玄葉光一郎

げんばこういちろう

小選挙区(福島県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数10回

玄葉光一郎の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第147回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。  一月、二月、それぞれ、衆議院の外務委員会、民主党の訪問団で沖縄に行ってまいりました。その調査を踏まえて、普天間の移設問題、特に使用期限問題についてお伺いをしたいと思います。  言うまでもなく、使用期限問題というのは、沖縄県や名護市が、普...全文を見る
○玄葉委員 コーエン国防長官が、今月十七日の午前、日本記者クラブで記者会見をしております。その席で、報道でありますけれども、安全保障上の必要性は、その時々の状況や脅威によって決められ、人為的な限定で決まるものではないというふうに述べられ、事実上、使用期限の設定を拒否し、その上で、...全文を見る
○玄葉委員 知事の思い、県民の思い、これを重く受けとめる、これはもう当然のことであります。  ただ、私がお尋ねをしたのは、基地の使用期限を設定するということは正しい政策なのか正しくない政策なのかということを聞いたわけでありまして、外務大臣、お答えをいただきたいと思います。
○玄葉委員 厳しいのは当たり前でありまして、では、少しつけ加えてお聞きいたしますと、安全保障上、基地使用の期限を設定するということは、正しい考え方なのですか、それとも正しくない考え方なのですか。正しい政策なのですか、誤った政策なのですか。その点についてお伺いをしたいと思います。
○玄葉委員 では、総括政務次官も同じですか。
○玄葉委員 いわば安全保障上は、一般論として言えば、基地使用の期限の設定は日本政府としては正しい政策とは思わない、そういうことですね。別に私、言質をとるために申し上げているわけじゃないんですよ。本当に議論するために申し上げているんですけれども。
○玄葉委員 では、必ずしも誤った政策とは言えない、基地使用の期限の設定は誤った政策とは言えないということであれば、日本政府としては日本の国益からして、この基地使用を十五年にするということについて米国側に、取り上げる、あるいは単に伝える以上のことを、今後交渉して、かち取るという言葉...全文を見る
○玄葉委員 今の答弁では全く質問に答えていない。  だから、私は、何度も言いますけれども、基地使用の期限の設定という問題について、正しいのか誤っているのか、もし誤っていないんだということであれば、取り上げる以上のことをこれから、それであれば可能性としてでも結構ですよ、可能性とし...全文を見る
○玄葉委員 私がどうしてこういうことを申し上げるかというと、ポーズだけとっていくというのが一番よくない、そう思っているからなんです。つまり、実は私自身は、安全保障上、基地使用の期限の設定を十五年に限定するという政策は正しい政策とは思わないですよ。私は、いずれにしてもポーズだけとる...全文を見る
○玄葉委員 普天間の解決への道筋が、私には外務大臣の御答弁からは見えません。どういうプロセスで、どういう道筋でこの普天間の解決をしていこうとお考えになられるのか、もう一度御答弁願います。
○玄葉委員 では、もう一回確認します。  閣議決定は、米国政府との話し合いの中でこの使用期限問題については取り上げるとともに、軍事態勢全般について、つまり兵力構成等の軍事態勢、これは多分海兵隊だとか、そういう軍事態勢について協議するということで、取り上げる以上のことはしないとい...全文を見る
○玄葉委員 では、確認をしたいと思いますけれども、この閣議決定は「在沖縄米軍の兵力構成等の軍事態勢につき、米国政府と協議していく」、こうありますけれども、これは使用期限の十五年問題も含めて協議していくというふうに理解してよろしいわけですか。
○玄葉委員 私、少し明らかになったことがこの委員会でありました。  私は、この十五年問題というのは、単に、日本政府としては基本的に正しい政策ではないと考えているというふうに考えておりました。したがって、取り上げ、伝えるだけでそれ以上のことはしていかないんだろうというふうに考えて...全文を見る
○玄葉委員 私は、何か外務大臣の意思が見えない。そして、普天間問題についての解決の道筋が本当に見えないです。非常に心配もしております。  我々としては、そもそも、狭い沖縄県内だけで広大な基地の整理、統合、縮小ということを実現するのにはやはり限界があるのだろう、そういう認識をして...全文を見る
