玄葉光一郎

げんばこういちろう

小選挙区(福島県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数10回

玄葉光一郎の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第177回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 今、石破政調会長が、参議院選挙後、何をやっていたのか、こういう問い合わせだと思いますけれども、藤井調査会をつくりまして、社会保障と税について議論を重ねてまいりました。それについては一定の中間整理がなされております。さらに申し上げれば、民主党の考え方はもともとないの...全文を見る
○玄葉国務大臣 マニフェストの検証の時期と、社会保障に対する民主党あるいは政府・与党の考え方をお示しする時期との関係でありますけれども、まず基本的に、二年、折り返し地点なので、マニフェスト全体は九月に検証するということでありますけれども、おっしゃったとおり社会保障分野に関しては、...全文を見る
02月02日第177回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 委員長おっしゃるとおり、TPPについては、まだどうなるかというのは定かでありません。同時に、私たちは、六月に、総理としてTPPに対して交渉に参加するかどうかを判断するという段階でございます。  その上で、昨年十一月に包括的経済連携に関する基本方針を打ち立てて、私...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、志位委員長から御指摘のあった農業の話。  鹿野大臣とともに私、再生会議の副議長を務めておりますから一言だけ申し上げます。  まずは、関税がゼロになるとはわかりません、はっきり申し上げて。それと、輸出が促進されれば、それだけで自給率は上がります。それともう...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、武正委員から御指摘がございましたように、新しい成長戦略、先ほど総理からもございましたけれども、グリーンイノベーションあるいはライフイノベーション、それぞれありますが、一つの柱は、アジア三十五億人の内需を日本の内需と考える。アジア太平洋は四十億人でありますが、ア...全文を見る
02月03日第177回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 社会保障と税の一体改革に限らずそうなんですけれども、ねじれ国会、これは、国民の皆さんが、与野党でよく話し合ってよりよい結論を導いてほしい、こういうことなんだと思います。  その上で、今、大串さんがおっしゃったこの社会保障、少子高齢化社会が世界に先駆けてやってきた...全文を見る
○玄葉国務大臣 マニフェストの検証と社会保障分野の見直しの議論との関係であります。  マニフェストの検証は、昨日も申し上げましたけれども、九月に全体を行うということでありますけれども、社会保障分野に関しては、先行して事実上の検証を基本的には終えたいというふうに思っております。す...全文を見る
02月04日第177回国会 衆議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 石田先生がおっしゃるとおり、結論を申し上げれば、まだ結論を出しておりません。  結論というのは、参加するかどうか、つまり交渉に参加するかどうかの結論を出していないということでありまして、現在、情報収集そして協議をしております。その情報を多角的に分析、検討している...全文を見る
○玄葉国務大臣 補足をさせていただきますけれども、まさに農林水産省試算は農林水産省独自に行った試算である。一方、GTAPモデルを使って、例えば内閣府なども試算をしている。したがって、政府として統一した試算、見解というのが実はあるわけではありません。しかし、それぞれが出しているとい...全文を見る
○玄葉国務大臣 もう石田先生重々御承知だと思います、今質問をお聞きしていて。  チリの方はちょっと手元にないんですけれども、例えばベトナムは、おっしゃるとおり締結をしています。八〇%台のタリフラインでの自由化率だということですよね。仮定の話でありますが、TPP参加はまだこれから...全文を見る
○玄葉国務大臣 済みません、今手元に資料がありませんけれども、一言で申し上げると、昨年十一月に包括的経済連携の基本方針というのを定めました。そのときに、先ほどまさに先生から御指摘のあったような、二国間のEPA、これをハイレベルにしていくんだと。つまりは、ハイレベルのEPAを結ぶと...全文を見る
02月07日第177回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 マニフェストにつきましては、まずは、衆議院任期の折り返し地点がことしの九月に参ります。したがって、すべてにおける検証が必要だということでございます。  同時に、社会保障分野につきましては与野党協議を呼びかけているわけでありますので、これらについては、特に社会保障...全文を見る
○玄葉国務大臣 小川さんがおっしゃることはよくわかりますし、そのとおりだというふうに思います。  したがって、マニフェストについてしっかり検証して、見直すべき点についてはしっかりと説明をしていく。しかも、党内でも、もっと言えば全国的に、参議院選挙のマニフェストの見直しのときもそ...全文を見る
○玄葉国務大臣 ただいまの小川さんの御指摘、ごもっともだというふうに思います。ですから、マニフェストを最終的に検証して見直しをする、どうしてもできないことが明確になったときには謝罪をする。そして同時に、全体パッケージとしてこれからどうするか。優先順位をどういうふうにつけていくのか...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、吉良委員からの大局的な観点からの御意見、そしてお気持ち、よくわかります。  ただ、昨年十一月の段階での結論は、ハイレベルEPAについてまず先行させるというか、そのことについては決意をするということでありました。ただ、これはもう改めて申し上げるまでもありませ...全文を見る
○玄葉国務大臣 基本的にそういうことで結構です。
02月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 結論から申し上げれば、一元化という議論はあきらめておりませんし、生きております。  それは、今働き方が多様化をしています。非正規労働もふえています。雇用も流動化をしています。したがって、この一元化という考え方は非常に大切な考え方だと。ただ、御存じのように時間がか...全文を見る
02月09日第177回国会 衆議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 ただいま佐々木委員から、実態を踏まえた味わい深い質問を、あるいは御提言をいただいたというふうに思っております。  私も、自分の選挙区も、市町村合併しても二十市町村あるというような地域をくまなく歩いて十七、八年選挙をしておりますので、十二分に事情は承知をしているつ...全文を見る
○玄葉国務大臣 はい、わかりました。ちょっと中根さんのところに食い込んで……
○玄葉国務大臣 わかりました。  もう終わりますが、一言で言えば、地方の方が出生率が非常に高いという実態もございますので、そういったことも含めて、どういうふうにバランスをとって持続可能な農村をつくっていくのかということも意識をしながら国家戦略を考えていきたい、そう考えております...全文を見る
○玄葉国務大臣 ただいまの加藤委員の御質問でありますけれども、当時、私、直接かかわっておりませんが、かかわっていないからといって、これはもう全員の責任でありますので、一部推測にもなります、これから正式な検証をいたしますので。  私の推測では、恐らく、その部分は経済成長による税収...全文を見る
○玄葉国務大臣 基本的に、やはり議論を収れんさせていくということが必要だというふうに思うんです。複数案もあり得るかなという答弁を以前もさせていただきましたけれども、要は、与野党で合意を得る、国民的な合意を得るためにどちらがよいかということを考えて最終的に提示をしたいな、そういう思...全文を見る
○玄葉国務大臣 正式な全体の検証は九月ということでありますけれども、ただ、社会保障分野、特に年金、医療、介護、あるいはいわゆる子育て全般のところは、やはり四月までに一定の検証を事実上終えなければ提示をできないというふうに思っていますので、その分野に関しては四月には事実上終えたいな...全文を見る
02月10日第177回国会 衆議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 これは、富田先生いろいろ御指摘をされておられましたが、正式にそれぞれの担当者が整理をさせていただいた結果が、きょう理事会に小宮山副大臣から出させていただいたペーパーということでございますので。  最終的に、子ども手当の趣旨というのは、子供の育ちを支援するという面...全文を見る
○玄葉国務大臣 率直に申し上げて、私はその当時の反対理由を記憶しているわけではございません。ただ、過去、民主党が児童手当法の改正に反対してきた理由ということで一つ挙げるとすれば、給付内容が十分でないのではないかということのようでございます。  同時に、これは率直に私の感想として...全文を見る
○玄葉国務大臣 今の富田先生の質問は、全額国負担かどうか、こういう御質問かというふうに思いますけれども、結局、問題は、地方負担も、今、かつての児童手当の部分の地方負担だけなんですね。ですから、これからそういった問題も含めて、場合によっては検討対象にしていくという答弁が関係大臣から...全文を見る
○玄葉国務大臣 私、今の富田先生のお話を聞いて、その考え方はその考え方として確かにあるなというふうに思いました。  同時に、推測も込めて申し上げると、何で上に行けば行くほど上げなかったのか、全部同額なんだということでありますけれども、例えば、きのうも質問にありましたが、貯蓄に回...全文を見る
○玄葉国務大臣 一つは、参議院選挙を迎えるに当たって、我々、かなり、地方の支部も巻き込んだ参議院選挙マニフェスト議論をいたしました。そのときに、二万六千円をあきらめるということではないんですけれども、少なくとも、二年目、実は、〇九年のマニフェストでは二万六千円と書いたんですけれど...全文を見る
○玄葉国務大臣 配偶者控除じゃなくて住民税の方を見直したじゃないかというお話でございますけれども、先ほども若干申し上げましたけれども、全体としてはやはり控除から手当へということがあるのと、地方との関係では、あくまで国の制度変更あるいは税制改正変更で地方が増収になる分について、その...全文を見る
○玄葉国務大臣 ちょっと確認しておりませんが、恐らくそうだろうというふうに思います。
○玄葉国務大臣 御存じのように、EPAは二国間のものでございますし、TPPはマルチのものである、そういう意味では違うわけでございますけれども、日米だけ見た場合、共通の留意点は当然こういう形であり得るんだろうということでしたためたメモだというふうに思います。
○玄葉国務大臣 今、吉井委員の御指摘でありますが、そもそも、この後、十一月に包括的経済連携の基本方針を取りまとめたわけでありますが、二国間EPAについて国際的潮流と遜色のない高いレベルのEPAを結んでいくということは、私たち政府の方針として決定したところでございます。
○玄葉国務大臣 恐縮ですけれども、通告があれば調べてまいりましたけれども、こういうことが仮にあったかなかったかはともかくとして、高いレベルの二国間EPAは、今ここにもございますけれども、除外品目が実はございます。例えば、米韓が非常に高いレベルで二国間EPAをやっておりますけれども...全文を見る
○玄葉国務大臣 それはぜひ時間をいただいて確認をさせていただければと思いますが、恐らく、確かにこういうような経緯があったように私も記憶はしています。  ただ、そうだとしても、先ほど申し上げましたけれども、ハイレベルEPA、ほとんどのハイレベルEPAには除外品目がございます。例外...全文を見る
○玄葉国務大臣 こういう事実関係は、恐縮ですけれども、やはり通告していただかないと、自信を持って申し上げることはできません。
○玄葉国務大臣 昨年十一月に包括的経済連携の基本方針を決めました。ハイレベルEPAについて政府として決意をしたことは事実です。  ハイレベルEPAというのは、まさに九〇%あるいは九五%を超えるハイレベルEPAだというふうに申し上げてもよいかと思いますけれども、例えば、先ほど申し...全文を見る
○玄葉国務大臣 ですから、今後の交渉の結果として、例えば、仮にFTA交渉において全く除外品目がないというような結果が出たら、確かにそういう意味では、ここに書いてあることとは違うのではないかということになろうかと思いますけれども、そういうことは私はあり得ないというふうに思っています...全文を見る
○玄葉国務大臣 今御指摘のように、こうした二十四の作業部会においてさまざまな議論が展開をされているというふうに思います。ただ、御存じのように、TPPにつきましては、私たちはまだ参加の意思決定をしておりません。情報収集をしている、協議をしている、そういう段階でございますので、それに...全文を見る
○玄葉国務大臣 人の移動につきましては、ある意味、今おっしゃったこととは違って、いわゆる、適切な表現かどうかということはありますけれども、一般論として言うと、これはなぜかというと、TPPについてはまだ参加交渉に入っているわけじゃありませんので、明確に答えることはできません。ただ、...全文を見る
○玄葉国務大臣 それは、現時点で得られた情報で分析をするしかありません。  ちなみに、交渉に入ったって、実際に参加する、つまり締結するというわけではありませんから。仮に、交渉に入るという決断がなされた場合は、まさに今おっしゃったとおりの、かなり詳細な分析が可能になる、アセスメン...全文を見る
○玄葉国務大臣 冒頭申し上げましたけれども、基本的に、一般的に、いわゆる単純労働者について扱っているという例は、私は余り承知しておりません。
○玄葉国務大臣 今確定的に答えることはできませんけれども、それは議論の対象にはなるでしょう。ただ、医療を例に挙げて申し上げますけれども、例えば医療について、では現実にどうなるんですかといったら、恐らく、国籍による差別の禁止、つまり内国民待遇とか数量制限、もっとわかりやすく申し上げ...全文を見る
○玄葉国務大臣 ですから、先ほども申し上げましたけれども、具体的にお示しすることは困難ですが、健康とか命とか、そういったものにかかわるそういう分野については国際交渉において慎重に扱わなきゃいけないということは、私は先ほども申し上げたはずでございます。  ですから、いずれにしても...全文を見る
02月15日第177回国会 衆議院 本会議 第4号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 法人実効税率の引き下げの意図と、税制改正法案が年度内に成立しない場合の国民生活への影響に関する岡田康裕議員のお尋ねについて答弁いたします。  平成二十三年度税制改正におきましては、米国と並んで世界一高い日本の法人実効税率を引き下げることで、企業が海外...全文を見る
02月16日第177回国会 衆議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 町村先生御指摘の社民党さんとの協議でございますが、社民党さんの方で予算案並びに予算案の関連法案について民主党と協議を行うという方針が出されたということでお会いをしたことは事実でございます。  現在、入り口の段階でございますけれども、ただいま御指摘の要請というか問...全文を見る
○玄葉国務大臣 赤澤委員御承知のとおり、昨年十一月に包括的経済連携の基本方針というのが決まったわけです。  今お尋ねは、ハイレベルEPAではなくてTPPだということでございます。そのときに、御存じのように、情報収集のための協議、交渉に参加をして情報を収集するということではござい...全文を見る
○玄葉国務大臣 先対策という言葉が御存じのようにあるわけであります。今鋭意、食と農林水産業の再生実現会議という会議、そして、そのもとに置かれている幹事会で精力的にヒアリングをしております。  いつも申し上げておりますけれども、守りの部分と攻めの部分と、六月に基本方針をまとめたい...全文を見る
○玄葉国務大臣 通告がなかったので、今具体的に責任を持ってどこまでお答えできるかというのはございますけれども、でき得る限り具体的なものにさせていただきたい、そう考えております。
○玄葉国務大臣 何かひっかけ質問をされているのかどうなのか。  赤澤さんが今おっしゃったとおり、行動計画が極めて詳細なものになって、ただ六月の基本方針もでき得るだけ具体的なものにする、こういうふうに申し上げたわけです。
○玄葉国務大臣 現在検討中です。
○玄葉国務大臣 ですから、同時並行的に農業強化策を今検討しているわけです。それを六月に出させていただくということを申し上げているわけです。
○玄葉国務大臣 日豪の交渉は、全体として着実に進展をしているという報告を聞いていますが、具体的な農産品についてどうなっているかということについては、相手国とのこともございますから、今この場で申し上げることは残念ながらできません。
○玄葉国務大臣 相手国が特定されている中で明確な数字を申し上げることはできませんが、一般論で申し上げれば、やはり九〇%は最低でも超えていかないと、いわゆるハイレベルEPAとは言わないだろう。世界の潮流から遜色のない高いレベルというのは、一般的には九五%を超えるものになるのではない...全文を見る
○玄葉国務大臣 国会決議につきましては、多分、手元に資料がございますけれども、米、小麦、牛肉、乳製品、砂糖などの農林水産物の重要品目について、除外または再協議の対象となるよう、政府一丸となって全力を挙げて交渉すること……
○玄葉国務大臣 委員会決議ということでございますけれども、基本的に、センサティブ品目あるいは重要品目に配慮を行いながら交渉を行うというのは、我々の基本的な姿勢でございます。
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、重要品目については、国内の対策をどうするのかというのは、率直に申し上げて、私の方でも内々検討をしております。  九五%という場合も、何をもって九五%かというのも率直に言ってあるわけですよね。例えば除外の問題と、例外の問題と。例外も、実は期間の問...全文を見る
○玄葉国務大臣 政府として統一した試算は行っておりませんが、産業全体で見ている影響試算はこの一番左側のマクロ経済効果分析、GTAPモデルになります。  そして、委員の、農業への影響試算でございますが、これは御存じのように前提がありますね。前提、書いていませんね。つまりは何の対策...全文を見る
○玄葉国務大臣 今の赤澤委員の指摘は、私は建設的な指摘だと思いますよ。  だから、そういう意味では、そういったさまざまな試算をできる限りつくって、適時適切な段階で公表するということをきちっと考えていきたいというふうに思います。
02月17日第177回国会 衆議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 金田委員から多岐にわたる御指摘をいただいたところでございます。  先ほど財務大臣からお話をいただきましたように、恒久財源見合いでマニフェストを実施している。三・六兆という話がありましたが、主要事項以外を含めると三・九兆出したかというふうに思います。  同時に、...全文を見る
○玄葉国務大臣 吉泉委員の、多様な農業を、特に民主党農政になって守ると言ってきたのに、そこは変わるのか、多分こういう御趣旨だと思いますけれども、今、御存じのように、二百六十万の農家です。私が初めて国会に出たときは倍いらっしゃいました。ですから、選別の余地がないという思いがあって、...全文を見る
○玄葉国務大臣 ただいまの御指摘は、かなりある意味広範な意味を含んでいるように思います。  十分開国しているんじゃないか、こういう議論があるんですね。ですけれども、私は、やはり一つは、FTAのカバー率というのが、例えばお隣の韓国と比べると半分なんですね。あるいは、例えば日本は、...全文を見る
○玄葉国務大臣 全くおっしゃった問題意識はよくわかります。超少子高齢化社会を世界に先駆けてやってきている日本です。その中で一定の成長をしなきゃいけない。その有力な一手段として、アジア太平洋四十億人の内需は日本の内需だ、こう考えてこの開国の議論があるということですね。  一方で、...全文を見る
○玄葉国務大臣 今のお話は、農林水産大臣がお答えになるのが最も適切だというふうに思います。  戸別所得補償制度が、おっしゃるとおり、予算措置であるというのは、これは私の承知している限りでは、結局、田植え前には、国会情勢にかかわらず、やはりある程度わかっていなきゃいけないという状...全文を見る
02月22日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 去る二月二十日のテレビ番組での私の発言についてでございますけれども、自民党の石破政調会長から、公債特例法案が通らないと大変なことになってしまうというお話をなさいますが、そんなことにはなりません、ならないことは政府の方々はよく御存じなはずであって、それは、短期の借り...全文を見る
02月23日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 国家戦略担当大臣及び「新しい公共」を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  国家戦略室は、国の重要政策の司令塔として、税財政の骨格、経済運営の基本方針、その他総理大臣が特に命じた内閣の重要政策に関する基本的な方針の企画及び立案並びに総合調...全文を見る
02月23日第177回国会 衆議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 たしか日曜日のテレビでの私の発言だと思いますけれども、年度内成立にこだわらないということを申し上げたわけではございません。四月になったら長期金利あるいは株価などのマーケットが心配であるということを申し上げたわけでございまして、きのう、財務金融委員会でその真意を申し...全文を見る
○玄葉国務大臣 自民党の石破政調会長から、テレビの討論において、いわゆるつなぎなどでしばらくもちますよねというお話を受けて申し上げたわけでございまして、誤解を与えたとすれば、そのことはおわびを申し上げたいというふうに思います。
○玄葉国務大臣 それは私がお答えをする立場にはございません。
○玄葉国務大臣 現在、TPP交渉参加の是非を含めて、包括的経済連携に関する閣僚委員会というのが総理が議長でございます。そのもとで、FTAAP・EPAのための閣僚会合というのが、官房長官と私が議長ということで、この交渉参加の是非を含めて今検討していますが、どういう手続にするか、これ...全文を見る
○玄葉国務大臣 西先生がお話しのように、二〇〇九年のマニフェスト、日米FTAの推進と同時に、農業、農村の振興ということを書いてあるわけでありますけれども、昨年十一月の包括的経済連携の基本方針も、センサティブ品目、センシティブ品目ともいいますが、センシティブ品目に配慮を行いつつ、高...全文を見る
○玄葉国務大臣 高木先生、現時点では、先ほど御指摘のあったような方針は民主党としては変えていないんです。同時に、参議院選挙のマニフェストで、我々は、そこの部分は一定の信任を得たと思っているんです。  つまりは、一万三千円に上積みをする、そのときには、公明党さんの提案もこれありで...全文を見る
02月24日第177回国会 衆議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 遠藤委員からの御指摘は、二月二十日のテレビ番組での発言でありますけれども、正確に申し上げたいと思います。  自民党の石破政調会長から、読みます、特例公債法案が通らないと大変なことになってしまうというお話をなさいますが、そんなことにはなりません、ならないことは政府...全文を見る
○玄葉国務大臣 ぜひとも年度内に成立を図れるようにお願いをしたいという思いでございます。
○玄葉国務大臣 遠藤委員から、かなり本質的な御議論があったわけであります。  先ほど、グローバル化、フラット化、こういう話がありましたが、九〇年代、そして二〇〇〇年代、この二十年でありますけれども、さまざまな角度からの分析は可能だというふうに思います。  ただ、あえて申し上げ...全文を見る
○玄葉国務大臣 大変含蓄のあるお話をいただいたというふうに思っております。  確かに、イノベーションという言葉を技術革新という狭義で、狭い意味でとらえないで、もっと大きな、創造革新という意味でとらえるべきだという発想は、私は同感でございます。何とか、成長戦略の中にも、グリーンイ...全文を見る
○玄葉国務大臣 どこまでかという御質問かというふうに思いますし、また同時に、片山大臣に問われたことも含めてということではないかと思いますけれども、私も、閣議決定の「アクション・プラン 出先機関の原則廃止に向けて」というこの決定は、これまで民主党が申し上げてきた出先機関の原則廃止と...全文を見る
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 ただいま江端委員からお話がございました民主党政権になってからの新しい公共、これは、大きなことをあえて申し上げれば、新しい民主主義をつくるくらいの、こういう概念だというふうに私自身は思っています。  つまりは、明治になって、中央集権国家になって、あれから日本人はお...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃることはよくわかりますので、そういったケースをたくさん御紹介できるようにしたいと思いますし、同時に、先取りする形で、これも御存じだと思いますけれども、昨年の補正予算で、これは各都道府県になってしまうのでありますけれども、NPOを支援するためのいわば交付金と...全文を見る
02月28日第177回国会 衆議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 部門の方に相談があったかどうかは調べないとわかりませんけれども、少なくとも私には事前にございません。
○玄葉国務大臣 TPPというのは、実は吉井委員は御存じでお話をされていると思いますけれども、そもそも……(吉井委員「いや、書いてあったかと聞いているんです」と呼ぶ)マニフェストには書いていません。なぜかといえば、それは二〇〇九年、政権交代以降出てきた課題であるから、当然そういうふ...全文を見る
○玄葉国務大臣 今の御質問は直接的な通告がなかったので、若干推測があったら申しわけないんですけれども、恐らく、「締結」というのを「交渉を促進し、」に変えたのではないかと。ただ、「その際、食の安全・安定供給、食料自給率の向上、国内農業・農村の振興などを損なうことは行わない。」という...全文を見る
○玄葉国務大臣 七月二十九日、二〇〇九年の民主党声明でありますけれども、これを全文読んだ方がいいんでしょうか。
○玄葉国務大臣 だれがつくったかですか。(吉井委員「だれが発表したかを聞いているんです」と呼ぶ)発表は当時の菅代表代行だと思います。
○玄葉国務大臣 昨年十一月に決めた包括的経済連携の基本方針におきましては、もうこれも御存じでおっしゃっていると思いますけれども、重要品目に配慮しつつ、センサティブ品目に配慮しつつということを間違いなく明記してございます。その上で交渉をし、ハイレベルな経済連携を目指すと。  言う...全文を見る
○玄葉国務大臣 開国フォーラム、確かに行いました。一方で、山田前農林水産大臣が慎重に考えようという会を開催されておられました。これは、実際、自民党の中もさまざまな御議論があろうかと思います。私は、交渉参加を決めるまでは、やはりしっかりそういう議論を党内でも行っていくということが必...全文を見る
03月04日第177回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 埼玉で最初のフォーラムを開かせていただきました。基本的には、昨年十一月に決めました包括的経済連携の基本方針、これについて政府の方から説明をさせていただき、同時に、それに対して様々なお声がありますから、それをしっかりと拝聴するというのが最大の目的でござい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 確かに、新聞報道などではTPP説明会と、こう書かれるんですね。我々がいつも発表するときには、包括的経済連携に関する基本方針について説明をさせていただいて、お声をいただくと。  ただ、この間、フォーラムを実際に開いてみたら、TPPに関しての情報提供に対...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 必ずしもTPP推進と、そのことを目的としたフォーラムというわけでは元々ございません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) TPPについては書いてないと思いますけれども、FTAAPについては書いてございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 政調幹部会で組替え動議の内容について議論をさせていただいて、今総理からもお話しいただきましたように、このまま受け入れるというわけにはいかないですねと。特に、総人件費の問題などは、一年でこの額というのはとても難しいということも含めて、一定の議論をした、そ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私自身が与野党協議を行うべきかどうかということについて判断を行う立場にあるかどうかということがあろうかというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、国対というか国会の運びの話なので、政調幹部の議論については、そういう形で国対にも、あるいは総理にも間接的に伝えられたということはございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、最終的に協議の場を設けるか設けないかということについて、私がその判断をする立場にあるかどうかということを申し上げたわけです。内容について協議せよということであれば、当然私が出ていって、あるいは何らかの形で関与して協議をさせていただくということにな...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、誰がと言われると、つまりは、そもそも私もその申入れをお聞きしておりませんし、そもそもですね、誰がと言われれば、それは最終的にやはり私ということではないというふうに思います。もし具体的な協議の場が設けられれば、それは私が責任を持って協議をさせてい...全文を見る
03月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいま一川先生から御指摘のあった特別枠、この活用というのは、言わば組替えをするための一つの知恵だというふうに、今でもそう思っております。結果として、〇・九兆を新成長戦略関連に充てる、あるいは社会保障関係費、これを五%アップにする、あるいは科学研究補助...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいまのお話は、一川先生が今参議院の政審会長でもございますし、また政調全体の政調会長代理でもあるわけですが、民主党の政調から強い要請があったところでございます。  すなわち、今回の予算は、デフレ脱却、成長、雇用、そして二つ目に、国民生活が第一という...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 多岐にわたる御意見を今いただいたというふうに思います。  基本的にこのTPPについては、一言で申し上げれば、やはり超少子高齢化社会、人口減少時代において、いわゆる成長するための有力な一つの手段であるということだろうというふうに思います。  その中で...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今の吉川さんの御質問は、歳入面はやったけど歳出面きちっと所得再分配機能を強化しているのかと、こういうお話だというふうに思います。  一言で言えば総理の答弁に尽きていると、つまり、雇用、雇用、雇用ということで今回の予算案を作っているところが一つはありま...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいまの質問はTPPに入ったらという仮定だというふうに思いますけれども、原則関税撤廃十年というのは確かにそうであります。ただ、原則ということは、除外や例外もそれはあり得るということかもしれません。(発言する者あり)
○国務大臣(玄葉光一郎君) 事実を申し上げますが、現在の情報収集においては、それは原則は今申し上げたとおりです。ただ、原則があるということは、それは例外だってあります。それは例えば、いや、例えばですね、情報収集の中で、参加している国々の中では……(発言する者あり)
○国務大臣(玄葉光一郎君) 除外や例外を認めるべきだというふうに主張している国々もあるということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) もう福島委員は御存じでおっしゃっていると思いますけれども、試算の中にはGTAPモデル、内閣府の試算がございます。これが一番世界で通用するモデルだというふうに思います。そのモデルでは、御存じのように、我が国のGDPは、仮にですよ、TPP締結ということにな...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 例えば、鉱工業品の輸入関税というのはもう非常に低いですよ、もう既に。ですから、例えば安価な輸入品が入ってきてそれで競争条件が変わるということは基本的に想定しにくいし、むしろ中小企業、我が国の中小企業、競争力高いですから、輸出が拡大をするということの方が...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) SPS、この安全基準などについては、確かに基本的にそのハーモナイゼーションをできる限りしようじゃないかという議論は出てくる可能性はあるというふうに思います。ただ、基本は、先ほど鹿野大臣がおっしゃったとおり、当局者間の議論というのがこの安全基準にはなって...全文を見る
03月08日第177回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいまの安井委員の御質問でありますけれども、仮にTPP交渉に参加をするということになった場合、我が国はTPP交渉参加国との正式交渉にまず入ります。言うまでもなく、市場アクセス、投資、サービス、知的財産、競争等の各分野ごとに交渉を行っていくということに...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいまの安井委員の御質問は、言わば事実上のTPPは日米FTAなんだから二国間のハイレベルのEPAを進めていけばよいじゃないかと、こういう御議論だというふうに思います。それは一つの私は考え方だとは思うんです。  じゃ、TPPの意義って何なんだというこ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 与謝野大臣が入閣をされる前に特段、私に総理から相談があったというわけではございません。ただ、入閣後に閣議等の場で必要な意見交換をさせていただいているということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 一元化の話がございましたけれども、基本的に、社会保障のあるべき姿については、私としては、与謝野大臣も実は民主党の考え方をよく理解をされておられて、民主党の考え方をベースに一つの案を作り上げていただけるものというふうに考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 六月のことであれば、御存じのように、交渉に参加するかどうかということを決めるということでありますけれども、山田委員が今おっしゃったのは、例えば農業の強化策について、六月に何を決めて十月に何を決めるのかと、恐らくそういう問いなのかなというふうに思いますけ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ある意味おっしゃるとおりでありまして、したがって、先ほど申し上げましたように、三月末に一定の方向性を出させていただいて、そしてさらには、六月には具体的なさらに措置について説明をさせていただくということになると思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 関税につきましては、御存じのように原則十年で撤廃ということでありますけれども、ただ、昨日も議論させていただきましたけれども、原則というのはあくまで原則というところがあると思います。要は、交渉次第で除外、例外というのは私はあり得るだろうなというふうには思...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 探せば手元にありますが、二十四の作業分野が御存じのようにございまして、例えば投資とかあるいはSPS、植物検疫であるとか、あるいは知財だとか、そういった二十四の作業分野は山田委員にもお示しをしているとおりでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、議事録を是非精査していただければと思いますけど、私も昨日座っておりましたけれども、恐らくこれは福島みずほ委員の御質問だったんじゃないかというふうに思うんですが、恐らく、地方自治体が各種助成とかをしていると、そのことについてTPPなどではどうなるん...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今の加藤委員の御質問で申し上げると、二〇三〇年、九〇年比三〇%、これは真水で目標にするということは政府として閣議決定をしているということを申し上げたいと……(発言する者あり)二〇三〇年です。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 現状で、二〇二〇年は加藤委員がおっしゃったとおり前提条件付ということです。  ただ、併せて考えなきゃいけないというふうに私が考えておりますのは、この温室効果ガスを削減をすることと日本経済を成長させるということを両立をさせる。そのために一番のキーは、ま...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 加藤委員がグリーンイノベーションとおっしゃって、私、先ほど申し上げたように、三〇年三〇%を達成するために、特に温室効果ガスの削減と成長を両立させるための最大のキーはグリーンイノベーションだというふうに思っています。そのために、それを加速させる仕組みをつ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もう御存じでおっしゃっていると思いますけれども、もちろん我々の優れた環境技術を例えば輸出をしたといったときに、その削減分を事実上我が国の温室効果ガスの削減分にカウントすると、そういう仕組みをそれぞれ二国間、そして同時に、おっしゃったとおり国際的な枠組み...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そこはおっしゃるとおりです。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今それこそ御指摘になられたとおり、基本的に輸入量は一定であるという前提で申し上げていると。つまりは……(発言する者あり)いや、これは当然そういうことだと思うんですね。  例えば、例えばですよ、ドイツとかイギリスが食料自給率、穀物自給率がそれぞれ一〇一...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、どのくらいそれぞれの品目が入ってくるのかということは、まず現時点でなかなか断言できないと思うんですね。  つまりは、TPP交渉に仮に、じゃ、入りました、その交渉結果がどうなるかということが当然一つあると思います。除外や例外がどうなるのかというこ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いやいや、計算上はそれは上がるというふうに申し上げていいと思います。  それで、輸出というものをどういうふうに私たちは考えるのかということだと思います。今もう既に中国とか台湾とか香港とかASEANとかに輸出をし始めて、市場が広がっているという状況があ...全文を見る
03月09日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 今の長島委員の質問は、特にデメリットの方についてどのくらいお示しをするのか、こういうお話だというふうに思います。想定されるデメリットも当然示さなきゃいけないというふうに思います。  ただ、これは、残念ながら交渉に参加していないものですから、交渉の結果、例えば農産...全文を見る
○玄葉国務大臣 確かに、これはルールづくりでありますので、損得あると思います。その上で、子供たちに、将来世代に豊かさを引き継ぐために、交渉に入るのか入らないのかということを判断するということだと思います。  想定されるであろうデメリットに対してどう対策を打つのか。特に農業の問題...全文を見る
