吉良州司

きらしゅうじ

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数5回

吉良州司の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第162回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○吉良委員 民主党の吉良州司でございます。  きょうは初めて小泉首相にも質問をさせていただきますけれども、イラクへの復興支援、そしてODAの方針ということを中心に、時間があれば年金改革の大げさですが哲学ということと、教育改革について質問をさせていただきたいというふうに思っており...全文を見る
○吉良委員 今、総理の方から復興支援に対する基本的な考え方ということをお聞きしたわけですけれども、実際にもう援助計画ができている、またできつつあるという中でのその援助の中身について、町村外務大臣にお伺いしたいと思います。詳細は結構ですけれども、援助方針に基づいたその中身について御...全文を見る
○吉良委員 今、町村外務大臣からあった説明は、恐らく、一昨年のマドリード会議から端を発して、支援国の間で会議を重ねた結果日本も応じている、そういう金額また方針だと思いますが、今、町村外務大臣からありました、十五億ドル、そのうち十四億ドルはほぼ着手またはコミットしているということな...全文を見る
○吉良委員 貴重な無償資金協力の中で、今指摘ありましたように、五億ドルが復興信託基金へ、それから国際機関へ等々説明いただきましたけれども、今、七・七億ドルの直接支援というものが決定されているという御説明でありました。そのうち、サマワ及びその周辺に投じられる金額はどうなっております...全文を見る
○吉良委員 この資料は届いていますね。  今の説明で、六千万ドルということと、一部内容についても説明をいただきましたけれども、お手元の資料にもありますように、ムサンナ県に供与されている事業といいますか機材、ほとんどが供与、供与、供与、供与で、実際、必要なものではあるんですけれど...全文を見る
○吉良委員 一方、御存じのとおり、サマワの宿営地には昨年の四月七日を初めに九件、宿営地内、宿営地外への迫撃弾またはロケット弾の着弾がございます。この迫撃弾、ロケット弾の着弾を受けまして、それぞれ、自衛隊としての防衛策、そして外務省としてといいますか、国として、サマワ及びムサンナ県...全文を見る
○吉良委員 今、防衛庁長官そして外務大臣からの説明をいただきましたけれども、一番新しいロケット弾の着弾というのは、御存じのとおり、ことしの一月十一日であります。昨年の四月七日から始まって、合計九件着弾があった。これは、いろいろ言われておりますように、やはりテロリストが、このサマワ...全文を見る
○吉良委員 私が得ている情報では、やはりサマワ住民、それも直接自衛隊だとか外務省のスタッフに接することのできる人たちの不満というのは、日本の援助が絵にかいたもちにすぎないということなんですね。幾らコミットメントをしても、実際そのプロジェクトを発掘しそれをプロモートする民間人が入れ...全文を見る
○吉良委員 先ほど私の方から指摘させてもらいましたように、いろいろやっているんですけれども、供与供与が中心で、サマワの住民の期待にはこたえられていないということは、再度指摘をさせていただきたいというふうに思っております。  それと、日本全体が財政的にかなり厳しい状況にあるわけで...全文を見る
○吉良委員 この十七年度の予算案の中で、その常任理事国を目指すという具体的な活動方針が予算の中でどう反映されているんでしょうか。御説明をお願いいたします。
○吉良委員 厳しい財政状況の中での外務省の胸のうちを聞かせていただいたと思いますが、お手元にお配りした資料がございます。  これは、主要先進国のODA実績の推移で、それを見たら一目瞭然のごとく、日本だけが減額という形になっております。  それと、今の答弁の中でも、じゃ、常任理...全文を見る
○吉良委員 こう言っています民主党自体も、民主党が出した独自の予算案の中で、民主党としては、国際貢献の必要性は十分強調しながらも、やはり財政規律重視という観点で削る予算案を出していますので、党としてそのことは言えないんですが、私自身は、今の政府というのは、先ほど言いましたように、...全文を見る
○吉良委員 今、最初に私が申し上げたのは、この日本で生きる以上、先ほど言った、消費税を目的税化することによって、最低限はどの世代も安心をかち得るということは大前提の上で、その二階建て、三階建ての部分についての意見を申し上げたということで、民主党の考えをベースに協議をしていきたい、...全文を見る
