黒岩宇洋

くろいわたかひろ

小選挙区(新潟県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数3(参1)回

黒岩宇洋の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第162回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  村田大臣、本当に朝からほとんどフルエントリー状態でお疲れさまです。委員の皆さんもそろそろ疲れて眠い時間ですけれども、もうしばらく御辛抱ください。  今日は私、三十分間、中越地震についてのみ聞かせていただきます。本当に、災害特別委...全文を見る
○黒岩宇洋君 では、これからまあ防災にまつわる大変、ちょっと細かなお話、議論をいたします。良く言えばきめ細やかですけれども、かなり骨細の質問なんで、大臣も参考人の皆さんにもお付き合いいただきたいんですが。  私は今回、今、内閣委員会に新潟県選出、森さんに近藤さんに私と、三人たま...全文を見る
○黒岩宇洋君 柴田統括官、はっきりしていただきたいんですけれども、火災ではなく災害に係る罹災証明発行事務、これ何か法的根拠ございますか、ないしは所管官庁はございますか。
○黒岩宇洋君 端的に答えてください。法的根拠ないでしょう。
○黒岩宇洋君 これは水掛け議論やりたくないんですけれども、法的根拠はないはずですよ。ありませんよね。
○黒岩宇洋君 違いますよ。元々これ、火災に対してで。もうここでつまずきたくないんですよ、こんなところで。  消防法の三十三条から火災に基づいての罹災証明というのはこれ導かれますけれども、災害に関してはないんですよ。だから、市町村が行う義務がないと。これ、今本当に一生懸命その証明...全文を見る
○黒岩宇洋君 柴田統括官、これ、はしょらないでください。はしょりますから、はしょっているから本当に被災民も理解できないんですよ。  罹災証明書と支援法は直接は関係ありませんよ。だって、支援、まあこの後に質問しますけれども、じゃ、支援法にある全壊、大規模半壊、そして半壊という、こ...全文を見る
○黒岩宇洋君 多分、委員の皆さんも今の説明聞いてもなかなか分かりづらいと思うんですよ。  これ、一言で言えば、昭和四十三年に統一されました被害認定基準ですよね。これですよ。その基準についての細かなことは、今、統括官がおっしゃいましたが、そこまでは触れません。この被害認定基準です...全文を見る
○黒岩宇洋君 別に、法治国家と言われたけれども、法律行為として織り込んでくださいよ。
○黒岩宇洋君 しつこいようですけれども、本当に法治国家ですから、この被害認定基準というものは、先ほど言った次官通達にせよ、法律行為につなぎ合わせているわけじゃないですか。だったら、先ほど申し上げた本当は事実行為である罹災証明発行事務というものをどこかで切り離すか、とにかく一元化し...全文を見る
○黒岩宇洋君 だからいいっていうんじゃないでしょう。
○黒岩宇洋君 検討するという言葉だけいただきました。  でも、副大臣、認定基準でさえばらばらなんですよ。この後ここを突くんですけれども、当然さっき言った独自の罹災証明なんかもうてんでばらばら。だから、ともすると、本当に半壊かもしれない家が全壊だったり、全壊かもしれない家が大規模...全文を見る
○黒岩宇洋君 苦しい答弁だと思います。  聞いたら小千谷の人も研修受けているんですよ、たった一日だけ。だから、ほとんど何にも分からなかったと言っています。  だから、やっぱり予算も拡充して、今言った第三者機関も見据えた、そういった検討は今後もきっちりと続けていただきたいと、こ...全文を見る
○黒岩宇洋君 村田防災担当大臣、立ち上がっていただいて、本当ありがとうございます。  前半、時間取り過ぎたので急ぎます。  一番私議論したい、やはりこの支援法なんですよ。とにかく、被災民にとっては住宅再建することが、すなわち地域の再建であり人生の再建なんですね。今は、何とか避...全文を見る
○黒岩宇洋君 応急だから違う、ないしは人命救助の観点だということだと思うんですけれども、これ厚生省の告示では、災害発生から一月以内にこの応急修理を完了することとなっていますよね。  今現在、どういう処置になっていますか、運用は。
○黒岩宇洋君 ちなみに何月延ばしました。
○黒岩宇洋君 そうですね。十一、十二、一、二、三。五か月延ばしました。五か月で応急修理とは、やはり私も現場見ていきましたけれども、まあやっぱりいい意味でしっかり直してくれているんですよ。  元々、この災害救助法のイメージというのは、生活保護者とか所得税の減免者という、本当に低所...全文を見る
