上田清司

うえだきよし

選挙区(埼玉県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数1回

上田清司の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第147回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○上田(清)委員 上田清司でございます。  閣僚の皆様、御苦労さまです。時間がございませんので、早速、長銀譲渡の問題について金融再生委員長にお尋ねをしたいと思います。  まず一点確認ですが、ゴールドマン・サックスというこの投資銀行というのは、日本流に言えば、いわば仕手集団とい...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  それでは、ファイナンシャルアドバイザーとして業務契約をゴールドマン・サックスと結ばれたと伺っておりますが、この契約料というのは幾らだったんでしょうか。
○上田(清)委員 それでは、委員長、こういうことは御存じですか。例えば、ゴールドマン・サックスがいわばリップルウッドに決定をする過程の中で一番中心になったユージン・アトキンソンという方が、既にリップルウッドの副社長になっておられるということは御存じですか。
○上田(清)委員 それでは、ゴールドマン・サックスの元会長にルービン前財務長官が在職されておられたことも御存じですね。
○上田(清)委員 現在、ルービンさんはシティバンクの会長になっておられますが、実は、リップルウッドが新生長銀の事実上のオーナーとしてやっていく場合に、この新生長銀の社長に八城政基さんという、前シティバンクの日本社長が就任されることになっていることも御存じだと思いますが、いかにもこ...全文を見る
○上田(清)委員 多分、八城さんはそうじゃないと思いますが、もっと大きなところの流れがあるかもしれません。  そこで、先ほど、契約料はわからない、あるいは教えられないというような話もございましたが、御承知のとおり、公的資金三兆五千億、追加で四千億、そして出資で二千五百億の予定が...全文を見る
○上田(清)委員 理事会で諮っていただきたいと思いますが、ぜひ資料として要求させていただきたいと思います。
○上田(清)委員 越智大臣に伺いますが、御承知のとおり、我が党の仙谷議員などが民法の瑕疵担保の理論でいろいろ議論させてもらいましたが、今後、損失を生じる場合、さまざまな形で国民の税金が使われるということもあり得るし、また逆に、大化けして大変な利益を出す可能性もある。損をしたときだ...全文を見る
○上田(清)委員 私は、やはりこういうことを考えるべきではなかったかということを申し上げますし、このような流れになったときに、私は、三年後、五年後に、これは歴史的にやはり犯罪であったということを後世の人から指摘を受ける可能性があるということだけ御指摘させていただきます。  それ...全文を見る
○上田(清)委員 日銀にお伺いしますが、日銀では、貸し付け状況について、十二月末の統計が二月十七日に調査統計局で出ておりますね。これは当然、中小企業向けあるいは中堅企業向け、大企業向けというような形での貸し出し状況、あるいは業務分野別に出ておりますので、月々の各銀行の貸し出し状況...全文を見る
○上田(清)委員 越智大臣、今聞かれましたように、日銀では月々各行からの貸し出し状況、預金状況というのを把握されているそうであります。したがって、金融監督庁なりが、再生委員会なりが御努力されればわかるのです。そうしてくれないと困るのです。  昨年の十二月に、金融再生委員会事務局...全文を見る
○上田(清)委員 それを出していただきたいということをお願いしているのであります。資本増強に関しては、結局国会が決めたことになります。我々は国民に対して責任があります。もし中小企業の皆さんから、全然出ないぞお金は、どうしたんだ三兆円は、あれは約束じゃなかったのか、計画じゃなかった...全文を見る
○上田(清)委員 大臣のお心は多といたしますが、日銀のこの十二月の指標はぱらぱらっとめくられたことはございますか。
○上田(清)委員 それでは心と体が離れているような気がいたします。気持ちはあるけれども、追っかける気持ちがないと思います。この結果は、大臣が思っておられるような結果ではありません。まるっきり違います。  申し上げます。中小企業向けの貸し出し状況は、前年比でいきますと、例えば、九...全文を見る
○上田(清)委員 私も間違えまして、先ほど申し上げたのは中堅企業でありまして、中小企業はもっとひどかったんですね。例えば、十二月期なんかではマイナスの八・六とかという数字も出ております。  先ほど私が申し上げたのは中堅企業の数字でありまして、中小企業はもっと少ない数字が出ており...全文を見る
○上田(清)委員 逆らうわけじゃありませんが、国会は貸付先の話を聞こうとしているわけではありません。資本注入を受けた銀行が経営健全化計画に基づいてきちんと貸し出しができているかどうかを確認したいと言っておるのであって、相手先がどうのこうのなんという話は一つもしておりません。  ...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  年金の金利等々については細かい話もございますので、大事なところだけ大臣に以後お伺いしますので、それは以後は理事長や年金局長にお伺いしたいと思いますので、御安心いただきたいと思います。  先般、矢野年金局長に、運用実績と受託機関との関...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、実は大蔵の調査室にお願いをして、試算をさせていただきました資料を、今ちょっと御配付がおくれて申しわけありません。一番わかりやすいのは——まだ回っていませんね。では、いいです。  矢野局長、ずっと運用手数料、信託銀行あるいは生命保険、住友とか三菱だとか...全文を見る
○上田(清)委員 経緯は私もよく知っているんです、資料もいただいておりますから。二の1で見られますように、最初から今の機関が全部あったんじゃないということは御承知のとおりであります。  問題は、二の4がわかりやすいと思います。私どもがつくらせていただいた資料です。大蔵の調査室に...全文を見る
○上田(清)委員 大臣、私どもがつくらせていただきました二の4とか、まだほかにもあります、細かい資料が。わかりやすいのだけ出しました。今、成績の悪いところをかえたりしていると言ったけれども、前年度八位で、そのまままた一位の状況は何回でもありますよ。  どういう位置づけかというと...全文を見る
○上田(清)委員 久間筆頭理事の御指摘をいただきまして、余り犯罪だと言うと身構えて、心がかたくなるんだというようなことでありますが、大変な問題を起こしていることは事実であります。誤解ではありません。  厚生大臣が丁寧に、この過去の実績を、年度別あるいは通年別あるいは年度を五年ず...全文を見る
02月24日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○上田(清)委員 民主党の上田でございます。お世話になります。  それでは、きのう予算委員会で越智金融担当大臣に若干お時間をいただきまして質疑をさせていただいたところで、特に私は昨年来の資本注入十五行の中小企業における貸し出し状況がどのような状態であるかということについて非常に...全文を見る
○上田(清)委員 森事務局長に聞きますが、この健全化計画に基づいての計画が履行されない場合には、何かこれは処罰だとかそういうことはあるのですか。
○上田(清)委員 越智大臣、今お話がございましたけれども、実は昨年の八月の段階でも、数字を上げるために私どもの仲間の中小企業経営者に、さる銀行は、とにかく二千万借りてくれ、そしてすぐ返して結構だからと、そういう操作を銀行がやっている可能性もあります。たまたま私が聞いたのは一店だけ...全文を見る
○上田(清)委員 相談ではちょっと間に合わないのですね、本当の話。やはり我々は、資本注入の意味はとにかく金融システムの基本システムは守るのだ、だからぜひ御理解くださいと言って、特に最初の一兆八千億のときには中小企業貸し渋り対策だと言って、皆さんはごまかして資本注入をしたのです。あ...全文を見る
○上田(清)委員 なかなか私は了承できないのですね。ただ押し問答になります。何らかの形で早目に国民の皆さんにわかっていただいて、そしてきちっと、実はこういう理由で貸せなかったのですよということを示していただかないと、三月が終わってしまってから言われてもどうにもなりませんので、この...全文を見る
○上田(清)委員 このとき金融関係の皆様方が、ほとんどが出席されておるのですが、出席者が約四十名、地元最大大手の足利銀行は中山専務を初め十名ほど、栃木銀行は竹中常務を初め八名ほど、県北の五つの信用組合からも各二名ずつ十名、その他宇都宮商工会議所の会頭、あるいは県同友会代表幹事、ま...全文を見る
○上田(清)委員 今のでは差しさわりのない発言みたいに聞こえますが、テープの中身は違いますけれども、仮にもこれは大蔵委員会の席でございますから、公的な席でありますから、もし間違っていたらどうするのですか。——よくわからなかったみたいですが、テープの中身と今御発言されたことと違った...全文を見る
○上田(清)委員 テープの中身は、極めて、あなたが職権を背景に何でもできる、そういうニュアンスを、確かに同僚国会議員の後援会に行けばよいしょの一つもしなければならない、そういう部分もありますが、しかし、余りにも度を外した発言で、これは大変問題だ。  日銀の考査あるいは金融監督庁...全文を見る
○上田(清)委員 検査の仕方がきつかったら、それから、日銀の考査も厳しくなったからというようなことを言っておられます。
○上田(清)委員 蓮実代議士に頼んでくれれば最大限考慮をするというのは、どういう意味なんですか。
○上田(清)委員 今幾つか確認をさせていただきました。  少なくとも、大蔵委員会の席でそうじゃないという御答弁をされて、事実が違っていたら、やはり大臣として不適格者であります。私たちは、当然、辞任の要求をしたいというふうに思います。  特に、足利銀行に関しても、これは問題行で...全文を見る
○上田(清)委員 今、越智大臣が言われました件は、少なくとも私がテープを聞いた限りでは、程度を超えているというふうに理解をしております。テープを起こしていただいた後に、改めて決着をつけさせてください。ありがとうございました。  それでは、お忙しい中、大野総括政務次官にまでお越し...全文を見る
○上田(清)委員 尊敬する大野政務次官の発言とも思われません。これ、どの三年ずつでローリングしてもこのような実態になりませんよ。今次官がおっしゃったようなことにはなりませんよ。いろいろな形でやったのです、私も。たまたま六年で並べていますけれども、三年ずつのいろいろな切り方でもやり...全文を見る
○上田(清)委員 私たちもいろいろ行政改革だとかを訴えてまいりましたけれども、こういうことをやめさせようということをやっているわけでありまして、いいわけがないということをまずきちっと言わなくちゃだめですよ、こんなことはもうやめますと言わないと。やめるのですか、やめないのですか。
○上田(清)委員 要するに、ただで専門家を呼んで、そしてきちっとただでやってもらって、それはやはり情も入れば情けも入りますし、賛助会費を取っていれば、これもまた情けが入れば新規参入しなくなりますし、こういうことをやめるということですので、いい御答弁をいただきました。自主運用のとき...全文を見る
○上田(清)委員 その資料を提出してください。よろしいですか。
○上田(清)委員 今審議官が挙げられました数字ですけれども、これはどのようにして算定された利回りなんですか。
○上田(清)委員 いや、信託銀行の年金分野でのいわば算定利回りはどのようにしてつくったのかということです。わかりますか、言ったこと。信託銀行側の利回りはどのようにして算定されたのかということを聞いているのです。
○上田(清)委員 こんなふうに理解してよろしいですか。  信託銀行全体の各社の年金分野の平均数値が出たものだというふうに理解していいのですか。
○上田(清)委員 厚生省からいただいた運用機関別運用実績一覧表、平成八年度から十年度までの資料を私は見ているのですけれども、ここで言う資金確保事業の一の運用機関、これは信託銀行関係ですが、ここに実績と複合市場平均という形で、時間加重収益率の中の実績と複合市場平均という形で出してお...全文を見る
○上田(清)委員 この複合市場平均という概念ですが、これはどういう意味になりますか。
○上田(清)委員 そうすると、この複合市場平均という概念、これは、どちらかといえばモデルというふうに理解してよろしいのですか。
○上田(清)委員 要するに、実績というよりはモデルというふうに理解してよろしいわけですね。
○上田(清)委員 はい、わかりました。  それでは、これもまた資料を提出してください。信託銀行の純民間ベースでの平均運用利回りの表面利回りの資料を下さい。信託銀行の表面利回りを。  それで、なぜこんなことを聞いているかというと、どうしても私は、財投から四%で借りて、そして四・...全文を見る
○上田(清)委員 年福の運用利回りは、総合収益ベースなのか、それとも実現収益ベースなのか、どちらでやっていらっしゃるのですか。
○上田(清)委員 総合収益ベースの数字だというふうに聞きましたが、今のは資金確保事業だと思いますので、年金財源強化事業についての利回りはどうなっていますか。
○上田(清)委員 そのトータルの数字がよく聞こえなかったので、申しわけありません、もう一回。
○上田(清)委員 これもちょっと資料を出していただきたいと思いますが、これはまた後で申し上げますが、一応念のため委員会ベースできちっと確認をしていただきます。  運用資金額の内訳、中身ですけれども、資金確保事業と年金財源強化事業が運用しているそれぞれの運用資金額を出していただき...全文を見る
○上田(清)委員 私も、かくのごとく、やっていればなかなかわけがわからなくなってまいりまして、質問している方もわけがわからなくなってくるぐらい、答える方もわけがわからなくなってくるぐらいこの運用が難しくて、わざわざ二つに分けてやったり、いろいろな仕組みや基準やもろもろがあってわか...全文を見る
○上田(清)委員 新しくできますところの年金資金運用基金の中の枠組みをどのようにしていくのかということで、少し気になることを二つ、三つ聞きたいと思いますが、まず、今まで資金確保事業と年金財源強化事業という形で、なぜ二つに分けるのかはよく意味がわからない部分もあるのですが、これはそ...全文を見る
○上田(清)委員 では、同じように今度も分けてやるということで理解してよろしいのですか。
○上田(清)委員 年金資金運用基金法の法案の中では、厚生大臣が基本方針を定めて、審議会の中でその運用のあり方について決めていくというようなことが書いてあるのですけれども、前にもお聞きしたのですが、運用機関を選定する場合のきちんとした基準があるのかということで、何かペーパーがないの...全文を見る
○上田(清)委員 最後ですが、仮に元本割れやロスが生じた場合にはこれはどうなるのですか。この運用基金で運用した後、元本割れしたときなんか、これはどうなるのですか。
○上田(清)委員 仮定の話には答えられないということですが、国民の立場からすると、元本割れしたときにはどういう形で補てんがなされるのかということです。それを聞いているのです。
○上田(清)委員 現に十年度の累積でも赤字ですし、単年度で赤字のときもございますし、野球とかに例えられる話ではありませんが、年度別でいけば、四勝九敗というのが年福の実績であります。十一年度は黒になるということですから、五勝九敗ということになるのかと思いますが。  単年度で決する...全文を見る
