玄葉光一郎

げんばこういちろう

小選挙区(福島県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数10回

玄葉光一郎の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月14日第144回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。  きょうは、イラクの問題で質問を用意させていただいたのでありますが、急遽、昨晩遅くだと思いますけれども、自民党と自由党両党によって安全保障政策についての最終合意が成立をしたというふうに聞いております。昨晩のことでありますから質問通告もけさに...全文を見る
○玄葉委員 真摯に受けとめるということでございます。  私がこの全文を読ませていただいて、まずガイドラインについては、率直に申し上げて、新たに何が合意されたのかわかりません。少なくともこの文書を通しては定かではない。ただ、今後も議論を深めて早急な成立、承認を期すということを決め...全文を見る
○玄葉委員 ここの問題は二つあるんだと思うんですね。一つは、今の従来の憲法の解釈の範囲内という問題、後でお尋ねをしたいと思いますけれども。  その前に、例えば今の日米ガイドラインについては、まさに日本の国益に直接かかわる事態、日本の平和と安全に重大な影響を与える事態において、ア...全文を見る
○玄葉委員 これはまさに価値判断の問題だと思うんです。結局、日本の国益に直接関係するような事態においてのみ我が国は活動すればいいんであって、わざわざ遠くにまで出ていく必要はないという考え方も、これは一方であるわけでございまして、外務大臣としては、一般論としては、幅広く、世界じゅう...全文を見る
○玄葉委員 外務大臣としては、基本的には、先ほどの御答弁にもありましたけれども、従来の憲法解釈の範囲内、武力行使の一体化の判断基準も含めて変更するものではない、そういうふうにお考えになられるのか、あくまでそれは聞いてから判断するということなのか、その点についてももう一度お伺いした...全文を見る
○玄葉委員 時間がなくなりますけれども、先日、「改憲護憲」という宮澤大蔵大臣と中曽根康弘元首相の対論を読ませていただきました。その中に、宮澤大蔵大臣の発言で、「我が国はどういう理由であれ、外国で武力行使をしてはならない。多国籍軍なんかでも、どんな決議があっても参加することはできな...全文を見る
○玄葉委員 十二月のアメリカまたイギリス両軍による空爆、この成果を日本政府としてはどう評価されているのか。また、UNSCOMの査察の見通しについてはどのようにお考えになられているのか、この件についてもお伺いいたします。
○玄葉委員 国際社会の結束という意味では、国連における議論はどういうふうになっていますか。国連におけるその後の議論はどうなっていますか。政府委員でも結構です。
○玄葉委員 今回の事態は、ある意味で国連の限界を示した事態だとも私は思います。力のある国が前面に出て解決するということをある程度認めざるを得ないことがあるということを今回示した事態になったなというふうに思っていますが、よく言われる議論でもありますが、当然最悪のシナリオとして、我が...全文を見る
○玄葉委員 また別の機会に質問させていただきたいと思います。時間が来ましたから、上原委員に譲らせていただきます。
03月31日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第4号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。  本委員会が始まって、私にとりましては最初の質問でありますから、日米安保条約あるいは日米安保体制の総論について議論したいと思っておりますが、きょう午前中聞いておりますと、大分総論の話が出てきましたから、各論から入らせていただきたいと思ってお...全文を見る
○玄葉委員 条約局長でも結構ですから、答弁してください。
○玄葉委員 今申し上げたようなケースは、普通に考えればなかなか、かつての決議八十二、八十三ではどうしても読むことはできないんだろうと私は思いますし、恐らく、本音のベースでは外務省もそのように考えておられるだろうというふうに思います。  私は、むしろ問題なのは、これから聞こうとし...全文を見る
○玄葉委員 これは質問にならない。  当時の三木外務大臣が、これは昭和四十三年四月十六日の外務委員会の質問でありますが、休戦協定ができたわけでありますから、三十八度線を越えて国連軍が行動するときには、新たな安保理による決議がなければ三十八度線を越えることはできない、このように答...全文を見る
○玄葉委員 このことについてはいかが整理されるんでしょう。  例えば、一九五〇年の国連決議の有効性の問題でありますけれども、この点について、残念ながらと申し上げたらこれも恐縮でありますが、北朝鮮は国連に加盟をしているわけであります。例えば、福田外務大臣は一九七二年四月二十七日の...全文を見る