○玄葉国務大臣 ただいまの高木委員の御指摘でありますけれども、政治主導をどう定義するかということだと思います。  私は以前からいろいろな講演などでも、政権をとったときから申し上げてきましたけれども、政治主導というのは、おっしゃるとおり、まず二つあると思うんです。一つは、それぞれ...全文を見る
○玄葉国務大臣 最初の御質問ですけれども、私が考えるに、何か、本来官僚がやるべき範疇の分野にちょっと踏み込み過ぎたという思いを持ったと思いますし、私自身は、鳩山政権のとき閣僚じゃなかったんですが、党の立場から見ていて、これは官僚の領域に踏み込み過ぎちゃって、私流に言う本来の政治主...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、平成二十一年、ですから鳩山内閣のときなんですけれども、十月に、政策達成目標明示制度の導入ということを「予算編成等の在り方の改革について」というところでうたっているということでございます。
○玄葉国務大臣 私が国家戦略担当大臣になった平成二十二年、これは九月でありますけれども、それ以降の十二月十六日の閣議決定におきまして、御存じだと思いますけれども、政策達成目標明示制度については、既存の総務省等がやっている政策評価制度、そして行政レビューの役割分担の明確化、連携強化...全文を見る
○玄葉国務大臣 当時の、つまりは平成二十二年三月の状況について今つまびらかにしておりませんけれども、推測も込めて申し上げれば、蓮舫大臣のところでやっている国丸ごと仕分け、いわゆる行政レビューと、総務省が行っている政策評価、こういったものとの役割分担とか連携強化をどう図るかというこ...全文を見る
○玄葉国務大臣 一言で言えば、そこはまだ検討中だというふうに御理解ください。  おっしゃるとおり、ここに期限が書いてあったんですね、確かに。平成二十二年、つまりは去年の三月ですよね。あるいは四月、五月、「年度開始までに、」こう書いてあるわけですから、そこは行っていないということ...全文を見る
○玄葉国務大臣 午前中、高木委員と、政と官の関係について私の考えを述べました。政は、政策の大綱、そして政策形成を主導する。一方、官は、専門的、技術的、中立的な立場から政治主導をサポートするというのが私なりの整理なんですね。  今の御質問は、では踏み込むべきでなかった官の領域とは...全文を見る
○玄葉国務大臣 今の御質問でありますけれども、今、国家戦略室は何をやっているかといえば、税財政の骨格、あるいは経済運営の基本方針、その他総理が特に重要だと思われることについての企画立案。もっと具体的に言えば、新成長戦略、包括的経済連携の基本方針も国家戦略室、そして農業強化策、温暖...全文を見る
03月09日第177回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 六月に交渉参加について判断をすると、そういう立場でございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今この資料を拝見いたしましたけれども、開国フォーラム、私もさいたまと仙台、今度札幌にもお邪魔をさせていただきますが、すごく率直にいろんなことを申し上げていますし、実はそこではこの資料配っていません。いわゆる国家戦略室で作っている、もう損得もあるんだとい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もう御存じのように、私の選挙区にも何度もおいでいただいていますので私の地元の状況も御存じでありますけれども、商工会あるいは農業団体、それぞれの地域で連携していくことが大事だと。  ただ、今のお話については、先ほど、熟読しているわけじゃありませんけれど...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私もちょっと状況を十分把握していませんので、恐らく裏でやっているとかそういうことではなくて、恐らくファクトはファクトとして説明されているのではないかというふうに想像します。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 経産省の在り方の問題でもあろうかというふうに思いますけれども、いずれにしても、実際にどういうことが行われているのかということについて十分に承知した上で、私自身が把握をした上で、必要ならば一定の指示をさせていただきたいというふうに考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 恐らく日米同盟再構築という観点ではないと。ただ、やはり昨日も申し上げましたけれども、米国というのはやっぱり大事な国でありますから、それは米国と経済連携を進めるというそういう観点は、それはそれで大事だと。  ただ、TPPは別の意味もあって、米国だけじゃ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今もう海江田大臣がおっしゃいましたから、私も熟読して必要ならば指示をすると申し上げましたが、しっかり熟読したいというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) はい、端的に。  内需の話は与謝野大臣がされました。  医療、介護では、例えば医薬品、医療機器、再生医療、これは著しい成長が見込まれるというふうに思いますし、また同時に、この海外展開ということもあり得るんだろうと。そういう意味では、こういった問題の...全文を見る
03月10日第177回国会 参議院 内閣委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 国家戦略担当大臣、「新しい公共」、科学技術政策を担当する内閣府特命担当大臣及び宇宙開発担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  国家戦略室は、国の重要政策の司令塔として、税財政の骨格、経済運営の基本方針、その他総理大臣が特に命じた内閣の重要政策に...全文を見る
03月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 小見山委員の最初の質問にお答えをしたいと思います。少し丁寧にお答えをいただきたいということでございますので、少し時間をいただいて御説明したいというふうに思います。  開国、日本は鎖国していたのかと、こういうお話が時々ございます。私たち、開国というとま...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 宮沢委員も御承知のとおり、私も今、特にここに座っているのは閣僚という立場で座っているということでございますから、ただいま答弁がございましたように、現在、現時点で申し上げれるのは、今出させていただいている法案についてベストだということで出させていただいて...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 現時点で法案が出されているのは御存じのような法案でございますから、その法案について今この場で申し上げれるのは、お願いをさせていただきたいと、そのことだけでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 国務大臣という立場では、何度も申し上げましたが、先ほど申し上げたとおりです。(発言する者あり)
○国務大臣(玄葉光一郎君) ですけれども、恐らく宮沢委員は、政調会長という立場で、党の立場でおっしゃっていただいて結構ですよということであれば、まさに党の立場ということで申し上げますけれども、残念ながら、現時点で、現在政府が出させていただいている子ども手当法案について成立の見込み...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと今手元に中間整理しかございませんが、基本的に一元化と……(発言する者あり)最低保障年金というものを基本にして制度設計をしていくということだろうと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいま、その中間整理をまとめたのは藤井元財務大臣でありますけれども、現在、仙谷前官房長官が調査会の会長として議論を展開をしていまして、もちろん私も承知をしているところであります。  現時点は、医療の問題そして介護の問題について議論し、まさに今、年金...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 一元化の議論というのは、もちろん民主党の中でしております。ただ、宮沢さんはもう御存じでおっしゃっていると思いますけれども、一元化は率直に言って時間は掛かりますよね。ハードルもありますよね。(発言する者あり)
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私は、一元化と最低保障年金という考え方は、我々としては提案をさせていただこうというふうに今でもそう思って議論をさせていただいているところでありまして……(発言する者あり)
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただ、最終的に政府・与党でそういった私たちの考え方を受け止めて、どういう考え方に与謝野大臣中心に取りまとめるかということだろうというふうに思います。
03月25日第177回国会 参議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今回の事態というのは、人類史上初めての事態だというふうに思っております。つまり、マグニチュード九・〇、そして大津波、さらには原発事故と、そういう意味では人類史上初めてであるというふうに思います。  二正面作戦を現在展開をしているという状況でございます...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 宮沢委員がおっしゃったとおり、結論から申し上げれば、阪神大震災と比較すれば国がより積極的に関与せざるを得ない、あるいはしなければならない、そういう事態だというふうに私は理解をしています。  阪神大震災のときは、これもおおよそでありますが、大体四十キロ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) たしか福島の原発で九百万キロワット、近くに実は火力発電所がございます。それは三十キロ圏内ですから、とても動かせる状態ではないということであります。ただいま宮沢委員がおっしゃったとおり、普通に考えれば節電努力をしても夏は一千万足りなくなるだろうと、こうい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいま、確かに岩手、宮城、福島のみならず、岡田先生が御出身の茨城もそう、あるいは長野なんかもそうですし、そのほかの県も被災をしていると。先ほど申し上げたように、人類史上初めての事態という中で、現在の災害関連法あるいは生活再建支援法でよいのかという問題...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 一言で申し上げれば、東日本の復興、そして今、創造という言葉を使っていただきました。ピンチをチャンスに変える。例えば農業一つ取ったって、確かに今回、農業地帯がやられたところが多いわけでありまして、そのときに世界に立ち向かえるような、そういった農業のありよ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、冒頭、谷合委員から高校野球の選手宣誓の話がございました。私は残念ながら聞くことはできませんでしたが、今、谷合委員から御紹介をいただいて、今回の震災でそれぞれ被災をされた方々、被災地の方々が非常に秩序を持って冷静さを保ちながら対応されていると、これ...全文を見る
03月28日第177回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 小熊委員同様、私も被災地の出身でございますので、今回の被災者の皆様の苦しみ、悲しみ、怒り、全身で受け止めながら自らの任務を今させていただいているところでございます。  今回、岩手、宮城、福島始めそれぞれの地域で被害があったわけでありますけれども、史上...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そういった希望とか、そういったものをやはり示していく必要が私はあるのではないかと、そういうふうに思います。
03月31日第177回国会 参議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 人は支え合ってしか生きられないというのが、今、谷合委員がおっしゃった新しい公共の一つの原点だというふうに考えています。したがって、自発的に公益的な活動に参加をするという新しい公共の出番がこれからますます重要になってくるし、そういう局面にこの大震災も入っ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 結論だけ申し上げれば、当然そういう考え方は大切なことだというふうに思っております。  マニフェストとかあるいは歳出の見直しというのも、当然、私は今でも理念は正しかったというふうに思いますし、正しいと思っておりますが、事態を踏まえた柔軟性というのが必要...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) はい。  では、今の御質疑をちょっとお聞きしていて、一つだけ御理解いただきたいというふうに思うのは、今回、人類史上初の事態なんですね。つまりは、大地震、大津波、原発事故、事態は進行中であるというものが一つあると。しかも、原発事故についてはプラントと住...全文を見る
04月13日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 今、平委員がおっしゃいましたけれども、まさに事態はいまだ進行中でありますが、これだけの事態が起きたわけでありますから、我々は、まずは歳出の見直しということについて柔軟性を持って対応していかなければならないというのが基本原則だと思っております。  したがって、事業...全文を見る
04月15日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 まず、復興財源につきましては、残念ながらまだ、どのくらいの規模になるかというのは見通しはつきにくいと思います。それは、つまりは原発事故の影響がまだ見通せないということに尽きるのではないかと思います。  いずれにしても、財源が必要になるということでありますけれども...全文を見る
○玄葉国務大臣 マニフェストで掲げた財源につきましては、だからこそマニフェスト検証委員会というものをつくって、二年という折り返し地点でしっかりと見直していこう、こういう議論になっていたわけですけれども、この大きな事態を受けて、いわば前倒しをして見直しをしていく、していかざるを得な...全文を見る
○玄葉国務大臣 福島さんから大変大きな問いかけがあったというふうに思います。  私も被災地の出身でございまして、今回の被災については、被災者の悲しみとか苦しみとか怒りとか、全身で受けとめております。同時に、宮城も、また岩手も、さらに言えば茨城も大変なんですけれども、原発事故が進...全文を見る
04月19日第177回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第2号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 科学技術政策を担当する内閣府特命担当大臣及び宇宙開発担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  初めに、このたびの東日本大震災でお亡くなりになられた方々とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表しますとともに、また、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。...全文を見る
04月21日第177回国会 参議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 震災があって、阪神大震災とまず今回の事態が違うというのはこれまでも申し上げてまいりましたけれども、大変広域にわたる被害である、原発事故、残念ながらまだ事態が収束していない、そういったこともありますが、財政も違うんですね。ですから、あのときの、阪神大震災...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、カンボジアの例がございましたけれども、私の友人も、パキスタンの学校をつくるということで奔走されて、同じようなことをされておられました。同時に、今回の事態に当たっても、地方公共団体が要望リストを具体的に作るというお話は大変興味深い貴重な御提言だとい...全文を見る
04月26日第177回国会 衆議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 安住国対委員長がおっしゃいますように、私は福島県の出身でございます。したがって、被災地の皆さんの悲しみ、苦しみ、怒り、全身で受けとめております。特に、今おっしゃっていただいた原発問題では、恐怖、緊張、ストレス、不安、これは言葉では表現できないほどのものであることを...全文を見る
04月27日第177回国会 衆議院 経済産業委員会内閣委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 佐藤茂樹委員がおっしゃいましたように、まずは事態の収束でありますけれども、当然、徹底的な検証が必要である。徹底的な検証をするためには、おっしゃったように、やはり第三者で行っていくことが最大のポイントだというふうに思います。  一般論で申し上げますと、この間、日本...全文を見る
○玄葉国務大臣 私は、今回の事態は、人類史上初の事態だというふうに思っています。多くの日本人の人生観とか価値観を変える、そういう事態だというふうに思っています。  さはさりながら、地に足をつけて国家戦略をつくり上げていかなきゃいけない。その際に、当然、我々は、子供たち、孫たちに...全文を見る
○玄葉国務大臣 西村委員から、東電のあり方論ということでありますが、恐らく、そのときの記者会見は、実は約一カ月前の三月二十九日なんです。ぶら下がりで、東京電力に関して、今後の賠償責任ですとか電力の安定供給を考えたときに、選択肢として国有化ということもあり得るとお考えになりますかと...全文を見る
04月28日第177回国会 衆議院 本会議 第17号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 石原幹事長から、復興を推進するための組織についてお尋ねがございました。  現在、復興を推進する体制について、その具体的な内容を検討中でございますが、私といたしましては、スピード感があり、かつ、実が上がる体制がよいというふうに考えており、まず、復興のた...全文を見る
04月28日第177回国会 参議院 本会議 第13号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 小熊議員から大震災に対応する組織と国家戦略室についてお尋ねがございました。  この度の東日本大震災につきましては、地震・津波被害に対応する緊急災害対策本部、原発事故による被害、影響に対処する原子力災害対策本部の二つの本部が基本となり、これに加えて個別...全文を見る
05月01日第177回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 藤井委員から経緯を説明せよというお話でございましたけれども、まず、第一次補正予算、スピーディーな成立が必要だということでございます。  私たちの政府案に対して、自民党そして公明党などから、特に年金の国庫負担の問題についての疑義というか疑問が出されてい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、藤井委員、子ども手当の問題でありますけれども、これはねじれている状況が今あるわけでございます。先ほど委員がおっしゃったとおり、つなぎ法案がぎりぎり通ったという状況なわけで、このままいけば十月に児童手当に逆戻りと、こういうことになるわけです。  し...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、ですから、私はそれぞれの各党間で当然合意が得られるような形にしていかなきゃいけないというふうに申し上げているわけです。
○国務大臣(玄葉光一郎君) いやいや、ちょっと十分分かってない。もう一回ちょっと済みません、もう一回、できれば。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 国会のいわゆる二次補正の時期というのは、先ほど財務大臣もおっしゃいましたけれども、私が一人で判断できるというものではございません。そういう中で、この文書も含めて、官邸とも相談をしてサインをさせていただいたと、こういうことでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 非常に誤解を受けるお話だと思います。  三月十四日、内部の会議で確かに川上委員から聞かれてお答えをしました。そのときの答えは、原子力安全委員会がそういう見解であるというふうに御紹介したはずであります。  もっと申し上げれば、私は対策会議が開かれるた...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私は間違いなく、それは見解であると、私の見解じゃなくて原子力安全委員会の見解であるというふうに申し上げたはずであります。そのときに私は、率直に申し上げれば、それは原子力安全委員会の方々と個人的にも話をしましたし、その対策会議でもそういうお話をいただきま...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いやいや、政治家としてまさに私は毎度毎度そういうことを申し上げてきたんです。そのことは何度も申し上げたいと思います。  その上で、まさにそういう報告を受けたのは事実ですから、内部の会議で、内部の会議でですよ、そういうことを申し上げる、これはなぜいけな...全文を見る
05月19日第177回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第4号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 平委員のこれまでのプラントの問題あるいは原発の被災者についてのさまざまな御指摘、特にプラントの問題は、専門的な議論を極めて論理的にわかりやすく御指摘をいただいて、お世辞じゃなく本当に、さすが平さんだなと思いながら聞いておりました。  私も災対本部に出させていただ...全文を見る
○玄葉国務大臣 被災地の出身でもある玄葉に聞く、こういうお話でございますから、あえて申し上げれば、福島県民の原発に対する県民感情というのは、なかなか言葉にできないほどの極めて複雑な思いを持っているということは、冒頭申し上げたいというふうに思います。  その上で、エネルギー基本政...全文を見る
○玄葉国務大臣 石森委員の御心配、そして御指摘、思うところが多々あるんです。実は、私の事務所にも、お子さんを持つ、特に乳幼児を持つお母さんからのメール、相談が殺到しています。プラントの問題以外では、この放射能の問題とどう向き合うかというのが福島県内では一番の関心事でございます。そ...全文を見る
○玄葉国務大臣 この特別委員会がつくられた趣旨を、まさに提言された遠藤委員から直接聞くことができて大変ありがたかったです。特に、確かに各委員会は、国会のことなので私が申し上げるのは口幅ったいんですが、やはりチェック機能というのが主であるというところがあると思いますが、この特別委員...全文を見る
○玄葉国務大臣 いろいろな御指摘、御提言をいただいて本当にありがたいんですけれども、科学、技術、イノベーション、ある方が、科学は個人戦である、技術は団体戦である、イノベーションは総力戦であると。私は、そのとおりだなというふうに思うんですね。  まさに、その総力戦をこれから、この...全文を見る
○玄葉国務大臣 今回の三・一一は、自然からの挑戦と原発からの挑戦、二つの大きな挑戦を受けたというふうに思います。その挑戦にあって私は、やや私ごとですが、人生観が変わるような出来事だった。つまりは、世の中には不条理というものが存在をするということを実感として感じたというのがまず一つ...全文を見る
○玄葉国務大臣 一言で申し上げれば、全く同感なんです。  あえて申し上げると、特にリスク分散の話は、阪神大震災のときに私は当選一回だったのでありますけれども、あのときも、いわゆる副首都構想とかいろいろ議論が出ました。でも、時間がたつにつれて議論がなくなっていきます。忘れ去られて...全文を見る
○玄葉国務大臣 自然の厳粛さの前で、いわば人間の力が及ばないということはあるだろうと私は思いますが、それでもなお、想定外という言葉を今回の事態で使うべきではない、そういうふうに考えております。
○玄葉国務大臣 こうして遠藤委員と建設的な議論ができることを本当に有意義に思います。  先ほどおっしゃったように、私は一月十七日から、国家戦略担当大臣は以前からやっていたんですが、一月の半ばごろから、この科学技術政策、普通はおっしゃるとおり文科大臣ということなんでしょうけれども...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、さまざまな観点から回答が可能だというふうに思います。  まず、安全規制のチェック体制というものをどう考えるのかということがあると思います。これは、多くの方が実は考えていたんだけれどもできなかったことなんですが、経産省の旧保安院を分離して、本格的なチェック...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど平委員の質問に答えたときも申し上げたんですけれども、今、大分総力戦になりつつあると思っているんですが、総力戦にするためにも、迅速な情報公開というのが極めて大切だというふうに思っていますし、これからもそうあらねばならないというふうに思いますし、同時に、事故調査...全文を見る
○玄葉国務大臣 国家戦略担当大臣ということもあるかもしれませんが、公明党の山口代表からも、私、政調会長という立場で、被災者支援のあり方については御提言をいただいているところであります。  今回は、広域性があって規模が大きいということもあって困難が伴っておりますが、反省しなきゃい...全文を見る
○玄葉国務大臣 予算委員会で遠藤委員と議論したときに、「もしドラ」を読みましたか、こういうお話があって、私知りませんでしたので、あれから手にとって、熟読まではいかないんですが読んだんです。いかにマネジメントという概念が、実はこれから科学技術・イノベーション戦略を考える上でも大切か...全文を見る
○玄葉国務大臣 今の吉井委員の質問は非常に重い課題であるというふうに私自身は認識をしているところでございます。  そもそも核燃サイクルは、高速増殖炉がうまくいかなければ成り立たないシステムというのが私の認識でございます。現状が必ずしもうまくいっていないということは、やはりしっか...全文を見る
○玄葉国務大臣 第四期の科学技術基本計画ということになりますけれども、先ほど遠藤委員とも議論をいたしましたけれども、一つ大事なことは、イノベーションという概念をしっかりと組み込んでいくこと、もう一つは、重点化をしていくということが大事だろうということで、いわゆるグリーンとライフと...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど、私が科学技術の担当、旧科学技術庁ということではありませんけれども、この担当になったのが一月十七日であります。予算の編成のとき、国家戦略担当大臣あるいは政調会長という立場で、それこそ阿部政審会長にもいろいろと御相談をさせていただいた経緯もありますけれども、そ...全文を見る
○玄葉国務大臣 阿部委員から大変大事なことを言われたというふうに思っております。  先ほど、科学技術の新しい挑戦をしなければならないという中で、もう一つ私が各先生方に申し上げたのは、チェルノブイリとスリーマイルは、広大な土地、それぞれ旧ソ連、アメリカですから、ある意味、その後も...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど私は一言申し上げなきゃいけないことがあったんですが、まさにきょう、科学技術の推進費の中で半分以上、放射性物質による環境影響ということで使わせていただくことを正式決定したいというふうに考えております。  具体的に言うと、放射性物質の分布状況等に関する調査研究...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、原発五十四基、二〇三〇年までに新規十四基という計画をつくって、発電電力量に占める割合をたしか五二%にする、こういう計画だったと思います。再生可能エネルギーの割合を二割にする、こういう計画だったと思いますけれども、まさに、このところについて白紙で見直していくとい...全文を見る
05月19日第177回国会 衆議院 本会議 第21号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 山口壯議員の質問にお答えをいたします。  今般の東日本大震災からの復興に当たりましては、単なる復旧ではなくて、創造的復興を目指すということは言うまでもないことであります。  このため、復興構想会議におきましても、国家戦略的観点から、内閣としての考え...全文を見る
05月23日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 近藤委員から常にビジョンの提言を今いただいている最中でありますけれども、三・一一以降、国家戦略の再設計、再強化をしたい、そう考えておりました。  先般、政策推進指針というものを閣議決定したところでございます。その中で、成長戦略については質的転換を図りたい、その中...全文を見る
05月25日第177回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第6号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 河井委員には、まさに原爆の経験を踏まえたさまざまな提言をいただいて、大変ありがたく思いますし、私自身も、やや私ごとですが、愛する県民の皆さんのことでございますから、今の話を突き刺さる言葉のように聞いたのは、私の今の率直な思いでございます。  この健康被害からどう...全文を見る
○玄葉国務大臣 馳委員は、私の会見の内容も御存じでお聞きになったんだというふうに思いますけれども、私は会見で率直に、政策調査会を預かる者として、事前に相談がなかったということは遺憾であるというふうに申し上げました。  ただ同時に、時として、そういう総理大臣のリーダーシップのあり...全文を見る
○玄葉国務大臣 英断か独断かという問いでありますけれども、適切であったというふうに考えております。
○玄葉国務大臣 ここは、先ほども申し上げましたけれども、でき得れば、関係者の皆さんと少なくとも一定の議論をしてから決断をしてほしかったというのが私の率直な思いでございます。  ただ、先ほど申し上げたように切迫性ということもございますので、しかも、日本列島がいわば一種、鳴動期のよ...全文を見る
○玄葉国務大臣 今の馳委員の、これはまさにこの委員会らしい一つの御提言だというふうに受けとめて、私としても、しっかりと考えて、行動すべきは行動したいというふうに思います。  同時に、これは、宇宙政策あるいは衛星そのものをどういうふうにしていくかということとも関連するというふうに...全文を見る
○玄葉国務大臣 先日も、遠藤委員初め阿部委員、また平さんもそうだったかもしれません、それぞれ質疑がございました。  その後、これは、国家戦略担当大臣が所管する新成長戦略を中心に基本的な方針を進めていこうというふうに私自身考えているものですから、そういったことを含めて、これから、...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、馳委員、蓄電池という話をされました。  電気をためる技術というのが一つのポイントになることは、私も間違いないというふうに思います。リチウム空気電池ができれば、たしかイオン電池の十倍の蓄電能力があるということでございますから、最終的に、これは長い目で見たときに...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど申し上げたのは、中長期でリチウムイオン電池を空気電池にかえたい、そういう一つの中長期的な話をさせていただきました。  今、馳委員がおっしゃった資源外交については、極めて大切でございます。実際のところは外務省とか経産省を中心に行われていますけれども、例えば、...全文を見る
○玄葉国務大臣 四月中旬だったと思います、ルンバを製造しているアイロボット社が開発した、あれはパックボットというんですか、原子炉建屋内に入ったと。おっしゃるとおり、日本製のロボットじゃなかったということがショックだったというお話でございます。  ロボットといえば日本、あるいは、...全文を見る
○玄葉国務大臣 馳委員御存じだと思いますけれども、せっかくなので一言つけ加えたいのは、クインスという瓦れき除去のためのロボットを、日本製でありますけれども、これから投入するということで、日本製のロボットも、この事態が起きて実はチームがつくられて、急遽、放射線に耐えられるように、事...全文を見る
06月06日第177回国会 参議院 決算委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 相原委員から遺棄化学兵器の事業について御質問いただきました。  私も一月にこの問題の担当をまあ付加、付加されたと言うと語弊がありますが、担当にもなったんですけれども、初めて質問を確かにいただく状態でございます。ただ、先ほど相原委員がおっしゃいましたけ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 一九七二年に日中共同声明が署名されて、そのときに中国は言わば賠償権については放棄をしたということがございますので、様々な意味で私は外交問題だと思っています。  同時に、先ほど相原委員が御心配されたような面でも確かにいろんな議論があるだろうというふうに...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 姫井委員御指摘のとおりだと思います。先ほどの相原委員の御質問もそうだったんですけど、そういう後押しの質問をしていただくと、いろんな問題が進めやすくなるということだと思います。  時間がないかもしれませんけど、少しお話をさせていただければと思うんですが...全文を見る
06月08日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 衆議院議員岸本周平君外四名より御提案の特定非営利活動促進法の一部を改正する法律案につきましては、政府としては異存はございません。  議案提案者を初め御尽力をされた議員の皆様に心から敬意を表したいと思います。  以上です。
06月14日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいま岩城委員からお尋ねがあったいわゆる国による立替払の法案でございますけれども、実は民主党の中にもそういった意見がございます。  まずは、一つは、本日閣議決定したいわゆる原子力損害の賠償スキームに係る法案がございますので、これをできるだけ早く成立...全文を見る
06月14日第177回国会 参議院 内閣委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 牧山委員がおっしゃったとおり、認定法人とかあるいは仮認定法人、これ寄附金控除等の優遇が受けれるわけですから、しっかりとした監視、そして所轄庁の監督、そういったものがなされる必要があるというふうに思っています。  これは議員立法ということでございますけ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいま岡田委員がおっしゃったとおり、この事務はこれから地方においてなされるということでございますので、所要の地方財政措置を要望するというふうにしたいと思いますし、さらに、新制度移行直後の支援につきまして適切な措置を検討したいと、そう考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいまお話をいただきましたが、アメリカと日本では桁が違うというのが現況でございます。岡田委員がおっしゃったとおりでございます。  そこで、今国会にも法案を提出をさせていただいておりますけれども、その税法が通れば国税四〇%、地方税一〇%の税額控除が認...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 全くそのとおりだと思います。  この普及のためにしっかりと説明をする、その努力が極めて大切だというふうに考えております。  ありがとうございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは先ほども申し上げましたが、地方財政措置を要望したいと思っていますが、いわゆるスタートアップ支援など、そういった様々な支援のありようというのがあり得るのではないかというふうに思っておりまして、その点について適切に検討を加えたいというふうに思いますし...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいまの委員会決議につきましては、その趣旨を十分に尊重し、国及び地方の関係機関と連携を図りつつ、努力をしてまいる所存でございます。
06月16日第177回国会 参議院 内閣委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いつも牧山委員には、特に情報開示の指摘含めて建設的な御提言をいただいて、感謝を申し上げたいというふうに思います。  まさに、先ほど寄附元年ということが御紹介いただきましたけれども、本当に本委員会の皆様のお力でかなり大きな前進が今、新しい公共の分野ある...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは先日も谷合委員からもたしか御指摘があったというふうに思いますけれども、基本的には地方財政措置を要望し、そしてまたスタートアップ支援をしていくという中で基本的に地方を支援をしていく。あるいは、今度、地方に移るわけですよね、所轄が。そうすると、その所...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今日は御質問ありがとうございました。  牧山委員から寄附元年という話を今いただきましたけれども、是非、これはむしろ私からのお願いでもあるんですけれども、これだけ立派な、世界でも進んでいる、あるいは進んだとも申し上げてもいいと思う寄附制度の拡充や、ある...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もう委員は被災地のことを十二分に御存じで、今ジーンズの会社の例を挙げられました。ちょっと私も率直に申し上げて、今日、中小企業ということに特化して用意をしてまいりませんでしたけれども、ただ、おっしゃったように、一つは、とにかくまず生活の糧、医療そして学校...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 一つの建設的な御提言をいただいたんだろうというふうに思います。  つまりは、我々も、今残念ながらまだ通っておりませんけれども、法人税については実効税率を五パー下げるという法案を出させていただいている。これは国際競争力の観点から、特に空洞化を避けるとい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 環境エネルギー、この戦略を言わば再設計していかなきゃいけないと、まず基本的にそう思っております。  大きく物事をまずとらえると、やっぱり短期、中期、長期で分けて考える必要があると思います。大きな流れは、私は集権型から分散型へというふうにパラダイムを、...全文を見る
07月06日第177回国会 衆議院 予算委員会 第24号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 開国という基本方針は変えておりません。  それと、今、塩崎元官房長官のお尋ねは、ちょっと通告があれば、党内で国際会計基準について具体的にどういう議論が行われたということは申し上げることはできるんですけれども……(塩崎委員「いやいや、してあるじゃないですか。してあ...全文を見る
○玄葉国務大臣 公明党さんからの二次補正への提言、おっしゃるとおり、ほとんどすべてと申し上げてもよいかと思いますが、取り入れさせていただきました。  かなり実は重複をしていたんですけれども、今、高木委員がおっしゃった日本ブランドの復活、強化、風評被害対策というのは、実は私たちは...全文を見る
07月14日第177回国会 衆議院 本会議 第32号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 稲津議員から、原子力と再生可能エネルギーについてのお尋ねがございました。  エネルギー政策につきましては、質的転換が必要です。原発について、減原発、すなわち、原発を徐々に減少させていく方向で考えるとともに、成長戦略のかなめとして、新しい技術体系に基づ...全文を見る
