吉良州司

きらしゅうじ

小選挙区(大分県第一区)選出
有志の会
当選回数6回

吉良州司の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月28日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
議事録を見る
○吉良委員 希望の党の吉良州司でございます。  きょうは、茂木大臣の目をおかりしながら、TPPと、そして日本経済について質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、TPPです。  茂木大臣、TPP11の取りまとめ、大変お疲れさまでございました。TPP11の意義につい...全文を見る
○吉良委員 今の答弁に対する答えは、もう一問聞いた上で、私の方でさせてもらいたいと思います。  TPP11はアメリカ抜きで成立したわけでありますけれども、TPP11の今後、近い将来、そしてもう少し時間をかけながら、将来を見据えた、可能性を含めた今後のありようというものをどう考え...全文を見る
○吉良委員 TPPの意義についてと今後について私の方からお伺いしましたけれども、私自身は、このTPP11をこの短期の中でまとめ上げたことに対して、大変高く評価をしております。  第一の意義というのは、TPPそのものよりも、私も外務政務官、副大臣をやらせてもらいましたけれども、ア...全文を見る
○吉良委員 その答弁に対する対応も、もう一問聞いた上で、私の方で発言させてもらいたいと思っております。  では、TPP11、そして将来アメリカも迎え入れたいという思いがあるTPPと、チャイナ・プラスワンとの関係についてはどうでしょうか。チャイナ・プラスワンをTPPの中でどう位置...全文を見る
○吉良委員 外務省というか、政府の立場であれば、TPP11もRCEPもどちらも大事ですという答えをせざるを得ないというのはもう承知しております。ただ、それでも、本音のところではどちらをより重視しなきゃいけないかというのは、口には出せないまでも、政府としては当然持っていてしかるべき...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  最近全く聞かなくなった言葉ですけれども、よく歴史上、どの国とどの国が同盟を結ぶ、もう一方で、同盟まではいかないけれども、協商、英露協商とか仏露協商とかありましたけれども、私は、TPPというのはそういう意味では協商に値するものなんだというふう...全文を見る
○吉良委員 好調なのかどうなのか、私自身、個人的にどう思うかというのは、悪くはなっていないけれども、安倍政権がアベノミクスの成果として強調するほどはよくなっていないというのが私の見解です。  お手元に資料を配らせてもらっていますけれども、最初の資料は、世界主要国の実質GDP成長...全文を見る
○吉良委員 終わります。また次回、もう少し細かく突っ込ませていただきますので、よろしくお願いします。  終わります。
03月30日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
議事録を見る
○吉良委員 おはようございます。希望の党、吉良州司でございます。  きょうは、世耕大臣中心に、胸をおかりしながら、昨日から急に物議を醸し出していましたが、TPPのことについて、そしてインフラ輸出、その中でも特にベトナムを特出しして質疑をさせていただきたいというふうに思っています...全文を見る
○吉良委員 まず、私の立場を申し上げますと、TPP11をまとめ上げたこと、これを大変高く評価をしております。特に、米国が離脱する中で、ある意味、米国に逆らってでもこのTPP11を、今答弁にもありましたけれども、短期のうちにまとめ上げたこと、これは大変有意義だというふうに思っていま...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  今大臣のおっしゃった最後の段が非常に重要でありまして、TPPに入らないと不利になるという状況をもたらすことが非常に重要だと思っています。  そういう意味で、もう当然政府としては大前提でやっていることだとは思いますが、まずはアメリカをもう一...全文を見る
○吉良委員 政府としてはそう言わざるを得ないというのはもう十分承知しています。今大臣もおっしゃった、中国、韓国がいる、そしてインドが入っている、そことの協力関係も非常に重要である。レベルが現在違うので、高いレベルの、TPPレベルに近づけていきたい、これも全くそのとおりだというふう...全文を見る
○吉良委員 失礼ながらというか、教科書的な、答弁としてはそれがベストだというふうに思いますので、その点については異を唱えませんけれども、私は、先ほど申し上げた、やはりある程度の優先順位をつけるべきであろうという思いは変わりません。  質問通告でこういう形で質問するとは言っていな...全文を見る
