黒岩宇洋

くろいわたかひろ

小選挙区(新潟県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数3(参1)回

黒岩宇洋の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第196回国会 衆議院 本会議 第6号
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○黒岩宇洋君 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  私は、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、会派を代表いたしまして質問をいたします。(拍手)  本題に入る前に、森友学園の国有地売...全文を見る
02月19日第196回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  きょうは、裁量労働制につきまして、午前中、厚労省からもヒアリングを受けまして、正直言って、大変この総合実態調査なるものがずさんであった、そして、精査した結果というものも、私からすると大変ふんまんやる方ないような状況でありましたの...全文を見る
○黒岩委員 調査票について、具体的に、私、きょう十九日付で理事会に提出された四枚のペーパーを持っていますよ。この中のどこまで上がったんですか。具体的には、この総合実態調査に用いた付表、調査票というものは当然上がっていますよね。     〔橘委員長代理退席、委員長着席〕
○黒岩委員 じゃ、加藤大臣にお聞きします。  加藤大臣には七日に報告があったと。これも重ねての問いになりますけれども、この付表も含めて、調査実態について具体的な内容が、私どもいただいているこの内容の報告があったという理解でよろしいですね。
○黒岩委員 大事なところですよ。加藤大臣、一般労働者については、平均的な平均の数字じゃなくて平均的な方の最長の法定外時間労働だということは認識していたわけですね。  さあ、大変ですよ。大臣、八日以降、予算委員会の質疑等で、大臣、そのことを我々、同僚議員が質疑したときに、おかしい...全文を見る
○黒岩委員 いいですか。もともとは、本会議での質問でも、我々は、裁量労働制の方が長時間労働じゃないかという問題意識に立って、そしてこの長い短いについての厚労省の調査結果が、一般労働が九時間三十七分で、そして企画業務型が九時間十六分、裁量労働制の方が時間が短いというのはおかしいじゃ...全文を見る
○黒岩委員 裁量労働制についてはわからないとありますけれども、きょういただいた理事会のこの資料の四ページ目は平成二十五年じゃなくて、その八年前、平成十七年の、この同じ総合実態調査において、これは、兵庫労働局から、実際、裁量労働制の人についてはどういう人を選ぶんですかということに対...全文を見る
○黒岩委員 重要なことは、大臣、一般労働者の調査の仕方が平均的な平均ではない。この付表を見ただけで、最も長い、最長の時間を書けと。これは、ここにそのまま書いてあるじゃないですか。一般的に、これを見れば誰もが理解できることですよ。そのことを二月八日以降も全くお答えにならなかった。こ...全文を見る
○黒岩委員 大臣、これは国会の場ですよ。国民に説明責任を、所管省庁の大臣たるものは持っているわけですよ、大きな責任を。  そして、今報告として、明らかに平均的な平均でないということがわかるこの付表を受け取って、加藤大臣、もちろん内容を理解していますよね。平均的な平均な方ではない...全文を見る
○黒岩委員 無所属の会の衆議院議員黒岩宇洋でございます。  きょうは、四名の陳述人の先生の皆様方から大変貴重なお話を賜りまして、大変感謝申し上げます。また、午前中には県内の視察もさせていただきましていろいろなことをまた学ばせていただいたことも、あわせて感謝申し上げる次第でござい...全文を見る
○黒岩委員 今お聞きすると、中西陳述人のお話ですと、電力の質というのは、風景、景観も含めて、また多分ノイズとか雑音とかそういったことも含めてということだと承りましたけれども、三上陳述人のお話は、非常に経済的な側面に特にスポットを当てて、もちろん、八つの柱で脱原発を訴えているわけで...全文を見る
○黒岩委員 わかりました。やはり、結構、経済界、経営者からすればなかなか踏み込めない話でもあると思いますし、なかなか積極的には肯定はできない話なのかなと伺っておりまして。  済みません、では、お手が挙がったので、三上陳述人の方から御意見があるということですので、改めて拝聴したい...全文を見る
○黒岩委員 三上陳述人ほど私どもも舌鋒鋭くは申し上げる立場にはないんですが、非常に議論が活発化してきておりますし、原発立地地域のみならず非原発立地地域でも、こういったかなり精緻な議論がこれからも進んでいくと思いますので、またその点、リードしていただきたいと思っております。  済...全文を見る
○黒岩委員 わかりました。  一人当たりの付加価値という表現でしたけれども、この大企業や中小企業との格差を狭めていく、こういったような政策転換をしていく、そういう理解でよろしいですね。
○黒岩委員 わかりました。ありがとうございます。  時間が限られているので。  今、政府の方も地方創生ということで幾つかの目標を区切っているわけですけれども、その中で、やはり東京圏一極人口集中、これを是正していこう、いわゆる東京圏の千葉、神奈川、埼玉も含めた地域の転入超過を減...全文を見る
○黒岩委員 わかりました。  もう時間がないので私の発言で終わらせていただきますけれども、今の地方創生の一つの大きなメニューが、先ほど申し上げた、地方の大学、これは国公立、私立を問わず、先駆的な活動をしている、取組をしている大学に、簡単に言えば補助金を出していこうということなん...全文を見る
02月20日第196回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  きのうに引き続きまして、きょうは総理に、裁量労働制にかかわるデータの不適切な実態というものについて質問をさせていただきたいと思います。  そもそも、皆さん、裁量労働制というのは、どんなに長く働いても一定の賃金しかもらえない、だ...全文を見る
○黒岩委員 総理、確認しますけれども、十八日の夜までは、この調査票、総理は知らなかったんですね。
○黒岩委員 びっくりしました。一般の国民の皆さんでも我々議員でも、このペーパーさえ見れば、この調査結果の摩訶不思議な結論や、そしてずさんなデータというものがなぜつくられたのかというのが一目でわかる。これが、七日に加藤大臣が知ってから十一日間、総理に知らされていなかったということで...全文を見る
○黒岩委員 この重要な、一目瞭然のたった一枚のペーパーが担当大臣から総理に上がるのに十一日間もかかっている。それも、ただの事案じゃありませんよ。この目玉法案と言われる働き方改革で、そして大きな柱の裁量労働制について、予算委員会でこれだけ疑義を招いている、この内容について。  本...全文を見る
○黒岩委員 非常にわかりづらい答弁をお聞きしていますけれども、国民の皆さんに判断してもらいましょうよ。今ここでごらんになっている、テレビの前でごらんになっている方、これを一枚見れば、最長の者と平均の者を比べて、それは一般労働者の方が労働時間が長いのは当たり前だよねと、これは誰もが...全文を見る
○黒岩委員 私が申し上げたいのは、総理、総理の言葉というのは重いわけですよ。予算委員会の答弁というのは限りなく重いんですよ。それを撤回するときに、誤りだとか、何か新たな事実がしっかりと伝えられずに、そんなに軽々と答弁というのは撤回できるものなんですか。  いやいや、総理、総理。...全文を見る
○黒岩委員 総理、御自分の責任で答弁を撤回するとまでおっしゃられました。  そもそも、このデータについて一月二十九日に答弁するときも、これも厚労省からの説明があったから自分はこう答弁したと。そして、きょうの話でも、厚労省から精査中だから撤回しろと言われて撤回したと。これでは役所...全文を見る
○黒岩委員 総理、やはり何事も事実に基づいて、予算委員会でも審議はしなきゃいけませんし、政策立案もしなければいけません。総理も、事実に基づいてこの調査結果について一月二十九日に答弁された、そういう認識だと思っています。  ですから、撤回するにしたって、決定的な事実がなければそう...全文を見る
02月21日第196回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  きょうは、四人の公述人の先生の皆様、大変貴重な御意見を頂戴いたしまして、心から感謝を申し上げます。  限られた時間ですので、何点かについて先生方にお聞きをしたいと思っておりますけれども。  最初に、佐藤主光先生、先ほどの質疑...全文を見る
○黒岩委員 わかりました。  今の積立金のお話なんかも出ていますが、確かに自治体は将来不安がありまして、かなりやりくりして、役場一つとっても、市役所一つとっても、老朽化して建てかえもできない分、頑張って頑張って積立てしている。そういったところに対して、積立金があるから交付税を減...全文を見る
○黒岩委員 ありがとうございます。  そうですね。大体、実際に、処遇改善でアップしても、全産業別で見ると、介護の方々というのは月額でも十万円ぐらい下がっているという状況ですし、保育士さんも少ない。これを上げていくように我々もしっかり努力をしてまいりたいと思っております。  で...全文を見る
○黒岩委員 それと、伊藤先生にも、先ほどのお話もあったんですけれども、今回の同一労働同一賃金というのが、これは、法律用語ではなく、ある意味政治的なかけ声なんだ、しかも、その制度では格差の固定化につながるという、この辺、もう少し端的にお聞かせいただくと、この後また予算委員会もありま...全文を見る
○黒岩委員 ありがとうございます。  その点も今後吟味されることになると思いますので。  それでは、最後になると思いますけれども、高橋先生に、先ほど天下りの規制についてお話もお聞きしました。安倍第一次政権のときに高橋先生が実務的に取り組まれたということで。私も、もともと、天下...全文を見る
○黒岩委員 そうですね。高橋先生のようなマインドで、まさに公を支えるという思いで霞が関に入った、そういった皆さんも多数いらっしゃると思いますので、そういった方々も含めて、お知恵をかりながら制度設計をするために我々野党としても取り組んでまいりますので、またよろしくお願いいたします。...全文を見る
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○黒岩分科員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  きょうは、ちょっと冒頭、通告していないんですけれども、先週の予算委員会で通告して質問漏れがあった点でちょっと、せっかくの厚労省所管の第五分科会ですので、大臣、わかる範囲でお答えいただければ結構ですので、お願い申し上げたいと思い...全文を見る
○黒岩分科員 そうですね。これは重要なんですよ。  私が手にしているだけでも三つのデータがあります、調査が。今大臣のおっしゃった、平成二十四年の、これは総務省の就業構造基本調査、これは介護と看護を理由とする離職者ということで、十万人を超える。これは閣議決定にも使っている数字です...全文を見る
○黒岩分科員 私もそうお聞きしています。  ただ、ここで問題となりますのが、この総務省の調査の調査票というものを私は確認しました。そうしますと、離職した方の前職をやめた理由という欄は、これは介護、看護のためにやめるというチェックマークがあるだけで、自発的かやむを得ないかはわから...全文を見る
○黒岩分科員 いや、私、この調査票のコピーを持っていますけれども……(加藤国務大臣「その表、それ以外の、何か、たしか調査があったような記憶がする。ごめんなさい」と呼ぶ)そうですか、わかりました。これは厚労省の事務方に聞いて、前回と同じものですか、この調査票ですかと確認して、そうい...全文を見る
○黒岩分科員 ではきのう、担当課長さんは一時間と聞いて、にわかにイメージできないと。労働政策の、行政の専門家の方は、やはり今までの経験に倣って考えると到底想像すらできないと。それに対して、大臣は所管大臣であり、やはり政治家として、肌合いですよ。一時間以下というのは、これはちょっと...全文を見る
○黒岩分科員 感覚というのは、私もちょっと言葉が適切じゃなかったかもしれません。  これで、少なくとも、一般労働者の法定外時間等の、一日四十五時間オーバーとか、こういった不適切データがあったということは、これは認めたわけです、お認めになられたわけですから、これは裁量労働者につい...全文を見る
○黒岩分科員 そうしますと、大臣、答弁の中で、調査結果の撤回はともかく、この調査結果については、これは何も変わることはないと。不適切なデータが出て、データ自体は誤っていた、そして不適切なデータの部分については撤回すると。ただ、労政審からの答申結果については、これは揺るがない、こう...全文を見る
○黒岩分科員 そうなんですよ。大臣、何度となく、労政審からの答申がおおむね妥当だから、結論は、方向性は揺るがないんだ、こういう趣旨の答弁をされていますけれども、これで、一くくりで労政審の答申といいますけれども、各分科会、全部で、今問題となっている裁量労働制を扱っている労働条件分科...全文を見る