07月19日第177回国会 衆議院 予算委員会 第26号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 ただいま近藤委員が、原子力の位置づけ、こういう問いでございますけれども、私は、一言で申し上げて、減原発という言葉を使っております。これは、もう政府内でもほぼコンセンサスだというふうに申し上げてよいのではないか。今総理がおっしゃったように、原子力の依存度を下げていく...全文を見る
○玄葉国務大臣 近藤委員がおっしゃったとおりでありまして、ピーク時の電力不足をいかに回避するか、そして、いわゆる電力料金にはね上がるコスト増をどう抑制するかということについて、特に、我慢の節電よりも政策誘導、制度誘導を、例えば、先ほどお話が出ていたように、蓄電池、スマートメーター...全文を見る
○玄葉国務大臣 小池総務会長から国家戦略室のお話をいただきましたが、これはぜひとも御理解をいただきたいと思うのは、一緒に具体的な法案の中身をより建設的につくっていただきたい、そういう思いなんです。残念ながら野党の皆さんから理解が得られなかった、そのことと、もう一つは、内閣法との改...全文を見る
○玄葉国務大臣 小里委員がおっしゃいましたとおり、自民党からは三回にわたって貴重な御提言を、石破政調会長を先頭に、実務の責任者は恐らく小里委員だったのではないかというふうに思いますけれども、しかも、具体的に御提言をいただいているというふうに私は認識をしておりまして、それもでき得る...全文を見る
07月21日第177回国会 参議院 予算委員会 第21号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、水戸委員がおっしゃいましたけれども、私は、エネルギーの政策を国家戦略室で扱うようになりまして、一貫して減原発という言葉を使うようにしています。つまりは、原子力の依存率を徐々に下げていくと、これが極めて現実的であると。そのために省エネ、新エネ含めて短...全文を見る
07月25日第177回国会 参議院 予算委員会 第23号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) エコポイントの話は、当面の需給対策、エネルギー構造改革を先行実施する、あるいは供給面の構造改革、さらには、いわゆる需要供給両面の電力システム改革を当面行っていくその中の一環としてそのことも考えていく可能性がある、そういう記者会見をさせていただいたと、今...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 公開の在り方については今の御意見を踏まえてまた考えたいと思いますけれども、いずれにしても、今週の金曜日の今予定でありますが、一定の中間的な整理をきちっと発表させていただきたいと、そう考えております。
07月29日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 国家戦略担当大臣と同時に、実は科学技術政策の総合調整をさせていただく担当もしているところでございます。  まさに本日、総合科学技術会議を開きまして、第四期の科学技術計画の見直しについて総理と関係閣僚に意見具申をさせていただいたところでございます。  同時に、毎...全文を見る
○玄葉国務大臣 いつも内閣委員会で遠山議員に建設的な御議論をいただいて、本当にありがとうございます。  ただいまの質問でございますけれども、おっしゃるとおり、一括交付金というのはもともと民主党が地域主権の一丁目一番地にしていた。さまざまな評価がございますけれども、約五千億、まず...全文を見る
○玄葉国務大臣 山内委員がおっしゃる意味はとてもよくわかります。  ちなみに、国家戦略室は今約五十人。二十人は総理直属のスタッフなので、私の直轄でいるのは約三十人ということで、例えばエネルギーの問題とか新成長戦略とか、あるいは食と農の再生実現会議とか、さまざまな分野を統括してい...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、まさに先ほども申し上げましたけれども、公共投資も、真に必要な社会資本整備とは何なのか、あるいは、おっしゃったとおり、メンテでもより必要性の高いものは何なのかということを今、旧経企庁、つまり内閣府で分析はきちっとさせておりますので、そういった分析を続けつつ、...全文を見る
08月01日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先日、福島委員からそういうお話をいただいて、先般のエネルギー・環境会議の資料も全て公表をさせていただきました。  今後、やはり国民的な議論を展開する上で大切なのは正確かつ客観的なデータを公開するということだと思いますので、例えばコスト検証なども聖域な...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 本体の会議は検討してみたいと思いますけど、幹事会は、例えば使っているデータもまだ言わばしっかり詰められていないデータを使っているケースもございます。また、調整中だということもありますので、その辺りはかえって混乱を招く危険性もありますから、できるだけ公開...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 本当に幹事会は、本当に調整している打合せなんというような議論だったりもするものですから、間違いなくいわゆるデータを隠したり私はするつもりは全くありませんので、これは多くの皆さんに正確な議論をしていただくために精いっぱいの公開をあらゆる面でいたします。 ...全文を見る
08月05日第177回国会 参議院 決算委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 中西委員にお答えいたしますけれども、昨日、三党、民主党、自民党、公明党の幹事長・政調会長会談で子ども手当の見直しについて合意文書にサインをしたところでございます。  一言で申し上げて、私は子ども手当はばらまきだというふうに認識をしておりません。そして...全文を見る
08月11日第177回国会 参議院 予算委員会 第24号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいま大島委員から大変分かりやすく整理をし、説明をしていただいたというところが私は十分あるというふうに思います。  八月四日に、三党の幹事長・政調会長会談で子ども手当の見直しについて合意をしたところであります。ねじれ国会の状況、そして復興財源の確保...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、大島委員がおっしゃったように、それぞれ三党で話し合って、特に、かつての児童手当と比べたときに、実質手取りというものあるいは実質負担というものを考えながら先ほど申し上げたような額にしたと。  なお、所得制限が付きましたけれども、その所得制限を超える...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 三幹事長の合意書、まさにこれは、最終的に岡田幹事長が、与党の幹事長、特に国民経済、国民生活を踏まえた上で、政策判断を超えて政治決断をするということでございました。私はそのように理解をしております。  ただ、小坂先生御存じのとおり、今回の合意は、あくま...全文を見る
08月23日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 田村委員がおっしゃっていただきましたけれども、子ども手当は三党で合意したものでございます。  これに至るまでは、きょう御出席の坂口先生、そして鴨下先生、我が党は城島政調会長代理が精力的に、まさに先ほど田村委員がおっしゃっていただいたように、子供に関する政策をいつ...全文を見る
○玄葉国務大臣 不適切な表現が使われたということは遺憾だというふうに思います。  ただ、同時に、先ほど、かつて児童手当に民主党は反対していたのではないか、こういうお話がございました。当時は、実は私も直接は存じ上げないんですけれども、自公の努力は理解しつつ、恐らく、私の推測ですけ...全文を見る
○玄葉国務大臣 そこは、子供に対する手当というふうに訂正したいと思います。
○玄葉国務大臣 これは田村委員も実は御存じでおっしゃったんだろうというふうに思いますけれども、四月からの名称につきましては、三党の政調会長の間で、別途、名称については検討するということで合意を内々しております。
○玄葉国務大臣 これまでも、予算委員会などで、いわば財源の問題、あるいはねじれの問題、あるいは経済の低迷による税収の問題等々で、参議院選挙の際に、まず一万三千円を支給するんだ、そして、現金、現物サービスのバランスをよく考えていくんだということを既に申し上げているというふうに私自身...全文を見る
○玄葉国務大臣 そこは、今マニフェストの検証をしている最中でございますので、最終的にどういう表現にするか。  ただ、現時点で、残念ながら、二万六千円というのはもう既に難しいということは申し上げなきゃいけないというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 これは、田村委員も重々御存じでおっしゃっているんだというふうに思います。ですから、先ほど申し上げたように、もう参議院選挙の時点で、なかなか二万六千円というのは難しいので、一万三千円ということを書いたわけでございます。  ただ、先ほども申し上げましたが、これは実は...全文を見る
○玄葉国務大臣 そこは、先ほども申し上げましたが、子供に対する手当と言うべきだったというふうに考えております。
09月26日第178回国会 衆議院 予算委員会 第1号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 ただいまおっしゃった外交文書の公開につきましては、今御自分でもおっしゃっていただきましたが、岡田外務大臣時代に、三十年以上経過した文書について、公開すべき文書について公開をするということを決めたもの、そして、既に約一千五百冊以上の文書が公開をされているというふうに...全文を見る
○玄葉国務大臣 まさに、おっしゃったところがあると思うんです。本人は言ってほしくないかもしれませんが、これは岡田外務大臣のいわば実績、成果のうちの一つだというふうに思っていまして、これを着実にやっていく。  確かに、大臣がどんどんかわるとそのままになるという性格というのはあると...全文を見る
09月27日第178回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 今、沖縄になぜ海兵隊が必要なのかという御質問でございます。  私たちの日本を取り巻く安保環境は、一言で言えば、厳しさを増しているというふうに思います。その上で、我が国の自衛力だけでありとあらゆる事態に対応できるかというと、残念ながらできない、したがって日米同盟を...全文を見る
09月28日第178回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今のお話はロシアの爆撃機が一周されたという話だと思いますけれども、それはラブロフ外務大臣に私から電話で自制を求めたところでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先生がいろいろとおっしゃること、十二分に理解することができます。ただ、いや、つまりは特に日米に一時的な揺らぎがあったということを私も認めますし、日米が盤石であるということが極めて大切であるということもそのとおりだというふうに思います。  総理の訪米の...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今先生からお話のあった、確かにチェルノブイリの後に二つの条約ができたと。一つは早期通報、もう一つはいわゆる相互援助をするという条約でありますけれども、これまでIAEAに対する報告書の中でも、我々この原子力関連の条約強化ということをうたっていますので、そ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 猪口先生、建設的な御提案をありがとうございます。あらゆる場面で今回の事故の教訓を共有しなきゃいけないし、イニシアティブをこの分野で間違いなく日本は取らなきゃいけないというふうに考えております。  ちなみに、まさに先生がおっしゃったように、五月のG8、...全文を見る
09月29日第178回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 原発輸出、一般論については先ほど野田総理がおっしゃいましたけれども、しっかり事故の検証をして、それを踏まえて我が国の考え方をまとめていくということだと思います。  今御質問の、まさに現在進行形のものをどう考えるのかと。しかも、今は特定の国、ヨルダンの...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今はないというふうに思います。
10月21日第179回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 外務大臣に就任いたしました玄葉光一郎でございます。  衆議院安全保障委員会の開催に当たりまして、委員各位に謹んでごあいさつを申し上げ、安全保障政策について所信を申し述べたいと思います。  初めに、外務大臣として、我が国の安全保障に臨む基本的な考え方について申し...全文を見る
10月21日第179回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、謹んでごあいさつを申し上げます。  まず、沖縄に関する事項について述べます。  日米同盟は我が国の外交、安全保障の基軸であり、特に、日米安保体制はその中核をなしております。アジア太平洋地域には依然として不安定、...全文を見る
10月21日第179回国会 衆議院 外務委員会 第1号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 外務委員会の開催に当たりまして、ごあいさつを申し上げるとともに、所信を申し上げたいと思います。  私は、外交の目的は国益を最大化するということであると考えます。そのためには、第一に我が国及び日本国民の安全を確保し、第二に我が国の成長を実現し、第三に国際社会の平和...全文を見る
10月21日第179回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。  北朝鮮は、昨年三月に韓国哨戒艦沈没事件を引き起こし、同年十一月には、二〇〇五年九月の六者会合共同声明や国連安保理決議に違反をするウラン濃縮計画の存在を公表し、さらに...全文を見る
10月21日第179回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たりまして、御挨拶を申し上げ、最近の北朝鮮をめぐる状況について御報告をいたします。  北朝鮮は、昨年三月に韓国哨戒艦沈没事件を引き起こし、同年十一月には二〇〇五年九月の六者会合共同声明や国連安保...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 済みません、私が先ほど御挨拶と御報告の中で、お手元にお配りしてある資料で申し上げると四ページ、資料といいますか挨拶文の四ページの拉致問題は我が国の国家主権と国民の生命・安全にかかわる重大な問題である、「国民の生命・財産」と申し上げたということでございま...全文を見る
10月24日第179回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 竹本委員から、情報を把握しているかというお話でございます。  これは、当然、次の日に韓国の武藤大使に行ってもらいました。つまりは十一日の日に行ってもらって、しっかりとヒアリングをしたという状況でございます。当然、私自身もその公電についてすべて読んでおります。 ...全文を見る
○玄葉国務大臣 ホームページに公表しているレベルであえて申し上げますけれども、結局、大きく分けると情報が二つあるわけですね。つまりは、一つは伝聞の伝聞の情報ですね。今、竹本委員がおっしゃった部分については、これもまさに伝聞の伝聞なんです。もう一つの方が、つまりは五十代女性の話につ...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、国連を活用するということは大切だというふうに思っています。  その上で、言うまでもないことですが、本年の国連総会、総理の一般討論演説で改めて拉致問題の解決に向けた政府の決意を表明しておりますし、同時に、首脳会談、外相会談それぞれで、私自身からも...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、だれもが知っていることを申し上げれば、当然、北朝鮮の担当者がいる前で、国連総会などで、そのことについて強く言及するということは一つありますよね。それともう一つは、例えばARFなどの会議で、北朝鮮の外務大臣がいる場で、北朝鮮は今でも拉致問題は解決済みであるとい...全文を見る
○玄葉国務大臣 一言で言えば、具体的な示唆というと、いろいろな問題が起きるんだろうと思っています。あえて一言で言えば、古屋先生とその点について問題意識を強く共有しているということだけは申し上げておきたいというふうに思います。今の話は、いわゆる邦人保護も含めてということだと思います...全文を見る
○玄葉国務大臣 この問題を考えるときに、日米韓の緊密な連携が必要だと常套句のようによく出てきます。でも、全くそのことはそのとおりで、しかもそのことが具体的に履行されていくということが大事なんだろうというふうに思っています。  先般も、これもまた余り個別具体になると、相手があるこ...全文を見る
○玄葉国務大臣 私は、依然として朝鮮半島の情勢は予断を許さないというふうに思っていますし、そもそも北朝鮮の行動を確定的に予測すること自体が適当ではないというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 一言で言えば、支持と協力をするということを表明されたということでございます。  日米間の協力というのは、言うまでもないことでありますけれども、私たちは北朝鮮に対して具体的な対応を求めているという中で、特に米朝対話などがあるわけであります。先ほど古屋先生の質問でも...全文を見る
○玄葉国務大臣 オバマ大統領の回答については、野田総理から改めて米国の支持に感謝しつつ引き続きの協力を要請したということでございます。それは基本的に支持と協力ということでございます。
○玄葉国務大臣 これも言うまでもない話でありますが、我々は、拉致と核とミサイル、これを包括的に解決しなければならないという立場でございます。韓国の場合は御存じのように拉北者の問題がありますから、そもそも問題意識を強く共有する基盤があるわけでありますけれども、米国は日本や韓国とは事...全文を見る
○玄葉国務大臣 当然、これは確認をします。  それで、先ほど古屋先生の質問にもお答えする形で申し上げましたけれども、今回の米朝対話が終わったら、日米韓でしっかりと話し合う、方針を決めるということがやはり大事で、そのときに、やはりきちっと拉致の問題というのを、しっかりとあわせて解...全文を見る
○玄葉国務大臣 それは一つの考え方ではあると思います。ただ、これは当然すぐれて米国の判断ですよね。ですから、米国が、先ほどのヒルさんやさまざまな方々のこれまでの経緯を踏まえながらどういうふうに判断をしていくのかということであって、私たちは、私たちの考え方あるいは実情というものをし...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、先ほども申し上げましたが、金星煥外交通商部長官と私との話でも、野田総理と李明博大統領との話でも、改めて支持と協力の意が示されたところでございます。  では、次の一手というのは、何回も申し上げて恐縮なんですけれども、やはりここは日米韓できちっとまず話し合う...全文を見る
○玄葉国務大臣 大きく分けると二つあると思うんですけれども、一つは、先ほど核の話がありましたが、去年の九月初旬だったと思いますけれども、ウラン濃縮計画の公表という事態があったわけであります。  やはり日米韓としては、これは米国と韓国との間の申し合わせがあって詳細には申し上げられ...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほどのウラン濃縮計画の公表は、十一月の前半でした。九月と私申し上げてしまいましたが、十一月の前半でした。訂正いたします。
○玄葉国務大臣 竹内委員がおっしゃるとおり、九月二十一日、日ロ外相会談が行われたときに、拉致問題について、私の方からロシアの理解と協力を求めたところでありますが、これに対しては、日本の立場に対する理解と問題の解決への期待、そういうものが示されたということでございます。  率直に...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、そのバックグラウンドをどういうふうに説明するかというのはなかなか難しいところもありますが、御存じのように、ロ朝関係というのは、経済も含めてさまざま具体的に動き出しているところもございます。  恐らくこれから御質問があるのかもしれませんけれども、さはさりな...全文を見る
○玄葉国務大臣 ただいまおっしゃったとおり、九月二十二日にヨウケツチ外交部長と会談をしたときに、中国への協力、働きかけを要請したわけでありますが、あえて一言、率直に言うと、中国側の反応について具体的にどうだこうだとなかなか言いにくいところがあります。一言で言えば、注意深く聞いてい...全文を見る
○玄葉国務大臣 率直に申し上げて、一言で言うと、いろいろな環境が整っていない。〇八年八月、もっと言うと、六月にたしかあれは宣言をしていると思いましたけれども、あのときに、では何で再調査の約束をしたのかと。そのバックグラウンドについて、先ほど古屋先生が一言、強く出ていたからだ、こう...全文を見る
○玄葉国務大臣 一言で申し上げると、北朝鮮からの、先ほど来から質疑に出ている具体的な行動を引き出すための取り組み、そういう意味で歓迎するということを申し上げています。もともと、言うまでもないことでありますけれども、日米韓、また日本自身も、まさに六者の対話を通じた諸問題の解決に向け...全文を見る
○玄葉国務大臣 質問は最終的には一つだと思いますが、途中で触れられたいわゆる日米韓の話は、まさにおっしゃったとおり、ウラン濃縮の問題というのは当然重視する、それ以上のことは、米国と韓国との申し合わせで公表しないということになっているので、あえて申し上げません。  同時に、我が国...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど来から、まさに〇八年八月、この合意を足がかりにするんだ、その上で、表の舞台の中で、国連総会あるいはARFなどの場所でしっかりと訴えているということは申し上げたわけであります。  それで、やはり大事なことは北朝鮮のペースにはまらないということでありまして、日...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず日朝平壌宣言、これは二〇〇二年九月だったと思いますけれども、この日朝平壌宣言については、その宣言にのっとる、そして拉致、核、ミサイル、包括的に解決を図って、不幸な過去を清算して国交正常化をする、この基本的な考え方は変わっておりません。  その上で、日朝間の問...全文を見る
○玄葉国務大臣 基本的には先ほど申し上げたとおりでありますが、おっしゃるとおり、時間との闘いというところがあって、覚悟を持って取り組みをしなければならないと。  〇八年八月の合意がやはり足がかりだというのが私の基本的な考え方で、すべての拉致被害者の即時帰国に向けて全力を尽くした...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、中島委員が〇八年の八月の合意についてただされましたけれども、御案内のとおり、残念ながら、〇八年八月に合意をして、たしかあのときは、福田総理から麻生総理にかわったことを理由にして、調査をやめる、調査をしないということを北朝鮮側が一方的に言ってきた、こういう経緯が...全文を見る
○玄葉国務大臣 御指摘のとおり、二回の南北対話が行われた、そして米朝対話も、まさに本日、二回目の対話が行われている、そして北朝鮮が中国やロシアとも対話をしている、このことも十分承知をしているわけであります。  ただ、重要なことは、成果を伴う対話にならないとだめだ、北朝鮮のペース...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど来から申し上げておりますけれども、対話を拒むつもりは全くございません。大事なことは、成果を生む対話をするということに尽きるのではないかというふうに考えております。
10月25日第179回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 沖縄及びパネッタ長官との会談についての問いだというふうに思います。  パネッタ長官との会談は、やはり厳しい安保環境を踏まえて、残念ながら、ありとあらゆる事態に我が国の自衛隊のみで対処できるという状況にないわけでありますから、日米同盟、その在日米軍のプレゼンスとい...全文を見る
○玄葉国務大臣 パネッタ長官との会談ですけれども、私は、どうも最近の日米関係が米軍再編にばかり焦点が当たっているというふうに思っていまして、やはりもっと幅広く、安保の協力、防衛の協力、具体的に言うと、例えば、計画の話であるとか、ミサイル防衛の話であるとか、拡大抑止の話であるとか、...全文を見る
○玄葉国務大臣 質問に答える前に、先ほどのサイバーの話はとても重要な指摘だと思っていまして、冒頭、パネッタ長官ともサイバーの話もしたいというのは、そういった趣旨もあるわけです。  つまり、米国は、サイバー空間のいわゆる国際戦略あるいは作戦戦略というものを持っています。安全保障に...全文を見る
○玄葉国務大臣 渡辺委員からの日韓の話でございますけれども、私は、そもそも論として、このアジア太平洋において、民主主義的な価値を大事にする、豊かで安定した秩序、そういうものをつくり上げるということが極めて大切なことだ、そういう意味で、韓国というのはまさに戦略的な利益というものを共...全文を見る
○玄葉国務大臣 率直に申し上げると、外相会談そのものでは申し上げておりません。ただ、一貫して、日本政府として韓国政府に対してこの件について照会を求めているということは、まさに御存じのとおりでございます。  そういうことを踏まえて、ある意味、引き続きこのことについては韓国側に回答...全文を見る
○玄葉国務大臣 TPPについて参加交渉に入って、離脱することがあり得るのかと言われたときに、それは論理的にはあり得るでしょう。ただ、仮に、交渉した結果、私たちだけは入りませんということを、例えば政府が決めることによって失われる国益というものも、信頼も含めて、あわせて考えないといけ...全文を見る
○玄葉国務大臣 ただいまおっしゃいましたように、民主党政権になって二年を過ぎたわけであります。私自身も、昨年六月から、たしか一年三カ月間、政調会長をさせていただきましたし、大臣も兼任しました。国家戦略担当大臣は九月からだったというふうに思います。  率直に申し上げると、私は、こ...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、日米同盟の深化、発展というふうに言うときに、まさに今非常に本質的な安全保障についての問いがございましたが、当然、経済の問題を初め、文化の面も含めて深化、発展させたいということであることは言うまでもないことであります。  その上で、今、安保面の話で五点お話を...全文を見る
○玄葉国務大臣 私が外務大臣になって、おっしゃるとおり、ロシアの爆撃機が、領空ではありませんけれども、領空近くを日本一周した。これに対しては、私はラブロフ外相に電話会談でも懸念を表明しました。  つまり、その意図に対して疑念を抱かざるを得ないということで、私の方から申し上げまし...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、今津先生がおっしゃった、日本外交の基軸として緊密で対等な日米関係を築くんだ、こういうふうに書いてございます。  先ほど率直に私自身がこの場で申し上げましたけれども、やはり鳩山政権当初、一時的な揺らぎというのが日米にあったというふうに私自身は思っています。日米...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは今津先生、二〇〇九年の七月二十七日の約束ですね。日米FTAのことをここでうたっていて、TPPは、実はその後にまさに議論として、議論としてというより、そもそも交渉そのものが始まったという経緯が率直に申し上げてあるということだと思います。  おっしゃるように、...全文を見る
○玄葉国務大臣 率直に申し上げると、この文章だけなら私は問題にならなかったと思っているんです。つまり、選挙戦中に最低でも県外と言ってしまったことが、その後のさまざまな問題を引き起こしたというふうに思っております。  したがって、先ほど来から申し上げておりますけれども、日米同盟を...全文を見る
○玄葉国務大臣 東アジアというのは、もう言うまでもなく、極めて大切な国々でございます。ただ、この東アジア共同体という構想そのものの定義が、率直に申し上げて明確ではないのではないかという思いがございます。したがって、その定義を明確にしないまま、いかにも大きな構想として打ち出していく...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、東先生が言われた点については、基本的には、お互いにこれまで合意をした、日米ともにそれぞれ政府が合意をしたわけでありますので、そのことについては再確認をするということになるだろうというふうに考えております。
○玄葉国務大臣 ありとあらゆる努力が必要になるというふうに思います。  私も、もう十八年国会議員をしていますので、沖縄は、いろいろな形で、もう十数回は行っていると思います。改めて、沖縄の持つ歴史の重み、これは、唯一の地上戦であった沖縄戦、そしてその後の米国の施政下にあった沖縄、...全文を見る
○玄葉国務大臣 東先生、重々御存じのように、まさに、どういうふうに進めていくべきかということについての私たちの思いというのが仮にあったとしても、というか私自身の中にはあります、率直に申し上げて。ただ、そのことがどういう影響を与えるかとか、さまざまなことを勘案して言葉に出さなきゃい...全文を見る
○玄葉国務大臣 将来の話ということでございますので、一言で申し上げれば、戦略環境次第ということじゃないかというふうに思うんです。  結局、現在の安保環境が先ほど申し上げたような状況なので、まさに沖縄の、特に地理的な優位性、あるいはマリンの役割というものがあるということであって、...全文を見る
○玄葉国務大臣 中国は、まさに東先生が言われたとおりであります。アジア太平洋地域、ひいては世界にとってこの日中関係は大事、そして中国は大事な国だというふうに思います。  基本的には、いわゆるウイン・ウインの関係、つまり戦略的互恵の関係を築いていくというのが大きな柱だというふうに...全文を見る
○玄葉国務大臣 照屋先生がこの訴訟の弁護士の先生でもいらっしゃるし、この問題に本当につまびらかであるということは承知をしております。  そして、係属中の案件なので、この案件そのものに、訴訟そのものに対してコメントするというわけにはなかなかいかないわけでありますけれども、ただ、こ...全文を見る
○玄葉国務大臣 米軍機等の騒音訴訟が十二件、我が国の支払った損害賠償金の合計が百六十九億円という資料がございますが、それでよろしいでしょうか。
○玄葉国務大臣 ただいまのお話は、平成に入って間もないころからのお話ではないかというふうに思います。  おっしゃるとおりと言ってしまっていいのかどうか。つまりは、日米地位協定上、日米の分担のあり方は、損害賠償請求上、米国に負担していただかなきゃいけないという立場に立って日本とし...全文を見る
○玄葉国務大臣 結論から申し上げると、さまざまな角度からさまざまな検討がなされた結果、現在の日米合意があるということでございますので、そういう意味では、本当に心苦しいんですけれども、普天間の移設について、いわゆる沖縄全体の負担軽減を図るという観点からも、しかも抑止力を維持しながら...全文を見る
○玄葉国務大臣 ただいまの、いわゆる公の催しで飲酒をした、それが公務扱いになる、これは私はおかしいというふうに思います。  おっしゃるとおり、結果を出さなきゃいけないというふうに思っています。ただ、今、いつの時点でと明確に申し上げることはできませんけれども、できるだけ早い時期に...全文を見る
○玄葉国務大臣 ちなみに、先ほどの表現は、きょうの委員会では大分申し上げましたが、最低でも県外と言って期待値を高めて回帰したということに対する謝罪の気持ちを込めて、実は、それは県民の皆さんの思いからすれば怒り心頭だろうという思いもあったものですから、そういう言葉を出してしまったと...全文を見る
10月25日第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 外交防衛委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げますと同時に、所信を申し述べます。  私は、外交の目的は国益を最大化することであると考えます。そのためには、第一に我が国及び日本国民の安全を確保し、第二に我が国の成長を実現し、第三に国際社会の平和と繁栄に...全文を見る
10月26日第179回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 ただいま委員が、これまでの北方領土問題に関する歴史について一定程度触れられたわけであります。私自身も、外務大臣に就任をしてから、改めてこの間の交渉記録というのを勉強し直したところでございます。  言うまでもないことでございますけれども、北方領土は我が国固有の領土...全文を見る
○玄葉国務大臣 やはりロシアは、これも御案内のとおり、特に石油価格の高騰などもあって、いわゆる自信を強めているという側面がこの数年あったと私は分析をいたします。同時に、その結果として、ナショナリズム的傾向、こういったものも強まっているというふうに分析をしています。  ただ、さは...全文を見る
○玄葉国務大臣 ロシアの管轄権を前提としたような対応については我が国の立場と全く相入れないということでございますから、当然こういった問題については、それぞれ情報をきちっと収集して注視をしながら、おっしゃるように適切な形でしっかり申し入れをする、いわばどういうレベルで行うかとかとい...全文を見る
○玄葉国務大臣 改めて申し上げますけれども、まさに申し入れのレベルというのは事案によって違うということを申し上げましたが、韓国の国会議員のケースでいえば、もう御存じだと思いますけれども、韓国の大使に対して大臣から抗議するということを行っていますので、そのことはつけ加えたいというふ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これまで両国間の政府で合意された諸合意、諸文書の中で、例えば一九九三年の東京宣言などは非常に大事な宣言であるというふうに私は思いますし、今おっしゃったプーチン大統領でいえば、森総理のときに、イルクーツクの声明というのを出しているということであります。  私も、プ...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃりたいことはわかるのですけれども、だれが大統領になられても、我々の基本的な立場は変わらない。そして同時に、日ロ関係をやはりもう一段全体的にレベルを上げるというか、幅広い協力というものをきちっとしていくことがさまざまな意味で大切なのではないかというふうに思っ...全文を見る
○玄葉国務大臣 冒頭、秋葉委員が、首相とか外相とかはくるくるかわっちゃいけないというお話がございました。  まず、一般論として全くそのとおりだと私も思いますし、外務大臣でいえば、これまでの外務大臣の方々に長くやっていただきたかったというのが率直なところでございます。  その上...全文を見る
○玄葉国務大臣 いや、今お話をさせていただいたのは、マニフェスト、いわゆる選挙のときに配ったマニフェストというお話であったものですから、そういうふうに申し上げたということであります。  現に、思い起こしても、まさにあのときの発言というのが、その前にまとめたさまざまなビジョンより...全文を見る
○玄葉国務大臣 示唆に富むいろいろな御発言をいただいたというふうに思っていますけれども、基本的に、もともとの二〇一四年のロードマップというのは、現状を見据えて、二〇一四年以降のできるだけ早い時期にということで現状は日米で合意をしているというところでございます。
○玄葉国務大臣 この間、外務大臣になってからは初めてお邪魔をさせていただいたということでございます。  一回でいろいろなことが進展するなどと、甘い考えは全くございません。さまざまなことについて、きめ細かく丁寧に説明をし、また沖縄の負担軽減、いわゆるパッケージになっていない、でき...全文を見る
○玄葉国務大臣 政府全体としては、もういろいろなところで申し上げているように、しっかりと議論し、できるだけ早い時期に結論を出すということであります。  私自身の認識というか視点というのは、今、一億二千八百万の人口が、残念なことですけれども少子化、人口減少というのがあって、人口統...全文を見る
○玄葉国務大臣 ストレートに申し上げるのは関係閣僚のコンセンサスを得てからというふうに思っていますので、基本的な認識で御想像いただければというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 論理的にはあり得るというふうにまず一つ思います。それと、途中の離脱は簡単じゃないと申し上げているのは、やはりそのときに失われる国益というものをしっかりと考えないといけないということだと思います。  いずれにしても、結論だけ申し上げれば、政治判断だと思うんです。つ...全文を見る
○玄葉国務大臣 最後に国会承認されるかどうかということについて、仮に交渉に参加をしたケースの話をおっしゃっているんだと思いますけれども、それは当然、交渉の帰結がどうなったかということがまず一番大きいと思います。それと、時期です。つまりは、例えば次の総選挙の前なのか後なのか、それも...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど遠山委員が、十年たって初めてわかったことがあるよというふうにおっしゃって、すごく重い言葉だなというふうに思います。  アンケートをとっても、県民の皆様からなかなか理解が得られていないというこの現状については、私自身も深刻に受けとめております。  ですから...全文を見る
○玄葉国務大臣 まさに、沖縄でずっと活動されて、そのときの経緯も、県民の立場というか、県民に接しながらお聞きになっていた。重ねて申し上げるわけではありませんが、私も、あのときの総選挙中の発言というのが非常に問題を複雑化したということは、これはもう否めないというふうに思っています。...全文を見る
○玄葉国務大臣 ずっと沖縄の問題を勉強されてきたというよりは、本当に現実的に、かつ県民の立場も踏まえ、また国益全体も踏まえて考えていただいている遠山委員の考え方としてきょう承るというふうに申し上げるしかないということでございまして、やはり着実に日米合意を一歩一歩積み重ねていくとい...全文を見る
○玄葉国務大臣 昨日、答弁書には四十分と書いてありますが、五十分ぐらい、パネッタ国防長官と会談を行いました。  そのときには、日本を取り巻く安全保障環境の厳しさというものを踏まえて、日米同盟の役割が一層重要になっていること、幅広く安保・防衛協力を進めていくことを確認いたしました...全文を見る
○玄葉国務大臣 もう先生は御存じでお聞きになっておられると思いますけれども、外務省から米側に対して事実の確認を求めたという経緯がまず一つございます。  その上で、米側からは、改めて過去の記録を確認しました、当時米軍が枯れ葉剤を沖縄へ持ち込んだことを示す資料は何ら確認できなかった...全文を見る
10月26日第179回国会 衆議院 外務委員会 第2号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 今、河井委員がおっしゃいましたように、この普天間移設の問題というのは、率直に申し上げると、総選挙のときに最低でも県外と言ったことが、やはりこの普天間問題について非常に問題を複雑化させたというのは率直なところではないかというふうに考えております。  私も、河井委員...全文を見る
○玄葉国務大臣 どうやってこれから物事を進めるのかというのが自分の質問だというお話がありました。  ただ、その前に、二年前から沖縄の地理的な有利性は変わっていないということでありましたけれども、全くそのとおりであります。  ですから、私は、最低でも県外ということに対して、最終...全文を見る
○玄葉国務大臣 そのことについて、現時点で政府全体として判断をしているわけではございません。
○玄葉国務大臣 現時点で、政府全体として判断をしていない。今、一つ一つ着実に積み重ねをし、対話をしていくということに尽きると思っています。
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、沖縄県選出の国会議員あるいは沖縄県連、そういった方々に対して理解を求めていくということが非常に大切であるというのも私の認識でございます。  この間、どこまでそういった働きかけがなされてきたのかということもいろいろと、外務大臣になってから聞いてき...全文を見る
○玄葉国務大臣 現時点で、賛成しているというふうには言いがたいと考えています。  何も評論家ではなくて、自分自身、今回も沖縄を訪問する前に、国会議員、衆議院議員の方々と話をして行きましたし、終わってからも実は話をしています。私としては全力を尽くしたいというふうに考えています。