○吉良委員 全くそのとおりだというふうに思います。  私自身の見解は、これに加えて、実は、日本外交の中で、御承知のとおり、チャイナ・プラスワンという政策がございます。私はこれが非常に大きいんだと思っています、ベトナムの背中を押している背景は。  先ほども言いました、中国とは仲...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  TPPについてはこれぐらいにして、次のインフラ輸出について話題を移させていただきたいと思います。  大臣の所信の中ではインフラ輸出というのは言及がなかったんですけれども、日米関係の中で触れられてはおりましたが、今でもインフラ輸出というのは...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  また改めて、課題一つ一つについて別の機会にゆっくり話をさせてもらいたいと思っていますが、今課題として答弁があった中で、初期投資が非常に大きいのに、事業期間、つまり回収期間が非常に長いという問題がある。これは言うまでもなくファイナンスの問題に...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  私は元商社に勤めておりまして、商社マンの特性というのは、何か課題があると、何か壁があると、あらゆる手段を駆使してその課題を解決するといいますか、壁を乗り越えようとするんですね。  ですから、ビジネスチャンスとして、ベトナムにおいてのインフ...全文を見る
○吉良委員 そういう意味で、先ほどの世界地図の次の二ページ目を見ていただきたいと思います。これは、最近の、発行時期が書いてありますけれども、ルール百四十四A債の主な発行例です。  日本企業も、ここにあるように、三井不動産、去年七月五億ドルで、ことしになって三億ドル、日本生命も八...全文を見る
○吉良委員 前向きな答弁、ありがとうございます。  私の方から言うと、二点あって、一つは、決して悪いことではないんだけれども、日本の、例えば経産省にしても、財務省にしても、JBICにしても、日本企業を支援したいとなると、政府なり政府機関が直接何かしてあげることがすごくありがたい...全文を見る
○吉良委員 前向きな答弁、ありがとうございます。  これで終わります。
04月11日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
議事録を見る
○吉良委員 希望の党の吉良州司でございます。  質問に先立って、私の地元、広く言えば地元であり、選挙区的には自民党の岩屋毅先生、そして立憲民主党の横光克彦先生の地元である中津市で、中津市耶馬溪において土砂災害、本日未明に巻き込まれ、いまだに、先ほど昼どきの情報では六人の方がまだ...全文を見る
○吉良委員 最後の部分を聞きたかった。途中については法案の趣旨に書いてありますし、我々もいろいろレクを受ける中でその辺の説明は受けさせていただきました。  そっけない言い方をすると、やらないよりはやった方がいい。けれども、この法案が目指すところによって、国全体の底上げが本当に行...全文を見る
○吉良委員 先ほど私が言いました、きょうの私の質問の問題意識は、今回の法案が、ある種の人たち、先ほど来というか、ずっとこれまでの質疑の中でも出ていますけれども、新たに起業しようとする人たち、また、今言ったように、新しい、欧米ではどんどんメガ企業が誕生しているこのIT業界において、...全文を見る
○吉良委員 そのとおりだとは思いますが、私自身が思うところ、また期待した答弁は、企業、特に、厳しい経営環境の中で新たに設備投資をしていこうという中小企業のインセンティブは何か。私が横文字を使いましたけれども、動機づけは何かといいますと、これは、固定資産税を減免してくれるからとかい...全文を見る
○吉良委員 私がこういう質問をしているのはなぜか、そして、最初に、やらないよりはやった方がいいけれども、本当に国全体を底上げできるんだろうかという問題意識は、新事業特例制度についても十一件という件数の少なさだったことから見ても、私は、何が問題かといったら、これは経産省に限らないん...全文を見る
○吉良委員 大臣、一度でもいいからそうやって自由にやってくれと言ってみたいというんだったら、やりましょうよ。世耕大臣が最初に答弁いただいた中で、モメンタムをつくるんだ、機運をつくるんだと。これは私、すごく重要なことで、私にも響きました。  一般論になるんですけれども、私、日本の...全文を見る
○吉良委員 今から申し上げることは議事録に残すのはいかがなものかとは思うんですが、私、商社に勤めていて、最初、入ったときは人事の採用をやっていまして、当時私が商社にいたころというのは、商社というのは、いろいろ新聞でこういう事件を起こしたというようなことで騒がれていた時代でありまし...全文を見る
