玄葉光一郎

げんばこういちろう

小選挙区(福島県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数10回

玄葉光一郎の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第154回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○玄葉委員 三点申し上げたいと思います。  その前に、今、大島さんから参考人の意見がすっきりしていないという話でありましたけれども、石原さんは反対、あるいは候補地になっている知事は賛成、うちに来てくださいということで、そういう意味では、私、はっきりはしているんじゃないかというふ...全文を見る
02月28日第154回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  きょうは、地方分権の話と放送行政の話をメーンにして議論をさせていただきたいと思いますけれども、冒頭、政治と官僚、政と官の関係について整理をしておきたいといいますか、大臣のお考えを聞いておきたいというふうに思っています。  それは、御案内のとおり...全文を見る
○玄葉委員 私は、率直に言って、小泉さんも十分整理できていないような気がしているんですよ。  今私が申し上げた点は、結局、大きく分けると二つなんだと思うんです。重ねて申し上げることになるかもしれませんけれども、一つは、結局、政府と与党の権力の二重構造というのが、残念ながら現実に...全文を見る
○玄葉委員 余りこの問題に時間をかけたいとは思っていないんですけれども、ただ、大事な問題だから、少しつけ加えて聞きたいと思います。  官僚の弱点は国民からの意見を十分吸い上げられないことだ、確かにそのとおりだと思います。では、それを補うのはどこなんだといったら、基本的に、第一義...全文を見る
○玄葉委員 さっき、大統領制と議院内閣制があって、議院内閣制だからある程度与党から意見を吸い上げるのは当然だという話なんですが、これも釈迦に説法だけれども、別に私はイギリスがすべてすばらしいと思っているわけではない。ただ、例えばイギリスの場合なんかは、政治家と官僚は接触しないとか...全文を見る
○玄葉委員 なかなか後ろ向きの発言が多いのですが。  では、例えば個別利害の話は、これはあってはならない。これはこれでいいのですね。でも現実にはあるわけですよ、はっきり言って。もうあちこちに、すべての省庁と言ってもいいですね、率直に言って。あると思います。野党からも含めてあると...全文を見る
○玄葉委員 いや、モラルの問題で片づくのだったら、事は簡単です。率直に言ってモラルの問題を超えていると思うのですね。システムの問題になっているわけですよ。モラルは大事なことは当たり前です。だけれども、その問題ではもう片づかないという認識に我々は立っているし、いや、あくまでモラルな...全文を見る
○玄葉委員 そうすると、いつまでに結論を出しますか。
○玄葉委員 この問題がいろいろなところで取りざたされるのは、先ほども申し上げましたけれども、結局、構造改革なくして景気回復なしとか、構造改革なくして改革なしとか、いろいろ言われているのですけれども、どうもその前に政治改革がないと構造改革ができないぞというのが、これは意外とみんな気...全文を見る
○玄葉委員 では次に、地方分権の議論、国と地方の関係の構造改革についてお尋ねをしたいというふうに思います。  小泉さんになられて、地方にできることは地方に任せるというスローガンを言っていただいて、私は大変期待をしました。昨年、たしかこの場で、私は、もしそういうことをやってくれる...全文を見る
○玄葉委員 いろいろ申し上げたいことはあるのですけれども、ちょっと確認をしたいと思います。  今の税制改正を抜本的にやるのだ、経済財政諮問会議でも、あるいは政府税調でも、地方への税源移譲という問題をテーマとしてきちっと取り扱うというふうに理解してよろしいですか。
○玄葉委員 率直に言って、去年の議論から大分たっているのですけれども、まだ実現したことというのは、残念ながらほとんどないのですよね。結局、今おっしゃったように、また推進会議というのができて、私は、分権推進委員会の最終報告というのはかなりいいものだと思います。だけれども、また検討を...全文を見る
○玄葉委員 国から地方に七、八兆、税源移譲すると移っちゃうんだと。それはどのぐらいやるかによるんでしょうけれども。そしたら国もあっぷあっぷだ、地方もあっぷあっぷだなんて、総務大臣がおっしゃっていたらどうするんですか。率直に、歳入中立でこれはやればいいんだし、残ったお金で財政調整す...全文を見る
