上田清司

うえだきよし

選挙区(埼玉県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数1回

上田清司の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第142回国会 衆議院 本会議 第3号
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○上田清司君 私は、民友連を代表して、金融安定化緊急措置に関する法案並びに預金保険法の一部を改正する法案について、総理及び関係大臣に質問いたします。  まず、一昨日逮捕された日本道路公団井坂理事は、橋本大蔵大臣時代に新設した官房金融検査部の初代部長でありました。このような前歴か...全文を見る
01月28日第142回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○上田(清)委員 民友連の上田でございます。  きょうは、委員長を初め検査院の皆様方、御苦労さまです。  早速ですが、ます、一言苦情を申し上げたいと思います。  限られた時間にもかかわらず、組織や目的などの、いわば中学生、高校生に教えるような内容の陳述は今回限りにしていただ...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  それでは、例えば国会の委員会で調査の依頼をした場合、個人的な事例で恐縮ですが、昨年の予算委員会で二月六日に私が調査の依頼をしまして、院長が快諾していただきました。そして、その中身について中間的にいろいろ御報告をお願いしたいと思っており...全文を見る
○上田(清)委員 理解できないから質問しているのです。途中の経過報告とかが、できる範囲内でできるような仕組みを検査院の慣行としてできないかということを院長にお尋ねしているのであって、くどくどと、なぜできなかったかという理由を聞く時間はありません。できるだけ速やかにその中間でも、中...全文を見る
○上田(清)委員 これで終わりでございますが、ただ、相手の要請に基づいてはなかなかますいのではないかなというふうに思います。なお悪いのではないかというふうに思います。  時間がございませんので、いずれにしても頑張っていただきたいというふうに思います。全力で応援させていただきます...全文を見る
01月30日第142回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○上田(清)委員 民友連の上田清司でございます。  今までの質疑を聞いておりまして、私もそうだと思いますし、国民の皆さんもそうだと思います。明らかに二人はとぼけておられる、こういう印象であります。  まず、このことを申し上げますが、こういうふうにとぼけておられますと、商法四百...全文を見る
○上田(清)委員 金子社長です。  株主の不利益になるようなことをやっているということだよ。一番大事なことを知らないんだ。
○上田(清)委員 四百八十六条の意味がぱっとこなかったみたいですが、いかに株主を重要視していないかということがよくわかりました。  金子社長は、就任当時の読売新聞のインタビューに、大変立派な姿勢を見せておられます。反社会的行為があったという反省のもとに、業務調査改善委員会と総合...全文を見る
○上田(清)委員 検察が調べているから、捜査当局の結果を待っている。その間に、日興証券の会社としての名誉が傷つけられ、あるいは証券業全体の名誉が傷つけられ、それでいいんですか。  そうじゃなくて、やはり社内調査をきちっとやった上で、こういういい機会があるじゃないですか。全国民に...全文を見る
○上田(清)委員 先ほどから金子参考人は、新井代議士と浜平参考人との関係によってこの問題は発生しているとしばしば言っておられます。隣におられますから、私、三分ぐらい待っても構いませんから、きちっと聞いてください。  第一、社内調査をやって、百三十回の売り買いをやったとあるんです...全文を見る
○上田(清)委員 本当に、日興証券の中には調査部もあり、それぞれの専門家がおられ、法務部門の担当者もおられ、一カ月半の期間があって調査が不十分だというようなことは、国民に向かって通用しませんよ。ここだけで適当に逃れればいいというのじゃないんですよ。これは重大な、国民に対して、株取...全文を見る
○上田(清)委員 浜平参考人、これは本当に日興証券、自主廃業に持っていかれますよ、まじめに答弁しないと。  別に捜査の中身でも何でもないですよ。百三十回売り買いをやった。一日に一回やって百三十日、土曜とか日曜とか祭日を除くと二百日、一年。大体三百日、一年半の間にできるとしたら、...全文を見る
○上田(清)委員 これでは、本日、参考人としておいでいただき、重大な疑惑を解明するためのこの委員会の体をなしませんので、証人喚問に切りかえることを要求いたします。理事会で諮っていただきたいと思います。理事で、今すぐ。
○上田(清)委員 ありがとうございます。  それでは、ぜひ、もう午後からは証人喚問に切りかえていただきたいということをさらにお願いを申し上げたいと思います。  それで、金子参考人に申し上げたいと思います。  私は、実はきのう日興証券に電話しまして、短い時間ですので事前に詳し...全文を見る
○上田(清)委員 十回も会議をやり、相当綿密に調べられて、しかも浜平参考人を嘱託として日興証券に置いておかれながら、なぜ出てこないのですか。これが不正利益なのか、あるいは利益供与の疑いがあるということに関して司法当局の結果を待たなければならないという、なぜそういう結果になるのかわ...全文を見る
○上田(清)委員 御承知のとおり、野村証券で新井代議士が取引をして四千万損をしたときに、損失補てんの要求をやった疑いがあるのですね。しかし、しなかった。やはりきちっとしたわけですよ、そこは。  これ、四千百万利益を受けておられる。世間の常識とは、先ほども言われました、範囲外みた...全文を見る
○上田(清)委員 本当に真実を語っているというふうに、ここにおられる委員の皆さん、そう思っていますので、ちょっと確認をしたいのですが、先ほどの借名口座の名前ですが、西田邦昭さんに間違いありませんか。金子参考人。
○上田(清)委員 浜平参考人に伺いますが、これは金子参考人の方がいいかもしれません。  最初、小池事件のときに、浜平参考人に対して猪狩弁護士が代理人として就任されておられますが、これは間違いありませんか。
○上田(清)委員 今度、日興証券全体としてこの問題に取り組むために、あえて猪狩弁護士を外されて、日興証券のいわば顧問弁護士団に、この件に関して、新井代議士との関係の疑惑については移されておられますか。浜平参考人。
○上田(清)委員 今いみじくも言われましたけれども、猪狩弁護士は新井将敬代議士から御紹介いただいて、小池事件に関しての弁護人になっていただいている。不明朗なのですよ、関係が。だから、この問題で参考人として呼ばれているということに関して、あなた方二人は大変不誠実ですよ、国会に対して...全文を見る
02月04日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
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○上田(清)委員 大変御苦労さまです。  それじゃ、山日銀行局長、御就任以来どのくらい時間がたちましたか、何年何カ月とか。
○上田(清)委員 ありがとうございます。  松永大臣、私も埼玉県選出の国会議員として、日ごろから尊敬する松永先生が正義感と誠実さを持って金融、大蔵行政に立ち向かわれることを心から御期待申し上げているということをまず申し上げたいと思います。  それで、山口局長、銀行局でというよ...全文を見る
○上田(清)委員 別にこれでどうこう言うつもりはありませんので、ぜひ、どのぐらいか、感覚的に言っていただきたいと思います。
○上田(清)委員 それは、少なくて覚えていないのか、それとも多くて覚えていないのか。
○上田(清)委員 別にいいかげんな答弁を求めているわけじゃありませんが、ちなみに、五年間の銀行局長の通達を見ましたら、約七十ページございました。それで、一ページに四こまから八こまぐらい出ていまして、平均で六としても四百二十ぐらいあります。実は、大蔵省全体で、この五年間に通達の目次...全文を見る
○上田(清)委員 山日銀行局長はよく御存じだと思いますが、たまたま私は東海銀行の裁判の記録とかを見て、判決の中に、大蔵省が隠ぺい工作をしていたとはっきり判決文に書いてあったんですね。そんなところがら、金融行政のあり方について何度か大蔵委員会、決算委員会で御質問させていただいた経緯...全文を見る
○上田(清)委員 そうですね。九七年七月、その事件がありましたが、ほとんど告発がなされていないということは、逆に言えば、常に健全性に関してよかったという判断がなされてきたのかな、その都度ですね。過去において告発するような事件というのはほとんどなかった、一件あったのみと。  そう...全文を見る
○上田(清)委員 今申し上げましたのは、要するに、告発をするほどのことはなかったということの形になって検査がその都度終わっていながら、結構銀行が破綻している。ということは、健全性のチェックというのは働かないのが銀行の検査行政かなと私は思わざるを得ないということを、きちっと検査がで...全文を見る
○上田(清)委員 大臣、ありがとうございます。  本当に、委員会できちっとした答弁を金融検査部長がなされている、それから三塚大蔵大臣も、そういうことはない、万全を期している、こういうお話をされた後にしばしばそういうことが起こっているということは、これはやはり大変なことでありまし...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、一の資料を御配付ください。  私はかねてから、昨年の十二月の大蔵委員会でも銀行のリストラ状況とかさまざまな問題点について御指摘をさせていただきましたけれども、今回、三十兆に上る政府公的資金、いわば国民の税金を投入して金融システムを守る、あるいは預金者...全文を見る
○上田(清)委員 大臣、ありがとうございます。  同じように、退職金について、もちろん少しずつ減額をされておるのですが、長期信用銀行、三行ございますが、この中でも、実は、昨年の十二月にも御指摘しましたけれども、私が提出しております資料でございますけれども、五年の三月期に、三銀行...全文を見る
○上田(清)委員 二番と三番の資料を皆様にお渡ししてください。  私は、役員の報酬について、わずか一%しかカットしなかったというところは、現実の問題として、銀行は平均的に言えばすごくもうかっている、大変な利益を出しているということを指摘せざるを得ませんし、そういう空前の利益の中...全文を見る
○上田(清)委員 結構でございます。  私が確認した数字では約二十七兆ぐらい処理しているんではなかろうかというふうに思っており ますが、これはまた金曜日に私予定させていただいておりますので、改めて確認の上議論させていただきたいというふうに思っています。  それで、大手十九行...全文を見る
○上田(清)委員 大臣の御答弁は御答弁としまして、山日銀行局長、同じ質問です。
○上田(清)委員 例えば、資金量あるいは銀行の内容について、余力のあるところに少し余分に負担させるとか、そういう考え方に立つのか、あるいは、自動車の保険みたいによく事故を起こす人ほど高い保険料を払う、こういう考え方と、二通りあると思うのですね。正確に言えば三つあるかもしれません、...全文を見る
○上田(清)委員 これからの金融行政のあり方については、既に提言もなされて、それにあわせて、外為法の改正を初めさまざまな制度の改正、また運用の問題、議論もしてまいりましたけれども、これはもう先延ばしできない議論だというふうに私は思っております。  もう既に、ことしの四月から新し...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  山日銀行局長に申し上げますが、なぜこの議論をしたかといいますと、もう御承知のとおり、マイナスになっていますよね、預金保険機構の残額が。想像を絶する以上にもう使ってしまっているわけですね。だからこの議論を申し上げておりますことを改めて一...全文を見る
○上田(清)委員 言葉に穏当に欠ける部分があったことに関しては、訂正させていただいても結構でございます。  それでは、四番と五番の資料を配っていただけますか。  かねてから私は申し上げておりますが、住専国会のときも、経営者の責任追及あるいは悪質な借り手の責任追及、大臣によって...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  法務省の方、来ておられますか。この問題について、法務省としてどのような見解と、あるいはどのような捜査をなされるつもりなのか、伺いたいというふうに思います。
○上田(清)委員 課長にお尋ねしたいのですが、仮にで結構ですが、二十倍だとか二十五倍だとかという虚偽の報告があったときには、これは犯罪なんでしょうか。
○上田(清)委員 刑事課長の前に山口局長、そういう話になりますと、では検査のとき、不良債権の見込み額だとかそういうことの検査というのは一体どうなっているのですか。後だったらわかるけれども事前だったらわからないという話になるのですか。
○上田(清)委員 聞いておりますではちょっとなかなか頼りにならない話ですけれども、では、北洋とかあるいは北拓で清算検査をしたら、こんなふうに二十倍だとか二十五倍とかになるんですか。
○上田(清)委員 私は、どうしても納得できませんので、後でそのことに関して、とりあえず兵庫銀行に関して詳しく御説明いただきたいと思いますので、担当の方に申し入れを伝えておいていただきたいというふうに思います。  それで、私は常識的に見て、こういうのは虚偽の報告としか思えない。大...全文を見る
○上田(清)委員 前置きで抽象的にと私は言ったはずでございますが、個別で言ったわけではありません。全く抽象的に、一般論でということを申し上げているのに、何が個別的なんですかね。
○上田(清)委員 何か禅問答ですね。捜査をされる方々が人権の問題やさまざまな問題から慎重になられるということはよくわかりますが、しかし、この問題は国民注視の問題であります。しかも今度、住専と同じように国民の税金を三十兆から何らかの形で、最終的に使い切る、使い切らないは別にして、で...全文を見る
○上田(清)委員 藤田刑事課長、ありがとうございました。二度目の答弁はすっきりして非常にわかりやすかったと思います。  それから、山口局長に申し上げますが、まだまだ足りないというような認識じゃないんですよ、私の認識は。ほとんどなされていないに近いんです。これは、もしなされている...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  時間が少なくなってまいりましたので、金曜日にお願いをしておりますが、法案の中身については金曜日にまたしたいと思いますけれども、基本的な認識についてちょっと幾つか大臣に確認だけさせていただきたいのです。  橋本総理は、いわゆる日本発の...全文を見る
○上田(清)委員 優先株の購入の問題についても、いいところから入れて悪いところからは入れない、これもまた総理は発言されておりますけれども、このような認識は同じでしょうか。
○上田(清)委員 橋本総理は、ちょっと確認をしなければならない部分もありますが、議事録をもう一回確認してみますが、いいところは入れられる、つまり資本注入ができる、しかし破綻しそうなところは、悪いところという表現で私は記憶しているのですが、多分に、いかにも破綻しそうなところにわざわ...全文を見る
○上田(清)委員 中途半端な時間ですので、法案の中身については金曜日にさせてもらいたいと思いますが、一つだけ。  土地の再評価法について与党の方で研究をされておられるということでございますが、この点について当局としては基本的な認識はどのようにされているのか、このことをまず確認さ...全文を見る
○上田(清)委員 ある程度試算の計算はなされているのでしょうか、当局の方で。
○上田(清)委員 それでは、結構でございます。  それでは、最後になりますが、きょう参考人で銀行協会、全銀協と第二地銀の会長にそれぞれ来ていただきましたけれども、例えば、私の知る限りでは、第二地銀の傘下の銀行の中で優先株を購入する中身のある銀行はないにもかかわらず、是とするよう...全文を見る
○上田(清)委員 時間が来ましたので終わりますが、国内の銀行における優先株の発行及びそのための定款を変更しなければとても優先株を発行することができない、そういう状況で、現実には、ほとんど六月に総会を行いますので、それまで変更はできないということですので、優先株を発行できる銀行は極...全文を見る
02月05日第142回国会 衆議院 本会議 第8号
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○上田清司君 私は、民友連を代表いたしまして、ただいま報告のありました大蔵省不祥事に関する中間報告に関し、質問をいたします。  総理は、去る一月十二日の経済演説におきまして、金融システムに対する内外の信頼の低下を憂い、万全の対策を講じ、金融システムを断固として守るという決意を表...全文を見る
02月06日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
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○上田(清)委員 お疲れのところ恐縮ですが、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  官房長、大変済みません、わずかで終わりますので。先ほど岩國議員の質疑に答えられて、なかなかわからなかったんだというようなことを言っておられますが、私の友達にもある省の官房総務審議官がおります。こ...全文を見る
○上田(清)委員 検査部の問題だけではなくて、官房長を初めとするあなた方高官の中身が一体どうだったのかということを、文字どおり日程表を見ればわかるはずですから、そちらの方で問題が起きないように、あるいは後でありましたというようなことがないように、何度でもきちっと公の場でしかるべき...全文を見る
○上田(清)委員 私が申し上げましょう。  要処理見込み額が四兆四千億、金融破綻後、今までの通例からいくと大体五〇%ぐらい上がってしまいますから、それが二兆二千億ぐらいふえるということを前提に六兆六千億、あと北拓の処理額で七兆と読んだのではないですか。はっきりそういうことをきち...全文を見る