○玄葉委員 実は、この議論はかなり用意をしてきて、先ほど余り答弁いただけなかったのでありますが、用意をしてきたのでありますが、余り詰めていくと手足を縛るということにもなりかねませんから、余り今回はいたしません。  では、今の議論はおいておいて、例えば、新たな決議があって朝鮮国連...全文を見る
○玄葉委員 実際にあり得る事態なんで、少し整理をしておきたいと思いますけれども、今おっしゃった施設の使用というのは一体何なのか、あるいは国連軍地位協定二十五条の合意議事録に、十分な兵たん上の援助を与えることができる、こう言っているわけでありますけれども、これは具体的には一体何なん...全文を見る
○玄葉委員 今御答弁あったように、米軍以外の朝鮮国連軍の他の国の軍隊に対しても七つの在日米軍基地の使用を認めるということでありますけれども、基本的なことですけれども、具体的に聞きますね、わかりやすく整理したいと思いますから。  例えば、では、傷病者の医療とか給油、給水、これは米...全文を見る
○玄葉委員 ちなみに、施設の中には自治体が管理する空港も含まれているというふうに考えてよいのですか。
○玄葉委員 国連軍地位協定の五条の二項、あと日米地位協定の二条の四項の(b)で考えると読むのかなというふうに思ったのですけれども、これはまだ含むとは限らないというふうに理解してよろしいんですか。確認の意味で、済みません、もう一度御答弁願います。
○玄葉委員 はい、わかりました。では、含まないというふうに基本的には理解して、ただ、具体的なケースは合同委員会を通じて協議をしていくということだというふうに整理をしたいと思います。  次に、多国籍軍への後方支援の問題でございます。  このときの多国籍軍というのは、議論の前提と...全文を見る
○玄葉委員 ということは、現時点において、つまり、例えば米軍との間には、このようにガイドライン関連法案で法律の整備をして法律の根拠を置くわけですよね。そうすると、先ほど私申し上げたように、この法案が通った後、湾岸型の多国籍軍ができた、しかし、多国籍軍に対する後方支援については、憲...全文を見る
○玄葉委員 では、法律の根拠なくしてはできない。だから、例えば防衛庁長官が、多国籍軍への後方支援について、米軍にはやるけれどもイギリス軍にはやることがないという記者会見をどこかでされましたけれども、そういう整理でいいわけですね。  ただ、一般的に、あの政府の統一見解を聞いている...全文を見る
○玄葉委員 それでは、この件はわかりました。  あと、せっかくなので一つ宮澤大蔵大臣にお尋ねをしたいと思いました。  実は、総論のときにと思ったのですけれども、先ほどこれを読んでいたら、このような記述がございました。宮澤先生と中曽根先生の「改憲護憲」という対談であります。この...全文を見る
○玄葉委員 いろいろ考えがありますがというところに、いろいろ含まれているのかなというふうに思いました。  次に参ります。  今回の質問は、私はかなり懇切丁寧に、事例まで挙げて質問通告をいたしました。残念ながら余り答えてもらっていないというか、先ほど答えてもらえなかったわけであ...全文を見る
○玄葉委員 わかりました。今のことを踏まえて国会の修正論議に臨みたいというふうに考えております。  それでは次に、その国会承認問題でありますが、今までの議論の中で、一つというか、特に気になった点であります。  野呂田防衛庁長官は、国会承認事項としない理由として、その重要なもの...全文を見る
○玄葉委員 今おっしゃった、一つは迅速性だ、もう一つは国民の権利義務との関係だ、もう一つは武力行使との関係だということでありますけれども、まさに長官が頻繁におっしゃる他の法律との均衡、整合性、これは私も、おっしゃるように大事だと思います。  だったら、このPKO法案とのバランス...全文を見る
○玄葉委員 ですから、何回も申し上げているように、例外的に、緊急の場合は事後承認を認めるということを言っているわけでありますから、その答弁は通用しないというふうに思いますが、いかがですか。
○玄葉委員 PKO法案との関連でいえば、つまり、これとの法的整合性ということを考えたら、法的バランス、法的均衡ということを考えたら、今、全く反論できなかったわけでありますから、まさに国会承認事項とせざるを得ないということがわかったかなというふうに思います。  ちなみに、小渕総理...全文を見る
○玄葉委員 議院内閣制の論理はそうでありますけれども、直接国民に選ばれているのは国会議員でありますから、私は、国民は賢明であるとはっきりおっしゃるのであれば、今までの議論からしても、国会承認事項としなければならないというふうに思います。  次に移りますが、船舶検査のことで一つだ...全文を見る
○玄葉委員 了解しますけれども、そうなると、実効性という観点からするとかなり心配だなというふうに思います。  次に移ります。一つ、これも確認であります。  周辺の範囲については、もう余り言うつもりはありません。イエス、ノーで結構ですから、一言で答えていただきたいと思います。 ...全文を見る