○玄葉委員 何か私は非常に心配ですね。ポーズだけとっていく、そういうふうに聞こえる。その結果、沖縄県民の期待は高まる、現実にはかち取れない、そういうことになるのではないだろうか、そう危惧をしています。言葉で逃げられる問題ではない、はっきりさせて進めた方がよいと自分自身の考え方も申...全文を見る
○玄葉委員 サミットの開催地に沖縄が決定された直後の記者会見で、稲嶺知事は、県民に基地の整理縮小の要望があることも十分認識してもらえるはずだというふうに述べておられます。  当時の野中官房長官は、県民の中には沖縄の米軍基地の現状を見てもらいたいという思いがあるがという質問に、日...全文を見る
○玄葉委員 沖縄でサミットを行う意味というものをどのように考えるのか、これは多角的に考えていかなきゃいけないと思いますけれども、その大切な一つに、この基地の問題というのはどうしても避けて通れないのだろう、そう思うわけであります。稲嶺県政も知事選で、沖縄の心を世界へといって、米軍基...全文を見る
○玄葉委員 沖縄でサミットが行われる意味、また、先ほど外務大臣がおっしゃったように、沖縄返還後アメリカの大統領が初めて沖縄の地におり立つ意味というものを考えると、この沖縄サミットでは、特にこれはバイの、二国間であってもいいわけでありますけれども、基地の問題について一定の前進が得ら...全文を見る
○玄葉委員 やはり、今ボールは、この普天間の移設の問題などは特にそうでありますけれども、日本側にあるわけでありますから、沖縄サミットをある意味ではてこにして基地の整理縮小に向かっていくということは、私は逃げないで行っていただきたいと思うんです。  よく沖縄サミットの成功と、先ほ...全文を見る
○玄葉委員 一言だけ。  そもそもサミットとは何かということは重々承知をして申し上げているわけでございまして、基地の問題から逃げないで取り組んでほしい、そう思います。以上です。
03月23日第147回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○玄葉委員 御指名をいただきました民主党の玄葉光一郎です。十分でありますので、端的に質問をさせていただきたいと思います。  まず冒頭、私は、国会等移転審議会をつくるための法律、その提案者の一人でございました。審議会に立派な答申をつくっていただいたことに、この場をおかりして感謝を...全文を見る
○玄葉委員 今の中山長官の東京グレードアップのための国会等移転だということには大賛成であります。  私は、後で青木官房長官がいらっしゃったときにも申し上げようと思っているのですが、やはりこの国がかなり疲弊している、私自身はそう思っています。日本を最も安く改造するための国会等移転...全文を見る
○玄葉委員 ぜひ国民世論の喚起のためにも、石原都知事がよくテレビにお出になられて反対論をおっしゃっておられる、それはある意味ではありがたい話で、国会等移転の問題に国民の目が向くわけであります。ぜひ中山長官も、どんどんマスコミ等々にこれからさらにお出になっていただいて議論を闘わせて...全文を見る
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。  先ほど、中山長官に御質問をさせていただいたときも申し上げましたけれども、後ろにお座りの西田先生の御指導のもとで、私も、国会等移転審議会ができるときの、改正案をつくったそのときに提案者になった一人でございます。私は積極論者でございます。そこ...全文を見る
○玄葉委員 大変心強い御答弁をいただいたと思っておりますが、もちろんこれは舞台は国会、我々も、少なくとも私は、まあ我々はと申し上げていいと思いますが、精いっぱいの努力をしたいと思っています。  もう一回確認したいと思いますが、ぜひ、内閣の重要課題だ、その一つだ、そう理解してよろ...全文を見る
○玄葉委員 先ほども私は、日本を最も安く改造する方法だ、そう申し上げたんです。  この間、石原信雄さん、元官房副長官のお話をこの場でお聞きをいたしました。私は、最も長く官房副長官をお務めになられた方、同時に官僚のトップを最も長くお務めになられた方の言葉として非常に重く聞こえまし...全文を見る
○玄葉委員 せっかくですから、長官も一言だけ。
○玄葉委員 私も今の長官の御意見、賛同いたします。やはり、今この国は歴史的大転換点に立っているということを踏まえた国会等移転だということを改めて認識したいと思います。  私は、小渕総理にも国民的な合意形成の旗振り役のお一人にぜひなっていただきたいというふうに思っているんです。施...全文を見る