○玄葉委員 着実に積み上げると言うんですけれども、だったらタイムスケジュールを示してくださいよ、もうそろそろ。大体いつごろまでにこういうことをやりたいんだと具体的にタイムスケジュールを示してくださいよ。手順、方法、どういうことを最終目標にするんだ。我々はもう示していますけれども。...全文を見る
○玄葉委員 これは本当に政権交代がないとできないなというのが率直な感想なんですけれども、いずれにしても、税制の抜本改革で実現してくださいよ、地方への税源移譲を。これは一つの修羅場というか正念場だと思いますので、ぜひ実現をしてほしいというふうに思っています。  市町村合併の話とか...全文を見る
○玄葉委員 合併も段階補正も、結局、財源の移譲スケジュールとか、あるいは歳出の義務づけをなくしていくとかということなしに進んでいるからやはり不安になっている、あるいは不満が出るということだと思います。  ところで、地財対策はどうされたんでしょう。つまり、去年片山大臣がこの場で、...全文を見る
○玄葉委員 ただ率直に言って、見通しが甘かったということですね。それと、事実、三十兆円のつじつま合わせというのも、今おっしゃっていましたけれども、率直に言って、これは認めざるを得ないな、そういうことですね。そこは確認したいと思います。
○玄葉委員 個人的には、それでも一般会計から繰り入れて透明性を高めた方がよかったんじゃないかというふうに、私なんかは思いますけれどもね。この問題はこれで終わります。  次に、放送行政の話でございます。国会テレビの問題も関連をします。  最近、アルビン・トフラーの「パワーシフト...全文を見る
○玄葉委員 そういうことだろうというふうに思います。つまり、できるだけ安いコストで、できるだけ多くの国民が、できるだけ多くの多彩なメディアにアクセスできることを保障してあげるというのがいわば放送行政の目的だろうというふうに思うんです。  では、どういう手段でそれを実現するかとい...全文を見る
○玄葉委員 いろいろ議論に入る前に、もう一度ちょっと確認しておきたいんですけれども、結局、国民にできるだけ広範な、多彩な情報を、あるいは多彩なメディアへのアクセスを保障してあげるというのが放送行政の目的でありますから、CSがある意味では健全に発展して、できるだけ多チャンネル化して...全文を見る
○玄葉委員 そこで、CSに戻りますけれども、別に私、どことも何の利害関係もないということをあらかじめ申し上げて質問したいと思うんです。一切の利害関係ありませんから。私は、ただ現状を心配して質問をさせていただくわけですけれども。  先ほど佐田副大臣から話のあった現状ですけれども、...全文を見る
○玄葉委員 この点はいかがですか。  本当に残念ながらだと思うんだけれども、衛星のトランスポンダー、受託放送事業者が事実上独占状態になっちゃっている、事実上。私、残念なことだと思っているんですが、この点について問題意識ありますか。
○玄葉委員 個別の問題、少し聞いておきたいと思いますけれども、国会テレビが、電波がとまっている、放送が停止している、あるいは中止しているという表現が適切なのかよくわかりませんが、そういう状態だということでございます。  これについては、総務省としてはどういうふうにお考えになって...全文を見る
○玄葉委員 この問題、幾つかに整理できるとは思うんですが、一つは、いろいろ聞きますと、きょうは余りぐうっとは入っていきませんけれども、どうも返済協議中に電波をとめたということのようだと聞いております。総務省も、もちろんそれはあずかり知らぬところではなくて、関係者の方は知っておられ...全文を見る
○玄葉委員 先ほど佐田副大臣が、料金については指導はできるという話がございました。CSの番組制作会社が非常に厳しい、ジェイサットは黒字だと。ただ、副大臣いわく、いや、そうはいったって、ジェイサットだって初期投資が大変だから厳しいんだ、こういう認識だと。私は必ずしもそうは思わないん...全文を見る
○玄葉委員 そうするとあれですか、例えば国会テレビについてもそうなんですけれども、まさに届け出制になっていて、基本的に衛星使用料についての料金については指導できると繰り返しおっしゃっているわけですけれども、そうすると、今は極めて適正な、適切な価格なんだ、こういう理解をしているとい...全文を見る