○黒岩宇洋君 そうですね。応急だからということですが、ただ、実質的には応急でもない中で、住宅本体にやはり公費は投入されているわけですよ。  そうすると、この支援法に住宅本体を入れてくださいと言ったときの反対論拠が私、かなり崩れてきているんじゃないかと思うんですね。  じゃ、住...全文を見る
○黒岩宇洋君 これも、確かに緊急の被災民にとっては煩雑な手間がないという意味でも、本当に有り難がれています。私もだからそれは弾力的で評価しているんですが、ただ、運用上はやはりどこに支出されたかはまあ不明確なお金であることは確かなんですよ。住宅本体にこのお金が回っている可能性もある...全文を見る
○黒岩宇洋君 じゃ、もう質問はしませんけれども、林田副大臣も本当にいろいろなところを勘案されながらお答えいただいてありがとうございます。  先ほど、四年を目途と言っていましたけれども、本当に地震というものは、経験してみて分かるのは、本当にいつ起こるか分からない。明日かもしれない...全文を見る
03月18日第162回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  本当に最後ですので、私も気合入れて頑張りますので大臣お付き合いください。  まずは、私、今日は生涯受益格差問題という、この問題から質問を入っていきたいと思っております。  この生涯受益格差、いわゆる社会保障サービスであるとか公...全文を見る
○黒岩宇洋君 少子高齢化というのも非常に大きな理由だとは思います。もちろん、これは税制の問題から様々な経済政策も含みますから端的には言えないと思いますけれども、私は、一つ特化してこの後質問を進めたいんですけれども、やはり年金制度にあるわけですよね、一つには。というのは、皆年金始ま...全文を見る
○黒岩宇洋君 端的に。
○黒岩宇洋君 せっかく書かれたものをそのまま私説明したつもりなんですけれどもね。最終的にはその若干、この若干というのは本当にこのグラフで見ても、もう虫眼鏡で見ないと分からぬぐらいの差ですよ。だから、そういう意味で、私、この二〇〇四年度改正というものが生涯受益格差の解消については私...全文を見る
○黒岩宇洋君 いや、森岡政務官、二〇〇四年、これ、二〇〇四、間違えていますかね。  先ほどの公的制度だけではないという部分もここにも書き込まれているので、私も理解しています。ただ、やはり大改革といった中で、年金改正がそれに比べると私は大変物足りないものだという、そういう指摘でご...全文を見る
○黒岩宇洋君 消費税の年金に財源として充てることに対して一つの考えという答弁をいただきまして、ありがとうございます。  もう駆け足で次の課題に行きますので、竹中大臣、大田統括官、退席していただいて結構でございます。残りたかったらいらっしゃっても結構ですけれども。  次に、この...全文を見る
○黒岩宇洋君 御安心ください。これは議員の年金未納問題と違いますからね、任意加入ですから。  ただ、ほとんど皆さんそうだと思いますし、官僚の皆さんも入っていなかったんですよ。当時の加入している学生というのは一・二%だと。どう思いますか、この数字。私は多いと思ったんですよ。えっ、...全文を見る
○黒岩宇洋君 森岡政務官は今政府のお立場ですから、それは重々分かります。  ただ、本当にあれですよね、いざ自分がその身に置いたら、だれもが学生入っていなかったですよ。ですから、我々は無年金学生だったんですね。ただ、大きな違いは障害を負ったか負わないかなんですよ。不慮の事故で負っ...全文を見る
○黒岩宇洋君 もう答弁いただきません。  私、幾つかの各点から今日質問申し上げたのは、本当の意味の新しい年金制度をつくる以外にもうないと思っているんですよ。もう一元化だとか、そんなことだけでも無理かもしれない。  というのは、そもそも昭和十七年に我が国で初めて年金制度が始まっ...全文を見る
03月31日第162回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  大臣、今日は長きにわたってお疲れのことだとは思いますが、私も最後のバッターということで、私、参議院の無所属なんで常に衆参合わせて最後の質問者なんですね。本当に衆院のこの分厚い議事録も全部読ませていただいて、今日も朝から晩までメモ取...全文を見る
○黒岩宇洋君 分かっています。
○黒岩宇洋君 複数あるんですか。
○黒岩宇洋君 だから、複数の措置を求められることあるんですか。
