吉良州司

きらしゅうじ

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数5回

吉良州司の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第159回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○吉良委員 無所属で民主党・無所属クラブ所属の新人、吉良州司でございます。  きょうは、年金改革、対中ODA、また、日本の財務・金融安全保障等について質問させていただきますけれども、年金改革及び対中ODAに関しましては、必ずしも民主党の意見そのものとは一致しない場合がございます...全文を見る
○吉良委員 今のお話ですと、例えば、現在年金を受給している世代も五〇%を下限として給付を減らしていく可能性があるという理解でよろしいでしょうか。
○吉良委員 一方で、世間では、現在の、例えば昭和一けた生まれの高齢者は自分の掛金の八倍の給付がある、四十代半ば、私は正確な数字を持ち合わせてはおりませんけれども、まあ倍である、今の二十代、この世代はほぼ同額だ、若干上回る程度だ、こういうような議論がまかり通っておりますけれども、こ...全文を見る
○吉良委員 私の冒頭の質問からいうと、今の高齢者はもらい過ぎだというふうにとらえられたかもしれませんけれども、私の質問の趣旨、当初、哲学、理念とは何ぞやということをお聞きしましたのは、私個人として、今現在の高齢者、この方々が、今大臣おっしゃられましたけれども、若い時分、特に今のも...全文を見る
○吉良委員 再度申し上げたいと思うんですが、私、最初に哲学ということを申し上げましたのは、その時代背景を踏まえた世代が生きているわけでありますので、その時代背景に応じた対応があっていいのではないかと。  先ほど私が、今の高齢者に対しては厚くといいますか、下げるべきではないと申し...全文を見る
○吉良委員 私も、自分のことなり自分の子供なども含めて、何でもかんでも自助努力でほったらかせと言っているわけではなくて、私自身は、今のこの国は国が関与し過ぎるというふうに認識しておりますので、今言いました自助努力が求められる世代については、国の関与はナショナルミニマムを達成するた...全文を見る
○吉良委員 私自身は、今後のFTA、アジア地域におけるFTA、それから将来的な経済圏構想を考えたときに、中国との協力、これはもう絶対必要なものであるということを前提になんですけれども、中国は、ODA大綱の中には軍事支出の増大について注意を払うという項目がありながら軍事費が毎年毎年...全文を見る
○吉良委員 一年だけ古い資料にはなるんですけれども、アメリカの国防省が中国の軍事力に関するレポートを議会に提出しておるわけですけれども、その中では、中国が発表したいわゆる国防白書の中では二十ビリオン、二百億ドルながら実際の支出はその三倍から四倍であるということをレポートの中に明確...全文を見る
○吉良委員 外務大臣みずから不透明性があるとおっしゃられたからには、米国の国防省の見方がある程度正しいというふうに理解をいたします。  そのように軍事費が増大している、そして第三国にも経済援助を行っている。そういう中においてもODAを継続しようとする、そこの現在の外務省の意向、...全文を見る
○吉良委員 時間も限りがありますので。私の趣旨は、今、川口外務大臣がおっしゃられた、日本の平和のために中国と平たく言えば仲よくしていくということに対しては、まるっきり異存はないわけでございますけれども、最近の胡錦濤さんがどう言われているかは知りませんけれども、それ以前の歴代中国の...全文を見る
○吉良委員 平成十四年の八月に、NHKの「クローズアップ現代」という番組がございまして、その中で、日本のNGO組織がイスラエルの子供たちとパレスチナの子供たちとを日本に呼び寄せまして、そして、同じ屋根の下、同じかまの飯を何週間か食べさせて、この両国の子供たちが非常に仲よくなって、...全文を見る
○吉良委員 私もつい最近まで本当に一般の国民をやっておりましたので、当面、プライマリーバランスの回復というのはわかるんですが、国民からしてみれば、これだけ積み上がった残高が一体どうなるんだということがやはり非常に気になるところであります。  その観点からいいまして、これは竹中大...全文を見る
○吉良委員 この予算委員会でも、折に触れ、将来的なアジア地域を含めた経済圏構想というようなことが、提案といいますか、目指すべき方向だという議論が出ているわけですけれども、EUに参加するときの条件等も、国債残高がGDPの何%だというようなことが出ているわけで、日本としても、アジア経...全文を見る
02月26日第159回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○吉良委員 大変貴重なお話、どうもありがとうございました。  経済の問題とイラクの問題についてお伺いしたいと思います。  私自身は、まず、金子先生の現状分析、すなわち、現在の国のあり方というのはまさに粉飾国家であり、小泉政権が掲げる構造改革というのはその粉飾国家を糊塗するため...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  次に、金子先生にお伺いいたします。  先ほどのお話で、やはり粉飾国家というものの現状を改め、リセットボタンを押して再出発するということをおっしゃっていただいたわけでございます。先生の持論では、現在の経済運営が続けば、日本の地方の中山間地の...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  それから、先ほど、やはり金子先生の方で年金問題について触れていただきました。金子先生の持論の中では、やはり日本の経済が停滞している最大の原因が将来不安、それは年金制度に対する不信感、こういうことで、年金制度の抜本改革を提唱しておられると了解...全文を見る
○吉良委員 詳細な説明、どうもありがとうございました。  時間がなくなってまいりましたが、酒井先生にお尋ねします。  非常に雑駁な質問になるかもしれませんけれども、先ほど、部族社会と向き合うことの難しさということについて、冒頭、説明をしていただきました。  私はいろいろ世界...全文を見る
○吉良委員 時間は終わりなんですが、もう一点だけ。  先ほどのお話で、部族のよしあしの中で、部族が望むような選挙結果が出れば皆さん従うけれども、自分たちが望む結果じゃなければかえって混乱を招くだけじゃないかという懸念がありますけれども、その点だけ最後にお願いします。
○吉良委員 これで質問を終わります。ありがとうございました。
12月01日第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○吉良委員 十一月に民主党に入党いたしました吉良州司でございます。  私は、さきの通常国会、そして今臨時国会、本来ならば、イラクをテーマとして、二十一世紀における日本の外交、安全保障のあるべき姿を議論し、また、年金をテーマとして、二十一世紀における社会保障のあるべき姿というもの...全文を見る
○吉良委員 今の答弁では、やはり日本としても積極的な国際貢献を果たしていくべき、そしてイラクの復興支援についても、原則的には積極的に果たしていくべきと。ただし、今イラク特措法、またその延長というものについては、先ほど来言っていますように、そもそも手続論、法律論として全く適合し得な...全文を見る
○吉良委員 お考え、よく理解させてもらいました。  民主党として、日米同盟、そして国際協調、この二つの外交の柱を最重視していくという方針でございますけれども、今の問題は、先ほど来御指摘のように、小泉政権が余りにも日米同盟重視、米国重視というふうに陥っていると思います。以前の予算...全文を見る
○吉良委員 民主党は、反対政党ではなく、本当にビジョンを持って、かつ国民に提示していく、そういう立場の党であるということを今確認をさせてもらいましたし、これからもぜひ進めていっていただきたいと思っています。  本当は、そのために、撤退後のイラクの復興支援についてお聞きしたかった...全文を見る