○玄葉委員 各論で邦人救出のことも通告をして用意をしてきたのですけれども、あと十分もありませんので、総理と宮澤大蔵大臣に総論的なことを一つ二つだけ、私も初めてのここでの質問なので、お聞かせいただきたいと思います。  なぜこういうことを聞こうと思ったかというと、先週ですか、東委員...全文を見る
○玄葉委員 私自身も今、冷戦後いまだにアジアには脅威が存在をして残念でありますが、同時に、欧州と違って我々は、いわば集団的なといいますか、地域的な安全保障の枠組みがない。こうなると、好むと好まざるとにかかわらず、日米安保の将来というものをいかに大切にしながら考えていくかというのは...全文を見る
04月07日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第6号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎と申します。  本日は、まことにありがとうございました。さらに今後の審議に参考にさせていただくために質問をさせていただきたいと思います。  お二人の参考人の方から出ましたように、日本の防衛というものを考えたときに、大きく分ければ確かに選択肢は二つ...全文を見る
○玄葉委員 事前協議の話の中には、今申し上げた中では広い意味での政策協議は入っていなかったんですが、でも、岡本参考人がおっしゃったように、広い意味での政策協議も残念ながら不足しているという認識は全く一緒でございます。  さて、その事前協議ですけれども、まさに今お話に出たように、...全文を見る
○玄葉委員 こういう話を六条の交換公文でしていくと、直接戦闘作戦行動の定義の話になって大体袋小路に入っちゃうというのが率直なところだと思っているんです。  私が最近自分の検討材料だなと思っているのは、新たな取り決めを結んだらどうかと思っているんです。つまり、今ある六条の交換公文...全文を見る
○玄葉委員 それじゃ、岡本参考人、そして、皆さんにお聞きして大変恐縮ですが、小川参考人にもお願いいたします。
○玄葉委員 北朝鮮問題の三人の方の御意見、非常に参考になりました。  もう一つ、中国をどう見るかということもガイドラインの審議には非常に大きな影響を及ぼすと思っております。  私は、先般、五百旗頭先生のある小論を読んで、自分の見方が賛成というか、同じ見方だったので少し紹介をさ...全文を見る
○玄葉委員 終わりますけれども、最後の問題は非常に難しいと思いました。つまり、ラセットの民主主義国同士は戦わないという議論がある一方で、現実にそれが果たして通用するのかどうかということは、同時に私はいつも心の中にありますので、非常に難しい問題ですが、これからもいろいろと参考意見を...全文を見る
04月21日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会公聴会 第1号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。  各公述人の皆様に、貴重な御意見をいただきましたことを御礼申し上げたいと思います。特に、修正協議の焦点について、それぞれの先生方、公述人の方々がお触れになっていただいたということに対して御礼を申し上げたい、そう思っております。  まず、浜...全文を見る
○玄葉委員 厳格な三権分立のアメリカ、大統領が直接国民に選ばれている。違憲判決が議会拒否権について出されたとしても、事の重大性にかんがみて、戦争権限法というのが制定をされた。日本は、国民が直接選んでいるのはまさに国会であります。そういう意味からしても、私も、国会の承認というのがシ...全文を見る
○玄葉委員 特定の国会のメンバーと内閣で、すべて情報を出し合って協議する。これは一つの、おもしろいというか、意味のある提案ではないかなというふうにも思いますけれども、佐々先生から、国難には与野党ない、これはもっともなことだというふうに思っていますし、ちなみに、いつ与野党逆転するか...全文を見る
○玄葉委員 武器の使用の問題で一つだけ、森本公述人と松島公述人、お二人にお尋ねをしたいと思います。  今政府の出している法案では、後方地域支援について武器の使用の規定がないということになっています。先ほど森本先生のお話、あるいはこのレジュメの中には、武器使用の規定について置くべ...全文を見る
○玄葉委員 最後に、法案とは直接関係ありませんが、間接的には非常に関連のある問題で、北朝鮮の問題について、佐々先生と森本先生に一つだけお尋ねをしたいと思います。  最近、村山訪朝団ということがささやかれているわけであります。これは各党、超党派で行くということでありますけれども、...全文を見る
○玄葉委員 大変参考になりました。ありがとうございました。
04月23日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第11号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。  まず、周辺事態の認定についてお伺いをいたしたいと思います。  防衛庁長官が、周辺事態の認定について日米による認識の違いが生ずることがあるかないかといった問いに対して、米国が周辺事態が発生したと日本に協力要請をする、それに対して日本政府が...全文を見る