○上田(清)委員 大変結構なことだと思います。大変期待をしておりますので、ぜひ論点を整理した上で、どのような仕組みが可能なのか、提案をしていただきたいというふうに思います。  それで、大蔵大臣、先ほど、実は年福の運用の問題をお聞きしておりまして、非常に危なっかしい運用の実態があ...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  建設国債も百五十八兆ぐらいあって、それに見合う資産がないというのも、どうしても私には、やはりこれはおかしな話だなというふうに思いますので、ぜひ資産というものが一体何なのかということも。  負債の話ばかりをされて、何かこのままだともう...全文を見る
○上田(清)委員 難しい大蔵大臣の胸中が言葉の端々にかいま見ることができまして、心ある人たちはやはり真剣に考えていただいているものだというふうに私も思います。  素人的な形の中では、先ほどのバランスシートをきちっと出せば、あるいは明るい展望も見えるのかなというふうに思ったり、あ...全文を見る
○上田(清)委員 確かにそうでありました。なかなか難しいところでありまして、所管外の話をしたような気がいたします。  そこで、出口の財投機関債でありますが、特に、私などは思い浮かべるのが本四連絡公団、どう考えても、あの公団が機関債を発行して、応募する方々が本当にいるのだろうか。...全文を見る
○上田(清)委員 結構ドライな話を伺いまして、実は今、本四架橋公団の話をしたのは、総務庁の行政監察局の九九年四月末に出された報告の中で、同事業に関して、実質的に債務超過で、実質的にじゃなくてすごい債務超過で、今後も交通量の見込みからして償還計画がなかなか難しいのではないかというよ...全文を見る
○上田(清)委員 もう一回確認しますが、一切つかないのでしょうか。
○上田(清)委員 よくわかったようなわからないような話で、言わんとすることはよくわかるのですが、そういう基準というのは、ペーパーとかでつくられているのですか。
○上田(清)委員 今回の財投改革について、非常にある意味では勇気のある、評価すべき点を私は考えております。多分、財投機関債しか発行できない、政府保証なしということであれば、先ほど身の丈に合ったというような言葉が大臣から出ましたけれども、相当中身がクリアにされないと、つまりディスク...全文を見る
○上田(清)委員 どうもありがとうございました。  ちょっと出張をしておりましたので、質疑内容について一部説明が十分できなかったところ、大臣には御迷惑をおかけしまして失礼いたしました。できるだけ迷惑のかからない部分で、哲学の部分でやったつもりでありますが、一部御迷惑があったこと...全文を見る
○上田(清)議員 お答えします。  政府案にも留保金課税の改正案が盛り込まれている、そのこと自体は評価したいところでありますが、私どもは昨年の十二月にこの案を提案しておりますし、そもそも留保金課税という仕組みそのものがいびつであるというふうに考えている。このことがまず基本的に違...全文を見る
○上田(清)議員 ぜひ成立をお願いしたいというふうに思っております。  与野党の違いはございますが、過去の御発言からしましても、例えば昨年の十一月五日の日に衆議院本会議で、公明の大口議員は、留保金課税の廃止が極めて重要、このように言っておられますし、同じく四月二十一日の大蔵委員...全文を見る
02月25日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
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○上田(清)議員 お答えします。  矢島議員から二点のお尋ねでありますが、必ずしも共産党の理念や政策に同意するものではありませんが、鋭い切り口に敬意を表したいと思います。  政府案は、創業十年以内の中小企業、新事業創出促進法の認定ベンチャー企業に限定して留保金課税を撤廃するこ...全文を見る
03月08日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
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○上田(清)委員 民主党の上田でございます。  閣僚の皆様方、御苦労さまです。  それでは、早速お尋ねをしたいと思いますが、さきに東京都の石原都知事の方から旋風的に提案されました外形標準課税についてお尋ねをしたいと思います。  既に御承知のとおり、六七%の法人が赤字企業だと...全文を見る
○上田(清)委員 前金融担当大臣もこの件についてはいろいろアナウンスしておられましたので、谷垣新大臣にもこの件についてお願いしたいと思います。
○上田(清)委員 法制度の関連の部分での不備というのでしょうか、すき間を縫ったということに関しての議論というのは、政府の中で議論されたでしょうか。
○上田(清)委員 民主党の立場に関しては、ネクスト担当大臣の方からきちんとしたコメントを出しておりますので、この際、省略させていただきますが、そうした意味での法整備についてもきちっと対応をしていく必要があるということを御指摘させていただきたいと思います。  それでは、かねてから...全文を見る
○上田(清)委員 状況把握は担当大臣として十分理解をされているということはよくわかりましたが、御承知のとおり、半期の九月末で予定の四分の一にも満たない状況がある以上、極めて心配なわけですね。そのペースでいくと、達成率は五〇%にいくかどうかわからないというような感じがいたします。そ...全文を見る
○上田(清)委員 そういう御説明だったら要らないのです、わかっておりますので。そうじゃなくて、実は十二月の時点でヒアリングをしたら、七〇%はいっていますよとか、あるいは、もしきちっとした達成ができなかったら、私の首をかけてきちっと責任をとります、そういう話を国民は聞きたいのですよ...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、十一年の十二月に出した金融再生委員会事務局の「資本増強行の中小企業向け貸出状況等の公表について」ということに関して、この三の部分の「残された期間内に計画目標を達成できるよう、引き続き、努力を促していくこととしている。」こういう文書をわざわざ出されても、...全文を見る
○上田(清)委員 谷垣大臣も同じような立場なんでしょうか。
○上田(清)委員 大体、資本を注入するときには、まず火事が燃えているときに、失火なのか放火なのか、原因を追及するのは後だ、まず消せ、まず入れろ、そして、その後はゆっくり様子を見ましょう、そういう議論なのですよ、今の政府の答弁は。私には納得できません。少なくとも、私たちの仲間、国民...全文を見る
○上田(清)委員 はい。  それでは、次の問題に移ります。  この委員会でも、横光議員を中心に議論されました、商工ローンに関連して、実は私ども法案の中にも入れておきましたけれども、日掛け金融と言われる部分と電話担保に基づく貸付金融業でありますが、この部分は、先般のいわゆる商工...全文を見る
○上田(清)委員 商工ローンのときもそうでありましたけれども、やはり金融監督庁の対応がおくれたことは否めない。それ以上の大きな問題があったということを認めた上で、それでもやはり対応がおくれていたというふうに私どもは思っております。  そういう意味で、まあモグラたたきではありませ...全文を見る
○上田(清)委員 引き続き監督官庁としてはぜひ研究をしていただきたいというふうに思いますが、先ほど、理事会の非公式な発言の中でも、この問題について与野党ともに関心が強いものがあるということがわかりましたので、立法府においても、この問題、場合によっては議員立法という形で、超党派で出...全文を見る
○上田(清)委員 すべからく、いつまでにきちっとした結論を出すかということを明示することが、ある意味では作業を早めることになりますので、そういうことを常に明らかにしていただきたいなというふうに思います。  事業会社との距離の問題の話もちょろっと出ましたけれども、そういう点でいえ...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  そこで、当然みどり銀行にも兵庫銀行の損失が受け継がれた、そうすると、みどり銀行と阪神銀行が合併してできたみなと銀行にもそういう損失が受け継がれて、またみなと銀行も破綻するのでしょうか。
○上田(清)委員 それでは、兵庫銀行とみどり銀行に関しての当時の銀行検査というのは正しかったのですか。
○上田(清)委員 理解をしている、それは事実として理解をされているのでしょうか、それとも勝手に理解されているのでしょうか。
○上田(清)委員 わかりました。  それでは、兵庫銀行とみどり銀行に関して、民事、刑事の訴求はどのような形になったでしょうか。
○上田(清)委員 兵庫銀行については。
○上田(清)委員 確認しますが、実は兵庫銀行は破綻して、そして受け皿としてみどり銀行がつくられたわけですね、地元の出資で。そういう経緯の中で、兵庫銀行の経営陣に対する民事、刑事の追及というのは一切なかったということなんですか。
○上田(清)委員 みどり銀行の経営陣と兵庫銀行の経営陣は違うでしょう。
○上田(清)委員 時間が全然足りないことがよくわかりましたが、先ほど次官が言われましたのは、調査委員会はみどり銀行の内部につくられたというようなことでありますから、そしてみどり銀行の内部の調査委員会が兵庫銀行の旧経営陣を追及したと。そうすると、みどり銀行の経営陣に対しての追及はな...全文を見る
○上田(清)委員 ちょっと私には理解できない部分があります。新しくできた銀行もまた破綻したら、受け継いだ銀行の前のところだけが追及されるというのも何かわけのわからない話で、これはもう時間がありませんので、また改めて細かく事務的にもお伺いしたいと思っております。  それから、本当...全文を見る
03月14日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  今、税関の問題につきましては北橋議員と同じ問題意識に立っている者で、私どもも視察を通じて各税関の職員の皆さんが大変御苦労されておられることをよくわかった上で、よくその努力を評価した上で、幾つかお尋ねをしたいと思います。  先...全文を見る
○上田(清)委員 それはそれで、また後日確認の作業をさせていただきたいと思います。  富士運輸というこの業の中身について御存じであるかどうか。
○上田(清)委員 一応通告をしておりましたので、事務方、間違いのないようにしていただきたいというふうに思います。  この業務の実態についてきちんと把握しておられるかどうか、このことについて。事務方でも結構ですよ、どうも次官はわからないみたいですから。
○上田(清)委員 特に問題があるというような事実はございませんでしたか。
○上田(清)委員 ありがとうございます。後日また細かい点についてお伺いする機会もあるかと思います。  先ほど北橋委員が言われましたように、国際関係、貿易量の増大等々、関税業務、税関業務の拡大は本当に大変なことだと思いますので、政府におかれましても十分配慮していただきたいというこ...全文を見る
○上田(清)委員 はい。  そこで、私は、政府の金融監督行政あるいは検査行政の原点は、実は富士銀行の不正融資事件にその原点があるというふうに理解をしております。  御記憶も随分去ってしまったかもしれませんが、たまたま予算委員会で我が党の代表であります鳩山代表に対するさまざまな...全文を見る
○上田(清)委員 私の質問は、なぜ調査報告書が出ないのかということであります。国会に明らかにできないのかということです。
○上田(清)委員 御承知だと思いますが、内部の調査報告書もございます。何よりも、大蔵省が、あるいは現在の金融監督庁が、この問題について総括をしなきゃならないということを私は申し上げております。なぜしないのかと。日本の金融行政の不祥事の一番の原点がここにあるじゃないですか。この点で...全文を見る
○上田(清)委員 少なくとも、富士銀行の内部調査は外に出ておりません。大蔵省あるいは金融監督庁の立場の中ではそれが拝見できるはずであります。  しかも、私と当時の西村銀行局長とのやりとりの中では、明らかに間違った、うその答弁をしきりになされていたという事実もあります。このことに...全文を見る
○上田(清)委員 個々の細かいやりとりをしていても委員の皆様方はよくわからない。わかる議論をしなきゃ意味がないと私は常日ごろ思っておりますので、このことでは触れませんが、今総括次官が言われましたことは実は違っておりまして、その部分は具体的に不正融資の案件についての調査でありました...全文を見る
○上田(清)委員 では、二点だけ確認いたします。  八千代銀行に対する受け皿銀行としての指定をどのような形で行ったのか、競争相手があったのかなかったのか、それをぜひ資料として要求したいというふうに委員長にお願いしたいと思います。一点であります。  それから二点でありますが、な...全文を見る
○上田(清)委員 時間が参りましたので終わりますが、先ほどのなみはやの問題、極めて残念ですでは済まない話です。強行採決までして政府がつくった仕組みの銀行でありました。当然、丸坊主になるなりなんなりして責任をきちっととってもらわなきゃだめだということです。その時々最善の努力をしまし...全文を見る
03月24日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  私は、かねてから、年金福祉事業団の運用について十分な成果を上げているのかどうか、このことに関して疑念がございましたので、大蔵委員会、予算委員会を通じて少し議論をさせていただきましたので、きょうは集約をさせていただきたいというふ...全文を見る
○上田(清)委員 微妙に答弁が少し変わったわけでありますが、一般に聞いていると、あたかも利益の利率がそこに出たような感じでありますが、実は、これはまだいわばコストを引いていない数字でありまして、コストを引いたときはどうなんだということも明らかにしないと……。このような答弁をしばし...全文を見る
○上田(清)委員 あなたはいつも答えないんだよ。コストを引いたときにどれだけ差が出るんだと聞いたんだ。説明要らないからね、みんなわかっているんだから。
○上田(清)委員 それでは2の資料を見ていただきたいと思います。これは厚生省から出していただきました「信託銀行・年金信託の運用利回り(修正総合利回り)の推移」ということで、六十一年度から出ておりますが、ここに、「出典 厚生年金基金連合会調べ」ということで、「信託銀行全体の運用利回...全文を見る
○上田(清)委員 大臣は御存じだと思いますが、時価ベースではまさに瞬間風速で動いておりますね。したがって、決算も簿価でやっておりますね。こういうことを言うと、わかりづらくなってしまいますね。田浦さんはそのときにお答えされていますよ、そうですか、黒字に向かっているのですか、これで安...全文を見る
○上田(清)委員 大臣はしっかりした御答弁を私はされたと思いますね。確かに大臣が言われたとおりであります。これと同じようなことは吉武審議官も言っておられます。ある意味では瞬間値というふうに考えていただきたいという、二月二十四日の衆議院大蔵委員会での答弁なんですけれども、まさにこの...全文を見る
○上田(清)委員 だめですよ、理財局長、きのう言ったことと違うようなことを言っては。  矢野局長、あなたは、今聞いたように、理財局長ははらはらしながら毎日ボードを見ておられるのですけれども、簡単に売却もできなければ実現益にすることもできないようなことをしゃあしゃあと述べておられ...全文を見る
○上田(清)委員 謝罪していただきたいと言ったのですよ。しかも、国会で聞かれていると言ったね。どこを聞いた。聞いてなんかいないよ。ちゃんと答弁して。
○上田(清)委員 矢野さん、私にはそう言っていないのだよ。私に謝れと言っているんだよ。謝らなければ審議できないよ。
○上田(清)委員 誤解を招くように誘導されていることに問題があるということをあえて申し上げます。  そこで、実は一番気になるところは、資金運用部から毎年お金をお借りしているわけでありますが、3のところに理財局から出していただきました資料がございます。昭和六十一年度から貸し付けが...全文を見る
