北側一雄

きたがわかずお

小選挙区(大阪府第十六区)選出
公明党
当選回数10回

北側一雄の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第163回国会 参議院 国土交通委員会 閉会後第2号
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○国務大臣(北側一雄君) 東日本旅客鉄道株式会社羽越線における事故について御報告をいたします。  昨年十二月二十五日十九時十四分ころ、JR東日本羽越線砂越駅―北余目駅間において、秋田発新潟行き特急いなほ一四号が走行中、第二最上川橋梁を通過した付近で六両すべてが脱線し、そのうち前...全文を見る
01月24日第164回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(北側一雄君) まず、羽越線事故の安全対策についてお答えを申し上げます。  羽越線事故につきましては、五名の方がお亡くなりになり、三十二名の方が重軽傷を負われました。今回の事故でお亡くなりになられた方々の御遺族の皆様に心からお悔やみを申し上げますとともに、けがをされた...全文を見る
01月25日第164回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(北側一雄君) 建築基準法の改正についてお尋ねがございました。  先ほど総理の方から答弁をしたとおりでございますが、平成十年の建築基準法改正は、地方公共団体が行ってきた建築確認検査事務について、新たに必要な審査能力を有する公正中立な民間機関も行うことができることとした...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 簗瀬議員にお答えいたします。  まず、有料道路の計画交通量についてお尋ねがございました。  有料道路事業は、長期にわたる需要見通しの下で借入金を償還していく必要があり、将来の交通需要予測をできる限り精度良く実施することは重要であると考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 浮島議員にお答えをいたします。  まず、建築物等の耐震化の方針について御質問がございました。  一昨年の十月には中越の地震、またこの一年間にも福岡、宮城、千葉などで地震が相次いでおります。建築物や公共施設の耐震化が大変重要な課題でございます。  官...全文を見る
01月26日第164回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○北側国務大臣 今委員の方から御指摘ございましたように、ことしの冬の雪は記録的な豪雪になっております。平年の降る雪のもう二倍、降雪量が全国平均でもございます。また、三月末までに降る平年の雪がもう既に降ってしまっている、こういう状況になっております。道路はライフラインそのものでござ...全文を見る
○北側国務大臣 今、この耐震偽装の事件につきましては、捜査当局も入りまして、全容解明に向けて取り組んでおります。私ども、今全面的に協力をさせていただいておりますし、また、国土交通省といたしましても、立入検査や事情聴取等を行いまして、事実関係を明らかにすべく今進めているところでござ...全文を見る
○北側国務大臣 まず明らかなことは、姉歯元建築士が故意で偽装を行ったわけでございます。この姉歯元建築士に責任があるのは当然の話でございます。  また、この姉歯元建築士というのは、下請で設計をやっておりました。元請の設計事務所がございます。先般、昨日、行政処分の第一弾を行わせてい...全文を見る
○北側国務大臣 当然のこととして売り主に対して、私どもがこうした予算措置を国、地方でとっているわけでございますので、厳しく、厳正にそうした請求をしてまいりたいと考えているところでございます。  また、住民の皆様も、買い主である住民の皆様も、そもそも契約上売り主に対して請求できる...全文を見る
○北側国務大臣 今、今回の耐震偽装事件につきましての国及び地方公共団体の責任について御質問がございました。  まず申し述べたいのは、今回の事件というのは、もちろん、姉歯元建築士、さらにはそこに下請をさせた元請の建築設計事務所、そして売り主である建築主、ここに第一義的な責任がある...全文を見る
○北側国務大臣 まず、国民の皆様の不安があるのは当然のことでございまして、その不安の解消に努めていかなければならないと考えております。そのためには、まず、今回の事件の偽装物件というのはどこまで広がっているんだ、そこを明らかにしていく必要がある。  姉歯元建築士が関与した物件は二...全文を見る
○北側国務大臣 まず、先ほどのお話の中で、地震等災害時に財政出動はしていないということはありません。当然、地震等の災害のときに、例えば仮設住宅の提供なり、それから……(馬淵委員「個人の財産の回復について言ったんですよ、私は」と呼ぶ)いやいや、財政支援をされていないとおっしゃったか...全文を見る
○北側国務大臣 先ほども答弁をさせていただきましたが、今回の耐震偽装の問題で、分譲マンションについては、約三百戸の世帯の皆様が、そういう危険な、震度五強以上の地震があった場合には倒壊するおそれがある、そういうマンションにお住まいなわけでございます。それを、居住者の皆さんの安全を確...全文を見る
○北側国務大臣 分譲マンションとホテルの取り扱いを違えている理由は、これから述べる理由でございます。  分譲マンションの居住者の方々は、売り主である建築主からそのマンションをお買いになりました。こうした耐震度が偽装された建物ができたことに何らの責任はございません。それが大前提で...全文を見る
○北側国務大臣 分譲マンションの居住者の方々、これについても、本来は売り主である建築主が当然第一義の責任を果たしてもらわなければいけません、瑕疵担保責任を負っているわけですから。ところが、これまでの経過から御承知のとおり、委員もよく御承知のとおり、売り主として誠実な責任を果たして...全文を見る
○北側国務大臣 ホテルの場合であれば、その近隣の住民の安全、安心を確保していくためにも、まず、その事業者であるホテルのオーナーの方々がまずしっかりやってもらう必要があるわけですよ。それをやってくださいと申し上げておるんです。  それでもどうしてもやらない場合は、これは行政として...全文を見る
○北側国務大臣 何度も申し上げておりますけれども、ホテルの場合については、これは、一義的な責任は、みずから施工者やまた設計士を選んでいるわけですから、みずから事業者として責任を果たしていただく必要があるというふうに申し上げているんです。分譲マンションは、所有者の方々は違うでしょう...全文を見る
○北側国務大臣 今回の支援スキームですね。今回の支援スキームについては、地域住宅交付金制度を活用していますので、基本は、国が四五、そして地方は五五という割合に基本がなっています。  ただ、今委員のおっしゃったように、地方団体からは、この支援については、全体として国、地方少なくと...全文を見る
○北側国務大臣 きょう午前中に申し上げたことでございますけれども、まず、この指定確認検査機関が建築確認の際に見落としをしたという場合に、何らかの被害が生じた、その場合に損害賠償の請求の対象はどうなるのかという問題は、これは判例がございます。  その前提として、これは昨年の六月の...全文を見る
○北側国務大臣 この指定確認検査機関制度は、今委員のおっしゃったように、平成十年の建築基準法の改正で導入をされました。  当時までは、それぞれの地方公共団体の建築主事がすべて建築確認をやっておったわけでございます。ところが、実際は、平成七年に阪神の震災があったわけでございますけ...全文を見る
○北側国務大臣 安倍官房長官の秘書の方から、国土交通省の例えば住宅局の職員、さらにはほかの局の局長以上、一切そういう働きかけはありません。そのように報告を受けておるところでございます。
○北側国務大臣 一月の十七日に小嶋社長の証人喚問があって、そのような発言がありましたから、私の方から、念のために調べてみなさいというふうに省内に指示をいたしました。  局長級の方々で安倍官房長官の秘書から何らかの働きかけがあったというのは、一切ありません。また、住宅局の職員の中...全文を見る
○北側国務大臣 これはこの件だけではございませんけれども、聴聞というのは、もう委員よく御承知のとおりでございますけれども、行政処分の前提として聴聞をするわけでございます。  その行政手続法に基づき行った聴聞の記録、これにはいわゆる個人情報に該当する情報が含まれているものであるた...全文を見る
○北側国務大臣 原口委員もよく御承知だと思うんですが、昭和五十六年以前の建築基準法のものの中に、確かに耐震性が不足しているものがあると思います。今、全国にある住宅、建物の四分の一は耐震性を満たしていないというふうに言われているわけです。  ただ、そこで耐震性を満たしていないとい...全文を見る
○北側国務大臣 これまで、ヒューザーに対しまして何度か事情聴取をさせていただいております。その中で、当然、会社の資産の状況について、また経営状況等についても聴取をしておりまして、必要な情報把握はやっているところでございます。今後ともしっかりやってまいりたいと思っております。  ...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃったことも含めまして、国として、地方団体または住民の方々とよく協議をして、法的に厳正なる請求をしてまいりたいと考えております。
01月27日第164回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(北側一雄君) 高木議員にお答えをいたします。  御指摘のとおり、対策の実効性を上げるためには、法律の的確な運用が不可欠でございます。  このため、建築物に使用されております吹きつけアスベスト等の実態把握に努め、アスベスト繊維の飛散のおそれがある場合には、速やかに勧...全文を見る
01月27日第164回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○北側国務大臣 今回の支援措置は、国が法律上の責任があることを前提として支援措置をつくったものではありません。今おっしゃったように、緊急性また公益性という観点から支援措置をつくらせていただきました。
○北側国務大臣 まず、ホテルや賃貸マンションにつきまして、これはきのうも答弁をさせていただいているわけでございますけれども、ホテルや賃貸マンションの場合は、その所有者の方々は事業主でございます。そこから収益を上げるためにホテルやマンションをつくられた、そういう事業主でございます。...全文を見る
○北側国務大臣 道路は、その地域住民にとりましては、まさしくライフラインそのものでございます。道路の防災対策というのはしっかりやっていかないといけない。  今委員のおっしゃったように、ことしは例年にない、既に三十三件、道路についての雪崩災害が起こっております。今、各道路管理者に...全文を見る
01月30日第164回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○北側国務大臣 今回の事件で大量の偽装物件、あの姉歯元建築士が設計した物件で今判明しておりますのは、九十七物件が偽装がなされておりました。偽装がなされたこと自体とんでもない話でございますけれども、それを見抜けなかった、特定行政庁または指定検査機関が見抜けなかったということも極めて...全文を見る
○北側国務大臣 姉歯元建築士が偽装をしたことが判明をしておりますのは、一番最初は、平成十年、一九九八年の物件からでございます。
○北側国務大臣 今御指摘の業者については、まだこれからでございます。
○北側国務大臣 今御指摘の、木村建設から提出されました積算対比表、十五物件ございましたが、現在のところ、このうち二物件は、調べましたら姉歯元建築士の物件で、十三件がそれ以外、この十三件のうち、十二件について偽装がないことが確認されております。これは特定行政庁からの報告でございます...全文を見る
○北側国務大臣 委員の今の御指摘、全く同感でございます。ハートビル法とか駐車場法に基づく条例に適合させて一たん建築物を完成させているわけですね。そして、その完了検査を受けた上で、その後に意図的に駐車スペースや身障者用の客室を撤去するというふうなことでございまして、極めて悪質な行為...全文を見る
○北側国務大臣 この耐震偽装の問題につきましては、ともかくこの実態というものをしっかり総点検をさせていただきまして、この際、建築基準法、建築士法等も含めまして、しっかり見直しをさせていただきたいと考えているところでございます。
○北側国務大臣 今、これから本格的な高齢社会が到来するわけですね。障害者の方々はもちろんでございますが、高齢者の方々も含めて、どなたでも、こういう不特定多数の方々が利用される建築物については、どの方々でもできるだけ自由に利用ができるようなそうした建築物をつくっていくというのは、こ...全文を見る
○北側国務大臣 一月二十一日の土曜日、成田における降雪というのは、これは成田空港でこれまでほとんど経験したことがないような雪でございまして、十三センチの積雪を記録いたしました。今委員のおっしゃったようなことによりまして、二十一日の土曜日には約一万人の方が空港内での夜明かしを余儀な...全文を見る
○北側国務大臣 全くそのとおりであるというふうに考えております。雪国の空港においてはむしろそういうことがよくあるものですから、そういうことを予測して対応をこれまでもやってきておりますけれども、特に、そういうことが余り経験のない成田、実を言いますと、中部国際空港でもこの間こういうこ...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃったように、下水処理水というのは、冬場におきましても十度から十五度程度の水温を保っております。この下水処理水を活用して、また、下水道の施設を活用いたしましてさまざまな積雪対策を行っているところがございます。  全国で十五の市町村におきまして、例え...全文を見る
○北側国務大臣 今申し上げましたように、下水処理水等を活用しまして市街地の除排雪に効果を上げているという報告を受けております。  少し具体例を申し上げますと、委員長の地元の青森でございますが、下水処理場内の融雪槽で下水処理水により一日につき約一万立米の道路から排雪された雪を解か...全文を見る
02月01日第164回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(北側一雄君) 私の方からは、航空並びに鉄道についての安全管理体制について御報告を申し上げます。  平成十八年度予算におきましてそれぞれ増員をお願いをしておりまして、航空におきましては、この安全に関する審査、監視、監督を行っておりますのは三十四名でございますが、十八年...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 姉歯元建築士が設計をした物件というのは二百七物件あるわけでございますが、そのうち、現時点で偽装物件と判明しておりますのは九十七物件でございます。  今御指摘の姉歯設計士が関与していない物件で偽装物件があるのかという御質問でございますが、国土交通省の方で...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 政府が取っている今の支援対策は、主なものは、今委員のおっしゃったように分譲マンションの居住者の支援を念頭に置いております。分譲マンションが耐震偽装がされた、そして通常一・〇必要な耐力が〇・五以下ということを基準にして今支援をしているわけでございますが、そ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今お話ございました和田先生のお話でございますが、大変貴重な、検討にまさしく値する私は御意見であるというふうに考えております。  今も、委員も御承知のとおり、高さ六十メートルを超える建築物の場合にはやはりダブルチェックといいますか、別途専門家の方々のチェ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今年の冬は雪がもう昨日、今日の時点で平年の二倍の雪が降っております。お亡くなりになられた方々も、消防庁の発表でございますが、百十五名に至っておりまして、その三分の二が六十五歳以上の高齢者の方々でございます。かつ、その亡くなられる又はけがをされた原因という...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 市町村道の除雪費につきましては、今調査をしております。調査もほぼ取りまとまっておるところでございますが、当初予想、予定した予算を使い切っている市町村も続出をしておる状況でございます。市町村道の除雪費につきましては、基本的には地方財政措置によるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、小池大臣が申しましたように、政府自ら率先して、この温室ガス、温室効果ガスの削減に努めていかにゃならないと考えております。  官庁施設につきましては、太陽光発電だとか雨水利用システムだとか断熱材の活用だとか、そうした環境負荷を低減する技術を活用した庁...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の耐震偽装事件、極めて遺憾なことでございまして、二度とこうした事件を起こさないために建築確認の事務の総点検を今やらしていただいております。その総点検の結果も踏まえまして再発防止策を取りまとめたいと考えております。  現在、社会資本整備審議会で御議論...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今般の建築基準法の改正によりまして、吹き付けアスベストが使用禁止となるのはもちろんでございますが、既存の今ある建築物の所有者の方々に対しましても、今後の増改築時における除去等の義務付け、更にはアスベストの飛散のおそれがある場合に勧告、命令等を実施できるだ...全文を見る
02月02日第164回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(北側一雄君) 現在、この羽越線事故につきましては、航空・鉄道事故調査委員会におきまして鋭意調査をしているところでございます。今、事故車両、それから鉄道施設の状況、さらには当時の気象状況等につきまして鋭意調査をしているところでございます。特に気象状況に関しましては、現場...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の耐震偽装事件で私どもが非常に危険なマンションというふうに考えておりますのが、非常に築年数が浅くて、築年数が浅いということは、当然住宅ローンがまだ大半残っているというふうな件が多いわけでございます。当該マンションにつきましては、もう今おっしゃったよう...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この戻り入居の場合に、今おっしゃった既往のローン、そして新たなローン、二重の負担になってくるわけでございます。そこをいかに軽減していくかということが非常に大事な課題であると認識をしておるところでございまして、これまでも様々、全銀協への協力の申出等をやって...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず、民間の金融機関を使っている既往のローンがございます。それにつきまして、住宅金融公庫が今実施している措置については申し述べましたが、それに準じた負担軽減措置をとってもらえないか、これが一つです。  さらに、この危険なマンションについては取壊しをしな...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど金融担当大臣の方からお話がございましたが、金融庁の協力を得ながら、金融機関団体に対して支払条件の緩和について御検討を、御協力をお願いしたところでございます。  これからもしっかりと御協力をお願いをしたいと考えております。
○国務大臣(北側一雄君) この危険な分譲マンションというのは今二百八十八戸あるんですね、二百八十八戸。それぞれ金融機関が様々でございます。また、一つの建物に、一つのお部屋に幾つもの担保権が設定される、そういうのもあるといったことで非常に複雑な状況にあるわけです。  まず、民間金...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 学校は教育現場、子供たちが利用する教育現場であるとともに、災害時の大切な避難場所でございます。そういう意味で、耐震性の確保を図ることは極めて重要なことと考えております。  昨年秋に、これは特別国会でございましたが、全会一致で耐震改修促進法改正について可...全文を見る
02月03日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
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○国務大臣(北側一雄君) 今、小池委員から御指摘されている問題については、私どももかなり早い段階から強い問題意識を持っておりまして、私の方から与謝野大臣の方に、昨年の十二月のいつだったでしょうかね、かなり早い段階で与謝野大臣に、是非御協力をお願いをしたいということは直接与謝野大臣...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) その件につきましては、昨日の予算委員会でも御議論になっておりました。麻生大臣も御答弁されておられましたが、これは麻生大臣、記者会見でもおっしゃっておられますし、昨日の答弁でもそうおっしゃっておられましたが、天皇陛下に参拝していただきたいと申し上げたわけで...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私がこの件について知りましたのは十一月の十五日でございます。また後で答弁があるかもしれませんが、国土交通省が、国土交通省の担当の住宅局の職員がこの以前にイーホームズ等とやり取りをずっとしておるわけでございますが、イーホームズからその問題の物件の構造計算書...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 山口那津男議員からは一切、本件に関して私に対して、山口さん同僚ですのでよく会っていますが、この件に関してこういうことがあったよ、こういう連絡があったよというようなことが私の方に直接言われたことは一度たりありません。全くありません。
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど申し上げたように、私がこの事件について知ったのは十五日、十一月の十五日でございます。十五、十六と、この両日にわたりまして、国土交通省の次官始め、住宅局長を始め、担当幹部とこの件の対応について精力的に議論、打合せをさせていただきました。  この件に...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 出発する前から、これは途中で帰らないといけないかもしれないなという問題意識はもう最初から持っておりました。  今回、このときの出張につきましては前半戦と後半戦に分かれておりまして、前半がラオスにおいて日本とASEANの交通大臣会合、私が議長になっており...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私がいったん帰ってきましたのは十一月の二十日の日曜日、成田空港に着きまして、そのまま、日曜日でございましたが、国土交通省に参りまして、その時点での状況報告を受けさせていただきました。  翌日、十一月二十一日、月曜日でございますが、先ほど住宅局長から答弁...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この件に関して、安倍官房長官、またその周辺も含めて、というよりもどなたの議員からもと言った方がいいかもしれません、だれからも私に対して、この具体的な指示とか重大な問題であるからというようなお話は、この十一月の例えば下旬ぐらいの段階ではこれは一切ございませ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 簡単に。
○国務大臣(北側一雄君) 今、住宅局長から申し述べたとおりなんですが、これはあくまで法律関係図でございまして、責任があるかないか、また責任があるとしてどの程度の割合なのか、これはもう個々の事実関係に即して見ていくしかないわけなんですね。  今回の支援策も、これはあくまで、こうい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回のこの耐震偽装の問題については、民間の検査機関が建築確認においてその偽装を見過ごしてしまったということでございますけれども、今日の時点で偽装物件というのは九十七物件あるんです。この九十七物件のうち四十一物件は特定行政庁の建築確認、特定行政庁の建築主事...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の支援策の要件に他に該当するようなものがある事例があったならば、これは当然、同様の対応をしていかねばならないと考えております。  今回、公的な支援をしたその理由なんですけれども、一つはその公益性、緊急性でございます。震度五強の地震があったら倒壊する...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 指定確認検査機関は国が指定するもの、そして県が指定するもの、両方あるわけでございますけれども、今百二十四、たしか指定検査機関があったと思いますが、その監督は国なり県なりが指定した、国なり県なりがその監督をしているわけでございます。  具体的にどういう監...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、社会資本整備審議会で、今委員のおっしゃったことについてもまさしく御論議をいただいているところでございます。  現行、どうなっているかといいますと、現行は、設計事務所にこれまでのその設計事務所の業務の実績だとかその設計事務所にいる設計建築士の実務の経...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 平成十年に建築基準法を改正して、民間の指定確認検査機関制度というものをつくらせていただいたわけでございますが、その方向自体は私は間違っていないと思うんです。  今、建築確認事務というのは年間約七十五万件建築確認事務がございます。さらに、中間検査があり、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の事件は、今日午前中も申し上げましたが、姉歯元建築士の設計した物件、偽装物件が現時点で九十七物件明らかになっておるんですけれども、この九十七物件のうち四十一の物件については、民間の機関ではなくて特定行政庁自身が建築確認をしたにもかかわらず、その偽装を...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、竹歳局長からお話ししましたように、一括下請を禁止している法の趣旨というのは注文者である発注者の保護にあるわけですね。注文者、発注者が一括下請でいいよというふうに書面で承諾した場合にはこれはその限りでないということになっているんです。  今恐らく委員...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど申し上げたように、一括下請をしているからといって、何らコスト、また負担がないかというと、そうではありません。コスト負担が掛かっている部分が当然あるわけでございます。それに見合う報酬というのはあるんだろうというふうには思っておりますが、今回のそれぞれ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 渕上先生の様々な御指摘、しっかり踏まえて議論してまいりたいと思っております。  現在、社会資本整備審議会で御議論いただいているところでございますが、特に建物の安全にかかわる部分、今回の構造、まさしく構造計算書のような部分でございますが、そういうところに...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員長、済みません。  ちょっと今日午前中の北澤委員の御質問の中でちょっと、私が事実関係で若干記憶違いのところがございまして、私が急遽、急遽というか海外の視察から、海外の会議から帰ってまいりましたのが十一月の二十日の日曜日、これは間違いありません。二十...全文を見る
02月06日第164回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○北側国務大臣 我が国は、人口減少社会に入りました。また、本格的な高齢社会がいよいよ到来するわけでございますし、また、財政面でも社会資本整備をどんどんできるような状況にはありません。そういう中にありまして、まちづくりに当たりましても、どんどん町が広がっていくのではなくて、むしろ、...全文を見る
○北側国務大臣 道路はライフラインそのものでございます。今、豪雪地帯の住民の皆さん、また、地方団体の皆さんがこの道路の除雪に連日連日大変な御苦労をされていることは、本当に頭が下がる思いでございます。  予算面においても、当初予定した予算がもうないというふうな自治体もたくさん出て...全文を見る
○北側国務大臣 まず、今回の政府の支援策は、法律上、民事上の責任に基づくものというものではありません。あくまで、極めて必要性が高いというふうに行政が判断いたしまして、このような支援策をつくらせていただいたわけでございます。  念頭にございますのは、分譲マンションの中の特に危険な...全文を見る
○北側国務大臣 今回の耐震偽装事件でございますけれども、一つは、耐震度という建物の安全性、基本にかかわるところを偽装した、そういう一級建築士がいたわけでございます。この一級建築士、そこに下請に出した元請の設計事務所があります。さらに、施工した方そして建築主とあるわけですね。  ...全文を見る
○北側国務大臣 大切なことは性能でございます。仕様が大事なのではなくて、その仕様によって確保していこうとする性能が大事なわけであって、おっしゃったとおり、平成十年の改正では、むしろ規定そのものを性能規定化させていただいたわけです。その背景としては、技術開発をしっかり進めていただい...全文を見る
○北側国務大臣 委員、建築士の方々を信用しないというわけではございません。一級建築士の方というのはたくさんいらっしゃるんですね。今回の姉歯元建築士のようなとんでもない、故意で、悪意で偽装していく人、こういう人が世の中にたくさんいるとは全く思っておりません。もちろんしっかりと調査は...全文を見る
○北側国務大臣 その点につきましても、斉藤議員のおっしゃっているとおりだと考えております。  建築士と言われても、いろいろな種類の建築士がいらっしゃいます。大きくは、意匠、そして構造、さらには設備とあるわけでございますけれども、そうした設計士、一つの建物ができ上がるに当たって関...全文を見る
○北側国務大臣 今回の事件の一つの問題点がそこにあると考えております。  瑕疵担保責任、売り主は買い主の方に対して無過失の瑕疵担保責任を負っています。責任を負っていても、財産がなければ補償ができません。瑕疵担保責任を実効化していくような措置をきっちりとっていく必要がある。  ...全文を見る
02月07日第164回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○北側国務大臣 伊藤議員が記者会見でお話ししていることしか私は知らないんですけれども、その中でおっしゃっているのは、ヒューザーの小嶋社長から事務所に連絡があって、その免震構造技術を持っている大成建設を紹介してほしいということであって、十一月十日に同行して話を聞いたというふうに記者...全文を見る
○北側国務大臣 その時点では、伊藤議員のその記者会見の結果によれば、こうした耐震偽装があるということは知らなかったということであるというふうに記者会見では聞いております。  そういう中で、大成建設の方に、免震技術について紹介してもらいたいという要請があったというふうに記者会見で...全文を見る
○北側国務大臣 伊藤議員と、ヒューザーの小嶋社長ですか、どういう御関係であるか、私は全く知りませんし、関心もありません。  私自身、今回の耐震偽装について支援策を打ち出させていただきましたが、これは私の主導で政府の関係機関に諮り、私の責任で、私の判断で行わせていただきました。伊...全文を見る
○北側国務大臣 今住宅局長や小川課長が答弁したとおりでございますが、伊藤議員から具体的な何らかの働きかけがあったということは一切ございません、何らかの圧力があったということも一切ございません。その後の対応、国土交通省としての対応、また支援策の取りまとめ、一切影響を受けておりません...全文を見る
○北側国務大臣 政治資金規正法にのっとって適正に処理されているならばよろしいわけでございまして、そうした団体から寄附を受けるかどうか、それは個々の政治家の御判断であろうと思います。
○北側国務大臣 御指摘のこの東横インの件につきましては、私の方で、関係の都道府県、特定行政庁にそれぞれ実態を調べていただきたいということをお願いいたしまして、報告が上がってきたのが今委員がおっしゃった内容でございます。  完了検査後に改造をする、法令に違反して改造する、それも、...全文を見る
02月08日第164回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○北側国務大臣 今回の耐震偽装事件を受けまして、もう二度とこうしたことが起こらないように、再発の防止に向けまして、まずは今回の事実関係、また建築確認の実態、そういうものの総点検を今させていただいておるところでございます。  その上で、今、社会資本整備審議会で、建築士法のあり方、...全文を見る
○北側国務大臣 今回の耐震偽造事件を受けまして、姉歯元建築士の設計した物件について、これはすべて調査しようということでやっております。とともに、姉歯元建築士の設計ではないが、今回の事件で、木村建設だとかヒューザーだとか総研だとか、そういう姉歯元建築士とかかわっていた業者がいらっし...全文を見る
○北側国務大臣 今、田中委員からさまざま御提言をちょうだいいたしました。大事な問題ばかりでございまして、今後の制度の見直し論議の中で、今の御提言をしっかり踏まえて論議を深めさせていただきたいというふうに考えております。  すべての御質問にお答えできないかもしれませんが、まずは、...全文を見る
02月13日第164回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○北側国務大臣 平成十六年の段階でございますが、建物完成後の完了検査率は七三%でございます。これは以前はもっと低くて、平成十年のころは三八%でございまして、平成十年の建築基準法の改正によりまして、民間の指定検査機関についても検査をやっていただこう、こういう新たな制度を導入した一つ...全文を見る
○北側国務大臣 今回の東横インにおける改造問題、極めて遺憾と言わざるを得ません。そもそも完了検査後に改造するということでございまして、全くの悪意、故意でやっているわけでございます。それも、東横インの完了検査後に改造が確認されたものが七十七物件、きょうの時点で確認をされておりまして...全文を見る
○北側国務大臣 罰則の強化の問題につきましては、当委員会におきましても多くの委員の皆様から、今回の耐震強度偽装事件や、また東横インの事件を通しまして、罰則を強化すべきである、そうした御意見を多数ちょうだいしているところでございます。  現在、社会資本整備審議会で御議論をいただい...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃったように、この国会で、一つは交通バリアフリー法とそれからハートビル法、交通バリアフリー法は、これは旧運輸省時代、お聞きしますと、委員がこの法案の作成に大変御尽力されたというふうに聞いておりますけれども、この交通バリアフリー法と旧建設のハートビル法...全文を見る
○北側国務大臣 今回の耐震強度偽装事件を受けまして、国土交通省といたしまして、地方、特定行政庁とも連携をとりながら、さまざまな物件についての偽装の有無、また耐震度がどの程度あるのか調査をさせていただいております。  まず、姉歯元建築士が関与している物件、現在まで判明しております...全文を見る
○北側国務大臣 お答え申し上げます。  まず、ヒューザーからのヒアリングでございますが、昨年の十一月の二十五日にヒアリングを国土交通省として行っておりまして、その際に、ヒューザーが何と言っているかといいますと、詳細は省かせていただきますけれども、国土交通省から金融機関、この金融...全文を見る
○北側国務大臣 まず、前提として申し上げたいと思うんですが、国が、また特定行政庁、地方公共団体が、法律上の責任、民事上の責任があるということを前提にして今回の支援策をつくったものではございません。  まず、公益性、緊急性でございます。震度五強以上の地震が起こった場合に倒壊のおそ...全文を見る
○北側国務大臣 地域住宅交付金制度、これは今委員のおっしゃったように国でつくった制度でございますが、地方団体の意向、意思がある場合にそうした計画をつくって、そして地域住宅交付金制度を活用できるという制度でございます。それは、さまざま、その地域地域で決められているわけでございますが...全文を見る
○北側国務大臣 一つは、今、地方議会の方では二月議会が開かれておりまして、予算案の審議がなされているというふうに考えております。また、この地域住宅計画につきましても、今回の危険なマンションにお住まいの方々を支援するための地域住宅計画について、当然御議論をいただいているというふうに...全文を見る
○北側国務大臣 今、地方自治体の方でこの地域住宅計画について御議論をいただき、その中で変更がなされるものだ、変更といいますか明記をされるものだというふうに理解をしております。
○北側国務大臣 今既に、過去のものですね、過去に出されている分にはそれはありません。ありませんが、地方の方もお金を出しますから、財政上の支出をしますので、今地方団体の方で、二月議会で当然この予算案についても御議論されているので、並行いたしまして、地域住宅計画についても新たに提出さ...全文を見る
○北側国務大臣 この地域住宅計画の目標がございます。この目標には合致をしております。問題は、今委員のおっしゃっていますのは具体的な計画だと思うんですが、それについては、まさしく今、その計画の中身について新たに出されてくるというふうに認識をしております。
○北側国務大臣 ちょっと具体例を申し上げますと、今は川崎の例をおっしゃったんですか。  例えば川崎でありますと、そのもともとの地域住宅計画の目標の中に「安全で住みよい住まい・まちづくりの推進」、こういう目標が掲げられているわけですね。その目標に合致するような事業を具体的に書き込...全文を見る
○北側国務大臣 目標の中にはちゃんと位置づけられているということでございます。  その中で、具体的な事業については、これは当然この地域住宅計画の中で、さまざま、こういう事業をやろうということに、新たに地方団体の方で協議され、そのように決められれば、それは当然入ってくるわけでござ...全文を見る
○北側国務大臣 松野委員が早いとおっしゃっているのは、補正予算が早いとおっしゃっておられるんですか、補正予算に盛るのが早いと。  今回の事件の、震度五強の地震があった場合に、分譲マンション十棟二百八十八戸でございましたけれども、この方々が危険な状況に置かれているわけですね。この...全文を見る
○北側国務大臣 地域住宅特別措置法に基づきまして、六条の二項に「地域住宅計画には、次に掲げる事項を記載するものとする。」とございます。第一号で地域住宅計画の目標、そして第二号のところに、イとして公的賃貸住宅等の整備に関する事業、ハとしてその他国土交通省令で定める事業というのが入っ...全文を見る
○北側国務大臣 この地域住宅特措法でございますけれども、今委員のおっしゃった六条二項の二号のイですね、これは、もともとこの「等」という中に、地方公共団体がその整備に要する費用の一部を負担して整備の推進を図る住宅というのが含まれているわけです。解釈上もともと含まれているわけでござい...全文を見る
○北側国務大臣 これは阪神の震災のときのですね。この当時は地域住宅交付金制度というのは当然ないわけでございます。  今回は、新たにその後つくられた地域住宅交付金制度というものを活用させていただいて、この緊急事態に対処するための支援対策を取りまとめさせていただいたわけでございます...全文を見る
○北側国務大臣 優良建築物等整備事業を活用しているわけでございますが、補償費等もこれは対象になるわけですね。その中には、移転費、仮住居費を含むわけでございます。
○北側国務大臣 一般的な御質問を今されていらっしゃるんですね。一般的な家賃補助の問題につきましては、今お引きになられました議事録の中で山本住宅局長が述べているとおりでございまして、一般的な家賃補助制度というのは、直接な形でのそういうものはしておりません。  今回の優良建築物等の...全文を見る
○北側国務大臣 一遍正確に調べてまた御報告させていただきますが、ございます。  どういうものがあるかということを一遍きちんと調べて御報告をさせていただきたいと思いますが、例えば密集市街地等がございますよね。どうしても、その家については、その地域からいって一たん退去していただかな...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど来答弁させていただいておりますが、補償費という中にこれまでも移転費または仮住居費を支払っているという実績はございます。
○北側国務大臣 冒頭の御質問で私の方から、分譲マンションの居住者の場合には、こうした危険な建築物が建築されたことについて何ら責任を負っていないということを申し上げました。しかし、賃貸マンションの所有者の方々は、これは事業者の方々でございます。建築主としてみずから施工者や設計者を選...全文を見る
○北側国務大臣 今回の支援スキームは、昨年の十二月に出させていただいたわけでございますが、これも冒頭に申し上げましたが、法的な責任があるということを前提としてこうした支援スキームをつくらせていただいたわけではございません。冒頭申し上げた幾つかの理由による行政上の判断として、これは...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、この地域住宅特措法の中に公的賃貸住宅の……(松野(頼)委員「等」と呼ぶ)済みません、公的賃貸住宅等の整備に関する事業と。その「等」の中に、地方公共団体がその整備に要する費用の一部を負担して整備の推進を図る住宅というのが入るというふ...全文を見る
○北側国務大臣 今回、国としても、こういう事態を受けて制度要綱というのをつくらせていただいているわけですね。これはもう委員御承知のとおりでございます。その制度要綱に基づいて国としての支援スキームをつくり、補正予算も編成し、もちろんその中では関係の地方公共団体と協議をさせていただい...全文を見る
○北側国務大臣 私どもは、これは地方と協議しながら進めてきているわけでございますが、最も急ぐべきはこの分譲マンションの居住者だというふうに考えています。  その上で、仮に地方団体の方で、我が地域においては賃貸のマンションについても、場合によってはホテルについても地方公共団体の方...全文を見る
○北側国務大臣 今回の事件は、委員も御承知のとおり、十一月の十七日に公表をさせていただきました、こういう事態があることを。その時点で、震度五強以上の地震があった場合に倒壊するおそれがある、改正前の旧設計基準も満たしていない、旧耐震基準も満たしていない、そういう建物が現に存しておっ...全文を見る
○北側国務大臣 委員は先ほどから精神論、精神論とおっしゃいますけれども、現実論でございます。現実に多くの居住者の方々が危険な状況に置かれている。それを放置していくこと自体、行政としてはこれは許されない話でございます。  そこを支援していくために、できるだけ居住者の方々が早く退去...全文を見る
○北側国務大臣 熊本の方はまだ耐震偽装と決めつけているわけではございません。今調査をしているところでございます。  当然、これから、福岡であれ熊本であれどこであれ、私が冒頭申し上げた、同じような要件に該当する限りは、支援をしていくことになると思います。
○北側国務大臣 国として補正予算が措置されなければ、地方団体の方もそうした計画はつくれないわけです、現実には。それは、財政措置の手当てが補正予算でなされて、先ほど来おっしゃっている五十億の財政手当てについて補正予算が成立をして、そして今、地域住宅計画について御議論をいただいている...全文を見る
○北側国務大臣 十七年度当初予算は五百八十億円です。
○北側国務大臣 まず、国といたしまして、この偽装が確認された、耐震基準を満たしていないホテルとかそれから賃貸マンションにつきまして、これはそもそもどのようにすればいいのかがわからないというお声もたくさんちょうだいしておりまして、この耐震改修に対する技術的な相談体制の整備を図るため...全文を見る
○北側国務大臣 昨年、旧道路公団、旧空港公団において談合事件が発生をいたしました。ともに、いわゆる官製談合の疑いで捜査がなされて、また公判になっているところでございます。極めて遺憾と言わざるを得ません。  今委員のおっしゃったように、この二つの談合事件というものを通しまして、私...全文を見る
○北側国務大臣 私も、大臣に就任直後にこのお話は報告を受けております。その後も受けているわけでございますが、極めて遺憾な案件でございまして、当時の公団という公のところが分譲した住宅においてこのような欠陥があったということは、極めて遺憾と言わざるを得ないと思います。  いずれにし...全文を見る
○北側国務大臣 現在進行形の事案でございます。最終報告とはまいりませんが、ただ、極めて重大な案件であるだけに、きちんと御報告、また取りまとめもさせていただきたいと思います。
○北側国務大臣 今回の耐震強度偽装事件を受けまして、多くの国民の皆様に、自分の住んでいるマンションは大丈夫なのか、住宅は大丈夫なのか、こうした不安が広がっているのはもう全くそのとおりでございまして、この不安を解消するためにしっかり耐震診断等を積極的に支援してまいりたいというふうに...全文を見る
○北側国務大臣 これは今、危険な分譲マンションというのは十棟。実を言いますと、先般、つい先日もう一棟追加されまして、十一棟になっておるわけでございます。  これはそれぞれにおいて状況がさまざまでございまして、土地の地価も違えば周辺状況も全然違いますし、その棟ごとに一番ベストな案...全文を見る
○北側国務大臣 今おっしゃっておられますのは関係者に対する民事上の責任追及ということで理解をさせていただきますが、まだ国も地方も、住民の方々に対する具体的な拠出、財政上の拠出をしているわけではございません、これからでございます。  そういう意味では、一番、売り主であるヒューザー...全文を見る
○北側国務大臣 今回の事件におきまして、設計や設計図書どおりに施工が行われているかどうかを監理する工事監理がどのように行われていたのかということは、今後、事実の解明が必要だと考えております。適切な建築活動を担保し、このような事件の再発を防止するためには、工事監理が適正に行われてい...全文を見る
02月16日第164回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○北側国務大臣 現在、生産緑地地区というのは、全国で約六万五千地区、約一万五千ヘクタールございます。ちなみに、東京でいいますと、これは少し古い数字でございますが、平成十六年の三月末の状況では、一万二千四百六十七地区に生産緑地三千七百八十五ヘクタールあるわけでございます。  この...全文を見る
02月17日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第1号
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○北側国務大臣 国土交通行政につきまして、私の所信を述べさせていただきます。  国土交通行政の最重要課題は、国民の皆様の安全と安心を確保することであります。  今回の構造計算書偽装問題は、住まいという生活の基盤への信頼を土台から崩すものであります。最優先の課題でありますマンシ...全文を見る
02月20日第164回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○北側国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、道路というのはまさしくライフラインそのものでございます。これは、今回の大雪でも、幾つかの箇所で、道路というのが非常に大事だということが本当によくわかるわけでございます。災害時においては、道路がないと逃げることもできない、また、物資を...全文を見る
○北側国務大臣 一昨年の十月の二十三日、私も翌日被災地に入らせていただきまして、被災現場で先頭を切って委員が指揮をとられていたことを今もよく覚えております。  この年末年始の大雪で、被災現場においてまた復旧がおくれてしまうのではないか、そういう御心配の御質問だというふうに考えて...全文を見る
○北側国務大臣 今回の豪雪で被災を受けられている地域の復旧はもちろんのこと、災害があったときに被災地域の復旧にできるだけ早く取り組み、それをなし遂げていくということはその地域の方々にとって極めて大事なことでございますし、またその地域の経済にとっても極めて大事なことでございます。し...全文を見る
○北側国務大臣 昨年の衆院選の後の特別国会で、耐震改修促進法を全会一致で改正を認めていただきました。つい先般、国としての耐震改修に向けての基本方針というものを定めさせていただきました。そしてまた地方公共団体におかれましても、年内を目途に耐震化、我が地域の耐震化をどう進めていくのか...全文を見る
○北側国務大臣 今回の耐震偽装事件で、偽装がありました分譲マンションのうち、今委員のおっしゃった〇・五以上一未満のものにつきまして、これは十一件ございます。この〇・五以上の分譲マンションに対する支援いかんという御質問でございます。  この分譲マンションについては、〇・五以上ござ...全文を見る
○北側国務大臣 昨年七月に、建設業の関係団体十一団体に通知を発出いたしまして、関係法令を遵守するように周知徹底を行ったところでございます。そして、さらにこの徹底を図るために、昨年の九月に、関係団体におきまして行動計画を取りまとめていただきました。昨年の十二月末までのところでござい...全文を見る
○北側国務大臣 公共事業、即、悪というのは、今委員のおっしゃったように、私は間違っているというふうに思います。  やはり、日本というのは災害の多い国でございまして、防災、減災のための社会資本整備というのは、これは本当に国、地方の大きな役割なわけでございまして、これをやはり着実に...全文を見る
02月21日第164回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○北側国務大臣 地籍調査の進捗率でございますが、平成十六年度末現在の数字でございますが、全国で四六%の進捗率でございます。  しかしながら、都市部においては進捗が大変おくれておりまして、直近のデータでは一九%にとどまっているところでございます。
○北側国務大臣 この調査実施前と調査実施後との比較でございますが、地域によりましても大分異なりもあります。また、宅地とか農地とか、地目によっても大きな違いがあるわけでございますが、昭和四十五年度から平成十六年度までの成果の集計によりますと、全国の総平均で約二四%の増加となっており...全文を見る
○北側国務大臣 委員のおっしゃっておりますように、課税の対象となるものを正確に把握するためにもこの地籍調査というのは当然重要でございますし、また、土地取引をさらに円滑化していく、また、個人資産を保全していく等々の観点からも非常に大事な意義があるというふうに考えております。  こ...全文を見る
○北側国務大臣 これはまず、福岡市が偽装というふうに判断をいたしました。福岡市は、JSCAという専門機関ですけれども、そこに再計算を依頼いたしまして、その結果、計算過程で操作を行わないと生じない不適合が明らかになったということで、偽装があったとしか考えられないというふうにしておる...全文を見る
○北側国務大臣 この件は、いわゆる非姉歯物件で、木村建設関連の物件の調査の中から出た事案でございます。  福岡市では、この木村建設に係る調査において六件のサムシング関与物件を把握しておるというふうに聞いているところでございます。この六件のうちに、今おっしゃった三件が偽装と判断を...全文を見る
○北側国務大臣 この福岡市の三件につきましては、今おっしゃった建築士が偽装を否認しているわけですね、否定をしております。ということもありますし、再度、今精査をしているところでございます。再度精査をして、近々その結果も出ると思いますが、その精査の結果、検証の結果、構造耐力が充足され...全文を見る
○北側国務大臣 今回の耐震強度偽装事件につきましては、私どもが、その公表以来、最もこれは最優先にすべきというふうに考えたのは、危険な分譲マンションにお住まいの居住者の方々の安全をいかに早く確保していくか、そして居住の安定を確保していくか、ここに最優先の課題があるというふうに私ども...全文を見る
