上田清司

うえだきよし

選挙区(埼玉県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数1回

上田清司の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
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○上田(清)委員 まず被害状況の金額について、被害損失額というのでしょうか、この点について民間レベルでもいろいろ試算を出しております。政府レベルで概算が出にくいというようなことも十分承知の上で、あえてどういう数字でこの損失金額が出ているか、ちょっとお尋ねしたいと思います。
○上田(清)委員 大変ありがとうございました。  大変甚大なる被害が予想されておりますが、今までにも同僚議員からいろいろなお話がございました。とりわけ瓦れき処理については、基本的には個人負担だというふうなことを私は承っておりますが、この瓦れき処理について何らかの形で政府が責任を...全文を見る
○上田(清)委員 この質問については予告しておりませんでしたので大変申しわけないとは思っておりますが、何か一説によりますと、四千億ぐらいの処理費用が必要ではないかということが言われておりますが、この部分に関して、個人的な持ち物、企業にしてもあるいは個人にしても、そういう部分であり...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。  もう一つ、今回の阪神大震災について、日本国民の皆さんの義援金、あるいは物資の支援、ボランティア支援もろもろ、同じ国民として大変誇りを持ち得るような、そういうメンタリティー、感情を持っておられることに、喜びとまた感謝を申し上げたいとこ...全文を見る
○上田(清)委員 大蔵省あるいはまたさまざまな省庁でモニターの方々がいらっしゃると思いますので、もし機会があれば、その点に関してモニターの方々に、あるいはさまざまな審議会あるいは委員会等にこういうお話があったということを伝えていただきまして、一般的な反応を伺っていただきたい。 ...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。  そこで、先ほど今回の損害額、損失額を、民間レベルでのさまざまな試算を御指摘いただきましたが、今年度の経済見通しについて、多分に相当な影響を与えるだろうというふうに我々は考えるわけでございます。とりわけ前半部分においては、物流コストが...全文を見る
○上田(清)委員 わかりました。  あるいは正しい認識かなと思いますが、またそういう認識になってきますと、これは平成七年度予算についての物の考え方として、この災害対策の補正予算のみで片がつくのだろうか、あるいは場合によっては本予算そのものを全面的に組み替えていく、あるいはまた相...全文を見る
○上田(清)委員 わかりました。今後の被害状況や損失状況等を考えて、柔軟な取り組みをしていただければ大変ありがたいかなというふうに思っております。  実は、日銀の神戸支店長のメッセージ、一月二十三日付のをいただいているんです。大変御努力を、市中銀行の四分の一が何らかの形で被害に...全文を見る
○上田(清)委員 引き続き、そうしたPRも既存の方法にとらわれずに考えていただければ大変ありがたいなというふうに思っております。  それで、最後になりますが、この緊急対策、初動の態勢がおくれているというのがもっともな、一般的な国民の皆さんの感情だというふうに私は地域の声を聞いて...全文を見る
02月15日第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○上田(清)委員 新進党の上田清司でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  長官の所信表明を一読させていただきましたら、大変文学的な表現の中にも意気込みを感じまして、なおかつ、未来志向の前向きな姿勢に高く敬意を表したいというふうにまず申し上げたいと思います。  そこで...全文を見る
○上田(清)委員 そこで、研究者の人の部分に関しては、私は、諸外国と比較しましても相当数優秀な方々がおられるというふうな判断をしておりますのでは、その人にお金をかけることができているかどうかというところに大きなポイントがあるんじゃないかなというふうに思います。  端的に、ノーベ...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  ODAの予算をある時期から特別枠の考え方で、国際貢献に対する日本の一つの姿勢ということではっきり示してまいりましたが、この科学技術分野においても、ある意味では国際的な貢献の一つとして基本的に考えていいという立場からも、ぜひそうした意味...全文を見る
○上田(清)委員 わかりましたけれども、いま一つ個人的には気に食わないのは、何を検討するのかということを明確にこうした文書の中に入れていかなければ、意味がないのではないかなというふうに私は思います。長官なんかはこういうのはどうですか。①の部分などは、読んですっと頭の中に入ってきま...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。  先ほど、三月末までにやって、あるいは四月、五月になるかもしれないというお話ですが、各地方自治体関係者などは、そうした緊急報告の成果というものを早目に取り入れることが可能なところについては当然取り入れていくと思いますので、中間報告みた...全文を見る