○上田(清)委員 ところで、大臣にお伺いしますが、確かに三十兆円という枠組みができて、株価が上がったことも事実だし、それなりに市場あるいは国民に対しても安心感を与えた、あるいは金融業界に対しても安心感を与えたということに関しては、私も率直に認めたい、評価するとは申し上げませんが。...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  そうすると、銀行局長がお話しになられましたように、破綻を起こさないためにいわば十三兆を用意して、場合によっては先ほどの、欧米の優秀な銀行に負けない自己資本比率一二、三%まで上がる。今平均で九%ぐらいですから、そういう金額に相当する資本...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  内容的にはそれほど問題はないのですが、さまざまな情勢変化によっては手痛い痛手がある可能性もあるという、とにかく破綻を起こさないようなそういう仕組みをつくろう。そうすると、十七兆の方は破綻が相次いでも大丈夫ですという話でありましたね。破...全文を見る
○上田(清)委員 この法案の説明を受けるとき、本番に入る前に積算根拠を聞かれるのが一番つらいんだと、実は本音でちらりと言われた方もおられまして、そういう性格を持ったものかもしれません。ただ、それでも、やはりこういう積算根拠に基づいてきちっとやっているのだということを、国民の前に我...全文を見る
○上田(清)委員 今まで大蔵省は、いわゆる預金取扱金融機関の不良債権の処理の状況としてずっと御発表されていて、九年九月末のいわゆる二十八兆七百八十億、そして先般、いわゆる分類債権、そういう名称のもとに七十七兆という数字を出されました。これをどういうふうに計算すれば一番いいのか。本...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  それでは、法案の中身にどんどん進ませていただきますが、山口局長、二〇〇一年三月末に両勘定の損失を確定して一般会計から補てんをするのか、あるいは毎年毎年ロスを勘定していくのか、どういう考え方で公的資金を投入していくんですか。
○上田(清)委員 その方がわかりやすくていいかと思います。  それでは、何度もお話に出てきておりますが、やはり正式にどうもきようで委員会の審議が終わりだというふうなお話も残念ながらある。私は六時間ぐらいやりたかったので、まだきようで二時間半になるかなという感じですので、あと三時...全文を見る
○上田(清)委員 ぱっと大まかに約されたのであれですけれども、もうちょっと一つ一つ言えませんか。例えば外貨預金は入るのか入らないのかとか、そういう細かいものまで全部言っていただけませんか。きちっとした、何というんでしょうか、表記があるでしょう。
○上田(清)委員 確認ですが、外貨預金、譲渡性預金、銀行間の取引に係る預金、これは守るべき金融商品の対象となっていますか。
○上田(清)委員 そういうことです。二〇〇一年までという一応限定つきでありますが。  ただ、先ほども佐々木憲昭さんからお話が出ていましたけれども、それはそれでいいだろうけれども、こういう外貨預金や譲渡性預金とか、いわゆる債券の金融債券だとか割引債だとか、そういうものについて、さ...全文を見る
○上田(清)委員 局長はずっとそう説明されていますけれども、その考え方は社会的な公正感がないですよ、今特別の時期だからといって。  例えば金融割引債なんというのは無記名のものなんか多いわけでしょう。だれが預けているかわからないじゃないですか。やくざだって預けているかもしれません...全文を見る
○上田(清)委員 それは理解できませんよ。例えば興銀なんかは立派な銀行で、多分成績もいい。細かい数字は私はわかりませんよ、資料が届きませんでしたから、最終的に。けさ頼んだから悪いといえば悪いのですが、とにかく、例えば興銀なんか、全預金額の七〇%ぐらいがいわば従来であれば預金保険の...全文を見る
○上田(清)委員 名答弁といえば名答弁ですが、特例中だから許されるというふうに私は考えたくない。やはり応分の負担をする能力のあるグループだというふうに私は思っております。そういう点においても、これは禍根を残す話になるかなというふうに思います。公平感に欠けた形をとっているということ...全文を見る
○上田(清)委員 趣旨はわかりましたので、細かいことは申し上げません。  しかし、これも注意をしなければならないのは、いわばだめ同士を早目に片づけて、リニューアルしてきちっとした銀行になったからという形でありますが、これも実はそれだけの内容がその時点であるかどうかなかなかわから...全文を見る
○上田(清)委員 先ほど松永大臣が言われたせりふが比較的わかりやすかったかなと思うんですが、通常なら問題のない金融機関であるけれども、さまざまな条件が重なって、時と場合によってはちょっとすってんころりとなる可能性もある、こういう理解でよろしいんですか。政治家は国民にわかりやすく説...全文を見る
○上田(清)委員 債務超過の銀行には資本注入はしないということでよろしいですね。
○上田(清)委員 この優先株発行について各行がいろいろな形で反応していると思いますけれども、銀行局の方で把握されておりますか。十九行に関してどういう反応をされておられるのか、新聞報道なんかでいろいろな議論がございますけれども、あくまで新聞報道ですので、当局としてどの程度把握されて...全文を見る
○上田(清)委員 それはうそでしょう。だって、早急に上げたいんだったら、事前にいろいろなことをやっていかなきゃ間に合わないじゃないですか。そういう見え透いたうそをつくから信用がなくなるんですよ。  じゃ、そこの審査会の話に話を持っていきましょう、スピード感を持って。  審査会...全文を見る
○上田(清)委員 まあできるだけ早くということで、本当はそのスケジュールもできているんでしょうね。そうじゃないと間に合わないから。  四日の日に北脇議員との質疑の中で、委員として特定の利害のある人を除かなければならないだろうと。しかし、もう既に決まっている大蔵大臣、日銀総裁、金...全文を見る
○上田(清)委員 じゃ、前者の四人に関しては利害関係者じゃありませんか。
○上田(清)委員 日銀総裁も大変なそれぞれの日銀という枠の中での政策を遂行しなくちゃいけない、そしてもちろん大蔵大臣も所管の大臣としての政策を遂行しなきやならない、預金保険機構の理事長としても収支も含めてさまざまな形で基本的な認識、政策あると思いますし、それぞれのまさに利害を抱え...全文を見る
○上田(清)委員 わかりました。  民間人のメンバーが利害関係者じゃないようにということですが、私は、今の前者の四人に関しては相当疑問を持っておりますことを申し上げたい。  それはそれとして、全会一致で決めていくという形で、本会議でもちょっと申し上げましたが、四人以上の出席を...全文を見る
○上田(清)委員 済みません。四人と五人、間違えました。率直に謝ります。  それで、局長、この審査会では絶対ノーは出ないんじゃないですか。わかりますか、どういう意味か。わかりますよね、聡明な山日銀行局長は。ノーが出たらアウトだものね、その銀行は。だから、絶対的にこれは事前審査な...全文を見る
○上田(清)委員 仕組みは私もわかっておるつもりですけれども、もしノーが出たらその銀行はどうなると思います。
○上田(清)委員 これは重大な欠陥だと思いますね。もしこの議決で、公表されるわけですから、公表されてノーだという話であれば、これはもうその銀行にとって、つぶれるかどうかわかりませんが、相当ダメージがある。だからうっかり出せないから、結局は事前相談をしながら、大体オーケーですという...全文を見る
○上田(清)委員 確かに、お立場の中で今の答弁しかできないということも私もわかります。そういう可能性がありますので、勢い、優先株の引き受けあるいは資本注入、いずれもそれぞれの銀行は管理される、いわば全面的な国営管理銀行的な色彩を持たざるを得なくなってくる可能性もあるなと私は思わざ...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  ぜひ、この国会での論議、相当私はまだ短いと思っておりますが、もう本当にこれ重要な法案なんですよ。与党の皆さん、お立場の中で賛成が前提で、それはそれでいいのですが、しかし、審査委員も決まらない、しかも基準も決まらないままに十三兆のお金の...全文を見る
○上田(清)委員 そういってもまだあやふやでございますね。  それで、時間も遅くになりましたので、できるだけ早く終わるようにと、義理と人情に私も弱いもので、野党側の理事から怒られそうですけれども、できるだけ手短に終わらす予定でありますが、第一勧銀の事件で、大蔵省からこの告発は一...全文を見る
○上田(清)委員 大臣の力強い答弁を聞いて安心したと言ってしまうとちょっとおかしいですから、ぜひ再度調査するようなつもりで、とにかく平成五年から二十五件、木津信以来十八件、そして本当に弱小の、もう明らかな導入資金を使った木津信だとかそういうところ以外は全部告発されておりませんので...全文を見る
○上田(清)委員 大変ありがとうございました。  ただ、北欧の事例もやはりそうした役員とかの告発がむちゃくちゃあったということだけは御記憶にとどめておいていただきたいということを申し上げまして、終わります。ありがとうございました。
03月11日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
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○上田(清)委員 上田清司でございます。大臣もお疲れさまですが、どうぞよろしくお願いいたします。  まず最初に、これはもう基本的なことですが、今回の法人税法の一部改正並びに租特の関係、特に租特では土地税制関係でございますが、かねてから、ここ二、三年ぐらい野党を中心に強い改正要望...全文を見る
○上田(清)委員 大変失礼ながら、大臣、それは三年前から我々が主張していたところでございます。同じ御回答をされておりますが、我々がそう申し上げてきたのです。そのときには拒否をされまして、今大臣が御回答された言葉は我々が言っておりました。経済活動を活性化するため、あるいは海外とのバ...全文を見る
○上田(清)委員 大臣は個人的にはそうだったということですが、大蔵の立場では必ずしもそうでなかった、改正を常に見送ってきたという経緯がございますということを指摘させていただきたいというふうに思います。  それでは、今回の改正で、法人税並びに租特関係で、トータルの数字でどのような...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。  それでは、ちょっとこの問題はおきまして、今回の橋本総理のさまざまな事実上のなし崩し的政策転換の原因の一つにアジア通貨危機を挙げておられるところでありますが、このアジア通貨下落に伴い邦銀の不良債権がふえたのではないかなというふうな認識...全文を見る
○上田(清)委員 具体的に、どのくらい時間があればかなり把握できますか。
○上田(清)委員 感触ではなくてできるだけ具体的な数字を調べていただきたいというふうに要望しておきます。  日本輸出入銀行の方、来ておられますか。日本輸出入銀行が貸し出している部分に関しても同じようなことがあるいは起こっている可能性もあるかなということで、きょうおいでいただいた...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。お時間をとっていただきまして恐縮です。どうぞ、結構でございます。  それではもう一つ、視点を変えまして、延滞税の利率について、少し常識的な観点から考えさせていただきたいというふうに思っております。  と申しますのは、御承知のとおり、決...全文を見る
○上田(清)委員 法律の達人でありますところの松永大蔵大臣に釈迦に説法で恐縮ですが、いわゆる刑法的な感覚で量刑を加えるとか云々という話になってきますと、おのずから罰則的なものというのは限度がありまして、必ずしも量刑をたくさん加えればいいというものではない。そこそこ社会通念上必要な...全文を見る
○上田(清)委員 まさに模範的な回答でありますが、極端なことを言えば、先ほど大臣も言われましたように、やはり善良なる納税者に対比して、促進をさせるというような意味もあるということですが、市中金利を上回らなければならない。そういう観点も今局長が申されましたけれども、事と場合によって...全文を見る
○上田(清)委員 極めて明確に御答弁をしていただきまして、ありがとうございます。後でその答弁が必ずしも正しくないということを私としては証明をさせていただきますけれども、大変丁寧に言葉をごまかさずに言っていただきまして、ありがとうございます。  今お手元に資料として提供させていた...全文を見る
○上田(清)委員 今の答弁では納得できません。  十一月の段階で佐々木憲昭議員からも御指摘をいただいております。あれから時間もたっておりますし、それ以上に、この問題が起こってからもっと時間がたっております。それで、これから調査ということでは、この院の質疑はそういう程度の対応しか...全文を見る
○上田(清)委員 指導ができていなかったということですか、十分な指導が。基本的にできていないのでしょう。基本的にできていないのですよ、これは。だから、たくさんできたのですよ。そして、これも前回の委員会でも指摘があったとおり、そういう六十三年の七月あるいは五月、銀行局長の七月という...全文を見る
○上田(清)委員 たまたまきょう決算行政監視委員会の理事会に大蔵委員会よりも先に提出がされました、これは大蔵省OBの方々が天下りされた、あるいは再就職されたと言ったらいいのかもしれませんが、すべての金融機関の名簿であります。この中に、やはりこの日産生命とセットでパンフレットをつく...全文を見る
○上田(清)委員 大臣、ありがとうございます。  残り時間の中でも、ぜひ大臣の賢明なる御判断の中でなるほどというふうに理解していただくようなお話をさせていただきますので、ぜひよく聞いていただきたいというふうに思っております。  恐縮ですが、新聞の方ではなくて、もう一つの資料を...全文を見る
○上田(清)委員 私が聞いたのは、削除をされたかどうかということじゃなくて、手に入れていただいたかどうかということでございますが、手に入れられましたか。
○上田(清)委員 削除するようにという指示をして、削除したという報告はどんな形であったのですか。
○上田(清)委員 大変失礼ながら、監督官庁の担当部長とも思われないお言葉でございますね。  委員の皆様方にも見ていただきたいのですが、ちょうど真ん中あたりでございます。二回目の③というところでございますが、「保険契約の勧誘並びに受付は「保険募集の取締に関する法律」第九条」今は保...全文を見る
○上田(清)委員 認定の問題は後にしますけれども、保険部長、この文書を入手されたときに、大蔵省としてどのような対応をされたのですか。削除しろとどなたに言ったのですか。そして、どういう回答がどなたから戻ってきたのですか。
○上田(清)委員 それは怠慢だと言っているのですよ。  何度も申し上げますが、八八年、当時の銀行局長は、適切に対応したい、そう言われているのですから、委員会で。だったらそうすればいいじゃないですか、適切に対応されれば。きちっと具体的に問題が残るようにされればいいじゃないですか。...全文を見る
○上田(清)委員 では口頭ですか、文書ですか。何ですか。
○上田(清)委員 非常に怠慢でありますし、文書でこれだけのものが出てきていて、もし口頭で注意ということになるといかがなものかというふうに私は思いますよ。  先ほど申し上げましたように、決算行政監視委員会の方でも、信金レベルまでの大蔵OBの皆さん方の再就職のお名前やお立場も出てき...全文を見る
○上田(清)委員 明白の証拠を見せてください。明白であったという証拠を見せてくださいよ。
○上田(清)委員 全然明白じゃないじゃないですか。言葉が軽過ぎますよ、保険部長。全然明白じゃないじゃないですか、削除したという。文書がない、文書がないと言いながら、削除されたということだけが明白ですなんて、一方的にスルガ銀行の言うことを聞いているだけにしかすぎないじゃないですか。...全文を見る
○上田(清)委員 理事会で協議じゃなくて、具体的に保険部長の回答を求めます。来週かどうかわかりませんが、次の委員会までにきちっと対応していただきたい。理事会の問題じゃないと思います。
○上田(清)委員 できるだけじゃ済まされません。もう十年間ほっておいて、四月に破綻して、一年近くほっておいてできるだけなんというような生ぬるいことじゃだめです。全力を挙げて次の委員会までにけりをつけてください。そういう回答をいただくまで、私はもう質問できません。
○上田(清)委員 納得できません。
○上田(清)委員 委員長の御配慮に感謝申し上げます。  十年前のことではありますが、しかし破綻したのは昨年の四月でありまして、この問題で被害者の会がつくられ、そして東京新聞ではキャンペーンを打っておりまして、多分、社会面のトップで打たれたことは十数回あるのではないか、私が持って...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。申しわけありません、呼び出しまして。  それでは、時間が少なくなっておりますが、まさしく通達でありますが、昭和五十七年四月一日付で「普通銀行の業務運営に関する基本事項等について」ということで通達を出されております。  この中でも、社会的...全文を見る
03月16日第142回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○上田(清)委員 おはようございます。民政党の上田清司でございます。  きょうは、大臣各位、どうも御苦労さまでございます。それでは、早速お尋ねをさせていただきたいと思います。  まず、省庁再編成法の中で、郵政公社のいわゆる職員の身分についてお伺いをさせていただきたいと思います...全文を見る
○上田(清)委員 内閣法制局長官にお尋ねしますが、そうしますと、特殊法人もすべてそういう規定を設けてあるいは公務員にすることも可能ということで解釈できますが、それでよろしいのでしょうか。
○上田(清)委員 総務庁長官におかれましては可能だというニュアンスを出していただいたわけでありますし、長官は、法制上特に問題がない、ただし国家公務員法との関係上、関連規定の中であるいは少し改正なり整備しなければいけない部分があるのではないかというふうなお話を承りました。  私は...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。大蔵大臣と内閣法制局長官のこのきちっとした答弁をよく念頭に置いて、次に補正予算が出てきたときには質疑、追及をさせていただきたいというふうに思っております。  それでは、先般、日銀の天下りリストが決算委員会等々に提出されたわけでございます...全文を見る
○上田(清)委員 一般論ではそれで結構でありますし、これからのあり方も結構でございますが、現に、先ほど第一の資料で言いましたように、東京三菱銀行に考査後一カ月以内に再就職されるという、これは私は探したのは考査局、検査役関係だけでございます。それも、公表されたのは直近の考査日でござ...全文を見る
○上田(清)委員 やっと遺憾という言葉が出てきました。これは遺憾よりも、ノーという意味で、九州弁的に言えばいかぬというふうに本当は言ってほしかったのですが、よくないことだというふうに理解していただきたいと思うのです。実は遺憾ぐらいじゃ困るのです、本当は。遺憾に思うぐらいでは。よく...全文を見る