○北側国務大臣 今回の事件の構図をどう見ていくか、大変難しい問題でございます。今、捜査機関が真相解明に向けて取り組んでおりますし、私ども国土交通省といたしましても調査をさせていただいているところでございます。  まだ全容が解明に至っているわけではございませんが、今回の件、まず、...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど申し上げましたように、私どもが一番最優先でやるべきことということで、危険な分譲マンションの居住者の方々の居住の安全を確保していく、そのためには、できるだけ早くその建物から退去をしていただく必要があるわけでございます。  ところが、退去するといいましても、当...全文を見る
○北側国務大臣 保有水平耐力が〇・五以上一未満のものにつきましても、当然私どもは関心を持っているわけでございます。先ほど申し上げた解体、建てかえまでの総合的な支援策、これはやはり建てかえないといけない、それほど危険。今おっしゃっている分譲マンションというのは、基本的には耐震改修、...全文を見る
○北側国務大臣 結論から申し上げますと、私もそのように認識をしております。  平成十年の改正によりまして建築確認の民間開放を行いました。現在、六割近くの建築確認検査が民間検査機関で行われております。そもそも、その当時、年間に建築確認検査の件数が七十五万から百万件ぐらいあるわけで...全文を見る
○北側国務大臣 今回の姉歯元建築士の偽装の手口、これは多様な手口を使っております。単純な差しかえを行ったものから、コンピューターの計算途中の数値など出力結果の一部を巧妙に修正したもの等まで多岐にわたっているわけでございますが、こうした巧妙な偽装というのは、構造計算書を、特定行政庁...全文を見る
○北側国務大臣 構造専門家によるピアチェック、これを構造計算が必要な建築物すべてにやるというのは、これはもう事実上不可能だというふうに考えております。  ただ、今委員のおっしゃったように、比較的小規模な建築物については、先ほど私が申し上げましたように、審査基準を明確化することに...全文を見る
○北側国務大臣 今回の事件を受けまして、今の委員のおっしゃった、住宅取得者、消費者の保護が現行の制度では十分ではないというふうに私も思っております。今、社会資本整備審議会で、この消費者の保護のためにいかなる方策は考えられるか、御検討をいただいているところでございます。  おっし...全文を見る
○北側国務大臣 まさしくそこが今議論させていただいているところなんですが、一つは、先ほどもお話しございましたけれども、悪意また重過失の場合をどうしていくのか、こういう問題点が一つございます。それと、その義務づけた場合に保険料が一体どうなっていくのか、そこの議論も当然必要でございま...全文を見る
○北側国務大臣 委員は元清水建設御出身だというふうに記憶をしております。それも技術者でいらっしゃいまして、貴重な御意見と承っております。  工事監理が重要であるというのは、全くおっしゃっているとおりだと思います。この工事監理というのは、設計だとか設計図書どおりに施工が行われてい...全文を見る
○北側国務大臣 今は十一月の十五日のお話をされていらっしゃるわけですね。その時点では、支援スキームについてまだ具体的に議論をしている段階ではございません。その時点では、たしかまだ二十一物件のころなんですね。ともかく全容をはっきりさせよう、事実関係をしっかり掌握しようというのがその...全文を見る
○北側国務大臣 御承知のとおり、公的な支援策の取りまとめをさせていただきましたのは十二月の六日でございます。これは、財務省、総務省、関係省庁と協議の上で取りまとめをさせていただいたわけでございますが、その時点で最終的にそのように判断をしているわけでございます。  それまでの要素...全文を見る
○北側国務大臣 ある人にお金を貸すかどうか、そういうことを審査するときに、それは厳密に、その人が、借り入れをしたいと言っている人がどれだけの財産を持っているかどうか、そこを金融機関がきっちりと審査していくという場面と、きょう、あすにも地震が起こるかもしれない、地震が起こったら倒壊...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど来申し上げているわけでございますけれども、この十二月六日の公的支援策の決定は、責任は、私が判断をして、そして関係大臣と連携の上でやらせていただいております。  私がどういう判断をしたかというのは、先ほど申し上げたとおりでございますけれども、売り主が第一義的...全文を見る
○北側国務大臣 その時点で、十二月六日の時点で、売り主であるヒューザーが瑕疵担保責任を誠実に実行していくという意思が見られないというふうに私どもは判断をしたんです。それは、十一月の十七日の公表以降、この支援策決定までの、ヒアリングも含めまして、そうした言動、状況、また住民の対応、...全文を見る
○北側国務大臣 もし委員がおっしゃっているように、委員がおっしゃっているのがこういうことだとすれば、委員がおっしゃっているのは、売り主のそうした財産についてきちんと確認をしてからでないとこうした支援策はつくってはならないというふうにおっしゃっているんでしょうか。あの状況の中では、...全文を見る
○北側国務大臣 十二月の六日の時点で、先ほど住宅局長が答弁しましたように、その時点では財務諸表等を確認はしておりません。  ただ、先ほど来私が申し上げておりますのは、日々現実の危険性が伴っているわけです、あるわけです。いつ地震が来るかもしれない、そういう状況にあるわけですね。そ...全文を見る
○北側国務大臣 今回の支援策の要件としては、これまでも何度も申し上げておりますけれども、さまざまな要件をちゃんと規定しているわけです。建築物が著しく危険であるだとか、そこに区分所有者がみずから居住をしているだとか、また、居住者の方々に何ら責任がないだとか、そして、建築確認という公...全文を見る
○北側国務大臣 大事なことは、居住者から受け入れられる瑕疵担保責任の実行をなされているかどうか、そういう提案がなされているかどうかだと思います。  十二月六日時点で、ヒューザーの方から、多くの居住者の方々に納得できるようなそうした提案が具体的になされていたかといえば、全くなされ...全文を見る
○北側国務大臣 大事なことは、居住者が受け入れ可能な提案をなされていたかどうかなんです。居住者が受け入れ可能な提案をなされていたかどうか。受け入れ可能なものであって初めて、では退去していきましょうということになるわけですね。  そうした受け入れ可能な具体的な提案というのがこの十...全文を見る
○北側国務大臣 確かに、資産状況の把握も、可能な範囲でこれは必要だと思います。しかし、大事なことはその意思があるかどうかでして、あのときには、だれが悪い、かれが悪いと専ら言っているわけですね。そういう中で、きちんと居住者の方々が受け入れることができるような提案というのは全くなされ...全文を見る
○北側国務大臣 先ほどもその質問があったわけでございますけれども、今、事実解明を、捜査機関、また私どもも取り組んでいるところでございますが、現時点で申し上げられることは、私は三つあるのかなというふうに思っております。  それはやはり建築側の問題です。姉歯元建築士、国家資格を持っ...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃっているのは、こういうふうに理解をしましたが、構造計算等の建築における設計技術がどんどん技術的に進歩している、そういう中で建築行政が十分についていけなかったのではないか、こういう御指摘でしょうか。そういう御指摘だとすると、そのことは私もあるのかとい...全文を見る
○北側国務大臣 賃貸マンションの居住者ですか、賃借人との関係をおっしゃっているんですか。(伴野委員「はい」と呼ぶ)  賃借人との関係では、瑕疵担保責任というのはこれはないわけですね。むしろ、そういう危険な建物に入居をしてもらったという、賃貸借契約についての不履行かもしれません。...全文を見る
○北側国務大臣 今回の要件の中には、その区分所有者がそこに居住をしているということも要件となっておるんです。ですから、今回の要件には当たりません。当たっておらないわけでございます。
○北側国務大臣 伊藤代議士ですね、おっしゃっているのは。伊藤代議士が十一月の十五日に来られたということは、私も後々になって聞かせていただいたわけでございますが、今委員の御質問は、おまえだったらどうするのかというお話だと思います。  私の場合は、そういう業者の方を連れて役所の方に...全文を見る
○北側国務大臣 今回、今委員のおっしゃったように、福岡県の方で、いわゆる非姉歯物件、木村建設関係でございますが、福岡市の方から三件、これは偽装であるという報告を受けているところでございます。今、福岡の方ではさらに精査をしているところでございますが、また熊本県の方には、こちらの方は...全文を見る
○北側国務大臣 今、委員のおっしゃったように、熊本県、また熊本市、八代市の方からは、偽装はないというふうに報告を受けていたわけですね。それが調査中に変わったわけでございますが、今のお話でもわかるとおり、早い時点、以前から、専門機関等の調査によりまして、耐震度が一・〇を下回るという...全文を見る
○北側国務大臣 そのとおりでございます。
○北側国務大臣 委員の御指摘は、私もよく理解できます。  姉歯元建築士の物件に関しては、本人が偽装したというふうに言っているわけですね。今回、非姉歯物件については、これは福岡の件もそうでございますが、本人は、偽装などしていないと今も福岡市の建築士は言っているわけですね。そういう...全文を見る
○北側国務大臣 この構造計算のチェックをどうするか、まさしくそこは非常に大事な問題というふうに認識しております。  社会資本整備審議会でもそこのところを重点的に今論議をしていただいているところでございまして、私は、いずれにしましても、一定の要件のもとでこの構造計算についてはダブ...全文を見る
○北側国務大臣 平成十年に二物件である、その一件が池上、もう一件のことをおっしゃっていると思うんですが……(保坂(展)委員「どちらが早いか」と呼ぶ)そのことについては現在調査をしているところでございます。大田区からの報告を待っているところでございます。
○北側国務大臣 大田区ではないもう一件の方については、耐震性がどの程度あるのか、その検証を特定行政庁で今しているところでございまして、その結果の報告を待って、必要であれば、委員の御指摘のような調査もしなければならないと考えております。
○北側国務大臣 しっかりと構造計算の再計算をきちんとチェックができる、特定行政庁、地方団体とよく連携をとって、必要であるならば国からしっかりとそういう機関を紹介していく、そういったことをしっかり取り組みをさせていただきたいと思います。
○北側国務大臣 この福岡の件、また熊本の件につきましては、まさしく今調査をしているところでございます。その構図が姉歯元建築士がかかわった業界構図と同様かということでございますが、それはもう少しこの調査結果を待たないといけないというふうに考えておるところでございます。  ちなみに...全文を見る
○北側国務大臣 平成十年の改正で民間開放したことについては、その方向性は私は間違っていないと思います。  建築確認件数年間七十五万件、そして中間検査がある、完了検査があるという中で、やはり民間にも役割を果たしていただくということは、私はそういう方向は間違っていない、また、これを...全文を見る
02月22日第164回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○北側国務大臣 昨年、橋梁の、鋼橋上部工事の談合事件が国の直轄工事でもございました。極めて遺憾なことでございます。  この談合事件を受けまして、一つは一般競争方式の拡大、さらには総合評価方式の拡充、またペナルティーの強化、さらには再就職、早期退職慣行の見直し等の再発防止対策につ...全文を見る
○北側国務大臣 一般競争入札そして総合評価方式、これはそれぞれ拡大を今取り組んでいるところでございます。  ただ、今、委員のおっしゃったように、大きなメリットがあるわけでございます。競争性を向上させる、また発注者の恣意性を排除する、こうしたメリットがある一方で、今、委員のおっし...全文を見る
○北側国務大臣 今委員の方からおっしゃっていただきましたが、橋梁談合事件について、国土交通省の職員が関与したいわゆる官製談合ということではございません。  しかしながら、今委員のおっしゃったとおり、そもそも直轄工事でこの談合事件もございましたということもありまして、国交省といた...全文を見る
○北側国務大臣 国交省の直轄工事における平均落札率でございますが、平成十六年度の数字ですが、九四・四%でございます。  今回の防衛施設庁の談合事件、どう見るかという御趣旨でしょうか。  それはあってはならないことでございまして、特に国土交通省においては、公共工事の大宗を担って...全文を見る
○北側国務大臣 先ほどから額賀長官がお答えのように、二度とこうした事件が起こらないように再発防止に全力を傾けることが責任であると思います。
02月24日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○北側国務大臣 今古賀委員の方からお話がございましたように、二月の八日の日に福岡市から偽装物件三件について報告があったわけでございます。詳細は省かせていただきたいと思いますけれども、姉歯元建築士でない建築士からこうした偽装物件が出たということは極めて遺憾でありますし、私としても大...全文を見る
○北側国務大臣 姉歯元建築士が構造設計をした物件で、現在判明しております偽装物件というのは九十七件ございます。この九十七件のうち、民間の検査機関が建築確認をしたものと特定行政庁が建築を確認したものがあるわけでございますが、この九十七件のうち四十一件が特定行政庁が建築確認をしたもの...全文を見る
○北側国務大臣 今、古賀委員のおっしゃった連携をよくとれというのは、全くそのとおりだと私も思います。  特に、国土交通省になりまして六年たったわけでございますが、旧四省庁が一緒になりました。そういう意味では、省庁統合のメリットというのをしっかりと出していかないといけないわけでご...全文を見る
○北側国務大臣 今高木委員の方からもおっしゃっていただきましたが、国として、JALも民間企業でございます、民間企業の経営のあり方について具体的なコメントをする立場にはございません。  しかしながら、昨年来、日本航空グループにおきましては、航空トラブルが相次いだわけでございます。...全文を見る
○北側国務大臣 私も詳細はわからないわけでございますけれども、メガフロートのことをおっしゃっているんだというふうに思います。浮かしてしまうという趣旨だと思いますが、このメガフロートのことを浮体工法というふうにおっしゃっているんだと理解しております。
○北側国務大臣 むしろ委員の方が御専門だと思いますけれども、このメガフロート工法というのは、非常にすばらしいといいますか、長所を持っております。環境に優しいだとか、また工期を短くできるだとか、安全性にすぐれているだとか、そうした特徴を持っているわけでございまして、今後、空港だけで...全文を見る
○北側国務大臣 早いもので、二十年たつわけでございます。やはりこの国鉄の民営化というのは、二十年たって、やはりこれは多くの方々のもちろん努力があったわけでございますけれども、私は大きな成果が出ているというふうに認識をしております。  例えば、具体例を申し上げますと、民営化される...全文を見る
○北側国務大臣 JRの三島会社、また貨物会社、この四つの会社でございますが、各社とも非常に経営努力をしていただいておりまして、最近は経常黒字基調が出てきております。  とはいうものの、今委員のおっしゃったように、その経営環境が大変厳しいものであるというそのこと自体は変わっておら...全文を見る
○北側国務大臣 政治また行政にとりまして、国民の皆様の安全そして安心を確保していくというのは、私は最も大切な役割であるというふうに考えております。なかんずく国土交通省というのは、さまざまな社会インフラ、交通インフラを所管している官庁でございまして、まさしく安全、安心を確保していく...全文を見る
○北側国務大臣 JALであれJRであれ、これは今は民営化をされまして、もう完全民営化された会社でございます。その民営会社について、その経営の中に国がかかわっていくということは、やはりそれは控えるべきではないのかなと私は思っております。そこは民営会社として、その責任で、みずからの責...全文を見る
○北側国務大臣 立入検査につきましては、つい先般も行わせていただきました。二月の二十一日、二十二日と両日にわたりまして立入検査をしたわけでございます。  これは報道等で、さまざまないわゆる内紛と言われているような報道がなされた以降の話でございますけれども、この二十一、二十二日と...全文を見る
○北側国務大臣 十八年度予算におきましては、航空関係では二十七名の増員をさせていただいているところでございます。  これで十分なのかということでございますが、まずは、定員そのものは大幅に抑制される中で、このように大幅に、航空の安全について担当する職員については二十七名の増員をさ...全文を見る
○北側国務大臣 鉢呂委員の一つの御見識ということでお伺いをしております。  今はまず、こういう形で、先ほど申し上げた形で、安全監督また安全監視の体制を拡充させていただきました。それがしっかりと機能できるように、しっかりと見てまいりたいというふうに考えております。
○北側国務大臣 市町村道というのは、我々の身近な生活道のところが大変多いと思うわけでございますが、それだけに大変路線数も多いわけでございます。したがって、通常は普通交付税また特別交付税で措置をされているところでございます。  この冬の雪は、十二月から大変な雪が降りまして、雪の多...全文を見る
○北側国務大臣 いずれにしましても、市町村にとって、この市町村道、もうライフラインそのものでございますので、その除雪に当たって予算上の面から支障がある、そういうことがないような対策はしっかり各省連携をとってやらせていただきたいと考えております。  鉢呂委員の今の御提案につきまし...全文を見る
○北側国務大臣 道路公団の民営化に伴いまして、この民営化会社の経営を託すにふさわしい人ということで選考させていただき、昨年の四月にその候補者として内定をさせていただいたわけでございます。そして、昨年の九月に開かれました創立総会また取締役会におきまして、ここで正式に決定を見たもので...全文を見る
○北側国務大臣 この十一月の十七日というのは私にはもう忘れることができない日でございまして、ちょうどこの日、私は成田空港から出発をいたしました。耐震偽装問題についての公表をしたのもこの日でございます。  ですから、この日のことはよく覚えているわけでございますが、朝、成田空港に強...全文を見る
○北側国務大臣 建築基準法というのは、これは最低限の基準を規定しているものでございます。消費者、需要者、住宅を取得する側からしましたら、安全性は高い方がいいに決まっているわけでございまして、そういう意味で、これは、あくまで建築基準法というものは最低限の基準を示しているだけでござい...全文を見る
○北側国務大臣 今の委員の御指摘は大変重要な御指摘だと思うんですが、ちょっと具体例を私も申し上げたいと思います。  鉄筋コンクリートの七階建てで六十戸の集合住宅につきまして、通常の集合住宅の場合と高耐久性集合住宅というのとを比べてみますと、高耐久性集合住宅の方が三%程度コストは...全文を見る
○北側国務大臣 まず、建築基準法というのは最低限の基準であるということをやはり国民の皆様にもよく知っていただく必要がある、そういう努力を私どもがしっかりとしないといけないというふうに私は思っております。今委員がおっしゃったように、新耐震基準を満たしていても、震度六強以上の地震が起...全文を見る
○北側国務大臣 まず、今回の問題が、建築確認そのもの、建築確認検査という事務そのものについて、そのあり方が問われているというのは私も全く同じ認識でございます。  平成十年の法改正の際に、その時点で既に、特定行政庁の建築主事の方々だけでは、この建築確認の事務というのが十分にできる...全文を見る
○北側国務大臣 その導入当時とそして現在との間で、きょう午前中も質疑があったんですが、特定行政庁の職員の方々の数そのものは、そんなに変化をしているわけではありません。決して減っているわけではありません。  ただ、今委員のおっしゃった、民間確認検査機関が建築確認をやる場合に、その...全文を見る
○北側国務大臣 委員とは前回もこの議論をさせていただいておりますけれども、今回偽装された、姉歯元建築士が偽装した物件、九十七件ございますが、そのうち四十一は特定行政庁の建築確認でございます。  また、今福岡市で新たに三件偽装が見つかっておりますが、これはすべて福岡市の建築確認で...全文を見る
○北側国務大臣 委員の御提言については前回もちょうだいをいたしました。建築基本法を制定したらどうかという御提案でございます。  その建築基本法にどういう内容を盛り込んでいくのか、またぜひ委員の御意見を賜ればありがたいと思いますが、まずは今は、建築基準法そして建築士法、この二つが...全文を見る
○北側国務大臣 昨年四月のJR西日本の福知山線での脱線事故、また航空でのさまざまなトラブル、こうしたことが、今、事故調が入って調査をしている事故案件ももちろんあるわけでございますが、やはり今委員のおっしゃったヒューマンエラー、人為的なミスに関係すると思われる事故とかトラブルが多発...全文を見る
○北側国務大臣 今、国としてはビジット・ジャパン・キャンペーンということで取り組みをさせていただいているわけでございますが、今全国のあちこちの地域で、その地域の官民挙げて、我が地域を観光立県にというふうな取り組みをしているようなところがたくさん出てまいりました。  一つは、民間...全文を見る
○北側国務大臣 道路公団の民営化、昨年の十月一日にスタートいたしました。この民営化の目的の大きな一つは、これはやはり、四十兆円に上る債務をこれから四十五年かけて償還していく、この債務償還を確かにやっていただかないといけない、ここがやはり一番の大事なところだと私は思っているんです。...全文を見る
○北側国務大臣 おっしゃっているとおり、道路というのは、これはネットワークとしてやはり完成をする、つながることによって大きな効果を発揮するわけでございます。それは、単に高速道路のような高規格幹線道路だけではなくて、各地域地域の高規格道路等とのネットワークをつなげていくということが...全文を見る
○北側国務大臣 今、井上社長の方からお話がありましたように、このサービスエリア、パーキングエリアをいかに活用して収益を上げていくかというのは、非常に大事なこれからの課題であるというふうに考えているところでございます。今、井上社長の方からありましたように、地元の産品等を販売する、こ...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃったように、今、我が国政府は、二〇一〇年を目指しまして、ビジット・ジャパン・キャンペーン、日本を訪れる外国人のお客様を一千万人にしていこうということで取り組みをさせていただいているところでございます。今、国を挙げて取り組んでいるだけではなくて、各地...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃったように、これは民間企業でございまして、民間企業の経営のあり方について国の方からあれこれ言う、コメントするという立場ではございません。  しかしながら、私どもが一番関心を持っておりますのは、昨年来、このJALグループにおいてはトラブルが続きまし...全文を見る
○北側国務大臣 今回の偽装事件を受けまして、国民の皆様が、自分の住んでいるマンションは大丈夫なのか、住宅は大丈夫なのか、そういう不安が広がっておるのはもう当然の話だと思います。  今、国土交通省といたしましては、今回の姉歯元建築士が設計した物件、また関連の木村建設等が施工した物...全文を見る
○北側国務大臣 国土交通省といたしましても、この踏切対策というのは、安全面、環境面、さらには今おっしゃった経済効果のことを考えましても、これはやはり重点的に実施をしていく必要があるというふうに考えているところでございます。  今、全国のすべての踏切を対象に、踏切交通の実態の総点...全文を見る
○北側国務大臣 今委員がおっしゃったお話というのは、非常に大事なお話をいただいていると思います。北京オリンピック、それから上海での万博、これをしっかり活用したいと思います。ここに来られた方々を、ぜひ日本にも寄ってもらう、そういう戦略をしっかり具体化していきたいと思っております。 ...全文を見る
02月28日第164回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(北側一雄君) 運輸の安全性の向上のための鉄道事業法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  最近の運輸分野における事故等の発生状況にかんがみ、鉄道、航空、自動車、海運の各分野の運輸事業者における輸送の安全を確保するための取り組みを強化す...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 森本議員にお答え申し上げます。  まず、本法律案の構成についてお尋ねがございました。  本法律案は、運輸の安全性の向上を図るため、運輸事業の安全管理面の強化、踏切施設の安全性の向上、国の体制強化等、ハード、ソフト両面に係る対策を一体的かつ総合的に講じ...全文を見る
02月28日第164回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○北側国務大臣 確かに、北海道のこれまでの特性から考えますと、まだまだ社会資本が不十分だというのは、ほかの地域に比べて大きいというのは私もそう思います。  特に、例えば道路なんかを見ますと、高規格の道路に限って申し上げてみましても、全国で供用率というのは六三%、北海道はまだ四〇...全文を見る
○北側国務大臣 今、細川委員の方からお話がありました実態、問題点については、私も問題意識を共通にしているところでございます。  一方で、この規制緩和というのは、これは言うまでもございませんが、利用者にとりまして、さまざまなサービス、多様なサービスが生まれました。福祉タクシーとか...全文を見る
○北側国務大臣 この平成十四年の規制緩和後、先ほど委員がおっしゃいましたように、車の台数は約一万五千台ふえているわけですね。この一万五千台のうち、全くの新規事業者が参入をしてふえている部分よりも、既存の事業者、タクシー事業者の方々が増車をしているのが多いんですね。この一万五千台の...全文を見る
○北側国務大臣 非常に大事な御指摘をいただいたというふうに思っております。  消費者の方も、利用者の方も、当然安ければいいというだけじゃないわけでございまして、やはりサービスの質がいいものを提供してもらいたいというのは当然でございまして、そうしたものもきちんと確保されていくよう...全文を見る
○北側国務大臣 昨年から人口減少時代に突入いたしまして、従来のような、どんどん市街地が拡大していく、そういうふうなまちづくりではなくて、むしろ既存のストックというものを有効に活用しよう、リニューアルしていこう、再生していこう、そうした観点でこれからはまちづくりというのを進めていく...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど申し上げました基本的な考え方に立ちまして、都市計画法の改正におきましては、床面積が一万平米を超える大規模集客施設について、商業地域や近隣商業地域及び準工業地域以外の用途地域だとか、それからいわゆる白地地域への立地を一たん制限しまして、立地する場合には、都市計...全文を見る
○北側国務大臣 済みません、数字の方は、改めて、調べまして答弁させていただきます。
02月28日第164回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○北側国務大臣 国土交通省関係の平成十八年度予算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計予算につきましては、所要の国土交通省関係予算を計上し、その歳出予算額は六兆二千五百四十五億円です。  また、自動車損害賠償保障事業特別会計、道路整備特別会計、治水特別会計...全文を見る
○北側国務大臣 今委員がおっしゃったように、建築士の方々に誇りを持っていただく、また社会的責任をしっかりと自覚をしていただく、こうしたことを通じて職業倫理意識の向上を図っていくことが、二度とこうした事件を起こさないためにも私は大変重要な点であるというふうに考えておるところでござい...全文を見る
○北側国務大臣 私も、今委員の御指摘と全く同様の認識をしているところでございます。  平成十年の改正、この時点では、年間八十万件以上の建築確認件数がございました。特定行政庁だけでは十分な建築確認検査ができない、そういう状況にあったわけでございます。そういう中で、民間の専門機関を...全文を見る
○北側国務大臣 道路が既に現在において概成をしているというふうな見解をおっしゃる方というのは、恐らく地方の実情というのをよくわかっていらっしゃらない方の御意見である、私もそう思います。  私も地方に行くことが多いわけでございますが、私に対する一番の要望は、何といっても道路の整備...全文を見る
○北側国務大臣 交通バリアフリー法は旧運輸省が提出をした法律でございました。ハートビル法の方は旧建設省が提案をした法律でございましたが、国土交通省に一本化されましたので、この交通バリアフリー法とハートビル法を統合化、かつ、さらに拡充強化をしていこうということで、今回、この法案、本...全文を見る
○北側国務大臣 神戸空港をぜひ私は世界初のユニバーサル空港にしてもらいたいということを、昨年来、神戸市の方にもお願いをしておりまして、国土交通省としてもしっかり支援をさせていただきたいということを申し上げているところでございます。  高齢者や障害者の方々はもちろんのこと、外国人...全文を見る
○北側国務大臣 例えば関西の例でいいますと、先ほど来委員がおっしゃっているように、関西というのはもともと歴史的にもアジアとのつながりが深いわけでございます。ましてや、今世界の中で一番経済が発展しているのは東アジアでございまして、この東アジアと我が国との間というのは、今、例えば企業...全文を見る
○北側国務大臣 この沼津駅周辺の連立事業につきましては、委員からも、また沼津市長からも直接御要請をちょうだいしているところでございます。  この沼津駅周辺における連立事業におきましては、JRの東海道本線と御殿場線の延長約五・三キロメートルを高架化することによりまして、十三カ所の...全文を見る
○北側国務大臣 中部横断自動車道は、静岡市を起点といたしまして、長野県の佐久市に至る高速自動車国道でございますが、東名、中央そして上信越自動車道とネットワークを形成することによりまして、広域的に経済振興等に非常に資する路線というふうに考えております。  しっかりとこの高速道路が...全文を見る
○北側国務大臣 済みません、一つ忘れまして。  清水港との連携というのは、物流を効率化していくためにも極めて重要であると考えております。この高速道路網、東名とこの清水港とのアクセスをどうしていくのか、地元とよく調整しながら検討を進めさせていただきたいと考えているところでございま...全文を見る
○北側国務大臣 このデュアル・モード・ビークルでございますが、わかりやすく言いますと、マイクロバスが鉄道の上も走る、そして道路も走る、鉄道と道路を両用できる車両でございます。  現在、JR北海道が独自に開発を進めておるところでございまして、今委員がおっしゃったように、私も先般乗...全文を見る
○北側国務大臣 JR北海道の場合は、そういう意味では過疎化に伴う公共交通をきちんと維持していくために非常に有益な取り組みである。  今おっしゃったように、富士市においてはそうではないということは承知しております。新幹線とつなげていこうという非常に大きな、地域の中の主要な公共交通...全文を見る
○北側国務大臣 私も学生時代には八王子に通っておりましたので、立川、日野、豊田というのはよく知っているつもりでございますが、立川駅、あの本当に大きく変わった立川駅周辺で、駅に改札が一個しかないというのは今初めて知ったわけでございます。  駅というのは、やはり鉄道、交通の結節点で...全文を見る
○北側国務大臣 私も、一昨年の十月二十三日、中越の地震があって、その翌日、現地に行かせていただきました。確かに、今委員のおっしゃっているとおり、二回の冬を越されて、原状に戻すにはまだ時間がかかるというふうな状況でございまして、被災に遭われた方々の心情を察すると、本当に大変だという...全文を見る
○北側国務大臣 私、この冬に豪雪の地域に、幾つかの地域に行かせていただいたんですが、御地元の福井の方にも行かせていただいて、福井の勝山の方ですね、大変な豪雪の状況でございまして、三メーター五十ぐらいの降雪量がありまして、本当に雪の壁の間に道路がある、そういう中の現地を行かせていた...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○北側国務大臣 ただいま議題となりました運輸の安全性の向上のための鉄道事業法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  昨年四月の西日本旅客鉄道株式会社福知山線における列車脱線事故、三月の東武鉄道株式会社伊勢崎線における踏切事故、また、我が国航空運送事...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○北側国務大臣 多摩新宿線の構想でございますが、もう言うまでもございませんけれども、平成八年に、東京都による調査が行われて、その調査結果が公表をされているところでございます。  交通混雑が激しい多摩地区の東西方向の交通を改善する上で、一定の効果が期待できるという道路計画であると...全文を見る
○北側国務大臣 委員も御承知のとおり、昨年末に、道路特定財源の見直しに関する基本方針、これは政府・与党で取りまとめをさせていただいたところでございます。歳入歳出一体改革の議論の中で、この道路特定財源の見直しについて、本格的な議論がこれから始まってくると考えているところでございます...全文を見る
○北側国務大臣 今政府を挙げましてビジット・ジャパン・キャンペーンに取り組んでいるところでございます。今委員がおっしゃったように、二〇一〇年に海外からの訪日の観光客を一千万人にしようということで取り組みをさせていただいております。  昨年は六百七十三万人と過去最高の訪日外国人が...全文を見る
○北側国務大臣 観光立国、また観光立県というのは、経済的な効果も大変大きいものがあります。私は、やはり観光というのは二十一世紀のリーディング産業にしていかなければならない、またできるというふうに考えておるんですが、また、相互交流、相互理解を進めていくことでも大変重要な意味を持って...全文を見る
○北側国務大臣 日暮里・舎人線は、東京都区部の北東部の交通利便性を飛躍的に向上させる極めて重要な路線というふうに認識をしているところでございます。今精力的に事業を進めているところでございますが、東京都、また関係区では、平成十九年度の供用開始というのが目標でございます。国といたしま...全文を見る
○北側国務大臣 今おっしゃっていただきましたように、渋谷駅周辺地域においては、昨年の十二月二十八日に都市再生緊急整備地域の指定をさせていただきました。恐らく、東京の中心部の主要ターミナルでは、多分ここが、残された非常に大きなまちづくりを進めていかないといけない地域であるというふう...全文を見る
○北側国務大臣 今お話の出ました福島松川パーキングエリアにおけるスマートインターチェンジでございますが、私も現地へ昨年行かせていただいております。スマートインターチェンジも実際に通らせていただきました。  既存の高速道路をできるだけ有効活用いたしまして、所要時間の短縮、さらには...全文を見る
○北側国務大臣 都市再生機構は、国並びに地方公共団体からの要請に基づきまして、各マンションの再建事業計画の一次検討素案について策定をしていただきまして、一月の初めに各地方公共団体に提示をいたしました。各地方公共団体は、この結果に基づきまして、居住者との間で検討作業に入っておるとい...全文を見る
○北側国務大臣 私も、大臣に就任してもう一年半近くたつわけでございますが、全国各地回らせていただいております。そういう中で、各地域地域の知事さんや市長さん、また経済団体の皆様ともお話をする機会が多いわけでございますけれども、どこに行きましても、私国土交通大臣に対する要望の一番多い...全文を見る
○北側国務大臣 よろしくお願いいたします。  この冬の雪というのは、十二月から大変降り出しまして、もう既に平年の倍の雪が降っている、また、三月末までに降る雪が既に降ってしまっている、こういう状況でございます。  私も豪雪地域に何カ所か行かせていただきました。屋根の上の除雪、ま...全文を見る
○北側国務大臣 地震があったときに、学校というのは、今委員のおっしゃっているとおり、避難所になります。また、病院というのは、これはまさしく治療の場になるわけでございまして、こうした学校や病院の耐震化を急ぐことは、もう本当に最優先の課題であると私も考えているところでございます。 ...全文を見る
○北側国務大臣 国土交通大臣も中央防災会議に参加をしておりまして、この会議のときも出席させていただいているところでございます。  今回、釧路、根室地域が防災対策推進地域に指定されたことを踏まえまして、道路、河川、港湾等々、きょうも幾つかの御質問をいただきましたが、そうした防災対...全文を見る
○北側国務大臣 今委員の御質問は、平成十七年十月から福岡—対馬路線で運航しておりますDHC8、七十四人乗りのプロペラ機でございますが、この運航についての御質問と思います。  これは、平成十五年から我が国に導入されておりまして、現在十八機、十九路線で運航をしているところでございま...全文を見る
○北側国務大臣 カナダの当局との間で先ほど申し上げましたように連携をとっているわけでございますが、機材に欠陥があるというふうな報告を現時点で受けているわけではございません。ただ、実際トラブルが出ていることは確かでございますので、安全上の監視、監督はしっかりとやらせていただきたいと...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど来申しておりますとおり、この機材に何か根本的な欠陥があるということがわかっているわけではありません。カナダ当局とも連携をとり、また整備等に注意深くしっかりやるということを今やっているわけでございまして、今後とも安全運航に向けて監視、監督をしっかりとやらせてい...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃった議会と全日空との話ですか、それは私も初めて聞かせていただきました。もしそういうことであるのならば、例えば議会の方から、また県なりの方からそういう話が国交省にあってもいいと思うんですが、そういう話も聞いておりません。  いずれにしましても、先ほ...全文を見る
○北側国務大臣 一番最後の御質問、ちょっと忘れないうちに先にお答えしておきますと、新車購入時だけではなくて、今お持ちの、保有しておる自動車のナンバーを、川越ナンバーなら川越ナンバーに変更できるようにしたいというふうに考えております。  この御当地ナンバーにつきましては、昨年も委...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃったのは、今後の課題で、まだ具体的に検討しているわけじゃございません。  今回のこの御当地ナンバーの導入は、国土交通省だけの問題ではなくて、警察がかかわっておりまして、警察の側のシステムの変更を伴うんですね。警察の側でそのシステム変更についての予...全文を見る
○北側国務大臣 道路整備は、私は今後とも必要だと思っているんです。ただ、財政の制約がありますから、優先順位を明確にして、やはり重点化をして進めていく必要があると考えております。  中でも首都圏の三環状道路は、私は極めて優先順位が高いというふうに思っております。今、道路局長が答弁...全文を見る
○北側国務大臣 先般の国幹会議で、新たな直轄区間も含めまして新直轄区間八百二十二キロ、これを確定いたしました。そして、高速道路株式会社が整備を行います区間一千百五十三キロ、これも確定をさせていただいたところでございます。  これから、各会社と、それから独法の日本高速道路保有・債...全文を見る
○北側国務大臣 中部横断自動車道につきましては、静岡県の静岡市から長野県の佐久市に至る全体延長百三十六キロの高速自動車国道でございます。静岡、山梨、長野三県を連絡するとともに、東西の、東名、中央、上信越自動車道とネットワークを形成することによりまして、沿線地域の地域経済の振興、ま...全文を見る
○北側国務大臣 中小、中堅建設業というのは、社会資本整備の担い手でございますし、また、雇用という面で見ますと、まさしく我が国の最大の雇用の受け皿の一つでございます。また、災害時においては、復旧復興対策に、地元の方々の、中小の建設業の方々の支援なくしては復興はできません。そういう意...全文を見る
○北側国務大臣 海上保安庁の役割というのは大変に大きいものがあると思います。今も長官の方から答弁させていただきましたが、日本の海岸延長というのは、アメリカの海岸延長よりも長いんですね。世界でも有数の、四囲が海に囲まれた海洋国家、これが日本です。  その日本の平時の海上の交通の安...全文を見る
○北側国務大臣 この冬の豪雪に伴って、さまざまな課題が浮き彫りになっております。今委員のおっしゃった道路の問題もそうでございます。  ITSといいまして、高度情報技術を使いまして、車に自分が進行しようとしているところの先の道路状況について的確に入ってくるようなシステムなんかも今...全文を見る
○北側国務大臣 必要であれば、参考人がおりますので答弁させていただきたいと思いますけれども。  平成四年の鉄道事業免許に際しまして、埼玉高速鉄道株式会社は、全線をP線方式、今委員のおっしゃったP線方式で整備することによって収支採算性が確保できるということで申請が行われました。当...全文を見る
○北側国務大臣 鉄道・運輸機構も借金があるわけでございまして、債務を償還しないといけないわけですね。借りて貸している、まさしく財投からお金を借りて融資をしているわけでございまして、鉄道・運輸機構の財務状況が悪くなるような形でのことはなかなかできないということもぜひ御理解をお願いし...全文を見る
○北側国務大臣 東京メトロの南北線と接続をしておるわけでございまして、これは東京メトロと埼玉高速鉄道とが接続しているわけでございますから、埼玉高速鉄道のお客さんがふえれば、利用者がふえれば、これは東京メトロにとってもプラスに当然なるわけでございます。そういう意味もありまして、今委...全文を見る
○北側国務大臣 今おっしゃった委員会での私の答弁、変わりはございません。  その後、佐賀県におきましては、県を中心といたしまして、地元調整に大変努力をされているというふうに認識をしているところでございまして、引き続きしっかりと調整に努力されることを私どもは期待をしているところで...全文を見る
○北側国務大臣 民営化のメリットでございますが、昨年の十月一日に民営化がスタートしました。とはいうものの、機構との協定というのはこれからでございます。そういう意味では、本格的に民営化がスタートするのは、ことしの四月から各民営化会社においてスタートしていくというふうに私は認識してい...全文を見る
○北側国務大臣 今述べられた東葉高速鉄道の建設に至るまでの経緯については、多分鉄道局長の方はまだいろいろ異論があるんだろうと思いますが、それはそれとして、まず一義的には、これはやはり株主であるところの関係地方公共団体と、また沿線地域が主体的に支えていかなきゃいけない鉄道である、そ...全文を見る
○北側国務大臣 前も御答弁申し上げましたけれども、旧都市整備公団が分譲した建物でこうした施工ミスにより大変な御迷惑を居住者の方々に与えているというのは、これは極めて遺憾というふうに言わざるを得ないと思います。一刻も早くこの状況を解消する必要があるというふうに思います。  現在の...全文を見る
○北側国務大臣 これはやはり旧公団が分譲した物件でございまして、通常の民間のディベロッパーがやったわけじゃないわけですね。そういう意味で、居住者の方々、買い主の方々も、やはり旧公団であるということに信をおいて買われた方もたくさんいらっしゃると思います。そういう意味で、このことにつ...全文を見る
○北側国務大臣 構造計算書の件は、しっかり保管がなされていないということは、これ自体遺憾なことであるというふうに思います。  やはり今委員のおっしゃったように、公団というのはまさしく、我々国民から見て、建築の専門家というふうに当然見られているわけでございまして、その信頼にこたえ...全文を見る
○北側国務大臣 まず、森林の件でございますが、報告を受けておりますのは、利根川上流域の群馬県内の森林につきましては、昭和二十二年、カスリン台風が発生した戦後の時期から近年まで森林面積は四千二百平方キロメートルという程度で推移をしておりまして、大きな変化はないと聞いておるところでご...全文を見る
03月02日第164回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○北側国務大臣 地震対策のかなめは、住宅、建築物の耐震化を進めること、これが最大のかなめだというふうに考えております。  今、政府では、住宅、建築物の耐震化につきましては目標を設定させていただきまして、現状は耐震化率というのは七五%、これを少なくとも十年以内に九〇%まで持ってい...全文を見る
03月03日第164回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(北側一雄君) 委員のおっしゃっているとおり、東京圏に様々な機能が集中をしていると。それが余り過度になってしまうと、例えば国の危機管理という観点からも、また国土の適切な利用という観点からも決して好ましくないと私も考えております。そういう意味で、国、都市と地方との交流を私...全文を見る
03月06日第164回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(北側一雄君) 今委員の方で御指摘ございました賃金の状況については、そのとおりでございます。大変厳しい状況にあると認識をしておるところでございます。  一番大きな理由というのは、やはり一つは長引く景気低迷があったということが一つ大きな要因としてあるというふうに考えてお...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) そういう厳しい状況にあるということを認識をしておりまして、昨年から厚生労働省と連携を密にさしていただいて取組をさしていただいているところでございます。  先ほどの法案審議における参議院の附帯決議のお話がございました。これにつきましては、今料金については...全文を見る
03月07日第164回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(北側一雄君) 賃貸マンション、ホテルにつきましては、まずこれは事業者の方が建物を所有されていらっしゃいます。したがって、その事業者の方は、建築士、施工者等々についてもその事業者の方が施主として選ぶことができる、そういう立場にあるわけでございます。したがって、もちろんこ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、片山幹事長がおっしゃったように、今回のこの耐震偽装事件について、事実関係を明らかにしながら、やはり徹底した責任追及をしていく、責任の所在を明らかにしていくということが非常に大事なことだというふうに考えております。しっかりやらしていただきたいと考えてお...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の耐震偽装事件、姉歯元建築士の偽装物件に限りますと、九十七件の偽装物件がございます。そのうち、民間の指定機関が見誤ったものだけではなくて、特定行政庁、地方公共団体が見過ごしたものが四十一件あるんです、九十七件中。半分近くが特定行政庁なんですね。という...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 海上保安庁に対する大変御理解ある御質問をいただきまして、ありがとうございます。  今委員のおっしゃっていただきましたように、日本は海洋国家でございます。もう四囲が海に囲まれた国で、海岸線の延長はもう世界で六番目に長い、アメリカや中国よりも海岸線はたくさ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) そのとおりでございます。これからは、これからはというか、この法案が通りましたら、例えば市街化調整区域においては今まで許可制でございましたが、これからは地区計画等の都市計画手続をきちんと経ていただくと、そうすることによって大規模集客施設についても立地が可能...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 昨年から人口減少社会、突入いたしました。また、これはこれから本格的な高齢社会がやってまいります。やはりこれからは、コンパクトシティーというふうに我々は言っておるんですが、公共交通等を利用して、バスとか電車とか自転車とかそういうものを活用して、だれでも自分...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員のおっしゃったように、人口減少社会そして本格的な高齢社会の到来、これは今後の町づくりにも大きな転換を与えるというふうに私は思っております。  これまでは、人口が増加をしてきまして都市機能がどんどんどんどん拡大をしていく、拡散をしていく、郊外にどん...全文を見る
03月08日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○北側国務大臣 おっしゃっているとおり、今も答弁をしている局の鉄道局、道路局、都市局と、それぞれの局長が答弁をさせていただいたわけでございますが、旧運輸、旧建設の両方の所管の局が本当に一緒になってこの踏切道の改善にしっかり全力を挙げて取り組みをさせていただきたい。この踏切道の問題...全文を見る
○北側国務大臣 今委員の方からおっしゃっていただきましたように、渋滞による経済損失、またCO2の排出による環境面への悪影響、そして何よりも安全面。特にこの安全面では、鉄道事故の半分が踏切の中での事故であること、そして死傷者の数が大変多いわけですね。平成十六年度でも二百八十五名の死...全文を見る
○北側国務大臣 今委員の方からおっしゃっていただきましたように、踏切道の改良というのは、経済面、また環境面、そして何よりも安全確保という面からも極めて緊急を要する事業であるというふうに考えております。国交省のさまざまな事業の中でも非常に優先度の高い事業であるというふうに認識をして...全文を見る
○北側国務大臣 この踏切道の改良については、各自治体におかれても、当然その地域の実情を一番よく知っておるのが自治体でございますので、その重要性はよく認識していらっしゃると思うんですね。それがなかなか計画がつくれないというのは、恐らく何らかの理由があるというふうに思います。  そ...全文を見る
○北側国務大臣 これは、平成十三年から十六年に指定をされた箇所について、まだ未着工であるというところについて御指摘をちょうだいいたしました。現在、それぞれの道路管理者等と鋭意調整を図っているところでございます。  これはそれぞれ理由があるというふうに考えておるところでございまし...全文を見る
○北側国務大臣 現時点で、まだ未着工のところについて、正当の理由がないというものについては認識をしておりません。そのようなものがあるとは認識をしておりません。それぞれ理由があるというふうに考えております。  ただ、しっかりと調整をしていく必要があると。早急にこうした箇所について...全文を見る
○北側国務大臣 まず、建築基準法において、従来一番使っております保有水平耐力という計算のほかに、今委員のおっしゃった限界耐力計算によってもいい、これは選択ができるということでございます。限界耐力計算で計算をして基準に合致すれば、建築基準法上の最低基準はクリアできるということになっ...全文を見る
○北側国務大臣 今回のこうした対応に当たりましては、国と地方公共団体との間で、使用制限、また取り壊し等の命令を行う目安については、耐震強度の指標、Qu/Qun、保有水平耐力による基準を用いて〇・五とすることを申し合わせたわけでございます。国と地方公共団体で、緊急性があるという観点...全文を見る
○北側国務大臣 私、限界耐力計算がだめだと言っているわけじゃないんです。例えば地方公共団体だとか住民の方々が、限界耐力計算でもう一度計算してみよう、そういう判断があるならば当然それはそれでよろしいわけです。実際に限界耐力計算でやってみたら耐震改修による対応が十分である、できるとい...全文を見る
○北側国務大臣 今委員の方からおっしゃったように、この踏切対策というのは極めて重要性がある、また緊急性があるというふうに考えております。優先度の高い事業として、しっかり取り組みをさせていただきたいと思っております。  現在、踏切交通実態について総点検を実施しております。それをも...全文を見る
○北側国務大臣 これは、抜本的には、道路と鉄道とかが交差をしない、やはり連立事業をしていくことが一番いいわけでございますけれども、そうはいっても、これには費用もコストもかかる。やはり優先順位というもので、急ぐべきところからやっていくということにならざるを得ないというふうに思ってお...全文を見る