○上田(清)委員 結構でございます。  それでは、実は私も二十七日に震災地区、阪神地区をずっと回りまして、ガソリンスタンドが意外にがっちり残っているというのでしょうか、周りは全部崩壊していてもきちっと残っておる。しかも、天井があって柱が余りないような構造物ですので、非常に安心し...全文を見る
○上田(清)委員 東京湾周辺は再検討されたのでしょうか。
○上田(清)委員 よくわかりました。ぜひ全国的にフォローしていただければありがたいと思います。  ちょっと主に長官にお願いしたいと思います。  私は、エネルギーの歴史が、木材、石炭、石油あるいは天然ガスという大きな流れの中で、基本的にはクリーンの方に進んでいるような気がいたし...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、時間も迫りましたが、最後に高レベル放射性廃棄物の海上輸送について若干の御質問をします。  今話しましたように、どこか限界があるなどいう部分は実はその部分でございまして、とりあえず冷却期間の間、青森県六ケ所村にいわば保管をするという形をとっていきますが...全文を見る
○上田(清)委員 もう一点、今後、青森県の六ケ所村に再処理されたものが船で何回送られてくるのか、わかれば教えていただきたいのです。
○上田(清)委員 もう時間もありませんので、外務省の方に後で、申しわけありませんが、周辺国の政府レベル、民間レベルからの反対を含めた反応を、資料で結構でございますので、お届けいただければありがたいと思います。  ありがとうございました。
02月15日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○上田(清)委員 新進党の上田清司でございます。  先日、所信表明を受けての大蔵委員会で、特に阪神大震災の緊急対策について質疑をさせていただきましたので、きょうは平成七年度の予算案等について一般的な議論から質疑をさせていただきたいと思います。  まず、武村大蔵大臣にお伺いした...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、文字どおり村山内閣では担当大臣として、平成七年度の予算案の編成の責任者として当たられたわけですが、所信表明の中でも「風雪の中の寒梅」という大変情緒的な、文学的な表現の中で一種の感想を述べられたわけでございますが、平成七年度の予算案について担当大臣として...全文を見る
○上田(清)委員 あえて「風雪の中の寒梅」という一輪の花の趣に例えられたのは、どこかに自負するものがあったのじゃないでしょうか。その自負するものは何かなかったのでしょうか。
○上田(清)委員 実は、ちょうど大臣は参議院の予算委員会の方に御出席をされておったのですが、衆議院の予算委員会の公聴会、二月八日ですが、日本総合研究所の宮脇淳先生の方からこのような御表現がありました。平成七年度の予算でございますが、膨張の種をのみ込んだ大きな政府への揺り戻し予算だ...全文を見る
○上田(清)委員 議論のかみ合わない部分はさておきまして、数字でそこそこ物事が出てくるということも一つの評価だということを御認識いただきたいと思います。  続きまして、それで、政府の審議会の中に大変きまざまな、何らかの形で諮問をする機関がございます。財政制度審議会、いわば最も権...全文を見る
○上田(清)委員 何でも理屈は立つものだなというふうに思います。  それで、また同じように「公共工事の建設費の縮減に関する行動計画」、これは建設省でございます、積算評価委員会の報告でございますが、この中で、労務、資材、機械損料の日米欧の比較をしながら、こういう比較の中で、どうも...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。関係省庁とも連絡をとりながら、この問題についてはぜひ政府全体の問題として取り組んでいただきたいというふうに思います。  続きまして、実は、先ほどから同僚の北側委員からのお話もございました。近年、歳入と歳出のバランスが非常に悪くなっている。...全文を見る
○上田(清)委員 決して高目の設定をしているというわけじゃないということの理解でよろしいのでしょうか。
○上田(清)委員 ありがとうございました。  本番の、いわゆる繰り入れ特例法について御質問をさせてもらいます。  既に北側委員の方から細かく質問がございました。とにかくやりくりをして何とかつじつま合わせをしているというのがこのいわゆる繰り入れ特例法でございますが、実は一昨日、...全文を見る
○上田(清)委員 ここにおられます大蔵委員会のすべてのメンバーの方々もそうですし、そして大蔵省のいわば主たるメンバーでおられますところの皆さんもそうだと思います。大変財政の現実について厳しい——昭和五十年当時、一般歳出が七四・四、今日五五・九%。大変使うお金も制限をされつつありま...全文を見る
○上田(清)委員 明確な展望はよく聞こえませんでしたが、アメリカのクリントン大統領の一般教書、一月二十四日に出されたものの文章の中に、小さな政府をつくるために二年間で二千五百億ドルを上回る支出を削減した。円換算にして二十五兆円にしていいのかどうかというのはちょっとわかりません、差...全文を見る
○上田(清)委員 どうも反省と自己批判に欠けておられるような感じがいたします。  大臣、日本輸出入銀行と日本開発銀行の統合に反対されました。統合することが必ずしもいいことだと私は思っておりません。むしろ民営化の方向がいいんじゃないかなというふうに考えている者の一人なんですが、こ...全文を見る
○上田(清)委員 大臣は、国民金融公庫と中小企業金融公庫と環境衛生金融公庫との三金融公庫の統合を主張されたというふうに聞いております。そしてまた、この問題について、十二日の日曜日のどこかの、福島県ですかの記者会見で、白紙撤回だというようなお話も聞いているのですが、この辺について、...全文を見る
