北側一雄

きたがわかずお

小選挙区(大阪府第十六区)選出
公明党
当選回数10回

北側一雄の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月16日第193回国会 衆議院 憲法審査会 第1号
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○北側委員 参政権の保障をめぐる諸問題について意見を述べます。  まず、一票の格差と選挙制度のあり方について意見を述べたいと思います。  憲法第四十三条一項は、「両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。」としております。また、十四条一項に定める法のもとの平等...全文を見る
04月20日第193回国会 衆議院 憲法審査会 第4号
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○北側委員 きょうは、先生方、大変お忙しい中、貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。  私の方からは、まず最初に、基本的なところを確認させていただきたいと思います。  先ほどの御意見の中にも触れられておるわけでございますが、改めて、憲法九十二条に規定をしております...全文を見る
○北側委員 先ほど齋藤先生のお話の中で、議員立法についてのお話がございましたね。今、閣法だけではなくて、議員立法が非常にたくさん提案をされ、また、国会でも成立をしてきております。  議員立法というのは、当然これは国の法律でございます。地方自治という観点から、私どもが議員立法を作...全文を見る
○北側委員 先日も総務省の人口動態の結果が発表されまして、東京圏、首都圏はこれからもまだ人口が増加をする、一方で、東京圏以外はほとんどこれから人口減少が進んでいくと。  人口減少といっても地域差があるわけです。さらに、地方における都市部とそうでないところの格差というのはさらに広...全文を見る
○北側委員 最後に、二元代表制についてお聞きをしたいと思います。  憲法九十三条で、二元代表制、首長並びに議会の議員は直接選挙で選ぶということが書いてあるわけでございますが、先ほど、佐々木先生が、多様性を重視した選択し得る地方制度とおっしゃいました。非常に興味深いお言葉だなと思...全文を見る
○北側委員 ありがとうございました。
05月18日第193回国会 衆議院 憲法審査会 第5号
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○北側委員 時間が来ておりますので、簡潔に申し述べます。  きょうの委員の皆さんの御意見の中に、参議院選挙制度に関連いたしまして、合区の解消の話が多くの皆さんから出ておりました。  なぜこんな問題が起こっているかといいますと、一票の価値の平等の問題から出ているわけでございます...全文を見る
06月01日第193回国会 衆議院 議院運営委員会 第31号
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○北側委員 公明党の北側一雄でございます。  今回の天皇陛下の退位に関する課題につきまして、各党会派、さまざまな意見がございました。これを議長、副議長のもとで取りまとめをしていただいたわけでございます。私もその経過はずっと当事者の一人として十分に承知をしておりますが、まずは、議...全文を見る
○北側委員 今上陛下のこうした御活動を通じて、多くの国民は、天皇陛下が日本国民統合の象徴として大きな役割を果たしておられる、そのように受けとめていると私は思います。公的行為は、国民とともにある象徴天皇の重要な行為と私は考えます。  もう一点、確認をしたいのは、先ほども議論が出て...全文を見る
○北側委員 それでは、今上天皇の退位にかかわる問題につきまして質問させていただきます。  そもそも、皇室典範の四条には、「天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する。」このような規定になっているわけですね。天皇の終身在位ということをこの四条で定めているわけでございます。  こ...全文を見る
○北側委員 私もそのように理解しています。  今官房長官のおっしゃったとおり、一つは、権威が二分化されるのではないか、そういうおそれ、二番目に、退位の強制があるかもしれない、三番目に、恣意的退位の可能性もあり得る、こうした三つの理由から終身在位制というふうに位置づけられたと理解...全文を見る
○北側委員 特例法とはいうものの、将来の重要な先例に当然なるわけです。ただ、重要な先例になるからこそ、なぜ今回は退位に至るのかというところの事情を法文の中にきちんと書き込むことがとても大事なんだということで、この法案のまさしく第一条にその趣旨が規定をされている。もう詳しくはお話し...全文を見る
○北側委員 そこで、先ほどの憲法四条一項との関係で少しお尋ねをしたいんですが、今回の各会派の議論の中でも、天皇の退位の意思というものを、例えば退位の要件としていくというふうなことも議論をされました。  これはやはり、退位の意思そのものを退位の要件とするということは、皇位の継承と...全文を見る
○北側委員 今御答弁あったとおりで、やはり退位の意思そのものを直ちに退位の要件にしていくということは、憲法上も、また逆に象徴天皇制の安定ということを考えた場合もふさわしくないというふうに私は考えます。  それでは、安定的な皇位の継承の問題についてお聞きをしたいと思います。  ...全文を見る
○北側委員 皇統という言葉も難しいので、きょうはテレビも入っておりますので、世襲、今それを皇統という言葉にかえられましたが、もう少しわかりやすくおっしゃっていただきますと。
○北側委員 憲法上は、皇位の継承の要件を書いているのはこの世襲の部分だけなんですね。その他は皇室典範に委ねられている。国会の議決した皇室典範で定める、こうなっているわけでございます。  皇室典範でどう書いているかというと、御承知のとおりでございまして、皇位の継承資格は男系男子だ...全文を見る
○北側委員 今の官房長官のお話は、当時の答弁でもあるんだと思うんですが、結局、皇位継承資格を男系男子にしたというところにかかわっているんだ、今、こういう説明でございます。  では、一方で、皇族制度の目的、これも、皇室典範に皇族制度について規定があるわけですが、皇族制度の目的とい...全文を見る
○北側委員 一つ、一番大きいことは、なぜ皇族制度をつくったかというと、皇位継承者を確保していくということですね。第二条で、皇位は、皇族にこれを伝えると書いてありまして、ですから、皇位継承者を確保していくということが皇族制度の一つの大きな意味。  もう一つ、やはりありまして、今も...全文を見る
○北側委員 女性宮家の問題、今も議論されておりましたが、女性宮家の創設が、これが直ちに安定的な皇位継承につながるわけではありません。まずそこは、私は整理しておいた方がいいと思っております。  現在、お聞きしましたら、皇族は十八方いらっしゃると聞いております。そのうち、今後、婚姻...全文を見る
○北側委員 ありがとうございました。
06月08日第193回国会 衆議院 憲法審査会 第8号
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○北側委員 公明党の北側一雄です。  昨年八月八日の天皇陛下のお言葉を契機に、今上天皇の退位に関し、国会では、衆参の正副議長のもとに、各党会派の代表者が集まり、八回の全体会議を実施し、与野党を超えた議論を行ってまいりました。意見の違いも多々ありましたが、三月には衆参正副議長によ...全文を見る
11月30日第195回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
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○北側委員 イタリアでの調査団に参加し、与野党の有力な政治家、学者らと意見交換をさせていただきました。  一番の関心事は、なぜイタリアでは二〇一六年憲法改正に失敗したのかということでございます。  イタリアでは、昨年の暮れ、二〇一六年十二月四日に憲法改正国民投票が実施されまし...全文を見る
○北側委員 一番の問題意識は、憲法改正というのは極めて政治性が高いんですね、当然のことながら。当然のことながら。ただ、その政治性の高い課題について、いかにして日常の政党間の、与野党の政治的対立から一歩離れて冷静に論議を進めることができるのか、そこの知恵をしっかり出していかないとい...全文を見る
○北側委員 日本の憲法では、憲法改正手続というのは非常に厳格ですよね。  両議院でそれぞれ総議員の三分の二の賛成を得て初めて発議ができる。非常に発議する要件もハードルが高いと思います。そういう意味では、恐らく、広く政党間で合意が形成されていかないと発議そのものが多分できないんだ...全文を見る