○玄葉委員 防衛庁長官、長官が以前御答弁された、認識の違いが生ずることがあるかないかということに対して、米国が周辺事態だというふうに認定して日本に協力要請をする、そのときに日本政府はノーだと言うことはないとはっきりおっしゃったわけですよね、これまで。それは変えるつもりはありません...全文を見る
○玄葉委員 イメージするために、例えばインドネシアで内乱が起きました。政府が発表した六類型の中の一つに、内乱が国際的に拡大をする場合には周辺事態と認定をしていくんだということがありましたけれども、例えば国際的に拡大しているかどうか微妙なときは当然あるわけであります。そんな微妙なと...全文を見る
○玄葉委員 そういうことです。  つまり、我々が周辺事態でないというふうに認識をするときに、やはり米国を説得するという作業は必要なんだと思います。万が一なかなか納得しにくくて、そのことが、例えば日米安保体制に与える影響なんかも含めて、その上でトータルで見て我々はあくまで日本の国...全文を見る
○玄葉委員 それでは、次に参ります。  この主体的な判断に関連して私見を申し上げたいと思いますけれども、四月十三日、民主党の岡田委員が日米安保六条以外での米軍の基地使用について触れておられました。実は、一週間前の四月七日の参考人質疑でも、私自身がそのことに触れております。つまり...全文を見る
○玄葉委員 中東まで出ていくことをだめだと言っているわけではないということがまず一つあります。ただ、移動とか部隊のローテーションで説明し切れないものも実態上はあるのではないかというふうに思います。  ちなみに、例えば、アメリカが一九八六年、リビアを空爆しました。そのときにアメリ...全文を見る
○玄葉委員 例えが適当かどうかわかりませんが、今浮かぶものとして申し上げれば、部屋をあるいは家を貸していて、貸していてといったって、その人が部屋を借りていることによってその地区全体が安全だ、安全が保たれているということなので、無料で貸していて、もっと言えば、生活費の一部を負担して...全文を見る
○玄葉委員 まさに政党間での議論でありますから、ただ、政府としてどのような考えかというのをお聞きしたかった。それについては、政府としての考えとしてはわかりました。  次に、これも国会承認事項になった場合のことをお聞きして申しわけございませんが、もう既にそのような時期になってまい...全文を見る
○玄葉委員 やはり国会側としては、防衛機密だとはいえ、国会承認事項になった場合は、国益を損しない限りにおいてはできる限りの情報、つまり背景だとか経緯、今後の予測し得る見通し等々を提供してもらわなければ審議できないということになると思います。私は、個人的には、場合によってはクローズ...全文を見る
○玄葉委員 政党外交とはいえ、超党派です。そして、事は対北朝鮮でありますから、政府は全くあずかり知らぬというわけにはいかないというふうに思います。  ちなみに、橋本総理は、私が聞いていたところでは、あくまで推測ですが、ですからお伺いをするのですけれども、対北朝鮮外交というのは政...全文を見る
○玄葉委員 事は対北朝鮮ですから、私が申し上げたかったのは、結局、ルートが複数ある方がいい場合と一本化されていた方がいい場合と、私はケース・バイ・ケースであると思いますよ、そのタイミング、タイミングで。私は、そこは変えてきたのかなというふうに考えたわけであります。  ところで、...全文を見る
○玄葉委員 私も持っていくべきじゃないと、率直に思います。韓国は太陽政策をとっている、包括的アプローチだと。アメリカはペリー元国防長官が調整に入っていると。これは、全くの私は推測で申し上げるわけでありますが、恐らく、より大きなむちを用意して警告をしながら、しかしより大きなあめで一...全文を見る
○玄葉委員 官房長官、ありがとうございました。  邦人救出の問題について二、三質問させていただきたいと思います。  今回の百条の八の改正に伴って、細川内閣のときの実施方針を変える必要が出てくると思いますけれども、このことについて、新たに作成するつもりがあるかどうか、またどのよ...全文を見る
○玄葉委員 極端なケースと思われるかもしれないんですけれども、外国人の同乗規定がありますよね。基本的に、余裕があるときは外国人を同乗させることができる。  例えば、日本人が一人もいなくて外国人を同乗させることができるのかということになると、この法律では当然できないということにな...全文を見る
○玄葉委員 私は、この邦人救出の問題は、きのうも議論があったようでありますが、最終的には救出はできなくて輸送だけだということでございます。そうなると、邦人救出が成功するためのポイントは安全な場所までへの集結とかということになってくるんだろうと思いますが、将来的には、何らかの法理論...全文を見る
○玄葉委員 どれだけ実効性が上がるかという問題はあるんですけれども、しかし、海洋国家日本でありますから、できるだけ国際法で縛っていく努力というのは絶えずやっていった方がいいんだろう。今さまざまな、感応機雷だとか、私もよくわかりませんが、海底のカプセルに魚雷を内蔵するような、そうい...全文を見る
