國重徹

くにしげとおる

小選挙区(大阪府第五区)選出
公明党
当選回数4回

國重徹の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第193回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  きょうは、経済、健康、人権という観点から、大きく三点にわたってお伺いしたいと思います。  まず一点目、経済の観点から、事業承継に関してお伺いをいたします。  現在、中小企業の経営者の年齢のピークは六十六歳、一方...全文を見る
○國重委員 今、麻生大臣がおっしゃったとおり、地域の産業、雇用、生活基盤、コミュニティー、こういったものを支えているのが中小・小規模企業ですので、今さまざまな取り組みをされておりますけれども、今後も引き続きよろしくお願いいたします。  さて、地元を回っておりますと、事業承継につ...全文を見る
○國重委員 ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。  その上で、今大臣がおっしゃられた事業承継ネットワーク、これは、事前に聞いたところによりますと、まず来年度は二十程度の都道府県でやっていくということですけれども、本当に時間との勝負でもありますので、スピードアップ...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。事業承継また廃業の円滑化、いずれも重要な課題ですので、ぜひよろしくお願いいたします。  続きまして、健康の観点から、偽造医薬品の対策強化についてお伺いいたします。  資料二をごらんください。  先日、C型肝炎治療薬ハーボニー、薬価は二十八...全文を見る
○國重委員 今回のような事案というのは、我が国においても初めてのことでもありますし、また人命にかかわることでもありますので、緊張感を持って、早期にこの取り組みをしっかりとやっていただきたいというふうに思います。  次に、インターネットを通じた医薬品の販売についてお伺いいたします...全文を見る
○國重委員 ぜひ、これまで以上の対策の強化をよろしくお願いいたします。  偽造医薬品というのは、命とか健康被害のリスクのほかに、麻薬とか武器取引に比べて隠匿、密輸が簡単だということで、犯罪組織の資金源になっているとも言われております。偽造医薬品はネットを通じて海外から入ってくる...全文を見る
○國重委員 これについてもぜひよろしくお願いいたします。  これまで、経済また健康という観点から質問をしてまいりました。最後に、人権の問題、性的マイノリティー、性的指向、性自認に関する理解促進等についてお伺いをいたします。  今般、人事院は、省庁でのセクハラ防止に関する規則の...全文を見る
○國重委員 ぜひ、この研修につきましても、形式的なものではなくて、実質的な、本当に意味のある、そういったものにしていただきたいというふうに思います。  性同一性障害を含めて、性的マイノリティー、本当にこの社会の中で生きづらさを感じている、苦しんでいる、こういった方たちは多くいら...全文を見る
02月22日第193回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○國重分科員 公明党の國重徹でございます。  大臣、本日は長時間の委員会、本当にお疲れさまでございます。また、きょうはよろしくお願いいたします。  私の方からは、きょうは、まず耳のこと、いわゆる難聴についてお伺いしてまいりたいと思います。  私、議員生活四年二カ月になりまし...全文を見る
○國重分科員 ぜひ、今大臣、その決意のままに、しっかりと地方の取り組みも後押しして進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  続きまして、障害に至らない難聴の支援に関して幾つか伺っていきたいと思っております。  今、医療とか介護とかに関しては、予防という...全文を見る
○國重分科員 一歩前進の取り組みだとは思っております。私も事前に、今おっしゃられた内容の書面を見させていただきましたけれども、確かにこれまでとは変わった、だけれども、なかなかこれだけでは、私が見させていただいた感触として、本当の実態調査になるかといったら、やはりまだまだ不十分な点...全文を見る
○國重分科員 今るる御答弁いただきまして、ありがとうございました。  ただ、私が事前に厚労省の皆さんとやりとりしているときには、正直言って余り把握していないなというのが、私の受けとめた実感でございます。やはりこれはしっかりと取り組んでいかないといけないと思います。まだまだ不十分...全文を見る
○國重分科員 ありがとうございました。  最後、何かちょっと歯切れの悪い答弁ではありましたけれども、これについても本当にしっかりと検討をしていただきたい。私、予算委員会の分科会、これは毎年あれば、継続的にしっかりとこれについても確認をしていきたいと思いますので、ぜひ本当に真剣な...全文を見る
○國重分科員 ぜひ、この早期発見の取り組み、これは大事だと思います。何か客観的な判定があれば病院に行こうというふうにも思うでしょうし、血圧をはかるものとかはいろいろなところに置いていて、ちょっとこう上がったりして、ああ、自分の調子が悪いとかいうようなことはわかりますので、ぜひ、今...全文を見る
