黒岩宇洋

くろいわたかひろ

小選挙区(新潟県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数3(参1)回

黒岩宇洋の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月03日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○黒岩委員 皆様、おはようございます。民進党の黒岩宇洋でございます。  せんだって石井国交大臣から所信表明をお聞きしたわけですけれども、その中で、観光先進国の実現を柱に掲げ、民泊サービスの健全な普及を図るとうたっております。  民泊については、国内外ともに今大変注目を浴びてい...全文を見る
○黒岩委員 今のお話を聞きますと、旅館業法の許可を得ている数よりも無許可の方が倍の数となっているということでございますし、半数以上が実態把握ができていない。こういった状況は大変問題だと思っております。  それで、今、現状の民泊という概念において、これは国交大臣にお聞きしたいんで...全文を見る
○黒岩委員 やはり、民泊という新たなカテゴリーですと、さまざまな問題点が今のところあるという、そういう大臣の御認識をお聞きしたところでございます。  それでは、今後、新たな民泊新法というものが提案されると聞いております。住宅宿泊事業法と呼ばれていますけれども、そういった必要性に...全文を見る
○黒岩委員 具体的な数字で見込みというのは出ているんですか。
○黒岩委員 約五万室足りなくなるという、これは深刻な状況だと思うんですけれども、この不足数に対して民泊によってどれほどその不足が解消できると見込まれているのか、お聞かせいただけますでしょうか。
○黒岩委員 既存の民泊についても力を入れて受け入れをふやしていく、また、新たなルールもつくっていくということでございます。  ただ、冒頭の現状把握のところで、無許可営業、違法な民泊が大変多いということでございますけれども、今後、その新たなルールに基づいて、この違法状況というもの...全文を見る
○黒岩委員 今、大臣の御見解をお聞きしましたけれども、いかんせん、現状の把握において、半数以上の実態把握ができていない、そして無許可営業の方が許可を得ている営業よりも倍だ、そういった数字が出ているわけですので、なかなかこれは困難をきわめることだと思いますけれども、しっかりとした新...全文を見る
○黒岩委員 今、多岐にわたる、旅館業に対するさまざまな方向性というものを示していただいたわけですけれども、やはり観光地というのは、その観光資源においても、キャパシティー、許容量があるものだと思っております。静寂な温泉地に余り観光客がごった返すと、それだけで観光価値が下がるというよ...全文を見る
○黒岩委員 新たな民泊のルールにおいても、都道府県ごととか、そういった大きなくくりになるかもしれませんけれども、今の観光庁長官のお話ですと、きめ細やかな対応もしていくということですので、その方向を進めていっていただきたいと思っております。  そこで、この民泊については、年間百八...全文を見る
○黒岩委員 そういった根拠のもとに年間百八十日を上限とするという方向性があるわけですけれども、これについて、年間提供日数というものは一体どうやって把握できるのか、これは、限度を超えるとか、超えたことがきちんとチェックできるのかどうか、この点についてお聞かせいただけますでしょうか。
○黒岩委員 まだ検討というお話がありましたけれども、これはかなり緻密な設計をしないことには、その上限を超えるか超えないか、こういったことが把握できないわけですから、今後の検討においてもきちんとしたルールをつくっていただきたい、このように思っております。  それでは、新たなルール...全文を見る
○黒岩委員 不在型の場合は、不動産の管理業務を営むところということが想定されているということですが、しかし、もともとはそういった宿泊業者ではないわけですから、こういった管理業者によって、特に感染症の拡大を防ぐといった衛生面についてきちんとした対応ができるのかどうか、この点、大臣、...全文を見る
○黒岩委員 その点は、しっかりとしたルールづくりと、また、運用面のことも今後の課題になってくると思います。  そこで、今も民泊においては、やはり近隣とのトラブルというものが大変大きな問題になっております。これは、居住型の民泊でしたら、近隣トラブル等の対応というのがある程度できる...全文を見る
