黒岩宇洋
くろいわたかひろ
小選挙区(新潟県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数3(参1)回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月25日 | 第156回国会 参議院 内閣委員会 第3号 議事録を見る | ○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 本日は、官房長官に内閣府の障害者対策についてお聞きしようと思っております。 二十日の日に、イラクへの米国の攻撃始まりまして、大変今戦火で緊張しておりますけれども、戦争というのは最大の障害者を生み出す行為であるとよく言われており...全文を見る |
○黒岩宇洋君 そうしますと、その十年間の計画というものを、要は最初の五年間の障害者プランとこの数値目標で担保していくという、そういう表現でしたけれども、では、じゃ、この五年間の数値を示した障害者プラン、これの数値が出ているわけです。これについての実効性というのはどうやって担保され...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 ちょっと、じゃ、前後しますけれども、この障害者基本計画、これは閣議決定でございますね。障害者プラン、これは推進本部決定となっています。明らかに閣議決定の方が私は実効性の担保が大きいものと考えていますけれども、なぜ閣議決定には数値目標がないのか。私は単に十年だから数値...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 全然分かりません、今の説明では。 じゃ、またちょっと角度を変えます。 じゃ、五か年計画に、要するに、障害者プランに執着しますけれども、これ、数値が設定されますよね、されていますよね。例えば、これは平成十三年度までの、末の進捗状況、先ほど長官もおっしゃいました...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 お役所のやっている仕事にお役所仕事みたいだと文句を言ってもしようがないんですけれども、今のお話聞いていても、抽象的な十年計画があって、その次に数値だと。 で、しかるべき対応というのは逐次発表すると言っていますけれども、じゃ、一般企業が毎年赤字赤字と発表したと。数...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 御理解できません。 その公表が明記されているとか閣議決定だとか、もう堂々巡りでやめますけれども、結局、じゃ、事務方の責任者である山本統括官の首が飛ぶわけでもなさそうですし、閣僚が辞めるわけでもなさそうです。そういう意味では、やっぱり私は責任というものがあいまいだ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 簡潔にお願いします。 今、いみじくもノーマライゼーションという言葉を使いましたけれども、これは要するに健常者と障害者が同じ空間で生活していくんだと、これは当たり前のことですね。そのために、今、高齢者施策も障害者施策も在宅だといっているわけですよ。これ、私、質問し...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 今、阿部理事からもね、私、そのとおりだと思うんですよ。今、統括官のおっしゃったの、それ違います。それは違います。というのは、表層的に人口幾らとか見ればそういった部分が出るでしょうけれども、そんなことを聞くために私はここで質問しているんじゃないんです。きちんと地域間格...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 督促という言葉を私聞いたんで、督促していくんですよ、長官が自ら言っているんですから。是非、あれですね、お願いしますよ、統括官。来年、再来年、こんなに恥ずかしい数値を見せないでくださいね。お願いします。 そうしましたら、長官が去ってしまったんで、ちょっと残りの質問...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 今、私、お聞きしていて、失礼ながら、今日、鴻池大臣がおっしゃった西に向かって歩く牛って審議官のことかなと私は思って聞いていたんですね。もう、ちょっと長めにしゃべっても何言っているかさっぱり分からないですよ。 ただ、私、よく分かったことは、具体的な提案があったかな...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 僕、教育に対する理念というものが聞けるのかと思ったら、そんなことだったのかと、ちょっと肩透かしに遭ってしまいました。 今、私、本当に、大臣がおっしゃった、確かにグリーンまで乗ったかもしれないけれども、この後ですよね、本当に。きっちりと、僕、ゴルフしないのでよく分...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 ちょっと説明が悪くて、西とか東のときに審議官いらっしゃらなかったので。 とにかく、東に向こうとしているんですよ、今、規制改革も、小泉さんも。官から民へ。その中で、鴻池大臣が、どうも西に向かって踏ん張っているのがいると、そういう表現だったんですね。だけれども、省庁...全文を見る | ||
03月26日 | 第156回国会 参議院 内閣委員会 第4号 議事録を見る | ○黒岩宇洋君 何か田嶋さんの御自分の議員生活を総括するようなすばらしい質問の後でやりづらいんですけれども、まず構造改革特区について昨日の、ちょっとこうぶつ切りになって寸断された形で恐縮なんですけれども、鴻池大臣そして厚労省木村副大臣に御質問いたします。 私は、昨日の質疑の中で...全文を見る |
○黒岩宇洋君 よく分かりました。私が最初になぞったとおりのことを、木村副大臣、おっしゃっていただいたんですよ。ですから、特段の矛盾が生じているんですね、明らかに。そうですよ。だって、株式会社は認めないと言っているんですから、今。 じゃ、それは、こういう検討会がよく作られている...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 様々な議論って、もう大分やっているんですよね。 例えば、済みません、じゃ一つ出しますと、資金調達の件でも、例えば配当を出さなきゃいけないと。ですけれども、これはいわゆる直接金融ですよね。間接金融だったら金利払うんだと。じゃ、同じじゃないかという。こういう議論出て...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 鴻池大臣、ありがとうございました。木村副大臣、よろしくお願いします。じゃ、構造特区の質問はこれで終わらせていただきますんで、御退席されてください。御退出──いや、いらっしゃりたければ、どうぞいてください、大臣。 では次に、谷垣国家公安委員長にお聞きいたします。 ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 私もミスのない捜査はないと思います。冤罪というのも一〇〇%なければそれは望ましいですが、そうもいかないと思います。ただ、私非常に残念なのは、この判決の出た翌日に捜査一課長のコメントで、捜査は適正に行ったところであり、上告が棄却されたことは誠に遺憾であると、こういうコ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 時間がないんで、最後ちょっとお願いしてなんですが、確かに海外ということもあるでしょう。そして、おっしゃられた、本当に劇場型犯罪ということもあります。ただ、私、改めてこれ、あえてこれ取り上げたのは、本当に多分ここにいらっしゃる方々皆さんが衝撃的に覚えている事件だと思う...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 簡潔にお願いします。 | ||
○黒岩宇洋君 今聞いていて、もうおっしゃっている意味、御自分で分かりますか、本当に。プランに入れないのは法定で義務付けているから、入れちゃうと義務が何かしていないようにと言って、私、今言ったでしょう、法定なんという言葉を使うのが恥ずかしいぐらい骨抜きにされている法律なんですよ、現...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 政府の努力という表現がありました。本当にこれは内閣官房に障害者の政策に対する総合調整機能が移ってきているわけですから、どうか本当に長官のリーダーシップで、関係各省、特に厚労省に対して、障害者の暮らしの改善をするように迫ってください。お願いいたします。 | ||
05月06日 | 第156回国会 参議院 内閣委員会 第6号 議事録を見る | ○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 私は、臨時国会の際にもこれ、食品安全基本法について概要もお聞きいたしましたし、衆院の内閣委員会においてもかなりやり取りがされておるようですので、十五条から二十条辺りの、若干今までの質疑で薄かったところを中心に質問させていただきたい...全文を見る |
