吉良州司

きらしゅうじ

小選挙区(大分県第一区)選出
有志の会
当選回数6回

吉良州司の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第190回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○吉良委員 吉良州司でございます。  きょうは、大臣所信に対する質疑ということで、真に受けて、大臣所信の中で大臣が述べられていることに対していろいろと質問をさせていただきたい、このように思っています。  その中で、私自身、追及型の質問だとか、言い方はよくないけれども揚げ足をと...全文を見る
○吉良委員 いい訂正であれば、過去こうであるけれども、地球儀と言うとちょっと小さい、やはり地球全体を俯瞰するんだと言いかえればいい話なので、ぜひお願いをしたいというふうに思っています。  先ほど言いましたように、大臣所信に沿って質問していきたいというふうに思っていますが、本会議...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  全く考え方を共有します。暴力的過激主義とおっしゃいましたけれども、ISILに対しては、国際社会としてやはり闘っていかなければいけない、その辺については共有しているんですけれども、大臣がまさにおっしゃったように、我が国ができるし得意とする、ま...全文を見る
○吉良委員 以前も申し上げましたけれども、我が国を取り巻く安全保障環境の変化、こういうことについては全く認識が同じなんですね。というよりも、私ども民主党政権のときも、二二大綱の中でそのことを前面に出して、それでいて動的防衛力構想というのを打ち出したわけであります。  そういう意...全文を見る
○吉良委員 この問題はもう最後にいたしますけれども、大臣のおっしゃったこと、政府が考えていることも理解はできますが、一方で、米国というのは、日本にとって一番大事な国、一番頼りにできる国だと思いますけれども、非常にタフなネゴシエーターであります。  であるだけに、私としては、日本...全文を見る
○吉良委員 大臣、ウルグアイの元大統領で、ムヒカ大統領という方がおられます。環境を議論したリオデジャネイロ会議で有名な演説をされておりますけれども、その内容については御存じでしょうか。
○吉良委員 それでは、現在、アメリカの大統領選挙において民主党のバーニー・サンダース候補がかなり活躍をしておられるというふうに思いますけれども、このウルグアイのムヒカ大統領の演説、それからアメリカにおいてバーニー・サンダース氏が活躍している、このことで共通することはどのようなこと...全文を見る
○吉良委員 私もムヒカ大統領がどういう演説をしたかということも披露したいんですが、時間的に限りがありますので。あえて言いますならば、共通していることというのは、ポスト成長だというふうに思うんですね。  先進国が今直面している課題というのは、ずっと成長が社会を豊かにして人々に幸福...全文を見る
○吉良委員 ポスト成長とかいうと、今、安倍政権そのものが成長をどうやって取り戻すかということを至上命題としていますので、日本からそういうことを取り上げて議題に出すというのは正直、非常に政治的には難しいというふうに思っていますが、どこかにそこに対する問題意識を持っていないと、これか...全文を見る
○吉良委員 わからなくもありませんけれども、私は、あえて、そういう基本的価値を共有するから大事で、そうじゃなければ違いますよと、そう線引きする必要はないというふうに思っています。  それと、今大臣がおっしゃられた中で、女性の人権を守る、これは大変重要なことで、普遍的価値だという...全文を見る
○吉良委員 そうであれば、基本的価値を共有する国と二国間で外相会談をやる、首脳会談をやるときに、お互い大事な基本的価値を共有していますねと言えばいいので、わざわざ外交演説または大臣所信の中でそういうことを強調する必要は私はないというふうに思いますよ。  それよりも、先ほど言いま...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  これで終わります。ありがとうございました。
03月16日第190回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○吉良委員 吉良州司でございます。  長島議員、そして篠原議員の議論を引き継ぎながら、ホスト・ネーション・サポートという認識を持った上で、言葉遣いとしては思いやり予算ということで議論をさせていただきたいというふうに思っています。  私のこの時間のテーマは、日米同盟と自主防衛路...全文を見る