○玄葉委員 もう一つだけ聞きたいので、島先生のお時間をいただいて少し聞きますけれども。  そうすると、今の衛星使用料は適切だと。一方で、放送行政の目的というのがまずあるわけですね。CS放送なんかも健全に育成するんだというのもある意味では含まれている。できるだけ安いコストで、でき...全文を見る
○玄葉委員 ベーシックパックの方はどうですか。ベーシックパックの方は。
○玄葉委員 最初の問題についてはよく精査するということでございますので、私一度精査してもらいたいなと思うのです。まさに届け出制になっているんですね。そのときに、どうも適切じゃなかったのかもしれないし、ぜひこの点を精査してもらいたい。  あと、パックの話は、これはおっしゃるように...全文を見る
○玄葉委員 では、時間をオーバーして済みませんでした。ありがとうございました。
04月04日第154回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○玄葉委員 玄葉です。  今のお話がありましたから、ぜひ私は、委員長、きちっとされたらいいんじゃないかというふうに思うんです。  私は、この委員会にかなりの期間在籍をしていますけれども、一貫して国会等の移転だというふうに理解をして、変わったことは一切ないんです。  では、国...全文を見る
○玄葉委員 私に対するお答えでもあったので、お答えといいますか、私の考え方というか理解を申し上げますと、茂木さんが言っていただいたとおりなんです。  私も、どういう理解でこの審議を進めてきたかというか発言してきたかというと、国会等移転というのは、基本的に首都機能の一部をなすもの...全文を見る
05月07日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
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○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。  私は、緊急事態に備える法整備は必要だというふうに思っています。ただ問題は、できばえだということだと思います。実効性が余りになかったり、あるいは過度のあいまいさとかごまかしがあったりするならば、つくり直して出し直してもらった方がよいのではな...全文を見る
○玄葉委員 私は、率直に言って、現状は、残念ながらお粗末だというふうに思っています。  例えば、日米安保の将来という議論をするときに、私自身も大事だと思っていますけれども、戦略対話だ、こういう話が出てきます。あるいは情報の共有だ、こういう話も出てきますね。だけれども、私も当選し...全文を見る
○玄葉委員 課題はたくさんあると思うんです。  これは先ほどの戦略対話とか情報の共有という意味からは、総理も御答弁されたように漏れるという話がある。先ほどの不審船の話からは、十分に正確に伝達されないあるいは分析されないという側面も現状だ。率直に言ってお粗末だというのは、これは言...全文を見る
○玄葉委員 ですから、個人情報保護法のように、表現の自由あるいは知る権利などとの調整を図る必要がないところで図っていて、本当は表現の自由との調整を、いわば本当にぎりぎりのところで収れん点を見つけていかなきゃいけないテーマがこのテーマだと、私自身はそう思っているんです。ぜひ、これば...全文を見る
○玄葉委員 本来、先ほど議論されていた予測される事態というのは例示されるべきだというふうに思いますけれども、なかなか、今例示するというわけにいかないでしょうから、あえて、わかりやすくするために幾つか聞きたいと思います。  周辺事態というのは、六つ例示をされています。これは御存じ...全文を見る
○玄葉委員 私は最初に、周辺事態イコール武力攻撃事態じゃないでしょう、だからそれをできるだけ国民の皆さんの前で説明をしていただいた方がよいのではないかと思って、丁寧に、できるだけ皆さんのことを考えてある意味では聞いてあげた側面もあるのですが、今の御答弁だと、周辺事態六つ、全部可能...全文を見る
○玄葉委員 ますますわからなくなっちゃうんですよ、逆に。そうなると、武力攻撃事態というのは、もう本当に拡大しちゃうんですよ。  つまり、何で聞いているかというと、周辺事態だけの発生ではできないことが、事態が併存することで、つまり武力攻撃事態とあわせて認定されることでできることと...全文を見る
○玄葉委員 中谷長官、総理も笑っていますよ。いや、率直に言ってわからない。  私、こればかり本当はやりたくないんだけれども、では、この六つの事態はすべて予測される事態になり得る、この時点でなり得る可能性があるんですか。では、イエス、ノーで答えてください。イエスという答えをしてい...全文を見る
