上田清司

うえだきよし

選挙区(埼玉県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数1回

上田清司の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第151回国会 衆議院 本会議 第2号
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○上田清司君 民主党の上田清司でございます。(拍手)  鳩山代表に続きまして、民主党・無所属クラブを代表して、代表質問をさせていただきます。  まず、KSDの疑惑問題であります。  民主党の調査では、表に出ているだけで二十億のお金が、中小企業経営者や個人事業主の上前をはねた...全文を見る
○上田清司君 まず、外務大臣にお尋ねいたします。  再質問の機会を与えていただきましたことを心から感謝申し上げます。ありがとうございます。  残りの口座について調べることができないという理由を述べておられましたが、私が仄聞するところ、自民党の外交関係の合同部会でもそのようなこ...全文を見る
03月30日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。民主党版ペコラ委員会のメンバーにもなっておることをあらかじめ申し上げておきたいと思います。  わずかな質問の方から優先的に進めさせていただきます。  まず、次に予定されております税理士法の一部を改正する法律案について、概要をちょ...全文を見る
○上田(清)委員 御答弁でありますが、ダブルマスターとの関係からいえばやや公平性に欠けると思いますので、税務職員に関しても、税法あるいは会計法、どちらか一科目試験を受けさせることを検討していただきたいというふうに申し上げておきます。  それでは、ちょっと欄外に走ったことを恐縮し...全文を見る
○上田(清)委員 どうして、KSDの会員になるのを一生懸命勧誘する仕事が業法の範囲に入るのですか。だれが考えてもおかしいじゃないですか。全く違う業種じゃないですか。
○上田(清)委員 問題は収入のいかんじゃないでしょう。収入が多ければ違反で、収入が少なければ違反じゃないというのはおかしいじゃないですか。意図的、反復的、組織的、そうして報奨を得ている、明らかに業法違反じゃないですか。納得できません。
○上田(清)委員 県民共済であろうと何であろうと、もし業法違反であれば、きちっと摘発したり指導したりするのが筋であって、そちらに配慮をしてこちらを軽くするんだというような、何かそういうニュアンスのことを言われましたけれども、それは余りよろしくない。我が国の金融行政で、いかに公平か...全文を見る
○上田(清)委員 納得できませんが、これ以上議論しても先へは進みませんので、納得できないということ、それから、金額についても明らかにできる部分は早急にまた御報告をお願いしたいというふうに要望して終わります。  それでは、日銀総裁にお尋ねをいたします。  三月十九日に一段の金融...全文を見る
○上田(清)委員 昨年の秋口のゼロ金利解除、この判断についてはいろいろ判断がありますので、今さら後追いしたり後知恵で言ってもしようがないと思うんですが、私が今お尋ねしたかったのは、今の議論は議論として、正しい認識だというふうに私は思っております。  ただ、もう私は打ちどめじゃな...全文を見る
○上田(清)委員 もう少し踏み込んだ話ができないんでしょうか。それはもう抽象的な話であって、これ以上の話が何かできるのかどうか、それとも打ちどめなのか、こういうお話です。
○上田(清)委員 私も、基本的にはそういう方向じゃないかなというふうに思っております。認識は同じだと思います。  そこで、別に日銀総裁だけではなくて、多分この委員会に課された課題の一つでもあると思いますが、不良債権の処理が一向に進んでいない。それぞれ、それぞれの機関が努力をされ...全文を見る
○上田(清)委員 来年の四月一日、問題ないという判断でよろしいんでしょうね。
○上田(清)委員 間違いのないように頑張っていただきたいと思っております。  それでは、不良債権の話に入るんですが、実は、検査はそれなりにきちっとしたものができているんじゃないかなというふうに思っておりますが、余りにも政治的な判断でその時々の検査の結果を必ずしも十分生かすことが...全文を見る
○上田(清)委員 村井副大臣もわかっておられるのでつらいんですけれどもね。  それは三倍か四倍だったらわかるんですよ。やはり、木津信だとか兵庫銀行で二十五倍だとか、あれも異常ですね。なぜそうなるのか。検査に手心を加えたか、あるいは何らかの形で隠ぺいしたか、そうとしか思いようがな...全文を見る
○上田(清)委員 質問に答えてよ、ちゃんと。だめだ、答えないと。使っているか使っていないかということを聞いているのですよ。正味自己資本比率について、こういう概念、あるいはまたこの概念を使用しているかどうかということだけ聞いているのですよ。
○上田(清)委員 概念があるということは御存じですか。
○上田(清)委員 総裁以下日銀の方々、次の方がお呼びしていれば、どうぞお休みください。  それでは柳澤大臣、お伺いしますが、二〇〇〇年九月末の主要十六行の自己資本は二十二・八兆、それから貸出総額は三百五十六兆四千億、概数ですけれども、これは概数として、事務方大丈夫、出ない——で...全文を見る
○上田(清)委員 峰崎参議院議員が出した資料は、当該監督庁の資料以外の何物でもありませんよ。どこからどこを読んでもそうですよ。こんなものが第三者に流出すること自体問題ですけれども、この中には、すごいことが書いてあるのですよ。  主要行から地方銀行に至るまで、各金融機関の倒産の確...全文を見る
○上田(清)委員 先ほどちょっと言いました、自己資本の十六行の総額と貸出総額は出ましたか。確認です。(発言する者あり)大丈夫、同僚議員のをいただきました。
○上田(清)委員 実は、同僚の池田議員が確認しているのですけれども、自己資本が二十二・八兆、貸出総額が三百五十六兆四千億、これだけでやっても自己資本比率は六%になってしまう。こういう形になりますし、もし、資本注入した公的資本の部分だとか繰り延べした税金の部分だとか土地の再評価の部...全文を見る
○上田(清)委員 実体が弱いということを本当に確認しておられるかどうかということを私は確認したかったのですよ。そういう議論の仕方ですから、一生懸命そういうことを言われてもだめなんですよ。だから間違ってくるのですよ、ずっと。  これはもう時間がないので……
○上田(清)委員 実体が弱いから、自己資本を充実させるために注入額をふやせ、こういう議論をしているんじゃないですか。筋が合っているじゃないですか。あなたが筋が間違っている。
○上田(清)委員 終わります。
04月04日第151回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  きょうは、核燃料サイクル開発機構の予算、決算のあり方と財務省並びに会計検査院との関係について、また、俗に言うところの特殊法人との一般的な関係についても触れさせていただきたいというふうに思っております。  まず確認をいたします...全文を見る
