上田清司

うえだきよし

選挙区(埼玉県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数1回

上田清司の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第154回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。連日御苦労さまです。  本日は、昨日の外務省にかかわる集中審議を受けて、同僚議員からの引き継ぎの部分が少しありますので、外務大臣にしょっぱなにお願いをしたいと思っております。  まず、まだ資料が皆様方のところへ届いておりませんが...全文を見る
○上田(清)委員 私も一応、電話での確認でありますが、IDカードも所持していない、こういう回答が出ております。しかし一方では、このムルアカ氏は、飯倉公館に自由に出入りされている、あるいは、IDカードを新聞記者に見せたことがある、また、さる大使級の外交官にも見せている、こういうこと...全文を見る
○上田(清)委員 実は、このムルアカさんは、鈴木宗男議員の私設秘書ということでも、ビッグ・ジョンというあだ名を持つ方でも大変有名である方でありますが、十六カ国の議連の事務局をしておられますし、なおかつ、実はさまざまな報道番組あるいは新聞記事等にも出ておられます。  例えば、一九...全文を見る
○上田(清)委員 それでは最初に戻りますが、なぜ、このコンゴ大使に対してIDカードが発行されなかったのでしょうか。
○上田(清)委員 全然わかりませんでした。もう少しわかりやすく説明できませんか、だれにでもわかるような。
○上田(清)委員 実は――局長、聞いておかないとだめだよ。実は、前任の大使が職務の継続をしなかった。しかし、現実に、このダンボ大使が就任をされて、コンゴ政府からしばしば日本政府の方に、ちゃんとIDカードを渡すようにというちゃんとした公電が入っているじゃないですか。にもかかわらず何...全文を見る
○上田(清)委員 外務大臣にお伺いします。外務大臣、聞いてください。  普通、本国政府から新任大使を大使として就任させて、本国政府から公電でちゃんと証明書を出すように言っているんです。ところが、前任者が粘って、嫌だといって公館を占拠している、大使館を。そういう場合にはどうするん...全文を見る
○上田(清)委員 革命があったとしても、日本国政府はこの新政権を承認しています。外交上の原則を聞いているんですよ、大臣。
○上田(清)委員 今、いみじくも重家局長は、前の大使が居座っていたと言った。居座っていたと言いましたね。だから、これは不法占拠なんですよ。どちらが正しいかというのは、外務省、わかっているわけでしょう。ちゃんと新しい政権を承認し、そして正式な外交関係を結び、その外交関係の中で新しい...全文を見る
○上田(清)委員 確認は何回もされたか知りませんが、何回も公電も入っているわけですから、外務省として原則をどうするのか、そういうことが問われているわけですよ。援交だとか随交だとか社交とか言われないように、外務省が原則を持ってきちっと外交をやるためにどうするのかということを聞いてい...全文を見る
○上田(清)委員 外務大臣、今誤った認識をお述べになりました。両方から通報があったということはありません。もう外務省は、日本国政府は、この新しいコンゴ民主共和国を承認したんですよ。承認した方からの相手先を交渉先としてするのが当たり前であって、両方から通報があるということはないんで...全文を見る
○上田(清)委員 官房長、原則ですから、もう一度だけ確認いたしますよ。  とにかく、新しい共和国になって、承認をして……(発言する者あり)あなた方に答える必要はない。向こうが答えればいい。官房長がきちっと答えてください。
○上田(清)委員 ちゃんと新しい共和国を認めて、そしてちゃんと新任の手続をとって、手続的に何の問題もないのになぜ出ないんだということを聞いているんですよ。それとも、手続上何か問題があったんですか。問題があったのなら言ってください。手続上何の問題もなかったわけでしょう。普通一週間で...全文を見る
○上田(清)委員 局長、端的に言ってください。確認した結果どうだったんですか。是だったんですか、非だったんですか。後の経過はいいんです。知っているんですから、私も。
○上田(清)委員 違う。また答弁をずらしちゃいけないよ。注意してください、答弁をずらしております。  もうけんか相打ちみたいな形で、コンゴ政府も、IDカードを発行しないから、それで外交活動ができないから、日本政府の怠慢によって外交ができないから相打ちの形で両方とも召還し、そして...全文を見る
○上田(清)委員 誠実な答弁を求めるまで、これじゃ次の話ができませんよ。私は邪魔するつもりでも何でもありません。確認した結果どうだったんですかと言っているのに、確認して後は召還したと。違うでしょう。召還したのは次の年じゃないですか。確認したんですよ。いいですか。この通知書を出した...全文を見る
○上田(清)委員 外交の原則なんですよ、これは。トラブルはあるんです、どこでも。(発言する者あり)
○上田(清)委員 委員長にも聞いていただければわかると思いますが、外交の原則を聞いているんですよ、基本を。  細かい話をすれば、それはいろいろあります。しかし、ここの一番の問題点は、不法占拠した方にあなた方が味方しているということなんですよ。いみじくも言ったじゃないですか、重家...全文を見る
○上田(清)委員 委員長、私は、細かいことを聞いているわけじゃありません。外交の原則を聞いているんです。政権交代はどこでもあります。革命であったりするときもあります。あるいは大統領が暗殺されて急に政権がかわったりするときもあります。そういうときに日本国政府は、新しい政府を認証して...全文を見る
○上田(清)委員 もう一つ、外務大臣に調査の依頼をいたします。  駐日コンゴ民主共和国大使館通商代表機関代表ジョン・ムウェテ・ムルアカさんが、こういう名刺を持って、外交関係のところで非常に煩雑にうろうろされておられるということは事実でありますし、各社の報道、各テレビの報道でもこ...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、委員長にお願いしたいと思います。  まことに恐縮ですが、鈴木宗男議員に、いま一度この委員会に参考人として御出席いただくことをお願いしたいと思います。
○上田(清)委員 失礼しました。証人喚問をお願いしたいと思います。  それと委員長、もう一つだけ、確認であります。大事なことを忘れるところでありました。  昨日の原口議員の質疑に答えて、タンザニアの通称ムネオホールと言われる、鈴木前議運委員長から、八百万の資金管理団体からの送...全文を見る
○上田(清)委員 以上、聞かれましたように、昨日の鈴木議員の答弁は、勘違いか、あるいは間違いか、あるいは意図的に、個人的な政治資金管理団体からのお金の送金ですから政府を通した方がきれいに見えるのかなと思ってあるいはそういうお答えをされたのかわかりませんが、いずれにしても、昨日の原...全文を見る
○上田(清)委員 大阪府警では、平成六年の時点で大和都市管財が債務超過であったと発表しておりますが、この点について金融庁はどのように判断をされたのか。
○上田(清)委員 平成六年の検査で業務改善命令を出すことを検討したと、私は、内部からの非常に緩やかな、静かな声を聞きましたけれども、平成六年の検査で業務改善命令を出そうという検討をなされたかどうか。
○上田(清)委員 実はこのときに、私が伺ったところでは、旧経営陣からさまざまな抵抗というんでしょうか、いろいろな注文があり、そうしたことも含めて業務改善命令を出さなかったと聞いておりますが、そういう話は一切聞いておられませんか。
○上田(清)委員 実は内々に検討されたんですよ。発出をしなかったという正確な答弁に戻られまして、感謝いたします。  それで、平成七年に那須グリーンコース倶楽部の抵当証券を百三十億で発行しようとしたところ、法務省からクレームが出て百億に訂正した、この事実に関しては御存じでしょうか...全文を見る
○上田(清)委員 誠実な対応、ありがとうございます。  平成八年の自主的な健全化計画をこの大和都市管財は作成しておりますが、これは近畿財務局が指導なされたんでしょうか。
○上田(清)委員 なぜそうした指導をなされたんでしょうか、その理由を承りたいと思います。
○上田(清)委員 今御発言のとおり、大和都市管財本体は黒字の状態でありましたが、いわば発行先、抵当証券を発行する、つまり、抵当証券を発行するかわりにこのゴルフクラブ等々に、関連会社に融資をする形をとっておりますので、それを細切れにして投資家に買っていただくというこの抵当証券の仕組...全文を見る
○上田(清)委員 平成八年の自主的な健全化計画書をまだいただいておりませんので、八年の実態についてはまだまだ十分ではありませんが、私は、九年、十年、十一年、十二年と細かく健全化計画書を四冊、隅から隅まで読破いたしまして、極めてこの経営健全化計画書がいいかげんなものであるということ...全文を見る
○上田(清)委員 もう既に、超低金利時代に運用利回りを四・五とか五・五というような形で抵当証券を発行されておりましたが、この金利について内部の御議論はなかったでしょうか。
○上田(清)委員 それでは、運用先の実態についての確認はされましたか。
○上田(清)委員 実は、本体が何ら運用の実態なく、集めた金をひたすら飲み食いに使い、何ら運用の実態がないということは捜査当局の調べでも明らかになっておりますが、近畿財務局においてはなぜこのことが確認できなかったのか、不思議でなりません。  この点について、いま一度副大臣、当然、...全文を見る
○上田(清)委員 村田副大臣も、また柳澤大臣、ちょっとお休みの傾向があるかと思いますが、これは単純に――今、銀行の引き当て問題等々も非常に、銀行だけじゃなくて、さまざまな金融機関の引き当てについていろいろな議論がされているので御理解いただけると思いますが、これを見てわかりますよう...全文を見る
○上田(清)委員 このグループ会社、大体、今急いで資料を届けていただいているところですが、ほとんど一つの住所に三つ四つの企業が入っているんですね、御承知だと思いますが。これは御承知ですか。ほとんど、このグループ会社、一つの住所に三つ四つ入っておりますけれども。
○上田(清)委員 ぜひ副大臣にも把握していただきたいんですが、幾つも、これは以前、ちょうど藤井先生がここにいらっしゃると金融安定化特別委員会を思い出すんですが、江戸城の名前だとかあるいは地下鉄の名前だとか、面倒くさいときにはそういうふうにしてペーパーカンパニーをつくるんですが、ま...全文を見る