○玄葉委員 ちょっと答弁、ひどいですね。  今の答弁になっていくと、何か率直に言って、周辺事態はイコール武力攻撃事態だというふうに聞こえなくもない。そういう答弁に聞こえなくもないですよ。可能性はほとんどないとはっきり、きちっと言えばいいんだけれども、そういうところがある。  ...全文を見る
○玄葉委員 今、支援法の話と、少し行動の円滑化の話も触れておられますけれども、行動の円滑化の話では、よく言われるように、米軍は、一般国際法上は接受国の国内法の規制は受けないということになっています。だけれども、自衛隊は、今回適用除外の法律を審議することになりますけれども、しかし、...全文を見る
○玄葉委員 それでは、先ほど周辺事態と武力攻撃事態が併存する事態について話をしましたけれども、その事態、いわば重複事態というか併存事態において整理されなければならない課題というのがかなりあるのではないかというふうに思うんです。自治体、民間との関係とか、さまざまあると思うんですけれ...全文を見る
○玄葉委員 いや、具体的な内容といっても、これは少なくとも、武力攻撃が我が国に対して発生して自衛権の問題が発生した、こういうときに武器弾薬の提供というのは私はできるんだと思っているんですけれども、米軍に対してですよ、米軍は私たちの国を守ってくれているんですよ、そういう場合、それも...全文を見る
○玄葉委員 例えば、こういう事態のケースを考えたときにどうなんでしょうか。  あえてわかりやすくするために、これはわかりやすく議論しないとなかなか国民の理解を得られないので、あえて特定します。朝鮮半島で事態が起きちゃった。それで、それは周辺事態と認定した。同時にそれは我が国の武...全文を見る
○玄葉委員 そうすると、どうですか。五条事態、つまり武力攻撃事態でこの米軍に対する武器弾薬の提供を読むのであれば、その武器弾薬は、米軍は朝鮮半島でも使っていいんだということなんですか、それともそうじゃないんですか。
○玄葉委員 そうすると、朝鮮半島で米軍はそれを使用してもいいということですね。どうなんですか。もう一回確認したいんです。
○玄葉委員 いや、率直に言って答弁になっていないところがあると思います。これは後で、追って同僚議員にバトンを渡しますけれども、なぜ私がこういうことを聞いているかということなんです。つまりそれは、やはり私たちの国の安保政策というのは、フィクションというか虚構で成り立っているという側...全文を見る
○玄葉委員 いや、先ほどの私の具体的な質問には残念ながら答えてもらっていないんです。ですから、そこは多分何度聞いても同じなんでしょうから、ぜひこれはこれから整理をしていきたいというふうに思っています。  あと、周辺事態と武力攻撃事態が併存する事態において、地方自治体の対応、ある...全文を見る
○玄葉委員 関連して、地方自治体との関係を少しお尋ねしたいんですけれども、地方自治体との関係については、五条と七条に、地方公共団体の責務ということが書いてあり、同時に地方公共団体と国との役割分担というのが書いてあるわけです。具体的には何も書いてないと言っても過言ではないというふう...全文を見る
○玄葉委員 いわゆる地方自治体にそういう役割を負っていただくということになるのであれば、当然それなりの権限を例えば知事さんなり市町村長さんなりが持たないとできないという側面もあるのではないかというふうに思いますし、あるいは警察とか消防なんかとの関係も出てくると思うんですけれども、...全文を見る
○玄葉委員 ですから、米軍との関係なんかもそうなんですけれども、国民の皆さんにとって大事な、いわゆる住民の避難だとか誘導をどうするかとかということが抜け落ちているんですね。これはやはり重大な欠陥だというふうに言わざるを得ない。一緒に出すというのが本来なんじゃないかと思うんですけれ...全文を見る
○玄葉委員 ですから、なぜ一緒に出さなかったのかということ。それは間に合わなかった、こういうことですか。
○玄葉委員 ですから、これを出すならば、本来は、俗に言う第三分類、それも一緒に出してほしかったということであります。優先順位の問題としては、先ほど、今回の武力攻撃事態に当たらないテロとか不審船の問題もある。もっと言えばサイバーテロの問題なんて何も対応できていないと言っても過言では...全文を見る
○玄葉委員 そうすると、仮に終わりの認定について総理と国会の意思が乖離をして、そのときに国会が決議して、もう引こう、やめよう、少なくとも武力攻撃事態ではないというふうに認定しよう、認定というか終わりを決めようということであれば、それはもう尊重するということですね。
