玄葉光一郎

げんばこういちろう

小選挙区(福島県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数10回

玄葉光一郎の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第140回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○玄葉委員 両先生、大変参考になりました。ありがとうございました。  私は、賛成の立場から月尾先生に反論を時間内でさせていただいて、同時に、堺屋先生にも御意見をいただきたい部分がございます。  まず一つは、月尾先生の御説明をお聞きしていて、特に最初に説明をされた、東京一極集中...全文を見る
03月13日第140回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○玄葉委員 どうしても同じような質問になってしまうのですけれども、国会移転の委員会ですから、今の根本委員と同じような質問になってしまうと思います。  玄葉と申しますが、時間軸と空間軸で考えなければならない、グローバルとリージョナルとローカルという話がありましたが、ローカルな質問...全文を見る
○玄葉委員 ぜひ、その定量的なサイエンティフィックなデータを、もちろんそういう心構えで先生いらっしゃると思いますが、そろえていただきたいと思うんです、今でき得る範囲の中でですね。
03月17日第140回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。  この中東開銀、アフリカ開発銀行とか世銀とかと重複しているという指摘もあり、私もそのとおりだと思うんですが、今小池委員の質問を聞いていて私と質問が重複するものですから、通告した質問と変える場面がかなりあるかもしれませんから、御了解をいただき...全文を見る
○玄葉委員 私は、率直に申し上げて、日本にとってなぜ和平プロセスなのかといえば、一番は石油だと思うんですね。我が国のエネルギー依存の大半が石油であり、その大半が中東原油だということでありますけれども、私は、国民の皆さんにこれから援助全般について、政治家がわかりやすくその目的を説明...全文を見る
○玄葉委員 この銀行の設立が提唱された中東・アフリカ・サミットですか、過去三回行われたというふうに聞いております、カサブランカとアンマンとカイロ。第三回目のカイロの会議に出席をしたある方が、このカイロの会議は率直に申し上げて盛り上がらなかったということを言っていました。私は、それ...全文を見る
○玄葉委員 私は、中東での日本というのはフェアなプレーヤーだと思っているのですよ。フェアなプレーヤーだけに、中東からも評価されていると思っているのです。ですから、あえて政治的にももっと発言をしてもいいのじゃないかという思いで申し上げているわけであります。  その意味でつけ加えれ...全文を見る
○玄葉委員 中東開銀そのものについて入れませんから、今の軍備管理の面、私はそれは国連の登録制度の問題だと思うのですけれども、もっともっと発言する内容はあると思っていますので、ぜひ検討していただきたいなというふうに思います。  この中東開銀の問題でありますけれども、これはダブりま...全文を見る
○玄葉委員 もう時間ですから終わりますが、ちなみに最後に一点だけ。そうすると、これから決めていくんだろうと思いますけれども、この銀行は民間中心でと考えていいんですか。そうすると、パレスチナのインフラ整備なんかは基本的には眼中に入っていないというふうに考えていいんですか。
○玄葉委員 終わります。
03月21日第140回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。よろしくお願いいたします。  本日は、付託法案として在外公館名称位置法改正案ということでありますけれども、理事会におきまして一般質疑でもいいということでありましたから、お許しをいただいて、ODAの問題と、沖縄基地問題、特に海兵隊の問題について...全文を見る
○玄葉委員 ありがとうございました。  おっしゃるとおりだと思いますが、今まさに求められているのは、中身を濃くする、限られた予算で、その中でいかに効率よく使うか、先ほど大臣もむだを省いていくというようなお話がありましたから、ぜひその点から、これから追求すべきは追求していかなけれ...全文を見る