○玄葉委員 あと二分半ぐらい時間がありますから、これは申し上げておきましたので、後方地域支援の武器使用について、一言だけ触れておきたい。  先ほど自民党の方からも出たわけでありますけれども、例えば、邦人救出なんかには安全確保規定があるわけであります。しかし、今回、武器の使用の規...全文を見る
○玄葉委員 我々は、武器使用の規定を置くべきだということでございます。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
05月28日第145回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。  ただいま外務大臣から御説明のございました五条約について質問をさせていただきたいと思います。ただ、その前に幾つかお尋ねをしておきたいと思います。  というのは、アメリカにおいて、当時の国防長官であろうと思いますが、一九七二年における書簡、...全文を見る
○玄葉委員 今お聞きして、素直に申し上げて、私自身も米国の核の傘のもとで同時に核廃絶を訴えている一人でありますけれども、ただ、残念ながら、今の説明は説得力を持つんだろうかという疑問も持たざるを得ないところがあります。  つまり、インド、パキスタンからしたら、いや、我々も、あなた...全文を見る
○玄葉委員 私は、関係者の方がいらっしゃったりお会いをするときは、だったら、インド、パキスタンにも、可能かどうかわかりませんけれども、核の傘を提供しましょうか、それを受け入れますかというような言い方を私なんかはしているのです。ただ、やはりそういう何らかの説得力のある説明、今の説明...全文を見る
○玄葉委員 米国の核の傘に依存することと非核三原則、特に我が国に核を、寄港、通過も含めてでありますけれども、持ち込まないということは、別個の問題で矛盾しないということは、そうすると、核を持ち込まなくても、もっと言えば領海通過も寄港も一切なくとも、抑止力というのは働くわけである、核...全文を見る
○玄葉委員 これも確認でありますけれども、今の質問と関連して、今回のレアードさんの書簡で問題になっているのは事前協議と非核三原則との関係でありますれども、事前協議というのは日米安保六条の交換公文によるものであります。  では、そもそも五条事態、つまり国内有事においても、この持ち...全文を見る
○玄葉委員 ということは、仮に、特定の国を想定するのはいかがかということもあるかもしれませんけれども、北朝鮮から核攻撃を受けた、その場合であっても、いかなる核も、米国の核の艦船の通過も寄港も一切認めない、それでも日本の国益というのは守られる、そんなふうにお考えになられているわけで...全文を見る
○玄葉委員 もう一つ確認したいと思いますけれども、アメリカにNCND政策というのがございます。ニーザー・コンファーム・ノア・ディナイという、肯定も否定もしないということなんでしょうか、核の存在地を明らかにしないという政策があるわけでありますけれども、この政策については外務大臣はど...全文を見る
○玄葉委員 ブッシュ大統領の核の一方的撤去という話が後半部分でありましたけれども、外務大臣おっしゃったとおり、一般的にということなんだと思います。つまり、有事のときは、果たして、核をつけない、つける可能性が全くないのかといったら、そうではないんだろうというふうに思いますし、すべて...全文を見る
○玄葉委員 それは極めて無責任な答弁だと思います。アメリカの政策だからそれについてとやかく言う必要はないと。同盟国なんではないでしょうか。それについてとやかく言ってはいけないということでは同盟国たり得ないと思います。もう一回答弁してください。
○玄葉委員 いや、聞いてもいなかったんですが、外務大臣みずから答弁されたように、一般的な政策といったって、このNCND政策というのは我が国の日米安保条約に極めて密接に絡む話ですよね。まさに外務大臣おっしゃったとおり、事前協議の問題があるわけでありますから、それについてコメントでき...全文を見る
○玄葉委員 NCND政策よりも一般国際法が優先するという説明でありました。つまり、日本とアメリカの事前協議制というのは、NCND政策のいわば例外ともいうべき事項になっているというふうに理解してよろしいわけですね。改めて確認をしたいと思います。
○玄葉委員 非常に残念なことでありますけれども、レアード書簡というのは、残念ながら、そうではないという疑念というのを持たせるのに十分だったのではないかなというふうに思っているわけであります。このことについては、何か参議院のガイドラインの特別委員会で何回か外務大臣あるいは北米局長か...全文を見る
○玄葉委員 かつてのライシャワー発言もそうであったんだと思いますけれども、今回のレアード書簡によって、非常に残念でありますけれども、改めて事前協議と非核三原則の虚構性というのが浮き彫りになったというふうに思っています。議事録も読ませていただきました。答弁をしておられる方には悪いん...全文を見る