○上田(清)委員 きょうは参考人で呼んでおりませんから、また調査をお願いしたいと思いますが、委員長、よろしいでしょうか、この件について調査をお願いしたいと思いますが。
○上田(清)委員 先ほど申し上げました健全化計画、九年、十年、十一年、十二年と四部ございますが、なぜ毎年毎年健全化計画書を出すようなところが登録が更新されるのか。国鉄再建もそうでした。毎年毎年、三カ年計画、五カ年計画と再建計画を出していて、結局は破綻しました。こういうところは大体...全文を見る
○上田(清)委員 後で、村田副大臣、ゴルフの会員権の募集状況、購買状況だけでも見てください、全然でたらめ書いてありますから。これは副大臣も問われますよ。本当に、きちっと、今度は改めて財金の舞台で質問させてもらいますから、どうぞお待ちください。  それで、委員長、実は、グループ会...全文を見る
○上田(清)委員 もう既に、坂井隆憲議員は記者会見等でその関与について述べておられますが、大阪支店長の既に逮捕されている方は、中山太郎先生の元秘書であるというのは御存じでしょうか。
○上田(清)委員 ぜひ事務方に聞いていただきたいんですが、間違いもなく元秘書であります。  そこで、中山先生からお話がありませんでしたか。
○上田(清)委員 私どものいわばテープの掘り起こしでは、かかわりについて触れておられます。また、三塚元大蔵大臣のかかわりについても触れておりますが、このことについては御存じありませんか。
○上田(清)委員 それではもっと人数が多いということになってしまいますけれども。まあ、事は個人の名誉にかかわることでありますから、正確を期しますので、またの機会に改めてこの点についてはお伺いしたいと思います。  そこで、平成九年の検査がもしまともであればこのような被害はなかった...全文を見る
○上田(清)委員 いみじくもちょっと、墳崎さんの名誉にかかわる接待大魔王と言いましたけれども、その事実関係はここに山ほど、私は、何月何日にどこで何したというのは全部わかっていますから、あえて申し上げました。ただし、大和都市管財が接待したという事実は、私は確認しておりません。ただ、...全文を見る
○上田(清)委員 ぜひ、この財務のバランスシート等々について見ていただきたいと思います。  それから、財務大臣、失礼しました、この後ちょっと質疑いたしますので、申しわけありません、一番最後になりまして大変恐縮です。出番が少ないのに、長い時間待機していただきまして恐縮です。それで...全文を見る
○上田(清)委員 当時の検査は、なかなか検査官として検査が十分できなかったんじゃないかと塩川財務大臣はおっしゃっておられますが、私もそのとおりだと思いますけれども、金融担当大臣、もちろんこういう兵庫銀行の後のみどり、あるいはなみはや、あるいはこの朝銀から近畿、この時点において柳澤...全文を見る
○上田(清)委員 大変率直な御意見をよしといたします。  そこで、私が心配していますのは、三月末を控え、ペイオフ解除を含めて、それで、既に朝銀大阪が朝銀近畿に受け皿機関として移った後破綻したのはそう昔の話ではありません。十一年の三月でありまして、極めて直近であります。どうも二次...全文を見る
○上田(清)委員 私も朝銀、もう一つの朝銀でありますが、朝銀問題もかねてから研究をさせていただいておりますが、この破綻処理についても、小が大をのむような形にはなっておりません。なぜかこの韓国系に関しては、次の五を見てわかりますように、福岡商銀の受け皿に熊本商銀がなり、東京商銀の受...全文を見る
○上田(清)委員 バックファイナンスはなかったと、予想どおりの答弁で間違いありませんね。  それで、金融担当大臣、とりわけ、この四で出しております三つの韓国系信用組合の受け皿になった京都産業信用組合でありますが、十三年三月末の現在の役職員、預金、出資金、資本でありますが、この数...全文を見る
○上田(清)委員 総合的な見地、行きつ戻りつもあったけれども、こうした決定をなした。もちろん、今、優先譲渡契約ですから、必ずしも最終的に受け皿銀行になるかどうかはまだわかりませんが、一般論からすれば確率が高い、こういうふうな理解をするわけであります。  それで、今いみじくも申さ...全文を見る
○上田(清)委員 先ほど、私は担当大臣に、バックファイナンスの実態があれば、ないと答弁されるでしょうから私いずれ御報告しますと申し上げましたが、それはこの次にさせていただきます。  もしバックファイナンスの実態が幾つも出たら、これはどういう取り扱いになるのですか。やり直しですか...全文を見る
○上田(清)委員 実は、私もそんなふうに思っております。  見せ金で資本を充実させてそれで受け皿になり、見せ金が抜けてしまったら過少資本になって破綻するというようなことになれば、資金贈与したものが全部パアになりますからね。まさに金返せという話になりますから。金融庁の皆さんは決し...全文を見る
○上田(清)委員 済みません。では、終わります。最後に一言だけ。
○上田(清)委員 ありがとうございました。  時間が参りましたので、また財金や続いての予算委員会で御質疑をお願いしたいと思います。ありがとうございました。
03月05日第154回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。総理初め皆様、御苦労さまです。  質問通告はしておりませんが、同僚議員からぜひ尋ねてくれというものがございましたので、川口大臣にお伺いします。  野上前外務事務次官、そして川島元事務次官は現在どのような形で外務省で処遇されている...全文を見る
○上田(清)委員 これは総理にもお伺いしたいんですが、野上事務次官は、これは更迭じゃなかったんですか。
○上田(清)委員 今お伺いしましたところ、官房付で指定職だ、多分待遇は事務次官と同じような仕組みになっているのではないかなというふうに推察いたしますが、川口大臣、今総理が更迭、つまり責任をとってやめさせたということでありますが、これは責任をとってやめさせた方の処遇なんでしょうか。
○上田(清)委員 納得はいきませんが、これはちょっと事前にも通告しておりませんので、改めてまた機会がありましたら、同僚議員にやっていただきたいと思います。  それでは、早速ですが、外務省の、大変それはそれなりに報告書として短い時間につくられたことに関しては敬意を表したいと思いま...全文を見る
○上田(清)委員 今聞いたところ、要請主義という部分に関しては間違いありませんか。受益国の要請主義だというのは間違いありませんか。
○上田(清)委員 ちょっとずらしたような感じだけれども、要請主義だということは大丈夫ですね、間違いないことですね。余計なこと言わなくてもいいから。
○上田(清)委員 大臣も最小限度、今回問題になったわけですから、支援委員会の設置に関する協定、こういう文章は、斜め読みでもなされたと思います。  一条は、「受益諸国における市場経済への移行を目指す改革を支援するための活動を行う機関として支援委員会と称する委員会を設置する。」とい...全文を見る
○上田(清)委員 私は、昨日のレクでこのことを申し上げておりますし、資料で間に合うようであれば出してくれということも要請しております。  ただ、私の手元に一通しかありません。たった一通しかありません。文書では、地区のいわば町内会長みたいな方から文書で一通、電文で届いているもの、...全文を見る
○上田(清)委員 それが私が持っている一通なんですよ。それだけしかないんですよ。第二条に、相手国の要請についてやるということを言っているし、この報告書でも書いてあるじゃないですか、ちゃんと三ページのところに。文書で基本的に来るんだ、そこからスタートするんだ、支援事業のスタートは。...全文を見る
○上田(清)委員 趣旨に基づいていないと私は思っております。  委員長にお願いしたいんですが、このイスラエルでの会議の会議録をすべて資料として当委員会に出していただきたいというふうに要請したいと思います。
○上田(清)委員 ありがとうございます。  今、私は、これは目的外使用だというふうに思っております。国際機関という位置づけですから、会計検査院の検査は対象外ということですが、せっかく院長にもおいでいただいていますから、このような認識について、最小限度、参考意見を当委員会で後日で...全文を見る
○上田(清)委員 何かよくわかりませんでした。  それでは、きょうのメーンであります。既に配付をさせていただきました。北方領土にかかわる質疑が平成七年五月三十一日に行われましたが、その前に、二〇〇〇年の十二月に鈴木議員が訪ロされた、ロシアを訪問された前後に、外務省の中にも俗に言...全文を見る
○上田(清)委員 基本的には理解できますが、外務大臣も間違いなくそのような認識でしょうか。
○上田(清)委員 こちらは、今申し上げましたように、沖縄及び北方問題に関する特別委員会、このときの委員長は実は鈴木宗男議員でありました。あえて委員長を一たん辞任して、委員長代理が委員長席に着き、委員として質疑をされた。非常にこれは、日本外交史におけるいわば恥辱的な質疑に当たったん...全文を見る
○上田(清)委員 まあ現段階では、総理の答弁としてやむを得ないかなという部分もあります。しかし、物事の考え方として理解していただける部分は、私ははっきりこの際、総理に聞いていただきたいんですが、どのような名目であれ、我が国が主体になって、我が北方領土に固定的なさまざまな建物をロシ...全文を見る
○上田(清)委員 これは正式に残された議事録の写しでありまして、河野外務大臣は、不法占拠になっている我が国の固有の領土にロシア側がつくる建物等に支援をするというのは、まさにこの不法占拠を固定化し、恒常化し、長期化させることであるという、私は正しい認識を持っていると思います。この考...全文を見る
○上田(清)委員 大臣、違うということを言っているんですよ。河野外務大臣はそういうことを言ってないんですよ。食料だとか、それだったらいい、仮設の倉庫まではいい、しかしそこから先はだめだよということを言っているんですよ。  この考え方に立ってなされているのか、それとも、人道支援だ...全文を見る
○上田(清)委員 そうすると、外務大臣が嫌だと言って、当時の欧亜局長が嫌だと言ったことを外務省はやるということですか、外務大臣。これは大臣じゃないとだめですよ。
○上田(清)委員 大臣、あなたにはこれが読めないんですか。河野外務大臣はそう言っていないじゃないですか。気持ちはよくわかると。診療所が壊れた、気持ちはよくわかる、その周辺のことだったらちょっとは可能かもしれない、しかし建物はだめですよと言っているじゃないですか。  あなたは外務...全文を見る
○上田(清)委員 答弁が違うじゃないですか。外務大臣はそう言っていないじゃないですか。これ、ちょっと出てください。答えになっていないですよ。全然違うじゃないですか。  河野外務大臣は、今あなたが説明したとおり、地震があっていろいろある、だから鈴木議員が支援をしろと、人道的な支援...全文を見る