○黒岩宇洋君 いや、そうなると、これワンストップというのをまた掲げた割には、一か所で立ち止まったけれども、とやかく言ってくるところが複数に増えていると。そうですよね、だって、今までの交付金だったら関係行政機関の長だけからのいろんな必要な措置というのはあったかもしれませんけど、今度...全文を見る
○黒岩宇洋君 ですので、これ事務方にも確かめていますよ。法的効果一緒なんですよ。そうですよ、自発だろうが受動的だろうが、要するに三項はどっちだって構わない、述べていいんだと。ここまであえて強調しているわけですよ。  で、これもこれ以上踏み込みません、時間ありませんので。  実...全文を見る
○黒岩宇洋君 いや、額の積算根拠を聞いているんですよ。だって、通常の予算でしたら、概算要求があって、それなり折衝しながら積み上げである程度額を決めていきますよね。今回のこの八百十億円、ちょっと事務方から聞いたのと室長のちょっと答弁、そごがあるんですけれども、八百十億という、これ具...全文を見る
○黒岩宇洋君 勘案しただけでは八百十億という具体的な数字出ませんよね、出るわけないじゃありませんか。何らかの根拠があって八百十という数字出したんでしょう。室長、それ私、事務方から聞いているんですけれども。じゃ、事務方はこう言っていました、同種の交付金を、総額を足してその一割から二...全文を見る
○黒岩宇洋君 いや、結局──だからそれは言えないはずなんですよね。そうでしょう、だって法案がまだ出ていなくて、これから申請するというときにまさか、これまさかですけれども、もう配り先なんか決まっていませんよね。いや、こんなことをやったら、もう立法府ないがしろもいいところですよ。違う...全文を見る
○黒岩宇洋君 私の疑問は全くやっぱり晴れなかったですね。だって、室長のそういったお答えである限り、八百十億なんか分配できっこありませんよ。でも、例えば、だったらすごくいい提案が一件に集中したとする。ともすれば、これやっぱり道とかですから大きな事業の可能性あるわけですよ。これ例えば...全文を見る
○黒岩宇洋君 分かりました。これ以上は聞きませんが、実務レベルだと補助率って概念がないから、上限を例えば五割にするとかいろんなことを私聞きましたけども、しかし、どれをどう当てはめてもきっちりと八百十億を公平、公正に使い切るっていうことはまあ不可能に近いわけですよ。そうでしょう。だ...全文を見る
○黒岩宇洋君 ちょっと聞き方、変えますね。元々収益性が悪い事業なんですよね。もうこれに限っているわけですよね。では、そこにこの課税の特例を受けて、仮に資本が注入されたとしましょうね、投資家から。それによって収益性っていうのは改善されるんですか。
○黒岩宇洋君 いや、お答えは分かりました。そうですね、収益性は高くならないんですよ、なりません。これはそうですよ。財務上、資産の部のわきの資本の部が負債の部よりは上がるかもしれません。だから、財務体質は若干良くなるかもしれませんけれども、収益性なんか良くならないんですよ。だから、...全文を見る
○黒岩宇洋君 読みました、読みました。
○黒岩宇洋君 その西村先生の日経の、私「経済教室」も読みましたけれども、若干ちょっと、認識のちょっと違いがあるというふうに考えております。  そして、先ほど志投資、志のある投資ってありましたけども、いわゆるSRI、社会的責任投資というものも、これそんなに伸びてないわけですよね。...全文を見る
○黒岩宇洋君 委員の皆さんも今お聞きになって分かったと思います。今時点でできるんですよ。今日でできるんです。そのように、そうですね、要するに地域再生本部決定、まあ閣議決定と言い換えてもいいですけれども、閣議決定で一元化ができるようになったじゃありませんか。そりゃそうですよ。昨年の...全文を見る
○黒岩宇洋君 終わります。
04月07日第162回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩でございます。  私、三年前からこの構造特区法案、第一回目の改正、第二回目の改正と、ずっと質疑に加わらせていただきまして、私、本当にこの特区構想というものを一応援団として推進しているという、そういう立場だと自負いたしております。その観点から今日も質問、...全文を見る
○黒岩宇洋君 先ほどの議論にもあったんですけれども、実際に同じ規模の静岡刑務所ですと、やはり一年間に約五百件の懲罰件数がございます。すると、一日に付き一回か二回ということですので、この懲罰の内容まで私精査しませんでしたけれども、様々なトラブルが起きると。そういう際に、やはり被収容...全文を見る