○吉良委員 続いての質問になりますけれども、これは本会議で、私どもの浅野議員が、この法案に対して、この法案による就業構造への変化ということについて質問をされております。そのときの答弁は、今知っているんですけれども、時間もなくなるのであえて申しません。全体というよりは、一部の先端を...全文を見る
○吉良委員 大臣おっしゃるとおり、まさに革命と言われるような変化が起こったときには、一時的には雇用が失われるけれども、だんだん、より高いスキルを身につけて、それに順応していくということであり、また、それをさせるためにも人材育成、教育が大事だということは、全く同感であります。  ...全文を見る
○吉良委員 私も言いましたし、大臣からも言いました。本当に、最終的には人材育成。  本当に、先ほど、厚労省との、今までの霞が関ではあり得ないという話がありましたけれども、ここは文科省とも一体になって、昨日の参考人質疑の中で冨山参考人からも指摘があったんですけれども、地方が活性化...全文を見る
○吉良委員 人材育成や教育が大事だというところ、それから文科省と連携してというところは全く異存はないですが、一つ物すごくひっかかった言葉は、産業界の声を聞いて、それを教育の場に伝えて、産業界が望む人材をつくる、これは考え方が違う。さすがの、私、商社マンとしてやってきた人間でも、そ...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  先ほど来、私、全体の底上げということを言っていますが、ここ二十年強というか三十年ぐらいのタームで見たときに、実は一番気になる数字は混合所得の減少。つまり、混合所得というのは自営業者の所得になるわけですけれども、これはちょっと質問しようかと思...全文を見る
○吉良委員 そうなんですね。九四年三十一兆から二〇一六年十兆、その差二十一兆円というのは、今、日本全体が目指している名目三%成長の数字を上回るほどの所得が、自営業者の所得である混合所得の減少になっているわけなんです。  これはいろいろな理由があります。ちょっとそこまで突っ込んで...全文を見る
○吉良委員 安倍政権、また安倍総理は、さっき言った、人口減少によって有効求人倍率がよくなっているのを、アベノミクスの手柄にしたり、事実を事実として伝えない、言い方は悪いけれども、ひん曲げてまで自分の手柄にしようとするという傾向があると思っていまして、そういう意味で、私は残りの資料...全文を見る
○吉良委員 今大臣が答弁されたことは、私自身も否定しません。  ただ、資料十を見ていただきたいと思います。これは、日本のGDPの推移を名目円ベース、それから実質円ベース、名目米ドルベースであらわしたものです。  これを見ておわかりいただけるとおり、確かに行き過ぎた円高というも...全文を見る
○吉良委員 最後に、資料の九を見ていただきたいと思います。この資料は、一番下の棒グラフはマネタリーベースの推移、そして、すぐ上にある緑色で横になっているのが個人消費ですね、家計最終消費支出、そして、ブルーでジグザグしているのが株価、一番上のオレンジ色で横の線になっているのが名目G...全文を見る
04月19日第196回国会 衆議院 本会議 第20号
議事録を見る
○吉良州司君 希望の党、吉良州司です。  ただいま議題となりました本法律案について、希望の党・無所属クラブを代表して質問します。(拍手)  インフラ海外展開は、もともと民主党政権の目玉政策であり、成長戦略の重要な柱であるという観点は、一〇〇%共有します。当該法案もその延長線上...全文を見る
05月11日第196回国会 衆議院 外務委員会 第10号
議事録を見る
○吉良委員 国民民主党、吉良州司です。  いつも冒頭申し上げることですけれども、TPPに関しても、まだ党内的な手続を終わっておりませんので、きょうの質問にかかわる私の発言は、議員としての吉良州司個人の責任で行うということをまずお断りさせていただきたいと思います。  まず、TP...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  今大臣が答弁された中身はもう全てそのとおりなんだろうと思いますし、そのことも私自身は了としているところなんですが。  一方で、私も外務省にお世話になったことがありますので、外務省としては言いづらいけれども実はこういう意義があるんだ、ただ、...全文を見る
○吉良委員 次なんですけれども、TPPのいろいろな分野の中で、特に貿易に関すること、原産地規則、そして原産地規則の完全累積制度というものがありますけれども、この原産地累積制度の概要、簡潔な概要とその意義についてお尋ねします。