○上田(清)委員 この議論はまだ評価がいろいろ分かれるところですので、政府関係金融機関の統合、民営化、もろもろ、金融市場の活性化という中身の中で少し議論をさせていただきたいと思っております。  昨年十月に金利の自由化が実現したわけですが、最近ずっとそうですが、郵貯のレベルで、官...全文を見る
○上田(清)委員 郵貯との絡みについてはどういう御見解でございますか。
○上田(清)委員 結論を聞きたいのですね。現況がいいのか悪いのか。郵便貯金のシェアがどんどん拡大している、このことについて基本的にいいことだと思っておられるのか。補完をされていると。補完しているのでしょう。補完が過ぎるという批判があるのです。私もそんなふうに思っておりますので、こ...全文を見る
○上田(清)委員 西村銀行局長の立場ではそういう回答も可能かもしれませんが、政治家は白黒をつけなくてはいけないときがございます。  大臣、この問題について特に、特にというよりもむしろ一つの評価というものを私は聞いてみたいのですが、お答えできますか。
○上田(清)委員 必ずしも希望する回答ではありませんでしたが、これ以上の議論がないというふうに見まして、最後になりますが、私は、かねてから国家公務員の、とりわけいわば幹部の皆様方の日ごろの仕事の御精進、御努力に敬意を表しております。特に何々省という本体、それから特殊法人も公団公社...全文を見る
02月24日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○上田(清)委員 新進党の上田でございます。  早速ですが、文字どおり特例中の特例という認識のもとにこの法案の趣旨があるわけですが、いずれにしましても、大変な財政運営ということになってまいりますので、この償還の時期、また方法についてどのような形をとられるのか伺いたいと思います。
○上田(清)委員 私の聞き取りが十分できてなかったのかもしれませんが、この法案の中にもきっちりと特例公債の償還計画表の提出等についても附則でついているはずだと思いますが、そういう意味において、きちっとした償還計画というものをここで明示する必要があるのではないでしょうか。
○上田(清)委員 わかりました。  それでは、ちょっと関連する質問をさせていただきます。  既に御承知のとおり、平成七年度から六百三十兆に上る公共投資基本計画が実施されていくわけでございますが、こうした実施計画の中に、従来、震度六程度の防災計画等盛りまれているとは思いますが、...全文を見る
○上田(清)委員 基本的には、阪神地区の復旧、復興の予算等に何らかの形でこの六百三十兆の公共投資基本計画について埋め込んでいくというような理解でよろしいんでしょうか。
○上田(清)委員 わかりました。  それでは、被災地における住宅ローンの問題について若干の質疑をさせていただきたいと思います。  震災以来、さまざまな形で金利の減免や、あるいはまた県や市、公的機関においても利子補給もろもろ大変速やかに作業をやっていただき、感謝をしております。...全文を見る
○上田(清)委員 西村銀行局長、私が申し上げたのは免除という考え方ではなくて、債務債権の基本的な権利関係を覆すというのは今日の人間社会において困難だというふうに私は思っておりますので、その債務について公的機関において肩がわりをするという考え方を持たなくてはいけないんじゃないか。 ...全文を見る
○上田(清)委員 当局においては研究の余地なしという御判断です。
○上田(清)委員 それではまた、個人的に研究をしていきたいと思っております。  次に、被災地開運のすべての不動産登記、会社登記等の登録免許税について減免する必要があるのではないかという考え方を御提案したいと思います。  と申しますのは、本来、好んで登記を改めてする必要がなかっ...全文を見る
○上田(清)委員 まだ十分期待すべき御答弁ではなかったのですが、基本的に、税務当局から見ればそうした流通税も含めた税の対象かもしれませんが、個人にしてみれば、やはり権利の保護あるいは権利の保存、そうした観点からこうした登記がなされるわけでございますから、その権利を保存する、保護す...全文を見る
○上田(清)委員 申しわけありません、よくわからなかったのですが、権利関係はある意味でははっきりわかっているんじゃないかなというふうに思います。信託銀行等に預けた段階で所有権が信託銀行に移転されている可能性の方がむしろ高い。しかし、現実に家屋等に住んでいるのは個人で、そして運用益...全文を見る
○上田(清)委員 わかりました。  時間が来ましたが、最後に、私の方も調査する十分な時間がなかったのですが、諸外国の事例でもあるかどうかというのは確認ができなかったのですが、こうした大震災、大規模災害等に、改めての補正予算や予備費やもろもろで十分復旧、復興ができないような、そう...全文を見る
○上田(清)委員 時間が参りましたが、多分にこういうことも考えなくちゃいけない、しかし財政的にはほとんど不可能な話だというのが現況ではないかというのもよく理解できます。  それがゆえに、これから本格的に財政の再建も含めてこのあり得べき財政運営のあり方、そして行革も含めた徹底的な...全文を見る
02月24日第132回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○上田(清)委員 同志のお許しをいただきまして関連質問をさせていただきます。新進党の上田清司でございます。  政府の皆さん、連日御苦労さまです。阪神・淡路の大震災から三十七日、今後の復旧、復興の対策のために、また望ましい危機管理体制のために、改めて若干の検証をさせていただきたい...全文を見る