○黒岩宇洋君 確かに、役所の怠慢だけを言っていては何も変わらない、もうそれは同感なんです。ただ、政治家として大臣がどこまで切り込んで御発言なされるか、ちょっと期待しておったんですが、いま一つだったような気がして、大変恐縮な言い方ですけれども。 私はやはり、この報告書の中にも、...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 端的に、内閣府としては一円でもこれ予算措置しているんですか。 | ||
○黒岩宇洋君 そうですよね。ないんですよね。そのような予算措置といった対応で、この専門家が不足している、そして独自の調査専門委員を育てるという、こういったことの取組がほとんどなされていないということが、私、このことで如実に出ていると思うんですね。 私の同僚議員からの質疑なんか...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 結構です。済みません。私、事務局の人に聞いて知っていました。三千七百三十九万ですね。私、聞いたとき、けたが違うのかと思ったんですけれども、これ二百人ですよね。延べ二百人で三千七百万ということは、本当に一人当たり二十万弱ですから、今日の最初の審議の中でありましたけれど...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 いや、私、相当重なると思いますよ。だって、専門家がいないというもう的確な指摘があって、なおかつ自分で育てないということは、確実に兼務ですよ。 となると、大臣、本当お聞きいただきたいんです。今回、この法案ではリスク管理とリスク評価を分けるというのは、これ非常に大き...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 もちろん大臣のおっしゃるとおり、一朝一夕にじゃすぐに専門家を育ててというわけではないと。でも裏を返せば、だからこそ私は初年度の予算に人材養成という部分を、例えば二十億の中の相当割くとか、そういうことがあれば、ああやはりきっちりとした調査専門員を育てるんだ、それによっ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 分かりました。 説明聞けば、確かに相対立というわけではないんでしょうけれども、ちょっとこれも表現として非常に分かりづらいんで、私なんかでも簡単に分かるような形で、今度まあ考えてください。 それじゃ、ちょっとさかのぼって、二十条を聞いたので、十九条。 十九...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 何で私こんなことをちょっと分かりづらい表現で聞いたかというと、食品にゼロリスクはあり得ないと、このことを聞けば私もそのとおりだと思います。これはまあ紛れもない事実だと思うんですね。私は何を聞きたいかと、繰り返しますが、要するにどこに軸足を置いて食に対して教育をしてい...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 分かりづらい質問で申し訳ございませんでした。よく分かりました。 実はそれで、教育という言葉が使われているんで、学校教育の現場で具体的にということで私、質問しようと思ったんですが、今日、山口委員の方からも聞かれていたので、ちょっと視点を変えて、私、内閣府の事務局に...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 大分抽象的なんで、本当にそれでどのくらい教育されるか。でも、少なくとも私の小学校時代も全くこの食の安全とかいうものというのは給食でも家庭科でも習ったことないんで、そういった意味では広い意味での食育というものが私は教育の現場においてもされていくことを望んで、十九条につ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 ちょっとあいまいな表現だったんですけれども、私、大臣は、越権ではなく、やっぱり特命大臣、勧告権を与えるべきだと、私は、今おっしゃったと、そう受け取りました。 | ||
○黒岩宇洋君 これは、関係閣僚会議では委員会担当大臣を置くと、これは明言しているわけですよね、まず。まず明言していますよね。加えて、これは附則七条で、先ほど大臣がおっしゃっている内閣府設置法第四条に第十六号を加える云々で、要は特命大臣として置くことができると。私、これを併せて読め...全文を見る | ||
05月08日 | 第156回国会 参議院 内閣委員会 第7号 議事録を見る | ○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 本日は、本当に四名の参考人の先生方、貴重な御意見ありがとうございます。 まずは、大森参考人にお聞きいたします。 イトーヨーカ堂のトレーサビリティーとか説明責任のこの取組、大変すばらしいものとお聞きしましたけれども、ちょっと...全文を見る |
○黒岩宇洋君 そうしましたら、次の質問は大森参考人と品川参考人にお答えいただきたいと思います。 今、大森参考人おっしゃったように、非常にこの食品安全基本法というものを貫徹していく、すなわち食品の安全を確保していくにはコストが掛かる。それがやはり私は生産業者、そして流通業者に膨...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 じゃ、引き続き、品川参考人にお聞きいたします。 私は生協の皆さんと食品安全基本法についての勉強会とか開いたり、そういう意味ではいろいろと御指導いただいているんですけれども、一点、リスクコミュニケーションについて品川参考人触れているんですが、元々、この七人の委員に...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 次に、藤原参考人と山内参考人に御質問いたします。 藤原参考人が大変示唆に富んだ批判及び提言をされているんですけれども、一番これ根本的な今回導入されるリスク分析手法、リスクアナリシス手法、方式ですね。これについて、要はグローバルスタンダードなんかではないんだと藤原...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 次の質問は、藤原参考人だけお聞きします。 藤原参考人の先ほどのお話の中で、本当どきっとしたところがあったんですけれども、要は科学について過半数で決するのはいかがなものかという。これ三十五条では、委員会の議事というのは過半数で決するとあります。我々もつい政治の場に...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 最後に、山内参考人に御質問いたします。 私、このBSE問題検討委員会報告書、本当にすばらしいでき栄えだと思って読まさせていただきました。これを端に発して、今回、国民の食の安全を守るんだという、この目的を達成する法案が出てきたわけです。法案については不備があるとこ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 ありがとうございます。 終わります。 | ||
05月14日 | 第156回国会 参議院 内閣委員会、厚生労働委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号 議事録を見る | ○黒岩宇洋君 あと二十分です。もうしばらくお付き合いください。 申し遅れました。私は無所属の黒岩宇洋でございます。私は内閣委員会に所属しておりますので、本日は農水、そして厚労省の方に若干の質問をさせていただきたいと思っております。 今回のこの食品安全基本法案、これは言うま...全文を見る |
○黒岩宇洋君 事前に私、大分、厚労省そして農水省と、事務局とやり取りした内容よりは、大分ボリュームが出たといいますか、何か非常に抽象的な言葉が非常に盛り込まれたという印象なんですけれども。 私は、今回本当に、大臣、副大臣においでいただいたのは、要は官僚答弁を聞きたいから来たわ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 木村大臣の結構長めの答弁に、意気込みと姿勢を私も感じさせていただきました。 それで、私、今、言わば一般的な両省の連携について聞いたわけです。というのは、BSEというのはあくまでも個別具体的案件でした。これはリスク管理の基礎で、ここで言うのもおこがましいんですが、...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 大臣、そこまで聞いてないです。 | ||
○黒岩宇洋君 ちょっと大臣、私の次の質問も含めてお答えになったようなんで、ちょっと答弁としては、私、全く釈然としないんですが。 それで、これ実は、私、事前に厚労省の方に、じゃ連携はというときに答えが返ってきたんですけれども、SARS対策に関する関係大臣による会合の開催という一...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 これ、大変重要なことなんですよね。要は、動物や植物から感染するか否かについて今お聞きして、知見を得られない、これ、ペーパーでももらっているんで非常に分かりづらいんですけれども。これ、国会答弁で、じゃ、ないですよと今言ったと私お聞きしました。今後間違っても、いや、実は...全文を見る | ||
