃっている方は、昭和五十五年の七月に道路局長をされて、五十七年に退職をされて日本道路公団に行かれたと。理事になられて、その後副総裁も経験して、日本道路公団を平成二年に辞職をされていらっしゃるということでございます。  いずれにしましても、これ新聞...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず、課徴金の話は、この国会でしたっけ、独禁法の改正がなされたばっかしでございまして、ただ委員も御承知かと思いますが、この課徴金とは別に損害賠償の予定をしておりまして、それがまた一〇%なんですね。これは判決、裁判が確定すれば、これはきっちりとこの損害賠償...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今まさしく公務員制度改革が御議論されていると思うんですね。まだこれ成案がまとまって、たしかおらないと思いますけれども、私も実を言いますと、公務員制度改革の論議の中に、大臣に就任する以前にかかわっておりました、論議をさせていただきました。  今おっしゃっ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) アドバイザリーグループといっても、そこに参加していただいている先生方は本当に専門家の先生方ばっかしでございまして、その先生方の様々な御指示をいただきながら進めているわけでございます。やはり国土交通省の、発注者側の私どもがまずしっかりその意識を持ってもらう...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今も委員の方でおっしゃっていただきましたが、今回の直轄の工事にかかわる談合事案につきまして、国土交通省の職員やまたOBがこうした談合等の不正行為に関与したということは聞いておりません。また、そうした事実はないと私は思っておるわけでございますが、そういう意...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私も新聞でその報道は読ませていただきましたが、後で、まだ直接は聞いてないんですけれども、間接的に聞いているところによりますと、奥田会長もそういう趣旨で言っていることではないんだというふうにおっしゃっているみたいなんです。  山本委員もかつて外務省にいら...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) しっかり取組をさせていただきたいと思っております。  今回の事件につきましては、先ほども申し上げましたが、直轄の事案で告発をされる、告発をするというのは公正取引委員会もこれは極めて悪質であると、重大であるというふうに見ているからこれ告発をしてきているわ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 七月一日の日に近藤総裁に国土交通省まで来ていただきまして、お話をさせていただきました。  一つは、先ほども総裁が何度も答弁をされていらっしゃいますが、今捜査機関が入っております。ここはやはりもう捜査機関に徹底してこれは究明していただくことが一番私はいい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、公団におきまして、人事制度の在り方も含めまして再発防止対策の取りまとめをされると思います。私は、十月の民営化、迫っているわけでございまして、できるだけ早く取りまとめをしてもらいたいというふうに思っているところでございます。その十月を待つまでもなくとい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 昨日も私、新潟に行ってまいりました。七月の十三日、昨年の七月十三日が新潟豪雨の日でございますが、今河川改修等を懸命にやっております、その現場にも行かせていただきました。また、山古志村の方にも、上空からでございますが、復旧の状況について見てまいったところで...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 確かに委員のおっしゃっているとおり、経済的規制とそれから安全を確保するための社会的規制、これは違うわけでございますが、当然、そこは関係があるわけでございます。ですから、私は、一方で新規参入をできるだけしていただくようにしていく、また様々な業務内容の変更に...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 国交省といたしましても、事業改善命令に対する改善措置をしっかりと実施をしていただくことが大切なわけでございまして、そこのところをしっかり管理を、また監督をしてまいりたいというふうに思っているところでございます。  JALでいいましたら、JALの安全管理...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この件につきましては、渕上先生のかねてからの御指摘であることはよく知っております。  我が国は、今、航空、鉄道については航空・鉄道事故調査委員会、海難については海難審判庁、それから自動車事故につきましては財団法人交通事故調査分析センターがそれぞれ事故原...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の直轄工事の談合事件につきましては、直轄工事では初めて告発、刑事告発がなされるということでございます。公取の方は、それだけ極めて悪質であり、重大事犯というふうに見て告発に踏み切ったというふうに理解をしております。また、大規模な事案でございますし、業界...全文を見る
07月08日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第25号
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○北側国務大臣 ポイントは二つあるかと思っておりますが、一つは、国際物流への対応をしっかりしていかねばならない。これがおくれてしまいますと、私は、我が国の産業の空洞化も招きかねないことになるというふうに思っておりますし、もう一つは、やはり効率的で環境負荷の小さい物流の実現をしてい...全文を見る
○北側国務大臣 関空に限らず、国際空港へのアクセスを改善していくというのは非常に大事なテーマであると私も思っております。それは、国際物流ネットワークの構築という観点からも非常に重要でございます。また、今、多くの海外のお客様に日本に来てもらおうというビジット・ジャパン・キャンペーン...全文を見る
○北側国務大臣 私も同感でございます。中国の要人の方々とお会いする機会は多いんですけれども、私、思った以上に、中国の方々が環境問題や、そして、もちろんエネルギー問題に極めて強い関心を持っているということを痛感する場面が多くございます。  例えば公共交通機関の導入につきましても、...全文を見る
○北側国務大臣 道路公団がいよいよこの十月から民営化されます。道路公団は三つに分割されるわけでございますし、首都高、阪高も民営化されるわけでございますが、私は、民営化されることによって道路公団等は、今までさまざまな事業をするにしても手かせ足かせがあったわけでございますが、これから...全文を見る
○北側国務大臣 物流拠点施設を整備するに当たりまして、交通安全上の問題が発生しないように対応する必要があるというのは、これは非常に大事なことだというふうに思っております。  この法案に基本方針を定めるというふうになっておりまして、その基本方針におきまして、今委員のおっしゃったよ...全文を見る
○北側国務大臣 非常に興味深い観点だと思います。  言うまでもなく、廃棄物の輸送につきましては、その適正な分別をしないといけないだとか、それから公衆衛生の向上に反することがないようにしないといけないだとか、一般の物流とは異なる視点、観点がございまして、そこを考慮する必要があると...全文を見る
○北側国務大臣 物流事業というのと、それから生産、流通等の荷主側というのは、私は、やはり経済を支える車の両輪だと思うんですね。だから、生産者側また流通者側にとっても、物流事業者の方々が健全に発展していくということは極めて大事なことで、私どもも、物流事業者の方々が健全に発展していけ...全文を見る
07月08日第162回国会 参議院 本会議 第29号
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○国務大臣(北側一雄君) 総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国が人口減少時代を迎えつつある今日、国民の不安感や不透明感が拡大する中で、国土及び国民生活の将来の姿を示すことが極めて重要でござ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 最初に、テロ防止対策についてお尋ねがございました。  昨日、ロンドンで複数の地下鉄及びバスに対する爆破テロ事件が発生し、多数の死傷者が出ました。このようなテロ行為は断じて許されないものであり、不幸にも犠牲になられた方々に心からの哀悼を申し上げます。 ...全文を見る
07月12日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第27号
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○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国が人口減少時代を迎えつつある今日、国民の不安感や不透明感が拡大する中で、国土及び国民生活の将来の姿を示す...全文を見る
07月14日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第28号
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○国務大臣(北側一雄君) 今大変詳細なこれまでの全総計画の経緯、歴史につきましてお話をちょうだいいたしました。委員はこうした計画の策定にも関与されていらっしゃったというふうに聞いておりまして、大変興味深くお話を聞かせていただいたところでございます。  平成十年三月三十一日の「二...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この東京一極集中問題につきましては、これからも大きなテーマだというふうに認識をしております。  これまでも、委員よく御承知のとおり、この一極集中をどう是正するのかというのは、もう累次の国土計画の中でもずっと議論をなされてきました。全く成果が上がっていな...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 東西冷戦下の時代、といってもそんな昔の話じゃないわけでございますが、そのころ今のようなことというのは全く恐らく想像していなかったと思います。冷戦崩壊後の世界での非常に大きな特色の一つは、私はやはり東アジアの経済の発展、また東アジアが非常に安定をしてきてい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほどお話ございましたように、今国民の皆様は、やはり安全、安心を確保すると、それをしっかり政治がやってもらいたいということは大変強い要請があると私も認識をしております。そういう意味で、国土の様々な社会資本について安全を確保していく、安心を確保していくため...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 一昨日でしょうか、道路公団の元理事が逮捕をされたわけでございます。今回の道路公団の橋梁談合について受注調整に関与をしておったということで逮捕されたことでございまして、これは受注者側の元OBが、また報道等によりますと、これは組織的にOBの人たちがこの受注調...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 報道のようなことが仮にあったとしたならば、これはとんでもない話だと私は思います。  私はこの際、道路公団も民営化が迫っているわけでございまして、これまでのそうした発注、受注の在り方、入札の在り方、また人事制度の在り方、しっかり見直しをしていただきたいと...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 佐藤先生おっしゃったように、私も危機管理という観点から、この東京に代わるそういうバックアップ機能を持った都市、それはそんな大きな都市でなくても私はいいと思うんですけれども、そういうものをしっかりつくっていくということは今後の国土政策の中で非常に重要な課題...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 都市の再生については、この東京圏の都市の再生だけではなくて、全国の都市の再生について様々プロジェクトを実施し、また緊急整備地域を指定したり、また稚内から石垣までということで全国の都市の再生を取り組んでいるところでございます。  御承知のとおり、まちづく...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど来の論議の中で、なぜ国総法を改正する必要があるのかと、その辺のお話はさせていただいたわけでございますが、まさしく今委員のおっしゃった五十年後の日本の姿ですか、これはまさしくこれから、この法律が通りまして国土計画を、新たな国土計画を策定をさせていただ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員に是非御理解いただきたいのは、先ほど五十年先の話とおっしゃったから先ほどあのようなお話をさせていただいたわけですね。こういうことが重要だと私は認識をしておると。  この法律が通らせていただきましたならば、まさしく国土形成計画、また地方におきましても...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、社会経済情勢が、北澤先生の方でおっしゃっていただきましたように、大きな変化の中にありまして、国土計画の在り方を抜本的に見直していこうということにつきましては、今先生の方から賛意をちょうだいしたというふうに理解をしております。そういう意味で、確かに新法...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これは国土計画にかかわるものでございますので、国土交通省はもちろんでございますが、全府省がかかわっている極めて横断的な事柄でございます。委員の方から、国土交通大臣が調整するのではなくて総理がやればいいじゃないかと、それだけ重要性がある事柄ではないかという...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この広域地方計画協議会の中で国の関与は当然のこととして、国が地方の方々と対等に協議をしていくということはこれは極めて重要なことだというふうに思っております。  今の北澤先生のおっしゃったのがどなたのことを言っているのかなと思いながら考えておったんですが...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、加藤委員のおっしゃった趣旨に同様であるというふうに私も思っているところでございます。  従来の国土計画というのは、一つは人口が増加をするというのが大前提でございました。あともう一つは、右肩上がりの経済成長をしていくというのを背景といたしまして、むし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 非常に大事な御指摘だというふうに思います。  これからの国土形成計画の戦略を考えていくに当たりましても、やはり循環型、自然共生型の持続可能な社会システムに変革を図っていくということは極めて大事な点であるというふうに思います。先ほど委員が御指摘いただいた...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 確かに、これまでの公共事業の中で必ずしも必要性が高いと言えないような事業に投資をしてきたこともあったと思いますし、また経済情勢が大きく変化する中で所期の目的が達せられなくなった、そのような事業もあることも事実だと思います。  しかしながら、仁比委員、ど...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 一つは、やはり国民の安全、安心にかかわる基盤整備にかかわること、例えば危機管理、また防災等に関してやはり国土全体としての基盤整備の在り方については、やはり国が基本的に責任を持っていかないといけないと思います。  また、国際競争力を強化していくためのやは...全文を見る
