上田清司

うえだきよし

選挙区(埼玉県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数1回

上田清司の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月03日第129回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○上田(清)委員 改新、新生党の上田清司です。お時間のお許しをいただきましたので、質問させていただきます。  座らせていただきます。  科学技術の振興は、無資源国日本にとって生命線とも言える重要な課題だと考えております。科学技術を基礎にした日本のすぐれた才能も、NIES、AS...全文を見る
○上田(清)委員 その利用の仕方については、もうきっちり文章としてでき上がっているのですね。
○上田(清)委員 わかりました。  ちょっと関連して、研究施設の大々的な利用の仕組みを丁寧につくられているということはよくわかったのですが、これはちょうどヨーロッパ連合で一つ、アメリカで一つ、日本で一つというような形で今進められておるという現況がありますので、とりわけアジアの人...全文を見る
○上田(清)委員 ぜひ国際交流の一環としても、丁寧にやっていただければありがたいと思います。  続いて、大臣の所信表明にもありますように、特定放射光施設、いわゆるSPring8ですが、世界最高の研究施設として幅広い分野の研究利用が期待されています。それゆえ、先ほどもお話に出まし...全文を見る
○上田(清)委員 今、くしくも大臣がお話しされました諮問委員会ですが、大変重要な役割を果たすということが予想されるのですが、この法律の中身では詳しく出ておりませんので、例えばその諮問委員はどんな形で選定するのかとか、あるいは審議の結果についてどうした形でオープンにしていくのか、そ...全文を見る
○上田(清)委員 諮問委員会についてもう少しお聞きしたいのですが、これは人数だとか、どういう方々が委員として委嘱されるというのでしょうか、なるのでしょうか。
○上田(清)委員 大体十人前後のイメージですか。
○上田(清)委員 SPring8の利用に関心を持つ研究者、技術者によって、既に昨年の五月にSPring8利用者懇談会が組織されて、メンバーが既に八百五十名を超えておられるという大変熱意のある動きというものがあるようにも承っております。これも大変な期待のあらわれだというふうに思って...全文を見る
○上田(清)委員 この法案は、私が見る限り、大変ユニークで、なおかつ意義のあるものだと思っているのですが、このSPring8と同じように、他の研究施設もこうした方式で、可能な限り共用できるような仕組みというものを、これは科技庁だけじゃなくて、科技庁は優先的にやって、他の省庁も含め...全文を見る
○上田(清)委員 わかりました。  それでは、大変恐縮ですが、そうした共用ができている部分、それからまた、これから可能性のある部分について、後で結構ですので、リストアップしていただいて資料としていただけるように、御手配のほどをお願いいたします。
○上田(清)委員 最後に、SPring8の先進性というものもさることながら、やはり共用の促進ということにポイントを置いて利用者本位のこうした新しい仕組みをつくるということについて、これは大変評価できるというふうに私は思っておりますので、ぜひ、この法についての運用こそが、本当に魂と...全文を見る
○上田(清)委員 わかりました。ありがとうございました。  質問を終わります。
06月07日第129回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○上田(清)分科員 改新(新生党)の上田清司です。三つの点について大臣並びに関係政府委員にお伺いしたいと思います。  まず第一ですが、新卒者の就労の条件づくり、二番目に女性の就労の実質的な条件づくりというものについて、三番目に労働生産性について伺いたいと思います。  まず第一...全文を見る
○上田(清)分科員 九四は出ていますか、上半期なりで。
○上田(清)分科員 ありがとうございます。  御承知のとおり、失業率がどんどん上がってきているという現況、欧州やアメリカ、もろもろに比べると大変少ない失業率であるわけですが、これについて実は毎日新聞の昨日付の主要企業二百社におけるアンケート調査の結果が出ております。  来年、...全文を見る
○上田(清)分科員 それではちょっと政府委員の方にお伺いしたいと思いますが、昨年度の新卒者の、大企業と中小企業とを分けて、就労状態というのでしょうか、就職状況について承りたいと思いますが、どのような状況でございましたか。
○上田(清)分科員 わかりました。それでは後で結構でございますので、可能な限り資料をいただければ幸いだと思います。  私がちょっと記憶している限りにおいては、基本的には、最終的にはおさまるべくしておさまったというようなことを伺っておりますが、もちろん希望どおりおさまったかどうか...全文を見る
○上田(清)分科員 続きまして、男女雇用機会均等法、一九八六年に施行されたわけです。それはそれとして、こうした女性の雇用問題について大変発展的に理解が進んできているわけでございますが、もっと担保する条件づくりはないだろうかというふうに実は私は考えているところなんです。そうした担保...全文を見る