○黒岩分科員 大臣、これは五つの分科会の答申とも、おおむね妥当なんですよ。五つともおおむね妥当。ただし、労働条件分科会においては、裁量労働制と高度プロフェッショナル制度について、反対意見が付されているんですね。反対意見が付されていようがいまいが、同じくおおむね妥当なんですよ。そし...全文を見る
○黒岩分科員 局長、もう一回確認しますよ。  では、反対意見が付されようが付されまいが、どっちにしろ、おおむね妥当なんですね。
○黒岩分科員 大臣、これだけ強い反対意見があろうがなかろうが、結論は変わらないわけですから。  では、局長、もう一つお聞きしますよ。  労政審に諮問して、結果としての答申で、妥当、おおむね妥当、一部を除き妥当、つまり妥当ですね、全部。この三つ以外の答申が返ってきたことはありま...全文を見る
○黒岩分科員 山越局長の長い労働行政のキャリアの中で、今言った妥当ではない答申の記憶はないということでよろしいですね、今現時点の記憶で。
○黒岩分科員 聞いたことに答えてください。局長の今現時点での認識で結構ですから、妥当、おおむね妥当、一部を除き妥当、つまり妥当以外の答申があったというその記憶、認識はあるかないかを聞いているんです。ありますか。
○黒岩分科員 さかのぼって調べてみてください。  ただ、言えることは、山越局長のキャリアというのは、もう三十年とかですよ。この間、妥当以外の答申がないんですよ、大臣。  その中で、さっき申し上げた、データにこれほど不適切な内容が出てきて、そしてこれを出発点として、この調査を出...全文を見る
○黒岩分科員 答申のその文言で、おおむね妥当ということだけで、今、分科会の委員の先生の中にも、もともとの基礎となるデータが違うなら審議をやり直したいという話が出ている。  ですから、やはりこの出発点となるデータが不適切であれば、当然審議も結論も変わり得るということを改めてこれは...全文を見る
○黒岩分科員 そうしたことって何ですか。
○黒岩分科員 これは理事会に提出された文書ですよ。局長、二月一日に把握した事実と、二月七日に大臣に上げた報告、この事実と、これは全く一言一句同じことを、私たちに報告しているんですよ。何度もやりとりしていますよ。ずっと大臣も、何で総理に上げなかったかといえば、裁量労働者の平均な者の...全文を見る
○黒岩分科員 そうじゃないですか。ずっと言っていた、裁量労働者の平均的な者の状況などは何も変わっていない、何も変わっていないですよ。そうでしょう。把握した事実としては何も変わっていないですよね、二月一日と二月七日の時点で。逆に、何も変わっていないのに、五日間も、局長が知ってから、...全文を見る
○黒岩分科員 野党からの指摘なんというのは、一月二十九日の予算委員会で、もう指摘もされて、総理からも答弁があって、その後もやりとりしているわけですから、その状況なんて、大臣自体も百も承知ですよ、予算委員会に出ているんですから。二月二日に局長が把握した事実と二月七日の時点で報告した...全文を見る
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○黒岩分科員 おはようございます。無所属の会の黒岩宇洋でございます。  きょうは第二分科会、総務省所管ということで野田大臣にもお越しいただきまして、きょうは憲法の改正手続ということですので、国会法の改正やまた国民投票法案については、これは議員立法でありますので、国民投票法は総務...全文を見る
○黒岩分科員 ありがとうございます。  加重要件が課されているということは重要なことだと思います。ただ、今の政治勢力でいうと、与党でもう三分の二、自民党だけでも衆議院百一名というのはもう軽く超えるわけですから、今の政治状況からすればこの発議要件というのはクリアしているなというこ...全文を見る
○黒岩分科員 最終的な判断は国民の代弁者である国会ということは論をまたないところなんですけれども、今局長のおっしゃったとおりに、やはり内容については、個別ごとに民意を問うんだという、これは大変重要なことでありますし、そして、おっしゃりたいのは、逐条ごとといっても、憲法も一つの条文...全文を見る
○黒岩分科員 わかりました。  そこで、今自民党内で推進本部で議論されていることが、これはもう報道で明らかになっていますけれども、いわゆる四項目ですね。九条、自衛隊といってもいいですけれども。緊急事態条項、そして、教育の無償化、さらには合区。  これは、今の局長の答弁、これは...全文を見る
○黒岩分科員 局長、ありがとうございます。  余り考えられないという、これはやはり、法の提出したときの担当者である、そして国会の法制局の長官という立場でおっしゃっていただいたので、これは非常に重みのある言葉だと思っておりますので。  野田大臣、いかがでございましょうか。自民党...全文を見る
○黒岩分科員 ありがとうございます。  個別にしっかり丁寧に党内議論もし、それが国会議論にもちろん反映される、それは多数の与党だけではない、野党も含めて議論は必要だというこの御見識、私も共鳴するところでありますけれども。  ただ、ちょっと一点確認なんですけれども、今、野田大臣...全文を見る
○黒岩分科員 政治の系譜でいえば、吉田茂自由党党首、吉田茂総理のときには、憲法改正議論に当時の自由党自体もコミットしたわけですよね。その後、民主党との合併になるわけですけれども、自主憲法制定というのは、どちらかというと、その当時の憲法制定にコミットした方たちは論理上そう強く訴えて...全文を見る
○黒岩分科員 そうなんですね。非常に重要な観点だと思っています。わざわざ閉会中審査をしなくても後会に引き継ぐことができるという特例を設けているわけです。そして、その趣旨は、今おっしゃったように、通例、複数回の会期にわたって議論する、要するに何年も議論するというような、やはり重いも...全文を見る
○黒岩分科員 余計なことを確認しちゃったな。それは制限されていませんよ。  ただ、重要なことは、今言った閉会中審査の特例を設けたという趣旨について、やはり、当時の与野党ともに、議論の中でこれを設けたということは、あくまでも目的があったわけですよ。それは、複数回にまたがってしっか...全文を見る
○黒岩分科員 最短でも二カ月、半年までの間ですね。やはり、国民に周知するわけですから一定以上の時間がかかる、いざ発議してからでも半年ぐらい時間がかかるというわけですよね。いずれにせよ、発議してからも含めて、大変丁寧な議論が国民の間でも求められているという趣旨だと理解をしております...全文を見る
○黒岩分科員 あくまでも期日は国会が決めるんだということは当然なんですけれども、これは、去年の十一月一日に安倍総理が記者会見で、一九年の夏の参議院選挙のときに国民投票を合わせるかどうかといった議論については、これは、私はする考えはございませんと。  これは、私は、行政府の長とす...全文を見る
○黒岩分科員 もう時間が限られているので、大泉選挙部長に。  そこで、これは国会で決めることになると思うんですけれども、投票用紙に個別に、個別の内容については個別の投票用紙だということはわかりました。じゃ、四項目に分かれれば四回投票するんだな、マル・バツ、分けるんだなということ...全文を見る
○黒岩分科員 わかりました。  今、我々も、口頭では合区の解消とか教育の無償化という言葉を使っていますけれども、実際に国民に意思を仰ぐときには、本当にわかりやすい、その背景となる議論を丁寧にして、そしてしっかりと発出しなければいけないということ、このことがきょう認識としてしっか...全文を見る
02月26日第196回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  私自身も、先週に引き続きまして、働き方改革、裁量労働制に関する労働時間等総合実態調査、この点についてお聞きをしたいと思っております。  総理、私ども、働き方改革の目的というのは総理や政府と同じなんですよ。これから労働力人口が急...全文を見る
○黒岩委員 驚いたでしょう、皆さん。  きょうの議論でも、幅があって、大体イメージからすると、例えば九時間から十時間とか、八時間から九時間とか、こういう幅を定義されているかと思いきや、加藤大臣、大臣からもおっしゃってください、層の定義はないということでよろしいですね。
○黒岩委員 定義がないということですね。皆さん、驚きませんか。  だったら、先ほど分布の山なんて言いましたけれども、これは我々は最頻値かと思っていましたよ、統計学上の。全然違います。幅は、三十分だろうが一時間だろうが、二時間でもいいんです。その中に入っているA、B、C、D、Eの...全文を見る
○黒岩委員 大臣、しっかり答えてください。  層の定義がないわけですから、これは、事業主なら事業主、労働基準監督官なら基準監督官の、御自身の主観的な判断でここからここと決めたときに、八時間から十時間の間の二時間がこの層だと主観的に考えれば、八時間一分の人を選んでも十時間の人を選...全文を見る
○黒岩委員 では、大臣、こういうことですか。  統計的に、まさに机上できっちりとした考え方や理論や定義があるわけではなく、基準官の常識に任せている。これが調査ですか。これが統計的な調査と言えるんですか。大臣、お答えください。
○黒岩委員 皆さん、もうわかりましたよね。今言った平均的者の属する層というものの定義がないわけですから、この曖昧な中で基準官がまちまちでチョイスをしてきた人、その人の時間が平均的な者と記入されるわけですから、先ほどの議論もありましたけれども、これが本当にイメージする平均的な者と整...全文を見る
○黒岩委員 局長、全然わからないですよ。  加藤大臣、今言った定期報告の定義と調査的監督のこの調査の平均的な者の定義は同じなんですか、違うんですか。
○黒岩委員 じゃ、もうしようがない、私がかいつまんで言いましょう。私はもう事前に厚労省にしっかり聞いていますよ。  この半年の定期報告は、例えば十人裁量労働者がいて、一月に二十日働くとなると、半年で百二十日働くわけですよ。この十人に百二十日でありますから、延べ千二百日の時間がば...全文を見る
○黒岩委員 大臣、局長がもう答えていますし、私も自分なりに発言もさせてもらいましたので、きちんと答えてくださいよ。  定義は、今申し上げたとおり複数ある、そして、そもそも層という定義がないわけですから、平均的な者の定義が根底から崩れた。これはもう調査自体が土台から崩壊したのと一...全文を見る
○黒岩委員 まあ、時間がないので行きます。  ここに、仕様書にこれだけあって、資料としてもう金曜日に提出しているんですよ、私は。了解したかどうかについて、これは後で、委員長、しっかり厚労省に確認をとってくださいね。  そして、もう急ぎますけれども、分析についても、二ページ目、...全文を見る
○黒岩委員 あり得ないですよ。もう確信犯としか言いようがない。  最後、総理にも聞きますよ。  総理、立ちどまってくださいよ。そして、今重要なのは、裁量労働制のみなし時間と実労働時間数、この一時間の乖離を埋めることじゃありませんか。まずこの現状を改善してからでなければ、到底法...全文を見る
○黒岩委員 じゃ、もう重ねて重ねて、この調査の撤回、そして再調査、さらには法案を出すこと自体の撤回を強く求めて、私の質問を終わります。  どうもありがとうございました。
02月28日第196回国会 衆議院 本会議 第7号
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○黒岩宇洋君 無所属の会の黒岩宇洋です。  私は、無所属の会、立憲民主党・市民クラブ、希望の党・無所属クラブ、日本共産党、自由党、社会民主党・市民連合六会派を代表し、ただいま議題となりました政府提案の平成三十年度予算三案を撤回のうえ編成替えを求めるの動議に関して、その趣旨を弁明...全文を見る
03月23日第196回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  きょうは、法務省の公文書管理について、現状を把握したいと思っております。  これは、森友問題の一連の文書管理、このことが大きな要因となって、昨年の十二月二十六日に行政文書管理のガイドラインが改正されたということもありますので、...全文を見る
○黒岩委員 副総括文書管理者に触れられましたかね。  あわせて、文書管理担当者の省内のポストについてもお答えください。
○黒岩委員 大臣、これは通告してありますし、これは法務省の大臣発出の規則、省令で第六条まできちんと、今言った管理者については、その名称、そしてポストについても、副総括管理者だったら、法務省の場合は秘書課長だと出ているわけですので、それはぜひ把握しておいてくださいね。  ちょっと...全文を見る
○黒岩委員 審議官、正確に言うと、改正前については、例示として、文書管理担当者を置くことができるという、できる規定なんですよ。そうですよね。今回、改正で置く規定に項目立てされたという。  私が申し上げたいのは、法務省は、先進的に規則の中で担当者を置いているという意味では、私は、...全文を見る
○黒岩委員 今の説明の課室に設定された者というのは、具体的に、課長補佐が担う文書管理担当者を指すんですか。それとも、課室の人間なら誰でも履歴は確認できるんですか。
○黒岩委員 では、これは課長補佐以下の係長でも、起案者であって、その決裁ラインで共有範囲を示すわけですから、この場合は、また上司の、秘書課長だったり官房長だったりももちろん履歴は確認できるということだと。  そこで、財務省にお聞きします、太田理財局長。  では、今、かなり広範...全文を見る