○吉良委員 ありがとうございます。  私は、この原産地累積制度というのが、この取決めの中でも最も大きな内容であり成果だというふうに思っています。それは、今大臣からもありました、日本企業というのは、円高のよしあしは別にして、この間、本当にバリューチェーン、サプライチェーンというも...全文を見る
○吉良委員 今大臣がおっしゃった後段のところで、タイがTPPに入りたいという意向表明、これはいろいろな理由があると思いますけれども、私自身が考える一つの理由としては、やはりベトナム、伸び行くベトナムに今のASEANにおけるタイの地位が奪われかねないのではないかという危機感を持って...全文を見る
○吉良委員 外務省として、外務大臣としてはそのようにお答えするしかないというのは十分承知をしておりますが、私自身ははっきり申し上げてTPPがはるかに優先するというふうに思っています。  今、時間軸の話も大臣されましたけれども、中国もいずれTPPに招き入れなければならない、招き入...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  そこまで踏み込んでもらえるとは思いませんでした。もちろんインド太平洋戦略という大きな方針があるからではありましょうけれども、この構想についても前向きに捉えていただいたという理解をいたします。  時間もなくなってきたので最後の質問に移ってい...全文を見る
○吉良委員 私がこのことをお話ししたのは、自分の浅学非才というか無知もさらけ出すようなんですけれども、実は私は、アメリカの世界的な産業構造について少し誤解をしておりました。トランプ大統領が離脱を表明したときに、私は、何もわかっていない大統領だなと。  確かにメキシコとアメリカの...全文を見る
○吉良委員 最後に、TPP11の早期発効と米国の再度の招き入れ、そしてトランス・パシフィック・アンド・インディアンオーシャン・パートナーシップの成立に向けて頑張っていただくようにお願い申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月11日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
議事録を見る
○吉良委員 国民民主党の吉良州司です。  きょうは、財務委員会での質問の機会を与えていただいて、感謝をいたします。  この機会をいただこうとしたのは、実は、先日、四月十九日の衆議院本会議で、国交省案件であったんですけれども、インフラ海外展開についての代表質問を私にさせていただ...全文を見る
○吉良委員 今、何点かのリスクについての言及がございました。ちょっとそのことについては、後段でその内容についてもう少し詳しく議論をしていきたいというふうに思っていますけれども。  現在、今言った事業型インフラプロジェクトに対して、政府として支援をしている具体的なメニューというの...全文を見る
○吉良委員 質問レクがいい意味で徹底しているのか、後段でやりとりしたいことも含めて答弁をいただいておりますが。いや、それはそれでいいことなんです。  今の御指摘の中で非常に重要な点は、リスクの分散を図るということと、それとも関連するんですけれども、役割分担をするということなんで...全文を見る
○吉良委員 前向きな答弁、ありがとうございます。  またいずれ、この財務金融委員会、出張させてもらって、今副総理がおっしゃったGNIとGDPの関係というんですか、やはり、日本国内における日本の姿と、全世界まで俯瞰した日本また日本企業の姿というものについて、また一度議論をさせてい...全文を見る
○吉良委員 詳細な説明、ありがとうございます。  もうちょっと平たく私言いますと、政府による返済保証というのは、例えば電力でもいいですけれども、タービンだ、発電機だ、発電所一式買います、融資を受けます、返済保証します。仮にこのプラントが全然動かなくても、返済義務が生じているわけ...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  なかなかすぱっとやるとは言えないのはよくわかりますけれども、前向きに検討いただいて、JBICと一緒になって、ベトナムを始めとして、途上国の本当にインフラプロジェクトへの支援をお願いをしたいと思いますし、冒頭言いましたように、それが積もり積も...全文を見る
05月16日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
議事録を見る