○吉良委員 断っておきますけれども、私自身も、自主防衛だけでこの厳しい環境の中で日本が生き抜いていけると思っていません。そういう意味で、日米同盟は極めて重要だということは全く認識は同じだということを改めて確認させていただきたいというふうに思っています。  一方で、装備を備えてい...全文を見る
○吉良委員 その認識そのものには異存はありません。けれども、国を預かる以上、それでも将来起こり得るいろいろなリスクに対しては備えをしておかなければいけない。  繰り返しますけれども、装備を充実させて新たな防衛体制をつくるのには二十年、三十年かかるからこそ、そういう問題意識が必要...全文を見る
○吉良委員 先ほど、長島議員とのやりとりの中でも、今と多少違って、先ほどは、管理権が日本に移ったときに日米同盟が十分に機能していくのかと、多少クエスチョンマークを持たれた発言を大臣はされていたというふうに思っております。  お聞きしたいところですが、私の方から持論を展開させてい...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  基本認識は全く変わりませんし、外交によるよりよい安全保障環境をつくっていくというのも、これも当然のことだというふうに思っております。  ただ、その上で、私はよく、多くの人も使うと思いますけれども、左手にはしっかりと剣を用意しながら、でも、...全文を見る
○吉良委員 今大臣がおっしゃられたことには全く異存はありません。  ただ、私の質問の趣旨を、あえて解答めいたことを言わせていただくと、買うことなんです、買う。他国から他国が買ってほしいものを買うという意識が圧倒的に不足しているんです、日本は。資源がない、食料も足りない、常に貿易...全文を見る
04月01日第190回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○吉良委員 吉良州司でございます。  冒頭、この通常国会始まって私の最初の外務委員会での質問の際に、自分の持論が党見解と異なる場合があると……(発言する者あり)よくあるというあれがありましたけれども。もちろん、決まったことについては、組織人として投票行動等ではきちっとそれに従う...全文を見る
○吉良委員 別に、タイミング的に今がタイミングじゃないというような話ではないと思うんですね。  前にこの話をしたときに、委員の中からも、確かにそうだよなという雰囲気がわっと流れたし、党内でもこういう話をするとそれはそうだというのが圧倒的に多いんですよ。ですから、ぜひ、タイミング...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。私自身も直接かかわっていたので、要点としてまとまった答弁をいただいたというふうに思っています。  特に、私自身が関心を持ってこの研究報告を見たのは、先ほど言いました国民の漠然とした食料安全保障に対する不安というものに対して、きちっと、平時の対応...全文を見る
○吉良委員 資料の三枚目を見ていただきたいんです。  タイトルとして、「農産物輸入額上位十か国の農産物輸入額・輸出額・純輸入額」というのが出ております。これはもともとはFAOの統計を、先ほどの本間正義研究会でも取り上げているものであります。  この資料の左下に四角で囲んでいる...全文を見る
○吉良委員 岸田大臣、外交をつかさどる立場としてもう少し、今おっしゃったことは当たり前のことですけれども、先ほど来のエープリルフールじゃないですけれども、もっと踏み込んで答弁というかコメントをいただければというふうに思っています。  外務省の皆さんが経済局を中心に、TPPはもち...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  最後の結論等を含めて、私も全く同じ考え方を持っておりまして、繰り返しますけれども、単純な売り込みと、事業リスクを抱えながらのプロジェクトの獲得ということは、次元が違うということですね。今おっしゃられた、実現性ということもしかりだし、官がとる...全文を見る
○吉良委員 失礼しました。  これをきっちり分けて、リスク分析をしながら、リスクをミティゲートしながら対応していくことが重要だということ、また、それを外務省としても取り組んでいただくことをお願いして、質問を終わります。  ありがとうございました。
04月15日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第8号