○黒岩委員 おかしいですね、理財局長。  三月十六日の財務金融委員会の答弁では、誰も知らなかったと答えていますよ。急に今調査中となりましたけれども、履歴が残ることは、大変申しわけないけれども、財務省の中では誰も知らなかったと答えていますよ。これは答弁が変わっているじゃありません...全文を見る
○黒岩委員 ちょっと不明確なんですけれども、今言ったそういう作業というのは一体どういう作業を指しているのか。そして、三月二日に朝日新聞が報道したわけですから、その時点で書きかえの疑いがあったというときに、じゃ、今言った、書きかえした場合、履歴が残るということを、その時点で局長は誰...全文を見る
○黒岩委員 こんなところで時間をとりたくないんですけれども、三月十六日の議事録を持っていますよ。  これは宮本委員からの質問で、本省の電子決裁文書を管理するシステムにこの決裁文書は残っていた、更新履歴がたどれるものだということでした、それについて知っていましたかと言ったら、太田...全文を見る
○黒岩委員 今改めておっしゃったのは、三月二日の時点以前については、この履歴が残るということを文書管理者が知っていたかどうかもわからぬ、知らなかったんじゃないかと言っているわけです。  では、総務省に聞きますけれども、総務省、この一元管理システム、文書管理システム、これを所管し...全文を見る
○黒岩委員 審議官はそういう答えをするのかもしれませんけれども、事前に、きのうまでずっと担当課長と話していましたよ。絶対にあり得ないと言っていた。そんなんだったらシステムが稼働できない、履歴が残ることすらわからない人間が、実際アクセスして電子決裁することなんてできないと言っていま...全文を見る
○黒岩委員 文書管理者ですね。だったら、太田局長、理財局において、この特例承認の貸付け決議書、決裁書についての文書管理者は誰ですか。
○黒岩委員 そうですね。審理室長なんですよ。この人間だけがアクセスできる。そして、四月四日に改ざん、書きかえを行ったということですよね。  では、別の観点からも聞きますけれども、このシステムは、アクセスをすると行政文書版数管理という画面が出てきて、そこには更新日時も出てきますし...全文を見る
○黒岩委員 では、管理画面の更新者の氏名は特定したということですね。もう一回、お答え。
○黒岩委員 では、それは審理室長でしょう、当然。
○黒岩委員 総務省、話が違うじゃないですか。文書管理者しかアクセスできないと言ったじゃないですか。権限を委任した者ってできるんですか。  少なくとも、財務省は法務省と違って文書管理担当者を置いていませんからね。課長補佐を置いていませんからね。文書管理者、課室長までしか置いていま...全文を見る
○黒岩委員 では、財務省、規則の中で、規則、私しっかり読みましたよ、文書管理者で担当者を置いていません。そこで、今言ったように、システムにアクセスできる人間を財務省なりに規則で定めていますか。
○黒岩委員 規則違反じゃないですか。規則って、自分のところの省令ですから幾らでもつくれるんですよ。規則にも定めていないことを勝手にやっているんですか。規則違反じゃないですか。
○黒岩委員 いいですか、公文書の管理というのは、公文書管理法があって、施行令があって、そして内閣総理大臣が決めたガイドラインがあって、それに従って規則ができているという厳密なものなんですよ。だから、規則に書いていないことをやるなんて、だったら何でもありですよ、公文書管理。何でもあ...全文を見る
○黒岩委員 局長の答弁に沿って私は指摘しているだけですよ。  とにかく、局長も、三月二十日の参議院の予算委員会でも、履歴を追うことは知らなかったと。こんなもの時間稼ぎですよ。まさに隠蔽体質ですよ、わかったことの事実じゃなくて。  もう一つ言うと、今回の修正された文書の表紙、二...全文を見る
○黒岩委員 だから、こういう、きのうのぎりぎりまでも、あるかないかといったような事実すらも報告しない、こんな状況では、調査、しっかりと国民に公表できませんよ。あるかないかといった、その事実がわかったものについては、中間報告、しっかりすることを私どもは求めて、質問を終わらせていただ...全文を見る
03月30日第196回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  本日は、裁判所職員定員法改正案について、私の方から何点か質問させていただきたいと思います。  最初に、最高裁判所に確認ですけれども、今回、判事の定員五十人増ということなんですけれども、この根拠は、私がお聞きしていることは大体毎...全文を見る
○黒岩委員 そうしますと、五十人増加とくくってありますけれども、これの内訳はどうなっていますか。
○黒岩委員 わかりました。  それではお聞きしますけれども、民事訴訟事件の充実、二十七人だということであります。この原因が、先ほど申し上げましたけれども、民事訴訟事件の複雑困難化であるということなんですが、この複雑困難化と二十七人という数字、この積算根拠はどうやって算出している...全文を見る
○黒岩委員 ですので、再度聞きますけれども、民事訴訟関係で判事を二十七人増員するんだ、そして、その主な根拠は事件の複雑困難化だと。ですから、この事象と二十七人が量的に整合性がとれなければ、これは国民にも説明がつかないわけですよ。ですので、その積算根拠というものを、これは予算を伴う...全文を見る
○黒岩委員 局長、真正面から答えてくださいよ。  今回の民事訴訟の判事が二十七人、その大きな理由は、複雑困難化している事件がふえているということなんですから、この因果関係をしっかり示してください。  合議率と審理期間はこの後時間があれば聞きますけれども、結論から言えば、合議率...全文を見る
○黒岩委員 このぐらいにしておきますけれども、局長、四百を言っているんじゃないんですよ。今回の二十七についてと言っているわけです。それについて、試算があるんだったら、後で私のところに持ってきてください。試算ということは計算式があるということですから、持ってきてください。できますか...全文を見る
○黒岩委員 平成二十六年時点ということですけれども、あくまでも十二カ月超の類型ということですよね。  お聞きしたいんですけれども、この複雑困難類型の五万五千件のうち、実は、全体で類型というのは十一あります、十が具体的な類型で、もう一つがその他の損害賠償という類型がありますね、こ...全文を見る
○黒岩委員 これは、裁判所の努力によってもう十二カ月を切っているんですよね、九・九カ月ですから。そうすると、審理期間という意味においては、これは複雑困難類型にはもう属さない、こういう理解ができるわけですよ。そうですよね。
○黒岩委員 その他の損害賠償についていろいろな類型があるとるるおっしゃいましたけれども、統計上はこれを全て含んで三万五千件なわけですよ。それが平均して九・九カ月になっている。あくまでも、これは何度も言いますけれども、裁判所の努力によって私は審理期間が短くなった成果だと思っています...全文を見る
○黒岩委員 検討ということで、私は前向きだと評価をさせていただきます。  あくまでも、論理構成は民事訴訟事件の審理充実。これは何で審理充実しなければいけないかといえば、複雑困難化が進んでいる、そしてこの複雑困難化の類型の数がふえている、しかし、その中の六割を占めるのはその他損害...全文を見る
○黒岩委員 今のお話を聞いておわかりになりますように、これも数的な積算方法というものはとっていないと。先ほど児童福祉法の改正と言いましたけれども、これも数字的には何にも出していませんよね、私のところにもいただいておりませんので。あくまでも数字としていただいているのは、この成年後見...全文を見る
○黒岩委員 今の答弁で十分なんですよ。一件一件のそのときにかかる、わかりやすく言えば事務処理という事件処理の時間というのは、成年後見の方が短いですよね。だって、当たり前ですよ。だって、少年事件の場合は対立当事者がいるし、成年後見の場合は対立当事者がいない審判なわけですから、これは...全文を見る
○黒岩委員 私は、あくまでも判事の増員というものは必要だと思っていますよ。ただ、これは最高裁の事務総局からいただいたポンチ絵ですと、何度も言いますけれども、民事訴訟事件の審理充実のためにはといったら複雑困難化、このグラフだけ出てくるわけですよね。家事事件の処理の充実強化というと成...全文を見る
○黒岩委員 これで終わりますけれども、大臣も、しっかりとした数字的な因果関係、積算をしていくということの重要性も認めていただきましたし、きょうは局長の方からも、少なくとも、複雑困難化類型についてはまた詳細を吟味するという前向きなお言葉もいただきましたので、これは続けていただきたい...全文を見る
04月03日第196回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  きょうは、所信質疑ということで、消費者庁の行政文書管理についてお尋ねしたいと思っております。  非常にタイミングよく、森友問題等、また防衛省の日報の廃棄したものが出てきたとか、やはり行政文書の管理というものは、大変、役所にとっ...全文を見る
○黒岩委員 今回のガイドライン、規則の改正で一つ変わったところが、先ほど審議官がおっしゃった文書管理担当者。これは、今までガイドラインにおいては、置くことができるのできる規定だったものが、今回の改正で、置くものとするということで義務規定になりました。  それで、今までの消費者庁...全文を見る
○黒岩委員 ガイドラインが変わって規則が変わるなんということは、前もってわかっているわけですよ。  これはいつまでに担当者を指名するんですか。これは、この後の電子決裁を担当する、すなわち、電子決裁を行えるか行えないかというのは、文書管理担当者になるかならないかということでも関係...全文を見る
○黒岩委員 これ以上申しませんけれどもね。きのう担当課の方に、指名が終わっていないという話で、じゃ、いつまでですかと言ったら、きょう、あすまでに、三日までにすると言っていたけれども、まだ指名していないということでしょう。  消費者庁は、課は九つしかないんですから。各課ごとに課長...全文を見る
○黒岩委員 文書管理担当者というのは文書管理者が指名するので、運用上は毎日ころころと担当者をかえることも可能なんですけれども、こういうことが行われますと、実際の管理というものに対して非常に曖昧さというか不的確さが残ってしまうので私は申し上げているので、しっかりと担当者を指名し、そ...全文を見る
○黒岩委員 改めて聞きますけれども、省内向けの保存期間表というものが別表でもできていますね。これをもとにして、各課ごとの運用の指針となる保存期間表ということを定めるわけですよ。ですから、規則の別表とは内容の異なるもの、もっと言えば、詳細にわたったものを各課ごとでつくるわけですよね...全文を見る
○黒岩委員 では、ちょっと聞き方を変えますけれども、今のお話ですと、三月三十日付で規則が改正されたので、その後、ある程度の時間をかけて、各課ごとの別表、保存期間表をつくるということですけれども、何度も申し上げますけれども、昨年の十二月二十六日にガイドラインの改定がもう行われている...全文を見る
○黒岩委員 大臣にお聞きしますけれども、大臣、今のを聞いていて、いいですか、四月一日に規則は改正されたんですよ、運用もスタートしている、だけれども、肝心かなめの規則に基づいた各課ごとの保存期間基準がまだ定められていない、前のものを使っている、規則は改正されたけれども改正前の保存期...全文を見る
○黒岩委員 これは、申しわけないですけれども、他の省庁に聞きましたら、本当に考えられないと言っていましたよ。だって、規則は改正されたのに実際の運用は改正前の規則でされている、何のために規則を改正したんだと。  私は、やはり行政文書の管理というのは、公正な、しかも普遍的な、各省庁...全文を見る
○黒岩委員 大事なんですよ。今までの消費者庁の保存期間基準というのは、最低でもみんな三年以上ですから、改めて、消費者庁の規則十四条の5に、まあ云々かんぬんは言いませんけれども、原則一年以上というものを定めなさい、定めると書いてあるわけですから、これに整合した保存期間基準が私は規定...全文を見る
○黒岩委員 二十九年度はなかったということで、別に、なかったことについて価値判断はいたしません。それは、法にのっとって、必要と認められるやりとりがなかったという理解でしょうから。  ただ、これは改めて念を押しておきますけれども、公文書管理法の趣旨としては、今言った、意思過程や、...全文を見る
○黒岩委員 大臣、問題意識を申し上げておきますと、日々の行政文書に関しては、これはガイドラインに示されておりますけれども、随時ファイル方式という形で、これは消費者庁もそうですけれども、随時、これは、即日とまでは言いませんけれども、一週間とは間をあけずに、二、三日中に、その日に発出...全文を見る
○黒岩委員 私は、このタイムラグをしっかりと縮めていくことこそが日々の随時ファイル方式が貫徹されることだと思っているんですが、これについて、大臣も、本当に目を配って、しっかりと徹底していただきたい。その点について、一言だけお答えください。
○黒岩委員 それでは、力強い徹底をお願いして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
