國重徹

くにしげとおる

小選挙区(大阪府第五区)選出
公明党
当選回数4回

國重徹の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第189回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  このような機会をいただきまして、本当にありがとうございます。  さて、公明党におきましては、昨年九月にヘイトスピーチの問題対策プロジェクトチームが設置されました。私は、その事務局長を務めさせていただいております。...全文を見る
○國重委員 ありがとうございます。  総理の今おっしゃられた考えのもと、法務省の人権擁護局は、例えば、「ヘイトスピーチ、許さない。」をメーンコピーとしたポスター、今示しているポスターですけれども、こういったポスターやリーフレットの配布、インターネット広告の掲示などを実施しており...全文を見る
○國重委員 総理のお考えはわかりました。  私は、個人的には、時間をかけて丁寧な議論をした上での話ですけれども、表現の自由には十分な配慮をしつつも、理念法等何らかの法整備が必要ではないかと考えております。  その上で、総理にお願いがございます。  法整備はさておき、総理の強...全文を見る
○國重委員 総理、ぜひよろしくお願いいたします。  ヘイトスピーチの多くが在日韓国・朝鮮人をターゲットにしたものですけれども、ことしは日韓国交正常化五十周年に当たります。差別や憎悪の対極にあるものが友情でございます。  私たち公明党は、未来志向の関係を築くべく、ここ二年の間に...全文を見る
○國重委員 岸田大臣、ありがとうございました。  では、総理からも、日中、日韓の青少年交流のより一層の促進について一言お願いできますでしょうか。
○國重委員 ありがとうございました。ぜひよろしくお願いいたします。  全ての基礎になるのが、人権であるとともに、命であり健康でございます。日本人の死因の第一位は、がんです。三人に一人ががんで亡くなっており、がん対策は極めて重要です。  先日十七日の衆議院本会議代表質問におきま...全文を見る
○國重委員 ありがとうございます。ぜひ連携を強化して進めていっていただきたいと思います。  医師を含む外部講師を十分に確保また活用するためには、例えば、都道府県ごとにがん教育推進協議会のようなものを設置して、教育委員会、健康福祉部局、がん拠点病院、大学病院、医師会、学校医、保健...全文を見る
○國重委員 両大臣、ありがとうございました。ぜひよろしくお願いいたします。  最後に、空き家対策についてお伺いをいたします。  ここ二十年で空き家が倍増しております。これに伴い、倒壊の危険、衛生の悪化、犯罪誘発のおそれなど、さまざまな弊害が指摘されております。これまで全国で多...全文を見る
○國重委員 太田大臣の強いリーダーシップでぜひよろしくお願いいたします。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○國重分科員 公明党の國重徹です。  本日は、大きく二点、夜間中学校と教育現場における脳脊髄液減少症、これに関してお伺いしたいと思います。  まず、夜間中学校、正式には中学校夜間学級といいますけれども、この夜間中学は、さまざまな事情で義務教育を受けることができなかった人たちの...全文を見る
○國重分科員 ぜひ、しっかりと試験調査等もしていただいて、前向きな検討をしていただきたいと思います。  次に、形式的な義務教育修了者に対する柔軟な入学許可についてお伺いしたいと思います。  引きこもり、虐待などによる不登校で、実質的には義務教育を修了していないんだけれども、学...全文を見る
○國重分科員 大臣、ありがとうございます。早急に検討ということで、力強いお言葉をいただきましたので、これは本当に、私も夜間中学の関係者から聞いて、これが非常に、学校の現場でおもんぱかって卒業証書を渡すんだけれども、それによって入れなくなるというジレンマがありますので、これについて...全文を見る
○國重分科員 ありがとうございます。ぜひ前向き、積極的な広報をよろしくお願いいたします。  次に、自主夜間中学に対する支援についてお伺いをいたします。  先ほども申し上げましたとおり、国においては、下村大臣のリーダーシップで、全国各都道府県に少なくとも一校は公立で夜間中学を設...全文を見る
○國重分科員 今大臣から、促していくというようなことがありましたけれども、教育関係者もそうですし、また自治体にも、先ほど言いましたけれども、やはりこの自主夜間中学校の実質に鑑みて、せめてその場所を確保できる、それは公的支援のまず前段階だと私は思っていますので、しっかりと、せめてそ...全文を見る
○國重分科員 ぜひよろしくお願いいたします。  続きまして、教育現場における脳脊髄液減少症の教職員に対する周知徹底についてお伺いいたします。  脳脊髄液減少症とは、交通事故やスポーツ外傷など体への衝撃によって脳脊髄液が漏れ続け、減少することで、頭痛、頸部痛、目まい、全身倦怠感...全文を見る
○國重分科員 よろしくお願いいたします。  最後の質問になります。  今、教育現場への周知徹底を図るということですけれども、教職員への一〇〇%の周知徹底、これは私もなかなか難しいな、これが現状だと思います。  ですので、まずは養護教諭。この養護教諭というのは、体調不良の際に...全文を見る
○國重分科員 大臣からも一言だけいただいていいですか。
○國重分科員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月01日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  経済産業委員会におきましては、今国会で初めての質問をさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。  早速、質問に入らせていただきます。  まず、中小企業信用保険法の改正に関してお伺いいたします。  人...全文を見る
○國重委員 ありがとうございます。  今、NPO法人につきましても、中小企業と同様に、ストレートに信用保証の対象にするというような御答弁をいただきました。ぜひよろしくお願いいたします。  次に、NPO法人を信用保証の対象に新たに加えるにしても、NPO法人の事業性等、これを適切...全文を見る
○國重委員 次に、株式会社商工組合中央金庫法の改正に関してお伺いいたします。  現行の商工中金法では、その附則におきまして、政府は、平成二十六年度末を目途として、商工中金による危機対応業務のあり方、商工中金の株式の処分のあり方、商工中金に対する国の関与のあり方について検討を加え...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。よくわかりました。  では、今回の改正に当たって、商工中金の株主であり、また貸付先でもある中小企業団体等、この意見はしっかりとヒアリングしたのか、意見聴取をしっかりとしたのであれば、中小企業団体等の商工中金の危機対応業務、また株式の処分のあり...全文を見る
○國重委員 わかりました。民間金融機関もしっかりと今後危機対応業務ができるようになるまで、しっかりと商工中金もその役割を果たしていかなければならないと思います。  商工中金を民営化するためには、今後、民間金融機関が指定金融機関となって、今商工中金が行っている危機対応業務を行って...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。ぜひよろしくお願いいたします。  政府系金融機関である商工中金、これは適正な競争関係に配慮する、つまり、民業圧迫を回避しなければならないというふうに定められております。  ただ、これとは全く別次元のことで、政府系金融機関である商工中金が、例...全文を見る