○上田(清)委員 これは、核燃料サイクル開発機構のみにあらず、すべての特殊法人についてもそういう形になっているのかどうか、このことについてもお伺いしたいと思います。
○上田(清)委員 委員長にお願いしたいと思いますが、実施予算をつくっている特殊法人について、決算行政監視委員会に資料を提出していただきたいと思います。  それから、会計検査院にお伺いいたしますが、この仕組みで会計法上問題がないのかどうか、認可予算があり、内部で実施予算をつくって...全文を見る
○上田(清)委員 引き続き調査をお願いしたいと思います。  それでは、委員長以下、財務大臣等々にも、「核燃料サイクル開発機構の予算のしくみ」ということで、委員の皆様方にもお配りをしておりますので、見ていただきたいのですが、この数字は、ここ数年の予算の概数をそのまま出しております...全文を見る
○上田(清)委員 確認すれば、あうんの呼吸でやっている、こういう理解でよろしいのですか。
○上田(清)委員 まさに、予算、決算の仕組みの中で茶番が行われているというふうに私は理解せざるを得ません。このことを我々も気づかなかったことを不明として恥じなければいけないと思いますが、こういうことはあってはならないことだと思います。あらかじめ節約できる金額がわかっておれば、それ...全文を見る
○上田(清)委員 これは本当にすごい事実だというふうに私は理解いたします。  あらかじめ節約できて、その部分を補正予算の繰り入れに使う、そういう慣例ができ上がっていたということであれば、このことについて会計検査院は一体何を見ていたんだということもまた申し上げなくちゃいけない。 ...全文を見る
○上田(清)委員 会計検査院の院長にお願いしたいと思います。  各省庁でこうした期中節約の実態がどのようになっているのか、即調べていただいて、この委員会に報告を求めたいと思います。これは大変、国民の目から見れば不透明きわまりない、これは法律に何らかの形で違反する可能性もあるんじ...全文を見る
○上田(清)委員 もう一度確認いたしますが、この期中節約費は、一般的な慣例として、各省庁において補正予算の原資として使われているかどうか、このことについて確認いたします。
○上田(清)委員 いずれにしても、結果として認可予算一千七百億全額出ていないわけでありまして、同じように各省庁においても、あるいはほかの特殊法人においても、予算の全額が執行されていない、年度途中で節約費として何らかの形で補正予算に繰り入れされているということですから、決算額とずれ...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、二枚目の、核燃料サイクル開発機構の財務省認可予算の十二年度の予算と十一年度の社内調整費というのをちょっと見ていただきたいと思いますが、これは、事業部門に関しては出資金から出て、事務部門は補助金から出ている。事業部門は、核燃料サイクル機構のさまざまな研究...全文を見る
○上田(清)委員 何を言っているのか、さっぱりわからないですよ。  この中で、管理共通費は各事業部門から五%ずつ集めているということは、私は打ち合わせの中でお聞きしましたが、この人件費と地元協力金というのはどこから集めているんですか。
○上田(清)委員 理事、ここに集まっている人たちは、前の方にいらっしゃる人たちよりも天下の秀才じゃないけれども、世の中では頭のいい方なんだ。それが聞いてもわからないのです、あなたの説明では。我々は国民を代表して出てきているから、国民がどの程度で話せばわかるかというのはわかるのです...全文を見る
○上田(清)委員 この際、ここ直近の三年分の社内調整費の内訳について資料をお求めしたいと思いますので、よろしく理事会で取り扱っていただきたいと思います。よろしいでしょうか。
○上田(清)委員 確認ですけれども、よろしいですね。
○上田(清)委員 それから、今たまたま人件費を抑えるというお話をされておられましたけれども、そういう非常勤の事業協力員という形で社内調整費の内訳の中で人件費を抑えておられるということは一方でよしんばよしとしても、それでは本体の人件費はどうなのかといえば、新聞報道でも御指摘されたよ...全文を見る
○上田(清)委員 申し上げますが、国税庁の給与調査では、平均で四百六十万、男性が五百六十万、女性が二百七十万。あなた方のところは職員も普通の職員と二種類に分けているでしょう、日銀と同じように女子職員なんかは低い給与に抑えて。だから、むちゃくちゃ取っているでしょう。単純に割っても、...全文を見る
○上田(清)委員 時間が参りましたが、最後に二点、資料の要求を理事会で諮っていただきたい、また、委員長の名において、決算行政監視委員会の名においてきちっとした資料を出していただきたいと思います。  実施予算の有無、特殊法人七十七のすべてにおいて、期中節約費の実態、調整費の実態、...全文を見る
○上田(清)委員 よろしくお願いします。  ありがとうございました。
06月06日第151回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  きょうは、いわゆる審議会の報酬や待遇について大変疑念がありますので、その点に絞って、決算行政監視の趣旨に従って質疑をさせていただきたいというふうに思っております。  ちなみに、私は、今民主党でネクストキャビネットの行政監視担...全文を見る
○上田(清)委員 大体それが基本的には役所の説明なんですよ、基本的には。  それで、率直に一国民を代表する政治家として見たときにどう思われるかということについても承っておきたいと思います。
○上田(清)委員 これは、特殊法人改革だとか公務員改革も含めて、いろいろな観点から考えていかなきゃならない問題なんですね。  特殊法人の役員の皆さんが、国家公務員は一年で計算するのに、一カ月単位で計算していく。しかも、役員の方は百分の三十六掛ける月数ということですので、大体三カ...全文を見る
○上田(清)委員 そういう話になってくると、判事も裁判官とかも、裁判しているだけが時間じゃない。家に帰っても資料を読み、あるいは土日も資料を読んだりいろいろなことをやっているんですね。そういうことは言わずもがなのことでありまして、問題は、今言ったように、なぜ非常勤が六人で常勤が一...全文を見る
○上田(清)委員 そんな小学生みたいなことを言っちゃだめですよ。なぜ七人のうち一人が常勤である必要があるのかという明確な理由ですよ。別に非常勤で構わないじゃないですか。なぜ、理由があるんですか。
○上田(清)委員 ここは多分意見がかみ合わないんでしょうけれども、ほかの審議会でそういう体系は余りとっておりません、一名だけというのは。やはり、複数の方で見ていく必要があれば複数の方で見る。一名だけ常勤だというんだったら、もう最初からこれは非常勤の世界ですよ、はっきり言って。事務...全文を見る
○上田(清)委員 何かよくわからなかったけれども、要するに、この一時間三十分というのは例外で、三時間が普通だということですね。
○上田(清)委員 岩村官房長にまた聞きますが、航空事故調査委員会、この案件ですが、これは定例日があって第一木曜、第三木曜日というような形になっているのですか。
○上田(清)委員 昨年度からことしにかけての日数を全部確認しましたら、全部定例日の木曜日で、定例かどうか知りませんが、木曜日の第一、第三にやっておりますね。そうすると、基本的には、これは事故が起きたときに調査をする委員会というふうな認識でよろしいのですか。確認します。