07月15日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(北側一雄君) お答え申し上げます。  まず、まず最初に公社の方のお話からさせていただきたいと思いますが、郵便事業会社が行う事業につきましては、これは貨物自動車運送事業法等の物流法制が適用されるところでございまして、当該法律に基づく規制については国土交通省の所管という...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私も全く同様の認識をしておるところでございます。  今、日本の国際物流、入るもの、出るものあるわけでございますが、そのうちの六割は現状で外資のインテグレーターがやっているわけでございまして、これはこのまま放置しますと、どんどんどんどんこれがまた増えてい...全文を見る
07月19日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(北側一雄君) 今委員がおっしゃいましたように、JR東日本と西日本につきましては既に完全売却し終わっておりますので、これにつきましては完全民営化されたということでございます。
○国務大臣(北側一雄君) 民間企業でございます、はい。  その他の会社についてはいまだ、JR北海道、四国、九州、そして貨物、これはすべて政府が株を保有をしておりますので、これにつきましては広義の意味での、委員のおっしゃった特殊法人、まだ特殊会社であるというふうに思います。
07月20日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(北側一雄君) お答えいたします。  委員のおっしゃったように、航空輸送、貨物に関する航空輸送についての伸びは非常に伸びておりまして、この十年余りで航空輸送については約倍になっております。これからも非常に堅調な伸びをしていくだろうというふうに予測をしているところでござ...全文を見る
07月21日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第30号
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○国務大臣(北側一雄君) 今後ともこの東京一極集中の是正というのは我が国の国土政策において極めて重要な課題というふうに認識をしております。  佐藤先生からこれまでも何度もこの問題は取り上げていただきまして議論をさせていただいているわけでございますが、余りにも東京圏に、政治、行政...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 世界でどこの地域でも、隣同士の国というのはやっぱり様々な政治的課題を抱えていまして、うまくいっていないケースが多いんですが、ただ歴史的には深い関係があるわけでございますし、また我が国にとりまして中国、韓国、またその他の東アジアの諸国、経済関係はこれからま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 国土利用計画全国計画というのは、人口減少、環境問題の対応等経済社会構造が大きく転換する中で、市街地や森林、農地等がどの程度必要か、全国の国土利用の将来像を示す長期的な構想でございます。一方、国土形成計画全国計画は、国土利用計画で示された国土利用の将来像を...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私も、今委員の御指摘の話については強く問題意識を持っておりまして、実を言いますと、昨年の九月に大臣に就任したその日に、まちづくり三法も含めまして、やはり必ずしも十分に機能していないんじゃないのかと、十分その実態というのをまず調査をしていただいて、その見直...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 自治体の方がよく分からないとおっしゃいましたが、私は必ずしもそうは思っておりません。  自治体の方々にも専門家の方が一杯いらっしゃいまして、そういう様々な法律の目的、趣旨等もよく理解された上で今のような実態になっているのはなぜかというふうに私は思うわけ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) そうですね。  そうすると、その当該自治体からしますと、やっぱり我が地域にこの大規模な店舗が来ていただくと、それは雇用にもいいねと、雇用の創出もできるねと、またそのことによって何か道路も造ってもらえるかもしれないなとか、ある意味じゃ、当面のその地域のプ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど局長が答弁しましたが、まちづくり基本法の中にまさしく入れるべきだと考えておられるものは、まさしく都市計画法の中にきちんと位置付けていくべきだというふうに私は思っておりまして、社会資本整備審議会に諮問をしたばっかしでございます。いずれにしましても、実...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 戦後、我が国社会というのは、人口はどんどん増加をしていく、そして経済が急速に発展をしていく、都市化が進んでいく、そういう中で、社会資本の整備についてやはりどんどん拡大をせざるを得ない、していかないといけない、そのことによって人口の増加や都市化や経済の発展...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、営繕部長が答弁をさせていただきましたが、同じ用途、構造、種別の官民の建築物の実績に基づいてコストを比較した調査もあるんですね。同じ用途、同じ構造、種別の建築物と。それの調査によると、耐震性の強化等以外には大きな差はないという調査結果もございます。 ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今一つは、入札契約の在り方そのものについてもこれまでも様々な取組をしてまいりましたが、今回なぜそれが利かなかったのかを含めまして検討しているところでございます。  そこをしっかりと取組をさせていただきたいと思いますし、また談合をした場合の企業に対する対...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まさしく急激な人口減少時代を今控えておる中でございます。こういう人口減少等を背景といたしまして、今日の御議論の中にもあったわけでございますが、地域社会の維持がなかなか困難となる地域も増えていくのではないかというふうに思われますし、また森林だとか農地だとか...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私どもも全く同じような考えを持っておるところでございます。  例えば、港湾の問題で言いますと、これは港でございますので、今この東アジアというのは、中国にしても韓国にしても日本にしても、日本企業が中国に進出して、まさしく水平分業をやっていると。この東アジ...全文を見る
07月21日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(北側一雄君) 委員も御承知のとおり、中国を中心といたします東アジア地域が生産拠点、またそれだけではなくて、消費市場として今一番急成長している地域だというふうに思います。我が国の企業も、本当に多くの企業がこの中国を中心として東アジアに企業として進出を図っていると。水平分...全文を見る
07月22日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第26号
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○北側国務大臣 今、政府を挙げまして、二〇一〇年訪日外国人旅行者一千万人ということを目標にいたしまして取り組みをさせていただいております。  今委員がおっしゃったように、一千万人という目標はなかなかこれは容易ではないと私も思っております。ことしは愛知万博がありますので、それに数...全文を見る
○北側国務大臣 入札談合等の不正行為はあってはならないことでございます。また、ましてや官製談合、官の側が受注調整に関与するということはとんでもない話でございまして、私は決して許されるものではないというふうに考えておるところでございます。  今委員の方からいろいろお話があったわけ...全文を見る
○北側国務大臣 日本の今の財政赤字の主たる要因が談合体質にあるというふうには私は思っておりません。  ただ、何度も申し上げますように、今こうした財政状況の中で、できるだけいいものをできるだけ安くやっていただく、そのためにしっかりと取り組みをしないといけないというふうに考えており...全文を見る
○北側国務大臣 これまでの大きな財政赤字の原因が官製談合にあるんだ、こういう御認識……(菅(直)委員「官製談合体質」と呼ぶ)まあ官製談合体質でございますか、私はそうは思いません。  ただし、コストを抑制しなければならないというのはもう委員と全く同じ意識でございます。いかにコスト...全文を見る
○北側国務大臣 いや、菅委員、先ほどから官製談合、官製談合とおっしゃっていますので、私はてっきり法律的な意味での官製談合というふうに理解しておったわけですよ。  官製談合というわけですから、これは受注調整に官の方が関与をするということが官製談合の意味だと思いますよ。今、委員のお...全文を見る
○北側国務大臣 いいものをできるだけ安いコストでつくっていくということは、先ほどから申し上げていますとおり、これは私ども発注者としての責任だというふうに思います。そこは常に、この価格が本当にこの価格でいいのか、そういうことはきちんと検証をふだんからしていかないといけないと私も思っ...全文を見る
○北側国務大臣 それは当然、国民に対する責任であると思います。
○北側国務大臣 そういうふうなコスト意識に欠けているような事件等があったことは、そのとおりだというふうに私も思います。  しかし、今、国土交通省の全体が今委員がおっしゃっているようなことだというふうには思っておりません。
○北側国務大臣 何度も申し上げておりますように、いいものをできるだけ安く国民の皆様に提供していくことが私どもの責任である、発注者としての責任であると思っております。そうでないようなことがあったならば、それを正していくことが大事であるというふうに私も思います。
○北側国務大臣 国土交通省全体にそういうふうなことがはびこっているとは思っておりません。
○北側国務大臣 何度も答弁させていただいておりますとおり、いいものをできるだけ安く国民の皆様に提供していくということが大切なことだと思います。そうでないようなところがあるならば、それを正していくことが大切であると考えております。
○北側国務大臣 そうした背任罪を構成するようなことはないというふうに理解をしております。
○北側国務大臣 先ほどから何度も申し上げていますように、いいものをできるだけ安く国民の皆様に提供していくことが私どもの責任でございます。そこに不十分なところがあるならば、それを正していくことが私どもの務めでございます。
○北側国務大臣 今委員のおっしゃっているのは、国家公務員法百三条にのっとっておるかという御質問であるならば、その手続に乗っかってやらせていただいております。そういう再就職のルールに基づいて行わせていただいておるというふうに考えております。
○北側国務大臣 ですから、百三条に基づいて、この手続に乗っかって、再就職のルールに基づいて行っているというふうに認識をしております。
○北側国務大臣 ですから、百三条に、人事院規則の定めるところにより、人事院等の承認を受けた場合には就職が認められるというルールがあるわけですね。この百三条に定められたルールに従って再就職について行われていると認識をしております。
○北側国務大臣 全文ちゃんと読みましょうか、そうしたら。(菅(直)委員「間を読んでくださいというふうに言っているんです。三項の間を読んでください」と呼ぶ)本文を全部読みましょうか。「職員は、離職後二年間は、営利企業の地位で、その離職前五年間に在職していた人事院規則で定める国の機関...全文を見る
○北側国務大臣 私はそういうふうに、原則、例外というふうな認識はしておりません。国家公務員法百三条の中に再就職のルールについて規定をしておる、その規定に従って適正に行われているというふうに認識をしております。
○北側国務大臣 ございます。
○北側国務大臣 九月二十七日から六月二十三日まででございますが、合計で二百九十八名でございます。
○北側国務大臣 そういうことでございます。
○北側国務大臣 今の二百九十八というのは、承認件数でございます。
○北側国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、国家公務員法、人事院規則に従いまして、適正に再就職の手続が行われているというふうに私は認識をしております。
○北側国務大臣 いや、それは、前に中川委員の方に御質問の中でお答えをさせていただいているわけでございますが、こうした談合等の不正行為に関与した企業への再就職については、この二年間中について私の方から申し出をすることは、これは自粛をする、また、二年を過ぎた後も、これは御本人または関...全文を見る
○北側国務大臣 今の御指摘は、国土交通省では、地方整備局の局長等につきましては国土交通省全体が、それ以外の地方整備局本局の職員及び事務所の所長及び副所長については当該地方整備局全体が、それ以外の事務所の職員については当該事務所が職員の在職機関に該当するというふうに考えております。...全文を見る
○北側国務大臣 会長就任予定者がいらっしゃった企業が、今回の談合事件の四十七社の中に含まれている人もいらっしゃいます。
○北側国務大臣 いらっしゃいます。
○北側国務大臣 おっしゃっておられますのは、東日本高速道路株式会社に就任予定の方が新日本製鉄の御出身であるということで、そのことをおっしゃっておられるんだというふうに思いますが、この方御自身が今回の談合事件に関与したということは一切聞いておりません。  私、この方と何度もお会い...全文を見る
○北側国務大臣 先ほども答弁したとおりでございまして、現時点で見直す必要性は感じておりません。
○北側国務大臣 菅委員の御意見としては承りました。  今菅委員はネクストが取れたらぜひやりたいとおっしゃいました。ぜひやっていただきたいと思いますね。その言葉を私も覚えさせていただきたいと思います。  それで、今菅委員のお話の中で非常に重要なお話がございました。公務員の定年の...全文を見る
○北側国務大臣 政治資金規正法等、法規があります。その法規にのっとっていくのは当然のことだというふうに思うわけでございますが、それ以上のことは、これはもう御自身の御判断であるというふうに思います。
07月25日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(北側一雄君) 昭和六十二年の四月に国鉄分割・民営化がなされまして、JR会社法に基づく特殊会社といたしましてJR七社が発足をいたしました。その後、本州三社につきましては、平成十三年の十二月にJR会社法の適用対象から除外をされまして完全民営化をされておるところでございます...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 他の私鉄と同様に一般の株式会社と同じような形になるということは、これはやっぱり完全民営化ということでございまして、一つは、保有株式の全株売却方針が決定していること、これが大前提でございます。二番目に、設立根拠法でございますところのJR会社法、このJR会社...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 例えばJR東海の場合でいいますと、いまだまだ全株処分なされておりません。まだ一部、まだ残っている段階でございます。しかし、全株売却方針の決定はなされておりますし、また設立根拠法についてのJR会社法は適用しないと、廃止をするというふうに平成十三年の十二月に...全文を見る
07月27日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○北側国務大臣 談合自体、決して許されるものではございません。ましてや、発注者側の日本道路公団の現職の副総裁がこの談合に関与をしていた、そういう疑惑で一昨日逮捕されたわけでございます。極めて遺憾と言わざるを得ないわけでございます。国民の信頼を著しく裏切った行為として厳しく指弾をさ...全文を見る
○北側国務大臣 私もこれは先ほど見せていただきまして、よく調査をさせていただきたいというふうに思います。
08月05日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第28号
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○北側国務大臣 日本道路公団発注の鋼鉄製橋梁工事の入札に関しまして、関係の企業が告発され逮捕されるだけではなくて、発注者側の副総裁また理事という極めて要職にあった者がこの談合に関与をしているということで逮捕されたわけでございます。国民の信頼を著しく裏切る行為でございまして、極めて...全文を見る