○國重委員 ありがとうございます。  では、最後の質問に移らせていただきます。  完全民営化の実現に向けて努力することは、私もこれは大事だと思いますけれども、単なる官から民へ、こういったスローガン先行、硬直した理念先行ではなくて、しっかりと現実を見据えて、地域の経済、雇用の担...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。
04月15日第189回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○國重委員 おはようございます。今国会から法務委員会に所属することになりました公明党の國重徹でございます。どうかよろしくお願いいたします。  早速、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案の質疑に入らせていただきます。  適正迅速な裁判を実現して国民の信頼、期待に応える、そのた...全文を見る
○國重委員 続きまして、成年後見関係事件に対する裁判所の取り組みについてお伺いをいたします。  近年、成年後見制度の対象となる認知症の高齢者の数、また、知的障害者、精神障害者の成年後見制度に対するニーズが高まっております。これは裁判所の資料ですけれども、成年後見、また保佐、補助...全文を見る
○國重委員 どうかよろしくお願いいたします。  続きまして、裁判官の外部経験についてお伺いをいたします。  裁判官は、裁判所に持ち込まれるありとあらゆる事件に対応しなければなりません。当事者も事件も千差万別でございます。社会が複雑化、多様化することに伴って、紛争内容も、前例の...全文を見る
○國重委員 続きまして、裁判官のワーク・ライフ・バランスについてお伺いをいたします。  近年、ワーク・ライフ・バランスということがよく言われております。私も、議員になるまで弁護士をしておりましたけれども、そのときも、弁護士の仕事も忙しいですけれども、終電で帰ることも多かったです...全文を見る
○國重委員 わかりました。  次に、私、今回の質問をするに当たりまして、複数の女性裁判官から意見を聞きました。そうしますと、先ほど、育休の取得率、女性裁判官は九八%ということを言われましたけれども、その数値にあらわされるように、女性裁判官の産休、育休について、とりにくいことはな...全文を見る
○國重委員 ありがとうございます。  今、できる限りの配慮ということでありましたけれども、もちろん、ほかの一般企業に比べたら、女性裁判官にとっては、先ほど申し上げましたとおり、産休、育休等では非常に優しい職場だと思います。ただ、ほかの職業と違うのは、やはり転勤がありますので、こ...全文を見る
○國重委員 どうかよろしくお願いいたします。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。
04月16日第189回国会 衆議院 本会議 第16号
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○國重徹君 公明党の國重徹でございます。  公明党を代表し、ただいま議題となりました電気事業法等の一部を改正する等の法律案につきまして、安倍内閣総理大臣及び宮沢経済産業大臣に質問をいたします。(拍手)  三段階の電力システム改革の総仕上げとなる本法案。電気事業法の改正とあわせ...全文を見る
04月28日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○國重委員 公明党の國重徹でございます。  本日は、四名の参考人の皆様に当委員会にお越しいただきまして貴重な御意見を賜りましたこと、心より感謝と御礼を申し上げます。  きょうは政府に対する質疑ではなくて参考人の皆様に対する質疑ですので、余り自分の意見をとうとうと言うよりは、皆...全文を見る
○國重委員 そうしますと、先ほど松村参考人がおっしゃっていた総合エネルギー市場の創出というところに関して、当初は出ていなかったわけでしょうか。  ガスはガスシステム改革でやるということなのか、ここの二ページで書いていただいているとおり、ガスが出た時点でもうそういうような、電力も...全文を見る
○國重委員 時間の関係で、ちょっと質問を変えていきたいと思います。  次は、ガスの法的分離、先ほど鈴木委員の方からもありましたけれども、少しお伺いしたいと思います。  本法案では、ガス市場における競争環境の整備ということで、これを実現するために、導管部門を中立化させて、どの事...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  次に、法的分離に関して、消費者の立場からお伺いしたいと思うんですけれども、先ほど杉本参考人は大分お話、御意見いただきましたので、浅田参考人にお伺いしたいと思います。  先ほど浅田参考人は、御意見の中で、特に法的分離が肝なんだということで...全文を見る
○國重委員 では、松村参考人。  今、尾崎参考人また浅田参考人が法的分離のことについてまた改めてお話しいただきましたけれども、先ほどもお話しいただきましたけれども、尾崎参考人等の意見も踏まえた上で、法的分離、一番先頭に立って指導されてきたかと思いますけれども、こういった意見を踏...全文を見る
○國重委員 ありがとうございます。  次に、尾崎参考人にお伺いします。  先ほどの資料二十二ページの中で、「法的分離の懸念払拭のための措置」ということで、行為規制について記述がされております。先ほど、検証のところをお話しいただきましたけれども、行為規制について二十二ページで書...全文を見る
○國重委員 では、松村参考人、今の尾崎参考人の意見を踏まえて、御意見があれば、よろしくお願いします。
○國重委員 では、時間も残り少なくなってきましたので最後の質問になるかもしれませんけれども、松村参考人にお伺いいたします。  今、一般電気事業者は十社のみということですけれども、都市ガス事業者は二百六というふうに、数は多いということでございます。ただ、東京、大阪、東邦の大手三社...全文を見る
○國重委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
05月12日第189回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○國重委員 公明党の國重徹でございます。  きょうは、三名の参考人の皆様に当委員会までお出ましいただきまして貴重な意見を賜りましたこと、心より感謝と御礼を申し上げます。  私も弁護士出身でして、刑事裁判もそれなりにやってきたんですけれども、残念ながら、裁判員裁判は一件もやらな...全文を見る
○國重委員 それぞれの参考人、ありがとうございました。  今、江川参考人からも、検察は劇的に変わったんだというような意見がございましたけれども、では、弁護士は、弁護活動はどう変わったんだということで、前田参考人にお伺いしたいと思います。  裁判員裁判が導入されたことによって、...全文を見る
○國重委員 ありがとうございます。よくわかりました。  今、捜査段階の弁護活動についてもお話しいただきました。被疑者国選が拡大したということですけれども、私、ある弁護士に聞きますと、傷害致死罪に関しては、被疑者国選の段階は一人しか国選はつけない、公判段階で初めて複数選任になると...全文を見る