○玄葉国務大臣 これは一人一人しっかり説得をしていくということが大事で、それは率直に言えば、百八十度考え方が変わるかどうかというのは、私としてもまだ確信を持てるわけではありません。ただ、全くの反対から、少しでも理解してもらえるように、少しずつそういう溝を埋めていくということに対し...全文を見る
○玄葉国務大臣 いや、ですから、今回の沖縄訪問の前の段階から私としてはそれを始めさせてもらっているということでございます。
○玄葉国務大臣 かつては選対委員長をやっていましたが、私自身、そのときに正式にどこがどういう支持状況だったかというのは明確にはわかりませんが、民主党はたしか推薦していたのではないかというふうに思っていますし、県連あるいは民主党の関係者が稲嶺さんを支援していたというふうに聞いていま...全文を見る
○玄葉国務大臣 いやいや、ですから、先ほど申し上げたように、正確にそれぞれの……(河井委員「正確にじゃない、そんなのは」と呼ぶ)いやいや、政党の推薦状況すべては確かに確認はしていなかったですけれども、先ほど申し上げたように、民主党は推薦したというふうに思っています。同時に、その前...全文を見る
○玄葉国務大臣 一月のときに私自身がこの問題に深くコミットしていたわけじゃありませんから、そのときの状況についてはもう聞くしかないということでありますけれども、恐らく、今おっしゃったように、それは、そういう基地の立場も含めて、考えが一緒であるということだったんだというふうに私自身...全文を見る
○玄葉国務大臣 ちなみに、その一月の選挙の後、まさに五月に、さまざまなことを検討した結果、当時の鳩山総理が、日米合意、今の考え方に至ったということだと思います。  それと、十一月の段階は、私も政調会長をしていましたので、若干知り得る立場にありましたし、一定の働きかけもあったので...全文を見る
○玄葉国務大臣 一月の名護の市長選挙の件について、率直に申し上げて、詳細に今この場で説明しろと言われると、なかなかそのときの状況については十二分に説明できません。ただ、先ほど申し上げたように、民主党が推薦した、関係者が応援していたということは事実でございます。  それと、仲井真...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは信頼関係がございますから余り申し上げられませんけれども、さまざまなことをいろいろ考えてくれたんだなとか、くれているんだなとか、そういうことを思っている方は、特に県知事選挙に関してはいらっしゃるというふうに思います。
○玄葉国務大臣 そのことについて知事から私にはございませんでしたが、私から、今度知事にお会いしたときに、しっかりと調べて、それについては知事に対してお答えをしたい。もし、そういう質問があったんだけれども、私の方から、これはヒアリングするしかないので、しっかり聞いた上で説明をしたい...全文を見る
○玄葉国務大臣 いろいろな意味で、訪問をして対話をしていかないと、物事はいずれにしても前進することはなかなか難しいというふうに思います。  先般、私は、最初の日に、そのときは調整官そのものがいなかったので四軍調整官の代行でしたけれども、沖縄の負担軽減、特に事件・事故、騒音、特に...全文を見る
○玄葉国務大臣 稲嶺市長さんからは、そういう御発言はありました。
○玄葉国務大臣 ですから、ここは、県知事さん、市長さんのみならず、さまざまな沖縄県の関係者の皆さんと丁寧に、きめ細かに対話をしなきゃいけないし、もっと申し上げれば、やはり日本全体で負担を分かち合う。それは、抑止力を維持する形で日本全体で負担を分かち合う、そういうことが幾らかは当然...全文を見る
○玄葉国務大臣 それは、ですから、冒頭も申し上げましたけれども、本当に、知事さんや市長さんだけではなくて、さまざまな関係者の皆さんあるいは県民の皆さんに対して、特に、残念ながら、本当に心苦しいけれども、沖縄の代替性というのが限られているということを説明していく。そして、負担軽減、...全文を見る
○玄葉国務大臣 率直に申し上げますけれども、私は、選挙戦中にあの発言を聞いて、鳩山政権ができて、恐らくこの問題で終わるんじゃないかと、本当にあのとき思いました。現実のものになってしまったというのが率直なところだと思います。
○玄葉国務大臣 それは私は、あの時点でああいう発言をされたというのは、私の考え方としては、誤りだったというふうに思います。
○玄葉国務大臣 千年も二千年も地理的な位置は変わらないということでありましたけれども、ただ、安保環境というのはやはり変わると思うんですね。戦略環境も変わるというふうに思います。  おっしゃったとおり、総選挙のときの安保環境というのは、もう既に今に近い。そして、さらに安保環境は厳...全文を見る
○玄葉国務大臣 私は、当時の鳩山総理自身も、あのときの発言はやはり間違えていたということをある意味認めたんだと思うんですね。ですから、いわゆる総理という地位をみずからおやめになられた。そういう意味で、鳩山総理御自身が責任をとるという形をとったというふうに私自身は理解をしています。
○玄葉国務大臣 確かに、国家戦略担当大臣時代にそういった発言をしているというふうに記憶しています。  一言で言えば、基本ラインは変わっていません。つまりは、原子力の協力については、これまで協力関係で合意をしたとか、協力しようとずっと言ってきた、こういった合意済みの国に関しては、...全文を見る
○玄葉国務大臣 ここは正確に申し上げたいんですけれども、まさに、変わったというよりも、やはり一度、新規については立ちどまってきちっと議論しようよということでございまして、その上で得られた結論で今後の対応を考えていくということがいいと思っています。
○玄葉国務大臣 おっしゃるとおり確認なんですが、例えば、今、国会に提出しているヨルダンとかロシア、韓国、ベトナム、あるいは、協定交渉中、つまりは事実上合意済みの国も含むということで、例えばUAEとかインド、南ア、トルコ、ブラジル、メキシコ、こういったところは、やはり交渉の積み重ね...全文を見る
○玄葉国務大臣 戦略的利益を共有するということを確かに私は申し上げています。ただ、一方で、領土問題が存在することも事実でございます。  領土問題が存在するからといって、戦略的利益を共有できないかといえば、そうではないんだろうと。さまざまな大局的な観点から、特に私がいつも申し上げ...全文を見る
○玄葉国務大臣 恐らく、基本的な価値というのは、自由であるとか民主主義であるとか基本的人権の問題であるとかということではないかというふうに思います。そして戦略的価値というのは、地政学的な意味も含めたより広い概念になってくるのではないかというふうに思います。
○玄葉国務大臣 外務省のホームページには、たしか不法占拠と書いてあると思います。
○玄葉国務大臣 法的根拠のない形で占拠されているということを、たしか岡田外務大臣のころからそういう答弁になっているというふうに承知をしていますし、私自身もそのように申し上げたいと思います。
○玄葉国務大臣 いずれにしても、法的解釈というのは変わっていないというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 いずれにしても、総合的な観点で、法的根拠のない形で占拠されているというふうに岡田外務大臣のころから答弁をしている。私自身も、基本的にはそのようにしたいというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 基本的には、そのことについて、法的解釈に変わりはないというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 法的解釈に変わりはありませんけれども、総合的に判断してそのように言葉を使ったというふうに承知していますし、私もそれを踏襲したいと思っています。
○玄葉国務大臣 それはまさに総合的な判断でございます。
○玄葉国務大臣 いずれにしても、我が国の立場は一貫しているということを改めて申し上げたいと思います。(河井委員「だめ、だめだ、そんなんじゃ。全然だめですよ。だめだめ。一貫しているかどうかはこっちが判断するんだから」と呼ぶ)  どのような場でどういう表現を使うかということについて...全文を見る
○玄葉国務大臣 いずれにしても、法的解釈に変更はないということで、ホームページについては変更するつもりはありません。
○玄葉国務大臣 まさに、何度も申し上げますが、法的な解釈に変更はない。どういう表現をその時々で使うかは、まさに鳩山政権のときにそういう判断をしたということで、私は、現時点でそれは変更するつもりはありません。(発言する者あり)
○玄葉国務大臣 ここは、岡田外務大臣からずっと同じ答弁をしてきたという経緯があるというふうに承知しています。先ほど総合的判断というふうに言いましたけれども、まさに法的解釈は変わっていない。ホームページは不法占拠になっている。私は、それは変えない方がいいというふうに思っているんです...全文を見る
○玄葉国務大臣 そこはこれまでと……(河井委員「そこはですねばかりじゃないか、あなた」と呼ぶ)いやいや、これまでと基本的には変わらないというふうに申し上げているわけでございます。
○玄葉国務大臣 ですから、統一的な判断というよりは、まさにこれまでと変わっていない。もし、野田内閣として改めて何らかの形できちっと出しなさいということであれば、それはそれでもう一回整理をして申し上げたいというふうに思います。
○玄葉国務大臣 それは改めて整理いたしますが、基本的には、先ほど私自身が申し上げたということでありますが、改めて、御要請でございますから、それは整理をしたいというふうに思います。(河井委員「いやいや、ちょっと委員長、だから整理では」と呼ぶ)
○玄葉国務大臣 そういう意味では、見解というのをもう一回出せということであれば、それは出させていただきたいと思います。
○玄葉国務大臣 それは、整理し、また調整でき次第出させていただきたいと思います。
○玄葉国務大臣 やはり、先ほども若干触れましたけれども、一番大事なことは、このアジア太平洋地域において、民主主義的な価値に支えられた豊かで安定した秩序をつくる、そして、不安定要因がございますから、そのリスクをできるだけ最小化する、その上で成長の機会を最大化する、そのことが大切だと...全文を見る
○玄葉国務大臣 いや、これは機能させなきゃいけないということだと思います。  先ほど、もう率直に私は申し上げましたけれども、結局、民主党政権になって、最初のときのあの発言で、やはり日米の揺らぎというのは一時的にあったということは、私は否めないと思っているんです。  ですから、...全文を見る
○玄葉国務大臣 三ッ矢委員の先ほどのいろいろなアドバイスについては、しっかり参考にさせていただいて、ロジに走り回り過ぎて本来の仕事を忘れないようにというのはそのとおりだというふうに思います。  それと、やはり外交のバックグラウンドというのは、確かに、一番大きいのは国力そのもの、...全文を見る
○玄葉国務大臣 基本的には、三ッ矢委員がおっしゃるように、まずWTOというのがあるわけですよね。だけれども、WTOが、残念ながら交渉がうまくいっていないという現状にあることが一つございます。それと、二国間のFTA、EPAについては、御存じのように、たしか二〇〇二年が最初だったと思...全文を見る
○玄葉国務大臣 いや、それは交渉次第というか、今ある、日本のですか、日本国内の。日本国内の関税は……(三ッ矢委員「例えばアメリカとの関係で」と呼ぶ)アメリカに対して物を輸出するときに、どのぐらい関税がかかっているかということですか。  例えば、ちょっと今手元にありませんけれども...全文を見る
○玄葉国務大臣 三ッ矢委員が言われるように、為替の問題というのは、当然これは大事な問題で、為替は為替で別途対策をとらなきゃいけないし、ただ、これは長期レンジで見ると、いつどこでどうなるかというのは、まだだれも予測がつかないということがあるというふうに思います。それは別途の対策が必...全文を見る
○玄葉国務大臣 私は、地元の皆さん、実は外務大臣になってからなかなか帰れないものですから直接お会いしていませんが、帰ったときも全く同じことを言うと思います。これまでも実はそう言ってきました。実は、外務大臣になる前は政調会長と国家戦略を兼ねてまとめ役だったものですから、余り自分の考...全文を見る
○玄葉国務大臣 あのときのマニフェストは、確かに日米FTAをやる、簡単に言えばそう書いてあったと思います。  それで、先ほど申し上げましたけれども、TPPはその後出てきたというのが実態であります。それと同時に、米国そのものについて言えば、日米関係は確かに大事でありますけれども、...全文を見る
○玄葉国務大臣 ここは、もう御存じでおっしゃっていると思いますけれども、やはり、いかに日本に有利なルールをつくるか。ルールメーキングに参加して、日本の、まさに攻めと守りがある中で、かち取らなきゃいけないところをかち取り、センシティブ品目で守らなきゃいけないものは守るということをす...全文を見る
○玄葉国務大臣 例として、今、砂糖の話を挙げられました。確かにアメリカの場合、そういうことを行っている。現実に、二国間のFTAを、その中の除外品目、例外じゃないですよ、いわゆる除外品目などをそのまま適用しようというふうに主張している国々も、あるのはあるんです。ですから、そこは、我...全文を見る
○玄葉国務大臣 少なくとも、ある時点まで一つの考え方だったというふうに思います。今は、私の分析では、議会が完全にFTAというよりもTPPになっているというのが私の分析であります、オバマさんというよりは。
○玄葉国務大臣 ですから、先ほど申し上げているように、日米FTAというのは一つの考え方だと思います。ただ、その後出てきたTPPと比較をして、まさにTPPでマルチの、複数国間の交渉をして、FTAAPの一里塚で、そして、今までの二国間のEPAも場合によっては上書きしていく。そういう道...全文を見る
○玄葉国務大臣 ミャンマーの外相との会談でも、私たちとしては、非常に地政学的にも重要な国でありますし、まさに菊田政務官がたしか行かれて、いわゆる欧米諸国に先駆けるような形で、一歩も二歩も踏み込む発言をし、行動をとるということを申し上げた。  先般も、たしかバルーチャンといった水...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど注意深く申し上げたつもりだったのでありますけれども、結局、途中離脱ということに仮になったときに損なわれる国益というのを考えなきゃいけない。ただ、同時に、これは最終的には、結果として、あくまで合意するんだということによって得られるメリット、デメリットがあるわけ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは仮定の話ですから、もし交渉に参加をして、まさに交渉がどういう結果になるか、結実化するか、内容次第だというふうに思います。
○玄葉国務大臣 直接議員に会って話を聞いたということはありません。  ただ、当然ながら、米国の場合は議会の承認が要るということになっているので、米国の議会はどうなっているかということについて、それぞれ、関係の人というと抽象的ですけれども、外務省を初めいろいろなところから聞いてお...全文を見る
○玄葉国務大臣 TPPに関して、具体的にどうだこうだということではないと思います。つまりは、二国間の関係ではさまざま、それは常にそうでありますけれども、さまざまな要求があるということは承知しています。
○玄葉国務大臣 それは、あくまでやはり交渉結果、内容次第だというふうに思います。
○玄葉国務大臣 それは、先ほど来から申し上げていますけれども、おっしゃる杞憂は全くわからないわけではないですよ。つまりは、最終的に交渉結果を踏まえて国会で承認を得ようとしたら得られなかった、そのときの損なわれる国益はどうなのか、こういうお話であるとすれば、そういう心配、懸念は、私...全文を見る
○玄葉国務大臣 二年前の選挙のときは、TPPについては表面化していません、実際に、御案内のとおり。たしか、ブッシュ政権の終わりのころにちょっと話が出てきて、二〇〇九年の十一月のサントリーホールでオバマ大統領がこの問題について話したというのが最初ですから、それは総選挙後でありますの...全文を見る
○玄葉国務大臣 私は、JAからも推薦をいただいております。そういう皆さんにも、私がふだん申し上げている発言は一切変えるつもりはありません。
○玄葉国務大臣 党内は、それぞれの党で当然いろいろな意見はございます。それで、我々は我々で今まとめる……(小野寺委員「それは、あなたたちが与党だからそう言っているんですよ。何を言っているんですか。あなたが与党だから言っているんですよ」と呼ぶ)
○玄葉国務大臣 我々は我々で、民主党の中で今まとめる努力をしているわけです。まだ、もちろん民主党の中の結論は正式に出ているわけではありません。それは当然、私はまとめる努力をしていくということでございます。
○玄葉国務大臣 それはもう最終的に総理の判断、代表の判断になるんだろうというふうに思います。
○玄葉国務大臣 最終的に、私がさまざまなそういった努力をするのは当然のことだというふうに、私自身がですよ、そう思います。  最終的には、国会で承認されるかどうかというのは、本当に内容次第というところはあるでしょう、率直に言って。それと、いつまとまるかというのは、確かにわかりませ...全文を見る
○玄葉国務大臣 今は、一つ一つ着実に前に進めていく、そのために全力を尽くすということでございます。
○玄葉国務大臣 沖縄の声が厳しい、現時点での県知事の御見解、そして名護市長さんの御見解も承知をしているところでございます。  とにかく今は、まず一つ一つ積み重ねをしていく、年内に環境影響評価書を出させていただく準備をしている、そのことでございます。
○玄葉国務大臣 いずれにしても、さまざまな方面からきめ細かく対話を重ねて、努力をしていくしかないというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 TPPと普天間の問題は違うと思います。(小野寺委員「いや、本質は同じですよ、根っこは。皆さんの政治の本質は同じですよ」と呼ぶ)いやいや、私は違うと思います。  普天間については、先ほども私自身がおわびを申し上げたように……(発言する者あり)
○玄葉国務大臣 やはり、選挙戦中の、最低は県外というのが問題だったと私自身も思います。ですから、そのことはおわびも申し上げています。ただ、おっしゃるとおり、おわびだけでは済みません。  ただ、TPPの話は、全く国会承認の見込みが立たないから、まだ一〇〇%担保できないからTPPに...全文を見る
○玄葉国務大臣 いや、つまり、やはり普天間の糸が非常に絡まったのは、まさに先ほど申し上げたような一つの発言があったからだということです。  だけれども、TPPの話については、別に複雑な、糸が絡まっているとか、そういう話ではありませんから、まさに今、この場で、国会でも含めて議論を...全文を見る
○玄葉国務大臣 沖縄の国会議員に関しては、現時点で辺野古の移設に賛成しているとは言えないというふうに思います。  TPPについては、ちょっと一人一人、福島県内でどうなのかといえば、それは私自身、調べたことはありません。ただ、それは私としては、福島県内の国会議員も説得する用意はあ...全文を見る
○玄葉国務大臣 沖縄の問題での国会議員あるいは県連関係とかについては、当然、私の方からも含めて説得をする努力が必要だというふうに思っています。  TPPについて、私、一人一人、どういう立場でどういう発言をしているのか率直に言ってわかりませんけれども、ただ、本当に全面的に、では最...全文を見る
○玄葉国務大臣 BSEについては、もう発生から十年たっているわけであります。アメリカから云々ということよりも、たしかほかの国々からも、この問題というのは何度も何度も提起されているわけであります。つまりは、カナダ、フランス、オランダ、これは御存じのとおりであります。ですから、対米と...全文を見る
○玄葉国務大臣 在日米軍の再編と岩国の問題というのは関連しています。おっしゃるとおりであります。  これは閣議云々というよりは、政府としての大方針として、私は平岡大臣は踏まえていただけるものというふうに信じております。
○玄葉国務大臣 確かに、五月二十八日の、平成二十二年の閣議決定のことをおっしゃっておられるのかもしれません。  それで、それは私としても、平岡大臣に、やはり政府の大方針に対しては、ぜひそういう方向で考えていただきたいというふうに申し上げたいと思います。
○玄葉国務大臣 稲田委員から、だれに対して、また何をというお話でありました。  二つあって、一つは、やはり県外移設を期待している方々が、もともと潜在的にも顕在的にもいらっしゃった。選挙のときに、最低でも県外と当時の鳩山代表が言われて、結果として、昨年の五月、先ほどの閣議決定で辺...全文を見る
○玄葉国務大臣 いわゆる最低でも県外発言で、この普天間の問題が、いわば解決が非常に大変な状況になってきたということが、すなわち日米関係、そして結果としてさまざまな外交の問題に一定の影響を与えた、つまり一時的な揺らぎが日米に出た、これは私自身も否定できないというふうに思っています。...全文を見る
○玄葉国務大臣 ですから、先ほど来から、最低でも県外と言って戻った、その結果生まれた外交的な問題について、私自身は、それはあったということを認めているわけでありまして、それをきちっと強固にしていくというのが我々の責任だというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 大先輩たちでございますし、まさにそれぞれ御自身の行動なので、御自身できちっと判断をされるだろうと。今のような、稲田委員のようなお話も含めて、ある意味、耳に入っていくんだろうというふうに思います。
○玄葉国務大臣 詳細な内容については控えなきゃいけないというふうに思っております。  これは、だんだん思い出してきましたけれども、ただ、詳細についてはやはり差し控えたいと思います。
○玄葉国務大臣 国防長官とはさまざまな意見交換を当然させていただいているということでございます。  同時に、今おっしゃったエアシーバトルというのは非常に大事な話だというふうに思います。もともと動的防衛力の議論も、当然、米国のQDRなどを踏まえながらつくっていますし、今検討中のそ...全文を見る
○玄葉国務大臣 それは、まさに先ほど申し上げましたけれども、このエアシーバトルというのは、いわゆるアンチアクセスとかエリアデナイアルだとか、さまざまなことを含めて検討されている、いわゆるエアーとシーの統合上の運用ですから、そういったことに対して注視をして、緊密に連携しながら、当然...全文を見る
○玄葉国務大臣 例えば、エアシーバトルの内容あるいはさまざまな運用というのは、もう言うまでもないことですけれども、これは情報交換していても言うような話じゃないですよね、こういう場で。ですから、そういったことも緊密に連携をとりながら、それは影響を与える場合も与えない場合も、そのとき...全文を見る
○玄葉国務大臣 現在のロードマップそのものには……(稲田委員「影響を与えない」と呼ぶ)うん、私はそう思うんです。影響を基本的には与えないと思うんです。だから、これから、安全保障環境というのは変わっていくし、さまざまな変化というのは生じ得ますから、そういう意味で緊密に連携していかな...全文を見る
○玄葉国務大臣 竹島の問題、これは、我々の立場はもう言うまでもないことで一貫していて、我が国固有の領土で、先ほど申し上げたように、韓国の占拠は法的根拠のない形で占拠されているということでございます。
○玄葉国務大臣 いずれにしても、法的根拠がないということでございます。これはもう繰り返し繰り返し、稲田委員も予算委員会等々で何度も質問されているのを私も聞いていますけれども、そこは先ほど河井委員との議論の中でも、もう一回整理をさせていただいて見解を出しますということを先ほど申し上...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほども聞いておられたかもしれませんけれども、まさに我々は、法的解釈は変わらないんですけれども、法的根拠のない形で占拠されているということを岡田外務大臣の時代からずっと申し上げて、まさに総合的な判断をしているというふうに申し上げたいと思います。
○玄葉国務大臣 これも、法的根拠のない形で占拠されている、支配されている、そう思います。
○玄葉国務大臣 北方領土は、言うまでもなく、我が国固有の領土でございます。この四島の帰属の問題をとにかく解決する、そして平和条約を結ぶ。四島の帰属の問題について、きちっと日本側に帰属するということが確認されれば、その対応とか条件とかについては柔軟に対応するというのが日本国政府の方...全文を見る
○玄葉国務大臣 本当に同じ答弁で申しわけないんですが、我が国固有の領土です。法的根拠のない形で占拠、支配されているということです。
○玄葉国務大臣 それは当然、私たちの立場は、法と正義に基づいて、諸合意、諸文書を照らし合わせれば、一八五五年の条約から考えれば、当然、私たちは、北方四島は我が国固有の領土であるということでございます。
○玄葉国務大臣 これは、とにかく、法的根拠のない形で占拠、支配されているということでございます。
○玄葉国務大臣 しっかりと粘り強く取り組んで、北方四島の問題、帰属の問題をきちっと解決していくということだと思うというより、そういう強い思いを持っております。
○玄葉国務大臣 これはちょっと、現時点で確たることを申し上げられませんが、そもそも関係閣僚会議というのがございます。そこでの議論が今中心になっておりまして、どういう形で決めるのか、それは閣議なのか、あるいはそうではないのかということは、まだ決まっていないというふうに私自身は認識を...全文を見る
○玄葉国務大臣 そこは、正式にと言われれば、まだ決まっていないと思います、どういう形をとるかというのは。  ただ、例えば昨年十一月に包括的経済連携の基本方針というのがございました。それは閣議で決めたという経緯はございます。
○玄葉国務大臣 ただ、これは、包括的経済連携の基本方針は閣議で決めました。今回どういう形で決めるか、今私がこの場で申し上げるというわけにはいきません。総理大臣とか官房長官とか関係閣僚とか、皆さんと相談して申し上げなきゃいけない立場だというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 最終的には、当然、総理大臣が判断されるんだろうというふうに思います。
○玄葉国務大臣 これはもう率直に言って、今この場で私に確たることを言いなさいと言われても、なかなか申し上げる立場というか状況にないということであります。  でも、全く一人で決めるかといえば、そうではないと思うんですね。今、党内で議論して、それは、何らかの形で関係閣僚は当然関係あ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、実は先ほども申し上げたんですけれども、最終的には政治判断になるわけです、国会の承認もありますから。ですから、実際に交渉していって、仮に中退します、中退というのは先ほどの三ッ矢議員の表現でありますけれども、そういうことであれば、そのときに損なわれる国益、そし...全文を見る
○玄葉国務大臣 改めて、日米の同盟というのがやはりアジア太平洋の公共財であるということ、そして、厳しい財政状況のもとで米軍のプレゼンスというものがやはり現状において不可欠であるという話をし、また同時に、いわゆる在日米軍再編にばかり焦点が当たりますけれども、それだけではなくて、いわ...全文を見る
○玄葉国務大臣 全くおっしゃったとおり、共通の戦略目標というのを2プラス2でつくっております。その成果を着実に出していくということだと思います。  おっしゃったとおり、これはもう在日米軍の再編だけではなくて、さまざまな分野で進展をさせていくということが、菊田委員のおっしゃるとお...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるとおり、中国とはそもそもウイン・ウイン、戦略的互恵の関係を築いていかなきゃいけないんですが、菊田委員がおっしゃったとおり、いわゆる国防費が、二十一年連続だったと思いますが、二けたの伸びであるということで、内容が残念ながら透明性を欠くということと、海洋進出...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほども若干申し上げましたけれども、菊田委員がおっしゃるとおり、本当に中国というのは、アジア太平洋、そして世界全体で見ても、私は日本にとって大事な国だと思うんですよ。ウイン・ウインの関係を築かなきゃいけないし、来年は国交正常化四十周年ですから、国民感情の改善を図っ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは話し出したら切りがないんですが、できるだけ端的に申し上げると、まず、TPPの交渉に参加している国々、そういった国々に対しては、私の方から直接、改めて情報収集のための協力について要請をしたところであります。それが一つであります。  それと、シンガポールとかマ...全文を見る
○玄葉国務大臣 日米関係は大事ではありますけれども、ただ、おっしゃったとおり、日本政府自身が日本の将来に向けてしっかり判断していく、そのための情報を隠すことは絶対にいたしません。しっかり出せるだけ出して、その上できちっと判断していくということだというふうに考えております。  ど...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、日米関係は、安全保障だけではなくて、経済も文化も人的交流もということなんです。人的交流は、特に日本から米国への留学生がすごく減っているんですね。ですから、私はそれを危惧していまして、やはりこういったことに対して対策を打つべきだとまず思っています。...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、中国は特に、中国も実は二〇一三年から、たしか労働力人口が減り始めるんですけれども、さはさりながら中間層がふえて、格差があるとはいえ、ふえてきています。ですから、当然、大変な需要、特に観光というものに対する需要というのは、我々にとっては大変魅力的で...全文を見る
○玄葉国務大臣 体系立てて、自分自身が考えていることをある時期にきちっと申し上げたいというふうに思っていますが、一つ挙げろというふうに言われたら、具体でなくて申しわけないんですけれども、やはり私たちの国を取り巻く、この日本の、アジア太平洋地域のリスクをどれだけ下げられるか、そして...全文を見る
○玄葉国務大臣 何をやりたいかという問いが一番最初にございましたけれども、あえてちょっと違う表現でもう一つ申し上げると、全体として申し上げると、内向きな思考に今なりがちになっているこの状況を変えたい、そういう思いもあるということをあえて申し上げたいというふうに思います。  それ...全文を見る
○玄葉国務大臣 野田総理が、福島の高校生の言葉を引用して、福島で生まれて、福島で育って、福島で結婚して、福島で子供を産んで、福島でお年寄りになってと言いましたかね、そして福島で孫を見て、こうずっと話をされました。私は、率直に言うと、それが本当に福島県民の思いだと私自身も思います。...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、国民の代表者である国会議員の皆さん初め、当然、それぞれ国民の皆さんとできる限り議論するというか、対話をするということではないかというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 それはもう、聞くというのは確かに大事だと思います。そして、私が、あれは震災前だったんですけれども、また震災後は違いますからね、確かに。だけれども、震災前は、仙台でいわゆる開国フォーラムというのをやったときに、私自身が基調講演をして、実際に質問されていた会場の方々は...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃったとおりで、核のない世界、つくりたいけれども、残念ながら簡単に進まない。それで、前進させるために、私も今回も国連の場に行ったときに、オーストラリアのラッド外相とNPDI会合を開きましたけれども、あの試みというのは、私は一つのよいチャレンジだというふうに思...全文を見る
○玄葉国務大臣 いわゆる原発を保有すること、そのこと自体で潜在的核抑止力を有する、こういう議論が少なくともあるということは十分に承知をしております。先ほど赤松先生が言われたように、さまざまな方々がそういう考えを持っておられるということ自体も承知をしているところでございます。  ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これはたしか河井委員との議論の中で出てきた話だと思いますが、先ほど申し上げた、国会で承認を求めている国々プラス、既にいわゆる交渉で合意をしたり、ずっと交渉を積み重ねてきた国を、たしかさっき具体的に挙げたというふうに思います。あえて申し上げます。UAEとかインド、南...全文を見る
○玄葉国務大臣 基本的には、まず進め方として、ちょっと回りくどいと言われるかもしれませんけれども、先ほど申し上げた国々は、これまでの積み重ねとか信頼関係を損なわないようにやはり気をつけながら、最終的にその協定についての態度をきちっと決めなきゃいけない。新規については、一回きちっと...全文を見る
○玄葉国務大臣 議会の皆様がなぜそういう意見書を出されているかというと、もちろん、それぞれ県議会の議員お一人お一人の御判断ということもあるでしょうし、県民の代表ですから、それぞれ支援者の方、あるいは団体として推していただいている、そういった方々の働きかけなどもあってそういう形にな...全文を見る
○玄葉国務大臣 もちろん、いろいろな方がこの帰趨について注目をし、心配をされておられる方々がおられるということは承知をしていますし、一方、期待をしているという方々も当然いらっしゃるだろうというふうに思います。
○玄葉国務大臣 ちょっと一般論で申しわけないんですけれども、基本的に、まず最初に、御指摘の物品市場アクセス、これは二十一作業分野、二十四ですけれども、実質二十一なので。その中の物品市場アクセスについて、関税はどうなのかということでありますが、正確に申し上げると、長期間の段階的関税...全文を見る
○玄葉国務大臣 この国家資格というのもさまざまございますよね。余り、今私が詳細に調べないで、ここで具体的な国家資格のことを言うと、また混乱が生じるといけませんので、ざくっと申し上げますけれども、基本的には、TPPの協定交渉の越境サービス分野等の市場アクセスに関しては、今現在、自由...全文を見る
○玄葉国務大臣 正式に申し上げられるのは、それはできる限りしっかりと議論して、できるだけ早い時期に結論を出すということが、政府としての今の正式の見解でございます。
○玄葉国務大臣 沖縄の状況について、そして現時点の県知事、市長さん初め皆さんの声については紹介をいたしました。率直に、厳しいということも含めて言いました。あわせて、やはり沖縄の負担軽減というのをきちっと図っていく必要があるということも言いました。
○玄葉国務大臣 厳しいけれども、お互い日米とも、実は御存じのように、米国も議会の状況でさまざまな厳しさがあるという状況でありますけれども、日米双方とも日米合意に従って一つ一つ積み重ねて全力を尽くしていこうということでございます。
○玄葉国務大臣 そこはしっかりと海兵隊の役割について説明をしていかなければならないし、今のような要請があったとすれば、しっかりと回答していくことが必要だというふうに考えます。
○玄葉国務大臣 私の議事録を読んでいただいて、確かに私は何度か質問したと思います。  つまり、多分、読んでいただければお気づきになったと思いますけれども、どうやったら抑止力を維持しながらこの海兵隊を後方に配備できるか、沖縄以外のところに移動できるかということを、いわば、ある意味...全文を見る
○玄葉国務大臣 一言で申し上げると、一回行って何とかなるとか、そういう話ではやはりないというふうに思います。  とにかく、今回は外務大臣になって初めての訪問ということで、日本では初めての地上戦、いわゆる唯一の地上戦だった沖縄戦、あるいは、その後の一九七二年五月十五日までの米国の...全文を見る
○玄葉国務大臣 沖縄県あるいは県民の皆さんとしっかり対話をしていくということだということです。そして、環境影響評価書については、年内に提出する準備を進めている、そこまで決まっているということでございます。
○玄葉国務大臣 いずれにしても、丁寧に話し合っていくことが大切だということでございます。
○玄葉国務大臣 とにかく今は話し合って、そういうことがそもそもあるべきではないわけですから、まず、とにかく話し合っていく、一つ一つ積み重ねていく、今はもうそれだけでございます。
○玄葉国務大臣 それは今は、私の頭の中は、ひたすら理解を求める、そのことしかないということです。
○玄葉国務大臣 いや、ですから、関係閣僚会議でそういう議論を本当にしていません。ですから、私自身、頭の中で、ひたすら理解を求めるということしかないということをさっきから申し上げているわけです。(発言する者あり)
○玄葉国務大臣 先ほども触れましたけれども、結局、そういうこと自体が私自身の頭の中にありませんから、ですから、ひたすら今理解を求めるということを申し上げているわけです。
○玄葉国務大臣 これは総理と防衛大臣ですよね。  いや、私自身、本当に頭にないんです、今。ですから、そのことは、私自身は先ほど繰り返し答弁したとおりであります。ですから、それについて率直に言って考えていないということでございますので、別に変わるとか変わらないとか、そういうことで...全文を見る
○玄葉国務大臣 ですから、先ほどから申し上げているように、今頭の中にないということです。
10月26日第179回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、謹んで御挨拶申し上げます。  まず、沖縄に関する事項について述べます。  日米同盟は我が国の外交・安全保障の基軸であり、特に日米安保体制はその中核を成しています。アジア太平洋地域には依然として不安定...全文を見る
10月27日第179回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 衆議院海賊・テロ特別委員会の開催に当たり、委員各位にごあいさつを申し上げ、海賊対策及び国際テロ対策に関する政策について、所信を申し述べたいと思います。  我が国にとって、海上航行の安全確保は極めて重要な課題です。ソマリア沖の海賊事案は、ことしも昨年を上回る件数の...全文を見る
10月27日第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、冒頭、御激励をいただきましてありがとうございました。お世辞を申し上げるわけじゃありませんが、谷岡議員は私が政調の担当責任者だったときに副会長をやっていただいて、本当にバランスと見識のある発言に敬意を表したいと思います。特に、いや、これは民主党はよ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まさに所信でも申し上げましたけれども、やはり外交の目的というのは国益を守る、それはもっと言うと最大化する、それは国民益でもあるし、もっと言うと国際公益との重ね合わせというのを常に行いながら国益をしっかり守っていく、最大化する、それが私は外交にとって一番...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 日米関係を強固にするということが日本の外交にとっての重要な基軸であることはもう言うまでもございません。  その中で、今の普天間の問題の関連の中で申し上げれば、やはりそういった問題の進展状況とかを鑑みながら、私はこういう問題もタイミングというのが重要だ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 原子力に関する情報という場合に、プラント、いわゆる原子炉そのものの情報、あるいは核燃サイクル、あるいは、例えばいわゆる黎明期の第一世代から、今は第四世代というふうに言うんでしょうか、そういった議論から様々ございます。IAEAに基本的には集約をしていくと...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと冒頭、少しプライベートなことも触れていただいたので、私も同じ福島県出身として、除染の問題も含めて、放射能からの復興も含めて共に頑張らせていただきたいと思いますし、個人的なことを申し上げれば、私は野党のときに、サマワの部隊で行かれるときに、私自身...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もう率直にこれも申し上げますと、今お話がございましたけれども、元々議会は、歳出の法案と授権の法案とございますけれども、上院がグアム移転予算の削減理由について、グアムにおける軍事建設の必要性を認めた上で、グアム基地整備の経費見積りやマスタープラン等が示さ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いわゆる駆け付け警護でありますから、現在のところ認められていないということだと思います。  まさに自己保存のための武器、そして武器の防護のための武器使用、そしていわゆる自己の管理下の下にある場合の武器使用、あるいは自己とともに現場に所在する、そういっ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 特措法の制定をしているという、あるいは準備をしているという事実は全く今ございません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 菅内閣のときに、ここにいらっしゃる北澤前防衛大臣、そして菅総理大臣のたしか答弁があったかというふうに記憶しております。その特措法に関する答弁を変更を今しているというような、そういうことはございません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるとおり、普天間の危険性の除去というのがある意味スタート、もっと言えばその前の年の少女暴行事件が様々な意味でのスタートだというふうに思います。  この普天間の危険性の除去について、今回おっしゃるとおりだと思うところは、最低でも県外という発言か...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もちろん領土の問題は主権にかかわる話でありますから、それはそれで当然極めて重要なことであると。ただ、もちろん国益をというふうに私が言葉を使うときには、様々な広い意味で使わせていただいているということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ある意味、言わずもがななことなのかなと、そういう思いでおります。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 何で入っていないかと言われると、私自身の中では、領土問題というのはある意味、言わずもがなという表現が適切ではなかったということで再度質問であったというふうに思いますけれども、ある意味前提となる話だと、そういう認識だということであります。