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○吉良委員 民進党の吉良州司でございます。  まず冒頭、昨夜からの大地震、そして余震が続いております熊本において、お亡くなりになられた方々の御冥福を心からお祈りいたしますとともに、被災された方々へのお見舞いを申し上げたいと思います。先ほど山田議員からもございましたけれども、政府...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  本当に、考え方、問題意識を共有していただいたというふうに思っております。労働生産性を上げながら幸せ感を増していく、これは、これにこしたことはないというふうに思っています。  今、石破大臣が答弁というか話された中で、揚げ足をとるわけではない...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  ヨーロッパの例を引いて、GNP、GDPは低くても幸せだということと、またお金だけではない幸せというような話、また若者だけじゃないアクティブシニアの話もしていただいて、これについても問題意識、方向性も共有しているというふうに思っています。 ...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  私自身も、「里山資本主義」は何回も読ませてもらいましたし、時々、藻谷浩介さんからいろいろ教えを受けておりまして、本当に参考になるというふうに思っています。  ちょっと次に移らせていただきますけれども、よくいろいろな政治家の挨拶で例に出され...全文を見る
○吉良委員 またしてもありがとうございます。私自身が次に申し上げたい、また提案したいことを、ある意味では、石破大臣の問題意識として語っていただきました。  一つは、民間。  地域を元気にするリーダーたちというのは、地域おこし的リーダーもいれば、それから、その地域経営全般の責任...全文を見る
○吉良委員 終わります。ありがとうございました。
04月20日第190回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○吉良委員 吉良州司でございます。  一般質疑ということで、きょうは南米のことについて取り上げさせていただきたいと思います。  今、大島委員から九・一一のときの話が出ましたけれども、私自身、ちょっと一言、自分の経験を踏まえて、政府に言いたいし、国会議員全員にお願いをしたいこと...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  もうこれは釈迦に説法でありますけれども、アンデス近辺の国というのは、海岸沿いはまさに赤道直下、そして山の上の方に、エクアドルの首都キトは二千八百メートルのところにあって、恐らく邦人の多くはそのキトの方におられて、グアヤキル等々海岸のところに...全文を見る
○吉良委員 ODAの議論でもよくある話ですけれども、財政状況は日本はかなり厳しい状況にあり、それから国内的にも財政的に支援を必要とするところがあります。また、そういうことがあるがゆえに、国内がこんな大変なときに、ODAそんな余裕があるのかというような議論も時々出てきます。けれども...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  エクアドルで石油が出るというのを日本人で知った方は余りいらっしゃいませんけれども、やはり石油の価格の低迷は、ブラジルのみならず、このエクアドル、ベネズエラはもちろんですけれども、及んでいるということで、指摘をいただきました。  余り知られ...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  経済的低迷については、先ほど言いました、大臣もおっしゃったように、一次産品の価格低迷、特に油関係の低迷によって、今、後段でもおっしゃられた石油公社ペトロブラスの業績が大きく落ち込んで、それがブラジル経済全体を落ち込ませているというふうに理解...全文を見る
○吉良委員 私がリオ五輪がちゃんと行われるんだろうか、開催できるか、まあ、開催はするにしても運営できるんだろうかと心配している背景には、私自身がブラジルが大好きで、若いころブラジルに留学したという経験もあって。そういう意味では、ブラジルの国民性というのは好きで好きでしようがないん...全文を見る
