玄葉光一郎

げんばこういちろう

小選挙区(福島県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数10回

玄葉光一郎の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第151回国会 衆議院 本会議 第8号
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○玄葉光一郎君 民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました三法案並びに喫緊の課題について質問をさせていただきます。  まず、本題の三法案であります。  この三法案の根本的な命題は、現在の仕組みで地方財政は持続可能、すなわち、サステーナブルなのかということではない...全文を見る
06月15日第151回国会 衆議院 総務委員会 第22号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。小泉内閣がよい仕事をするならば、私たちは応援をしたい、そう思っています。足を引っ張るんじゃなくて、頭を引っ張る、こういう姿勢であります。  ただ、いかんせん準備不足だなと思われるテーマが幾つかある。例えば、これから議論する国と地方の関係における改革、...全文を見る
○玄葉委員 小泉さんはやはり準備不足だという話がありましたけれども、でも本来は、総裁選挙というか首相指名選挙に出る時点で、国と地方の関係は大切なテーマだから、改革のプログラムぐらいは本当は持っていなきゃいけない。そう考えると、なれると思ってなかったのかな、そう思ってしまうわけです...全文を見る
○玄葉委員 そうすると、結局、内閣の方針をつくるのは、ある意味で、法律に書いてあるところを読めば、当たり前かもしれませんけれども、経済財政諮問会議になってしまうということなんだろうというふうに思うのですね。  松下さん、いらっしゃっておられますが、そうすると、私たちが基本的に評...全文を見る
○玄葉委員 先ほど小泉首相の発言をすべてフォローしたと申し上げましたけれども、経済財政諮問会議の先般の基本方針素案というのですか、それももちろんフォローしました。  私は、この地方交付税とか国庫支出金という話は、重ねて申し上げますけれども、地方分権改革の全体像の中で議論されなけ...全文を見る
○玄葉委員 しかし、率直に言って、小泉さんの発言とか経済財政諮問会議の素案の中身を読み込んでも、全体像が見えない、タイムスケジュールも見えない、手順も見えない、私には見えない。よく読みました。読み込めますか、どうですか、大臣。
○玄葉委員 民主党は、かんかんがくがく議論しまして、大まかではあるけれども全体像、あるいは、これも大まかではあるけれども、大体のタイムスケジュールあるいは手順、こういうのを決めたのですね、一年ぐらい議論しまして。  極めてシンプルに単純化して言うと、我々は、まず最初に国庫補助金...全文を見る
○玄葉委員 松下副大臣、私は、その知恵というのがあると思うのですよ。あると思うのです。残念ながら私は、そこに余り、経済財政諮問会議が気づいているのかもしれないけれども、どうしても、まず地方交付税交付金、国庫支出金削減ありきという感じになってしまっているのではないかという気が私はし...全文を見る
○玄葉委員 ぜひ、あれですよ。まさにその知恵を出せる環境をつくってあげながら、国の財政構造改革に資するようなプランというふうにしないと、本当にいかぬと思います。重ねて言いますけれども、私はこのままだったら反対に回りますね。今の経済財政諮問会議の素案だったら、民主党は反対だというこ...全文を見る
○玄葉委員 おっしゃるように、これは一つ一つの議論はすごく大変なのです。我々も、実はやったのですよ。  例えば、負担金一つとっても、義務教育の国庫負担金というのがある。これを地方に任せようという話ですから、要は、それぞれの都道府県で、教員の給与とか教員の数とか、今まで国が決めて...全文を見る
○玄葉委員 本当にこれ、私も与党の経験三年だけして、あと野党なんですけれども、野党を五年やっているんですが、ある意味では野党じゃないと、確かにつくりにくい案なんですよ。だけれども、それは気軽さゆえにつくれたということではないんですね。つまり、野党だから、どうせ選挙をやっても補助金...全文を見る
○玄葉委員 いや、国税の穴があくということなんだと思うんですけれども。  今回の分権推進委員会は、我々が言っているように、基本的には歳入中立でやる。そういうことだったらどうですか。
○玄葉委員 歳入中立でやるときに、結局、最大のポイントになるのは財政調整でしょう、今度は。だから、そのときに国庫支出金をきちっと交付金化か何かしておかないと、財政調整、大変ですよ、こういうことなんです。  小泉さんのスローガンは、構造改革なくして景気回復なし、こう言っているわけ...全文を見る