○黒岩宇洋君 問題のない人とおっしゃいますけれども、全く問題のない人は刑務所に入ってきませんからね。結構大変なんだと思いますよ。  さらに、それを受けていきますと、これも先ほど議論あったんですけれども、警備業法一部改正、この内閣委員会で私も携わりましたけれども、この警備業法上の...全文を見る
○黒岩宇洋君 追加するんですか。予定はあるんですか。
○黒岩宇洋君 これ局長、やはり種別に入りますと配置基準が要はきつくなったり、そのほか、今言った検定ということで、やはり地域住民の信頼を与えるという目的でこの規則作られているんでしょう。そう考えたら、あるいは私、刑務所の警備というのがこの常駐警備とか交通誘導警備に劣るとはゆめゆめ思...全文を見る
○黒岩宇洋君 では、副大臣ありがとうございます。要は、この特区は円満に支障なく行える見込みを今法務省は持っているという、これ大変貴重な認識でございます。  私、今から一番聞きたいことを幾つか聞いていこうと思っているんですよ。私、今回の議論をちょっと法務省としながら、今までの特区...全文を見る
○黒岩宇洋君 次に、その場合、これ総理大臣に認定を申請するんですよ。ただ、もう一つ条件が加わってくるんですね。認定を受けたときは、これは、矯正管区の長の登録を受けた法人、この法人が存在しないことにはいわゆるこれ民間委託できないわけですよね。まあ美祢の場合、今幾つか手を挙げつつある...全文を見る
○黒岩宇洋君 そうすると、今の二つの要件がそろえば、各自治体は常にこれ特区として申請できますよね。具体的に言えば、例えば川越市が、自分のところの川越少年刑務所を特定行刑施設として、ある法人が登録されれば、じゃ川越市、うち特区にしてよと、これは申請することできますよね。
○黒岩宇洋君 さあ、ここまではあれですよ、全く法務省絡んできませんね。何にも見極めも判断も必要ないんですよ。  さて、じゃこの次に、さあ出てきました、認定ですよ、総理の認定。唯一ここで関係行政機関が出てこれるのが、ずっと私たちが以前から議論しておりました特区法第四条に示される関...全文を見る
○黒岩宇洋君 市場化テストとは全然別ですよね、これは。
○黒岩宇洋君 私たちの懸念をよそに、今まで一件も不同意の例はないんですよ。そこに踏み込むということですか、この問題については。
○黒岩宇洋君 これ、やはり、局長も先ほどちょっと自分の認識は甘かったという表現なんですが、どうも新設のPFIに偏り過ぎて議論がされてきたんだと思うんですよ。で、法務省の皆さんから言わせれば、これだけ収容者が増えて、もう本当に日々の刑務官の仕事が大変だと、私も川越でよく分かりました...全文を見る
○黒岩宇洋君 今日最後なので大臣にいろいろとまた大臣の姿勢聞きますんで、今はこの程度にしておきますけれども、これ実は、だから何度も言いますけど、法務省としてはかなり踏み込んだ話ですので、今後行き先というのは我々もしっかりといい意味で見守っていきたいと、そう思っていますし、それ以上...全文を見る
○黒岩宇洋君 これ、ハード面では取り消せないんですよね。そうするとどういうことが起こると、どういうことが起こるかといいますと、結局は、空き校舎としてそのまま置いていたものを、ともすればこれから十年後か二十年後に新しく建て直さなきゃいけなくなるかもしれないんですよ、この財政の悪いと...全文を見る
○黒岩宇洋君 だから、結果的には、地方公共団体がこれ受け持つということですよね。  いや、私は、この特区、もちろん推進の立場なんで、どんどんそういうものが活用されればいいと思っているんですけれども、やっぱり十年後、二十年後を見据えて地方公共団体にしっかり理解してもらってこれやっ...全文を見る
○黒岩宇洋君 そうね、あれでしょう、配置義務規定があるから、そんな公私協力学校つくるよりは先に公立学校つくっときゃいいですけれども。何度でも言います。それは自治体の判断ですよ。余計なお世話は結構だって。それは特区のまず理念ですからね。いいじゃないですか、どっちつくろうと、自治体に...全文を見る
○黒岩宇洋君 ありがとうございます。  大臣が描く社会というのは、もう人によって価値観違うんですが、一つに、やはり規制改革というのを私トップに持ってきた、これ重要だと思っているんですよ。元々はここから始まったんですね、構造特区というのは。そもそも総理が、小泉総理が最初にこの構造...全文を見る
○黒岩宇洋君 終わります。
05月12日第162回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  まずもって、このたびのこの改正案を提案された提案者の皆様に敬意を表させていただくとともに、この法案の審議深めさせていただきたいと、そう思っております。  それで、私はやはり自分も昭和生まれ、そして昭和の時代を生きた者として、やは...全文を見る