○北側国務大臣 この竹ノ塚駅のすぐそばの踏切での事故、もう早いもので一年たつわけでございますが、私も昨年、事故後、またその後、二度現場に行かせていただいております。また、足立区の区長、地元の住民の方々等々とも何度か国土交通省で私も入りまして協議もさせていただき、連続立体交差事業に...全文を見る
○北側国務大臣 やはり、この踏切対策というものは、根本的には踏切をなくしてしまう、連続立体交差事業をしっかり進めていくことが大事だと思います。  ところが、この連立事業というのは、私が言うまでもなく、委員よく御存じですけれども、非常にコストがかかります、また、時間もかかります。...全文を見る
○北側国務大臣 現在、踏切交通実態の総点検を実施しておりまして、道路管理者そして鉄道事業者に対しまして、年度内を目途に、これから五カ年の整備計画を策定していただきたいということでございます。  その計画に基づきまして重点的に対策を進めていきたいというふうに考えておりますが、連続...全文を見る
03月08日第164回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(北側一雄君) タクシー運転者の方々の適切な労働環境を確保していかないといけないということで、昨年来、厚生労働省と国土交通省との間で連携を取ってまいりました。  この二月の一日からは、これはまあタクシーだけではございませんけれども、一つは、原則無通告による監査の実施を...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これは、規制緩和後の事後チェック体制をより確実なものとして安全な輸送サービスの提供の実現を図ろうということで見直しをさせていただきました。二月一日から、タクシーだけではございませんが、バスやトラックについても行わせていただいているところでございます。さら...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 大阪においては大変厳しい状況であると思っておりますが、ただ、ここ最近は、例えばこの年末年始以降を見てみますと、一時期の大変厳しい状況から少しは改善の傾向が出ているのではないかというふうに思っております。
○国務大臣(北側一雄君) 自賠責の関係でございますけれども、先ほど自動車交通局長が答弁しましたとおり、被害者の症状が交通事故に起因している症状か否かが大事でございまして、脳脊髄液減少症と診断されたか否かにかかわらず、被害者の症状について交通事故と相当因果関係がある限り自賠責保険の...全文を見る
03月09日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○国務大臣(北側一雄君) 国土交通行政につきまして、私の所信を述べさせていただきます。  国土交通行政の最重要課題は、国民の皆様の安全と安心を確保することであります。  今回の構造計算書偽装問題は、住まいという生活の基盤への信頼を土台から崩すものであります。最優先の課題である...全文を見る
03月09日第164回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(北側一雄君) それでは、一番の発注者から答弁させていただきたいと思います。  今、委員のおっしゃったように、公共工事というのは、ほかの様々な発注、受注とはちょっと違うところがあると私も考えております。  公共工事の性格は、国民生活だとか経済活動の基盤となる社会資本...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 総合評価方式による発注件数でございますが、十七年度におきましては、本年一月末時点で八地方整備局、国土交通省の八地方整備局におきまして五百七十一件となっております。昨年度の実績が三百二十七件でございますので、一月末時点で超えているところでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 民法上、瑕疵担保責任の規定があるわけでございますが、さらに住宅取得の場合はこの瑕疵担保責任について更に強化充実をしております。住宅の品質確保の促進に関する法律というのがございまして、新築住宅の基本構造部分の瑕疵について、売主又は請負人が十年間修補や損害賠...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員の御質問は、違法行為があった場合、違法行為を抑止をしていくためにやはりその制裁を強化をしていく場合があるのではないかと、こういう御質問だというふうに考えます。  違法行為があった場合の罰としては、大きく分けまして三つあるんだろうと。一つは民事罰、損...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回、北海道においてこのような偽装物件が出たということは、もう極めて遺憾なことというふうに考えております。まずは、この浅沼建築士それから元請の設計事務所等に対する事情聴取をしっかり行わしていただきたい。また、浅沼建築士が関与した、今住宅局長が答弁いたしま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この北海道の件におきましては、今事実関係を明らかにすべく調査をしているところでございます。いずれにしましても、この北海道の案件、事実関係を明らかにして厳正に対応をさしていただきたい。その事実関係が明らかになる中で、問題となるところについてはしっかりと指摘...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 建築物にとりまして、安全が最も大切な性能でございます。経済性のみを考えて安全を犠牲にすることはあってはならないわけでございまして、当然のことながら、建築士また施工者等々は関係法規を遵守して業務を行うことが当然でございます。  また、建築基準法におきまし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員がおっしゃっている、特に構造設計の方々でございますけれども、私は、やはり構造設計の方々のポジションといいますか、そういうものをしっかりと引き上げていくといいますか、そういうことが必要であると思います。  ただし、一方で責任も、責任の所在も明確化して...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員も御承知のとおり、この福岡の件に関しては、今偽装とされているものも、緊急に安全性、安全性が緊急に問題となると、そういう物件ではないというふうに聞いておるところでございます。  ただ、今委員がおっしゃっているとおり、これは急いで調査をする必要があるわ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず、事実関係を明らかにしていくということが大事だというふうに考えております。それをしっかりと急いでやるようにさしていただきたいというふうに考えているところでございます。  サムシングの案件については、先ほど述べましたように、今確認し、保存されているも...全文を見る
03月10日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○北側国務大臣 海難審判庁は、さまざまな海難事故について審判、裁決をしているわけでございますが、このことをやはり他の同種の海難の再発防止に寄与させていく必要があるというふうに考えておりますし、それは大変重要なことと考えております。  これまでも、「海難分析集」という本があるんで...全文を見る
○北側国務大臣 今の細川委員の御質問は、かねてからこういう御主張また議論があるわけでございます。今後もしっかりよく研究をしていきたいというふうに思っておりますが、この航空・鉄道事故調査委員会がどこに位置づけられているかにかかわらず、例えば航空当局、鉄道当局との連携協力というのは不...全文を見る
○北側国務大臣 自動車事故というのは、年間で九十万件以上ございます。御承知のとおり、航空、鉄道の事故件数とは全く比較にならない多くの事故が発生をしておりまして、すべての事故について警察が二十四時間体制で現場検証を行ったり、また、全国組織が警察にはございますので、すべての事故の発生...全文を見る
○北側国務大臣 海難審判法というのは、昭和二十二年に制定をされました。戦前からの経緯、沿革ももちろんあるわけでございますが、この法律自体は昭和二十二年に制定されまして、六十年近くたってきたわけでございます。  そういう意味では、海難審判庁におきましても、本当に実績を積んできて、...全文を見る
○北側国務大臣 今の細川委員の御指摘も、これもかねてから御議論のあるところでございます。  今おっしゃっていただきましたように、事故調査委員会とそれから捜査機関とはそれぞれ目的を異にしているとはいうものの、事故が発生した場合、現場では当然事故調査と司法における捜査が競合していく...全文を見る
○北側国務大臣 三日月委員におかれましては、このような詳細な取りまとめをいただきまして、ありがとうございます。  ここに出ておりますとおり、数そのものはこういうことなんですが、御承知のとおり、昨年は、JRの福知山線の本当に悲惨な事故がございました。また、羽越線の事故も年末にはあ...全文を見る
○北側国務大臣 この「特に異例と認められるもの」の前に要件が書いてございます。だから、基本的には、この要件に該当しているかどうかということだと思いますが、そうした要件に該当しなくとも、事故調査委員会がやはり調査をすべきというふうに判断するような事実関係が想定されているという場合だ...全文を見る
○北側国務大臣 私も先ほど申し上げましたように、大臣就任以来、事故調査委員会が出る場面が多いもので、私もその辺のところはずっと見てきております。見てきておりますが、現実問題として、この事故調査には、先ほど申し上げましたが、航空当局なりそれから鉄道当局との密接な連携協力というものな...全文を見る
○北側国務大臣 例えば、先ほど来申し上げていますように、事故調査委員会が、現実に事故とかトラブルがあったときに調査に出向きます。(発言する者あり)
○北側国務大臣 そこに、例えばこういう国土交通省の人間が調査官で入っていることによってどういう問題があったか、何か具体的に公正さに疑義を与えるような事例があったならば、それはぜひ御指摘いただきたいと思うんです。  仮に、これは将来の課題として、先ほど細川委員からも御指摘がござい...全文を見る
○北側国務大臣 例えば、委員会の構成におきましても、常設の委員と、それから、専門委員といいまして、「学識経験のある者のうちから、委員会の意見を聴いて、国土交通大臣が任命する。」「専門委員は、非常勤とする。」こういう非専門委員もいらっしゃるんです。現にそういう人をお願いしているわけ...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃっているとおり、日本というのは四囲を海に囲まれた国家でございます。まさしく海洋国家日本だというふうに思っておりまして、日本の貿易量の九九・七%は海から入り海に出ていくという、海上交通によって日本の貿易も成り立っているわけでございます。そういう意味で...全文を見る
○北側国務大臣 日本航空グループも民間企業でございますので、その経営体制のあり方について私の方からコメントするのは控えさせていただきたいと思っております。  先般、新たに社長に就任されます西松さんが私のところにいらっしゃいました。私の方からは、昨年の一連のトラブルを踏まえまして...全文を見る
○北側国務大臣 大切なことは、事故にさせないということが大事だと思うんですね。イレギュラーな運航というのは、この数を見ていただいてもわかりますとおり、これはこれからも、ゼロにしろと言っても、それはない方がいいに決まっていますが、ゼロにしろと言ってもこれは多分無理なんだと思うんです...全文を見る
○北側国務大臣 これは、自社整備をする場合、それから国内で外注する場合、それから海外に外注する場合、それぞれあるわけですね。  これは、平成十六年度における我が国の大手航空会社の整備作業の状況でございますが、統計を見ますと、例えば、外注しているからふぐあいが多いというふうにはな...全文を見る
○北側国務大臣 昨年の一連のトラブルを受けまして、航空局の安全監督体制をやはり強化していかないといけないという観点から増員をさせていただきました。二十七名の増員をしまして、監視監督体制を強化し、今後さらなる増強についても検討してまいりたいというふうに思っております。  また、ア...全文を見る
○北側国務大臣 そういうこともあって、今回、これはかつてなかったことなんですね。委員からすれば不十分だと思われるのかもしれませんが、人員が国土交通省の中で大幅に抑制されている中で二十七名の増員をしたわけでございまして、これは今委員のおっしゃった観点から大幅に増員をし、そして安全監...全文を見る
○北側国務大臣 航空輸送の安全確保につきましては、航空会社の安全監督を一元的に行う今の体制というのが適切な体制であるというふうに思っておりますし、国際的にもこれが一般的なものであるというふうに認識をしているところでございます。  国交省といたしまして、先ほど申し上げたように安全...全文を見る
○北側国務大臣 これまでも、航空であれ鉄道であれ、公共交通にとって安全確保というのは最優先のことでございます。この安全確保のために、今後とも国土交通省としては厳しく監督、監視をしてまいりたいというふうに思っております。
○北側国務大臣 アメリカの制度はアメリカの制度といたしまして、事業改善命令という行政処分があるわけですね。これも大変な行政処分でございまして、昨年、日本航空グループに対して事業改善命令を出したわけでございますが、このこと自体が、これは社会的にも大きな、ある意味では制裁と言えるかも...全文を見る
○北側国務大臣 制度としてあるものでございますので、当然、事業改善命令を出してもきちんとした対応がなされていないということであるならば、最終的な手段として、今おっしゃった運航停止というふうな権能も与えられているわけでございます。ただ、一方で、運航停止というのは単にその事業者だけに...全文を見る
○北側国務大臣 この内容も話しますと、大変長くなりますので。  三月二日の日に札幌市の方から、建築確認した五件について偽装があったものと判断いたしまして、北海道並びに国土交通省の方に連絡があったわけでございます。  保有水平耐力が〇・五未満の、いわゆる危険な建築物というものは...全文を見る
○北側国務大臣 公表するにいたしましても、逆に、中途半端な公表をいたしまして、市民の方々に余計不安が広がるということは、これはしてはならないわけでございまして、偽装の有無等、それから、偽装があった場合に、では、耐震性はどの程度あるのかということをちゃんと確認させていただいて、そし...全文を見る
○北側国務大臣 北海道の道州制の特区法案の問題につきましては、今、政府側、内閣府の中で検討がされておりますし、また、自民党内でも非常に活発に御議論いただいております。  自民党内の御議論を少し聞かせていただきますと、議論もかなりいろいろな御意見が出ておりまして、行け行けどんどん...全文を見る
○北側国務大臣 先ほども鉢呂委員からも同じ方向での御質問があったわけでございます。  今回大幅に増強をさせていただきますが、そうはいうものの、これで十分かというと、まだまだ強化をしなければいけないところはあると思っております。しっかりと海外の事例等もよく勉強させていただきまして...全文を見る
○北側国務大臣 今回、公共交通の一定の事業者に安全管理規程の作成並びに届け出を義務づけをさせていただこう、その趣旨は、今航空局長も少し述べておりましたが、昨年のJR西日本の福知山線での事故、またJALの一連のトラブル等々を踏まえまして、経営に当たる方々とそれから現場の方々の間で、...全文を見る
○北側国務大臣 問題提起をちょうだいいたしました。きょうの論議をよく踏まえまして、よく検討させていただきたいと思います。
○北側国務大臣 経済的な規制につきましては、やはり経済の活性化、また利用者の利便の向上等のために、この経済的規制については、私は当然のこととして見直しは必要であるというふうに考えております。  ただ、一方で、公共交通機関というのは大量の利用者の方々、国民の方々を輸送するわけでご...全文を見る
○北側国務大臣 昨年、原油価格が高騰いたしまして、今も高どまりしている状況でございますけれども、先ほど答弁がありましたように、運送事業者の方々というのは零細中小企業の方が圧倒的に多いんですね。そういう方々というのは、荷主さんとの関係で運賃転嫁がなかなかできない。普通でも弱い立場。...全文を見る
○北側国務大臣 委員の方がよく御承知のとおりなんでしょうが、鉄道総研、私もあれは昨年行かせていただきました。あれはJRですか、JRが出資をしているんでしょうかね、すばらしい研究機関だと実際見させていただいて思いました。ただ、ああいう鉄道総研なんかが、実を言うと、あれはやはりJRが...全文を見る
○北側国務大臣 昨年、福知山線での悲惨な大きな事故、百七名の方がお亡くなりになるという大きな事故がございました。また、年末には羽越線での事故もあったわけでございます。また、航空の方ではトラブルが続いたわけでございまして、公共交通にとって安全、安心を確保するということは、最も大切な...全文を見る
○北側国務大臣 ヒューマンエラーというのはあるんですよね。あるということを前提にして組織をつくっていく、また組織運営をしていく、また、さまざまな安全投資をしていくということがやはり非常に重要だと思います。  ヒューマンエラーがあったときに、それを、今委員がおっしゃったように、ま...全文を見る
○北側国務大臣 この伯備線の人身事故につきましては、これは、こうした勧告がなされ、そもそも厳しく再発防止に向けて保安監査等をやっている中でこうした伯備線の事故が起こったことについては、まことに遺憾であるというふうに言わざるを得ないというふうに考えております。  この伯備線につき...全文を見る
○北側国務大臣 事故が起こったときに、物理的にまた技術的に、どういうことでその事故が起こったのかと解明すること、もちろんそれが大事なわけでございますが、それだけではなくて、このJR西の福知山線事故で象徴されますように、やはりその背景、背後にあるもの、そういったものをしっかり調査し...全文を見る
○北側国務大臣 こうした事故を防止していくためにやはり一番大事なことは、事業者の方々がまず安全管理体制をしっかりと構築していただくことが最も大事なことであります。もちろん、行政側が、国の側が監視、監督を強化していく、それも大事なんですけれども、何よりも大事なことは、公共交通の事業...全文を見る
○北側国務大臣 昨年のJR西日本における福知山線の事故、またJAL等の航空での連続したトラブル、こうしたことを受けまして、公共交通にとって一番の基本でございます安全な輸送、安全の確保、ここをしっかりと、まずは公共交通を担っております事業者の方々の中でしっかりやっていただく必要があ...全文を見る
○北側国務大臣 運輸の安全性の向上のための鉄道事業法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提...全文を見る
○北側国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人に係る改革を推進するための国土交通省関係法律の整備に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  政府においては、これまで小さくて効率的な政府を実現する観点から行政改革を積極的に推進してきたところでございます。この...全文を見る
03月13日第164回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(北側一雄君) 平成四年から建築基準法が何度か改正されております。  ポイントだけ申し上げますと、平成四年は、用途地域の細分化並びに木造建築物に関する規制の見直しをさしていただいております。また、平成七年及び平成九年に関しましては、土地の合理的かつ健全な高度利用等を図...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 平成四年から平成十年までですか。平成四年の改正に関しましては……
○国務大臣(北側一雄君) 平成四年に関しましては、都市化の進展に対応した良好な市街地の環境の整備を図るために、先ほど申し上げたように用途地域の細分化をやっていますし、また木造建築物に関する知見の蓄積を踏まえまして木造建築に関する建築規制の見直しをしております。平成七年及び平成九年...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これ、それぞれの改正は、建築基準に関する、それぞれ審議会で、その改正の前年若しくは前々年ぐらいから審議をしていただいて改正をさしていただいたところでございます。
○国務大臣(北側一雄君) 建築基準法の改正も多岐にわたっておりますのでね。例えば用途地域の細分化というのが平成四年の最大のポイントだったわけですよ。また、木造建築物に関する規制の見直しも。こうしたことは、今委員のおっしゃったような趣旨ではないと思いますよ。それぞれ、建築審議会で諮...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) それぞれの、今おっしゃったことが全くないとは言いません。言いませんが、これは様々な理由でそれぞれ建築基準法の改正がなされているわけでございます。今委員のおっしゃったようなところを背景にしながら建築審議会で論議されているものもあると思います。
○国務大臣(北側一雄君) 今委員のおっしゃった合意はしております。  ただ、この建築審議会でその後御論議をいただいて、そして改正案を取りまとめているわけでございます。
○国務大臣(北側一雄君) 今委員のおっしゃっているのは、具体的には何年の改正のどの部分をおっしゃっておられるんでしょうか。  これはそれぞれ建築審議会で御論議され、その審議会の答申については、当然国会に、だけではなくて公表されているわけでございます。そして、その建築審議会の答申...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど来申し上げておりますとおり、これは建築審議会で、諮問し、そしてそこで専門家の方々、これは日本の専門家の方々に御論議をいただき、答申をおまとめいただき、そして国会で法改正を提案をいたしまして、御論議をいただき、改正をしているものでございます。  具...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員のおっしゃっているのは、恐らく平成十年改正のことをおっしゃっておられるんでしょうね、平成四年とか七年、九年のことではなくて。  で、平成十年につきましては、先ほど申し上げたように、大きなポイント幾つかあるんですけれども、そのポイントの中の一つとして...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 何度も申し上げていますとおり、この建築審議会でこれ相当長い間御論議をいただいて決めていただいておるわけですね。当然その時点での専門家の方々が入られて、我が国の建築基準の法制の在り方について御論議をいただいて、そうした方がいいという御判断でそうした性能規定...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 最終的に法改正に至るまでは、当然日本の建築に関する専門家の方々の御論議を経て、そしてまとめさせていただいたと思います。
○国務大臣(北側一雄君) 何度も申し上げますが、建築審議会で諮問なされ、そして長時間掛けて御論議をいただき、答申を経て国会で御論議をいただいて法改正を認めていただきました。
○国務大臣(北側一雄君) これも衆議院の方では何度か御答弁しておりますが、本省の局長級以上、また住宅局の職員に確認いたしました。そういう電話は受けておりません。
○国務大臣(北側一雄君) 電話は受けておらないと聞いております。
○国務大臣(北側一雄君) その書類は、実を言いますと今朝初めて見させていただきました。委員の御質問があるということで、初めて見させていただいたところでございます。  私は、この件に関しては、ちょっと一昨年の話ですので私自身の記憶にはないんですが、秘書官に調べさせました。そうした...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員のおっしゃいましたように、官製談合防止法では、改善措置が求められた場合、国等の損害の有無について調査をしなければならないと規定をされておるところでございます。  公団の、旧道路公団に関しましては昨年の十月一日に民営化されまして、公団の業務を承継い...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど答弁申し上げましたように、それぞれの会社におきまして現在も調査を継続中でございます。調査の結果が取りまとまり次第、きちんと公表をさしていただきたいと考えております。
○国務大臣(北側一雄君) この日本道路公団の橋梁談合事件については、現在公判が継続中でございます。今後、この公判の状況もよく踏まえまして、この関与した職員の賠償責任については厳正に対処をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。  直轄のお話されましたが、直轄では...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ちょっとこれ法律論なのかもしれませんが、違約金の方はこれは損害賠償の予定でございます、対企業との間の。入札業者ですね、契約をした企業との間の損害賠償の予定。そこで談合等の違法行為があった場合には、その損害賠償の予定について実行していくという権利が当然ある...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) もう詳細は省かしていただきますが、道路公団についても、それから成田公団につきましても、現在、それぞれ民営化された会社の方で再就職に関する規制というものを当然これは行わせていただいておるところでございます。それはしっかりと実行されるように私どももしっかり見...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今タクシーをめぐる経営環境が非常に厳しい中で、特にタクシー運転手の方々が歩合制になっているということもございまして、タクシー運転手の収入にも大きな影響を与えているという指摘を受けているところでございます。  そうはいっても、最賃に違反するようなことはあ...全文を見る
03月14日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○北側国務大臣 スカイマーク社の方で、そのこと、事実を知った、知って公表したということでございます。
○北側国務大臣 スカイマーク社の方から国交省の方に三月十日の日に報告があったというふうに聞いております。
○北側国務大臣 事実関係を確認の上で、昨日、公表したということでございます。
○北側国務大臣 突然の御質問でございますので、そのことについては、きょう、修理された飛行機が飛ぶかどうかについては確認をしておりませんが、確認をいたしまして御報告申し上げます。
○北側国務大臣 今回のスカイマーク社の修理をすることを九カ月放置しておった、これは極めて遺憾なことでございまして、本日、文書で厳重注意をさせていただきますし、今後、立入検査等を通じて厳しく監視、監督をさせていただきますが、私が聞いているところでは、機体そのものに何か安全性に支障が...全文を見る
○北側国務大臣 大事なことは、その機体に安全性がきちんと確保されているかどうかというところが一番問題でございまして、そこのところが確保されているならば、使用することについては問題ないというふうに考えております。
○北側国務大臣 そのような事実は聞いておりません。
○北側国務大臣 そのように認識をしております。
○北側国務大臣 建築基準法上は許容応力度計算と限界耐力計算、いずれを使っても構わないわけでございまして、いずれを使っても構わない。今おっしゃった新宿の件については、限界耐力計算で再計算をしたら基準を上回っておったということでございますので、その時点で適法ということに判断されると思...全文を見る
○北側国務大臣 それは、一つは所有者の御判断であったり、また特定行政庁の判断であったりということになるかと思います。
○北側国務大臣 そのようには考えておりません。支援スキームは、許容応力度計算で〇・五以下の場合に総合的な支援スキームをつくったわけでございまして、そういう許容応力度計算、Qu/Qunということで、〇・五以下であるということが一つの要件となっているところでございます。
○北側国務大臣 許容応力度計算で〇・五以下の建物というのは、これは危険な建物であるというふうに考えております、危険な建物だと。震度五強以上で倒壊するおそれがあるという点においては、この許容応力度計算〇・五以下の場合にはそのように当てはまるというふうに判断しております。仮にこれを限...全文を見る
○北側国務大臣 おっしゃっているその〇・七とかというのはどういう趣旨でおっしゃっているのか、よく私には理解できないんですが、Qu/Qunというのは、これは保有水平耐力の数値なんです、保有水平耐力の。これが〇・五未満であることが今回の総合的な支援措置の要件の一つということでございま...全文を見る
○北側国務大臣 そういうふうに判断しております。  先ほど言っております〇・五未満というのは、必要保有水平耐力分の保有水平耐力が〇・五未満なんですね。Qu/Qunでございます。この〇・五未満である場合には、それは要件の一つとなって総合的な支援策が発動されるということでございます...全文を見る
○北側国務大臣 これは必要であれば専門家の方、事務局の方から説明させますけれども、Qu/Qunなんです。Qu/Qun、必要保有水平耐力分の保有水平耐力なんです。これを、先ほど来委員もおっしゃっておる保有水平耐力という計算方法で申し上げているところでございます。これが〇・五未満の場...全文を見る
○北側国務大臣 なぜ保有水平耐力で〇・五未満にしたかということなんですけれども、支援策の要件の一つとして、なぜ保有水平耐力が〇・五未満のものを対象にしたのかというところは、保有水平耐力で〇・五未満のものについては、分譲マンション、こういう分譲マンションについては耐震改修による対応...全文を見る
○北側国務大臣 まず、前者のお話は、我々の総合的な支援策を実はさせていただきました。その支援策が適用になる要件は何なのかというところの話ですよね。それはいいでしょうか。  総合支援策の要件の一つとして、保有水平耐力が〇・五未満であると。なぜ〇・五未満にしたか。よく聞いてください...全文を見る
○北側国務大臣 聞いてください、最後まで。ちょっと、最後まで私の話を聞いてから、異論があったら言ってくださいよ。(発言する者あり)
○北側国務大臣 よくあなたも聞いてください、私の話を。(発言する者あり)聞いてください、よく、もう一遍。  我々の基準は、総合支援策の基準というのは、大事なことは、大事なことは耐震改修による対応が可能かどうかなんです。耐震改修による対応が可能かどうか。それが困難であるから、そう...全文を見る
○北側国務大臣 これは、ですから、そういう制度の仕組みそのものに、建築基準法ですよ、私、今は危険なマンションについての支援策どうこうという話じゃありません。  今委員のおっしゃっているのは、建築基準法上の問題としてどうなれば適法で、どうなれば適法でないのかという基準といたしまし...全文を見る
○北側国務大臣 その点を先ほどから申し上げているわけでございます。  私どもは、保有水平耐力で〇・五未満の場合には、こういう保有水平耐力を使って〇・五未満の場合には耐震改修による対応は困難だというふうに我々は判断して、そこを基準にして総合的な支援策をつくらせていただいているわけ...全文を見る
○北側国務大臣 まず、これはなぜそういう限界耐力計算というのが導入されてきたかというのは、委員もよく御承知なんでしょうけれども、性能規定化をしていく中で、これは技術もどんどんどんどん発達してきます。そういう中で、耐震度の計算方法についても、たくさんコストをかけて、時間もかかるかも...全文を見る
○北側国務大臣 だったら、長妻委員、一応、だから、私の答弁を全部聞いてください、最後まで。(長妻委員「いや、だから、協会の話に限定してください」と呼ぶ)最後まで聞いていただいて、不備だったら、またおっしゃってくださいよ。
○北側国務大臣 この中間報告の中で……(長妻委員「中間報告なんか聞いていないです」と呼ぶ)聞いていないって、私が答弁しているんだから、最後まで聞いてください。「構造計算書が適切に作成され、偽装の防止にも資することを目的とした構造計算書の内容に係るガイドラインを作成すべきである。そ...全文を見る
○北側国務大臣 ですから、平成十二年に新しく導入された手法でございます。したがって、この限界耐力計算については、よく慎重に検討してもらいたいという趣旨の申し入れがあったことはそのとおりでございます。それは、先ほど私が申し上げた社会資本整備審議会の中間報告の中でも、同じような問題意...全文を見る
○北側国務大臣 当然、これもルールに乗っかってなされているんでしょうから、特にそこで公正さが担保されることに大きく欠けるようなことがあるならば別でございますが、そうでないならば、ルールに従って再就職しているのであれば問題ないと考えております。
○北側国務大臣 もともと、今委員のおっしゃっているのは、会計検査院の職員が退職して、都市基盤整備公団や成田公団等、従来自分が検査をしておったところに再就職することについてどうなのかということでございますが、その一点だけを取り上げて、何か公正さが大きく失われるというふうには考えませ...全文を見る
○北側国務大臣 従来あっせんしておったということをおっしゃっておられるんですけれども、そういうことを私は全く承知しておりませんし、これからもそういうつもりは毛頭ございません。
○北側国務大臣 私は、あっせんをしたということは承知をしておりません。そういう話は聞いておりません。
○北側国務大臣 今おっしゃいました建設弘済会というのはどんな仕事をしているかといいますと、土木技術だとか、それから関連法令等の専門的な知識、豊富な現場経験をもちまして、河川、道路等の工事の監督だとか、それから施設管理の補助を行っている公益法人でございます。そういう意味で、この公益...全文を見る
○北側国務大臣 御指摘でございますので、よく調べさせていただきたいというふうに思います。  ただ、この公益法人も、業務のスリム化だとか効率化は、当然これはしていかないといけないわけですね。そういう中で、補助的な業務については外部委託を活用しているというのは、これはある意味じゃ当...全文を見る
○北側国務大臣 今回、札幌の方にも偽装問題が出てきたということについては極めて遺憾であると思っておりますし、これは委員も御承知のとおり、姉歯元建築士の関連の物件ではございません。木村建設、ヒューザー等々の物件じゃないんですね。全く違うところで偽装が札幌市の報告によりますと出たとい...全文を見る
○北側国務大臣 まずは、先ほど住宅局長が答弁しましたように、サンプル調査五百件についてまずはやらせていただきたい、そして、その結果をもとにさらに判断をしていきたいと考えておるところでございます。  また、我々が今やろうとしているサンプル調査だけではなくて、特定行政庁、地方団体の...全文を見る
○北側国務大臣 まず二点ほど申し上げたいと思うんですけれども、今委員のおっしゃっている趣旨は私もよく理解をします。非常に大事なことである、国民の不安を取り除くためにできるだけ幅広に調査をしていくべきであるというのは、全く私にも異論はございません。  一つは、今、現場の方でどうな...全文を見る
○北側国務大臣 今、数字を具体的に申し上げるのはちょっと控えさせていただきたいと思いますが、特定行政庁の側も、非常に意識を持っていただいている特定行政庁、地方団体がございます。そして、先ほど申し上げたように耐震診断についての補助事業もあるわけでございまして、特定行政庁とよく連携を...全文を見る
○北側国務大臣 今回の総合的な支援策、危険な分譲マンションにお住まいの方々に対する総合的な支援策の要件としては、先ほど来申し上げていますとおり、これは保有水平耐力で〇・五未満の場合ということを要件の一つとさせていただいております。これは今後もこういう対応でさせていただきたいと考え...全文を見る
○北側国務大臣 もっと早くすべきではなかったかという御批判については受けとめさせていただきますが、その五百件の前といいますか、まず姉歯元建築士の関与物件というのを確定する必要があるというのが最優先でございました。もうそんなことはよくわかっているよということだと思うんですが、それが...全文を見る
○北側国務大臣 国民の皆様の不安というのは、今回の耐震強度偽装事件を通じて非常に広がっている。そういう中で、実態掌握をしっかりやれという議員の御質問の御趣旨は、先ほど申し上げましたように、全くそのとおりだというふうに思っているところでございます。  これからも、先ほどのサンプル...全文を見る
○北側国務大臣 最終的にはこれは建てかえをしないといけないわけですね。そういう意味では、建てかえをするためには居住者の方々と同意をしなければいけない。また、居住者の方々間の合意を形成しないといけないわけでございまして、そういう合意形成ができる、また合意ができる、そういうふうな案に...全文を見る
○北側国務大臣 その方向で検討をしております。
○北側国務大臣 先ほど御質問いただき御答弁がありましたように、土木研究所であったり、また北海道の開発土木研究所についても、災害時に非常に技術指導等について適切な指導をいただいているところでございます。  国民の安全の確保に直結する災害時の対応につきましては、これからも土木研究所...全文を見る
○北側国務大臣 今回の見直しにつきましては、今委員のおっしゃっていただきましたように、独立行政法人通則法第三十五条に基づきまして見直しをさせていただいたところでございます。また、平成十五年八月一日の閣議決定においてもこの見直しについて示されているわけでございます。  まず、国が...全文を見る
○北側国務大臣 まず、任期四年の件でしょうか。  これは、平成十三年四月の設立当初から四年となっているところでございます。  土木研究所の業務の性格からしますと、基礎研究から始まりまして、現場の適用状況の確認に至るまで、一つの研究が比較的長期間を要する業務でございますので、そ...全文を見る
○北側国務大臣 当然、業務の効率化、スリム化ということは、目的の大きな一つであると思っております。
○北側国務大臣 先ほど土木研究所と北海道開発土木研究所の役員数についておっしゃっておられましたが、今、八名いらっしゃるわけですね。それが五名にしているわけです。そこのところもぜひ御理解をお願いしたいというふうに思います。  それで、国交省の所管の独法で、国交省からの出向者の人数...全文を見る
○北側国務大臣 独立行政法人の海技大学校の固定資産につきましては、独立行政法人海技教育機構が承継することとしておりまして、その価額につきましては、新法人への出資金額を確定させるため、施行日現在、これは十八年四月一日を今のところ予定しているところでございますが、この施行日現在におけ...全文を見る
○北側国務大臣 今申し上げましたとおり、その価額につきましては、基準日における時価を基準として評価委員が評価した価額とすることとしております。
○北側国務大臣 そうではありません。  資産評価の委員会をつくりまして、そこに不動産鑑定士等が入って評価をさせていただきます。
○北側国務大臣 今申し上げたとおり、評価委員会をつくります、そこに不動産鑑定士等の専門家も入っていただいて、この基準日における時価を評価していただくということでございます。
○北側国務大臣 海技大学校の固定資産につきましては、これは改めてきちんと時価評価をさせていただくことになります。
○北側国務大臣 ですから、先ほど来申し上げているとおり、評価委員会をつくって、そこに専門家に入っていただいて、改めてその基準日の評価、時価を出してもらうわけです。
○北側国務大臣 まさしく、それが評価委員会であるというふうに考えております。  何度も申し上げておりますが、施行日現在が基準日です。そこを基準とする時価を、専門家の方々も入っていただいて、改めて評価をきちんとさせていただくわけでございます。
○北側国務大臣 まず最初の方の御質問は、国交省の審議会だとか検討会だとか、そうしたものの委員になった人が調査委員になることはいかがなものかというふうにおっしゃっているわけですね。(武正委員「評価委員ですね」と呼ぶ)独法の評価委員に。しかし、審議会の委員になられている方が独法の評価...全文を見る
○北側国務大臣 その日のことは私もよく覚えております。あれは台風二十三号でしたよね、一昨年の十月の二十日だったでしょうか、二十一日か、そのころだと思います。  今おっしゃっているとおり、商船系の大学だとか海員学校等の学生生徒に対する乗船実習を行うところの船である海王丸でそのよう...全文を見る
○北側国務大臣 我が国は九九%、海外からさまざまなものを輸入いたしまして、海からそれも入ってきているわけですね。そういう意味で、本当に、海洋国家としてこの船員の養成というのは極めて大事な話であるというふうに思っております。  今委員のおっしゃったように、日本人船員がどんどん減少...全文を見る
○北側国務大臣 海運政策についてのビジョンをしっかりつくれというお話だと思います。  先ほど申し上げましたように、我が国というのは物資を海外に依存している、そしてそれの大半が海から入ってきておる、我が国の安全の、ある意味では基本になるものが海外から入ってきている。それが、そこで...全文を見る
○北側国務大臣 人事の任命をする際には、こうした経歴等についてもあわせ私のところに参りますので、そういう事実については掌握をしております。
○北側国務大臣 独立行政法人制度におきましては、法人外部の者を非常勤の役員として活用することが期待されていることから、非常勤の役員は兼業規制の対象から外されているところでございます。したがって、非常勤の監事が他の職務に従事すること自体は問題となるものではないというふうに認識をして...全文を見る
○北側国務大臣 この三つの件につきましては、それぞれルールに乗っかって、それぞれの民間の方に再就職をなされた。そして、この独立行政法人の監事の人事の際に、非常勤ですけれども、それにふさわしい人ということで候補として挙がってきたというふうに認識をしております。
○北側国務大臣 ですから、それぞれルールに乗っかって各民間の企業の方に再就職をされている方、再就職されていたわけですね、その方々について、独立行政法人の非常勤の監事としてふさわしいということで候補として挙がってきたということでございます。
○北側国務大臣 私がルールと申し上げたのは、決まっている民間企業への再就職の場合のルールがございます。そのルールに基づいて、それぞれの企業に再就職をされたというふうに考えております。
○北側国務大臣 私がルールと申し上げたのは、これらの方はもともと公務員の方々でございます。公務員の方々が民間企業に再就職するについては、当然、委員も御承知のとおり、ルールに基づいて民間企業の方に再就職をされていたわけでございます。その方々について、独立行政法人の、それまでの経験を...全文を見る
○北側国務大臣 ちょっと質問の趣旨がよくわからないんですが、今委員のおっしゃっているのは、独法の監事になったことをおっしゃっているんじゃないんですか。そもそも、そうじゃなくて、民間企業への再就職についておっしゃっているんですか。
○北側国務大臣 独立行政法人のこの監事については、国土交通大臣が任命をするわけでございます。
○北側国務大臣 ですから、委員がお聞きになっているのは、この民間企業への再就職のことをお聞きになっているんですか。(長妻委員「両方です」と呼ぶ)独立行政法人の監事になることについては、その方のこれまでの経験等を見て、ふさわしいと見て国土交通大臣が任命をしているわけでございます。(...全文を見る
○北側国務大臣 ちょっと待ってくださいよ。  この方は、民間企業への再就職というのは、御承知のとおり、これはいっぱいやっているわけでしょう、そのルールに乗っかってジェイアール東日本都市開発に再就職されたわけです。(長妻委員「どっちからアプローチがあったんですか」と呼ぶ)されたん...全文を見る
○北側国務大臣 きょう委員から事前にお聞きをしておりますのは、なぜ兼職する形で独立行政法人の監事として任命されておるのかという御質問を受けておるわけなんです。(長妻委員「今の質問ですよ。事前というか、今ここで質問したことに答えてください」と呼ぶ)だから、そのことについては当然こち...全文を見る
○北側国務大臣 いや、この方が……(発言する者あり)そうです、事前に言ってくれればいいんですよ。そうしたら事前に調べてきますから。(長妻委員「いや、わからないと言えばいいじゃないですか」と呼ぶ)いや、そういう個別のある方についてお聞きになるんならば、それは事前に調べないとわかるわ...全文を見る
○北側国務大臣 今、一般論として聞かれておるわけですね、一般論として。  一般論として、公務員の方々が民間に再就職する場合には、人事院規則等々ルールがございます。そのルールに乗っかって、適法に、適切にやらないといけないというのは当然のことでございます。透明化もきちんと確保してい...全文を見る
○北側国務大臣 仲介やあっせんという言葉が適切かどうかわかりませんけれども、それは、例えば紹介するというようなことがあるのかもしれません。
○北側国務大臣 今回の法案によりましては、二つの独立行政法人について統合化をさせていただきます。  土木研究所それから北海道開発土木研究所でございますが、これにつきましては、土木技術の研究開発の一体化、また、効率的な実施を行うというところに大きな目的がございます。また、海員学校...全文を見る
○北側国務大臣 済みません。ちょっと住宅局のメンバーがいなくて、失礼いたしました。  イーホームズの言われているような、十一月十一日のことでございますけれども、紙の差しかえをしなくても偽装が可能なことがわかったとおっしゃっていることについては、国土交通省としてもそうしたことがあ...全文を見る
○北側国務大臣 職員の雇用については十分配慮しなければならないと考えております。こういう変わり目だからこそ、職員の方々に無用の不安を生じさせないよう、また士気を鈍らせないよう、また本来の役割を十分に発揮して国民生活にとってプラスになるような業務を果たしていただくよう、しっかり職員...全文を見る
○北側国務大臣 非公務員化することについてのお尋ねというふうに思いますが、これは逆に、非公務員化することによって官民交流がより制約なくできるようになるわけでございまして、また弾力的な雇用形態も可能になってくるわけでございます。民間のさまざまなノウハウなんかも入りやすくなってくる。...全文を見る
○北側国務大臣 耐震偽装の件については、これまでも委員とも御議論をさせていただいておりますが、御承知のように、指定機関だけが見誤ったんではありません。地方団体も見誤っているわけでございまして、そういう意味では、これは建築確認のあり方そのものをやはりしっかり反省し、見直しをしていか...全文を見る
○北側国務大臣 今、委員のおっしゃったように、国交省の関連で見直し対象となる十一の独立行政法人、これは例えば、土木建築に係る技術の研究だとか、陸海空の交通にかかわる技術の研究、さらには船員だとかパイロットの育成といった、安全な安心な国民生活を支える上で非常に重要な役割を担ってきま...全文を見る
○北側国務大臣 ただいま議題となりました宅地造成等規制法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  平成十六年の新潟県中越地震、昨年の福岡県西方沖地震などにおいては、宅地を中心に多くの地盤災害が生じました。今後発生の可能性が指摘されている首都直下地震な...全文を見る
03月14日第164回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(北側一雄君) 九州新幹線の長崎ルートを始めとする整備新幹線につきましては、これまで政府、与党間で累次の合意をしてまいりまして着実に整備を推進をしているところでございます。長崎ルートにつきましては、平成十六年十二月の政府・与党の申合せにおきまして、調整が整った場合には、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これは、今、岩永委員の方からお示しをいただきましたのは、平成十六年十二月の政府・与党申合せで決定された内容でございますが、新たな区間の着工につきましては、ほかにも要件があるわけでございますけれども、並行在来線の経営分離についての沿線地方公共団体の同意の取...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 政府・与党の申合せ事項でありまして、法律事項ではございません。
○国務大臣(北側一雄君) 今委員のおっしゃったように、沿線の県が事業費の一部を負担をしていただいているわけでございまして、当然のこととして、整備新幹線の整備に当たってはこの沿線の県の意向というものは無視できない、尊重されねばならないというふうに考えております。
○国務大臣(北側一雄君) 一昨年のこの政府・与党の申合せの中で、並行在来線区間の運営の在り方については、長崎ルートでございますが、並行在来線区間の運営の在り方については、長崎県の協力を得ながら佐賀県において検討を行うこととし、速やかに結論を出すこととすると、そして、調整が整った場...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 整備新幹線の整備は、これは単に地方の問題ではなくて、やはり国としてもしっかり取り組んでいこうとしている事業でございます。したがって、任せているだけではなくて、もちろん国の方もしっかり対応をしていかねばならないと考えているところでございます。  一昨年の...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今危険な分譲マンションというのは十一棟あるわけでございまして、この十一棟にお住まいの入居戸数、三百九戸ございました。今もう約九割の方々が退去なされておりまして、退去の意向が確認できないものはもう二十一戸というふうになっているところで、居住者の方々の退去が...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、特定行政庁の方々と頻繁に連携を取らしていただきまして、居住者の方々がお住まいであった建物を早く解体できるように、そして建て替えができるように、特定行政庁とよく連携を取り、居住者の方々の御意向をよく聞かしていただいて進めさしていただきたいと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この耐震偽装の事件が公表されましたのは十一月の十七日でございました。そして、十二月の六日にその総合的な支援スキームを政府として発表さしていただいたわけでございます。その後、補正予算について、この国会、通常国会が召集されてから補正予算について御審議をいただ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この総合的な支援策を円滑に進めていくためにも、今の既存のローン、それから建て替えの際の新規のローン、両方あるわけでございますが、住宅金融公庫等についても当然しっかりとした対応をしていかなきゃなりませんが、民間の金融機関の御協力も得なければならないというこ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私のところには直接そういう御要請はちょうだいしておりませんけれども、自民党のワーキングチームの方に対してそういう御要請があったということは聞いておるところでございます。
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど申し上げましたように、これから建て替えに向けての更なる詰めた打合せ、協議を特定地方公共団体、特定行政庁とよく連携取って住民の方々とやらせていただきたい、しっかり努めてまいりたいと考えております。  これ、いずれにしましても、建て替えをしていくため...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 合意形成ができるようにしっかり取組をさせていただきたいと考えております。
○国務大臣(北側一雄君) 自民党内の御議論につきましては、これはまだ進行形のお話だというふうに私は理解をしておりまして、まだ議論の途上にあるものだというふうに思っているところでございます。  十二月の六日に、支援、総合的な支援策を打ち出させていただきまして、補正予算も認めていた...全文を見る
03月15日第164回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(北側一雄君) 運輸の安全性の向上のための鉄道事業法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  最近の運輸分野における事故等の発生状況にかんがみ、鉄道、航空、自動車、海運の各分野の運輸事業者における輸送の安全を確保するための取組を強化すると...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 水岡議員にお答えを申し上げます。  運輸の安全確保のこれまでの取組と本法案による取組についてお尋ねがございました。  国土交通省は、公共交通機関に係る最大の使命は輸送の安全確保であるとの認識に立ち、運輸事業者の事業運営に関し、必要な安全基準等の設定、...全文を見る