02月17日第162回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○吉良委員 民主党の吉良州司でございます。  きょう、まず最初に、大どころとしては経済安全保障についてということで、御存じのとおり、最近は中国を中心としてBRICs諸国が急激な経済発展を遂げる。このこと自体は日本経済に好影響を及ぼしているわけでありますけれども、同時に、この中国...全文を見る
○吉良委員 そういう川上インフレ川下デフレという日本の置かれた状況の中で、御存じのとおり、例えば鉄鋼業、これは中国の増産ブームで活況を呈しているわけでありますけれども、日本が鉄鉱石で依存をしている豪州それからブラジル、同時に、原料炭を負っている豪州、ブラジル、こういうところからの...全文を見る
○吉良委員 認識はほぼ共有されていると思うんですけれども、実は、この原料の高騰については、昨年後半というだけじゃなくて、もう一昨年あたりからもかなり指摘されておって、これは経済産業省も中心になって原料資源安定供給等研究会というものを立ち上げておられて、昨年の六月に中間報告も出てお...全文を見る
○吉良委員 私も、原則民間主導、余り政府が口出しをすることは、特に国内経済においては大反対の人間でありますけれども、事資源、原料確保ということについては、前面に民間企業を押し出すにしても、政府による強力な支援体制というのが必要だと私は思っております。それが、あれだけの産業界の知恵...全文を見る
○吉良委員 そうであるならば、今、日本自体が国として持っているもろもろの手段、それはODAであったり、国際協力銀行、JBICのプログラムであったり、そういったところで資源開発をより積極的に援助する等々の具体的な支援策があってもいい。だから、予算的に巨額なものでなくても、そういう既...全文を見る
○吉良委員 私自身がこうやってこだわっておりますのは、一つは、この問題というのは、日本の長期的な資源原料の安定確保ということのみならず、中長期的には日本の雇用を含めた景気回復、特に雇用、賃金アップ、それにもつながってくるということも申し上げたいんです。  先ほど、川上インフレ川...全文を見る
○吉良委員 私も備蓄は続けていくべきだと思っていますけれども、一方で、私ども民主党も、特殊法人というもの、税金をむだ遣いする特殊法人というのは徹底的に見直せという考え方を持っております。もちろん、備蓄している備蓄部というのは今存在しなくなりましたけれども、私自身は、要は、国の備蓄...全文を見る
○吉良委員 私自身、もと商社に勤めておりましたので、これは外務省には大変失礼ながら、外務省の情報というのはほとんどすべて、商社と現地にプロジェクトを持っているメーカーさんのプロジェクトマネジャーを中心とする、現地に何カ月も何年も張りついている方々、またはODAのコンサルタントをや...全文を見る
○吉良委員 後ろの先輩からも、ごちそうになるという発想が間違っているということを言って、割り勘であればいいんじゃないかというように思っていますが。  私もその業界におりましたので、古い時代のODAというのは、一方では外務省がきちっと民間に情報を負う、それから、プロジェクトの発掘...全文を見る
○吉良委員 その方向自体、お話を聞いて安心しましたけれども、一方で、やはり外務省に残る、言い方は極端かもしれませんけれども、官尊民卑的な体質がまだまだ残っているという中で、本当に情報がありパワーがあるのは民間だということで、民間の声が直截に反映されるような組織にしていただきたい、...全文を見る
○吉良委員 普通の常識で、例えばの話、民間企業が社長就任パーティーがありますということでお客さんをお招きして、そのときに、ああいう事件が、警備が手薄だった等々の理由により起こったときに、すべての人に対してわびの書簡を入れる、場合によってはこうむった損害に対して補償していくというこ...全文を見る
○吉良委員 私が最初、官尊民卑という言い方をしましたけれども、本当にいつも世話になって、先ほど言った国全体としての情報、外務省としての情報力をそういう民間の人、企業の人、その企業に負っている。お客さんだという意識があれば、そんないいかげんな対応というのは絶対許されないですよ。民間...全文を見る
○吉良委員 前向きな答弁、ありがとうございました。ぜひ紹介をしたいと思っています。  ちょっと時間がなくなってきまして、中山文科大臣にお伺いしたいと思います。  私は、今教育改革が叫ばれておるんですけれども、どうも自民党の方々は、教育基本法の中で、やれ愛国心がどうの、私もその...全文を見る
○吉良委員 そして、その学校選択の究極の具体的手法として、ぜひバウチャー制導入ということを考えていただきたいと思っています。  これ、本当はもうちょっと突っ込みたかったんですが、ちょっと前半で時間をとられまして、細かく突っ込むわけにいきませんけれども、一つは、もちろん同じ公立高...全文を見る
○吉良委員 実験例からも幾つか問題点が出てきていることは承知しておりますけれども、全体で考えて、少々のリスクよりもメリットの方がはるかに大きいと思えば、やはり思い切ってやらなければ改革には値しないというふうに思っております。  ぜひバウチャー制度の検討をお願いしたい、そのことを...全文を見る