○上田(清)委員 率直に反省していこうということでございますので、早速大いに反省していただくためにも、官邸の対応とスーパーダイエーの対応について、危機管理の対応、それを御説明しながら参考にしていただきたいと思います。  五時四十九分に、ダイエーの社長、副社長は地震のニュースをテ...全文を見る
○上田(清)委員 政府の対応とダイエーの対応と、早かったか遅かったか、率直な感想はどうですか、例えばダイエーがすごく早いなとか。
○上田(清)委員 率直に反省すべき点は反省するという、そういうお考え方ですけれども、一月の二十日の私たちの同僚議員であります二階俊博議員の発言に対して、大変率直に、初めてのことであり、多少混乱があったという、そういう答弁をされた。しかし、その後、二月十四日の衆議院の本会議で、山崎...全文を見る
○上田(清)委員 一月二十日の答弁の文脈を丁寧に読めば、被災地のことだということは絶対に考えられない文章ですよ。  議事録をお読みいたします。  政府の危機管理体制についての御質問でありますが、と、わざわざ政府の危機管理体制についての御質問でございますがという前置きを言ってお...全文を見る
○上田(清)委員 いいですか、前段でお話をしました政府の危機管理体制についての質問だということで確認をされて答弁をされているのですよ。しかも、現地が混乱していたと言いますけれども、笹山神戸市長は六時半に市役所に来ておられます。七時に兵庫県も神戸市もちゃんと災害対策本部をつくって稼...全文を見る
○上田(清)委員 文章の文脈で見るからこそおかしいというふうに言っているのです。  それで、被災地における、現地の混乱ということを、もちろん混乱しているのは十分混乱しているわけですけれども、それなりに現地の、被災地の方々は冷静に行動されていたということを私はきっちり把握したいた...全文を見る
○上田(清)委員 今自治大臣の御報告にあったように、現地の方々は極めて冷静で沈着てあったという御報告がございます。確かに、オートバイだけはちょっと件数がふえたという事実もございますが、このことをすべてと言いませんが、総理、どうして被災地に混乱があったというふうな形で締められたので...全文を見る
○上田(清)委員 あくまでそういう形で総理が、この文脈における政府の危機管理体制という最初の言葉を無視されて、きちっとやれないということであれば、その次に移ります、時間がありませんので。  それでは、総理と法務大臣にお伺いしたいと思います。先日のロッキード判決における、最高裁の...全文を見る
○上田(清)委員 総理は、物忘れが激しいようでございますね。あなたが、社会党の委員長あるいは国対委員長をやっていらっしゃるときに、閣僚の発言に対して、個人と分けて、それであなたは納得したことがありますか。お伺いしたいと思います。
○上田(清)委員 過去に閣僚の発言について、閣僚として、個人としてといろいろ使い分けをされたりして、そして個人としてでも現実には閣僚の責任をとらされた人たちがいます。(発言する者あり)桜井新先生とかね。いいですか、過去に、いいですか、最後まで聞いてください。  総理、閣僚の発言...全文を見る
○上田(清)委員 これは、事は重大であります。なぜなら、科学技術庁長官は特許の許可を持っております、特許申請等の。そうしますと、そうした特許申請について、いいですか……(発言する者あり)いえいえ、いろいろな申請の、そういうことを判断する、そういう科学技術の、そういう部分について、...全文を見る
○上田(清)委員 では、一歩譲りましょう。(発言する者あり)いや、大丈夫です、最後まで聞いてください。  いいですか、これは極めて大事なんですよ。ある政治家が、司法の判決に対して個人という前置きさえ置けばどんな発言でも許されるとなれば、司法と立法と行政の関係、憲法すらも、これは...全文を見る
○上田(清)委員 ええ、特許に関してはそうですが、科学技術の研究に関して何らかの形でそうした部分と関連しているんです。そのことを私は言ったんです。それよりも、きちっと対応を言ってください。この特許の話はいいです、もう。  それよりも、いいですか、政治家の一個人という立場をとれば...全文を見る
○上田(清)委員 肉親の情はよくわかります。肉親の情はよくわかりますが、これは大変重要な問題なんです。閣僚の立場で、個人的な見解ということで裁判の中身について、判決の中身についていろいろコメントができるということを許されるなら、これから司法をやるそうした職員の人たちの士気、モラー...全文を見る
○上田(清)委員 過去において、閣僚として厳粛に受けとめている、あるいは個人として何らかの形で言いましたという形で、すべて分けられましたか。(発言する者あり)中身が大事なんだよ、まさにこれは。裁判が不公平だと言っているんですよ。裁判が不公平と言っているんですよ。中身が問題なんです...全文を見る
○上田(清)委員 総理、個々のケース、個々のケースと言われますけれども、裁判の中身について具体的にワープロで紙に書いて、単に感想を言ったような程度じゃないのです。きちっとした判断というものを出されているのです。これはやはり大変、司法に対する一つの判断というものを閣僚として言ったと...全文を見る