○國重委員 よくわかりました。  では、引き続き前田参考人に焦点を当てて、弁護活動に関してお伺いしたいと思うんです。  公判前整理手続に付された刑事裁判、裁判員裁判は全てそうですけれども、そういった刑事裁判の記録を謄写しなければならないんです。その際、裁判員裁判における記録の...全文を見る
○國重委員 済みません、ちょっと私の聞き方が悪かったかもしれませんけれども、私もいろいろな弁護士に話を聞きまして、裁判員裁判を経験した弁護士数人に聞きますと、自白事件の裁判員裁判であったとしても、公判前整理手続で大分手続が充実していますので、そこにおいて謄写の枚数が非常に大部にな...全文を見る
○國重委員 先ほど辻委員の方からも話がありましたけれども、裁判員候補者の選任手続への出席率が年々低下しているというような傾向がございます。これに関して、出席率を上げる方策について、江川参考人から先ほど、二つ、三つ具体的な提案がありました。  大澤参考人、前田参考人にお伺いいたし...全文を見る
○國重委員 時間が参りましたので終わりますけれども、きょうは、三名の参考人から貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。私も、政治家の立場として、きょうの御意見を踏まえて、裁判員裁判のよりよい運営のためにしっかりと頑張ってまいりたいと思います。  ありがとうございました...全文を見る
05月13日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  きょうは、まず、昨年十月の経済産業委員会でも述べさせていただきました、日韓のLNGの共同調達に関してお伺いしたいと思います。  福島第一原発事故の発生以降、我が国では、火力発電とりわけLNG火力発電の稼働力が非常...全文を見る
○國重委員 ぜひ、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。  続きまして、ネガワット取引の推進に関してお伺いをいたします。  第二段階の改正電気事業法二条一項七号には、発電量調整供給について規定されております。  この発電量調整供給とは、発電事業者が一般送配電事業...全文を見る
○國重委員 わかりました。  その上で、ネガワット取引についての法律上の定義づけ等の明確化とか、アグリゲーターの電気事業者としての位置づけ、また資格要件など、より積極的なネガワット取引が推進されるための法的措置が必要なんじゃないか。あるいは、今後制定する政令、省令においてどのよ...全文を見る
○國重委員 ぜひよろしくお願いいたします。  関連しまして、本改正案が提出されたのは三月三日、その後、先ほども答弁に出ましたネガワット取引ガイドラインが三月三十日に策定されております。  経済産業省では、本ガイドラインの有効性の確認を含め、平成二十六年度補正予算三十億円でネガ...全文を見る
○國重委員 よくわかりました。  続きまして、消費者保護に関連してお伺いいたします。  先日、四月二十八日の参考人質疑におきまして、日本生協連の浅田克己会長が、消費者のために重要と考えられる点について幾つか述べられました。  まず一点目が、消費者への情報公開、情報提供であり...全文を見る
○國重委員 ぜひよろしくお願いいたします。  時間の関係でちょっと一問飛ばして、また時間があれば戻って質問します。  小売事業者などの変更に伴う専門的な相談、紛争処理体制の強化についてお伺いいたします。  消費者が小売事業者やサービスメニューなどを変更する際にトラブルが発生...全文を見る
○國重委員 また、今後の状況を見て、私も重ねて質疑等もしていきたいと思います。  最後に、電力・ガス取引監視等委員会への消費者の参画、意見反映についてお伺いいたします。  この委員会の組織の中に、消費者代表者が参画できる、あるいは消費者の意見を適切に聞き取ることができる、反映...全文を見る
○國重委員 ぜひよろしくお願いいたします。  以上で終わります。ありがとうございました。
05月22日第189回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  質問の機会をいただき、ありがとうございます。  私は、議員になるまで弁護士として働いてまいりましたけれども、一般的に、普通に言いまして、皆さん、なかなか弁護士のところなんか行きたくないんですよね。弁護士のところに...全文を見る
○國重委員 今の答弁で、要は、支店までは特定する必要があるということでよろしいですね。口座番号までは必要ないけれども支店までは特定する必要があるということで、これが実務の現状ですので、費用をかけてでも、例えば、債務者の住居の近くの金融機関、これをじゅうたん爆撃的に、各金融機関、各...全文を見る
○國重委員 ありがとうございます。私も同意見でございます。  平成二十二年から二十六年の五年間で見て、債権執行申し立ては年間平均十一万件以上でございます。倒産執行申し立て、不動産執行申し立ては年間平均約四万件です。こういったことに照らし合わせましても、財産開示手続の申し立て件数...全文を見る
○國重委員 ありがとうございます。  副大臣、次の私の質問も含めて回答いただいたと思いますけれども、一応少しお話しさせていただきますと、日弁連が、大分前になりますけれども、二〇〇八年一月に実施しました財産開示手続に関するアンケートでも、財産開示制度について現状のままでよいとする...全文を見る
○國重委員 ありがとうございます。  今答弁いただいたような趣旨で、公租公課については民事再生の手続外というようなことになります。  実際、国税を滞納したり地方税を滞納したりする債務者の方もいらっしゃいます。こういった場合に、資料三をお配りしておりますが、この中で、納税の猶予...全文を見る
○國重委員 ありがとうございます。  私がこれまで民事再生手続申し立て、個人再生手続も含めて申し立てをしているときに、滞納している国税とか地方税があるというときに、このような猶予制度によって猶予をしていただける場合もあれば、非常に高圧的に一気に差し押さえをしてくるというような場...全文を見る
○國重委員 納税についての誠実な意思ということですけれども、これは、もちろんこれまでの納税の態度というのも一要素としては判断されるけれども、これからの態度というのも考慮されるということだったかと思います。  そうしたときに、やはり私は、そういったことを踏まえても、現場の実務とし...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。ぜひよろしくお願いいたします。  ちょっと時間が中途半端に残っているんですけれども、本当は、ストーカー対策についてそれぞれの関係省庁から伺おうと思っておりましたけれども、聞くとかなり時間がかかると思いますので、これについては次回の一般質疑の中...全文を見る
05月27日第189回国会 衆議院 法務委員会 第18号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  本日は、刑事訴訟法等の一部を改正する法律案について質疑をさせていただきますが、先ほど、若狭委員の方から、主として合意制度の導入に関してるる質疑がございましたので、私は、若狭委員の半分の持ち時間、三十分という限られた...全文を見る