○国務大臣(玄葉光一郎君) もちろん我が国固有の領土であります。
○国務大臣(玄葉光一郎君) このことは、これまでの、岡田外務大臣時代からのそれぞれのやり取りについて承知をしています。  私も、ホームページに不法占拠と書いてあって、そして外務大臣の答弁で法的根拠のない形で占拠されているという答弁をしていて、そこに法的解釈が変更されたわけではな...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ホームページ自体を私は変えるつもりはありません。  それで、岡田外務大臣は岡田外務大臣として様々なことを勘案されたんだろうというふうに推測いたします。ただ、基本的な認識というのを申し上げると、領土の問題というのはやっぱり本当に一歩譲るということがすご...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと今手元に資料ありませんけれども、枠のたしか五倍にしたということだと思います。あれは、いわゆる金融危機のときなどの急激なウォン安、そういったものに対する言わば保険のようなものだということだと思います。それは、韓国でたしか過去二回そういうことがあっ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、首脳会談での話ですよね。実は外相会談では出ておりません、この話はですね。  率直に申し上げると、財政当局間でずっと進んできた話が仕上がってきたということが一つ大きかったということであります。ですから、そういう意味では、どちらか一方というよりは両...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) その後、首脳会談の後、私自身が直接韓国の方と、韓国の外務当局と直接接触しているわけではありません。ただ、言わば今回のその合意が、それはお互いこれは良い合意であったというふうに認識しているというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) EPAについては、もう御存じのように、発表そのものについては事務レベルの協議を加速化させるということになっています。  それで、韓国にとって、山本議員はもうずっと外交をやっているんで今回のこともよく御存じでしょうけれども、韓国にとっては、米国がまずF...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 具体的に今問いがあったわけでありますけれども、正式に何かが決まったということではございません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) このことは外相会談でも対馬宗家文書の話はしております。そして、野田総理もアクセス改善の話はされたというふうに承知をしております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど、まず李明博大統領の訪日の話がありましたけど、基本的にやはりシャトル外交をやっていこうということで一致していますので、その文脈の中で結論がおのずから出てくるというふうに申し上げたいと思います。  そして、訪米について今何か総理について決まってい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、総理としては、しっかりと議論し、できるだけ早期に結論を出すということをおっしゃっているということだと思います。  同時に、私自身の認識は、やはり基本的な観点として、我が国がこれから、昨日の新聞にも出ておりましたけれども、人口が一億二千五百万、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私の考え方ならいろいろ申し上げられますけど、ちょっと野田……
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私としては申し上げる立場にないというふうに思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私の考え方は、残念ながら、今関係閣僚間で調整しているものですから、率直に申し上げてイエスかノーかでは言いにくいんです。ただ、基本的な考え方は申し上げますから、推測していただければもう分かると思います。(発言する者あり)それで、ただ、ただ、先ほど開国フォ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、前向きだということはもう申し上げられます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 情報がどのくらい出ているかということでありますけれども、外務省として情報収集体制を強化して、私自身もTPP交渉参加国の外務大臣にはもう、会ったときにはその都度とにかく情報をくれと、ドラフトくれないかと言っているんです。ただ、ドラフトって途中でしょう。途...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 主観か客観かという宇都議員の問いでありますけれども、私なりの定義を申し上げれば、やはり我が国の国民の幸福、幸せというものを実現をして、平和と繁栄、そういったものを実現をしていくと、一言で言えばそういうことだというふうに思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 外務省としてこれまで、今おっしゃったように、何というんですか、ある意味、今の問題だというよりもこれまで戦略的な議論が欠けてきたというかなり根本的な話をしていただきましたけれども、じゃ外務省としてこれまでずっと国益というものをきちっと定義してきたかと言わ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど国益の議論を若干最初の午前中にさせていただいたときに、私、国益と国民益と国際公益、国際公益と国益というのをある意味重ね合わせながら考えていかなきゃいけないところというのはあるのではないかと、そういう言い方を私自身いたしました。  先ほど、開かれ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 本質的な話だというふうに思います。それは常に意識をしていきたいというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) もう端的にお答えすると、回答を求めていますが、来ていないというのが率直なところであります。  ちなみに、もう重々承知でいろいろ聞いていただいているというふうに思っていますが、私は、やはり韓国というのは、アジア太平洋地域の中で特に民主主義的な価値に支え...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これも結論から申し上げますと、正式な会談の中で取り上げられたという事実はございません。  ただ、言うまでもないことでありますけれども、本件が日本と韓国のいわゆる関係に悪影響を与えないようにということについては、様々な形でと言うと語弊があるかもしれませ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これはもう、全てこれも御存じで聞いておられると思います。  これはもう率直に言って、韓国側で例えば外交当局者がどこまでそのことについてコントロールできるかという問題も様々ございますから、私が今こういう場でそのことについて断言するというようなことはやは...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私、外務大臣になってみて改めて感じることは、外務省改革云々も確かにいろいろ感じるところはあるんですけれども、言うまでもないことですけれども、外交のバックグラウンドはやっぱりまず全体の国力ですよね。経済力、軍事力、まあ防衛力と言ってもいいのかもしれない、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私は、朝鮮半島の情勢というのは予断を許さないと、依然として予断を許さないという状況でありますし、北朝鮮のそもそも行動について確定的に予測するということは適当じゃないというふうに思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) もう、一言で言うと共有できていると思うんです。それで、ちょっと一つ考えなきゃいけないことがあると思うのは、私自身もこの問題というのはいろんな意味で厳正にやらなきゃいけないというふうに思っているんですよ。  それで、先ほど朝鮮半島情勢について触れました...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 問題意識を共有しています。ただ、現時点では、集団的自衛権の解釈を変えないという、変えていないというのが野田政権の現在の態度であるというふうに申し上げたいと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 猪口先生が言われたとおり、二つのことのおわびをいたしました。一つは、〇・六%の面積である沖縄に七四%もの米軍専用基地が集中をしているということについて、もう一つは、今先生がおっしゃった最低でも県外というふうに総選挙のときに我が党の代表が発言をし、期待値...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そこまで具体的に、撤回しろとか、いわゆる野田総理がかつての総理の発言について撤回しろということは、これも率直に申し上げると申し上げていません。ただ、沖縄にやはり総理も行くべきであるということは私自身から申し上げた経緯はあります。
○国務大臣(玄葉光一郎君) はい。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今の先生のアドバイスはしっかり受け止めたいというふうに思います。率直に野田総理とのこの問題に関する意見交換の中で、こういう提起もあるし、私自身も総理が行かれたときにどういうふうな発言をされるかということは大切なことだというふうに思っておりますので、そう...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 結論から申し上げると、今かなり個々具体的に沖縄の負担軽減について細部を詰めています。それで、いわゆるパッケージというのは俗にグアム移転と普天間の移設と嘉手納以南の返還ということでありますけれども、例えば、例えばですね、より個々具体に環境の問題であるとか...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先生がいろいろ先鞭を着けられて、私はやっぱりこの一九五六年のこの公の催事における場合を除きというのは、これはやっぱり、そのときに公務だというのはやっぱりおかしいと思います。だから、これは強い決意を持って、しっかりとここはやはり変えるというふうにしたいと...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先生が言われるように、民主党の中でも経済財政諮問会議の当時の在り方論については様々な議論が実はあります。私は、経済財政諮問会議というのは、一つのやっぱり法律に基づいた在り方というのは私は有力な選択肢の一つだというふうに実は思っていましたし、まだ思ってい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私が、ややプライベートですけれども、授業を受けた先生の提案を予算委員会でお聞きをして、日仏の方も、人材育成だけではなくて、最高の安全性の確保とか規制当局の独立性とか、そういうこともうたったんです。それと、先般、予算委員会、先ほども話がございましたけれど...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 山本委員から早い対応をありがとうというお話をいただきましたけれども、私も第一報をもらって、とにかく三・一一に対する感謝もございますし、親日国で、もうすぐ、すぐ対応するようにと、緊援隊も含めてですね、そういう指示を出したところでございました。  ただ、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 親日国であるということを今いろいろと具体的に御説明をいただきました。しかも、私はトルコというのは今後の日本にとってますます、こういう言い方も何ですが、戦略的に重要な国になっていくというふうに思っていますので、これは、今おっしゃったように、できる限りの支...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 一つだけ事実関係で申し上げると、私は確かに政調会長でした。これは極めて珍しいケースですけれども、閣僚を兼任をしていたわけです。  今回、前原政調会長になって新しい政調がつくられたわけですが、閣僚を兼任していないと。ただし、政調会長の了解が必要であると...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは党内で当然しっかり議論しなきゃいけないし、あと政府の中でも、私は率直に言うと問題意識持っています、強くこの問題は。午前中も申し上げましたけれども、この駆け付け警護はですね。ただ、東懇という懇談会がありますよね。あそこでも問題提起なされていると思う...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 本当に私がどうのこうのと、何といいますか、少なくとも表で申し上げるような話ではないというふうに思っていまして、もちろん政府・与党の中で当然、内々しっかりと連携を取るということは非常に大切なことだというふうに考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 一言で申し上げれば、二元外交というのは良くないと思います。  それで一方、例えば自民党も公明党もそうだと思うんですけど、党間交流のようなものというのは当然あっていいし、あるべきだというところもあると思うんですね。ですから、ある意味二元外交は良くなくて...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ええ。そこは前原政調会長もきちっと認識を、少なくとも、少なくとも認識をしているはずでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、ハーグ条約の様々な問題点の、現場に即した指摘というか、いろいろお聞かせいただいて大変参考になりました。  結局、アメリカとかフランスとかカナダで、特に父親なんかが連れ戻したいというふうに思っていると。逆に、最近、もう私よりも御存じだと思いますけれ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず最初に、小熊委員とこうして国会で一緒に活動できるということを本当に喜んでおります。本当にお互いに良識を持って頑張りたいというふうに思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  確かに、今後ろから出てきましたけど、我が国がこれまで、要は平...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるように、これは元JET、つまりは、JETというのはもうここにいらっしゃる皆さんは御存じだと思いますけれども、いわゆる外国語の教師の助手になられたりスポーツ交流をやられたり、そういったことで我々は招聘して、日本にいてくださった方々に改めて要請を...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これも率直に申し上げますけれども、私、菅内閣のときに、閣議での発言は外に出してはいけないんですけれども、そういう提案をいたしました。残念ながら実現していません。  それで、一方、民主党のたしか参議院議員の全体の研修会は福島県でもうやると決めてやったと...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ニューヨークでの海外物産展、オール福島でやるに当たって、本当に小熊委員がリーダーシップ取ってもらってというか、まとめ役になってもらってやっていただいたことに、まだ正式にこれからなんですけれども、感謝を申し上げたいというふうに思います。  ですから、そ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もちろんです。
○国務大臣(玄葉光一郎君) もう、一言で申し上げれば、大変な御負担をお掛けをしているというふうに思っています。より日本全体で負担を分かち合うべきだというふうにも思います。  同時に、可能な限り負担を軽減するときに、残念ながら日本の厳しい安全保障環境というのが存在をして、また、こ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと差別という言葉が……
○国務大臣(玄葉光一郎君) ええ、ちょっと適切かどうかというのは少し留保したいというふうに思います。  ただ、これは私自身も、その沖縄というまさに日本全体の中で唯一の地上戦を経験し、その後、一九七二年のたしか五月十五日まで米国の施政下にあって、さらには、確かに民有地がどんどん米...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 確かに、沖縄県民の方々の声に対して厳しいというふうに私自身も思っています。そして、もうこれもパネッタ国防長官にもそのことは伝えました。その上で、その上ででありますけれども、やはり理解を求める努力を全力でやるということを今この場で申し上げたいと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 全く理解をしていただけないまま進めたときに起きることというのは、これは非常に大変なことが起きると、あえて言葉にいたしませんけれども、そう思っております。
10月28日第179回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、相原委員からお話がありましたように、戦後六十六年たったわけです。元島民の方々も平均七十七歳ということで本当に御高齢になられていて、そのお気持ちを察すると、本当一日も早くという思いは募るばかりであります。  今、四島交流という話がございました。自由...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるように、砂糖ってそもそもセンシティブ品目だというふうに思います。これは、実は日本だけじゃないというところがあります。  確かに、北海道のてん菜よりも沖縄のサトウキビあるいは鹿児島のサトウキビの方が大変だというふうに私自身も認識をしています。...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 北方領土返還要求団体というのは、もう御存じのように幾つかあるわけであります。それは、例えば北対協とかあるいは千島連盟であるとか北連協であるとか北隣協であるとか、いろいろあると。  北方同盟もおっしゃるようにその一つということでありまして、評価というか...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるように、結局、四島交流の枠組みというお話になると一定の制約があるわけですよね。ですから、まさにおっしゃったとおり、航空機視察、これは総理大臣とか外務大臣とかという形でやられている方々いらっしゃるわけで、それはもう私もそういうことを当然考えたい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 横山委員はもう御承知のとおりだと思いますけれども、やっぱり北方領土、領土問題、大きく立場が懸け離れているというのが今の現状であります。  それで、大事なことは、日本の法的立場を害さない、やっぱりこの原則を崩すということはよくないというより駄目だと私は...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 北方領土は言うまでもなく我が国固有の領土なんですが、残念ながら管轄権の一部が行使できないと、こういう状態になっているということで、今おっしゃったような水産資源の管理というものを今申し上げたような前提に立って一定の必要な措置をとる、その場合に制約は当然出...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 三名がそれぞれ同じことを言ったということについて申し上げれば、やはり政府として統一した言動をきちっと申し上げなきゃいけないと。  今日も仲井眞知事と朝お会いをいたしました。知事だけじゃなくて、軍転協の方々にお会いをしました。もうこれは、一つ一つ沖縄の...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 江口先生が、できるだけ領土問題のその交渉について具体的に語るべきだと、こういうお話でありました。  領土問題の交渉で、私自身は、大事なことの一つ、その本質の一つというのは、結局、その帰属先の、帰属先ですよ、帰属先のやっぱり法的見解、つまりは国際法に従...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほどお話し申し上げたように、航空機なり船舶なり、しっかり見たい。残念ながら、今四島交流でやると制約がございますので、そういう形で視察をするということになります。
○国務大臣(玄葉光一郎君) なかなか一言で申し上げにくい話でありまして、そうならないように、とにかく私も外務大臣という立場でやっぱりきめ細かく一つ一つ、しかも、確かに言ったことを実行しないと信頼されないということを強く感じているんです。ですから、沖縄の負担軽減にしろ、事件、事故、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは私、直接聞いていないので、報道ベースでは知っておりますけれども、分かりません。ただ、いずれにしても、やはり最低でも県外ということを言って、期待値を高めて、そして結果として回帰したということについて、私自身、沖縄県民の皆様におわびを申し上げたいと、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今朝も仲井眞知事、そして名護の市長さんともお会いをいたしました。  とにかく全体として沖縄の負担が減るという、この日米合意、そして日本も米側もお互いに厳しい事情を抱えています。確かに沖縄の皆様には、先ほど申し上げたことも含めておわびを申し上げなければ...全文を見る
10月28日第179回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 広野先生が、大臣がくるくる替わるのはどうかという話でありました。率直に申し上げて、私は外務大臣がくるくる替わるのは良くないと思います。したがって、これまで外務大臣をお務めになられた方々、もっと長くやっていただきたかったというのは私の思いであります。 ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、まず御存じのように、日本国政府は、対北朝鮮に対する制裁措置の一つとして、まさに我が国からの北朝鮮への渡航を自粛ということを要請しているというのがまず大前提でございます。他方、さはさりながら、日本と北朝鮮のいわゆるアウエー、ホームじゃなくてアウエ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 確かに二〇〇二年のときに、ブッシュ元大統領が悪の枢軸と呼んで強い態度で臨んでいたというのはもう事実だというふうに思います。  じゃ、現在の米国に対してどう評価するかという問題でありますけれども、挑発には非常に強い態度で私は臨んでいるというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 我々は対話を拒むということはありません。ただ、大事なことは、対話によって成果が生まれなければ意味がないということだと思います。  拉致と核とミサイルとやっぱりパッケージで包括的に解決をするということでないとむしろ私は解決できないと。ということは、やは...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるように、二〇〇八年八月の合意はそのような合意、しかし、九月に福田政権から麻生政権に替わって、一方的に北朝鮮側から再調査やらないと、こういうことになったわけであります。  これから我々がこの問題を考えていくときには、二〇〇八年八月のこの合意、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そこはこの場で断定的に申し上げることはできません。ただ、二〇〇八年八月のあの合意というのは一つの、何度も同じ言葉を申し上げて恐縮ですけれども、やはり足掛かりになるだろうと。今度はどういう形が一番大きく前進をしていくことにつながっていくのか、全ての拉致被...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) この委員会に来るときでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 日韓外相会談では、ニューヨークでもソウルでも拉致の問題についてはかなり時間を割いてお話をいたしました。同時に、安保協力の必要性等についてもお話をいたしました。  今の邦人救出の話は、もう当然対応に万全を期すというのは我々にとって当たり前の仕事だという...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 浜田委員がおっしゃったノルウェー、メキシコ、オーストリア、この決議案、もう結論だけ申し上げますと、実はおとといは前向きの方向という答弁を赤松先生にいたしましたが、もう結論を申し上げますが、賛成をするように指示を出しました。それはなぜかというと、私たちの...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) たしかあれ十月十日だったですかね、朴議員が話をしたのは。もう次の日に韓国のソウルにいる大使に行ってもらって、議員に直接会ってもらって全てお話を聞いたと。  ただ、さっき松原副大臣も言えないのは、結局、朴議員自身が、ホームページで載せている情報あります...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これはさすがに、私の資金団体なら私がきちっとお答えいたしますけれども、そうではありません。御自身が適切に対処してもらわないといけないというのが一つあります。私としては、外務大臣としてこの問題について全力を尽くすということだけでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 柴田委員がおっしゃるとおり、韓国に言わば北朝鮮から脱出をしたという人たちがこの三年で一万人増えたらしいですね。それで二万人になったと。一気に増えているという状況だと私は聞いております。ですから、そういった人たちが当然情報を持っている可能性というのはある...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 全くそのとおりなんですけれども、御存じのように、例えばクリントン国務長官や金星煥韓国外相と話をすると、当然支持と協力ということで、まさに強くそういう言葉があって、現実にそういう行動を日米韓で取っているわけです。じゃ、中国と話をしたときに、拉致の問題につ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私もこの間、この拉致の問題だけではなくて北方領土の問題なども、様々な外交記録の、何というんですか、交渉記録というのを、外務大臣にならなければ読めなかったものも含めて、大分読みました。  今おっしゃったのは、先ほど申し上げたように、福田内閣から麻生内閣...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 中山先生、私は、別にお世辞を申し上げるわけじゃありませんけれども、本当に大使のころからすばらしい方だと思っていて、拉致被害者の御家族の方々のお世話をされて、総理補佐官やられて、拉致問題の担当大臣もやられて、詳細にいろいろ御存じであります。  今おっし...全文を見る
11月07日第179回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 今おっしゃったこと、いろいろな御提案がありました。一つの進め方であり、考え方なんだろうと思います。  日米合意自体が、まさに、嘉手納以南の土地の返還、あるいはグアムへの移転の問題がパッケージになっている。現時点で日米合意を着実に進展させていく、本当に心苦しいわけ...全文を見る
11月08日第179回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 私の答弁であります。  私としては、まさにそういった発言、民主党全体として、また私として、あわせて責任を持たなきゃいけない、そういう思いの中で、沖縄の皆さんに、期待値を高めて、結果として回帰したということに対して謝りたい、そういう思いでございます。
○玄葉国務大臣 これは、きのうも下地委員からお話があった部分とも関連をするわけでありますけれども、当時、岡田外務大臣でございましたけれども、鳩山内閣のときの五月の合意は十八年と部分的に違いますので、そういう意味で、鳩山内閣の五月の日米合意、そして菅内閣のときの六月の日米合意、これ...全文を見る
○玄葉国務大臣 ですから、この図の鳩山内閣の五月の合意、菅内閣の六月の合意、これを引き継いでいると……(茂木委員「その前、その前」と呼ぶ)
○玄葉国務大臣 十八年の合意は、例えば海兵隊とその家族のグアム移転とか嘉手納以南の土地返還と施設の共同利用等々、引き継いでおります。  ただ、同時に、きのうも出ておりましたけれども、プラスになった部分があるということでございます。
11月09日第179回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 今、笠井委員が、P4協定を引き継ぐからという話で、いわば関税の原則撤廃、そして他のルールをもっと緩めるという話がありました。  確かに、TPPというのはより高い水準の自由化というものを目指すという意味では、ある意味そのとおりだというふうに思います。
○玄葉国務大臣 できるだけ端的に御説明いたしますが、その前に一言、二言。  先ほどの関税の話でありますが、申し上げたとおり、原則関税撤廃なんですが、長期的かつ段階的撤廃を主張する国が多い、また同時に、中には除外を求める意見も出ていて、まとまっていないというのが現状だということを...全文を見る
○玄葉国務大臣 確かに、TPP協定の目指す高い水準の自由化交渉をする準備がある、そういうことを、少なくともそれに対する信頼を、参加国からそれぞれ得ていかないといけないということは確かだというふうに私自身も考えております。ただ同時に、現時点で、今おっしゃったような個別の二国間の懸案...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど申し上げましたように、可能性としてゼロじゃないと思います。確かに、言ってくる可能性というのは私はあると思いますよ。だから、そのときにやはり、先ほど申し上げたように、何が対応可能で何が困難かというのをこちらできちっと判断して、協定とは別に、個別にきちっと対応し...全文を見る
○玄葉国務大臣 二国間の経済対話ですから、不断にこういう話はあるということなんですね。  ただ、これはぜひ言わせてください。つまり、この遺伝子組み換えの表示というのは、まず一つは、御存じだと思いますけれども、WTO……(笠井委員「そこはこれから議論するんですから、あるかないかを...全文を見る
○玄葉国務大臣 はい、わかりました。  それで、WTO・SPS協定というのがあって、既にそのWTO・SPS協定の中で、いわゆる科学的な知見に基づけば、国際水準よりも高い水準の措置を行うことができると書いてあります。現に今議論が、TPPの中では行われていませんが、実は行われる可能...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど申し上げたように、不断に二国間ではあるんです。同時に、TPP協定の中ではまだ議論されていない。だから、事前にいろいろこれまでもあったからあるかもしれないと申し上げて、それについての私の考え方を申し上げたわけです。
○玄葉国務大臣 その文章の趣旨は、まさに日本が求める表示と違う基準を主張する国がTPP協定の交渉の中で出てくる可能性は排除されないという意味であります。  その上で、先ほど申し上げたように、現時点では議論されていないけれどもそういう主張がなされて、そのときには、我々は、もう既に...全文を見る
○玄葉国務大臣 混合診療の解禁とかあるいは営利企業の医療参入、これはTPP交渉で議論の対象にはなっておりません。同時に、TPP協定交渉参加国間のFTAを調べてみますと、公的医療保険制度は適用除外ということになっているところであります。  いずれにせよ、現時点で公的医療保険制度そ...全文を見る
○玄葉国務大臣 いや、私先ほど申し上げたように、まず一つは、現時点で議論されておりません。既存のFTAでは適用除外になっています。仮におっしゃるように議論の可能性が出てきた場合は、私はこういう姿勢で臨みますということを申し上げたわけです。
○玄葉国務大臣 可能性は、どういう場合であっても可能性として全く〇・〇%かと言われれば、それはそうじゃないかもしれません。ですから、先ほど申し上げたように、仮に出てきた場合はこういう対応をしますということを申し上げたわけです。
○玄葉国務大臣 ちょっと今、お手元にある資料が私の手元にないので。ただ、議論される可能性はゼロじゃないということかと言われれば、それはゼロじゃないかもしれません。ですから、先ほど対応方針を申し上げたわけです。
○玄葉国務大臣 ですから、冒頭申し上げましたように、二国間の懸案事項について、TPP協定に入る前にいろいろ要求してくる可能性は排除されません。それについては、何が対応可能で何が困難かというのを二国間で個別にきちっと対処します。今の、おっしゃったような公的医療保険制度は、維持しなき...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、自由化交渉のテーブルにはすべてのせるというのが、すべての国の原則なんですね。その上で、我々は同意を得て参加国に、仮にですよ、入る場合はなるということです。その上で、交渉の中で我々は、当然、何を守り何を攻めるのかということを踏まえてしっかりと対応するということ...全文を見る
○玄葉国務大臣 国会で議論するというのは、それはもちろん大事なことだというふうに思います。  ただ、事実関係を改めて申し上げますけれども、アメリカの場合は、もともと議会に通商権限があった、それをTPA法という法律でいわば授権していたという経緯があるわけです。日本は、今、野田総理...全文を見る
○玄葉国務大臣 できるだけ端的に申し上げたいと思いますが、やはり、一言で言えば、地理的な有利性というか、地理的な問題だというふうに思います。  つまりは、いわばシーレーンに近接をし、ある意味、潜在的紛争地域にほぼ等しく近く、かつ太平洋、南シナ海、東シナ海を結ぶ、そういった場所に...全文を見る
○玄葉国務大臣 財政の問題も含めて、非常に責任感にあふれる質問に心から敬意を表したいと思います。  今の、まず、みずからなすべきことをなせというのは、私は全くそのとおりだというふうに思います。その一つの選択肢を先ほど石破先生はおっしゃったということなんだろうと思います。  ま...全文を見る
○玄葉国務大臣 いろいろな角度から申し上げることは可能だと思いますが、今、石破先生の御質問の文脈からあえて一つ選んで申し上げれば、アメリカのアジアあるいはアジア太平洋へのコミットということになるのではないかと思います。
○玄葉国務大臣 農業の話は鹿野大臣からおっしゃっていただくのがよいかと思いますが、なるほど、アメリカの意図というものはどういうものなのか、輸出拡大と雇用拡大と言うけれども、本当にそうなるのかといえば、おっしゃるように、例えば、自動車の例を出されましたけれども、トラックで二五%の関...全文を見る
11月10日第179回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 ただいま紹介された話は、一〇〇%事実無根でございます。そこに同席をされていた方々が全員御存じでございまして、当然ながら、問い合わせが来ましたのでそういう回答をいたしましたが、記事にしたということで、特に領土にかかわる話は許しがたいというふうに考えておりまして、強い...全文を見る
○玄葉国務大臣 ただいま沖縄の施設・区域の形成過程という問いが赤嶺委員からございましたけれども、おっしゃるとおり、嘉手納とかあるいは読谷補助飛行場などは旧日本軍の飛行場を引き継ぐという形だったと思いますけれども、焦点になっている普天間などは、まさに御指摘のとおり、戦時中から米軍が...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは繰り返しになって大変恐縮でございますけれども、かかる行為が国際法に照らしてまさにどういう判断をされるべきかということについては、現時点において確定的に申し上げるのは難しいということでございます。  ただ、おっしゃるように、本当にこれまでの沖縄の、特に一九七...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃったとおり、当時の佐藤総理がそのように答弁されたというのは私も承知をしております。ただ、現時点において、国際法上、確定的に判断するのは難しいと。  ただ、いずれにせよ、先ほども申し上げましたけれども、サンフランシスコ平和条約の十九条そして沖縄返還協定の第...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、本当に、繰り返しになって恐縮でありますけれども、米国が日米地位協定のもとで我が国から適法に提供を受け、使用している。先ほど赤嶺委員も指摘をされたように、沖縄返還協定の四条に、その請求権の放棄のことが書いてございます。  同時に、おっしゃるように、こういっ...全文を見る
