黒岩宇洋

くろいわたかひろ

小選挙区(新潟県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数3(参1)回

黒岩宇洋の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第164回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○黒岩宇洋君 民主党・新緑風会の黒岩宇洋でございます。  私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました平成十七年度補正予算三案に対し、反対の立場から討論を行います。  補正予算とは、年度途中の喫緊の財政需要が発生した場合に編成する予算であります。しかし、今補正予...全文を見る
03月08日第164回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○黒岩宇洋君 民主党・新緑風会の黒岩宇洋でございます。山根議員に引き続いて関連の質疑を行いたいと思います。  私は、内閣委員の一人として、平成十五年の食品安全基本法の審議に最初から加わりまして、そして食の安全、そして食品安全委員会の在り方についてずっと議論をしてきた者でございま...全文を見る
○黒岩宇洋君 答えているようで答えてないようで、よく分かりづらいんですね。  要は、一月三十日の午前中に衆院の予算委員会で同僚の松野議員が閣議決定違反じゃないかと言ったときにはある意味閣議決定違反ということを認めたような答弁して、結局その昼に政府統一見解なるものがいきなり出てき...全文を見る
○黒岩宇洋君 私の聞いた、要は輸入再開という言葉の定義付けのあいまいさについてなんか何にも答えていないじゃありませんか。これはもうね、先に進めますけれども。  結局、この一番目の米国が行う認定、認定した施設を日本側が査察できるなんということは前々から決まっているわけですよ。こん...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣もこの件についてはかなり答弁慣れしているんで、とうとうと我々に理解不能の言葉を述べるんでですね。これ端的に言うと、結局は十一月二十二日の日米協議でアメリカが大丈夫だと、安全だと言ったと、これをもって大臣は安全性が担保されたと言っている。要は、向こうが言った不確か...全文を見る
○黒岩宇洋君 いや、だからね、結局は、正しい正しい、安全安全と言われたことを信じたっていうわけでしょう。でも、中には、正しい正しい言われても、結果的には危険部位が入ってきたんですよ。結果責任があるでしょう、リスク管理機関として。これは政治家の発言もそうですよ。正しい正しいと言われ...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣もちょっとお答えください。
○黒岩宇洋君 これ大臣、聞きますけどね、安全委員会は十二月八日にリスク評価をして、その四日後にもう輸入再開決定して、さらにその四日後にですよ、査察ないまま輸入されたわけですよ。これについては、危険部位が見付かる前に、食品安全委員会としては厚労省、農水省に批判を言っているわけですね...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣ね、あなた日本の国民の食の安全を守る大臣なんですよ。  じゃ、大臣、あなた法律上、どういう地位でどういう権限のある大臣なんですか。
○黒岩宇洋君 じゃ、今この場で激励します。  内閣設置法上、松田大臣はどういう大臣なんですか、こういう質問をしているんです。
○黒岩宇洋君 そうですね、特命担当大臣ですね。特命担当大臣には、第十二条で、内閣府設置法十二条で勧告権というすばらしい刀が与えられていますよね。今、残念だ、遺憾だということをおっしゃっているわけですから、これ、勧告権を発動したらいいじゃないですか。
○黒岩宇洋君 これね、食品安全委員長にもこれは食品安全基本法にのっとって勧告権があるんですよ。これは総理大臣通さなきゃいけない。特命担当大臣の勧告権というのは、総理大臣と同等のその権限なんですよ。今まで使ったことないわけでしょう。これ二度と起こらせないというんなら、二度と起こらせ...全文を見る
○黒岩宇洋君 食品の安全を守るためですよ、勧告権は。
○黒岩宇洋君 何でこの件について行う気はないと言っちゃうんですか。だって、この後、あれですよ、危険が生じて、必要と認める場合には勧告権を与えられているんですよ。将来について、これは使わないということをおっしゃるんですか。
○黒岩宇洋君 これ、特命担当大臣というのは大変はかない大臣で、すごい権力を持っているんですけれども、置くことができるという、置かなくてもいい大臣なんですよ。これ初代大臣、谷垣大臣だからよくお分かりだと思うんですけれども、この議論をやってきたんですよ。大臣、相当なリーダーシップを発...全文を見る
○黒岩宇洋君 はい。  九六%超えているんですね。平均ですよ、一般競争で。これ、通常かなり高いと思うんですけれども、それについて、大臣、なぜこれほど高いとお考えですか。
○黒岩宇洋君 競争原理が働いていないということは、具体的にどういうことですか。
○黒岩宇洋君 いや、落札率の高い理由が、談合にツルの声に、すべて不正な、天の声か、天の声だ、犯罪だということを大臣自らお認めになっていただきまして、どうもありがとうございます。  それでは、それに対しての防止対策、談合防止対策はどういったことを行っているか、これもお答えください...全文を見る
○黒岩宇洋君 一般競争入札方法の枠を広げるとおっしゃいましたけれども、じゃあ入札方法はどういったものがありますか、種類は、今現在。
○黒岩宇洋君 これも施設庁に資料要求されて、持っていると思うんですけれども、じゃあ先ほどおっしゃった公募型競争入札の平成十七年度の平均落札率、そして指名競争入札、これもうたくさんあるんで、平成十七年度一月分の指名競争入札の落札率、教えてください。
○黒岩宇洋君 ということは、今七・三億円以上が一般競争入札と聞いていますよ。約二億から三億以上が公募型、それ以下が指名だと。で、今度二億まで一般競争入札増やすんでしょう。公募型の方があれですよ、落札率低いんですよ。指名競争入札、更に低いんですよ。一般競争の枠を広げて更に落札率を高...全文を見る
○黒岩宇洋君 何で高い落札率かと聞いたら、長官は競争原理が働いてないからだと答えたわけじゃないですか。高い落札率は競争原理が働いてないわけですよ。それを今落札率が低い分野にまでまた高落札率の入札方法を広げてどうするんですか。
○黒岩宇洋君 これね、検討会の報告書のしょっぱなに、大々的にこの一般競争入札を広げると。しかも二億未満までできる限り広げるというんですけど、これできる限り広げてほしくないですね、これだけ一般競争入札も高いんですから。  それで、先ほど再就職の自粛と言ったんですけれども、今回問題...全文を見る
○黒岩宇洋君 だから、いつまでなんですか。だって、関連企業は二年から五年に延ばしたんでしょう。当面というのはどのくらいの期間を想定するんですか。
○黒岩宇洋君 この技術協会は、百十三名の職員のうち八十一名、七一%が防衛施設庁出身なんですね。もっと驚いたことに、一年間の採用が、平成十七年で二十八名、十六年で二十四名、十五年で二十九名。しかし、四年もたつと全員入れ替わる組織なんですよ。平均年齢五十九・二歳、正に天から人が降って...全文を見る
○黒岩宇洋君 施設庁の在り方について、施設協会についても踏み込んだ御答弁、ありがとうございます。加えて言うなら、この二十二に上る関連公益法人ですか、所管の、これについての改革も、これはもうお願いだけしておきます。  先を急ぎまして、ODA、これも特別委員会で今後審議されますけれ...全文を見る
○黒岩宇洋君 では、これはお配りしていないんですけれども、私の手元にまた別な案件があるんですけれども、これイラク関連なんですね。約十件ほどあります。うなずいていらっしゃいますけど。  このイラク、大変危険なところですよね。このイラクの案件に限ってすべてが五〇%から八〇%なんです...全文を見る
○黒岩宇洋君 これ、スリランカとカンボジア、そのほかブータンとかいろんな名前があるんですよ、ネパールから。こういったところはみんな九九%の落札率で、なおかつここらも随意契約ですよ。だから、これらに比較してイラクの方があれなんですか、安全だと、そういう話なんですか。
○黒岩宇洋君 くどいようですが、ちょっと話を整理して聞きますけれども、先ほど平均落札率が九九%以上だと、じゃ、これ何でこんなに高いんですか。さっき随意契約の質問しましたけど、高落札率の理由をお答えください。
○黒岩宇洋君 これ、九九%のところも大体あれなんですよ、一社から五社なんですよ。今のイラクの案件も最大で五社です。ある一社、一社しか応札してなくても五一%という事例もあるんです。通常は二社か三社ですよ。少ないことは一緒でも、ある案件、特になぜかイラクだけですね、五〇パーとか六〇パ...全文を見る
○黒岩宇洋君 これ、私大変驚いたんですけれども、先ほど私、ホームページ引いたと。で、十七年度をクリックしたら十七年度全部出てきたんですが、今のイラクの案件、十七年なんですけれども、十六年のところに入っているんですよ。私、探そうとしても探せなかったんですよ。ついさっきうちの秘書が探...全文を見る
○黒岩宇洋君 これ要約すると、平成十四年度の報告にのっとって、こういう高い落札率というのも一つの指標に入れるということなんですよ。  これね、麻生大臣、これはやっぱりこれだけ高い九九%の落札率というのは、やっぱりコストダウンという意味ですよ、総予算を下げるというのじゃなくて。こ...全文を見る
○黒岩宇洋君 そう、本当に事後評価したからといって落札率がすぐ変わるわけじゃないんで、全く別問題なんでね。  ただ、大臣、本当にこの異常な九九・何%という、こういう状況があるということは踏まえていただきたいですし、対策の方をお願いいたします。  さあ、先を急ぎます。安倍官房長...全文を見る
○黒岩宇洋君 そうですね、法律に基づいた世論調査と各省庁部局がまあ独自に行う意識調査というのがあるということがよく分かりました。  今日、文科省の馳副大臣おいでいただいているんですが、実は、平成十七年に内閣府が行いました「学校制度に関する保護者アンケート」、これによりますと、学...全文を見る