○黒岩委員 今後の大変大きな課題になると思います。ごみの問題や騒音の問題というのは今も大変苦情が寄せられているというのが現状でございますので、新たなルールづくりにおいても、そこは、しっかりとした、万全を期すような、そのような検討に今後もさらに踏み込んでいただきたいと思っております...全文を見る
○黒岩委員 この民泊なんですけれども、今、旅館やホテルは、住居専用地域では営業は行えないわけです。民泊は住居専用地域でも行えるとなっておるんですけれども、この理由はいかがなものでしょうか。
○黒岩委員 やはり民泊は、住居専用地域でも行えるといったようなアドバンテージも持っているということでございます。旅館やホテルと違って、フロントの設置不要とか、そのほか、風呂やトイレの数など、本来、ホテルや旅館には厳しい条件が課されているんですけれども、民泊にはこれは課されていない...全文を見る
○黒岩委員 既存の旅館やホテルに対してもいろいろと御検討いただくということでございます。  民泊については、期待が大変高まる一方、不安の声も上がっていきますので、その点、今後、バランスよく法案の設計をしていただくことをお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。 ...全文を見る
04月07日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○黒岩委員 民進党の黒岩宇洋でございます。  本日は、住宅セーフティーネット法改正案について質問をさせていただきます。  まずは、賃貸住宅の登録制度についてお聞きしたいんです。  住宅確保要配慮者で、カテゴリーとして子育て世帯がありますけれども、これは入居の拒否率が約八%と...全文を見る
○黒岩委員 それでは、基本方針に書かれているホームレスについて、入居の拒否感というのは何%ぐらいなんでしょうか。
○黒岩委員 ホームレスも当然入居の拒否感があるカテゴリーだと思うんですけれども、それについて調査していないというのは、私は非常に残念なことだと思っております。  このように、ホームレスは今後も住宅確保が大変なカテゴリーなんですけれども、これらについて実態を把握していかなければい...全文を見る
○黒岩委員 今の御答弁で、一定の理解を私も持ちましたけれども。  石井国土交通大臣にお聞きしたいんです。  このように、法定でカテゴリーとして明記されているものとされていないものの差があるんですけれども、これが実際の住宅確保に支障を来さないようにしていただきたいんですけれども...全文を見る
○黒岩委員 大臣のその方向性でしっかりとした対応をしていただきたいと思います。  それでは、事業者が入居を受け入れることとするカテゴリーに該当しながら、事業者が受け入れを想定していない他のカテゴリーにも該当する場合、例えば、登録の範囲として高齢者を該当すると届け出た場合ですけれ...全文を見る
○黒岩委員 断ることが可能だということなので、ただ、ちょっとそれは酷な場合もありますので、運用上そういうことがないような、そのような指導もしていただきたいと思います。  次に、住宅確保要配慮者の専用賃貸住宅への入居要件は、これは入居時のみにかかるのか、この点についてお聞かせいた...全文を見る
○黒岩委員 そうしますと、例えば、低額所得者が途中で収入がふえたりとか、または、子育て世帯が子供が大きくなった、大人になったとかいう場合には、追い出されたりということはない、そういうことでよろしいですね。
○黒岩委員 その点は徹底していただきたいと思います。  そうしましたら、登録事業者が入居拒否制限に違反した場合、すなわち、要配慮者であることを理由に入居を断った場合、この場合の罰則はどうなっているでしょうか。
○黒岩委員 ただ、都道府県知事が報告を求めることができる、こういう法律上の規定がありますけれども、この報告を求めることができるとはどのような場合を指すのか、その点をお聞かせいただけますでしょうか。
○黒岩委員 わかりました。  罰則自体がない。ただ、是正指示、そして是正指示に違反した場合には取り消し、こういう対応がありますので、このような対応によって入居拒否が横行されないようにしていただきたいが、いかがでしょうか。