○黒岩宇洋君 この昭和の時代論をここで闘わすにはとても時間がないんで、私は、あえて私自身も申し上げたいのは、私は昭和四十一年生まれでございます。物心から付いての私の昭和というのは実は十数年でしかなかったんです。戦前と戦後ということだけでやはりくくられるほど単純なものではなかったと...全文を見る
○黒岩宇洋君 分かりました。  それで、お聞きしたいのは、さてこの改正案が仮に成立しました、昭和の日ができましたと。このことによって、すぐにとは申しませんけれども、やはりこの日本社会というものにどういう影響が与え、日本社会というものが果たしてどうなっていくのか、それをどう提案者...全文を見る
○黒岩宇洋君 分かりました。  それで、ちょっと視点をずらして、みどりの日が五月四日に移ると。みどりの日というものもやはり今大変定着し、そしてやはり環境の世紀と言われる中で大変重要なものだと思っておるんですが、ただ若干、私、疑念を生ずるのは、四月二十九日を昭和の日にするというこ...全文を見る
○黒岩宇洋君 分かりました。決して軽んじられているわけではないということを今日確認させていただきます。  冒頭申し上げましたとおり、多分、今日この場にいるほとんどの方が昭和生まれなんだと思います、平成生まれの方がいるかどうか知りませんけれども。我々が生まれ、そして育った時代が未...全文を見る
05月19日第162回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  私も、今の日本国におけますこの食生活の乱れ、本当に不規則な食事というものについて憂慮をしている一人でございます。ただ、今回のこの食育基本法の私も勉強を始めたときに、ある人から聞かれたんです。ところで黒岩さん、朝御飯食べているかと。...全文を見る
○黒岩宇洋君 多面的な意味合いがあるということは私も承知しました。  ただ、今、小坂先生がおっしゃった中で、栄養のバランスとか、そして安全な食事ということになりますと、やはりこれは健全な食事で食べるべきだと、これは不健全なものだからやはり食べることを控えるという、こういった判断...全文を見る
○黒岩宇洋君 更にちょっと深く議論を進めたいんですけれども、十三条に国民の責務という条文がございます。これについては先ほどの議論の中で努力規定という表現が提案者の方から聞かれましたけれども、しかしやはり国民の責務ときっちりうたっているわけでございます。  そこで、私は、やっぱり...全文を見る
○黒岩宇洋君 分かりました。  外食とかファストフードやコンビニエンスストアの食品、そしてインスタント食品と、確かに健康にすべていいかどうかというのはいろいろな議論があると思いますが、先ほど小坂先生のおっしゃったような、程度の問題で、あれは駄目、これは駄目、そのような過度なこと...全文を見る
○黒岩宇洋君 私、あえてこだわって今の質問をしたのは、やはり問題意識としては、一点は、まだ国民的な食育というものに対するコンセンサスができ上がっていないのではないかという点。そして、更に申し上げますと、先ほどいみじくも小坂議員おっしゃった二条から八条の基本理念。確かに基本理念が条...全文を見る
○黒岩宇洋君 分かりました。  これから、私もう一つ質問しますが、これも確かにもう繰り返しになるんですけれども、提案者が憂慮しているような今の我が国の食に関する様々な問題、それは栄養の偏りであったり不規則な食事であったり、肥満、生活習慣病の増加と過度の痩身志向、幾つか列挙されて...全文を見る
○黒岩宇洋君 済みません、本当に私、限られた時間なもので、もう先、一気に飛ばしまして、最後の第二十五条関連。  今日は、実はこれに関連して強引に農水副大臣の常田副大臣に来ていただいているんで、最後にお聞きしますけれども、その前に、この二十五条ございます。これは食に関する正確な情...全文を見る
○黒岩宇洋君 これ提案者への、端的にお願いします。
○黒岩宇洋君 確かに難しいものなんですね。  そこで、かなり強引に農水副大臣にお聞きしますが、実は、私の地元新潟県の上越市で今、遺伝子組換え稲の栽培実験が今正に行われようとしております。そこで、遺伝子組換え作物についての安全性というものがどこまで科学的に権威付けされて、それが私...全文を見る
○黒岩宇洋君 もう質問は終わりにしまして、副大臣、カルタヘナ法によりますと、大臣承認の条件というのはたった一つです。それは、学識者からの判断を仰ぐという。これはなかなか地域住民には知られていないわけですよ。パブリックコメントといいますけれども、パブコメもほとんど知られていなかった...全文を見る