03月15日第164回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(北側一雄君) 東横イン問題につきましては、ハートビル法等に適合させて建築物を完成させ、完了検査を受けた上で意図的に身障者用駐車スペースなどを撤去するなどをしたものでございまして、極めて悪質な行為が行われたわけでございます。誠に遺憾と言わざるを得ません。  建築行政と...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回のこの東横インの件につきましては、完了検査後、建物ができ上がりまして完了検査が行われます、この完了検査後に違法な改修をすると、無断でやるというような事案でございます。  したがって、今、事実関係、確定をしなければならないということで調査をしっかりさ...全文を見る
03月16日第164回国会 衆議院 本会議 第14号
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○国務大臣(北側一雄君) 都市の秩序ある整備を図るための都市計画法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  近年、モータリゼーションの進展等を背景として、都市の無秩序な拡散が進み、中心市街地の空洞化のみならず、高齢者等が病院等の公共公益施設に徒歩等...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 新藤議員にお答え申し上げます。  まちづくりを品格のあるものとするための考え方についてお尋ねがございました。  我が国のまちづくりを品格のあるものにするためには、地域固有の文化や歴史を継承しつつ、地域の主体的な創意と工夫を生かしたまちづくりを進めてい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 佐々木議員にお答え申し上げます。  コンパクトシティーの理念と実効性のある個別政策についてお尋ねがございました。  今後の人口減少社会、超高齢社会に向けて、既存ストックを有効活用し、だれもが暮らしやすく、エネルギー消費と環境負荷の小さいコンパクトなま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 小宮山議員から十一問、御質問をちょうだいいたしました。  まちづくりに対しての基本理念についてお尋ねがございました。  我が国が人口減少・超高齢社会を迎える中で、都市の拡大成長を前提としたこれまでのまちづくりから、都市の既存ストックを有効活用しつつ、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 高木議員にお答え申し上げます。  人口減少・超高齢社会におけるコンパクトシティー、歩いて暮らせるまちづくりについてお尋ねがございました。  国土交通省といたしましては、人口減少・超高齢社会のもとで、高齢者を初め多くの人にとって暮らしやすい町となるよう...全文を見る
03月16日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○国務大臣(北側一雄君) 今回の耐震強度偽装事件、また東横インの事件等を振り返りまして私自身が感じておりますのは、少なくともこうした事件にかかわっている企業、また本来国家試験受かられて、国家資格を与えられている人たち、こういう人たちのモラル、社会的なモラルというものが低下をしてし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回、札幌の方で偽装の物件が判明したということは、これはほかの姉歯元建築士やまた姉歯元建築士の関連するヒューザー等々の物件では全くないところから偽装の物件が出たわけでございます。そういう意味で、私はこれ極めて深刻にこの札幌の偽装の件については認識をしてい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の耐震偽装事件を公表されましたのは昨年十一月の十七日でございました。十二月の十二日の日に私の方から社会資本整備審議会に諮問をさしていただきまして、そして今年の二月二十四日、あの中間報告を取りまとめいただいたわけでございます。年末年始も入った中で非常に...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今一級建築士と言われる方は約三十万人強いらっしゃるんですね。このうち資格を持っていらっしゃっても仕事をされていない方もたくさんいらっしゃると思いますが、資格を持っている方は三十万以上いらっしゃる。そのうちいわゆる構造専門の設計士の方々というのはどれぐらい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) よく勉強させていただきたいと思っております。  いずれにしましても、私も問題意識としまして、建築士制度の在り方、これ昭和二十五年の法律なんですね、それ以降大きな改正はほとんどされておりません。実態として、この法律の制度の内容と実態との間に相当大きな乖離...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ちょっと私事でございますけれども、私は弁護士の資格持っておるわけでございますが、国会に来てからは弁護士活動は全くやっておらないんですね。裁判所にも行ったことがないと。だから、なかなかこれから戻るのも大変だなというふうに思っているんですが。平成に入ってから...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず、改革が国土交通行政の中でどのように進められているのかという御質問でございます。  幾つか申し上げますと、公共事業の改革を進めさせていただいているところでございます。今、公共企業が全体として抑制をせざるを得ない、そういう中でやはり一つはコスト縮減を...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど申し上げましたように、我が国財政はもう余裕がない状況にあるわけでございます。やはり優先順位を明確にして、また重点化をしっかり進めていかないといけない。一方で必要性、社会資本整備の必要性というのは、よく無駄な事業、公共事業と言われますが、私はそうじゃ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 地球温暖化対策というのは、本当に急がれる大事な対策であると考えております。  運輸部門はCO2の排出は全体の約二割でございまして、その中でも自動車からのCO2の排出が多いわけでございますが、そういう意味で、この運輸部門におけるCO2の排出をいかに小さく...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の耐震偽装事件で違法な偽装をした設計士、また違法な行為を行ったその他の人たちに対しても、これはもう厳正に厳しく行政処分をしていかねばならないというふうに考えておりますし、今後とも事実関係が解明され次第、しっかりと対応を、厳正な対応をさしていただきたい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私、一年半前に大臣に就任して直後に中越地震があったわけでございます。その後も福岡県の西方沖地震等もございました。  我が国は地震多発国、マグニチュード六・〇以上の地震が、世界じゅうで起こっているそうした地震の二割は日本で起こっていると。やはり、この地震...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 激励ありがとうございます。国土交通省はもう今委員のおっしゃっていただいたとおり、一番大きな役割は社会の安全と安心を確保する、これが国土交通省の最大の使命であり役割だと思います。大きな話だけではなくて、国土の様々な分野におけるそうした安全、安心確保のために...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 二月七日に開かれました第二回の国幹会議におきまして、今おっしゃいました第二名神の二区間三十五キロにつきましては、一つは、構造規格の見直し等によりまして三五%を超えるコスト削減を行い、三五%のコスト削減というのは三千八百億円でございますけれども、この削減を...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 道路公団民営化の目的の一番大きな目的は、道路公団の負っているこの債務を四十五年以内に確実に償還をしていく、これが一番の目標でございます。今回の第二回の国幹会議におきましては、一定の前提条件、これは将来の調達金利や料金水準等を含めまして、一定の前提条件の下...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) そのためにまさしく機構がありましてね、機構がしっかりとこの民営化の一番大きな目的でございます債務償還を確かにやっていく、そのための計画がきちんとなされているかどうか、そういうものをチェックしていくのがまさしく機構でございまして、その機構との間で今月の末ま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 大切なことは、何度も申し上げておりますけれども、債務を確実に償還をしていくというところでございます。それをきちんとチェックをしていくために機構という組織があって、協定も各会社と交わしていくことになるわけでございます。経済情勢が大きく変化して、今おっしゃっ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これにつきましては、もう既に先ほどの国幹会議におきまして、先ほど申し上げたとおりでございますけれども、主要な周辺ネットワークの供用後における交通状況等を勘案して改めて判断することとし、それまでは行わないというふうに明記をしたところでございまして、現時点で...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) もう委員もよく御承知のとおり、国土交通省というのは、陸海空にわたる社会資本を整備し、そして管理をし、そしてまた交通インフラについて整備をしていくという、我が国国土の社会資本に係る整備、管理をしている官庁が国土交通省でございます。したがって、当然のこととし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これ、例えば公共交通における大きな事故もあれば、今回の耐震偽装の事件もあれば、様々な事件、事故が起こっているわけでございますが、やはりそれは一つ一つの事件、事故について原因究明をしっかりとしていくことが大切であるというふうに思っております。  それらを...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました運輸の安全性の向上のための鉄道事業法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  昨年四月の西日本旅客鉄道株式会社福知山線における列車脱線事故、三月の東武鉄道株式会社伊勢崎線における踏切事故、また、我が国...全文を見る
03月17日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○北側国務大臣 古賀議員におかれましては、竣工式典に御参加いただきまして、私の方から厚く御礼を申し上げたいと思います。  私も、新北九州空港に先般行かせていただきまして、非常に感銘したことが幾つかございましたけれども、その一つが、今委員のおっしゃった関門海峡のしゅんせつの土砂を...全文を見る
○北側国務大臣 国土交通省の先輩でいらっしゃいます古賀議員でいらっしゃいます。国土交通行政については私なんかよりもよっぽどよく御承知の議員でいらっしゃいまして、今後ともぜひ御指導を賜ればというふうに思っております。  今、国土交通省は、旧建設省と旧運輸省、また北海道開発庁、国土...全文を見る
○北側国務大臣 国土交通省は社会資本の整備を担当する官庁でございまして、その中で一つの社会資本整備といっても、一つの局で終わるものではございません。横断的に各局がさまざま施策を推進しなければならないわけでございまして、事業間連携ということが極めて重要であるということは、委員のおっ...全文を見る
○北側国務大臣 河川における堤防を、地元の市町村の方々と協力し合いながら、桜づつみモデル事業が全国で約三百カ所実施をされているというところでございます。こうした活用は非常に大事な視点であるというふうに思っております。  河川の堤防、河川の世界だけで終わっているのではなくて、やは...全文を見る
○北側国務大臣 今委員のおっしゃっているとおり、これからアスベストが入っております建物の解体というのがどんどんふえてくるわけでございまして、そういう意味で、国土交通省は建設業の方々を所管している役所であるわけですから、しっかり対応していかねばならないというふうに考えているところで...全文を見る
○北側国務大臣 これから本当に、公共建築物だけではなくて、民間の建築物でも数多くの解体が出てくるわけでございまして、アスベストを安全に除去していくということは極めて重要なことでございまして、その体制をしっかり強化してやれということでございます。日本建築センターがやっております審査...全文を見る
○北側国務大臣 ごもっともな話だと思います。  中古のリース機が大変多くなっている。こういう実態の中で、航空輸送の安全をさらに期していくためにも、こうした耐空証明の検査の際に厳正にチェックをしていくということが必要だと思いますので、委員の今のお話についてよく検討させていただきた...全文を見る
○北側国務大臣 昨年の六月十五日に、航空機安全課長名で厳重注意文書を発出しております。  おっしゃるとおり、これからは、内容のいかんにかかわらず、こうした厳重注意文書があったときには当然公表しなきゃならないと考えます。
○北側国務大臣 それは御報告をさせていただきたいと思います。  これからは、やはり国民の皆さん、利用者の方々からしっかり監視をしていただくということも非常に重要なことだというふうに思いますので、今後はこうしたことがないようにさせていただきたいと思います。
○北側国務大臣 大事な御指摘だと思っています。十分な建築構造に関する知識を持たない者が安易に構造計算プログラムを使用すると、的確な構造計算ができないというふうに考えられます。  これを踏まえまして、社会資本整備審議会でもこのことは御議論されておりまして、構造計算書の内容に係るガ...全文を見る
○北側国務大臣 耐震安全性を検証する方法として、幾つかの方法があります。それ自体を否定する必要は私はないと思っているんです。むしろ、それをきちんと、それぞれの方法がどういう方法であって、どういう特色を持っておって、それをきちんと説明していく、また周知をきちんとしていくということが...全文を見る
○北側国務大臣 私もよく承知をしております。  委員も御承知のとおり、一昨年三月のスペインでの列車爆破テロ、昨年七月のロンドンでの地下鉄等の爆破テロに象徴されますように、鉄道をターゲットにしたテロ事件というのが世界各地で頻発をしている状況にございます。こうした鉄道に対するテロ事...全文を見る
○北側国務大臣 先ほども穀田委員から同趣旨のお話がございました。  この限界耐力計算というものには、いい面と、それからその持っている特性というのがやはりあります。そこをよくわきまえてこれを活用していかないといけないわけでございます。  一つは、まずは構造計算書の内容に係るガイ...全文を見る
○北側国務大臣 阪神・淡路の大震災だとか、一昨年の新潟県の中越地震の被災状況を見ますと、大規模な盛り土造成地の崩落によりまして広範囲に被害が生じます。災害後の地域再建にも大きな支障を来すことが懸念をされているわけでございます。  防災対策といたしましては、事前の防災対策を推進す...全文を見る
○北側国務大臣 国会の方に、今回、都市計画法の見直しについても提案をさせていただいております。  これから我が国は人口減少社会に突入をするわけでございます。戦後、人口がどんどんふえる、また経済がどんどん発展していく中で、都市化がどんどん進んでくる。住宅を、郊外にどんどんどんどん...全文を見る
○北側国務大臣 今委員がおっしゃったように、この宅地造成等規制法というのは昭和三十六年にできた法律でございます。これができたのは、戦後、人口が伸びる、急増する、また、特に都市に人口が集中していく中で、宅地開発がどんどん郊外に進んでいくという中で、集中豪雨、特に集中豪雨ですね、大雨...全文を見る
○北側国務大臣 今、大規模盛り土で急いでやらないといけないなと言われているところは一千カ所あるんですね。大体どういうところかといいますと、昔は谷だった、昔は沢だったところに土を盛って盛り土にして住宅地を開発した、こういうのが一つ。それから、こういうがけ地にやはり土を持ってきて、土...全文を見る
○北側国務大臣 阪神・淡路の大震災の際に、多くの宅地被害が発生をいたしました。特に、大規模な谷を埋めた盛り土造成地で地すべり的な崩落による被害が集中をしたわけでございます。先ほど柴田局長が答弁しておりましたが、仁川のところでは多くの死傷者も出たわけでございます。  その後、盛り...全文を見る
○北側国務大臣 大きな地震で大規模盛り土が地すべり的に崩落をしていくということが一番顕著にあらわれたのは、やはり阪神の震災でありました。ただ、阪神の震災のときも、実を言うと、そのことよりもむしろ、やはり建物が耐震性が不十分だ等々で建物が崩れることによって多くの方々がお亡くなりにな...全文を見る
○北側国務大臣 洪水ハザードマップとか津波ハザードマップは今もうあるわけでございますが、そのときも同じような議論がかつてはございました。そうしたハザードマップが作成されて公表されてしまうと逆に地価が下がるんじゃないかだとか、取引に支障が出るんじゃないかとか、そうした声もあったんで...全文を見る
○北側国務大臣 専門家の斉藤さんから質問されても大変困るわけでございますが、防災をこれからさらに進めていくために、常にその時点での最新の技術的な知見を活用して必要な対策を講じることというのは、これは極めて重要なことだというふうに思っておりまして、最先端の技術を活用しながら防災対策...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど申し上げたのは、こういう大規模な盛り土が崩落をする危険性のあるところについて、そこを今後しっかりと技術的な基準とかも確定をしていって、将来そういうことも検討をすべきである、そういうことも視野に入れて検討していったらいいということを申し上げたところでございます...全文を見る
○北側国務大臣 今委員がおっしゃられましたように、建物、住宅の耐震化、これが地震対策の一番のかなめでございます。かなめでございますが、そもそも、その地盤の宅地が耐震性が不十分であるというふうなことであれば、幾ら上物の耐震化を進めてもだめなわけでございます。そして、日本には、昭和三...全文を見る
○北側国務大臣 日本というのは地震から避けて通れない国でございます。そういう意味で、しっかりと地震を初め防災対策に全力を挙げていくこと、それは、我が国の国民の生命財産を守るという一番基本的な私どもの大きな責任であるというふうに考えております。  今回、地震に対して宅地防災、これ...全文を見る
○北側国務大臣 宅地造成等規制法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起されました事項の趣...全文を見る
○北側国務大臣 ただいま議題となりました都市の秩序ある整備を図るための都市計画法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明を申し上げます。  近年、モータリゼーションの進展等を背景といたしまして、都市の無秩序な拡散が進み、中心市街地の空洞化のみならず、高齢者等が病院等...全文を見る
03月22日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○国務大臣(北側一雄君) 国土交通省関係の平成十八年度予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計予算につきましては、所要の国土交通省関係予算を計上し、その歳出予算額は六兆二千五百四十五億円です。  また、自動車損害賠償保障事業特別会計、道路整備特別会計...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 昨年二〇〇五年は、海外のお客様が日本に六百七十三万人いらっしゃいました。これは、一昨年に比べますと約一割増えておりまして、過去最高でございます。多くの民間の方々の本当に主体的な御協力もございまして、ここまで伸びることができたと思っております。今年は更に何...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 竹村公太郎さんの御本を紹介していただきまして、ありがとうございました。私も、「日本文明の謎を解く」、二冊目もあるんですね、「土地の文明」という本なんですけれども、まあ最近読んだ本では私、この二冊の竹村公太郎さんの本というのは、これOBだから褒めているわけ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これまでも、これ詳細はむしろ財政当局の方から言ってもらった方がいいのかもしれませんが、これまでの実績でも一般会計から道路の整備費用を出している場合もあるんですね。要するに、道路特定財源だけから出しているだけじゃなくて一般会計からも出している場合がある。例...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これは道路だけではないんですけれども、私は、例の耐震偽装の事件を通じても今ちょっと感じていることがありますのは、もっとライフサイクルコスト、ライフサイクルコストというのをもっときちんと見ていかないといけないな。また、国土交通省から言いますと、そういうライ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これは二月九日の日に外国人、外国人と言われても長年日本にいらっしゃる外国人の方、日本のことをよく知っていらっしゃる外国人の方々に集まっていただきまして、私も最初から最後までその場におりましたので、いろんな御発言ございました。もっとこうしたら観光立国にとっ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 車体整備事業というものにはかなり広範なお仕事がございまして、事故に伴う車枠の矯正だとか、それから板金及び塗装等の整備を行っているわけでございますけれども、場合によっては軽微な車体表面の修理から、それからエンジンを外して行うような大規模な車枠の矯正といった...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この二〇一〇年一千万人、インバウンドでございますが、これはそんな容易な目標ではないと私も実感をしています。この一千万人という目標を達成をしていくためには、もちろん欧米からもたくさん来ていただければ有り難いわけでございますけれども、やはり近隣の東アジアの国...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど航空局長が答弁したとおりでございまして、余裕がない状況にあるというふうに思っております。  今、三月十七日から来月の下旬を目途に一か月間特別監査をやるということで羽田空港の方に我が方の職員を常駐をさせまして、今集中的に監査を実施をしているところで...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今後とも、整備を含む安全に関する規制については必要な規制をしっかりとしていかねばならないと考えているところでございます。  航空機の定期整備間隔とか、それからダブルチェック、それから飛行間点検、これはいずれも法律によって規制をしているものではありません...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど答弁したとおりでございます。整備を含む安全に関する規制については、これはしっかりと規制をしていかねばならない、必要な規制は行っていかねばならないと考えるところでございます。今おっしゃった整備規程等も含めまして、必要に応じて見直しをしっかりしていきた...全文を見る
03月23日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○国務大臣(北側一雄君) 今回の改正の一つのポイントが、今委員のおっしゃっていただきました安全管理規程を作成をしていただく、そして事業者、事業会社の中で安全統括管理者を選任をしていただくと、ここが一つ今回の法改正のポイントでございます。  今委員のおっしゃいましたように、安全統...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 昨年来、特にJALグループにおきましてトラブルが続いておることは、極めて遺憾と言わざるを得ません。今回の、点検期限を超過したまま飛行したと、飛行を継続しておったということにつきましても、三月二十二日付けで厳重注意を行いまして、再発防止策を四月五日までに報...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) おっしゃっているとおり、交通事業者、公共交通に携わる方々は、経営者から現場の方々まで、やはりこの安全を最優先にしていくという意識をこれはもう徹底をしていただく必要があるわけでございます。  委員のおっしゃっているモラルだとか愛社精神だとか、そういうこと...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先般の東京地裁の判決は、これはあくまで個人の刑事責任が問われたものでございまして、それについては東京地裁の方で責任なしという御判断がなされたものでございます。  したがって、航空行政の課題そのものは、これは当然、平成十三年のこの事故に関しましては重い課...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほども申し上げましたように、これは管制官個人の刑事責任が否定されたにすぎません。したがって、今委員のおっしゃったように、百名の方がけがをされたという重大な事故をもたらしたわけでございまして、このこと自体はやはり航空行政に重い課題を当然投げ掛けているわけ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 航空・鉄道事故調査委員会の目的というのは、これは事故の原因を究明をいたしまして再発防止を期するというところが目的でございます。したがって、事故の責任はだれなんだと、どこにあるんだということを問うために行われている調査ではございません。もちろん、それに間接...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 昨年の四月のJR西日本の福知山線における列車脱線事故、また航空分野における連続しましたトラブル等々、ヒューマンエラーが関係すると見られる事故、トラブルが多発をいたしました。これも、私の方からこのヒューマンエラーについて是非専門家の方々にも入っていただいて...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 公共交通の事業者において、事業者自らが安全管理体制をしっかりと構築をしていただくということが最も大事なことだというふうに思っております。  それは、各モードのそれぞれに当てはまることではなくて、全体にこれ当てはまることでございますので、そこのところを各...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) その御質問はこれまでも何度もちょうだいをしておるところでございます。経済的規制が緩和をされて安全面での規制がおろそかになる、そういうことはあってはならないというふうに考えているところでございます。  逆に申し上げますと、それじゃ経済的規制がなされていた...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 済みません、じゃいったん終わらせていただきます。
○国務大臣(北側一雄君) あの昨年の四月二十五日、私もすぐさま現場に行かせていただきまして、本当にあの悲惨な事故の状況につきましては今も、当然のことでございますけれども、強烈な印象を受け、また、もう二度とこうした事故は起こしてはならないということを決意をしたところでございます。そ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 御遺族またけがをされた方々お一人お一人、私は大変な状況にいらっしゃるというふうに思っております。今委員がおっしゃったように、なぜと、なぜあの事故になってしまったのか、その事故原因をやはり明らかにしていくということが非常に大事だと思っております。今、鋭意事...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど事故調査委員会事務局長から答弁したとおりでございます。  今回の改正につきましては、被害原因に関する調査提言機能も強化する、さらには背後要因に関する調査権限も明確化するということ等によりまして、事故調査委員会の事故調査が、単にその物理的な、また技...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 精神的なケアを始め、被害者の方々に対する支援というのが重要であるというのはもう全くそのとおりでございまして、これはしっかりと、事業者はもちろんでございますけれども、行政としてもよく連携を取って対応をしなければならないというふうに思っております。  ただ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) むしろ、他の行政機能として果たさなきゃいけないというふうに思っているんです。事故調査委員会としては、むしろこれはもう客観的に科学的に事実関係を解明して事故原因を究明していくというところが一番の大きな役割でございますので、そこに被害者支援機能を持たせること...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私が被害者の方々の個々の事情を知っているかと聞かれますと、それは十分に掌握していないというふうにお答えしなければならないと思います。  ただ、JR西日本に対しましては、ともかく被害者の方々には誠実かつ万全な対応をしてもらいたいということはもう事故直後か...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 昨年の福知山線の事故、また航空事業者におけるトラブルが続いていること、国民の皆様の、利用者の皆様のこうした公共交通に対する信頼が大きく揺らいでいることは、もう極めて遺憾というふうに言わざるを得ないと考えております。しっかりとこの公共交通に対する信頼を取り...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 航空の方に関する御質問だということだととらえてお答えしたいと思うんですけれども、トラブルは、もちろんこれはあってはならないわけでございます。とともに、トラブルが起こる要因というのが、やっぱり人為的な不注意だとかミスの場合が多いわけですね。更に言いますと、...全文を見る
03月24日第164回国会 衆議院 本会議 第17号
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○国務大臣(北側一雄君) 早川議員にお答え申し上げます。  この法律案の成立にかける決意についてお尋ねがございました。  本法律案は、国土交通省につきましては、海上保安庁の留置施設につきまして、その管理運営や被留置者の処遇等について法律上明らかにすることにより、被留置者の人権...全文を見る
03月24日第164回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(北側一雄君) 今、羽田空港は年間の離発着の回数が約三十万回でございます。ところが、もう御承知のとおり、一杯になっておりまして、国内の地方空港等から是非羽田に入れたい、また増便をしたいというふうな声は各地域地域にたくさんあるわけですけれども、今の容量では入れないという状...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど来、前田委員のお話を聞いておりまして、私も非常に興味深く聞かしていただいておりました。たしか森は海の恋人というんですかね、日本の河川を美しくするためにも、海をきれいにするためにも、国土全体を本当に美しくするためにも、森をしっかり守っていくことが私は...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 公共交通機関におけるAEDの設置状況につきまして御報告申し上げます。  鉄道につきましては、この三月末までに少なくとも百四十駅に設置される予定でございます。また、来年度中には少なくとも約二百七十駅で設置される予定でございます。  航空につきましては、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 議員御指摘のオストメート、人工肛門や人工膀胱を保有するオストメートにも対応したトイレにつきましては、現在のところ東北自動車道の蓮田サービスエリアなど、全国の九つのサービスエリア、パーキングエリアで設置されているだけでございます。  一方、旧日本道路公団...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 大切な御指摘いただいていると思います。  この車いすマークというのは国際シンボルマークになっておりまして、その意味は、車いす利用者限定ということではなくて、障害者が利用できることを表示するものでございます。この国際シンボルマークは、日本工業規格において...全文を見る
03月27日第164回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(北側一雄君) 札幌市におきまして、姉歯元建築士ではない別の建築士による偽装が報告をされました。極めて遺憾であると思っております。  この件につきましては、この建築士が設計に関与した物件、既に偽装が確認をされておりますのが五物件ございます。この五物件を含めまして、この...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 姉歯元建築士のこの偽装物件というのは、現在判明しているのは九十七物件あるわけでございますが、この姉歯元建築士の場合はその中に、その九十七物件の中に、設計の際に地震力を大幅に低減をいたしまして、構造計算書を差し替え、鉄筋の量を減らすことによりまして中規模地...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員のおっしゃっているとおり、しっかり調査をいたしまして、その調査結果、事実関係を確認をした上で公表しなければならないと思っておるんです。逆に言いますと、今特に札幌市の場合ですと調査を一生懸命進めております。そういう途中段階で、事実関係がまだ必ずしも十分...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この保有水平耐力計算というのは、一番これが建築士の方々に活用されておるわけでございますが、比較的簡易にその建物の安全性、耐震度について計算する方法でございまして、一番オーソドックスといいますか、一番よく行われている方法でございます。それに対して、限界耐力...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 建築事務所には、今委員のおっしゃっておられますとおり、管理建築士を置かなければならないわけでございます。この管理建築士につきまして一人ということになっておるということで、組織が多くなった場合に一人でいいのかという御質問でございます。  これにつきまして...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この姉歯元建築士の耐震偽装事件につきましては、今私ども行政側も、そして刑事告発もしておりますので司法当局の方も捜査並びに調査を行っているところでございまして、その事実関係、背景、要因も含めまして、しっかりと調査をし、明らかにしなければならないと考えている...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の耐震強度偽装事件を受けまして、昨年の十二月にその危険な分譲マンションにお住まいの居住者の方々の支援のための総合的な支援策を取りまとめをさせていただきました。この国会、通常国会の冒頭で補正予算を認めていただきまして、五十億円その総合的な支援策に計上を...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 限られた予算しかないわけですね。したがって、今後の新しい社会資本整備というのは、今委員がおっしゃったように、これからは維持管理コストがどんどん増えてまいります、また更新コストも増えてくる。そういう中にありまして、新規の投資については、これはやはり優先順位...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、総理のリーダーシップの下で我が国観光立国に向けてしっかり取組をさせていただいているところでございます。  昨年、おかげさまで過去最高の六百七十三万人の外国人のお客様を日本に迎えることができたわけでございます。先般も、総理も御参加いただきましたが、日...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の耐震強度偽装事件については、様々な課題を与えていただいているというふうに思っております。一つは、建築サイド、建築士を始め建築サイドの問題点、そして、その建築をチェックする行政の側の問題点、そしてもう一つは、住宅を取得する方々の保護という観点、それぞ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これは航空だけではなくて、公共交通にとりまして、安全の確保、安全に利用者の方々を目的地まで送り届けるというのは最大の役割であり使命でございます。そこが一番大事なところであると思っております。幾ら規制が緩和されようが、民間事業者がやっていようが、その公共交...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) タクシーの経済的な規制の緩和をさせていただきました。しかし、それによって、観光タクシーだとか福祉タクシーだとか料金の多様化だとか、それは利用者にとっては非常にプラスの面もあります。  一方で、安全面の規制はしっかりやってっていかにゃいけない。特に、おっ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) やはりこの特別会計を統合することによって、例えば各事業に共通する業務というのがございます、調査研究、こういうのを例えば一緒にやれば無駄が省けるじゃないかというのもございますし、また各事業が一体となった事業間連携の強化にも資するようにしたいというふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 勘定間の統合をどうしていくかというのは今後の議論になっております。ただ、それぞれやはり分かりやすく、国民から見て分かりやすくするということも一つ大事なことでございまして、そうしたことをどうしていけばいいのか、どうした方が国民に分かりやすいのか、勘定、別勘...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 財務大臣の御答弁の方がいいのかもしれませんが、今後の課題の一つだと思っております。ただ、国民に分かりやすくすることも非常に重要なことでございますので、別勘定にした方が国民に分かりやすいという判断もあるかもしれません。
03月28日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○国務大臣(北側一雄君) 小池委員のおっしゃっているとおりであると私も思います。  これからは、国会の先生方にはもちろんでございますけれども、やはり国民の方々、利用者の方々にしっかり監視をしていただくということが必要だと思っております。そのためには、やはり情報をきちんと公開をし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) スカイマークエアラインズに対しましては、今委員の方から御指摘いただきましたように、現場の整備員の問題、また整備管理体制の問題等々、多くの問題点があると思っております。しっかりと今集中的に検査体制に入っておりますが、そこをしっかりとさせていただきまして、厳...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) いや、もうおっしゃるとおりでございます、全く。  私は、去年の十月の本当にこの事故がございまして、今回またちょっと原因が明らかではありませんが、同様に故障という表示がなされた踏切でこのような人身事故が起こってしまったわけでございまして、これは本当に遺憾...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 昨年来、大きな事故、そして航空における連続したトラブル等があることはもう極めて遺憾であるというふうに思っております。  何度も申し上げておりますが、運輸におきましては、安全に輸送する、利用者の方々を目的地まで安全に輸送することがもう最大の使命であり最大...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 公共交通の事業者の方が、それが民間企業であっても、公共交通を担うという方々にとって安全最優先というのはもう社会的な極めて使命を担っているわけでございます。それがまず大前提でありますから、経営者の方々はそのことをまず意識を強く持ってもらう必要があるし、しっ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 冒頭の御質問にありましたように、この安全に対する意識が希薄化をしているのではないかという問題は、これは単にその運輸事業者だけの問題ではないと思ってます。日本社会全体の中でそういう意識が弱くなってしまっていないのかどうか、そこを本当に私どもはよく見ていかな...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 山下委員のお話は、国土交通省の外へという意味での独立性をおっしゃっておられるんだと思うんです。今後の、これからの一つの課題であるとは私も思います。  ただ、じゃ今独立性がないのかと言われますと、まず、その委員自体はこれは国会の両議院の同意を得て人事がな...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 自動車事故は年間九十万件あるという、航空、鉄道の事故件数と比べても比較にならないほど多くの事故が発生をしておりまして、また、これらすべての事故の処理とか発生原因の調査につきましては、中心となっているのは、もう御承知のとおり警察が中心となって実施をしている...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これはもう私は成功したというふうに思っております。もちろん、JRになっていろいろ、それぞれの会社が課題は抱えておりますが、全体としては私は見事に成功したのではないかというふうに思っております。  これ、民営化されまして、分割・民営化されましたのは昭和六...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 東京駅は、やはり日本の玄関口だと私も思います。それにふさわしいやはり玄関口にしていかないといけないと思います。  もちろん、利用者の利便だとか安全上問題なく円滑に移動できるだとか、そういうことももちろん大事でございますが、やはり多くの方々が利用されるわ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 日本航空ジャパンのDCの9―87型機でございますが、これは、航空局が発行しました耐空性改善通報によりまして、着陸回数が四百五十回ごとに繰り返し点検すると、これ、かつて、徳之島でしたかね、で事故がございまして、そのとき以来こういうことにさせていただいておる...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この開かずの踏切というのは、安全面はもちろんでございます、とともに、道路渋滞、さらにはその地域のまちづくりにも大きな影響を与えているわけでございまして、一番いいのは、開かずの踏切、踏切をなくしてしまうということでございます。踏切を除却をしまして連続立体交...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 冒頭申し上げましたように、この踏切対策は、安全面はもちろんのこと、その地域の分断されている地域を一体化させていくためにも、また渋滞解消のためにも本当に効果の高い事業でございまして、しっかり地方公共団体とも連携取らせていただいて、この踏切対策を推進をさせて...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 人員削減は、どう見るかということでございますけれども、技術が進歩することによって整備工数が少ない新鋭機の導入だとか、それから外注化を進めてきているということもあると思います。そういうこともあって減少してきていることは事実であると思いますが、ただ、その人員...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これは、今でもそうなんですが、航空事業者の国際競争、競争激化というのはもう本当に激しいものがございます。御承知のとおり、アメリカの航空事業者が軒並み経営を破綻をしていくような事態も生じているわけなんですが、そういう中で我が国の航空事業者も例外ではありませ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この裁判なんですけれども、これは裁判所の方も、国の方で乗務時間を定めておりまして、この乗務時間に定めた国の基準の範囲内でどのような勤務条件に変更するかという問題、そしてこの勤務条件に関する問題、当然労使間において話し合われるべきものでございます。  こ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 各国の例でございますけれども、欧米の主要国十三か国中、二名乗務機の飛行時間制限値で十二時間以上を許容している国及び飛行時間制限が十二時間以上にほぼ相当すると考えられる飛行勤務時間制限値で十四時間以上を許容している国、これドイツ、オランダ等、この十三か国中...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 渕上先生からは、この御質問は、もうこの一年半の間、ずっと一貫してお聞きをしている御質問でございます。  経済的規制の緩和があったとしても、それが安全確保をすべき社会的規制、安全確保を目的とする社会的規制が揺るぐようなことがあってはならないと思うんです。...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 運輸の安全性の向上のための鉄道事業法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました宅地造成等規制法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  平成十六年の新潟県中越地震、昨年の福岡県西方沖地震などにおいては、宅地を中心に多くの地盤災害が生じました。今後発生の可能性が指摘されている首都...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました独立行政法人に係る改革を推進するための国土交通省関係法律の整備に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  政府においては、これまで小さくて効率的な政府を実現する観点から行政改革を積極的に推進してきたところでござい...全文を見る
03月29日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○北側国務大臣 私も六甲に近いところに住んでおりますので、子供のころよく六甲に行きました。六甲というのは本当に私も大好きな山でして、ハイキングするには最高の山ですよね。また、夜は夜でも、六甲の頂上からの夜景というのはすばらしいですよね。この六甲の山ろくにある、神戸を中心とする都市...全文を見る
○北側国務大臣 今のお話をずっと聞いておりまして、やはり高度経済成長の時期に、これはもういろいろなところにひずみが生じているなということを感じます。昭和四十五年当時にあえてこんなところまで市街化区域にしなきゃよかったのに、調整区域のままでおいておけばよかったのにというふうに、まあ...全文を見る
○北側国務大臣 今委員の方からおっしゃったように、修理期限でございます二〇〇五年の六月を過ぎて、九カ月間、再修理を怠りまして運航をしておったということでございます。  この事実自体、極めて遺憾なわけでございますが、なぜこうした修理をすべきという情報が適切に社の中で管理をされてお...全文を見る
○北側国務大臣 前回のこの委員会でも申し上げましたが、厳重注意という行政処分をとった場合には、これは、今後はきちんと公表をしていくという体制をとらせていただきたいというふうに思っております。国民の皆様、利用者の皆様からもしっかりと監視をしていただくことが必要だと思います。そういう...全文を見る
○北側国務大臣 今回、こうしたたび重なることもありますので、極めて異例でございますが、三月十七日から、今もやっています、きょうもやっております、四月の下旬までやる予定でございますけれども、一カ月にわたりまして、集中的に立入検査をまさしく今実施しているところでございます。スカイマー...全文を見る
○北側国務大臣 今、昨年の十二月の鹿児島空港の件をおっしゃいましたが、これは原因がまだ不明でございます。必ずしも整備不良であったかどうかというのはわかりません。むしろ機体の方に問題があったのかもしれない。そこのところを今事故調査委員会で調査中であるということでございます。  で...全文を見る
○北側国務大臣 昨年の四月以降、減員が十二名。この十二名の内訳は、退職が十一名、社内異動が一名。増員が十五名。新規入社が七名、社内養成七名、社内異動一名ということで聞いておるところでございます。  確認整備士の必要人員は四十一名でございます、スカイマーク社の場合。(鉢呂委員「今...全文を見る
○北側国務大臣 そのこと自体、極めて遺憾なことと言わざるを得ないと思います。  この委員会におかれましても、先般、運輸の安全性の向上のための鉄道事業法等の一部を改正する法律案、委員会で全会一致で通させていただいたわけでございますが、この法律の一つのポイントは、やはり公共交通を担...全文を見る
○北側国務大臣 このスカイマーク社というのは、今鉢呂委員おっしゃっていただいたように、今、二十八便飛んでおります。これも御承知のとおり、この四月の下旬から路線が変更になるんですね、変更になる予定なんです。今は羽田—鹿児島、羽田—徳島、羽田—関空の便があるんですが、これがなくなるわ...全文を見る
○北側国務大臣 私、ここのところの閣議後の会見では、このスカイマーク社についてよく問われますので、私の方からはその都度厳しいコメントをさせていただいておりまして、そういう中で、集中的な立入検査、異例の検査も行わせていただきますと。また、今具体的に実施をしているというところでござい...全文を見る
○北側国務大臣 この件は、今も委員がおっしゃっていただきました徳之島空港での事故を受けて、二〇〇四年の三月十五日に指示をしたところでございます。今委員のおっしゃったように、着陸回数四百五十回以内で検査を繰り返し実施するようにという指示を出したわけでございまして、その主脚の点検の予...全文を見る
○北側国務大臣 今回のJALの点検期限の超過、こちらも当然問題なわけでございまして、こちらの方は、いわばうっかりミスという側面が強いと思われます。後者の方の点検ミス、こちらの方は、私は、今委員がおっしゃったように、やはりこちらの方は問題が多い、より問題が多いというふうに思っている...全文を見る
○北側国務大臣 JALにつきましても、昨年来、本当にトラブルが続いているわけでございます。幸いにして事故にはつながっていないわけでございまして、こうしたトラブルが続いている中で、事業改善命令を出し、さらには厳重注意等の行政指導も行っている中で、今回またこのようなトラブルがあったわ...全文を見る