○黒岩委員 その点もよろしくお願いいたします。  それと、いわゆるおとり物件というようなもの、他の物件に比べると非常に安い、目玉物件のおとり物件、こういったものを排除していくには、正確な情報のアウトプットが必要だと思いますけれども、この点は担保されているんでしょうか。
○黒岩委員 それでは、家賃低廉化についてお聞きしたいんです。  きょうの参考人からも御提言がありましたけれども、この家賃の低廉化が法律に明記されていない、すなわち予算措置であるということですけれども、これはなぜなんでしょうか。
○黒岩委員 認定だと法定補助、そして登録だと予算補助だ、そういう説明ですけれども、ただ、これは単に通例ですから、こうしなければならないということではないわけですから、家賃の低廉化というのは住宅のセーフティーネットにおいて大変重要なことですから、今後、法定化ということを目指していく...全文を見る
○黒岩委員 今後検討していただきたいと思います。  それでは、賃貸の登録住宅制度ですけれども、これは、何といっても、やはり多くの方に周知しなければ、せっかくの制度も熟知されないわけですので、この制度をどうやって一般の方も含めて周知していくのか、この点について、大臣、お答えいただ...全文を見る
○黒岩委員 大臣のその言葉どおり、しかと周知徹底をしていただきたいと心から願うところでございます。  そうしましたら、住宅金融支援機構による登録住宅の改修資金の融資の限度額はどのくらいになるか、この見込みを教えてください。
○黒岩委員 今時点で限度額、すなわち絶対額が決まっていないというのはちょっと心もとないんですけれども、これは、今局長の言ったように、念押しでお尋ねしますけれども、十分な改修工事ができる額ということで検討いただけることでよろしいでしょうか。
○黒岩委員 続きまして、住宅金融支援機構が家賃債務保証保険契約を締結できる家賃債務保証業者の要件というものはどうなっていますでしょうか。
○黒岩委員 わかりました。資金力のないNPOとかが排除されないように、その点も留意していただきたいと思います。  そうしましたら、今度は支援法人についてお伺いしたいんですけれども、現行の住宅確保要配慮者の居住支援を行っている法人は今どれほどと把握しているのか、お聞かせいただけま...全文を見る
○黒岩委員 まだ指定されていないことは存じ上げています。ただ、今、現時点で支援を実際に行っている法人というものがあるわけですから、それがどのくらいと把握しているのかということをお聞きしたんです。
○黒岩委員 わかりました。  では、これからの見込みとしても数を把握はしていないということなんですね。わかりました。  時間の都合上、これは最後の質問になりますけれども、住宅確保要配慮者の居住支援協議会についてなんですけれども、現行の支援協議会と改正後の支援協議会とでは、法律...全文を見る
○黒岩委員 それでは、大臣にお聞きしますが、法律上、位置づけが変わらないということでありますけれども、この支援協議会、今時点で約四割の自治体が協議会に参画しておりますけれども、これを二〇二〇年までに約倍の八割にするということなんですが、これはなかなか目標としては高いと思うんですけ...全文を見る
○黒岩委員 ありがとうございました。  それでは、住宅セーフティーネットのさらなる強化を心から望みまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
05月12日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○黒岩委員 民進党の黒岩宇洋でございます。  本日は、通訳案内士法等の一部改正案について、私の方から質問をさせていただきたいと思います。  まずは、通訳案内士の現状について伺いたいと思います。  平成二十五年度の観光庁の調査では、全体で約一万六千人のうち、約六割の九千二百名...全文を見る
○黒岩委員 これから適切に措置をしていくということですが、今後も、法改正があっても、やはり現状の通訳案内士の活動実態というのは大変重要でありますので、その把握についてはこれからも鋭意努力をしていただきたいと思います。  それでは、これも議題になっていますけれども、地域偏在という...全文を見る