05月15日 | 第156回国会 参議院 内閣委員会 第8号 議事録を見る | ○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 ちょっと法務委員会がもめているようなので、ちょっと質問を順番を変えたりどたばたするんですが、一問目、谷垣大臣、ちょっと恐縮なんですが、通告していないんですが、一つ聞かさせていただきます。 というのは、午前中の松井委員の質問に対...全文を見る |
○黒岩宇洋君 分かりました。決して屋上屋とかにはならないんだということで理解いたしました。 そうしましたら、次に私は族議員の排除ということでお聞きしたいんですが、このBSE検討委員会の報告書ではこうあります。農林水産省の政策決定に当たり最も大きな影響を与えるのが国会議員、とり...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 そもそも、この検討委員会の報告書の原案はこうなっているんですよね、「農林水産省の政策決定に最も大きな影響を与えているのが自民党を中心とする農水族議員である。」と、大変な抵抗で削除されちゃったんですけれども。 やはり私は、そういう意味では非常に重大な力を持ってきた...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 谷垣大臣の御所見もお聞きしようと思ったんですが、ちょっと先を急ぐんで、いろんな意味で総合調整、谷垣大臣の肩に掛かっておりますので、この族議員に対しても毅然とした対応を大臣の方で取られてくださるようお願い申し上げて、次の質問に移らせていただきます。 次、これは昨日...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 端的にお願いします、ペーパーもいただいていますので。 | ||
○黒岩宇洋君 昨日より一歩踏み込んで、一〇〇%ないということですよね。 私は、やはり食に対する、今は食品安全委員会、立ち上がっていませんから、当然こういう緊急の研究、これは機関と言ってどうかは分からないんですが、措置を講ずるのが私は当然だと思います。ただ、私、昨日も申し上げた...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 そのほとんど同じ答えを私も内閣府でいただいております。 ですから、輸入されることが前提かもしれませんが、物理的に言えば国外にあるものなわけですよね、食品なわけなんですよね。これについても、じゃ具体的にはどういうリスク評価やリスク管理があるのかということを各省庁と...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 それで、昨日、連合審査で亀井大臣が、これ、郡司委員の質問に答えているんです。この「内外」という食品安全基本法の修正を受けて、じゃ、いわゆる牛肉のトレーサビリティー法を修正掛けないか、これ、非常に具体的な話ですよね、この文言を修正したことによってということに。これに対...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 この辺、私がやはりこだわったのは、私たちは今、何を目的に審議しているかというと、国民の食品の安全性の確保ですよね。 衆院で大変な時間を割いて法案の修正を掛けるという非常に重要なことをやったわけです。ですが、それが元々あったものの明確性をちょっと強めるとかですね。...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 最後に、木村副大臣に。私は大臣への、副大臣への質問を先にしろと言われてやってしまって、御答弁いただけずに申し訳ありませんでした。 それでは、谷垣大臣、何にしても我々国民、本当に一億二千万の食の安全を大臣のその力で達成させていただくことをお願いして、質問を終わらせ...全文を見る | ||
05月22日 | 第156回国会 参議院 内閣委員会 第9号 議事録を見る | ○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 私は、このセンターの今後の形は、累積点数通知業務、これ正しく不採算事業ですから、これについては元の行政に戻す。そして、あとの二つの証明業務、これは、これも行政として国の業務に戻すか、ないしは独立行政法人にやってもらう。そして研修事...全文を見る |
○黒岩宇洋君 だったら、資本という概念がないということと整合性が合わないじゃありませんか。少なくとも昨日、事務方に聞いたときは、どこに入れるかは今後考えるというあれだったんですけれども、資本ということですね。じゃ、政府出資金ではなく自己資本になるということですね。 | ||
○黒岩宇洋君 非常に分かりづらいですね。 もう観念論をここで繰り広げるほど私、時間がないんで、もっと具体的に言えばですよ、簡単に言えば、これはもう議論されましたけれども、要は、今までは国の財産であったものをやはり一民間法人にくれてやるということですよね。今日も、その例はあるか...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 今、補助金三億九千二百万ですよね。で、利益が二億四千八百万ですから、補助金なかったらやっていけないじゃないですか。どうなんですか。これ、先ほどの採算性にも非常に関連してくるんですけれども、補助金がなくて本当にこのセンターというのは経営がやっていけるんですか。やってい...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 いずれにせよ補助金というのをもらうんですね。そうするとね、局長、今日の局長の答弁とまた著しい矛盾が生じているんですよ。 いいですか、今日、川橋委員の類型化の質問に対して、今回の民間法人というのは政府の関与を最小限にしていく法人だと。その言わば条件として四つほど挙...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 今の説明聞いて分かった人、私一人もいないと思うんですよ。 局長、一つだけここを確認したいというか、お聞きください、お聞かせを。 この、じゃ上記に該当しない限り、この上記とは一体何なのか、それを分かりやすく説明してください。私、何度聞いても分からないんですけれ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 今の三億九千万というのは、これは五%超えていますよね。超えていますよね。局長、超えているんですよ。 でね、じゃ、経常的のところのその量が云々ではなく、これは通知業務という大変重要な行政サービス、正に行政代行ですよ、ここについて行われているわけでしょう。私、この後...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 五%超ですよ。 | ||
○黒岩宇洋君 もう本当に矛盾だらけだと思うんです。自賠責の特別会計から補助金が出て、利益が出ると今度は法人税で一般財源の方に払うんですよ。こういうの一つ聞いても大変違和感のある、私この民間法人化という名前だけの本当に実質が伴わないものだと思っているんですが。 私一つ、民間法人...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 数字だけでいいです。 | ||
○黒岩宇洋君 流動比率、流動比率。 | ||
○黒岩宇洋君 一五二三%ですよね。委員の皆さんも御存じかと思いますけれども、流動比率というのは、普通の企業でいえばアメリカで二〇〇%、日本で一五〇%を超えていれば大変すばらしい企業と言われているんですね。日本の民間企業の平均は一二〇%。じゃ、このセンターはというと一五〇〇%ですよ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 私、大変実は意地悪な質問をします。今、補助金をもらうなと言ったんですけれども、今日の局長の答弁、先ほどの答弁、午前中に私全く同じことを聞いているんで分かっているんです。二十四億円積立金が不足しているんですよね、しているんですよね。つぶれますよ、本当に。大分補助金もら...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 ですから、結局無理があるんですよ、局長。想定していなかった云々と言っています。私もこれバランスシートをじっくり読ませてもらいました。昭和五十年に作ったので、これ普通の企業じゃ考えられないぐらい減価償却の累計額たまり過ぎているんですよ。普通はここまでためずにもうちょっ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 じゃ、この個人情報というところだけにまた絞って一つ質問します。 要は警察から外に出てセンターに情報が渡るわけですね。聞くと、これの保存とか消去については、まず保存について言うと、紙にプリントアウトしたものは一年保存だという、これは一つの規則だと聞きました。じゃ、...