黒岩宇洋

くろいわたかひろ

小選挙区(新潟県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数3(参1)回

黒岩宇洋の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月23日第154回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○黒岩宇洋君 初めまして。  このたび内閣委員に指名され、初めての質問をさせていただきます黒岩宇洋でございます。  私は、このたびの参議院新潟補欠選挙で、日本を変えましょう、そしてそのためには政治を変えましょうと訴え、多くの有権者の支持を受け、当選することができました。  ...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣のような方が手腕を発揮し、そこに私たちの世代がその後を追い掛けていきたいという、そういう思いも込めて、あえて辛口な表現をさせていただきました。  そうしますと、このたびのこの道路関係四公団民営化推進委員会設置法案、結局のところは、この民営化推進委員会の位置付け...全文を見る
○黒岩宇洋君 総理始め行革大臣、あと副大臣、皆さんの責任という今表現がございましたが、では現実にその意見、勧告というものは果たしてどのようなプロセスを経て具体化されるのか、これは単に大臣や副大臣等の責任というだけで済まされるのか、具体的にちょっとお聞かせください。
○黒岩宇洋君 結局、尊重とかそういうような表現で、私はどうしてもあいまいにしか聞こえないんですが、次の質問に移らしていただきます。  今回、道路公団の民営化というのは当然大前提です。そして、その内容は今審議されているこの民営化推進委員会で議論をする、そのことは分かりますが、あえ...全文を見る
○黒岩宇洋君 一点だけ確認させてください。  今、能代副大臣の方からもお言葉がございましたが、小泉首相は四月十九日の衆院内閣委員会での答弁で、当然、道路公団が民営化になれば上場を目指すとはっきりおっしゃっていますが、石原大臣のお考えもそれと同様と考えてよろしいのでしょうか。
○黒岩宇洋君 大臣のおっしゃるとおり、私もこの新会社というのが国民のために優良企業であってほしいと考えています。そして、当然上場を目指す。上場となれば会社は真っ先に株主保護を考えなければいけないわけですから、不採算の施行命令などに従うなどということは確かにあり得なくなります。さす...全文を見る
○黒岩宇洋君 いや、なかなか本当に政府、行政は非を認めることがないと思っておりましたが、今、大臣から直接政府に責任があったという本当に貴重な答弁をいただきまして、ありがとうございます。  私も、当時のやはり直接的にはこの交通量及びコストの目算の誤りがあったわけですが、一九七三年...全文を見る
○黒岩宇洋君 以上で質問を終わらさせていただきます。  大臣に対しても非礼な表現があったり、副大臣の名前を間違えるなど、大変失礼いたしましたが、初質問ということで御容赦いただいて、今後ともいろいろと御指導ください。  どうもありがとうございました。
06月04日第154回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  今日は参考人の皆様、本当にありがとうございます。  まず、高木参考人にお聞きいたします。  参考人のお考え方の中で、民営化の基本的な大前提で事業の採算性が高いこととあります。そして、加えて採算性の観点からすると、日本道路公団以...全文を見る
○黒岩宇洋君 一括で、事業の採算性が仮に高くないとすれば、要するに四公団のくくり方、例えば個別の民営化であるとか、そういったようなスキームで採算性が高いような、そういったような可能性のある民営化のやり方というのはございますか。
○黒岩宇洋君 こだわるようですが、何せ前提が採算性が高いと、こうおっしゃられているので。今お話を聞いていると、日本道路公団でさえぎりぎりだと。そういう中で言いますと、結論から言えば、民営化の議論にも上らない、要するに民営化すべきでないと、私にはそう映るんですが、いかがでしょうか。
○黒岩宇洋君 分かりました。  そうしますと、整理合理化計画に基づくと余り民営化には即さないということになるんでしょうか。
○黒岩宇洋君 ありがとうございました。  そうしましたら、五十嵐参考人にお聞きいたします。  今回の民営化推進委員会なんですが、意見、勧告を出すというその文言はあるんですが、どうも実効性の担保がないのではないか。もっと言ってしまえば、この民営化推進委員会の実際の実権というのは...全文を見る
○黒岩宇洋君 ありがとうございます。  一つ、あと細かいところなんですけれども、こちらの論文で、一番最後なんですが、住民投票等触れて、「民営化委員会の答申がそれにふれた時、官支配の政治が一挙に国民主権の政治に転換する」というこの「それ」というのは住民投票だと思うんですが、ここで...全文を見る
○黒岩宇洋君 ありがとうございました。  そうしましたら、堤参考人にお伺いします。  参考人は、特殊法人改革、人の面からも論じていらっしゃいますけれども、先ほど天下りの禁止、天下りがなくても組織の運営はできるんじゃないかと。逆の言い方で、天下りの禁止をすると特殊法人改革すなわ...全文を見る
○黒岩宇洋君 続いて堤参考人にお聞きしますが、やはりこの特殊法人改革という場合、その職員の意識改革、実は余り触れられていないんですが、大変私は重要なことだと思っております。  先ほど、実は、行政改革で雇用の不安があると答えた方が八〇%というところで私、ちょっと、つくづく考えたん...全文を見る
○黒岩宇洋君 三人の先生方、どうもありがとうございました。  終わります。