○北側国務大臣 先生、裏負担というふうにおっしゃっておられるんですけれども、まちづくりとか中心市街地の活性化だとか、これはまさしく地方の市町村の主体的な事業がまちづくりであり中心市街地の活性化、主体はあくまで市町村だと思います。それを先ほど委員の方がおっしゃっていただきましたさま...全文を見る
○北側国務大臣 非常に大きな御質問をいただきました。今、日本という国、日本という社会は、間違いなく大きな転換期に来ているというふうに思っております。  今おっしゃったように、昨年から人口減少時代、恐らく、これから長い間人口がずっと減少していく、こういう歴史というのはかつての日本...全文を見る
○北側国務大臣 おっしゃっているとおり、金太郎あめのような、そういう整備ではないと思います。やはりこれからは、各地域地域に特性というのがありまして、その特性に応じたまちづくり、都市計画を進めていくというのが大事なんだろうと思うんです。  私、全国各地を回らせていただいております...全文を見る
○北側国務大臣 コスト縮減、もちろん限られた予算の中でございますから、コストを縮減していくというのはとても大事なことだと思います。  しかし、コストをどんどんどんどん縮減していきまして、それで、例えば橋でいいましたら、債務償還はきっちりやりました、債務償還が終わった時点で橋はも...全文を見る
03月30日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○国務大臣(北側一雄君) 専門家の先生から言わせますと、我が国、今、地震の活性期に入ってきたのではないかというふうな説をおっしゃる方もいらっしゃいます。現に、ここ数年も比較的大きな地震が続いているわけでございまして、昨年は住宅建築物の耐震促進法について改正法案を通していただきまし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この宅造規制法は、先ほど説明がありましたように、むしろ豪雨災害等によるがけ崩れから住民の方々を守っていこうと、こういう趣旨で法律が作られたものでございます。必ずしもこの法律が作られた当時は、地震災害に備えるというふうなことで想定したものではありませんでし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 宅地造成等規制法等の一部を改正する法律案につきまして本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起されました事...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 土木研究所と北海道開発土木研究所、この法案が通りましたならば統合をするということになるわけでございます。  しかし、今後とも、非公務員化されるとはいうものの、公益性また公共性の高い研究開発また技術指導を行っていくということは、今後ともこれは変わりはござ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 我が国にとりましては、財政を健全化していくというのは、今、田名部先生おっしゃったように、もう私は本当に至上命題。我々の時代じゃないんですね、本当に次の世代、次の次の世代のことを考えて、財政負担をできるだけ軽くするようにしていくことが今の世代の私は大きな役...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ちょっと数字は私も持っておらないんですけれども、大幅に、今、田名部先生がおっしゃった時代に比べますと、歳出の規模も大きく減っているというふうに思っております。
○国務大臣(北側一雄君) 政治に携わる者、また行政の幹部として国民に奉仕をしていかないといけない者、いずれにしましても、私は、一つ一つの政策も大事ではございますけれども、やはりビジョンといいますか理念といいますか、今委員のおっしゃった哲学といいますか、そうしたものをしっかり持って...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 公務員か民間かという分け方を今先生ずっとおっしゃっておられるんですけども、例えば公共性のある仕事、公益性のある仕事を民間の方々がやっている場面というのは非常に多いんですよね。営利か非営利かという問題と公益性があるかないかという問題とはこれまた別の問題だと...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) もう将来は、そういう自分たちのこと、自分たちの地域のことは自分たちで決めると、権限も財源も責任持って、自分たちが判断をするために地方の方にきちんと持たせると、そういう地方分権の流れというのは非常に大事だと思います。  そういう意味で、道州制というのは今...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回のこの法案では、土木研究所と北海道開発土木研究所につきまして統合をさしていただきたいということをお願いをさしていただいています。もう一つは、海員学校と海技大学校につきまして統合をさしていただきたいということでございます。  これ、それぞれ、前者につ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 我が国は四方を海で囲まれた国でございます。まさしく海洋国家でございまして、今委員のおっしゃったように、国内の貨物輸送の四割は内航海運が果たしているわけでございます。極めて大きな役割を果たしている、私たちの生活にとって非常に必要不可欠なお仕事をしていただい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私も同様の認識をしております。  船員数が減少をしておりますし、また高齢化が今委員のおっしゃったように進んでいる状況でございまして、将来にわたりまして海運を担っていく若い船員の方々の育成また安定的な確保というのは極めて重要な課題であると認識をしておりま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この若い人たちの養成というのは、本当に大事な課題だというふうには思っております。今委員のおっしゃっているとおり、本当に高齢化が進んでおりますし、一方で、冒頭申し上げましたけれども海運の果たしている役割というのはもう極めて、これはもう内航、外航かかわらず大...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 効率性も大事でございまして、ただ、今委員のおっしゃっている趣旨というのは、効率性だけで判断してはならない。やはりこれからの長い将来にわたっての船員の養成というのが非常に重要であるという観点からやはり見ていかねばならないと思っているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 独立行政法人の評価いかんという御質問でございます。  各法人は、中期目標、中期計画に基づきまして、運営費交付金及び人員の合理化を図りつつ業務の効率化に取り組んでいるところでございます。  この業務実績につきましては、国土交通省独立行政法人評価委員会で...全文を見る
03月31日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○北側国務大臣 今回、都市計画法を初め、まちづくり三法の見直しについて御論議をいただいているわけでございますが、私が大臣に就任しましたのは一昨年の九月なんですけれども、その大臣の就任の日の記者会見で、まちづくり三法についてぜひ見直しをさせていただきたいということをお話しさせていた...全文を見る
○北側国務大臣 きょうの土肥先生の御質問は、私もずっと聞かせていただきましたが、やはり社会福祉施設の現場で大変御苦労されてこられた委員の御質問でございますので、私ども重く受けとめないといけないというふうに思っております。  恐らく先生は、委員は、今回のまちづくり三法の見直しの趣...全文を見る
○北側国務大臣 私の地元の堺市は、今おっしゃっていただきましたように、明日、四月一日から政令指定都市になります。  ただ、この堺市というのは、すぐ北に大阪市という大都会がある町でございますので、堺市の特に南東部といいますか、泉北ニュータウンといいまして、大きな開発された住宅地も...全文を見る
○北側国務大臣 決して商業調整をするわけではありません。それは何ら変わっておらないわけでございますが、ただ、まちづくり、都市計画について大きな転換であることは間違いありません。
○北側国務大臣 日本の都市は、昭和三十年代、四十年代、人口が急増する、また、先ほど申し上げましたが、団塊世代が社会人となっていく、そういうときに急激に地方から都市へ人口が流入をしまして、都市がどんどんどんどん大きくなる、そして住宅についても、新たに入ってきた若い人たちの住宅が必要...全文を見る
○北側国務大臣 今、委員のおっしゃったように、大規模集客施設等の郊外立地が進んでいったこと、また、集客施設だけではなくて公共公益施設までも郊外移転をしていくというふうな状況も見られておりました等々、私は、中心市街地がここまで衰退した要因というのはさまざまあると思うんです。  特...全文を見る
○北側国務大臣 ちょっとお答えになるかどうかわかりませんけれども、私は、戦後の日本というのは、団塊の世代の人たちの果たしてきた役割というか、その方々の世代が意識していたかどうかは別として、物すごい大きな意味を持っていると思うんです。  ちょうど私の少し上なんです、ちょっと上なん...全文を見る
04月03日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○北側国務大臣 今委員のおっしゃいましたように、道路、それから治水、治水というのは河川でございます、それから港湾、さらに空港、そして都市開発資金融通、この五つを平成二十年度までに統合いたしまして無駄の排除を行うというのが今回の法案でございます。  当然のことといたしまして、各事...全文を見る
○北側国務大臣 前の国土交通委員会でもお答えさせていただきましたが、連携は必要だと思います。やっている業務自身が非常に国土交通省そのものの業務と関連があるわけでございます。連携は必要だと思います。  ただ、当然効率化も必要でございまして、ちょっと今数字を持っておりませんが、統合...全文を見る
○北側国務大臣 この建設弘済会というのは、もう委員は御承知のとおりでございますけれども……(渡辺(周)委員「近畿建設協会」と呼ぶ)はい。中立性とか公平性を確保しつつ、社会資本整備についての専門性だとかこれまでの現場経験なんかを踏まえまして、河川、道路等の工事の監督や施設管理の補助...全文を見る
○北側国務大臣 もともとこれは、近畿整備局なら近畿整備局、整備局で行っていた、本来はもとの事務でございました。それが、人員の縮減等々、事務の効率化等々、また外部委託できることは外部委託していこう、こういう効率化の流れの中で、こうした公益法人もでき、公益法人に業務委託をしてきたとい...全文を見る
○北側国務大臣 この三月末で取りまとめ、第一次でございますが、させていただきました。その中で、この業務についてはもう民間にやってもらおうというふうに決めた業務がございます。それについては、もうこの十八年度からしっかりと実施をさせていただきたい。今委員のおっしゃったように、よく監視...全文を見る
04月04日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○北側国務大臣 今、石井委員がおっしゃっておられましたとおり、現在の道路特定財源につきましては、平成十五年から十九年度の道路整備五カ年計画、この五カ年計画の中で、必要な道路整備にかかる費用ということをまず前提にいたしまして、そして各税目につきまして暫定税率を定めさせていただいてい...全文を見る
○北側国務大臣 委員よく御承知のところだと思いますけれども、空港整備特会、平成十八年度でございますけれども、合計が五千七百二十六億円の会計でございます。このうち、現在半分以上を大都市圏の拠点空港整備に係る事業費に使っておるわけですね。地方空港というのはごく一部でございまして、実際...全文を見る
○北側国務大臣 将来的に一般財源化を検討するということでございます。
○北側国務大臣 先ほど財務大臣も答弁しておられましたが、一般財源化という基本的な方向について定めているものでございまして、その方向で将来的に検討するということでございます。
04月04日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました海上物流の基盤強化のための港湾法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  近年、我が国物流をめぐっては、中国を始めとしたアジア地域の経済発展や我が国企業の進出に伴い、アジア域内物流が準国内物流化するな...全文を見る
04月05日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○北側国務大臣 橋梁談合の件だというふうに思います。この件については、旧日本道路公団の役員が談合に関与しておったということでございまして、受注企業へ再就職したOBが発注情報の収集や発注予定者の選定に関与していたという事実が指摘をされたわけでございます。  談合そのものがあっては...全文を見る
○北側国務大臣 委員のおっしゃっていますとおり、談合をした企業の側に、談合してもメリットがない、むしろ大変な制裁をこうむるというふうにすることが私も重要だというふうに思っております。  そういう観点から、委員からするとまだ不十分だということだと思いますが、指名停止期間を最長二十...全文を見る
04月05日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○北側国務大臣 今回のこの法案は都市計画法の改正案をお願いしているわけでございますが、もっと広い観点から見ますと、おっしゃっているとおり、まちづくりを含めた我が国国土の今後の整備のあり方をどうしていくのか、こういう観点から位置づけていくこともやはり非常に重要なことであるというふう...全文を見る
○北側国務大臣 今も委員もおっしゃったように、関係省庁で、中心市街地の活性化のためということでさまざまな事業があるわけですね。これは必ずしも中心市街地を前提としている事業じゃありません。例えば、我が省のまちづくり交付金をごらんになっていただきましたが、これは中心市街地にももちろん...全文を見る
○北側国務大臣 このまちづくり三法の見直しにつきましては、私も大臣に就任する前から問題意識を強く持っておりました。問題意識を強く持って、そして日本商工会議所なんかも、これは見直しをすべきということで相当研究もされておられました。また、関係団体からもいろいろなお話を聞いておりまして...全文を見る
○北側国務大臣 今委員の方から、モータリゼーションの進展というお話がございました。これが一つ大きな背景にあると思います。  例えば、私がまだ二十代のころ、若いころは、車を持っているというのは必ずしも普通じゃなかったですね。今はもう車をお持ちになるというのは、ほとんどの方が車とい...全文を見る
○北側国務大臣 確かにコンパクトシティーという言葉は使わなくてもいいんです。歩いて暮らせるまちづくりともともとは言っておったんですけれども。これはイギリスの方で、イギリスのまちづくりの計画の中で、このコンパクトシティーというふうな言葉が使われたということだそうでございます。  ...全文を見る
○北側国務大臣 今の参考人の方々のお話は私も非常に同意できるところが多いと思います。  中心市街地と言われているようなところというのは、本当に昔からの歴史、文化、伝統がある地域だと思いますね。私の地元なんかでもそうでございます。お寺とか神社とか、また過去のいろいろな歴史のときの...全文を見る
○北側国務大臣 それは、ぜひそうさせていただきたいと思います。  これは、話すと長くなるんですけれども、それぞれそのときの置かれた社会経済情勢の中で置いている重点というのがありまして、都市再生については、ちょっと私も出発点で相当かかわっておりましたので、これは平成十三年なんです...全文を見る
○北側国務大臣 売り場面積が増加をしている、これは大規模店舗がふえているということだと思います。一方で、売り上げや雇用が減少をしている。おっしゃるとおり、単位面積での売り上げというのはさらに減っているということになるわけでございます。  これをどう見るかということでございますけ...全文を見る
○北側国務大臣 都市計画としても、そういう中心市街地だとか、それから都市の中心部、その周辺に田園地帯、農地があるということは、私はまちづくりという観点からも非常に重要なのではないかと思うんですね。  もちろん、農業生産そのものが、農業という観点からそれをしっかりと育成していくと...全文を見る
○北側国務大臣 国土交通省の事業を見ていただいたらわかりますとおり、例えばまちづくり交付金というのは、市町村がさまざまなまちづくりをするに当たって、もともとある国の補助事業をさまざま活用してやる場合もあれば、独自に提案事業としてやる場合もある、そういうときにこのまちづくり交付金を...全文を見る
○北側国務大臣 これは、恐らく、国土交通省だけではなくて、経産省以外の省庁というのはすべてそうだと思うんですが、中心市街地の活性化のためだけにやっているわけじゃないんですよ。さまざまな目的があって、それぞれの事業があって、そして市町村の事業、都道府県の事業、それに対する補助事業、...全文を見る
○北側国務大臣 ですから、例えば国土交通省の事業でいうならば、まちづくり交付金という制度がある、それにこれだけの予算がついている、その事業についてどうなんだというふうな検証の仕方だったら、当然そうです。しかし、まちづくり交付金自体が中心市街地の活性化のためにやっているわけじゃあり...全文を見る
○北側国務大臣 都市政策の基本的な課題は何かという御質問でございました。  都市政策における課題というのはさまざまあると思います。例えば、災害に強い町をつくっていく、これも大事な要請だと思います。また、今、環境に優しいまちづくりを進めていくことも重要。さらには、高齢化社会になっ...全文を見る
○北側国務大臣 地震対策を考えたときに、特に大都市部における密集市街地対策をどうするかというのは極めて重要な課題だと私も認識をしているところでございます。  これは東京都なんかも非常に苦労を今しているところだと思いますけれども、これまでももちろん、委員も御承知のとおり、さまざま...全文を見る
○北側国務大臣 多くの地方都市におきまして、大規模集客施設の郊外立地等によりまして都市機能の無秩序な拡散が進行して、中心市街地の衰退傾向に歯どめがかからないという状況でございます。  この背景は、一つは、あの九〇年ころまでの本当に異常な地価の高騰、そして、その後のバブルの崩壊に...全文を見る
○北側国務大臣 旧大店法でございますが、これは廃止をされたわけでございますけれども、これは中小小売業の事業活動の機会を確保するための経済的規制でございまして、これを継続することは適切ではないという判断に基づいて行われたものというふうに承知をしておるところでございます。商業調整につ...全文を見る
○北側国務大臣 大規模小売店舗立地法、これは経産省の所管の法律でございます。合同審査の際に経済産業大臣にぜひ答弁をお願いしたいというふうに思いますが、やはり、まちづくりに関しては、これは、都市計画の策定手続を通じて、地方公共団体が、住民の意見というものを十分に反映して、適切に判断...全文を見る
○北側国務大臣 商業的な需給調整として大規模店舗の立地を規制していくというのは、私は、率直に申し上げて、やはり違うんじゃないかと思うんですね。  私は、都市計画、まちづくりという観点の中から、この地域についてはこういう都市のあり方をしていくんだ、それを都市計画の中で市町村がつく...全文を見る
○北側国務大臣 準工業地域にも規制しろ、また一万平米以下についても規制を検討すべきではなかったか、こういう御質問でございます。  これは、率直に言うと相当議論がありました。相当議論がありまして、政府・与党間の最終的な取りまとめの際に、準工業地域については規制対象といたしませんが...全文を見る
04月06日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○国務大臣(北側一雄君) 加藤委員は物づくりに長年携わってこられた議員でございますが、今質問の冒頭でおっしゃいましたように、そういう物づくりのメーカーの方々もいかにコストを縮減するか、その中でやはり物流をいかに簡素化するか、効率化するか、そういうところに本当に知恵を絞っていらっし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員がおっしゃったように、我が国の港湾の国際競争力を強化することは喫緊の課題であるというふうに考えております。午前中の質疑でもございましたように、港湾コストの三割低減、またリードタイムを一日、二十四時間以内にしていくということを目標といたしまして、今施...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず、小林委員におかれましては、毎回の委員会で御質問いただきまして、本当に心より敬意と御礼を申し上げたいというふうに思います。これは決して、率直に申し上げておるわけでございますけれども。  二つ御質問があったかと思うんですね。一つは、仕様規定から性能規...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 海上物流の基盤強化のための港湾法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起されまし...全文を見る
04月07日第164回国会 衆議院 経済産業委員会国土交通委員会連合審査会 第1号
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○北側国務大臣 国土交通大臣の北側でございます。よろしくお願いいたします。  平成十年のまちづくり三法が十分機能しなかったのではないか、その反省点でございますけれども、幾つかあると思っております。  大きな要因だけお話ししたいと思いますけれども、一つは、やはり中心市街地を生活...全文を見る
○北側国務大臣 これまでの反省点を先ほど述べさせていただきましたが、先ほどの新藤委員の御質問にもございましたが、私は、やはり大切なことは人だと思うんですね。さまざまな制度をつくったにせよ、そこに魂を入れていくのはやはり人でございまして、人がやる気を持ちそして集まってくる、そのよう...全文を見る
○北側国務大臣 国土交通省は、まちづくりをそもそも所管している官庁でございますし、また、公共交通についても所管をしているところでございまして、しっかりとこの中心市街地の活性化に向けて国土交通省も取り組みをさせていただきたい、各省庁と連携をよくとってやらせていただきたいと思っている...全文を見る
○北側国務大臣 これは、先般の国土交通委員会でも委員の方から御指摘いただきまして、国土交通委員会でも議論をさせていただきました。  そのときにも申し上げましたが、例えば、国土交通省の予算というのは、中心市街地を前提として事業があるわけではございません。中心市街地の活性化にも使え...全文を見る
○北側国務大臣 まず、今私が答弁しましたのは、国土交通省だけの問題ではありません。中心市街地活性化本部が内閣にできるわけでございますので、中心市街地活性化本部として、先ほど申し上げたようにやらせていただきたいと考えております。
○北側国務大臣 既に議事録も読んでいただいているようでございますので簡単にさせていただきたいと思いますが、一つは人口構造です。人口構造の変化。昨年から人口減少時代に入りました。また、本格的な高齢社会はまさしくこれから到来をするわけで、我が国日本社会がこれまで経験したことがないよう...全文を見る
○北側国務大臣 一つは大規模集客施設でございます。これまでは原則立地が可能なような都市計画の仕組みになっておったわけでございますが、むしろこれからはそれを全く転換いたしまして、大規模集客施設にありましては、その立地を一たん制限いたしまして、それでも立地をしようとするときには都市計...全文を見る
○北側国務大臣 例えば市街化調整区域、今回の改正案ではなくて、現行であればどうなっているかといいますと、開発許可が必要になってきます。それと、市町村に当然、開発許可ですから、大規模店舗の場合は事前に計画が出てくるわけですよね。  ですから、市町村として全く何の手段もなかったかと...全文を見る
○北側国務大臣 例えば、あれはどこの県でしたか、条例をつくったのは。(発言する者あり)福島県。福島県は、今でも現行法制のもとでやっているわけですね。かなり厳しく大規模店舗について規制をしていこうという条例なんかもつくってやっているわけです。  だから、市町村や都道府県において、...全文を見る
○北側国務大臣 福島県知事には、今回の社会資本整備審議会のこの都市計画の案を取りまとめるに当たりましても参画をしていただきまして、むしろ御意見を賜りながら今回の案を取りまとめたものでございます。  まちづくりというのは、これは基本的に市町村が主体なわけでございますし、それはこれ...全文を見る
○北側国務大臣 きょうも少し述べさせていただきましたが、反省という面では、先ほど委員もおっしゃっていました、広域的な調整ができるような手だてがなかった、ここはやはりしっかり反省しないといけない。ある市町村が仮に特別用途地区をつくって立地を制限したとしても、隣の市で認めてしまうとそ...全文を見る
04月10日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
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○北側国務大臣 総人件費改革の実現に向けまして、国家公務員の純減というのは重要課題だというふうに考えております。それはもう北海道開発局に限らず、すべての業務について効率化をしていかなきゃいけないと考えております。  その際、行政減量・効率化有識者会議というのがありまして、そこで...全文を見る
04月10日第164回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○国務大臣(北側一雄君) 今、亀井委員の方から御指摘がございましたことは、そのとおり事実でございます。
○国務大臣(北側一雄君) 今御指摘のございました二工事につきましては、委員のおっしゃったように五〇%前後の落札率でございました。したがって、調査基準価格と言いまして、ダンピングがないかどうか等々調べる必要がございますので、低入札価格調査を実施をともにさしていただきました。企業の方...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、一般競争入札を増やそうと私ども考えております。昨年、国土交通省の直轄の工事の橋梁談合事件もございました。今は二億円以上でしたね、二億円以上のものについてはもう一般競争入札でやると、また二億円以下のものも一般競争入札でできるだけやっていこうということで...全文を見る
04月10日第164回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(北側一雄君) 山根議員にお答えいたします。  薬物の水際対策等についてお尋ねがございました。  薬物密輸事件につきまして、最近は、国内暴力団等のほか、国際的な犯罪組織が関与し、その手口もますます巧妙化をしております。このため、海上保安庁では、容疑船舶に対する立入検...全文を見る
04月11日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○北側国務大臣 都市の秩序ある整備を図るための都市計画法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議におい...全文を見る
○北側国務大臣 ただいま議題となりました道路運送法等の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  我が国は、急速な少子高齢化の進行により、人口減少社会を迎え、地域や都市構造も大きく変化しております。また、自動車保有台数は七千九百万台を超え、車社会が成熟の時代を...全文を見る
○北側国務大臣 今回のJALのトラブルにつきまして、私は、前も申し上げておりますが、一番問題だと思いましたのは、やはり点検が不十分であったというところが大きく問題視されなきゃいけないというふうに考えているんです。その検査をされた方が、十分、思い込んでおったとかそういうふうにおっし...全文を見る
○北側国務大臣 現在、集中して特別監査に入っておりますので、その結果をよく踏まえまして、またよく分析をいたしまして、慎重に判断をさせていただきたいと思っております。また、きょうの西久保社長の御発言もよく念頭に置いて、私は判断していきたいというふうに考えております。  先ほど、徳...全文を見る
○北側国務大臣 今、高木委員の方からおっしゃいましたこの事故でございますが、多数の乗客の方々が負傷されました。大変な重大事故というふうに認識をしておるところでございます。  この事故を受けまして、海上保安庁におきましては、事故直後から救助に当たるとともに、その後、必要な調査に今...全文を見る
○北側国務大臣 事実関係でございますので、よく調べて御報告をさせてもらいたいと思います。
04月11日第164回国会 衆議院 本会議 第21号
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○国務大臣(北側一雄君) 住生活基本法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  これまで、我が国の住宅政策は、住宅建設計画法のもと、公的資金による住宅の新規供給の支援を通じて、戦後の住宅不足の解消や居住水準の向上に一定の役割を果たしてまいりました。  しかしながら、近...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 吉田議員にお答え申し上げます。  まず、住生活基本法を制定する趣旨についてお尋ねがございました。  我が国の住宅政策は、戦後の深刻な住宅不足を背景に、住宅建設計画法に基づく五カ年計画のもと、住宅の新規供給の支援を基本としてまいりました。しかし、人口減...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 長安議員にお答えいたします。  基本法の制定により、豊かな住生活をどのような形で実現するか、法の理念についてお尋ねがございました。  豊かな住生活は、国民一人一人の価値観、ライフスタイルやライフステージごとに異なるものでございます。したがって、豊かな...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 伊藤議員にお答えいたします。  まず、国民の権利としての居住空間の確保についてお尋ねがございました。  住宅は、国民の健康で文化的な生活にとって不可欠な基盤であり、憲法第二十五条の趣旨を踏まえ、住宅に困窮する方々を初めとして、国民一人一人の居住の安定...全文を見る
04月11日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
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○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  平成十二年三月に国際海事機関において採択されました二千年の危険物質及び有害物質による汚染事件に係る準備、対応及び協力に関...全文を見る
04月13日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
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○北側国務大臣 私もけさほど報告を受けたばかりでございますが、平成十六年度に国土交通省が全国の建設弘済会に発注しました積算補助業務、二百五件あります、この二百五件について確認したところ、該当する事例が二件あったというふうに報告を受けております。これはともに、九州建設弘済会に出向し...全文を見る
○北側国務大臣 落札率については、私、今手元にございませんが、ちょっと誤解のないように申し上げておきます。  この積算補助業務、これは委員の方もお聞きになっていただいたかと思いますけれども、実際に、経費の積算とか予定価格の算出とか、こういうことをやることではありません。鋼材の材...全文を見る
○北側国務大臣 これは、平成十六年七月二十一日と十一月十七日に豊国工業株式会社と契約をしました大正搦樋管機械設備工事及び旧陣屋川樋管外三箇所開閉機動力化工事、この二つについて積算補助を行っていたということでございます。
○北側国務大臣 きょう午後に追加御質問があった件ですね。私、その間ずっと参議院の国土交通委員会で法案審査をやっておりますので十分にお話は聞いておりませんが、今確認しましたら、十枚ということだそうでございます。
○北側国務大臣 詳細な事実関係は、できれば政府参考人から聞いていただいた方が正確に答えられると思いますけれども、今言っておりますのは、三カ月前と聞いております。
○北側国務大臣 当該九州地方整備局の担当者がそういうことを知っていたかどうか、私は聞いておりません。(長妻委員「きのう通告しました」と呼ぶ)聞いておりません。  先ほども申し上げましたが、平成十六年の二百五件について調べさせていただきました。そうしたら、二件、今御指摘のところが...全文を見る
○北側国務大臣 その九州地方整備局の担当者が、今問題になっております豊国工業株式会社が、かつて指名停止ですか、公取から指導を受けておったということについて、そういう企業であるかどうか、そういうことについて知っていたかどうか、これは私自身は聞いておりません。確認をして、また御報告を...全文を見る
○北側国務大臣 国交省のOBが一名行っているようでございます。
○北側国務大臣 これは一般論でございますが、国土交通省におきましては、民間企業等から、必要な知識、技術を有する人材の求めがあった場合には、それに該当する者がいれば、本人の意向の確認を行った上で適宜企業側に情報の提供を行っております。
○北側国務大臣 先ほど答弁したとおりでございまして、情報の提供をさせていただいております。
○北側国務大臣 今申し上げた情報の提供につきましては、これは、企業、団体等の需要にこたえる等の観点、また職員の在職中の職務の適正な執行を確保していくという観点等々、必要に応じてこれまで行っているものでございます。人事院規則に定められた基準に基づくチェック等、ルールに乗っかってきち...全文を見る
○北側国務大臣 人事院規則等、ルールに乗っかって、適正な手続に従って行っていくということでございます。
○北側国務大臣 この建設弘済会の問題は、昨年の秋でしたか、御指摘いただきまして、国会でも何度か御論議いただきました。  私の方から、昨年の秋の段階で、建設弘済会ではなくて、民間に最初から委託できるものはしっかり委託しなさい、そして、本当に建設弘済会でないといけない部分についての...全文を見る
○北側国務大臣 これは平成十六年度の数字でございますが、それで調査をしたところ、全国の建設弘済会に発注した監督補助業務が二百五十三件ございます。そのうち、今委員のおっしゃったのに該当するのが一件ございました。九州地方整備局が平成十六年十一月八日に株式会社協和製作所と契約した甘久水...全文を見る
○北側国務大臣 そのような報道があったことは承知をしております。そのような報道の前にも、さまざま水門工事については報道がございますので、私の方から、その入札の状況等につきまして調査をしっかりするようにということは指示をしてございます。
○北側国務大臣 建設弘済会、委員もよく御承知のとおりなんですけれども、ずっと昔はこれはそれぞれ整備局でやっていた業務を、整備局が河川管理、道路管理等々をやっておったわけでございますけれども、これを、どんどん人員の削減が続いてくる、そういう中でできるだけ外部委託をしていこうというこ...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど委員の方から、出向職員の方が管理しているんじゃないのか、こういうお話ございましたが、監理技術者はあくまでプロパーの職員がさせていただいております。やはり河川とか道路とか、その管理、安全にかかわるところがございますので、そこのところはやはりプロパー職員がきちん...全文を見る
○北側国務大臣 九州だけ四つあるんですね、今委員のおっしゃっているとおり。これは四つのそれぞれの弘済会なり協会なり、やっている業務は全然違う業務をそれぞれ担当していて、重複でやっているわけではありません。ダムとか河川とか分けてやっている。ほかの地方は一つでやっているのを四つに分け...全文を見る
○北側国務大臣 では、簡単に答弁させてもらいます。  入札監視委員会につきましては、弁護士、会計士等が入って、第三者機関として、公共工事の入札契約の適正化を行うに当たって第三者の意見を適切に反映させるということで設置をしているところでございますが、今委員のおっしゃったように、こ...全文を見る
○北側国務大臣 承知しております。
○北側国務大臣 まず、職員録で六十一になっておりますが、これは平成十七年十月時点で、人事異動とか休職等により一時的な欠員が七名生じまして、六十一名となっております。その後、補充を行った結果、平成十八年の四月一日の段階では、現在の実員は六十三名になっておりまして、さらに今、病気休職...全文を見る
○北側国務大臣 これは平成十七年度末の予算定員でございます。この予算定員が、昨年十月の時点で七名の欠員を生じておったということでございます。  そして、その後の経過については先ほど述べたとおりでございます。
○北側国務大臣 もう詳細は省かせていただいて簡単に述べさせていただきますけれども、自動車損害賠償保障事業特別会計については、加害者からの債権回収や保険金の支払いに関する保険会社の監督などの事業を本省において実施しております。また、自動車検査登録特別会計においては、国際基準との整合...全文を見る
04月13日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○国務大臣(北側一雄君) 今委員がおっしゃったように、我が国というのは四囲を海で囲まれた海洋国家でございます。海岸線の延長距離だけで取りますと世界で六番目、中国やアメリカよりもよっぽど海岸線は長い国家、これが日本。これはもう昔から、当たり前の話ですが、昔から日本はそういう国家であ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今長官から答弁しましたとおり、海上保安庁の仕事、役割というのは本当に広範囲にわたっておりまして、またそれが今ますますその範囲が広がっている、また重要さが増しているという状況にあるわけでございます。それに比べて人員、装備等ともまだまだ不十分なところがござい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) このテロ対策につきましては、国交省だけではなくて、もう当然のことでございますが、内閣を挙げて取組をさせていただいているところでございます。交通機関及び重要施設に対するテロ対策はもう最重要課題の一つというふうに認識をしておりまして、航空、鉄道等々、また原子...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この巡視船艇とか航空機、これが昭和五十年代に整備されたものが大変多いわけでございまして、それがもう耐用年数超過しているものが実を言いますと約四割あるような状況でございます。大変老朽化、さらに旧式化しておりまして、海上保安庁が行っております犯罪取締りや救助...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員のおっしゃったような状況でございまして、これは計画的に整備をしていかないといけないというふうに考えておりまして、この二〇〇六年度予算で、昨年の補正も含めまして、これは第一歩。で、二〇一〇年代のできるだけ早い時期に代替整備が完了することを目指したいと...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほどの巡視船艇百二十隻、航空機約三十機の代替整備が必要と申し上げましたが、これ、じゃ全体でどれぐらい予算規模必要なのかというと、三千五百億規模必要なんですね。(発言する者あり)いや、もう海上保安庁並びに国土交通省の予算としては極めてこれはでかい予算でご...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の改正によりまして、有害液体物質等の排出により迅速かつ効果的に対処するための体制が整備されるというふうに考えているところでございます。また、海上保安庁では巡視船艇、航空機を動員するほか、大規模な流出事故においては関係機関総動員で防除作業を実施すること...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員がおっしゃっている大型しゅんせつ兼油回収船でございます、今三隻ございまして、これは海上保安庁ではなくて港湾の方で管理をしている船でございます。今、新潟港、名古屋港、北九州港にそれぞれ一隻配備をしておりまして、我が国沿岸での油流出事故に対して、全国を...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど申し上げたように、この油回収船というのは大型しゅんせつをするのと兼ねた油回収船なんですね。それが三隻あって、先ほど申し上げたところに配備をしているところでございます。  北海道においては資機材、大型油回収資機材が配備をきちんとされております。それ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この四月の九日に起こりました超高速船の事故につきましては、百名以上の方がけがをされました。非常に重大な事故でございまして、重く受け止めているところでございます。  この事故を受けまして、これは私の方から指示をいたしまして、国土交通省の中に、国土交通審議...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の改正によりまして、有害液体物質や危険物の排出等に対処するための対応資機材の配備や、所要の訓練、研修を受けた要員の配置が進むものと考えております。我が国の周辺海域では年間三十隻から五十隻前後発生しておりますケミカルタンカーの事故に、これでより迅速かつ...全文を見る
04月14日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○北側国務大臣 本会議でお疲れのところ、また当委員会を開催していただきまして、また御議論いただき、ありがとうございます。  今、高齢化が進行しているわけでございますが、本格的な高齢社会はまさしくこれからやってまいります。一方で、人口減少社会にいよいよ突入をしてきたわけでございま...全文を見る
○北側国務大臣 自動車を使用しまして有償で他人を輸送するというのは、これは本来的にはバス事業者であったりまたタクシー事業者が担うべきものだ、これが基本だと思います。今回の改正では、採算などの面で、バス、タクシー事業者によって十分な輸送サービスが提供されず、地域の足が確保されない場...全文を見る
○北側国務大臣 この法律案が提出された背景は、もう委員も御承知のとおり、社会経済情勢の大きな変化にあると思います。高齢化がこれから本格的に進む、そして人口減少時代に突入して、過疎地域もこれからふえてくるだろう。そういう中にあって、従来の地域の足でございますバスまたタクシー等だけで...全文を見る
○北側国務大臣 今、高木委員から御指摘のあった問題は、この委員会においても何度も取り上げていただいているところでございます。  平成十四年に規制緩和が施行されまして以降、実態を見ますと、既存の事業者の方々の増車が非常に多いわけでございますが、景気の低迷と相まって、事業者の方々は...全文を見る
○北側国務大臣 非常に本質的なお話をちょうだいいたしました。  今議論しておりますタクシーサービスの将来ビジョン小委員会におきまして、今古賀委員のおっしゃっていただいたお話が、まさしく主要な前提であり課題であるというふうに思いながら、私もお話を聞かせていただいたところでございま...全文を見る
○北側国務大臣 大切なことは、利用者の方々がそうした万一の事故があった場合にきちんと賠償を受けられるということ、賠償を受けられるような担保がきちんとあるということが最も大事なことだと思いますね。  そういう意味では、先ほど局長が答弁しましたように、ヘルパー持ち込みの車両であって...全文を見る
○北側国務大臣 平成十四年二月に規制緩和が行われたわけでございますけれども、乗り合いバス路線の廃止につきましては、実を言いますと、それまでも、この規制緩和以前においても廃止が顕著でございました。その当時は同法施行前でございますが、年平均約九千キロ、規制緩和後も年平均約八千キロでご...全文を見る
○北側国務大臣 これは、昨年国土交通省より行った指示に基づきまして、社団法人日本自動車車体工業会から今月の四日に提出された報告でございます。  その内容によりますと、この工業会の会員のうち、トラックの架装を行っている九十社を対象に、平成十五年から十七年までの三年間に行った二次架...全文を見る
○北側国務大臣 今委員がおっしゃったように、この日本自動車車体工業会からの報告によれば、多数の会社において不正と思われる二次架装が行われていたことが判明したわけでございまして、これは本当に極めて遺憾というふうに考えております。  これまでもこういう不正な二次架装があったときには...全文を見る
○北側国務大臣 道路運送法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起されました事項の趣旨を十...全文を見る
○北側国務大臣 ただいま議題となりました住生活基本法案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  これまで、我が国の住宅政策は、住宅建設計画法のもと、公的資金による住宅の新規供給の支援を通じて、戦後の住宅不足の解消や居住水準の向上に一定の役割を果たしてまいりました。  しか...全文を見る
04月14日第164回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(北側一雄君) 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国においては、諸外国に例を見ないほど急速に高齢化が進展していること、障害者が社会の様々な活動に参加する機会を確保することが求められていること等から、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 加藤議員にお答えいたします。  特別特定建築物の法令違反についてお尋ねがございました。  特別特定建築物につきましては、地方公共団体において立入検査を適時実施していただくとともに、利用者の方からの情報提供等も活用して違反実態の把握に努め、違反が確認さ...全文を見る
04月18日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
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○北側国務大臣 平成十七年度末現在でございますけれども、全国の直轄国道の高架下の自動車駐車場の占用については、全体で、この弘済会等に許可しているものは百二十三件ございます。
○北側国務大臣 百二十三件はすべて駐車場でございます。  それと、全体の数字はちょっと今調べさせますけれども、近畿建設協会の例で申し上げますと、これは平成十六年度の例でございますけれども、駐車場料金収入は約三億五百万円でございます。
○北側国務大臣 民間コンサルのお話につきましては、前回も議論させていただき、答弁もさせていただいていると思いますが、まず弘済会の業務自体をできるだけ効率化していくという場合に、特にさまざまな非常に不定期な公共事業であるだとか、地域が非常にさまざまだとかということもございますので、...全文を見る
04月18日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○北側国務大臣 今、委員の方からお話がございます溶融スラグ、ちょっときょう持ってまいりまして……
○北側国務大臣 はい。  今御指摘のございました点、よく踏まえまして、再生材料、リサイクル資材を調達することは非常に重要だと思います。それはしっかり推進を今後ともさせていただきたいというふうに思っておりますが、しかし、公共工事というのは極めて多くの皆様の安全にかかわる事業でござ...全文を見る
○北側国務大臣 私、森内閣のころに、亀井政調会長と、私も政調会長で、一年間、ウイークデーは毎日御一緒をさせていただきまして、懐かしく、久しぶりに亀井節を聞かせていただいて、大変に私も感銘をしております。やはり政調会長亀井先生の、弱者、弱いところにちゃんと目を置かれて、視点を置かれ...全文を見る
○北側国務大臣 日本の住宅事情でございますけれども、住宅の量は、必要な量、数としては満たされてまいりました。  問題は質でございまして、これからはやはり住宅の質を改善していく、質の向上を図っていくというふうな施策に転換をしていく必要があると思うんです。  これまでは、やはり、...全文を見る
○北側国務大臣 委員のおっしゃっているのは、公社だとか、それから県営住宅だとか市営住宅だとかということだと思います。それにつきましては今掌握をしている最中でございます。掌握をして、また御報告をさせていただきたいと思っております。
○北側国務大臣 昨年の衆議院選挙が終わりまして十月に、これは全会一致で耐震改修促進法の改正法案を通させていただきました。これから住宅・建築物の耐震化について強力に推進をしていこうという趣旨の法律でございます。  ことしの年頭に、お通ししていただいたこの法律に基づきまして国の基本...全文を見る
○北側国務大臣 委員のおっしゃっているとおり、住宅を買われた方々、瑕疵担保責任があるといっても売り主の側に資産がなければ、実際にはそれが実行されないわけですね。今回の耐震偽装事件を受けての一つの反省はそこにあります。もっと住宅を取得する側の権利というものをきちんと確保していくため...全文を見る
○北側国務大臣 居住者の立場からの意見をきちんと言う人を入れておくということは大切なことだと当然私も考えておりますし、そういう方々がこの中にちゃんと入っておるというふうに認識をしております。
○北側国務大臣 例えば、お名前を申し上げますと、小澤紀美子さんという方は住居論とか居住環境が専門分野でございますし、また、小谷部さんという方は住居学が専門でございますし、また、岩田さんという方は生活保護だとか貧困問題だとか、そういうことについて御専門でございます。
○北側国務大臣 建物の寿命を長くしていくべきではないかという御主張については、私も全くそのとおりだと思います。  やはり、これからの時代は、いいものをつくってできるだけ長く使う、また、長く使うために途中できちんと整備なんかもできるようなシステムをきちんとつくっていくということが...全文を見る
○北側国務大臣 この住宅の問題のやはりかなりの部分は、私は、都市問題だと認識をしております。  特に、今委員の方は格差というふうにおっしゃったわけですが、私の理解する限りは、恐らくあのバブルの時代はもっと格差が大きかったですね、都市と地方との間で。それはもう東京なんかで、大都市...全文を見る
○北側国務大臣 これは、私は、家を持ちたいと思っていらっしゃる方々に、世帯に対して、できるだけ持ち家が提供できるような条件、環境を整備していく。今も住宅ローン減税等々実施しているわけでございます。それはもちろん重要だと思いますが、一方で、やはり考え方が非常に多様になっているという...全文を見る
○北側国務大臣 大事なことは、我々行政サイドからしますと、やはり高齢者の方々が、自分が住みたいと思う住まいが選択できる、そのような条件、環境をつくっていくことが大事だと思っております。  これは従来から、そうした趣旨で、高齢者の入居が可能な民間賃貸住宅に関する情報を幅広く提供す...全文を見る
○北側国務大臣 もう少し詳細に申し上げますと、そうした住宅に困窮をされている方々の入居を受け入れられる要件に合った民間賃貸住宅に関する登録制度、これを整備したいというふうに考えております。  その際に、地方公共団体はもちろんでございますけれども、社会福祉法人や関係の方々とよく連...全文を見る
○北側国務大臣 公営住宅そのものは、これから建てかえの時期に入るのが多くなってくると思うんですが、新たに大きな公営住宅、大団地をつくって提供していくということは、これからは基本的には余り期待できないわけでございます。  むしろこれからは、建てかえをしていく、また改善をしていくと...全文を見る
○北側国務大臣 直接はございません。  しかしながら、間接的に、今の借り上げ方式の賃貸住宅制度もそうなんですけれども、やはり今大事なことは良質な住宅をきちんと提供する。だから、何でもかんでも民間の賃貸住宅であればいいのじゃなくて、良質な住宅を借り上げとか買い取りをしてお貸しする...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど来申し上げていますように、これから大事なことは住宅の質だというふうに考えています。  直接的な家賃補助ですと、この住宅の質の確保というのはできません。住宅の質の確保をしていくためには、きちんと、先ほどの借り上げ型や買い取り型のように、それなりの一定の良質な...全文を見る