○上田(清)委員 大臣、率直な御感想ありがとうございます。  これは大蔵のOBについても言えることですので、ぜひ大臣の指示の中で、前にさかのぼってこういう考査日の重なりぐあいを内部調査していただきまして、こういうことが二度とないように内部でもきちっとやっていただきたいというふう...全文を見る
○上田(清)委員 数字で把握しておいてほしいという思いが私どもにはありますが、最小限度、例えば五月とか六月に四月の状況、三月と四月でこれだけ変わりましたという数字が出せるのでしょうか。
○上田(清)委員 六月にとらえたいというふうに私は受けとめました。  この二兆円という金額も半端な数字じゃないという認識を持っていただきたいというふうに思うわけでありまして、安易に資本注入をされているのではないかという国民の疑問もあります。  事実、融資残高に連動するリスクア...全文を見る
○上田(清)委員 余りはっきりした答えが戻ってきておりませんので、大変不安に思うわけであります。  この二兆円を、公的資金を各金融機関に提供して、貸し渋りに何ら影響を与えなかったという数字が五月、六月、七月、八月に出てくれば、審査委員の皆さんたちは一体何を考えて投入したんだとい...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。  大臣以下、各審査委員の皆様方が連日四時間、五時間にわたる審議を深夜に至ってやっていただいているということを承って感動した部分もございます。大蔵省あたりから専門員が来て、それを丸のみされているのではなかろうか、そういう不安もあったので...全文を見る
○上田(清)委員 ちょっと長官、八年度を七年度と言っておられましたので訂正させていただきますが、アジアの通貨危機は、どちらかといえば、十一月末から十二月にかけてというふうな判断をされるのが多いと思いますが、十月期から入れるのはいかがなものかというふうに私は思います。  それから...全文を見る
○上田(清)委員 長官、今振り返って、この四月—六月期の落ち込みを、後知恵ですので我々も後から何とでも言えますが、率直に、このときに相当な覚悟と決意が必要だったんじゃないかなというふうに思っておるんです。このことの認識が、やはり足りなかったのではなかろうか。  年率にあわせて、...全文を見る
○上田(清)委員 少し総括的な意見を聞きました。  今長官言われましたように、九七年の一月から三月期がGDPの伸び率が二%、四月から六月がマイナス二・八で、年率換算でマイナス一〇・六。反動で少し回復したというふうな、まだ回復基調にあるというような認識に立たれた七月から九月期が〇...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  それで、私が問題にしているのは、OECFの総裁は、以前、決算委員会の答弁の中で、確かに、融資に関しては正しいものであったけれども手続においてミスがあったと。要するに、保証もとらずに貸し付けたので十億五千万の回収ができなくなったというふ...全文を見る
○上田(清)委員 言っているじゃないですか、ちゃんと議事録に書いてありますよ。  私が、日盛産業は極めて財務内容が悪化しつつある中で、そういう保証会社としてなり得なかったのではないかという疑念が私にはございますと言って、あなたは、日盛産業は現に事業をやっておりまして、私どもはそ...全文を見る
○上田(清)委員 今の答弁は食い違っておりますので、これだと議事ができません。  答弁が食い違っていますよ。担保能力はあると言っていたじゃないですか。今は、担保力がそんなにあるとは思っていませんでしたけれどもと言っていますよ。違うんですよ。第一、一円だって届いていないじゃないか...全文を見る
○上田(清)委員 答弁が食い違っております、基本的に。  それから、この時期に、現地企業法人の責任者から五月二十八日付で、現地に一円も入っていないという書簡が届いているはずなんです、OECFに。五月二十八日付ですから、六月の初めぐらいには最小限度着いているはずです。にもかかわら...全文を見る
○上田(清)委員 総裁、私が十月に中国に行ってこのことを確認して初めてあなた方はこの問題を明らかにしてきたのじゃないですか。それまで当たり前にいっているような説明をしていたじゃないですか、ずっと一貫して。  第一、審査だっておかしいのですよ。審査だって、三千万円の土地の使用権が...全文を見る
03月17日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
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○上田(清)委員 お疲れさまです。  先日は、大蔵大臣には問題があれば厳正に対処するという、そういうお言葉をいただきまして、ありがとうございます。最高責任者の威令が行き届いて、十分調査をしていただいた上できょうは一御答弁ができるものと期待しておりますので、たった十五分ですので、...全文を見る
○上田(清)委員 ちゃんと調べれば、ある程度わかるじゃないですか。それを、あなた、何にも答えずに、個別案件だから答えられませんなんて平気な顔して言っていたでしょう。だめですよ、院をなめちゃ。丁寧に調べればきちっと調べられるということであります。本当に大変御苦労さまでした。  そ...全文を見る
03月17日第142回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○上田(清)委員 おはようございます。  大蔵大臣、尾身長官、御苦労さまです。また、OECFの総裁、御苦労さまです。  昨日、時間切れで、次は予算の分科会かなというふうに思っておりましたら、与党の理事の皆さんから激励いただきまして、もっとやれ、引き続きやれということで、同僚、...全文を見る
○上田(清)委員 経営状態については、実は私もあるデータバンクから取り寄せておりまして、破産当時のさまざまな債務等を見ましたら、六十六億ぐらい債務がございまして、そういう中身もぜひ本当は調べていただきたい。  本当に経営状態はよかったのかどうかということに関しても、会計検査院は...全文を見る
○上田(清)委員 ばかなことを言ってはいけませんよ。満額振り込みがなかったなんて、一円だって入ってないじゃないですか。  いいですか。長官にぜひ再調査をお願いしたいし、委員長にもお願いをしたいのですが、貸し付けのときの契約書を資料として要求したいと思います。貸付契約書です。これ...全文を見る
○上田(清)委員 長官、ありがとうございます。  貸し付け段階でいい判断をされたというのは、それはそれで結構でございます。しかし少なくとも、昨年の六月の段階で、胸を張ってこの貸し付けはいい貸し付けだったと言えなかったはずです。なぜそういうことを言ったのですか。
○上田(清)委員 総裁、私が申し上げているのは、少なくとも、国会というのは事実に基づいて答弁をしていただかないと審議が成り立たないのです。司直の手にかかるかもしれないからとか、そうじゃないのですよ、この事件は。あなた方自身の力で調べることが可能だったのですよ。私でも可能だった。だ...全文を見る
○上田(清)委員 今の答弁には納得できません。  少なくとも、決算委員会締めくくり総括では、総理以下全閣僚が並んで、まさに政府と委員と堂々たる議論をする場で、肝心なことを言わないでずっと議論をされていたとかいったら、これはもう審議の対象にならない、審議できないという状態でありま...全文を見る
○上田(清)委員 総裁に申し上げますが、なぜ葉山を告発しないのか、早い時点で。十億五千万を盗み取った可能性がある葉山をなぜ告発しないで、中国の現地法人の方を刑事告発しているのか。その事情だけ聞いて、終わりにしたいと思います。
○上田(清)委員 事実上、お金を銀行に、邦銀に振り込んだものを中国銀行に振り込まなくてはいけない手続から約四年近くたっております。そして、警察と相談して告発云々という話は、世の中で通用しません。それだけを申し上げて、終わります。  ありがとうございました。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○上田(清)分科員 長官、どうも御苦労さまです。  民友連の上田清司でございますが、私の住まいも埼玉県志木市でございまして、今話題のダイオキシン類の発生で最も話題の地区の所沢あるいは三富地区に近いところでございますので、きょうは、分科会ということでもございますので、地元の問題と...全文を見る
○上田(清)分科員 実際上の問題として、現在の日本じゅうの、これは大都市地域あるいは地方都市あるいは山村という形で、大気は世界じゅうにあるわけでございます。ただ、やはり現実には産廃だとかあるいは一般焼却場の周辺がどうしても濃度が高くなる。これはもう自明の理みたいなものですが、今の...全文を見る
○上田(清)分科員 環境庁からいただいています資料もありますが、日本と諸外国と比べたときに、今、ピコグラムのお話が出ましたけれども、例えば日本だと、工業地帯の住宅地域で一ピコグラム濃度、これは平均であります。大都市地域でやはり一・〇二ですから同じようなもの。中小都市で〇・八二。バ...全文を見る
○上田(清)分科員 そういうのを、少し科学的なデータというか、科学的というのはオーバーですが、例えば性能の差だとかあるいはその数、ドイツでは大きいものが三つだけれども日本では小さいものが三十で、おのずから性能が違って、出てくる濃度が違うよ、処理の仕方が違うよというような、そういう...全文を見る
○上田(清)分科員 私が知る限りでは日本で千八百だと聞いていたような記憶がありますし、六十だとすると三十分の一、人口が二分の一、二分の一でもないか、やはりちょっと日本の方が出やすい環境になっていますね。それだけは間違いありませんので、先ほど局長が申されたように、九割がこうした焼却...全文を見る
○上田(清)分科員 わかりました。これは日本全体で見れば、とにかく焼却炉対策をきちっとできるかできないかがすべてという部分があります。所沢地区には、若干土壌の問題だとか、もう既にかなり蓄積した部分だとかありますけれども。  それで、いろいろお話を伺っておりますが、県レベルで、業...全文を見る
○上田(清)分科員 きのうちょっとレクでその点も確認しておったので、確認ができている状態が欲しかったですね。ぜひ後で宿題としてお届けいただきたいと思います。  こう申し上げるのも大変恐縮ですけれども、やや雑な設置者もいないとは限りませんので、県でせっかく説明会をしていても欠席し...全文を見る
○上田(清)分科員 仕組みはよくわかりましたが、宮田教授の調査結果については把握されておられますか。
○上田(清)分科員 模範的な回答だとは私も思うのです。しかし、大分差があるのです。宮田教授のなんかでは、四百四十八ピコグラムなんといったらもう目の玉が飛び出るような話です。もちろんこれは、それこそ一部に、土壌の中にはうり投げたというような話もあるかもしれませんし、そういう部分だけ...全文を見る
○上田(清)分科員 今の答弁だと、少しタイムテーブルが見えないのですけれども。
○上田(清)分科員 確かに、五カ年計画の中で九〇%クリアするということに関しては、行政レベルではいろいろなこともありますけれども、私は高く評価したい、こんなことも思っております。  しかし、一定地域における百ピコを超すような濃度というのは異常でありまして、県の協力あるいは関係市...全文を見る
○上田(清)分科員 そういう考え方もありますが、一方では、現に濃度の高いところを削除していくということにおいて、心理的な安心感、そういう問題もあるということも確認をしていただきたいと思いますし、五カ年で九〇%削減する計画も、場合によっては、諸般のタイムスケジュールが整えば三年で、...全文を見る
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○上田(清)分科員 大臣初め皆様、御苦労さまです。気合いを入れていきましょう。  それでは、早速質疑をさせていただきます。  地域の課題でもありますが、同時に首都圏の大きな課題でありますところの道路の建設についてひとつお伺いをしたいと思います。  俗に二五四バイパスと言って...全文を見る
○上田(清)分科員 余りお答えになっていないのですが……。  もちろんいろいろな不測の事態等々もありますけれども、基本的に計画というのがあって、何年に始めて何年に終わろう、途中で経過、状況に応じて変更されていくのもまたやむを得ないことでありますが、一応当初の見込みあるいは途中か...全文を見る
○上田(清)分科員 余りかわりばえのしない答弁でいま一つ残念でありますが、地元ではこの調子だと今から四十年かかるだろうというようなことも言われておりまして、当初とやはり事情も変わってきまして、外環ができたことによる交通量の増加、それから土日なんかはスキー客がいわゆる川越街道並びに...全文を見る
○上田(清)分科員 和光には社民党の菅野壽参議院議員、志木には私そして村上正邦参議院議員、関根則之参議院議員が住んでおりまして、国会議員四人もいて何をやっているのだということになりかねないもので、どうぞぜひ、事情が変わりましたということをもう少し確認していただきたい、現場サイドの...全文を見る
○上田(清)分科員 まだふえますか。ピーク時は何年で何兆円なのか、そしていっゼロにする予定なのか、おわかりでしたらお答えしてください。
○上田(清)分科員 大体、ピーク時には三十五兆というふうな考え方でよろしいのでしょうか。
○上田(清)分科員 そうすると、三十兆ぐらいがピーク時での借入金残高というふうに理解してよろしいのですね。  ところで、これはゼロになるのはいつなのでしょうか。
○上田(清)分科員 ありがとうございます。  それで、今、年度の収入は、財投からの借り入れそれから料金収入、国からの補助金、補給金あるいは出資金、原則的にはこのぐらいか。雑費いろいろあるかもしれませんが、このことでよろしいのでしょうか、収入は。
○上田(清)分科員 できるだけ答弁をお願いします。それ以外のことは、ちょっと時間がありませんので。  それでは、いわゆる支出ということでありますが、道路建設費は毎年大体何兆円で何%ぐらいですか。別に数字がきちっと合わなくても結構でございますが。
○上田(清)分科員 ありがとうございます。  そうすると、大体収入は四兆五千億ぐらいですから、三分の一が建設費に回るというふうな理解をしてよろしいのでしょうか。
○上田(清)分科員 それはわかっているのですよ。仕組み、分け方はわかっているのです。私の考え方に対してお答えしていただければありがたいなと思ったのです。全体の収入が幾らあって道路建設費には幾らか。その仕組みは理解しているつもりでありますので、御教示いただくのは大変ありがたい部分も...全文を見る
○上田(清)分科員 この議論はちょっとなかなか発展しない部分がありますから避けますが、金利のためにまた財投資金を借り入れるというような、実利というのでしょうか、実際にお金を回す、つまり道路建設に充てる部分がいかにも少ないという印象だけを持っております。これは議論の余地があるかと思...全文を見る
○上田(清)分科員 これは、維持修繕に関してもやはり同じような事情でしょうか。
○上田(清)分科員 確かに、六十六件中十六件新たなる会社が受注ということで二四%の普又注率だ、反面、金額にすると一・五%だということで非常に少ない、こういう批判があるわけです。これは入札参加に関して基準というのが当然あるかと思います。これは読売新聞の記事ですが、「指名希望業者に、...全文を見る
○上田(清)分科員 今実績と言われましたけれども、過去においては、いわゆる公団並びに公団の関係の深い財団法人であります施設協会の出資したいわばファミリー企業と言われるような、そういうところが独占的に受注していたわけですから、経験を積んだ上でというようなことを言われても、経験しよう...全文を見る
○上田(清)分科員 どうも、開放したけれども、何かおいしいところはやはりとってしまって、数こそ多いけれどもそんなにおいしくないところだけは新規に公開されたのではなかろうか、こういう疑いも出ておりますので、監督官庁としてそういうことはなかったよと胸が張れるように御報告を、これは宿題...全文を見る
○上田(清)分科員 ありがとうございます。時間が来ましたので終わりますが、予算通過前でとかく忙しいときだと思いますので、あと細かくは改めて政府委員室を通じまして資料等の請求をさせていただきたい、また宿題についてもお答えしていただきたいということをお願い申し上げまして、終わります。...全文を見る
03月20日第142回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○上田(清)分科員 民友連の上田清司でございます。  早朝から、OECFの総裁、清川理事に参考人として御出席をいただきましてありがとうございます。何度もお呼びして大変恐縮ですが、この間に、若干私も怒りっぽい性格で大きな声を出して、人生の大先輩の皆様方にも大変不愉快な思いをさせた...全文を見る
○上田(清)分科員 それでは、その件についてはまた資料をいただきたいと思いますが、しかし、内部的にそういう決裁が本当にできるのかどうかというのは疑念があります。  例えば日本輸出入銀行の融資契約締結から融資実行、つまり振り込むまでの期間が、締結する、それからいろいろな先行要件等...全文を見る
○上田(清)分科員 総裁、今一つだけ過ちの答弁がございます。その時期、六月十日の時点では、まだ捜査も何もしておりません、告発も何もしておりません、公安その他と接触もしておられません。だから、問題に関して、別に慎重にする必要も何もありません。捜査にかかわっている話でもありませんし、...全文を見る
○上田(清)分科員 総裁にすべてが行かないというのはよくわかります、そういうことは。しかし、これは参議院の高野先生も取り上げ、新聞にも報道され、そしてそういう状況の中で話が進んでいる議題でありますから、私が承知していないじゃ困るのですよ、こうして十数回調査ミッションが出されて、そ...全文を見る
○上田(清)分科員 やむ得ないこと、そんなものなんですか。冗談じゃないでしょう。我々は、それを争点にしてレクをやり、そして委員会に臨んでいるのです。その争点に関して、詳細に事前に聞いていなかった、こんなことで済むのですか、十億五千万の行方に関して。それで総裁の責任は免責されるので...全文を見る
○上田(清)分科員 長官、ありがとうございます。  とにかく、この問題は、少なくとも昨年の一月の段階からお金が現地に届いていないらしい、それから養鰻池の事業のお金がどうも違うところから出ているみたい、あるいは養鰻池そのものが他の事業みたいであるということがおぼろげながらわかって...全文を見る
○上田(清)分科員 今のは質問に答えておられません。総裁にどのような報告をなされたかということを聞きました。  それから、いろいろな点で問題があったことは事実なんです。倉庫の資金が、見積もりが一千万。現地に行かれればこんなのが一千万するかどうかわかるでしょう。建設費が五億。どの...全文を見る