○上田(清)委員 今いみじくも言われましたように、極めて事務体制がしっかりしておりますね。事務局長一名、調査官二十一名、総務課の担当八名、調査企画官、計三十一名、スタッフがいらっしゃる。こういう状況でありますから、ある意味では、非常勤的常勤、常勤的非常勤というのでしょうか、そうい...全文を見る
○上田(清)委員 極めて重要だということもよくわかります。しかし一方では、重大な事故があれば、それでも、日がわり定食ではありませんが、ずっと木曜日に、第一、第三だけやる、こういう仕組みというのも私はいかがなものかと思いますね。個々に小さな事故もありますという、だから二週に一回ずつ...全文を見る
○上田(清)委員 昨年度というのは大きな事故はなかったのでしょうか。十二年度というのは。
○上田(清)委員 私の持っている手元の資料では、それなりに大きな事故があったというふうに理解しております。後で確認していただけばわかると思いますが、にもかかわらず、定例でのんびり一と三だけやっているというのは、私には、この調査委員会の体質、官僚OBの皆さんがある意味ではゆっくりと...全文を見る
○上田(清)委員 時間も少なくなってまいりましたけれども、運輸審議会も十五名からのスタッフがいます。それなりにスタッフがいてやっていますし、たまたま御縁がありまして、どこのだれだとは言いませんが、私の高校の先輩もいましたので、いろいろと内々にお話もしておりましたけれども。この運輸...全文を見る
○上田(清)委員 こういう、何か処遇の仕切りは総務省でやっているというんですよ。あなたの権限でできるんですよ、ある程度は。ちゃんと副大臣や大臣と相談しながら、政治家のリーダーシップとして、不合理な退職金制度なんかやめればいいんですよ。別に、たった七つしかないのですから、こういうの...全文を見る
○上田(清)委員 何のために政治家がそこに座っているかと思ったら、ちょっと気になるな、大変、新藤政務官には不愉快な言葉で恐縮ですけれども。やはり答弁が、政治家が官僚化しちゃ何にもなりませんので、何のためにそちらに座っていらっしゃるかということを、私は、ひょっとしてそちらに座ったと...全文を見る
○上田(清)委員 そう思わなかったけれども。  どうもありがとうございました。
06月06日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  石原大臣は、私、組閣のときに、田中眞紀子外務大臣とともにこれは小泉内閣の飛車角か、こういうふうな理解をして大いに期待しているところでございますが、よき悪しはともかく田中外務大臣の方が目立って、どうも角落ちしているんではないかと...全文を見る
○上田(清)委員 今のは衆法ですが、内閣あるいは担当大臣として、この与党の衆法にほとんど乗っかってやっていく、こういう決意なんですか。
○上田(清)委員 ちょっと質問に答えておられないと思いますが、内閣として別建てで法律を出されたりするつもりがあるのかどうか。
○上田(清)委員 御承知のとおり、私どもの修正案の中にも、実は雇用問題に関しては丁寧な配慮をしていかなきゃいけないということについての附則を加えております。  そこで、一昨年やった政府系金融機関、これは大変大きな機関でありまして、これらにまさるものは、現存する七十七の法人で、既...全文を見る
○上田(清)委員 そこで、私どもの案の中に、すぐやってほしいものとして、特殊法人の役員の報酬及び退職手当については、即座にでも一般公務員と同じような措置をすべきではないかということを入れておりますが、この点についてはどうですか。
○上田(清)委員 理解はしていてもだめですよ。やるかやらないかを聞いているんですから。  だから、例えば、これは、小さくて恐縮ですけれども、同じプリントを出させていただいていますけれども、渡り鳥A氏の一生じゃないですけれども、退職金の流れを書いております。もうわかっているんです...全文を見る
○上田(清)委員 日本語の理解ができないんですか。やるのかやらないのかと聞いたんであって、検討するとか見直すとかという話は聞いてないんです。
○上田(清)委員 奥に深い決意があるものだというふうに理解をいたしました。  それで、先ほども財投の話も少し出ておりますが、この一番前のところに出しておりますが、これは委員の皆様にも釈迦に説法で恐縮ですが、日本の会計あるいは財政制度というのは、一般会計よりも特別会計の方が大きい...全文を見る
○上田(清)委員 石原大臣からすれば、財投改革は十分進んでいない、こういう理解だというふうに私は思っております。  特殊法人改革は、お金の流れからも見ていかなくちゃいけない、それから現場の仕事も見ていかなければならない、そして特殊法人が抱える公益法人、あるいはまたそれに関連する...全文を見る
○上田(清)委員 非常に明快なお答えをいただいております。なぜこういう公益法人を通さなきゃいけないのか。まさにこれは公益じゃなくて官益なんですね。OBの方が天下りされる。原則、道路公団の総裁をやられた方はここの理事長になっていかれる。  そして、その次のページに「焼け太りの手口...全文を見る
○上田(清)委員 その意思というか意気を買いたいと思います。そういう点では、ともに一生懸命やっていきたいと思います。  それで、先ほどちょっと触れました償還の問題であります。先ほど前提をつけました。しかし、なかなか具体的なことはめったに言わない、太田本部長も長官をやられました総...全文を見る
○上田(清)委員 時間がなくなってきておりますが、ペーパーには入れておりませんが、実はもう一つ、私の方でパネルを持っております。  極めて楽観的な数字で、高速料金は二分の一にできるという、全くの私見であります。なぜそういうことが可能なのか。実は、今申し上げましたように、料金収入...全文を見る
○上田(清)委員 どうもありがとうございました。終わります。
06月13日第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  まず、坂口大臣にお伺いいたします。  今回の年金の一元化の方向性は私どもも正しいと思いますが、その母体になるところの厚生年金の運用等々について非常に大きな問題が過去にあったということを含めて、いろいろな議論をさせていただきま...全文を見る
○上田(清)委員 大臣、そんな生ぬるい答弁じゃだめですよ。九九%、従来の年金福祉事業団の存在そのものが大悪です。一つもいいことありません。一つ一つそれを検証させていただきます。  まず、運用事業の方から。  大臣、十二年度の年福の資金確保事業及び財源強化事業の両事業における総...全文を見る
○上田(清)委員 別に呼んでいないよ。
○上田(清)委員 大臣は報告を聞いておりますか、どういう状況かというのを。昨年度、丹羽雄哉大臣は、報告を聞いていなかった、そんなことを言っていましたからね。年金局長が謝罪しましたよ、報告をしていなかったことに関して。
○上田(清)委員 大臣、国民の年金をお預かりしているんですよ。大臣がそんな調子でどうするんですか。うまくいっているかいっていないか、いっていなかったら直さなくちゃいけないじゃないですか。何が大転換期ですか。まるっきり認識がないじゃないですか。謝ってくださいよ、国民に向かって。