06月07日第162回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  今日は本当に、三人の参考人の先生から有意義でかつ貴重なお話を聞かせていただきまして本当にありがとうございます。  今日の意見もそうでございましたし、先生方のお書きになったものも読ませていただきまして、大変納得する点が多うございま...全文を見る
○黒岩宇洋君 結構でございます。ありがとうございました。
○黒岩宇洋君 ありがとうございます。  あくまでも個人の嗜好であるとか、そういった選択に国が公権力で介入するという、そんなことではないという、そういう意味では各先生方とも私も意識は共有できたと、そう思っております。  それで、今、中村参考人の方からお話に出ました食生活指針ござ...全文を見る
○黒岩宇洋君 ありがとうございます。  私は、しっかり練り上げて作ったものがあの十項目の食生活指針だと思っておりますんで、こういったものを貫徹していく中で、やはり健康な国民生活というものを維持していければと、そう願っております。  話をちょっと進めますけれども、私、これも委員...全文を見る
○黒岩宇洋君 いや、やっぱりお聞きしますと、なかなか本当に食というものに対する情報といいますか、学説の権威付けというのは難しいと、私、そのことをやっぱり皆さんで共有認識を持ちながら、食育というものは実は結構難しいものだということを改めて私は提唱させていただきたいと思います。  ...全文を見る
○黒岩宇洋君 ありがとうございました。  終わります。
06月09日第162回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  今日もこの食育というものについての議論をしていく中で、私も食育自身の本当に重要性、改めて認識しておるところでございます。加えて、提案者の皆さんの学校給食の自校方式への意気込み等を聞きますと、私も賛同する部分は多々あり若干ぐらっとき...全文を見る
○黒岩宇洋君 済みません、ちょっと今聞き漏らしたんですけれども、二十一条の指針というのはどういうものなんですか。食生活指針とは全く別個のものを作るんですか、新たに。
○黒岩宇洋君 ちょっとそれ大変分かりづらくて、他の基本法を受けて現実に今食生活指針というものがあって、このことを改めて二十一条で規定しているんですか。提案者、お答えください。
○黒岩宇洋君 いや、私はてっきりまた新たなものを作るんだと思ったんですけれども、そうなりますと、今のお答え聞くと、やはりかなり重複というものが、もう全くこれ重なっているということになってしまうわけですね。そうすると、今までの食生活指針が一体何なのか、そして新たな取組というものがあ...全文を見る
○黒岩宇洋君 もうちょっとそこで、時間ないんでもうこだわりませんが、ただ、そういったものを全部、幾つかの省庁のものを含めてこの二十一条だというのが、それだったら、新たなものとしては指針を作らないわけですから、余り変わりないんじゃないのかなという、こういう疑問点なんです。  もう...全文を見る
○黒岩宇洋君 終わります。
06月14日第162回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  本日、村田国家公安委員長においでをいただきまして、午前中から議論されております警察の捜査費について私も何点か質問していきたいと思っております。  午前中の議論では、愛媛県警の巡査部長の告発に基づいて、個別各論でその事例について果...全文を見る
○黒岩宇洋君 ちょっと抽象的だったんですけれども、具体的に私お聞きしたところ、まず各警察署の署長が一月に一度、うちはこれだけ必要だと、これを例えば県警本部長に上げると。県警本部長とか、警察庁だったら会計課長でしょうか、ここがまた四半期ごとにこれだけ必要だということで申請して、その...全文を見る
○黒岩宇洋君 だから一致するということは考えづらいですよね。
○黒岩宇洋君 執行額ではなくて、予算額と配分額。
○黒岩宇洋君 ですから、一致することは考えづらいですよね、予算と今言ったやり取りで配分するわけですから。
○黒岩宇洋君 執行額じゃない、配分額で。
○黒岩宇洋君 おかしいですよ。十六年は予算額五十五億で、各都道府県警と警察庁に配った額は三十三億ですよ。  大臣、これ勘違いしないでください。配分額と結果的に使い切った執行額というのはその後また更に二十六億と落ちるんですよ。そうでしょう。先ほど私が申し上げたようなやり取りで最終...全文を見る