○黒岩宇洋君 文科省もこれ同じような意識調査やっていますよね。これについてちょっとお聞かせ願えますか。
○黒岩宇洋君 これ、馳副大臣には申し訳ないんですけど、私は軍配はこれ内閣府に上げたんですね。というのは、これ学校を通しているんですよ。学校に提出しなきゃいけない。しかも、三月というのはどういう時期かというと、通信簿の時期ですね。非常にナーバスな時期としか、まあそれ以上は言いません...全文を見る
○黒岩宇洋君 すごいですね。二年間でたった二社、応札したのも二社ですからね。たったこの二つの社団法人だけですべて受注しているんですよ。  じゃ、この社団法人に、いわゆる役所からの再就職された方というのはいるんですか。
○黒岩宇洋君 非常勤も併せて。
○黒岩宇洋君 いわゆる天下り先のこれ公益法人なんですね、この二社は。  さあ、先に進みますが、二〇〇五年にこの世論調査で不正な事例が行われましたね。この不正な事例、どんなものだったか御説明ください。
○黒岩宇洋君 何かさらっと言いましたけど、結局これ、サンプル数の二〇%に当たる人が実際に回答していたかどうかが確かめられなかったんですよ。ということは、ともすれば水増しで行っていたという、これはもう内閣府も不正な事例だということで認めている事例なんですね。  通常は、こういった...全文を見る
○黒岩宇洋君 官房長官、通告していますよ。
○黒岩宇洋君 ですから、一〇ポイントも回収率が落ちて、それで何でいいんですか。
○黒岩宇洋君 下がっているんじゃない、下がったんです。
○黒岩宇洋君 これ、七〇%というのは民間の会社からすれば驚異的な数字だというんですよ。まずあり得ないと、もうコストが掛かって。だから、その七〇パーをクリアするために無理やり水増ししてたんじゃないかと、今まで。で、その事件が起きたらいきなり五〇%台に落ちたわけですよ。そうすると、今...全文を見る
○黒岩宇洋君 これ、この契約額も、中央調査社と新情報センターと、違う社団でありながら全く同じ額で受けている例もあるんですよ、全く同じ額で。そうなると、これは天下りの受入れしている公益法人で、二社独占高値落札で不正なる国民の意識調査をしているという、これ物すごいことが行われてたんで...全文を見る
○黒岩宇洋君 いや、現実に、昨年一月にやった意識調査が公表してなかったといって私のところに持ってきて、その一週間後に公表したんですよ。これは、三十年後の社会保障というところで、将来世代に負担を先送りしない年金制度改革を求めるというのが七三%でトップだったんですね。年金制度改革を行...全文を見る
○黒岩宇洋君 もう最後です。  今、公表しないのもあったわけですから、だから、今まで公表していないのがあったんですよ。だから、そういうことを本当に内閣府として国民の意識を聞いて、それについてぽんとアドバルーン上げて政策を決定するなんていうんでは、これはもう本当に国会軽視になるし...全文を見る
03月10日第164回国会 参議院 本会議 第6号
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○黒岩宇洋君 民主党の黒岩宇洋でございます。  私は、ただいま議題となりました二法案に関しまして、民主党・新緑風会を代表しまして関係大臣に質問いたします。  さて、本日は小泉総理に御出席いただいておりませんが、総理が好んで使う米百俵の精神について、地元新潟出身の私から一言苦言...全文を見る
03月15日第164回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○黒岩宇洋君 民主党の黒岩宇洋でございます。  さて、小泉政権が発足して五年間、様々な格差が露呈しております。競争に勝った者と敗れた者との格差、都会と地方との格差、そして大企業や中小零細企業との格差、そのほかに世代間格差というものも顕著なものになってきました。子供や若者たちは、...全文を見る
○黒岩宇洋君 十六年度ですか、これ、最新のやつで。六十歳以上と将来世代。
○黒岩宇洋君 そうですね。六十歳以上の方は、要するに払うものよりもらう額が五千万近く多いと。逆に二十歳未満の人は五千万持ち出しだという、まあ若者にとってはこれたまったもんじゃないという数字なんですけれども。  それで、大変重要な指標だと思うんですが、これも参考人で結構なんで、「...全文を見る
○黒岩宇洋君 違う、違う、違う、違う。受益格差について触れているかどうかだけでいいんですよ。
○黒岩宇洋君 では、最新版の二〇〇五では生涯受益格差については触れていますか。
○黒岩宇洋君 二〇〇五では触れていますか。
○黒岩宇洋君 これ、与謝野大臣にお答えいただきたいんですが、この二〇〇四を基に、私、前担当大臣の竹中さんとは委員会でかなりこの議論を詰めたことあるんですけれども、せっかく二〇〇五でどういう形で触れているだろうかと思ったら触れてないんですよ。これ大変重要な指標だと思うんですが、何で...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣、質問にお答えください。  二〇〇四年版では、生涯受益格差が縮まることが、要するに格差の縮小についてはまだまだ不十分だと指摘しているんですよ。だから、二〇〇五年でも更に突っ込んで分析するべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○黒岩宇洋君 分かりました。  じゃ、世代間格差について幾つかの分野についてお聞きしたいと思います。  まずは年金なんですが、これ厚労省にお聞きします。一九七五年生まれの方で、保険料の負担額に対するもらえる給付額というのはそれぞれ何倍になりますか、厚生年金、国民年金、併せてお...全文を見る
○黒岩宇洋君 済みません、今の数字は資料の二枚目にあるんですけれども、次、資料の三枚目あるんですけれども、今度は内閣府の方にお聞きします。  内閣府が試算した同じ一九七五年生まれの方で、年金収益率、要は払った額に対するもらう額の割合、同じことですけれども、これについての数字をお...全文を見る
○黒岩宇洋君 これ、おかしい話ですよね。厚労省に言わせると、要するに一を超えているということはもらう額の方が多いということですよ。内閣府の試算ですと、〇・七八ということは、もらった額よりも、下回るわけですね。これだけ大きな数字が違うんですよ。先ほど厚生年金には企業負担分を入れてい...全文を見る
○黒岩宇洋君 局長、全然分かりません。今日、今いらっしゃる委員の方も多分分からないと思うんですね。  これ、一を超えるかどうかって物すごい大きな問題なんですよ。払った額より多くもらえるのかどうか瀬戸際の一に対して、内閣府の試算だと私の年代でさえ一を下回るわけですよ。そうですよ。...全文を見る
○黒岩宇洋君 それ引いても、それ全然関係ない。
○黒岩宇洋君 厚労大臣、これ二・七という数字を出したんですよ、二・四か。これ企業負担を除いても、割る二なんです、一・二なんですよ。いずれにしても一を超えているんです、厚労省の試算というのは、どう考えても。  それで、これ一を超えると超えないでは大きな違いが出るのは、結局今若者、...全文を見る
○黒岩宇洋君 今、国民年金と厚生年金が少し合わさった議論になりましたが、いずれにせよ、それを合わせても内閣府の試算では一未満という数字を出していると、このことはちょっと整合性を合わせておいてください。物すごい数字が違って、この指標を見ただけでは国民、判断のしようがないですよ。年金...全文を見る
○黒岩宇洋君 ありがとうございます、力強くお答えいただきまして。  では、急ぎまして、医療をちょっと飛ばしまして、雇用ですね。  これ、お手元の資料四枚目なんですけれども、やはり若い世代が非常に今苦しんでいるのは安定した雇用がないからなんですね。これ、物すごい世代間格差にとっ...全文を見る
○黒岩宇洋君 分かりました。  それでは、駆け足、次、教育です。  馳副大臣来ていただいておりますが、これはお手元の資料の五枚目なんですが、文教科学振興費という、これは財務省が様々な費目から文教科学に関するものを集めた額というものがあるんですが、これが対GDP比で、小泉総理が...全文を見る
○黒岩宇洋君 これ通告してないですけれども、財務大臣、どうですか。これはやっぱりキャップ制でどんどん減らしているんですけれども、少子化の率よりもどんどんこの教育費が減らされているんですよ。これ、何とかなりませんか。
○黒岩宇洋君 本当にいい御答弁いただいたんで、まあ教育に対して質を高めるべく財政的な措置もよろしくお願いいたします。  さて、急ぎます。  次、障害者施策お聞きしますけれども、内閣府が所管しておりますいわゆる障害者プラン、この障害者プランの今度三か年が終わるところですけれども...全文を見る
○黒岩宇洋君 ありがとうございます。  ノーマライゼーションに向けて着実に進んでいるというこの総論はよろしいんですが、非常に障害者の皆さんにとってはゆゆしき事件が起こりましたね、あの東横インの事件なんですけれども。  これ国交省にお聞きしますけれども、本当に障害者の施設を建築...全文を見る
○黒岩宇洋君 分かりました。定期報告等を徹底していただきたい。  和泉審議官にちょっとお答えいただきたいんですが、この東横イン物件で改造後違反が確認された物件というのは幾つありますか。
○黒岩宇洋君 そのうち違反は……
○黒岩宇洋君 そのうち法令違反が確認されたもの。
○黒岩宇洋君 その六十三の違反の見付かった物件のうち、民間の指定確認検査機関が確認を行っていた物件は幾つありますか。
○黒岩宇洋君 これ、私、事務方に聞いておったんで持ってきてくださっているかと思ったんですけど、十一件なんですよ、六十三のうち十一件が民間の指定機関なんですね。  これ、大臣、やはり建築基準法の改正によって民間の指定機関に開放したことによってずさんな審査を行われたとか、そんなこと...全文を見る
○黒岩宇洋君 いや、マンションだけでなくて、こういった民間の指定機関の確認というのは本当に種々なところまで及んでいて不安を感じるわけでございますが、これについてはまた国交省の方でもいろいろと対応してください。  先に進みます。  障害年金についてお聞きしたいんですが、この障害...全文を見る
○黒岩宇洋君 これ、大臣ね、ほとんど皆さん、一般の国民は、年金というともう老齢年金のことだけですよ。まあ強いて言うと遺族年金のことを思い浮かべる方々もいますけれども、ほとんど年金について障害年金という概念がない。  先ほど申し上げた五〇%未満の納付率の若者というのは、今日でも障...全文を見る