○國重分科員 ぜひ大臣、大臣でなければできないことだと思いますので、よろしくお願いします。  連携というか、何か、俺がこの日本の難聴問題は解決するというような熱い思いを持った、一人でも構わない、そういった人、部署でなくても、そういったものができるような体制づくりをぜひよろしくお...全文を見る
○國重分科員 大臣、ぜひこの人的な育成の数をかなり力を入れてやっていただきたいということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
02月24日第193回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  きょうは、大きく二点、子供たちの保育、教育における安全の問題、そして天下り問題、この二点についてお伺いしてまいります。  まず一点目、子供たちの保育、教育における安全の問題についてお伺いしてまいります。  子供...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  大事な課題ですので、私どもとしてもさらに力を入れて取り組んでまいりたいと思います。  次に、天下り問題についてお伺いをいたします。  第一次安倍政権時の平成十九年六月、国家公務員法を改正して公務員制度改革を行いました。組織ぐるみのあっ...全文を見る
○國重委員 今、総理、徹底的にやるということでおっしゃられました。やはり、悪いものは悪い、だめなものはだめなんだというようなことで、中途半端ではなくて徹底的に、この再発防止に向けて総理の強いリーダーシップで取り組んでいただきたいと思います。  次に、多くの外部有識者を入れた今回...全文を見る
○國重委員 国民の皆様から見て信頼に値するものとなるよう、ぜひ、大臣、襟を正して取り組んでいっていただきたいと思います。  また、報道では、元外交官が文科省人事課のあっせんを受けて大学の特任教授に再就職していた、こういうことも報じられております。調査において、今、全省庁やってお...全文を見る
○國重委員 ぜひよろしくお願いいたします。  言うべきときに言うべきことをどんどん言い切っていく、そうでないと不正や悪は防げない、かえって増長し、蔓延してしまいます。  我が党では、今月一日に国家公務員再就職問題調査委員会を立ち上げまして、再発防止に向けた議論を鋭意進めている...全文を見る
03月07日第193回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  本日は、法務委員会でことし初めての質問となります。大臣、副大臣、政務官、またよろしくお願いいたします。  平成二十九年度の予算案、法務省予算は、前年比で八十三億七千百万円の増額、裁判所予算は、前年比二十四億三百万...全文を見る
○國重委員 この新潟少年学院、今、受験コースがスタートしてまだ二年弱ですけれども、徐々に、着実に成果があらわれつつあるということでした。  先ほどの記事の中には、この受験コースの授業を受けて高卒認定試験に全科目合格した生徒の思いがつづられております。「安心して失敗できた。わかる...全文を見る
○國重委員 さまざまな取り組みをしていることがわかりました。ぜひ、これからもしっかりと前に推し進めていっていただきたいというふうに思います。  大臣、大臣は優秀な大学も卒業されて、また旧大蔵省の方に入られて、非常に、いわゆるエリートコースを進んでこられたと思いますけれども、こう...全文を見る
○國重委員 ぜひよろしくお願いします。  今、大臣自身の言葉で御答弁いただいたことを私はうれしく思います。きょうは細かい法律論を私は聞くつもりはありませんので、思いに対して思いで、大臣の言葉で、ぜひ答えていただければというふうに思います。  次に、少年非行を犯す少年の中には、...全文を見る
○國重委員 決して少ないと言える数字ではないと思います。  そうしますと、その少年それぞれの特性に応じた支援、処遇をしていくために、矯正局、少年院としてはどのような取り組みをしてきたのか、またしているのか、これについてお伺いします。
○國重委員 ありがとうございました。  発達障害の障害の出方、特性の出方も一人一人違うので、発達障害を一くくりとして、それに対する万能なプログラムというのはないとは思いますけれども、より充実した取り組みをして、きめ細やかな処遇ができるように、ぜひよろしくお願いいたします。  ...全文を見る
○國重委員 いかに社会に、また福祉につなげていくか、ここが重要ということで、今後、引き続きしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  大臣、ある自立援助ホームで寮母をされてきた方がこのように話されていたそうです。  非行少年の心の中は糸が複雑に絡み合っている状態、生きる力...全文を見る
○國重委員 大臣、私もこの分野は引き続き力を入れて取り組んでまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。  次に、大きな二点目の、更生保護施設の人的体制の強化、これについてお伺いします。  再犯防止の鍵になる二つの大きなポイント、これは住居と仕事の確保でございます。...全文を見る
○國重委員 大きな前進だというふうに思います。  ただ、常勤職員がふえた施設と非常勤職員しか増員できなかった施設があるということで、やはり、常勤と非常勤では、業務の内容も、また賃金も、また身分の安定性、こういったことも違ってまいります。そうしますと、今、更生保護施設のマンパワー...全文を見る
○國重委員 大臣、さらなる支援、ぜひよろしくお願いいたします。  以上で終わります。ありがとうございました。