○玄葉委員 いや、もう余りやりませんが、アメリカでも、例えば国家緊急事態法なんかでは、それは連邦議会が決議すればやめるということになっているわけですよね。そこは、やはり我々としては最低限求めなきゃいけない話だというふうに思っています。  以上です。
05月31日第154回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第4号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  今回の国会等移転の委員会、五月を目途に委員会として絞り込みをするという決議を踏まえた委員会だというふうに聞いております。  私は、かねてから、本日メディアの方々がいらっしゃっておられますけれども、この国は情報の発信がほとんど東京からなされている...全文を見る
06月04日第154回国会 衆議院 総務委員会 第20号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。私は、民主党の総務部門の責任者でもありますので、冒頭、基本的な私たちの党内の議論あるいは考え方を申し上げたいというふうに思っています。  私たちの党内も、自民党も恐らくそうであるかもしれませんけれども、さまざまな意見があるのは事実であります。ただ、比...全文を見る
○玄葉委員 内閣総理大臣が、この法案の位置づけとして、民営化に向けた一里塚だと、内閣総理大臣が発言をしていて、これは基本的に小泉政権の認識というふうに普通だったら考えるであろうと思いますけれども、そういう認識でよろしいですか。
○玄葉委員 これは大事な問題だと思うんです。なぜかというと、結局、この法案が民営化に向けて一里塚として出された法案なのか、そうではないのかで、公社の制度設計のありようもこれは議論が変わってくる可能性がありますね。例えばさっき出資規定の議論なんかもありましたけれども、議論が変わって...全文を見る
○玄葉委員 そうすると、今の質問主意書への答弁という形で読まれた見解が政府の統一見解、こういうふうに考えてよろしいのですか。そして、それは小泉総理も納得の上そのような答弁書を、当然、主意書でありますから、これは閣議決定されるべき、そのような理解でよろしいですか。
○玄葉委員 本会議で言われたことを撤回して、いわば個人的な考えなんだ、それを本会議で述べた、こういうことですね。私は、言葉として非常に軽いなというふうに言わざるを得ない。ただ、そういう統一見解だということがきょうはっきりしたわけであります。(発言する者あり)後でまた詰めていただけ...全文を見る
○玄葉委員 民間参入の条件が、いろいろこの法案には規定されているわけであります。ユニバーサルサービスの定義にもいわば関連するような話だろうというふうに思いますけれども、先ほど私が申し上げましたように、うちの党内も、また私自身も、ユニバーサルサービスの確保というのは必要だ、ネットワ...全文を見る
○玄葉委員 繰り返しますけれども、私もユニバーサルサービスの確保というのは必要だと思っているんです。ただ、必要最小限のものでなきゃいけないだろうというふうに思っています。この法律を最初に読んで、本当にこれは必要最小限なんだろうか、必要以上の規定というのがあるんじゃないかと正直思い...全文を見る
○玄葉委員 私は、これは最初に驚きましたね、一読して。つまり、最初からオミットなんですよね、最初から。今、協定の中身がどういう中身になるかわからないといったら、じゃ、協定の中身を許可制にしたらいいわけですよ、率直に言って。最初からオミットなんだから、A社とB社が協力してユニバーサ...全文を見る
○玄葉委員 私たちの党内にはこういう議論もあります、あるいは党内だけじゃありませんけれども、これはそもそも論ですけれども、議論の紹介という形で申し上げますけれども、そもそも公社の監督者がいわば総務省ですね。その公社の監督者が民間参入をする許認可を握っている、許認可省庁になっている...全文を見る
○玄葉委員 そのテーマはこれでやめますけれども、民間参入の条件で、先ほどの議論の中で、許可の基準は九条その他にいろいろと規定してありますけれども、具体的な基準というのは、とにかく省令で、ガイドラインでということになっているようであります。  これは、例えば、先ほど議論が出たよう...全文を見る
○玄葉委員 次に、信書の定義ですけれども、確認していきますから、端的に答えていただけますか。  一つは、一般に民間事業者が、この法案ができて、現在配送しているものまで扱えなくなるんじゃないか、こういう心配をする声、向きがあります。メール便だとか商品券、ギフト券、そういうものがあ...全文を見る