○黒岩宇洋君 大分議論も出尽くしてきましたので、恐縮ではございますが、私の地元、新潟の高速道路について質問いたします。  私は、せんだって、五月二十六日、大変晴天の下だったんですが、新潟で行われました日本海東北自動車道、新潟空港インターチェンジから聖籠新発田インターチェンジ間の...全文を見る
○黒岩宇洋君 収入は八・二億ということでしたが、経費予測はどうなっていますでしょうか。
○黒岩宇洋君 確かに、おっしゃるとおり、ネットワーク化されたか否かによって全くもって判断が異なるとは思うんですが、しかし、ネットワークといっても、個別路線ないしは今申し上げたようなある区間の総体なわけですから、あえてこの一つのモデルケースとしてこの十六・五キロ区間について私は考え...全文を見る
○黒岩宇洋君 総裁、私が申し上げたのは、ネットワーク化がされて一日三・五万台通っても収入が年約八十億円と。ですから、営業利益率を無視しても金利負担が売上高の四割強を占めるという、このような状況で本当に採算が取れるなどと言えるのかどうかということ。  併せて申し上げますと、通常、...全文を見る
○黒岩宇洋君 総裁のお答え、このぐらいに。  いずれにせよ、本当に売上高の、私も民間企業で事業予測とかやっていましたが、売上高の四割が金利で持っていかれるなんということを上司に持っていったら首です、その場で、間違いなく。非常に大変な事業がこの先総裁の前に現れていると今痛感いたし...全文を見る
○黒岩宇洋君 もう一点追加してお聞きします。  吉川委員の質問でもあったんですが、この首都高速道路公団、阪神高速道路公団、本四公団には自治体が出資しているわけです。民営化する際に、やはりこの出資自治体の意見をくみ上げなければいけないと私は思います。  推進化委員会ではどのよう...全文を見る
○黒岩宇洋君 それでは、本四公団についてお聞きします。惨たんたる経営状況の本四公団については、やはりお答えをお聞きしたいと思います。  今、本四公団の財務状況は、平成十二年度で七百五十八億円の損失となっています。平成十一年四月に出されました総務庁行政監察局の報告書によりますと、...全文を見る
○黒岩宇洋君 今お聞きしても、どちらにしても処理は、個別に処理する場合は国費を投入する、ないしは、これは多分、他の道路料金等の活用も検討ということは、すなわち四公団の大プール制によって他の地域の人間にまた負担を負わせると、多分これしか解決できないんだと思います。  時間もないの...全文を見る
○黒岩宇洋君 終わります。
06月06日第154回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  福田官房長官にお尋ねします。  自衛隊が原子力潜水艦を保有することは、法理論上可能でしょうか。
○黒岩宇洋君 ありがとうございます。  今はっきりと、原子力基本法上、法律上、核兵器を保有できないというお言葉をいただきました。  そうしますと官房長官、官房長官がおっしゃられた核兵器を法理論上保有できるというこの認識は誤りではないでしょうか。いかがでしょうか。
○黒岩宇洋君 そうしますと、この原子力基本法では、原子力の利用目的というのは平和に限るんだと、こう明言されています。この規定は、我が国が原子力を利用する場合、平和利用だと、それに限定することを示したものです。官房長官の発言は原子力の軍事目的利用を認めるものになったわけですが、今の...全文を見る
○黒岩宇洋君 現在は我が国で日韓ワールドカップが開催中でございます。そして今年は日中国交回復三十周年。しかも今、インド、パキスタン間で本当に緊張が大変高まっている。このタイミングでの長官の発言。その発言の真意はともかくとして、結果として、我が国の新聞の紙面もこれだけたくさん割かれ...全文を見る
○黒岩宇洋君 結果、報道の責任であるとか、そういうことも含めて、御自分には責任はないと今お聞きしました。  それでは、替わって総理に、道路公団についての質問に移らさせていただきます。  実は私は、せんだって新潟で行われました補欠選挙で当選させていただきました。総理も四月二十日...全文を見る
○黒岩宇洋君 これから新会社はとにかく、首相も上場を目指すと言っている限り、市場から評価されなければいけません。民間会社に移行してから、さあこれから民間会社のスタートですと言っては遅過ぎます。市場も評価しないと私は考えます。民営化は既に決まっているわけですから、今回の委員会、第三...全文を見る
○黒岩宇洋君 そうしますと、実はここに一冊の本がございます。これは「電力会社を九つに割った男」という浅川博忠さんの書かれた本なんですが、ここに総理がまだ総理になる前に解説を加えていらっしゃいます。この本は、戦後の電力民営化に際して上下分離に反対した電力の鬼、松永安左エ門氏の功績が...全文を見る
○黒岩宇洋君 ありがとうございます。  結局、今回の道路公団改革が骨抜きになったり、そして将来に国民に大きな負担がツケとして回らないように、今、総理が手ぶり身ぶりをはつらつとされておられましたように、元気よく改革に尽力していただくことをお願い申し上げて、質問を終わらせていただき...全文を見る
07月16日第154回国会 参議院 内閣委員会 第15号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  男女共同参画社会について、福田官房長官にお伺いいたします。  先日出されました経済財政諮問会議の骨太の方針第二弾におきまして、男女共同参画会議の影響調査専門調査会の中間報告の反映のされ方についてお聞きいたします。  第十二回経...全文を見る
○黒岩宇洋君 今おっしゃられたのが雇用システムについての対応策というには、官房長官のこの経済諮問会議への提案の中ではもっと具体的に、長期雇用慣行や年功賃金等、片働き適合したが、非中立的なものは改めようとか、そういったことが書かれているわけです。しかし、内閣府の方に聞いても、やはり...全文を見る