11月14日第179回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいま御指摘のあったいわゆる四島交流でありますけれども、一九九二年以来、まさにおっしゃったように約二十年行われているわけです。たしか四百回以上、一万九千人以上だったと思います。たしか正確には四百十回ということであります。この間、生態系の保存とか、地震...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今おっしゃったような患者の受入れというのは、現在の北方四島の住民の皆さんからかなり高い評価を受けているというふうに私自身も承知をしています。そういう意味では、現在の北方四島住民の信頼感を高める、そのための事業という意味では、私は、意義深いというか、よく...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 年内に提出をする準備をしているということを言いました。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 現時点では、まさに年内に提出をする準備をしているという段階であります。それを恐らく、推測も兼ねて申し上げれば、一川大臣は、それをできる限りスムーズに物事が運ぶように、全力を挙げて今理解を求めているということをおっしゃりたかったんだろうというふうに思いま...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは現時点では、重ねて申し上げて恐縮ですけれども、まさに年内に提出をする準備をして、年内に提出をすべく沖縄の皆さんに対して理解を求めていくという状況にあるし、現在の段階はそういう状況であるということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) やはり環境影響評価書に対する理解に対して十分じゃないということの一定の意思表示なんだろうというふうには思います。  ただ、この環境影響評価書について、年内に提出する準備を進めて年内に出したいという思いを持っていることは、基本的にはそういうことでござい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もちろん、それぞれの事実について私が直接一つ一つを説明するかどうかは別として、担当者から担当者にという形でそういった一つ一つの事実は当然伝わっていくし、伝えるべきだろうというふうに思います。  それでも、やっぱり普天間が、その危険性を除去するというの...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 率直に言えば、そういう努力を私たちは当然ながらしなければならないというふうに思っています。ですから、そのことを私自身も今やり始めています。県連も同じだというふうに思っています。残念ながら今そういう状況にないことも承知をしています。この間の選挙戦のときの...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先般も申し上げましたけれども、やはり公の催事で、催しで飲酒をした、そのことが公務として認められるというのは私はおかしいということで強い指示を出していまして、今協議をしています。できるだけ早く結果を出すようにということでまさに鋭意協議中でございますので、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今お話をお伺いしていて、この間もそうであったんですが、本質的な話がいろいろ入っていると思います。  私は、やはりこの領土問題というのを考えるときに、一つは首脳間、政府関係者間もそうですが、とりわけ首脳間の信頼関係の構築が必要である。もう一つは、こうい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、ちょっと今のお話は、まあ初めての問いだったので。  ただ、基本的に、先ほども申し上げましたけれども、先ほどおっしゃったような例はもう絶対に駄目だと。つまりは、我が国の法的立場を害する行為なんですね。ですから、我々としてはその都度その都度厳しくそ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今回、現地時間で十一月十一日でありましたけれども、APECの会議と会議の合間にラブロフ外務大臣と、実はお互い会議の合間だったものですから二十分の予定だったんですが、四十分話をして、その中で私の方から、領土問題については諸合意、諸文書がある、法と正義の原...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 当然、これはもう我が国の立場と全く異なるわけでございますので、先ほどの江口先生が引用された話は当然もうこれは異なるので、きちっと国連憲章を含めて議論しようじゃないかという話をしていると、私の方からですね、そういうことであります。  それと、やはり先ほ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もしかしたらそれは週刊誌の報道の話ですか。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 有志の記者懇はさせていただきました。
○国務大臣(玄葉光一郎君) もうおっしゃるように一〇〇%事実無根で、特に領土の問題にかかわる話は私は許し難いと。ほかの問題で一〇〇%違うことをいろいろ週刊誌に書かれてもというふうに思う、思うと言うと語弊がありますけど、領土のことは領土の問題なので私は許し難いというふうに思って、既...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 簡単にということでございます。  核抜きは実現した。本土並みも、日米安保条約・関連取決めでは本土と同じ適用ですが、一言で言って、七四%の米軍専用基地が現実にあるわけですから、そういった御負担をお掛けしているということについてやはりおわびを申し上げなが...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 沖縄の負担軽減に関する努力は、歴代政権、不断に努力をしてきているというふうに思います。  ただ、おっしゃるように、十分ではないということだと思いますし、本来、厳しい安保環境がこれだけある状況の中で、やはり我が国として防衛力の整備を着実に進めるというこ...全文を見る
11月14日第179回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 当然その報道については承知をしています。それぞれ申し上げる必要があるでしょうか、この場で。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 基本的に、日本との関係ということでよろしいですか、それとも六者会談ということでよろしいでしょうか。
○国務大臣(玄葉光一郎君) はい。  日本との関係で述べているのは、何よりも日本がかつて我が国と我が民族に及ぼした罪をきれいに清算することだ、日本が勇断を下して不幸な過去を清算し、我々に対する敵視政策をやめれば朝日関係も正常化するというふうにイタル・タス通信のインタビューに答え...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、手元にそういった文書を持ち合わせているわけではありませんけれども、いわゆる二〇〇二年の日朝平壌宣言の前の年の動きということについては一定程度存じ上げており、知っております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) あえて一般論で申し上げますけれども、そういったまさに交渉というか、そういったものは、まさにそれぞれの状況に応じてタイミングなども含めて総合的に勘案して行われるものだろうというふうに思います。そういう認識の下で田中均さんによる外交交渉も行われたというふう...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) あえて一般原則ということでおっしゃっておられるので、やや繰り返しになりますけれども、やはりその状況とかタイミングというのを総合的に判断をして物事を進めていくということが極めて大切なことだというふうに思います。  ただ、私は有田委員がこの間大変な御努力...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これもちょっとあえて少し回りくどい言い方をさせていただきますけど、やはり方法とかタイミング、方法も含めていろいろあると。その中で最も効果的な方法を取ると。ただ、この間、中山先生がいみじくも何であの二〇〇八年八月の再調査は駄目になったんだというふうに質問...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 有田委員、風間委員がそのことで行かれて、そういう行動もされたということも含めて承知をしております。  今信憑性の評価ということでありますが、我々は我々の分析を当然ながらするにしても、率直に申し上げて、内容についてこの場で申し上げるというのは適切じゃな...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど来から出ているリストの話というのは、その信憑性については様々な情報があるわけですけれども、本当に様々なんですね、その信憑性については。ですから、あえて確たることは言いません。ただ、重視をしているということだけは申し上げようというふうに思います。 ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 全くおっしゃるとおりでありまして、特に大切なのは日米韓の連携ということであります。  先日のクリントン国務長官との会談でも、第二回の米朝対話について拉致の問題にしっかりと言及をしていただいたということについて感謝を申し上げつつ、今後ともこの問題につい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 別に通告受けていなかったんですけれども、広報という意味で、山谷理事の御提案もあったと私聞いたんですけれども、この「めぐみ」という映画をやはり各国の在京大使に見てもらうということは大変いいことだということで、こちらとして企画をしようというふうに今考えてい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もう言うまでもないことですけれども、韓国も拉北者の問題がございますので、非常にこの問題については理解と協力があります。当然のことでございます。そのアプローチにそごが生じないようにしっかりやります。  それで、南北対話と米朝対話とそれぞれあるわけであり...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もう御存じだと思いますけれども、今回、オフィシャルツアー組についてはいわゆる特例的に渡航自粛の例外にしたと。おっしゃるとおり、大変残念なんですけれども、いわゆるオフィシャルツアー以外の方々がどうも渡航すると。これは、率直に申し上げて渡航自粛要請です。だ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) それはもう、そういうことのないように全力を尽くします。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私はここは、塚田委員、申し上げているつもりなんですけれども、当然、先ほども申し上げましたけれども、様々な選択肢がある中で最も効果的な方法を選択をするということが基本になるわけであります。  対話については拒むものではありません。ただし、成果を生まなけ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 拒むものではございませんが、成果を生まなければならないと、そう考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、塚田委員がおっしゃったとおり、やはり二〇〇八年の八月、あれが少なくとも足掛かりであるというふうに私自身は認識しています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど申し上げたように、対話を拒むつもりはない、ただ成果を生む対話でなければならない、このことも含めて当然ながら日米韓で連携をしているというふうに理解していただいて結構でございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど申し上げたように、拉致の問題について引き続き支持と協力、米朝対話での発言等について私の方から申し上げましたが、それ以上のところは、先方のこともございますから差し控えたいというふうに思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) そういう認識ではございません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど御指摘もあったんですけれども、これ、オフィシャルツアー以外のいわゆる渡航自粛の対象の方々が行っているという事実があるので、しっかり、旅行会社でああやってツアー組んでいるということですから、きちっとこれは私の方からまた、もう先ほど指示出しましたけど...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 報道もされたんですけれども、最初にそういうお話があったときに、これは国会は国会、院は院という部分がございましてなかなか申し上げにくいところはあるわけでありますけれども、私の方からは慎重に対応していただきたいということを最初に申し上げたところであります。...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃったように、特定失踪者の話は、二〇〇八年八月の再調査の対象は全ての拉致被害者ということになっていますから、それは含まれるというふうに考えていただいていいと思います。全ての拉致被害者。ですから、当然ながらこのことも非常に重要な問題である。  同...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 全ての拉致被害者の一刻も早い帰国を実現する。拉致、核、ミサイル、包括的に解決をする。冒頭、有田委員の質問にもお答えを申し上げましたけれども、まさに状況、タイミング、いわゆる個別の、それぞれの状況、方法、そういったことについては、最も適切な方法とは何かと...全文を見る
11月15日第179回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 本十五日から、ブータン王国国王ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク陛下及び同王妃陛下を国賓としてお迎えするに当たり、十六日の関係行事の次第について国会への報告が遅くなったこと、それに伴い、予算委員会の審議に御迷惑をお掛けしたことをおわび申し上げます。...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 一〇〇%事実無根でございます。特に領土の問題に関しましては許し難い話でございますので、強い抗議をし、同時に、いわゆる、何というんですか、催告状というか文書で代理人を通じて今出していると、そういう状況でありますので、その応じる状況に応じて法的措置も考えた...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 天地神明に誓って言っておりませんし、言うはずもありませんし、その場に同席をされていた方々も全員そういう話はなかったというふうに言っております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ですから、先ほど申し上げましたように、今、文書できちっと出していますので、それに対して、つまり謝罪とかそういったことを今要求しています。ですから、それに対してきちっと応じないということであれば、法的措置を考えたいというふうに考えています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 向き合っているつもりです。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私は、領土問題は当然我が国の外相として取り組むべき話でありますから、大前提であると、そういうふうに考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ですから、先ほども申し上げましたように、外務大臣の所信というものがある、できるだけ端的に書いていくということなんですが、領土問題が存在するのは、御存じのように北方と竹島であります。尖閣は、領土問題は存在しない、我が国固有の当然それぞれ領土でありますが、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、ですから、私の認識では、そういういわゆるより根本的な話なので、より根本的な話なので、そういう認識で書かなかったというのが私自身の認識でございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、できるだけ私は短くする、分かりやすくするということで、(発言する者あり)いや、所信について。(発言する者あり)いや、そんなことないです。だから、それは私は、まあ言わずもがなというのは何事かという話でもありますけれども、私はこういう領土問題はそう...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そのとおりだと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 竹島問題のこのマーカーが付いているのは、「韓国による竹島の占拠は、国際法上何ら根拠がないまま行われている不法占拠であり、韓国がこのような不法占拠に基づいて竹島に対して行ういかなる措置も法的な正当性を有するものではありません。」と。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 山本委員はこれまでの経緯も全て御存じで、承知をした上でお聞きになっているというふうに思います。  民主党政権になって、岡田外務大臣のときから、法的根拠のない形で支配されているという表現にしたということについてのお話だというふうに思いますけれども、我々...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 鳩山政権のときにこの表現を使うようになったということでありますけれども、変えた理由というよりは、まさにどのような場でどのような表現を使うかというのはその時々の政権の判断であると。ただし、法的な評価は何ら変わるものではないと。ホームページも変えるつもりは...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 当時、岡田外務大臣の答弁は、ちょっと私、今正確にここ持っておりませんので引用できませんけれども、特に、まさにその時々の政権の判断として、ホームページは変えないけれども、法的評価も変えないけれども、恐らく交渉上の一定のアローアンス云々という答弁があったの...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 岡田外相の発言として、当時、「私は、交渉当事者です。交渉当事者として、一定の余裕を持って交渉する、なるべく不必要な摩擦は招かないようにしたい、そういうふうに心がけて、これは信念としてそうしているところでございます。」というのが岡田外相の当時の答弁という...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これも山本委員はもう御存じでお聞きになっていると思いますけど、ただ、性質は一部違いますよね、これ。いわゆる儀軌と対馬宗家文書と性質が違うということは理解をしていただいた上で、(発言する者あり)いや、つまり、例えば、いわゆる儀軌の方は朝鮮総督府を経由して...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 本日午前の予算委員会におきまして、山本一太委員に対する私の答弁の中で、対馬宗家文書がいわゆる盗難文化財と答弁した件につきまして一言訂正をさせていただきたいと思います。  韓国の国史編纂委員会が所蔵する対馬宗家文書、これは戦前に朝鮮総督府が対馬宗家から...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) TPPと安全保障、あるいは外交・安全保障上の意義という話でございますけれども、言うまでもなく通商政策上の意義とか、あるいはルールを日本に適合する、そういうルールにしていくという意義の上に、今、川上委員がおっしゃったとおり、一つはやはり米国がこのアジア太...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいま川上委員からお話のあった郵政の話、現時点では、その二国間の懸案事項をまさに参加の前提条件とするということにはなっていません。ただ、おっしゃるように、これまで米国が日本の郵政について、いわゆる対等な、他の民間業者と対等な競争条件を確保するべきであ...全文を見る
11月16日第179回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 徳永委員がおっしゃいましたけれども、確かに外国のメディアがマスクをしている人ばかりを映してしまうということによる風評被害というのはあるというふうに思います。  したがって、私もそれぞれの外相会談等で、私の実家が第一原発から四十キロのところにあって、た...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 徳永委員がおっしゃるとおりだと思うんです。  私は、各国の要人と会談をするときに、日本人というのは安全性というものに対して非常に敏感な国民性であると、ですから日本と同じにしてほしいと、そうすれば大丈夫だという話をしています。  そういう意味で、今お...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほどの渡航制限緩和の話でありますけれども、これは働きかけがかなり功を奏してきたというふうに言ってもよいと思います。例えば、米国なども、もう日本と同じというか、福島第一原発から二十キロまではいかぬけれどもあとは大丈夫だというところまで来ました。最近では...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと今手元にありませんけれども、おっしゃったとおり、特に米国はTPA法を失効しているんですけれども、元々米国にいわゆる通商権限があったということで、議会の手続を踏んでいます。九十日ということでありますが、大体見通しが付いたところで議会にかけるという...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今おっしゃいましたけど、日本の現状は、石油輸入の九割が中東でありますし、LNGの輸入の二割も中東ということでありますので、死活的に重要な地域ということでありますが、これは徳永外務大臣政務官時代に頻繁に中東に御訪問をいただいたときに先鞭を着けていただいた...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと、その場に私自身おりませんので、英語で何と言ったかと問われても、正しく……
○国務大臣(玄葉光一郎君) 通告していただければしっかり持ってまいりますけど、これは仕方がないと思いますよ。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ISD条項につきましては、御存じのように、実はもう通常のEPAとか投資協定の中にこのISDSの条項というのはあるわけであります。日本自体は、今までは、今まではですよ、訴えられたことはないと、これが現時点ですね。  それで、アメリカは、おっしゃるように...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これはどこまで、いわゆる交渉の中で、本来、いわゆる勝ち取るものは勝ち取り、守るべきものは守る、ただ一方で、事前の調整の中でそういったこともあり得るだろうというふうに思います。そのときに、おっしゃるように具体をあえて挙げていくのか挙げていかないのかという...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ネガティブリスト方式を出せるというのは、これはもう交渉に入ってからなんです。我々、交渉に参加表明していない、いわゆるまさに入る前の今段階、協議の段階だというふうに御理解をいただきたいと思います。
11月17日第179回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 抗議をしたかと、訂正を求めたかということでありますけれども、訂正をホワイトハウスの担当者にそれは一旦求めたということは事実であります。
○国務大臣(玄葉光一郎君) あのときに片上大使からホワイトハウスの担当者に訂正を求めたというふうに報告を聞いています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと今特定はこの場でできませんけれども、ホワイトハウスの関係者、担当者というふうに聞いています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 事実関係のお尋ねだというふうに思います。  カーク通商代表は、十一日のホノルルのAPECにおける記者会見で記者から、今、山田委員が指摘された、いわゆる御指摘の三分野が米国の関心事項かというふうに問われたのに対して、それらの分野が米国にとっての懸念事項...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるように、いわゆるTPP協定の交渉の中で議論するものもあれば、いわゆるその前に事前に調整をしなければならない、あるいは、あくまで二国間の懸案事項としてTPP交渉とは別に解決をしていかなければならない、そういう課題というのが出てくる可能性は私は大...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 基本的には、今出てきた事項というのは個別に二国間で懸案事項として対処していくべき事項であると、基本は。そういうふうに考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、これは、山田委員、じゃTPP協定の交渉と例えば牛肉の問題というのは、BSEの話というのは、じゃ同じことなのか、つまりTPP協定交渉のまさに事前の同意の条件なのかというと、これはもう別なんです、全く。だから、全く個別なんです、個別なんです。個別に、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 自動車につきましては、確かにカーク代表は記者会見で記者に聞かれて、関心事項であると、これはもうかつてからそうだということであります。  じゃ、米国側の関心事項とされる自動車についてのその具体的な内容は何なのかというと、もう率直に言って分からないですね...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、後者の方は、確かに私も条文を、ドラフトを、たしか片山先生だったと思いましたけれども、ここで、もらっていないのかという問いに対して、もらっていませんと。実はもらう努力しているんです。だけど、交渉に入っていない、しかも毎日動いているという状況の中で、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 山田委員が米国議会との関係を言われました。米国議会との関係というのは、確かに一番これからのキーになることは間違いないというふうに思います。  つまり、米国だけは議会で九十日前に通知をしてほしい、その前に事前の調整をする。つまりは、見通しが付いて通知を...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今タイに対しましては、これまで援助物資の供与、各種専門家の派遣、これはインフラ、上水道、空港、地下鉄、二名ずつなんですけれども、十億円を上限とする緊急無償の実施を決定をしたところであります。今後とも、復旧復興段階、治水対策においてもしっかりとした協力を...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) それは事実でございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 当然調査をしておりますので、それに基づいて今後の対応策について検討したいと。  ただ、同時に、先ほど片山先生が触れられたように、今気候変動の問題などもあって非常に、例えば台風なんかも激甚化している、あるいは広域化しているということもあります。津波の問...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そこは最近とても意識をしておりまして、ODAの生きた使い方、だから、例えば、ついせんだって交換公文に署名したんですけど、ベトナムの円借款の衛星情報の活用による災害・気候変動対策計画なんかは、まさにこの防災ネットワーク構想を我々が提唱して、そしてその一環...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) それは、今手元にございませんが、APEC首脳会議で具体的な成果が得られるように協力するというのは、私は当然のことだというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 済みません、手元に今正確な記録がないものですから。  ただ、APECの議論というのはあったと思いますし……(発言する者あり)あっ、TPPですか。今私がお答えしたのは、APECがあるから、当然APEC全体で成果が出るようにお互いに協力し合おうというふう...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 済みません、これ、発言の引用なので正確にしないといけないと思うんです。ですから、今ちょっと手元にないものですから。私、同席したのは間違いございません。そこは少し記録を見させていただいて、正確に、この場か、あるいは委員会の場に出させていただくというふうに...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 関連部分の抜粋で記録がございますので申し上げますと、TPPについては、TPP交渉参加について野田総理は、しっかりと議論し、できるだけ早期に結論を出したいということを伝えたということでありまして、約束したとかそういうことではございません。
11月21日第179回国会 参議院 本会議 第7号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 公の催しでの飲酒した上での自動車運転による通勤が公務として取り扱われる余地を残した古い日米合同委員会の合意についてお尋ねがありました。  これは、先ほど総理からも御答弁がございましたが、私も至急見直すべきだというふうに考えております。  猪口先生か...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 石川議員から、日米首脳会談後の発表ぶりについてのお尋ねがありました。  当該米側発表につきましては、発表直後、事実関係と異なる旨を指摘の上、外務省片上大使からホワイトハウスの担当者に説明、訂正を求めたところであります。今次首脳会談での総理の発言そのも...全文を見る
11月21日第179回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 具体的にどう対処するのかということでございますけれども、今月、私の方が訪中いたします。そして、年内に訪中実現すべく調整している総理の訪中のときに、具体的なこれまでの様々な案件が幾つもございます。そういった問題についてしっかり準備作業をしていこうというふ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、除外とか例外が認められるかどうかは、そういう主張をする国もあれば、そうではない、あくまで原則的、段階的に長期に関税を撤廃するという主張をする国もあって、まとまっていないというのが今の状況です。(発言する者あり)  いや、先生、それと、先ほど九十...全文を見る
11月22日第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) それでは、私の方から、今回の米豪の戦力体勢イニシアティブの概要について申し上げたいというふうに思います。  このイニシアティブは、アジア太平洋地域の平和と安定に貢献してきた強固な米豪関係を更に強化するものであり、地域の安全保障の強化及び両国の相互運用...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほども概要の中でも、発表の中でもまたございましたけれども、基本的にアジア太平洋地域において米国がよりコミットを強化をすると、こういう趣旨であり、同時にその政策を具体化をするというものだというふうに考えておりまして、基本的にはこの地域における米軍の能力...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 風間委員がおっしゃった二〇一一年の一月十九日のワシントンでの米中首脳会談、そしてその前の二〇〇九年十一月十七日の北京での首脳会談、確かに変わったところがございました。今おっしゃったように、双方は互いの核心的利益を尊重することが米中関係の安定的発展を確保...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 個人のことを申し上げるのは避けたいというふうに思いますが、私も当時、国家戦略と政調会長という立場で三・一一を迎えたわけであります。そのときの記者会見などでも何度かにわたって、被災者の立場に立つ、心に寄り添うという話は何度かさせていただいて、当時かなり厳...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと手元に資料がございませんけれども、私の認識でいうと、国賓のときが晩さんではないかと、宮中の、そういうふうに私自身は今認識をしていますが、ちょっと確認して、間違えたら後で訂正いたします。
○国務大臣(玄葉光一郎君) そこは調べましたけれども、アキノ・フィリピン大統領を招いての宮中午さん、まさに、先ほど申し上げたように、これは国賓ではなく公式実務訪問の賓客ということでございますけれども、そのときは私は参議院の予算員会に出席をしておりました。で、十月の二十四日のヴルフ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 覚えている範囲で申し上げますと、表の会談の場で、いや、小松基地を抱えているけれども、米軍海兵隊とは自衛隊は違うんだということを冒頭私に知事が言われたというのは記憶をしているところでございます。それ以上のことは特におっしゃらなかったと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、非常に親愛の情にあふれるスピーチ、演説であったということがまず全体を通してのトーンだったし、私自身もそのことについて感動したというか、そういう思いを持ちました。同時に、日本人に対する敬意、日本国に対する敬意というものをちりばめていただいて、やはり...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 総理が来月訪中する予定で調整をしているところでございますけれども、地ならしをしてきたいというふうに思っています。  中国との関係につきましては、言うまでもなく、二〇〇六年だったと思いますけれども、最初に戦略的互恵という言葉を使ってウイン・ウインの関係...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) この海洋は公共財であるということについては、私も一貫して、就任してですね、ASEAN各国にも説明をしてきたところでございます。同時に、これは実は日中の外相会談でも取り上げられ、また今回も当然海をめぐる協力全般の中で、やはり共に議論をしていくということが...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) たしか、ちょっと今手元にありませんけれども、二十三日の休日、祝日の朝一番に出て二十四日の未明に帰るという予定になっていたかと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) はい、そのとおりでございまして、中国側の都合もあり、つまりは土日をオファーしていたということもあるんですが、十分な時間を確保して外相会談あるいは要人などとの会談を実施することができるのは二十三日だけだったということがございます。  それで私も、もう率...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私の手元の資料では一千二百万程度ということのようでございますけれども、チャーター機とする場合に商用便より経費が掛かるというのは確かだということで、本当に何回か私の方からも何とかならないのかということはぎりぎりまで本当に言ったんですね。ただ、どうしてもそ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) あと、さっきのちょっとチャーターで一つだけ、再検討をということで、私も本当にぎりぎりまで探ったんですね。それで今、結局契約したものですから、今度キャンセル料が五〇パー掛かるということなので、今聞いたら。なかなかそこは本当に心苦しいんですけど、御理解いた...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今のお話は、法的措置をとることにしたいというふうに考えております。もう天地に誓ってそういうことは言っておりませんので、そういうふうにいたします。  それと、対馬宗家文書は本当に勘違いで、あのとき私もすぐ気付いて、山本委員のところに行って、申し訳ないと...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、国際NGOの活躍そのものが非常に日本人の顔が見える援助になるという意味とかあるいは効果とかというのは、私は、こういう言い方もなんですが、費用対効果という面で私は非常に高いというふうに思いますし、その大前提として、そういう崇高な気持ち自身が非常に大...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 山本委員御存じかもしれませんけれども、私も、実は国家戦略担当をしていたときに新しい公共の担当をしておりました。そのときに、まさに自分のときに必ずやるぞと思ったのがいわゆる寄附税制の問題でありまして、特に認定団体が余りに寄附の税制の恩恵を受ける団体が少な...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私の方から、じゃ一言。  先ほどトランスペアレンシー・インターナショナルという小熊委員から御紹介のあったNGOの、いわゆる腐敗度指数のようなものをそれぞれ出していまして、せっかくなので分かりやすいから申し上げると、贈賄傾向が少ない企業というのは、我が...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど山根副大臣からお話がございましたけれども、まず相手国に対する方策としては、御指摘いただいたように、公共調達、そして不正腐敗防止に関する法制度整備支援というものを、既に実は実施はしているんですけれども、やはり今の小熊委員のお話はもっとしっかりやれと...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 強権的に進めるべきではないというふうに思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 県議会の意見書というのは大変厳しいものであり、当然、県民の代表で、県議会の議員の皆様はそれぞれ票を得て県議会に入っておられるわけでございますから、それらの方々の意見というものはそれは重いものであるというふうに考えておりますが、同時に、何とかこの間の厳し...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいま議題となりました経済上の連携に関する日本国とペルー共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成二十一年五月以来、ペルーとの間で協定の締結交渉を行いました。その結果、本年五月三十一日...全文を見る
11月28日第179回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 今の坂本委員の、サッカーの試合で、ある意味何が起きたのかということでございます。それで、サポーターの口が重いということでありますが、やはり、残念なことも含めてさまざまなことがあったと私自身は承知をしているところでございます。  それで、今、日本サッカー協会から北...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、サッカー協会同士でこの運営方法というのを話し合っていました。私はサッカー協会同士で、まず日本サッカー協会が北朝鮮のサッカー協会に対して問題点の指摘をするということが大切だというふうに考えています。
○玄葉国務大臣 少なくとも、どこまで申し上げるかということはありますけれども、そういったことについての情報収集を当然外務省としても、そういう接触を含めて、させていただいているということは事実でございます。
○玄葉国務大臣 先ほども申し上げましたように、当然ながら、さまざまな形で情報収集をさせていただく、そのことについてさまざまな接触をさまざまな方とさせていただいているということだけ、この場では申し上げたいと思います。
○玄葉国務大臣 今回のサッカーの試合における一連の外務省の対応、私もある意味非常に注意を払いながらというか、向こうに行っている間も、後でお聞きになるのかもしれませんけれども、例えばオフィシャルツアー以外の人たちに対して、行っている間ももう一回連絡しろという話をしたり、率直に言うと...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、古屋先生のお話は、結局、観光に行ったとかいうこと以前に、例えば、渡航自粛要請が出ているにもかかわらず、特例的にオフィシャルツアーそのものを認めたこと自体もやはり問題なのではないか、そういう御指摘だというふうに思います。それはさまざまな考え方があり得るんだろうと...全文を見る