03月16日第132回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○上田(清)委員 同志のお許しをいただきまして、新進党を代表して、上田清司、質問させていただきます。  三条約の質疑に入る前に、与党の訪朝団派遣について若干の質疑をさせていただきたいと思います。  既に新聞報道でもございますように、韓国などの警戒感、懸念感というのが出ておりま...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  河野外務大臣は、同時に自民党の総裁でもございます。まことに恐縮ですが、まだ訪朝団も流動的で、行くかということを承っておるということでございますが、総裁としてこの訪朝団の御相談にあずかるとか、あるいは相談にあずかった上で指示なりアドバイ...全文を見る
○上田(清)委員 よくわかりました。  それでは、外務省として、この自民党を中心とする与党の訪朝団の訪朝の中身について、事前に何らかの形で情報を収集したり、あるいはどういう中身で訪朝団の成果を上げるべきだという、この中身を、これは大変重要な時局ですので、当然おのずからそういう最...全文を見る
○上田(清)委員 もう一つお伺いしたいのですが、情報交換を折に触れてなされているということでございますが、与党の訪朝団が、日朝交渉の政府交渉が途絶えているのでそれの再開の糸口として行かれるのか、それとも別個に明々白々の理由があって行かれるのか、その辺については伺っておられるのです...全文を見る
○上田(清)委員 わかりました。  収れんできていないという意味において、その部分についてはとめますが、先ほどから大臣も、政府は直接関与できないというようなことでございますが、一説によりますと、外務省の職員の方が同行されるというようなことも報道筋で出ておりますが、これは、もしそ...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。  まだまだ十分煮詰まっていないということで、新たな局面で同僚議員がまたお伺いすることもあるかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  そこで、実は先般の欧州委員会で日本とのかかわりについて対日戦略文書という形で安保理の常任...全文を見る
○上田(清)委員 そういう部分もお見受けする部分もあるのですが、反面、衆議院本会議での村山総理の発言は、いろいろな国々の論議も踏まえてとか、責任と権利についてもしっかり論議してと か、そういうお話をなされ、また外務大臣も国連からお帰りになった後の衆議院予算委員会において、重要な...全文を見る
○上田(清)委員 大変ありがとうございます。力強い御意見を伺いました。  私は、日本という、ある意味では敗戦国から、驚異と見られるような、絶賛されるような平和国家を実現しながら、なおかつ豊かな国民生活を送れる、そういう国家を実現したこの国が、国連の中で、安保理の中で、常任理事国...全文を見る
○上田(清)委員 いわゆる脅威であるという認識をしても構わないわけですね。
○上田(清)委員 防衛庁の基本的な認識の中で、化学兵器や細菌兵器についての把握というのはどのようになっておられますか。
○上田(清)委員 先般松本市でサリンの事件がありましたが、あのぐらいのことはそう難しくない、そういうことは十分考えられます。核弾頭を軽量化したり小型化したりする、そういう技術的な推進力はあるいはまだまだないかもしれないという推測を立てることも可能かもしれませんが、サリン程度のもの...全文を見る
○上田(清)委員 保有していないということを前提に日本の安全保障を考えられるよりは、基本的にあり得るということを、○・一%でもあり得るということを前提にぜひ考えていただきたいな、むしろもう少し深い調査なり情報収集なりしていただきたいなということだけ私は御要望申し上げたいと思います...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。意にかなう御答弁があったような気がいたします。  本当に、日米安保条約の六条の事態想定、あるいは、今後日本が安全保障理事国として国連の場でいろいろな形で舞台が広がっていく可能性もありますし、北朝鮮を中心とする朝鮮半島の有事の際の日本の取...全文を見る
○上田(清)委員 計画以外の停止ということで、それを一つの事例とありましたけれども、ほかに事例はありませんか。
○上田(清)委員 わかりました。それはまた個別に、機会のあるときに伺いたいと思います。  そこで、本条約に、前文で「原子力の安全に関する責任は原子力施設について管轄権を有する国が負うことを再確認しこと規定してあります。そこで先ほどのKEDOの問題でございますが、米朝合意では「米...全文を見る
○上田(清)委員 原子力安全条約の絡みでいえば、管轄権がどこだということに関して極めて重要な問題になりますので、ぜひ協議の中で明確にしていかれればいいのではないかなというふうに思っております。  それで、関連でございますが、北朝鮮は本条約の署名国になっておりません。また、原子力...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  本条約が国内法に制約を受けさせるものでありませんが、その施策を展開する中でぜひ本条約の国際的な意味というものを高らかに掲げながら、時と場合によってはこれを理由にぜひいろいろな意味での施策展開の強力な主張に利用されればいいのではないかな...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。  男女のいわゆる家族的責任、そして職業上の責任の両立が可能になるような仕組みというものを、政府におかれましても法整備について十分今後も期待するところでありますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは最後に、日仏の租税条約に...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  それでは、時間になりましたので、最後に、必ずしも租税条約とは関係ありませんが、フランスの大統領選挙が近くございます。この選挙の結果について、今からどの候補が云々ということで、とかく言えない部分があるかもしれませんが、い ずれにしても...全文を見る