○黒岩委員 長官、私の質問にストレートに答えてほしいんですけれども、地方で通訳案内士がどれほど不足しているか、これを数字として把握しているのかどうか、この点についてお答えいただけますでしょうか。
○黒岩委員 長官、私は今、言語のことを聞いているのではなくて、地域の不足について数字として把握しているのか、この点についてお聞きしているので、その点についてお答えいただけますか。
○黒岩委員 私が事前に聞いたところ、地方での不足については実態の数字というものは把握していない、ただ、今後、地方でのニーズに応えていきたい、そういう政策的な願望があるということでお聞きしておりますので、この点については、今後もやはりもうちょっと精緻に数値を把握していただきまして、...全文を見る
○黒岩委員 ぜひ、専業に向けて環境整備を図っていただきたいんです。  ちょっと観光庁長官にお聞きしたいんですけれども、先ほどから出ている、就業を目的としない、特に語学研さんのためにという方たちというのは、どのくらいの割合で通訳案内士の中にいらっしゃるのか、これは数字として把握し...全文を見る
○黒岩委員 それは、確かに数として一定以上のロットになっていますので、そういった方もいるんだということを踏まえながら、今後の施策に生かしていただきたいと思います。  それでは、引き続き、大臣にお聞きしたいですけれども、やはり問題なのは、現状の通訳案内士、半数近くは年収百万円以下...全文を見る
○黒岩委員 データベースの構築とか、こういった施策を展開するということでございますが、ただやはり、そうはいっても、業務独占規制を廃止するということは大変大きなことでございますので、このことによって、職からあぶれる、兼業でもあぶれてしまうような、そういった通訳案内士がふえていくと考...全文を見る
○黒岩委員 とはいっても、やはり業務独占というのが一つの大きな魅力だったわけでありますし、そのために資格を取った方も多くいるわけです。  ここで観光庁長官にちょっとお聞きしたいんですけれども、このような魅力がなくなることによって通訳案内士の受験者数が減ってしまうような状況になれ...全文を見る
○黒岩委員 業務独占は廃止ということですが、名称独占は存続ということです。  ただ、これについても、今、観光庁長官が触れましたけれども、やはり通訳案内士自体の認知度が高まらないことには、名称独占といってもその魅力がないわけであります。  ちなみにお聞きしたいんですけれども、通...全文を見る
○黒岩委員 私も事前に伺ったところ、ナショナルガイドだというんですね。非常に一般的な英訳になっています。  今、等々とあったんですが、名称独占の場合、どういった名称については排除するのか、そこら辺のガイドラインはしっかりできているんでしょうか。
○黒岩委員 もうちょっと具体的にお聞きしたいんですね。  私たちは通訳案内士という言葉を使っていますから、それ以外の言葉を使わざるを得ないというのは何となくぴんとくるんですけれども、何せ、英語に関していえばナショナルガイドですから、非常に通例的な言葉になっているわけですよ。 ...全文を見る
○黒岩委員 わかりました。何せ、業務独占規制がなくなって、ただ、名称独占規制は存続するわけですから、この魅力をそのまま継続できるように、その点はぜひお願いをしたいと思っております。  それでは次に、地域通訳案内士について伺いたいと思います。  地域通訳案内士は今、特区で認めら...全文を見る
○黒岩委員 内容等は自治体にある程度委ねるということなんですが、先ほど申し上げた研修のボリューム、どのくらいの日程感か、この点についてお答えいただけますでしょうか。
○黒岩委員 今、一つの目安ですけれども、これは、短いものですと、最短でどのくらいで受講することができるんでしょうか。
○黒岩委員 私、事前にお伺いしているんですけれども、語学研修とかはTOEICとかTOEFLに振ると、たった一日でも研修が可能だということを伺っておるんですよ。  そう考えますと、たった一日の研修で資格が得られるとなると、やはり地域通訳案内士というのは、全国通訳案内士と比しても余...全文を見る
○黒岩委員 時間になりましたのでこれで終わりますけれども、地域通訳案内士が余りにも簡単で、全国通訳案内士との不均衡が生まれているようなことは、厳に慎んでいただきたいと思っております。  また、きょうは触れられませんでしたけれども、今後、無資格の通訳ガイドが創設されるわけですから...全文を見る