○國重委員 さまざまな意見はあるでしょうし、また、本法律案の附則におきまして、施行後三年が経過した後に必要な見直しを行う旨の検討条項も設けられておりますが、可視化を法制化する第一歩として、まずは録音、録画の必要性が類型的に高い事件について、警察段階を含めて、身柄拘束中の被疑者の取...全文を見る
○國重委員 では、重ねてお伺いいたします。  例えば、裁判員裁判対象事件に当たらない傷害で逮捕、勾留中の取り調べにおいて、その件で殺意があったかどうか、裁判員裁判対象事件である殺人未遂にまで話題が及ぶような場合についても、録音、録画の対象になって取り調べの録音、録画がなされるこ...全文を見る
○國重委員 ありがとうございます。  可視化対象事件とならない小さい事件で逮捕、勾留して、その間に可視化対象事件の取り調べを録音、録画なしに行うことは認められないということが確認されたと思います。  次に、取り調べ室以外の場所で録音、録画の対象事件の取り調べが行われるような場...全文を見る
○國重委員 次に、大臣に伺います。  本改正案のように対象事件を限定すると、対象が余りにも狭過ぎる、四名の誤認逮捕者を出して、取り調べによって虚偽の自白が生み出されたPC遠隔操作事件のような、社会的に耳目を集めたような事件も対象とはならず、自白強要等による冤罪を防止するという可...全文を見る
○國重委員 ありがとうございます。  今大臣の方からもありましたし、先ほど若狭委員の方からも触れられましたけれども、今、法制度の導入前に、現場では、検察、警察がそれぞれ運用によって取り調べの録音、録画をしているという現状がございます。  そこで、伺います。現在、検察、警察は、...全文を見る
○國重委員 ありがとうございます。  検察は、公判請求が見込まれる身柄事件であって、被疑者の取り調べを録音、録画することが必要であると考えられる事件についても、運用として可視化の対象にしているということですけれども、いわゆる否認事件は運用として可視化の対象にしているんでしょうか...全文を見る
○國重委員 答弁ありがとうございます。  法制化前に、今回の改正法の対象事件以外の事件も含めて、検察、警察ともに取り調べの録音、録画がされている、これについては私は評価をしております。  その上で、否認事件は、やはり類型的に自白強要等の不当な取り調べが行われる危険性が高い事件...全文を見る
○國重委員 ありがとうございます。よくわかりました。個々の事件についての分析をしっかりとされている、これについては私も評価をいたします。  ただ、個々の事件の分析はある意味当然のことであって、これらの行き過ぎた不当な取り調べの問題の根っこは何なのか、包括的に問題点を検討して対策...全文を見る
○國重委員 林刑事局長がおっしゃっていることも一面ではわかりますけれども、そういった蓄積があれば、また、総合的、包括的にもぜひ検討していただきたいと思います。  最後に、あと一分少々で時間ですけれども、大臣に。  さまざまな不当な取り調べがあったことも事実でございます。検察、...全文を見る
○國重委員 以上で終わります。ありがとうございました。
05月28日第189回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  本日は、公職選挙法等の一部を改正する法律案について質疑をさせていただきます。  人口減少、少子高齢化社会の中で、社会保障制度の充実、また巨額な財政赤字、こういった日本政治が直面する大きな課題は、若者の未来に大きな...全文を見る
○國重委員 よくわかりました。  続きまして、本改正案におきましては、選挙権年齢は十八歳以上に引き下げられる一方、被選挙権の引き下げは規定されておりません。  現在、日本の国会議員の被選挙権は、衆議院議員が二十五歳以上、参議院議員が三十歳以上。また、都道府県知事は三十歳以上で...全文を見る
○國重委員 私も、この被選挙権については若干問題意識を持っていますので、またしっかりと取り組んでまいりたいと思います。  続きまして、学校における政治教育等についてお伺いしていきたいと思います。  本改正案が成立すれば、若い有権者が全国で約二百四十万人ふえることになります。十...全文を見る
○國重委員 今、諸外国の若者に対する政治教育に関して説明がございました。  そういったものも参考にしながら、踏まえながら、今回、十八歳選挙権を導入することに伴って、政治的中立性を確保しながら、今後、学校においてどのような政治に関する教育を行っていくことが重要と考えるか、お伺いい...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  私も、政治教育というと、かなりいろいろなところに偏ったりとか、非常に難しい問題もあると思いますけれども、政治参画の重要性、こういったことはこれまで以上に促進していく必要があると思います。しっかり私も議員の一人として取り組んでまいりたいと思...全文を見る
○國重委員 ぜひよろしくお願いいたします。  続きまして、先ほどの質問と若干かぶるところがあるかもしれませんけれども、お伺いいたします。  学校には、議員とか候補者の子供もいます。父親が市会議員選挙に立候補することになって、町じゅうにポスターが張られることになる。恥ずかしい思...全文を見る
○國重委員 続きまして、選挙犯罪等についての少年法との関係、特例に関してお伺いしたいと思います。  少年法の適用対象年齢は二十未満でございます。では、選挙権年齢を十八歳以上に引き下げた場合、十八歳、十九歳の未成年者の選挙犯罪にどのように対処するのか、さまざま議論がされたかと思い...全文を見る
○國重委員 よくわかりました。  それでは、今の質問に関連しましてお伺いいたします。  附則五条第一項におきまして、家庭裁判所は、当分の間、十八歳以上二十歳未満の者が犯した連座制の対象となる選挙犯罪の事件について、その罪質が選挙の公正の確保に重大な支障を及ぼすと認める場合には...全文を見る
○國重委員 ありがとうございます。  続きまして、ちょっと話題を、質問をかえて、現行の選挙人名簿の登録制度においては、十九歳から二十歳になる前の三カ月以内に転居した場合、これは選挙人名簿に登録されない。こうなれば、旧住所でも新住所でも選挙権を行使できないということになる今の現状...全文を見る
○國重委員 私も、今、北側法案提出者が言われたように、この不備については早急に解消していく必要があると思います。  時間が参りましたので、以上で質問を終わります。ありがとうございました。
05月29日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第18号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  きょうは、御多用な中、四名の参考人の皆様に当委員会までお出ましいただきまして貴重な御意見を賜りましたこと、心より感謝と御礼を申し上げます。  早速質問に入らせていただきます。  今回の改正法案は、特許を受ける権...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  その前提の上で、今まで、「相当の対価」ということに法文上なっていることで、さまざまな御苦労をされてきた。まだ言い足りない点、るるあると思います。私も、事前に資料を読ませていただいて、現場の御苦労というのは大変なものだなということも感じまし...全文を見る