○北側国務大臣 一言で言いますと、住宅の量から住宅の質へ、住宅の質の確保へというのが今回の法案の大きな目的でございます。  戦後我が国は、どんどん経済が発展するとともに、都市に人口が流入する、そして住宅を提供しなければならないということで、これまでは、住宅の供給計画というのをつ...全文を見る
○北側国務大臣 一つは、やはり住宅の質の向上また住環境の良好な形成、これが一つ大きな目的だと思っております。  二つ目に、これからは住宅の供給ということが、これまではそれが大きな目的であったわけでございますが、これからはそうではございません。そういう意味で、むしろこれからは民間...全文を見る
04月18日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第12号
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○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国においては、諸外国に例を見ないほど急速に高齢化が進展していること、障害者が社会の様々な活動に参加する機会を確保することが求め...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 大事な御指摘だと思っております。これから本格的な高齢社会が到来するわけでございます。是非できるだけ多くの市町村でこの基本構想が策定されるように、また、予算面、税制面も含めましてしっかりとした支援ができるように充実をさせていただきたいと考えております。
○国務大臣(北側一雄君) ともに、この船の事故も、そして「ゆりかもめ」のこの重大インシデントも、片方は事故調が入っておりますし、片方は海上保安庁等が入って今調査をしております。まず、原因が何であったのかということをしっかりと明らかにすることがやはり再発防止に向けて大事だと思います...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 結論から申し上げますと、これは交通政策、また社会資本整備に係る施策の一環として今回の法案を提案をさせていただいているところでございます。高齢者の方々、また障害者の皆さんのできるだけ自立した日常生活、社会生活を確保していくということは極めて重要でございまし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この委員会におきまして、またこの後まちづくり三法についても御審議をいただくわけでございます。まちづくり三法の方も、これからの本格的な高齢社会がこれから到来するわけでございまして、そういうことも踏まえまして、高齢者の方々、そしてもちろん障害者の方々等が本当...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) そのとおりでございます。  対象者の範囲につきましては、身体障害者のみならず、知的、精神障害者を含むすべての障害者が含まれるという意味で、「障害者等」という表現に改めさしていただいております。
○国務大臣(北側一雄君) この法律案では、施設の設置管理者、これはまあ、もう大方民間の方でございますね、この施設管理者について、できるだけバリアフリー化を促進するという観点から、障害により施設の利用等において現れてくる負担を軽減して、当該施設の利用に際しての利便性、安全性を向上し...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 発達障害の方々への接遇について、やはり交通事業に携わる方を始め、やはり我々一般の、一般のと言ったら語弊がありますね、みんながやはり理解をしていくようにならないといけないと思うんですね。特に、交通事業者等々、そういう障害者の方々が利用されるようなところに携...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今おっしゃったように、このバリアフリー化を推進をしていくためには、最も大事なことは、心のバリアフリーを進めていくということがやっぱり最も大事なことだと思います。そういう意味で、障害者団体の方々の参加をいただきながら例えばバリアフリーリーダーというものを育...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これを、移動の自由を確保する権利というものを仮に明文化するとしますと、どういう問題があるかといいますと、例えば施設が新設される場合だけではなくて、既存の施設も含めてバリアフリー化されていない場合にはバリアフリー化をしなさいと、法律上ですよ、した方がいいに...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) このハートビル法並びに交通バリアフリー法、ハートビル法は旧建設省、交通バリアフリー法は旧運輸省で提出をさせていただいた法律でございました。それぞれ、駅並びにその周辺、そしてまた多くの方々が利用する建築物ということになっておったわけでございますけれども、そ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 東横インの問題につきましては、建物の完了検査後に違法な改造をすると、それを広範に行ったわけでございまして、極めて遺憾であると。今厳正な対処をしているところでございます。  この問題を受けまして、受けましてといいますか、やはり国や地方公共団体において、建...全文を見る
04月19日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○北側国務大臣 再就職の問題につきましては、今委員から御指摘がございましたように、以前、国土交通委員会でも御指摘がございました。できるだけ公務の世界に長くいられるような公務員制度改革をしなければならないと思っております。  きょう、午前中も御質疑があったわけでございますけれども...全文を見る
○北側国務大臣 今は、耐震強度偽装事件についておっしゃったんだと思います。  この事件、姉歯元建築士が偽装した物件は九十八物件ございます。この九十八物件のうち、建築確認機関が見落としたわけでございますけれども、民間の検査機関だけではなくて、特定行政庁の建築主事が見落としたものが...全文を見る
○北側国務大臣 国土交通省の本省における平成十二年度からの五年間における随意契約の割合でございますが、件数でいいますと八七・四%でございます。金額でいいますと七六・七%でございます。  それから、相見積もりにつきましては、これは複数の者から見積もりをとるということでございますけ...全文を見る
○北側国務大臣 まず、全国にある整備局から公益法人である建設弘済会への業務委託でございますけれども、これにつきましては、昨年からさまざまな御指摘をいただいておりましたので、これは私の方から、民間でできることはできるだけ民間に委託してもらいたいということを、ぜひ点検してもらいたいと...全文を見る
04月20日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○国務大臣(北側一雄君) 一つは談合、特に官製談合についてのお話がございました。もう一つは公務員の天下り、再就職の問題がございました。  まず談合、また官製談合の問題でございますが、談合というのは当然これはあってはならない、ましてや官製談合というのは、私は決してあってはならない...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、竹歳局長から答弁したとおりでございますが、この法律というのはやはり、さかのぼれば憲法十三条、さらには十四条、また移動の自由というふうな意味では、これは例えば憲法二十一条の表現の自由ともかかわってくるそうです。だから、そういう意味では、やはり私は、憲法...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) いえいえ。
○国務大臣(北側一雄君) そうですね、委員長。
○国務大臣(北側一雄君) 済みません、差別という意味はそういう意味で言っているんじゃないんです。人間には顔の違いがある、これがもう差別という意味での差別で申し上げているんです、はい。だから、言葉としては差異と言った方がいいのかもしれません、一般的には。一般的には差異といった方がい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) おっしゃられているとおりだと思います。やはり、この法案を通していただきましたならば、その後のフォローをしっかりとしていく必要がありますので、窓口がばらばらにならないように、きちんとフォローをしていくための組織はきちんとつくらしていただきたいと思います。
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど答弁がありましたように、市町村の基本構想で位置付けられたものなどは国土交通省の補助制度も、文科省の制度だけではなくて国交省の補助制度も是非活用してくださいということで考えているところでございます。  国交省といたしましても、学校のバリアフリー化を...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) このニュータウン、いわゆるニュータウンと言われている地域の問題というのは、このバリアフリー化の問題を始め、非常に課題が多いと。課題が多いといいますか、しっかりとこのニュータウンを再生をしていく必要があるというふうに思っているんです。  例えば千里ニュー...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) しっかり取組をさしていただきたいと思っております。  先ほど高齢化とか施設の老朽化の話をしましたが、非常に大事なもう一つテーマは、やはりコミュニティーの問題だと思うんですね。今、例えば、防災の問題であれ福祉の問題であれ防犯の問題であれ、やはりいろんな世...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員のおっしゃったように、現行の基準をベースにしながら、より良いものとなるようにしっかり検討してまいりたいと思っております。
○国務大臣(北側一雄君) 構造上の問題、そして財政上の問題等々ございますが、先ほど鉄道局長が申し述べましたように、着実に進めていきたい、推進をしていきたいというふうに考えております。
04月21日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○北側国務大臣 これまでの住宅政策は、これまで住宅局長が述べてまいりましたように、住宅の供給ということを、国がトップダウン方式で住宅を供給していく、こういう政策手法が中心でございました。これからは、住宅の量から質へと、住宅の質を向上させていくという方向に根本的に住宅政策の転換をこ...全文を見る
○北側国務大臣 過去の住宅政策が持ち家取得重視ということではなかったと私は思うんです。そもそも、住宅が足らない。戦後直後はもちろんそうなんですが、高度経済成長期のときに、東京、大阪を初めといたしまして、都市部に地方から人口が集中する。住宅が全く足らない。いかにその住宅の供給をする...全文を見る
○北側国務大臣 大変大事な御指摘だと思っております。  この政策評価をきっちりしていくためにも、やはり最初の成果指標については具体的なものでないといけないと思っているんです。抽象的な目標ではなくて、具体的な目標をきちんと決めて、そしてきちんと評価をしていくというようなやり方をす...全文を見る
○北側国務大臣 馬淵議員には、これまでの住宅基本法をめぐる、また住宅政策をめぐる戦後の経緯について詳細にお話がございました。私も、だから、そういう意味では、今回、住生活基本法について、このような形で、国会で、政府提出で御論議をいただけるというのは本当に長年の悲願であったわけでござ...全文を見る
○北側国務大臣 当時、野党の公明党なり社会党なりから住宅基本法が何度か提出をされて廃案になるという経過が、昭和四十年代、五十年代続くわけですね。これは、そういう中身の問題もさることながら、政治状況といいますか、当時は冷戦下の時代でございまして、また特に自社が、自民党、社会党が非常...全文を見る
○北側国務大臣 具体的には、もう委員も御承知のとおり、先ほどの、戦後の住宅政策の三本柱でございますね、住宅金融公庫、住宅公団、そして公営住宅、住宅をこの三つの政策の柱によって供給をしていこうという三つの手段そのものについて、数年前から大きく変更をさせて見直しをさせていただきました...全文を見る
○北側国務大臣 この論議は、実を言うと、今国会でまだこれは御論議をいただきます新バリアフリー法の法律でも同じような論議が実を言うとございまして、移動円滑、移動権というものをきちんと今回の新バリアフリー法の中に位置づけをすべきではないか、こういう論議が、論点があるんですね。それと同...全文を見る
○北側国務大臣 昔は一つの家の中に三世代お住まいになられまして、おじいちゃん、おばあちゃんもいる、そして若夫婦がいて子供がいて、こういう御家庭がむしろ普通だったんだと思うんですね。また、すぐ近所に御親戚の方々がたくさんいる、こういうのが普通の家族だったんだろうというふうに思うんで...全文を見る
○北側国務大臣 日本というのは非常に南北に長い、四囲を海で囲まれた国土でございます。本当に北海道と九州、沖縄では全く気候風土も違うわけでございまして、私もこの立場にならせていただいて改めて日本全国を回らせていただいておりますけれども、ああ、日本というのは本当にさまざまな、多様な風...全文を見る
○北側国務大臣 良好な地域コミュニティーを形成していくというのは、私は、今本当に大きな課題だと思っております。  先ほど来申し上げましたように、防災の問題であれ、防犯の問題であれ、教育の問題であれ、福祉の問題であれ、地域コミュニティーの中でそうした機能を果たしていくような時代に...全文を見る
○北側国務大臣 当面、このニュータウンの再生の問題について私どもが意識をしておりますのは、東京であれば多摩ニュータウン、この首都圏でいえば千葉ニュータウンとか、関西の方で一番古い千里のニュータウン、千里のニュータウンは、一番最初の入居が始まりましたのが昭和三十七年なんですね。昭和...全文を見る
○北側国務大臣 今後のさまざまな住宅政策の基本法だというふうに考えております。
○北側国務大臣 そのとおりでございます。
○北側国務大臣 このイスタンブール宣言については承知をしております。これは、憲法二十五条と同趣旨の宣言であるというふうに理解をしておるところでございます。  先ほども住宅局長が答弁をさせていただきましたが、もうちょっと詳細に読ませていただきますと、この住生活基本法案の第六条の中...全文を見る
○北側国務大臣 それはむしろ、私はもう憲法二十五条の中に規定されているという理解をしているわけなんです。その中で、その憲法二十五条の趣旨をきちんとこの住生活基本法の中で具体化をしていかないといけない、それが先ほど申し上げたような条文になっているのではないかと考えております。
04月25日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○北側国務大臣 今、委員の方からおっしゃっていただきましたように、本日九時過ぎから、福知山線の列車事故追悼慰霊式が尼崎の方で厳粛にとり行われました。遺族の皆様、また、けがをされた方々を初め約一千九百名に近いお方が参列をしていただきました。  ちょうど一年たったわけでございますけ...全文を見る
04月26日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(北側一雄君) 国土交通省におきましても、北海道開発関係を始めといたしまして、有識者会議から御指摘を幾つかちょうだいをしているところでございます。国家公務員の純減目標、これの達成は政府としての極めて重要な課題と認識をしておりまして、今しっかりと取り組んでいるところでござ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、藤野委員の方からお話ございましたように、この二年間で一リッター二十円以上、軽油は値段上がっております。これがトラック業界に大変大きな打撃を与えている、厳しい経営状況にあるというふうに認識をしております。トラック業界というのはもう大半が中小企業です。 ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 公明党のマニフェストの評価をいただきまして、ありがとうございます。  この法律の中で、委員も御承知のとおり、基本理念のところ、さらには総人件費改革、特別会計改革、市場化テスト等々の各改革分野におきまして、事務事業の仕分及びそれを踏まえた検討を行うという...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 北海道開発局はかつて北海道開発庁と言っておりまして、それが北海道開発局と、今の国土交通省に統合されたわけでございます。ピーク時から比べますと、この北海道開発局の職員というのは半分になっています。今既に半分になっております。出先の事務所の数も既に半分になっ...全文を見る
04月27日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第14号
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○国務大臣(北側一雄君) この水門工事につきまして、過去の同種工事に係る入札契約の状況についてしっかり調査をするようにということで私の方から指示を出しまして、これにつきましては、二十四日、ですから、今日が二十七ですから、今週の月曜日に個々の入札の予定価格、それから落札金額、契約方...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 昨年、橋梁談合の事件がございました。これは、旧日本道路公団の発注するものだけではなくて、直轄の橋梁工事についても談合事件があったわけでございます。特に、旧日本道路公団の方では官製談合があったということで、今まさしく公判になっているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今のその二足歩行のロボットですとか、先ほどの自律移動支援プロジェクト、私も現場に何度も行かしていただいておりまして、状況を見さしていただいております。  今、加藤委員のおっしゃったように、日本の持っているこの技術というものを活用いたしまして、障害者の皆...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 先ほど来、苦情を受け止めていく、また改善を図っていく、こうしたことにつきまして、行政としても、先ほど来お話ししていますように、ホットラインステーションというのをつくりまして、設置をいたしまして、個別の対応はさせていただいているところでございます。  公...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) そもそも公共交通機関は、障害者の方々、高齢者の方々はもちろんのこと、どなたでもできるだけ利用が円滑にされるように、移動が円滑にされるようにしていくということは、これは公共交通事業者としては当然の私はやっぱり責務であるというふうに思っております。  本法...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今御審議いただいております法案そのものが、元々は憲法のおっしゃった十三条や二十二条や二十五条に位置付けられたその趣旨を生かしていこうという趣旨でこの法律があるということは、もう私もそのとおりだというふうに理解をしているところでございます。  ただ、この...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において...全文を見る
04月28日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○北側国務大臣 おっしゃっているとおりだと思います。  今回、住生活基本法案を今御審議いただいているわけでございますが、これは基本法でございまして、ここに含まれている理念というものを個別の、これからの具体的な施策の中で具体化していかないといけないわけでございまして、そこをしっか...全文を見る
○北側国務大臣 今回の法案につきましては、量から質へ、明確に大きく転換をしていく法案でございます。  まさしく、本格的な高齢社会はこれから到来をいたします。人生八十年、九十年時代。会社を定年退職してからも二十年、三十年と生活がある。これは本当にすばらしいことで、世界一の長寿国日...全文を見る
○北側国務大臣 量から質へ、量というのは数で示されますのでいいんですけれども、質というのは極めて多様なんですね、ニーズが。若い人たちのニーズ、そして高齢者になってからのニーズ等々、また、高齢者の方々の中のニーズも非常に多様になっています。そういう意味で、量から質への転換というのは...全文を見る
○北側国務大臣 何よりも住宅の安全性というのは、例えば耐震性であったり、防火性であったり、防犯性であったり、この安全性の確保というのは、豊かな住生活を実現するために必要不可欠な大前提であるというふうに考えております。  この法案の中におきましても、国、地方公共団体は、安全性、耐...全文を見る
○北側国務大臣 むしろ、耐震強度偽装事件を受けまして、この第八条なり第十一条なりをより明確に規定をさせていただいたというふうに認識をしているんです。  住宅関連事業者についても、一義的に、住宅を供給する側の事業者の方々が住宅の安全性について一番重要な責任を負っているんですよとい...全文を見る
○北側国務大臣 第七条で、国及び地方公共団体の責務を規定しているんですね。第七条では、第三条から前条までに定める基本理念にのっとって、住生活の安定の確保、向上の促進に関する施策を策定し、及び実施する責務を有する、こういう規定を設けている。第三条から前条までの基本理念、これは、第三...全文を見る
○北側国務大臣 三日月委員の御意見は御意見として承らせていただきたいと思いますが、今回の住生活基本法案を提出した経緯というのは、これまでも何度も論議されておりますが、まさしく、住宅の供給をしていく、住宅の量を確保していくんだという政策から、住宅の質の向上、そこに明確に政策転換をし...全文を見る
○北側国務大臣 ちょっとお答えになっているのかどうかわかりませんけれども、先ほど委員も引用されました第六条、この法案の第六条で住宅のセーフティーネットについて規定をさせていただいておりまして、それを基本理念の重要な一つというふうに位置づけさせていただいております。  この第六条...全文を見る
○北側国務大臣 仮設住宅等については、当然国の予算も使ってやらせていただいておるわけでございますし、これは国土交通省というよりも内閣府の問題でございますが、被災者の生活支援制度についてもこの国会で何度も論議をいただき、改正もして、少しずつ充実をさせていただいているところでございま...全文を見る
○北側国務大臣 委員のおっしゃったように、私も弁護士の時代に、土地の境界確定の訴訟というのは一番嫌だったですね。登記所の公図と全く違う。また、登記所にある登記簿の面積と実際上の面積が全然違う。これはもうざらなんですね。  先ほど、首都圏だけ御紹介いただきましたが、私の地元の地籍...全文を見る
○北側国務大臣 この附帯決議に関する件ですね、機構の役員の選任の問題。  これにつきましては、機構というのは独立行政法人になったわけでございますけれども、今は、全国にある賃貸住宅、公団時代に建設をされました賃貸住宅の管理をしっかりやっていただく必要があるわけでございますし、また...全文を見る
○北側国務大臣 おっしゃっているとおりでございます。  都道府県計画、都道府県で計画をつくっていただくわけでございます。もちろん国が全国計画をつくって都道府県計画ができるわけでございますが、住宅に対するニーズというのは当然地域によって全然違うわけでございます。大都市部と地方では...全文を見る
○北側国務大臣 これは、住宅宅地分科会だけの問題ではありません、恐らくもっと一般的な審議会の問題ということでおっしゃっていらっしゃるんだろうというふうに思います。  一般的に、審議会制度というものをどう活用し、また、それをどう透明化等の見直しをしていくのか、これは大事なテーマだ...全文を見る
○北側国務大臣 冒頭申し上げましたように、住宅政策、量から質へ転換をしていく。その質というのは、地域によってやはりニーズが違うと思います、状況も違うと思います。もちろん財政状況も違うわけでございまして、そういう中で、やはり大事なのは、この都道府県計画で何を規定していくのか、何を計...全文を見る
○北側国務大臣 委員のような御意見を去年の三位一体改革の論議の中でもっと強く言っていただいたらよかったなというふうに思うんですが、率直に申し上げて。  これは、なぜこうなったか。地方団体からの提案なんですよ。全国知事会、全国市長会、地方六団体からの要請として中に入っていたわけな...全文を見る
○北側国務大臣 住宅のセーフティーネット、これについては今回の住生活基本法案の中でも第六条で規定をさせていただいて、これは、これからも、国の責務としてしっかりこのセーフティーネットを確保していく役割は果たしていかねばならないというふうに考えているところでございます。
○北側国務大臣 まさしくそういう趣旨で、住宅の質の向上をこれからしっかりと図っていこう、これからまさしく本格的な高齢社会がやってくるわけでございますし、また、住宅に対するニーズというのは昔と違いまして、さまざまな、多様なニーズが生まれてきているわけで、そうした多様なニーズに適合で...全文を見る
○北側国務大臣 住生活基本法案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起されましたゆとりある豊かな住生活が実現されるよう、関係機関が...全文を見る
04月28日第164回国会 衆議院 本会議 第27号
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○国務大臣(北側一雄君) 建築物の安全性の確保を図るための建築基準法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  今回の構造計算書偽装問題は、多数のマンション等の耐震性に大きな問題を発生させ、多くの住民の安全と居住の安定に大きな支障を与えただけでなく、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 望月議員にお答え申し上げます。  今回の問題の基本的認識と再発防止に向けた今後の取り組みに対する決意についてお尋ねがございました。  今回の問題は、本来法令を遵守すべき資格者である建築士が構造計算書の偽装を行い、その偽装を指定確認検査機関のみならず地...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 馬淵議員にお答えを申し上げます。  耐震偽装問題に対処する決意についてお尋ねがございました。  今回の問題は、本来法令を遵守すべき資格者である建築士が構造計算書の偽装を行い、その偽装を指定確認検査機関のみならず地方公共団体でも見逃してしまったものであ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 斉藤議員にお答えいたします。  建築物の建築における公的関与、公的責任についてのお尋ねがございました。  建築物を建築、購入しようとする際には、ほかの財と比べまして非常に多額の費用を要します。加えて、構造、防火、避難などの安全性能等について、竣工した...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 穀田議員から十一問、御質問をちょうだいいたしました。  平成十年の建築基準法改正に関する見解についてお尋ねがございました。  同年の建築基準法改正により措置されました建築確認検査制度の民間開放につきましては、阪神・淡路大震災を教訓として制度の充実、効...全文を見る
05月08日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(北側一雄君) あの日本橋の上に掛かっている首都高ができましたのは東京オリンピックの前なんですね。昭和三十八年の十二月でございます。これ、全国にこの手の例というのは、今京都のお話もございましたが、あちこちでございまして、例えば東京でも皇居のお堀の上を高速が走っているんで...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ちょっと数字は詳細に私まだ報告受けておりませんが、相当多くのところに再就職をしていると、天下りをしているという事実はあると思います。
○国務大臣(北側一雄君) この報道の後に報告を受けております。
○国務大臣(北側一雄君) この近畿整備局の建設協会だけではなくて、全国にある整備局の下にそうした建設協会、弘済会がそれぞれあるわけでございます。それにつきましては、もうこの委員会でも何度も御指摘をいただいているところでございまして、昨年来御指摘をいただいておりましたので、私の方か...全文を見る
05月09日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○北側国務大臣 新聞報道で承知をしております。
○北側国務大臣 まず、予定価格とは何かということでございますけれども、これは契約金額の上限の基準でございます。上限の基準を示したものということでございます。  委員のおっしゃっているとおり、技術というのは進歩しますから、また、企業の方もできるだけコストを安くしようということで努...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど申し上げましたように、予定価格というのは契約金額の上限基準ですね。ですから、これを上回ってしまいますと、当たり前のことでございますが、入札できないということになるわけですね。  そうしたことを考えたときに、一方では、何か高度な技術を持っている企業しか入札を...全文を見る
○北側国務大臣 不断の見直しは当然必要だと思うんですね。  ただ、その観点に、安ければいいわけではありません。やはり品質がきちんと確保されて、例えばライフサイクルコストという概念がございます。ライフサイクルが長ければ長いほど、結果として国民負担は小さくなるわけでございまして、そ...全文を見る
○北側国務大臣 今、長妻委員が述べられた話は、非常に大事な、極めて大事な話であるというふうに認識をしております。  財政状況が大変厳しい中で、これからも、公共事業にかける費用というのは、減ることはあってもふえることは想定できないわけですね。  そういう中で、今委員のおっしゃっ...全文を見る
○北側国務大臣 委員の方からも、いろいろな計算の仕方があるとおっしゃっていただきましたけれども、現時点で、公共投資の対GDP比というのは主要先進国並みまで低下しているというふうに私どもは認識をしております。具体的に申し上げますと、GDPに対する一般政府IGの割合につきましては、平...全文を見る
○北側国務大臣 恐らくこれは計算の仕方によるんだと思いますけれども、私ども、内閣府の資料だとか経済見通しによりまして計算をさせていただいているところでございます。
○北側国務大臣 財務省の方の出しているこの資料の基準と今私が申し述べた基準、計算の仕方は違うんでしょうけれども、詳細がもし必要であれば参考人の方から答弁させますが、財務省の方は十分類ある公共事業の中の三分類からとっている、私どもの方は十分類全体をとっておるということでございます。
○北側国務大臣 できれば、こういうある特定の事業に関する問題でございますので、私も当然詳細を理解しているわけではございませんので、充実した質疑をするためには、私はむしろ政府参考人からきちんと答弁させた方がより実りのある質疑ができるのではないかと思いますので、もし私の答弁で不十分で...全文を見る
○北側国務大臣 当初の総事業費が、最終的な事業費と比べたときに、結果的に最終的な総事業費の方が大変多くなってしまっているということは、やはりこれは決していいことではありません。当初の見込みの評価が十分ではなかったことも考えられますし、その辺は、見直すべきところはきちんと見直してい...全文を見る
○北側国務大臣 事前の評価を極力正確に行っていくということは非常に大事なことだというふうに思います。  航空需要につきましても、一つは、バブルの崩壊以降、本当に経済の低迷が続きました。そのことの影響も大変大きいというふうに思っております。その以前において、あのようなバブル崩壊、...全文を見る
○北側国務大臣 法律上、今委員のおっしゃっているとおり、特定多目的ダムについては予算書の中に個別事業ごとに計上するということが書かれておりまして、もう一つ、特定港湾施設についても同様の規定がございまして、特定港湾施設についても同様の取り扱いをさせていただいております。  今委員...全文を見る
○北側国務大臣 本省では、平成十七年に十一件、関東地方整備局におきましては、平成十七年には十八件となっております。
○北側国務大臣 長妻委員も、この御質問についてはこれまで何度も質問をされていらっしゃいますし、実態についてもよく御理解の上で御質問されていらっしゃると思うんですね。  これは、定年前に早期退職慣行というのが長年の間あるわけでございます。ここのところを変えていかない限り、この問題...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど申し上げたように、公務員制度全体の改革の中で、その人事制度をどうしていくのかという議論の中で、この問題についてやはり解決の方向を目指すべきだと考えております。
○北側国務大臣 今、長妻委員いいことをおっしゃっていただきましたけれども、例えばスタッフ職をつくっていくだとか、それから給与体系、もう年功序列型じゃなくて、年を食ったら給料がふえるというのではなくて、場合によっては下がることもあるよというふうな給与体系のあり方そのものも考えていか...全文を見る
○北側国務大臣 談合とか官製談合とか、これは断じて許してはいけませんし、今、例えば幾つかの問題について指摘されております。そこで、そういう不正な行為があったならば、これは厳しく処置をしていきたいというふうに考えております。  その問題と今の再就職の問題、天下りの問題でございます...全文を見る
○北側国務大臣 これから、人口が減少し、本格的な高齢社会が到来し、全国において過疎の地域がふえてくると思います。そういう意味で、地方における鉄道、バス等の公共交通の足をいかに確保していくかというのは、これからの交通政策にとりまして非常に重要な大事な課題であるというふうに思っており...全文を見る
○北側国務大臣 現在、利用台数をベースにしたETCの利用率は、全国の週間平均で六〇・二%、これは直近の数字でございます。特に首都高速では六八・二%となっております。一年余り前は利用率が三〇%程度でございましたので、倍増をしておりまして、ETCの利用は増加をしてきているというふうに...全文を見る
○北側国務大臣 ただいま議題となりました海上物流の基盤強化のための港湾法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  近年、我が国物流をめぐっては、中国を初めとしたアジア地域の経済発展や我が国企業の進出に伴い、アジア域内物流が準国内物流化するなどの大きな...全文を見る
05月09日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
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○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました道路運送法等の一部を改正する法律案の提案理由について御説明を申し上げます。  我が国は、急速な少子高齢化の進行により、人口減少社会を迎え、地域や都市構造も大きく変化をしております。また、自動車保有台数は七千九百万台を超え、車社会...全文を見る
05月10日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
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○北側国務大臣 近年におきまして、特に東アジア地域の急速な経済の発展が見られております。そういう中にありまして、韓国でいうと釜山ですね、中国では上海、シンセン、そして香港、シンガポール、それぞれ非常に港の機能を著しく強化している現状にございます。そういう意味で、経済が特にグローバ...全文を見る
○北側国務大臣 水先とは、船舶がふくそうする水域等で水先人が乗り込んで船舶を導いていく、こういう国際的にも実施をされている制度でございます。その目的というのは、船舶交通の安全の確保、また、運航能率を増進させる、それはもちろんでございますけれども、その水域を航行する多数の船舶の安全...全文を見る
○北側国務大臣 今回の法案を提出するに当たりましても、水先人の方々はもちろんのこと、関係者の方々の御意見を踏まえながら、今回の法案もまとめさせていただきました。  今後さらにこれを具体化していく中で、今委員のおっしゃっているとおり、関係者の方々の御意見をよく聞きながら進めていく...全文を見る
○北側国務大臣 おっしゃっているとおりだと思います。  三つのスーパー中枢港湾だけではなくて、地方にも非常に大切な港湾がたくさんございます。そもそも港というのは物資を運ぶためにあるわけでございますけれども、背後地に非常に優秀な物づくりの産業を抱えた港というのは全国にあちこち、地...全文を見る
○北側国務大臣 おっしゃっているとおりでございまして、私も、このワンストップサービス、シングルウインドー化の問題については早くやれということを関係当局にこれまで申し上げてまいりました。昨年も、ハードの問題もさることながら、やはりこうしたソフトの問題については関係省庁がよく連携をと...全文を見る
○北側国務大臣 東京湾にしろ伊勢湾にしろ大阪湾にしろ、これは空から見たらよくわかるんですけれども、すごい船の量ですよね。最近もちょっと海難の事故が起こっておりますけれども、やはり船舶の交通の安全の確保を図るということは極めて重要なことでありますが、それをまさしく担っていただいてい...全文を見る
○北側国務大臣 先ほども申し上げましたが、我が国は、今も輸出入の貨物量では九九・七%は海から出入りをしております。私たちの生活そのものが、また私どもの国のさまざまな経済活動そのものがまさしく海上物流に依存をしているわけでございます。  我が国の港湾の機能、相対的地位が低下をして...全文を見る
○北側国務大臣 今回の法改正におきまして登録確認機関制度の創設をお願いしているわけでございますが、これにつきましては、公共の安全その他の公益上影響が著しいと認められる施設のうち国土交通大臣が定める設計方法を用いない場合について、従来は港湾管理者により実施される技術基準との適合性の...全文を見る
○北側国務大臣 トラック輸送であれ、それから鉄道輸送であれ海上輸送であれ、これはすべて物流でございます。  物流というのは、荷主のニーズに応じて物を運ぶというのがこの物流でございまして、先ほど杉山統括官が申しておりましたが、荷主の今のニーズは何かといいますと、もう委員もよく御承...全文を見る
○北側国務大臣 大切なことは、運輸部門におけるCO2の排出量を抑制していくことでございます。ここが一番の目標です。  今、二割あるわけですね。これを小さくしていくことが目標でございまして、その中の、小さくしていくためのいろいろな指標として、モーダルシフト化率というのも大事です、...全文を見る
○北側国務大臣 ですから、捨てたわけではございません。この目標というものは今も残っております。維持をしております。
○北側国務大臣 鉄道貨物輸送はこれからも大変重要であると思っております。そういう意味で、鉄道貨物がさらに荷主の方々のニーズに応じられるようにさまざまな工夫をしていただく必要もありますし、また鉄道貨物の方がふさわしい貨物輸送というのもたくさんあるわけでございまして、そういう意味で、...全文を見る
○北側国務大臣 コストが高い要因は、一つはやはり人件費の問題があると思います。労働コストが高い。それから物件費についても割高でございます。それから、一バース単位で個別運営されているということも、運営規模が小さいわけですから、効率化という観点からはやはり我が国はおくれてきたというふ...全文を見る
○北側国務大臣 今回、法案では二分の一以上を港湾管理者が保有するというふうにさせていただいております。  私も先般シンガポールへ行きまして、非常に先進的な取り組みをしている民営化された会社、PSAというのですけれども、これは政府全額出資なんですよ。完全民営化していないんですね。...全文を見る
○北側国務大臣 未処分地がこのように多いという理由と、免許権者と埋立権者が同一であるということと、私は必ずしも相関関係があるとは思っていないんですけれども。行政手続においては、この手の話というのはよくあるんですよね。ほかにもあります。  ただ、きちんと手続に乗っかって、市町村の...全文を見る
○北側国務大臣 海上物流の基盤強化のための港湾法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起されました事項の趣...全文を見る
○北側国務大臣 ただいま議題となりました建築物の安全性の確保を図るための建築基準法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  今回の構造計算書偽装の問題は、多数のマンション等の耐震性に大きな問題を発生させ、多くの住民の安全と居住の安定に大きな支障を与え...全文を見る
05月10日第164回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(北側一雄君) 一つは、人口構造の大きな変化の問題でございます。人口減少時代にいよいよ突入いたしましたし、また本格的な高齢社会もこれからやってくるわけでございます。こういう人口構造の急激な変化というのは我が国の歴史上経験したことがないことだと私は思いますが、これは当然、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、東京圏は面積でいいますと三・六%でございますけれども、人口の二七%が集中をしております。今、森元委員の方から御指摘ございましたように、様々な機能がこの首都圏に集中している。金融の部門取りましても、貸付残高の約五割がこの首都圏、東京圏で集中しているとい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今まさしく国土形成計画について策定すべく御論議いただいています。この論議の中で、当然多くの有識者の方々に参加いただいて御意見を賜っているわけでございますし、これから各地方の県知事の皆さんとも当然議論をしないといけません。  そういう中で、この東京一極集...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず大都市ですね、大都市はほかにも大都市がありまして、関西圏であったり中部圏であったり、また北部九州であったり、そういう大都市圏の持つ機能というものを、東京圏ではない大都市圏の、ここをやはりもっと機能強化をしていくような政策というのは大事なんだろうと私は...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 我が国の戦後は急速に都市化が進みました。人口も、終戦直後からたしか五千万人近く人口も増え、そしてそれがなおかつ都市に集中をしていくというのが昭和三十年代また四十年代であったというふうに思うわけでございますが。そういう中で、都市の側はむしろもう住宅をどう確...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 東京一極集中のテーマにつきましては、佐藤先生とはこれまで何百回と議論、何百回というのはちょっと。  先ほども申し上げましたが、私、以前からそういうつもりで申し上げていたつもりなんですけれども、国土の適切な利用とか危機管理という観点からは、東京圏に様々な...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 生活交通路線としての地方バス路線の確保というのは大変重要な課題だというふうに認識をしているところでございます。この国会でも道路運送法という法律を提案をさせていただいています。その内容は、コミュニティーバス、各地域地域でコミュニティーバスだとか、それからN...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、仁比委員からお話がありましたとおり、五月の八日の日に岩崎グループ五社から鹿児島運輸支局及び宮崎運輸支局に対して路線の廃止届出がなされました。おっしゃっているとおり、廃止キロは一千百七十四キロ。これ八日にあったばっかりでございますので、詳細な届出内容、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これは、委員とこのタクシー労働者の置かれている厳しい状況について以前も論議をさしていただいております。ですので、繰り返しになるかもしれませんが、規制緩和後、ちょっと申し上げますと、平成十四年一月末と平成十八年一月末、この四年間を比べてみますと、増車の届出...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これはよく厚生労働省と連携を取らしていただきたいと思っておるんです、この問題も。こういう歩合制のありようについても、おっしゃっているとおり、これで本当にいいのか、そこのところについても厚生労働省とよく連携を取って対応をしなければならないというふうに私は考...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今御指摘のタクシー業務適正化特別措置法による指定地域の拡大の問題につきましては、現在、先ほど申し上げました交通政策審議会のタクシーサービスの将来ビジョン小委員会の場において、これについても議論をしていただいているところでございます。ここには組合の方にも入...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この内容を見ますと、物品の調達とか調査委託等の役務が大半でございます。  随意契約というのは、もう言うまでもございませんが、法律上、契約の性質又は目的が競争を許さない場合ということになっているわけでございまして、例外的な場合のみでございます。やむを得な...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 随意契約については、先ほど申し上げたとおり、これはあくまで競争入札が原則でございます。例外的な場合に、やむを得ない場合に限り随意契約ということで、今見直し作業をさしていただいているところでございます。  再就職、天下りの問題でございますけれども、是非、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今御指摘の民間のIT関連の企業への随意契約についても、今の見直しの中で一つ一つきちんと、本当にそれが随意契約でなきゃいけないのか、そこはきちんと見させていただきたいというふうに思っております。  これ、それぞれ見てみますと、システムの性能の向上とか機器...全文を見る
05月10日第164回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(北側一雄君) 都市の秩序ある整備を図るための都市計画法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  近年、モータリゼーションの進展等を背景として、都市の無秩序な拡散が進み、中心市街地の空洞化のみならず、高齢者等が病院等の公共公益施設に歩いて...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 小林議員にお答え申し上げます。  大規模集客施設の規制強化についてお尋ねがございました。  病院、福祉施設、学校等の公共公益施設は、これまで開発許可が不要とされておりましたため、市街化調整区域等の郊外へ移転する事態が多数生じていることから、今回の法改...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 浜田議員にお答え申し上げます。  立地調整施策が活用されてこなかった理由及び改善策についてお尋ねがございました。  これまで特別用途地区等の制度が十分に活用されなかったのは、現行の都市計画法においては、大規模集客施設について、広い地域での立地が可能で...全文を見る
05月11日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
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○国務大臣(北側一雄君) 藤野委員はこの法案の趣旨をよくよくもう御承知でございまして、藤野委員に申し上げるところはないわけでございますけれども、やはり本格的な高齢社会がいよいよこれからやってまいります。そういう中に当たって、交通政策においても、これから到来する、世界でも類例を見な...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 三つの類型を示していただきましたが、私も同様の認識をしております。タクシー事業者等々の従来の公共交通事業者の方々が行う福祉輸送と、今回法律できちんと制度化をさせていただきましたNPO等によるボランティア有償運送事業と、そして三番目に、そこにも入らない、逆...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 前段の道路特定財源、道路についての、車にかかわる様々な課税についてのお話でございますが、今ちょうどこの道路特定財源について見直しをするということでまさしく議論をしているところでございます。  おっしゃっているとおり、税金というのは国民の皆様が、納税者の...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この阪神電鉄の株式を村上ファンドが大量に保有を進めていらっしゃるということについては、私どもも関心を持って見さしていただいているところでございます。ただ、民間の取引について私どもがあれこれコメントをする立場にはありません。  しかしながら、私どもがやは...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これから本格的な高齢社会がやってまいりますし、ますます人口減少時代でございますので過疎化が進んでまいります。そういう中に当たりまして、こういう一人で移動ができない、また公共交通を容易に利用できない、そういう方々の移動を円滑化していくためにこうしたNPO等...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) いわゆる介護タクシーと言われているものでございますけれども、ホームヘルパーの資格を有するタクシーの乗務員の方が、輸送に加えて、乗り降りする際の介助、またその前後の着替えとか病院の手続等の介護サービスも併せて行う形態、これを介護タクシーと言うわけでございま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) そのことは認識をしております。  介護保険につきましては、これも私が答弁することじゃないのかもしれませんが、これからの高齢社会の中でこの介護保険制度そのものをどう維持していくかという、もっと大きな課題がある中で見直しがなされてきているというふうに私は理...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 十分協議をしてまいりたいと考えております。  この法案そのものが、この一月に報告書を取りまとめていただいたんですけれども、NPO等によるボランティア有償運送検討小委員会でずっと議論をしてきていただいて、その取りまとめた内容を今回法案に具体化させていただ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 道路運送法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起されました事項...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました都市の秩序ある整備を図るための都市計画法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  近年、モータリゼーションの進展等を背景として、都市の無秩序な拡散が進み、中心市街地の空洞化のみならず、高齢者等が病院等...全文を見る
05月12日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第19号