○上田(清)委員 また巧みにあなたはわけのわからぬことを言った、運用資産から返していると。運用資産の中身は何なのですか。
○上田(清)委員 要するに、利益を出し切れなかったから元本を食いつぶしている、こういう認識ですね。
○上田(清)委員 これを言わせるのに三日もかかってしまったのですよ。十二月三日に言ってくれればよかったのを、ぐずぐずして、何が何だかわからないことばかりずっと言うので、資料請求してもそらした資料ばかり出してくる。  大臣、実はこういうことでございまして、大臣の認識にございました...全文を見る
○上田(清)委員 今の御答弁、よくわからなかったのですが、認識しておらなかったということでよろしいのでしょうか。
○上田(清)委員 これは本当に重大なことでありまして、何のためにこの年金福祉事業団が存在し、六十一年から何のために運用してきたかという根本の話につながってくることでございますし、新基金に今度は転換されていくわけですけれども、過去の部分を明確に清算もしなければ総括もしないままに、新...全文を見る
○上田(清)委員 あなたの務めは、確かにそれで終わっているのかもしれません。簿価ベースではこうです、時価ベースではこうです、累積損失はこうですと。しかし、一方では、時価でこうなって、実は昨年の十月ではマイナス四千億になっております、あるいは十二月にはプラスに転じていますとか、そう...全文を見る
○上田(清)委員 こんなお金は大き過ぎて、返しなさいといってもなかなか返らないですね。簡単に返るものではないと思います。  そこで、大臣、政務次官、7には残念ながら直近の五カ年分の政府出資金と政府交付金しか出ておりません。それでも三千四百億から年金福祉事業団に出資、交付されてお...全文を見る
○上田(清)委員 やや私が野党的にちょうちょうしたもので、率直に大臣の答弁が正しいと思います。即法律違反になるとは私も思いません。おっしゃるとおりであります。  ただ、実は、9の「資金運用部長期資金借用証書」、昨年度のコピーを一枚だけ持ってまいりました。一回一回こうして大蔵大臣...全文を見る
○上田(清)委員 私は異議があります。「法律第二条の規定による事業に使用。」と書いてありますから、法律の第二条は第一条を受けておりますから、第一条は基盤強化、財政をふやす、これが目的でありまして、二条はそれを受けてきちっと管理していけという趣旨でありますから、むしろあなたの答弁は...全文を見る
○上田(清)委員 大臣、今お聞きになったとおりでありまして、極めて不健全な形で、この借用証書の約定が好ましい形では行われていない。この現況がずっと続いていたということであります、平成五年から。  大臣、私の記憶ではこの間に厚生大臣も何かなさっておられたような気がいたしますが、違...全文を見る
○上田(清)委員 大臣の言わんとしていることもよくわかるのですが、一番最後のページ、18にお得意の定量評価、定性評価——何が何だかわからないですね、普通の方が聞いていると。  私もお尋ねしたのですよ、運用機関選定の考え方は文書であるかと。きちっとそういうのがあって仕組みをつくっ...全文を見る
○上田(清)委員 一つだけまだ答えていないんですけれども、大臣、平成五年に専門家を集めて年金資金運用研究センターをつくった、そのときから食いつぶし始めたんですよ、皮肉なことに。皮肉なことに、わざわざ専門家を呼んで、保養協会の中に年金資金運用研究センターをつくったときから年金の元本...全文を見る
○上田(清)委員 翻って、矢野局長、賛助会費を取っていたことが、わざわざ集めたことがよかったのか悪かったのか。世間の常識では悪いんですよ、あなたはいいと思っているかもしれないけれども。本当にそう思っているか。
○上田(清)委員 最初から言いわけしないで、まずいことをしていましたと言うのが筋なんですよ。それをぐちゅぐちゅ言うんだから。  もうさんざんあなたたちは運用に失敗し、悪いことばかりしてきた。そして、給与はどうだといったら、元本を食いつぶし始めた平成五年も含めて一度も下げたことは...全文を見る
○上田(清)委員 大臣、閣僚の皆さんは、目下、景気とかいろいろ国民の感情とか考えて、一〇%の給与のカットをなされておられますよね。国会議員も簡単にできるのかと思ったら、意外にできないもので、私個人に関して言えば立ちあぐんでおります。今理事長の誠意ある、誠実そうにお答えしておられま...全文を見る
○上田(清)委員 大臣の御誠意ある御答弁は多といたしますが、丁寧にいろいろなこれからの仕切りを述べられるのは多といたしますが、一番わかりやすいのは、年福の理事長と矢野年金局長に辞表を求めることだということを申し上げて、終わります。
03月29日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。あと一時間で、大変恐縮ですが、お疲れだと思いますが、よろしくお願いいたします。  きょうはもう一つのチョウギン、いわゆる朝銀問題を主に取り上げさせていただきたいと思っております。  まず、最近ショッキングなレポートが出ておりまし...全文を見る
○上田(清)委員 ちょっと、最後、全体像を見ていないということですか、全体をよく見ているということですか。
○上田(清)委員 それで、このレポートについては重大な関心を持っておられるかどうか、このことだけ確認させてください。
○上田(清)委員 それなりに重要な資料になり得るというような判断を公安調査庁もなさっているというふうに私も認識をした上で、以後、この朝銀問題についても確認をさせていただきたいと思います。  そこで、それぞれの都道府県にあります、最盛期には三十七ほど、例えば朝銀愛知県信用組合だと...全文を見る
○上田(清)委員 総括次官にお伺いしますが、別個の存在だ、そしてこれは独立した経営体というふうに理解してよろしいんでしょうか。
○上田(清)委員 それはちょっとおかしい答弁になります。都道府県知事が認可をした独立した組合である、金融機関として位置づけられていると。だからこそ、大阪信組破綻の後に近畿信用組合に関して既に資金贈与並びに資産の買い取り等をやっているわけでありますから、そういうふうな何かわけのわか...全文を見る
○上田(清)委員 そこで、皆様方にお届けしております二枚目にスキーム図がございます。朝銀○○信組は朝鮮総連での事業体で、朝銀○○信組は事実上支店にすぎないのではないかということでちょっとタイトルをつけておりますが、そのような認識をせざるを得ないような状況がいろいろな局面で出てきて...全文を見る
○上田(清)委員 全くそのとおりでございます。  ところが、先ほど申し上げましたように、まずこの日本朝鮮信用組合協会というものが本店だとすれば、各県にございます朝銀の○○信用組合というものは支店にしかすぎないのではないかというようなことを私は申し上げざるを得ないのであります。 ...全文を見る
○上田(清)委員 私は、村井事務次官に聞いたのではなくて、政治家村井総括政務次官に聞いたつもりであります。  既にもう大阪の方で預保を通じて三千億円を超えるお金が贈与されておる事実もございます。総連のことを聞いているわけでもありません。先ほど申し上げました中小企業等組合法第五条...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、松田理事長にお伺いしますが、預金保険機構の方で三千億以上の資金贈与並びに資産の買い取りを、朝銀大阪信組の破綻の後合併された近畿を受け皿にして出されておりますが、当然そのときにこのような経営実態について把握をされたというふうに私は理解しておりますので、こ...全文を見る
○上田(清)委員 そこで、現在でも構いませんが、このような人事の異動があった、具体的にもう一つ私は特定の個人名を挙げさせていただきます。  文学秀という方は、具体的な年度は確認をしていませんが、このような形で動かれております。朝銀大阪堺支店長、それから朝信協、つまり、先ほど申し...全文を見る
○上田(清)委員 これは谷垣大臣にお伺いしたいのですが、どう見てもこれは支店であって、それぞれ独立した法人とは見がたいですよ、役員人事だけ見ても。それ以外にも後で御指摘しますけれども、どうしても認めたくないと言われるのだったら、認めさせる論点をもう一回出させてもらいますけれども。...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、私は、人事でやや不自然なローテーションがある、支店機能しか果たしていないんではないかというふうなところがありますので、さらに、法令上もやや問題があることを指摘させていただきたいと思います。  実は、中小企業等協同組合法第五条三項にこういう文言がござい...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  そこで、実はこのような大まかなフレームと、そして極めて異常と思われるような人事のローテーション、そして裁判で明らかにされた朝銀愛知と学習組との関係、そういうことも含めて、朝銀大阪の検査とそして資金贈与の問題について、いま一度再検討をす...全文を見る
○上田(清)委員 実は、自由党の小池百合子議員が昨年の七月六日に同じような質問をされておられまして、当時、五味政府委員がこの問題に関して、「私ども直接の監督官庁でございませんので必ずしもその詳細は把握しておりませんけれども、資産の確定の検査という意味では適切に実施されたというふう...全文を見る
○上田(清)委員 そこで、預保のいわば資金贈与の基準というのはどのようになっているのか、そして、この朝銀大阪に限っていえば、その基準に基づいてどのようになされたのか、確認したいと思います。
○上田(清)委員 そこで、一般に、預保の資金贈与の金額を決めるいわゆる基準というのは、どのようになっておられますか。
○上田(清)委員 ありがとうございます。  そこで、四月一日から、都道府県から金融監督庁の方に検査の権限が移るという形になっているわけでございますが、この朝銀大阪の場合、破綻してから金銭贈与まで約一年ぐらい時間がかかっているというふうに理解しておりますが、これは間違いないでしょ...全文を見る
○上田(清)委員 そこで、やはり同じように、十一年の五月に十三の朝銀信用組合が破綻をしております。そこで、これを北東ブロック、中部ブロック、西ブロック、関東ブロックという形で、四ブロックに分けて受け皿信用組合をつくろうという仕組みが明らかにされておるところでありますけれども、具体...全文を見る
○上田(清)委員 それはおかしいですね。国民のお金が出されていくわけでありまして、その国民を代表しているのが我々でありまして、申し上げられないというのはおかしな話でありまして、別に幾ら出せといって話をしているわけではありませんから、少なくとも前回一年ぐらいかかっていると、だからど...全文を見る
○上田(清)委員 そこでお尋ねをしますが、十三の信組、そしてまた朝銀大阪信組、私、法務省の方に確認をとりましたところ、いずれも背任行為はない、つまり民事、刑事の訴追が一つもなかったというふうに聞いておりますが、これは金融監督庁として確認をされていることでしょうか。
○上田(清)委員 実は、背任行為が極めて明々白々に出ている資料を私は持っておりますので、今から明らかにさせていただきたいというふうに思っておりますので、同じように、ぜひ、この話を聞いた後に調べていただきたいと思います。  この問題に関しては、朝銀大阪の場合であります。既に、フリ...全文を見る
○上田(清)委員 特に、朝銀大阪の元副理事長などは、これも法務省の方から資料をいただいたのですけれども、名前はあえて挙げませんが、この方は、平成九年の四月上旬、北朝鮮船舶の貨物船に覚せい剤約五十八キロをハチみつ缶に隠匿して積載し、同月十日ごろ、宮崎県日向市内の岸壁に接岸中の同船か...全文を見る
○上田(清)委員 それでは大臣にお伺いしますけれども、例えば三十億の価値しかない土地を担保に二百億融資すれば、これは背任でしょうか、それとも適正なんでしょうか。
○上田(清)委員 金融監督庁を主宰される金融再生委員会の大臣でありますのでお伺いしますが、それでは、過剰融資というふうには理解できてよろしいのでしょうか。
○上田(清)委員 私も、選ばれた国会議員として確実な資料をもとに申し上げております。きょうそういう御答弁しかされないのであれば、また改めて、資料をよく読んでいただいてきちっとした答弁をしていただきます。  しかし、事態は深刻であります。そのような答弁で済むような問題でありません...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。
04月04日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第12号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  参考人の皆様におかれましては、本日、御多用中のところ、早朝からありがとうございます。  早速ですが、国民の関心の深い部分でございますので、率直にお尋ねをし、また率直にお答えしていただきたいと思います。  まず、信金の長野副...全文を見る
○上田(清)委員 網谷信用組合中央会会長にお尋ねしますが、同じことでございますが、いかがでございますか。
○上田(清)委員 他の金融機関はわかりませんが、国民金融公庫などはやはり減っております。融資が減っております。  それから、地銀の平澤会長にお伺いしたいのですが、地銀協会、地銀全体で、細かい数字は別にして、上半期と比べて下半期、後段の部分ではどのような融資状況でございますか。
○上田(清)委員 都銀の杉田会長にお伺いしますが、都銀の中における中小企業向け融資、これは拡大の傾向でしょうか。
○上田(清)委員 それでは、第一勧銀の事例でも結構ですけれども、融資を求めてこられる中小企業は、漠とした数字でも結構ですよ、お断りされる方が多いのか、それとも受ける方が多いのか。
○上田(清)委員 それでは、先ほど半期で分けられましたけれども、月別で、とりわけ十月から、融資額の金額を教えていただけないでしょうか。第一勧銀で結構でございます。もちろん、すべてわかるのだったらすべて教えてほしいところですけれども。
○上田(清)委員 月別のがないとおっしゃるのでしょうか。これは、当然月別のを合算して数値が出てきたものだと思われますので、後ろの方、持っておられないでしょうか。御指摘してください。
○上田(清)委員 今申し上げたのは、各行別の月々のものを出していただきたいと言ったのですが、後ろの方、持っていませんか。
○上田(清)委員 やや私は不快感を持っております。こういう機会でございますので、丁寧に、各行の資料を用意していただきたいというふうに思っておりましたし、とりわけ、せめて第一勧銀だけは用意をしていただきたいというふうに思っておりました。  と申し上げますのは、言うまでもなく、たま...全文を見る
○上田(清)委員 会長は一貫して余り質問にお答えになっておられない。  もう一度確認いたしますが、漠とした数字でも結構なのです。例えば、少なくとも昨年の十二月に金融監督庁から文書で、頑張っていただきたいということを皆様方にきちっと申し入れ書を送っておられますね。その上で、また一...全文を見る
○上田(清)委員 私はずっと前提をつけております、漠とした数字で結構だと。協会長として責任を持って来られたのですから、それ相応にきちっと答えていただかないと、大変これは、私どもはわずか四十名の委員会でありますが、それぞれ十万人あるいは二十万人、三十万人という有権者を抱え、そして十...全文を見る
○上田(清)委員 先ほど会長のお言葉の中にぽろっと出たんですが、工夫をしてとかと言っておられますが、何か工夫してこういう数字を出されたのでしょうか。
○上田(清)委員 御承知だと思いますが、私どもには日銀の統計もいただいております。昨年十二月までの正確な数字しかいただいておりませんが、中小企業向けの数字は前年同月比でマイナス八%になっております。正確に言うとマイナス八・六。ずっと下がってきておりますが、こういう状況からして、前...全文を見る