○黒岩宇洋君 分かりました。きっちりと入れ込むということをお聞きしたので、では次に、官房長官にお聞きします。  現在、衆議院議員四百七十七名中、女性が三十五名、参議院議員二百四十五名中、女性三十八名という、この女性の政治への参画状態についてはどうお考えになられますか。
○黒岩宇洋君 期待していただくことは結構なんですけれども、衆議院について言えば、今増えていると言いますけれども、平成五年では十四名、次の平成八年、これ二十三名になっているんですが、比例の選出議員が十六名です。小選挙区では七名。そして、平成十二年でも三十五名と大幅に増えているようで...全文を見る
○黒岩宇洋君 女性だっているじゃないですか。
○黒岩宇洋君 今、女性の政治参画に対し、小選挙区制というのが阻害要因になっているという答弁は非常に興味深く聞きました。  それで、重ねますけれども、選挙制度改革によってのみに近い形で今女性の政治進出がされていると私は認識しております。  それで、去る六月九日、フランスにおきま...全文を見る
○黒岩宇洋君 私は、本当にクオータ制導入以外に即効的な施策がないとは思っておりますが、ちょっと先に進ませていただきます。  選択的夫婦別姓についての長官のちょっと認識をお伺いしたいんですが、実はせんだってある議員が、これから政治を志そうとする一人の若者に対して、この人間の政治に...全文を見る
○黒岩宇洋君 この問題は、利権とか絡まない、本当、政治信条の問題なんで、政治家個人として御判断をお聞きしたかったんですが、先に進ませていただきます。  新障害者基本計画と新障害者プランについてお聞きします。  この基本計画とプランの作成過程があるんですが、大まかにはというか、...全文を見る
○黒岩宇洋君 現行の二〇〇二年度までの障害者プランの実施状況は、二〇〇一年三月三十一日内閣府調べによりますと、計画を策定している市区町村が全国三千二百三十八のうち二千四百二十四で七四・九%、そして計画に数値目標を盛り込んでいる市区町村が九百十七で、全体と比べると二八・三%、このよ...全文を見る
○黒岩宇洋君 我が国では一九九三年に障害者基本法が施行されました。しかし、これらはあくまでも基本法であり、国や地方公共団体等の施策の努力目標を定めたにすぎません。法規範性はあっても裁判規範性がないわけです。すなわち、障害者基本法では裁判が起こせないことになります。  昨年八月三...全文を見る
○黒岩宇洋君 アメリカのADAやイギリスのDDAに比べると、人権擁護法案で救済されるとはとてもゆめゆめ思いませんが、しっかりとした基本法を作っていただくことを重ねてお願いいたします。  それでは、竹中大臣に経済財政諮問会議についてお聞きいたします。  前段階なんですが、先月、...全文を見る
○黒岩宇洋君 それでは、経済財政諮問会議についてお聞きしますが、本来は政策決定の主導権を族議員や官僚から取り戻すための首相の懐刀であった諮問会議は、今や与党などの要求を調整する舞台と化しているようです。  私は、従来の政策決定システムで今の惨たんたる日本の経済状況を作り上げてき...全文を見る
○黒岩宇洋君 経済財政諮問会議発足時、初代議長は森喜朗首相でした。経済財政運営を党に頼る森首相の下、諮問会議は余り重要視されていなかったようです。それが、小泉首相となり、抵抗勢力をぶち壊してきたのが諮問会議だと首相が言うほどに諮問会議に対して力を入れることによって諮問会議の位置付...全文を見る
○黒岩宇洋君 民間大臣であるからこそ、政党のしがらみ等なく力も発揮できるものと思っております。民間感覚の改革を期待しております。  細かなことも聞きたかったんですが、今回は骨太の質問で終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
07月23日第154回国会 参議院 内閣委員会 第17号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  午前中の質疑の中で、本法案は品性を欠くという御発言がございました。私は、品性を欠くのはこの法案ではなくて旧日本軍だと思っております。戦時性的強制被害者問題は、やはり認識、感覚の問題だと私は考えます。少なくとも我が国は過ちを認めたわ...全文を見る
○黒岩宇洋君 そうしますと、第三条二項で、名誉回復の措置には、戦時性的強制被害者に対する金銭の支給を含むものとするとありますけれども、この金銭の支給というのは一体具体的にどういう方法をイメージされているのでしょうか。そして、アジア女性基金ですと償い金として一律二百万円の額を支給し...全文を見る
○黒岩宇洋君 では次に、杉浦副大臣にお尋ねいたします。  この法案の是非は私たち委員が審議するんですけれども、国会法で、議員の発議に係る予算を伴う法律案については、内閣に対して、意見を述べる機会を与えなければならないとあります。ですから、政府側としての意見を是非お聞きしたいと思...全文を見る
○黒岩宇洋君 今日の答弁の中でも、副大臣は、戦時性的被害者問題の解決は終わっていないという表現もされますし、そして、政府としては女性基金による対応が最も適切だと、こうも答えています。ということは、今現在、償い金を受け取りたくても受け取れないというような、本当にひどいようなこの現状...全文を見る
○黒岩宇洋君 どう聞いても、終わったし十分だとしか私には聞こえないんですけれども。  改めて申し上げますけれども、一九九三年に政府は、この従軍慰安婦問題の旧日本軍の直接的ないしは間接的な関与を認めて、おわびと反省の気持ちを表したと。しかし、ですが、国家補償についてはいつものサン...全文を見る