04月04日第196回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  本日は、せんだっての公文書管理についての議論に引き続きまして、法務省の行政文書管理についてお伺いしたいと思います。  せんだっては、財務省の公文書管理に時間を割かれましたし、ただ、この間、イラクの日報問題も起こりまして、やはり...全文を見る
○黒岩委員 では、総務省にお聞きします。  各府省庁全体の二十八年度の電子決裁率は何%ですか。
○黒岩委員 法務省は全体平均からすると約四%ぐらい低いという、私はちょっとそれは残念だと思っているんですけれども、一〇〇%までいっていない、残りの一三%というのは、なぜ電子決裁化が進まないのか、その理由についてお聞かせください。
○黒岩委員 今の理由は、各府省にある意味共通しているんですよね。容量の問題はシステムの問題ですので、今後、総務省が費用対効果も考えながらこの容量はふやしていくと聞いていますので、このことによってカバーできると思うんですけれども、持ち回りの緊急紙媒体、これについて、法務省は少し量が...全文を見る
○黒岩委員 そうですね。今おっしゃったように、もともと決裁率の分母は電子決裁が可能なケースということで、例えば海上保安庁で、海、洋上に出ていて電子アクセスできないというものはもともと母数から除かれていますし、法務省の場合は刑務所とか、これはアクセスされていないんですよね。そういっ...全文を見る
○黒岩委員 そこで、改めて確認しますが、文書管理者と文書管理担当者というのは、これは今回、ガイドラインが改定されまして、法務省の規則、法務省の場合はもともと担当者も置いていますけれども、各府省、文書管理者と文書管理担当者というのは、これは規則上設けられています。  今、などとお...全文を見る
○黒岩委員 改めて確認しますけれども、総務省がこの文書管理システムのマニュアルをつくっていますね。マニュアルの中に、私の承知している範囲では、文書管理者と文書管理担当者とだけ記されていて、権限を付与された者というものはマニュアルには記されていませんよね。
○黒岩委員 私が担当課に確認したら、文書管理者と文書管理担当者のみとしか表記されていない。その解釈については今審議官がおっしゃったような解釈なのかもしれませんけれども、ただ、私の問題意識は、修正という、特にレアケースに対して余りにも限定がかからない、いわば権限を付与した者だったら...全文を見る
○黒岩委員 そうなんですね。現在の運用上でも、管理者、担当者以外の者でも、権限が付与された者が、法務省の運用としても修正ができるということになっている。  そこで、総務省にこれはお願いなんですけれども、システム上、私も確認したら、修正のみ規則上の文書管理者及び文書管理担当者に限...全文を見る
○黒岩委員 これはシステムの問題ですので、仕切りとして、修正画面にアクセスするわけですから、このアクセスできる者については規則上の担当者そして管理者に限るという、私はシステムのプログラムを変えればできると思いますので。  ただ、今おっしゃったように、もととなる法、ガイドライン、...全文を見る
○黒岩委員 ありがとうございます。  これも大臣にお願いしておきますけれども、当然、運用ですから、できるかできないかといえばできるわけですし、そして今申し上げたとおり、本当に過去に一回も法務省はしたことがないかもしれません。ただ、これは、法律番号とか決裁番号とかを後でつけ加える...全文を見る
○黒岩委員 すごいですよ。文書管理者だけでも二千人以上いるわけですね。  では、重ねて聞きますけれども、これは、法務省の規則に基づいて保存期間基準というのが別表で設けられています。この別表をもとに、今おっしゃった文書管理者ごとに、その課室内での保存期間基準というものを定めるとい...全文を見る
○黒岩委員 私は、当然のこととはいえ、法務省はしっかり対応していると思いますよ。二千種類にも及ぶ保存期間表をちゃんと四月一日施行に合わせて今もう定めてあるわけですから、これに基づいて運用されていくということですね。  それで、今回の規則の改正の幾つかの柱があるんですけれども、そ...全文を見る
○黒岩委員 今、現行でも一年という設定が一例あるということなんですけれども、今回、ガイドラインが定めたこの原則一年以上というものは、やはり今まで多くが三年以上ということになっていましたので、三年未満一年以上というこの類型も当然想定されるだろうということでガイドラインが改定されまし...全文を見る
○黒岩委員 ちょっと抽象的でわかりづらかったんですけれども。  大臣、この整理も大変手間のかかる、まずは、今現在の三年以上とかの、二千もある、保存期間基準に合うかどうかを確認する。そして今回新たに、意思決定過程など合理的な跡づけ、検証になる文書については今度は一年以上保存します...全文を見る
○黒岩委員 大臣にお聞きいただきたいんですけれども、これ、事務方に聞いたときには、7でもう全て残りの一年未満のものは拾い切っている、ですから、1から7に該当しないものというのは想定し得ないと。ただ、念には念を入れて、この廃棄については1から7に入らないものについても触れているとい...全文を見る
○黒岩委員 これで終わりますが、法務省は、年間二十万文書ファイル、ファイルですから、文書数でいうともっと膨大です。ですから、一営業日につき、今も毎日千文書ファイル、行政文書ファイルが作成されているんですよ。この管理については本当に丁寧にしっかりと運用していくことをお願いして、私の...全文を見る
04月06日第196回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  それでは、早速質問に移らせていただきたいと思います。  今回の改正案の提出の経緯といいますか、私の問題意識は、改正案の提案理由としては、当事者の予見可能性及び法的安定性を担保する必要、こうされているんですけれども、これは、以前...全文を見る
○黒岩委員 その経緯はそういうことなんでしょうけれども、ただ、先ほどおっしゃられた財産上の訴えに比べても、身分関係については、複数の国で異なる判決が下されることによる当事者の不都合を回避する必要性というのは高い、こういう意見も出ていたわけですよ。そう考えますと、この平成二十三年当...全文を見る
○黒岩委員 わかりました。  きょうもいろいろな論点の指摘がされているわけですけれども、今回明文化されても、今後、運用上のことも踏まえながら不断の見直しをしていくという意味では、私はやはり非常にスピーディーに今後も対応していただきたいということをお願いをさせていただきます。 ...全文を見る
○黒岩委員 そうしますと、人事訴訟というものをある意味大きな単位類型と考えて、家事事件については、もう少し詳細なものがあるから、こういったものを細部にわたる単位類型と考えてということで、この単位事件類型という考え方は、これは矛盾がなく双方に適用されている、こういう理解でよろしいん...全文を見る
○黒岩委員 わかりました。  民訴の場合は、民訴自体をくくっているわけじゃなくて、不法行為や知的財産権などといった具体的な類型で管轄原因を定めている。一方、人訴では、そのものをくくりにして、ある意味、遊びの部分としてこの特別な事情というものを設けて、その後、それについては個々の...全文を見る
○黒岩委員 そうしますと、子がその審判において陳述ができないような状況ということですね。  というのは、子が不利益だからといって、離婚そのものを認めない、離婚の訴え自体を却下するというのでは、何のために裁判があるのか。やはりそれは裁判の中で、子にとって利益か不利益かというものを...全文を見る
○黒岩委員 今回の訴えの却下については、子の利益のみならず、幾つか例示がされているんですけれども、この明文規定を設けることによって、特別の事情による却下が濫用されるような、そんなおそれはないのかということが一点と、この特別の事情の有無の審査が常態化することによって逆に審理の長期化...全文を見る
○黒岩委員 実情として、今のところそういった懸念が生じていないということですので、それは承りました。  冒頭申し上げましたとおり、今回の裁判管轄権について明文ができた、これはよしとしますけれども、今後運用においてさまざまな問題点がまた浮かび上がるかもしれませんので、しっかりと今...全文を見る
04月12日第196回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  まず冒頭、島根県西部での地震で被災された方にお見舞いを申し上げますとともに、大分県中津市での土砂崩れ災害で亡くなられた方には心から御冥福をお祈りいたします。また、今、安否の定かでない方々の無事を、これも心からお祈りする次第でござ...全文を見る
○黒岩委員 今回のポイントは、今おっしゃられた文書管理者のもと、課長級のもとに文書管理担当者を置くという、これは今までのガイドラインですと、置くことができるというできる規定だったわけですけれども、今回の改正によって、置くという必置の規定になったわけですね。  ですから、内閣府も...全文を見る
○黒岩委員 厳密に答えてください。指名の手続は完了しているんですか、していないんですか。
○黒岩委員 審議官、正確に答えてください。指名できていませんよね。(田中政府参考人「はい」と呼ぶ)そういうことですね。  大臣、よく聞いていてください。  今申し上げたとおり、公文書管理法ガイドラインの所管省庁は内閣府ですよ。そして、実際には大臣官房公文書管理課が行っているわ...全文を見る
○黒岩委員 審議官、正確に答えてください。二百八十九の部署で、それぞれの文書管理規則、保存期間基準、これが表としてしっかり定められているんですか。それをお聞きしているんです。定めましたか。
○黒岩委員 審議官、私が聞いたことにストレートに答えてくださいよ。ですから、集約しているということですから、まだ、課室ごとの保存期間基準、これはできていないということですね。
○黒岩委員 きのう私が担当者に聞いたときには、まだできていない、近日中にでき上がると言っていたんですけれども、これはいつできたんですか。
○黒岩委員 それならいいんですよ。  きのう担当者に聞いたところ、まだ文書管理者ごとの保存期間表ができていないということだったので、これはゆゆしき問題だと思ったんですけれども、それは違うのならそれはいいことなんですが、それによって、何せ二百八十九種類、別々のものですから、これに...全文を見る
○黒岩委員 府省庁の全体の平均が九一・四%ですので、内閣府はもう少し決裁率を上げていっていただきたいと思います。  そこで、大臣にお聞きしたい、お願いしたいことがあるんですけれども、この行政文書ファイルというのは、今申し上げたとおり、文書管理者ごとで保存することになっていますの...全文を見る
○黒岩委員 公文書管理について、内閣府の責任者は官房長官です。ただ、今申し上げたとおり、公文書というものは独立してあるものじゃありません。業務との表裏一体をなすものでありますので、防災担当ラインの業務については、これは小此木大臣が責任者でありますので、今申し上げたとおり、この業務...全文を見る
○黒岩委員 今の説明でおわかりだと思いますけれども、規則上しっかりと規定されている文書管理者、そして文書管理担当者、ここまではわかるんですけれども、さらに、この権限を付与された者まで入っているわけですから、システム上は、この文書についてはこの人が修正していいということを文書管理者...全文を見る
○黒岩委員 これは、修正というのは、今審議官がおっしゃったような場合、あり得るんですね。ただ、ごくごくまれなんですよ。省庁によっては一年間で一回もない、そんなものですね。ともすれば、本当に何年に一度あるかないか。ただ、その後、今おっしゃったような、追加で決裁番号や法律番号などを加...全文を見る
○黒岩委員 もう少し力強い答弁がいただきたかったんですけれども、大変これは重要な視点なんですよ。やはり運用でできますので。くどいようですけれども、大変まれなケースです。ただし、改ざんというおそれのある大変ある意味危険性のある作業ですので、これは限定された人間が、そして責任のある人...全文を見る
○黒岩委員 ですから、各文書管理者ごとに一年以上という保存期間があるということですね。つくったと。それはいいことです。  大臣、短時間でしたので、やりとりがまだまだ詳細なことまで詰められませんでしたけれども、やはり、災害対応等、こういったものも、しっかりとした文書が残って、その...全文を見る
04月13日第196回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  きょうは、せんだっての裁判所職員定員法の議論にもつながるんですけれども、裁判官の適正配置、適正な人員の数、これについて最高裁を中心に確認をしていきたいと思っております。  それでは、最高裁にお聞きしますけれども、裁判の充実、迅...全文を見る
○黒岩委員 現状というのは平成二十九年ですよね。平成十三年時のこの審議会での議論のたたき台というのは、平成十二年、合議率が四・三%だった。ここから一〇%に上げるということですが、結局、十七年たっても〇・五%しか上がっていない。全く目標に達していないわけですけれども、これは一体何で...全文を見る
○黒岩委員 手持ち事件についてはこの後お聞きしますけれども、合議に付するか否か、付合議にするかどうかの判断主体というのは誰で、そしてその基準というものはどうなっているんですか。