○玄葉委員 ありがとうございます。  各省庁の積み重ね予算だということでありますけれども、結局連携を図っていかないと、いろいろなむだや重複が出るわけですね。もうさまざまな点で、調査段階から実はいろいろなところで指摘をされてきている。これは、今局長はこれから詳細にわたって連携をし...全文を見る
○玄葉委員 ありがとうございます。  これは、一番大きい省庁三つだけおっしゃっていただいたのです。大体どの省庁も同じように、もうはっきり申し上げて、ODAの予算の伸びにただ比例しているという感じなんですね。つまり配分比率が固定化しているのですよ。私はこれでいいのかなというふうに...全文を見る
○玄葉委員 各省庁がそれぞれということでありますけれども、まさにそこが問題なんですよね。今、私なんかは、外務省がODAに関することは他省庁分も一元管理できるようにならなければいけないというふうに思うのです。  ちなみに、今各省庁独自予算だけを申し上げましたけれども、時間がないで...全文を見る
○玄葉委員 きょうは余り専門的な議論をしている時間がないのですが、今まとめてとおっしゃったけれども、そういう議論をしたらもう切りがないのです。細かい話になりますけれども、結局は産業開発協力費だけでしょう、まとめたのは。いわゆる文部とか、さっき申し上げたような例えば厚生、農水、通産...全文を見る
○玄葉委員 実はODA関連はかなり用意をしてきたわけでありますけれども、最後に一点だけ申し上げれば、そういう縦割り行政の弊害を打開するための方策として国別援助計画をつくるというのが一つ考えられるわけであります。これについて、どうも一年に二つ、三つという話でありますけれども、本当に...全文を見る
○玄葉委員 議論したいところでもあるんですが、一歩進めて質問させていただきたいと思うのです。  もし半島が、これもまた特定の場所を想定して議論するというのはなかなかしにくいんですが、半島が統一をされて、その統一プロセスが南側主導で進められて親米政権ができたというふうに仮定した場...全文を見る
○玄葉委員 また別の質問をさせていただきますが、三月十六日、NHKの討論番組がありました。その後の記者団との会見といいますか会話の中で、自民党の山崎拓政調会長がこういうことをおっしゃっておられます。  ことしの秋に期限が迫った日米防衛協力のための指針、つまりガイドラインの見直し...全文を見る
○玄葉委員 これも議論したいところですが、時間が来ましたから、きょうはこれで終わらせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
04月08日第140回国会 衆議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第3号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。  昨日、同僚議員の前原議員から、民主党としては具体的に海兵隊の問題あるいは周辺環境、それらを検証していきたい、そういうお話がありました。きょうは、私からは沖縄の海兵隊の問題、そしてもう一つは北朝鮮の戦力分析、それらを中心に質疑をさせていただ...全文を見る
○玄葉委員 きょうは、そのうちの一つを取り出してみたいと思います。  今おっしゃった第三海兵師団、これについて取り上げてみたいと思いますが、もう一回、第三海兵師団はどういう師団でありますか、その点、お答えいただけますか。
○玄葉委員 それでは、この第三海兵師団、今御説明いただいた部隊でありますけれども、この第三海兵師団は、有事の際、例えば朝鮮半島有事でいいと思いますが、有事の際、どういうふうにして移動するのでしょうか。
○玄葉委員 先ほど最初に海兵隊全体の構成を言っていただきましたけれども、基本的には、揚陸艦は佐世保に四隻ありますけれども、これは先ほどおっしゃった第三十一海兵遠征隊、つまりMEU、そういう部隊を運ぶのじゃないのですか。歩兵部隊も運ぶのですか、また運べるのですか。目いっぱいじゃない...全文を見る
○玄葉委員 それでは、今おっしゃった第三十一海兵遠征隊と第三海兵師団の歩兵部隊を、日本にある揚陸艦、佐世保にある四隻の揚陸艦、それと航空部隊で運べるのですか、全員。
○玄葉委員 要は、今申し上げたのは、全部運べるかと言ったのです、全部。つまり、揚陸艦では結局二千人しか運べないですよね、MEUしか運べないのでしょう、基本的には。そして、歩兵部隊は、大体は今おっしゃったような航空機で運ぶのでしょう。その航空機は、日本には、今まさに御指摘がありまし...全文を見る