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 いや、結局何が言いたいかというのは、大変このセンシティブな情報を管理するのに大変苦労しているということですよ。裏を返せば、する必要ないんですよ。だって、警察がやればいいじゃないですか。そうでしょう。だって、所轄に私の切符が行って、その切符が県警本部に行って、県警本部...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 そんなことないですよ。個人情報の保護という観点からも、しかも一回もうプールされている情報があるわけですから、そのままやればいいわけですよ、各県警が。 私は、この通知業務だけ切り離せと言うんではなくて、本来は経歴証明業務、そして事故証明業務、これも併せてもう行政な...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 分かりましたか、今の。要するに、取りに行っても郵送で来ても額一緒なんですよね。これ都道府県に一個しかないんですよ。私、新潟県でいったら物すごい北の方です。そこに取りに行くなんていったら、ガソリン代から、新幹線でも少なくとも一万、二万掛かるんですよね。その人間が同じ七...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 事前のちょっと説明が足りなくて、私の方にはそういう説明として入っていなかったんで若干のそごは来しましたが、でも、一割にしても結局は取りに来ようが郵送だろうがコストが一緒だよなんということは本来あり得ないわけですよ。だから、そういうところも精査していくという作業が、私...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 大臣も、大臣というお立場ですから、そういうお答えだと思います。ただ、私は、大臣が私のようにここの無所属の席で聞いていたら反対したくなるんじゃないかということを指摘して、質問を終わらせていただきます。 どうもありがとうございました。 | ||
05月27日 | 第156回国会 参議院 内閣委員会 第10号 議事録を見る | ○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 それでは、まず一点、ピッキング用具を使用した侵入盗の認知件数、これは何度も出てきましたけれども、平成十二年が約三万件であったと。これは十三年に二万件に急減しているんですね。十四年は横ばいの二万件ですけれども、ちょっとここをお聞かせ...全文を見る |
○黒岩宇洋君 何で私こんなことを聞いたかというと、今回法案を作らなくても、いや、作らなくていいと言っているんじゃないんですよ、一万件も減らすことができるという、いろんな対策があるわけですよね。それに比して、果たして、今日も何度か議論になっていますけれども、どのくらいこの法案ができ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 総合的とおっしゃいましたけれども、この後の、やはりこれ三条、四条というのは大変重要な条文ですよね。私、ともすると威嚇力すら持てないほど骨抜きにされるんじゃないかというその心配を今からちょっと解きほぐしていきますので、御答弁ください。 これ、何度も今日、この三条、...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 今のお答えだと、要は銃とピッキング用具等でどちらが重いものかとか、法益保護、保護する法益の重さとか、そういうところで論じているんですが、これ実は違うんですよ。これ、やはり正当な場合とかをきっちりしておかないと本当に取り締まれないものが出てくるという、だから重い軽いで...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 要は、裁判所の執行かどうかはともかくとして、町にはいわゆるかぎ開け屋さんているんですよね。いるわけですよ。私、警察庁の方に聞いたら、いわゆるかぎ開け屋さんもこの特殊開錠営業を営む者だと、すなわち正当な業務だとなるわけですね。じゃ、このかぎ開け屋さんというもの自体が一...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 いや、私ケース・バイ・ケースじゃないと思いますね。だって、現実に今かぎ開け屋さんなんて店舗なんて持たず、電話一本でやっているんですよ。よく町で配られていますよね、何でも屋さんといって。何でも屋さんなんてアパート一室、電話一本でやっているんですよ。その人たちもピッキン...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 これは不思議なんですね。把握していないってなるんですよ。でもね、今回は、この提言でこれだけの要望がありながら、結論は規制を掛けないという、本来何か原因があるはずなんですよ。 例えばその原因というのは、今言ったかぎ開け屋さんが犯罪を犯した例がほとんどないとか、逆に...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 とにかく、看板作って、名刺一枚持って、何かチラシでも持っていれば、私は警察の職員はそれで逮捕とかに踏み切れないと思うんですよ。ですから、この許認可制というのは、単に私は業界に対して規制を掛ける掛けないの問題ではなくて、このことによってしか私は三条、四条というものを骨...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 ちょっと私の質問に答えてください。 ですから、勧告に従いませんでしたと報告を出した場合、これは罰則規定を受けるのか、罰せられるのか否か、お答えください。 | ||
○黒岩宇洋君 そうなんですよね。そうなんですよ。結局は、本来は、勧告するということは何か是正措置を取ってほしいと。ですけれども、今の流れでいうと、結局取らなくても罰則はないと。そうなると、この九条、十二条、十八条の一連の流れで抑止力を持つのは九条二項の公表だけですよね。そうですね...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 これ何でこだわるかというと、これ質問しませんから。 要は、障害者の法定雇用率ってありますよね。あれも、法定雇用率に達しなかった場合、そういうのがあるんですよ、一・八%に達しなければ公表するって言っているんですけれども。これ、実は今までに、平成三年に四社公表したの...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 私、今のではちょっと理解できなかったんですけれども、いずれにせよ、今私が申し上げたような指摘があるということは、今後のまた改革にも生かしていただきたいと思っております。 それでは、せっかくの機会なんで、今回、本当に、サムターン回しだとかカム送りだとか、いろんなこ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 ありがとうございます。 ただ、お聞きすると、麹町には二人の警察官が常駐して、清水谷は一人もいないんですよね。この中にも多分、清水谷の方、何人かいると思うんですけれども、これはちょっと大臣への最後の質問と併せて、ちょっと清水谷の議員にももう少し防犯に対して厚遇して...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 終わります。 ありがとうございました。 | ||
05月29日 | 第156回国会 参議院 内閣委員会 第11号 議事録を見る | ○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 大分、構造改革特区法案、改正案についても含めて議論が進み、そして煮詰まっていると私は今感じております。やはり今回の特区法案、もう何度も何度も議論されていますけれども、官から民へという、この風穴を空けていくという、大変重要な大きな役...全文を見る |