○上田(清)分科員 どうしてもと言うんだったら、どうぞ、委員長の判断で。
04月07日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号
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○上田(清)委員 民友連の上田清司でございます。  きょうは、参考人の皆様方にはおいでいただきまして、本当にありがとうございます。少し厳しい話もあるかもしれませんが、ぜひ御理解をいただきたいと思います。  早速ですが、東京三菱銀行、住友銀行、三和銀行は海外で優先株発行をなさっ...全文を見る
○上田(清)委員 質問に答えてない。では、もう一度言います。  海外で優先株発行を予定されておられて、本当にBIS規制を達成されておられるし、世間的に言うと、必ずしも一律的に東京三菱銀行や三和銀行や住友銀行は資本注入を受ける必要がなかったのではないか、こういう批判が世に多いわけ...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  富士銀行にお聞きしたいのです。先ほど東京三菱などは相当細かく、八百九十億という数字を出されてこられましたけれども、我々から見ますと、全部一千億の横並び、一体いかなるものかというふうに思いますので、なぜ一千億だったのか、もう一度。
○上田(清)委員 今お聞きしましたように、東京三菱銀行は細かく八百九十億という数字を出されました。株価の最悪の時点での水準で数字を考えられてきたという経緯がありますが、そういう経緯でいくとほかの銀行はもっと大きな数字が出てこなくてはいけない、こんなふうに私は考えますし、こういう横...全文を見る
○上田(清)委員 今のお話だと〇・五%中小企業に関して貸し出し余力が増加するという話です。  それではこの一兆円の大枠が広がったという感覚からすればとても考えられない数字なのですが、この点についてどのような御感想をお持ちですか。
○上田(清)委員 質問の趣旨は、今回の資本注入によってどれほど貸し出し余力がふえるのかということが国民の関心であります。三千億出しておりますという話では、実は前回は二千九百億だったのかもわかりませんし、そういう数字ではわからないわけでありまして、例えば何%貸し出し余力がふえたのだ...全文を見る
○上田(清)委員 申し上げますが、今回の資本注入で国民の皆さんの一番の関心は、どれだけふえるんだということに関して関心があるのです。これはもう新聞報道なんかでも明らかでしょう。そのことをこの国会で聞きたいというのが今回の主な目的なんです。その問題に関して抽象的にお答えされるのでは...全文を見る
○上田(清)委員 どうもありがとうございました。また改めて聞く機会がありましたら、ぜひ教えていただきたいと思います。  それでは、いわゆるMOF担、何らかの形で大、蔵省の情報やもろもろのつながりをつくるためにということで担当を置かれていたというふうに、これはもう白日のもとにさら...全文を見る
○上田(清)委員 実は、銀行だけが悪いというふうに私は思っておりません。ある地銀の頭取と二時間ほどお話をさせていただく機会をいただいたとき、諸悪の根源はどこですかと聞いたら、通達行政にあるのではないかというようなことで、過日、大蔵委員会でもそのことをお話しさせていただく機会があり...全文を見る
○上田(清)委員 それではお伺いしたいと思いますが、それぞれの銀行で日銀に出向なさったようなことはございませんでしょうか、過去十年間で社員の方で。出向された銀行があればお答えをしていただきたいのですが。ございませんか。では、それぞれ、ないならない、あるならあるとだけお答えしていた...全文を見る
○上田(清)委員 十年以内ですか。
○上田(清)委員 恐縮ですが、東京三菱の岸参考人、二名というのは部署は詳しくわかりますか。
○上田(清)委員 どうもありがとうございます。  少し気になるところで、第一勧銀でございますが、これは調査統計局でございますか。
○上田(清)委員 ここがいわゆる情勢判断資料を出すところですね。  この出向中は、身分はもちろん出向ですから、第一勧銀の方で給与とかの支払いはなされているわけですね。出向中ですから、当然身分は第一勧銀に所属されて、給与等も支払われていると思いますし、基本的には、出向先に忠誠を尽...全文を見る
○上田(清)委員 善人説をとりたいところですが、確信した後にいろいろな事件がぼろぼろ出てきましたので、ちょっと心配であります。このことを少し申し上げておきます。  それでは、公益法人などにいわゆる会費やら出資ということで、大蔵省や各省庁から何かと出費の要請があって困っているとい...全文を見る
○上田(清)委員 強要と感じたようなところの銀行がございましたら御発言していただければありがたいのですけれども。(発言する者あり)  ちょっと質問の強要だと後ろからやじが飛びまして……。申しわけありません。多分にそういうことは言えないのが当たり前でありまして、そういうことが言え...全文を見る
○上田(清)委員 どうもありがとうございます。  第一勧銀ですらこんなことがあったということであれば、この横並び的志向の強い各行にあって同じようなことがあり得たのではなかろうかということも考えざるを得ない。そういう意味において、今後そういうことがないようにしていただきたいという...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  お手元に配付されております二枚のペーパーでありますが、これは私どもの同僚の藤田議員の作成によるところの資料でありますが、経営の健全性の確保のための計画の中に盛られた部分を、各行別に出ておりましたので、集約したものであります。  先ほ...全文を見る
○上田(清)委員 時間が来ましたので終わりますが、まだまだ我々の感覚と違うなという印象を抱きましたことを申し上げて終わります。ありがとうございました。
04月21日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○上田(清)委員 おはようございます。御苦労さまです。  日銀の副総裁、また理事の方、また人事院の総裁、お時間をいただきましてありがとうございます。  それで、時間がもったいないと思いますので、参考人でおいでの方から先に質疑をさせていただきますが、先般、TBSの報道で、日銀に...全文を見る
○上田(清)委員 山口副総裁は、参議院の予算委員会で、誤解されたこと自体を反省するというふうに答弁をしておられましたけれども、なぜ事実に反する報道があって誤解されたことを反省しなきゃいけないのですか。なぜ反省されたのですか。
○上田(清)委員 私は、報道のあった次の朝、大蔵省政府委員室を通じまして資料要求をしてまいりましたけれども、ほとんどと言っていいほどこの間に資料を提出していただけませんでした。  ディスクロージャーを心がけていたということと、言われることと中身が違うなというふうに私は感じますが...全文を見る
○上田(清)委員 国会議員の事務所で二、三人のスタッフで資料を調べたりするのとわけが違って、六千人からおられる皆様方にあって、毎年度の、例えば個人の給与を明らかにせいと言っているわけじゃありませんから、局長クラスは幾らだとか、課長クラスは幾らだとか、そういう職級における平均給与の...全文を見る
○上田(清)委員 委員長、今お話を聞いておられたと思いますが、例えば各省庁で局長級が幾らだとか、課長級が幾らだとか、そういうのはわかっておりまして、そういうこと自体について不明朗な動きがあるのではないかというようなことを疑われているわけですから、私に言わせると、時間がかかるという...全文を見る
○上田(清)委員 今御説明の中で、大蔵に出したものと自民党との違いは、自民党に出したものは特別嘱託を乗っけているという御説明をされましたね。この実人員という人数は、私への説明では嘱託を乗っけていると聞きましたけれども、それだと、自民党に出された数字と私に出されました実人員の内訳と...全文を見る
○上田(清)委員 今大蔵省との関係は言っていないのですよ。自民党に出された嘱託も含めた数が、例えば平成八年度であれば五千九百五十四人、それが私どもに出されたのでは五千八百三十八、数字が合わないじゃないですか。それを聞いているのですよ。
○上田(清)委員 言っていることが違うじゃないですか、まるっきり。さっき説明したこととまるつきり違うことを言っていますよ。  では、自民党と大蔵省に出した数字は同じだというのですか。違うのですよ。自民党に出した数字と大蔵省に出した数字も違う、それから私に出した数字も違うのです。...全文を見る
○上田(清)委員 今のだと少しわかりました。要するに、大蔵と自民に出しているのはベースは同じです、ただし自民党に出したのは嘱託の分を乗っけていますから少し数字が上です、こういうお話ですね。また、私どもに出した数字はそれよりも少し多い場合がある、あるいは少ない場合もある。  こう...全文を見る
○上田(清)委員 質問に答えていまぜん。時間ももったいないですから、でこぼこのひずみというのはどういう原因があったのですかということを聞いているのですよ。最近の話じゃなくて、過去の部分を含めて、でこぼこのひずみです。ちゃんとまじめに聞いてくださいよ。
○上田(清)委員 非常にわかりづらいですね。人員で給与の総額を平均的に割れば一千百万ぐらい。女性の社員の方が四〇%ぐらいいらっしゃる。常識的に、非常におかしいですよ。割り算していくと一人平均一千百万。  嘱託の方は幾らぐらいもらうのですか。
○上田(清)委員 理事、TBSであれほど報道されているのですよ。だから解明する必要があるということで、私が資料を出してくださいと言っても資料は出さない、答弁にまともに答えない。おかしいですよ。  日銀給与の総額から頭割りすると一千百万ぐらいになる。しかし、職員数の構成をいただき...全文を見る
○上田(清)委員 では、理事、出せばいいじゃないですか。今言えばいいじゃないですか、そんなことを言うのだったら。だって、局長が平均的に幾らだ、課長が幾らだとわかっているでしょう。もっとショッキングなことを言いますよ。  日銀で職位手当というのがあるでしょう。どういう中身ですか、...全文を見る
○上田(清)委員 答えるつもりがなくて来られているのですか。  では、もうはっきりしますけれども、職位手当というのは、私の情報では、年に二回、二月と八月に一定の管理職に、一種のおつき合い料、香典だとか結婚式だとか大変だろう、そういうことで一カ月分出すというような話を聞いています...全文を見る
○上田(清)委員 疑惑が深まるばかりであります。  四年前から、どうもこれは厳しいぞということで、水増し給与の是正をしなければならないということで、毎年局長クラスは百万ぐらいずつ下げていったはずですよ。だから、毎年の局長の給与を出していただければ、そういうことをやっていたかやっ...全文を見る
○上田(清)委員 委員長も聞かれましたように、また、大蔵大臣……(発言する者あり)
○上田(清)委員 委員長の御配慮と理事の皆様方の御配慮に感謝いたします。  大蔵大臣、日銀の予算は、御承知のとおり大蔵省の許可をとってつくられていくという過程をとっておりますので、実は大蔵省は全部把握しているはずであります。大臣が細かく把握されているというふうには私は思いません...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  大蔵省から出向される理事の方々とか、給与等の関係で日銀が高いということがあるので、あらかじめ局長から理事に昇格するときに、理事としての退職金を、もうその分を差額を見込んだ形で、ある局長は九千万の退職金をもらって理事になっておられ、もち...全文を見る
○上田(清)委員 どうも済みません。日銀の方々、どうぞお帰りください。ありがとうございました。  それでは、人事院の総裁にお尋ねします。  国家公務員が二年以内に関係企業に再就職される場合、きれいな言葉で言いますとそういうことでありますが、俗に言う天下りでありますが、承認事項...全文を見る
○上田(清)委員 全くわかりませんでした、抽象的でしたので。  例えばルールとして、承認に関しては、どういう人事院の組織の中でそれを御決定されるのでしょうか。例えば、どの部局で審査をして、そして最終的にはどちらで決裁されるのか、あるいはどのくらいの時間をかけてそういう調査をされ...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  事前の根回しがいいのか、例えば、お名前は隠しますが、平成元年の六月十五日に、大蔵省の大臣官房付の出向されていた方が離職されて、東京銀行常務取締役、翌日の六月十六日、一日で承認されております。同じく大蔵省、内閣審議官、元年の八月二十八日...全文を見る
○上田(清)委員 そんなに時間をかけない、二、三カ月と言われて、私が一日とか三日とかと言ったら、御指摘のようにと言っておられますけれども、二、三日と二、三カ月じゃ話が全然違うじゃないですか。  それと、事前にルールでそれなりにできていてもいいんですよ。しかし、離職された次の日に...全文を見る
○上田(清)委員 総裁、私は国民の代表者であります。国民の代表者として質問しておりますから、こういうことでいいのかということについて私が批判をしております、そういうことですよ。今のは大変失礼な言い方じゃないですか。私は国民の代表者です。国民を代表して、人事院のこのルールというのは...全文を見る
○上田(清)委員 その過程は理解した上で申し上げております。ほかのところは、承認に至るまで、二カ月かかるものもあれば、半年かかるものもあるし、一年かかっているものもあります。それも過程です。この一日も過程です。事前にどれだけ話し合いがあったにしても、翌日に承認が出るというのは異常...全文を見る
○上田(清)委員 ここは押し問答になりますので避けますが、先ほど申し上げました十七条一項のいわゆる調査権、あるいは二十二条一項の勧告権。人事院がもともとルールとして六十歳定年が決まっているわけですから、それ以前に退職される、長い霞が関の慣行かもしれません、しかし、その慣行によって...全文を見る
○上田(清)委員 人事院総裁は特別な独立職でありますので、基本的に六十歳まで法律に基づかない天下りは許さないということを明確に勧告すべきだというふうに私は申し上げたい。  それから、人事院の給与二課長は、大蔵省からの出向ポスト、指定ポストになっておりますね。こういうことも、大蔵...全文を見る
○上田(清)委員 濃密とは何ですか。
○上田(清)委員 言葉に気をつけていただきたいと思います、あなたは人事院総裁ですからね。こういう濃密であるからということを使ってはいけない立場の人なのです。言葉を正しく使っていただきたい。  大蔵大臣、恐縮ですが、今申し上げましたように給与二課長というのが財政出動の窓口になって...全文を見る
○上田(清)委員 小里長官いかがですか、同じ問いかけですけれども、公務員の安月給というお話について、御感想ですが。
○上田(清)委員 総理も総務庁長官も模範的な回答であるのではないかな、こんなふうに思いますが、実は、公務員の次官、局長、局次長‘審議官クラス、この審議官クラスも実は製造業でトップクラスであります。下に書いておりますように、金融関係の都銀とかの役員と比べればもちろん開きがありますけ...全文を見る
○上田(清)委員 続いて、それぞれ、島村農水大臣に。
○上田(清)委員 はい。歯切れのいい方を重点的に。
○上田(清)委員 尾身長官のおっしゃるとおりだと思います。以前はそういうことで安月給という神話ができたものと思います。  防衛庁長官。
○上田(清)委員 ありがとうございました。歯切れのいい方が多いもので、ちょっと時間がもったいないので、打ち切らせていただきます。  今大木長官が言われましたように、その後がいろいろ問題でありまして、公益法人も天下りが七千人おりまして、その中で、一昨年になりますが、九月に公益法人...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。  わずか十一人、予算で五千百万のスタート、まあスタートは小さくてもいいという考え方もありますが、これはもう少しぜひ、どのような機能を持たせるかということも含めて、しっかり国会の議論の中に入れさせていただきたいというふうに御要望を申し上...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。
04月28日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第23号
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○上田(清)委員 おはようございます。民主党の上田清司でございます。  まず、大臣にお尋ねをしたいと思います。  今回の処分に至るまでの経過について、私は、非常に丁寧な調査と内部の処置であったのではなかろうかというふうに一定の評価をするものであります。特に霞が関では異例ではな...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  率直に大臣の感想をいただきましたが、私は、週刊誌で接待王だとか接待大魔王だとか、そんなことがやゆされたわけでありますけれども、中島、田谷両氏にかかわる話になれば、これはもうそれを超えておりまして、閻魔大王でもつけなければ難しいかぐらい...全文を見る
○上田(清)委員 いわばエリート中のエリート、国家の柱石とも言えるような大蔵省の皆さんが、千人からに上る人たちが調査を受け、あるいは自主申告をし、そしてこれだけの処分に至った。この間にさまざまな形で大蔵省の信用をなくし、浜田議員が言われますように、子弟においても迷惑をこうむるよう...全文を見る
○上田(清)委員 今のはまさに倫理観に基づく判断として大臣の御答弁がありました。前にも山日銀行局長に申し上げましたが、銀行局長の通達がどのくらい出ておりますか。最近は減りました、そういうふうな認識でありますという局長の御答弁もありましたけれども、実際は二日に一遍出ていると言っても...全文を見る
○上田(清)委員 我が意を得た大臣の答弁だというふうに思いますが、まさしくそうした決意で大蔵省内での改革、そして国政全体にわたって大臣の改革に対する姿勢を引き続き続けていただきたい、こんなふうに思うわけであります。  最後に、蛇足でありますけれども、天下り等々の問題にしましても...全文を見る
○上田(清)委員 予算も決算も大体この程度の一枚紙だというふうに私は理解しておるのですけれども、これに間違いありませんか。
○上田(清)委員 大変意地悪な質問で恐縮ですけれども、総額チェックにしても、この一枚のべら紙でどのような視点で総額チェックをされるのですか。
○上田(清)委員 単価掛ける数量。そうすると、人数を把握されて、大体一人当たりこんなものかというふうな計算にされるのですか。  そういう考え方が一点でありますが、そういう考え方でいくと、単純に人数で割ったりすると、女性行員が四〇%ぐらいあって一人一千百万ぐらいになってしまうとい...全文を見る