○玄葉委員 いやこれは、海兵隊の削減を今あるいは今後考える上で、私は検証しておく必要はあると思うんですよ、戦力分析をですね。やはり実際にC130は十数機しかない、佐世保の揚陸艦は第三十一MEUを運ぶと。じゃどうやって運ぶかといったら、今外務大臣がおっしゃったように、基本的には他の...全文を見る
○玄葉委員 多分そういう装備というのは、恐らく、きのうも議論にありましたけれども、MPS、事前集積船なんかがグアムからやってきてということになるんじゃないかなというふうに、これは推測ですけれども、そう思うのです。  私が何でこんな細かく申し上げたかというと、結局、沖縄にいる海兵...全文を見る
○玄葉委員 アメリカの軍隊だからよくわからない、要はそういうことですよね。  昨日、事前協議の形骸化という指摘が私どもの同僚からもありましたけれども、最近、私もガイドラインなんか勉強していて改めて思うのですけれども、アメリカは結局、もし有事のときにどういうシナリオで動くのかとい...全文を見る
○玄葉委員 日本の安全にかかわることですからね、それが知らされていない。第三海兵師団の役割と任務について詳しく知らないというのは、私はいかがなものかと思いますよ。  そもそも、装備もない、あるいは移動手段もない、その第三海兵師団どうするのかと聞いても、それはアメリカのことだから...全文を見る
○玄葉委員 要は、極東有事の場合の第三海兵師団のいわば行動シナリオというのはわからないということですよね、そうでしょう。
○玄葉委員 シナリオがわからなくてガイドラインの見直しができるんですか、実際。それぞれのシナリオが示されなくて、私は実際に、いや、今やっているんだったら、じゃ、これから示されるという見通しはあるんですか。
○玄葉委員 米国のことなので、第三海兵師団の役割と任務についてはよくわからないということでありましたが、私自身は、第三海兵師団というのは、十分に、仮に今できなくともいずれかの時点で、もちろん国際情勢にまりますけれども、後方配備というのが可能ではないか、つまり、直接的に軍事的な能力...全文を見る
○玄葉委員 もちろん、これは、共同宣言に盛り込まれた兵力構成を含む軍事態勢についてはこれからも協議をしていくということを確認をしていただいたということであるのだろうというふうに思いますが、ちなみに、昨年、共同宣言があってから、その兵力構成を含む軍事態勢について協議というふうにあっ...全文を見る
○玄葉委員 これは、日本側からは、海兵隊の削減について言及したことはあるのですか。ないですよね。
○玄葉委員 繰り返しになりますが、私たちとしては、一部だけを取り出したという言い方をされましたけれども、沖縄全体の海兵隊の中で第三海兵師団だけでも後方配備できないかということで、何とか沖縄の心と国益を結びつけようという努力をさせていただいて、その結果今のような提案になったわけであ...全文を見る
○玄葉委員 百五十時間ということでありましたけれども、大体、アメリカは二百四十時間ぐらい、韓国はやはり百五、六十時間ぐらいかなというふうに思いますが、先日、ある資料を読ませていただいたら、最近亡命した李チョルス大尉という方がいて、その人は十年勤務で三百五十時間の総飛行時間だったと...全文を見る
○玄葉委員 核はどうなのですか。ノドンはどうなっていますか。
○玄葉委員 結局、漠然とした不安という結論はなかなか変わりにくいなという思いなのでありますけれども、情報も不足しているということもあるのかもしれません。  兵力構成のあるべき姿というものを考える上では、周辺の不安定要因をできるだけ正確に分析するということが極めて大切だと思います...全文を見る
○玄葉委員 終わりますが、ちょっと誤解があったので。  つまり、沖縄の第三海兵師団というのは、結局装備もグアムとかいわゆる他の地域から来るわけですね。そして、輸送の手段の航空機も他の地域から来る。だったら後方配備してもいいのじゃないか、そんな議論だったということはぜひ誤解のない...全文を見る
05月14日第140回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○玄葉委員 玄葉光一郎と申します。  まずペルーの人質事件について、危機管理と責任という問いかけをさせていただきたい、そのように思います。  昨日、青木大使が辞任をされました。昨日の青木大使の参考人質疑の中で、大使は、情勢認識の甘さ等々についていわば過失をお認めになられ、また...全文を見る