03月21日第193回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○國重委員 公明党の國重徹でございます。  本日は、裁判所法の改正案等について質疑をさせていただきます。  今、法曹志願者が年々減少している、激減している。具体的には、平成十六年度に七万人を超えていた法科大学院志願者は、平成二十八年度はついに一万人を割りまして、約八千三百人ま...全文を見る
○國重委員 今、修習給付金を支給することとした理由について述べていただきました。これは我々、骨太の方針の中に入れることに対しては非常に力を注ぎましたけれども、もちろん、これは与党も頑張りましたし、また野党の皆さん、またそれ以外の市民の皆さん、多くの方たちが頑張った結果だと思ってお...全文を見る
○國重委員 制度設計、その金額について今お答えいただきましたけれども、それでは、今後の修習給付金の金額水準の見直しのあり方について、制度設計を担った法務省としてどのように考えているのか、答弁を求めます。
○國重委員 私は、今回の修習給付金、基本給付金が月額十三万五千円、また住居給付金が三万五千円、これについて、まだまだ不十分だというような意見があることは承知しておりますけれども、今回の修習給付金というのは大きな前進だと思っております。いろいろ意見があるかもしれないけれども、この法...全文を見る
○國重委員 今、修習専念義務の話が出ました。司法修習生は公務員ではない、また公務に従事するわけでもない、その上で、立法政策として、今の修習専念義務をいろいろ勘案して、国民の税金を使って修習給付金を支給するわけです。  今も司法修習生は司法修習をしっかりとやっていることと思います...全文を見る
○國重委員 それでは、新たな懲戒措置である修習の停止がされている間、修習給付金は支給されるのか、答弁を求めます。
○國重委員 今の答弁で、支給はされない、ただ、修習停止の期間は短期間であることが予定されているというような答弁がありましたけれども、では、修習停止の期間、具体的にどの程度の期間を想定しているのか、お伺いいたします。
○國重委員 非常にテンポよく質問が進んでおりますので、更問いでいきたいと。私も、もっと質問したいことがあったんですけれども、質問通告が九問、十問程度でやっておりましたので。  まだ、あと質問はあるんですけれども、今のところで、では、例えば停止になった場合、何らかの事情で修習停止...全文を見る
○國重委員 それでは、少し質問を前に戻っての更問いでしたいと思いますけれども、先ほど、給付型奨学金と比較しての修習給付金、なぜ一律に支給されるんだということで質問させていただきましたけれども、例えば公認会計士とか、ほかの資格においてもこのような修習に似たような研修制度というのはあ...全文を見る
○國重委員 それでは、次の質問に移ります。  昨年十二月の法務省、最高裁判所、日本弁護士連合会による確認では、修習給付金制度の創設とともに、司法修習を終えた者による修習の成果の社会還元を推進するための手当てを行うことが確認されております。  現在のこの厳しい財政状況下において...全文を見る
○國重委員 弁護士会ではこれまで、私もやってきましたし、無料法律相談とか、あと、国選弁護とか、例えば出張の法教育授業とか、このようなさまざまな公益活動というのをやってきたことと思います。弁護士は、基本的人権の尊重と社会正義の実現を使命として、これまでも社会還元活動を自主的、積極的...全文を見る
○國重委員 ぜひよろしくお願いします。これにつきましては、私も、本当に喫緊の課題で、次々と手を打っていかないといけない課題だと思っております。私も、よりよい法曹養成制度に改革できるように、これまで以上に真剣にこの問題に取り組んでいくことをお約束し、私の質問を終わります。  あり...全文を見る
03月24日第193回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  きょうは、三名の参考人の皆様に、御多用の中、当委員会までお越しいただきまして、貴重な御意見を賜りましたこと、心より感謝と御礼を申し上げます。  中矢参考人の御意見も非常に参考になりました。その上で、きょうは法曹養...全文を見る
○國重委員 お二人の参考人、ありがとうございました。  一般の受験生とはちょっと違う、やや、どちらかというとマイノリティーの部類の受験生だったかと思いますけれども、では、その上で、今の法曹養成制度、今の法科大学院また司法試験制度であれば、今お二人が大学生または社会人だったとして...全文を見る
○國重委員 今、郷原参考人は、時間的にも経済的にも無理だったという、理由も付加されて答えていただきました。  では、角田参考人、目指さなかったんじゃないかというような結論を言われましたけれども、なぜそう思われますか。
○國重委員 その上に立って、どう改善していくのかということを、お二人の具体的な実体験に基づいて今言っていただきましたので、より皆様にわかっていただけるようになったかなと思うんですけれども。  よくここで言われるのが、法科大学院ができて時間もお金もかかるようになった。確かに、私も...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  では次に、先ほど郷原参考人は、需給関係の発想で、数をふやせば事件もふえるというような安易な発想での法曹養成制度改革だったというような旨のお話をされたかと思います。ここを見直していくべきなんだということであれば、合格者はもともと三千名を目指...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  では最後に、角田参考人と郷原参考人にお伺いしたいと思いますけれども、先ほど、いわゆる谷間世代、貸与制のもとで司法修習を学んだ方たちに対する何らかの経済的支援なり配慮なりということが必要なんじゃないかというようなことがあったかと思います。角...全文を見る