○上田(清)分科員 大変御高説をいただきました。おっしゃるとおりだと思います。まさしく女性の意識も条件によって変わってくるのではないかなというふうに思います。  例えば、保育所が六時に閉まるということであれば、どんなに職業意識として重要な段階においても、七時、八時までやらざるを...全文を見る
○上田(清)分科員 質問通告にありませんでしたが、日本の労働生産性というものについて若干、時間の許す限り質問させてもらいたいと思います。  これは大前研一先生の「異端者の時代」という本の中で、「日本産業の隠れた失業者数」という統計を含めて、日本の労働生産性がいかに低いかというこ...全文を見る
○上田(清)分科員 時間もありませんので、大変ありがとうございます。  私も今の大臣の見解には基本的に賛成でございます。とはいえ、製造業方面における生産性を高めるということに関しては、ややそうしたコミュニティーとは別個の部分があると思いますので、そうした点について、もし、いやそ...全文を見る
○上田(清)分科員 ありがとうございました。
10月25日第131回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○上田(清)委員 改革の同志のお許しをいただきまして、若干の質問をさせていただきます。新生党の上田清司でございます。  まず、大臣にお願いいたします。  ちょうど十月、年度も終わりに近づいてまいりましたので、今年度の財政状況についての認識、例えば、最小限度、平成六年度の一般会...全文を見る
○上田(清)委員 中身がよく見えないということで残念ですが、それでは経企庁の経済見通し二・四%について、日銀短観等いろいろ最近の数字も出ておりますので、大蔵大臣としてこの見通しについて、達成可能なのかどうか、あるいは大幅に変更というか、変更というのじゃないでしょうけれども、見通し...全文を見る
○上田(清)委員 必ずしも回答に満足はいたしませんが、先に進めさせていただきます。  財政赤字について、これはいわばこれから高齢化社会等について、年金の問題もそうですが、財政的補てんが十分できるのかどうかということと絡めて大変重大な問題だと思われますので、改めてこの財政赤字問題...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  それで財政再建、乱暴な言い方ですが、インフレでけっ飛ばす、あるいは増税で穴埋めをする、この二つが手っ取り早い話でございます。しかし、インフレでけっ飛ばすというわけにはいかない。文字どおりインフレで一番困るのは弱者でございますから。そう...全文を見る
○上田(清)委員 大臣の御回答の中でまさしく財政改革、行政改革のお話が出てまいりました。そこで、私も実はその論点に絞ってきょうは特に御質問したいと思っておりましたが、とりわけ特殊法人の問題が再三再四にわたって、総理の答弁の中でも見直し、合理化、整理というようなお話が出ております。...全文を見る
○上田(清)委員 それはそれとして、さきがけ葉そのものも旧連立与党のプロジェクトチームを源流にしておりまして、我々もこの問題に関してはタッチをした立場から、大変貴重な提言になっておることは事実だと思います。  例えば、今年度だけでも、政府が特殊法人に対する支出の資金等々は四兆二...全文を見る
○上田(清)委員 せっかくの大臣の答弁ですが、さきがけ党首としての自覚に欠けているのではないかなと思います。  第一次民営化グループにおいては、法改正により、九六年四月からでも可能だというようなものも具体的な事例で挙げております。中身についても明快に発表しているのですね。そうい...全文を見る
○上田(清)委員 わかりました。  私は、細川元総理の、政治改革を十二月までにきっちりやります、それができない場合にはどうしますかという議論に関しては、責任をとります、若干おくれましたけれども、そういう期限を明記して責任をとるというやり方というのは政治家として評価されるものだと...全文を見る
○上田(清)委員 時間がなくなりましたので、あと二点ほど。  税制改革の部分で、今回、低所得者の寝たきり老人の六十五歳以上に三万円、百億、臨時福祉給付金として一人当たり一万円、三百五十億。この部分に関して、弱者保護という名前の形でございますが、最近各地方自治体でも敬老金等をやめ...全文を見る
○上田(清)委員 時間になりましたので、質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
11月11日第131回国会 衆議院 税制改革に関する特別委員会 第10号
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○上田(清)委員 改革の同志の了解をいただきまして、質問をさせていただきます。  今の竹内議員の話の続きを少しさせていただきたいと思います。  武村大蔵大臣、就任以来、行革も含めたこの新しい税制の改革について、若干発言に変化がずっと起こってきたように私は新聞記事等を見ても明快...全文を見る
○上田(清)委員 発言のぶれについての経緯についてはお話がなかったのですが、これ以上進まないと思いますので、次の質問をさせてもらいます。  後の質疑との絡みの中で改めてお伺いしたいのですが、今回の税制改革の理念、目的というのは、一言で言えば大蔵大臣にとって一体何なのか、お答えを...全文を見る