○黒岩宇洋君 最初の二問で現存の被害者の数とそして支給額を聞いたのは、大体どのくらいの予算措置が必要かなというのを私はおぼろげにつかみたかったからです。多くても千人ぐらいで、一人当たり多くても五百万といえば、五十億円ですよね。この額について多いか少ないかは議論があるとは思いますけ...全文を見る
○黒岩宇洋君 この戦時性的強制被害者問題については、国民の間には多様な考えがあるところです。国民の理解を得るということは大変困難なことではないかと思いますけれども、また、そのことによって、国民に一定の歴史認識を強制することにつながるのではないかという疑問が残ります。これについてお...全文を見る
○黒岩宇洋君 よく分かりました。  そうしますと、今度、第四条第二項第三号に「いまだ判明していない戦時における性的強制及びそれによる被害の実態の調査に関する事項」とありますが、この「事項」というのは具体的にどういうものを指すのでしょうか。そしてまた、まだ何が判明していないとお考...全文を見る
○黒岩宇洋君 ちょっと細かなところをお聞きしますが、第十条から第十二条にあります、「戦時性的強制被害者問題解決促進会議」とあります。これは一体どのような機関で、この会議を設ける趣旨は何でしょうか。内閣府の答弁に少しあったようですけれども、あえて提案者にお聞きいたします。
○黒岩宇洋君 最後の質問をさせていただきます。  国連特別報告者のマクドゥーガル女史が、従軍慰安婦問題の解決は、現在も世界各地で起きている集団レイプなどの女性への暴力廃絶への第一歩であると語っています。今でも戦争が起こるたびに女性の性的被害者が発生しています。平時でも、マクドゥ...全文を見る
11月05日第155回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。私は、無所属であるのは、田嶋先生の言うように政府を信頼していないからではなく、選挙の約束ですので、念のため。  それでは質問いたします。  まず、北朝鮮拉致問題について福田官房長官にお聞きします。  実は、私の伯母、私の父の姉です...全文を見る
○黒岩宇洋君 どうも私が救う会の方々から聞く御家族の反応等かんがみると、長官の誠心誠意というのは大変冷たい対応のことだと、私は今そう感じました。  それでは、次にお聞きいたします。  まず、十三人のお若い拉致被害者のうち八人が既に死亡、この北朝鮮の発表に不自然さを抱かない日本...全文を見る
○黒岩宇洋君 いずれにせよ、疑問点どころか、本当に統計学上あり得ないと、そういう数字も逆に日本側から突き付けていただきたいものです。  ちょっと時間の都合上、幾つか、何問か長官にあとお聞きしたいんですが、次回の一般質疑に回します。  それでは次に、竹中大臣に御質問いたします。...全文を見る
○黒岩宇洋君 今おっしゃられたように、システミックリスクに対応するには預金保険法百二条に基づかなければいけないわけです。しかし、そのためには、金融危機対応会議を開いて、総理が特定の金融機関に対し例外的措置を講ずる必要がある旨を認定しなければなりません。これは、すなわち一国の総理の...全文を見る
○黒岩宇洋君 公的資金の投入で更に触れますけれども、既存の保険法以外で、要するに迅速な公的資金注入へ新法も含めた新制度検討とあります。ここは、どうしてもやはり現行の預金保険法では使い勝手が悪いということで、新法の制定の方にどうも傾きそうな気がしておるんですけれども、過去にも九八年...全文を見る
○黒岩宇洋君 九八年から二〇〇一年にかけて三年間で九・三兆円、銀行の不良債権が増えているわけですから、私は失敗はともかく、不良債権処理については功を奏さなかったと思いますので、今後そういうことのなきようお願いいたします。  それでは、銀行の貸し渋り、貸しはがし対策についてお聞き...全文を見る
○黒岩宇洋君 時間になりましたのでこれで終わらせてもらいますけれども、今回の竹中案の中でも、例えば税効果会計についても、やはり繰延税金資産、今、中核自己資本比率の四八%も占めているわけですから、これはどうにかしなければいけないと思います。ただ、二年間でそれを一〇%に圧縮と言えば、...全文を見る
11月12日第155回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  それでは、まず福田官房長官に、前回の委員会に引き続いて北朝鮮の拉致問題についてお尋ねいたします。  先週、私は新潟市を訪れまして、横田めぐみさんが拉致された現場に足を運んできました。今までにも私は何度も行っているんですけれども、...全文を見る
○黒岩宇洋君 北朝鮮が誠意ある対応をするのかどうかというのは私甚だ疑問です。私、この前申し上げましたとおり、日本にいて十三人のうち八人が亡くなる可能性というのは一京分の一なんですね、一以下なんです。一京って分かりますか。一兆の一万倍ですから、よく万が一という言葉がありますけれども...全文を見る
○黒岩宇洋君 総合的というお話でしたけれども、ちょっと個別なこともお聞きいたします。  新潟市の市民の人ならだれでも知っている万景峰号というのがあります。これは年に三十回ほど新潟港に寄港する北朝鮮の船です。在日朝鮮人の祖国訪問や物資輸送に使われています。本国への不正送金など対日...全文を見る
○黒岩宇洋君 実は、先ほどの九八年のミサイル発射の際も、この万景峰号の寄港制限というのは真剣に政府で検討されたはずです。その当時、当時の運輸省の結論は、港湾法の十三条、「港務局は、何人に対しても施設の利用その他港湾の管理運営に関し、不平等な取扱をしてはならない。」という規定を根拠...全文を見る
○黒岩宇洋君 当時の、今の万景峰号、ミサイルのときの九八年の記事ですと、政府の方が、入港は駄目だということなら自治体にお願いしなければならないということで悩んでいると。とにかく、国の権限では寄港制限を実施することはできないということを強調したとあります。逆に、新潟県港湾空港局の方...全文を見る