○上田(清)委員 なかなか私の疑問にお答えしていただいてないと思います。言葉の中では、資金需要が徐々に回復していると。徐々に回復ぐらいではこのぐらいの融資額は出ません。半端じゃないですよ。十二月に金融監督庁はわざわざ指摘しているんですよ、足りないと言って。  余りにも乖離が大き...全文を見る
○上田(清)委員 別に委員長が預からなくても、国民に対する皆様方の基本的な信頼を回復するためにも、あしたにでも出していただきたいというふうにお願いいたします。  それでは、ここでやりとりしていても仕方がありませんので、次に参ります。  ちょっと気になるところでは、いわゆるゼネ...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  それでは、私どもの方は、金融監督庁から経営健全化計画書並びに関連の書類をいろいろお預かりしておりますが、特に外形標準課税で東京都が銀行をねらい撃ちするというようなことがございまして、私、個人的にも、やはり余り賛成できることではないとい...全文を見る
○上田(清)委員 ちょっと最後の方、確認ができなかったので確認しますが、金融監督庁に提出された十一年三月末の資本注入を受けた銀行の平均四十六万八千円というのは、賞与は入っていない、これはさらの基本給だということですか。
○上田(清)委員 統計の出し方も極めて、年額にしたり月額にしたりばらばらであります、役員と職員のとか。極めて資料としては不健全な資料だというふうに私は理解しておりますので、今杉田会長が言われましたこと、これは国民がみんな注視しておりますので、ぜひ資料を公開していただきたいというこ...全文を見る
○上田(清)委員 仮にも公的資金を注入する各行のそうした給与の実態だとかそういうことを公開できないということが、銀行に対する不信感を生んでいるわけでありまして、それぞれの企業、いろいろな面で公開しておりますので、そのような態度をとられる限り銀行業界の発展はない、私はそんなふうに思...全文を見る
○上田(清)委員 当然のことだというふうに思っておりますので、私どもは改めて各行にお出ましをいただいて、まだ不十分な点が多々ありますので、与党の皆様方の温かい御支援と御理解のもとに、改めてまたこういう機会をつくっていただければ大変ありがたいということをお願い申し上げまして、質問を...全文を見る
○上田(清)委員 先ほどの午前中の参考人の陳述を受けまして、幾つか質疑をさせていただきたいと思います。  一つは、驚きではあったのですが、九月末までの上半期の部分が六千八百億でございましたので、このペースであると、国民との約束あるいは経営健全化計画の予定までいかないのではないか...全文を見る
○上田(清)委員 実は、私どもの選挙区でも、昨年の九月末に、ある銀行から私どもの友人に、黙って二千万借りてくれ、そして二、三日後に返してくれということがございました。そして、私、十日前にもまた一つ、私の後援者のところを歩いていましたら、その話を承りました。  何かそういうことで...全文を見る
○上田(清)委員 実勢ベースと残高ベース、先ほど別枠で説明いただいたのですが、私の理解力不足と、六年に及ぶ野党生活で疑いっぽくなっているのか、素直に聞き入れられないのか、まだどちらかわかりませんが、後でまた議論をさせていただきたいと思います。  ただ、一つ気になるところが、よく...全文を見る
○上田(清)委員 答えは要りませんが、個々の、一人一人の給与を出すわけじゃありませんので、プライバシーとは関係がないということを私は申し上げたいと思います。  そこで、これはやりとりしていても仕方がありません。もう少し、世の批判をしっかり受けるんだということを銀行協会の方々に感...全文を見る
○上田(清)委員 貸し付けについてはいかがでしょうか。
○上田(清)委員 貸し付けの分は、文部省が確認したのですか。
○上田(清)委員 承知していると言うのだけれども、確認しているというのと承知しているというのはどう違うのですか。よく承知している承知していると言うのですけれども、よそから聞いてきて、何となく聞いたというような感じのイメージなんですね。だから、そんなふうに使われるのが一般的みたいで...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、繰り返しますけれども、例えば、朝信協の本部の副部長をやった方が、岡山の副理事長をやって、兵庫の副理事長をやって、山口の副理事長をやるとか、明らかに他のエリアにわたって二つも三つも転任していくというのは、これは普通の信用組合であり得る現象なんでしょうか。...全文を見る
○上田(清)委員 私は総括政務次官の意見を聞いたのであって、今のは意見じゃないんじゃないでしょうか。
○上田(清)委員 一週間という期間ですので、十分確認ができたかどうかわかりませんが、例えば、資料を提出させていただきました、幾つも渡り歩いている副理事長や理事長、そういう信組で適正に選任をされたという事実だとかそういうのを確認されましたか。
○上田(清)委員 先般申し上げましたように、半端な額が朝銀近畿に贈与されたわけではありませんので、これはやはり大事な、重要な問題だというふうに私は思っております。ぜひ、せっかく四月一日から金融監督庁に権限が移譲されたわけでございますから、早速調べていただきたいというふうに思います...全文を見る
○上田(清)委員 そうすると、先般私が御指摘させてもらいましたように、もう既に法令違反が幾つもございますね。  例えば、東京の文京区の白山の物件で、ここには朝銀大阪と朝銀神奈川が貸し付けをしております。半端な額じゃありませんよ。それから、八王子にあります朝鮮総連中央学院、ここに...全文を見る
○上田(清)委員 今申し上げましたように、既に法令違反がある事実が判明しております。これはきちっと検査をしていただきたいと思います。再検査していただきたいと思います、資料も提出しておりますので。  だれが見てもおかしい。なぜ福岡の朝銀福岡が東京の土地に担保貸し付けをするのか。こ...全文を見る
○上田(清)委員 漠という数字をある程度出してもいいのかなというふうに私は思ったりしておりますが、どうしても丁寧にお答えしていただくということであれば待ちます。  次に、政党活動との絡みの中で学習組の話をさせていただきましたが、愛知の朝銀の事例の中で、裁判の中でさまざまな文献が...全文を見る
○上田(清)委員 現実に資料を私の方で提出させたのがきのうでしたので、この点についてはまた来週あたりにでもお願いしたいというふうに思っておりますので、何とか来週じゅうにきちっとしたお答えが出るように待っておりますので、きょうのところは容赦させていただきます。  それでは、私がず...全文を見る
○上田(清)委員 確かに、当時、過少資本であるけれども債務超過ではない、こういう御答弁をいただいていたことも記憶しております。ただ、当時も相当議論しておりまして、不振行同士を合併させて本当によくなるのか、こういうことを私どもも言っておりましたし、むしろ事態をますます悪化させること...全文を見る
○上田(清)委員 このぐらいのことは大体確認されているのかなというふうに思っておりました。  それでは、もう一つですが、結局、合併から半年の間に不良債権額が一千億上積みされたというふうなことが一番の破綻の原因ですが、この一千億上積みされたのは、さっきちょっと次官が申された、査定...全文を見る
○上田(清)委員 必ずしも今明確な答弁じゃなかったような気がいたします。  当時、両行が合併することによって著しく体力が強化されることになりますというようなことを橋本総理が言っておられました。何らかの形で、なぜそうなのかという基準を明確にしないままやっておると大変なことになりま...全文を見る
○上田(清)委員 そういうこともさることながら、どちらかといえばそれは後知恵というのでしょうか、根本の話じゃない。  当時の大蔵行政の中で、関西地区におけるいわば過少資本の、あるいは当時既に例えば幸福銀行も債務超過にあったということもきちっと示達書にも出ておったにもかかわらず、...全文を見る
○上田(清)委員 これはもともと金融システムに多大な支障を来すという考えから入ったのであって、本当に金融システムに多大な支障を来すという概念に入るのかどうか。それは安全網が広ければ広いほどいい、そういう考え方もあるのですが、逆に、その部分というのは、もういつでもどこでもどうぞいら...全文を見る
○上田(清)委員 これもなみはやなんかと同じなんですが、まだまだ幾つかこれからも指摘をさせてもらいますが、どうも、今後の議論を待つ、しかし法案は通してくれというような、こういう話が幾つかございます。  やはり精度の高い法案にしていくことが非常に必要だというふうに私は思っておりま...全文を見る
○上田(清)委員 では、また話を移させてもらいます。  今度の法案について、可変保険料率の導入ができるということでございます。これは大蔵大臣になるのかもしれませんが、それぞれ、大手の銀行は賛成だ、弱小は反対だというようなことで、意見が全く対立しておりますが、私どもの立場の中では...全文を見る
○上田(清)委員 法案が通ってしまうと私どももすぐ忘れてしまいますので、できればそういう基本的な論点というのを出していただいた方が私どもの整理がしやすいというふうに思います、結構です、導入ができますと。  それで、導入するときに議論ができるかどうかというのはまたこれはわかりませ...全文を見る
○上田(清)委員 わかりました。  ぜひそういうものを事前に資料として、もういただいたのかもしれませんが、あるいはどこかでまた隅っこに置いてしまったのか知れませんが、ぜひ明らかにしてもらいたいと思います。  そしてもう一つですが、名寄せの義務づけ、これも今後のデータベース等々...全文を見る
○上田(清)委員 これも実は今後の課題ということでありまして、どうも、全般的に一つ一つ条項を検討していくと、これからの課題ばかりみたいなところがございまして、やはりさっきから言っていることと同じでありますが、いささか気になるなというふうに思います。  それで、特に大きな問題で、...全文を見る
○上田(清)委員 原則論はよくわかるのですが、ちょっと最初に森事務局長の言葉を述べたのは、現在、いわゆる資産デフレの時代でありますから、常に不良債権が劣化していく、こういう事態が予想されるわけですから、あえて劣化するものを最終的にずっと面倒を見るというような仕組みになってしまうの...全文を見る
○上田(清)委員 その時間的制限というのはどのようになっているのでしょうか。
○上田(清)委員 どうも最後はそこに来るのです、また検討という部分で。どうも法案全体に今後の勉強の部分が多過ぎるという感じがいたします。  また少しいろいろ事前に資料をいただいたりして教えていただければ、なお審議の材料になるのかなというふうに思います。できましたら、そのようなも...全文を見る
04月14日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。お疲れですが、もうしばらくよろしくお願いいたしたいと思います。  それでは、臨時出席の警察庁の方からお話を伺いたいと思いますので、よろしくお願いします。既に通告をしておりますので、手短にさっさといきたいと思いますので、簡潔明瞭にお...全文を見る
○上田(清)委員 設定を三・五%という見込みでありますから、したがって、平成八年度からは目標どおりいかないということでありますが、この理由は一体何でしょうか。
○上田(清)委員 例えば、運用委託先を丁寧に評価し直すことによって、運用のいわば利回りのいいところに重点的に委託することによって運用益を上げることができる。  さきに私は、年金福祉事業団の運用委託先が固定化して、しかも運用利回りの悪いところに大いにしっかり振り込むという愚策を犯...全文を見る
○上田(清)委員 実は、年金福祉事業団にもその運用先を決める選定の基準書が内部になかった経緯がございまして、一応内部の内規的なものだけあるということで、ペーパー一枚だけいただいたことがあるのですが、選定基準書みたいなものはあるのでしょうか。
○上田(清)委員 官房長はその基準書を見たことがございますか。
○上田(清)委員 すべてを掌握するというのは大変難しいのですが、正式な意味での基準選定書という文書があるのでしょうか。今ちょっとわからなかったのですよ、御説明の中で。その答えを聞きたいのです。内規であるのか、正式な文書であるのか、あるいはメモ程度であるのか。年福にはメモ程度しかな...全文を見る
○上田(清)委員 後でぜひその資料を提出していただきたいと思います。  そこで、先ほど合議機関で決めておられると言っておるのですが、その合議機関の構成メンバーはどのような形になっているか、御説明ください。
○上田(清)委員 今のメンバーの中に金融機関の出向者はおられますか。
○上田(清)委員 そこで、既に資料はいただいておるのですが、実は内部告発みたいな形で私のところに手紙が届きまして、特定のところと癒着しているのではないか、こういうお話がありました。そうでないということであれば一番いいのですが、若干私も運用利回りなんかの数字を追っかけまして、やや偏...全文を見る
○上田(清)委員 委託運用先にメンバーが、親会社がとかくするというのはどういう意味を持っているかというのは、世間の常識で御存じだと思いますね。例えば、建設省のOBあるいは住都公団のOBが、あるゼネコンなりに再就職すると、その人の給与分以上のことを発注させなければいけない、給与分以...全文を見る
○上田(清)委員 こういう御時世でございますから、もうそういう判断をしないで、一切引き揚げるとか、あるいは、これからは一切そういうことをしないというふうに考えた方がいいとは思いませんか。
○上田(清)委員 私がいただいている資料の中に氏名が出ておりますけれども、それぞれ顧問として、あるいは相談役として就任されている。このメンバーの中には、運用部門に在籍したことがない方がおられますが、それでもお役に立つのでしょうか。
○上田(清)委員 今のはやや意地悪な質問で、失礼しました。  それで、気になるところでありますが、三月三十日付の委託先あるいは委託額、運用収益、手数料等と、三十一日付の数字をいただいておるのですが、三十一日には、例えば、エスジー山一アセットマネジメント、あるいは大和住銀投信投資...全文を見る
○上田(清)委員 余り説明になっていないのですね。  具体的に、例えばこの野村アセット・マネジメント投信あるいは日興、安田、興銀、三和、こういったところを全部増額されているわけですね、その分だけを。そうですね。すると、なぜそちらに増額されて、こちらをゼロにされたのか。例えば、今...全文を見る
○上田(清)委員 官房長が全部それを知らなくてもやむを得ないと思いますが、多分、仕切りがやはりあると思うのですね。仕切りがなくてこういうことがあると、当然内部的には混乱するでしょうから。その仕切りをきちっと今度は報告していただきたいというふうに申し上げますが、ただ、一つだけ御指摘...全文を見る
○上田(清)委員 その一定の方式とは何なんですかということを聞いているんですよ、さっきから。
○上田(清)委員 それでは、今の総合的な偏差値を資料として出していただきたいと思います、若干疑念がありますので。  今すぐ全部言っていただければ、今数字だけばっと挙げていただけますか、上から順次。そうすると、すぐすっきりしますから。今言われた最後の数字だけ。
○上田(清)委員 解約した仕切りのところの数字を言っていただけますか。——わからない。  僕らが確認できるのは、実は定量でしかできないのですね、もらった資料の中では。だから、定量では必ずしも今お答えされたような数字が出てきていないので、ちょっと疑念があります。  それで、総合...全文を見る
○上田(清)委員 率直な御感想ありがとうございました。保険料も十倍近くふえてきたりしておりますので、今後の会計について見通しが全くつかないわけじゃないのですが、実は、私どもの党の方で銀行業界の調査をしてみました。どういう調査かといいますと世論調査であります。  どのように国民が...全文を見る