○上田(清)委員 必ずしも私の質問にお答えになっておられません。  大臣、この問題は、基本的な問題として、私は給与が高いとか低いとかという問題に矮小化したくないんですね。やはり、日銀が持つ通貨発行益、独占的なこの権限に対して大蔵省もあるいは国会もどのような認識で臨むか、これが非...全文を見る
○上田(清)委員 肝心の日銀総裁がちょっとおくれております。  できましたら、委員長にお諮りして、少しとめていただきまして、もし同僚議員の御理解をいただけますならば先にやっていただくとかというお計らいはできないでしょうか。
○上田(清)委員 速水総裁以下、日銀の皆様方、御多用中のところありがとうございます。  忘れないうちに申し上げますが、武藤官房長、戒告以上の方々に関しては処分理由を文書にしてぜひ出してください。お願いしておきます。
○上田(清)委員 よろしくお願いいたします。  総裁、たまたまTBSの報道に端を発しておりますが、私は、先ほど大臣とも、単に給与が高いとか安いとか、こういう問題に矮小化してはならぬ。日銀の独占的に持つ発行権、これによってもたらされるところの発行益は国民の貴重な財産だ、この認識に...全文を見る
○上田(清)委員 先ほど総裁のいらっしゃらない間に局長等とお話をさせていただきまして、十分な査定をやっていないということを言っておられました。それはいいです。見解の相違でいろいろ議論がございます。  それではお尋ねします。もう時間が少なくなっておりますので、お尋ねした点だけ。 ...全文を見る
○上田(清)委員 課長と局長、支店長の間にいらっしゃる次長級というのはどこに入っているのですか。
○上田(清)委員 そうしますと、総裁、これは給与の問題に私はしたくないのですが、ちょっと数字で幾つか気になることがございまして、課長の中にもいろいろ給与の差があると思いますので、雑駁で結構です、あるいは理事でも結構ですが、二千万以上の給与を四月一日現在でいただいている人数というの...全文を見る
○上田(清)委員 少なくとも支店長、局長以上は二千万以上ですね、いわゆる参事級というのは。
○上田(清)委員 課長の中にも二千万以上の人はいますね。
○上田(清)委員 確認しなくてもいいのですよ、一人でもいらっしゃればいいのですから。
○上田(清)委員 とにかく、情報開示がなかなかされないのですね。疑惑を私が晴らしてあげたいと思っているのに、なかなか疑惑は晴れないですよ。  総裁にお願いしたいのですが、この問題をたまたま取り上げました石井紘基議員と私が日銀まで参りますので、納得のいくような資料をそこで見せてい...全文を見る
○上田(清)委員 そういう総裁の言葉ですから、後で理事や職員の皆様方には、明確に委員会で言われましたので、今後、遅滞を許しませんので。  それで、お伺いしますが、昨年の四月二十五日の大蔵委員会で自民党の砂田議員が質問されて、当時の松下総裁が、二千万以上もらっている職員は何人いる...全文を見る
○上田(清)委員 極めて苦しい答弁ですね。削減の方針の数字を言われたというふうにおっしゃるのですか。あなた方はいつもそうじゃないですか、その都度、数字の基準が違ってくるじゃないですか。  では、まだ聞きますよ。  いろいろ出された資料だけでも怪しげな判断が時々ありますので、確...全文を見る
○上田(清)委員 再雇用の中に調査役級以上の人がいるということがあるのですか。何人ぐらいいらっしゃるのですか、そういう方は。
○上田(清)委員 資料を配付いただけますか。  調査役級の方以上の人たちが再就職される可能性というのは私は薄いと見ています。課長以上の方々は民間に再就職されますので、これ以上の待遇であり得るはずですから。もちろん、業務に関して取り残された部分だとかということで、あえて一年、二年...全文を見る
○上田(清)委員 しょうがないね、わけのわからない答弁をされて。あなた方が持ってきたのは、日銀提出資料(七)というのは決算作業中ということですから、多分これは決算の数字でしょう。そして、左の方は経費予算書の給与科目内訳から出してきた数字です。この数字が違う。  では、嘱託人数の...全文を見る
○上田(清)委員 その数字は矛盾がなくても、それでは、決算のときの処理の仕方は一体どうするのですか。決算額で出てくるじゃないですか。その金額もどんどんずれてくるわけでしょう。  もう時間がないからどうにもなりませんけれども、あなた方はこの数字の出し方をそれぞれ一貫して変えますよ...全文を見る
○上田(清)委員 時間ですので終わりますが、最後に申し上げますけれども、では、なぜ平成五年以前のは出さないのですか、給与の額にしても。平成五年以降しか出してないじゃないですか。何度言っても出さないじゃないですか。何週間かかっているのですか。なぜ平成四年、平成三年、平成二年、平成元...全文を見る
05月06日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第24号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  本日は、日銀の副総裁並びに関係の皆様、御苦労さまでございます。また、鴨志田理事におかれましては、大変な御不幸がありましたことを大変お悔やみを申し上げます。そういう悲しみを乗り越えて、日銀の本来のあり方あるいは国民から期待される...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。  それでは、幾つかの疑問点について、事務的なレベルで片がつくものはまた後で結構でございますし、幾つかはきちっと委員会で御報告をしていただきたいというふうに思っておりますので、どうぞ御退出いただければ結構だと思います。  それでは、本...全文を見る
○上田(清)委員 以前に私は大蔵委員会で、たしかこんな事件がございますと。五十ccのバイクの免許証を割と簡単につくれます。その免許証を持って他人に成りかわり、紛失したといってすぐカードをつくってどんどん抜かれる、盗まれる事件が多発しております。しかし、これは消費者、利用者にもう全...全文を見る
○上田(清)委員 今の局長のお話の中で思い立ったんですが、まさに銀行業法が免許制で成っておりますので、悪いことをしないことを前提にしている。したがって、先般、日産生命の問題でも、福田保険部長は、問題があれば適切に処理されているはずだと言う。問題があれば適切に処理されているはずだと...全文を見る
○上田(清)委員 どうもありがとうございます。最も適切な御発言ではなかったかなというふうに思います。  ただ、最後にちょっと申し上げますが、消費者保護法の第二条に、「国は、経済社会の発展に即応して、消費者の保護に関する総合的な施策を策定し、」ということがございます。恐らく個々の...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。たしか、私の記憶では百億ぐらい拠出していただいたのではなかろうかというふうに思っております。  それで、そういうことも考えますと、こういう基金の三百億からのスタートで本当に足るのかしらというふうな疑問を持っておりますけれども、この点につい...全文を見る
○上田(清)委員 おっしゃるとおり、分別管理がうまくいけばさほど問題でないだろう、私もそう思います。  そこで、分別管理されないで流用された場合には、罰則はどんなふうになっているのでしょうか。
○上田(清)委員 それ相応に重いですね。それはあるいは担保になる可能性は高いですね、そのことがあれば。それをぜひきちっと徹底することによって、比較的少ない基金でもって投資者の保護が可能になるかなというふうに思います。  ただ、そうした問題があった、それをクリアしたとしても、世の...全文を見る
○上田(清)委員 日銀の保証については、全面的にすぐオーケーというふうな認識でないという理解でよろしいですね。
○上田(清)委員 ありがとうございます。  それでは、保険契約者保護機構についてお伺いいたします。  ここも、案文の中で、「必要な措置に関し、大蔵大臣に協議しなければならない。」こういう形で法案が出ておりますので、この「必要な措置」という考え方についてどのような認識なのかとい...全文を見る
○上田(清)委員 できましたら、そういう具体的な事例を少し整理していただきたいというふうな思いがあります。多分、この点についてまた後で同僚議員も御質疑があるかと思いますので、順次私も研究させてもらいたいと思います。  それで、やはりこの問題に関して、一般的に消費者というのでしょ...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  今まさに、責任準備金の範囲内でということでありますが、まさに日産生命が破綻したとき、責任準備金の部分は補償されましたけれども、予定利率が大幅に引き下げられることによって現実的には平均的に言えば六割ぐらいの補償しかできないという状況にな...全文を見る
○上田(清)委員 現在の状況でもし破綻した場合、積み立ての部分はいいとしても、この予定利率が引き下がっていくという形になったときに、一般的には、個々の保険会社の財務内容等も見なくてはいけませんが、例えばどのくらいのイメージですか。八割ぐらい確保できるのではなかろうかとか、そういう...全文を見る
○上田(清)委員 やむを得ない答弁だと思います。  そこで、一番大事なのは、やはり情報開示だという形になってくると思いますね。消費者にとってどの保険がいいのか、あるいはどの企業がいいのか、そういうものをきちっと把握する中身がありません。いわば早期是正のための一つの目安になってお...全文を見る
○上田(清)委員 それは大変結構なことだというふうに思います。  それでは最後に、大蔵大臣、生保関係、損保関係、それぞれ基金がございます。損保で五百億、生保で六千九百億、これではちょっと不安だというようなことで、業界の方から、政府もきちっとこの中に出資をしていただいた方がいいの...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。質問を終わります。
05月08日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
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○上田(清)委員 おはようございます。  連日、政務、御苦労さまでございます。また、人事院の総裁、お時間をいただきましてありがとうございます。  民主党の上田でございます。  それでは、早速ですけれども、小里長官にお尋ねしたいと思います。  公務員の削減問題でございますが...全文を見る
○上田(清)委員 独立行政法人の部分はいかがなんですか。
○上田(清)委員 意気込みを非常に評価するところでありますが、実は、十年で一〇%以上削減したけれども、一〇%以上採用ということもあり得るかなと。いわゆる純減の問題でございますが、過去の行革特の答弁を幾つか確認してみますと、若干その辺のニュアンスがはっきりしなくなっておるように私は...全文を見る
○上田(清)委員 そうすると、純減という理解でよろしいのでしょうか。
○上田(清)委員 政治家として御答弁されるときにはそれでもよろしいのですが、総務庁長官として御答弁されるときには、迫力というか意気込みというのでは非常にまずいのではないだろうか、具体的に言うべきではなかろうかと申し上げたいと思います。  というのは、御承知のとおり、公務員の定員...全文を見る
○上田(清)委員 確認ですが、では、一〇%純減を目指す、こういう理解でいいですね。
○上田(清)委員 純減ですね。
○上田(清)委員 力強い御答弁をいただきました。ありがとうございます。  確認でございますけれども、第四次の計画においても実は二万人の削減計画があったのですが、実際は六千人ふえた経緯があるのです。こういう過去の事例がある以上、やはりしっかり、どこをどう削減していくかということに...全文を見る
○上田(清)委員 本当に大変な御努力だというふうに思いますし、現実に物事を変えていくというのは大変なことだというふうに、それはそれなりに理解いたしますが、実は、この件でも、先ほど引用しました当時の武藤嘉文党行革本部長が、こんなふうに述べておられます。  これは夕刊フジの「風雲・...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。小里長官の意気込みは、いつも私は好意を持って受けとめております。どうぞ、もう少し力強い行革の歩みをとっていただきたいというふうに思います。  人事院総裁にお尋ねしたいと思いますが、いわゆる出向とかでの離職ではなくて、自然に定年が来て退職さ...全文を見る
○上田(清)委員 長官、今お聞きされたと思いますが、私も平成三年度からずっと調べてまいりましたら、四万から今お話に出ました三万五千ぐらいの数字、徐々に離職者の数、あるいは退職も含めて、減ってきております。しかし同時に、大体同じぐちい採用もされておりまして、先ほど申し上げましたよう...全文を見る
○上田(清)委員 各省庁ごとの積み上げの根拠がない、このような理解ですか。
○上田(清)委員 尾身長官、後で違う議論のことをお尋ねしたいと思っていたのですが、経企庁でも、行革、定員削減計画について、今長官からは総括的に各省庁の積み上げはないと承ったというふうに私は理解しておりますけれども、経企庁の方でもそうした、例えば、一緒になっていく過程もございますけ...全文を見る
○上田(清)委員 お話をずっと承りまして、きょうは確認作業が多かったのですが、正直なところ、数字の積み上げ根拠はない、それから、省庁再編成の中でどういう形で具体的に公務員の削減計画があるのかというのも、私にはないように承りました。何よりも、何度も申し上げましたけれども、自然減の部...全文を見る
○上田(清)委員 筋を理解していただかなくてもいいのですが、問題は実行だと思うのですね。  これは、もう一つの資料で出しておりますが、「主な特殊・認可法人トップ月額報酬一覧」というふうに出ております二枚の紙ですが、これはテーミスという雑誌からとりましたら、若松代議士の著作から引...全文を見る
○上田(清)委員 私は、かねてから尾身長官のいらっしゃる勉強会などで何度か御一緒させていただく機会をいただきまして、長官の見識、博識に関しては高く評価をするものでありますけれども、極めて残念なことが、経済企画庁で出されますGDPの見通し、経済予測が毎年度外れるという、これほど外れ...全文を見る
○上田(清)委員 人事院総裁、申しわけありません。私、時間の配分を少し間違えまして、給与論争も少しやりたかったのですが、時間がございませんのでこの次の機会にまたさせていただきたいと思いますので、差し支えなければ退出されても結構でございます。貴重な時間を申しわけありませんでした。 ...全文を見る
○上田(清)委員 たまたま七年度と八年度のことをおっしゃいましたけれども、それ以前はずっと二%ぐらい違っておりましたし、経企庁というのは当たらないというのが定評になっておりまして、どうもいま一つ信じがたい、そんな感じがいたします。  今度は省庁再編の中で、内閣府の中でそうした全...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。なかなか長官の心痛察するものがありますが、市場の期待を裏切らないようにきちっとした数字を立てていただきたい、期待値の方を余り出していただきたくないということをあえて申し上げたいと思います。  長官、大変恐縮です。もう結構でございます。結構...全文を見る
○上田(清)委員 今のお話を聞いていると、特殊法人はもう廃止した方がよさそうな雰囲気でしたね。  それでは、いわゆる独立行政法人で、国家公務員の身分を与える法人とそうでない法人との違いというのはどんなふうに見分けるのでしょうか。
○上田(清)委員 委員長も首をかしげておられまして、たまたまかもしれませんが、何かオロナミンCとリポビタンDの違いはどうなのかというのを聞いてなかなかわからないのと同じでありまして、いま一つすっきりしませんでしたので、長官、わかりやすく教えていただけないでしょうか。
○上田(清)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、最後に一言だけちょっとお尋ねをしたいのです。  所管大臣が中期目標を定めることができるというような形で相当大臣の指導監督性があるというふうに理解いたしまして、これは、例えば国会のテーブルの中でいろいろな議論ができるとすると...全文を見る
○上田(清)委員 長官もしっかりうなずいておられましたので、安心いたしました。  どうもきょうはありがとうございました。終わります。
05月12日第142回国会 衆議院 本会議 第37号
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○上田清司君 私は、民主党を代表し、ただいまの財政演説及び経済対策関連五法案の趣旨説明に対して質問を行います。  先ほど、民主党から中野寛成代表代行が、財政構造改革法改正案及び補正予算案を中心に質問されましたので、私は、それ以外の部分に絞って、総理及び大蔵大臣に質問をいたします...全文を見る
05月13日第142回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第8号
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○上田(清)委員 同僚議員、同会派でございますので、もし時間が厳しければ、一、二分、私の分を差し引いて結構でございます。  清川理事、参考人として御出頭、どうもありがとうございます。時間がありませんので、端的に確認だけさせていただきますので、手短にお答えをいただけると大変ありが...全文を見る
○上田(清)委員 日本の警察当局とはしばしば相談されている。しかし、中国の方では、ほとんど相談もしないままにいきなり刑事告発をされたではないですか。  では、中国に対する、公安に対する告発をもって何か得られるようなことがあるのでしょうか。あるいは、既に得たことがあるのでしょうか...全文を見る
○上田(清)委員 あなた方は、間違っているのですよ。  これは委員全体に聞いていただきたいのですが、盗み取ったのは日本人なんですよ。日本を舞台にお金を振り込まれ、それが本来なら中国の事業につき込まれなければいけないのに、中国には一円も入っていない。なぜ日本の方を告発しないで中国...全文を見る
○上田(清)委員 今申し上げましたように、実際は三千万なんですよ。現地の総経理からもそういう書状が送られてきております。  水産局の副局長の話もされましたけれども、あなた方は、海外との取引、事業契約等を結ばれて知ってのとおり、中国の地方政府の何とか局長といっても官と民がごちゃま...全文を見る
○上田(清)委員 全然答えていないではないですか。あさひ銀行室町支店からどう流れたかをずっと聞いているではないですか、私は。その日に既に一億四千万ぐらい、ある蒲田支店に振り込まれて、手形の決済に十万円使われているのですよ。