○黒岩宇洋君 分かりました。 ちょっとやっぱり審議官、話が長いですね。ということは、やっぱり三条市の人も分かりづらかったらしいんですよ。私、昨年末に実は三条市の市長にも会って、実はあなたのところの提案、実はもう特区で認定を受けていると喜んでいるんですよ、三条市が。違いますよと...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 ちょっとずれて、私の質問に答えていないじゃないですか。今、理解しているかどうかというのも聞いたんですけれども、結局は、特区というのは全国で対応できるようなことはもう全国でやるんだと。ただ、そうでない場合の、いろんな要件があった場合、じゃ試してやろうということですよ。...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 今、友人関係とか教師との関係とか、あとは学業の不振と言いましたけれども、これ、NPO法人の学校だって同じですよね。じゃ、何で今回NPO法人にこういった分野を任せる、先ほど副大臣が、NPO法人にこういう分野をお任せしたいと、手をかりたいという表現だったんですよね。だか...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 文科省、妙なことを言いますよね。今、NPO法人だと要するに子供たちの実態に即した対応がしている、多彩なプログラムがあると。それが分かっているなら、学校で対応、そのことをやればいいじゃありませんか。もっと言えば、じゃ、NPO法人にそれだけの魅力があるんだったら、何で特...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 やっぱり根本的なところが理解していないんですよ。いいですか。やはりこれだけ学校に行かない、そして子供たちも荒れている、これはもうゆゆしき問題ですよね。それは多くの国民が認識しているわけです。一番認識していないのは文科省じゃないですか。 それで、私はやはり、硬直し...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 その設置基準というのは今ここにありますけれども、これはいわゆる資産だとかそんなこと何にも触れていないんですよ。そうですよね。だから、全く結局、不明確な中で、裁量だけが広まって、本当にNPOが子供たちの生き生きとしたそういった学校を描き切れるのかというのは、私は本当に...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 いいですか。真の目的は、この特区の真の目的は、これは大臣常々おっしゃっている、子供たちにとって楽しくて明るい教育がなされること、このことですよね。細かなディテールじゃないんですよ。ですから、そのことに対して私は、大臣はもっと切り込んでいっていいと思っているし、その責...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 大臣、本当にお願いしておきます。 私が、小学生、中学生だったころ海や川に連れていった子たちが、その後苦労して今、大検を受けて、大学も卒業して社会に出ていっていますよ。だから、彼らも本当にその後、社会でも貢献していく若者なんです。そういう彼らに対して明るい学校現場...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 今のを簡単に言うと、通達というのは文書ですよね。それなりに数値で示されているんですよ、いいか悪いかは抜きにして。結局、この後どうなるかというと、都道府県はきっとまた厚労省に尋ねるんでしょうね、この場合どうかとか。本当に出てくるんですよ、行政指導というやつが。間違いな...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 おかしいですよ。だって、一次提案ですよ。一次提案でこれは自治体が上げてきたわけですから、本来やりたくてしようがないということですよね、無理して上げてくるわけですから。当然その準備もできているはずですよ。 これ、何で上がってこないか。先ほど局長おっしゃいましたね、...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 返すようじゃなくて、思い切り返されちゃいましたけれども。事実誤認かもしれませんでした、局長。 ただ、私が言わんとするところは、最初に申し上げた、要は基本方針を定めても、結局、手を挙げてこないということは、今日出てきた、やったふり特区になっちゃっているんですよ、も...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 分かりました。じゃ、苦情処理等も含めてその中で実のあるものにしていっていただきたいと思っております。 それでは、実はもう議論もし尽くされたんですけれども、株式会社の医療参入。今日、大臣も、もうこの議論はここら辺でなんて言って、私も今日はいったんストップしてもよか...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 私、最初、内閣委員会のやりとり見たら、先端医療という言葉は総理使っていなかったんですよ。昨日、私、秘書と、あと調査室と、あと様々な委員会の調べたら見付けたんです。おっしゃるとおり決算委員会で。これですがね、副大臣。より高度な治療を、あるいはより先端的な治療を受けたい...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 大臣、今お聞きいただけましたか。 これは大臣に質問しますね。今のところで、木村副大臣は総理と一緒だとおっしゃいましたね。鴻池大臣も総理と一緒だと言っていますよね。まずどっちが一緒なのか、そのことを後でお答えくださいね。 私は、これに本当にこだわるのは、やっぱ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 おっしゃるとおりだと思います。 本当に一億二千万の国民の健康のためということは、すなわち十五万人の医者のためでもあります。私も父親が地元の医師会の会長なんで余り強いことは言いたくなかったんですけれども、そういう意味で、大臣、本当にあまねく国民のためを意識してこの...全文を見る | ||
06月03日 | 第156回国会 参議院 内閣委員会 第12号 議事録を見る | ○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 ちょっと質問通告の順番変えて、五番目の質問ですね、しょっぱなにお聞きします。 私は、この法案に対しては、やはり小手先のびほう策を繰り返していく中で、本当に当初の目的というものが達成できるのか。すなわち、児童の性を商品化すること...全文を見る |
○黒岩宇洋君 私は、ここで本当に、我々大人全員で考えてみたいと思っているんですよ、謙虚に。やっぱり子供たちが平気で売春していくわけですよ。先ほど島袋委員の質問にもありました。単に、私は、これ世代間格差ということで片付けていいものだと思っていません。今の法務省の答弁で本当にお子さん...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 そうですね、一つの表現ですね。私も、ですから、いずれともすれば私も娘ができるかもしれないときにどう答えようかと、今もう本当に頭をめぐらしているんですよ。今日の大臣、その命の根源という言葉は私も本当に参考にさせてもらおうと思います。 やはり大事なのは教育現場なんで...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 よく分かりました。 今の、精神的な存在だというところも、谷垣大臣の命の根源といったところと通ずるものがあると思います。 それと、今お聞きして私もいいなと思ったのは、確かに子供たちが自分たちで、チーム何とかですか、話し合った中で子供たちが、これだからいけないん...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 その説明、受けました、性に着目した付き合いと。 ここでまた素朴な疑問なんですけれども、この第二条の二項では、これ、異性交際に限っていますよね。何が言いたいかって、もうお分かりだと思うんですけれども、児童買春でしたら同性が同性を買っても罰せられますね。これ、何で今...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 私も、必要最小限度の規定というのは賛成ですよ。 ただ、件数が少ないといっても、元々、通常、異性間の交際に比べて同性間の交際って少ないわけですよね、わずか数%のはずですよ。だから、それを考えれば、果たして本当にこれが少ないかどうかというのも分かりませんし、それより...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 じゃ、もう一点お聞きします。 では、これ、出会い系サイト以外でのいわゆる性交等を除く援交、じゃない、出会い系サイト以外での誘引の場合、その行為を禁止するか又は罰する法律というのはありますか。 | ||
○黒岩宇洋君 済みません、ちょっと質問の仕方が悪かったですね。 いわゆる金銭を伴わない援交の誘引に限って、これだとありませんよね、ありませんよね。 今二つお聞きしたのは、これも本当に法的に、法体系上の整合性に私は疑問を感じているんです。というのは、いいですか、お金を伴わな...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 匿名性とか、瞬時に発せるとか、不特定だから、何かこっちの方がいわゆる反社会性が高いというような表現ですけれども、ちょっと個別に聞いた方がいいかな。 さっき最初に言いましたよね。援交自体、禁止していませんよね。援交を禁止していませんよね、していないわけですよ。でも...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 ちょっとしつこく聞きますけれども、例えば自動車を運転する、これは何の違法性もありませんよね、何の禁止もされていない、処罰にもならない。でも、じゃ、あなた運転しろよと誘引したと、そういう書き込みをしたと、その人間が処罰される、これと同じことなんですよ。皆さん、多分おぼ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 これも、何度もやり取りしているんで、ただ指摘しておきますけれども、いわゆる年齢を何歳だと、要するにそれを条件にしていると。ただ、自由投稿欄では実際に私は中学生でしたって言えるわけですね。だから、これももう私は完全に網の目からこぼれると思いますよ。さらに、十八歳以上か...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 本当に長い答弁をわざわざお聞きしたのは、殊更、要はこの八条で実効性があると今日、再三再四そうお答えしているんですよね、局長は。そうなんですよ。でも、これ、矛盾が生じているんですよ。なぜならば、何度も言いますけれども、八条と六条というのは相関関係にあるわけですよ。です...全文を見る | ||