○上田(清)委員 驚きだったという私どもと同じような感想ですので、六月ごろ、確定してから調べるんじゃなくて、私のところでも二件、先ほど佐々木憲昭議員が言われたことがございますので、ぜひ一週間以内ぐらいに調べていただいて、まさにポイントだけ調べていただくということで結構ですので、報...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、私も以前、富士銀行の不正融資事件、なぜ富士銀行にこだわっているかというと、一兆一千億という一番資本注入の多い銀行でありまして、当時の未回収の二千七百五十億と言われている不正融資額、不正融資額全部は六千五百億でありますが、この未回収の部分に、どんな形で不...全文を見る
○上田(清)委員 富士銀行の当時の主犯でありました中村稔氏ですか、この方は約五十日缶詰にされて、そして、事件が発覚した後に大蔵省に通告を富士銀行がする、その前に既に五十日間にわたって缶詰にして、克明にこの中村稔氏から事件のてんまつを聞いて、それを内部の報告書に書いているわけであり...全文を見る
○上田(清)委員 これは究明する意思がないんですか、金融監督庁というのは。以前の国会で事実上うその答弁になってしまったという事実に対して、究明する意思はないんですか。
○上田(清)委員 村井次官はいつ警察庁になられたんですか。私は刑事事件の話をしているんじゃないんですよ。大蔵省の金融行政、きちっと検査をして事実を明らかにするのかしないのかということについて問われているんですよ。  この判決でも出ているじゃないですか、ずっと。高橋判決についても...全文を見る
○上田(清)委員 そういうことであれば、当時の内部報告書を出していただければいいじゃないですか。少なくとも橋本元首相や、お話ししていますから。富士銀行はその当時うそをついているんですよ、国会で。そして、西村銀行局長もずっとうそをつきっ放しですよ。大蔵省はずっと富士銀行、東海銀行の...全文を見る
○上田(清)委員 そんなことありません。今までにも、大蔵省の示達書を関係のあるプライバシーの部分を黒く塗りつぶして提出したことがあるじゃないですか。出せばいいじゃないですか。じゃないと、晴れないですよ。検事調書から見れば、全く大蔵省はうそをついていたということじゃないですか。私は...全文を見る
04月18日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  本日は、参考人のお二方に、御協力ありがとうございます。  まず、先般杉田会長の方から提出いただきました下半期の伸びについて、特に富士銀行の場合はその伸び額が全体の三分の一弱あるということで、大変驚愕しているようなところがござ...全文を見る
○上田(清)委員 山本参考人にお伺いいたしますが、個別の事情についてはわからないと言っておられましたけれども、これは全国の支店網にいろいろな形で指示をされると思うんですね。健全化計画の中で約束された中小企業貸し付けの計画を実行する必要がある、このように判断されて、当然昨年の十二月...全文を見る
○上田(清)委員 お答えになっておられません。それをお伺いしたんじゃないんですから。取締役会でスピーディーに、極めて簡単に物事を決めていかれるような答弁をしていただきたいと思います。端的に私が聞いたのは、支店等に基本的な方針を出されるときに、数字のつじつま合わせだけはするなよとか...全文を見る
○上田(清)委員 数字のつじつま合わせはしなかったという御回答であります。いずれ機会がありますので、またその点については明らかにさせていただきたいと思います。  ただ、私ども、日銀の二月の速報値、これは皆様の数字は実勢ベース、日銀のは残高ベースでありますが、二月の速報値を見まし...全文を見る
○上田(清)委員 例えば、大型フリーローンについての調査依頼をして回答状況がありますが、先ほど申し上げましたように、地銀は全部答えております。各項目に関して、一から六まで。しかし、第一勧銀、富士、ほかの銀行もそうでありますが、第一勧銀は一と三だけ答えて、あと四項目、六は二つに分け...全文を見る
○上田(清)委員 ちょっと答弁の前に。私どもはプライバシーにかかわるような要求の仕方をしておりません。例えば、販売件数であるとか契約高であるとかあるいは融資残高であるとか代位弁済の件数、金額とか競売申し立ての数だとか、数字の問題ですから、押さえてあるものそのまま出せば済む話であり...全文を見る
○上田(清)委員 今の御答弁もおかしい。バブルの時期のことについての調査のお願いをしているのでありまして、直近の一年の話をしているわけじゃありませんから。質疑の内容はきのうレクさせていただいておりますし、この予備的調査も院から出されたものでありまして、極めて公式文書でありますから...全文を見る
○上田(清)委員 ここのところで余り時間を使いたくないのですが、山本頭取は若干何か勘違いされていると思います。  いいですか。一部販売内容だとかの記録は保持されて、そういうものは記録されているのだけれども、残高が記録されていないとか契約高が記録されていないとかいうのはおかしいじ...全文を見る
○上田(清)委員 どうもありがとうございます。  それで、杉田会長、どちらかといえば第一勧銀の頭取としてお伺いいたします。  資料でお渡ししておりますが、KG—サブ、会社名ですけれども、KGI—A、KGI—B、KGI—C、KGI—D、J、Kと、アルファベットをただくっつけただ...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。力強い御答弁でございましたので、その点については極めて高く評価させていただきたいと思います。  この代表者のシュミット・フレデリック・カツロという方、経営者という方、どのような経歴でどのような御商売をやっていらっしゃるかということについて...全文を見る
○上田(清)委員 知っておられるということであれば、それはそれで結構でございます。  私どもが調べたところでは、それなりの調査機関に頼んでも、どのような経歴なのか、どのような仕事をされてきたのかわからない状態でございます。また、この会社も巨額のお金を動かしておられる形跡が見られ...全文を見る
○上田(清)委員 各行はそのような事実はないという御回答をいただいたわけでありまして、差し控えるというのはいかがなものかというふうに思います。  今、銀行の信頼性が問われているわけでありまして、私どもも相当な費用をかけまして銀行業界の調査を党でやりました。どのような印象を国民が...全文を見る
○上田(清)委員 きょうは時間がありませんので、金融監督庁を通じてこの件については徹底的にやっていきたいと思います。またもやうその答弁をされたというふうに私は理解をしております。  もう一つお伺いします。  先ほど時系列の話をしましたが、平成三年七月二日の「赤坂支店問題の対処...全文を見る
○上田(清)委員 時間になりましたので、終わります。本当にきょうはありがとうございました。  私どもも、銀行の公的な責任や公的な性格を問題にしながら、利益はしっかり出しなさいというような、なかなか矛盾したことを申し上げております。大変悩ましい時期と重なっておりますが、そう遠くな...全文を見る
○上田(清)委員 民主党の上田でございます。  午前中に参考人の質疑を受けまして、若干その関連について確認をさせていただきます。  まず、第一勧銀絡みでございますが、さきに仙谷議員の方から若干の質疑がございましたが、時間切れみたいな感じで中身がはっきりいたしませんでしたので、...全文を見る
○上田(清)委員 そうしますと、金融監督庁にお伺いしたいと思いますが、この有限会社KGI—AからKまでの会社は、どう見ても同じ会社内にありまして、代表者が同じでございます。こういう実態からして、第一勧銀が百億という債権譲渡をして、そして、こちらに回収をしていただくような仕組みをつ...全文を見る
○上田(清)委員 それでは答弁になっていないのですよ。それだったら私もわかるのです、そのぐらいのことは。そうじゃなくて、実際どうなっていますかということを確認したのです。いや、時間が足りなくてわからないというのだったら、それはそれでわかりますし。ただ、今のは答弁になっていないので...全文を見る
○上田(清)委員 その法令適合性に疑義があるということでお尋ねをしておりますので、調査をお願いしたいということを言っているのです。個別の問題であろうと何であろうと、金融監督庁はそれに問題があればちゃんと調査をする必要がありますので、適当にやっているだろう、そんなふうに答えられては...全文を見る
○上田(清)委員 第一勧銀はこのKGI—Aだけやったということでありますけれども、これが百億ということですから、例えば小口化してずっと二百億以内でやって、いわば監査役等の組織的監査の義務や規制を逃れるための仕掛けをしている可能性もあるのではなかろうかと、私は少し疑いを持っておりま...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、大武次長が来ておられますので確認いたしますけれども、今言ったような事例で債権回収によって益金を得た場合には、益金に対する譲渡益等々についてどのような課税状況になるのか、一般論で結構ですので教えてください。
○上田(清)委員 ありがとうございます。次長、御退席いただいて結構でございます。  それでは、確認いたしますが、第一勧銀から譲渡を受けた債権の回収を行うことは、債権管理回収業に関する特別措置法第二条第二項に規定する債権回収業に該当するかどうか、これをちょっとお伺いします。
○上田(清)委員 それで、村井次官、先ほど個別のことは云々というようなことでありますが、私は今までずっと大蔵委員会で、長銀の問題あるいは日債銀の問題、すべてこれは基本的に個別の話であります。そういう個別のことは云々と言われると、何ら審議する対象がなくなってしまいます、本当に。そん...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、富士銀行が言ったらそれをそのままお答えするのがお仕事なんですか。
○上田(清)委員 確認する手段は以前に私は提出したことがあると思いますが、週刊フライデーにも出ましたけれども、私はこの原本のコピーは持っておりますけれども、ちゃんと丸晶興産から尾花万里子さんに振り込まれたというものが出ているじゃないですか。富士銀行から振り込まれていないじゃないで...全文を見る
○上田(清)委員 承知の仕方が違うんですよ。なぜそういう承知をするんですか、承りましたと。何のための監督庁なんですか。承るだけだったら何でも勝手じゃないですか。  いいですか。あなた方は答弁の仕方が間違っているの、承知しますというやつ。何が承知するんだというんですよ。承るんだっ...全文を見る
○上田(清)委員 私は、それはうそだと言うんですよ。だれも調査報告書が見られないからそういうことを言っているんですけれども、そういう話だと検事調書がうそだということになっちゃうし。いいですか、尾花万里子さんの生き方の中で、数十回不動産転がしをやっておられて、あっちこっちのノンバン...全文を見る
○上田(清)委員 では、監督部長、検査部長、その正規の融資というのを、どんな形でどのようにとられたのか、それの報告は聞いているのですか。ちゃんと聞いていないんでしょう。言われたのをうのみにしてぽっと言っているだけじゃないですか。
○上田(清)委員 乾さん、言えますか、正規の融資云々という話。——いや、いいですよ。そんな細かいことはわからないということであれば、わからないほど大した報告を受けていないということなんだから。  そういうことなんですよ、あなた方は。そのくせにちゃんと答弁だけはしっかりするんです...全文を見る
○上田(清)委員 ちゅうちょされるのが当たり前でありまして、ちゅうちょされることなく当時の西村銀行局長は強弁をされておられたわけです、内部の慣行だと。だから許せないと言っているわけですよ。そういうことが平気で当時の大蔵省銀行局でなされていたということなんですよ。そういうことも含め...全文を見る
○上田(清)委員 だから調べてくださいとずっと三年もやっているじゃないですか。調べようとしないじゃないですか。富士銀の内部調査報告書を見ればすぐわかるんですよ、いつどういうことが行われたか。当時、中村さんが克明にしゃべっているんです。その一部はこっちにもありますよ。そして、検事調...全文を見る
○上田(清)委員 それを山口銀行局長になったときに修正されたのはそれはそれで評価いたしますけれども、そうじゃないんですよ、調べてほしいと言っているんですよ、何度も申し上げますけれども。尾花さん自体が富士銀行からの不正融資でないというふうに思わなかったことがおかしいんですよ。富士銀...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。どうぞ御退室されて結構でございます。  ただし、これを聞いていただきたいと思います。九八年の五月十八日、千葉刑務所内での中村出張尋問でありますが、このように言っておられますね。中村さんは、小林先生とは自分自身、もうべったりでした。小林先生...全文を見る
○上田(清)委員 大臣、私は納得ができないのです。しかも、先ほど申し上げましたように、山口銀行局長になってから答弁が変わりましたから少しは私の怒りも和らぎましたけれども、日付が異なるような話を、当時の銀行局長が銀行内部の慣行の問題だなどと平気で答えられて、この問題を看過できないの...全文を見る
○上田(清)委員 事件が完結しているのは、既に服役中の方もおられれば出てこられた方もおられるし、控訴もしていませんし、事件としては完結しているわけです。ただし、大蔵の金融行政の不透明な部分、このことについては解明していないんですよ。村井次官は首をかしげておられますけれども、わかる...全文を見る
○上田(清)委員 個別の案件と言われますが、公的資金を三千億既につぎ込んだ案件でございまして、プライバシーも何もありません。既に多くのところで話が出ております。このことでその銀行が何か不利益を受けるということもありません。既にその金融機関は消滅をしております、衣がえをしております...全文を見る
○上田(清)委員 大阪朝銀の場合はきちんとした処理ができていないから問題を提起しているわけでありまして、なぜそういう答弁ができるんですか。明らかな過剰融資、明らかに全く圏外のところに融資をするというような、現実の登記簿がある。そういう資料も提出させてもらっている。なぜそれで適切に...全文を見る
○上田(清)委員 では、もう一点。いわゆる本店、支店の関係についての調査はどのようになりましたか。  言ったでしょう。まさにそれぞれの信用組合が独立した存在ではなくて、朝鮮総連の下部組織になって、それぞれ支店の関係ではないかというふうな問題提起をさせていただきました。そして、人...全文を見る
○上田(清)委員 もういいかげんにしてほしいと思いますね、法令にのっとりやりますと言うのは。法令にのっとってどう調べたのかを聞いているんですよ。十年これをするつもりでいるのですか。こんなことでは審議できませんよ。富士銀行だって何にも答えないではないか。もう私もいいかげん怒りますよ...全文を見る
○上田(清)委員 同僚議員の御了解をいただきまして、少し民主党の枠でお時間を賜りたいと思います。  私は、調査の依頼をお願いしております。事三千億円という大変な金額でありますし、極めて不明朗な、もうだれが見ても、そんなにむきになって調査しなくたって過剰融資であるということはわか...全文を見る
○上田(清)委員 だから、村井次官、私たちは政府委員制度の廃止の中で、政治家の答弁を聞きたいのであって、官僚答弁を聞きたいのではありません。承知しておりますではないのです。そういう言葉はやめてください。それは承っているという話であって、自分の判断がないではないですか。大先輩に大変...全文を見る
○上田(清)委員 それは十三信組と四つの受け皿の話でありまして、そうではなくて、もう既に行われた部分について再調査をしてくれという私の要請であります。  それから、念のために、もう釈迦に説法で恐縮ですが、例えば、大和銀行が破綻した朝銀信用組合の受け皿になったとか、今度の受け皿と...全文を見る