○北側国務大臣 もしかしたら私が御質問の趣旨を間違えていたのかもしれませんが、国土交通省の直轄工事において背任罪が成立することがあるのではないのかというふうな御質問の趣旨というふうに私はとらえました。そういうことで、私は、国土交通省の直轄の事案につきましては、談合の事案につきまし...全文を見る
○北側国務大臣 前回も菅委員にお話をさせていただいたかと思いますが、この図を見ますと、官製談合という意味をどういう意味で使っていらっしゃるのか。  今回の国土交通省の直轄の事案につきまして、そのような国交省の職員が談合に関与したという話は聞いておりません。そういう意味では、官製...全文を見る
○北側国務大臣 こうした談合の問題の温床に天下り、再就職の問題があるのではないか、こういう御質問だというふうに思います。  そういう疑惑を持たれている。そこは、やはりそうした国民の皆様から疑惑を持たれないような形にしなければならないというふうに私も思っております。
○北側国務大臣 今道路公団の方でも、この再就職の問題、天下りの問題については見直しを検討しているというふうに聞いております。  いずれにしましても、公正さ、入札の公正さを当然確保していく必要があるわけでございますし、透明性も確保していく必要がありますし、国民の皆様から疑惑を持た...全文を見る
○北側国務大臣 人事交流以外のもので再就職の承認件数は二百十九件でございます。二百十九。(菅(直)委員「全体で」と呼ぶ)人事院の承認が九件、国交省が二百十九件、合計二百二十八件でございます。
○北側国務大臣 それは人事交流を含めた数字でございます。人事交流も含めた数字で申し上げますと、私の今申し上げた数字は八月三日まで、さらに直前まで延ばしておりますが、人事交流も含めますと、人事院が十件、国土交通省が三百八件、合計三百十八件でございます。
○北側国務大臣 六月二十四日以降八月三日までの間につきましては、人事交流者が十一名、再就職者、これが九名、合計二十名承認をしております。
○北側国務大臣 平成十七年八月一日でございます。  ただ、いずれにしましても、この再就職の中には、今回の鋼橋工事談合事案に係るものは、もちろんのこと、存しておりません。
○北側国務大臣 これも前回答弁をさせていただいていると思いますが、この承認については、当然、委員も御承知のとおり、手続がきちんと決められているわけでございます。国家公務員法、人事院規則等でございますけれども、その中では、在職機関と当該営利企業との間の離職前五年間における契約額が当...全文を見る
○北側国務大臣 私でございます。
○北側国務大臣 再就職につきましては、まず、重大な法令違反に関与した企業につきましては、国土交通省退職者の就職については自粛を要請する。また、指定職経験者につきましては、退職後五年が経過するまでの間は、国土交通省の受注実績を有する企業への再就職について自粛を要請します。  さら...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど申し上げたとおりでございます。  今回のような談合事案を起こしたような企業につきましては、これは再就職を行わないようにさせるということでございます。  またさらに、国家公務員法や人事院規則で定めているものを超えまして、今回の事案にかんがみまして、国土交通...全文を見る
○北側国務大臣 いずれにしましても、談合は断じて許されませんし、また、今委員がいろいろおっしゃいましたが、談合の温床となっているのではないかという疑惑を持たれております再就職の問題、天下りの問題について、これは、そうした疑惑を持たれないように、しっかりと見直しをしていかねばならな...全文を見る
○北側国務大臣 こうした問題をしっかり解決できるように、私は取り組みをさせていただきたいというふうに思っております。
○北側国務大臣 今、給与のお話でございますか、中川さん。(中川(治)委員「はい、そうです」と呼ぶ)  ちょっと私も給与のことについては聞いておらなかったわけでございますが、いずれにしても、一つは、きちんと公開をしておくこと、それと、当然、その額も国民の目から見て常識的なものでな...全文を見る
○北側国務大臣 国会からお求めがあった場合に、できる限り資料を提出するのは当然だと思います。
○北側国務大臣 今事故原因につきましては、航空・鉄道事故調査委員会が調査しております。八月じゅうにも中間的な御報告をさせていただけるというふうに思っております。  当然これは、事故調の調査にJR西日本は全面的に協力をするようにというふうに私は強く指示しておりますし、そのようにや...全文を見る
○北側国務大臣 いや、そんなことは申しておりません。  私が申し上げているのは、事故原因については、権威を持って調査をしておるのは事故原因調査委員会が、事故調が今やっておるんだと。科学的な調査また専門家も入った調査、さらには、JR西日本からも事情聴取は当然のこととして十二分にし...全文を見る
○北側国務大臣 何度も申し上げておりますが、事故原因についての、機関としてきちんと調査をしておるのは事故調査委員会でございます。ここが一番大事なわけで、ここにしっかりと、JR西日本についても、さまざまな要請があった場合には全面的に協力をしてもらうということが一番大事なことだという...全文を見る
○北側国務大臣 ちょっと私、そのやりとりを、どういうやりとりであったのか知りませんので、今初めてお聞きしましたので、事実関係はちょっと鉄道局から調べさせていただきます。  やはり可能な範囲で、国会のそういう御要請に対して、できる範囲でこたえていくのは当然の話だと思います。
○北側国務大臣 貴重な御提案だと思います。社員お一人お一人が、日常、安全意識を強固に持っていただくことが必要でございまして、私が聞いているところによりますと、毎月二十五日は安全の日というふうに決めているようでございますが、社員一人一人に安全第一という意識を浸透させるための施策をさ...全文を見る
○北側国務大臣 このアスベストの問題は、極めて深刻な問題だと私も認識をしております。  大きなポイントとしては二つあって、まず実態がどうなっているのか、これまでアスベストが使われたものがどの程度あるのか、どこであるのか、その実態を徹底して調査することが大事であると思っております...全文を見る
○北側国務大臣 アスベスト問題というのは、今委員のおっしゃったように、関係各省が非常に多いんですね。今言われたように、縦割りにならないように、はざまがないようにしていかねばならない、各関係省庁がよく連携をとる必要があるというふうに思っております。  そういうこともございまして、...全文を見る
○北側国務大臣 アスベスト問題につきましては、極めて深刻な課題であるというふうに認識をしております。まずは、使用実態を徹底して調査することが大事だと思っております。今やっているところでございますし、また、被害の実態も、徹底してこれも調べる必要があると思っておりまして、今調査をして...全文を見る
○北側国務大臣 これは行政だけじゃなくて、政治家も、当然のこととして、国民の皆様から疑惑を持たれるようなことはしないということは大切なことだと私は思っております。  今の岩井副大臣の件につきましては、岩井副大臣御自身が適切に御判断をされるというふうに私は思っております。
08月05日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第15号
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○国務大臣(北側一雄君) 国際物流におきましては、例えば十年ほど前に比べますと、航空の輸送量でいいましたら約倍になっております。今、東アジアが、我が国企業たくさん進出しているわけでございますけれども、準国内化しているわけでございまして、ますますこの傾向は顕著になるというふうに思っ...全文を見る
09月28日第163回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(北側一雄君) 水害対策についてお尋ねがございました。  昨年は十個の台風が上陸をいたしまして、全国各地で甚大な豪雨災害が発生したことを踏まえ、豪雨災害対策緊急アクションプランを策定するとともに、ハザードマップの整備を義務化する水防法の改正を行いました。現在、これらの...全文を見る
09月29日第163回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(北側一雄君) 住宅・建築物の耐震化についてお尋ねがございました。  昨年の新潟県中越地震、また福岡県の西方沖地震など、近年地震が頻発をしております。我が国におきましては、地震はいつ、どこで発生してもおかしくない状況にございます。  本年六月には、国土交通省に設置し...全文を見る
09月30日第163回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○北側国務大臣 一昨日、総理から、この道路特定財源について見直しの御指示がございました。これから年末に向けまして、論議が進んでいくと思っております。  その論議の前提といたしまして、総理の御答弁の中にも記されておりましたが、これは自動車の利用者が負担をしている税でございます。税...全文を見る
○北側国務大臣 昨年一年間も大変な豪雨災害があったわけでございます。今委員の御指摘もありましたように、国直轄の河川だけではなくて、むしろ、おっしゃったように中小河川の河川はんらんということが大変多かったわけでございます。  この中小河川の整備については、ハード面、ソフト面にわた...全文を見る
○北側国務大臣 私も国土交通大臣に就任させていただいて一年たったわけでございますが、国土交通省というのはさまざまな所管の分野を担当しておるんですが、全国の知事さん、そして市長さんから一番要望が多いのは、もう圧倒的に道路に対する要望が多いわけでございます。そういう意味で、改めて道路...全文を見る
○北側国務大臣 最近の豪雨、非常に想定を超える集中豪雨が頻発をしております。昨年もそうでございましたし、先般の台風十四号でもそうでございます。そういう中で、特に都市部におきましては、河川のはんらんもさることながら、内水被害が非常に多くなっているところでございます。  そういう意...全文を見る
○北側国務大臣 今委員がおっしゃったように、最近の豪雨の傾向というのは、降り出すとすごい量の雨が降るという傾向が非常に顕著になっております。  台風十四号では、宮崎県では降り出してから一千三百ミリを超えるような雨量が降っただとか、これは宮崎市の年間雨量の約半分に当たると。宮崎と...全文を見る
○北側国務大臣 地震対策の一番のかなめは、建物、住宅の耐震化を進めるということでございます。今、建物、住宅の耐震化率は七五%、これを今後十年間で少なくとも九割以上にぜひしていきたいと思います。そのために、この国会で耐震改修法の改正もお願いをしたいと思いますし、また税制、予算につい...全文を見る
○北側国務大臣 私は、この八木さん、そして石田さんとも、ことしの四月から何度もお会いし、また、会議等で両名の方々のお話もちょうだいをしております。極めて、人物また見識、すばらしい方でございます。  この民営化会社の趣旨というのは、まさしく民間企業の経営センスを導入して、そういう...全文を見る
○北側国務大臣 選考の過程で、国土交通省の幹部、またしかるべき人が確認をして、それを私が聞かせていただいております。
○北側国務大臣 八月に、ファミリー企業等によって構成されました高速道路関連社会貢献協議会というのが、社会貢献事業をやろうということで、その所要額が、今おっしゃった、おおむね百億円程度と見込んでやるところでございます。  私は、これまでの国会で、この件については何度も議論がござい...全文を見る
10月03日第163回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○北側国務大臣 先日、民間建築物それから公共住宅、そして国の機関の建築物における吹きつけアスベストの使用実態等につきまして、調査結果を中間報告させていただきました。その数については、もう委員御承知でございますので繰り返して述べませんが、未対策であるものにつきましては、これは関係各...全文を見る
○北側国務大臣 昨年の十月二十三日、中越地震がございまして、私も翌朝現地に行かせていただきましたが、今委員のおっしゃったとおり、上越新幹線が脱線する、こういう事故が発生をいたしました。私もその事故現場に行かせていただきましたが、大変な状況でございましたが、幸いにして一人も死傷者が...全文を見る
○北側国務大臣 整備新幹線につきましては、昨年末に政府・与党の合意をさせていただきまして、今着実に整備を推進しているところでございます。  今おっしゃっておられます北陸新幹線につきましては、長野—白山総合車両基地間で一体的に平成二十六年度末の完成を目指すこととしておりまして、既...全文を見る
10月04日第163回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(北側一雄君) 近郊で運賃が安い区間ですね。そこに出ておるとおりでございます。一位から五位まででございますが、一番安いところを申し上げますと、大阪—神戸間が三十三・一キロでございますが、運賃三百九十円でございます。
○国務大臣(北側一雄君) 御承知のとおり、道路特定財源というのは、受益者負担の原則に基づきまして自動車利用者に道路整備のために特別な負担をお願いしている、そういう税でございます。  したがって、納税者である自動車利用者の理解を得ることがやっぱり非常に大事でございまして、その理解...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員も御承知のとおり、公共事業全体の量そのものは、これは減ることはあっても増えることはこれから私は見込めないというふうに考えております。そういう環境下にあると。そういう中にあって、一つはやはり優先順位、めり張りを明確にしていく、もう一つはやはりコストの縮...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 地方の活性化のためには、地方の自主性の下、創意工夫を発揮していただいて地方道の整備が進められていくということが大事であると考えておるところでございます。  委員も御承知かと思いますが、地方道路整備臨時交付金という制度がございまして、これはもう一本一本の...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今朝もこの原油問題に関する関係閣僚の打合せを行わせていただいて、議論をさせていただいたところでございます。特に、国土交通省の関連では、運輸関連事業におきまして、車両とか船舶とかそういうところは当然燃料として軽油や重油等を使用しておりますので、そういう中で...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 昨年行った調査によりますと、延長にしますと全国で六〇%の海岸堤防等の耐震調査、これは耐震の方ですが、耐震調査が未実施であるという状況でございます。  平成十七年度から耐震の調査をしっかりやろうということで事業を創設をさせていただきまして、その調査結果も...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員も御承知のとおり、公共事業費全体がずっと減っておるわけでございます。小泉内閣ができまして、最初に一〇%、その後、三、三、三とずっと公共事業費抑制をさせていただいて、十八年度におきましても三%以上の抑制をしていこうと、こういう流れの中で、国土保全の予算...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員お話しのように、九月七日の日に土砂崩落がその地域で発生いたしまして、近くの民家が土砂に埋まり、三名の方がお亡くなりになりました。  まず、今回の災害を受けまして、全国の高速道路や直轄の国道におきまして、類似の盛土の箇所につきまして九月末までに緊急...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 高速道路は公共の資産でございます。これをしっかり管理していくのは当然のことでございますし、利用者の安全確保を図ることは、これは民営化されても利用者サービスの最大の役割、使命であるというふうに考えておるところでございまして、今回の民営化以降も安全対策がおろ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今お話があった台風十四号の際も、この東京においては時間雨量百ミリを超えるところが、杉並の方でございますが、出ました。最近は、そういう台風等が来た場合にいっときに大変な雨が降るというのが一つの傾向でございます。河川整備ももちろん大事なんですが、一方で内水に...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 結論から申し上げますと、その暫定税率の問題も含めまして総理から御指示がございましたので、年末に向けて基本方針を決めていくと、検討していくということだというふうに考えております。  ちなみに、現在、平成十五年度以降五年間において行うべき道路の整備に関する...全文を見る