06月05日 | 第156回国会 参議院 内閣委員会 第13号 議事録を見る | ○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 実は、おととい委員会終了後、私は夜、渋谷のセンター街に行ってまいりました。大臣、行ったことありますか。高校生や大学生、非常に、若者のちょっと行動様式なんかを見てこようなんという気持ちで行ってまいりました。 私、学生時代のころは...全文を見る |
○黒岩宇洋君 今のところで言うと、いわゆる出会い系サイトも、この事業者がやる、今回定義した、二条で定義したものとそれ以外という表現で、それ以外が担保されていると。でも、今回の委員会でのやり取りであったんですけれども、結局、ある細かなところに規制掛けて、今度はそこからどんどんどんど...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 局長、今、父母の同意ったって、昔のいいなずけじゃないんだから、親同士で決めて結婚なんかないですよ。見知らぬと言いますけれども、さっきのナンパも含めて、まず見知らぬところから会うんですよね。だから、そういう意味では、ほとんど答弁になっていないと私は思うんです。この後、...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 そうなんですよね。だから、要は、十八歳未満の侵入は防止しようということですけれども、禁止はしていないんですよね。そうしますと、今のような状況でやっぱり入れちゃうわけですよ。入ったときに、私は児童ですよと、年齢偽りましたなんということで入ってきたとき、やはりそれで単な...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 局長もお分かりでしょうけれども、不正の誘引をなくすこと自体が目的ではないんですよね。その先にある児童買春とかそういった、そのほかの大きな被害をもたらすような犯罪を防ぐわけですから、今の、不正誘引がないからいいというような御答弁では、私は法の趣旨が貫徹されないと思うん...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 更にお聞きしますよ。 全件家裁送致されて、その後、いわゆる身柄拘束の必要性が認められた場合は観護措置決定がなされますね。これは、私は、逃走のおそれ、そして証拠隠滅のおそれというのは非常にこういう事件の場合、あると思うんですよ。私は、この決定がなされる可能性は必ず...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 どうも処罰についてのその見解で、ちょっと強弁するようにしか聞こえないんですが。 ただ、これは繰り返し指摘しておきます。児童の保護から処罰へという歴史的な転換の法律ですから、そういう意味で私は、運用に当たっても本当に児童の権利というものを保護していただきたいと、そ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 十九件ですよね。私、その報告も受けています。いわゆるパブリックコメントに対しての反応ということで、十九人の、十九件の中高生ですね。そのほかアンケート調査を三千人でやって、そこから十八歳未満の回答が二十三人ですか、ですよね。合わせても四十二人なんですよ。そうですよね。...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 十分だということなんですね。わずか全児童数の国内のもう〇・〇〇何%という、そういう人間の意見を聞いただけで、この児童の権利条約でうたう児童の権利表明権、これが、しっかりと権利が全うされたと、そういうことでよろしいんですね。 | ||
○黒岩宇洋君 よく役所、やるんですよね。ホームページに載せたぞ、どこからでもアクセスできるんだよと。してこない方が悪いんじゃないかみたいな言いぶりですよ、今の局長の意見からすると。 もっと私は丁寧に、今回、教育の場でも子供たちの意見というものをどんどん聞いていきましょうという...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 じゃ、内閣府は十分に認識しているとおっしゃいましたね。で、これ、私、過去三回のいわゆる出席者の一覧表というものを取り寄せさせていただいて大変驚きました。これは申合せには、簡単に言えば各省庁、これ十五省庁ですけれども、局長クラスが出席だと、要するに局長級で構成されると...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 国税庁一つを責めるのも申し訳ないんだけれども、これ第一回目の推進会議、少年の粗暴な非行問題等についてという、措置についてというテーマでしたけれども、当然お酒が絡むわけですよね。このときに、審議官が本来出席すべきにもかかわらず、課長も出ない、課長補佐も出ていない、係長...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 分かりました。 おとといの質疑の中で、なぜ売春してはいけないかという大臣のその答えが、性というものは命の根源だ、その根源を売り買いするようなことはあってはならないと。私、大臣、そのとおりだと思うんです。ですから、この根本的なことを、いわゆる子供たち、児童に認識し...全文を見る | ||
06月12日 | 第156回国会 参議院 内閣委員会 第14号 議事録を見る | ○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 まず最初に、万景峰号の今回入港阻止に成功したんですけれども、この件について国土交通省を中心にちょっとお聞きいたします。 本当に、この万景峰号という船、今では日本で一番有名な船になったようです。新潟県民、市民にとっては大変忌み嫌...全文を見る |
○黒岩宇洋君 わざわざ、あれですよ、官房副長官の求めに応じてPSCというものを提案して、そして今回、事前通告しているんですよね、北朝鮮に。新聞では、異例の措置と書いてあります。国交省に問い合わせると、異例ではないと言っていますが、いずれにせよ、これは事前通告をしたから入港を見送っ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 ですから実施体制としては、私は、明らかに不十分だと認識していると思うんですよね。その点でも、このPSC自体はまだまだ、僕は不備な、私は、不備なものだと思っています。 それでは、一つお聞きしたいんですが、昨年も北朝鮮籍の、先ほど回数は延べで千四百回ですが、実際には...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 私、要するに、一つの国の国籍の船をねらい撃ちできるかという質問を事務方にしたら、それはできないと聞いているんですよ。なぜならば、それは経済制裁に当たるからだと。ですから、今、優先という言葉を使ったんで、私、そこは客観的な基準で北朝鮮籍の船というのは安全基準を満たさな...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 ですから、エックス線ですよね。すべての開封はやっていないはずですよ。やっていないと聞いています。 とにかく、これに非常に私はこだわるんですけれども、官房長官、やっとお聞きいたします。官房長官は、九日の政府・与党連絡会議で、万景峰号以外にも北朝鮮船籍は年間延べ千四...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 ありがとうございます。 とにかく、PSCというものをばんとぶち上げて、非常に対応が十分そうなそんな雰囲気を醸し出すのではなくて、現実には一年前まで万景峰号の荷物というのは入りも出も素通りだったんですよね、現実的には。それに近かったんですよ。そう聞いています、そう...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 いや、事務方は結果としてなんて言っていませんでしたよ。四か国を徹底的にという、平成七年からと聞いていますので、これぐらいにしておきます。ちょっと非常に何か歯切れが悪かったので、指摘にとどめておきます。そうしましたら万景峰号関係、これで終わらせてもらいます。 次に...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 今までのちょっと委員会とかとは変わったと思うんですね、答弁で。でも、今ここではっきりと個人間の賠償請求権も発生しないという──いや、いいです、もう、政府認識、それは今大事な発言ですよ。そこはちょっと聞き留めておきますよ。何かあるんならどうぞ。 | ||