○上田(清)委員 いいですか、大臣。今総理が、これは極めて重要な指摘だ、調査もしなきゃならぬと言っておられるのに、何で大臣、総理大臣の言っていることと違うようなことを言うのですか。
○上田(清)委員 総理、その下を読んでください。その後が続いているんです、ちゃんと。とはいってもいかがなものかと言っているんですよ。  だから、整備の周辺に関して支援は考えられないことはないでしょう。先ほど私が言ったような例になるかもしれません。くぎ一本足りないから貸してくれと...全文を見る
○上田(清)委員 もう最初に申し上げましたように、この案件は、この支援委員会の設置に関する協定そのものから違反なんですよ。箱物をつくることなんか何も考えていない、要請主義なんですよ。文書でも要請がなかった。困っているかもしれないという鈴木議員の報告をあなたたちが受けて、それで事実...全文を見る
○上田(清)委員 まず、支援委員会の基本的な協定について違反をしているというこのことが明らかになっておりますし、それから、本当に、この平成七年五月三十一日というのは、我が国の北方領土問題にかかわる政府の基本的な政策を一部の議員の質疑によってねじ曲げられた日ですよ。  これは考え...全文を見る
○上田(清)委員 関係者とはだれですか。質問に答えてないじゃないですか。局長、質問に答えてないの。この支援委員会の協定書に書いてあるじゃないですか。十三カ国が署名したのですよ、日本も含めて。少なくとも、中身はともかく、皆さんの仕事は、法律を遵守し、決まったことを法令に従ってきちっ...全文を見る
○上田(清)委員 では、急いでファクスで、国会連絡室を通じて取り寄せてください。あるんだから。今は待ってろという指示もありますけれども、関連する質問を続けますから。優しいですから、私。大丈夫ね、持ってきてくれますね。——はい。確認してください、委員長。
○上田(清)委員 これは調査じゃないんですよ。  少なくとも五億円からの金が支出されているんですよ、日本のお金が。要請があったのかなかったのかもよくわからないわけですよ。しかも、この問題は、委員会の質疑で、外務大臣は嫌よ嫌よと言っている、欧亜局長も嫌よ嫌よと言っている。ところが...全文を見る
○上田(清)委員 三つだけ確認をさせてください。五時までに出すということであります。  何よりもここでのポイントは、わざわざ、沖特の、沖縄北方領土特別委員会の委員長である鈴木宗男代議士が委員になってまで質問をして、大臣も欧亜局長も、恒久的な施設につながるものはいかがなものかと。...全文を見る
○上田(清)委員 委員の皆さんも、皆さん聞かれたでしょう。これは十三カ国で始まったんですが、いつの間にか他の十カ国は抜けて、ロシアとベラルーシだけが対象国で、この三カ国で構成されているんですが、ベラルーシもロシアも代表者がいない、今日まで。  したがって、要請もないんです。要請...全文を見る
○上田(清)委員 それでは、最後に確認をさせていただきます。  とにかく、この支援事業は九五年から中身が変わりました。それまでは衣料品や食料品や、そして畳むことを前提、つまり解体することを前提にしている倉庫なんです。そこから先は恒久化しているんです、中身が。そういう中身が変わっ...全文を見る
○上田(清)委員 早速ですけれども、まず、外務大臣にお伺いします。  日本の外務省というのは、諸外国と結んだ協定と条約は遵守するという立場で臨んでおられますね。
○上田(清)委員 お手元に配付しました「北方四島住民支援の流れ」ということで、これは当該外務省がつくられたものでありますが、既に先ほどから御案内いたしましたように、支援委員会の協定書にはこのような仕組みでは書いておりません。ちゃんと一条に、政府の代表者がそれぞれ一名、構成する、そ...全文を見る
○上田(清)委員 支援委員会は何を決めるんですか。
○上田(清)委員 そうすると、もう支援委員会というのは実体がないということですね、こういうことですか。
○上田(清)委員 窓口を通じてやってないことは先ほど言われました。平成七年に一回やったきりですね。実体がない。それであれば、この協定を、この組織を改組するか、そういうふうにしなくちゃいけないのに組織は続いている、そして、決定する人がいない、事務局が勝手に決めている、こういう構図じ...全文を見る
○上田(清)委員 委員長も、大変良識のある委員長だと私は認識しておりますが、わざわざこの時間をかけて、しかも、私も一応念のために、朝の質問要旨をつくるときの説明も確認しました。ちゃんと、十三年間の代表と副代表がいらっしゃったら、サブがいればサブを出して、だれがどこでどういう会議を...全文を見る
○上田(清)委員 これは極めて重大な発言であります。河野大臣は二枚舌ということになります、大変失礼ながら。オープンな議事録でこうしてきちっと、周辺だったら考えられることもあるかもしれない、しかし建物はだめだと言っているにもかかわらず、朝食会ではオーケーと。その非公式な話でもって事...全文を見る
○上田(清)委員 総理、もう何度も申し上げて恐縮ですが、先ほどの質疑のやりとりの中で総理も理解をしていただいたと思います。  この中に、実ははっきり書いてあるんです。三条の(b)の項の(5)項というところに、「受益諸国における市場経済への移行の円滑な実現に資する施設の建設のため...全文を見る
○上田(清)委員 具体的にもう少し、調査しますとかじゃなくて、予算の審議も詰まってきておりますので、のんびりしたことでは、きちっとした我々の判断ができません。ぜひこの問題を明らかに、これは予算の問題ですから、予算の執行の問題で今議論をしておりますので、もう少しきちっとした説明をし...全文を見る
○上田(清)委員 今、財務大臣が、外務省と協議の上に本年度の北方支援事業の予算について検討するという、こういう……
○上田(清)委員 執行について検討する。しかし、この予算について、この執行について疑問があるわけですから、予算について何らかの形で変更するということはありませんか。
○上田(清)委員 委員長の御配慮によりまして、最後に一言言えということでございますので、総理、七年の五月三十一日のこの議事録は、外務大臣として、当時の欧亜局長が、こうした恒久的な建物については我が国の主権にかかわる話、そして、ロシアにおける北方領土が固定化するものを助長するものだ...全文を見る
03月06日第154回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司です。総理初め閣僚の皆様方、御苦労さまです。  小泉構造改革には私個人としましても大いに期待をしておりましたが、予算の配分にさほどの変化があるというふうに思えません。また、医療制度の根本的な改革なしに個人の本人負担を三割に引き上げるという健康保...全文を見る
○上田(清)委員 委員長にお願いしたいんですが、この議論はかなり長い時間をかけていろいろな角度から議論されておりますので、的確に外務大臣を答弁に立たせていただきたいと思います。  そこで、実はこの構成のメンバーがどうもいなかったんじゃないか、一貫して。こういう疑いがあります。日...全文を見る
○上田(清)委員 委員会を構成する首脳のメンバーがいなくて、この委員会というのは存続するんでしょうか。
○上田(清)委員 今のお話だと、ロシアの代表者だけが欠けていたということですか。
○上田(清)委員 支援の対象から外れても、別に、委員会を構成することに何か問題があるんですか。要するに、委員会の構成から外れたということですか。どちらなんですか。協定書、変わってないじゃない、メンバーは。
○上田(清)委員 委員長、注意をしてください。私の質問に答えておりません。注意をしていただきたいと思います。
○上田(清)委員 解釈論争をするつもりはありませんが、今の話は「次条に掲げる任務のうち、」です。第二条に係る内容のとき、たまたまロシアならロシア、ベラルーシならベラルーシのときに日本と議論したり決めたりすることができると言っているだけであって、メンバーが欠けたわけでも何でもないわ...全文を見る
○上田(清)委員 今外務大臣が言われましたように、事実上かもしれませんが、この支援委員会の設置に関する協定については、メンバー国が外れたという改正は何ら残っておりません、記録上も。  それから、恐縮ですが、4の資料を見ていただきたいと思います。  総理、いろいろ問題になってき...全文を見る
○上田(清)委員 それも含めて資料を要求しておりますが、いまだに出ておりません。そうすれば、私もちゃんとそういう議論ができるんですね。何度も申し上げておりますが、一貫して資料を出す意欲が欠けております。  それで、委員会の議事録がない。では、どういう要請があったかもわからないで...全文を見る
○上田(清)委員 委員長もよく御存じのように、私は昨日の八時三十分に資料を要請して、五時までに出せという話がいつの間にか消え、そして、きょうも十分資料が行き渡っておりません。今いただいているのは一通です、外電で一通だけ。町内会長みたいな形ですね、我々からいいますと。  ここに正...全文を見る
○上田(清)委員 今、外務大臣は三通言われました。それはあることと前提にしますけれども、三通しか確認ができないというふうに理解せざるを得ません。  しかし、改めていろいろ資料をいただきましたが、例えば河野外務大臣と鈴木宗男議員が朝食会で議論したことのちゃんと決裁書まで一枚一枚残...全文を見る
○上田(清)委員 議論を百歩譲っても、先ほどから言っているように、この協定を読めば、普通の人が当たり前に読めば、十三カ国で話をしなくちゃいけない。この十三カ国で、それぞれの国が要請した部分について議論をして話を決めて、そして具体的に、資金の提供国である日本に話を持ってくるというの...全文を見る
○上田(清)委員 日本語が間違っているじゃないですか、それじゃ。「外務省を初めとするそれぞれの政府機関」と言ったじゃないですか。そういう言い方だったら、普通の機関もあるみたいじゃないですか。まあ、いいでしょう。  それよりも、どうして、要請があったかどうかもよくわからない、そし...全文を見る
○上田(清)委員 委員長、今聞かれましたように、第四条は、委員会による第二条(a)、つまり、どういう支援ができるかということなんですけれども、それの検討と、それから、いろいろな支援についての優先分野についての検討を考慮に入れて、つまり、委員会の検討を考慮に入れてお金を出すという仕...全文を見る
○上田(清)委員 それを出してほしいということを申し上げておりました。それは、多分大臣勘違いだと思います。一部は鈴木宗男議員に出された電報であります。あるいはファクス等であります。  それじゃ、大臣、聞きますけれども、齋藤さん、今大臣に質問を聞いている間に、ちゃんと後で報告でき...全文を見る