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○北側国務大臣 そのとおりでございます。  今回の法改正の案につきましては、緊急に措置すべき事柄について御審議をお願いしているところでございます。今、社会資本整備審議会ではさらに引き続き論議をいただいておるところでございまして、今回の法改正案というのはあくまで第一弾というふうに...全文を見る
○北側国務大臣 法律上の賠償責任が国や特定行政庁にあると私は今まで一度も申し上げたことはございません。  ただ、建築確認という、これは公の事務でございます、そこで見落としがあったわけでございます。そこに公の関与があることは明らかでございまして、今ある居住者の方々の、危険な分譲マ...全文を見る
○北側国務大臣 今回の、姉歯元建築士が設計を偽装した、構造計算を偽装したわけでございますが、姉歯元建築士の関与した物件についてはもちろんすべて調査をいたしております。また、その他の建築士でも偽装が問題になっている案件がございます。そうしたものについても、問題になっている案件だけで...全文を見る
○北側国務大臣 この問題が発覚して以来、私どもがまずは最優先で取り組まないといけないと考えたことは、危険な分譲マンションにお住まいの方々の居住の安全また居住の安定をしっかり図っていくこと、これが最優先であるというふうに考えて、さまざま取り組みをさせていただきました。  まず、現...全文を見る
○北側国務大臣 今のところ、幸いに、保有水平耐力で〇・五以下の物件というのは姉歯元建築士の偽装した物件以外には出ておりません。ほかの建築士で、札幌とか福岡で偽装であるというふうに特定行政庁が判断した物件はあるんですが、そういう意味では、この姉歯元建築士の設計した〇・五以下の十一の...全文を見る
○北側国務大臣 ですから、間違いなく今回の大きな課題の一つは、今松本政調会長がおっしゃった点だと思っているんです、私も。  要するに、今回の問題というのは、建築側の問題、それから建築行政の問題。もう一つ大きな問題がありまして、それは住宅取得者、消費者。建物を、自分のマイホームを...全文を見る
○北側国務大臣 自然災害の場合の被害者の方々への支援策、これについてはこれまでも、特に阪神の震災以降国会で何度も御議論をちょうだいし、被災者の救援の支援法についても、これはもう本当に与野党を通じて議論し、改正もしてきているところでございます。  この問題については、私も関西の人...全文を見る
○北側国務大臣 先ほども申し上げましたが、今回の法改正は、緊急に措置すべきものについて法改正をお願いさせていただいているところでございます。  特に、ある一定の建物については、構造計算の審査を単に特定行政庁なり指定確認検査機関だけに任せておくのではなくて、さらにその部分について...全文を見る
○北側国務大臣 夏までにというのは、先送りという意味では決してございません。全く逆の意味でございまして、私が在職中に起こった事件でございます。私が在職中の間にやはり方向性をきちんと出したいということで、夏までにということをさせていただいているわけでございます。  私から言わせれ...全文を見る
○北側国務大臣 今回の社会資本整備審議会の中間報告の取りまとめに当たりましても、この社会資本整備審議会の中に当然消費者の代表の方々も入っていただいております。そういう方々の御意見も当然踏まえた上で取り組んでいるわけでございます。  例えば、先ほども少し申し上げましたが、宅建業者...全文を見る
○北側国務大臣 この保険制度の問題は、非常に重要な課題と認識をしております。  社会資本整備審議会では、この問題は、必ずしも専門的な方々が入っているわけじゃないんですね。保険の問題というのは、これはまさに金融の話ですので、民間の金融機関、損保会社であれ銀行であれ、民間の人たちが...全文を見る
○北側国務大臣 恐らく、ねらいは同様だと思っているんですけれども、今回の改正案でも、契約締結前に保険加入の有無について相手方に説明することを義務づける、さらには、宅建業者、一戸建て住宅等の工事請負業者に対して、契約締結時に加入している保険等の内容を記載した書面を買い主に交付するこ...全文を見る
○北側国務大臣 この御指摘の報告書につきましては、国土技術政策総合研究所が研究の一環として、社団法人の日本建築構造技術者協会、JSCAの方に業務委託をいたしまして、構造設計実務者サイドからの建築規制制度や技術的基準に関するニーズや提案についてまとめたものというふうに聞いておるとこ...全文を見る
○北側国務大臣 放置してきた不作為があるというのは、私はそのようには思っておりません。  この報告書そのものは、これは日本建築構造技術者協会まさしくJSCA、構造の専門家の方々がつくっている団体の報告書でございまして、これ全体が、当時から、国も、国土交通省もこういう認識をしてお...全文を見る
○北側国務大臣 工事監理というのは、おっしゃっているとおり、極めて重要でございます。建築物の品質を確保する上で、工事監理が適正に行われなければならないと考えております。  このことにつきましては社会資本整備審議会でも論議をされておりまして、中間報告の中でも、工事監理業務の内容を...全文を見る
○北側国務大臣 行政の側は一切影響を受けておらない、行政の判断に、その後のさまざまな判断に一切影響を受けておりませんというふうに申し上げました。
○北側国務大臣 私にとって大事なことは、国土交通大臣でございますので、今回の事件を通じて行政が不当な影響を、政治家からさまざま圧力があって不当な影響を受けた、そういうことは一切ないということを申し上げているんです。  そこに私どもは一番大事なところが、行政をやる側としては一番大...全文を見る
○北側国務大臣 何か馬淵議員のお話を聞いていますと、あっせん利得処罰罪に当たるのではないかとおっしゃっておられるんですか。(馬淵委員「一言も申し上げていないですよね、そんなこと」と呼ぶ)いやいや、だって、あっせん利得処罰罪の要件なんですから、あっせん利得処罰罪に当たるかもしれない...全文を見る
○北側国務大臣 ちょっと私もよく理解できておらないんですが、この影響力行使の意味を先ほど、法務省ですか、お聞きになられたわけでしょう。この影響力行使というのは、あっせん利得処罰罪の要件としての影響力行使なんですよ。その意義について当局の方からお聞きになられた上で、実際の影響力があ...全文を見る
○北側国務大臣 この報道がありましたので、御指摘の東京都議会議員との関係については、当時の職員に確認をしたところ、窓口の担当者の記憶では、名前は記憶しておりませんが、指定の基準についての問い合わせの電話と指定期日についての問い合わせの電話が都議からあったとのことでございます、それ...全文を見る
○北側国務大臣 全く面識ございません。
○北側国務大臣 最初お読みになられたのは、何か私が若いときに同級生……(馬淵委員「学生時代のお知り合いだと」と呼ぶ)そういうことは一切ありません。だって、年も全く違う、私よりも大分年上の方でございますし、学生時代に知っているということは一切ありません。明確にありません。
○北側国務大臣 いや、私が何か悪いことをしたんだというふうに書いているんだったら、とんでもないということで抗議はもちろんいたしますが、何でそんなふうに書いてあるのか私もよくわかりませんけれども、そうしたことで、よほどとんでもない話を書いてあるのであれば別といたしまして、そういうこ...全文を見る
○北側国務大臣 私も今のお話はそんなに詳細に承知しているわけではございませんが、建築確認を要しない建物が相当数あるかもしれないというお話を聞かせていただきました。  いずれにしましても、現場の特定行政庁とよく連携をとること、そして、北海道と東京、大阪ではまた全然違うと思います。...全文を見る
○北側国務大臣 やはり現場でいろいろな問題点があって、その問題点を克服するために変えていただかないといけないことはあると思うんですね。ただ、その変えていただかないといけないということについて、現場の実態というものをよく踏まえてやはり指導をしていかないといけないというふうに思います...全文を見る
○北側国務大臣 この建築確認は、もともとは役所の方で全部やっておったわけですよね。ところが、建築物がどんどん高度化する、複雑になってくるということもありますし、また、件数自体も、多いときは百万件、今も七十五万件、建築確認の検査があるんですね。さらに、中間検査も一部義務づけだ、完了...全文を見る
05月16日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○国務大臣(北側一雄君) この世論調査というのは、質問の仕方とかによって大分違ってくるんですけれども、内閣府の調査では、新たな大型店の出店の際、何らかの規制が必要かと、こういう問いに対しては六〇・四%の方が必要だと思うと、こういう回答になっているところでございます。  末松委員...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私も全国に行く機会が多いんですけれども、本当にどこの地方都市に行きましても中心市街地が非常に閑散としているという状況をあちこちで見てまいりました。中心市街地の衰退傾向というのは、その傾向というのは歯止めが掛かっていない状況にあるというふうに認識をしている...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 平成十年の法改正の際は、その中心市街地を活性化しないといけないと、こういう必要性は認識をされておったわけでございますが、現時点での反省ということで申し上げますと、やはり内容が商業の振興策、中心市街地にあるその商業振興策が中心となっておって、中心市街地を、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、我が国社会の置かれている状況は大きな歴史的な転換点にあると思っております。  一つは人口減少、高齢化という人口構造の問題、二つ目がこの人口構造の問題とある意味じゃいかにこれバランスを取っていくかという問題なんですが、一方で、経済がグローバル化をして...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 全国の地方都市で中心市街地が寂れている、シャッター通りになっているという地域は、今、佐藤委員おっしゃったように、それぞれ歴史とか文化が元々あった地域だと思うんですね。神社仏閣があったり、過去の歴史上の人物のゆかりの場所があったりだとか、そういうまさしくそ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今日の午前中の御議論にもありましたけれども、我が国社会が本当に今大きな変化のときにあると思っております。昨年から人口減少社会に入りました。これから相当長い期間人口減少が続いてまいります。今どう少子化対策を取ろうとも、これは変わりません。また、本格的な高齢...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これまで、自動車については駐車場法、そして自転車とか原付自転車につきましては自転車法があったんですね。ところが、自動二輪車につきましてはそもそも制度が、制度上位置付けがなされていなかったわけです。ここだけが空白になっておりました。今回、駐車場法の改正をさ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これまでの都市というのは、人口が増加する、また都市に人口が集中していくという中で都市が拡大成長していく、都市の外郭がどんどん広がっていくと、こういうまちづくりであったと思うんですね。いよいよ人口減少時代に入る、本格的な高齢社会が到来する、そういう中にあり...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の都市計画法の改正は商業調整をするわけではありません。郊外への立地について、これまでの考え方、原則と例外とを転換をしていくという、立地に関して規制をしていくということでございます。  先ほど柴田局長から答弁があったとおりでございますが、この三大都市...全文を見る
05月17日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○北側国務大臣 私もけさ報道で知りまして、詳細な報告はまだ受けておりませんが、簡単な報告しか受けておりませんが、この報道の内容しか承知をしておりません。  圏央道に関する測量業務に関係をいたしまして、国土交通省の元職員が予定価格を同じく元職員である測量会社社長に漏らしたとして、...全文を見る
○北側国務大臣 当時は、今住宅局長が申し上げましたように、法令の基準に従って審査がなされ、指定がなされたものというふうに考えております。  ただ、このようなイーホームズが数多くの偽装物件について見落としてしまったという実態、また、今回強制捜査の事実関係になっております、そもそも...全文を見る
○北側国務大臣 私が聞いておりますのは、これは本人が受けたものではなくて、たしかこの週刊誌そのものにも、有川氏から言われたのではなくて、娘さん本人から事情を聞いて資金援助したというふうな趣旨のことが書かれておりますけれども、党の方から私が聞いておりますのは、これは、この週刊誌にも...全文を見る
○北側国務大臣 党の方がこれまでも適切に判断をしてきたと思いますし、今後とも適切に判断されるというふうに考えております。
○北側国務大臣 私は全く承知しておりません。私が今申し上げたことは、党としては適切にそれぞれ判断して対応しているものというふうに思っております。
○北側国務大臣 私は、今回の事件を通して感じていることの一つに、やはり建築士の方々の一つは独立性、そういうものをしっかり確保していけるような、そういう制度にしていかねばならないのではないか。  また、建築士の方々といってもさまざまな方がいらっしゃいます。本当に有名な建築士の方々...全文を見る
○北側国務大臣 建築士が実際にどこで業務を行っているのか等々、建築士の実態を把握するということはやはり重要であるというふうに私も認識をしております。  今回の改正案におきましては、建築士事務所の開設者に、事業年度ごとに、事務所の業務実績の概要と所属建築士の氏名、当該年度の実績等...全文を見る
○北側国務大臣 こういう違反建築物に対する対策というのは大変重要であると思っております。  これまで、違反是正につきましては、当然のことでございますが、これは行政庁の方で主に対応をしてきているところでございます。警察機関との連携、また消防機関との連携というのも大事だと思っており...全文を見る
○北側国務大臣 広告については、広告の義務づけを民主党案ではなされているというのは承知をしているところでございますが、一つは、広告をするかどうかというのを義務づけするということが果たしてどうなのか。今、任意でございますね。また、広告の仕方も、いろいろな広告の仕方もございます。さら...全文を見る
○北側国務大臣 特定行政庁と指定確認検査機関との関係をどう考えていくのかというのは非常に大事な課題であると認識をしておりまして、今回の改正法案におきましても、特定行政庁による立入検査の導入等々、さまざまな特定行政庁の監督権限の強化を規定させていただいたところでございます。  特...全文を見る
○北側国務大臣 委員も御承知のとおり、今回の姉歯元建築士の偽装物件というのは九十八件ございますけれども、そのうち四十一件が特定行政庁も建築確認の際にその偽装を見落としてしまったということでございます。ですから、半数近くが特定行政庁。そういう意味では、指定確認検査機関だけではなくて...全文を見る
○北側国務大臣 今回の事件を通じて大きな課題の一つが、今委員のおっしゃった、住宅取得者、住宅を取得しようとする方々の利益をどう保護していくのか、その権利をいかに強固にしていくのかというところについて、やはり私は反省点があるというふうに思っております。  おっしゃっているとおり、...全文を見る
○北側国務大臣 今回の耐震偽装事件と他の欠陥住宅問題との違いの一つは、やはり、今回の耐震偽装事件の場合は、今も委員がおっしゃっていただきましたが、特定行政庁や指定確認検査機関が、偽装された確認申請書類を出しているのにもかかわらず、それを見抜けなかったというところがあるわけですね。...全文を見る
○北側国務大臣 最初の御質問で私答弁させていただいたんですが、今回の姉歯元建築士の偽装に係るこの事件は、建築確認、それは最も悪いのは姉歯元建築士でございまして、また、それを見過ごしてしまった親請の設計事務所、ここに大きな問題があることは明らかです。まして、さらに建築主、ここに責任...全文を見る
○北側国務大臣 今回の支援には要件を明記しておりまして、その要件に該当する限りは、姉歯元建築士の物件であろうがなかろうが、当然それはほかの例でも適用になるというふうに考えております。
○北側国務大臣 この案件が公表されましたのは昨年の十一月の十七日、ちょうど半年前になるわけでございます。  その時点ではまだ、現時点では十一棟、耐震度が〇・五未満の分譲マンションというのは十一棟あるわけでございます。当時は、最初の段階では七棟ぐらいだったんですかね、まだ全容が出...全文を見る
○北側国務大臣 まず、保有水平耐力の数値が〇・五未満の、そうした物件が私はそんなにたくさんあるとは全然認識をしておりません。  例えば、今、国土交通省でさまざま調査をさせていただいております。問題のある物件が姉歯元建築士以外の設計士が設計した物件なんかにも出てきております。そう...全文を見る
○北側国務大臣 大事なことをおっしゃっていただいていると思います。  今回の事件については、それぞれの案件について関係者がたくさんいるわけですね。その関係者の法的責任があるのかないのか、あるとしたらどの程度あるんだということについて、私は、それはしっかりと明らかにしていかないと...全文を見る
○北側国務大臣 これまた委員もよく御承知かと思いますが、公助として政府が何もしていないわけじゃないんですね。仮設住宅、これはもう当然公費でやっているわけですね。それから、被災者の生活再建支援制度、最初はこれは議員立法でつくり、また議員立法で修正していくことで、これまでずっと国会で...全文を見る
○北側国務大臣 厚生労働委員会のまさしくこれは運営の問題でございます。立法機関の問題でございまして、それに対して私がコメントをする立場にはございません。
○北側国務大臣 もっと明確に自民党の武部幹事長と言っていただいた方がいいんじゃないかと思うんですけれどもね。  たしか、その後に私、記者会見で、その発言をどう思いますかという質問をやはり直後に受けまして、余りいい答えをしなかったと思いますね。いい答えというのは、当然これは事実関...全文を見る
○北側国務大臣 ちょっと私はまだその報道は聞いておりません。ヒューザーの小嶋社長だけではなくて、今回の案件について、私ども国土交通省といたしましてもしっかり調査をしなければならない、してきましたし、しなきゃならないというふうに考えておりますが、そこにはやはり限界があります。やはり...全文を見る
○北側国務大臣 今住宅局長から報告をさせていただきました調査につきましては、私の方からも、特定行政庁なり、また指定確認検査機関なりとよく連携をとって、できるだけ早く進めていただきたいということはお願いをしております。私も逐一報告も受けさせていただいているところでございます。  ...全文を見る
○北側国務大臣 指定確認検査機関への立入検査等のときとか年度ごとの定期報告のときに何をしているかというと、指定確認検査機関の当初の指定要件がございます、この指定要件がその後も的確に維持されているかどうかという観点から検査をしておるわけでございます。もしそうしたことで問題があるなら...全文を見る
○北側国務大臣 それは今申し上げたつもりなんですけれども。  これまでの検査というのは、指定要件が維持されているかどうか、そこをチェックするというところを見ているわけですね。そうではなくて、こういった事件が起こったわけでございますので、もう少し内容に立ち入って、例えば個々のイー...全文を見る
○北側国務大臣 穀田委員おっしゃるとおり、危険な分譲マンションにお住まいの方々の居住の安全を確保していくこと、そして居住の安定を確保していくこと、これが、私ども、当初から一番最優先の事項だと考えて取り組みをしてまいりました。  先ほど委員が御紹介していただきましたように、十一棟...全文を見る
○北側国務大臣 全体としての支援スキームは、昨年の十二月、そしてこの一月の補正予算の審議の中で取りまとめをし、個々の状況というのは異なりますので、そうした総合的な支援策に基づいて、今個々の棟について特定行政庁と一緒になって合意形成を図るべく努力をしているところでございます。  ...全文を見る
○北側国務大臣 この住民の方々の支援スキームを考えるに当たりまして、既存のローン、それから建てかえをしようとしたときの新しいローン、この二重のローンの問題について負担の軽減をしていくということが非常に重要であるという認識は、当初から持っておったところでございます。  昨年の十二...全文を見る
○北側国務大臣 今回の事件において、指定検査機関のみならず、特定行政庁においても偽装を見抜くことができなかったわけでございます。そういう意味で、これだけ広範に、また今委員のおっしゃったように、姉歯元建築士だけの問題ではありません、ほかでもあるわけでございまして、建築確認検査制度に...全文を見る
○北側国務大臣 この緊急調査委員会の報告書で、今委員が御指摘になったようなことが指摘をされているということでございます。  もう詳細、繰り返しは、述べるのはやめさせていただきますが、こういう倫理、技術に劣る建築士の排除については、本来は、建築士みずからが各自の業務実績等の能力を...全文を見る
○北側国務大臣 今回の耐震強度偽装事件に係る物件につきましては、これはすべて従来から、この平成十年の改正によってではなくて、すべて従来から建築基準法令に位置づけられている許容応力度等計算を用いてなされている設計でございます。  そういう意味では、何か新しい、この平成十年の改正に...全文を見る
○北側国務大臣 この平成十年の改正というのは、建築確認件数が年間七十五万あり、そのほかに中間検査もやらないといけない、完了検査もしないといけない。そういう中で、建築主事だけでは実際、適切な確認検査、建築確認検査ができないという状況の中で民間と一緒になってやろうということにさせてい...全文を見る
○北側国務大臣 今回の事件を通じて、民間の検査機関の多くはそういうことだという認識は私はしておりません。ただ、そういう問題点がある、今回の一部の機関の間にそういう問題点があるということは、当然これは認識をしておりますが、多くの民間機関でそういうことがあるとは認識をしておりません。
○北側国務大臣 この問題についても何度か議論になっておるわけでございますが、平成十年の改正によって建築確認検査の民間開放を行ったわけでございますが、そもそもその時点で建築確認件数が、当時はもう八十万件以上あったわけですね。そして、中間検査の問題も出てくる、さらには完了検査の問題も...全文を見る
○北側国務大臣 おっしゃっているとおり、工事監理業務が建築物の品質確保という観点で非常に重要な業務であるというふうに考えております。  この品質確保を図る観点からは、工事監理がしっかりと適正に行われることが重要でございまして、これにつきましては、現在、社会資本整備審議会で論議を...全文を見る
05月17日第164回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(北側一雄君) 千葉議員にお答えいたします。  海上保安留置施設の管理運営についてのお尋ねがございました。  海上保安庁の留置施設の管理運営におきましては、これまでは内部規則に基づき行われてまいりましたが、本法案において、海上保安留置施設の適正な管理と被留置者の人権...全文を見る
05月18日第164回国会 参議院 経済産業委員会、国土交通委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(北側一雄君) 私も全国あちこちへ行かしていただいておりますが、全国の地方都市の中心市街地が非常に閑散とした状況にあるということを目の当たりにしてまいりました。  この要因につきましては様々あるかと思いますけれども、委員のおっしゃった大規模な集客施設が郊外立地をどんど...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、二階大臣の方から中心市街地の活性化という観点からお話ございましたので、私の方からは、都市機能の適正立地という観点から今回の趣旨についてお話をさせていただきたいと思います。  昨年から我が国はいよいよ人口減少社会に突入をいたしました。これから、長い間...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) それでは、ブレーキ役の私の方から答弁をさしていただきますが、私は、その日経の社説、読ませていただきましたけれども、率直に申し上げて、よく理解していただいてないなというふうに思っておるのが率直な感想です。  今私が申し上げた、時代の大きな変化の中に、今、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 国土交通省というのは、まさしく現場官庁でございます。霞が関にいるのはごく一部でございまして、道路から河川から港湾から空港から、すべてこれもう出先で全部担当しているわけでございます。  そういう意味で、元々国土交通省というのは、そういう出先機関の方々が、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 二点申し上げたいと思いますが、まず一点は、やはり中心市街地というのはその地方地方のまさしく顔でございます。その中心市街地には歴史があり、文化があり、神社仏閣またあったり、また歴史的な由緒ある建物とか人物とかがかつていたとか、あるとか、そういうふうな非常に...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これは、平成十年の時点でもまちづくり三法について改正しているわけですね。その時点での制度の見直しの反省点としては、一つは、商業振興策というものを、中心市街地の中の商業振興ということを重視してしまって、その中心市街地が生活空間である、交流の場である、居住の...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 国土交通省の側はどちらかというと、これまでは中心市街地の活性化、もちろんこちらの方にも関心があるわけ、むしろ都市計画、まちづくり、こういう観点で私どもは今考えているわけです。ですから、今回の改正も、どちらかというと国土交通省はブレーキの方、むしろ経産省の...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これ以上都市の拡散を、今のままでは都市計画区域内の中の九割で大規模集客施設が立地できるわけなんです、できるわけです、原則。ここを今回大きく転換をして、都市計画区域の中でも逆に立地ができるのはもう一割だけ、九割は原則立地ができないというふうに原則と例外を大...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) もっと拡散。
○国務大臣(北側一雄君) それぞれの市街地、地域では特性があります。それは、今委員のおっしゃったように、歴史とか文化とか自然環境とか景観とか、そうしたものに根付いたやはりまちづくりを進めていくということがすごく大事であると私も思います。  その大型店の話に関して申し上げますと、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) おっしゃっているとおり、まちづくりというのは十年、二十年単位もう当たり前、更に五十年、百年単位で展望を持ってまちづくりをしていく必要があるというふうに思います。  先ほど来申し上げておりますが、一つは、やはり人口減少社会、超高齢社会の到来、この人口構造...全文を見る
05月23日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第22号
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○北側国務大臣 まず、民主党の対案でございますが、私も野党生活が長かったもので、野党が対案を出すというのはなかなか大変でございまして、そういう意味で本当に敬意を申し上げたいというふうに思います。  今後、今葉梨委員がおっしゃったように、今回の改正案はあくまで第一弾でございます。...全文を見る
○北側国務大臣 今回の問題につきましては、私は、大きくは三つのところで問題があったというふうに考えております。  まず第一には、これは、業務独占をしている一級建築士が故意で構造設計を偽装する、このようなことを行ったわけでございまして、姉歯元建築士だけではなくて、姉歯元建築士は下...全文を見る
○北側国務大臣 まず建築設計士の問題でございますけれども、それ自体が専門分化しているという問題もありますし、そういう意味で責任の所在が明らかでないという問題もあります。それと、そもそも、多くの建築士の方々の身分といいますか、そういうのがきちんと保障されていないといいますか、そうい...全文を見る
○北側国務大臣 大変勉強になりました。  これからグループホームがますます増設されていくと思います。そういう中にあって、やはり建物の安全性というものは、これはほかのことでも当然の話でございますが、しっかりと安全性については確保されていく必要があるわけでございまして、そこのところ...全文を見る
○北側国務大臣 今回の支援策につきましては、当然、要件を定めているわけですね。  構造計算書の偽装を原因とし、違反建築物が建築されたこと自体について区分所有者に責任がない、さらには、構造計算書の重大な偽装が建築確認において発見するに至らなかった、三番目に、区分所有者がみずから居...全文を見る
○北側国務大臣 結論から申し上げまして、みなし規定を削除する必要性は感じておりません。  みなし規定を削除すべしとおっしゃっている趣旨が私もちょっともう一つ理解できておらないんですけれども、いずれにしても、民間の指定確認検査機関が建築確認検査をやっていくということは、今後とも必...全文を見る
05月23日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
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○国務大臣(北側一雄君) 委員もかつて経産省にいらっしゃったから、通産省にいらっしゃったからよくお分かりで御質問されているんだと思うんですが、これ、まず今回の改正については、私が一昨年の九月に大臣を就任したその日にこのまちづくり三法については是非見直しの方向で検討したいというふう...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これから、その都市計画区域内の農地だけではなくて、その区域外にあるそうした貴重な農地についてもきちんと保全ができるような仕組みを検討していくということは、非常に私は大事なことだと私も考えております。  今回の法改正では、もう委員御承知のとおりでございま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 確かにおっしゃっている御趣旨はよく私も理解できます。それぞれの役所がそれぞれの、役所の中もまた都市局と住宅局があったりしましてね、それぞれが基本計画作れなんてそれぞれやってきて、ところが受けるところはみんな一つでございますので、その辺、今委員のおっしゃっ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) そのとおりだと思います。今回は原則と例外を転換いたしまして、都市計画区域内ではもう九割では大規模集客施設の立地はできなくなるわけですね。そういう意味で、原則と例外を転換いたしましたが、ただ、その立地が規制された地域では絶対駄目かというとそうではなくて、そ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まちづくりについては、今委員のおっしゃったように、いろんなところで取組がなされております。そうした成功例といいますか、そういうものを他の自治体が知っていくということは非常に私は重要なことだというふうに思っておりまして、是非その辺、各自治体のそうしたまちづ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 非常に大事な問題点を指摘をいただいたと思っております。  今はこれまちづくりの話でございますが、私はやっぱり政府が果たす役割というのはこれからもあると思うんですね。そのまちづくりであれ中小企業の問題であれ、更には公共交通なんかもそうなんですけれども、民...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今後、今ある社会資本の維持管理費が増大してくるということについて、実を言いますと、今、公共事業、公共投資について今後どうしていくのかという議論がなされているわけでございますが、そういう中でも、これから適切に維持管理をしていかないと結果としてライフサイクル...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 後藤新平という大変なお話をちょうだいいたしましたが、これまでのまちづくりの考え方を大きく転換する今回の改正案でございます。  少し余談になるかもしれませんが、先般、私、今井町へ行かせていただきまして……(発言する者あり)ええ、陸の今井、海の堺というふう...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の改正では、広域調整という観点を一つ大事なポイントとして導入をさせていただいております。一部の地域、商業地域等の一部の地域を除きまして、今後は大規模集客施設の立地は都市計画の手続を要するということになるわけでございますが、その決定、市町村が都市計画を...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今も都市局長の方から答弁いたしましたように、手続を経まして、具体的には、その都市計画の案について公告縦覧を行って、縦覧期間中に住民等から意見書が提出された場合には、その要旨を提出した上で第三者機関である都市計画審議会の議を経て定めるということでございまし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 幾つか御質問いただきました。  まず、周辺生活環境の問題でございますが、騒音とか廃棄物とか、それにつきましては、今も大店立地法に基づきまして事業者が配慮するということになっております。今後とも、この制度に基づきまして適切に周辺生活環境が保持されることと...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 都市の秩序ある整備を図るための都市計画法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました住生活基本法案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  これまで、我が国の住宅政策は、住宅建設計画法の下、公的資金による住宅の新規供給の支援を通じて、戦後の住宅不足の解消や居住水準の向上に一定の役割を果たしてまいりました。 ...全文を見る
05月24日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号
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○北側国務大臣 今、委員の方から御指摘ございましたように、建築士の実務というのが専門分化が進みまして、大きく言いますと、計画、意匠ですね、それと構造、設備、この三つの分野に分かれているというふうに考えます。  これにつきましては幾つか問題点が指摘をされておりまして、一つは、構造...全文を見る
○北側国務大臣 今回の耐震偽装事件を受けまして、建築士制度の問題点、さまざま指摘をされております。この建築士制度の見直しをしっかりさせていただきたいというふうに考えております。  この見直しをすべきである、責任の所在を明らかにすべきである、また構造や設計等の設計士の身分の問題で...全文を見る
○北側国務大臣 現在審査していただいております法案についての修正は考えておりません。これはあくまで第一弾でございますので。ただ、この夏までの取りまとめをしようとしている中で、きょう、この委員会で与党の委員の方々、また野党の委員の方々から出ているさまざまな御意見については、しっかり...全文を見る
○北側国務大臣 大事な御指摘をいただいております。  建築基準法というのはあくまで最低限の基準を定めたものでございまして、それを確認するのが建築確認制度でございます。消費者、住宅取得者の方々は必ずしもそういう御理解が十分にされていない、ここを正しい理解を持っていただけるように、...全文を見る
○北側国務大臣 今回の耐震偽装事件が公表されて以来、私どもは、この被害住民の方々、マンション居住者の方々の居住の安全を図っていく、また居住の安定を図る、これをこれまでも最優先として取り組んでまいりました。これからも、この問題に関しましてまだまだ道半ばでございまして、被害住民の方々...全文を見る
○北側国務大臣 今回、建築基準法等の改正について審査をお願いしているところでございます。これは、以前から申し上げておりますとおり、緊急に措置すべき内容につきまして今回法改正をお願いしているところでございまして、これですべて課題が解決するというふうに考えているわけではございません。...全文を見る
○北側国務大臣 まず御指摘の建築構造審査要領の性格でございますけれども、これは、構造耐力上の安全性を審査する際に参照すべき留意事項、審査をする際にこういうところに留意しましょうねという事項を示した、これは限定的な内容が記載をされているところでございます。  そういう性格のもので...全文を見る
○北側国務大臣 恐らく馬淵委員は、行政の不作為があった、そこに過失があるから法的な責任が国にはあるのではないかという御指摘をされておられるんでしょうか。もしそうだとしたら、行政の不作為による過失があって法的には責任があるぞというふうな御主張であるならば、私はそうは考えておりません...全文を見る
○北側国務大臣 私、このビデオというか放映を見ておりませんで、今初めて聞かせていただきました。いただいたこの文書化されたものを見まして、まさしくここが最大のポイントのところなわけですね、だと思うんです。私も弁護士でございますので、一番ポイントとなるところが、このGS藤沢について、...全文を見る
○北側国務大臣 当然、これは東京都とよく連携をとりながら、私どもやらせていただいているわけでございます。  東京都は、宅建業者の免許権者ということで、むしろ、十二月十五日、前面に出てやっているわけでございまして、ただ、その間も、当然のこととして東京都の担当とは連携をとりながら進...全文を見る
○北側国務大臣 非常に大事な問題を御指摘いただいていると思っております。  ただ、この総研がおっしゃっているような実態で、一括請負契約ですか、というのをした、そして設計から施工、そしてホテル経営までですか、すべてコンサルティングをやる。そうした契約をだれと結んでいるかといいます...全文を見る
○北側国務大臣 分譲マンションの場合に、建築主とそしてエンドユーザー、要するに住宅取得者が違うわけでございますから、その住宅取得者の保護を図るという観点から、私は、所要の見直しをすべきだということで大分前に指示をしているわけでございます。そういうことで、今竹歳局長が答弁したような...全文を見る
○北側国務大臣 穀田委員の今の御趣旨は、非常に大事な視点だと思います。  住宅取得者からしますと、建物の構造の部分、これは安全第一に、安全性を重視してつくってもらいたいというのがやはり住宅取得する側の思いだと私は思います。  建築基準法というのはあくまで最低基準を定めたもので...全文を見る
○北側国務大臣 まず、建築基準法というのは、建築物等に関する最低基準を定めたものでございます。この最低基準をだれが守る義務があるのかといいますと、これはまず第一に、やはり建築する側が基準に適合する建築計画を立案して実行する義務があるわけでございまして、また義務を課しているわけでご...全文を見る
○北側国務大臣 局長が答弁していますのは、名義貸し、当初から意図して、その人を使う意図がないにもかかわらず、その人を単に届け出のためだけに使ったということではないということを局長は答弁しているんだと私は思います。  委員提出のこの電話照会内容にも書いてありますとおり、実際問題、...全文を見る
○北側国務大臣 これもちなみにの話ですが、このイーホームズの申請時の確認検査の業務の予定件数、これからしますと、必要な確認検査員の数は二名なんですね。(長妻委員「三名ですよ」と呼ぶ)二名なんです。必要な数は二名でございます。  ただ、委員のおっしゃっている趣旨が、御質問に対して...全文を見る
○北側国務大臣 福岡県また福岡市としっかり連携をとって、このサムシング案件についてできる限り確定できるように、しっかり努力をしたいというふうに思います。
○北側国務大臣 特定行政庁の方とはいろいろな御意見をちょうだいしております。今回の見直しにつきましても、特定行政庁の御意見を反映したものもございますし、また、そうでないものもございます。今後ともよく特定行政庁と連携をとって、この建築確認制度、本当に信頼が回復できるようにしっかり取...全文を見る
○北側国務大臣 まず、私ども、十一月の十七日にこの問題を公表して以来、何よりも優先してまいりましたのは、危険なマンションにお住まいの居住者の方々の安全を確保すること、そして居住の安定を確保していくことでございます。  三百九戸あったわけでございますが、現在三百戸の方々が退去をし...全文を見る
○北側国務大臣 今、住宅局長が述べたとおりだと私も思います。  建築確認制度そのものの性格といいますか、構成そのものを今回の改正で別に変えているものではありません。あくまで建築確認の事務をやるのは特定行政庁の建築主事であり、そしてまた指定確認検査機関でありまして、そのこと自体は...全文を見る
○北側国務大臣 残された課題の大きな一つの問題を御指摘いただいております。  建築士をめぐる問題というのはほかにもたくさんございまして、例えば工事監理、これを適正にやっていただく必要があります。また、建築士そのものの育成の問題があります。さらには、先ほども御議論ございました、建...全文を見る
○北側国務大臣 ちょっと私も詳細はよく承知しておらないのですが、今住宅局長が答弁したとおり、安全なものになるように、法令等の精査また必要な整備をしていかねばならないというふうに考えております。
○北側国務大臣 建築士制度をめぐる問題、さらには建築確認制度を初めとする建築行政にかかわる問題、そして住宅を取得する消費者の利益をより実効的に守っていく問題、こうした問題について、今回の改正案で出させていただいたものもありますし、積み残されたものもございます。  今、住宅局長が...全文を見る
○北側国務大臣 構造計算適合性判定機関で実際に判定業務を担っていただきます構造計算適合性判定員の方々というのは、この事柄の性格上、当然のこととして、建築構造に関する専門的な知識だとか技術を有している方々になっていただかないといけないわけでございます。  そういう意味で、想定して...全文を見る
○北側国務大臣 今委員がおっしゃったように、建築士の方々の資質を向上するだとか、それから建築士または建築士事務所等の業務の適正化を図っていくだとか、さらには自治的に自分たちの建築士団体の中で建築士の指導監督を強化していくだとか、こうしたことを期待して団体への加入の義務づけについて...全文を見る
05月24日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
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○国務大臣(北側一雄君) 我が国は、先ほど来お話がございますように、大変災害の多い国でございます。こういう災害の多い国にあって、防災・減災対策を遂行していくに当たりまして気象庁の果たす役割というのはこれまでも大きかったし、今後とも大変重要なものだというふうに認識をしております。 ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 気象業務の重要性というのは先ほど申し上げたとおりでございます。その現場の状況についてよく踏まえた上で当然、定員の削減についても実行していく必要があると考えております。
○国務大臣(北側一雄君) 国民の安全、安心を守る観点から地方気象台等が行っております防災気象情報の発表、また自治体への情報提供というのは大変重要であると考えております。  測候所につきましては、地上の気象観測を主体とした業務を行っておりまして、従来から自動観測システムによる機械...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 一つは、常に最新の科学技術に基づく最適な気象観測網を構築、運用して、台風だとか豪雨を始めとする気象現象の監視又は予測技術の高度化に今後とも努めていかにゃならないと考えております。    〔理事保坂三蔵君退席、委員長着席〕  ただ、一方で、こうした自動...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) あくまで原則でございます。測候所の原則廃止に当たりましては、やっぱり無人化が困難な業務というのはあるわけでございまして、そういうものについては現地又は近隣の地方気象台において継続して実施をするなど、地域の防災気象情報の的確な提供の確保にしっかりと配慮をし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) したがって、原則というふうに申し上げているわけでございます。どうしても無人化が無理である、またその現地、現場でいないといけないというふうな事情がある場合には、もちろんそのような判断をしなきゃならないと考えております。
○国務大臣(北側一雄君) 大切なことは、地域の防災気象情報について的確に今後とも提供をしていくということですね。そうした体制をしっかり確保していくということが最も大事なことであるというふうに考えております。  いずれにしましても、地元自治体等の理解を得つつこれまでも例えば測候所...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 冒頭に申し上げましたように、我が国は本当に災害の多い国でございます。したがって、気象業務の持つ重要性というのはこれまでも大変大きなものがございましたし、これからも防災、又はできるだけ被害を小さくしていくために情報を的確に流していくと、こういう気象業務の重...全文を見る
05月25日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○国務大臣(北側一雄君) 昨年の十二月の六日に政府としての支援策を取りまとめをさせていただきました。既存の地域住宅交付金制度等を活用しました支援スキームでございます。相談、移転から取壊し、建て替えに至るまでの総合的な支援策をワンパッケージで提示をいたしまして、今委員のおっしゃって...全文を見る
05月29日第164回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(北側一雄君) まず、高速道路における不正通行の問題でございますが、今委員のおっしゃったように、まじめにきちんと払っている人がばかを見ないように、そうした不正通行は厳しく処置できるようにしていきたい。カメラ等も増設して、まずその車をとらえる必要がありますので、しっかり警...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今官房長が申したとおりでございますが、今、六月に向けまして、これ政府全体で公益法人との随意契約の緊急点検をやりまして、この随意契約の見直しの作業を進めているところでございますが、随意契約における再委託において相当金額が支払われている場合や契約の目的となる...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) それは再委託というのではなくて、それぞれの建設弘済会に民間コンサルから人が派遣をされていると、こういう話だと思います。その民間コンサルからの派遣につきましても、それも含めまして今調査をさせていただいているところでございまして、そうしたものについても見直し...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この問題は国会でも何度も議論されておりまして、これは私の方から昨年の十一月の段階で、これは近畿だけではありません、建設弘済会、各整備局にございますので、この建設弘済会への業務委託について、もう民間でできるものはできるだけ民間にやってもらうようにと、そうい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これは仕様書がもう提示をされまして、素材とか型式などが特定をされますと予定価格に近い額の見積りも可能であることから、市場の状況に当然精通している業者でございますので、予定価格に近い入札を行うことは可能であるというふうに認識をしているところでございます。
05月30日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
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○国務大臣(北側一雄君) この住宅の耐震化を進めていくということが大きな地震があったときに一番の減災対策であるということはもう全くそのとおりでございまして、昨年来、耐震改修促進法を大幅に改正させていただいたり、また予算の拡充をさせていただいたり、税制の拡充をさせていただいたり、そ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) むしろ土地基本法の方が念のために私は多分書かれたんだというふうに理解をしております。  明確にさせていただきたいと思いますが、委員のおっしゃっているとおり、税制上の措置というのは住宅政策にとって極めて有効な手段でございまして、この第十条の法制上の措置の...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私の父親について御紹介いただきましてありがとうございます。うちの父親は、渡部恒三先生と大親友でございました。たしか同じ時期の当選だったと思うんですけれども。で、たしか恒三先生も当時の建設省、建設政策については非常にお詳しい先生でいらっしゃいまして、うちの...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の法案で基本理念を定めさせていただき、そして国、地方公共団体の責務、そして住宅関連事業者の責務についても明記をさせていただきました。また、居住者の方の協力努力義務ということも明記をさせていただきまして、その上で、これからこの法律を通させていただきまし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 公営住宅であれ、また機構住宅であれ、これからこの住生活基本法案の基本理念に従いまして、やはり質の向上を図っていかねばならないというふうに考えております。  公営住宅につきまして今二百十九万戸あるわけでございますし、また機構住宅は七十六万戸、非常に貴重な...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 機構住宅のお話でございますけれども、先ほども少し答弁さしていただきましたが、今も答弁がございましたように、家賃の引上げが必要と、仮に市場価格よりも安いから家賃の引上げが必要という場合も、激変緩和措置をとりまして急激な家賃上昇とならないような仕組みにさして...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 冒頭、委員の方からお話ございましたように、我が国において衣食住の中の住がまだまだ問題、課題が多い。今回法案をお願いをしておりまして、住宅政策について、住宅の量から質へ根本的な転換をさしていただくわけでございますが、ただ、住宅のセーフティーネット、住宅困窮...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 委員のおっしゃっていますとおり、九〇年ころまでは土地はもう上がるのは当然だというふうな中で、やはり住宅を持った方が得だと、資産としても得だというふうな観念が普通であったというふうに思います。そういう中でやはり持家志向というのが強かったと思います。  九...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今後の住宅政策の非常に大きな視点、課題についておっしゃっていただいたと思います。  これから本格的な高齢社会が到来するわけでございまして、高齢者の方々が本当に安心して住生活を営んでいただけるかどうか、そこのニーズをしっかりと見極めて政策立案をしていく必...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今日午前中からの質疑で出ているところでございますけれども、今後の住宅政策につきましては、住宅の量の確保から住宅の質の向上というところに本格的に転換をさせていただきたいというふうに考えております。  基本理念として、良質な住宅の供給、また良好な居住環境の...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今委員のおっしゃったとおり、伝統的な木造住宅というのは、地域の木材等を生かしまして気候、風土に適した建て方がされております。床下の通気性がいいだとか、維持修繕が容易であるだとか、それから長寿命の木造住宅を実現する上でも非常に優れた特徴を有しているというふ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) このイスタンブール宣言につきましては、適切な住居についての権利を十分かつ着実に実現することというふうに記載されているわけですね。これは、むしろ憲法二十五条の、すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有するという規定と同趣旨であるというふうに...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これについても先ほど申し述べたつもりでございますが、この第六条の基本理念を受けまして、十四条に国及び地方公共団体が講ずべき基本的施策を規定をしているところでございます。この居住の安定の確保に関する施策を策定し実施する責務は国及び地方公共団体にあることとと...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 借地人や借家人の保護を図るという観点で借地法、借家法というのが重要であるということは私もそのように考えております。  ただ、それだけではなくて、公営住宅や、高齢者の居住の安定の確保に関する法律など、公営住宅法とか、こうした住生活にかかわる各種の法律があ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の法律は、基本理念として第三条から今御議論いただいています第六条まで、四つの条文で基本理念を掲げさしていただいているわけですね。この三条、四条、五条というのは、これもう前提となる基本理念でございまして、現在及び将来における国民の住生活の基盤となる良質...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 公営住宅とは違うわけですね。そこのところは委員もよく御承知なところであると思います。  機構住宅にせよ、それから公社住宅にせよ、これは法律で近傍同種の住宅の家賃を基準として定めるというふうに規定をされているわけでございます。ただし、先ほど来御議論ありま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この住宅建設計画法というのは昭和四十一年に制定をされまして、以降、五年計画ごとに住宅の新規供給ということを中心として施策を計画的に推進をしてきたところでございます。  当然のこととして、終戦直後は四百二十万戸という深刻な住宅不足がございました。また、昭...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) やはり、昨年からいよいよ人口減少社会に我が国が入ってきて、そして来年から団塊世代がいよいよ六十歳定年退職時代に入ってくると、本格的な高齢社会がいよいよ到来すると、こういう本当に社会経済情勢の大きな変化のときに今我が国はあるというふうに考えております。 ...全文を見る