○黒岩委員 要約しますと、判断する主体というのは、その合議体、裁判体であると。ただ、実務上は、A裁判官に配填された訴状を、A裁判官が、単独ではこれは困難だな、このように判断したときに、B、Cの裁判官と相談して、ではこれを合議しましょうか、こういうプロセスですよね。その困難であると...全文を見る
○黒岩委員 私も最高裁に聞いたときに、当初は、ほとんどは知っているな、若い人は知らないかもしれないと言っていましたけれども、こんなんじゃ困るんですよ。大目標ですからね。  それで、私の疑問点は、一〇%に上げるということは誰もが認識していて、なおかつ、先ほど申し上げたとおり、付合...全文を見る
○黒岩委員 結局、手持ち件数が多いからだと。言いかえれば、一裁判官につき事件数が多い、そういうことを考えれば、裁判官の数が足りないということなのかもしれません。  そこで、これは平成十三年の司法制度改革審議会で、これも同じく、この手持ち件数についても議論されているわけですよ。そ...全文を見る
○黒岩委員 私の問題意識は、もちろん達成されていないこと自体も問題なんですけれども、今おっしゃられたように、東京地裁の、これは全体の事件数の五分の一を占めるということで、確かに非常にウエートが大きいわけですけれども、その東京地裁の民事専門部で百九十件だからと、このような表現なんで...全文を見る
○黒岩委員 局長、ですから、私が申し上げているのは、まずはその合議率を高めてくださいよと。でも、ほとんど高まっていない。その理由が、手持ち件数が多いからだとおっしゃった。そして、手持ち件数についても、平成十三年に、四分の三まで減らしましょうという数値目標が出ているわけですよ。逆に...全文を見る
○黒岩委員 私が申し上げたいのは、裁判所職員の定員法も、これは司法行政の政策ですからね。今、政策というものは、それの立案する、立法事実もそうですし、その後の進捗状況も、なるべく数値目標を立てながら検証していくという、これが非常に求められているわけですよ。その点において、これは先ほ...全文を見る
○黒岩委員 言い方もなんですが、局長、その八・七カ月というのは比較の対象の数字じゃありませんからね。そういう惑わすようなことを言ってもらっちゃ困るんですよ。平均十二カ月以内というのは、あくまでも既に判決が終わったものについて比べましょうと。前提条件が違うことを言ってもらったら困り...全文を見る
○黒岩委員 毎年毎年、この議論をすると、最後は複雑困難化ですよ。十七年前から複雑困難化、毎年毎年、複雑困難化。今も昔も複雑困難化は進んでいるわけですよ。その中でどうやって対応していくのか、こういう議論を今まで我々もしてきたけれども、結果が全く出せていない。  では、これも平成十...全文を見る
○黒岩委員 では、その四百五十人の増加というのは実現したんですか。
○黒岩委員 端的に答えてください。  平成二十三年の時点で民事訴訟の裁判官は四百五十人も純増しているわけですよ。達成していますよ。裁判員裁判の制度のことをおっしゃいましたけれども、それの対応のために更に百五十人もふやしているわけですから、それを言いわけにしないでください。純粋な...全文を見る
○黒岩委員 では、逆の聞き方をしますけれども、二百八人ということは、あと百九十二人ふえれば目標を達成できるんですね。
○黒岩委員 断言できない、それはそれなりに理解しますが、本当に何のための目標なんだか。だって、合議率そして審理期間の短縮、この目標を達成するために必要な人員は四百五十人と言って、それが達成したにもかかわらず、全く本来の目的である合議率も審理期間も達成されていない。ありがたくも、更...全文を見る
○黒岩委員 きのう、法務省とのレクでも、こういう方針にすべきと言えば、これは確かに司法権に対して指示、命令になっちゃうので、こういう方向であるべきと思われるぐらいまで答えてくださいと言ったら、オーケーと言っていたんだけれども、大臣、そこまで余り踏み込まなかったので私は非常に不満な...全文を見る
04月18日第196回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  きょうは、引き続き、商法及び国際海上物品運送法の一部改正について質問をしてまいりたいと思います。  まず、前段でも論点になりましたけれども、改正の時期というもの、なぜ今なのか。このことに関して、社会経済の情勢の変化とか世界的動...全文を見る
○黒岩委員 もちろんこれは、今ここに至っては問題提起ということで。ただ、この後、逐条を見ていくと、やはりこの改正がなぜこんなにおくれたのか、支障があるんじゃないか、こういう点も指摘させてもらいたいと思いますけれども。  そこで、現代国家において、航空運送の国内法が全く規定がない...全文を見る
○黒岩委員 我が国は非常に運送に頼る貿易立国でもありますし、また海上においては海洋大国でもありますので、その点において、やはりこの商法というものをしっかりと、きちんと国内法も規定をしていくという、このことは重ねてお願いをさせていただきます。  では、この後のまた質問に移りますけ...全文を見る
○黒岩委員 その趣旨で私も結構だと思っています。納得しています。当然さまざまな関係者がいるわけですから、それぞれの帰責事由について判断していくということは、私は合理性があると思いますし、この視点はずれないように改めて念を押させていただきます。  では、次に、運送品の損傷による運...全文を見る
○黒岩委員 事務方の説明ですと、現行においても、引渡しから二週間以内に損傷があることを運送人に通知することになっているので、だから実際には一年でも十分ですよという説明もありました。ただ、これ、裏を返せば、現在でも問題ないんなら、わざわざ五年を一年に短くする必要もないんじゃないの、...全文を見る
○黒岩委員 今、段階を踏んで議論をさせてもらっているんですけれども、なぜ五年が一年なんですかと。今の運用上、一年であれば十分だ、だけれども、五年だからといって、正直言って不都合はないと。ならばわざわざ短く法改正する必要はないんじゃないかといったときに、いや、資料保存にコストがかか...全文を見る
○黒岩委員 旅客に関してのみ特殊な判断といったものが合理的に必要ではないということですけれども、逆の言い方をすると、この規定が今まであったことによって裁判の判例上不都合なこと、そういった事例は今まであるんですか。
○黒岩委員 そうなんですね。判例上というものはないと聞いていますので、そうなると先ほどの立法事実ということになるんですけれども、あえて削除するとなると、やはり何らかの不都合があったというような事例がやはり私はあるべきだと思っています。ただ、お話を伺うと、今後、将来の予見において特...全文を見る
○黒岩委員 今局長が最後におっしゃってくださったこと、これが私先ほど申し上げた総括的な私の問題意識、逐条でいったら、この五百九十一条に関しても同じく通底した話なんですよ。こういった不都合が、やはり現実にかなりの期間において起きているわけですから。  ましてや、もう一つの私の問題...全文を見る
○黒岩委員 全てを一律に無効とするわけではないと。そもそも特約というのは原則有効で、ただ、例外として、今回、生命と身体の侵害については無効だと。ただ、遅延はその例外の例外で無効ではないと。ただ、一律ではないと。この説明はわかりました。  ただ、今おっしゃったような、運賃の上昇に...全文を見る
○黒岩委員 このぐらいにしておきますけれども、理由としておっしゃったことについて、その裏づけとなるものをできる限り示してほしいというのは、これは引き続き、私、常に要求してまいりますので。  それで、もう時間もなくなってきたんですけれども、この五百九十一条の二項で、災害及び災害の...全文を見る
○黒岩委員 わかりました。抽象的なものは事由に当たらないということで。というのは、それまで含めちゃうと、それこそ、活断層があるというだけ、ないしは、熱帯低気圧が近づいてきた、これは台風のおそれだということで、この事由を濫用されてしまっては非常に不都合なケースが出てくるわけなので、...全文を見る
05月09日第196回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  きょうは、再犯防止についてお聞きします。  私も、海外からも含めて、日本の治安がいいと言われている、このまさに肝心な肝は、再犯者が少ない、こういう認識でおりましたけれども、これは平成十八年までの、あれは何万件でしたかね、百何十...全文を見る
○黒岩委員 金子さんの言う算数の分数だとそういうことになりますよ。分母である検挙人員の数はどんどん減ってきている、ただ、分子である再犯者の犯罪、検挙件数が横ばいだ、だから割ったら再犯率が高い、これは、悪いけれども、多分小学校四年ぐらいでわかる話です。  私が聞きたいのは、更に聞...全文を見る
○黒岩委員 では、逆の聞き方をしましょうか。  初犯者の数はがんがん減っているわけですよ。初犯者の数は、では何で減っているんですか。
○黒岩委員 きょう、この話は本当に、とどのつまり、再犯率が高くなってしまっている、今申し上げたように再犯者の数が減らない、この原因をしっかり分析しなければその対策が的確にとれないという、ここのところは、法務省とのいろいろな議論の中で、この前、裁判官の数も、何でこれだけいるんですか...全文を見る
○黒岩委員 審議官、やはりいま一歩、正確な答えになっていないと思いますよ。  今申し上げたとおり、検挙人員全体が減っている、しかもその中で初犯は減っている、その理由を明確にして、では初犯と再犯で一体何が違うのか、これについてはしっかり分析してもらいたいと思います。  事前に、...全文を見る
○黒岩委員 金子さん、私もわかっていますよ。矯正も保護も、一生懸命、新たな対策、いろいろなものを取り組んでいますよ。薬物対策だってドラッグコートとかいろいろなことも取り組んでいますし、福祉との連携とか地域との連携事業とか、わかっているんです、やっていますよ。  でも、それは結果...全文を見る
○黒岩委員 再犯防止という言葉は、言葉どおり再犯を防いでいく、それは直結して再犯者の数を減らしていく、これが目標なんですよ。その一歩手前の目安として、再犯率を低めていこう。更にその一歩手前ですよ、再入所率を下げていこう。その更に一歩手前が、再入所率の二年以内に限って、これを数値目...全文を見る
○黒岩委員 では、最後、審議官、これは第五ゲートの話で、犯罪を減らすということは第五ゲートなんですよ。その手段として再犯防止だと言っている。なぜ再犯防止ということが切り出せるかというと、これは、矯正局と保護局が、日本の独特のこの制度が影響を与えることができるんですよ。  今言っ...全文を見る
05月11日第196回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  冒頭、大臣にちょっと申し上げておきたいんですけれども、せんだっての一般質疑で、私、再犯防止の件で議論したんですけれども、特に最終盤において、法務省とのやりとりで、再犯者数を減らすということ自体は第四のゲートですよと私あえて申し上...全文を見る
○黒岩委員 そうですね、定量的には判断し切れないこともわかります。ある意味、一人一人の主観によって違うということもわかります。  ただ、今、大臣の御見解ですと、ストレートに、成熟度が上がっているのか、精神的、社会的に達しているのかとか、若い世代が、成年年齢が十八歳なら十八歳で引...全文を見る
○黒岩委員 大臣、率直にどう思われましたか。行政府の調査で、若者の定義が十五歳から三十九歳という対象年齢でした。  私は、これを内閣府に聞いたときに、十五歳からと来たときに、次は二十五歳かな、二十九歳かなと頭で予想したら、三十九歳といって、正直、椅子から滑り落ちそうになったんで...全文を見る
○黒岩委員 最後に申し上げると、私は大臣とは今の点については意識は共有できたと思っています。社会的、経済的な背景、また国民の意識がある程度の移ろいがある中で、やはり法改正もここに整合性を持たせていかなければならない、この視点は同じく持てましたから、これからも議論していきたいと思い...全文を見る
05月15日第196回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  きょうは、三人の参考人の先生の皆様、貴重な御意見を陳述いただきまして、大変に参考になるということをまずは感謝を申し上げさせていただきたいと思います。  その中で、きょうの陳述の中で何点か確認もさせていただきたいと思っております...全文を見る
○黒岩委員 先生の率直な今時点での評価というものを承りまして、私も同様に同感であると考えておりますので、むしろ、ないよりましならそれはあった方がいいわけですけれども、これがゴールじゃなくて、この先広がっていくような、そんな観点に立って、この後、消費者特においての政府質疑も私はやは...全文を見る
○黒岩委員 今の御説明ですごく合理的に理解できました。  ゼロ推定に比べればまだましだということで、私は、現在の規定で平均的な損害の額をつかむこと自体が非常に困難な中で、類似の額をつかむことも、先生のおっしゃるとおり、大変困難だと思って、これは、実際には推定規定を入れたからどう...全文を見る
○黒岩委員 野々山さん、ありがとうございます。  総論としては、ないことに比べれば、やはり推定規定があった方がよりよいと。ただ、立証責任の転換がなければ効果のほどは決定的にはならないということですけれども、今おっしゃったように、キャンセル料の設定の仕方についてもう少し、実務上で...全文を見る