○上田(清)委員 大臣は甘いですよ。確かに、多岐にわたって業務を推進され、また、坂口厚生労働大臣の人格見識等については私も深く敬愛するところであります。しかし、この年福の運用についてはいろいろな形で指摘を受けてきた話でありますから、しかも今度は新しい看板にかえて、中身を本当に変え...全文を見る
○上田(清)委員 昨年度、TOPIXで上がったときには新聞にリークするんですよ、あなたたちは。時価ベースで上がったときは。それで、悪いときには黙っている。だめなんだよ、それでは。悪いときこそ報告しないと。  それで大臣、もう釈迦に説法で恐縮ですけれども、この年福ができてから、八...全文を見る
○上田(清)委員 だめ。
○上田(清)委員 それがなかなか安全、効率じゃないんですよ、どう見ても。わかりませんが、少なくとも昨年の十二月の年金積立金の運用の基本方針に関する検討会の報告書を見ると、この百四十四兆の扱いを、四・五%ぐらいの利回りで国内株式で一二%使う、外国株式で八%使う、外国債券で七%使うと...全文を見る
○上田(清)委員 この議論をしていると結構時間がかかるのですが、市場介入の問題とか、いわゆるコーポレートガバナンス、企業に対する、どんな形で国がかかわるのかとか、まだいろいろな問題を含めておりますが、その話をすると時間がないのですが、ちょっと気になるところでは、同じ報告書の中に「...全文を見る
○上田(清)委員 諸外国の話も出ましたけれども、資本主義の元祖イギリスとかアメリカはやっていませんよ。資本主義の鬼みたいなアメリカがやっていませんからね。国が年金の運用というのはやっていませんから。  大臣、これは白紙に戻した方がいいですよ。こういう危ない、今まで成功したことも...全文を見る
○上田(清)委員 まだ大臣は正式にこの研究をなされていないというふうに私はお見受けいたしました、大変失礼ながら。  国内の株式にどういう影響を与えていくのか、あるいは国がそういう株を持つことによって企業をどういう支配の仕方をしていくのか、具体的にまだ何もやっていないですよ。いき...全文を見る
○上田(清)委員 確かに、年度の収支、これは独立採算で、若干プラスのところもあります、グリーンピアの十三だけ見れば。黒のところもあります、単年度では。それは黒になりますよ、普通に。建物はただ、つくった道路もただ、だってキャピタルコストが全然入っていないのだもの。そのお金を抜きにし...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、ちょっとお頼みしていました調査。土地代に今まで幾らかけましたか、それから建設費に幾らかけましたか。
○上田(清)委員 これは財投の金利は入っているのですか、入っていないのですか。
○上田(清)委員 したがって、私どもが調べた調査では、さらにさらに一千五百億財投金利分が入っているはずですから、三千億かかっているわけですよ。その上で、十三カ所の単年度の収入、何人来ました、何人出ていきましたと言って、ああちょっと黒でした、ちょっと赤でしたという話をしていて、今言...全文を見る
○上田(清)委員 桝屋副大臣も誤解されていまして、私もだまされていました。グリーンピアは三千五百万人利用している、こう言っているのですよ。二十年分ですからね。では、年金受給者と掛金をやっている人は一億一千万人いるんだ。二十年分を掛けてくださいよ、二十億人いるのですよ。大体、利用し...全文を見る
○上田(清)委員 森理事長、あなたが大変な人格者であることも私もよく知っておりますし、大変誠実であるということもよく知っております。また、その節は大変お世話になりました。しかし、なぜやめないんですか。今すぐでもやめると言って帰ってください。理事長に。(発言する者あり)あんまりじゃ...全文を見る
○上田(清)委員 そういうふうにおっしゃるんだったら、お伺いしたいことが幾つもありますよ。  事実上、年福のときに運用していた資金運用センター、あの整理と、それから各企業から出向してきたその扱い、そしてポートフォリオが、どんなふうにおかしなことをやっていたか。三年で区切っても、...全文を見る
○上田(清)委員 もう一つ、運用の公開をきちっとやはりやっていただきたいと思います。  基本的には、まあ、あしたにでも廃止しろと言っていてやれというのもおかしいんですけれども、まだあした廃止するとも私も思えませんから、せめてきちっと、どういう運用の、それぞれのところが期間内でど...全文を見る
○上田(清)委員 住宅事業の貸し付けでも大穴をあけておりまして、この話もするとまたあと十分ぐらいかかるんで、全体としての時間がありません。最近のどこかの新聞にも出ましたね、六百億焦げつきというような。しょせん、金貸しでもないのに金貸しみたいなことをやるからこういうことになるの。要...全文を見る
○上田(清)委員 時間が終わりましたので。  桝屋副大臣、必ず調べておいてくださいよ。住宅関係の貸付事業で、業務委託費で十一年度百二十六億、貸付事業の利子補てんで多分六百三十二億。そういうお金を使っていることと、それから、御承知のとおり関連の公益法人に出して、六カ月で延滞債権に...全文を見る
06月26日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  厚生労働省の方にも来ていただいています。理事懇の中で後に少し回すということがありますので、先に厚生労働省側から聞きたいと思います。  それでは、まず事実関係だけ私の方から確認をいたします。  国民の年金、国民年金と厚生年金...全文を見る
○上田(清)委員 財政金融委員会の皆様方にも聞いていただきたいので。  果たして、自主運用がいいのかどうかという議論も含めて考えなければならない。場合によっては、財務省理財局にもう一回取り上げる、こういうことだって考えなければならない事態になるんじゃないかというふうに私は認識し...全文を見る
○上田(清)委員 実のところ、数字はもう出ているんでしょう。ただ、全体としての報告書をつくるのに手間がかかっているというふうに私は判断しております。  では、概数で、どのくらいの幅があるのか、それだけ教えてください。一〇%ぐらいふえるかもしれないとか、そういう意味です。
○上田(清)委員 一割程度改善されるということであれば、一兆六千億なりあるいは一兆六千五百億なり、最終的に総合収益額がマイナスになるのだと。つまり、年金を積み立てている国民から見れば、年金福祉事業団ができて、受取額をふやしていただける、これが前提で年金福祉事業団というのは存在して...全文を見る
○上田(清)委員 実は、また新しい年金資金運用基金のために、昨年の十二月二十二日に、年金積立金の運用の基本方針に関する検討会という、こうした資料をつくって、今の責任のとり方についても、とらないというようなことを書いてありますね。やはり立派ですね、そういうところは。給料とかそういう...全文を見る
○上田(清)委員 それはよくわかるんですけれども、一回、過去の年度ごとで切って調査してくださいよ。まだやっていないでしょう、桝屋副大臣。  私は、あなたに出したかどうか覚えておりませんけれども、私が調査したものを出していますよ。明らかに、調子の悪い、運用利回りが悪い機関に過重に...全文を見る