○黒岩宇洋君 だから、存在していないということでしょう。分かりましたよ。それは、ですから外務省の見解として、大変重要な見解として承っておきます。 それと、一点、今回、アジア女性基金では中国というのは対象になっていませんね。なぜ対象になっていないか等は聞きません。ただ、今まで政...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 とにかく、司法が一歩踏み込んで立法、行政でも対応可能だと、そのことに対して福田官房長官がこうおっしゃったんですね。国会で議論をしてくださいと、その後に行政府としても対応を考えると。ただ、冷静に考えますと、我々立法府としては法案を上げているんですよね。審議したいんです...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 力強い内閣府としてのある意味では決意表明みたいなことで私はお聞きしたんです。ありがとうございます。結構でございます。 次に、これ決して否定的な意味で聞くんじゃないんですけれども、何でこの中心的な役割を担う副本部長に鴻池大臣を任命したのか。これ、鴻池大臣では役不足...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 私も、人格、識見、大変すばらしいものだと思っていますが、ちょっと暴れ過ぎが目立つぐらいなんでどうかなというところもあるんですが、私は実は、やはり今回の特区も含めて、要は縦割り行政では青少年の育成ができないんだろうという、私これ総理のメッセージだと思うんですよ。横断的...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 これ、内閣府の方にちょっと追加で通告したんですけれども、非常に今後重要になってくるのはこのやり取りの情報公開だと思うんですよ。何でこだわるかというと、構造特区のときも推進本部の議事録というものはないと。でも、ちょっと漏れ聞いていて、ペーパーが出てくるんですよね。で、...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 いや、全然納得できないですね。本当に青少年の育成に対して何か自由に言えないことがあるんですか。それこそ高い行政権ならばなおのこと正々堂々と物をおっしゃって、そして公開すればいいじゃありませんか。 大臣、ここ大臣にお聞きしますけれども、昨日の会合も残念ながら議事録...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 いや、本当にすばらしい答弁です。もう人格、識見があふれているとしかもう言いようがないんですけれども、非常にすばらしいものが今日ここの議事録に載ったと私も感激しております。 今日わざわざ実は文科省呼んだのは、やっぱり今回この青少年の育成に関してやっぱり大臣級のこう...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 分かりました。遠山大臣がそういう今、政務官がおっしゃったその姿勢で挑んでいただきたいと思っております。 最後、大臣にお聞きしますけれども、これちょっと細かなところ触れるんですけれども、最後の質問で、私、こういう質問通告したんですね。現在の教育の荒廃原因を大臣とし...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 終わります。 | ||
07月03日 | 第156回国会 参議院 内閣委員会 第16号 議事録を見る | ○黒岩宇洋君 無所属の黒岩でございます。 私は、今回のこの少子化社会対策基本法案ですか、この審議に当たって、一九八五年、私が大学に入学したときのあることを思い出しました。私の下宿先の御主人が、これは自分の書いた本だと言って一冊の本を私に手渡しました。その本を探して、ちょっとな...全文を見る |
○黒岩宇洋君 関連してくどく聞きますけれども、この基本法がなければ今後より一層充実していくことはできないんでしょうか。 | ||
○黒岩宇洋君 これはもう質問しませんけれども、ばらばらと言いますけれども、これ十条から十三条って厚労省の中で完結する話だと思うんですよね。ですから、私は関係各省庁というのは今まで一生懸命取り組んできたと思うんですよ。そういう意味で、これが新たに基本法として成立して何が変わるのかな...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 ありがとうございます。もう副大臣にはお聞きしません。 副大臣が文科省を代表してやっぱり一生懸命やってきたということをとうとうと述べれば述べていただくほど、じゃこの基本法要るのかしらという反比例した結果が私、何となくくっきりと見えてきたような気がします。 これ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 そうしましたら、ちょっと引き続きこの質問を荒井先生にまたお答えいただこうと思うんですが、価値観についてちょっと私も踏み込ませていただきます。 やはり、産みたいけれども産めないと、ですから産みたいと思った人に対して環境を整えると、これは私、法律であり政治だと思うん...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 ちょっと私なかなか理解しづらいんですけれども、殊更強調するのは、私、先ほど申し上げましたが、結婚もしていないし子供もつくっていないんですが、そのこと自体にはじくじたる思いでおります。ただ、やはり「家庭や子育てに夢を持ち、」という文言になると、これはやっぱり相当違和感...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 多様な結婚観というものを肯定されたということもあるでしょうし、裏を返せば、少子化対策になるんだったら既婚だろうが未婚だろうが子供を産みやすい環境にしていくという、そういうことですね。──分かりました。これもまた個人の価値判断なので、ちょっと確認で聞いたんですが。 ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 分かりました。 そうしましたら、これ、ちょっとおぼろげな質問で恐縮なんですけれども、確かに少子化の原因というのはいろいろとあると思うんですね。確かにたくさんあるでしょう。それについての対応がこの法案にも書かれているんですけれども、答弁者、どなたになるんですかね、...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 私、何で今の質問をしたかというと、五島先生が最初に答えられた、やっぱり子供を持つことへの負担感、恐怖、私はやはり簡単に言えばこれが一番大きい原因だと思うんですよ。 私の同世代も今、子育てしていますけれども、やはり田舎から出てきて社宅か何かで暮らす人たちは、要する...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 分かりました。 これ、内閣委員会で取り扱った食品安全基本法案に同じような文章が出てくるんですね。これ実は、食品の安全は生産者が第一義的責任だと。私、これとダブってしようがないんですよ。食の生産者と親というものが同じように述べられているような気がして仕方ないんです...全文を見る | ||
07月08日 | 第156回国会 参議院 内閣委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号 議事録を見る | ○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 私は、本日時間がございませんので、次世代法案について根本的なところを一問、そして少子化対策基本法案、これは先週私どもの内閣委員会で大枠について私質問をいたしましたので、細部になるかもしれませんが、時間の限り質問させていただきたいと...全文を見る |
○黒岩宇洋君 ちょっと私の質問に答え切れていないような気がするんですが、私も当然産みたいと思う方々に対する障害を取り除く、このことはあってしかるべきだと思っています。ただ、この責任を特に強調することによって、私はむしろ本当に今の子育て世代がおびえや恐怖を持つんじゃないかという、そ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 もう時間がないんで、質問いたしませんので。中山会長、本当に社会的に様々な制度を整えることによって、結果として子育てに夢を持てるような社会を作っていただきたいと、本当にこれお願いしておきます。それと、私、あと九本通告してありましたけれども、来週、内閣委員会でまた質問し...全文を見る | ||
07月09日 | 第156回国会 参議院 外交防衛委員会、内閣委員会連合審査会 第1号 議事録を見る | ○黒岩宇洋君 総理、最後ですので締まっていきましょう。私、無所属の黒岩宇洋でございます。 冒頭、こちら、これ、ニューヨーク・ポストの全面広告なんですね。(資料を示す)これ、実はリーダーではなく、ブッシュ大統領のことをまあミスリーダーとやゆしてありますね、ミスリーダーと。これ、...全文を見る |