10月05日第163回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(北側一雄君) 七月以降、この民間建築物についての吹き付けアスベスト、それからアスベスト含有吹き付けロックウール、これにつきまして実態調査を行いまして、先般中間報告を行いました。  内容といたしましては、九月時点で報告のありました七万六千七百四十七棟のうち、六千八百三...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の調査におきましては、一つは調査対象を限定しました。調査対象年限を昭和三十一年から昭和五十五年までに建築された建築物、そして調査対象規模を一千平米以上の建物ということにさしていただきました。そういうことでこのような数字になっているところでございます。
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど、アスベスト対策部会、これ専門家の先生方に入っていただいて今審議をしておるところでございますが、そこで、今委員のおっしゃった、一つは小規模建築物、今のは千平米以上でございます、それ以下の小規模建築物をどうするのか、それからまた委員のおっしゃった成形...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今しておる調査につきましては、先ほど申し上げました吹き付けアスベスト、そしてアスベスト含有吹き付けロックウール、この二つの建材を対象として調査をしているところでございます。
○国務大臣(北側一雄君) 今の委員のおっしゃったことも含めまして、今残りの、今対象を限定しておりますので、調査を、特に危険性が高いというところを先にさしていただいておりますので、このアスベスト対策部会におきまして今後の残りの、今委員の御指摘をいただいた幾つかのところもしっかりと検...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 国内航空運賃につきましては、現在、届け制になっておりまして、運賃水準は民間企業である航空会社が経営判断により自主的に設定するということになっております。  ちなみに、羽田—沖縄路線につきましては、沖縄振興の観点から、着陸料それから施設利用料、これ六分の...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員がおっしゃいましたように、建設業法におきましては、許可を受けないで建設業を営む者に対しても監督規定というのは存在しております。都道府県知事が指示処分又は営業停止処分をする、また、国土交通大臣又は都道府県知事が報告の徴収、また職員に立入検査を行わせる...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) こういうリフォームの仕事をする業者の方々というのは中小零細な業者の方が大変多いわけですね。その大半は、これまでの御自身の経験を積まれて、まじめにそうした工事をされていらっしゃる方々が大半でございます。一部にそういう詐欺的な、また詐欺行為そのものと言えるよ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど、身近に相談できるような窓口をしっかりつくろうと、つくるべきであるということを申し上げました。  それともう一点は、今委員のおっしゃったように、身近にそういう信頼できる業者がいると、それをまた推薦していただけるというふうなことが私は大切だというふ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 川辺川ダムにつきまして、収用裁決申請の取下げに至った経緯について御質問がございました。  これはもう私が言うまでもなく、委員もよく御承知のとおりでございますけれども、球磨川ではこれまで過去三十年間に十回もの水害が発生をしておりまして、特に昨年、また本年...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員とは国土交通委員会でもこの川辺川ダムの問題につきましては議論をさせていただいておりますので、私の言おうとしているところはもう十分御承知かと思いますけれども、オール・オア・ナッシングじゃございません。河川整備は当然必要でございます。しかし、ダムも当然必...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この財団法人につきましては、昭和六十二年十二月に設立をされたところでございます。先ほどから御答弁しておりますとおり、ダム水源地の環境の整備保全に関する調査研究、技術開発、技術指導等を行うことによってダム水源地の適切な管理を図る、またダム水源地域の活性化と...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この財団法人、こうした専門的なことを調査していく、そういう財団法人に役人のOBの方々が行かれるということ、これを全く否定してしまう、それ自体が全く悪いと、それはいかがなものなんでしょうか。そこは私とは全然認識が違います。やはり現職時代に培った経験というも...全文を見る
10月07日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第1号
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○北側国務大臣 第百六十三回国会における御審議に当たり、国土交通行政の当面の諸課題について述べさせていただきます。  国土交通行政は、国土政策、社会資本整備、交通政策等、幅広い任務を担っており、そのいずれもが国民生活に密着するものであります。  国民の皆様の期待にこたえること...全文を見る
10月14日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○北側国務大臣 まず冒頭、参議院の方で郵政事業民営化法案の審議に出ておりまして、この委員会に参ったのが遅くなったことをおわび申し上げたいと思います。  今委員の方から、公共交通における安全確保についての御質問をちょうだいいたしました。何といっても公共交通において一番大事なことは...全文を見る
○北側国務大臣 私が報告を受けている内容を答弁させていただきたいと思います。  これは警察の記者発表でございますが、本日でございます。  野球賭博で十六名が検挙された。昨年とことしの夏の高校野球におきまして、四十九校の勝敗の結果に対する加算ポイント制によるランクづけをして、獲...全文を見る
○北側国務大臣 さまざまお話ししたいことはございます。  私就任したのが昨年の九月の二十七日だったんですが、それから一カ月間というのは次から次へ災害が起こりました。昨年は台風が十個上陸したんですけれども、台風二十一号、二十二号、二十三号、そして十月二十三日には中越の地震と、この...全文を見る
○北側国務大臣 事前に今の御質問を私は承っておらないんですけれども。政府参考人が答えられるならば答えさせていただきたいと思いますが、私は具体的にどこにあるというのは聞いておりません。
○北側国務大臣 今委員からお話がありましたように、今、民間建築物についても、吹きつけアスベスト等に関する実態調査を行っておりまして、九月時点で中間報告を公表させていただきました。都道府県から報告のございました七万六千七百四十七棟のうちの、六千八百三十八棟において露出したアスベスト...全文を見る
○北側国務大臣 アスベストを取り扱う作業が想定されております主要な業種というのは、例えば左官、それから塗装、とび・土工などがございます。これら三業種の業者数は約二十三万社でございます。  また、アスベストを取り扱う作業をするためには、労働安全衛生法に基づきまして、特定化学物質等...全文を見る
○北側国務大臣 アスベストを撤去する際には、要するに、建設業許可、今おっしゃったような建設業許可を持って、石綿作業主任者を選任して、実際にアスベスト除去作業を行うことができる業者数という御趣旨であるならば、そういう数は掌握をしておりません。  しかし、先ほど申し上げたように、法...全文を見る
○北側国務大臣 数のことよりも、数は先ほど申し上げたように掌握をしておりません。実際、アスベストを取り扱う作業が想定される業種というのは二十三万社ある、そして講習をしている人が八十万人いるということでございます。(長妻委員「不足しているかどうか」と呼ぶ)そういう認識はしておりませ...全文を見る
○北側国務大臣 大切なことは、これから解体がどんどん始まってくるわけですね。そういう意味で、問題意識は共通に私も持っております。これから解体作業をする方々がいかに安全に解体作業ができるようにすることが大事なわけでございまして、そういうことを今徹底させていただいているところでござい...全文を見る
○北側国務大臣 まず、新会社の六つの会社の役員総数は五十一名でございます。そのうち十六名が、今委員のおっしゃった公団役員から新会社の役員へ移行したということでございます。  業務というのは、これは当然継続をしているわけでございまして、また専門性もあります。そういう意味で、公団時...全文を見る
○北側国務大臣 今、平均五千万とおっしゃったんですか。(長妻委員「四千万以内」と呼ぶ)四千万以内、いずれにしても、役員の上限というのは十名なんですね。今はその十名に至っていないわけです。恐らく、委員のおっしゃっている四千万というような数字は多分ないんだろうと私は思っております。 ...全文を見る
○北側国務大臣 結局、公団時代の役職と、そして民営化された会社での役職、ポジションによって決まってくる、その職責に応じて決まってくるというふうに思っております。
○北側国務大臣 職責が重くなれば高くなることもあるんじゃないでしょうか。
○北側国務大臣 委員ですね、そのために上限というのを決めているわけですよ、先ほどの報酬の話に戻りますけれども。それを創立総会で二億円以内というふうにしているわけです。そのために創立総会があり、そして設立総会があり、取締役会があるわけでございまして、それに対して私があれこれ言うとい...全文を見る
○北側国務大臣 これは、先ほど申し上げた、この委員会におきましても附帯決議で明確に、財務状況等についてきちんと情報開示を今後もしっかりするように、こういう趣旨の附帯決議をちょうだいもしているところでございます。  そもそも高速道路というのは、大変高い公共性を有する社会資本でござ...全文を見る
○北側国務大臣 国土交通省直轄の事案で、橋梁工事で談合についての摘発がございました。私の方からは、国交省の職員の方々に、公取もしくは検察等々の捜査にはもう全面的に協力をするように指示をさせていただいたところでございます。  それで、これは道路公団と違いまして、国土交通省の職員が...全文を見る
○北側国務大臣 間違いございません。
○北側国務大臣 それは工事の内容にかかわってくるかと思いますけれども、工事の内容によってはある一定の要件、資格というものを求めていくのがふさわしい……(長妻委員「なぜ」と呼ぶ)それは質のいいものをつくるというのが一つの趣旨だと思います。
○北側国務大臣 一般競争入札を拡大すべしというのは私も同じ立場で、冒頭委員がおっしゃっていただいたように、今回、二億円以上、さらに二億円以下につきましても一般競争入札をできるだけ広げていこうというふうな方向でやっているわけでございます。  今お示しになられたこの表をごらんになっ...全文を見る
○北側国務大臣 既に事業完了したもので申し上げますと、総事業費が百億円以上で、平成五年度から十四年度の間に事業が完了した所管事業について調べますと全部で四百十六件ございますが、そのうち総事業費が当初見込みの一・五倍以上になったものは百四件、四分の一になります。
○北側国務大臣 平成十二年度、十三年度、十四年度について御質問にお答えをしますと、平成十二年度に完了した三十事業の合計で、総事業費が約八千七百八十八億円の増加となっております。平成十三年度に完了した二十六事業の合計で、総事業費が約一兆一千五百五十億円の増、さらに十四年度に完了した...全文を見る
○北側国務大臣 平成十一年度から十五年度の五年間で申し上げますと、追加支払い金額は三千四億円でございます。
○北側国務大臣 委員のおっしゃったように、ともかくこれからの時代、この財政難のとき、いいものを安く整備していくということは私どもの、国土交通省の非常に大事な役割、使命であるというふうに私も思っております。  ですから、事業着手前により詳細な現地調査を実施する、また構想段階から地...全文を見る
○北側国務大臣 十八年度概算要求においては要求を行わない、しかしながら、十七年度におきましては、現在稼働中の日本語版ホームページのセキュリティー機能の強化等を早急に行う必要が生じたため当該経費を充てたということでございまして、平成十七年度においては、英語版ホームページの本格的稼働...全文を見る
○北側国務大臣 特別会計についても不断の見直しが必要なのは、これは当然の話である、入りと出についてきちんとチェックをしていく、また、その構造について改めていくというのは当然の話であると思っております。  また一方、では特別会計要らないのかといいますと、それもまた違うんじゃないか...全文を見る
○北側国務大臣 まず、これは委員もよく承知の上でおっしゃっているかと思うんですが、やはり日本とアメリカとの地形、国土の地形だとか地震が多いだとか、そういう前提が全然違うということもまず御理解をいただきたいと思っております。(長妻委員「補整して、それを計算したというやつです」と呼ぶ...全文を見る
○北側国務大臣 ただいま議題となりました建築物の耐震改修の促進に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国におきましては、昨年十月には新潟県中越地震、そして本年三月には大規模地震の発生の可能性が低いと言われていた福岡県でも福岡県西方沖地...全文を見る
10月14日第163回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(北側一雄君) お答え申し上げます。  今経済が御承知のとおりグローバル化する中で、国際物流の比重というのは非常に高まっております。航空貨物でいいますと、ここ十年ぐらいで約二倍に量的には増えております。また海上貨物の方も、これもこの十年ぐらいで二割ぐらい増えているとい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ちょっと今すぐ資料を持っておらないんですけれども、量でいきますと、まだまだ当然、海上貨物の方が圧倒的に多いわけでございますけれども、金額ベースでいきますと、たしか三割ぐらいが航空貨物が占めてきているのかなというふうに記憶をしております。
○国務大臣(北側一雄君) 日本と中国とのそういう物流が非常に急速に伸びておる大きな要因の一つが、今委員のおっしゃった、日本企業が中国に進出をしている、それも大企業だけではなくて中小企業も相当数中国のあちこちに進出をしているという状況下の中で、一方で、一つの製品ができ上がるまでは日...全文を見る
10月18日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○北側国務大臣 十月四日にお会いをいたしました。十分ではなくて三十分ぐらいでした、実際お会いしたのは。  四・二五ネットワークの方々からは、事故原因の徹底的な究明をしてもらいたい、また、JR西日本の事故に対する説明責任をきっちり果たすように指導してもらいたい、その他、ほかにもご...全文を見る
○北側国務大臣 まず一義的には、事業者の皆さんが、経営者の方々が現場の方々の声をよく聞く、風通しのいい組織にしていただくということは極めて大事なことであると思っております。ぜひ経営者の皆さんに、そういう現場の方々の声をしっかり聞いていただきたいと思っているところでございます。 ...全文を見る
○北側国務大臣 そのように認識をしているところでございます。  この計画は、JR西日本にとりましては、被害に遭われた方々や利用者の方々を初めといたしまして、社会全体に対する約束事であるというふうに私は考えているところでございます。大事なことは、この計画をしっかりと実施していただ...全文を見る
○北側国務大臣 鉄道局長も、今穀田委員がおっしゃっているような趣旨で、一切報告をとらないよと言っているわけじゃないと思います。  私どもも全く同じ問題意識を持っておりまして、一つは、こうした事故、不注意でちょっとしたミス、これはもう当然あり得るんだ、そういう大前提に立った上で、...全文を見る
○北側国務大臣 率直に申し上げますと、私といたしましては、非常に残念であるというのが私の感想でございます。やはり日韓関係そして日中関係、極めて重要な二国間関係であると思います。こうした二国間関係に悪い影響を与えていくのではないかということを正直なところ心配しております。  私と...全文を見る
○北側国務大臣 極めて大事な御指摘であるというふうに私も思います。  安全と環境、これは当然のことといたしまして、その安全確保や環境の保全をきちんとやっていかれる、やはり最後は人が問題でございまして、その人材育成にしっかりと力を入れていかねばならないと私も全く同様に考えておると...全文を見る