10月15日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  これまで民主党の、特に党内の意見集約に当たられてきた方々が、大体十時間ぐらい、特に民主党としての論陣を張ってくださったというふうに思っています。私は少し自由に話をさせていただきたい、そう考えております。  私は、かなり早い段階で、新法が必要だと...全文を見る
○玄葉委員 この法律を読みますと、法律の構成は、たまたま米国である意味では発生したテロに対応する法律になっているのではないかというふうに思うんですね。  逆に、お伺いをしたいなと思っていたのは、例えば、今回のアメリカ同時多発テロと同じようなテロがイギリスで、あるいはロシアで発生...全文を見る
○玄葉委員 私、この委員会のメンバーにさせていただいて八割方議論を聞いていたんですけれども、先ほど私が申し上げましたように、私がこの新法が必要だと思った理由は三つなんですね。主体的に国際テロ撲滅のために日本も行動しよう、もう一つは国際協調だ、三つ目に日米安保だ、私は三つあります。...全文を見る
○玄葉委員 外務大臣が、直接は関係しないけれども、結果として日米安保体制の枠組みが強化されることもあり得るんだというお話でございます。  私は、ここは少しニュアンスが違うというか、つまり、こういう法律をこの事態にあってつくるということは、当然、日米安保の将来をこうしたいと展望を...全文を見る
○玄葉委員 私は、日米安保というのは、将来、責任も目的も情報も政策決定過程も、もう一段二段ぐらい共有するべきものだろう。だからといって、軍事的に完全に双務的であれということを申し上げているわけでは決してありませんけれども、負担のバランスを勘案しながら進んでいかなきゃいけないだろう...全文を見る
○玄葉委員 私は、この法律をつくるに当たって、日米安保という道具、いわば同盟という道具をどう活用するのかということもしっかりと説明していかないといけないのではないか。それもバックグラウンドの重要な一つだということをきちっと説明していく必要が私はあるというふうに思っています。  ...全文を見る
○玄葉委員 よく言われているケースですけれども、例えば近くの外国の部隊に危害が加えられたとか、あるいは、この法律の文言をおかりすれば、近くまで難民が来ていて、だけれども、自分たちの管理下に入っているとはとてもまだ言えないかなと思われるようなケースであるとか、あるいは被災民の物資援...全文を見る
○玄葉委員 下手をすると、お荷物になりかねない可能性があると思うんですね。下手をすると。隊員の安全も危ないですね。  余り時間がないんですが、端的に答えていただければいいんですけれども、参考までに、国連のaタイプ、bタイプの武器使用基準ということがよく言われますけれども、これら...全文を見る
○玄葉委員 そういうことであれば、つまり小泉内閣としても従来どおりの憲法解釈を踏襲するということなんだと思います、お二人の説明を聞くと。  ということであれば、つまり、仮に危険なところまで行ってもらうということであれば、国際的なPKOの武器使用基準まで武器使用を緩和することと、...全文を見る
○玄葉委員 一たん出て、途中で撤退というのは、現実にはほとんど考えられないですね。それはまさにお荷物になる可能性というのがあるんだろうというふうに思います。  パキスタンで、これから質問される首藤さんが行かれてきたので後でお話があろうかと思いますけれども、アメリカでさえ相当ちゅ...全文を見る
○玄葉委員 戦場近くに初めて自衛隊が出るわけです。私は、今回は、トータルとして考えたときに、そんなに背伸びをする必要はないだろうというふうに思っているんですね。  佐世保と鶴見ですか、米軍の燃料施設がございます。海上輸送中心でいいんじゃないですか、ディエゴガルシアとか。我々の同...全文を見る
○玄葉委員 本当に出すんだったら、法律をよく整備しなきゃいけないと思うんですね。私はやや未整備だと思うし、この法律の武器使用原則と活動の範囲との関係でいえば、これは中途半端というか、非常に心もとないというふうに思っています。後でこれは首藤さんからお話があろうかと思います。もう一つ...全文を見る
○玄葉委員 この分野は積極的にかかわっていいと思うんですよ。ぜひ、アーミテージに言われたからとかというレベルを超えて、日本外交の力量が問われる分野だというふうに自覚をしてかかわっていったらいいと思うんです。何から何までというのは、それは我々だって財政事情があるわけですから、最も効...全文を見る
○玄葉委員 そうしたら、周辺事態のときはどうするんでしょうか、周辺事態法のときは。だって、周辺事態法は、対応措置をきちっと決めて、それをするかどうかというのを承認事項にしているわけでしょう。そうでしょう。だから、法を承認することと対応措置を承認することというのは、次元が違う話とし...全文を見る