○玄葉委員 メール便とかギフト券とか商品券、従前どおりだということですが、例えば、クレジットカードとかDM、ダイレクトメールとかはどうですか。
○玄葉委員 何か今の答弁、ちょっとよくわからないんですけれども、そうすると、何となく今のニュアンスだと、クレジットカードでも、あるいは特にDMなんかは、細かい話なんだけれども、例えば同じDMの中でも、これは信書ですよ、これは信書ではありませんよというふうに、DMを幾つかに分けてガ...全文を見る
○玄葉委員 そうすると、ちょっと細かい議論なのでもうやめたいんだけれども、同じDMの中でも分けることをしていくということですか。例えば、DMだって、不特定多数じゃない場合だってあるわけでしょう、特定のメンバーなんかはいいよとか、特定のメンバーだけに出すDMとか。
○玄葉委員 そうすると、DMの中でも分けていく、こういうことですね。  あと、これは余り議論していると時間がなくなっちゃうんですが、ただ、意見も含めて申し上げるんですけれども、私、この民間参入という議論は、どうも目標みたいなのがはっきりしない、そういうところがあるような気がして...全文を見る
○玄葉委員 確かに、料金の引き下げは結構大変だと思うんですよ。ただ、ファミリー企業の問題だとか、コスト高の原因はいろいろあるわけですよ、率直に言って。例えば、そういうことを削ることで料金を安くしますと一言仮に言えたら、これは一気に浸透しますね。これは意見も含めて申し上げておきます...全文を見る
○玄葉委員 適正であると。  行政が考えるんじゃなくて、国民が考えるんだというやじがあったんですけれども、例えば、では政府は一方ではこう言っているわけですよ。いいですか、これは総務大臣も入っておられる会議だと思いますけれども、平成十三年の六月二十一日と九月二十一日のそれぞれ経済...全文を見る
○玄葉委員 さっき銀行自身が努力しなきゃいけないんだ、ほかに要因があるんだと。それは当然銀行自身が努力しなきゃいけないとか、税制だとかね……(片山国務大臣「直接の方」と呼ぶ)直接市場ですね。いわゆる市場整備、環境整備が必要だ、全くそのとおりですよ。  だけれども、一方で公的金融...全文を見る
○玄葉委員 私、その責任体制というのは大事だと思うんですよ。例えば、事実上総務大臣だ、いろいろなチェックをかける、審議会だ。そうすると、責任は分散するんですよ。責任がないところには本当にもうけるという話もないですからね、はっきり言って。これは、最終的には国民負担になる可能性がある...全文を見る
○玄葉委員 細かい話なんですけれども、最後のところは、ファンドマネジャー、いわゆる実際に運用する人、これは、ちなみに成績によって人事評価に反映させるみたいなこともやるんですか。これは細かいけれども大事なことだと思うんです。
○玄葉委員 話は戻りますけれども、私は、やはり郵貯、簡保の資金、これは、本当に私もつらいんだけれども、やはり引き下げないと、規模を縮小させないといかぬのだと思うんです。それは、二〇〇〇年問題があったから今はがんと減りましたよ。だけれども、今後は一兆円ぐらいのレベルですから、減ると...全文を見る
○玄葉委員 それと、先ほども議論が出ていたんですけれども、出資規定ですね。これは中間報告に盛られていたんですが、なくなりました。これはどうしてですか。
○玄葉委員 私は、ラ・ポストとかは国営だけれども出資しているというんですけれども、一方、例えばドイツなんかでは、民営化した上でそれぞれの企業の買収とかをしているということです。この問題は難しいんですが、ただ、国営である限りはやはり、他の民間企業の仕事を奪う、あるいはまたファミリー...全文を見る
○玄葉委員 ある程度性格を、思想というのかな、やはり必要だろうと思うんですね。これは保証料なのか、いわば法人税にかわるものなのか。だって、市町村の納付金は、基本的に固定資産税の代替的性格だと、いわゆるそれはもう認識が、コンセンサスが得られていると思うんですけれども、この性格、法人...全文を見る
○玄葉委員 もう時間が終わっておりますので終わりますが、ただ、私はやはり、信書便法案が特に改革の本丸のような扱いをされているんですけれども、そういう意味での改革の本丸扱いというのはとても何か違和感があるというか、この四法案は、果たして小泉さんにとって、仮に成立しても胸が張れるよう...全文を見る
06月28日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第16号