05月17日第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○黒岩委員 民進党の黒岩宇洋でございます。  本日は、議題となりました港湾法一部改正案について質問をさせていただきたいと思います。  まずは、クルーズ船受け入れ拠点形成についてお伺いしたいと思っております。  これは大臣にお伺いしたいんですけれども、港湾法では、施設の利用に...全文を見る
○黒岩委員 今の質問と表裏一体となるんですけれども、私設の旅客施設に対して、岸壁の優先利用とセットとはいえ、一般公衆への供用を義務づけることには問題はないのでしょうか。その点についてお伺いしたいと思います。
○黒岩委員 わかりました。  そうしましたら、港湾法によらずとも、官民連携国際旅客船受入促進協定と同内容の協定を当事者で締結すれば法律の目的が達成できるものと考えますけれども、なぜそうしないのか、この点についてお答えください。
○黒岩委員 例えば、ある国際旅客船拠点形成港湾に指定されていない港湾において、本改正案と同様な内容の契約、ある船社が港湾施設を整備し、その見返りとして施設を優先的に利用できるというような内容の契約を締結することはできるのでしょうか。
○黒岩委員 国交大臣にお伺いしたいんですけれども、官民連携による国際クルーズ拠点を形成する港湾としては、日本海側の港湾や東北、北海道の港湾が選定されていません。逆に言うと、六港は、横浜より西の、特にまた沖縄に二港とか、かなり極端に選定が偏在しているわけですけれども、これらの地方に...全文を見る
○黒岩委員 端的にお伺いしますけれども、国際旅客船拠点形成港湾の最初の指定というのはいつごろ行われる予定になっているのでしょうか。
○黒岩委員 速やかに指定を行うということですが、今後、指定の追加を徐々に行う場合、再公募を行うということになるのでしょうか。それとも、準備が整った港湾管理者の申請に基づき、順次大臣が指定を行うこととなるのでしょうか。この点についてもお答えいただけますでしょうか。
○黒岩委員 法文上では、国際旅客船拠点形成港湾は国土交通大臣の指定によるものとされておりますけれども、実際には、有望な寄港地を欲する提携クルーズ船社の意向に沿い港湾が指定されることになるのではないかと考えますけれども、いかがでしょうか。
○黒岩委員 関係者との調整ということです。  でも、確認ですけれども、やはりあくまでもクルーズ船社の意向というものは尊重されると考えてよろしいんですね。
○黒岩委員 十分尊重されるということは、やはりクルーズ船社とすれば、なるべく利益の高いところに限ってということになるわけです。  これも先ほどの質問と内容を同じくするものなんですけれども、そうなりますと、やはり、全国展開という点におきますと、偏在が生まれるのではないかという懸念...全文を見る
○黒岩委員 旅客施設の整備には、旅客通路の整備といった簡単なものから、ターミナルの整備といった大がかりで非常に費用が大きくなるものまで入っております。ということは、要する費用が大きく異なるさまざまなものがあるわけですけれども、協定を締結すれば岸壁の優先予約という同じ結果が享受でき...全文を見る
○黒岩委員 バランスを欠かずに合理的な対応だということでありますので、その点、強く要請をしておきたいと思います。  そうしますと、協定で認められる優先的な予約に関して、独占的な利用とはならない協定で認められるべきだと、これは国交省の見解もそうなっておりますけれども、そういう独占...全文を見る
○黒岩委員 三百日というのはいかにも多いんじゃないかというのが直観的なところでございます。  官民連携による国際クルーズ拠点を形成する港湾の計画書には、寄港回数目標で、確かに、佐世保港で年間三百回、平良港では年間三百十回となっておりますけれども、これでは独占的な利用に該当するの...全文を見る
○黒岩委員 今の説明だけではなかなか納得のいかないところでございますけれども、あくまでも、独占的な利用にならないという、この点については強く留意をしていただきたいと思っております。  それでは、優先予約の上限となる日数を予約しておいて、この予約というのは一年半ぐらい前から企画す...全文を見る
○黒岩委員 突然のキャンセルというものは当然あると思います。ただ、こういったことが頻繁に行われるようですと、これは大変悪質なことでありますので、こういった場合、協定を解除するというような措置をとることはできるのでしょうか。