○北側国務大臣 地球温暖化対策は、この運輸部門においても極めて重要なことであると思っております。運輸部門だけでたしか二〇%だったと思いますね、CO2の排出量が。そういう中で、このモーダルシフトの必要性ということは非常に重要な対策でございます。  今参考人の方から答弁をさせていた...全文を見る
○北側国務大臣 船籍の問題については、私もこのままではいけないという危機感を持っております。事実上、日本が、日本の国の産業界が支配をしている船がさまざまな理由で他国の船籍になっている。  ただ、その船で、今委員のおっしゃったような事件はもちろんのことでございますけれども、さまざ...全文を見る
○北側国務大臣 日本人の船員を養成することは、これは我が国の海運をさらに発展させていくことはもちろんでございますけれども、我が国の国際競争力ある産業をつくっていくためにも、私は、そうした海の物流を担う方々が、日本人がしっかりといるということは、やはりこれは大事なことであると思いま...全文を見る
○北側国務大臣 この後、さまざま委員から御質問があるかと思いますが、タクシーの業界が置かれている問題につきましては十分認識をしておるところでございまして、今、さまざま対応をとらせていただいているところでございます。  所信に書かせていただいたことは、これはもう限られた時間でのも...全文を見る
○北側国務大臣 規制緩和をどう考えていくかということでございますけれども、経済的な規制については、これはやはり不断の見直しが必要だと思うんですね。経済的規制については、これはそのときの社会経済情勢の変化に対応して、また、国民生活の質の向上、また、地域経済の活性化を図るという観点か...全文を見る
○北側国務大臣 さまざまな問題点があることは承知をしております。金田委員は規制緩和すべきじゃないという御意見なんでしょうか。そもそも、このタクシーについてかつてのように参入規制をしっかり維持すべきである、そういう御意見なんでしょうか。私は、やはりそうではないと思います。これは、経...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど答弁したとおりでございまして、最低賃金割れというのは、当然これはあってはならない話でございます。直接所管をしているのは厚生労働省でございますので、厚生労働省とよく連携をとって、そうしたことがないようにしっかり連携をとっていきましょうということで、先ほど申し上...全文を見る
○北側国務大臣 ですから、先ほども申し上げたように、それでは、金田委員からすると、昔のあの参入規制を戻しなさいというふうにおっしゃっているんでしょうか。今やるべきことは、一つは、こうした最低賃金も払わない、そういう社会的規制はきっちりと守ってもらわないといけません、経営者の方々に...全文を見る
○北側国務大臣 そういうふうに理解しておりませんでした。私はてっきり、金田先生は、昔のやはり参入規制を戻すべきじゃないのかという御持論かと思ったけれども、そうじゃないということは今よくわかりました。  その上で、そうした規制緩和の重要性については前提とした上で、経済的規制につい...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど来申し上げておりますが、実態の調査は進めておるところでございます。その分析も進めようとしているところでございまして、先ほども申し上げましたが、実際に増車をしている方々というのは、既存の事業者の方々が多いんですよね。そして、その既存の事業者の方々が、今委員のお...全文を見る
○北側国務大臣 増車競争になったからといって、最低賃金を割ってもいいんだということにはならないですよ。最低賃金はちゃんと守ってもらわなければいけません。これは経営者としての当然の責務じゃないでしょうか。  それを大前提にして、今さまざま問題が起こっておる、実態調査をすべきだとい...全文を見る
○北側国務大臣 この緊急調整措置の発動につきましては、やはり客観的手法に基づきまして対処する必要があるというふうに考えております。  現在の手法につきましては、本年九月に沖縄本島を指定する際に、運輸審議会の答申において、年内に指定基準を見直す旨の指摘がなされているところでござい...全文を見る
○北側国務大臣 私は大臣に就任させていただきまして一年余りたつんですけれども、各県の知事さんや市長さん、また地元の国会議員さんも含めまして、国土交通省というのは社会資本整備を担当している官庁ということもございまして、さまざま御要望をいただいておるんですね。しかし、その中でも圧倒的...全文を見る
○北側国務大臣 今後の高速道路整備に当たりましては、御承知のとおり、日本道路公団が三分割されまして、民営化をされたところでございます。これまで有料道路方式で整備を行っていた区間につきましては、国と当該会社とが協議をした上で、四カ月以内に国土交通大臣が各会社が建設を行うべき高速道路...全文を見る
○北側国務大臣 私も大阪の堺でございますので、紀伊半島においては国道四十二号線しかないということはよく昔から知っておるところでございまして、この道路について、そういう災害時、特に四十二号が被災したときに代替路線がないわけでございますので、極めて重要な道路であるということはよく認識...全文を見る
○北側国務大臣 このボトルネック踏切の解消などの踏切対策というのは、非常に大事な、重要な事業であると考えております。国土交通省のさまざまある施策の中でも重点事項として位置づけをさせていただいて、スピードアップをして進めさせていただきたいと考えておるところでございます。  先ほど...全文を見る
○北側国務大臣 御承知のとおり、道路特定財源というのは、自動車利用者の方が負担をしていただいている税金でございます。したがって、受益者負担というのがこの税の考え方の根本にあるわけですね。ですから、この道路特定財源について見直しをするといっても、私は、税の議論からいって、負担をして...全文を見る
○北側国務大臣 残念ながら、きのう、もう参拝されてしまいましたので。  これまで当然、党側、公明党の神崎代表なり冬柴幹事長等々は、何度もいろいろな機会を通じてそういうことを直接言わせていただいております。私自身も、この靖国問題、靖国参拝についての意見を聞かれたのは別にきょうが初...全文を見る
○北側国務大臣 決して急に提出をしようというふうに決めたわけではございません。  少し経過を申し上げますと、昨年の中越地震やことしの福岡県の西方沖地震等も頻発したことも踏まえまして、ことしの三月の中央防災会議におきまして、この中央防災会議では、もともと首都圏の直下型地震だとか海...全文を見る
○北側国務大臣 十分とはもちろん思っておりません。今委員の方は、耐震改修工事がなされたものの数、三十二万戸というふうにおっしゃっていただきましたが、また古い建物の建てかえが行われているものもございます。そういうものが二百万戸あるわけでございます。それでもこのスピードでは不十分だと...全文を見る
○北側国務大臣 入れさせていただきたいと思っております。
○北側国務大臣 ほぼ同様の認識を私もさせていただいております。
○北側国務大臣 これは、中央防災会議では、文部科学大臣もメンバーに入っております。これ、全閣僚が入っているわけでございますが、そこでも、今委員からるる御指摘ございました学校の重要性、学校の耐震性がおくれておる、これを、スピードを上げないといけないねというようなことは当然議論になっ...全文を見る
○北側国務大臣 これは結局、予算の問題になってくるわけですね。  鉢呂委員、よくよく御承知の上でおっしゃっておられるかと思うんですけれども、文部科学省の予算は、人の省の予算をあれこれ言うのもあれですが、御承知のとおり、非常に、文部科学省というのは人件費が大宗を占めておる予算です...全文を見る
○北側国務大臣 国交省の予算は、大変限られた予算の中でさまざま整備を進めていっているわけでございます。そのことも委員はよく御承知のとおりかと思います。  先ほども申し上げましたが、この問題は非常に重要な問題と私も認識をしております。これをさらに前に進めさせていただくためにも、こ...全文を見る
○北側国務大臣 建築行政にかかわる所管行政庁の職員数というのは、全国で八千名いらっしゃいます。  現場の建築行政にかかわる方々につきまして、その仕事につきまして平成十二年に法改正をいたしまして、建築基準法に基づく建築確認とか完了検査等の業務を民間機関に開放しておりまして、現時点...全文を見る
○北側国務大臣 一般の信用保証協会というのは、さまざまな、本当にさまざまな融資について保証をされておられます。必ずしもこの耐震改修について専門的な知識がおありになるわけじゃございません。審査等もなかなか大変じゃないでしょうか。  それから、今委員もおっしゃっていただきましたが、...全文を見る
○北側国務大臣 十八年度の概算要求においては、この補助について要求しているところではございません。  この耐震改修支援センターとして指定される機関というのは、これは一つでは決してないわけでございまして、できるだけ多い方が望ましいと考えておるところでございます。要件に合致する法人...全文を見る
○北側国務大臣 この耐震改修補助については平成十四年度に創設をされました。  一つは、補助事業の要件が厳し過ぎるということがまず第一に挙げられると思います。これをもっと使いやすいようなものにしていかないといけないというふうに思っております。二点目には、この改修費用の負担が、補助...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃいましたように、緊急輸送道路は全国で約九万キロが指定をされているところでございます。  補助の対象は、建築物が集積をしております市街地内の路線で、特に緊急に沿道建築物の耐震化を図るべきものとして耐震改修促進計画に位置づけられたものとしているところ...全文を見る
○北側国務大臣 今回この法律を通していただきましたならば、耐震改修支援センターについて要件が整ったものについて指定をしていくということになるわけでございますが、いずれにしましても、この指定に伴いまして、この支援センターで新たに必要となる業務を行うために、国土交通省からの、今御指摘...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃったように、平成七年に制定された法律の改正法案でございます。もともとの法案で不十分であるというふうなところについて見直しをさせていただいたというのも、そのとおりでございます。  特に、今委員からお話なかったんですけれども、やはり防災といいますか、...全文を見る
○北側国務大臣 建築基準法でいいますと、昭和五十六年に耐震基準というものが強化をされまして、それ以降、この基準法に基づいて建築された建物というのは、これは耐震基準を満たされていると考えていいと思うんですが、問題はそれ以前に建築されたものでございます。  今おっしゃっておられるよ...全文を見る
○北側国務大臣 これはもう赤羽委員に私の方から言うのもおかしな話でございますけれども、阪神・淡路大震災のときは、約九割の方が建物の倒壊による圧死でお亡くなりになられているのですね。この地震対策の何といっても一番の対策は、建物、住宅の耐震化を進めていく、これが減災対策の一番のポイン...全文を見る
○北側国務大臣 これは、本年六月に住宅・建築物の地震防災推進会議から現行の制度についての提言をいただいておるわけでございますが、その中で幾つか指摘がなされております。  一つは、地方公共団体が計画的な耐震診断、改修に取り組む仕組みが法律上位置づけられていませんと、これが一つ。そ...全文を見る
○北側国務大臣 耐震化の重要性に関する啓蒙活動がやはり極めて重要であると私も認識しております。今、委員の方からは、学校教育の中でそうした啓蒙をやったらどうかという御提案もいただきました。非常に重要な御示唆をいただいているというふうに思っております。できれば、目に見えた形で、耐震改...全文を見る
○北側国務大臣 まずは、これはもうすべての防災対策で共通していると思うのですけれども、私はまず、国民の皆様、住民の方々の意識を、そういう防災意識というのをしっかり啓発していくということが非常に大事であると思っております。  その上で、今委員のおっしゃったように、もっと使い勝手が...全文を見る
○北側国務大臣 先ほども申し上げたように、平成十八年度予算要求でそのような、先ほど申し上げたような取り扱いをしていただくように、今要求をしているところでございます。  さらに申し上げますと、税制上も、そうした耐震改修費用について税額控除ができるように、これも今強く求めているとこ...全文を見る
○北側国務大臣 おっしゃっているとおり、平成十三年、そして平成十五年において、国交省から各地方公共団体の担当のところにそうした技術的な助言について周知徹底をしているにもかかわらず、実際にまた宮城県でこのような事態になっているじゃないかということでございまして、そこは甚だ遺憾である...全文を見る
○北側国務大臣 まず、耐震改修の必要性について啓発をしっかり進める、また、身近で相談できるような体制整備をしっかり進めていきたいと思っております。単に、耐震改修をするためにはどうすればいいのか、なかなか普通の人はわからないわけでございまして、また、どこに行けばいいのかわからない、...全文を見る
○北側国務大臣 建築物の耐震改修の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起さ...全文を見る
10月25日第163回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
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○国務大臣(北側一雄君) 今年の四月の二十五日の福知山線のこの大惨事からちょうど半年がたちました。改めて百七名のお亡くなりになられた皆様の御冥福を心からお祈りを申し上げたいと思います。二度とこのような事故は起こしてはならない、改めてそういう決意をさしていただいております。  今...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この一年、本当に我が国国内におきましても国外におきましても、本当に災害が多い一年でございました。  元々、我が国というのは、歴史的に見ましても、また地理的、地形的にも災害の多い国でございます。だからこそ災害に強い国土をつくっていくというのは、これはもう...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 大切な御指摘であると私は思います。  法律でどのように規制されているかは別といたしまして、やはりそのような立場にあるということを考えますと、当然、自らしかるべき自制をしていくというふうな姿勢があって当然だと思います。
○国務大臣(北側一雄君) トラック運送業界におきましても内航海運におきましても、今御指摘のようにもう大半は中小企業でございますし、また零細の中小企業の方々がたくさんいらっしゃる業界でございます。今回のこの原油価格の高騰、一時的なものではなくて、どうもこれはまだまだ続きそうだと。下...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私、大臣に就任さしていただいて一年たったわけでございますが、私、このポジションに就かしていただいて改めて痛感をしております一つは、全国、北海道から九州、沖縄までどこに行っても道路整備についてのニーズの高さというものを改めて実感をしております。また、私もあ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これは九月二十八日の本会議で、総理の答弁で、その部分だけ読ましていただきますと、道路等の特定財源について暫定増税をしている税制との関係、また、使い道の在り方の見直しなどの基本方針について年内に検討するよう指示しておりますと言っております。  また、これ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 閣議でも総理の方からこの話はなされておられますので、これは内閣全体に対して御指示があったというふうに私は理解をしております。
○国務大臣(北側一雄君) 先ほどからお答えを申し上げていますとおり、国土交通大臣が排除されているわけではないと思っております。総理も、「財務大臣始め」の「始め」の主要な大臣として、当然国土交通大臣ということは認識をされていらっしゃるというふうに私は思っております。
○国務大臣(北側一雄君) この道路特定財源の見直しの問題は、財政審と政府税調だけで議論ができるような私はたぐいの問題ではないと思っております。  もちろん、財政審、政府税調で御議論はあると思いますよ、あると思いますけれども、これは極めて政治性の強いテーマでございまして、当然、当...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 国土交通省としても、私どもも意見を持っておりますので、これは当然しっかりと意見を申し上げなければならないと思っております。いずれにしましても、財務省だけで決めれる話ではないと思っております。