○吉良委員 本当によろしくお願いします。  最後になりますけれども、きょうはもう時間が、二十五分という限られた時間だったので詳細には触れませんが、先ほど、ブラジルの政治的混乱をもたらしているその最大の原因であるペトロブラスをめぐる汚職事件、これは日本の企業にも多大な損害、影響を...全文を見る
○吉良委員 前向きにお願いいたします。  質問を終わります。
04月27日第190回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○吉良委員 おはようございます。  きょうは条約審議ということでありますけれども、各論に入る前に、一般質疑をちょっとさせていただきたいと思います。  まず最初は、先ほど武正委員からもございましたけれども、オバマ大統領の広島訪問。  大臣の方で、日本側からコメントする立場には...全文を見る
○吉良委員 大臣のお考えにはもう全く異存はありませんので。  先ほど言いましたように、現在、近い未来ではなかなか難しいと思いますけれども、先ほど私が申し上げたことを外務省全体としても考えていただければ、このように思っております。  もう一点、条約審議に、各論に入る前に、G7の...全文を見る
○吉良委員 それでは、日独租税協定の中で、今黄川田政務官から話のあった源泉地国課税について、OECDのモデルとしてもそのことを認めているということでありますけれども、今回、源泉地国課税の限度税率が下げられるということになったわけですけれども、下げる方向になった背景についてはいかが...全文を見る
○吉良委員 もう少し突っ込みたいところがあるんですけれども、最初に費やしてしまって時間がなくなりましたので、そこの突っ込みはやめさせてもらいます。  今答弁の中であった本支店間の内部取引ということでありますけれども、これをより厳格に認識して課税対象とする、こういうことが今回の条...全文を見る
○吉良委員 今そのような答弁でありました。  一般論としては、今の答弁で間違いないんだろうと思いますけれども、資料をお手元に二枚配付させてもらっておりますので、ちょっと見ていただきたいと思います。  一つは、貿易取引通貨別比率(平成二十二年下半期)というもの、もう一つは、同様...全文を見る
○吉良委員 租税協定には直接かかわりはないのでありますけれども、今委員の皆さんにも見ていただいた貿易取引通貨別比率、これを見てちょっと私が一点指摘しておきたいことは、今アベノミクスは、ある意味では、円安誘導とまでは言いませんけれども、異次元とも言われるような金融緩和によって事実上...全文を見る
○吉良委員 もう時間が来たようなので、ちょっと一点だけ。委員長、恐縮です。もう短目に。  日・インド租税協定の中で、利子免除対象機関をふやす、JICA、JBIC等が入ったということ、これは非常にいいことだと思っていますが、外務省に、今後のこととしてお願いがあります。  ODA...全文を見る
○吉良委員 はい。  私ももう相当実務的に苦しんできましたけれども、途上国になれば、いつ返ってくるのか、またその手続が、交渉が物すごく大変なんです。その間の金利負担はその受注企業がしなければならないんですね。  このことというのは大変な負担になりますので、ぜひ、この利子の免除...全文を見る
05月13日第190回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○吉良委員 おはようございます。吉良州司でございます。  まず冒頭、先ほど武正委員からも触れられましたけれども、オバマ大統領の広島訪問決定、前回私がこの場に立たせてもらったときは可能性ということでありましたけれども、それが正式に決まったということで、私からも、岸田大臣、官邸、そ...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  ちょっとこの問題については、本当はもっと突っ込みたいんですけれども、時間をある程度限った質問にさせてもらいたいと思っています。  私が理解するには、この新しいアプローチ、しかも、その前に、これまでの交渉の停滞を打破し、突破口を開くために、...全文を見る
○吉良委員 もうこれ以上突っ込みませんけれども、今言った、北方四島が固有の領土である、それがゆえに、四島の帰属は日本であるということが確認された上であれば、今大臣まさにおっしゃったように時期等々については柔軟に対応する、私もそういうことで、とにかく一歩でも前に交渉を進めていただき...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  予想どおりの答弁でありまして、実は米国の大統領選について聞くつもりではございません。察しがつくとおり、今回、安倍総理が英国のキャメロン首相と首脳会談を行った際に、英国のEU離脱、六月ですか、国民投票が行われる予定でありますけれども、その英国...全文を見る