○黒岩宇洋君 これ、無年金障害者問題というのは学生や在日外国人の方だけではないんですよ。いっとき我々国会議員も、ある時期、国民年金に加入できないという、除外されていた時期があったんですね。そのときに障害を負えば、国会議員も無年金障害者になったわけですよ。だから、こういうような制度...全文を見る
○黒岩宇洋君 官房長官の方からは、進展がない、すなわちゼロ回答であったという評価をお聞きしました。  実は、この拉致問題が、北朝鮮が認めたときに、十三人のうち五人が生存し、八人が死亡だということが本国に流されたわけです。私、じゃ、この方々十三人が日本にもしも住んでいたならば、こ...全文を見る
○黒岩宇洋君 いや、本当におっしゃるとおりで、同感です。今、答弁の中でも幾つか、対話から圧力へという、こういうシフトだというのは、私もこれ大賛成なんですね。  このことを受けてか、政府の拉致特命チームの中に二つの新組織ができたと。これ、通告してないんですが、安倍長官、この組織と...全文を見る
○黒岩宇洋君 現行の法律を適正化さしてですとか厳格化するという話で、今日様々な省庁を呼んでいるんですが、ちょっと質問する時間ないんで。私、昨日聞くと、なかなかその効果ということは今言及できないと言っているんです。  安倍長官、これ率直に今の、要は最終的な外為法の改正とか、あとは...全文を見る
○黒岩宇洋君 まあ言っても分からない人にはやはり圧力を加えていく、これは当たり前なことだと思います。ですから、相手が嫌がることをやっていくのも一つの外交ですから、是非その点は進めていっていただきたいと思っております。  さて、最後にお聞きしますけれども、やはりこの拉致問題の真相...全文を見る
○黒岩宇洋君 最後に、本当にこの問題解決を心からお願い申し上げて、犬塚議員に譲りたいと思います。  どうもありがとうございました。
03月16日第164回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○黒岩宇洋君 民主党の黒岩宇洋でございます。  私も、長いものでこの内閣委員会に約四年所属しております。ちょっと調べましたら、一番長いのは白浜先生、今いらっしゃいませんけれども、千七百六十三日。そして、二番目が西銘先生、千六百二十六日ですね。で、私が千四百九日目で三番目という、...全文を見る
○黒岩宇洋君 私、食品安全委員会ができて一年たったときに、これ同じ観点で質問しているんですよ。正確な数字は私も記憶しておりませんが、多分その時点で三十数回食品安全委員会が開かれて、その時点では一回も独自評価がなかったと。しかも、その三十数回のうち二回は、評価すらすることなく、まあ...全文を見る
○黒岩宇洋君 わざわざ、この二十三条の第一項というのは、内閣総理大臣に意見を述べること。で、二番目にですよ、二番目に自ら食品影響評価を行うことと、こういう条文立てにしたわけですよ。その自ら評価がたった一件でしょう。これ、大いに私は期待を失っているんだと、そう思っているんですよ。 ...全文を見る
○黒岩宇洋君 管理について聞いているんではないんです。認識について聞いているんです。  じゃ、委員長、寺田委員長としてはどう思ってましたか。少なくとも十八日に閣議決定の答弁書が出ているわけですよ。少なくともその時点では、その後、直後にはどう考えてたんですか。
○黒岩宇洋君 そうですよね。事前調査していただければ結構だと思っていたわけですよ。当然ですよ、こういう閣議決定の答弁書が出たわけですから。で、結果的にはこれが変更されて、そして事前調査なくして我が国に米国産牛肉が事実行為として輸入されたと。  さて、この政府の方針変更について、...全文を見る
○黒岩宇洋君 これ、中川農林大臣が予算委員会でも答弁しているんですが、この十八日の答弁書を出した後に、要は二十二日、十一月二十二日の日米協議で幾つかの新しい事実が分かったので事前調査をしないことにしたと、こう答弁しているんですよ。そうしますと、その十一月二十二日から十二月十二日の...全文を見る
○黒岩宇洋君 大体十二月十二日というのはどういう日ですか、お答えください。
○黒岩宇洋君 まあ言葉が悪いんですけど、二十日間も放置されていて、何の連絡も受けず、さあ輸入再開決まりましたってときに知らされたと。こんなことで、食品安全担当大臣としてこれ責任全うしていると。というよりは、リスク管理機関に対して、これリスク評価とは別にしても、これどう考えてもおか...全文を見る
○黒岩宇洋君 これ、お聞きしますけど、十二日に知らされたと。どういう手続で、どういう形態で、どういうルートで知らされたんですか、お答えください。
○黒岩宇洋君 その事務方への連絡というのは具体的にはどういう方法で行われたんですか。
○黒岩宇洋君 両省からの事務方への連絡というのは具体的にどうやって行われたんですか、教えてください。
○黒岩宇洋君 大臣。
○黒岩宇洋君 プレスリリース、十二日のプレスリリースで、要するに閣議決定した答弁書を変更したということがプレスリリースということは、これ何か、あれですね、当然文書で残ってますね。残ってるんですね。
○黒岩宇洋君 これ、ちょっと重要なことですからね、厳密に詰めますよ。  これは音声で聞いたんですか、事務方は。それとも、何か紙媒体で見たんですか。
○黒岩宇洋君 じゃ、一末端の記者さんと同じ扱いですか、大臣。閣議決定をしたものを変えたんですよ。そのことの大臣が知る経緯というのが一記者さんと一緒ってことですか。
○黒岩宇洋君 答弁違ってるじゃないですか。つい今のまま、これ議事録残ってるんですよ。そんなことで委員会成り立ちますか、ころころ変えて。委員長、こんなんじゃやってられないですよ。  もういきなりあれですか、もうこうやってころころ変えていいんですか。ここは参議院の内閣委員会なんです...全文を見る
○黒岩宇洋君 とにかく、何度も言いますけれども、プレスリリースの事前に報告を受けた。
○黒岩宇洋君 じゃ、その報告を受けたということは、事務方に、だから、事務方にどういうルートだったかと言ったら、プレスリリースって答えたんですよ。  じゃ、その、まあ先に進めなきゃいけないんで、じゃ、プレスリリースの前に事務方から報告を受けたということは、事務方に両省から何か連絡...全文を見る
○黒岩宇洋君 紙はちゃんとあるんですね。ちゃんとあるんですね。何月何日、これこれ、かくかくしかじか。当然その紙はありますよね。
○黒岩宇洋君 いみじくも、私が先ほど申し上げた、食の安全を守る特命担当大臣へのこの大事な閣議決定変更の連絡がプレスリリースと、最初はプレスリリースの際と明言していますからね、後で議事録をちゃんとごらんになってください。まあ、それを百歩譲って、その事前でもいいですよ、プレスリリース...全文を見る
○黒岩宇洋君 これ、もうリスク管理とか評価という矮小化した話じゃないんですよ。そのことだけ言っても、それをおしなべて食品安全のために特命担当大臣が置かれている。そしてさらに、この問題というのは物すごい大きいことなわけですよ。  これ、官房長官にせっかくいらっしゃるんでお聞きした...全文を見る
○黒岩宇洋君 官房長官、とにかく閣議決定という重いものを、その間も、十一月二十二日から十二月十二日の間というのは閣議開かれていますよね、当然。そのときにも何の説明もなく、リスク管理機関のトップ、そして食品安全委員会、食品安全担当のトップですよ、その間の相互の伝達というのが、今、松...全文を見る
○黒岩宇洋君 堂々巡りになるんで、ある程度のところで切らなきゃいけませんけれども、これね、多分この議論を聞いていれば、本当に知らされたのかと。閣議決定の変更ですよ、このことを二十日間もほったらかして、ペーパーで事務方、これは考えられないですよ。  私らは、やはり一月三十日か、三...全文を見る
○黒岩宇洋君 まあ、結局その日の、その日ですからね、前の日でもないんですよ。プレスリリースするもその日、直前に知らされたんでしょう。こんなこと考えられないですよ、常識的に考えて。  それだったら、(発言する者あり)そう、松田大臣、あなたの方から当然、農水大臣や厚労大臣にそのとき...全文を見る
○黒岩宇洋君 本当、食品安全担当の特命大臣ではなくて、単にリスク評価機関の何か事務方をつかさどるような、そんな大臣になってしまったような気がして、私は本当に今まで何のために、この基本法の策定から食品安全委員会のこの権限を保つとか、こういうことを我々、与野党ともにきっちりと国会で論...全文を見る
○黒岩宇洋君 ちょっと待ってください。答弁いいです。  で、私は、この前の方でも聞きましたけれども、私たちが努力して、内閣府設置法上の勧告権というものを大臣にお与えいただいたわけですよ。これはもう伝家の宝刀だ。これは、じゃ、聞き方として、どういう場合に抜くと想定されますか。 ...全文を見る
○黒岩宇洋君 していますよ、何言っているんですか。閣議決定の変更ですよ。
○黒岩宇洋君 いや、物すごい答弁をお聞きして、私びっくりしていますよ。一大事じゃない。今、BSEに関連して、ずっと国民は食の安全に対して物すごい不安で、物すごい一大注目のことなんですよ。  これ、大臣、いいですか、科学的知見というものは安全を担保しますけれども、国民の安心を担保...全文を見る
○黒岩宇洋君 いいです、いいです、もう。さすがに。  それで、とにかく今日の答弁で、この大事な閣議決定の内容の変更について知らされたのが、プレスリリースの当日に事務方に紙で投げられたという、これは物すごい事実を知りました。これは今後、私どもの同僚がまた再度この事実関係もきっちり...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣、ペーパー読むのは今日やめませんか。これもう正に所信に対する一般質疑なんで、細かな数字とかどうとかなんという気はないんですよ。むしろ、これからの経済財政の在り方等、こういった辺りを大臣の忌憚ないところも聞きたいです。特に、もう政策のプロとして、与謝野大臣、今牽引...全文を見る
○黒岩宇洋君 この諮問会議って、よく新聞に出るんですよね。民間議員と大臣がもめたとか、だれとだれがかなり論争したとか。やっぱりそのぐらい、あれですか、もめるぐらい正面衝突で議論しているんですかね。