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○玄葉委員 御紹介をいただきました民主党の玄葉光一郎です。  意見陳述者の皆様に、心からきょうは御礼を申し上げたいというふうに思います。それぞれの陳述がとても大事な指摘をされておられたのではないかというふうに思います。  冒頭、簡単に、私たちの立場といいますか、考えを端的に申...全文を見る
10月31日第155回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○玄葉委員 玄葉ですが、先ほどの八代委員の御意見に対する若干の私の認識と、あと質問をさせていただきたいというふうに思います。  基本的に今我々はどの位置にいるのかということだと思いますけれども、私は、今まだ移転法があって、審議会報告がそれに基づいてあって、基本的にそれがまだ生き...全文を見る
○玄葉委員 できれば、せっかくだから、大体ここからこの範囲、もちろんすぱっと言える数字じゃないですから、ここからこういう範囲ということで調べていただく、それでここに出していただくとありがたい。今じゃなくていいですから。
○玄葉委員 ちょっと十分今質問を把握できているかどうかわかりませんけれども、基本的に、七月二十五日に理事一同で、またこの場で御報告をさせていただいた。また、理事一同で申し合わせをした内容については、各党の理事が中心になって各党の国対委員長さんにまさに要請をしている最中だというふう...全文を見る
11月14日第155回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  とりあえず一点だけお聞きをしたいと思うんですけれども、先ほど蓮実理事からも出ていたんですが、前国会の当委員会におきまして申し合わせをさせていただきました。それは、繰り返す必要はないかもしれませんけれども、現下の厳しい社会経済情勢を踏まえて、移転の...全文を見る
○玄葉委員 二、三、お尋ねをしたいと思います。  一つは安倍さんに、小泉政権はよく構造改革という話をいたしますけれども、せっかくなので、構造改革の定義を教えていただければというふうに思うんです。もっと言うと、もう一つは窪野さんにお聞きするのでお答えは最後でいいんですけれども、構...全文を見る
○玄葉委員 ごめんなさい、一言だけ、コメントというか。  私も、なかなか構造改革という言葉の定義が、正直、よく正確につかめなくているんですけれども、今の安倍副長官のお話だと、結局、少子高齢化に伴って社会保障制度の構造を変えていこうじゃないか、あるいは、より競争力の高い分野に産業...全文を見る
11月20日第155回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第4号
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○玄葉委員 大変参考になりました。  若干繰り返すような質問になります。今回のこの委員会の趣旨は、結局、その一つは、一括移転と分散型移転の比較といいますか、優劣だと思うんですね。  そこで、お二人の先生から、分散型移転の方がむしろ望ましいのではないかというアイデアというか、整...全文を見る
○玄葉委員 同じようなことなので、ぜひこれはお二人に、一言ずつで結構ですから。  つまり、さっき、こういう考えが提示されたんですね。要は、一括移転と分散移転という比較優劣で、国政機能、例えば立法府プラス行政の企画部分、そして司法機能、そして基盤、これは研究とか調査とか統計とか、...全文を見る
11月27日第155回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第5号
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○玄葉委員 とりあえず、二、三お尋ねをしたいと思うんですけれども、市川先生にお尋ねをしたいと思います。  多分私と見解が違うんですけれども、その理由は、一つは、危機感と時代認識の違いというのがあるのではないかというふうに思っています。もう一つは、いわば政治への信頼度の違いという...全文を見る
○玄葉委員 福井先生に一つお尋ねしたいんです。  先ほども出ていましたけれども、国会の移転の問題、規模とか形態というのは明確な目的との対応が大事だ、これは私も、とても納得といいますか、改めて認識をして取り組まなきゃいけないなというふうに思ったところです。  それはそれとしてな...全文を見る