○上田(清)委員 何度言っても論点がすれ違いますね。もう次官はわざとそらしておられるとしか申し上げようがありません。私が聞いているのは、先ほど申し上げた点について報告を求めている、その報告について答えていただければいい、それだけのことであります。まだできていません、あるいは、いつ...全文を見る
○上田(清)委員 だから、その部分については何にも聞いておりません、最初から。検査の部分は時間がかかるでしょうからと最初から言いました。  私が聞いているのは、エリアについての違法性、そして、支店なのかあるいは総まとめのグループなのか、独立しているのか支店なのか、そのことを最初...全文を見る
○上田(清)委員 私は納得できません。きちっとした答弁ができておりません。検査の部分はよくわかりますが、全部検査しなけりゃすべてわからないなんというようなことを言っていたら、何年たってもできません、本当に。そういう意味で、わかる部分をきちっと出してください。特に、法令違反の部分な...全文を見る
○上田(清)委員 預金保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  一昨年の金融国会において、民主党は、いわゆるペイオフの凍結が解除される二〇〇一年三月末までに、不良債権処理を完了させ、金融不安を一掃することを主張いたし...全文を見る
04月19日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  今回の財投改革、大変大きな改革でありまして、日本のこれまでの行政の仕組みやあり方そのものも問われるような大きな改革で、大変注目をしているところでありますが、その前に、国家の一大事がつい先ごろ小渕総理の入院という形の中で出てまい...全文を見る
○上田(清)委員 どうもありがとうございます。  実は官房長官の国会答弁で、二十三時三十分、午後十一時半の記者会見の前に宮澤大蔵大臣には電話で、私が総理の指示に基づいて臨時代理を受けることになった、このようなことを述べておられますが、一方で参議院の会長の村上正邦先生は、記者会見...全文を見る
○上田(清)委員 どうもありがとうございます。  一応、森政権下における大蔵大臣としての正統性の確認ということを含めて議論の前に確認をさせていただきました。大変突然の質問で御無礼をお許しいただきたいと思います。  それでは、本題に入らせていただきます。  まず、ずっと議論に...全文を見る
○上田(清)委員 資料をいただいたもので、平成十年度末で、今、外債が八・一%、金融債、社債が七・二%、そしていわゆる指定単の寄託金が一六・九と、ぱあっと見ますと、結構リスクのある部分が三〇%ぐらいあるというふうに考えてもおかしくないし、地方債だってこれからどういう形になっていくか...全文を見る
○上田(清)委員 だから一概に大きくふえるものだとは言っていないわけで、当然ふえることは間違いないと。したがって、どういうふえ方をするのかができているのかと聞いたんですね、その運用の基準が。それをお聞きしたいんですよ。この法案のポイントは、そこに一つあるんですよ。
○上田(清)委員 その基準を出して法案を出してください。また後日改めて、内部検討メモでもいいからぜひ出してください。  それでは、また外部、外部と言っては恐縮ですが、お客様の方から先に帰させていただくために、厚生省の年金局長おいでですね。  それでは、同じように、グリーンスパ...全文を見る
○上田(清)委員 先ほど、担当大臣であります宮澤大蔵大臣が、計数的に明らかにできればいいんだけれども、それが筋道だけれども、しかし今の段階では出しにくい、こういう御答弁をされておられまして、極めて率直な意見で感銘を受けたわけでありますが、今、自主運用をする側の、預託を廃止する部分...全文を見る
○上田(清)委員 大変恐縮ですが、過去のことを何度も思い出させて申しわけありませんが、やはりなみはやのときも特定合併ということで新しい試みでした。不良銀行同士をくっつける、そして、くっつけてよくするんだ、てこ入れをしてよくするんだということで、じゃ、どういう基準なんだということを...全文を見る
○上田(清)委員 資料を十分以前からいただいておりましたので読んでおりますし、そのことはわかっているつもりであります。したがって、例えば最後の六番目に言われた民間の金融市場に悪影響を与えない、徐々に出していくとか、そういうことも含めてどういうシミュレーションを内部で検討されたのか...全文を見る
○上田(清)委員 年福のときもそうでございました。運用の基準はあるのかと言ったら、内部で基準の正式な意味での文書はないと。しかし、方針のいわば確認書的な、メモ的なものはあるということでいただいたことがございます。それこそ、宮澤大蔵大臣が率直に言われました、苫東の新しい試みの二枚の...全文を見る
○上田(清)委員 もう本当に、官僚OBであります大野政務次官のお話を聞いていますと、クリアでありますが、まさしく官僚答弁でございまして、政治家の方針としての演説がなされていないような気がいたします、大変御無礼な言い方で恐縮でございますが。  大蔵大臣、大変急いで大蔵省の方に御苦...全文を見る
○上田(清)委員 中川委員に対する答弁あるいは私との関連の中で答弁するというのは、いつ答弁されるということですか。
○上田(清)委員 私も苫東のことを思い出すのですが、日本政策投資銀行に合併するときに審議をさせていただいて、北東公庫のロスの部分を含めて、新しい会社が、意欲は買うのですけれども、過去に非常に不良、例えば所有している土地が全然売れないにもかかわらず、今度新しい会社ではそのペース以上...全文を見る
○上田(清)委員 極めて頼もしい答弁でありますから、そこで当然、どこが財投機関債が発行できて、どこが無理だろうということで、いわば財投債、特会の部分だ、あと中間地帯がここかな、グレーゾーンがここかなというその種別を我々に発表してくださいよ。我々から見たらどうなのかということを確認...全文を見る
○上田(清)委員 その部分はよくわかるんです。しかし、先ほど言われたように、民間の金融市場を圧迫しない、あるいはそちらに悪い影響を与えない、そのことも含めて検討されているわけですから、その答弁だけだとわかりづらい、というよりも一方的な話になります。  ただ、時間が参りました。こ...全文を見る
04月21日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  参考人の方々には、御多忙のところ御出席いただきまして、ありがとうございます。時々、退席をされても自由です。どうぞということを申し上げますので、その時点で御退席いただいて結構でございますので、よろしくお願いします。  それでは...全文を見る
○上田(清)委員 理事長は大蔵委員会での論議の中身についてよく知っておられるかどうかはわかりませんが、ここでの議論は、原則、財投機関債でいこう、そして過渡的に政府保証債もあり得る、そして、そういうことも絶対的に不可能な場合にやむを得なく財投債、つまり特会の方から融資を受ける、この...全文を見る
○上田(清)委員 そういうのが長くなってくると、どうしても審議ストップして御同僚の皆さんに迷惑をかけちゃうんですが。  私も思います、多分、利子補給なりなんなりを政策的にやっていかなければ不可能な形になるのかなと。調達の格付なりなんなりを高い金利できちっと応対しなければ債券を購...全文を見る
○上田(清)委員 要するに、財投機関債は無理ですねということを言っておられるのと同じだというふうに私は思いますが、それでよろしいですか。
○上田(清)委員 ぜひ最初からそのような御答弁をいただきたいと思います。  理事長、恐縮です。御都合がありましたら、どうぞ御退席されても結構でございます。  それでは次に、公的金融機関関係の仕組み等々について確認をさせていただきたいと思います。  私が資料をそれぞれ要求しま...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。基本的に、私は、この国民金融公庫も、何らかの形でいわば政府補給金、補助金、税金投入がないと難しいところかなというふうに思っておりますが、この点については、今後、外に向かって資金を調達していくという過程の中で、税金投入は要らないというような方...全文を見る
○上田(清)委員 お聞き及びだと思いますが、かなり政策的な、政治的な判断が、基本的にこういう国民金融公庫を、特別な零細中小向けの融資をしなければならないときに、市場原理だけで決めていく仕掛けが本当にできるのだろうかというふうな懸念を私は感じ取ったわけでありますが、同じような御答弁...全文を見る
○上田(清)委員 尾崎総裁、どうぞ、お忙しいことであれば御退席されても結構でございます。  伊藤副総裁にお尋ねしますが、資金需要は毎年十兆円程度ですね。ところが、御承知のとおり、任意繰り上げ償還額が年々ふえておりまして、平成十年度で六兆七千億を超えております。実質的に、こんなに...全文を見る
○上田(清)委員 その原因やよしということですので、これは財投機関債で勝負ができるという仕組みでしょうか。
○上田(清)委員 ちょっと含みのある御答弁でしたので、また改めてお聞きしたいと思います。  ところで、次に、過去に債券を発行したことがある、あるいはまた発行し続けている関係の特殊法人の方々もおいでになっております。  住宅金融公庫も、実は今お話にちょっとございましたように担保...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  担保の部分に関していえば、資産ということで、あるいは政府保証なしでも可能かなというようなお話で、それ以外はなかなか難しいかなというふうに私は受けとめました。  そこで、日ごろから、旧開銀時代、開銀と北東公庫が一緒になって日本政策投資...全文を見る
○上田(清)委員 通告はしておりませんが、現在、日本政策投資銀行が必要とする資金需要の中で、市場に求められた外債あるいは政府保証債のパーセンテージは、雑駁で結構でございますが、どのぐらいなんでしょうか。
○上田(清)委員 仮定の話で恐縮ですが、実はその三千九百億、私も数字は押さえておりましたけれども、財投機関債を前提にできるだけの努力をしたいという強い意思を感じたところでもありますが、どのぐらいまでのパーセンテージを可能とするか、そういう御検討というのは内部でされたのでしょうか。
○上田(清)委員 極めて誠実な対応をありがとうございました。  伊藤副総裁と小粥総裁、お急ぎでありましたら、どうぞ御退席いただいても結構でございます。  それでは、石油公団の鎌田総裁にお伺いいたしますが、こちらの方もまた債務の償還の問題についてはいろいろ見方がございますが、金...全文を見る
○上田(清)委員 その検討の内容をお知らせしていただくわけにはいかないでしょうか。財投機関債でもやっていける、あるいはやっていけないとか、政府保証がないと苦しいとか、基本的な方向性だけでも教えていただければありがたいのですが。  極めて大事な議論なもので、そういう方向性をぜひ教...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。鎌田総裁、お帰りになっても結構でございますので、どうぞ御自由にしていただきたいと思います。  それでは建設政務次官、大変お待たせをいたしまして申しわけありません。所管の関係のところからまたお伺いをいたしますので、ぜひお聞きをしていただきた...全文を見る
○上田(清)委員 申しわけありません、もう一点。  今、意欲的なお話をお伺いしましたが、ここもいわば最高に近いぐらい税金を投入している機関であります、住宅整備公団以来。今、委員の皆様方、閣僚の皆様方にはお手元に、税金投入額ランキングというので二位になっておりまして、九八年度末で...全文を見る
○上田(清)委員 申しわけありません、もう一点。  今のお話だと、手間暇のかかるところ、お金のかかるところ、まさしくその公的な部門は、準公的セクターである基盤公団が活躍されるということであります。そうなってくると、やはり利益ということに関して、どうしても格付が悪くなるんじゃない...全文を見る
○上田(清)委員 どうもありがとうございました。お聞きしたい点もまだまだ多々とありますが、きょうは体調が悪い中わざわざお越しいただきまして、ありがとうございました。非常に気迫のある御答弁、高く評価をさせていただきたいと思います。  それでは、日本道路公団の緒方総裁に確認をさせて...全文を見る
○上田(清)委員 この議論をしているともう時間がなくなってしまいますので、また機会があったらやりたいと思いますが、償還が順調に進んでいるというふうには理解しておりません。極めて高い高速料金、極めて高い経費率、極めて高いそれぞれ子会社に分散した資産が、本来なら国民に還元されるものが...全文を見る
○上田(清)委員 先ほどから申し上げておりますが、検討の方向性というのはどのようになっているのかということを聞いております。
○上田(清)委員 ありがとうございます。  それぞれ独立した有料道路がございますが、これも特に質問要項に入れておりませんので、十分お答えになれなくても別に構いもしませんが、こちらも総額で四兆数千億、私の定義によれば債務残高がございます。また、料金収入が昨年度初めて減少しておりま...全文を見る
○上田(清)委員 多分、これまでの償還計画に変更を加える必要が出てくるのではなかろうかというふうに思っております。  加藤建設政務次官にお伺いしますけれども、先ほど申し上げましたように、ちょっと住都公団と道路公団の違いがございまして、路線やそういったものは国土開発幹線自動車道建...全文を見る
○上田(清)委員 質問の意図がよく伝わらなかったと思いますが、財投機関債について所管の副大臣としてどのようにお考えになっておられるかということをお聞きしましたので、一言で、財投機関債を中心にやっていける、そういう立派な経営をしているんだ、このような御認識なのかどうかということを確...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。  本四架橋公団という総務庁の監察局が出しました十一年四月の調査報告書で、ずばり、負債総額が資産総額を上回り七千億円を超える債務超過になっているとか、百円の収入を得るのに二百十一円の経費がかかっている、平成五十六年度には神戸・鳴門ルート...全文を見る
○上田(清)委員 今、経費のところを削減していけばと言われましたけれども、この償還計画の基礎は交通量なんですね。まさに料金収入をもとに償還計画をされておられますので、今の答弁は間違った答弁になるというふうに思います。  また、ちょっと時間もありませんので省略させていただきますけ...全文を見る
○上田(清)委員 期待をしておりましたが、余りクリアじゃありませんでした。  まさにペイオフの延期がありましたけれども、これこそ延期してもう少し詰めた方がいいのかなというふうな感じを、私はきょうの参考人の質疑を通じて感じました。  そこで、最後になりますが、同僚議員がたしか質...全文を見る
○上田(清)委員 そうすると、国債ベースと同じだという形になってくると、大半の場合が、財投機関債ではなくて、どうしてもやはり財投債の方に逃げ込むかなという仕組みを最初から持っているかなというふうに考えざるを得ません。さりとて、では、おまえはどうすればいいんだと言われると、まだ私の...全文を見る
○上田(清)委員 具体的な名前を出して恐縮ですが、例えば、本四架橋公団が財投機関債を発行する。しかし、必ずこれは国策として大事なことなんだということできちっと政府が言うからこそ、その財投機関債は回るのですが、しかし、政府がもし国策上の必要性を強調しなくなったり、あるいは財政政策で...全文を見る
05月19日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第18号
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○上田(清)委員 民主党の上田でございます。  それでは、幾つか、ちょっと宿題になっておりました部分をお尋ねしたいと思います。  まず、北鮮系の、いわゆる総連系の信組の資金投入について、実は私、奇異なことを総連の財務局の元最高級の幹部からじかに聞いたのですが、総連関係者の間で...全文を見る