○黒岩宇洋君 いや、それは私の想像したとおりですよ。そう想像していますんで。  それで、ちょっとここら辺の、一つ私、この審議に当たってというところに、最初にこれ第一に、第一に、景気回復基調の維持強化、デフレ克服に向けて、政府、日銀が一体的に取り組むとともに、国民、市場の信頼性を...全文を見る
○黒岩宇洋君 量的緩和を促すというやっぱり趣旨なんですよね。諮問会議の幾つかの議論を見ても、よく竹中ラインと与謝野ラインで政策が違いがあるという表現があるんですけれども、量的緩和に限っては両方とも私は続けるべきと、まだ解除するんじゃないという、要するに解除については慎重姿勢だった...全文を見る
○黒岩宇洋君 ちょっと分かりづらいですけれども、時間もないので少し話、進めますが。  平成十六年度、多分、与謝野大臣が自民党の政調会長の時代に税制改正大綱という、これ与党でまとめられて、この大綱には、平成十九年度を目途に、消費税を含む抜本的税制改革を実現すると、こうあります。 ...全文を見る
○黒岩宇洋君 じゃ、その大綱、これ十五年の暮れにまとめられたわけですけれども、そのときと今言った税制の環境とか経済環境も変わって、十九年度という部分の消費税についてはこれは変わったと、正に小泉総理が言うように環境にはないという、こういう判断でよろしいですか。
○黒岩宇洋君 大事なところなのでしつこく聞きますけれども、総理は、十九年度は消費税率上げる環境にはないんだということを断言している。今の大臣、与謝野大臣の御答弁を私なりに理解すれば、十八年度中の取りまとめ、これ年央ですから六月ぐらいに一回、歳出歳入の一体改革の取りまとめをして、議...全文を見る
○黒岩宇洋君 可能性を否定されない、されていないということがよく分かりました。  最後に、幾つも逆に聞きたいことがあるんですけれども、分からないことも多いので、経済のいろんな姿勢で。それで、先ほど量的緩和に触れたんですけれども、今とにかくゼロ金利は維持するという、このゼロ金利政...全文を見る
○黒岩宇洋君 ゼロ金利の状況というのが世界的に見ても異常であるという、そういう御認識いただいたことを、非常に踏み込んで、ありがとうございます。  もう質問はしません。なかなか私なんか新潟の地方ですと、やはり景気、景況感も良くないですよ。経済もまだまだ不安があります。その点、大臣...全文を見る
05月23日第164回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○黒岩宇洋君 民主党の黒岩宇洋でございます。  冒頭、猪口大臣にちょっとお聞きしたいんですけれども、猪口大臣は英会話教室って通われたことございますか。
○黒岩宇洋君 そうでしょうね。うらやましい限りです、語学力のある大臣が。  私が実は今こんな質問をしたのは、二十年前、私田舎の高校から東京に出てきまして、まずアパートに掛かってきた電話がある英会話学校からだったんですね。合格者名簿でも見たんでしょうか、要は、約四十万円ぐらいでし...全文を見る
○黒岩宇洋君 お聞きすると何か物すごい大変な多大な効果が現れているようなんですが。  ちょっとかいつまんで聞くんですけれども、例えばその連絡協議会というのはどのくらい開催されて、どのようなことが吟味されているんですか、これ一点。もう一つ、先ほど消費者教育の体系化を調査したとあり...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣、本当に正直にそうして答えていただいて結構です。まだこれ法改正して一年ちょいとかですから、そんなに最初に述べた、るるそんな多大な効果が現れているとは思えないんですよね。だから、私が指摘したいのは、一個一個目標に向かって着実に進めていただきたいと思っています。 ...全文を見る
○黒岩宇洋君 よく政府と議論するときにこの手のことって問題になるんですね。要は、どうやって意見を求めるんですかと。すると、パブコメを募集しましたとかホームページに記載してありますと。ただ、要するに一方通行で、こう投げ掛けるんだけれども、現実にそれを受け取って返ってきたかどうかの点...全文を見る
○黒岩宇洋君 内閣府所管の障害者基本計画、こういったものも厳密な数値目標を掲げているんですよ。十年ごと、そして五年ごとの障害者プランについても、私たちは数値目標があるんで、ある意味、厳格な議論ができるんですね。この点は大臣、これはまあ提案にとどめておきますけれども、しっかりとまた...全文を見る
○黒岩宇洋君 さて、本題の消費者契約法の一部改正案についてお聞きしたいと思います。  条文に沿ってお聞きしたいと思っておるんですが、やはりまず十二条の五項、いわゆる確定判決後の後訴の遮断効というこの項についていろいろとお聞きしたいんですが、またちょっと大臣にお聞きしたいんですけ...全文を見る
○黒岩宇洋君 実は、私は、これも私もないんですよ。ないんですけれども、そのことを言いたいんじゃない、そのことを言いたいんじゃないんです。今は、私の二十年前か何かも、基本的には特に国公立の大学の入学発表日前までに授業料と入学金を納めるという、こういった言わば入学手続、契約によって大...全文を見る
○黒岩宇洋君 これ、最初事務方に聞いたときにはしゃくし定規に、今大臣のおっしゃった社会的事実関係の同一性と法規への該当性の同一性が認められる場合と、こんなんじゃさっぱり分かんないですね。それで今、大臣、もう少し踏み込んでいただいたんですけれども、例えば大臣のおっしゃった勧誘行為で...全文を見る
○黒岩宇洋君 今、後ろから総合的とか言う声が聞こえたような気がしたんですけれどもね。総合的はいいですよ。でも、最初個別具体的にとおっしゃったじゃないですか。そうだと思うんですよ。一くくりに同一だなんということはないでしょう。やっぱり個別個別にその事例によって判断するわけですよね。
○黒岩宇洋君 個別と総合というのは相対する概念なんで、でも、今の答弁をお聞きすると、後ろいいです、後ろ、呼んでないんだから。ちゃんと局長いるんですから。個々別々、それを一個一個総合的に判断するというと、判断の結果というのはかなりまたいろいろなあれですね、枝分かれ、場合分けで、かな...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣、時間に制約があるんで過不足なくお答えいただきたいんですよ。  繰り返しますけれども、個々別々の文言だとか態様だとか種類だとか、これ法規の同一性というのは、これは条文立てがありますから分かりますよ、類型化の仕方というのは僕にも分かる。  ですけど、事実行為と...全文を見る
○黒岩宇洋君 重要なのは、実質の今の消費者がどういう状況に置かれているかなんですよ。先ほど私は大臣にお聞きしましたけれども、大臣は幸か不幸か英会話学校にも行かれなかった、で、入学金も払い込んでないと。そのほか、でも実は世の中には物すごい多様なこの勧誘行為があるんですよ。私も受けた...全文を見る
○黒岩宇洋君 いや納得のいく答弁いただきました。これは総合的に判断できるわけじゃなく、個別事案ごとにきっちりとそれは判断するという。これはもうかなり、この請求の同一性というのは、これはかなり狭まりますね、今の答弁で。これあんまり広く取られちゃったらたまったものじゃないわけですよ、...全文を見る
○黒岩宇洋君 せっかく、私が念を押したときにはうなずいていたじゃないですか。  私の言っている意味は御理解いただけましたよね。いただけたかどうかだけちょっと御確認ください、御確認してください。
○黒岩宇洋君 先に行きますか。  それで、じゃ、先ほどから何度か出てきている紛争の一回的解決を目指すというこの趣旨があるんですけれども、この一回の確定判決で他の訴訟にも要するに効力、影響を及ぼすということに問題点はないんですか。
○黒岩宇洋君 的確にお答えいただきたいんですけれども、私は問題はないのかという、これ確かに私、漠たる聞き方だったんで私が悪いんですけれども、要するに紛争の一回的解決、要するに一回の確定判決に倣えということですよね。  ということは、倣うに相当たる判決でなければいけませんよね。こ...全文を見る
○黒岩宇洋君 そうしますと、物すごい矛盾が生じるんですよ。  いみじくも大臣、今回の十二条五項二号のその制度趣旨に、一点にですよ、大臣こうおっしゃいましたよね。矛盾する判決の排除をするという。この矛盾する判決というのは、じゃ具体的にどういうことですか。
○黒岩宇洋君 そうでしょう。同一の訴訟案件に対して、片や原告が勝ったり、片や原告が負けたりするという、こういう判決が生じるという、そういう意味ですよね、矛盾する判決というのは。そうでしょう。  ということは、判決というものはそもそも、矛盾かどうかはともかく、結論が異なることを想...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣、聞いたことに答えてもらえますか。
○黒岩宇洋君 大臣、本当に私がお聞きしたことに的確にお答えいただきたいんですよ。私は、例えば先ほど秋元委員は既判力の効果という表現を使いましたが、私はこれ使っていないでしょう。それは政府の立場に立っているんですよ。これは政策的な意図でこういった、要するに、民事訴訟ルールを曲げたな...全文を見る
○黒岩宇洋君 だとすると、これは矛盾する判決でなくて正に矛盾する答弁でありまして、失礼ながら。結論が異なるようなものが判決であると、そうおっしゃっているわけでしょう。ならばですよ、一回切りの判決というものが右へ倣えたるに相当たるものだということとは大いに矛盾を生じるではありません...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣ね、後でこの質疑の記録、読んでくださいよ、本当に。やっぱり、私が質問したことに対してどう答えているかという。質問したことに答えてもらわないと、何で政府を代表して大臣に出てきていただいているか。  これ、とにかく大臣、今言った消費者の利益だとか政策的なこと私一切...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣、もうちょっと長くて、私の頭では理解できなくなってましてね……
○黒岩宇洋君 あのね、十二条五項の制度趣旨に、先ほどおっしゃった過大な応訴負担だとか訴訟不経済と言うなら、これは私は論理的には分かりますよ。ですが、三つ目の、とにかくこれ第一のあれとしてですよ、少なくともこれ、本会議での芝議員への答弁ですよ。真っ先に矛盾した判決の併存排除という、...全文を見る