05月31日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第24号
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○北側国務大臣 ただいま議題となりました海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  平成十二年三月に国際海事機関において採択された二千年の危険物質及び有害物質による汚染事件に係る準備、対応及び協力に関する議定書は、...全文を見る
05月31日第164回国会 参議院 本会議 第29号
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○国務大臣(北側一雄君) 建築物の安全性の確保を図るための建築基準法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  今回の構造計算書偽装問題は、多数のマンション等の耐震性に大きな問題を発生させ、多くの住民の安全と居住の安定に大きな支障を与えただけでなく、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 山下議員にお答えいたします。  耐震偽装事件に関する国会における事実解明についてお尋ねがございました。  国土交通省におきましても、事件の全容の把握に向け、地方公共団体と連携して各種調査や関係者の聴取等を行うとともに、国会審議におきまして、当省の把握...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 山本議員にお答えいたします。  建築確認検査制度についてお尋ねがございました。  まず、第三者機関の制度設計の在り方につきましては、当該機関が構造計算の詳細な審査や再計算を行うことにかんがみまして、建築構造に関する専門的な知識、技術を有している大学教...全文を見る
06月01日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第21号
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○国務大臣(北側一雄君) ちょっとまず冒頭、今日役所の側はもうネクタイも取らしていただきまして、上着も取らしていただいて、クールビズで今日からスタートさしていただいております。大変恐縮でございますが、御理解のほどをよろしくお願い申し上げます。  今、前田先生から大変難しい御質問...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私も地元大阪でございますので千里のニュータウンはよく知っていますし、また地元には泉北のニュータウンもございますので、そうした昭和四十年代から形成されましたニュータウンが今やまさしく高齢化で、非常に深刻な問題になっている。で、人が高齢化しているだけではなく...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 非常に大事な視点のお話をしていただいておると思います。  これも私事で恐縮ですけど、うちの両親も八十近くになって、もう八十なんですけれども、夫婦二人で住んでいます。子供三人おりますけれども、私も含めて。みんなばらばらに住んでいまして、親二人で住んでいる...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 高齢者のお持ちの中古住宅を若い方々が使っていただけるような、こういう中古住宅市場というものをしっかりとつくっていくと、そのために政策誘導していくということは、今日の前田委員のお話から、本当に非常に重要なことであるというふうに思います。
○国務大臣(北側一雄君) この住生活基本法案で、第七条の二項で、住宅の建設における木材の使用に関する伝統的な技術の継承及び向上を図るため、これらの技術に関する情報の収集及び提供その他必要な措置を講ずると、このような規定を基本理念のところに入れさせていただきました。また第四条では、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今住宅困窮者の方々というのは、もちろん低所得者の方々がいらっしゃるわけでございますが、それだけではなくて、今住宅局長が答弁しましたように、様々な事情で住宅の確保が困難という方はいらっしゃるわけでございまして、今委員からの御指摘についてもよく検討をさせてい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今住宅局長が答弁したとおりでございまして、いずれにしましても、全国計画も都道府県計画も国民の意見を反映するために必要な措置を講ずるというふうに明記をされているわけでございまして、大切なことはこの中身、実態であるというふうに思っております。
○国務大臣(北側一雄君) 私どもは、公共住宅の供給も明確に位置付けられているというふうに考えております。  第六条で、今委員のおっしゃったように住宅のセーフティーネットについて規定をさせていただきまして、これを受けまして、この第六条というのは基本理念でございます。この基本理念を...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この第十七条の二項の五号で、都道府県計画の中で公営住宅の供給の目標量が出てくるわけでございますが、この設定に当たりましては、国とその当該県との間で協議をいたしまして、そして国が同意するという手続を踏むわけでございます。  また、そもそも公営住宅法の中に...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 十八年度予算におきましては、公営住宅関係予算として地域住宅交付金等により二千百十六億円を確保しているところでございます。今委員の方から資料が示されましたが、これ委員も御承知のことと思いますけれども、この平成十七年、十八年度は、例の三位一体改革に関連いたし...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 住環境を含めました住宅の質の向上へと政策を転換するわけでございますが、そのためには、委員おっしゃるとおり、関係省庁との連携協力が不可欠であるというふうに認識をしております。  この法案の十五条の三項で、先ほど来御議論のあります全国計画につきましては閣議...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 住生活基本法案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起されました事項の趣旨を十分に尊重してまいる所存でご...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました建築物の安全性の確保を図るための建築基準法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  今回の構造計算書偽装の問題は、多数のマンション等の耐震性に大きな問題を発生させ、多くの住民の安全と居住の安定に大きな...全文を見る
06月05日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○北側国務大臣 国土交通省所管の平成十六年度歳入歳出決算につきまして、概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計につきまして申し上げます。  収納済み歳入額は六百八十五億二千八百万円余であります。支出済み歳出額は七兆八千四百八億五千九百万円余であります。  次に、特別会計...全文を見る
○北側国務大臣 平成十六年度決算における会計検査院の御指摘に対しまして国土交通省のとった措置について御説明申し上げます。  所管事業に係る予算につきましては、その適正な執行を図るよう常に努力しているところでありますが、平成十六年度の決算検査報告におきまして、補助金を過大に交付し...全文を見る
○北側国務大臣 昨年の十月一日から道路関係四公団については民営化をいたしました。旧日本道路公団につきましては三分割をいたしました。また、首都、阪神そして本四、この六つの新しい会社のトップにすべて民間人を起用したところでございます。  ことしの三月の三十一日付で、各会社と独立行政...全文を見る
○北側国務大臣 大事な御指摘をいただいておると思います。  高速道路というのは高い公共性を有する社会資本でございまして、民営化されたからといって、その本質は何ら変わっているものではないというふうに思っております。そういう意味で、国民の理解が得られるように、高速道路会社におきまし...全文を見る
○北側国務大臣 私は、高校、大学と多摩に住んでおりましたので、多摩の状況はよく認識をしております。その中でも中央線につきましては、まさしく首都圏の西部地域における大動脈、一番の動脈でございまして、非常に大事な路線であるというふうに考えております。  今委員の方からお話ございまし...全文を見る
○北側国務大臣 公共交通にとりまして、安全確保というのが大前提、基本でございます。それなしに経営の安定もあり得ませんし、利便性の向上もありませんし、最も大事なことが安全に輸送するということだというふうに思っております。  公共交通につきましては、昨年来、事故やトラブルが続いてお...全文を見る
○北側国務大臣 今鉄道局長から答弁しましたように、平成十八年度の予算で、ケーススタディーの一つとしてこの地下鉄七号線延伸についても調査をさせていただいておるところから見ても、この事業の重要性についてはよく理解をしておるということで、ぜひ御理解いただきたいと思っているところでござい...全文を見る
○北側国務大臣 私は首都機能移転も担当しておりまして、まさしくこの問題は、各省庁の中で国土交通省が一番深くかかわらないといけない問題であるというふうに認識をしております。  実を言いますと、私、きのうも大阪であるシンポジウムがありまして、そのシンポジウムの中で、大阪の太田知事と...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど道路局長から答弁しましたように、京都縦貫道と第二名神を連絡する道路、ですから、道路というのはネットワークでございますので、道路ネットワークの効率を高める効果だとか、また、事故や災害があった場合の代替路として意義があるというふうに私も思います。  ただ、御承...全文を見る
○北側国務大臣 与党の中でもいろいろな意見がありますけれども、民主党の中もいろいろな意見があるんだなということがきょうよくわかりました。  私は、まず、無駄な道路という表現が実を言うと余り好きじゃないんですね。私も一昨年九月から国土交通大臣に就任してから、国土交通省というのは本...全文を見る
○北側国務大臣 私も、淀川の水を飲んでいる一人でございまして、琵琶湖の恩恵をこうむっておる人間でございます。  今も委員の方からおっしゃいましたが、近畿圏の一千七百万人の水道水源であるのはもちろんのこと、この琵琶湖というのは、四百万年の歴史と五十種以上の固有種を有する貴重な国民...全文を見る
○北側国務大臣 とんでもないやつがいるなと、私もお話を聞きながら感じました。  漁業者の方々に大変な御迷惑をかけているだけではなくて、海そのものを汚しているわけでございまして、私は、こうしたことについてはこれから、今海保が懸命に調査、捜査をしておりますけれども、やはり厳しく処置...全文を見る
○北側国務大臣 今おっしゃっているのは、環境に優しい自動車整備工場を表彰し公表する制度でございます。これは、平成十二年からやっているわけでございます。今の委員の御提言は、運輸支局長、さらに運輸局長、そして長年頑張っておるところについては大臣表彰も検討したらどうなんだということでご...全文を見る
○北側国務大臣 地方に行けば行くほど車の必要性というのは高まるんですよね。都市部においては公共交通が発達をしておりますので、特に東京なんかは本当にそうですけれども、自動車に乗らなくても、鉄道がありバスがありということで移動が円滑にできるわけですが、地方に行くと、公共交通が余りない...全文を見る
○北側国務大臣 道路特定財源の見直しにつきましては、今まさしく論議をしている最中でございます。その中で、今委員のおっしゃった、地方道の整備がおくれているね、この道路の財源を地方道の方により使いやすいようにシフトすることも検討すべきではないかという御意見については、これは数多くちょ...全文を見る
○北側国務大臣 お聞きしているところによりますと、この家島内の道路というのは、幅員も狭くて線形も悪い、島内の安全で円滑な通行の支障となっているというふうに聞いているところでございます。  これにつきましては、家島港と網手港とを結ぶ、島の幹線道路でございます県道の網手の浜加野線と...全文を見る
○北側国務大臣 これは家島だけではなくて、日本列島は島の数がたしか約六千でしたか、あるんですね。本当に離島がたくさんあるわけでございまして、こうした離島においては、まさしく足となるのは、もちろん飛行場があるようなところもあれば、そういうのはごく少数でございまして、専ら船による航路...全文を見る
○北側国務大臣 この問題は、先般も住生活基本法という法律を通していただいたんですが、衆議院でも参議院でもこの法案の審査の中で御議論があったところでございます。  まず、公営住宅の方は、これはやはり、さまざまな事情、一番大きな理由は低所得等の理由で住宅の確保が容易じゃない、困難で...全文を見る
○北側国務大臣 私、立川の町は、高校生のとき寮がすぐそばにありましたし、大学も三多摩でございましたので、よく立川に遊びに行っておったんですが、今からもう三十年以上前の話ですが、あのころと今と立川の変わりぶりというのはびっくりしますね。見事なまでに変わっているなというふうに思いまし...全文を見る
○北側国務大臣 昨年の、平成十七年度の交通量は、一日平均一万四千百五十台でございます。平成九年の料金改定時の償還計画が一万七千九百四十台でございますので、七九%ということでございます。  計画と実績が乖離している原因については、さまざま理由はあるというふうに思われますが、これに...全文を見る
○北側国務大臣 本四連絡橋につきましては、先ほども少し触れましたが、一兆三千四百億円の債務を切り離しをするとともに、平成二十四年度から平成三十四年度までの地方公共団体の追加出資を前提といたしまして通行料金の引き下げを実施した上で、民営化後四十五年以内の有利子債務の返済を可能とした...全文を見る
○北側国務大臣 余剰が出るという言い方は、私、少しひっかかるんですね。道路特定財源があり、一方で、シーリングで道路の歳出そのものが制約をされているわけですね。そういう中で、道路特定財源における歳入と差が出てくる。特に、本四の債務償還を国費でずっと行っていたのが、ことしで、十八年度...全文を見る
○北側国務大臣 社会実験をやるやらないというのは、これは基本的にまず会社の御判断でございます。私は、そういう判断も十分尊重しなきゃならないのではないかというふうに思っております。
○北側国務大臣 七月の一日から開かれます日中韓の大臣会合では、地元の皆様に大変今御協力を賜っております。感謝申し上げたいと思っております。  私は、かねてから申し上げておったんですが、北海道がこれから自立的に経済を発展させていく一つの柱として、やはり観光があるのではないですかと...全文を見る
○北側国務大臣 委員も御承知のとおり、航空路線の設定、また増便をするかしないか、これは航空会社が経営判断で決定をするものでございます。  したがって、国として個別路線の便数について指導する立場ではないわけでございますが、ただ、地方路線の充実というのは非常に大事な課題と認識をして...全文を見る
○北側国務大臣 地元の方々の御意向といいますか、それはよく私も理解ができます。  ただ、何度も申し上げますが、路線決定自体は、全くの完全民間企業でございますので、これはその経営判断で決定をされることでございまして、例えばその他の路線にも関して、国の方から、この路線を増便しなさい...全文を見る
○北側国務大臣 私がそういう発言をしましたら、これは航空会社の経営判断に国が介入することになってしまいますので。ただ、きょうこういう御質問があったことは、委員の方からそういう御要請があったことは航空会社の方には伝えたいというふうに思います。
○北側国務大臣 今委員がおっしゃっているのは、羽田空港の再拡張のお話をされているんだと思います。  今、羽田空港はもう満杯でございまして、年間二十九万六千回の発着容量が限界に達しております。もう一本、四本目の滑走路を今整備を始めまして、二〇〇九年中の供用開始ができるように、今全...全文を見る
○北側国務大臣 航空ダイヤの設定につきましても、どの時間帯に飛ばすことが一番需要があるのか、そういう路線の需要の動向を航空会社みずからが判断をして決定するということになっているわけでございます。  ちなみに、例えば釧路空港から羽田の便を、早朝の便をつくるためには、釧路の空港に前...全文を見る
○北側国務大臣 私もことしの一月、寒いときだったんですけれども、DMVに乗らせていただきました。大変感銘を受けました。  このデュアルモードビークルというのは、JR北海道が独自に開発を進めているわけですが、道路と鉄道を両用できる車両でございます。これは、地域の鉄道やバスの交通ネ...全文を見る
06月06日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
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○北側国務大臣 おっしゃいますとおり、鉄道貨物輸送のネットワークは約九千キロに及んでおりまして、特に長距離輸送を中心に、我が国の物流において極めて重要な役割を果たしているというふうに認識をしているところでございます。  また、お話がありましたように、トラックに比べましてCO2排...全文を見る
○北側国務大臣 倉敷はいいところですね。私、友人が倉敷におりまして、若いころに何度か、最近ちょっと行っておらない、行く時間がないんですけれども、非常にきれいな町だという印象を持っております。  今委員がおっしゃったように、瀬戸内海は、本当に歴史的に古くから、古代から我が国の海上...全文を見る
○北側国務大臣 これから人口減少また本格的な高齢社会が到来する中で、高齢者の方々が居住している生活空間の中でほぼ必要な機能は備わっている、そういうまちづくりをやはりこれからは志向していかないといけない、過度に車に依存する社会にしてはいけないと考えております。そういう意味で、コンパ...全文を見る
○北側国務大臣 シャッター通りという言葉に代表されるように、中心市街地が閑散としている地域が全国にたくさんあるんですよね。今、さまざま各地域でまちづくり、中心市街地を活性化しようという動きが、私は相当出てきているんじゃないかと思っております。  そういうところの成功例を見ますと...全文を見る
○北側国務大臣 これは、もう既にそのように以前から申し上げておるんですが、現在使用中の自動車につきましても、御当地ナンバーへの変更を希望する場合には交換できるようにしたいというふうに考えております。
06月06日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第22号
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○国務大臣(北側一雄君) 本来はいろんなことを想定して制度の改正を事前にきっちりとしていくべきなんでしょうが、なかなかそういうことができないというのが常でございまして、私は、今回このような耐震強度偽装事件、起こりました。また今、田村先生の方から、このような事件だけではなくって、建...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 平成十年改正につきましては幾つかのポイントがあると思うんですが、一つは、やはり建築確認検査につきまして民間機関に、一定の要件の下でそうした能力のある民間機関に民間開放したというところが一つ大きな改正でございました。  あと、性能規定の導入、性能規定化の...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、前田先生からおっしゃられた考え方というのは、建築の設計の専門家の、相当な専門家の権威の先生の中にも今、前田先生がおっしゃったような考え方をおっしゃる方がいらっしゃるんですね。むしろもう建築確認については行政はいいよと、行政やらなくていいよと。むしろそ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 住生活基本法で御論議いただいたわけでございますが、住生活基本法で定めておる基本理念、それはあくまでこれからの住環境等のまさしく政策の方向性を出しているわけでございまして、それと建築基準法とか今回の改正とが矛盾するようなものであってはならないと考えておりま...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の事実関係を通して山下先生のおっしゃっている意図も理解できるわけでございますけれども、ただ、世の中に行われている様々な建物の建設の中で、それを一律的に禁止することがどうなのかということを申し上げているわけでございます。実際、設計と施工とが分離せずに一...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の事件を受けまして、先ほど申し上げましたように、建築士の独立性また地位の向上を図っていくということが非常に大事である。また、そういう観点から、建築士の団体への加入の義務付けについて今まさしく検討をしているところでございます。これは、建築士試験に受かっ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 弁護士の場合は、先般の司法制度改革の一環の中で法人制度というのもできたんですよね。それまでは、逆に、そういう株式会社はもちろんのこと、法人格を持って弁護士事務所をやっていること自体ができなかったわけですね。個人があくまで弁護士事務所を構成すると、こういう...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 国土交通省といたしましても、山古志の方々が早く元の生活に戻れるように最大限の支援を今後とも行っていきたいと考えております。  河道閉塞を起こしました芋川流域の旧山古志村の寺野、東竹沢地区では今直轄砂防事業を実施をしておりまして、今年の秋の完成を目指して...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) この都市再生機構の問題につきましてはいろいろありまして、いろいろありましてというのもあれですけれども、まずは施工のミスの問題があるんですね、施工不良の問題が。  これは、入居したのが平成元年から平成四年、実際にこれが明らかになったのは平成十五年でしたか...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の改正案につきましては、社会資本整備審議会建築分科会において、意匠、構造、そして法律、保険等各分野の有識者の方や、また消費者団体の方々の御意見をちょうだいいたしました。また、別途この審議会以外に緊急調査委員会をつくりまして中間報告をいただいております...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 余りそういう民間のアンケートについてコメントをする必要もないと思ってお答えしなかったんですが、このアンケートそのものが建築業界全体の意見を代表しているとは考えておりません。先ほど申し上げましたように、この法改正、緊急に措置すべき内容をつくるに当たりまして...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) そもそも建築士というのは業務独占の資格を与えられているわけですね。国家資格でございます。ほかの方々にはこういう建築士の仕事はできません。建築士の資格のある方だけが建築基準法並びに建築士法で建築物の設計並びに工事監理ができると、こういう業務独占を与えられて...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) これも何度も議論になっているわけでございますが、私は、平成十年の改正というのは方向として間違っていないと考えております。  既にその時点で特定行政庁での建築確認検査というのは十分機能をしていない、問題点があるということで、民間参入をしていただき、民間の...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の問題は、本来法令を守るべき資格者でございます建築士が構造計算書の偽装を行い、そしてその偽装を指定確認検査機関のみならず地方公共団体でも見過ごしてしまうということでございまして、国民の皆様の間に建築物の耐震性に対する不安が広がっていることはもう極めて...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今、渕上先生御指摘ございましたように、姉歯元建築士が関与した物件ではないものですね、関与していない物件におきましても、福岡県のサムシングが関与した物件で三物件の偽装、さらには北海道の浅沼二級建築士が関与した物件で十七物件の偽装が確認されたとの報告だとか、...全文を見る
06月07日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第25号
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○北側国務大臣 今委員の方からおっしゃっていただきましたように、海上保安庁は日常的に、海の安全また環境保全、さらには海洋権益の保全等、非常に重要な任務を日ごろ遂行しているところでございます。  おっしゃっていただきましたように、昭和五十年代に整備されました巡視船艇また航空機が老...全文を見る
○北側国務大臣 日本は本当に海洋国家でございます。海岸延長は約三万五千キロ、これは世界でも六番目の海岸延長を持っている国でございます。また、領海及び排他的な経済水域の面積も四百四十七万平方キロメートル、これもまた世界第六位。さらには、我が国は資源のない国でございます、貿易国家とし...全文を見る
○北側国務大臣 海の日制定に当たりましては、高木委員に大変御尽力をいただきました。この海の日ができたのも、委員の御尽力があったからできたというふうに聞いているところでございます。  先ほど来申し上げましたが、我が国は海洋国家でございます。海は本当に私どもの生活、経済活動のまさし...全文を見る
○北側国務大臣 海上保安庁の役割というのはますます重要になってきております。日常の海上交通の安全確保、また海難救助活動、犯罪の取り締まりだけではなくて、EEZを含めた海洋権益の保全というふうな新たな業務課題、重要な業務課題も託されているわけでございまして、こうした幅広い業務をしっ...全文を見る
○北側国務大臣 耐用年数、大体二十年から二十五年だそうでございます。この耐用年数を超過した巡視船艇が約百二十隻、また航空機が約三十機ございまして、この代替整備を、これはもうしなければならないわけですから、緊急かつ計画的に進めさせていただきたいと思っております。  十七年度の補正...全文を見る
○北側国務大臣 海上保安庁の業務というのは、非常に多様な業務をつかさどっているところでございます。密輸密航対策、海難救助、海上交通の安全確保、また海洋の環境保全等々多岐にわたっているわけでございますが、先ほど来委員の方から御質問いただいているような海洋権益の保全といった新たな課題...全文を見る
○北側国務大臣 まず原因究明をしっかり図ることが大切であると思っております。  今警察も調査に入っておりますが、国土交通省といたしましても、港区とよく連携をとって事故原因を早期に確定すること、それが非常に大事であると思っておりまして、しっかりその調査を進めさせていただきたいと思...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど話が出ました福岡県にあります苅田港でございますが、この現場は、私、ことしの初めに現場へ行かせていただきまして、この毒ガス弾の処理の状況、現場の方々のお話なんかも聞かせていただいております。  この毒ガス弾に係る問題につきましては、先ほど委員の方からお示しい...全文を見る
○北側国務大臣 大事な御指摘だというふうに認識をしております。  我が国は、言うまでもなく海洋国家でございまして、海上における安全の確保、また、きょうも御議論いただきました海洋の環境の保全、さらには、経済的な、排他的経済水域や大陸棚における主権的権利の確保といったさまざまな課題...全文を見る
○北側国務大臣 まずは特定行政庁の方で、調査をする、また、イーホームズから話を聞く、関係者から話を聞くということが先決であるというふうに思います。
○北側国務大臣 いただいたこれは埼玉県の議事録でしょうか、埼玉県の出している議事録ですね、この5というのは。(馬淵委員「5はタムラ設計ですね」と呼ぶ)タムラ設計ですか、失礼しました。  タムラ設計の出した、その議事録に書いてある事実どおりだとするならば、この設計士は、「設計期間...全文を見る
○北側国務大臣 先ほど住宅局長が申し上げましたように、特定行政庁は、委員の方からお話がありましたように、口頭ではあれ、工事の中止を指示したということで、特定行政庁としても対応は、何もしていないわけじゃない、しているということだと思います。  ただ、これまで、三月の三日ですか、イ...全文を見る
○北側国務大臣 ただいま議題となりました高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国においては、諸外国に例を見ないほど急速に高齢化が進展していること、障害者が社会のさまざまな活動に参加する機会を確保することが求められて...全文を見る
06月08日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第23号
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○国務大臣(北側一雄君) おっしゃっているとおりだと思います。  住宅にせよ、その他の建築物にせよ、公共的な性格、社会性というのを有しているというふうに思います。単にその住宅や建築物の所有者、個人財産という側面だけではなくて、公共的な側面がある。地震になりましたら、地震で倒壊し...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まず、現行の建物ができ上がるまでの法制度の基本的な枠組みがどうなっているかと、そこの考え方がどんな考え方なのかということについてお話をさせていただきたいと思いますが。  まず、建築基準法において、建築主側に、この基準に適合する建築計画を立案していただい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) まずは、本当に痛ましい事故が起こってしまったわけでございます。この事故自体は当然極めて遺憾なことというふうに言わざるを得ません。  まずはこの事故そのものの事故原因、これをできるだけ早く明らかにしていくことが私は最も大事だと思っています。捜査機関が入っ...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 建築行政の職員数が減少傾向にある、まあ平成十六年はまた増えているんですけれども、減少傾向にあるというのはそのとおりであるというふうに思っております。  ただ、私ども、そういう意味で、それぞれの地域において住宅建築物の安全性を確保することはこれはもう地方...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 特定行政庁の審査能力を向上していく必要性は、もうおっしゃっているとおりだと私も思います。  そういう意味でしっかり、特に構造面においてはそうだと思うんですけれども、人材をしっかり育成していくこと、さらに、人員の面でもやはり強化をしていただく必要が私もあ...全文を見る
06月09日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第26号
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○北側国務大臣 ハートビル法は、平成六年に施行されました。これは旧建設省の方の所管の法律でございました。また、交通バリアフリー法、これは平成十二年に施行されておりますが、これはどちらかというと旧運輸省が主管しておった法律でございます。  交通バリアフリー法が施行されまして五年後...全文を見る
○北側国務大臣 まず、盛山委員におかれましては、当初の交通バリアフリー法の制定に至るまで、旧運輸省の幹部としてまさしく担当していただいたわけでございまして、ここまで我が国社会の中でバリアフリーという言葉、また、実際のバリアフリー化はまだまだこれからではございますが、進んできたとい...全文を見る
○北側国務大臣 交通バリアフリー法施行から五年たちまして、先ほど来御議論がありますとおり、一定の前進はしてきたというふうには思っております。  しかしながら、まだ道半ばでございまして、今委員のおっしゃったように、これから、例えば構造の問題等、さらには費用の問題等、さらには、これ...全文を見る
○北側国務大臣 今委員の方からおっしゃっていただきましたが、この法律そのものが、憲法の十三条、個人の尊重だとか、十四条、さらには二十一条、それは表現の自由とも当然かかわってくると思います。そして、移動の自由である二十二条等々、憲法上のそうした権利に根差して、それを踏まえてこの法律...全文を見る
○北側国務大臣 これは、そういう具体的な権利として書き込みますと、移動権という形で書き込んだ場合に、例えば、一日五千人以上の乗降客がある場合にバリアフリー化をしていこうということで、事業者に対して言っているわけですね。現には、まだそんな全部できていないわけです。先ほど来お話がある...全文を見る
○北側国務大臣 まず補助犬ですけれども、補助犬につきましては、これは当然訓練された、一定の基準にのっとった、公的認定を受けた補助犬について定めているわけでございます。そういうことによって、多くの不特定多数の方々がいらっしゃるところにそういう犬が入っても全く社会的にも問題がないとい...全文を見る
○北側国務大臣 先ほども申し上げたんですが、そもそも、どなたであれ原則は拒絶してはならないんですね、公共交通機関は。そもそも事業法にそういう規定があるわけなんです。その事業法の中に、例外としてこういう場合には拒絶ができますよというような規定の構成になっているわけなんです。そもそも...全文を見る
○北側国務大臣 まず、本当に痛ましい事故が発生したこと、極めて遺憾であると言わなければなりません。亡くなられた市川さんの御冥福を心からお祈りを申し上げますとともに、御遺族、御家族の方々に心からお悔やみを申し上げたいと思います。  エレベーターに関しましては、法令では、かご及び昇...全文を見る
○北側国務大臣 委員のおっしゃったのは私も経験があります。駅なんかで若い女性がキャリーバッグを引いて、さっささっさ歩いて格好いいんですけれども、後ろをごらんになられていませんから、非常に通行人にとって危ない、危険だなというふうに私も思います。  ぜひ、これは法令で規制するという...全文を見る
○北側国務大臣 きょうは下条委員から、非常に具体的な、高齢者、障害者の方々の移動を円滑にしていくために、実際に障害になっている事柄につきましてさまざま御指摘をちょうだいいたしました。きょう委員からちょうだいした御意見につきましては、今後のさまざまな具体的な指針等の作成過程も含めま...全文を見る
○北側国務大臣 変わりございません。
○北側国務大臣 そのように御理解いただいて結構でございます。  市町村が基本構想を作成しようとする場合に、協議会を設けたときは、鉄道事業者等を含みます関係する施設設置管理者についても、正当な理由がある場合を除いて、協議会における協議に応じなければならないこととなっております。こ...全文を見る
○北側国務大臣 関係省庁とよく連携をとらせていただきたいというふうに思っております。  平成十八年度におきましては、これは国土交通省の関係でございますけれども、本法案の施行をにらみまして、重点整備地区において基本構想の作成を行う協議会に対して、バリアフリー環境整備促進事業により...全文を見る
○北側国務大臣 現在、事故原因については捜査機関初め調査をしているところでございます。事故原因を早く確定する必要があるというふうに思っております。  現在のところ、この事故原因が安全装置の不備に起因するものか、その他の要因によるものか、まだ明らかになっていないという段階でござい...全文を見る
○北側国務大臣 このシンドラー社のコメントそのものに私があれこれ言う必要はないかというふうに思っております。大事なことは事故原因を早く確定すること。今鋭意調査をしておるところでございます。
○北側国務大臣 バリアフリー化を進めるに当たりまして、ハード面の整備、もちろん必要でございますけれども、それだけではなくて、適切に情報が提供されること、また、国民の方々のバリアフリーについての御理解と御協力をしっかり得ていくということが重要というふうに考えております。  これま...全文を見る
06月12日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○北側国務大臣 ただいま御決議のありました公共工事の入札問題につきましては、入札談合の排除の徹底等を図るため、一般競争入札の拡大と総合評価方式の拡充を柱とする入札契約の改善に全力で取り組んでいるところでございます。  御決議の趣旨を踏まえ、今後とも、公共工事の入札及び契約の適正...全文を見る
06月13日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第24号
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○国務大臣(北側一雄君) 国土交通省の元職員、また現職の職員が、一つは競売入札妨害、そしてもう一つは収賄ということで逮捕されました。極めて遺憾なことと言わざるを得ません。  捜査にはもちろんのこと全面的に協力をするように指示をしておりますし、厳正な対処をさせていただきたいと考え...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 住宅を取得ということは本当に一生に一回あるかないか、また大変高価な買物をされるわけでございます。その際に、住宅取得者の利益をきちんと守っていく、そういうふうなシステムをつくるということは大変大事なことであるというふうに私も考えているところでございまして、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) あさって、社会資本整備審議会の建築物等事故・災害対策部会というのを開催さしていただきます。そこでは、今委員の方からお話があった点についてもしっかりと議論をしていただきたいというふうに思っております。  エレベーターでトラブルがある、また事故がある、そう...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今まさしく特定行政庁の皆さんと一緒になって各住民の方々と建て替えに向けての交渉を、協議を鋭意誠意を持ってやらしていただいているところでございます。  今、二千万円という、平均二千万円というお話がありましたが、これで決まりということじゃもちろんないんです...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 私、災害時と全く同じというふうには言っておらないんですね。むしろ、皆様から、委員の方々からも、御意見としては、災害時にもこんな支援してないだろうという御批判があったわけです。いや、そうじゃありませんと。災害時の制度なんかも参考にさせていただきながらバラン...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) それは、今日の論議の中でも住宅局長やまた金融庁の方からも答弁させていただいておりますとおり、住宅金融公庫、民間を問わず、既往のローン負担軽減、新規のローンにおける柔軟な対応を推進するということで取組をさせていただいておりまして、また利子負担分についても、...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今回の法改正におきましては、建築確認検査の厳格化、また指定確認検査機関に対する監督の強化、また建築士の業務の適正化や、さらには建築士、建築士事務所、指定確認検査機関の情報開示、また住宅の売主等の瑕疵担保責任の履行に関する情報開示等について見直しをさせてい...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 建築物の安全性の確保を図るための建築基準法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 航空機の運航における安全確保について御報告を申し上げます。  安全の確保は、申すまでもなく、航空を始めとする公共交通の根本を成すものでございます。しかしながら、昨年の春以来、我が国の航空会社においては、日本航空グループ等で安全上のトラブル、ミスが頻発し...全文を見る
○国務大臣(北側一雄君) 今おっしゃっていただきまして、航空機は非常に高いですし、また最近の原油の高騰で本当に航空会社は大変厳しい経営環境下にあるというふうに認識をしております。  これまでも政投銀等々を通じまして支援をしてきたわけでございますが、今後とも、やはり我が国の公共交...全文を見る
06月14日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第28号
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○北側国務大臣 今小里委員がおっしゃったように、今大きな転換点にあるというふうに私も考えております。  人口減少時代の到来、また本格的な高齢社会にいよいよ突入をしてまいります。そういう中にありまして、我が国のまちづくりのあり方につきまして大きく転換をしていく、変更していく見直し...全文を見る
○北側国務大臣 千里ニュータウンは日本で最初にできたニュータウンでございます。入居開始が、一番最初は昭和三十七年度でございますので、もう四十年以上前、四十四年前なんでしょうか。この千里ニュータウンだけではなくて、東京の方の多摩ニュータウン、そして、私の地元なんですが、泉北ニュータ...全文を見る
○北側国務大臣 バリアフリー化を進めていくためには、制度が整うだけではなくて、各種のやはり財政的な支援策が重要であるというふうに考えております。  十八年度におきましては、この法案の施行をにらみまして、重点整備地区において基本構想の作成を行う協議会に対し、バリアフリー環境整備促...全文を見る
○北側国務大臣 本格的な高齢社会の到来になるわけでございまして、高齢者の方々そしてもちろん障害者の方々が自由に社会に参画できるような、そういう社会を我が国はやはり目指していかねばならない、そのためには、バリアフリー化を一層促進をしていく必要があるというふうに考えているところでござ...全文を見る
○北側国務大臣 きょうは私も勉強させていただきました。土肥先生の本当に御経験を通してさまざまなお話をちょうだいいたしまして、私も知らないことばかりでございました。目の不自由な方に付き添いするときには、ひじですか……(土肥委員「ひじです」と呼ぶ)ひじを持って、そういうことも私なんか...全文を見る
○北側国務大臣 参議院の方ではいつもお父様に御指導いただいておりまして、ありがとうございます。  もちろん、福祉政策と密接に関連する法案でございます。この法案提出の理念といいますか思想というのは、ユニバーサルデザインに基づくまちづくり、こういう観点から私どもこの法案を提案させて...全文を見る
○北側国務大臣 先ほどの土肥先生の質疑にもありましたように、幾らハード面で整備をしても、また制度を幾らつくっても、結局は、大切なことはやはり人、そこにいらっしゃる人でございまして、その人がバリアフリーの重要性ということを、意義というものをよく御理解していただくことが必要だと思いま...全文を見る
○北側国務大臣 この法案のそもそも中身についても、当然、厚生労働省と連携をとってこの法案を決定させていただいているところでございますし、国土交通省は社会資本また交通インフラ等を所管しておりますので、そういう意味では、厚生労働省や先ほどの文部科学省等々、関係省庁との連携をしなければ...全文を見る
○北側国務大臣 この東横イン問題につきましては、今住宅局長から報告をさせていただきましたが、極めて遺憾な事件であるというふうに考えております。  完了検査後に改造するということでございまして、私は、やはりこういう事案に対しては厳正に対処していくということが最も大事なことだ、中途...全文を見る
○北側国務大臣 私は、日本の憲法の中に、障害者の方はもちろんのこと、あらゆる方の移動の権利というものは保障されているというふうに考えております。  憲法十三条の個人の尊重、また憲法十四条の法のもとの平等、さらに憲法二十二条の居住、移転の自由、こうした保障がありますし、さらにさか...全文を見る
○北側国務大臣 大事なことは、具体的な施策を前へ進めていくということが私はやはり非常に大事なんだと思うんですね。  先ほど申し上げたように、憲法上は、やはり移動の権利というのはきちんと、移動の自由というのは保障されている。その移動の自由をできるだけ確保するような施策を推進してい...全文を見る
○北側国務大臣 昨日は、ありがとうございました。私も報告を聞いております。  参加された委員の方々と、シンドラー社、また保守点検会社、また港区、公社等との間でやりとりがあった内容についてもお聞きをしているところでございまして、今回の事故を通して、やはり改善をしなければいけないと...全文を見る
○北側国務大臣 バリアフリー化を推進する上では、やはり利用者の視点に立つということが大切であるというふうに思います。高齢者や障害者の方々の参加が重要なのは、そういう理由だと私は考えているところでございます。  今回の法案におきましては、提案制度、また協議会制度というのを制度化さ...全文を見る
○北側国務大臣 今、竹歳局長がお話ししたように、恐らく委員も、例えば、公共交通の事業者が、例えばエレベーターやエスカレーターを設置しなきゃいけない、また、ホームについて広くしないといけないだとか、場合によっては列車の構造そのものも変えていかないといけないだとか、そういう費用、コス...全文を見る
○北側国務大臣 身体障害者補助犬を実際に見た人は一遍に変わるんですね。もう本当に賢いですし、おとなしいですし、普通の犬とは全く違うわけでございまして、そういう姿を見るだけで本当に啓発をされるわけでございまして、そうした理解をしっかり進めていくことが非常に大事だというふうに思ってお...全文を見る
○北側国務大臣 これから本格的な高齢社会が我が国社会に到来してくるということが大きな背景としてはもちろんあるわけでございますけれども、御紹介いただきました交通バリアフリー法の施行五年後の見直しの年に当たっているということもございます。  そういうこともありまして、これを契機に、...全文を見る
○北側国務大臣 今回の国会では、まちづくり三法を通していただきました。一定の居住空間の中に都市機能が集積する、そうしたコンパクトシティーを目指すべき、今後のまちづくりの方向性について御議論をいただきました。  このコンパクトシティーも、やはりバリアフリー化されたコンパクトシティ...全文を見る
○北側国務大臣 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起されま...全文を見る
10月05日第165回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○北側委員 公明党の北側一雄でございます。  まず安倍総理、総理就任、まことにおめでとうございます。大変な大任でございまして、重圧も大変な重圧があろうかというふうにお察しをいたします。私どもも、安倍総理をしっかりお支えし、また協力関係をしっかりと構築していきたいというふうに思っ...全文を見る
○北側委員 いわばこれまでの七年間は、九〇年代のよく言われます失われた十年間、この負の遺産を克服していく、そのために安定した政権が必要ということであったというふうに思います。  私は、これからの日本、今、日本という国は本当に大きな転換期に来ているというふうに思っております。例え...全文を見る
○北側委員 そこで、この連立政権合意の中に、第九項目めのところですが、「平和外交の推進」という項目がございます。その中に、我が国外交の基軸である日米同盟、国連を中心とする国際協調を両輪としつつ、平和外交を積極的に推進する、さらに、中国、韓国を初めとする近隣諸国との一層の関係強化に...全文を見る
○北側委員 この日中関係、日韓関係の重要性について、これはもう総理はよくよく御承知のところでございますが、私の方から、いかに日中関係、日韓関係が今重要になっているかという一端の例をお話をさせていただきたいと思うわけでございます。  歴史的にも文化的にも、日本と中国、日本と韓国と...全文を見る
○北側委員 ありがとうございます。  今総理がおっしゃったように、この相互依存の関係の深まりというのは、もうこれは時代の流れでして、ある意味で不可逆的な大きな時代の流れであると私は思います。だから、総理がおっしゃったように、一方が勝って一方が負ける、そういう話ではなくて、双方の...全文を見る
○北側委員 最後に一問。  私、先ほど青少年交流が大事じゃないかというふうに申し上げましたが、今、文部科学省と国土交通省、一緒になっていただきまして、連携をとっていただきながら、教育旅行、修学旅行等々、若い間の交流をしっかりやろうということで取り組みをしていただいております。た...全文を見る
○北側委員 ありがとうございました。