○黒岩委員 わかりました。  そうしましたら、これは大臣にお聞きしたいんですけれども、今、クルーズ船の大量の旅客のために、現在でもツアーバスや運転手の不足する地域が出ている。今後、寄港増加が見込まれる中で、国交省においては、これらの点についてどのような対策をとろうとしているのか...全文を見る
○黒岩委員 御答弁の内容は理解できるところなんですが、自動車局長にお伺いしたいんですけれども、やはり今、慢性的にツアーバス、バスの運転手不足ということがあります。これは、大変労働時間が長く、なおかつ安価な賃金ということで、これらの改善抜きには今後の旅客船の寄港増に対応し切れないと...全文を見る
○黒岩委員 今、インバウンドの増加という事象によって、さまざまな法改正が速やかに容易に行われるということですけれども、やはり、きょう私が指摘したようにさまざまな問題点もございますので、インバウンド、インバウンドということだけで容易な法改正で済まさずに、問題点を是正しながらきちんと...全文を見る
12月01日第195回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  二年ぶりに法務委員会に戻ってまいりました。上川大臣もまた再度登板されたということで、今後いろいろとよろしくお願いしたいと思っております。  それでは、きょうは、まずは検察改革についてお聞きしたいと思っております。  日ごろか...全文を見る
○黒岩委員 済みません、ちょっと答弁の聞き漏れがあったかもしれませんけれども、検察改革推進室の設置というのは大きな柱の中に入っていますでしょうか、検察改革の。大臣の答弁の中にありましたか。(上川国務大臣「今申し上げたのは参与会の話」と呼ぶ)参与会ですね、わかりました。後でちょっと...全文を見る
○黒岩委員 今局長のおっしゃったツールについては、また一つ一つこれからお聞きしたいと思っております。  先ほど、情報公開のところで、平成二十六年六月に最高検が「検察改革三年間の取組」というものを公表して以降、しっかりと取りまとめて公表するということが今までなかったんですけれども...全文を見る
○黒岩委員 今局長がおっしゃった検察運営全般に関する参与会、平成二十九年の一月ですと第十回の資料が公表されているんですけれども、その中で、ある参与から、検察改革は着実に進んでいることがわかり、心強く感じた、こういう発言が最高検のホームページで大々的に広報しているわけですよ。  ...全文を見る
○黒岩委員 ちょっとうがった言い方になるんですけれども、着実に進んでおり、心強く感じたというのは、これはある意味第三者の感想ですよね。  主観的に国民が見てすぐにわかるような、そういう基準があれば、第三者の感想みたいな、うがったというのは、例えば健康食品のCMなんかは一々個人の...全文を見る
○黒岩委員 公表の仕方にまだ一工夫も二工夫もしていただきたいと私は思いますし、その参与会なんですけれども、先ほど局長が第一回のころからかわっていないとおっしゃっています。たしか七名か八名ぐらいだと思うんですけれども、この参与会というのは、大臣がおっしゃったように、外部の風、外部の...全文を見る
○黒岩委員 済みません。当初お聞きした、始まった時点でのメンバーがどのくらいかわられているのかというのは、個別名は控えますけれども、結構耳なれた方が多くて、例えば在り方検討会議のメンバーであったり、また、その後、刑事司法の特別部会のメンバーであったりという方で、皆さんすぐれた先生...全文を見る
○黒岩委員 質問自体はこの程度にしておきますが、大臣も、非常にこの参与会の存在については重きを置いているということを当初の見解の中でもお示しされたので、この参与会について、決して、検察側に立って応援団ではなくて、検察に対してやはり厳しい組織であっていただきたい。これがやはり一つの...全文を見る
○黒岩委員 概要ということですので、流れは理解しました。  そこで、もう少し具体的に、初代室長は林局長ですから、そのときに、何人の構成で専従が何人いたのか、そして今現在、総務部長のもとにその業務が引き継がれているというんですけれども、では、今現在、兼務で業務内容を取り扱っている...全文を見る