○黒岩宇洋君 そういう問題じゃない。長い短いじゃない。
○黒岩宇洋君 委員の皆様にもこれお伝えしたいことは、これは衆議院の答弁で、済みません、持ってきていないんですけれども、局長答弁でしたかね、裁判というのは勝つものは勝つし、負けるべきものは負けるという、こういう答弁があるんですよ。これはまあある意味強弁なんだけれども、それならそれで...全文を見る
○黒岩宇洋君 いや、まあ御理解はできないですね、今のをお聞きしても。  今のところでも重要なことを大臣はおっしゃっていて、適格消費者団体はできるだけのことをやれと、それでかち得なかったものは駄目だという、こういう論理でしょう。だけど、この後議論の中に出てきますけど、適格消費者団...全文を見る
○黒岩宇洋君 駄目、駄目、駄目、駄目。
○黒岩宇洋君 それは……
○黒岩宇洋君 いや、私ね、それ、これで再訴できないとなればですよ、もう明らかに条文立ての不備としか言いようがない。
○黒岩宇洋君 じゃ、局長。
○黒岩宇洋君 確認ですけれども、今私が事例で出したこのB団体のこの棄却された訴訟というか、訴訟の棄却というのは、この十二条五項第二号のイに当たるんですか、違いますか。
○黒岩宇洋君 さすがに理解不能になってきましたね。  分かりました。またそのちょっと答弁を精査して、また法律の専門家の皆さんにも議論していただこうと思いますけれども。  ただ、大臣、私はかなり分かりやすく、A、Bのたった二団体で、しかも前後ということで事例示して、それについて...全文を見る
○黒岩宇洋君 じゃ、一つ一つ具体的にお聞きしましょう。  今、他の地域という表現があったんですが、これは勧誘行為等が他の地域で行われた場合というような、そんな事例付けがされておったようですけれども、例えば、じゃ、ある地域で今度は契約条項、大臣、これ通告したまま聞きますんで、契約...全文を見る
○黒岩宇洋君 同じ契約条項でも再訴はオーケーですね。もう答弁いただきましたので、ありがとうございます。  では次に、先ほど大臣がおっしゃられた、社会的状況変化という言葉が、文言使われましたけれども、これよく社会問題化するとかいう言葉を一般的に使いますね。これちょっと厳密にはなか...全文を見る
○黒岩宇洋君 単に顕在化というのはこれはどういうことで、単に顕在じゃない、複雑に顕在なのか。単に顕在化はどういうことで、それ以外の場合というのはどういうことが考えられますか。
○黒岩宇洋君 ちょっと局長に確認します。  不特定かつ多数のときは、言葉に言及する気はなかったんですけれども、ちょっと確認なんですけれども、不特定かつ多数、これの定義を簡潔にお答えください。
○黒岩宇洋君 ありがとうございます。  私の認識と全く同じで、その局長のお言葉を、今、その前の答弁で理解すると、零細という、こういう概念をおっしゃいましたね。これは多分、人数的とか空間的な概念だと思います。ですけど、不特定かつ多数というのは、たった二人だろうが特定されていなけれ...全文を見る
○黒岩宇洋君 じゃ、またちょっと事例で確認しますんでね。  新たな証拠の発見が後に生じた事由にならないと。ということは、それを基に確定判決後の差止請求はできないという、こういうことですよね、こういうことですよ。  そうしましたら、じゃ、あるA事業者がリフォーム工事契約等でかな...全文を見る
○黒岩宇洋君 これね、皆さんお聞きになって分かると思うんですけれども、かなり厳しい要件ですよ。やっぱり、今言った適格消費者団体というのは、それなりのまた能力の違いもあったりしますし、その経過の中で欲すべき勧誘マニュアルやそういった契約書とかが出てこない場合も多いんですよ、今までの...全文を見る
○黒岩宇洋君 六十分の時間でこれ切りますけれども、今最後におっしゃったところ、二十三条のところだと思いますけど、可能になっている程度ですよ。そんなことを言ってるんじゃない。新たな証拠が現に見付かったんだということが後に生じた事由にならないというわけでしょう。それまでの、要は、社会...全文を見る
○黒岩宇洋君 では、午前中に引き続き、あと三十分、大臣お付き合いください。  十二条という一つの条文で一時間掛かってしまったんで、ちょっと先を急がせていただきまして、三十四条、これもこの法案で大変重要な論点でございまして、認定の取消し等を規定した条文なんですけれども、そこでお聞...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣、これ、現実リアルに考えて、そんな和解をする適格消費者団体って本当に想定できるんですかね。明らかに消費者契約法に違反していることは明確な部分ですよ。その部分について、一部はじゃ差止請求しませんよということでしょう。こんなこと本当に起こりますか。
○黒岩宇洋君 私は、こういった和解というものを、認定の取消し、これは通謀しなくても、事業者側と通謀しなくても取消しだという、こういう政府見解を私も聞いておりますので、これはかなり過度なものだなと思っておるんですよ。  今日午前中の議論にもあったんですけれども、二十三条によって実...全文を見る
○黒岩宇洋君 それでしたら、割と範囲が狭いという意味では非常に私にとっても納得のいく答弁なんです。ただ、この和解というのはそんなに今言った白か黒かはっきりするようなものじゃありませんよね。  また大臣にお聞きしますけれども、大臣、高級布団をローンで買ったことございますか。
○黒岩宇洋君 それはもう賢明な消費者です。  これ、世の中には悪い業者がいまして、モニタリング商法というのを御存じですかね、モニタリング商法。要は、高級布団を買ってくださいと、その代わり、これは月々使用するモニターなんで、モニター料をこちらから払いますよと。例えば月々一万円のロ...全文を見る
○黒岩宇洋君 結論として、認定取消し云々がないというのを聞いて、これは安心しました。  ただ、前段で、その各適格消費者団体との情報交換というところをお触れになりましたけれども、ちょっと今三十四条からと言ったんですが、今の二十三条に戻って、私とすればその情報交換というものが本当に...全文を見る
○黒岩宇洋君 二点お聞きします、今の点で。  内閣府令で定めるというのは、これどこかの条文に入っているんですか。
○黒岩宇洋君 ごめんなさい、二十三条のどこですか。
○黒岩宇洋君 はい、分かりました。  それで、今の具体的な細目とかそういったところまで踏み込んでしまうと、これ、本当に交渉ですからね、和解の場合。どこまで条件を譲ってどこまで譲らないのかという、これは非常にデリケートに、しかも刻々と変わりながらやっていくわけですよ。その手の内を...全文を見る
○黒岩宇洋君 確かにその相反する二つの要請というところは分かるんですけれども、今、三十四条、取消し云々というところでは、その和解内容がやっぱり不利だととらえられるような、そういうような状況になっては困ると。安易に認定取り消されては困ると。そうなると、じゃそれを防ぐにはどうするんだ...全文を見る
○黒岩宇洋君 その意見交換の意義があるという、それは分かるんですけれども、裏を返せば、このことによって、せっかく通知がなされても要は和解や控訴断念を阻止できるわけじゃありませんよね、できませんよね。意見を述べる程度ですよ。そうなりますと、消費者に不利益な和解等を事前に防止するとい...全文を見る
○黒岩宇洋君 その必要的併合も衆議院の答弁で見ましたけれども、これ専門家の弁護士の皆さんなんかにも議論いただいたんですけれども、現実にそんなところでもう一度提訴するところもないし、それ本当に必要的併合になるんですか。
○黒岩宇洋君 とにかく、そういったもう一度同じ裁判所に提訴しなければいけないという、こういうことを踏まえながら、踏みながら、その不利な和解にならないようにとか、ここまで消費者団体が相互牽制してやらなきゃいけないという、そういうことですよね。いや、もういいです。これ本当、大臣もお笑...全文を見る
○黒岩宇洋君 この三十四条一項四号の消費者の利益を害する内容の和解かどうかを内閣総理大臣が判断するんですね。大臣、大臣。
○黒岩宇洋君 ちょっと答弁、本当長過ぎて分かりづらいんですけれども、要は、今申し上げたとおり、この三十四条四号で、その認定の取消しの権者は内閣総理大臣ですから、この利益を害する内容の和解についてもこれは内閣総理大臣が認定するということでよろしいですね。
○黒岩宇洋君 そのことですね、そういうことなんですけれども、そうしますと、内閣総理大臣がこの和解内容やその後の訴訟追行行為について消費者の利益に反するかどうかを判断するということは、証拠関係や裁判官の心証を予測することが必要になりますよ。これが実際に、まあ総理大臣が一々やるとは、...全文を見る
○黒岩宇洋君 局長、もう長過ぎます。考えたらちょっとルール違反ですよ。私、十三条関係だけ局長答弁ということであれしていたんですけれども、もう最後、時間がないんで、大臣。  じゃ、今のだって、個別事案を一元的に内閣総理大臣が管理するなんかできるわけないでしょう。それで、更に言うと...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣、実は、今のも分析すると、物すごいことを言っているわけですよ。  いいですか、三権分立について踏み込んだ質問をしているときに、今の政策的判断というのは元々は十二条五項についての、いいですか、十二条五項についての民事訴訟の原則を曲げてないということに対しての一つ...全文を見る
05月25日第164回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○黒岩宇洋君 民主党の黒岩宇洋でございます。  今日は本当に四人の参考人の先生方から大変有意義な御意見をちょうだいいたしまして、本当にありがとうございます。特に山本参考人に至りましては、このたびのこの改正案について検討委員会の委員長として取りまとめていただいたこと、本当に心から...全文を見る
○黒岩宇洋君 ありがとうございます。  確かに、コンプライアンスの遵守の強化とか、あとはガバナンスの適正な強化とか、こういったことを今、日本の企業図っているわけですから、そう考えますと、そういったことに一切努力を払わないような、本当に一部の事業者がこういった抵触するような行為を...全文を見る