○玄葉委員 かつて、ライシャワーさん、御存じのとおり親日家なわけでありますが、こういう言い方をされているようであります。我々はアメリカを信頼していると言って、今外務大臣もおっしゃいましたけれども、責任を米国に押しつけているだけだということをおっしゃっているんです。  私が心配し...全文を見る
○玄葉委員 今、ガイドラインの審議なんかでも明らかなのは、与野党でかなり共通の土俵というものが安全保障論議においてもできてきて、現実的な視点で議論ができるようになってきたんだろうというふうに思っているわけであります。私は、ここで、この事前協議と非核三原則の、いわばフィクションとい...全文を見る
○玄葉委員 条約についての質問ができなくなりますからもうきょうはこの辺でやめますけれども、私は、この現実と建前の乖離というものを埋める作業を政府も真剣に考えていくべき時期がそろそろ来たというふうに考えております。  それでは次に、拷問禁止条約について質問させていただきたいと思い...全文を見る
○玄葉委員 検討に努めていくということでございます。締結時には宣言は行わないけれども、検討に努めていく。場合によっては早い時期に宣言を行う可能性もあるというふうに考えてよろしいですか。
○玄葉委員 かなりの国々が宣言をしているようであります。四十カ国あって、ヨーロッパだけではなくて、オーストラリアとかカナダとかいろいろな地域の国々が宣言をしているようであります。私は、できるだけ速やかに個人通報制度の宣言を行った方がいいと考えるものでございます。意見として申し上げ...全文を見る
○玄葉委員 司法権の独立を侵すおそれというのは具体的にどういうことですか。よくわからない。
○玄葉委員 場外からもお話がありましたけれども、私も全然わからないです。  つまり、これを読みましたら委員会——委員会というのは国際的な委員会でありますけれども、その委員会が判断を示す可能性があるというのは、国内的な救済が不当に遅延した場合だけだということであります。あるいはも...全文を見る
○玄葉委員 さっきも申し上げましたけれども、不当に遅延したり、それが事件の複雑性に絡むものじゃない、まさに個人の人権救済機関としての国内の司法機関が機能していないという状況において、国連に個人の救済を申し立てることができないとすれば、その人はどうするんですか、どうしたらいいんです...全文を見る
○玄葉委員 とにかく、注目すべきと外務大臣が先ほどおっしゃったわけであります。できるだけ速やかに個人通報制度の宣言を行った方がいいというふうに私は申し上げたわけでありますが、外務大臣は、予断を余り挟まないようにするためにそれ以上は言わないということでありますが、今の議論を聞いてい...全文を見る
○玄葉委員 重ね重ね申し上げますけれども、この委員会が登場するのは、確かに、不当に遅延といっても価値判断が入るわけでありますけれども、不当に遅延した場合に出ますということであります。まさに人権侵害をされている人が、国内の裁判所が機能しない、司法が機能しないというときは確かにあり得...全文を見る
○玄葉委員 ちょっと今の件についてはいろいろ、正直疑問もあるわけでありますが、もう時間ですからやめます。  最後に、もう時間でありますが、日韓の租税の問題がありますから、天皇陛下の訪韓について、一言だけ外務大臣からお聞かせいただきたい。  つまり、早期の天皇陛下の訪韓について...全文を見る
○玄葉委員 終わります。どうもありがとうございました。
07月02日第145回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。  お時間が余りありませんけれども、きょうは、APECの問題と、核廃絶、核軍縮、核不拡散の問題について、少し外務大臣と議論させていただきたい、お考えをお伺いしたいと思っております。  APECについてお尋ねをしたいと思ったのは、先般サミット...全文を見る
○玄葉委員 とても率直なお考えをお聞きしたと思っています。おっしゃるとおり、期待水準で成果、評価の違いというのは出てくるのだろうというふうに思います。ただ、日本がいわば言い出しべでつくり上げた機構である。それは、できればこのAPECという機構を今後のアジア太平洋の経済発展にさらに...全文を見る
○玄葉委員 インドネシアの危機のときに日本は言ったんだということでありますけれども、大分遅かったと私の認識にはございます。つまり、あのときIMFに理事を出していたけれども、どうも当初はそのコンディショナリーに注文をつけた業績というか足跡がないようでありまして、大分日本の国内で議論...全文を見る
○玄葉委員 こういうマルチのフォーラムというか機構を考えるときに、案外見過ごすことのできない点は、私は数だと思っているのです、数。  それで、くだらないことかもしれませんけれども、でも実は案外大事だというふうに思っていて、国会議員なんかも、ある大事な政策のたたき台をつくるという...全文を見る
○玄葉委員 もう時間がありませんし、結構です。これは私自身の頭の整理もあって申し上げてきたので、結構です。  ただ、せっかく日本が、何回も何回も申し上げて恐縮ですが、言い出しべで始まったことなので、ここはかなり知恵とアイデアを出し合って活用していくということを考えるべきだろうと...全文を見る