○上田(清)委員 それでは結構でございます。そうした話が幹部級のところで流れているということですので、一応念のためにお聞きしましたが、貴重な国民の税金でございますので、正しい調査をなさった上で、そして日本の金融システムの安定のためにそれぞれのしかるべき使途、理由をはっきりさせなが...全文を見る
○上田(清)委員 一応、十五日の控訴審で中村元建設大臣は、九一年の十二月、首相官邸に呼ばれ、宮澤氏から独占禁止法の法人罰金引き上げに協力するよう要請を受け、紙袋に入った現金を渡された、このように供述をされておられますが、これは、宮澤大蔵大臣からすれば事実無根だ、このように理解して...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。この問題はとりあえずこの辺で。  それでは、本題の法案についてお伺いをしたいと思いますが、せっかく前の方に佐々木憲昭議員が座っておられますので、早目にこちらから片づけをさせていただきたいと思います。  私どもも修正案を出しているところ...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  私ども、海江田議員を中心に、貸し手責任を問うさまざまな勉強会をやってまいりまして、その中で、決算行政監視委員会でつくられましたところの予備的調査を行いましたところ、大手銀行が肝心のさまざまなトラブルについての資料を提出しないというよう...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  極めて発展的な考え方を述べていただきましたが、せっかくですので、私どもが提案しました金融商品の販売と一体となった銀行の資金の貸し付けも本法案の中身の対象にすべきではないかという議論について、政府側の御答弁を聞きたいのですが、いかがでし...全文を見る
○上田(清)委員 ちょっと、余りにもしゃくし定規に分けておられますが、御承知のとおり、現実の商品はそういうふうに分かれておりません。だからたくさんの損害賠償等々の訴訟が起きているわけでありまして、その辺の実態についてもそれぞれ各省庁が把握しておられる、そのことを先ほど岩國議員が極...全文を見る
○上田(清)委員 もとより、説明義務の問題について、これまでの法体系の中で相当前に進んだ部分は認めるところでありますが、抱き合わせ商品等についての物の考え方についていま一つ納得ができない部分がありますが、後でまたそれはさせていただきたいと思います。  それでは、佐々木議員に最後...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。  それでは、修正案についての御説明は結構でございます。ありがとうございました。  それでは、幾つも疑問点はあるのですが、一点だけ。  私は、リスクの説明についての立証義務は、やはり金融商品の販売業者が負うべきだというふうに考えてお...全文を見る
○上田(清)委員 福田金融企画局長は、保険部長もなされて、この道のプロでございます。私どももそうですが、いろいろな保証書だとか契約書をどこになおしたかも、その当時はそれなりにきちっとなおしたつもりなんですが、いざ探し出すとなると、なかなか見つからない。したがって、契約当時のお話や...全文を見る
○上田(清)委員 どうもありがとうございます。  実は、簡易保険の問題で、若干予算委員会で質疑をさせていただいた経緯がございます。もちろん、国営事業でございましてリスクがないということで皆さんが加入しておられるのですが、実は平成四年以降のニューナイスプランなどは、払込額の方が多...全文を見る
○上田(清)委員 お立場の中で、撤回するというようなお話はとても聞けるとは夢にも思っておりませんが、ぜひ、我々も多勢に無勢みたいなところがありまして、これは絶対必要なことだと思っても通らない部分もありますが、実態が進む中でまたしっかり検討を加えていただきたいということを申し上げて...全文を見る
○上田(清)委員 大臣の知識をもって難しいと言われたら我々質問する中身がなくなってしまいますが。  最近二万円台まで来たやさきから、また下降しまして一万七千円台で上下しておりますけれども、これは日本経済の先行きについての何か少しシグナルが出ているのでしょうか。
○上田(清)委員 率直な御意見、よしといたします。  最後になりますが、東京証券取引所の存在もいささか気になるところであります。と申しますのは、昨年の末に開設しました新市場のマザーズの中身に、ベンチャーといいながらも、暴力団絡みの関連企業がたくさん来ているのではないか、こういう...全文を見る
○上田(清)委員 実は、皆さんにお渡ししておりませんが、警察の関連の方にお渡ししておりますが、リキッドオーディオ・ジャパンのいわば親会社というのでしょうか、投資会社みたいなものもございまして、その関連図がマル秘で各界にずっと出回っておりまして、それとの関係でいくと、さまざまな暴力...全文を見る
○上田(清)委員 日本の実体経済と株価の関係も含めて、とかく株価が上がればいいというような発想が、政界首脳にもおられまして、政調会長室にボードがありまして、株価、株価と、そういう部分もこのマザーズの周辺にも影響を与えたのではなかろうか。  あるいは、先ほど石井議員が言われました...全文を見る
07月17日第148回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  参考人の西村頭取には御苦労さまでございます。  早速ですが、先ほどから金融再生委員長は、先般の債権放棄の決定の手続は最善であった、このようにお答えをしておられますが、私ども、行政のルールからすると、与党の政調会長がそれを覆す...全文を見る
○上田(清)委員 本来ならば、行政側で事務スタッフもいまして積み上げた議論の中で決定をされたことに与党の政策責任者から異議を唱えられ、これが覆されるのであれば、部下たる者たちはなかなか仕事ができないのではないかと私は勝手に同情をしておりまして、席をけって、再生委員長は辞任した方が...全文を見る
○上田(清)委員 今大蔵大臣がいみじくも言いましたように、国民的に反感を受けるとか国民に支援がないような判断はできないと、まさに再生委員会はそういう判断をされたのですけれども、最善だったのですか、もう一度聞きますけれども。
○上田(清)委員 揚げ足を取って本当に恐縮なんですが、このケースは急転直下して民事再生法によるいわばそごうからの自発的な仕組みという形になったわけですが、この間の金融再生委員会あるいは預金保険機構、この決定に係る過程はこれからの金融行政に極めて大きな、重要な意味を持つものがたくさ...全文を見る
○上田(清)委員 理事長、前々からいろいろと検討をしていたと、それをこの公式の大蔵委員会で言われても困るのですね。やはり正式な機関決定をなされるその過程が国民に見えなければいけない、こんなふうに思うのですね。わずか一回の理事会でこういう決定をされたのか。二日間で物事を決められたの...全文を見る
○上田(清)委員 松田理事長、監査法人に三十八社分の査定をしていただいたのはいつなんですか。
○上田(清)委員 松田理事長、回答はわかっているのですけれども、いつお願いしたのですか。二十六日の日にしたのですか。
○上田(清)委員 それもちょっとおかしいですけれどもね。二十六日に新生銀行の頭取が三十八社分の、三社を残して実質的に三十五社の分を持ってこられているにもかかわらず、二十三日に監査法人に査定をお願いする。三十日以内に回答すればいいことになっているのに、なぜそんなふうに急いでいるので...全文を見る
○上田(清)委員 再生委員長にお伺いしますが、今、松田理事長が言われましたように、場合によっては六月末までに処理しないとそごうの再建計画がほごになってしまう可能性が高いと思って、超スピードで処理をする仕組みになったのですが、どう見ても拙速だと我々は思う。そういうニュアンスを感じる...全文を見る
○上田(清)委員 森事務局長は結構です。そんな細かい話は要りませんから大丈夫です、裏方の方で聞いておりますので。  今担当大臣は慎重にということですが、現実に再生委員会が開かれて委員の五人の皆さん方が協議されたのは二回しかない、この問題に関しては。六十分強を二回やっただけですね...全文を見る
○上田(清)委員 できるだけ大臣、一言で言える話だったので短くお願いします。  それでお伺いしますが、大臣は今再建計画をお持ちでしょうか、そごうの再建計画書は。七枚のペーパー、お持ちでない。(久世国務大臣「今ここには持っておりません」と呼ぶ)では、お持ちでないなら申し上げますが...全文を見る
○上田(清)委員 とらの巻ではだめなんですよ。私が質問したのは、他のデパート、百貨店と比較検証されたかを聞いたのです。聞いておりますじゃだめなんですよ。検証したかというのは本人の話なんですよ。国務大臣としてちゃんと検証されたんですかということを聞いているのですよ。それだけ、したと...全文を見る
○上田(清)委員 少なくとも、私どもに提出されておられます資料、十二年、十三年、十四年度分、これは毎年売り上げが伸びていく仮定になっておりますし、経常利益も上がっていく、それから営業利益も上がっていく、こういうふうになっておりまして、販売管理費は下げていく、そういう事態になってお...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、そごうグループに対する債権放棄についての六月三十日の金融再生委員会から出されたこの文書は一体何なんでしょうか。これは重要なファクターなんですよ、そごうが再建されるということが。それを大臣、そごうの再建計画は私は余りよく知らない、それでよく責任を持ってこ...全文を見る
○上田(清)委員 行政は継続しておりまして、谷垣前委員長が決めたことでも、今の委員長が決めたことと同じことでありまして、まさか大臣からそういうせりふを聞くとは夢にも思いませんでしたけれども、今のは間違いですね。
○上田(清)委員 担当大臣にお伺いしますが、今でも債権放棄は正しかったと、その中身は一体何なんですか。
○上田(清)委員 債権放棄、最小費用の原則を出されるのはいいのですが、それだけが原則じゃないのですね、金融再生法の原則というのは。  一番大事なのは、預金者の保護、あるいは金融システムをきちっと守る、あるいは金融仲介機能、これらがむしろ先に出ていて、費用最小の原則というのは三番...全文を見る
○上田(清)委員 今場内から背任だという言葉が出ましたけれども、九百七十億という国民の税金を使う予定だった、それにしては余りにもずさんな判断じゃないでしょうか。まさに重要なファクター、先ほど申し上げました二割減価の買い戻しの査定が極めて大きなファクターの一つ。  それからもう一...全文を見る
○上田(清)委員 西村頭取、例えば金利が一%上がったときにはどうなるかというような試算とかはなされましたか。
○上田(清)委員 私どももデパート業界については全くの素人でございますが、どう見ても数字の部分では信じがたい。とりわけ、九四年に再建計画を現実に興銀が中心になって立てられて、それでこのざまなんですから。現実はもっとひどくなっているのですよ、最近の傾向は。それで信じろと言ってもにわ...全文を見る
○上田(清)委員 最後に一点、担当大臣にお伺いしますが、日本債券銀行のそごう向け債権、これは放棄をしないということを谷垣前委員長は言っておられます。日本債券銀行が持つそごう向けの債権を放棄しない理由は何ですか。端的に。
○上田(清)委員 それでは、私どもの同僚議員も言いましたように、瑕疵担保特約条項をこれから新生銀行と解除するための戦いをぜひやっていただきたいということを強く要望して、少し早目なんですが、同僚議員の時間が少ないもので譲りますので、民主党の枠であとを使わせていただきたいと思います。...全文を見る
07月18日第148回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  総裁初め副総裁、理事の方々、御苦労さまです。私も渡辺議員と同じように、株主総会の株主の一人のつもりでお伺いしたいと思います。  まず、これまで最近の総裁の言動とか見ますと、ゼロ金利解除必至である、そういうニュアンスで私は受け...全文を見る
○上田(清)委員 多数決になったということで受けとめたのですが、七月十日に総裁は、スイスのバーゼルで開かれた国際決済銀行の月例総裁会議で記者団に対して、日本経済はもう少し高い金利でも十分吸収できる、このようにゼロ金利解除のニュアンスを伝えておられて、大体市場もそういうことを織り込...全文を見る
○上田(清)委員 大変楽しい御回答をいただきました。  たまたまそごう問題が出てきましたけれども、逆にこんなことも示唆を受けたりいたしました。サミットで森総理が政策変更の説明をするのが極めて下手ではなかろうか、したがって、政策変更をしてサミット首脳会議で森総理に御迷惑をかけるの...全文を見る
○上田(清)委員 もう一つ伺いますが、基本的にはやはり市場というのは、ゼロ金利解除があり得るものだということを織り込み済みで準備をしていたというふうに私は実は思っております。にもかかわらず、そうでなくても、反面、余裕を持って今回の継続を受けとめることができたので、比較的、市場はそ...全文を見る
○上田(清)委員 この富士総研の試算は、こういう話になっております。  試算は、ゼロ金利の解除で、無担保コール翌日物金利が〇・五%上昇、これに伴って長期金利も一%上昇した場合を想定した。これは主に債務残高の多い建設、不動産、小売業の三業種を中心にやったわけですが、経常利益は全業...全文を見る
○上田(清)委員 総裁、デフレ懸念を払拭するまでいわば金融緩和政策、ゼロ金利政策を継続するというのがこれまでの政策だというふうに思いますが、一つだけきちっとお尋ねしたいと思います。いわゆる超低金利政策そのもので過剰債務というものを解消できるのか。つまり、金融機関を中心とする企業の...全文を見る
○上田(清)委員 いわゆるIT分野などはそういう部分があるかもしれませんが、私が申し上げたのは、日本の経済のいわば心臓ともいうべき金融機関を中心とする、そういう過剰債務をたくさん抱えたところが一切浮上しないという状況にあるということを指摘したわけであります。むしろ超低金利政策によ...全文を見る
○上田(清)委員 マクロの話の一番大事なことを聞いたのですけれども。
○上田(清)委員 それでも、いわば世界経済という一つの仕組みは物価の下落を招き、常にデフレ状況にあり得るのではなかろうか、その中で対策をとる以外方法がないという、そういう仕組みをやはり考えるべきではないかというふうに思っております。  ありがとうございました。
08月04日第149回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
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○上田(清)委員 建設省の方、おいでですか。——河川局長竹村さん、早速ですが、公共事業の中のダムを中止、休止するという発表がございまして、中止が十七、休止が十六であります。その理由をきちっと報告してありますが、特にその中止の理由に、水需要がなくなったということと地質が悪いが十七の...全文を見る
○上田(清)委員 個々について大臣はお知りにならない、それでも結構だというふうには思います。  ただ、これを大臣は少しお読みになりましたか、ぱらぱらっと。十七なら十七の中止の理由についてお読みになったことございますか。これだけを。
○上田(清)委員 はい、わかりました。  実に不思議なことに、これをずっと見ていまして、今、水需要がなくなったとか地質が悪いとか、それを理由にしているのが十七のうちの八あるのですよ、その両方を理由にしているのが。これ、ダムをつくり始めて、後になって地質が悪くなったりするのかな、...全文を見る