○上田(清)委員 清川理事、不誠実なことを答弁されていますよ。  要するに、これは、平成六年の三月三十一日に十億五千万振り込まれて、その六十日後に中国銀行を通じて振り込まれない限り保証を持たないという通告があったので、慌てて資金の回収をして、もう一回この十億五千万を中国銀行に入...全文を見る
○上田(清)委員 後でその日付やら全部教えてください、いっその資料をいただいたか。  それから、その資料次第によっては、早い時期からこの日盛産業のお金の動きがおかしいということをわかっていた上で、日盛産業の経理内容とかについては過去において非常によかったと。しかし、決算に関して...全文を見る
05月13日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第27号
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○上田(清)委員 どうもお疲れさまです。  前回、保険契約者保護機構並びに投資者保護基金の一定の評価を私なりにさせていただきまして、金融ビッグバンの中でいわば消費者の保護のネットが必要だ、セーフティーネットが必要だということを論点の一つとして申し上げながら、全体を大くくりにする...全文を見る
○上田(清)委員 非常に明快な御答弁をいただきましてありがとうございます。  幾つか考え方を整理していただきました。政府保証を求めるという部分に関しては、金額だとかそういう想定とか、そういうのはなさっているのですか。
○上田(清)委員 考え方も、やむを得ない部分もあるというふうに私も認めます。評価はいたします。ただ、どこまでも、民間からの資金調達の後にという部分がありますので、やたら拡大するというふうにも思えませんが、まさにモラルハザードにならないように、そういう条件的なものを何らかの形で政策...全文を見る
○上田(清)委員 政策委員会で論議されたかどうかを聞いているんですよ。だから、イエスかノーかだけでいいのです。論議されたなら、されたとか。
○上田(清)委員 時間ももったいないので、どうもいま一つ、答弁者側の不安感を感じますので。  政策委員会の月報ですか、この論点はあれに記述が入っているのでしょうか。私も時々読んではいるつもりなんですが、見逃しておりますので。
○上田(清)委員 今の答弁、非常に大事なことだと思うのですよ。日銀の本質にかかわるような話だとあなた自身も最初に申し上げたでしょう。私も申し上げた。これは、日銀の中央銀行としての一番本質にかかわる話の中の一つだと思います。  そういう点で、これはむしろ政策委員会マターじゃないか...全文を見る
○上田(清)委員 まさに、政府、大蔵省の方から原案がつくられてきて、日銀の新法に基づく独立性という意味においても、これは日本銀行の存在そのものが問われる議論になってきまずから、内部で報告をして、余り議論はしなかったようなニュアンスのことを言われたら困るんですね、これは本質にかかわ...全文を見る
○上田(清)委員 常にそうですが、日銀は給与が高いという伝説がありまして、常に出される資料は低目低目の数字を持ってこられる、こういう傾向があるのですよ、はっきり申し上げまして。そういう答弁の、あるいは資料の出し方がずっと一貫してありまして、最初に年収を出したときには、このところで...全文を見る
○上田(清)委員 そうすると、日銀の月報も出ていますし、短観も出ておりますが、この資料統計になじまないやり方をなさっているというふうに私は思います。  なぜそういうふうにして持ってこられるのか、私にはわかりませんが、例えば、一人当たりの平均給与は幾らですかと。三十四歳で十三年、...全文を見る
○上田(清)委員 例えば、内部の手当類には全く類しないものでありますね。
○上田(清)委員 今までに、予算管理上の人数、実人員という以外に、平均人数という概念を私の方に説明の過程の中で持ってこられました。平均的にその年度にいた人数だという新しい概念で、なかなか私も戸惑っているところで、まだ十分精査し切っていませんが、一つだけちょっとお尋ねしておきたいと...全文を見る
○上田(清)委員 正しく私の質疑にお答えになっていないので、ちょっとわかりやすい方に変えます。  平成二年でいきましょう。平成二年の平均人員の実績が七十人、見込みより多くなってしまったのですね。どっちかというといつも実績が少ないのです。しかし、この年は実績が多くなってしまったの...全文を見る
○上田(清)委員 私が聞いているのは、最小限度、予算よりも決算の方が大きくなるのではないですかということを聞いているのですよ。
○上田(清)委員 時間が来ましたが、実はこの年、決算額の方が少なくなっているのですよ。こういうことが多いということなのです、あなたたちが出している資料というのは。  終わります。また後で細かく詰めましょう。
05月21日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第7号
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○上田(清)委員 おはようございます。民主党の上田でございます。総理以下閣僚の皆様方、日夜御精勤御苦労さまでございます。  それでは、早速ですが質疑をさせていただきます。  尾身経済企画庁長官、恐縮ですが、月例経済報告が毎月出ているわけでございますけれども、いわゆる景気のリセ...全文を見る
○上田(清)委員 正確なお答えでなかったような気がいたします。いつだつたのでしょうか、リセッションの判断は。秋口とか言っておられましたので、秋口といっても、桜だって沖縄から北海道まで大分違いますので、秋口といってもいろいろ違いますので、何月か正確にできないのですか。
○上田(清)委員 長官のお言葉ですが、昨年の月例経済報告、一月からずっと確認しましたら、一月から十月までは、景気回復の動きを続けている。十一月から、「景気はこのところ足踏み状態にある。」これが一月までございました。二月から、今度は「景気はこのところ停滞している。」。足踏みと停滞と...全文を見る
○上田(清)委員 リバウンドに関しての確認はいつなされたのですか、長官。
○上田(清)委員 これは長官、また総理にもそうなのですが、消費税導入以降の、いわば前期比二・八のマイナスをその後持ち直すようなものであったのか、それともこの判断が、これは大変なことだぞということでその後の、補正も考える、あるいはまたその他の景気対策ももっと早く打ち出すべきではなか...全文を見る
○上田(清)委員 今のはちょっと残念だなというような感じがいたします。  やはり消費税導入時における判断というのは、平成元年のと照らし合わせて考えていくとおのずからわかっていただけると思いますが、実は、平成元年の消費税導入時、ちょっと小さな数字で恐縮ですが、四月―六月はGDPが...全文を見る
○上田(清)委員 人間には、後知恵ということで、なかなか思い切れない部分がありますが、やはり歴史の検証というのでしょうか、歴史というほど古い話でもありませんので、そういう検証というのを非常に大事にすべきではないかなということを改めて申し上げたいと思います。  そこでまた、尾身長...全文を見る
○上田(清)委員 私も、実は三%ぐらいをめどに持続的な成長を、現時点において、あるいは近い将来、五年そこらぐらいは必要だというふうに考える者の一人であります。そういう視点を念頭に置きながらも、この後ちょっと議論を続けさせていただきたいと思います。  ところで、総理、十六兆円を超...全文を見る
○上田(清)委員 お言葉ですが、総理は与党の総裁でもあり、また与党が多数党であるということも含めて、政府が出されました景気対策も、法案そのものも通ることが前提で株式市場も読んでいるというふうに私は思っております。内外の評論家の中には、これまでの政府の経済景気対策は効果がなかったと...全文を見る
○上田(清)委員 経済企画庁はこの中でも、十六兆円の対策でGDPを二%押し上げる、このような考え方に立って一・九の成長率を予想されているところです。しかし今年度、九七年度あるいは九八年度の予想されるところのマイナスの基調からすると、そのマイナス分を引き算していけば、大体のところ民...全文を見る
○上田(清)委員 なかなかそれでは株価が上昇しないというふうに私は受けとめます。  それでは、貸し渋り対策について少しお伺いしたいと思います。  大蔵大臣はこの委員会で、三月がピークで幾らかよくなったと、通産大臣は少しよくなったと、そういうことをおっしゃっておられましたが、日...全文を見る
○上田(清)委員 総理、今お話を聞いていただきましたように、大蔵大臣は、多分全銀協の資料だったのではなかろうかと私は推察しておりますが、三月がピークで四月はちょっとましだ。通産の調べでも、少しよくなったと。しかし、日銀では必ずしもそう思っていない。  これは、二兆円に上る国民の...全文を見る
○上田(清)委員 必ずしも満足いたしませんが、山口銀行局長、おられますね。  東京三菱銀行がグループの企業に帳じり合わせのために一生懸命貸し付けをしたというような、確度の高い情報がございます。私のところに、そういう情報がかなり確度の高い形で出ておりますので、ぜひ調べていただきた...全文を見る
○上田(清)委員 終わります。
06月11日第142回国会 衆議院 予算委員会 第34号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  質問通告にはありませんでしたが、けさの朝日新聞の読者の欄で、興味あることがございました。それは、交通遺児育英会に総務庁の幹部が入ってきている、そういうのは去れという国民の声でございます。  財団法人交通遺児育英会に総務庁の役...全文を見る
○上田(清)委員 報告については、いろいろ問題はあったけれども、是とするというような見解だというふうに受けとめました。  日銀総裁、御苦労さまでございます。申しわけありません。  それでは、報告について、間違いのない数字等をきちっと報告されたということの確認をしたいと思います...全文を見る
○上田(清)委員 せっかく総裁お越しでございますので、円が百四十円を突破するという、いろいろな評価はありますが、必ずしも好ましい状態ではないという私は判断をしておりますが、総裁として、新たなる金融政策についての政策的対応をお考えになっているかどうか、お伺いしたいと思います。
○上田(清)委員 必ずしもしゃきっとしない御答弁だと思いますが、総裁、お疲れさまでした。お時間がございましたら、どうぞお帰りください。  それでは、ODAの問題について。  私も、昨年、中国の合弁養鰻事業についてどうも釈然としない政府答弁でございましたので、正確に言えばOEC...全文を見る
○上田(清)委員 山上信吾さんからこちらは確認済みだということで進めさせていただきます。  法務大臣。実は、この方は、日本に帰化を申請されて許可をされております。その申請書の中、あるいは官報で出された生年月日が一九五三年六月二十日ということになっておりまして、二カ年違っておりま...全文を見る
○上田(清)委員 法務大臣は、この李維平氏という方が二カ年違う生年月日を持ち、そしてこの審査の途中には元夫との裁判がございまして、週刊誌四、五冊ぐらいの中で合計二十回にわたりましてさまざまな報道がなされております。そして、西村議員も質疑をされたこともございますが、さまざまな、例え...全文を見る
○上田(清)委員 今、法務大臣は、生年月日が一致してなきゃまずいということですが、出入国管理カードにはちゃんと五五年と出ておりますよ、パスポートでは五五年ですよ。おかしいじゃないですか。どちらが間違っているのですか。外務省が間違っているのですか、法務省が間違っているのですか。
○上田(清)委員 これは、明らかに、法務大臣が言う生年月日と、外務省のパスポートに言うところの生年月日が違っております。これが違っている以上、この問題については議論ができません。一致しているはずだと言われていますが、一致しておりません。  資料も理事会でも委員長にも提出いたしま...全文を見る
○上田(清)委員 違っておりますので、この点についてはぜひ委員長において取り扱いをしていただきたい。資料として提出したいと思いますが、いかがでしょうか。
○上田(清)委員 要するに、生年月日が外務省と法務省の書類で違うのですよ。それで、一致していると言われますけれども、一致してませんよ。見てください。(発言する者あり)いやいや、だから言っているのですよ。言っているじゃないですか。違うじゃないですか。  では外務省、外務大臣。
○上田(清)委員 資料要求を申し上げます。そのパスポートの生年月日を教えていただきたいと思います。私どもが調べている限り、この李維平さんという方は、明らかにパスポートでは一九五五年、そして法務省の帰化申請の中では五三年と、二カ年違っておりますので、取り扱いをお願いしたいと思います...全文を見る
○上田(清)委員 この方はパスポートも三種類持っておられることも確認ができておりますので、そういう単なる外交官、通訳としては非常に不思議な方でございますので、そういう方からの、さまざまな形で、橋本総理との通訳、あるいはごちそうもしてあげたというところが大変疑問のあるところでありま...全文を見る
○上田(清)委員 実は、そのときの責任者であります、こちらにも写真を出しておりますが、趙洪序先生にお伺いしまして、大変橋本総理にお世話になって、大蔵大臣のときに何度もお願いをしてうまくいきましたということで、当初から橋本さんにターゲットをしたことは成功であり、中国にとってお金を引...全文を見る
○上田(清)委員 はい。時間になりましたので終わりますが、ただ、ずっと総理が、通訳であった、通訳であったと言う李維平さんが、パスポートを二つ、三つ持ち、なおかつ法務省で言っている生年月日と外務省で言っている生年月日が違い、そしてこのベチューン医科大学の無償援助を導くための最大の功...全文を見る
08月19日第143回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○上田(清)委員 上田清司でございます。  総理を初め各閣僚の皆様方、連日御精勤、御苦労さまでございます。それはそれとして、厳しく質疑を行わせていただきたいと思います。  今、一番日本の国民が不安に感じているのは、いろいろな失敗があって、にもかかわらず何らかの形で責任をとる人...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  きのうレクの時間を用意はいたしましたが、せっかく八月十日の議院運営委員会理事会における鈴木内閣官房副長官発言の要旨をしっかり国対の方で伺っておりましたので、できるだけ政府委員の方に答弁させないでじかに大臣にやれ、そういう旨の官房副長官...全文を見る
○上田(清)委員 私は、宮澤大蔵大臣は最強、最良の人で、事情を調べてというようなことではないと思いますね。これは、ずっとそういうことを大蔵委員会やさまざまなところで指摘をされてきているのです。それで事情を知らないと言えますか。本当にそう思われますか。何らかの形でえこひいきしている...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、とかく……(発言する者あり)そうですね。非常にいいお話を聞きました。よく知らないのに、断じてないとはどういうことですか。
○上田(清)委員 余りにも多い破綻劇の中で、なぜ銀行だけ告発がないのですか。普通の人は、えこひいきがあるとしか思いませんよ。それが普通の常識なんですよということを申し上げておきます。反論は聞きません。  それでは、ついででございます。  今、長銀と住友信託銀行との合併劇のお話...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  今回の金融トータルプランでございますが、これも大なり小なり新たなる税金投入の可能性があるというふうに認識した上で、三月期の税金投入の検証をやはりきちっとやっていくということが、私は大事ではないかなというふうに思っております。  小渕...全文を見る
○上田(清)委員 詳しくは申し上げられませんが、2のところの資料の中に、長信銀、信託の方は全く効果がないということを明らかにしておりますし、都銀の方でもさほどの効果はなかった。少なくとも昨年とを比較すれば、五月段階だけでも二兆円の減ですから、マイナスになっておるということでござい...全文を見る
○上田(清)委員 いつまで優良というふうに大体見てよろしいのでしょうか。
○上田(清)委員 しかし、一週間とか二週間じゃないのでしょうね。ある程度、半期なりあるいは一年なりそこそこの優良な状態が続くということを前提に、経済環境が激変しているということは別にして、そういうことではなかろうかというふうに思いますが、それでよろしいのでしょうか。
○上田(清)委員 そうすると、三年間ぐらいは優良だというふうに見てよろしいのでしょうか。
○上田(清)委員 では聞きますが、金利にかなり差をつけておられますけれども、この貸し出しの金利差というのはそれなりに優劣をつけていらっしゃるのじゃないですか。
○上田(清)委員 少なくとも、最初から五年までの引き受け条件ではそれなりに差がございますね、五倍近いところもございますね。もちろん、やや形態は違いますけれども、雑駁な言い方で恐縮ですけれども、その資料も3にくっつけております。例えば日本興業銀行は〇・五五%、大体うわさの多いところ...全文を見る
○上田(清)委員 著しく経営が悪化していないという条件だけですか。もちろん、いろいろあるということは私も承知の上ですが、そういうイメージがよくわからないのですけれども、どんなふうに理解すればよろしいでしょうか。
○上田(清)委員 若干押し問答になりますので視点を変えますが、先ほど大蔵大臣が貸し渋り対策に対して効果がなかったというふうに言っておりますが、私は、効果がなかったんだったら、それについて責任問題が生じていると思いますが、理事長、何か責任を感じておられますか。
○上田(清)委員 きちんと結果が出たら責任はとられますか。
○上田(清)委員 常に結果責任が問われております。  委員のメンバーの中に日銀総裁もおられますし、大蔵大臣もおられます。やはり一兆八千億以上の国民の税金が投入されているという事実がある限り、これは少なくとも国民がもう既にそれらの銀行の株主になっていると言っても決して過言でない、...全文を見る
○上田(清)委員 全くわけがわかりませんでした。  一つは、私は、その問題を昨日の委員会に続いて申し上げているのは、配当も行っているんです、総理、この資本注入を受けたそれぞれの銀行が。よろしいですか。ちゃんと、しっかり配当をしているんですよ。二十一行中十九行で、合計で三千五億配...全文を見る
○上田(清)委員 予算委員会がまだ継続的にされるかもしれませんが、されない場合も含めて、ぜひ税金投入のときだけは、参考人としてその必要性を、各行の頭取の皆さんらが来ていただきましたけれども、配当したことや貸し渋りが解消しなかったことに関しては知らんぷりじゃなかなかこれはいけません...全文を見る