○上田(清)委員 もうそんなの要らない、知っているんだから。短くぱっと言いなさい。
○上田(清)委員 だから、ちゃんとした答弁しないでしょう、桝屋副大臣。私が言っているのは、過去のことを、私が資料を出して順位が全然違うということを明らかにしたんだから、国内の信託銀行よりも海外に本社を持つところの方がはるかに運用がいいのに二十分の一ぐらいの運用しかさせていないんだ...全文を見る
○上田(清)委員 調査は約束しなかったんですけれども、また出しても構いませんよ、私が以前に調査したものを改めて。そういうことで言うんだったら皆さんにまた見てもらいましょう。  それで、なぜ私がこのことを言っているかというと、今まで二十七兆、百四十四兆の二五%を運用されていた、そ...全文を見る
○上田(清)委員 これは大変重要なことですので、財務大臣もぜひ理解していただきたいんですが、これが事実だとすると、年金運用に関しては株式の運用ができないということなんです。短期で利ざやを稼ぐしかないという話になってくるんですよ。もう長期はだめだという話なんですよ。こういう事態にな...全文を見る
○上田(清)委員 久々に我が意を得たりの答弁をいただきました。  それでは、内閣府の村田副大臣にお伺いします。  先般の諮問会議の基本方針を、最小限度、責任ある野党の立場から検討させていただいております。予算委員会で十二時間ぐらいとってやるのが筋だと思いますが、その時間がまだ...全文を見る
○上田(清)委員 うまいといえばうまいのですが、全然答えていないというのでしょうか、困るのですね。  私が申し上げたのは、もうわかっていらっしゃるので言うまでもありませんから、ではちょっと違うところから言います、同じことの繰り返しをされるでしょうから。  それでは、デフレ圧力...全文を見る
○上田(清)委員 そういうときだけ竹中大臣に振ってはだめだ。そういう数字を明らかにするのが皆さんの仕事じゃないですか。だから、竹中大臣によるとじゃなくて、内閣府としてどう見ているかということを確認しているのですよ、私は。
○上田(清)委員 村田副大臣、本当に財政にお詳しいことで、私も敬意を表しているところであります、また村上副大臣も。  先ほど同僚の原口議員から塩川大臣に質問したように、予算の策定も政府の諮問会議の拘束を受ける仕組みになっているというふうに私もお聞きしました。ということであれば、...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  私も確たる知恵があるわけじゃありませんが、今大臣がおっしゃったような懸念を抱いております。新規に発生する不良債権によって経済運営があるいは困難になるんじゃないかというふうな懸念を持っておりますので、この辺なんか、どういうつじつま合わせ...全文を見る
○上田(清)委員 幾つか経済財政諮問会議の中身についてお聞きしたんですが、十分な具体的なお話が聞けませんでした。  一方で、不良化した、あるいは時代にそぐわなくなった企業を淘汰させながら新しい企業をきちっと起こしていく、こういう仕組みがある意味では語られているというふうに私は理...全文を見る
○上田(清)委員 委員長も首をかしげておられましたけれども、五百三十万という具体的な話、いろいろだあっと言われましたけれども、どこでどうなっているのかよくわからない。それはあるんですか、ないんですか。
○上田(清)委員 村田副大臣、実は、日本の産業構造を非製造業と製造業、二つに分けた場合、この十年、製造業は実は非常に生産性を上げてきている、逆に非製造業はほとんど上げていない。この乖離をどう埋めるかというのが、ある意味では経済政策の一つのかなめ、あるいは雇用創出のかなめだと思うん...全文を見る
○上田(清)委員 そこで、先ほどの柳澤大臣の認識とも関連してくるところでありますけれども、実は、今申し上げました製造部門が比較的、日本の経済成長を曲がりなりにも引っ張ってきた部分でありますが、直近の数字で、鉱工業生産の予測実現率が調査開始以来最悪の水準になっておりますね。あるいは...全文を見る
○上田(清)委員 大臣が長かったんで、もうほとんど時間がなくなりました。もう一つ聞きたかったんですが、それはやむを得ないと思いますが、私の方からちょっと気になるところだけ申し上げておきます。  消費性向が急激に落ちていることですね。それから、失業の不安の統計が、一九七〇年以降最...全文を見る
10月29日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  参考人の皆様には、御多用の中、こうして意見を開陳する機会をつくっていただきまして、本当にありがとうございます。  今いろいろお伺いをいたしましたが、特に山本全銀協会長には、銀行救済の色彩の強い意味合いを持ったと考えたときもあ...全文を見る
○上田(清)委員 当局の認可事業であり、当局の立入検査権があるという御判断の中で、不公平な取引、不公正な取引はあり得ないだろうというふうな御認識を示されたわけですが、御承知のとおり、かつて兵庫銀行などは、検査をしたときには六百億の不良債権があり、そしてその三カ月後に破綻し、一兆五...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、御承知のとおり、この法案は、銀行が機構に株式を売却する場合、売却額の八%を拠出することになっております。そうしたことを考えますと、実は、いい株、つまり将来発展が見込めそうな、そうした株式は、こうした八%の拠出をしないで済む一般市場で売却をし、そして、い...全文を見る
○上田(清)委員 野村証券の氏家社長にお伺いしたいのですが、今、山本会長から、いわば優良な格付のみを対象としていく考え方を言っておられますが、御承知のとおり、最近の動向の中でスーパー系のマイカルが破綻したわけであります。これは当然、トリプルBということで、適格なものであるという判...全文を見る
○上田(清)委員 お話でありますが、二十七回債を発行したのが二〇〇〇年の十月でありますが、二〇〇〇年の九月二日に週刊ダイヤモンド、そして九月九日号の東洋経済で、いずれも企業レポートでマイカルを特集した、要するに、予断を許さないマイカルの今後というような特集記事が出ておりますし、九...全文を見る
○上田(清)委員 ムーディーズ等の格付についてのお知らせというのはしているんでしょうか。
○上田(清)委員 承知しているというよりも、投資家にそういうことをお伝えしていたんですかということをお尋ねしているんです、一貫して。
○上田(清)委員 ありがとうございます。  都合のいいことだけをお知らせしないようによろしくお願いしたいと思います。  それでは、また山本全銀協会長にお伺いしたいのですが、私どもでちょっと資料を用意しまして、もう一枚渡すのを忘れてしまったのですが、実は、二〇〇一年三月期の公的...全文を見る
○上田(清)委員 時間が参りましたが、少なくとも、いろいろな個別事情があっても、二年と四期にわたって健全化計画についてはきちっと実は皆さんやっておられたんですよ。ところが、昨年の九月から、ほとぼりが冷めてきたかと思ったら突然ふえてきたんですよ。この三月期も。その九月期にも我々は指...全文を見る