○吉良委員 国民民主党の吉良州司です。  きょうは、先日トランプ大統領が表明したイラン核合意からの米国の離脱というものが日本経済にどういう影響を及ぼしていくのかということで質問をさせていただきたいというふうに思います。  質問に先立って、私自身は、世耕大臣を何か責め立てるとか...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  TPP11もそうですけれども、時には、最重要同盟国であり、一番大事な国であるアメリカとも方針をたがえたとしても、日本の国益に向き合う。もちろんアメリカへの配慮は必要だけれども、それでも日本の国益のためにまっしぐらにそこに向かっていくという姿...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  外務省の立場、それから、今、世耕大臣がおっしゃった経済、日本企業を所管する立場としての見解を、私自身も力強く支持したいというふうに思います。  その上で、きょうは、冒頭申し上げましたように、この核合意が、地政学的影響を及ぼしていく、または...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  前段では、まだまだ供給余力があるということで、足元では大きな影響が出ていないということ、それから、今後もそれほど大きな影響は出ないという見方もあるという話を伺いましたが、後段では、やはり変動要因もあるというお話でありました。  その観点、...全文を見る
○吉良委員 それでは、さっき言った米国のイラン核合意からの離脱とは直接関係ないんですけれども、中東情勢に大きな影響を及ぼすであろうということがつい最近起こりました。イスラエルにおける米国大使館をエルサレムに移転したということであります。  このことが世界に、また主に中東地域に及...全文を見る
○吉良委員 イラン核合意とは直接関係のない、このイスラエルにおける米国大使館のエルサレムへの移転もお聞きしたのは、これはもうここの委員は皆さん御承知していることではありますが、あえて議事録にも残したいと思います。  それは、イランの核合意からの離脱ということは対イランという観点...全文を見る
○吉良委員 ぜひその立場を貫いていただきたいと思いますし、私としては、もう少し米国に対して、同盟国として、仲間として、やはり米国の国益を損なっていくことになると思いますので、ぜひ日本政府からも強く働きかけをしていただきたいと思っています。  次に、石油価格への影響ということにつ...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  今の答弁も主に市場という観点からのお話だったと思います。それはそれで十分わかりますけれども、私、冒頭言いましたように、委員の皆さんとも共有したいと思うのは、地政学的な影響ということです。  一つは、先ほどの答弁でもあった、需給がある程度安...全文を見る
○吉良委員 私自身が言ったこと、それから、これまでの議論とも重複する部分もあるんですけれども、米国が原油生産世界一になる、ロシアか米国かというような状況になる、そういう状況が、今後、地政学的、それから地経学という言葉が最近、ジオエコノミクスという言葉も出てきていますけれども、米国...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  私自身も、一番聞きたかったところは最後のところでありまして、米国がエネルギーの自給ができるようになったということで、中東に対するコミットメントの必然性が薄れてくる。きょうは余り深くは立ち入りませんけれども、厳密に言えば、油の中でも重質油があ...全文を見る
○吉良委員 今おっしゃった観点でいくと、二〇一二年の制裁の際に私が聞いている中で一番効果があったのは、欧州の保険会社がイラン産原油を積んだタンカーの再保険を受けなかったことによって、実際、生産しようとも、持っていくすべがなかったということが一番大きな効果だったと聞いています。 ...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  私も今答弁いただいたことを物すごく心配しておりまして、資料を二枚届けております。一枚目は、ちょっとこれも詳しく入り込みたかったんですけれども、時間がないので、ぜひ、現在の石油の生産、消費、輸出、輸入についての状況を情報として共有させてもらい...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございました。終わります。
05月16日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
議事録を見る
○吉良委員 国民民主党の吉良州司です。  質問に先立って、まずお断りしておかなければならないことがあります。  きょう、TPPという大事な議論でありますけれども、国民民主党としてまだ賛否、結論が出ていないこともありまして、きょう私自身が質問する内容、そしてまた提案する内容とい...全文を見る
○吉良委員 今、茂木大臣の方から、米国は間違いなくバイを志向しているという話がありましたけれども、一点確認で、どれだけ日米FTAというバイの交渉を求めてきても、日本政府としては絶対応じない、応じていただきたくないのでありますけれども、その辺について言える範囲で答弁いただければと思...全文を見る