○上田(清)委員 物品なんですか、プレハブ診療所というのは。  それから、役務の購入というのは要するに労賃ですね。労賃、全くわかりませんね。いや、いいでしょう。わからないことをずっと皆さんに見てもらいましょう。  はい、次に行きましょうか。プレハブ教室というのは何ですか。どこ...全文を見る
○上田(清)委員 生活水準を維持すると言っていますけれども、勉学も生活水準といえば生活水準かもしれませんけれども、しかし、物品じゃないでしょう、教室は。  では、桟橋改修というのは何ですか。どこに当たるんですか。
○上田(清)委員 ディーゼル発電はどうなりますか。ディーゼル発電所というのも物品ですか。
○上田(清)委員 今、原口委員が言われましたように、二十一億の施設ですけれども、そういうのを物品というんですか。  どちらにしても、総理、きのうも財務大臣も、これはおかしな事件だ、おかしな予算の支出ではないかというふうな疑問を呈されて、極めて健全だなと思いました。  会計検査...全文を見る
○上田(清)委員 これは工夫の問題じゃないと思うんですよ。ちゃんと平成五年四月二十六日外務省告示百五十七号というきちっとした公文書で出ているんですね。その公文書で、きのうも確認いたしました。協定と条約というのは日本国として守るんですね、守ります、こういうお話ですから、協定に従って...全文を見る
○上田(清)委員 だから、もう何度も繰り返しますが、時間がもったいない、本当に。  では、どういう、ベラルーシの方、ロシアの方に具体的にちゃんと人選を出してくれという、会合に出してくれという案内を出したか、それを出してください。要請書を出してください。
○上田(清)委員 要するに、何度も申し上げますが、この支援委員会というのはでたらめですよ、やっていることが。もうむちゃくちゃでたらめですよ。本当に大臣、やろうとしているんですか、そういうわけのわからない言いわけばかりして。だめだよ、全く。  それで、平成七年五月三十一日、昨日議...全文を見る
○上田(清)委員 いいですか、委員長、このたぐいのものが三月四日の報告書にたくさん出てきましてね、資料として。報告・供覧というのでしょうか、だれとだれがどういう話をしたとか、そういうのが内部のメモで残っているんですね。いいですか。大事な国際間の協約はメモがなくて、河野大臣と衆参両...全文を見る
○上田(清)委員 昨日もやりましたけれども、つまみ食いしちゃだめですよ。いいですか。  そのつまみ食いだって、診療施設の整備への支援ということで、主体になるとは言っていないのですよ、建物をつくる主体になるとは言っていないのです。その環境整備に支援する、例えば建物をつくっていると...全文を見る
○上田(清)委員 時間が来ましたので、終わります。
03月11日第154回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司です。鈴木証人には御苦労さまでございます。  今ほども鈴木証人は、領土回復に係る熱意、あるいは国益に反する行為はしていない、こういう強い意志を示されましたが、一方では、オフレコ的なのかどうかは別にしましても、領土は戻らなくてもいいとか、戻ってき...全文を見る
○上田(清)委員 私も愕然としたんですが、これは外務省の「秘 無期限」という内部文書であります。今回の調査に係って秘密指定が解除された、こういう文書であります。  この中で、平成七年の六月十三日、私も委員会でいろいろと議論させていただきましたプレハブ診療所、色丹の、建設の問題に...全文を見る
○上田(清)委員 きょうは、意見の交換の場ではありませんので省略しますが、私が予算委員会の二月の、失礼しました、三月の五日、六日に、あなたの、北方領土、失礼しました、沖縄北方領土問題、北方問題に係る特別委員会の特別委員長をあえて一たん辞任され、委員として質疑をされた中身についてや...全文を見る
○上田(清)委員 どういう会合でしょうか。
○上田(清)委員 それでは、この方の査証発行を日本政府に働きかけたことはございますか。
○上田(清)委員 この方の件で、警察庁の幹部に抗議をされたことはございますか。
○上田(清)委員 二月二十日の参考人の質疑の中で、私どもの同僚議員の原口議員からもお尋ねがありましたが、あなたの私設秘書でありますムルアカ氏が、コンゴ大使館通商代表機関の代表という肩書を持っていろいろなところでそのことを述べておられる、使っておられるということについては、今まで知...全文を見る
○上田(清)委員 ムルアカさんは私設秘書ということですが、給与は払っておられますか。
○上田(清)委員 今申し上げましたコンゴ大使館通商代表機関から、ムルアカ氏が給与をもらっていたということについては御存じでしょうか。
○上田(清)委員 ムルアカさんは民間人ですか、それとも公務員ですか。
○上田(清)委員 ここに、ムルアカさんの著作が二冊と、共書というんでしょうか、一部ムルアカさんの著述が入った本がございます。これ、御承知かもしれませんが、「アフリカを知るための基礎知識」、大臣のときに、国務大臣のときに著作されましたので、そのときに、鈴木先生のお名前も感謝と協力と...全文を見る
○上田(清)委員 名刺も知らないし、何がしの肩書を使っておられることも知らなかったと言っておられますが、実は、ムルアカさんのことで新聞をピックアップしたら、十一カ所というんでしょうか、十一回、私が確認しただけで出てきておりまして、なかんずく、一九九八年十二月二日、当時、内閣官房副...全文を見る
○上田(清)委員 見たことないということですね、こういう肩書のところを。
○上田(清)委員 少し私は不思議に思えてなりません。ムルアカさんの結婚の仲人も鈴木証人でありますし、この本、実はこれは、九〇%が完璧な盗作という絶版物であります。即座に絶版になったんですが、この出版パーティーが結婚式のパーティーと一緒になされているんですね。九八年の、正確な日付は...全文を見る
○上田(清)委員 外務省の調査報告書に載っております。  そこで、私がここを問題にしているのは、コンゴ政府の公務員を私設秘書にしているということが極めて重大だということであります。  例えて言えば、日本はODAの供出国、そしてコンゴ民主共和国は、あるいはその前のザイール国の場...全文を見る
○上田(清)委員 質問にお答えしていただく機会であります。議論をする場でありませんので。  鈍感であったということを感じられるんでしょうか。それとも、既に外務省の報告でも、私が勝手に言っているわけじゃないんです。ちゃんとビザを、査証を見てきているんです。そして、この報告書とも同...全文を見る
○上田(清)委員 少なくともフランスでは、そういうのは軽薄罪で十五年から二十年に、刑に服する、そういう法律があるということだけ御指摘したいと思います。  時間がありませんので、同志の皆さんから確認してくれということを羅列的にお尋ねいたしますので、御無礼もあるかと思いますが、お許...全文を見る
○上田(清)委員 手短によろしくお願いしたいと思います。  大西建設はどうですか。
○上田(清)委員 これは根室の大西建設ですか。ごめんなさい、釧路ですね。根室です。
○上田(清)委員 私は、一応念のために、収支報告書の記載漏れも含めて、あるいは今でも構いません、現実に収支報告を変更されたりされているわけですから、今までに記載された収支報告以外に何らかの献金の事実がありましたかどうかということで、大西建設についてはどうですかと聞いたんです。
○上田(清)委員 管理団体の代表者はあなたです。政党支部の代表も証人です。だから、我々はもうそういうことは言えなくなったんです。あくまで我々の責任になってしまったんです。会計責任者が秘書であるとかだれだれであるということでなくなったんです。だから、記載されているかどうかということ...全文を見る
○上田(清)委員 何か歯切れが急に悪くなりましたよ。先ほどさっと、そういうことはないと言ったのに、大西建設だけ妙にこだわっておられますが、大西建設も含めて、国後の緊急避難場所施工会社の渡辺建設工業、犬飼工務店について、記載以外の献金はありませんでしたね。
○上田(清)委員 言い方に品はありませんが、俗に言う裏金はないかという質問だったんです。  最後に聞きます。  三井物産、北海電気、ダイハツディーゼル、この三件については記載以外の献金はありませんでしたか。
○上田(清)委員 時間が変わりましたので、原口議員とかわります。ありがとうございました。
03月20日第154回国会 衆議院 議院運営委員会 第17号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司です。  自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合並びに民主党・無所属クラブを代表して、動議を提出いたします。  ただいま議題となっております熊谷弘君外九名提出の議員鈴木宗男君の議員辞職勧告に関する決議案につきましては、この際、同決議案に対す...全文を見る
04月26日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○上田(清)委員 おはようございます。民主党の上田清司でございます。  きょうは、政策金融機関に対する検査の権限の委任のための関係法の審議ということであります。御承知のとおり、朝銀大阪が大阪府の監督であったがゆえに十分な検査ができなくて破綻をし、膨大な公的資金を投入するような結...全文を見る
○上田(清)委員 いみじくも今大臣が、複数でということでありますが、関西興銀の立入検査で便宜を図ったと言われるこの検査官、一人では検査をやらないわけですね。多分、五人とか七人とか、そういうグループで検査をし、なおかつ部門で最終的な処置をする。審議をし、また処分なり等々をするという...全文を見る
○上田(清)委員 またそれは事件の概要が明らかになってから改めて問いたいと思います。  そこで、一つ、かねてから私も北朝鮮系信用組合の問題についてはいささか議論をさせていただいてきた経緯がございます。また、今回、新しい四信組の受け皿の中で、総連系の支配を受けない仕組みをつくる、...全文を見る
○上田(清)委員 法務省の立場からいかがですか。
○上田(清)委員 金融庁にお伺いします。  今、警察の立場からと公安調査庁の立場から一部明らかにしていただきましたが、私どもの知るところでも、ハナ、ミレ、京滋、兵庫ひまわりの中に、理事長以下常勤の役員の中に総連系の関係の方がおられる。こういう実態が明らかになった以上、これは何ら...全文を見る