○玄葉委員 政府の基本的見解についてはわかりましたので、それを踏まえて、次回具体的に、私は核の先制不使用、ノー・ファースト・ユースというのを日本政府が各国に対して求めてもよいのではないかという立場に立って議論をさせていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたい...全文を見る
07月30日第145回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎と申します。  私からは、民主党のODAについての議論の若干の紹介と、私の幾つかの意見を言わせていただいて、それに対する御意見をいただければありがたいと思っております。  民主党では、きょう中野政調会長もいらっしゃっておりますが、外務部会の中にO...全文を見る
08月06日第145回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。  きょうは、福田先生の言われるところの高邁な核不拡散・核軍縮の問題について、特に核の先制不使用の問題について高村外務大臣のお考えをお尋ねしたいと思います。  その前にまず、先月の末になると思いますけれども、核不拡散・核軍縮に関する東京フォ...全文を見る
○玄葉委員 先ほども申し上げましたように、民主党のコメントを出させていただいて、そのコメントと私の考え方も同じでございます。つまり、一定の評価をいたします。例えば、軍縮会議を再活性化しなさい、全会一致原則なんというのはだめだ、もう直しなさいというようなことまではっきり具体的に求め...全文を見る
○玄葉委員 済みません。今のはよくわからない。つまり、できるだけ具体的に教えていただきたいのです。  よくわからないというのは、一般論としてはなるほどというところもございますけれども、例えば、今、最後に、核兵器保有国の間で意見の一致が見られていないのでという話がありましたが、そ...全文を見る
○玄葉委員 最初に定義の話をさせていただきましたけれども、今回は、この核の先制不使用問題を取り上げるに当たっては二つあるんだと。一つは、核兵器保有国相互の先制不使用、またもう一つは、非核国への使用の一般的な禁止という問題でありますけれども、特にその前段、核兵器保有国同士がお互いに...全文を見る
○玄葉委員 きょうはそれがわかっただけでもよいかなと思いますが、確かに、この議論をするのは、かなりこれは深い議論をしなきゃいけないんだと思います。おっしゃるとおり、いわば兵器の連続性というか、核があって生物兵器があって化学兵器があって通常兵器があって、どこでどう切ったらいいのかと...全文を見る
○玄葉委員 アメリカなどは、例えば一九九七年、NAS、米国科学アカデミーがこういう報告書を出しています。他国が核兵器を取得しようとするインセンティブを減らすためにも、核兵器の先制不使用を公式の宣言政策として採用すべきである、米国とその同盟国の通常兵器の軍事的優位が基本的に脅かされ...全文を見る
○玄葉委員 非常に残念ですけれども、私は、この問題を勉強していて、核軍縮・核不拡散の問題で大事なポイントはたくさんあります、これだけだと申し上げるつもりは全くありません。ただ、この核先制不使用という問題は極めて大切なポイントだ、日本などが本気で検討していくべき極めて大切なテーマだ...全文を見る
11月19日第146回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○玄葉委員 御指名をいただきました民主党の玄葉光一郎です。本日は、河野外務大臣、東総括政務次官と議論をさせていただくことを大変うれしく思います。  実は、六年前初めて私が当選をしたとき、無所属の議員でございました。新聞記者に尋ねても、玄葉は与野党のどちらに行くのかわからない。そ...全文を見る
○玄葉委員 外務大臣から、特にアジアというものを大切にするというお話がございました。  そのアジアの中の東ティモールへの人的貢献というのが現在取りざたされております。政府はUNHCRの要請に基づいて、PKO法三条だったと思いますけれども、人道的な国際救援活動として、東ティモール...全文を見る
○玄葉委員 東ティモールへは私は行ったことはありません。ただ、先般、ジャカルタに行きまして、これまでの歴史等々も聞いてまいりました。我が国のかつてかかわった経緯、あるいは戦場にもなったという経緯等々を考えていくと、おっしゃるとおり、手厚い支援、もっと言えば建設的な共同作業ともいう...全文を見る
○玄葉委員 私が申し上げたのは、西ティモールに東ティモールの方々が避難している、その方々と以前から西ティモールに住んでいる方々との差ですから。そういう意味なので、今誤解されて答弁されたというふうに思います。  ところで、政務次官、東ティモールへの人的貢献はこの程度で本当によろし...全文を見る