○玄葉委員 どうもありがとうございました。
05月17日第147回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。  ただいま委員長からお話のありました三つの協定について質問をさせていただきたいと思います。  まず、著作権に関する世界知的所有権機関条約の締結についてでありますけれども、知的所有権、あるいは知的財産権と申し上げてもよいだろうというふうに思...全文を見る
○玄葉委員 今外務大臣からお話のありました知的財産権、知的所有権に対する我が国の取り組みは、どこと比較するかによるけれども、決しておくれていたのではないのではないか、そういうお話でもありました。  確かに、どこと比較するかということはあるかと思いますけれども、特にアメリカと比較...全文を見る
○玄葉委員 外務大臣がおっしゃったように、アメリカは確かにある時点で考え方を百八十度変えたのだと私も思います。つまり、特許あるいは著作権というのが独占を認めるので、それをもって経済に悪影響を与えるのではないか、そういう側面を危惧する時代から、全く逆で、特許や著作権を大いに保護する...全文を見る
○玄葉委員 この問題は、私にも解答が実はありません。ですからお聞きしたというところも実はあるのでありますけれども、これはやはり、どこの機関でこのことを議論するのかということを含めて、早急に取り組んでいかなくてはいけないのじゃないだろうかというふうに思います。  いずれにしても、...全文を見る
○玄葉委員 終わります。ありがとうございました。
08月04日第149回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  きょうは、朝鮮半島情勢の質問をさせていただきたいと思いますが、その前に、時間があったらと思っておりましたけれども、鈴木委員や伊藤委員の議論を聞いて、また河野外務大臣の答弁を聞いて、ロシアの問題についてよくわからないから、冒頭、ロシアの問題に一言触...全文を見る
○玄葉委員 そうすると、改めて確認をしたいと思いますけれども、先ほど鈴木委員が質問をされたいわば野中発言というのは、恐らく領土も含めて前提条件なしに交渉をするということに真意があって、それを踏まえて、重きを置いて外務大臣は活動すべきではないか、そういう趣旨の発言だったと思います。...全文を見る
○玄葉委員 外務委員会なんかでこのロシアの議論をしてきた者の一人として、やはりかなり苦しい立場に追い込まれているなというふうに感じます。  一言で言えば、このクラスノヤルスクの合意というのは、いわばエリツィン一人にかけた外交だった、私はそう思う。あるいは小渕さん、というより、本...全文を見る
○玄葉委員 金大中さんの話を大分されましたけれども、それは全く同感でありまして、金大中さんという指導者の役割、もっと言えば、政権交代をして外交政策の見事な転換ができたということも今回の政策がいわば成功した一つの要因だったろうなというふうに思います。  今までさまざまな大臣から対...全文を見る
○玄葉委員 私も今までの基本的な姿勢というのは変えるべきじゃないというふうに個人的には思っております。ただ、日米韓の連携といっても、それぞれの政策の優先順位がこのトップ会談を受けて変わってくる可能性が強いと思いますから、そういう意味ではかなり大変な局面もあり得るだろうなというふう...全文を見る
○玄葉委員 大臣は何を言っているのかという感じが正直いたしました。対北朝鮮の話で人道援助の話をしているわけであります。  では、今まで、人道援助、人道援助といって実際に対北朝鮮に対しては食糧援助したわけですよね。対北朝鮮の外交を考える上で、この人道援助で前向きな対応を引き出そう...全文を見る
○玄葉委員 もう時間が終了したということでありますので、終わります。  ただ、ロシアの問題もそうだったのですけれども、チャンスが来たら一気呵成に攻めるというのは一つの鉄則だと思いますが、慌ててはいけないというふうに思います。今回の食糧援助の話というのは、慌てているように見えたこ...全文を見る
10月24日第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。  提案者の皆様に二、三質問をさせていただきたいと思います。  この非拘束の改正案、党利党略という批判がきのうから出ております。なかなかやまないわけであります。どうして党利党略というふうに言われるんだろうか。  私は、一つは、青木自民党参...全文を見る