○国務大臣(北側一雄君) 池口委員は、国土交通省はもっと口を挟めよと、しっかりコミットメントしろというお話でございまして、しっかり頑張らしていただきたいというふうに思っております。  ただ、恐らく池口委員は財務大臣にお聞きになられたから、財務大臣はそのようにお答えになられたんだ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この税金を払っていただいておりますのは自動車ユーザーの皆様でございまして、その理解の得れる範囲内でのやっぱり使途でなければ私はいけないと何度も申し上げさしていただいております。  当然、ユーザーの方々の意見というものを背景として、国土交通省としても、私...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 総理も、一般財源化という言葉は一切使っておらないんですね、一般財源化という言葉は一切使っておりません。一般財源化ということはそんな容易な問題ではないという認識は十分、小泉総理は御認識をされていらっしゃると思います。それは、暫定税率の問題がある、また受益と...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) もう池口委員御専門でございますので、私から申すまでもないことでございますが、今のこの道路整備というのは五か年計画でやっておりまして、平成十五年度以降の五か年間に行うべき道路整備の事業量の量というものを決めさしていただいて、それに必要な税金は幾ら要りますか...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 五か年計画の中でも、決して道路そのものだけでなきゃいけないとはこれ全然書いてないわけでございます。現実に、例えばETCの普及だとか、それから環境関係の費用等にも充てる趣旨の計画も当然その中に盛り込まれているわけでございまして、大切なことは、ユーザーが負担...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これはいろんな見方があると思うんですが、我が国の自動車全般に係る税負担額は諸外国と比べて特に高いものだという認識はしておりません。車体課税の税負担額についてもおおむね諸外国と同程度となっているところでございます。いずれにしましても、道路特定財源というもの...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これ、いずれにしましても、先ほど来申し上げていますとおり、都市と地方という問題で今御指摘があったわけでございますが、そもそも自動車を持っている方、持っていない方、いらっしゃるわけでございまして、これはあくまでその負担されている方々の、税というのはそういう...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これから我が国は本格的な高齢社会が到来をするわけでございます。そういう意味で、バリアフリー化につきましてはより一層推進をしていかねばならないと考えております。  これまで、交通バリアフリー法、これは駅等の公共交通機関そして駅の周辺、ここを、そうした公空...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) タクシー事業もこれは公共交通、大事な公共交通の一つであると思っております。したがって、当然のこととして利用者の方々の安全確保というのが最大のやはり大きな役割でないといけないというふうに思っております。  運行管理を始めとする輸送の安全の確保は自動車運送...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私も事故調の方々の日ごろのお仕事ぶりをかいま見させていただいておりますけれども、大変な状況の中で今やっていただいております。  これはあくまで中間報告でございまして、これまで明らかになった客観的な事実関係について御報告をされたものでございます。決してこ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました建築物の耐震改修の促進に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国においては、昨年十月には新潟県中越地震、そして本年三月には大規模地震の発生の可能性が低いと言われていた福岡県でも福岡県西...全文を見る
10月26日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○北側国務大臣 長島委員の全くおっしゃっているとおりだと思います。  私も、この一年余りの間、災害が多かったものですから、その被災地にも行かせていただきましたが、どこの被災地に行きましても、避難それから救援、そういういざというときにやはり道路が命になっているわけでございまして、...全文を見る
○北側国務大臣 この一年は、まず第一に大変災害の多い一年でございました。これは、国内外におかれまして非常に災害が多かった。また、大きな事故もございました。私は、国土交通省というのは、一番の役割、使命というのは、やはり安全、安心の国土をつくっていくということが最も大事な役割であり使...全文を見る
○北側国務大臣 今委員がおっしゃったように、災害が多いというのは今始まったわけではありません。おっしゃっているとおり、我が国国土というのは、歴史的に見ても、また地理的、地形的にも本当に災害が昔から多かったわけでございます。その災害に対してどう予防的に対応するか、また、万一災害が起...全文を見る
○北側国務大臣 この被災者生活再建支援法、もう私から言うまでもございませんが、これは、出発点は議員立法で提出をされて、与野党の合意のもとで議員立法で通った法律なんですね。その後、修正がさらにされました。昨年の三月に修正がなされまして、これは三百万円にする等、百万から三百万だったで...全文を見る
○北側国務大臣 委員も、この議論について、恐らくこれまでも詰めた議論もなされていらっしゃると思いますので、どういうところに課題があるかということはよくよく御承知の上でおっしゃっておられるんだと思うのです。  例えば災害といった場合に、地震災害だけではありません。豪雨災害もあれば...全文を見る
○北側国務大臣 ことしの一月から、特にJALが多かったわけでございますけれども、安全上のトラブルというのが大変多く続いたわけでございます。極めて遺憾なことというふうに言わざるを得ません。  この問題につきましても、当国土交通委員会でこれまでも何度も取り上げていただき、また集中審...全文を見る
○北側国務大臣 規制緩和がなされることによって競争が激化している、それも事実だと思いますし、また、さまざまな経済情勢の変化、例えば原油価格の高騰等により非常に厳しい経営環境にあるだとか、また事業形態についても変化が来ているというのは、そのとおりだと私も認識をしておるところでござい...全文を見る
○北側国務大臣 競争が激しくなっているということと安全上にかかわるトラブルが続いているということとの関係なんですけれども、私は、競争が激化したから安全上のトラブルが多いんだというふうには認識しておらないんです。  実際、一つ一つ起こっているトラブルを見ますと、そういう問題ではな...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、こういう公共交通を預かっておる、航空の場合は特にそうでございますけれども、そういう事業会社が、きちんと安全についてのマネジメントを、ちゃんと計画もつくり、それを実施し、そうした体制をきちんとつくっていただくようにしてもらいたいと思って...全文を見る
○北側国務大臣 今回の国土交通省の組織の改革の問題は、私の方から強く、ぜひこの問題について議論してもらいたいということで、今そういう方向で進んでいるわけでございます。  私の問題意識は何かといいますと、例えば航空でいいますと、羽田空港の国際化、成田空港の二本目の滑走路の整備、中...全文を見る
○北側国務大臣 この国家公務員の再就職、また天下りの問題というのは、これはまさしく今回議論されております公務員制度改革全体の中でやはり一つの重要な論点として議論をしていかねばならない。この問題だけを取り上げては、なかなか前に進まない。  一方で、国家公務員全体の定数の純減という...全文を見る
○北側国務大臣 鉢呂委員は私と同期にこの国会にやってきた仲間のお一人でございます。ですから、平成二年当選組でございますので、この世界に十五年、十六年お互いにいるわけで、ここはぜひ、鉢呂先生、お互いこれはわかっているわけですから、そんなことで簡単にできるんだったら今までできているわ...全文を見る
○北側国務大臣 このアスベスト対策に関しましては、しっかりと調査を進めさせていただきたいと思っています。今一千平米以上をやっているんですが、それでも報告がされていない所有者がいらっしゃいまして、この調査についても継続をして、年内にはもう一度きちんと御報告ができるようにさせてもらい...全文を見る
○北側国務大臣 掌握しておりません。
○北側国務大臣 行政の責任につきましては、恐らくこれからもずっと、どうであったのかということについては議論されていくんだろうと思います。また、これからもますますいろいろな事実関係が明らかになってくる中で、当然行政の責任について論議がなされてくるだろうと思っております。  私の立...全文を見る
○北側国務大臣 このアスベスト問題は極めて深刻な問題であると認識をしております。  今先生の方からおっしゃったように、省庁間の連携、これは形だけではなくて、本当に実質的に省庁間の連携をしっかりやらせていただきまして、このアスベスト問題についての対応をしっかりととらせていただきた...全文を見る
○北側国務大臣 きょうは古賀先生から非常に大事な御指摘をちょうだいいたしました。  国交省といたしましては、まさしくこれからが非常に大事でございまして、建築物の解体がまさしくこれからどんどん始まってくる中で、あちこちにアスベストが使用されている実態というのがあるわけでございまし...全文を見る
○北側国務大臣 この一連の談合事件につきましては、一つは、国直轄の工事について、これは初めて刑事告発が行われた事案でございます。また、国直轄の方も、そして道路公団の方も、規模も極めて大きい工事分野、橋梁という分野でございます。さらに、今御指摘ございましたように、これは、もう業界ぐ...全文を見る
○北側国務大臣 これは、委員会、国会の運営の話でございますので、行政の方からあれこれ言う筋合いではございません。国会で決められたことはきちんと守っていくということが大切だと思っております。
○北側国務大臣 三名の方をおっしゃっておられるんでしょうか。三名の方について。  この御質問は以前からちょうだいしておるところでございます。私は、八木さんにも、そして石田さんにも何度もお会いをしておりますけれども、これは掛け値なしに、本当に人格、識見ともすばらしい方だというふう...全文を見る
○北側国務大臣 全くおっしゃっているとおりだと思います。  この電波障害につきましては、航空輸送の安全にかかわることでもございます。また、円滑な輸送を阻害することでございまして、非常に重大な問題だと認識をしております。  実を言いますと、私もこの飛行機に乗っておりましたので、...全文を見る
○北側国務大臣 その回答はまだございません。
○北側国務大臣 きょうこの委員会で委員の方からそのようなお話があったことも踏まえまして、米軍の方には早く回答するように、また、きょうこういう質問があったことも含めまして申し上げたいというふうに思います。
○北側国務大臣 在日米軍が今調査しています。その調査結果について早く回答するように、先ほども答弁しましたように申したいというふうに思います。  委員は、これはもう在日米軍で決まりということを前提にしておっしゃっているのかもしれませんが、それは今この調査結果を一応これは正式には、...全文を見る
○北側国務大臣 非常に重要な御指摘をいただいているというふうに思っております。  今、関係閣僚会議をやらせていただいておるんですが、この問題は、先ほども御答弁させていただきましたけれども、関係省庁、関係府省が本当に連携をよくとらないとだめなことが多いんです。おっしゃっているとお...全文を見る
10月27日第163回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○国務大臣(北側一雄君) 平成七年にこの法律は、阪神の震災の後できたわけでございます。委員のおっしゃっているように、もっと早く耐震性というものを満たしていかないといけないという観点からは不十分なところはあったと私も思います。  そういう意味で今回の改正になっているわけでございま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この防災対策、減災対策というのは、この地震対策に限らずすべてそうだと思うんですけれども、自助、共助、公助のバランス、その役割分担というのが大切であるというふうに考えております。  今委員の方からもお話がございましたとおり、十八年度の概算要求では、もう詳...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず、後者の方の御質問からお答えさせていただきますと、この指定されたセンターへの天下りは全く考えておりません。  それから、前段のお話でございますが、この耐震改修というのは、建物の構造はもちろん良くなるわけでございますが、例えば売場の広さが広くなるだと...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) もう非常に大切な御指摘いただいたと思っております。今委員のおっしゃったことが、これは耐震化をしっかり進めていくのはもちろんのこと、今後のまちづくり全体についての一番肝要な私はことであるというふうに思っております。  この耐震化の問題に限って申し上げまし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 文部科学省によりますと、現在学校の耐震化率というのは五二%というふうに聞いております。そういう意味で、住宅また特定建築物の耐震化率は七五でございますので、非常に後れているという認識で、私も同様に非常にこれは大きな問題である、課題であるというふうに思ってお...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 学校を含む特定建築物につきましては、今後十年間で少なくとも九〇%の耐震化率を達成すると、これが目標でございます。その中で、学校についてもきちんと私は目標、この十年間でどこまでやるのか、目標をまず定めることが大事だと思っております。  それで、地方公共団...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 地震対策の最大のポイントは、やはり建物、住宅の耐震化を進めていくということが最も肝要であると思っております。これはもう、阪神の震災でもそうでございましたし、まずは被害者の方々をできるだけ少なくしていくためにも減災のために必要だ。また、被害拡大の要因になる...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これから我が国は本格的な高齢社会に進んでまいります。そういう中で、既存のストックを有効に活用することが重要でありますし、リフォーム、住宅のリフォームというものの重要性はますます高まってくるし、その需要も非常に高まってくることは間違いないと私も思っておりま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 三月二十日の福岡県の西方沖地震で、今も仮設の住宅にお住まいの方々が二百戸いらっしゃいます。島の方に百戸、そして福岡市内の方に百戸でございます。  福岡県におきましては、公営住宅の整備を今しようとしているんですけれども、それをしっかりと国交省といたしまし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 学者、専門家の先生のお話を聞きますと、こういうことをおっしゃる方もいらっしゃるんですね。これまで日本の過去の地震というものを見てみると、地震の活性期とそして比較的穏やかな時期とあると。今はその地震の活性期に入ってきているのではないかというようなことをおっ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 建築物の耐震改修の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をちょうだいし、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議...全文を見る