○黒岩宇洋君 ありがとうございます。  その制度設計についての議論についてはいろんな考え方もあると思いますし、今、山本参考人、先生のおっしゃった論理というものを非常に私も理解し得るところでございます。  ただ、先ほど私が申し上げたように、本当にやっぱり一部のかなり悪質な業者が...全文を見る
○黒岩宇洋君 ありがとうございました。  やはり、この一つの事例のお話を聞くと、様々な問題が浮かび上がってくる。先ほど齋藤参考人は顧客第一主義とおっしゃって、大変にもう当たり前のことだと我々は思っていたんですが、このダンシングなる会社ならばそんなことは関係ないんですね。もう完全...全文を見る
○黒岩宇洋君 本当に四人の参考人の先生の皆様ありがとうございました。今日の議論、大変有意義でございまして、もう参考人の方からは、不当条項の推奨行為等についても、やはりステップ・バイ・ステップである意味トライアルをしながらこの先より良いものにしていくんだという、これは私、一つのもう...全文を見る
05月30日第164回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○黒岩宇洋君 民主党の黒岩宇洋でございます。  せんだっての質疑に引き続きまして、私、今日もトップバッターとして猪口大臣と四十五分間、消費者契約法について質疑をさせていただこうと思っております。よろしくお願いします。  先週は、私、参考人質疑でも質問に立たせていただきまして、...全文を見る
○黒岩宇洋君 そうしますと、具体的に何年というわけではない。少なくとも複数年ですから二年以上ということになると思うんですが、合理的な期間を個別具体的にとおっしゃいました。ということは、ある適格消費者団体に対しては例えば三年とか五年とか大変長い期間であると、中には、適格消費者団体の...全文を見る
○黒岩宇洋君 そうしますと、この年限一つ取っても、今、適格消費者団体の認定を受けようとして準備している団体は、やはりいつから自分たちが認定を受けられるのかといった、こういったことが分からないままに準備を始めるということになりますよね。これは相当なる活動をしなければいけないと、それ...全文を見る
○黒岩宇洋君 いや、結構です、結構です。さらに、済みません、時間がないので。  これ、「適正に行っていると認められる」とあります。この「適正に行っている」、これもうっすらと聞くとまあそんなものかと思うんですが、具体的にはどんなことを想定し、そして不適正な事例とはどういうものを想...全文を見る
○黒岩宇洋君 今一つの事例を出していただいたので安心したんですけれども、実績づくりに合理的な根拠もなく申入れを行うという、これはかなり特殊な事例なので、こういったことを行うところが私、適格消費者団体の認定に手を挙げるとは思わないので、そう考えますと、この要件ではね付けられるという...全文を見る
○黒岩宇洋君 そうですね、まだまだ抽象的な文言に終始しているような気はするんですけれども、さりとて話は進めていきますけれども。  まず、私、認定要件が厳し過ぎるんではないかという一つ問題点を指摘したんですが、もう一つは、やっぱり先ほどから繰り返している、なかなか不明確で分かりづ...全文を見る
○黒岩宇洋君 これ、法律事項の中でこれだけ内閣府令で定めることが多いのは、私も四年間内閣委員会でやっていますけれども初めてですかね。先ほどから議論を聞いていてお分かりいただけますように、本文自体もなかなか分かりづらいと、加えて最後には内閣府令で定めるとなるんで、さらに、じゃ、どう...全文を見る
○黒岩宇洋君 局長、条文に示してあるものは答えなくても結構なんで、手短に。  分かりました。条文以外のところで、二分の一の出資金額を出している、そういった事業者と関係がある者というんですけれども、私はこれあえてしつこくお聞きしたいのは、次の(2)です。ここも「理事の数のうちに占...全文を見る
○黒岩宇洋君 その場合、いわゆる生協ってありますけれども、生協に勤めている職員というのはこれ当然同一の業種に属すると考えてよろしいんですね。
○黒岩宇洋君 結局、生協の理事さんというのは幅広い方がなられていまして、そういう方たちが非常に消費者活動に対して物すごく知識を持っている方が多いんですよ、現実には。そうしますと、この適格消費者団体の理事にも生協関係者が入るということはかなり想定されると思うんですね。そうなりますと...全文を見る
○黒岩宇洋君 分かりました。大分類から追いながら個別に判断するということで、生協で一くくりじゃないということで答弁いただきましたんで、ありがとうございます。  次の第五号に行きますが、この第五号でいわゆる検討部門、これを設置しなければいけないと、こういったものが設置しなければ認...全文を見る
○黒岩宇洋君 これも非常に、答弁が大体長くなると中身というのは非常にあいまいで分かりづらくなるんですけれども。  今のお話聞いても、経験というのはある程度測れると思うんですよ。要するに実績活動とかのそういった記録もあるでしょう。ただ、特にこの消費者契約法を改正した、こういった活...全文を見る
○黒岩宇洋君 電話一一〇番等で情報収集をし、それについての告知をしていると、これが知識があると認定されると。  じゃ、更に行きます。この五号のまたイとロで、今言った検討部会を設けなさいと。検討部会を設けなさいと言って、その検討部会には、このイでは、消費生活に関する事項について専...全文を見る
○黒岩宇洋君 いや、これ、委員の皆さんね、今の私と局長のやり取り聞いて、多分結構退屈だと思うんですよ、かなり抽象的なことのやり取りで。皆様にイメージしていただきたいのは、適格消費者団体の要件として検討部会だとか落とし込んでいく中で、こんなに膨大もの条件付けというのは何で要るんだろ...全文を見る
○黒岩宇洋君 そこはちょっと矛盾すると思うんですよね。複数年、これ少なくとも三年間は認定団体の有効期間ありますから、その間訴訟を継続するとなると、これはあれですよ、少なくとも具体的な額が必要になってきますよね。かすみを食って訴訟できるわけじゃないわけですから。そうすれば、先ほどお...全文を見る
○黒岩宇洋君 ストックとしての資産は要らないというのは今理解しましたけれども、例えば、じゃ、年三件の差止め訴訟を予定していると、行いたいと。その適格消費者団体が年間予算規模が仮に二百万円だったとしましょう、要するに会費等の収入ですよ。これはいかがですか、今の六号の経理的基礎は有し...全文を見る
○黒岩宇洋君 ちょっと聞き方がまずかったですかね。もうちょっと別の、具体的に、ではその年間予算二百万は変えないとしましょう。  冒頭、猪口大臣に、では適正に業務を行う人的、空間的、そして財政的なものは一体何かと言ったときに、例えば空間的にいえば事務所を設けるとございましたね。先...全文を見る
○黒岩宇洋君 そんなこと聞いていないです。受けられるかどうか、もうイエスかノーかですよ。
○黒岩宇洋君 局長、あいまいにしてもらっては困ります。いいですか。具体的な数字言っているんですよ。少なくとも日本国に住んでいて、相場観というのがあるわけです。そして、今回、団体で手を挙げそうなところというのはほとんど首都圏ですよね。そうしますと、例えば事務所一つ設けても、月額で幾...全文を見る
○黒岩宇洋君 局長、話をそらさないでください。その一千万とか一千五百万の団体を言っているんじゃありません。その規模は三つぐらいしかないですよ、団体で。あとはみんな二百万以下ですよ。時には三十五万だとか四十万。そういったところで、局長は国民生活局長ですよね。私は、額が少ないからそこ...全文を見る
○黒岩宇洋君 踏み込んだ担当大臣としてのお言葉、私も大変共感しております。認定をはねるというよりは、今までの実績を丁寧に見て、やはりでき得る活動の範囲で認定していこうという。  ただ、大臣、先ほどおっしゃった今までの消費者団体としての活動、それと、今後適格消費者団体として行って...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣、今の赤羽副大臣、そして岡崎審議官の御答弁聞いて御理解いただけたと思うんですけれども。  結局は、この条文立てで、この六号で、要は財政的な基礎的、経理的基礎を要すると、これがかぶせてあると。要するに、厳しい要件をかぶせてあるから、この要件をクリアした団体は財政...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣、今大臣がおっしゃられた相手先は消費者であったり消費者団体なんですよ。広報活動をしてください、啓発活動をしていただきたいと、これはもう以前からの答弁でも聞いています。  今私が申し上げているのは、政府内部でやはりでき得るところは、これは内閣府に担当大臣を置くと...全文を見る
○黒岩宇洋君 これでもう質問終わりますけれども、政府内で働き掛けるという、これもう強い今のお気持ちをお聞きしたんで、私も本当にうれしく思っております。  私、一つ最後にちょっと不安なところを申し上げたいんですけれども、やはりこの団体訴訟制度、これは確かに日本初ですから、これは注...全文を見る
05月31日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第6号
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○黒岩宇洋君 民主党・新緑風会の黒岩宇洋でございます。  冒頭ではございますけれども、このたびのジャカルタ中部地震で五千七百人にも上る大変な数の犠牲者が出られました。この皆様に心から哀悼の意をささげ、御冥福をお祈りするとともに、一日も早い復興を願う次第でございます。外務省を始め...全文を見る
○黒岩宇洋君 百億ドルの実績を伸ばす、この百億ドルという中の伸ばすこの内訳、今大臣幾つかおっしゃいましたけれども、この中の、今、債務救済という言葉を使いましたけれども、これはどのくらいの額を見込んでいらっしゃいますか。
○黒岩宇洋君 それで、トータルでお幾らですか。
○黒岩宇洋君 私、事務方に聞いておりまして、九十二・四億ドルだそうです。要は、百億ドルを増額すると言っていますけれども、これは、債務救済という言葉は分かりづらいですね、これ、債務救済とか債務削減というと何かいいことをしているようなんですが、要は債務免除ですよね、借金の棒引きですよ...全文を見る
○黒岩宇洋君 局長、お願いします。時間限られているんで、私が聞いたことにだけ過不足なく答えていただけますか。  じゃ、とにかく、その一兆円の額、借金棒引きですから、本来返してもらうべき借金を棒引きしたわけですから、その分はだれが負担するんですか。