○玄葉委員 これから事件調査委員会で、まさにアメリカなんかでも行っているようでありますけれども、個々の責任ということも含めて調査をされるということだと思います。身内をかばうということを、心情的には本当にしたいという気持ちはありますけれども、おっしゃるとおり、ぜひ公正に調査をされて...全文を見る
○玄葉委員 国会もしっかりとこの問題について議論しなければならないというふうに思いますので、今のところ中間報告は考えてないということでありますが、確かに、しっかりとした報告を出していただきたいという思いはありますが、できれば国会で議論に付すためにも中間報告ということも検討をするこ...全文を見る
○玄葉委員 もう一つ、ある意味で私も申し上げにくいし、答えにくい質問かもしれませんけれども、危機管理、今おっしゃったようにいろいろな場面があると思うのですね。  事前対応の場面、あるいはもう事件が発生してしまったらある意味では管理危機だと思いますけれども、そういう場面とかあると...全文を見る
○玄葉委員 それでは、今回提出をされております協定及び条約関連の質問に移らせていただきます。  香港の航空協定が入っておりますから、香港の問題について一つお伺いをしたいと思います。一言で申し上げれば、日本政府の対香港政策についての基本方針というものについてお伺いをしたいというふ...全文を見る
○玄葉委員 きょうたまたま、ある朝食会でキッシンジャーさんと話をする機会があって、その中で実は香港の話題も出まして、自分はアメリカでは少数派なんだけれども、静かにしているべきだと。つまり、特にアメリカがということだと思うのですけれども、いろいろな人権等々でかなり口幅ったく言うのは...全文を見る
○玄葉委員 何かホットラインも中国とロシアで間もなく開設されるということのようであります。中国は初めてなのじゃないでしょうか、いわゆる外国政府とホットラインというのをきちっとした形で設ける。しかも、今度はエリツィン大統領は中国をことし訪問される。同じ年に相互訪問だということですよ...全文を見る
○玄葉委員 終わります。ありがとうございました。
05月27日第140回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第2号
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○玄葉分科員 民主党の玄葉光一郎でございます。  きょうは、ODAの構造改革の問題並びにそれに関する情報公開の問題について御質問をさせていただきたいと思います。  最初に、政務次官が御出席でございますから、まず二言いただきたいというふうに思いますが、昨日、政府・与党の財政構造...全文を見る
○玄葉分科員 それでは、構造改革のあり方について幾つか申し上げたいと思います。  まず一つは、一部被援助国が、ある意味では既得権益化しているのではないかというように見られてしまうことがございます。ちなみに、参考までに教えていただきたいのですが、例えばフィリピンの過去五年間ぐらい...全文を見る
○玄葉分科員 今のは政府委員でも結構ですから。  ということは、過去五年間百億以上ということでございます。そして、どうやら順位を見ると、これはどうでしょうか、ほとんど一位じゃないでしょうか。それで、もちろんフィリピンというのは親日的な国でもありますし、私も連休中に参りましたが、...全文を見る
○玄葉分科員 私は、有償、無償、技術協力一律削減というのにくみするものではございませんけれども、常に、これから構造改革をする際に、これはフィリピンの問題を私も行きましたので突っ込んで議論してもいいのですが、インドネシアにしてもこの無償部分もしっかり点検する、ある国は既得権益化して...全文を見る
○玄葉分科員 例えば技協だけでも一千三百億円弱の外務省以外の各省庁独自予算があって、率直に申し上げて、十二分に外務省は把握をし切れていないというのが私は実情だというふうに思いますので、ここは本当に今度の構造改革では私はやっていただきたいと思うのです。  ちなみに関連して申し上げ...全文を見る
○玄葉分科員 時間がありませんから、大変恐縮ですが、文部省、厚生省も来ていただいたのですが。要は、文部省にも厚生省にも申し上げたいし、これは外務省にも申し上げたいのですけれども、中身についてJICAとか外務省の報告書並みにしっかり公表するというふうに他省庁もぜひしていただきたいの...全文を見る