○玄葉委員 それは片山議員の願望だと思うんですよ。残念ながら、その願望がこの改正案に具体的にあらわされていない、もっと言えば投票用紙にあらわされていない、こういうことが問題なんだろうというふうに思うんですよ。  どうしてもさっきの、個人名書いた、政党名書いた、八百万票差ある、だ...全文を見る
○玄葉委員 さっき申し上げた疑念を晴らすためには、例えば、最初に政党名に丸をつけて、その後候補者名に丸をつけるとか、そういう工夫をしたらいいんじゃないですか。私は非拘束そのものに反対ですけれども、よりよくするためには投票用紙にそういう工夫をしないとなかなか、これは矛盾が出てくると...全文を見る
○玄葉委員 私は、必ずしもヨーロッパの非拘束の記号を採用している国々が識字率が低いとか教養が低いとは思いませんので、十分このことは検討したらいいというふうに思いますし、現実にやはりどの政党にいても個人を選びたがるという有権者はかなりいらっしゃいますから、やはりこの現実もあわせて踏...全文を見る
○玄葉委員 衆議院がおかしいという話もありましたけれども、提案者は、衆議院と比較して、参議院議員はどういう人たちが選ばれなければならないというふうに思っておられるのか、簡単にで結構ですから、お答えいただけますか。
○玄葉委員 ですから、片山議員、私も思慮分別のある方々、そういう方々が選ばれるべきなんだろうと思いますね。より参議院というのは私は選ばれていいと思います。思慮分別、大所高所から、専門的知識がある方々、そういう方々が選ばれるべきなんだろうと思います。  ただ、問題は、各党の工夫次...全文を見る
○玄葉委員 ですから、友部さんの問題とか久世さんの問題とか、そういうことを出されると、ああ、それが原因で参議院の選挙制度を急に変えたのかなというふうに思ってしまうのですよ。結局順位づけが難しいから。でも、これはまさに党の体質の問題ですからね。友部さんもそうかもしれない、まさに党の...全文を見る
○玄葉委員 国民を信じるという答えになると、これはある意味では、どんな選挙制度が出てきても、国民を信じる、こう言えばいいわけで、つまり、どちらが、あるいはどういう制度が、より、いわば無名の良識の人も広く選ばれる、そういう仕組みなのかという観点で議論しないといけないのだと思います。...全文を見る
○玄葉委員 はい。食い込んで結構ですから。  応急措置でいいのですかね。私は、ここにやはり問題があるのだと思いますよ。今までの経過を踏まえていけば、私は、片山提案者はいつも抜本改革だというふうに申し上げてきたのかな、そう理解をしていましたけれども、でも、提案者の中には、応急措置...全文を見る
○玄葉委員 そこはわかっていますよ、わかっています。わかった上で申し上げている。  以上です。
10月31日第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号
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○玄葉議員 ただいま議題となりました民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党並びに社会民主党・市民連合の四会派共同提案の公職にある者等による特定の者に利益を得させる目的でのあっせん行為に係る収賄等の処罰に関する法律案につきまして、提案の趣旨及びその内容の概略を御説明申し上げます。...全文を見る
11月02日第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号
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○玄葉議員 今日的意義ということであります。  まさに西野委員がおっしゃったように、今日の日本の状況を考えたときに、官主導ということでの制度疲労というのは確かに出ているんだろう、官僚主導という制度疲労は出ているんだろうというふうに思います。特に、なかなか解決が容易でない課題に対...全文を見る
○玄葉議員 政治活動の自由に対する配慮がなされていないのではないかということでありますけれども、本法案は、公職にある者等があっせん行為を公務員に対して行ってその報酬を得る、その対価を得るということを禁ずるわけであります。  御質問に、政治資金規正法にのっとり通常水準の寄附云々と...全文を見る
○玄葉議員 お答えいたします。  そもそも後援会の用紙を渡すという行為そのものが、相手方に対して後援会加入についての自発的な意思を促す行為にすぎないのではないか、そういう意味では、西野委員がおっしゃった、わいろの要求もしくは約束というふうには言えないだろうと考えますので、本罪は...全文を見る