○黒岩宇洋君 どうも今まで私が見てきたものとちょっと、理解がしかねるんですけれども、また次の質問に行かせていただきます。  次は、朝銀について聞きます。朝銀信組について質問いたしますけれども、今までも北朝鮮への不正送金疑惑がささやかれ続けた朝銀ですけれども、九七年からの相次ぐ破...全文を見る
○黒岩宇洋君 とにかく、私、この前申し上げましたけれども、新潟の救う会に行ってきました。そこでやっぱり御家族の方とかそのほか拉致被害者の学校の先生とか、そういう方にお会いするわけです。そうすると、本当に、今まで平穏で幸せだった生活が本当にひどい悲惨な事件で不幸に陥れられたと。とに...全文を見る
○黒岩宇洋君 障害者の問題というのは、先ほどの田嶋さんの女性の問題とも近いもので、やはり、私は嫌いな言葉ですけれども、障害者というのはやはり社会的には今、弱者なんです。そういう意味で、今の欠格条項云々というのは、元々差別的にハードルを掲げていたものを取り払うという大変消極的なもの...全文を見る
○黒岩宇洋君 生産者側の利益追求の過剰によって、私はやっぱり本来は食は安全だと思うんですけれども、それは完全に今覆されています。  私、せんだっても内閣府の方と話したときに、食品というのはまず安全が建前だろうという発言が出たときに大変怖いものを感じまして、今、それはむしろ安全で...全文を見る
○黒岩宇洋君 確かに、安心と安全は別ですし、フランス辺りだとちょっと消費者の意見が突出して、行政側も、自分たちの役割は消費者の保護であって消費者の安心を求めるものではないという、それも私分かるんですけれども、やはり今までも専門家は本来役人ですから中立的にやってきたと思うんですけれ...全文を見る
○黒岩宇洋君 ありがとうございました。  終わります。
11月14日第155回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  大臣にお聞きしますけれども、このたびの改正は、昭和五十七年七月以来の二十年ぶりの改正です。その間、警備業に対する社会的需要は大幅に増大し、業界売上げは二兆五千六百九十三億円にも達するような本当に一大産業となりました。業界が大きくな...全文を見る
○黒岩宇洋君 この警備業法の第十六条の三で警備業の検定に係る手数料について、「政令で定める額を徴収することを標準として条例を定めなければならない。」と、こうありますけれども、実際、各都道府県に問い合わせたところ、検定手数料というのは全く同額ですと。また、第十条で護身用具について、...全文を見る
○黒岩宇洋君 これは質問というより要望をさせていただきますけれども、私、今回の質問に当たって何社かの、特に新潟県の警備業者の方々にヒアリングを行いました。確かに大臣の言うとおり警備業と警察の線引きというのは大変難しいと思うんですけれども、あえて警備業者の要望という点では、実は今何...全文を見る
○黒岩宇洋君 念を押しますけれども、身体障害者にこの欠格事由が及ぶということはないわけですね。分かりました。  そうしますと、次、この第三条の改正前の旧五号を改正後、六号と七号に分けておりますけれども、この基準は一体何でしょうか。
○黒岩宇洋君 要するに私が今の質問をあえてしたのは、この後、第三条の十号の条文との関係があるんです。今の局長のお話では法技術的なということだったんですが、実は違う観点を私この後申し上げますけれども、ちょっと後に述べさせてもらいます。  この十号では、一号から七号までに該当する者...全文を見る
○黒岩宇洋君 ですから、谷垣大臣のおっしゃることは、私そのとおりだと思うんです。ですから、企業経営に立ち入らないとすれば、逆に、一人の障害者がいるかいないか、それで経営がどうなるか、経営判断ができるかどうかは、私はむしろ企業に任せて行政が立ち入るべきではないと、私の持論を申し上げ...全文を見る
11月19日第155回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  衆院の内閣委員会でも、そして本日でも大分議論が尽くされまして、私の質問も大分ダブりが出てきているんですけれども、理事の皆さんに頼んで質問時間を取っていますので、同じような質問で何々委員と以下同文というわけにもいかないので、重複ござ...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣も私と同じような感覚をお持ちなのだなと思いながらも、何問かしつこく聞かせていただきます。あくまでもこの法の趣旨貫徹させる実効性が低い割には、なぜ拙速にもこんなに規制を急ぐのかという、この疑問を解きほぐすために幾つか聞かせていただきます。  次、この二十一条の三...全文を見る
○黒岩宇洋君 似たような御答弁も聞いていますので、なかなか疑問は晴れないんですけれども、次に質問いたします。  古物競りあっせん業者には、その届出義務、そして盗品等の申告義務、さらには競り中止命令に伴う義務が課されますけれども、このことによって事業者が民事裁判において事実上不利...全文を見る
○黒岩宇洋君 私は、今後やはりいろんな裁判とか起こされたり事実上の不利益を被って、そのときに改めてやっぱりこのあっせんという言葉でもめると思います。あっせんしたんじゃないかとか、そういうことになることを私は懸念していますけれども。  次に質問いたしますが、若干はしょりましてよろ...全文を見る
○黒岩宇洋君 ですから、命令に従わない場合は即捜査、それは分かります。実際には命令に従って競りの中止をしているとか、そういう状況が続く中で、全くこの対応結果の報告というのは求めないんでしょうか。求めないならば、わざわざここに対応結果の報告は云々かんぬんと出ているんですが、これは一...全文を見る