○玄葉分科員 私、この行政監察結果というのを一読したのですけれども、ここにも平成七年の四月に既にしっかりと指摘されているのですね。  例えば、我が国が最大の援助国になっている国は平成四年でもう既に十八カ国あって、これらの十八カ国の多くについては、経済・開発政策を進める上で、我が...全文を見る
○玄葉分科員 きょうはちょっと総花的になってしまいますけれども、じゃ、中身をつくることに関連してもう一つ申し上げたいと思いますが、NGOの問題がございます。  何で私がNGOに今強く関心を持っているかというと、ODAについて、例えばアメリカなんかは援助疲れもあるし、財政赤字削減...全文を見る
○玄葉分科員 今お答えいただいたように、私は、国別援助計画、プログラムをつくるときから、NGOはというふうに余り敬遠しないで、できるだけ広く参加できるような環境をぜひつくっていただきたいし、NGOに補助金を出していますよね、十億出していますけれども、この十億の使い方も、確かに財政...全文を見る
○玄葉分科員 これは、敬遠しているとは私は申し上げません。ただ、よりこっちから積極的に、本当に育てるという、ぜひ心からそういうふうに思っていただいて、アプローチをしていただきたいなというふうに思うのですよ。これはやはり、私もいろいろな関係者の方々から聞くと、しっかりとしたパートナ...全文を見る
05月30日第140回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○玄葉委員 私は、自由民主党、新進党、民主党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び平野博文君を代表いたしまして、ただいま議題となりました動議につきまして、その趣旨を御説明申し上げますが、以下申し上げる案文をもって趣旨の説明にかえさせていただきたいと思います。     特定通常兵...全文を見る
06月10日第140回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第4号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。  国土庁長官の今の御説明あるいは御答弁をお聞きしていて、私は、時代認識が違うのかなという感じがしております。つまり、本当に長官は心から今のこの時代を転換点だと思っていらっしゃるかどうかということでございます。あるいは、そのスピードの問題でご...全文を見る
○玄葉委員 明治以来の歴史的な転換点だというような認識に立つならば、今おっしゃったような国と地方のあり方の問題、あるいは官から民へという問題、あるいはこれまで出たような危機管理という問題、あるいは国土構造の改編という問題について、本当に今、国会の移転をしないままどの程度できるのか...全文を見る
○玄葉委員 もう時間がありませんから終わりますが、私は、今の改革の内容というのは不十分だと思っていますから、国会の移転を活用して行ったらよいのではないか、そのように考えております。  終わります。
06月11日第140回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○玄葉委員 民主党の玄葉でございます。  きょうはガイドラインの見直し作業について質問をさせていただきたいと思いますけれども、冒頭、これは漢とした質問になりますけれども、日ごろ集団的自衛権ということについて何となく私自身が感じていることを申し上げて、両閣僚に感想を求めたいという...全文を見る
○玄葉委員 私も集団的自衛権ということを超越はできないというふうに思っているのですが、危機管理という概念をできるだけ導入をしていった方が、私は、思考停止にならないで有意義な議論ができるような気がしてなりません。防衛庁長官、行かれましたけれども、有事法制というのも危機管理法制でよい...全文を見る
○玄葉委員 次に、恐らく見直し作業をするに当たっては、まず状況設定をするのではないかな、つまりシナリオを設定するのではないかなというふうに思いますけれども、どんなシナリオをといってもなかなかあれですが、別の角度からいえば、これは特定の事態を次の段階で想定をして進めたのかどうか、そ...全文を見る
○玄葉委員 何か、一九八一年に五〇五一という、北海道侵攻を想定した作戦計画が完成をしているという報道がございました。また同時に、五〇五三という九五年完成の、中東からの波及を想定した作戦計画、いずれも旧ソ連軍が攻めてくるシナリオだということでありますけれども。五〇五二は朝鮮半島事態...全文を見る