○國重委員 改正法では、「相当の金銭その他の経済上の利益」ということになっておりますけれども、今の御意見を聞いて、川島参考人も思われるところがあるかもしれません。  従業員側、発明者側として、今回の改正によって、かえって発明者の権利、また対価請求権、もとあったものが切り下げられ...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  では、アインゼル参考人にお伺いいたします。  今、現場の声として、現行法の「相当の対価」、また改正法の「相当の金銭その他の経済上の利益」等についての話がございました。  ドイツとかフランス等では、こういった争いに関しては、使用者、発明...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  時間があと一、二分ということになっていますので、では、最後に中村参考人にお伺いしたいと思っていたんですけれども、時間がちょっと限られているので、端的にお答えいただきたいと思います。  知的財産教育協会中小企業センターが実施したアンケート...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  きょうは、四名の参考人の皆さん、現場の御意見を聞かせていただきまして、本当にありがとうございました。またしっかり頑張ってまいります。
06月11日第189回国会 衆議院 憲法審査会 第4号
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○國重委員 公明党の國重徹でございます。  まず、冒頭申し上げたいのは、昨年七月一日の閣議決定によっても、他国の防衛それ自体を目的とするいわゆる集団的自衛権の行使は認められない、武力の行使が認められているのは、あくまで自国防衛、自国民防衛に限られているということでございます。 ...全文を見る
06月12日第189回国会 衆議院 法務委員会 第23号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  本日は、刑事訴訟法等の一部を改正する法律案、そして先ほど委員長の方からもございました取り調べの録音、録画の創設に関して、きょうは質問をさせていただきたいと思います。  先日、六月十日に、布川事件の冤罪被害者である...全文を見る
○國重委員 上川大臣、また山谷国家公安委員長はともにごらんになったということですけれども、ぜひ、山谷国家公安委員長には、お忙しいのでなかなか時間をとって見るのは難しいかもしれませんけれども、特に桜井さんの意見陳述等に関しては、また改めてインターネット中継等でごらんいただければと思...全文を見る
○國重委員 それぞれ、上川大臣、また山谷国家公安委員長から言葉がございました。本当に今のお言葉、参考人の皆様のそれぞれの思い、意見というものをしっかりと受けとめて、これからの法制化、また適正な運用にしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  やはり、刑事司法というのはその人...全文を見る
○國重委員 今の御答弁の中で、制度対象事件以外の事件についても録音、録画を実施していくということは、運用として十分に考えられるという答弁でございました。  なかなか、警察というのは、私も今までやりとりしてきましたけれども、かたいというのがありますけれども、今、そういった方向性も...全文を見る
○國重委員 ちょっと、わかったような、わかっていないようなということで、私もそこまではまだ明確には理解できないんですけれども、先日、原宿警察署に視察に行かせていただきまして、非常に貴重な経験をさせていただきました。その中で、取り調べ監督官の方からもお話を丁寧に伺いました。非常に勉...全文を見る
○國重委員 わかりました。ぜひ、今後しっかりと、さらにさらに取り組んでいただきたいと思います。  今も申し上げましたとおり、平成二十六年では、約百四十五万件の被疑者取り調べのうち、監督対象行為となるのはわずかに三十二件。そうであれば、私は、こういった対象になる事件に関しては、取...全文を見る
○國重委員 私は、この件数自体も非常に微々たるものですし、先ほど御答弁いただいて、警察段階においても、対象事件以外にも積極的に運用として録音、録画を実施していく方向性というのも十分あり得るというようなことがありましたので、それほどの負担にもならないと思うんです。もちろん取り調べ担...全文を見る
○國重委員 わかりました。  被害者のプライバシー保護も極めて重要だと思います。  その一方で、被告人の防御権というものにも配慮しないといけない。被害者のプライバシー保護を踏まえた措置をしながら、被告人の防御権にも配慮した、こういった措置が適切に講じられていくことが重要だと思...全文を見る
○國重委員 わかりました。  では、時間が迫っていますので、次の質問に行きたいと思います。  取り調べの録音、録画の例外事由としまして、「被疑者が記録を拒んだことその他の被疑者の言動により、記録をしたならば被疑者が十分な供述をすることができないと認めるとき。」は、取り調べの録...全文を見る
○國重委員 ぜひよろしくお願いします。  済みません、時間が参っていますが、最後、大臣に、通告していますので、簡潔にお願いいたします。  本改正案の附則九条、ここには、施行三年後に取り調べの録音、録画等に関する制度のあり方について検討を加えるということになっております。  ...全文を見る
○國重委員 ぜひよろしくお願いします。  裁判員裁判は平成二十一年五月にスタートして、第一回会議はその年の九月に開始されております。非常に注目されている録音、録画制度ですし、メンバー構成も、幅広いメンバーとなるようにする必要もあるでしょうし、また、そういう検討会議の内容も、透明...全文を見る
06月17日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第23号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  本日は、貿易保険法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案について質疑をさせていただきます。  今日、我が国を取り巻く国際情勢、経済環境は大きく変化をしております。ISILの活動の活発化、また二〇一三年一月...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。よくわかりました。  さて、総理の指導のもと立ち上げられました経協インフラ戦略会議では、一昨年五月にインフラシステム輸出戦略が取りまとめられております。この中で、二〇二〇年に約三十兆円のインフラシステムの受注が政策目標として設定されました。そ...全文を見る
○國重委員 続きまして、先ほど岡下委員から、NEXIによる中小企業支援に対する取り組み内容の質疑がございました。  特殊な技術を持っている、また、サービス面でも有能な力を発揮している、こういった中小企業が今ふえております。こういった中小企業を支援していくことも、日本全体を引き上...全文を見る
○國重委員 今の副大臣の答弁にもございました。中小企業に対する支援を充実させる上では、NEXIの組織体制にも課題があります。  理事会での了承を得て配付させていただきました資料、これは二〇一三年十月末の経済産業省の資料でありますけれども、これによりますと、二〇一二年のNEXI職...全文を見る
○國重委員 ぜひ前向きな取り組みをよろしくお願いいたします。  最後の質問をさせていただきます。エネルギー輸入にかかわる貿易保険の充実についてお伺いいたします。  東日本大震災での福島原発事故以降、電力需要は不安定化し、LNGや原油等を初めとする鉱物性燃料の購入量は増加の一途...全文を見る