○黒岩宇洋君 では、その報告に対して、報告しなかった場合は罰金ですけれども、罰則の適用があるということですね。
○黒岩宇洋君 こんなことで報告を義務付けられて、しかも罰則の適用だなんといったら、私は、事業者としては甚だもうがんじがらめの状況だという、私はそういうふうに認識します。  そうしましたら、済みません、じゃ最後の質問にします、大分順番ぐちゃぐちゃになったんですけれども。  この...全文を見る
○黒岩宇洋君 この新規参入障壁については、実は大手事業者が一番心配しているんです。彼らからすれば、懐深く、どんどん新規に入ってきてください、一緒に活性化しましょうという、こういう思いがあるんですね。  ですから、やっぱり民間の企業の方、そして市場というものはこういう感覚を持って...全文を見る
11月26日第155回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  本日、先ほど来から国民生活センターの独立行政法人化について様々議論されていますけれども、独法化自体は単なる特殊法人改革の手段にすぎません。どうも本法案についての議論が、特殊法人改革という総論と国民生活センターの改革という各論がうま...全文を見る
○黒岩宇洋君 官から民へ、国から地方へという、そういった総論的なことは分かりました。ただ、独法化自体が目的なわけではない、そのことだけ私も改めて確認しますけれども。  この各論、じゃ、国民生活センターの独法化、この改革というものは、その目的は一体何なのか。国民生活センターという...全文を見る
○黒岩宇洋君 分かりました。あくまでも消費者の生活が良くなるんだと、そういう意味合いで私もとらえておりますけれども。  それで、本当にこの国民生活センターの改革というのは消費者の生活をより良くするのだろうかという視点、あくまでもこの視点で幾つかお聞きしますけれども、十四年の八月...全文を見る
○黒岩宇洋君 もうちょっと端的に言っていただかないと、本当にこれはイメージがわかないので困るんですけれども。あと、この独法化がどう寄与するかというところにもちょっとお答えがないんですが、結構です、そこのところは大臣に聞きます。  それで、今おっしゃったこの消費者の権利というのは...全文を見る
○黒岩宇洋君 二十一世紀、自立した消費者像ということをお聞きして、少しわくわくしてまいりました。  次に、私やはりこの消費者というところにこだわりたいんですけれども、やはりこの国民生活センターの業務は、すべてにおいて基本的には商品を購入する又はした消費者にまつわるものなわけです...全文を見る
○黒岩宇洋君 じゃ、今回センターの名称についてはこだわりませんけれども、やっぱり国民生活局として本当に消費者の位置付けということを真剣に考えていただいているし、消費者が自立して、そして安心で安全な生活を送れる、このことをお願い申し上げて、この質問は打ち切ります。  次に、商品テ...全文を見る
○黒岩宇洋君 余りよく分からなかったんですけれども。  それで、私、あえて申し上げたいのは、さっき矛盾という言葉を使ったんですけれども、やはり特殊法人として廃止できないという理由がとにかく掲げられているわけですよ、いろんな形で。それと、現実に今回描かれた国民生活センターの在り方...全文を見る
○黒岩宇洋君 では、最後の質問にいたします。  私が結局申し上げたいのは、国民生活センターの改革が本当に消費者の生活を良くするのかどうかという、このことをずっと言っていました。ですから、独法化自体が目的になっているというのでは困るわけです。今までも特殊法人改革と称して、看板だけ...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣のおっしゃること、とにかく実現することを私もお願いして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
11月28日第155回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  六時間コースももう五時間半迎えまして、多分大臣もお疲れのことと思います。各委員も事務方の皆さんもお疲れだと思います。実は私も結構くたくたでございまして、というのは、私、今回に限らずいつも最後ですので、自分の質問とダブるかどうかとい...全文を見る
○黒岩宇洋君 この時間になって大変力強いお答えをいただきまして、ありがとうございます。  それで、私この法案というものを見て、今日も質疑を聞いておりまして、例えばこの法案を一つの料理店に例えると、私はやっぱり余り足を運びたくないんですね。なぜかというのは分かりました。理由は二つ...全文を見る
○黒岩宇洋君 ありがとうございます。今本当に力強い答弁なんで、法案だけ読んでいるとどうしても経済ということでぱんとはねられそうなんですけれども、じゃ、総理の認定でも今、大臣がおっしゃったことが貫徹されるよう本当に心からお願い申し上げます。  次に、やはり今回のこの法案というもの...全文を見る
○黒岩宇洋君 済みません。小児医療と救急医療、通告した残された数少ない質問なので、後でもう一回重複して私、聞きますけれども。  それで、ちょっとしつこくお聞きしますけれども、やはり営利を求めることが何か弊害があるんだということばかり出ますよね。私、本当にちょっとまだ、発想を逆に...全文を見る
○黒岩宇洋君 ちょっとまた戻ります。  本当に医療分野のときに言う議論で、先ほどいみじくも大臣がお答えになったんですけれども、小児医療や救急医療といった、こういったところはもうからないから切り捨てられるという表現がありますよね。今日の厚労大臣の答弁にもそういう表現がございました...全文を見る