○黒岩宇洋君 違いますよ。
○黒岩宇洋君 予算額と配分額は一致しませんね。
○黒岩宇洋君 ちょっと長く手間取りましたけれども、今お聞きして、多分皆さんも予算額と配分額一致しないということは御理解いただけたと思うんですが、ですけれども官房長、平成十一年と十年、これ過去五年分しか調べられないということでそれしか聞いていないですけれども、十年と十一年は予算額と...全文を見る
○黒岩宇洋君 これは後で大臣に感想を求めますけれども、私幾つかこういった額についてはこの後議論しますけれども、結局、私の問題提起というのは、元々、捜査費、捜査協力費なるものというのはほとんど使われたことがなかったというあるジャーナリストの指摘すらあるんですよ。元々フィクション、虚...全文を見る
○黒岩宇洋君 私は、必要であったかどうかということを聞いているんじゃないんですよ。手続上あり得ないということを今つまびらかにしているわけでしょう。  だって、各警察署から逐一、これ一月ごとに上がって、県警本部から四半期ごとに上がってというやり取りをすると、これ、やっぱり予期をせ...全文を見る
○黒岩宇洋君 あのね、官房長、何度も言いますけれども、十分な捜査費がない、だから欲しくて欲しくてしようがないと、自然と執行率が高くなる、そこまでは分かるんだけれども、科学統計的に考えて、数学的に考えても、この数字が一致するということはあり得ないって言っているんですよ。  いいで...全文を見る
○黒岩宇洋君 ここはいったんここでやめます。ただ、考えられませんよ、どう考えてもね。  じゃ、また官房長の言葉をかりて、十分な捜査費としてなかったから、必要だったからと。これわずか十年前とかですよ。もっと言うと、九九・何%というのはわずか五年前の話ですね。  さあ、じゃ、今先...全文を見る
○黒岩宇洋君 短くお願いします、時間ないんで。
○黒岩宇洋君 もう二つでやめてくださいよ。
○黒岩宇洋君 官房長、端的にしてください、官房長。
○黒岩宇洋君 官房長、今の説明聞いて分かる人いませんよ。だって、認知件数が増えてきたということは治安が悪化してきているわけなんですから、本来だったら予算をきっちり使って、じゃ、捜査なら捜査費で使えばいいじゃありませんか。それが、ベテラン職員がいなくなったと。  これ私、この前も...全文を見る
○黒岩宇洋君 もう時間なので、済みません、終わります。
10月25日第163回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  もう遅くなってきましたけれども、最後ですので、ちょっと気合を入れて頑張りますので、お付き合いください。  政府参考人の再登録の方も本当に異議なしで御許可いただきまして、心から御礼申し上げます。  さて私は、今日はいわゆる世論調...全文を見る
○黒岩宇洋君 重要なところは、学校を通して担任の教師が子供に調査票を渡して親に渡すんですね。  これで男女比見ますと、内閣府の調査ですと、保護者、男女もう約五〇%ずつなんです。これ文科省ですと、女性が九三%、男性が七%。やっぱりお宅でお母さんが書かれている例が多いんでしょうね。...全文を見る
○黒岩宇洋君 分かりました、結構です。  ですから、今まで政府の受託業務を受託している民間もたくさんあるわけですよ。ただ、この今申し上げた世論調査のこの一千万というところではとても無理だというわけですね。  私、これだけ安くできるこのなぞの答えのヒントはやはり今回の不正事件に...全文を見る
○黒岩宇洋君 不正かどうか、答えてください。不正じゃないんですか。
○黒岩宇洋君 違いますよ。  いいですか、調査を受けていないけれども、それに対して回答を得て、要するに調査票は架空のものを出したわけですから、これは捏造ですよ。  あっ、この後、またあれですか、これについての回答とか調査結果というのは、監査結果、また新たに出すんですか。そうな...全文を見る
○黒岩宇洋君 いや、今その分析しているとかいう話全然聞いていなかったんで、まあいいでしょう。じゃ、先に進みますよ。  それで、でも結果的に、これ今二十二件、三十八件とありますけれども、あと四百何十件は、要は電話したけれども出なかったところですよね。出なかったところのデータをごそ...全文を見る
○黒岩宇洋君 短くしてください。
○黒岩宇洋君 聞いているのは、不合理なところですよ、統計調査と世論調査との。
○黒岩宇洋君 いや、済みません、ちょっと時間なくてね、これ詰め切れなくて、もうおかしなことだらけなんですよ。  で、この法人は、社団法人は、いわゆる役所からの天下り、四人いるわけですね。十五億の収入のうち十三億が国と地方自治体ですよ。その国と地方自治体の内訳もよく分かんないんだ...全文を見る