11月30日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○北側国務大臣 姉歯建築設計事務所による構造計算書の偽装につきまして御報告を申し上げます。  今回、建築士による構造計算書の偽装が行われたこと、そして、これが指定確認検査機関や特定行政庁においてチェックできなかったことはまことに遺憾であります。これにより、多くのマンションの居住...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど、冒頭申し上げさせていただいたとおり、今回の姉歯建築士による偽装、そしてそれを見抜けなかった指定確認検査機関、また特定行政庁、まだまだ事実関係が判明していないところがあるわけでございますが、極めて遺憾であるというふうに考えております。今委員がおっしゃったよう...全文を見る
○北側国務大臣 これから社会資本整備審議会におきまして、建築確認制度を含むこのありようについて、どこに問題があり、どう改善をしなければならないのか、しっかり議論をしていただきたいというふうに思っております。その中で、今おっしゃった罰則の強化の問題についてもぜひ御議論をいただきたい...全文を見る
○北側国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、まず第一義的には売り主としての瑕疵担保責任、これは契約責任です。無過失責任です。瑕疵があることは本件では明らかです。である以上、売り主としての責任をまずはしっかりと果たしていただきたいというふうに考えておるところでございます。  ...全文を見る
○北側国務大臣 当初、二十一物件あったんですが、そのうち竣工済みのものが十四棟ありまして、この十四棟のうち、一棟がホテル、七棟が分譲マンションです。六棟がワンルームマンションなんですね。そして、このワンルームマンションの方は二百三十五世帯なんです。そして、分譲マンションの方は二百...全文を見る
○北側国務大臣 不動産取得税も固定資産税も、ともに地方税でございます。  固定資産税につきましては、当然、これ以降、行政の方も退去をお願いしないといけない、そして棟によっては取り壊しをするということでございますので、これは、事実上使用不能となっていること等から、税負担が小さくな...全文を見る
○北側国務大臣 これは、地方公共団体、また今、特定行政庁と協議会を三回やりました。あしたも第四回目を関係特定行政庁との間で開かせていただきます。  まずは、居住者の方々の安全を確保すること、これが最も大事で急ぐことでございます。その後の家賃の問題についてどうしていくのかというこ...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど私が申し上げましたように、今回のこの事件というのは純然たる民民の問題ではないと私は申し上げているんです。公的な関与がある。または、そもそもこの建築確認というのは公の事務である、また地方自治の自治事務なんです。それを一部、民間検査機関が建築確認事務というのを担...全文を見る
○北側国務大臣 これも先ほど来申し上げていますとおり、売り主として無過失責任、瑕疵担保責任があるわけですね。瑕疵は明確に本件の場合あるわけです。その売り主というのも契約責任をしっかり果たしていただかないといけないということは、強く私どもも求めているところでございます。  今、委...全文を見る
○北側国務大臣 この建築確認事務というのは、公の事務、そして特定行政庁である地方公共団体の自治事務なんです。公の事務なんです。その公の事務につきまして、従来は建築主事がいらっしゃる地方公共団体が、特定行政庁がすべてをやっておったわけでございますが、これが平成十年の制度改正で民間に...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど来申し上げている、地方、特定行政庁がとろうとしている例えば公営住宅の提供等々、これも国と特定行政庁が今連携をとってそういう判断を出しているわけなんです。特定行政庁だけの判断でやっているわけじゃないんです。三回も協議会をし、あしたも協議会をやり、また日ごろの連...全文を見る
○北側国務大臣 今、大事なことは、公営住宅や機構住宅やさまざまな住宅、転居できるような住宅をしっかり提供することがまず第一なわけですね。その確保については、先ほど住宅局長が答弁をさせていただいたように、地方と連携をとりながら、そうした数は出してきているわけなんです。相談窓口もつく...全文を見る
○北側国務大臣 指定を行いました指定確認検査機関に対し、確認検査の業務の公正かつ適確な実施を確保するために必要があるときは、事務所に立ち入り、業務状況や帳簿等を検査しまして、関係者に質問することができるということになっております。  イーホームズに対しましては、平成十三年の十二...全文を見る
○北側国務大臣 私もきのうの参考人質疑を聞いておりましたが、私の理解では、ほかのところでそういう立入検査があったという話をおっしゃっていたのではないかと思います。  緊急の立入検査をやりましたのは、この第四回目の平成十七年十月の二十四日、そして今回の十一月の二十四日、二十五日に...全文を見る
○北側国務大臣 今回の問題につきまして、国土交通省が状況を把握した時点から公表までの経緯という御質問でございます。  平成十七年の十月の二十六日に、イーホームズからEメールにて、改ざんについて特定行政庁に通知する前に報告をしたい旨の連絡がEメールでございました。そして十月の二十...全文を見る
○北側国務大臣 先ほども答弁申し上げましたように、匿名の電話で、帳簿が備わっていないという匿名の電話が入りました。ということで、すぐに立入検査、これは十月二十四日でございますが、立入検査に入って、その帳簿についての確認をさせていただいた。実際、帳簿等について十分備わってなかったと...全文を見る
○北側国務大臣 そうであるならば、イーホームズの方からむしろ立入検査を、これはある意味では、匿名の電話があって、帳簿がないという指摘があってしているわけです。イーホームズは指定検査確認機関です。公の事務を担っている、みなし公務員である指定検査機関なんですね。そこが自主点検をしてそ...全文を見る
○北側国務大臣 まさしくこの指定確認検査機関に対する国の監督のありよう、また、指定しているのは国だけではなくて、地方整備局の場合もございます。また、特定行政庁にもございます。こういう指定確認検査機関に対する監督についてどういうふうに今後よりしっかりとやっていかなければいけないのか...全文を見る
○北側国務大臣 私のところに報告がありましたのは、十一月の十五日でございます。
○北側国務大臣 十一月十五日は日本で私は聞きました。
○北側国務大臣 十一月十五日に聞き、十六日に省内で、まずは今後の対応について協議をいたしました。私の方から十六日段階で、その段階での四件については、これは非常に危ないということが判明しましたので、これはすぐさま公表すべきであるということで私の方から次官に指示をいたしまして、翌日、...全文を見る
○北側国務大臣 これは、伊藤公介議員がヒューザー社長と国交省の建築指導課に来訪されたことは、これは後で聞かせていただきました。
○北側国務大臣 これは、建築指導課長が会っているかと思いますけれども、建築指導課長からも、居住者の安全確保が最優先であるというふうにお答えしていると。その後の経緯の中で、ヒューザーの社長の言ったことについて、何かこちらの方が行政の判断に影響を与えている、そういうことは一切ないと私...全文を見る
○北側国務大臣 局長、課長とはもう毎日のように会っておりますので。伊藤議員とはお会いしておりません。
○北側国務大臣 御指摘のあったこと、よく調べさせますが、今おっしゃっているのは十月の二十六日の話ですよね。十月の二十八日にはイーホームズが来省しました。来省しまして、十月の二十八日にはイーホームズが参りまして、この建築指導担当者が直接説明を受けました。少なくともその時点では、工事...全文を見る
○北側国務大臣 委員、情報の隠ぺいなんという言葉はそんな安易に使うべきじゃありません。今、訂正を本人がしているわけですから、情報の隠ぺいなんという言葉をこういう公の場で使うべきではないということを、ぜひ委員の方も御理解をいただきたいと思います。そういう言葉を使う以上は、ぜひ責任を...全文を見る
○北側国務大臣 率直に申し上げますと、私も報道でそれを知りましたが、ちょっと趣旨は理解しがたいというふうに私は思いました。御趣旨についてよく理解しがたいなというふうに思いました。  今大事なことは、事実関係、今もどんどん毎日毎日広がっているわけでございますけれども、事実関係、ま...全文を見る
○北側国務大臣 武部幹事長も、私、全体のお話を承っておりませんので、居住者の安全確保が最優先である、また、事実関係を確定していくことが大事である、どこに問題があったのか、そこを徹底して調査する必要がある。これは、総理からもそのような指示を私自身も受けているわけでございまして、武部...全文を見る
○北側国務大臣 その最高裁の決定については私もよく承知をしておるところでございます。そういうことも踏まえまして、私が先ほど来申し上げているような答弁をさせていただいているわけでございます。
○北側国務大臣 この最高裁決定は賠償責任について言っているわけではありません。当事者適格という専門的な言葉でございますけれども、それについて、当事者適格が特定行政庁にありますよということを言っている決定でございます。責任論までについて述べているわけではありません。
○北側国務大臣 この最高裁決定からどこまで言えるかという議論については、今政府部内でもまさしく検討をしているところでございます。今委員のおっしゃった指定検査機関に過失があった場合に、それで相当因果関係の範囲内で損害が生じた、その損害について賠償責任はどこにあるのかという問題をおっ...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃった問題というのは、非常に重大な問題であると私も当初から認識をしておりまして、今政府部内の中で検討しているところでございますし、また、事実関係について、当然これは前提があるわけですね。その事実関係についても当然調査をしていかないといけないというふう...全文を見る
○北側国務大臣 今の委員の御指摘も重く受けとめまして、しっかりこれはぜひ早急に協議をさせていただきたいと思っております。  委員ももうこのことはよく御理解いただいているかと思いますが、行政の責任、もちろんこの行政の責任についてどう考え、どう果たしていくのかということが非常に大事...全文を見る
○北側国務大臣 十月二十六日にイーホームズの藤田社長からメールが入った、そして、そのメールに対する返答が、その日の深夜ですね、二十三時五十五分というふうになっておりますが、そこで今委員のおっしゃったような回答になった。そこでは、これは、国交省側は、担当の係長は、個別の案件であると...全文を見る
○北側国務大臣 この民間の指定確認検査機関に対する監督をしっかり検証して、見直していく。問題がなかったのかどうか、そこはしっかりとこれから検討させていただきたいと思っております。  しかしながら、例えば国が指定している指定確認検査機関、本件もそうでございますけれども、何を検査す...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど来申し上げていますように、個別の案件が適正に審査をなされているのかどうか、建築確認検査がきちんとなされているのかどうか、この監督権限というのは特定行政庁にあるわけですね。そこのところをまず御理解をお願いしたいと思うんです。  制度上、国がそういう個別案件に...全文を見る
○北側国務大臣 昨日の参考人質疑で、イーホームズの藤田社長の答弁であったと思いますが、それも伝聞の話で、かつ御本人も確かめているわけではないというふうにもおっしゃっておられたというふうに私は記憶をしておりますが、ただ、伝聞の話であり確かめていないとはいうものの、日本ERI株式会社...全文を見る
○北側国務大臣 まず、入居者の安全と居住の安定確保、これを第一に、最優先に考えてまいりたいと思います。  今、関係地方公共団体と、特定行政庁と連絡協議会を設けておりますが、あしたも開かせていただきます。また、公的な支援に関する基本的な考え方につきましても、各行政機関連携をとりま...全文を見る
○北側国務大臣 午前中もたびたびその御趣旨の御質問がございました。しっかり受けとめまして、地方公共団体とよく協議をさせていただきたいと思っております。  それと、これも午前中に申し上げましたが、これは売り主の方が、建築主ですね、一義的に当然契約責任、無過失責任を持っているわけで...全文を見る
○北側国務大臣 売り主がどうなるか、これは先の話、仮定の話でございます。それのいかんにかかわらず、私は、行政として、国並びに地方公共団体である特定行政庁、しっかり対応しなきゃならないと考えております。
○北側国務大臣 さきの衆院選後の特別国会、異例だったんですが、耐震改修促進法の改正法案、これをお願いいたしまして、全会一致で通していただきました。急いだのもそういう理由でございます。まずは耐震診断をしっかりやっていただくことが極めて重要であると私は思っております。  この耐震診...全文を見る
○北側国務大臣 今住宅局長が答えましたのは、姉歯物件、少なくともこれは急いでやらなきゃいけないということで、これを今調べています。  その上で、指定検査機関について、これは全国の指定検査機関に立入検査をさせていただこうと今しているんですね。立入検査をして、しっかりチェックをさせ...全文を見る
○北側国務大臣 きょう午前中も詳細を答弁させていただいておりますが、そのとおりでございます。
○北側国務大臣 恐らく、そういうことを保証している、そうした制度を活用している売り主の方は、そちらの方は宣伝しているんですね、当然のこととして、買い主に対して。いろいろなパンフレットも含めて、こういう保証制度を活用していますよ、だから万が一のときにも大丈夫ですよというふうなことは...全文を見る
○北側国務大臣 ぜひ検討させてもらいたいと思います。
○北側国務大臣 これも後で聞いたことでございますけれども、国交省に来られて、私が聞いているのは、建築指導課長が対応しておったというふうに聞いております。
○北側国務大臣 その辺の真偽は私にはよくわかりませんが、いずれにしましても、行政の側が行政の判断をねじ曲げられるとかそういうことは断じてあってはならないわけでございまして、そういうことは本件においては一切ないというふうに思っております。
○北側国務大臣 今回の件は、ある意味じゃ、本当に日々日々状況が変化をしているわけでございます。私が責任者でございます。私の判断には一切影響を与えておりません。
○北側国務大臣 途中経過について、私のところにもっと早く報告があるべきだと思います。  しかしながら、実際、国総研等を使いましてこれは調査しているわけですね。イーホームズから上がってきました五つの物件について構造計算書の提供を受けまして、この構造計算書を国総研、専門家の方々に見...全文を見る
○北側国務大臣 民間機関であれ、これは当然そこには競争があると思います。しかし、事審査内容に不適切なところがあっては断じてならないわけでございまして、あくまで厳正な審査が確保されているということが大切であるというふうに考えております。  今回、イーホームズ等の民間検査機関で大量...全文を見る
○北側国務大臣 必要な調査はきちんとやらせていただきたいと思っております。
○北側国務大臣 これまでも抜き打ちをやっていないわけじゃないんです。そういう電話等が入った場合に、電話というのは、ちゃんとやっていないぞというふうな電話が入った場合には抜き打ち検査はやっているんです。イーホームズにもやっておるわけなんですね。だから、問題はむしろ立入検査のやり方が...全文を見る
○北側国務大臣 現行の制度がまずどうなっているかというのを答弁させていただきたいんですが、まず、建築確認の事務というのは、これは特定行政庁、建築主事のいらっしゃる地方公共団体である特定行政庁の自治事務なんですね。これがまずあるわけなんです。ここの特定行政庁が個々の物件の検査につい...全文を見る
○北側国務大臣 今委員がおっしゃっていますように、指定確認検査機関というのは五年ごとに指定の更新を受けなければならないこととされております。平成十一年に施行をしましたので、建築確認検査の民間開放によって初めて指定された民間機関が現在順次この更新の時期を迎えているところでございます...全文を見る
○北側国務大臣 私は、今一番急ぐことは、居住者の方々の安全を確保、そしてその居住の安定を確保していくこと、また近隣住民の方々の不安を取り除いていくこと、そうしたことが一番最優先で急ぐことだと思うんですね。  その対策をとっていくためにも、今委員のおっしゃった問題についてきちんと...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃったのは、法文で言いますと、建築基準法上の第六条の二の三項になるんですね。そこで、指定機関は、「その交付に係る建築物の計画に関する国土交通省令で定める書類を添えて、その旨を特定行政庁に報告しなければならない。」その次の項に、第四項にこういう規定があ...全文を見る
○北側国務大臣 建築士の方々というのは、まさしくそういう使命といいますか、安全な建物を、また安全、安心の建物を設計する、それがまさしく建築士の一番の役割、使命でございます。そこをきちんと、やはりその責任を果たしていただかないといけない。  それはコスト抑制は当然あるでしょう。あ...全文を見る