○黒岩委員 わかりました。  ある意味、評価については今分かれているという状況ですので、これは委員会質疑の中で溝を埋めていくということも私たちの与えられた責務でありますので、その職責を全うしながら、よりよきものができ上がるようにという観点で話を進めていきたいと思います。  き...全文を見る
05月15日第196回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  きょうは、参考人の先生の皆様、貴重な意見陳述をいただきまして、本当にありがとうございます。  早速、私の方から質疑させていただきます。  まずは、宮本先生。  宮本先生の御説明の中で、これはレジュメの二枚目ですけれども、青...全文を見る
○黒岩委員 わかりました。先生、ありがとうございます。  先生のこの整理された御提示によって、私も頭の中でいろいろな検討がこの短時間で進みましたので感謝申し上げますし、また、この点も法案質疑でも進めていきたいと思っております。  次に、山下先生にお聞きしたいんですけれども、山...全文を見る
○黒岩委員 ありがとうございます。  先生の御説明を聞いて、私もうなずく点、大変ありますので、またこれも検討させていただきたいと思います。  時間の都合上、済みません、全ての参考人の先生にお聞きできないので、中村先生に。  これは非常に具体的なことなんですけれども、養育費の...全文を見る
○黒岩委員 先生、ありがとうございます。本当に残念な思いですけれども、その懸念があるということがわかりました。  伊達先生、広井先生、質疑はできませんでしたけれども、大変参考になりましたので感謝申し上げ、私の質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月16日第196回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  きょうは、先日に引き続きまして、成年年齢につきまして、これはやはり大臣と直でしっかりと議論を深めたいと思っているんですね。というのは、この前の質疑への答弁でも、私の方からお願いしたんですけれども、やはり国民の意識と整合性を持って...全文を見る
○黒岩委員 大臣の思いを率直にいただきました。  これは、事前に法務省に聞くと、個人の大人の長さ云々、これもあるけれども、少子化の中で若い世代がどんどん減ってくる、その分なるべく多くの方に社会参加をしてもらいたいから、こういう合理性のある答えでもありますし、法務省的な答えをいた...全文を見る
○黒岩委員 法務大臣として、各行政全般にわたっても、そういった自覚を持っていただくように、またそのことについて応援していくということ、これは重々承りました。  あと、一点気になったのが、地域に応じてとおっしゃいました。  確かに、地域において大人を自覚するような環境というのは...全文を見る
○黒岩委員 わかりました。  これは答弁を求めません、重ねて重ねて言いますけれども、個人によって、身体的であれ精神的であれ社会的であれ経済的であれ、成熟度に違いがあるわけですよ。だけれども、ある意味、このラインで、ここからはもう大人ですよという、下限を切るという意味ですよ。逆に...全文を見る
○黒岩委員 その理由は、この前、中村先生の方からも詳細な資料をいただいて私も理解しておりますし、ちょっとそれは各論でまたお聞きしますけれども。  では、逆に、今回は、他国が十八歳にしている、また物言いによっては、日本だけ二十って、他国は十八歳で大人なのに日本は十八歳じゃまだ大人...全文を見る
○黒岩委員 では、重ねて聞きますが、今の答弁によると、法務省としても、一九七〇年前後に我が国は成人年齢、成年年齢の引下げの議論はあった、だけれども、大臣の言葉によると、世界の各国はその高まりがあったけれども我が国は当時なかった、だから下げなかったとおっしゃっています。  では、...全文を見る
○黒岩委員 私は、高まっているんですか、どうかと聞いているんですよ。結論が得られなかったのはわかっています、引き下げませんでしたから。  そのプロセスとして、これは二十五年調査においてだって、若年層は過半数以上が賛成していませんよ。むしろそんな声は、今正直言って、私も自分の地域...全文を見る
○黒岩委員 大臣の主観として、選挙権年齢も引き下がって、徐々にその状況が進んでいると思うと。これは大臣の主観ですが、私、率直に言って、国民の主観、意識とはちょっとずれが、かなりずれがあると思いますよ。  私は、形式論に陥っちゃいけないと思っています。ですから、平成十九年に国民投...全文を見る
○黒岩委員 このベトナム戦争と徴兵制ということ、これに非常に強く意識を持っているのは、私も子供心に覚えています、ベトナム戦争。もう毎日、朝から晩までこの報道でしたよ。  ですから、私が申し上げたいのは、今申し上げた、世界を震撼させた大きな戦争というこの大事案があって、なおかつ、...全文を見る
○黒岩委員 前段と後段を区切っておっしゃいました。もちろん、民法と公職選挙法そのものは個別の法律であって、立法趣旨も違う。ですから、個々別々に、完全に一致することは論理必然性はない。わかりました。ただ、今大臣がるるおっしゃった、こういった環境、こういった状況であれば一致させること...全文を見る
○黒岩委員 これは、民事局の当時の見解では、その当時、行政としても、実際の十八歳や十九歳の若者からも、やはり要請というものが、要望というものが余りなかった。だから、選挙権年齢については、大臣、議論があったとおっしゃいますけれども、議論だってどれほどあったかわからない、こういうお話...全文を見る
○黒岩委員 済みません、時間切れなので、これで終わりますけれども、私は、法務省が成年年齢を引き下げる理由に、例えば、外国と比較してとか、選挙権年齢が下がったからだとか、今言った少子高齢化だから社会参画をしてほしいとか、幾つか要因と論理立てはあるんですけれども、今、一個一個因果関係...全文を見る
05月17日第196回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  きょうは、消費者契約法の一部改正ということで、私はみっちり逐条審査、文言審査をやっていきますので、消費者庁の方から明確な答弁を求めたいと思います。  まずは、これは改正条項じゃないんですけれども、九条一項、平均的な損害額。 ...全文を見る
○黒岩委員 もうちょっと厳密に答えていただきたいんです。  ですから、今、同種の事業者の、また、ある程度同じ契約が複数あって、そこに示されている額を足して、その契約書の数で割って平均値を出すというものではないですねと言っているんですから、イエスかノーで結構ですので。
○黒岩委員 そこで聞きたいんですけれども、では、この「平均的な」の定義をお答えいただけますか。
○黒岩委員 その答弁ですと、あくまでも主観の問題になってくるわけですよ。  それで、井内さん、立証責任は消費者側にあるんですよ。どれをもってその事業者にとって平均的か。今言ったように主観も入ってくる中で、これが平均的だと立証しようとしても、実際には事業者から反証されて、いやいや...全文を見る
○黒岩委員 井内さん、何を言っているかさっぱりわからないです、さっぱり。よくレクチャーを受けてから答弁してください。  いいですか。今、消費者側が立証しなきゃいけないんですよ、平均的な損害額を。そのときに、先ほどおっしゃった、平均的なものですと。まさに主観で、しかも、なおかつこ...全文を見る
○黒岩委員 答弁内容が変わりましたよ。  いいですか、平均的にならすということは、例えば、同じアメリカ旅行、それをキャンセルしたといったときに、その当該事業者A社のアメリカ旅行の幾つかの契約、簡単に言うと、幾らかかって、キャンセル料が幾らかかったと。ならすということは、平均的じ...全文を見る
○黒岩委員 わかりました。  実は、私、先ほどの審議官の答弁はありがたいと思っているんですよ。おっしゃるとおりだったら、実際には、複数ですよね、今言ったアメリカ旅行とかの契約が幾つかある、それを選び出して、例えば四十万とか五十万とかあって、自分のところはその平均で、まさに複数か...全文を見る
○黒岩委員 最初の答弁とかなり右往左往しましたけれども、重要ですよ。  だから、複数の契約のそこの平均的なものだということがわかったので、それがわかれば、多分、裁判実務家からしたらわかっていると思うんだけれども。ただ、立法責任者の方が、審議官も今二転三転するようでは、私、大変心...全文を見る
○黒岩委員 二点指摘します。  今、審議官のお話ですと、同種の事業者というものを事実認定する要因を導き出すことが困難だったからと言いました。  それについて私は反論しますけれども、それでも、今の、立証責任が消費者側にだけある、同種の当該事業者だけの契約との比較に比べれば、間口...全文を見る
○黒岩委員 厳密におっしゃってください。  今、ある事実というのは、さっきから言っている当該事業者のみに限られた契約書でなく、他の同じ業種の、我々が今言っているところの命題ですよ、他の事業者の契約、これを参考にして平均的な損害額を推定しているということでいいんですね。これはイエ...全文を見る
○黒岩委員 そうなると、そういう消費者庁の認識だと、私が聞いている限りは、我々の言うところの、今言った同種の事業者の額を当該事業者の損害額に推定するこの規定を、今言った専門調査会でも入れたらどうだ、消費者庁も今までも検討してきた、そして今後も検討していくと聞いているわけですよ。 ...全文を見る
○黒岩委員 井内審議官、私、順を追って確認しているんですよ。何で、専門調査会でも合意して二次答申も出されたこの推定機能をまさに法律上入れなかったんですかと。理由は二つでしたよ。  これは、今言った類似性の要因を導き出すことが困難であると。これについては、困難だってないよりましだ...全文を見る
○黒岩委員 今の説明も、正直、全く納得がいきません。  だって、今言った九条の一項の法的推定を入れることに議論をかけていると、他の取消権について法改正がおくれる。関係ないじゃないですか。何の因果関係があるんですか。条立ても違うし、項立ても違うし。やれるべきところは先に進めてやれ...全文を見る
○黒岩委員 経過した。まだあと一分ですよ。  私は立証責任の転換までなければだめだと思っているんですよ。こんな立証が困難な中で、推定規定も入れない、立証責任の転換も行われない。そんな中で、今、立証が、大変消費者が困っている。このことについてどういう施策を講じていくのか。  で...全文を見る
05月21日第196回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第7号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋です。  きょう、消費者庁の方が、きょうの昼ごろ私のもとに、せんだっての五月十一日の衆院本会議、この代表質問での大臣答弁について、答弁を修正したいと、修正案というものを持っていらっしゃいました。(発言する者あり)あれ、僕だけ。  この内容につい...全文を見る
○黒岩委員 ちょっと、大臣、確認ですけれども、今野党の筆頭にお聞きしたら、このペーパーはもらっていないと。これは、どうなんですか。与野党ともに、大臣答弁修正ですので、これ、私しかもらっていないんですか。  ちょっと確認ですけれども、大臣、お答えください。これは当然、大臣の指示で...全文を見る
05月22日第196回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  きょうは、五人の先生方、大変貴重な御意見、ありがとうございます。  早速、まず伊藤先生に、消費者契約法について幾つか確認をさせていただきたいと思います。  これは、先ほど山尾議員からもあったように、きのう、本会議答弁の修正を...全文を見る
○黒岩委員 これは伊藤先生と一時間ぐらい逐条審査をやりたいところですけれども、済みません、本多先生に。  成人年齢の、高校生の現場をよく知る先生の意見、大変参考になりました。合わせて二点聞きますね。  先生が、十八歳、高校三年生の現場で、成人になった人とならない人で混乱が起き...全文を見る
○黒岩委員 わかりました。  五人の先生方、済みません、大変貴重な意見、これを法案審議に生かしていきますので。ありがとうございました。
06月13日第196回国会 衆議院 法務委員会 第20号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  きょうは、三人の参考人の先生方から大変貴重な意見を陳述いただきました。また、質疑においても大変価値あるお話をいただきましたことを感謝を申し上げます。  そもそも論も含めてお三方の先生にお聞きしたいと思うんですが、まずは、法制審...全文を見る
○黒岩委員 確かに、実際に、この施行期日、こういったことについて定めたのは、法務省でいうと民事局になるわけですけれども、民事局の説明ですと、今参考人のおっしゃった周知期間という、大枠ではそういうことだと私も聞いております。  特に配偶者居住権については、その価値評価に一定以上の...全文を見る
○黒岩委員 私も、これをお聞きしたのは、若干私も違和感がありまして、三十八年ぶりの大改正ということで、これについてはすごく入念に時間をかけて部会でも審議された、そのように承知をしております。  であるならば、これだけ高齢化も進んでいく、そして家族の多様化も進んでいるという時点で...全文を見る