○上田(清)委員 今、異なことを言われました。ないかどうかを今確認中だということですが、もともと定款で独立性を確保するということを言っている以上、認可するときにそのことを確認しなくちゃいけないのに、確認しなかったという責任についてどういうふうに答えるんですか。
○上田(清)委員 マスコミや国会で指摘がないと、理事長以下役員の経歴等々について調べないということですか。
○上田(清)委員 おかしな御答弁ばかりであります。  捜査の話じゃありません。認可して、この受け皿金融機関がきちっとして機能するには、資金贈与を受け、あるいは不良債権の買い取りをさせ、膨大な国民の税金がここに投入されるわけですから、適格な受け皿かどうかを事前にチェックするという...全文を見る
○上田(清)委員 余りはっきりしない答弁ですよ。明確に調査をした後に明らかにされるべきであって、ある意味では丸のみしているような雰囲気が見られます。  それで、朝銀北東、中部、西、この三つについてはもう既に受け皿として機能しているわけでありますが、こちらの方にも多大な資金が投入...全文を見る
○上田(清)委員 かねてから私が申し上げました、総連の系統に朝信協があり、朝信協のもとにそれぞれの信組があり、そして信組の理事長や理事が全国津々浦々、あたかも一つの金融機関みたいにぐるぐる回っていて、しかし、その地域で信任されたのだから仕方がないというような答弁を、当時村井副大臣...全文を見る
○上田(清)委員 続きまして、今度は韓国系信用組合の問題に移らせていただきます。  お手元の図の三を資料として見ていただきたいのであります。京都シティ信用組合というのがございまして、これは大阪商銀の受け皿になりました。当時役職員二十三名で、こうした預金また出資金があり、大阪商銀...全文を見る
○上田(清)委員 承知しているだけじゃ困るわけで、実際、体質が弱いんではないかと。では、先ほど申し上げました五期連続経常利益がマイナスだというこういう金融機関が、破綻したとはいえ日本一の金融機関の受け皿に何でなれるのですか。配当ゼロですよ。これはまともな金融機関じゃないじゃないで...全文を見る
○上田(清)委員 それでは確認します。この増資によって確かに自己資本がマイナスからプラスになっております、増資活動によって。このとき、見せ金増資というのはなかったのでしょうか。例えば、旧関西興銀ほかの不良債権先から近畿産業信用組合の増資引受企業になっている事例とかないですか。そう...全文を見る
○上田(清)委員 きょうは余り時間がありませんので、いずれそうじゃないということを教えてあげます。  それから、ダブルギアリング、持ち合いの出資を各商銀ごとにやっていませんか、韓国系信用組合ごとに。これはどうですか。
○上田(清)委員 これも後で明らかにしてあげます。  それから、預金の持ち合いそのものは別に非合法ではありませんが、しかし、基本的には望ましいものではない、こんなふうに考えてよろしいんでしょうか。
○上田(清)委員 いいか悪いかということについての確認もしているのですけれども。望ましいことか、それとも別に評価に値しない話なのか、教えてください。
○上田(清)委員 でも、こういうことは言えますね、極めて弱った者同士が持ち合いを出し合って、弱った部分をお互いに隠し合いっこするというのはよくないですね。
○上田(清)委員 そこで、北東商銀を見ると、まさに今村田副大臣が言われたとおりでありまして、表面上は、預金残高が十三年九月末で二百八十三億。しかし、私どもが調べた数字では二百二十三億。貸し出しが二百三十二で預貸率が八二%ですが、実質的な計数を確認しますと一〇四%という形で、完璧に...全文を見る
○上田(清)委員 多分、その中身をお互いに今から論争すると十時までに終わりませんので、きょうは少し地雷だけ敷いておきますので、後で爆発させてもらいます。  熊本商銀についても少しお伺いします。  十三年三月末に十億の繰越損失、十三年九月末に一億の赤字決算、出資残高は十一億で、...全文を見る
○上田(清)委員 全然答えになっていないんですよ。多分にこれは、本当にあなた方はずぶずぶですよ、この関係でいうと。全然弱い体質のところを受け皿にしています。  では、もう一つ聞きます。  この熊本商銀で、エム・ケイ・グループの関連会社からの相当数の、何億という数字ですが、出資...全文を見る
○上田(清)委員 私どもの調査では五億円程度のものが入っております。他の商銀が増資をして受け皿銀行を強化するという、文字どおり持ち合いをしております。  それから、もう時間がありませんから、この近畿産業信用組合のディスクローズ誌の中にも明らかにしてありますが、ここの融資の中身を...全文を見る
○上田(清)委員 差し控えてじゃなくて、私はディスクローズ誌をそのまま読んでいるのですから、これは私の勝手に思いついた数字でも何でもないからそのまま聞いてください。不動産業が約一九・三%、それから建設業が一七・三%で断トツです。ほかのはもう余りありません。あとは一けたです。  ...全文を見る
○上田(清)委員 では、村田副大臣。
○上田(清)委員 時間になりました。ただし、金融庁の今総務企画局企画調査室長の大森泰人さんが近畿の理財局長のときに、このエム・ケイ・グループの総帥に、ちゃんと関西興銀や京都商銀を受け取れ、こういう話があったということをインタビューで明らかにしているんですよ。できレースだったように...全文を見る
05月14日第154回国会 衆議院 議院運営委員会 第35号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司であります。  民主党を代表して、意見を述べます。  去る四月三十日に、議員鈴木宗男君の公設第一秘書が、北方四島人道支援事業をめぐる工事受注について、偽計業務妨害罪の疑いで逮捕されました。まさにこれは、議員鈴木宗男君が証人喚問での自民党浅野議...全文を見る
05月15日第154回国会 衆議院 本会議 第33号
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○上田清司君 私は、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び民主党・無所属クラブの各会派を代表して、ただいま議題となりました議院運営委員長鳩山邦夫君の解任決議案について、提案理由を説明いたします。(拍手)  主文   本院は、議院運営委員長鳩山邦夫君を解任する。  以下...全文を見る
05月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  総理、官房長官、外務大臣、御苦労さまです。  早速ですが、瀋陽の問題について、阿南大使の発言が報道を通じていろいろと言われております。亡命問題はまず大使館内に入れないのが肝要、入ってきた場合には不審者とみなし館外へ押し出せ、...全文を見る
○上田(清)委員 外務大臣は、今の局長の答弁のように確認をされているのでしょうか。
○上田(清)委員 後で違ったような内容が出てきた場合には、外務大臣、どのように措置をされますか。
○上田(清)委員 それでは、支援委員会の方の問題に移らせていただきます。  三月五日と六日に、小泉総理も御出席をいただいておりまして、支援委員会の問題点を明らかにさせていただきました。その後、新日本監査法人による監査ではなくて調査という形で、いろいろな問題を指摘はされております...全文を見る
○上田(清)委員 違うじゃないですか。正確に、時系列的に言うと、今お手元に資料の一というところで、一、二、三枚のペーパーを出しております。これが四月十一日に、仮設プレハブ診療所を外務省として正式に協議した日であります。そして、五月二十五日に鈴木議員と質問の下打ち合わせをした後、五...全文を見る
○上田(清)委員 このようにここにも書いてあります。極力小さく、それから、仮設、小規模、簡易、なおかつ、一億程度だと。しかし、現実には三億九千万かかっているという大きな話になってしまった。それ以降にもいろいろな問題が出てきております。なぜそうなったのか。これは外務大臣、日本の北方...全文を見る
○上田(清)委員 質問に答えていないんですよ。違法な状態、協定違反であること、それから目的使用外にお金を使っていること、そういうことについての確認をなさったかどうかを確認しているんですよ。それが一番大事でしょう。
○上田(清)委員 それでは申し上げましょう。(パネルを示す)総理、これは何ですか。船でしょう。どうぞ。どういう認識ですか。御答弁いただきたいんです。今齋藤局長は違うことを言っているんですよ。
○上田(清)委員 はい。要するに、支援委員会の仕組みを、総理は私の質問に対して五日の日にもちゃんとおっしゃっていらっしゃるんです。実におかしなことだということを答弁の中で総理はちゃんと、きちっとした認識をなされていますよ。「今議論を聞いておりますと、上田議員の疑問はもっともだと思...全文を見る
○上田(清)委員 どこに船と書いてあるんですか。どこに船と書いてあるんですか。車両じゃないじゃないですか。これは船じゃないですか。いいですか、この中身、全長三十二メートル、幅七・五メートル、トン数八十二トン、積載貨物を百トン載せられるんですよ。十トントラック十台載せても沈まないん...全文を見る
○上田(清)委員 いいですか、これが機材だという話になりますね、そうなってくると。車両じゃないんだから。これが機材。では、この国会の議事堂も機材ですか。そういう話になってくるんですよ、あなた方の話は。いいですか。  それじゃ、二の一を回してください。  明らかに、あなた方がつ...全文を見る
○上田(清)委員 官房長官、各省庁で物の考え方に違いがあるときに調整するのは官房長官の仕事だと思いますが、それできょうわざわざ来ていただきました。恐縮です、お忙しい中。  実は、外務省の基本的な認識に関して、この支援委員会の協定書の中身は、厳密に言えば、市場経済改革のプログラム...全文を見る
○上田(清)委員 今いみじくも外務大臣、相手がいると言いましたけれども、相手いなかったんです。責任者がもういなかったんです。そして、いわゆる島民からの要請があったり、鈴木宗男さん関係のグループが話し合って、こういうものをつくろうという話にしたんです。  ロシア政府の、いわゆる責...全文を見る
○上田(清)委員 それで、今申し上げましたこのディーゼル発電所のコンサルも支援委員会に出向している人がやっているんですよ。こういうずぶずぶをやっているんですよ、本当に。そういうのも、本当に外務大臣はまじめにやろうとしているんですか。とんでもないですよ。  いいですか。このパシフ...全文を見る
○上田(清)委員 こういうことでございまして、ちゃんと診察の診療書もあります。  では、なぜこれを外務省として黙殺したんですか。いいですか。国益のために働いた職員が国会議員にぼこぼこやられて、それでなぜ泣き寝入りをしているんですか。では、国益のために働こうとする職員なんかいなく...全文を見る