○玄葉議員 お答えをいたします。  残念ながら与党案では抜け道が多くて政治は変わらないけれども、野党案が成立すれば政治の抜本的な体質改善に必ずつながる、そういうふうに思います。
○玄葉議員 お答えをいたします。  山花委員御指摘の、予算措置であるとか、あるいは予算の箇所づけであるとか、租税の特別措置、補助金交付要綱の改正であるとか、先ほど与党側の答弁で、これらは全体の利益のために行われるものだから対象としないということでありますが、まさに委員御指摘のと...全文を見る
○玄葉議員 お答えをいたします。  これまでもお答えを若干させていただいたわけでありますけれども、請託という要件がこれまでの各種収賄罪にあっては非常に立証困難である。先ほど、午前中に刑事当局の方から御答弁があって、必ずしも直ちにそのことをもって立証困難とは言えないという御答弁が...全文を見る
11月06日第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号
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○玄葉議員 すべてを警察に任せている、こういう御指摘であります。  ある意味では改めて申し上げるわけでありますけれども、私たちは、不特定多数のために政治活動を行うことを、あっせん行為を行うことを否定しているわけではありません。同時に、特定の者の利益のためにあっせん行為を行う、こ...全文を見る
○玄葉議員 あっせん収賄罪とのバランス論という議論だと思いますけれども、そのバランス論という議論が果たしてどこまで通じる議論なのかということがまずあるのではないかというふうに思っています。  我々は、先ほど申し上げましたように、主体が違うということが一つありますけれども、もとも...全文を見る
○玄葉議員 お答えをいたしたいと思いますけれども、今達増委員は、個別の意見があっても、その個別の要望をまさに個別に解決するのは本来ではないだろうという御指摘だったと思います。私自身もそう思います。  昭和六十年の六月二十五日に、国会で政治倫理綱領というものが議決をされています。...全文を見る
11月08日第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第9号
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○玄葉議員 西川先生のお尋ねにお答えをしたいと思います。  先生から、議員を罰する、あるいはマスコミ受けを、あるいは世論受けを、そういう言葉があったわけであります。確かに、議員を罰する法案を作成するということ自体、率直に申し上げて、自分自身、作成に携わって寂しい思いがいたしまし...全文を見る
○玄葉議員 まさに、法案を読んでいただくとおわかりになられるかと思いますけれども、特定の者に利益を得させんがためのあっせん行為を行って、それに対する報酬を得る、対価を得ることを禁じているのであって、あっせん行為そのものをこの法案で禁じているわけではありません、こういうことでありま...全文を見る
○玄葉議員 若干の補足をさせていただきますけれども、恐らく与党案と野党案の一つの違いだと思いますが、先ほど手塚委員は、国会議員がまたは都議会議員がとおっしゃいましたが、与党案なら、もし国会議員があっせん行為を行って他の要件を満たした場合も犯罪は成立しないと思いますけれども、私たち...全文を見る
○玄葉議員 手塚委員の御指摘は非常に傾聴に値するものだというふうに思います。  ただ、事は刑法の周辺法だということで、資本金の二分の一というこの数字については私たちもかなり検討したわけでありますけれども、やはりここは慎重を期した方がよいのだろう、こう考えております。
○玄葉議員 理事会の席で野党の理事から正式に修正の要求があったというふうに理解をしていますが、野党側の提案者といたしましても、私設秘書を対象に入れるべきだから始まって七項目について、ぜひ野党側の修正要求を受けて、のんでいただきたい、そう考えております。
○玄葉議員 野党案において、おっしゃるように、国または地方公共団体が資本金二分の一以上を出資している法人の役員または職員の職務に関するあっせんの対価として報酬を受けるなどの行為をも処罰の対象としているわけでありますけれども、これは、国または地方公共団体が二分の一以上を出資している...全文を見る
○玄葉議員 一つの議論ではあろうかと思いますけれども、ただ、やはりここは刑法の周辺法で我々つくらせていただいている中で、そこまで対象にするということについては慎重に考えなければいけないのではないかというふうに考えております。