○北側国務大臣 今回の事件につきましては、まだ全容が掌握されていない段階でございます。その全容についてしっかりと掌握をさせていただいて、現行の建築確認制度について、また建築行政のありようについて、どこに課題があるのか、問題点があるのか、ここはしっかりと検討させていただきたい。また...全文を見る
○北側国務大臣 冒頭申し上げましたが、建築士という専門家による構造計算書の偽造が行われた、そして、これを指定確認検査機関や、また特定行政庁までがチェックができなかった、見過ごしてしまった、これはもうまことに遺憾であるというふうに言わざるを得ません。  今委員のおっしゃった背景の...全文を見る
○北側国務大臣 本件ではっきりしておるのは、この姉歯建築士、これは、偽装した、そういうことを認めているわけです。彼には当然責任がございます。  そして、彼はほとんど下請で設計しているわけですね。もともとの建築設計事務所の方には、当然これも責任があると私は思いますね。そして、この...全文を見る
12月08日第163回国会 参議院 国土交通委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(北側一雄君) 構造計算書偽装問題について御報告を申し上げます。  今回、建築士による構造計算書の偽装が行われ、指定確認検査機関や特定行政庁においてチェックできなかったこと、そしてこれによる被害が更に拡大しつつあることは甚だ遺憾でございます。  政府におきましては、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員のおっしゃっているお話は民事の責任のお話をされていらっしゃるというふうに理解しておりますが、そういう意味では、おっしゃっているとおり、第一義的には契約責任が売主にあるわけでございます。  売主は、そもそも建て主として施工者を選び、そして設計者を選...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の居住者の方々に対する支援策の取りまとめに当たりましては、今委員のおっしゃったお話というのは極めて重要な話でございまして、そこは相当政府部内で議論をさせていただきました。  まず、居住者の方々に、今震度五強以上の地震があったならば建物が倒壊するおそ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 十五日の段階では、明らかにこれが偽装されており、そしてそれを再計算をして、専門家の方々に再計算をしていただいて、偽装であったと分かっていましたのは十五日の段階では五物件なんです。五つの物件だったんです。そのうち二物件に既に完成、入居した建物があると、こう...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私も弁護士でございまして、法律家の片割れでございます。最高裁の決定があるということは承知をしておりました。  今年、最高裁の決定で、これは責任論をおっしゃった決定ではありませんが、民間の指定検査機関が建築確認をやった場合でも、それは特定行政庁にその効果...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この告発というのは、これ捜査の端緒といいまして、きっかけを、捜査機関にきっかけを与えるためのものなんですね。そういう意味では、これは冒頭御質問もございましたけれども、刑法犯としての構成というのも当然これは十分あり得るんだと思うんです。しかしながら、明らか...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) こうした大変な事件が起こってしまいました。極めて遺憾であるわけでございますが、再発防止策をしっかりと取りまとめていかないと考えております。  そのためにも、一つは、今、立入検査、全指定検査機関に今日からもう入っております。そして、その指定検査機関での建...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 従来公でやっていた事務を民間に開放していくと、そうした事例がほかにもたくさんあるわけでございますが、私は、公益的な事務、公共的な事務であっても、私は民間でできることはたくさんあるし、そういう方向性自体は、民間に開放していくという方向性自体は、私は間違って...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の事件については、責任が間違いなくあると私は思っていますのは、当たり前のことでございますけれども姉歯建築士、そして姉歯建築士に下請に出した建築士事務所ですね、そこも当然、姉歯氏のやったことについては全責任を負わないといけないと思います。そして、売主で...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まさしくこうした事件を二度と起こさないためにも、今の建築確認制度の問題点、今委員から御指摘があったことも含めまして建築確認制度の問題点、また指定検査確認制度の問題点等を、しっかり事実を基にして明らかにしていかないといけないと思っております。しっかり見直し...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 住宅局長が申し述べておりますのは、国が指定した民間の指定検査機関についても特定行政庁が、今はどうなっているかといいますと、指定検査機関の建築確認が終わりますと、概要書が特定行政庁に届くようになっているんですね。で、特定行政庁は何の権限も持ってないかといえ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ここで責任と言ったときに、言葉を正確に言っていかないといけないと思っているんですが、その法律上の責任が行政にあるやなしやという問題については、これは私は最終的には司法でやっぱり決着していただくしかないと考えているんです。  そういう意味で、先ほど住宅局...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず、行政上の措置として、昨日もヒューザーに対しては文書で、今までも言っているんですが、文書で売主としての責任を誠実に実行してもらいたい旨の指導をさせていただいておるところでございます。  今委員のおっしゃっているのは、むしろ国並びに地方、このような支...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の危険なマンションが建築されたことにつきまして、分譲マンションの居住者には何ら過失はないと私は考えております。だから、そういう前提があって今回の支援スキームも成り立つものであると考えております。
○国務大臣(北側一雄君) 一昨日、解体後の建て替えの支援も含めた取りまとめをさせていただきました。私はこれからが本当に大変だと思っているんですが、これからも。  一つは、地方自治体、特定行政庁でございます地方自治体の皆さんの協力なしにはこの支援スキームは実行できません。そして、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の居住者の方々、もう当然のこととして住宅ローンを設定をされておられます。住宅金融公庫を活用されているのはむしろ少ない方でございまして、民間金融機関から住宅ローンを借りている方々が大変多いわけでございまして、これにつきましては、全銀協を始めとする民間金...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私は、この建築確認事務を民間参入、民間に開放したという方向性そのものは間違っていないと思っております、今でも。  また、今回の事案、現時点で六十二件の偽装が姉歯建築士が設計した物件で判明しているわけです。その中には、民間検査機関だけじゃないんですね、見...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 国に法的責任、それは恐らく民事責任のことをおっしゃっているんだと思いますが、それがあるという前提の下で今回の支援スキームをつくっているわけではありません。  先ほど冒頭で申し上げましたが、今一番急ぐべきことは居住者の安全をいち早く確保していくこと。現に...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今おっしゃったように、住宅の購入というのは、もう一生に一度あるかないかという大きな買物をするわけでございまして、消費者保護というのは非常に大事であると思います。これは単に金融庁だけで判断する問題じゃなくて、この住宅を購入するという消費者の立場をどう保護し...全文を見る
12月21日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○北側国務大臣 国土交通省といたしましても、今、委員のおっしゃいましたように、姉歯建築士に対する行政処分でこれでおしまいというふうに考えているわけでは毛頭ありません。今回の事件にかかわる事実関係というものをしっかり究明をいたしまして、その上で、悪質な行為を行いました設計事務所、売...全文を見る
○北側国務大臣 今、このような事件が起こりまして、国民の皆様に建物の安全性に対する信頼が大きく揺らいでいるということは当然のことだというふうに私は思います。今委員のおっしゃったような事態を早く解消していくためにも、国民の皆様の信頼を回復していくことが最も大事なことであるというふう...全文を見る
○北側国務大臣 今回の事件は、国民の皆様の住宅また建築物に対する安全に対する信頼性を大きく揺るがしている。また、建築行政に対しても同様でございます。  今回の事件、こうした事件を二度と起こさないためには、この事実関係について徹底してやはり明らかにしていかねばならないと思います。...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど申し上げましたように、事実関係を明らかにしていく、その背景も含めまして、これは捜査機関がもう今入っておるわけでございますが、だからといって国土交通省また特定行政庁が何もしなくてもいいということではもちろんありません。行政の立場から、今回の事実関係の解明に向け...全文を見る
○北側国務大臣 この危険な分譲マンションに関しまして、地方公共団体の定めます地域住宅計画を踏まえまして、地域住宅交付金を活用しようということで、支援策を取りまとめさせていただいております。  居住者の方々への移転費、家賃の助成、また、倒壊するおそれのあるマンションの除却に対する...全文を見る
○北側国務大臣 先般発表しましたスキームにつきましては、事実関係が日々変わっておりますので、その要件に該当する限り当然支援をしていかねばならないと考えております。
○北側国務大臣 今回の事件を通しまして制度の見直しが必要だと私が考えておりますのは、大きくは二つあると思っているんです。  一つは、建物ができるまでは、そこには建築主がいらっしゃる、施工者がいらっしゃる。その施工者にも、おっしゃったように、下請がいらっしゃるかもしれません。そし...全文を見る
○北側国務大臣 私は、今、行政の長をさせていただいておりまして、国会また委員会でどのような運用がなされていくかということは、これは国会で、委員会で御議論をされるべきことであると考えております。
○北側国務大臣 今おっしゃっているこの財団法人は、国土交通大臣の指定の指定確認検査機関であるとともに国土交通省の所管の財団法人でございます。こうした財団法人までが今回の偽装を建築確認の際に見抜けなかったことは、極めて遺憾であるというふうに言わざるを得ません。  先ほど申し上げま...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど住宅局長が答弁したとおりでございます。  本来、省略をしてはならないところについて省略をして、そして計算過程まで含めて審査すべき物件であるにもかかわらず、それをしなかった、計算過程を審査せず見過ごしたというふうに私どもは考えているところでございます。
○北側国務大臣 ちょっと私もよく理解できないんですけれども、今回のこのイーホームズの案件については、構造計算過程の図書を省略できない、計算過程まで含めて審査すべき物件だったんです。省略できない物件であったと。そこを省略して、偽装が行われた計算過程の部分について審査が行われていなか...全文を見る
○北側国務大臣 矛盾があると思いません。
○北側国務大臣 先ほど申し上げましたように、今回の支援の対象となるのは分譲マンションの居住者の皆さんです。  そして、この要件といたしまして、違反建築物が建築されたこと自体について区分所有者に責めがないこと、当然の話です。そして、構造計算書の重大な瑕疵が建築確認において発見する...全文を見る
○北側国務大臣 今回の支援スキームというのは、これは超法規的に行ったものではありません。従来の、既存のさまざまな制度というものを活用して支援制度をつくらせていただいたわけでございます。決して超法規的にやったわけではないということ、ここをまず御理解いただきたいというふうに思っており...全文を見る
○北側国務大臣 今は、現時点においてはまだ予算が通っているわけでもありません、予算の執行をしているわけではありません。そういう段階で、例えば売り主との関係というのは、特定行政庁も国も何の契約関係もあるわけではありませんから、そして実際に予算執行をしているわけでもありません。そうい...全文を見る
○北側国務大臣 現在までに構造計算書の偽装が確認されているヒューザーの分譲物件で、平成十七年十月二十五日以降に購入者に引き渡したものは三物件十九戸、売買契約を締結したものは二物件三戸であると承知をしております。
○北側国務大臣 購入者に引き渡した物件については、一つはグランドステージ弁天橋、もう一つはグランドステージ八丁堀でございます。購入者と売買契約を締結した物件については、これはグランドステージ船橋海神です。
○北側国務大臣 課長への報告は十一月八日、局長への報告は十一月十日であると聞いております。
○北側国務大臣 今、委員の方から十月七日とおっしゃいました。十月七日は、これは今回の件ではありませんでしょう。そういうことを御承知の上で十月七日と余り言わない方がいいと思いますよ。十月七日というのは、これは多分内部通報なんでしょうけれども、イーホームズが建築基準法において備えつけ...全文を見る
○北側国務大臣 新耐震基準以前の建築物については、大規模地震に対して倒壊または崩壊しないという現在の二次設計は検証しておりませんが、中規模地震に対し損傷しないという現在の一次設計については、この新耐震基準以前の建築物についても検証しておるんです。  したがって、新耐震基準以前の...全文を見る
○北側国務大臣 先ほども申し上げたように、全く一緒じゃありませんので。Is値が〇・三未満の場合も、中規模地震に対して損傷しないという現在の一次設計については検証しているという違いがあるということは、ぜひ前提として置いていただきたいというふうに思います。  その上で、だからこそ、...全文を見る
○北側国務大臣 完了検査を行わなかった場合の罰則の適用につきましては、特定行政庁においてこの十年間に実績はございません。  この完了検査については、十一年度は四六%でございました。これが十六年度は七三%と、毎年着実に上昇しているところでございます。引き続き完了検査実施率の向上に...全文を見る
○北側国務大臣 完了検査の実施率の向上を図るため、各特定行政庁等におきましては、確認済み交付時における検査受検の義務の告知、完了検査を受ける工程に達する時期に完了検査の申請を文書で案内する等、改善に努めているところでございます。  しかしながら、今御指摘のように実施率に差が生じ...全文を見る
○北側国務大臣 木村建設と金融機関との間でのやりとりの詳細というのは、私も報道以上は承知をしておりません。国交省として、今回の金融機関の行動についてコメントするのは差し控えさせていただきたいと考えております。  今回の事案における木村建設の関与の内容が非常に重要であることは、も...全文を見る
○北側国務大臣 そこのところはずっと私も頭を悩ませている論点でございます。国会でも御指摘もいただいておりまして、私は、やはり金融機関についてもそうした一定のリスクをきちんと負担していただくようなことが検討できないのかどうか。これはなかなか難しいところがあるんですね、法律上は。法律...全文を見る
○北側国務大臣 国といたしましても、この公的支援措置の実施に伴いまして必要な経費負担をするわけでございまして、地方公共団体また居住者とともに、一義的に責任を負うべき売り主に対しまして、その責任の履行を厳格に求めてまいりたい、対応してまいりたいと考えております。
○北側国務大臣 建築確認というのは公の事務でございます。特定行政庁であれ指定検査機関であれ、今回の事件は、このような大量な偽装について、そうした検査機関、特定行政庁も含めまして見抜けなかったということでございまして、これはもう本当に極めて遺憾でありまして、建築行政に対する信頼が揺...全文を見る