○上田(清)委員 どうも抽象的ですが、平成六年十月四日の閣議の決定で税制改革要綱が出されたときに、一番最初の文句は、「中堅所得者層を中心とした税負担の累増感を緩和するためこという文句からスタートしているんですが、これについてどうでしょうか。
○上田(清)委員 大臣の思われます中堅所得者層とは一体どのような範疇だと思われますか、年収で結構でございます。
○上田(清)委員 大蔵大臣が素人の考えではといって言われたら困りますが、所得税減税の部分で、どのあたりに一番重税感を緩和させるという目的で今回の税制改正あるいは消費税の税率アップも含めて考えられたのか。
○上田(清)委員 結構だと思います。この中堅層というとらえ方も人によってイメージがそれぞれ違いますから、それはそれで結構です。また、二五%前後のところをブラケットを広げるという議論も基本的にはいいと思います。  ただ、例えばこの主税局でまとめられました「一世帯当たりの税負担の試...全文を見る
○上田(清)委員 行政技術論からするとそういうことになるかもしれませんが、いわゆる可処分所得という概念、定義を一般サラリーマンは使いながら、一体生活の中でどれだけのお金が使えるのか、そういうことを計算しながら、消費に走ったり、あるいは老後を考えたり、貯蓄を考えたりするわけですから...全文を見る
○上田(清)委員 それでは大蔵大臣、ある意味では冷たく言い放つような形になりますけれども、それは受益者負担で、そこそこ掛けている人はそれなりのメリットもあるんだから、結果的には重い負担になってきてもやむを得ないねというような議論になるんですか。
○上田(清)委員 いま一つかみ合いませんが、次に進めます。  平成六年分所得税の特別減税のための臨時措置法の附則第五条で、全党から共同提案された形の中で全会一致で追加修正された「平成七年分以後の所得税については、速やかに、税制全般の在り方について検討を加えて税制改革を行い、抜本...全文を見る
○上田(清)委員 そうしますと、なぜ附則二十五条がつくんですか。抜本的な改正であれば、この後何やかんやと、税率構造も含めていろんなことをやらなきゃなりませんよということをわざわざ言わなくちゃいけないんですか。完全に矛盾しているじゃないですか、この議論は。抜本的な改正ができたという...全文を見る
○上田(清)委員 これは解釈の違いになってきますから、ちょっと深追いは避けます。  それでは、総務庁長官にお伺いします。  私どもの同僚議員、先日の吉田議員の言葉、またきょうも村井仁先輩の質疑の中でも出てきましたけれども、行革は村山内閣の最大の政治課題だと大見えを切られながら...全文を見る
○上田(清)委員 経企庁長官にお願いします。  先日、楽市楽座研究会の報告の中に、規制緩和で成長率が上昇するよと、日米間の生産性の比較を用いながら、アメリカの生産性に二割近づけば一六%の経済成長率が見込まれる、こういうお話が出ておりまして、私の考え方によれば、この成長率のアップ...全文を見る
○上田(清)委員 お願いします。
○上田(清)委員 続きまして、経企庁長官、民間がリストラをやられるというときに、基本的には、入減らしであれ内部機構であれ、何らかの形で数字的目標を持ってやっておられるということぐらいは経企庁長官の認識につながるのではないかなというふうに考えておりますが、いかがですか。同感だという...全文を見る
○上田(清)委員 今経企庁長官の意見を聞いてもそういう意見が出ますし、多分私は、行革をすれば定量化できないというのはまやかしの議論だというふうに思っております。数字が出るのですね、規制緩和でも。そして、さまざまなところで出てきているのですね。国鉄がJRになったときにも、その後、各...全文を見る
○上田(清)委員 国民の皆さんは、そういう数字を見ることによって政府に対する信頼感を高め、あるいは国会に対する信頼感を高めるのでありまして、そういう数字を見ない以上、ある意味では増税等について本当の理解を得ることは不可能だというふうに私は考えておりますし、事実、この大蔵省のバイブ...全文を見る
○上田(清)委員 今いみじくも定量的にできる部分があると言われましたけれども、何があるのですか、お答えください。
○上田(清)委員 それ以外は。どうぞ、長官、時間がないのでできるだけ早目にお願いいたします。それ以外はないのですか。
○上田(清)委員 山口長官、さきがけの「特殊法人改革について」というのは御存じですね。それから、長官としてこれについての評価。それから、武村大蔵大臣から、具体的にこういうことについてさきがけとして案を出しているんだけれども、総務庁としても特に丁寧に論議してほしいとか、あるいはまた...全文を見る
○上田(清)委員 長官は今のように言われましたが、私は政府委員室を通じてさきがけ案を私のところに届けてほしいというお話をしましたら、十月二十五日、大蔵委員会の前日でございますが、私の質疑の前だったのですが、持っていないと言われまして、だから検討していないというようなニュアンスを言...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。  さきがけ案も旧連立のときからのいろいろな勉強会の流れの中で発展してきたものでありますので、我々のものだというふうに思っておりますので、どうぞその辺を踏まえた上で、ぜひしっかりとやっていただきたいと思います。ありがとうございました。