○吉良委員 おっしゃるように、トップリーダーを選ぶものと今回のような国民投票、右か左かというようなことを選ぶようなものとは、全く性格も違いますし、私が今お聞きした定義自身がはっきりしません。  ただ、私がお聞きしたいことは、我が国の基本的な立場として、やはり相手国の内政にかかわ...全文を見る
○吉良委員 今大臣もおっしゃったように、我が国からイギリスには多大な直接投資をしている、そして英国においても多くの雇用を生み出している、そして、我が国の企業の意図は、英国そのものというのをマーケットとして捉えている、または、製造拠点として捉えていることはもちろんですけれども、EU...全文を見る
○吉良委員 もうこれ以上は申しませんけれども、おっしゃったように、確かにオバマ大統領も公言しております。また、IMFの世界経済の見通しに関するレポートでも、英国のEU離脱がどうなるかということについてまで言及しています。よく読めば、やはり残った方がいいと読めるような内容にもなって...全文を見る
○吉良委員 ちょっともう時間が押してきたので。  世界経済が最大のテーマだと言うからには、世界経済が思わしい方向には進んでいないという認識のあらわれだと思いますが、私も、世界経済は順調に伸びていない、場合によっては減速していると言ってもいいぐらいだと思っていますけれども、その原...全文を見る
○吉良委員 今、簡潔にと言ったので、極めて少ない項目で、中国の過剰設備、債務の問題、それから資源価格、原油価格という話でありました。  こういう中国の抱えている問題をG7が財政出動をやることによって解決できるんでしょうか。また、原油価格を初めとした資源価格の低迷が、資源輸出国を...全文を見る
○吉良委員 今言った上海でのG20の会合でも、そういう財政出動により、ある種有効需要をつくり出すという、旧来型のケインズ経済学的な方法論をとろうとしているんだというふうに思います。けれども、実際、財政出動によって世界経済が上向くような状況なんでしょうか。私は、ちょっときょうはもう...全文を見る
○吉良委員 終わりますが、金融政策、財政出動そして構造改革、これはアベノミクスそのものじゃないですか。けれども、それも今うまくいっていないじゃないですか。これをもう一回、うまくいっていないものを、G7という世界のリーダーの会合の俎上に持ち出すんでしょうかという問題意識を披露しまし...全文を見る
05月18日第190回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○吉良委員 おはようございます。吉良州司でございます。  きょうは、ある意味では積み残しになりましたが、前回指摘したこと、G7において議長国日本が、財政出動により世界経済を再活性化する、そういう主張をしているということに対して問題意識を持ちながら、きょうもう一度質問させていただ...全文を見る
○吉良委員 今大臣もおっしゃったように、近くなってはいますけれども、これからまだまだ詰めるべき点があると思います。今、金融政策、構造改革もあるけれども、やはり財政出動というものもあると、前回の委員会においてもそのような答弁がありましたが。  財政出動の中身については具体的なアイ...全文を見る
○吉良委員 それらへ資する分野というところが本当は一番大事なんですけれども、現時点で詰まっていないか、また、ここでは公表できないんだろうというふうに思います。  質問という形で聞こうと思ったんですが、ちょっともう時間も押してくるので。外務省の事務方から私がレクを受けた限りにおい...全文を見る
○吉良委員 今おっしゃったことはそのとおりだと思います。いわゆる日本のバブルが崩壊したというか、し始めた年、それが九一年。これは日本史的な極めて重要な出来事だと思うんです。  世界史的には、御承知のとおり、ソ連の崩壊です。八九年のベルリンの壁、そして九一年のソ連の崩壊です。 ...全文を見る
○吉良委員 はい。  G7の成功を心からお祈りして、質疑を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
10月26日第192回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○吉良委員 おはようございます。吉良州司でございます。  最近、外務委員会の質問に立つ際の前置きになっておりますけれども、これから質問させてもらう内容は、吉良州司、議員としての個人の責任で行う質問でありまして、党を代表するものではないということをまずお断りした上で質問をさせてい...全文を見る