○上田(清)委員 どうもありがとうございます。時間が参りましたので質疑を終わらせていただきますが、EUの絡みも、日米問題等を考えるときに、いろいろな意味で牽制の材料として、イギリスやフランスの日本との連携が、時と場合によってはアメリカの独断専行に対して抑えになるときもあるかと思い...全文を見る
05月10日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
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○上田(清)委員 新進党の上田清司でございます。  保険業法案の背景は、もう言うまでもなく経済の国際化、そうした大きな柱を持って、今回金融の自由化、規制緩和、そして何よりもこれまでの右上がりの経済、安定成長、そういう空気の中でつくられてきた制度も、円高・株安に見られますように経...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  それで、既に先輩、同僚議員から多くの質疑をさせていただいておりますが、全体の空気の中で法案に流れる一つ一つの条文を検討していきますと、政令に定めるという部分が非常に多いなという印象を抱いております。ブローカー制度の導入、いわゆる二百八...全文を見る
○上田(清)委員 今山口保険部長の方から、昨日もそうですし、きょうもそうだったのですが、確かに投資顧問会社あるいは旅行会社等の事例、外国の事例、言われました。しかし、今保険部長が言われましたように、参入障壁にならないように、そういう疑いを持たれないようにということをいみじくも言わ...全文を見る
○上田(清)委員 若干しつこいようですが、「政令で定める額とす。」ということで、その条文の文言の中に「業務の状況及び保険契約者等の保護を考慮してこと。そうすると、業務の状況等を考慮してというこの条文になってきますと、場合によっては保証金の金額が上がっていくとか、あるいはランクづけ...全文を見る
○上田(清)委員 そういうことだからこそ、新規に参入してくる場合、それぞれの企業の規模や内容があって、それなりの資金需要、資金計画等を考えたときに、そういうものをやはり出さないと、大蔵省で後で決めますから立法府は黙って見ててください、こういう考え方ではないかなというふうに私は理解...全文を見る
○上田(清)委員 基本的な部分については同感の部分もあるのですが、経済の場合には相当やはり数字の部分が大きな要素を占めていく場合が多いと思いますので、政令に定めるその政令の中身の数字をいつでも明らかにできるような体制をぜひつくってほしいなということをさらに申し上げておいて、この問...全文を見る
○上田(清)委員 政府委員の方々にメモを見ないようにと言っていたのですが、実はなぜこのお話をさせていただいたかと申し上げますと、いわゆる保険審議会の答申の九十三ページ、六十二ページに出ておりますが、ソルベンシーマージン比率についてこのような表現がございます。例えば六十二ページには...全文を見る
○上田(清)委員 例えば「保険会社の資本、基金、準備金その他の大蔵省令で定めるものの額の合計額こういう「その他」という部分、これはこれからもずっと、いろいろな形でいろいろなリスクがあるからということでその都度その都度考え方が変わっていくというふうに理解するんですけれども、それとも...全文を見る
○上田(清)委員 なぜこのことを申し上げるかというと、次の百三十一条あるいは百三十二条に、「事業方法書等に定めた事項の変更命令」あるいはまた「業務の停止等」、大蔵大臣が万能なんですね、このことに関しては。どういう判断で停止にさせるのか、あるいはある意味では業務の方向性をどう変えて...全文を見る
○上田(清)委員 各社の比率については公表されるんです。
○上田(清)委員 今保険部長が言われましたように、例えば個別のある会社が有利な何らかの保険を提供される、あるいはまた、そういういろいろな意味でのその会社の資産状況等が余りにもオープンになると移動してしまうというお話が出ましたが、やはりハイリスク・ハイリターンあるいは小リスク・小リ...全文を見る
○上田(清)委員 いみじくも保険部長言われましたように、我々が手にする情報が、案外場合によっては扇情的な週刊誌の記事なんかで一般国民の方々は目に触れる場合が多いというふうに考えれば、それはもう水かけ論になるかもしれません。ただ、今本当にいみじくも言われたのです、やはい表現だなとい...全文を見る
○上田(清)委員 あえてダイヤモンド方式なんかではどうなんですかということを伺ったのも、先ほどの文脈とつながっていくのですが、今それぞれ総合的に判断するんだよということを再三言われておられるわけです。では、なぜこの百三十条を起こして今回の保険業法、制度改革の目玉の一つになっている...全文を見る
○上田(清)委員 何か禅問答になったような気がいたします。(「ああ言えば上祐だ」と呼ぶ者あり)そうです。ああ言えば上祐というのでしょうか、本当に。  これは水かけ論になる部分もあるかもしれませんが、ある意味では、重二再四言っているのは、百三十一条、百三十二条で大臣のオールマイテ...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  それで、この二千億と三百億という、本当はこれは業界の方に聞かなくてはいけないのかもしれませんしそれが筋かもしれませんが、最小限度、大蔵省として、打ち合わせあるいはたたき台として考えられたこの案について、どのような見解を持っておられるか...全文を見る