10月21日第163回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○吉良委員 おはようございます。民主党の吉良州司でございます。  外務委員会では初めての質問となりますので、まず、本件について簡単に質問をさせていただきたいと思います。  この案件につきましては、万国郵便連合の定期大会において、ある意味では現状に即して逐次改正されていくことを...全文を見る
○吉良委員 決して軽視をしているわけではございませんけれども、内容的に、それほど目くじらを立ててこれはおかしいというような内容ではないというふうな了解をしておりますので、我々も賛同の方向でもってこの内容を審議させていただきたいと思っております。  私は、個人的でもありますし、か...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  国内問題のみならず国際的な問題というとらえ方をされて、取り組むべきという決意でございましたけれども、私としては、今後、この委員会また経済産業委員会等で、経済外交ということで日本の経済外交力を高めていくということの具体的な提案もさせていってい...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  今、五つにわたって幅広い分野での協力提携関係ということを模索されているというか合意されているということなんですけれども、先ほど私が申し上げたような観点からいきますと、地政学的には非常に難しい地域ではございますけれども、やはり資源エネルギー源...全文を見る
○吉良委員 先ほど申し上げましたように、きょうはちょっと時間がないこともあって深くは突っ込めないんですけれども、今後経済外交というときに、外務省がどうだ、経済産業省がどうだというのではなくて、本当に一体化、国益、まさに経済の安全保障を追求する一番大事な分野でありますので、ここにつ...全文を見る
○吉良委員 私の問題意識からも、そういう経済安全保障にかかわる陣容の強化というのは大事だと思っています。もう非常に安定した先進国でちょっと過剰じゃないかというような陣容をそういうフロンティアに振り向けるということで、いたずらに組織そのものの肥大ではなくて、まさに選択と集中というと...全文を見る
10月26日第163回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○吉良委員 おはようございます。民主党の吉良州司でございます。  ことしの二月の予算委員会で、きょうと同じテーマで、経済安全保障について、とりわけ資源、原材料の安定確保ということについて中川大臣に質問させていただいたわけですけれども、引き続いて、先ほど来各質問者から触れられてお...全文を見る
○吉良委員 ありがとうございます。  ちょっと今の答弁の中で、私自身が具体的に一つ提案をさせてもらいたいことがございます。それは、今、中川大臣まさにおっしゃった、中国に対して節約を要求している、また環境について強く訴えている、こういうことでございましたけれども、自分自身の経験も...全文を見る
○吉良委員 さて、先ほど、自民党の議員でしたか、私の前の質問者の質問に対して、これまで石油ショック以降、もろもろの官民一体となった努力によって、資源そのものの多様化、それから供給源の多様化というのをやってきた結果、原油高騰の影響が非常に少なくなったという趣旨の話が、やりとりがあっ...全文を見る
○吉良委員 前向きな御答弁、ありがとうございます。そういう認識の中で、私自身は、根は小泉首相じゃないですけれども、官から民へという、民の力によってこの国の経済を再生させなければいけないという信者でございますけれども、この資源エネルギーの確保についてだけは、官民一体、これが必要だろ...全文を見る
○吉良委員 NEXIについては、いまだにというか、国が一〇〇%出資であり、また国が九〇%の再保険を受けているというふうに了解しております。この保険部門が独法、独法という形がよかったのかどうかは知りません、独立したことは私は多とするんですけれども、ちょっとこの関係者に聞いても、もと...全文を見る
○吉良委員 一見真っ当な回答のようには思われますけれども、実は、経済産業省というか、今もNEXIなのか通産本体が受けているのか、ちょっとその辺は定かじゃないんですけれども、もともと先ほど言いました世銀の保険部門であるMIGAの再保険を受けているんです。そのMIGA自身は切り売りを...全文を見る
○吉良委員 前向きな回答、ありがとうございます。  繰り返しになりますが、国益に関する、経済の安全保障に関しては官民一体となってやる、その際に、官が民を支援する、官の論理を民に押しつけるのではないという支援のあり方を、ちょっと今後も私なりに勉強させていただいて、また質問、提案を...全文を見る