○吉良委員 大臣がおっしゃった基本的な考え方というものはもう明確だと私自身も申し上げましたし、それをフィリピンと共有したいということも十分わかりまして、ぜひそれはお願いしたいのでありますが、私が今聞いた、大臣がどう受けとめておられるかということで、私自身が実は期待した答弁は、仲裁...全文を見る
○吉良委員 では、もうちょっと違う視点で質問しますけれども、上海協力機構の地政学的な意味、意義というものはどう見ておられますか。
○吉良委員 実は、委員の皆さんにも手元にお配りしている資料をごらんいただきたいと思います。  これは、今大臣まさに御指摘のとおり、上海協力機構の既に加盟しているメンバー、それからオブザーバー国、さらには対話パートナー。オブザーバー国の中でも、インド、パキスタンは既に加盟を決めて...全文を見る
○吉良委員 確かに、中央アジアプラス日本という構想は、あれはたしか川口大臣のころだったですか、始まったというふうに思いますけれども、その動き。そして、インドとの非常に強い協力推進、こういうようなことは、まさに地政学的な上海協力機構に対抗し得るものだというふうに思っています。  ...全文を見る
○吉良委員 もう深くは突っ込みません。  ことしの六月に、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで、これから北方領土交渉を迎えるプーチン大統領が大ユーラシアパートナーシップ構想というものを打ち上げて、そして、中国のまさに一帯、シルクロード経済構想とユーラシア経済連合の統合という...全文を見る
○吉良委員 ここでもやりとりはしたかったんですけれども、南米のことにも移りたいので、TPPと日本経済、そして日本経済と世界経済を少し簡単に私の方から申し上げたいと思っているんです。  資料の二ページ目をぜひ委員の皆さんも見ていただきたいと思っています。  これは、世界、それか...全文を見る
○吉良委員 実は、結構、世界地図が頭に浮かんでくる人でも、大概の人はキューバですかとかドミニカですかとか、人によってはマイアミですかとか、そういう発言、解答をする人が多いんですが、実はボゴタです。ど真ん中がコロンビアのボゴタなんです。それだけ南米大陸は長いんですが、ある意味では、...全文を見る
○吉良委員 今度ノーベル平和賞をもらったサントス大統領が初めて当選されて大統領になったときに、私、特派大使として大統領就任式に出させてもらいました。そのときの情報でありますけれども、そのとき現地の日本の駐箚大使から聞いた話では、今私が質問した最大の国はやはりコロンビアでありました...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  実は、資料の三ページ目に、世界の国別原油・天然ガスの生産量・確認埋蔵量というものを添付させてもらっていますが、恐らく多くの人は埋蔵量世界一はサウジアラビアだと思っていると思います。でも、実はベネズエラです。そのベネズエラの隣にあるのがコロン...全文を見る
○吉良委員 では、今、日本がコロンビアとの関係で重視していること、そして、日本外交としてコロンビアに対してどう向き合おうとしているのかについて、これまた簡潔に、どなたでも結構です。
○吉良委員 その自由貿易、自由経済を重視するコロンビアが加盟をしている太平洋同盟という枠組みがあります。この太平洋同盟というものがどういう枠組み、そして日本とのかかわりがどうなのかということについて、これもごく簡潔にお答えいただければと思います。
○吉良委員 その太平洋同盟の中で、メキシコ、ペルー、チリ、これらの国々は、APEC加盟国でもあり、かつTPP加盟国であります。  コロンビアだけが今入っていないという状況なんですが、これは何か理由があるんでしょうか。政府委員の方でも結構ですよ。
○吉良委員 これは、正直言って私も、これが理由なんだという明確な理由を実は知りません。ただ、一つあるのは、やはり先ほどのアメリカが本国の外交官を一番多く送り込んでいるということにもあらわれていると思うんですが。  この意味合いは、先ほど言いました、ニューヨークとブエノスのど真ん...全文を見る
○吉良委員 もう時間が来ましたので、最後、言いっ放しで終わりたいと思いますが、私自身、日米同盟の強化、日米関係の強化というのは非常に重要だというふうに思っています。ただ、ともすれば、日米関係といいますと、まさに太平洋を挟んで、日米であったり米中であったり米韓であったり、どうしても...全文を見る