○國重委員 大変参考になりました。  以上で終わります。ありがとうございました。
03月31日第193回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  修習給付金の創設を盛り込んだ今般の裁判所法の改正案、先日の質疑でも申し上げましたとおり、私は評価をしております。その上で、法曹志願者の激減している現状をいかに打開して改善していくのか、私は、この問題、非常に悩ましく...全文を見る
○國重委員 要は、弁護士ニーズに対する甘い見通しがあったことは、これは事実だと思います。この点については、私は深く反省しないといけないところだと思っております。  弁護士数をふやした結果、就職難がふえた、また経済的に不安定になった、このような事実がありますけれども、ただ、この就...全文を見る
○國重委員 今、改善傾向があるということを聞きました。私も日弁連の方とも少しやりとりさせていただいたところによりますと、今六十八期まで出ましたけれども、六十九期の未登録者数の割合、これについてはさらに改善傾向にあるということも聞いております。  現実は現実として厳しく受けとめつ...全文を見る
○國重委員 今でも相当な支援というのはしていただいているところだと思いますけれども、やはり学生が不安に思っている現状がございます。さらなる支援をどうかよろしくお願いいたします。  今、経済的負担についての答弁をいただきましたけれども、時間的負担の大きさについても、これは指摘がさ...全文を見る
○國重委員 またこの時間的負担の軽減については、我々としてもしっかりと考えてまいりたいと思います。  最後の質問になります。  法科大学院の入学者のうち、当初は既修者よりも未修者が多くいました。それが今や逆転をいたしまして、しかも未修者コースのうち法学部出身者が七割以上という...全文を見る
○國重委員 法科大学院制度のための法曹養成ではない、法曹養成のための法科大学院制度なんだ、このことを念頭に、今後しっかりとまた取り組んでいただきたい、また、我々も取り組んでいくということをお約束して、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
04月06日第193回国会 衆議院 本会議 第17号
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○國重徹君 公明党の國重徹です。  私は、公明党を代表し、ただいま議題となりました組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案について質問をいたします。(拍手)  近年、テロ組織が勢いを増しております。世界各地で過激なテロが頻発し、我が国も、テロ...全文を見る
04月14日第193回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  国会において与野党ともに共通した貴重な資源、これはいろいろあると思いますけれども、その大きな一つが私は時間だというふうに思っております。しかも、この質疑時間に関しましては、我々与党は野党の皆様に比べて時間がどうして...全文を見る
○國重委員 一般論として、一般の生業を営んでいるような会社が毎年脱税を繰り返していたとしても、組織的な犯罪集団には通常当たらないという答弁でございました。  一方で、政府の見解として、もともと正当な活動を行っていた団体についても、団体の結合の目的が犯罪を実行することにある団体に...全文を見る
○國重委員 今、盛山副大臣から御答弁をいただきました。  つまり、一変したということで、変化のプロセス、ここに着目するのではなくて、犯罪の成否が問題とされる当該事案の時点で組織的犯罪集団に当たるかどうか、この判断をするということなんだと。プロセスではなくて、結果を重視しているん...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  今、林刑事局長から答弁をいただきましたけれども、かつて正当な目的で活動していたということは、組織的犯罪集団に当たるかどうかを判断する、また認定するに当たって、有力な消極的事情になるんだ、マイナス事情になるんだという答弁をいただきました。 ...全文を見る
○國重委員 今、犯罪を反復継続しているような場合ということが例示として挙げられたかと思います。  それでは、さらに、林刑事局長、反復継続していれば必ずこの組織的犯罪集団に当たるのかどうか、これに関してお伺いをいたします。