○玄葉委員 私は実はPKO法ができた当時、国会議員ではありませんでした。改めてPKO法を読ませていただいて、非常にわかりにくい法律だなというのが第一印象でありました。  特に、一番注目をしたのは、三条の二号に、覚えておられると思いますが、人道的な国際救援活動の部分がございますね...全文を見る
○玄葉委員 今、PKFの一部凍結解除というお話などもあったわけでありますが、今議論になりましたPKO五原則のうちの武器の使用原則というのがあります。PKFを凍結解除して出していくということになれば、恐らくまたこの武器の使用原則という問題も起きてくるのだろう、そう思うわけであります...全文を見る
○玄葉委員 総括政務次官がおっしゃるとおり、現在の武器の使用と武力の行使の関係についての政府の統一見解は、平成三年九月に出ているようでございます。  それによりますれば、憲法第九条第一項の武力の行使は、武器の使用を含む実力の行使に係る概念であるが、武器の使用が、すべて同項の禁止...全文を見る
○玄葉委員 賛意を示すかどうかは別として、立法府の中で努力をすることもまことに大切なことでありますけれども、そういう考えを持った方が政府に入られた。政府の一員、行政の一員といっても、まさに国民の代表として、政治家である東祥三議員が外交責任者になられたわけでありますから、その東総括...全文を見る
○玄葉委員 藤田先生の時間を少しいただいて質問しているのですけれども、きょうはずっとPKOの五原則の見直し問題と、あとノー・ファースト・ユースという、核の先制不使用の問題について実は議論したくていたのですが、そろそろ譲らなくてはいけませんから、ちょうどいいところではあるのですけれ...全文を見る
○玄葉委員 まさに究極的な核廃絶を目指すからこそ、何でブレークスルーしていくのかということなんだろうと思います。  私は、何も抑止力をすべて現時点で否定しているわけではありません。核の先制不使用を働きかけるメリットの方がデメリットを上回るだろう。現実的かという話もありますけれど...全文を見る
11月26日第146回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○玄葉委員 御指名をいただきました民主党の玄葉光一郎です。食糧援助規約とコーヒー協定について質問をさせていただきます。特に、日本の政府米が適正な備蓄を超える中での日本の食糧援助のあり方ということについてお尋ねをしたい、そう思っております。  我々、選挙区あるいは選挙区外であって...全文を見る
○玄葉委員 例えば、この食糧援助規約の中身を考えてみますと、大体我が国は、小麦換算で三十万トンの穀物またはその買い付けのための資金を供与するということになっているわけであります。その中身を、先ほどの農家の方々の声を代弁する形であえて申し上げれば、だったら、食糧援助規約で我々が援助...全文を見る
○玄葉委員 そうすると、最初の話にある意味で戻るわけでありますけれども、例えば、今三十万トンの小麦換算の食糧を援助する、その中で、今の答弁だと十五万トンはお米にしているんだ。仮に、あえて議論のために申し上げれば、それを全部お米にしていく、三十万トンを日本の国産米かあるいはミニマム...全文を見る
○玄葉委員 今の点は一つの大事な要因だと思うんですね。つまり、受益国、相手国が何を食べるのか、米じゃなかったらどうするんだ、そういうことは一つの説明なんだろうというふうに思います。  もう一つは、恐らく財政負担の問題というのが出てくるんだろうと思います。よく食糧庁なんかと議論を...全文を見る
○玄葉委員 私が大体今の割合が適当と思っているかどうかは申し上げていたわけではありませんけれども、もう少しミニマムアクセス米というのをふやしていく。  これは議論のためにあえてまた申し上げれば、例えば、恐らく、来年度も政府米について十五万トンぐらい多分援助することになるんだろう...全文を見る
○玄葉委員 まさに私も一つの考え方というか、国際社会のルールを無視しなければ、ミニマムアクセス米を、その割合をさらにふやしていくということはあってもよいのだろうと思います。  特に財政負担を考えたときに、ミニマムアクセス米のときの売買差額というのは、当然ですけれども、国産米を援...全文を見る
○玄葉委員 今の説明を聞いても、結局、この協定で設置をされている機関が行っている仕事というのは、情報交換、今の説明だとさらに統計をとる、そういう仕事なわけであります。  もともと価格安定化措置のようなものが内蔵されていたけれども、途中で破綻した、そう聞いています。つまり、本来の...全文を見る
○玄葉委員 コーヒーの最大の消費国は、御想像のとおりアメリカであります。そのアメリカもこの協定を脱退しています。最近、これは私、この勉強をして初めてわかったのでありますが、国際天然ゴム協定なんというのがあったんだけれども、それも協定終了したということのようであります。つまり、国際...全文を見る
○玄葉委員 意義が十分あるということでありますけれども、このコーヒー協定については余り議論するつもりはありませんけれども、私は、我が国にとってということもさることながら、必ずしも我が国にとってと申し上げているわけではなくて、世界全体にとって、あるいは生産国と消費国全体のバランスの...全文を見る