○上田(清)委員 もう随分昔の話なんだ、これは。  刑事局長、時効はあと何年残っていますか。
○上田(清)委員 まだ一年残っていますよ。外務省、外務大臣、告発してください。じゃないと、正しい行為をした人が黙殺されて、しかも鈴木議員は明らかに抗議の声明文を出しているじゃないですか。どっちが本物だと、あなたたちは殴られた方だと言っている、本人はやっていないと言っている。だって...全文を見る
○上田(清)委員 もう話にもなりません。  この間のこの支援委員会にかかわる期間における外務次官、それから担当審議官、それからロシア大使、そしてロシア課長、すべての方々の参考人招致を要求したいと思います。
○上田(清)委員 総理、ちょっとだけ、申しわけありません。非対称戦とか超限戦とか、こういうのは御存じでしょうか。聞いたことはありますか。
○上田(清)委員 実は事態特が、もう我々は審議したくて審議したくて仕方がないんですが、答弁が非常に苦しいから早くやめたいということで、事態特は審議打ち切りに近いと言われておりますところの公聴会の設定をきのう強行で、与党の単独で行われましたけれども。  実は我々は、今出ている法案...全文を見る
○上田(清)委員 この席は総理でございますので、あえて自民党総裁として申し上げておりませんが、最後に……(発言する者あり)まだ時間あるんですか。それでは、先ほどの続きを少しせざるを得ません。  イスラエルのテルアビブにおける支援委員会の支出について松本さんが議論をしておりました...全文を見る
○上田(清)委員 外務大臣は御存じなんですか。外務大臣は御存じだったんですか、この経過については。
○上田(清)委員 それでは、一般的に言うと、これは東郷さんが許可をしたと言っておりますけれども、これについての認識は、御存じですか。
○上田(清)委員 きょう来ている方で官房長はおられますか。官房長、お答えしてください。
○上田(清)委員 昨日、前分析官と関係のもう一人の方が起訴をされております。警察当局によれば、違法行為だ、こういう認定をしているわけであります。もちろん確定したわけではありません、最終的には司法が確定するわけですけれども。疑いが濃いということについて、今外務省としてどのように対処...全文を見る
○上田(清)委員 そもそも、内部でなぜ、支援事業のお金がイスラエルの大学のさまざまな会議に使われるということについて疑問が出なかったのか。何も出なかったんですか。
○上田(清)委員 だから、何の疑問もなく決裁されたかどうかということを聞いているんですよ。
○上田(清)委員 明らかに、先ほど総理が言われた、常識から考えておかしいと。船が機材であるわけがないし、しかも、いわゆる自航式はしけというのは湾内を走る船のことですね、御承知のとおり。大きな船から小さな船に荷物をおろして、その小さな船が岸壁まで運ぶとか、そういうのを自航式はしけと...全文を見る
○上田(清)委員 ずっと調査調査で、事実上、国会での議論を邪魔しております、外務省は。大臣、調査に何カ月もかかっていたら、ど忘れてしまうじゃないですか、みんな。(発言する者あり)それがねらいなんですって。与党の方も言っておられる。本当にそうですよ。的確にさっと結論を出していかなけ...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございました。
05月31日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司でございます。  坂口厚生労働大臣には、毎日御苦労さまでございます。副大臣にも敬意を表したいと思います。  早速ですが、坂口大臣、年金資金の運用について、私、厳しく追及をさせていただいておりましたが、一応念のために、通告はしておりませんが、年...全文を見る
○上田(清)委員 報告が来るようになっただけでも進歩ですね、以前は報告もしていなかったという状況でしたから。  ただ、先般申し上げましたように、国際証券のチーフエコノミストによります、水野先生の話によれば、一昨年の十二月をもって、三十年の移動平均でも、優良株を運用しても十分運用...全文を見る
○上田(清)委員 株式の運用については、今も申し上げましたように、少なくとも、国際証券の研究スタッフのトップであります水野先生が資料を駆使して平均値を出された形ですので、かなり信憑性が高いと思われますので、これは一日も早く、場合によっては運用の切りかえをやらないと、国民により負担...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  それでは本題に入りますが、私の問題意識として、財政の均衡ももちろん大事ですが、何よりも、日本経済の主力というのは消費にある、経済の主力エンジンは個人消費にある。こういう論点からすると、可処分所得がふえる話と減る話というところでは、景気...全文を見る
○上田(清)委員 必ずしも、底入れ宣言ということに関して認識をしておられるかどうかということについては余りお言葉がありませんでしたが、少なくとも、三年周期で確かに在庫調整とかが終わり、上向きになっているんですが、今、お手元にお配りをする、引っかかっているところですが、一という資料...全文を見る
○上田(清)委員 そうすると、今までの景気の落ち込みで底が、谷が見えた後に、在庫調整が終わりながら新しい経済が回復するということについて、従来とは違った形で、景気対策はさほど行っておらない、むしろ先般の補正予算の四兆円ぐらいで、プラス・マイナス・ゼロぐらいにしたところで辛うじて下...全文を見る
○上田(清)委員 一口で言うと、金が足りないからという認識でよろしいんですか。このままいくと金が足りなくなる、だから、将来にわたって安定的な仕組みをつくるためには負担増をしなくてはいけないと。要は、金が足りないから、こういう考え方でよろしいですか。
○上田(清)委員 大臣、むだはどんなむだを省いたんですか。
○上田(清)委員 私は、医療の抜本的改革というのが必要だというふうに思う者の一人でありますが、しかし、今大臣も言われましたむだを省くという話も極めて具体的でありません。  では、統合することでどのくらい本当に事務負担が減るのか、レセプトの審査を、カード化するなりいろいろな形でど...全文を見る
○上田(清)委員 そうすると、患者には食材費の七百八十円を負担していただいて、そして、千九百二十円から引いた差し引きの一千百四十円の部分を、病院側の人件費だとか施設費だとか光熱費、こういう考え方に立っているわけですね。  この積算根拠というのはきちっと出たんですか、千百四十円と...全文を見る
○上田(清)委員 細かい積み上げじゃない。大事な国民の税金を使うのに、細かい積算根拠もしないままに値段をつけるんですか。  大臣、あなたの部下はそんなことをやっているそうですよ。まさか、今回の改正の試算だとかそういうのも、そういう細かい積算根拠がないままにやったりしていないでし...全文を見る
○上田(清)委員 一応、大臣、資料の六を見てください。  これは、病院食の平均的なものと、刑務所の食事と、陸上自衛隊の食事と、公立中学校の給食。これは公立中学校は一食二百六十五円ですので、とりあえず三掛けしました、ちょっと水準を合わせるために。刑務所では、成人は五百三十一円、少...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。審議官、どうぞお帰りください。恐縮です。  一般的には刑務所に行くと糖尿病も治るというぐらい健康になるということは聞いております、大半の方が健康になって帰ってくると。つまり、たくさん食い過ぎているというのが現況だ、こんなふうに私も情報を聞...全文を見る
○上田(清)委員 何かわけのわからぬ答弁でした、はっきり言って。何のことかわかりませんでした。  なぜ冷たいので出しているんだ、なぜそれが標準で、温かいのが加算かというふうに。だから、私が言うには冷たい方が健康にいいのかどうかということを聞いているんですね。普通温かいのを我々は...全文を見る
○上田(清)委員 資料の四にも書いてありますように、「管理栄養士による食事療養、適時・適温の食事療養等の要件を満たす場合に加算」「二百円」、そういうふうに言っていますけれども、要するに、温め料金ですよ、これは、理屈抜きに現場では。管理栄養士がむきになって、一人一人の患者が何度だ何...全文を見る
○上田(清)委員 要するに、この二百円の積算がないんですよ、実質的には。一人一人に適温だとか加熱だとか、適時適温だなんて言ってやっていませんよ、現場は。何の根拠もないんですよ、この二百円は。  それは、温かい食事が最初から来るところもありますよ、そこそこ。最初から冷たい、冷えた...全文を見る
○上田(清)委員 大臣の思われるとおりです。学校とか自衛隊とか刑務所、必ずしも、病院の費用よりもはるかに安くていいものを食べています、一般的に言えば。  それで、なぜそういう実態になっているかが七の資料なんです。七百八十円使っていないという、それから、一千百四十円の積み上げは必...全文を見る
○上田(清)委員 大臣、お聞きのとおりです。総額で三千九百億、単年度でね。単年度で三千九百億、このくらいすぐ出てくるじゃないですか。そのすぐ出てくる話が資料八なんですよ。見てください。三千九百億、もう心配しなくていい。すぐ凍結しましょう、これは。やめましょう。法案を下げれば時間が...全文を見る
○上田(清)委員 いつまでにやりますか。
○上田(清)委員 大臣、先ほどから申し上げていますように、極めて不信感を持っているんですよ、入院患者というのは。大したものは出なくて、冷たくて、おいしくなくて。一説によれば、病院食を食べずに捨てている分が三千億という話もありますし、三百億という話もあります。今出した試算では三百億...全文を見る
○上田(清)委員 四、五カ月ぐらいで一つの形を出していただけるという御答弁をいただきましたので、四、五カ月後にまた御質問させていただきます、できたかどうかの確認を。  それで、くしくもWHO、国際保健機構による保健システム評価の結果というもので、九に資料を出させていただいており...全文を見る
○上田(清)委員 医療機関に皆さんや各県の厚生関係の人たちが事務局長になって天下っているから余りやらないんじゃないか、こんなふうに我々は思います、基本的に。それから、医師会から一千万、二千万もらっている人たちがごろごろいますけれども、だからきちっとこういうことについて政府に対して...全文を見る
○上田(清)委員 はい、時間が参りました。国税庁の方にも来ていただきましたけれども、申しわけありません、若干時間が不足しました。  とにかく、医療法人が、六千のうちに四千、関連のMSO法人、子会社というのでしょうか、ファミリー企業がくっついています。そこで、高いものをそこをトン...全文を見る