○黒岩委員 ちょっときつい言い方をしますと、最初の概要を聞いても、当初は室長が個別にいた、担当室長が。それは林局長ですよね。その後、林局長が総務部長になって兼務になった。今度は、専任から兼務になった。そして、ことしになって、名前が使われていないといいますけれども、実際には検察改革...全文を見る
○黒岩委員 時間が来てしまいましたので、監察指導部についても具体的内容を聞きたかったんですけれども、監察指導部自体ももともと検察改革推進室と並行して業務を行っていたわけですから、そういう意味からすると、監察指導部がよっぽど業務量がふえたとかそういったことがあるならともかく、どうも...全文を見る
12月05日第195回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○黒岩委員 おはようございます。無所属の会の黒岩宇洋でございます。  きょうは、裁判官の報酬法、そして検察官の俸給法の改正ということで、かなり時間が限られていますので、この点について、実務的な部分が中心になりますし、関連したことについて限定してお聞きをしたいと思っております。 ...全文を見る
○黒岩委員 わかりました。  ちょっと細かいところですけれども、ロースクールを出た方がという理由を今概括的におっしゃられましたけれども、予備試験組はどうなっているんですか。
○黒岩委員 そうしますと、最初、ロースクールの方だからという説明の中に、二年ないし三年の、ある意味時間的概念がかかわって、その修了者だから格付を上げるということをおっしゃいましたけれども、予備試験の場合は若くしてもなれるわけですから、年齢的な、またはそういったロースクールというプ...全文を見る
○黒岩委員 そこで、ちょっと素朴な質問なんですけれども、今申し上げた、判事補は十二号から十号に格上げされました、検察官は二十号から十八号に格上げされました。そうしますと、現在、判事補の十二号、十一号、そして検事の二十号、十九号は該当者が誰もいないんですよ。誰もいないこの号俸が残っ...全文を見る
○黒岩委員 どこから聞きますかね。  旧司法試験を受けて修習を受けて弁護士になる方というのは聞きますけれども、裁判官または検察官に任官される方というのは、過去においてどのくらいいたのか。そういう可能性が今後どのくらいあるのかという意味合いも含めて、実際に今までにどのくらいいたん...全文を見る
○黒岩委員 結構、一般公務員を退職する寸前に、司法試験を通っていたから弁護士になろう、本当にこういうケースは少し聞きますけれども、そういった方がもう定年も間近な裁判官や検察官になるということは現実的にはほぼあり得ないという状況の中で、こういう号俸が残っているということに疑問を感じ...全文を見る
○黒岩委員 否定できないということはわかりました。  これはもとに戻るようですけれども、くどいようですけれども、年齢とか期間に着目するなら、ロースクールを出た方、法学修了生で二年、未修了生で三年、こういう時間的概念が入るからというのも私は理解できるんですけれども、実際には時間的...全文を見る
○黒岩委員 やはり理解しかねますね。予備試験組はロースクール卒業生と同程度の能力、識見だということまではわかるんですよ。  比較なんですけれども、では、旧司法試験組は、ロースクール卒業程度の、新司法試験制度で合格したレベルと比べると、そこに達していないということなんですか。
○黒岩委員 繰り返しますけれども、号俸の格付を上げた理由ということで何度かやりとりすると、やはり能力に着目してと。予備試験組がいるわけですから。  そこで、旧試験と新司法試験で、では、この能力の程度の違いというものをどうお考えなのか。これは合理的な説明を得ないと、やはり合格者数...全文を見る
○黒岩委員 では、もう時間がないので、最後にちょっと大臣に御所見をお聞きしますけれども、今のやりとりで、金子さんもなかなか苦しい答弁だったんですけれども、やはりロースクール、新司法試験ありきというか、これは法曹養成全体を見直さなきゃいけないんですけれども、新司法試験で受かった方は...全文を見る
○黒岩委員 最後に念のために申し上げますけれども、平成十八年に新司法試験制度が始まって、そのときの想定に立脚して物事が進んでいるということ自体が、今後考え直さなきゃいけないというための一つの指摘として今回の号俸問題を取り上げさせていただきましたので、どうかこの点を御留意して深い議...全文を見る