○上田(清)委員 何か、現場の町村が悪いようなニュアンスのことに私は聞こえてしまったのですけれども。  ただ、十七、十六それぞれの中止、休止をする理由、繰り返して申し上げますけれども、その事業が始まる時点で地質調査もやるわけですね。そして、問題がないということを前提に事業が始ま...全文を見る
○上田(清)委員 概略調査で五本、そして本格的に事業を展開するときに数十本、では、五本ではわからないということですか、厳密に言うと。
○上田(清)委員 大蔵大臣、実はこれを読まれるとすごくおもしろいのですけれどもね。本当におもしろいです。水需要がなくなったからとか地質が悪いから、だから中止にしたというのです。だったら、最初から丁寧に調査をして必要かどうかを確認すればいいのですけれども、そこそこの調査で始めて、や...全文を見る
○上田(清)委員 極めてあっさりとした答弁で、敬意を表したいと思います。  いずれにしても、どちらかというと予算委員会の範疇かもしれませんが、しかし、歳入の部分も大きく響くことでございますので、あえて問題を提起いたしました。  どうも建設省の持ってくる査定を大蔵省としては追認...全文を見る
○上田(清)委員 もやもや問答でございました。  相沢委員長、今申し上げました、日銀で統計をずっとつくっております中小企業の五業態の残高ベースがずっとマイナスである、やっと三月に若干下げどまりになったという状況でございます。そこで、金融再生委員会の枠の中で、資本注入するときに、...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  今お手元に一枚のペーパーを配付させていただきました。これは、健全化計画、資本注入を受けた十五行の中で三行だけ特に整理をしました。相沢大臣御承知のとおり、平成十二年度の三月末に貸出計画全体で二兆九千九百二十一億ふやすという計画を立ててお...全文を見る
○上田(清)委員 もう一つ確認します。森事務局長で結構です。  各行が自己査定をするように、形式的なかさ上げは困るよ、そういうことをどういう形で各行に浸透させたのですか。文書でやられたのか、電話をかけて口頭でお願いしたのか、それとも皆さんをお呼びしてこうしろと言ったのか、教えて...全文を見る
○上田(清)委員 大臣、行政は継続しておりますから、我々は大蔵委員会で、極めてこの数字の出し方が異常だということをいろいろな形で提起いたしました。内部告発の部分も含めて、名前だとかうっかり出せないもので、それは伏せながらも、あるいは、私ども現場をぐるぐる回っていますので、とにかく...全文を見る
○上田(清)委員 簡単に了承してもらいたくないですね。冗談じゃない。インパクトローンはこの中に、実勢ベースの中にもともと入れない話でしょう。また、短期貸し出しや子会社ファイナンス等々に貸し出すお話、そういうのを数字のつじつま合わせと言うのですよ。だから、そういうことをやっていない...全文を見る
○上田(清)委員 金融再生委員長にお願いしますが、善意を持って解釈してほしくないと思いますね。悪行の数々、大型フリーローンや、日産生命に住友銀行が、日産生命は小さくて住友銀行はでかくて日産生命の保険を売っている。もう悪行の限りを尽くしてきたのではないですか。何をもって善意で解釈す...全文を見る
○上田(清)委員 だから、押し問答してもしようがないのですが、少なくともこの委員会でおかしい、急にこんなにふえるというのは何か異常だ、しかもそういう内部情報が少し入っていた。にもかかわらず、全銀協の会長も富士銀行の頭取も、数字のつじつま合わせはしていませんと。一兆一千億やっている...全文を見る
○上田(清)委員 委員長並びに全委員の方にお願いいたしますが、やはりこれは国政調査として命じたいというふうに思います。こういう堂々とかさ上げした数字を持ってきて、まだ概算ではあります、だから、下限が四兆八千億で上限が五兆三千億、これは構わないのです。しかし、その中に、一兆一千億自...全文を見る
○上田(清)委員 参考人としてもう一回来ていただくことは理事会で結構でございますが、事務当局にこの二行についてとりあえず調査を命じることに関して、再生委員長の意見を聞きたいと思います。
○上田(清)委員 相談をしますじゃなくて、当然やりますと言ってほしいのです。
○上田(清)委員 報告を受ける立場かもしれませんが、少なくとも、我々は国会で意見を聞いております。意見を聞いて、事実上虚偽に近い報告をされた、答弁をされたということは、これは極めて重大であります。我々が何をやっても同じじゃないですか、うその答弁をされるんだったら。それなら議会は要...全文を見る
○上田(清)委員 わかりました。とりあえず終わります。ありがとうございました。
11月01日第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司です。  それでは、労働省おいででしょうか。この役員の年俸の一覧表をお配りください。  労働省の方に申し上げますが、釜本政務次官、けさ九時に私、労働省所管の公益法人で代表的なところを五つ、理事長だけの年俸を出してくれと言ったら、たった今、手書...全文を見る
○上田(清)委員 それはおかしいですね。既に橋本内閣のときに、公益法人あるいは特殊法人の給与体系についてさまざまなメスを入れております。それで各省庁、現実に変わっています。  例えば、今の道路公団だとかそういったところは大臣よりも多かった、しかし、昨年の四月一日から少なくとも政...全文を見る
○上田(清)委員 そういうのをわかっていて何もしていないというのが問題だということですから、改めて申し上げておきますが、この間に、いろいろな私物化や高給与の問題だとか、口頭とかで何回か注意はされているのですよ。この事実関係を文書できちっと出してください。口頭で何年何月何日にどうし...全文を見る
○上田(清)委員 本当になまくら答弁ですね。  基本的に問題の立て方が違うのですよということを申し上げておりました。例えば、国民金融公庫なら国民金融公庫は、政策金融として利子補給をしなければ高い金利で庶民を相手に貸し付けしなければいけないようになってしまうでしょうから、およそ財...全文を見る
○上田(清)委員 趣旨はわかるのですが、いま一つであります。現実と中身が変わってくるのではないかというふうに思います。  大蔵大臣、雑駁でいいのですが、例えば政府保証債の方はシェアはどのくらいか、数字で御存じですか。漠とした数字で結構ですけれども。
○上田(清)委員 大臣、やはりだめですよ、基本的にそういう認識では。大臣がおっしゃったのですよ、財投機関債はそれぞれぎりぎり求めますと。それがだめなら政府保証債、それでもできないのだったら財投債で融資をする、こういうことで、ぎりぎり求めることでぎりぎりの改革が進むのだということで...全文を見る
○上田(清)委員 相沢委員長、そこに三井信託だけの部分をちょっと出しておりますけれども、一千百億です。この部分が悪質なんですよ。  そもそも内部でこういうことが言われているのですよ。融資担当の田辺専務は、中小企業向け貸し出しはリスクが高く、やる必要はない、健全化計画については数...全文を見る
○上田(清)委員 聞いておるではだめなのですよ。  では、今まで健全化計画で給与を引き下げたさまざまな銀行というのは、そういう特別損失みたいな形でやみ給与を払っているのですか。
○上田(清)委員 それはおかしいですね。  相沢委員長にも確認したいのですが、こういうことであれば、健全化計画の中で資本注入するときに、給与も下げましょう、世間的にも高過ぎる給与を下げて、そして資本注入をして存続させて、生き返るチャンスを与えて、しかし、わからぬところで、報道が...全文を見る
○上田(清)委員 とんでもないですよ。  森事務局長、もし資本注入がなければ三井信託銀行はつぶれているじゃないですか。給与は出ないのですよ。下がることが嫌だ、だから三年間分だけは今までのとおりにしろ、組合で話がついた、組合も組合だけれども、とんでもない話じゃないですか。存続しな...全文を見る
○上田(清)委員 私は、今の相沢再生委員長の御答弁はおかしいと思いますよ。少なくとも半期に一度、破綻した金融機関を中心とした報告をこの委員会で時間を特別に設けてやっている。私たちはその資料を見て判断をしております。その資料の裏づけに、特別損失みたいな形で、隠した形で、健全化計画と...全文を見る
○上田(清)委員 これほど不愉快な話はありません。国民の税金を公的資金という形で注入する、そのかわりに銀行はそれ相応に合理化していただきたい、そういうことを条件にして健全化計画も練られ、そしてその達成についてわざわざ国会で報告もしている。そして私たちは、その報告に従って疑義ある点...全文を見る
○上田(清)委員 健全化計画は金融再生法に基づいてやっておりまして、その精神と趣旨に反する行為が行われていれば、基本的にこれは脱法行為ですよ。そういう認識に立たないのが問題なんですよ。私はそう思っております。主の池田元久さんがおられますけれども、そういう精神で金融再生法をつくられ...全文を見る
○上田(清)委員 森事務局長、あなたの答弁からすると、十三信組も含めてやっているようなイメージもあったのですけれども、違いますか。
○上田(清)委員 それではうそをついたことになりますよ。小池さんはわざわざ朝銀系と言ったのですよ。そのあたりの答弁をされたのですよ。
○上田(清)委員 とにかくおかしいですね。私は、十三信組も含めて金融の調査をしているというふうに係官からずっと電話で聴取したり、あるいはまた事務所に来ていただいてそういう話をしていたつもりだったのですが、突如、受け皿の四つについて適格性の検査をしているという話に切りかわりました。...全文を見る
○上田(清)委員 とにかく不思議なことだらけであります。  きょうも、私どもの大蔵部会の方でもいただきました資料にもありますが、集中検査の対象としていない信用組合、つまり破綻公表済み信用組合のリストがずっと出ておりまして、全部で二十二。そのうち、いわゆる朝銀系の信用組合十三に関...全文を見る
○上田(清)委員 ただ、松田理事長、破綻してもう一年半たっていますね。大阪朝銀に至ってはもう二年半たっていますね。何にもないですよ、金融整理管財人ほどの権限がありませんから。おかしいと思いませんか。
○上田(清)委員 相沢委員長にお伺いしますが、実は、近畿朝銀を受け皿にして大阪朝銀をいわば受け取ったわけでありますが、預保法でやりましたけれども、どちらかといえば、これは金融再生法に基づいてやっていく仕組みが望ましいものではないかなというふうに思いますが、この点についてはどう思い...全文を見る
○上田(清)委員 これは個々の話をしているわけじゃありません。金融検査の中身でも何でもありませんから。破綻した金融機関があったらどんな処理をするのが筋かという話をしているので、基本的には金融再生法でやるべきだという議論を私は持ちかけているわけで、では、金融再生法でやらない場合には...全文を見る
○上田(清)委員 歯切れが悪くてしようがないですね。この問題は終わります。  あともう一つ予定の、東洋経済の一番新しいものに大変おもしろい記事がございましたので申し上げます。  千代田にしても協栄にしても、銀行とはちょっと違うのですが、銀行でいうところの自己資本比率が健全性の...全文を見る
○上田(清)委員 時間になりましたので、終わります。ありがとうございました。
11月29日第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司です。  大蔵大臣にお伺いしたいのですが、よく最近の新聞記事の中に、業績の悪い特殊法人に公的資金の投入をというような、そうした記事がずっと出ておりまして、けさのどこかの新聞には具体的に本四架橋公団の名前などが出ておりましたが、何の根拠で、どのよ...全文を見る
○上田(清)委員 大蔵大臣も、よく財投融資の改革のときに、財投機関債あるいは政府保証債、そして財投債、その財投債を通じて融資、できるだけ機関債という形で、市場にその存続をある意味では問う、そういう財投改革を提案されて、私は若干無理があるんじゃないかということを一貫して言っていたつ...全文を見る
○上田(清)委員 大蔵省の外局であります国税庁から出している「民間給与の実態」、四十三歳、この三十八歳よりも五歳高くて、勤務の平均が十二年で五百六十万ですよ。二百万高いじゃないですか、こんな赤字の本四架橋公団が。こんなの全部返してくださいよ。役員はみんな無給にするとか、そういうこ...全文を見る
○上田(清)委員 責任をおとりにならないのはもう重々承知しておりますので、今さら申し上げませんが。  相沢委員長、私は、委員長もこのところオーバーランだなと思っています。生保の料率の引き下げの話をされておられますが、この間保護機構で公的資金四千億投入したときに、そういうことをし...全文を見る
○上田(清)委員 私は多分その記憶は間違いじゃないかなと思います。生保の業務を安定させるために、つまりきちっとした安全弁をつくろうということでこの追加の四千億の枠組みもつくったわけですから、それで安定するということを前提にそうした料率の引き下げだとか、そういうことはしない。  ...全文を見る
○上田(清)委員 先ほどと同じ議論になりますが、要するに政府が提案して、先般の四千億の枠組み、生保業界から一千億出す枠組みをつくって、基本的にはそれで安心ですよという話をしていて、そのときには何の提案もしないで、そのときに一緒にちゃんとされればよかったのですよ。そのときはしないで...全文を見る
○上田(清)委員 ただ、委員長は大変お優しいのですが、経営健全化計画の基本的な方針や、あるいは金融再生法あるいは早期健全化法等々の背景、法には触れていないかもしれませんが、そうした背景からすると、しかもこの九月の中間決算を見ても、非常に不良債権処理の償却もおくれている、あるいは利...全文を見る
○上田(清)委員 百二十日を含むのか、含まないのか。これはちょうど百二十日なんですよ。
○上田(清)委員 一日足りないということになってしまうのですね。逆に言うとセーフだと。しかし、一日クリアしていればセーフという考え方に立ってこれは見過ごせない、こういう問題だと私は思います。  たまたま私の手元にこういうのが手に入っておりますけれども、しかし、これはかなり広範囲...全文を見る
○上田(清)委員 公取の方にお願いというよりも、きつく私どもの方から注文させていただきますが、最後のとりでですからね。一日違いだとかそんなことじゃなくて、これは本当に体を削っているわけですから。そうしなければ、医療費も、また病院にも行けない、病院にも行けないから死んでしまうという...全文を見る
○上田(清)委員 次長、しばらくやりますから、どうぞ立っていてください。時間がもったいないので、どうぞ立っていてください。委員長、よろしいですね、時間がないので。
○上田(清)委員 それで、次長、予定の以内だという、この予定については、建設のときに事前に発表されておられましたか。
○上田(清)委員 それで、二期目の工事に関して、先ほど大蔵大臣も、必要なものであれば、場合によっては、相当覚悟を決めて、大阪府やあるいは関係団体とともに取り組んでいかなくちゃいけないというようなことを言っておりましたが、これはこの程度で本当にとまるのですか。ずっと沈んで、いつの間...全文を見る
○上田(清)委員 できるだけ科学的根拠をこの院に提出していただきたいということを申し上げます。  時間がほとんどなくなりましたが、一つだけお聞きしたいと思います。  今度は同じ港でも船の港の方ですが、一つだけ端的に聞きますが、高知港ですが、いただいた資料でこういう表現が出てお...全文を見る
○上田(清)委員 もうこれは議論する時間はありませんが、少なくとも「実績を上げてきている。」というような表現にはほど遠い内容だというふうに私は思っております。少なくとも私がいただいた資料の文言と取扱貨物量、こういう表現は今後気をつけていただきたいと思います。  例えば、国際ター...全文を見る
○上田(清)委員 終わりますが、農水省の方、申しわけありません、来ていただきながら不発に終わりまして、よかったと思いますが。  どうもありがとうございました。