○黒岩宇洋君 委員長、最後に。  前向きな御答弁、ありがとうございました。
○黒岩宇洋君 今、官房長官は不正をやっぱりあったということを認めているんですよ。  そうしますと、今、新情報センターは内閣府の措置要項だけで五か月間の指名停止ですけれども、本来ならばこれ、予算決算及び会計令、この七十一条によって二年間の一般競争入札の指名停止になるわけですから、...全文を見る
10月27日第163回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。  今回のこの風営法ですけれども、今までの度々行われる改正の歴史を見ても、そしてこの法文を見ても、いわゆる風俗、性風俗もそうなんですが、この実態とこの法律というものがやっぱり乖離している。なかなか法律が今の風俗の実態に追い付きづらいん...全文を見る
○黒岩宇洋君 抑止に効果ということは、いわゆる新規参入に対してしづらくなると、そういうことですか。
○黒岩宇洋君 私、ちょっと疑問に思うのは、デリバリーヘルス、名のとおり、性産業の出前ですよね。これに対してその受付所なるものがどれほど効果的なものなのかというのは、私もこれ経験がないんでちょっと分からないんですけれども、やっぱりイメージしますと、これ家とか近所のホテルに性風俗の方...全文を見る
○黒岩宇洋君 警察庁にお伺いしたところ、いわゆるデリバリーヘルスの届出が今二万一千五百七十店あると聞いておりますけれども、それではその受付所のあるデリバリーヘルスというのは全国にどの程度あるのか。これ、警察庁の方が各都道府県警に要請して受付所の数を目で数えてきたと聞いておるんです...全文を見る
○黒岩宇洋君 やっぱり、全体二万軒のうち七百ですからね、そんなに多いわけじゃないわけですよ。私は、この届出義務を課したからといって、これだけわずか七年間でも急増しているデリバリーヘルスというものの新規参入が一体どのくらい減るのかということには、かなり疑問だと思っております。  ...全文を見る
○黒岩宇洋君 委員の皆様、この数字聞いてどう、感想はどんなもんでしょうね。全国にファッションヘルス千十三軒しかないんですね。ちなみに、ソープランドと言われるものが千三百軒あると。ソープランドよりファッションヘルスの方が少ない。これは町を歩いていて実感としてはかなり乖離していると思...全文を見る
○黒岩宇洋君 いや、これも全国に千軒しかないのに毎年六百軒。六百軒も摘発されていることを考えますと、これ今日も議論にあって、事実上の届出しているところの倍あるんじゃないかというけれども、私なんて倍どころじゃなくて、ともすれば数倍、十倍ぐらいの無届けのファッションヘルスがあるんじゃ...全文を見る
○黒岩宇洋君 皆さん、お聞きいただけましたでしょうか。少なくとも新聞広告出していて届出がないということがはっきり分かったところが、ある新聞で、今局長おっしゃった八十一軒あるわけですよ。そのうち三軒しか摘発していないわけですね。そのほか五つほどの週刊誌、そのほかスポーツ新聞とか調べ...全文を見る
○黒岩宇洋君 いや、これ本当によくイタチごっこって言われますけれども、新しい形態についても追い付くのがやっとなのに、今ある、少なくとも規制の対象になっているところで、しかも今局長もおっしゃったように、ある程度端緒が分かっているところでさえ人的に捜査に行けないという状況ですよ。その...全文を見る
○黒岩宇洋君 私、冒頭紹介しておきたかったんですけれども、昭和五十九年の改正以降、東京では今言ったファッションヘルス、まあソープランドもそうなんですけれども、吉原以外は出店できないんですよね。そうなんですよね。あと、調べましたところ、私の新潟県、そのほか兵庫県とか神奈川県、全国で...全文を見る
○黒岩宇洋君 今日、お手元に新聞のちょっと広告欄をお出しした、お手元に渡してあるんですけれども、これ急遽、昨日私の秘書に何紙かコンビニに買いに行かして、だれでも買える新聞ですよ。ちょっとはぐっただけでも、これオレンジでくくっておりますけれども、これニューハーフとかいろんな表現です...全文を見る
○黒岩宇洋君 今大臣のおっしゃった、女性だって言いますけれども、ここをごらんになって分かるとおり、多分ニューハーフと言われる方はそれなりの手術を受けて、身体的にはともすれば男性よりははるかに力とかも強くない人たちもいるわけですよ。  平成十年、法改正された直後に、名前は申し上げ...全文を見る
○黒岩宇洋君 終わります。