○玄葉国務大臣 古屋先生のお考えはお考えとして、一方で、ワールドカップ予選だということがあって、また、かつ極めて限定的な人数であるということでございますので、夜そういうことがあったというのは、私の勉強不足で、情報収集不足で、今初めてお聞きしましたので、改めて担当の者からヒアリング...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、古屋先生がお尋ねになられたのは十一月二日の話ですね。  これは、私も覚えておりますけれども、衛藤副議長等が訪朝する可能性について報道がなされた十一月二日夜、実は、私、外相会談の最中だったものですから、佐々江次官から、衛藤副議長御本人に対して、改めて渡航の自粛...全文を見る
○玄葉国務大臣 実は、私にも話があったときに、慎重に対応していただきたいということを申し上げ、それは外にも公表したところでございます。先ほどの総理のことについても、私、この場で、総理の真意というのはそのあたりにあったということを、初めて申し上げたかもしれませんけれども、申し上げた...全文を見る
○玄葉国務大臣 ただいまの竹内委員の質問に直接、端的にお答えするとすれば、直ちに六者が開ける状況にないというふうに私自身認識しております。  その上で、二回の米朝対話の内容について簡単に申し上げれば、七月二十八日から二十九日にニューヨークで行われた米朝対話につきましては、米朝が...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、そういう報道があるんです。それで、米国との間では、先ほど申し上げたような意思疎通をしているわけでありますけれども、ただ、先ほど結論だけ申し上げて、詳細なやりとりは、さすがに相手国との関係があるので申し上げられませんが、このことは言えると思います。...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは私、会うたびに要請しているものですから、十月の二十四日、二十五日の第二回の米朝対話におきましても、アメリカ側から拉致問題を取り上げたという説明を受けているところでございます。今月十日に、また日米外相会談があったものですから、そのときにも改めて、拉致問題につい...全文を見る
○玄葉国務大臣 ちょっとそのときの言い回し、つまりは米朝対話の中でボズワースさんがどういうふうに取り上げたかとか、そこまではさすがに、今手元にございませんし、どこまで申し上げていいかということがあります、つまりは第三国のことではありますので。  ただ、米国はかなりこの問題に対し...全文を見る
○玄葉国務大臣 ちょっと日米韓の外相会談の前に、先ほども若干触れましたけれども、局長級でまず今、今というより、既に緊密に意見交換を行いました。  それを受けて、できれば早く日米韓でやりたいんですけれども、どこまで言っていいかというのはありますが、日程がなかなか、それぞれの日程が...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、今、竹内委員が言われたような考え方は一つの判断のあり方なんだろうというふうに思います。ただ、言うまでもなく、これは米国として、また米国内の法令を含めた判断であり、解釈でありということなんだろうと思います。  ちなみに、もう御存じのことを繰り返し...全文を見る
○玄葉国務大臣 このチャック・ダウンズさんの、つまり事務局長さんのことだと思いますけれども、この書籍については承知をしています、その報告書については。その中を見ると、それぞれ有益な指摘もあると私自身も思います。  ただ、先ほど指摘があったかどうかわかりませんけれども、例えば、曽...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃっている意味はわかります。そのためにも、私は外相会談のたびに、米国、韓国、そして実は先般の日中の外相会談でも、私の方からこの問題を取り上げました。  先般の委員会でも申し上げたように、温度差はあります。温度差はありますし、中国は中国の役割を果たしてもらい...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど御指摘がありましたように、南北の対話が行われている。そして米朝の対話が行われている。それぞれ二回ずつ行われた。私は、対話を拒むものではありません。先ほど御指摘がありましたけれども、やはり対話そのものは歓迎されていい。  ただ、問題は、結果、成果が出る対話で...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、先ほど申し上げましたというか、竹内委員のお話の中にもございましたけれども、やはり日米韓で具体的な行動を求めるというときには、ウラン濃縮活動の即時停止、このウラン濃縮活動の問題などが当然入ってくるというふうに理解していただいて結構でございます。
○玄葉国務大臣 今御指摘のあったような報道は当然承知をしているところであります。そして、さまざまなやりとりについての詳細は、やはりこの場で申し上げるのは適切でない。  ただ、大事なのは、北朝鮮がみずから約束をしたことを実行する意思を示すということがない中で次のステップに行くとい...全文を見る
○玄葉国務大臣 日中韓の首脳会議は私自身同席しておりませんでしたので、済みませんが読み上げます。  野田総理からは、拉致問題の解決に向けての両国の協力に感謝をするとともに、この重要な問題についての両国の積極的な協力を引き続きお願いしたいという旨述べた。これに対して、限られた時間...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは二〇〇八年八月に一たん合意をしているわけであります、特に再調査の問題で。ですから、やはりそれが足がかりであるというのが日本国政府の姿勢である。  では、そのためにどうするのかというのは、先ほど来から申し上げておりますけれども、対話を拒むものでは全くございま...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは基本的な立場として、二〇〇二年八月の日朝平壌宣言に基づいて、不幸な過去を清算して国交正常化へと。当然、拉致、核、ミサイル、そういった問題を包括的に解決してそういうふうにしていくんだというのが日本国政府の基本的な姿勢であるというふうに申し上げてよいと思います。
○玄葉国務大臣 先ほどの平壌宣言の月を間違えておりまして、済みません。二〇〇二年の九月ということでございます。
○玄葉国務大臣 今の中島委員のお話でありますが、いずれ日米韓の外相会談をと思っておりますが、その前に局長級でということで、十一月十七日の夜、インドネシアのバリで担当者の会合を行っております。杉山局長と、韓国は林平和交渉本部長、米国はカート・キャンベル国務次官補であります。  会...全文を見る
○玄葉国務大臣 繰り返し申し上げていることでありますけれども、本当に対話を拒むつもりはないんです。ないんですけれども、ここが大切で、やはり成果を生まない対話はだめだと思います。成果を生む対話を行わなければならないので、現時点で六者を開く状況にないということは、すなわち、先ほど来か...全文を見る
○玄葉国務大臣 この場で申し上げるべきことは、二〇〇八年八月のあの合意をやはり足がかりにしていくんだということだろうというふうに思います。  あらゆる外交上の機会をとらえて北朝鮮の具体的な行動というものを促していくということだけ、この場では申し上げたいというふうに思います。
11月29日第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 条約と言わば国内における法制との関係ということも含めて谷岡さんはお聞きになったんだろうというふうに思います。  一般的に、条約というのは締約国間の国際法上の権利義務関係を規定をするということはもう言うまでもないことでございます。当然、そうなれば、他の...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 結論から申し上げると、私は一致するというふうに思っています。  この場でもたしか質問が出たかと記憶をしていますけれども、国益というのは、我が国国民の幸福を実現をすること、そして我が国の平和と繁栄を実現をすることだというふうに思っています。我が国国民の...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) かなり本質的な問いを谷岡委員から繰り返し発せられているというふうに考えていますけれども、まず、国民一人一人の個々の利益を全て最大化するというのは、私は不可能だというふうに思います。国民全体としての総和の中で、総体として、やはり国民の幸福の実現ということ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いわゆる本来交渉上機密にすべきだ、情報管理を徹底すべきだというものが逆に出て、情報提供すべきだという情報が出ないということがあってはならないというふうに思っています。ですから、おっしゃるように、交渉に入ったときに、どうしても必要な機密に関しての情報管理...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) せっかくの御提案なので検討してみたいと思います。確かに今までそういうことはなかったように思いますので、何となく報道で見るとか、あるいは今交渉中であるということに対してプレスあるいは様々な形で見聞きするという形だと思いますので、どういう形があり得るのか、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず一つは、ODAによる留学生の受入れ、これは言わば外務省が担当しているわけでありますけれども、これは、新規の受入れはもう来年度以降は終了するというふうに申し上げたいと思います。  一方、国費の留学生でありますけれども、今おっしゃったのは特に中国の話...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まさに猪口先生が今言わば解説をしてくださったわけでありまして、これは記録を残すという意味でも、私もできる限り、読む部分も出てくるのは御理解をいただきたいと思いますが、ただ、私の言葉であえて申し上げれば、良い合意ができたというふうに一言で言えば考えており...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 既に存在する協定との関係をまずどう整理するのかということがあると思います。  これは基本的に、例えばです、例えばTPP交渉が仮に、まだ仮定の話でありますけれども、成立をしましたと。当然そうなれば、この二国間のEPAとはどういう適用関係になるのかという...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まさに先生おっしゃるように、どことこのEPAを結ぶのかというのは戦略的に考えていくべきだというふうに思うんです。  ペルーというのは、これも御存じのようにということでありますけれども、一つは鉱物資源、そして高い経済成長、たしか八%くらいの成長ではなか...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 質問に直接お答えできているかどうか分かりませんが、ちょっと今手元にその資料を持ってきませんでしたけれども、ただ、このように考えていただければというふうに思っております。  つまり、今年の一月の、これは與儀功貴さんが亡くなられた交通事故のようなああいう...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 事実関係調査します。ちょっとびっくりしましたけれども、まず調査します。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっとごめんなさい、今すぐ思い出せません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 結論だけまず冒頭申し上げると、結局、仮定の話ではあるんですけれども、TPP協定がどういう中身になるか、そういった中身に従って、一言で言えば、最終的に調整規定を二国間で協議をして置かなければならないと、その適用関係について。そういうことになるだろうと思い...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ですから、そこは、まさに調整規定ですから、可能性としては排除されていません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) そこも否定しません。  ですから、まさに今回こうした形で提案させていただいているというのは、先ほど猪口先生のときも申し上げましたけれども、TPP交渉そのものがまだ分からないんですね、いつ妥結するかが。ですから、そういう状況の中で、例えばお隣の韓国は、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) この場でもたしか申し上げたかもしれませんけれども、例えば、現在、情報収集を既に交渉に参加をしている国々からしているわけですね。それは佐藤委員が言われるように、実際に、じゃ、ドラフトをくれと言うと、やっぱりどの国も申合せをしていてドラフトはくれません、だ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと手元に資料ございませんけれども、基本的に、十二月十日というのはこれは法律の期限になっているものですから、十二月十日の期限までに引渡しを行うと。これは菅内閣のときにできているというふうに思いますので、そのようにするための調整を今しているということ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、御存じでおっしゃっているわけでありますけれども、菅内閣のときに談話を出してこのようにしたわけでございます。  他方、やっぱり韓国との関係というのは戦略的な利益を私は非常に共有しているというふうに思っています。確かに領土問題あります。この間の件...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私がこの事案について報告を聞いたときに、これでは良くないということで強い問題意識を持ちました。  今回の新たな枠組み合意というのは、一定の前進というふうに、私としてはそれができたのではないかというふうに思っているところでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) というより、沖縄に私自身が訪問を最初にさせていただいたときに、基地の問題、そして事件・事故、騒音、環境、この問題について可能な限り一つ一つ解決をしていきたいというふうに申し上げました。また、知事とお会いしたときに、結局沖縄の基地問題の半分は事件・事故、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず一つは、米国の裁量がどこまで働くのかということにつきましては、先ほども申し上げましたけれども、特に好意的考慮の部分について申し上げれば、今回の一月のような、ああいう事故に当たっては今後も日本側が裁判権を行使できるものというふうに思います。  その...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 事務レベルじゃ駄目ですか。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちなみに、御案内のとおりアメリカ側が第一次裁判権を持つというのは、いわゆる専ら犯と公務中、そしてそれ以外は日本が裁判権を持つというのは御案内のとおりでありまして、今のお話はその通告の仕方ということでありますが、ちょっと今手元にいただいたものをそのまま申...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私が先ほど申し上げましたけれども、率直に申し上げれば、この報告を聞いて、これはいけないのではないかという問題意識を持って今回取り組んだというのがもう率直なところでございます。  基本的に、新しい枠組みについては今後発生する事案ということでありますけれ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 二〇〇八年のうるま市での事案ということでありますけれども、これは米側によれば、個人情報保護法により懲戒処分の内容については対外的に明らかにすることはできないということになっております。  それで、先ほど御指摘があったように、いわゆる被害者等に通報され...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今のお話は、このあれですね、品目の分類表、コード番号ですよね。そうですよね。  コード番号の、質問のあった関税番号の二重管理問題というのは、日本とメキシコEPAにおける譲許表のHSコードが最新のものではないと、こういう話だというふうに思いますけれども...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今回、確かにそれぞれの交渉においてこのことが大事なポイントになるケースというのは、その時々においてあるだろうというふうに思います。  今回は、メキシコ側からは、双方で既に最新のHSコードに適合した税率の一覧表を作成する等の実務が行われているので特段問...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私が農業政策にどこまで外務大臣という立場で言及すべきかということはあろうかと思いますが、一般論としてあえて申し上げれば、例えばGDPに占める農業の割合というのは、EUも米国も日本もそれほど変わりません。変わりませんけれども、それぞれ一%台でありますが、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私も十八年国会議員をやっております。全くの選挙区は農業地域でございます。農家の方々が非常に多いです。  ですから、最終的な結果がまずどうなるかということを踏まえなければいけませんが、やはり今の農業の状況というのは、私が初めて国会に出たときから百万人農...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今おっしゃった二国間EPAとTPPの関係というのは、これは相互補完的なものであるというふうに思います。それで、先ほども、例えばペルーについてなぜTPPに入っているのに今急いで結ぶのかといったら、もう既にお隣の韓国がペルーと韓国でEPA協定を結んでいる、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まさに、例えば関税についてどうなっていくかということについてまさに交渉中なんですね。  例えば、よく例外規定、除外規定の議論が国会で出されます。今回もある意味近い話だと思いますけれども、長期的かつ段階的に十年で撤廃するという国と、一方で例外、除外を認...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もちろん情報はだから整理した上で出しますが、先ほど私が申し上げたのが現況だというふうに考えていただいてよろしいかと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私自身も福島県知事からそういう要請を受けているところでございます。それで、今IAEAに内々打診して、鋭意検討してきているというのが今の状況であります。私自身はとても知事の気持ちは、あるいは県民の気持ちはよく理解できます。  その上で、残念ながらまだ、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 非常に前向きな御提案をいただいたというふうに思っておりまして、この場でこういう発言をしていただくというのはとても私にとっても有り難いというふうに思っていまして、物事は御存じのようにタイミングとかがございます。今、現時点は内々打診中ということでありますの...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 全くそのとおりだと思います。  それで、やっぱりメキシコに限らないんですけれども、もうこの間も申し上げましたが、私は外相会談ごとに輸入規制緩和あるいは撤廃、日本と同じ基準にしてくれと、特に日本というのは安全とか安心に対する極めて敏感な国民性であると、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) きちっと正確な情報を提供して、やはり今の措置を解除してもらうように適切に対応したいというふうに思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 日本とペルーの場合は、実は貿易額は九九%なんですけれども、俗に言うタリフラインというのはたしか八〇%台、八〇%台たしか後半だというふうに記憶をしています。つまり、関税撤廃の対象外にかなりの部分を、一定の部分をしていると。具体的に申し上げると、米、麦、牛...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もし本当にそういうことを言ったということであれば、言語道断だというふうに思っています。  ただ、事実関係について今これからしっかり聴くということですから、やっぱりそれを踏まえてしっかりとした対応をすることが大事だというふうに思います。
11月30日第179回国会 衆議院 外務委員会 第3号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 今回の沖縄の防衛局長の発言、言語道断の発言であります。それを受けて、おっしゃるとおり、沖縄をめぐる状況というのは厳しさを増したというふうに思います。また同時に、今回のことは、沖縄に関連する閣僚の一人として、私からも県民の皆様に心からおわびを申し上げたいというふうに...全文を見る
○玄葉国務大臣 それは、まさに今準備を進めているということでございます。
○玄葉国務大臣 申し上げたように、厳しさは増したというふうに思います。ただ、あくまで、もう一度信頼を取り戻すことができるように、改めて一つ一つ可能なことを全力を尽くして行っていくということでございます。
○玄葉国務大臣 今はとにかく、先ほども申し上げましたけれども、私の思いとしては、一つ一つ努力をして、それを努力で終わらせずに、一つ一つ可能なことをやっていくということを沖縄の皆様にも、特に事件・事故、環境、騒音のことで申し上げてきました。その積み重ねを始めたところでございます。 ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これはまさに、環境影響評価書につきましては、先ほども申し上げましたように、準備を進めているというのが今政府としての全体の見解でございますので、とにかく一つ一つ努力をしていく、それ以外にございません。
○玄葉国務大臣 とにかく、今は準備を進めているということでございます。
○玄葉国務大臣 まず、民主党の中で理解を深めていくというのは、おっしゃるように当然のことだというふうに思います。私としてもこの一カ月間、民主党の、県連の皆さんも含めて努力をしてきました。それが、距離が縮まったかと言われれば、必ずしもそうはなっていない。見解が変わったわけではありま...全文を見る
○玄葉国務大臣 もともとこの問題は、少女暴行事件から始まって、普天間の固定化を避けるというところから始まっているというふうに思います。沖縄の全体の負担をとにかく軽減しながら、同時に抑止力というものを減じないようにするということで、私たちは、特に外交、安全保障を預かる立場の者として...全文を見る
○玄葉国務大臣 政治生命をかけるという言葉を多くの政治家は頻繁に使う傾向にありますけれども、私は、できる限り言葉というものを選んで話そうというふうに思っています。沖縄の問題に対して全力を尽くすし、それは死力を尽くしたいという思いは非常に強いです。強いですけれども、そういう表現が本...全文を見る
○玄葉国務大臣 今のその発言は、率直に申し上げて、私は直接聞いておりませんし、恐らく報道ベースだというふうに思いますので、直接公の場で私がコメントをするというのは余り適切ではないのではないかというふうに思います。
○玄葉国務大臣 パネッタ国防長官とも私自身もバイで会談をし、また同時に、野田総理とオバマ大統領の首脳会談の最初の会談にも同席をいたしましたけれども、今御指摘のあったような具体的な時期の問題について言及はありませんでした。
○玄葉国務大臣 そこは、確たることは現時点で申し上げられる段階ではないというふうに思います。当然、米国政府は議会に対してグアム予算について働きかけを行っていくものというふうに承知をしております。
○玄葉国務大臣 特措法のことがまず一つあるのかというふうに思います。その後、改めて関係閣僚ですり合わせをして整理をしたところでございます。  現在の日米合意は、全体として、少なくとも現状に比べると沖縄の大きな負担軽減につながると考えており、政府全体として沖縄の方々の理解を得るべ...全文を見る
○玄葉国務大臣 麻生外相の当時の発言ということで手元にございますけれども、「竹島が韓国によって占拠をされているという状況につきましては、これは国際法上何ら根拠がないままにその状態が続いているという、いわゆる不法占拠ということになろうと思っております。」と。岡田外相時には今のような...全文を見る
○玄葉国務大臣 ちょっと今、いつ、どこからかというのは少し確認をさせていただければと思います。  麻生外相の当時の発言というのは、私の手元にございますのは、二〇〇七年の六月七日、参議院の外交防衛委員会ということでありまして、先ほど申し上げたように……(河井委員「二〇〇七年。では...全文を見る
○玄葉国務大臣 北方領土の方でありますけれども、麻生総理は二〇〇九年の五月二十日、参議院の予算委員会で、「北方四島はいまだかつて一度として外国の領土となったことがない我が国固有の領土であります。これは基本だと思っております。戦後六十年以上を経て、今現在もなおロシアによる不法占拠が...全文を見る
○玄葉国務大臣 率直に、あのときにいわゆるその問題について、総理も含めて、その部分も含めた整理というものがその時点では十二分になされていなかったので、特にこの問題は、もちろん外務省は関係が深いですよ、ただ、防衛省が基本的に所管をして進めていく話なものですから、私自身が余り踏み込ん...全文を見る
○玄葉国務大臣 私が質問をされたときに、関係者全体でのその特定の質問に対するすり合わせ、たしかあのとき、失礼ですけれども、多分個別の通告がなかったと思うんですけれども、あったら多分政府内で調整した上で答弁していると思うんですけれども、なかったものですから、すり合わせをして臨めなか...全文を見る
○玄葉国務大臣 目に見えるメリットは一体何なんだということでございます。  多国間のTPPという経済協定の中で、一つは、ルールメーキングができる余地がまだ十二分にあるということではないだろうかというふうに思います。つまりは、我が国にとって得るべきというか獲得したいルールというも...全文を見る
○玄葉国務大臣 若干だけ補足させていただければと思うんですけれども、先ほど、メリットというときに、外交、安全保障上の意義をやや強調し過ぎた面がございますが、関税の率はもう既にすべて御存じのとおりで、確かに大きくはないんですけれども、ただ、実際は、為替が大きいとはいったって、やはり...全文を見る
○玄葉国務大臣 より正確に申し上げると、日米安保そのものと直接関係するわけでは私もないと思います。おっしゃるとおりです。ただ、外交、安全保障上の意義ということでいえば、先ほど申し上げたような大きな絵というのは、逆に言うと、全く関連しないというのも変な話だというふうに私は思っていま...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、実はEASそのものについて私自身は出席をしたわけではありませんけれども、ただ、ASEAN、特にシンガポール、マレーシア、インドネシアには私の方で訪問をした経緯がございますので、そういったことも含めて、当然、外相でもございますし、この間のやりとりは...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど、おっしゃるように、インドネシアというのはすごく大事な国で、議長国だったんですね。私も、首脳会談はたまたま日程上できなかったんですけれども……(三ッ矢委員「そこは結構です」と呼ぶ)でも、一言だけちょっと。二カ月間で私は三回会いました、マルティ外相と。書簡もそ...全文を見る
○玄葉国務大臣 業務の一環で、ヨルダン政府、ヨルダンの方の現地視察をしたということで、まずヨルダン側の説明を聞くということは当然必要なことだというふうに思います。その上で、それぞれの参考人の方が指摘されたことについて、基本的にヨルダン政府の説明を踏まえつつも、我が国として判断すべ...全文を見る
○玄葉国務大臣 御助言ありがとうございました。  おっしゃるように、IAEAは、今回のヨルダンにおけるこれまでのサイト選定プロセスについて、適切である、適切に行われているというふうに評価をしています。こういったことも含めて、それぞれの、我が国として判断すべき点についての判断があ...全文を見る
○玄葉国務大臣 私もこれまでの経緯を聞いたところでございますけれども、福島第一原発事故以前におきましても、原子力損害賠償に関する国際条約の必要性、課題については、さまざまな角度から検討を行ってきていたということであります。しかしながら、我が国は国際水準を上回る国内制度を既に整備し...全文を見る
○玄葉国務大臣 今のこの問題というのは、原子力の損害賠償の問題というふうにお聞きをしましたけれども、三系統ありますので、今、メリット、デメリットをそれぞれ検討している最中でございます。おっしゃるとおり、いつまでも結論を出さないという状況ではいけませんので、これはできるだけ早く結論...全文を見る
○玄葉国務大臣 結局、個別の商談、つまり、原発輸出そのものの個別の商談というのは、これは民間企業の判断であるというふうに私自身は思います。  他方、原子力協定、これはもう御存じのように、原子力の平和的な利用、そして不拡散を法的に担保するということでありますから、協定そのものにつ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは赤松先生も御存じのように、私もエネルギー・環境会議のときに責任者を務めたわけです。そのときに減原発という言葉を使ったわけでありますけれども、政府として現時点で申し上げることができること、それは、中長期的なエネルギー構成のあり方については、先ほど原発の依存率の...全文を見る
○玄葉国務大臣 今言えることは、おっしゃるとおり、段階的に減らしていくということは言えると思います。
○玄葉国務大臣 事故の検証の時期ということでございますけれども、私が知る限りでは、ことしの末に中間取りまとめが行われて、来年の夏から秋にかけて最終取りまとめが行われるものというふうに聞いているところでありますが、そのことについては、ストレートにお答えするとそういうことなのでありま...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、ちょっと補完させていただきたいんですけれども、先ほど減原発という話、段階的に減らすという話をいたしました。自信を持って言えということですが、全く私は、自分も議長をやっていましたので、積極的な意味でそのようにさせていただいたということでありまして、特に省エネ技...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるアドバイスを踏まえながら、よりめり張りがきいた形で、わかりやすい説明を心がけたいというふうに思います。  先ほど、この質問の前に質問がございましたけれども、新たな協力のあり方の取りまとめとの関連ではどうなんだということでもありましたけれども、まさにその...全文を見る
○玄葉国務大臣 赤松先生の今の御指摘、アドバイスを踏まえて、私なりにしっかりと整理をしたいというふうに思います。
○玄葉国務大臣 ただいまの質問は、一九六〇年のアメリカの連邦最高裁の判決以降の経緯というか、その事実関係ということでございますので、その点だけお答えをいたします。  日米地位協定のもとでは、先ほども御指摘がございましたように、米軍人軍属の公務中の犯罪、これはアメリカ側が第一次裁...全文を見る
○玄葉国務大臣 済みません、これはまさに事実関係の話でございますので、確認をして、答弁をするなり御報告をするなりというのをさせていただきたいというふうに思います。今のお話だと、一九六〇年代の話だというふうに思いますので、そのようにさせていただければと思います。
○玄葉国務大臣 今、私の方でわかっていることは、一九六〇年代初めから、米側は、軍属の犯罪につきましては、実際に公務中に行われたものであっても公務証明書の発行を行わないとの対応をとってきたということを、私としては聞いております。  詳細については、現時点で今手元に持ち合わせていな...全文を見る
○玄葉国務大臣 そこは調査をしたいというふうに思います。
○玄葉国務大臣 結局、今、一九六〇年の話をされておられます。改めて私の理解も含めて申し上げますと、日米地位協定上、軍人軍属の公務中の犯罪は米側が一次裁判権を有する。ところが、今お話がありましたように、一九六〇年、米連邦最高裁が、平時において軍属に合衆国統一軍法を適用することは違憲...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほども私、説明をさせていただいたとおり、私の理解もそういう理解でございます。
○玄葉国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、結局、このMEJAというのは、軍属を米国に移送して、米国が、これは軍法会議ではなくて連邦裁で裁ける、刑事裁判にかけるということが可能になって、これを受けて、まさに先ほど来から御指摘が、また私自身が説明をさせていただいたように、二〇〇...全文を見る
○玄葉国務大臣 それも、いわゆる二〇〇〇年のMEJA法は何でできて、逆に言えば日本はそれをある意味認めたのかという、その経緯の御質疑だというふうに思いますので、二〇〇〇年当時のことについて調査をさせていただきたいというふうに思います。
○玄葉国務大臣 これはとにかく、MEJA、米国の法律でございます。それで、そのときに赤嶺委員が外務委員会などで質問されていたということでございますけれども、その当時、赤嶺委員が指摘をされるようなことをされてきたかどうかも含めて、これは調査をさせていただければというふうに思います。
○玄葉国務大臣 本当に当時の状況は、私は、今おっしゃるようなことまで含めて、聞いていないんです。  ただ、私が先ほど来から申し上げていますけれども、結局、二〇〇六年からはそういう状況だったと私自身が聞いたので、これは何とか、この不公平感は少しでも、十分じゃないと思います、だけれ...全文を見る
○玄葉国務大臣 この枠組みのもとでは、確かに、米側が、事案に応じ米国において刑事裁判にかけるという手続を整備しているということは、そのとおりのところがございます。  ただ、先ほど来から申し上げておりますけれども、米側が刑事裁判にかけないというふうになった、そして被害者が亡くなっ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、私の理解では、法的には米側にもともと一貫してあったのではないかと。先ほど申し上げたように、いわゆる事実上裁判権をかつて日本側に譲っていた時期があった、そういうことなのではないかというふうに思います。
○玄葉国務大臣 運用改悪だとは全く思っておりません。
○玄葉国務大臣 今の御質問は、ちょっと事実関係をきちっと確認させていただいてから申し上げたいというふうに思います。
○玄葉国務大臣 調査いたしますが、運用の改悪であるという御指摘は、私は当たらないと。それでは、今までのまま、二〇〇六年以降の状態を放置した方が本当によかったのかということを考えれば、私は絶対にそうではないというふうに思っておりまして、私はよい合意ができたというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 もう言語道断で、絶対に許されない発言だ。つまり、沖縄の皆さんの気持ち、特に、これまでの歴史、経緯、そして今回の、特に盛んに取り上げられているこの普天間の問題がどこから発生したか、そういったことも含めて、どんなにお酒を飲もうが、どんな席だろうが、どんな場だろうが、絶...全文を見る
○玄葉国務大臣 いや、いずれにしても、もう論外の発言というか、さまざまなことを沖縄県民の皆さんがそういうふうに考えてしまう、連想してしまう、そういうようなことも今御指摘のようにあるかもしれない、あったんだろうというふうに思えば、さらにそれは許されない話だというふうに思います。
○玄葉国務大臣 これは田中防衛局長の発言でありますので、それを私がこの公の場でこれ以上ああだこうだというふうに申し上げるのは余り適切ではないだろうというふうに思います。
○玄葉国務大臣 ありとあらゆる角度から、もう言語道断であるということでございます。
○玄葉国務大臣 本当にさまざまなとらえ方をされてしまうような発言であるというふうに思います。
○玄葉国務大臣 沖縄の歴史につきましては、まさに私も、琉球王朝の歴史も、「琉球処分」という本も読ませていただきました。薩摩侵攻の話はいろいろ解釈が最近出てきているということでございますけれども、そういった琉球王朝、私は琉球王朝というのはとても尊厳を感じます。この間、博物館にも行っ...全文を見る
○玄葉国務大臣 菅内閣のときの菅総理大臣の答弁が変更されたということではないというふうに申し上げたいと思います。
○玄葉国務大臣 とにかく、菅総理の答弁は変わったというふうに認識していません。
○玄葉国務大臣 一応、念のためでありますけれども、誤解のないように申し上げますと、結局、第一次裁判権の話というのは、専ら犯と軍人軍属の公務中は、第一次裁判権はアメリカである。しかし、当然ながら、それ以外は日本が第一次裁判権を持っているということですよね。そこはまず大前提だと思うん...全文を見る
○玄葉国務大臣 さっき私が申し上げたことは決して間違ってはいなくて、NATOも、軍人も軍属も第一次裁判権はアメリカなんです。これはまず、ファクトというか事実関係としてございます。  それで、おっしゃった、御指摘の、いわばMEJAができて、もっと言えば、以前に日本に裁判権を譲って...全文を見る
○玄葉国務大臣 今御指摘がありましたように、私も、三・一一の後、十四基つくるような状況じゃないというふうに言ったのも事実でありますし、新規十四基というもともと計画があったんですね。ですから、先ほども私も申し上げましたが、減原発が中途半端だということでありますが、私としては、やはり...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほどの赤嶺委員の問い、事実関係、経緯についての問いについて、担当者の方から参りましたので、私の方から答弁をさせていただきます。  一九六〇年代に米側が公務証明書の発給を停止していたのは具体的にいつか。日米間で協議があったのか。  一九六〇年代初めに本件につい...全文を見る
○玄葉国務大臣 ただいま議題となりました原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とロシア連邦政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を説明いたします。  政府は、平成十九年四月以来、ロシアとの間でこの協定の交渉を行いました。その結果、平成二十...全文を見る
12月02日第179回国会 衆議院 外務委員会 第4号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 ただいま御質問がございましたように、残念ながら、三・一一の事故が起きたわけであります。この事故に関して、まさにこの経験と教訓を世界全体で共有する、その責務が日本自身にそもそもあるということだろうとまず大前提で思います。そのために、相手国が希望する場合には協力をして...全文を見る
○玄葉国務大臣 秋葉委員がおっしゃるように、協定の枠組みそのものということではなくて、その前の段階で、原子力協力の相手国、こういうものを決めていくときに今までよりも幅広く意見を求めていく、これは私はあり得ると思います。  それは、どこにどういう形で幅広く意見を求めるのかという具...全文を見る
○玄葉国務大臣 そういう意味では、より幅広い意見を聞いていきたい。  ヨルダンのこともお話が出ましたけれども、まさに外務省としても、ヨルダンについては現地調査もしたということでございますので、そういう意味では、相手国の事情ということについて、これまで以上に幅広く意見を伺っていき...全文を見る
○玄葉国務大臣 ベトナムについてでございますけれども、ベトナムにおける原発建設計画は、現在、日本原子力発電とベトナム電力公社との間で、現地の気象、海象、地形、地質、地震、津波、そして環境影響等に関する事業化調査が行われているところでございます。今後、事業化調査の結果を踏まえて、詳...全文を見る
○玄葉国務大臣 今おっしゃいましたベトナムの汚職、腐敗、ガバナンスの欠如という問いであります。  これは、二〇〇八年のPCI社、パシフィックコンサルタンツインターナショナルによる贈賄事件を受けて、日越の両国として、ODAの腐敗防止合同委員会を立ち上げて再発防止策をまとめた報告書...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、先ほども若干申し上げましたけれども、三・一一が残念ながら起きてしまった。この事故と教訓をやはり世界で共有する、そしてすべての情報を世界に対してきちっとお伝えする、まずそのこと自体、日本の責務である。そして、そのことも含めて協力を求められたときに、やはりその協...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、先ほど来から申し上げていますけれども、三・一一があった、この事故の経験と教訓を世界と共有することが重要だ、そして国際的な原子力安全の向上に貢献をしていく、これは我が国が果たすべき責務であるというふうに考えております。  この観点から、先ほど御指摘がありま...全文を見る