○國重委員 ありがとうございました。  今、組織的犯罪集団を認定するに当たっての有力な消極的な事情、また積極的な事情、こういったものを絡めて御答弁をいただきました。  では、次の質問に移ります。  テロ等準備罪の捜査の端緒をつかむためには、捜査機関が常時監視していないとでき...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  何か盗聴等をずっとやっていて、常時監視して捜査の端緒をつかむというのではなくて、別の事件の犯罪の捜査等からそのような捜査の端緒をつかんでいくというような答弁をいただきました。  そして、そのような捜査の端緒に基づいてテロ等準備罪の嫌疑が...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  つまり、捜査の端緒をつかむという点において、常時監視するということはない、一億総監視社会になるなどということはないということを申し上げまして、本日の私の質問を終わります。  ありがとうございました。
04月19日第193回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  本日は、いわゆるテロ等準備罪を創設する組織的犯罪処罰法の改正案について質疑をさせていただきます。  先ほどの宮崎委員の質疑におきまして、本法案を早期に成立させる必要性について、安倍総理にるる御答弁をいただきました...全文を見る
○國重委員 適正な運用に向けた力強いリーダーシップ、総理、ぜひよろしくお願いいたします。  国民の不安、懸念を払拭すべく、私も、私の責任として、その運用の前提となる本法案固有の議論を中心に、当委員会で真摯な審議をしていくことをお約束申し上げまして、私の総理に対する質疑を終わらせ...全文を見る
○國重委員 本日二度目の質問に立たせていただきます。公明党の國重徹でございます。  テロ等準備罪を創設する組織犯罪処罰法の改正案について質疑をさせていただきます。  先般の本会議質問におきまして、私は、本法案について広く全般的な質問をさせていただきました。また、先週の当法務委...全文を見る
○國重委員 今、刑事局長の方から、具体的かつまた現実的な合意が必要なんだという旨の答弁がありました。  それでは、テロ等準備罪の計画とは一体どの程度の具体性、現実性が必要なのか、林刑事局長に答弁を求めます。
○國重委員 かつては、居酒屋で上司を殴ってやろうと意気投合したような場合もこれは犯罪に当たるというような批判がありましたけれども、やはりこの計画というのは具体性、現実性ある計画でなければいけないので、これは全く当たらない、このことは私は明白だと思います。  それでは、例えば著作...全文を見る
○國重委員 今刑事局長から、著作物が特定されていることが必要なんだという答弁がありました。  私はこれは当然のことだと思います。この罪は親告罪ですので、告訴人が特定できる程度に計画がなされていなければ、親告罪である以上告訴ができない、処罰することがそもそもできないということにな...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  今、練馬事件判決ですか、最高裁判決のリーディングケースについて御答弁いただきました。共謀共同正犯の共謀については、起訴状に日時とか場所とかまたは内容の詳細を一々具体的に特定して記載する必要はないということでした。  こういうことから、私...全文を見る
○國重委員 確認ですけれども、先ほど、共謀共同正犯においては起訴状に共謀の上と書くことだけで足りていたわけですけれども、テロ等準備罪においては、計画の上というようなものは許されないということでいいですね。
○國重委員 訴因の特定につきまして、テロ等準備罪の計画は共謀共同正犯の共謀に比べてより具体的に特定しなければならない、このことを確認させていただきました。いろいろな御意見はあるかもしれませんけれども、私は、こういった構成要件の中身を一つ一つやはりきちっと確認していくことが大事だと...全文を見る
○國重委員 今回、実行準備行為をつけ加えたことによって、内心を処罰するものでないことがより一層明確になったというようなことも今おっしゃられました。  では、この実行準備行為というのは一体何なのか、その意味について林刑事局長にお伺いいたします。
○國重委員 今、実行準備行為とは何なのかということについて詳細にるる答弁をいただきました。その中で刑事局長が触れられました、「その計画に基づき」ということを今その一つのファクターとしておっしゃいましたけれども、では次に、この実行準備行為は「その計画に基づき」となっておりますけれど...全文を見る
○國重委員 今、「その計画に基づき」というのは、計画において合意された具体的な内容を踏まえて、客観的に、それを基礎として行われたものが必要であるという旨の答弁だったと思います。  それでは、具体例として、例えば、ある者を毒殺する計画を立てたところ、計画を立てたメンバーのうちの一...全文を見る
○國重委員 今、刑事局長から具体的に答弁をいただきましたが、実行準備行為というのはその計画との関係で決まってくるんだ、計画と実行準備行為との関係性が極めて重要なんだという旨の答弁をいただいたかと思います。  次に、この実行準備行為の法的性質についてお伺いいたします。  この実...全文を見る
○國重委員 今の林刑事局長の答弁で、このテロ等準備罪の実行準備行為が構成要件であるということを明確に示していただきました。  このように、実行準備行為が構成要件であるという以上、実行準備行為がなければ逮捕や捜索、差し押さえなどの強制捜査はできないということと思いますけれども、こ...全文を見る
○國重委員 今、当法務委員会の委員のうちのお一人から、じゃ、これは任意捜査はできるんじゃないかというような声も上がりました。  私、質問としてこれは用意しておりませんでしたけれども、任意捜査の大原則として、犯罪の嫌疑がなければ任意捜査であっても捜査はできないというふうに私は理解...全文を見る