○黒岩宇洋君 いや、そういう、私、今の御発言で、最後ちょっと医療について一言だけあれしますけれども。  さっき、我が家が利潤を追求した医者だというとちょっと大変聞こえが悪かったんですが、本当、往診といえばもう救急、夜中、電話が掛かってきても行くんですよ。それは、株式会社じゃない...全文を見る
○黒岩宇洋君 私、今、このままだとちょっと食べる気しないんですが。ただ、先ほどの大臣の答弁でも、経済的な発展に寄与するだけならそんなのではねないよとか、私は、非常に高等な料理技術を今大臣はこなしてくださっています、それに期待して食べてみたいと思いますけれども。  ただ、何度も言...全文を見る
12月03日第155回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  大臣、喜んでください。私の出番ということはあと三十分ぐらいで委員会終わりますから、あともう少しの辛抱。どうかお付き合いください。本日は、太田農水副大臣、そして厚労省の木村副大臣にもお付き合いいただきます。よろしくお願いいたします。...全文を見る
○黒岩宇洋君 それで、農水省の見解では、今回の保全目的というのは今申し上げたいわゆる公共、公用のものではないと、そういう見解を私は承っております。  今、審議官の方から出なかったんですけれども、書面では、この農地保有合理化法人制度を活用することが合理的という、これは何度もうたわ...全文を見る
○黒岩宇洋君 ちょっと今終わりのところは大変分かりづらかったんですけれども、これは少なくとも、今まで書面のやり取りとかでは、要は、地方公共団体自体が手を挙げてこの合理化法人になりなさいという表現で出ているんですよ。ですけれども、お聞きしたいのは、今、全国に十三市町村が自らこの合理...全文を見る
○黒岩宇洋君 そうですよね。できないんですよね。できないんですよ。これは平成五年の局長通達でできないと出ているんですよ。にもかかわらず、今回、回答の中では何度も合理化法人で対応と、しかも市町村が合理化法人となってという、そういう表現になっているんですよ。  私、これはこの後ちょ...全文を見る
○黒岩宇洋君 今、いみじくも副大臣は直接払いの所得補償のことも触れましたけれども、所得補償をするぐらい多面的機能というものを農業政策の中では重要視しているわけですよ。だから、これは、鴻池大臣はこの部分は聞きませんけれども、要するに農業政策の中でも大変重要視しているという、こういう...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣、御賛同いただきありがとうございます。  農水の方、もうこれで終わりますので、お戻りになられて結構でございます。済みません、お忙しいでしょうから。済みません、副大臣もおいでいただいて。  次、厚労省について御質問いたします。  今回の特区法案で、十八条で、...全文を見る
○黒岩宇洋君 今の長期間安定したサービスということは、すなわち経営基盤が損なわれてつぶれちゃったらどうなるんだ、入所していた方はという、そこはよく理解できるんです。ただ、私、これPFI方式でやっても、同じくこの経営母体、株式会社がつぶれれば、同じ問題が起きると思うんです。PFIだ...全文を見る
○黒岩宇洋君 分かりました。  そうしましたら、じゃ、PFIへの参入というのが今回十八条で、公設民営化は十九条ということなんですけれども、私、先ほど申し上げたこの二号の認可基準、これを読むとちょっと要するに余りに抽象的で理解に苦しむんです。ここのまず二号なんですけれども、二項の...全文を見る
○黒岩宇洋君 分かりました。  重ねて今ちょっとこの部分をお聞きしますけれども、私、厚労省の方とのお話の中で、やはりこの社会福祉法で基準を設けたのは、要は既存の社会福祉法人に見合った民間事業者にしか認定はしてはいけないだろうという、こういう視点だということをお聞きしています。そ...全文を見る
○黒岩宇洋君 今の部分は私も理解はしておるつもりでございます。  民間事業者が参入してくることに対して、非常に今申し上げたように多くのハードルが存在しています。これらを乗り越えて審査の結果が基準に適合していると認められると、ようやく十八条三項で都道府県知事は認可を与えなければな...全文を見る
○黒岩宇洋君 お待たせしました。木村副大臣にお聞きしますけれども、今の議論の中で、今回、特区構想でPFI、そして公設民営化に民間企業を参入させましょうと、これは大変私はいい発想だと思います。  そこで、副大臣は以前たしか党のPFI推進調査会長ですか、務めていたわけですね。PFI...全文を見る
○黒岩宇洋君 大変、PFIについては、これは日本のルーツだとか本当勉強になってうれしかったんですけれども、ちょっと私、厚労省の立場としては、姿勢としてはいま一歩踏み込んでいないなというところで、鴻池大臣も心なしか、ちょっと機嫌悪そうに聞いていたような気がするんですけれども。  ...全文を見る
12月05日第155回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。三人の参考人の先生方、本当に忙しい中、国会までおいでいただきまして、ありがとうございます。  まず最初に、角瀬先生にお聞きします。  私は、今回、医療の分野への株式会社参入というこの件に関して参考人の御意見をお聞きしたいんですけれど...全文を見る
○黒岩宇洋君 どうも官尊民卑的な思想が根底にあって、例えば株式会社でしたら、そういう粉飾決算が明るみに出れば経営が揺らぐか倒産ですけれども、国や公共団体も同じようなことをやっています。つぶれないんですよね。だから、そういう意味で、私は情報公開の透明性という意味では、企業の方がリス...全文を見る
○黒岩宇洋君 最後に、河北先生にお聞きします。  私は、この医療の株式会社……