○上田(清)委員 続いて、株式の差損によって結果的にこの公的資金、私は税金税金と申し上げておりますが、こちらも相当損失している。もちろん、経済の動向ですので、今が底で、仮にどんどん上がっていけば、それはそれでまたもとに戻るというようなことも言えるかもしれませんが、少なくとも、こう...全文を見る
○上田(清)委員 六月二十二日にお目にかかっておられますね。
○上田(清)委員 世間話の中でもそういうお話はございませんでしたか。
○上田(清)委員 プライベートなことを聞いても仕方がありませんが、要は、住友信託銀行のさる幹部からお話を聞いたところによりますと、その方が正しいかどうかわかりませんが、かなりプレッシャーをかけられているというお話がございます。  日銀総裁、それから日野金融監督庁長官、合併しない...全文を見る
○上田(清)委員 プレッシャーという意味での圧力をかけたということはありませんでしたか、長官。
○上田(清)委員 関係者からは違う声も聞こえてきておりますので、ぜひ注意もしていただきたいというふうに思います。  時間がなくなってきましたが、同僚議員の御理解をいただきまして、いましばらく、宮澤大蔵大臣、大変揚げ足をとるようで恐縮なのですが、九枚目、9というところに、平成四年...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。
08月31日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第5号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。きょうは、参考人の皆様には御足労いただきまして、ありがとうございます。  早速ですが、予算委員会あるいは金融安定化特別委員会の質疑の中で、今まで金融監督庁長官あるいは大蔵大臣、そしてまた日銀総裁、口をそろえて、長銀は債務超過ではな...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  それでは、早速ですが、長銀のホームページを取り出しましたら、当時、三月期に「決算上必要な損失処理は峠を越えたものと考えています。」というホームページの部分での解説がございました。  しかし、決算上必要な損失処理が峠を越えたというのは...全文を見る
○上田(清)委員 今の説明では、なかなか私にはわかりづらい部分がございました。  少なくとも、このホームページでは、三月期において二千八十六億の償却をやった、このことがかなり峠を越したものであったというふうな御判断をされておられた。そして、今回七千五百億の債権処理をされるという...全文を見る
○上田(清)委員 そうですね。十三億約束をされておられたわけでございますが、この約束は既にもうほごになっているのですね。
○上田(清)委員 わかりました。  この三月期に、我々がどうしても腑に落ちないのは、こういう状況であるにもかかわらず、一般株主に対して百四十三億五千七百万の配当をなさっておられます。もちろん、いろいろな法的な観点から見ればそのことも許されることかもしれませんが、委員の皆様方には...全文を見る
○上田(清)委員 今でもその考え方は正しいとお思いでしょうか。
○上田(清)委員 見解の相違かもしれませんが、今日出されておられますようなドラスチックな、ある意味では、全部とは言いませんが、八〇%ぐらい評価できるリストラ案、そうしたものを当時セットで出されておられれば、配当がなくてもむしろ市場は好感で迎えていただけるというふうに私は思っており...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、九月中間決算で七千五百億の不良債権の処理をすると発表されたわけでございますが、我々の立場からすれば、三月においては少なくとも不良債権ではなかったものが、なぜ五カ月たつと不良債権になるのか。  また、不良債権だというふうに思われれば、当然引き当てをつけ...全文を見る
○上田(清)委員 お手元に資料で御記付させていただいておりますが、長銀を中心とするノンバンクヘの資金の流れ、それからまたさまざまな子会社、関連会社への流れをお渡ししておりますが、今のお話で、少しじっくり不良債権を処理しようと思ったが、市場の動きの速さなどを含めて、一気に債権処理す...全文を見る
○上田(清)委員 実は委員会においてもそのことを何度か聞いておるわけですけれども、金融監督庁長官はそれを発表できないというようなことを言っておられますが、それが解明できないと、実は本当の意味での長銀の問題に関して解明できないことになりますので、このことについては、少しお時間、終わ...全文を見る
○上田(清)委員 それはややむちゃくちゃな議論ではないかなというふうに私は思います。  少なくとも昨年二百十一億回収できるような担保がついている。そうであれば、それは確実に回収することが、まさしく業務として必要な最小限度のルールではなかろうかというふうに私は思います。もしそうい...全文を見る
○上田(清)委員 もう一度申し上げますが、少なくとも私が感じる、今回の公的資金の流れに関して言えば、さまざまなリストラをされて経費の縮減をされる、七千五百億円の不良債権処理をされる、しかしそれで足りないから自己資本で補てんをする、結局自己資本が不足してくるから公的資金を申請して、...全文を見る
○上田(清)委員 それじゃなかなか納得できないですよね。  申し上げますが、最終的な金の流れは違っても、大もとはどこだということをやはり国民にきちっと我々は明らかにして、そのことの中で、やはりたえられる、いろいろな意味での長銀の再建、あるいは新しい銀行になる場合にはその新しい銀...全文を見る
○上田(清)委員 私が聞いたのはそういう意味ではなくて、不良債権の引き当て率、トータルに対する引き当て率はどのように把握されていたのかということでございます。
○上田(清)委員 幾つか宿題が残りましたので、午後の時点で同僚議員に答弁していただく、もしくは資料で配付していただけたら大変ありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  きょうはありがとうございました。御苦労さまでした。
09月04日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第9号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  今、最後の渡辺議員のくだりは私も最も賛成するところであります。どうぞ監督庁長官は大いなる決断のもとにきちっとした対応をしていただきたいというふうに冒頭から申し上げます。  まず、佐々波委員長を参考人として要請をしておりました...全文を見る
○上田(清)委員 そこでお伺いしますが、松田理事長、委員長代理というのはおられるのですか。
○上田(清)委員 そういうことであれば、代理の方が御出席するのが筋かなというふうにまず申し上げたいと思います。  それでは、大蔵大臣、連日お疲れさまでございます。  私、ずっと本会議、予算委員会の質疑録をつぶさに検討させていただきましたところ、八月十日の本会議で、神崎平和・改...全文を見る
○上田(清)委員 私はその事実については確認しておりますし、さきの予算委員会で申し上げましたように、一番の問題なのは、大蔵省管轄の銀行でそういう責任追及がなされてないというところなんです。それについてはどう思われますか。  大蔵省監督の、今申し上げられました責任追及の部分は全部...全文を見る
○上田(清)委員 阪和銀行は和歌山地検が起訴をしておりますが、実は、兵庫銀行に見られますように、大蔵省の銀行検査後三カ月後に破綻したわけですが、不良債権の額が二十四倍になっております。ほとんどの銀行は三倍から四倍です、破綻後の不良債権の増額の部分は。兵庫銀行二十四倍ということは、...全文を見る
○上田(清)委員 今総裁、異なことを申し上げられました。私は長銀のことを聞いているのではなくて十九行について聞いたのですが、十九行について日銀考査をやりながら、その結果についての報告は聞いていないのですか。
○上田(清)委員 わかりました。後で、どことどこが終わったか資料をいただきたいというふうに思います。  それでは、長銀について今申し上げられましたが、日銀考査と三月の長銀が出した自己査定というのは大体、おおむねで結構でございますが、イコールなものなんでしょうか。それとも、相当異...全文を見る
○上田(清)委員 おおむねイコールだというような認識に立っておられるというふうに私は受けとめましたが、総裁は八月十三日の記者会見で、金融機関は第二分類を開示せよということを言っておられまして、すぐリアクションがありまして、金融業界からは反論が出ておりましたが、なぜ第二分類を開示せ...全文を見る
○上田(清)委員 なぜ開示せよと言われたのかという質問については十分お答えになっていないような気がいたしますが、先を急ぎます。  その時期に、大手銀行の突然の破綻は回避すべきだということも述べておられますが、何かこれは際どい金融機関なりなんなりあるというふうに思っておられるので...全文を見る
○上田(清)委員 また同時に、八月十七日の予算委員会で総裁は、ブリッジバンクは必ずしも使わなくてもいいという御議論をされておりますが、この考え方は現在もそうでしょうか。
○上田(清)委員 大蔵大臣は、ブリッジバンクはやはり必要だというふうに思っておられますか。
○上田(清)委員 ありがとうございます。  ちょっと観点を変えまして、各分類についての引き当てについて質問通告しておりますが、監督庁長官、三月十九日の自己査定についてのそれぞれの引き当ての平均値というのは出せますか。事務的でも結構ですよ。
○上田(清)委員 それはできると私は思いますので、ここでそのできるできないの議論をしていても時間がもったいありませんので後で詰めさせてもらいたいと思います。  それでは、兵庫銀行、太平洋銀行、阪和銀行、京都共栄銀行、北海道拓殖銀行、徳陽シティ銀行、みどり銀行の破綻時における、ま...全文を見る
○上田(清)委員 なぜこういうことをお聞きしているかというと、破綻の認定とか、それから今後さまざまな処理をする上でそういうものが参考にないと線引きができなくなると思うんですね。今非常に良識的な議論も出てきているのです、与野党間で。そういうものをあなた方がきちっと出していかないと、...全文を見る
○上田(清)委員 非常に親切だなというふうに思いますが、それで長官、かねてから長銀に関していろいろな議論が出ておりまして、一般的に言われますと債務超過ではない、しかし何か大変だという議論がしばしば出ている。どうもすっきりしないのですが、長官は、長銀に関して債務超過じゃないという判...全文を見る
○上田(清)委員 監督庁として検査が終わっていないのに、なぜ債務超過でないということをおっしゃるのですか。日銀が言えばそれでオーケーということですか。じゃ、何のために検査しているのですか。
○上田(清)委員 ずっと委員会の議論を聞いていると、何か起きたら大変なことになる、何かを想定しているような感じがいたします。長銀についていろいろ議論が出ていますので詳しく中身を開示しなさいと言うと、答弁は差し控える、政府は、問題はない、しかし破綻前の処理をしなければならないという...全文を見る
○上田(清)委員 長銀についての政府の基本的な見解を文書で出していただけると大変ありがたいと思います。
○上田(清)委員 少し押し問答をしてもしようがない部分がありますが、公邸に一民間の銀行の頭取を呼ばれるということも異常でありますし、そういう異常な状態のことがずっと議論されているのです。それで、国民の目から見れば何が何だかわからないですね。債務超過じゃない、しかし、何か大変なこと...全文を見る
○上田(清)委員 預金保険機構の理事長、理事三人、監事一人の、大野木さんはどうなっているんですか。
○上田(清)委員 ことしの六月ごろかわられた。何の理由でですか。
○上田(清)委員 この預金保険機構の人事体制に非常に問題があるなということであります。  御承知のとおり、この特別業務の中に佐々波委員会があります。そして、通常の執行部と言われる理事長、理事三人、監事一人の中に大野木さんがおられた。そしてまた、日本興業銀行の頭取が今度はかわられ...全文を見る
○上田(清)委員 しかしながら、この運営委員会の中には、預金と債権の買い取りに係る概算払い率等の決定、資金援助の決定、一般保険料率の変更、予算、決算などと。少なくとも資金援助の決定や一般保険料率の変更、こういったものも、利害関係者じゃありませんか。そういう人たちがたくさんいらっし...全文を見る
○上田(清)委員 この中にも重大な欠陥があるということを申し上げて、質問を終わります。ありがとうございました。
09月10日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第13号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。御苦労さまです。  法務大臣がおいでになっておりますので、順番ではありませんが、お時間があるかと思いますので、早速幾つかお尋ねをしたいと思います。  まず、一般論でございますが、仮にA社がB社に一千億の貸し付けをしておる、そして...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。  法務大臣、お忙しい貴重な時間だと思いますので、どうぞ御退室されても結構でございます。ありがとうございました。  それじゃ、具体論に関しては政府委員の方にちょっとお伺いをさせていただきたいと思います。  既に資料を配付させていただ...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  ことしの三月期には八百二十九億で、ことしの七月には千六十三億。これは、実は先日、同僚議員の仙谷議員が八月三十一日に若干の質疑をしたのですが、大野木参考人の方から、六月の状況でランディック自体が非常に資金繰りが苦しくて、「結局私どもから...全文を見る
○上田(清)委員 その部分は当たり前のことであります。追加すること自体で背任罪になるといったら融資の追加はできませんから、それはもう自明の理をわざわざ言われることはないと思います。  長官、では、八月二十一日に長銀がリストラ計画を出されたわけでございますが、このリストラ計画の検...全文を見る
○上田(清)委員 だからこそ私は、特別背任罪の可能性が高いということを申し上げているわけであります。  今言われましたように、追加融資をされたのが六月。そして合併構想の話が出たのが六月二十六日。そして七月の下旬からこのリストラ計画、債権放棄も含むリストラ計画が検討されてきた。こ...全文を見る
○上田(清)委員 どうしてそういうことがわかるんですか。聞いたんですか、長銀にそういうことを。
○上田(清)委員 不良債権の個々の部分についての放棄の審査そのもの、そういうものは二十一日にすべて一括的にできるわけじゃありません。当然、長い時間をかけて、それぞれ個別に精査されたわけであります。  今長官が言っておられます一つ一つ、議事録に残ります。いずれ大なり小なり法的な措...全文を見る
○上田(清)委員 それは金融再生トータルプランを受けてという意味でございますね。
○上田(清)委員 それでは、スケジュールをお聞きしたいと思いますが、現在、七月十三日に日本長期信用銀行が十五人の体制で始まり、七月二十四日から、第一勧銀、富士、日本興業銀行、日本債券信用銀行、安田信託銀行、東洋信託銀行、中央信託銀行、住友信託銀行、始まっているわけでございますが、...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  そうしますと、立ち入りが終わっていないのは日本長期信用銀行と日本債券信用銀行、この二行だというふうに理解してもよろしいですね。この二行については、終わる予定はいつですか。
○上田(清)委員 岩國議員も申し上げられましたけれども、大体、検査をするとき、予定終了日をある程度想像しながら行くのが筋だと思いますが、ずっと一貫してそういう御答弁をされておりませんので、こういうのも非常に不信を買うものだというふうにぜひ理解していただきたいと思います。  それ...全文を見る
○上田(清)委員 なかなか正直に言っていただけないような感じでありますが、宮澤大蔵大臣、恐縮ですけれども、この資料を見て、関連のノンバンクを中心とする上位十四社のうち、我々は九社しか調べることができませんでしたけれども、この部分についてこれだけの借入金がある。しかも日本リースある...全文を見る
○上田(清)委員 三月末ですね。
○上田(清)委員 それぞれちょっと違いますけれども、ここに、一番左側に決算期を入れてあります。大きく数字は変わっておりません、ことしの三月と。
○上田(清)委員 なかなかこれは進みません。  それじゃ、きょう、佐々波委員長の欠席の理由は何ですか。私のときだけいつも欠席されますが。
○上田(清)委員 預金保険の理事長に聞いてください。
○上田(清)委員 私が聞いたところでは、十四時から、午後二時から教授会があるので欠席だということですが、午前中教授会がないので、何で出られないんだろうというのが私の率直な感想であります。  そうであれば、この審査委員会というのは、構造上かなり問題があるというふうに思わざるを得ま...全文を見る
○上田(清)委員 大蔵大臣も御承知のように、佐々波委員長が最初に九月一日に御登壇いただきまして、仙谷議員の質疑の中で、個別行の内容については私自身は承知していませんという非常に衝撃的な答弁をされた経緯がございます。いかにもこの審査委員会の権威を損なう発言だったというふうに私は思っ...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、最終的に銀行のバランスシートあるいはそれに関連する何らかの各行の状態についての書類ぐらいは見るべきだというふうにお思いでしょうか。それも見なくてもいいというような考え方でしょうか。
○上田(清)委員 松田理事長にお伺いしますが、ポイントになる点は見られたのでしょうか。
○上田(清)委員 理事長、それでは各行の金利差、優先株の額、あるいは永久劣後債の額、永久劣後ローンの額、あるいはまた配当のパーセンテージ等は、だれがどのようにして決めたのですか。
○上田(清)委員 チェックポイントについての事前通告をしましたので整理されてありますが、昨日の佐々木憲昭議員とのやりとりの中では、松田理事長は必ずしもそういうことを言っておられません。  それぞれ各行について、それぞれのラインシートをお取り寄せになって精査していただいた後の結論...全文を見る
○上田(清)委員 それでは最後ですが、理事長、恐縮ですけれども、今も資本増強にかかわることについて重点を置いたというふうに言われましたが、一方では、この審査の中身が発表された、まさに金額あるいは配当率、金利が発表されたとき、民間の委員であります今井委員がインタビューに答えて、これ...全文を見る
○上田(清)委員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
09月14日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第15号