○國重委員 それでは次に、本法案の実行準備行為のところは、法文でこのように書いているんですね。「計画に基づき資金又は物品の手配、関係場所の下見その他の計画をした犯罪を実行するための準備行為が行われたときは、」というふうに書かれてあります。  この「その他の」の文言を捉えて、処罰...全文を見る
○國重委員 この実行準備行為に関して法文で「その他」と書かれているものについては、この例示されている行為と共通性を持つものでなければならないということがわかりました。決して無限定に実行準備行為に当たるわけではないということを確認させていただきました。  それでは、この実行準備行...全文を見る
○國重委員 今、実行準備行為の具体例として、犯行手順の訓練とか、また犯行の標的の行動監視、こういったものが当たるんだという答弁をいただきました。  それでは、改めて、実行準備行為に該当するかどうか、これはどのように認定をするのか、林刑事局長に答弁を求めます。
○國重委員 これは最後の質問になりますけれども、いわゆる計画からの離脱をお伺いいたします。  従前の共謀罪と違って、本法案のテロ等準備罪では、実行準備行為がその構成要件に付加されたことによりまして、計画後、実行準備行為前に翻意する、つまり犯行の意思を翻すケース、これも考えられる...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  前回の法務委員会では、いわゆるテロ等準備罪の構成要件のうち組織的犯罪集団について質問いたしまして、きょうは、計画また実行準備行為について質問をさせていただきました。  今後の議論の土台となるようなものを今質問させていただいたと思いますの...全文を見る
04月25日第193回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  本日は、何かと御多用な中、五名の参考人の皆様に当委員会にお越しいただきまして、それぞれの貴重な御意見を賜りましたことを、心より感謝と御礼を申し上げます。二十分という限られた時間でございますので、もしかして参考人の皆...全文を見る
○國重委員 今、小澤参考人から具体的なお話をるる述べていただきました。ありがとうございました。よくわかりました。  次に、具体的な法案の中身に入ってまいりたいと思います。  井田参考人にお伺いをいたします。  まず、十年以上前に、いわゆる共謀罪、これは廃案になりましたけれど...全文を見る
○國重委員 正確にお話しいただきました。幹事として参加をしていたということでございました。  先ほど井田参考人は、今回の法案で最も重要なポイントというのは犯罪主体の限定なんだというようなことを言われました。これは、従前の共謀罪、法制審で議論されていた共謀罪においても、広くこの主...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  その上で、今回の本法案については、組織的犯罪処罰法がその適用のための要件としている団体を前提として、そうした団体のうちで、団体の結合関係の基礎としての共同の目的が重大な犯罪を実行することにある、そういった組織的犯罪集団に限定をしているとい...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  今回の本法案は、従前の共謀罪に比べて、主体を組織的犯罪集団に限定する、計画だけではなくて実行準備行為もつけ加える、さらには、対象犯罪、これは六百七十七ありましたけれども、これは組織的犯罪集団が関与することが現実的に想定される行為、犯罪のみ...全文を見る
○國重委員 維持されているということでございました。これが、維持しているのであれば、国内の担保法は不要じゃないかということになるんでしょうけれども。  先日、本年の四月十一日に、国連の薬物犯罪事務所、UNODC事務局から口上書の回答が来たんですね。これは、その前に日本政府がこの...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  最後に、早川参考人に端的にお伺いしたいと思います。  早川参考人、議員としても弁護士としても大先輩に当たる方でございます。私はブログの方も昨日読ませていただきました。その中で、非常に我が党に対しても評価をしていただいております。水面下で...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  二十分というと非常に短い時間で、もっと深掘りして聞きたかったわけでありますけれども、きょういただきました御意見、意見陳述でもかなり詳細に言っていただきましたので、しっかりと、それを受けまして、今後の審議に生かしてまいりたいと思います。 ...全文を見る
05月16日第193回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  本日は、五名の参考人の皆様に貴重な御意見を賜りましたこと、心より感謝と御礼を申し上げます。  質問に入る前に、まず、海渡参考人は先ほど、森林法などはテロ等の組織犯罪対策のためになるんだろうかというような趣旨のこと...全文を見る
○國重委員 まず、今回の法案では、かつて廃案となった共謀罪に比べまして構成要件を厳格化して、テロ等準備罪の主体を結合の目的が重大犯罪を実行する団体である組織的犯罪集団に法文で明確に限定して、行為は、具体的、現実的な計画のほか、計画に基づく実行準備行為を要するとしております。いわば...全文を見る