○黒岩宇洋君 それで、私は、医者以外の人間が経営に携わるという意味のすごいメリットがあると思うんです。というのは、今医療法人というのは医療法の四十六条で医師免許がなければいけないと。このことによる弊害というのは結構ありまして、私の実家は医療法人、先生のところと違って社団法人なんで...全文を見る
○黒岩宇洋君 ありがとうございました。
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  前回の質問で木村副大臣に、厚労省の、特養ホームへの民間参入についての質問で最後で終わってしまいまして、肝心の鴻池大臣の御答弁をいただけずに、本日冒頭でと申し上げたんですけれども、やはり鴻池大臣の御答弁を受け止められる厚労省の政治家...全文を見る
○黒岩宇洋君 お待たせしました。鴻池大臣にお聞きしますけれども、今、政務官もおっしゃったこの社会福祉法の基準、これ前回も私、改めて申し上げましたけれども、五十年以上前、戦後間もないころに作った基準を二十一世紀のこの洋々たる特区法案の中で基準として丸写しで作っているわけですね。 ...全文を見る
○黒岩宇洋君 今の御答弁を聞くと、これからきっちりと横断的に鴻池大臣を中心として意見交換されていくと、私はそのことに期待しておきます。  次に、文科省の方にお聞きいたします。  免許の授与についてちょっとお聞きしたいんですけれども、今回、多くの市町村から、これは群馬県の太田市...全文を見る
○黒岩宇洋君 今の答弁でも、私、何度も文科省の方に聞いたときも、この通用性という言葉を、要は市町村だけでなく、県ならどこでも教職員として採用されるんだという、このために都道府県から授与されなければいけないとおっしゃいますよね。私、これは絶対におかしいと思うんです。  どうしてか...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣、これは大分まずくなってきましたね、これは明らかにもう。  私も何回か文科省に聞いているんですけれども、いろんな条件で、大体、分からないというよりはほとんどできそうもないというニュアンスで私は聞いておるんですよ。  これは前の鈴木委員の質問で、構造改革特区研...全文を見る
○黒岩宇洋君 そうしましたら、池坊政務官にお聞きしますけれども、今のやり取りを聞いて、やはり私は、教育も挑戦していくんだと、新たに挑戦していく。今大変荒廃している中で、鈴木委員のところでも出てきましたけれども、文科省自体が挑戦もせずに、大胆に切り込まないで、一体本当に子供たちに、...全文を見る
○黒岩宇洋君 政務官にそうおっしゃられると私も何か納得しつつあって大変危険なんですが、鴻池大臣、助けてください。  最後にお聞きします。  大臣、大臣が声高におっしゃる、わくわくする、そしておもしろくなるような学校、今回でいうと英語で授業する、こういったものが何かできそうもな...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣、委員会質疑は大変わくわく面白いものになってきましたけれども、それだけではいけません。どうか教育もわくわくするようなそういったことが可能になるように担当大臣として御尽力ください。お願いいたします。
12月10日第155回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  今まで、本当に長きにわたって特区法案についての論議がなされました。大変有意義な議論であったと私は感じております。途中、阿部理事の熱弁に与野党から拍手が沸き起こったり、松井委員の御質問、まるで私、講義のような思いで聞き入らせていただ...全文を見る
○黒岩宇洋君 私、これ聞いたのは、こういう答弁を聞きたかったからなんですよ。私はレクで、なぜできないか、そして今後できるかについては理解しているんです。ですけれども、今回、私は大和町の担当者に聞いたんですけれども、このことで二つの重要な問題点を指摘したいんですけれども、やっぱり今...全文を見る
○黒岩宇洋君 木村政務官、その心意気で本当に頑張っていただきたいと私もお願いしておきます。  では最後、トリを今、木村政務官に務めていただいたんで、大トリを鴻池大臣に務めていただきます。  とにかく、今までいろんな議論あったんですけれども、私は初回の質問で、大臣御記憶でしょう...全文を見る
○黒岩宇洋君 全然分かりませんでした。
○黒岩宇洋君 一応できるらしいんですね。
○黒岩宇洋君 そうですね。本当に実は私も不安なんですよ、できるかどうか。私の何せ徒歩二百メートルのところに日帰り温泉……
○黒岩宇洋君 結論、できるんですか。
○黒岩宇洋君 済みません、駄目そうです。これ大臣、頼みますね。できる方向で検討、こんな言葉では私はできるとはちょっと思えないんで、どうかその点も含めて、これはたった一つ、枝葉末節ですけれども、ただ一事が万事ということがございますので、大臣の方できっちりと運用の方、目を光らせていた...全文を見る
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋です。  私も時間がありませんので一問だけお聞きいたします。ちょっと通告と違って、最後、医療の株式参入について触れるので、総理、お聞きになられてください。  私は、総理のおっしゃる官から民へ、そして国から地方へという構造改革の理念には全くもって同...全文を見る
○黒岩宇洋君 とにかく今回の質疑で本当に具体の提案がどうもできそうもないどころか、まずできそうもないというのが我々の感想なんです。ですから、先ほど総理のおっしゃられた荒海を総理も鴻池大臣もちゃんと渡り切ってほしいんです。鴻池大臣がおぼれて総理が元の岸にいたなんということがないよう...全文を見る