○國重委員 ぜひよろしくお願いいたします。  以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
06月19日第189回国会 衆議院 法務委員会 第25号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  本日は、刑事訴訟法等の一部を改正する法律案、中でも、証拠収集等への協力及び訴追に関する合意制度に関して質疑を行わせていただきます。  私は、これまでもこの合意制度に関してさまざま質疑がありましたけれども、今後の審...全文を見る
○國重委員 今、合意制度を導入する必要性についてお話がございました。  組織犯罪、振り込め詐欺等によって被害を受けている方たちがいらっしゃいます。また、消費者犯罪等は、繰り返しカモにされる高齢者の方もいらっしゃいます。私も、実務家のときに、そういった繰り返しその被害に遭われる、...全文を見る
○國重委員 必要性とともに、被害者等の心情、他方利益、こういったものにも配慮していくバランスが大事になってくると思います。  次に、いわゆる引っ張り込みの危険についてお伺いいたします。  合意制度の最大の問題点は、一定の恩典を与えるという約束によって、被疑者、被告人が他人の犯...全文を見る
○國重委員 今大臣の方から、御答弁の中で、協議、合意の過程に弁護人が関与することが適正性の担保になる旨の答弁がございました。  確かに、弁護人が関与することによって、合意制度による取引をしようとする被疑者、被告人の虚偽供述、また捜査機関のミスリード、これを防ぐ一定の効果はあるん...全文を見る
○國重委員 安心いたしました、今、確認させていただいて。私が弁護人としてこれから仕事をするかどうかわかりませんけれども、こういった制度が新たに導入されますから、やはり弁護人でも心配される方がいるかもしれません。  また、我々、法曹になると五年ごとに弁護士倫理研修というのがござい...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  条文だけからは必ずしも明らかではないので、今の答弁で少しはっきりした部分が出てきたかと思います。  この合意制度によって量刑相場からしてどの程度刑が軽減される約束がされていたのか、供述の動機にかかわる部分も含めて、これが裁判所にオープン...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  今の局長の答弁をもとに他の委員からまた質疑があるかもしれませんけれども、まず、土台設定ということで答弁をしていただきました。  では次に、被疑者、被告人が合意に違反して虚偽の供述を行った場合、これは五年以下の懲役に処せられることになって...全文を見る
○國重委員 よくわかりました。  では最後に、合意制度に関する録音、録画についてお伺いいたします。  引っ張り込みの危険に対処するために、協議、合意の過程も録音、録画すべきなんじゃないかという意見もございます。  ただ、私としては、協議、合意の過程については、弁護人が基本的...全文を見る
○國重委員 私は、繰り返しになりますが、これに関してはやはり録音、録画した方がいいと思っております。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。
07月01日第189回国会 衆議院 法務委員会 第27号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  きょうは、御多用の中、五名の参考人の先生方に当委員会までお出ましいただきまして、大変貴重な、示唆に富む御意見をいただきまして、私もお世辞抜きで本当に勉強になりました。心より感謝と御礼を申し上げます。  これも質問...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  私はちょっと検察の実務というのがなかなかわからないところがありますので、それぞれの御意見ということで聞かせていただきたいと思います。  ただ、郷原先生がおっしゃったように、形態はさまざまであるにしても、仮にそういったいわゆる事実上の司法...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  それでは、次に郷原先生にお伺いしたいと思います。  これはもう端的にお伺いしたいと思いますけれども、先ほど、いわゆる司法取引、合意制度の導入に関しては、総論としては賛成だけれども、各論としてはまだ改善すべき点があるんじゃないかというよう...全文を見る
○國重委員 私、まだ考えがまとまっていませんけれども、これまでは、やはり協議の過程に弁護人が関与しているので、被疑者から積極的に虚偽供述するのは、判断材料が十分ないのでなかなか防げないかもしれないですけれども、ただ、検察官のミスリードそれ自体は、弁護人がそこに存在することによって...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  二十分というのは早いもので、もう時間が参ります。笹倉参考人、今村参考人にも少しお伺いしたいことがありましたけれども、私の後に三人の委員からまた質疑があると思いますので。  先生方の御意見をしっかりと踏まえて、今後の審議に生かしていきたい...全文を見る
07月08日第189回国会 衆議院 法務委員会 第30号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  本日は、四名の参考人の皆様に当委員会までお越しいただきまして、貴重な御意見を賜りましたこと、心より感謝と御礼を申し上げます。  身柄拘束、人質司法についてのお話もございました。私も、弁護士として、今の人質司法とい...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  今、小池参考人がおっしゃった、公判前整理手続また期日間整理手続に付された事件に関しては、全面開示ではないけれども、類型証拠開示請求また主張関連証拠開示請求というのが認められたことによって、被告人の防御権というのは一定程度向上したということ...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。よく実務の運用ということを認識させていただきました。  続きまして、今般の刑事訴訟法の改正におきまして、検察官及び被告人、弁護人に、公判前整理手続また期日間整理手続の請求権が付与されることになっております。  これも、実務上の感覚、また、そ...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  確かに、今回、被告人、弁護人にも、公判前整理手続に付す、こういった請求権が認められることになりました。公判前整理手続に付されることになりますと、一定程度、類型証拠開示請求、主張関連証拠開示請求というのができるようになります。  ただしか...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  今、両名の参考人、類型証拠開示請求また主張関連証拠開示請求を求めていく上での手がかりになるというようなことで答弁をいただきました。  私は、これは非常に大きな意義はあると思っております。それとともに、これは、類型証拠、主張関連証拠の手が...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  私も、今回の証拠の一覧表の交付というのが十分なのかと言われると、十分ではないのかもしれない。ただ、先ほど言った政府の答弁との関係もあるとは思うんです。検察官がやはり恣意的に書くと、後で紛議が起きる可能性もあるというのも私は理解できないわけ...全文を見る