○黒岩宇洋君 我が国というのは、一体具体的にだれですか。
○黒岩宇洋君 だから、その予算というのはだれがお金を払ってつくり上げるものなんですか。
○黒岩宇洋君 だから、一般会計からの交付金ということは税金ですよね。だれがその税金払っているんですか。外国人が払っているんですか。
○黒岩宇洋君 そのことを即答でお聞きしたかったんですよ。私が申し上げたいのは、結局は国民が負担しているわけですよ、このODAの増額に対して。  麻生大臣、それでお聞きしますけれども、私は、基本的には、ODAというのは世界にとっても我が国にとっても大変意義深いこれはものだと思って...全文を見る
○黒岩宇洋君 私の個人的な意見。
○黒岩宇洋君 増やしましょうよ。
○黒岩宇洋君 そうですね。その努力を私も大変期待しております。  これ、ODA予算といったときに、本当に複雑で分かりづらいんですよ。一般会計予算を使うときもあります。そして、ODA事業予算、こういった言葉も使いますね。そのODA事業予算の中にも、要は、完全なる払ったお金だけのグ...全文を見る
○黒岩宇洋君 副大臣がおっしゃられたとおり、この借款比率というのは今後のODAの地理的配分という戦略に大変影響を及ぼしますよね。やはり借款ですから返してもらわなければいけませんから、ある程度経済が自立しているところ、要はアジア重視になっている、これは非常に密接な関係があるわけです...全文を見る
○黒岩宇洋君 大臣のおっしゃることは私もよく理解しておりますし、同感でございます。  私があえて申し上げたいのは、この地理的にどう配分するかというのは、これはまさしく戦略です。で、アフリカにすべきかどうかというのは、これは専門家の皆さんとも私、意見交換してもこれは分かれるところ...全文を見る
○黒岩宇洋君 私、総論としては、今、金田副大臣がおっしゃったことに賛成なんですよ。かなり指標もばらばらですし、なおかつ我が国にとってどう見ても不利なものが同等に取り扱われているところがあるんです。  ただ、副大臣、先ほど異を唱えるつもりはないと、これは実は三年前に古田当時の局長...全文を見る
○黒岩宇洋君 個別具体なことは聞きませんけれども、今時点で私が知り得る限り、OECDのセミナーとかで一部の研究者が異を唱える、そういうことを主張するというまで聞いているんですけれども、なかなかまだ公の場でしっかりと唱えていると私のところにはまだ聞き及んでないんで、この点は毅然とし...全文を見る
○黒岩宇洋君 事実関係は官房長官のおっしゃったとおりです。  ただ、一年単位では上がったり下がったりあるんですけれども、やっぱり何十年掛けてこれが下がっているという、こういうトレンドがあるんで、決して一年の調査で安心することなく、国民の信頼を更に上げていただくよう、これはお願い...全文を見る
○黒岩宇洋君 済みません、私のとんちを更に超えて抜いちゃうんですか、抜いちゃうのはまずいんですね。まあ抜くのはいいんですけど、やはり当然その水漏れを修理しますよね。しますよね。水漏れを修理せずに、水が減ったからといって上から、じゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ蛇口で流す、そんな家庭はありま...全文を見る
○黒岩宇洋君 この問題は四月の決算委員会でも取り上げられたんですけれども、そのときに、同じく金田副大臣はこう答弁しています。PMU18の件に関しまして、ベトナム日本国大使館の方からベトナム交通運輸省に確認したところ、ODA資金については効率的かつ適法に使用されているという回答に接...全文を見る
○黒岩宇洋君 でも、適正に使われていると答弁しているわけですよ。で、そのときは特に調査等もするとはおっしゃっていません。  しかし、今のお話だと、要は問い合わせて徹底究明するという、徹底究明というのは問題意識があってすることですよね。これは認識が変わられたんではありませんか。
○黒岩宇洋君 その回答を受けたのはいつですか。そして、先ほど副大臣がおっしゃった、いわゆる一般の業務として現地に行ったというのは、五月二十一日に行って五月二十六日に帰ってきているんですよ。この時間的な経過について、局長、端的にお答えください。いつその回答を受けて、いつ回答を受けた...全文を見る
○黒岩宇洋君 その五月二十一日から行ったJICAとJBICの人たちというのは、これは調査団と認識してよろしいんですか。
○黒岩宇洋君 局長、お聞きしたことにイエスかノーかで答えてください。調査団かと聞いて、調査団じゃありませんね。だって、これ通常の業務って聞いていますもの。だって、案件を見に行くなんて当たり前です。それやらなかったら大問題ですよ。  実は、この事件が発覚してすぐに、イギリスの援助...全文を見る
○黒岩宇洋君 何度も申しますけれども、我が国の国民が納めた多額の税金が使われているというときに、相手国の捜査を待ってからとか、そんな答弁しているようだったら、先ほど安倍官房長官にお願いしたODAの信頼、国民の意識というものが高まるわけないじゃありませんか。  もうこれ時間ないん...全文を見る
○黒岩宇洋君 麻生大臣、今お聞きになられてどうお考えになりますか。いいですか、日本で橋を五十本架けてまとめて五十億だなんて、こんなことを国会で報告して通ると思いますか。これこそ海外で行われている、繰り返しますが、我が国の税金から行っているお金をどうやってコスト管理しているかという...全文を見る
○黒岩宇洋君 もうしているんですよ、アルゼンチンでもフィリピンでももうしているんです。  先ほど申し上げた竹のくいだとか今の橋とか、これはまだ不正案件には入っていないんですよ、入っていないんですよ。だから、こういう調査を全然せずに、疑惑が起きても調査をせずに、そのまま指名入札を...全文を見る
06月09日第164回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○黒岩宇洋君 民主党・新緑風会の黒岩宇洋でございます。  冒頭でございますけれども、私は、この六月二日から六日にかけましてジャワ島に、インドネシアのジャワ島地震について民主党の調査団として調査に行ってまいりました。大変甚大なる被害で、六千名に近い犠牲者の皆様にまずはお悔やみを申...全文を見る
○黒岩宇洋君 丁寧な御説明、ありがとうございます。  ちょっと分かりづらいところもあったと思うんですけれども、かなり詳細なその算定式を見ますと、簡単に言いますと、じゃ、耐用年数は仮に二十年としましょう。この施設が十年間使ったと。そうすると、結局、残存価値は二分の一ですよという、...全文を見る
○黒岩宇洋君 私も結構意外だったんですよ。何となく一般的な感覚で、例えば五割増しとか、じゃ二割アップとか三割アップって何となく分かるんですけれども、四割増しですか。なかなか我々は一般の生活で、じゃ四割面倒を見ようというのはちょっと理解しづらいところあるんですね。  私の指摘とい...全文を見る
○黒岩宇洋君 部長、ここは国会の場なんで、私らが有権者の声を聞いて、それで責任持って今こうやって議論をさせてもらっておるんです。  それで、一・四という数字は、そこだけ見れば非常に乾いたものですよ。無機的なものです。ですが、このニシキゴイの養殖業の皆様というのは、本当に中山間地...全文を見る
○黒岩宇洋君 様々な御対応のお話、これは有り難く受け止めます。ただ、昭和五十九年の農水事務次官の通知、これを一部改正しながら、平成十三年の通知を今受けているんですけれども、やはりこれはある程度の年限がたちながら、私は数値についても一考の余地以上のものがあると思っておりますので、ど...全文を見る
○黒岩宇洋君 今、沓掛大臣、そして小斉平政務官、大蔵省の御答弁お聞きいただいておると思います。これは、やはり財務当局とすれば税法上、そして会計処理上の観点でこの耐用年数を決めているわけですよ。税法上の控除という観点からいえば、耐用年数というのは決して長ければいいというものじゃない...全文を見る
○黒岩宇洋君 非常に率直で忌憚のない御答弁をいただいて、それは感謝します。  ただ、やっぱり財務省という、確かに我が国の財布のひもを握っているところの論理というのはあるんですよ。これは別にいい悪いじゃなくて、しっかりした論理があります。だけど、そこの観点からお話ししますと、今大...全文を見る
○黒岩宇洋君 いやあ、政務官、ありがとうございます。今のその本当に力強い言葉を私地元に持って帰れますし、本当に地元の皆さんも喜ぶと思いますので、よろしくお願いいたします。  さて、これもちょっと午前中に論点になっていたところなんで、確認する意味で国交省住宅局の方にお聞きしたいと...全文を見る
○黒岩宇洋君 審議官、本当に前向きという言葉をいただきまして、これも本当に地元の皆様に届けると喜ばれると思うんで、感謝いたします。  さて、ちょっと足早なんですけれども、これはもう中越地震が起こった直後から、地元でやっぱり一番大きな議論になったのは、被災者生活再建支援法でござい...全文を見る
○黒岩宇洋君 これは二年前から衆参ともに様々な委員会で、私も内閣委員会でこの議論というのはずっとやってきたんですよ。  今の統括官のお話をお聞きすると、若干答弁が変わってきていますね。かなり変わってきています。  沓掛大臣にお聞きしますけれども、沓掛大臣は、三月の当災害特別委...全文を見る
○黒岩宇洋君 そうですよね。当初から、個人資産の形成に公的な資金が資するわけにはいかないという、これは正ににしきの御旗のごとく、財務省を始めとして政府は一貫してそう答弁してきました。しかし、今日はどうも統括官のお話は違うようですが、これは何か政府見解が変わったんですか。
○黒岩宇洋君 統括官、端的に答えていただきたい。私有財産については公的な支援をしないんだという、こういう趣旨は変わりはないと今お答えいただきました。今日は、ただやっぱりかなり矛盾した議論が午前中もされておったと思うんですけれども、災害救助法ございますね。今回は中越地震におきまして...全文を見る
○黒岩宇洋君 時間もありませんので、過不足なくお答えいただきたいんです。今の御答弁、要約しますと、住宅本体には使えるわけですよね。よろしいですね、それで。イエスかノーかで結構ですので。