○玄葉国務大臣 そもそも協定の枠組みというのは、まさにこの資機材とかを移転するなどですけれども、そういったときに、それが不拡散の観点、あるいは平和利用がなされるものを担保するというか確保する、そういうことを行うためにこういった協定を結ぶということ、その意義があるということはそのと...全文を見る
○玄葉国務大臣 通常国会のときの今の御指摘の点について申し上げると、これはロシアでございますけれども、「我が国とロシアとの間で移転される核物質、原子力関連資機材及び技術の不拡散・平和的利用を確保すると共に、我が国企業の積極的な原子力ビジネス展開が可能となる。」こういうふうに書いて...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど来から、おっしゃったように、平和利用、不拡散、こういった観点があって、ビジネス展開というのも、それはあるんだと思います。ただ、強調すべき点が違うからということで、先ほど答弁があったように、まさに書き方を修正したということではないかと思います。  ただ、ビジ...全文を見る
○玄葉国務大臣 商談そのものはまさに民間企業が行うものである。ただ、協定は、先ほど申し上げた意義が大きく、ビジネスをする上での必要条件になっていることは確かだろうというふうに思います。
○玄葉国務大臣 いわゆる企業の責任ということの問いだと思いますけれども、これは企業の契約内容であるとか、供与先国の原子力損害賠償に関する国内法令等に関して検討されるということであります。  だから、政府としてはあくまで、外国の原子力発電所で事故が起きた場合、相手国の意向を踏まえ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは先ほど答弁がありましたが、現時点で承知していないということでありますから、全く仮定の質問ですから、まさに、そういったことに対しては答弁を差し控えなきゃいけないだろうと思います。
○玄葉国務大臣 現時点で承知していないということですから、本来、私は答弁は差し控えるべきだろうと思いますけれども、ただ、さまざまな可能性というのは、それは否定はできないんだろうというふうには思います。今の金融とか、事故のリスクみたいな話は、これは政府の問題ではないというふうに、先...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、服部委員、かつても今も変わりません。  それは、きのう、おとといだったでしょうか、議論をさせていただいたときに、やはり我が国のエネルギー政策、これは、私は産業革命の分水嶺だととらえるべきだというふうに考えているんです。これまで、二〇〇七年のいわゆるエネル...全文を見る
○玄葉国務大臣 IAEAの基準に照らしても適合しているというふうに判断をしているところでございます。
○玄葉国務大臣 それも大事な一つの要素としているということでありますし、また同時に、日本のこれまでの、六月、九月に報告書をIAEAに出させていただいた事故のいわゆる教訓、そういったことについても説明をヨルダン側にもしっかり行いながらこの問題を進めているというふうに御理解いただけれ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、小野寺委員御存じでお聞きになっておられると思いますが、先ほど申し上げましたように、IAEAのそういった基準に適合しているというのも一つの大事な要素であり、同時に、それだけではなくて、日本政府としても調査を行っている。そしてまさに、同時に、ヨルダンそのものが...全文を見る
○玄葉国務大臣 視察日が九月の二十九日で、中東アフリカ局参事官ほか二名、そして大使館員が同行。経産省からも、資源エネルギー庁の課長補佐が視察に行っております。  内容は、ヨルダン原子力委員会のアレンジではありますが、原子力の発電所建設候補地視察及びトゥーカーン・ヨルダン原子力委...全文を見る
○玄葉国務大臣 ここの部分は、専門的な、技術的な調査というものを、いわば詳細にわたって日本政府自身が調査に行った、そういうことではございません。そのとき、ヨルダン政府からは……(小野寺委員「今、調査に行ったわけじゃないと言いましたか」と呼ぶ)いや、調査は行っているんです。だから、...全文を見る
○玄葉国務大臣 IAEAや米国の原子力規制委員会等の国際基準に基づいて本プロジェクトを推進しているという説明を受けているところでございます。  また、同時に、ヨルダン側から、原子力安全の確保が国際的な課題となっている中、日本の高い技術力を評価していて、東電福島原発事故の経験や教...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど申し上げましたように、技術者を派遣したわけでは確かにありません。ただ、先ほど来から答弁がありますように、例えば、下水処理場の水は確保できているのかとか、そういったことなどをチェックをしに行ったということ、いわゆる説明を受けに行ったということでございます。そし...全文を見る
○玄葉国務大臣 いや、これは、小野寺委員、日本政府が専門的調査を、技術者を派遣して事細かに行うということが本当に適切なのかどうか、つまり、日本国政府が本当に技術者を派遣して。大事なことは、そういうチェックがきちっとできる体制が整っているかどうかということを我々政府としてはやはり判...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、原発計画の現状につきまして、ヨルダン政府の説明、そしてヨルダン政府がどういう体制になっているかということについて説明を聞きに行ったということだというふうに理解をしております。
○玄葉国務大臣 これは、業務の一環でありますけれども、外務委員会での審議あるいは議論も踏まえながら現地視察に行ったというふうに承知をしております。
○玄葉国務大臣 アルジェリアとフランスに前後には行っているというふうには聞いております。
○玄葉国務大臣 はい。そういう答弁をしたことは議事録にも残っていると思います。  ただ、私自身も含めて、民主党全体でそういうことに対してのおわびを申し上げなければならない、そういう思いも込めて申し上げたということでございます。
○玄葉国務大臣 改めて申し上げますけれども、私自身も含めて、民主党も含めて、そういったことに対するおわびを申し上げなければならないとということが大事な趣旨でもあると思います。  同時に、二〇〇八年の沖縄ビジョンでそういうふうに書いてある。一方で、選挙は選挙でマニフェストというの...全文を見る
○玄葉国務大臣 いや、二〇〇八年の沖縄ビジョンについては、もちろんそのときにも、そういったいわゆるビジョン、そういう方向が出されていたというのは承知しています。ですから、先ほども申し上げましたけれども、私自身も含めて、民主党全体が負わなければならないというふうに今申し上げているわ...全文を見る
○玄葉国務大臣 いや、あのときのマニフェストには、県外、国外ということは書いていなかったと思います。選挙中のお話でありますので、そのときに書いていなかったというふうに私自身は認識しています。
○玄葉国務大臣 率直に申し上げて、突然今言われたんですが、覚えておりません。
○玄葉国務大臣 核実験は二回かと思います。それと、延坪島の話もありますが、天安号事件もある、そしてウラン濃縮の計画の公表というのもあるというふうに思います。(河井委員「ミサイルについて、総理大臣、答えてください。大事なことですから」と呼ぶ)
○玄葉国務大臣 たしか、二〇三〇年に原発の依存率が五三%だったと思います。
○玄葉国務大臣 六カ国プラスいわゆるユーラトムだというふうに思います。  三・一一以前は、カナダ、オーストラリア、中国、米国、フランス、英国の六カ国プラス欧州の原子力共同体、ユーラトムということで、ただ、カザフの問題がありますけれども、そういう状況だというふうに理解をしています...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、総理がおっしゃった、例えばIAEAへの報告書、六月と九月と出しておりますけれども、この報告書は、いわゆる東京電力の今回の原子力事故で、発電所で何が起こって、それがどのように進展したのか、正確に伝えるという認識に立って、事故の評価、地震、津波、そして電源の確保等...全文を見る
○玄葉国務大臣 そもそも、先ほど申し上げた六月と九月の報告書というのは、東京でも各国の在京大使に対してしっかり説明をしています。同時に、先ほどおっしゃった四カ国、今回の四カ国については訓令を出して、我が方からも改めて説明をしているということでございます。  その上で相手国が、ベ...全文を見る
○玄葉国務大臣 本当に、先日の田中局長の発言は言語道断で、絶対に許されない発言であるというふうに思っています。沖縄県民の皆様に対して私からも心からおわびを申し上げたいというふうに思いますし、改めて、信頼関係が少しでも構築できるように、一つ一つの積み重ねを努力で終わらせずに、努力を...全文を見る
12月05日第179回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 全力を尽くして、そしてまた、あのときも申し上げたと思いますが、死力を尽くしてこの問題に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
12月06日第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) このような行動は二〇〇八年にもございました。また、二〇〇九年の六月にもたしかあったというふうに記憶をしているところでございます。  国際法には違反しないということでございます。ただ、先ほども山根副大臣から話がございましたけれども、当然こういった行動に...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) どのような場で、どのようなルートで、あるいはどのようなレベルでそういったことを言うかということがまさに一つの判断なんだろうというふうに思っていまして、今回のこともあるレベルにおきまして当然対話が行われていると。そういったことも含めて、質問趣旨のことも含...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もう率直に申し上げますと、そういう問題意識を私も持っているものですから、日本側から先ほども申し上げたような対話のプラットホームをつくろうではないかということを持ちかけているということなんです。本当に、先ほどもこれも申し上げましたが、海洋機関と一口に言っ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、私自身直接確認していませんので、これは対話をしないといけないと思います。  つまり、これは例えば党幹部あるいは沖縄の関係の議員は当然意思疎通をしっかりするということが我々は求められていると思います。おっしゃるように、元総理でございますから、こ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 緊援隊を派遣するというお話でありますけれども、現実にハイチは医療チームが行っているということは実態としておっしゃるようにございます。  じゃ、何が一体PKOとこの緊援隊違うんだと。基本的には個別の事例に即して、あるいは活動期間等を含めて判断をするとい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 結論から申し上げれば、今の御趣旨も踏まえて今後の検討課題にさせてください。  それで、やはりおっしゃるように、ウガンダとかケニアからも含めて、今、北スーダン、いわゆるスーダン側から行っているという状況なんですね。少なくとも業務に支障は出ないというレベ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今おっしゃったことは非常に大切なことだというふうに思っています。  イラクのサマワのときもODAとの連携を行ったということでございます。つまりは、PKOは確かにもちろん国連の要請があって我が国の判断で出すわけでございますけれども、ODAはまさに南スー...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいま議題となりました原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とロシア連邦政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十九年四月以来、ロシアとの間でこの協定の交渉を行いました。その...全文を見る
12月06日第179回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいまの小野委員のお話は、一九九五年の事件を受けた起訴前の身柄の引渡しの話であります。今回も運用の改善で、御存じのように、いわゆる軍属の裁判権の問題について一定の前進を得たということでございます。それについて、一定の前進ではあるけれども、おっしゃるよ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 小野委員御存じのように、まず、今回の実は合意、新しい枠組みというのはいわゆる軍属の公務中の犯罪の事例なんですね。それについて、おっしゃるように、起訴前の引渡しもそうなんです。つまりは、同意を求めて好意的配慮を払うと、こういう枠組みになっていて、本当に毎...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるような御指摘というのは、率直に言うと、委員会の中でも度々いただいたことは事実でございます。  残念ながら、私たちは三・一一で原発事故を起こしてしまった。その起こしてしまったことについて、経験、教訓、これを世界と共有しようじゃないか、また、そ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まあ中山先生、これは私としては私の立場で外交の諸課題に全力を尽くしていくと、このことだけしか申し上げられないというふうに思います。
12月07日第179回国会 衆議院 外務委員会 第5号
議事録を見る
○玄葉国務大臣 本当に小川さんとは国会に出馬をされるときからの強い縁があって、こうして外務委員会でやりとりができることを大変うれしく思います。  その上で、今の御質疑でありますけれども、私は外務大臣になったときに、余りこれまで使ってきた表現ではないんですけれども、大言壮語するよ...全文を見る
○玄葉国務大臣 私も、あの国会演説、もちろん宮中晩さん会初め、国王御夫妻とは何度お会いしましたか、三度以上は、四度ぐらいお会いしたというふうに思います。やはりあの国会の演説を聞いて、まずは、今、小川さんが言われたように、非常に親愛の情にあふれる国会の演説であった、そして日本人、日...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、冒頭指摘をされた少子高齢化、環境の問題。私は、世界に先駆けて、この問題について、例えば少子高齢化もそうなんですけれども、真っ先にやってきているのが日本です。一方、例えばお隣の中国は二〇一三年から労働力人口が減少し始めるわけですから、真っ先に解決してみせるとい...全文を見る
○玄葉国務大臣 まずは冒頭、初めての質疑でございますので、後藤田委員とは、おっしゃるとおり、財務金融委員会でも御一緒させていただいて、また、その他の場面でも御一緒させていただく機会が何度もございました。この間、こういう言い方が適切かどうかということはありますけれども、ポピュリズム...全文を見る
○玄葉国務大臣 外務大臣という立場で、しかも現職の閣僚という立場で、どこまで今の御質問に対してお答えできるかということに対して、極めて限界がございます。特にこういう委員会の場で発言をどこまでできるかということだろうと思います。  ただ、一般論で言えば、やはり政策を中心に政党とい...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、もともと日程が完全に固まって正式に発表しているという段階ではなかったということが大前提でございます。それが大前提でございます。正式に発表はしておりません。その上で、中国側の事情もこれあり、今回、いずれにしても、日程を再調整しようということになったわけでござい...全文を見る
○玄葉国務大臣 これはやや紋切り型で申しわけございませんけれども、私は、今置かれている沖縄の状況というものをもう一度踏まえながら、一つ一つ信頼関係を築いていきたいと思っています。  この間も、一つ一つ信頼関係を築こうということで、地位協定の運用改善を初め、改めて沖縄の歴史の重み...全文を見る
○玄葉国務大臣 これも、私が申し上げる立場にあるかどうかというのがそもそもございます。  ただ、私は、言語道断の発言をした以上は、処分が必要であるというふうに、やや越権かもしれませんけれども、そう思うというのは率直なところでございます。
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、一つは、越権であるがということを先ほど申し上げました。そして、一川大臣については、私は、御自分でさまざまなことをお考えになっておられるだろうと。お考えになっておられるだろうというのは、余り深読みされると困るんですけれども、同時に、それはまさに総理...全文を見る
○玄葉国務大臣 実は、きのう記者会見で聞かれまして、ノーコメントというふうに申し上げましたが、その後、藤村官房長官と話をいたしまして、政権として、内閣として真意を尋ねるということを、代表して官房長官にやっていただこうということにいたしました。つまり、やはり元総理でございますので、...全文を見る
○玄葉国務大臣 済みません、正確ではありませんが、要は、沖縄のことを頼むという思いを込めて書かれたものだというふうに承知しています。
○玄葉国務大臣 やはり日米のきずなというものを深めていく。その深めていく中で、実は、これまでも全くそうではなかったかといえば、必ずしも、お互いにしっかりと意見を言い合ってきた時代というのもあったわけでありますけれども、きずなを深める中で、お互いがお互いの役割について、より忌憚なく...全文を見る
○玄葉国務大臣 この二十四万の陸海空、これはまさに、日本の領土、領空、領海を守るための戦力だというふうに思っております。
○玄葉国務大臣 非常事態宣言の方は副大臣に答弁していただきますが、念のためですが、先ほど私が申し上げたことは、戦力ということで申し上げましたが、この答弁は変えませんけれども、つまりは、九条二項というのは戦力の保持を禁止しているけれども、このことは、自衛のための必要最小限度の実力を...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、恐らく、私がどこまで開国という言葉をたびたび使っているかは調べないとわからないんですが、開国という言葉は、私はできるだけ控えています。  その上で、推測も含めて言うと、恐らく、FTAのカバー率が低いということがあって、そういう表現をしたのではないかと推測す...全文を見る
○玄葉国務大臣 これはちょっと一言でなかなか言いにくいのは、もうざっくばらんに申し上げますけれども、結局、二国間の交渉に入るまでの事前の協議とか調整というのがあって、そして、参加国の同意を得て初めて交渉に入ります。交渉でまた、かち取るべきもの、守るべきものが出てきます。  です...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど後藤田委員のお話にもお答えをいたしましたけれども、やはり担当大臣として真摯に受けとめなければならない。それに対して自民党の皆さんが賛成をしてくださったわけでありますけれども、我々の中でそういったいわば反対とかあるいは退席者が出たということは非常に残念で、申し...全文を見る
○玄葉国務大臣 チャーターの話は、外交と国会との両立の中で、一部報道がございましたけれども、本当に私自身最後まで商用機にこだわっておりましたので、その点は御理解をいただきたい。議運の了解を得て訪問しましたので、よろしくお願いをしたいと思います。  今の御指摘なんですが、これにつ...全文を見る
○玄葉国務大臣 そういうことではございませんけれども、つまりは、今云々というよりも、最もよい時期、よい時期という意味は、いわゆる短期間の時期での話でありますので、その短期間の時期で最もよい雰囲気の中で首脳会談を行いたいということで、このようなことになったということでございます。
○玄葉国務大臣 今ということというより、いわゆる、もうわかって聞いておられると思いますけれども、当初想定されていた総理の訪中日程ということよりも、そうじゃない日程の方が日中関係によい効果をもたらすだろう、こういうことであります。
○玄葉国務大臣 それは承知していません。
○玄葉国務大臣 そういったことも含めて、さまざまなやりとりというのは、当然、外交ルートの中で、私が言うかどうかはともかくとして、あるいは内々言うかどうかはともかくとして、さまざまなやりとりをしています。  そういう中で、やはり日中首脳会談の成果が一番出る、そういう時期をきちっと...全文を見る
○玄葉国務大臣 先方とのやりとりですから詳細は控えますけれども、さまざまな、今おっしゃったようなことも含めていろいろやりとりはしています。
○玄葉国務大臣 まさに、今調整中ということでございます。年内に実現したいということで、もともと日中首脳会談で、年内に日中首脳会談をしよう、訪中しようということを確認し合っているものですから、年内に実現すべく調整をしているというふうに理解していただければと思います。
○玄葉国務大臣 年内に提出すべく準備をさせていただいているという方針は変わっておりません。
○玄葉国務大臣 ここはワンボイスで政府として申し上げているんですけれども、あくまで現時点、年内に提出すべく準備をさせていただいている、こういうことでございます。
○玄葉国務大臣 ワンボイスという意味は、関係の閣僚で、皆さんで現時点このような形で答弁をさせていただいているわけです。  つまり、あくまで年内に提出すべく準備をしているということで、現時点、それ以上でもそれ以下でもないということでございます。
○玄葉国務大臣 いずれにしても、繰り返して申しわけないんですけれども、年内に提出すべく準備をしていて、これは最終的には防衛大臣でありますので、防衛大臣を中心に適切なタイミングを判断していくということになります。
○玄葉国務大臣 それは、小野寺委員の御意見として承っておきたいというふうに思います。
○玄葉国務大臣 先ほども申し上げましたように、環境影響評価書につきましては、防衛大臣を中心に適切なタイミングというものを考えていきますけれども、当然、関係閣僚全体で問題について共有をしながら、ともに考えていく必要があるというふうに考えております。
○玄葉国務大臣 これまでも、この場でも御指摘いただいていたんですね。例えば、沖縄県の選出の国会議員はどうなんだ、民主党の沖縄県連はどうなんだ、そして元総理はどうなんだ、こういう話なんだと思います。  私は、きのう、対話をしなければならないというふうに申し上げた後で、藤村官房長官...全文を見る
○玄葉国務大臣 実は、この間も沖縄に伺ったときに、県連の方々とも話し合いの場を持ちました。当然、東京に来たときにもそうしてもらいたいというお願いも含めていたしました。  それは、この場でも、私も説得していきます、距離を縮める努力をしますと言ったわけですから、それはいわば公約です...全文を見る
○玄葉国務大臣 ちょっと今手元には資料がございませんが、おっしゃるとおりの状況なんですね。ですから、下院は認めていて、上院は認めない。しかも、アメリカの場合の予算は、たしか授権法、権限法と歳出法と二つあるというふうに思いますけれども、下院はグアム移転予算を認めてくれている、しかし...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるとおり、今アメリカで行われていることは一種のパブリックコメントなんですね。  それで、すべてこれも御存じだとは思いますが、念のため申し上げると、今参加国が九カ国あるわけでありますけれども、それぞれ独自の手続がございます。ただ、アメリカだけが、いわゆるT...全文を見る
○玄葉国務大臣 済みません、その報道自体を私は実は読んでおりませんので、まず報道を読まなきゃいけませんし、その報道が真実かどうかということも確認をしなきゃいけませんし、その関係者も私自身確認できておりませんので、ちょっとこの場では申し上げられないということでございます。
○玄葉国務大臣 ちなみに、先ほど、来年末までに交渉が終わるんじゃないか、合意するんじゃないか、こういう話でありますが、例えばオバマ大統領でも、たしか野心的な目標として来年末、こういう言い方をしています。ですから、本当に来年末までに交渉が終わるかどうかというのは、私はどうかなという...全文を見る
○玄葉国務大臣 もう言うまでもなく、パレスチナの国家建設の悲願を理解し、かつ二国家解決というのが我々の立場であります。  やや私的なことを申し上げて恐縮ですけれども、小渕外務大臣になられる直前に、小渕団長のもとで、私、パレスチナの選挙監視に行ったことがございます。一期目だったと...全文を見る
○玄葉国務大臣 委員がおっしゃるように、温暖化ガスの排出削減というのは非常に大切なテーマであるというふうに認識をしております。
○玄葉国務大臣 笠井委員、京都議定書の話を指摘されましたけれども、結局、京都議定書の場合は、つまり、実効性、公平性という観点でどうなのかという議論が今出ているのは御承知のとおりでございます。つまり、米中が入っていない枠組みである。米中で、たしか世界全体の四〇%の温暖化ガスの排出の...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほども御質問にお答えいたしましたけれども、残念ながら、京都議定書の枠組みだと二六%しかカバーしないというのが現状で、いわば一部の国々しか義務を負わないということについて、その枠組みを固定化させてよいのかという問題がまず一つあるんだと思います。  ですから、将来...全文を見る
○玄葉国務大臣 一言で申し上げますと、やはり各国、センシティブ品目というものがございます。そういったものについては合意をしていないというふうに思います、そういったものについてはですよ。  つまりは、現実に、ネガティブリスト方式で留保すべきことについて出し合っているという状況にご...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、まず、TPP首脳声明で、十一月十二日のことに触れられましたので、改めて申し上げますけれども、「我々は各国により様々に異なるセンシティブな問題の交渉が残されていることを認識し、各国の多様な発展のレベルを考慮しつつ、包括的かつバランスの...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、笠井委員、やはり入らないと、個別に、断片的にもらうということはそれぞれあっても、参加国の中で申し合わせをしているんですね。テキスト、条文案は外に出さないということで申し合わせをしているものですから、そういう意味で、テキスト、条文案は有していないということで...全文を見る
○玄葉国務大臣 今御指摘の文章は確かにございます。「関税並びに物品・サービスの貿易及び投資に対するその他の障壁を撤廃する。」ただ、これはこういうふうに解して間違いないと思います。つまりは、今おっしゃったような、すべての関税・非関税措置を全面撤廃するというようなことではなくて、先ほ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは先ほど申し上げましたが、残念ながら九カ国の申し合わせがあるんです。ただ、当然ながら、米国のみならず、それぞれの参加国から、複数さまざまな形で情報収集しておりますので、先ほど申し上げたようなことを、自信を持って私は申し上げることができるということでございます。...全文を見る
○玄葉国務大臣 今の服部委員の問題意識について、私も理解いたします。  それで、やや紋切り型の答弁が続きましたけれども、ただ、文化庁としては非常に重要視している、こういうお話もあったところでございますので、これはやはり将来的にこの戦時加算の問題をどういうふうに扱うかということに...全文を見る
○玄葉国務大臣 一連の日本国政府の今おっしゃられた談話について、引き継いでまいります。
○玄葉国務大臣 非常に胸が痛みます。
○玄葉国務大臣 今も答弁がありましたけれども、我が国の立場は一貫をしているわけであります。つまりは、請求権そして経済協力協定で完全かつ最終的に解決済みであると。  ただ、そういった問題とは別に、私ももう既に国会議員になっておりましたのでよく覚えておりますけれども、村山内閣のとき...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、服部委員、気持ちの問題というよりは協定そのものの問題でございますので、実際に、韓国は韓国で、いわゆる憲法裁判所から言われた、その中で要求しているということは理解はしておりますけれども、やはり協定上、私たちは私たちの立場というものがございますので、その立場を...全文を見る
○玄葉国務大臣 私たちの立場は先ほど来から申し上げているとおりであります。だからといって、では何の意思疎通も韓国側としていないかといえば、そうではございません。
○玄葉国務大臣 心の和解の方法は、ある意味、普遍的なものもあるだろうし、それぞれの国によって、さまざまなところもあるんだろうというふうに思います。  今、韓国の話でございますけれども、そのことについても、先ほど申し上げたように、この間一貫して努力をしてきた、そのことを改めて申し...全文を見る
○玄葉国務大臣 日韓関係を大局的にとらまえる、しかも重層的に考えていくというのは、私は全くそのとおり、同感であるというふうに思います。  ただ、今提起された問題につきましては、我が国の政府の立場は一貫をしている、そういう中で一定の意思疎通をさせていただいている、それだけでござい...全文を見る
○玄葉国務大臣 ただいま議題となりました経済上の連携に関する日本国とペルー共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成二十一年五月以来、ペルーとの間で協定の締結交渉を行いました。その結果、本年五月三十一日に東京におい...全文を見る
12月08日第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 猪口先生がおっしゃるように、いわゆる様々な事案について、外交・安全保障休まず止まらず眠らずと、そういうことで、私には様々な情報あるいは報告が入ります。  今回の場合は、事実関係を申し上げれば、五日及び六日、外交団への通報を行いますということを書面で私...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) それは、そのまま書面でいただきました。
○国務大臣(玄葉光一郎君) それぞれ五日と六日でございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 政府としてもヨルダンの方に調査に行ったと。今後は、恐らく、どういう企業が、今の仮定は日本の企業が取るという仮定でということだと思いますけれども、仮にそういうケースになった場合には、当然今度は技術者がこういったことも含めてチェックをしていくということだろ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、私が政調会長時代に、谷岡委員が私にも直接この問いを、また提起をされておられたのをよく覚えております。  おっしゃったように、つまりはこういった条約、損害賠償に関する条約というものが作られ、そしてそれに入るということが予測可能性を高める、例えば...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) できるだけ早く整理をして結論を出したいと思っています。  ただ、念のためでありますけれども、私たちの国にはもうさんざん勉強された原賠法がございます。実はヨルダン、ないんですね。ですから、ヨルダンに今作るようにという話をしていると。こういった国内法と条...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私たちは大変残念ながら三・一一の事故を起こしてしまったわけであります。この三・一一の事故から現時点でも得られるもの、まだ最終的な取りまとめはできていません、確かにできていません、ただ、現時点でも得られるもの、そういったものを世界と共有する、そういう責務...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) すばらしい御指摘だと思います。この原子力村という存在、どう定義するかということはありますけれども、私はこの存在が、結局、原発は絶対安全であるという安全神話を、そういった土壌をつくり上げたといった側面は私は否めないというふうに認識をしています。  した...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、まとめて答えてよければまとめて答えたいと思いますが、説明の補足をしていただいて、補強をしていただいて本当にありがとうございます。  おっしゃったとおり、NSGのグループに、原子力供給国グループに入っていない二か国なんです。この二か国と二国間の協...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もうこれ隠しても仕方がありませんから、外交団にそういう通知をしたということを私に報告があったというのが事実でございまして、ただいまの先生の御指摘については真摯に受け止めて対応していきたいというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 韓国については先ほど猪口先生から御指摘いただいたような問題はないわけでありますけれども、一言で言えば、おっしゃるように、その資機材に対するニーズが非常に高いということでございます。今、様々な問題がいろいろある中でということではありますけれども、これはや...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私もマリキ首相にお会いをして、一番時間を掛けて話したのがこの治安の話であります。先方首相は、おっしゃるように、もう大丈夫なんだと、米軍が撤収したって、むしろ自分たちが治安をつかさどってきているので大丈夫だということを何度も何度もおっしゃっていました。 ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) どういう方法があり得るか、臨代も含めて、昨日検討の指示を出したところでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 脱北者につきましては、御存じのように、もう既に百名を超える脱北者を日本自身受入れをしているというか、入国をしているわけであります。  今のお尋ねは、じゃ中国でどうなんだと、こういうお話でありますけれども、中国には最も多くの脱北者がいるものというふうに...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、新聞報道、私も今手元にございます。ございますけれども、もう率直に言って、それはいろんなやり取りにつきまして、やっぱりそれは安全とかプライバシーとかいろいろありますので、率直に言って、こういった具体的な事案についての様々なやり取りについて今こういう...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) やはりここは……
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、ここはやはり関係国との、まさに相手国との関係がありますから、やはりそういったやり取り全体をこういった場で申し上げるというわけにはいきません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ですから、当然中国政府との関係って、やはり中国における脱北者との関係では大事なので、それはいろんなやり取りはありますよ。だけど、冒頭私がもう断言申し上げたように、中国からの脱北者の受入れを日本が行わないなんということは絶対にございません。そのことだけは...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いずれにしても、言えることは、脱北者の受入れを中国から日本が行わないなどというような誓約書を出したなんということは絶対にあり得ません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今回の、例えば、こういったいわゆる日程の再調整というのは、例えばこの間、キャメロン首相がまた再調整になったというような形でいろいろあるわけでありまして、正式発表前にはいろいろあります。  今回、私は、まさに日中間で忌憚のない意見交換の下で総理が訪中さ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) それぞれについてということでございましたけれども、まず、総論的にはこれまでも申し上げてきましたので余りだらだらと繰り返さない方がよいんだろうというふうには思いますけれども、やはり、私自身も福島の出身で、それは様々なことを考えたことは事実でありますけれど...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいまの御指摘につきましては、ヨルダンにおける原子力発電所建設計画の設計、調達、建設を請け負う業者に関する入札は既に終了しており、現在ヨルダン政府は、応札した三社、日仏の合弁企業、そしてロシア企業、カナダ企業を評価中でございます。おっしゃるとおり、年...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと冒頭一分だけ先ほどの質問に対して補足させていただきたいんですけれども、ビジネスということだけ先ほど申し上げましたけれども、本協定におきまして、ヨルダンに対する原子力安全に関する技術支援を進めるための規定、そして原子力施設の安全性を確保するための...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 恐縮ですけれども、先ほどの回収ウランのロシアの話も一言だけ補足させていただきたいと思いますけれども、先ほど追加発生料という話をしてしまって、事実なんで申し上げましたけれども、ビジネス優先かと、こういう話でありますが、現実のところ、事業者がイギリス側から...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 冒頭、あえて申し上げれば、先ほど猪口先生が補強していただいたような観点も、当然ベトナムについては二点について言えているということが一つございます。  それと、これはおっしゃるとおり、フィージビリティー調査をしているという段階ではございますけれども、設...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど、説明する順番も考えないとという御指摘がございましたけれども、基本的にこれは、いわゆる法的な枠組み、特に平和利用、不拡散、こういったものをしっかり担保するというのがまず第一義的にあるということです。ただ、今回お願いしている四本の中には、確かにベト...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 結局、二〇〇七年にエネルギー基本計画を日本国政府は作りました。あのときの原子力の依存率が、たしか二三%ぐらいだったかと思います。二三か二七か、ちょっと数字に記憶ありませんが、正確じゃありませんが。二〇三〇年には五〇%台に原子力の依存率をするということだ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 全くおっしゃったとおりだというふうに思います。  つまり、これも先ほど申し上げましたけれども、プーチン首相、様々な思いがあって野田総理にこの件を中心に電話を掛けてきたという事実もございます。当然、お互いの実質的な利益ということもございますし、今おっし...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まさに、戦略的環境が変化をしていく中で、私はより厳しさを増しているというふうに言っているんですけれども、その中でこの日ロ関係を強化をする、協力関係を強化をするということは、非常にお互いの利益にもなるし、地域の繁栄と安定に貢献をするものであると。今回の協...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もう一言で申し上げれば、死の商人になるということでは全くございません。  この間も申し上げてまいりましたけれども、原子力の平和利用、不拡散という観点からこの協定を作っていく、承認をしていく、そういうことではないかというふうに考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 当然、それぞれ部門会議等々で、あるいはPT、プロジェクトチームもございますので、これは部門会議でしょうか、原子力協定はですね、部門会議の方で議論がしっかりなされたものというふうに承知をしております。