06月05日第154回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○上田(清)委員 民主党の上田でございます。  早速ですが、外務大臣、支援委員会の基本的な支出は、九三年と九四年まではまともであったんです。相手側もおりました。しかし、九五年以降は、相手側もいなくて、要請主義という実態もなく、そして評価もなく、相手からの合意もとらないままに支出...全文を見る
○上田(清)委員 反省だけ。だけですか。
○上田(清)委員 関連法規に逸脱しているという私の指摘に対しては、外務大臣はどのように御判断されているんですか。
○上田(清)委員 さんざんしてきたじゃないですか。何を言っているんですか、今さら。いっぱいしてきたじゃないですか。  では、大臣、一つ一つ聞きますよ。色丹島のプレハブ診療所。支援委員会の協定の第三条の(a)項の(3)だという判断をされているんですよ。いいですか、「受益諸国が現在...全文を見る
○上田(清)委員 各省庁は、何が物品かということを判断する立場にはありませんけれども、少なくとも、物品管理法と国有財産法というものがあって、それに基づいて、何が物品で何が物品でないかというのを明らかにしているんです。  聞きましょうか。厚生省、おられますか。診療所というものは物...全文を見る
○上田(清)委員 その二十二日に、自航式はしけについても、齋藤局長は、今の協定の(a)項の(4)の「緊急人道支援」、いいですか、緊急ですよ、人道ですよ、「支援の実施のために必要な機材、車両等の購入」、これに自航式はしけが当たると。私は、これははしけじゃなくて船だと言っている。しか...全文を見る
○上田(清)委員 全部言うとそうなんですよ。友好の家も、文部科学省の定義によれば、それは物品じゃないし機材にもならない。船を持っているのは、警察庁、農水省、文部科学省、防衛庁、国土交通省、海上保安庁。今言ったゴムボート以外はみんな、物品でもなければ機材でもないんですよ。明らかに今...全文を見る
○上田(清)委員 「車両等」といって、「等」といったらロケットでも入っちゃうのかというんですよ、「等」がつけば。そんなばかなことはないんですよ。  第一、緊急人道支援といって、動いていないじゃないですか、友好丸は。どこが緊急なんですか。使ってもいないものが何で緊急なんですか。医...全文を見る
○上田(清)委員 私が聞いているのは、現在の判断で法律に反しているかどうかということを確認しているんです。私は違反していると言っているんですよ。では、違反していないと言うんだったら、違反していない根拠を言ってくださいよ。
○上田(清)委員 官房副長官、来ておられるんですか。——来ていない。  政府見解が違うということです。委員長、政府見解が違うということです、各省庁で。外務大臣は、いろいろな考え方があると言っておられますけれども、いろいろな考え方はないんです。もう既にいただいています、答弁を。文...全文を見る
○上田(清)委員 外務省から答弁してください。大臣が答弁できないんだったら、だれか答弁してください。——いいですよ。外務大臣が答えられないと言うんだったら、どうぞ、政務官、答えてください。
○上田(清)委員 友好の家はどうなるんですか。物品ですか。
○上田(清)委員 では、発電所はどうなるんですか。ディーゼル発電所はどうなるんですか。
○上田(清)委員 ディーゼル発電所の三基は資材ですか。
○上田(清)委員 経済産業省、発電所は何ですか、ディーゼル発電機。
○上田(清)委員 今村政務官、持ち運びの発電機のことを言っているんじゃないんだよ。これは二十七億したり十数億する発電施設なんだよ。機材でもなければ物品でもないの。どこを見て物品と見えるの。おかしいんじゃないの、目が。
○上田(清)委員 では、ディーゼル発電施設は何ですか。
○上田(清)委員 今までそういうこと言っていないんですよ。ちゃんとこの中で、(a)の(4)項で、緊急人道支援上の実施のための必要な機材、車両の購入か、あるいは(a)の(3)の、物品であって委員会が適当と認めるもの、この二つのうち一つなんですよ。あなたは物品じゃないと言ったけれども...全文を見る
○上田(清)委員 ディーゼル発電所は一体何なんですかと聞いているんですよ。何項に匹敵しているんですか。ふざけたことばかり言わないで。一つ一つの資材を聞いているんじゃないんですよ。でき上がったものを聞いているんですよ。でき上がっていく途中のものはみんな資材じゃないかなんて、何を言っ...全文を見る
○上田(清)委員 まじめな答弁をしていませんので。安倍官房副長官、見てわかりますように、こういう二十七億もするような発電施設が資材だと言われるんですよ、外務大臣は。各省庁の皆さん全部集まって……(川口国務大臣「そんなこと言っていないじゃないですか」と呼ぶ)言っているじゃない。では...全文を見る
○上田(清)委員 では、何なんですか。委員長、まじめに答弁しておりませんよ。いいですか。ビルディングがありました、これはビルディングですといって、物品管理法上あるいは国有財産法上、ビルディングはビルディングでちゃんとその中に入って、物品じゃないわけです。ところが、その中にはガラス...全文を見る
○上田(清)委員 では、現在はどうなんですかと聞いているんですよ。あなたは現在の大臣じゃないですか。
○上田(清)委員 安倍副長官、先日の二十二日に、この問題をめぐって総理は、常識では考えられない、上田さんの言うとおりだ、私の言うとおりだ、こう言って、ちゃんと外務省に猛省を求めるような答弁もなされておられるんですよ。  それで、反省はしていると。反省はしているでは済まないんです...全文を見る
○上田(清)委員 そうすると、官房副長官、各省庁に、いわゆる船の定義あるいは診療所の定義、発電施設の定義、それぞれ確認しましたけれども、外務省と違うということになりますが、各省庁で違うんですか。
○上田(清)委員 一番大事なことは、行政が行われる、その中で、どういう状況の中で、だれが判断し、だれが失敗したか、なぜそんなふうになったかということを解明しなければ、何度も同じことを行うじゃないですか。無責任な体制になってしまいますから、当時だれがどのような決定をし、現在はどのよ...全文を見る
06月19日第154回国会 衆議院 議院運営委員会 第46号
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○上田(清)委員 民主党・無所属クラブを代表して、まず、会期延長に関して反対の表明をさせていただきます。  言うまでもなく、通常国会の会期は、国会法に基づき、百五十日とあえて定められております。会期延長は、同法によって一回延長は認められております。しかしながら、この会期が具体的...全文を見る
07月22日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第3号
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○上田(清)分科員 民主党の上田清司でございます。  官房長官初め各皆様方、お疲れさまです。  それでは、早速お尋ねをしたいと思います。  まず、人事院の総裁にですが、地域給的手当という項目がこの国家公務員の給与のしおりにございます。  資料一に、お手元に出しておりますが...全文を見る
○上田(清)分科員 東京二十三区は物価が高い、もろもろ生活しづらいということで一二%とっておるんですけれども、転勤した後まで、異動保障という特例で、法律に基づいてはいるものの、なぜこのことが昭和四十五年に策定されて以来三十二年間ほっておかれるのか。  今、私の手元には、こういう...全文を見る
○上田(清)分科員 これにもやはり経過があります。  例えば、昭和三十六年に、内閣委員会でこのような答弁が当時の人事院給与局長からございました。  級地の高いところから級地の低いところに異動いたしますると、これは給与の額が減るわけでございます。異動に伴いまして給与が減る。しか...全文を見る
○上田(清)分科員 寒冷地手当や特地勤務手当というのは、任地から離れたらその手当はなくなるのか、それともずっとついてくるのか。
○上田(清)分科員 地方の方が東京に出てきたら、物価が高いから調整手当で一二%もらう。地方に戻れば、もう要らないんじゃないですか。
○上田(清)分科員 明らかにおかしいじゃないですか。人事院の総裁というのは常識がないんですかね、大変失礼な言い方ですけれども。  あくまでこれは、指定都市なんかを中心に、物価調整手当で出ているわけですよ。にもかかわらず、任地が変わって普通のところに行って、三年間異動保障だという...全文を見る
○上田(清)分科員 それは当たり前の話でありまして、だから基本給とかそういうものが人事院勧告で上がっていくわけでありまして、これは地域給手当という枠の中に入っているんですよ。だから、特定の地域に着いたら、一二%、一〇%、六%、三%というのがあるんですよ。その地域から出ていったら、...全文を見る
○上田(清)分科員 対象が民間事業者に出しているものですから、なおさらそのことをしっかり書いていただきたいと思いますよ。  それで、総裁はそうだと言うんですね。私は、たまたま金曜日にもさる政府系金融機関の幹部が来られまして、このことも確認しました。特殊法人にも出ていると。本人は...全文を見る
○上田(清)分科員 堂々めぐりをしておりますけれども、当然、地方から東京に転勤されればそういう調整手当は出る、もとに戻ればそういう調整手当は出ない、これが世の中の常識なんです。しかし、急に給与を減らしたら気の毒だということで、激変緩和措置というのがいろいろあります、そういう特例が...全文を見る
○上田(清)分科員 人事院の一般職に従って各省庁もやっておりますので、多分準じていると思いますが、知らないで済む総裁というのは気楽なものだなと思います。  それから、会計検査院にお伺いします。  例えば、既に、内々の人事院の事務方の打ち合わせの中で、過去に、仮に鳥取なら鳥取と...全文を見る
○上田(清)分科員 これは事務方で結構ですけれども、今言ったような事例、実は私のところにメールでも来ております、そういう事例があることを。どのぐらい過去にあったか、お答えしていただきたいと思います。人事院ですよ。
○上田(清)分科員 これは、総裁にもお願いしたいと思いますし、会計検査院にもお願いをしたいと思います。極めて重大なことであります。そういう、日にちを操作して、そして調整手当を悪用するというような事実があるとすれば、まさにこの調整手当が、異動保障という特例を設けることによって悪用さ...全文を見る