11月13日第153回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。どうぞよろしくお願いします。  それでは、資料一を配ってください。  石原大臣、大変御苦労さまです。ぜひ、小さなタマじゃなくて大きなタマを出していただきたいというふうに思っております。  御承知のとおり、特殊法人改革も大事であ...全文を見る
○上田(清)委員 片山総務大臣、ぜひ調査をしてやっていただきたいと思います。  それでは、石原、片山両大臣、退席してください。しっかり大きなタマを出していただきたいと思います。  それでは、資料二を配ってください。  塩川財務大臣、平成十三年度の税収見積もりが一兆一千二十億...全文を見る
○上田(清)委員 ところで、財務大臣、節税という言葉は財務省の中にございますか。内容、中身。
○上田(清)委員 私が知るところでは、国税庁とかで、あるいは各税務署なんかでは節税という言葉は使わないそうですね。節約なんかの意味と全く違う、税を納めるか納めないか、あるいは逃げるか、あるいは滞納するか、こういう話になってまいりますし、むしろ節税という言葉よりも、より合理的な選択...全文を見る
○上田(清)委員 居住の実態に合わせて住民票を、住所を移動させたということでございますか。
○上田(清)委員 居住の実態に合わせてということですが、あなたは最初は、四月から六月の慶応大学の春期講座に合わせて日本に来られる、それ以外はアメリカに在住されて研究を続けておられる、一部客員講師なんかやっておられるかもしれませんが。居住の実態に合わせるということであれば、なぜ九四...全文を見る
○上田(清)委員 アメリカで住民票が必要なことはありましたか。
○上田(清)委員 結局、一々移す必要はないということじゃないですか。  あなたはこういうことを言ったことがありますか、同僚の慶応大学の教授に。知ってる、一月一日に日本にいなければ住民税は請求されない、つまり払わなくていいんだ、だから、毎年暮れに住民票を海外に移し、年を越してから...全文を見る
○上田(清)委員 いずれ、このことは明らかにさせていただきます。  それでは、田中外務大臣、お待ち遠さまでございました。  外務大臣、外務委員会で我が党の委員の皆さんがいろいろな質問をする中で、外務大臣は政策論争をしたいというようなことを常に述べておられましたので、きょうは政...全文を見る
○上田(清)委員 このニコルソンの中の五章に「理想的な外交官」という項目がございます。資料三を配っていただきたいと思いますが、この「理想的な外交官」という中身は、今の外務省の職員に聞かせると、大変有用な、意味のある、意義のある中身ではないかなということで、この本を読み上げるよりは...全文を見る
○上田(清)委員 自己評価をどうですかということを聞いているんですけれども。
○上田(清)委員 結構でございます。  それでは、大臣は、外務委員会の委員長でありました土肥委員長に、当時、外務委員会の委員の発言を制限すべく、連絡をとられてお願いをされた、こうした経緯があり、陳謝もされた経緯がございますが、これは三権分立の基本的な部分であり、この部分について...全文を見る
○上田(清)委員 今は全く週刊誌の話もしていなければ、このニコルソンの「外交」の話をしたばかりです。注意をしてください。
○上田(清)委員 陳謝もあわせてしてください。  北朝鮮について、ラングーン事件、大韓航空機事件などのテロの事件の関与がいろいろ云々されましたけれども、アメリカの連続テロ事件後の北朝鮮の姿勢について、何らかの変化があったかどうか、この辺について事務方も含めていろいろ御検討もされ...全文を見る
○上田(清)委員 今陳謝を求めております、私は。仮にも本会議にかわる総括的な予算委員会で、ちゃんと世界的な標準的教科書に基づく外交の話をしておるにもかかわらず、週刊誌のたぐいだとかということを聞いて、審議なんかできるわけない。陳謝しろ。
○上田(清)委員 それでは、行きましょう。  日本外交におけるイランの位置についてどう考えるか。
○上田(清)委員 ところで外務大臣、イランの権力機構の中でハタミ大統領というのは序列で何位なんでしょうか。
○上田(清)委員 ハタミ大統領は国家元首ですか。
○上田(清)委員 それでは、ハメネイ最高指導者、この方、御存じだと思います。アメリカのテロ事件に関してどのような姿勢をとられておるか御存じですか。
○上田(清)委員 イラン外交全体について、パキスタンもそうですし、周辺国との外交関係をどうするかというのは今回の問題、大変重要でありまして、別に難しい話をしているわけではありません。最高指導者がどんな考え方を持っておられるのか、このアメリカの空爆あるいはテロ事件に関して、それを聞...全文を見る
○上田(清)委員 今、極めて不適切な発言であります。少なくともイランの最高指導者であり、ある意味じゃ、日本でいえば天皇陛下に対する敬愛の心を持つような方でもあります、イラン国民にとっては。一種のそういう部分があって、どちらかといえば、テロ問題に関してきちっとした発言をされているわ...全文を見る
○上田(清)委員 トータルとして申し上げる必要はないというようなことを言われましたが、もうその前段の部分で言われましたよ、ちゃんと。どういう考えに立っているかということをあなた自身の口で言われましたよ、ちゃんと。それでいいんですよ。何の難しいこともありません。  どうも、政策論...全文を見る
○上田(清)委員 それでは余り外務大臣として意味がないですね、いろいろなことの発言を差し控えるということであれば。  わかりました。次に行きましょう。  日本外交におけるイラクの位置というのはどのようにお考えなのか、できたらメモを見ないで来てくださいよ。
○上田(清)委員 イラクに石油依存を八割というのは、それは中東地域だと思いますが、まあそれはいいでしょう。  イラクの生物化学兵器開発について、どのように把握され、どのようにお考えになっているか、お伺いしたいと思います。
○上田(清)委員 それでは、仮定の話をしてもまた時間がもったいないので次に移ります。  イスラエルとパレスチナ紛争の関係についてお伺いしたいと思います。  もう大方の話はよしてずばり聞きたいんですが、イスラエルとパレスチナ紛争がこれほど悪化している原因は一体何でしょう。
○上田(清)委員 それでは、この紛争に対して、日本政府としてどのようにかかわってきておられるのか、それから、今後どのような形で、何らかの形で中東和平のために日本が関与していくのか、二点について。
○上田(清)委員 余りはっきりしませんね。具体的に、積極的にどういう形でかかわっているのかということについての話がありませんが、述べるものがございますか。
○上田(清)委員 それでは、外務省改革についてお伺いします。  機密費の官邸上納問題があって、大臣は就任当時に非常に熱心にこのことについて触れられておりました。  資料四を配付してください。  実際、調査の結果、上納はなかったと大臣は最終的にはお答えになっておりますが、どう...全文を見る
○上田(清)委員 大臣は機密費問題に関して、四月二十六日の就任時の記者会見では、国民の税金が何に使われたのか徹底的に調べる、こういうお話をされ、また、五月十四日の衆議院予算委員会では、外務省から官邸への機密費上納問題について、個人として興味を持っていた。それで、五月二十二日の参議...全文を見る