○黒岩宇洋君 これは総理、よくお答えいただきたいんです。 私、総理の身上というのは分かりやすさだと思うんです。今、私はあえて読み上げました。これを素直に読んでリアルにその現場を頭で想定すると、やはり戦闘行為に巻き込まれて、その近傍ですから、近い傍らですよ、そこでドンパチが始ま...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 総理、ちょっと自家中毒を起こしていますよ。 いいですか、総理。総理は分かりづらい法律用語を分かりやすくはっきりと述べるのが私は総理の身上だと申し上げているんですよ、分かりにくいの。だから分かりやすく、総理、語ってくださいよ。(発言する者あり)分かっています、分か...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 分かっていますよ。私、今、戦闘行為かどうかを議論したんじゃないんです。少なくとも今の総理の答弁、大変重要だったと思います。要は、自衛隊員が殺される可能性はあることをお認めになりましたし……(発言する者あり)いや、そうでしょう。だって、死ぬわけですから、強盗だろうが野...全文を見る | ||
07月10日 | 第156回国会 参議院 内閣委員会 第18号 議事録を見る | ○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 本日は、四名の参考人の皆様、本当に貴重な御意見、ありがとうございます。 私、本日、私自身も非常にいい機会に恵まれたと思っております。 というのは、ここに新聞記事がございます。これ、八木先生がちょっと触れているんですけれども...全文を見る |
○黒岩宇洋君 関連でございます。 | ||
○黒岩宇洋君 確かに、男女共同参画局に言わせても、ジェンダーフリーというものを特段、文言として推し進めているわけではないと、私もその認識は持っています。 今回のこの陳述書を拝見しても、この少子化対策、少子化社会対策基本法案は要するに第二の男女共同参画基本法という性格を持ってい...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 そういう話がそんなに伝わっているというのは、私はちょっと信じられないんです。 ジェンダーフリーについて、ちょっと余りもう時間ないんで突き詰められませんけれども、いわゆる社会的性差なんですよね。もちろん、肉体的、生理的性差はあるのは当然ですし、ジェンダーフリーその...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 これ、やっぱりニュアンスの問題なんですよね。 確かに、先ほどの参考人の言葉の中にも、社会的差別にはそれは取り除くとあるんですけれども、これさらっと付け加えるだけで、どうしても法的な部分というのを非常にボリュームたっぷりに言うわけですよ。だから、そこら辺が、やっぱ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 今回のこの法案の質疑の中で、先ほど呉越同舟とおっしゃいましたけれども、各党の方々でも、今、八木参考人がおっしゃったような意見は私は一度も聞きませんでした。いわゆる標準家族とか基本家族といった概念はあるかという質問に対して、そんなものはないんだと。要は、片方の親御さん...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 もう時間ないんで、ちょっとお三方には質問できずに大変恐縮なんですが、私、ちょっと確認のために申し上げますけれども、これ、晩婚化、未婚化、要するに、が進んでいるということが少子化の原因ではないという認識にこれ立っているんですよね。そうではないと。晩婚だけではないんだ、...全文を見る | ||
07月17日 | 第156回国会 参議院 内閣委員会 第20号 議事録を見る | ○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 今日の質疑の中でも出てきたんですけれども、せんだっての参考人質疑、高崎経済大学の八木助教授から非常に面白い主張をお聞きしました。それは、要はジェンダーフリー教育、男女共同参画社会というのはフェミマルキストだという、非常に我々も唖然...全文を見る |
○黒岩宇洋君 もう一回聞きます。 坂東局長、坂東さんは男女混合名簿というものに対してどうお考えなんですか。そうあるべきと考えているのか、そうでない方がいいと考えているのか、お答えください。 | ||
○黒岩宇洋君 もう聞きませんけれども、坂東局長、行政の立場を聞いたんじゃないんですよ。坂東さんとしてどう考えるかと。今、いみじくもGEM、ジェンダー・エンパワーメント測定、これは私、この前も取り上げさせてもらいました。本当に日本の女性というのはすごく能力と、そして教育も受けている...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 事前に文科省にお尋ねした答えと同じことを今局長がおっしゃってくださって、ありがとうございます。 私、やっぱり振り返って、この二十一世紀の初頭、やっぱり男子と女子が分かれて男子が先の名簿なんということがそのまま現状であるということ自体は、私は振り返ればもうおかしい...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 それでは、ちょっとお聞きいたします。 いわゆる障害児はこの心身ともに健やかに育った子供には含まれるんでしょうか、お答えください。 | ||
○黒岩宇洋君 じゃ、ちょっと最初の質問の方に立ち返りますけれども、心身、心の健やかということについてはいろんな意見があると思うんですけれども、体の健やか、これは障害があろうがなかろうが体が健やかと、それでよろしいんでしょうか。 | ||
○黒岩宇洋君 近藤先生のおっしゃる趣旨は本当に私も賛成なんですけれども、やはりちょっとこの文言で、「心身ともに健やかに育ち、」という、ここを強調している点について、ちょっと改めて厚労省に聞きます。こういう文言、どうでしょうか。私はある意味適切ではないと思っているんですけれども、ど...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 分かりました。近藤先生のおっしゃるように、本当に障害者が差別されるような、そんな社会を作ろうと思っているとは思いませんけれども、その点ちょっとどうしても引っ掛かる文言だったので、御留意いただきたいというお願いを申し上げて、前文についてはこのぐらいにしておきます。 ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 普通、不妊相談と言ったら、私、お医者さんのところに行くのかなと思っているんですけれども、よくよくいろんな法律を見ると、医師の守秘義務違反に対する罰則よりも行政の漏えい違反の方が大変重いようなので、そういう意味で、罰則が重いからどうかというだけでなくて、本当にセンシテ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 そうですね。幾つかの質疑の中で文科省の唱えるゆとり教育とは違うんだという表現がございました。 それでしたら、文科省に聞くんですけれども、私、文科省の言うゆとり教育というのは、要は学習時間を減らしたりとか、そういったことですよね。私の時代からもうどんどんどんどん減...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 生きる力ということに対してはいろんな議論がありました。ただ、私、今局長がおっしゃられたことはむしろ家庭でやるべきで、学校はもうちょっと基礎的な学力を身に付けさせてくださいよ、読み書きそろばんぐらいは。 これもっと言うと、やっぱりこの国がどうやって繁栄してきたかと...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 この十四条は、「国及び地方公共団体は、」というわけですから、やっぱり文科省とか県の教育委員会とかですよね。行政がやることにしてはやっぱりもうちょっと丁寧に分けて、家庭とやることとは違いますからね。だから、やっぱりゆとり教育の何か言い訳みたいに、体験云々というふうに感...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 じゃ、最後にちょっとお聞きしますけれども、これもそもそも論なんですけれども、じゃ少子化社会がなぜいけないのか、これも当初にいろいろとやり取りありましたけれども、私は、一つ大きなところというのはやっぱり経済的な理由、それは労働力人口が減るであるとか、ないしは年金とかそ...全文を見る | ||
○黒岩宇洋君 最後に述べさせてもらいます。 私は、産みたいと思った方々が産める社会づくり、このことはもう当然皆様と同じように目指すところでありますけれども、何度か指摘しましたけれども、各条文にうっすらと埋め込まれた、結婚するべき、そして子供を産むべきという価値観が、各条文を一...全文を見る |