○國重委員 以上で終わります。ありがとうございました。
07月10日第189回国会 衆議院 法務委員会 第31号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  きょうは、堀江参考人、お忙しい中、当委員会までお越しいただきまして、実体験に基づく貴重なお話を賜りましたことを感謝申し上げます。ありがとうございます。  私は、若狭委員と違いまして、検察官ではなく弁護士ですので、...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  今、土日等に固めて取り調べをされて、そこで追い込まれるというような趣旨の話がありました。私も刑事弁護の経験から、無罪を主張していた被疑者がいましたけれども、私が一日だけ、ちょっと九州の方に出張で、どうしても接見できない日がありまして、その...全文を見る
○國重委員 以上で終わります。  ありがとうございました。
07月14日第189回国会 衆議院 法務委員会 第32号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  本日は、通信傍受の対象事件の範囲の拡大等について質問させていただきます。基本かつ重要と思われる事項についてできる限り多くの質問をしたいと思っておりますので、簡にして要を得た答弁をよろしくお願いいたします。  まず...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  今、大臣から、犯罪の重大性と通信傍受の必要性、有用性、この二つの観点から対象犯罪を選定している、こういった旨の答弁がございました。  そこで、まず、犯罪の重大性、つまり、現に一般国民にとって重大な脅威となり、社会問題化している犯罪なのか...全文を見る
○國重委員 次に、窃盗、強盗関係の罪、詐欺、恐喝関係の罪は、現に一般国民にとって重大な脅威となり、社会問題化していると言える実情にあるのか、その立法事実について伺います。
○國重委員 それでは、児童ポルノ関連犯罪は、現に一般国民にとって重大な脅威となり、社会問題化していると言えるのかどうか、その立法事実について伺います。
○國重委員 冒頭の大臣答弁で、対象犯罪の選定に当たっては、犯罪の重大性とともに、通信傍受の必要性、有用性、この二つの観点から判断する必要があるという答弁でありました。そして、新たに追加される対象犯罪についての犯罪の重大性について、これまで答弁をいただきました。  そこで、次に、...全文を見る
○國重委員 今、対象犯罪を拡大する立法事実について伺いました。  ただ、立法事実があるとしても、通信の秘密、プライバシーを不当に侵害してはならないことは当然でありまして、現行通信傍受法におきましても、傍受令状の発付要件として、さまざま要件が定められております。  傍受令状の要...全文を見る
○國重委員 通信傍受が適正に行われるために立会人による立ち会いが義務づけられているということですが、通信傍受の際に立会人が必要とされることで通信事業者は現実にどのような負担をこうむっているのか、警察庁に伺います。
○國重委員 では、そのような負担をこうむっている通信事業者が立ち会いをしたことによる対価、場所を提供したことの対価は現実に支払われているのかいないのか、答弁を求めます。
○國重委員 現行通信傍受法十二条一項におきまして、通信事業者を立ち会わせることができないときは地方公共団体の職員を立ち会わせなければならないと定められておりますが、通信事業者の立ち会いができず、地方公共団体職員の立ち会いによって傍受を実施した事件数はどの程度あるのか、警察庁に伺い...全文を見る
○國重委員 約三割の事件で通信事業者の立ち会いがかなわなかったというような答弁でありました。  では次に、現行通信傍受法十二条二項で、「立会人は、検察官又は司法警察員に対して、当該傍受の実施に関し意見を述べることができる。」とされております。この法文に基づいて立会人が傍受の実施...全文を見る
○國重委員 わかりました。  では、傍受令状が発付されたにもかかわらず、立会人を確保することができなかったため、これは通信事業者のみならず地方公共団体の職員も含みますけれども、こういった立会人を確保することができないで、傍受ができずに捜査に支障があった事例は、これまで過去の事例...全文を見る
○國重委員 立ち会いによる通信事業者の負担、また、立会人が確保できずに傍受ができなかった、こういったことに鑑みると、傍受手続を合理化する必要性については、私は一定の理解ができないわけではございません。ただし、いろいろな制度を考える際には、必要性とともに許容性も検討しなければならな...全文を見る
○國重委員 そうしますと、傍受の適正を担保する特定電子計算機が重要な肝となってまいりますが、改正法案二十三条二項で求められている機能を備えた特定電子計算機が実際に用いられることをどのようにして確保するのか、法務当局に答弁を求めます。
○國重委員 それでは、特定電子計算機を用いる新たな制度のもとで、警察は、傍受の適正を担保するためにどのような技術的措置を検討しているのか、警察庁に伺います。
○國重委員 では、警察で検討している技術的措置で傍受の適正性を担保できるとなぜ言えるのか、答弁を求めます。
○國重委員 ありがとうございました。  私は、きょう、広く質問をしまして、またこの質問をもとに各委員から深掘りしていただきたいと思っておりますが、先ほど、通信傍受の要件を飛ばして質問しましたので、戻って質問させていただきたいと思います。  現行通信傍受法においては、傍受令状の...全文を見る
○國重委員 令状の発付要件を満たすかどうか、これについては最終的には裁判所が判断するにしても、改正法案におきましては対象犯罪が拡大されているわけですから、捜査機関側でもこれまで以上に補充性をしっかりと吟味して、ほかの捜査手法がしっかりと尽くされたということで、本当に補充性があると...全文を見る
○國重委員 以上で終わります。ありがとうございました。
07月29日第189回国会 衆議院 法務委員会 第33号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  本日は、五名の参考人の皆様に当委員会までお出ましいただきまして貴重な御意見を賜りましたこと、心より感謝と御礼を申し上げます。  先ほど、同じ与党議員である山下委員の方より種々質問がございました。最後の質問も含めて...全文を見る
○國重委員 お二人の参考人、ありがとうございました。  今、それぞれの御意見で、必要性に関しても、否定的、また、やや否定的な御意見でありました。  ただ、今回、通信傍受について私もさまざま、まあ、お二人の参考人に比べれば、今までの経歴に鑑みれば私はまだまだ浅学非才だと思います...全文を見る
○國重委員 それでは、引き続き川出参考人にお伺いしたいと思いますけれども、先ほど川出参考人は、国民の権利利益の侵害の程度という観点から考慮されているというようなお話がありました。私も、振り込め詐欺等に関しては、先ほど来、話に出ています、組織の首謀者等を摘発するためには、やはりこう...全文を見る