○黒岩宇洋君 お認めいただきましてありがとうございます。  ただ、多分、審議官の今のロジックですと、要は応急だという特定の事情にかんがみてということでございますね。ただ、これ審議官御存じだと思いますけれども、中越地震の際、これ元々、厚労省の告示によりますと、一か月以内に完了して...全文を見る
○黒岩宇洋君 ちょっと紋切り型にお答えいただいてもそこは困るわけです。我々普通、五か月、半年掛かって柱とかそういうものを直すというのは、やはりこれは応急とは考えませんよ。元々災害救助法の想定していたのは、ビニールシートを張るとか、正に応急処置について支援しましょうという、こういう...全文を見る
○黒岩宇洋君 非常に弾力的な運用の意味合いも含めて前向きな御答弁いただきまして、ありがとうございます。  大変重要な御指摘を大臣からいただきましたけれども、やはり、実は先ほど統括官の答弁が少しずつ変わってきているということも、これも私、批判的ではないんですよ。二年前の議論ですと...全文を見る
○黒岩宇洋君 総務省、いかがですか。
○黒岩宇洋君 時間がないので、この問題をもっと詰めようと思ったんですけれども、総じて総務省も頑張っていただいておるんですが、県や自治体と意見交換は、それは重要ですよ、もちろん現場を知っているのは自治体ですから。  ただ、大臣、やはり災害というのは、最後は私は国が面倒見るものだと...全文を見る
09月28日第165回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○委員長(黒岩宇洋君) ただいま御指名いただきました黒岩でございます。  一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました黒岩宇洋でございます。  沖縄問題、北方問題につきましては、今なお多くの問題を抱えており、本委員会に課...全文を見る
○委員長(黒岩宇洋君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議はございませんでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(黒岩宇洋君) ありがとうございます。御異議ないと認めます。  それでは、理事に主濱了君及び円より子君を指名いたします。  なお、あと二名の理事につきましては、後日これを指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十九分散会
11月01日第165回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○委員長(黒岩宇洋君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、水落敏栄君、山本順三君及び遠山清彦君が委員を辞任され、その補欠として有村治子君、西田吉宏君及び鰐淵洋子君が選任されました。 ...全文を見る
○委員長(黒岩宇洋君) それでは、理事の選任を行います。  去る九月二十八日の本委員会におきまして、二名の理事につきましては、後日、委員長が指名することになっておりましたので、本日、理事に有村治子君及び西銘順志郎君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(黒岩宇洋君) この際、国務大臣、副大臣及び大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。高市沖縄及び北方対策担当大臣。
○委員長(黒岩宇洋君) 麻生外務大臣。
○委員長(黒岩宇洋君) 平沢内閣府副大臣。
○委員長(黒岩宇洋君) 岩屋外務副大臣。
○委員長(黒岩宇洋君) 浅野外務副大臣。
○委員長(黒岩宇洋君) 松島外務大臣政務官。
○委員長(黒岩宇洋君) 関口外務大臣政務官。
○委員長(黒岩宇洋君) 浜田外務大臣政務官。
○委員長(黒岩宇洋君) 本日はこれにて散会いたします。    午後零時四十二分散会
12月07日第165回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○黒岩宇洋君 本日は、四人の参考人の先生方に貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。  本日は、この道州制特区法案についての参考人質疑でございますけれども、我が内閣委員会におきましては、もう一つの特区法案、すなわち構造改革特区法案について、制定時からそ...全文を見る
○黒岩宇洋君 時間がないんで余りそのやり取りができないんですが、高橋知事、結構苦しくお答えになっているような気がしてならなかったんですけれども、この道州制特区法案に対する知事のやっぱり期待とか意気込み、そして、私、横山先生の論文も読ませていただきましたけれども、やはり大きな期待感...全文を見る
○黒岩宇洋君 終わります。
12月13日第165回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○委員長(黒岩宇洋君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、鰐淵洋子君、島田智哉子君及び小川勝也君が委員を辞任され、その補欠として遠山清彦君、喜納昌吉君及び岩本司君が選任されました。    ...全文を見る
○委員長(黒岩宇洋君) この際、谷本内閣府大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。谷本内閣府大臣政務官。
○委員長(黒岩宇洋君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  北方地域旧漁業権者等に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に内閣府政策統括官東良信君、内閣府沖縄振興局長原田正司君、内閣府北方対策本部審議官香川弘明君、防衛...全文を見る
○委員長(黒岩宇洋君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(黒岩宇洋君) 北方地域旧漁業権者等に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、提出者衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員長安住淳君から趣旨説明を聴取いたします。安住淳君。
○委員長(黒岩宇洋君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(黒岩宇洋君) 喜納君、ちょっと待ってください。ちょっと待ってください。指名を。ちょっと待ってください。  防衛施設庁千田建設部長。
○委員長(黒岩宇洋君) どちらの副大臣ですか。──じゃ、防衛施設庁千田建設部長。
○委員長(黒岩宇洋君) ちょっと、指名、指名、指名するまで……。  内閣府東政策統括官。
○委員長(黒岩宇洋君) 時間が過ぎていますので簡潔にお願いします。
○委員長(黒岩宇洋君) 質疑時間終了しております。
○委員長(黒岩宇洋君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  速記を止めてください。    〔速記中止〕
○委員長(黒岩宇洋君) 速記を起こしてください。  これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  北方地域旧漁業権者等に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(黒岩宇洋君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、主濱了君から発言を求められておりますので、これを許します。主濱了君。
○委員長(黒岩宇洋君) ただいま主濱君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(黒岩宇洋君) 全会一致と認めます。よって、主濱君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、高市沖縄及び北方対策担当大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。高市沖縄及び北方対策担当大臣。
○委員長(黒岩宇洋君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(黒岩宇洋君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  速記を止めてください。    〔速記中止〕
○委員長(黒岩宇洋君) 速記を起こしてください。     ─────────────
○委員長(黒岩宇洋君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と...全文を見る
○委員長(黒岩宇洋君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(黒岩宇洋君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(黒岩宇洋君) 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  北方領土及び隣接地域の諸問題等に関する実情調査のため、閉会中の平成十九年一月十一日及び十二日の二日間、北海道への委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者...全文を見る
○委員長(黒岩宇洋君) 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(黒岩宇洋君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時十七分散会
12月15日第165回国会 参議院 本会議 第20号
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○黒岩宇洋君 ただいま議題となりました北方地域旧漁業権者等に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員長の提出に係るものでありまして、北方地域旧漁業権者...全文を見る