○上田(清)委員 その合理的な考え方というのは中身は何でしょうか。
○上田(清)委員 これは生保と損保のいわゆる不良債権の金額、一番直近のものでございますが、六年三月期において、生保関係全部で四千七百八十一億円、損保で一千六十五億円。こういう保険部からいただきました資料を見ていますと、もちろん、これはそれぞれ各社の合計でございますので一概にこの金...全文を見る
○上田(清)委員 今のお話の条項は、法文ではどちらになるのでしょうか。
○上田(清)委員 もう時間も参りましたが、先ほど竹内議員の方から大口・小口契約者をどうするという議論で、研究中だというようなお話なのですが、この部分も二百五十条の「契約条件の変更」の中に入るものでしょうか、それともそうではないのでしょうか。
○上田(清)委員 わかりました。  最後ですが、もう時間もありませんが、極めて小さなことで恐縮ですけれども、二百六十条の四項についてちょっと御指導を賜りたいのです。  「保険契約者保護基金は、大蔵省令で定めるところにより、その業務の一部を、他の者に委託することができる。」とい...全文を見る
○上田(清)委員 大変ありがとうございました。  一部、質問通告をしないままに、論議の中で出てきた部分について少し御迷惑をかけたかなと思いますが、お許しいただきたいと思います。ありがとうございました。
05月26日第132回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○上田(清)委員 新進党の上田清司です。よろしくお願いいたします。  万国郵便連合に係る条約関係でございますが、まず私は、今回の条約の中でいわゆる到着料の料金引き上げ問題が、発展途上国におけるいわゆる収支のバランスがどんな形で展開していくか。恐らく大半のところが赤字ではないかな...全文を見る
○上田(清)委員 意外に金額的には少ないものだなというふうに感じたものでございますが、ぜひこれは郵政事業に限らず、通信、情報、こうした分野が世界の民主化あるいは自由化、そういうものに多大なる影響を与えてきた、あるいは各国の情報公開とかが大いに進むことによっていわば世界じゅうの生活...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。それはそれで、各国の事情による、特に安全保障の問題等についての国家機密、そういう部分での問題があるというふうに私なりに納得できますが、もう少し個人のレベルで、秘密をきっちり守っていくんだ、そういう論議というのは共通の認識がある程度でき上がっ...全文を見る
○上田(清)委員 わかりました。それでは、いずれにしても、通信の秘密について憲法で保障されている部分、いわば個人のそういう意味での思想、信条の自由を守るという側面から見ても大事なことだというふうに思いますので、関係機関において、また国際機関において、この部分についてのいわば枠組み...全文を見る
○上田(清)委員 それぞれの地裁や家裁に了解をとりながらの捜査の方法ということでありますと、時々の裁判官のいわば判断によって中身が変わっていく町能性もありますので、多分にこういうことをやらざるを得ないという判断を警察庁がなされるのであれば、何らかの形で立法措置をとることについて積...全文を見る
○上田(清)委員 わかりました。深追いはいたしませんが、慎重に対処していただきたいと思います。  そこで、またこれは関連してまいりますが、いわゆるAPECとEAECとの問題が大変アメリカとアジアの摩擦にもつながってきておりますし、あるいはまた、日本がアジア重視と言いながらもいま...全文を見る
○上田(清)委員 今大臣がいみじくも申されました、オーストラリアとニュージーランドの参加を一つの前提にしていくのではないかなというようなお話をされましたが、ちょうど十五日に、新聞ですか、マハティール首相が、オーストラリアの、いわば認めるというよりもぜひ参加していただいて、EAEC...全文を見る
○上田(清)委員 必ずしも十分期待する意見ではございませんが、質疑時間が終わりましたので、終わりますしっかり表明をしていただきたいというふうに思います。  ありがとうございました。
10月13日第134回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○上田(清)委員 どうも御苦労さまです。  新進党の上田清司でございます。  まず、景気対策についてお伺いをしたいと思いますが、単純に、現在の政府の経済見通しについて一体どんなふうに考えているのか、基本的なことで恐縮ですが、まず伺いたいと思います。
○上田(清)委員 足踏みながら上向き、なかなか難しい表現ですが、最小限度、九月二十日の閣議で了承されました経済対策、今回の法案との絡みもあるわけですが、「景気回復を確実にするために」と、まさにこの景気回復を確実にするためにということでこの今回の経済政策が盛られたわけでございます。...全文を見る
○上田(清)委員 宮崎長官も就任の発言の中で、公共事業の効果が落ちでいると言われている。その中身について検証したいというようなことを言われたわけですが、これは現実にその後経済企画庁の中で、効果があるかどうか、あるいは効果が落ちでいるという部分について具体的な検証というのは終わった...全文を見る
○上田(清)委員 もうしばしば各委員会でも検討されているわけですが、やはり量の拡大では限界が来ている。むしろ公共事業の質が問われたり、あるいは配分方法にやはりしっかりした組みかえをしていかなければいけないという、多分経済企画庁でもそういう御計画をされたと思いますが、また大蔵省でも...全文を見る