○黒岩委員 ありがとうございます。  根拠のない区別というものは特権であるから認めるべきではないと。後で議事録をしっかり私も拝読しながら、私としても深く理解をまた進めて質疑に当たろうと思います。これは大変微妙なニュアンスだと思うんですけれども。  私、鈴木参考人にもお聞きした...全文を見る
○黒岩委員 ありがとうございます。私も全く同感であります。  ただ、私も懸念するのは、当然、先生のおっしゃるように、郡部、地方部においてもマイノリティーの方は存在するわけです。ただ、そこはなかなか露見しづらい。もっと言えば、言いづらいという社会環境が、今のこの二十一世紀において...全文を見る
06月15日第196回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  局長、大丈夫ですか。質問しますよ。  きょうは、特別の寄与について確認をしていきたいと思っております。  小野瀬局長にお尋ねしますが、この特別の寄与料についての法制審における甲案と乙案とは具体的に一体どういう内容の案であるの...全文を見る
○黒岩委員 では、そこでお尋ねしますが、今回の改正案はその甲案と乙案を足したもの、ミックスしたものという理解でよろしいですか。
○黒岩委員 すなわち、ミックス案ではないということでよろしいですね。
○黒岩委員 そこで、更にお聞きしますが、パブコメでは、甲案を支持する人に比べて、甲案ではないという方が多かった、こう聞いております。その理由は、これは事務方の説明によると、甲案よりももっと絞るべきである、すなわち、請求権者については甲案より絞るべきだということがその理由だと私は説...全文を見る
○黒岩委員 そうなると、ちょっと事前の説明とは異なってくるんですよ。  説明では、その甲案と乙案は対立概念ではないと。この前、参考人でも、窪田先生もそうおっしゃっていました。私どもは、甲案と乙案が対立概念という理解を当初しておりましたので、甲案でなければ乙案になるのかと思ってい...全文を見る
○黒岩委員 局長、ここはすごくわかりづらいところだけれども、大事なところなんですよ。  では、今局長のおっしゃった、甲案にも反対、乙案にも反対ということは、事前の説明ですと、甲案の今言った請求権者、二親等以内に絞ったと。これに反対だから、もっと絞るべきだと。乙案に反対の人は、乙...全文を見る
○黒岩委員 これはやはり整理し切れないと思いますね。  今の局長の説明ですと、その第三の、あえて第三の概念と言いましょう、甲案でも乙案でもない、これが、今言ったように、どちらも特別寄与という制度としては必要ないんだとなれば、たどり着く道は、特別寄与という制度は認めない、すなわち...全文を見る
○黒岩委員 それならわかります。パブコメの段階、中間試案の段階では三つの概念があった、それを受けながら、実際には法制審の答申としては四つ目の概念になったんだと。  ただ、この前の窪田先生のお話ですとその話がなかったものですから、三つの概念という話を、対立しているという話だけだっ...全文を見る
○黒岩委員 局長、そこは簡単に私らも理解できるんですよ。相続人からははみ出しているけれども親族になる人がいる。当然、親族の方が広い概念からすれば当たり前なんですが。  私の聞きたいのは逆なんですよ。相続人だけれども親族ではない人はいるのか、いないのか。いるのか、いないのか、お答...全文を見る
○黒岩委員 局長、卑属の場合は今の説明で合理性があると思います。私が指摘しているのは尊属の方ですよ。  尊属は、これは何親等でも相続人になりますよね。ですよね。ということは、実在はしませんけれども、概念的には、七親等以上の尊属、この人は相続人になりますよね。ですけれども、親族じ...全文を見る
○黒岩委員 だから、概念としては、今の議論でおわかりいただいたと思いますけれども、相続人なんだけれども親族じゃない人がいるということは、親族はおよそ相続人を含む広い概念ではないわけですね。  簡単に言うと、集合の論理で言うと、相続人そのものは親族の真部分集合ではないということに...全文を見る
○黒岩委員 大事な答弁ありがとうございます。  我々は附帯のイの一番にこの点を触れておりますので、将来の可能性という意味、将来の効果という意味では、将来効については当然否定はされませんし、今後、見直していく検討余地があるという、結構でございます。ありがとうございました。
11月13日第197回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋です。  山下大臣におかれましては、政務官から引き続き大臣ということで、三期目の大臣ということですから、非常に大抜てきだということは、私も、年は一つ違いますけれども、同世代として大変期待をしております。  また、法務大臣は近年、比較的、ある程度...全文を見る
○黒岩委員 大臣、ストレートに答えていただいて。不確定なら不確定でも結構なんですよ。  私が申し上げているのは、今我々が通常使っている、業種という言葉を使っています。これは法務省のペーパーでも、今、各省庁から上がっている十四の業種という言葉を使っています。ただ、これは法案上は業...全文を見る
○黒岩委員 ですので、今時点では業種の定義すらないということでよろしいですよね。
○黒岩委員 一個一個確認しますけれども、今おっしゃった、大臣の言う基本方針に定められる分野、この定義はまだ決まっていない。そして、今各省庁から上がっている業種と分野は異なる。この二点、確認ですけれども、この理解でよろしいですね。
○黒岩委員 大臣、そうしますと、今、受入れの見込み数と言っているんですけれども、厳密に言うと、その分野すらまだ定義が決まっていない、そういうたてつけなんですよね。そんな中で、今、どうやって各行政所管庁に、業所管庁に精査をさせているのか、どういうやりとりをしているのか、その点につい...全文を見る
○黒岩委員 大臣、非常に複雑な法のたてつけなので、そこを整理して説明いただくと私どもにわかりやすいんですが。  今大臣がおっしゃいました、確かに、個別具体的な分野名、これは名ですよ、定義ではなくて、分野名は法務省令まで落とし込まないことには出てこないんですね。今我々、通常、介護...全文を見る
○黒岩委員 そうなんですね。そのたてつけというか、流れは私も理解をしております。  だからこそお聞きしたいんですけれども、今、法務省は入管局だと思いますけれども、じゃ、どの部局のどの役職の人が、今十四業種、これは各省、例えば宿泊とか建設になれば国交省に複数あるわけですけれども、...全文を見る
○黒岩委員 そうですね。通告もしていないですし、担当局長も呼んでいないので。  あと、わかる範囲で確認したいんですけれども、私も、実はきょう法務委員会の理事会で、この見込み数について、じゃ、いつまでに出るのかというやりとりをしております。これは大臣の耳にも入っていると思いますけ...全文を見る
○黒岩委員 そうですね。政府としても、立法府のこの方針といいますか要請については真摯に受けとめていただきたい。  今、大臣、真摯に受けとめるとおっしゃった限りには、やはり今、法務委員会の理事会では、筆頭間協議でありますけれども、あすの昼までには、この見込み数、この数字をしっかり...全文を見る
○黒岩委員 さっき大臣が法のたてつけについて触れられたんですけれども、私は、このたてつけに大変不信感というか違和感を持っております。  これは時系列でいいますと、きょうこの後の本会議で私あれしますが、法案を成立させる。私も条文をみんな読みましたけれども、非常にこれは概括的なもの...全文を見る
○黒岩委員 恐らく、外国人の需要までは落とし込めないと思いますよ。  少なくとも労働力不足数でしょうね。これは求人倍率と現実の労働の必要人数ということの比較等で出していくんだ、そういったことを各行政所管庁の方に投げているんだということだと思いますので、それはそれとして、規模感と...全文を見る
○黒岩委員 ありがとうございます。  経済界からも強い要請が上がってきているのもわかります。私のもとにも届きます。また、地方も、農業や建設現場からも、本当にこのままでは産業自体がもたないという声も聞いております。この部分を我々は決してないがしろにするつもりはありません、大変大事...全文を見る
11月13日第197回国会 衆議院 本会議 第5号
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○黒岩宇洋君 無所属の会の黒岩宇洋です。  私は、ただいま議題となりました入管難民法一部改正案について、会派を代表して質問をいたします。(拍手)  早速質問に入ります。  まず、外国人の受入れ業種、規模についてお聞きいたします。  業種について、法案には、人材を確保するこ...全文を見る
○黒岩宇洋君(続) 今後、地下に眠る政府基本方針、分野別運用方針、法務省令をしっかりあぶり出すような法案審議はもちろん、極めて徹底した慎重審議を求めて、私の代表質問を終わります。  ありがとうございました。(拍手)     〔内閣総理大臣安倍晋三君登壇〕
11月16日第197回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  きょうは給与法の改正案ということで、昨年も一つ一つ細かな点も確認させてもらっておりますが、その点について、二点ほど確認させていただきたいと思います。  これは実務的なことですので、金子審議官、昨年も聞いたんですけれども、判事補...全文を見る
○黒岩委員 これは昨年も議論したんですけれども、別にぎりぎり詰める話ではないんです。私からすれば、旧司法試験の合格者が、ある程度の年齢になってから、弁護士資格を取ってその業につくことは私は往々にしてあると思うんですけれども、検事や判事補に任官するということは、そんな蓋然性は低いだ...全文を見る
○黒岩委員 確かに。ただ、弁護士と違って定年もありますので、それが、ある程度の年齢になってからも任官してきて、その方が有効な人材として活用されるならばそれはそれでいいんですけれども、そういった問題意識も持ちながら、この号俸、いつまで残るかわかりませんけれども、運用に資していただき...全文を見る
○黒岩委員 済みません、ちょっと聞き取りづらかったですけれども、七局ありますよね。
○黒岩委員 済みません、確認です。では、刑事局は採用を行っていない。
○黒岩委員 済みません、ちょっと、今メモればよかったんですけれども、矯正と入管と……(山下国務大臣「保護」と呼ぶ)保護、この三局が局別と。矯正、入管、保護。わかりました。  この局別採用というのは具体的に、総合職を受かった方が、これは総合職に限って言っていますけれども、各局にエ...全文を見る
○黒岩委員 山下大臣も法務省におられておわかりだと思いますけれども、この局別採用ってかなり特殊なことですよ。ましてや、今、幹部人事においては府省の壁も取っ払ってという状況になっているわけですね、国家公務員において。  他府省において、私が知る限りでは、ないですよ。だから、そんな...全文を見る
○黒岩委員 山下大臣、おわかりのように、専門性という話になれば、これは各省も当然ですよ。厚生労働省みたいに大きなところになれば、それはもう年金だろうが医療だろうが、ましてや労働行政だろうが、どこも専門性が高いけれども、しかし、それは抜きにして、局の壁をつくって採用しているところな...全文を見る
○黒岩委員 限られているのでね。  大臣、今言ったように、刑事局は誰も採用していない、そして人権擁護局も採用していない。  お聞きしますけれども、私が政務官をしている時代は、総合職から各局、当時は訟務局はありませんでしたけれども、各局の局長になった例は私の記憶ではゼロでしたよ...全文を見る
○黒岩委員 山下大臣、私、法務委員の皆さんとも話をしても、局別採用という存在すら知らない方は多いですよ。そのぐらい、やはり独特なものなんですよね。  やはり、法務省のもともとの成り立ちはありますよ。それはもちろん、かなり高度な法律の専門性が必要だ、そういうところからスタートして...全文を見る
11月20日第197回国会 衆議院 本会議 第7号
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○黒岩宇洋君 無所属の会の黒岩宇洋です。  私は、ただいま議題となりました法務委員長葉梨康弘君の解任決議案に賛成の立場から討論をいたします。(拍手)  葉梨委員長は、公正中立な議事運営に心がけてきたことは法務委員会オブザーバー理事の一人として承知いたしておりますが、残念なこと...全文を見る
11月21日第197回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  非常に、この入管難民法の改正案、多岐にわたる論点もありますし、関係省庁というものが防衛省を除く全ての府省ということで、これもいろいろな課題があるということで、きょうは、十四分野の業所管省の四省の副大臣と、そして政府参考人は各省一...全文を見る
○黒岩委員 大臣、これは、きょうの議論の中でも、この調査票からは人権侵害事案がぞろぞろ出てきているんですよ。大臣、でしょう。法務省というのは、法と正義を守るし、人権を守る省庁ですよね。だから、きょう、この調査票を、じゃ、評価する法務省としての評価はどうなんですかという議論を何度も...全文を見る