○國重委員 今それぞれの参考人から答弁いただきましたけれども、私はこれは明らかに成立しないと思います、今の事例であれば。まず組織的犯罪集団に当たらない、具体的、現実的な計画もない、また計画に基づく実行準備行為もない。テロ等準備罪、また反対派の方が言われるいわゆる共謀罪が成立するわ...全文を見る
○國重委員 要するに、法案の内容と異なるような、本来は犯罪が成立しない事例を犯罪が成立するというようなことで、事実と異なるような内容を、そういった情報を流布したような場合、これは国民の自由な言論等を萎縮させる効果が生じるんじゃないかというふうに私は思います。  例えば、よく言わ...全文を見る
○國重委員 済みません、これから結論のみ言っていただきます。ちょっと時間の関係で、ほかの質問を用意していますので、結論のみでよろしくお願いいたします。
○國重委員 ありがとうございました。  それぞれの参考人の御意見を聞きましたけれども、私は、多分皆さんと同じで、国民の自由な言論に悪影響を及ぼすような、萎縮効果を及ぼすようなことはあってはならない、これは恐らく賛成派、反対派、共通の願いであるんだろうというふうに思います。私は、...全文を見る
○國重委員 テロ等準備罪について現行法で通信傍受の対象になっていないということであれば、本法案では新たに対象の網にかけるわけではありませんので、対象にならないと私は理解をしております。  また、先ほどのチラシ、計画だけではなくて実行準備行為の嫌疑がなければ強制捜査である逮捕はさ...全文を見る
○國重委員 私は、言論の自由を守るためにテロ等準備罪の法案に反対する、これはいろいろな見解、立場があっていいと思うんです。政府に対する批判的な意見もどんどん言えるような社会でなければならないと私は思っております。  ただ、見解とか評価の相違のレベルを超えて、それでは済まない明白...全文を見る
○國重委員 人権保障の観点から、構成要件の内容を明確化するような質問を、当委員会においても与えられた時間の中でしてきたつもりでございます。  このことについて、先ほど言った共謀罪NO!実行委員会のホームページにおきましても、四月十九日の当法務委員会の質疑に関してこのようなことが...全文を見る
05月19日第193回国会 衆議院 法務委員会 第18号
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○國重委員 吉田委員にお答えいたします。  修正案、法六条の二第四項は、テロ等準備罪に係る事件についての捜査を行うに当たっては、全般的に、その適正の確保に十分な配慮をすべき義務を捜査機関に課すものでございます。  テロ等準備罪の捜査については、国会審議において、証拠収集方法と...全文を見る
○國重委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  ...全文を見る
06月02日第193回国会 衆議院 本会議 第31号
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○國重徹君 公明党の國重徹です。  私は、公明党を代表し、ただいま議題となりました刑法の一部を改正する法律案について質問をいたします。(拍手)  それまでの自分は死んでしまった。被害者のこのような声に象徴されるように、性犯罪は魂の殺人です。  人間としての尊厳を踏みにじる暴...全文を見る
06月07日第193回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○國重委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     刑法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び最高裁判所は、本法の施行に当たり、次の...全文を見る
12月01日第195回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  まずは、上川法務大臣、節目となる第百代目の法務大臣への御就任、そして葉梨副大臣、山下政務官、それぞれの御就任、本当におめでとうございます。  大臣、副大臣は再登板、また山下政務官は検察官出身の法務分野のプロという...全文を見る
○國重委員 大臣、ありがとうございました。  今、大きく二点、お話しいただいたかと思います。前回の、横の連携また司法外交、こういったことでお話をいただきましたけれども、それに対する対応も今お話を含んでいただいたかと思います。  その上で、百代目、本当の節目となる百代目の大臣に...全文を見る
○國重委員 ぜひ、大臣、頑張っていただきたいと思います。  次に、経済的観点から見た再犯防止に関してお伺いしてまいります。  「刑務所の経済学」、慶応義塾大学の中島隆信教授の著書でありますけれども、この中で、次のようなことが書かれてありました。「過去に刑務所の世話になっている...全文を見る
○國重委員 ぜひよろしくお願いいたします。  勇退された自由民主党の保岡先生、また我が党の漆原元代議士とともに、法務の予算を獲得するために財務省のところにも行かせていただいたこともあります。そのときに、大局的な観点からこのような経済的効果もあるんだというようなことをやはり言って...全文を見る