○吉良委員 姿勢については了解しました。  FTAに乗ることなきようお願いしたいと思っていますが、逆に、FTAを拒否し続ける意味でも、そうではなくてマルチで、TPPでやりましょうと言うことが大事だと思っています。  そういう意味で、先ほど、米国、最もグローバル化して、また技術...全文を見る
○吉良委員 最後の後段のところ、ある意味では、日米手を携えてといいますか、先進国が途上国に対して一緒にレベルを高めていきましょうという、そういう説明は非常にいいというふうに思っています。  実は、私がこういう質問をするというのは、私自身の無知もさらけ出すことになるんですけれども...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  これから、きょうのある意味では一番重要なポイントになってくるんですけれども、どういうことかといいますと、米国を復帰させるために、日本がやはり、TPP11をまとめたように、中心になってリーダーシップを発揮しなければいけないというふうに思ってい...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  ですから、最後の部分については、何というか、ほかの国がまた国内調整を含めて高いハードルを課すようなことがあってはならない。だから、ほかの国から見れば、ハードルがかえって低くなったというやり方をしなければいけない。  そういう中にあって、日...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  確かに今は中国が一番輸入額が大きい。ただ、少し前までは、まだ中国の経済成長がここまでないときは、アメリカが一番大きな輸入国でした。今でも二番目だと思います。  アメリカといえば、すぐ頭に浮かぶのは、農産物の輸出国。資料の四を見ていただきた...全文を見る
○吉良委員 何が言いたいかというと、その資料五の、今言った穀物自給率の表の下に、カロリーベースの総合食料自給率計算式というのがあります。左の方で、一人一日当たりの供給カロリーを分母として、分子を一人一日当たり国産供給カロリーとしております。これは農水省の定義であります。これをブレ...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。終わります。
07月18日第196回国会 衆議院 本会議 第43号
議事録を見る
○吉良州司君 国民民主党、吉良州司です。  私は、国民民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました自民党提出、公職選挙法の一部を改正する法律案、私に言わせれば天下の悪法に対して、断固反対の立場から討論を行います。(拍手)  討論に先立ち、このたびの豪雨災害により亡く...全文を見る
11月14日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
議事録を見る
○吉良委員 国民民主党の吉良州司です。  きょうは、今国会の最大のテーマである外国人労働者の受入れ、その議論を文部科学省の所管領域の中でより深めていくために、大臣にいろいろと質問させていただきたいと思っています。  ただ、質問通告した各論については、実は、午前中の公明党の鰐淵...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  私自身が思う大事なことというのは、大臣が今答弁されたことも含まれるんですけれども、所管省庁としては厚生省と私は文科省だと思っていまして、つまり、外国人が日本に行きたくなる、日本に行けば夢がかなえられる、いい生活ができる、そう思って、日本が外...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  先ほども言いましたけれども、選んでもらいたい、いい人材を日本によこしてくれとお願いしなければいけない時代がすぐそこに来ているので、そのときに、今、我々野党の方からさんざん指摘している、こんな劣悪環境の中で、生煮えの制度の中で受け入れていいん...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  大臣の方は、午前中も、日本語教育を強化するために日本語指導教員の資格というものを、制度をつくって、その充実に努めるというような答弁をされておりました。  もう、ちょっと時間がなくなったので、私からの提案にさせていただきたいと思っていますが...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  終わります。