○上田(清)分科員 ありがとうございます。  農水副大臣、きょうはお忙しいところ、ありがとうございます。  実は、資料四の部分であります。後に農水省の方からお届けをいただいた数値とは若干狂っておりますので、それはお許しください。私どもの方が件数を数え間違ったのかもしれません。...全文を見る
○上田(清)分科員 それは事実関係でありまして、大臣というのは事実関係を答弁するのが仕事じゃありません。  大変恐縮ですけれども、私は、政治家として、六カ月だったものが一年になり、いつの間にか二年になり、三年になっていっている、実質的にこの調整手当というものが空文化している、ほ...全文を見る
○上田(清)分科員 例えば、東京にいて地方に出る、その出ることについて金を出さなければ的確な人事ができない、こういう仕組みが本当にいいことかどうか。だれが考えても、お金を出さなきゃ異動しません、こんな開き直りが国家公務員の間にあっていいのか。ただ、同情すべき点あります、だから激変...全文を見る
○上田(清)分科員 若干踏み込んだ御発言もしていただきました。  私も、労使の慣行あるいはこの間の経緯、そういうものを無視してやみくもに言っているつもりでもありません。したがって、経過についてもそれなりの調査をしたつもりであります。  しかし、物事にはやはり筋道というのがあり...全文を見る
○上田(清)分科員 半歩ぐらい進みました。  どうもありがとうございました。
11月12日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第4号
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○上田(清)委員 大臣の皆さん、御苦労さまです。遅くまで恐縮ですが、しばらく御辛抱いただきたいと思います。民主党の上田清司です。  独立行政法人が話題になったのは、橋本内閣のときにさまざまな形で議論が行われました。その当時の行政改革会議の審議の記録を改めて読み直しました。識者か...全文を見る
○上田(清)委員 御承知のとおり、例えば財務事務次官が不祥事か何かでやめます。そうすると、三カ月ぐらいしたら、ほとぼりが冷めたら、どこかの政府系金融機関とかに今度は総裁で、あるいは副総裁で天下りをされます。そうすると、既にいる人に出ていってもらわなくちゃいけない。三年の任期の予定...全文を見る
○上田(清)委員 ありがとうございます。  そこで、実は、この五十七の独立行政法人を、既に先行されましたこの部分を幾らか分析することによって、これからの独立行政法人がより立派なものになっていくだろうということを前提に、少しおさらいをさせていただきます。  この中で、実は、行政...全文を見る
○上田(清)委員 今の具体的に挙げました経産省の所管の産業技術総合研究所の理事長の本給が百六十五万六千二百五十円という、事務次官よりも多い。特殊法人は、御承知のとおり、最高職は事務次官の報酬を超えないことということになっておりましたが、この独立行政法人は逆にふやしております。これ...全文を見る
○上田(清)委員 そうすると、基本的には前の職務に合った給与を出すというのが評価でしょうか。
○上田(清)委員 評価委員会の議事録の開示をお願いしたいと思います。委員長、よろしくお願いしたいと思います。
○上田(清)委員 政務官、評価委員会では評価された。しかし、政治のリーダーシップという形ではどういう評価をされたんですか。
○上田(清)委員 私の質問の意図がわからなかったみたいですが、そうは言っておりません。評価委員会の中身はもう聞きましたので、評価委員会が決めたことを追認するのであれば、政治は必要ではありません。政治としての評価はどうなされたのかということを聞きます。
○上田(清)委員 なかなか時間がもったいないんですが、ちょっと先を急ぎます。  それでは、ちょうど桜田政務官が出られましたので、物にはついでというのもありますので、一、二、聞きたいと思いますが、ジェトロ、大変有名な機関であります日本貿易振興会。戦後一貫して日本の輸出をふやすため...全文を見る
○上田(清)委員 それは別に特殊法人でもできるじゃないですか。輸入促進は特殊法人のときからやっておりました。中小企業の支援もやっておりますね。だから、別に変わらない。特殊法人がなぜ独法になったか、なぜ独法にしなくちゃいけないのか、どこが変わったんだと。  我々は、看板のつけかえ...全文を見る
○上田(清)委員 委員長から御指摘した方がいいかと思いますが、答弁になっておりません。
○上田(清)委員 政務官、ジェトロというのは余りにも有名な組織だし、我々のところにも業務報告書や、あるいはさまざまなレポートをしばしば配付していただいております。勝手に配付されているのか、意識的にされているのかわかりませんが。いずれにしても、それぞれ、輸出振興からスタートして、最...全文を見る
○上田(清)委員 いえ、ちょっともう時間がもったいないので。  やはり結果的には個別法案ですので、ここでは一括で法案審議をしている形ですけれども、事実上個別法案で出ておりますので、これは担当の答弁者というのは相当責任を持ってやっていただかないと、これではまともに審議ができるのか...全文を見る
○上田(清)委員 時間が来て申しわけありません。  外交政策は、中期、長期の政策目標があるので、何がいいか悪いかということを大臣といえどもなかなか評価するのは難しいので、事実上のペナルティーはそういうところでは難しいんじゃないかなというふうに私は思います。それから、倫理観やある...全文を見る
11月14日第155回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○上田(清)委員 民主党の上田清司です。よろしくお願いいたします。  まず、厚生労働省にお願いいたします。  社労士の資格試験で、こういう文言が問題文の中にありました。生活の基本的な部分を全国民に保障するという役割を反映して、公的年金には基礎年金給付費や事務費に対する国庫負担...全文を見る
○上田(清)委員 適切だと。では、相当部分というのは何%なんですか。
○上田(清)委員 答弁になりません、今のでは。概要の説明を聞いているんじゃないんだから。価値判断を聞いているんだから。
○上田(清)委員 承知しているという話をしているんじゃないんですよ。試験問題をやっているんだから、そういうのは当たり前のことでしょう。  そうじゃなくて、後で注意をしたいと思います。後で来てください。この問題できょうは時間を費やしたくないと思っていますから。簡単に、これは問題が...全文を見る
○上田(清)委員 それぞれ十四件を、何件、何日ずつだったか、言ってください。
○上田(清)委員 七日をもって異動保障が約束されるわけですね。
○上田(清)委員 今、委員長も全議員の方も聞かれたと思いますが、七日東京に来れば、東京の調整手当が一二%、基本給に上乗せされます。仮に四十万だったら、四万八千円ついて四十四万八千円、三年間ずっと保障されるという仕組みであります。こういう制度が本当に許されるものかどうか。民間企業で...全文を見る
○上田(清)委員 日本政策投資銀行は六%と四%なんですね。国家公務員が一二%や一〇%や六%にしていく根拠なんてないんですよ、本当の意味で。もしそうであれば、特殊法人もそのとおりやるでしょう。やっていないんですね。ほかの特殊法人も全部あることがわかりました。ただ、パーセンテージまで...全文を見る
○上田(清)委員 それで、露骨な事例が海上保安庁の事例です。今お手元に届いておりますが、ぜひ財務大臣も見ていただきたいと思います。  これは、先ほどの人事院の説明の後、多分、これはやばいぞということで、本庁の総務部人事課長補佐の名前で、各部門に文書を出しております。  「調整...全文を見る
○上田(清)委員 理解できるわけないじゃないですか。沖縄の管区に勤めている人たちが一たん東京に、勤務もしないのに一週間だけ辞令をもらって、また沖縄に戻れば東京の調整手当が沖縄管区の人につくという、こんなばかなことを、空出張の一日を三年間続ける話じゃないですか。何が理解してください...全文を見る
○上田(清)委員 きょうは法務省も呼べばよかったですね。これは、詐欺罪だとか横領罪だとか、そういうのにもひっかかるかもしれませんから。呼んでいませんけれども。  財務大臣、こういうのは予算上も決算上も認められるのですか、勤務もしないのに。異動保障の三年そのものの制度も、制度上問...全文を見る
○上田(清)委員 実は、人事院の説明会で、法務省とのQアンドAのやりとりがここにあるんですよ。法務省側から聞くんですが、「人事院としては、現在の調整手当制度については特段問題ないと認識しているものの、短期間の異動の繰り返し等で運用上悪用しているのではという問題意識を持っているのか...全文を見る
○上田(清)委員 総務省、行政監察という制度がございますが、そういう立場から見れば、この事例はどんなふうな理解をされるんでしょうか。それから、何らかの形で、このことに関して是正を求めるような措置あるいは調査なりをするつもりはあるかどうか。
○上田(清)委員 会計検査院、これは不当支出じゃないですか。この短期間の異動で事実上勤務がないのに、書類だけを回して不正に受け取っているんではないですか。それを出しているところは不当支出じゃないですか。
○上田(清)委員 これは完全に悪用なんですよ。勤務の実態がないんだから、海上保安庁に関しては。それ以外にも幾つもあると思いますよ、各省庁。東京を経由して地方に渡っていけば異動保障がそのまま続く。私も農水省だけ調べましたけれども、八五%は三年以内に異動するんですよ。だから、事実上、...全文を見る
○上田(清)委員 ほら、ちゃんと与党の方から声が出ているでしょう。非常識なことをやっているんですよ。各民間ではそういうことはやらないんですよ。激変緩和措置みたいなことはあっても、激変緩和というのが三年間続いたらまたもとに戻るわけじゃないですか。三年ぐらいしかいないじゃないですか。...全文を見る
○上田(清)委員 私、あえて申し上げますが、海上保安庁の任務、また現場の勤務の方々の過酷な条件等々、十分私も理解しているものだし、応援をしたいと思います。もしそういう勤務的なもので必要であれば、地域給手当の中に、特別地域手当で、例えば八丈島であるとか、特別なところには加算されるも...全文を見る
○上田(清)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、最後のところだけつまみ食いしちゃ困りますからね。過去の四年間のこの部分に関してきちっとしたけじめを出していただかないと、ほかの省庁もありますから、人事院、急いで調査してください。これは申告ですからね、出てきた十四件というのは...全文を見る