11月09日第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第10号
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○玄葉議員 刑法にお詳しい大野先生の御指摘でございますけれども、まず、今回の罪は法定犯なので刑法の概念になじまないのではないか、こういう指摘だと思います。  御案内のとおり、わいろ罪もしかしながら刑法に入っているわけであります。この特定の者の利益を図るためにあっせん行為をして対...全文を見る
11月16日第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第12号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。  民主党としての最初の質問者であるということもありますので、簡単な民主党としての経緯を若干申し上げたいと思いますけれども、実は民主党は、永住外国人の地方選挙権付与については結党の基本政策に既に入っております。同時に、選挙公約でもこれを掲げて...全文を見る
○玄葉委員 いろいろ申し上げたい気持ちにはなっているんですが、中身に入れないので、中身に若干入っていきたいと思います。  この永住外国人に地方選挙権を付与するということについて、その思想的根拠は趣旨説明でそれぞれおっしゃっていただいたと思います。同時に、公明党の冬柴提案者からは...全文を見る
○玄葉委員 結局、暮らしと密接にかかわる地方行政にあって、先ほど来から出ている言葉で言えば、特段に地域と関係を持つに至った外国人の皆さんが、ガスの問題とかごみの問題とか水道の問題で意見が言えないというのはどうなのかということでもあるのかなというふうに思いますし、また、先ほど共生社...全文を見る
○玄葉委員 今、在日韓国人、在日朝鮮人、在日台湾人といったいわゆる特別永住者の話がありましたけれども、朝鮮総連は反対しているじゃないかということがよく言われるわけであります。朝鮮総連のこの反対論について、これは民主党、公明党、両提案者にお聞きしたいと思いますけれども、どういうふう...全文を見る
○玄葉委員 わかりました。要は、申請主義をとっているので申請がなければ認めないんだ、こういう話なんだろうというふうに思います。  これも基本的論点なんですが、先ほど来からも出ていましたので、もう公明党の提案者の方はお答えになられていますので、民主党の提案者に問いたいと思いますが...全文を見る
○玄葉委員 それと、地方の被選挙権を除外した理由も実は聞きたいのです。  どうしてかといえば、先ほど冬柴提案者は、理論的にも可能ではないかというお話でありましたけれども、私個人は、本当に理論的に可能なんだろうか、かなり厳しいのではないだろうかと。なぜかといえば、首長さんや議員に...全文を見る
○玄葉委員 冬柴先生は公明党の幹事長であります。この法案、今国会で成立させますか、どうですか。
○玄葉委員 終わります。
11月17日第150回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。両知事、本日はまことにありがとうございます。そして冒頭、北川知事、國松知事の常日ごろの行政手腕に敬意を表したいと思います。  たくさんお聞きをしたいことがあるのでありますが、私は、この国会の移転の問題は、今から五年ぐらい前だったと思いますが、...全文を見る
○玄葉委員 例えば大使館なんかも、東京に大使館が持てないでいるのが、百八十九カ国中六十四カ国あるそうですね。それぞれの国は、東京に置けないので、それはコストが高いから、どうしているかというと、韓国、中国から見ている、こういう現状なんですね。ですから、私も非常に解せない発言だなとい...全文を見る
○玄葉委員 これはかけ方だと思うのですね。ただ、先ほど北川知事から、四・二兆という試算を我々は持っているんだという話がありましたけれども、私は、ぜひ国も大いにやったらいいし、それぞれの地域もやった方がいいと思うのですよ、これは。まさにかけ方なので、どういう都市をつくるかということ...全文を見る
○玄葉委員 私、国会移転の委員会は比較的長いのでありますけれども、印象に残っている発言の一つに、石原信雄さんという、官房副長官をずっとおやりになられた方がいらっしゃった。いわば官僚主義の一番の中核といいますか、そういう方なわけでありますけれども、今までの、御自分のこれまでの御活動...全文を見る
○玄葉委員 終わります。どうもありがとうございました。