○玄葉委員 特定の事態を想定したわけではないということでありましたけれども、そうすると、逆に言えば、あらゆる事態、例えば朝鮮半島事態も中・台の事態も、ある意味では含まれているというふうに解してよろしいのですか。
○玄葉委員 もうこれ以上質問しませんが、私は、見直し作業をするときは恐らくまず状況設定をするんだろうな、その状況設定はどういうものだったのだろうなという思いがございました。  次に確認をしたい作業プロセスは、シナリオ設定をしてずっと見直し作業が進むのでしょうけれども、基本的に対...全文を見る
○玄葉委員 もう一つ、ちょっとお聞きしたいと思うのです。今回の作業プロセスといいますか協議をしていく中で、アメリカがこの極東事態といいますか周辺事態にどのように取り組んで、いかなる戦略を持って、どれくらいの来援兵力をどのように展開させるのかという問題について、アメリカから、いわば...全文を見る
○玄葉委員 これは安保土地のときにも外務大臣と何回かやりとりをしたことでもあるのですけれども、協議の中で、米軍の極東事態、周辺事態における来援シナリオというのは説明を求めるべきではないかなというふうに私は思うのですが、求めるつもりはないのですか。
○玄葉委員 私は、同盟国でありますから、これはシナリオ設定とも関連しますけれども、あらゆる事態でアメリカがどういうふうに対応するのかということについては、やはり我が国として説明を求めるべきではないかというふうに思うのですね。やったことがあるとかいう程度ではなくて、やはり求めるべき...全文を見る
○玄葉委員 いや、それはもうよくわかっております。前も外務大臣から御答弁をいただきました。私がお聞きしたのは、要は周辺事態についてなんですね。その点、どうですか。
○玄葉委員 当然議論になるであろうということでありますけれども、ガイドラインの見直し作業が終わって、相互協力計画をつくる段階にあっては、ぜひ説明を明確に求めていただきたい、そのように考えております。  次の問題に移りたいと思いますが、きのう新聞を見ましたらば、我が党の前原議員か...全文を見る
○玄葉委員 沖縄の海兵隊の問題については、安保土地のときに私は、一部だけを取り出したというおしかりもありましたけれども、第三海兵師団というのが、どうも地理的近接性ということをおっしゃるけれども、どうやら装備はグアムのMPSから来るし、運ぶ手段もどうもほかの地域から来る、したがって...全文を見る
○玄葉委員 今回の中間報告、全文を読ませていただいて、私、おもしろいと言ったら語弊がありますけれども、目にとまったのが、「平素から行う協力」という項がきちっと立ててあって、その中に「防衛政策及び軍事態勢についての緊密な協議を継続する。」と書いてあるわけです。当然これは沖縄の問題、...全文を見る
○玄葉委員 これは何回も出ているんでしょうけれども、岸・ハーター交換公文の中で、次の三つのときに事前協議が必要だと。在日米軍の配置の変更、装備の変更、そして日本からの戦闘作戦行動ということなんですけれども、これはもちろん確認ですが、周辺事態が生じたときに日本からのアメリカ軍の戦闘...全文を見る
○玄葉委員 それじゃ、今回のガイドラインの見直しで、周辺事態での日本の例えば提供施設の拡大なんかによって事前協議が必要となるケースというのはふえるとお考えになられているかどうか、その点についてお伺いをしたいと思います。
○玄葉委員 私、若干心配をしていることがございまして、これは特定の事態を想定したものではないというような御答弁でありましたけれども、何か最近なのかどうか、日時はございませんが、今手元に、公開されたアメリカの外交文書の中に、「NSC六〇〇八/一」という文書のようでありますけれども、...全文を見る
○玄葉委員 先ほど申し上げましたように、日米防衛協力というのは進めていくべきだとは思っておりますが、ガイドラインを整理するに当たって、この事前協議の問題というのを、一度もないということですから、活性化をさせる必要があるのではないかなというふうに思っています。  橋本総理も、四月...全文を見る
○玄葉委員 私個人としても、またこれは党としてもそうなのでありますが一防衛協力のあり方を整理するに当たって、事前協議の活性化について両国の合意を図るべきであるということを申し上げておきたいと思います。  最後に、時間の関係でまとめて質問をさせていただきたいと思います。  これ...全文を見る
○玄葉委員 時間が参りましたから、終わります。ありがとうございました。