○國重委員 済みません、また川出参考人になりますけれども、今回対象犯罪が拡大されたものについては、一定の組織性の要件がつけられております。これについて、通信自体、少なくとも二名以上の者の間に存在するものである以上、行為態様の限定にどれほどの意味があるのか疑問を感じざるを得ないとい...全文を見る
○國重委員 次に、山下参考人にお伺いしたいと思います。  現行通信傍受法では、傍受の実施の際に通信事業者等の立ち会いが必要とされておりますけれども、改正法案においては、この立ち会いが不要とされております。  先ほども少しお話ししていただいたと思いますが、改めてお伺いします。 ...全文を見る
○國重委員 今の山下参考人の意見に対して、川出参考人、意見をお伺いしたいと思います。
○國重委員 以上で質問を終わります。  きょうは、五名の参考人の皆様、貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。
08月26日第189回国会 衆議院 法務委員会 第37号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  本日は、矯正医官の兼業及び勤務時間の特例等に関する法律案について質疑をさせていただきます。  一昨年の四月、私が議員になって初めての予算委員会の分科会で、刑事施設における常勤医師が慢性的に不足している現状、定員に...全文を見る
○國重委員 ぜひよろしくお願いします。  広報も大事だと思いますし、先ほど言ったキャリアアップにつながるような仕組み、こういったことを考えていくことも重要だと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。  続きまして、矯正医官の方を孤立させない、共助し合える取り組みについて伺...全文を見る
○國重委員 ぜひよろしくお願いいたします。  続きまして、女性医官の積極的な登用について伺います。  今、お医者さんのうち約二割が女性です。そして、近年、女性の社会進出に伴って、医師における女性の割合が高まっております。現在、医学部生の約三分の一が女性です。より詳細に言います...全文を見る
○國重委員 大臣も女性大臣ということで、ぜひ、女性医官の促進に関しても十分な配慮をした上で取り組んでいただきますよう、よろしくお願いいたします。  次に、矯正施設における矯正医官以外のその他の医療従事者に関してお伺いします。  医療につきまして医師のみに負担がかかるとすれば、...全文を見る
○國重委員 ぜひよろしくお願いいたします。  医師不足は、矯正施設だけではなくて、社会全般の課題でございます。  我が党の難民政策プロジェクトチームが本年四月一日、上川法務大臣に、難民認定制度の改善に向けた申し入れをさせていただきました。その中で、全国三カ所ある入国管理センタ...全文を見る
09月04日第189回国会 衆議院 法務委員会 第39号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  本日は、死因究明制度に関してお伺いをしていきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。  今から三カ月前の本年六月四日付の毎日新聞の朝刊に、昨年十一月以降、京都、大阪で相次いで発覚した青酸化合物による連続殺...全文を見る
○國重委員 今、大臣からも前向きなお言葉をいただきました。  さきの刑事訴訟法等改正案の審議におきましては、先ほども申し上げましたとおり、合意制度、いわゆる司法取引、また通信傍受の対象犯罪の拡大、これについてはさまざまな課題、問題点等も審議の中で与野党の各委員から御指摘もあった...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  今、代行検視が多いというような答弁でありました。私も、現場の方のお声を聞きますと、ほとんどが代行検視がされていると。刑事収容施設で亡くなった場合には検察官が検視をするんだけれども、それ以外の場合は、ほとんどと言っていいほど警察が検視を行う...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  検視官の増員ということも、ここ近年で見ますと、本当に数人単位でふえているにすぎないということでございます。これは、きのう資料をいただきまして確認をさせていただきました。ただ、警察も今、マンパワー不足の状態のこともあると聞いておりますので、...全文を見る
○國重委員 協議を行っているということなんですけれども、これは、閣議決定は去年の六月にされておりまして、もう既に一年以上が経過しております。やはり、この死因究明制度をしっかりと推し進めていく上でも、こういったものについても、目標時期等も定めて、しっかりと取り組んでいただきたいと思...全文を見る
○國重委員 今、それぞれ警察庁、法務省から答弁がありました。何かきちっとした明確なルールというよりは、必要に応じて試料を保管する、こういったことが現状であると思います。  ただ、やはり現実に犯罪の見逃しというようなことが事例として起きていることは事実ですし、また、検査についてど...全文を見る
○國重委員 今、あっさりと、協議をしているところですというのがあって、これは、私も、きのうもさまざま意見交換をさせていただきました。大分前からこれについては協議をしているということですけれども、この死因究明制度に関して、時津風部屋事件とパロマ事件とが起こって社会問題になって、今、...全文を見る
○國重委員 この地域間格差の是正に関しても、これは、今取り上げた問題ではなくて、もう数年前から言われ続けている問題ですので、これについても、今答弁でもありましたけれども、都道府県警察への指導等、ぜひよろしくお願いいたします。  続きまして、司法解剖謝金、検査費等に関してお伺いし...全文を見る
○國重委員 私がきのう聞いたところによりますと、今回からはしっかりと時間も入れて予算の確保に努めていくということも聞いております。ぜひよろしくお願いいたします。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。
09月25日第189回国会 衆議院 憲法審査会 第5号
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○國重委員 公明党の國重徹でございます。  意見陳述者の皆様、本日は御多用の中、地方公聴会に御出席いただきまして、貴重な御意見を賜りましたこと、心より感謝と御礼を申し上げます。  先ほど来、昨年七月の閣議決定、また、今般の平和安全保障法制についての憲法適合性、これに関してのさ...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  続きまして、意見陳述者で唯一の女性であり母でもある竹田昭子さんにお伺いしたいと思います。  高知県は全国でも高齢化が進んでおりますが、高知県が抱える課題は将来の日本全体の課題であるとも言えます。若者の将来に大きな影響を与えるものだと思っ...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  皆様からいただいた貴重な意見をもとに、党内でもしっかりと憲法論議を深めてまいりたいと思います。  以上をもちまして私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。