11月28日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
議事録を見る
○吉良委員 国民民主党の吉良州司でございます。  きょうは、四十五分使って、柴山大臣、柴山大臣は総理の信任も厚く、将来の日本を担うリーダーとして御活躍でありますけれども、その柴山大臣がこの文科を見ているという状況の中で、この文部科学省所管領域の中で強いリーダーシップを発揮しても...全文を見る
○吉良委員 前向きな答弁、ありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。  それでは本論に入っていきますけれども、委員の皆さんには、吉良の質問なんというのは書生論じゃないかとか余りにも大ざっぱじゃないかという批判も受けるかもしれませんが、本当に文科行政の重要性に鑑みた質問をさ...全文を見る
○吉良委員 大臣おっしゃるように、それこそ英語で言えばハウス・オブ・リプレゼンタティブですから、代表として民意を吸収するということも極めて大事だと思いますけれども、私の持論を言わせていただくと、政治家というのは優先順位をつけるプロだというふうに思っています。今おっしゃった民意もそ...全文を見る
○吉良委員 その上で、今我が国が直面する最大の課題は何で、それを克服するためというか、最優先すべき政策は何なのか、それについて大臣の見解を、これは文部科学大臣ということにとどまらず、政治家として、今我が国が抱える最も大きな課題は何で、そして最優先すべき政策は何か、大臣にお答えいた...全文を見る
○吉良委員 私自身も、我が国が抱える最大の課題は人口減少であり少子化だというふうに思っています。そして、大臣まさにおっしゃるように、それに伴う将来不安だったり活力の低下というのが懸念される、これが最も大きな問題だというふうに思っています。  それだからこそ、今我が国として最優先...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  微調整という言葉を使われましたけれども、私に言わせると、五%削るというのは、それに携わる人たちの意識は全く変わらずそのまま、そういう中で、また既存のシステム、仕組み、それも変えない中で、一〇〇を九五にするために努力するということです。それと...全文を見る
○吉良委員 実は、私も当時、民主党政権にいた中で、いわゆる所得制限についてはあってもいいのではないかというふうにも思っていました。  ただ、私が何で今、五%と五〇%、そして子ども手当、民主党政権時代の話を持ち出すかというと、あのときの民主党政権というのは、人への投資、チルドレン...全文を見る
○吉良委員 大臣が答弁されたとおり、おっしゃるように、現場の教師の負担が余りにも大きくて、より子供たちに多くの時間を割いて、また余裕を持って向き合いたいのにその余裕がないというのが、ある意味では最大の問題だというふうに思っています。  それと、都市部は私知りませんけれども、少な...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  五%削減ではなくて五〇%削減の意識改革と、根本から変えるという思いを持って、文科予算については削減ではなくてふやしていくということで、本当にリーダーシップを発揮していただきたいと思います。  その中で、私も、それでもやはり、財政健全性、健...全文を見る
○吉良委員 その方向性を私も支持します。  一例なんですけれども、先ほど言いましたが、私、商社に勤めておりました。商社のOBあたりは、地理の先生をやらせたらむちゃくちゃおもしろい授業をやると思います。授業というのは、やはり子供が食いついてこなきゃつまらない、子供がいろいろなこと...全文を見る
○吉良委員 子供たちがより強い興味を示してもらうためにはいろいろな手法があるというように思っています。  文科省の方でやっている総合学習だとか、けさも出ていましたアクティブラーニングなんかもそうなんでしょうけれども、今実際、日本の中で、また海外の、子供がこういうことをやればこん...全文を見る
○吉良委員 ちょっと時間がなくなってきたので、私がこの場で申し上げたいことは、学習指導要領があり、それを教えながらいろいろな子供たちのニーズに応えていくということで教師が大変なんだと思いますけれども、もっともっと柔軟に、現場を信じて、現場に任せて、子供たちは、極端な話をすると、指...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  とにかく現場を信じて、現場自体の裁量をふやすことによって現場も成長していく、結果的には子供の興味、子供の人格形成、学力向上につながるということで、現場を信じてより多くの裁量を任せていただきたいということをお願いいたしまして、私の質問を終わら...全文を見る