○上田(清)委員 そうすると、約一カ月余り大和銀行で調査が必要だった。それは大和銀行の責任であるというようなことになるかもしれませんが、ニューヨークの連銀の方で九四年度にそれなりの不正の部分についての指摘があった、しかし日本の監督官庁の大蔵省ではそういうことが発見できなかった、こ...全文を見る
○上田(清)委員 ちょっとはっきりしないようなお話でしたが、大蔵省のOBの皆さんもたくさん各銀行に頭取やら役員やらで行かれておられるし、常日ごろからさまざまな形での交友関係の中で情報交換とかあるにもかかわらず、しかも不正行為をした行員は十一年間に三万回という取引をやっております。...全文を見る
○上田(清)委員 早速海外での邦銀がドル等を外銀から借りたりするときのレートが、今回の事件を契機というわけでもないんでしょうが、それ以前の日本国内におけるさまざまな金融関係のある意味での不始末あるいは不祥事において、非常に日本の金融システムに対する信用能力がなくなって、与信能力が...全文を見る
○上田(清)委員 非常に心強い御答弁をいただきまして、そのぐらいきちっと政府委員の方々から 御答弁いただきたいものだと思います。  それで大臣、G7、IMF、大変御苦労さまだったと思いますが、当然国際社会のそれぞれの国々から、日本の国際金融関係に対する、あるいは日本の金融市場...全文を見る
○上田(清)委員 大変立派な御回答をいただきましたが、ルービン長官はそういうふうに褒めていただきましたが、関係者の中にはそうじゃない発言をされた方々もたくさんおられます。不安がった発言がたくさんあることも御指摘させていただきたいと思います。  それで、先ほど谷口議員からもお話が...全文を見る
○上田(清)委員 私は、うがった見方かもしれませんが、多分に大蔵当局が、この破綻した金融機関を救う、あるいはバブル以後のさまざまな企業の持ち抱えた不良資産を解消するには金利負担を解消させてあげるという、低目に金利を誘導することで、少しぐらい時間はかかるかもしれないけれども楽にして...全文を見る
○上田(清)委員 大臣も同じような考えですか。
○上田(清)委員 時間が迫ってきましたので、少し言いっ放しになるかもしれませんが、要するに、そうして低目の金利によって、私の認識によれば、確かに経済は生き物ですからそうした金利政策もあるのかもしれませんが、銀行が救われているということだけは事実だと思います。  にもかかわらず、...全文を見る
12月08日第134回国会 衆議院 本会議 第19号
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○上田清司君 新進党の上田清司であります。  御質問にお答えする前に御指摘させていただきますが、まず、質問者はしばしば与党案と比べてという言葉を使って新進党案を御批判なされておりますが、日本社会党、新党さきがけに確認しましたが、与党案はまだ合意に達していないという返事をいただき...全文を見る
12月27日第134回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○上田(清)委員 新進党の上田清司でございます。笹木、上田晃弘両議員に関連しまして若干の質問をさせていただきます。  時間が少ないので端的にお伺いしますが、今、県と、知事の方からと敦賀市の方から、運転再開について、場合によっては、場合によってはというよりも強く、地元の同意がなけ...全文を見る
○上田(清)委員 技術的な問題だったらともかく、これは政治的決定をしなければならないというふうに私は感じております。  と申し上げますのは、既に長官自身が総理に十二月十一日に、地元の理解が得られなければ運転は再開できないという御報告をされておられますし、また、総理自身も、知事や...全文を見る
○上田(清)委員 きちっとした答えになっていないような気がいたします。これはやはり官房長官、総理大臣、そして科技庁長官自身のある意味では政治的決定にもつながるような発言だと私は思っているのです。それについて動燃がきちっとそういうことを言わなければ、今後地元の理解なんか得られません...全文を見る
○上田(清)委員 県の意向はもうはっきりしているのです。市の意向もはっきりしているのです。そのことを私はまず申し上げたいと思います。  それから、我々が十八日に視察をいたしました。その時点で資料を提出されました。それから、その後副知事や敦賀市の助役からも資料をいただきました。そ...全文を見る
○上田(清)委員 当然、動燃から出された資料ですから、しかも委員会にわざわざ出された資料ですから、長官もお読みになっていると思いますが、この二の一ですね。「事故後状況調査(ビデオ等による状況把握)」、資料編になるのでしょうか、二の一、撮影の状況について、こんな表現がございます。「...全文を見る
○上田(清)委員 万事が、動燃のこの報告の仕方、反省しているとか隠したとか言いながらも、この「もんじゅ」の事故があった後の最初の科学技術委員会の資料の中に、こういう形で出されてぐるということに、本当にどうしようもないなというふうに思いました。我々も視察に行って、皆さん御苦労されて...全文を見る
○上田(清)委員 時間が迫ってまいりましたので最後の質問にさせていただきますが、先ほども申し上げましたように、私は今回の「もんじゅ」の事故に関して一貫して、この動燃の対応と福井県の対応をずっと比較してまいりました。極めて福井県の対応は、県民のある意味では命と安全を守るという、そう...全文を見る
○上田(清)委員 どうもありがとうございました。頑張ってください。