○上田(清)委員 どのぐらいの調査書だったんですか。
○上田(清)委員 四枚の調査報告書で大臣に出されて御説明があったと思いますが、何時間ぐらい聞いたんですか、それ。
○上田(清)委員 何時間話を聞いて納得されたのか。
○上田(清)委員 漠とした数字で、時間で結構です。
○上田(清)委員 憲法六十三条にちゃんと、こうした国会において大臣は説明する義務がある、ちゃんと憲法六十三条にあるんですよ。私が許可しているんだからいいんですよ。漠とした数字、言ってください。
○上田(清)委員 それでは、憲法六十三条をあなたは否定するんですか。国会で質問しているんですよ、私は。いいですか、四枚のちゃんとレポートがあって、あなたは、ちゃんとここの委員会で言われたことがあるんですよ。そして、何よりも熱心にあなたが、外務省改革をやらなくちゃいけないし、やって...全文を見る
○上田(清)委員 どういう中身が議論されておられるか、御存じですか。
○上田(清)委員 答えていないです。委員長、注意してください。質問と違うことを言っております。
○上田(清)委員 私は、外務大臣、そんなに頭を痛めないで、一番大事なことを聞いているんですから、あなたが熱心にやりたいということを。どうして頭を抱えちゃうんですか。  いいですか。とにかく、外務省改革をやらなくちゃいけない。やってほしいんです、みんな。そう国民が思っているんです...全文を見る
○上田(清)委員 極めてむなしいですね、何かメモを棒読みされて。大臣の指示あるいは報告、そういうものが余りなされている感じがいたしませんが。  ちなみに、あなたが指揮されている副大臣、政務官、これらの方々の報告を聞く機会、あるいはこれらの方々を集めて具体的な指示をなさっているこ...全文を見る
○上田(清)委員 きちっとした会議をやられたかと聞いているんですけれども。
○上田(清)委員 極めて、余り熱心な改革推進をなさっているようにお見受けすることができません。  それでは、次に移ります。  外務大臣の住民税の滞納問題についてお伺いしたいと思います。  資料五を配ってください。  その前に、財務大臣、恐縮ですが、歳入不足ということで、や...全文を見る
○上田(清)委員 田中外務大臣、いろいろな経緯があったということも想像をいたします。ずっと住民税を滞納されて、結果的には、ここに触れておりますように、本税を納められたのは平成六年三月二十五日、十九年後になった、こういうことについてどのように感想、所感がありますか。
○上田(清)委員 延滞税もたくさんになりましたが、たまたま偶然でしょうか、延滞税を毎年払っておられたんですが、十三年だけは一気にお支払いになっております。たまたま担保が解除されたのは外務大臣が就任された日でありますが、やはり外務大臣に就任するということがわかった以上、あるいはそう...全文を見る
○上田(清)委員 いろいろな経緯を見ると、相当税務に関して田中外務大臣は詳しいというふうに私は理解しております。かつて参議院の方で、当時の野末陳平議員が極めて厳しい鋭い質疑をなされて、一回目はともかく、二回目は相当勉強されてお答えもなさっておられましたし、その後の経緯もありますの...全文を見る
○上田(清)委員 田中外相夫妻と書くべきだったところを、その夫妻が抜けておりましたことを恐縮し、おわびいたします。メモのところでありますが、御夫婦で約四十四億円という意味であります。  そして、御承知だと思いますが、未公開株の物納案件というのは、全国的には極めてまれなケースであ...全文を見る
○上田(清)委員 先ほど私申し上げましたように、税金を払う場合には、まずは現金からスタートする。そして、物納に充てる場合にはこういう順位だというふうに承っております。第一順位が、国債及び地方債、不動産及び船舶あるいは登録美術品。登録美術品というのは、極めて高価な価値を持つ絵画であ...全文を見る
○上田(清)委員 この補正予算をめぐる予算委員会というのは、歳入歳出に関連する極めて重大な話をしなければならない。とりわけ、先ほど塩川財務大臣も言われましたように、歳入の確保ということに関しては極めて大きな意味を持つ時代であります。  そういう中で、なぜ閣僚の一人でありますとこ...全文を見る
○上田(清)委員 それはお聞きしました。御本人が否定されるのであれば、私もそれは取り下げますが、ちゃんと答えてください、私の質問には。
○上田(清)委員 極めて不見識な発言ですよ。当局が決めた、当局で決めたことは事実です。しかし、この間にいろいろな話し合いがあったはずですね、どういう形で納税するかということについて。その経過の中で、このような形になった。これを国民に明らかにしなければ、あなたは、血税だとか、外務省...全文を見る
○上田(清)委員 払っていないなんてだれも言っておりません。しっかり払っていただいて大変ありがたく思っております。  しかし、物には順序がありまして、その順序が逆さまになっているというこの事実に関して、あなたは国民に対してどういうふうに説明するのか。いいですか。(発言する者あり...全文を見る
○上田(清)委員 それは外務大臣がぼうっとしているんであって、外務大臣に注意してください。冗談じゃないですよ。
○上田(清)委員 そういうわけでありまして、不規則発言で聞こえなかったというふうに言われておりますので、もう一度確認します。  何度も申し上げますが、税金を支払っています、当局が決めました、しかし、この当局の決め方の順位が違うということを私は言っておるわけですね。逆さまになって...全文を見る
○上田(清)委員 質問の趣旨にお答えになりませんね。委員長、注意していただきたいんですよね。ちゃんと質問の趣旨に答えていただきたいんですね。細かい話は御存じじゃないですか、そうしてメモに持ってきているぐらいだから。肝心な話になるとよくわかりませんと言って、そして、何かのときにはそ...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、財務大臣にお伺いします。  ちょっと細かいことになるかもしれませんし、個々のケースになるかもしれませんが、やりとりを聞いていてわかっていただいたと思いますが、物納の順位ということについては、大臣がもう御承知のとおりであります。こういう事例というのはど...全文を見る
○上田(清)委員 それを聞いたのは、こういうことなんですね。順位が逆さまになっている、こういう事例というのは一般論としてどの程度あるんですか。
○上田(清)委員 多分、その細かい話を大臣に求めるのは大変だと思ってはおりますが、しかし、考え方として極めてこれはまれなケースだというふうに私は思っておりますよ。財産があり、土地家屋があり、そして山林があり、なぜ未公開株を物納として許されるのか。そういうことを聞いたら、なるほど、...全文を見る
○上田(清)委員 説明責任を果たしておりませんので、審議を続けるわけにいきません。
○上田(清)委員 それでは、この問題について委員長にお願いしたいと思います。(発言する者あり)いえいえ、補正予算の問題ですから、税収の問題ですから、委員長にお願いしたいと思います。  この問題について、きちっと国税庁が最小限度、予算委員会の理事に克明なる資料を提出することを望み...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、外務大臣にもう一つだけ、大変お疲れさまです。  あなたの政治資金管理団体、田中眞紀子後援会という団体がございますが、これは平成十二年度に法律が改正されまして、個人献金を主とした形になっておりますが、この個人献金のリストを見ますと、あなたが関与されてお...全文を見る