○黒岩委員 二つに分けますけれどもね。  大臣、何度も言いますけれども、法務省は比較的コンパクトな省庁ですからね。訟務局は新しくできたところですけれども、あと六局ですよ。そんな中で、今回、人権侵害事案というものがこの個票でぼろぼろ出てきている。これは入管局だって見ていると思いま...全文を見る
○黒岩委員 では、プロジェクトチームは全部で何人ですか。
○黒岩委員 その中に一人も人権擁護局を入れていないわけですよね。人権擁護課の課長でも、どんな立場でも、専門家はいますよ。人権擁護の政策立案やさまざまなレクというのは、私も政務官時代、人権擁護局から受けていました。その実務家を入れずに、まあ、これぐらいにしておきますよ、時間がないん...全文を見る
○黒岩委員 局長、それは何にも理由になっていないですよ。今おっしゃった、「受入れ側の不適正な取扱いによるもの」、これだって調査票にない文言ですよ。これが入っているわけでしょう。相変わらず、「より高い賃金を求めて」、これも入っているわけでしょう。調査票にない言葉は消したという、これ...全文を見る
○黒岩委員 これもこのぐらいにしておきますけれども、局長、我が国の入管というのは優秀なスタッフがそろっています。ただ、難民の認定にしても、大変厳しいと世界から見られている。そして、実際に我が国に入ってきた外国人の方に対する人権の取扱いについても、これは国際的に批判にさらされている...全文を見る
○黒岩委員 私が聞いているのは、率直に言いましょう、山下議員が一自民党議員として参加されたのか、それとも法務省のトップとして、山下大臣として参加されたのか、どっちなんですかとお聞きしているんです。
○黒岩委員 あくまでも行政府の閣僚として参加しているわけですよ。ここは今立法府ですから、行政府の長に対して事実関係を確認しているわけです。  そこで、自民党のプロセスは自民党のプロセスでいいですよ。決議文も決議文で、そこは自民党内の話でしょう。ただ、大臣は、少なくともそこに参加...全文を見る
○黒岩委員 わかりました。  では、控えさせていただきますけれどもという答弁ですけれども、大臣は、了承はしていない、していないとはこの場では言い切れないんですね。言い切らないんですね。
○黒岩委員 ですので、了承していないとは言い切らなかったということです、少なくともこの法務委員会の場においては。  そこで、これは報道ベースですけれども、山下法務大臣は、この決議案をしっかり省令に盛り込む、よい法律にすると理解を求めた、これは事実ですか。
○黒岩委員 では、否定はしない、記憶がないということですね。
○黒岩委員 山下大臣、三期目で大臣になられて大変だと思いますよ。それは法務部会だって、我々これを申し上げました、恐らく、多くの議員や国民が持ついろいろな問題意識を共有していたはずです。しかも、まだ法案が提出される前ですと、この法案のたてつけによって、いろいろなことが不明、不明の一...全文を見る
○黒岩委員 大臣、大臣は直接は言いづらいと思いますけれども、これは全て、「政府は」という、政府が主語になってこの決議文ができているんですよ。政府は何をすると。  その中で、今回は特殊な、閣議による基本方針、そして関係閣僚会議による分野別運用方針、そして最後、法務省令という、これ...全文を見る
○黒岩委員 大臣、基本方針については、この改正案に、法律にもしっかり明記されていることですよ。これについては、あくまでも閣議決定なんですから、閣議決定に自民党の部会が参加するんですか。ごく自然に、そんなことはありませんよと言えばいいだけじゃありませんか。
○黒岩委員 ですので、法案が、この改正案が成立後に、自民党と十分な議論を図り、その議論を踏まえた上で調整するということはないということでよろしいですね。
○黒岩委員 いや、それだったら、これは何度も言いますけれども、特殊なたてつけになって、特にまた肝となる部分が四号の部分、分野別運用方針ですよ。これによって、きょうも議論された各省庁の人手不足の判断の基準とか、生産性向上の基準だとか、また、国内の人材確保の基準とか、こういったことが...全文を見る
○黒岩委員 大臣、そういう姿勢だと非常にこれからの議論がむなしくなってくるのは、ここでいろいろなものを詰めていこうとしても、確かに、たてつけ上は、きょうも質問が出ていましたけれども、十四分野と言いますが、こんなものは年内にふえるかもしれない。そういう移ろう内容だということでやって...全文を見る
○黒岩委員 局長、繰り返し言っていただいて、ありがとうございます。  それはそうですね。この課長通知にそのとおり書いてある、「失踪に至る経緯等を調査・分析し、」「適正に運用するための対応策を講じる」と。私、この目的がしっかりあるならば、その目的に対応した手段をとってもらいたい。...全文を見る
○黒岩委員 では、在留課と警備課の間で、課長クラス以下でこれは議論してつくったという理解でよろしいですか。
○黒岩委員 これも議論になりましたけれども、局長、本当に不思議でしようがないんですよ。  これは、月額給与とだけあります。そのときの警備課と在留課の議論で、これは税引き前か税引き後かの議論もなかったんですか。
○黒岩委員 ただ、多くの日本人の一般の方も、月額給与といったときに、額面なのか税引き後なのかというのは誰もが気になりますよ。職を求めている人というのは必ず、これが額面なのか税引き後なのか。  局長はずっと法務省にいるから、いるのかどうか知りませんけれども、余りそういうことで悩ん...全文を見る
○黒岩委員 では、これはもう質問しませんけれども、給与から控除される金額、これだって、聞けば、公費であるのか、要は、税金とか社会保険料といった公費なのか、又は光熱費等の私費なのか、この区別もついていないと。  普通、交通費だとか光熱費だとか、こういったものは別途出るのかとか、当...全文を見る
○黒岩委員 局長、その地方局で定めているものがあったら出してほしいですけれども、私が事前に何度も聞く限り、きょうの質疑でも、マニュアルといったものは一切ないと聞いていますよ。ということは、このわずか二行で何百人の人間が均一的なデータをとろうなんて、こんなこと、できるわけないじゃな...全文を見る
○黒岩委員 では、五つも六つも書いて、それは、集計表にも五つも六つもちゃんとデータとしてとられるわけですね。
○黒岩委員 では、集計の段階も、ここは、入管のWANメールで送付すると書いてあるだけで、聴取では複数回答をしているんだけれども、結局、三つは、警備官が自分で抽出して集計するんでしょう。こんなことはどこにも書いてないじゃないですか。何でこんなことだけ、細部の、しかも、ここの課長通知...全文を見る
○黒岩委員 全然答えになっていない。マニュアルも何もないと言いながら、複数回答なんだけれども、三つだけ集計に載せると。  では、これはどうやって三つ選ぶんですか。
○黒岩委員 法務省は、内部資料、内部資料と言いますけれども、これはあえて目的を聞いたわけだ。もちろん、国会の附帯決議に端を発するというところの形式論もあるけれども、だけれども、今我々が何度もやってきた、失踪の経緯を確認し、それで対策を練っていくわけだから、当然、立法府にも提出する...全文を見る
○黒岩委員 局長、わかりづらい。  その、前の年までと同じような集計というのは、何を指しているんですか。
○黒岩委員 ピボットテーブルというのは、普通、使う場合は、例えば縦にイ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、トという人がいるときに、イの人が三つ回答したとか、ロの人が三つ回答したとか、そういった内訳を示すためにわざわざピボットテーブルを使うんですよ。  そんなことを使わないなら、初歩的に、三列...全文を見る
○黒岩委員 端的に言えば、コピーをし忘れたという人は、その当事者のお話でしょう。客観的にし忘れたかどうかというのは再現しなきゃわからないじゃないですか。そういうことでしょう、局長。
○黒岩委員 実験ということは、もう一回、生データを、今言ったピボットテーブルで、コピー忘れの状況で集計し直したということですか。
○黒岩委員 済みません、それでは全然わからない。
○黒岩委員 では、これも要請して、エクセルというのはかなり再現力はありますから、コピー忘れの段階の再現したものを出してもらわなかったら、我々、それが本当にエラー原因だということが客観的にわかりませんので、そこはちゃんと示してください。それを示せなかったら、プロジェクトチームで何を...全文を見る
11月22日第197回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋でございます。  参考人の皆様、大変貴重な意見陳述をいただきまして、ありがとうございます。  限られた時間ですので、まず、鳥井参考人にお聞きしたいんです。  先ほど山尾委員も取り上げていましたけれども、私も、鳥井参考人の二年前の参考人質疑やま...全文を見る
○黒岩委員 ありがとうございます。  入管のチェックはいずれにせよ受けるわけですけれども、その費用負担という部分についてもう少し制度に工夫を凝らす、非常に参考になりました。ありがとうございます。  次に、坂本参考人にお聞きいたしますけれども、非常にこれは、本当に、きのうのきょ...全文を見る
○黒岩委員 本当に端的におっしゃっていただいて、私もそのとおりだと思います。  十日ほど前の予算委員会でも、根本厚労大臣に、この客観的な人手不足の水準はとか基準はという質問に、やはり根本大臣は厚労大臣ですから、求人数と求職数、これだけおっしゃっていましたよ。ですから、今回、厚労...全文を見る
○黒岩委員 ありがとうございます。  私も、移民自体に定義がないので、神学論争というか、不毛な議論をする気はまるっきりなかったんです。ただ、八代先生、第一次安倍政権から安倍総理に対する理解者である、非常に、そういう立場でおっしゃる言葉はすごく重みがありますので。  先ほど鳥井...全文を見る
11月26日第197回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○黒岩委員 無所属の会の黒岩宇洋です。  早速、失踪技能実習生の聴取票のプロジェクトチームリーダーである門山政務官にお聞きしますけれども、門山政務官、この聴取票をお持ちですか。それじゃありません。個票です。後ろ、出してあげて、個票ぐらい。まあ、いいや、耳で聞いてもわかるので。 ...全文を見る
○黒岩委員 ごめんなさい、失踪動機。  失踪動機についてのチェックボックス欄と実習実施者等についての記入欄、ここは関係性はあるんですか、ないんですか。
○黒岩委員 この前、エクセルを間違えた理由というところに、いみじくも法務省が、二十六年からこの聴取票をつくったけれども、二十七年に聴取票の様式を見直すことになった、その理由というものをわざわざ文書で書いてくれたんですよ。そこにこう書いてあります。  低賃金については、これはさま...全文を見る
11月27日第197回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○黒岩委員 冒頭、この外国人材受入れというのは大変重い課題であるがゆえに、特に技能実習生の聴取票の吟味にも時間を使ってきましたが、今までの入管行政を振り返りながら、今、ようやく現状の分析に入ってきた。そして、これから法案内容によって、これから近い将来、近未来にどのような産業構造や...全文を見る
○黒岩委員 大臣、いいですか。入管局の人間と各省庁でしっかりと吟味したとこの法務委員会で答えているんですよ。和田局長、冗談じゃない。  では、この法務委員会で八万人の、今、皆さん、わかりますか、法務省も、何にも根拠もないということでいいんですね。和田局長、すぐ答えてください。
○黒岩委員 今のでわかるとおり、数的根拠なんかないんですよ。私どもがいただいた根拠はこうですよ。二〇二三年までに四十代以下の農業従事者を四十万人に拡大するという目標の実現に必要となる数字が八万人だと。  山下大臣、聞いてくださいよ。数的根拠も何にもない。四十万人という目標のため...全文を見る
○黒岩委員 これは、平沢筆頭、みんな持っていると思います。午前中もらった数字は国内人材確保は二十万人と書いてあって、これまで何にも修正もされていない。だけれども、夕方出てきた一覧表には国内人材の確保が二十二万から二十三万と。皆さんよく覚えていてください。朝から晩までの間に三万人も...全文を見る
○黒岩委員 これはもう皆さん、聞いていてわかるでしょう。農業の国内人材確保は幾らといったら、五年後に四十万人、四十代の人を確保したい、これもまだ目標ですよ。それにあと八万人足りないから八万人という数字を掲げただけですよ。  介護については、朝、二十万人じゃおかしいと言われたら、...全文を見る
11月27日第197回国会 衆議院 本会議 第9号
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○黒岩宇洋君 無所属の会の黒岩宇洋です。  ただいま議題となりました山下貴司法務大臣不信任決議案に対し、賛成の立場から討論を行います。(拍手)  私は、今般、国会で議論をしております入管難民法改正案について、山下法務大臣が余りにも官邸、与党の方針に唯々諾々と従い、野党を始めと...全文を見る
○黒岩宇洋君 無所属の会の黒岩宇洋です。  私は、ただいま議題となりました入管難民法改正案について、反対の立場から討論を行います。(拍手)  まず、反対の理由として、与党の、想像を絶する強引な委員会運びが挙げられます。  昨年から続く安倍官邸、政府の立法府軽視が更に顕著にな...全文を見る