○玄葉委員 いや、それはわかっているんですけれども、それを踏まえて、だから次元の違う話だと思うんですね。  法を承認することと対応措置を承認することというのは、周辺事態法で次元が違う話としてきちっと定めたわけですから、今回それが違うという話になるのはいかにも私は法律上おかしい、...全文を見る
10月16日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○玄葉委員 ただいま議題となりました民主党提案に係る修正案につきまして、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。  本年九月十一日に米国で発生した同時多発テロは、多くの罪なき人々を巻き込んだ卑劣かつ残虐な行為であり、安全で民主的な社会を希求する私たち人類への挑戦であると考えます。...全文を見る
○玄葉委員 なぜ民主党が事前承認にこだわったか、こういう御質問でありますけれども、民主党としては、再々質疑でも明らかにしておりましたとおり、一つは、シビリアンコントロールをより徹底させたいということがあります。さらには、自衛隊の派遣に対しては国会もともに責任を負うべきだ、こういう...全文を見る
○玄葉委員 我々の修正案では、どうしても緊急だという場合は事後承認も認めているわけでありますから、緊急な事態に対応できないという批判は当たらないというふうに思います。ですから、原則事前承認、緊急の場合は事後承認ということで、何ゆえ政府が受け入れないのか私には理解しかねる、こういう...全文を見る
10月18日第153回国会 衆議院 本会議 第7号
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○玄葉光一郎君 ただいま議題となりました民主党提案に係る修正案につきまして、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。(拍手)  本年九月十一日に米国で発生した同時多発テロは、多くの罪なき人々を巻き込んだ卑劣かつ残虐な行為であり、安全で民主的な社会を希求する私たち人類への挑戦である...全文を見る
11月21日第153回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第4号
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○玄葉委員 玄葉です。きょう初めて石原都知事の話を聞かせていただきました。二、三御質問を申し上げたいと思うのです。  一つは、集中、集積というのは文明の趨勢であるということであります。歴史的な集中なんだというお話でありますから、ぜひお聞きをしたいなと思うのは、これまでの日本にお...全文を見る
○玄葉委員 よろしいですか、せっかくなので少し。いいですか、もう一回。
○玄葉委員 今の話は、だから私もそれがちょっと論理的によくわからない。最後の部分ですね。つまり、これからの社会、なぜ政経不可分でなければいけないのか。  例えば今は行革相なんかが中心になられて規制緩和の大合唱なんかがあるわけでありますけれども、それは具体的には、やはり政と官の関...全文を見る
11月28日第153回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第5号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。  意見の陳述、まことにありがとうございました。  私も、お上意識を何とかしたいということが一つと、あと一番大きいのは、情報発信量の九割以上が東京だというこの状況は変わらなければならないと私自身は思っておりますので、賛成の立場なんです。です...全文を見る
○玄葉委員 せっかくなので、もう少し。  一つは、どうやったらこの議論が盛り上がるかというのは、おっしゃるとおり、私たちが考えなきゃいけない話だ、そのとおりだと思います。  ただ、盛り上げる手法というのはやはりいろいろあるわけで、この間石原都知事が、小泉さんはどう考えているん...全文を見る
○玄葉委員 二、三お尋ねをしたいと思います。  基本的に主張を同じくするものですから、質問はしづらいのでありますが、私は特に、この日本人のお上意識をどうにかしないと、あるいは東京中心の発想というものをどうにかしないと、この国の将来は立ち行かないというふうに考えています。先ほども...全文を見る
12月04日第153回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第6号
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○玄葉委員 参考人の皆様、まことにありがとうございました。  私も、どこに決まっても国会の移転は行うべきだという立場でございます。特に、お上意識を日本人からなくさなければいけない、それにとって国会の移転はとても有効だ、そういう立場でございます。  それで、委員長のお話にも、既...全文を見る