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○上田(清)委員 御苦労さまです。  この間、大蔵大臣の御答弁の中で、貸し渋りに対して一・八兆の資本注入は必ずしも効果が絶大であったとは思われないとか、あるいは住専のときの税金投入も、必ずしもそれは金融システムを守るものではなく農協の預金者を救済するものであったというような、ニ...全文を見る
○上田(清)委員 やや誤解が生じると思います。お二人で会食されたことも御指摘されておられましたので、末広会のものだけの質疑でありませんでしたので。  それでは、お二人のときはどうだったのでしょうか。
○上田(清)委員 はい、わかりました。  本当に細かいことで恐縮ですが、なぜ私がそのことを気にしたかと申し上げますと、大臣も御記憶にあると思いますけれども、四月二十七日に大蔵省は、五年間の金融関係者とのさまざまな会食やゴルフをした人たちを中心に調査をして、千五十名の調査をして、...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、四月二十七日の処分について、大蔵大臣として、これは前任者のときでございましたが、あなた自身も実はこの五年の部分に入っておりますが、この調査の対象になったのでしょうか、それともなっていないのでしょうか。
○上田(清)委員 わかりました。結構でございます。  しかし、今申し上げましたように、四月二十七日にこうした百十二人の方々が処分された重みというものをしっかりやはり受けとめていただきたい。そのことだけは、私は大蔵大臣としてのきちっとした御見解を承りたいと思います。
○上田(清)委員 しっかりした御答弁をいただきました。ぜひ、今後気をつけていただきたいというふうに私は思っております。ありがとうございました。
09月29日第143回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○上田(清)委員 法務省の方おいでですか。――まず法務省から。  私は、今回の防衛庁の調達本部をめぐる事件は背任事件という視点から事件になっておりますが、むしろ、地位提供、天下りを条件に過大請求を暗黙に認めていく、あるいは返納額を減額する、そういう視点は贈収賄の立件条件に当たる...全文を見る
○上田(清)委員 一般論の御回答でありますが、そうした視点から、検察の指揮についても見方を変えていっていただきたいということを要望しておきます。  それから、関連になりますが、いわゆる防衛庁内での再就職のあっせんが調達本部総務課の扱いになっているという問題であります。各省庁にお...全文を見る
○上田(清)委員 長官、私はできるだけ委員会は質問通告をしない努力をしております。これは、本人の能力も、質疑者の能力も問われることであります。しかし、同時に答弁者の能力も問われます。あえて真剣に委員会の審議をやるために、できるだけそういうふうにしたいと思っておりますから、少し先駆...全文を見る
○上田(清)委員 やや納得しがたいお話であります。  それでは、少し角度を変えて。これは、「国民に信頼される開かれた調達システムの構築のために-21世紀における防衛調達の在り方-(前期テーマ)」でありますが、十年七月に、有識者による調本の21世紀プロジェクト委員会という形で、有...全文を見る
○上田(清)委員 前期テーマについての提言書というのは御存じですか。この提言書の中身は、報告を受けて、吟味されたかとは言いませんが、大枠は御存じでしょうか。
○上田(清)委員 この中でも非常に重大な項目が出てまいりました。プロジェクト委員会のメンバーの座長に、元会計検査院の院長が入っておられます。これも防衛庁の取り込みでしょうか。いろいろな形で会計検査院の取り込みがあっているように思われますが、これはどういう視点から選任されたのでしょ...全文を見る
○上田(清)委員 今回の問題について会計検査院にお伺いいたしますが、会計検査院が防衛庁の監査について、九月五日の産経新聞の記事の中に、いきさつというのでしょうか、平成三年のことでございますが、都内の大手電機メーカーの潜水艦ソナーなどを納入しているところの検査の実例が記事になってお...全文を見る
○上田(清)委員 ここで議論を突き詰めていきたいと思っておりませんが、それでも、必ずしもいいあり方じゃないということだけ私は言っておきます。  それでは、防衛庁の中で背任事件が起きた、あるいはこれは贈収賄の可能性もあるのではなかろうかという議論以上に、今一番我々が関心を持ってい...全文を見る
○上田(清)委員 少し時間がなくなって残念なんですが、一点。  北朝鮮のミサイル、そのさまざまな部品が実は日本製であったという記事が「アエラ」という週刊誌に出ております。実は二週間ぐらい前、コリア研究で名高い佐藤所長からもそのお話を承って驚いていたことが取材で明らかになっている...全文を見る
○上田(清)委員 ぜひ関係当局の力を結集して確認し、こうしたことができないような仕組みを早急に整えていただきたいというふうに思います。  もう一点でありますが、今回のテポドン一号がもし敦賀の原子力発電所に着弾した場合にどのような影響があるかということについての御検討は、防衛庁で...全文を見る
○上田(清)委員 最後になりますが、少なくとも私が確認した時点では、科学技術庁の原子力安全局に対する御下命というのはなかったように思われます。やはり科技庁レベルでも、原子炉の安全性のためにさまざまな研究むしております。アメリカとのタイアップした研究もしております。どの程度のものが...全文を見る
12月03日第144回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
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○上田(清)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し趣旨の説明といたします。     日本開発銀行法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について十分配慮すべきである。  ...全文を見る
12月08日第144回国会 衆議院 財政構造改革に関する特別委員会 第5号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。総理を初め、大変長時間にわたりまして予算委員会お疲れさまでございます。いましばらくお時間をいただきたいと思います。  早速ですが、自自連立の合意事項の中に、政府委員制度の廃止、大変いいことだなというふうに思っております。ある新聞の...全文を見る
○上田(清)委員 我々は、縛りがあるので弾力的な機動的な財政経済運営はできないのではないかということをしばしば御提言してきた経緯がございますが、その点について、なぜそのことを今まで無視されたのか、改めて伺いたいと思います。
○上田(清)委員 総理、基本的な方向は守りつつもと、その基本的な方向の具体的な中身は何でしょうか。
○上田(清)委員 ここから先は少し進まないと思いますので、先を進めさせてもらいます。  貸し渋り問題がこのところ問題になっております。さきにもテレビ報道などでもございました。  総理、この三月の資本注入のときに、貸し渋りを解消するということが大義の一つになっておりました。この...全文を見る
○上田(清)委員 さすが総理であります。私は、今総理が、前半で述べられたことは政府委員の言葉をそのまま語っておられるというふうに思っておりましたけれども、最後に総理の生の声を聞きまして、少し安心いたしました。  そこに、「金融機関の貸出動向」、日銀の「貸出・資金吸収動向」を資料...全文を見る
○上田(清)委員 日野長官にお伺いします。  昨日、大手十八行が肩がわりした金額は十九億というような具体的な数字を出されましたが、どのように、いつ調べてそういう数字が出てきたのか、御教示いただきたいと思います。
○上田(清)委員 全然答えになっていないんですよ。こんなばかなことはないんですよ。各行一億、判で押したように出ていますね。冗談じゃないんですよ。金融監督庁、何を見ているんですか。ふざけんじゃないと言いたいですよ。  いいですか。私の手元に名前も全部出ているんですよ。出しても構わ...全文を見る
○上田(清)委員 大変とんでもないお話であります。今申し上げましたように、私が企業名を出しても構わないと言われた人たちだけでも肩がわりの部分が一億を軽く超えています。そういうことを考えれば、とてもそういう一行一億というような感覚にはなり切れないのです。  そこで、通産大臣、お忙...全文を見る
○上田(清)委員 大変丁寧な御説明でありますが、事務取扱要領の中に、今申し上げた「旧債の肩代りの添付書類」という項目を起こしてまで御説明があります。これが誤解のもとになっていく。このことをぜひ検討していただいて、あすにでも取り消すぐらいの通達を出していただきたいと思います。もう既...全文を見る
○上田(清)委員 総理、この間の議論を聞いていただいたと思いますが、ぜひ総理の方からも、親切で出されたのかもしれませんが、かえってそれが悪用されているような嫌いがございます。  そして、先ほど御提出しましたさる信用金庫の内部文書を見てもわかりますように、千載一遇の機会で、この機...全文を見る
○上田(清)委員 丁寧な御説明をありがとうございます。  ところで、これは監督庁長官になるのか柳沢担当大臣なのかわかりませんが、原価法を採用している大手行が九行ございますが、もし低価法に切りかえたら、私の試算だと七行が評価損になっていくのではなかろうかというふうに思っているので...全文を見る
○上田(清)委員 低価法に変えたときはどうなりますかということを聞いたのですよ。
○上田(清)委員 そこが結局日本の銀行の体質を、先ほど柳沢大臣が言われたような収益性のある強い銀行にならないと思うのですね。一番楽なところでの試算をさせる、そして引き当て率についても甘く甘くやっていく。もし第二分類なんかの債権の引き当て率を一五あるいは二〇にしたときはどうなるかと...全文を見る
○上田(清)委員 捜査筋が極めてスピーディーに問題の核心を出してくるのに比べて、私どもが何度もお尋ねしても金融監督庁は具体的な中身をお答えされない。これは個別のことを聞いているわけではありませんので、そういう意味で大変残念に思います。  時間が来ましたが、最後に、景気対策、経済...全文を見る
○上田(清)委員 具体的に、例えばGDP比でどのくらい効果をもたらしたのかというのは出るんでしょうか。
○上田(清)委員 堺屋長官の勘を大事にされるというのは、私は非常にいいことだというふうに基本的には思っております。  ただ、OECDが出しました部分で、日本の関連でアウトルックがかなり低目の数字を出してきております。既に御見解があるかと思いますが、この見解についてはどのように御...全文を見る
○上田(清)委員 確かに、通年、暦年でやっておりますが、九八年度はOECDではマイナス二・六、九九年にいってプラス〇・二と、総理が限りなくプラス成長、はっきり見えるプラス成長と言う部分にはやや遠いかなというふうに思っております。  明るい材料も、堺屋長官は今までにいろいろな形で...全文を見る
○上田(清)委員 時間になりましたので、残念ですが終わります。ありがとうございました。
12月11日第144回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  速水総裁初め大変御苦労さまです。総裁には一問だけちょっと聞いて、午後あと十五分だけでお伺いしますので、あとゆっくりお茶でも飲んでおくつろぎいただきたいと思います。そのかわり答弁は短く。  いわゆる景気の底打ち感があるというよ...全文を見る
○上田(清)委員 どうもありがとうございます。どうぞ、よかったら控えの方でお休みしていただいて結構だと思います。  ただ、やはり、カンニングペーパーを見ていらっしゃるという感じがあって、我が国中央銀行の総裁としての威厳、あるいはさまざまな意味での、日本の経済を引っ張っていく、そ...全文を見る
○上田(清)委員 この五〇%の供給方式におけるチェックの仕方というのはどのようになっているんでしょうか。
○上田(清)委員 最近、テレビのニュースでも報道されました、いわゆる救済の肩がわり方式みたいな形で信用保証協会の二十兆の枠を悪用している金融機関があるということをしばしば国会でも取り上げておりますが、これが回収側に新たに回されるというようなことの懸念というのはないんでしょうか。
○上田(清)委員 わかりました。  それでは、この報告書に触れていないのが残念だなというふうに私は思っているところですが、俗に言う日銀考査であります。今日の資産デフレに伴う銀行の持つ債権の不良化、こういう状況の中で、もし大蔵の検査あるいは日銀の考査がきちっとした形での検査状況に...全文を見る
○上田(清)委員 必ずしもちょっとかみ合いませんでしたけれども。  私が伺いたかったのは、要するに、その場においては全力を尽くされた、これは常に大蔵の皆さんも言われるのです。しかし現実は、長銀の実態、あの住専の実態あるいは兵庫銀行の実態。兵庫銀行に至っては、六百九十億ですかの不...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、総裁、ぜひ次回からこの中に考査の概要、運営方針とかをきちっと入れていただきたい、このことをお願いしたいと思います。     〔鴨下委員長代理退席、柳本委員長代理     着席〕
○上田(清)委員 御指摘の部分は正しい部分もありますが、ただ、国会の場で半期に一度報告をするという過程の中での重要性を考えて私はあえて申し上げておりますので、これはまた理事会とかでもあるいは要請をするかもしれませんので、お含みおきをいただきたいと思います。  それでは、私がこの...全文を見る
○上田(清)委員 極めて重要だから参考というわけでしょうか。普通は、参考というのは二番目の話なんですよ。私は、一番目に書いてもおかしくない話だと思いますよ、極端なことを言えば。だから、参考という形でわざわざ添付したような形になっているのが問題だと申し上げたんです。認識が正しいにも...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  それで、けちをつけ始めると切りがないのですが、六十六ページの部分でも、日本銀行のバランスシート拡大を眺めて、日銀のバランスシートを見る限りにおいて、要するに劣化しつつあるんじゃなかろうかというさまざまな議論が出てきているわけですね。一...全文を見る
○上田(清)委員 仮に形式上そうなったとしても、少なくとも山一に対する特融は、債務超過がないことを前提に組み立てられたわけでありますね。これは事実ですよね。そうすると、実際はそうじゃない形で終わってきておる。この現状について、日銀はミスをしたということになりかねませんね。この認識...全文を見る
○上田(清)委員 同じような答えになってしまったのですが、私はやはり基本的にミスだったという判断をしております。  そのことを踏まえた上で、信用秩序の維持のために必要と認められる場合、いわゆる四原則に従って特融を行うということですが、この四原則も本当に抽象的で、何ら基準らしきも...全文を見る
○上田(清)委員 お断り申しておきますが、重要なポイントを御指摘いただいたと言っていただきましたので、この次、どうなったかというのを私は必ず聞く男ですから、お忘れないように。普通の方だったら、重要な御指摘をいただきまして、勉強します、検討しますで済んでしまいますけれども、私の場合...全文を見る
○上田(清)委員 最近は、現実的には余りそういう実例がないのですよ。だから、最高幹部の皆さんにとっても、口頭でぱっぱと言えないのですよ。  実は、四十年の山一特融のときに、当時の政策委員会はきっちりしているのですね。こんなふうに書いてありますよ。「山一との特約書に基づく指示」の...全文を見る
○上田(清)委員 いずれにしましても、そういう日銀特融の重みというものをきちっとさせていくことが重要だということを私は申し上げております。  それはやはり、後で申し上げる予定でありましたけれども、関連ですので申し上げておきますが、経団連の企業保有株式買い取り機関構想が出ておりま...全文を見る
○上田(清)委員 大変な見識だと思います。むやみやたらにそういう意味での信用供与はなされるべきじゃないと私も考えておりましたので、大変いい御答弁をいただいたと思っております。  それで、今申し上げましたコマーシャルペーパーの問題でございますが、これも、期間を長くしていただく形を...全文を見る
○上田(清)委員 その発言、よしといたします。議事録にきちっと残って、国民の前に日銀の考え方が記録されていくことも大変大事なことだというふうに私は思っておりますので、非常にいいお話をいただいたと思います。  社債を担保にした手形オペの導入の案件については、どのような結果になって...全文を見る
○上田(清)委員 また午後に十五分いただいておりますが、前半部分はこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。
○上田(清)委員 それでは、特融の部分からお話をしておりましたが、御承知のとおり邦銀がドルの調達ができないということで、ことしの九月にも政府、日銀で支援対策をとるということで外貨預託を行っているというようなことを承っております。  この外貨預託についても、考えによっては外貨建て...全文を見る
○上田(清)委員 日銀としてはやっていないということですか。
○上田(清)委員 わかりました。ありがとうございます。確認でしたので。  それでは、やや週刊誌が喜ぶような話の部分ではありますが、さきの国会あるいは委員会においてもいろいろ、日銀が持つ固有の資産についてもっと処分しろという意見が出ておりました。私もその当時はそう思っておりました...全文を見る
○上田(清)委員 保養所の処分の検討というお話でございますが、かなり前から議論が出ていますので、検討じゃなくて、幾つか処分したという話を聞くぐらいじゃないと私は余り納得ができません。ぜひ至急に形をつくっていただきたいというふうに思います。今、便利ないろいろなリゾートの会員証だとか...全文を見る
○上田(清)委員 そうですね。  そうすると、東京海上火災保険に日銀の元役員が顧問で入っておられますね。これは関係しているからじゃないんですか、そういう保険等の関係に。
○上田(清)委員 ほかにもNTTの関係、あるいは千葉銀の関連会社でありますところのちばぎん総合研究所、これは役員かどうかわかりませんが、いろいろそういう方々の名前がある筋から出てきております。  もちろん、これは厳密な意味での関係ではないということを言われるかもしれませんし、疑...全文を見る
○上田(清)委員 時間が参りましたが、速水総裁の過去のさまざまな経歴、見識、また大変なる人生経験等々も含めて立派な方だということを理解した上であえて申し上げます。  どうも国会答弁を見る限りにおいて、少なくとも私に関しては、やや危なっかしい感じがいたします。ぜひ、決するものは決...全文を見る