○國重委員 ありがとうございました。  以前、犯罪白書の説明を受けた際に、法務総合研究所の方からもこの高齢者犯罪の増加について説明を受けました。ただ、まだこの原因については十分に研究されていないということでしたので、よりしっかりとした研究を進めていっていただきたいと思います。 ...全文を見る
○國重委員 高齢者犯罪、また認知症の方の犯罪というのは、極めてこれから重要な課題になってくると思います。法務省としても取り組んでいると思います、出口支援、入り口支援、やっていると思いますけれども、やはりこれはさらに強化していく必要があると思います。  先ほど、大臣、決意の中で言...全文を見る
○國重委員 今、刑罰の目的にも反するからというような答弁がありましたけれども、そこで、次にお尋ねしたいのは、ちょっと一問飛ばしまして、これまで自由刑の必要的執行停止を定めた刑事訴訟法四百八十条によって刑の執行停止となった者は、一体、受刑者は何人いるのか。これはずっとさかのぼっての...全文を見る
○國重委員 今、三年間に関してお答えいただきましたけれども、矯正局長が把握している範囲で結構なんですけれども、これまで四百八十条で刑の執行停止になった人がいるというのは聞いたことがありますか。
○國重委員 ありがとうございました。  今まで、自由刑の必要的執行停止を定めたのが刑事訴訟法四百八十条、自由刑の任意的執行停止を定めたのが刑事訴訟法四百八十二条、これを合算したものは矯正統計年報に出ておりますけれども、では、なぜこれを個別に把握していなかったのか、理由を伺います...全文を見る
○國重委員 上川大臣、今このやりとりを聞いていただいてわかるとおり、これまで刑事訴訟法四百八十条というのが、実際に条文にはあるんだけれども、実際に適用されたかどうかというのはわからない状況にございます。これに関する判例もございません。  先ほど申し上げましたとおり、平成二十六年...全文を見る
12月05日第195回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○國重委員 おはようございます。公明党の國重徹でございます。  本日は、裁判官の報酬等に関する改正案等についての質疑でございますけれども、裁判官に関連して、私は、最高裁判所裁判官の国民審査についてお伺いしたいと思います。  まず、憲法七十九条で定められた国民審査の意義について...全文を見る
○國重委員 今、国民主権というキーワードも出していただきましたけれども、国民審査は、最高裁判所に対する民主的コントロールの唯一の手段で、国民主権の観点から極めて重要な権利であるというような御答弁をいただきました。  ただ、こういった憲法上の極めて重要な権利であるにもかかわらず、...全文を見る
○國重委員 今、調製という言葉、要は印刷ということだと思いますけれども、それに時間がかかるからとございました。  ただ、これは、今言われた平成二十八年の改正によって解散のときからできる。となると、大体、告示までにはほぼその印刷は完成しているということになりますので、以前よりは大...全文を見る
○國重委員 はい、わかりました。  ただ、国民審査創設時とは比べ物にならないぐらい技術が進歩していますので、さらなる検討をよろしくお願いします。  時間が限られた中で、結構、十問用意していますので、ちょっと私も巻いていきます。答弁も巻いていただきますよう、よろしくお願いします...全文を見る
○國重委員 今の点字投票で記名式投票が認められている理由の一つとして、投票用紙の調製に時間がかかるというものもございました。これは、先ほどの在外邦人の国民審査制度が認められていない理由と共通しております。  とすれば、冒頭に答弁いただいた国民審査の重要性、国民主権のあらわれの権...全文を見る
○國重委員 慎重な検討はわかるんですけれども、やはりこれは、単に法律で決めた権利ではなくて憲法上の権利なんですね。国民主権のあらわれ、憲法十五条の公務員の選定、罷免権の延長にある権利、国民がみずから裁判所にかかわれる、民主的コントロールができる唯一の手段ですので、これはしっかり検...全文を見る
○國重委員 この郵便投票は、誰かが常時立ち会いするわけではなくて、投票人以外の第三者が投票に干渉する余地を完全に排除することはできない制度でございます。選挙の公正という点では全く問題なしとは言えないものだと私は思っておりますけれども、ただ、しかし、公正性を完全には担保できなかった...全文を見る
○國重委員 まず、国内の郵便等投票、公正性の確保の手段をいろいろと講じている、これはわかります。ただ、私の言っているのは、公正性を完全にすることはできないんじゃないかと。やはりこれは、第三者の干渉する余地というのは排除できないでしょう。一般の投票所であれば投票干渉罪とかということ...全文を見る
○國重委員 今、答弁いただきましたけれども、そうなんですね、完全ではないんですね。  これは総務省の方の、「世界の国から」と書いてある、「通信文化」という、何か冊子ですかね。ここでも、総務省の職員の方が、ボツワナに行かれている方ですけれども、時期によっては普通郵便が全くとまって...全文を見る
○國重委員 できない理由は言い始めたらたくさんあるんですけれども、在外審査制度の郵便等投票を認めた場合に、告示の翌日には投票用紙を送ることができるわけですね。  そして、郵便等投票というのはどうなっているかというと、在外選挙人から市区町村の選挙管理委員会にまず投票用紙の請求をし...全文を見る
○國重委員 どうかよろしくお願いいたします。  以上で終わります。ありがとうございました。