○上田(清)委員 もう一つ、大臣のもとに、外務省改革に絡むいろいろな内部告発だとかさまざまな意見とか具申がございましたか。内部告発の文書だとかファクスだとか、そういうのが大臣のもとに届いておりますか。
○上田(清)委員 竹中大臣と田中外務大臣は、どうぞお引き取りしていただいて結構でございます。どうぞ。  それで、柳澤金融担当大臣、お待たせをいたしました。大和都市管財の問題についてお伺いします。  御承知のとおり、豊田商事に次ぐ被害者の多い問題でありますが、この点について、い...全文を見る
○上田(清)委員 九七年の検査で、約束手形の販売禁止や経営健全化計画の提出を求める業務改善命令を出しておられます。この命令で、具体的な指導というのでしょうか、紙切れだけしか私は見ておりませんので、どういう具体的な指導をなされてこの改善命令を実行されようとしたのか、この点については...全文を見る
○上田(清)委員 このとき営業停止をしていれば、少なくとも三百億円の新たなる被害はなかったというふうに私は理解をしておりますが、九七年の検査で、グループ全体で債務超過に入っておるということは、もう財務局は押さえておられたんですよね。
○上田(清)委員 質問に答えておりませんので、質問に答えさせてください。
11月21日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  両大臣におかれましては、大変お疲れさまでございます。  それでは、早速ですが、まず大和都市管財事件について、柳澤大臣に総括的にお伺いしたいと思います。  御承知のとおり、詐欺商法としては豊田商事事件以来の大変大きな被害を持...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  ここで、ポイントはやはり、村田副大臣はよく御存じのとおり、九七年当時が一番のポイントだったというふうに私は認識しております。確かに、近畿財務局で業務改善命令を出しておられる。しかし、このグループ全体で、確かにいろいろな部分で言えば債務...全文を見る
○上田(清)委員 村田副大臣にお伺いしますが、今の警察庁のお立場の中ではちょっとわかる部分がありますが、私の質問は、情報交換をしていたかどうか、これだけの質問なんですね。だから、イエスかノーかだけなんですけれども。
○上田(清)委員 ありがとうございます。  そういうことだったんですから、イエスかノーかぐらい答えられたんです。事件の概要、そういったことについては最初から問うておりませんので、よく注意して聞いてください。関係ないことをしゃべらないで、必要なことだけしゃべってください。  そ...全文を見る
○上田(清)委員 大変ありがとうございます。省内でそれなりのプロジェクトチームをつくって調査をされているということに関しては、高く評価したいというふうに思います。  また、多分に進捗状況等について問い合わせがあったということでありますが、これは大和都市管財の検査に関してですね、...全文を見る
○上田(清)委員 極めてこれは、当時、坂井代議士は大蔵委員会の筆頭理事をやっておられました。また、党にあっては財政部会長、大変金融行政に影響力を与える立場にあったと言っても過言ではありませんので、ちょっとやはり気になるところでございますので、法務省の見解を伺いたいと思いますが、こ...全文を見る
○上田(清)委員 丁寧に御指導いただきましてありがとうございます。  私は、このこともそうですが、もう一つ、リスクの高い金融商品、いわば抵当証券を、いわば金融市場を充実させようという近年の議論の中で、さまざまな形で、この委員会でも議論があったこともよく承知しておりますし、間接金...全文を見る
○上田(清)委員 実は、私のところに、関連会社、子会社の社長を務め、なおかつグループ全体の広報担当顧問をされた方のテープ、これはインタビュー的な形をとった形で、テープ、そして並びに起こした書類をここに持っておるんですが、大変——こちらが正しいかどうかわかりません、もちろん。ただ、...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  そこで、もう一点だけ。  実は、先ほど村田副大臣の方から、法に照らして厳正に処置をしていたと。しかし、一方では、その方、今申し上げました、私どもに告白をされた関係人からお伺いするところ、必ずしもそうでないニュアンスのことを語っておら...全文を見る
○上田(清)委員 それではもう一点、ちょっと質問したいこともありますので、朝銀、俗に言う朝銀の問題でありますので、こちらの方に時間をとらせていただきたいというふうに思っております。  金融担当大臣にお伺いいたしますが、朝銀関係で十八組合中十五組合が破綻をしております。その中には...全文を見る
○上田(清)委員 今みたいにして聞くと、何が何だかわからないのですね。ばっと読み上げると。常識的に、なみはやもそうだったんですが、あるいは兵庫銀行の受け皿、みどりからみなとへというおよそ考えられないことがずっと起きておりまして、この二つだけでも三千億を超える金銭贈与をしております...全文を見る
○上田(清)委員 事実を聞いたのじゃなくて、見通しを聞いたんです。その数字は私も把握しております。見通しをどうするのかと聞いているんですね。
○上田(清)委員 若干押し問答をしても時間も足りませんので、財務大臣にもぜひ御理解というか、知っていただきたい。  御承知だと思いますが、実は、財務大臣もこの問題に関してはかかわっておられまして、これは金融担当大臣だけじゃないんですね。少なくとも北東と、それから中部、そして朝銀...全文を見る
○上田(清)委員 柳澤大臣にもお聞きしていただきたいのですが、実は昨年の三月二十七日、この席で、当時の谷垣金融再生委員長、また村井仁総括政務次官にも、しばしば、この問題について極めてわかりやすく具体的に御指摘をさせていただきました。  一つ一つの信用組合が一つの法人でないこと、...全文を見る
○上田(清)委員 またこの議論をすると時間がかかりますが、都道府県が認可すればそれでオーケーだということじゃありません。もっと丁寧に、財務局や当時の金融監督庁は、都道府県が認めたからそうだというふうに見ないで、明らかに理事長があっちこっちに転出している、そういう人事ができるわけは...全文を見る
○上田(清)委員 そういう表向きを言われるから、やはり森長官を呼ばなくてはいけないと言っていたのですよ、当時の事務局長を。私は個別に話しておりますから、そうではないのですよ、実態は。それは今ここで申し上げません。  それで、最後になりますが、柳澤大臣、預保の十三年十一月七日の理...全文を見る
○上田(清)委員 時間が参りましたので終わりますが、ぜひ財務大臣も各閣僚の皆さんも、少なくとも返らない金が、十六兆五千億ももう使っている、この事実はやはり厳粛に受けとめて、二次破綻、三次破綻が次から次に続くようであれば、あなた方が全財産をはたいてくださいということを申し上げて、質...全文を見る